東松島市議会 > 2012-09-14 >
09月14日-議案質疑、委員会付託-05号

  • "標準財政規模"(/)
ツイート シェア
  1. 東松島市議会 2012-09-14
    09月14日-議案質疑、委員会付託-05号


    取得元: 東松島市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-17
    平成24年  9月定例会(第3回)         平成24年 第3回東松島市議会定例会会議録(第5号)                                          平成24年9月14日(金曜日)                                                 出席議員(21名)    1番  五野井 敏 夫            2番  八 木 登喜雄    3番  新 貝 貢 一            4番  大 橋 博 之    5番  多 田 龍 吉            6番  阿 部 勝 德    7番  阿 部 としゑ            8番  滝   健 一    9番  熱 海 重 徳           10番  小 野 惠 章   11番  古 川 泰 廣           12番  五ノ井 惣一郎   13番  丹 野 幸 男           14番  佐 藤 筐 子   15番  八 木 繁 次           16番  熊 谷 昌 崇   17番  小 野 幸 男           18番  菅 原 節 郎   20番  長谷川   博           21番  上 田   勉   22番  佐 藤 富 夫                                                 欠席議員(なし)                                                 欠  番   19番                                                 説明のために出席した者   《市 長 部 局》      市         長    阿  部  秀  保      副    市    長    大  沼  雄  吉      総   務  部   長    小  野  弘  行      復 興 政 策 部 長    古  山  守  夫      移 転 対 策 部 長    内  海  茂  之      市 民 生 活 部 長    大  友  利  雅      保 健 福 祉 部 長    櫻  井  清  春      兼 社 会 福 祉事務所長      建   設  部   長    佐 々 木  哲  也      産   業  部   長    及  川  康  之      会 計 管理者会計課長    手 代 木     均      総 務 部 総 務 課 長    川  田  幸  一      併選挙管理委員会事務局長      保 健 福 祉 部福祉課長    村  上     修      兼社会福祉事務所副所長      建 設 部 下 水 道 課長    伊  藤  克  弥      産 業 部 商 工観光課長    小  林     勇   《教育委員会部局》      教    育    長    工  藤  昌  明      教   育  次   長    小  山  直  美   《監査委員部局》      代 表 監 査 委 員    土  井  一  朗      監 査 委 員 事 務 局長    樫  崎     正                                             《議会事務局》      議 会 事 務 局 長    松  谷  善  雄      議 会 事 務 局 次 長    青  山  幸  次        議事日程 第5号 平成24年9月14日(金曜日)午前10時開議 第 1 会議録署名議員の指名 第 2 議案第69号 東松島一般職任期付職員採用等に関する条例の制定について 第 3 議案第70号 東松島市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例の制定について 第 4 議案第71号 東松島東日本大震災復興特別区域法第28条第1項の規定に基づく            準則を定める条例の制定について 第 5 議案第72号 東松島復興産業集積区域における固定資産税課税免除に関する条            例の制定について 第 6 議案第73号 石巻広域都市計画事業東矢本駅北地区被災市街地復興土地区画整理事            業施行規程を定める条例の制定について 第 7 議案第89号 平成24年度野蒜北部丘陵地区土地区画整理事業特別会計予算につい            て 第 8 議案第90号 平成24年度東矢本駅北地区土地区画整理事業特別会計予算について 第 9 議案第82号 平成24年度東松島一般会計補正予算(第4号)について 第10 議案第83号 平成24年度東松島国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につ            いて 第11 議案第84号 平成24年度東松島後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)に            ついて 第12 議案第85号 平成24年度東松島介護保険特別会計補正予算(第2号)について 第13 議案第86号 平成24年度東松島農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)            について 第14 議案第87号 平成24年度東松島漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)            について 第15 議案第88号 平成24年度東松島下水道事業特別会計補正予算(第3号)につい            て 第16 認定第 1号 平成23年度東松島一般会計決算認定について 第17 認定第 2号 平成23年度東松島国民健康保険特別会計決算認定について 第18 認定第 3号 平成23年度東松島後期高齢者医療特別会計決算認定について 第19 認定第 4号 平成23年度東松島介護保険特別会計決算認定について 第20 認定第 5号 平成23年度東松島介護予防サービス事業特別会計決算認定につ            いて 第21 認定第 6号 平成23年度東松島農業集落排水事業特別会計決算認定について 第22 認定第 7号 平成23年度東松島漁業集落排水事業特別会計決算認定について 第23 認定第 8号 平成23年度東松島下水道事業特別会計決算認定について                                                  本日の会議に付した事件 議事日程のとおり    午前10時00分 開議 ○議長五野井敏夫) ただいまの出席議員は21名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付してある議事日程第5号をもって進めます。  本日の会議には、答弁のため市長を初め関係行政機関の長の出席を求めております。  報道機関より撮影の申し出がありますので、これを許可いたします。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長五野井敏夫) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において15番八木 繁次さん、16番熊谷 昌崇さん、以上の2名を指名いたします。 △日程第2 議案第69号 東松島一般職任期付職員採用等に関する条例の制定について △日程第3 議案第70号 東松島市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例の制定について △日程第4 議案第71号 東松島東日本大震災復興特別区域法第28条第1項の規定に基づく準則を定める条例の制定について △日程第5 議案第72号 東松島復興産業集積区域における固定資産税課税免除に関する条例の制定について △日程第6 議案第73号 石巻広域都市計画事業東矢本駅北地区被災市街地復興土地区画整理事業施行規程を定める条例の制定について △日程第7 議案第89号 平成24年度野蒜北部丘陵地区土地区画整理事業特別会計予算について △日程第8 議案第90号 平成24年度東矢本駅北地区土地区画整理事業特別会計予算について ○議長五野井敏夫) 日程第2、議案第69号 東松島一般職任期付職員採用等に関する条例の制定について、日程第3、議案第70号 東松島市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例の制定について、日程第4、議案第71号 東松島東日本大震災復興特別区域法第28条第1項の規定に基づく準則を定める条例の制定について、日程第5、議案第72号 東松島復興産業集積区域における固定資産税課税免除に関する条例の制定について、日程第6、議案第73号 石巻広域都市計画事業東矢本駅北地区被災市街地復興土地区画整理事業施行規程を定める条例の制定について、日程第7、議案第89号 平成24年度野蒜北部丘陵地区土地区画整理事業特別会計予算について、日程第8、議案第90号 平成24年度東矢本駅北地区土地区画整理事業特別会計予算について、以上7件は一括議題とします。  議案第69号外6件については、東松島復興まちづくり計画に関する調査特別委員会にその議案審査を付託しておりましたが、同委員長より議案審査報告書が提出されておりますので、早速委員長の報告を求めます。東松島復興まちづくり計画に関する調査特別委員会委員長。     〔東松島復興まちづくり計画に関する調査特別委員会委員長 大橋 博之 登壇〕 ◆東松島復興まちづくり計画に関する調査特別委員会委員長大橋博之) それでは、報告を申し上げます。  東松島市議会議長五野井 敏夫様。東松島復興まちづくり計画に関する調査特別委員会委員長大橋 博之。  委員会審査報告書。本委員会に付託された事件は、審査の結果、次のとおり決定したので、議会会議規則第103条の規定により報告をいたします。  まず、審査の経緯でありますが、詳細についてでありますが、議長を除く全員で構成する特別委員会でございますので、この部分は割愛をいたします。  それでは、申し上げます。事件の番号、件名、審査の結果、読み上げます。  議案第69号 東松島一般職任期付職員採用等に関する条例の制定について、原案可決すべきもの。  議案第70号 東松島市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例の制定について、原案可決すべきもの。  議案第71号 東松島東日本大震災復興特別区域法第28条第1項の規定に基づく準則を定める条例の制定について、原案可決すべきもの。  議案第72号 東松島復興産業集積区域における固定資産税課税免除に関する条例の制定について、原案可決すべきもの。  議案第73号 石巻広域都市計画事業東矢本駅北地区被災市街地復興土地区画整理事業施行規程を定める条例の制定について、原案可決すべきもの。  議案第89号 平成24年度野蒜北部丘陵地区土地区画整理事業特別会計予算について、原案可決すべきもの。  議案第90号 平成24年度東矢本駅北地区土地区画整理事業特別会計予算について、原案可決すべきもの。  また、議案第70号については附帯決議があります。裏面をごらんいただきたいと思います。この附帯決議に関して報告を申し上げます。本特別委員会の新貝 貢一委員より、この議案についての審査の過程におきまして、この附帯決議を案として提出をされました。賛成多数により可決され、本日附帯決議として報告をさせていただいております。また、議案第89号におきましても附帯決議案が提出をされましたが、賛成少数で否決をされております。  以上であります。 ○議長五野井敏夫) 以上で委員長報告を終了します。  お諮りいたします。議案第69号外6件については特別委員会において十分審査を尽くしておりますので、ここでの委員長報告に対する質疑は省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長五野井敏夫) 異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑を終結します。  これより議案第69号外6件について一括して討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長五野井敏夫) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結します。  これより議案第69号から議案第73号及び議案第89号並びに議案第90号を一括採決します。  これらについては原案のとおり決定することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長五野井敏夫) 異議なしと認めます。よって、議案第69号から議案第73号及び議案第89号並びに議案第90号は原案のとおり可決しました。 △日程第9 議案第82号 平成24年度東松島一般会計補正予算(第4号)について △日程第10 議案第83号 平成24年度東松島国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について △日程第11 議案第84号 平成24年度東松島後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について
    日程第12 議案第85号 平成24年度東松島介護保険特別会計補正予算(第2号)について △日程第13 議案第86号 平成24年度東松島農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について △日程第14 議案第87号 平成24年度東松島漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について △日程第15 議案第88号 平成24年度東松島下水道事業特別会計補正予算(第3号)について ○議長五野井敏夫) 日程第9 、議案第82号 平成24年度東松島一般会計補正予算(第4号)について、日程第10、議案第83号 平成24年度東松島国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、日程第11、議案第84号 平成24年度東松島後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、日程第12、議案第85号 平成24年度東松島介護保険特別会計補正予算(第2号)について、日程第13、議案第86号 平成24年度東松島農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について、日程第14、議案第87号 平成24年度東松島漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について、日程第15、議案第88号 平成24年度東松島下水道事業特別会計補正予算(第3号)についての7件は一括議題とし、前回の議事を継続します。  お諮りいたします。議案第82号から議案第88号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長五野井敏夫) 異議なしと認めます。よって、これらについて委員会の付託を省略することは可決されました。  引き続き審議を行います。これより1議題ずつ討論、採決に入ります。  初めに、議案第82号についての討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長五野井敏夫) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結します。  これより議案第82号 平成24年度東松島一般会計補正予算(第4号)についてを採決します。  本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長五野井敏夫) 異議なしと認めます。本案は原案のとおり可決しました。  これより議案第83号についての討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長五野井敏夫) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結します。  