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  1. 角田市議会 2020-06-26
    令和2年第404回定例会(第3号) 本文 2020-06-26


    取得元: 角田市議会公式サイト
    最終取得日: 2020-09-19
    最初のヒットへ(全 0 ヒット)      午前10時00分  開 議 ◎議長(渡邊 誠) 皆さん、おはようございます。  これより本日の会議を開きます。  ただいまの出席議員は全員であります。  本日の説明員の出席者は、お手元に配付の議席及び説明員一覧表のとおりであります。  本日の日程は、お手元に配付の議事日程第3号のとおりであります。 ───────────────────────────────────────────────────      会議録署名議員の指名 ◎議長(渡邊 誠) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員に、6番菊地利衛議員、8番小湊 毅議員を指名いたします。 ───────────────────────────────────────────────────      討論・表決 ◎議長(渡邊 誠) 日程第2、議案第38号 角田市市税条例等の一部改正についてを議題といたします。  これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより議案第38号 角田市市税条例等の一部改正についてを採決いたします。  議案第38号は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。      (賛成者起立) ◎議長(渡邊 誠) 起立全員であります。よって、議案第38号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────────────────────────────────────      討論・表決
    ◎議長(渡邊 誠) 日程第3、議案第39号 角田市都市計画税条例の一部改正についてを議題といたします。  これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより議案第39号 角田市都市計画税条例の一部改正についてを採決いたします。  議案第39号は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。      (賛成者起立) ◎議長(渡邊 誠) 起立全員であります。よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────────────────────────────────────      討 論 ◎議長(渡邊 誠) 日程第4、議案第40号 角田市地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  これより討論に入ります。  議案第40号に対し、4番日下七郎議員並びに15番堀田孝一議員から討論の通告がありますので、順次発言を許します。  なお、討論時間は申合せにより1人20分以内となっておりますので、時間を厳守願います。  最初に、4番日下七郎議員。      (4番 日下七郎議員 登壇) ◎4番(日下七郎) おはようございます。  4番日下七郎です。日本共産党議員団を代表し、議案第40号 角田市地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例の一部改正についてに反対討論を行います。  議案第40号 角田市地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例(以下、議案第40号という)の制定は、平成28年6月10日、市長提出し、平成30年9月26日、条例第2条の一部を改正して、固定資産税の不均一課税を公示日から「平成32年3月31日」までの間としているものを、本日、議案第40号の一部改正は、第2条(固定資産税の不均一課税)を公示日から「令和4年3月31日」までの間であり、これに反対するものであります。  さて、条例第2条(固定資産税の不均一課税)の対象事業は、2つの事業となっております。移転型事業、東京23区にある企業の本社機能等の移転を伴う新規立地等、並びに拡充型事業として、就労機会の創設を図るということであります。しかしながら、近年、市内の自動車関連企業の他町での新規事業等や新型コロナウイルスによる産業への雇用等に影響が出ております。  今こそ、新型コロナウイルス感染予防対策。個人の農業者は、経済産業省の持続化給付金の対象となっております。こういうことでありますので、市の農林振興課をはじめ、農業団体等にも周知し、個人農業者の経済産業省の持続化給付金の対象事業、これで50%減となれば100万円が給付されるということであります。また、産業や雇用等にさらなる援助を行い、新型コロナ対策に対する問題で国の在り方まで崩れようとしておる、こういうことについて、市町村、国、県も挙げてこの対応に十分な力をさらにつけていくことが求められていることだと思っております。  以上をもって、議案第40号の反対討論といたします。よろしくお願いします。 ◎議長(渡邊 誠) 次に、15番堀田孝一議員。      (15番 堀田孝一議員 登壇) ◎15番(堀田孝一) 皆さん、改めまして、おはようございます。  15番、志政クラブの堀田孝一であります。ただいま議題に供されております議案第40号 角田市地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例の一部改正について、市民クラブ、無会派柄目孝治議員、志政クラブを代表いたしまして、賛成の立場で討論をさせていただきます。  この条例は、企業の地方拠点強化の促進を図ることを目的として改正された地域再生法の一部を改正する法律に基づき、宮城県が策定し、国が認定した地域再生計画に定める地方活力向上地域内に特定業務施設である本社機能としての事務所、研究所及び研修所を移転または拡充させた場合に、固定資産税を軽減し、新規の企業立地等を促進する優遇措置を講じるために制定されたものであります。  主な制定内容は、移転型事業と拡充型事業の2つがあり、移転型事業は、東京23区内にある本社機能を移転し、農業振興地域内の農用地以外の地域に整備する事業であります。また、拡充型事業は、中島工業団地などの既存の工業団地や準工業団地などの地域にある本社機能を拡充する事業であります。  条例の制定以降、角田市にある企業では宮城県からの地方活力向上地域等特定業務施設整備計画の認定を受けた事業者はなく、固定資産税の不均一課税は行っておりませんが、地域再生法第17条の6の地方公共団体等を定める省令の一部改正に伴い、特定業務施設整備計画の認定期間が現行の平成32年3月31日を令和4年3月31日まで2年間延長されることから、当該条例を2年間延長するものであります。地域再生法の趣旨にのっとり、計画の認定を受けた事業者が出てくればすぐに対応できるように整備しておく必要があります。よって、この議案第40号には賛成するものであります。  議員各位におかれましては賛同を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。 ◎議長(渡邊 誠) 以上で通告による討論は終わりました。これをもって討論を終結いたします。 ───────────────────────────────────────────────────      表 決 ◎議長(渡邊 誠) これより議案第40号 角田市地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例の一部改正についてを採決いたします。  