東松島市議会 > 2017-12-07 >
12月07日-議案説明、質疑、討論、採決-01号

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  1. 東松島市議会 2017-12-07
    12月07日-議案説明、質疑、討論、採決-01号


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    最終取得日: 2023-04-17
    平成29年 12月定例会(第4回)         平成29年 第4回東松島市議会定例会会議録(第1号)                                          平成29年12月7日(木曜日)                                                 出席議員(16名)    1番  石 森 晃 寿            2番  上 田   勉    3番  手代木 せつ子            5番  土 井 光 正    6番  熱 海 重 徳            7番  小 野 幸 男    8番  小 野 惠 章            9番  阿 部 勝 德   10番  阿 部 としゑ           12番  五ノ井 惣一郎   13番  大 橋 博 之           14番  櫻 井 政 文   15番  佐 藤 富 夫           16番  長谷川   博   17番  熊 谷 昌 崇           18番  滝   健 一                                                 欠席議員(1名)    4番  齋 藤   徹                                                 欠  番   11番                                                 説明のために出席した者   《市 長 部 局》      市         長    渥  美     巖      副    市    長    古  山  守  夫      総   務  部   長    川  田  幸  一      復 興 政 策 部 長    小  山     修      移 転 対 策 部 長    浅  野  吉  彦      市 民 生 活 部 長    木  村  寿  人      保 健 福 祉 部 長    小  林     勇      兼 社 会 福 祉事務所長      建   設  部   長    小 田 島     毅      産   業  部   長    五 野 井  盛  夫      会 計 管理者兼会計課長    髙  橋  ひ さ 子      総 務 部 経 営 調 整監    榑  谷  健 太 郎      兼 地 方 創 生推進室長      総 務 部 総 務 課 長    小  山     隆      兼 工 事 検 査 室 長      併選挙管理委員会事務局長      総  務  部  参  事    小  山  哲  哉      兼 行 政 経 営 課 長      総 務 部 防 災 課 長    佐 々 木  寿  晴      総 務 部 市 民協働課長    渡  邊     晃      復興政策部復興政策課長    八  木  繁  一      兼環境未来都市推進室長      復  興  政  策  部    小  野  尚  志      復 興 都 市 計 画 課長      市 民 生 活 部市民課長    内  海  光  義      市 民 生 活 部税務課長    川  田  美  雪      市 民 生 活 部環境課長    鈴  木  勝  利      保 健 福 祉 部福祉課長    生  井  浩  二      兼社会福祉事務所副所長      保  健  福  祉  部    髙  橋  義  則      子 育 て 支 援 課 長      保健福祉部健康推進課長    大  崎  昌  宏      建 設 部 建 設 課 長    相  澤  武  志      建 設 部 下 水 道 課長    八  木  哲  也      産 業 部 農 林水産課長    齋  藤  友  志      産 業 部 商 工観光課長    山  縣     健   《教育委員会部局》      教    育    長    工  藤  昌  明      教   育  次   長    奥  田  孝  信      教育委員会教育総務課長    勝  又  啓  普      兼 復 興 調 整 班 長      教育委員会生涯学習課長    柏  木  淳  一      兼 社 会 教 育 主 事   《農業委員会部局》      農 業 委 員 会 長    大  山  道  保      農 業 委 員 会事務局長    青  山  幸  次   《その他の出席者》      建 設 部 建 設 課    東  城  良  昌      道 路 公 園 管 理 班長      建設部下水道課経営班長    鈴  木  雄  一      建設部下水道課施設班長    内  海  直  樹      建 設 部 下 水 道 課    菅  原  充  典      復 興 施 設 班 長                                           《議会事務局》      議 会 事 務 局 長    勝  又  研  一      議 会 事 務 局 主 査    田  中  将  徳      議 会 事 務 局 主 事    宮  川  友  美        議事日程 第1号 平成29年12月7日(木曜日)午前10時開議 第 1 会議録署名議員の指名 第 2 会期の決定について 第 3 諸般の報告 第 4 市長の行政報告 第 5 承認第  6号 専決処分した事件(平成29年度東松島市一般会計補正予算(第             7号))の承認について 第 6 諮問第  4号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 第 7 議案第119号 東松島市農業委員会の委員の定数等及び東松島市農地利用最適化             推進委員の定数等に関する条例について 第 8 議案第120号 東松島市中小企業・小規模企業振興基本条例について 第 9 議案第121号 東松島市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例             等の一部を改正する条例について 第10 議案第122号 東松島市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について 第11 議案第123号 東松島市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正             する条例について 第12 議案第124号 東松島市道路占用料等条例の一部を改正する条例について 第13 議案第125号 東松島市公園条例の一部を改正する条例について 第14 議案第126号 東松島市行政財産の使用料徴収条例の一部を改正する条例につい             て 第15 議案第127号 東松島市公共物管理条例の一部を改正する条例について 第16 議案第128号 東松島市都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改             正する条例について 第17 議案第129号 東松島市テレビ共同受信施設の設置及び管理に関する条例を廃止             する条例について 第18 議案第130号 (債)平成29年度室浜漁港(23年災第8582号)於着浜2             堤防災害復旧工事請負契約の締結について 第19 議案第131号 (債)平成29年度室浜漁港(23年災第8583号)大浜山田             堤防災害復旧工事(その2)請負契約の締結について 第20 議案第132号 (債)平成29年度赤井排水区(雨水排水)下水道雨水調整池工             事請負契約の締結について 第21 議案第133号 (債)平成27年度赤井排水区外(雨水排水)下水道管渠工事請             負変更契約(第3回変更契約)の締結について 第22 議案第134号 (債)平成27年度大曲排水区(雨水排水)下水道雨水調整池工             事請負変更契約(第5回変更契約)の締結について 第23 議案第135号 (債)平成27年度下街道排水区(雨水排水)下水道管渠工事請             負変更契約(第2回変更契約)の締結について 第24 議案第136号 野蒜北部丘陵地区被災市街地復興土地区画整理事業に係る工事等             業務委託変更契約(第6回変更契約)の締結について 第25 議案第137号 財産の処分(JR仙石線鉄道用地)について 第26 議案第138号 平成29年度東松島市一般会計補正予算(第8号)について 第27 議案第139号 平成29年度東松島市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)             について 第28 議案第140号 平成29年度東松島市介護保険特別会計補正予算(第3号)につ             いて 第29 議案第141号 平成29年度東松島市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1             号)について 第30 議案第142号 平成29年度東松島市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1             号)について 第31 議案第143号 平成29年度東松島市下水道事業特別会計補正予算(第2号)に             ついて 第32 議案第144号 平成29年度東松島市大曲浜地区土地区画整理事業特別会計補正             予算(第1号)について                                                  本日の会議に付した事件 議事日程のとおり 入退場一覧  10時42分    2番  上 田   勉議員  入場    午前10時00分 開会 ○議長(阿部勝德) ただいまから平成29年第4回東松島市議会定例会を開会します。  ただいまの出席議員は15名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付してある議事日程第1号をもって進めます。  4番、齋藤 徹さんから欠席の旨届け出があります。2番上田 勉さんから遅刻の旨届け出があります。  今定例会には、説明及び答弁のため、市長を初め関係行政機関の長等の出席を求めております。  報道機関より今定例会中撮影の申し入れがありますので、これを許可いたします。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(阿部勝德) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において12番五ノ井 惣一郎さん、13番大橋 博之さん、以上の2名を指名します。 △日程第2 会期の決定について ○議長(阿部勝德) 日程第2、会期の決定についてを議題とします。  お諮りします。本定例会の会期は本日から12月18日までの12日間にしたいと思いますが、これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 異議なしと認め、会期は本日から12月18日までの12日間に決定しました。  お諮りします。12月8日及び15日は議案等精査及び委員会審査等のため休会といたします。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 異議なしと認め、12月8日及び15日は休会と決定しました。 △日程第3 諸般の報告 ○議長(阿部勝德) 日程第3、諸般の報告。  報告書をお手元に配付しております。  事務局職員より概要を説明いたさせます。議会事務局長、説明。 ◎議会事務局長(勝又研一) それでは、お手元の諸般の報告、①の資料をごらんいただきながらお聞きいただきたいと思います。  議長の諸般の報告でございます。議案等の受理につきましては、58件を受理し、意思決定並びに報告を行ってございます。  次に、4ページになります。陳情・要望等の受理でございますが、3件を受理し、議員配付をしてございます。  総務常任委員会の開会状況でございます。会期中に2回、閉会中に2回の常任委員会開催となってございます。  次に、民生教育常任委員会でございます。会期中に3回、閉会中に2回の委員会開催となってございます。  産業建設常任委員会につきましては、会期中4回、閉会中2回の開会となっております。  次に、財務常任委員会でございます。期間中3回、閉会中に1回となってございます。財務常任委員会第10回、10月17日でございますけれども、委員長の互選、副委員長の互選を行ってございます。委員長の互選につきましては、副委員長でありました熱海 重徳委員を委員長に互選しており、副委員長には小野 幸男委員を互選しております。財務常任委員会の正副委員長がかわっておりますので、報告をいたします。  次に、広報常任委員会でございますが、会期中に1回、閉会中に3回開催をしております。  次に、議会運営委員会、こちらにつきましては会期中に1回、閉会中に4回の開催となってございます。  ページ飛びますが、10ページのほうに行きます。10ページ、視察来庁関係でございますが、この期間中、14件の来庁いただいております。全国各地からの訪庁いただいているところでございます。  次に、11ページになります。全国市議会議長会基地協議会のほうでは3回、正副会長・監事・相談役会、それから北海道部会の定期総会、第89回の理事会が開催されて、出席をしております。  全国市議会議長会基地協議会東北部会、こちらにつきましては2回の開催があり、役員会、それから第25回定例会に出席をしております。  次に、全国市議会議長会、こちらにつきましては議長会の研修フォーラム、姫路で行われておりますが、議長出席ということで1回出席になってございます。  次に、東北市議会議長会でございますが、事務局職員の研修ということで2回開催されております。  宮城県市議会議長会につきましては3回、秋季の定期総会、事務局研究会、それから議員の研修会というふうなことで開催をされております。  その他の部分になりますが、4常任委員会で全10件、平成29年第3回定例会以降の部分を掲載してございます。閉会中の継続審査を行っております。  それから、議員全員協議会でございますが、3回開催してございます。  議員全員説明会につきましても3回の開催となっております。  次に、会派代表者会議でございますが、議会組織の機構に関する協議のため1回開催をしております。  次に、議員の派遣でございますが、表記は3回というふうになっておりますが、4件の訂正をさせていただきます。大田区、東松山市、それから議員研修として大崎、議会懇談会、市内ではございますが、議員の派遣をしてございます。  次に、委員の派遣でございます。こちらにつきましても4回という表記になってございますが、4件、それぞれ常任委員会の行政視察を行っております。  それから、議会懇談会でございますが、3会場一斉の開催ということで、回数としては1回の開催というふうになってございます。  15ページには、各種案内行事等への参加、議長並びに代理を含めますが、67件の出席をしてございます。  その他の部分になります。その他の部分では、仙台市議会の議長、こちら議長だけの表記になっておりますが、及び副議長の来市をいただいてございます。  それから、デンマーク皇太子につきましても来市をいただいております。  そのほか、その他のところに記載はしていなかったのですが、故古川議員の合同葬を開催している部分がこの期間中のものというふうになります。  表彰等につきましては、議長が先ほどお話をしたとおりでございます。  以上、諸般の報告の概要の報告とさせていただきます。 ○議長(阿部勝德) これで諸般の報告を終了します。 △日程第4 市長の行政報告 ○議長(阿部勝德) 日程第4、市長の行政報告。  市長より行政報告の申し入れがありますので、これを許可します。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議員の皆さん、おはようございます。皆様のご出席をいただき、第4回定例会が開催されますことに対し、深く感謝を申し上げます。  それでは、第3回定例会以降の行政執行の主なものについてご報告いたします。9月9日の土曜日には、夢メッセみやぎを会場に5年に1度開催される第11回全国和牛能力共進会宮城大会に出席いたしました。大会期間中は41万7,000人が来場し、和牛に対する一般消費者の関心が高まったすばらしいイベントでありました。  10日には、女川町で開催された宮城ヘルシー2017ふるさとスポーツ祭石巻地区大会に出席し、本市の出場選手を激励いたしております。  15日には、石巻市長に対し、赤井の柳の目地区の開発について協議、要望いたしております。  