◆4番(
齋藤徹) それと、ちょっと
ICT推進する上で多分テーマになってくるのは、コストの削減だと思うのですけれども、私
たち市民クラブでちょっと視察に行った愛媛県
西予市でもやっていたのです。それで、
総務省の
ICT地域活性化事例100選の中に入っているのですけれども、その中で「Change(チェンジ)せいよ!」、職員の
生産性向上による
地方創生というのもあるのです。その中で、
導入費が約4,000万円、
運用費については
ホームページでちょっと詳しく書いていなかったのですけれども、
ICTによる職員の働き方改革というので、
オフィス改革モデルプロジェクトとかというのもやっているのです。その中で、
議員さんにタブレットを配付して、
ペーパーレス化を推進したりなんだりというのもあるのです。その中で、効果としてあらわれているのが、議会の
コピー使用料の半減、
ファクス代は10分の1以下、
効率化による
削減効果は
年換算で1,600万円相当というふうなのが書かれてあったのです。私も
こいつ全部が全部真に受けるわけではないのですけれども、こういった議会のほうにも
予算措置するような形で
ICT進めていけば、総合的な削減は目指せるのではないかと思うのですけれども、ちょっと
うちら議会のほうでも
ICT機器の導入とかというような話はまだ出てはないのですけれども、将来的にこういった機器を議会で取り入れたいのですというときに、
執行部としては
予算措置の
可能性というのは将来的には考えられるのかどうかというのもちょっと含めて聞きたいのですけれども。
○
議長(
大橋博之) 市長。
◎市長(
渥美巖) 今国のほうでは、
ICTを普及させたいということで、現在はそういうさまざまな
補助制度があると思います。だから、それを活用すれば一番いいのです。できるだけそういうものを活用していきたいと思っておりますし、基本的に議会がそういう
ICT関連を導入したいということで、市長予算つけるべきだということで
議長のほうからそういう申し出あれば、我々としてはいつでもそれに対応していきたいなと思っております。その部分について、要望するのであれば要望していただいて結構ですので、よろしくお願いします。
○
議長(
大橋博之)
齋藤議員、
議長から申し上げます。今回の
一般質問の部分と関連がないとは言い切れませんが、
マイナンバーカードの部分でのお話でございますので、議会の要望については別の形ですべきではないかと
議長としては思いますので、注意して
質問してください。 続けて、
齋藤 徹さん。
◆4番(
齋藤徹)
議長のお叱りもあれだったのですけれども、要するに
マイナンバーカードもそうなのです。これ私の
質問で、
マイナンバーカードメーンでちょっとお話ししていたのですけれども、
ICT全般として考えたときに、何をもって
効率化図れるかというときに、そういったいろいろな分野にも入ってくる問題だと思うのです。私は、これに書いているとおり、
ストレスフリーの、
ストレスのかからない
窓口というのをちょっとほかの
自治体でやっていたので、ああ、これはいい
システムだなというのでちょっと
質問したかったのですけれども、やっぱり
モデルになっていた地区というのが、千葉県の船橋市と、人口的にもちょっと63万人いらっしゃる地域で、確かに
窓口は煩雑だなという部分がちょっとあったかなとは思うのですけれども、ただ私たち若い世代からすると、どうしても市役所に限らず公的な場所というのは、ちょっと行きづらい雰囲気があるというか、その中で座って、きょうは何しに来ましたか、
総合窓口あります。
総合窓口はあるのですけれども、座ったときに、あそこにいる
窓口業務なされている職員さんが、すんなり聞いて、では
マイナンバーカードありますかと。
マイナンバーカードを渡して、
そいつを機械で読み取って、基本的な情報がコンピューターの中にすかっと入っていって、
そいつで
質問を職員さんがして、
そいつを職員さんが入力するというこの船橋市の
システムだと、入力する項目を
申請者にヒアリングしながら代行入力していくという
システムで、
こいつ私からすれば、座ってあとは例えば
住民票だったら300円払っている間に
住民票ができるとなれば、私はこれ画期的だなと思うのですけれども、将来的にこういうのは人口の面でいうとスムーズにいくのはわかるのですけれども、こういったものも
住民サービスの一つだと思うのですけれども、行く行くはこれ導入するというのもないのですか。
○
議長(
大橋博之) 市長。
◎市長(
渥美巖)
窓口の
サービスについて、今船橋の場合、あそこはいろんな、競輪とかさまざまな収入なんかあったりして、それなりに大きい市でありますし、すぐそれをうちのほうで取り入れられるかどうかというのは、若干時間がありますけれども、今のところはうちとしては
導入予定はないというのだけれども、これ将来にわたって
導入予定がないということではないわけです。将来については、やはりその時代のニーズと
利用状況も出てきますし、あとは先ほどから言われている、
ICTとか、そういう時代の中で、働き方改革、そういう話、そして経費の節減、そういう総合的にこちらのほうが有利となったときには、やはりそういうものに導入していく必要があるのではないかなと思っております。
コンビニ交付なんかも、そういう形で本市にとって他の市より若干おくれていますけれども、
