東松島市議会 > 2019-06-13 >
06月13日-議案説明、質疑、討論、採決-01号

ツイート シェア
  1. 東松島市議会 2019-06-13
    06月13日-議案説明、質疑、討論、採決-01号


    取得元: 東松島市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-17
    令和 元年  6月定例会(第2回)         令和元年 第2回東松島市議会定例会会議録(第1号)                                          令和元年6月13日(木曜日)                                                 出席議員(17名)    1番  石 森 晃 寿            2番  上 田   勉    3番  手代木 せつ子            4番  齋 藤   徹    5番  土 井 光 正            6番  熱 海 重 徳    7番  小 野 幸 男            8番  小 野 惠 章    9番  大 橋 博 之           10番  阿 部 としゑ   12番  五ノ井 惣一郎           13番  阿 部 勝 德   14番  櫻 井 政 文           15番  佐 藤 富 夫   16番  長谷川   博           17番  熊 谷 昌 崇   18番  滝   健 一                                                 欠席議員(なし)                                                 欠  番   11番                                                 説明のために出席した者   《市 長 部 局》      市         長    渥  美     巖      副    市    長    加  藤  慶  太      副    市    長    小  山     修      総   務   部  長    奥  田  孝  信      復 興 政 策 部 長    浅  野  吉  彦      市 民 生 活 部 長    小  山     隆      保 健 福 祉 部 長    髙  橋  義  則      兼 社 会 福 祉事務所長      建   設   部  長    相  澤  武  志      産   業   部  長    勝  又  研  一      総 務 部 経 営 調 整監    榑  谷  健 太 郎      兼地方創生・SDGs推進室長      総 務 部参事兼総務課長    山  縣     健      兼 工 事 検 査 室 長      併選挙管理委員会事務局長      併固定資産評価審査委員会書記長      総  務  部  参  事    藤  田  英  俊      兼 行 政 経 営 課 長      総 務 部参事兼防災課長    齋  藤  友  志      総務部防災課危機管理監    村  松  幸  雄      総 務 部 市 民協働課長    佐 々 木  寿  晴      復 興 政 策 部 参 事    八  木  繁  一      兼 復 興 政 策 課 長      復興政策部復興都市計画課長  森     祐  樹      兼 政 策 事 業推進室長      市 民 生 活 部 参 事    内  海  光  義      兼  市  民  課  長      市 民 生 活 部税務課長    川  田  美  雪      保 健 福 祉 部福祉課長    藤  田  栄  治      兼社会福祉事務所副所長      保 健 福 祉 部 参 事    髙  松  美  信      兼 高 齢 障 害支援課長      保健福祉部健康推進課長    片  倉  義  和      保  健  福  祉  部    大  槻     敦      子 育 て 支 援 課 長      建 設 部 建 設 課 長    小  野  尚  志      建 設 部 建 築住宅課長    津  田  富  彦      産  業  部  参  事    生  井  浩  二      兼 商 工 観 光 課 長   《教育委員会部局》      教    育    長    志 小 田  美  弘      教   育  部   長    小  山  哲  哉      教 育 委 員 会 教 育部    勝  又  啓  普      教 育 総 務 課 長      教 育 委 員 会 教 育部    柏  木  淳  一      生 涯 学 習 課 長      兼 東 京オリンピック・      パラリンピック推進室長   《その他の出席者》      建 設 部 建 設 課    東  城  良  昌      道 路 公 園 管 理 班長                                             《議会事務局》      議 会 事 務 局 長    髙  橋  ひ さ 子      議  会  事  務  局    田  中  将  徳      議 事 総 務 課 主 査      議  会  事  務  局    宮  川  友  美      議 事 総 務 課 主 査        議事日程 第1号 令和元年6月13日(木曜日)午前10時開議 第 1 会議録署名議員の指名 第 2 会期の決定について 第 3 諸般の報告 第 4 市長の行政報告 第 5 諮問第 3号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 第 6 議案第48号 東松島市森林環境譲与税基金条例について 第 7 議案第49号 東松島市選挙における投票管理者、開票管理者並びに選挙長及び投票、            開票立会人等に対する報酬支給に関する条例の一部を改正する条例に            ついて 第 8 議案第50号 東松島市市税条例等の一部を改正する条例について 第 9 議案第51号 東松島市公園条例の一部を改正する条例について 第10 議案第52号 東松島市社会体育施設条例の一部を改正する条例について 第11 議案第53号 東松島市心身障害者医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例            について 第12 議案第54号 東松島市介護保険条例の一部を改正する条例について 第13 議案第55号 東松島市市民センター条例の一部を改正する条例について 第14 議案第56号 東松島市学習等供用施設設置条例の一部を改正する条例について 第15 議案第57号 東松島市あおい地区地区計画区域内における建築物の制限に関する条            例の一部を改正する条例について 第16 議案第58号 東松島市特別用途地区建築条例の一部を改正する条例について 第17 議案第59号 公有水面埋立に関する意見について 第18 議案第60号 市町の境界変更について 第19 議案第61号 境界変更に伴う財産処分の協議について 第20 議案第62号 令和元年度東松島市一般会計補正予算(第4号)について 第21 議案第63号 令和元年度東松島市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につい            て                                                  本日の会議に付した事件 議事日程のとおり 入退場一覧    時  分    番         議員  退場    時  分    番         議員  入場    午前10時02分 開会 ○議長(大橋博之) ただいまから令和元年第2回東松島市議会定例会を開会します。  ただいまの出席議員は17名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付してある議事日程第1号をもって進めます。  今定例会には、説明及び答弁のため、市長を初め関係行政機関の長等の出席を求めております。  報道機関より今定例会中撮影の申し入れがありますので、これを許可いたします。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(大橋博之) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において12番五ノ井 惣一郎さん、13番阿部 勝德さん、以上の2人を指名します。 △日程第2 会期の決定について ○議長(大橋博之) 日程第2、会期の決定についてを議題とします。  お諮りします。本定例会の会期は、本日から6月24日までの12日間にしたいと思いますが、これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、会期は本日から6月24日までの12日間に決定いたしました。  お諮りします。6月14日、6月20日から6月21日までの3日間は、議案等精査及び委員会審査等のため休会といたします。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、6月14日、6月20日から6月21日までの3日間は、休会と決定しました。 △日程第3 諸般の報告 ○議長(大橋博之) 日程第3、諸般の報告。  報告書をお手元に配付しております。  事務局職員より概要を説明いたさせます。議会事務局長、説明。 ◎議会事務局長(髙橋ひさ子) それでは、①、東松島市議会定例会諸般の報告をお開きいただきたいと思います。  議長の諸般の報告につきましては、平成31年第1回定例会以後の議会の主なる動向について取りまとめたものであります。  平成31年1月、2月、3月分の例月現金出納検査結果報告書及び専決処分の報告については、既にその資料を配付しておりますので、後ほどご確認願います。  次の議案等の受理件数でございますが、64件、撤回なしということで、全て可決してございます。  4ページから5ページの陳情、要望の関係でありますが、4件で、既に配付しておりますので、これもご確認願いたいと思います。  続きまして、次の正副議長の辞職及び就任、常任委員会委員の辞任、選任及び所属変更の報告については、5月10日開会の第3回臨時会において決定したものであります。  次の6ページからの各常任委員会においては、正副委員長の互選、付託議案の審査、所管事務調査等を実施し、広報常任委員会では市議会だより第52号を5月1日に発行しております。  また、議会運営委員会においては、定例会における会期の調整や本会議の日程事項など、議会運営の全般について協議をいたしました。詳細については、6ページから10ページに記載しておりますので、ご参照願いたいと思います。  次の10ページ、視察来庁関係では、3月18日に宮城県議会大震災復興調査特別委員会東日本大震災復興等進捗状況と課題等について、集団移転における地域コミュニティーの再生についてと題して、議員と意見交換を行いました。  5月27日には、移住定住の促進についてと題して、宮城県議会総務企画委員会が県内調査のため来庁し、議長が対応いたしました。  次の議会議長会の動向については記載のとおりでございますので、ご確認願いたいと思います。  続きまして、11ページ、会派の異動については、3月31日付で市民クラブが解散し、会派の変更においては4月23日付で清新会の構成員の変更、5月10日に清風・公明の構成員の変更がありました。結成については、4月1日に松桜会が結成され、5月10日に新たな市民クラブの結成がありました。  下段のその他の動向、議員全員協議会から、15ページまでについては詳細に記載してありますので、ご確認願いたいと思います。  最後に、表彰につきまして、先ほど議長より報告がありましたとおり、6名の議員が全国市議会議長会議員表彰により受賞しております。おめでとうございます。  以上で諸般の報告の概要説明といたします。 ○議長(大橋博之) これで諸般の報告を終了いたします。 △日程第4 市長の行政報告 ○議長(大橋博之) 日程第4、市長の行政報告。  市長より行政報告の申し出がありますので、これを許可します。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議員の皆さん、おはようございます。皆様のご出席をいただき、令和元年第2回市議会定例会が開催されますことに対し、厚く感謝申し上げます。  それでは、平成31年第1回定例会開会以降の行政執行の主なるものについてご報告申し上げます。議会の開会中の2月21日には、東京で開催された全国基地協議会防衛施設周辺整備全国協議会合同役員会に出席し、総務省、財務省の担当から、平成31年度基地関係予算の説明を受け、その後役員間の意見交換を行っております。  27日には、奥田東北地方整備局仙台河川国道事務所長から、今後の国道等の整備計画の説明を受け、その後本市で計画してあります道の駅構想の三陸道矢本パーキング周辺をご視察いただいております。  28日には、東京で開催されたアサヒビール希望大麦ビール発表会に出席してまいりました。多くの報道各社の取材のもと、本市の被災地で収穫した大麦を使用したビールをPRしてまいりました。  3月2日は、愛知県小牧基地で開催された小牧基地オープンベース祝賀会に出席しております。祝賀会では、災害時相互応援協定を結んでいる小牧市の近隣市長と意見交換を行うとともに、ブルーインパルスの母基地である松島基地が所在する東松島市をPRしてまいりました。  