東松島市議会 > 2019-09-05 >
09月05日-議案説明、質疑、討論、採決-01号

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  1. 東松島市議会 2019-09-05
    09月05日-議案説明、質疑、討論、採決-01号


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    最終取得日: 2023-04-17
    令和 元年  9月定例会(第3回)         令和元年 第3回東松島市議会定例会会議録(第1号)                                          令和元年9月5日(木曜日)                                                 出席議員(17名)    1番  石 森 晃 寿            2番  上 田   勉    3番  手代木 せつ子            4番  齋 藤   徹    5番  土 井 光 正            6番  熱 海 重 徳    7番  小 野 幸 男            8番  小 野 惠 章    9番  大 橋 博 之           10番  阿 部 としゑ   12番  五ノ井 惣一郎           13番  阿 部 勝 德   14番  櫻 井 政 文           15番  佐 藤 富 夫   16番  長谷川   博           17番  熊 谷 昌 崇   18番  滝   健 一                                                 欠席議員(なし)                                                 欠  番   11番                                                 説明のために出席した者   《市 長 部 局》      市         長    渥  美     巖      副    市    長    加  藤  慶  太      副    市    長    小  山     修      総   務  部   長    奥  田  孝  信      復 興 政 策 部 長    浅  野  吉  彦      市 民 生 活 部 長    小  山     隆      保 健 福 祉 部 長    髙  橋  義  則      兼 社 会 福 祉事務所長      建   設  部   長    相  澤  武  志      産   業  部   長    勝  又  研  一      会 計 管理者兼会計課長    平  塚  孝  行      総務部地方創生担当部長    髙  橋  諒  太      兼地方創生・SDGs推進室長      総 務 部参事兼総務課長    山  縣     健      兼 工 事 検 査 室 長      併選挙管理委員会事務局長      併固定資産評価審査委員会書記長      総  務  部  参  事    藤  田  英  俊      兼 行 政 経 営 課 長      総 務 部参事兼防災課長    齋  藤  友  志      総 務 部 市 民協働課長    佐 々 木  寿  晴      復 興 政 策 部 参 事    八  木  繁  一      兼 復 興 政 策 課 長      復興政策部復興都市計画課長  森     祐  樹      兼 政 策 事 業推進室長      市 民 生 活 部 参 事    内  海  光  義      兼  市  民  課  長      保 健 福 祉 部福祉課長    藤  田  栄  治      兼社会福祉事務所副所長      保 健 福 祉 部 参 事    髙  松  美  信      兼 高 齢 障 害支援課長      保健福祉部健康推進課長    片  倉  義  和      保  健  福  祉  部    大  槻     敦      子 育 て 支 援 課 長      建 設 部 建 設 課 長    小  野  尚  志      建 設 部 建 築住宅課長    津  田  富  彦      建 設 部 下 水 道 課長    八  木  哲  也      産 業 部 農 林水産課長    大  崎  昌  宏      産  業  部  参  事    生  井  浩  二      兼 商 工 観 光 課 長   《教育委員会部局》      教    育    長    志 小 田  美  弘      教   育  部   長    小  山  哲  哉      教 育 委 員 会 教 育部    勝  又  啓  普      教 育 総 務 課 長      教 育 委 員 会 教 育部    柏  木  淳  一      生 涯 学 習 課 長      兼 東 京オリンピック・      パラリンピック推進室長   《監査委員部局》      代 表 監 査 委 員    土  井  一  朗      監 査 委 員 事 務 局長    佐  藤  伸  壽   《農業委員会部局》      農 業 委 員 会事務局長    青  山  幸  次   《その他の出席者》      総 務 部総務課総務班長    奥  田  和  朗      併選挙管理委員会事務局次長      総 務 部総務課人事班長    髙  野  裕  行      総 務 部 総 務 課    松  下  昂  永      総 務 班 法 務 専 門監      保健福祉部子育て支援課    柴  田  や す 子      子育て支援班長兼保育班長      兼矢本子育て支援センター所長      兼鳴瀬子育て支援センター所長      建設部下水道課経営班長    鈴  木  雄  一                                             《議会事務局》      議 会 事 務 局 長    髙  橋  ひ さ 子      議  会  事  務  局    田  中  将  徳      議 事 総 務 課 主 査      議  会  事  務  局    宮  川  友  美      議 事 総 務 課 主 査        議事日程 第1号 令和元年9月5日(木曜日)午前10時開議 第 1 会議録署名議員の指名 第 2 会期の決定について 第 3 諸般の報告 第 4 市長の行政報告 第 5 諮問第 4号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 第 6 議案第73号 東松島市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例について 第 7 議案第74号 東松島市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する            条例について 第 8 議案第75号 東松島市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する            基準を定める条例の一部を改正する条例について 第 9 議案第76号 東松島市保育所条例の一部を改正する条例について 第10 議案第77号 東松島市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例            の一部を改正する条例について 第11 議案第78号 東松島市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定め            る条例の一部を改正する条例について 第12 議案第79号 東松島市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例につ            いて 第13 議案第80号 東松島市駐車場条例の一部を改正する条例について 第14 議案第81号 東松島市下水道条例の一部を改正する条例について 第15 議案第82号 東松島市立幼稚園保育料徴収条例を廃止する条例について 第16 議案第83号 (債)令和元年度東松島消防署新築工事(建築工事)請負契約の締結            について 第17 議案第84号 (債)令和元年度矢本東小学校プール改築工事(建築工事)請負契約            の締結について 第18 議案第85号 財産の取得(消防ポンプ車)について 第19 議案第86号 訴えの提起について 第20 議案第87号 令和元年度東松島市一般会計補正予算(第6号)について 第21 議案第88号 令和元年度東松島市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につい            て 第22 議案第89号 令和元年度東松島市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につ            いて 第23 議案第90号 令和元年度東松島市介護保険特別会計補正予算(第1号)について 第24 議案第91号 令和元年度東松島市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)に            ついて 第25 議案第92号 令和元年度東松島市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について 第26 認定第 1号 平成30年度東松島市一般会計決算の認定について 第27 認定第 2号 平成30年度東松島市国民健康保険特別会計決算の認定について 第28 認定第 3号 平成30年度東松島市後期高齢者医療特別会計決算の認定について 第29 認定第 4号 平成30年度東松島市介護保険特別会計決算の認定について 第30 認定第 5号 平成30年度東松島市農業集落排水事業特別会計決算の認定につい            て 第31 認定第 6号 平成30年度東松島市漁業集落排水事業特別会計決算の認定につい            て 第32 認定第 7号 平成30年度東松島市下水道事業特別会計決算の認定について 第33 認定第 8号 平成30年度東松島市大曲浜地区土地区画整理事業特別会計決算の            認定について 第34 請願第 1号 看護師確保に関する請願書                                                  本日の会議に付した事件 議事日程のとおり 入退場一覧  13時41分   6番  熱 海 重 徳議員  退場  13時46分   6番  熱 海 重 徳議員  入場    午前10時12分 開会 ○議長(大橋博之) ただいまから令和元年第3回東松島市議会定例会を開会します。  ただいまの出席議員は17名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付してある議事日程第1号をもって進めます。  今定例会には、説明及び答弁のため、市長を初め関係行政機関の長等の出席を求めております。  報道機関より今定例会中撮影の申し入れがありますので、これを許可します。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(大橋博之) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において8番小野 惠章さん、10番阿部 としゑさん、以上の2人を指名します。 △日程第2 会期の決定について ○議長(大橋博之) 日程第2、会期の決定についてを議題とします。  お諮りします。本定例会の会期は、本日から9月27日までの23日間にしたいと思いますが、これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、会期は本日から9月27日までの23日間に決定しました。  お諮りします。9月6日、9月12日、9月17日から9月20日までの4日間、9月24日から9月26日までの3日間は、議案等精査及び委員会審査等のため休会といたします。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、9月6日、9月12日、9月17日から9月20日までの4日間、9月24日から9月26日までの3日間は、議案等精査及び委員会審査等のため休会と決定しました。 △日程第3 諸般の報告 ○議長(大橋博之) 日程第3、諸般の報告。  報告書をお手元に配付しております。  事務局職員より概要を説明いたさせます。議会事務局長、説明。 ◎議会事務局長(髙橋ひさ子) それでは、①であります東松島市議会定例会諸般の報告をお開きいただきたいと思います。  議長の諸般の報告については、令和元年第2回定例会以後の議会の主なる動向について取りまとめたものであります。  平成31年4月、令和元年5月、6月分の例月現金出納検査結果報告書及び専決処分の報告については、既にその写しを配付しておりますので、後ほど確認のほどお願いいたします。  次の議案等の受理件数でございますが、30件、撤回なしということで、全て可決してございます。  続きまして3ページ、請願の受理と処理てんまつでありますが、8月29日に提出された看護師確保に関する請願書については、今定例会において審議の案件であります。  次の下段から4ページにかけての各常任委員会においては、付託議案の審査、所管事務調査を実施し、財務常任委員会では平成29年度決算に係る新公会計制度による財務諸表の研修を行いました。  広報常任委員会においては、市議会だより第53号を8月1日に発行しております。  また、5ページ、議会運営委員会においては、定例会における会期の調整や本会議の日程事項など、議会運営の全般について協議をいたしました。  下段から6ページにかけての視察来庁関係では、福島県葛尾村議会を初め、10自治体の議会が視察研修のため来庁し、正副議長が対応いたしました。  次の下段の議会議長会基地協議会、次の7ページ、その他の動向については詳細に記載してありますので、ご確認願います。  また、議会交流事業において、友好都市であります福岡県豊前市議会と議員交流を行っております。  そのほか8ページから9ページにかけて、議長、代理を含む会議出席等の状況について記載してありますので、ご確認をお願いいたします。  以上で諸般の報告の概要説明といたします。 ○議長(大橋博之) これで諸般の報告を終了します。 △日程第4 市長の行政報告 ○議長(大橋博之) 日程第4、市長の行政報告。  市長より行政報告の申し出がありますので、これを許可します。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議員の皆様、おはようございます。皆様のご出席をいただき、令和元年第3回市議会定例会が開催されますことに対し、厚く感謝申し上げます。  それでは、令和元年第2回定例会以降の行政執行の主なものについてご報告いたします。  6月26日は、河南二期地区国営土地改良事業促進協議会の中央要望会を石巻市長とともに行っております。吉川農林水産大臣に面談し、圃場整備予算の確保、要望等を行った後、農林水産省の関連部局にそれぞれ要望を行ってまいりました。  7月2日には、東京都の全国都市会館で開催された全国基地協議会防衛施設周辺整備全国協議会の合同役員会及び合同定期総会に出席しております。総務省固定資産税課長及び防衛省地方協力企画課長から基地交付金、基地周辺対策予算の説明を受け、その後全国の基地所在市町村長と共通する課題解決に向け、意見交換を行いました。夕方には渋谷区代官山に移動し、デンマーク大使館主催交流レセプションに出席しております。  3日は、石巻市の遊楽館で開催された三陸縦貫自動車道アクセス道路建設促進期成同盟会総会に出席した後、石巻警察署で開催された石巻地区暴力団追放対策協議会総会に出席し、2市1町を代表して祝辞を述べております。  4日は、宮城県庁を訪問し、佐野副知事を表敬訪問した後、産業立地推進課、私学・公益法人課、水産林政部の部長、そして秘書課、観光課、漁港復興推進室等を訪問し、市政の課題について意見交換を行っております。  5日は、職員を自治法派遣いただいている富山県の小矢部市と富山市を訪問し、これまでの復興支援に感謝申し上げるとともに、職員派遣の継続をお願いしてまいりました。  9日は、定例記者会見を開催し、宮城県への農林水産業等の早期復興完結と今後の振興に関する要望会を含めた9項目について、市政の方向性と取り組みに関連させながら記者発表しております。  10日は、矢本東市民センターを会場に、令和元年度第2回自治会長会議を開催しております。参議院議員選挙の執行への協力を筆頭に9項目について行政報告した後、市政功労者の表彰候補者の推薦等8項目について協力をお願いしております。  11日は、まちんど主催のヒガマツ大学に講師として参加してまいりました。市民の皆様が市政に何を期待し望んでいるのか、率直な意見交換をさせていただきました。また、参加者の中には高校生の方もおり、若い世代から市政について興味を持っていただくことはとてもよいことだと感じてまいりました。  13日は、月浜海水浴場安全祈願祭及び海開きに参加しております。多くの方々に事故なく海水浴を楽しんでいただけるよう祈願してまいりました。  午後からは、石巻広域行政事務組合主催で市内3中学校から6名の中学生を含めたオーストラリアにおにぎり大使として派遣する壮行会に出席しております。  14日は、とっておきの音楽祭in東まつしまに参加してまいりました。障害を持っている方も健常な方もともに暮らせる地域社会を目指した音楽祭であり、多くのボランティアの皆様に協力をいただいております。音楽を通じていろいろな方と交流できる本イベントは、SDGsの観点からも大きな意義あるイベントと感じました。  18日は、宮城県東部地方振興事務所に対する農林水産業等の早期復興完結と今後の振興に関する要望会を市議会とともに開催し、圃場整備事業の推進等14項目について要望を行い、その後現地でそれぞれ説明を受け、意見交換を行いました。  23日には、大和町で開催された宮城県防衛施設周辺整備事業促進協議会通常総会に出席しております。