これより議案第83号 平成24年度東松島国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてを採決します。  本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長五野井敏夫) 異議なしと認めます。本案は原案のとおり可決しました。  これより議案第84号についての討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長五野井敏夫) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結します。  これより議案第84号 平成24年度東松島後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についてを採決します。  本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長五野井敏夫) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決しました。  これより議案第85号についての討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長五野井敏夫) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結します。  これより議案第85号 平成24年度東松島介護保険特別会計補正予算(第2号)についてを採決します。  本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長五野井敏夫) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決しました。  これより議案第86号についての討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長五野井敏夫) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結します。  これより議案第86号 平成24年度東松島農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)についてを採決します。  本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長五野井敏夫) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決しました。  これより議案第87号についての討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長五野井敏夫) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結します。  これより議案第87号 平成24年度東松島漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についてを採決します。  本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長五野井敏夫) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決しました。  これより議案第88号についての討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長五野井敏夫) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結します。  これより議案第88号 平成24年度東松島下水道事業特別会計補正予算(第3号)についてを採決します。  本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長五野井敏夫) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第16 認定第1号 平成23年度東松島一般会計決算認定について △日程第17 認定第2号 平成23年度東松島国民健康保険特別会計決算認定について △日程第18 認定第3号 平成23年度東松島後期高齢者医療特別会計決算認定について △日程第19 認定第4号 平成23年度東松島介護保険特別会計決算認定について △日程第20 認定第5号 平成23年度東松島介護予防サービス事業特別会計決算認定について △日程第21 認定第6号 平成23年度東松島農業集落排水事業特別会計決算認定について △日程第22 認定第7号 平成23年度東松島漁業集落排水事業特別会計決算認定について △日程第23 認定第8号 平成23年度東松島下水道事業特別会計決算認定について ○議長五野井敏夫) 日程第16、認定第1号 平成23年度東松島一般会計決算認定について、日程第17、認定第2号 平成23年度東松島国民健康保険特別会計決算認定について、日程第18、認定第3号 平成23年度東松島後期高齢者医療特別会計決算認定について、日程第19、認定第4号 平成23年度東松島介護保険特別会計決算認定について、日程第20、認定第5号 平成23年度東松島介護予防サービス事業特別会計決算認定について、日程第21、認定第6号 平成23年度東松島農業集落排水事業特別会計決算認定について、日程第22、認定第7号 平成23年度東松島漁業集落排水事業特別会計決算認定について、日程第23、認定第8号 平成23年度東松島下水道事業特別会計決算認定については関連がありますので、一括議題とし、前回の議事を継続します。  これより質疑に入ります。これらの決算の審査は平成23年度決算審査特別委員会に付託したいと思いますので、ここでの質疑は総括的な事項に限り、事前通告のあった会派の議員に許します。  初めに、第1位、清風、小野 惠章さん。 ◆10番(小野惠章) おはようございます。会派清風を代表いたしまして、幹事長の私のほうから質問させていただきます。  財源の確保と経費の削減の努力についてお伺いしたいと思います。今回の平成23年度決算は、大震災災害救助復旧事業により、一般会計においても通常と異なる大きな規模の約589億円となっております。また、今決算において、23年度におきましては専決処分補正額とも多く、震災対応に即応したものでいたし方ないが、決算の結果は後年度の予算編成行政執行に生かされるべきとの点から以下を問うものであります。  今決算において、国、県からの交付金補助金はもとより、東松島市の独自財源の努力はどのように行われたか、また経費の削減の努力はどのように行われたかお聞きします。  2つ目ですけれども、市税の減収が今後も継続していくことの自主財源で可能な事業が限定されると予想されておりますが、今23年度決算において市長が最重要とした施策は何なのでしょうか。  3点目です。各種団体への補助金の削減、またカットがあったように思えますが、それが及ぼした影響はどのようなものであったのかお聞きしたいと思います。 ○議長五野井敏夫) 市長。 ◎市長(阿部秀保) 皆さん、おはようございます。きょうもよろしくお願いいたします。  それでは、総括質疑ということで通告いただいています第1位の清風代表としまして小野 惠章議員の1件3点について答弁させていただきます。  まず、この予算、平成23年度につきましては、言うまでもなく最終日議長動向報告の中で震災に見舞われまして、この議場からすぐに災害対策本部設置というような慌ただしい動きの中で、本部に入った途端、先ほどまで議場で予算認めた23年度はどうなるのだろうというような思いもしながら、人命救助、行方不明の捜索活動、あるいは避難所の設置、運営ということで、非常に慌ただしく一日一日を過ごしました。そういった中で、もう3月中に行政経営課長、班長のほうから青い顔して困ったと。要するに、瓦れきの処理もスムーズに計画を立てて、今後市内建設業界を中心にお願いする際、支払い等々を考えるともう財源が非常に厳しいと。というよりも、私も市民の財産、要するに私たちからすれば市税課税するものが非常に、沿岸部は流失したということで市税見込めないと、切符すらいつ発行できるのだろうと、そういった状況でございました。  