東松島市議会 > 2018-12-06 >
12月06日-議案説明、質疑、討論、採決-01号

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  1. 東松島市議会 2018-12-06
    12月06日-議案説明、質疑、討論、採決-01号


    取得元: 東松島市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-17
    平成30年 12月定例会(第4回)         平成30年 第4回東松島市議会定例会会議録(第1号)                                          平成30年12月6日(木曜日)                                                 出席議員(17名)    1番  石 森 晃 寿            2番  上 田   勉    3番  手代木 せつ子            4番  齋 藤   徹    5番  土 井 光 正            6番  熱 海 重 徳    7番  小 野 幸 男            8番  小 野 惠 章    9番  阿 部 勝 德           10番  阿 部 としゑ   12番  五ノ井 惣一郎           13番  大 橋 博 之   14番  櫻 井 政 文           15番  佐 藤 富 夫   16番  長谷川   博           17番  熊 谷 昌 崇   18番  滝   健 一                                                 欠席議員(なし)                                                 欠  番   11番                                                 説明のために出席した者   《市 長 部 局》      市         長    渥  美     巖      副    市    長    加  藤  慶  太      副    市    長    小  山     修      総   務  部   長    小  林     勇      復 興 政 策 部 長    浅  野  吉  彦      市 民 生 活 部 長    小  山  哲  哉      保 健 福 祉 部 長    髙  橋  義  則      兼 社 会 福 祉事務所長      建   設  部   長    相  澤  武  志      産   業  部   長    勝  又  研  一      会 計 管理者兼会計課長    木  村  寿  人      総 務 部 経 営 調 整監    榑  谷  健 太 郎      兼 地 方 創 生推進室長      総 務 部参事兼総務課長    小  山     隆      兼 工 事 検 査 室 長      併選挙管理委員会事務局長      併固定資産評価審査委員会書記長      総  務  部  参  事    藤  田  英  俊      兼 行 政 経 営 課 長      総 務 部 防 災 課 長    佐 々 木  寿  晴      総務部防災課危機管理監    村  松  幸  雄      総 務 部 市 民協働課長    渡  邊     晃      復興政策部復興政策課長    八  木  繁  一      兼SDGs未来都市推進室長      復興政策部復興都市計画課長  森     祐  樹      兼 政 策 事 業推進室長      市 民 生 活 部 参 事    内  海  光  義      兼  市  民  課  長      市 民 生 活 部税務課長    川  田  美  雪      保  健  福  祉  部    生  井  浩  二      高 齢 障 害 支 援 課長      保健福祉部健康推進課長    片  倉  義  和      保 健 福 祉 部 参 事    齋  藤  友  志      兼 子 育 て 支 援 課長      建 設 部 建 設 課 長    小  野  尚  志      建 設 部 建 築住宅課長    津  田  富  彦      建 設 部 下 水 道 課長    八  木  哲  也      産 業 部 農 林水産課長    大  崎  昌  宏      産  業  部  参  事    山  縣     健      兼 商 工 観 光 課 長   《教育委員会部局》      教    育    長    工  藤  昌  明      教   育  次   長    奥  田  孝  信      教育委員会教育総務課長    勝  又  啓  普   《その他の出席者》      建 設 部 下 水 道 課    菅  原  充  典      復 興 施 設 班 長      建 設 部 下 水 道 課    内  海  直  樹      施   設  班   長      建 設 部 下 水 道 課    鈴  木  雄  一      経   営  班   長      建 設 部 建 設 課    小  山     篤      道 路 公 園 整 備 班長      復興政策部復興都市計画課   小  山  あ  や      政 策 事 業 推進室次長      復興政策部復興都市計画課   柴  田     実      都 市 整 備 班 長      産 業 部 農 林 水 産課    土  井  智  和      農 業 復 興 班 長                                           《議会事務局》      議 会 事 務 局 長    髙  橋  ひ さ 子      議 会 事 務 局 主 査    田  中  将  徳      議 会 事 務 局 主 査    宮  川  友  美        議事日程 第1号 平成30年12月6日(木曜日)午前10時開議 第 1 会議録署名議員の指名 第 2 会期の決定について 第 3 諸般の報告 第 4 市長の行政報告 第 5 議案第112号 東松島市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動の公費負担に             関する条例の一部を改正する条例について 第 6 議案第113号 東松島市職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例             について 第 7 議案第114号 東松島市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例等             の一部を改正する条例について 第 8 議案第115号 東松島市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について 第 9 議案第116号 東松島市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正す             る条例について 第10 議案第117号 東松島市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定             める条例の一部を改正する条例について 第11 議案第118号 東松島市都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正             する条例について 第12 議案第119号 (債)平成30年度赤井排水区(雨水排水)下水道函渠工事(その             2)請負契約の締結について 第13 議案第120号 平成29年度大曲浜地区被災市街地復興土地区画整理事業造成工事             請負変更契約(第3回変更契約)の締結について 第14 議案第121号 矢本海浜緑地パークゴルフ場の指定管理者の指定について 第15 議案第122号 東松島市矢本駅前西地区複合施設の指定管理者の指定について 第16 議案第123号 財産の取得(東名地区コミュニティ道路整備事業用地)について 第17 議案第124号 字の区域を変更することについて 第18 議案第125号 平成30年度東松島市一般会計補正予算(第5号)について 第19 議案第126号 平成30年度東松島市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)             について 第20 議案第127号 平成30年度東松島市介護保険特別会計補正予算(第2号)につ             いて 第21 議案第128号 平成30年度東松島市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3             号)について 第22 議案第129号 平成30年度東松島市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1             号)について 第23 議案第130号 平成30年度東松島市下水道事業特別会計補正予算(第3号)に             ついて 第24 議案第131号 平成30年度東松島市大曲浜地区土地区画整理事業特別会計補正             予算(第1号)について                                                  本日の会議に付した事件 議事日程のとおり 入退場一覧  13時47分   6番  熱 海 重 徳議員  退場  13時52分   6番  熱 海 重 徳議員  入場    午前10時01分 開会 ○議長(阿部勝德) ただいまから平成30年第4回東松島市議会定例会を開会します。  ただいまの出席議員は17名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付してある議事日程第1号をもって進めます。  今定例会には、説明及び答弁のため、市長を初め関係行政機関の長等の出席を求めております。  報道機関より今定例会中撮影の申し入れがありますので、これを許可いたします。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(阿部勝德) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において4番齋藤 徹さん、5番土井 光正さん、以上の2人を指名します。 △日程第2 会期の決定について ○議長(阿部勝德) 日程第2、会期の決定についてを議題とします。  お諮りします。本定例会の会期は、本日から12月17日までの12日間にしたいと思いますが、これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 異議なしと認め、会期は本日から12月17日までの12日間に決定しました。  お諮りします。12月7日、13日から14日までの2日間は、議案等精査及び委員会審査等のため休会といたします。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 異議なしと認め、12月7日、13日から14日までの2日間は、議案等精査及び委員会審査等のため休会と決定しました。 △日程第3 諸般の報告 ○議長(阿部勝德) 日程第3、諸般の報告。  報告書をお手元に配付しております。  事務局職員より概要を説明いたさせます。議会事務局長、説明。 ◎議会事務局長(髙橋ひさ子) それでは、①の東松島市議会定例会諸般の報告をお開きいただきたいと思います。議長の諸般の報告については、平成30年第3回定例会以後の議会の主なる動向について取りまとめたものであります。  平成30年7月、8月、9月分の例月現金出納検査結果報告書及び専決処分の報告については、既にその写しを配付しておりますので、後ほどご確認願います。  次の議案等の受理件数でございますが、33件、撤回なしということで全て可決してございます。  次の陳情、要望の関係でありますが、7件で、既に配付しておりますので、ご確認お願いします。  続きまして、4ページ、各常任委員会においては、付託議案の審査、所管事務調査、行政視察等を実施し、広報常任委員会では議会だより第50号を11月1日に発行しております。また、6ページ、議会運営委員会においては、定例会における会期の調整や本会議の日程事項など議会運営の全般について協議をいたしました。詳細については、4ページから7ページに記載しておりますので、ご参照願いたいと思います。  次の議員定数と報酬等並びに政治倫理のあり方に関する特別委員会においては1回の開催で、各委員の意見確認を行いました。  続きまして、視察来庁関係では、静岡県議会危機管理くらし環境委員会を初め、3議会が視察研修のため来庁し、正副議長が対応いたしました。  次の市議会議長会基地協議会の動向、その他の動向の議員全員説明会財務運営調整会議会派代表者会議、議会懇談会、研修等の開催状況については、9ページから10ページに詳細に記載しておりますので、ご確認を願いたいと思います。  次の11ページから12ページは、議長及び代理を含む会議出席等の状況について記載してありますので、これもご確認願いたいと思います。  最後に表彰につきましては、先ほど議長より報告がありましたとおり、阿部 としゑ議員が地方自治功労により文化の日、知事表彰を受賞しております。  以上で諸般の報告の概要説明といたします。 ○議長(阿部勝德) これで諸般の報告を終了します。 △日程第4 市長の行政報告 ○議長(阿部勝德) 日程第4、市長の行政報告。  市長より行政報告の申し出がありますので、これを許可します。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議員の皆さん、おはようございます。皆様のご出席をいただき、平成30年第4回市議会定例会が開催されますことに対し、厚く感謝申し上げます。  それでは、平成30年第3回定例会以降の行政執行の主なものについてご報告申し上げます。9月13日、宮城県オリンピックパラリンピック大会推進局長を訪問し、松島基地への聖火到着ホストタウンについて情報交換を行ってまいりました。  14日は、現在私立高等学校誘致活動中でありますタイケン学園の柴岡理事長の旧鳴瀬未来中学校校舎や鷹来の森運動公園の現地視察に対し、対応いたしました。  15日は、ツール・ド・東北が開催されました。仙台を出発し、途中塩釜港から本市の宮戸の遊覧船乗り場まで船で移動し、石巻専修大学を目指すグループライド・アンド・クルージングコースが新設され、従来のグループライド・アンド・ハイキングと合わせて400名のライダーに東松島市を訪れていただきました。  19日には、東京のアサヒビール本社を表敬訪問し、これまでの復興支援に感謝するとともに、「クリアアサヒ東北の恵み」による支援活動など今後も変わらぬご支援をお願いしてまいりました。  21日には、秋の交通安全出動式が早朝行われ、子供と高齢者の交通事故防止等も含めて交通安全街頭指導を行っております。  25日は、東京オリンピックパラリンピック競技大会組織委員会、森会長を表敬訪問し、航空自衛隊松島基地への聖火到着決定に感謝を述べるとともに、到着セレモニーを含め、オリンピックパラリンピックの成功に向けた情報交換を行ってまいりました。  27日は、本市防災備蓄倉庫及び震災復興伝承館全国都道府県東京事務所長会一行にご視察いただいております。私みずから現地で説明を行い、これまでの自治法派遣を含めた全国からの支援に感謝を申し上げてまいりました。  10月2日は、定例記者会見を開催し、宮城オルレ奥松島コースオープンを含めた10項目について情報発信を行っております。記者会見終了後、宮城県議会を訪問し、タイケン学園の誘致について、石巻地方選出県議会議員全6名の皆様と自民党会派会長に説明を行っております。  10月8日、宮野森小学校校庭を会場に、村井知事の出席のもと、宮城オルレ奥松島コースオープニングセレモニーが行われました。ジャニーズ事務所人気グループHey!Say!JUMPのメンバー3名がサプライズで登場したこともあり、オープニングセレモニーは大いに盛り上がりました。式典終了後、村井知事や済州オルレ代表者とともに奥松島コースを歩いております。  11日から12日は、広島市役所、高松市役所、松山市役所を訪問し、職員の自治法派遣をいただいていることに感謝を述べるとともに、来年度も引き続き派遣いただけるよう要請を行ってまいりました。  15日は、東北防衛局において、宮城県防衛施設周辺事業促進協議会のメンバーとして、来年度防衛予算の確保等の要望活動を行っております。  16日は、グランディ21を会場に開催され、二階 俊博先生が会長を務めている第41回全国土地改良大会宮城大会に出席してまいりました。  17日は、石巻グランドホテルで開催された東北市長会に参加してまいりました。市長会では、東日本大震災からの復旧・復興に関する決議等を行ったほか、3分科会で各県市長会提出の議案を審査いたしました。私は、第2分科会(厚生関係)の委員長を務めて議事を進めました。  19日は、松島基地で開催された平成30年度松島基地殉職隊員追悼行事に出席しております。