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02月09日-議案説明、質疑、討論、採決-01号

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  1. 東松島市議会 2021-02-09
    02月09日-議案説明、質疑、討論、採決-01号


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    最終取得日: 2023-04-17
    令和 3年  2月定例会(第1回)         令和3年 第1回東松島市議会定例会会議録(第1号)                                          令和3年2月9日(火曜日)                                                 出席議員(16名)    1番  石 森 晃 寿            2番  上 田   勉    3番  手代木 せつ子            4番  齋 藤   徹    5番  土 井 光 正            6番  熱 海 重 徳    7番  小 野 幸 男            8番  小 野 惠 章    9番  大 橋 博 之           10番  阿 部 としゑ   13番  阿 部 勝 德           14番  櫻 井 政 文   15番  佐 藤 富 夫           16番  長谷川   博   17番  熊 谷 昌 崇           18番  滝   健 一                                                 欠席議員(1名)   12番  五ノ井 惣一郎                                                 欠  番   11番                                                 説明のために出席した者   《市 長 部 局》      市         長    渥  美     巖      副    市    長    加  藤  慶  太      副    市    長    小  山     修      総   務  部   長    奥  田  孝  信      復 興 政 策 部 長    浅  野  吉  彦      市 民 生 活 部 長    内  海  光  義      保 健 福 祉 部 長    髙  橋  義  則      兼 社 会 福 祉事務所長      建   設  部   長    相  澤  武  志      産   業  部   長    山  縣     健      会  計  管  理  者    平  塚  孝  行      復興政策部地方創生担当部長  髙  橋  諒  太      兼地方創生・SDGs推進室長      総務部総務課長兼工事検査室長 勝  又  啓  普      兼選挙管理委員会事務局長      併固定資産評価審査委員会書記長      総 務 部 財 政 課 長    藤  田  英  俊      総 務 部 防 災 課 長    齋  藤  友  志      総 務 部 市 民協働課長    佐 々 木  寿  晴      復興政策部復興政策課長    八  木  哲  也      復興政策部復興都市計画課長  森     祐  樹      兼 政 策 事 業推進室長      市民生活部市民生活課長    鈴  木  勝  利      市民生活部収納対策課長    樋  熊  利  将      保 健 福 祉 部福祉課長    藤  田  栄  治      兼社会福祉事務所副所長      保  健  福  祉  部    小  山     隆      高 齢 障 害 支 援 課長      保健福祉部健康推進課長    片  倉  義  和      兼新型コロナウイルスワクチン      接 種 推 進 室 長      保  健  福  祉  部    大  槻     敦      子 育 て 支 援 課 長      建 設 部 建 設 課 長    小  野  尚  志      建 設 部 建 築住宅課長    津  田  富  彦      建 設 部 下 水 道 課長    小  山     篤      産 業 部 商 工観光課長    難  波  和  幸   《教育委員会部局》      教    育    長    志 小 田  美  弘      教   育  部   長    小  山  哲  哉      教 育 委 員 会 教 育部    八  木  繁  一      教 育 総 務 課 長      教 育 委 員 会 教 育部    相  沢     進      学 校 教 育 管 理 監      教 育 委 員 会 教 育部    柏  木  淳  一      生 涯 学 習 課 長      兼 東 京オリンピック・      パラリンピック推進室長   《監査委員部局》      代 表 監 査 委 員    土  井  一  朗   《その他の出席者》      建 設 部 建 築 住 宅課    武  田  和  也      建   築  係   長                                             《議会事務局》      議 会 事 務 局 長    髙  橋  ひ さ 子      議  会  事  務  局    菊  池  大  樹      議 事 総 務 課 主 査      議  会  事  務  局    小  山  美  奈      議 事 総 務 課 主 事        議事日程 第1号 令和3年2月9日(火曜日)午前10時開議 第 1 会議録署名議員の指名 第 2 会期の決定について 第 3 諸般の報告 第 4 市長の行政報告 第 5 諮問第 1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 第 6 諮問第 2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 第 7 議案第 2号 教育委員会委員の選任につき同意を求めることについて 第 8 議案第 3号 東松島市交付所設置条例等の一部を改正する条例について 第 9 議案第 4号 東松島市附属機関設置条例の一部を改正する条例について 第10 議案第 5号 東松島市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条            例の一部を改正する条例について 第11 議案第 6号 東松島市立学校の設置に関する条例の一部を改正する条例について 第12 議案第 7号 東松島市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例について 第13 議案第 8号 東松島市介護保険条例の一部を改正する条例について 第14 議案第 9号 東松島市野蒜海岸駐車場条例の一部を改正する条例について 第15 議案第10号 東松島市営住宅条例の一部を改正する条例について 第16 議案第11号 地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関す            る条例について 第17 議案第12号 東松島市矢本海浜緑地パークゴルフ場条例の一部を改正する条例につ            いて 第18 議案第13号 石巻広域都市計画事業大曲浜地区被災市街地復興土地区画整理事業施            行規程を定める条例を廃止する条例について 第19 議案第14号 東松島市東日本大震災復興交付金事業基金条例を廃止する条例につい            て 第20 議案第15号 (債)令和2年度コミュニティセンター規模改修工事請負契約の締            結について 第21 議案第16号 市道路線(北大仏・亀岡2号線)の認定について 第22 議案第17号 市道路線(堺堀204号線)の認定について 第23 議案第18号 市道路線(大東・上山ノ坊線)の認定について 第24 議案第19号 市道路線(北余景・蛇ヶ崎山1号線外1)の廃止について 第25 議案第20号 市道路線(横沼34号線外1)の廃止について 第26        令和3年度市政執行についての所信 第27 議案第21号 令和3年度東松島市一般会計予算について 第28 議案第22号 令和3年度東松島市国民健康保険特別会計予算について 第29 議案第23号 令和3年度東松島市後期高齢者医療特別会計予算について 第30 議案第24号 令和3年度東松島市介護保険特別会計予算について 第31 議案第25号 令和3年度東松島市柳の目地区産業用地造成事業特別会計予算につい            て 第32 議案第26号 令和3年度東松島市下水道事業会計予算について                                                  本日の会議に付した事件 議事日程のとおり 入退場一覧  13時38分   7番  小 野 幸 男議員  退場  13時40分   7番  小 野 幸 男議員  入場    午前 9時59分 開会 ○議長(大橋博之) ただいまから令和3年第1回東松島市議会定例会を開会します。  ただいまの出席議員は16名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付してある議事日程第1号をもって進めます。  12番五ノ井 惣一郎さんから欠席の旨、届出があります。  今定例会には、説明及び答弁のため、市長をはじめ関係行政機関の長等の出席を求めております。  報道機関より今定例会中撮影の申入れがありますので、これを許可いたします。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(大橋博之) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において18番滝 健一さん、1番、石森 晃寿さん、以上の2人を指名します。 △日程第2 会期の決定について ○議長(大橋博之) 日程第2、会期の決定についてを議題とします。  お諮りします。本定例会の会期は本日から3月4日までの24日間にしたいと思いますが、これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、会期は本日から3月4日までの24日間に決定しました。  お諮りします。2月10日、2月12日、2月18日、2月22日、2月24日から26日までの3日間、3月1日から3日までの3日間は、議案等精査及び委員会審査等のため休会といたします。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、2月10日、2月12日、2月18日、2月22日、2月24日から26日までの3日間、3月1日から3日までの3日間は休会といたします。 △日程第3 諸般の報告 ○議長(大橋博之) 日程第3、諸般の報告。  報告書をお手元に配付しております。  事務局職員より概要を説明いたさせます。議会事務局長、説明。 ◎議会事務局長(髙橋ひさ子) それでは、東松島市議会定例会諸般の報告をお開きいただきたいと思います。  議長の諸般の報告については、令和2年第4回定例会以後の議会の主なる動向について取りまとめたものであります。  令和2年10月、11月、12月分の例月現金出納検査結果報告書及び専決処分の報告については、既にその写しを配付しておりますので、後ほど確認願います。  次の議案等の受理件数でございますが、35件、撤回なしということで、全て可決してございます。  次、3ページ、請願、陳情、要望の関係はありません。  次の中段から4ページにかけての総務、民生教育、産業建設常任委員会においては、付託議案の審査、所管事務調査を実施し、財務常任委員会では予算及び決算の審査に備えた予備調査について委員会報告を行いました。  5ページ、広報常任委員会においては、議会だより第59号を2月1日に発行しており、令和3年1月7日から、試行ではありますが、フェイスブックを開設しております。  次の議会運営委員会では、定例会における会期の調整や本会議の日程事項など議会運営の全般について協議を行い、さらに改選後に向けた事項についても協議を行いました。  次の視察、来庁関係では、岩手県奥州市議会建設環境常任委員会がSDGs、未来都市の取組について視察研修のため来庁いたしました。  次、6ページ、市議会議長会、議長会基地協議会の動向については、書面開催となりました。  その他の動向については記載のとおりでありますが、早稲田大学マニフェスト研究所、元滝沢市議会事務局長の中道俊之氏を迎えて、議会改革について「政策提言立案能力向上に向けて」と題して議員研修を行いました。  最後7ページは、議長及び代理を含む会議等の出席状況について記載してありますので、ご確認願います。  以上で諸般の報告の概要説明といたします。 ○議長(大橋博之) これで諸般の報告を終了します。 △日程第4 市長の行政報告 ○議長(大橋博之) 日程第4、市長の行政報告。  市長より行政報告の申出がありますので、これを許可します。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議員の皆さん、おはようございます。皆様のご出席をいただき令和3年第1回東松島市議会定例会が開催されますことに対し、厚く感謝申し上げます。  それでは、令和2年第4回定例会開催以降の行政執行の主なものについてご報告申し上げます。  12月10日は、菅義偉内閣総理大臣と平沢勝栄復興大臣が、東日本大震災の被災自治体視察として菅内閣発足後、宮城県で最初に本市を来訪され、私からは復興再生多目的施設「あおみな」を案内するとともに、市の復興状況や「令和の果樹の花里づくり」構想について説明を行っております。  14日は、ウェブ会議形式で武田薬品工業株式会社に対して企業版ふるさと納税の御礼を申し上げるとともに、引き続き今年も協力いただくようお願いしております。  16日は、小野惠章副議長に同道いただきながら松島基地司令を訪問し、防災盛土に関する申入れを行っております。その際基地司令からは、周辺住民のさらなる安全確保のため、松島基地敷地内に防災盛土を整備する旨の報告を受けております。  18日は、本市が交通死亡事故ゼロ6か月を達成したことにより祝詞伝達式が開催され、岡島利明石巻警察署長から宮城県警察本部長名の祝詞が贈られております。  19日は、宮城オルレ奥松島コースにおいて「クリスマスオルレ」を開催し、私と加藤副市長も参加して、市内外約100名の皆様とコースを回ってきております。  20日は、奥松島運動公園内体育館において、東名運河北側に災害復旧事業として移転整備した「奥松島運動公園」の落成式を行い、地域の方々や工事関係者が出席し、テープカットや市内中学校バレーボール部の対抗試合などで完成をお祝いしております。 21日は、大塚自治会から市道上野蒜大塚線の安全対策に関する嘆願書を提出いただいております。