議案第40号は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。      (賛成者起立) ◎議長(渡邊 誠) 起立多数であります。よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────────────────────────────────────      討論・表決 ◎議長(渡邊 誠) 日程第5、議案第41号 角田市固定資産評価審査委員会条例及び手数料条例の一部改正についてを議題といたします。  これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより議案第41号 角田市固定資産評価審査委員会条例及び手数料条例の一部改正についてを採決いたします。  議案第41号は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。      (賛成者起立) ◎議長(渡邊 誠) 起立全員であります。よって、議案第41号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────────────────────────────────────      討論・表決 ◎議長(渡邊 誠) 日程第6、議案第42号 角田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。  これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより議案第42号 角田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを採決いたします。  議案第42号は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。      (賛成者起立) ◎議長(渡邊 誠) 起立全員であります。よって、議案第42号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────────────────────────────────────      討論・表決 ◎議長(渡邊 誠) 日程第7、議案第43号 角田市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。  これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより議案第43号 角田市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを採決いたします。  議案第43号は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。      (賛成者起立) ◎議長(渡邊 誠) 起立全員であります。よって、議案第43号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────────────────────────────────────      討論・表決 ◎議長(渡邊 誠) 日程第8、議案第44号 角田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。  これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより議案第44号 角田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを採決いたします。  議案第44号は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。      (賛成者起立) ◎議長(渡邊 誠) 起立全員であります。よって、議案第44号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────────────────────────────────────      討論・表決 ◎議長(渡邊 誠) 日程第9、議案第45号 角田市国民健康保険条例及び角田市後期高齢者医療に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより議案第45号 角田市国民健康保険条例及び角田市後期高齢者医療に関する条例の一部改正についてを採決いたします。  議案第45号は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。      (賛成者起立) ◎議長(渡邊 誠) 起立全員であります。よって、議案第45号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────────────────────────────────────      討論・表決 ◎議長(渡邊 誠) 日程第10、議案第46号 角田市国民健康保険税条例の一部改正についてを議題といたします。  これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより議案第46号 角田市国民健康保険税条例の一部改正についてを採決いたします。  議案第46号は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。      (賛成者起立) ◎議長(渡邊 誠) 起立全員であります。よって、議案第46号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────────────────────────────────────      討論・表決 ◎議長(渡邊 誠) 日程第11、議案第47号 介護保険条例の一部改正についてを議題といたします。  これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより議案第47号 介護保険条例の一部改正についてを採決いたします。  議案第47号は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。      (賛成者起立) ◎議長(渡邊 誠) 起立全員であります。よって、議案第47号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────────────────────────────────────      討論・表決 ◎議長(渡邊 誠) 日程第12、議案第48号 角田市総合体育館条例の一部改正についてを議題といたします。  これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより議案第48号 角田市総合体育館条例の一部改正についてを採決いたします。  議案第48号は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。      (賛成者起立) ◎議長(渡邊 誠) 起立全員であります。よって、議案第48号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────────────────────────────────────