その後、東根市長とともに、赤井中央公園で開催された山形新聞主催の最上川さくら回廊事業植樹式典に、桜の植樹式典に参加しております。  22日には、渡辺復興大臣が本市を初めて訪れておりまして、被災地視察を行っていただきました。震災復興祈念公園震災復興伝承館をご視察いただきながら、本市の復興状況を説明いたしております。その後、秋田県の秋田市で開催された平成30年度東北国道協議会総決起大会に出席し、高田東北地方整備局長奥田仙台河川国道事務所長と懇談、要望を行っております。  翌日の23日は、本市同様にSDGs未来都市に選定されている秋田県仙北市を表敬訪問し、来年1月25日、本市で開催のSDGsフォーラムについて情報交換を行ってまいりました。  24日は、東京で開催された東北の経済と暮らしを支える港づくり意見交換会に出席し、石巻港の整備予算の確保を要望し、午後は大島 理森衆議院議長を初め、東北選出の国会議員、また県選出の伊藤 信太郎衆議院議員、和田 政宗参議院議員と懇談を行ってまいりました。  翌25日は、同じく東京で開催された経済と暮らしを支える港づくり全国大会に出席しております。  26日は、仙台国際センター全国運河サミットが開催され、「歴史のかおる運河を活かした復興まちづくり」のパネル討論会に私もパネリストとして参加しております。  翌日は、サブイベントであるスタディーツアーが本市の震災復興伝承館等で行われ、私も現地で説明を行いました。  30日は、新火葬場の開所式を行い、その後本庁舎301会議室にてタイケン学園との協定書締結式を阿部議長様初め、市議の皆様立ち会いのもとで行っております。  11月2日は、仙台河川国道事務所、そして宮城県庁、東北地方整備局で行われた三陸縦貫自動車道アクセス道路建設促進期成同盟会の要望活動に参加しております。  3日は、友好都市である東京の大田区で開催されたOTAふれあいフェスタに参加してまいりました。  5日は、ホテルサンシャイン佐沼で開催された東部地域道路懇談会に出席し、奥田仙台河川国道事務所長等に国道45号の中道歩道橋、矢本歩道橋です、撤去等を要望しております。  6日は、ホテルメトロポリタン仙台で開催された第2回東京2020オリンピックパラリンピック競技大会宮城県の推進会議に出席してまいりました。これは、特にオリンピックの聖火のコース等について打ち合わせを行っております。  7日は、国土交通省、財務省、衆議院議員会館を石巻市長とともに訪問し、三陸自動車道・アクセス道路建設促進期成同盟会の要望活動を行っております。  翌日の8日は、砂防会館で開催された都市基盤整備事業推進大会に出席するとともに、せっかく東京に行っておりましたので、ボッシュ株式会社とか武田薬品工業株式会社を訪問し、ふるさと納税への感謝とともに今後の支援をお願いしてきております。  9日は、仙台国際センターで開催された宮城県文化の日表彰に出席しております。本市からは、自治功労として阿部 としゑ議員と消防功労の大野 正志副団長が表彰されております。  12日は、愛知県の名古屋で開催された知事が実行委員長を務める平成30年度宮城県企業立地セミナーinNagoyaに参加しております。私は、川崎の町長とともに副実行委員長として東松島市の企業誘致の受け皿についてアピールしてまいりました。  15日は、総理大臣官邸で開催された第2回ホストタウンサミットに出席してまいりました。今回事例発表する機会をいただいたため、全国のホストタウン認定自治体の皆様へ本市の取り組み状況を発表してまいりました。  19日には、東京の国連大学で開催された国際津波防災学会第2回総会に出席してまいりました。これは、二階さんが会長をしておりまして、山中さんという方が、元議員が代表をして進めている関係で、C・W・ニコルさんとかもそこの会には出席している状況でございます。  20日は、仙台勝山館で開催された臨時宮城県市長会議、宮城県知事との行政懇談会に出席してまいりました。宮城県市長会議では、宮城県市長会のあり方や災害見舞金等に係る基金について意見交換を行っております。知事との行政懇談会では、SDGsについて宮城県も積極的にかかわっていただくよう要望しております。  21日には、野蒜で奥松島クラブハウス建立安全祈願祭を開催して、私も参加しております。  22日は、東京の帝国ホテルで開催されたNITTAIDAI×自治体フォーラム2018に出席しております。日本体育大学と関係する全国55自治体が集まり、今後の地域活性化に向けた情報交換等を行ってまいりました。  23日は、コミュニティーセンターを会場に、市政功労者表彰式を開催しております。大臣表彰を含めた他表彰の紹介者が20名、市政功労者の表彰者が45名、感謝状贈呈者が21名でございました。  25日は、鷹来の森運動公園を会場に1,000人を超える選手が参加し、第51回東松島クロスカントリー大会が開催されて、私もお祝いを述べております。  26日は、本市と同様にSDGs未来都市に選定された山形県の飯豊町を表敬訪問し、後藤町長とSDGsについて情報交換を行い、来年1月25日に本市で開催のSDGs東北サミットの案内も行ってまいりました。  28日は、全国都市会館で開催された全国基地協議会防衛施設周辺整備全国協議会の合同役員会に出席しております。来年度の防衛予算や基地交付金等の確保について、総務省及び防衛省担当者の説明を受け、その後役員で情報交換を行ってきております。  次の日の29日は、和田 政宗参議院議員の案内で防衛省を訪問し、原田防衛副大臣及び中村地方協力局長に対し、消防庁舎建設等に係る補助金等について要望活動を行ってまいりました。また、配付したものには書いてありませんから口頭で申し上げますが、東京の帰りに東北地方整備局仙台河川国道事務所奥田所長さん以下に要望を行ってまいりました。これは、懸案事項でありました国道45号線の鳴瀬大橋への安全柵の設置、それから鹿妻跨線橋の国道45号線の歩道の要望をしてまいりました。どちらについても、特に鳴瀬大橋については早速やるという方向性をいただいてきましたし、国道45号線も歩道のような形を、色づけするか何かして、とにかく対策はしますということで、非常に前向きな回答をいただいてきました。  30日は、定例記者会見を開催し、定例議会案件を含めた12件の項目について情報提供、発信しております。  12月1日は、パク・サンフン大韓民国外交部公共外交大使及びパク・ヨンミン駐仙台総領事が本市を訪れ、宮城オルレ奥松島コースの視察があり、現地にて案内をしております。  3日には、未来へつなぐ宮城の道路を考えるセミナーが大崎市で開催され、前国土交通省道路局長の石川 雄一さんの講演の後、意見交換があり、私からは矢本パーキングの活用や道の駅について質問をしております。  以上、第4回東松島市議会定例会に当たっての行政報告とさせていただきます。 ○議長(阿部勝德) 以上で市長の行政報告を終了します。 △日程第5 議案第112号 東松島市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例について ○議長(阿部勝德) 日程第5、議案第112号 東松島市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第112号 東松島市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例について提案理由の説明を申し上げます。  今回の条例改正につきましては、公職選挙法の一部を改正する法律が平成31年3月1日に施行されたことにより、これまで市の選挙においては市長選挙のみに限定されていた選挙運動のために使用するビラの頒布が市議会議員選挙においても可能となることに伴うものであります。  主な改正内容といたしましては、頒布が可能となる市議会議員選挙におけるビラについて、条例において作成費用を公費負担の対象とすることができることから、市長選挙と同様に公費負担に関する規定を定めるものであります。  詳細につきましては、議案参考資料1ページの資料1―1から3ページの資料1―2までをご参照願います。  以上、議案第112号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部勝德) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(阿部勝德) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第112号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第112号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(阿部勝德) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第6 議案第113号 東松島市職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例について ○議長(阿部勝德) 日程第6、議案第113号 東松島市職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第113号 東松島市職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例について提案理由の説明を申し上げます。  今回の改正につきましては、地方公務員法第26条の2の規定に基づき、職員が自発的に大学等の教育施設で修学する場合、公務の運営に支障がなく、かつ修学が職員の公務に関する能力の向上に資すると認めるときは、1週間を通じて20時間以内、2年を超えない範囲で修学に係る部分休業を取得可能とするよう所要の改正を行うものであります。  詳細につきましては、議案参考資料4ページの資料2―1から8ページの資料2―2までをご参照願います。  以上、議案第113号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部勝德) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第113号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第113号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(阿部勝德) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第7 議案第114号 東松島市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例等の一部を改正する条例について △日程第8 議案第115号 東松島市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について △日程第9 議案第116号 東松島市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例について ○議長(阿部勝德) 日程第7、議案第114号 東松島市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例等の一部を改正する条例について、日程第8、議案第115号 東松島市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について及び日程第9、議案第116号 東松島市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例についての3件を一括議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第114号 東松島市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例等の一部を改正する条例について、議案第115号 東松島市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について及び議案第116号 東松島市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例についての3議案について提案理由の説明を申し上げます。  平成30年8月10日、人事院は国会と内閣に対し国家公務員の給与について勧告を行いました。その内容は、公務員と民間の給与比較において民間の給与が公務員を上回っていることから、引き上げの勧告となっております。本市においてもこの勧告を尊重して、世代間の給与配分の観点から、若年層に重点を置いて一般職給料表の水準を平均0.2%引き上げるとともに、勤勉手当を年間0.05月分、特別職等についても期末手当を年間0.05月分引き上げるなど、その他勧告に準じ、所要の改正を行うものであります。  詳細につきましては、議案参考資料9ページの資料3から16ページの資料3―3までをご参照願います。  以上、3議案についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部勝德) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) この案件については、人事院勧告のいわゆる民間との給与の格差の是正だということなのですが、慣行的に人事院勧告というのは、ずっと地方も右倣えをしてきたわけです。しかし、法的に考えてみると、これは必ずしも守らなくてもいいです。私、前に質問したことあるのですが、しかしそれはおいて、仕方がない部分があるので、認める方向にまで来ていたということなのです。  しかし、例えば特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例でありますが、では民間との格差の是正ということになれば比較するものはないのです。職員はあります。ラスパイレスとかそういったもので、格差が生じた場合には是正をするという人事院の方向ですから。ですから、特別職の関係については比較するものがありませんので、その辺の考え方を教えてください。 ○議長(阿部勝德) 総務課長。 ◎総務部参事兼総務課長兼工事検査室長併選挙管理委員会事務局長併固定資産評価審査委員会書記長(小山隆) 人事院勧告に合わせて、国のほうの特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案というのが示されております。それで、内閣総理大臣と国の特別職、これの引き上げについても示されております。今回は、それに倣いまして改定を行っておるところでございます。  以上です。 ○議長(阿部勝德) 佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) そうしますと、人事院勧告の本旨というのは民間との格差の是正ですから、そうするとそれだけではなくて、特別職については国の特別職に準じてやる法律があるから適用するということになれば、民間との格差の是正プラスそういった条項がありますよという説明がないとなかなか納得できないのです。ですから、冒頭の説明の中で、私はこの議案書なり、あるいは市長の中で説明をしていただければよかったのかなというふうに思いますので、その辺どういうふうに考えますか。 ○議長(阿部勝德) 総務部長。 ◎総務部長(小林勇) 大変申しわけございません。以後その辺しっかり気をつけて提案させていただきたいと思います。大変ありがとうございます。 ○議長(阿部勝德) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第114号外2件は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 異議なしと認め、議案第114号外2件は委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第114号から議案第116号まで3件を一括して起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(阿部勝德) 総員起立であります。よって、議案第114号外2件は原案のとおり可決しました。 △日程第10 議案第117号 東松島市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について ○議長(阿部勝德) 日程第10、議案第117号 東松島市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第117号 東松島市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について提案理由の説明を申し上げます。  今回の改正につきましては、学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴う厚生労働省関係省令の整理等に関する省令が平成31年4月1日に施行され、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正において放課後児童支援員の資格要件が改正されることに伴い、所要の改正を行うものであります。  平成31年4月1日に施行される学校教育法の一部を改正する法律により、大学制度の中に新たな高等教育機関として専門職大学が設けられることから、放課後児童支援員の資格要件に専門職大学の前期課程を修了した者を加えることとしたものであります。  