必要性に迫られまして、今新たに導入やって、来年の4月から始まるという形になっておりますので、いずれまたこの
窓口における
ICT、これもその時点になればなると思いますが、現在のところすぐ導入とか、ここ一、二年とかの間ではまだないのかなということでの理解で、今後はその後また検討していくということで理解いただきたいと思います。
◆4番(
齋藤徹) 終わります。
○
議長(
大橋博之) 次に、第2位、石森 晃寿さんの
質問を許します。石森 晃寿さん。 〔1番 石森 晃寿 登壇〕
◆1番(
石森晃寿) それでは、
議長の
お許しをいただきましたので、あらかじめ通告しております3問についてご
質問させていただきます。 まず、1問目ですけれども、災害に対する備えについて。最近
地球温暖化の影響と思われる台風、
豪雨等による災害が全国的に見られるようになった。本市でも、台風19号により、
農林漁業施設、
道路施設等の被害がありました。これまでは、天災は忘れたころにやってくると言われていたが、最近は天災は忘れないうちにやってくると訂正しなければならない事態になっております。市長は、
市民の生命、財産を守るのが最
重要使命であります。災害に対する備えは万全か、以下の点について伺います。 (1)、
鳴瀬川、
吉田川等の氾濫が想定される
危険箇所の把握と対策について。 (2)、急
傾斜地等、
土石流等が想定される
危険箇所の把握と対策について。 (3)、
ひとり暮らしの
高齢者、身体の不自由な人等で
移動手段がない人の
指定避難所までの
避難方法について。 (4)、
水位観測、
避難誘導等危険業務が想定される
消防団員、
市職員等の
安全対策について。 (5)、現在の
指定避難所は、地震、津波、台風、
豪雨等の
天災等に対応できる
指定避難所か。 (6)、本市としての
防災教育及び
避難訓練について。
○
議長(
大橋博之) 市長。 〔市長 渥美 巖 登壇〕
◎市長(
渥美巖) 石森
晃寿議員の
質問一般のうち、大綱1点目、災害に対する備えについてのご
質問にお答えいたします。 初めに、(1)、
鳴瀬川、
吉田川の氾濫が想定される
危険箇所の把握と対策についてお答えいたします。私は、市長として
市民の生命と財産を守ることが最重要の使命であると認識しております。ことし6月10日には、
総務省主催の
市町村長の
災害対応力強化のための
研修会、20人ほど参加で、
個別ごとに1対1でその対応をやる研修ありましたが、そういうのにも参加してまいりました。さらに、
災害対応力の強化の
重要性を学び、今回の台風第19号の対応についても、空振りを恐れず、風雨が強まる前に
避難所を開設するとともに、
防災行政無線等を活用し、全
市民へ
注意喚起、早目の避難を呼びかけました。
鳴瀬川及び
吉田川については、本格的な
出穂期前の毎年6月に有事の際の迅速な
水防活動を行うための情報を共有するため、
国土交通省北上川下流河川事務所主催による
重要水防箇所合同巡視を行い、私を初め
水防団幹部、要するに
消防団の幹部でございますが、
東松島市
消防署員及び市の
担当職員の参加のもと、両河川の
重要水防箇所を把握しております。 今年度は、
鳴瀬川左岸1.6キロ付近の
JR仙石線鳴瀬川橋梁の南側の
漏水履歴箇所や
鳴瀬川左岸の5.4キロ付近の
三陸自動車道の
鳴瀬奥松島大橋北側の
鳴瀬川と
鞍坪川の
合流地点とを確認しております。ここは、現地に行って、例えば
国交省からの説明などを受けながら、なぜ中瀬があるかなど、さまざまな説明を受けた後、こういう形で現地を確認しております。 今後の対策については、両河川とも国が管理する河川であることから、国に対し氾濫の
危険性を解消するための堤防の
かさ上げ及び強化並びに
河道掘削等の適正な
維持管理、有事の際の速やかな対応をお願いしております。 今回の中でも、例えば
西福田地区で若干えぐられたところなんかもあったのですが、それは我々大雨のときは、若干見てはいなかったのですが、逆に
河川国道事務所のほうから、こういう状況になっているということで通報なども受けまして、すぐ対応しております。現地も確認しているということでございます。 次に、(2)、急
傾斜地等、
土石流等が想定される
危険箇所の把握と対策についてお答えいたします。宮城県で公表されている急
傾斜地等崩壊危険箇所については、市内で全部で223カ所あります。そういうことで、対策については
議員ご承知のとおり、
ハードと
ソフト両面での対策が必要でありますが、
ハード対策については多額の費用を要することから、国、
県事業による実施が不可欠と考えており、
公共性の高い箇所である
大塩小学校北側斜面に、ここについて私から宮城県に
要望活動を行った結果、これは議会としても一緒に要望していただいておりますが、今年度は県内で急
傾斜関係の予算というのはほとんどつかないのが現実です。私も直接
土木部に行って、当時
土木部の次長から1,500万ぐらいのやつ
東松島はつきました、ほとんどついていませんよと念押されて、これをつけていただいたということがあります。そういうので、
県事業で、これは12月下旬から
調査業務に入ると。着手する予定だと伺っております。 しかしながら、急
傾斜地等の崩壊
危険箇所等は、県内では約8,500カ所あるのです、8,500カ所。全ての箇所の対策実施は、県としても基本的にはそんなに8,500カ所を年次的に何カ所やっていくかは別にして、全て一気にやれるということはないと思っております。そういうことから、市としては県との情報を密にしながら、情報伝達、警戒の避難体制の整備及び案内板設置等による危険の周知等、ソフト対策のさらなる充実を図ると同時に、宮城県に対するソフト対策の
