東松島市議会 > 2022-02-15 >
02月15日-議案説明、質疑、討論、採決-01号

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  1. 東松島市議会 2022-02-15
    02月15日-議案説明、質疑、討論、採決-01号


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    最終取得日: 2023-04-17
    令和 4年  2月定例会(第1回)令和4年 第1回東松島市議会定例会会議録(第1号)                                          令和4年2月15日(火曜日)                                                 出席議員(18名)    1番  千 葉 修 一            2番  齋 藤   徹    3番  井 出 方 明            4番  手代木 せつ子    5番  浅 野 直 美            6番  土 井 光 正    7番  石 森 晃 寿            8番  櫻 井 政 文    9番  小 野 幸 男           10番  五野井 敏 夫   11番  阿 部 としゑ           12番  長谷川   博   13番  小 野 惠 章           14番  阿 部 秀 太   15番  大 橋 博 之           16番  滝   健 一   17番  熊 谷 昌 崇           18番  阿 部 勝 德                                                 欠席議員(なし)                                                 説明のために出席した者   《市 長 部 局》      市         長    渥  美     巖      副    市    長    加  藤  慶  太      副    市    長    小  山     修      総   務  部   長    髙  橋  義  則      復 興 政 策 部 長    浅  野  吉  彦      市 民 生 活 部 長    内  海  光  義      保 健 福 祉 部 長    佐 々 木  寿  晴      兼 社 会 福 祉事務所長      建   設  部   長    小  野  尚  志      産   業  部   長    山  縣     健      会  計  管  理  者    平  塚  孝  行      総 務 部 総 務 課 長    勝  又  啓  普      総 務 部 財 政 課 長    藤  田  英  俊      総 務 部 防 災 課 長    奥  田  和  朗      総 務 部 市 民協働課長    柏  木  淳  一      復興政策部復興政策課長    八  木  哲  也      兼地方創生・SDGs推進室長      復  興  政  策  部    森     祐  樹      復 興 都 市 計 画 課長      市民生活部市民生活課長    鈴  木  勝  利      保 健 福 祉 部福祉課長    藤  田  栄  治      兼社会福祉事務所副所長      保健福祉部健康推進課長    片  倉  義  和      兼新型コロナウイルスワクチン      接 種 推 進 室 長      保  健  福  祉  部    大  槻     敦      子 育 て 支 援 課 長      建 設 部 建 設 課 長    小  山     篤      建 設 部 下 水 道 課長    五 ノ 井  勝  浩      産 業 部 商 工観光課長    難  波  和  幸   《教育委員会部局》      教    育    長    志 小 田  美  弘      教   育  部   長    小  山  哲  哉      教 育 委 員 会 教 育部    相  沢     進      学 校 教 育 管 理 監      教 育 委 員 会 教 育部    八  木  繁  一      教 育 総 務 課 長      教 育 委 員 会 教 育部    樋  熊  利  将      生 涯 学 習 課 長      兼 東 京オリンピック・      パラリンピック推進室長   《監査委員部局》      代 表 監 査 委 員    土  井  一  朗      監 査 委 員 事 務 局長    佐  藤  伸  壽   《農業委員会部局》      農 業 委 員 会事務局長    青  山  幸  次   《その他の出席者》      保健福祉部福祉課長補佐    小  山  あ  や      保 健 福祉部福祉課主事    今  野  勝  也                                             《議会事務局》      議 会 事 務 局 長    齋  藤  友  志      議  会  事  務  局    葉  原  正  博      議事総務課議事総務係長      議  会  事  務  局    髙  橋  ひ さ 子      議 事 総務課行政専門員      議  会  事  務  局    小  山  美  奈      議 事 総 務 課 主 査        議事日程 第1号 令和4年2月15日(火曜日)午前10時開議 第 1 会議録署名議員の指名 第 2 会期の決定について 第 3 諸般の報告 第 4 市長の行政報告 第 5 諮問第 1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 第 6 諮問第 2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 第 7 議案第 2号 教育委員会委員の選任につき同意を求めることについて 第 8 議案第 3号 東松島市移住定住促進施設設置条例について 第 9 議案第 4号 東松島市子どもの笑顔と生きる力を育む基本条例について 第10 議案第 5号 東松島市奥松島浮桟橋船舶乗場条例について 第11 議案第 6号 東松島市個人情報保護条例の一部を改正する条例について 第12 議案第 7号 東松島市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例につい            て 第13 議案第 8号 東松島市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条            例の一部を改正する条例について 第14 議案第 9号 東松島市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例について 第15 議案第10号 東松島市生活共同利用施設、集会施設及びコミュニティセンター条例            の一部を改正する条例について 第16 議案第11号 東松島消防団条例の一部を改正する条例について 第17 議案第12号 令和2年度東松島市下水道事業会計未処分利益剰余金の処分について 第18 議案第13号 訴えの提起について 第19 議案第14号 字の区域を変更することについて 第20 議案第15号 市道路線(野中55号線外1)の認定について 第21 議案第16号 市道路線(御上新田16号線外1)の廃止について 第22 令和4年度市政執行についての所信 第23 議案第17号 令和4年度東松島市一般会計予算について 第24 議案第18号 令和4年度東松島市国民健康保険特別会計予算について 第25 議案第19号 令和4年度東松島市後期高齢者医療特別会計予算について 第26 議案第20号 令和4年度東松島市介護保険特別会計予算について 第27 議案第21号 令和4年度東松島市柳の目地区産業用地造成事業特別会計予算につい            て 第28 議案第22号 令和4年度東松島市下水道事業会計予算について                                                  本日の会議に付した事件 議事日程のとおり 入退場一覧    時  分    番         議員  退場    時  分    番         議員  入場    午前 9時56分 開会 ○議長(小野幸男) ただいまから令和4年第1回東松島市議会定例会を開会します。  ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付してある議事日程第1号をもって進めます。  今定例会には、説明及び答弁のため、市長をはじめ関係行政機関の長等の出席を求めております。  報道機関より今定例会中撮影の申入れがありますので、これを許可いたします。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(小野幸男) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において14番阿部 秀太さん、15番大橋 博之さん、以上の2人を指名します。 △日程第2 会期の決定について ○議長(小野幸男) 日程第2、会期の決定についてを議題とします。  お諮りします。本定例会の会期は本日から3月8日までの22日間にしたいと思いますが、これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 異議なしと認め、会期は本日から3月8日までの22日間に決定しました。  お諮りします。2月16日、2月22日、2月24日、2月28日から3月4日までの5日間、3月7日は、議案等精査及び委員会審査等のため休会といたします。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 異議なしと認め、2月16日、2月22日、2月24日、2月28日から3月4日までの5日間、3月7日は、休会と決定しました。 △日程第3 諸般の報告 ○議長(小野幸男) 日程第3、諸般の報告。  報告書をお手元に配付しております。  事務局職員より概要を説明いたさせます。議会事務局長、説明。 ◎議会事務局長(齋藤友志) 令和4年第1回東松島市議会定例会諸般の報告の1ページを御覧願います。令和3年第4回定例会以後の議会の主なる動向について報告いたします。  1、監査・検査については、令和3年10月、11月、12月分の例月現金出納検査結果報告書が提出され、既にその写しを配付しておりますので、ご確認をお願いいたします。  2、専決処分の報告についても、既にその写しを配付しておりますので、ご確認をお願いいたします。  3、議案等の受理及び撤回は、受理件数19件であり、撤回はなく、全て原案のとおり可決しております。  次に、2ページを御覧願います。4、請願はありませんでした。  5、陳情・要望は、受理件数1件であり、令和3年第4回定例会で既に配付しております。  6、総務常任委員会は、2回開催し、付託議案を審査いたしました。  次に、3ページを御覧願います。7、民生教育常任委員会は、2回開催し、付託議案を審査いたしました。  10、広報常任委員会は、2回開催し、議会だよりの初校、構成などについて協議いたしました。  11、議会運営委員会は、3回開催し、議事日程などについて協議いたしました。  12、議員定数と報酬等に関する調査特別委員会は、2回開催し、調査事項の確認、現状と課題について協議いたしました。  次に、4ページを御覧願います。14、視察来庁関係は、2件であり、1月14日には全国市議会議長会正副会長が来訪され、本市の東日本大震災からの復興の状況などについて視察いただきました。  15、全国市議会議長会基地協議会から20、その他の動向までは、記載のとおりであります。  次に、5ページを御覧願います。議長出席行事等は、記載のとおりであり、2月9日には市議会SDGs推進活動として、都市計画道路矢本門脇線沿線の農道等の清掃作業を行いました。また、その他として、1月31日に塩釜市議会、2月10日に宮城県知事を表敬訪問いたしました。  以上で諸般の報告の概要説明といたします。 ○議長(小野幸男) これで諸般の報告を終了します。 △日程第4 市長の行政報告 ○議長(小野幸男) 日程第4、市長の行政報告。  市長より行政報告の申出がありますので、これを許可します。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議員の皆様、おはようございます。皆様のご出席をいただき令和4年第1回東松島市議会定例会が開催されますことに対し、厚く感謝申し上げます。  それでは、令和3年第4回定例会行政報告以降の行政執行の主なものについてご報告いたします。  12月12日は、岸防衛大臣が東日本大震災震災復興祈念公園を訪れ、献花と黙祷をいただき、震災復興伝承館を視察の際、本市と航空自衛隊松島基地との共存共栄について意見交換を行いました。  