東松島市議会 > 2012-03-13 >
03月13日-委員長報告、質疑、討論、採決-06号

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  1. 東松島市議会 2012-03-13
    03月13日-委員長報告、質疑、討論、採決-06号


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    平成24年  2月定例会(第1回)        平成24年 第1回東松島市議会定例会会議録(第6号)                                          平成24年3月13日(火曜日)                                                 出席議員(20名)    1番  五野井 敏 夫            2番  八 木 登喜雄    3番  新 貝 貢 一            4番  大 橋 博 之    5番  多 田 龍 吉            6番  阿 部 勝 德    7番  阿 部 としゑ            8番  滝   健 一    9番  熱 海 重 徳           10番  小 野 惠 章   11番  古 川 泰 廣           12番  五ノ井 惣一郎   13番  丹 野 幸 男           14番  佐 藤 筐 子   15番  八 木 繁 次           16番  熊 谷 昌 崇   17番  小 野 幸 男           20番  長谷川   博   21番  上 田   勉           22番  佐 藤 富 夫                                                 欠席議員(1名)   18番  菅 原 節 郎                                                 欠  番   19番                                                 説明のために出席した者   《市 長 部 局》      市         長    阿  部  秀  保      副    市    長    大  沼  雄  吉      総 務 部 長 兼総務課長    小  野  弘  行      併選挙管理委員会事務局長      復 興 政 策 部 長    古  山  守  夫      移 転 対 策 部 長    内  海  茂  之      市 民 生 活 部 長    大  友  利  雅      保 健 福 祉 部 長    櫻  井  清  春      兼 社 会 福 祉事務所長      産   業  部   長    木  村     仁      会 計 管理者兼会計課長    櫻  井  一  男      総 務 部 行 政経営課長    鹿  野  義  博      総 務 部 防 災交通課長    大  江  賢  良      復興政策部復興政策課長    三  浦     薫      復  興  政  策  部    小  林  典  明      復 興 都 市 計 画 課長      復興政策部市民協働課長    小  山     修      移  転  対  策  部    涌  澤     晃      生 活 再 建 支 援 課長      移  転  対  策  部    石  崎  恒  雄      震 災 復 旧 対 策 室長      移転対策部用地対策課長    小  岩  政  義      市 民 生 活 部市民課長    小  西  一  枝      市 民 生 活 部税務課長    佐 々 木  俊  一      市 民 生 活 部環境課長    堀  越  栄  治      保 健 福 祉 部福祉課長    村  上     修      兼社会福祉事業所副所長      建 設 部参事兼建設課長    佐 々 木  哲  也      建 設 部 下 水 道 課長    菅  原     博      産 業 部 農 林水産課長    及  川  康  之      産 業 部 商 工観光課長    手 代 木     均      保 健 福祉部健康推進課    小 野 寺     昭      健 康 推 進 班 長   《教育委員会部局》      教    育    長    木  村  民  男      教   育  次   長    小  山  直  美      教  育  委  員  会    三  浦  養  一      教 育 総 務 課 長      教 育 委 員 会 参 事    鈴  木  春  夫      兼 学 校 教 育 課 長      教育委員会矢本学校給食    川  田  幸  一      センター所長兼鳴瀬学校      給 食 セ ン タ ー 所長      教育委員会生涯学習課長    菅  野  利  一   《農業委員会部局》      農 業 委 員 会事務局長    根  元  藤  夫                                             《議会事務局》      議 会 事 務 局 長    松  谷  善  雄      議会事務局副参事兼次長    勝  又  研  一      議 会 事 務 局 次 長    青  山  幸  次        議事日程 第6号 平成24年3月13日(火曜日)午前11時開議 第 1 会議録署名議員の指名 第 2 議案第 4号 東松島市東日本大震災復興基金条例の制定について 第 3 議案第 5号 東松島市東日本大震災復興交付金事業基金条例の制定について 第 4 議案第 6号 東松島市と宮城県信用保証協会との損失補償契約に係る回収納付金を            受け取る権利の放棄に関する条例の制定について 第 5 議案第 7号 東松島市津波防災区域建築条例の制定について 第 6 議案第 8号 東松島市職員定数条例の一部を改正する条例について 第 7 議案第20号 東松島市矢本東市民センター指定管理者の指定について 第 8 議案第21号 東松島市矢本西市民センター指定管理者の指定について 第 9 議案第22号 東松島市大曲市民センター指定管理者の指定について 第10 議案第23号 東松島市赤井市民センター指定管理者の指定について 第11 議案第24号 東松島市大塩市民センター指定管理者の指定について 第12 議案第25号 東松島市小野市民センター指定管理者の指定について 第13 議案第26号 東松島市野蒜市民センター指定管理者の指定について 第14 議案第27号 東松島市宮戸市民センター指定管理者の指定について 第15 議案第32号 平成24年度東松島市一般会計予算について 第16 議案第33号 平成24年度東松島市国民健康保険特別会計予算について 第17 議案第34号 平成24年度東松島市後期高齢者医療特別会計予算について 第18 議案第35号 平成24年度東松島市介護保険特別会計予算について 第19 議案第36号 平成24年度東松島市農業集落排水事業特別会計予算について 第20 議案第37号 平成24年度東松島市漁業集落排水事業特別会計予算について 第21 議案第38号 平成24年度東松島市下水道事業特別会計予算について 第22 議案第39号 平成23年度東松島市一般会計補正予算(第12号)について 第23 議案第40号 平成23年度東松島市国民健康保険特別会計補正予算(第7号)につ            いて 第24 議案第41号 平成23年度東松島市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)に            ついて 第25 議案第42号 平成23年度東松島市介護保険特別会計補正予算(第3号)について 第26 議案第43号 平成23年度東松島市介護予防サービス事業特別会計補正予算(第2            号)について 第27 議案第44号 平成23年度東松島市農業集落排水事業特別会計補正予算(第5号)            について 第28 議案第45号 平成23年度東松島市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)            について 第29 議案第46号 平成23年度東松島市下水道事業特別会計補正予算(第5号)につい            て 第30 議案第47号 平成24年度東松島市一般会計補正予算(第1号)について 第31 議案第48号 平成24年度東松島市下水道事業特別会計補正予算(第1号)につい            て                                                  本日の会議に付した事件 議事日程のとおり    午前11時04分 開議 ○議長(五野井敏夫) ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付してある日程第6号をもって進めます。  18番菅原 節郎さんから事故欠席の旨届け出があります。  本日の会議には、説明及び答弁のため市長を初め関係行政機関の長の出席を求めております。  また、報道機関より写真撮影の申し出がありますので、これを許可いたします。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(五野井敏夫) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において6番阿部 勝德さん、7番阿部 としゑさんの2人を指名します。 △日程第2 議案第 4号 東松島市東日本大震災復興基金条例の制定について △日程第3 議案第 5号 東松島市東日本大震災復興交付金事業基金条例の制定について △日程第4 議案第 6号 東松島市と宮城県信用保証協会との損失補償契約に係る回収納付金を受け取る権利の放棄に関する条例の制定について △日程第5 議案第 7号 東松島市津波防災区域建築条例の制定について △日程第6 議案第 8号 東松島市職員定数条例の一部を改正する条例について △日程第7 議案第20号 東松島市矢本東市民センター指定管理者の指定について △日程第8 議案第21号 東松島市矢本西市民センター指定管理者の指定について △日程第9 議案第22号 東松島市大曲市民センター指定管理者の指定について △日程第10 議案第23号 東松島市赤井市民センター指定管理者の指定について △日程第11 議案第24号 東松島市大塩市民センター指定管理者の指定について △日程第12 議案第25号 東松島市小野市民センター指定管理者の指定について △日程第13 議案第26号 東松島市野蒜市民センター指定管理者の指定について △日程第14 議案第27号 東松島市宮戸市民センター指定管理者の指定について ○議長(五野井敏夫) 日程第2、議案第4号 東松島市東日本大震災復興基金条例の制定について、日程第3、議案第5号 東松島市東日本大震災復興交付金事業基金条例の制定について、日程第4、議案第6号 東松島市と宮城県信用保証協会との損失補償契約に係る回収納付金を受け取る権利の放棄に関する条例の制定について、日程第5、議案第7号 東松島市津波防災区域建築条例の制定について、日程第6、議案第8号 東松島市職員定数条例の一部を改正する条例について、日程第7、議案第20号 東松島市矢本東市民センター指定管理者の指定について、日程第8、議案第21号 東松島市矢本西市民センター指定管理者の指定について、日程第9、議案第22号 東松島市大曲市民センター指定管理者の指定について、日程第10、議案第23号 東松島市赤井市民センター指定管理者の指定について、日程第11、議案第24号東松島市大塩市民センター指定管理者の指定について、日程第12、議案第25号 東松島市小野市民センター指定管理者の指定について、日程第13、議案第26号 東松島市野蒜市民センター指定管理者の指定について、日程第14、議案第27号 東松島市宮戸市民センター指定管理者の指定について、以上13件は一括議題とします。  議案第4号ほか12件については、東松島市復興まちづくり計画に関する調査特別委員会にその議案審査を付託しておりましたが、同委員長より議案審査報告書が提出されておりますので、早速委員長の報告を求めます。東松島市復興まちづくり計画に関する調査特別委員会委員長。     〔東松島市復興まちづくり計画に関する調査特別委員会委員長 大橋 博之 登壇〕 ◆東松島市復興まちづくり計画に関する調査特別委員会委員長(大橋博之) それでは、審査報告を申し上げます。  東松島市議会議長五野井 敏夫様。東松島市復興まちづくり計画に関する調査特別委員会委員長大橋 博之。  委員会審査報告書。  本委員会に付託された事件は、審査の結果、次のとおり決定したので、議会会議規則第103条の規定により報告します。  記。事件の番号、件名、審査の結果の順に申し上げます。  議案第4号 東松島市東日本大震災復興基金条例の制定について、原案可決すべきもの。  議案第5号 東松島市東日本大震災復興交付金事業基金条例の制定について、原案可決すべきもの。  議案第6号 東松島市と宮城県信用保証協会との損失補償契約に係る回収納付金を受け取る権利の放棄に関する条例の制定について、原案可決すべきもの。  議案第7号 東松島市津波防災区域建築条例の制定について、原案可決すべきもの。  議案第8号 東松島市職員定数条例の一部を改正する条例について、原案可決すべきもの。  議案第20号 東松島市矢本東市民センター指定管理者の指定について、原案可決すべきもの。  議案第21号 東松島市矢本西市民センター指定管理者の指定について、原案可決すべきもの。  議案第22号 東松島市大曲市民センター指定管理者の指定について、原案可決すべきもの。  議案第23号 東松島市赤井市民センター指定管理者の指定について、原案可決すべきもの。  議案第24号 東松島市大塩市民センター指定管理者の指定について、原案可決すべきもの。  議案第25号 東松島市小野市民センター指定管理者の指定について、原案可決すべきもの。  議案第26号 東松島市野蒜市民センター指定管理者の指定について、原案可決すべきもの。  議案第27号 東松島市宮戸市民センター指定管理者の指定について、原案可決すべきもの。  なお、委員会審査の過程におきまして、東松島市復興基金と復興交付金事業基金は既存事業と新しい類似したメニューがあり、市民が混乱しないよう、関係課との調整をしっかりしていただくよう、委員より委員間討議の中で出されております。本委員会としても基金の有効活用について調査をしてまいりたいと思います。  以上、審査報告書にかえさせていただきます。 ○議長(五野井敏夫) 以上で委員長報告を終了します。  お諮りいたします。議案第4号ほか12件については特別委員会において十分審査を尽くしておりますので、ここでの委員長報告に対する質疑は省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(五野井敏夫) 異議なしと認めます。これをもって委員長報告に対する質疑を終結します。  これより議案第4号ほか12件について一括討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五野井敏夫) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結します。  これより議案第4号から議案第8号及び議案第20号から議案第27号を一括採決します。  これらについては原案のとおり決定することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五野井敏夫) 異議なしと認めます。よって、議案第4号から議案第8号及び議案第20号から議案第27号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第15 議案第32号 平成24年度東松島市一般会計予算について △日程第16 議案第33号 平成24年度東松島市国民健康保険特別会計予算について △日程第17 議案第34号 平成24年度東松島市後期高齢者医療特別会計予算について △日程第18 議案第35号 平成24年度東松島市介護保険特別会計予算について △日程第19 議案第36号 平成24年度東松島市農業集落排水事業特別会計予算について △日程第20 議案第37号 平成24年度東松島市漁業集落排水事業特別会計予算について △日程第21 議案第38号 平成24年度東松島市下水道事業特別会計予算について ○議長(五野井敏夫) 日程第15、議案第32号 平成24年度東松島市一般会計予算について、日程第16、議案第33号 平成24年度東松島市国民健康保険特別会計予算について、日程第17、議案第34号 平成24年度東松島市後期高齢者医療特別会計予算について、日程第18、議案第35号平成24年度東松島市介護保険特別会計予算について、日程第19、議案第36号 平成24年度東松島市農業集落排水事業特別会計予算について、日程第20、議案第37号 平成24年度東松島市漁業集落排水事業特別会計予算について、日程第21、議案第38号 平成24年度東松島市下水道事業特別会計予算について、以上7件は関連がありますので、一括議題とし、前回の議事を継続します。  議案第32号ほか6件については、予算審査特別委員会にその議案審査を付託しておりましたが、同委員長より議案審査報告書が提出されていますので、早速委員長の報告を求めます。予算審査特別委員会委員長。     〔予算審査特別委員会委員長 滝 健一 登壇〕 ◆予算審査特別委員会委員長(滝健一) 東松島市議会議長五野井 敏夫様。平成24年度予算審査特別委員会委員長滝 健一。  平成24年度予算審査特別委員会報告書。  本特別委員会に付託の議案は、慎重審査の結果、次のとおりとすべきものと決定したので、東松島市議会会議規則第103条の規定により報告します。  議案第32号 平成24年度東松島市一般会計予算について、原案のとおり可決すべきもの。  議案第33号 平成24年度東松島市国民健康保険特別会計予算について、原案のとおり可決すべきもの。  議案第34号 平成24年度東松島市後期高齢者医療特別会計予算について、原案のとおり可決すべきもの。  議案第35号 平成24年度東松島市介護保険特別会計予算について、原案のとおり可決すべきもの。  議案第36号 平成24年度東松島市農業集落排水事業特別会計予算について、原案のとおり可決すべきもの。  議案第37号 平成24年度東松島市漁業集落排水事業特別会計予算について、原案のとおり可決すべきもの。  議案第38号 平成24年度東松島市下水道事業特別会計予算について、原案のとおり可決すべきもの。  以上。 ○議長(五野井敏夫) 以上で委員長報告を終了します。  お諮りいたします。議案第32号ほか6件については特別委員会において十分審査を尽くしておりますので、ここでの委員長報告に対する質疑は省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五野井敏夫) 異議なしと認めます。これをもって委員長報告に対する質疑を終結します。  これより議案第32号ほか6件について一括討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五野井敏夫) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結します。  これより議案第32号から議案第38号を一括採決します。  これについては原案のとおり決定することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五野井敏夫) 異議なしと認めます。よって、議案第32号から議案第38号は原案のとおり可決しました。 △日程第22 議案第39号 平成23年度東松島市一般会計補正予算(第12号)について △日程第23 議案第40号 平成23年度東松島市国民健康保険特別会計補正予算(第7号)について △日程第24 議案第41号 平成23年度東松島市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について △日程第25 議案第42号 平成23年度東松島市介護保険特別会計補正予算(第3号)について △日程第26 議案第43号 平成23年度東松島市介護予防サービス事業特別会計補正予算(第2号)について △日程第27 議案第44号 平成23年度東松島市農業集落排水事業特別会計補正予算(第5号)について △日程第28 議案第45号 平成23年度東松島市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)について △日程第29 議案第46号 平成23年度東松島市下水道事業特別会計補正予算(第5号)について ○議長(五野井敏夫) 日程第22、議案第39号 平成23年度東松島市一般会計補正予算(第12号)について、日程第23、議案第40号 平成23年度東松島市国民健康保険特別会計補正予算(第7号)について、日程第24、議案第41号 平成23年度東松島市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について、日程第25、議案第42号 平成23年度東松島市介護保険特別会計補正予算(第3号)について、日程第26、議案第43号 平成23年度東松島市介護予防サービス事業特別会計補正予算(第2号)について、日程第27、議案第44号 平成23年度東松島市農業集落排水事業特別会計補正予算(第5号)について、日程第28、議案第45号 平成23年度東松島市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)について、日程第29、議案第46号 平成23年度東松島市下水道事業特別会計補正予算(第5号)について、以上8件は関連がありますので、一括議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長阿部 秀保さん。     〔市長 阿部 秀保 登壇〕 ◎市長(阿部秀保) まず初めに、一昨日東松島慰霊祭ということで皆様にご参列いただきまして、本当にありがとうございました。そして、ただいまは平成24年度の予算をご承認いただきまして、感謝申し上げます。そして、あわせて復興まちづくり計画に関する議案につきましても委員長報告ということでご審議いただきました。まことにありがとうございます。  議案の補正に入る前に訂正したいと思います。まず、6ページになります。6ページをお開きいただきたいと思います。6ページの最終行、一番最後なのですけれども、医療広域連合納付金、「増額」になっていますが、ここ「減額」というふうに訂正お願いします。  それから、8ページになります。8ページの8行目、「介居宅介護予防サービス」になっていますが、最初の「介」を削除お願いしたいと思います。削除いただきまして、「居宅介護予防サービス計画」というふうになりますので、ご訂正のほうをよろしくお願いします。  それでは、議案第39号 平成23年度東松島市一般会計補正予算(第12号)について、提案理由の説明を申し上げます。  今回提出いたしました補正予算につきましては、継続費補正で鳴瀬庁舎耐震補強及び改修事業を廃止し、債務負担行為補正及び繰越明許費補正については東日本大震災に係る事業の追加、地方債の調整による追加、変更を含め、復興交付金事業の計上及び平成23年度の決算を前提とした調整により、既定の予算総額に6億8,600万円を追加し、歳入歳出予算の総額を572億7,100万円として編成いたしております。  その主な内容について歳入よりご説明申し上げます。市税につきましては、徴収率等現下の厳しい状況に加え、個人市民税におきましては雑損控除の申告による課税所得の減少から減額いたしております。  地方譲与税から地方特例交付金につきましては、交付額の確定または現在交付額から見込額を勘案し、計上いたしております。  地方交付税につきましては、廃棄物処理事業災害復旧事業に係る地方負担の減により、特別交付税を減額いたしております。  国庫支出金につきましては、民生費国庫負担金で子ども手当負担金の支給額の確定により減額、災害復旧に係る国庫負担金や国庫補助金では、災害査定に時間を要し、年度内の契約が困難であることから減額し、災害廃棄物処理事業補助金においては処理事業費の推計見込みより減額、復興費国庫補助金にはこのたび内示のありました防災集団移転事業等に係る復興交付金を計上いたしております。  