また、午後には宮城県さけ・ます増殖協会理事長として宮城県庁を訪問し、村井宮城県知事及び宮城県議会議長に対してさけ・ますふ化放流団体への経済支援などについて要望しております。  22日は、「令和2年度第4回東松島市都市計画審議会」を開催し、石巻広域都市計画下水道の変更及び石巻広域都市計画道路河南川尻線の変更について審議をいただいております。  23日は、午前中に市道「台前・亀岡線」及び「東名・新東名線」の開通式典が行われ、「台前・亀岡線」においては延長1.2キロメートル、「東名・新東名線」においては延長1.3キロにわたり市道が開通しております。また、午後には由木文彦復興庁事務次官が本市を視察に訪問され、「令和の果樹の花里づくり」予定地や野蒜の丘陵地区を案内しております。  24日は、航空自衛隊松島基地若松門からJR仙石線矢本駅を南北に結ぶ3つの市道の愛称を「ブルーインパルス通り」とすることを記念し、矢本駅前で看板の除幕式を関係者とともに行っております。  28日は、市コミュニティセンターにおいて、係長以上の市職員により「仕事納めの式」を開催しております。  1月4日、市コミュニティセンターにおいて、「仕事始めの式」を開催しております。その後、北上川下流河川事務所長、JAいしのまき組合長、宮城復興局石巻支局、宮城県東部地方振興事務所長及び東部土木事務所長並びに石巻港湾事務所長、東松島市商工会を新年挨拶のため訪問し、本市に対する支援と協力を引き続きお願いしてきております。  5日は、早朝石巻青果花き地方卸売市場初市式に参加し、昨年の取扱実績が前年に比べて約5億円増の178億円を上げたことに対してのお祝いを申し上げております。  また、午後には宮城県漁業協同組合長を新年挨拶のため訪問し、本市に対する支援を引き続きお願いしております。  6日は、加藤副市長と仙台河川国道事務所長を新年挨拶訪問した後宮城県庁を訪問し、村井知事及び両副知事をはじめ総務部長、教育長、経済商工観光部長、農林部長、土木部長等に新年の挨拶を行うとともに、本市の第2次総合計画後期基本計画における「まちづくりの将来像」等について説明しております。また、松島基地の新年初フライトに合わせては、小山副市長が松島基地司令を表敬訪問しております。  7日は、石巻市地域外来・検査センターを訪問し、コロナウイルス感染症の検査体制について現状確認を行っております。  8日は、午前中に定例記者会見を開催し、東松島市第2次総合計画後期基本計画についてなど、10項目について報道各社に説明しております。また、午後には防衛省東北防衛局長、JR東日本仙台支社、復興庁宮城復興局長、在韓民国総領事館を新年挨拶のため訪問し、本市に対する支援を引き続きお願いしてきております。  10日は、早朝、鷹来の森運動公園で開催された「東松島市消防出初め式」に出席し、参加者に対して告辞を述べるとともに、その後大曲地区体育館で開催された東松島市交通防犯関係団体出動式に出席し、式辞を述べております。また、午後にはコミュニティセンターを会場に「令和3年東松島市成人式」を開催し、参加した308人の門出を祝っております。なお、開催に当たっては新型コロナウイルス感染症対策として学校区別に時間をずらして参加人数を分散するなど、感染防止対策を徹底して開催しております。  12日には、ウェブ会議形式でボッシュ株式会社に対して企業版ふるさと納税の御礼と、引き続き今年の協力をお願いしております。  13日は、早稲田大学マニフェスト研究所主催による北川正恭早稲田大学名誉教授との意見交換会がウェブ会議形式で開催され、本市の人材マネジメント等に関して意見交換を行っております。  14日は、「第31回2市1町特別職・管理職職員等研修会」が石巻市で開催され、石巻市長に代わって主催者を代表して開会挨拶を述べております。その後、矢本運動公園で開催されたどんと祭に出席し、商工会青年部等関係者を激励、そして御礼しております。  15日は、桃生郡医師会、石垣英彦会長を訪問し、新型コロナウイルスワクチン接種の推進に向けて、市民の利便性を考慮し、市内の5つの市民センターでの接種実施に協力いただくようお願いしております。また、午後には「令和2年度第2回行政改革審議会」に出席し、第3次行政改革大綱最終案についてご審議いただき、審議の結果、佐藤直敏行政改革審議会長から妥当なものとの答申をいただいております。  18日は、富谷市の東北自治総合研修センターにおいて、宮城県内市町村新規採用職員研修の講師として講話を行っております。また、午後には宮城県庁で行われた令和2年度第5回宮城県健康づくり優良団体表彰に出席し、村井知事から「スマートみやぎ県民大賞」を授与されております。  19日は、石巻市で「石巻地方広域水道企業団参与、構成市総務・財政担当課長合同会議」が行われ、令和3年企業団議会第1回定例会の審議事項について協議しております。  20日は、河北新報社の鈴木取締役事務局長が来庁し、令和3年度のツール・ド・東北について意見交換を行っております。  21日は、野蒜市民センターで「C.W.ニコル追悼展」が開催され、開会セレモニーイベントに出席しております。  22日は、桃生郡医師会、石垣英彦会長にもご参加いただき、新型コロナウイルスワクチン接種を進めるため、22日付で新設した「新型コロナウイルスワクチン接種推進室」に配属する職員11名に辞令交付を行うとともに、その後仮設庁舎前において看板取付等の開所式を行っております。  26日は、「令和2年度石巻地区広域行政事務組合第3回理事会」が行われ、令和3年度石巻地方広域行政事務組合予算案等について審議しております。  27日は、横山信一復興副大臣が来庁され、本市の復興状況や「令和の果樹花里づくり構想」について説明するとともに、さけ・ます増殖事業について意見交換を行っております。  29日には、「鳴瀬川等・北上川下流等大規模氾濫時の減災対策協議会」及び「鳴瀬川等・北上川下流等流域治水協議会」がウェブ形式で開催され、降雨時の氾濫防止等について意見交換を行っております。  30日は、請負業者主催による「赤井南小学校防音工事安全祈願祭」に出席しております。  2月1日は、東松島市商工会の橋本孝一会長及び3つの部会長からコロナウイルス感染症に係る経済対策について要望いただいております。その後、株式会社インアウトバウンド仙台・松島と宮城県経済商工観光部観光課から職員が来庁され、「日本版持続可能な観光ガイドライン」のモデル地区申請に向けて、本市が宮城県で唯一そういうモデル地区に申請するということで、そういう打合せ等を行っております。  2日は、佐藤栄宏東松島市農業委員会会長から東松島市の農政に関する意見書が提出されております。  3日は、定例記者会見を開催し、「令和3年第1回東松島市議会定例会開催について」など、8項目について報道各社に説明しております。また、その後「復興ありがとうホストタウン記念フレーム切手贈呈式」が行われ、日本郵便株式会社東北支社から東松島市とデンマーク王国との「復興ありがとうホストタウン」を記念したフレーム切手が贈呈されております。  4日は、「令和3年石巻地区広域行政事務組合議会第1回定例会日程第1」が石巻市で開催され、「令和3年度石巻地区広域行政事務組合一般予算」について提案されております。  8日は、「令和3年度石巻地区広域行政事務組合議会第1回定例会日程第2」が石巻市で開催され、「令和3年度石巻地区広域行政事務組合一般予算」について原案可決されております。なお、可決された石巻地区広域行政事務組合令和3年度の一般予算については、当組合の本市の負担額、総額で11億1,938万7,000円となっており、負担構成比は19.49%となっております。  なお、令和2年12月2日から現在までの間に新型コロナウイルス感染症対策本部会議を計8回、令和2年の2月からは延べ52回の開催になりまして、市役所内及び関係機関と情報共有を図り、緊密に連携しながら様々な取組を進めてきております。  以上、令和3年第1回東松島市議会定例会に当たっての行政報告といたします。 ○議長(大橋博之) 以上で市長の行政報告を終了します。 △日程第5 諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて △日程第6 諮問第2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて ○議長(大橋博之) 日程第5、諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて及び日程第6、諮問第2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての2件を一括議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 諮問第1号及び諮問第2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、提案理由の説明を申し上げます。  人権擁護委員の推薦については、人権擁護委員法に基づき、本市から9人を推薦しているところであります。  このたび、現委員の宮里 若枝氏が令和3年6月30日に任期満了となります。また、令和2年7月26日から1人が欠員となっております。  このため、種々検討してまいりましたところ、人格高潔で広く教育や福祉等にも高い識見を有しており人権擁護委員として適切な活動が期待されることから、宮里 若枝氏の再任と松浦達夫氏への就任をお願いいたしたく、推薦について議会に対し意見を求めるものであります。  なお、本定例会において推薦の議決を受けた場合は、仙台法務局において仙台弁護士会及び宮城県人権擁護委員会への意見照会等を経て、令和3年7月1日からの委嘱となります。  以上、提案理由の説明といたします。
    ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて及び諮問第2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての議事を中止します。 △日程第7 議案第2号 教育委員会委員の選任につき同意を求めることについて ○議長(大橋博之) 日程第7、議案第2号 教育委員会委員の選任につき同意を求めることについてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第2号 教育委員会委員の選任につき同意を求めることについて、提案理由の説明を申し上げます。  本市の教育委員会委員のうち鹿野あい子氏が、令和3年5月20日の任期満了となります。鹿野氏については、平成29年5月から現在まで教育委員としてご活躍いただいており、これまでの経験を生かし引き続き本市の教育行政に力をお貸しいただきたく、教育委員会委員に適任と考え再任の提案を行うものであります。  ご審議を賜り、ご同意くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  議案第2号 教育委員会委員の選任につき同意を求めることについての議事を中止します。 △日程第8 議案第3号 東松島市交付所設置条例等の一部を改正する条例について ○議長(大橋博之) 日程第8、議案第3号 東松島市交付所設置条例等の一部を改正する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第3号 東松島市交付所設置条例等の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。  今回の条例改正については、現在開設している野蒜交付所を令和3年3月31日をもって廃止することに伴い改正するものであります。  現在の野蒜の交付所は、東日本大震災で被災した野蒜出張所を防災集団移転事業に伴い、平成28年12月1日から野蒜ケ丘1丁目15番地1に整備された奥松島観光物産交流センター内で業務を行っておりました。交付所開設当初は野蒜ケ丘への住所移動などによる利用者もありましたが、その後は利用者が減少し、令和2年4月1日からは証明書交付の取次業務を野蒜まちづくり協議会に委託しております。  そのような中で、本市ではマイナンバーカードを利用したコンビニ交付を令和2年8月1日から開始したことも加わり、令和2年度の野蒜交付所の証明書取扱件数は月平均4件程度となったことから、野蒜まちづくり協議会への了解を得て同交付所を廃止するものであります。  詳細については、議案参考資料6ページの資料3―1から7ページの資料3―2までをご参照願います。  以上、議案第3号についてはご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第3号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第3号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第9 議案第4号 東松島市附属機関設置条例の一部を改正する条例について △日程第10 議案第5号 東松島市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について ○議長(大橋博之) 日程第9、議案第4号 東松島市附属機関設置条例の一部を改正する条例について及び日程第10、議案第5号 東松島市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についての2件を一括議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第4号 東松島市附属機関設置条例の一部を改正する条例について及び議案第5号 東松島市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。  今回の条例改正については、東松島市附属機関設置条例に規定している東松島市石巻広域都市計画事業大曲浜地区被災市街地復興土地区画整理審議会及び東松島市有償運送運営協議会について事業完了に伴い廃止するとともに、新たな附属機関として東松島市学校運営協議会を規定するための改正を行うものであります。  また、東松島市市民センターに係る指定管理者制度による管理の在り方検討委員会については、委員の任期が令和3年3月31日までと規定しておりますが、令和3年度以降も当該委員会を招集したいことから任期を改正し、また東松島市災害弔慰金等支給審査委員会については、東日本大震災に限定された内容になっていることから、全ての対象災害を網羅できるよう改正するもので、併せて東松島市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例について、東松島市石巻広域都市計画事業大曲浜地区被災市街地復興土地区画整理審議会及び東松島市有償運送運営協議会の廃止並びに東松島市学校運営協議会の新設を規定するものであります。  そのほか、東松島市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例に規定する東松島市生徒指導支援、いじめ、不登校等のことでございますが、この支援委員会については令和2年第1回定例会で附属機関設置条例を制定した際、名称をいじめ問題対策連絡協議会に変更し附属機関として扱わないこととしておりましたが、本条例に規定したままとなっていたことから廃止するとともに、小中学校及び幼稚園の学校医の名称を学校保健安全法に規定する役職名称と同一にするため改正を行うものであります。  詳細については、議案参考資料8ページの資料4―1から12ページの資料4―3までをご参照願います。  