4日には、タイケン学園が申請している私立高等学校設置について、担当する宮城県私学・公益法人課の現地確認が行われております。  5日には、亀岡新橋橋名板のお披露目式が宮野森小学校であり、その後野蒜地区体育館の竣工式、午後からは矢本西小学校のさくら放課後児童クラブ、赤井小学校のいちご放課後児童クラブお披露目式がそれぞれ関係者出席の中で行われております。  7日は、コミュニティーセンターを会場に東松島市生涯学習推進大会が開催され、表彰や活発な活動を行っている団体の意見発表を伺ってまいりました。  10日は、震災復興祈念公園で、皇后陛下御歌碑建立実行委員会主催皇后陛下御歌碑除幕式が行われております。除幕式終了後、震災遺構の旧野蒜駅のプラットホームにおいて、多くの市民の参加のもと、震災復興にかかわる市民を題材としたショートミュージカルが行われております。  3月11日午前は、橘復興副大臣による野蒜、宮戸地区の復興状況視察があり、私からはあおみな等で復興の状況を説明しております。また、午後から東松島市民体育館東日本大震災追悼式を行っております。追悼式には、宮城県知事代理の県の震災復興・企画部長、東京都中野区長や、立花楽天球団社長にもお越しいただき、震災で亡くなられた方々に献花いただいております。  15日には、定例記者会見を開催し、柳の目西地区災害公営住宅の完成、鍵引き渡しを含めた16項目について報道各社に対し説明を行っております。  18日には、宮城県議会大震災復興調査特別委員会の県内調査があり、本市の復興状況について説明いたしております。  20日は、第2回総合教育会議を開催し、教育委員の方々と学校施設の整備、学力向上の問題等、本市の教育について意見交換を行っております。  22日には、大阪府の枚方市長を表敬訪問し、職員の自治法派遣に対し御礼を申し上げてまいりました。  翌23日には、和歌山県の海南市で開催された自転車を活用したまちづくりを推進する全国市町村長の会第1回全国シクロサミットに出席してまいりました。  24日は、本市で最後となる柳の目西災害公営住宅鍵引き渡し式を行っております。100戸の建設に対し、52戸の入居が決定しておりまして、トータルとしては全体で1,101戸に対して、被災した方々の最終入居率は94%となっております。  4月2日は、宮城県庁の総務部長、震災復興・企画部長、土木部長、農林水産部長などを表敬訪問し、情報交換を行っております。  6日は、高階厚生労働副大臣に本市野蒜ケ丘の不老園をご視察いただいております。意見交換では、私から介護職員のマンパワー不足により、せっかく整備した特別養護老人ホームがあいていることについて問題提起を行っております。  12日には、定例記者会見を開催し、矢本海浜緑地及びパークゴルフ場のオープンを含めた11件の項目について報道各社に対し説明を行っております。  13日には、楽天生命パークで開催された「がんばろう東北デー」に楽天球団から招待をいただき、市内の小学生、引率の父兄含めて130人とともに楽天の応援に行ってまいりました。  15日は、宮城県庁に村井知事を表敬訪問し、2人の副知事を交えて今年度の情報交換を行っております。その後、あおみな前の埋立地について、県の漁港復興推進室を訪れ、対応について協議しております。  16日には、本庁舎において自治会長会議を開催いたしました。自治会長の方々に本市の今年度の施策概要を説明するとともに、地域の課題を情報提供いただいております。同日夜には、東京のデンマーク大使館で開催されたデンマーク王国祝賀レセプションに出席してまいりました。スヴェイネデンマーク大使を表敬するとともに、河野外務大臣等にご挨拶してまいっております。  19日には、被災した野蒜ケ丘地区における交流人口拡大モデル施設である奥松島レーンホテルのグランドオープンセレモニーに出席し、午後からは東京エレクトロンの関連会社である株式会社サワの第3工場地鎮祭に出席してまいりました。第3工場は年度内完成で、新たに50人規模の雇用を計画しており、本市の重要施策である働く場所の創造や人口減少対策につながるものと大いに期待しているところであります。  25日は、大崎市で開催された宮城県市長会議に出席し、東北市長会に提出する議案を審議してまいりました。  26日には、8年前の東日本大震災で被災した宮城県立都市公園矢本海浜緑地再開園式を行っております。再開園式には村井知事にも出席いただき、県が創造的復興として新たに設置し、本市が管理するパークゴルフ場の始球式も関係者とともに行っております。  28日には、東松島市長杯パークゴルフ大会を開催し、119名の方に参加いただいております。  5月1日は、皇太子殿下御即位奉祝記帳所を本庁舎に設置いたしました。250名を超える方々が来庁し、記帳いただいております。  8日には、タイケン学園の(仮称)日本ウェルネス宮城高等学校設置認可に係る宮城県私立学校審議会の現地調査が行われております。  9日には、定例記者会見を開催し、令和元年第3回東松島市議会臨時会に提出する議案を含めた12項目について報道各社に対し説明を行っております。午後からは、石巻地方政策調整会議が石巻合同庁舎で開催され、私からは福祉施設のマンパワー対策を県に改めて要請しております。  10日早朝には、春の交通安全出動式が行われ、その後早朝街頭指導を行っております。  15日には、岩手県盛岡市で開催された東北市長会議に出席してまいりました。分科会では、私が宮城県市長会を代表し、会計年度任用職員制度の施行に伴う財政措置について提案理由等を説明し、全員の賛同をいただいております。  翌16日は、東京の砂防会館で開催された命と暮らしを守る道づくり全国大会に出席しております。夕方には、松島基地お花見会に出席し、松島基地司令との情報交換や隊員への激励を行っております。  19日には、宮城オルレ奥松島コースにヤン前駐仙台大韓民国総領事館総領事や二十数名にお越しいただいており、私も一緒にコースを歩きました。参加した韓国の方々から、奥松島コースは特にすばらしいとのお褒めの言葉をいただいております。  20日は、震災後の本市の教育環境復興にご尽力いただきました工藤 昌明教育長の退任式を行いました。コミュニティ・スクールの推進など、7年間の教育長としてのご功績に対し、感謝状を贈っております。  21日には、志小田新教育長の就任式を行っております。  23日には、パク駐仙台大韓民国総領事館総領事を含めた9名が宮城オルレ奥松島コースに来られ、私も全コースを案内してまいりました。  27日は、宮城県議会総務企画委員会の県内調査があり、あおみな、キボッチャ、ディスカバリーセンター及び航空自衛隊松島基地をご視察いただき、私からは、先ほど移住定住の促進で調査に来ておりますが、本市の地方創生の取り組みについて説明いたしております。  28日は、仙台市で開催された宮城県市町村長会議に出席してまいりました。村井知事から、本年度の県政方針を説明いただき、その後行われた質疑応答では、私が東京オリンピック聖火リレーの走者について、自治体の選考枠を広げていただくよう知事に要望いたしました。  29日は、宮城県土木部所管東松島市内道路及び河川等の整備に関する要望会を市議会とともに1日開催し、県の東部土木事務所長には15項目、石巻港湾事務所長には2項目の要望を行っております。現地を確認しながら、本市の道路及び河川等の課題について県職員の方々と情報を共有した有意義な要望会でありました。  30日は、大崎市で開催された東北国道協議会通常総会に出席しております。席上、国の今年度予算を初め国道等の整備計画が示され、私からは石巻新庄酒田間道路整備について、特に県下第2の市である石巻市と第3の市である大崎市を結ぶ整備を早期に進めてほしいと発言してまいりました。  6月1日は、本市初のパークゴルフ国際大会を開催しました。韓国、中国、台湾、マレーシアから22名、全体の参加者は202名でありました。参加いただき、盛大に国際交流が行われ、私も1コース参加いたしました。その後、KDDIエボルバ幸満つる郷において、AIかん水施肥システム、ゼロアグリについて説明を受けております。  2日早朝には、市内各所において花の香るまちづくり事業の植栽が行われ、出席しております。  3日には、セルコホーム株式会社から、セルコホームあおみなのネーミングライツについて、社員の公競売入札妨害による逮捕を重く受けとめ、契約を終了したい旨の申し入れ書が提出されました。本市としては、これを受け、同日付で契約を解除することとしました。今後の名称は「あおみな」を使用するとともに、今年度分の命名権料、ネーミングライツですが、120万円については、申し入れ書に従い返還せず、看板やパンフレット等の修正の財源に活用することとし、順次看板等の修正を行っております。  4日は、午前中に東北防衛局長に対し、来年度事業採択に向け、上町学供エレベーター設置を要望するとともに、コミュニティーセンターの大規模改修について意見交換を行い、午後からは東京オリンピックパラリンピック担当大臣を表敬訪問してまいりました。2020年3月20日、松島基地に聖火到着の際には、市内の子供たちが参加できるよう要望して、親しく懇談もしてまいりました。  7日は、定例記者会見を開催し、本議会の提出議案を初め17件の項目について報道各社の皆様に説明いたしております。  9日には、環境省主催のみちのく潮風トレイル全線開通式典が名取市で行われ、村井知事、亀山石巻市長等々とともに出席しました。青森県八戸市から福島県相馬市までの計画のうち、今回石巻市から仙台市まで5市が新たに加わり、太平洋沿岸全線の4県28市町村がつながりました。席上、原田環境大臣から、東松島市のコースルートについて認定を受けてまいりました。  10日には、総務省が主催する令和元年度市町村長災害対応力強化研修会に参加してまいりました。  11日午前中は、防衛省地方協力局長に対し、上町学供エレベーター設置等、来年度及び再来年度の事業採択について要望してきております。午後から、日本都市センターで開催された全国市長会議において、第4分科会に所属し、国土交通・農林水産等について意見交換を行うとともに、国への要望事項について決定しております。夕方には、総理大臣官邸で第3回ホストタウン首長会議が開催され、復興ありがとうホストタウン連絡協議会の設立宣言の後、ホストタウンの役割等について意見交換し、安倍内閣総理大臣から東京オリンピック・パラリンピックホストタウンとしての協力要請を受けております。  12日には、宮城県市長会として宮城県選出の国会議員との朝食・行政懇談会があり、本市の課題でもある若者の地方移住に向けた移住支援制度の対象拡充について及び市街化調整区域に所在する空き家、農家住宅等なのですが、この対策についての件について要望して、それぞれ出席した国会議員から前向きな答弁をいただいております。その後、総務大臣出席のもと開催された第89回全国市長会議に出席し、席上地方創生の推進・分権型社会の実現に関する決議等5件を採択し、国等へ提出することとしております。  以上、第2回東松島市議会定例会に当たっての行政報告といたします。 ○議長(大橋博之) 以上で市長の行政報告を終了します。 △日程第5 諮問第3号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて ○議長(大橋博之) 日程第5、諮問第3号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 諮問第3号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて提案理由の説明を申し上げます。  人権擁護委員については、人権擁護委員法に基づき、本市から委員9人を推薦しているところでありますが、委員の辞任により本年4月1日から1名の欠員となっております。国民に保障されている基本的人権を擁護し、自由人権思想の普及高揚を図るため、委員の充足が必要であります。今回広く地域の方々のご意見を拝聴し、種々検討した結果、人格が高潔で広く社会的立場に関し卓越した識見を有しております鹿野 義博氏に就任をお願い申し上げ、議会に対し推薦について意見を求めるものであります。  以上、提案理由の説明といたします。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  諮問第3号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての議事を中止します。