16日には、ことしで5年目を迎えるツール・ド・東北が開催されておりますが、今大会から東松島市として要望しておりました奥松島グループライド・アンド・ハイキングが新設され、市内外から約300名のライダーが参加して、東松島市に来ていただいております。これには、古山副市長もチーム東松島市として職員とともに参加しております。私は、石巻専修大学での開会式に出席した後、セルコホームあおみなにおいて東松島名物ののりうどんを昼食として参加者全員へお配りし、大変喜んでいただきました。東松島市の活性化に資する事業でもありますので、来年はさらに多くの参加になるよう、関係機関に働きかけてまいります。  21日には、復旧工事のおくれが懸念されている野蒜の洲崎海岸防潮堤工事について、土井 亨復興副大臣に現地視察を行っていただき、工事の加速について要望いたしております。  22日には、小林 史明総務大臣政務官が本市の視察に訪れており、震災復興伝承館などを案内し、本市の復興状況について説明を行ったほか、HOPEが取り組んでおりますITを活用した漁業についても説明を行っております。  24日は、仙台駐屯地で開催された陸上自衛隊東北方面隊創隊57周年記念式典に出席しております。  10月に入りましては、3日に災害仮設住宅用地として震災以降、支援をいただいておりますグリーンタウンやもと工業団地の所有者であるセンクシア株式会社、旧日立機材株式会社の笠原 伸泰代表取締役社長に訪問いただいており、これまでの支援の御礼と本市の復興状況について説明を申し上げております。  その後、千葉県の柏市で開催された環境未来都市構想推進国際フォーラムに参加してまいりました。  また、同日には、ヨランダ台風での被害が大きかったフィリピンのレイテ島、サマール島に対する本市の支援協力が評価され、独立病性法人国際協力機構JICAより表彰されることになり、古山副市長が出席して代理受領しております。  翌4日には、国土交通省仙台河川国道事務所国土交通省東北地方整備局及び宮城県に対し、三陸縦貫自動車道・アクセス道路の整備促進と道路整備予算の確保に関する要望活動を行っております。本市に係る要望路線としては、一般県道の大塩小野停車場線及び一般県道鳴瀬南郷線について要望いたしてまいりました。  5日には、老朽化などに伴い移転新築する新火葬場の工事安全祈願祭が各工事業者や関係者が集い行われ、来年11月の供用開始を目指し、工事期間の無事故、安全と、順調に市民の皆様に利用いただけるように早期完成について祈願してまいりました。  6日には、前宮城県総務部長であった消防庁の大塚国民保護室長及び宮城県の山内危機管理監同席のもとに、ミサイルを想定した国民保護訓練を市民約130人の参加の中で実施いたしました。  10日には、震災以降、特に鳴瀬地区のスクールバスの運行などに対し多大なるご支援をいただいておりますデンマーク王国からフレデリック皇太子殿下に2回目の訪問をいただいております。震災復興祈念公園にもお立ち寄りいただき、献花もいただきました。  翌11日には、元復興庁事務次官であり、現在は内閣官房参与兼福島復興再生総局事務局長の岡本 全勝氏が復興状況を視察に見えられ、スマート防災エコタウンやあおい地区のコミュニティー等を案内し、本市の復興状況について説明いたしております。  12日には、東京都の目黒雅叙園にて開催された日本・デンマーク外交150周年記念式典並びにデンマーク皇太子殿下の晩餐会に出席してまいりました。  14日には、仙台湾を会場に開催された第二管区海上保安本部展示総合訓練の状況を視察しております。  15日には、地域住民組織がみずから主催する野蒜ケ丘まちびらき野蒜市民センター奥松島観光物産交流センターを会場に開催されております。野蒜地域から離れた住民や、これまで野蒜地域にかかわった団体の方々など約3,300人の皆さんで新たな野蒜地域のスタートを切ることができました。  17日には、石巻市、登米市、東松島市の3市長らで組織する東部地域道路懇談会が本市で開催され、国土交通省からは仙台河川国道事務所の松居 茂久所長ほか約40人に出席いただき、国土交通省に対し、国道整備や三陸道の矢本パーキングの活用に関する要望等を行っております。  25日には、山形県鶴岡市を会場に開催された東北市長会総会に出席いたしております。  28日には、山形新聞社主催の桜の植樹式が東矢本駅北地区津波復興拠点施設にて開催されました。震災後、桜の苗木を震災復興祈念きずなの桜として提供いただいているもので、ことしで3度目の植樹となりますが、式典には地元住民のほか山形県東根市の副市長にも参加いただき、交流を深めながら一緒に植樹をしていただきました。  29日から30日にかけて、本市への復興支援の御礼を兼ねて福岡県豊前市と熊本県熊本市を訪問してまいりました。  豊前市につきましては、継続して職員を派遣いただいていることに関し御礼を行い、阿部市議会議長、さらには橋本商工会長と後藤豊前市長、磯永豊前市議会議長と友好都市について意見交換を行うとともに、翌日のカラス天狗祭りにも参加し、本市のPRもさせていただいております。  熊本市につきましても、昨年の熊本地震に対するお見舞いとともに、職員を派遣いただくなど、多大なご支援をいただいていることに関し御礼をしてまいりました。  31日には、宮城県庁を訪問し、鳴瀬未来中学校の利活用について、村井知事に対し特段の支援要望を行ってまいりました。  11月においては、1日に2件の協定の締結を行っております。まず1件目としては、本市の定住化促進事業を活用して住宅を取得する市外からの転入世帯に対して、優遇金利を利用できる住宅ローン優遇制度に関し、独立行政法人住宅金融支援機構との間で協定を締結しております。  もう一件は、イオンタウン矢本内に民間保育園の設置を計画しております学校法人タイケン学園との間で、今後のさまざまな施策連携に向けた連携協定を締結しております。  いずれの協定につきましても、本市の地域課題解決に向けた重要な協定であり、協定締結を機に連携を強化し、市民の利便性の強化に努めてまいります。  2日には、埼玉県久喜市長及び川越市長を表敬訪問し、自治法派遣職員の継続依頼を行っており、3日には友好都市である東松山市のスリーデーマーチに参加した後、大東文化大学へ表敬訪問を行いました。学長より大学の施設等をご案内いただく中で、今後の協定の充実について話し合ってまいりました。  5日には、旧野蒜駅周辺において、かねてより整備を進めてまいりました東日本大震災復興祈念公園が完成したことから、開設セレモニーを挙行しております。宮城県の山田副知事を初め関係者約600人に参列いただく中で除幕式を行い、慰霊と震災の伝承を含め、復興加速を祈念いたしました。  6日には、インドネシア・バンダ・アチェ市から本市に研修員が視察研修に参りました。その際、バンダ・アチェ市の副市長ほか行政官にも表敬いただきましたので、防災等の視察研修や市民との交流をいただいております。  7日には、仙台市において開催された宮城県市長会主催の宮城県知事との行政懇談会に出席した後、東京都において宮城県選出国会議員及び国土交通省を訪問し、三陸縦貫自動車道・アクセス道路の整備促進と道路整備予算の確保について要望活動を行っております。  8日には、東京で開催された道路整備促進期成同盟会全国協議会ほか3団体の共催により、安全・安心の道づくりを求める全国大会に出席してまいりました。大会では、財政措置や支援体制の充実に関する特別決議を採択しております。  その後、土地改良区関係者とともに農業農村整備事業に関する予算確保について、衆議院議員会館及び参議院議員会館を訪問し、関係の国会議員に要望活動を行っております。  9日には、愛知県名古屋市において開催された宮城県主催の宮城県企業立地セミナーin名古屋に本市への企業誘致トップセールスを活動してまいりました。セミナーには、155団体、253名の企業関係者が出席しており、本市の企業誘致に関する情報提供を行ってまいりました。  10日には、愛知県瀬戸市において災害時における食料などの物資提供、職員の派遣に関し、災害時相互応援に関する協定を締結してまいりました。今回の締結によりまして、県外自治体との災害時応援協定は15自治体となり、災害発生時に被災市民の生命、財産を確実に守るための支援体制について、さらに充実が図られることになりました。また、自治法派遣をいただいている愛知県豊山町、北名古屋市、清須市、弥富市に対し、引き続きの派遣を要請し、その後豊田合成株式会社に表敬訪問を行っております。  12日には、海岸線を中心に消防団、矢本消防署、石巻警察署の約250人体制により、震災からいまだ行方不明となっておられる被災者の集中捜索を実施しております。  14日には、原子力防災訓練が実施され、宮城県、女川町、石巻市とともにUPZ圏域の市町が参加しております。  15日には、潜ケ浦水路で船舶の航行に支障が生じているため、松島湾浅海漁業振興協議会、宮城県漁業協同組合及び宮城県漁業協同組合鳴瀬支所とともに、船舶の安全な航行のため掘削工事等による水深確保について要望書を宮城県へ提出しております。  また、同日、大曲浜地区においてみやぎ海岸再生みんなの森林づくり活動があり、東根市の緑の少年団、松苗育成きずなプロジェクトとして松苗の植栽が行われております。東松島市の児童と友好都市である山形県東根市の全校9校の児童約640名が植栽しており、教育長とともに参加しております。  17日には、東京都帝国ホテルで開催された日本体育大学と自治体フォーラムへ出席してまいりました。今後の日本体育大学との連携について、松浪理事長と意見交換を行ってきております。  18日には、市の主要な行事の一つである平成29年市政功労者表彰式を挙行しており、約200名の参加の中、厳粛にとり行われました。個人65人と5団体の方々に対して表彰状、感謝状を贈呈させていただきました。  20日には、東京都において天皇皇后両陛下のご臨席のもと開催された地方自治法施行70周年記念式典及び記念シンポジウムに出席しております。宮城県内では3市町が表彰されて、本市も総務大臣から表彰されております。  20日午後から22日にかけて、村井 嘉浩宮城県知事、菅原 茂気仙沼市長、伊藤 康志大崎市長とともに韓国の済州島の西帰浦市を訪れ、宮城オルレとして認定を受けたことから、済州島オルレ、ソ・ミョンスク理事長と村井知事による協定書の締結式に同席してまいりました。今回の宮城オルレにおいて、本市も奥松島コースとして認定を受けたことから、コースの概要や本市の魅力についてPRしてまいりました。  韓国から帰国した22日の午後からは、石巻港整備・利用促進期成同盟会長とともに、副会長として国土交通省並び宮城県選出国会議員に予算確保の要望を行っております。  27日には、私にとって最初の市政懇談会が野蒜地区において開催され、まちづくり協議会長や自治会長を初めとした地域住民の多くの方々にご参加をいただきました。野蒜駅前広場へのトイレ設置等、いただいた要望等について真摯に受けとめ、市としての地域課題の解決に寄与することができるものは、可能な限り対応してまいりたいと考えております。  28日には、東北防衛局長に来年度における矢本海浜緑地パークゴルフ場休憩施設への予算確保及び9条交付金の増額要望を行い、午後からは東京都において開催された全国基地協議会役員会に出席し、平成30年度基地関係予算の確保について防衛省及び総務省から説明を受け、意見交換を行っております。その後、防衛省に出向き、航空幕僚長を表敬訪問し、地方協力局の田中次長に面談し、パークゴルフ場休憩施設への予算確保及び9条交付金の増額について要望を行っております。  12月につきましては、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピック終了後に選手を含む大会関係者の交流を目的として、復興ありがとうホストタウンに本市が内定されたことを受け、1日に荒井内閣官房参事官が来庁され、今後の方針及び活動等について意見交換を行っております。  3日には、野蒜市民センターを会場として、第6回東松島市観光と物産のPR会とかき祭りを同時開催しております。当日会場では、市内事業所や団体から特産を活用した商品が販売されたほか、観光情報等についても紹介されておりました。また、震災後休止されておりましたかき祭りにつきましても、販売のほか、本市の特産品の一つでありますカキが来場者に振る舞われ、改めてその品質の高さとおいしさを感じていただき、約7,000人の来場者で大変なにぎわいでありました。  4日には、震災前東名地区において特別養護老人ホーム不老園などを開設し、被災した社会福祉法人やすらぎ会が野蒜ケ丘への復興、新築移転整備が完了したことに伴い竣工式が開催されたことから、出席してまいりました。施設設備の充実に驚くとともに、マンパワー不足により定員どおり利用できない状況は、関係機関の協力で早期に改善しなければならないと考えてまいりました。  同日夕方には、仙台市において開催された臨時宮城県市長会議に出席し、今後の市長会のあり方について協議を行ってまいりました。  最後に、昨日になりますが、本年度2地区目となります市政懇談会が大塩地区において開催され、自治会長を初めとした地域住民の多くの参加をいただき、地域課題解決のための市への要望事項や意見等をいただきましたので、市からも私を初め副市長、教育長及び各部長等が出席し、懇談を交えながら要望等について真摯に受けとめてまいりました。今後は、いただいた要望等を念頭に入れ、地域課題の解決に努力してまいりたいと考えております。  以上、第4回東松島市議会定例会に当たっての行政報告とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(阿部勝德) 以上で市長の行政報告を終了します。 △日程第5 承認第6号 専決処分した事件(平成29年度東松島市一般会計補正予算(第7号))の承認について ○議長(阿部勝德) 日程第5、承認第6号 専決処分した事件(平成29年度東松島市一般会計補正予算(第7号))の承認についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 承認第6号 専決処分した事件(平成29年度東松島市一般会計補正予算(第7号))の承認について提案理由の説明を申し上げます。  今回の補正予算につきましては、去る10月下旬の台風21号、22号における災害復旧関係経費に伴うものであり、財源につきましては財政調整基金繰入金及び災害復旧事業債を充て、既定の予算総額に1,185万1,000円を追加し、予算の総額を659億7,806万円として編成しております。  災害復旧費の主な内容につきましては、農林水産業施設災害復旧費において林業施設災害復旧費に大塩字角柄地内における中沢角柄線林道災害復旧工事費170万円を計上し、厚生労働施設災害復旧費において民生施設災害復旧費に赤井南保育所フェンス災害復旧工事費350万円を計上いたしております。  また、公共土木施設災害復旧費において道路橋梁災害復旧費に西福田字筒の山地内における市道関下・筒の山線など道路災害復旧工事に455万円を計上いたしております。  以上をもちまして平成29年度一般会計専決予算の概要説明を終わりますが、被害復旧につきましては早急な対応を行う必要があることから、議会を招集する時間的余裕がなく、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分としたものでございます。よろしくご審議を賜り、ご承認くださいますようお願い申し上げ、提案理由といたします。 ○議長(阿部勝德) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(阿部勝德) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています承認第6号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより承認第6号を起立により採決します。  本件は承認することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(阿部勝德) 総員起立であります。よって、本件は承認することに決定しました。 △日程第6 諮問第4号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて ○議長(阿部勝德) 日程第6、諮問第4号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 諮問第4号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて提案理由の説明を申し上げます。  人権擁護委員につきましては、人権擁護委員法に基づき本市から委員9人を推薦しているところであります。  このたび現委員の大友 佳代氏は、平成30年3月31日に任期満了となります。今回種々検討してまいりました結果、引き続き推薦についての意見を求めるものであります。  なお、人権擁護委員の担当窓口となる法務局におきまして、本市からの推薦後仙台弁護士会及び宮城県人権擁護委員連合会への意見照会、調整等に相当期間を要することから、本定例会において諮問上程するものであります。  以上、諮問第4号について提案理由の説明といたします。 ○議長(阿部勝德) これをもって提案理由の説明を終わります。  諮問第4号の議事を中止します。 △日程第7 議案第119号 東松島市農業委員会の委員の定数等及び東松島市農地利用最適化推進委員の定数等に関する条例について ○議長(阿部勝德) 日程第7、議案第119号 東松島市農業委員会の委員の定数等及び東松島市農地利用最適化推進委員の定数等に関する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第119号 東松島市農業委員会の委員の定数等及び東松島市農地利用最適化推進委員の定数等に関する条例について提案理由の説明を申し上げます。  