以上、議案第4号及び第5号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。8番小野 惠章さん。 ◆8番(小野惠章) 新設する学校運営協議会についてお尋ねしたいのですが、小中学校ごとに人選をしなくてはいけないということだろうと思うのだけれども、その場合の人選の仕方についてお教え願いたいと思います。 ○議長(大橋博之) 教育総務課長。 ◎教育委員会教育部教育総務課長(八木繁一) ただいまのご質疑にお答えいたします。  各学校の学校運営協議会の委員につきましては、各学校のほうの中である程度人選をいたしまして、あとは教育委員会といろんな関係機関と調整をしながら委員のほうを、今回15人以内ということで選定をさせていただく予定としてございます。 ○議長(大橋博之) 8番小野 惠章さん。 ◆8番(小野惠章) 現状あるコミュニティ・スクールなのですけれども、その関係とこれは一緒なのか、別のものとして位置づけているのかということもちょっと分かりにくいです。  それで、コミュニティ・スクールのそういう意見交換のときに参加しているのだけれども、学校側の方針に異を唱えるような形をなかなか話合いの中で持っていけない部分が、一般の市民ですからそういう部分はあるので、今回そうやって学校側の方針について物をしっかり言えて、そこでいろんなことが改善されていくということが多分必要になるのだろうというふうに思うので、人選を含めてもしっかりとした人選を行わなくてはいけないと思うし、また多種多様な人が来てこその本来の運営が保たれるのではないかというふうに思うので、そこの部分はしっかりやっていただきたいと思いますけれども、先ほど言ったコミュニティ・スクールとの兼ね合いについてお尋ねします。 ○議長(大橋博之) 教育総務課長。 ◎教育委員会教育部教育総務課長(八木繁一) コミュニティ・スクールと学校運営協議会の関わりでございますけれども、コミュニティ・スクールとは学校運営協議会を設置した学校ということになりますので、本市の場合は平成27年度の鳴瀬未来中学校をはじめといたしまして、平成30年度までに全ての小中学校のほうで学校運営協議会が設置されてコミュニティ・スクールが始まっているというふうな形となります。  この部分につきましては、しっかりと人選の分につきまして学校と協議いたしまして、選定のほうを行っていきたいというふうに考えております。 ○議長(大橋博之) ほかに質疑ありませんか。7番小野 幸男さん。 ◆7番(小野幸男) それでは、(3)の任期を改正する委員会というところで、指定管理者の管理の在り方検討委員会というのがありますが、この中で主にどういったことが管理の在り方について意見を出され、検討しているのか、内容についてお伺いします。 ○議長(大橋博之) 市民協働課長。 ◎総務部市民協働課長(佐々木寿晴) 今回変更するものは任期なのですけれども、本来令和3年度からの指定管理の在り方のみを検討する予定でおりましたが、令和3年度以降も主に市民センターの業務の評価検証、こちらをメインにして、市の担当課の意見と併せまして、今後意見をいただいていくということでございます。なお、この中には市民センターの統合だとかそういったことも内容に含まれると承知しております。 ○議長(大橋博之) ほかに質疑ございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第4号及び議案第5号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、議案第4号及び議案第5号は委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第4号及び議案第5号の2件を一括して起立により採決します。  本案2件は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案2件は原案のとおり可決しました。 △日程第11 議案第6号 東松島市立学校の設置に関する条例の一部を改正する条例について ○議長(大橋博之) 日程第11、議案第6号 東松島市立学校の設置に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第6号 東松島市立学校の設置に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。  今回の改正については、鳴瀬桜華小学校の校舎等の新たな場所への整備完了及び今年の4月1日からの供用開始に伴い、条例上の学校の位置を東松島市小野字裏丁39番地から東松島市小野字宮前31番地に改正するものであります。  詳細については、議案参考資料13ページ、資料5―1から資料5―3までをご参照願います。  以上、議案第6号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第6号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第6号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第12 議案第7号 東松島市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例について ○議長(大橋博之) 日程第12、議案第7号 東松島市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第7号 東松島市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。  今回の改正については、鳴瀬桜華小学校の放課後児童クラブの位置について、新たな放課後児童クラブ施設の整備完了に伴い、所要の改正を行うものであります。  具体的には、鳴瀬桜華小学校放課後児童クラブは小野地区学習等共用施設で現在運営しておりますが、鳴瀬桜華小学校の校舎等の新築移転に伴い新たな校地に隣接する小野字宮前146番地の市有地内に新設し今般移転することから、条例上の位置の変更を行うとともに速やかに供用開始するものであります。  詳細については、議案参考資料14ページの資料6―1から6―3までをご参照願います。  以上、議案第7号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第7号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第7号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第13 議案第8号 東松島市介護保険条例の一部を改正する条例について ○議長(大橋博之) 日程第13、議案第8号 東松島市介護保険条例の一部を改正する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第8号 東松島市介護保険条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。  今回の改正は、令和3年度から令和5年度までの第1号被保険者に係る介護保険料の額を改定するものであります。介護保険料の額は、本市の第8期介護保険事業計画において定めることとされており、医師、介護施設の長、民生委員、自治会長などで構成する東松島市高齢者福祉計画及び介護保険事業計画審議会を3回開催して慎重審議をいただいた結果、高齢者の増加に伴う要介護認定者の介護サービス給付費等の増加が見込まれることから、現行の介護サービスを維持するためには介護保険料の見直しが必要との判断をいただいております。  具体的な介護保険料の改定に当たっては、これまで本市が県内の他市町村と比べて低い保険料基準額を維持してきたことも踏まえ、改定幅は最小限の月額500円増の5,500円とするため、介護保険財政調整基金を充当し保険料を調整しております。あわせて、令和元年度から実施している低所得者保険料軽減事業を令和3年度も継続し、被保険者の負担軽減を図るため所要の改正を行うものであります。  なお、本市ではスポーツ健康都市宣言を制定しており、今後もパークゴルフ場や宮城オルレ奥松島コースなどの利用促進と百歳体操の普及等にも力を入れながら健康増進や運動不足の解消を図り、介護予防の充実に努めてまいります。  詳細については、議案参考資料15ページの資料7―1から18ページの資料7―2までをご参照願います。  以上、議案第8号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。8番小野 惠章さん。 ◆8番(小野惠章) 少し確認したいのですけれども、改正のポイントとして令和3年度から令和5年度までの推移、いろんなことを見据えた上で今回取り崩して充当することで改正幅を最小限に抑えたということですので、取りあえず令和5年度まではこのままでいくということでよろしいのか。また、その後、令和5年度以降は、市長のいろんな施策にもよるのだろうと思いますけれども、なるたけ上げない方向で進めてほしいなというふうに思うのですけれども、取りあえず令和5年度まではこれでやるということでよろしいのか。 ○議長(大橋博之) 市長。 ◎市長(渥美巖) 小野 惠章議員の質問ですが、基本的に現在の5,000円という値段ですね、県内の自治体の中ではかなり安いほうに今位置しております。後で担当のほうからそのランク、どの程度にいるか示させますが、この5,500円についても基本的には私は3年間はこの値段で調整していきたいと思っております。  なお、私の提案理由でも述べておりますが、やはりスポーツ健康都市宣言しているということで、できるだけ百歳体操とか、あとパークゴルフとか、そういうものも踏まえながら、オルレ、体を動かしてもらって、健康寿命をとにかくみんなで頑張っていただきたいということで、延ばすような方向づけを持ってこの条例改正、今回は500円上げさせていただきます。上げても県内で何位ぐらいになるか。ほかの自治体もほとんど今回上げると思いますけれども、その自治体との関係について説明させます。担当。 ○議長(大橋博之) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長兼社会福祉事務所長(髙橋義則) 今現在東松島市の保険料の金額については、県内で4番目に低い金額になっています。市では2番目に低い金額といったところでございます。今現在、県内で第10位の金額が5,500円ということで、その中に入っているのかなということでございます。  介護保険料については、市長答弁したとおり、この3年間についてはこの5,500円で運営をしていきたいなという部分と、今後介護報酬の改定とかそういった部分も関係はしますが、市長先ほど申し上げたとおり、介護予防等の施策の充実を図りながらということで、できるだけこの介護保険料のほうの金額を維持していきたいと考えております。  以上です。 ○議長(大橋博之) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第8号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第8号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第14 議案第9号 東松島市野蒜海岸駐車場条例の一部を改正する条例について ○議長(大橋博之) 日程第14、議案第9号 東松島市野蒜海岸駐車場条例の一部を改正する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第9号 東松島市野蒜海岸駐車場条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。  今回の条例改正については、野蒜海岸海水浴場再整備事業における野蒜海岸駐車場の整備が令和3年4月末に完了し供用を開始するに当たり、駐車場の位置を変更するため所要の改正を行うものであります。  詳細については、議案参考資料19ページの資料8―1から20ページの資料8―3までをご参照願います。  以上、議案第9号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。7番小野 幸男さん。 ◆7番(小野幸男) 今回ここの位置に駐車場とする、設置の住所を変更だと思うのですけれども、ちょっと関連で、あそこ毎日通っていて、今いろいろ工事しているのですけれども、駐車場自体がここの328台の場所だけになるか、もっと高盛土のほうにも駐車場の設置等々があるのか。  あと、今工事しているのを見ると、多分海水浴客のための駐車場が主かなと思うのですけれども、これちょっと道路が、皆さんもご存じのとおり高くて、あと第2海水浴場のほうに行くとなると、あそこを上がって、堤防を越えて下りるとなると、それなりの階段等々でやるとは思うのですけれども、4月の下旬にできるって、もう少しなので、ここの道路の横断等々とかそういったものの安全もかなり、毎日通っていて、これちょっと危惧されるなと思っているのですけれども、その辺確認でお願いします。 ○議長(大橋博之) 市長。 ◎市長(渥美巖) これについては、県の海岸防潮堤と合わせた県道整備、今最終段階に入っておりますが、これらが完了するとここができるのですが、県のほうの事業も遅れぎみのところ若干あります。それがありますけれども、本市としてはここに海水浴場関係者のための駐車場を造っておいて、海側のほうが道路とあまり段差なくて、道路に止める気になると大分止める人が出てくる可能性があるのですよね。やっぱりそれがいざというとき、交通事故の危険性が非常に高くなるので、可能な限りこの下のほうに止めてもらうような指導をしていきたいということで、しっかりとした駐車場、ここに320台ほど止めることにしております。今後、この海水浴場の関係でどの程度お客さんが本当に止めにくるか。本市には月浜という、家族向けとしては私はそちらのほうが非常に安全な場所だなと思っている海水浴場もありますから、そちらとの兼ね合いもありますが、いずれここを開設した際の要するに駐車場、あともう一つはこちらの下に洲崎湿地ですね、野鳥をいろいろ観察するような場所も今造っておりますので、その人たちの駐車場ということでも使える場所にしたいなと思っております。  状況を見ながら、もし足りないとなれば、この先例えば東側のほうにどれだけ必要なところがあるか、そういうようなところも踏まえながらいろいろ考えていきたいなと思います。まずはここでスタートしていきたいなということでございます。  あと、横断につきましては、その状況を見ながら、確かに県道を海水浴客が横断するわけですから、基本的には石巻の交通課と協議しながら、横断歩道の設置は必要ではないかなと考えております。 ○議長(大橋博之) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第9号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第9号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第15 議案第10号 東松島市営住宅条例の一部を改正する条例について ○議長(大橋博之) 日程第15、議案第10号 東松島市営住宅条例の一部を改正する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第10号 東松島市営住宅条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。  