そういった中で、不謹慎だと言われるかもしれませんけれども、やはり財源の確保は絶対必要だということで、3月中に、幸いでありましたけれども、財務副大臣が宮城県出身だということで、直接財務副大臣に連絡をとりまして、普通地方交付税前倒し、前払いをお願いしました。本来普通交付税は4月、6月、9月、11月、そして特別交付税については12月、3月ということで交付されるわけでありますけれども、それを前倒しをお願いしたいとしましたところ、これが役所だなと思うのは正直ありますけれども、4月1日の日にお返事をいただきまして、直接財務副大臣のほうから、1週間後、4月8日に振り込むということで一息ついたという、ここからが財源確保のスタートでございます。そして、あわせて瓦れきの処理については平成15年の北部連続地震を経験に、やはり100%補助、交付を確保しようということで、これはかなり交渉させていただきまして、最終的には、多分被災地みんなでそういった声出したと私は思いますけれども、私自身皆さんと連絡はとれませんでしたので、内閣府とやりとりさせていただいて、菅総理も見えられて、瓦れきについて認識深めていただいたというふうに思っていますが、そのときまでは90%ということでしたので、見に来られて100%になりましたので、瓦れきについては200億を超える交付金被災地の中で一番最初にいただいたということは、これはやはり職員の書類を含めて取り組んできた、あるいは現場の建設業界のしっかりしたやり方が国から認められて交付いただいたというふうに思っていますので、そういった順番。  そして、何といいましても議会の皆さんのおかげなのですけれども、私は5年かかったというふうに思っていますが、平成23年度分の決算ですから、特定防衛施設周辺整備調整交付金、9条交付金、これが22年度と比較すると1億5,804万8,000円多く交付いただいたと。これは、前年度が2億3,970万6,000円でしたので、この原因は法律改正をしていただいたと。防衛副大臣がご案内のとおりおりましたので、親身になってやっていただきまして、防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律施行規則、これを改正していただきまして、どのように改正したのかというと、大規模かつ特殊訓練、要するにブルーインパルスです。ブルーインパルスを特殊訓練ということで位置づけていただきまして、防衛大臣が認めたものということで、前年度比よりも1億5,804万8,000円多くいただいたと。さらに、ソフト事業も新たに加えていただいて、このお金を医療費の助成、医療費の拡大等に使います。それから、今うちで運営していますコミュニティーバス運営費等の助成ということで、非常に東松島市の言い分を受けていただいたと。これは、震災前から5年間議会と合わせてお願いした分でございますので、これが花開いたなということで、最後に法律改正まで行きましたので、こういった財源の確保。  それから、削減の部分でありますけれども、これは議員言うまでもなく、最初にいち早く被災地では多分うちが早かったと思うのですけれども、特別職の報酬カットをやらせていただいたと。これは、いろいろ議論はあるかもしれませんけれども、被災地、我々現場に出て行くに当たってはこういった取り組みも必要かなということで、議会全員の皆さんのご理解いただいて、6月にも報酬カットをしました。  それから、2点目でありますが、2点目につきましては基本的には震災の年でしたので、復旧、復興、被災者の生活再建と産業の再生を最優先に、23年、24年、現在も続いているわけでありますが、その中であえて一般的な部分を申し上げれば、やはり大きなのは初めてのPFIであります新学校給食センターの建設完工、この分と、ソフト面になりますが、宮城県内で初めて13市の中では医療費を小学校6年生まで無料化したということ。そして、これは後出しじゃんけんのような感じしますけれども、本当にやってよかったなと思うのは市報の月2回発行でございます。これは、被災者は本当に要するに市役所の情報を待ち望んでいるというふうにわかりましたので、これは情報の提供ということでは前々から、平成21年からも準備して、23年の4月1日からということではございましたけれども、これはやはり市の広報を月2回提供できたということは、今でも月2回待ち望んでいる声大きいわけでありますので、これは被災するように用意したことではございませんけれども、23年度の税金の使い方としては極めて非常に議会のご理解をいただいて、よかったなと私的には改めて感じているところでございます。  それから、3点目でありますが、この点について誤解あるかもしれませんけれども、基本的にはカットしませんでした。お祭りもそうなのですけれども、自主的に任せると。要するに私としては聞き上手になっていただきたいのですけれども、やるような気持ちでもないかもしれないけれども、あわせて予算もなかったしということではなくて、やはりやるやらないはその現場での判断していただいて、予算は環境美化もそうですし、祭り等もそうですけれども、予算はそのまま置かせていただいて、そしてやらなかったところは返していただくと、使わないということになりますが、そういった取り組みしましたので、ほとんど状況的にはカットというような取り組みはしませんでしたので、そういったことでございます。  以上3点答弁させていただきます。 ○議長五野井敏夫) 小野 惠章さん。 ◆10番(小野惠章) 本当に大変なときでしたから、市長を初め執行部の努力というのは本当に評価したいと思っています。先般テレビの報道の中で、瓦れきの報道があった中で石巻市は東松島市の約7倍、1トン当たり経費がかかっているということで、そこの中で大友部長出ていらっしゃって、全国の人からいただいたお金は一円たりとも無駄にできないのだということでした。当然のことだと思っておりますし、それで今決算においても瓦れきの関係の部分はしっかりと数字として出ているわけですけれども、その辺の適正な予算執行がしっかりと行われたのかということを1つお聞きしたいと思いますし、また各種団体への補助金のカットはなかったとおっしゃっています。カットはないにしても、各団体が率先して、こういう大変な時期ですから結構ですよということもあったやに思っております。そういう市民サイドの努力もあって、そういう中でもしっかりと各団体がそういう補助金なしで行われたということもあるのだろうと思いますし、そういう中で、ではそれであれば今までの補助金制度、補助金のあり方も今後見直しの対象になり得るのかなという部分も私自身は考えていますし、その辺の考え方をお聞かせいただきたい。  以上です。 ○議長五野井敏夫) 市長。 ◎市長(阿部秀保) 実はきのうおとといでしたか、環境省の本省から課長補佐参りまして、今後の瓦れきについての打ち合わせをさせていただきました。大友部長も同席しましたが、その際評価いただいたのは最初からよかったと、要するに概算200億を超す、東日本大震災の中で一番の概算はいただいたのですけれども、それも書類とかやはりそろっていないと出せないわけですので、それを早く下さいというふうには財務大臣には実はお願いはしたのですけれども、非常に政治的な配慮なしで、東松島市は事務的なレベルでは交付できたということで、もう最初から違うのですものねという、ほかがどうだという意味ではないのですけれども、そういったことで瓦れきについては今度また査定を受けているわけでありますけれども、非常に最初の入りというのは、議会の皆さんも含めて職員も平成15年の北部連続地震、これを教訓としたと、これに尽きるというふうに思います。それから、地元建設業界と行政の信頼関係、この部分だというふうに、これに尽きると思っていますので、これが構築されていますので、今後も信頼関係を大切にしながら議会の皆さんご理解いただいて、瓦れきについては国税、皆さんの税金だということを肝に銘じて、そしてやはりスピード感を持って取り組んでいきたいと。そしてまた、国の方針である雇用の創出ということでもございますので、期限が限られていますけれども、雇用にも配慮して瓦れきについてはやっていきたいと思っています。  それから、各種団体への件でありますが、これは今回決算等でも皆さんに審査していただきながら、市としても、これは私の実感するところですけれども、今現在と半年後で事業を大きくしたいとか、そういったこともありますので、先を読んだ形での配慮も必要だと。