    △日程第6 議案第48号 東松島市森林環境譲与税基金条例について ○議長(大橋博之) 日程第6、議案第48号 東松島市森林環境譲与税基金条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第48号 東松島市森林環境譲与税基金条例について提案理由の説明を申し上げます。  国では、森林の持つ公益的機能の維持増進を図るため、森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律を今年3月29日に制定し、令和6年1月から森林環境税を施行するとともに、今年4月から森林環境譲与税を施行することとしたところであります。  これに伴い、森林環境税の収入相当額について、森林環境譲与税として国から都道府県及び市町村に譲与されることとなり、本市も今年度以降毎年度一定額の譲与を受けることから、その森林環境譲与税の適正な管理と活用を図り、もって市内森林の環境維持、機能増進を図るため、条例に基づく基金を設置するものであります。  詳細については、議案参考資料2ページ、資料2をご参照願います。  以上、議案第48号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。  本案は産業建設常任委員会に付託を予定しています。ここでは細部にわたる質疑は控えていただき、総括的な質疑に限り認めます。総括的な質疑ありませんか。15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) 今年度から一定額の譲与を受けることになるということですから、それではいつまでこれは続くのかということと、それから基金ですから、自治法の241条の1で設けることができるのであるが、しかし上限というのは決められていないのです。ですから、基金の管理及びその他の必要な事項は条例で定めるということになっていますから、ではその条例の中で上限は必要ないのか、その辺の考え方をお願いします。 ○議長(大橋博之) 産業部長。 ◎産業部長(勝又研一) ただいまのご質問にお答えします。  本条例制定につきましては、国の制度自体が時限立法ではございませんので、継続的に続くというふうな法律に基づいて設定するものでございます。  それから、上限額の関係でございますけれども、当面繰り越しをしながら運用するというふうな条文の組み立てに現時点ではなってございます。実際の入ってくる金額等試算もできておりますので、委員会のほうではその説明もさせていただきますが、支出の部分について現在作業も進めておりますので、すり合わせをしながら、今後ただいまご指摘いただいた部分もバランスよく運用してまいりたいというふうに思うところでございます。  以上でございます。 ○議長(大橋博之) 15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) 当然これは税ですから、我々が納めるお金になるわけです。そうしますと、今のお答えのように継続的に続いていくと。しかし、途中で使わないでおけばどんどんたまるわけですけれども、事業をすればさまざまな使い道があるので、減っていくということになりますと、かなりのことを考えないと、上限についてはやはり設定をすべきではないのかなというふうに老婆心ながら思っているわけでありますが、継続的に続くという、森林環境税が廃止されなければずっと続くわけです。ですから、どの程度の事業を考えているのか、それから国のほうからどのような指示があるのか、その辺聞かせてください。 ○議長(大橋博之) 産業部長。 ◎産業部長(勝又研一) まず、上限額の関係がございますので、入ってくる金額のイメージをお伝えしたいというふうに思います。  譲与税で入ってくる部分につきましては、総額のうち9割が市町村、1割が県のほうに入ってくるというふうになりまして、その9割部分につきましては市有林のうちの人口面積割、それから林業に就業している人数割、さらには市町村の人口割というふうなものの組み合わせの中で交付をされてくるというふうになります。当面31年度では250万円程度を見込んでおりまして、年々それが森林面積とあわせて減ったりという若干の変動あるものの、一定額が入ってくるというふうなものになります。  それで、実際の事業につきましては、間伐等の人材の育成とか担い手の確保とか、さらには木材利用の促進、普及というふうなソフトの部分にも運用できるということで、この組み立てを現在検討しているという状況でございます。  以上です。 ○議長(大橋博之) ほかに総括的な質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) これをもって質疑を終結します。  ただいま議題となっています議案第48号は、産業建設常任委員会に付託します。 △日程第7 議案第49号 東松島市選挙における投票管理者、開票管理者並びに選挙長及び投票、開票立会人等に対する報酬支給に関する条例の一部を改正する条例について ○議長(大橋博之) 日程第7、議案第49号 東松島市選挙における投票管理者、開票管理者並びに選挙長及び投票、開票立会人等に対する報酬支給に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第49号 東松島市選挙における投票管理者、開票管理者並びに選挙長及び投票、開票立会人等に対する報酬支給に関する条例の一部を改正する条例について提案理由の説明を申し上げます。  今回の条例改正については、国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律が令和元年5月15日に改正されたことに伴い、国、県の選挙及び市政選挙における投票管理者等の報酬額について、国会議員の選挙等の執行経費の基準額と同額を支給するため改正を行うとともに、公職選挙法施行令が今般6月1日に改正され、投票管理者が交代することが可能となったことに伴い、従事時間が1日に満たない場合の報酬額の計算方法を規定するため、所要の改正を行うものであります。  詳細については、議案参考資料3ページの資料3―1及び資料3―2をご参照願います。  以上、議案第49号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第49号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第49号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第8 議案第50号 東松島市市税条例等の一部を改正する条例について ○議長(大橋博之) 日程第8、議案第50号 東松島市市税条例等の一部を改正する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第50号 東松島市市税条例等の一部を改正する条例について提案理由の説明を申し上げます。  今回の条例改正については、地方税法及び同法施行令等が平成31年3月29日に改正されたことに伴うものであります。  具体的には、個人市民税の非課税措置対象者の拡充及び軽自動車税のグリーン化特例の改正を行うものであり、またその施行日について地方税法等の定めるそれぞれの施行日とするとともに、引用条項及び文言の整理等を行うものであります。  詳細については、議案参考資料4ページの資料4―1から27ページの資料4―2までをご参照願います。  以上、議案第50号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) 説明資料の4ページを見ているのですが、下のほうに軽自動車税の関係がありまして、表があります。改正前から改正後になるのですが、そうすると今までの軽自動車の関係については、これは軽減がなくなるということのようですが、(イ)の中に電気自動車等に限定した上で新設するということになっています。電気自動車はわかるのですが、電気自動車等というのは何なのか。ハイブリッドも入りますけれども、軽にハイブリッドは今のところ見当たらないような感じがしますが、「等」についての説明をお願いしたい。 ○議長(大橋博之) 税務課長。 ◎市民生活部税務課長(川田美雪) ただいまの質問にお答えします。  電気自動車等の「等」なのですけれども、電気軽自動車、それから天然ガス軽自動車等になっております。  以上です。 ○議長(大橋博之) 再度答弁。 ◎市民生活部税務課長(川田美雪) 失礼しました。  電気軽自動車、天然ガス軽自動車となっております。  以上です。 ○議長(大橋博之) 15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) 電気自動車の後の説明がちょっとよくわからないのです。そういう軽自動車は、どういう自動車なのか。言葉の表現だけではだめなのだ、よくわからないから聞いているのであって。 ○議長(大橋博之) 休憩します。    午前10時45分 休憩                                              午前10時46分 再開 ○議長(大橋博之) 再開します。     〔何事か呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 再度休憩します。    午前10時46分 休憩                                              午前10時46分 再開 ○議長(大橋博之) 再開します。  税務課長、答弁。 ◎市民生活部税務課長(川田美雪) 令和3年4月1日以降に新車の新規登録した軽自動車なのですけれども、こちらについては電気軽自動車、それからこれから開発されると思いますけれども、天然ガス軽自動車となっておりますので、現在のところはそのような答えとなります。  以上です。 ○議長(大橋博之) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第50号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第50号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第 9 議案第51号 東松島市公園条例の一部を改正する条例について △日程第10 議案第52号 東松島市社会体育施設条例の一部を改正する条例について ○議長(大橋博之) 日程第9、議案第51号 東松島市公園条例の一部を改正する条例について及び日程第10、議案第52号 東松島市社会体育施設条例の一部を改正する条例についての2件を一括議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第51号 東松島市公園条例の一部を改正する条例について及び議案第52号 東松島市社会体育施設条例の一部を改正する条例について提案理由の説明を申し上げます。  矢本運動公園野球場及び矢本運動公園多目的グラウンドについては、これまで東松島市公園条例に位置づけながら、東日本大震災後は応急仮設住宅用地として使用してまいりました。また、奥松島運動公園については、東日本大震災により使用不能となったため、東松島市公園条例から文言を削除いたしました。  このような中で、現在矢本運動公園野球場及び矢本運動公園多目的グラウンドについては、応急仮設住宅を撤去し、運動公園として復旧整備を進めており、また奥松島運動公園については令和2年4月からの供用開始に向け、移転整備を行っていることから、整備完了後の用途に沿って東松島市社会体育施設条例に位置づけるとともに、位置及び使用料金等の管理運営に関する事項の改正を行うものであります。  あわせて、東松島市営テニスコートの名称を矢本運動公園テニスコートに改正するとともに、条文中の文言の整理等を行うものであります。  詳細については、議案の参考資料28ページの資料の5―1から42ページの資料5―3までをご参照願います。  以上、議案第51号及び議案第52号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第51号及び議案第52号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、議案第51号及び議案第52号について委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第51号及び議案第52号、2件を一括して起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第11 議案第53号 東松島市心身障害者医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について ○議長(大橋博之) 日程第11、議案第53号 東松島市心身障害者医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第53号 東松島市心身障害者医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について提案理由の説明を申し上げます。  今回の改正については、宮城県心身障害者医療費助成事業補助金交付要綱の一部改正により、本年10月1日から精神障害者保健福祉手帳1級の交付を受けている方が新たに同補助金の対象者となることに伴い、本市においても心身障害者の方の経済的負担軽減を図るため、所要の改正を行うものであります。  詳細については、議案参考資料43ページの資料6―1から45ページの資料の6―2をまでをご参照願います。  以上、議案第53号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。2番上田 勉さん。 ◆2番(上田勉) 今の資料の中を見ているのですけれども、新規で28名というのがありますけれども、この新規の内容なのですが、もともと身体、療育、この中にもそういう方がいたと思うのですけれども、そういうものをピックアップして28になったのか、この条例にあるように28名というのが新たに加わったのかというのをちょっとお聞きしたいのですが、精神についてはもともとあったのではないかなというふうに思うのですけれども、この辺のところの内訳、かなり多くなっているようですので、その辺のところを、現状をお願いしたいと思います。 ○議長(大橋博之) 高齢障害支援課長。 ◎保健福祉部参事兼高齢障害支援課長(髙松美信) ただいまのご質問について回答いたします。  これまでは、身体の1級、2級、あと3級のうち内部疾患患者と、あと療育手帳のA、こちらのほうが対象となっておりまして、これまでは精神の方については含まれておりませんでした。  以上でございます。 ○議長(大橋博之) 2番上田 勉さん。 ◆2番(上田勉) ちょっともう一回、今なかったと。感じ的にはあったのではないかなというふうにずっと思っていたのですけれども、身体とか何かの中に全然含まれていなかった人たちがこっちに新たに加わったということなのか、重複というか、その辺のところがちょっとあるのではないかと思うのですけれども、いかがですか。 ○議長(大橋博之) 高齢障害支援課長。 ◎保健福祉部参事兼高齢障害支援課長(髙松美信) 身体等の障害者手帳を持って、そのほかにということで持っていた方も中にはいらしたかと認識しております。 ○議長(大橋博之) ほかにありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第53号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第53号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。  暫時休憩します。    午前10時58分 休憩                                              午前11時10分 再開 ○議長(大橋博之) 再開します。  休憩前に引き続き議事を続行します。 △日程第12 議案第54号 東松島市介護保険条例の一部を改正する条例について ○議長(大橋博之) 日程第12、議案第54号 東松島市介護保険条例の一部を改正する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第54号 東松島市介護保険条例の一部を改正する条例について提案理由の説明を申し上げます。  今回の条例改正については、令和元年10月に予定されている消費税率の引き上げに伴い、本年3月に介護保険法施行令等が改正され、低所得者に対する介護保険料の負担軽減制度が拡充されたことにより、令和元年度及び令和2年度の介護保険料について、第1段階から第3段階までの被保険者の負担軽減を図るため、所要の改正を行うものであります。  詳細については、議案参考資料46ページの資料7―1から47ページの資料7―2までをご参照願います。  以上、議案第54号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) ことしの10月から消費税率がアップになります。これは、衆参同日選がないから必ず上がるだろうというふうに観測されているわけなのですが、消費税率のアップによって、そのうち地方消費税、いわゆる地方への還元率がアップするということになるわけですけれども、私の記憶では2.7%ぐらいなのかなと思っていますが、たしか国では国民の福祉に使うようにと指示されたと聞いておりますので、そこで今回の財源措置のからくりについて、全てここに入れ込むとか、福祉政策全体についての消費税率の還元を入れ込むのか、その辺を教えてください。 ○議長(大橋博之) 高齢障害支援課長。 ◎保健福祉部参事兼高齢障害支援課長(髙松美信) 今回の改正につきましては、財源のほうにつきましては国から50%の軽減に対する財源措置がございまして、あと県のほうから25%、市のほうが25%の負担となっております。基本的に財源については、国のほうからは地方消費税交付金並びに普通交付税の社会保障分の算定要素の中に含まれているということでの説明を受けております。  以上でございます。 ○議長(大橋博之) 15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) だから、地方消費税率の還元措置がアップした分を全て介護保険料のほうに入れ込むのか、あるいは国からは国民の福祉について、住民の福祉について使いなさいという指示をしているわけですから、全体の福祉政策を見据えて消費税率を充当するのか、その辺の中身を教えてくださいということです。 ○議長(大橋博之) 市長。 ◎市長(渥美巖) 今回国のほうで、消費税アップについては旧民主党政権時代に決めた当時のことが、あのときの話からすると、社会保障と税の一体改革というのが出たのです。そして、8%から10%に上げた場合、例えば1%で2.5兆円とか2.7兆円ぐらいになるから、2%で5兆円なり5兆5,000億円ぐらいになるのではないかという想定のもとに、例えば幼稚園等の関係で幼児保育の無償化、そういうものに例えば当時は7,000億円投入しましょうとか、今言ったようにあとそのほかに福祉に何千億円投入しましょうという話の中で出てきた、それを想定して今回こういう介護保険についても枠を拡大した場合、地方消費税の還元を一つの財源として使おうということでありますので、トータルとしては、要するにあくまでも一般財源として活用できるわけでございますから、それはそれぞれの市町村の判断によって、ある程度使い道というのは自由なものになってくると思っております。私とすれば、ある程度法的な形で、要するに介護保険法なりが出てくれば、それに伴って当然その裏づけとなる国、県の残りの部分は、例えば国が2分の1、県が4分の1と言えば、残りは4分の1です。当然市が負担せざるを得ませんので、それに充当しているという、ある程度限られたものは出しますけれども、それ以外にもやはり自由に選択できる金というのは多少あるわけですから、それはやはり首長の判断として政策的に使っていくということになると思っております。  以上です。 ○議長(大橋博之) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第54号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第54号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第13 議案第55号 東松島市市民センター条例の一部を改正する条例について △日程第14 議案第56号 東松島市学習等供用施設設置条例の一部を改正する条例について ○議長(大橋博之) 日程第13、議案第55号 東松島市市民センター条例の一部を改正する条例について及び日程第14、議案第56号 東松島市学習等供用施設設置条例の一部を改正する条例についての2件を一括議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第55号 東松島市市民センター条例の一部を改正する条例について及び議案第56号 東松島市学習等供用施設設置条例の一部を改正する条例について提案理由の説明を申し上げます。  今回の条例改正については、東松島市矢本西市民センターの建設工事が完了を迎えることから、東松島市市民センター条例において新たな位置及び使用料に改正を行うとともに、従来の矢本西市民センターについては、河戸地区学習等供用施設として東松島市学習等供用施設設置条例に新たに位置づけるものであります。  また、あわせて大塩地区学習等供用施設の位置について、本来の小字の表記に改正するものであります。  詳細については、議案参考資料48ページの資料8―1から49ページの資料8―3までをご参照願います。  以上、議案第55号及び議案第56号についてご審議の上、ご可決を賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第55号及び議案第56号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、議案第55号及び議案第56号について委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第55号及び議案第56号、2件を一括して起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第15 議案第57号 東松島市あおい地区地区計画区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例について ○議長(大橋博之) 日程第15、議案第57号 東松島市あおい地区地区計画区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第57号 東松島市あおい地区地区計画区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例について提案理由の説明を申し上げます。  本市では、これまで集団移転先であるあおい地区について、自立再建住宅地を住宅地区A地区に指定して地区計画を定め、低層戸建て住宅地として住環境の維持及び保全を図ってまいりました。今回の条例改正は、宮城県が本年5月17日付であおい地区全域を市街化区域に編入したことに伴い、本市が第一種住居地域の用途地域を指定するに当たり、これまでの土地区画整理事業区域外の既存宅地等も含めて地区計画変更手続を行う必要があることから、新たに住宅地区B地区及び商業業務地区として地区計画に追加するものであります。  また、これによりあおい地区全体の良好な住環境維持保全とともに、地区指定の目的にふさわしい土地利用を図るための建築制限を定めようとするものであります。  詳細については、議案参考資料50ページの資料9―1から55ページの資料9―3までをご参照願います。  以上、議案第57号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) このあおい地区、住宅が張りついて、店屋さんと言えば床屋さん、それからちょっとした飲み屋さん、それからお菓子屋さんぐらいしかないのです。そうすると、そういった趣旨からしますと必要なのかなと思いますけれども、50ページの条例改正の主なポイントの下のほう、商業業務地区、第一種住居地域ということで、B地区の下です。それで、ちょっとひっかかるところがあるのですが、最後のほうに日常生活に必要なサービス施設に限り容認すると、こういうふうに書いてあるのです。普通であれば認めるということなのですが、どうもこの容認するということがひっかかる。辞典で調べてみましたら、よいと認めて許すこと。多少のことは目をつぶるよという意味だそうでありますが、これがまずひっかかるということと、それから新たにこういう地区を設けたということは、この地区について既に進出したい旨の業者が予定されているのか、その辺の事情もお聞きしたいというふうに思います。 ○議長(大橋博之) 復興都市計画課長。 ◎復興政策部復興都市計画課長兼政策事業推進室長(森祐樹) ただいまの質問にお答えいたします。  まず、必要なサービス施設に限り容認するというところでございますが、余り深い意味はないのですけれども、認めますということと理解していただければと思います。  もう一つの商業地区に入る会社のほうなのですけれども、薬局系の会社のほうとコンビニエンスストア、今2店舗の申し入れが来ております。  以上でございます。
    ○議長(大橋博之) 15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) 容認するというのは、余り深い意味ないのだということですが、深い意味がないのであれば、これは認めるとはっきり書いたほうがいいのではないですか。行政用語的に見れば、曖昧な表現よりも、認めるで私はいいと思います。ですから、これは議案書ですから、直せというわけにはいきませんので、これからの表現としては、やっぱり認めるでいいのではないですか。どうですか。 ○議長(大橋博之) 復興政策部長。 ◎復興政策部長(浅野吉彦) こちらは議案資料となっておりますけれども、今後曖昧な表現を避けてきちんとした表現に改めてまいりたいと思います。ありがとうございます。 ○議長(大橋博之) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第57号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第57号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第16 議案第58号 東松島市特別用途地区建築条例の一部を改正する条例について ○議長(大橋博之) 日程第16、議案第58号 東松島市特別用途地区建築条例の一部を改正する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第58号 東松島市特別用途地区建築条例の一部を改正する条例について提案理由の説明を申し上げます。  今回の改正は、宮城県がことし5月17日付で市街化区域に編入した小松谷地地区、要するにイオンタウン矢本のところですが、ここについて本市が近隣商業地域として用途指定するとともに、特別用途地区として地域指定したことに伴い、用途地域による建築規制を補完し、商業地としての土地利用の維持及びさらなる推進を図ろうとするものであります。  具体的には、既に特別業務地区に指定している国道45号線沿道地区を第1種特別業務地区に名称変更するとともに、今回追加する小松谷地地区を第2種特別業務地区に指定し、商業地としての土地利用の実情を踏まえ、住宅や工場等の一定の建築を規制するものであります。  詳細については、議案参考資料56ページの資料10―1から63ページの資料10―4までをご参照願います。  以上、議案第58号についてご審議の上、ご可決を賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第58号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第58号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第17 議案第59号 公有水面埋立に関する意見について ○議長(大橋博之) 日程第17、議案第59号 公有水面埋立に関する意見についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第59号 公有水面埋立に関する意見について提案理由の説明を申し上げます。  本件は、東日本大震災により被災した市道奥松島ウォーキングトレイル1号線について、復興交付金事業を活用し、公有水面の一部を埋め立てて再整備するに当たり、公有水面の埋め立て行為の免許権者である宮城県知事に対し東松島市が出願した内容について、公有水面埋立法第3条第1項の規定により、免許権者の宮城県知事から意見を求められたものであります。  