要望活動も引き続き積極的に行ってまいりたいと思っております。 次に、(3)、
ひとり暮らしの
高齢者、身体の不自由な人等で
移動手段がない人の
指定避難所までの
避難方法についてお答えいたします。今回の台風第19号は、10月12日、夕方以降に宮城県に再接近することが予想されたため、風雨が強まる前の同日の午前9時に自主避難者の避難先として、特に
鳴瀬川、
吉田川の洪水を警戒したため、鳴瀬桜華小学校と鳴瀬未来中学校、あと牛網地区なんかの場合は矢本西小学校、あと定川もあるということで、赤井小学校の4カ所を
避難所として開設し、4施設の
避難所開設を継続しつつ、午後3時に警戒レベル3の避難準備・
高齢者等避難開始情報を発令したところであります。 災害発生時における
ひとり暮らしの
高齢者や身体の不自由な方など、
指定避難所までの
移動手段がない方の避難については、公助である公的機関の支援が時間的に間に合わないことが想定されます。そのため、本市では、市内全77自主防災組織に災害発生時の安否確認計画、避難行動計画、
避難所運営計画のほか、避難行動要支援者避難計画を策定していただきながら、共助として
高齢者等の避難の支援をお願いしております。また、自主防災組織の皆様には、この計画に基づき、本市の総合防災訓練の際、避難誘導訓練を毎年実施いただき、有事に備えていただいております。今回の台風第19号への対応では、
高齢者の方等が避難に時間を要することを考慮し、風雨が強まる前の10月12日午前9時に自主避難者用の
避難所を開設して、午後3時に警戒レベル3、避難準備・
高齢者等避難開始情報を発令したという、先ほどと同じことになりますが、発令したところであります。 次に、(4)、
水位観測、
避難誘導等危険業務が想定される
消防団員、
市職員等の
安全対策についてお答えいたします。
消防団の
安全対策については、東日本大震災の反省を踏まえ、平成25年4月に
東松島市
消防団安全管理マニュアルを作成し、火災編、地震・津波編、風水害編を定め、その中で平常時の準備、災害発生時の行動を示し、避難誘導等の危険業務であっても団員の安全の確保を最優先とするようにしました。特に津波避難については、平成26年3月に策定した
東松島市津波避難計画において、津波到達予想時刻からみずからの退避時間を差し引いた時刻を活動可能時間と設定し、それを経過した場合は直ちに退避を開始することを定めました。この考え方は、
高齢者等の避難行動要支援者の避難支援に当たられる自主防災組織役員等の方々にも周知済みであり、津波到着予想時刻の15分前には退避を開始するようお願いしております。 次に、市職員については、夜間活動の制限や複数人での行動を基本とし、
安全対策に努めております。また、これまで
消防団員や
市職員等で行っていた
水位観測については、震災後本市で市内沿岸部に設置した津波監視カメラ映像、国と県が設置している
鳴瀬川、
吉田川及び定川の監視カメラ映像及び水位計の情報を随時入手できる体制を整え、
消防団員や市職員の危険業務を解消したところであります。 次に、(5)、現在の指定避難場所は、地震、津波、台風、
豪雨等の
天災等に対応できる
指定避難所かについてお答えいたします。本市の
指定避難所は、地域
避難所23カ所、地区
避難所80カ所、福祉
避難所13カ所であり、地震、津波、洪水、土砂災害等の災害種別で使用の適否を定めております。例えば津波の場合、津波浸水想定区域の
避難所は、特例として大曲小学校のような2階建て以上の鉄筋コンクリート建てで頑丈な
避難所は1次避難場所として使用する場合はあるものの、
避難所としては基本的には開設しません。洪水の場合も同様で、洪水浸水想定区域内の
避難所は開設いたしません。また、土砂災害の
危険性がある場合、背後に急傾斜地や土砂災害警戒区域を抱える
避難所は開設いたしません。台風19号の場合でも、大雨による土砂災害の
危険性がありましたので、大塩小学校、大塩地区体育館及び大塩
市民センターを
避難所として開設することはありませんでした。このように、
指定避難所の使用については、災害の種類に応じ適正に行っております。 次に、(6)、本市としての
防災教育及び
避難訓練についてお答えいたします。本市の
防災教育については、命の大切さ、防災意識の向上と東日本大震災の記憶を風化させないことを目的とし、各小中学校、幼稚園、保育所等に総合防災訓練への参加を呼びかけております。今後も教育長と綿密な連携を図りながら、
防災教育を推進してまいります。 私からは以上であります。
○
議長(
大橋博之) 教育長。 〔教育長 志小田 美弘 登壇〕
◎教育長(志小田美弘) 石森
晃寿議員の
一般質問のうち、大綱1点目、災害に対する備えについてのご
質問にお答えをいたします。 (6)、本市としての
防災教育及び
避難訓練についてお答えをいたします。初めに、本市としての
防災教育については、東日本大震災の教訓を生かし、防災に必要な思考力、判断力、行動力の育成、主体的に行動し貢献する態度の育成、防災の基礎的、基本的な知識、技能の定着を柱として、
防災教育を推進しております。 本市教育委員会としては、各学校に防災主任を配置するとともに、それぞれの学校の実情に応じた
