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12月07日-議案説明、質疑、討論、採決-02号

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  1. 東松島市議会 2020-12-07
    12月07日-議案説明、質疑、討論、採決-02号


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    最終取得日: 2023-04-17
    令和 2年 12月定例会(第4回)         令和2年 第4回東松島市議会定例会会議録(第2号)                                          令和2年12月7日(月曜日)                                                 出席議員(16名)    1番  石 森 晃 寿            2番  上 田   勉    3番  手代木 せつ子            4番  齋 藤   徹    5番  土 井 光 正            6番  熱 海 重 徳    7番  小 野 幸 男            8番  小 野 惠 章    9番  大 橋 博 之           10番  阿 部 としゑ   13番  阿 部 勝 德           14番  櫻 井 政 文   15番  佐 藤 富 夫           16番  長谷川   博   17番  熊 谷 昌 崇           18番  滝   健 一                                                 欠席議員(1名)   12番  五ノ井 惣一郎                                                 欠  番   11番                                                 説明のために出席した者   《市 長 部 局》      市         長    渥  美     巖      副    市    長    加  藤  慶  太      副    市    長    小  山     修      総   務  部   長    奥  田  孝  信      復 興 政 策 部 長    浅  野  吉  彦      市 民 生 活 部 長    内  海  光  義      保 健 福 祉 部 長    髙  橋  義  則      兼 社 会 福 祉事務所長      建   設  部   長    相  澤  武  志      産   業  部   長    山  縣     健      会  計  管  理  者    平  塚  孝  行      復興政策部地方創生担当部長  髙  橋  諒  太      兼地方創生・SDGs推進室長      総務部総務課長兼工事検査室長 勝  又  啓  普      兼新型コロナウイルス給付金交付推進室長      併選挙管理委員会事務局長      併固定資産評価審査委員会書記長      総 務 部 財 政 課 長    藤  田  英  俊      総 務 部 防 災 課 長    齋  藤  友  志      総務部防災課危機管理監    村  松  幸  雄      総 務 部 市 民協働課長    佐 々 木  寿  晴      復興政策部復興政策課長    八  木  哲  也      復興政策部復興都市計画課長  森     祐  樹      兼 政 策 事 業推進室長      市民生活部市民生活課長    鈴  木  勝  利      市 民 生 活 部税務課長    生  井  浩  二      市民生活部収納対策課長    樋  熊  利  将      保 健 福 祉 部福祉課長    藤  田  栄  治      兼社会福祉事務所副所長      保  健  福  祉  部    小  山     隆      高 齢 障 害 支 援 課長      保健福祉部健康推進課長    片  倉  義  和      保  健  福  祉  部    大  槻     敦      子 育 て 支 援 課 長      建 設 部 建 設 課 長    小  野  尚  志      建 設 部建 築 住宅課長    津  田  富  彦      建 設 部 下 水 道 課長    小  山     篤      産 業 部 農 林水産課長    大  崎  昌  宏      産 業 部 商 工観光課長    難  波  和  幸   《教育委員会部局》      教    育    長    志 小 田  美  弘      教   育  部   長    小  山  哲  哉      教 育 委 員 会 教 育部    八  木  繁  一      教 育 総 務 課 長      教 育 委 員 会 教 育部    相  沢     進      学 校 教 育 管 理 監      教 育 委 員 会 教 育部    柏  木  淳  一      生 涯 学 習 課 長      兼 東 京オリンピック・      パラリンピック推進室長   《その他の出席者》      総 務 部 財 政 課    佐  藤  浩  志      管 財 契 約 係 長      建設部下水道課経営係長    鈴  木  雄  一                                             《議会事務局》      議 会 事 務 局 長    髙  橋  ひ さ 子      議  会  事  務  局    菊  池  大  樹      議 事 総 務 課 主 査      議  会  事  務  局    小  山  美  奈      議 事 総 務 課 主 事        議事日程 第2号 令和2年12月7日(月曜日)午前10時開議 第 1 会議録署名議員の指名 第 2 諸般の報告 第 3 市長の行政報告 第 4 議案第102号 東松島市社会体育施設条例の一部を改正する条例について 第 5 議案第103号 東松島市生活共同利用施設、集会施設及びコミュニティセンター条             例の一部を改正する条例について 第 6 議案第104号 東松島市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について 第 7 議案第105号 東松島市矢本東市民センターの指定管理者の指定について 第 8 議案第106号 東松島市矢本西市民センターの指定管理者の指定について 第 9 議案第107号 東松島市大曲市民センターの指定管理者の指定について 第10 議案第108号 東松島市赤井市民センターの指定管理者の指定について 第11 議案第109号 東松島市大塩市民センターの指定管理者の指定について 第12 議案第110号 東松島市小野市民センターの指定管理者の指定について 第13 議案第111号 東松島市野蒜市民センターの指定管理者の指定について 第14 議案第112号 東松島市宮戸地区復興再生多目的施設(東松島市宮戸市民センター)             の指定管理者の指定について 第15 議案第113号 東松島市宮戸地区復興再生多目的施設地域連携販売力強化施設)             の指定管理者の指定について 第16 議案第114号 東松島市社会体育施設(独立型社会体育施設)の指定管理者の指定             について 第17 議案第115号 東松島市小野地区体育館の指定管理者の指定について 第18 議案第116号 東松島市大曲地区体育館の指定管理者の指定について 第19 議案第117号 東松島市大塩地区体育館の指定管理者の指定について 第20 議案第118号 財産の取得(柳の目地区産業用地造成事業用地)について 第21 議案第119号 東松島市の区域内にあらたに生じた土地の確認について 第22 議案第120号 字の区域を変更することについて 第23 議案第121号 字の区域を変更することについて 第24 議案第122号 字の区域を変更することについて 第25 議案第123号 字の区域を変更することについて 第26 議案第124号 東松島市第2次総合計画基本構想の変更について 第27 議案第125号 令和2年度東松島市一般会計補正予算(第8号)について 第28 議案第126号 令和2年度東松島市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)につ             いて 第29 議案第127号 令和2年度東松島市介護保険特別会計補正予算(第3号)について 第30 議案第128号 令和2年度東松島市柳の目地区産業用地造成事業特別会計補正予算             (第1号)について 第31 議案第129号 令和2年度東松島市下水道事業会計補正予算(第3号)について                                                  本日の会議に付した事件 議事日程のとおり 入退場一覧    時  分    番         議員  退場    時  分    番         議員  入場    午前10時00分 開議 ○議長(大橋博之) ただいまの出席議員は16名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付してある議事日程第2号をもって進めます。  12番五ノ井 惣一郎さんから欠席の旨、届出があります。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(大橋博之) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において1番石森 晃寿さん、2番上田 勉さん、以上の2人を指名します。 △日程第2 諸般の報告 ○議長(大橋博之) 日程第2、諸般の報告。  報告書をお手元に配付しております。  事務局職員より概要を説明いたさせます。議会事務局長、説明。 ◎議会事務局長(髙橋ひさ子) それでは、①、東松島市議会定例会諸般の報告をお開きいただきます。  議長の諸般の報告については、令和2年第3回定例会以後の議会の主なる動向について取りまとめたものであります。  令和2年7月、8月、9月分の例月現金出納検査結果報告書及び専決処分の報告については、既にその写しを配付しておりますので、後ほどご確認願います。  次の議案等の受理件数でございますが、38件、撤回なしということで、全て可決しております。  3ページ、陳情、要望の関係では、中小企業者の持続力向上支援と操業しやすい基盤づくり並び商工会運営補助の改善に関する要望書ほか6件を受理し、お手元に配付しておりますので、ご確認願います。  次に、4ページからの総務、民生教育、産業建設常任委員会においては、付託議案の審査、所管事務調査のまとめを行い、財務常任委員会では、付託議案審査、令和元年度決算に係る審査を行いました。  5ページ、広報常任委員会においては、議会だより第58号を11月1日に発行し、SNS、タブレット等の導入について大崎市のほうへ行政視察を行っております。  議会運営委員会においては、定例会における会期の調整や本会議の日程事項など、議会運営の全般について協議を行いました。  次の6ページから7ページ、市議会議長会、議長会基地協議会、その他の動向については、記載のとおりでありますので、ご確認願います。  次、8ページ、議長及び代理を含む会議出席等の状況についても記載のとおりでありますので、ご確認願います。  なお、表彰等については、定例会開会日に報告しておりますので、よろしくお願いいたします。  以上で諸般の報告の概要説明といたします。 ○議長(大橋博之) これで諸般の報告を終了します。 △日程第3 市長の行政報告 ○議長(大橋博之) 日程第3、市長の行政報告。  市長より行政報告の申出がありますので、これを許可します。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) おはようございます。行政報告の前に一言申し上げます。私、11月19日、20日、国交省並びに農林省関連の全国大会に出席し、その合間を縫って伊藤大崎市長等と与党の国会議員、さらには全国土地改良団体連合会の役員の皆さんとの意見交換、そして翌日は自民党の本部に出向き、小野寺五典等組織運動本部長さんへの来年度の農業予算、土地改良予算の確保について要望活動を行ってまいりましたが、21日土曜日の夜に県の石巻の保健所のほうから伊藤市長が新型コロナウイルスに感染したということの連絡を受けて、その関係で私も一緒にいたということで濃厚接触者の連絡を受けました。早速県のほうからPCR検査を受けるようにと言われまして、22日の朝に、日曜日の朝にPCR検査を受け、その結果は陰性ということで問題はなかったのですが、しかしきまりによりまして約2週間、12月3日までは外部との接触を控えるように言われましたので、自宅待機となってしまいました。その間、市民の皆様や多くの方々にご心配をおかけいたしましたし、特に議会につきましては、大変ご迷惑をおかけしたということになります。