本条例につきましては、平成28年4月の農業委員会等に関する法律の一部改正の施行により、農業委員会の委員の公選制の廃止や農地利用最適化推進委員が新設されたことに伴い、それぞれの委員の定数を定めなければならないことから、新たに定数等に係る条例を制定するものであります。  また、本条例において既存の東松島市農業委員会の選挙による委員の定数条例及び東松島市農業委員会の選任による委員の団体推薦に関する条例の廃止並びに農地利用最適化推進委員等の報酬を定めるため、東松島市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正を附則で定めるものであります。  詳細につきましては、議案の参考資料2ページの資料2―1から3ページの資料2―2をご確認いただきたいと思います。  以上、議案第119号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部勝德) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。本案は産業建設常任委員会に付託を予定しています。ここでは細部にわたる質疑は控えていただき、総括的な質疑に限り認めます。総括的な質疑ありませんか。15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) 薄々これは聞いていたのですが、私もこの前まで産業建設常任委員会におりましたので、この辺については大分議論してきたのです。それで、今回新たに改正になるということで、2ページの(3)のほうに農地利用最適化推進委員の新設ということで、担い手への農地利用の集積、集約化、耕作放棄地の発生防止や解消などと、こういった目的が書いてありますが、今までもこういった業務は担ってきたわけです。今度それを強化するということで、最適化推進員の新設ということで私は理解しているのですが、しかし農業委員の定数が今度変わるわけです。選挙、選任合わせて合計21名から、選任分が5名減って16人になるということですので、そうするとこの5人減った分の業務がどういうふうになっていくのか、その辺がちょっとわかりませんので、業務の肩がわりとして最適化推進委員の方々がやるような感じは受けるのでありますが、その辺の内容をもう少し詳しくお願いします。 ○議長(阿部勝德) 市長。 ◎市長(渥美巖) 農業委員会事務局長のほうから細部説明させます。 ○議長(阿部勝德) 農業委員会、青山局長。 ◎農業委員会事務局長(青山幸次) 現農業委員の定数につきましては、今21名で行っているわけですが、16名になりますと5名減るわけでございます。公募の段階においては、区域を定めないわけでございますが、公募後各地区に配分するという形になりますので、今まで20エリアでやっていたものが16エリアになると。1人当たりの農地パトロールというか、農地調査の部分が広くなると思います。  あと、農地利用最適化推進委員につきましては、その農地パトロール等の農業委員さんと連携して、一緒に農地パトロール等を行うようになります。  以上です。 ○議長(阿部勝德) 佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) そうすると、最適化推進委員の方々というのは、農業委員と連携してやるのは当たり前の話なのですが、任期はどういうふうになるのですか。これちょっと見つからないのですが。農業委員は決まっていますから、この推進委員の方々は同じなのですか。 ○議長(阿部勝德) 青山局長。 ◎農業委員会事務局長(青山幸次) 推進委員も委嘱後3年ということで一緒でございます。 ○議長(阿部勝德) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) これをもって質疑を終結します。  ただいま議題となっています議案第119号は、産業建設常任委員会に付託します。 △日程第8 議案第120号 東松島市中小企業・小規模企業振興基本条例について ○議長(阿部勝德) 日程第8、議案第120号 東松島市中小企業・小規模企業振興基本条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第120号 東松島市中小企業・小規模企業振興基本条例について提案理由の説明を申し上げます。  本条例につきましては、国において施行された小規模企業振興基本法において、地方公共団体の区域内の諸条件に応じた小規模企業の振興に関する施策の策定、実施等の責務が規定されたことを受け、本市におきましても東松島市内における中小企業、小規模企業が地域経済の発展や就業機会の提供等において重要な役割を担っていることから、その経営基盤の強化及び健全な発展を促進するため、中小企業、小規模企業の振興に関する基本事項を定めるものであります。  概要といたしましては、基本理念、市を含めた関係機関の役割、市民の理解及び協力、施策の基本方針などで構成し、本市における中小企業、小規模企業の振興に当たっての根本的な考え方について定めるものであり、具体的施策につきましては今後基本計画を策定する中で検討していくものとしております。  詳細につきましては、議案の参考資料4ページの資料3―1から6ページの資料3―2までをご確認ください。  以上、議案第120号についてご審議の上、ご可決を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(阿部勝德) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。本案は産業建設常任委員会に付託を予定しています。ここでは細部にわたる質疑は控えていただき、総括的な質疑に限り認めます。総括的な質疑ありませんか。15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) おおむねわかりましたが、国の小規模企業振興基本法に沿ったものであるということはもちろんなのですが、今市長の説明ですと、今後の施策については検討していくということなのですが、やはりこういった基本法というのは、えてして国が、ちょっと言葉悪いのですが、押しつけのような感じがしないでもないということで、地方には地方に合った基本法のベースをもって施策を立てなければならないと私は思っております。では、東松島市の中小企業に合った特別なものというのはあるのかどうか、その考えがあれば示していただきたい。 ○議長(阿部勝德) 市長。 ◎市長(渥美巖) この条例につきましては、基本的にはまさに基本となる大枠を決めるということでありまして、その大枠が決まっていないと細部のさまざまな施策ができないということになりますので、県内でもそれぞれの市町で、この国の基本法にのっとりましてその後つくっているのが現状でございます。  私たちとしては、前回9月定例会に上げようということで準備進めておりましたが、やはり商工会とかさまざまな方々との意見交換、さらにはパブリックコメント等も必要ということでございまして、そういうことを考えながら、それを得て今回提案しております。押しつけとか、そういうことではなく、まさに東松島市でこれから中小企業、小企業に対するさまざまな支援を行っていくために、やはり根本となる法律みたいなものですけれども、それをまずつくっておいて、あと具体には基本計画を、例えば3年ごとにローリングするような形で具体性のあるものについては基本計画で行っていくということで、それはまた後日示すというような形にしますので、ご理解いただきたいと思います。 ○議長(阿部勝德) 佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) 国がつくった法律ですから、当然地方に余り負担をかけてはならないというふうに私は思っているのです。財源の問題があります。この法律が制定されて、さて地方ではどれくらいの負担になるのか、国の補償があるのか、その辺わかれば教えていただきたい。 ○議長(阿部勝德) 産業部長。 ◎産業部長(五野井盛夫) 基本計画という形で、この計画については各市町村でやっぱりいろんな関係団体と調整を図りながら立てていくという形になるわけです。その中で、施策としてはこの基本法に基づいた一つの事業という形ではありません。ただ、その中で今までも実施している事業、それらを含めて中身の調整を図りながら計画を策定していくという形になるのかなというふうに考えています。ですから、各市町村で違う部分の計画の中身も出てくるのかなというふうな考え方して、一定の特徴がある計画にしていかなければならないかなというふうに考えているというのが今の現状でございます。     〔「財源」と呼ぶ者あり〕 ◎産業部長(五野井盛夫) それで、お金のほうなのですけれども、直接的にはありませんけれども、今までも実施している事業もございますし、財源的にも新たな事業で取り組む部分もございます。また、単独という部分も考えなければならない部分もあるということで、その辺財源的には多々中身を精査しながら調整を図っていく形になるというふうに考えております。     〔「あるのかないのか」と呼ぶ者あり〕 ◎産業部長(五野井盛夫) 財源的には、今ある事業の中でそれを取り組むということで、一定の部分があるというふうな形でございます。 ○議長(阿部勝德) 佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) いわゆる国の手当てがあるのかと聞いているわけです。だから、今の話だとあるのかないのか、ちょっとわけのわからない話なので、こういった基本法というのは国がつくったのだから、当然国からの手当てがあるのかないのかと、その辺を聞いているのです。 ○議長(阿部勝德) 商工観光課長。 ◎産業部商工観光課長(山縣健) この計画の策定に関する直接的な国の手当てはございません。先ほど部長が申し上げた部分につきましては、今後基本計画の中で各事業、施策を実施していく、計画していく部分で、例えば創業であったりとか、いろんな部分で国、県なりのメニューがありますので、そういった部分で個別に精査して進めていくというふうな考え方でございます。 ○議長(阿部勝德) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) これをもって質疑を終結します。  ただいま議題となっています議案第120号は、産業建設常任委員会に付託します。 △日程第9 議案第121号 東松島市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例等の一部を改正する条例について △日程第10 議案第122号 東松島市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について △日程第11 議案第123号 東松島市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例について ○議長(阿部勝德) 日程第9、議案第121号 東松島市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例等の一部を改正する条例について、日程第10、議案第122号 東松島市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について及び日程第11、議案第123号 東松島市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例についての3件を一括議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第121号 東松島市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例等の一部を改正する条例について、議案第122号 東松島市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について及び議案第123号 東松島市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例についての3議案について提案理由の説明を申し上げます。  平成29年8月8日、人事院は国会と内閣に対し国家公務員の給与について勧告を行いました。その内容は、公務員と民間の給与比較において民間の給与が公務員を上回っていることから、引き上げの勧告となっております。本市におきましてもその勧告を尊重いたしまして、世代間の給与配分の観点から、若年層に重点を置いて一般職給料表の水準を平均0.2%引き上げるとともに、勤勉手当を年間0.1カ月分、特別職等につきましては期末手当を年間0.05カ月分引き上げるなど、その他勧告に準じた所要の改正を行うものでございます。  詳細につきましては、議案参考資料7ページの資料4から18ページの資料4―4までをご確認いただきたいと思います。  以上、3議案についてご審議の上、ご可決を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(阿部勝德) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) 人事院勧告を尊重するということなのですが、定義上からいきますと、別に人事院勧告があったからといって、言うことを必ず聞かなくてはいけないということでもないのです。それは別にして、人件費については、これは国の交付税措置の中で、こういった厚いマニュアルの中に載っておりますが、一方一般財源もあるということですから、そうするとこの人事院勧告によって本市の財政的な措置はどういうふうになるのか、トータルでどれくらいの持ち出しになるのか、その辺は試算されましたか。 ○議長(阿部勝德) 暫時休憩します。    午前10時53分 休憩                                              午前10時54分 再開 ○議長(阿部勝德) 再開します。 市長。 ◎市長(渥美巖) 年間所要額1,600万円程度ありますが、これまでの中では給与改定分についてすぐ交付税で措置するとかなんとかというのは、基本的に今まではありません。過去には、例えばベースアップで、田中内閣の時代などは2割とか3割上がったことがありまして、そういうときは当然国としても措置があったわけですが、今回の場合は地方に対してはそれをどうこうするということは、基本的にはこの分だというのは来ていないわけです。ただし、地方交付税の中では当然人件費というものが類似団体ごとに措置されておりますから、その中で運営していくということになると思います。当然一般財源でこれを対応していくということになりますから、多くはやはり一般財源の市税等々が充当されていくということでのご理解を賜りたいと思っております。 ○議長(阿部勝德) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第121号外2件は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 異議なしと認め、議案第121号外2件は委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第121号から議案第123号まで3件を一括して起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(阿部勝德) 総員起立であります。よって、議案第121号外2件は原案のとおり可決しました。  暫時休憩します。    午前10時56分 休憩                                              午前11時10分 再開 ○議長(阿部勝德) 再開します。 △日程第12 議案第124号 東松島市道路占用料等条例の一部を改正する条例について △日程第13 議案第125号 東松島市公園条例の一部を改正する条例について △日程第14 議案第126号 東松島市行政財産の使用料徴収条例の一部を改正する条例について △日程第15 議案第127号 東松島市公共物管理条例の一部を改正する条例について ○議長(阿部勝德) 日程第12、議案第124号 東松島市道路占用料等条例の一部を改正する条例について、日程第13、議案第125号 東松島市公園条例の一部を改正する条例について、日程第14、議案第126号 東松島市行政財産の使用料徴収条例の一部を改正する条例について及び日程第15、議案第127号 東松島市公共物管理条例の一部を改正する条例についての4件を一括議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第124号 東松島市道路占用料等条例の一部を改正する条例について、議案第125号 東松島市公園条例の一部を改正する条例について、議案第126号 東松島市行政財産の使用料徴収条例の一部を改正する条例について及び議案第127号 東松島市公共物管理条例の一部を改正する条例についての4議案について提案理由の説明を申し上げます。  今回の改正につきましては、道路法施行令の一部を改正する政令の施行に準じて実施するものであり、平成27年に行われました固定資産税の評価額の評価がえを反映し、道路法施行令別表による第4級地に指定された区分により、主に道路占用料の単価の改正を行うほか、道路占用料等条例に準じて定めている公園使用料、行政財産使用料、公共物使用料についてもその整合性を図るため、同様に改正するものであります。  