具体的には、今回埋め立てを計画している区域は、東松島市宮戸字南麦和田山2番に接する公有水面並びに字南麦和田山2番、3番、字梅ケ崎1番、4番2及び字東大崎田4番1の地先の657.31平方メートルの公有水面であり、同法第3条第4項の規定により異議のない旨の意見を述べるため、議決を求めるものであります。  詳細については、議案参考資料64ページの資料11―1から68ページの資料11―5を参照願います。  以上、議案第59号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。5番土井 光正さん。 ◆5番(土井光正) 特別異議はないのですけれども、確認の意味でちょっと質問させてください。  資料11―4、図面があります。横断図の図面が。そこで、ちょっと右のほうに朔望平均満潮位というふうな位置がありまして、高さが表示されておりますが、これは今回埋め立てをするに当たって、新たなツールみたいなものをつくると、土盛りをするというふうな話になっています。その中で、朔望平均満潮位がちょうど路面の敷き砂利の位置になっていますけれども、普通ここの下のほうに基礎材30センチの厚さがあります。これは、30センチというのは一般的な道路で言えば路盤に当たる部分だと思いますが、ここの路盤に当たる部分というのは朔望平均満潮位よりも上に来るような形になるのではないかなと思いますが、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(大橋博之) 建設課長。 ◎建設部建設課長(小野尚志) ただいまのご質問にお答えいたします。  今回のウォーキングトレイル1号線の標準断面図のほうに記載しております図面でございますが、この道路につきましては舗装をかけずに上面まで全て敷き砂利等で施工を予定しておりますので、今回の朔望平均満潮位のほうの記載と路面の関係で影響はないものと考えております。  以上でございます。 ○議長(大橋博之) 5番土井 光正さん。 ◆5番(土井光正) 影響はないというか、朔望平均満潮位というのは潮が上下するわけですから、結局路盤の部分が上下するというようなことは、そこの分で吸い出しとか何かを受けて、沈下してしまうおそれがあるのかなと思っているのですが、その辺は大丈夫なのですか。 ○議長(大橋博之) 建設課長。 ◎建設部建設課長(小野尚志) 標準断面のほうに吸い出し防止材の記載もしておりますが、この吸い出し防止材を使用していることによりまして、吸い出しのほう、影響ないものと考えております。 ○議長(大橋博之) 5番土井 光正さん。 ◆5番(土井光正) 吸い出し防止材は、この位置ではなくて、基礎材の下のほうに本来は施工するべきではないのかなというように考えていますが、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(大橋博之) 建設部長。 ◎建設部長(相澤武志) 今までの建設課長の補足ということでございます。  まず、朔望平均満潮位から下に割り栗という部材、例えば満潮来てもツーツーの状態ということ、あとは海側に今宮城県で施工しております県道、そこにゲート等が設置されます。そういったことで、潮位の操作もできるというようなことで、今後いろいろそういったことも踏まえて、満潮位の水位の高さの調整もきくというようなことで、今回このような形をとらせていただきました。  なお、今土井議員さんご心配していただいている点ございますので、検討しながら進めていきたいと思います。 ○議長(大橋博之) 7番小野 幸男さん。 ◆7番(小野幸男) これちょっと確認なのだけれども、今土井議員のほうから満潮位とかなんとかということなのですけれども、あそこに道路設置したら、道路の下、海水をゲートあけて出し入れするのかな、まずそこの部分。 ○議長(大橋博之) 建設部長。 ◎建設部長(相澤武志) 基本的には、出し入れはするようです。フロートによって操作ということで、県の施工ということで確認しております。 ○議長(大橋博之) 7番小野 幸男さん。 ◆7番(小野幸男) 今回ここを埋め立てしてあそこに道路できると、今までたまっていた部分の面積は約半分くらいにしかならなくて、私は背後地の山と水田等の部分の落ちてきた水をあの道路の下を通していっぱいになったときに俺は出してやるのかなと思っていたのですけれども、あそこを、海水を道路の下に管通して出し入れする必要はあるのだろうか。確認です。 ○議長(大橋博之) 建設部長。 ◎建設部長(相澤武志) 山水に関して、要は今の水面の分が上昇してくればフローティングゲートで水田に流れていくと、干潮のとき。満潮のときは、閉まるという操作になると思います。あとは、海水を入れることによりまして浄化作用も図られますので、海水を入れることは、私は問題ないのかなと思っております。 ○議長(大橋博之) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) これもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第59号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第59号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第18 議案第60号 市町の境界変更について △日程第19 議案第61号 境界変更に伴う財産処分の協議について ○議長(大橋博之) 日程第18、議案第60号 市町の境界変更について及び日程第19、議案第61号 境界変更に伴う財産処分の協議についての2件を一括議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第60号 市町の境界変更について及び議案第61号 境界変更に伴う財産処分の協議について提案理由の説明を申し上げます。  平成23年度から宮城県が事業主体として実施してきた県営圃場整備事業上福田地区については、令和元年度に工事完了が予定されております。当該事業は、施行面積45.6ヘクタールであり、工事完成に伴い、農地、道路及び水路の形状が変わり、従前の市町の境界に変更が生じることから、令和元年5月9日付で事業主体の宮城県から市町の境界変更申請が提出されたものであります。申請された市町の境界変更については、事業実施による新たな区画や従前の境界を考慮した上で、宮城県があらかじめ地元関係者と協議しております。  また、境界変更に伴う財産処分の協議については、境界変更により遠田郡美里町の境界内となる本市所有の用地及び新たに本市の境界内となる同町所有の用地について、同町と財産処分の協議を行うに当たり、議会の議決を求めようとするものであります。  なお、換地処分については、県では令和2年12月ころを予定しており、本議会においてご可決いただいた後、県議会での議決を経て県から国に届け出ることとなっております。  追って今回の境界変更に当たり、両市町の総面積の変動はありません。  詳細については、議案参考資料69ページの資料12―1から71ページの資料12―2までをご参照願います。  以上、議案第60号及び議案第61号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第60号及び議案第61号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、議案第60号及び議案第61号について委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第60号及び議案第61号、2件を一括して起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第20 議案第62号 令和元年度東松島市一般会計補正予算(第4号)について △日程第21 議案第63号 令和元年度東松島市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について ○議長(大橋博之) 日程第20、議案第62号 令和元年度東松島市一般会計補正予算(第4号)について及び日程第21、議案第63号 令和元年度東松島市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についての2件を一括議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第62号 令和元年度東松島市一般会計補正予算(第4号)について提案理由の説明を申し上げます。  今回提出いたしました補正予算は、当初予算編成後に事業の調整が整ったことに伴う事業費の計上が主なものであり、既定の予算総額に4億6,411万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を344億5,440万円として編成しております。  また、債務負担行為の補正では、庶務・職員管理事務支援システム導入・運用事業、放課後児童クラブ運営業務委託などを追加しております。  その主な内容について歳出からご説明申し上げます。総務費については、企画費において、ことし10月からデマンド交通の土曜日運行に係る増額分として地域公共交通活性化協議会補助金を計上するとともに、東京23区から本市内に移住し、新規就業した方を支援する移住支援事業補助金等を計上しております。  また、震災対策費にプレハブ庁舎及び放課後児童クラブ等の仮設施設解体工事費を計上し、復興推進費に前年度減額したタイケン学園への私立高等学校整備事業補助金5,000万円を追加計上しております。  民生費については、児童福祉総務費において、ことし10月から始まる幼児教育・保育無償化実施事業に係る経費1,470万円を計上しております。  衛生費については、保健衛生費において、保健相談センターの備品修繕料を計上しております。  農林水産業費については、食糧需給総合対策費において、宮城県からの内示額の確定に合わせ補助金を減額し、また漁港整備事業費に浜市漁港機能保全工事費2,420万円を計上しております。  商工費については、商工観光復興費において、奥松島船舶離発着施設周辺調査設計に係る委託料1,350余万円を計上し、また宮戸地区復興再生多目的施設に係る駐車場の土地購入費1,000万円及び駐車場整備費880万円を計上しております。  土木費については、防衛施設周辺整備事業費において、百合子線改良舗装工事費4,250万円を追加計上するとともに、集団移転事業費に津波や地震で被災し、住宅再建する住民に対する独自支援として、東日本大震災復興基金を財源として被災住宅再建支援事業補助金1億3,300万円を計上しております。  消防費については、防災費において、防災行政無線子局のデジタル化工事箇所数増加に伴う工事請負費等1,560余万円を計上しております。  教育費については、学校教育施設管理費に昨年度計上しておりました前払い金が不要となったことに伴う赤井小学校冷房機設置工事費1,050余万円を追加計上するとともに、学校教育施設整備費に矢本東小学校学童保育仮設施設解体に伴う遊具復旧工事費、学校教育施設管理費に鳴瀬未来中学校に係る屋根の雪どめ工事費500万円、体育施設管理費に矢本運動公園野球場改修工事費900万円、体育振興費にオリンピック・パラリンピックホストタウン事業に係る機運醸成経費、体育施設整備費に矢本海浜緑地パークゴルフ場に係る附帯設備設置費について、それぞれ所要の額を計上しております。  災害復旧費については、社会体育施設災害復旧費において、矢本運動公園総合運動場の側溝整備に係る費用を計上しております。  次に、歳入についてご説明申し上げます。地方交付税については、仮設施設解体工事などに係る震災復興特別交付税1,960余万円を計上しております。  県支出金については、民生費県補助金に幼児教育・保育無償化実施に係る子ども・子育て支援事業補助金、農林水産業費県補助金に水産物供給基盤機能保全事業補助金等2,840余万円を計上しております。  繰入金については、被災住宅再建支援事業等に東日本大震災復興基金繰入金、応急仮設建築物解体・撤去事業等に東日本大震災復興交付金事業基金繰入金をそれぞれ計上し、財源調整のため財政調整基金繰入金を計上しております。  諸収入については、教育費雑入において、奥松島のたからを活かした地域再生事業委託金及びスポーツ振興くじ助成金を計上しております。  市債については、浜市漁港の機能保全対策として、水産物供給基盤機能保全事業債を計上しております。  次に、議案第63号 令和元年度東松島市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について提案理由の説明を申し上げます。今回提出した補正予算については、既定の予算総額に322万5,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を44億3,479万8,000円として編成しております。  その主な内容について歳出からご説明申し上げます。総務費については、国の通知に基づき、国民健康保険税の旧被扶養者減免制度見直しに係るシステム改修費を増額しております。  保険給付費については、高額療養費制度における高額介護合算療養費の支給見込みにより増額しております。  次に、歳入についてご説明申し上げます。県支出金については、保険給付費等交付金において、国庫支出金からの組み替えのほか、国民健康保険税における旧被扶養者減免制度見直しに係る費用を増額しております。  なお、本補正予算案は東松島市国民健康保険運営協議会に諮問し、妥当なものと認めるとの答申を得ております。  