県支出金につきましては、民生費県負担金で災害弔慰金の支給見込みを勘案し減額、総務費県補助金に被災者への支援をするために東日本大震災復興基金交付金を計上いたしております。また、災害復旧費県補助金では国庫支出金同様、災害復旧に係る災害査定に時間を要し、年度内の契約が困難であることから減額、災害廃棄物処理事業に係る地方負担の軽減を図るために災害廃棄物処理事業補助金を計上し、民生費委託金では災害救助費に係る事業費の確定等により減額いたしております。  寄附金につきましては、復興に役立たせていただきたいと全国各地からいただいた震災復興寄附金やふるさと納税寄附金などを計上いたしております。  繰入金につきましては、震災復旧生活資金貸付基金条例を廃止したことから全額繰り入れし、東日本大震災復興交付金事業基金に災害公営住宅整備事業などに充当する所要額を繰り入れいたしております。また、下水事業特別会計繰入金は下水道事業に係る復興交付金を基金に積み立てするために繰り入れしたものであります。  諸収入につきましては、総務費雑入に市公共施設被害に係る建物災害共済災害見舞金や鳴瀬川新田、西福田地区築堤工事に伴う西福田体育館建物移転料などを計上し、衛生費雑入には鉄くず等の災害廃棄物売り払い代金を計上いたしております。  市債につきましては、矢本西小学校校舎改築及び防音事業等の被災対象事業費の確定により増減調整いたしております。  次に、歳出についてご説明申し上げます。歳出につきましては、予算及び事業の執行状況等に基づき、各款にわたり人件費などの調整を行っております。  総務費につきましては、総務管理費の諸費に石巻工業高等学校の甲子園出場に伴い寄附金を計上し、震災対策費には行政区長の公務災害認定により非常勤職員公務災害補償費及び防災集団移転促進事業などの東日本大震災復興交付金事業基金へ被災者への支援を推進するために、東日本大震災復興基金への積み立てを計上いたしております。また、復興推進費に環境未来都市に選定されたことから、グリーンエネルギーを活用した情報通信システム購入費を計上いたしております。  民生費につきましては、社会福祉費の震災対策費で災害弔慰金の今年度支給見込額を勘案し減額、児童措置費の子ども手当費では年度途中で支給額の改定があったことから減額いたしております。また、災害救助費では避難所経費、仮設住宅関連経費や埋葬費給付金の確定により減額いたしております。  衛生費につきましては、清掃総務費に石巻地区広域行政事務組合ごみ焼却施設及びし尿処理施設の災害復旧事業費に係る負担金を増額、清掃費の震災対策費では宮城県処理分の廃棄物処理業務委託料の見込みにより減額し、上水道施設費に石巻地方広域水道企業団の災害復旧事業費に係る負担金を計上いたしております。  農林水産業費につきましては、水産業費の震災対策費に漁協施設の災害復旧事業に伴うかさ上げに係る水産業共同利用施設復旧事業補助金を計上いたしております。  土木費につきましては、集団移転事業費に個別面談業務を進めていくための防災集団移転促進事業業務委託料を計上いたしております。  消防費につきましては、石巻地区広域行政事務組合の消防車両等の災害復旧に係る負担金を計上、防災費に震災復旧生活資金貸付基金の廃止に伴う繰入金を防災基金に積み立ていたしております。  教育費につきましては、小学校費の学校教育施設整備費で矢本西小学校校舎改築事業に伴う仮設校舎借上料などの確定等により減額いたしております。  公債費につきましては、元金に矢本学校給食センターが本年度をもって廃止となることから未償還元金の繰上償還分を計上、利子におきましては起債借入額の確定により調整いたしております。  災害復旧費につきましては、歳入で申し上げましたとおり、災害査定に時間を要するなど年度内の契約が困難であることから調整いたしております。  次に、議案第40号 平成23年度東松島市国民健康保険特別会計補正予算(第7号)について、提案理由のご説明を申し上げます。  今回提出いたしました補正予算は、平成23年度の決算を前提として調整し、既定の予算総額に5億9,160万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を57億852万3,000円として編成いたしております。  その主な内容についてご説明申し上げます。歳入につきましては、国民健康保険税は調定額と徴収率等を勘案し減額いたしております。国庫支出金は、東日本大震災に係る負担金、災害臨時特例補助金等を増額いたしております。療養給付費交付金は退職被保険者に係る交付金を減額し、高額医療共同事業交付金は国保団体連合会から高額医療費に対し交付される額の確定により減額いたしております。繰入金のうち一般会計繰入金の国保財政安定化支援事業繰入金は、普通交付税算入分の確定により増額いたしております。  次に、歳出について申し上げます。保険給付費につきましては、本年度分の給付実績と今後の見込みを推計した結果、一般被保険者療養給付費を増額、震災による医療費の一部負担金等免除証明書の交付により高額療養諸費を減額、葬祭費につきましては増額いたしております。共同事業拠出金につきましては、額の確定により減額いたしております。  次に、議案第41号 平成23年度東松島市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について、提案理由のご説明を申し上げます。  今回提出いたしました補正予算につきましては、平成23年度の決算を前提として調整し、既定の予算総額から1,318万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を1億7,304万9,000円として編成いたしております。  歳入につきましては、後期高齢者医療保険料は調定額と徴収率等を勘案し増額計上、繰入金は保険料の軽減額確定等により一般会計繰入金を減額いたしております。  歳出につきましては、保険料軽減額の確定により後期高齢者医療広域連合納付金を減額いたしております。  次に、議案第42号 平成23年度東松島市介護保険特別会計補正予算(第3号)について、提案理由のご説明を申し上げます。  今回提出いたしました補正予算につきましては、平成23年度の決算を前提として調整し、既定の予算総額から4,913万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を26億4,664万5,000円として編成いたしております。  その主な内容についてご説明申し上げます。歳入につきましては、保険料は調定額と徴収率等を勘案し、調整を行っております。国県支出金及び支払基金交付金につきましては、今後の介護給付費の推計による内示額等に基づき調整いたしております。繰入金につきましては、今後の介護給付費等の見込みにより一般会計繰入金及び基金繰入金を減額いたしております。  歳出につきましては、保険給付費は給付実績等に基づき給付見込額を推計し、各項目を調整いたしております。また、地域支援事業費につきましては事業の実績に基づき減額いたしております。諸支出金につきましては、食事、居住費の減免分に対する災害特例支出金を増額いたしております。  次に、議案第43号 平成23年度東松島市介護予防サービス事業特別会計補正予算(第2号)について、提案理由のご説明を申し上げます。  今回提出いたしました補正予算につきましては、平成23年度の決算を前提とした調整を行い、既定の予算総額から155万円を減額し、歳入歳出予算の総額を1,532万6,000円として編成いたしております。  その主な内容についてご説明申し上げます。事業実績に基づき、歳入につきましては居宅介護予防サービス計画費収入を減額し、歳出につきましては居宅介護予防サービス事業費を減額いたしております。  次に、議案第44号 平成23年度東松島市農業集落排水事業特別会計補正予算(第5号)について、提案理由のご説明を申し上げます。  今回提出いたしました補正予算は、繰越明許費の追加を含め、平成23年度の決算を前提として調整し、既定の予算総額から1億7,015万円を減額し、歳入歳出予算の総額を2億1,649万3,000円として編成いたしております。  その主な内容について歳入よりご説明申し上げます。歳入につきましては、災害復旧事業費の減等に伴い、一般会計繰入金、国庫補助金及び市債を減額いたしております。  歳出につきましては、農業集落排水施設管理費及び事業費において執行状況や契約額確定等により、減額を主に各項目の調整を行っております。農業集落排水施設災害復旧費においては、2次調査の結果、被害箇所が少なかったため工事請負費を減額いたしております。  次に、議案第45号 平成23年度東松島市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)について、提案理由のご説明を申し上げます。  今回提出いたしました補正予算は、繰越明許費の追加を含め、平成23年度の決算を前提として調整し、既定の予算総額から708万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を1,200万5,000円として編成いたしております。  その主な内容について歳入よりご説明申し上げます。歳入につきましては、災害復旧補助事業の内容変更により国庫補助金、一般会計繰入金及び市債を調整いたしております。  歳出につきましては、漁業集落排水処理施設費において執行状況等により各項目にわたり減額いたしております。災害復旧費においては、復興交付金事業により行うことから委託料を減額いたしております。  次に、議案第46号 平成23年度東松島市下水道事業特別会計補正予算(第5号)について、提案理由のご説明を申し上げます。  今回提出いたしました補正予算は、繰越明許費の追加を含め、平成23年度の決算を前提として調整し、既定の予算総額から3億420万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を36億4,598万9,000円として編成いたしております。  その主な内容について歳入よりご説明申し上げます。歳入につきましては、分担金及び負担金、使用料及び手数料において収納状況等から今後の収納見込みを推計し、各項目を調整いたしております。国庫支出金につきましては、公共下水道施設整備復興交付金を追加計上し、災害復旧事業費の確定等により災害復旧費補助金、一般会計繰入金及び市債をそれぞれ減額いたしております。  歳出につきましては、総務費においては事業費の執行状況等により各項目の調整を行っておりますが、繰出金において復興交付金を基金へ積み立てるため一般会計繰出金を計上いたしております。下水道事業費の公共下水道管理費及び建設費においては、事業費の確定や執行状況等により、減額を主に各項目を調整いたしております。公債費につきましては、今年度の償還額の確定により利子を減額いたしております。公共下水道施設災害復旧費においては、事業費の確定により委託料及び工事請負費を減額し、赤井東処理分区の復旧工事に伴う水道管移設等補償費を増額いたしております。  以上をもちまして平成23年度各種会計3月補正予算の概要説明を終わりますが、詳細につきましては各担当課長より説明いたさせますので、何とぞ慎重にご審議を賜り、ご可決くださいますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(五野井敏夫) 総務部行政経営課長、補足説明。 ◎総務部行政経営課長(鹿野義博) それでは、予算書の1ページをお開き願います。議案第39号平成23年度東松島市一般会計補正予算(第12号)について、市長の補足説明をいたします。  20ページをお開き願います。今回の補正予算につきましては、復興交付金事業等の計上及び平成23年度の決算を前提として、収入及び支出の状況等に基づき、全般的に調整を行っております。  まず、歳入でございます。1の市税、1市民税につきましては、徴収率等の厳しい状況に加え、個人市民税において雑損控除の申告により課税所得の減少から1億2,514万7,000円を減額いたしております。  次に、21ページから22ページまでの地方譲与税から地方特例交付金につきましては、交付額の確定、または現在交付額から見込み等を勘案して計上いたしております。  次に、22ページをお開きください。地方交付税につきましては、廃棄物処理事業災害復旧事業に係る地方負担の減により30億6,083万5,000円を減額いたしております。  次に、25ページをお開き願います。25ページでございます。14款国庫支出金、1民生費国庫負担金の2児童福祉費負担金、子ども手当負担金につきましては支給額の改定により1億5,430万5,000円を減額いたしております。  次に、4の災害復旧費国庫負担金でございます。道路橋梁災害復旧費負担金におきまして29億8,689万1,000円の減、小学校施設災害復旧費負担金について1億7,196万円の減、中学校施設災害復旧費負担金において5億41万6,000円をそれぞれ減額いたしております。  続きまして、2項の国庫補助金、1総務費国庫補助金でございます。1の総務管理費補助金のうち特定防衛施設周辺無線施設整備事業交付金1億5,477万2,000円につきましては、防災行政無線移動系の増設工事等の補助金であります。  26ページをお開き願います。14款国庫支出金、2の国庫補助金のうち6の災害復旧費国庫補助金、3の災害廃棄物処理事業補助金におきましては5億7,935万3,000円を減額いたしております。処理事業費の推計見込み等による減額でございます。  続いて、27ページをお開き願います。14款国庫支出金、2の国庫補助金、7の復興費国庫補助金でございますが、このたび内示のありました防災集団移転事業等にそれぞれ復興交付金を計上いたしております。土木費補助金におきまして63億3,160万8,000円、内訳といたしましては防災集団移転事業交付金、がけ地近接等危険住宅移転事業交付金、復興土地区画整理事業交付金、災害公営住宅整備事業交付金にそれぞれ所要の額を計上いたしております。2の教育費補助金には1,192万5,000円といたしまして、埋蔵文化財発掘調査事業交付金を計上いたしております。  28ページをお開き願います。15款県支出金、1の県負担金、1民生費県負担金、1の社会福祉費負担金のうち災害弔慰金県負担金につきましては、支払い見込みを勘案して3億7,500万円を減額いたしております。  2の県補助金、1の総務費県補助金、1の総務管理費補助金のうち東日本大震災復興基金交付金につきましては22億3,894万8,000円を計上いたしております。  次に、30ページをお開き願います。15款県支出金、2の県補助金、9の災害復旧費県補助金につきましては、1の農林水産業施設災害復旧費県補助金におきまして、漁港災害復旧事業費補助金において6億3,705万7,000円を減額いたしております。4の災害廃棄物処理事業補助金につきましては、10億6,343万円を計上いたしております。  次に、31ページに入りますが、3の委託金、2の民生費委託金、2の災害救助費委託金につきましては12億5,559万4,000円を減額しております。災害救助費に係る事業費の確定によるものでございます。  16の財産収入、1の財産運用収入、3の償還金におきましては、石巻地区土地開発公社の解散に伴う出資金及び準備金の償還金であります。  32ページをお開き願います。17款寄附金、1の寄附金につきましては、2の指定寄附金についてふるさと納税寄附金に564万7,000円、震災復興基金に3,637万4,000円ほかを計上いたしております。  18款繰入金、1の基金繰入金、10の震災復旧生活資金貸付基金繰入金におきましては、義援金や被災者生活支援金等の支給が進み、条例を廃止することから2億円を繰り入れするものでございます。11の東日本大震災復興交付金事業基金繰入金につきましては、3,598万1,000円を今回計上しております。  18の繰入金、2の特別会計繰入金、6の下水道事業特別会計繰入金につきましては9,450万円を計上いたしまして、下水道事業に係る復興交付金を復興交付金事業基金に積み立てるために繰り入れしたものでございます。  34ページをお開き願います。20の諸収入、4の雑入の主なものについて申し上げます。1の総務管理費雑入、中段のところでございますが、建物災害共済災害見舞金につきましては、財団法人全国自治協会の見舞金でございます。1億6,000万円を計上しております。西福田体育館建物移転料につきましては、河川改修による市道つけかえに伴う西福田体育館建物移転料でございます。東日本大震災復興宝くじ市町村交付金につきましては、財団法人宮城県市町村振興協会からの寄附金であります。  次に、35ページに入ります。3の衛生費雑入、2の環境衛生費雑入のうち災害廃棄物売り払い代金につきましては、鉄くず等の災害廃棄物の売り払い代金でございます。1億6,800万円を計上いたしております。  次に、36ページをお開き願います。36ページは市債でございます。市債につきましては、矢本西小学校校舎改築及び防音事業等の市債対象事業費の確定により増減を調整を行っております。  次に、歳出についてご説明しますので、37ページをお開き願います。歳出につきましては、予算及び事業の執行状況等に基づき、各款にわたり人件費等の調整を行っております。  46ページをお開き願います。46ページでございますが、2の総務費、1総務管理費、諸費には、寄附金といたしまして石巻工業高等学校甲子園出場実行委員会寄附金として300万円を計上しております。20の震災対策費、5節の災害補償費につきましては、行政区長の公務災害の認定により2,630万3,000円を計上いたしております。  次に、47ページに入ります。25の積立金、東日本大震災復興交付金事業基金につきましては64億3,803万3,000円を積み立てしております。東日本大震災復興基金積立金には24億1,300万円を計上いたしております。  21の復興推進費には、復興未来都市に認定されたことから、47ページから48ページにかけてでございますが、グリーンエネルギーを活用した情報通信システムの購入費を計上いたしております。  続きまして、56ページをお開き願います。56ページでございます。3の民生費、1の社会福祉費、7の震災対策費でございますが、災害弔慰金の支払い見込みを勘案して、災害弔慰金や災害障害見舞金をそれぞれ減額いたしております。  57ページに入ります。3の民生費、2の児童福祉費、2の児童措置費につきましては、扶助費において子ども手当費では年度途中で支給額の改定のあったことから減額をいたしております。  次に、60ページをお開き願います。60ページでございますが、3の民生費、4の災害救助費につきましては、60ページから61ページにかかりますが、避難所経費や埋葬費給付金の確定等により減額いたしております。  次に、66ページをお開き願います。4の衛生費、2の清掃費、1の清掃総務費につきましては、19節の負担金補助及び交付金におきまして、石巻地区広域行政事務組合のごみ焼却施設負担金や石巻地区広域行政事務組合し尿処理施設負担金の災害復旧事業に係る負担金の増額を行っております。  次に、67ページに入ります。6の震災対策費でございますが、13の委託料において災害処理業務委託料宮城県処理分については見込みにより減額をいたしております。  続きまして、68ページをお開き願います。68ページでございますが、4の衛生費、3上水費、1上水道施設費には石巻地方広域水道企業団の災害復旧事業費に係る負担金5,220万円を計上いたしております。  続きまして、74ページ、75ページをお開き願います。6款の農林水産業費、3の水産業費、6の震災対策費でございます。19節の負担金、補助及び交付金におきまして、漁業施設の災害復旧事業に係るかさ上げ補助金として水産業共同利用施設復旧事業補助金を計上いたしております。  81ページをお開き願います。81ページには土木費、4の都市計画費、7の集団移転事業費につきましては、個別面談業務として復興交付金事業として防災集団移転促進事業業務委託料を計上いたしております。  次に、82ページをお開き願います。82ページの8の土木費、5の住宅費、3の住宅復興費でありますが、平成23年12月の補正でお認めいただきました災害公営住宅建設実施設計業務委託料について、復興交付金事業として今回財源の入れかえを行っております。  9の消防費、常備消防費につきましては、19の負担金、補助及び交付金において、石巻地区広域行政事務組合負担金におきまして消防車両等の災害復旧に係る負担金であります。  次に、84ページをお開き願います。9の消防費、4の防災費につきましては、歳入で申し上げました震災復旧生活資金貸付金の廃止により、繰入金を今回防災基金に2億円を積み立てるものでございます。  次に、88ページをお開き願います。88ページでございます。10款の教育費、2の小学校費、3の学校教育施設整備費につきましては、14の使用料及び賃借料にて矢本西小学校仮設校舎借上料を額の確定により減額をいたしております。  次に、101ページをお開き願います。101ページでございます。13款災害復旧費ですが、101ページから106ページまででございますが、歳入にもかかわりますが、災害査定に時間を要するなど年度内の契約が困難であることから調整いたしております。  続きまして、7ページにお戻り願います。7ページでございます。第2表、継続費補正についてご説明申し上げます。廃止といたしまして、鳴瀬庁舎耐震補強及び改修事業でございます。これにつきましては、平成23年6月30日提出の一般会計補正予算(第4号)で鳴瀬庁舎耐震補強及び改築事業の関係の委託料や工事費におきましては全額減額しておりましたが、その際この継続費においても廃止しなければならなかったものですが、失念をしておりまして、今回廃止するものでございます。大変申しわけございませんでした。  次に、8ページから9ページをお開き願います。第3表、債務負担行為補正につきまして、1の追加といたしまして観光物産復旧支援業務委託料から小学校施設整備実施設計業務委託料までで、期間及び限度額についてはここにお示しのとおりでありますので、よろしくお願いいたします。  次のページをお開き願います。10ページでございます。第4表、繰越明許費補正でございます。追加につきましては、民生費の障害者施設建設事業補助金でございます。これにつきましては東日本大震災関連の予算が主なものですが、いずれも年度内での完成等が困難なため繰越明許費補正の追加を行うものです。10ページから13ページにかけてでございます。13の災害復旧費、4の文教施設災害復旧費のうちの社会体育施設災害復旧事業まででございます。  次に、14ページをお開き願います。第5表、地方債補正でございます。1の追加につきましては県営ため池等整備事業であり、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法はここにお示しのとおりであります。  次に、2の変更でございますが、起債対象事業の確定等により調整いたしまして、圃場整備事業から災害援護資金貸付事業まで、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法について補正前から補正後に変更しようとするものであります。  以上で議案第39号 平成23年度東松島市一般会計補正予算(第12号)についての市長の補足説明といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(五野井敏夫) 昼食休憩といたします。再開は午後1時30分とします。    午後 零時05分 休憩                                              午後 1時30分 再開 ○議長(五野井敏夫) 再開いたします。  休憩前に引き続き市長の提案理由についての補足説明を受けます。市民生活部市民課長、補足説明。 ◎市民生活部市民課長(小西一枝) それでは、私のほうから議案第40号 平成23年度東松島市国民健康保険特別会計補正予算(第7号)について、市長の補足説明を申し上げます。  東松島市国民健康保険特別会計補正予算書116ページをお開き願います。まず、歳入でございます。国民健康保険税におきましては、1の一般被保険者国民健康保険税及び2退職被保険者等国民健康保険税につきましては、いずれも滞納繰越分について徴収率の見込みにより2,902万円を減額いたしております。  次に、3款国庫支出金、1項の国庫負担金、1療養給付費等負担金ですが、国民健康保険の財政的措置として交付される療養給付費等について、負担金等の確定により療養給付費及び老人保健拠出金については減額し、後期高齢者支援金及び介護納付金については増額計上したものでございます。  