16日は、宮城県さけます増殖協会会長並びに鳴瀬川さけます増殖協会会長として、宮城県庁を訪問し、秋サケの不漁対策について、村井知事と菊地県議会議長に対し、要望しております。  17日は、加藤副市長と昨年度設立したみそら工業団地協議会交流会に出席し、みそら工業団地内の強風による砂の飛散について、対策等の意見交換を行っています。  18日は、市役所202会議室において、昨年ソフトバンク株式会社インターンとしてオンライン開催したTURE―TECH事業に参加した学生が本市に訪れましたので、本市の魅力や課題について意見交換を行っています。  20日は、午後から宮城県土木部佐藤部長を訪問し、三陸縦貫自動車道大型自動車通行料の無料化について意見交換してまいりました。  21日は、早朝から野蒜洲崎地区で末宗福島復興再生事務局長の視察対応をしました。その後301会議室で東松島市社会福祉協議会と災害ボランティアセンターの設置運営等に関する協定の締結式を行いました。その後、北上川下流河川事務所を訪問し、上下堤地区の堤川からの吉田川への排水対策の要望をしております。市役所に戻り、宮城県警察本部長からの交通死亡事故ゼロ6か月達成の祝詞を岡島石巻警察署長から伝達を受けました。  23日は、主要地方道奥松島・松島公園線「洲崎復興道路」開通式が野蒜洲崎地区で行われました。私は、県議会時代、震災の当時なのですが、県土木部に対し、洲崎海岸復興道路は海が見える高さまでかさ上げ整備するよう要望しておりましたので、完成は感無量でありました。夕方からは、東松庵で市商工会主催の東松島経営大賞・講演会に出席し、大賞受賞者等と意見交換してまいりました。  24日は、夕方から鳴瀬庁舎で市内のJFみやぎ4つの支所の運営委員長等と新型コロナウイルス感染症による海産物等の需要減少、燃料費の高騰等について意見交換を行いました。  28日は、市役所で環境省水大気環境局水環境課長と脱炭素先行地域の選定について意見交換を行いました。その後、16時から市役所202会議室で仕事納めの式を執り行いました。  年が明け、令和4年1月2日は、大曲浜の玉造神社において、大曲浜獅子舞出発式に出席しました。  4日は、7時45分から臨時部課長会議、仕事始めの式を執り行いました。その後、各市民センターに年始の挨拶に伺い、午後からは、宮城県東部地方振興事務所長東部土木事務所長、石巻保健所長、JAいしのまき組合長、宮城復興局長、東松島市商工会長に新年の挨拶に行きました。  5日は、早朝から石巻青果花き卸売市場の初市及び花卉卸売市場の初市式に出席しました。その後、松島基地に行き、ブルーインパルスの初フライトに立ち会い、基地応接室において、増田松島基地司令に安全飛行の要請を行うとともに、令和4年の航空祭について意見交換をしております。午後からは、東京オリンピックパラリンピック競技大会組織委員会会長で参議院議員の橋本 聖子さんが来庁され、本市のスポーツ健康都市宣言等について意見交換を行い、その後市内で開催された令和4年東松島市新年名刺交換会に出席し、橋本 聖子東京オリンピックパラリンピック競技大会組織委員会会長から「東京大会の成果と課題―レガシーの継承と発展に向けて―」と題し、ご講演をいただきました。  6日は、仙台市内で開催された明日の宮城の農村を考える会令和4年度通常総会・新年名刺交換会に出席しました。  7日は、定例記者会見を開催し、年頭所感を述べた後、令和4年東松島市成人式等10項目について発表し、記者からの質問を受けました。  9日は、早朝から鷹来の森運動公園で開催された令和4年東松島市消防出初式及び矢本西市民センターで行われた令和4年東松島市交通・防犯関係団体出動式に出席し、告示と訓辞を行っております。午後からは、奥松島運動公園体育館で開催された令和4年東松島市成人式に出席しました。成人式は、338人が出席し、新成人代表の二十歳の決意を伺いました。  11日は、83日ぶりに新型コロナウイルス感染者が、8日発生しておりまして、10日にも出たことを受けまして、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、情報収集及び今後の対応について指示しました。午後からは、加藤副市長、復興政策部長、財政課長とともに宮城県庁へ行き、市町村課長等と過疎債の発行額について意見交換を行いました。その後、村井知事を訪問し、新年の挨拶とともに、道の駅設置等、本市の施策への協力をお願いしてまいりました。  12日は、午後から民生委員の委嘱状交付式に出席し、その後手招、塩入、前柳の各自治会長が来庁し、信号機の設置や市道の改良等に係る要望を受けました。  13日は、特別養護老人ホーム不老園に行き、新型コロナワクチンの3回目の接種状況を視察しました。その後、マルホンまきあーと石巻で第33回2市1町特別職、管理職員等研修会に出席し、終了後、東日本大震災により中断していた石巻市・女川町との定住自立圏構想推進会議に出席しました。  14日は、本市で全国市議会議長会正副会長東日本大震災被災地復興視察のため来市しましたので、小野議長とともに本市の復旧・復興状況について説明をし、防災備蓄倉庫や震災復興伝承館等の視察対応を行いました。午後からは、東北防衛局長へ新年の挨拶をするとともに、防衛省補助による図書館の増築や作田浦地区への学習等供用施設の新設、放課後児童クラブに対する防音工事助成事業について新たに要望してまいりました。  その後、矢本運動公園で開催されたどんと祭に出席しました。また、株式会社奥松島公社の取締役会及び臨時株主総会に加藤副市長が代表取締役として出席し、令和4年度からの東松島市観光物産協会との組織統合に当たり、商号を「株式会社東松島観光物産公社」に変更することなどについて決議されました。  14日は、トンガ諸島火山噴火により、津波注意報が深夜零時15分に気象庁から発令され、私は午前1時20分に登庁し、午前1時30分から第2回災害対策本部会議を開催し、情報の収集及び避難所の開設を指示しました。その後、午前2時30分、午前7時、午前10時、午後零時30分まで、計6回本部員会議を開催しました。午後2時をもって津波注意報が解除されたため、災害対策本部を縮小しました。  17日は、東北楽天ゴールデンイーグルスの新入団選手9名が本市震災復興伝承館及び復興祈念公園に視察に訪れましたので、本市の被災状況や復興について説明し、今シーズンの活躍を激励しました。その後、宮戸地区の潜ケ浦に行き、前日のトンガ諸島火山噴火による津波によって転覆した2そうの漁船の引揚げ状況の確認をしました。午後からは、駐仙台大韓民国総領事への新年の挨拶に行き、その後宮城県環境生活部長を訪問し、女川原発のUPZ圏の防災訓練等に対し、県の財政支援策について意見交換をしてまいりました。その後、土木部長及び農林水産部長への新年の挨拶を行い、本市職員が出向している産業立地推進課、財政課を訪問し、激励してまいりました。  18日は、企業版ふるさと納税をいただいた株式会社サワ様を訪問し、今後の協力をお願いしてまいりました。午後からは、市役所で株式会社石巻青果株券引渡式が開催され、購入した90株の株券を近江代表取締役から引き渡しを受けました。  19日には、齋藤石巻市長、須田女川町長、櫻井松島町長とともに宮城県庁に行き、三陸自動車道仙台松島道路のうち宮城県道路公社が管理している利府中インターから鳴瀬奥松島インター間の大型自動車の通行料無料化に関する要望書を佐野宮城県副知事に提出しました。副知事からは、令和4年度に社会実験を実施することや鳴瀬奥松島インター出口渋滞緩和対策事業を早期に実施することの話がありました。午後からは、石巻グランドホテルで令和3年度東部地域道路懇談会に出席し、三陸自動車道矢本パーキングの野蒜隣接地における道の駅構想や国道45号上下堤地区の冠水対策に伴う整備、国道108号石巻河南道路に関し、北赤井地区への大崎方面への乗降口の整備を要望しております。その後、宮城県漁業共同組合宮城県支部を訪問し、新年の挨拶をしてまいりました。午後5時からは、鳴瀬庁舎でJFみやぎ市内4支所の運営委員長等とトンガ火山噴火による津波被害や、海苔、牡蠣の価格下落について意見交換をしました。  20日は、市役所で市農業委員会佐藤会長から農地等利用最適化推進施策に関する要望を受けました。午後からは、石巻地方広域水道企業団石巻地方広域水道企業団参与、構成市総務・財政担当部課長合同会議が開催され、令和4年企業団議会第1回定例会、審議事項等の調整を行っております。18時から航空自衛隊松島基地で、松島基地新年祝賀会に出席し、祝辞を述べた後、ブルーインパルスの隊長による講話を拝聴しました。  21日は、臨時部課長会議を開催し、現在の復興政策部長、市民生活部長、会計管理者の退職に伴い、新年度から新しく部長となる3人の内示を行いました。  22日は、赤井小学校で和太鼓発表会に出席し、その後矢本第一中学校生徒の新型コロナウイルス感染に伴い、本市の新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催し、休業期間の決定等の情報の共有を図っております。  24日は、宮城県自治会館で宮城県市町村共済組合第57回福祉事業委員会に出席し、その後宮城県庁で農林水産省東北農政局宮城県農政部が開催する農村農業整備等に関する意見交換会が開催され、県内土地改良区代表役員と市町村代表として3首長が出席しました。私からは、米の需給バランス対策と本市の定川と中江川に関する堤防高の段差解消を要望しております。夜7時30分からは、「東北暮らし発見塾(東松島校)~東松島市に暮らす」のオンライン会議に出席し、首都圏の移住希望者に東松島市の暮らしについてPRしました。  25日は、オンライン会議開催による全国市長会経済委員会に出席し、その後臨時会を開催しております。夕方に、矢本第一中学校でクラスターが発生し、11人が新型コロナウイルスに感染したことに伴い、緊急で新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催し、矢本第一中学校の臨時休業を1月28日まで延長することなど決定しております。  26日は、午前中に小野議長とともに大和町にある沢渡ふ化場に行き、視察に訪れた自民党・県民会議に所属する宮城県議会議員と宮城県水産林政部長に対し、私から鳴瀬川水系さけます増殖協会会長として、サケのふ化場の現状を説明しております。午後に市役所に戻り、オンライン開催による全国市長会理事・評議委員会に出席しました。その後、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催し、矢本第一中学校の生徒及び矢本東小学校の児童のコロナウイルス感染が確認されましたので、それぞれ臨時休業の期間を決定するとともに、矢本東小学校の放課後児童クラブの臨時閉所を決定しました。  27日は、オンライン開催による石巻地区介護福祉フェスティバルに出席しました。午後からは、市行政改革審議会に出席し、第3次行政改革大綱前期実施計画の策定方針について意見交換しております。  28日は、本市と蔵王町との友好都市締結に向け、蔵王町の平間副町長や村山議長等が本市を訪れましたので、小野議長とともに防災備蓄倉庫や奥松島運動公園、松島自然の家など市内を案内いたしました。午後からは、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催しました。その後、臨時部課長会議を開催し、令和4年4月1日の人事異動に向けた課長級の内示を行いました。  30日は、夕方16時からオンライン開催による宮城県市町村長会議に出席し、再拡大している新型コロナウイルス感染症対策について村井知事と意見交換を行い、村井知事からは緊急特別要請を受けるとともに、私からは一刻も早いコロナワクチンの量の確保と配分を要請しました。  31日は、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催し、前日の宮城県の緊急特別要請について情報を共有するとともに、今後の対策を検討しました。午後からは、新型コロナウイルス感染症のためオンラインで開催された国土交通省四国整備局主催の令和3年度四国防災トップセミナー講演に出席し、東日本大震災時の東松島市震災瓦礫処理方式等について説明し、ウェブ上で質疑を行いました。  2月1日は、大塩西集会所新築工事や赤井南小学校増改築工事、市コミュニティセンターの大規模改修工事現場、それぞれ視察、確認しました。  3日は、ひびき工業団地で株式会社サワ様の宮城第4工場竣工式に出席しました。新工場の完成に伴い、新たに30人の雇用創出や働く場の確保ができている様子を伺いました。  4日は、石巻広域行政事務組合で、令和4年石巻広域行政事務組合議会第1回定例会が開催され、出席しました。また、加藤副市長が総務省を訪問し、黒田事務次官と前田自治財政局長に対し、特別交付税3月交付についての要望を行っております。  8日は、定例記者会見を開催し、令和4年第1回東松島市議会定例会開催について等、12項目について発表し、記者から質問を受けました。午後からは、石巻広域行政事務組合で令和4年石巻広域行政事務組合議会第1回定例会が開催され、提出された議案は全て原案どおり可決されました。