また、東松島市道路占用料等条例につきましては、占用する全区間において少額の占用料である場合に、許可時に一括して徴収することを可能とするよう改正するほか、東松島市公園条例につきましては都市緑地法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令の整備等に関する政令並びに都市緑地法等の一部を改正する法律の施行期日を定める政令の施行に伴い、都市公園法施行令が一部改正されたことを踏まえ、本市が設置する公園に関する運動施設の敷地面積の基準について、100分の50という従来からの基準を十分に参酌した上で、地域の実情に応じて地方公共団体がみずから条例で定めることとなったため、運動施設の敷地面積の総計の当該公園の敷地面積に対する割合を定めるものであります。  東松島市行政財産の使用料徴収条例及び東松島市公共物管理条例につきましては、使用料の徴収に当たり別表等で規定する区分に満たない長さ、面積及び期間について端数が生じた際の取り扱いを定めておりませんでしたので、今回の改正により明記するものであります。  詳細につきましては、議案参考資料19ページの資料5―1から37ページの資料8―2までをご確認いただきたいと思います。  以上、4議案についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部勝德) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。8番小野 惠章さん。 ◆8番(小野惠章) 今回条例が変わることによって、平成30年4月から施行ということですけれども、それぞれ占用料、使用料に関してどれぐらい本市が影響、変わるものかということをお示ししていただければと思います。 ○議長(阿部勝德) 建設課長。 ◎建設部建設課長(相澤武志) ただいまのご質問にお答えします。  道路占用料に関しましては約5万円程度、あと公園につきましては5,000円程度という想定をいたしております。     〔「減額か」と呼ぶ者あり〕 ◎建設部建設課長(相澤武志) 減額です。 ○議長(阿部勝德) 行政経営課長。 ◎総務部参事兼行政経営課長(小山哲哉) 行政財産使用料と公共物使用料につきましては、合わせて8,000円程度の減額を見込んでございます。 ○議長(阿部勝德) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第124号外3件は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 異議なしと認め、議案第124号外3件は委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第124号から議案第127号まで4件を一括して起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(阿部勝德) 総員起立であります。よって、議案第124号外3件は原案のとおり可決しました。 △日程第16 議案第128号 東松島市都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例について ○議長(阿部勝德) 日程第16、議案第128号 東松島市都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第128号 東松島市都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例について提案理由の説明を申し上げます。  今回の条例改正につきましては、負担金の一括納付報奨金を廃止するものであり、また適切な賦課徴収事業を実施することを目的として、用語の整理、必要な事項の制定等を行うものであります。  報奨金制度につきましては、下水道事業への理解と収納率の向上、財源の早期確保が見込まれることなどから、事業開始当初より導入しておりましたが、下水道事業への理解が進み、収納率も高水準に推移しており、導入当時の役割を終えていることや、報奨金制度廃止に向けた社会的動向、下水道財政の逼迫に伴い、今年度において使用料の改定を行っている状況もあるため、当該制度について廃止するものであります。  なお、今後工事を行う第6次までの認可区域につきましては、既に住民に対し制度説明を行っていることから、改正前と同様に交付できるように附則に定めております。  また、賦課対象区域の告示時期の変更、負担金負担区への新たな地域の算入、受益者の変更の3点につきましては、適切な賦課徴収事業を実施することを目的として改正するものであります。  賦課対象区域の告示につきましては、年度当初に一度行う規定になっておりますが、年度内に新たに賦課対象区域がふえた場合に、当該年度内において新たに告示し、適切な時期に賦課できるよう追加するものであります。  負担金負担区への新たな区域の算入につきましては、今後工事を行う第7次認可区域について、負担区に含めるものであります。  受益者の変更につきましては、現在地上権等が設定された土地については、当該権利者に受益者が限定されていますが、当該権利者と土地所有者が協議し、市長に申し出ることで、土地所有者であっても受益者となることが可能なようにするものであり、本条例の例により定める東松島市公共下水道区域外流入分担金につきましても、あわせて改正を行うものであります。  詳細につきましては、議案参考資料38ページの資料9―1から44ページの資料9―3までをご確認ください。  以上、議案第128号についてご審議の上、ご可決を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(阿部勝德) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) 資料38ページでちょっとお聞きしますが、改正の概要の3番です。負担金一括納付報奨金の廃止ということなのですが、29年2月定例の議会の提言でということで、聞き入れてくれたということは非常に結構なことだと思っておりますが、市税等については、これは大分前に廃止されているのです。その理由の一つには、一括納付できる人はお金がある人だから、まけてやることはないということも一つの理由だったのですが、では下水道負担金の一括納付の報奨金、何で今まで残っていたのかということなのです。いわゆる事務的な対応というふうになると思っているのですが、なぜ残っていたのか。  それから、ほかにも類似報奨金が残っているものはないのか、そこのところをちょっと教えていただければいいのかなと。 ○議長(阿部勝德) 下水道課長。 ◎建設部下水道課長(八木哲也) まず、下水道受益者負担金の一括報奨金ということで、議員ご質問のなぜ今まで残っているのかということなのですが、市長の提案理由の説明にもございましたとおり、一括で納付をしていただくということで、まずもって財源の確保部分、それから1割割り引かれるということで、皆さん方のご理解、ご協力もいただきやすいという点でこれまでも残っておりました。  あと、議会からもご提言をいただいた時点でございますが、ただいま説明いたしました6次認可部分、事業認可をいただきまして、工事に当たっての実施設計を行っておりまして、その時点で住民の説明をさせていただいております。その際に、報奨金制度の内容もご説明をいたしておりまして、そういった経緯でこれまで残ってきたという形でございます。 ○議長(阿部勝德) 行政経営課長。 ◎総務部参事兼行政経営課長(小山哲哉) 下水道受益者負担金以外の一括前納報奨金については全て廃止してございますので、残っていたのはこの分だけでございます。 ○議長(阿部勝德) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第128号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第128号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(阿部勝德) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第17 議案第129号 東松島市テレビ共同受信施設の設置及び管理に関する条例を廃止する条例について ○議長(阿部勝德) 日程第17、議案第129号 東松島市テレビ共同受信施設の設置及び管理に関する条例を廃止する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第129号 東松島市テレビ共同受信施設の設置及び管理に関する条例を廃止する条例について提案理由の説明を申し上げます。  当該テレビ共同受信施設は、松島飛行場の航空機飛行に伴い、テレビへの受信障害が発生し、住民のテレビ視聴に著しい障害を来していたことから、昭和51年度から平成17年度までに共同受信施設を整備し、市民のテレビ視聴環境を確保してきたところであります。しかしながら、平成23年3月11日に発災した東日本大震災に伴い、当該施設は使用不可能となったこと、アナログ放送から地上デジタル放送に完全移行したことによって、当該障害が発生しなくなったことにより取り壊し、廃棄を行ったため、当該条例を廃止するものであります。  詳細につきましては、議案参考資料45ページの資料10をご確認ください。  以上、議案第129号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部勝德) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第129号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第129号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(阿部勝德) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第18 議案第130号 (債)平成29年度室浜漁港(23年災第8582号)於着浜2堤防災害復旧工事請負契約の締結について ○議長(阿部勝德) 日程第18、議案第130号 (債)平成29年度室浜漁港(23年災第8582号)於着浜2堤防災害復旧工事請負契約の締結についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕
    ◎市長(渥美巖) 議案第130号 (債)平成29年度室浜漁港(23年災第8582号)於着浜2堤防災害復旧工事請負契約の締結について提案理由の説明を申し上げます。  本工事につきましては、東日本大震災において被災した室浜漁港於着浜地区の海岸堤防を漁港災害復旧事業にて工事を行うものであり、去る11月16日に執行した制限つき一般競争入札の結果、7社の応札があり、株式会社尾形土建が入札1回で落札したことから、工事請負契約を締結しようとするものでございます。  なお、予定価格は2億3,967万360円で、落札率は94.63%でございました。  契約金額につきましては2億2,680万円、うち消費税及び地方消費税額1,680万円で、仮工事請負契約を去る11月22日に締結いたしております。  工事場所につきましては宮戸字山田地内とし、工事期間は議決をいただいた日の翌日から平成31年3月20日までとしております。  工事の概要につきましては、堤防本体工延長68.1メートルと排水樋門工1基の復旧工事を行うものでございます。  また、本施工箇所は地質調査の結果、軟弱層が厚く、沈下収束に要する期間が約11年と長いことから、地盤改良を行った上で本体工の施工を行うものであります。  なお、本工事に係る財源につきましては、漁港災害復旧事業費の補助金を活用することとしております。  詳細につきましては、議案参考資料46ページの資料11―1から50ページの資料11―5までをご確認ください。  以上、議案第130号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部勝德) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) この入札調書なのですが、1社が辞退されております。次の議案第131号でも同じ業者が辞退しているのです。しかし、これは一般競争入札でありますから、当然公募です。公募に応募したということは、意欲を持って応募したというふうに思うのですが、意欲を持って応募したのに、なぜ辞退したのかということがちょっと私は不思議でならないのです。しかも、次の議案第131号でも同じく辞退をしているということなので、ではなぜなのかということです。辞退届というのを業者は出しているはずなので、理由があるはずなのです。どういう理由だったのでしょうか。それから、いつ辞退をされたのか。 ○議長(阿部勝德) 行政経営課長。 ◎総務部参事兼行政経営課長(小山哲哉) 齋藤建設株式会社が辞退した理由ということでございますけれども、後ほど議案の審議いただきます議案第132号で、同日入札で落札いたしてございます。入札の順番で、この議案第130号、議案第131号は、齋藤建設が落札した後の入札ということで、落札した後に辞退届を提出いただいてございます。  理由につきましては、ただいま申し上げたとおりでございまして、管理者が重複しているということでの辞退理由でございます。     〔「いつ」と呼ぶ者あり〕 ◎総務部参事兼行政経営課長(小山哲哉) 入札執行した11月16日でございます。 ○議長(阿部勝德) 佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) そうすると、落札したので、簡単に言えば手が回らないので、辞退したということなのですけれども、ではなぜ手が回らないのに入札当日に辞退届を出したのか。これ事前に、本当は落札した時点で出さなくてはいけないのです。そういうきちんとした行政指導をすべきではないのですか、どうなのでしょうか。 ○議長(阿部勝德) 行政経営課長。 ◎総務部参事兼行政経営課長(小山哲哉) 参考資料57ページをごらんいただきたいのですけれども、議案第132号になりますけれども、こちらで齋藤建設株式会社が落札いたしてございます。その時間が午前10時30分ということでございます。その後に、議案第130号、こちらが11時、次の議案第131号につきましては11時30分ということで、落札した後ということで辞退届が提出されたということでございます。 ○議長(阿部勝德) 佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) ということは、30分、1時間の差があるわけです。そうすると、落札した時点が30分前ですから、そのときに落札決まって即辞退届を出したのか、入札のときに辞退届出したのか。それで違うのです。考え方が違ってきますから、どうなのですか。 ○議長(阿部勝德) 行政経営課長。 ◎総務部参事兼行政経営課長(小山哲哉) 議案第132号を落札した時点で、辞退届の提出がございました。 ○議長(阿部勝德) 8番小野 惠章さん。 ◆8番(小野惠章) 工事についてお伺いします。  先ほどの説明によりますと、軟弱地盤だということで、安定するまで約11年ぐらいかかるのではないかというお話でしたけれども、このごろ工事のたんびにそういう軟弱地盤については変更があったりとか、契約がまた変更されたりというものもありますので、この契約に関してはしっかりとして、その後変更等はないようなものの案件としていいのかということと、また震災後地盤沈下が起こって、その後現状としてどれぐらい戻っているのか、そのぐあいについてお聞きしたいと思います。 ○議長(阿部勝德) 農林水産課長。 ◎産業部農林水産課長(齋藤友志) まず、今回の地盤改良につきましては、深層混合処理工法を用いて地盤改良させていただきますので、この部分に関しての変更は考えられないということでお答えいたします。  次に、地盤沈下の状況でございますけれども、こちらの工事の設計時点と比較いたしますと、今現在15センチ逆に隆起をしているというような状況になっております。  以上でございます。 ○議長(阿部勝德) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第130号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第130号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(阿部勝德) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第19 議案第131号 (債)平成29年度室浜漁港(23年災第8583号)大浜山田堤防災害復旧工事(その2)請負契約の締結について ○議長(阿部勝德) 日程第19、議案第131号 (債)平成29年度室浜漁港(23年災第8583号)大浜山田堤防災害復旧工事(その2)請負契約の締結についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第131号 (債)平成29年度室浜漁港(23年災第8583号)大浜山田堤防災害復旧工事(その2)請負契約の締結について提案理由の説明を申し上げます。  本工事につきましては、東日本大震災において被災した室浜漁港大浜山田地区の海岸堤防を漁港災害復旧事業にて工事を行うものであり、去る11月16日に執行した制限つき一般競争入札の結果、7社の応札があり、株式会社尾形土建が入札1回で落札したことから、工事請負契約を締結しようとするものでございます。  