詳細につきましては、議案参考資料17ページの資料4―1及び資料4―2をご参照願います。  以上、議案第117号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部勝德) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。8番小野 惠章さん。 ◆8番(小野惠章) 大変勉強不足で申しわけないのだけれども、新たに専門職大学の前期課程を修了した者についても対象ということですけれども、ちょっと事例を挙げて説明いただければわかりやすいのかなと思うのですけれども、その辺をお願いしたいと思います。 ○議長(阿部勝德) 子育て支援課長。 ◎保健福祉部参事兼子育て支援課長(齋藤友志) まず、専門職大学についてご説明させていただきます。  この大学については、新たな大学制度ということで、平成31年4月から全国一斉に始まる制度でございます。そして、専門とする職業分野の高度な実践力と、それを他分野の知識等を結びつけて新たな物やサービスを生み出す、豊かな想像力を育てる新たなタイプの大学という制度でございます。  そして、この専門職大学につきましては4年制の一貫制のほか、4年の課程の中で前期、これは2年または3年となります、そして後期、これは2年または1年となります、に区別する学科を設けることも可能というルールになっております。この前期課程を修了した方につきましては、短期大学士の資格も授与されるということになっております。ですので、短期大学を卒業なさった方と同様の学位が授与されます。ということで、前期課程修了の方についても今回含めさせていただくということで、国の制度改正がなされたということでございます。  以上でございます。 ○議長(阿部勝德) 15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) 新しい制度ということで、当然予算が伴うわけでありますが、新しい条例については予算の見込みがない場合には提案してはならないという、これはたしか地方自治法の中であったと思うのですが、そうしますと31年4月1日から施行しますということなので、当然30年度内に予算を計上しておかなければならないというふうになると思うのです。ですから、前段の予算の手当てがない場合には制定してはだめだということになっていますから。そうすると、あるいは債務負担行為なのかなという予想もつくわけなのですが、その辺資料を全部網羅しておりませんので、その辺の説明をお願いします。 ○議長(阿部勝德) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長兼社会福祉事務所長(髙橋義則) 今回提案したものに関しましては、31年からの学校教育法の改正ということで、それに備えるためということでの条例改正でございます。実際にこの大学を卒業するという課程は31年からのスタートということで、早くて2年後、長い方で3年後という形になります。ですので、国の省令の改正に合わせた改正ということで、支援員については、もともと予算のほうについては盛ってありますが、31年4月の段階でこの資格要件に合う方というのは、制度が始まったばかりということで、いないということでご理解いただきたいなと思っております。 ○議長(阿部勝德) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第117号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第117号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(阿部勝德) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第11 議案第118号 東松島市都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例について ○議長(阿部勝德) 日程第11、議案第118号 東松島市都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第118号 東松島市都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例について提案理由の説明を申し上げます。  今回の改正につきましては、現在整備を進めている第8次認可区域について受益者負担金の負担区に含めるものであります。  なお、第8次認可区域の工事については、第7次認可区域までに施工した管渠に接続する附帯的なものであるため、負担金の額は第7次認可区域と同額にしております。  詳細につきましては、議案参考資料18ページの資料5―1から19ページの資料5―3までをご参照願います。  以上、議案第118号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部勝德) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) この下水道が始まったときに受益者負担ということの十分な説明をしたはずなのですが、いまだに受益者負担金を納めていない人がいるのです。ですから、これは新たな地域の下水道の受益者負担金に関する条例でありますので、これは受益者に十分な説明をしないと、また同じような現象が起きてしまうということでありますので、その辺どのような考え方ですか。 ○議長(阿部勝德) 下水道課長。 ◎建設部下水道課長(八木哲也) ただいまのご質問にお答えいたします。  今回追加する区域につきましては、本市の下水道事業で整備するという区域ではございません。他の各事業者、あるいは個人で開発を行う方が面的を整備するということで、その開発、整備時点で下水道課のほうに相談をいただいておりまして、負担金をいただくという形でご説明をさせていただいております。  新たに面的を整備して、個別の住民の方から再度いただくというような形の整備内容ではございませんので、今回追加する分については、議員おっしゃるような心配はないのかなと判断しております。     〔「場所」と呼ぶ者あり〕 ◎建設部下水道課長(八木哲也) 資料5―3のほうでございますが、まず緑色で示しております位置につきましては、既に整備済みということで行っておるところでございます。まず、野蒜につきましては津波復興拠点、野蒜駅南側にあります津波復興拠点の公園整備ということで、これは市のほうの工事ということで減免をさせてはいただいておりますが、賦課をしている状態でございます。  それから、中ほどの矢本字穴尻というのは個人の、大曲浜の被災者の方ですが、新たに土地を求めて整備をされたという方でございます。  それから、西市民センターにつきましては、昨年度末までに造成工事が完了しておりまして、今上物を整備しているというところでございます。  それから、上のほう、小松沢田前ということで、これは災害公営住宅、民間のほうで整備をいたしまして、市のほうで買い取りをしたというところでございまして、あわせて負担金のほう、分担金という形でございますが、納入いただいております。  それから、赤井エリアにつきましては現在整備中ということで、この部分につきましては31年度以降の賦課徴収というような内容でございまして、内容につきましては全て担当事業者等にご説明をいたしているところでございます。  以上でございます。 ○議長(阿部勝德) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第118号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第118号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(阿部勝德) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第12 議案第119号 (債)平成30年度赤井排水区(雨水排水)下水道函渠工事(その2)請負契約の締結について ○議長(阿部勝德) 日程第12、議案第119号 (債)平成30年度赤井排水区(雨水排水)下水道函渠工事(その2)請負契約の締結についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第119号 (債)平成30年度赤井排水区(雨水排水)下水道函渠工事(その2)請負契約の締結について提案理由の説明を申し上げます。  本工事につきましては、復興交付金事業により赤井排水区における雨水幹線排水路の整備を行うものであります。  去る11月14日に執行した制限つき一般競争入札の結果、1者の応札があり、仙建工業株式会社が落札したことから、工事請負契約を締結しようとするものであります。  なお、予定価格は2億2,150万9,080円で、落札率は99.95%でありました。  契約金額につきましては2億2,140万円で、うち消費税及び地方消費税額は1,640万円であり、仮工事請負契約を去る11月20日に締結しております。  工事の概要につきましては、仙石線陸前赤井駅北側の住宅地から赤井南小学校南側の特殊人孔に接続する284.4メートルの区間において、オープンシールド工法によるボックスカルバートの設置及び開削工法による自由勾配側溝の設置並びに特殊人孔5カ所を整備する工事であり、工事期間は議決を賜った日の翌日から平成32年9月30日までとしております。  詳細につきましては、議案参考資料20ページの資料6―1から23ページの資料6―4までをご参照願います。  以上、議案第119号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部勝德) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。5番土井 光正さん。 ◆5番(土井光正) この工事なのですけれども、仙石線の隣接の工事という形で、一般の工事とは違う形で、保安要員、要するに工事管理者とか見張り人関係は新たにつけなくてはならないという厳しい工事というようなことで、それはわかるわけで、定番と私は思われる業者さんが今回も請け負ったというようなことで、これは理解しております。  ちょっと私のほう、この資料6―3の図面関係を見てみますと、JRの施工予定という形で、仙石線を横断する工事があるわけです。そうであれば、私が思うにはこの工事と、それから今の隣接工事を一本にして発注すれば、パイが大きくなるものですから、諸経費のほうが浮くのではないかなというようなことと、これは多分委託をするというような形のものですから、逆に言えばJRの隣接工事といいますのは、非常に危険のリスクというか、監督のリスクも結構大きいわけですので、この際市の監督員のリスクを軽減するためにも横断の工事と一緒に発注したほうがよかったのではないかなと私は考えますが、その辺いかがでしょうか。 ○議長(阿部勝德) 下水道課長。 ◎建設部下水道課長(八木哲也) ただいまの土井議員の質問でございます。まさしく私どももそのような考えでおったのも事実でございます。今回施工工事の前に詳細設計が入るわけでございますが、その前段でJR仙石線の近辺の工事ということで、仙台支社のほうと協議をさせていただいております。その中で横断部分の工事、それから近接する部分の工事ということで、JRとの協議の中で受託する部分、それから本市の発注で行う近接工事の部分ということで、区分けをJRのほうからご指示いただいたといいますか、協議の中でそういう内容が決定したということでございます。まさしく経費的なものも一本化すればということもございますが、ただJRのほうの受託となりますと、ご案内のとおり、通常の私どもが採用しております積算基準書なり仕様書等とまた違うJR独自の基準もございますので、費用的には当然営業線、通行させながらということになりますので、通常の安全管理費等々、ふえることは間違いないのですが、そういったところで安くなるのか高くなるのかというところもございますが、一応そういった形で区分けをして発注したということでございます。 ○議長(阿部勝德) ほかに質疑ありませんか。15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) 今土井議員、特殊な工事のようなので理解できないことはないという話だったのですが、私はこういった工事をやる業者はいっぱいいると思うのです。それで、これは制限つき一般競争入札ですから当然公募であります。しかし、1者しかなかったということで、今どき業者が競っている今日、2億円を超える工事が1者しかなかったというのは、これは私はどうも不思議でならないのです。  それで、競争の原理が成立しなかったということになるわけですけれども、それで考えてみますと仙建工業というのはJRの工事の受託業者なのです。ですから、そういった関係だったのかなというふうなことも推察されるわけでありますが、1者しかなかったのだから仕方がないと言えばどうにもならないのですけれども、その辺どういうふうな分析をされましたか。 ○議長(阿部勝德) 下水道課長。 ◎建設部下水道課長(八木哲也) 今回の制限つき一般競争入札でございますが、その制限の中身でございます。通常のこれまでの土木工事の制限内容とほぼ同じなのでございますが、そのほかに仙石線の近接工事ということで、JRとの協議の中で在来線の工事管理者資格を持つ者、それから軌道工事管理者の資格を持つ者、それから列車見張り員、それから線路閉鎖責任者の資格がある者ということで条件をつけられております。簡単に言いますと線路付近の工事ということで、工事の施工の中で、線路等の例えば沈下とか、そういったものが生じないように施工はするのですが、万が一そういうものが発生した場合に早期に復旧なり、列車をとめて復旧を行うというような内容の工事ができるものということでのある程度の条件をつけられております。  担当課としまして、県内のほうのそういった施工可能な業者ということで、JRにお聞きしたこともあるのですが、ここだよという話はなかなか教えてもらえないというところもございますが、本市に登録されている業者が大体4者から5者ぐらいはあるのかなということで、担当課のほうで確認はしておりますが、ただ1者しか応募がなかったというのは、今回の震災絡みでいろんな鉄道関連の工事等もございますので、そういった形で応募されなかったのかなというところも考えておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(阿部勝德) 行政経営課長。 ◎総務部参事兼行政経営課長(藤田英俊) 契約担当であります行政経営課の立場からお答えしますと、この工事を請け負いできる登録している業者としては4者ございます。そのうち1者である仙建工業さんが今回落札したという状況でございまして、残り3者の公共機関との契約状況を見ますと、それぞれ3者とも1本から二、三本の工事を受注している状況でもございますので、そのような中で一応応募が1者しかなかったということで分析している状況でございます。 ○議長(阿部勝德) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第119号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第119号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(阿部勝德) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。  暫時休憩します。    午前10時59分 休憩                                              午前11時09分 再開 ○議長(阿部勝德) 再開します。 △日程第13 議案第120号 平成29年度大曲浜地区被災市街地復興土地区画整理事業造成工事請負変更契約(第3回変更契約)の締結について ○議長(阿部勝德) 日程第13、議案第120号 平成29年度大曲浜地区被災市街地復興土地区画整理事業造成工事請負変更契約(第3回変更契約)の締結についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第120号 平成29年度大曲浜地区被災市街地復興土地区画整理事業造成工事請負変更契約(第3回変更契約)の締結について提案理由の説明を申し上げます。  本工事につきましては、平成29年第3回定例会において請負契約のご可決を賜り、平成30年第1回定例会での繰り越し承認を経て、工期延期の請負変更契約を締結し、繰り越し事業として工事を進めております。  今回の主な変更につきましては、盛り土工において適正な地盤支持力を得るため、余盛りによる圧密沈下工法を採用しておりますが、一部において予定の終息時期を過ぎても沈下が終息しないことから、本工事における1.28ヘクタールの余盛り撤去を減工するものであり、原請負金額5億1,624万円を1,615万320円減額し、請負金額を5億8万9,680円に変更するものであります。  変更契約に際しましては、請負業者である熊谷建業株式会社と設計変更協議を行い、協議が成立したことから、去る11月20日に変更仮契約を締結いたしております。  なお、減工した余盛り撤去については、圧密沈下の終息を確認した後に別途工事により実施します。  詳細につきましては、議案参考資料24ページの資料7―1から26ページの資料7―3までをご参照願います。  