以上により、令和元年度各種会計6月補正予算の概要説明を終わりますが、何とぞ慎重にご審議を賜り、ご可決賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(大橋博之) これをもって提案理由の説明を終わります。  昼食休憩とします。再開は午後1時30分とします。    午前11時58分 休憩                                              午後 1時29分 再開 ○議長(大橋博之) 再開します。  休憩前に引き続き、議事を続行します。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。2番上田 勉さん。 ◆2番(上田勉) では、5つほど。  まず、今市長から説明していただいた補正予算の中で、タイケンの話がありましたけれども、現在の進捗状況、どの程度改修というか工事ができているかをちょっとお聞きしたいと思います。その関連で5,000万円出していると思うのですけれども、それが1つ。  それから、補正予算説明書の15ページ、総務費の15目の防災推進費の中に防犯対策推進事業として防犯灯の設置がありますが、これは何カ所ぐらいつくのか、場所。  それから次は、関連性がちょっとあるかもしれませんけれども、3つ目として、21ページの集団移転事業費の中の分ですが、住宅再建支援事業ということで1億2,550万円ありますけれども、随分まだ残っているのかなと思いました。その辺について、内容をちょっとお伺いしたいなというふうに思います。  それから、4つ目が26ページの社会教育費の中の奥松島縄文村管理費ですけれども、その中で奥松島縄文村歴史資料館再興事業ということで印刷費が161万円も出ているのですけれども、このぐらいのお金だったら最初からやっておけばよかったのではないかというのですけれども、何で今ごろ出てきたのか、その理由をお知らせしてください。  それから、その下の27ページで、海浜緑地公園パークゴルフ場の関連でお伺いしたいと思います。これのまず1つ目が、全般的に一般財源から出ていますけれども、復興予算というか、交付金関連で国からは出なかったのかなと。なぜかというと、管理費については市か県になると思うのですけれども、多分運営費になってくると県もちょっと絡んでいるのではないかなと思いますけれども、その辺どうなっているか。  それから、中身として、その次の5目体育施設整備費の中に矢本海浜緑地休養施設整備事業が入っていますけれども、350万円、これは市長の説明もありましたけれども、この中で多分性善説からいうと、あんなところにあるやつを何で持っていかなければいけないのかという話ありますけれども、多分コンプレッサーの代替ということだと思うのですが、今度取られないようにというか、壊されないようにというか、きちっとした対応をしなければいけないと思うのですけれども、その辺のところの関連についてお伺いしたいなと。  それから、今言ったパークゴルフ場の運営管理については、まだ余り進行していないはずなのに、110万円も今ごろ何で出てくるのかなというのがありますので、海浜公園の関連はこの2つについてお伺いしたいと思います。  以上、6点であります。お願いします。 ○議長(大橋博之) 復興政策課長。 ◎復興政策部参事兼復興政策課長(八木繁一) まず、1点目のタイケン学園への補助金の部分でございますけれども、タイケン学園には合わせまして4億5,000万円の補助金を交付するというふうな前提になっておりまして、昨年、30年度に当初2億5,000万円というふうなことで、あと31年度、今年度に2億円というふうな割り振りになっておりました。その中で、タイケン学園の支出の根拠となりました平成30年度分の契約書に基づきまして、2億円の支払いしかないというふうなことでございましたので、昨年度5,000万円落としておりましたので、31年度分については当初予算で2億円を積んでいましたけれども、その落とした分を今回5,000万円計上したということでございます。  あと、進捗でございますけれども、昨年度中に県の私学審議会のほうで現地調査をまず1回行っておりまして、その後に県の審議会のほうの第1回の部会というのが開催されております。そういった中で、いろいろ状況を委員のほうに確認した中で、再度ことしの5月8日に現地視察、これは委員のほうが現地に来て視察をしてございます。そういったのを受けまして、5月29日に第2回の部会のほう、開催をされたというふうに伺ってございます。今後6月の末に再度部会のほう開かれるのではないかなというふうに思っておりますけれども、そういった状況でございます。  あと、工事の進捗の部分につきましては、主に校舎の中、今改修を行っているようでございます。あと体育館の周辺の造園とか、木とか、そういったものも刈り取られておりますし、あと体育館との渡り廊下の下屋の部分も解体されておりました。主に今中をやっているような状況というふうに確認してございます。  以上でございます。 ○議長(大橋博之) 防災課長。 ◎総務部参事兼防災課長(齋藤友志) 説明資料の15ページ上段でございます。防犯推進費のうち、防犯灯設置工事についてご説明申し上げます。  施工箇所につきましては、市道赤井小松線の県道石巻港インター線交差点付近から石巻西高校までの路線のうち、南側の歩道約400メーター部分に防犯灯を7基、自立型のものを設置するものでございます。この工事によりまして、防犯対策の一層の強化を図る目的で実施をさせていただきます。  以上です。 ○議長(大橋博之) 福祉課長。 ◎保健福祉部福祉課長兼社会福祉事務所副所長(藤田栄治) それでは、説明資料21ページの土木費、集団移転事業費の委託料の関係の住宅再建独自支援事業についてご回答させていただきます。  今回津波、地震と合わせて1億3,300万円ということで計上させていただいておりますが、こちら31年度で一応事業終了ということで、30年度に大分申請のほうございまして、30年度で間に合わなかった方、結構住宅の再建が以前より短期間で建物が建つようになったということがありまして、今回9月ぐらいかなと思っていたところが6月補正させていただきました。  それで、30年度までの実績としまして、今まで独自支援事業につきましてはがけ近事業や、あと防災集団移転促進事業のほうで国の補助金の対象にならなかった方をお助けするということで復興基金のほうを使わせていただきまして、こちらのほうで30年度までが4,854件申請がありまして、合わせて約95億円ほど支出しております。31年度の見込みとしましては、151件の4億8,000万円程度を見込んでおりますので、その分で不足したのを今回補正を上げさせていただいた状況でございます。  以上です。 ○議長(大橋博之) 教育部長。 ◎教育部長(小山哲哉) 次に、奥松島縄文村歴史資料館再興事業についてお答え申し上げます。  まず、印刷製本費ですけれども、内容といたしましては宮戸島の文化財マップ、それから野蒜築港のパンフレットの作成ということでございます。なぜ今回の補正でということですけれども、財源の確保ができたというところでございます。内容につきましては、12ページをごらんいただきたいのですけれども、20款諸収入の雑入、8目教育費雑入に奥松島のたからを活かした地域再生事業委託金がございます。328万5,000円、こちらを財源に今回事業をするものでございます。 ○議長(大橋博之) 復興都市計画課長。 ◎復興政策部復興都市計画課長兼政策事業推進室長(森祐樹) 5点目、27ページの体育施設管理費、矢本海浜緑地パークゴルフ場管理運営費のほうなのですけれども、こちらのほう、ご利用されている方からの日よけ対策のご要望がありまして、コースのスタートホール、もしくはロングホールで人が多くたまるところ、そちらのほうの日よけ対策で70万円ほど備品を積んでおります。これは、残念ながら国も県のほうの補助金もございません。  続きまして、体育施設整備費、矢本海浜緑地の休養施設整備工事なのですけれども、これはご推察のとおりコンプレッサーの費用と、あとは盗難防止の対策、あとは防犯カメラ、それとまだ場所がなかなか外からわかりづらいということで、案内看板の設置のほうも見込んでおりまして、350万円となっております。  以上です。 ○議長(大橋博之) 2番上田 勉さん。 ◆2番(上田勉) 大体わかりました  一番最後のパークゴルフ場、これ一般質問も私やろうかと思ったのだけれども、350万円というのは、この間盗まれた分だけの対策だと思うのですけれども、この辺で、この350万円で間に合うかどうかというのは、今言った中ではちょっと不安なのですけれども、今後の対策ではなくて、あくまでもこれはこの間持ち去られたコンプレッサー関連だと思うのですけれども、これだけで間に合うのか。今防犯灯なんかも、たしか壊されているはずですよね。そうすると、そのバックアップといってはおかしいですけれども、例えば2個取られたら、3個ぐらいしなければいけないだとか、その辺のところの対策については、今回の予算の中には入っていないのか。  それから、コンプレッサーについても、ただ置いているだけではなくて、きちっとした防犯対策しようとすると、コンプレッサーと同じぐらい金かかるのではないかなと思うのですけれども、その辺のところの予算計上に対する考え方についてもう一度お願いしたいと思います。 ○議長(大橋博之) 復興都市計画課長。 ◎復興政策部復興都市計画課長兼政策事業推進室長(森祐樹) コンプレッサーのほうの防犯の関係は、コンプレッサーの周りにフェンスをつけるですとか、下にコンクリートブロックでチェーンとかで結束するとか、もう一基も結構目につくところにありますので、そちらのほうもコンクリート板ですとか、防犯対策のフェンス等の設置も見込んでおります。防犯カメラのほうも1個は壊されて、それを補完する駐車場の盗難ですとか、コースが長いので、トイレも2カ所あるのですけれども、そちらのほうに自動販売機等もありますので、そういったものも監視できるような防犯カメラの設置も考えております。 ○議長(大橋博之) 14番櫻井 政文さん。 ◆14番(櫻井政文) 説明書の26ページ、体育振興費でオリンピック・パラリンピックホストタウン事業の機運醸成経費というのがあるのですけれども、この具体的な内容を教えていただければと思います。 ○議長(大橋博之) 教育部長。 ◎教育部長(小山哲哉) 具体的な内容ということですけれども、まず横断幕、それからのぼりの作成、それからTシャツ、ステッカー、ポスター等の印刷等々でございます。 ○議長(大橋博之) 5番土井 光正さん。 ◆5番(土井光正) 先ほどの市長の説明書の中で、3ページ、上から5行目、教育費については学校教育施設管理費に昨年度計上しておりました前払い金が不要となったことに伴う1,054万円、これはどのような意味なのかちょっと詳しく教えてほしいなと思います。 ○議長(大橋博之) 建築住宅課長。 ◎建設部建築住宅課長(津田富彦) 議員さんの質問にお答えいたします。  こちらのほうは、平成30年度の12月補正にて債務負担行為を設定して工事を行ったものでありまして、当初の予算の支払いにつきましては、平成30年度予算に契約金額の40%以内の前払い金を支払う予定でおりましたけれども、契約締結時に支払い予定でありました前払い金を受注者側から請求しないとの申し出があったため、不要となったもので、今回工事代金の不足分を計上したものであります。  以上です。 ○議長(大橋博之) 5番土井 光正さん。 ◆5番(土井光正) 前払い金が不要となったことで、冷房機の設置工事費1,050万円を計上したという話なのですが、これは前払い金という形で設計変更契約をするというようなことなのでしょうか。 ○議長(大橋博之) 建築住宅課長。 ◎建設部建築住宅課長(津田富彦) 今の質問にお答えいたします。  今回は、前払い金と合わせまして完成払い分として一括で払うものであります。  以上です。 ○議長(大橋博之) 5番土井 光正さん。 ◆5番(土井光正) そうすると、公共工事の前払い金の取り扱い要綱の中で、多分これは一般管理費が、前払い金を支払わない場合に5%割り増しをするというふうな形で、これは当初業者さん側のほうで請求がなかったので、積算上、今回の設計変更で前払い金を支払わない、一般管理費の5%を改めて今回計上するというような形なのでしょうか。 ○議長(大橋博之) 建設部長。 ◎建設部長(相澤武志) 例えば1,000万円で契約した工事となります。それで、40%の前払いを30年度で見込んでいたわけなのですけれども、400万円ですね。例えば1,000万円に対しては400万円ということで見込んでいますけれども、契約時に受注者さんが、うちのほうは前払い金必要ありませんというようなことでございましたので、当初予算には余りありませんでしたので、落ちていない状態なので、不用額扱いになっています。そういったことで、400万円が不用額扱いになっています。それで、その400万円が今31年度完成払いで払おうとしているのですが、当初予算に間に合いませんでしたので、今回補正して、その400万円もプラスして支払うということでの補正という意味でございます。 ○議長(大橋博之) 7番小野 幸男さん。 ◆7番(小野幸男) それでは、説明書の14ページの定住化促進事業で、お試し移住受け入れ支援業務委託料があって、またその下の下に移住コーディネーター活動費補助金とあるのですけれども、これについての詳細と、あとは次のページ、15ページの真ん中の復興まちづくり推進員設置事業の中のまちづくり推進員、今回観光資源整備ということで、これはどのような方が推進員なのか、あとはその活動費というのは主にどういった活動を行っているのかをお聞きします。  