今回の条例改正については、このたび市営小野駅前南住宅集会所の竣工に伴い、本条例に位置づけるため所要の改正を行うものであります。  市営小野駅前南住宅集会所については、牛網地区に整備した災害公営住宅市営小野駅前南住宅の入居者の心の復興と周辺住民の交流施設として東日本大震災復興交付金を財源に建設しており、今年の3月1日から供用し、牛網地区の自治会活動やまちづくりに活用されるようになっております。  詳細については、議案の参考資料21ページの資料9―1から資料9―3までをご参照願います。  以上、議案第10号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第10号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第10号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。  暫時休憩します。    午前11時00分 休憩                                              午前11時10分 再開 ○議長(大橋博之) 再開します。  休憩前に引き続き議事を続行します。 △日程第16 議案第11号 地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例について ○議長(大橋博之) 日程第16、議案第11号 地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第11号 地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例について、提案理由の説明を申し上げます。  今回の条例改正については、地方税法等の一部を改正する法律が令和2年3月31日に公布されるとともに、令和2年11月30日付の総務省からの通知内容に基づき所要の改正を行うものであります。  具体的には、地方税法において特例基準割合が延滞金特例基準割合に改正されたことに伴い、本市の東松島市税外諸収入金の督促並びに督促手数料及び延滞金徴収条例及び東松島市後期高齢者医療に関する条例並びに東松島市都市計画下水道事業受益者負担に関する条例について、所要の改正を行うものであります。  詳細については、議案参考資料の22ページの資料10―1から23ページの資料10―2までをご参照願います。  以上、議案第11号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) それでは、この改正の関係なのですが、2の改正条例の(1)、(2)については、これ困っている人もいるのでちょっと、聞きにくいので、3に限ってお聞きしますが、特に受益者負担に関する関係で、これ納めない人がいることは、私が産業建設にいたときからも問題視されてきたのですね。それで、税法の改正でもって、これ改正せざるを得ないのは分かりますが、では現実的にこういったものを改正をして徴収効果が上がればよいのですが、いわゆる受益者負担を納めない人がそういう概念で納めてもらえばこれ効果が上がると思うのですが、現実的にどうなのか、その辺の現況を教えてもらいたいなと思っているわけなのですが、いかがですか。 ○議長(大橋博之) 下水道課長。 ◎建設部下水道課長(小山篤) お答えします。  今現在の受益者負担金の徴収件数というのですかね、件数を参考までお話ししますと、令和2年度については今約100件程度の件数となっております。過去3年に遡って言いますと、滞納の件数については9件ほど発生しております。ただし、受益者負担金の収納率としては99.9%と、ほぼ100%に近い程度で徴収は得ております。 ○議長(大橋博之) 15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) 99.何%というのですが、現実に納めない人いるわけですよね。それで、受益者負担金というのは、これはいわゆる財産のある人ですから、当然納める能力があるということで、私、これ問題だと思うのですよ。  ですから、こういった地方税法の改正によって、いわゆる手数料延滞金の徴収条例に変わりましたということで、そういった納めない人に通知をして、より厳しくなりましたよという、それくらいのことを通知しないと、これ納めないと思うのですよ。ですから、これを盾に取るというわけではないのですが、これも一つの手法かなと思いますので、ぜひやってもらいたいなと思いますが、いかがですか。 ○議長(大橋博之) 下水道課長。 ◎建設部下水道課長(小山篤) ありがとうございます。これを機会に、例えば広報紙とか、あとはホームページ等でこの辺の改正についてのお知らせを早速していきたいと思います。 ○議長(大橋博之) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第11号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第11号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕
    ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第17 議案第12号 東松島市矢本海浜緑地パークゴルフ場条例の一部を改正する条例について ○議長(大橋博之) 日程第17、議案第12号 東松島市矢本海浜緑地パークゴルフ場条例の一部を改正する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第12号 東松島市矢本海浜緑地パークゴルフ場条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。  今回の改正については、石巻広域都市計画事業大曲浜地区被災市街地復興土地区画整理事業の換地処分に伴い大曲浜地区の字名、地番が確定したため、条例に規定する矢本海浜緑地パークゴルフ場の位置を東松島市大曲地先県立都市公園矢本海浜緑地内から東松島市みそら1丁目2番地1に改正するものであります。  詳細については、議案参考資料24ページの資料11―1から資料11―2までをご参照願います。  以上、議案第12号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第12号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第12号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第18 議案第13号 石巻広域都市計画事業大曲浜地区被災市街地復興土地区画整理事業施行規程を定める条例を廃止する条例について ○議長(大橋博之) 日程第18、議案第13号 石巻広域都市計画事業大曲浜地区被災市街地復興土地区画整理事業施行規程を定める条例を廃止する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第13号 石巻広域都市計画事業大曲浜地区被災市街地復興土地区画整理事業施行規程を定める条例を廃止する条例について、提案理由の説明を申し上げます。  本条例については、東日本大震災により甚大な被害を受けた大曲浜地区の移転元地の利用の促進を図るための被災市街地復興土地区画整理事業について、令和3年3月31日をもって当該土地区画整理事業に関する全ての事業が完了する見込みとなったことから、本条例及び本土地区画整理事業特別会計を廃止するものであります。  詳細については、議案参考資料25ページの資料12―1から27ページの資料12―2までをご参照願います。  以上、議案第13号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第13号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第13号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第19 議案第14号 東松島市東日本大震災復興交付金事業基金条例を廃止する条例について ○議長(大橋博之) 日程第19、議案第14号 東松島市東日本大震災復興交付金事業基金条例を廃止する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第14号 東松島市東日本大震災復興交付金事業基金条例を廃止する条例について、提案理由の説明を申し上げます。  今回の条例廃止については、東日本大震災復興特別区域法が令和2年6月12日に一部改正され国の復興交付金が令和3年3月31日をもって廃止されることに伴い、復興庁が定めた東日本大震災復興交付金制度要綱及び同基金管理運営要領に基づき、復興交付金事業に要さない残余額については令和2年度中に東松島市東日本大震災復興交付金事業基金から一般会計へ全額繰入れし国庫返還するとともに、令和3年度以降基金としての用途の必要がなくなることから本条例を廃止するものであります。  なお、当該残余額については今議会において補正予算に計上し、ご審議いただく予定としております。  詳細については、議案参考資料28ページの資料13をご参照願います。  以上、議案第14号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) 簡単に言えば、これは時限立法で期限に来たので返さなければならないというような話でしょうけれども、ただ残余額が29億2,900万、もったいない話なので、これね。それで、復興交付金事業に要さない事業ということなのですが、これ条例で廃止して、まだありましたでは、これちょっと、一般財源の持ち出しというような関係になってしまいますから、精査したと思いますが、漏れはなかったのか、大丈夫なのですか、もう一回見直しする必要ってないですか、これは。  それから、これ、例えば工事完成後の保証期間というのがありますよね。それで、その保証は業者持ちなのですが、しかし関係する費用、これある程度市の持ち出しもなきにしもあらずということで、それからあと設備のアフターケアなんていうのもありますよね。そうしますと、この件については、令和3年4月1日施行ということなのですが、いわゆるそういったことが生じた場合にはこれ酌量の余地ないのかということなのですが、その辺ちょっと教えてください。 ○議長(大橋博之) 復興政策部長。 ◎復興政策部長(浅野吉彦) お答えいたします。  まず、1点目の漏れはないかというところでございますけれども、こちらにつきましては復興庁との使途協議というものがございまして、その中で復興庁の職員と、それから市の職員が事業につきまして精査いたしまして、その認められたものだけが復興交付金事業としてこの基金から取り崩して実施しているというところでございます。もちろん市のほうで要望していても、復興庁のほうで査定かけられたものもございます。漏れというかどうか分からないですけれども、まずは当初計画した復興計画に予定したものは全て入れて実施したつもりでございます。  それから、2点目の保証期間等につきましてですけれども、長期間の手直し等につきましてですけれども、こちらにつきましてはただいま議員からもあったとおり、一部業者持ちになりますけれども、保証期間が切れたものにつきましては、通常の事業と同じように市のほうで持っていかなければならないのかなというところでございまして、この基金はまずなくなりますので、それは活用できないというふうに理解しております。 ○議長(大橋博之) 15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) 今部長のほうからつもりだという話出たのですが、これ、いわゆる復興庁の職員と本市の職員とのやり取り、その中には市長入らないの。市長の力でもって少しまけてもらうということはできなかったのですかね、これね。何しろ29億というお金ですから、大変もったいないと思いますので、その辺どうなのですか。 ○議長(大橋博之) 復興政策部長。 ◎復興政策部長(浅野吉彦) お答えいたします。  こちらにつきましては、当初掲げました復興計画に基づきまして、こちらはもちろん市長はじめ市の全体の総意という形で行っておりますけれども、今回、昨年でございますけれども、令和の果樹の花里づくりという事業ございまして、こちらにつきましては当初の計画になかったところでございますけれども、市長が復興庁の大臣、副大臣、それから幹部といろいろ折衝した結果、何とかこれ効果促進事業という形で認められたものでございまして、今回1億5,000万円使って令和の果樹の整備事業に充てたというところでございます。  また、矢本駅前の南北自由通路、避難通路につきましても、こちらにつきましても市長が交渉した結果、調査費まではついたというところでございまして、市長の出番がたくさんあったというところでご理解いただきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(大橋博之) 市長。 ◎市長(渥美巖) 復興事業というのは、やはり市と復興庁の話合いの中で認める事業と認めない事業というのがあります。私が就任したときには既に東松島市の復興事業というのは決まっていたのです。私が出たからこいつ何とかお願いしますと言ってもなかなかそれは、もう少し早く言ってもらわないとこれは無理ですという話で、なかなか復興庁はそもそも10年間ということで、3年ぐらい前から店じまいも視野に入れながら、新たなものは認めないという方針が結構ガードは固かったのは現実の姿です。  でも、私はやはり当初そういう……例えばさっき言った令和の果樹の花里づくりなんていうのは、当初震災直後の計画としてみんな、野蒜地区なら野蒜地区でいいますと上のほうの山手に移転させることが第一条件であって、その被災元地の利活用というのはなかなか当時としては力入る、考えられないことがあったわけで、7年も、8年もたつと、このような状況で、特別名勝松島が、その一画がアカシアとか、柳の木とか、あとカヤとかいっぱい生えているこの状況というのは決して好ましいものでないから、今からでも何とかお願いできないかということで、そういうことをお願いした。  あと、やはり仙石線についても、仙石線があるもので、本来であれば仙石線の絡みの道路を復興事業絡みで線路の踏切拡幅というのをやればやれないこともなかったのですが、それもうちのほうで挙げていないという状況だったものですから、しかし何とかして命を守るということについては南北通路ぐらい、1本ぐらい何とかしてもらいたいということで、これも無理無理なのですが、調査だけはします、ただし復興庁からは復興創生期間は令和2年度末までですよということを何回も示されておりまして、復興庁としてはその後国土交通省とかの流れに、そちらのほうの財源確保にルートをつくるということでなっております。  そういうことで、何本かはそういう形でやっていますが、なかなか厳しいことは厳しいということです。  