平成30年度の事業報告、決算、令和元年度の事業計画及び予算の審議の後、役員改選があり、私が副会長に選任されております。  24日は、石巻市で開催された仙石線整備促進期成同盟会理事会及び総会に出席しております。その中で、私からは矢本駅の改修及び東矢本駅への仙石東北ラインの停車について要望しております。  25日には、石巻市長とともに復興庁と国土交通省及び県選出国会議員に対し、石巻港整備等についての宮城県港湾協会中央要望会を行っております。  26日には、ひびき工業団地にある大倉工業鳴瀬工場の工場増築地鎮祭に出席した後、松島町で開催された宮城県さけます増殖協会通常総会に出席し、夕方からは宮城国道協議会・国道4号拡幅改良建設促進期成同盟会の合同勉強会、情報交換会に出席しております。東北地方整備局長仙台河川国道事務所長等と有意義な情報交換を行ってまいりました。  27日には、矢本西市民皆様が待望していた矢本西市民センターの開所式に出席しました。社会教育や市民協働のまちづくりの拠点として地域の皆様に愛される、有効に活用してほしいと挨拶し、子供たちとともにテープカットを行いました。  31日には、地域おこし協力隊4名の退任式を行いました。3年間の任期期間中、それぞれの分野において協力いただいており、今後も市民として応援いただけることになりました。  その後、東北防衛局長に7月10日付で就任した熊谷 昌司局長を表敬訪問し、来年度以降の民生安定対策事業について意見交換を行っております。  午後からは、奥田仙台河川国道事務所長を訪問し、要望していた国道45号鳴瀬大橋歩道への安全柵設置に対する御礼を行っております。  8月2日には、東京都で開催された宮城県企業立地セミナーin東京に出席してまいりました。首都圏に本社や拠点を置く企業に対し、東松島市の立地環境を積極的にアピールしてまいりました。  6日には、定例記者会見を開催し、東松島まつりなど10項目について、市政の方向性と取り組みに関連させながら記者発表しております。  同日、午前中に渡辺復興大臣に来市いただきました。矢本海浜緑地では、クラブハウスの屋上からパークゴルフ場の整備について説明し、その後あおい地区東集会所において、小野自治会長等とともにコミュニティーづくり等に係る継続したソフト事業の支援を要望しております。  7日には、大橋議長、小野 幸男議員とともに石巻地区広域水道企業団中央要望に参加してまいりました。復興庁では橘復興副大臣、財務省では太田主計局長、厚生労働省では高階副大臣にそれぞれ面会し、復興・創生期間の延長等について要望を行っております。  その後仙台市で開催された宮城県土地改良事業団体連合会の臨時総会に出席し、平成30年度の事業報告、決算の承認、令和元年度事業計画、予算が可決され、役員改選では私が新たに市長会代表の理事に選任されました。  10日は、友好都市である山形県東根市で開催された第50回ひがしね祭に参加してまいりました。これまでの職員の自治法派遣を含めた復興支援に感謝申し上げるとともに、これからの両市の発展のために意見交換をしてまいりました。  16日は、大曲浜地区委員会、JFみやぎ矢本支所主催大曲浜地区慰霊祭が寿昌院で開催されましたので、東日本大震災や海難事故等で亡くなられた方々に哀悼の誠をささげております。  夜には、第97回鳴瀬流灯花火大会が開催されました。昨年より1,500人多い6,500人が来場され、大変にぎわっておりました。  18日には、矢本東市民センター駐車場を会場に、東松島市消防演習を実施しております。積載車操法競技では、第6分団の往還部が優勝いたしました。  20日は、東松島市戦没者追悼式が菩提樹矢本で開催され、さきの対戦で散華した955柱のみたまに対し、哀悼の誠をささげております。  21日は、名取市で開催された宮城県市長会議に出席してまいりました。宮城県市長会議では、東北市長会に提出する議案を審査し、その後私から今般政権与党の自由民主党及び公明党が提出した復興庁存続に係る東日本大震災復興加速化のための第8次提言について、宮城県市長会として具体的に権限と財源を有する組織となるよう国に要望すべきと申し述べております。  さらにその後、閖上地区の小中一貫校を含めた震災復興状況を視察してまいりました。  23日は、第1回東松島市総合教育会議を開催しております。教育委員の皆様と本市の学力向上等の教育施策について意見交換を行っております。  24日は、利府町で開催された東京2020オリンピック・パラリンピックに向けたMIYAGIホストタウンフェスティバルに出席してまいりました。フェスティバルでは、鈴木オリンピックパラリンピック担当大臣、村井宮城県知事、フィギュアスケートの荒川 静香さんとともにオリンピック・パラリンピックの機運醸成を行ってまいりました。  また、フェスティバル終了後には、聖火到着予定地である航空自衛隊松島基地を鈴木大臣にご視察いただき、松尾基地司令から聖火到着式に関する基地の対応等の説明がありました。  ご視察終了後、東松島夏まつりに参加しております。夏まつりは、天候にも恵まれ、来場者9万7,800人となり、ブルーインパルス展示飛行や花火、新たに加えた綱引き大会も盛会裡に行われるなど、来場者の方々に大いに喜んでいただけたと思います。  25日は、朝4時30分から市役所の部課長等と松島基地で花火大会のごみ拾いを基地司令とともに行いました。隊員と市職員が花火の後片づけを行う姿は、まさに基地との共存共栄が実現されているあかしと感じました。  同日午前中に、松島基地内の体育館で日本航空様の全面協力で実施している折り紙ヒコーキ大会に参加してまいりました。大空への夢をのせた折り紙ヒコーキ大会に参加した子供たちは、目を輝かせながら飛行機を飛ばしておりました。その後航空祭の記念式典に出席し、市民を代表し祝辞を述べております。航空祭では、航空ファンがブルーインパルスの展示飛行に感嘆の声を上げておりました。例年より1万3,000人多い5万6,000人の基地入場者があり、松島基地の航空祭は日本一の航空祭であると改めて感じてまいりました。  27日には、本市の監査委員から平成30年度の一般会計、各種会計の決算監査について、適正であるとの報告を受けております。  29日には、旧松島かんぽの宿の敷地約4万2,900平米について、株式会社日本郵政から無償譲渡の手続が完了し、引き渡しを受けております。  午後には、復興庁復興推進委員会の皆様に本市へお越しいただき、あおい西集会所で小野自治会長とともにあおい地区の取り組みを説明しております。  以上、第3回東松島市議会定例会に当たっての行政報告といたします。 ○議長(大橋博之) 以上で市長の行政報告を終了します。 △日程第5 諮問第4号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて ○議長(大橋博之) 日程第5、諮問第4号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 諮問第4号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて提案理由の説明を申し上げます。  人権擁護委員については、人権擁護委員法に基づき、本市から委員9人を推薦しているところであります。このたび現委員の伊藤 美也子氏が令和元年12月31日に任期満了となります。今回種々検討した結果、伊藤氏に引き続きお願いいたしたく、議会に対し推薦についての意見を求めるものであります。  なお、人権擁護委員の担当窓口となる法務局におきましては、本市からの推薦後、仙台弁護士会及び宮城県人権擁護委員会連合会への意見照会、調整等を要することから、本定例会において諮問するものであります。  以上、提案理由の説明といたします。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  諮問第4号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての議事を中止します。
    △日程第6 議案第73号 東松島市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例について ○議長(大橋博之) 日程第6、議案第73号 東松島市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第73号 東松島市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例について提案理由の説明を申し上げます。  地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律が平成29年5月に公布され、特別職非常勤職員及び臨時的任用職員の適正な任用の確保を図るため、令和2年4月1日から会計年度任用職員制度が施行されます。このことに伴い、本市における会計年度任用職員の給与及び勤務条件等を規定するため、改正法及び国の方針に基づき新たに条例を制定するとともに、関係条例を一部改正するものであります。  詳細につきましては、議案参考資料2ページの資料2―1から8ページの資料2―2までをご参照願います。  以上、議案第73号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。  本案は総務常任委員会に付託を予定しています。ここでは細部にわたる質疑は控えていただき、総括的な質疑に限り認めます。総括的な質疑ありませんか。15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) この新しい条例については、今までの臨時職員を会計年度任用職員ということにして、それで期末手当も支給するということになっているのですが、期末手当の定義なのですが、本来給料に対して一定の率によって支給されるものということなのですね。ところが、フルタイムとパートタイムによって、フルタイムは給料であると、それからパートタイムは報酬であるということなのですが、給料に対して支給される期末手当という定義から考えれば、それではフルタイムの給料とパートタイムの報酬とは同率の扱いになるのか。これ定義上の問題なのですが、その説明をまずお願いしたいということと。  それから、当然給料テーブル表によって支払われるものでありますから、既存のテーブル表、23職種になるわけですけれども、このテーブル表によって支給をされるのか。  それから、もう一つなのですが、参考資料の5の(4)の中に「次の23職種は会計年度任用職員へ移行します」ということになっているのですが、この中には社会体育施設の管理人というのが入っていないのですが、それは今のところ直営で採用している者はいないということで理解してよろしいでしょうか。 ○議長(大橋博之) 総務課長。 ◎総務部参事兼総務課長兼工事検査室長併選挙管理委員会事務局長併固定資産評価審査委員会書記長(山縣健) それでは、質疑にお答えいたします。  まず、1点目の給料、報酬の取り扱いについてということでございまして、これにつきましては参考資料の3ページのほうに、これまで臨時職員については賃金、非常勤職員については報酬というふうな形であったものが、今回につきましては給料あるいは報酬というふうな形で支給されるということでございます。中身につきましては、それぞれその職種によりまして時間数、あるいは特殊な業務等に関しては給与体系に違いがありますけれども、基本的には月額の給料あるいは報酬というような形で位置づけするものでございます。  それから、2点目の参考資料3ページの5の(4)で規定しております23の職種についてでございますけれども、これにつきましてはこれまで条例のほうで別表第1あるいは別表第2というふうな形でそれぞれその職種の内容を規定しておりますけれども、今回につきましては別表第1のほうでは各種委員、いわゆる日額報酬的な委員についてはこの任用職員の制度からは外してございます。別表2のほうで、ここの資料のほうに掲げていますうち、枠で囲っている下のほうに特別職非常勤職員、産業医、嘱託医等でございますけれども、この部分も実際には規定されておりますけれども、この部分を除いた部分ということで、枠に囲んでいるそれぞれの職種の部分で今回適用するというふうな考え方でございます。  3点目の社会体育施設の管理人につきましても、会計年度任用職員に適用する考えでございます。  以上でございます。 ○議長(大橋博之) 15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) 今の最後の答え、23職種に入っていないのですね、社会体育施設管理人。ですから、聞いたのですけれども、漏れということなのですか。  それから、同じ仕事をしてもフルタイムとパートタイムの人がおりますよね、同じ職種の中で。そのときに、ではパートタイムとフルタイムの職員の仕分けはどのようにするのだという疑問があります。ですから、同じ職種ながら、恣意的判断でフルタイムとパートタイムに仕分けられるというおそれはないのか、その判断基準を教えてください。  では、その2つ。 ○議長(大橋博之) 総務課長。 ◎総務部参事兼総務課長兼工事検査室長併選挙管理委員会事務局長併固定資産評価審査委員会書記長(山縣健) 1点目の社会体育施設管理人の関係でございます。管理人につきましては、現在臨時的任用職員というふうな形に位置づけておりますので、この枠で囲っている特別職非常勤からは除いてございます。ですので、参考資料の上に掲げております従前の臨時職員と非常勤職員というふうな区分がございますけれども、その中の臨時職員の部分だというふうなことで捉えてございますので、この枠の中には入ってございません。  それから、2点目のフルタイム、パートタイムの仕分けの考え方についてでございます。これにつきましては、勤務時間ということで、フルタイムにつきましては1日7時間45分、週38時間45分、パートタイムはそれ未満というふうな位置づけを参考資料のほうにも載せてございますけれども、いろいろと現在各課のほうで二百五、六十名に係る今回のいろんな職種の該当の部分があるわけでございますけれども、それぞれその職種によりまして時間の部分とか、それから業務内容等でいろいろと違いがございますので、そういった部分でフルタイム、パートタイムというふうな仕分けをしているというふうなことで、基本的には同じ業務で時間が変わるというふうな部分は基本的にはないのかなというふうな捉え方はしております。  以上でございます。 ○議長(大橋博之) 15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) そうすると、会計年度任用職員の職種について、明確にちゃんとリストをつくっておかないと曖昧な位置づけになってしまいますので、それは今からきちんとしてもらいたいということと、それからあとその前の同じ職種でパートタイムとフルタイム職員の仕分けについてもきちんとした明確な位置づけをしないと、また同じような質問になってしまいますから、そこは今からの作業ということになりますので、明確にお願いをしたいということをまず答えていただくのと、それからこの件について必要な経費は1億5,000万円ぐらいの持ち出しだという話をされております。正確には同じでよいのか。また、国の法律によって地方の持ち出しが新たに発生するわけでありますから、その辺のアプローチをしていきたいという市長の以前の答えでありましたので、その成り行きについてお伺いしておきたいと思います。 ○議長(大橋博之) 総務課長。 ◎総務部参事兼総務課長兼工事検査室長併選挙管理委員会事務局長併固定資産評価審査委員会書記長(山縣健) 1点目の職種のリストの明確化、それから同職種の区分の明確化というふうな部分につきましては、今現在も来年度からの任用に向けて、各課等といろいろ調整をしている段階でございますので、そういった点も明確化ということで十分精査しながら制度の任用に向けて進めてまいりたいと考えております。 ○議長(大橋博之) 市長。 ◎市長(渥美巖) この新しい会計年度任用職員関連で、これは前に佐藤議員のほうからも一般質問等々で何回かお話ししているとおりでございます。要するに1億数千万円がかかるだろうということで一応試算はしておりますけれども、これから具体的にはそれぞれの人数とか格付とか等級によって変わってきますけれども、おおよそそのぐらいかかる。ただし、一番大事なことは、国が定めた法律によって地方自治体が負担を強いられているということに対する、我々市長会等々ではやはりこれは国が決めた法律でありますから、それに伴う地方負担については当然国が一定の交付税等での予算措置が必要ではないかということで、これは再三にわたって市長会として全国的な規模も含めて要望しているということでございます。これについては、あとは最終的には国と地方の協議の場なんかも今ありますから、そういうものも通じながら具体的に市長会の代表等が入って説明していくものと思っております。国の法律で地方負担が単純に増加しないように、我々としても注視しながら要望はしっかりとしていくということでございます。 ○議長(大橋博之) ほかに総括的な質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) これをもって質疑を終結します。  ただいま議題となっています議案第73号は、総務常任委員会に付託します。 △日程第7 議案第74号 東松島市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例について ○議長(大橋博之) 日程第7、議案第74号 東松島市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第74号 東松島市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例について提案理由の説明を申し上げます。  今回の条例改正については、来年度から施行される会計年度任用職員制度に伴い、同一労働同一賃金の観点から、正規職員及び会計年度任用職員と同様に任期付職員についても平成30年3月の総務省通知に基づき、年1回勤務成績に応じて昇給を実施するため、条例の一部を改正するものであります。  詳細については、議案の参考資料9ページの資料3をご参照願います。  