以上、議案第120号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部勝德) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。5番土井 光正さん。 ◆5番(土井光正) 今回プレロードをしまして圧密沈下を促進させるというような形で進めていたわけですが、今回の設計変更で、要するに整備計画が少しおくれてしまうというようなことがひとつ問題かなと思っております。  それで、今回の沈下の関係なのですが、どうしてそういうふうな形でもって予定よりも沈下がおくれてしまったのかというようなことが1つと、実際、今現在残留沈下量がどのくらいで、これはいつ終息するのかというような予測みたいなものがあれば教えてほしいと思います。 ○議長(阿部勝德) 復興都市計画課長。 ◎復興政策部復興都市計画課長兼政策事業推進室長(森祐樹) 参考資料26ページの資料7―3のほうに黄色い部分が今回の工事で余盛りしているところなのですけれども、余盛りの撤去ができない、終息に向かっていない部分が青い網かけになっている部分1.28ヘクタールになっています。30カ所ぐらい沈下板を設置して調査しているのですけれども、この対象部分に関しては宅地1カ所から2カ所で検査していまして、月当たり大体3ミリから5ミリぐらいでずっとまだ落ちている状況でして、当初の地質調査でやったデータで解析はしているものの、やっぱりピンポイントでは部分的に下がらない部分というのがどうしてもわからないので、出てきているのかなと。ただ、ずっと一定的に3ミリから6ミリ程度の範囲で落ちてきているというところで、そこが2ミリ、1ミリというふうになってくると終息方向になっていくのかなと、まだそれがちょっと今見えない状況です。  当初では120日ぐらいで終息の方向にいくというところなのですが、今400日ぐらい超えていまして、20センチぐらいの沈下量を見込んでいるところで、今15センチぐらいいっていまして、残り5センチぐらいなのです。建築基準法の基準の中でも、ここ工業団地としてどういった建物が建つ、大きなものも建つというのもありますので、30キロニュートンに耐えられるやつで、残留沈下量2.5センチという結構厳しいほうに設定しております。ただ、圧密沈下量が90%以上になると、まあまあ安定するというところで、そっちにもまだ到達していないので、90%以上いった時点で残りの残留沈下というのとちょっと見比べて、残りのところを見ていこうとは思うのですが、5ミリでいって、あと2.5センチなので、あとどれぐらい、何日ぐらいなのかな。でも、次年度以降の結果になろうと思います。今11月頭の時点の情報で、まだ残留沈下量が5センチ強ぐらい残っているというような状況になっています。 ○議長(阿部勝德) 土井 光正さん。 ◆5番(土井光正) 今の説明で大体沈下の構成は一応わかりました。  今回これは繰り越し工事で、工期が約1年6カ月、それくらいの工期があるのですが、実際今の話ですと最終的に120日間を沈下するまで見込んでいたという話なのです。そうしますと、私思うには工事の着工、盛り土する着工の時期というのが何かの関係でおくれてしまって、結果的にはそういう形になっているのではないかというようにちょっと思ったわけなのですが、その辺についてはいかがでしょうか。 ○議長(阿部勝德) 復興都市計画課長。 ◎復興政策部復興都市計画課長兼政策事業推進室長(森祐樹) ここの宅地をつくる前に先行して使っている宅地のほうでも沈下でプレロードをかけている部分があるのですけれども、そちらのほうを撤去して今回の工事のほうに持っていっていると、また余盛りをしている状況なのですけれども、肯定的なものと土地を買いたい、借りたいという方の相手の状況もありまして、先行してやる方向という調整もあったところでは、多少調整が難航していたというのが実際のところでございます。  ここも終息するようにもっと盛ればいいではないかということなのですけれども、これは土工バランスで、これを後々持っていく場所でも大量に余ってしまいますと、今度は外に吐くという事業費が余計にかかってしまうので、多少は出てくるのですけれども、なるべく無駄な工事費にならないようになっていくような形になります。  事業期間としても30年度まで今土地区画整理事業のほうはなっていますが、今この辺も踏まえ、事業認可の延伸、そちらのほうの手続もしております。これは、工事は31年度までで、32年に換地処分等の手続等で、32年度まで延ばすような形を考えております。 ○議長(阿部勝德) 土井 光正さん。 ◆5番(土井光正) 工事の盛り土する時期が何らかの理由でおくれたのではないかというふうな話はどうですか。 ○議長(阿部勝德) 復興都市計画課長。 ◎復興政策部復興都市計画課長兼政策事業推進室長(森祐樹) 工事的には盛る時期というのはおくれてはいないです。例えば圧密にちょっと時間がかかったというようなところです。 ○議長(阿部勝德) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第120号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第120号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(阿部勝德) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第14 議案第121号 矢本海浜緑地パークゴルフ場の指定管理者の指定について ○議長(阿部勝德) 日程第14、議案第121号 矢本海浜緑地パークゴルフ場の指定管理者の指定についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕
    ◎市長(渥美巖) 議案第121号 矢本海浜緑地パークゴルフ場の指定管理者の指定について提案理由の説明を申し上げます。  本施設につきましては、宮城県が再整備する県立都市公園矢本海浜緑地の一部を東松島市が都市公園法第5条第1項に基づき、宮城県の管理許可により維持管理を行うもので、既に東松島市矢本海浜緑地パークゴルフ場条例の制定について、平成30年第2回定例会においてご可決をいただいているところであります。このたび宮城県との協議において、県立都市公園矢本海浜緑地の今年度末の整備完了が確実となったことから、本施設に係る指定管理者の指定について提案するものであります。  今回の選定に当たりましては、施設の設置目的の達成や市内の民間活力の活用によるサービスの向上、施設機能の十分な発揮及び市の負担軽減を図るため、東松島市公の施設に係る指定管理者の指定手続に関する条例第2条の規定に基づき、指定管理者の候補者を公募した結果、2者から申し込みがあり、去る10月30日に開催した東松島市指定管理者選定委員会において審査を行い、一般社団法人東松島みらいとし機構を指定管理者の候補者として適任とする旨の意見を得ましたので、今回提案するものであります。  なお、指定管理者候補者とは、指定期間を平成31年4月1日から平成35年3月31日までの4年間、指定管理料を4,972万2,000円とする仮契約を去る11月27日に締結しております。  詳細につきましては、議案参考資料27ページの資料の8―1から32ページの資料8―2までをご参照願います。  以上、議案第121号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部勝德) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。本案は総務常任委員会に付託を予定しております。ここでは細部にわたる質疑は控えていただき、総括的な質疑に限り認めます。総括的な質疑ありませんか。8番小野 惠章さん。 ◆8番(小野惠章) 2者の事業者についてお聞きしたいのですけれども、東松島みらいとし機構というのはある程度我々も理解しているのですけれども、海浜緑地振興機構についてどういった会社なのかをお伺いします。  それと、説明資料の中の点数の部分ですけれども、①の項目において、この海浜緑地振興機構が満点の450点をとっているのです。それで、今回みらいとし機構と契約をしていく中の申請価格ということで言えば、市のほうの指定管理料よりも下げた申請価格で指定管理を行っていただくということなのですけれども、この海浜緑地振興機構が出した価格については、この申請価格よりももっと下だったのかという部分がすごく気になるのです。そういうところを少し説明いただければと思いますけれども。 ○議長(阿部勝德) 行政経営課長。 ◎総務部参事兼行政経営課長(藤田英俊) まず、海浜緑地振興機構についてですけれども、こちらにつきましては平成30年10月4日に設立された団体でございます。目的としては、海浜緑地を活用した観光振興、それから宮城県民の健康推進、それから地域環境に関する業務を行い、活力に満ちた宮城県づくりに寄与する目的とした団体といったことで設立されている状況でございます。  設立されたばかりの団体でございますので、こちらについて事業実績等は今までは特にないということで、今回初めてのこの業務をやりたいということで応募があったものでございます。  それから、配点の点数につきましては価格点のところが、30ページの上段の資料を見ていただくとわかるとおり、①と書かれたところが価格点になってございます。当然海浜緑地振興機構様のほうが450点満点ということで、それからみらいとし機構さんのほうが434.7点ということで、金額につきましては海浜緑地振興機構様のほうが約170万円ぐらい安い金額ではございましたけれども、配点の点数的にはそれ以外の評価点でみらいとし機構様のほうが上回ったということで、このような結果になっている状況でございます。 ○議長(阿部勝德) ほかに質疑ありませんか。15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) 今課長のほうから海浜緑地振興機構の説明があったのですが、よくわからないのです。今の話ですと、おおむね健康増進を目的とする団体ということなのですが、母体は何なのですか。例えばパークゴルフ協会とか、いろんなスポーツ団体とか、その母体は何ですか。 ○議長(阿部勝德) 行政経営課長。 ◎総務部参事兼行政経営課長(藤田英俊) 詳細についてはあれなのですけれども、自衛隊のOBの方がある程度メーンで構成されている団体ということで聞いています。 ○議長(阿部勝德) 佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) そうすると、HOPEはわかりますけれども、パークゴルフ場の管理経営については、これはどっちも素人なのです。しかし、点数はみらいとし機構のほうがよかったと。それで、アウトソーシング、指定管理を採用するに当たっての一番の基本は、とにかく行政の経費よりも安くなることなのです。それに加えて経営能力がある、いろんな資力があるということなのですが、やっぱり一番は安いことなのです。点数からすると、特定非営利活動法人海浜緑地振興機構のほうが上でよかったということで、この辺の分析した結果はどうなのか。  それから、聞くところによりますとこの機構というのは、みらいとし機構以外のこっちの片割れのほうは、どうもパークゴルフ協会の人たちのようだということをちょっと風聞で聞いているのですが、そうしますと管理を安定して行う人員、資産、その他の経営の規模及び能力を有していることということで、資産、その他についてはわかりませんが、管理を安定して行う人員と能力はあるということになります。ですから、結果としてこうなったのですが、あと審査項目の⑤の中で、施設の管理費用の縮減が図られるものであることということで、これはみらいとし機構のほうが点数がいいのです。ですから、その辺をどういうふうに評価したのか、その2点についてお願いします。 ○議長(阿部勝德) 行政経営課長。 ◎総務部参事兼行政経営課長(藤田英俊) 1点目、2点目は若干関連がありますのでお答えします。  価格点の関係でございますけれども、確かに総額的に見ますと海浜緑地振興機構様のほうが安い金額になってございます。ただ、一応こちらにつきましては4年間の指定管理の契約をいたすということで、毎年度の経費等の金額等も出し、年度別の内訳も出している状況でございます。その中で海浜緑地振興機構様につきましては、一応初年度1,700万円から最終年度1,000万円という金額が出ている状況でございまして、みらいとし機構様につきましては、初年度経費につきましては高い金額でございますけれども、最終年度につきましては600万円ぐらいまでに経費を縮減するというようなこともございましたので、そういったような状況の中で総体的に後年度以降も考えますと、みらいとし機構様のほうが経営的な感覚も持っていらっしゃるということで、1番、2番関連しているのですけれども、そういう形で管理経費も縮減していくという、ある程度自主事業等も実施した中でやっていくという状況の中で、総合的にこのような評点になったと考えております。 ○議長(阿部勝德) 佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) 施設の管理費用が漸減できるという今説明でした。そういった担保がどのような状況かというの、私はわからないのです。ですから、最初契約して安くても、将来にわたって契約金額が同じであれば、これはアウトソーシングした意味がありませんから、その辺はやっぱり評価できることなのですが、施設の管理費用の縮減が図られるという詳細の説明はされたのですか。 ○議長(阿部勝德) 行政経営課長。 ◎総務部参事兼行政経営課長(藤田英俊) こちらにつきましては、審査会をする前に10分程度の事前の追加の説明をそれぞれの申請者の方からしていただきました。その中でも物販等のある程度自主事業等も行いながらの形で、総体的には指定管理料を安くやっていくというようなのがございました。それで、中には総合的には担保といいますか、指定管理料につきましては、ある程度その金額については固定でございますし、みらいとし機構さんにつきましては、それぞれ別な事業もやっている実績というのもございますので、そのような中である程度会社の資金的なものも担保されているという状況もありますので、それらを総合的に判断したという形になります。 ○議長(阿部勝德) ほかにありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) これをもって質疑を終結します。  ただいま議題となっています議案第121号は、総務常任委員会に付託します。 △日程第15 議案第122号 東松島市矢本駅前西地区複合施設の指定管理者の指定について ○議長(阿部勝德) 日程第15、議案第122号 東松島市矢本駅前西地区複合施設の指定管理者の指定についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第122号 東松島市矢本駅前西地区複合施設の指定管理者の指定について提案理由の説明を申し上げます。  東松島市矢本駅前西地区複合施設は、市民の健康、体力づくりを推進し、憩いの場、触れ合いの場、交流の場として本市の中心となる矢本駅周辺市街地の活力とにぎわいのあるまちづくりを目的として平成17年に設置され、指定管理者制度を活用して管理運営を行っております。  平成31年3月31日に第3期の指定管理期間の満了を迎えるに当たり、東松島市公の施設に係る指定管理者の指定手続に関する条例第2条の規定に基づき、指定管理者の候補者を公募した結果、2者から申し込みがあり、去る11月12日に開催した東松島市指定管理者選定委員会において審査を行い、株式会社ダンロップスポーツウェルネスを指定管理者の候補者として適任とする旨の意見を得ましたので、今回提案するものであります。  なお、指定管理者候補者とは、指定期間を平成31年4月1日から平成35年3月31日までの4年間、指定管理料を2億3,004万円とする仮契約を去る11月30日に締結しております。  詳細につきましては、議案参考資料33ページから37ページまでの資料9をご参照願います。  以上、議案第122号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部勝德) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。本案は民生教育常任委員会に付託を予定しています。ここでは細部にわたる質疑は控えていただき、総括的な質疑に限り認めます。総括的な質疑ありませんか。10番阿部 としゑさん。 ◆10番(阿部としゑ) 十何年にわたりコスモスポーツがこの複合施設に携わってきまして、市内外からの評価もゆぷとに関する評価が高まっているのを耳にしております。それで、受け付け業務だったりなんなりすごく感じがよくて、そしてさらにスタジオ、トレーニングセンターのあれも充実されて大変使いやすいし、体力の向上、健康に大分寄与してきたと思います、十何年間。  それで、随分劣っているなと思うのは価格評価の面だと思いますが、その点が特に劣っていてウェルネスのほうにいったかと思うのですが、そのことに関してこれまでの評価とかは、この選定委員会では問題にならなかったのでしょうか。 ○議長(阿部勝德) 行政経営課長。 ◎総務部参事兼行政経営課長(藤田英俊) 質問に答えます。  資料の35ページの下の指定管理者候補者選定審査集計表をごらんになっていただくとわかりますとおり、審査におきましては、審査配点につきましては全体で200点、それから価格点については50点という点数配分になっております。