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09月29日-委員長報告、質疑、討論、採決-08号

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  1. 東松島市議会 2017-09-29
    09月29日-委員長報告、質疑、討論、採決-08号


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    平成29年  9月定例会(第3回)         平成29年 第3回東松島市議会定例会会議録(第8号)                                          平成29年9月29日(金曜日)                                                 出席議員(17名)    1番  石 森 晃 寿            2番  上 田   勉    3番  手代木 せつ子            4番  齋 藤   徹    5番  土 井 光 正            6番  熱 海 重 徳    7番  小 野 幸 男            8番  小 野 惠 章    9番  阿 部 勝 德           10番  阿 部 としゑ   12番  五ノ井 惣一郎           13番  大 橋 博 之   14番  櫻 井 政 文           15番  佐 藤 富 夫   16番  長谷川   博           17番  熊 谷 昌 崇   18番  滝   健 一                                                 欠席議員(なし)                                                 欠  番   11番                                                 説明のために出席した者   《市 長 部 局》      市         長    渥  美     巖      副    市    長    古  山  守  夫      総   務  部   長    川  田  幸  一      復 興 政 策 部 長    小  山     修      移 転 対 策 部 長    浅  野  吉  彦      市 民 生 活 部 長    木  村  寿  人      保 健 福 祉 部 長    小  林     勇      兼 社 会 福 祉事務所長      建   設  部   長    小 田 島     毅      産   業   部  長    五 野 井  盛  夫      会 計 管理者兼会計課長    髙  橋  ひ さ 子      総 務 部 経 営 調整 監    榑  谷  健 太 郎      兼 地 方 創 生推進室長      総 務 部 総 務 課 長    小  山     隆      兼 工 事 検 査 室 長      併選挙管理委員会事務局長      総  務  部  参  事    小  山  哲  哉      兼 行 政 経 営 課 長      総 務 部 防 災 課 長    佐 々 木  寿  晴      総 務 部 市 民協働課長    渡  邊     晃      復興政策部復興政策課長    八  木  繁  一      兼環境未来都市推進室長      復  興  政  策  部    小  野  尚  志      復 興 都 市 計 画 課長      保  健  福  祉  部    髙  橋  義  則      子 育 て 支 援 課 長      建 設 部 建 設 課 長    相  澤  武  志      建 設 部 下 水 道 課長    八  木  哲  也      産 業 部 農 林水産課長    齋  藤  友  志   《教育委員会部局》      教    育    長    工  藤  昌  明      教   育   次  長    奥  田  孝  信   《監査委員部局》      代 表 監 査 委 員    土  井  一  朗      監 査 委 員 事 務 局長    髙  松  美  信                                             《議会事務局》      議 会 事 務 局 長    勝  又  研  一      議会事務局副参事兼次長    大  槻     敦      議 会 事 務 局 主 査    田  中  将  徳      議 会 事 務 局 主 事    宮  川  友  美        議事日程 第8号 平成29年9月29日(金曜日)午前10時開議 第 1 会議録署名議員の指名 第 2 議案第 89号 東松島市東日本大震災復興祈念公園条例について 第 3 議案第 90号 東松島市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例             について 第 4 議案第 93号 東松島市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例             及び東松島市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条             例の一部を改正する条例について 第 5 議案第 98号 東松島市下水道条例の一部を改正する条例について 第 6 認定第  1号 平成28年度東松島市一般会計決算の認定について 第 7 認定第  2号 平成28年度東松島市国民健康保険特別会計決算の認定について 第 8 認定第  3号 平成28年度東松島市後期高齢者医療特別会計決算の認定につい             て 第 9 認定第  4号 平成28年度東松島市介護保険特別会計決算の認定について 第10 認定第  5号 平成28年度東松島市農業集落排水事業特別会計決算の認定につ             いて 第11 認定第  6号 平成28年度東松島市漁業集落排水事業特別会計決算の認定につ             いて 第12 認定第  7号 平成28年度東松島市下水道事業特別会計決算の認定について 第13 認定第  8号 平成28年度東松島市野蒜北部丘陵地区土地区画整理事業特別会             計決算の認定について 第14 認定第  9号 平成28年度東松島市東矢本駅北地区土地区画整理事業特別会計             決算の認定について 第15 認定第 10号 