防災教育指導計画及び防災マニュアルの策定及びその改善を指示しており、
避難訓練等の課題を踏まえて、防災マニュアル等の改善を行っております。各学校では、学級活動の時間等で宮城県教育委員会が作成したみやぎ
防災教育副読本、「未来へのきずな」というタイトルでございますが、を活用し、学年ごとに段階を追って系統的に
防災教育を展開しております。 次に、
避難訓練については、これも学校のそれぞれの実情に応じて、地震や津波、火災等の災害の種別に応じた
避難訓練及び保護者への引き渡し訓練を年間計画に位置づけ、具体の行動に即して訓練を実施しております。市総合防災訓練前には、各学校の防災主任者会議を開催をし、市内各地区の防災訓練への児童生徒の積極的な参加を促し、家庭や地域での実践的な
防災教育の機会として活用するとともに、家庭、地域の一員としての自覚を一層育てるようにしております。今後も市教育委員会としては、児童生徒の命を守ることを第一にして、震災の記録や記憶を風化させないことを肝に銘じ、各学校、関係機関等と連携、協力しながら、児童生徒の防災意識を高めるとともに、災害に適切に対応できる能力を育成してまいりたいと思います。 以上でございます。
○
議長(
大橋博之) 石森 晃寿さん。
◆1番(
石森晃寿) 市長も教育長もほぼ満点に近い回答で、再
質問できないような状況ですけれども、少し
質問させていただきたいと思います。 まず、
危険箇所を把握している……何百カ所ありますよね。そういうのは、私はたまたま役所にいるからある程度わかります。ただ、
市民の人は、その箇所が
危険箇所であることを認識しているでしょうか。あるいは広報とかしているでしょうか。
○
議長(
大橋博之) 市長。
◎市長(
渥美巖) 急
傾斜地等、
土石流等々想定される場所については、可能な限り、例えば大塩の
市民センター前なんかには、こういう形でということで新たに看板を設置したりしています。ただ、市内に223カ所ありますから、これを全てそういう形で指定は全部看板は書いていないというのが実情だと思いますが、これについてはあと担当のほうから可能な限り説明させますので、理解いただきたいと思います。要は、地域の例えば市政懇談会とかも含めて、こういう問題に対してやはり命の大切さとか災害に対する対応ということで、いろんな場面を通じながら、今後もこういう場合は危険ですよとかやっていきたいなと思っております。あと、一番は、把握とあわせて予算の確保なのです。要するに県に対してどれだけのお願いをできるかとか。今宮城県の東部土木事務所でもかなり前向きに
東松島についてはやっていただいておりますから、これは議会と一体となってさらに予算を獲得していきたいなと思っております。 以上です。
○
議長(
大橋博之) 建設部長。
◎建設部長(相澤武志) それでは、先ほど市長も市内の223カ所の
危険箇所ということで答弁しております。その件につきまして、毎年6月に土砂災害防止月間ということで、これまで宮城県職員と市の職員等々パトロール等も行っております。また、
市報等でお知らせしております。あと、これまで、先ほど223カ所に関します付近の地権者の方々に市のほうから直接案内文書を差し上げまして、約490世帯に通知を行っているところでございます。そういったことで、通知はしておりますが、さらなる今後も周知等を行っていきたいと思います。
○
議長(
大橋博之) 石森 晃寿さん。
◆1番(
石森晃寿) それでは、4番目の
水位観測とか避難誘導のことなのですけれども、市長は先ほど豪雨により大水が出たときは、監視カメラで役所で見られるわけですけれども、人は監視カメラだけではちょっと心配で、よく見に行きたくなるのです、人というのは。だから、市長も大雨降ったとき、現場にでも行ってみたりなんだりはしたことないですか。
○
議長(
大橋博之) 市長。
◎市長(
渥美巖) 私も
水位観測も含めて、やっぱり雨降れば心配で、今回の台風19号でも、鳴瀬、
吉田川、職員には余り市長そっちへは行かないでほしいということあったのですが、鳴瀬、
吉田川の水位も含めて、あと上下堤の通行どめの箇所も含めて、やっぱり見に行きたくなるので行っています。やはり自分の目で確認しておきたいというのが誰でも心理というものあるのかなと思っております。 あと、
危険箇所というのは、前よく市役所でも役場でもそうだったのですが、津波警報など出ると、よく例えば矢本の場合は大曲浜に職員が
水位観測と称して行っておったのです。そして、水が引くと大曲浜の海岸に魚が逆に泳いでくるわけです、ずっと。それをとったりていたこともあるのです。それは、今考えると、非常に危険な行為で、
自殺させるような状況になるのです。これまでは事故がなかったのですが、そういうことを教訓にしながら、やっぱり
消防団員も、我々も、職員もそうなのですが、国のそういうさまざまな
水位観測できるようなものをこちらで映像で見られるような体制をするとか、あと県なんかでも定川については上流から雨量がそんなに来るわけでないから要らないのではないかなんていうことも言われましたが、いや、決壊してから何とか1カ所でもいいからつけてほしいということでつけさせるとか、これまでやってきたことをそういうものを最大限駆使しまして、災害対策本部のさまざまな判断のこちらの手持ちの資料にして、今災害対策本部でさまざまなことを決定しているということであります。もちろん災害対策本部、夜なんかは職員も含めて夜の逆に二重の災害に巻き込まれないように、夜は、暗いときは出ていっても無駄だから出るなということで、市役所内での情報収集をメーンでやっているというのが現状です。 以上です。