次に、117ページ、同じく国庫支出金の2項国庫補助金、1財政調整交付金につきましては、東日本大震災に伴う財政支援としての特別調整交付金2億2,290万4,000円を計上し、2の総務費国庫補助金において災害臨時特例補助金が交付決定されたことにより5億3,450万6,000円、さらに震災に係る国民健康保険特定健診国庫補助金として351万1,000円を計上しております。  4款療養給付費交付金、1の療養給付費交付金でございますが、これは退職被保険者に係る医療費に対し、被用者保険等保険者の拠出に基づき社会保険診療報酬支払基金より交付されるもので、退職被保険者の医療費が減少していることから3,364万4,000円の減額としております。  次に、118ページをお開きください。6款県支出金の調整交付金でございます。こちらは交付額見込みにより3,500万7,000円を減額しております。  次に、7款、その下の共同事業交付金、高額医療費共同事業交付金でございますが、国民健康保険団体連合会より各保険者の拠出金に基づき交付されるもので、交付確定により940万円の減額をしております。また、2目保険財政共同安定化事業交付金ですが、保険財政の安定化を図るため各保険者の拠出金により交付されるもので、交付確定により5,600万7,000円の減額をしております。  次に、119ページ、9款の繰入金でございます。一般会計繰入金でございますが、4,205万4,000円ほど増額しております。内訳の中で大きなものですが、国保財政安定化支援事業費繰入金、それから2節の2の保険基盤安定繰入金、こちら交付確定に伴い一般会計から繰り入れするものでございます。  次に、歳出についてご説明申し上げます。121ページをお開きください。歳出につきましては、保険給付費の調整が主なものでございます。  2款の保険給付費、療養諸費、1の一般被保険者療養給付費につきましては、これまでの医療費の実績を踏まえ、今後の見込みを積算した結果、7億1,902万円増額するものです。  次に、2項高額療養諸費、一般被保険者高額療養費でございますが、こちらもこれまでの実績を踏まえ、今後の見込みについて積算を行った結果、1億4,000万減額するものでございます。  122ページをお開きください。保険給付費の3葬祭諸費ですが、葬祭費でございます。今回40人分、200万円を増額しております。  123ページ、共同事業拠出金、高額医療共同事業拠出金及び2の保険財政共同安定化事業拠出金につきましては、高額医療費等の実績に基づき、国民健康保険連合会への拠出金をいずれも減額するものでございます。  以上で議案第40号 平成23年度東松島市国民健康保険特別会計補正予算(第7号)についての補足説明を終わりますが、こちらは国保運営協議会に諮問し、承認する旨の答申を既にいただいております。  次に、東松島市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)でございますが、こちらにつきましては市長の提案理由のとおりですので、説明を省略させていただきます。  これで私の説明を終わります。よろしくどうぞお願いいたします。 ○議長(五野井敏夫) 次に、保健福祉部福祉課長より補足説明。 ◎保健福祉部福祉課長兼社会福祉事務所副所長(村上修) それでは、予算書のほうが141ページになります。議案第42号 平成23年度東松島市介護保険特別会計補正予算(第3号)について、補足説明をさせていただきます。  今回の補正予算では、市長の説明にもありましたように、平成23年度の年度末を迎えまして、決算を前提として歳入歳出を調整して予算計上いたしております。  主なものについて、まず歳入からご説明いたします。補正予算書の148ページをお開き願います。第1款保険料につきましては、第1号被保険者の介護保険料を現年度分については平成23年度の最終調定見込額をもとに、滞納繰越分につきましては収納実績をもとに調整しまして、合計で128万6,000円を減額いたしております。  次に、148ページの下段のほうから149ページにかけてでございますが、第4款国庫支出金、第5款支払基金交付金、第6款県支出金につきましては、介護サービス給付費等の所要見込額に対する各国、県等からの交付内示額等に基づきまして減額調整いたしております。  なお、国庫補助金のうち、149ページ中段でございますが、介護保険災害臨時特例補助金につきましては、震災による保険料の減免分、介護給付費の利用者一部負担額の減免分、それから食事居住費等の減免分、被保険者災害復旧分、合わせまして5,172万7,000円を増額して計上しております。  第9款繰入金のうち、150ページ中段になりますが、一般会計繰入金の減額につきましても、介護サービス給付費等の所要見込額や事務費等の減額調整によるものであります。  なお、150ページ下段の基金繰入金につきましては、介護保険財政調整基金からの繰り入れを財源調整のために3,553万円予算措置しておりましたが、今回全額減額するもので、その結果、平成23年度末の基金残高は1億6,319万円余りとなる見込みです。  次に、歳出でございますが、152ページから153ページにかけてですが、第1款総務費につきましては、第2項徴収費、それから第3項介護認定審査会費について今後の執行見込みを精査いたしまして減額調整しております。  また、153ページ中段、第4項の計画策定委員会費395万7,000円の減額につきましては、高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画の第4期計画が平成23年度で満了することにより、年度内に第5次計画を策定する予定でありましたが、震災の影響により策定が困難となったために、介護保険事業計画審議会より答申をいただきまして、現行の第4期計画を暫定的に延長しまして第5期計画とすることとしたための減額であります。なお、第5期計画の見直しにつきましては、平成24年度中に行うべく、改めて当初予算のほうに計上させていただいております。  第2款保険給付費、こちらは153ページから156ページの上段にかけてでございますが、各種介護サービス給付費負担金を給付実績等に基づき見込額を推計しまして、増減調整して計上しております。また、歳入の国県支出金及び支払基金交付金、繰入金の補正に合わせまして財源の入れかえを行っております。  第4款地域支援事業費、ページのほうは156ページから157ページになりますが、各種介護予防事業の実績が震災の影響によりまして年度途中からの実施となったために、実施実績に基づきまして減額いたしております。  第7款諸支出金のうちの災害特例支出金ですが、こちらは158ページ中段になりますが、こちらにつきましては介護保険施設を利用した際の災害減免に係る食事居住費の補助金2,050万円を増額計上いたしております。  続きまして、ページが前後いたしますが、144ページのほうにお戻りいただきたいと思います。第2表、債務負担行為補正の追加といたしまして、平成24年度から26年度までの3年間の地域包括支援センター業務委託料を平成23年度中に契約しようとするための計上をいたしております。なお、限度額につきましては1億2,000万円にしようとするものでございます。  以上、議案第42号 平成23年度東松島市介護保険特別会計補正予算(第3号)についての補足説明とさせていただきます。  続きまして、議案第43号でございますが、161ページになります。平成23年度東松島市介護予防サービス事業特別会計補正予算(第2号)でございますが、こちらにつきましては市長の提案理由の説明のとおりとなりますので、補足の説明は省略させていただきます。  以上でご説明を終わります。 ○議長(五野井敏夫) 次に、建設部下水道課長の補足説明。 ◎建設部下水道課長(菅原博) それでは、議案第44号 平成23年度東松島市農業集落排水事業特別会計補正予算(第5号)につきまして、市長の補足説明をさせていただきます。  予算書180ページ、歳入より説明いたします。歳入の180ページ、4款の繰入金、7款の国庫支出金、あと181ページになりますけれども、8款の市債と、いずれも農業集落排水事業の災害事業の工事費の確定に伴います減となります。  続きまして、182ページの歳出です。183ページの4款災害復旧費、15節の工事請負費ですけれども、1億6,713万3,000円の減となってございます。これは1次調査ということで、1次調査はマンホールの内部の損傷の状況を目視で、目で見て被災状況というのを確認をしまして予算計上を行っておりますけれども、その後2次調査ということでテレビカメラを入れまして、管渠の内部の調査を行いました。その結果、当初の見込みよりも被災規模が小さくということで、今回減額ということになってございます。  174ページに戻っていただきます。第2表、繰越明許費の補正です。農業集落排水施設災害復旧事業として1,582万円の繰り越しとなってございます。農集北赤井と下小松地区、それぞれ処理場と管路につきまして2工区ずつ、2地区で4工区現在災害復旧工事を施工してございますけれども、下小松地区の管路の復旧工事につきましては災害査定の時期がおくれたということで、年度内の完成が難しくなったということで繰り越しとしてございます。  次に、175ページ、第3表、地方債の補正です。農業集落排水施設災害復旧事業債、650万から300万に減としているものでございます。これも工事費の減に伴うものでございます。  以上、農業集落排水事業特別会計補正予算に係る補足説明とさせていただきます。  続きまして、議案第45号 平成23年度東松島市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)につきまして補足説明いたします。  196ページお開きいただきます。歳入より説明をいたします。2款の国庫支出金、それから5款の市債、いずれも災害復旧費の取りやめによります減となります。  続きまして、197ページ、歳出です。5款の漁業集落排水施設災害復旧費、委託料670万の減ですけれども、これも復旧事業の取りやめによる減です。  190ページに戻っていただきます。第2表の繰越明許費の補正です。漁業集落排水施設の災害復旧事業として250万の繰り越しですけれども、これは地区内に居住を予定されている方が、大浜地区に居住される方がいらっしゃいまして、その方の浄化槽の設置工事を市のほうで行うものですけれども、これまで2度ほど入札不調となっておりまして、年度内完了が困難となりまして、繰り越しとするものです。  続きまして、191ページ、地方債の補正です。漁業集落排水施設災害復旧事業債を750万からゼロ円と、災害復旧事業の取りやめによる減となります。  以上で漁業集落排水事業特別会計補正予算に係る補足説明とさせていただきます。  続きまして、議案第46号 平成23年度東松島市下水道事業特別会計補正予算(第5号)につきまして補足説明をいたします。  208ページお開きいただきます。3款の国庫支出金、1目の下水道事業費国庫補助金です。これは、24年度に事業を実施いたします公共下水道施設整備復興交付金9,450万の歳入です。それから、3目の災害復旧費国庫補助金、2億8,255万3,000円減ですけれども、これも事業費の確定によるものです。  それから、209ページ、4款の繰入金、それから7款の市債、これらは事業費の確定による減となります。  それから、210ページからが歳出になります。1目一般管理費の28節の繰出金ですけれども、先ほど一般会計のほうに繰り入れしたものを一般会計のほうに9,450万繰り出しをするというものです。  それから、211ページ、2款の1目公共下水道管理費、19節の負担金、補助及び交付金1,277万7,000円の減となっておりますけれども、主なものとしては流域下水道の維持管理負担金の減1,178万9,000円によるものです。これは、排水量に応じまして県のほうに維持管理負担金として納めますけれども、被災により排水量が減となったことによるものです。  続きまして、212ページお開きいただきます。212ページの一番下、5款の災害復旧費です。13節の委託料、それから次ページの15節工事請負費については事業の確定による減です。それから、22節の補償、補てん及び賠償金につきましては、赤井東処理分区の下水道の災害復旧工事に伴います水道管の移設補償費を2,000万計上をしてございます。  202ページに戻っていただきます。第2表の繰越明許費の補正です。公共下水道管理費といたしまして6万5,000円です。これは、宅内排水設備補助金を行っておりますけれども、年度内に完了ができないという工事がありまして、3件分でありますけれども、6万5,000円の繰り越しとなります。それから、公共下水道施設災害復旧事業費ですけれども、18億9,254万7,000円、翌年度への繰り越し工事ということになります。  それから、203ページ、地方債の補正です。公共下水道事業債、2億980万から2億610万円へ減と、それから公共下水道施設災害復旧事業費、1億440万から9,500万円へ減とするものです。いずれも事業費の確定によるものです。  以上、下水道事業特別会計補正予算に係る補足説明といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(五野井敏夫) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。22番佐藤 富夫さん。 ◆22番(佐藤富夫) 25ページ、民生費国庫負担金の児童福祉費負担金、これは国の支給額の改定によりましてということなのですが、どのように改定されたのか、これ教えてください。  次は、46ページの震災対策費の中で災害補償費ということで、先ほど行政区長のいわゆる公務災害の補償費ということなのですが、内容について。  それから、117ページの国保の国庫の支出金の中で、災害臨時特例補助金というのが5億3,450万6,000円ですか、これ恐らく震災による医療費負担の減免分だと思うのですが、その算定基準について。それからあと、この分についてはこれからどうなっていくのか、これで終わりなのか、あるいは状況によってふえていくのか減っていくのか、その辺もお答えをお願いしたいと思います。 ○議長(五野井敏夫) 市長。 ◎市長(阿部秀保) それぞれ担当のほうから補正予算のご質問については答弁いたしますけれども、特に議員のほうから2件目、消防団あるいは行政区長、こういった非常勤関係につきましては県の非常勤の補償報償等の組合の中で決めるわけでありますけれども、これにつきましては審査委員会を設置して、審査委員会で決定するという手続になっています。市としては来る分については申請するという、そういった姿勢で申請をしているところでございます。詳細、総務部長のほうから答弁あろうかと思いますが、それから3点目でありますけれども、117ページの災害臨時特例補助金、これらは当初見積もれば予算編成も楽なわけでありますけれども、非常に苦慮しているところが実情でございます。23年度の途中、こういった対応がわかりまして、今回補正として、24年についてはまだなかなか見通しつかないという部分もありますが、詳細、部長のほうからまた答弁させていただきたいというふうに思います。 ○議長(五野井敏夫) 福祉課長。 ◎保健福祉部福祉課長兼社会福祉事務所副所長(村上修) それでは、ただいまの第1点目の質問でございますが、子ども手当の負担金の支給額の改定内容についてというご質問でございますが、まず年度当初子ども手当につきましては一律1万3,000円の支給ということになっておりました。その後改正がございまして、10月支給分からは3歳未満の子供につきましては月額1万5,000円、それから3歳以上小学校就学前第1子、第2子については1万円、それから3歳以上小学校修了前の子供さんにつきましては月額1万5,000円、中学生につきましては一律1万円という形で改正になってございます。ですから、1万3,000円から1万5,000円に3歳未満児についてと、あと3歳以上でも小学校までの第3子以降については2,000円増額の1万5,000円となったわけですけれども、3歳以上小学校修了前までの第1子、第2子、それから中学生全員については1万3,000円から1万円に減額されたという内容になっております。 ○議長(五野井敏夫) 総務部長。 ◎総務部長兼総務課長(小野弘行) それでは、2点目の質問、市長の補足をさせていただきます。  今回の非常勤職員公務災害補償費2,630万3,000円でございますが、行政区長さんが今回の被災によりお亡くなりになったことにより補償をさせていただくものでございます。対象者につきましては、大曲浜区内の上浜3区の菅原行政区長さんでございます。大曲浜地内においては4名の区長さんが今回の震災によってお亡くなりになってございますけれども、うち上浜3区の菅原区長さんのご遺族の方から申し出があり、市のほうで情報収集をしながら、先ほど市長が申し上げました宮城県市長会を通じて非常勤等公務災害補償審査会のほうに書類を送りまして、審査の上、公務災害に該当するというような結論を今回いただいたわけであります。この2,630万3,000円の内訳でございますが、これは本市の条例、東松島市の議会議員及びその他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例及び条例施行規則の中でうたわれております内容等について補償がされたわけでございます。初めに、遺族補償年金の前払い一時金、それから遺族特別支給金、遺族特別援護金、それから葬祭補償という形の中で今回補償をいただいております。額が合わせて2,630万2,800円ということで、審査委員会のほうから通知をいただいたものでございまして、今回補正で歳入あるいは歳出予算を計上させていただいたものであります。  以上でございます。 ○議長(五野井敏夫) 市民課長。 ◎市民生活部市民課長(小西一枝) それでは、3点目についてお答えいたします。  こちらの災害臨時特例補助金でございますけれども、こちらにつきましてはまず保険税の減免の分、減免の額が補助金になっております。それからあと、一部負担金免除されておりますが、この3割分、自己負担の分をすべてこちら財政措置されております。そのほか、国保円滑運営確保事業といいまして、例えば一部負担金の免除の算定のためにシステムを開発したり、そういったものについてかかる費用の分もこちらで見られるようになっています。そのほか、入院時の食事療養費、入院時生活療養費等に係る免除の総額もこちらのほうで、補助金のほうで見られるようになっております。  今後の予定ですけれども、24年度は9月まで同じようにこの減免措置等に関しての財政支援が行われる予定になっております。 ○議長(五野井敏夫) 佐藤 富夫さん。 ◆22番(佐藤富夫) 25ページの児童福祉費負担金の関係なのですが、今の説明ですと10月に改定あったのでということなのですが、そうすると10月から改定あった部分がトータルで1億5,666万2,000円ということになるのですか、その前はそのままだということでよろしいですか。  それから次、46ページの区長さんの災害補償ということなのですが、1名分ということなのですが、そのほかの4人はどうなったのか。これは遺族から請求があったということなので、これ申請主義ということで、申請しなければどうにもならないということなのですか。  それから、今の国保の特例補助金の関係ですが、いろいろメニューがあって複雑な算定基準になっているようですが、9月まで国保の減免あるわけですが、そうすると総体の国保関係にはね返る分、要するに特別調整交付金とか普通調整交付金、いろいろ国からのはね返り分あるのですが、そういったものはどういうふうになるのか。9月までですから、年度途中なので不確定要素はあると思うのですが、その辺どういうふうになるのか。それからあと、9月以降については、これちょっと情報入っていないと思うのですが、あれば教えていただきたいというふうに思います。 ○議長(五野井敏夫) 保健福祉課長。 ◎保健福祉部福祉課長兼社会福祉事務所副所長(村上修) 先ほどの子ども手当の説明でございますが、最終的には対象者は約1万9,300人と見込んでおります。そのうち1万3,000円に減額となる対象児童については、そのうちの1万5,000人弱ぐらいが1万円のほうに減額されるということになります。ただ、当初予算編成の時点におきましては、対象人員も1万9,300というのは今の最終的に3月末ではこれぐらいになるという見込みで、その辺見込みも大変難しゅうございましたので、当初では若干多目に予算措置をさせていただいております。ですから、その減額分と合わせまして、対象人員の確定による減も含まれての今回の減額補正となっております。 ○議長(五野井敏夫) 総務部長。 ◎総務部長兼総務課長(小野弘行) それでは、2点目にお答えを申し上げます。  今回の公務災害認定でございますが、先ほど4人が今回犠牲になられたというお話を申し上げました。今回の予算上に上げたのは1名ですが、4名の区長さんが亡くなられましたので、市のほうとしても当時の状況等についての調査をずっとさせていただいております。あくまでも行政区長だからすぐこの認定がされるというわけではなくて、公務災害ですので、公務という部分が立証されなければ認定審査会にはかかりませんので、たまたま今回上程させていただいた区長さん等については、地震発生時、大曲浜新橋の1次避難所、高台にありますけれども、そちらに市民の皆様を誘導していた事実が確認されましたので、ご遺族の方と調整しながら今回認定審査会に送付をさせていただきました。他の3人の区長さんにつきましても、現在ご遺族の方あるいはそうした関係者の方との聞き取り、証明関係、あるいはお亡くなりになったご遺体が発見された場所等の整合もありますので、その辺については市のほうにおいてご遺族と鋭意調査中ということで、公務災害が立証されたということになれば、あるいはご遺族から情報を提供しながら申請を上げていただければ、私ども市の姿勢としては認定審査会に送付をするという今考え方で作業を進めております。  以上でございます。 ○議長(五野井敏夫) 市民生活部市民課長。 ◎市民生活部市民課長(小西一枝) 3点目のことでございますけれども、まだ国のほうから24年度については減免を9月までするといったことだけしか通知が来ておりませんので、詳細についてはちょっと今後国の動向を見ながら行いたいと思います。 ○議長(五野井敏夫) 市民生活部長、補足説明。 ◎市民生活部長(大友利雅) 普通と特別交付金や交付税関係にどのような影響があるのかというふうなお話ですけれども、国保の場合ですと前々年度の実績に対して普通交付、特別交付が算定される基準です。その中でも税収、いわゆる収納率によって減点というふうな基準もございまして、5万人以下の人口であれば86%を切るか切らないか、それから滞納繰越分については20%以上になるか以下かという部分で減点率も違ってきます。ただ、今回の震災で本市の場合は現年度分につきましては80%をちょっと超える程度かなという今見込みですし、滞納繰越分についても今までですとずっと合併以来25以上をクリアしてきたのですが、今現在16%前後かなという厳しい状況にあるということで、これらについても国のほうでは何のお示しも今のところはございません。多分これは東松島市だけではなくて、被災3県あるいは関東のほうも含めて全部共通の事項かなというふうな部分がありますので、国等の動向、あるいは会議等がある場合にその辺についての情報収集をしていきたいというふうに思っております。 ○議長(五野井敏夫) 佐藤 富夫さん。 ◆22番(佐藤富夫) 最後の国保の関係なのですが、これは総括質疑でも私聞いております。いずれ財政的に大変な状況になるということで、そうすると今年度ではないのですが、結局徴収率によって変わってくるということで、もう大変なダウンをするということです。ですから、今のところは情報はないというものの、これはやっぱり全国の自治体、呼応して国にお願いするよりないのかなというふうに思っているのです。このままでいきますともう全然アウトになってしまいますから、その辺どうですか、市長。 ○議長(五野井敏夫) 市長。 ◎市長(阿部秀保) きょう午前中、平成24年度予算ご承認いただきまして、安堵しているところでございますが、特に国保については今担当課長、部長のほうからも説明したとおり、市民においては9月まで一部医療をサービスを受けられるというメリットありますけれども、負担も伴うわけでございますし、まして徴収率が非常に厳しいという中でございます。