平成28年度東松島市大曲浜地区土地区画整理事業特別会計決算             の認定について 第16 議運発第 1号 議員定数と報酬等並びに政治倫理のあり方に関する調査特別委員会             の設置について 第17 議員派遣の件(友好都市「東京都大田区」議員交流事業) 第18 議員派遣の件(友好都市「埼玉県東松山市」議員交流事業) 第19 議員派遣の件(友好都市「山形県東根市」議員交流事業) 第20 議員派遣の件(議会懇談会) 第21 議員派遣の件(宮城県市議会議長会議員研修会) 第22 総務常任委員会の閉会中の所管事務調査について 第23 民生教育常任委員会の閉会中の所管事務調査について 第24 産業建設常任委員会の閉会中の所管事務調査について 第25 財務常任委員会の閉会中の所管事務調査について                                                  本日の会議に付した事件 議事日程のとおり 入退場一覧    時  分    番         議員  退場    時  分    番         議員  入場    午前10時00分 開議 ○議長(阿部勝德) ただいまの出席議員は17名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付してある議事日程第8号をもって進めます。  ここで去る9月8日にご逝去されました古川 泰広議員のご冥福をお祈りし、黙祷をささげたいと思います。  皆さん、起立願います。古川さんの遺影にお向きください。黙祷。     〔黙  祷〕 ○議長(阿部勝德) お直りください。着席ください。 △追悼演説 ○議長(阿部勝德) 古川 泰広さんに対する追悼演説を行います。追悼演説は、12番五ノ井 惣一郎さん、お願いいたします。12番五ノ井 惣一郎さん。     〔12番 五ノ井 惣一郎 登壇〕 ◆12番(五ノ井惣一郎) それでは、ご挨拶を申し上げます。  去る9月8日にご逝去されました故古川 泰広議員に対しまして追悼の言葉を申し述べたいと思います。  平成29年第3回定例会のこの議場に古川議員のにこやかにほほ笑むお姿はなく、親しげに語りかけるお声も聞くことができず、議員一同惜別の情を禁じ得ないところでございます。  私自身にとりましても高校時代の2年先輩で、東松島市合併前の旧町議員時代から親交を深め、会派の同志として行動をともにした仲であります。  古川議員は、東松島市会議員となってから48回、97件に及ぶ議員一般質問を行っております。古川議員と言えば、建設、産業イメージが強いところですが、生活、福祉、教育、防災、行政と、極めて幅広い分野で政策議論を展開されました。そして、現場確認等、関係者の声を聞く調査活動を原点とした一般質問は、特に細部に及び、また主張を実現するため粘り強く繰り返されることもありました。古川議員と私は、一般質問の通告準備の際には、毎回のように話し合い、あなたの質問の着眼点と強い信念に感銘し、互いによきライバルとして議員活動に当たろうと、無言の誓いを交わしたところであります。古川議員独特のその論戦は、私にとりまして一番の思い出であります。  また、歌が大好きで、宴席に響く歌声とにこやかなお姿も眼前に浮かびます。  古川議員は、誠実で責任感が強く、平成29年議員改選後に就任した財務常任委員会委員長として今回の9月定例会の決算議会を無事終了させたいからと、平成28年度の予算書と決算書、成果説明書とを見比べており、議会開会前日まで話し合いをしたところであります。欠席された定例会の初日にも夕食後に電話で提出議案について1時間ほど会話をし、「あすは議会に行くよ」と話されたのが私との最後の会話となりました。  顧みるに、古川議員は、建設省を平成10年に定年退職され、その経験と勤務で回られた多くの自治体のまちづくりに触れた見識を郷土のまちづくりに生かし、役に立ちたいとの熱い思いから議員選挙に挑戦され、平成11年、見事鳴瀬町議会議員に初当選され、以来平成29年の市議会議員選挙まで見事6期の当選を果たされたのであります。議会議員として、古川議員はその人望が認められ、鳴瀬町議会においては総務委員長などの要職や、多くの特別委員会委員を務められました。東松島市議会においては、総務常任委員長産業建設常任委員長財務常任委員長の要職を務められ、また議会運営委員広報常任委員として市民本位の議会を目指し、ご活躍されました。  本市議会といたしましては、今後とも多年にわたる豊富なご経験を生かされ、地方議会発展のためさらなるご活躍をご期待申し上げておりましたが、去る9月8日、余りにも突然に80歳の生涯を閉じ、黄泉に旅立たれたのであります。志半ばにして余りにも惜しい人材を失ったことは、同僚議員並びに東松島市民の一人として、まことに残念でなりません。  しかしながら、古川 泰広議員の残されました数々のご功績は、末永く後世に伝えられ、市民ひとしく敬意と感謝を申し上げることと信じます。我々も議員の遺志を引き継ぎ、今後も本市発展のために努力することをここにお誓いいたします。  古川 泰広さん、どうか安らかにお眠りください。そして、ご遺族はもとより、東松島市議会の前途にも限りないご加護を賜りますようお願い申し上げます。  ここにありし日の面影をしのび、生前のご功績を追憶し感謝申し上げますとともに、心からご冥福をお祈り申し上げ、東松島市議会を代表し追悼の言葉といたします。  平成29年9月29日、東松島市議会議員五ノ井 惣一郎。 ○議長(阿部勝德) ありがとうございました。これをもちまして追悼演説を終わります。  暫時休憩いたします。    午前10時11分 休憩                                              午前10時13分 再開 ○議長(阿部勝德) 再開いたします。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(阿部勝德) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において6番熱海 重徳さん、7番小野 幸男さん、以上の2人を指名します。 △日程第2 議案第89号 東松島市東日本大震災復興祈念公園条例について △日程第3 議案第90号 東松島市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例について △日程第4 議案第93号 東松島市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例及び東松島市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例について ○議長(阿部勝德) 日程第2、議案第89号 東松島市東日本大震災復興祈念公園条例について、日程第3、議案第90号 東松島市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例について及び日程第4、議案第93号 東松島市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例及び東松島市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例についての3件を一括議題とします。  