○
議長(
大橋博之) 石森 晃寿さん。
◆1番(
石森晃寿) それでは、災害に対する備えについては、ほかの方も
質問しておりますのでこの辺にとどめて、次の
質問に移らせていただきます。 2番目の
質問ですけれども、
市民の医療の確保について。本市においても、急速に高齢化が進み、
市民が必要とする医療を確保することは非常に重要であります。財政力がある
自治体であれば、市立病院を建設して必要となる
市民のニーズに応える医療の確保はできます。しかし、本市では、合併以前に旧矢本町が公立深谷病院の経営に参画して、多額の債務を抱え、現在もその債務を償還しており、医療の確保は既存の民間病院に委ねたほうが賢明と私は考えます。幸い本市には、診療科目に応じて入院が必要とされる患者の受け入れと地域で発生する救急患者への対応ができる機能をあわせ持つ病院があります。
市民の医療を守るためには、病院の体制維持は必要でありますが、国の医療制度改革や医師、看護師等の不足によるベッドの利用率の低下で、病院の体制維持は厳しい状況にあります。市長のマニフェストには、医療体制の確保に努めるとなっていますので、以下の点について伺います。 1として、病院の体制維持に必要な運営費等に対する支援について。 2として、研修を兼ねた保健師の派遣、出向等による支援について伺います。
○
議長(
大橋博之) 市長。
◎市長(
渥美巖) 石森
晃寿議員の
一般質問、大綱2点目、
市民の医療の確保についてのご
質問にお答えいたします。 初めに、(1)、病院の体制維持に必要な運営費等に対する支援についてお答えいたします。
市民の医療の確保に係る病院の体制維持については、今後ますます医師及び看護師不足が進み、病床稼働率がさらに低下すれば、入院が必要な患者の受け入れができなくなるなど、
市民の医療に支障が生じ、病院経営にも影響が出ることも考えられます。本市としては、病院の体制維持に係る運営費への直接的な補助は難しい状況にありますので、看護師、介護福祉士等の奨学金返還支援事業助成金の拡充についての提言と看護師確保に関する請願書の議会での採択を受けまして、看護師や保健師など医療及び福祉に係る人材確保のため実施している
東松島市奨学金返還支援事業助成金の対象について、准看護師までを拡大するための準備を進めているところであります。 また、本市の保健や福祉、医療に関する取り組みと課題について、情報を共有し助言をいただくため、
東松島市としては初めての試みでございますが、12月24日に宮城県東部保健福祉事務所等と市内の福祉、医療施設の現場調査と情報交換を行い、要するにそれぞれの現場で福祉関係の現場、病院の現場で、県の職員にもその現場をよく理解していただくような体制を始めて今回情報交換を行うように今計画して、今後改善策等は検討することにしております。今後も市内の医療体制を維持するため、関係機関との情報共有と連携を強化し、宮城県とともに人材確保等の必要な支援策を検討してまいります。 また、私が市長になってからは、市内の医師団との意見交換のことを年1回は最低設けて、それぞれ市に対する要望等も含めて、お医者さんからそれぞれ伺っているというのが現状の姿であります。 次に、(2)、研修を兼ねた保健師の派遣、出向でございますが、それらの支援についてお答えいたします。本市の保健師については、保健福祉部に自治法派遣をいただいている保健師を含め13人が配置されております。石森
議員からご提言いただきました保健師の派遣については、市職員の人材育成の観点からは有意義なものと考えております。しかしながら、保健師の新規採用については、今年度も募集しているものの、応募がない状況となっており、現在宮城労働局、ハローワークに保健師の募集も登録しているところであります。このような中、市内病院への職員の出向という形での派遣を行うことは、非常に困難な状況となっておりますので、看護師確保の支援策等について検討を行ってまいります。 なお、宮城県では、宮城県看護協会において、看護師の有資格者の掘り起こしを行っており、本市においても看護師の確保に向け、宮城県看護協会等に要望しているところでございます。 私からは以上でございます。
○
議長(
大橋博之) 石森 晃寿さん。
◆1番(
石森晃寿) 回答いただきましたけれども、直接的にはこれ見ますとそういう補助とか、難しい状況だと書いてありますけれども、私が言いたいのは、深谷病院の経験がありますので、本市は市立病院を建設して経営するということはとても無理なのです。では、どうして
市民の医療の確保をやれるかというのは、今ある病院を活用して、救急指定とか、2次医療施設がある、そこを核として、あとクリニックとかもありますけれども、なぜここの体制維持が困難ということは、私立の場合は維持できないということは科目減らすとか、クリニックに変えるとか、いろいろそういう方法も考えなければならないわけ。あるいは救急指定をやめるとか。救急指定というのは、24時間365日、そしてベッドを抱え込まなければならないということがあるのです。大変厳しいのです。だから、採算というのは、病院の輪番制とかとある程度補助はもらっていますけれども、実質的にははっきり言って合わないのです。でも、先生たちは、使命感で一人でも多くの