これは、東日本大震災の被災地全部共通して言えることでございますので、この辺は国のほうにお願いしながら、しかしながら先ほど議員のほうからのご質問のとおり、交付金あるいは補助金にしてもおおよそ来そうだけれども、核の数字的な見込額というのはなかなかつかめなくて、非常に難しい面はあるわけでありますけれども、いずれにいたしましても市長の考えということでは、この国保は維持するということは大前提でございますので、この維持について国のほうにまずお訴えすることが1番目と、それから議員から質問はいただいていませんけれども、やはり税率の改正というのは最後の最後だというふうに思っています。改正する前に議会とのご協議も必要だというふうに思っていますので、それはある程度市のほうで考えなくてはいけない部分、そして最終的には税の見直しと、改正というふうになろうかと思いますので、そういった順番で私としては考えていますが、第1弾目で何とか国のほうで食いとめたいなというふうには考えています。 ○議長(五野井敏夫) 滝 健一さん。 ◆8番(滝健一) 20ページの固定資産税、現年課税分1,350万円の減額の算出根拠についてお伺いします。 ○議長(五野井敏夫) 市長。 ◎市長(阿部秀保) 担当のほうから答弁させていただきます。 ○議長(五野井敏夫) 佐々木税務課長。 ◎市民生活部税務課長(佐々木俊一) ご質問の固定資産税の1,350万の算出根拠ということでございます。これにつきましては、今年度の調定見込み、それを勘案いたしまして、それにあと収納率95%というふうな形で見ておりまして、その差額分を一応減額したということでございます。 ○議長(五野井敏夫) 滝 健一さん。 ◆8番(滝健一) なぜお伺いしたかと申し上げますと、震災で建物流失や損壊したわけですが、建物については、これから固定資産税はそれぞれ修正されるであろう台帳価格によって課税されてくると思うのですが、これはどのようにして査定する方針なのか。それから、これ大変重要になってくる問題だと思うのです。  また、土地について、浸水区域、これも今減免になっているのですが、いずれそれなりに不動産価格が下がっているわけです。特に宅地については著しい差額が出てきます。農地は、ほとぼりが冷めると農産物が生産できますが、宅地はほとぼり冷めても宅地としてのもとの価格にならないわけです。不動産価格が物すごく目減りしていくわけです。その場所によりますが、特に大曲浜とか浜市、牛網、野蒜の沿岸地域の宅地は、宅地であっても農地以下、あるいは所有していてかえって障害になる土地とも思われる場所も場所によってはあるわけですが、これは将来的に非常に、特に宅地所有者は不安なのです。いずれ固定資産税が復活されるということで、今は減免措置ですから。ですから、台帳価格を修正するというような方針を早く示しておかないととても安心して生活できないと、今後の生活どうするのだというようなことにつながっていくわけです。  同じような質問、私はしたことあるのです。たしか市民生活部長の答弁だったと思うのですが、地目変更登記すればいいのでないかと、雑種地にというふうな答弁でした。そもそも固定資産税というのは現況課税なのです。例えば農地に農地転用を県知事から許可受けて建物を建てると、その土地は宅地になるのです。しかし、登記簿上は農地なのです。地目変更登記しなくても農地なのです。しかし、1月1日を基準として市では宅地課税するわけです。その逆もあるわけです。ですから、いかにも地目変更登記申請しなければだめなのだというようなことに聞こえてしまったのですが、そんな余裕ないのです。地目変更登記できませんですから、普通。台帳に頼むお金もございませんですし、ですからそういう方向に整備を、台帳価格をそろえて現況に見合ったものに修正を加えていくというような方針を示していただかないと不安なものですから、その辺はどうでしょうか。 ○議長(五野井敏夫) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(大友利雅) 今の質問にお答えいたします。  まず、震災後の課税の状況ですが、1月1日基準日で賦課するという部分は変わりはないのですが、23年度部分におきましては賦課が実施できたのが9月時点ですが、その前に今回の震災による減免のあり方ということで国からの方針が示されまして、水被害、いわゆる津波被害のあったところにつきましては全額免除というふうな方針をとっております。土地建物についてもそういうふうな措置をしてございます。ですから、そのときの基準額、標準額等々は明示されていると思いますが、賦課額としてはゼロということになっているというふうな納付書をお送りさせていただいております。  それから、私が言ったのかというふうな今お話で、雑種地にしたらいいのではないかというお言葉いただいたのですが、ちょっと記憶にないので、大変申しわけないのですが、あくまでも現況課税というのが原則でして、23年度中に市内二百数十点ある基準点のうち67地点を除いて見直しをしてございます。いわゆる時点修正をしてございます。それから、最近になりまして67地点も修正をしてございます。実質的には、従前の標準額に比較しておおむね3分の1以下ぐらいの標準額になってございます。  そういうふうな中で、今後の課税の部分でいいますと、今回も24年度部分についても国のほうから特例が示されておりまして、全額減免、いわゆる免除、2分の1免除、それから全額賦課という3段階というふうになってございます。当然ながら全壊、全流した地域については全額免除というふうな対象地域ということで、これも地点調査をしてございまして、おおむね道路とか河川とか鉄道とか、そういうふうな区切りで区切るということ、1件1件の比で分けるということではなくて、そういうふうな区分けをするという今方針で、24年度部分についての賦課というふうな部分について検討している最中です。  それから、宅地の鑑定とか台帳の見直しということですが、今のご質問のとおり、既にそういうふうな時点修正で見直しをかけております。これも1月1日現在ということになれば、24年1月1日現在ということになりますので、それらの部分での時点修正、67地点はその時点でできなかったところがありますけれども、それはさかのぼって、その日に見直されたという運用をしていくということで時点修正をかけて、賦課のほうの部分についてはそういうふうな標準値の取り扱いというふうな考え方で、今24年度分の賦課については取り組むということで調整をしてございます。 ○議長(五野井敏夫) 滝議員。 ◆8番(滝健一) 私が考えていたより前もっていろいろと諸準備、仕事をされていることについては評価申し上げたいと思いますが、ただいまのおおむね3分の1に台帳が修正される旨の、これ平均でしょうが、ありましたが、要するに建築制限の場所もあるわけですよね。ですので、ほぼゼロに近く修正するところも出てきて当然だと思うのです。ゼロとは言いませんが、建築制限かかっているところなどは3分の1とって、とてもとても高いわけです。これは平均だと思うのですが、その辺はどうでしょうか。 ○議長(五野井敏夫) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(大友利雅) まず、土地と建物を分けてのとらえ方なのですが、土地については当然ながらそういうふうな利用形態の部分で、付加価値がまず下がるという部分が一番ですけれども、建物については使えるか、使っているかというふうな部分も影響がございます。例えば修復なさったり、それから建て直しをしたりというふうな部分があると思うのですが、通常どおりの使用というふうな状況になれば当然ながら標準の部分の賦課というふうなのが基準になりますけれども、一時間借り的に、例えば仮設住宅にとても入る気にならないとか、あるいは探してもないとか、そういう部分で暫定的にやむなしでご無理なさって入っているような状況下の家屋なのか、そういうのも含めて勘案するというふうになっていますけれども、ゼロにするかどうかという部分については、まさにそういうエリア、エリアで詳細を確認しながら最終決定をしていきたいと。今の個別にというふうなことになりますと、なかなかお答えはできないというふうな状況にあります。 ○議長(五野井敏夫) 市長。 ◎市長(阿部秀保) 滝議員のほうからご質問いただいた件というのは、これから今移転対策部のほうで個別の意向調査しておりますので、その中で具体的に今後土地については売らないでそのままにしておくとか、例えばあるいは売るとか、いろんな話出てくる中で出てくる話だろうというふうに思います。ただ、今回の東日本大震災の防災集団移転事業、あるいは津波の区域、きょうご承認いただきましたけれども、そういった区域の課税についてはやはり一考を要するというか、これから国との協議も出てくるのだろうなと。といいますのは、その分国のほうで当然評価が下がるということは基準財政収入額がダウンするわけでありますので、我々としては国から今の制度では4分の3交付税措置になるわけでありますので、そういった絡みもございますので、しっかりと国と協議しながら進めていきたいというふうに思っています。 ○議長(五野井敏夫) 五ノ井 惣一郎さん。 ◆12番(五ノ井惣一郎) 34ページの総務費雑入の中で、西福田体育館の建物移転料ということで6,068万1,000円計上されておりますけれども、これについてもう少し詳しく。というのは、移転ということで建物がなくなる、体育館ですので、私ちょっと思い出していますけれども、何平米ぐらいこの土地のあれ、その辺もう少し詳しくお願いします。  次の35ページ、雑入の中で衛生費雑入、2の環境衛生費雑入の中で災害廃棄物売り払い代金となっていますけれども、鉄くずということでありましたけれども、これは幾らぐらいあったのか、そして売り払いの方法、どのような方法で売り払ったのか、その辺お聞きしたいと思います。  それから、例の石巻工業の甲子園の寄附金ということで300万計上されましたけれども、この300万という金額、それどのような算出か、その辺をお聞きしたいと思います。  以上3点お願いします。 ○議長(五野井敏夫) 市長。 ◎市長(阿部秀保) 今3点ご質問いただいたけれども、私のほうからは3点目、1点目については若干触れさせてください。  これにつきましては、私が市長就任早々に北上川下流河川事務所のほうから出てきた話でございまして、堤防を強化するということで、緊特事業の関係で、当時の旧鳴瀬町時代に建設した地区の体育館でございますが、地区と協議の結果、要するに地区としては解体してもいいですよというそういった手続をとって、特に大橋議員に非常にご難儀をおかけしたわけでありますけれども、そういったことでやっとここまで進んだということですので、詳細、担当から答弁させてください。  それから、3点目ですけれども、気持ちよく甲子園のほうに送り出したいということで、もう少し選手の数とかすれば出してもいいかなという気持ちもないわけではないのですけれども、これまでの高校野球の出場チームについての行政の支援とか、いろいろ私どもも調査はさせていただきました。そういった中で今回7名ですか、地元リトルシニアから今回の甲子園出場、それから矢本一中野球部、例のチームということで3分の1ぐらいベンチ入りを占めるということでございますので、そういったことからすればもう少しということもあってもいいのかなというふうに思いますが、石巻市さんのほうで1,000万でありますので、これまでの負担割合等いろいろ勘案し、また負担割合からすれば5分の1ぐらいなのですけれども、今回は3分の1ぐらいまでに、私としては少しさらに気持ちよくという部分出しましたし、それから市の経済課のほうにも私のほうで声かけさせていただきましたので、かなり学校のほうからはお礼もいただいていますので、これで議会でご理解いただければよろしいのかなというふうに思います。多いほうはいいわけですけれども、ただ目標額はおかげさまで集まったということでございますので、こういう形で私としては、何が基準というと難しいのですけれども、この額でお願いしたいと。ただ、これまでの近隣、あるいは支援するという行政の中では一番最高額だというふうに思います。例えば去年夏大会、古川工業が出場した際の隣接の栗原市さんとか、お隣が出した額からすれば、うちのほうは本当にその10倍とかという額だと思いますので、そういうことでご理解いただきたいというふうに思います。 ○議長(五野井敏夫) 市民協働課長。 ◎復興政策部市民協働課長(小山修) それでは、第1点目の西福田体育館の建物移転料につきまして、市長の補足答弁をさせていただきたいと思います。  こちらの形態につきましては、土地が全体で755平米の土地がございました。その部分の今回市道の用地部分として分筆いたしまして、145平米相当部分、これは市の道路用地でございます。これは対象部分に入っていないということで、こちらの移転料の大きなのは、建物の重量鉄骨でありました245平米の体育館の部分についての移転料を国交省からいただいたということになります。移転料でございますので、将来的にこれにかわる建物についてはどうなのかということで、地元からは集会所の一部増築とかポンプ積載車等の部分も要望としては承ってございますので、これ地元の話を聞きながら進めていきたいなと思っております。  以上でございます。 ○議長(五野井敏夫) 環境課長。 ◎市民生活部環境課長(堀越栄治) それでは、35ページ、災害廃棄物売り払い代金の2点の質問についてお答えいたしたいと思います。  どれぐらいの量かというお話でございましたけれども、一応現在約ですけれども、8,900トンほど運んでおりますが、見込みとしては最終的には9,300トンを見込んでおります。それで、キロ当たりですけれども、18円というふうな計算でございます。どのような方法でというお話だったと思うのですけれども、見積もり合わせによりまして単価18円というふうに決めまして、それで見込みとしては9,300トン、それを掛けますと1億6,800万円というような積算でございます。  以上です。 ○議長(五野井敏夫) 12番五ノ井 惣一郎さん。 ◆12番(五ノ井惣一郎) ただいまの災害のやつで再質問というのですか、今見積もり合わせということですが、業者さんどこなのですか、それ。 ○議長(五野井敏夫) これ予算計上でございますので、見積もり合わせの部分についてまでは言及は控えたいということで、よろしいですか。 ◆12番(五ノ井惣一郎) はい、いいです。  それでは、先ほどの甲子園の話になりますけれども、お金のほうはわかりましたけれども、東松島市としては応援方法というのは別に考えていないですか。 ○議長(五野井敏夫) 市長。 ◎市長(阿部秀保) まず、今の気持ちですけれども、それぞれ同窓会とかそういった形での思いも込めて、市の税金、それから同窓会でも2つ3つに分けて多額の費用を集めていただきましたので、そういった関係者がバスで行くようになるか、新幹線で行くようになるか、市長、副市長の行く予定は立てていませんけれども、1勝、2勝、3勝というふうにいった場合は、それは行かなければならないだろうなというふうには思うところではございます。今のところ具体的に考えていませんが、あと内部検討させていただきたいと思います。日程等を見て、副市長あたりが行きたいとお願いすると、私のほうからなるかもしれませんけれども、そういった内部検討はさせていただきたいと思います。 ○議長(五野井敏夫) 暫時休憩いたします。再開は14時50分といたします。    午後 2時37分 休憩                                              午後 2時50分 再開 ○議長(五野井敏夫) 再開いたします。  休憩前に引き続き質疑を行います。5番多田 龍吉さん。 ◆5番(多田龍吉) ページ数27ページでございますが、復興費の国庫補助金ということで内示を受けて計上したと、こういう先ほどの説明でございました。それで、63億4,353万3,000円ということで計上されているわけでございますけれども、最近いろいろ新聞でも出ておりますように、申請したのだけれども、計画の熟度的な部分でなかなか申請どおりいただけなかったというような、そういった新聞報道等を見るにつけ、本市においては申請額と内示額との部分についてどのような差異があったのでしょうか。 ○議長(五野井敏夫) 市長。 ◎市長(阿部秀保) まず、詳細、部長のほうから答弁いたさせますが、今回につきましてはうちのほうでは結果的には67%台でありますけれども、下水道等を次の回に回すということで、それらを入れると90を超すということで、大きな心配はしていません。かといってそれでいいのかということではなくて、きのう安住大臣の秘書、皆さんそろって来ていただいて、こちらの今後の計画等々をお示ししたところでございますので、こちらとしては財源確保したいと。私の考え方、あるいは市長会、宮城県の考え方で、知事を先頭に市長会、市町村会で復興庁のほうに要望に行ったわけでありますけれども、本来であれば私たちは復興庁というのはワンストップで、私たちの側に立ってスムーズに事務を進めていただきたいという考え方でありますけれども、そういった期待をしているわけでありますが、具体的には復興庁も各省庁からのある程度の編成でございますので、非常にまだ時間かかるのかなという部分、組織としてそういうふうに考えていますので、要望申し上げているのは、我々の苦手な部分、要するに国への申請でありますけれども、そういった部分を復興庁がむしろこういった手引き的な考え方をご指導いただければスムーズに交付金獲得になりますよという、そういった立場に立ってやっていただきたいというお願いをしているところでございますので、これからはスムーズにはいくような期待と申しますか、そういうところはしているところでございます。今ご質問の中身については、部長のほうから答弁させてください。 ○議長(五野井敏夫) 復興政策部長。 ◎復興政策部長(古山守夫) 今回平成23年度の補正予算とあわせまして、資料のほうを配付させていただいておきましたけれども、本日もしお持ちであればごらんいただきたいと思うのですが、A3判で、上には平成24年度1号補正予算資料とありますが、こちらの平成23年度の今回の復興交付金の内訳となっております。それで、今回につきましては第1回目の復興交付金計画の中に事業計画ということで、事業費そのもので要望いたしましたのが、上には平成24年度1号補正予算資料となっておりますけれども、この表の中の上では事業費(申請額)という、左から3列目の一番下の欄をごらんいただきたいと思うのですけれども、事業費そのものでは86億4,639万4,000円、要望額でございます。それに対しまして、今回決定を受けましたのが76億3,105万4,000円となってございます。  それで、今回については特に下水道事業、それから道路事業という、この表でいう黒塗りの部分がとりあえず優先順位は次に回していただきたいということで、今回見送りになったものでございます。そのため、防災集団移転、いわゆる住宅地の再建絡みの部分が今回優先的に1回目の交付金として決定を受けてございまして、こうした下水道あるいは道路事業については次回以降に回していただきたいということの中での説明を受けてございます。それで、間もなく2回目について今回ヒアリング等を行いながら、これらも再度上げながら進めていきたいと考えております。そうしたことの中で、今回につきましては事業費が76億3,105万4,000円のうち、国庫、国からの補助金として合計で64億3,803万3,000円、こちらの配分をいただいているところでございます。 ○議長(五野井敏夫) 多田さん。 ◆5番(多田龍吉) ただいまの件についてはよくわかりました。  46ページでございます。先ほどの質疑の中で、いわゆる災害補償費の関連でございます。予算計上の部分についてはよくわかったのですが、関連で伺いたいと思いますが、公務災害、非常勤職員ということで、今度消防団の関係でございますけれども、何名かの方がやはり犠牲になってございます。それで、そういった方々も査定という作業が入るのですが、よく消防車でもって呼びかけ途中に流されて亡くなった可能性が非常に強い人もあるみたいなのですけれども、もしそういった部分の申請が消防団のほうからも出され、あるいは該当しますよというような呼びかけもする対象もいるかと思います。この場合は区長さんお一人なのですが、今後の見通し的な部分について伺いたいと思います。 ○議長(五野井敏夫) 市長。 ◎市長(阿部秀保) 消防団につきましては、実は前の議会でも若干質問あって触れた記憶ございますけれども、東松島市では殉職消防団員は8名ということで、全員8名申請をさせていただいて、すべて満額いただいております。もう家族のほうに既に振り込み作業も入っておりますので、そういった状況でございます。
    ○議長(五野井敏夫) ほかに質疑ありませんか。20番長谷川さん。 ◆20番(長谷川博) これは75ページなのですが、農林水産業費の震災対策費の負担金、補助及び交付金のところで、先ほど市長の提案理由の説明のところでも触れられたのですが、水産業共同利用施設復旧事業補助金ということで7億9,800万ほど計上されているのですが、これは何かかさ上げ分だということなのですが、当然共同利用施設の復旧ということの事前の事業なのかなというふうに思うのですが、具体的にかさ上げ、どういったところをどの程度の規模でやるのか、またこのかさ上げに伴って次の事業のスケジュールですか、そういったのもよろしければお聞きしたいと思います。 ○議長(五野井敏夫) 市長。 ◎市長(阿部秀保) では、詳細は担当のほうから答弁させてください。 ○議長(五野井敏夫) 農林課長。 ◎産業部農林水産課長(及川康之) この共同施設復旧事業につきましては、国の1次補正から始まっておりまして、これまで申請が3回ほど行われております。それで、各漁協から55の事業案件が来ていまして、そのうち国が3分の2、県が6分の1の補助を出しまして、あと自己負担が6分の1となっております。その6分の1に対して国の3次補正で65%分、特別交付税で見ますよというふうなことになりましたので、その65%を今回のせたわけです。ということで、実質地元の負担は約9割方補助をもらえるという形になります。  事業のほうは、まず初めに漁船の修復、あと新しく買う分、それと共同の乾燥施設、ノリ、そういったものの事業が行われます。矢本支所でありますとノリの乾燥施設が3基つくれますし、あと宮戸の室浜につきましてもノリの施設などはつくられます。そういった施設が主に大きいものでございます。 ○議長(五野井敏夫) 長谷川さん。 ◆20番(長谷川博) そういった事業そもそもについては大体情報を得ているのですが、先ほどの市長の提案理由の説明ですと、ここに書いてあるのですが、漁業施設のそういうかさ上げに係るというので、よくわからないです。それぞれ今課長が答弁されたように矢本の箇所で3カ所かな、それから宮戸と、それぞれの地域に施設をつくることも含めて、そういった施設を建てるための前提の土地を確保というのだか、そういった造成とか、そういったのも含めて全部この7億9,800万でやるということなのですか。 ○議長(五野井敏夫) 農林課長。 ◎産業部農林水産課長(及川康之) どうも済みません、言葉足らずで。このかさ上げにつきましてはお金のかさ上げ、補助金のかさ上げです、土地のかさ上げでなくて。それで、自己負担が6分の1を出さなければならない事業なので、その6分の1を国の交付金が来ますので、その6分の1の65%をかさ上げするということです。 ○議長(五野井敏夫) よろしいですか。 ◆20番(長谷川博) はい、わかりました。 ○議長(五野井敏夫) 八木 繁次さん。 ◆15番(八木繁次) 予算書の25ページなのですけれども、総務管理費補助金の中の特定防衛施設周辺消防施設整備事業交付金が減額になっていまして、私この辺よく説明聞かなかったのですが、その内容と、もう一つ、特定防衛施設周辺の無線施設整備事業交付金、これは防災の移動無線というお話だったので、その内容を教えてください。 ○議長(五野井敏夫) 市長。 ◎市長(阿部秀保) では、担当のほうから答弁させてください。 ○議長(五野井敏夫) 防災交通課長。 ◎総務部防災交通課長(大江賢良) ただいまのご質問にお答えいたします。  まず、特定防衛施設周辺消防施設整備事業交付金でございますが、これとそれから4行目にございます特定施設周辺無線施設整備事業交付金、この前の部分の消防施設交付金については記載名称の変更といいますか、それによりまして消防施設分の補助金を減額して、消防特定施設無線施設整備事業交付金のほうにかえたということでございます。内容につきましては防災無線の移動系の増設工事ということで、これは携帯用の無線設備の整備が主なものでございます。 ○議長(五野井敏夫) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五野井敏夫) これをもって質疑を終結します。  お諮りいたします。