         討 論 ◎議長(渡邊 誠) 日程第13、議案第49号 令和2年度角田市一般会計補正予算(第5号)から日程第17、議案第53号 令和2年度角田市下水道事業会計補正予算(第1号)までの5件を一括して議題といたします。  これより討論に入ります。一括議題となっております5件の議案に対し、4番日下七郎議員、15番堀田孝一議員から討論の通告がありますので、順次発言を許します。  最初に、4番日下七郎議員。      (4番 日下七郎議員 登壇) ◎4番(日下七郎) 4番日下七郎です。日本共産党角田市議団を代表し、ただいま一括議題となっている議案第49号 令和2年度角田市一般会計補正予算(第5号)から議案第53号 令和2年度角田市下水道事業会計補正予算(第1号)までの5件のうち、議案第49号 令和2年度角田市一般会計補正予算(第5号)に反対討論を行います。  市長提出の議案第49号 令和2年度角田市一般会計補正予算(第5号)は、歳入歳出予算の補正額を5億8,418万4,000円とし、歳入歳出総額162億5,351万7,000円となっております。地方債の追加及び変更が2億9,110万円とのことであります。歳出補正額の主な補正は、人事異動による人件費、台風第19号の災害復旧費、新型コロナウイルスの対策費等であります。  日本共産党角田市議団は、歳出の補正は当然と思っております。しかしながら、歳入についてでありますが、地方財政法及び地方自治法並びに令和2年度角田市一般会計補正予算第4条、一時借入金の最高額8億円を遵守しているか、疑問があります。例えば、詳細説明での歳入補正、20款1項2目財政調整基金の繰入金1億2,842万2,000円は、財源調整のための補正との説明があり、私が質疑を行った答弁によると、地方債の起債の手続は工事完了後の出納整理期間となるため、工事契約金の支払いは財政調整立替払いの資金として、財政調整基金の繰入金を運用し、一時工事契約金債務の支払いを行うと。地方債を起債後に財源調整に繰り入れるとのことでした。  そこで、地方財政法第3条(予算の編成)があります。地方公共団体は、法令の定めるところに従い、かつ、合理的な基準によりその経費を算定し、これを予算に計上しなければならない。  2項は、地方公共団体は、あらゆる資料に基づいて正確にその財源を捕捉し、かつ、経済に即応してその収入を算定し、これを予算に計上しなければならないとあります。  詳細説明、質疑答弁での「財源調整」との用語の使用についてでありますが、これは立替払いを行う、こういうことであります。予算についての地方自治法施行令、別記、予算調製の様式に、財源調整というのは款項目などには一切ありません。あるのは、地方財政法第4条の3(地方公共団体における年度間の財源の調整)ということで、前年度に財源が需要額以上に入った場合にそれを積み立てるということが、年度間の財源調整ということが地方財政法に示されております。こういうことで、財源調整という、この角田方式の予算方法というのは、地方自治法の施行令別記の予算調製の様式にも載るものではありません。  次に、地方自治法第210条(総計予算主義の原則)というものがあります。これは一会計年度における一切の収入及び支出は、全てこれを歳入歳出予算に編入しなければならないとの規定に照らすと、出納整理期間において地方債の起債後に財政調整基金に繰り入れるは、歳入款項目、こういうことで、歳入での相殺が行われる。議会の議決のない出納整理期間にそのようなことが行われるという、総計予算主義についての別に定めているところには純計予算というものがあります。この中では、歳入から必要な歳入を求める経費等を差し引いて、これに予算に組むことができないんだというようなことからすれば、このことが非常に、出納整理期間において地方債の起債後に財政調整基金に繰り入れるということが、本当にこの方式かと。  私が議員になってから、このことの説明を思い出すと、当時は金利が高い、そのために起債については出納閉鎖近くに借り受ける。そのことで、一時借入金、これを行って、そういうことでつないでおいて、借り入れたもので一時借入金を返還するということが行われてきたわけです。これは法の定めるとおりであります。また、議会が議決しているとおりであります。そういうことが崩れているというのが現状の在り方ではないかと思います。  ここで、地方債の起債の手続を出納整理期間前に行うと。これは地方財政法に、質疑のところでもお話ししましたけれども、工事完了後でないと起債の受付がされないというようなことはどこにもありません。議員は示されておる地方財政法や地方自治法、こういうところによって議決をしているものであって、別にものがあるというような説明、予算の議決と執行が異なってもよろしいかのようなことまで言い出すという、とんでもないことがなっているものだと思います。  こういうことからいくと、令和2年度の角田市の一般会計予算第4条の一時借入金最高額8億円、これを地方債の起債前の財源として借受けし、予算の執行を滞りないことを行っていかなければならないと、こう思っているわけであります。  こういうことからいって、老婆心ながら申し上げて、議案第49号の反対討論といたします。  議員各位におきましても、このように、今の歳入においての在り方、起債をもって事業を行うことで議決をしているけれども、財源調整という名によって繰り入れしている問題が、明らかにこれは法手続、議会議決と違うことを行っていることが明白です。そういう点で、議員各位の御理解を求め、反対討論といたします。 ◎議長(渡邊 誠) 次に、15番堀田孝一議員。      (15番 堀田孝一議員 登壇) ◎15番(堀田孝一) 15番、志政クラブの堀田孝一であります。ただいま一括議題に供されております議案第49号 令和2年度角田市一般会計補正予算(第5号)から議案第53号 令和2年度角田市下水道事業会計補正予算(第1号)のうち、議案第49号 令和2年度角田市一般会計補正予算(第5号)について、市民クラブ、無会派柄目孝治議員、志政クラブを代表いたしまして、賛成の立場で討論をさせていただきます。  今回の一般会計補正予算は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5億8,418万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ162億5,351万7,000円とするものであります。  補正予算の主なものとして、まず初めに、新型コロナ感染症対策関連でありますが、既に第1弾として、合計7つの事業を緊急経済対策として実施しておりますが、今補正においては第2弾として、緊急経済対策として要する経費が計上されております。  まず、1点目として、3款1項1目19節扶助費の1,200万円増ですが、新型コロナウイルス感染症対策在宅介護支援給付金支給事業として充てられるものであります。  2として、3款3項1目19節扶助費の700万円増ですけれども、新型コロナウイルス感染症対策臨時特別出産給付金支給事業として、令和2年4月28日から令和3年3月31日までに出生した子どもの母親に対し支給されるものであります。  3として、4款1項2目感染症予防費の1,434万1,000円増でありますが、感染予防事業として感染症対策備品及び業務中断に関わる休業補償費に充てられるものであります。  4として、7款1項2目商工振興費の7,000万円増ですけれども、地域消費喚起緊急支援事業として、地域経済の回復を図るため、かくだ3割増商品券の発行事業、事業費は2億6,000万円、並びに特別ためトクポイント発行事業に充てられる内容であります。  次に、令和3年度台風第19号関連でありますが、1として、6款1項5目12節委託費の2,200万円増ですが、農業用施設整備事業として、今後の大雨等の対策として赤沼地内害の排水水路機能強化を行うための測量設計を行うものであります。  2として、8款2項3目12節委託料の4,000万円増ですが、災害対策として、市道南町斗蔵線の冠水対策として道路のかさ上げ及び市道駅前花島線の越流を防止するための測量設計を行うものであります。  3として、11款1項農林業施設災害復旧費の1億1,896万7,000円増は、令和元年台風第19号の被害のため、水路、農道、林道、農地、223か所の復旧事業費であります。  4として、11款2項1目公共土木施設災害復旧費の1億1,613万1,000円は、職員人件費、公共土木施設単独災害復旧事業委託料及び工事請負費であります。道路、河川、橋りょう、合わせて44か所になります。  