以上、議案第74号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第74号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第74号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第8 議案第75号 東松島市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について △日程第9 議案第第76号 東松島市保育所条例の一部を改正する条例について ○議長(大橋博之) 日程第8、議案第75号 東松島市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について及び日程第9、議案第76号 東松島市保育所条例の一部を改正する条例についての2件を一括議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第75号 東松島市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について及び議案第76号 東松島市保育所条例の一部を改正する条例について提案理由の説明を申し上げます。  今回の条例改正については、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準の一部を改正する内閣府令が令和元年10月1日に施行され、3歳から5歳児の保育料が無償化されることにより、3歳以上の就学前児童に対する食事の提供に要する費用の取り扱いを変更するとともに、特定地域型保育事業の連携施設の要件を緩和しようとするものであります。  あわせて、保育料に係る根拠法令が児童福祉法から子ども・子育て支援法に変更されたことに伴い、所要の改正を行うものであります。  詳細については、議案参考資料の10ページの資料4―1から35ページの資料5―2までをご参照願います。  以上、議案第75号及び議案第76号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) 上位法の改正ということで、簡単に言えば無償化です。今までも生活保護世帯と要保護世帯というのですか、そういった家庭には無償ということで進んできたのですが、これは私からすれば別なものだというような感じがするのですが、これ一緒にひっくるめて理解していいのですか。この法律の中で適用していいのですか。 ○議長(大橋博之) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長兼社会福祉事務所長(髙橋義則) 議員お見込みのとおりに、今回上位法のほうで3歳以上については全て無償ということで、生活保護世帯についても同様の扱いというご理解でよろしいと思います。 ○議長(大橋博之) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第75号及び議案第76号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、議案第75号及び議案第76号について委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第75号及び議案第76号の2件を一括して起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。  暫時休憩します。    午前11時00分 休憩                                              午前11時09分 再開 ○議長(大橋博之) 再開します。  休憩前に引き続き議事を続行します。 △日程第10 議案第77号 東松島市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について ○議長(大橋博之) 日程第10、議案第77号 東松島市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第77号 東松島市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について提案理由の説明を申し上げます。  今回の条例改正については、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令が平成31年4月1日に施行され、保育の提供終了後も児童が必要な教育または保育が継続的に提供される連携施設の確保を期限とともに、家庭的保育事業者等の居宅以外で保育を提供する場合の自園調理を適用する期限について、それぞれ5年から10年に延長されるなど要件が緩和されたことにより、所要の改正を行うものであります。  詳細については、議案参考資料36ページの資料6―1から38ページの資料6―2までをご参照願います。  以上、議案第77号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第77号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第77号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第11 議案第78号 東松島市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について ○議長(大橋博之) 日程第11、議案第78号 東松島市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第78号 東松島市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について提案理由の説明を申し上げます。  今回の条例改正については、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令が平成31年4月1日に施行され、放課後児童支援員の認定資格を得る研修について、都道府県に加えて政令指定都市が行う研修も対象になったことに伴う所要の改正を行うものであります。  詳細については、議案の参考資料39ページの資料7―1及び資料7―2をご参照願います。  以上、議案第78号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第78号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第78号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第12 議案第79号 東松島市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例について ○議長(大橋博之) 日程第12、議案第79号 東松島市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第79号 東松島市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例について提案理由の説明を申し上げます。  今回の条例改正については、令和元年11月5日に住民基本台帳法施行令等の一部改正及び印鑑登録証明事務処理要領の一部改正が施行されることに伴い改正するものであります。  具体的には、住民票やマイナンバーカードに旧氏を併記できるようになることに伴い、印鑑登録証明書にも旧氏の記載ができるよう、条例中の引用条項及び文言等について所要の改正を行うものであります。  詳細については、議案参考資料40ページの資料8―1から42ページの資料8―2までをご参照願います。  以上、議案第79号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第79号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第79号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第13 議案第80号 東松島市駐車場条例の一部を改正する条例について ○議長(大橋博之) 日程第13、議案第80号 東松島市駐車場条例の一部を改正する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第80号 東松島市駐車場条例の一部を改正する条例について提案理由の説明を申し上げます。  今回の条例改正は、本市の主要駅、矢本駅の北側用地(1,308平方メートル)を市営駐車場に位置づけるための改正であります。  当該箇所は、矢本駅南側から北側への避難路(南北自由通路)整備のため、平成30年11月15日に用地取得した用地であり、具体的な整備事業着手までにはJR東日本仙台支社との事業計画の調整や関係省庁との補助事業活用の調整等に所要の時間を要するため、当分の間、市営駐車場として有効活用し、市民の利便性向上と財源の確保を図ろうとするものであります。  なお、金額については月3,000円、駐車台数30台を予定しております。  詳細については、議案参考資料43ページの資料9―1から44ページの資料9―3までをご参照願います。  以上、議案第80号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。2番上田 勉さん。 ◆2番(上田勉) 今までのあれで施行日が11月5日というふうになっているのですけれども、多分今提出されたこの中の駐車場はかなり荒れているので、その整備をやってからという意味で11月5日施行になっているのか、その辺のところをちょっとお聞きしたいなというふうに思います。  当分の間というのは、市長の行政報告の中でもJRといろいろ調整をするという内容が入っていますけれども、その辺のところの見通しがわかれば、その辺も含めて。もし北側の整備をするのであれば、予算の位置づけというか、そういうのが今後どうなるのかも教えていただきたいと思います。 ○議長(大橋博之) 建設課長。 ◎建設部建設課長(小野尚志) ただいまの上田議員のご質問にお答えいたしたいと思います。  30年の11月15日に取得した用地でございますけれども、今後駐車場の整備をいたしまして、それから……     〔「訂正だ、1月1日」と呼ぶ者あり〕 ◎建設部建設課長(小野尚志) 令和2年1月1日から施行するということで提案させていただいておりますが、これは今後駐車場の整備を計画しておりますので、その整備が終わり次第、この条例を1月1日から施行するということで考えております。  この予算につきましては、9月補正におきまして提案させていただきたいと思っておりますので、市の単独費を予定しております。 ○議長(大橋博之) 2番上田 勉さん。 ◆2番(上田勉) ごめんなさい、ちょっと日程を間違っていたので。1月1日、もし予算が通れば、これはやっぱり早急にやったほうがいいのではないか。1月だとすると、随分間があるなと思いますので、やろうと思えばすぐできるはずなので、その辺のところの短縮が図れるのであれば、私は早くやったほうがいいのではないかと思いますが、その辺はどうなのですか。 ○議長(大橋博之) 建設部長。 ◎建設部長(相澤武志) 先ほど建設課長が申し上げましたとおり、議員ご案内のとおり、若干舗装に亀裂とか、あと区画線も引き直ししなければならない状態になっています。それを早急に整備いたしまして、あと1月1日供用開始となりますと、その前に市報等でお知らせをしたいと思います。12月1日号の市報掲載に向けて、工事のほうも早急にかかりたいと思っております。  以上です。 ○議長(大橋博之) 15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) この件について、駐車場を確保するために買ったのではないのですよね。ですから、別な目的があると思うので、その目的が成就されればこれは駐車場でなくなるわけですから、その辺の見通しはどうなのですか。 ○議長(大橋博之) 市長。 ◎市長(渥美巖) 先ほど提案理由の説明でも申し上げましたが、要するにJR東日本の仙台支社との事業計画で今打ち合わせさせていただいております。あと一方、調査関係の費用は復興庁絡みの予算で今調査しようとしているわけでございまして、復興庁のほうもあと復興期間が1年7カ月の中で、できるものは設計業務程度までは何とか協力したいということで復興庁では今前向きにいただいておりますが、いずれこれは今国関係との調整中なのです。だから、もちろん言われるように用地買収したのが1年ばかり前の平成30年11月に議会の理解をいただいて用地取得して、将来的には南北通路をつくるのだということで大きな目標を掲げております。これは、JR東日本仙台支社でも、例えば矢本駅についても築90年近くなっているのです。昭和3年の宮城電鉄のときのままですので、矢本駅の改修もどうするのかとか、今調整等いろいろ進めているのです。JRについては、矢本駅を何とか改修してくれと言っているのですが、JRのほうではこれはまだまだ使えますねなんていう話をやっているのです。そういうことがあるのですが、いずれ南北通路を避難路として何とか整備したいというのが基本でありますから、あと1年以内に着手してどうのこうのということは、相手のあることで、すぐここでは明確には答えられませんが、今はそういう形でJR関係、そして復興庁、そういうところと協議をして進めていると。ただし、その間、ただあそこに投げておいて、たまに草が生えたりしているああいう状況だと何管理しているのだということになるので、幾らでもいいから財源のものも必要ですし、あとはできればあの辺にも駐車場があっていいのではないですかという民間の人たち、利用したいという声などもありますので、やはりこれは市民の財産でありますから、有効的に活用しておくべきだということで、今回追加して一部改正するということで理解いただきたいと思います。 ○議長(大橋博之) 15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) 十分それ理解していますので、それで将来あれだけの広さですから、駅駐車場というような格好にもなると思うのです。  それで、JR東日本との関係なのですが、矢本時代、平成12年ころですか、私が教育民生の委員長をやっていたときに陳情に行きました。けんもほろろに断られまして、それで自分の経費でやるのならいいですよという話までされたのですが、それから随分たっていますよね。二十数年間たっているわけですから、では感触はどうなのかなというふうな考えを持ったのですが、いかがですか、折衝してみて。 ○議長(大橋博之) 復興政策課長。 ◎復興政策部参事兼復興政策課長(八木繁一) JRとの交渉なのですけれども、まず通路だけはできませんよというふうなお話をもう最初からされました。そういったことで、今市長が申し上げたとおり、駅も絡めた形の整備というふうなのがまず前提となるというふうなことを担当者のほうからされております。  それで、整備に当たりましては、いろいろ橋上駅だとか、あと今のところのエレベーターとか、そういったものも絡んできますので、財源的にもかなり高額になりますよというふうなことも説明されております。駅なので、JRさんのほうで改修してもらえば一番いいのですが、現状まだ整備計画の段階で順番が来ていませんよというふうな、市長先ほどお話ししたとおりなのですけれども、そういったことから、駅も含めた形での市のほうの財源でやるというのはかなりハードルが高いのではないかなというふうには考えておりまして、そういったところを財源も含めまして今回調査の部分は上げさせていただいておりますので、何とかその部分を進めて、JRと粘り強く交渉していきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ○議長(大橋博之) 5番土井 光正さん。 ◆5番(土井光正) 1つは、これ暫定的な駐車場というようなことで整備をして貸すというようなお話をお伺いしました。実は3,000円という単価の根拠というか、どうして3,000円になってしまうのかというようなことを一応説明してほしいなというふうな部分と、整備した後の駐車場ですから、もうちょっと高くてもいいのかなと思うのですけれども。というのは、矢本の真ん中分と他の駐車場関係があると、何かちょっと変えてもいいのかなというような気持ちがあって、今ちょっとそういうような質問するわけなので、この3,000円の根拠というようなものと、あと近隣の駐車場との単価の関係をどういうふうな形で見て3,000円にしたのかというようなことを確認したいということです。 ○議長(大橋博之) 建設課長。 ◎建設部建設課長(小野尚志) ただいまの土井議員のご質問にお答えいたします。  料金設定の3,000円でございますけれども、近隣の民間の駐車場の単価等も調べております。それも含めまして、他の駅の駐車場の料金と合わせまして、今回3,000円ということで設定させていただいております。駐車場の整備にかかります費用等につきましても若干今回補正予算で上げさせていただいて、今後かかりますので、それらを総合的に判断させていただきまして、矢本駅の北側の駐車場については3,000円ということで料金の設定をさせていただきました。 ○議長(大橋博之) 土井 光正さん。 ◆5番(土井光正) あと資料9―3に計画平面図があるわけなのですが、今回30台ほどとめられるようなスペースをつくるということで、手前のほうの立ち入り防止柵があって、手前のほうも有効的な利用ができると、その倍近くまでとめられるような感じもしますけれども、その辺いかがでしょうか。 ○議長(大橋博之) 市長。 ◎市長(渥美巖) 実は今回こういう形で出していますけれども、全部最初からやって、例えば満杯になったときに、後でここをまたよけてくださいとかなんとかと結構手続かかると思うのです。ただし、現在30台ここに置くわけなのですが、これ以上申し込みが多ければ、これは柔軟に期限をつけて、ただし1年以内ですよとか、また見直しかけますよとか、そういうことはできると思いますが、一応そういうことも踏まえながら、まずはこの部分だけで、いずれここは連絡通路の基礎とか階段になると思うので、この分は一応あけておいたほうがいいかなという考えです。ただ、申し込みが多ければ、ここは当然財源確保の観点から、可能な限り広げていくということで理解いただきたいと思います。 ○議長(大橋博之) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第80号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第80号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第14 議案第81号 東松島市下水道条例の一部を改正する条例について ○議長(大橋博之) 日程第14、議案第81号 東松島市下水道条例の一部を改正する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕
    ◎市長(渥美巖) 議案第81号 東松島市下水道条例の一部を改正する条例について提案理由の説明を申し上げます。  今回の条例改正については、消費税及び地方消費税率の令和元年10月1日からの改正に伴い、下水道使用料の改定を行うものであります。改定内容は、税率改定分の2%を増額するもので、本年12月に納付する10月利用分の使用料から適用することを予定しております。  詳細については、議案参考資料45ページの資料10―1及び46ページの10―2をご参照願います。  以上、議案第81号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) 下水道の会計は、いずれ公営企業会計に移行するわけですよね。それで水道は軽減税率の対象にならないということがこの間テレビでやっていたのですが、では下水道はどうなのかということがちょっと不明でありますので、どうなのか、それをまず教えていただきたいのと、それから消費税は徴収したものを一回国に納めて、そして地方消費税ということでフィードバックされるわけですが、では今度の公営企業会計に移行した場合にどれだけの影響があるのかということ、これもよくわからないのですが、これは試算はされていますか。 ○議長(大橋博之) 下水道課長。 ◎建設部下水道課長(八木哲也) ただいまの佐藤議員の質疑にお答えいたします。  まず1点目、軽減税率の話でございますけれども、水道と同様に下水道のほうも適用にならないということになります。  それから、2点目のご質疑でございますけれども、企業会計のほうに移行しましても、消費税の部分、今現在の特別会計の内容と影響はないということになりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(大橋博之) 15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) 全く影響ないわけではないので、プラスになるのか、マイナスになるのか、その辺あたりを教えてくれませんか。 ○議長(大橋博之) 下水道経営班長。 ◎建設部下水道課経営班長(鈴木雄一) 正確なところは実際計算してみないと何とも言えないところはあるのですけれども、1点、農業集落排水事業の消費税の計算方法は変わるということがございまして、収入額が5,000万円未満でございますので……4,000万円でしたか、現在簡易課税方式という方式をとらせていただきまして、一定の割合で消費税を納めているという形になります。しかしながら、地方公営企業法を適用しましたらば、3会計一本の下水道事業会計という形になりますので、簡易課税制度が使えなくなります。そういった点におきまして、若干の差が出るという形になっております。     〔「プラスなの、マイナスなの」と呼ぶ者あり〕 ◎建設部下水道課経営班長(鈴木雄一) その部分だけで言えば、若干だけプラスになろうかと思います。 ○議長(大橋博之) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第81号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第81号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第15 議案第82号 東松島市立幼稚園保育料徴収条例を廃止する条例について ○議長(大橋博之) 日程第15、議案第82号 東松島市立幼稚園保育料徴収条例を廃止する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第82号 東松島市立幼稚園保育料徴収条例を廃止する条例について提案理由の説明を申し上げます。  本条例については、子ども・子育て支援法の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令の整備等及び経過措置に関する政令が令和元年5月31日に公布され、本年10月1日から幼児教育・保育料が無償化されることに伴い、本市が設置する市立矢本中央幼稚園においては、保護者から保育料を徴収する必要がなくなるため、本条例を廃止するものであります。  詳細については、議案の参考資料47ページの資料11をご参照願います。  以上、議案第82号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願いいたします。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第82号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第82号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第16 議案第83号 (債)令和元年度東松島消防署新築工事(建築工事)請負契約の締結について ○議長(大橋博之) 日程第16、議案第83号 (債)令和元年度東松島消防署新築工事(建築工事)請負契約の締結についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第83号 (債)令和元年度東松島消防署新築工事(建築工事)請負契約の締結について提案理由の説明を申し上げます。  本工事については、東松島消防署が建設から46年が経過し老朽化したことに伴い、防衛施設周辺民生安定施設整備事業補助金を活用し、小松字下浮足地内に移転新築をするものであります。  去る8月20日に執行した制限つき一般競争入札の結果、4社から応札があり、株式会社丸本組東松島営業所が落札したことから、工事請負契約を締結しようとするものであります。  なお、予定価格は6億5,659万円で、落札率は88.76%でした。  契約金額については5億8,278万円で、去る8月26日に仮工事請負契約を締結しております。  工事の概要については、消防庁舎が鉄筋コンクリートづくり2階建て、塔屋部一部3階建て、延べ床面積1,568.78平方メートルで、訓練棟が鉄筋コンクリート一部鉄骨づくり、地上3階建て、延べ床面積137.61平方メートルであり、その他構内舗装及び排水に係る外構工事一式を行うものであります。  工事期間については、議決を賜った日の翌日から令和2年10月30日までを予定しております。  詳細については、議案参考資料48ページの資料12―1から54ページの資料12―7をご参照願います。  以上、議案第83号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。7番小野 幸男さん。 ◆7番(小野幸男) 資料12―3の配置図ですが、東側に東市民センターとありまして、ここの西側の駐車スペース61台分とありますが、これは消防署の今度つくる建物と連動しているのですけれども、ここの部分は消防署のほうでも使う、市民センターでも使うのか、ここの部分の駐車の利用のすみ分けはどのようになっているのかをお聞きします。 ○議長(大橋博之) 建築住宅課長。 ◎建設部建築住宅課長(津田富彦) 小野議員さんの質問にお答えいたします。  こちらの駐車スペースにつきましては、東松島消防署と矢本東市民センターが共用で使う部分となります。  以上です。 ○議長(大橋博之) 小野 幸男さん。 ◆7番(小野幸男) であれば、これ訓練とか何か、あとはホースを延ばしてやったりするようなときも多分あると思うのですけれども、そういった訓練とか何かで使うときは、あらかじめきょうはこちらの駐車スペースは使えないとか、そういったことで対応するのかお聞きします。 ○議長(大橋博之) 防災課長。 ◎総務部参事兼防災課長(齋藤友志) まず、訓練には事前にスケジュールを組ませていただいておりますので、基本的には消防庁舎側の区画線のないところで訓練は行わせていただきます。ただ、はみ出すような場合については市民センターに事前にご連絡を差し上げた上で、ご迷惑がかからないように実施させていただきます。  以上です。 ○議長(大橋博之) 2番上田 勉さん。 ◆2番(上田勉) 今12―3の平面図、同じなのですけれども、今までの歩道関係はそのまま残していますよね。ちょっとやっぱり一考を要するのではないかなと思うのですけれども、先ほど防災課長も言いましたように、これは訓練で使うことを前提にいろいろとこの場所に決めたのではないかなと思うのです。そうすると、道路を挟んで南側の駐車場も多分利用する。今まで防災訓練あるいは出初め式やっている場所もありますので、そういう関係からすると、そういうものが使えるようなスタイルにすべきであると。もちろんここでは訓練等やるので、しっかりとした国旗のポールも立ててもらいたいし、全体的なスペースを考えて、きちっとしたものを設計してもらいたいなというふうに思います。  もちろん12―4、12―5のところもそうなのですが、これから南に出て、南北に車出るわけですから、そうすると初動における消防活動への安全あるいは迅速性が確保できるようなルートにきちっとしておかなければいけないなというふうに思います。今あるものをそのまま残して無理やり突っ込むような計画ではいけないなというふうに思いますので、再検討をお願いしたいなと思いますが、その辺のところをあわせて答弁していただきたいと思います。 ○議長(大橋博之) 防災課長。 ◎総務部参事兼防災課長(齋藤友志) まず、訓練の場所でございますけれども、東松島消防署員が訓練をする計画としております。現在34名の署員ございます。その34名の訓練の場所については、道路を挟んだ南側の駐車場については計画していないということでご理解いただきたいと思います。  次に、車両の出入りでございますけれども、庁舎の南側はしっかりと歩車道境界ブロックを外した形で緊急車両が速やかにこの平面図のとおり道路側に出られるようにさせていただいておりますので、緊急出動にも支障がない形にさせていただいております。  あと国旗ポール等についても整備は予定しておりますので、ご回答させていただきます。  以上です。 ○議長(大橋博之) 2番上田 勉さん。 ◆2番(上田勉) ですから、私が言っているのは消防署の署員が訓練するだけでは多分継続的なもの、あるいは彼らの技術向上のためのタワー等があるので、これはそれでいいと思うのです。ただ、消防団は使わないのですね、今後。そういうことを考えると、きちっと全体的なもので防災課としては考えておく必要性があるのではないかなと思うのです。通常訓練をやらないときは駐車場として使いますよというような形にしておいたほうがいいのではないかと。そのうちにまた邪魔だから取りますとかという話に多分するのではないかと予測されるのですけれども、本当にやらないのならいいですよ、もう訓練もあの小さいスペースでしかやりませんと。今でも北側のスペース、約1メーターぐらい、あそこ何も使っていないところありますよね。花とか芝生等を植えて、1メーター50、30ぐらいのスペース、あれは私は無駄だと思うのです。もしここを訓練場として使うのであれば、そういうことをやらないのであればこのままでいいですけれども、もう少しここの場所というのは消防署だけでなくて、団の訓練、あるいは市が行う行事にもちゃんと使えるようにということで多分このエリアを選んだと思いますので、そういうことを考えた設計にしたほうがいいと思いますが、いかがですか。 ○議長(大橋博之) 防災課長。 ◎総務部参事兼防災課長(齋藤友志) ただいま上田議員おっしゃったとおり、南側の駐車場につきましては消防署員ではなくて消防団に関しては訓練場として使わせていただく予定にしております。実際今年度の消防演習におきましても、消防演習の事前の訓練におきまして南側の駐車場を事前に訓練場所として確保させていただいて、団員が活動していたという実績もございますので、今後も同様に南側の駐車場については使用させていただきたいと思っております。  また、この庁舎につきましても消防団員の訓練の場所、そして市民の方々の研修の場所についてご利用もさせていただきたいというような建物の構造にもしておりますので、その辺は十分ご提案いただいたとおり活用させていただきたいと思っております。  以上です。 ○議長(大橋博之) ほかにありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第83号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第83号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第17 議案第84号 (債)令和元年度矢本東小学校プール改築工事(建築工事)請負契約の締結について ○議長(大橋博之) 日程第17、議案第84号 (債)令和元年度矢本東小学校プール改築工事(建築工事)請負契約の締結についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第84号 (債)令和元年度矢本東小学校プール改築工事(建築工事)請負契約の締結について提案理由の説明を申し上げます。  本工事については、同小学校のプールが建設から50年経過し、老朽化したことに伴い、既存プールを解体撤去し、学校施設環境改善交付金事業補助金を活用して新設するものであります。  去る8月20日に執行した制限つき一般競争入札の結果、6社から応札があり、株式会社千葉工務店が落札したことから、工事請負契約を締結しようとするものであります。  なお、予定価格は1億9,358万9,000円で、落札率は88.84%でした。  契約金額については1億7,199万500円で、去る8月26日に仮工事請負契約を締結しております。  工事の概要については、既存施設を解体し、新たにステンレス鋼板製で縦25メートル、横15メートルの7コースのプール本体、機械室及び更衣室などの延べ床面積265.04平方メートルのプール附属棟など建築工事一式を行うものであります。  工事期間は、議決を賜った日の翌日から令和2年5月29日までを予定しております。  詳細については、議案参考資料55ページの資料13―1から58ページの資料13―4までをご参照願います。  以上、議案第84号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願いいたします。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第84号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第84号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第18 議案第85号 財産の取得(消防ポンプ車)について ○議長(大橋博之) 日程第18、議案第85号 財産の取得(消防ポンプ車)についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第85号 財産の取得(消防ポンプ車)について提案理由の説明を申し上げます。  今回の財産の取得は、平成13年度に市消防団第3分団中小松部に配備した小型消防ポンプ積載車について、特定防衛施設周辺整備調整交付金を活用し、更新を行うものであります。  本市では、市消防団に配備している小型消防ポンプ積載車については、18年に1度、同型車で更新しており、今回消防力強化を図るため、送水能力にすぐれ、複数のホースで消火活動ができる車両に更新するものであります。  指名競争入札の結果、4社から応札があり、トーハツ県南サービス株式会社が落札し、契約金額2,497万円で、去る8月8日に物品売買仮契約を締結いたしております。  詳細については、議案参考資料の59ページの資料14―1及び60ページの資料14―2をご参照願います。  以上、議案第85号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第85号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第85号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第19 議案第86号 訴えの提起について ○議長(大橋博之) 日程第19、議案第86号 訴えの提起についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第86号 訴えの提起について提案理由の説明を申し上げます。  (債)平成29年度復興交付金事業東名・新東名線橋梁上部工工事については、本市からの工事請負受注者である株式会社エム・テックが平成30年10月21日、民事再生法第49条第1項の規定により、本市との請負契約を解除いたしました。これを受け、本市では株式会社エム・テックが履行保証保険契約を締結していた楽天損害保険株式会社に対し、履行保証保険金(違約金)2,592万円を請求したところ、同社では履行保証保険普通契約約款第3条に基づき、発注者側からの工事契約解除でないことを理由に支払いに応じないことから、履行保証保険金(違約金)及び遅延損害金を請求するため提起しようとするものであります。  なお、この案件については、宮城県においても本市と同様、楽天損害保険株式会社に履行保証保険会社とする株式会社エム・テックとの工事契約があり、破産管財人等から契約解除でも保険金が支払われるよう、平成28年度に国土交通省が一般社団法人日本損害保険協会に要請したことを踏まえ、ことし6月県議会で楽天損害保険株式会社に訴えの提起を行うことを可決し、先般8月8日に訴訟を提起しております。  詳細については、議案参考資料61ページ及び62ページの資料15をご参照願います。  以上、議案第86号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) 経緯を今見ているのですが、平成30年10月21日にエム・テックから請負契約解除通知がファクスで送付されるという、これは東松島市に対してファクスが来たというふうな解釈だと思うのですが、では次のページの楽天との約款がありますよね。