議案第39号から議案第46号までは、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五野井敏夫) 異議なしと認めます。よって、議案第39号から議案第46号までについて委員会の付託を省略することは可決されました。  引き続き審議を行います。これより1議題ずつ討論、採決に入ります。  初めに、議案第39号についての討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五野井敏夫) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結します。  これより議案第39号 平成23年度東松島市一般会計補正予算(第12号)についてを採決します。  本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五野井敏夫) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決しました。  次に、議案第40号についての討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五野井敏夫) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結します。  これより議案第40号 平成23年度東松島市国民健康保険特別会計補正予算(第7号)についてを採決します。  本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五野井敏夫) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決しました。  次に、議案第41号についての討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五野井敏夫) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結します。  これより議案第41号 平成23年度東松島市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)についてを採決します。  本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五野井敏夫) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決しました。  次に、議案第42号についての討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五野井敏夫) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結します。  これより議案第42号 平成23年度東松島市介護保険特別会計補正予算(第3号)についてを採決します。  本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五野井敏夫) 異議なしと認めます。本案は原案のとおり可決しました。  次に、議案第43号についての討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五野井敏夫) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結します。  これより議案第43号 平成23年度東松島市介護予防サービス事業特別会計補正予算(第2号)についてを採決します。  本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五野井敏夫) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決しました。  次に、議案第44号についての討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五野井敏夫) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結します。  これより議案第44号 平成23年度東松島市農業集落排水事業特別会計補正予算(第5号)について採決します。  本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五野井敏夫) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決しました。  次に、議案第45号についての討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五野井敏夫) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結します。  これより議案第45号 平成23年度東松島市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)を採決します。  本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五野井敏夫) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決しました。  次に、議案第46号についての討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五野井敏夫) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結します。  これより議案第46号 平成23年度東松島市下水道事業特別会計補正予算(第5号)についてを採決します。  本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五野井敏夫) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第30 議案第47号 平成24年度東松島市一般会計補正予算(第1号)について △日程第31 議案第48号 平成24年度東松島市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について ○議長(五野井敏夫) 日程第30、議案第47号 平成24年度東松島市一般会計補正予算(第1号)について、日程第31、議案第48号 平成24年度東松島市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、以上2件は関連がありますので、一括議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長阿部 秀保さん。     〔市長 阿部 秀保 登壇〕 ◎市長(阿部秀保) 議案第47号 平成24年度東松島市一般会計補正予算(第1号)について、提案理由の説明を申し上げます。  今回提出いたしました補正予算につきましては、震災に係る復興事業を迅速に推進するための復興交付金事業及び復興基金を活用した被災者支援事業が主なものであり、既定の予算総額に81億2,460万円を追加し、歳入歳出予算の総額を561億2,460万円として編成いたしております。  その主な内容について歳入よりご説明申し上げます。地方交付税につきましては、復興交付金事業の地方負担分等として特別交付税を増額し、県支出金につきましては、県補助金において被災者支援事業として地域支え合い体制づくり事業補助金を増額、県委託金においては住宅の応急修理に係る災害救助費委託金を計上いたしております。  寄附金につきましては、小野小学校プール設置事業に役立たせていただきたいと申し出があることから学校教育費寄附金を計上いたしております。  繰入金につきましては、小野小学校プール設置事業のためにデンマーク友好子ども基金、防災集団移転事業などの復興事業に充当するための東日本大震災復興交付金事業基金、被災者支援事業に活用するための東日本大震災復興基金をそれぞれ繰り入れいたしております。  市債につきましては、災害公営住宅建設事業の財源として所要額を計上いたしております。  次に、歳出について申し上げます。総務費につきましては、震災対策費に被災者の健康づくり支援のために被災者サポートセンター委託料を増額し、復興推進費には今後推進してまいります環境未来都市整備事業に係る事務費を計上いたしております。  民生費につきましては、災害救助費に住宅の応急修理が23年度末までに完了しない見込みであることから所要額を計上いたしております。  農林水産業費につきましては、震災対策費に被災農家の方を雇用する被災農業法人に対して支援する被災農家雇用支援事業補助金を計上いたしております。  土木費につきましては、都市計画費の集団移転事業費に大曲浜地区や野蒜地区などの防災集団移転に係る所要額及び住宅再建のための二重ローン対策として県事業への上乗せであります償還特別支援補助金を計上し、復興土地区画整理費に集団移転予定地である矢本東地区及び野蒜北部丘陵地区の調査測量設計委託料を計上、住宅費の住宅復興費には災害公営住宅整備事業に係る所要額を計上いたしております。  消防費につきましては、震災対策費に東日本大震災を踏まえ、地震、津波対策の抜本的な見直しを行うため地域防災計画修正業務委託料及び自主防災組織において防災活動に必要な資機材や備蓄品を整備するための防災力強化事業補助金を計上いたしております。  教育費につきましては、文化財復興費に復興整備事業箇所の先行調査等に係る所要額を計上し、災害復旧費につきましては漁港災害復旧費に災害復旧工事に係る実施設計委託料を計上いたしております。  次に、議案第48号 平成24年度東松島市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、提案理由の説明を申し上げます。  今回提出いたしました補正予算につきましては、東日本大震災からの復興交付金事業を中心に調整し、既定の予算総額に1億5,700万円を追加し、歳入歳出予算の総額を17億4,604万2,000円として編成いたしております。  その主な内容についてご説明申し上げます。歳入につきましては一般会計繰入金を増額し、歳出につきましては公共下水道復興費に被災区域や移転予定区域に係る公共下水道認可変更業務や測量設計業務委託料及び雨水全体計画策定委託料を計上いたしております。  以上をもちまして平成24年度各種会計3月補正予算の概要説明を終わりますが、詳細につきましては各担当課長から説明いたさせますので、何とぞ慎重にご審議を賜り、ご可決くださいますようお願い申し上げ、提案理由といたします。 ○議長(五野井敏夫) 総務部行政経営課長、補足説明。 ◎総務部行政経営課長(鹿野義博) それでは、平成24年度の一般会計の補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。  それで、皆さんのところに予算書がいっていると思います。それから、A3判で復興交付金事業計画第1回申請事業一覧、先ほど古山部長も説明しましたが、これがいっていると思います。それから、東日本大震災復興基金事業一覧というのがいっているかと思います。それで、復興交付金事業については5省40事業でございますので、あとこれにつきましては復興基金事業ということで、ちょっと紛らわしいのですけれども、この辺整理して説明をさせていただきます。よろしくお願いします。  まず、予算書でございます。1ページをお開き願います。議案第47号 平成24年度東松島市一般会計補正予算(第1号)について、市長の補足説明をいたします。  初めに、今回の補正予算の主なものであります東日本大震災復興交付金事業及び東松島市東日本大震災復興基金事業について、それぞれ資料に基づいてご説明申し上げます。  まず、少し細かいほうですけれども、平成24年度1号補正予算資料(東松島市復興交付金事業計画第1回申請事業一覧)表をごらんいただきたいと思います。まず、東日本大震災復興交付金事業でありますが、平成24年3月2日付で復興大臣から東日本大震災復興基金第1回申請分の交付可能額の通知がありましたので、今回予算計上するものでございます。この表に従ってご説明申し上げます。  まず、ナンバー1といたしまして事業名、野蒜北部丘陵地区都市再生事業計画作成事業でございます。ここにつきましては、一番右側のほうの数字を読みます。各年度の交付対象事業費といたしまして、平成24年度8億8,700万円、うち国費は6億6,525万円でございます。備考、これが事業内容になります。野蒜地区集団移転に係る移転整備(移転地先行整備地区)、被災市街地復興土地区画整理事業、約80ヘクタールでございます。  次に、ナンバー2でございます。東矢本地区都市再生事業計画作成事業、これにつきましては事業費3億4,300万円、うち国費2億5,725万円でございます。備考のところを読みます。大曲浜・浜須賀地区集団移転に係る移転地整備(移転地先行整備地区)でございます。被災市街地復興土地区画整理事業、約23ヘクタールということです。  次に、予算書をお開きください。予算書については12ページになります。今一覧表でご説明しました1番と2番につきましては、8目の復興土地区画整理費、補正額12億3,020万円のところでございます。その他のところに9億2,250万円とありますが、これが復興交付金の額と一致いたします。  次に、今度はまた表に戻っていただきまして、ナンバー3でございます。東松島市防災集団移転促進事業(計画策定費)でございます。一番右側になりますが、平成24年度事業費といたしまして2億4,800万円、うち国費が1億8,600万円でございます。  次に、また同じく3番でございます。事業名が東松島市防災集団移転促進事業(事業費)でございます。これにつきましては、野蒜地区、大曲浜地区、浜須賀地区、立沼地区、浜市牛網地区、宮戸地区でございます。これにつきましては、24年度の事業費が52億1,300万円でございます。うち国費が45億6,137万5,000円でございます。  次に、ナンバー4でございます。がけ地近接等危険住宅移転事業でございます。事業費といたしまして2億8,320万円、うち国費2億1,240万円、事業内容につきましてはここに書いてあるとおりでございますので、割愛いたします。  それから、予算書を次ごらんいただきたいと思います。このことにつきましては11ページになります。11ページの8款土木費、第4項都市計画費、7目の集団移転事業費、補正額58億1,246万9,000円でございます。その他で50億7万5,000円とありますが、このうち30万円と4,000万円については復興基金事業でありますので、それ除いた分49億5,977万5,000円と今表で説明しました3番が2つと4番のうち、国費とこの額が一致いたします。  次に、また表に戻っていただきまして、5番を説明いたします。下水道事業(汚水)52.1ヘクタール、事業費にいたしまして7,800万円、うち国費5,850万円。それから、ナンバー6、同じく下水道事業(汚水)23.6ヘクタール、事業費4,800万円、うち国費3,600万円でございます。これにつきましては、野蒜地区集団移転先に係る移転地整備、下水道整備詳細設計52.11ヘクタール、それから大曲浜、浜須賀地区集団移転に係る移転地整備(移転地先行整備地区)、整備詳細設計23.6ヘクタールでございます。  これにつきましては、予算書の11ページをお開き願います。予算書の11ページに8款土木費、4項都市計画費、4の下水道事業費とあります。ここにはその他として9,450万計上しております。この額が下水道事業特別会計繰出金、後から下水道説明ありますけれども、1億5,700万に繰り出しております。この9,450万と先ほどの表でありました下水道事業の国費5,850万と3,600万を合わせますと、この9,450万に一致いたします。  それから、7、8、9、10につきましては先ほど古山部長もお話ししたとおり、今回は見送られております。  次に、ナンバー11をご説明いたします。災害公営住宅整備事業、これにつきましては地区名が矢本東保育所移転跡地でございます。24年事業費といたしまして3,521万円、うち国費3,080万8,000円でございます。災害公営住宅先行整備、敷地の面積2,218.02平米、建物RC造3階、整備戸数20戸でございます。  次に、ナンバー12をご説明申し上げます。災害公営住宅整備事業、地区名は鳴瀬給食センター跡地でございます。ここにつきましては、事業費3億5,581万5,000円、うち国費3億1,133万8,000円、内容につきましては災害公営住宅先行整備、敷地の面積2,301平米、建物RC造5階、整備戸数20戸でございます。  次に、ナンバー13について説明いたします。災害公営住宅整備事業、地区名は小野駅前土地区画整理地内でございます。事業費8,137万9,000円、うち国費7,120万6,000円、内容につきましては災害公営住宅先行整備、敷地の面積3,104.55平米、建物W造2階、整備戸数13戸でございます。  これにつきましては、予算書13ページになります。予算書の13ページに第8款土木費、第5項住宅費、2目の住宅復興費ございます。補正額4億7,793万円、その他の財源としまして4億1,335万2,000円、これが今言った表の11、12、13の国費の合計と一致いたします。  続きまして、14、15、16につきましては今回は見送られております。  最後になりますが、ナンバー17、埋蔵文化財発掘調査事業、事業費といたしまして1,590万、うち国費1,192万5,000円、復興整備事業箇所の先行調査等、事前調査30件、本発掘調査(記録保存のための調査)24件であります。  これにつきましては、予算書の15ページの第10款教育費、第5項社会教育費、9の文化財復興費でございます。1,590万4,000円補正しております。その他の財源といたしまして1,192万5,000円、これがナンバー17のうち国費の1,192万5,000円と合致いたします。  以上が復興交付金事業の内容でございます。  次に、今度は復興基金についてご説明申し上げます。少し大き目の活字のやつでございます。これにつきましては、事業名、事業概要、それから予算額の順で申し上げます。  まず、(1)の被災者生活支援といたしまして二重ローン償還特別支援補助金、事業の概要でございますが、住宅再建者への二重ローン対策として、既存ローンに係る5年間の利子相当額を補助するものでございます。これにつきましては、予算書の12ページをお開き願います。予算書の12ページ、そこに中段のものでございますが、19節負担金、補助及び交付金で、補助金といたしまして二重ローン償還特別支援補助金4,000万円と計上されております。この分でございます。  次に、(2)といたしまして地域コミュニティー支援でございます。1として防災集団移転促進協議会補助金でございます。事業の概要といたしまして、集団移転を促進するための地区単位の協議会に対し、活動費の一部を補助するものでございます。6地区でございます。これにつきましても12ページの先ほどの19節負担金、補助及び交付金の補助金のうち、防災集団移転促進協議会補助金30万円でございます。  次に、(3)といたしまして地域産業支援、1といたしまして被災農家雇用支援事業補助金、概要は被災農家を雇用する被災農業法人に対し支援するものということで、予算書につきましては11ページになります。11ページの6款の農林水産業費、1の農業費、10の震災対策費のうち19節、被災農家雇用支援事業補助金2,280万円でございます。  次に、2といたしまして東松島漁業生産組合水道管等整備事業補助金、内容は東松島漁業生産組合に対し、浜市地区ノリ乾燥施設建設に伴う附帯工事費の一部を補助するものということで、これは同じく水産業費でございます。11ページになります。ここの震災対策費のうち、19の負担金、補助及び交付金、補助金のうち東松島漁業生産組合水道管等整備事業補助金700万円を計上いたしております。  次に、3といたしまして水産物養殖業共同施設底地かさ上げ事業補助金、事業内容はカキ、ノリ共同加工施設の整備に要する経費の一部を補助するものでございます。これにつきましても11ページでございます。19節の負担金、補助及び交付金のところに水産物養殖業共同施設底地かさ上げ事業補助金として2,000万円を計上いたしております。  次に、(4)といたしまして防災対策支援でございます。1といたしまして急傾斜地等崩壊箇所支援事業補助金、土砂崩壊した急傾斜地等について個人が崩落土砂撤去、のり面復旧を行う場合にその費用の一部を補助するものでございます。これにつきましても11ページでございます。11ページの真ん中ごろでございます8款土木費、1の土木管理費、2の土木総務復興費の中で、19節の急傾斜地等崩壊箇所支援事業補助金として900万円を計上いたしております。  次に、2といたしまして地域防災計画修正業務委託料でございます。地震、津波対策の抜本的な見直しを行うとともに、原子力災害対策を計画に追加するものということで、これにつきましては13ページになります。13ページの9款消防費、7の震災対策費のうち13委託料525万円でございます。地域防災計画修正業務委託料でございます。  次に、3といたしまして自主防災組織連絡協議会補助金、東松島市自主防災組織連絡協議会に対し総合防災訓練、防災対策研修会開催に要する経費の一部を補助するものということで、これにつきましても13ページの下のほうでございます。自主防災組織連絡協議会補助金32万円を計上いたしております。  次に、4といたしまして自主防災組織防災力強化事業補助金といたしまして、自主防災組織に対し避難行動計画の作成、防災活動に必要な資機材等の整備に要する経費の一部を補助するものということで、これにつきましても13ページ、一番下のほうでございますが、自主防災組織防災力強化事業補助金といたしまして2,448万円を計上しております。  次に、5といたしまして仮設住宅防火組織育成事業補助金ということでございます。これにつきましても13ページの19節負担金、補助及び交付金の中で仮設住宅防災組織育成事業補助金として101万円を計上しております。  それから、最後になりますが、その他の支援といたしまして支援感謝事業補助金、東松島元気なまちづくり委員会に対し地域間交流活動、全国の支援をいただいた地域への復興のお知らせ等に要する経費の一部を補助するものということで、これについては10ページになります。10ページの2の総務費、1の総務管理費、20目の震災対策費のうちの19節、支援感謝事業補助金ということで100万円を計上しております。  以上で復興交付金事業、それから復興基金事業について、この表で説明を終わります。  それでは、8ページにお戻りいただきたいと思います。予算書の8ページでございます。歳入についてご説明申し上げます。地方交付税につきましては、復興交付金事業の地方負担分等の財源として、特別交付税において12億1,766万3,000円を計上しております。  次に、15款の県支出金、2の県補助金につきまして、1の総務管理費補助金、地域支え合い体制づくり事業補助金の2,500万円につきましては、歳出の10ページにありますが、被災者支援事業の補助金として計上いたしております。  次に、3の県委託金、災害救助費委託金でございます。これにつきましては、歳出の10ページの民生費、災害救助費の住宅の応急修理に係る修繕料として2億800万円を計上いたしております。  次に、17款寄附金でございます。これにつきましては指定寄附金として2,207万8,000円、これにつきましても歳出の14ページにありますが、小野小学校プールの設置事業に役立たせていただきたいとの申し出があることから計上いたしております。  次に、18款繰入金、1の基金繰入金でございますが、デンマーク友好子ども基金につきましては、同じく小野小学校プール設置事業のためにデンマーク友好子ども基金を充当するものでございます。  それから、次のページになりますが、18款繰入金、1の繰入金でございます。これにつきましては、東日本大震災復興交付金事業基金繰入金ということで64億205万2,000円、さっき一覧表でご説明したとおりでございます。次に、12でございます東日本大震災復興基金繰入金、これにつきましては1億3,116万円を計上しております。内訳につきましては先ほど説明したとおりでございます。  次に、市債でございますが、住宅債において5,900万円を今回災害公営住宅建築事業の財源として所要額を計上いたしております。  次のページをお開き願いたいと思います。歳出でございますが、先ほど復興交付金事業と復興基金事業についてはご説明しましたので、それを除いた分で説明いたします。  