それから、19ページの林業費で、松くい虫の防除が今回224万6,000円減になっていますので、減の理由と、次の水産業費の浜市漁港の機能保全工事で2,400万円とありますが、浜市漁港のどの部分なのかと、あとは中学校費で今回鳴瀬未来中学校の屋根の雪どめ追加設置工事とあるのですけれども、これは本来ならば当初の計画の中で設計にあってしかるべきものだと思うのですが、何でこれ追加で出たのか、当初の設計ミスだったのか、これについてお伺いします。 ○議長(大橋博之) 復興政策課長。 ◎復興政策部参事兼復興政策課長(八木繁一) まず、1点目のお試し移住の受け入れ支援業務委託料でございますけれども、こちらはさきにご案内のとおり、ワンストップ窓口ということで、移住に関しての窓口を10月から設けるような形としております。そういった中で、お試し移住ということで、本市に来ていただいて何日か暮らしていただくというふうなお試し移住を検討しておりまして、その際泊まった後に清掃とかをする際の部分でお願いするものでございまして、金額的にはほんの数十万円というふうな形になろうかと思いますけれども、そういった部分の企画募集、施設の維持管理、そういったものの委託料になります。  あと、コーディネーターの部分につきましては、今お話ししましたワンストップ窓口でのコーディネーターの10月からの6カ月分、こちらを計上させていただいております。報償金と活動補助金の分、そちらがお二人の報償金と補助金というふうな形になります。  以上でございます。 ○議長(大橋博之) 市民協働課長。 ◎総務部市民協働課長(佐々木寿晴) それでは、15ページの復興まちづくり推進員についてお答えいたします。  まず、活動の内容ですけれども、主にオルレのコースの定期点検、あるいは維持補修のほか、地域の維持、活性化に関することを担っていただく予定でおります。どのような方ということですけれども、今のところ地域おこし協力隊のOBの方を見込んでおります。  以上でございます。 ○議長(大橋博之) 産業部長。 ◎産業部長(勝又研一) それでは、3点ありますけれども、1点目、松くい虫の防除等事業、減額の224万6,000円でございます。こちらにつきましては、委託契約金額が確定したことに伴いまして、減額をするというものでございます。  次に、19ページ、その下になりますけれども、漁港施設の整備事業、浜市漁港機能保全工事、こちらにつきましては浜市の漁港区域の設定ということで、漁港区域が新たに海に出るところまで拡大をしております。浜市の漁港から海の出口までが漁港区域という選定をさせていただいて認められました。ここの部分をしゅんせつをしながら、震災後8年たちますので、今後しばらくかからなくていいように、今回は一部しゅんせつになりますけれども、整備をするということで補助がついたものでございます。  以上でございます。 ○議長(大橋博之) 教育部長。
    ◎教育部長(小山哲哉) 鳴瀬未来中学校の雪どめ追加の工事でございます。こちらは、設計ミスというわけではございませんけれども、現在の雪どめがといのところから約3メートルぐらい上がったところについています。その下の部分について、とまるところがないものですから、雪が落ちてくるということでございまして、改めてといの近くのほうに雪どめを設置するというものでございます。南側、それから北側、合わせまして125メートルということでございます。 ○議長(大橋博之) 7番小野 幸男さん。 ◆7番(小野幸男) それでは、まず最初に移住コーディネーターの部分で、泊まったところの清掃ということなのですけれども、宿泊先というのはお試し移住の場合はどういったところに泊める予定なのか。 ○議長(大橋博之) 復興政策課長。 ◎復興政策部参事兼復興政策課長(八木繁一) 申しわけございません。今受け入れを予定しております3施設でございますけれども、東矢本駅のところにございますつながるYeah(家)!のほうをまず1つ予定してございます。あと、今空き家バンクのほうに登録されておりますうちがありまして、そこをうまく活用できないかというふうに考えてございます。あと、こちらは指定管理のため管理のほうは不要になりますけれども、宮戸地区のあおみなのほうも一応お試し移住先としての候補にさせていただいております。  以上でございます。 ○議長(大橋博之) 7番小野 幸男さん。 ◆7番(小野幸男) それで、まずは復興まちづくり推進員、こいつ震災対策費なので、もしかするとこの部分は32年度で終わってしまうのかなという、ちょっと心配があります。  それから、学校の屋根、今教育次長からお話ありましたが、3メートルのところにあって、またそこからおりるということを聞くと、やっぱりそもそも3メートルのところにつくった時点で、私は設計ミスだと思うのだけれども、その辺説明は受けましたが、私はやっぱりちょっとそのときにやるべき問題ではなかったかなと思うので、これについて再度お伺いします。 ○議長(大橋博之) 市民協働課長。 ◎総務部市民協働課長(佐々木寿晴) 復興まちづくり推進員の財源についてでございます。議員おっしゃるとおり、財源のほう、復興特別交付税を財源にしておりますので、32年度に終わる可能性がございますけれども、今後国の動向を見ながら、必要に応じて対応してまいりたいと思います。  以上です。 ○議長(大橋博之) 教育総務課長。 ◎教育委員会教育部教育総務課長(勝又啓普) それでは、ご質問にお答えさせていただきます。  こちらの鳴瀬未来中学校の屋根の設計につきましては、といから3メートルのところに雪どめが設置されているということでございますけれども、まず雪どめの部分で受けるものと、それから大型の雨どいついてございますので、こちらのほうでその先については受けるというような設計でございました。ただ、一番はこれが供用開始した年がそうだったのですが、何十年に1度という大雪の年からスタートしたわけでございますけれども、この際30センチ以上の降雪があった場合には、やはり落雪が発生するということで、こちらのほう、これまで経過観察を行ってきたのですが、安全対策が必要ということで判断いたしまして、今回雪どめをもう一列追加したいということでございます。 ○議長(大橋博之) 16番長谷川 博さん。 ◆16番(長谷川博) 説明資料の13、14ページなのですが、先ほど市長から口頭でもご説明を頂戴しましたが、らくらく号の利便性向上のために10月から土曜日運行するということで、それに係る増額だということなのですが、具体的にどういった中身で土曜日運行されるのか、その辺もう少しわかりやすく教えてください。 ○議長(大橋博之) 復興政策課長。 ◎復興政策部参事兼復興政策課長(八木繁一) らくらく号の部分でございますけれども、現在月曜日から金曜日まで運行してございますけれども、その時間帯と同じように土曜日も同じ時間帯で運行するというふうなことでございます。あくまで試行というふうな形になりまして、実績等を見て今後検討させていただくということになろうかと思います。 ○議長(大橋博之) 16番長谷川 博さん。 ◆16番(長谷川博) わかりました。月金と同じような形で土曜日も運行ダイヤというか、対応を組むということなのですよね。利便性向上ということでは、前にもアンケート調査とかやりましたが、将来的には日曜日とかの運行も見通す形になるのですか。 ○議長(大橋博之) 復興政策課長。 ◎復興政策部参事兼復興政策課長(八木繁一) まず、土曜日の実績を見ながらとなろうかと思いますけれども、委託しておりますタクシー3社のほうのドライバー等の会議等の話の中では、もしかしたら土曜日、日曜日は減るのではないかと、お客さん少ないのではないかというふうな意見はいただいておりまして、土曜日まずやってみて、主に病院に行かれる方が多いのですけれども、やっぱり土曜日ですと午後からお休みの病院とかありますので、日曜日はやっているところもありますけれども、それもだんだん少なくなるということで、もしかしたら少なくなるのではないかなというふうな予想はしてございます。  以上でございます。 ○議長(大橋博之) 3番手代木 せつ子さん。 ◆3番(手代木せつ子) 予算書の中の17ページ、幼児教育無償化実施事業のところで、時間外勤務手当480万円となっています。恐らく消費税が10月からアップすることを予想しての計上かなと予想はするのですけれども、今以上の何かサービスを考えて480万円残業代として設けているのか、何か施策があるのであれば教えてほしいことが1点です。  あともう一つ、もう一件伺います。繰越明許費の中で、環境課、リサイクルセンター維持管理事業のところで、繰越明許となる理由の中に地中障害物が発見されたと書いてあります。この地中障害物というのはどのようなものが、何か危険なものとか、そういうものが発見されたためでしょうか、教えてください。 ○議長(大橋博之) 子育て支援課長。 ◎保健福祉部子育て支援課長(大槻敦) それでは、お答えさせていただきます。  こちらのほうの超過勤務になりますけれども、あくまで今回の無償化に伴います事務を行うに当たっての職員の超過勤務となります。  以上でございます。 ○議長(大橋博之) 建築住宅課長。 ◎建設部建築住宅課長(津田富彦) 議員さんの質問にお答えいたします。  リサイクルセンター維持管理事業の繰り越し理由の地中障害物でございますけれども、こちらは基礎のフェンス部分は土の部分、砂質土と想定して工事を発注していたのですけれども、穴を掘ってみたところ、岩が出てきたことによる繰越明許となっております。  以上です。 ○議長(大橋博之) 3番手代木 せつ子さん。 ◆3番(手代木せつ子) 17ページの先ほどの幼児教育のところなのですけれども、そうすると例えば延長保育を考えているとか、そういうことのサービスは予定としてはないわけでしょうか。 ○議長(大橋博之) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長兼社会福祉事務所長(髙橋義則) 今回のこの予算書のページ見ていただくとおり、一般財源は1,000円ということで、財源については全て無償化に対応する財源ということで国のほうからいただく予定になっております。事前にこの部分については申請するということで、保育部門、教育部門、合わせての職員に係る人件費の部分の補正を上げさせていただいております。無償化に当たって、市の条例例規、その辺の規則の変更等ございますので、その部分に対応する事務経費ということで計上させていただいております。 ○議長(大橋博之) 12番五ノ井 惣一郎さん。 ◆12番(五ノ井惣一郎) 20ページ、工事請負で百合子線の舗装工事等上がっていますが、この概要についてお話しいただきます。  あと、25ページ、文化財保護費の中で、8節報償費、奥松島地域生物多様性保全推進、これについて、2件質問いたします。 ○議長(大橋博之) 建設課長。 ◎建設部建設課長(小野尚志) ただいまのご質問にお答えいたします。  まず、予算書の20ページになります。百合子線の改良舗装工事ということで、4,250万円追加で計上させております。こちらにつきましては、震災前から百合子線の工事のほう進んでおりまして、東日本大震災の際に工事のほう中断しておりまして、昨年度より再開させていただいております。百合子線につきましては、震災前に用地買収終わっているところがございまして、中断している間、その用地買収済みの区間につきまして、草刈り等の保全管理のほう、市のほうで負担してやってきております。こちら、今後工事のほうを早く進めさせていただきまして、地域住民の方々の利便性の向上と維持管理の軽減を図るために今回補正予算で対応させていただいております。  以上でございます。 ○議長(大橋博之) 生涯学習課長。 ◎教育委員会教育部生涯学習課長兼東京オリンピックパラリンピック推進室長(柏木淳一)  25ページ、奥松島地域生物多様性保全推進事業なのですが、こちらは宮戸地区の外来種、主にセイタカアワダチソウになるのですが、こちらの分布について、東北大学の先生及び学生さんに調査していただきまして、その謝礼ということでお支払いをするということでございます。  以上でございます。 ○議長(大橋博之) 12番五ノ井 惣一郎さん。 ◆12番(五ノ井惣一郎) まず、百合子線について、この工事完了後、全体の何%ぐらい完了しているのか、その辺わかったら。 ○議長(大橋博之) 建設課長。 ◎建設部建設課長(小野尚志) 百合子線につきましては、全線で2,470メーターございます。そのうち1,150メーター完了しておりますので、46%完了している状態となっております。  以上でございます。 ○議長(大橋博之) 15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) さっき市長が読み上げた補正予算説明書の1ページの下から6行目に東京23区から本市内に移住し、新規就業した方を支援する移住支援事業補助金を計上しておりますということで、これは14ページに書いてあります。東京23区から本市内に移住するということは、何か大勢のような気がするのですが、そうでもないのかな。大体何人ぐらいが来るのか、それでどのような新規就業をされるのか。移住してもらうのが主眼でありますので、その見込みについてまず伺います。  それから、2ページ目、上から2番目の幼児教育・保育無償化の実施事業に係る経費1,470余万円が計上ということになっているのですが、この財源の内訳は国県支出金、消費税アップに伴うものだと思うのですが、ほとんどがそうなっているのです。ところが、一般財源に1,000円というのを計上しているのですが、後年度に当然一般財源の持ち出しがあるという含みの意味合いでの1,000円なのか、その辺説明してください。  それから、同じ2ページの真ん中辺、浜市漁港の機能保全工事費とありますが、これは19ページに書いてあります。全体の予算が1億5,021万円で、うち地方債が1,030万円でありますが、国県が1,140万2,000円に対して1,030万円でありますから、地方交付税算入の関係も将来どういうふうになっていくのか説明をお願いします。  それから、債務負担行為の補正がされております。