市民を助けたいという思いで協力していますけれども、もう少し工夫……難しい状況だから、もしかするともう少し話詰めればどうにかなるような文面でもありますけれども、まだこれではちょっと……何とか難しい状況だということだから、
可能性もあるということなのですよね、市長。そういうことでいいのですか。
○
議長(
大橋博之) 市長。
◎市長(
渥美巖) 難しいというのは、本当は難しいのです。余り
可能性はそこまで期待しないでほしいのですが、今ただ私は、石森
議員も言われておりますが、
東松島市にとっては昔は、矢本町、河南町時代は、公立深谷病院を国民健康保険病院としてつくって、最終的に石巻の市立病院が完成した以降、急激に経営体制が悪化し、最後には多額の借金を抱えて民間に移管したという経緯があります。現在も県内の多くの
自治体で、病院を持っている
自治体は大変な苦労に今陥っているというのが現状です。小さいちょっとした
自治体でも、2億、3億、多いところは5億、6億というのが通常的にあるわけでして、それが慢性的なのです。それらを考えると、私はやはり今いる
東松島市の病院は、仙石病院と真壁病院さんがありまして、あとは病院以外の医院、クリニック、それらの方々がたくさんおるわけです。 そういうもので、
東松島のお医者さんたちとの意見交換の場が必要だということで、私が市長に就任してから、これまで2回ほど、年に1回ぐらいはそういう意見交換会の場を、夜8時ころからなのです、お医者さんとの話し合いというのは、遅いのですけれども、そういう時間帯にやって、職員もそこに一緒に入っていろいろ意見交換して、市から、お医者さんのほうから要望も受けながら、できるものを1つずつやっていくと。これまでは、お医者さんのそれぞれ
市報で紹介をしながら、リレートークみたいなのを書いたり、
市報でやってきた経緯もあるわけなのです。 だから、そういうことを踏まえながら、何とか今ある病院の
皆さんは、ですから大きな病院2つ、そこで今やっていただいているような救急も含めて、受け入れ態勢、
市民の命を守る体制をしてほしいということで協力を願ってやっているというのが今の状況です。もちろんここの中核病院というのは、基本的には日赤病院というのもあるわけなのですが、日赤だけではどうにもそこだけというわけにいきませんので、やはり近くにある市内の病院2つ、これを何とか維持してほしいというのには変わりないのです。だから、今後何ができるかも含めて、いろいろ検討しなければならないのですが、そのためにことしの12月24日に、
東松島市として初めて県も入れて、我々も入って、例えば真壁病院なら真壁病院の実態を出してもらって、そこでどういうものが必要なのだと。市に求めるものはこういうものだとか、いろんなことを含めて意見をいただきながら、できるものとできないものは選別しますけれども、できるものについては応援していきたいということで、今回初めてこういう情報交換会、これを開催するということなのです。だから、まさに石森
議員が望んでいることを今スタートしようとしているような気もします。できないわけではなく、やるかもしれません、そういう意味では。ぜひご理解いただきたいと思います。
○
議長(
大橋博之) 石森 晃寿さん。
◆1番(
石森晃寿) 副市長にちょっと聞きたいのですけれども、加藤副市長、何で聞きたいかというのは、気仙沼の副市長をやっていて、病院抱えていたから、地域医療に関して、
お許しいただければ、ちょっと聞きたいのですけれども、よろしいですか。
○
議長(
大橋博之) 何を聞きたいのですか。
◆1番(
石森晃寿) 地域医療の現状詳しいようだから、ちょこっと聞いてみたいなと今ちょっと思ったのです。感触でいいですから。
○
議長(
大橋博之) 加藤副市長。
◎副市長(加藤慶太) 気仙沼の副市長として、気仙沼市は市立病院を持っておりまして、約350床、かなり大変な運営ということでありました。職員は、市全体で1,300人、そのうちの約500人は病院関係でございます。毎年運営費を市の一般財源から繰り出すといった形で運営するとともに、それから今回の
質問にもありましたけれども、何よりも医師の確保、これが大変であったというふうに記憶しております。また、気仙沼の副市長ということでありましたが、その前に宮城県の、本当は医師の資格を持つ者が務めるべきなのでありますが、該当者いなかったので私が医療政策専門監という課長級のポストをやったことがあります。このときも宮城県への医師の確保、これが最大限の課題でありまして、やはりスタッフの確保が最も医療に関しては重要だなということは身をもって認識したところであります。 以上。
○
議長(
大橋博之) 石森 晃寿さん。
◆1番(
石森晃寿) それでは、24日、県と一緒に、そういう病院めぐりして意見を聞くということで、前に進んだということで……ただ市長、みんないると普通大人の会話するのだから、大人、結局細々としたことは言わないのです。だから、必ずそれが大人の会話ですから、そこら辺を考えていただければよろしいのです。 2問目の研修を兼ねた保健師の派遣、できないということなのです、簡単に言えば。いいのですけれども、私いろいろ感じているのだけれども、百歳体操だのも保健師さんもいいけれども、やっぱり保健師というのは、ケアマネジャーの資格だの持っていて優秀なのだから、例えば病院に行ったりなんだりして、いろいろ心の相談とか、例えば入院している人は退院後のどういう生活の仕方とか、病院に行ってみたら受け付け時間から大体会計するまで4時間はかかるから、普通、だから暇なのです、患者の人たちは。だから、いろいろそういうところで、何か健康相談とかをやったら保健師も……百歳体操もいいのだけれども、それより地域医療とかしたほうがいいのでないかなと思って