そして、余っている金というのはやっぱり執行残とか、そういうこともあるわけですから、努力した分について何ぼか我々に配慮ないのかとかいろいろ話してきているのも事実ですが、そういうことをトータルとして、今言ったように令和の果樹の話だとか、いろんなものでまた配慮されてきたのかなということであります。 ○議長(大橋博之) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第14号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第14号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第20 議案第15号 (債)令和2年度コミュニティセンター規模改修工事請負契約の締結について ○議長(大橋博之) 日程第20、議案第15号 (債)令和2年度コミュニティセンター規模改修工事請負契約の締結についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第15号 (債)令和2年度コミュニティセンター規模改修工事請負契約の締結について、提案理由の説明を申し上げます。  コミュニティセンターについては、建築から28年が経過しまして、電気、機械、給排水設備及び外壁や内装が経年劣化するなど、その使用に支障を来していることから、防衛省の防衛施設周辺民生安定施設整備事業補助金の採択を受けまして、一式の大規模改修工事を行うものであります。当初は令和3年度単年度の工事予定でしたが、防衛省の配慮もありまして令和2年度から3年度までの2か年間の事業実施が認められ、必要な工期が確保されたところであります。  当該工事については、去る1月13日に執行した制限付一般競争入札の結果、10者から応札があり、株式会社丸本組東松島営業所が落札したことから、工事請負契約を締結しようとするものであります。  なお、予定価格は9億7,955万円で、落札率は88.6%でありました。契約金額については8億6,790万円で、去る1月19日に仮工事請負契約を締結しております。  工事の概要については、既存建物の外壁、屋根、屋上防水、内装などの建築改修工事一式、電灯、動力、弱電設備の更新などの電気設備改修工事一式及び冷暖房空調換気能力強化、給排水などの機械設備改修工事一式を行うものであります。  工事期間については、議決を賜った日の翌日から令和4年3月4日までを予定しております。  詳細については、議案参考資料29ページの資料14―1から35ページの資料14―7までをご参照願います。  以上、議案第15号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。5番土井 光正さん。 ◆5番(土井光正) 今回の工事概要を見ますと、建築改修、それから電気設備、機械設備という形でなっております。8億6,790万ですか、という形で全体の金額がありますが、その建築、電気、機械の金額の内訳、積算上の内訳がどのくらいの金額であったのか、そしてまたその割合がどのくらいであったのか、一応確認したいと思います。 ○議長(大橋博之) 建築住宅課長。 ◎建設部建築住宅課長(津田富彦) それでは、お答えいたします。  今回の各工事の工事費の割合ですけれども、全体の建築工事としましては31%、電気設備工事ですと41%、機械設備工事は28%となっております。     〔「金額」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 続けて。 ◎建設部建築住宅課長(津田富彦) 金額については、建築工事が2億7,863万8,000円、電気設備工事が3億6,546万1,000円、機械設備工事が2億4,640万1,000円、合わせまして工事価格としまして8億9,050万円となっております。 ○議長(大橋博之) 5番土井 光正さん。 ◆5番(土井光正) 建築も新築であれば意外と建築費がすごくメインになりまして、機械、電気関係が少ない金額になってしまうという形に、普通一括に発注する場合多いのですが、今回改修というような形の中で、今お話があったとおり、むしろ建築そのものが31%で、残りの電気41、それから機械28、その金額も3億、2億という形で結構大きな金額になるわけですね。そうした場合に、当然ここの丸本組さんのほう、今回受注したという形ですが、実際建築の場合は電気、それから設備関係は全部下請に出すわけですね、実際問題は。そうしたときに、考えたときに、分割発注で対応したほうがむしろ地域の事業の従事者にとってもメリットがあって、そういう形で分割発注をするべきだと考えますが、それはいかがでしょうか。 ○議長(大橋博之) 市長。 ◎市長(渥美巖) 当初これについては、工期がある程度かなりきついなという状況もありました。そんなことであって、担当課のほうから、それぞれ3つの工事が一斉にとなると、限られた場所での調整がなかなか大変だということがありまして、できればまとめて一括で一つの責任のところで、工事の遅れなどのないような形で進めたほうがいいのではないかという話がありましたので、私とすればその方向もいいのではないかということで、あとは担当のほうにお願い、それはどういう方向でもいいですよということで私は出しております。あとは、担当のほうが委員会でどのような審議しているかということの説明、もし必要であれば。 ○議長(大橋博之) 建設部長。 ◎建設部長(相澤武志) 土井議員さんの質疑の件でございます。これまでも改修工事、例えば庁舎とか、鳴瀬庁舎とか、今までも災害復旧とかやってきました。そのときも一括、建築、電気、設備機械、併せて発注とかしておりました。そういったことで、今市長申し上げましたとおり、新築であれば順序立てて建築をしながら、あとの設備関係もおっつけやっていくのですけれども、こういった改修についてではなかなか大変ということでございます。  それで、改修工事について一般競争をかけてもなかなか応札ということもしてくれる人も限られてくるというようなことで、その辺心配いたしまして、今回同時施工ということでの発注をいたしたわけでございます。限られた場所、そして安全管理も含めて一括発注ということでのご理解をお願いしたいと思います。 ○議長(大橋博之) 5番土井 光正さん。 ◆5番(土井光正) 今工期の関係でやむを得ないという話を伺いました。それは状況的に私も考慮しなくてはならないのかなと思います。  ただ、普通一般的な建築の新築等の場合は建築・設備、建築・電気というふうな形であれば一括で建築会社のほうにも発注するというのはよくあることなのですが、今回みたいにやはりこういうような電気設備、機械設備で金額が結構多くなるというようなときは、今後その辺関係は少し検討されたほうがいいかなと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(大橋博之) 建設部長。 ◎建設部長(相澤武志) ただいまいろいろご提言ということですね、いただきました。今後、そうそう今後こういった大きな改修工事はないかなとは思いますけれども、参考にさせていただきながら検討していきたいと思います。 ○議長(大橋博之) 2番上田 勉さん。 ◆2番(上田勉) それでは、3つほど。まず、ここに改修内容書いてありますが、1つは内装関係、それから電気設備の中でモニター機能、それと換気関連を含めて空調関連について3つ質疑したいと思います。  内装関係ですけれども、あそこのコミセンの中には以前頂いた金澤翔子さんの作品が1メーター、2メーターのが3点、金澤さんからはあれを含めて3点あるので、全部で5点、東松島市は寄贈を受けています。そういうところで、実はあそこに希望の光の3点が掲示されていますけれども、その辺のところでそういうものをきちっと展示というか、できるような内装含めたシステムにしているかどうかというのが1つ。  2つ目がスイッチボード関係ですけれども、電気関係ですね。これは、あそこの事務室にモニターありますけれども、かなり古いというのもあるけれども、画像も非常に鮮明でない。そういうのも含めると、あそこできちっと見えるようにすべきでないかなと思います。もちろんモニターを置くスペースのことがありますけれども、あれも非常に悪い。これは直せば、今回ので直ると思いますけれども、その辺のところの状況についてを1つ。  それから、3つ目が換気です。空調関係についてはきちっと整備すると思いますけれども、設計は多分ずっと前にやっていると思うのですけれども、コロナ禍におけるところの換気というのはいつもあそこはオープンにしてやっている現状がありますけれども、今後はやっぱり時代に即した換気機能ができるようなシステム化が必要ではないかなと思いますが、それができているかどうか。もしできなければ、これはやっぱり追加でやるべきではないかなと思いますけれども、その辺のところの状況についてお願いいたします。 ○議長(大橋博之) 生涯学習課長。 ◎教育委員会教育部生涯学習課長兼東京オリンピック・パラリンピック推進室長(柏木淳一) それでは、私からは1番目と2番目の内装と電気についてお答えさせていただきます。  内装についてなのですが、今議員おっしゃったような金澤翔子さんの、飾るようには今はなっていないですが、そういったご提言もありますので、予算の範囲内で、できるかどうかも含めてちょっとお話を伺わせていただければなと思います。  それから、モニターについてなのですが、これは全部取替えになります。さらに、現在あのモニターは事務室と、それからロビーにしか映らないようになっているのですが、ほかの部屋でも映るような検討も今ちょっとしているというところでございます。 ○議長(大橋博之) 建築住宅課長。 ◎建設部建築住宅課長(津田富彦) 私からは、3点目の換気の基準についてお答えいたします。  現在の建築基準法でございますけれども、こちらの換気の基準が今は1人当たり1時間に20立米以上という基準がございます。現在の新型コロナ対策として厚生労働省が、換気の悪い密閉空間の基準ということで、そっちの基準は最低で1人当たり30立米、1時間当たり、という基準を出しております。  今回の一例ではありますが、多目的ホール、こちらですね、ホール全体の容積、5,355立米ありますけれども、そちらに先ほどの厚生労働省の30立米、1時間当たりの基準を採用して、1時間当たりホール全体の空気を約2回入換えする設計となっております。  以上です。 ○議長(大橋博之) 2番上田 勉さん。 ◆2番(上田勉) 1つ目と2つ目、これは市長も奨励している市の文化祭なんか、あそこ全面使うわけですから、それに堪え得るだけの内装関係の整備はやっぱり必要だと思いますので、ぜひ十分な検討をして、いろんなものが、あそこで文化活動ができるようなシステムにしていただきたいなということです。  モニター関係は分かりました。  あと、換気関係については、今のお話分かりますけれども、今回もあそこで成人式なんかは2つに分けてやっているとか、あるいはあそこのコミセンの活動としていろんな行事やっていますけれども、人数を半分にしてやっているところですから、そういうことをしなくてもいいような換気状態がやっぱりできるようなシステム構造が今後は望まれるのではないかなと思います。あれ一過性のものではなくて、これ一回やると10年、20年もたせなければいけないと思いますので、そういうことを考えながらの換気整備をお願いしたいなと思いますが、もう一度お答え願いたいと思います。 ○議長(大橋博之) 建築住宅課長。 ◎建設部建築住宅課長(津田富彦) 換気の量に対しては、今の設計で十分間に合っていますので、扉を閉めて使っていただいて問題はないと考えております。 ○議長(大橋博之) ほかに質疑ありませんか。15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) まず、一般競争入札ということなのですが、前においおい総合評価方式を採用すると言っていたはずなのですが、今回は採用しなかったようですが、その理由について。  それから、この会社は総合建設業という認識しておりますが、ただし主に土木・建築の会社なのですね、これ。ですから、工事概要の②、③、電気、機械設備については当然別会社にお願いするということになると思うのですが、そうしますと当然これマージンかかるわけですから、その分が上乗せされるということです。それで、例えば電気設備の改修工事については3億6,000万ということですし、それから機械設備については2億何がしだったということです。  市の1億5,000万円以上の契約ですから、当然これは一般競争入札に値するということになるわけですね。ですから、土井議員がおっしゃったのですが、分割発注が当然だろうということに私も思っております。ですから、例えばこれ一括発注にする根拠が必要になってくるわけですね。そうしますと、例えばこれらの電気設備、機械設備については専門的な工事会社に頼んだほうが本来であれば優良な工事ができるということになるわけですので、あらゆる発注方法を考えてみる必要があるだろうということになれば、当然、では一括発注と、それから分割発注をした場合のいわゆる積算も比べてみる必要あるのだよなということだと思いますが、その辺しましたか。 ○議長(大橋博之) 財政課長。 ◎総務部財政課長(藤田英俊) 総合評価の件について、私のほうからお答えします。  総合評価につきましては、今年度まだ試行的にということで、一応5,000万程度の工事について実施するということで今進めている状況でございます。  この工事につきましては、金額的に大きい金額でしたので、今後検討するということで進めてまいりたいと思っております。 ○議長(大橋博之) 建築住宅課長。 ◎建設部建築住宅課長(津田富彦) それでは、工事の価格についてお答えいたします。  今回分割で発注した場合ですと、現在の一括発注より950万円ほど高くなる計算となっております。  以上です。 ○議長(大橋博之) 15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) 分割発注すると950万ぐらい高くなるということなのですが、しかしこれ専門的な設備会社に頼めば優良な工事になるということですから、総合評価方式につながっていくという理論も成り立つわけですよ。ですから、価格的に950万安かったからいいのだという話ではないということになる。ですから、その辺はやっぱりきちんと優良な工事であるか、それからいわゆる総合建設業といえども、そこでいわゆる下請に発注した場合にはどうなのかと、そういう技術的なこともやっぱり考えていかなければならないだろうというふうに思います。  それから、ちょっと相前後しますけれども、総合評価方式、前にもこれ私質疑していますよね。今後の検討課題だということで同じ答えだったのですが、ではいつまで検討していくのだと。検討している間に寝てしまうよということもあるわけですから、その辺あたり、曖昧な答えではなくて、もう少しきちんと答えてもらいたい。 ○議長(大橋博之) 市長。 ◎市長(渥美巖) この問題ですね、先ほど土井議員にも言いましたけれども、そういう一括でやるメリットがあるのですよ。今言ったように価格の場合、価格も下がりますし、あとはやっぱり責任施工できちっとしたところがやれるというメリットもあります。あと、工期の問題も当初あったものですから工期の問題も含めていくかということで、私とすれば、今回取った業者が総合の建築業を持っているわけでして、石巻地区でも最有力の業者さんでありまして、工事そのものが粗悪なものになるということはないと思っているのです。