まず、20の震災対策費ですが、先ほど歳入でご説明しました被災者サポートセンターの委託料について2,500万円を計上しております。  それから、災害救助費ですが、これについても歳入でご説明しましたが、修繕料で2億800万円を計上しております。  それから、あと大体復興基金事業と復興交付金事業でございますので、次に14ページお開き願いたいと思います。14ページの第10款教育費、2項の小学校費、4の震災対策費7,966万8,000円です。これにつきましては歳入でもご説明しましたが、寄附金とデンマーク基金を用いて小野小学校プール設置事業費を計上いたしております。  それから、15ページ、一番最後のほうでございますが、12款災害復旧費、1農林水産施設災害復旧費、3の漁業災害復旧費につきましては災害復旧工事に係る実施設計委託料を計上しております。  4ページにお戻り願います。4ページでございます。第2表の地方債補正でございます。1の追加といたしまして、災害公営住宅整備事業について限度額、起債の方法、利率、償還の方法をここに示しているとおりでございますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上で議案第47号 平成24年度東松島市一般会計補正予算についての市長の補足説明といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(五野井敏夫) 次に、建設部下水道課長、補足説明。 ◎建設部下水道課長(菅原博) 続きまして、議案第48号 平成24年度東松島市下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきまして補足説明をいたします。  24ページお開きいただきます。歳入より説明いたしますが、歳入につきましては一般会計からの繰入金1億5,700万円となってございます。  次に、25ページ、歳出です。2款2項2目の13節委託料に1億5,700万円計上してございます。説明の欄に業務委託料として3項目ございます。それぞれ概要を説明いたします。  まず、認可変更業務委託料ですけれども、これは下水道の汚水事業の認可変更業務ということで、移転先地、移転地の認可区域への編入ですとか、あと被災している区域を下水道区域から解除を行うとか、こういった部分の見直しの業務となります。  次に2つ目、測量設計業務委託料ですけれども、先ほど行政経営課長のほうからも説明ありましたけれども、野蒜地区の高台の部分、それから東矢本地区の移転先地、移転地の下水道工事に伴います調査測量設計業務の委託料となります。  それから3つ目、効率的事業実施設計策定委託料とありますけれども、内容は公共下水道の雨水分、雨水部分、地盤沈下している部分の浸水対策ということで、雨水事業を実施するための全体計画の策定委託料ということになります。それで、この雨水事業につきましては、先ほど交付金の一覧表のほうで7番目に雨水ということで、基幹事業ということで掲載ありますけれども、今回1次配分からは漏れておりますけれども、この雨水事業、特に大曲赤井地区につきましては既存の農業用の排水機場、これらとの合併施工によって雨水湛水の解消を行うという計画でございます。それで、国につきましては既に現地調査に入っておりまして、事業スケジュールを市のほうで合わせるためには早急な全体計画の策定が必要だということから、今回は単独費での計上ということにしてございます。  以上、下水道事業特別会計補正予算に係ります補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(五野井敏夫) これをもって提案理由の説明を終わります。  暫時休憩いたします。再開は16時といたします。    午後 3時46分 休憩                                              午後 4時00分 再開 ○議長(五野井敏夫) 再開いたします。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。13番丹野 幸男さん。 ◆13番(丹野幸男) 市長の説明聞きましたのですけれども、その中で総務費についてなのですけれども、健康づくり支援のための被災者サポートセンター委託料、これ増額するという理由、まず1つ。  それと、1号補正予算資料、これの4番目、ナンバー4、がけ地近接等何がしかの事業ということで、備考欄に平成24年度対象98戸のうち40となっていますけれども、大まかでいいですけれども、場所をちょっと教えていただきたいなと思っています。  以上です。 ○議長(五野井敏夫) 市長。 ◎市長(阿部秀保) では、それぞれ担当のほうから答弁させていただきます。 ○議長(五野井敏夫) 福祉課長。 ◎保健福祉部福祉課長兼社会福祉事務所副所長(村上修) 2款1項20目の13委託料、被災者サポートセンター委託料2,500万円でございますが、こちらにつきましては委託事業といたしまして在宅被災者等の訪問調査、23年度も実施しておりますけれども、鳴瀬地区について引き続いて社会福祉士会のほうへ委託をいたしまして、サポートセンターのほうから社会福祉士会のほうのご協力をいただきまして、さらに鳴瀬地区おおよそ3,200世帯について在宅被災者の訪問調査を行いたいというのが1つでございます。それから、生活習慣病予防事業としまして、仮設住宅集会所等を利用しまして健康づくり事業の実施を計画いたしております。それから、お茶会サロン等、被災地域に出向いて交流事業の実施などを予定いたしております。 ○議長(五野井敏夫) 復興都市計画課長。 ◎復興政策部復興都市計画課長(小林典明) 2点目のご質問でございます。1号補正予算資料の4番目、がけ地近接等危険住宅移転事業、それから予算書でいきますと12ページの19節負担金、補助及び交付金の中の3けた目、がけ地近接等危険住宅移転事業補助金2億8,320万でございますけれども、このがけ地近接等危険住宅移転事業というのは、基本的には集団移転対象地の中で個別に移転したいと、集団移転地ではなくて個別移転をしたいという方に対する支援措置ということで考えている事業でございます。ですから、例えば野蒜であれば、野蒜の方が野蒜の高台丘陵地ではなくて矢本のほうに個別に移転をしたいという方がいらっしゃった場合に、このがけ地近接等危険住宅移転事業の中で支援をしていくという事業になっています。ですから、対象地としては、災害危険区域をかけて移転促進区域の中に入っていれば、今回の被災地であればどの方でも対象にはなるという形の中で想定をしている事業です。全体としては98件という現在の推計値を使っておりますけれども、平成24年度についてはそのうちの40件の方へ支援をしていきたいという考え方で予算計上したものです。事業の内容なのですけれども、移転先のほうに住宅を建設する際の利子補給、それから土地を購入した際の利子補給、それから盛り土造成をした際の支援補助という形の事業内容になっております。 ○議長(五野井敏夫) 丹野議員。 ◆13番(丹野幸男) 今小林さんから説明受けたのですけれども、この名目見るとがけ地近接等危険住宅移転事業、今の説明だとちょっとここ見ますと違うのではないのかなと思うのですけれども、どうですか。 ○議長(五野井敏夫) 都市計画課長。 ◎復興政策部復興都市計画課長(小林典明) 補助メニューの名称なのです。がけ地近接等という、などのところに津波被災区域も含まれるということで、名称ということでご理解いただければなと思います。ですから、がけ地近接等のなどのところに、津波の被災についても該当するということでご理解いただければと思います。 ○議長(五野井敏夫) 丹野議員。 ◆13番(丹野幸男) だから議会用語わからないのですね、私は。本当に行政用語というのは。  サポートセンターなのですけれども、これは在宅訪問ということを言われましたけれども、これは前からやっていると聞いたのですけれども、やっていないのですか。例えば野蒜地区の北部の人たちにも行っているという話聞いたのですけれども、さらに行くわけですか、ちょっと。 ○議長(五野井敏夫) 福祉課長。 ◎保健福祉部福祉課長兼社会福祉事務所副所長(村上修) 従来から23年度も実際行っております定川地区とか赤井大曲地区を最初始めました、社会福祉士会の協力のもとに。それで、一部鳴瀬地区も行いましたが、今回は牛網浜市地区のほうから重点的に行いたいということでの追加での補正をお願いしておるところでございます。 ○議長(五野井敏夫) ほかに質疑ありませんか。11番古川 泰廣さん。 ◆11番(古川泰廣) いろいろ聞きたいことたくさんあるのですが、まずこのA3判の平成24年度1号補正予算の東松島市復興交付金事業計画第1号申請一覧表の中の1番、2番なのですが、これは野蒜北部都市計画再生事業ということと矢本地区ということで、野蒜と矢本地区にしか限定していない、ほかのほうはどのような予定になっているのか、それをまず第1点聞きたいのです。  それから、次に東日本大震災復興基金事業一覧表の中に(2)、コミュニティーなのですが、防災集団移転促進協議会補助金の部分で6地区となっていますが、6地区とはどこですかということで、あとこれは30万ですから、単純に割ると五六、三十で決まるわけですが......そうですか、はい、わかりました。  それから、(4)番の防災対策支援の中の1番の部分なのですが、急傾斜地の関係ですけれども、これは900万見ています。のり面復旧を行う場合にその費用の一部ということなのですが、これは急傾斜地の指定の場所のみなのか、それとも若干工法の中身によっては補助金が違ってくるのか、その辺まずお伺いしたいと思います。  それから、2番なのですが、原子力災害も対策を含めて計画追加するとなっていますが、委託ですからどういう業者に、どうも前回の防災計画の中の浸水の図面等を見ると、某先生の指導があったのでしょうけれども、何か機能しなかったというか、決してうまい図面でなかったなと思うのですが、委託業者というのはどういった業者をまず考えているのか。それと、しっかりとその業者、今回の震災を検証して、ぜひそういったものをつくってほしいなという観点から聞きたいと思います。  それから、3番目の自主防災組織連絡協議会補助金なのですが、当面仮設住宅地の取り扱い、これはどう考えているのか、ひとつそれもお聞きをしたいと思います。  それから、一番最後の5の仮設住宅組織育成事業、これ21組織というのはどこを見て21組織なのか。  以上、まずご質問したいと思います。 ○議長(五野井敏夫) 市長。 ◎市長(阿部秀保) それぞれ担当のほうから答弁いたさせますけれども、基本的には集団移転あるいは高台移転もその中には含まれているわけでありますけれども、大曲浜から宮戸地区まで同じ考え方で市長としては進めるということにまずなります。しかしながら、現実的にそれぞれの被災者、今回は何回も議員のほうからもご質問いただいていますけれども、被災者の希望する土地、まずそちらの土地を当たるということで、今回は東矢本、それから野蒜、そして土地がこのエリアというふうにまだ決まっていないところも、地区もあります。そういった中で、おおよそ優先順位で第1位、第2位という形で決めているところもございますけれども、基本的には順次市としてはスピードアップして当たっていくという考え方ではおります。  詳細、担当のほうからそれぞれ答弁させていただきたいと思います。 ○議長(五野井敏夫) 復興都市計画課長。 ◎復興政策部復興都市計画課長(小林典明) 1号補正予算資料1番、2番ということで、野蒜の北部丘陵地と東矢本地区につきましては、現在考えておりますのは復興土地区画整理事業の導入をと思っております。ほかの地区ということで、3番のほうに集団移転予定地、野蒜地区、大曲浜地区、浜須賀地区、立沼地区、浜市牛網地区、宮戸地区ということで6地区ございますけれども、今申し上げましたとおり野蒜地区については北部丘陵地のほうに集団移転、集団移転地については土地区画整理事業を導入したいという考え方です。それから、大曲浜地区と浜須賀地区については東矢本地区のほうに集団移転をお願いする形で、同じく土地区画整理事業で移転地のほうを造成していきたいと。立沼地区、浜市牛網地区、宮戸地区につきましては、防災集団移転促進事業の中で造成をしていくということになろうかと思います。ですから、都市計画としては都市計画法の29条の開発行為、3地区についてはこの形で造成をしていきたいということでございますので、立沼、浜市牛網地区、それから宮戸地区、3地区については3番のほうの防災集団移転促進事業の計画策定費、こちらのほうで測量設計をやっていくという考え方で交付金事業計画を策定したものでございます。 ○議長(五野井敏夫) 生活再建支援課長。 ◎移転対策部生活再建支援課長(涌澤晃) それでは、東日本大震災復興基金、2番目の地域コミュニティー支援、6地区というご質問ですが、これにつきましては前に説明会等でお話ししていますように、大曲浜地区、それから野蒜地区、矢本東地区浜須賀地域ですけれども、それから矢本西地区立沼地域、それから宮戸地区、小野地区牛網浜市地域ということで、この6地区を想定いたしまして現在考えております。  以上です。 ○議長(五野井敏夫) 防災交通課長。 ◎総務部防災交通課長(大江賢良) 震災復興基金事業一覧の中の2番目、地域防災計画の修正業務の委託でございますけれども、これにつきましては検証もする必要がありますので、そういった検証ができる業者ということで、アンケート調査も含めた検証、それから津波等のシミュレーション等についての考え方も把握できるような業者ということで、そういった業者に委託したいというふうに考えております。  それから、2点目でございます仮設住宅等の組織育成ということで、これは同じ表の5番目のほうに出しておりますが、仮設住宅防災組織、21ございますが、そこへの組織、それから防災備品等の整備という考え方で、組織割、それから世帯割で交付して充実を図ろうとするものでございます。 ○議長(五野井敏夫) 建設課長。 ◎建設部参事兼建設課長(佐々木哲也) 急傾斜地等というふうなことの意味合いの質問でございますけれども、今回の基金の事業の中にあるこの補助金につきましては、今までは急傾斜地事業にかかわる補助事業であれば、その補助事業でいろいろ手当てをしてきていたわけなのですけれども、今回この基金を活用いたしまして補助にならない部分、大分あると思うのです、該当する箇所が。そういうところに対して急傾斜地等といいまして、等の中に隣接した急傾斜地あるいは宅地が絡んでいれば、山林とかがけとかそういうものも含むというふうな解釈でよろしいというようなことでございます。 ○議長(五野井敏夫) そのほかに2つありますよね。1つは86組織の内容、あと21組織の...... ◎総務部防災交通課長(大江賢良) 済みませんでございました。86組織につきましては既存の防災組織でございますが、今年度につきましては全体事業の6割を、24年度については6割を見ております。その分で、この考え方といたしましては防災力を強化するという、今回の震災を受けまして、そのために新たに避難及び避難所運営計画の作成、これをまず必須条件にして、さらに防災資機材の整備、それから防災備蓄品の購入等に対する補助として考えております。ですから、86の中で約6割の部分を24年度で、まだここの中には流失した自主防災会といいますか、組織的にまだ復活できないところもございますので、そういったことを考慮して6割の部分を予算化させていただいているということでございます。 ○議長(五野井敏夫) 暫時休憩いたします。    午後 4時17分 休憩                                              午後 4時18分 再開 ○議長(五野井敏夫) 再開いたします。  休憩の中でもう一回詳しく質問ありましたので、それについて防災交通課長、補足説明。 ◎総務部防災交通課長(大江賢良) 基本的にはある程度大きな部分の仮設という考え方での組織という考え方で、21ということでさせていただいております。 ○議長(五野井敏夫) 古川議員。 ◆11番(古川泰廣) まず、小林課長にお伺いしたいのですが......いいかな、そういう言い方は。済みません、訂正します。ご質問申し上げます。今個別面談していますよね。それで、ここに既に1番、2番の面積、80なり23ヘクタールと決まっていますけれども、その辺の調整はどうなるのですか。 ○議長(五野井敏夫) 復興都市計画課長。 ◎復興政策部復興都市計画課長(小林典明) この80ヘクタールと東矢本の23ヘクタールについては、第1次の個別アンケートを基本的に考えたところがございます。どうしても事業計画策定する時期が早かったものですから、多分議員さんご心配の部分については、今個別面談の中で個々の意向でこの面積変わってくる可能性があるのではないかということだと思うのですが、今回野蒜の高台、それから東矢本については面積が非常に大きくて、そういうこともあって土地区画整理事業の整備手法を選択させていただきました。ということは、新市街地が形成されるだけの面積になっているということだと思います。基本的にこの80、23というのは、かなり考え方としては大き目の設定とさせていただきました。それは、当然集団移転される方、それから災害公営住宅の建築も考えた中での面積算定なのですけれども、あわせて幹線道路沿い、東矢本であれば既に矢本中央線、それから五味倉線という幹線道路を持っています。その幹線道路沿いも活用した、あとは野蒜も含めて今回区画整理事業をする区域の中でも区画幹線道路が出てまいります。その活用ということで、新たな市街地であれば利便施設の配置というのも当然出てくるであろうと想定していますし、あとは医療機関なり公共公益施設と呼ばれる施設の配置、これが必要になるのかなということで考えた面積ですので、今後の事業スケジュールも踏まえますとどこかで必ず決めなければならないのですが、ほぼこの面積の中で事業をしていかないと、これだけの面積の事業はできないかなというのが今の考え方です。  あとは、土地利用の中で今申し上げたような形の土地利用を考えていくと、中で考えていくという形しかないかなという考え方を持っています。それ以外の区域ですと、基本的には防災集団移転促進事業の29条開発やりますので、ほぼ移転をされる方々の住宅地面積ということで想定できますので、一部変更はあり得るのかなとは思っておりますが、野蒜と東矢本については面積規模大きいので、そう簡単に規模変更できる形ではないのかなと。ということで、もう既に市長申し上げましたとおり用地の説明会をさせていただいたという経過だと思います。 ○議長(五野井敏夫) 古川議員。 ◆11番(古川泰廣) 今言ったのは、いろいろ市民の声聞いていると、なかなか集団移転先に行かないよというような大分の声聞こえてくるものですから、それで心配したのですが、その辺の見通しもまず第1点聞きたい。3回しか質問できないので、あわせて今のやつ1点。  それから、急傾斜地の関係なのですが、これ工法ここに書いていますね。土砂崩落撤去、のり面復旧、その工法なのですが、どこまで認めるのか。例えば極端に、個人的にはそこまでやるかどうかわかりませんけれども、コンクリート吹きつけとかネットとか、いろんなのがあると思うのです。どこまで工法を認めての補助金なのかなというのがもう一点お願いしたいというふうに思います。  以上です。 ○議長(五野井敏夫) 市長。 ◎市長(阿部秀保) 一番大切な部分ですので、私のほうから答弁いたしますが、今熟度という言い方ではないのですけれども、要するに被災者の皆さんがこの場所だということで、当初から場所まで決めてきたのが、一部立沼地区は今優先順位1番、2番というふうに変わってきていますけれども、大曲浜、浜須賀地区については東矢本駅というふうにオーダーがありました。それから、野蒜地区につきましてはもう選択肢がないと、高台、山しかないということです。それから、宮戸地区においても文化財の関係ありますけれども、高台等々ということで、一番苦労といいますか、これからだということでご心配いただいているのがやはり牛網浜市地区なのだろうというふうに私思っています。これらにつきましては、ただ山を切り開くとかということではございませんので、野蒜のような大きく。ですので、ほかはやはり工区でできるかどうかということは言明できませんけれども、5年6年かかる。ただ、平地、要するに水田であればダンプで土動かしてから建前まで3年くらいで、大体これまでの区画整理の事業の工事の進捗見ますとできますので、そういったことで個別面談を最優先にしていきたいと。ただ、これまで終わったのは、まだ迷っているということもありますけれども、宮戸地区につきましてはおおよそ最初の1回目の意向とほぼぶつかっているかなというふうにも受けとめています。そういったことで、今の個別面談を熟度の高いものにしていきながら決まれば、こちらのほうではスピードをもって進める分については進めていくというふうに考えているところでございます。基本的な私の考え方はそういう考えであります。 ○議長(五野井敏夫) 復興都市計画課長。 ◎復興政策部復興都市計画課長(小林典明) 個別面談の状況なのですけれども、基本的には移転対策部のほうでやっていますが、宮戸と野蒜地区を今現在個別面談実施中なのですけれども、先ほど市長申し上げましたとおり、宮戸についてはほぼ1次アンケート、2次アンケートの形でいっているかなと。ただ、一部やはり地区外、例えば東矢本とか野蒜という方もいらっしゃることは事実です。そういった部分で利便性の部分で考えますと、今回のうちのほうの防災集団移転促進事業については、市内どの地区に移転されても集団移転地であれば移転はできるという形をとらせていただいていますので、その部分でいきますと、先ほど議員さん心配されているとおり野蒜、東矢本については面積規模大きいので、もし予測に反した場合というのはあろうかと思いますが、利便性の部分を考えますと当然それだけの面積規模になろうかなということで、今個別面談の状況を確認しているところでございます。 ○議長(五野井敏夫) 建設課長。 ◎建設部参事兼建設課長(佐々木哲也) 工法をどこまで認めるのですかと、工法なのですけれども、まず補助金の交付ですので、要綱を策定して、それから補助金を交付するというようなことになりますけれども、その要綱の中に、まずは個人でやる費用の一部の補助ですので、個人でやるにしても大々的なのり枠のコンクリートの工法とか、そういうのはなかなかないと思うのです。ただ、こういう補助金をやっている市町村もいろいろ参考として情報を集めての考えなのですけれども、基本的には崩れた土砂の撤去とか、あるいは倒木、大きな木が倒れてきたとか、そういうやつの撤去の費用の2分の1を基本にして、1カ所当たり上限を30万円として考えております。今後この900万というようなことの予算額ですので、1カ所30万円の予想としては、いろいろ調査した結果30カ所ぐらいにはなるだろうというようなことで、予算額として900万円を上程しております。 ○議長(五野井敏夫) ほかに質疑ありませんか。12番五ノ井 惣一郎さん。 ◆12番(五ノ井惣一郎) 災害公営住宅の整備についてちょっとお伺いしますけれども、今回53戸の公営住宅先行整備ということで計上されていますけれども、市長の言う最低860でしたか、そういうふうな方針の中で53戸、これは市有地を今回上げられておりますけれども、ほかの整備というのですか、イオンとか5カ所ぐらいかな、災害住宅上がっていましたけれども、その整備の進め方、今後どうなっていくのかな。860戸、市長の言っている到達まで今回8分の1弱ですけれども、その辺の考え方をちょっとお伺いします。 ○議長(五野井敏夫) 市長。 ◎市長(阿部秀保) 大切な分だということで、内部でも災害公営住宅については非常に優先的に、すべて急ぐ事業ではございますけれども、その中でも災害公営についてはやはり建てれるところに建てていかなければならないという考え方を持っています。査定は865戸いただいております。そういった中で、今現在意向調査の中で東矢本初め集団移転地の中に建てたい、あるいは戸建て、払い下げを視野に入れたのも建てたいとかと、そういったことも今調査中でございますので、それらを把握して、ある程度の割合等々は必要だろうと。そのほかに、やはり駅の周辺とかそういった意味で先行的にできるものは取り組んでいきたいというふうに思っています。  なお、これは私も議会で答弁していますが、基本的には被災者の皆さんの生活再建が第一義でありますけれども、優先的には第1位でありますけれども、あわせてこれまでの課題だった柳の目とか、そういったところが開発できれば一番ふさわしいわけでありますが、柳の目等々については、大曲浜、浜須賀の皆さんから東矢本駅北側というエリアということで選択されましたので、そういったチャンスは消えました。しかしながら、今現在災害公営につきましては国のほうでプラスで今度査定をいただく予定でいますので、120戸くらい確保できるのかなというふうな、私としては期待しているところでございますので、それらを踏まえると意向調査を尊重して、柳の目もあわせて今回災害公営ができれば、その前に市街地、答弁私しますが、小野議員からもご提言いただいていますけれども、ミニ公園とかそういった部分も意向調査見ながら優先的にはやっていくと。まず、市街化区域に災害公営を建てるということが優先だと思います。それでないとスピード出ませんので、ただあわせて私が2段目の話をしましたけれども、あわせてこれまでの課題のところにも今回のチャンスが広がれば一番理想的だなというふうには考えているところでございます。あくまでも被災者の皆さんの意向を把握しながら、そこが一番ですので、考えていきたいというふうに考えています。  そして、今議員から具体的にご質問いただいた、今現在地権者の意向を把握している最中でございますので、イオンタウンの北側、これらについては計画が明確になり次第補正等々で、またこの復興交付金で皆さんに提示したいというふうに考えております。 ○議長(五野井敏夫) 22番佐藤 富夫さん。 ◆22番(佐藤富夫) 防災集団移転促進事業、これひっくるめてお伺いしますけれども、まず野蒜の北部丘陵地区80ヘクタール、この中にはJRの予定地含まれるか。含まれるのであれば80ヘクタールのうち幾らなのか、それから含まれなければどういうふうになっていくというような、まずその点聞きます。 ○議長(五野井敏夫) 市長。 ◎市長(阿部秀保) 基本的な詳細、担当のほうから答弁させてください。そしてまた、私がこれまでJRと協議した分について答弁させていただきます。  まず、本来であればJRの高台移転、JRさんのほうから計画を出されたわけでありますので、JRさんが用地買収するというのが本来の姿だというふうに思います。ただ、26日に上京した際もJRさんのほうからお話出たわけでありますが、JRさんは民間になってから用地買収の経験、ほとんどないというお話でございました。そういったことですので、今回は仙石線早期復旧のためにどちらがやるという話ではなくて、市のほうでまとめてやったほうが早いというふうに私は判断をしています。ただ、もしかしたら私が手に負えなくて、JRさんに最後お出ましをお願いするかもしれません。ただ、今のところは市のほうでまとめて用地の確保をしたいと。  そして、問題は次の話なのですけれども、その用地の費用、これはまだ決めておりません。要するに国のほうでその分補助に入れれば、今のこれまでの鉄道が運行していた線路の部分、これらについては道路とか、あるいは避難道とかと利用できますので、そこはJRさんと私の、里見支社長さんのお話ですけれども、それはある程度見通し立ったら協議しましょうと。要するに市が買うか交換するか、具体的な、まずとにかく電車の走る部分、高台の部分の用地の確保について両者で頑張りましょうと、ですからJRさんから東松島市でやってくださいと依頼されていません、まず。覚書とかそういったこともしていません。ただ、私としては現時点ではまとめて市がJRの予定、多少の計画から少し線が変更する場合もあるかもしれませんけれども、そのエリア、この80ヘクタール以上の土地についてはJR込みでの計画でございます。内訳については、担当のほうから答弁させていただきたいというふうに思います。 ○議長(五野井敏夫) 復興都市計画課長。