それで約款第3条、保険金を支払わない場合ということで、被保険者が第20条第1項の手続をする以前に証券記載契約を解除・解約しなければ保険金を支払いませんという話になっていたのですが、確認なのですが、エム・テックは東松島市には請負契約解除通知を出したのだが、楽天には出さなかったという意味合いでいいのですか、これは。 ○議長(大橋博之) 法務専門監。 ◎総務部総務課総務班法務専門監(松下昂永) 今ご指摘の点について回答差し上げます。  今回の契約につきましては、請負契約につきましては市とエム・テック社との関係の契約になりますので、エム・テック社からの解除契約については市に対してなされております。  以上です。     〔「保険会社」と呼ぶ者あり〕 ◎総務部総務課総務班法務専門監(松下昂永) 保険会社との関係につきましては、エム・テック社から特に楽天損保に対して契約関係があるわけではありませんので、特段解除通知等はなされておりません。 ○議長(大橋博之) 15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) 確認なのですが、東松島市には出したのだが、では片手落ちで楽天のほうには出さなかったと、だから私は払いませんよという意味なのだね、これは。 ○議長(大橋博之) 法務専門監。 ◎総務部総務課総務班法務専門監(松下昂永) そもそも請負契約と今回保険のほうの契約が別々にあるのですけれども、請負契約の解除につきましては、市のほうにさえ連絡をすれば、あとは市から楽天損保に対して請求をするという形になっておりますので、エム・テック社のほうから楽天損保に直接連絡をするということはないと考えております。 ○議長(大橋博之) 15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) 今の話ですと、請負契約解除通知が出された時点で、東松島市から楽天のほうに第1項の手続をする以前に証券記載契約を解除しなければならないということになっているので、ということは東松島市がしなかったという意味なのだよね、これ。どうなのですか。直接エム・テックのほうからはしませんという今の話なので、では東松島市が楽天損害保険に解除通知をしなかったということの意味合いなのですよね。今の法務専門監の話だと、そうだよ。 ○議長(大橋博之) 法務専門監。 ◎総務部総務課総務班法務専門監(松下昂永) おっしゃるとおりでして、例えば今回考えられる形としましては、破産があった、その破産が確実になされると考えた瞬間に直ちに市から解除をこちらから先にしておれば、それはそれで問題なく請求はできたわけなのですけれども、今回は市が判断をする直前、1週間程度のかなり早い段階でエム・テック社から解除の通知がなされてしまったために、そこは間に合わなかったというふうに考えております。 ○議長(大橋博之) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第86号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第86号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。  昼食休憩とします。再開は午後1時30分とします。    午後 零時09分 休憩                                              午後 1時29分 再開 ○議長(大橋博之) 再開します。  休憩前に引き続き議事を続行します。 △日程第20 議案第87号 令和元年度東松島市一般会計補正予算(第6号)について △日程第21 議案第88号 令和元年度東松島市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について △日程第22 議案第89号 令和元年度東松島市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について △日程第23 議案第90号 令和元年度東松島市介護保険特別会計補正予算(第1号)について △日程第24 議案第91号 令和元年度東松島市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について △日程第25 議案第92号 令和元年度東松島市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について ○議長(大橋博之) 日程第20、議案第87号 令和元年度東松島市一般会計補正予算(第6号)について、日程第21、議案第88号 令和元年度東松島市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、日程第22、議案第89号 令和元年度東松島市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、日程第23、議案第90号 令和元年度東松島市介護保険特別会計補正予算(第1号)について、日程第24、議案第91号 令和元年度東松島市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について及び日程第25、議案第92号 令和元年度東松島市下水道事業特別会計補正予算(第1号)についての6件を一括議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第87号 令和元年度東松島市一般会計補正予算(第6号)について提案理由の説明を申し上げます。  今回提案いたしました歳入歳出予算補正は、東日本大震災復興交付金に係る事業の進捗状況に合わせた残余分の国庫への返納、本年10月から開始される幼児教育・保育無償化に伴う財源調整等による予算の計上など、既定の予算総額に32億3,100万円を追加し、歳入歳出予算の総額を377億2,500万円として編成しております。  また、債務負担行為補正では、施設の管理運営に係る指定管理料の年度更新、デンマークに係るホストタウン関連業務委託料などを追加しております。  その主な内容について、歳出からご説明申し上げます。総務費については、一般管理費に東名・新東名線橋梁上部工工事に係る請負業者の破産による履行保証保険金(違約金)支払請求訴訟代理業務委託料、企画費に定住化促進事業として市外からの移住者への家屋新築等補助金、震災対策費に東日本大震災復興交付金の事業進捗に伴う残余分の国庫返納金、復興推進費に震災復興祈念公園周辺整備に係る看板設置工事費などを計上しております。  民生費については、社会福祉推進費に居宅介護事業の事業精算に伴う国庫返納金、児童福祉総務費に幼児教育・保育無償化事業に関連する認可外保育施設等に対する利用者負担金、放課後児童保育事業費に赤井南小学校放課後児童クラブ増築工事実施設計業務委託料などを計上しております。  衛生費については、母子衛生費に母子保健情報連携に伴う総合健康管理システム改修業務委託料、健康増進センター費に健康増進センターゆぷとの設備等に関する修繕料などを計上しております。  農林水産業費については、漁港整備事業費に里浜地区の海岸の一部を所定の堤防高として、住民等の安全を図るための海岸保全施設整備に係る測量設計業務委託料などを計上しております。  商工費については、企業誘致推進費にひびき工業団地内の工場建設に当たり、掘削作業中に出土された岩塊の撤去費用を東松島市企業立地優遇条例に基づき計上しております。  土木費については、道路維持費に通学路等市内9カ所の交差点に、歩行者が自動車事故に巻き込まれないよう防護柵を設置する工事費を計上し、道路新設改良費に中田堺堀線改良舗装工事として、矢本関の内運動公園グラウンドの照明塔移設に係る工事費等を計上しております。  また、都市計画総務費に矢本駅周辺の交通環境等整備に係る調査等業務委託料、集団移転事業費に令和の果樹の花里づくり事業に係る試験栽培及び調査委託料などを計上し、住宅管理費に災害公営住宅等の直営管理に伴うシステム導入業務委託料などを計上しております。  消防費については、消防施設費に消防団の救助能力向上のためのトランシーバー購入費などを計上しております。  教育費については、学校施設管理費に矢本東、矢本西、赤井の各小学校及び矢本第二中学校に係るフェンスの改修工事費を計上し、幼稚園振興費に幼児教育・保育無償化に伴う私立幼稚園運営経費に係る施設等利用者負担金を計上しております。また、体育施設管理費に矢本関の内運動公園北側駐車場整備に係る工事費などを計上しております。  災害復旧費については、社会体育施設災害復旧費に奥松島運動公園整備に係るスポーツ用品等の備品購入費を計上しております。  次に、歳入についてご説明申し上げます。市税については、固定資産税において、市が借用していた民有地の非課税措置解除や課税対象償却資産の増加などにより増額しております。また、軽自動車において、車両の買いかえ等による重課税車両の減少などから減額しております。  地方特例交付金については、幼児教育・保育無償化に係る保護者負担の減額分として、令和元年度は消費税増税に伴う収入がないため、国から臨時特例交付金として交付される額を計上しております。  地方交付税については、普通交付税の単位費用の増などにより増額計上し、震災復興特別交付税で東日本大震災復興交付金事業の増額に伴い増額しております。  分担金及び負担金については、民生費負担金及び教育使用料において、幼児教育・保育無償化に係る保護者負担金、幼稚園使用料の減額分を計上しております。  国庫支出金については、民生費国庫補助金の児童福祉費補助金に幼児教育・保育無償化に係る保護者負担金の減額分のうち、国庫負担金として子どものための教育・保育給付交付金を計上しております。また、教育費国庫補助金の小学校費補助金に鳴瀬桜華小学校防音工事に係る防衛施設周辺防音事業補助金を増額し、幼稚園補助金では幼児教育・保育無償化に伴い、世帯の所得に応じて補助していた入園費や幼稚園使用料の就園奨励費が不要となるため減額しております。  県支出金については、国庫支出金の幼稚園補助金と同様に、県負担分の就園支援事業補助金を減額しております。  寄附金については、指定寄附金として前教育長及び矢本高校同窓会からの寄附金を計上しております。  繰入金については、東日本大震災復興交付金事業基金繰入金に交付金関連事業の実績に基づく不用額の返還金、市営住宅基金繰入金に災害公営住宅等の直営管理に伴うシステム導入に係る財源などを繰り入れしております。  繰越金については、平成30年度決算に伴う前年度繰越金を計上しております。  諸収入については、民生費雑入に幼児教育・保育無償化の対象外となる副食費の個人負担金を計上しております。  市債については、矢本西市民センター建設事業債に係る建設工事費確定に伴い減額しております。  次に、議案第88号 令和元年度東松島市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてですが、既定の予算総額に981万2,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を44億4,461万円として編成しております。  その主な内容について、歳出では、諸支出金において、平成30年度一般会計繰入金精算に伴う精算返納額を計上しております。  また、歳入では、繰越金において、平成30年度決算に伴う前年度繰越金を計上しております。  なお、本補正予算案は東松島市国民健康保険運営協議会に諮問し、妥当なものと認めるとの答申を得ております。  次に、議案第89号 令和元年度東松島市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、既定の予算総額に35万8,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を3億6,115万円として編成しております。  その主な内容について、歳出では、諸支出金において、平成30年度一般会計繰入金精算に伴う精算返納額を計上しております。  また、歳入では、繰越金において、平成30年度決算に伴う前年度繰越金を計上しております。  次に、議案第90号 令和元年度東松島市介護保険特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、平成30年度保険給付費等の精算に伴う国県支出金等の返還金などの計上が主なものであり、既定の予算総額に6,434万5,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を33億937万5,000円として編成しております。  次に、議案第91号 令和元年度東松島市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、確定申告に伴う消費税及び地方消費税納付額の確定による公課費の追加計上であり、既定の予算総額に2万1,000円を増額し、歳入歳出の総額を1億2,454万3,000円として編成しております。  次に、議案第92号 令和元年度東松島市下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、歳入では、繰越金において、平成30年度決算に伴う前年度繰越金などを計上しております。  歳出では、雨水処理事業費における分筆登記業務委託料の計上が主なものであり、既定の予算総額に397万8,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を69億5,467万2,000円として編成しております。  以上で令和元年度各種会計9月補正予算の概要についての説明を終わりますが、何とぞ慎重にご審議を賜り、ご可決くださいますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。  済みません、訂正させていただきます。議案第91号の中で、「既定の予算総額に2万1,000円を増額し、歳入歳出の総額を1億2,456万3,000円として編成しております」ということで変更させていただきます。  以上でございます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。16番長谷川 博さん。 ◆16番(長谷川博) 今市長から提案いただきました。2つ、3つお聞きしたいと思います。  補正予算書の27ページです。健康増進センター費、修繕料として850万円措置しているのですが、この主な中身をお知らせください。  それから次に、30ページです。企業誘致推進費なのですが、ひびき工業団地、今提案理由の説明でも触れられましたが、岩塊撤去費用として669万6,000円計上しているのですが、この経過といいますか、てんまつといいますか、以前に説明があったのかどうかわかりませんけれども、もう一度お聞かせください。  それから、土木費ですが、次のページ、31ページです。これは道路維持費なのですが、道路管理事業道路維持修繕費として1,136万円、これ計上しているのですが、この中身についてもお知らせください。  それからもう一つ、32ページです。集団移転事業費、先ほど市長の提案理由でも触れられましたが、令和の果樹の花里づくり事業で試験栽培委託料並びに実現可能性調査業務委託料ということで計上しているのですが、なかなか市民的にはわかりにくいので、もう少しわかるような具体の中身をお知らせください。  以上です。 ○議長(大橋博之) 健康推進課長。 ◎保健福祉部健康推進課長(片倉義和) 健康増進センターの修繕料850万円についてお答えいたします。  こちらの修繕費につきましては、10月末に予定をしております設備機器の点検で長期休業に合わせまして修繕をするものの不足分を計上したものでございます。主なものにつきましては、送風機器の本体の交換やポンプ本体の交換などを予定しております。  以上でございます。 ○議長(大橋博之) 商工観光課長。 ◎産業部参事兼商工観光課長(生井浩二) 長谷川議員のご質問にお答えさせていただきます。  企業誘致推進事業でございます。こちらにつきましては、本年の4月に着工いたしましたサワの第3工場の建設のための掘削作業中に岩塊が出されたため、その撤去費用として市が負担するものでございます。平成29年のサワの第2工場の際も、市の企業立地優遇条例に基づいて同様の対応をしたところでございます。  以上でございます。 ○議長(大橋博之) 建設課長。