その辺で何ら問題ないのではないかなと、逆に私は思っているのです。  それから、総合評価については現在土木のAクラス、先日はBクラスにも総合評価やっております。私は、全ての工事は総合評価でいくということで、新年度はそういう流れをつくれということで指示しております。ぜひご理解いただきます。 ○議長(大橋博之) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第15号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第15号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。  昼食休憩とします。    午前11時56分 休憩                                              午後 1時30分 再開 ○議長(大橋博之) 再開します。  休憩前に引き続き議事を続行します。 △日程第21 議案第16号 市道路線(北大仏・亀岡2号線)の認定について △日程第22 議案第17号 市道路線(堺堀204号線)の認定について △日程第23 議案第18号 市道路線(大東・上山ノ坊線)の認定について △日程第24 議案第19号 市道路線(北余景・蛇ヶ崎山1号線外1)の廃止について △日程第25 議案第20号 市道路線(横沼34号線外1)の廃止について ○議長(大橋博之) 日程第21、議案第16号 市道路線(北大仏・亀岡2号線)の認定について、日程第22、議案第17号 市道路線(堺堀204号線)の認定について、日程第23、議案第18号 市道路線(大東・上山ノ坊線)の認定について、日程第24、議案第19号 市道路線(北余景・蛇ヶ崎山1号線外1)の廃止について及び日程第25、議案第20号 市道路線(横沼34号線外1)の廃止についての5件を一括議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第16号 市道路線(北大仏・亀岡2号線)の認定についてから議案第20号 市道路線(横沼34号線外1)の廃止についてまでの5議案について、提案理由の説明を申し上げます。  まず、議案第16号の市道路線の認定については、奥松島運動公園整備事業に伴い整備された道路1路線、36.1メートルの認定を行うものであります。  次に、議案第17号の市道路線の認定については、大曲地区における開発行為に伴い整備された道路1路線、65.6メートルの認定を行うものであります。  次に、認定第18号の市道路線の認定については、東名地区コミュニティ道路整備事業に伴い整備された道路1路線、4,224.6メートルの認定を行うものであります。  次に、議案第19号の市道路線の廃止については、奥松島運動公園整備事業に伴い道路2路線、29.4メートルの廃止を行うものであります。  また、議案第20号の市道路線の廃止については、県道矢本門脇線整備事業に伴い道路2路線、1,059.82メートルの廃止を行うものであります。  詳細については、議案参考資料36ページの資料15―1から42ページの資料15―7までをご参照願います。  以上、5議案についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第16号から議案第20号までの5件は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、議案第16号から議案第20号までの5件は委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第16号から議案第20号までの5件を一括して起立により採決します。  本案5件は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第26 令和3年度市政執行についての所信 ○議長(大橋博之) 日程第26、令和3年度市政執行についての所信。  市長より申出がありますので、これを許可します。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 令和3年第1回定例会の開会に当たり、市政執行に係る私の所信について、その一端をここに申し述べます。  市議会議員各位をはじめ、広く市民の皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。  1、これまでの4年間及び令和2年度の取組成果について、これから入ります。  平成23年3月11日の東日本大震災から間もなく10年がたとうとしております。  その中で、私は、平成29年4月29日に東松島市長に就任し、以来、市長選挙で掲げた7つのマニフェストの実現に向けて、最大限の取組を進めてまいりました。  そのマニフェストで掲げた第1の取組が「復興の加速・完結」であり、私としてはこれまで培った国及び宮城県との太いパイプを最大限に生かし、関係事業の予算確保と取組推進に努めてまいりました。  その結果、復旧・復興事業は、現時点で復興交付金計画ベースでほぼ99%の進捗に達しており、一部の繰越事業を除いて、令和2年度末までに完結する予定であります。  その中で、私が目指す「創造的復興」の象徴として、平成31年4月に、宮城県及び防衛省の全面的な協力により、矢本海浜緑地再整備の中でパークゴルフ場及びクラブハウスをオープンすることができました。  また、人口減少を食い止める「地方創生」の象徴として、令和2年4月には、石巻圏域で初となる私立の全日制・全寮制の「日本ウェルネス宮城高等学校」の誘致・開校の実現にも至っております。  さらに、令和2年度には、台前・亀岡線の避難道路をはじめ奥松島運動公園が竣工・オープンしたほか、鳴瀬桜華小学校の校舎等の新築工事も間もなく完了するとともに、その他の雨水排水機場、漁港等の事業完結に努めており、本市が「復興モデル市」として後世に語り継がれるよう、ラストスパートに力を注いでまいります。  マニフェスト2つ目の「企業誘致による働く場の創造」については、宮城県と連携しながら、トップセールスによる企業誘致等に努め、大曲浜の「みそら工業団地」では、41区画中、立地済み及び立地手続中の区画が38区画になっております。  あわせて、ひびき工業団地内の株式会社サワ、大倉工業株式会社及びグリーンタウン内の株式会社高橋徳治商店をはじめ、市内の既存企業への国・県及び本市の助成制度の活用による工場増設等を支援するなどした結果、本市全体で、4年間で約470人の雇用を生み出しております。  また、令和2年度においては、立地予定企業から確約をいただき、柳の目地区北工区約3.6ヘクタールに産業用地の造成整備も進めているところであります。  マニフェスト3つ目の「基幹産業の農業・水産業の振興」については、農業では、被災地区を含め、圃場整備事業の推進に努めるとともに、宮城県と一体となって様々な振興策に取り組みました。  その結果、市内では、震災以降、新たにトマトやイチゴのハウス栽培などを中心に20の農業法人が設立されており、その法人の中には、今年度、日本航空株式会社(JAL)に仲介いただき、生産したイチゴを用いたフルーツスパークリングワインの生産・販売に至るなどの6次産業化の取組も始められております。  また、水産業については、漁港などの生産基盤の整備を進め、担い手の育成支援にも努めた結果、本市の水産業の中心であるカキ・ノリの出荷額総額で、震災前の平成22年の17億円に対し、直近の令和元年では20億円超えとなっております。  マニフェストの4つ目は、「子育て支援の充実」であります。  私は、今後の地方創生に向けては、人口の維持・確保が極めて重要であり、そのためには若い世代の定住と女性が活躍できる環境づくりが不可欠と考えております。  そのため、民間活力を活用し、令和2年度においては、平成30年度の矢本地区に引き続き、午後8時まで預かり保育が可能な民間保育園を本市赤井地区に誘致し、4月1日オープンしたところであります。  また、放課後児童クラブについては、全ての小学校の校地または隣接地に設置することとし、平成29年度は赤井南小学校、平成30年度は矢本東、矢本西及び大曲小学校、令和元年度は大塩小学校、令和2年度は鳴瀬桜華小学校及び赤井南小学校の増築整備を行うとともに、従来の午後6時までの保育時間を午後7時まで拡大して運営しております。  マニフェスト5つ目の「健康・福祉・医療」の取組については、令和2年3月20日の本市へのギリシャからの東京オリンピック競技大会の聖火到着を記念して、「スポーツ健康都市宣言」を行い、市民のスポーツ振興と健康づくりの機運醸成を図りました。  また、先ほど申し上げた矢本海浜緑地パークゴルフ場の利活用を呼びかけた結果、オープン1年9か月で7万6,000人の利用がなされ、市民の健康維持増進に大きく寄与しております。  さらに宮城オルレ奥松島コースを開設し、年間1万人に本市を訪れていただき通年観光を打ち出すことができました。  昨年10月には震災で被災した奥松島運動公園の移転整備が完了し、鷹木の森運動公園とともに、市民の健康増進と本市の交流人口拡大に大いに寄与するものと期待しており、市民の利用推進を促してまいります。  また、福祉事業については、震災からの心の復興に向けた高齢者の見守り事業を継続するとともに地域包括支援センターの拠点を拡大するなどして、きめ細かな対応を図ってまいります。  さらに、医療体制については、今般の新型コロナウイルス感染症拡大の中で、地元の桃生郡医師会及び宮城県石巻保健所等と緊密に連携し、発生予防及び検査体制確立を図っております。  マニフェスト6つ目の「学力向上と文化振興」の取組については、令和元年度において、市内小中学校の夏休みを5日間短縮して学習時間を確保するとともに、令和2年度は、全ての市内小中学校への電子黒板配置、国のGIGAスクール構想に基づいた1人1台の電子タブレット整備などを進めており、ICTを用いた環境整備による学力の向上につなげてまいります。  また、全小中学校のエアコン整備についても、宮城県内自治体に先駆けて全て完了しており、子どもたちの学ぶ環境の充実を図っております。  さらに、文化振興については、宮城県教育委員会と連携して様々な取組を進めた結果、本市の「赤井官衙遺跡群」が、昨年11月に国指定文化財として登録決定に至っております。  マニフェスト7つ目の「松島基地との共存共栄及び県の施設の活用」については、防衛省への要望により補助事業採択を受け、令和元年度竣工の矢本海浜緑地パークゴルフ場クラブハウス、令和2年度は11月竣工の東松島消防署及び上町学習等共用施設、これは若干3月から遅れる可能性もありますけれども、いずれ春には完成するということで、大規模改修が行われております。  また、防衛省及び東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会への要望の結果、先ほど申し上げましたように、東京オリンピック競技大会の聖火について、本市松島基地への国内最初の到着が実現いたしました。  宮城県との関係では、私としても強く要望した結果、野蒜地区で被災した「松島自然の家」について、宮戸地区への復旧整備が実現し、平成29年のキャンプ場などの野外活動フィールドのオープンに続き、今年3月には160人収容可能な宿泊棟や体育館などの竣工が予定されています。  主要幹線となる都市計画道路矢本門脇線の本市分の一部供用開始が既になされており、今年の3月の23日には定川に定川復興大橋がかかりますので、石巻市内全区間供用開始に向けて引き続き要望を行ってまいります。  なお、先ほども申し上げた新型コロナウイルス感染症対策については、1人10万円の特別給付金の支給に関して、いち早く交付推進室を設置するなど迅速な対応を図った結果、県内14市の中で高いランクとなる99.9%の支給率となったほか、商工事業者等に対する各種協力金の支給や割増商品券の発行など、迅速かつ的確な対応に努めてきており、今後開始する新型コロナウイルスワクチン接種についても、国及び宮城県と緊密に連携して、引き続き迅速かつ効果的・効率的な推進を図ってまいります。  2、国及び宮城県の動き。  国は、昨年6月に震災復興に係る関係法令の改正を行い、宮城県においては復興・創生期間を5年間延長し、今後復興に関連する残余事業の完結とともに、引き続き心の復興に努めるとしております。  また、国では、昨年12月21日に「令和3年度地方財政対策」をまとめ、その中で少子化や人口減少などの課題に対処する地方創生のほか、福祉など社会保障の充実、地域の人材育成、防災減災対策の推進、新型コロナウイルス感染症対策の推進などの経費を重点措置する旨が示されております。  さらに、宮城県においては、今年3月までに成案化する県政運営の基本指針「新・宮城の将来ビジョン」の中で、本市と同様にSDGsの持続可能な理念を基調とし、「県内産業の持続的な成長促進」、「子ども・子育て」、「安心して暮らせる地域社会づくり」、「強靱な県土づくり」の4本の柱を基本としております。  3、令和3年度の市政運営と取組方針  本市は、令和3年度の市政運営については、ただいま申し上げた国及び宮城県の動きや方向性を踏まえるとともに、昨年12月に市議会の議決を得て策定した「東松島市第2次総合計画後期基本計画」の具現化に向け、それぞれの取組を進めてまいります。  具体的には、当計画でまちづくりの将来像として掲げた「住み続けられ持続・発展する東松島市 ―地方創生のトップランナーを目指す―」の目標を将来に向けて実現していくため、心の復興とともに、地方創生及びSDGsを基調とし、「産業の成長促進と働く場の確保」、「地域全体で次代を担う子どもたちを支える学びと子育て環境の充実」、「安全・安心で誰もが快適に生き生きと暮らせる市民協働の地域社会」を3つの基本理念として掲げ、以下に述べる5つのまちづくりの方向性に沿って各施策を進めてまいります。  4、5つのまちづくりの方向性と具体的取組の推進  まちづくりの方向性1「産業と活力ある住みたくなるまち」  初めに、まちづくりの方向性の1つ目の「産業と活力ある住みたくなるまち」についてであります。  持続可能なまちづくりを進めるためには、人口の維持・確保に大きく関係する産業の振興と雇用の場の確保が極めて重要であります。  このため、本市の基幹産業の農業と水産業の振興に向け、引き続き圃場整備や漁港等の基盤整備を進めるとともに、担い手を含めた人材の育成、生産振興、販売力向上などをさらに支援してまいります。  また、観光については、新型コロナウイルス感染症の影響が懸念されますが、感染症対策の徹底を図りながら積極的な重要発信を進めてまいります。  特に、宮城オルレ奥松島コースや矢本海浜パークゴルフ場とともに、本市の宿泊施設や飲食店などの発信強化に努めるほか、昨年中止となった東松島夏まつりや航空祭などの大規模イベントについても開催に向けた準備を進め、観光客誘致を図ってまいります。  さらには、野蒜地区の被災元地を活用した「令和の果樹の花里づくり」については、復興庁に粘り強く要望した結果、復興交付金の活用が可能となりましたので、具体的な整備に向けて取組を進めてまいります。  また、三陸自動車道矢本パーキングエリアの隣接地を活用した「道の駅整備構想」については、高いハードルはありますが、市役所内に設置したプロジェクトチームを中心に、具現化に向けた構想検討と財源確保を進めてまいります。  