議案第89号、議案第90号及び議案第93号の3件については、総務常任委員会にその議案審査を付託しておりましたが、同委員長より審査報告書が提出されております。報告書の朗読を省略し、審査の経過等について委員長の報告を求めます。総務常任委員会委員長熊谷 昌崇さん。     〔総務常任委員会委員長 熊谷 昌崇 登壇〕 ◆総務常任委員会委員長(熊谷昌崇) 皆さん、おはようございます。総務常任委員会に付託されました3件についての審査の経過を申し上げます。  第89号の東松島市東日本大震災復興祈念公園条例については、特に難しい中身もなく、スムーズに進みました。  次の議案第90号 東松島市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例につきましては、この議案は県内では東松島市と角田市以外には全ての市町村で採用しております。我が市がちょっとおくれているということと、この中身がマイナンバー制度の導入に合わせて国が整備しているマイナポータルを利用して、とりあえず子育てワンストップサービスの導入を目的としています。  しかし、審査の経過の中で、説明員の職員の4人のうち2人と、審査している議員全員がマイナンバーカードを持っていないということがありまして、マイナンバー制度を普及させなければいけないなということが特に問題かなと思いました。  次の議案第93号につきましては、これはもめまして東松島市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例及び東松島市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例についてなのですが、これに関しましては2日をかけて審査をいたしました。この議案は、特別職の給与について、役職加算についてのみ改正し、年総額に対し3%の増額をするというものであります。その3%の中身というのは、現行の市長さんの報酬が現在1,349万8,650円です。これは年収です。これが15%加算しますと1,391万9,648円となり、増額が42万998円となります。副市長さんは、1,071万1,050円から1,104万5,108円となり、33万4,058円の増額です。教育長の現行は、909万円から937万3,500円となり、28万3,500円の増額となります。  前回の役職の加算の検討から12年経過し、ことしの3月に議員は増額しましたが、前市長の意向により市三役、市長、副市長、教育長の報酬については見送ったという経緯があります。市三役の報酬を調査すると、県内の市の中で一、二を争うぐらいの低額ではあるが、就任して余り時間を経ていないのに増額の議論はいかがかとか、あとは報酬等審議会のほうの中身も精査したところ、特別職の報酬については必ず三役とも同時に上げなければならないのか、副市長、教育長は何年も経験されているが、新市長は就任して間もないので、ボーナスと考えるとどうなのか、民間ではボーナスは実績に応じて出されるといかがなものかというような意見もありました。  それらを鑑みまして、修正案が提出され、施行日を来年の4月として修正したものを総務としては可決をいたしました。  以上です。 ○議長(阿部勝德) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。2番上田 勉さん。 ◆2番(上田勉) この経過の中で、今報酬の対価ということでちょっと聞きたいと思うのですが、私の考えは人に対する対価ではなくて職に対する対価というふうに私は考えているのですが、もしほかの市長、あるいはほかの副市長や教育長だったらよかった、いいというふうにも今とれたのですけれども、その辺のところはいかが、どういうような審査をされたのでしょうか。 ○議長(阿部勝德) 熊谷 昌崇さん。 ◆総務常任委員会委員長(熊谷昌崇) 今の件につきましては、委員会のこの前の審査の中では出ていないのです。出ていないというよりは、報酬等審議会の中でこれは意見が    委員さんという方から出ているみたいで、その方は特別職の報酬については必ず三役とも同時に上げなければならないのかということに対して、川田総務部長さんは今回の諮問内容については三役とも一律にと考えておりますということの答弁でした。委員会の中では、この中身については答弁、三役同時にとか、市長さんだけ上げなければいいとか、そういった話は特にありませんでした。  ただいまの答弁の中で個人の名前が、    さんと申しましたが、不適切でしたので、取り消しさせて、審議会委員の方ということに訂正させていただきたいと思います。 ○議長(阿部勝德) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(阿部勝德) これをもって質疑を終結します。  これより討論、採決を行います。  初めに、議案第89号について討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第89号を起立により採決します。  本案に対する委員長の報告は原案のとおり可決すべきものです。本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(阿部勝德) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。  次に、議案第90号について討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第90号を起立により採決します。  本案に対する委員長の報告は原案のとおり可決すべきものです。本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(阿部勝德) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。  次に、議案第93号について討論に入ります。討論ありませんか。     〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 討論発言の求めがありますので、議事整理のため暫時休憩します。    午前10時23分 休憩                                              午前10時24分 再開 ○議長(阿部勝德) 再開します。  