なお、予定価格は2億3,042万5,560円で、落札率は94.68%でございました。  契約金額につきましては2億1,816万円、うち消費税及び地方消費税額1,616万円で、仮工事請負契約を去る11月22日に締結いたしております。  工事場所につきましては宮戸字殿上地内とし、工事期間は議決をいただいた日の翌日から平成31年3月20日までとしております。  工事の概要につきましては、堤防本体工の延長が115.8メートルと排水樋門工1基の復旧工事を行うものであります。また、堤体盛り土につきましては、平成28年度に発注しました工事において完了しております。盛り土完成後約1年2カ月の観測期間を得て、沈下の収束が確認できたことから、本体工の施工を行うものであります。  なお、本工事に係る財源につきましては、漁港災害復旧事業補助金を活用することとしております。  詳細につきましては、議案参考資料51ページの資料12―1から55ページの資料12―5までをご確認ください。  以上、議案第131号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部勝德) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第131号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第131号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(阿部勝德) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第20 議案第132号 (債)平成29年度赤井排水区(雨水排水)下水道雨水調整池工事請負契約の締結について ○議長(阿部勝德) 日程第20、議案第132号 (債)平成29年度赤井排水区(雨水排水)下水道雨水調整池工事請負契約の締結についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第132号 (債)平成29年度赤井排水区(雨水排水)下水道雨水調整池工事請負契約の締結について提案理由の説明を申し上げます。  本工事につきましては、復興まちづくり計画に位置づけられております防災・減災による災害に強いまちづくりの実現を目指し、復興交付金事業により実施する赤井排水機における雨水調整池及び幹線排水路の工事を行うものでございます。  去る11月16日に執行した制限つき一般競争入札の結果、9社の応札があり、齋藤建設株式会社が入札回数1回で落札したことから、工事請負契約を締結しようとするものであります。  なお、予定価格は9億3,414万8,160円で、落札率は89.46%でございました。  契約金額につきましては8億3,570万4,000円、うち消費税及び地方消費税額6,190万4,000円で、仮工事請負契約を去る11月21日に締結いたしております。  工事概要につきましては、赤井南区雨水ポンプ場の排水能力を超える降雨となった際、雨水を一時的に9,000立方メートル貯留可能な調整池の整備及び現在施工中であるJR仙石線を横断する幹線排水路から雨水ポンプ場まで開削工法によってボックスカルバートを167.3メートル設置し、つなぐ管渠工事であり、工事期間は議決を賜った日の翌日から平成32年3月16日までとしております。  詳細につきましては、議案参考資料56ページの資料13―1から61ページの資料13―6までをご確認ください。  以上、議案第132号についてご審議の上、ご可決を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(阿部勝德) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。5番土井 光正さん。 ◆5番(土井光正) この工事は、3カ年の債務負担行為という形になっておりますが、この年度ごとの支出割表みたいなもの、そういう形のものは示してはいただけませんでしょうか。 ○議長(阿部勝德) 下水道課長。 ◎建設部下水道課長(八木哲也) 債務負担行為により施工する工事の費用なのですが、今年度支払い分につきましては工事契約の40%、前払い金ということでお支払いをいたします。あとは、工事完了後ということで、平成32年の工事完成時に残り6割分を支払いするというような予算計画でございます。 ○議長(阿部勝德) 土井 光正さん。 ◆5番(土井光正) そうしますと、今年度と、それから来年度は支払いはないというような形になるのでしょうか。 ○議長(阿部勝德) 下水道課長。 ◎建設部下水道課長(八木哲也) そのとおりでございます。 ○議長(阿部勝德) 土井 光正さん。 ◆5番(土井光正) 最終年度に整備した残りの残金を払うというような話ですが、その辺の担保というか、そういうふうなものはとられている、これは復興交付金事業だからとられているというようなことで理解してよろしいのですか。 ○議長(阿部勝德) 下水道課長。 ◎建設部下水道課長(八木哲也) そのとおりでございまして、復興交付金事業でございまして、既に交付いただいているという内容でございます。 ○議長(阿部勝德) 8番小野 惠章さん。 ◆8番(小野惠章) 資料13―3についてちょっと説明をお願いしたいのですが、黒の線であらわしている施工中、完成済みという部分があるのですが、この部分に関して大雨対応のときはどういう形で、今回の部分は平成32年3月なので、その期間中はどういう形の処理をなさるのでしょうか。 ○議長(阿部勝德) 下水道課長。 ◎建設部下水道課長(八木哲也) ご質問の今の黒い部分でございますが、今回施工中ということで、間もなく完成する部分でございますが、まだ供用開始はできない状態でございますので、管の入り口、出口のほうは、極端に言えばふたをしているというような状態でございます。 ○議長(阿部勝德) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第132号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第132号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(阿部勝德) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第21 議案第133号 (債)平成27年度赤井排水区外(雨水排水)下水道管渠工事請負変更契約(第3回変更契約)の締結について ○議長(阿部勝德) 日程第21、議案第133号 (債)平成27年度赤井排水区外(雨水排水)下水道管渠工事請負変更契約(第3回変更契約)の締結についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第133号 (債)平成27年度赤井排水区外(雨水排水)下水道管渠工事請負変更契約(第3回変更契約)の締結について提案理由の説明を申し上げます。  本工事につきましては、復興交付金事業により赤井排水区及び五味倉排水区における幹線排水路の工事を行うもので、平成28年第1回定例会において請負契約のご可決を賜り、着手しており、このほど工事内容の精査等に伴う請負変更契約を行うものであります。  今回の変更内容につきましては、赤井排水区の発進立て坑仮設工において、鋼矢板の引き抜き時に土圧等の影響により引き抜きが困難なことから、鋼矢板を一部存置へ変更するものであります。  また、五味倉排水区における鉄道に近接する開削工区間の仮設工において、土質調査の結果、施工区間内で当初設計との土質の変化が見られることから、鋼矢板の根入れ長さを変更するものであります。  また、両排水区における鉄道近接区間の施工時における列車見張り員の配置計画について、施工工種ごとに算出した配置人員へ変更を行うものであります。  請負契約金額は6億7,613万1,840円を3,077万7,840円増額し、7億690万9,680円に変更するものであり、請負業者である仙建工業株式会社と設計変更の協議を行い、去る11月20日に変更仮契約を締結いたしております。  詳細につきましては、議案参考資料62ページの資料14―1から67ページの資料14―6までをご確認ください。  以上、議案第133号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部勝德) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。5番土井 光正さん。 ◆5番(土井光正) 変更内容の変更理由の中に、一番最後の行に列車見張り員の配置計画については、施工工種ごとに算出した配置人員へと変更するとなっております。これは、当初の実施の段階からそういう形で計画をしているものだと私は思っているのですが、そうではなかったというふうなことなのか。それによって、またどのくらい金額が増加したのかお知らせください。 ○議長(阿部勝德) 下水道課長。 ◎建設部下水道課長(八木哲也) 土井議員のご質問にお答えいたします。  先ほどのJR近接部分の工事でございますが、施工の前にJR東日本東北支社との近接工事の覚書を締結いたします。その際に、列車見張り員または管理者等々の資格者の配置ということでご指示をいただいております。当初の設計の考え方としましては、あくまでもボックスカルバートを入れる標準作業量から列車見張り員等々の人数を計画いたします。その後、施工に当たりまして、JR東日本と請負業者のほうで毎日作業をする朝に打ち合わせをいたしまして、作業内容等の確認をいたします。その際に、配置技術者の変更といいますか、こういった配置で作業するようにという指示がございますので、最終的にそういったところのトータルをさせていただいて、変更させていただいているという内容でございます。  金額につきましては、約800万円ほどの直工ベースでございますが、増額分という形でございます。 ○議長(阿部勝德) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第133号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第133号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(阿部勝德) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第22 議案第134号 (債)平成27年度大曲排水区(雨水排水)下水道雨水調整池工事請負変更契約(第5回変更契約)の締結について ○議長(阿部勝德) 日程第22、議案第134号 (債)平成27年度大曲排水区(雨水排水)下水道雨水調整池工事請負変更契約(第5回変更契約)の締結についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第134号 (債)平成27年度大曲排水区(雨水排水)下水道雨水調整池工事請負変更契約(第5回変更契約)の締結について提案理由の説明を申し上げます。  本工事につきましては、復興交付金事業により大曲排水区における雨水調整池の工事を行うものであり、平成27年第6回臨時会において請負契約のご可決を賜り、着手しており、このほど工事内容の精査に伴う請負変更契約を行うものであります。  今回の変更内容につきましては、東日本大震災の定川堤防応急復旧工事に伴い、かさ上げしていた市道道下173号線ののり面崩壊防止として設置している大型土のうについて、現況地盤面より下にも大型土のうが埋設されていることが判明したことから、フェンス設置に支障となる範囲の撤去及び影響部の土砂崩壊防止のため、既設市道の切り下げを行うものでございます。  また、大曲雨水ポンプ場遊水地との接続部であるはけ口工の施工について、非かんがい期での施工により流入水の影響はなく施工可能としていましたが、周辺農地整備事業により整備された暗渠排水などによる地下水の流入水が多く、大型土のうによる仮締め切り及び仮設排水の追加を行うものであります。  また、流入堰、ポンプピット、放流ゲートなど、構造物の施工について、鋼矢板の締め切りにより水中ポンプによる仮設排水としていましたが、矢板下からの地下水回り込みにより構造物の施工が困難となったことから、ウエルポイント工法による仮設排水へ変更するものであります。  請負契約金額は8億4,110万760円を2,474万640円増額し、8億6,584万1,400円に変更するものであり、請負業者である株式会社木村土建と設計変更協議を行い、去る11月20日に変更仮契約を締結いたしております。  詳細につきましては、議案参考資料68ページの資料15―1から72ページの資料15―5までをご確認ください。  以上、議案第134号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部勝德) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第134号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第134号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(阿部勝德) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。  昼食休憩といたします。    午後 零時01分 休憩                                              午後 1時29分 再開 ○議長(阿部勝德) 再開します。 △日程第23 議案第135号 (債)平成27年度下街道排水区(雨水排水)下水道管渠工事請負変更契約(第2回変更契約)の締結について ○議長(阿部勝德) 日程第23、議案第135号 (債)平成27年度下街道排水区(雨水排水)下水道管渠工事請負変更契約(第2回変更契約)の締結についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第135号 (債)平成27年度下街道排水区(雨水排水)下水道管渠工事請負変更契約(第2回変更契約)の締結について提案理由の説明を申し上げます。  本工事につきましては、復興交付金事業により下街道排水区における幹線排水路の工事を行うもので、平成28年第1回定例会において請負契約のご可決を賜り、着手しており、このほど工事内容の精査に伴う請負変更契約を行うものであります。  今回の変更内容につきましては、推進工法により発生する汚泥を廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づき産業廃棄物として処理する際に土質調査を行った結果、自然由来と思われる環境基準値を超えるヒ素が検出されたため、ヒ素不溶化の追加処理が必要となったものであります。推進100メートルごとに土質調査を実施し、不溶化処理の要不要を確認しながら作業を進めておりましたが、このほど工事の進捗により処理数量が確定したため、設計内容の変更を行うものであります。  請負契約金額は13億2,187万5,720円を5,733万9,360円増額し、13億7,921万5,080円に変更するものであり、請負業者である株式会社加賀田組東北支店と設計変更協議を行い、去る11月20日に変更仮契約を締結いたしております。  詳細につきましては、議案参考資料73ページの資料16―1から75ページの資料16―3までをご確認ください。  以上、議案第135号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部勝德) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。8番小野 惠章さん。 ◆8番(小野惠章) この議案に対して、ちょっと関連でということで、議長、よろしいですか。 ○議長(阿部勝德) 暫時休憩します。    午後 1時33分 休憩                                              午後 1時33分 再開 ○議長(阿部勝德) 再開します。  小野 惠章さん。 ◆8番(小野惠章) ヒ素の件でということの変更なのですけれども、この地区において震災時に井戸を利用していた経緯があります。それで、震災後に総務常任委員会で防災関係をやったときに、今後そういった震災時対応のために、市内にある井戸の水質検査等を行ったほうがいいのではないかという委員会の意見もあったのですけれども、この地内にある井戸水の検査等はその後行ったのか、また井戸に関して、このヒ素の流入等はないのかということが懸念されるので、その点ちょっとどういうふうになっているのかお願いしたいのですが。 ○議長(阿部勝德) 下水道課長。 ◎建設部下水道課長(八木哲也) 小野議員のご質問にお答えいたします。  まず、ヒ素の部分なのですが、性質的に水に溶け出さないという物質でございますので、地下水のほうに土壌に含まれるヒ素が溶け出してということは考えられないのかなと。あと、今回の調査地点、地下10メーターほどでございまして、大体地下水で使用されている深さというのが3メーター前後というところで、井戸水で使用されていると思います。そういうことから、直接すぐ影響あるというところではないと考えております。  なお、今回環境基準を超えているというところでございますが、先ほど市長提案理由にもございましたとおり自然由来ということで、すぐ何かに影響するかというところでもないと考えております。  