1ページにるる説明してあるのですが、まず庶務・職員管理事務支援システム導入の関係が令和元年から6年までとなっています。実際には、事業は令和2年4月から7年3月までということになっていますので、ただ元年から始まるわけですから、そうすると元年の分は必要ないのかどうか、その中身について。  それから、放課後児童クラブの運営業務委託の債務負担行為でありますが、これについても元年から4年でありますが、実際には2年4月から5年3月までということになっていますので、では本年分はどうなのかと、この2つです。  それから、明許繰越の関係でありますが、まず1ページ目の上から5番目の応急仮設住宅の跡地防じん対策業務ということで、理由の中に資材調達に期間を要しと。天候はいいのですが、資材調達、簡単な事業のような感じがするのですが、難しい資材調達なのか、その辺説明してください。  それから、2ページの上から3番目、中田・堺堀線整備事業ということで、移転先建築工事に不測の日数を要したためと。では、不測の日数とは何だと。その理由をおっしゃってください。  それから、3ページ目の一番上に小学校ICT教育用備品購入特別教室分一式ということなのですが、この理由が機器の調達に期間を要したためということになっているのです。しかし、教育用なのですから、余り難しいものではないというふうに私は思うのです。ですから、そんなに難しい機器ではないはずなので、なぜ調達に時間を要するのか。私は要するわけがないというふうに思っているのですが、その理由を説明してください。  以上です。 ○議長(大橋博之) 復興政策課長。 ◎復興政策部参事兼復興政策課長(八木繁一) まず、1点目の移住支援金の部分でございます。こちらは県の事業となりまして、補正予算書のほうの10ページの15款県支出金の部分の移住支援事業補助金ということで、国、県等から4分の3の補助がある事業でございまして、こちらは先ほど市長お話ししたとおり、東京23区に在住または通勤している方が宮城県内に移住をいたしまして、あらかじめその受け入れる事業者のほうを募集するのですけれども、その登録されている法人に新しく就業した場合、世帯で移住された場合については100万円、単身移住の場合は60万円を補助するというふうなものでございます。今回14ページにございますとおり、こちらの移住支援事業補助金を5件分一応想定しておりまして、500万円計上させていただいております。  以上でございます。 ○議長(大橋博之) 子育て支援課長。 ◎保健福祉部子育て支援課長(大槻敦) 無償化の関係でご質問いただきましたけれども、1,000円の扱いということでございますけれども、お話しいただきましたとおり、補助金をいただいて事業を行うわけでございますが、精算のための1,000円ということになります。  以上でございます。 ○議長(大橋博之) 産業部長。 ◎産業部長(勝又研一) 19ページにあります漁港施設の整備事業関係の財源、後年度の関係になります。基本的には、事業費の2分の1が国庫補助、残りの事業費に対して95%が起債対象というふうになります。この起債対象になった部分につきましては、後年度で交付金の対象になるというふうになってございます。  以上です。 ○議長(大橋博之) 総務課長。 ◎総務部参事兼総務課長兼工事検査室長併選挙管理委員会事務局長併固定資産評価審査委員会書記長(山縣健) 続きまして、債務負担行為のうち、庶務・職員管理事務支援システム導入・運用事業6,492万5,000円の部分でございます。まず、このシステムの導入の経緯でございますけれども、職員の出退勤あるいは休暇、時間外勤務、それらの服務管理をシステム化するというふうな部分と、あわせまして来年度、令和2年4月1日から施行されます会計年度任用職員制度、これの任用、給与等に係る管理を一括して電算システムで行おうというふうな部分でございます。債務負担につきましては、本年度から令和6年度までということにしておりますが、実際には稼働は来年度、令和2年度からというふうな形になります。今年度につきましては、今後お認めいただいた後には業者選定を行いまして、導入に向けたそれぞれシステムの確認とか、あるいはテスト運用、あるいは操作説明会等を実施する予定にしておりまして、実際の業務委託につきましては来年度から発生することから、今年度予算はゼロということで債務負担計上している部分でございます。  以上でございます。 ○議長(大橋博之) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長兼社会福祉事務所長(髙橋義則) 続きまして、同じく債務負担行為の放課後児童クラブの件でございます。令和元年度から令和4年度まで、実質業務につきましては令和2年度の4月1日からを予定しております。今定例会におきましてこの補正が認められた際に、事業のほうのプロポーザル作業に入るため、今回計上させていただいております。今年度については、委託料の発生がございませんので、準備行為としての予算計上でございます。 ○議長(大橋博之) 商工観光課長。 ◎産業部参事兼商工観光課長(生井浩二) それでは、明許繰越の5番目の応急仮設住宅維持管理事業についてお答えさせていただきます。  こちらの事業、グリーンタウンの仮設住宅の跡地の防じん対策ということで行った事業でございまして、年度末の発注となったことから、年度末ということで事業者のほうで資材調達がなかなかうまくいかなかった点と、あとまた天候不順によりなかなか事業が進まなかったという点がございまして、明許繰越の対応とさせていただきました。よろしくお願いいたします。 ○議長(大橋博之) 建設課長。 ◎建設部建設課長(小野尚志) 続きまして、同じく繰越明許費の2ページの3段目になります。中田・堺堀線事業の件でございます。こちらは、物件移転補償、移転先の建築工事に不測の日数を要したためということで、まず移転先地を探すのに時間がかかったということと、建築工事につきましても建築事業が大分市内混雑しておりまして、その部分で若干のおくれがありました。その2件のおくれによりまして、不測の日数を要したということとさせていただいております。  以上です。 ○議長(大橋博之) 教育総務課長。 ◎教育委員会教育部教育総務課長(勝又啓普) それでは、同じく明許繰越の小学校費、学校情報化推進事業の小学校ICT教育用備品購入特別教室分一式でございますけれども、機器の調達のおくれの理由でございますけれども、こちらにつきましては世界的な理由にはなってくるのですが、インテル社のCPUという部品がタブレットのほうに入っておりまして、これらの生産が世界的に非常に追いつかないということで、製品がちょっと手に入りにくい時期にちょうどぶつかってしまいまして、期間的には1カ月弱でございますけれども、納期のおくれが見られております。それも含めて、検査等も実質おくれるということになりますので、明許繰越という形をとらせていただきました。  以上でございます。 ○議長(大橋博之) 15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) それでは、まず説明書の1ページの東京23区からの移住支援事業、5件分だそうですが、これは定住してもらうのが主眼ですから、出稼ぎ気分で来てもらっては困るのです。ですから、どのような指導をしていくのか、それを聞かせてください。中にはそういう人もいるのですから。  それから、債務負担行為の関係で、これは確認なのですが、臨時職員が法の改正によりまして来年度から会計年度任用職員にかわるわけです。だから、物件費から人件費にかわるということなのですが、その会計処理、給料は当然固定給になってアップするわけですから、それの会計処理に必要だということで、その辺のシステムをプロポーザル方式でことし発注をするという意味合いの確認でよろしいのか、それをお願いします。  それから、繰越明許の関係で、2ページの上から3番目の中田・堺堀線整備事業の用地買収の関係なのですが、説明が対応する物件を探すのに時間がかかったということなのですが、しかしこういう事業というのは、あらかじめそういったことを調査して、手当てをして取りかかるのが普通ではないのかなというふうに私は思うのです。当てもなく、確保できるだろうということでやるような事業ではないのです。ですから、その辺の調査をどういうふうにしているのか。職員の業務として、本来であれば順番的にはそうではないのかなというふうに私は思うのですが、その辺の考えを聞かせてください。  以上です。 ○議長(大橋博之) 復興政策課長。 ◎復興政策部参事兼復興政策課長(八木繁一) 移住支援金の定住してもらうというふうな部分でございますけれども、先ほど申しましたように、受け入れる側の法人の業種のほうもある程度決まっておりまして、市の中で不足しているような分野だったりとか、そういったものが地域の担い手として重要と考える産業分野で位置づけるというふうなことでございまして、その中で受け入れる側につきましても、最低5年居住を原則として継続できる者というふうな形となっておりますので、申し込みの際は、最低5年間は住まなければならないのだなというふうな形でのものになるかと思います。ただ、やっぱり職業と実際に移住されてきた方のマッチングという部分で、うまく合えば定住していただけると思うのですけれども、そうなるようにこちらのほうとしても支援をしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(大橋博之) 総務課長。 ◎総務部参事兼総務課長兼工事検査室長併選挙管理委員会事務局長併固定資産評価審査委員会書記長(山縣健) 債務負担行為の庶務・職員管理事務支援システム導入・運用事業の件でございます。確認ということで、来年度から臨時職員が基本的には会計年度任用職員ということで、職員に準じた給与というふうな形で支給されることになります。それに伴いまして、当然議員さんご質問のとおり、会計処理が必要になってきますので、そういった職員の人事給与管理とあわせまして、会計年度任用職員につきましても、本制度の導入によりまして給与管理を一体的に行うということでございます。  以上でございます。 ○議長(大橋博之) 建設課長。 ◎建設部建設課長(小野尚志) それでは、中田・堺堀線の移転の関係でお答えいたします。  こちらにつきましては、移転補償の契約の相手方とるる協議を行いまして、移転先のほうを何点か絞らせていただいて、契約まで話し合いを進めてまいりました。それで、最終的に移転先決定しまして、契約した時点で若干工期的にも厳しいものがありましたが、建築工事のほうでそのおくれを取り戻して、何とか年度内の完成をということで契約をさせていただいておりましたが、やはりおくれの分、建築工事のほうでなかなか取り戻すことができませんでしたので、その2つの理由がありまして、今回の移転先建築工事に不測の日数を要したためという繰越明許の理由とさせていただいております。  以上でございます。 ○議長(大橋博之) 15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) 今の答え、違うような気がするのです。あらかじめ物件を手当てしておいてスタートするのが事業の本来の姿ではないのかと私申し上げたのですが、そうは思わないのでしょうか。  それから、もう一つ、ちょっと順番ひっくり返しますが、この1ページの職員管理事務支援システム導入と放課後児童クラブ運営業務委託の臨時職員から会計年度任用職員にかわるためのシステム処理だということでありますから、私はかなりの人数だと思うのです。ちなみに、一体どれくらいの臨時職員からそういった職員に切りかわるのか、それがわかれば教えてほしいなと思いますけれども。その2つについて。 ○議長(大橋博之) 建設課長。 ◎建設部建設課長(小野尚志) あらかじめ一定の手当てをしてということでございますけれども、移転先地の場所を検討させていただきまして、本人の希望、こちらの対応できるような土地とか探させていただいて、候補地を何点か挙げさせていただいて、最終的にその物件が決まった時点での契約になりましたので、その時点で若干おくれがもう既に発生していたということになります。そのおくれを取り戻すために、建築工事のほうで何とか対応させて、年度内に完成させようということで対応していたのですが、その分のおくれが取り戻せなかったので、今回の繰り越しということになりました。  以上でございます。 ○議長(大橋博之) 総務課長。 ◎総務部参事兼総務課長兼工事検査室長併選挙管理委員会事務局長併固定資産評価審査委員会書記長(山縣健) 会計年度任用職員の見込みの人数というふうなご質問でございます。この件につきましては、昨年度、来年度からの実施に向けて庁内ヒアリングして確認、調査したところ、296人、約300人程度がこの新制度に移行されるというふうな見込みでございます。 ○議長(大橋博之) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第62号及び議案第63号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 異議なしと認め、議案第62号及び議案第63号について委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋博之) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第62号及び議案第63号、2件を一括して起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋博之) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。  以上で本日の日程は全部終了しました。  本日の会議はこれにて閉じ、散会といたします。    午後 2時30分 散会...