    ◎建設部建設課長(小野尚志) それでは、3つ目の質疑にお答えいたします。  道路維持修繕管理事業の1,136万7,000円の内訳でございますけれども、そのうち道路維持修繕工事といたしまして1,100万円、これにつきましては市長の説明のありましたとおり、交差点の防護柵の対策工事ということで、設置工事を予定しております。市内9カ所の交差点に防護柵の設置を予定しております。  それから、私道等の整備補助金といたしまして36万7,000円、これは矢本の上河戸地内の私道の整備に対する補助金でございます。  以上でございます。 ○議長(大橋博之) 復興都市計画課長。 ◎復興政策部復興都市計画課長兼政策事業推進室長(森祐樹) 政策事業推進室長です。試験栽培のほうと実現可能性調査の2つ上がっているのですけれども、試験栽培のほうに関しましては数種類、数十本単位で、そこの場所でちゃんと育つかというところも含め植樹をしまして、経過観察ですとか維持管理とかの業務として約500万円計上しております。  もう一つ、実現可能性調査のほうに関しましては、令和の果樹の花里づくりの事業の運営者の検討ですとか事業費の組み立てですとか、運営管理方法、地下水とか水質調査、土壌調査とあわせまして……土地交換による敷地の拡大とか、そういったところも今検討しようと思っていまして、実現可能性調査のほうは約3,000万円を復興交付金の効果促進事業で計上しています。先ほどの試験栽培のほうは一般財源で見ています。  場所については、野蒜の運河の南側になるのですけれども、エボルバさんの西側のほうの土地になりまして、まとまった2.6ヘクタールの防集で買った土地がございまして、そこを今対象地としております。  以上でございます。 ○議長(大橋博之) 16番長谷川 博さん。 ◆16番(長谷川博) わかりました。再質問なのですが、土木費の道路維持の関係で、9カ所の防護柵の設置費用だという説明だったのですが、具体的に9カ所というのはどの交差点を対象としているのか。  それから、私道の整備の補助金も計上しているのですが、これは具体的にどのあたりなのでしょうか。 ○議長(大橋博之) 建設課長。 ◎建設部建設課長(小野尚志) それでは、長谷川議員の再質問にお答えしたいと思います。  市内の9カ所を予定しておりまして、まず市役所の裏の上河戸下浦線、こちらの交差点を3カ所今予定しております。それから、西小学区地内の西小前26号線沿いの交差点2カ所を予定しております。それから、鳴瀬の未来中学校周辺の台前亀岡線と上野蒜大塚線の交差点1カ所、それから新東名地内の東名野蒜ケ丘線と東名新東名線の交差点1カ所、あと矢本二中学区内の川前線と七反谷地東西64号線、こちらの赤井学区のほうで2カ所の計9カ所、今年度の予定をしております。  続きまして、私道の助成ということで、上河戸地内の詳しい場所、西小学校と菩提樹の中間点付近ぐらいになりますけれども、こちらの私道の助成ということで補助金のほうを予定しております。  以上です。 ○議長(大橋博之) 7番小野 幸男さん。 ◆7番(小野幸男) それでは、まずは19ページの定住化促進事業補助金の1,750万ですが、これは何件分ぐらいの予算なのか。  それから、20ページの地区センター管理運営事業の建築場所。  それから、21ページの公用車維持管理事業で、車両借上料300万とありますが、これは何の車の借り上げだったのか。  それから、30ページで長谷川議員のほうからもありましたが、ひびき団地の岩塊撤去ですが、これ今までも何回かあったので、今後ももし企業が増築とかなんとかなったときに出る可能性というのが、私的には今回出たので、もしかするとあるのかなという心配があるのですけれども、その辺の対応策等々も兼ねてお聞きします。  それから、34ページの消防施設整備事業で、今回トランシーバーの購入とありますが、私も防災訓練等々で消防団の方々がトランシーバーで交信したり、あと地区の方々が交信しているのですけれども、不都合なトランシーバーもまだ若干ありまして、こいつは不足分なのか、それとも何かのために新規に購入するのか。もし新規で購入となった場合に、今聞いてみて不都合なトランシーバーも多分各地区に、うちらのほうも実際不都合なトランシーバーになっているので、その辺確認して、そういった部分はどうなのか、あわせてお聞きします。  以上でございます。 ○議長(大橋博之) 復興政策課長。 ◎復興政策部参事兼復興政策課長(八木繁一) ただいまの小野議員さんの質問の1点目でございます。定住化促進事業補助金の1,750万につきましては、35件分を見ております。ちなみに、当初で予算をとっておりましたが、もう既に10件以上の申し込みがございまして、昨年の2倍のペースで申し込みをされている状況でして、今後35件見ているというふうなことでございます。  以上です。 ○議長(大橋博之) 建築住宅課長。 ◎建設部建築住宅課長(津田富彦) 2点目の質問に回答いたします。  地区センター管理運営事業の学習等供用施設屋根改修工事の対象建物でございますけれども、2つございまして、1つ目は南区西地区センター、2つ目は中区地区センターが対象施設となっております。  以上です。 ○議長(大橋博之) 総務課長。 ◎総務部参事兼総務課長兼工事検査室長併選挙管理委員会事務局長併固定資産評価審査委員会書記長(山縣健) 3点目、予算書21ページ、車両等借上料300万円の部分でございます。これにつきましては、公用バス、現在新車のほうを来年の1月末を納車目標ということで今進めておりますけれども、その代替となる委託バスということでのバス借上料ということで今回計上しております。1回当たり5万円を見込みまして、約60回分ということで今回この金額を計上させていただいております。  以上です。 ○議長(大橋博之) 産業部長。 ◎産業部長(勝又研一) 3点目でございます。30ページのひびき工業団地の岩塊撤去に絡めて、今後のということでご質問いただきました。今回の場所につきましては、従前石切場だったところで、出ることが想定されていた中で第2期工事、第3期工事と引き続き出て、同様の支援をするという形になってございます。  残るひびき工業団地の用地につきましては、あとは一番奥の部分ということで、出る確率については従前調査した中では低いというふうに見込んでおりますが、工場の基礎掘りの深さ等によっては岩塊の可能性はあるので、万が一出てきた場合には同様の対応が必要というふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(大橋博之) 防災課長。 ◎総務部参事兼防災課長(齋藤友志) 予算書の34ページでございます。消防施設費のうち備品納入費、消防団のトランシーバーの購入についてお答えいたします。  今回は、トランシーバーを合わせて33台購入予定でございます。これをもって市内消防団31部ございますけれども、各3台ずつ、合わせて93台の整備が完了するということでございます。  そして、今回で整備については完了ということで考えておりますけれども、先ほど議員からお話あったとおり不備なトランシーバーについては再度確認させていただきまして、修繕等の対応をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。  以上です。 ○議長(大橋博之) 5番土井 光正さん。 ◆5番(土井光正) 説明書の中の6ページでしょうか、債務負担行為補正の中で自動車運転技能向上トレーニングアプリ使用料とあります。これは具体的にどのような内容で、何のための使用料なのかをお伺いしたいというようなことです。  あと14ページの中の宮城県骨髄ドナー助成事業補助金というのが計上されておりますが、これは何人の方が対象になっているのかというようなことです。  それから、30ページ、土木費の中の急傾斜地周知点検事業というのは、これは具体的にはどのような内容の事業なのかをお伺いしたいということです。  それから、31ページ、先ほどちょっと長谷川議員のほうからも話がありましたが、9カ所の防護柵を今回設置するというような話になっておりますが、これは多分大津市の交通事故のことを受けて、市内でも点検をした結果という形でこの事業をされるという形だと思いますが、先ほどちょっと年度の事業というふうな話があったのですが、全体で点検した結果、そのような危険な場所というのは何カ所あったうちの9カ所なのかというようなことをお伺いしたいと思います。  それから最後に、40ページの中に矢本海浜緑地休養施設整備事業というのが今回計上されておりますが、具体的な内容をお伺いしたいと思います。  以上、よろしくお願いします。 ○議長(大橋博之) 防災課長。 ◎総務部参事兼防災課長(齋藤友志) では、予算書の6ページ、自動車運転技能向上トレーニングアプリ使用料についてご説明させていただきます。  今回導入させていただきますアプリにつきましては、東北大学加齢医学研究所、川島 隆太先生が所属されている研究チームと仙台放送が共同開発いたしました自動車運転技能向上トレーニングアプリでございます。今年度については2セット使用契約をさせていただいて、2年間お借りする予定にしております。  内容的には、既にご承知かと思いますけれども、このゲームを使用することによって自動車運転の技術の向上もそうですけれども、認知力、あと活力も向上したというような結果が出ておりますので、本市におきましても高齢者の方々の安全運転寿命の延長を目標といたしまして、初めて取り組みをさせていただくものでございます。  以上でございます。 ○議長(大橋博之) 健康推進課長。 ◎保健福祉部健康推進課長(片倉義和) それでは、予算説明書の14ページの宮城県骨髄ドナー助成事業補助金についてお答えいたします。  こちらについては、歳出のほうも関連しますので、歳出の27ページをごらんいただきたいと思います。保健衛生費の保健衛生総務費に骨髄バンクドナー助成金として28万円補正をさせていただいております。こちらについては、当初予算で1名分、ドナーの助成金を予算化しておりましたが、既に1名助成金を交付している中で、今年度についてはもう一名既に骨髄ドナーの提供された方がおりまして、その分1名分と、それからさらにもう一名分予備で、2名分補正予算を組ませていただきました。それに伴いまして、その2分の1の金額を歳入のほうに予算計上したものでございます。  以上です。 ○議長(大橋博之) 建築住宅課長。 ◎建設部建築住宅課長(津田富彦) 予算書30ページの急傾斜地周知点検事業の手数料について説明いたします。  こちらの内容ですけれども、こちらは急傾斜地が災害によりまして土砂崩れなどを起こし、道路や民間の家に土砂や倒木が流れてきた場合、市のほうで撤去費として1件当たり25万円程度の手数料を支出する内容となっております。  以上です。 ○議長(大橋博之) 建設課長。 ◎建設部建設課長(小野尚志) それでは、4点目、予算書の31ページ、道路維持修繕工事の防護柵の件についてお答えいたします。  こちらにつきましては、横断歩道の設置箇所の洗い出しをしておりまして、現在市内国道、県道、市道を合わせますと115カ所を横断歩道がある交差点ということで把握はしております。そのうち国道、県道につきましては今後危険箇所、必要であろうという箇所等も含めまして、国、県のほうに要望をしていきたいと思っております。  市道におきましては、57カ所現在ございますけれども、こちらにつきましても通学路の関係、交通量の関係等今後精査させていただきまして、必要な箇所については随時予算化をしていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(大橋博之) 復興都市計画課長。 ◎復興政策部復興都市計画課長兼政策事業推進室長(森祐樹) 5点目、予算書のほう40ページになります。矢本海浜緑地休養施設の附帯整備工事なのですけれども、こちらのほうは盗難に遭ったポンプの復旧はしたものの、施設にまだ防犯上の不安があるということで、防犯カメラの増設と、あとは国旗掲揚塔をつくる工事としております。  以上でございます。 ○議長(大橋博之) 5番土井 光正さん。 ◆5番(土井光正) 1点だけ、自動車運転性能向上トレーニングアプリの関係なのですが、これは内容はわかりましたけれども、どのような場所で、誰が使うのかというようなこと、具体的にちょっとそれが見えていなかったので、その辺だけもう一点お願いします。 ○議長(大橋博之) 防災課長。 ◎総務部参事兼防災課長(齋藤友志) まず、契約予定といたしましては、来月から使用できるようにということで補正予算を承認いただいた後、速やかに契約行為をさせていただきたいと思います。今回の場合につきましては、市役所の本庁舎、それと市の社会福祉協議会の事務室のほうをお借りして、2カ所で高齢者の方々を中心として無料で体験していただこうと思っています。その上で、その後使用結果等、利用状況等を見ながら、将来的には各市民センター単位とか、そういったものまで考えたいなということで今構想を練っているところでございます。  以上です。 ○議長(大橋博之) 10番阿部 としゑさん。 ◆10番(阿部としゑ) 26ページの放課後児童保育施設整備事業の中の赤井南小学校放課後児童クラブ増築工事について、どの程度の増築工事なのでしょうか。 ○議長(大橋博之) 建築住宅課長。 ◎建設部建築住宅課長(津田富彦) 予算書26ページの放課後児童保育施設整備事業について説明いたします。  今回増築する工事の予定面積ですけれども、延べ床面積250平米を予定しております。2階建ての木造で250平米を計画しております。  以上です。 ○議長(大橋博之) 2番上田 勉さん。 ◆2番(上田勉) 8つばかりあるのですけれども、21ページの20目の13、15に当たりますけれども、スマート防災エコタウン運営事業で95万7,000円出ていますけれども、この内容について。  それから、その裏の22ページ、災害復興祈念公園周辺整備事業、祈念公園の看板設置工事、この内容を教えてください。  それから、24ページの2目の23のところの居宅介護事業で国県支出金返納金2,580万と書いてありますけれども、これ随分多いなということで内容を教えてください。  それから、30ページの3の観光費で宮城オルレ事業、これに71万ほど出ていますけれども、旅費とか書いていますけれども、この点について内容をちょっと教えてください。  それから、37ページの教育費の2目の中の19で私立幼稚園振興事業で4,700万、あと7,000万何がしが出ていますので、この辺の内容を教えてください。  それから、裏のページに入って、38ページの文化財保護費ですけれども、2番目に書いてある特別名勝松島活用整備事業、大浜湿地帯、これについていろいろ出ていますけれども、この進捗状況、内容について教えてください。  それから、39ページ、その下です。教育費の保健体育総務費で人件費、一般職のあれで1,300万ほど出ているのですけれども、これの内容について。  それから、その裏の40ページで矢本海浜パークゴルフ場の管理運営費で107万出ていますけれども、この内容についてお願いします。  以上です。 ○議長(大橋博之) 復興政策課長。 ◎復興政策部参事兼復興政策課長(八木繁一) 上田議員さんの質問の1点目でございます。スマート防災エコタウンの運営事業の中のスマート防災エコタウン電力マネジメント業務委託料の増額分でございますけれども、スマート防災エコタウンはHOPEのほうと業務委託をしておりまして、その中で今回ししど内科さんのほうに一部入っておりまして、そちらを道路工事の整備とあわせまして、その敷地の外に出すというふうなことで要望がございましたので、その分を増額したものでございます。  以上です。 ○議長(大橋博之) 防災課長。 ◎総務部参事兼防災課長(齋藤友志) 22ページになります。東日本大震災復興祈念公園看板設置工事についてご説明いたします。  今回は、本公園内の施設案内看板3基、それと西側駐車場の案内看板1基を予定しております。  以上でございます。 ○議長(大橋博之) 高齢障害支援課長。 ◎保健福祉部参事兼高齢障害支援課長(髙松美信) ご質問いただきました3点目、24ページの国庫支出金返納金につきましてでございます。こちらのほうにつきましては、障害者自立支援の給付金等に係ります国、県の返納分としまして2,578万7,679円、あわせまして地域生活支援事業費補助金返還分といたしまして、こちらのほうは国のみになりますが、1万8,000円ということの内訳となっております。  以上でございます。 ○議長(大橋博之) 商工観光課長。 ◎産業部参事兼商工観光課長(生井浩二) それでは、4点目の30ページ、宮城オルレ事業について説明させていただきます。  こちらにつきましては、まず特別旅費につきましては10月31日から11月2日、韓国の済州島で行われます済州オルレフェスティバルのほうに職員2名を参加させるということで予算計上しているところでございます。  もう一点目の手数料につきましては、これはオルレのコース上の整備費となっておりまして、砂砂利とか倒木の処理とかの手数料ということで50万円計上しているところでございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(大橋博之) 教育部長。 ◎教育部長(小山哲哉) 教育委員会に関する部分、説明をさせていただきます。  まず、37ページの幼稚園振興費の私立幼稚園振興事業でございます。こちらは、全てにおいて今回の幼児教育無償化に伴うものでございまして、減額する部分につきましては9月までの部分、執行している部分を除いて減額するというものでございます。逆にプラスの部分については10月以降の部分、その分を計上させていただきました。  次に、38ページ、大浜湿地の環境整備ということでございまして、こちらにつきましては追加の計上となってございます。来年度施工を予定しておりました散策路を横断します水路工事を、利用者が少なく、かつ雨量も少ない時期に前倒しで行うというもので、今回追加の補正をさせていただきました。  工事の進捗というところですけれども、実施設計は終わりましたけれども、まだ工事には入っていないという状況でございます。 ○議長(大橋博之) 総務部長。 ◎総務部長(奥田孝信) 39ページの人件費でございますが、令和元年の当初予算策定時点、前年の10月、11月なのですが、職員の給料につきましてはその時点の状態で算定させていただいております。今回オリンピック・パラリンピック推進室が新たにあった関係で、その職員の異動に伴う金額の移動といいますか、そういった形になります。 ○議長(大橋博之) 政策事業推進室長。 ◎復興政策部復興都市計画課長兼政策事業推進室長(森祐樹) 8点目になります40ページの矢本海浜緑地パークゴルフ場管理運営事業費なのですけれども、こちらのほう、パークゴルフ場がオープンになってから、やはり隣の公園から家族連れとかお子さんとかもいっぱい食事に来たりとかというのがありまして、カウンターテーブルの増設とか、子供用の椅子ですとか、そういったものを主に計上しております。  以上です。 ○議長(大橋博之) 15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) 21ページ、震災対策費の行政経営課分ということで基金管理事務の東日本大震災復興基金積立金というのがありますよね、2,270万8,000円。その次に復興政策課分の基金管理事務で返納金が25億8,202万6,000円ですか、何か返すのがもったいないような気がするのですが、その下に基金積立金があるのです。返納金あり積立金があるのですが、この関連を説明してもらえませんか。  それから、40ページの矢本海浜緑地の500万の関係なのですが、これは盗難があったということで盗難防止のカメラ、では被疑者のほうはどういうふうになっているのか。警察に恐らく届けたと思うのですが、どういうふうになっているのですか。  それから、99ページの下水道会計なのですが、公共下水道建設費で委託料がマイナス1,000万、それで工事請負費が1,000万ということで、トータルでプラ・マイ・ゼロなのですが、これの測量設計業務委託料が減で下水道管渠等の工事が恐らく1,000万だというふうな感じがするのですが、なぜこういうふうなことになっているのか説明してください。  以上。 ○議長(大橋博之) 行政経営課長。 ◎総務部参事兼行政経営課長(藤田英俊) まず、今回の東日本大震災復興基金積立金につきましては、30年度でそれぞれ事業費が確定したものの精算分を基金に戻すという形で、こちらのほうの予算を計上しているものでございます。 ○議長(大橋博之) 復興政策課長。 ◎復興政策部参事兼復興政策課長(八木繁一) その次の下の部分でございますけれども、復興交付金につきましては毎年行われます進捗見込み調査におきまして不用額が生じた場合、事業完了前でも返還するというふうなことになってございまして、令和元年度の調査におきまして復興庁のほうから、主に基幹事業の部分でこれからも発生しないというふうなものの部分が返還するものでございます。  あとその下の積み立てにつきましては、昨年度の生産の部分、執行残とかそういったものの積み戻しをするための予算となります。  以上でございます。 ○議長(大橋博之) 政策事業推進室長。 ◎復興政策部復興都市計画課長兼政策事業推進室長(森祐樹) 予算書40ページのほうの警察との話なのですけれども、盗難があってから容疑者らしき方が逮捕されて、一部報道でも盗難品がばっと映ったときに、ひょっとしたらあるかもしれないということで、警察のほうに問い合わせて押収したものを確認させてくださいということでお願いしたのですけれども、見せられませんということで断られまして、その後警察のほうから情報が来ていない状況になっています。  以上です。 ○議長(大橋博之) 下水道課長。 ◎建設部下水道課長(八木哲也) それでは、公共下水道建設費のほうでございます。まず、委託料、工事請負費でございますが、これにつきましては社会資本整備総合交付金を活用しました下水道施設のストックマネジメント策定計画によります改築更新工事の関連でございまして、市内公共下水道の中継ポンプ施設の改築更新の計画をしてございます。委託料につきましては、その部分の実施設計委託料ということで、入札執行して残金が出たというところでございまして、それを受けて工事費のほうでございますが、その中でも特に緊急性の高い中継ポンプ施設1カ所につきまして、今年度工事をするということで予算を計上してございます。  以上でございます。 ○議長(大橋博之) 15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) 21ページのさっきの復興政策課分の返納金の関係なのですが、トータルで25億8,202万6,000円返さなければいけないと、単純な考えからすれば非常にもったいないというような感じするのですが、結局は最終的に会計検査院なんか入れば返さなければいけないということなのですが、しかしやりようによっては何かこれ以下になるような感じはするような気がするのですが、だめなのですか。もったいないですね、これ。そのからくりを後で教えてください。  次に、先ほどの盗難の関係なのですが、ということは盗まれ損ということなのですか。  この2つを。 ○議長(大橋博之) 復興政策課長。 ◎復興政策部参事兼復興政策課長(八木繁一) 復興交付金の返納部分でございますけれども、議員さんのおっしゃるとおりで、大変もったいないなというふうに、市長のほうもそう申していました。ただ、これから先の見込みがない中で、いつまでも残しておくのもということで、利息につきましても返さなければならないものですから、復興庁の指示に従って返還するというものでございます。 ○議長(大橋博之) 政策事業推進室長。 ◎復興政策部復興都市計画課長兼政策事業推進室長(森祐樹) ちょっと時間がたっておりまして、警察のほうに再度状況というのを確認していなかったので、確認してみたいと思います。  以上です。 ○議長(大橋博之) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第87号から議案第92号までの6件は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、議案第87号から議案第92号までの6件は委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第87号から議案第92号までの6件を一括して起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、議案第87号ほか5件は原案のとおり可決しました。  暫時休憩します。    午後 2時25分 休憩                                              午後 2時35分 再開 ○議長(大橋博之) 再開します。 △日程第26 認定第1号 平成30年度東松島市一般会計決算の認定について △日程第27 認定第2号 平成30年度東松島市国民健康保険特別会計決算の認定について △日程第28 認定第3号 平成30年度東松島市後期高齢者医療特別会計決算の認定について △日程第29 認定第4号 平成30年度東松島市介護保険特別会計決算の認定について △日程第30 認定第5号 平成30年度東松島市農業集落排水事業特別会計決算の認定について △日程第31 認定第6号 平成30年度東松島市漁業集落排水事業特別会計決算の認定について △日程第32 認定第7号 平成30年度東松島市下水道事業特別会計決算の認定について △日程第33 認定第8号 平成30年度東松島市大曲浜地区土地区画整理事業特別会計決算の認定について ○議長(大橋博之) 日程第26、認定第1号 平成30年度東松島市一般会計決算の認定について、日程第27、認定第2号 平成30年度東松島市国民健康保険特別会計決算の認定について、日程第28、認定第3号 平成30年度東松島市後期高齢者医療特別会計決算の認定について、日程第29、認定第4号 平成30年度東松島市介護保険特別会計決算の認定について、日程第30、認定第5号 平成30年度東松島市農業集落排水事業特別会計決算の認定について、日程第31、認定第6号 平成30年度東松島市漁業集落排水事業特別会計決算の認定について、日程第32、認定第7号 平成30年度東松島市下水道事業特別会計決算の認定について及び日程第33、認定第8号 平成30年度東松島市大曲浜地区土地区画整理事業特別会計決算の認定についての8件を一括議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 平成30年度東松島市一般会計並びに特別会計決算の認定をお願いするに当たり、その概要についてご説明申し上げます。  初めに、平成30年度の予算執行の主な成果について、私が掲げた7つのマニフェストに沿ってご説明申し上げます。  まず、マニフェスト1つ目の復興の加速と完結については、国が復興期間と定めた令和2年度末までの復興事業完結に向け、平成30年度は柳の目西住宅100戸の完成に伴い、計画戸数1,101戸の災害公営住宅整備事業が全て完了するとともに、道路や下水道、防災盛り土などの事業進捗に努め、復興交付金事業計画全体に対する平成30年度末現在の執行率は83.4%となっております。  また、創造的復興の実現に受けて、人口減少対策や地域活性化に大きくつながる全寮制の私立高等学校誘致にも着手しました。  マニフェスト2つ目の企業誘致による人口減少対策、雇用対策では、宮城県への職員派遣等により県と連携を強化し、推進強化による推進体制づくりを進めるとともに、東京及び名古屋で開催された宮城県企業立地セミナーを初め、さまざまな機会を通じてトップセールスに努め、あわせて企業立地優遇制度を拡充するなどしております。その結果、平成30年度は8社との立地協定締結や工場増設など、立地企業の事業計画では約240人の雇用創出が図られることとなっております。  また、商工・観光では、昨年10月8日に宮城県の強力な支援により、宮城オルレ奥松島コースがスタートし、ことし7月までのコース利用者が9,094人を数えるなど、通年型の観光に結びつくとともに、東松島夏まつりや松島基地航空祭の本格再開、さらにはキボッチャのオープンなどによる年間宿泊者数は2万9,569人増の8万2,410人となり、年間宿泊者数は震災前の平成22年の7万8,433人を上回るなどの成果がありました。  さらに、2年目となったツール・ド・東北では、仙台方面から松島湾を船で渡るグループライド&クルージングコースが設けられ、宮戸からの本市のコースを楽しんでいただき、本市の観光PRにつながるとともに、仙台・松島復興観光拠点都市圏(DMO)や石巻圏観光推進機構(DMO)とともに、インバウンド増等に向けた取り組みを展開しております。  マニフェスト3つ目の農業、漁業の振興と6次産業化については、国、県と一体で被災農地復旧に努めた結果、30年度までに1,370ヘクタール全て完了するとともに、圃場整備事業の推進、農業生産法人や担い手の育成、園芸や宮戸の観光農園などの6次産業化推進、松くい虫被害対策推進などを図りました。また、漁業については月浜漁港の整備等を行い、本市の代表的な水産物のノリの水揚げ高については約19億円となり、前年度より4億1,000万円増、カキの水揚げ高については2億5,000万円となり、前年度より8,000万円増となりました。  マニフェストの4つ目の幼児教育無償化と子育て支援策の拡充、女性が活躍できる東松島市の実現のうち、子育て支援については定員75人の民間保育所の誘致を図り、石巻広域圏では初めてとなる夜8時までの延長保育が可能となるとともに、矢本東小学校、矢本西小学校及び赤井小学校の放課後児童クラブを校地内または学校隣接地に建設しました。  マニフェスト5つ目の高齢化社会の到来に備えた福祉の充実、パークゴルフ場の設置による健康保持増進、医療体制確保については、地域包括ケアシステムの構築に向けた体制の充実、強化を図るため、認知症施策として認知症初期集中支援チームを設置し、認知症の方や家族への早期における支援体制を充実するとともに、認知症カフェを市内3カ所に開設し、参加者同士の交流や認知症啓発に取り組んでおります。また、市内58カ所で百歳体操を実施し、高齢者の通いの場を創出し、介護予防を進めました。  さらに、地域の高齢者の総合相談窓口として、これまで1カ所だった地域包括支援センターを平成30年4月に真壁病院内に設置しました。これにより市内の担当地区を東部と西部に分け、2カ所体制での運営が可能となり、よりきめ細かな相談、支援を行うことができました。  また、パークゴルフ場の設置による健康保持増進については、ことし4月のオープンに向け、防衛省の補助事業により休憩施設、クラブハウスでございますが、建設を進めました。  マニフェスト6つ目の人材育成、学力向上、文化・スポーツ振興は、人材育成に向け、子供会活動等支援ボランティア、ジュニアリーダーの養成のため、初級、中級、上級の各研修会への参加等を行いました。  学力向上については、学校におけるICT環境の充実、整備を図るため、矢本西、大曲、赤井、大塩の各小学校に電子黒板等を導入するとともに、夏休み5日間短縮により学習時間の増を図り、あわせて全小中学校へのエアコン設置に向け、平成30年度は先行して大曲小学校に整備し、子供たちからは大変喜んでいただきました。  また、スポーツ振興については、奥松島運動公園の復旧工事に着手しました。  マニフェスト7つ目の松島基地との共存共栄、仙石線や国、県の施設の活用について、まずは航空自衛隊松島基地については、東松島夏まつりや航空祭及び防災訓練での相互協力のほか、平成30年度はパークゴルフ場休憩施設への防衛省助成金の活用、基地幹部職員の本市危機管理監への登用、2020東京オリンピック・パラリンピック聖火の来年3月20日松島基地に到着決定などの成果があり、本市の発展に向け、今後も基地との共存共栄を図ってまいります。  また、JRについては、仙石線の整備と利便性向上に受けて、関係自治体とともに要望を行うとともに、矢本駅南北避難通路整備に向けた協議を進めました。さらに、県に対しては、松島自然の家の早期整備や、土木・農林漁業に係る施策充実の要望会を実施したほか、国も含めて私のネットワークを十分生かし、復興を初め、さまざまな取り組みに関して要望や意見交換を実施しました。  以上の取り組みとともに、昨年6月に政府からSDGs(持続可能な開発目標)未来都市として、全国29自治体の一つに被災3県の中で唯一選定され、本市としては東北で選定された3自治体によるSDGs東北サミットを1月に開催し、市民への周知を進めました。  続いて、決算額についてご説明申し上げます。認定第1号 平成30年度東松島市一般会計決算については、予算総額385億9,640万1,700円を執行した結果、歳入決算額は国、県の復興関連補助・交付金の減などにより、前年度比約74億円減の372億5,201万352円、歳出決算額は同じく復興事業の減などにより、前年度比約66億円減の362億8,623万2,202円となり、歳入歳出差し引きでは前年度比約9億円減の9億6,577万8,150円となりました。  この歳入歳出差引額については、各種復興交付金事業を初め、災害復旧事業などに係る翌年度に繰り越すべき財源が4億4,487万4,000円ありますので、実質収支は5億2,090万4,150円となり、そのうち地方自治法第233条の2の規定に基づき3億円を財政調整基金に積み立て、残額2億2,090万4,150円を翌年度へ繰り越しております。  なお、主な財政指標についてですが、財政構造の弾力性を示す経常収支比率は、前年度比2.9%増の88.3%となっておりますが、財政力指数は前年度比0.03ポイント増の0.45になるとともに、実質公債費比率は3カ年平均で1.9%減の6.6%と改善されており、健全財政は維持しております。  次に、認定第2号 平成30年度東松島市国民健康保険特別会計決算については、予算総額47億3,343万4,000円を執行した結果、歳入決算額46億2,070万6,134円、歳出決算額45億1,904万3,419円、歳入歳出差し引き1億166万2,715円が実質収支額となり、地方自治法第233条の2の規定に基づき6,000万円を財政調整基金に積み立て、残額4,166万2,715円を翌年度に繰り越しております。  次に、認定第3号 平成30年度東松島市後期高齢者医療特別会計決算については、予算総額3億8,180万9,000円を執行した結果、歳入決算額3億8,907万955円、歳出決算額3億7,908万6,676円となっており、歳入歳出差し引き998万4,279円を翌年度へ繰り越しております。  次に、認定第4号 平成30年度東松島市介護保険特別会計決算については、予算総額31億7,400万4,000円を執行した結果、歳入決算額が31億5,807万8,495円、歳出決算額30億8,941万5,870円となり、歳入歳出差し引き6,866万2,625円を翌年度に繰り越しております。  次に、認定第5号 平成30年度東松島市農業集落排水事業特別会計決算については、予算総額1億2,732万4,000円を執行した結果、歳入決算額1億2,664万2,431円、歳出決算額1億2,569万2,095円となり、歳入歳出差し引き95万336円を翌年度に繰り越しております。  次に、認定第6号 平成30年度東松島市漁業集落排水事業特別会計決算については、予算総額789万5,000円を執行した結果、歳入決算額772万563円、歳出決算額754万3,197円となり、歳入歳出差引額は17万7,366円を翌年度に繰り越しております。  次に、認定第7号 平成30年度東松島市下水道事業特別会計決算については、予算総額44億9,293万6,000円を執行した結果、歳入決算額44億8,995万4,264円、歳出決算額44億4,732万6,261円、歳入歳出差し引き4,262万8,003円となり、繰越明許費として翌年度に繰り越すべき財源2,138万4,000円がありますので、実質収支2,124万4,003円を翌年度に繰り越しております。  次に、認定第8号 平成30年度東松島市大曲浜地区土地区画整理事業特別会計決算については、予算総額7億9,991万9,000円を執行した結果、歳入決算額は7億9,978万1,882円、歳出決算額4億9,537万5,562円、歳入歳出差し引き3億440万6,320円となり、繰越明許費として翌年度に繰り越すべき財源2億8,619万5,000円がありますので、実質収支1,821万1,320円を翌年度に繰り越しております。  今後も復旧・復興の早期完結とともに、SDGsの方向性に沿って、本市の将来に向けた地方創生の実現を図りながら、財源の確保や経費の縮減等により健全財政の維持に努めてまいります。  なお、この決算書については、地方自治法第233条第2項の規定に基づく決算審査意見書とともに、同条第5項の規定に基づく一般会計並びに特別会計主要施策の成果説明書を添付しております。  詳細については会計管理者から説明させますので、ご審議の上、認定を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) 会計管理者、補足説明。 ◎会計管理者兼会計課長(平塚孝行) 平成30年度東松島市一般会計並びに特別会計決算の認定をお願いするに当たり、市長の補足説明を申し上げます。  決算書については、令和元年5月31日の出納閉鎖後、速やかに調製作業を行い、令和元年7月5日に市長に提出し、市長から監査委員の審査に付すとともに、先般8月27日に監査委員から審査意見書を提出いただいております。  なお、市長説明と重複する部分については説明を割愛いたします。  初めに、認定第1号 平成30年度東松島市一般会計決算についてご説明申し上げます。平成30年度は、被災者の住宅再建支援や災害公営住宅整備及び避難道路整備などの復興事業、小学校や社会体育施設及び漁港などの災害復旧事業とともに、総合計画及び市長マニフェストに沿った各種事業を展開した決算内容となっております。  その財源となる歳入の主なものについては、市税は個人市民税では給与所得者の増加などにより所得割算定額が増となり、また固定資産税では住宅再建による新築家屋の増加及び課税免除区域の縮小により増となるなど、市税全体では前年度と比較し増となっております。  地方交付税については、普通交付税において個人市民税、固定資産税の増加及び合併算定がえの段階的縮減などによる減、震災復興特別交付税に係る補助直轄事業分の減などにより、前年度と比較し減となっております。  国庫支出金については、災害復旧費負担金の国庫負担金や補助金の減により、前年度と比較し減となっております。  県支出金につきましては、農業費補助金、農林水産業施設災害復旧費補助金などで増となり、前年度と比較し増となっております。  財産収入については、JR仙石線鉄道用地に係る土地売払収入の減などにより、前年度と比較し減となっております。  寄附金では、ふるさと納税寄附金の増により、前年度と比較し増となっております。  繰入金については、雨水処理事業や災害公営住宅整備事業に係る東日本大震災復興交付金事業基金繰入金で減となり、前年度と比較し減となっております。  繰越金については、道路新設改良事業や避難道路整備事業に係る繰越金の減により、前年度と比較し減となっております。  