まず、原案に対する賛成討論の発言を許します。2番上田 勉さん。     〔2番 上田 勉 登壇〕 ◆2番(上田勉) それでは、原案賛成の立場から討論を行いたいと思います。  今回の議案第93号につきましては、本当に総務の皆さん、慎重審議ご苦労さまでございます。改めて敬意を表したいと思います。  しかしながら、今回の審査結果について修正案を出されておりますので、それに対して原案賛成という立場で討論をしたいと思います。  まず、中身としては、4つほど申し上げたいなというふうに思います。1つは、報酬の議論というのは、合併時の議論にさかのぼるということでございます。合併協議における市長、議員、それから三役含めての報酬に関しては、かなりの激論がございました。結果として、女川町長より低く設定をし、なおかつ加算率に関しましても、当時も議論しましたけれども、それに関しては行わないということで決定をし、今の報酬になっております。細部、どうしてこうなったというのは、いろいろ足して2で割るとかなんとか、いろんな話がありましたけれども、その中身についてはここでは割愛をさせていただきますが、その中ではいずれ時期を見て、条件が整ったら検討しましょうねというお話もあったように記憶をしておりますが、今回の震災でもって延び延びになったというふうに思っております。したがって、この議論というのは、合併当時のことからまず議論をしていかなければいけないなというふうに思っております。  その辺のところについては、多分総務の委員会のほうでも十分審議されたのかなと思いますが、それを踏まえてみると、次の2つ目でありますが、報酬の対価ということで先ほど質問いたしましたけれども、皆さんご承知のとおり、市長を含む三役の皆さんは、我々議員と違って常勤であります。議員の報酬とはいささか考え方が異なるというふうに思っております。市長、副市長、教育長、このご三方、1日24時間、365日、常に公の場に身を置いて、特に震災後は被災地を、そして国のあらゆるところ、中央省庁を含めて、東奔西走して時間的、公益的、対外的にも本当に一生懸命やって激務でありました。その対価としての公の実態としての報酬は、我々は少なからず必要であるのでないかなというふうに思っていると思います。審査でも議論はあったと思いますが、前の阿部市長については自分の政治姿勢の中で議員の加算額決定時においてもみずからの報酬にはいわゆる三役ともそれには今後の課題ということで手をつけなかったということでありまして、すばらしいことだなというふうに思います。その反面、前市長は、自分の職に対する対価という面では随分と自問自答していたというふうに記憶しております。新市長になって日が浅いとか、人での判断はあるとしても、その職が市民生活安定に奉仕する責任と権限を有する市長への報酬のあり方については、その是非については我々はじっくりと考えておく必要があるのではないかなというふうに思います。あくまでも報酬はその人ではなくて、その職と権限に基づいた対価でなければいけないのではないかな。したがって、その権限と責任がもし不十分なところがあれば、それはいろんな面で報酬の面での議論がなされ、それが結果として減額とかいうものになってくるかもしれませんけれども、基本的にはきちっとしたあり方を検討する必要性があるのではないかというふうに思います。それが少なくともこの件においては、同等の市町村、あるいはその状態に身を置く市町村の市長さん含めた三役の皆さんの実態をしっかり把握しておくべきだというふうに思います。  3つ目は、報酬等審議会での議論の結果に基づいて提案されているということでございます。いろんな状況の中で、東松島市の特別職報酬等審議会においてはいろんな意見があったというふうに聞いております。しかしながら、結果として全会一致で今回の答申に関しては了承されて、議案として提出をされているということでありますし、この審議会での決定というものは尊重し、重視すべきであるというふうに思います。それに基づいて、議会は決定をするわけですけれども、少なくともその人たちのその委員の皆さんの、あるいは審議会の決定というものは重視をすべきではないかなというふうに思います。  最後に、議員の加算額は、もう既に1回の定例会で15%と確定しております。こういう現実についても我々は考えておく必要があるなというふうに思います。結果的には、今修正案出されておりますけれども、この議論は合併時に既に今ある状況については検討なされていたという原点がありますので、どうか皆さん、そういうことをお考えになって、もう一度この三役に対する報酬の対価というものを十分検討していただいて判断をしていただきたいなというふうに思います。  以上で終わります。 ○議長(阿部勝德) 次に、原案及び修正案に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 原案及び修正案反対討論なしと認めます。  次に、原案に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 原案賛成討論なしと認めます。  次に、修正案に対する賛成討論の発言を許します。     〔「ちょっと待って。原案どおり……最初やったの原案じゃないか」と呼       ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 暫時休憩します。    午前10時32分 休憩                                              午前10時33分 再開 ○議長(阿部勝德) 再開します。  次に、修正案に対する賛成討論の発言を許します。8番小野 惠章さん。     〔8番 小野 惠章 登壇〕 ◆8番(小野惠章) 市民クラブの小野 惠章でございます。私は、議案第93号の修正案に賛成の立場から討論申し上げます。  原案、第93号は、本会議場で質疑応答が行われ、本来であれば9月7日の本会議においての即決議案でありました。しかしながら、議長采配で質疑応答を中止し、総務常任委員会に付託される案に議員全員が異議なしとし、総務常任委員会に付託決定されたものでございます。  総務常任委員会においては、先ほどの委員長報告どおり慎重に審査され、修正案の提出に至ったものと理解すべきであります。私たち議員は、議会のルールの中にあります。私たちの委員会の付託の意味は、会派における代表者に任せることです。その代表者の集まりの委員会の決定した貴重な意見であるこの修正案を尊重すべきであります。私たち議員には、市民への説明責任があります。本修正案に賛成することがその責務、義務を果たすことだと私は考えております。  議員各位におかれましては、ぜひとも私の賛成討論にご賛同いただきますようお願い申し上げ、私の賛成討論を終わります。 ○議長(阿部勝德) 次に、原案に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 原案賛成討論なしと認めます。  次に、原案及び修正案に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 原案及び修正案反対討論なしと認めます。  次に、原案に対する賛成討論を許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 原案賛成討論なしと認めます。  次に、修正案に対する賛成討論の発言を許します。18番滝 健一さん。     〔18番 滝 健一 登壇〕 ◆18番(滝健一) 私は、修正案に賛成する立場から討論させていただきたいというふうに思います。  そもそも今回の議案なのですが、15%の加算、このことに対して、私は決して反対するものではありません。むしろ遅きに失し、とうに加算してもよかったのではないかと思っているくらいでございました。  しかし、今回この議案が提案されて新聞紙上に掲載されまして、いろいろな少なくない市民の方々から私は連絡を受けました。そして、その連絡をもとに会派内でもいろいろと議論を交わしたところでありますが、今回4月に市長がかわられた直後、余りにも期間が少ないのではないかということで、むしろ私は市長提案に説得の立場でいろいろ話をした経緯もございましたが、なかなかその理解を得ることができませんで、多くの方々の意見はやはり最低限来年度からではいかがなものでしょうかというような話が多数ございました。私もそれならば全市議挙げて賛成するだろうし、多分ここまで反対する人はいないだろうというふうに思うわけであります。  一方、議会の議員の15%加算は4月に決められておったわけでございますが、これは議会といたしましては26人の定数を2度にわたり18人にまで減らしてまいりまして、その間、報酬、その他を上げないできたわけでございまして、費用弁償等のカットなんかも行われたわけでございまして、それに対する十分な議員の職責も大変多くなっておりますので、この辺で審議会にいろいろ計算されまして、月額報酬を上げるのは予算の負担が大きいということでとりあえず15%加算という方向で全議員が一致した経緯があったわけであります。  こうしたことから鑑みまして、来年4月1日までお待ちいただけないものかどうかというふうにお願いをしながら、今回提案された委員会の修正案について賛成の意思を表明するものであります。  以上であります。 ○議長(阿部勝德) ほかに討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) これをもって討論を終結します。  これより議案第93号を起立により採決します。  本案に対する委員長の報告は修正し可決すべきものです。  まず、委員会の修正案について採決します。委員会の修正案について賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(阿部勝德) 起立多数であります。よって、委員会の修正案は可決されました。  次に、ただいま修正議決した部分を除く原案についてを起立により採決します。修正部分を除く部分を原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(阿部勝德) 総員起立であります。よって、修正部分を除く原案は可決されました。 △日程第5 議案第98号 東松島市下水道条例の一部を改正する条例について ○議長(阿部勝德) 日程第5、議案第98号 東松島市下水道条例の一部を改正する条例についてを議題とします。  本案については、産業建設常任委員会にその議案審査を付託しておりましたが、同委員長より審査報告書が提出されております。報告書の朗読を省略し、審査の経過等について委員長の報告を求めます。産業建設常任委員会委員長大橋 博之さん。     〔産業建設常任委員会委員長 大橋 博之 登壇〕 ◆産業建設常任委員会委員長(大橋博之) 産業建設常任委員会に付託されました議案第98号東松島市下水道条例の一部を改正する条例についての審査の報告を申し上げます。  本委員会に付託されました議案第98号は、原案可決すべきものであります。  次に、審査の経過を申し上げます。審査は、9月21日に建設部下水道課から説明員の出席を求め、参考書類の提出、議案の補足説明を行い、質疑を行いました。その後、委員間討議を行い、討議終了後に採決を行い、総員可決すべきものと決定いたしております。  委員間討議の内容については、3点について議論がございました。1点目は、改正の趣旨についてであります。本市においては、東日本大震災や、消費税増税等による市民生活に配慮し、平成20年度の改定を最後に見送っていたため、結果的に使用料収入等で不足する部分については一般会計から多額の繰入金を受けている状況であり、今回下水道使用料の見直しを行い、下水道事業の安定化を図るものという点については理解できるものでありました。  2点目は、使用料の増額の妥当性であります。基本使用料を50円税抜き、従量料金を一律20円税抜きとなっており、1カ月20トンの増加額は274円となり、全世帯の7割に当たる世帯がこの金額に相当いたします。この程度の負担であれば、市民の皆様に納得していただける上げ幅と判断をいたしました。このことにより、平成32年度までは黒字化に転じ、赤字幅も減少する見通しであります。  3点目は、使用料の未納分についてであります。平成14年から平成26年までの期間の未納使用料は1,621万4,995円になっております。現在徴収方法を改善した結果、近年は収納率が99%に向上いたしましたが、今後未納繰越額が減少するよう収納対策課と連携し、徴収対策をより強化すべきと意見を申し上げまして、委員長報告とさせていただきます。 ○議長(阿部勝德) 以上で委員長報告を終了します。  これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 討論なしと認め、討論を終結します。  議案第98号を起立により採決します。  本案に対する委員長の報告は原案のとおり可決すべきものです。本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(阿部勝德) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。  暫時休憩します。    午前10時45分 休憩                                              午前10時58分 再開 ○議長(阿部勝德) 再開します。 △日程第6 認定第1号 平成28年度東松島市一般会計決算の認定について △日程第7 認定第2号 平成28年度東松島市国民健康保険特別会計決算の認定について △日程第8 認定第3号 平成28年度東松島市後期高齢者医療特別会計決算の認定について △日程第9 認定第4号 平成28年度東松島市介護保険特別会計決算の認定について △日程第10 認定第5号 平成28年度東松島市農業集落排水事業特別会計決算の認定について △日程第11 認定第6号 平成28年度東松島市漁業集落排水事業特別会計決算の認定について △日程第12 認定第7号 平成28年度東松島市下水道事業特別会計決算の認定について △日程第13 認定第8号 平成28年度東松島市野蒜北部丘陵地区土地区画整理事業特別会計決算の認定について △日程第14 認定第9号 平成28年度東松島市東矢本駅北地区土地区画整理事業特別会計決算の認定について △日程第15 認定第10号 平成28年度東松島市大曲浜地区土地区画整理事業特別会計決算の認定について ○議長(阿部勝德) 日程第6、認定第1号 平成28年度東松島市一般会計決算の認定について、日程第7、認定第2号 平成28年度東松島市国民健康保険特別会計決算の認定について、日程第8、認定第3号 平成28年度東松島市後期高齢者医療特別会計決算の認定について、日程第9、認定第4号 平成28年度東松島市介護保険特別会計決算の認定について、日程第10、認定第5号 平成28年度東松島市農業集落排水事業特別会計決算の認定について、日程第11、認定第6号 平成28年度東松島市漁業集落排水事業特別会計決算の認定について、日程第12、認定第7号 平成28年度東松島市下水道事業特別会計決算の認定について、日程第13、認定第8号 平成28年度東松島市野蒜北部丘陵地区土地区画整理事業特別会計決算の認定について、日程第14、認定第9号 平成28年度東松島市東矢本駅北地区土地区画整理事業特別会計決算の認定について及び日程第15、認定第10号 平成28年度東松島市大曲浜地区土地区画整理事業特別会計決算の認定についての10件を一括議題とします。  認定第1号から認定第10号までの10件については、財務常任委員会にその議案審査を付託しておりましたが、同副委員長より審査報告書が提出されております。報告書の朗読を省略し、審査の経過等について副委員長の報告を求めます。財務常任委員会副委員長熱海 重徳さん。     〔財務常任委員会副委員長 熱海 重徳 登壇〕 ◆財務常任委員会副委員長(熱海重徳) 私の都合で休憩を挟んでいただきまして、大変申しわけありませんでした。  それでは、議長への報告の前に、平成28年度決算審査分科会審査において、特に留意すべき事業案件を記録したもの、これ資料として皆さんのお手元に配付されておると思いますけれども、これを朗読させていただきます。  行政経営課。市有財産利活用推進事業、市有財産管理事業、人口減少が見込まれる中、これまで以上に施設の維持管理費が重くのしかかってくる。今後は、既存の公共施設の再編も視野に入れると同時に、施設整備を検討する際は事前に入念な審査を行い(または担当課に指示し)、施設利用の需要を把握した上で施設整備の是非を判断すべきである。  次に、ふるさと納税推進事業、ふるさと納税は税収をふやすと同時に、市のPRに寄与するものである。一方、事業としてどう進めるべきか、今後の本事業の進め方について検討すべきである。  次、総務課。一般職員等給与、時期を見て県内市平均に近づけるように職階を割り当てている等級を見直すべきである。  次に、広報広聴事業、ホームページを更新する予定であるようだが、あわせてSNSでの情報発信を検討し、アクセス件数がふえるような施策を講じるべきである。  次、人員配置の適正化、業務量や業務の難易度等を総合的に勘案し、適正な人員配置となるようにすべきである。  次、防災課でございます。防災対策推進事業、大規模災害への備えを推進すると同時に、有事の際の備えもあわせて推進すべきである。  復興政策課。地域公共交通活性化事業、デマンド型乗り合いタクシーは、市民の利便性向上を第一に考え、運用の見直しをすべきである。  福祉課。緊急通報体制整備事業、対象者全員の把握に努め、適切に措置すべきである。  子育て支援課。児童福祉費負担金、保育所保護者負担金及び放課後児童保護者負担金の収入未済額の徴収に当たっては、児童手当等の制度に基づいて適切に措置すべきである。  学校教育課。語学指導助手業務委託事業、英語教育充実に向けて必要な施策を講ずるべきである。  小中学校備品整備事業、国の理科教育設備整備費等補助事業を積極的に利用し、教育関連備品を充実させるべきである。  コミュニティ・スクール推進事業、研究の成果を平成29年度予算に反映すべきである。  生涯学習課。奥松島縄文村管理運営事業、特に市内小中学生の来館者が少なく、対策を講ずるべきである。  市民課。特定健康診査等事業、受診率向上等については、検証と分析を実施し、向上に努めるべきである。  収納対策課。納税推進事業、一般会計及び各種会計、歳入の根幹をなす財源の確保として、市税等の徴収業務に引き続き努力すべきである。  環境課。リサイクルセンター維持管理事業、空き缶圧縮機全体においてコンベヤー、タラップ、踊り場の腐食が著しい。圧縮機そのものも22年経過、安全上問題があり、早急な対処をすべきである。  一般廃棄物最終処分場事業維持管理事業、延命措置を含め、引き続き覆土管理に万全を期すべきである。  商工観光課。観光物産振興事業、観光客の誘致と市物産品の販売拡大になお努力すべきである。  農林水産課。6次産業化推進事業、6次産業化推進事業については、生産から販売までの総合的な事業を取り組むべきである。  建設課。市営住宅管理事業、対前年度比39%の未納額増加となり、災害公営住宅入居者の未納額が前年より約300万円増加となった。災害公営住宅は、負担軽減措置があるが、6年目以降は段階的に家賃の低減額が減少し、11年目は本来の家賃となることから、ますますの未納額増加が予想される。今後は、滞納者の支払い能力を適正に見きわめ、徴収対策をより強化すべきである。  記録については以上でございますが、分科会審査においては、そのほかにもたくさんのご指摘やご意見があったかと思われます。それらは、全て議会や民意のあらわれでございますので、執行部におきましてはこういったご意見を重く受けとめまして今後の業務に生かしていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、議長への副委員長報告をさせていただきます。平成29年9月27日、東松島市議会議長阿部 勝德様、東松島市議会財務常任委員会副委員長熱海 重徳。  財務常任委員会審査報告書。  本委員会に付託の議案は、慎重審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第110条の規定により報告します。  付託された議案名、それと審査結果の順でご報告させていただきます。  