この表をごらんになっていただきましたとおり審査結果の中で、価格点、①の審査結果のほうを見ていただくと、コスモスポーツさんにつきましては397.8、9人の合計でございます。それから、ダンロップさんにつきましては450点満点ということで、やはり価格点の差が結構大きかったのが今回の内容でございます。  内容等につきましては、若干コスモスポーツさんのほうが上回っている点もございましたけれども、最終的にはダンロップスポーツさんのほうが上回ったという形になっております。  なお、ダンロップスポーツさんにつきましても事前の補足説明の中では、今やっている事業等についてはそのまま継続してやっていくということで、基本的には今やっているものは引き継ぐということもありました。内容等につきましては、コスモスポーツさんにつきましても劣っているようなものでもございませんでしたけれども、結果的にはやはり価格点の開きが多かったという結果になっております。 ○議長(阿部勝德) ほかに質疑ありませんか。2番上田 勉さん。 ◆2番(上田勉) 今の1番の件でちょっと確認です。うちの民生教育のほうに付託されるのであれなのですけれども、安くなったのは多分人件費がかなり影響するのではないかなと思うのです。詳しくはわかりませんが、今のコスモさんが例えば100名雇っていると。その分はずっといくのか、いきますという話だったのですけれども、これが例えば95名になってしまった場合にはその分雇用がなくなるわけですから、全体としてはマイナスに動くのではないかなと思うのですけれども、その辺のところのウェルネスさんとコスモさんの人員の配備要項なんかはわかりますか。 ○議長(阿部勝德) 行政経営課長。 ◎総務部参事兼行政経営課長(藤田英俊) 基本的には人員的には同じような形でやるということで、今回受けましたダンロップさんにつきましても指定管理を受けた場合につきましては、今ゆぷとで働いていらっしゃる方につきましては再雇用も考えたいというような形の中で、サービスを低下しないようにやっていきたいというような申し出がございました。 ○議長(阿部勝德) ほかにありませんか。7番小野 幸男さん。 ◆7番(小野幸男) 今課長のほうからサービスの低下はないというようなことで、結果的には金額が安かったということなのですけれども、サービスの低下がないということで、本当に大丈夫なのですか。 ○議長(阿部勝德) 行政経営課長。 ◎総務部参事兼行政経営課長(藤田英俊) こちらにつきましては、ダンロップスポーツさんにつきましても県内で指定管理、別な施設も受けてございますので、そういったような実績もあるということでサービス低下はないように、あと今後引き継ぎ等もございますので、その辺は担当課のほうでしっかり管理していくかと思われます。 ○議長(阿部勝德) ほかにありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) これをもって質疑を終結します。  ただいま議題となっています議案第122号は、民生教育常任委員会に付託します。 △日程第16 議案第123号 財産の取得(東名地区コミュニティ道路整備事業用地)について ○議長(阿部勝德) 日程第16、議案第123号 財産の取得(東名地区コミュニティ道路整備事業用地)についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第123号 財産の取得(東名地区コミュニティ道路整備事業用地)について提案理由の説明を申し上げます。  今回の財産取得につきましては、平成24年4月24日に締結しました仙石線の復旧に関する覚書等に基づき、旧仙石線鉄道用地を取得するものであります。  本事業用地につきましては、土地5万5,833.73平方メートルを5億5,958万8,988円で取得するものであり、去る10月29日に土地売買仮契約を締結いたしております。  詳細につきましては、議案参考資料84ページの資料10―1から42ページの資料10―3までをご参照願います。  以上、議案第123号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部勝德) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) 今の説明ですと、いわゆる高台にJRが行ったので、その覚書の中で買わざるを得ないと、しようがないということなのですが、では何に使うのだという話です。何に使うのですか。 ○議長(阿部勝德) 復興政策部長。 ◎復興政策部長(浅野吉彦) それでは、佐藤議員のご質問にお答えいたします。  今回のJR用地の取得目的、要は利活用方法でございますけれども、野蒜地区の被災元地の有効利活用の中で市民の健康づくりや、それから地域住民や来訪者の交流を図るため、歩行者、それから自転車が利用するコミュニティ道路を整備したいと考えております。整備のための財源につきましては、復興交付金を活用することになっております。  このコミュニティ道路の一部につきましては、亀岡地区につきましては雨水排水路の幹線ルートともなっております。また、現在復旧事業を進めております奥松島運動公園に面しておりまして、施設利用者の通路としても利用していくということとなります。  また、昨年11月に全施設がオープンいたしました震災復興祈念公園や、ことし4月に民間活用により旧野蒜小学校に整備されましたキボッチャ、さらには民間事業者が野蒜ケ丘西側の大塚側になりますけれども、業務用地で整備を進めている宿泊施設や、さらには震災復興祈念公園の西側に整備を進めている観光集客施設、いわゆるアークリンクさんが整備しております奥松島クラブハウス、こういった観光施設を結ぶ周遊道路として快適な道路空間づくりを目指していきたいというふうに考えております。  新しい野蒜駅から中下地区を通りまして、これらの施設を結びまして、さらには東名、大塚の海岸近く、ここはすばらしく風光明媚なところでございますけれども、こういったところを通りまして、また東名駅に戻るような、そういったルートともなりますので、観光資源としても交流人口の拡大の一部になるものと見込んでおります。  また、コミュニティ道路として整備後は市道認定を予定しておりまして、地方交付税の算定にもされまして、財源確保にもつながるものと考えております。  以上でございます。 ○議長(阿部勝德) 佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) 前市長はサイクリングロードに使いたいと、こう言っていたのです。しかし、そのときの議論でサイクリングロードだけではとても、要するに宝の持ち腐れだという議論もしていたのですが、少し進んで市民の健康、あるいは観光客の、来客者へのいろんな利用方法もあるということなのですが、しかしそういった単発なやり方では、また宝の持ち腐れになってしまうということで、市長も目指していると思うのですが、野蒜地区あるいは宮戸地区、それからあといずれ野蒜海岸の海水浴場の開設ということになりますと大きな意味があると思うのです。ですから、もっと大きな観光政策の一環として、限定しないで、せっかくのコミュニティ道路を利用すべきだと私は思うのです。その辺の、これは市長だな。市長、ちょっと考えを示してください。 ○議長(阿部勝德) 市長。 ◎市長(渥美巖) この東名地区コミュニティ道路整備という形で財源的には確保されている事業で、私としても歳入で実は新しい上のほうの、野蒜ケ丘の上にできた部分は既にJRに買っていただいて、今回これを今度はJRから買ってくれということの約束があって、トータルでいったいかってどっちどうなのだということも含めて、うちのほうで買ってもらうほうが実際高かったので、それも考えておりました。  あと現地も、ここにはトンネルなんかもちょっとあるものだから、そのトンネルの維持管理のことなんかも部課長会議の中で、特に本当に買っていいのかどうかも含めて、いろいろ大所高所から検討もしてきておりました。そして、現場を私自身も見てきております。松島湾に入っていくところは非常に眺めのいいところで、そういう面では非常にいいポイントだなとは思ってきていました。しかし、トータルとして本当に悩むところなのです。私が単独でやるのであればしないのですけれども、既にこれは補助事業の流れができておりまして、問題はそれをいかに活用するか、今佐藤議員が言ったとおりなのです。そういう面で、さまざまなサイクリング道路以外に今度できる運動施設とかさまざまな施設、海岸の復興祈念公園周辺も含めてできますから、そういうところを最大限活用していくのには歩道なり自転車道とあわせてコミュニティ道路としてどうだということで、最終的にはここにまずは落ちつけております。  今後さらに周辺の環境等々あれば、それはまた利活用も、さらに活用できますし、あとは道路認定をきちっとして地方交付税の基準財政の需要額にしっかりとカウントしていくことによって財源も幾らか出てくるのかなということで、今回JRとの信頼関係の中でできているものですから、やはりそういうものは大事にして、佐藤議員さん含めて議会からも言われている、例えば矢本駅の改築の問題とか、東矢本駅の快速というか、仙石東北ラインの停車の問題等々、そういうようなものもありますので、今回JRと再三にわたって協議した結果、この金額に落ちついたということでご理解いただきたいと思います。 ○議長(阿部勝德) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第123号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第123号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(阿部勝德) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第17 議案第124号 字の区域を変更することについて ○議長(阿部勝德) 日程第17、議案第124号 字の区域を変更することについてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第124号 字の区域を変更することについて提案理由の説明を申し上げます。  平成20年度から宮城県が事業主体として、計画面積137ヘクタールで実施してきた県営圃場整備事業東小松地区につきましては、平成30年度に完成が予定されております。  事業の実施に伴い、農用地、道路及び水路の形状が変わることから、従前の字の区域にも変更の必要が生じ、平成30年9月28日付で宮城県より字の区域の変更申請書が提出されております。  申請された字の区域の変更については、事業の実施による新たな区画を考慮し、地域との協議に基づいた変更となっております。  字の区域の変更手続につきましては、本議案についてご可決をいただいた後、市が県へ通知するとともに告示を行うものであります。  また、告示した字の区域の変更について効力が発生するのは、平成32年9月に予定されている県による換地処分の公告が行われた翌日からとなります。  詳細につきましては、議案参考資料43ページの資料11―1から46ページの資料11―3までをご参照願います。  以上、議案第124号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部勝德) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第124号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第124号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(阿部勝德) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。  ここで昼食休憩といたします。    午前11時55分 休憩                                              午後 1時30分 再開 ○議長(阿部勝德) 再開します。  休憩前に引き続き議事を続行します。 △日程第18 議案第125号 平成30年度東松島市一般会計補正予算(第5号)について △日程第19 議案第126号 平成30年度東松島市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について △日程第20 議案第127号 平成30年度東松島市介護保険特別会計補正予算(第2号)について △日程第21 議案第128号 平成30年度東松島市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)について △日程第22 議案第129号 平成30年度東松島市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について △日程第23 議案第130号 平成30年度東松島市下水道事業特別会計補正予算(第3号)について △日程第24 議案第131号 平成30年度東松島市大曲浜地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について ○議長(阿部勝德) 日程第18、議案第125号 平成30年度東松島市一般会計補正予算(第5号)について、日程第19、議案第126号 平成30年度東松島市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、日程第20、議案第127号 平成30年度東松島市介護保険特別会計補正予算(第2号)について、日程第21、議案第128号 平成30年度東松島市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)について、日程第22、議案第129号 平成30年度東松島市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について、日程第23、議案第130号 平成30年度東松島市下水道事業特別会計補正予算(第3号)について及び日程第24、議案第131号 平成30年度東松島市大曲浜地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)についての7件を一括議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 東松島市各種会計補正予算、要するに議案第125号から議案第131号まで一括で説明申し上げたいと思います。  議案第125号 平成30年度東松島市一般会計補正予算(第5号)について提案理由をご説明申し上げます。今回提出いたしました歳入歳出予算補正につきましては、学校法人タイケン学園と締結した私立高校の設置に係る基本協定書に基づく私立高等学校整備事業補助金や赤井小学校及び大塩小学校への冷房機設置工事費などの計上が主なものであり、既定の予算総額に10億9,394万円を追加し、歳入歳出予算の総額を362億4,100万円として編成いたしております。  また、債務負担行為の補正では、東松島市私立高等学校整備事業補助金や避難道路整備事業のうち、請負契約解除に伴う東名・新東名線整備工事などを追加しております。  その主な内容については、歳出からご説明申し上げます。総務費につきましては、総務管理費のまちづくり推進費に赤井市民センター大規模改修工事費など市民センター管理運営事業費を計上し、復興推進費に小野地区旧学校施設利活用推進事業に係る私立高等学校の設置に必要な経費の一部を補助する経費を計上しております。  農林水産業費につきましては、農業復旧費に防災集団移転促進事業により買い上げた移転元地の利活用促進に伴い、宅地跡を畑地へ土地利用転換を図るための移転元地畑地造成事業費を計上し、主な財源につきましては東日本大震災復興交付金事業基金繰入金を充当しております。また、農林水産省所管の東日本大震災復興交付金事業に係る被災地域農業復興総合支援事業の事業完了に伴う基金残額を一括返還するため、国県支出金返納金を計上しております。  土木費につきましては、道路橋梁費の震災対策費に復旧復興事業の土砂運搬車両の通行等による市道の舗装補修として道路補修事業費を計上し、その主な財源としては東日本大震災復興交付金事業基金繰入金を充当しております。  教育費の小学校費につきましては、学校教育環境の充実を図るため、国の臨時特例交付金を活用し、赤井小学校及び大塩小学校の冷房機設置工事などを行うため、小学校施設維持管理事業費を増額しております。  災害復旧費につきましては、文教施設災害復旧費において、浜市小学校災害移転復旧に係る実施設計内容に伴い、用地内雨水排水計画の変更等が必要なことから、小学校災害移転復旧事業費を増額しております。  次に、歳入についてご説明申し上げます。国有提供施設等所在市町村助成交付金につきましては交付額の確定により増額し、地方交付税につきましては復興交付金事業及び災害復旧事業などの事業費調整に伴い、震災復興特別交付税を減額しております。  国庫支出金では、特定防衛施設周辺整備調整交付金の交付額確定等により増額しております。  財産収入につきましては、財産売払収入において防災集団移転促進事業に係る空き区画用地などの土地売払収入を計上しております。  繰入金につきましては、基金繰入金において東日本大震災復興交付金事業基金繰入金及び農林水産省所管の被災地域農業復興総合支援事業の事業完了に伴う国庫返還などに伴い、21世紀田園文化創造基金繰入金を増額しております。  