諸収入については、東日本大震災災害援護資金貸付金借受人償還金の増により、前年度と比較し増となっております。  市債では、矢本西市民センター建設事業債や火葬場整備事業債などで増となり、前年度と比較し増となっております。  次に、歳出の主な事項をご説明申し上げます。総務費については、私立高等学校整備事業費補助金、東名コミュニティー道路整備に係る土地購入、矢本西市民センター建設工事などの増により、前年度と比較し増となっております。  民生費については、臨時福祉給付金で減となりましたが、矢本東小学校、矢本西小学校、赤井小学校放課後児童クラブ新築工事などにより、前年度と比較し増となっております。  衛生費については、火葬場新築工事などにより、前年度と比較し増となっております。  農林水産業費については、漁港施設機能強化工事などで減となりましたが、被災地域農業復興総合支援事業の事業完了に伴う基金返納金の増により、前年度と比較し増となっております。  土木費については、災害公営住宅整備事業に伴う柳の目西地区災害住宅の土地、建物購入や市営住宅基金積み立てなどで増となりましたが、雨水排水施設整備事業に係る下水道事業特別会計繰出金の減により、前年度と比較し減となっております。  教育費については、矢本東小学校講堂改造工事、矢本海浜緑地休養施設建設工事などにより、前年度と比較し増となっております。  災害復旧費については、漁港災害復旧工事、奥松島運動公園災害復旧工事などで増となりましたが、鳴瀬第二中学校災害復旧事業などで減となり、前年度と比較し減となっております。  次に、認定第2号 平成30年度東松島市国民健康保険特別会計決算についてご説明申し上げます。歳入についてですが、資産割を廃止し、都道府県単位化に合わせて税率を大幅に改正したことにより、国民健康保険税が減、県支出金については都道府県単位化により保険給付費の財源が県からの交付金となり増となりましたが、歳入全体では前年度と比較し減となっております。  次に、歳出についてですが、歳出決算総額の約7割を占める保険給付費は、1人当たりの医療給付額は増加しているものの、被保険者数は減となり、国民健康保険事業費納付金は都道府県単位化により県に納める納付金が皆増となりましたが、歳出全体では前年度と比較し減となっております。  次に、認定第3号 平成30年度東松島市後期高齢者医療特別会計決算についてですが、歳入では後期高齢者医療保険料が被保険者数の増加により増となり、歳出では決算総額の9割以上を占める後期高齢者医療広域連合納付金が増となり、歳入歳出とも前年度と比較し増となっております。  次に、認定第4号 平成30年度東松島市介護保険特別会計決算についてですが、歳入では介護保険料が第1号被保険者数の増加により増となり、歳出では保険給付費が要介護、要支援認定者数の増加により増となるとともに、地域支援事業費が介護予防・生活支援サービス事業費等の増により、歳入歳出とも前年度と比較し増となっております。  次に、認定第5号 平成30年度東松島市農業集落排水事業特別会計決算についてですが、歳入では分担金及び負担金で農業集落排水事業分担金が減、使用料及び手数料で農業集落排水処理施設使用料が増となり、歳出では農業集落排水施設管理費の施設維持管理委託料で増となりましたが、歳入歳出とも前年度と比較し減となっております。  次に、認定第6号 平成30年度東松島市漁業集落排水事業特別会計決算についてですが、歳入では使用料及び手数料で漁業集落排水処理施設使用料が増となり、歳出では漁業集落排水処理施設費が管理委託料で増となっております。歳入歳出とも前年度と比較し増となっております。  次に、認定第7号 平成30年度東松島市下水道事業特別会計決算についてですが、歳入では下水道事業受益者負担金が防災集団移転事業の宅地造成の完了に伴い減となり、使用料及び手数料で下水道使用料が増となりましたが、国庫支出金では社会資本整備総合交付金が減となっており、歳入全体では前年度と比較し減となっております。  また、歳出では、総務費の総務管理費で雨水建設復興事業の繰り越しに伴う消費税及び地方消費税の納付により増となり、下水道事業費の下水道建設費では工事請負費などが減となるとともに、雨水処理事業費の雨水建設費で管路整備等の進捗に伴う工事請負費の減などにより、歳出全体では前年度と比較し減となっております。  次に、認定第8号 平成30年度東松島市大曲浜地区土地区画整理事業特別会計決算についてですが、歳入のうち繰入金は主に復興交付金事業に伴う一般会計繰入金であり、繰越金は進出企業との調整や復旧事業等への充当が主なものであります。  また、歳出は、企業進出の土地区画整理事業に係る造成等の工事請負費や換地処分設計業務委託料などとなっており、歳入歳出とも前年度と比較し減となっております。  なお、平成30年度予算執行に伴う資金運用については、A3判プリントの平成30年度各種会計月別出納一覧表で各会計の各月ごとの歳入歳出と残金を示し、黒の三角印はその会計が資金不足となった月を示しております。それぞれの会計は、独立した出納管理をしておりますので、資金に不足を生じる場合があり、不足が生じた会計には余裕のある会計から一時繰りかえ運用により資金を運用し、一時借り入れもなく、収入、支出の業務を滞りなく行うことができました。  以上で平成30年度東松島市一般会計並びに特別会計決算に係る市長の補足説明といたします。 ○議長(大橋博之) 次に、監査委員より平成30年度東松島市一般会計及び特別会計に係る決算審査意見書等についての概要の説明を求めます。代表監査委員。     〔代表監査委員 土井 一朗 登壇〕 ◎代表監査委員(土井一朗) それでは、早速説明に入らせていただきます。  平成30年度東松島市各種会計歳入歳出決算に関する所感及び審査意見書の内容をご説明いたします。  既にご承知のとおり、本年度から監査手法を見直し、業務の大転換を図ってございます。従来は、監査資源の不足を理由に計数重視と基幹的な側面を強く作用させてまいりましたが、今審査から監査委員は自治体の主治医とされる機能、これに光を当て、可能な限り詳細なデータ収集と分析に努め、事実の数々を客観的に評価してございます。よって、十分に機能した部分は称賛し、機能不全と思われる部分あるいは改善を期待する部分に関しましては審査意見を処方してございます。  では、意見書についてご説明いたします。1ページをごらんください。1、審査の対象、2、審査の期間、3、審査の方法についてはごらんのとおりでございます。  4、審査の結果でございます。審査に付された各会計の決算及び附属書類は、いずれも関係法令に準拠して作成されており、各計数は証書類と合致したことから適正と認めてございます。  5、審査の背景及び経過については、既に熟読いただいていることと思いますので、審査意見について要約してご紹介させていただきます。  18ページをごらんください。6、審査意見、本審査では全事務事業のカルテ化を初め、基幹計画と資源配分の妥当性、職員の勤勉さ、事業目的の達成状況、課題克服に向けた研究姿勢等々、本市組織が統制のきいた良好な状態である事実が随所に見られました。  顧みますれば、震災によって物心両面の喪失状態に陥った混乱期から幾多の試練を乗り越えた復旧期、創造的復興を合い言葉に加速を続ける現在に至るまで、どの段階においても職員同士の支え合いと、遵法を前提とした業務の効率性や有効性追求は不可欠なものでありました。このようなことと上記事実群の評価を考え合わせますと、この姿は必然とも感じております。  では、意見についてご紹介いたします。(1)、施策体系と事務事業群体系の確立について。冒頭で評価しましたとおり、本審査時から全事務事業がカルテ化されました。本体系では、各事務事業の根拠法令、事業目的、市民生活への影響度等々も再確認されており、これは事務事業の波及効果を正しく増大させる環境が整ったことを意味します。今後は、より一層深く研究され、独創的で効果的な事業とされることを期待するものであります。  (2)、内部統制制度について。地方自治法第150条の新設により、地方自治体は原則として内部統制制度の導入が義務化されました。本市は努力義務となっております。さきに述べたとおり、全業務のカルテ化を初め、本市取り組みには独創的かつ先駆的なものが数多く見受けられます。このような組織能力、いわゆる資産を関係省庁や県、あるいは本市へ移住を検討している方々、ふるさと納税を検討している方々に対し整理して開示することにより、外部からの各種の資源調達が容易になると推測されます。  以上の観点からも、内部統制制度に準じたさまざまな評価の準備について検討され、組織能力という資産の分類と整理、開示を期待いたします。  (3)、職員の働き方改革について。既に評価しましたとおり、全体平均でも非常に勤勉な出勤と勤務内容でした。一方、この勤勉さが裏目に出て、年次有給休暇の取得状況が低調となりました。管理職におかれましては、所属職員の業務進捗度、勤務状態、休暇取得状況を把握し、適切な助言と指導に努められることを期待いたします。  (4)、組織について。組織については、以下の5点に関して改善または制度の新設を期待します。  ア、構造的問題の解消。総務課人事班は、本組織の構造面や人資源配分に関する優位性を創造する一方、震災前からの業務範囲を維持しているため、膨大な処理の時間を要してきました。解消方針として、令和2年度からシステムを導入する予定ですが、その際は各担当課に権限を移譲し、人事班は支援機関に徹することが望ましいと思料いたします。  イ、人事異動時期の分散について。住民移動が集中する年度末から年度初めにおける職員異動は組織にとって大きなリスクであることから、窓口担当職員の異動は9月が望ましいと思料されます。  ウ、人員融通による業務量の調整体制について。事務機器の性能向上に伴って事務効率の大幅な向上が見られる一方、税務課のように個人の情報を確認しながら丁寧な入力を要する作業が存在します。以上から、年度内における業務繁忙期と閑散期で人員を融通する柔軟な制度を早期に導入され、業務の偏りを解消されたいと希望いたします。  エ、良好な人間関係の構築と維持について。人間関係の悪化による報告、連絡、相談の不徹底は致命的なミスへつながります。今回のヒアリングでは、全課長と班員の関係は良好との回答でしたが、引き続き良好な人間関係の維持に努められますよう希望いたします。  オ、業務の外部化による人件費対策の早期対応について。人件費の増嵩は、経常収支比率の上昇、これらにもあらわれております。建築住宅課が研究していますように、業務委託手法に市内企業を利用し、その活動によって発生する税収分を実質的な削減指標とする視点も合理と感じました。この視点によれば、毎年同時期、同内容の契約事務の一括外注を初め、窓口サービス業務、車両管理などは同様の手法で外部委託が可能と思料されます。早期の対策について研究を深められることを希望いたします。  (5)、結びに。本決算審査で得られた結果は、これまでの復興事業の成果や、施策が市内景況に大きく寄与したものとなりました。自力再建した人々を中心に土地や家屋の税収が伸び、災害公営住宅を中心に住宅使用料も伸びました。これらは復興事業が実を結んだものであることに間違いありません。  また、税収にはつながらなかったものの、平成30年度は18事業者が市内に増加したことも明るい兆しと言えます。特筆すべきは、納税義務者が昨年度比で320人増加し、総所得額は19億円余の伸びを記録したことです。以上の出来事の数々は、本市施策の縦横の糸となり、市民生活を下支えした結果とも推察され、誇らしいとともに喜ばしい限りであります。しかしながら、この裏側には市民の皆様の努力があったことを決して忘れてはなりません。常にサービス提供者の最高峰を目指す姿勢を今後とも全職員が保たれることを希望いたします。  現在は、復興特需を背景としている景気の上昇気流ですが、今後は市内産業や人資源を活用した上昇気流へと昇華させるため、新たな政策による継続的な活性刺激を期待するものであります。  「東松島いっしん」に次の3つの期待を込め、結びといたします。心を一つに支え合い(一心)、さまざまな課題を知恵によって克服し(一新)、創造的復興をなし遂げながら(一進)、持続可能な未来へと邁進されることを心から願うものであります。  21ページをお開きください。財政健全化審査につきましては、書面のとおりでございます。  以上で説明を終了いたします。どうもありがとうございました。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由並びに決算の概要の説明を終わります。  認定第1号 平成30年度東松島市一般会計決算の認定についてほか7件の議事を中止します。  暫時休憩します。    午後 3時17分 休憩                                              午後 3時18分 再開 ○議長(大橋博之) 再開します。 △日程第34 請願第1号 看護師確保に関する請願書 ○議長(大橋博之) 日程第34、請願第1号 看護師確保に関する請願書を議題とします。  請願書の朗読を省略し、直ちに紹介議員より趣旨説明を求めます。紹介議員、熱海 重徳さん。     〔6番 熱海 重徳 登壇〕 ◆6番(熱海重徳) 本日は、日程の最後ということで、貴重なお時間を割いていただき、大変ありがとうございます。  また、議長を初め各議員の皆様におかれましては、今回の取り扱いや内容について議論を深めていただきましたこと、改めて感謝申し上げます。  今回の提出に至りました経緯については、現在医療業界だけでなく、さまざまな業界業種で人材不足が深刻化しており、私も介護従事者の一人として、その思いは痛感しております。そのような状況のもと、桃生郡医師会の皆様には平成19年度末に深谷病院が閉鎖されて以降、その使命感から、何とかやりくりしながらもお互い連携し、地域医療に貢献していただいてこられました。  しかしながら、さきに配付されました敬老会の資料にもございましたが、本市も高齢化が進み、高齢化率は年々上昇しております。このままでは医療体制において、患者の受け入れ、医療サービス等に支障を来すことが予想され、皆様に一計を案じていただきたく請願に至りましたことをご理解いただければと思います。  それでは、請願書を朗読させていただきます。令和元年8月26日、東松島市議会議長大橋 博之様。請願者、宮城県東松島市赤井字第54番地8、一般社団法人桃生郡医師会会長神部 廣一。紹介議員熱海 重徳、齋藤 徹、櫻井 政文、熊谷 昌崇、石森 晃寿。  看護師確保に関する請願書。請願趣旨。地域の医療体制の充実、発展のためにご尽力されている貴台に心から敬意を表します。しかし、ここ数年にわたって政府の財政対策優先による医療制度改定の結果、全国的に看護師不足が続いております。過去病院は施設基準で正看護師が一定数必要、その中でも当圏域の看護師(特に夜間勤務できる看護師)不足は深刻になっております。圏域に石巻赤十字看護専門学校(定員40名)、石巻市医師会附属准看護学校(定員40名)、2校の正看、准看護学校がありますが、石巻赤十字看護専門学校卒業生は半数が赤十字病院に就職、また仙台市、他県に就職する生徒が多く、地元医療機関には数名しか就職しておりません。また、石巻市医師会附属准看護学校は、昨年度学生を2次募集している状況です。厳しい家庭環境で学費支援を相談してくる生徒が年々ふえ続けており、給付型奨学金の充実も急務と考えております。  現状東松島市には公的病院がなく、民間2病院で入院患者の受け入れを行っています。今後ますます看護師不足が進めば病床稼働率がさらに下がり、必要な入院医療ができない、また地域診療所、施設からの入院患者依頼に対応できない事態が生じることになり、市民生活に多大な影響を与えることになります。また、入院先が圏域外の病院、施設になることで、市民に大きな負担をかけることにもなります。  このような医療体制の悪化に伴い、入院医療の縮小や救急医療から撤退する可能性があり、地域医療の崩壊が懸念されます。この地域に住民が安心して住み続けるには、医療福祉の安定供給が不可欠と考えます。  以上の趣旨をご理解いただき、貴台として、下記事項のしかるべき対応をお願いいたします。  記。請願事項。1、看護学生に対する給付型奨学金制度の補助(現在は全額医療機関負担)。  2、未就学看護師のための復職支援の実施(市広報による定期的なPR、イベント、相談窓口設置)。  3、看護師募集の合同就職説明会、中学、高校での進学説明会、就職ガイダンスへの東松島市の参加。  4、高等学校の看護学科新設、高等看護学校の誘致。  以上となります。 ○議長(大橋博之) これをもって趣旨説明を終わります。  これより質疑に入ります。  この請願書は民生教育常任委員会に付託を予定しております。ここでは総括的な事項に限り質疑を認めます。質疑ありませんか。15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) 請願者は一般社団法人桃生郡医師会会長ということになっているのですが、紹介議員は代表者、関係者から十分に説明を受けて、そして今日に至ったということを確認するとともに、それから紹介議員は普通は1名でいいのです。でも、5名の方の署名がありますし、判こも押しておりますので、熱海議員以外の4人の方には十分に説明をして、納得をしていただいて判こを押したというふうに確認してよろしいですか。 ○議長(大橋博之) 熱海 重徳さん。 ◆6番(熱海重徳) 佐藤議員の質問にお答えします。  まず、私も今回の請願者からの依頼を受けまして、何度か医師会のほうに出向きまして、いろいろお話を聞かせていただきました。ただ、私も勉強不足で、なかなかまだわからないことがたくさんあって、初めて知らされた件も多かったです。審査の折には民生の委員長にお願いして、もし紹介議員とほかに誰か説明員という要求があれば医師会のほうからもできれば参加させていただきたいと思っております。  2点目につきましては、ほかの紹介議員ならずとも、今回は私自身突然請願という形で皆様に投げかけるのではなく、やはり前もって知識をお互い深めていただきたいと思いまして、紹介者以外の皆様にもというか、議員全員の皆様に前もってご説明したつもりでございます。  以上です。
    ○議長(大橋博之) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) これをもって質疑を終結します。  ただいま議題となっています請願第1号は、民生教育常任委員会に付託をします。  以上で本日の日程は全部終了しました。  本日の会議はこれにて閉じ、散会といたします。    午後 3時28分 散会...