関係皆様にもいろんな形でご心配、そしてご迷惑をかけましたことを心からおわび申し上げたいと思います。これからは、私もしっかりとコロナ対策に十分意を配しながら職務を務めてまいりますので、議員の皆様方には、これまで同様よろしくご指導とご鞭撻のほどお願いいたしたいと思います。  それでは、行政報告に入らせていただきます。皆様のご出席をいただき、令和2年第4回東松島市議会定例会が開催されますことに対し、厚く感謝申し上げます。  それでは、令和2年第3回定例会開会以降の行政の主なものについてご報告いたします。  9月10日には、内閣官房東京オリンピックパラリンピック推進本部事務局主催によるホストタウン自治体首長オンライン会議が行われ、橋本聖子東京オリンピックパラリンピック担当大臣から東京オリンピックパラリンピック開催に向けた現状説明をいただいております。  9月11日は、津田新松島基地司令が来庁され、就任の挨拶があり、私は30日に答礼に松島基地を訪問しております。  17日は、議員全員説明会を開催し、東松島市第2次総合計画後期基本計画の作成などの説明を行っております。  18日は、早朝、秋の交通安全出動式が行われ、その後街頭指導を行っております。なお、基地交付金の確保のために加藤副市長が総務省に要望を行っております。  19日には、矢本浜須賀国有林において開催された一般財団法人日本森林林業振興会青森支部主催の植樹式に出席しております。  20日は、宮城県内最高齢者となった111歳の本市の高松在住の高橋きね古様を表敬訪問してお祝いしております。  29日には、東松島市新型コロナウイルス感染症対策本部会議主催による研修会を開催し、鈴木宮城県石巻保健所長を講師として市職員のほか市内保育所職員や学校、教員等も出席し、新型コロナウイルスの感染予防に関する知識を高めました。  30日は、亀岡偉民復興副大臣が来庁され、本市の復興状況の報告と意見交換を行っております。同日夕方、東松島市第1回総合開発審議会を市役所で開催し、東松島市第2次総合計画の令和3年度から令和7年度までの後期基本計画について審議会長に諮問しております。  10月1日は、定例記者会見を開催し、新型コロナウイルス感染症に係る経済対策の取組についてなどの14項目について報道各社に説明しております。その後日本郵便株式会社包括的連携協定を締結し、郵便局活性化推進事業ICTを活用した空き家調査事業開始式を行っております。  4日は、第45回宮城県緑の少年団大会が開催され、矢本板取地内での植樹作業の後、大曲市民センター広場で式典が行われております。  5日は、赤井地区に整備を進めてきた雨水排水施設の完成式典を開催しました。この完成により、大雨時の課題であった赤井南地区の内水排水機能が強化され、市内6排水区全ての雨水対策事業が完了しました。  7日は、赤井地区の市政懇談会が開催され、策定中の総合計画後期基本計画の赤井地区のまちづくり構想などについて、住民の皆様と意見交換をしております。  8日は、矢本南浦に開店したスーパーマーケット、フレスコキクチの開店オープン式典に出席しております。  10日は、第9回東松島市長杯地域交流パークゴルフ大会開会式に出席しております。その後鳴瀬桜華小学校、大塩小学校、赤井小学校の運動会を訪問し、子供たちを激励しております。  12日には、平沢勝栄復興大臣が本市の視察に来訪され、復興祈念公園を案内するとともに、私から市の復興状況や令和の果樹の花里づくり構想について説明を行っております。  13日には、野蒜の須崎海岸への砂の堆積状況を宮城県や市内漁業関係者と確認しております。  14日は、職員派遣をいただいている大阪府松原市長の来訪があり、引き続きの復興支援をお願いしております。その後株式会社矢部プロカッティングの工場増築工事の安全祈願祭に出席し、夜は大曲地区の市政懇談会にて、災害時の避難行動などのほか、総合計画後期基本計画について住民の皆様と意見交換をしております。  15日には、仙台河川国道事務所長に対して石巻新庄道路への本市からの乗り入れについて要望を行っております。  19日は、株式会社貴凜庁との間で災害発生時にKIBOTCHAの施設を避難所として利用させていただく協定を締結しております。  21日には、東京の自由民主党本部で開催された自由民主党のサケ・マス増殖推進議員連盟総会に出席し、鈴木俊一会長に対して、安定的な増殖事業継続のための経営支援などの事業創設を要望しております。これは、私は本県のサケ・マス増殖協会の会長という形で、このときは全国のサケ、マス関係の都道府県を代表してやらせていただいています。また、その後本県選出の国会議員事務所も訪問いたしております。また、同日午後から東北6県選出の国会議員を招いて、都市センターホテルで開催された東北の経済と暮らしを支える港づくり意見交換会に出席しております。席上、これも宮城県の港湾協会、代表が知事なのですが、知事のほうからの要望を受けまして、私が代表ということで宮城県の港湾の現状と、来年度予算における石巻港等関係予算の確保について国会議員の皆さんに要望しております。  22日には、東京の砂防会館で開催された経済と暮らしを支える港づくり全国大会に出席し、その後関係の国会議員に対して港湾の整備竣工に関する要望を行っております。また、夜の18時から大崎市で開催された国土交通省水管理保全局長との意見交換会に出席し、鳴瀬吉田川の堤防強化などについて要望いたしております。  23日は、市内においてみやぎ生協の首長懇談会が開催され、復興の進捗状況や新型コロナウイルス感染症予防対策について、本市の状況をみやぎ生協メンバーの方々と懇談しております。  26日は、鳴瀬川総合開発促進期成同盟会及び江合鳴瀬吉田川水系改修促進期成同盟会の要望会に参加し、東北地方整備局及び宮城県に対し、治水事業や水害対策等について要望しております。  27日は、宮城県知事との行政懇談会に出席し、村井知事に対して本市の防災拠点備蓄基地の維持管理経費について、宮城県及び県内の市町村にも負担いただきたい旨の要望をしております。その後、農業農村整備に関する意見交換会に参加し、東北農政局の担当から農業農村整備事業をめぐる状況を説明いただくとともに、各地域の課題や要望等について参加者同士で意見交換を行っております。  28日には、住友林業株式会社の植樹会が須崎海岸の防災盛土で行われ、今年結成された宮野森小学校緑の少年団やボランティア、地元住民約200人とともに植樹しております。また、午後からは松島町で開催された宮城県サクラマス増殖協会第2回理事会に出席し、11月24日に行われる予定の県への要望活動における要望書の検討を行っております。夜は、矢本西地区市政懇談会が開催され、地域の少子化問題などの地域から出された課題について住民の皆様と意見交換しております。  29日は、サイネックス株式会社との間で暮らしの便利帳の共同発行に関し協定を締結しております。午後には、行政改革審議会に出席し、令和元年度の取組の報告と第3次行政改革大綱の策定方針等について説明しております。  30日には、令和2年度第3回自治会長会議を開催し、本市の令和元年度決算や新型コロナウイルスへの対応、第2次総合計画後期基本計画の策定状況などについて行政報告いたしております。17時から第2回東松島市総合開発審議会を市役所で開催し、東松島市第2次総合計画後期基本計画の内容等をご審議いただいております。  31日は、矢本海浜緑地パークゴルフ場開場1周年記念パークゴルフ大会に出席しております。その後震災復興伝承館リニューアルオープン式典を開催しております。  11月2日は、登米市で開催された令和2年度第1回UPZ関係実態首長懇談会に出席し、東北電力女川原子力発電所の再稼働について関係自治体の首長による意見交換を行っております。  4日は、定例記者会見を開催し、市制施行15周年記念令和2年東松島市市政功労者表彰式などの11項目について報道各社に説明しております。  6日は、令和2年文化の日宮城県知事表彰式が仙台市で開催され、本市から5名の方が表彰の栄誉に浴されております。  7日は、山形新聞社、山形放送の事業である最上川桜回廊植樹式矢本海浜緑地パークゴルフ場内で昨年に引き続き今年も開催され、震災復興祈念絆のさくらとして主催者および東根市長とともに桜を植樹しております。  8日は、秋の火災予防運動出動式を新消防庁舎前広場で団員150名参加の中で開催したほか、午後からは東日本大震災の行方不明者捜索を大曲浜から野蒜、宮戸にかけて約300人態勢で行っており、関係者へ御礼を申し上げました。  9日は、仙台市で開催された宮城県市町村長会議に出席し、県内の自治体の首長と東北電力女川原子力発電所の再稼働について出席首長から様々な意見が出されましたが、最終的には知事、女川町長、石巻市長に一任することで決定しております。夜は、小野地区の市政懇談会が開催され、鳴瀬桜華小学校の新築移転に伴う通学路の整備など、地域から出された課題について住民の皆様と意見交換をしております。  10日は、国土交通省道路局を訪問し、国土交通省大臣、道路局長及び道路局企画課長に対して本市の社会資本の整備促進を求める要望を行い、同日午後には、砂防会館で開催された安全・安心の道づくりを求める全国大会に出席しております。  11日は、東北防衛局長に対して、宮城県防衛施設周辺整備事業促進協議会として、基地周辺の民生安定対策等の要望活動を行っております。  12日は、日本製紙石巻工場本社前で開催された石巻日本製紙硬式野球部都市対抗野球大会出場出発式に出席し、選手を激励しました。その後、第1回男女協働参画審議会に出席しております。  13日は、松島基地で開催された令和2年度松島基地殉職隊員追悼行事に出席しております。午後からは、仙台市で開催された宮城県市長研修会に出席し、国の出先機関との情報提供、意見交換会において、私からは現下の米価下落や米の需給バランスからして、農振除外の緩和等について農林省のほうに要望いたしております。夜には、矢本東地区の市政懇談会が開催され、市道の歩道整備など、地域から出された課題について住民の皆様と意見交換をしております。  14日及び15日は、東北小学校女子野球交流大会が鷹木の森運動公園を会場に、東北から18チームの参加の中で盛大に開催されております。  16日は、本市から宮城県に要望して認められた宮城環境交付金900万円を財源としての新車両を導入した、らくらく号出発式を行っております。  18日は、地域自治組織事務局長市民センター所長合同会議に出席し、8地区の地域自治組織から活動報告を受け、まちづくりについて意見交換を行っております。17時から第3回東松島市総合開発審議会を市役所で開催し、東松島市第2次総合計画の令和3年から令和7年までの後期基本計画について、計画案の内容が妥当なものと認める答申を審議会長から得ております。  19日は、東京都の砂防会館で開催された全国治水砂防促進大会に佐藤宮城県土木部長等と出席し、その後宮城県土地改良事業団体連合会の役員として、宮城県選出の衆参議員会館を訪問し、要望活動を行っております。夕方には、農業農村整備事業に関する意見交換会を与党国会議員、全国土地改良事業団体連合会役員等へ、宮城県土地連会長である伊藤大崎市長等と来年度の土地改良予算確保について要望しております。  20日は、19日に引き続き、伊藤大崎市長と宮城県土地改良事業団体連合会の役員とともに自民党本部を訪れ、小野寺五典党組織運動本部長室において農業政策、米価及び土地改良の来年度予算確保について要望活動を行っております。その後時間がありましたので、有楽町のふるさと回帰支援センターを急遽訪問しまして、高橋理事長及び宮城県担当の小林相談員と都会の方々の移住定住について意見交換を行っております。午後には、砂防会館において、農業農村整備の集いが開催され、千葉宮城県農政部長等はじめ県土地改良事業団体連合会役員会と参加しております。  21日は、野蒜地区の市政懇談会が開催され、野蒜地区の環境整備等について、地域の課題について住民の皆様と意見交換をしております。同日夜、宮城県石巻保健所から伊藤大崎市長の新型コロナウイルス感染に係る私が濃厚接触者との連絡があり、12月3日まで外部との接触を控えるようにと言われ、指示どおり自宅待機しております。22日以降の市の行事、例えば消防庁舎の落成式などについては、加藤副市長が市長代理で執行しております。  なお、私は22日朝に市内でPCR検査を受け、同日夜に陰性の結果報告を受けております。また、それに伴い、2週間自宅に大体いるわけなのですが、26日から12月3日まで6日間、私の自宅事務所と市役所301会議室をリモート形式でつないで、12月議会提出の議案並びに一般質問の検討を自宅と市役所内で行っておりました。  22日には、新消防署が完成し、開庁式が開催され、矢本東小学校鼓笛隊の皆様に演奏で花を添えていただきました。  24日は、市コミュニティセンターで東松島市SDGsシンポジウムを開催し、安全、安心して住み続けられる子ども・子育てできるまちづくりをテーマにパネルディスカッション等を行っております。  28日は、市制施行15周年記念令和2年市政功労者表彰式を開催し、72人7団体に対して表彰状、23人2団体に対して感謝状を授与したほか、叙勲及び褒章並びに大臣、宮城県知事表彰受章者の紹介を行っております。  30日は、大塩地区の市政懇談会が開催され、矢本パーキングの道の駅構想など、地域の課題について住民の皆様と意見交換をしております。  