なお、この道の駅につきましては、東北地方整備局の仙台河川国道事務所からも非常に前向きな答弁をこれまでいただいてきておりまして、従来は高速道路には道の駅はないのだというような話もありましたが、そのことについてはご理解をいただいて、高速道路からの入れるような流れで今進んでいるということをお伝えしておきます。  なお、宮戸の里浜地区のあおみな前の観光桟橋、これにつきましては繰越事業として今やっております。これ若干遅れましたが、これについても5月か6月頃にはこれは完成を見込んでおりますので、夏の観光シーズンと春の頃から何とか使えるようにしたいと思って、今最後急いでいただいているという状況でございます。  これらとともに、企業誘致については、宮城県と連携しながらトップセールスに努めるとともに、柳の目北工区については、造成工事を進め、令和4年夏を目指し確実な企業立地を図ってまいります。  加えて、東松島市商工会と連携して、市内商工業者への支援を充実するとともに、創業支援に努め、市内の新たな雇用の場の創出を図ってまいります。  さらに、移住定住者の住まい確保の補助を継続するとともに、宮城県及び東京有楽町駅前の「認定NPO法人 ふるさと回帰支援センター」等とも連携し、本市への定住に向けた発信を強めてまいります。  あわせて、移住コーディネーターの協力も得ながら、おためし移住や移住定住相談、空き家等の利活用推進などの取組も充実を図ってまいります。  また、新たに「結婚し住民票を東松島市に届けた夫婦への祝い金」及び「結婚に至った夫婦の仲人への奨励金」の支給を行い、若者の結婚促進と市内への定住促進を図ってまいります。  まちづくり方向性2「子育てしやすく誰もが健康で安心して暮らせるまち」  次に、まちづくりの方向性の2つ目の「子育てしやすく誰もが健康で安心して暮らせるまち」についてであります。  まず、子育て環境の充実に向け、午後8時まで延長保育が可能な2つ目の私立認可保育園をはじめ、市内の各保育園を支援し、待機児童解消を図るとともに、放課後児童クラブについても引き続き保育時間を午後7時までとし、働く女性の皆様及び子育て家庭への支援に努めてまいります。  また、子ども医療費助成については、18歳までの医療費無償化を継続し、子育て世帯の負担軽減を図ってまいります。  健康で安心して暮らせるまちの実現に向けては、昨年3月20日に「スポーツ健康都市」宣言を行い、市民の意識醸成など、様々な取組を進めてまいりました。  この結果、これらの取組について、食育等の取組も含めて、先月、宮城県知事から「スマートみやぎ県民大賞」を授与されたところであります。  本市としては、引き続き、楽しみながら運動し、食育を含めて健康維持が図られるよう、市民の意識醸成と取組充実に努めてまいります。  特に健康維持及びスポーツ活動の推進に向け、今後も健康増進センター「ゆぷと」、矢本海浜緑地パークゴルフ場、宮城オルレ奥松島コース、矢本運動公園、鷹木の森運動公園及び奥松島運動公園の利用推進を呼びかけてまいります。  また、各種検診率の向上を図るとともに地域包括支援センターを中心に、予防からケアまで一体的に対応してまいります。  これらとともに、震災から間もなく10年となる中、なお必要な「心の復興」については、ひとり暮らしの高齢者を中心にして、見守り支援や地域コミュニティ活動などを通じて心のケア推進に努めてまいります。  以上とともに、新型コロナウイルス感染症の拡大防止については、宮城県と緊密に連携し、地元医師会の協力もいただきながら、混乱なく速やかにワクチン接種が進むよう、迅速かつ効果的に取組を進めてまいります。  まちづくりの方向性3「次代を担う人材を育む学びと文化・スポーツのまち」  次に、まちづくりの方向性の3つ目の「次代を担う人材を育む学びと文化・スポーツのまち」についてであります。  私常々、次の時代を担う子どもたちの将来の可能性を広げ伸ばすためには、学校教育の充実が極めて重要と考えており、学力向上の取組がその大きな柱となるものと考えております。  このため、国の「GIGAスクール構想」を踏まえ、現在進めている市内小中学校の児童生徒1人1台のタブレット端末の整備や、これまで整備した電子黒板などのICT環境を活用し、さらに学力向上に向けた学習指導の充実を図ってまいります。  また、これらと並行して、教職員の指導力向上と児童生徒への指導充実に向けた教員の研修機会の確保等に努めるとともに、保護者の意識醸成を通じた家庭教育推進等も進めてまいります。  さらに、これまで進めてきたコミュニティ・スクールをより一層充実させ、地域と一体となって子どもを育てる環境を整えるとともに、不登校及びいじめ対策については、学校巡回相談員や子ども心のケアハウス等との連携により、状況に応じたきめ細やかな対応を進めてまいります。  また、学校の施設整備については、鳴瀬桜華小学校の新築工事が来月完了し、4月からは新校舎で授業を開始するとともに、令和3年度は赤井南小学校増築及び大規模改修工事、矢本第一中学校のプール改築工事並びに校庭拡張工事などを進めてまいります。  生涯学習の推進については、本市の活動拠点であるコミュニティセンターについて、防衛省の補助採択を受け、大規模改修工事を実施いたします。  あわせて、市民センターや芸術文化活動諸団体との連携を通じて、生涯学習及び文化活動の推進を図ってまいります。  スポーツの振興については、「スポーツ健康都市」を宣言し、市内の運動体育施設も充実してまいりましたので、東北・全国大会等の大規模なスポーツ大会の誘致を進めるとともに、市民の皆様がスポーツに親しむ機会の充実を図ってまいります。  また、今年7月23日から予定されている東京オリンピック開催に合わせ、「復興ありがとうホストタウン」としてデンマーク王国の応援を行ってまいります。  まちづくりの方向性4「災害に強く安全で快適で美しいまち」  次に、まちづくりの方向性の4つ目の「災害に強く安全で快適で美しいまち」についてであります。  本市は、東日本大震災後、多重防御施設として高さ7.2メートルの海岸防潮堤の内側に一定の高盛土道路等の整備を行うとともに、住宅地を高台に移すなど、災害に強いまちづくりを進めてまいりました。  しかしながら、災害については、津波のみならず最近の異常気象関連の大雨や台風なども含め、日頃の防災対策が極めて重要と考えております。  このような中で、地域の防災拠点の東松島消防署庁舎が昨年完成したことから、その防災拠点を効果的に活用・運用しつつ、防災訓練の実施や消防団員の確保と自主防災組織の強化を進めるなど、消防・防災体制の充実を図ってまいります。  特に、令和3年度は、本市において宮城県消防操法大会が開催され、石巻地区を代表して本市の消防団の選抜チームが出場いたしますので、その活躍が本市の消防団員の確保と自主防災組織の機能強化につながるよう、出場チームの支援に努めてまいります。  また、「快適で美しい自然環境の形成と保全」については、令和3年度においても、本市の美化運動の一環として、フラワーロード植栽などの花の香るまちづくりや地域一斉清掃活動を推進するとともに、定川の清流化推進など、市民の皆様とともに取り組んでまいります。  さらに、震災以降、本市の再生可能エネルギーの活用については、一般社団法人東松島みらいとし機構(HOPE)の新電力事業や本市のスマート防災エコタウンの取組などを進めてきたところであり、国が新政権の下で脱炭素社会実現を目標に掲げておりますので、国の動きを注視しながら本市の取組を進めてまいります。  また、交通環境充実に向け、デマンドタクシー「らくらく号」について、令和2年度に宮城県の交付金を活用して車両3台の更新を図っており、今後も地域の皆様の利便性向上に努めてまいります。  あわせて、JR矢本駅の南北自由通路整備については、JR東日本及び国土交通省との調整・協議を進め、早期の整備を図ってまいります。  また、住環境については、東日本大震災以降、防災集団移転団地や災害公営住宅の整備など、市民の皆様への安全な住まい提供を進めてきたところであり、今後さらに若い世代を中心にした人口の確保に向け、良質で安価な住宅地が提供できるよう、市街化区域の拡大に向けた検討や宮城県との協議を進めてまいります。  まちづくり方向性5「持続可能な行財政運営が図られ市民から信頼されるまち」  次に、まちづくりの方向性5つ目の「持続可能な行財政運営が図られ市民から信頼されるまち」についてであります。  これまで申し上げた各種施策の実現に向けては、何よりも本市の行財政運営を持続していくため、健全な財政運営と市民に信頼される行政運営が不可欠であります。  このため、新しい「第2次総合計画後期基本計画」に基づき、財政状況を市民に定期的に分かりやすく示すとともに、引き続き国及び宮城県の財源の効果的活用を図り、計画的かつ安定的な財政運営を進めてまいります。  本市の職員体制については、令和2年度から係制及び課長補佐職を導入し、より市民の皆様に分かりやすくきめ細かな市民サービスができる体制を構築したところであり、令和3年度は、全国自治体からの復興支援に係る自治法派遣職員が大幅に減少いたしますが、より効率的・効果的な業務推進に努めるとともに、職員研修を充実した人材育成を図り、市民に一層信頼される市役所体制の確立を目指してまいります。  また、市政懇談会等を通じて、市民の皆様の意見の施策への反映に努めるなど、市民と行政が一体となったまちづくりを進めてまいります。  さらに、これまで築いてきた国、宮城県、航空自衛隊松島基地、友好都市等の他自治体などとの連携を一層強化するとともに、民間企業や大学、NPOなど多様な主体との連携を深めてまいります。  加えて、国で進めようとしているデジタル化の推進については、本市においても、国の動きを踏まえて必要な取組に努めてまいります。  5、所信推進に向けて  以上、令和3年度の市政推進に係る私の所信の一端を申し述べてまいりました。  私は、先般1月8日の令和2年度第10回定例記者会見において、報道機関の皆様に対して、この4月に東松島市長としての4年間の任期満了を迎えるに当たり、来る4月18日告示予定の市長選挙に立候補する意志を固めたことを表明いたしました。  新型コロナウイルス感染症の拡大により、市民の皆様においても、先行きの見通しが難しい状況にあります。  私は、このような状況においてこそ、何よりも安定し継続した体制の中で、揺るぎない信念を持って市政運営を行うことが、市民の皆様の不安を払拭し、将来への希望を持っていただく上で重要であると考え、立候補を決意したところであります。ちょっとここはあと1行ほど抜かします。公選法の関係などがあるようですから。  令和3年度の本市の市政運営については、新しい第2次総合計画後期基本計画に沿って、「住み続けられ持続・発展する東松島市」の実現に向け、地方創生のトップランナーを目指し、着実かつ積極的に様々な取組を進めてまいります。  また、新型コロナウイルス対策については、国及び宮城県並びに地元の医師会と緊密に連携し、市民の皆様の安全と安心のため、迅速で効果的な対応を進めてまいります。  以上、引き続き、市議会及び市民の皆様並びに市職員と一体となって市政運営に邁進してまいりたいと考えておりますので、議員各位をはじめ、市民の皆様の一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ、令和3年度市政執行についての所信の表明といたします。  令和3年2月9日、東松島市長 渥美 巖。 ○議長(大橋博之) 以上で令和3年度市政執行についての所信を終了します。 △日程第27 議案第21号 令和3年度東松島市一般会計予算について △日程第28 議案第22号 令和3年度東松島市国民健康保険特別会計予算について △日程第29 議案第23号 令和3年度東松島市後期高齢者医療特別会計予算について △日程第30 議案第24号 令和3年度東松島市介護保険特別会計予算について
    △日程第31 議案第25号 令和3年度東松島市柳の目地区産業用地造成事業特別会計予算について △日程第32 議案第26号 令和3年度東松島市下水道事業会計予算について ○議長(大橋博之) 日程第27、議案第21号 令和3年度東松島市一般会計予算について、日程第28、議案第22号 令和3年度東松島市国民健康保険特別会計予算について、日程第29、議案第23号 令和3年度東松島市後期高齢者医療特別会計予算について、日程第30、議案第24号 令和3年度東松島市介護保険特別会計予算について、日程第31、議案第25号 令和3年度東松島市柳の目地区産業用地造成事業特別会計予算について及び日程第32、議案第26号 令和3年度東松島市下水道事業会計予算についての6件を一括議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 令和3年度の東松島市各種会計当初予算のご審議をいただくに当たり、私からその概要についてご説明申し上げます。  まず、先般12月21日に示された国の地方財政対策の概要について説明申し上げます。令和3年度の地方財政の運営指針となる令和3年度地方財政対策では、新型コロナウイルス感染症が拡大する中で、地方公共団体においては行政サービスを安定的に提供しつつ、雇用確保をはじめとする地方創生の実現、頻発する大規模自然災害に対応する国土強靱化推進など様々な重要課題に対処するため、地方一般財源について、地方税は新型コロナウイルス感染症の影響により前年度比8.4%減の39兆9,021億円の見込みとなる一方、地方交付税総額は前年度比5.1%増の17兆4,385億円が確保されるなど、一般財源総額は令和2年度地方財政計画と比較し0.5%減にとどまる63兆1,432億円が確保されております。  一方、通常収支とは別に、東日本大震災に係る震災復興特別交付税については、関係事業の減などにより前年度比64.6%減の1,326億円となっております。  このような中で、本市の令和3年度当初予算案については、本日市政執行について所信で申し上げましたとおり、市長としての4年間の任期満了を迎えることから、事業を継続する必要のある国、県の補助事業及び債務負担行為に基づく事業、扶助費などの義務的経費、施設維持管理経費等による骨格予算としておりますが、可能な限り国の地方財政対策等を踏まえつつ、令和3年度からスタートする東松島市第2次総合計画後期基本計画に沿った編成内容としております。  また、新型コロナウイルスワクチン接種に係る経費は、先般1月29日にご可決いただいた債務負担行為を含む補正予算で当面の取組を進めていくこととしており、今回の当初予算には計上しておりませんが、今後国、宮城県の財政措置等の動きを踏まえ対応するとともに、感染症拡大等の対策状況を踏まえ、各会計における予定事業に係る経費については事業の見合わせや中止等に伴う執行留保や減額等の対応を行うことも必要となりますので、その場合は適宜予算の補正を行ってまいりますことをあらかじめご承知願います。  それでは、各種会計のうち議案第21号 令和3年度東松島市一般会計予算についてご説明申し上げます。  令和3年度予算は、歳入歳出予算の総額を前年度比27.3%減の199億8,600万円として編成しております。また、債務負担行為では固定資産税路線価算定等業務委託費等、令和3年度以降に業務を行うことが必要な経費等を設定しております。さらに、地方債では地区センター耐震改修事業等、主に施設整備に係る起債を予定しております。  最初に、歳入歳出予算のうち歳出の主な内容からご説明申し上げます。総務費では、総務管理の企画費に多目的交通システムでありますデマンドバス運営に係る東松島市地域公共交通活性化協議会補助金5,246万8,000円を計上するとともに、定住化促進事業において市外からの移住者が住宅を新築した場合等に補助する定住化促進事業補助金2,500万円を計上しております。  