5として、11款3項1目衛生施設災害復旧費の1億387万2,000円増は、3か所の共葬墓地被害の復旧を行うものであります。  以上のように、今回の補正は、新型コロナ感染症対策関連及び令和元年台風第19号関連が主の補正であり、詳細にわたり熟慮された予算であると思っております。  今回の補正予算について異議はありませんが、今後のコロナ対策、台風第19号対策について、何点か要望をさせていただきたいと思っております。  新型コロナ感染症対策について、今回の補正予算は、個人支援事業、地域経済活性化に向けた内容でありますが、さらに、3弾、4弾の対策が必要になってくると考えております。当然ながら、対応策には財源が必要であります。国・県と連携を密にすると同時に角田市の独自の財源確保も必要になってくると思っております。また、今後、感染者が発生した場合の対応として、医療体制の確立、通常のインフルエンザとコロナの感染症が同時期に発生した場合の対応、弱者の対応、子ども、高齢者、クラスター発生時のシミュレーション等、あらゆる手段を用い、新型コロナ対策強化を要望させていただきます。また、令和元年第19号台風災害対策に関しては、災害に遭われた市民の方々は、いつ何どき同じような豪雨が襲ってくるか、不安を感じながら生活を送っている状況であります。災害対応対策を行うための測量設計をいち早く実施をしていただき、早期に工事着工・完了を要望し、この議案第49号に賛成するものであります。  議員各位におかれましては、賛同を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。 ◎議長(渡邊 誠) 以上で通告による討論は終わりました。これをもって討論を終結いたします。 ───────────────────────────────────────────────────      表 決 ◎議長(渡邊 誠) これより議案第49号 令和2年度角田市一般会計補正予算(第5号)を採決いたします。  議案第49号は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。      (賛成者起立) ◎議長(渡邊 誠) 起立多数であります。よって、議案第49号は原案のとおり可決されました。  これより議案第50号 令和2年度角田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)から議案第53号 令和2年度角田市下水道事業会計補正予算(第1号)までの4件を一括して採決いたします。  議案第50号から議案第53号までの4件は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。      (賛成者起立) ◎議長(渡邊 誠) 起立全員であります。よって、議案第50号から議案第53号までの4件は原案のとおり可決されました。 ───────────────────────────────────────────────────      一般質問 ◎議長(渡邊 誠) 日程第18、一般質問を行います。  順次質問を許しますが、質問並びに答弁とも簡潔に願います。  なお、質問は一問一答とし、質問者の持ち時間は当局の答弁時間を含めないで30分以内となっておりますので、時間を厳守願います。  最初に、8番小湊 毅議員。      (8番 小湊 毅議員 発言席) ◎8番(小湊 毅) 皆さん、おはようございます。  8番小湊 毅であります。早速、質問に入らせていただきます。  1番、台風第19号による被害箇所の復旧工事についてであります。  昨年10月の台風第19号による被害箇所の復旧工事について質問します。  台風による甚大な被害が発生してから、はや8か月が経過しました。これまで復旧作業に御尽力いただき、復旧工事等も着実に進んでいると認識しております。  しかしながら、特に山間部における被害箇所の工事等は、まだまだ先の長い道のりであると考えております。  現在の状況及び近い将来来るであろう大雨を想定し、以下の質問をいたします。  (1)山間部における水田や水路でありますが、1)既に復旧工事が完了している箇所、2)仮工事を行い、作付を行っている箇所、3)本年の作付を断念した箇所の3つに分けられると思います。  山間部における復旧工事には時間がかかるということは十分に実感していただいていると思います。来年の田植では、台風被害前の状況に復旧されなければならないと考えております。  2)の箇所は、仮工事を行った箇所ですね。それで作付をしている場所でありますが、2)の箇所は稲刈り後に工事を行うしかありませんが、3)の箇所、本年作付を断念した箇所であります。3)の箇所は、今の時期においても工事をすることができます。山間部における復旧工事には時間がかかるということを考えれば、3)の箇所について、今の時期から復旧工事等を行っていくべきだと考えますが、市長の所見を問います。 ◎議長(渡邊 誠) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) おはようございます。  早速、8番小湊 毅議員の御質問にお答えいたします。  初めに、市内の農林業施設における復旧の状況でありますが、令和元年度は、道路13か所、水路52か所、ため池1か所、林道2か所、合計で68か所の復旧業務が完了しております。本年度は、5月末時点におきまして、道路19か所、水路79か所、ため池1か所、林道5か所でありまして、合計104か所の復旧業務が完了しております。  2)につきましては、被災箇所を避けて仮の畦畔などをつくり、作付いただいている水田でありますが、市内で約20か所程度がそのような箇所であろうと把握しております。今後、稲刈りの状況、稲の刈取り状況を見ながら復旧を進めてまいりたいと考えております。  また、山間部、特に西根地区の復旧につきましては、被災箇所が多いこともさることながら、地形的に作業道の確保に苦慮する箇所や土地の高低差などが支障となり、平野部の復旧に比べ時間がかかることも想定されます。このような山間部を含む市内の約30か所程度が3)のような箇所ではないかと把握しております。既に、請負業者が決定している箇所については、周辺の作付状況なども考慮しつつ、復旧作業の早期着手を指示しているところであります。  なお、これから契約手続を進める被災箇所もまだまだありますので、早期発注及び業務の着手に向け、地元とも調整の上、引き続き対応してまいりたいと考えております。 ◎議長(渡邊 誠) 8番小湊議員。 ◎8番(小湊 毅) いろいろ対応していただけているということを認識いたしました。  山のほうを動いていますと、被災状況といいますか、今もって田んぼが崩れて耕作放棄地状態になっている状態を見ます。とても寂しく感じますし、また、雨が降ったときに保水力がなくなっていると思われるような箇所もすぐ分かると思います。去年、大雨が降って被害の対応が始まった時点で、今年の田植までには全部復旧しますというような話で市長はずっと言っていらっしゃったと思うんですけれども、今年の2月議会において間に合わないという話を初めていただいたところであります。ですので、来年の田植には必ず間に合わせなくてはいけないという任務を負っているんだと思っています。  そんな中で、山間部の工事というのは非常に困難を極めるというのは、我々、山のほうに住んでいますので、物すごく想像がつくんですけれども、とても時間と手間がかかるものだと思っています。ですので、そこのところについて、時間がかかったので来年もできませんでしたということが決してないように対応していただきたいというのが正直なところの望みでありまして、そこを少しでも早く、今年作付をやめたところに対しては少しでも早く工事を始めていると、手当てをしているという姿を見せていただくと、土地の方も非常に安心するものだと思っています。  ですので、今御説明をいただいて、契約を始めて、早期に地元と調整しながら早急に対応しいくというお話ではありますけれども、現在、今年断念した30か所について、どれぐらいの時期をめどに完了すると考えていますでしょうか。 ◎議長(渡邊 誠) 市長。 ◎市長(大友喜助) できるだけ早急にということで進めてまいりたいと考えております。  30か所の状況については、農林振興課長より答弁させます。 ◎議長(渡邊 誠) 堀米農林振興課長。 ◎農林振興課長(堀米浩二) それでは、命によりお答えをさせていただきます。  私どもも、議員がおっしゃるように、山間部の状況はよく見ております。議員が把握されているとおりでありまして、遅れているという部分があろうかと思います。私どもも、30か所と申し上げましたけれども、各地権者と一つ一つ確認したわけではないですけれども、現場を見て、あるいは、業者と話をしたりということで把握している箇所数であります。この箇所について、今の御質問では、どのぐらいのめどで復旧が終わるんだというようなことでありますけれども、場所によってもいろいろと状況が違う場合もあります。これから実際に発注をする部分もありますが、発注している部分は指示をしておるところであります。そろそろ業者もなかなか動きが鈍くなってきておりまして、業者の都合を伺いながらというようなことで進める部分もあります。  基本的には、うちの農林関係、農業施設の関係ですと、地区割をして、エリア割をしまして業者に頼んでいるというようなこともありますので、その業者がやり切れない部分があれば別な業者も導入してというようなことで進めていることにはなっているんですが、なかなか動きづらい部分があります。また、補助事業などの大きな被災箇所については、業者が入ってくるような場合もあります。その場合には、その業者と地区割をした業者で打合せをしていただいて、市でも入って、協力して工事を進めていただくようなこともお願いしておりますので、随時、そういう形で、地区とも当然、区長方と話をしながら、情報交換をしながら進めております。なるべく早くというようなことではありますけれども、優先順位もあります。優先順位という意味合いでは、中には、伺うと耕作放棄地になりつつあるというようなことですけれども、確かにそういった部分もありまして、この先は耕作する人がいないよというようなところも実際はあります。そういった農道も実は把握していますけれども、そういったところは最後にさせていただきますけれども、そういったこともしながら年度内の復旧を目指しておるところであります。 ◎議長(渡邊 誠) 8番小湊議員。 ◎8番(小湊 毅) 今、最後に年度内の復旧というお話を課長からいただいたんですけれども、今の課長の説明にもあったように、業者の動き、要は、業者の手が足らずに農地の復旧に手が回らなくなってきているのではないかと。今、道路とかをメインでやっているかと思うんです。農地のところまでは本当に年度内に手当てがつくのかなという心配の下にこの質問をさせてもらっているところなんです。  ですので、地権者との調整ですとか、田んぼが隣り合ったときに隣の人とこちらの人の意見が違うみたいな話というものも当然出てくると思うんです。そういう調整も取りつつ、山の奥のほうの水路まで直さないといけないと思っていまして、そこまでできた上での復旧ということになると思っています。そこを、時間のかかる作業を、年度内を目標にして終わらせますということだと、本当に来年の田植に間に合わないんじゃないかと思っているところがありまして、少なくとも、年内には全部終わらせますというような形の意識で工事とかをしていただいて、本当にあぶれたものはどこなんですかと、こことここが手が足らないのでほかの業者手伝ってくださいというような形にしないと、来年の作付に間に合わないんじゃないかという心配で、質問させてもらっているところですので、その辺のところで、あまり、年度内を目指して頑張りますと言われても困ってしまうところがあります。  そういった意識、何せ、山の工事というのは遅れがちになるというのは、これは当然だと思いますので、その辺も踏まえた上で業者に発注するなり、お願いするなり、納期決めるなりというものをしていただきたいと思うんですが、いかがですか。 ◎議長(渡邊 誠) 農林振興課長。 ◎農林振興課長(堀米浩二) ただいまの質問にお答えをさせていただきます。  議員おっしゃるように、来年、確実に地域の方々とお話合いも調整も進んでいるところ、終えていないところもあります。そういった意味合いでは、田んぼを再開するとなれば、その前の仕事があります。秋うないとか、あるいは耕作者なりの修復といいますか、1年休んでいますので、そういったことも含めて、議員おっしゃるように、作りたいんだというようなところであれば年内の復旧をというのは当然のことであろうと思いますので、その辺、地域あるいは地権者の方と、耕作者の方とも話合いを進めて、優先順位を決めながら、秋うないとは言わなくても年内の復旧というようなことも、当然、念頭に置きながら進めてまいりたいと考えております。 ◎議長(渡邊 誠) 8番小湊議員。 ◎8番(小湊 毅) 年内復旧を目指していただけるということであれば、それはそれでありがたいことだと思っています。要は、山間部の人で今年諦めた方が、「結局、直してもらっていねえんだや」という話での苦情から始まっています。ですので、自分では作りたいと。でも、手が回らなくて工事が間に合わなかったという方が多々いらっしゃいます。そういった方に対してしっかりお話をしていただきたいと。まず、耕作する意志がある方を優先にしていただいて結構だと思うんですけれども、その方と、いついつぐらいに業者が入るように手配しますからという形での話をしっかりしていただきたいと。お盆前にはそういう話合いであればできると思いますので、そういうことをお願いしたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎議長(渡邊 誠) 農林振興課長。 ◎農林振興課長(堀米浩二) それでは、質問にお答えいたしますが、実は、私どもにも行政区長を通してが主ですけれども、そういった話が来ている部分もあります。お盆前にというような話、確かに、先ほど私も申し上げましたように、準備もあるのでというようなこともありますし、できればそれなりの対応をしていきたいというのは、農家ではあるでしょうから、その辺は重々分かりますので、地元の区長を通して話も進めながら、確認をしながら、お盆をめどにというようなことに添えるかどうか、分かりませんけれども、詳細、調査も、もう少し地域に入るような形で進めまして、できる分の対応させていただきたいと思っております。 ◎議長(渡邊 誠) 8番小湊議員。 ◎8番(小湊 毅) 区長を通して話を進めていただいているというのは非常によく分かりますし、一番いい形なんだろうとは思うんですけれども、今の段階になってきますと、耕作者自体と直接話すタイミングになってきているのではなかろうかなと思いますので、今、地域に入るという話がありましたけれども、ぜひ、そういうことをやっていただいて、農林振興課の職員、忙しいのだろうとは思うのですが、まめに地域に入って実際に話をして、隣同士、地権者が違うケースであっても、そういうところの間にも入るぐらいな感じでしっかり調整していって、工事をしっかり終わらせていただきたいと思うんですけれども、そういうことをやっていただけると思ってよろしいですか。 ◎議長(渡邊 誠) 市長。 ◎市長(大友喜助) ただいまの質問について、農林振興課で一生懸命やっている仕事でありますので、おっしゃるとおりに今進めているという状況です。個別にいろいろ相談事があろうかと思っておりまして、今、どうせやってもらえないんだろうというお話がありましたけれども、そういうことを言われてしまうと、今言いましたよね。(「やってもらえないんだよという……」の声あり)ですから、そういうことをお聞きになったということですね。ですから、1人なのか、2人なのか、10人なのか、私、分かりませんけれども、やっぱり、そういう相談事がありましたら、小湊議員も担当に相談していただくという、話を通していただくということも大事かと思うんですよ。皆さんがそうおっしゃっているわけでは私はないと思います。