また、加藤副市長が宮城県企画部を訪問し、女川原子力発電所UPZ圏内の市として、国、県からの何らかの交付金等の要望に向け、志賀企画部長と意見交換しております。  9日は、市役所応接室で東北電力株式会社から防犯灯27基の寄贈を受けました。その後、税務課執務室で10日から始まる確定申告に従事する職員の激励を行いました。  10日は、市役所301会議室で産業祭実行委員会を開催し、令和4年の開催を決定しました。  11日は、10時から市役所202会議室において、令和3年度女川原子力発電所災害に対する防災訓練に私をはじめ本市の災害対策本部員が参加し、国の原子力防災対策本部や女川オフサイトセンターとテレビ会議システムを使用した災害対策本部の設置運用訓練を行いました。なお、小山副市長を女川オフサイトセンターに派遣しております。  12日は、女川原発の避難訓練として、コロナの拡大から住民参加訓練を中止し、代わりに市職員34人が住民役として名取市、亘理町に一時移転訓練を行いました。  最後に、新型コロナウイルス感染症について総括報告いたします。ワクチンの接種については、2月14日現在で市民の91.2%の方が2回目の接種を完了し、現在は3回目の追加接種を推奨しております。また、併せて未接種の市民、特に若い世代への呼びかけを行うことにより、接種率の向上を目指し、市民が安心して接種できるよう桃生郡医師会や石巻薬剤師協会と連携してまいります。また、新型コロナウイルス感染症対策本部員会議は、これまで累計89回開催したほか、国及び宮城県へのワクチン確保の要望や市報、ホームページ、防災行政無線による感染防止の周知等を適宜行い、対応に万全を期しておりますことを申し添えます。  以上、令和4年第1回東松島市議会定例会に当たっての行政報告といたします。 ○議長(小野幸男) 以上で市長の行政報告を終了します。 △日程第5 諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて △日程第6 諮問第2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて ○議長(小野幸男) 日程第5、諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて及び日程第6、諮問第2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての2件を一括議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 諮問第1号及び諮問第2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、提案理由の説明を申し上げます。  人権擁護委員の推薦については、人権擁護委員法に基づき、本市から9人を推薦しているところであります。このたび現委員の櫻井 清一氏と佐々木 松子氏が令和4年6月30日に任期満了を迎えるに当たり、櫻井氏から任期満了をもって退きたい旨の申出があり、後任として、大塩地区在住で、これまでPTAの役員等として優れた識見を有し、人権擁護委員として適切な任務が期待できる木村 聖実子氏の就任を推薦するとともに、佐々木氏については、これまでの実績と識見から再任をお願いすることについて、議会の意見を求めるものであります。  なお、本定例会において推薦の議決を受けた場合は、仙台法務局において仙台弁護士会及び宮城県人権擁護委員連合会への意見照会等を経て、令和4年7月1日からの委嘱となります。  以上、提案理由の説明といたします。
    ○議長(小野幸男) これをもって提案理由の説明を終わります。  諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて及び諮問第2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての議事を中止します。 △日程第7 議案第2号 教育委員会委員の選任につき同意を求めることについて ○議長(小野幸男) 日程第7、議案第2号 教育委員会委員の選任につき同意を求めることについてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第2号 教育委員会委員の選任につき同意を求めることについて、提案理由の説明を申し上げます。  本市の現在の教育委員会委員のうち、松岡 勝久氏が令和4年5月20日で任期満了を迎えます。松岡氏については、平成30年5月から現在まで教育委員会委員としてご活躍いただいており、教育委員会委員として適任と考えることから、これまでの経験を生かし引き続き本市の教育行政に力をお貸しいただきたく、再任を提案するものであります。  詳細については、議案参考資料3ページの資料3をご参照願います。  以上、議案第2号についてご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小野幸男) これをもって提案理由の説明を終わります。  議案第2号 教育委員会委員の選任につき同意を求めることについての議事を中止します。 △日程第8 議案第3号 東松島市移住定住促進施設設置条例について ○議長(小野幸男) 日程第8、議案第3号 東松島市移住定住促進施設設置条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第3号 東松島市移住定住促進施設設置条例について、提案理由の説明を申し上げます。  今回の条例制定は、鳴瀬桜華小学校の旧校舎を活用して、本市の人口の維持、確保を図り、もって旧鳴瀬町地域の持続的発展を図るため実施している小野地区移住定住促進施設整備工事が令和4年3月に竣工することに伴い、翌4月1日から供用を開始するため、公の施設として位置づけるとともに、施設の名称及び位置等所要の事項について定めるものであります。  当該施設は、昨年4月に国から過疎地域に指定された旧鳴瀬町地域の振興を図るため、財政上有利な過疎対策事業債を活用することとし、昨年9月の第4回東松島市議会定例会で補正予算のご可決をいただき、整備を進めているものであり、東松島市過疎地域持続的発展計画においても位置づけを図っております。  詳細については、議案参考資料4ページの資料4―1から6ページの資料4―2までをご参照願います。  以上、議案第3号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。  すみません。修正させていただきます。財政上有利な過疎対策事業債を活用することとし、昨年9月の第3回東松島市議会定例会で補正予算のご可決をいただき、整備を進めているものでありということでの訂正をさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(小野幸男) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。  本案は、総務常任委員会に付託を予定しています。ここでは、細部にわたる質疑は控えていただき、総括的な質疑に限り認めます。総括的な質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  ただいま議題となっています議案第3号は、総務常任委員会に付託します。 △日程第9 議案第4号 東松島市子どもの笑顔と生きる力を育む基本条例について ○議長(小野幸男) 日程第9、議案第4号 東松島市子どもの笑顔と生きる力を育む基本条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第4号 東松島市子どもの笑顔と生きる力を育む基本条例について、提案理由の説明を申し上げます。  本条例は、本市において、地域社会の将来を担う構成員である子どもを中心に置き、その笑顔と生きる力を育み、かつ市民が安心して子どもを産み、育てることができる環境整備を図り、もって、SDGs未来都市の趣旨に沿って、住み続けられ、持続発展する東松島市の実現のため、子ども・子育て支援に関して、基本理念を定め、市、保護者、学校等関係機関、市民及び事業者の役割を明らかにするとともに、子ども・子育て支援に関する施策の基本となる事項を定めるものであります。  詳細については、議案参考資料7ページの資料5をご参照願います。  以上、議案第4号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小野幸男) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。  本案は、民生教育常任委員会に付託を予定しています。ここでは、細部にわたる質疑は控えていただき、総括的な質疑に限り認めます。総括的な質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  ただいま議題となっています議案第4号は、民生教育常任委員会に付託します。 △日程第10 議案第5号 東松島市奥松島浮桟橋船舶乗場条例について ○議長(小野幸男) 日程第10、議案第5号 東松島市奥松島浮桟橋船舶乗場条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第5号 東松島市奥松島浮桟橋船舶乗場条例について、提案理由の説明を申し上げます。  今回の条例制定は、奥松島船舶離発着施設整備事業として、宮戸地区復興再生多目的施設(通称あおみな)西側に整備を進めている浮桟橋船舶乗場について、隣接する護岸工事が完了次第、供用を開始するため、本市の公の施設として位置づけ、名称、位置、利用者の範囲等について新たに定めるものであります。  あわせて、東松島市松ケ島遊漁船乗り場条例については、該当する乗り場を廃止することから、条例附則により廃止するものであります。  詳細については、議案参考資料9ページの資料6―1から11ページの資料6―2までをご参照願います。  以上、議案第5号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小野幸男) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。  本案は、産業建設常任委員会に付託を予定しています。ここでは、細部にわたる質疑は控えていただき、総括的な質疑に限り認めます。総括的な質疑ありませんか。10番五野井 敏夫さん。 ◆10番(五野井敏夫) この護岸の工事ですけれども、大体何月何日頃を目途に終わるのか、それを確認したいと思います。 ○議長(小野幸男) 産業部長。 ◎産業部長(山縣健) ただいまの質問にお答えします。  護岸工事、現在も継続して行っておりますけれども、今回予算等でも繰越しということで提案しておりますけれども、一応6月くらいをめどに、全体あおみな前も含めまして、里浜漁港周辺も一体的な工事ということでやっておりまして、それが6月ぐらいを見込んでおります。ただ、今回の桟橋を設置する部分の護岸については、年度内に完了するという見込みでございます。 ○議長(小野幸男) ほかに総括的な質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) これをもって質疑を終結します。  ただいま議題となっています議案第5号は、産業建設常任委員会に付託します。 △日程第11 議案第6号 東松島市個人情報保護条例の一部を改正する条例について ○議長(小野幸男) 日程第11、議案第6号 東松島市個人情報保護条例の一部を改正する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第6号 東松島市個人情報保護条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。  今回の条例改正は、令和3年5月19日に公布されたデジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律において一部改正された個人情報の保護に関する法律が、令和4年4月1日から施行されることに伴うものであります。  具体的には、改正後の個人情報の保護に関する法律の施行に伴い、行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律及び独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律が廃止されることから、本条例において、この2つの法律を引用している箇所の改正を行う等所要の改正を行うものであります。  詳細については、議案参考資料12ページの資料7―1から13ページの資料7―2までをご参照願います。  