12月4日には、私は公務に復帰しまして、まず定例記者会見を開催し、令和2年第4回東松島市議会定例会の開催についてなど15項目について報道各社に説明いたしております。  以上で第4回東松島市議会定例会に当たっての行政報告といたします。ありがとうございました。 ○議長(大橋博之) 以上で市長の行政報告を終了します。 △日程第4 議案第102号 東松島市社会体育施設条例の一部を改正する条例について ○議長(大橋博之) 日程第4、議案第102号 東松島市社会体育施設条例の一部を改正する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第102号 東松島市社会体育施設条例の一部を改正する条例について提案理由の説明を申し上げます。  今回の条例改正は、市民体育館及び6か所の地区体育館、武道館及び相撲場、矢本運動公園テニスコート及び野球場並びに多目的グラウンド、鷹木の森運動公園及び奥松島運動公園内の各施設に係る使用料を改正するものであります。  本市の体育施設の使用料については、施設の活用促進の観点や東日本大震災の影響等を考慮し、平成17年度の合併時から消費税改正時においても料金を据え置いてきましたが、スポーツ健康都市東松島市にふさわしい施設として維持管理する観点から改正を行うものであります。  具体的には、今回他自治体の同一施設と比較検討し、決定しており、市内の皆様の利用は現状に比べ2倍から現状維持としておりますし、市外の方の利用は市内の皆様の利用の場合の3倍としております。この3倍についても、これまでも3倍にしてきているという状況でございます。  また、市内のスポーツ少年団及び体育協会団体、体協に加盟している団体などについては、申請により6割の減免を講ずるとともに、市内の学校については、無料で使用可能となっております。  なお、今回の改定による増収は、昨年度の利用状況を参考にすると、約700万円程度の増収を見込んでおります。  詳細については、議案参考資料1ページの資料1―1から16ページの資料1―2までをご参照願います。  以上、議案第102号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) 応分の負担をしてもらうと、当たり前のことだと思うのですが、これを見ますと、比較表を見ますと、はっきりと市外の者が利用する場合の、いわゆる現行のやつにうたっていないのです。しかし、市外の者が利用する場合の、要するに規定はあります。3倍に相当する額となっているのですが、しかし表になぜ、要するにきちんと記載していなかったのか、その辺のいきさつをちょっと教えてください。 ○議長(大橋博之) 市長。 ◎市長(渥美巖) 今佐藤議員が言うように、なぜはっきりと書いていなかったのだということがあって、今回の改正でもう最初からその条例の中で市内の者と市外の者ということで分けて、これまでの経緯は、それは3倍ということでやってきているということだったのですけれども、今回来年からはしっかりと新しい形で出せるのではないかと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。前の、20年以上前の話からずっと遡っていかなければいけないので、すみません。 ○議長(大橋博之) ほかに質疑ありませんか。3番手代木 せつ子さん。
    ◆3番(手代木せつ子) 確認なのですけれども、14ページのマレットゴルフ場なのですが、これ1人1回につき200円とあります。それで、その次の行に上記使用料は1時間当たりとするとあるのですが、これ1回ということは、1日マレットゴルフ場にいれるものなのか、1時間で200円なのか、そこのところを確認したいと思います。お願いいたします。 ○議長(大橋博之) 生涯学習課長。 ◎教育委員会教育部生涯学習課長兼東京オリンピックパラリンピック推進室長(柏木淳一) 200円で1日いれるということでございます。 ○議長(大橋博之) ほかに質疑ありませんか。5番土井 光正さん。 ◆5番(土井光正) 今回の改定によりまして、今年度はちょっと無理かもしれませんけれども、今まで例年から比べてどのくらいの収入になるかということを押さえているでしょうか。 ○議長(大橋博之) 生涯学習課長。 ◎教育委員会教育部生涯学習課長兼東京オリンピックパラリンピック推進室長(柏木淳一) 提案理由にもございましたとおり、一応本年度どおりに利用していただけるという前提ではございますけれども、700万円程度の増収が見込まれるということになります。 ○議長(大橋博之) 5番土井 光正さん。 ◆5番(土井光正) 今年度ではなくて、今年度は多分結構収入が減っていると思いますので、通年の形のときに、通年のときの使用状況から見たときにどのくらいの収入が上がるかということを教えてください。 ○議長(大橋博之) 生涯学習課長。 ◎教育委員会教育部生涯学習課長兼東京オリンピックパラリンピック推進室長(柏木淳一) トータル年平均で、施設使用料収入、平均で740万円ございますので、これがさらに700万程度の増収になって、1,500万円程度になるのではないかということでございます。 ○議長(大橋博之) 5番土井 光正さん。 ◆5番(土井光正) そうしますと、これはいずれ今回収入が増えた分、これはどのような使い道になるか、一般的に維持管理かなと思いますが、その辺いかがでしょうか。 ○議長(大橋博之) 生涯学習課長。 ◎教育委員会教育部生涯学習課長兼東京オリンピックパラリンピック推進室長(柏木淳一) そのとおりでございまして、一般的に施設の管理料に入っていくということでございます。 ○議長(大橋博之) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第102号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第102号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第5 議案第103号 東松島市生活共同利用施設、集会施設及びコミュニティセンター条例の一部を改正する条例について ○議長(大橋博之) 日程第5、議案第103号 東松島市生活共同利用施設、集会施設及びコミュニティセンター条例の一部を改正する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第103号 東松島市生活共同利用施設、集会施設及びコミュニティセンター条例の一部を改正する条例について提案理由の説明を申し上げます。  今回の条例改正については、このたび亀岡地区集会所が竣工することに伴い、本条例に位置づけるための所要の改正を行うものであります。  亀岡地区集会所については、東日本大震災で被災した亀岡地区学習等供用施設の代替施設として建設しており、今年12月から亀岡地区の自治会活動やまちづくりに活用されます。  詳細については、議案参考資料17ページの資料2―1から18ページの資料2―3をご参照願います。  以上で議案第103号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第103号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第103号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第6 議案第104号 東松島市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について ○議長(大橋博之) 日程第6、議案第104号 東松島市国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第104号 東松島市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について提案理由の説明を申し上げます。  今回の条例改正については、地方税法施行令の一部を改正する政令が令和2年9月4日に公布され、令和3年1月1日に施行されることに伴うものであります。  具体的には、地方税法施行令の改正により、住民税の基礎控除額が令和3年1月1日から引き上げられることに伴い、国民健康保険税の軽減制度に関して本市の被保険者に不利益等が生じないようにするため、国の通知を踏まえ、本市の国民健康保険税に係る軽減判定において、基礎控除額を現行の33万円から43万円に引き上げるとともに、一定の額を加算する算定方式に改正するものであります。  詳細については、議案参考資料19ページの資料3―1から23ページの資料3―2までをご参照願います。  以上、議案第104号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第104号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第104号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第7 議案第105号 東松島市矢本東市民センターの指定管理者の指定について      議案第106号 東松島市矢本西市民センターの指定管理者の指定について      議案第107号 東松島市大曲市民センターの指定管理者の指定について      議案第108号 東松島市赤井市民センターの指定管理者の指定について      議案第109号 東松島市大塩市民センターの指定管理者の指定について      議案第110号 東松島市小野市民センターの指定管理者の指定について      議案第111号 東松島市野蒜市民センターの指定管理者の指定について民センター)の指定管理者の指定について      議案第113号 東松島市宮戸地区復興再生多目的施設地域連携販売力強化施設)の指定管理者の指定について      議案第114号 東松島市社会体育施設(独立型社会体育施設)の指定管理者の指定について      議案第115号 東松島市小野地区体育館の指定管理者の指定について      議案第116号 東松島市大曲地区体育館の指定管理者の指定について      議案第117号 東松島市大塩地区体育館の指定管理者の指定について ○議長(大橋博之) 日程第7、議案第105号 東松島市矢本東市民センターの指定管理者の指定について、日程第8、議案第106号 東松島市矢本西市民センターの指定管理者の指定について、日程第9、議案第107号 東松島市大曲市民センターの指定管理者の指定について、日程第10、議案第108号 東松島市赤井市民センターの指定管理者の指定について、日程第11、議案第109号 東松島市大塩市民センターの指定管理者の指定について、日程第12、議案第110号 東松島市小野市民センターの指定管理者の指定について、日程第13、議案第111号 東松島市野蒜市民センターの指定管理者の指定について、日程第14、議案第112号 東松島市宮戸地区復興再生多目的施設(東松島市宮戸市民センター)の指定管理者の指定について、日程第15、議案第113号 東松島市宮戸地区復興再生多目的施設地域連携販売力強化施設)の指定管理者の指定について、日程第16、議案第114号 東松島市社会体育施設(独立型社会体育施設)の指定管理者の指定について、日程第17、議案第115号 東松島市小野地区体育館の指定管理者の指定について、日程第18、議案第116号 東松島市大曲地区体育館の指定管理者の指定について及び日程第19、議案第117号 東松島市大塩地区体育館の指定管理者の指定についての13件を一括議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第105号 東松島市矢本東市民センターの指定管理者の指定についてから議案第117号 東松島市大塩地区体育館の指定管理者の指定についてまでの13議案について提案理由の説明を申し上げます。  今回の提案については、8つの市民センターをはじめ合計13施設に係る令和3年4月からの指定管理者の指定に関するものであります。いずれも東松島市指定管理者選定委員会において審査した結果、指定管理者の候補者として適当と判断し、11月中に各指定管理者とは仮協定を締結しております。このうち小野地区体育館及び大曲地区体育館については、現在市教育委員会により直営で施設管理を行っておりますが、利用者の利便性を考慮し、各地区のまちづくり協議会が隣接する市民センターと一体的な管理を行うことが合理的であり、新たに指定管理者候補者としたところであります。  また、各市民センターに係る指定期間については、各市民センターの一層の効果的な利活用を促すため、令和3年度から指定管理に係る事業計画に対する評価を実施することとしており、その評価結果をできる限り早期に事業改善に反映させるため、これまでの4年から2年に見直しております。  あわせて小野、大曲、大塩の各地区体育館についても市民センターと同一の指定管理者となることから、市民センターの指定期間と同様に2年間としております。  詳細については、議案参考資料の24ページの資料4から40ページの資料6までをご参照願います。  以上、議案第105号から議案第117号までの13議案についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。