    ◎復興政策部復興都市計画課長(小林典明) 現時点でございます。あくまでも計画の現時点の数値でございますけれども、今市長申し上げましたとおりJRを含んだ形で80ヘクタールという想定をしています。JRにつきましてはうち6ヘクタール、残りが集団移転地という想定をしています。ただ、JRさんとの今後の協議の部分がございますので、JRがどの程度の面積を必要とするか、JRの面積算定については3キロ掛ける今20メーターで計算をして、中に入れております。ただ、必要面積がどの程度になるのか、要するにのり面の部分までJRになるのか、JRの線路分だけなのか、その辺についてももうちょっと協議した中で出てくるのかなと。ですから、基本的に80ヘクタールの中でJRの部分を入れながら集団移転地の土地利用を考えていくという形になろうかなと思います。 ○議長(五野井敏夫) 佐藤 富夫さん。 ◆22番(佐藤富夫) そうすると、まず市のほうで取得をすると、結局は又売りというのか、転売ということになるのだと思うのですが、そうするとまず確認ですが、ひところは既存のJRの線路との交換という話もありまして、そういうことでなくて転売をして、既存のJRの線路の部分については後から考えるということのまず確認、それからあと整地の問題あります。買って整地をすると。いわゆる土地区画整理事業でやるからにはそれを含んだ整地ということになりますから、その部分はどうなるのか。  それから、もう一つ、宮戸もそうなのですけれども、いわゆる日本三景の一角ということで特別名勝になっています。それで、何か先日野蒜のほうで地権者といろいろ話し合ったときに、その網は外れているのかと聞かれたときに、まだ外れていませんということだったのですが、要するに今現在特別名勝の網かかっていますよね。これ外れていないのに都市計画法の29条の開発行為、あるいは宮戸のほうは集団移転事業ということなのですが、それやっていいのですか、これ。どうなのでしょうか。 ○議長(五野井敏夫) 市長。 ◎市長(阿部秀保) まず、JRの関係、日にちは2月7日だったというふうに記憶していますけれども、里見支社長さんとお話をさせていただきまして、買うとか買わないとかということ、それは最後にしましょうと、まず用地確保を最優先したいということで、交換の件も消えた話ではございません。最後確保をした中で、JRの今の走っていた線路の部分と面積とか、そういったことの条件が折り合えばそういったこともあるだろうしということで、選択肢の中には入っていますけれども、まだ決定はしていません。まず、用地の確保第一ということでの2月7日はお話はさせていただきました。しかし、議員、議会の皆さんからご承認いただきましたけれども、最初の用地買収、平米当たり215円でお出ししました。今回は不動産鑑定を優先させていただいて、平米700円でお出しをさせていただきました。そういったこともございますので、議会のご理解も当然後で必要になってくるわけでありますので、その辺も含めて皆さんからご理解いただけるような、私としては進め方しなければならないというふうには考えておるところでございますので、ここはJRさんとの今後話が進んだ場合の協議にしたいというふうに思います。  そしてまた、今のお話の中で、むしろその前段の話なのですけれども、大体文化財保護法の中での要するに特別名勝、松島の第2種保護地区になっております。ですので、これらについては東矢本駅の市街化調整区域も同じなのですけれども、今回は特区でその必要な分だけ事業を認めるということでございますので、東矢本の説明会でも野蒜でもある程度誤解があるのは、売らない場合そこは市街化区域と同じように宅地となってというふうに思ってしまうのです、一般的には。そうでなくて、はっきり申し上げますと、言いづらいのですけれども、例えば東矢本の場合はそのまま水田です。特区ですから、市街化調整区域のままそういうふうになります。そして、同じように野蒜につきましてはほか使わない、要するに利用、今回の事業計画以外の部分についてはそのまま継続して2種の保護地区ということになります。担当のほうからあと補足させますけれども、文化庁との協議は常に進めておりまして、今伐採のほうあたりまではもう話が進んでいますので、これからやってみなければわからないとか、そういう話ではなくて、当初からいいですよと、ただ協議しながら進めましょうと。私を信じていただいていると思いますけれども、ばあっとやられると困るという文化庁のほうの考えだと思いますので、計画は協議しながら進めましょうということになっていますので、協議しながら進めていきたいと。こちらとしては、予定どおりの事業の進め方をしていきたいというふうに思っているところでございます。  若干担当のほうから補足させてください。 ○議長(五野井敏夫) 復興政策部長。 ◎復興政策部長(古山守夫) 野蒜地区と東矢本地区につきましては、先ほど復興都市計画課長お話ししたように、面積大きい関係で、まず防災集団移転事業を使いまして移転先を市が買収するという形をとります。その後、市が事業主体となった区画整理事業を実施することによりまして、区画整理事業ですとどうしても保留地販売という問題が出てまいります。その保留地としてJRにJR路線について販売したいというような現在計画でおります。ただ、JR側では極力既存の路線との交換という形で、それ以上の費用負担を出したくないというような意向はありますけれども、その辺については市のほうでその辺を説得しながら協議をしてまいりたいと思いまして、まだ月に1度ずつ仙台支社との協議しておりますので、何とか今年度中にはそういった土地の関係の覚書、それから役割等の覚書を締結したいなというふうな考えでございます。現在は、野蒜の土地区画整理事業を生み出した路線の部分を保留地としてJRに販売したいというような考えでいるところでございます。  また、文化庁との協議につきましても、現在野蒜地区の具体的な図面を提示しながら文化庁と担当のほうが調整してまいりまして、文化庁では5月か10月の2回に委員会あるのですけれども、5月の場面の中でこれを認めていただけるように現在進めているところでございます。 ○議長(五野井敏夫) 佐藤 富夫さん。 ◆22番(佐藤富夫) 保留地としてまず確保して、JRのほうと話をつけるというお話です。それで、場合によっては今までの既存の線路と交換という、JRのほうでは出したくないということのようですが、しかし東松島市としては冠水した、津波来た土地もらったってしようがないです、これ。ですから、やはりそういった前提条件というのはなしにしてもらいたいというのが私は思っております。ですから、場合によってはどうのこうのという問題は、これは市としては拒絶するぐらいでないとだめなのかなというふうに思いますから、まずその点と。  それから、文化庁と協議をしている最中だということなのですが、今のところは見込みでやっているわけですね。文化庁でうんと言うだろうということで見込みでやっているわけです。しかも早くて5月だと、その後は10月ごろだということなのですが、そうするとこれおくれる恐れありますね。前々からおくれないようにやってほしいと言ったときに、市長はとにかく頑張るのだという話でしたけれども、現実にそういったタイムスケジュールを比べてみますと、これおくれますよね。ですから、その辺は私がいつも心配している、移転しようとしている人がちゅうちょして行かなくなるのでないかと、それからあとおくれることによって個々の移転する方の生活設計も違ってきますよということになると思うのです。ですから、その辺、これは市の努力いかんということに、一言で言ってしまえば困るのですが、その辺あたりの考え方きちんと示してもらわないと、見込みで進んでいるようなものでは住民困ると思うのです。そこです。いかがですか、ちょっとくどいようですけれども。 ○議長(五野井敏夫) 市長。 ◎市長(阿部秀保) 規制かけているのも国ですし、交付金をこうして決定しているのも国でございます。これまで皆様方から、あるいは地権者の皆さんから本当に市長、あの野蒜の山、地元の前大臣が中に入ってゴルフ場をやろうとしたのもできなかったのが、市長本当にできるのかといったご質問もこれまでございました。しかし、現実的にはここまで来ました。ですので、これまでの歩みのとおり年2回文化庁のほうでは審査ですので、今回の1回目で何とか努力したいということで、政治的なお願いもやるべきことはすべてやったというふうに思っていますので、市としてはこのまま一生懸命誠意をもって進めていくということでございますので、佐藤議員におかれましてもいろんなチャンネル、パイプがあろうかというふうに思っていますので、なお確実なものにご支援いただければというふうに思います。  なお、JRにつきましては、当初からJRのほうではやはり財源ということでは厳しさを感じているところでございますけれども、この間の説明会においては遊歩道の地元の要望もございましたので、現時点ではまだ白紙、決まってはございませんので、市としては新たな財源をどうのこうのではなくて、効率的な進め方をしていきたいというふうに思っています。ただ、今古山部長のほうからもお話ししましたが、国のほうが今回この約80ヘクタールについての費用はすべてインフラ含めて交付金で出てくるわけでありますので、国のほうがJRについてどういう対応するかによって市のほうとしてどうすると、例えば売れば補助金の返還が出てくるのです。市の歳入にはなりませんから、その分を国にお返しするということですので、市としては有効なやはり考え方をしていきたいというふうには思っているところでございます。  以上、答弁させていただきます。 ○議長(五野井敏夫) 復興都市計画課長。 ◎復興政策部復興都市計画課長(小林典明) 文化財保護法関係の事務方としての協議の経緯といいますか、その辺をちょっと議員さんのほうにお話ししたいと思います。  今回の野蒜地区及び宮戸も含めてなのですけれども、特別名勝の進め方ということで、宮城県が中に入っていただいて、特別名勝の関係市町が構成する復興まちづくりに関する検討委員会というのを宮城県のほうで立ち上げていただきました。この部分については、文化庁も入った中で復興まちづくりを進める中のガイドラインを決めていただいて、今回の各市町の復興まちづくり計画が宮城県というか、検討委員会でつくったガイドラインにマッチしているかどうかを検討する会でございます。もちろん市長もメンバーということでその会に入っていますし、文化庁も入っていると。  その中で今回の本市の計画についても検討していただいて、基本的にはこういうガイドラインでございました。必要最小限度の面積にとどめること、それから宮戸であれば特別保護地区は手をつけないこと。それから、野蒜については四大観からの景観というものを守らなければいけない、具体的に言うと大高森からの景観をきちんと守れと、要するにマッチした形で復興の事業ができるのかというのが大きな視点でございました。その部分については、県が主催した検討会では本市の計画については支障がないという結論をいただいています。その結論を受けた中で、文化庁のほうでどうしても手続上、先ほど古山部長が申し上げましたとおり、審議会の中でご承認をいただかなければならないという手続がございますので、その手続は踏みますが、基本的な整理、宮城県、それから東松島市、あとは特別名勝の関係市町の中で合意形成がなされているという中で今後手続を踏んでいくということですので、先ほど市長言ったとおり、前提としては進めることをオーケーとした中での手続なのかなというのが我々の受けとめ方でございます。 ○議長(五野井敏夫) 10番小野 惠章さん。 ◆10番(小野惠章) 私のほうから4件ほどお伺いしたいと思います。  まず、1件ですけれども、復興基金事業の中の地域産業支援の中で、1番目の被災農家雇用支援事業補助金、まず被災農業法人が何社ぐらいあるのかということで、相当数あるものであれば問題はないかなと思うのですけれども、余りに少ないのであれば公平性のほうから何かちょっと問題があるのかと思っています。それで、被災農家を雇用するということですから、これ人件費の補助と考えてよろしいのか、その辺をお伺いしたいと思います。  それから、2番目は防災対策支援の先ほど古川議員さんがお聞きしました自主防災組織、防災力強化事業補助金、86組織に補助金を出すというものですけれども、まず避難行動の計画の作成等があるということですけれども、その考えの中で2番目の地域防災の見直しみたいなものが行われますけれども、まず自主防のほうを見直して、そこで計画したものがあって、それから地域防災を考えていくのか、その考え方をどういう考え方で行っていくかということと、86組織に補助金を与えるわけですけれども、各防災組織自体が大なり小なりあるわけです。そういう中で上限を持たせたものとして補助金を出すのか、ある程度一律化して出すものか、その辺の説明お願いしたいと思います。  それから、第3件目ですけれども、同じく復興基金事業の中の支援感謝事業補助金ということで、元気なまちづくり委員会に対して経費の一部を補助するものとしていますが、そもそもこの計画自体がどれぐらいの総予算で行われるものの一部なのか、その辺の説明をお願いしたいと思います。  それで、最後に4件目ですけれども、交付金事業の中の災害公営住宅整備事業、3本あるわけですけれども、それぞれ今現在のありようが違うわけで、先行整備という形で載っていますが、それぞれ今年度中にどこまでなし得るものなのか。  また、新聞などでは鳴瀬給食センター跡地の20戸の建設というふうに出ていましたけれども、それが本年度中にできるものとしてここに載っているのか。そしてまた、5階建てとなっていることなので、これはエレベーターつきと想定されます。それで、エレベーターがつくのであればランニングコスト等の問題が出てくるので、使用料の面の考え方とか今後の維持管理に関してどうなるのかという懸念があるので、その辺の考え方。  また、小野駅土地区画整理地内に新たに土地を購入してという形の整備をするということですけれども、付託案件された組合の中の今現在仮設が建っている場所の購入の件のときにもいろいろ委員会のほうで市長とやりとりはしたのですけれども、なぜここが一番初めに土地購入のついた整備計画を行っていくのか、その辺のぐあいのところをちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(五野井敏夫) ちょっとお待ちください。この会議においては、時間を延長して行いますので、そのつもりでお願いします。  市長。 ◎市長(阿部秀保) それぞれ担当のほうから答弁いたさせますけれども、特に災害公営住宅につきまして4点目、今の計画で小野の区画内にいろいろと議論、ご意見等もちょうだいいたしました。そういった中で、どうしてもスピード、先ほど言いましたように一番最初に早くできるというのは市街化区域になるということからすれば、小野地区に限定されるかもしれませんが、対象先ほど申しましたように。皆さんの被災された意向調査、牛網浜市地区のその辺もよくにらまなくてはいけないわけでありますが、基本的には今の小野区画整理地内の仮設住宅の入居者、こちらのほうにも早く給食センター、先ほど中身は担当のほうから答弁いたさせますけれども、そちらのほうに優先にご案内をしなくてはいけないなという、内部ではそういった意見交換もしているところでございますし、これは議会の皆さんからのまたご同意が必要であるわけでありますが、小野の今回区画内、案としては、今私がここでこの場所と言っていいかどうか問題ありますけれども、調整の中では今あいている、昔のベッド住宅というのですか、委員会等々で空き地お示ししてあいている部分、あの辺あたりが候補地かというような今の内部議論もございますので、詳細、担当のほうから答弁させていただきたいというふうに思います。 ○議長(五野井敏夫) 農林水産課長。 ◎産業部農林水産課長(及川康之) まず、1点目の被災農家雇用支援事業補助金でございますが、これにつきましてはまず農業法人が市内に4つできております。それで、金額につきましては賃金と、あと社会保険料入っています。賃金については一応1年間150万、年収を見込んでおりまして、14人を計画しております。既に9名の方の申し込みが来ておりまして、残りの5名につきましてはこれからまた来るだろうという見込みで一応予算計上しております。そういうことで、一般の被災を受けた個人の方が労務管理とか、例えば社会保険とか、そういうのをなかなか手続できないのだろうというようなこっちの思惑ですか、そういうことでとりあえずは農業法人ということに決めさせていただきました。  以上でございます。 ○議長(五野井敏夫) 防災交通課長。 ◎総務部防災交通課長(大江賢良) それでは、2点目の防災力強化事業補助金の関係と、それから地域防災計画との関連でございますけれども、考え方といたしましては地域防災計画については市全体的な部分での見直し、避難所だったりという部分で大きく考えたいと。それから、地域についてはそれぞれ地域でのこれまで避難所だったり避難の方法だったりというマニュアル等もつくっておりましたが、今回の震災でもう一度地域として見直す部分があるだろうということで、その辺をまず1つ考えてほしいということ、それから避難所の運営もうまくいかなかった部分があるというようなこともございますので、その辺をもう一度計画を見直して、まず地域での部分として考えてほしいということでございます。それを必須条件としながら、今回流失したりということで資機材についても現在は不足しているところがございますので、それをこの補助事業によって整備、そして防災備品の購入等にしていただければというような考え方でございます。そういった2つあわせて言いましたが、そのような考え方でございます。 ○議長(五野井敏夫) 市民協働課長。 ◎復興政策部市民協働課長(小山修) 私のほうから支援感謝事業補助金100万円についての、総枠的な総予算の一部をどのような基準でということでご質問あるのですが、まず考えられるのが、今回の支援物資または支援活動の中で大きくそこの市のまちづくり委員会、そういったロータリークラブさんとか、例えば所沢市のまちづくり委員会さんという形で、市を挙げて、または地域を挙げてこちらに支援していただいた方への感謝ということで、そういった代表の方からの招聘に基づいて、こちらから産業振興で培った部分を持っていってPRしてくる、また市の魅力を伝えてくると。市の看板を背負っていく団体ということで、当面これまで市のまちづくり委員会が大きく携わってきたわけなのですが、この方たちを中心に費用の旅費の一部を一応考えております。大体2分の1程度を考えて執行したいなということで、要綱をつくっていきたいなと思っております。  以上でございます。 ○議長(五野井敏夫) 建設課長。 ◎建設部参事兼建設課長(佐々木哲也) 災害公営住宅、3点質問なのですけれども、まず1点目ですが、24年度中の工期がどこまでかというようなことなのですが、まず鳴瀬給食センターにつきましては建築工事までを24年度中に完成させるというふうな予定でございます。それから、矢本東保育所跡地のほうにつきましては実施設計をまず24年度中に完了させたいというふうな予定でございます。  それから、2番目のエレベーターがつくことによってのランニングコストへの影響というようなことでございますけれども、将来的には災害公営住宅の役目が終われば公営住宅になっていくわけなのですけれども、その辺の、つまり電気料のことだと思いますけれども、共益費の中になるものなのか、それとも使用料の中になるものなのか、今これから検討中でございますけれども、ただこの補助事業の災害公営住宅の中でも共益費に含む分につきましては、ソーラーとかそういうものも補助の中に該当になりますよというようなことですので、それも視野に入れながら今検討中でございます。  それから、3番目の小野駅前の土地区画の用地の優先というようなことなのですけれども、先ほど市長の説明のとおり、まず仮設住宅に今80戸の方々が入居していますけれども、早くそこから新しく災害公営住宅、建築したところへ移転入居させて、そこのところに災害公営住宅を建てるために、まず先ほど市長が言いました国道45号線の北側の部分、こっちから矢本方面から行くと公園がありますけれども、あの区画の中の公園、そこの公園のあたり、あの辺一帯のところを考えております。それが用地取得ということで今回ここに上げている面積の平米数になろうというふうなことでございます。それで、イオンタウンの北側とか鳴瀬給食センターの跡地の建設とか、それから東保育所跡地の建築とか、そういうのがどんどん、どんどん進めていって、先ほど言いましたように仮設住宅の80戸、これを早くあけて、そこに災害公営住宅を建てたいというふうな今のところの計画でおります。  以上です。 ○議長(五野井敏夫) 小野 惠章さん。 ◆10番(小野惠章) 質問したのでお答えいただいていなかったのですけれども、それは1問に入りますか、今言って。 ○議長(五野井敏夫) さっきの質問で......     〔「休憩願います」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五野井敏夫) 暫時休憩願います。    午後 5時04分 休憩                                              午後 5時05分 再開 ○議長(五野井敏夫) 再開いたします。  防災交通課長、補足説明。 ◎総務部防災交通課長(大江賢良) 失礼いたしました。今の補助金の金額の考え方でございますけれども、組織割と、それから世帯数割という考え方を持っております。