以上、議案第6号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小野幸男) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第6号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第6号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野幸男) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第12 議案第7号 東松島市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について ○議長(小野幸男) 日程第12、議案第7号 東松島市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第7号 東松島市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。  今回の改正は、妊娠、出産、育児等とともに仕事の両立支援のため、非常勤職員が育児休業及び部分休業を取得することができる要件について、1年以上の在職期間の要件を廃止し、職員が育児休業を取得しやすい勤務環境の整備措置の義務づけを新たに設ける旨の人事院規則の改正に伴い、地方公務員についても同様の取扱いが求められることから、同規則の改正に準じ、所要の改正を行うものであります。  詳細については、議案参考資料14ページの資料8―1から16ページの資料8―2までをご参照願います。  以上、議案第7号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小野幸男) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第7号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第7号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野幸男) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第13 議案第8号 東松島市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について ○議長(小野幸男) 日程第13、議案第8号 東松島市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第8号 東松島市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。  今回の条例改正は、本市の代表監査委員の月額報酬について、年間の業務量が増加傾向にあることや、県内他市の代表監査委員の報酬額の状況等を踏まえ、その待遇向上を図るため改正を行うものであります。  なお、報酬額を改定することについて、去る令和3年10月29日に開催した東松島市特別職報酬等審議会において、参考として委員からの見解を伺ったところ、職責の重要性等に鑑み、早急の増額が望ましいとの意見を頂戴しております。  詳細については、議案参考資料17ページの資料9―1から18ページの資料9―2までをご参照願います。  以上、議案第8号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小野幸男) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。13番小野 惠章さん。 ◆13番(小野惠章) ちょっとお伺いしたいのですけれども、今回報酬を上げるということですが、その理由として年間の業務量が増加傾向にあるということです。それで、震災後本市においては、すごく予算が多くて、そういう時期もあって、そういうときは、今までそういう金額でやっていただいたのが、今回年間の業務量が増加傾向にあるということですので、その増加傾向についてお話しいただければというふうに思います。 ○議長(小野幸男) 総務課長。 ◎総務部総務課長(勝又啓普) お答えいたします。  今回の報酬の増額のアップに関してですが、この業務量に関しましては、地方自治法の改正に伴いまして、内部統制等の業務の範囲が広がったというところで、この部分につきまして、おおむね2割程度業務が増えるだろうという見込みの下のおおむね2割の規模でのアップというふうに考えてございました。 ○議長(小野幸男) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第8号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第8号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野幸男) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第14 議案第9号 東松島市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例について ○議長(小野幸男) 日程第14、議案第9号 東松島市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第9号 東松島市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。  今回の条例改正は、東松島市コミュニティセンターに係る使用料を改正するものであります。  当該施設の使用料については、施設の活用促進等の観点から、平成4年度の供用開始以来、30年間料金を据え置いてまいりました。  このような中で、今回の改正は、現在実施中の大規模改修工事が今年の3月に終了し、4月以降施設の機能向上等が図られるとともに、これまでの消費税率10%までの累次の引上げや人件費及び物件費の上昇に係る見合額を反映する必要性等も勘案し、令和4年4月1日から使用料をおおむね15%程度引き上げるものであります。  具体的なホール及び各室の料金改正に当たっては、近隣自治体の同種施設との比較検討を行い、改正後も市内の皆様の利用料金は他自治体の施設以下に設定し、施設の活用促進を図るとともに、これまで同様に市外の方はその2倍に設定しております。  詳細については、議案参考資料19ページの資料10―1から20ページの資料10―2までをご参照願います。  以上、議案第9号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小野幸男) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第9号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第9号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野幸男) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第15 議案第10号 東松島市生活共同利用施設、集会施設及びコミュニティセンター条例の一部を改正する条例について ○議長(小野幸男) 日程第15、議案第10号 東松島市生活共同利用施設、集会施設及びコミュニティセンター条例の一部を改正する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第10号 東松島市生活共同利用施設、集会施設及びコミュニティセンター条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。  今回の条例改正は、大島生活センターと小分木生活センターを統合し、大島地区と小分木地区の両地区が共同で利用する大塩西集会所として供用を開始するに当たり、施設名称及び位置を定める本条例について必要な改正を行うものであります。  当該集会所は、宮城県の被災地域交流拠点施設整備事業補助金を活用し、大塩字大島40番地3地内において、令和3年9月から令和4年3月までの工期で新築工事を進めており、今年の4月から供用開始を予定しております。また、隣接する用地を取得し、令和4年度に駐車場の整備を予定しております。  詳細については、議案参考資料21ページの資料11―1から23ページの資料11―2までをご参照願います。  以上、議案第10号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小野幸男) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。10番五野井 敏夫さん。 ◆10番(五野井敏夫) その施設は、2つの施設を統合して新たにするということなのですけれども、該当する地区の小分木あるいは大島地区の方々の住民説明、それについての住民の反応というものはどういうものだったかお尋ねしたいというふうに思います。 ○議長(小野幸男) 市民協働課長。 ◎総務部市民協働課長(柏木淳一) 住民説明については、令和元年、2年前に行っておりまして、ちょっと回数までは覚えていないのですが、何回かお互いの自治会の役員さんを中心に話し合われまして、確かに最初のうちは少し抵抗があったようでありますが、最終的には新しく新設し、共同で使うということを納得いただいて、現在に至るということでございます。  現在は、両方で使うということを納得いただいて、どういう使い方をするかということの話合いを今進めている状況にございます。  以上です。 ○議長(小野幸男) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第10号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第10号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野幸男) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。  暫時休憩します。    午前10時55分 休憩                                              午前11時07分 再開 ○議長(小野幸男) 再開します。  休憩前に引き続き議事を続行します。 △日程第16 議案第11号 東松島市消防団条例の一部を改正する条例について ○議長(小野幸男) 日程第16、議案第11号 東松島市消防団条例の一部を改正する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第11号 東松島市消防団条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。  今回の改正は、本市消防団の定員を700人から630人に改正を行うものであります。  具体的には、消防団員数については、国の通知により、地域の実情に応じた必要な人数を基準とするとされていることから、消防団幹部会議で今後の本市消防団の定員を協議した結果、本市では消防団活動を行う場合、1回当たりの出動では1班5人程度、大規模災害時は長期間の活動となるため3班体制以上とし、1部当たり15人以上で計492人、幹部団員18人、これは副分団長以上でございます。合わせた基本消防団員は510人を基準とし、機能別消防団員120人を合わせた630人を定員とするものであります。  なお、現在の本市消防団員数は609人であります。  あわせて、総務省消防庁の令和3年4月13日付「消防団員の報酬等の基準の策定等について」の通知に基づき、大規模災害時の人命救助または行方不明者の捜索活動の手当について、支出科目を手当から報酬に改正するとともに、1日当たりの報酬支給額を従事時間が4時間未満の場合は4,000円、4時間以上の場合は8,000円にするものであります。  詳細については、議案参考資料24ページの資料12―1から25ページの資料12―2までをご参照願います。  以上、議案第11号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小野幸男) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。17番熊谷 昌崇さん。 ◆17番(熊谷昌崇) お尋ねします。定員が下がりましたので、充足率がかなり上がったとは思うのですが、消防団員というのは定年が実際はあるのか。あるのであれば、その中の団員の充足率ということでよろしいでしょうか。定年を超えた人は入っていないのでしょうか。 ○議長(小野幸男) 防災課長。 ◎総務部防災課長(奥田和朗) 熊谷議員のご質問にお答えします。  消防団の定年につきましては、65歳となっておりまして、定員以上の団員はいらっしゃいません。  以上でございます。 ○議長(小野幸男) 熊谷 昌崇さん。 ◆17番(熊谷昌崇) 関連がありますので、もう一度お伺いしますが、そうしますと機能別消防団員は定年はないのですか。 ○議長(小野幸男) 防災課長。 ◎総務部防災課長(奥田和朗) 機能別消防団員の定年につきましては、75歳でございます。 ○議長(小野幸男) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第11号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第11号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野幸男) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第17 議案第12号 令和2年度東松島市下水道事業会計未処分利益剰余金の処分について ○議長(小野幸男) 日程第17、議案第12号 令和2年度東松島市下水道事業会計未処分利益剰余金の処分についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第12号 令和2年度東松島市下水道事業会計未処分利益剰余金の処分について、提案理由の説明を申し上げます。  今回の提案は、令和2年度東松島市下水道事業会計未処分利益剰余金5億3,599万925円のうち、資本的支出に補填した額を除いた1億5,662万9,887円について、下水道施設の今後の老朽化等に係る更新費用等の財源として活用するため、建設改良積立金に積み立てるものであります。  詳細については、議案参考資料26ページの資料13をご参照願います。  以上、議案第12号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小野幸男) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第12号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第12号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野幸男) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第18 議案第13号 訴えの提起について ○議長(小野幸男) 日程第18、議案第13号 訴えの提起についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第13号 訴えの提起について、提案理由の説明を申し上げます。  本市においては、東日本大震災により被災した方々の生活の立て直しを目的に貸付けを行った災害援護資金について、償還金が未納となっている債務者に対し、これまで随時、電話や書面及び訪問による督促等を行ってまいりました。  その中で、生活困窮者等については、状況に応じ、償還免除、支払い猶予、少額償還の相談に応じておりますが、連絡もなく状況が進展しない債務者も存在しております。  今回の相手方については、本市で被災し現在他市にお住まいの方であり、自発的な相談がない中で、これまで3回接触し、少額償還等の説明を行ってきましたが、平成30年5月31日から令和3年11月30日までの半年賦8期分について、返済が一切ないまま未納の状況にあるとともに、連絡もない状況にあり、現状のままでは進展が見込めないため、貸金請求訴訟として訴えを提起するものであります。  詳細につきましては、議案参考資料27ページの資料14をご参照願います。  以上、議案第13号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。
    ○議長(小野幸男) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。13番小野 惠章さん。 ◆13番(小野惠章) 今回の訴えの件ですけれども、市で予定している結審の大体日時とか、それぐらいの見込みとかはあるのでしょうか。 ○議長(小野幸男) 福祉課長。 ◎保健福祉部福祉課長兼社会福祉事務所副所長(藤田栄治) 議員のご質問にお答えさせていただきます。  今のところ、裁判の流れとして大体、おおよそですが、3か月程度かかるかなというふうに見込んでおります。  以上です。 ○議長(小野幸男) ほかに質疑ありませんか。10番五野井 敏夫さん。 ◆10番(五野井敏夫) 関連ですので、お尋ねいたします。  これは、貸金に関して、前回の議会も出てきました。今回も出てきました。今後こういう状況で、まだまだ控えているのかどうか、その辺確認したいと思います。 ○議長(小野幸男) 福祉課長。 ◎保健福祉部福祉課長兼社会福祉事務所副所長(藤田栄治) 議員さんの質問に回答させていただきます。  今のところ滞納状況といたしまして、167件ほどありまして、全体の貸付けが593件ですので、そのうちの167件ということで、12億円の貸付けに対して約9,100万程度の滞納がございまして、滞納率は22.4%ということになりますが、この中でも約20件ぐらいが、なかなか連絡が取れないような方もいらっしゃいますので、今後なお連絡が取れるようには努めてまいりますけれども、もし取れないとなれば、同じような形を取らざるを得ないのかなというふうには考えております。  以上です。 ○議長(小野幸男) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第13号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第13号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野幸男) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第19 議案第14号 字の区域を変更することについて ○議長(小野幸男) 日程第19、議案第14号 字の区域を変更することについてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第14号 字の区域を変更することについて、提案理由の説明を申し上げます。  今回の変更は、平成25年度からから宮城県が事業主体として実施してきた311地震災北上運河河川災害復旧事業の施工に際し、宮城県が河川堤防復旧に係る事業用地として取得した国有林地を県有地として登記するため、浜市字須賀松及び矢本字三本松、鎌沼、板取、下立沼前の区域に編入する字の区域変更を行うものであります。  詳細については、議案参考資料30ページの資料15―1から35ページの資料15―6までをご参照願います。  以上、議案第14号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小野幸男) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第14号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第14号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野幸男) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第20 議案第15号 市道路線(野中55号線外1)の認定について △日程第21 議案第16号 市道路線(御上新田16号線外1)の廃止について ○議長(小野幸男) 日程第20、議案第15号 市道路線(野中55号線外1)の認定について及び日程第21、議案第16号 市道路線(御上新田16号線外1)の廃止についての2件を一括議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第15号 市道路線(野中55号線外1)の認定について及び議案第16号 市道路線(御上新田16号線外1)の廃止について、提案理由の説明を申し上げます。  議案第15号の市道路線の認定については、矢本地区及び大曲地区において開発行為に伴う道路2路線163.8メートルの認定を行うものであります。  また、議案第16号の市道路線の廃止については、農業競争力強化農地整備事業に係る西小松地区の区画整理工事に伴い、道路2路線約800メートルの廃止を行うものであります。  詳細については、議案参考資料36ページの資料16―1から39ページの資料16―4までをご参照願います。  以上、2議案についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小野幸男) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。6番土井 光正さん。 ◆6番(土井光正) 議案第15号なのですけれども、今回市道認定、開発行為によってミニ開発をした道路、舗装まできちっと整備された道路を基準の幅員とか何か、あるいは道路の状態が合致するという形で市道認定しているというふうなことになっております。  ただ、最近私のほうに相談が来るのは、そのような市道関係に、実は防犯灯、照明がなくて、結構暗闇になっているというふうな状況がありまして、そういうふうな市道認定された後に、本当に早いところで半年あるいは1年ぐらいでもって防犯灯設置を要望されるというような事例が結構来ております。  ですから、今回市道、こういうふうなミニ開発された市道に関しては、やはり夜間も含めて現地のほうを確認した上で、暗いとか、そういうふうな感じで状況が明らかに分かるときに、防犯灯まで設置した条件でもって市道認定するというふうな工法は取れないかどうか伺いたいと思います。 ○議長(小野幸男) 建設課長。 ◎建設部建設課長(小山篤) 市道認定をして、道路を開発者側から受け取る場合には、一定の道路の条件を満たしているものを受け取っております。その中に、防犯灯のお話がありますが、開発の許可条件上、防犯灯まで設置の定めはないのですが、必要な場合は、お願いベースになりますが、つけてもらえるのは可能ではないかと思います。  ただ、場所によっては、まぶしいとか、そういったまぶしいから取ってほしいとか、そういった意見もいただいているのが事実でありますので、できれば今後の対応としては、その辺、そういった意見等ももらう場合もありますので、家が張りついて、そして住民というか、住んでいる方々の意見をいただきながら、必要なところにはつけるように対応していきたいと考えております。 ○議長(小野幸男) ほかに質疑ありませんか。10番五野井 敏夫さん。 ◆10番(五野井敏夫) 議案第16号もいいのですね。この中で2路線の廃止ということでありますけれども、もともと市道であったものを廃止して、いずれほ場整備か何かの関係で廃止すると思うのですけれども、この地域の方の利便性からいって、どのような解釈していますか。あるいは、ほ場整備が終わってから新たにまた道路整備をきちっとするのかどうか、その辺確認したいと思います。 ○議長(小野幸男) 建設課長。 ◎建設部建設課長(小山篤) 廃止する市道2路線の場所については、ほ場整備内の既存道路になります。この2路線は、ほ場整備の面整備でなくなります。新たに道路はほ場整備内で整備されますが、予定されている道路は、耕作道路とか農道で道路は確保される予定となっています。 ○議長(小野幸男) 10番五野井 敏夫さん。 ◆10番(五野井敏夫) 当然ほ場整備が終わるまで、そうするとこの道路、例えばなくなるというふうな状況もありますので、一般の方々が通行するときにはどのような対応になっていますか。 ○議長(小野幸男) 建設課長。 ◎建設部建設課長(小山篤) 現在ほ場整備の面整備は、着手されております。もちろん整備前に地域への住民説明もありますので、この整備の事業期間内は周辺の道路を迂回してもらうなどの地域の地元の協力をもらうようになっております。 ○議長(小野幸男) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第15号及び議案第16号の2件は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 異議なしと認め、議案第15号及び議案第16号の2件は委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第15号及び議案第16号の2件を一括して起立により採決します。  本案2件は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野幸男) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第22 令和4年度市政執行についての所信 ○議長(小野幸男) 日程第22、令和4年度市政執行についての所信。  市長より申出がありますので、これを許可します。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 令和4年第1回定例会の開会に当たり、市政執行に係る私の所信について、その一端をここに申し述べるものであります。  市議会議員各位をはじめ、広く市民の皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。  1 本市を取り巻く概況と対応  (1)新型コロナウイルス感染症に係る対応について  まず、現在喫緊の課題である新型コロナウイルス感染症に係る本市の状況と対応について、申し述べます。  