そしてまた、今回議員がご提言のそれぞれの各種団体の中での自主的な判断、今後の自立も含めて、そういったものもちょうど精査するというと、震災と一緒にという意味ではないのですけれども、そういった機会になればそういった見方もあるのかなと思いますので、それらご提言を生かしながら今後考えていきたいというふうに思います。 ○議長五野井敏夫) 小野 惠章さん。 ◆10番(小野惠章) 最後にですけれども、震災発災後からもう1年半が過ぎて、それで被災されて今も大変な方と、被災度が軽くて普通の生活に戻った市民という、そういう色分けも少し出てきたのかなと思っています。そういう中で、結局望むものも違ってきたのではないかなと思っています。それで、23年度において執行できなかったというか、執行すべきものが財源がなくてできない部分が多々あったと思います。その件に関しては今後どういう形で執行されていくのか、それも市税とか固定資産税が随分減った中でどう取り戻していくのかということを最後にお聞きしたいと思います。 ○議長五野井敏夫) 市長。 ◎市長(阿部秀保) 23年度の決算を踏まえて、当然建設部で管轄する分については事業を休止しておりますので、その中でも特に、私も何カ所か市民の皆さんから直接声いただいて、現場に帰り道寄ったりしていると、市民の皆さんが、利便性というのではなくて安全対策上という意味でご提言いただいたりしていますので、優先的に安全的な部分、そういったものは例えば舗装であればすごく短いのですけれども、そういったところはもう補正等々で対応したいと思いますし、それから今議員からのご提言も含めてですけれども、やはり23年度については特に道路関係は本当に休止していますので、これらも見直しを図りながらやっていきたいというふうに考えております。 ○議長五野井敏夫) 次に、第2位、清心会、滝 健一さんの質疑を許します。 ◆8番(滝健一) それでは、施策の成果に関する若干の問題といいますか、課題についてお伺いしたいと思います。  1年間の決算をしてみて、予算がその年度の所期の効果を上げることができたかどうか、さらにはその事業の実績や効果についても検証することができるものと考えられます。23年度は、特に一般会計では東日本大震災の影響で、22年度対比歳入では3.68倍、歳出では3.52倍の規模に膨れ、市長を先頭に職員の心骨惜しまない仕事ぶりをうかがい知ることができます。将来の財政運営に反映させるべき見地から、次の3点についてお伺いをいたしたいと思います。  初めに、例年の各事業の震災による影響についてはどのように総括していらっしゃるかお伺いします。  次に、主要施策の成果説明書には成果として何々が、あるいは何々を図られた、寄与した、された、それから努めたなどと記されております。逆効果的だったり非効率的だったりの側面の表現がないようであります。23年度を振り返ったとき、決算説明書に記されていない市長の思いをぜひお聞かせ願いたいと存じます。  最後に、行財政改革の財政面における取り組みと成果についてはどう捉えているかお尋ねしたいと思います。 ○議長五野井敏夫) 市長。 ◎市長(阿部秀保) それでは、通告第2位、清心会を代表して滝 健一議員の1件3点についてのご質問いただいていますので、1点目から順番に答弁させていただきます。  まず、前者、小野 惠章議員の清風を代表したご質問に答弁いたしましたが、震災直後から復旧、復興、被災者の生活再建、あわせて産業の再生ということで取り組んでまいりまして、私自身が市長室に戻ったのが1月からでございます。12月の28日の仕事納めまでは、100日目までは災害対策本部、101日目から現在は震災復興本部ということで、そういったことでほぼ災害対応と言っても過言でない。その中で、部、課の中では復旧、復興、あわせて常時の住民サービスの業務についたということにはなるわけでありますが、基本的には今答弁いたしましたように災害救助と災害復旧事業、そしてこれらにかかわる事業を優先として取り組んだ年度だったというふうになろうかと思います。今議員からの各事業ということになりますが、特にハード面になりますが、普通建設事業、小野 惠章議員のご質問にお答えしましたけれども、大半が休止せざるを得なかったということになります。そういったことで、今後は去年11月にお認めいただきました復興まちづくり計画に基づいて、第6次実施計画の具現化に向けた取り組みを今現在しているわけでありますので、そういった取り組みを23年度をもとにしていきたいと。それから、あわせてソフト事業ですけれども、年度非常に厳しいことがございまして、縮小や同じように休止したりしたわけでありますので、それらも多少はおくれはあったものの、今現在は平常に戻りつつあるということで、着実に行政サービスが実施されるように図っていきたいというふうに考えております。  なかなか、2点目とリンクしますけれども、評価ということでは非常に難しい点があろうかということで、議員のほうから特に2点目の成果、私の思いということで申し上げますと、やはり震災当初は言うまでもなく人命救助、そして行方不明者の捜索を最優先に避難所設置、避難所設置すれば水とか食料の確保になります。そして、あわせて医療環境、衛生対策、それからあわせて衣類等々の救援等々もお願いしながら、仮設住宅の提供、そして今現在は集団移転、住宅の再建、再構築、今現在でも心のケア、そういったもろもろの取り組みをしているところでございますので、正直この成果説明書、私も議員の皆さんよりはチェックということで最初に目を通すわけでありますが、例年どおりのまとめ方せざるを得ないところはご理解いただきたいのですけれども、特にご負担かけたなと、こう見て思っていたのは8つの市民センターでございます。1万2,000人ぐらいがたしか22年度に比較すれば利用者減となっていますが、その原因に市民センターが避難所だったり、あるいは地域の復旧、復興に非常にご支援いただいたということでは成果説明以上のものがございますし、それからこれは成果説明書にないわけですけれども、我々のほうで今後どういうふうに保存するかという課題はあるのですけれども、やはり例えば人命救助及び行方不明者の捜索活動ということで、自衛隊等々の皆さんから6万5,000人以上のご支援いただいて、市内の消防団も一緒になって捜索活動したと。そういったものはちょっとしかこの成果説明書には載せていない部分でございますので、23年度は主要施策の成果説明書以上の復旧、復興については、国、県が携わる部分が多いわけでありますけれども、非常に多かったと。そういうことで、むしろ成果説明書よりも今後、今私が答弁いたしました事業等へのまとめ、そして瓦れき等についてはDVDで残すとか、そういったことをやっていきたいなというふうに思っています。この分だけの成果説明書ですと、なかなか数字的なもので表現が多いわけですので、それ以外の23年度については具体的に復旧、復興、人命救助含めてどういった分だったのだということもございますので、それらの課題は成果説明書に載せられない部分、記載される部分はあるのかなというふうに感じるところでございますので、ご提言なども生かしながら取り組んでいきたいというふうに思っています。率直に申し上げまして、23年度は皆様から、職員頑張ったのはもちろんなのですけれども、国内外からのご支援あってきょうがあるということで、いつも同じようなパターンのお答えしかできませんけれども、恩返しはやっぱりしっかり復興することだと、これ以外にないなというふうに考えているところでございます。  それから、3点目になりますが、行財政改革については22年度の検証しかできませんでした。23年度についての行政改革ということでは踏み込むことはできませんでしたけれども、行革の精神があるから我々特別職の経費の削減も皆さんとともに一緒に踏み込めたのかなというふうにも思っていますし、財源の確保では先ほど、私の仕事なのですけれども、相手があってご協力をいただいてのことですが、これは私の仕事だと思いまして、随分交渉させていただきました。その中では、やはり特別交付税と震災復興特別交付税、これが東松島市は満額いただけたと私は思っていますので、行政経営課とも突き合わせて、これが我々見積もりよりは24億ほど多くいただきましたので、これら財政面については、当初23年度決算ということを言わせていただければ、非常に雲行き怪しいところから最終的な決算のぎりぎりの3月の特別交付税、震災復興特別交付税でありますけれども、合わせて67億3,392万8,000円、これいただいたということで、非常に財政面では何とかやりくりできたと。改めて、残念ながらなのですけれども、国との関係がやはり大切だなというのは正直実感したところでございます。  以上でございます。 ○議長五野井敏夫) 滝さん。 ◆8番(滝健一) 先ほどの小野議員の質疑に対する答弁とあわせて、ほぼ理解できるわけであります。1番目の、ここ数年1級建築士を派遣して耐震審査やっていましたね。それとの現況、兼ね合いといいますか、それどのように見ているでしょうか。  それから、2番目に関係しては、震災対応については市民ひとしく大きな評価を与えていられるというふうに私は思っております。ただ、総じてはそう言うのですが、中をよく分析してみると、私一般質問でも申し上げましたが、二度と同じようなことがあってはいけないのですが、今後類似したようなことがあらわれた場合の手順、住宅の査定の問題で最初のやり方と末期のやり方で著しく変わったのです、著しくよいほうに変わったのです。最初からいいやり方でやるべきだったのでしょうけれども、これを非難するのはちょっと私は酷だと思います、ああいうさなかですから。ですから、その教訓を踏まえまして、やっぱりそうした手順をきちっと検証しておかないと何のための今までの経験だったかということになりかねないと思うのです。査定の結果についても、いろいろとこのことについては市民から余り市長の耳には聞こえないでしょうけれども、我々末端の者については少なからず聞こえてきていると、ひどい人についてはでたらめな仕事だというような表現までしている方もいらっしゃいます。これは一部当たっているので、それを真っ向から否定するわけにもいきませんで、ただこういったような事情だから、こうですからということで納得をいただくように努めてまいりましたが、その辺の検証なり教訓をどのように生かしていくかということについて、以上2点お伺いします。 ○議長五野井敏夫) 市長。 ◎市長(阿部秀保) 1点目は、担当部のほうから答弁させてください。  2点目は私のほうから。今回、検証は大切だなと思います。特に瓦れきについては、まさしく平成15年で四苦八苦したことがありましたので、今回が生きたということでありますので、経験する必要はないのですけれども、今回東日本大震災経験しましたので、今議員ご提言のとおりだというふうに私も、市長の耳に届いていないということありますが、そんなことはなくて、直接本当においでになった方もいらっしゃいますので、公平にはしているのですけれども、公平だけでは納得していただけない部分もございますので、やはりそういったことのないように検証、そして罹災台帳、そこが一番最初のスタートラインだというふうに思いましたので、最終的にそれが義援金あるいは生活再建資金、すべてかかわってくることでございますので、被災者にしてみれば事務的な話ではないわけでございますから、それらも含めて今回の震災の検証、あるいはDVDなり本なり残すべきものは残して、そしてやっていきたいというふうに思っています。 ○議長五野井敏夫) 建設部長、補足説明。 ◎建設部長(佐々木哲也) 耐震診断の件だと思いますけれども、浸水地域と、それから浸水区域外とでの診断の仕方も違うかと思いますけれども、例年ですと県と一緒にグループを組んで診断をしてくださいというふうな、そういうような訪問とかもしておったのですけれども、昨年はこの震災の関係でそのようなこともできなかったのですけれども、診断についての申し込みとかも実際ありまして、それらについて、また件数についてははっきりとしたものはちょっと今持ち合わせてはおりませんが、その効果としてはあったものと考えております。  以上です。 ○議長五野井敏夫) 市長、追加。 ◎市長(阿部秀保) 大変失礼しました、訂正させてください。先ほど滝議員のほうに、私23年度の特別交付税と、それから震災復興特別交付税をいただいた金額をお話ししましたが、67億3,392万8,000円と申し上げましたが、これは来るだろうという予算した分でございます。実際来た額は91億3,491万ということで、24億98万2,000円多くいただきました。これは当初見ていた分よりも、例えば亡くなった場合、市が25%負担するのですかと、そういった問題点等がすべてこの特別交付税等々で言い分を聞いていただいた、そういったことでございます。訂正させていただきます。 ○議長五野井敏夫) 次に、市民クラブ・公明、佐藤 富夫さん。 ◆22番(佐藤富夫) それでは、決算の総括を伺うということで質疑をしたいと思います。これは総括質疑でありますから、再質疑はしないつもりなのです。しかし、的確に答えていただけるかの話でありますから、そういうふうに答えていただければよろしいかと思います。  それでは、(1)、月別出納において、国保会計では10月から翌年の3月まで、また下水道会計では9月から翌年2月まで大幅な累計が歳出超過となっている。詳細な説明はなかったのですが、その要因についてを伺います。  (2)、寄附金について、震災復興寄附金により大幅増の3億3,154万8,000円となっています。中には義援金的な性格のものもあると思いますが、寄附金と義援金の仕分けする定義について。  (3)、矢本パーキングエリア整備事業について、春日パーキングエリアの開設により今後どのように事業展開をしていくか。これは、平成23年度債務負担行為による24年度事業というふうになっておりますけれども、とはいえ将来展望がなければならないというふうに思いますので、平成23年度事業を踏まえての展望についてをお聞きをしたいと思います。  (4)、地域包括支援センター業務の東松島市社会福祉協議会委託の結果、どのような変化が生じたか、効果はどうであったか。  5つ目、下水道会計予算総額40億134万2,000円を執行したが、国庫補助等による災害復旧事業も多分にありました。災害復旧のおおよその中身と復旧の進捗についてを伺います。  (6)、当決算では約20億円の不用額があった。監査委員の見解では、減額補正は可能であったとのことであります。結果的に見かけの数値とはいえ、38.3%の実質収支率となった。見かけの数値と私が申し上げているのは、すべての財政指標に影響があるからということであります。財政分析には参考にならない数値とは思いますが、事務処理の基本を考えての当局の見解を伺いたいと思います。 ○議長五野井敏夫) 市長。 ◎市長(阿部秀保) それでは、通告第3位、市民クラブ・公明を代表して佐藤 富夫議員の1件6点ご質問いただいていますので、順番に答弁させていただきます。  まず、1点目でありますが、歳出超過となった要因については、まず国保会計から申し上げますが、予算上依存財源、要するに国庫支出金、県支出金でありますが、特に今回皆さんもご案内のとおり被災されたということで、一般的にはもう財源どうなのだろうということがすぐ頭にありますし、それからあわせて財源が入ってこないのに減免と一部負担金免除と、両方ですので、当然国庫支出金の特別調整交付金と、それから災害臨時特例補助金、この2つで補填して成り立ったという、結論を言えばこういうことだというふうに思っています。そういったことで今佐藤議員のほうからご質問いただいているわけでありますが、これが80%を超えている状況であり、その支出金の収入時期が保険給付費等の支払い時期よりずれるというか、おくれるために、それぞれの期間において赤字状態となりました。さらに、平成23年3月11日の東日本大震災により被災された方の健康と生活安定のため、国民健康保険被保険者の医療費の一部負担金等が3月11日から平成24年2月29日まで免除、今そのまま延長続いているわけですけれども、それから国民健康保険税についても減免となりました。それにより、歳入については保険税の減免により減収し、歳出については一部負担金の免除により10月以降医療費の伸びが顕著となり、歳出が超過する結果となりました。その後、平成24年2月に災害臨時特例補助金、さらに24年4月には、これは年度を超えるわけですけれども、特別調整交付金が交付されたことにより歳入が確保されました。  次に、下水道会計でありますが、歳出が超過することになった下水道のほうは、9月以降公債費、流域下水道維持管理負担金、下水道管渠等工事の事故繰り越し分と繰越明許分及び災害応急復旧工事の完成払い等による支払いが増大したことにより、歳出が超過する結果となってしまいました。その後、平成24年3月の一般会計繰入金と社会資本整備総合交付金で災害復旧費助成金などの国庫補助金が交付されたことにより、歳入が確保されたということでございます。  