現段階では要綱整備を考えておりますけれども、1組織当たり30万円、そして世帯割として1世帯当たり1,000円というのを交付するような考え方で進めております。 ○議長(五野井敏夫) 小野 惠章さん。 ◆10番(小野惠章) 被災農家の雇用支援事業なのですけれども、被災農業法人が4つあるということをおっしゃっていました。それで、これは震災後に立ち上がった法人もまぜているのか、震災前に被災されたのみなのかということがちょっとわからなかったので、その辺のところを1つと、あとさっきの質問の中でも、余りにも少ない法人に対してのこういうものというのはばらまきではないか、公平性にちょっと欠けるのではないかと思っているので、その考え方をお願いします。  それから、支援感謝事業の補助金ということで、何か招聘された相手方に行く場合に、まちづくり委員会の方が行く場合の旅費の一部を補助する意味合いのものだということの説明でした。それで、では今現在どういうところから招聘されているのかということがわかるのであれば、その辺お願いしたいと思います。  それで、あと災害公営住宅の問題ですけれども、部長説明の中でエレベーターに関して電気代云々という話ですけれども、電気代以外にも保守点検、メンテというほうのがすごくかかると思うのです。その辺の考え方も十分入れていないと今後の課題となってしまうのかなと思っているのです。その辺のところと、あとこれ5階建てにしたということは避難ビルを想定してということもあるのかなと思うのですけれども、その辺の考え方、もう一回お願いしたいと思います。 ○議長(五野井敏夫) 市長。 ◎市長(阿部秀保) 被災農家について、詳細、担当のほうから答弁いたさせますが、政策的な部分もありますので、私のほうから入り口の部分答弁させてください。  まず、今回東松島市では被災地ということで多くの農家の皆さんが被災され、特に大曲あるいは東名のほう、野蒜のほうは機械、農機具等々も流失したということで大変なダメージであります。震災直後アンケートとっても、農業を続けるというアンケートは3割を切ったような状況でございます。そういった方々が頑張ろうという気になった部分については、やはり国の農業も同じようにグループ化の中で農機具のリースとか、そういった形で制度をつくりました。しかし、そこにはグループ化、法人化するという1つの形が出てきましたので、それらやはり法人つくりやすいように私どものほうでは応援しなければならないだろうということになります。これについては私は問題ないというふうに思っていますが、不公平感が出そうだなというふうに心配している分につきましては、旧鳴瀬地区についてはほとんどそういった形でやっているのですけれども、矢本地区においては1人で前から頑張って法人に近い形ぐらいの面積もやっていますので、この方らについての支援方法、どういった形あるのかなという部分については課題として残っているなと私自身自覚していますので、これらは少し知恵を今後出さなくてはいけない部分だなというふうには考えているところでございます。 ○議長(五野井敏夫) 農林水産課長。 ◎産業部農林水産課長(及川康之) 法人の内容ですけれども、旧鳴瀬町に3法人ございます。それで、震災後初めて矢本地区に1地区でき上がりました。これから立ち上げようとする地区も結構あります。そういうことで、今後はそのように向けて市も支援しながら、とにかく法人をつくって上げていこうというふうに思っています。  あと、平等性につきましては、今市長が話しましたようにいろいろ知恵を絞りながら今後進めたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(五野井敏夫) 市民協働課長。 ◎復興政策部市民協働課長(小山修) 今現在招聘されて、おいでくださいと言っていただいているのが冬に実施していただきました所沢市の方と、あと同じく小野地区の部分で子供たちにということで奈良県のあすかロータリークラブさん、そしてまた最近では大田区のほうからの区民まつりとか、大田区のコンサートの部分でぜひおいでくださいということでお声がかかっております。  以上でございます。 ○議長(五野井敏夫) 建設課長。 ◎建設部参事兼建設課長(佐々木哲也) 鳴瀬給食センター跡地の件なのですけれども、当初前にお示ししたときには3階というようなことでお示ししておりまして、今回平成23年度で実施設計中でございます。その中でいろいろ検討した結果、3階から最終的には5階のほうに高くなったわけでございますけれども、階ごとといいますか、ある階には集会所とかそういうものも想定しながら設計を進めておりまして、1階は駐車場として、2階は集会所とか、あとは3階以上が住居にするとか、そのような形で最終的に5階建てのビルに、避難ビルと言ってもよろしいかと思います。そのような形になった経緯もございます。  それで、エレベーターの保守点検費用でございますけれども、当然5階になれば高くなるというようなことも想定されますので、その辺は今後費用の面も慎重に検討しながら進めていきたいと思っております。 ○議長(五野井敏夫) 小野 惠章さん。 ◆10番(小野惠章) しつこいようで済みません。先ほど市長の答弁にもあったのですけれども、災害公営住宅の件ですけれども、今小野地区に住んでいる方を何か優先的にどかして、そこに入れるという形なのですけれども、そういうのというのは何か公平ではないような気がするのです。やはり抽せんとかなんとかしなければ、何で私たちだけ、あの人たちがそういういいところに最初に入るのということで問題にならないかなと思うのです。だから、くくりとしてそういう手法はいかがなものかなと僕は思うのです。だから、余り簡単にそこの近いところから入れますみたいなことだと、何か私は議員として説明つかないのですけれども、その辺いかがですか。 ○議長(五野井敏夫) 市長。 ◎市長(阿部秀保) 舌足らずで失礼いたしました。市役所の中では、まず優先は基本的には今の仮設住宅に入居している方、今回被災者ですよね。それから、あわせて宮城県の民間賃貸アパートを選択している方、そういった方々が優先になるわけでありますが、その中でも小野地区の中で、今入っている80戸の中の方も当然なります。その中で、これは今市役所の中でのお話、決定ではないですけれども、協議中なのですけれども、今協議中のお話を私したわけなのですけれども、その中で今80戸の中で小野地区に比較的住みたいという方については小野エリアですので優先、そして仮設、やはり退去を迫るという意味ではなくて、要するにここは冷静に考えなくてはいけないのは、今度有料になるわけです。だから、もしかしたらまだいいという方も出るかもしれません。要するに今は無償ですから、今度有料になるわけですので。しかしながら、そういう場合は、まずこれは内部のあくまでも協議中の話ですけれども、今のあいた中でやはり対案は出さねばならないと思っています。ですから、仮設の中で移動していただいて、市としては80戸幾らかでも、あとはお返しして、そして設計上可能であれば建てていくという形をとらないと進まないなと。基本的には議員の言うとおり、公平に抽せんだとどこでも入れるわけだから、被災者はどこでも選べるわけですから、市内。そういうことにはなろうかと思いますが、まず市としては私今考えていることで、決定ではございませんけれども、小野、あそこを選んだ方というのは家族多い方なのです。3Kです。ですので、野蒜の方も多いわけでありますので、野蒜の高台のほうにまた戻りたいとかという話も当然意向調査の中では出てくるだろうと思いますので、あくまでも先ほど申しましたように意向調査を尊重した中で決定するべきことではございますけれども、小野のエリアの希望する方についてはその地区で優先的に進めるのも1つなのかなと。特に進めるというのは80戸の中に入っている方ということですけれども、そういうふうには考えているところですけれども、今回素直に公平性に欠けるのではないかという提言いただきましたので、それにしっかりと理由、大義が立てるようなことがあればまた考えたいと思っていますので、今中間的な話出したのが私としてはちょっと余計だったかなというふうに反省もしているところですけれども、そういったことでご理解いただきたいと思います。決定ではないということでご理解してください。 ○議長(五野井敏夫) 暫時休憩します。    午後 5時17分 休憩                                              午後 5時18分 再開 ○議長(五野井敏夫) 再開いたします。  4番大橋さん。 ◆4番(大橋博之) 各議員からいろいろ質問が出ておったのですが、私のほうから集団移転の土地区画整理事業、それからあと災害公営住宅の建設の事業の量的な問題で、以前情報いただいたのはURとの協定を野蒜地区ということでお話を伺いました。それ以外の例えば整備手法、ここにあるから多分業務委託なので、どこかに行くのかなとは思ってはおるのですが、逆に直営でやれる量ではないと思いますので、どこか専門的な県の住宅公社みたいなところ、そういったところに業務委託をしない限り多分難しいのではないかなとは思うのです。今皆さんからいろいろ答弁をお聞きするのですが、そういった部分の説明もございませんし、甚だ私は心配なのです。以前から各議員が一般質問でも職員の人数が足りないのではないかとか、大変心配をしている部分で、単純に予算がついたので事業はこれですと、では実務はどうするのだという説明がほとんどないので、その辺もし答えられる範囲で方向性もお答えいただければと思います。 ○議長(五野井敏夫) 市長。 ◎市長(阿部秀保) 災害公営住宅につきましては、まず1つの被災地の宮城県の流れ、あるいは岩手県もそうなのですけれども、URさんにお願いするという形が随分ふえてきました。石巻市あたりでも半分近くはURにというふうな話になっています。東松島市では、災害公営住宅も含めてですけれども、1つのまちを1つ管理、協議しながらなのですけれども、お願いするというのはURと東松島だけということになります。URさんとの協議では、災害公営については自分たちだってそれだけノウハウありますのでできますよという話はいただいていますけれども、具体的にどことどこをお願いしますというふうな詰めはまだしていません。ただ、そういった面についてはまだ余力あるというお話聞いていますので、市としてはその分も視野には入れています。しかし、今回は急ぐということからすれば、1つの例なのですけれども、イオンタウンの分も含めて買い上げもありなのだろうなというふうにも思っています、建てた分。それから、やはり地元の企業の皆さんにも、短い期間でありますけれども、仕事していただけるような仕組みもつくらなくてはいけない。地元企業直で仕事するか、あるいはJVも含めてだとか、そういったことはこれから我々としても考えていきたいと。基本的には、やはりここで国のお金といっても8分の7、災害公営については国のお金といってもここで財源が循環しなければ、景気対策というのは震災前の課題、景気雇用対策ということございますので、そういったことも配慮しながら、私としてはやっぱり民間の力を大いに災害公営についてはかりなければ厳しいなと。先ほど120戸も期待していると私申し上げましたので、985戸になります、それがなれば。ただ、需要と供給の問題ありますけれども、意向調査、そういったことでなお厳しいねと。以前は住宅の前柳計画では40戸で、5年、6年かける計画だったわけですので、それの20倍、あるいはもしかしたら30倍近くいくわけですので、それはもう通常のやり方では難しいと思っていますので、そういった考え方で担当等々とは協議をしている最中でございます。 ○議長(五野井敏夫) 大橋さん。 ◆4番(大橋博之) 大体お話はわかったようなわからないような、ただ災害公営住宅の分は市長おっしゃるように、ロットの単位が例えば今回みたいに20とか30とか、そういった単位であれば、例えば結構地元の企業云々というのはわかるのですけれども、逆に集団移転地の東矢本、それから野蒜のほうはURさん全部やるのでしょうから、それはそれで心配しなくていいのかなとは思っていたのですけれども、東矢本の分がどうなるのかなと非常に心配をしているのです。そこにもまた公営住宅を建てると、URはそこを契約し、協定結べるのかどうかというのも全然方向性見えませんし、そうなると、ではそういった大規模な土地区画整理事業を民間が、例えば経験のノウハウのない、果たしてできるのかどうか、そしてまたしっかりやってもらえる段取りができるのかみたいなところ、どういうふうに考えていらっしゃるか、ちょっとその辺お伺いします。 ○議長(五野井敏夫) 市長。 ◎市長(阿部秀保) まず、これはあくまでもURさんのほうから担当と私がお話しいただいている部分ですが、今のところ覚書させていただきましたけれども、協定の中では野蒜と、それから東矢本についてはURではやるというか、お願いされればやるという腹づもりではいますという話はいただいています。しかし、私としては地元皆さんのご意見もまだ聞いていない中で、これから120プラスになっても965の中で、ほとんど全部ほかがやるみたいだというような不安もあるでしょうから、ですからもう少し地元の企業の皆さんとの意見調整、あるいは新しい提案、東松島市内の矢本、野蒜地区の中で市街化区域を提供して、アパート経営をこうしたいとかという提案なんかも出てくるかもしれませんので、そういった選択も忙しいのですけれども、本当はロットでどんとやれば、はい終わったで一番いいのですけれども、そうはいかないだろうというふうに思っていますので、当然東松島らしさということで、今回は特にコレクティブということで高齢者用等の、将来の高齢化を視野に入れた、そういった災害公営もしたいと思っていますので、なおさら地元の皆さんのご意見とか、そういった地元の福祉関係の皆さんのお願いもしなくてはいけないかもしれませんので、その辺も大切に進めていきたいと。ただ、大きな数字ですよね、間違いなく。ですから、他の自治体がもうURさんにお願いするのもわかるのです、気持ちも楽ですし。ですけれども、市としては手順だけ間違えないようにやっていきたいなというふうには思っているところでございます。 ○議長(五野井敏夫) 大橋さん。 ◆4番(大橋博之) 災害公営住宅についてはわかりました。そういう気持ちでいらっしゃるというのも非常に評価したいなと思うのですけれども、確認です。東矢本と、それから立沼、それから牛網浜市、それからあと宮戸の分ありますよね。そこもURで引き受けてもらえるのですか。どういうふうにこれ答えてもらうか。 ○議長(五野井敏夫) 市長。 ◎市長(阿部秀保) URのほうでまずしっかり頑張りたいと思っているのは野蒜地区でございます。これらについては鉄道の問題もございますので、国の国土交通省鉄道局とも協議しながら鉄道の場合はやっていかなくてはいけませんので、そこには当然入るのですけれども、事業主体JRなのですけれども、そういったことでかなり難しい仕事だというふうに野蒜は当初から思っていますので、そこはURさんにお願いしたいと思います。  ただ、URさんの覚書の協定の際、商工会長と、それから建設業界の会長さんにも同席していただいて、そしてURの理事長のほうから、モデルということはどういうことかと申しますと、地元の民間の力も十分にコラボできた、そういったモデルになりたいと、URが来て仕事したというのではなくて、地元とともに仕事したという、そこに私もかけているというか、ありますので、そういったことでございます。ただ、URさんからは東矢本進んでいますので、そちらの災害公営もお願いされればURのほうではやりますよという、そういったお言葉いただいていることは事実でございます。 ○議長(五野井敏夫) 滝 健一さん。 ◆8番(滝健一) 先ほどの前者とちょっと関連するのですが、災害公営住宅が今からどんどん建築進められていくわけですが、建築を進める仕事も大変ですが、逐次でき上がっていくのですが、入居してもらう場合の入居者の選定といいますとどのようにしていくかという仕事、これ大変ですが、今のやりとりを聞いていると余り大変そうでもないような印象を受けました。というのは、まず市街地、賃貸で入居している方々、あるいは賃貸でなしに生活している人もありますから、全壊でありますから。そういう方々は既にもう災害公営住宅、第1号で入居したがっている人が続々出てくると思います。もう着工の声聞いてくると、そうなると思います。これ確実です。それで、もう私のところには問い合わせが来ています。私のところに来るくらいですから、もう市当局にはとっくに来ていると思うのですが、まず手順や手続、入居する際、それをはっきり従前にちゃんと決めておいていただきたい。  それから、割と災害公営住宅に行ったらば5年のうちはただですものねと思っている方々いらっしゃいますから、間違いないですから。ですから、それももう災害公営住宅に移ったら、こういう範囲内で料金がかかるのですよということも事前に広報なんかで知らせておいていただきたいと思うのです。それで、私のところは老人世帯ですから、70超えた夫婦も80歳の夫婦ですから優先的に入れますもんね、第1号になるんでしょうという考えの人が結構いらっしゃいます。それから障害者世帯、その他通常優先させられている方がいるのです。市営住宅にあるのです。そういった方々の世帯の取り扱いはどのようにするか、これもちゃんと知らしめておくべきだと私は思うのですが、その辺ひとつ。そして、そういう考えがどうなのかということです。せっかく建てて、苦労してやるのだということなのですから、順調にいくようにしなければならないし、先ほど小野 惠章議員が言いましたが、何よりも公平なやり方で進めないと大変なことにもなるし、さりとて1団地になるのですから、ならば同じ集落に住んでいた方々をという考えもございましょうし、そういったことをいろいろと総合的に勘案して、本当にせっかく一生懸命仕事やって住民から悪口を言われるくらい損なことはないと思いますので、その辺の基準等について一通りお伺いしたいと思いますが。 ○議長(五野井敏夫) 市長。 ◎市長(阿部秀保) もう答弁する必要なくて、今滝議員のほうから質問受けたその順番でやらなくてはいけないのだなというふうに思っています。今回の説明会で私は野蒜地区担当したわけですけれども、野蒜地区においては有料で1つのモデルケースでこのくらいになりますというお話もしていますので、聞いた方は忘れるかもしれませんけれども、1つのメッセージは出しましたが、それでいいということではございませんので、なおわかりやすいお知らせの仕方というのは、今仮設なり入っている中で工夫していかなくてはいけないと思っています。基本的には、これまでそれぞれの地区でお住まいになっていて被災に遭われた方の今意向確認等々で、災害公営住宅希望するかどうか、あるいは払い下げを希望するか、そういった実数をしっかりと把握する、そういった中で取り組むということがまず一番最初にあるわけでありますが、その分が決定しまして、具体的にいろんな場所への建設という、戸数の建設になりますので、次には入居については今議員のほうから優先順位ということもしっかりとわかりやすく納得できるような、そういった形でお知らせ、お勧めをしていきたいというふうに思っています。よろしいでしょうか。 ○議長(五野井敏夫) ちょっと休憩します。    午後 5時32分 休憩                                              午後 5時33分 再開 ○議長(五野井敏夫) 再開いたします。  5番多田 龍吉さん。 ◆5番(多田龍吉) それでは、学校問題ちょっとお聞きしたいと思います。先ほどの市長の提案理由の説明の中で、特に寄附金の中で小野小学校プール設置事業に役立たせていただきたいと申し出があると、こういうことで寄附金が2,207万8,000円計上されております。こんな奇特な方はどこにどういう方なのだろうなということで、御礼も言わなければならないので、もしご尊名が聞けるのであれば伺いたいということ。  それから、プールの関係でございますけれども、どれだけの規模のプールを建設しようとして、そしていつまで、24年度4月から始まりますけれども、プールというのは夏に使用するものですので、24年度にそれが使用可能なのかどうだかということも含めまして伺いたいと思います。 ○議長(五野井敏夫) 市長。 ◎市長(阿部秀保) 2点ご質問ですので、1点目について私のほうから答弁させていただきます。  一昨日の午前中に小林製薬の専務さんがお見えになりまして、部長さんと、私直接目録等々いただいて、この2,200万等々の申し込みがありました。やはり子供にということで、発災当初からいろんな医薬品、熱冷ましとかいろいろご支援をこれまでいただいたわけでございまして、今回こういった使い道にということで折り合いつけさせていただいたというか、喜んで寄附させていただくということでございますので、ありがたくちょうだいをし、そしてまたデンマーク基金についても担当のほうとデンマークのほうの話し合いで、こういった形で使いますということでお話をさせていただき、ご理解いただいたということでございますので、小野小学校についてはこれまでの長い歴史はあるにしても、今回は浜市小学校、野蒜小学校の子供たちも一緒になりますので、3校一緒ということからすれば、短い期間でもプールはやはり必要だなということですので、担当のほうとしては今シーズンに最後でもいいから何とかこれから急いで建設したいという、教育委員会では頑張るという話ですけれども、詳細、教育委員会のほうから答弁があります。 ○議長(五野井敏夫) 教育次長。 ◎教育次長(小山直美) それでは、私のほうから規模的なものと工期の問題を。  規模的なものにつきましては、通常のプール、25メーター掛ける幅が13メーター、それで6コース、1コース2メーターということで、水深につきましては小学校でございますので、90から110というような形で建設をしていきたいと思います。工法につきましては、通常のプールとは違いましてユニットプールという、野蒜の仮設校舎建てたのと同じような考えなのですが、ただ耐用年数的には15年ぐらいを使えるプールということで、石巻で実績が3カ所あるということで、そのプールのやり方がいいのではないかということで考えていました。それで、対象学校は小野、浜市、野蒜の3小学校をそこで使っていただくように計画したいなと。あとは、工期なのですが、さきの議会でも滝議員のほうからちょっと夏終わってからできたのではどうしようもないということで、教育委員会としては夏休みに入る前に何とか、2回でも3回でも学校の授業中に今年度入れるような計画で頑張りたいなと考えています。あと、夏休み期間中は通常のプール開放という形をとりたいなとは思っていました。  以上でございます。 ○議長(五野井敏夫) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五野井敏夫) これをもって質疑を終結します。  お諮りいたします。議案第47号及び議案第48号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五野井敏夫) 異議なしと認めます。よって、議案第47号及び議案第48号について委員会の付託を省略することは可決されました。  引き続き審議を行います。これより1議題ずつ討論、採決に入ります。  初めに、議案第47号についての討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五野井敏夫) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結します。  これより議案第47号 平成24年度東松島市一般会計補正予算(第1号)についてを採決します。  本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五野井敏夫) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決しました。  次に、議案第48号についての討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五野井敏夫) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結します。  これより議案第48号 平成24年度東松島市下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてを採決します。  本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五野井敏夫) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれで散会します。    午後 5時37分 散会...