質問したのですけれども、何か思い当たれば。
○
議長(
大橋博之) 保健福祉部長。
◎保健福祉部長兼社会福
祉事務所長(髙橋義則) まず最初に、百歳体操をお褒めいただきましてありがとうございます。実際真壁病院とか社会福祉協議会でやっています地域包括支援センター、ここの部分に関しては、市の保健師がそれぞれ担当つきまして、困難な事例の解消とか問題世帯に当たりましては、実際にそちらの包括支援センターの職員と市の保健師が同行して、家庭間の問題について今後の支援の方策とかを検討するとか、そういった部分については実際にはやらせていただきますので、ご了解いただきたいと思います。
○
議長(
大橋博之) 石森 晃寿さん。
◆1番(
石森晃寿) この2問目は終わらせていただきます。
○
議長(
大橋博之) では、休憩をいたしますから。 暫時休憩をいたします。 午後 2時35分 休憩 午後 2時44分 再開
○
議長(
大橋博之) 再開します。 休憩前に引き続き議事を続行します。 石森 晃寿さん。
◆1番(
石森晃寿) それでは、最後の
質問、3番目の道の駅構想の実現について。道の駅構想については、平成31年度第1回
定例会において
一般質問した際、
ハードルは高いが、国土交通省と協議を進めていきたいと答弁をいただきました。市長は、矢本海浜緑地の復活、矢本海浜緑地パークゴルフ場及び宮城オルレ奥松島コースの新設などを手がけた政治手腕があるので、道の駅構想の実現に邁進していると想像できますが、相手があることなので、時間を要するものと考えております。それまでの間は、別の利用を考えてみてはいかがか。以下の点について伺います。 (1)、道の駅構想の進捗状況について。 (2)、道の駅構想の実現に時間を要する場合は、日曜朝市等イベント会場の利用について伺います。
○
議長(
大橋博之) 市長。
◎市長(
渥美巖) 石森
晃寿議員の
一般質問、大綱3点目、道の駅構想の実現についてのご
質問にお答えいたします。 初めに、(1)、道の駅構想の進捗状況についてお答えいたします。道の駅構想については、石森
晃寿議員から平成31年第1回
定例会でご
質問いただいた際、道の駅構想にはさまざまな高い
ハードルもあるため、これまで以上に国土交通省関係者に対し強力な
要望活動を行ってまいりたいと考えておりますと答弁いたしました。先日も私から、国土交通大臣政務官兼内閣府大臣政務官、宮城県からの参議院、和田 政宗議員に、そして衆議院の国土交通委員長の1区選出の土井 亨議員、そして内閣官房副長官、西村 明宏
議員、この方は3区選出の衆議院
議員、そしてあわせて事務方として、国土交通省東北地方整備局仙台
河川国道事務所長の奥田 秀樹所長に対して、三陸縦貫自動車道矢本パーキング上り線の隣接地への道の駅整備に係る陳情書を出しているところであります。その際、和田 政宗政務官と、もちろんそこには
国交省の幹部職員立ち会いの中でなのですが、道の駅構想するのにもやはり一番は何といっても全体構想計画をしっかりとつくることが大事だということでアドバイスを受けてきております。 それで、全体構想の計画の作成をまずは急いでやりたいということで考えております。そして、それにもやはり
国交省のアドバイスをいただきながら進めていくというのが私の考えでありまして、上り線につくるわけですから、今のパーキング、トイレ等ありますから、あの並びに、東側に約1万7,000平米の土をとった跡地あります。それを活用しながら、つながるような形で今考えているわけでございまして、問題は下り線をどのようにそこから上り線に持ってくるかということなのですが、下り線についてもどうせ無料区間ですから、そこから百合子線につながるような形でして、三陸道の下にボックスがありますから、そのボックスをくぐって上り線に来ていただければ、下り線の
皆さんも利用できるような体制。登米の最後のインター、三滝堂というところありますけれども、ああいうので1カ所にして、上り、下り合わせてみたいなということで、今何とかアドバイスをいただきながら、これに着手したいということで考えております。これは、確かに国としては2分の1ぐらいの補助事業なのですが、あと起債とかさまざまなものもありますが、私とすれば前にも述べたように、私の公約なんかにもあるわけでございまして、やはり1日4万台上下線通っているこの三陸道の車を指をくわえている必要はないなということです。やっぱりあるものを生かして、多少無理があっても何とか国のほうと一体となって進めたいと。そういう面で、私は今年度になって国土交通省関係の国の会議、いろんな大会ありますから、それには道の駅もありますから、積極的に出ていくことによって
国交省では必ず奥田所長以下は誰々さん来てくれているということでみんなわかりますから、そういう熱意をまず私が示しているというのが現実で、積極的に今国の関係にはアプローチしているというのが現状でございます。 これからも、全体としては高い