2点目でありますが、寄附金と義援金、これは私も直接立ち会ったり、私のほうにということで持参されたりということでございますが、東松島市におきましては寄附金と義援金の定義につきましては、本市が行う復旧、復興事業などの経費に充当することを希望される場合は寄附金に、被災者のお手元に直接交付することを希望される場合には義援金として区分いたしております。なお、振込口座につきましては寄附金、義援金の双方を開設いたしておりますし、直接お持ちいただいた方におかれましてもご意向を確認の上ちょうだいしております。  3点目でありますが、矢本パーキングエリア整備につきましては、本市の玄関口であります鳴瀬奥松島インター以北が平成20年1月の無料化に伴い、交通量も増加している現状下で、本市の特産品並びに観光PRを実施するため、平成22年6月19日より矢本パーキングエリア上下線に無料休憩施設、イートハウスを設置、運営してまいりました。特に昨年発生いたしました東日本大震災では、三陸縦貫自動車道による緊急物資輸送によりいち早く災害対応が可能となっております。平成23年度の矢本パーキングエリア無料休憩施設につきましては、厚生労働省の雇用事業、国土交通省の清掃等維持管理業務等を活用し、事業を展開いたしております。今後の矢本パーキングエリア内の整備につきましては、現在国土交通省仙台河川国道事務所と道の駅構想並びに防災拠点構想等について打ち合わせを継続中であります。議員ご質問の春日パーキングにつきましては、本年8月8日、もう1カ月になりますが、営業を開始しております。本市における矢本パーキングエリア休憩施設への影響につきましては、春日パーキング開設後、1カ月の期間になっておりますが、上下線ともに車両流入台数が約1割、約10%、休憩施設内における物販等につきましても対前年比15%の減となっております。車の台数も10%減、それから自販機の売り上げも15%減となっております。今後物販等の推移を見ながら事業を行ってまいりたいと考えております。  4点目でありますが、地域包括センターにつきましては、昨年国のほうで石巻、東松島市、それから南三陸町、2市1町を先行導入するということで、ことしの4月から取り組んだ事業になります。23年度については事業の準備期間というふうになりますが、それも去年の9月8日、厚生労働省が発表し、2012年4月からの介護保険制度改正で地域包括支援センターについて取り組むということで、東松島市としましては平成20年4月より東松島市社会福祉協議会に業務を委託しております。この準備期間の内容を担当部長のほうから、大切なことでございますので、答弁させていただきます。準備したような内容しかなりませんけれども、ご理解いただきたいと思います。  それから、5点目であります。下水道会計総予算額40億134万2,000円のうち、災害復旧事業費は約21億4,000万であり、平成23年度内に災害復旧調査測量設計と応急復旧工事等は完了いたしましたが、委託料及び工事請負費の18億1,754万7,000円につきましては膨大な被害調査に期間を要したため、平成24年度へ繰り越しいたしております。公共下水道施設災害復旧工事は、平成23年度におきまして国の災害査定を受け、復旧延長は13.5キロとなっており、これを8処理分区、19工区に分割発注しております。すべて100%発注はしております。工事内容につきましては、開削布設がえ工法や改築推進工法による管渠復旧と、マンホールの沈下及び浮上の復旧が主なものです。また、復旧の進捗につきましては、本年度6月末において19工区すべての工事請負契約を締結しております。100%発注したということであります。現在の工事進捗率は約10%であります。今後、平成25年、来年の3月末の工事完了を目指し、工程管理を行ってまいります。  最後、6点目でありますが、これは監査委員さんのほうの、最終的に我々閉めた後のことでございますので、我々が取り組んできた気持ちと、最終的に閉めた、監査した部分についてはもちろん違うわけでありまして、そこはご理解いただきたいというふうに思います。実質収支は、ご案内のとおり歳入から歳出を差し引き、さらに繰越明許費等の翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた額であります。平成23年度決算において実質収支率が大きくなった原因は、本市における標準財政規模に対し予算規模が大きくなったことも一因と考えられます。標準財政規模に対する予算規模の割合は、平成22年度では1.6倍であったのに対し、平成23年度は6.0倍になり、執行に関しましては年度末に確定するものも多数あったことから最終補正予算で調整は難しく、不用額も大きくなっております。また、歳入におきましては、一例ですが、災害廃棄物処理事業に係る国県補助金は概算交付を受けた事業執行をしておりましたが、一部繰越明許になったことなどから年度内の精算ができず、現時点での実績で約23億9,000万円の債務超過となっており、これが実質収支に含まれていることも要因となっております。これが一番大きい原因だと思っています。なお、国県補助金等超過分は、今後平成24年度返還金の予算措置を行ってまいります。以上のことなどから、結果として実質収支率が38.3%となりましたが、執行部のほうとしては予算規模、執行状況を鑑みますとやむを得ないところであり、平成23年度地方財政状況については当然宮城県のヒアリングはあるわけでありますが、これら等でも指摘なかったものですので、そのまま進めさせていただいて決算したと、その結果監査委員さんのほうからはこういったご指摘いただいたということでございますので、これは真摯に受けとめさせていただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長五野井敏夫) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長兼社会福祉事務所長(櫻井清春) それでは、私のほうから第4点目の地域包括支援センターの業務委託関係について答弁をさせていただきたいと思います。  まず、4月1日からの委託に向けまして協議を進めさせていただくというふうなことで、昨年3月の補正予算のほうで債務負担行為の予算のご承認をいただきながら協議を進めてきております。その結果でございますけれども、まず支援センターの業務の委託でございますけれども、職員数の減、それから付随します有資格の専門員の安定的な確保、それから被災しておりますので、被災者の支援体制の強化を図るというふうなことを目的といたしまして、本年4月より東松島市社会福祉協議会のほうと業務委託を締結しております。現在の地域包括支援センターにおきましては、高齢者への総合相談等の包括的支援事業や介護予防支援等の事業を行っておるほか、被災者への支援事業といたしまして、被災者サポートセンターと共同で被災者の復興事業等の支援を行っておるところでございます。この地域包括支援センターでは、事業所を現在被災者中央サポートセンターと同じ建物内に置きまして、必要な情報を共有するなど、常に密接な連携をとりながら被災者及び高齢者の支援を行っているところでございます。今後も地域包括支援センターと被災者サポートセンターとの連携を図りながら総合的な支援を実施することにより、被災者及び高齢者によりよい支援が行えるよう進めてまいる所存でございます。  以上でございます。 ○議長五野井敏夫) 佐藤 富夫さん。 ◆22番(佐藤富夫) おおむねわかった部分はありますので、それを割愛して再質疑したいと思います。  (1)については、これはよろしいかと思います。  (2)については、まだちょっと釈然としないものがあるのですが、振り返ってみますと…… ○議長五野井敏夫) 質問中ですけれども、マイク近づけてお願いします。 ◆22番(佐藤富夫) 当時振り返ってみますと、私の経験からすると、例えばこれはほんの一例なのですが、全国議長会に支援を求めました。それで、これは全国議長会が公募した義援金だというふうに私は理解しているのですが、記憶によると寄附金扱いになったのではないかなというふうに思っているのですが、当然寄附金になれば一般会計に入りますから、この定義というのはなかなか難しいかもしれませんが、心の問題だと思うのです、これ。いわゆるお金を出した人の心の問題だと思うのです。ですから、曖昧な部分については、ちょっと言葉悪いかもしれませんが、面倒だから一般会計で入れようということで寄附金にした例もあるのでないのかなというふうに思いまして、これ釈然としない部分があるのです。ですから、口座を分けてあるとはいうものの、その辺やはり、何回も言いますけれども、心の問題ということで、被災者に対する義援金という考え方を第一義に考えていただければいいのかなというふうに思いますが、その見解。  