本案13件は、所管の常任委員会に付託を予定しています。ここでは細部にわたる質疑は控えていただき、総括的な質疑に限り認めます。総括的な質疑ありませんか。15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) 議案第115号と第116号についてお伺いします。資料36ページです。今の説明ですと、小野地区体育館、それから大曲地区体育館は直営でやってきたということなのですが、特に大曲地区体育館は新しくできまして、今管理人は会計年度任用職員2名になっているはずなのです。それで、そうしますと、民間委託になれば…… ○議長(大橋博之) 佐藤議員、もうちょっとマイクに近づけてもらいたい。 ◆15番(佐藤富夫) では、繰り返しますけれども、この管理人は会計年度任用職員になっているはずで、2人たしか、その職員が2人いるわけですが、いわゆる職員の種類に入るわけですけれども、それが民間委託になりますから、そうすると、この職員どうなるのか、その辺あたりと。  それから、これはいわゆる守備範囲なのですが、ここに広大な駐車場あります。消防署あるいは市民センターの体育館、ちょっと境目分からないのですが、そこの管理はどういうふうになるのか、その2点についてお伺いいたします。 ○議長(大橋博之) 市長。 ◎市長(渥美巖) 私のほうから最初の答えを申しますが、実は大曲の小野もそうなのですが、そもそも市民センターで管理してほしいということを私何回も就任してから、隣で管理するのが一番市民のために利便性からしていいのだということで、特に大塩なんかでも既にそうやっているものですから、お願いしたのですが、なかなかここ二、三年できかねてきたのです。今回は、やはりそういうところを受け取ってもらわないとできませんよということで、こちらから強力にお願いしまして、現在市の教育委員会で直接貸したりしている、そういう状況を改善したいということでやっていただいております。  あと職員については、また担当のほうから申し述べます。  それから、消防の前の広場の管理ですが、これも消防の関係とか、東市民センターとか、それぞれ区分けを既にしておりますので、それについても担当から説明させますので、よろしくお願いします。 ○議長(大橋博之) 生涯学習課長。 ◎教育委員会教育部生涯学習課長兼東京オリンピックパラリンピック推進室長(柏木淳一) 大曲地区体育館の会計年度職員ですが、本年度採用の際から直営管理は今年度いっぱいとなる予定なのでということでお伝えはしてございます。さらに、東市民センターに指定管理を出す際には、その辺りの事務経費や管理経費あるいは清掃経費といったものも計算した上で計上しているということでございます。  それから、今のところは、東市民センターと、それから大曲地区体育館で花壇の辺りの除草の経費というのは入っておりますが、消防の関係でというのは、まだ細部詰めていないところがございますが、今のところは東市民センターと大曲地区体育館の経費ということで入ってございます。 ○議長(大橋博之) 15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) 他の整備については、会計年度任用職員の制度になる前だったのです、これ。それで、大曲地区体育館の場合には、これは会計年度任用職員の制度ができてから採用されたという経緯があるわけです。ですから、結局、いわゆる公務員の例えば同じ人が継続で管理人をやるとすれば、公務員の場合の身分を失うわけです。その辺あたりの救済措置なんていうのは考えていないのですか。 ○議長(大橋博之) 生涯学習課長。 ◎教育委員会教育部生涯学習課長兼東京オリンピックパラリンピック推進室長(柏木淳一) そこまでの、今後ということではお話ししてはございませんけれども、今の会計年度任用職員の立場、臨時職員の時代からやってございましたので、その流れや今後の方針といったものは、もう既にお話ししてございまして、仮にお二人にはご理解を、ご納得を今いただいているという状況でございます。 ○議長(大橋博之) 15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) ちょっとしつこいようですけれども、別にその人の味方ではないですが、要するに今まで公務員として勤めてきたわけです。それが確かに会計年度任用職員と、その名前のとおり会計年度で更新するわけですから、しかし公務員にはかわりはなかったわけです。それが急に民間になるということで、恣意的判断をするとは思いたくないのですが、やはりその辺あたりの救済措置というか、そういった格好で、やっぱり職を失うというのは、たとえ昔の臨時職員だったとしても、これは気の毒なことですから、その辺やっぱり少し忖度をしていただければいいのかなというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(大橋博之) 市長。 ◎市長(渥美巖) 要するに今回、例えば東市民センターに人員を増やさないで、経費を増やさないでやってくださいということではないのです。東市民センターのほうからの要望で、例えば体育館の室内でテレビで状況が見えるやつとか、あとはそれの管理かかりますから、その人員制度についても、それなりに新年度では予算で、要するに0.5人分とか1人分とかと見ていくような体制にしております。  要するに、あれだと現在、例えば夜と昼ということになったりすると、2人かかったりするのですけれども、そういうことを踏まえて1人分で何とかトータルで回してくれないかとかということで、お互いにそれは理解し合いながら、これからやっていくということで、今佐藤議員が言ったようなところも、トータルとしては、そこに入れるような体制というのが一番いいと思います。もし入れなければ、どこかの地域、場所の空きに入ってもらうとか、恐らくそういう形にさせていただくような流れになると思います。 ○議長(大橋博之) ほかに総括的な質疑ありませんか。2番上田 勉さん。 ◆2番(上田勉) これは、民生のほうに付託されると思うのですけれども、いわゆる矢本の運動公園、今かなり工事やっています。駐車場だとか、あるいは側溝、その辺。それから、プラスアルファして聞くところによるとテニスコートだとか、あるいは相撲場とか、武道場とか、その辺のところの整備も多分2年間の間にあると思うのですけれども、この辺のところを踏まえての経費、指定管理料というのは試算されているのかどうか。あるいは、全体的に変更しますよとかいうのがあるのか、前もってその辺のところはきちっとやっているのかどうか全体的なことについて若干。審査でもやらせていただきますけれども、そういう大きな流れの中の説明をお願いしたいと思います。 ○議長(大橋博之) 市長。 ◎市長(渥美巖) 矢本の運動公園につきましては、基本的にはテニスコートについては、近いうちに大規模改修、それから武道館についてもそういう防衛絡みで、今テニスコートは防衛の予算でやるということで内々話をつけておりますので、これは二、三年後になる、2年後あたりになると思います。あと今多目的広場のほうは、今道路工事で使っておりますけれども、基本的にあれは今年度中に大体終わるわけですから、多目的広場については使えると。あと相撲場については、現在実際ほとんど使っていないのです、ここ何年間は。それを今後あのまま維持管理していくかどうかも含めて、利用状況がない場合はどうするか、今後検討していきたいなと思っております。  あとは、詳細、それ以上のことについては、ぜひ委員会の中でお願いいたしたいと。  以上です。 ○議長(大橋博之) ほかに総括的な質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) これをもって質疑を終結します。  ただいま議題となっています議案第105号から議案第112号までは、総務常任委員会に、議案第113号は産業建設常任委員会に、議案第114号から議案第117号までは民生教育常任委員会にそれぞれ付託します。 △日程第20 議案第118号 財産の取得(柳の目地区産業用地造成事業用地)について ○議長(大橋博之) 日程第20、議案第118号 財産の取得(柳の目地区産業用地造成事業用地)についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第118号 財産の取得(柳の目地区産業用地造成事業用地)について提案理由の説明を申し上げます。  今回の財産の取得については、令和2年第3回定例会で補正予算のご可決を賜りました柳の目地区産業用地造成事業を実施するための用地として、地権者から対象となる土地を取得するものであります。  具体的には、本事業用地として、赤井字新南3番1ほか33筆の土地3万3,244平方メートルについて、不動産鑑定に基づき2億2,243万3,700円で取得するものであり、去る10月8日に地権者12人と土地売買仮契約を締結しております。  詳細については、議案参考資料の41ページの資料7―1から44ページの資料7―3までをご参照願います。  以上、議案第118号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) 不動産鑑定士にお願いしてということなのですが、これ6,500円の分と6,800円の分あります。300円しか違わないのですが、これはざっと計算しますと、多いところで2,000平米ですから、6万円ぐらいしか違わないのです。大して違わないのです、これは。しかし、ここの300円の違いというのは何ですか、これは。どう違うのですか、300円。 ○議長(大橋博之) 市長。 ◎市長(渥美巖) 300円の違いと言いますけれども、一応ここについて価格をどのようにするかとか、いろいろありました。合同庁舎側については、石巻で既に災害関係の用地、住宅用地、災害公営住宅とか、様々な用地を含めて一連買っておりましたので、それらのものが参考になったと思っております。石巻での買収したときも一定の価格差があったと聞いております。そういう結果が今回の不動産鑑定にも表れていたと申しまして、私とすれば、皆さんからすれば一括同じような6,800円で全部買ってくれということを言いたいわけなのですが、いやいや、後ろとこっちでは若干違わせてもらいたいということで、不動産鑑定をかけて、その値段で了承してほしいということで不動産鑑定で出したというのが、その6,800円と6,500円になっているということでご理解いただきたいと思っています。 ○議長(大橋博之) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第118号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第118号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。  暫時休憩をいたします。    午前11時02分 休憩                                              午前11時15分 再開 ○議長(大橋博之) 再開します。  休憩前に引き続き議事を続行します。 △日程第21 議案第119号 東松島市の区域内にあらたに生じた土地の確認について △日程第22 議案第120号 字の区域を変更することについて ○議長(大橋博之) 日程第21、議案第119号 東松島市の区域内にあらたに生じた土地の確認について及び日程第22、議案第120号 字の区域を変更することについての2件を一括議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第119号 東松島市の区域内にあらたに生じた土地の確認について及び議案第120号 字の区域を変更することについて提案理由の説明を申し上げます。  本件は、東日本大震災により被災した市道奥松島ウオーキングトレイル1号線について、公有水面の一部を埋め立て、再整備するに当たり、公有水面埋立に係る免許権者である宮城県知事の竣功認可告示を踏まえ、地方自治法第9条の5第1項の規定により、新たに生じた土地の確認を行うとともに、同法第260条第1項の規定により、字の区域の変更を行うものであります。  具体的には、東松島市宮戸字南麦和田山2番に接する公有水面とともに、字南麦和田山2番、3番、字梅ケ崎1番、4番2及び字東大崎田4番1の地先の公有水面の合計657.31平方メートルの土地が新たに生じたことから、当該土地を東松島市宮戸字南麦和田山の区域に編入するものであります。  詳細については、議案参考資料45ページの資料8―1から47ページの資料8―3までをご参照願います。  以上、議案第119号及び議案第120号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第119号及び議案第120号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、議案第119号及び議案第120号は委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第119号及び議案第120号の2件を一括して起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案2件は原案のとおり可決しました。 △日程第23 議案第121号 字の区域を変更することについて △日程第24 議案第122号 字の区域を変更することについて △日程第25 議案第123号 字の区域を変更することについて ○議長(大橋博之) 日程第23、議案第121号 字の区域を変更することについて、日程第24、議案第122号 字の区域を変更することについて及び日程第25、議案第123号 字の区域を変更することについての3件を一括議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第121号 字の区域を変更することについてから議案第123号 字の区域を変更することについてまでの3議案について提案理由の説明を申し上げます。  平成27年度から宮城県が事業主体として、受益面積145.4ヘクタールで実施してきた農山漁村地域復興基盤総合整備事業奥松島地区のうち宮戸3分区及び宮戸6分区並びに宮戸10分区については、令和2年度末に土地改良法に基づく換地処分が予定されております。  土地改良事業の実施に伴い農用地が従前の小規模区画から大区画化し、土地の境界とともに農用地に接する道路及び水路等の位置が移動し、従前の字の区域に変更の必要が生じるため、令和2年10月26日付で宮城県から字の区域の変更申請書が提出されております。  このため、宮城県からの申請書に基づき、当該議案のご可決をいただくとともに、その後市が宮城県への通知及び告示を行うものであります。  なお、申請された字の区域の変更については、地域との協議に基づく変更であるとともに、農用地及び道路並びに水路に係るものであり、住居等への影響はありません。また、告示した後の区域の変更に係る効力については、宮城県により換地処分の公告が行われた翌日から発生することとなります。  詳細については、議案参考資料48ページの資料9―1から52ページの資料9―5までをご参照願います。  以上、議案第121号から議案第123号までの3議案についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第121号から議案第123号までは、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、議案第121号から議案第123号までは委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第121号から議案第123号までの3件を一括して起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案3件は原案のとおり可決しました。 △日程第26 議案第124号 東松島市第2次総合計画基本構想の変更について ○議長(大橋博之) 日程第26、議案第124号 東松島市第2次総合計画基本構想の変更についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第124号 東松島市第2次総合計画基本構想の変更について提案理由の説明を申し上げます。  現行の東松島市第2次総合計画は、平成28年度から令和7年度までの10年間の計画期間となっております。このうち平成28年度から令和2年度まで5か年間の前期基本計画が今年度末で終了するため、今般令和3年度から令和7年度までの5か年に係る後期基本計画を策定することとしております。  この後期基本計画については、現行の東松島市第2次総合計画の基本構想の変更を含む内容としていることから、本市の地方自治法第96条第2項の規定による東松島市議会の議決すべき事件を定める条例第2条第5項の規定に基づき、議会の議決を得ようとするものであります。  今回の東松島市第2次総合計画後期基本計画の作成に当たっては、私が本部長を務め、両副市長、教育長、各部長で構成する東松島市総合計画策定本部を設置するとともに、副市長以下部長等で構成する幹事会及び分科会並びにワーキンググループ等を設置し、職員の資質向上にも資するよう全職員参画で策定しております。  また、市民の意見を反映させるため、市内の各界各層24人を委員とする東松島市総合開発審議会を3回開催するとともに、市ホームページ及び市報により、パブリックコメントを実施したところであります。  これらを経て東松島市総合開発審議会に本議案別紙の東松島市第2次総合計画後期基本計画におけるまちづくりの将来像、基本理念、方向性及び政策、施策及び別紙議案参考資料の東松島市第2次総合計画後期基本計画について諮問したところ、先般11月18日に開催の会議において、妥当なものと認める旨の答申を得ております。  以上、議案第124号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。本案は、総務常任委員会に付託を予定しています。ここでは細部にわたる質疑は控えていただき、総括的な質疑に限り認めます。総括的な質疑ありませんか。15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) この資料のページ20ページになりますが、これは将来人口目標というのがあります。それで、計画期間ということでこれと、それから令和27年までの比較をしますと、大体6,700人ぐらい、目標値。このままいくと…… ○議長(大橋博之) 佐藤議員、もうちょっとマイクを。 ◆15番(佐藤富夫) 繰り返しますけれども、今現在と令和27年を比較しますと、大体目標とする将来人口って6,700人減ることになるのです、これ。それで、現状の傾向が続いた人口は、もっと減るということで、大体1万人ぐらい減ってしまうというシミュレーションになっているわけなのですが、こういった現状は、全国的に比較して、この傾向はどうなのか。それから、いわゆる目標とする将来人口のシミュレーションの考え方、これ説明をしていただきたいというふうに思います。
    ○議長(大橋博之) 市長。 ◎市長(渥美巖) この20ページの将来人口、令和27年には、何もしないで現状のまま政策をしなければ、本市の人口は3万125人になる予定ですよという見方をしておりますし、それを何とか少しでも防ぐということで約3,000人近く減らないようにして、3万3,000人という形で、それは様々な地方創生の働く場所をつくるとか、こちらの左に書いてあるようなことも含めて、子育て環境の改善するとか、そういうものを含めて頑張ろうということで今こういう形になっております。  ただ、この目標人口もそうなのですが、基本的には、これは東松島市の人口ビジョン、これに連動させているということで説明しておりますので、基本的には、この東松島市の人口ビジョン、これは第2次総合戦略ということを既に皆様から了解いただいておりますので、これについて要するに担当から、部長から人口ビジョンの考え方については説明させます。  本市としては、2040年までには、基本的には我々のまちは、東松島市は、消滅自治体になるという自治体が結構県内には多く、これも想定の範囲なのですが、出ておりますが、その中に東松島市は入っていないということで、それだけ要するに39歳までの女性の方々が多いとか、そういう形で、やはりトータルで見ると、私から言うのもなんですが、活力のあるまちではないかということで私は思っておりまして、そういう流れでしっかりと今の政策をこれからも続けていけば、まさに東松島市のSDGsの理念である住み続けられるまち、そういうものにも合致できるのではないかなと思っております。  なお、あと担当の髙橋部長から。 ○議長(大橋博之) 地方創生担当部長。 ◎復興政策部地方創生担当部長兼地方創生・SDGs推進室長(髙橋諒太) それでは、ただいまの点につきまして市長の答弁を補足いたします。  ただいま市長からお答えいただきましたように、こちらの人口については、東松島市人口ビジョン第2期総合戦略、こちら令和2年3月に策定をいたしまして、令和2年度から始まっているということですけれども、こちらの人口目標を踏襲しているものであります。人口ビジョン・総合戦略においての人口の考え方につきましては、成り行きというのは、このまま何も特別な策を取らなかった場合は、成り行きのシナリオで、こちらが3万124人。そして、こちらに対して自然増減について及び社会増減について一定の改善が見られるような施策を施した場合に3万3,000人ということになります。人口の自然増減につきましては、出生率の向上が見られる場合ということで2030年に1.8、2040年に2.07というように国や県の目標なども踏まえた上で、こういった改善が見られた場合の仮定でございます。社会増減につきましても、本市への移動力が上昇する場合ということで検討をしているものでございます。そうした場合の施策の結果として、令和27年度には3万3,000にまで人口を維持することを目標とするというものが人口ビジョンの際の考え方でございました。 ○議長(大橋博之) 15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) ちょっと今の説明ですとアバウトでよく分からない部分があるのですが、いわゆる総合的に政策を遂行していかないと、目標とする将来人口の3万3,000人は達成はできないだろうというふうに私は思うのです。ですから、個々の政策については、これは委員会のほうでやってもらいますけれども、それで市長がおっしゃいました消滅自治体にならないだろうという話、これは全国の消滅自治体にならない自治体というのは、ほとんどが基地があるわけです。ですから、これは基地の存在というのはありがたい話なのですが、ですからその辺あたりは基地との共存共栄という思想の下に進んでいかなければならないとは思うのですが、その辺の市長の考え方と。  それから、いわゆる人口減少を食い止めるためには、自然増と社会増というのがあるのですが、自然増が一番本来の姿として望ましいわけですが、しかし現状を見ますと、なかなか難しい問題もあるということなので、今コロナをきっかけに全国の大都市のほうから地方に流出しているという現象も起きておりますので、その辺を踏まえて、確たるこれは答えがないかもしれませんが、その市長の考え方を、この2点についてお願いします。 ○議長(大橋博之) 市長。 ◎市長(渥美巖) 全国の消滅自治体にならない自治体を見ると、自衛隊がある場所が多いのではないかと、自治体が多いのだと、全くそのとおりであります。それは、やっぱり若い隊員さんが多くいるということは、本市にとってもある意味、要するに他の、同じ地方の中にあっても、例えば石巻と比較すると、本当は人口からすれば、石巻がトータルとしては若い年齢平均になるのですが、石巻と東松島市を比較しますと、年齢平均が若いのは東松島市になるということで、それはとりもなおさず松島基地の隊員さんがいるということは、それは大きな要因になっていると見ております。  あとやっぱり私とすれば、女性が働く職場、そういうものをいかにつくっておくかというのが大事でありまして、例えば本市の幼稚園の園児服なんかを作っている会社があるのですが、そこなんかも一つの会社の中で、今仙台工場という形になっていますが、90人の従業員のうち80人ぐらいは全部女性です。そういう会社をやっぱり誘致したり、増築させたりしていくことが非常に大事だなと思っております。  あわせて人口減少というのは、これは社会的日本国全般のこういう大きな人口減少社会に突入しているという状況で、恐らく宮城県も仙台市も将来間もなく検証に入って、しっかりと数字が出てくるような状況ですが、理想とすれば、当然自然増が望ましいのですが、そういうような状況、ここ最近の1年ないしのこの状況を見ますと、やっぱり自然増は難しいような流れになって、新しく生まれてくる皆さんの数、市報などで出していますけれども、かなりやっぱり少なくなってきているのが現状の姿です。  そういう中で、何とか人口を維持していくためには、やはり今後私が全寮制の私立高校などを誘致していまして、それからやっぱり地方への移住、定住の問題も含めて、働く場所と併せて空き家対策なども含めて、ここに移住、定住してもらうことが大事だなと思っております。私は、そういうことも非常に大事だと思って、先月11月20日の日も急遽なのですが、ふるさと回帰支援センターというところで、有楽町にあるのですが、ここに行って高橋理事長さんとか、宮城県の担当の小林相談員さんといろいろ話をして、都会の皆さんが今求めているのは何ですかということを聞いて、やはり行かせるためには働く場所がしっかりあることと、やはり住む場所をしっかり確保していないと、なかなか難しいという話も受けてまいりました。ぜひそういうものを踏まえて、今後とも人口が減らないように、そして人口が減らないということは、ある意味活力ある地方創生につながると思っております。私とすれば、復興のモデル市を目指すということを言っていますので、ただ単に復興するだけではなく、人口もある程度減らないような形の復興、そういう流れが理想ではないかなと思って努力したいと思って、今回の後期計画にも、そういう意味を踏まえて人口については一応書いております。  また、人口については、国の出生率の問題とか、県で出している出生率の数字、それを連動させているということで、それも理解いただきたいと思っております。 ○議長(大橋博之) ほかに総括的な質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第124号は、総務常任委員会に付託します。 △日程第27 議案第125号 令和2年度東松島市一般会計補正予算(第8号)について △日程第28 議案第126号 令和2年度東松島市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について △日程第29 議案第127号 令和2年度東松島市介護保険特別会計補正予算(第3号)について △日程第30 議案第128号 令和2年度東松島市柳の目地区産業用地造成事業特別会計補正予算(第1号)について △日程第31 議案第129号 令和2年度東松島市下水道事業会計補正予算(第3号)について ○議長(大橋博之) 日程第27、議案第125号 令和2年度東松島市一般会計補正予算(第8号)について、日程第28、議案第126号 令和2年度東松島市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、日程第29、議案第127号 令和2年度東松島市介護保険特別会計補正予算(第3号)について、日程第30、議案第128号 令和2年度東松島市柳の目地区産業用地造成事業特別会計補正予算(第1号)について及び日程第31、議案第129号 令和2年度東松島市下水道事業会計補正予算(第3号)についての5件を一括議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第125号 令和2年度東松島市一般会計補正予算(第8号)について提案理由の説明を申し上げます。  今回提出した歳入歳出補正予算は、コミュニティセンター大規模改修費、令和の果樹の花里づくり整備工事費のほか、事業費の確定に伴う増減額等の計上を主なものとし、既定の予算総額に2億8,577万円を追加し、歳入歳出予算総額を352億6,300万円として編成しております。また、債務負担行為補正では、市民センター等の指定管理料のほか、令和3年4月1日からの業務遂行に必要な経費などを追加しております。さらに、地方債補正には、コミュニティセンター大規模改修事業、農業水利施設整備事業債等を追加しております。  その主な内容について、歳出からご説明申し上げます。総務費では、総務管理費の企画費に、転入者の住宅取得補助金として、定住化促進事業補助金840万円を増額するとともに、まちづくり推進費に赤井市民センター駐車場の拡張工事費1,124万円を計上しております。  また、緊急経済対策で特別定額給付金事業費の確定に伴い、特別定額給付金2,330万円を減額しております。  民生費では、社会福祉費の社会福祉推進費で事業費の確定見込みにより、各種障害福祉事業の支援費等を減額し、児童福祉費の保育所費に私立認可保育園運営費負担金1,340余万円を計上するとともに、放課後児童保育事業費に増築する赤井南小学校及び新築する鳴瀬桜華小学校放課後児童保育施設の備品購入費等260余万円を計上しております。  衛生費では、清掃費の清掃総務費で石巻地区広域行政事務組合の運営費負担金確定などに伴い2,210余万円を減額しております。  農林水産業費では、農業費の総合農政推進費に宮戸地区復興再生多目的施設(あおみな)のバイオマスボイラー等の改修工事費600余万円を計上するとともに、農地費に排水機場の停電時に電源確保のための費用として、非常用発電機設置工事費等6,730余万円を計上し、林業費の林業振興費には、大手地区における林地斜面からの住宅への落石被害防止のための治山工事費1,160余万円を計上しております。  商工費では、商工費の緊急経済対策費で新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金8,940万円、市民生活維持協力金700余万円、地域経済持続協力金330万円について、事業費の確定に伴い減額しております。  また、新型コロナウイルス感染症対策家賃等助成金については、申請者の増に伴い600万円を増額計上しております。  土木費では、道路橋梁費の道路新設改良費で中田堺掘線改良舗装工事に係る施工延長の減により、工事費1億3,630万円を減額しております。  また、都市計画費の集団移転事業費に令和の果樹の花里づくり事業に係る移転元地造成工事費及び果樹植栽工事費の計1億5,200余万円を計上しております。  消防費では、消防費の常備消防費で石巻地区広域行政事務組合(消防)ですが、運営費負担金の確定に伴い2,030余万円を減額しております。  また、消防施設費に旧東松島消防署解体に伴う令和2年度分の工事費として2,000万円を計上しております。  教育費では、教育総務費の学校教育復興費に、鳴瀬桜華小学校新築校舎移転に係る業務委託料1,020余万円、新たな管理用及び教材用備品を購入するための費用1,660余万円を計上しております。  また、社会教育費のコミュニティセンター費には、東北防衛局との協議の結果、令和2年度分のコミュニティセンター大規模改修に係る工事監理委託料及び改修工事費等3億9,990余万円を計上しております。  社会教育費の体育振興費では、新型コロナウイルス感染症の影響により中止となったデンマーク学生交流業務委託料740余万円を減額しております。  公債費では、元金に宮城県への償還金として東日本大震災災害援護資金貸付金償還金680余万円を計上しております。  災害復旧費では、農林水産施設災害復旧費の農業用施設災害復旧費に、令和元年度台風19号に関連した排水路、のり面等の修繕料230万円を計上しております。  また、文教施設災害復旧費の公立学校施設災害復旧費で、浜市小学校仮設校舎借上料800万円を減額しております。  なお、人件費については、人事院勧告を踏まえた国家公務員等の措置に準じ、先般の臨時議会でご可決いただいたとおり、市長、副市長、教育長、市議会議員、一般職員及び任期付職員に係る期末手当をそれぞれ0.05か月分減額するとともに、職員の実配置等に基づいた調整により4,390余万円を減額し、議会費から教育費のそれぞれに内訳を計上しております。  次に、歳入についてご説明申し上げます。国有提供施設等所在市町村助成交付金、いわゆる基地交付金でございますが、これは基地交付金の算定というものは、どうしても対象資産価格が7割、その他その自治体の財政状況等を踏まえて3割となっておりますが、要するに対象資産が令和2年度は大幅に減っているのです。それで、これはまずいということで直接、前にも述べましたが、加藤副市長に総務省に行っていただきまして交渉してきたということであります。そういうことがありまして、当初予算でいわゆる計上していた予算を、そのときは減額を予定、計上しておりましたが、今回774万円ほど増額することができたということで、トータルとしては、前年と大体同じぐらいの額が確保されたと見ていただいて結構ではないかと思っております。  また、地方交付税では、復興関連事業の完了等に伴い、震災復興特別交付税6,210余万円を減額しております。  国庫支出金では、国庫負担金の教育費国庫負担金において、赤井南小学校増築に伴う公立学校施設負担金5,440余万円を計上しております。  国庫補助金の総務国庫補助金で、事業完了に伴い特別定額給付事業に係る事業費及び事務費補助金の計4,270余万円を減額するとともに、土木費国庫補助金では、道路新設改良の減額に伴い、社会資本整備総合交付金9,030万円を減額しております。  また、教育費国庫補助金、コミュニティセンター大規模改修に係る防衛施設周辺民生安定施設整備事業補助金5,960余万円を計上しております。  県支出金では、商工費県補助金で事業完了に伴い、宮城県新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金交付事業補助金5,960万円を減額しております。  寄附金では、企業版ふるさと納税に係るまち・ひと・しごと創生寄附活用事業寄附金650万円を計上しております。  繰入金では、公共施設整備及び大規模改修基金繰入金で各種充当事業の完了等に伴う財源の確定により、繰入金5,580余万円を減額しております。  東日本大震災復興交付金事業基金繰入金では、令和の果樹の花里づくり整備事業、鳴瀬桜華小学校移転事業などの財源として、計1億1,890余万円を計上しております。  また、財源調整として財政調整基金繰入金1,560余万円を計上しております。  諸収入では、総務費雑入に上町地区学習等供用施設改修工事に係る協定の負担割合に基づき、商工会負担金400万円を計上しております。  市債では、教育債に令和2年度事業に係る赤井南小学校大規模改修事業債6,330万円を減額しております。  また、コミュニティセンター大規模改修に係る事業債3億2,340万円を計上しております。  次に、議案第126号 令和2年度東松島市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について提案理由を説明申し上げます。  今回提出した補正予算は、債務負担行為補正として、特定保健指導業務委託料等を追加しております。これは、5月に実施予定としていた特定健康診査について、新型コロナウイルス感染症拡大等により12月に延期したため、健診後に実施する特定保健指導の業務期間が令和3年度までとなるためであります。  次に、議案第127号 令和2年度東松島市介護保険特別会計補正予算(第3号)について提案理由を説明申し上げます。  今回提出した補正予算は、歳出では、介護報酬改定等に伴うシステム改修費等を計上したほか、令和3年4月から3か所体制で運営する地域包括支援センターの新システム導入に係る業務委託料を計上しております。  歳入では、歳出で計上した事業費に対する国・県支出金等を計上しており、既定の予算総額に1,711万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を33億4,850万円として編成しております。  なお、人件費については、人事院勧告を踏まえ、職員に係る期末手当の改定のほか、実配置等に基づいた調整により470余万円を減額しております。  次に、議案第128号 令和2年度東松島市柳の目地区産業用地造成事業特別会計補正予算(第1号)について提案理由の説明を申し上げます。  今回提出した補正予算は、柳の目地区産業用地(北工区)造成事業に係る工事費等の費用として、令和4年度までの継続費5億6,500万円を追加しております。  次に、議案第129号 令和2年度東松島市下水道事業会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。  第2条では、収益的収入で予定額を2億1,038万2,000円減額し、収入総額を23億5,459万8,000円とし、収益的支出では、予定額を2億1,214万6,000円減額し、支出総額21億1,975万3,000円としております。  主なものについて、支出からご説明申し上げます。第1款公共下水道事業費用では、営業費用として下水道使用料共同事務処理負担金を増額するとともに、建設費の繰越しなどに伴い、前年度における取得基金額が減少したことから、減価償却費等を減額しております。  次に、収入についてご説明申し上げます。第1款公共下水道事業収益では、営業外収益として、減価償却費の減額に伴い、その財源に当たる長期前受金戻入、戻し入れなのですが、戻入を減額しております。  第3条では、資本的収入及び支出の予定額について1,304万8,000円減額し、収入総額を12億3,317万3,000円とし、支出総額を16億2,459万1,000円としております。  主なものについて支出よりご説明申し上げます。第1款公共下水道事業資本的支出では、建設改良費として、汚水の管渠建設に係る委託料などのほか、人件費を減額しております。  次に、収入についてご説明申し上げます。第1款公共下水道事業資本的収入では、他会計補助金として一般会計補助金を減額し、分担金及び負担金として下水道事業受益者負担金を増額しております。  なお、人件費については、人事院勧告を踏まえ、職員に係る期末手当の改定のほか、実配置等に基づいた調整により1,130余万円を減額しております。  以上により令和2年度各種会計12月補正予算の概要説明を終わりますが、何とぞ慎重にご審議を賜り、ご可決くださいますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。  大分質疑があるようでございますので、昼食休憩とします。    午前11時58分 休憩                                              午後 1時28分 再開 ○議長(大橋博之) 再開します。  休憩前に引き続き議事を続行します。  質疑に入ります。質疑ありませんか。7番小野 幸男さん。 ◆7番(小野幸男) それでは、まず1つ目は、定住化促進事業の840万円なのですけれども、これは19ページです。定住化促進事業の840万円の見込みと1人当たりの補助額について。それから、2番目が民生費の保育所費、これは私立認可保育園の運営負担金となっているのですけれども……     〔何事か呼ぶ者あり〕 ◆7番(小野幸男) すみません、29ページでした。ごめんなさい。これなのですけれども、負担金って普通は多分補助金なのかなと私はちょっと思ったのですけれども、これが東松島市立認可保育園の場合だと多分負担金という項目になるのか。