ハードルがありますが、市全体として組織を挙げて、どちらかというと一つの組織、担当課だけではなく、そういうものも含めて対応していく大きな事業ではないかなと思っております。これは、簡単にすぐぽんとできてやるほどの、その国道沿いにただつくるというのなら簡単にできるのですが、三陸道を使ってやるというのは非常に難しいやり方なのです。そして、もちろん新しい道の駅というのは、一般道からもきちっと入れるような道路をつくりなさいということですから、私とすれば一般道から入れるように上小松地区も県道から真っすぐに上がって一般道に入れるようなものを考えておりますし、あと大塩地区も、あそこをスマートインターのような形で無料化であそこから落ちて、例えば大塩のグリーンタウンには矢本まで来なくたっていい、あそこからおりてグリーンタウンに行けるような、そういうものを総合的に考えて進めているということで、これは非常に力仕事なので、ただ単に建設課でやれとか企画でやれという話でなく、
東松島のスタッフ、組織を挙げて対応していくという体制で今考えて取り組んでまいります。前に進めたいと思っておりますので、議会のほうからもいろんな面からご支援をお願いいたしたいと思っております。 最後に、(2)、道の駅構想の実現に時間を要する場合、日曜朝市等イベント会場の利用についてであります。お答えいたします。現在道の駅の予定地では、復興交付金による盛り土材確保事業を令和2年3月末の工事完了を予定して今行っている最中であります。盛り土材です。そして、またその同じ場所に一時仮置きしている山砂は、復興関連事業等に再利用するため、段階的に搬出を行っており、令和2年9月末のそこが作業完了予定となっているという状況です。さらには、同場所に隣接する市道百合子線整備も現在行っておりまして、今後さらに県道の小松側は県道から上っていく道路、ここの整備あります。この整備も、避難道路としてできないかということで、今復興庁ともいろいろかけ合いはしておりますが、そういうものもあります。そういう中で、あそこの場所で日曜朝市を上り線のところでやるということは、ちょっと難しいと思っております。なかなかまたあそこでやるという、また雨など降った場合、当然そういう対策もなっておりませんので、難しいと思っております。 日曜朝市としてのイベント会場の利用につきましては、用地安全確保など解決すべき課題があり、現状ではあの場所では困難と考えており、他の地域、私としては例えば東
市民センターの場所とか、西
市民センターの場所とか、そういうところで朝市とか夕市をやることはいいのではないかなと思っておりますが、そういうものを含めて、そういう流れが出てくるかどうか。もちろん朝市というのも計画的にずっとやっていかなければならない。毎週のようにやるとか、やっぱり決めていかないと、お客さんが来たときやっていないというのではまずいので、少なくても週何回とか決めてやるということで、ずっとそれは確保してやっていくというのです。私の見てきた朝市で一番は、やっぱり八戸の日曜朝市です。これは、やはり日本一の朝市です。八戸、日曜朝市。こういうのがやっぱりやれればいいのですが、あれは八戸の場合は、港の岸壁を使ってやっております。ぜひああいうものが広い場所でやれれば、大したものだなと思っております。 そういう中で、現在については、今の道の駅計画している上り線とか下り線のあのパーキング矢本のあそこは、やはりまだ国の土地ですのでできないし、やるとすれば矢本の土取り場のとった後なのですが、それもまだ体制としてはやれる体制でないと。今やれるとすれば、東
市民センターとか、ここの例えばコミュニティーセンターとか、あと西
市民センターとか、そういうところでは
可能性はあると思いますけれども、今のところまだその辺の情勢が、やりたいという意向もまだ出てきていないのが現状であります。いろんな意見出ましたら、前向きに検討したいなと思います。 終わります。
○
議長(
大橋博之) 石森 晃寿さん。
◆1番(
石森晃寿) 今市長の話を聞いていると、進んではいるが、時間を少し要すると私は考えました。ただ、このメンバー、渥美市長、加藤副市長、小山副市長、この3人でできないのだったらこれ無理です。だから、ぜひ必ずこれはもう政治生命かけてもやるという意気込みは聞かないと、ちょっと終わられない。
○
議長(
大橋博之) 市長。
◎市長(
渥美巖) 道の駅は、やはり
東松島市に残っている、そういう地域活性化、そしてあと要するに道の駅単発ではなく、私の考えでは、そこに6次産業化なんかも含めたいです。農産物とか水産物もそこであわせてつくり販売して売る、そして道の駅がある、この道の駅は
東松島だけではなく、やはり石巻圏域の魅力を出して売れる道の駅にしないと、要するにお客さんというのは1回来ると飽きてしまって来なくなるのです、魅力がなければ。やっぱり魅力のあるものにしていくということで、主体性はこちらでやりますが、道の駅つくるのも市関連の第三セクターとか、市がやるとか、いろんなやり方あるのですけれども、そういうものを踏まえてやっぱりやっていくということになると、1年とかですぐできるものでもないし、つくっても今度は経営の面にも入っていかなければならないのです。そういう面で、やはり現の体制の中で強力に運動していきたいなと思っております。政治生命というのそんなにかけるものではないんですけども、まずは最善の努力をしていくということでご理解いただきたいと思います。
◆1番(
石森晃寿) 終わります。
○
議長(
大橋博之) 以上で本日の日程は全部終了しました。 本日の会議はこれにて閉じ、散会とします。 午後 2時59分 散会...