諸収入につきましては、平成29年度避難道路整備事業のうち、東名・新東名線における請負契約解除に伴う前払い返還金及び契約保証金による違約金などを計上しております。  市債につきましては、火葬場整備事業費確定などに伴い減額しております。  次に、議案第126号 平成30年度東松島市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について提案理由を説明申し上げます。今回提出いたしました補正予算につきましては、債務負担行為の補正として、元号改正に伴う国民健康保険給付管理システム改修業務委託料を追加し、歳入歳出予算補正では既定の予算総額に29万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を49億2,041万円として編成しております。  その主な内容につきましては、歳出において総務費に給与改定等に伴う人件費を増額しており、財源につきましては国保事務人件費繰入金として同額を一般会計より繰り入れしております。  なお、本補正予算案は国民健康保険運営協議会に諮問し、妥当なものと認めるとの答申も得ているものであります。  次に、議案第127号 平成30年度東松島市介護保険特別会計補正予算(第2号)について提案理由をご説明申し上げます。今回提出いたしました補正予算につきましては、平成30年度保険給付費の給付実績に基づき地域密着型介護サービス給付費などの計上が主なものであり、既定の予算総額に5,338万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を31億5,259万8,000円として編成しております。  次に、議案第128号 平成30年度東松島市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)について提案理由を説明申し上げます。今回提出いたしました補正予算につきましては、農業集落排水事業費の下水道使用料共同事務処理負担金などについて12万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を1億2,895万9,000円として編成しております。  次に、議案第129号 平成30年度東松島市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について提案理由をご説明申し上げます。今回提出いたしました補正予算につきましては、漁業集落排水事業費の下水道使用料共同事務処理負担金について3万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を833万4,000円として編成しております。  次に、議案第130号 平成30年度東松島市下水道事業特別会計補正予算(第3号)について提案理由をご説明申し上げます。今回提出いたしました補正予算につきましては、既定の予算総額に476万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を36億3,751万9,000円として編成しております。  その主な内容について、歳出の総務費については下水道使用料共同事務処理負担金を増額しております。  歳入につきましては、分担金及び負担金において下水道事業の受益者負担金を増額しております。  次に、議案第131号 平成30年度東松島市大曲浜地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について提案理由のご説明を申し上げます。今回提出いたしました補正予算につきましては、移転元地の利用促進に向け、大曲浜地区において実施している被災市街地復興土地区画整理事業を迅速かつ円滑に推進するための財源調整が主なものであり、既定の予算総額から2億1,097万円を減額し、歳入歳出予算の総額を6億197万1,000円として編成しております。  その主な内容について、歳出からご説明申し上げます。土地区画整理事業費につきましては、平成29年度繰り越し工事との事業調整及び今年度の事業執行状況を踏まえ、換地設計等業務委託料及び造成工事に係る工事請負費を減額調整しております。  次に、歳入についてご説明申し上げます。土地区画整理事業の施行に係る充当財源である復興交付金等を財源とする一般会計繰入金及び進出企業の保留地取得に伴う保留地処分金について減額調整するほか、繰越金として平成29年度決算に伴う前年度繰越金を計上しております。  以上をもちまして平成30年度各種会計12月補正予算の概要説明を終わりますが、何とぞ慎重にご審議を賜り、ご可決くださいますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(阿部勝德) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。5番土井 光正さん。 ◆5番(土井光正) 議案第125号についてお伺いします。  教育費の小学校費の中で、今回赤井小学校、大塩小学校の冷房機設置工事という形で予算を計上していただいているわけですが、これに関して、これから多分発注するというふうな話になります。そして、前に市長は来年の夏の前に一応冷房工事を完成させるというようなお話をしていまして、これから発注して工事を進めるというふうな中で、例えばことし冷房工事をやった大曲小学校の事例ですと、6月の補正の中で7月11日に工事を発注しまして、実際工事が終わったのが8月20日ごろなのです。20日ちょっと前なのです。大体実質30日間かかっているわけなのですが、今回、今のこの時点で補正を上げて工事を発注するというふうな形になりますと、休みの期間に工事をするという話になってしまうと思うのですが、それはどのようなスケジュールでもって夏に間に合わせるというような形になっているかお伺いしたいと思います。 ○議長(阿部勝德) 市長。 ◎市長(渥美巖) このエアコンの関係、これは宮城県の市長会など、ましてやあと宮城県の町村会もそうなのですが、ことしの猛暑に対応するために今までにないような動きをしております。そして、これまでもそれぞれの団体を含めて、国へ再三にわたって機会あるごとに対策を講じるようにお願いしてきました。国がそういう動きを見て何とかしたいということで、特別的な特例のような形で補正予算を組んでいただいておりまして、その予算額がある程度出ているのですが、問題は全ての県内の市町村、宮城県だけではなく、全国のそういう市町村が新しい予算措置に伴って、3分の1の予算措置に伴ってそれぞれ手を挙げているわけです。そうすると、施工業者そのものが非常に手薄になって、お互いにかなり奪い合いの状況になっております。私は、そういうことは最初から予見できておりましたので、9月にも追加で補正をお願いして、とにかく早くそういう設計業務などをつけて、工事になるべく早く着手して、春休みも全て着手して、そして6月、7月ころまでには何とか、6月末あたりには何とかできるようにということで教育委員会に指示しております。今の状況では、夏休み前には完成できるという流れであります。  なお、担当の教育委員会のほうから、その後について補足説明させます。 ○議長(阿部勝德) 教育総務課長。 ◎教育委員会教育総務課長(勝又啓普) それでは、ご質問にお答えをさせていただきます。  スケジュールにつきましては、おおむね今市長が答弁したとおりでございまして、一番学校に影響が出ますのが、まず普通教室に設置をするということで、これらの工事につきましては春休み期間中に実施したいということで考えてございます。  それから、1つ課題として懸念している部分につきましては、実際これから発注になりますけれども、物につきまして全自治体一斉に始まるということで、ちょっと言葉は悪いのですが、奪い合いになるというような状況にはなろうかと思いますが、そういう意味合いでは着手を一歩早くしておりますので、有利な状況にはあるのかなというふうに思ってございます。  完成につきましては、市長答弁したとおりでございます。 ○議長(阿部勝德) ほかに質疑ありませんか。13番大橋 博之さん。 ◆13番(大橋博之) 29ページ、復興推進費で、先ほど説明はいただいたのでありますが、協定書に基づいての補助金の支出ということでの項目で、今回の補正で2億5,000万円計上されているわけなのですけれども、そのときの協定書を結ばれるときの説明で、事業の進捗状況に合わせて、実績に合わせて補助していくというふうにご説明を受けた記憶があるのですけれども、今回30年度の補正ということで上がってきているということは、どのタイミングで、そしてタイケン学園さんから事業計画なりのスケジューリングは私らも聞いていないのですけれども、それに合わせて多分支出するということだと思うのですけれども、その辺の見通しなりをまず説明していただきたいなと思うのですけれども。 ○議長(阿部勝德) 復興政策部長。 ◎復興政策部長(浅野吉彦) まず、事業の進捗に合わせたスケジュールということで若干ご説明申し上げたいと思いますけれども、まず9月28日にタイケン学園から宮城県に対しまして、私立学校設置に伴います計画書が提出されております。その後、書類の一部不備などございまして、10月、11月、それから今月ですけれども、12月にかけて、それの補正の書類を提出するということになっています。その後、県のほうでは2段階審査という形で審議が始まるということで、まずは部会の審議を行いまして、その後部会の審議を経た後に本審議会が開催され、許可がおりるという形になっております。  タイケン学園さんの予定といたしましては、それに向けて前もって工事をしたいということで、今回の補正予算に合わせて業者のほうに工事発注するという、そういった流れになっているようでございます。それに合わせて東松島市といたしましても補助金の交付要綱を策定いたしまして、補正予算が可決後となりますけれども、交付要綱の策定後に補助金の申請をしていただきまして、補助金を交付決定させていただくということでございます。  その補助金の交付申請書の中には工事契約書なり事業計画書、あるいは県に提出した資料などそういったものを添付していただくことになりますけれども、そういったものと符合させながら、事業内容、確かに進んでいるということを確認した上での交付金交付というふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(阿部勝德) 大橋 博之さん。 ◆13番(大橋博之) おおむね理解しました。ただ、県への新設の申請の認可が、市長、非常に一生懸命やられているので、当然認可がおりるという前提で多分考えていらっしゃるとは思うのですけれども、ゴールが32年度開校というスケジューリングの中で、今回の補正予算として計上しないと、事業としてはタイムリミットに間に合わないというところからの多分補正の計上だとは思うのですけれども、その辺も含めて事業認可に向けて、タイケンさんがやることなので、市長がどうと言ってもしようがないのですけれども、その辺の見通しも含めて、その辺だけ市長の心づもりをお願いしたいと思います。 ○議長(阿部勝德) 市長。 ◎市長(渥美巖) タイケン学園との協定も、あちらの柴岡理事長と私のところで協定を結んでおりまして、タイケンとしても東北地方という地理的人口減が進んでいる地域にあえて来てくれるという問題もあります中で、一方では復興に何とか支援したいということと、タイケンとしては地域社会、国とかも含めて役に立つ人を何とか養成していきたいのだということでの全寮制ということを出していただいておりまして、私としては一日も早くこの開校にこぎつけたいなという思いがいたします。  しかし、最終的には認可権は県が持っているわけですから、県のそういうきちっとしたルールの中で、あとは現時点においても新しい私立高等学校に対して歓迎していない団体もありますから、そういう人たちの声などもある中で、それらを早く調整していただいて一日も早く決定していただきたいなと。32年の4月開校ということになりますと、日程的にも結構厳しいところがあります。特に寮についていろいろ厳しいものですから、タイケンとすれば寮にするということで、旧小野小学校、鳴瀬桜華小学校の移転との関係もあって、鳴瀬桜華小へ移転した後に寮の整備をするとなると、またそこでお金もかかってきますし、事前に新しい、その前に32年4月から入るとなるとタイムロスがあるものですから、そこで新しい寮を建設するか、何とかということもあります。  この前の話では、女子の寮については別枠で建設することも考えなければならないなという理事長の考えもありましたが、いずれ私としては平成32年4月の開校に向けて、タイケン側が全力で頑張ってほしいなという思いでいる側面から応援していくと。  ただし、タイケンの立場、いろいろありまして、そういう資金の計画等もやるとなれば、できるだけ東松島のほうの応援をいただきたいとかなんとかというのも出てくるの、これは当然の話ですし、例えば体育施設の借用の問題とか、私とすればタイケンとして東松島に一日も早く来られるように、そしてタイケンの理事会、役員会等もスムーズにいけるようなこちらの支援体制、可能な限りそれは協力していきたいという話は進めているところでございます。  以上です。 ○議長(阿部勝德) ほかに質疑ありませんか。16番長谷川 博さん。 ◆16番(長谷川博) 今タイケン学園の整備事業補助金について審議しているのですが、今復興政策課長かな、言ったのですが、9月28日に計画書をお出ししたのに、10月、11月、12月とその書類に不備があって補正をしているということですよね。ということは、そのことは県の認可が出るタイミングが後ろにずれるということも意味しているのですか。そういうことではないのかな。  それから、県の認可のめどというか、見通しをどのように市としては捉えているのか。  それと、今補正予算で上げている2億5,000万円の補助金の交付のタイミング、どのように捉えているのですか。 ○議長(阿部勝德) 復興政策部長。 ◎復興政策部長(浅野吉彦) まず、先ほどお話しさせていただきましたけれども、県の審議会の審議につきましては2段階方式ということで、まず審議会の部会、専門部会がございますが、そちらのほうで計画書につきまして審査いたしまして、そこである程度めどがついた段階で、第2段階目としまして審議会の審議に入ります。その際に、正式な高等学校の設置認可申請書が出されるということでございます。  長谷川議員ご質問のように、私先ほどお答えしたとおり9月28日に出されました計画書につきましては、宮城県の情報によりますと寮にかかわる部分などにつきまして、まだ書類が足りないというような、そういった情報もございまして、実質審議はまだ入っていないというところでございます。そういった書類がそろい次第、第1段階目の専門部会が始まるというふうに認識しております。  また、補助金のタイミングでございますけれども、先ほども説明させていただいたとおり、早速この機会にタイケンさんのほうで改修工事業者と契約を結ぶということでございますので、それらの工事内容、支払い計画なりそういったものと、それから県に出されます書類との整合、そういったものを図りながら、十分に精査の上、補助金の支出タイミングを図っていきたいというふうに考えております。申請書を出されてから、それらのタイミングはこちらで精査していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(阿部勝德) 長谷川 博さん。 ◆16番(長谷川博) 今の説明ですと、私もよくわからないからあれですけれども、2段階審査だよということですよね。それで、実質審議に入っていないということなので、1回目の審査もまだスタートしていないということなのですか。  それから、2段階に分かれる、1回目の審査が終わって次のステップに移行するのでしょうけれども、その2段階目の審査というのが終わるのはいつごろなのかというめども全然ないのですか。それと関係なく、とにかくあちらから計画書が出れば補助金をお上げしますということなのですか。 ○議長(阿部勝德) 復興政策部長。 ◎復興政策部長(浅野吉彦) まず、標準的な審議日程というのは示されていないのですけれども、県のほうのお話によりますと、最初の部会審議につきましてはおおむね30年度程度、それから本申請、本審議につきましては翌年度というような形で位置づけしているようでございます。正式なコメントではございませんけれども。  そういった中で、宮城県の審議の場は全ての書類がそろった段階で第1段階目の審議に入るということで、その段階で書類がそろって部会審議に入るということは、ある程度の開校の見通しがつくと、そういった捉え方で、東松島市としてもそういった認識を持っているというところでございます。もちろん専門部会のほうでの結論が出た段階では、ほぼ学校設置は認可されるものだと、そういった見通しとなるというふうな認識でございます。  以上でございます。 ○議長(阿部勝德) 長谷川 博さん。 ◆16番(長谷川博) 3回目の質疑ですからあれですが、今の部長さんのお話ですと、専門部会の審査が終わって、それから次のステップというのがあるということなのですよね。その専門部会がほぼ終われば認可になるだろうという、そういう見込みというのだか、見通しというのだか、そういう思いというのだか、それでその専門部会が終わって、ほぼできそうなのだから、そのときはお出しできますということなのですか。その辺正確に答えてください。関係もありますから。 ○議長(阿部勝德) 復興政策部長。 ◎復興政策部長(浅野吉彦) 今回の補助金につきましては、まずはタイケン学園さんの事業計画を推進する、促進するという意味合いがございます。創造的復興、それから地方創生、そういったものを後押しするという部分でございますので、特に被災地にもかかわらず新しい高等学校を設置すると、そういった中で多くの負担をタイケン側がしているわけでございますので、そういったことを少しでも軽減すると、そういった形での補助でございます。     〔「いつごろなんだ」と呼ぶ者あり〕 ◎復興政策部長(浅野吉彦) 補助のタイミングですか。 ○議長(阿部勝德) 出す時期。 ◎復興政策部長(浅野吉彦) 交付金を支出する時期につきましては、先ほどお答え申し上げましたとおり、今回の補正が終了後に補助金交付要綱を策定しますので、その後申請をしていただきまして……     〔「審査関係ないんじゃない、じゃあ」と呼ぶ者あり〕 ◎復興政策部長(浅野吉彦) 申請書の中身を精査しまして、まずは補助金を交付決定させていただきたいと思います。  また、東松島市の補助金交付要綱がございまして、概算払いもできる、そういったルールになっております。市長が必要と認める場合は概算払いができるルールになっておりますけれども、そこの事業内容をよく精査しまして概算払いにするのか、あるいは確定払い、事業が終わった後に年度末で交付しているのか、そこはこれから決めていきたいというところでございます。