多分私立の認可保育園なので、こいつは補助金の扱いなのかなという部分と、今回1,340万円の運営費ということで、今保育園の現状、この辺の部分と、この財源の中にその他財源というのがあるのですけれども、318万7,000円、このその他財源というのは、何の財源なのかお聞きします。  それから、3番目、農地費、35ページ、非常用発電機設置となっていますけれども、これは1か所なのか、それとも何か所かの排水機場に設置になるのか、その部分。  それから、4つ目が、都市計画の集団移転事業費、令和の果樹の花里づくりの造成工事費なのですが、以前にも説明があって、これ多分東エリアと西エリアの造成工事だと思うのですけれども、再度確認のため、その部分なのか。また、この中の植栽工事費というのは、大体幾らくらい見込まれているのか、この4点をお聞きします。 ○議長(大橋博之) 復興政策課長。 ◎復興政策部復興政策課長(八木哲也) 小野議員の1つ目でございます。移住定住化促進事業補助金ということで、東松島市外から本市に移住をしていただく方で住宅を新築される方、なおかつその建築工事の業者の方は市内の、本市の業者さんを使った場合に100万円ということで補助金を出しますが、それが2件。それから、同じように新築をされる方で本市以外の建築業者を使われる方についても50万円の補助金ということで、これを13件計上してございます。 ○議長(大橋博之) 子育て支援課長。 ◎保健福祉部子育て支援課長(大槻敦) 小野議員の質問にお答えさせていただきます。  まず、1点目の補助金、負担金という関係についてですけれども、こちらのほう運営費を給付するというものでございまして、公費で負担する分、それから利用者が負担する分ということで、こちらのほう公費負担分ということでのものでございます。給付額につきましては、国から定められた公定価格を基に、児童個々の保育時間によって計算されております。  それであと現在の状況ということで、今回この補正に至りました理由としましては、例年よりも保育時間が長く利用されている児童が増えたため、こちらの補正が必要となりまして、補正をさせていただきました。  それから、3点目のその他という部分についてなのですけれども、こちらのほうは、繰り返しになりますけれども、利用者のほうからも負担いただいておりますので、利用者負担金になります。 ○議長(大橋博之) 農林水産課長。 ◎産業部農林水産課長(大崎昌宏) 今回の12月補正で非常用発電の設置のほうを予定してございますけれども、設置箇所につきましては、3つの機場を予定してございます。新田・西福田排水機場、それから目移排水機場、それから十階松排水機場の3つを予定してございます。 ○議長(大橋博之) 政策事業推進室長。 ◎復興政策部復興都市計画課長兼政策事業推進室長(森祐樹) 4点目でございます。移転元地の造成工事のほうが西エリア3.7ヘクタール、東エリア6.3ヘクタールの10ヘクタール分の畑地造成費1億5,000万円でございます。令和の果樹の花里づくりの果樹植栽工事につきましては209万円を計上しております。 ○議長(大橋博之) 小野 幸男さん。 ◆7番(小野幸男) 分かりました。最後の令和の果樹なのですけれども、東エリア、西エリアということでお聞きしていましたが、ちょうどこの前説明会の中で、あそこの中央エリアというか、土地、真ん中明るくあるのですけれども、今回予算ついたということで、私若干期待をして、あそこの分も若干県から流入される土があるので、一気にできるのかなというちょっと期待も膨らませていたのですけれども、あそこの取扱い、多分今後東エリア、西エリアでやるのもいいのですけれども、その辺ちょっと関連するので、一応委員会等でもいろんなお話をさせていただいていますけれども、その辺についてお伺いします。 ○議長(大橋博之) 復興政策部長。 ◎復興政策部長(浅野吉彦) ご質疑にお答えします。  まず、こちら令和の果樹の花里づくりにつきましては、議員ご承知のとおり、令和元年5月に令和になったお祝いとしまして、市長が元地利用を何とかしたいということで打ち出した構想でありまして、その後復興庁に何度も掛け合ったのですが、なかなかその財源的な措置がならなかったのですけれども、一定のめどがついたことから、今回12月補正に計上させていただきまして、3月までの予定で工事をしたいというふうに考えております、畑地造成。  そういった中で、先日の財務常任委員会小委員会で説明させていただきましたけれども、運河沿いの東側と、それから海岸側の西側の部分合わせて10ヘクタールになりますけれども、その間にも土地がありますが、市で防災集団移転事業として買取りした土地がありますが、民地等モザイク状になっておりまして、なかなか活用ができないというところで大変苦慮しているところでございまして、今後新たな財源等を見つけた中で、市が持っている別な地域の土地と交換するなどして、何とか活用できないかというところで今検討を加えているところでございまして、今後何らかのいい方向性があれば、そっちのほうも活用して事業を進めたいというところでございます。ちょっと回答になったかどうか分かりませんが、現状としては、今のご説明したとおりでございます。 ○議長(大橋博之) ほかに質疑ありませんか。10番阿部 としゑさん。 ◆10番(阿部としゑ) 20ページ、市民センター管理運営事業の中の赤井市民センター駐車場増設工事について、増設はどの部分を増設するか。あと何台ぐらい駐車場、この増設によって可能となるか、増設した分で、それをお知らせください。 ○議長(大橋博之) 市民協働課長。 ◎総務部市民協働課長(佐々木寿晴) それでは、お答えいたします。  予算説明書20ページ、赤井市民センター駐車場増設工事ということで、今回赤井市民センター南側に隣接しております赤井中央公園の部分に駐車場として拡張することにしております。現在ある中央公園の駐車場部分を拡張する形で行うこととしておりまして、現在赤井市民センター68台分の駐車場、既にありますけれども、これに34台の拡張をする予定でございます。 ○議長(大橋博之) ほかに質疑ありませんか。5番土井 光正さん。 ◆5番(土井光正) 先ほど市長のほうからの説明あった内容なのですけれども、38ページ、緊急経済対策費の中で中段から下段のほうに市民生活維持協力金支給事業とか、あるいは地域経済持続協力金支給事業、これらが今回減額になっているというふうなことで、特に地域経済持続協力金事業というのは、これは国の二次補正の中で市のほうで地方創生の財源を使ってやっているかと思いますが、これは5月から7月までの間に一応事業として募集したわけでありますが、その後に追加でさらにまた5万円追加するというふうな制度だったと思います。そうしますと、これは7月で終わった段階で、それでもう完了というふうなことで今回減額になったわけなのでしょうか、これが1点目。  それであと2点目、40ページ、道路新設改良費の中の上段のほうで、これも市長のほうから説明ありましたが、中田堺掘線改良舗装工事、これが約1億3,600万円減額というふうな話、大体事業費の2割くらい大幅に減額になっているのかなと思っておりますが、ではどのような理由で、どういうふうな内容が減額になったのか、その辺をお伺いしたいと思います。 ○議長(大橋博之) 産業部長。 ◎産業部長(山縣健) 質疑にお答えいたします。  1点目の地域経済持続協力金の関係でございます。基本的に今回各種協力金につきましては、執行残というふうな形で減額させていただいております。その中で地域経済持続協力金につきましては、最終的に917件というふうな形で事業のほうは、交付のほうは終了しております。当初7月末までの1回目の申請、さらにそれに基づいた追加交付ということで全て事業所のほうに通知をし、追加交付についても完了するというふうな状況です。それから、新たに薬局等の部分については、これは市民生活維持協力金になりますけれども、これについても既に10月末で事業のほうは完了しまして、それぞれ減額補正というふうな形で今回計上させていただいております。 ○議長(大橋博之) 建設課長。 ◎建設部建設課長(小野尚志) 土井議員の2点目の質疑にお答えいたします。  道路新設改良事業中田堺堀線ですけれども、こちらにつきましては、一応事業費の減ということで施工延長が減となっております。こちらにつきましては、道路拡幅改良を行うに当たりまして、用地買収、補償等の協議を、交渉を進めてまいりましたが、合意に至りませんでしたので、その部分につきまして施工延長を減としております。 ○議長(大橋博之) 5番土井 光正さん。 ◆5番(土井光正) 先ほど地域経済持続協力金の話で一応917件で完了したというふうなことなのですが、これちょっと期間が非常に短い期間だったものですから、それでもって完了なのかなと私もちょっと今疑問に思ったわけで確認したわけですけれども、そうすると、あくまでも今回は、その精算というふうな形でよろしいですか。 ○議長(大橋博之) 産業部長。 ◎産業部長(山縣健) あくまでも完了したことに伴う精算というふうな形での補正でございます。 ○議長(大橋博之) 5番土井 光正さん。 ◆5番(土井光正) あと先ほどの道路改良の関係なのですけれども、用地が決まらなかったので、その分減額したというふうなことは、要するに来年度にまたそれを事業関係を再開するというふうな計画とか、そういうふうなものはありますか。 ○議長(大橋博之) 建設課長。 ◎建設部建設課長(小野尚志) こちらにつきましては、避難道路ということの整備で行っておりますので、一旦今年度で終了ということになりますので、来年度以降につきましては、新たな事業なりということでいろいろ検討させていただきながら、計画は残したままでの事業一旦終了という形になります。 ○議長(大橋博之) ほかに質疑ありませんか。3番手代木 せつ子さん。 ◆3番(手代木せつ子) 3点お願いいたします。お聞きいたします。  まず1点目、39ページ、東松島3割増商品券発行事業のところで150万円の減額になっている、その理由。  2点目、54ページ、災害復旧費なのですけれども、こちら台風19号関連の修繕料とあります。こちらは、どこの場所なのでしょうか。  3点目、71ページ、中段です。地域包括支援センター運営事業、こちら先ほど市長の補正の説明の中で令和3年4月から3か所体制ということですが、今西部と東部と、その残りの1か所は、もう場所が決まっているのであれば、もしお答えしていただけるのであれば教えてください。 ○議長(大橋博之) 産業部長。 ◎産業部長(山縣健) 1点目の商品券の関係につきましてお答えいたします。  ページが39ページの上段になります。事務費補助金150万円の減額ということでございまして、ご案内のとおり、東松島市商工会でこの商品券事業、補助金というふうな形で交付し、事業を推進していただいております。その商品券の発行の部分ではなくて、あくまでも事務費に係る部分ということで今回減額補正ということでございまして、当初事務費につきましては、1,400万円ほどこちらで見込んでおりましたけれども、最終的に今回の金額が減額した中で事業ができるということで今回補正で減額させていただいております。 ○議長(大橋博之) 農林水産課長。 ◎産業部農林水産課長(大崎昌宏) 54ページの災害復旧費の修繕料でございますけれども、主にため池なり、あるいは排水路の改修工事、16か所ほど修繕する予定でございますけれども、主に大塩地区と、それから浅井、高松地区が修繕の場所になります。 ○議長(大橋博之) 高齢障害支援課長。 ◎保健福祉部高齢障害支援課長(小山隆) 3点目の地域包括支援センター、3か所目なのですけれども、先日簡易プロポーザル方式で業者選定を行いまして、契約はまだなのですけれども、小野のことぶき会に決まる予定となっております。内定しております。 ○議長(大橋博之) ほかに質疑ありませんか。16番長谷川 博さん。 ◆16番(長谷川博) ページは43ページになりますが、消防施設費の、今回東松島消防署整備事業ということで旧消防署の解体工事の予算が計上されております。それはそれでいいのですが、新しい消防署できまして、それは当然のことなのですが、あの跡地の活用の見通しとか、そういったのはどのようになっていますか。 ○議長(大橋博之) 市長。 ◎市長(渥美巖) 旧消防庁舎の跡地、これについていろいろ活用を考えたのですけれども、例えばシルバー人材センターなんかが使うことも含めて検討したのですけれども、結果的には、大分もう古くて、あそこの中で作業、仕事をさせるのは、とても忍びないという状況になっていまして、解体だなとなりました。それで、今年と来年とかけて解体するのですが、私とすれば、解体した後、宅地を造って、例えば子供のいる世帯優先に出すか、それとも一括で不動産屋さんに出すか、それら今両方を考えてはおります。そして、この辺を含めて、ただ解体経費がやはりかかり過ぎるというのはよくないということで、できるだけ解体経費は下げて、将来、その売った値段との比較もあるものですから、できるだけ下げていこうということで今回債務負担を含めて出していますけれども、今回はまず2,000万円、トータルとして四、五千万円ぐらいのところで収めたいなと考えているところでございます。  あとは、今言ったように、できるだけ有効に使いたいなと。もちろん一等地なのです、あの場所は。だから、例えば様々な宅配業者の場所でもいいのではないかとか、あとやっぱり住宅地がいいのではないかとか、あと新しく建てて、市の様々施設、使う場所に使ってもいいのではないかと、いろいろあるのですが、まずは一旦壊してみましょうということで、まずは壊すことにさせていただいております。 ○議長(大橋博之) ほかに質疑ありませんか。15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) まず⑦の、補正予算の説明19ページ、総合計画策定管理事務ということで997万6,000円の減額になっています。これは、まず一つ確認なのですが、市長が前説明したときに、自前でやった分のマイナス分なのか。そうであれば、当然職員は残業でやらなくてはいけませんので、その辺の人件費の跳ね返りの分を教えてください。  それから、34ページです。34ページの総合農政推進費の中で宮戸地区の復興再生多目的施設の改修工事、これは今のバイオマスボイラーをやめるという話です。それで、バイオマスボイラーの考え方なのですが、これはいわゆる植物を燃焼させれば、そのCO2をまた植物が吸収するということでプラ・マイ・ゼロになりますよということから、バイオマスボイラーが出てきたわけです。  しかし、説明によりますと、石油を使うボイラーに転換するということは、これSDGsの大きな目標である地球温暖化防止政策、いわゆる温室効果ガスの抑制に反しているのではないのかなというふうに思うのですが、その辺の考え方と。  それから、これは国の資本が入っているはずなので、国への伺い、それから返還なんていう、そういう支障はないのか、その辺を教えてください。  それから、49ページの幼稚園振興費ですが、これは1,687万円の減額になっています。これについての中身を教えてください。  それから、次は、⑥の先ほど市長が説明した中身です。10ページの下水道会計の件なのですが、説明によれば、前年度における取得資産額が減少したことから、減価償却費を減額しておりますということなのですが、では前年度でなく、それ以前のものについてはどうなのか。下水道事業始まってから20年以上になりますか、その辺の関係を説明をしてください。 ○議長(大橋博之) 市長。 ◎市長(渥美巖) まず、総合計画で約1,000万円近く落としていますけれども、これはそれをしたからといって人件費、残業代を増やすということではなく、通常の業務の中で、とにかくやってくださいということで、皆さんに協力いただいて、トータルとしてやっておりますので、トータルで見て、人件費で、ある課で残業2時間やったとか、3時間やったとかあるかもしれない。それは通常の残業の中に入るやつで、これのための経費としてはあえて跳ね返り分を見ていないということの理解ということです。  それから、バイオマスとの関係、確かにこれは国の補助事業で造ったのですが、私とすれば、そもそも論として、3,000万円かけて100万円の要するに収入を上げている今の状況は、こんなの続けていいのかというのが問題です。CO2の問題、確かにあると思うのですが、まず市民から納得、議会から納得されないのではないかと、こんなことをずっと続けていったのでは。早めに切り替えたほうがいいというのが私の考えであります。  だから、そこで石油を使うからといって、それで温室効果ガスなんて、一般の家庭でも結構石油も使っていますし、この辺は今そんなに環境が悪化するようなものも出していないと思うので、私とすれば問題なく、今回やらないと、あとはやれなくなってしまう。早めに、今のうちに今回は改修したいということで、その改修経費上げております。  国との関わりなのですが、一応国のほうでは、基本的にはこんなのあまり改修、やめるということはやめてくれという話はあるのですが、それはあるわけですが、だけれども、元々の松くい虫の木を使ってやるというのは、そもそも根底から崩れているのです。もう松くい虫の代わりに別な燃料を買って、そしてそれで伐根みたいなものを機械を使って、そういうやつで金をつぎ込んでいるので、そもそも論が崩れていると。ただし、私とすれば、目的として宿泊施設とか、そういうものは書いていないのだと。そういうことで私は国に説明しようと思っています、いざというときは。そういう形で説明します。  あとは、幼稚園関係については、担当のほうからお答えします。 ○議長(大橋博之) 教育総務課長。 ◎教育委員会教育部教育総務課長(八木繁一) 佐藤議員の質疑のほうにお答えしたいと思います。  こちら私立幼稚園振興事業でございますけれども、幼児教育の無償化に伴います関係でございまして、市内の3つの幼稚園と、あと市内から市外に通っている幼稚園の合わせて7園に対しまして負担金だったり補助金のほうを補助しておりますけれども、こちらの当初上限額で積算をしておりまして、その上限額まで各幼稚園のほうで金額を設定していないというふうなことで減額となっております。 ○議長(大橋博之) 下水道課長。 ◎建設部下水道課長(小山篤) 減価償却費についての考え方についてお答えいたします。  下水道事業としまして、平成3年から事業は開始されております。今年度から下水道事業会計ということで法的化をしましてスタートしたわけなのですが、今年度以前の減価償却費につきましては、当初予算に平成3年からスタートした時点での減価償却費のほうを加味して計上されております。 ○議長(大橋博之) 15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) 総合計画の策定については分かりました。ほぼただでやったということで、褒めてどうぞというような感じでよろしいかと思います。これ元々こういうふうな、コンサルなんか頼まないでお願いします。  それから、いわゆるバイオマスボイラーの変更ということで、これは今市長もおっしゃいましたとおり、松くい虫の伐倒したやつを転用するということで未来永劫に燃料はあるのだよという当時の説明でした。しかし、どうも状況が変わって、チップを買わなくてはいけないということですので、これは経費の問題でもよく理解はします。しかし、いろんなことを考えてみればよかったのかなというふうに思います。これは、いわゆるチッパーというのがありますから、これは市内の業者持っています。そのチッパーを使って、ある程度当初の目的に沿った燃料確保をやっていなかったのかなというような、そういったちょっと策がなかったのではないのかなというふうに思っていたのです。ですから、いわゆる前に言ったように、植物を燃焼すれば、そのCO2はまた植物が吸収して温室ガスを減少させるのだよという、その趣旨からしますと、やはりそのくらいのことは考えてもよかったのかなというふうに思いますので、その辺、しなかったらしなくてこれはしようがないのですが、その辺のお答えをお願いしたいというふうに思います。  それから、私立幼稚園、これは分かりました。  それで、下水道会計の減価償却の考え方なのですが、これはいろいろ会計法からいきますと、考え方あるようですが、しかしいわゆる最終的に資産を取り替えるに要する実質資本だという考え方です、これは。ですから、この減価償却費を、いわゆる減額をしないで健全な経営内容であれば、別に減額しなくてもいいのではない、これは。それが結局内部留保として残るわけですから、ですからその辺の考え方、これは定額法だね、定額で減価償却だね、これは。定率ではないですね。だから、そういったことを考えれば、定率でいけば残った分については内部留保になるよという考え方ですから、あえて別に減額しなくてもよかったのかなという考えもあります。ということで、その考えを聞かせてください。 ○議長(大橋博之) 市長。 ◎市長(渥美巖) 確かにいろんな考えはあると思うのです。ただ、現在松くい虫の材料、木材の代わりに、ほかの森林組合とか、そういうふうなところからチップみたいなのを買って、それぞれ原材持ってきて、そしてまた機械を使って積み込みしたりして、そういうことで全く当初とはかけ離れていることをずっとここ二、三年やっているのです。これは、いつまでもやったら、10年やったら3億円以上の金を投げてしまうようなものなのです。収入は1,000万円ぐらいしか上がらないところで、これはやっぱりどう考えても、今やらないと、いつまでもこれは難しくなるのではないかなということで、私は確かに環境問題はあるのだけれども、今やるものも石油でやっても、それが環境にそんなに負荷がかかるものでもないのではないかなと。まして今までのやつは24時間いつでも風呂に入られるような体制で、水から何からみんな使ってきているわけですから、そういうふうなのやっぱり1日500円しかもらわない宿泊料でやっていること自体が、もうそろそろ、そんなサービス過大はやめたほうがいいのではないかというのが私の考えなのです。  もっと現実に合った姿でやっていかないと、これからは大盤振る舞いはできないよということで、この際に多少設備費かかるけれども、1年か2年すれば、すぐペイできるから、あと今後10年なり20年は確実に市民のためになる政策になるのではないかと。今あそこに床暖なんかも入っているのです。富夫さんの家で床暖入れているか何だか分からないけれども、そんなに市民で床暖入れているところないと思うのです。そういうのも加味して、私は寒かったら毛布1枚余計着たらいいのではないかと逆に言っているのです。そういうことで、やっぱりもう一回、これは見直していかないと、私は見直しすることはあまり、こういう時代で、例えば使用料の、スポーツ施設の料金を上げることも、こういうふうなことも見直しているということは、政治家としてはマイナスなイメージもありますから、多少は考えざるを得ないのです。しかし、それ以上に市の財政、東松島市の将来のことを考えると、やっぱり今決断すべきであるなということでやっておりますので、ご理解いただきます。 ○議長(大橋博之) 下水道課長。 ◎建設部下水道課長(小山篤) それでは、減価償却費の考え方についてお答えいたします。  今回の2億1,000万円ほど減額した理由につきましては、令和元年度事業費で今年度に繰り越した金額が復興事業関連で14億円ほど繰り越した関係があります。それによりまして、去年において資産、それらの工事費に伴う資産が取得されていないということに基づきまして、今年度から発生する減価償却費が翌年度に繰り越すような形になります。よって、今回減額はしますが、来年度からその分は減価償却費として翌年度から適切に計上する予定にしております。 ○議長(大橋博之) 15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) 下水道の部分は分かりました。  それで確かにお金、バイオマスボイラーのこと、今まで行政というのは、あまり見直しというのをしてこなかったのです。ですから、今回見直しするということ、私はいいと思うのです。大いに結構だと思います。しかし、その過程の中で当初の目的の、要するに松くい虫の伐倒材を使うということが前面に押し出されてきたわけですから、やはりその辺あたりは大いに検証して、当初のもくろみと外れたのだから、やはりその辺あたりはきちんと見直しをしなさいという指導必要だと思うのです。ですから、やり方としては、今回見直し、これは結構だと思います。とにかく住民には説明がつかないということですから、いいと思います。ですから、その辺あたりの検証の仕方、今からやっぱり考えていかないと駄目だなというふうに思いますけれども、市長、いかがですか。 ○議長(大橋博之) 市長。 ◎市長(渥美巖) まさに検証なのですが、あそこの宿泊施設は、基本はまず泊まれる施設をなくさないということなのです。その中の一部としてお風呂とか熱源を松くい虫でやっているのだけれども、それは私は国に対して泊まるものはちゃんと10の部屋をしっかりと確保してやるのだから、それは目的は外していないよ。ただし、その運営していくだけの経費を松くい虫でそういう形でバイオを使ってやろうとしたのだけれども、それは物すごくお金かかって、現実的に基本的には合わないやり方なので、松くい虫の材料がどんどん入ってくるわけでもない今の状況では、これはそもそも見直しは早めにしなければならないということでなる。  だから、私も1年ぐらいちょっと様子を見て検証してきた結果、これはやっぱりいつまでもこういうことで野放しにはしておけないなと、やっぱり手を入れなければならないなということであえて今回手を入れたのです。ぜひその辺については、松くい虫を使うやつが目的でなく、私はあくまで泊まる施設、宿泊施設は残してそのままやるということでの理解。ただ、その運営としては、風呂とか熱源を松くい虫のやつを使うという、これはでもちょっと別にしてやりましょうということで、国から言われた場合、そういう方向も含めて担当に1回は国のほうと連絡、確認を取らせているという状況です。 ○議長(大橋博之) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第125号から議案第129号までは、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、議案第125号から議案第129号までは委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第125号から議案第129号までの5件を一括して起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案5件は原案のとおり可決しました。  以上で本日の日程は全部終了しました。  本日の会議はこれにて閉じ、散会とします。    午後 2時11分 散会...