それからあと、矢本パーキングエリアの問題なのですが、これはこれからの問題ということになるのですが、しかし決算あっての将来事業ということになりますので、先日9日にあそこを通りました。通ったというより、わざわざ入ってみたのですが、そしたらすごく車がとまっていました。ですから、新しいからということもあるのかもしれませんが、いずれ矢本パーキングが負けてしまうというような私感じをとったのです。ですから、戦略的にきちんとしたものがないと、せっかくの糸口を使うがじり貧になるということもありますので、その辺やっぱり市こぞって啓発に努めるべきでないのかなと。これはお客さんの問題もあるのですが、その辺考え方あれば示していただければいいのかなというふうに思います。  それからあと、地域包括支援センターの関係なのですが、これはここに新聞がありますけれども、厚労省では地域包括ケアシステムについて震災のあった石巻市と南三陸と東松島市の2市1町に先行導入する方針を決めたということで、来年の3月には整備を開始する予定なのだということになっているのです。それで、導入には24時間対応の訪問介護体制の整備が不可欠、それから介護職員による巡回ケアや小規模多機能型居宅介護の充実を図るというふうに方針あるのです。それで、今部長から話があった、当然有資格者のスタッフの増、それから事業方針の確立、それから機材の充実、それから今言ったスタッフの充足についても23年度に間に合うようにしなければならないわけです。ですから、委託先の社会福祉協議会と協議中だそうでありますけれども、どのような報告、方針であったのか。これは、地域包括ケアシステムというのは介護保険事業の根幹をなす問題でありますから、その辺やっぱりきちんと決めておかなければならないのかなと思いますので、その辺をお願いします。 ○議長五野井敏夫) 市長。 ◎市長(阿部秀保) 2点目の寄附金と義援金の定義になるのですけれども、非常に難しいところがあります。初めから口座に義援金と寄附金分けて入ってくれば問題ないのですけれども、今佐藤議員からのご指摘、後で我々のほうでまた精査、若干確認はしたいと思っていますが、ふるさと納税等々でも例えば去年100万でことし150万とか、さらに奥様は30万だったのが50万とか、そういった納税されて、ふるさと納税はご案内のように地場産品をお買い上げするだけなのですけれども、これは感謝状、紙切れ1枚の話だけでなく、同じように差し上げなければならないなとかということで、私の判断でチェックして、そういった対応を実はしていますが、その方の気に応えるということがやっぱり大切なことなのかなと。東松島市民の皆さんに少しでも、1万以上になりますのでわずかになりますけれども、皆さんにということになれば当然義援金として、それからまちの復興のために使ってくださいとなれば寄附金ということで、市としてはこれまで多く悩んだり議論したということは、特別正直なところ私市長としましてというのはなくて、担当のほうで粛々と整理していると。ただ、処理については議会からご提言いただいたように、年度のけじめですべての皆さんに感謝状ということは郵送させていただきましたけれども、非常にその感謝状についても感謝されたり、そういったこともございますので、本当に議会の提言生きたなというふうに思っていますが、ちょっと一言二言担当のほうから内容、義援金、寄附金の状況を答弁させていただきたいと思います。  それから、矢本パーキングについては戦略的に、当然春日パーキング、コンビニ的なのがありました、食堂も地場産品的な、宮城県の産品が、そういったことで非常に人気があるというふうに伺っています。そういった中で、一時休憩ということで今のところ車両で1割、飲み物で15%のダウンしていますが、もうしばらく見ながら、やはり結果的には差別化を図らなければならないのだろうなと思っています。当初から春日が出るというときからそういった考えですので、市としては戦略的な考え方持っていますので、今そういった調査も含めて商工観光課でやっていますが、市長としてあなた自身何か考えないのかといえば、私は地場産品をやっぱり生かす取り組みなのだろうなと。東松島を中心に、主にしていただいて、あと石巻、女川なんかにもお手伝いいただきますけれども、そういった加工場も含めて、例えばお金かかる話なのですけれども、農村婦人の家をあそこに移すとか、そうすると上下堤のそばもそこで一緒にやって、そのシーズンまでとか、いろいろ地場産品を生かすようなやり方、目で見て新鮮だ、ここはその生産だとわかるような、そういった口伝えで蓮田の漬け物、パーキングが、蓮田というとあそこ漬け物なのだと、買わなくてもちょっと一口食って、つい買ってしまうと、そういった努力の積み重ねと申しますか、そういった流れのほうには、私としてはそういうふうに思っていますが、もっといいアイデアあればすぐ私引っ込めますので、自分よりそっちいいなと思えば、そういったやはり差別化、戦略的なものは必要だというふうには感じています。  4番目の地域包括支援センターについては担当のほうから答弁をいたさせたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長五野井敏夫) 行政経営課長。 ◎総務部参事兼行政経営課長(鹿野義博) それでは、寄附金と義援金のことで市長の補足説明をいたします。  寄附金につきましては行政経営課で扱っております。義援金につきましては福祉課のほうで担当しております。それで、先ほど市長も申しましたとおり寄附金か義援金かというのは必ず本人に確認しております。この間の例でございましたけれども、大阪のご夫妻が庁舎に訪れました。その際、30万円をお持ちになったのです。それで、これどうしますかと私聞きましたところ、では寄附金に15万円、義援金のほうに15万円ということ、その方ははっきりもう最初から希望わかっていましたので、私のほうで15万いただきまして、あと福祉の担当を呼んで義援金にやったということで、必ず本人の意思確認、庁舎に来た場合は必ず確認をしております。それで、面倒ですけれども、寄附金もらう人は申請書といいますか、そういうのを書いていただいていますので、またあと面倒がって書かない人もいますけれども、必ずそういう措置をしていますので、そこら辺ははっきり区分をして取り扱っております。  以上です。 ○議長五野井敏夫) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長兼社会福祉事務所長(櫻井清春) 地域包括支援センターの関係でございますけれども、今回の大震災におきましては介護サービス施設等がかなり大きな被害を受けているというふうなことで、より被災者のサービス向上を図るというふうな方針のもとで、いろんな方策をしているところでございます。応急仮設ごとに例えばデイサービスセンター的な施設の建設とか、小規模の多機能型の居宅施設とか、こういった方針が示されているところでございます。本市におきましては、こういった現在本市の介護施設とかサービス提供の現状等の把握をしながら、国の指針等を精査しながら、社会福祉含めた関係団体等と協議を進めながら今後対応してまいりたいというふうに考えております。 ○議長五野井敏夫) 以上をもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題になっております各決算については、議会先例に従い、議長と議会選出監査委員を除く全員で構成する平成23年度決算審査特別委員会を設置し、これに付託したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長五野井敏夫) 異議なしと認めます。よって、各決算審査は議長と議会選出監査委員を除く全員で構成する平成23年度決算審査特別委員会を設置し、これに付託することに決定しました。  ただいま設置した平成23年度決算審査特別委員会は、委員会条例第10条第1項及び第2項の規定により委員長及び副委員長の互選をするため、委員会条例第11条第1項の規定に基づき本会議終了後に招集することを本職から通知します。  なお、予算決算審査特別委員会運営要領第12に基づき、本議場がその委員会の開催場所であることから、本職への正副委員長の決定報告は省略します。  これより特別委員会決算審査に入るため、その間本会議は休会となります。次の本会議は来る10月4日に開議します。  本日はこれで散会とします。    午前11時21分 散会...