本市の新型コロナウイルスの感染者については、昨年10月16日に191人目が確認されて以来、今年1月7日まで83日間発生しておりませんでしたが、全国及び宮城県の感染拡大に伴い、翌1月8日から31日まで1月は91人、2月は14日まで112人の発生が確認され、これまでの感染者は累計で394人となっております。  このような中で、本市としては、桃生郡医師会などの全面的な協力を得てワクチン接種を進めてきた結果、直近の2月14日現在で、12歳以上の市民3万5,812人のうち、2回目の接種済み率は91.2%であり、県内自治体の中でも高い接種率となっております。  本市としては、これまでの高い接種率の成果を踏まえ、感染防止策としてマスクの着用と手洗い及び3密回避の徹底等に努めつつ、最も有効な対策であるワクチン接種について、3回目接種の迅速化を図っております。  具体的には、医療従事者、高齢者施設等の入所者及び従事者については昨年12月から、65歳以上の方については1か月前倒して今月1日から接種を行うとともに、国の通知を踏まえ、接種対象年齢の11歳以下5歳以上までの拡大、64歳以下の方への接種時期の前倒しに係る準備等を進めております。  あわせて、経済対策についても、地域の経済状況を的確に把握し、国・宮城県の動きも踏まえつつ、迅速かつ効果的な対応を図るなど、感染防止対策とともに、万全を期してまいります。  (2)令和3年度における主要プロジェクトの進捗状況  私は、昨年4月18日の市長選挙で無投票当選し、東松島市長として2期目の任期をスタートさせました。  その1期目の最終年度の令和2年度において、市民各界各層の意見の反映に努めつつ、市議会にもご可決いただき、向こう5か年間の本市の政策の基本となる東松島市第2次総合計画後期基本計画を職員の手作りにより策定したところであり、市長選挙後、速やかに計画推進に着手しております。  特に、今回の基本計画で示した22の重点プロジェクトは、計画全体を先導する重要な位置づけにありますので、以下、その主なものの進捗状況を申し述べます。  最初に、働く場創出プロジェクトでは、企業の誘致や施設増設に向けたトップセールスに努めた結果、国及び宮城県の助成も受け、先般2月3日に株式会社サワの第4工場が竣工したほか、市が整備中の柳の目北工区の進出企業が確定し、グリーンタウンやもと工業団地にも新たな企業が立地する見通しとなっているとともに、県の事業を活用した新たな産業用地の調査も進めております。  次に、道の駅整備構想推進プロジェクトでは、令和6年春のオープンを目指し、三陸自動車道と道の駅の連結に係る国土交通省との協議や、同省職員も交えた本市のプロジェクトチーム会議で構想実現に向けた検討を進めており、全体施設基本設計及び道路施設棟実施設計に着手するとともに、道の駅に接続する市道百合子線の改良工事を防衛省交付金を活用して実施しております。  また、令和の果樹の花里づくりプロジェクトでは、対象区域25ヘクタールのうち10ヘクタールについて、復興交付金による造成工事とともに、市内農業法人の令和4年度からの参画に向けた調整を進めており、残り15ヘクタールについては、公有地と民有地が混在しているため、復興庁の土地活用ハンズオン支援事業を活用し、植栽面積拡大に向けた調査等を行っております。  さらに、矢本駅南北通路整備プロジェクトでは、令和元年度に復興交付金により実施した矢本駅周辺交通環境調査を踏まえ、南北通路整備に向けた基本調査をJR東日本仙台支社と令和2年度から進めており、令和4年度実施予定の南北通路及び矢本駅北交通広場調査測量設計につなげるとともに、今後の整備に係る財源確保に向け、国土交通省と協議を進めております。  これらとともに、地方創生・人口減少対策プロジェクトでは、令和2年10月実施の国勢調査の確定値が昨年11月総務省から公表され、本市の人口は3万9,098人で、平成27年の国勢調査と比較して4年間で405人減、増減率マイナス1.03%となりましたが、私としては、仙台市を含めた宮城県内市町村全体で1.4%の減、仙台市を除いた場合は3.7%の減となっていることから、本市は人口減少が相当程度抑えられている状況にあります。  また、宮城県人口推計でも、本市の昨年度の転入者数から転出者数を差し引いた社会増減がプラス48人となり、私としては、これまでの夜8時までの延長保育や18歳までの医療費無料化等の子育て環境充実、企業誘致による働く場の確保、全寮制私立高校の誘致等の成果が表れているものと考えております。  今年度においても、東京メトロ全車両への本市への移住を促すPRポスター掲示や渋谷スクランブル交差点でのCM動画放映などの新たな取組を実施したほか、先般東日本放送主催の「みやぎふるさとCM大賞」において、本市の職員が手作りで作った作品が県内市町村中、2年連続で大賞となり、受賞作品がテレビで年間120回無料放映されますので、本市のPRがさらに図られるものと考えております。  2 令和4年度の市政推進の基本的考え方とまちづくりの方向性に沿った各取組について  (1)令和4年度の市政推進の基本的な考え方  私は、令和4年度においては、前述の重点プロジェクトの取組成果及びこれまでの各施策の成果の上に立って、昨年度スタートした東松島市第2次総合計画後期基本計画の取組を本格軌道に乗せ、計画実現にさらに邁進していく所存であります。  このため、当該基本計画でまちづくりの将来像として掲げた住み続けられ持続・発展する東松島市―地方創生のトップランナーをめざす―の実現に向け、ほぼ完結した震災復旧・復興の成果の上に立ち、なお必要な心の復興とともに、将来に向けた地方創生とSDGsを基調とし、産業の成長促進と働く場の確保、地域全体で次代を担う子どもたちを支える学びと子育て環境の充実、安全・安心で誰もが快適に生き生きと暮らせる市民協働の地域社会の3つの基本理念の下、以下に述べる5つのまちづくりの方向性に沿って、各施策に全力で取り組んでまいります。  (2)まちづくりの方向性1  初めに、まちづくりの方向性1つ目の産業と活力のある住みたくなるまちのうち、まず基幹産業としての農林水産業の活性化では、本市の基幹産業の農業と水産業の振興に向け、令和4年度に事業採択予定の深谷西地区、上下堤・川下地区等のほ場整備の推進とともに、漁港等整備、農業・漁業を通じた担い手等の人材育成、生産振興、販売力向上などをさらに進めてまいります。  次に、地域の資源を生かした観光の振興では、重点プロジェクトの令和の果樹の花里づくりを市内農業法人の参画を得て梅等の植栽を進め、交流人口拡大につなげてまいります。  また、本市産業と観光の発信拠点となる道の駅については、令和6年度の開業を目指し、具現化に向けた施設内容の検討及び設計や国土交通省との協議を進めてまいります。  さらに、昨年3月に観光庁から全国15地区の一つとして選定された日本版持続可能な観光ガイドラインモデル地区のメリットを生かし、積極的な情報発信や観光関係者の研修等を進めるとともに、新型コロナウイルスの感染対策徹底を図りながら、東松島夏まつり及び航空祭の3年ぶりの開催、昨年11月に実施した産業祭の継続開催のほか、第100回の鳴瀬流灯花火大会への支援等を行ってまいります。  また、野蒜海岸の防潮堤及び県道工事が完了したことから、野蒜海水浴場の再開とともに、ビーチスポーツの環境整備を図り、宮城オルレと連携した観光客誘致に努めてまいります。  次に、商工業振興・企業誘致と働く場の確保では、宮城県と連携し、トップセールスによる企業誘致に努めるとともに、柳の目北工区への立地企業進出に向けた側面支援のほか、今年度宮城県の事業を活用して実施している産業用地適地調査の結果を踏まえ、新たな産業用地の整備を検討してまいります。  加えて、東松島市商工会と連携して、市内商工業者への支援充実と創業支援に努め、さらなる雇用の場創出を図ってまいります。  また、移住・定住の促進については、本市の移住コーディネーターと連携し、おためし移住や移住定住相談、空き家の利活用推進を進めるとともに、旧鳴瀬桜華小学校校舎を活用して現在整備中の小野地区移住・定住促進施設の有効活用、地域おこし協力隊の増員等、移住・定住の一層の推進を図ってまいります。  (3)まちづくりの方向性2  次に、まちづくりの方向性2つ目の子育てしやすく誰もが健康で安心して暮らせるまちのうち、まず子育て環境の充実では、市内の各保育所の支援、大曲小学校放課後児童クラブ新築工事など放課後児童クラブの充実、18歳までの医療費無償化の継続など、子育て世帯への支援とサポート体制充実を図ってまいります。  あわせて、子ども・子育て支援に関しては、本定例会に上程した東松島市子どもの笑顔と生きる力を育む基本条例の理念に基づき、各種施策の充実を図り、展開してまいります。  また、高齢者・障がい者等への支援充実では、地域包括支援センターを中心とした一体的なケアの推進により、高齢者や障がい者等への支援を充実するとともに、生活困窮者に係るくらし安心サポートセンターの活用などの体制充実に努めてまいります。  次に、健康づくりの推進では、桃生郡医師会と連携して、新型コロナウイルス感染症に係る各種対応を万全に進めるとともに、スポーツ健康都市の理念に基づき、市民の健康づくりに係る活動推進と意識醸成を図り、併せて健康診断検査料の見直しを行い、受診率向上を進めてまいります。  また、心の復興と地域コミュニティの充実では、集団移転団地等のひとり暮らしの高齢者等への見守り支援や地域コミュニティ活動を通じて、心のケア推進に努めるとともに、行政と地域一体による市民協働のまちづくりを引き続き推進してまいります。  (4)まちづくりの方向性3  次に、まちづくりの方向性3つ目の次代を担う人材を育む学びと文化・スポーツのまちのうち、まず子どもたちの可能性を広げ伸ばす学力の向上では、児童生徒の基礎学力の定着状況を確認し、個々の学習課題に応じた指導実践に向け、教科教育指導員を増やすとともに、特別支援教育支援員も増員してまいります。  また、これまで整備したタブレット端末や電子黒板などのICT環境を効果的に活用し、児童生徒の指導充実を図るため、教員研修や保護者の意識醸成による家庭学習推進等を進めてまいります。  あわせて、不登校及びいじめ対策では、学校巡回相談員や子どもの心のケアハウス等と連携し、引き続き状況に応じた細やかな対応を図ってまいります。  さらに、学校の施設整備では、赤井小学校の講堂改築工事に着手するほか、引き続き矢本第一中学校のプール改築及び校庭整備工事、大曲小学校改築工事設計などを進め、安全で快適に学べる教育環境の充実を図ってまいります。  また、地域と一体となった豊かな心の育成と生涯学習の推進では、コミュニティ・スクールを中心とした地域と一体で子どもを育てる環境をさらに充実するとともに、生涯学習では、今年3月に大規模改修が完了するコミュニティセンターと市民センターや芸術文化活動諸団体との連携を深め、生涯学習と文化活動の充実を図ってまいります。  あわせて、小野市民センター及び大曲地区学習等供用施設の大規模改修工事等を進めてまいります。  さらに、文化の継承と創造では、国史跡の里浜貝塚や赤井官衙遺跡群を中心とした歴史的遺産の保存・活用と情報発信を積極的に進めてまいります。  加えて、全世代にわたるスポーツの振興では、矢本運動公園テニスコート改修及び奥松島運動公園の施設充実など、運動体育施設の改修を進めるとともに、鷹来の森運動公園へのスケートボードパーク整備に向け、調査設計を進めてまいります。  さらに、東北・全国大会等の大規模なスポーツ大会や大学等の合宿の誘致とともに、市民の皆様がスポーツに親しむ機会の拡充を図ってまいります。  (5)まちづくりの方向性4  次に、まちづくりの方向性4つ目の災害に強く安全で快適で美しいまちのうち、まず災害に強いまちづくりの推進では、東日本大震災後整備した防災拠点を効果的に活用し、防災訓練とともに、消防団員の確保や自主防災組織の強化を進めるなど、消防・防災体制の充実を図ってまいります。  特に、近年多発する集中豪雨等に備え、新たに河川や内水に係る総合防災マップを作成し、全戸配布してまいります。  また、消防・交通安全・防犯体制の強化では、今年度コロナ禍のため延期され、来年度開催される宮城県消防操法大会に出場する本市消防団への支援とともに、防災・交通安全・防犯に対する市民の安全意識の啓発と体制充実を図ってまいります。  次に、快適で美しい自然環境の形成と保全では、フラワーロード植栽などのまちづくりや、地域一斉の清掃活動などの市民協働による美化活動を引き続き進めてまいります。  さらに、国の脱炭素化の動きを踏まえ、一般社団法人東松島みらいとし機構(HOPE)と連携し、地方創生の視点も踏まえながら再生可能エネルギー利用の取組を推進してまいります。  加えて、良好な住環境の整備では、被災して災害公営住宅に入居している震災被災者の皆様に寄り添い、3割の家賃軽減を図るほか、若い世代を中心とした人口の維持・確保のため、良質で安価な住宅地の提供に向け、市街化区域拡大の検討を引き続き進めるとともに、地方拠点都市地域に位置づけられている柳の目地区・南浦地区の民間による開発を側面から支援してまいります。  あわせて、市営下浦住宅について、今年度の2号棟に続いて3号棟の大規模改修工事を進めてまいります。  