    ○議長(阿部勝德) ほかに質疑ありませんか。12番五ノ井 惣一郎さん。 ◆12番(五ノ井惣一郎) 別な問題で、赤井市民センターの大改修についてお尋ねします。  事業は、この改修は30年度、31年度で終わるようでございますけれども、この赤井市民センター、前市長から引きずってきたものでございまして、これは新築した当時、四、五年から雨漏りがするというような状態で、木材使用の建物ということで、ずっと引きずってまいりました。その中で、今回新たに調査をして、大改修ということで改修するのですけれども、まずこの調査に基づく、どの辺をどう改修するのか、その辺をお尋ねしたいと思います。  それから、赤井市民センター、利用率も大変多いセンターでございます。その辺をどのようにしていくのか。そして、この改修の工事はいつごろ終わるのか、その辺3つお願いします。 ○議長(阿部勝德) 建築住宅課長。 ◎建設部建築住宅課長(津田富彦) ただいまの議員さんの質問にご回答いたします。  先ほど議員さんからおっしゃられました雨漏りの件を重点的に今回改修を行う予定としておりまして、まずは屋根の改修工事を行います。こちらは、既存の屋根を残しながら、その上に新しい屋根を張るカバー工法による改修を行います。あわせまして雨漏りの原因と思われます外壁、こちらのほうも今既存の外壁の仕上げ材を全て撤去しまして、新しい外壁を張る計画となっております。  あと内装関係につきましては、床仕上げ材の張りかえや壁クロスの張りかえ、あと一部の天井の張りかえも行います。  あと設備改修工事につきましては、電気設備といたしまして照明器具を全てLEDにかえる工事を行います。  また、視聴覚室のアンプの交換や、あとは多目的ホールの舞台照明の交換も行います。  最後になりますけれども、機械設備につきましては、既存のFF式のファンヒーターやルームエアコンの更新、あとはガス給湯器の更新とかオイルタンク2カ所の更新を行います。  あと2点目の事務所に結構イベントが入っていることなのですけれども、今の予定ですと事務所を利用しながら工事を行う予定としております。事務所のほうの改修がある場合は、工事が終わったところに移動していただいて事務室を改修する工事としております。  あと最後に工期につきまして、現時点の予定ですと平成31年3月から10月までの7カ月を予定しております。  以上です。 ◆12番(五ノ井惣一郎) 1つ、利用者について利用が多いので、その辺の制限とかないのですか。 ○議長(阿部勝德) 今答弁あったのですけれども…… ◆12番(五ノ井惣一郎) 先ほど質問して答弁に入っていなかったような気がする。 ○議長(阿部勝德) 今答弁ありまして、工事が終わったところに移っていただいて使っていくというような説明が。市民協働課長。 ◎総務部市民協働課長(渡邊晃) 利用者の関係でございますけれども、どうしても工事が入りますと使えない部分が出てきますので、その辺は市民センターと自治協になりますが、市民センターとお話し合いしながら調整をしたいということで進めています。 ○議長(阿部勝德) 五ノ井 惣一郎さん。 ◆12番(五ノ井惣一郎) そうすると、利用の方法なのですけれども、今市民センターと調整してということ。まず、二、三日前に地元でも会議がありまして、その使用について、特にこれから年末にかけて、新年とかのいろんな問題で使う量が多いということで、その辺会議の中ではどうするのかということで話がありまして、その辺大丈夫なのですか。クリアしているのか。  その点と、今いろんな説明がありまして聞きかねたのですけれども、いろんな取りかえるやつはもう寿命が来ているということで改修するのか、その辺お願いします。 ○議長(阿部勝德) 市民協働課長。 ◎総務部市民協働課長(渡邊晃) 工期、31年3月ということで、1月から2月部分の忙しい部分については外しておいて、3月から行うということで話はしていると思います。  あと寿命が来たのかという話ですけれども、基本的に建ってから随分年月たっていますので、老朽化の部分。あと使っていて何とか使えるよという部分も今回大規模改修のやつで取りかえるということでご理解いただきたいと思います。 ○議長(阿部勝德) ほかに質疑ありませんか。8番小野 惠章さん。 ◆8番(小野惠章) 4点ほどお伺いします。  まず1点目ですけれども、37ページの衛生費、健康増進センターの運営事業ということで修繕費が上がっていますけれども、ここは何を修繕するのか。また、そこの下の指定管理リスク負担金ということですけれども、これはどちらにお支払いするのか、またその理由についてお答えいただきたいと思います。  それから、次のページの39ページ、農林水産業費で移転元地畑地造成事業ですけれども、ここはどこの場所なのか、またどういう方が借り手なのか教えていただければと思います。  それから、47ページ、教育費の教育功労者顕彰事業ということですけれども、この事業についてお教えください。  それから最後に、53ページの体育施設整備費で矢本海浜緑地休養施設整備事業が上がっていますけれども、管理用備品購入とありますが、これは何を買うのかということをお尋ねいたします。  以上です。 ○議長(阿部勝德) 健康推進課長。 ◎保健福祉部健康推進課長(片倉義和) ただいまご質問のありました健康増進センター運営事業の修繕料について、まずお答えいたします。  修繕につきましては、既に器具等の老朽化によりましてかなりの設備等を修繕しておりまして、今回さらにプールの深さを変える昇降機等が故障したことに伴いまして、既存の修繕料のほうで、今後の修繕見込み等を考えますと不足するということで、今回309万4,000円ほど補正予算で計上させていただいております。  次に、指定管理リスク負担金についてですけれども、こちらの支払先についてはゆぷとのほうの株式会社コスモスポーツのほうになっておりまして、消防法の改正に伴いまして防炎シャッターの点検業務のほうが発生することになりました。その件で、そちらのほうをコスモスポーツさんのほうの現指定管理者のほうから発注していただいたということで、その分の補正予算として27万5,000円ほど計上しております。  以上です。 ○議長(阿部勝德) 農林水産課長。 ◎産業部農林水産課長(大崎昌宏) 2点目の移転元地の利用促進事業についてお答えいたします。  箇所的には2カ所ございまして、そのうちの1カ所が東名地区になってございます。既に畑地造成しております西側になります。面積が、そちらのほうが約2ヘクタールになります。こちらの請負予定者につきましては、奥松島グリーンファームさんを予定しております。それから、もう一カ所が大浜地区になります。こちらにつきましては約2,600平米になりまして、請負予定者が宮戸干拓宮戸生産組合ということになってございます。  以上です。 ○議長(阿部勝德) 教育総務課長。 ◎教育委員会教育総務課長(勝又啓普) それでは3件目、教育功労者顕彰事業についてご説明を申し上げます。  この事業につきましては、旧鳴瀬未来中学校に私立高校を誘致するに当たりまして、旧鳴瀬未来中学校設置に大きな貢献をされました富田 鐵之助氏の記念碑を現地に移設保存するという計画をしてございます。この件につきましては、寄附をいただきました富田家の強い要望もあり、また大きな貢献をされたということで、現在の敷地の一部、現在は校舎の前にあるのですけれども、今後大規模な改修等によりまして支障も出るということもございますので、これを移設しながら保存すると、そのための今回土地境界の復元、それから分筆登記の業務委託料といたしまして98万2,000円を計上させていただいてございます。 ○議長(阿部勝德) 復興都市計画課長。 ◎復興政策部復興都市計画課長兼政策事業推進室長(森祐樹) 4点目の53ページの矢本海浜緑地休養施設の備品購入でございますが、こちらのほうはパークゴルフのクラブ、ボール等の購入費となっております。     〔「貸し出し」と呼ぶ者あり〕 ◎復興政策部復興都市計画課長兼政策事業推進室長(森祐樹) 貸し出し用です。  以上でございます。 ○議長(阿部勝德) ほかに質疑ありませんか。7番小野 幸男さん。 ◆7番(小野幸男) それではまず、34ページの民生費の結婚新生活支援事業の内容とP45の防災費で防災対策推進事業の災害時車両等借り上げ料についての内容、そしてP47の教育費、通学バス運行費でスクールバス運行事業費のマイナス623万円、これについての内容をお願いします。 ○議長(阿部勝德) 子育て支援課長。 ◎保健福祉部参事兼子育て支援課長(齋藤友志) では、予算書の34ページの結婚新生活支援補助金についてご説明いたします。  こちらは、既に当初予算で計上させていただいておりましたとおり、ことし結婚なされて、かつご夫婦ともに34歳以下の方々で、前年度の年収が350万円以下の方々を対象にした引っ越し等に係る費用に対する補助金ということで、上限30万円で設定させていただいております。おかげさまで今年度については、前年度実績3件に対して、既に前半で4件交付決定させていただいておりますので、後半の部分も兼ね備えて、改めて5件分の予算計上を追加させていただいたということでございます。  以上です。 ○議長(阿部勝德) 防災課長。 ◎総務部防災課長(佐々木寿晴) それでは、2点目、説明資料45ページの災害時車両等借り上げ料100万円についてご説明申し上げます。  こちらにつきましては、災害時に例えば臨時ポンプを設置したとか、あるいは倒木処理をしていただいたときに、建設業協会と契約しておりまして、その分の処理費として年度当初100万円を計上しているものでございます。こちらの100万円につきましては、先般の9月30日の台風24号におきまして倒木処理がかなりかかりまして、これまで約98万円を支出しておりまして、今後3月までに災害等で倒木処理とか臨時ポンプの設置が必要になった場合に備えて、追加で100万円の予算を計上させていただいたものでございます。  以上でございます。 ○議長(阿部勝德) 教育総務課長。 ◎教育委員会教育総務課長(勝又啓普) それでは、通学バス運行費の減額分の内訳でございます。まず、委託料につきましては、こちらはスクールバス運行業務委託の、これは既に執行、契約しておりますので、落札差額ということの減額となります。  備品購入費につきましては、こちら鳴瀬未来中学校用のスクールバスを2台、今年度購入するということで、これも発注済みでございますので、落札差額で残額がマイナスということになってございます。  以上でございます。 ○議長(阿部勝德) 小野 幸男さん。 ◆7番(小野幸男) それでは、防災費と教育費はわかりましたので、民生費で34歳以下という部分なのですけれども、今晩婚化で、もっともっと年とってから一緒になられる方たちもいて、こういった部分の支援とかというのはないのですかと実は相談されまして、34歳以下という部分の線引きの根拠。課長、どうぞ。 ○議長(阿部勝德) 子育て支援課長。 ◎保健福祉部参事兼子育て支援課長(齋藤友志) この事業につきましては、国の補助事業を使わせていただいておりまして、財源の4分の3が国庫補助金でございます。ということで、まずは補助事業を活用した上で、その要綱の中でご夫婦ともに34歳以下ということで制度化されておりますので、今はそれに沿った形で施行させていただいております。今後検討課題として受けとめさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(阿部勝德) 小野 幸男さん。 ◆7番(小野幸男) 3回目なので、国の補助ということもあるのですけれども、34歳以上の方も新婚で、これから一緒になる方もいるのですけれども、ぜひ市長にそういった部分、今国の補助の割合なのですけれども、市としても定住促進をうたっていろいろやっていますので、その辺の考え、ぜひ市長ありましたらお願いします。 ○議長(阿部勝德) 市長。 ◎市長(渥美巖) 結婚新生活支援事業で、今担当課長のほうから一応国の制度にのっとって市が出しているものですから、基本的には34歳ということでございます。小野議員のおっしゃることも十分理解できますし、晩婚化があるということも理解します。そういう中で研究させてもらって、どうするかも含めて研究の時間が欲しいなと思いますので、ご理解いただきます。検討でなく研究です。 ○議長(阿部勝德) ほかに質疑ありませんか。3番手代木 せつ子さん。 ◆3番(手代木せつ子) 3点ほどお伺いいたします。  P28の総務管理費の中で防犯推進費、防犯灯設置工事でございます。これは、どこの場所の防犯灯の設置工事なのか。  それと2点目は、41ページ、商工費の中の3の観光費、観光施設維持管理事業(トイレ、遊歩道関係分)とございますが、これはどこの部分にトイレを設置しようとしているのか。  あとは45ページ、消防費の中で消防施設費、消火栓設置工事負担金、こちらのこともご説明をお願いいたします。  以上です。 ○議長(阿部勝德) 防災課長。 ◎総務部防災課長(佐々木寿晴) 28ページ、防犯灯設置工事についてお答えいたします。  こちらにつきましては3件ございまして、まず市道小松赤井線、三陸道の石巻港インターから石巻西港までの間の市道ですけれども、こちらは今改修工事をしておりまして、電柱等が移設見直しされております。それに伴いまして防犯灯を32基設置するものでございます。  2件目につきましては、あおい地区内の仙石線沿いの道路なのですけれども、当初人が通らないだろうと言われていた道路なのですけれども、住み始めると駅の利用者が結構通るということで、そちらに5基ほど必要だということで、地元から要望がありまして設置いたします。  3件目につきましては、これは県のみやぎ環境交付金を活用しまして防犯灯のLED化をしているものでございます。当初9基分予算計上しておりましたけれども、財源の追加がございまして、さらに27基追加。これ市内全体にわたるところですけれども、今回27基追加でLED化を進めていくことにしております。 ○議長(阿部勝德) 商工観光課長。 ◎産業部参事兼商工観光課長(山縣健) 2点目についてお答えいたします。  41ページの観光費、観光施設維持管理事業(トイレ、遊歩道関係分)ということで、ご質問いただいたトイレの設置場所というふうなお話でございましたけれども、今回遊歩道関係分ということで補正予算のほうを161万円ほど計上させていただいております。  中身につきましては、オルレコースの追加の整地の部分でございます。オープン前も補正予算を承認いただきまして、県あるいは市の部分ということでいろいろと整地を進めてまいりました。オープン後、済州オルレで再度視察、コース確認に参りまして指摘された一部がございましたので、今回新たな追加の整地ということで、この金額を計上させていただいております。場所につきましては、オルレの後半のルートであります観音寺裏から山岳の大高森の山頂に抜けるコースの一部でございまして、急勾配の場所も結構ございまして、先ほども申し上げたとおり県でやった部分、それから市でやっている部分もありますけれども、新たに今回追加で計上させていただいておりました。  以上でございます。 ○議長(阿部勝德) 防災課長。 ◎総務部防災課長(佐々木寿晴) それでは、45ページ、消火栓設置工事ですけれども、2カ所ございます。1カ所目は、県道奥松島松島公園線、東名運河沿いの県道ですけれども、こちらは今改修工事をしておりまして、こちら3基を廃止して、3基を新たに設置するというものでございます。  もう一カ所は、百合子線、こちら大塩の表地内になりますけれども、こちらは敷設がえに伴う1カ所設置ということで考えております。  以上でございます。 ○議長(阿部勝德) 2番上田 勉さん。 ◆2番(上田勉) 2点お願いします。  前者からいろいろ質問ありましたけれども、教育費の小学校費、これ冷房機の設置工事ですけれども、臨時特例交付金を活用と書いていますけれども、前に市長は、予算関係については補助メニューどうのこうのと言っていましたので、その辺のところが多分見たら出ていないはずなのですけれども、この辺の財源の確保の状況を説明していただきたいなと思う。  