以上でございます。 ○議長(阿部勝德) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第135号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第135号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(阿部勝德) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第24 議案第136号 野蒜北部丘陵地区被災市街地復興土地区画整理事業に係る工事等業務委託変更契約(第6回変更契約)の締結について ○議長(阿部勝德) 日程第24、議案第136号 野蒜北部丘陵地区被災市街地復興土地区画整理事業に係る工事等業務委託変更契約(第6回変更契約)の締結についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第136号 野蒜北部丘陵地区被災市街地復興土地区画整理事業に係る工事等業務委託変更契約(第6回変更契約)の締結について提案理由の説明を申し上げます。  本業務委託につきましては、集団移転先であります野蒜ケ丘地区について、宅地造成工事、道路、公園等の基盤整備工事、換地設計等の設計業務及び土地区画整理事業の運営業務を一括して独立行政法人都市再生機構に業務委託し、実施しているもので、既に集団移転先としての整備工事が完了し、集団移転用地等の宅地の引き渡しを行ったところであります。  今回の変更につきましては、平成29年業務としております土地区画整理事業の全体事業費の精査、換地処分及び区画整理等が完了したことに伴い、業務委託料の最終精算を行った結果、業務委託契約金額377億9,629万1,000円を2,062万8,000円減額し、377億7,566万3,000円に変更するものであり、業務を委託しております独立行政法人都市再生機構と変更契約協議を行い、去る11月13日に変更仮契約を締結しております。  詳細につきましては、議案参考資料76ページの資料17―1から81ページの資料17―5までをご確認ください。  以上、議案第136号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部勝德) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第136号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第136号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(阿部勝德) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第25 議案第137号 財産の処分(JR仙石線鉄道用地)について
    ○議長(阿部勝德) 日程第25、議案第137号 財産の処分(JR仙石線鉄道用地)についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第137号 財産の処分(JR仙石線鉄道用地)について提案理由の説明を申し上げます。  今回の財産の処分につきましては、平成24年4月24日に締結しました仙石線の復旧に関する覚書等に基づき、野蒜北部丘陵地区被災市街地復興土地区画整理事業等により、宅地と一体的に整備を行いました鉄道用地2万4,441.41平方メートルを東日本旅客鉄道株式会社に売り払いするものであります。  なお、売り払い金額につきましては6億1,103万5,250円で去る11月20日に土地売買仮契約を締結いたしております。  詳細につきましては、議案参考資料82ページの資料18―1から83ページの資料18―2までをご確認ください。  以上、議案第137号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部勝德) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) 計算してみると、ざっと平米当たり2万5,000円なのです。しかし、この平米当たり2万5,000円というのは、私には安いのか高いのかよくわかりません。覚書によって売却するということになっているのですが、それは約束を守るということでいいのですが、ではその価格の根拠はどこから持ってきたのかということを教えてもらいたいのと、あと考えられるのは周囲の宅地並の価格なのかなというような想像もされるわけなのですが、その根拠はどこから持ってきたのですか。 ○議長(阿部勝德) 行政経営課長。 ◎総務部参事兼行政経営課長(小山哲哉) 単価につきましては、不動産鑑定をもとにさせていただいてございます。その結果が平米単価2万5,000円ということになってございまして、JRと協議の上、調ったということでございます。  また、周辺の宅地の単価ということになりますけれども、2万4,500円から2万8,800円程度ということになってございます。  以上でございます。 ○議長(阿部勝德) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第137号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第137号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(阿部勝德) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第26 議案第138号 平成29年度東松島市一般会計補正予算(第8号)について △日程第27 議案第139号 平成29年度東松島市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について △日程第28 議案第140号 平成29年度東松島市介護保険特別会計補正予算(第3号)について △日程第29 議案第141号 平成29年度東松島市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について △日程第30 議案第142号 平成29年度東松島市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について △日程第31 議案第143号 平成29年度東松島市下水道事業特別会計補正予算(第2号)について △日程第32 議案第144号 平成29年度東松島市大曲浜地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について ○議長(阿部勝德) 日程第26、議案第138号 平成29年度東松島市一般会計補正予算(第8号)について、日程第27、議案第139号 平成29年度東松島市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、日程第28、議案第140号 平成29年度東松島市介護保険特別会計補正予算(第3号)について、日程第29、議案第141号 平成29年度東松島市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について、日程第30、議案第142号 平成29年度東松島市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について、日程第31、議案第143号 平成29年度東松島市下水道事業特別会計補正予算(第2号)について及び日程第32、議案第144号 平成29年度東松島市大曲浜地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)についての7件を一括議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第138号 平成29年度東松島市一般会計補正予算(第8号)について提案理由の説明を申し上げます。  今回提案いたしました補正予算につきましては、債務負担行為補正として東松島市蔵しっくパーク指定管理料などを追加し、歳入歳出予算補正では、災害公営住宅及び集団移転団地への転居進捗に伴い、仮設団地内における仮設建築物の解体事業費の計上、また進捗状況を勘案し、避難道路整備事業費の減額などにより、既定の予算総額から4,516万円を減額し、歳入歳出予算の総額を459億3,290万円として編成いたしております。  その主な内容について歳入よりご説明申し上げます。国有提供施設等所在市町村助成交付金につきましては、交付額の確定により1,181万6,000円を減額し、地方交付税につきましては派遣職員の人件費、復興交付金事業及び災害復旧事業などの事業費調整に伴い、震災復興特別交付税398万4,000円を増額いたしております。  国庫支出金では、国庫補助金に計上しておりました民設民営による保育所等整備交付金8,753万円につきましては、補助メニューの変更により減額し、県支出金、県補助金において改めて宮城県子育て支援対策臨時特例基金特別対策事業費補助金1億4,001万3,000円を組み替え計上いたしております。  財産収入につきましては、財産売払収入において野蒜北部丘陵地区に係る鉄道用地などに係る土地売払収入6億3,382万9,000円を計上いたしております。  寄附金につきましては、今年度の寄附推移に基づき、ふるさと納税寄附金3,000万円を増額いたしております。  繰入金につきましては、基金繰入金において東日本大震災復興交付金事業基金繰入金3億2,403万4,000円及び公共施設整備及び大規模改修基金繰入金3億7,348万6,000円をそれぞれ減額いたしております。  諸収入につきましては、東日本大震災災害援護資金に係る貸付金借受人償還金の繰上償還分として4,341万9,000円を増額いたしております。  市債につきましては、火葬場整備事業債4,350万円を減額いたしております。  次に、歳出についてご説明申し上げます。人件費につきましては、各款にわたり人事院勧告に基づく民間給与との格差等に基づく調整などを行っております。  総務費につきましては、総務管理費のふるさと振興費においてふるさと納税寄付額が前年度10月末比較で約2.4倍増加となっていることから、ふるさと基金積立金3,000万円を増額するとともに、ふるさと納税関連経費を増額いたしております。また、震災対策費において災害公営住宅及び集団移転団地への転居が進んだことに伴い、仮設住宅団地3カ所に設置されておりました地区サポートセンター業務を中央サポートセンターへ集約することに伴い、地区サポートセンター解体撤去工事費1,998万円を計上いたしております。  民生費につきましては、児童福祉費の保育所費において公定価格改定等に伴う矢本西保育園運営費負担金及び特定地域型保育運営費負担金を合わせて1,666万5,000円を増額いたしております。  衛生費につきましては、保健衛生費の保健衛生総務費において保健相談センター改修工事期間の見直しに伴い債務負担行為を設定し、保健相談センター改修工事費2,500万円を減額いたしております。また、石巻市夜間急患センターに対し、各市町が患者数に応じて負担する石巻市夜間急患センター運営費負担金1,254万6,000円を追加しております。  農林水産業費につきましては、農業費の食糧需給総合対策費において地域水田農業ビジョンに基づき、機械等導入支援に伴うみやぎの水田農業改革支援事業補助金481万4,000円を増額し、水産業費の水産業復興費において漁業集落防災機能強化事業調査測量設計業務委託料6,000万3,000円を増額いたしております。  商工費につきましては、震災対策費において大塩グリーンタウン仮設住宅団地内の仮設店舗解体工事費619万6,000円を計上いたしております。  土木費につきましては、道路橋梁費の道路新設改良費において旧線路敷地などに係る用地買収費4億5,954万9,000円を計上し、道路橋梁復興費において避難道路整備工事期間の見直しに伴い債務負担行為を設定し、避難道路整備工事費5億9,500万円を減額し、都市計画費の復興土地区画整理費において盛り土材確保工事の事業計画変更に伴い債務負担行為を設定したことから1億1,915万1,000円を減額いたしております。  また、住宅費の住宅復興費において柳の目西地区災害公営住宅100戸の整備に伴う周辺道路整備に係る調査測量設計業務委託料1,890万5,000円を計上いたしております。  教育費につきましては、幼稚園費の幼稚園施設整備費において屋根防水機能低下に伴い、矢本中央幼稚園屋根改修工事費180万円を計上いたしております。  公債費につきましては、元金において東日本大震災災害援護資金貸付金の9月までの繰上償還分3,067万7,000円を計上いたしております。  災害復旧費につきましては、文教施設災害復旧費の公立学校施設災害復旧費において校舎の配置が確定したことから、浜市小学校災害復旧地質調査業務委託料432万円を増額いたしております。  次に、議案第139号 平成29年度東松島市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について提案理由の説明を申し上げます。今回提案いたしました補正予算につきましては、既定の予算総額に2億2,242万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を57億4,578万円として編成いたしております。  その主な内容について歳入よりご説明申し上げます。国庫支出金につきましては、国庫負担金において療養給付費等負担金9,613万円を増額し、国庫補助金において東日本大震災における一部負担金免除に係る特別調整交付金1億2,318万6,000円を増額いたしております。  次に、歳出についてご説明申し上げます。総務費につきましては、人件費等の調整により311万3,000円を増額し、保険給付費につきましては東日本大震災に伴う一部負担金免除分等を調整し、一般被保険者療養給付費3億40万7,000円を増額いたしております。  基金積立金につきましては、財政調整基金積立金8,109万1,000円を減額いたしております。  なお、本補正予算案は国保運営協議会に諮問し、妥当なものと認めるとの答申を得たものであります。  次に、議案第140号 平成29年度東松島市介護保険特別会計補正予算(第3号)について提案理由の説明を申し上げます。今回提案いたしました補正予算につきましては、債務負担行為補正として東部地区及び西部地区地域包括支援センター業務委託料を追加し、歳入歳出予算補正では既定の予算総額に371万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を31億1,896万3,000円として編成いたしております。  その主な内容について歳入よりご説明申し上げます。国庫支出金につきましては、介護保険法の改正に伴うシステム改修に係る介護保険事業費補助金98万円を増額し、繰入金につきましては人件費等の調整により職員給与費等繰入金273万9,000円を増額いたしております。  次に、歳出についてご説明申し上げます。総務費につきましては、人件費等の調整及び介護保険法改正に伴うシステム改修費として662万3,000円を増額いたしております。  保険給付費につきましては、これまでの給付実績に基づき3,000万円を減額し、地域支援事業費につきましてはこれまでの給付実績及び人件費の調整により3,038万6,000円を増額いたしております。  基金積立金につきましては、総務費等の増額に伴い329万円を減額いたしております。  次に、議案第141号 平成29年度東松島市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について提案理由のご説明を申し上げます。今回提出いたしました補正予算につきましては、既定の予算総額から39万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を1億3,548万1,000円として編成しております。  その主な内容について歳入よりご説明申し上げます。使用料及び手数料につきましては、下水道使用料の改定に伴い農業集落排水処理施設使用料50万8,000円を増額し、繰入金につきましては一般会計からの繰入金187万6,000円を減額いたしております。  繰越金につきましては、前年度決算に伴う繰越金97万円を増額いたしております。  歳出につきましては、農業集落排水事業費において人件費の調整及び下水道使用料の同時徴収負担金の確定に伴い39万8,000円を減額いたしております。  次に、議案第142号 平成29年度東松島市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について提案理由の説明を申し上げます。今回提案いたしました補正予算につきましては、既定の予算総額から2万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を881万9,000円として編成いたしております。  その主な内容について、歳入よりご説明申し上げます。使用料及び手数料につきましては、下水道使用料の改定に伴い漁業集落排水処理施設使用料6万2,000円を増額し、繰入金につきましては一般会計からの繰入金35万7,000円を減額しております。  繰越金につきましては、前年度決算に伴う繰越金26万9,000円を増額いたしております。  