また、安全で利便性の高い交通環境の充実では、都市計画道路矢本門脇線に接続する市道新沼・上河戸線の調査測量設計を行うとともに、市道作田浦・月観14号線、大溜・下小松17号線の改良工事、定川新橋等の橋梁の長寿命化対策を進めてまいります。  さらに、重点プロジェクトのJR矢本駅の南北通路整備については、引き続き整備に向けた基本調査とともに、JR東日本及び国土交通省と調整・協議を進め、早期の整備実現を図ってまいります。  加えて、デマンドタクシーらくらく号については、利用促進に向け、利用者の利便性向上に努めてまいります。  (6)まちづくりの方向性5  次に、まちづくりの方向性5つ目の持続可能な行財政運営が図られ市民から信頼されるまちのうち、まず効率的で持続可能な行財政運営では、これまで申し上げた各施策を実現し、本市の行財政運営を持続可能なものとするため、引き続き財政状況を市民に分かりやすく示すとともに、国及び宮城県等の財源の効果的活用を図り、計画的・安定的で健全な財政運営を進めてまいります。  また、市有財産の適切な運用では、希望者への防災集団移転団地の借地区画の払下げを令和4年度から行ってまいります。  さらに、国・宮城県及び多様な主体との連携では、市政懇談会や地区自治会長会議等を通じて、施策への市民の皆様の意見反映に努めるとともに、これまで築いてきた国、宮城県、航空自衛隊松島基地、友好都市等との連携強化を図るほか、社員2人を今年度から2年間派遣いただいている日本航空株式会社(JAL)などの民間企業及び大学、NPOなど、多様な主体との連携をさらに深めてまいります。  あわせて、石巻圏域定住自立圏構想について、圏域の石巻市、女川町とともに関係する取組を進めてまいります。  特に、航空自衛隊松島基地との関係では、引き続き安全飛行及び騒音対策の徹底を要望しながら、基地との共存共栄を図るとともに、防衛省の各種交付金等については、基地を抱える本市の民生安定に向け、施設整備などに効果的に活用してまいります。  加えて、利便性の高い行政サービスの提供では、市職員の資質向上に向けた研修充実とともに、国が進めるデジタル化への対応など、市民の皆様への一層のサービス充実に努めてまいります。  3 重点プロジェクトの推進について  以上、第2次総合計画後期基本計画のまちづくりの方向性に沿って、令和4年度の市政推進に係る基本的な考え方や取組の指針の一端を申し述べてまいりました。  このうち、第2次総合計画後期基本計画に盛り込んだ22の重点プロジェクトについては、特に推進を図るため、道の駅整備構想推進プロジェクト及び令和の果樹の花里づくりプロジェクトと同様に、市職員によるプロジェクトチームを適宜立ち上げるなど、庁内の部・課等の組織を横断した全庁体制で取り組むとともに、国及び宮城県等と連携しながら財源の有効活用を図り、着実かつ早期の実現を目指してまいります。  4 過疎地域の振興について  本市は、昨年4月1日に旧鳴瀬町地域が国から過疎地域に指定されたことを受け、昨年12月に東松島市過疎地域持続的発展計画を策定し、市議会の議決を得たところであります。  この計画に基づく事業については、過疎対策事業債等の国の有利な財政措置を受けられることから、本市としては、過疎地域の振興に不可欠な人口の維持確保に係る事業を中心に、真に必要な事業に有効活用し、東松島市第2次総合計画後期基本計画の地域別まちづくり構想で掲げた小野・野蒜・宮戸の各地域の方向性にも沿って、地域の活性化に資する取組を着実に進めてまいります。  5 所信推進に向けて  以上、市政執行に係る私の所信の一端を申し述べてまいりました。  新型コロナウイルス感染症の拡大など、先行きの見通しが極めて難しい中で、私は東松島市の発展と市民の幸せを何よりも大切にし、ゆるぎない信念を持って市政運営を行うことが、市民の皆様の不安を払拭するとともに、将来への希望を持っていただく上で重要であると考えております。  このため、市民の皆様の信頼を第一に、これまで培った国・県との太いパイプを生かしながら、東松島市第2次総合計画後期基本計画で掲げた方向性に沿って、計画目標の実現に向け、決断と実行力をもって、積極果敢に様々な取組を進めてまいります。  引き続き、市議会及び市民の皆様並びに市職員と一体となって市政運営に邁進してまいりますので、議員各位をはじめ、市民の皆様の一層の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げ、令和4年度市政執行についての所信の表明といたします。  令和4年2月15日、東松島市長 渥美 巖。 ○議長(小野幸男) 以上で令和4年度市政執行についての所信を終了します。  昼食休憩とします。    午後 零時04分 休憩                                              午後 1時27分 再開 ○議長(小野幸男) 再開します。  休憩前に引き続き、議事を続行します。 △日程第23 議案第17号 令和4年度東松島市一般会計予算について △日程第24 議案第18号 令和4年度東松島市国民健康保険特別会計予算について △日程第25 議案第19号 令和4年度東松島市後期高齢者医療特別会計予算について △日程第26 議案第20号 令和4年度東松島市介護保険特別会計予算について △日程第27 議案第21号 令和4年度東松島市柳の目地区産業用地造成事業特別会計予算について △日程第28 議案第22号 令和4年度東松島市下水道事業会計予算について ○議長(小野幸男) 日程第23、議案第17号 令和4年度東松島市一般会計予算について、日程第24、議案第18号 令和4年度東松島市国民健康保険特別会計予算について、日程第25、議案第19号 令和4年度東松島市後期高齢者医療特別会計予算について、日程第26、議案第20号 令和4年度東松島市介護保険特別会計予算について、日程第27、議案第21号 令和4年度東松島市柳の目地区産業用地造成事業特別会計予算について及び日程第28、議案第22号 令和4年度東松島市下水道事業会計予算についての6件を一括議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 令和4年度の東松島市各種会計当初予算のご審議をいただくに当たり、私からその概要についてご説明申し上げます。  まず、令和4年度の地方財政の運営指針となる令和4年度地方財政対策が先般12月24日に示され、その中で地方公共団体においては、社会保障関係費の増加が見込まれる中、行政サービスを安定的に提供しつつ、地域社会の重要課題に取り組めるよう地方交付税等の一般財源総額については、令和3年度を上回る額を確保することを基本とされております。  主な具体的な財源として、地方公共団体の共有財産である地方交付税の総額は、前年度比3.5%増の18兆538億円が確保され、一般財源総額は0.8%増の63兆8,635億円となっております。  一方、通常収支とは別に、東日本大震災に係る震災復興特別交付税については、対象事業の減などにより前年度比19.4%減の1,069億円となっております。  このような中で、本市の令和4年度当初予算案については、本日市政執行についての所信で申し上げたとおり、令和3年度からスタートした東松島市第2次総合計画後期基本計画実現のため、5つのまちづくりの方向性に沿った編成内容としております。  また、新型コロナウイルス感染症に係る対応については、引き続きワクチン接種推進に係る経費を計上するとともに、これからの新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した各種事業を計上しております。  なお、新型コロナウイルス感染症に係る対応については、今後の状況を的確に踏まえ、国、宮城県と密接に連携して、各種の対応を行うなど、適宜適切に予算の補正を行ってまいりますので、あらかじめご承知願います。  それでは、各種会計のうち議案第17号 令和4年度東松島市一般会計予算についてご説明申し上げます。  令和4年度予算は、歳入歳出予算の総額を前年度比1.2%増の202億2,000万円として編成しております。また、債務負担行為では矢本駅周辺地区都市再生整備計画事業等、令和4年度以降に業務を行うことが必要な経費等を設定しております。さらに、地方債では放課後児童クラブ整備事業等の施設整備に係る起債を計上しております。  最初に、歳入歳出予算のうち歳出の主な内容からご説明申し上げます。まず、総務費では、総務管理費の企画費に多目的交通システム、デマンドバス運営に係る東松島市地域公共交通活性化協議会補助金5,249万7,000円を計上しております。  次に、まちづくり推進費では、市民センター管理運営事業(建築2)、この市民センター大規模改修工事費3億9,102万円等を計上しております。  また、ふるさと振興費には、ふるさと納税に係る返礼品費用9,000万円のほか、ポータルサイト使用料等の関係経費9,246万円を計上するとともに、ふるさと基金への積立金3億円を計上しております。あわせて、地方創生推進費には、SDGsの市民への周知啓発に向けた関係経費358万6,000円を計上しております。  さらに、復興推進費には、被災者支援総合交付金事業に、被災者が参画し活動する機会の創出や生きがいづくりのための東松島市心の復興事業補助金800万円を計上しております。  次に、民生費では、児童福祉費の放課後児童保育事業費に市内8か所の放課後児童クラブ運営業務委託料1億3,715万4,000円を計上するとともに、大曲小学校放課後児童クラブ新築工事費1億3,000万円を計上しております。  次に、衛生費では、保健衛生費の保健衛生総務費に、地域医療体制安定確保事業として東松島市救急医療体制確保補助金1,100万円計上するとともに、休日診療当番医の地域医療体制の安定確保のための経費として、総額1億5,492万6,000円を計上しております。  また、予防費には、予防接種事業にインフルエンザ等の個別接種に係る業務委託料等の関係経費1億3,436万円を計上するとともに、各種検診、がん対策事業に各種検診業務委託料5,890万円を計上しております。  なお、令和4年度から受診率向上のための各種がん検診について、対象年齢の見直しとともに、受診者負担額の低減を図ってまいります。  さらに、感染症対策費には、新型コロナウイルスワクチン接種推進のための経費1億6,142万7,000円を計上するとともに、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、学校施設の感染症対策経費1,890万円、投票所における感染予防経費403万7,000円及び市関連施設の感染予防経費14万1,000円をそれぞれ計上しております。  また、清掃費のじんかい処理費には、一般廃棄物収集運搬業務委託料1億1,393万1,000円を計上しております。  次に、農林水産業費では、農業費の農業振興費に、令和3年度に開催した産業祭の継続開催経費430万円を計上しております。また、令和の果樹の花里づくり事業では、これまで植樹した樹木等の維持管理委託料750万円を計上するとともに、新たに計画する5,000平方メートルの果樹等植栽工事費200万円を計上し、それぞれ財源を全額過疎対策事業債としております。  さらに、道の駅整備事業では、国の地域連携販売力強化事業を活用して、設計業務委託料2,500万円を計上しております。  さらに、林業費の林業振興費には、松くい虫防除等事業に、保全松林緊急保護整備事業業務委託料6,598万4,000円を計上しております。  また、水産業費の漁港整備事業費には、月浜漁港整備工事費9,130万円を計上するとともに、大浜漁港機能保全工事費2,200万円を計上しております。  次に、商工費では、商工振興費に、市内で新規創業し雇用を創出した事業者に対する創業支援補助金について、前年度比250万円増の1,500万円を計上しております。  また、観光費には、観光物産振興事業に3年ぶりの開催となる航空祭の駐車場運営等に係る補助金700万円のほか、東松島夏まつり助成金370万円及び月浜海水浴場運営事業補助金60万円を計上するとともに、今年100回目の鳴瀬流灯花火大会に係る助成金として、前年度比30万円増の130万円を計上しております。あわせて、野蒜海水浴場運営に係る経費として、再開準備等への補助金470万円を計上するともに、ビーチスポーツを行う環境整備のための業務委託料300万円を計上しております。  次に、宮城オルレ事業では、オルレ奥松島コースの一層の誘客増と遊歩道等の安全確保のための維持管理等経費343万円を計上しております。  また、企業誘致推進費には、働く場の確保と若い人が集うまちづくりに向け、新規創業を促し、産業の活性化と振興を図るための企業立地促進奨励金3,219万7,000円を計上しております。  次に、土木費では、道路橋梁費の防衛施設周辺整備事業費に、道の駅の接続道路となる市道百合子線改良舗装工事1億1,000万円を計上するとともに、市道作田浦月観14号線歩道整備工事費5,050万円を計上しております。  また、道路新設改良費では、道の駅に接する駐車場の造成等に係る整備の工事費5,080万円を計上し、財源に国庫補助金を充てております。  なお、都市計画費の街路事業費に計上した公有財産購入費6,200万円は、平成30年度に土地開発基金により、矢本駅南北自由通路整備のために購入した土地を一般会計で買い戻すため計上しております。  