それからもう一つ、タイケン関連ですけれども、先ほど部長は要綱に基づいてということでございましたので、この要綱につきましてはいつごろ定めて、これ通った後という話ですけれども、その辺のところは受け取る側もあると思いますので、きちっと目標というか、日時を決めて、いつまでかをきちっと定めて、我々も決議案を出した関係上、やっぱりきちっとした状況の中で、なるべくタイケン側が工事をやりやすいような体系でもってやってもらいたいなと思いますので、要綱関連の状況についてもう一度説明を願いたいと思います。 ○議長(阿部勝德) 教育総務課長。 ◎教育委員会教育総務課長(勝又啓普) エアコンの財源の関係でございますが、こちらにつきましては議員のご質問のとおり特例交付金を活用してということで、現時点で内々にご連絡をいただいている分につきましては、金額としては約1,100万円程度ということでの報告は来ております。全国全ての学校の中で、予算の中での調整ということに最終的になる見込みだということで、内々ではこの数字でいただいております。最終調整が入る可能性もございます。     〔「起債のことも」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 教育総務課長。 ◎教育委員会教育総務課長(勝又啓普) 交付金につきましては、ただいまお答えしたとおりでございますけれども、制度の中では起債を活用した場合、普通交付税措置をされるということもあるのですが、こちらの両校、どちらも先に大規模改修事業というのが見えてきている学校でもありますので、今回は交付金のみをいただき、この場合エアコンの処分制限期間が5年になるということなので、大規模改修までには処分制限が可能な状況をつくりつつ、新たな補助金を受けたいと考えてございます。 ○議長(阿部勝德) 復興政策部長。 ◎復興政策部長(浅野吉彦) 補助金交付要綱の関係でございますけれども、まずは名称が東松島市私立高等学校整備事業補助金交付要綱という形で考えております。公布日につきましては、本日を予定しております。  なお、趣旨につきましては、この訓令は本市が目指す東日本大震災からの創造的復興、地方創生の推進及び高等学校教育の振興を図るため、旧学校施設等を活用し、高校等を設置及び運営することに対し、平成30年10月30日に締結した基本協定書に基づき、設置に向けた経費の一部を補助するものということでございます。  公布日につきましては……     〔「制定日」と呼ぶ者あり〕 ◎復興政策部長(浅野吉彦) 制定日につきましては本日でございます。  あと会期中にこの要綱を議員の皆様にお渡ししたいというふうに考えています。  以上で終わります。 ○議長(阿部勝德) ほかに質疑ありませんか。15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) 忘れないうちに聞いておきます。今の東松島市私立高等学校整備事業補助金の関係なのですが、やりとりを聞いた限りでは認可決定はしていないと。それから、確たる決定の時期は不明であると。それから、歓迎していない団体もあり、いろいろと抵抗もあるということで、ちょっと不安感があるのです。ですから、32年の開校に間に合わせるためには早急に着工が必要だと、だから補助金を出したいということだと思いますが、そこで補助金の出し方でありますが、今聞けば時期的にいつ出すということは明示していないと。そうすると、タイケン学園には資金がないわけではありませんから、自己資金で発注してもらって、認可した時点で補助金を出すべきではないのかなと私は思う。だから、この順番がちょっと逆ではないのかなというふうに思うのですが、タイケン学園では自己資金で先に発注する気はないのですか。 ○議長(阿部勝德) 復興政策部長。 ◎復興政策部長(浅野吉彦) 先ほどお話ししたとおり、まずはこの議会が終わったすぐ後にタイケン学園としまして工事発注するというようなことでございます。その契約書は、まだ入手しておりません。契約書案なり契約書を入手しておりませんけれども、その中で支払い計画がございますので、そういったものを確認しながら、補助金の交付時期、東松島市からの交付時期を確定していきたいというふうに考えております。 ○議長(阿部勝德) 市長。 ◎市長(渥美巖) 一般的に資金が潤沢で、いろいろ補助事業申請する場合は自己資金でまずやっておいて、そして後で申請してやるという形もありますし、あとは銀行から金を借りておいて、そして着手するという方法等いろいろそれぞれがあるのですが、タイケンサイドもできるだけ自己資金を、どちらかといえば後に残しながら、まずは早くそういう市からもらえるものも十分に活用したいなという感があるなと私は考えているのです。だけれども、私としても協定してやっているものですから、余りごちゃごちゃと感情的になるようなことをできるだけ避けたいなと思って、タイケン側がどういう体制で今進めてくるか、それをまず見届けて、我々の交付要綱で示した状況になった時点で補助金は出してやりたいなと思っているという状況でございます。 ○議長(阿部勝德) 佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) 感情的とかそういう問題ではなくて、私は極めて明快だと思うのです。企業ですから。相手は企業ですから、当然自己資金があって、そして整備資金を出して、そしてその成果でもって補助金を出すというのは、これはノーマルな姿です。ところが、この場合には先に補助金を出して、そして後からその企業の資金がついてくるという、そういうことですから、私は逆ではないのかなというふうに思うのです。ですから、その辺が行政側の補助金の出し方としてノーマルな姿なのかなと疑問に思うのです。ですから今聞いているのですが、私はタイケン学園、企業にお金がないというのであれば、これは借入金だとかそういうことで賄うわけですから、自己資金があるのであれば先に自分の金で発注しなさいよと、極めて単純明快です。その考え方。  あともう一つ、別な問題なのですが、この説明書の2ページに、さっきの説明ですと移転元地の利活用の促進の関係なのですが、グリーンファームと大浜のほうの手当てだということなのですが、これは有償なのか無償なのか、その辺まずお聞きしておきたいと思います。  それから、これは費用対効果の問題もあるのです。例えば無償で貸し与えた場合の費用対効果はどうなのか、有償の場合はどうなのか、その辺も説明をしていただきたいというように思います。  それから、同じ2ページに基金残額を一括返還するものありましたよね。4億404万9,000円ですか。被災地域農業復興総合支援事業の事業完了に伴う基金残額を返還するということなのですが、一見ちょっともったいないような気もしますけれども、この辺のルール的なことを説明してもらいたい。  それから、この債務負担行為の説明書で、ちょっと細かいことなのですが、11ページと13ページに元号改正に伴うシステムの改修業務ということなのですが、11ページのほうでは一般財源の16万1,000円で賄うと。それから、12ページのほうではその他財源で賄うということになっているのですが、改元の場合は国がやることですから、当然一般財源というのは余り考えられないのですが、その辺の違いを教えてください。  それから、最後の債務負担行為の13ページなのですが、仙石線陸前赤井・石巻あゆみ野間排水函渠線路下横断事業負担金というのがあるのですが、赤井あゆみ野の間といえば石巻との関連が考えられます。そして、応分の負担等の関係、どういうふうになっているのか、その辺もお願いします。 ○議長(阿部勝德) 復興政策部長。 ◎復興政策部長(浅野吉彦) 1点目のタイケン学園への補助金の関係でご答弁申し上げます。  まず、自己資金でやって、それから市がその財源補填をすべきではないかということでございますけれども、繰り返しになりますけれども、今回の補正予算が通った後にタイケン学園さんとしては、改修業者のほうと契約を結ぶということでございます。その契約書の中に資金の支払い計画がございますので、その支払い計画を見ながら補助金を交付していきたいというふうに考えています。  それから、もちろん補助金でございますので、年度末には精算する形になります。概算払いにしても、実績払いにしても。実際の成果、そういったものを勘案しながら精算していきたいというふうに考えています。  また、タイケングループさんとしては大学運営しておりますし、また専門学校もたくさんありますし、保育園等のそういった経営もされておりますので、経営的には何ら心配ないグループかなというふうに認識しております。  以上でございます。 ○議長(阿部勝德) 産業部長。 ◎産業部長(勝又研一) ご質問いただきました39ページ、農業復興費の2点の関係。1点、私のほうから。もう一つについては、移転元地の分に関しては課長のほうから答弁をさせます。  まず、基金管理業務の21世紀田園文化創造基金、こちらの4億409万2,000円の返還の部分でございます。制度がどのようになっているかと、有効に残金を残さないで活用できなかったかという趣旨かと思われますので、解説といいますか、説明をさせていただきます。この事業につきましては、6地区の法人に対して、既に予算要求時点で説明しておりますが、農業倉庫でありますとか、乾燥施設でありますとか、農業用の施設関係の補助といいますか、市でつくってお貸しをする、それから農機具関係、こちらも市で購入して法人のほうにお貸しするというふうな制度でございます。限定されておりまして、今お話しした建物関係、施設関係、それから農業機械関係というところに用途が限定されてございます。この交付決定に際しましては、災害時の被害額を積み上げして交付決定をいただいているところでございます。実際に事業実施する際には法人化、新しい法人をつくって集積、集約化した中で、実際の事業計画を立てておりますので、被害額と比較した場合に既に節減がされているというところで、その事業費差額が出てまいります。  参考までに事業費ベースで申し上げますと、交付決定では5地区6団体、35億7,000万円、それに対しまして事業実施で計画した事業の積算積み上げで執行した結果としては30億3,200万円ということで、既にここで差額が出ております。さらに、本年度、30年度での返還というふうになりますけれども、この事業につきましては平成24年から継続して事業全体の精査をやっと本年度終了したということで、総額が確定したということでの精査になります。被災農地の面積等も限定されておりますので、計画段階でマックスに活用はさせていただいたという形になります。  以上、説明とさせていただきます。もう一点のほう、課長のほうから答弁させていただきます。 ○議長(阿部勝德) 農林水産課長。 ◎産業部農林水産課長(大崎昌宏) 移転元地のその後の活用につきましては、先ほどもお話ししたとおり、奥松島グリーンファームさんと宮戸干拓宮戸生産組合ということでございますが、その後利用につきましては市と利用者、それぞれ無償で市のほうで提供いたしまして活用していただくということで、今でもそのような形で契約を結んでございます。  以上です。     〔「費用対効果」と呼ぶ者あり〕 ◎産業部農林水産課長(大崎昌宏) 費用対効果でございますけれども、当然こちらのほう、利用される方はいらっしゃらないという場合になりますと、市のほうで除草等の費用がかさむということで、この部分の実際の費用がどのくらいということで算出はしてございませんけれども、それなりの面積がございますので、それらの効果は十分だと思ってございます。  以上でございます。 ○議長(阿部勝德) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(小山哲哉) それでは、元号改正に伴うシステム改修の財源についてでございます。システム改修につきましては、一般会計のほうでもあるのですけれども、国からの補助はございません。国保特会につきましても、一般財源で改修ということになってございます。  なお、下水道特会のほうになりますけれども、こちらにつきましては使用料及び手数料を財源に使うということで、このような表記になってございます。 ○議長(阿部勝德) 下水道課長。 ◎建設部下水道課長(八木哲也) 佐藤議員のご質問にお答えします。  13ページのほうの債務負担行為のほうでございますが、内容が仙石線陸前赤井・石巻あゆみ野間ということでございますが、この内容につきましては本日排水路の工事のご承認をいただきました下流の仙石線を横断する部分の工事のJRとの受託工事の基本協定の部分になります。JRの基本協定上、場所を特定する場合に、その最寄りの駅間という形の表現をさせていただいておりますので、今回ちょうど南小学校の南側になりますので、陸前赤井駅と石巻あゆみ野駅の間の工事というような表現をさせていただいております。 ○議長(阿部勝德) 佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) それでは1問目、これは確認ですが、私立高等学校の整備の事業補助金の関係で、今部長の話ですと支払い計画を見て、そして補助金を出すということで、支払い計画というのは要するに自己資金が何ぼとかで賄うとかという意味だと思うのですが、そうすると例えば自己資金で賄えるというふうになれば、約束どおりのこれは補助金を出さなくてはいけませんから、これは必ず出すということなのですが、自己資金で当初の発注ができるのであれば補助金は後ほど出すと、そういった資金計画の中身というのは、それは承知をした上での今の答弁なのか。ですから、今その中身のことと、それから自己資金で賄うのであれば補助金は後ほどですよという考え方になったのか、その確認です。  それから、移転元地の利活用の関係ですが、無償であるということで、草刈りとかそういうものの費用を考えれば無償でもいいという話なのですが、ではいつまで貸すのだと。未来永劫に貸し付けるのか。場合によっては、非常に収益が上がるかもしれません。そういったときにどうするのか、その辺お答えをお願いします。  それから、返還金の関係なのですが、機械等とか法人の努力のたまものだという一つの答えでしたが、では地方にとって4億円というのは多額ですから、その4億何がしの返還金を国がどういうふうな判断をするかということになるわけです。では、後々の影響はないのかと、その辺を聞かせてください。 ○議長(阿部勝德) 復興政策部長。 ◎復興政策部長(浅野吉彦) 1点目のタイケン学園の補助金でございますけれども、補助金でございますので、かかる経費の一部を負担するという形になりますので、当然自己資金の部分をタイケンで負担する形になりますので、今年度分の事業計画を見ながら2億5,000万円を上限に、あくまでも上限ですので、そういった形で支出したいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(阿部勝德) 産業部長。 ◎産業部長(勝又研一) 2点、私のほうからまとめて答弁させていただきます。  まず1点目の期間の関係です。無償でお貸しをするという答弁、さっき課長のほうがしましたけれども、こちらについては10年間ということで、従前の農地の貸し出しをしているものと同じ取り扱いということになります。10年間、ぜひ黒字で収益を上げていただいて、その後有償でご利用いただくようになってほしいなというふうなところで現在は考えているところでございます。  それから、私が1回目答弁をさせていただきました返還金の関係でございます。ちょっと伝え方がまずかったようで、事業者側の事業努力というふうに解釈されてしまわれたと思います。こちらは、あくまでも市が農業の運営計画に基づいて、どういう施設が必要か、それからどういう機械が必要かというところをその都度国、県と協議して確定しているというところでございます。差額が生じたというのは、被害額で交付金決定はされていたものの、実際に災害復興した農地をどう利用していくかという再度の事業費積算をする段階で、既に差額が生じたということが1つと、それから発注をした際に格安に購入できたという二重の部分で4億409万2,000円の返還が出たということで、交付金として事前にもらっていた部分を実際に事業として認可いただく過程の中で、被害額から実際の事業展開にするまでに差額が生じたということでの返還というふうな形になります。  この返還そのものの影響というのは出てこないと思います。逆にこれは一旦預かっていたものを、実際に暫定でもらっていたものが事業確定に伴ってお返しをするというふうな類いの返還金になります。若干補足させてもらいますが、預かっていた部分の利子が、当然預金利子がついてくるわけです、交付金で。この利子分も市の収益にはしないで、精算をしてお返しするということで、この中に含まれているという状況でございます。補助金の精算が100%済む、補助金75%と、あとは25%が交付税措置ということで、全額国費で対応したものでございますので、精算をするということでございます。 ○議長(阿部勝德) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第125号から議案第131号までの7件は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 異議なしと認め、議案第125号外6件は委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第125号から議案第131号までの7件を一括して起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(阿部勝德) 総員起立であります。よって、議案第125号外6件は原案のとおり可決しました。  以上で本日の日程は全部終了しました。  本日の会議はこれにて閉じ、散会といたします。    午後 2時54分 散会...