精いっぱい努力してやっていますので。それはそれとして、今後とも早めに対応できるようにしっかりと頑張らせていただきます。 ◎議長(渡邊 誠) 8番小湊議員。 ◎8番(小湊 毅) 個別の案件について、これまでであれば、区長を通して全体として復旧作業に向かうという、そういう流れだったと思っていました。ですので、全体の調整という形で区長が入ってもらって、そこでの復旧という流れだと思っておりました。そんな中でも直っているところと直っていないところがあって、不満を言われる方が何人かいらっしゃるというようなところであります。ですので、来年の作付までしっかり対応していただきたいということでの質問であります。個別に一つ一つ言いに来いというお話もありますけれども、それはそれで、来てもいいんですけれども、そこは区長と地権者と農林振興課の間でのところに自分が入っていくというのも、ただ混乱を招くだけかなということで遠慮していたところもあります。  ですので、最終的には、今年、直らなかった地権者に対して、今年、直らなかったんですから、手厚く予定を示して安心していただくというようなことをしていただきたい。そういうことなんですが、いかがですか。
    ◎議長(渡邊 誠) 市長。 ◎市長(大友喜助) 区長がまとめてということは、それはやっぱり変えるわけにいきませんけれども、やはり、苦情は苦情ということだと思います。そうでもしないと、直接こちらに話を持ってきていただかないと区長も大変だと思いますので。そういう実態、現実があれば、やはりやり方をもう少し工夫するなりあるんだと思うんですね。  それから、どうしても来年作付したいというところについては、やはり、それだけの思いがあるということで、優先順位を上げてというようなこともあるでしょうけれども、業者の方々、なかなか今仕事も多くなって、これ以上抱え切れないという現実もあるということですから、やはり、計画的にそれは進めていかざるを得ないと思っております。  いろいろそういう問題があるということのようでありますので、もう少し具体的に担当課に教えていただければありがたいと思います。 ◎議長(渡邊 誠) 8番小湊議員。 ◎8番(小湊 毅) 具体的にということであれば、議会の後に担当課に行ってお話しさせていただきます。  全体として、今年の頭までは、作付、今年間に合うように直しますという話の説明がずっと続いてきていて、今年作付できなかったところがあるということであります。そこに対して、来年も間に合いませんでしたということが決してないようにお願いしたいということであります。そのためにできる限りの対応をしていただきたいというところで、ぜひお願いしたいと思いますので。ここは要望ということだけで終わりたいと思いますので、ぜひ、しっかり対応していただきたいと思います。  次の質問に参ります。  (2)高倉の山田沢地区の道路沿いの川と笠島の滝地区の川の氾濫により道路が壊れ、現在、仮復旧の状態で、どうにか車が通れる状態になっています。  以前に、日下議員も指摘しておりますが、道路の下を川が行ったり来たりするという流れになっており、水を受け切れずに越水し、道路を破壊しております。この箇所は、両方とも5年前の大雨の際にも同じような被害が発生しており、原状復帰という復旧工事を行い、昨年、また同じ被害が発生しております。さらに、滝地区の民家の前は水路が小さく、受け切れずに越水し、越水した水で床上浸水する被害が生じています。  この2か所については、ほぼ4年ごとに同じような被害が発生する箇所であるため、構造を根本的に見直した上で復旧改良工事を行うべきだと考えますが、市長の所見を問います。 ◎議長(渡邊 誠) 8番小湊 毅議員の一般質問の途中でありますが、議場換気のため、ここで休憩します。  午前11時10分、再開します。      午前11時04分  休 憩 ───────────────────────────────────────────────────      午前11時10分  再 開 ◎議長(渡邊 誠) 再開いたします。  8番小湊 毅議員の一般質問を続けます。  答弁、市長。 ◎市長(大友喜助) ただいまの質問にお答えいたします。  1か所目は、梅ケ崎前釜前線でありますが、平成27年の台風の際に高倉字南幕居地内の約60メートル区間で、水路の増水により道路法面が洗掘され、コンクリート側溝も流される等の被害を受けております。このため、コンクリート側溝の再設置及び盛土による道路法面復旧を実施しました。今回の令和元年東日本台風の際にも同様の被害が発生したことから、今回はコンクリートブロック積みにより道路法面復旧を行いますので、同じような被害は発生しないものと思われます。  また、2か所目の山口雁坊線においては、平成27年の台風の際には、笠島字滝井地内約40メートル区間において水路と道路が交差する箇所の横断暗渠が水をのみ切れず越水し、路面の一部が流出したことから、道路法面及び舗装復旧を実施いたしました。今回の台風災害の際には、平成27年の台風の被災箇所の前後を含め約380メートル区間において災害が発生しました。この区間は、道路勾配が急な箇所であり、山間部に降った雨水が大量に集中したことで、水路がのみ切れず、道路が川のようになり路面を流れたことで、広範囲にわたり路面の流出や法面崩壊等の被害が発生しております。このようなことから、まずは、一刻も早く通行に支障がないよう原形復旧を行い、今後、横断側溝の設置等、災害防止策について検討してまいりたいと考えております。 ◎議長(渡邊 誠) 8番小湊議員。 ◎8番(小湊 毅) 今うれしい回答を頂いたんですけれども、横断側溝、要はヒューム管のことだと思うんですけれども、そこの見直しを検討していただけるということでありました。  山田沢は3か所ですかね、道路を横断している箇所があります。上から行きますと、直径1メートルヒューム管がまず最初にあって、戻りでまた1メートルのヒューム管があって、最後に1メートル50センチの箱型の横断側溝というんですか、横断のための水路になっているというような状況であります。ここの3か所のうちの一番上の部分が氾濫してのいろいろな意味での災害が発生しているということであります。  山田沢については、コンクリートブロックで側溝を固めていただけるというような話でありますので、道路は丈夫になるのかなというところで経過を見ていきたいと思いますが、もし可能であれば、1メートルのヒューム管、ここの部分も一番下の150センチメートルの箱型に換えていただけないものなのかなという思いもあります。もし可能であれば、ここも併せて検討していただけたらありがたいかなと思います。  滝地区については、1メートルのヒューム管で4か所を行ったり来たりしています。ここの部分の一番上の部分の1メートルのヒューム管のところでの水のあふれで道路を破壊しているというような形になっています。過去にいろいろなことがあったんだと思うんですが、U字溝も側溝的につくられていて、30センチ径の水を流すというような仕組みもできていたんですけれども、結局、効果がなかったというのが現状だと思っています。横断側溝、要はヒューム管自体は壊れていないので、復旧工事とだけ考えると、「そこの部分は壊れていないのでそのまま使います」と言われてしまうと困るなという思いがあっての質問でありました。そこの一番根源になっている本といいますのは、横断しているヒューム管のサイズなんだと思っていまして、まだ本工事に入っていないものですから、せっかく直すのであれば、そこの部分を拡張していただき、十分な形で水をのみ込めるようなものに工事していただきたいなという思いでおります。  そういった形でも検討していただけると思ってよろしいですか。 ◎議長(渡邊 誠) 市長。 ◎市長(大友喜助) そのことについての説明は、都市整備課長にさせます。 ◎議長(渡邊 誠) 太田都市整備課長。 ◎都市整備課長(太田正則) ただいまの小湊議員の御質問にお答えいたします。  