歳出につきましては、漁業集落排水事業費において下水道使用料の同時徴収負担金の確定に伴い、下水道使用料共同事務処理負担金2万6,000円を減額いたしております。  次に、議案第143号 平成29年度東松島市下水道事業特別会計補正予算(第2号)について提案理由のご説明を申し上げます。今回提出いたしました補正予算につきましては、既定の予算総額に5億482万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を119億7,875万4,000円として編成いたしております。  その主な内容について歳入よりご説明申し上げます。使用料及び手数料につきましては、下水道使用料の改定に伴い公共下水道使用料308万9,000円を増額いたしております。  国庫支出金につきましては、国庫補助金において下水道事業に係る社会資本整備総合交付金の確定に伴う2,900万円を減額いたしております。  繰入金につきましては、雨水処理事業費及び公共下水道復興費の増額に伴い、一般会計繰入金5億6,293万6,000円を増額いたしております。  市債につきましては、下水道事業費の減額及び使用料の改定による財源確保等に伴い、公共下水道事業債2,610万円を減額し、公営企業施設等整備債において290万円を減額し、また資本費平準化債において320万円を減額いたしております。  次に、歳出についてご説明申し上げます。総務費につきましては、一般管理費において人件費等の調整及び下水道使用料の同時徴収負担金の確定に伴い570万3,000円を減額しております。  下水道事業費につきましては、下水道建設費において社会資本整備総合交付金の確定等により、下水道管渠工事に係る実施設計業務委託料532万2,000円及び下水道管渠等工事費5,100万円をそれぞれ減額いたしております。また、中沢浄化センター解体に伴う下水道処理施設解体国庫支出金返還金290万円を減額し、宮城県と協定を結んでいる県道奥松島松島公園線のかさ上げ工事に伴うマンホールかさ上げについては、年度内に完成する見込みとなったことから、野蒜処理分区下水道改築事業負担金1,056万円を新たに計上いたしております。  雨水処理事業費につきましては、雨水建設費において県道矢本門脇線内に埋設する雨水管渠について、宮城県による用地買収手続が進んだことから、雨水管渠等工事費5億6,000万円を増額いたしております。また、消火器購入費用につきましては、消耗品費から備品購入費へ130万円の組み替えをいたしております。  次に、議案第144号 平成29年度東松島市大曲浜地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について提案理由の説明を申し上げます。今回提出いたしました補正予算につきましては、移転元地の利用促進を目指し、大曲浜地区において実施している被災市街地復興土地区画整理事業を迅速かつ円滑に推進するために行う財源調整が主なものであり、既定の予算総額から3億9,580万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を9億495万6,000円として編成いたしております。  その主な内容について、歳入よりご説明申し上げます。繰入金につきましては、土地区画整理事業費の施工に係る充当財源の調整として、復興交付金等を財源とする一般会計繰入金4億4,030万円を減額し、財産収入につきましては進出企業の保留地取得に伴う保留地処分金4,440万円を増額するほか、繰越金につきましては平成28年度決算に伴う前年度繰越金9万3,000円を計上いたしております。  次に、歳出についてご説明申し上げます。土地区画整理事業費につきましては、平成28年度繰り越し工事として事業調整及び今年度の事業執行状況を踏まえ、復興土地区画整理事業工事費3億9,580万7,000円を減額いたしております。  以上をもちまして平成29年度各種会計12月補正予算の概要説明を終わりますが、何とぞ慎重にご審議を賜り、ご可決くださいますようお願い申し上げ、提案理由といたします。 ○議長(阿部勝德) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。7番小野 幸男さん。 ◆7番(小野幸男) それでは、補正予算書の21ページ、企画費の地域おこし協力隊の報償費と補助金の減額、それから41ページの住宅復興費の委託料で、これの完成予定等々、わかればこの2件についてお伺いします。 ○議長(阿部勝德) 復興政策課長。 ◎復興政策部復興政策課長環境未来都市推進室長(八木繁一) ただいまのご質問につきまして回答させていただきたいと思います。  報償費、地域おこし協力隊の報奨金でございますが、当初予算計上時15名というふうなことで予算を計上させていただいておりますけれども、昨年度から隊員として働いている方が10名おって、ことしは5名の募集を予定しておりましたが、昨年度の方1名おやめになっておりまして、あと今年度4名採用ということで、合わせて13名ということで、2名の方の減額の分でございます。  以上でございます。 ○議長(阿部勝德) 建設課長。 ◎建設部建設課長(相澤武志) 2点目の41ページの住宅復興費の委託料でございます。こちらに関しましては、市長提案理由にもありましたように、柳の目西地区、今100戸建設ということで造成中でございます。そちらの柳の目西地区に関連します周辺道路の整備ということで、具体的に申し上げますと石巻免許センターの南側から柳区地区センターまでの約450メートル、あとは石巻免許センターのすぐ北側から当建設事業地に向かいます100メートル、これは新設道路でございます。こちら延長100メートルの道路整備ということで計上させていただいております。内容といたしましては、用地の測量、あとは路線の測量設計ということで計上させていただいております。  以上です。 ○議長(阿部勝德) 小野 幸男さん。 ◆7番(小野幸男) 今の住宅復興費についてはわかりました。  それで、ちょっと地域おこしのやつ、つい最近もまたおやめになったような方がいるようなことをちょっとお聞きしていたのですけれども、私も1人育てている段階なのですけれども、これ最初に行く先で、いろんな場所に行くときに最初の受け入れ先とかなんとかという部分で、合う、合わないとかというのも結構あるようなことを聞いたので、この辺の取り組みはやっぱりもう少し慎重に進めたほうがいいかなというようなところと、あと前にもちょっとこれ関連で聞いていたのですけれども、せっかく宿泊施設あるのに、できれば協力隊の人たち、国からお金出ているとはいえ、やはりあおみなの施設利用するような形に助言とか、そういったものあればと思うのですが、この分についてお伺いします。 ○議長(阿部勝德) 復興政策課長。 ◎復興政策部復興政策課長環境未来都市推進室長(八木繁一) まず、近い時期にやめたというふうなお話の部分でございますけれども、新しく採用された4名につきましては、継続のままでございます。先ほどお話ししたとおり、昨年の10名のうち1人がおやめになっているということでございます。  それで、受け入れ先の部分でございますけれども、議員ご質問の昨年1人おやめになるというふうなこともございましたので、今年度新しく採用された4人につきましては、インターンとして何週間置きごとにいろんな部分を体験してもらうような形で、受け入れ先の皆さんにもご協力いただきまして、ローテーションで業務のほうをやっていただくような形で、その中で自分に合った部分を見つけてもらうというふうな形で取り組んでおります。  あと最後、あおみなの部分でございますけれども、今回の4人の部分につきましては、おかげさまで4人全部あおみなに最初のうちは入ってもらっているという状況でございます。ただ、継続的に何年かというふうな部分は、今のところ見通しとしては立っておりませんけれども、当初のたしか3カ月だと思いますけれども、その分はあおみなを活用していただいております。  以上でございます。 ○議長(阿部勝德) 13番大橋 博之さん。 ◆13番(大橋博之) 39ページであります。道路橋梁復興費の工事請負費で、債務負担行為で置きかえているのかなと思ったのですけれども、多分3カ所の合計の金額と思うのですけれども、実際に今年度で、来年度まで引っ張ってしまったということだと思うのですけれども、その辺もう一回細かい説明してもらえますか。  あともう一点、次の40ページなのですけれども、復興土地区画整理費、工事請負費、ここで盛り土材確保工事ということで、ちょっと私一般質問でも出しているのですけれども、ここの減額というのは、これも債務負担行為のほうで計上されています。今期の工事の進捗の部分との兼ね合いもあって、債務負担行為ということでそちらのほうに計上しているのかなと思ったのですけれども、その辺も合わせて状況を説明いただきたいと思います。 ○議長(阿部勝德) 建設課長。 ◎建設部建設課長(相澤武志) まず、1点目の39ページ、道路橋梁復興費の工事請負費の減額についてでございます。こちらは避難道路整備工事ということで2路線、東名新東名線、台前亀岡線に係ります今年橋の上部工計画しておりましたが、昨今の国内といいますか、東北地方の復旧、復興事業に絡みまして、上部工工事においてコンクリート製の桁をかける計画となっております。どちらもですけれども。そちらの桁の製作に要する期間が、業者等聞き取りいたしたところ、通常より4カ月ほどかかるというようなことでございます。そういったことで、年度内完了が見込めないということで、債務負担行為の設定をさせていただいております。それで、29年度におきましては前払い金の40%を残した、残り60%については債務負担行為ということで29、30年度の2カ年の設定をさせていただいたというわけでございます。  以上です。 ○議長(阿部勝德) 復興都市計画課長。 ◎復興政策部復興都市計画課長(小野尚志) ただいま2点目の40ページ、盛り土材確保工事の件についてお答えいたします。  こちらにつきましては、各関係機関との協議を進めながら進めておりまして、現在表土の剥ぎ取りのほうまで進んでいる状況でございます。今後この繰り越し工事におきまして、年度末ぎりぎりまでかかる予定になっておりますので、29年度予定していた工事につきましては、引き続き工事のほうを進めていきたいということもありますので、債務負担行為のほうに計上させていただいて、今年度の分は減額して、引き続きスムーズな工事ができるようなことということで考えております。  以上でございます。 ○議長(阿部勝德) 大橋 博之さん。 ◆13番(大橋博之) 大体わかりましたけれども、2点目の盛り土材の確保工事の件で、債務負担行為にしたというのはわかるのだけれども、通常繰り越しで処理してもいいのではないかなと思ったのですけれども、それはどうなのですか。やっぱりそっちのほうがいいからですか。 ○議長(阿部勝德) 復興都市計画課長。 ◎復興政策部復興都市計画課長(小野尚志) 現在発注しております工事のほうがどうしても年度末までかかるということでございますので、それの進み状況も勘案しながら、次年度の発注計画も立てていきたいと考えておりますので、ある程度めどが立ってから発注をしたいと考えております。そうなりますと、平成30年2月、3月ぐらいの発注を考えておりますので、もう発注した時点でどうしても繰り越しということが想定される工事になりますので、あらかじめ債務負担を組ませていただきまして、通年で工事のほうを進めていきたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(阿部勝德) 3番手代木 せつ子さん。 ◆3番(手代木せつ子) 33ページ、3目の母子衛生費のところの19節、補助金、特定不妊治療助成金、これ300万円とあります。当初予算で300万円を計上していたと思うのですが、それにまた300万円ということで、昨年度よりどのくらいの申請者が多いために見込んで出した金額なのか。  次に、37ページ、7款商工費、1項商工費、5目企業誘致推進費、19節負担金補助及び交付金のところで、ひびき工業団地岩塊撤去費用負担金とございますが、これはその中身と場所を、どの企業かが購入しようとしているためのものなのかという点。  そして次、44ページ、3目の学校教育施設整備費の中で15節、2段目の監視カメラ設置工事(赤井小・大塩小)とございますけれども、これは毎年計画的に行っている工事と思うのですが、今後の予定はどのようになっているのか。  それと最後ですが、46ページ、3目の学校教育施設整備費の15節工事請負費の中で、矢本第一中学校EXP.J改修工事とあるのですが、これはどのような改修工事なのかなということを疑問に思いました。  以上、4点お願いいたします。 ○議長(阿部勝德) 健康推進課長。 ◎保健福祉部健康推進課長(大崎昌宏) 1点目の特定不妊治療の助成金についてでございますけれども、平成28年度につきましては実績といたしまして約370万円の助成金のほうを交付してございます。今年度でございますが、当初300万円の予算計上をしてございました。11月末現在21組で、複数回申請可能でございますので、25件の申請がございまして、それぞれ助成をしてございます。  ちなみに、母子手帳のほう、9件助成された方のほうに交付してございますので、一定の効果が今のところ出ております。ということで、残り分、今後申請予測される15件分ということで300万円を今回補正させていただいております。  以上です。 ○議長(阿部勝德) 産業部長。 ◎産業部長(五野井盛夫) 37ページの企業誘致推進費の中の負担金、ひびき工業団地岩塊撤去費用負担金でございますけれども、ひびき工業団地の中にありますサワという企業でございますけれども、そこに当たりましてもともと石切り場の跡という形の中で岩塊が出てきたというふうな内容でございます。その部分に関しまして、精密機械関係の機器を設置するという形で、地耐力が50キロニュートン以上あって、地耐力はあるのですけれども、精密機械を設置するということで、土壌改良を行うということで、その部分の岩塊撤去という部分を企業誘致推進費の中で、負担金で出すというふうな内容でございます。  以上です。 ○議長(阿部勝德) 教育総務課長。 ◎教育委員会教育総務課長兼復興調整班長(勝又啓普) それでは、3つ目のご質問でございますけれども、資料の44ページ、工事請負費のほうの監視カメラの状況でございます。こちらにつきましては、本年度赤井小学校、大塩小学校ということで取り組みをしておりますけれども、来年度の見込みといたしまして矢本東小学校、大曲小学校の2校を今計画しているところでございます。また、赤井南小学校につきましては、今後大規模改修、増築の工事が予定されていますことから、これらとあわせた対応ということで、今後の予定といたしまして東小学校、大曲小学校、赤井南小学校、この3つが残っているわけですが、この3つで全て完了ということになります。  続きまして、資料46ページのほうの工事請負費、矢本第一中学校EXP.Jと書かれておりますが、これはエキスパンションジョイントと読みます。こちらにつきましては、特に鉄筋コンクリートの建物が複数棟連続してある場合、それらを接続するために、揺れが違うということで、そのすき間に金属製の金具を取りつけることになります。当然地震が発生した場合につきましては、この金具が破損することによってそれぞれの揺れを、違った方向の揺れを緩衝させないという仕組みのものになっておりまして、こちらのほうがいろいろ余震であるとか、そういったもので矢本一中の部分が損傷しておりましたので、これらを交換するという工事になります。  以上でございます。 ○議長(阿部勝德) 15番佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) 各種会計の補正予算の説明書ですけれども、1ページに債務負担行為として東松島市蔵しっくパークの指定管理料が追加されています。それで、29年度から33年度ということで、この債務負担行為については今回この蔵しっくパークの指定管理の契約が切れるので、契約更改をするということでしょうか。しかし、そうなれば今回議案上がってきていませんので、どういうふうになるのか、そこの説明をお願いします。  それから、予算書21ページ、先ほど出ました地域おこし協力隊の活動費補助金なのですが、これ目的は最終的に本市に根差した活動をしてもらって、定着をしてもらうという事業なのです。後で住んでもらうという事業ですから、当初見込んだ15人が減ったということなのでは、ちょっと寂しいかなというふうに思っておりますし、課長の話は大体わかったのですが、そうするとこの人たちに定着性があるのかないかということに問題点が行くと思うのです。ですから、魅力がある仕事でないと当初の目的達成できないと思いますので、その辺の将来的な考え方を聞かせていただきたい。いわゆる出稼ぎ気分で来てもらっては困るわけですから、その辺はどういうふうな対策をとっているのか聞かせてください。  それから、34ページで火葬場の新築工事と火葬炉設備工事が減額されておりますが、その減額の理由を教えてください。  それから、37ページのひびき工業団地の今出ました岩塊の話です。これ、前に給食センターの工事のときに話出たのです。それで、休憩の中で、あそこへ何だりかんだり投げたのだという話まで出まして、その後、企業用地ですから、不都合があってはうまくないので、全体的に調査したほうがいいのではないですかという提言があったはずなのです。ところが、また急に出てきたのは調査をしなかったのか、その辺のいきさつを教えてください。  