また、住宅費の住宅管理費には、市営下浦住宅3号棟大規模改修工事費3億4,300万円を計上しております。  次に、消防費では、非常備消防費及び消防施設費に、今年7月17日に仙台市で開催される宮城県消防操法大会及び10月29日に千葉県市原市で開催される全国消防操法大会に出場するための経費1,663万4,000円を計上しております。  また、防災費の防災対策推進事業に河川及び内水に係るハザードマップ作成業務委託料1,130万8,000円を計上するとともに、防災備蓄品の更新に係る経費1,802万4,000円を計上しております。  さらに、防災行政無線施設整備事業に、防災行政無線(同報系)操作卓更新に係る経費3,685万円を計上しております。  次に、教育費では、教育総務費の学校教育費に、特別支援教育事業に係る経費として、支援印の報酬等、総額4,371万4,000円を計上しております。  また、小学校費の学校教育施設費に、赤井小学校講堂改築工事費2億5,320万円を計上するとともに、大曲小学校改築工事設計業務委託料1,758万6,000円を計上しております。  さらに、中学校の学校教育施設費に、令和3年度に引き続き、矢本第一中学校プール改築工事2億4,926万円を計上するとともに、矢本第一中学校校庭整備工事費9,872万7,000円を計上しております。  また、社会教育費のコミュニティセンター費に、令和3年度でコミュニティセンターの大規模改修が終了することに伴い、令和4年からの施設再開に係る指定管理料4,530万9,000円を計上しております。  さらに、保健体育費の体育施設管理費には、運動体育施設の新設、改修のための経費として、鷹来の森運動公園スケートボードパーク測量調査設計業務委託料717万円、矢本運動公園テニスコート改修工事費2億円及び奥松島運動公園多目的運動場ナイター照明設備設置工事費1,000万円を計上しております。  次に、災害復旧費では、文教施設災害復旧費の社会教育施設災害復旧費に、昨年3月20日に発生した宮城県沖地震による奥松島縄文村歴史資料館災害復旧工事費2,970万円を計上しております。  続いて、歳入について説明申し上げます。  まず、市税では、市民税の個人及び法人で令和4年度の納税者数を減と見込み、前年度比2,374万1,000円減の18億425万8,000円を計上しております。  また、固定資産税は、誘致企業の取組により、進出企業の工場立地や施設投資等により増を見込む一方で、新築家屋軽減措置及び復興特区制度による償却資産減免等による減が見込まれ、前年度比2,049万7,000円減の16億1,657万7,000円を計上しております。これらにより、市税総額では前年度比1.0%減の38億8,368万1,000円を計上しております。  次に、国有提供施設等所在市町村助成交付金では、本市に所在する航空自衛隊松島基地に係る建物等の対象資産価格の減により、前年度比5.0%減の1億7,043万円を見込んでおりますが、本市としては、ブルーインパルスの飛行状況や本市の財政状況等を踏まえて交付額を増額していただくよう、これまで国、特に総務省に対して要望しており、令和4年度についても引き続き要望を行ってまいります。  また、地方交付税では、普通交付税は地方財政対策で示された伸び率及び国の財源不足解消による臨時財政対策債の発行抑制を踏まえ、前年度比10.2%増の51億5,433万7,000円を計上するとともに、特別交付税は6億360万4,000円を計上しております。これらとともに、震災復興特別交付税は、本市の復興事業の中心であった施設整備が終了したことから、前年度比3.5%減の1億7,326万3,000円となり、地方交付税総額では59億3,120万4,000円を計上しております。  次に、使用料及び手数料では、土木使用料の住宅使用料で災害公営住宅に入居している震災被災者の家賃については、被災者に寄り添った政策として3割減額し、総額で前年度比18.2%減の2億5,691万6,000円を計上しております。  また、国庫支出金では、新型コロナウイルスワクチン接種に係る民生費国庫負担金及び民生費国庫補助金で増額を見込むとともに、道の駅整備事業に係る土木費国庫補助金で増額を見込むなど、総額で前年度比7.1%増の30億2,997万7,000円を計上しております。  なお、航空自衛隊松島基地所在に係る防衛関連国庫補助金は、防衛施設周辺民生安定施設整備事業費、8条交付金で1億7,758万3,000円、特定防衛施設整備周辺調整交付金、9条交付金で2億6,200万円等の総額4億5,440万6,000円を計上し、各種事業に活用することとしております。  次に、県支出金では、扶助費の増加に伴い、県負担金の増を見込む一方で、県補助金で教育費県補助金の減を見込み、総額で前年度比0.5%減の12億600万9,000円を計上しております。  また、財産収入の財産売払収入では、旧東松島消防署跡地1,637.75平方メートルの土地売払収入8,024万9,000円を計上しております。  次に、寄附金では、ふるさと納税寄附金で令和3年度の状況を踏まえ、総額で前年度比40%減の約3億円を計上しております。  また、繰入金の基金繰入金では、財政調整基金繰入金に予算編成上の財政調整として2億7,206万円を計上し、令和4年度当初予算編成後の財政調整基金残高は約12億5,000万円と見込んでおります。  次に、ふるさと基金繰入金に、令和3年度の寄附状況を踏まえて3億6,663万9,000円を計上しております。これらにより、基金繰入金総額で前年度比14.0%減の13億9,297万8,000円を計上しております。  同じく繰入金の特別会計繰入金では、柳の目地区産業用地造成事業特別会計で造成する柳の目北工区について、進出企業等が確定したことにより、土地売払い等による事業完了及び清算を予定することから、当該特別会計廃止に伴う一般会計への繰出金3億4,683万6,000円を計上しております。  また、市債では、土木費に市営下浦住宅3号棟の大規模改修事業に充てるための公営住宅大規模改修事業債1億9,710万円を計上するとともに、教育債に赤井小学校講堂改築事業債1億6,720万円を計上しております。これらにより、過疎対策事業費を除く通常の建設事業債は、前年度比2億6,370万円減の10億2,740万円を計上しております。  さらに、本市では、令和3年4月に国から旧鳴瀬町地域が過疎地域に指定され、昨年12月に市議会の議決を経て策定した東松島市過疎地域持続的発展計画に基づく各種取組のための財源として、過疎対策事業債4億2,430万円を計上しております。  また、地方交付税の代替措置である臨時財政対策債は、令和4年度地方財政対策で地方交付税財源が確保されることから、前年度比4億5,350万円減の1億6,250万円を計上しております。これらにより、市債総額で前年度比13%減の16億5,200万円を計上しております。  続いて、議案第18号 令和4年度東松島市国民健康保険特別会計予算では、歳入歳出予算の総額を前年度比5.0%増の44億1,943万円として編成し、歳出では、保険給付費に総額31億9,713万7,000円を計上し、財源は保険給付費等交付金としています。  次に、保健事業費では、特定健康診査について、受診率向上のため、令和4年度から全ての国民健康保険に係る受診者の自己負担額を無料とすることとし、その健診委託料2,986万6,000円を計上しております。  また、国民健康保険事業費納付金では、宮城県への療養給付費負担金等総額10億7,448万3,000円を計上し、財源は国民健康保険税及び財政調整基金等としております。  次に、歳入では、国民健康保険税に6億7,502万9,000円を見込むとともに、県支出金に32億3,890万6,000円を計上しております。  なお、本予算案は、本市の国民健康保険運営協議会に諮問し、妥当なものと認めるとの答申を得ております。  次に、議案第19号 令和4年度東松島市後期高齢者医療特別会計予算では、被保険者の増加に伴い、歳入歳出予算の総額を前年度比11.9%増の4億5,960万9,000円として編成し、歳出では、後期高齢者医療広域連合納付金の市町村負担金に4億3,380万7,000円を計上し、財源は後期高齢者医療保険料及び保険基盤安定繰入金としております。  また、歳入では、後期高齢者医療保険料に3億3,550万1,000円を計上しております。  次に、議案第20号 令和4年度東松島市介護保険特別会計予算では、歳入歳出予算の総額を前年度比2.3%増の34億6,011万8,000円として編成し、歳出では、総務費に要介護認定及び介護保険料の賦課徴収等に係る経費として、総額9,377万8,000円を計上しております。  また、保険給付費では、各種介護サービス給付に係る経費として、総額30億9,883万2,000円を計上しております。  さらに、地域支援事業費では、介護予防及び地域包括支援センター運営事業等の経費として、総額2億6,530万円を計上しております。  次に、歳入では、保険料の現年度分として、第1号被保険者の所得段階別見込み数により、7億4,594万3,000円を計上するとともに、繰入金に一般会計及び介護保険財政調整基金からの繰入金として、総額5億8,079万4,000円を計上しております。  次に、議案第21号 令和4年度東松島市柳の目地区産業用地造成事業特別会計予算では、歳入歳出予算の総額を8億3,551万3,000円として編成し、歳出では、産業用地造成事業費に用地造成工事費等として2億3,200万円を計上するともに、公債費では、令和4年度での事業完了を見込み、事業費を償還するための元利償還金等2億5,667万7,000円を計上しております。  また、諸支出金では、令和4年度での事業完了を見込み、一般会計への繰出金3億4,683万6,000円を計上しております。  次に、歳入では、業務用地への進出企業等の確定により、財産収入に土地売払収入8億3,451万3,000円を計上するとともに、繰越金では、前年度繰越金100万円を計上しております。これらにより、一般会計及び特別会計予算の総額は、前年度比3.7%増の293億9,467万円としております。  次に、議案第22号 令和4年度東松島市下水道事業会計予算では、予算第3条に定める収益的収支について、収入総額27億6,710万1,000円に対し、支出総額20億1,488万9,000円として編成し、当年度純利益が7億7,026万8,000円生じる見込みとなっております。  以下、主なものとして、支出では、第1款公共下水道事業費用の営業費用に、汚水処理及び雨水処理施設維持管理費等17億10万9,000円を計上するとともに、営業外費用に企業債利子等1億5,432万円を計上しております。  さらに、第2款及び第3款では、集落排水事業に係る維持管理費を中心に計上しております。  次に、収入では、第1款の公共下水道事業収益に営業収益として下水道使用料5億4,728万8,000円を計上しております。  また、予算第4条に定める資本的収支では、収入総額4億3,511万円に対し支出総額11億8,732万2,000万円として編成し、収入が不足する部分は予算第3条に定める収益的収支で発生する当該年度利益剰余金の一部を含め内部留保資金で補填いたします。  以下、主なものとして、支出では第1款公共下水道事業資本的支出の建設改良費に未復旧地域への管渠整備に係る汚水管渠建設費2億3,473万1,000円を計上しております。  さらに、第2款及び第3款には、集落排水事業に係る設備等更新工事費及び企業債の元利償還金等を計上しております。  次に、収入では、第1款公共下水道事業資本的収入の企業債に1億5,930万円を見込むとともに、補助金では、未普及対策事業等に係る国庫補助金1億1,691万4,000円を計上しております。  なお、職員等の給与費については、令和3年度の人事院勧告で国家公務員の一般職の期末手当をマイナス0.15か月とすることとされておりましたが、国、総務省から地方公共団体の実施時期については、国と同様に、令和3年12月期から令和4年6月期に移すよう要請され、本市としても国の要請に沿って対応したところであります。その後、今年の1月24日付で国、総務省から、地方公共団体においては期末手当のマイナス0.15月の減額分について、令和4年度予算で適切に対応するよう通知されたことから、今回の当初予算案で当該通知に沿った減額をしておりますが、関係条例の改正については、国家公務員の給与等に係る法律改正がなされた時点で、その改正内容を踏まえて、改めて上程いたします。  以上により、令和4年度東松島市各種会計当初予算の説明を終わりますが、何とぞ慎重にご審議を賜り、ご可決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(小野幸男) これをもって提案理由の説明を終わります。  議案第17号 令和4年度東松島市一般会計予算についてから議案第22号 令和4年度東松島市下水道事業会計予算についてまでの6件の議事を中止します。  以上で本日の日程は全部終了しました。  本日の会議はこれにて閉じ、散会とします。    午後 2時01分 散会...