認定第1号 平成28年度東松島市一般会計決算の認定について、認定すべきもの。  認定第2号 平成28年度東松島市国民健康保険特別会計決算の認定について、認定すべきもの。  認定第3号 平成28年度東松島市後期高齢者医療特別会計決算の認定について、認定すべきもの。  認定第4号 平成28年度東松島市介護保険特別会計決算の認定について、認定すべきもの。  認定第5号 平成28年度東松島市農業集落排水事業特別会計決算の認定について、認定すべきもの。  認定第6号 平成28年度東松島市漁業集落排水事業特別会計決算の認定について、認定すべきもの。  認定第7号 平成28年度東松島市下水道事業特別会計決算の認定について、認定すべきもの。  認定第8号 平成28年度東松島市野蒜北部丘陵地区土地区画整理事業特別会計決算の認定について、認定すべきもの。  認定第9号 平成28年度東松島市東矢本駅北地区土地区画整理事業特別会計決算の認定について、認定すべきもの。  認定第10号 平成28年度東松島市大曲浜地区土地区画整理事業特別会計決算の認定について、認定すべきもの。  以上、報告とさせていただきます。 ○議長(阿部勝德) 以上で副委員長報告を終了します。  これらの決算については、申し合わせにより、副委員長報告に対する質疑を省略します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより認定第1号から認定第10号まで10件を一括して起立により採決します。  この10件の決算に対する副委員長報告はいずれも認定すべきものです。この10件の決算は副委員長報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(阿部勝德) 総員起立であります。よって、この10件の決算については認定することに決定いたしました。 △日程第16 議運発第1号 議員定数と報酬等並びに政治倫理のあり方に関する調査特別委員会の設置について ○議長(阿部勝德) 日程第16、議運発第1号 議員定数と報酬等並びに政治倫理のあり方に関する調査特別委員会の設置についてを議題とします。  議題の朗読を省略し、直ちに提出者より趣旨説明を求めます。提出者、議会運営委員会委員長滝 健一さん。     〔議会運営委員会委員長 滝 健一 登壇〕 ◆議会運営委員会委員長(滝健一) 趣旨については、この提案の目的等を見ていただければ、十分理解できると思うのですが、議員定数については26人から2度にわたり18人に減数したわけでありますが、全国的に先んじて定数を削減していたなと思ったところ、全国平均は昨年の統計で3万から5万の都市で17.7人まで減っております。我々の4年後の任期にはもう若干平均は減ってくるのではないかというふうに思われるところでありますが、これは削減ありきではございませんで、本市にふさわしい定数はどうあればいいかということを真剣に議論をしていただきたいというふうに思うところでございます。  議員報酬についても、特に議員報酬については、皆さんお気づきだと思うのですが、今回の先ほどの修正された議案の資料としていろいろ資料を渡されたわけでありますが、私議長やめたから言うのではないのですが、本市では特に議員対正副議長の報酬比率が低いのです。非常に議長、副議長の報酬が低くなっております。全国的に最下位の部類でありますが、こういうことをも含めて、総合的にいろいろと検討を加えていただきたいというふうに思うところであります。  政務活動費、それから政治倫理なのですが、本市ではこのことについては本当に全国的に見本的な線を行っているのではないかと思いますが、大きな都市ではこの政務活動と政治倫理については本当に毎日、新聞紙上、報道でマスコミ、にぎわっておりますが、首をかしげるような事態が起こっているところでございまして、本市でも決してそのようなことがあってはならないという立場から、どのようにしていったらいいかということを同時にいろいろと議論を煮詰めていただきたいということで、8人の定数を選んでいただきまして、この特別委員会を設置いたしたいというふうに議会運営委員会で決定しましたので、よろしくご賛同のほどお願い申し上げたいと思います。  以上です。 ○議長(阿部勝德) これをもって趣旨説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議運発第1号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議運発第1号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(阿部勝德) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。  暫時休憩します。    午前11時16分 休憩                                              午前11時17分 再開 ○議長(阿部勝德) 再開します。  ただいま設置されました議員定数と報酬等並びに政治倫理のあり方に関する調査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第9条第1項の規定により議長において指名いたします。お手元に配付した名簿を事務局職員に朗読いたさせます。議会事務局長、朗読。 ◎議会事務局長(勝又研一) それでは、議員定数と報酬等並びに政治倫理のあり方に関する調査特別委員会委員の委員名簿、氏名のみ朗読いたします。  石森 晃寿、上田 勉、齋藤 徹、小野 惠章、阿部 としゑ、五ノ井 惣一郎、大橋 博之、長谷川 博。  以上でございます。 ○議長(阿部勝德) 暫時休憩します。    午前11時18分 休憩                                              午前11時29分 再開 ○議長(阿部勝德) 再開します。  議員定数と報酬等並びに政治倫理のあり方に関する調査特別委員会より互選の結果について報告を受けております。  同特別委員会の委員長に小野 惠章さん、副委員長に長谷川 博さん、以上のとおり互選されました。  また、(1)、議員定数について、(2)、議員報酬について、(3)、政務活動費について及び(4)、市議会議員に関する政治倫理についてを閉会中の継続調査とすることにしたいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 異議なしと認めます。よって、閉会中の継続調査とすることに決定しました。 △日程第17 議員派遣の件(友好都市「東京都大田区」議員交流事業) △日程第18 議員派遣の件(友好都市「埼玉県東松山市」議員交流事業) △日程第19 議員派遣の件(友好都市「山形県東根市」議員交流事業) △日程第20 議員派遣の件(議会懇談会) △日程第21 議員派遣の件(宮城県市議会議長会議員研修会) ○議長(阿部勝德) 日程第17、議員派遣の件(友好都市「東京都大田区」議員交流事業)、日程第18、議員派遣の件(友好都市「埼玉県東松山市」議員交流事業)、日程第19、議員派遣の件(友好都市「山形県東根市」議員交流事業)、日程第20、議員派遣の件(議会懇談会)及び日程第21、議員派遣の件(宮城県市議会議長会議員研修会)の5件を一括議題とします。  お手元に資料を配付しておりますので、事務局職員に朗読いたさせます。議会事務局長。 ◎議会事務局長(勝又研一) それでは、朗読いたします。  議員派遣の件。平成29年9月29日。本議会は、地方自治法第100条第13項及び会議規則第166条の規定により、次のとおり議員を派遣するものとする。  記。1、友好都市「東京都大田区」議員交流事業。目的、友好都市である東京都大田区と議会議員相互交流を実施するもの。派遣場所、東京都大田区。期間、平成29年10月15日日曜日から10月16日月曜日まで。派遣議員、阿部 勝德議長、大橋 博之議員、熱海 重徳議員、齋藤徹議員、阿部 としゑ議員、櫻井 政文議員、滝 健一議員。ただし、内容に変更が生じたときは、その扱いについて議長に一任するものとする。  次に、日程第18になります。議員派遣の件。平成29年9月29日。本議会は、地方自治法第100条第13項及び会議規則第166条の規定により、次のとおり議員を派遣するものとする。  記。1、友好都市「埼玉県東松山市」議員交流事業。目的、友好都市である埼玉県東松山市と議会議員相互交流を実施するもの。派遣の場所、埼玉県東松山市。期間、平成29年11月3日金曜日から11月4日土曜日。派遣議員、阿部 勝德議長、上田 勉議員、小野 惠章議員、手代木 せつ子議員、佐藤 富夫議員、長谷川 博議員。ただし、内容に変更が生じたときは、その扱いについて議長に一任するものとする。  次に、日程第19になります。議員派遣の件。平成29年9月29日。本議会は、地方自治法第100条第13項及び会議規則第166条の規定により、次のとおり議員を派遣するものとする。  記。1、友好都市「山形県東根市」議員交流事業。目的、友好都市である山形県東根市と議会議員相互交流を実施するもの。派遣場所、山形県東根市。期間、平成29年12月20日水曜日から12月21日木曜日。派遣議員、全議員。  次に、日程第20になります。議員派遣の件。平成29年9月29日。本議会は、地方自治法第100条第13項及び会議規則第166条の規定により、次のとおり議員を派遣する。  1、議会懇談会。目的、東松島市議会基本条例に基づき、市民との情報共有を図るため、議会懇談会を開催する。派遣場所、矢本西市民センター、大曲市民センター、野蒜市民センター。期間、平成29年11月19日土曜日、1日限り。派遣議員、議員16名。ただし、内容に変更が生じたときは、その扱いについて議長に一任する。派遣16名につきましては、裏面のとおりであります。  最後に、日程第21、議員派遣の件でございます。平成29年9月29日。本議会は、地方自治法第100条第13項及び会議規則第166条の規定により、次のとおり議員派遣をするものとする。  1、平成29年度宮城県市議会議長会議員研修会。目的、議員の資質の向上及び議会活動の活性化を図るために研修会へ参加するもの。派遣場所、宮城県大崎市。期間、平成29年11月22日水曜日。派遣議員については、別紙16名でございます。ただし、内容に変更が生じたときは、その取り扱いについて議長に一任するものとする。  以上でございます。 ○議長(阿部勝德) お諮りします。  議員派遣の件5件は、派遣内容のとおり議員派遣することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 異議なしと認め、議員派遣の件5件は議員派遣することに決定しました。 △日程第22 総務常任委員会の閉会中の所管事務調査について △日程第23 民生教育常任委員会の閉会中の所管事務調査について △日程第24 産業建設常任委員会の閉会中の所管事務調査について △日程第25 財務常任委員会の閉会中の所管事務調査について ○議長(阿部勝德) 日程第22、総務常任委員会の閉会中の所管事務調査について、日程第23、民生教育常任委員会の閉会中の所管事務調査について、日程第24、産業建設常任委員会の閉会中の所管事務調査について及び日程第25、財務常任委員会の閉会中の所管事務調査についての4件を一括議題とします。  お手元に配付のとおり、各常任委員会より閉会中の調査の申し出があります。事務局職員に申し出の事件、または事項を朗読いたさせます。 ◎議会事務局長(勝又研一) それでは、総務常任委員会から事件及び目的のみを朗読させていただきます。  総務常任委員会。事件。(1)、復旧復興事業の進捗状況について。(2)、公共施設マネジメントについて。目的。(1)、復旧復興業務の進捗状況を調査し、各事業の現状、課題を把握する。(2)の目的、公共施設の現状把握及び今後の施設の改修、統廃合や管理方法について調査研究する。  次に、民生教育常任委員会でございます。事件、事由のみ朗読します。事件、大浜湿地整備事業について。宮戸地区内の大浜湿地復元計画について、計画の詳細を随時調査するため。次に、いじめ及び不登校への対策について。いじめ及び不登校の動向と、その対策について随時調査するため。次に、国民健康保険都道府県単位化について。新制度に円滑に移行、運営されるよう準備態勢について継続調査するため。次に、子育て支援事業及び支援制度の充実について。市が積極的に取り組むことが求められている子育て支援の総合的な提供と環境づくりについて調査をする。  次が産業建設常任委員会。事件につきましては、(1)、災害公営住宅の今後の管理運営について。(2)、観光事業の現状について。(3)、企業誘致の現状について。目的につきましては、前回の調査を踏まえ、継続的に調査すべきと判断した。  最後になりますが、財務常任委員会。事件につきましては、委員会の運営及び機能向上に関する調査及び研究。目的、調査及び研究を実施することにより、委員会の運営及び機能向上を図る。特に平成30年度当初予算審査に備える。  以上でございます。 ○議長(阿部勝德) お諮りします。  各常任委員長から申し出がありました日程第22から日程第25まで4件を閉会中の継続調査とすることに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部勝德) 異議なしと認めます。よって、各常任委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。  以上をもって本定例会に付議された議案の審議は全部終了いたしました。  これにて平成29年第3回東松島市議会定例会を閉会します。    午前11時39分 閉会...