まちづくり推進費には、結婚促進事業において、結婚促進と市内への定住促進を図るため、成婚1件当たり4万円の結婚仲人謝礼を交付する仲人報償金、結婚して本市に住民票を登録した夫婦1組当たり2万円、結婚祝い金を新たに支給することとし、その費用としてそれぞれ100万円を計上しております。  また、地区センター管理運営事業に、大塩小分木地区集会所移転新築工事費1億3,459万6,000円を計上しております。  次に、ふるさと振興費には、ふるさと納税に係る返礼品調達費用1億5,000万円のほか、返礼品送料等1億1,730万3,000円、ポータルサイト使用料で3,344万円を計上するとともに、ふるさと基金への積立額5億円を計上しております。  また、復興推進費には、被災者支援総合交付金事業に、被災者が主体的に参画し活動する機会の創出や生きがいづくりのため、東松島市心の復興事業補助金800万円を計上しております。  さらに、選挙費の選挙執行費には、今年4月に執行の市長、市議会議員選挙、秋に予定されている宮城県知事選挙のほか、今年10月に任期満了を迎える衆議院議員選挙に係る費用をそれぞれ計上しております。  次に、民生費では、児童福祉総務費に、1世帯30万円を上限とする結婚新生活支援補助金450万円を計上しております。  保育所費には、矢本西保育園及びウェルネス保育園矢本、赤井に係る私立認可保育園の運営費負担金2億6,329万6,000円を計上するとともに、放課後児童保育事業費に市内8か所の放課後児童クラブ運営業務委託料1億3,715万4,000円を計上しております。  次に、衛生費では、保健衛生費の保健衛生総務費に、地域医療体制安定確保事業として東松島市救急医療体制確保補助金800万円、休日診療在宅当番医制に係る業務委託料686万2,000円、病院群輪番制運営事業負担金2,257万6,000円、石巻赤十字病院の運営費助成金2,120万2,000円及び石巻市夜間救急センター運営費負担金4,843万7,000円を計上しております。  予防費には、予防接種事業にインフルエンザや肺炎球菌等の個別接種に係る業務委託料1億4,429万4,000円を計上しております。  また、清掃費のじんかい処理費に、一般廃棄物収集運搬業務委託料1億1,312万円を計上しております。  次に、農林水産業費では、農業費の農業振興費に、令和の果樹の花里づくり事業に係る樹木等維持管理委託料100万円を計上しております。  農地費には、農地の保全活動や農業施設等の長寿命化活動などを行う組織に対する多面的機能支払交付金7,373万4,000円を計上しております。  また、林業費の林業振興費には、松くい虫防除等事業に、保全松林緊急保護整備事業業務委託料7,241万1,000円を計上しております。  さらに、水産業費の漁港整備事業費には、月浜漁港整備工事費1億2,100万円を計上しております。  次に、商工費では、商工振興費に、市内で新規創業し雇用を創出した事業者に対する補助金として創業支援補助金1,250万円を計上しております。  観光費には、観光イベント支援事業に、本市最大の誘客数を誇る航空祭への補助金700万円のほか、東松島夏まつり助成金370万円、鳴瀬流灯保存会助成金100万円、月浜海水浴場運営事業助成金60万円、野蒜海水浴場運営に係る準備経費などの助成金480万円を計上するとともに、宮城オルレ奥松島コースの一層の盛り上げと誘客増に向けた経費として340万5,000円を計上しております。  さらに、企業誘致推進費に、働く場の確保と若い人が集うまちづくりに向け、新規創業を促す産業の活性化と振興を図るための企業立地促進奨励金3,106万5,000円を計上しております。  次に、土木費では、道路橋梁費の防衛施設周辺整備事業費に、百合子線改良舗装工事1億5,000万円、矢本中央線改良舗装工事に4,400万円を計上しております。  また、都市計画費の都市計画総務費には、矢本駅南北自由通路ほか基本調査業務委託料3,467万7,000円を計上しております。  さらに、住宅費の住宅管理費には、令和3年度から一般社団法人東松島みらいとし機構(HOPE)による市営住宅1,500戸全ての管理を委託するための経費として指定管理料1億3,510万3,000円を計上するとともに、市営下浦住宅2号棟の大規模改修に係る費用として改修工事費3億745万円を計上しております。  次に、消防費では、非常備消防費に、今年8月に本市で開催される宮城県消防操法大会の関連経費972万4,000円を計上しております。  また、防災費には、防災備蓄品の更新に係る費用2,027万9,000円、防災行政無線子局デジタル化に伴う工事費6,418万円を計上しております。  次に、教育費では、教育総務費の学校教育費に、GIGAスクール推進のためのサポーター2人の配置支援業務委託料897万6,000円を計上しております。  また、小学校費の学校教育施設費に、赤井小学校講堂改築工事設計業務委託料1,170万円を計上するとともに、債務負担行為を設定している赤井南小学校防音工事費8億9,576万3,000円を計上しております。  さらに、中学校の学校教育施設費には、矢本第一中学校プール改築工事1億400万円を計上するとともに、矢本第一中学校校庭整備工事費1億8,500万円を計上しております。  また、社会教育費のコミュニティセンター費には、債務負担行為を設定しているコミュニティセンター大規模改修工事費5億9,364万円を計上しております。  さらに、保健体育費の体育振興費には、東京オリンピック・パラリンピック関連経費として330万7,000円を計上しております。  次に、災害復旧費では、文教施設災害復旧費の公立学校施設災害復旧費に、浜市小学校として使用した仮設校舎の解体撤去を含む借上料として781万8,000円を計上しております。 ○議長(大橋博之) 市長、1時間になりますので、このまま継続するのであれば、また休憩を入れてもよいかと思いますが、市長のお考えを。 ◎市長(渥美巖) 一般会計だけやりますか、最初に。 ○議長(大橋博之) 継続します。 ◎市長(渥美巖) 続いて、歳入についてご説明申し上げます。  市税では、市民税の個人市民税で令和3年度の納税者数及び所得割額の減が見込まれるため、前年度比で517万3,000円の減となっているとともに、法人市民税では新規参入企業等の影響もあり、前年度比で275万9,000円の増が見込まれますが、個人及び法人の合計で241万4,000円減の18億2,799万9,000円となっております。  また、固定資産税は、誘致企業の設備増設等により9,304万3,000円の増の16億4,334万4,000円となっております。  さらに、市たばこ税は、昨年10月の税率改正、増税の影響とともに、今年10月に予定される税率改正を見込んでおり、2,906万2,000円増の3億2,186万8,000円となっております。  これらにより、市税総額で前年度比3.2%増の39億2,293万2,000円を見込んでおります。  次に、地方交付税では、普通交付税は地方財政対策で示された伸び率を基に前年度比0.1%増の46億7,768万1,000円を見込むとともに、特別交付税は前年度比26.1%増の7億7,195万6,000円を見込んでおります。これらとともに震災復興特別交付税は、本市の復興事業の中心であった施設整備がおおむね終了したことから、大幅減の前年度比93.5%減の1億7,952万8,000円となり、地方交付税総額で56億2,916万5,000円を見込んでおります。  また、分担金及び負担金は、保育所保護者負担金及び放課後児童保護者負担金で震災減免が終了したことによる増を見込み、総額で前年度比28.1%増で2,437万8,000円増の1億1,119万7,000円を見込んでおります。  次に、国庫支出金は、震災関連事業等の減により、総額で前年度比39.0%減の28億2,975万2,000円を計上しております。  また、県支出金については、国庫支出金同様、震災関連事業等の減により、総額で前年度比20.2%減の12億1,163万円を計上しております。  寄附金については、ふるさと納税寄附金で令和2年度の状況を踏まえ前年度より1億円増を見込み、総額で前年度比25%増の5億10万円を計上しております。  次に、繰入金については、令和2年度で復興交付金事業が終了し、東日本大震災復興交付金基金が廃止されるため基金繰入金が減となり、総額で前年度比67.5%減の16億1,979万7,000円計上しております。  また、市債については、地方交付税の代替措置である臨時財政対策債が2億5,430万円増の6億1,600万円となっておりますが、市営下浦住宅2号棟大規模改修など通常の建設事業債は8,960万円減の12億9,110万円となっており、総額では前年度比9.4%増の19億1,060万円を計上しております。  では、ここで一旦。 ○議長(大橋博之) 暫時休憩します。    午後 2時33分 休憩                                              午後 2時43分 再開 ○議長(大橋博之) 再開します。  休憩前に引き続き、提案理由の説明を継続します。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 続いて、議案第22号 令和3年度東松島市国民健康保険特別会計予算についてご説明申し上げます。  令和3年度予算については、歳入歳出予算の総額を前年度比6.6%減の42億788万7,000円として編成しております。  歳入歳出予算のうち歳出の主なものとして、第2款保険給付費では、被保険者療養給付費等事業費に30億4,054万2,000円を計上し、財源として保険給付費等県交付金等を充当しております。  第4款国民健康保険事業費納付金では、宮城県への療養給付費負担金10億3,425万8,000円を計上し、財源として国民健康保険税及び財政調整基金等を充当しております。  また、歳入については、第1款国民健康保険税では6億8,663万6,000円を計上し、第3款県支出金では30億7,605万9,000円を計上しております。  なお、本予算案は本市の国民健康保険運営協議会に諮問し、妥当なものと認めるとの答申を得ております。  次に、議案第23号 令和3年度東松島市後期高齢者医療特別会計予算についてご説明申し上げます。  令和3年度予算は、歳入歳出予算の総額を前年度比3.8%増の4億1,046万4,000円として編成しております。  歳入歳出予算のうち歳出の主なものとしては、第3款後期高齢者医療広域連合納付金では市町村負担金に3億8,649万7,000円を計上し、財源として後期高齢者医療保険料及び保険基盤安定繰入金等を充当しております。  また、歳入については、第1款後期高齢者医療保険料に2億9,749万6,000円を計上しております。  次に、議案第24号 令和3年度東松島市介護保険特別会計予算についてご説明申し上げます。  令和3年度予算については、歳入歳出予算の総額を前年度比3.8%増の33億8,247万6,000円として編成しております。  歳入歳出予算のうち歳出の主なものとして、第1款総務費では介護認定審査会費の要介護認定等に係る費用等として9,593万円を計上しております。  第2款保険給付費では、各種介護に係るサービス給付のための費用として総額で30億2,399万2,000円を計上しております。  第4款地域支援事業費では、介護予防に係る費用のほか、地域包括支援センター運営事業費などの費用として総額2億6,031万9,000円を計上しております。  また、歳入については第1款保険料では、第1号被保険者の所得段階別見込数により7億3,428万5,000円を計上し、第7款繰入金では一般会計及び介護保険財政調整基金からの繰入金として総額5億8,208万9,000円を計上しております。  次に、議案第25号 令和3年度東松島市柳の目地区産業用地造成事業特別会計予算についてご説明申し上げます。  令和3年度予算については、歳入歳出予算の総額を前年度比、皆増でございますが、3億4,884万円として編成し、地方債には産業用地造成に係る起債を予定しております。  歳入歳出予算のうち歳出の主なものとして、第1款産業用地造成事業費では、本市が開発を行う用地の分合筆及び造成工事費用等として3億4,800万円を計上し、第2款公債費では利子償還金84万円を計上しております。  なお、歳出のうち業務委託料及び工事請負費については、当該業務委託料の履行期間を令和4年度までと予定していることから、令和2年度の補正予算において継続費とした上で予算計上しております。  また、歳入については、第1款繰入金では一般会計繰入金として1,284万円を計上し、第2款市債では造成工事及び電柱等移設補償費等の費用に充てるため産業用地造成事業債として3億3,600万円を計上しております。  これらにより、一般会計及び特別会計予算の総額は、前年比20.8%減の283億3,566万7,000円となっております。  次に、議案第26号 令和3年度東松島市下水道事業会計予算についてご説明申し上げます。  予算書第3条に当たる収益的収支については、収入総額21億7,502万1,000円に対し支出総額18億1,342万3,000円として編成しており、経常利益が生ずる見込みとなっております。  以下、主なものについてでありますが、支出のうち第1款公共下水道事業費用に、汚水処理費用や雨水処理施設の維持管理費用などの営業費用として14億5,368万7,000円を計上しております。  営業外費用では、企業債の利息償還金のほか、消費税及び地方消費税の納付見込額などとして1億6,792万8,000円を計上しております。  第2款及び第3款は、集落排水事業に係る維持管理費を中心に計上しております。  次に、収入のうち第1款の公共下水道事業収益に、営業収益として公共下水道使用料を前年度比1%減の5億2,710万5,000円計上しております。  次に、予算書第4条に定める資本的収支は、収入総額7億2,819万3,000円に対し支出総額10億8,979万1,000万円として編成しており、収入が不足する部分は予算書第3条に定める収益的収支で発生する利益剰余金の一部を含め内部留保資金で補填いたします。  以下、資本的収支の主な内容について、支出のうち第1款公共下水道事業資本的支出に、建設改良費として未復旧地域への管渠整備や改築更新に係る汚水管渠建設費2億350万9,000円を計上しております。  また、第2款及び第3款に、各集落排水事業に係る更新費用のほか、企業債の元利償還金を計上しております。  次に、収入のうち第1款公共下水道事業資本的収入に、他会計補助金として一般会計補助金1億8,094万6,000円を計上し、補助金に未普及対策事業等に係る国庫補助金1億750万円を計上しております。  以上により、令和3年度東松島市各種会計当初予算の説明を終わりますが、何とぞ慎重にご審議を賜り、ご可決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  議案第21号 令和3年度東松島市一般会計予算についてから議案第26号 令和3年度東松島市下水道事業会計予算についてまでの6件の議事を中止します。  以上で本日の日程は全部終了しました。  本日の会議はこれにて閉じ、散会とします。    午後 2時55分 散会...