それから、41ページの一番上に住宅復興費が計上してありますが、赤井東地区ですか、石巻との隣接する部分だと思うのですが、100戸の公営住宅用地ということですが、いつ完成の目途であるのか、それからあと入居者がいないとだめなわけですから、入居者の手当てはどういうふうになっているのか、その経過を教えてください。  それから、63ページ、真ん中の総務費の中で収納率向上特別対策事業費というのがあるのですが、これは職員の給与とかが減っているのですが、そうするとこれは職員が減ったということになれば収納率の向上に影響があるのではないのかなというふうに思いますので、その辺の状況を教えてください。  それから、114ページ、下水道会計なのですが、一番上の下水道使用料で現年度分は計上されておりますが、過年度分は全くないのでしょうか。  それから、116ページの雨水処理事業費の中で5,600万円、雨水管渠等工事で計上されています。これは債務負担行為ではないですよね。ですから、5億6,000万円単年度で決着できるのかどうか。それで、これは財源が地方債になっているのですが、将来の償還時の一般財源、あるいは交付税措置の内訳がわかれば教えていただきたいというふうに思います。  それからあと、債務負担の表があるのですが、3ページの上から2番目の生活困窮者自立促進支援業務委託料というのがあるのですが、これは平成29年度から始まって32年度までになっておりますが、生活困窮者自立促進法という法律に基づいて対応していると思うのですが、それではここに継続的な支援が必要とされるためということなので、実際に生活困窮者の自立のためにどのようなアクションをとるのかという内容と、それからこれは32年度までしか書いていませんので、継続的というのであれば、法の背景があればずっと継続して事業をしていかなくてはならないわけですが、将来的なことについて教えてください。  それから、同じ3ページの7の商工費の中で、奥松島船舶離発着施設の整備に係る測量調査設計ということで、期間が2年間にわたるためと書いてある。平成30年1月から31年3月まで、2年かけて測量設計をやるということなのですが、測量設計というのは2年もかかるのですか。その状況を説明してください。  ちょっと長かったのですが、以上です。 ○議長(阿部勝德) 総務部長。 ◎総務部長(川田幸一) それでは、1件目の関係でございますけれども、蔵しっくパークの指定管理料の関係でございます。議員おっしゃるとおり、債務負担行為設定をさせていただいています。本来であれば、当初に上程すればというふうには思っておったのですけれども、いろんな審査の過程等がございまして、本定例会中に追加議案として提案をさせていただきます。ご理解願いたいと思います。 ○議長(阿部勝德) 復興政策課長。 ◎復興政策部復興政策課長環境未来都市推進室長(八木繁一) 2点目の地域おこし協力隊の部分でございますけれども、基本的には任期3年というふうな形になりますので、それまでの中で自分に合った形の仕事を見つけていただく、あるいは起業していただくということでの制度でございまして、基本的には定住する意欲のある方を採用いたしまして、現在も地域活動等に従事いただいております。  なお、先ほどもお話ししたとおり、なるべく本人がやりたい仕事、職種、希望を最初に確認しておりまして、受け入れ先の中でインターンのほうの研修を受け入れ先でやっていただきながら、その中である程度自分にマッチしたものを見つけてもらうということで、離職することのないように取り組んでおるところでございます。  以上でございます。 ○議長(阿部勝德) 環境課長。 ◎市民生活部環境課長(鈴木勝利) 火葬炉事業の工事費の減額でございますが、火葬炉事業につきましては、29年度及び30年度の工事というような形で進めていまして、この減額につきましては29年度の前払い金を支払っています。その部分での減額でございます。  以上でございます。 ○議長(阿部勝德) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(木村寿人) 63ページの収納率向上の職員の関係なのですけれども、産後休暇から育児休業の取得をしたということで、人事異動がありまして、その分の減額となります。  以上でございます。 ○議長(阿部勝德) 商工観光課長。 ◎産業部商工観光課長(山縣健) 4点目、37ページでございます。ひびき工業団地の岩塊の撤去の関係でございます。先ほどご質問のありました、以前給食センターの際にも調査についてご提言をいただいたというふうなことでございます。その後、団地内につきましては調査を行っていないというふうに認識しております。したがいまして、今回同じように13節委託料で計上させていただいておりますけれども、今回の事例を含めまして、試掘を行いまして用地の現状を確認したいというふうに考えております。さらに、今後の対応といたしまして、今回の件を受けまして、今後企業から立地に関する問い合わせ等があった場合は、今回の調査を踏まえて分譲する際に重要事項説明ということで説明対応していきたいというふうに考えております。 ○議長(阿部勝德) 建設課長。 ◎建設部建設課長(相澤武志) 続きまして、41ページでございます。住宅復興費業務委託料についてでございます。こちらに関しましては、柳の目西地区、100戸災害公営住宅の建設地ということでございます。そちらへの連絡通路ということで、先ほども申し上げましたとおり石巻免許センター南側と、あとは北側という路線の整備でございます。柳の目西地区につきましては、平成30年度末、いわゆる平成31年3月の入居を目指しております。  次に、入居者ということでのご質問でございます。ただいま随時申込書等で行っております。ただいま六十数名という申し込みをいただいております。これからもふえる見込みということで認識しております。  以上でございます。 ○議長(阿部勝德) 下水道課長。 ◎建設部下水道課長(八木哲也) ご質問の内容の予算書114ページ、下水道使用料のほうでございますが、今回計上している部分でございますが、30年1月1日付で料金改定がされるということで、2カ月おくれで賦課ということになりますので、3月徴収分の1カ月分の計上でございます。過年度分につきましては、改めて3月の補正時に対応させていただきたいと思っております。  次に、雨水事業のほうの5億6,000万円でございますが、こちらのほうでございますが、予算書108ページに債務負担行為の補正並びに債務負担行為補正内容説明書のほうの8ページに記載してございまして、赤井・大曲排水区は全体の排水区の事業として29年度から31年度まで債務負担を設定させていただいております。今回提案理由にもございましたとおり、県道部分の事業が進んだということで、その部分の金額を計上してございますが、5億6,000万円につきましては29年度分で支払いをします前払い金の分ということで、全体額の債務負担の限度額の変更等々をさせていただいております。  以上でございます。 ○議長(阿部勝德) 福祉課長。 ◎保健福祉部福祉課長兼社会福祉事務所副所長(生井浩二) 債務負担行為の生活困窮者自立促進支援業務委託料について回答させていただきます。  この事業につきましては、社会福祉等の専門職が生活に困窮した人の相談、対応しまして、必要な機関と連携して生活再建に一緒になって取り組むという事業でございます。国で主導している事業でございまして、全国市町村で取り組んでいる事業でございますので、国の動向を踏まえながら事業も継続していきたいと思っております。 ○議長(阿部勝德) 下水道課長。 ◎建設部下水道課長(八木哲也) 済みません、1点漏れておりました。5億6,000万円の財源内訳でございますが、その他というところの欄でございますが、復興交付金事業でございますので、交付金充当されるということでございます。  以上でございます。 ○議長(阿部勝德) 産業部長。 ◎産業部長(五野井盛夫) 債務負担行為の3ページ目になると思うのですけれども、奥松島船舶離発着施設測量調査設計について、2カ年にわたってやらなければならないのかというお話でございますけれども、これにつきましてはことしの10月に復興庁への申請を第19回申請で行った計画でございます。その中で、現在あおみなの向かい側については、里浜のところについてはヤードとして、農地海岸の県の工事のヤードとして使われているという部分がございます。その部分で計画を立てたという中で、撤去が30年度になるということで、工事自体は31年度になるのかなという中で計画をさせていただいております。2年の中身というのは、基本設計を行った上で、その中の配置、もう一回再度計画を立て直した上で、実施設計後ということで合わせて事業費をいただいているということで、どうしても2カ年になるというふうな形です。ただ、今ヤードで使われておりますので、ボーリングとか、そういうものを早くやりたいという部分もございますので、2カ年で行うというふうな考え方で進めているというような状態です。  以上です。 ○議長(阿部勝德) 佐藤 富夫さん。 ◆15番(佐藤富夫) おおむねわかりましたが、二、三ちょっとまた聞きたいことがありますので。  21ページの地域おこし協力隊の関係なのですが、ちょっと繰り返しになるかもしれませんが、せっかく来ていただいて、定着をしないで帰ってしまう場合もなきにしもあらずということで、そういったことを防止するためにも、この東松島に住む、住んでよかったというような、そういった考え方を植えつけないと、私は逃げられてしまうと思うのです。ですから、ちょっと表現は悪いのですが、出稼ぎ気分で来てもらっては困るよということなのです。ですから、そこを今までどおりのやり方ではなくて、市民が本当にこの人たちが必要なのかという、そういった政策をきちんとしないと逃げられてしまうよということなので、その辺は提言になるかもしれませんが、答えがあればお聞きしたいというふうに思います。  それからあと、ひびき工業団地の関係なのですが、課長、ちょっと平然として調査を行っていなかったと言うのですが、やはりあのときの提言というのは、せっかくの企業用地なのですから、来たときにいろんなアクシデントがあっては困るということで、調査をしたらいかがですかという話になったのです。それをやっていなかったというのは、これはやっぱり緊張感に欠けると思うのです。反省の余地あると思いますが、コメントがあればお願いしたい。  以上、2つ。 ○議長(阿部勝德) 復興政策課長。 ◎復興政策部復興政策課長環境未来都市推進室長(八木繁一) 地域おこし協力隊の部分でございますけれども、現在も協力隊として活動している方々につきましては、こちらのほうにもう住所を移して定住している形にはなっているのですけれども、その先も引き続き定住していただくような方策だったり、何か必要なのではないかなというふうなご提言だと思いますので、活動のPRも含めまして、活動しやすい体制だったり、あるいはこういった活動をしているのだよというPRも、物産展とかそういったところで活動の模様もPRなどはさせていただいておるのですけれども、広報などでも掲載しておりますので、ごらんになっている方もおるかと思いますけれども、そういった形で活動のPRも含めまして、こちらに定住していただくように進めていきたいというふうに思っております。現在のところ、もう2年目の方につきましては、定住先としての住宅のほうを探している方もおりますので、そういったことも含めまして今後定住していただくように取り組んでまいりたいと思います。 ○議長(阿部勝德) 市長。 ◎市長(渥美巖) ひびき工業団地の岩出てきたということで、実は私も急遽サワのほうに行っていろいろ話しして、その前に増設工事等の今後の計画などもサワと話ししてきました。前向きに捉えていくという形で、現在サワが持っている用地の中でまずは増築すると。そのほかにも、また何ぼか譲ってほしいという話もありまして、その中で現在ある用地を掘削して建て始めようとしたとき、今言ったような岩とか、いろんなちょっとしたものが出てきたわけでございます。私と副市長が直ちに、その日すぐに現場に行きまして、担当部長、課長とともに関係者と集まって、これはすぐ取り除けと。そして、新しいものにして会社に迷惑をかけないようにすべきだということでさせまして、あとこのことについてはそのときも、過去にもそういう提言がありましたということがありましたので、それでは早速、上のほうは大丈夫だと言われていますから、下のほうの部分については全て今回掘削のような形で全部調査せよということで、今回ここにも100万円ほど上げておりますけれども、そういう形で議員が前に提案したやつを今回しっかりとして、やはり企業に対しての信頼を失うようなことをやってはだめだということで、我々のほうで対策を講じて今回しましたので、ご理解いただきたいと思います。 ○議長(阿部勝德) 小野 惠章さん。 ◆8番(小野惠章) 25ページの震災対策費における工事請負費、地区サポートセンター解体撤去工事ということで、先ほど市長のほうから3つの団地のサポートセンターの解体ということでしたけれども、それでは今現在仮設の集約のほうはどういうふうな状況に進んでいるかということと、そのサポートセンターの中においては、やはり備品等が多分結構あるのだろうと思いますけれども、その備品の扱い、それで民生常任委員会のほうで以前社協のほうに伺ったときに、その業務自体は中央サポートセンターで今現在肩がわりして行っているということで、ただ随分と手狭だというふうな意見もありました。今後中央サポートセンターの処遇についてお伺いします。  それとまた、工事請負費の中で東松島こどものみんなの家解体工事ということも出ていますけれども、その解体の理由について、またこどものみんなの家自体が我々ちょっと認識不足なので、どういうものだったのかお知らせください。  それから、47ページの文化財保護費の中で、公有財産購入費として121万円1,000円出ているのですけれども、特別名勝松島活用整備事業という整備事業なのですけれども、どういった事業のことを指しているのか、またその場所についてお示しいただければと思います。 ○議長(阿部勝德) 移転対策部長。 ◎移転対策部長(浅野吉彦) それでは、1点目のプレハブ仮設住宅の集約状況ということでございますけれども、現在プレハブ仮設住宅につきましては24世帯の方が入居中でございます。それで、現在特定延長という形で特別の理由のある方のみ延長していただいていますけれども、そのうち9件の方、9世帯の方がもう少し再建まで時間がかかると、柳の目西に入る方もいらっしゃいます。そういった中で、ひびき工業団地の第1公園、第2公園、こちらは工業用地ではないところですけれども、こちらのほうに集約するという形で、現在作業を進めさせていただいております。  以上でございます。 ○議長(阿部勝德) 福祉課長。 ◎保健福祉部福祉課長兼社会福祉事務所副所長(生井浩二) サポートセンターについてお答えさせていただきます。  地区サポートセンターにあります備品につきましては、市と社協で協議しまして、適切に処理してまいります。  あと、中央サポートセンターの扱いでございますけれども、次年度以降も災害公営住宅を中心とした見回り活動を継続していきたいと思っていますので、現段階では復興期間であります平成32年度まで中央サポートセンターで活動していきたいと考えております。 ○議長(阿部勝德) 生涯学習課長。 ◎教育委員会生涯学習課長兼社会教育主事(柏木淳一) 特別名勝に伴う用地買収でございますけれども、こちらのほうは6月補正でご承認いただきました大浜の湿地の事業の用地買収費の一部、1筆分が漏れておりまして、1筆605平米分なのですが、こちらのほうとなります。場所につきましては、6月のときにお話しいたしました大浜海岸からすぐのところ、NNでの農地再生整備の隣の湿地の再生事業、あの土地の部分の一部ということになります。 ○議長(阿部勝德) 市民協働課長。 ◎総務部市民協働課長(渡邊晃) こどものみんなの家でございます。こちらの撤去工事につきましては、大塩のグリーンタウンの集会所の隣に企業から寄贈を受けた施設でございまして、ちょっとしたミニ集会所的なものでございます。今回大塩グリーンタウンの応急仮設住宅解体に伴いまして、上記施設も同時に解体、土地を明け渡す必要があるということで、今回解体工事を要求したものでございます。 ○議長(阿部勝德) 小野 惠章さん。 ◆8番(小野惠章) それぞれ解体撤去に係る工事費に関しての財源については、県でよろしいのですか。 ○議長(阿部勝德) 復興政策部長。 ◎復興政策部長(小山修) 基本的には、この仮設住宅に付随する仮設の集会所等で寄附をいただいて、ボッシュ等のいただいたものについては復興交付金のほうで、全額国のほうの予算で見ていただくことになりますし、サポートセンター、国の厚生労働省の補助でつくった施設については、そちらのほうで対応していただくということで、おかげさまで市の一般財源を使わずに何とか済むような形で進めさせていただいているというようなことでございます。 ○議長(阿部勝德) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第138号から議案第144号までの7件は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 異議なしと認め、議案第138号外6件は委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第138号から議案第144号までの7件を一括して起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(阿部勝德) 総員起立であります。よって、議案第138号外6件は原案のとおり可決しました。  以上で本日の日程は全部終了しました。  本日の会議はこれにて閉じ、散会といたします。    午後 2時55分 散会...