まず、山口雁坊線については、5年前の台風と違いまして、延長等につきましても、前回は40メートル区間ぐらいの被災でしたが、今回は380メートルの広範囲に及んでおります。先ほど市長も答弁させていただいた内容と重複いたしますが、議員も御存じのとおり、大変縦断勾配がきついところということもありまして、多分、そういった意味で、地名も滝ということだと思いますが、急勾配になっているような箇所であります。今回の台風被害の要因といたしましては、山間部に降った雨が一気に大量に集まって、道路を川のように流れていきまして、道路がえぐられるなど、大変な被害になっています。  今回、そういう原因も踏まえまして、現地確認をして対応策を検討しております。対応策としては、議員がおっしゃっている横断暗渠の見直しも一つの方法だと思われますが、今回、被災延長区間が非常に長いということですので、横断暗渠に入る前に道路の表面水を上流部からカットするような形や、一番下のところに水が集中しないような形での検討など、いろいろな方法が考えられると思っておりますので、水路の関係、暗渠等も含めまして、全体を通して今後検討してまいりたいと考えております。 ◎議長(渡邊 誠) 8番小湊議員。 ◎8番(小湊 毅) ありがとうございます。  ぜひ、数年後にまた大雨降ったときに同じようなことが起こらないように対応していただけたらありがたいと思っています。  滝地区なんですけれども、さらに山間部、傾斜がきついところが終わった後、民家に入ったところがあります。民家ゾーンに入りまして、蓋のついた側溝といえばいいんですかね、70メートルほど発生します。笠島川に行く手前のところなんですけれども、ここのサイズが大丈夫なのかなというところの思いがあります。前回の台風ですと、ここでのみ切れずにあふれて床上浸水になったというお宅が発生したということです。  今、道路を切って一気に流れないようにするというお話もありましたけれども、ここの蓋がついている部分、自分でサイズを測ったら140センチの高さ100センチ、1.4メートルの1メートルという四角い側溝のような形になっています。そこの部分も併せて、実際、少なくとも、この前の台風の水量に耐えられるかどうかという形での検討をしていただきたいと思うんですが、いかがですか。 ◎議長(渡邊 誠) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(太田正則) そちらの側溝につきまして私の記憶では、多分、5年前の災害のときには床上浸水までの被害にはなっていないと思うんですが、今回の大雨で雨量が大変多くなったということで、上流部で水路もいっぱいになりまして、暗渠や水路でのみ切れず、道路も水路のような形になり、災害が起きていると思われます。なお、今回の床上浸水になった部分の災害のメカニズム等について、再度検証しまして、今後の対応策について検討させていだたきたいと思います。 ◎議長(渡邊 誠) 8番小湊議員。 ◎8番(小湊 毅) 川の改修について、しっかり検討していただけているという御回答をいただいて、ほっとしているところであります。ぜひ、近い将来、同じような災害が起こらない、同じような被害が起こらないように対応していただけることを切望いたします。  そろそろ梅雨に入りまして、今、雨が降ってくるだけで心配になる、不安になる、恐怖を感じるという方、今現在、非常に多くあります。ですので、しっかり市としても対応していっているんですよというものを周りの方から見て分かるような形で示していってほしいと思いますし、それが一番の市民の方の安全につながるんじゃなかろうかと思いますので、ぜひ、御対応いただけますようお願いしまして、一般質問を終わります。 ◎議長(渡邊 誠) 以上をもちまして8番小湊 毅議員の一般質問を終わります。  次に、5番菅野マホ議員。      (5番 菅野マホ議員 発言席) ◎5番(菅野マホ) 5番、令和の風、菅野マホです。通告に基づきまして一般質問をさせていただきます。  阿武隈急行線の今後についてです。  令和2年6月13日の河北新報朝刊1面に、「阿武急、月内に仮復旧」という記事が掲載されました。このニュースを心待ちにしていた角田市民は多かったのではないかと思います。昨年10月、台風第19号の甚大な被害で、宮城と福島の県境で土砂崩れが発生し、全線開通が危ぶまれておりました。また、昨日、丸森-槻木、明日なんですが、27日から増便ということで仮復旧の紹介がありました。  このたびの仮復旧により、昼や夜遅くの時間帯の運行が再開されて、早く授業が終わった学生も夕方まで待つことなく利用ができるようになります。また、被災1年後の今年10月には、福島から丸森間も再開通し、完全復旧の見込みとのことです。関係者の方々の御尽力に深く感謝申し上げる次第です。  「角田市の未来のために、また、角田市の子どもたちのために、阿武隈急行線は、福島市、そして、仙台市とつながる必要がある」との信念を持って、私たち令和の風は、丸森町議会議員有志の協力をいただき、阿武隈急行線完全復旧と利用促進に向けた活動を行ってまいりました。台風前は、1日約6,800人、角田駅で1,000人以上の利用客がおり、阿武急は沿線住民の足として愛されている一方で、毎年約1億円の赤字が累積する問題も抱えております。  そこで、私たちは、今年3月から6月にかけまして、全線再開通後の阿武急利用促進に向けたアイデアを募集し、455人の有効回答を頂きました。そして、数日前には、さらに高校からの御協力をいただきまして、現在、595人の回答が集まりました。  阿武急の利用者が増えるために特に多くあった御意見は、こちらはほとんどが学生なんですが、1番、運賃を下げる。一般の中で一番多かったのが、乗換えなしで東北本線の船岡駅や大河原駅、白石駅などへ行くことができる循環線をつくること。3つ、次に多かったのは、仙台直通便を増やす。こちらは学生も一般の方も多かったです。これらは阿武隈急行本社へ既に提出し、検討していただいております。  自治体が介在できる案として、駅前開発の必要性を多くいただいております。角田市の主要な交流の場(例えば市役所、町なかの店、郷土資料館、田園ホール、病院、体育館、そして道の駅)は、市内各所に点在しております。その点を結ぶ交通手段がないのが阿武隈急行線を利用する方々や市民にとって不便を感じているところです。「駅から総合体育館まで歩いている学生を見かけるが、気の毒。何か方法はないのか」というお問合せもありました。利用促進のためにも、阿武隈急行線の駅と町なか、そして、隈東地区にある総合体育館や道の駅が日常的につながる路線バス等が求められております。  これらを踏まえ、以下について質問させていただきます。  阿武隈急行株式会社の株主でもあり、沿線の一自治体として角田市はどのような役割を持っているのか、伺います。 ◎議長(渡邊 誠) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 5番菅野マホ議員の御質問にお答えいたします。  阿武隈急行株式会社の株主としての角田市の役割ということでの御質問でありますが、角田市は阿武隈急行株式会社の株主として、全体3万株のうち1,504株、出資額にして7,520万円、出資総額の約5%ということになりますが、そういう状況でありまして、市長は、取締役の一人として同社の経営に参画するほか、沿線自治体として、阿武隈急行線再生支援協議会の構成員として阿武隈急行線の経営再建や財政支援などのほか、阿武隈急行利用促進協議会の構成員としても、同社と構成自治体との連携により、例えば「あぶQウォーク」などをはじめとする利用促進イベントの実施、あるいは角田市単独の支援事業を実施しながら、阿武隈急行株式会社の支援をしている、そういう状況であります。 ◎議長(渡邊 誠) 5番菅野議員。 ◎5番(菅野マホ) ということは、市長は、取締役であり、また、再生支援構成員でもあるということでありますね。  ということで、2番の質問に行かせていただきます。  角田市は、今後の阿武隈急行線の安定的存続について、どのような考えをお持ちであるのか、お聞きいたします。 ◎議長(渡邊 誠) 市長。 ◎市長(大友喜助) お答えいたします。  鉄道は、利用者であるお客さんがいて、車両等の設備があって、運転資金があればこそ存続できるわけであります。阿武隈急行線は、昭和63年7月に槻木-福島間が全線開業して以来、この30年余り、沿線自治体の人口減少に伴う利用者の減少、これは平成7年がピークでありまして325万人の利用者がありましたが、昨年度については216万人ということで、この間、110万人の利用者が減少している、そういう状況であります。こうした利用者の減少が進み、運輸収入が減少してきました。また、車両や施設及び設備の老朽化が進み、車両更新や修繕費が増加する一方となっております。営業収益では赤字が続いており、特に令和元年10月の台風第19号による被害は甚大でありまして、昨年度の純損失は10億4,000万円余りの損失ということになりました。  その結果、当初15億円あった資本金はマイナス5億6,800万円余りとなりまして、経営は非常に厳しい状況となっているのが現実であります。こうした中、台風被害で運休を余儀なくされ、運行本数を減らしていた丸森-槻木間が、6月27日、明日、いよいよほぼ通常ダイヤで運行されることになりまして、10月には福島-槻木間で全線運行が可能となる見込みになったことは大変喜ばしいことであります。  しかしながら、利用者を増やしていくための努力、これはこれまで以上のものが必要になりますし、何といっても、鉄道事業を継続していくための資金、これをしっかりと確保しなければ阿武隈急行線の存続はあり得ないわけですから、宮城、福島両県、そして、沿線自治体である福島市、伊達市、丸森町、角田市、柴田町がしっかりと再生支援をしていく覚悟をしなければならないと考えております。 ◎議長(渡邊 誠) 5番菅野議員。 ◎5番(菅野マホ) 経営が厳しいような状況も理解させていただいております。まずは、代行バスではなくて、全線開通に向かって今進んでいるということは大変喜ばしいことだと思います。  昨日ですけれども、阿武隈急行の本社に、令和の風と、それから、丸森町議会議員の数名と伺わせていただきまして、今度、新しい社長がいらっしゃった、新社長と面会させていただきました。  実際、沿線の自治体の首長にどういうことを希望しているかということをちょっとお伺いしましたら、やっぱり行政とのタイアップなくてはいけないということで、遠くからのインバウンドと言いたいところだけれども、今のところは、仙台や福島の人が多いところから何とか阿武急を利用してもらう仕組みをつくっていったり、それから、人が少なくなっているということはもちろん否めないことなのでありますが、利用率を上げる、つまり、阿武急のファンを増やすという試みをしていかなければいけないだろうなと。それについても、やはり、沿線の自治体の方々と相談をしながらやっていきたいというお話も頂きましたので、ぜひ、角田市も阿武隈急行線の経営の方々と一緒に、利用増、そして、安定の定期存続に向けて進んでいただきたいなと思っております。  次に進みます。  まちづくり(都市計画、商業、観光振興など)と、阿武隈急行線の関わりについて伺います。 ◎議長(渡邊 誠) 市長。 ◎市長(大友喜助) お答えいたします。  角田市のまちづくりと阿武隈急行線の関わりについての御質問であります。改めて阿武隈急行線の歴史を顧みますと、前身であります国鉄丸森線でありますが、昭和39年に着工され、昭和43年に槻木-丸森間が完成し、丸森線として暫定的に開業しましたが、利用客は伸び悩み、経営を圧迫する要因ともなり、昭和56年に第1次特定地方交通線として承認され、廃止を待つ身となってしまいました。しかし、福島、宮城両県は、福島-槻木間が全線開通した場合、福島-仙台間の都市間輸送や近郊輸送、阿武隈川の観光開発が期待できることから、第三セクター鉄道会社阿武隈急行株式会社を設立し、昭和63年7月には沿線市町住民の長年の悲願であった全線電化を果たし、現在の運行営業となっているところであります。  さて、議員御質問のまちづくりとの関わりでありますが、初めに、都市計画との大きな関係があります。丸森線角田駅が市街地の北西部に置かれるということになった関係から、都市計画による市街地道路網が計画され、駅前大通線をはじめ、通称角田バイパス等々9本の道路が整備計画されまして、角田駅東一帯の土地区画整理事業が進められて新市街地が形成され、人口増加がもたらされたほか、駅西の工場適地には現在のアルプスアルパイン株式会社をはじめとする企業誘致が進められ、地域振興が図られました。その後、岡駅前にも土地区画整理事業がありまして多くの住宅が張りついたと、そういう状況であります。平成17年から18年には、角田駅前の再開発計画が進められまして、平成9年には、老朽化した角田駅舎を現在の角田駅コミュニティプラザとして整備したほか、駅前広場、東西自由通路を整備しておりますように、阿武隈急行線が全線開通をしたことから、角田市の玄関口、顔として、駅舎及び周辺整備が進められたものであります。  商業との関係でありますが、駅前大通線沿いは、都市計画の用途地域としては商業地域とされましたが、なかなか土地の流動化が思ったように進まない、そのこともあって商業施設が張りつかないという状況があって、現在のようにちょっと寂しい状態になっておりますのは残念だなと思っております。  観光の振興につきましては、あぶQウォークは、ほぼ毎月1回、沿線自治体で開催され、角田市では、菜の花ウォーク、斗蔵山ウォークが2回開催されておりまして、沿線イベントでは一番人気のあるイベントとなっております。近年の車社会の進展により観光客の鉄道利用は少ないように見られがちでありますが、昨年の田んぼアートを見に来た方々は全国各地から阿武隈急行を利用して角田までいらした方が多く、遠方からの観光客、こういった方々についてはやはり鉄道利用が中心のようでありまして、やはり、基幹交通としては欠かせないものであると感じております。観光面での阿武隈急行線の活用、御指摘のように、まだまだ伸び代が大きいんではないかと私は思っているところであります。 ◎議長(渡邊 誠) 5番菅野議員。 ◎5番(菅野マホ) ありがとうございます。  ということは、阿武隈急行線というのは、角田市のまちづくりにとって大切な位置づけであるということで理解してよろしいでしょうか。 ◎議長(渡邊 誠) 市長。 ◎市長(大友喜助) そのとおりであります。 ◎議長(渡邊 誠) 5番菅野議員。 ◎5番(菅野マホ) 商業施設が張りつかないというのは非常に残念でありましたが、今ある角田の商業施設、先ほど申し上げました施設等々に行く方法というのが今非常にないと。前回の400回のときに申し上げましたけれども、市民の足として動くものがなかなかできないということでありました。まず、拠点というか、阿武隈急行の駅からそれぞれの先ほど申し上げました道の駅、病院、市役所、田園ホール等々の主要な場所に行くバス路線、もしくは何か交通機関を考えていらっしゃるのであれば、教えていただければと思います。 ◎議長(渡邊 誠) 市長。 ◎市長(大友喜助) 要するに、地域内の交通、特にバス、タクシー等の活用ということになろうと思います。あるいは自転車という方法もあります。阿武隈急行が開通して、私はずっとこれに関わってきていろいろなアイデアを出させていただきましたけれども、バスが廃止になった後というのは本当に方法がなかったということですね。そのために自転車を利用していただこうということで、観光物産協会管理の下に相当の台数を置いて、結構な利用がありました。今度はデマンドタクシーを導入して、公共、あるいは医療機関等々であればどこでも利用できるわけですから、料金さえ払っていただければ角田駅からどこまでというようなことも……。ただ、これは市外の方はちょっと利用できない状況でありますので、改善が必要だと思いますし、また、土曜・日曜のデマンドタクシーの利用がないわけでありますので、これもやっぱり改善が必要だろうと思っています。  バスについては、なかなか大変な予算が必要だということがあって、市の予算を出して、こういった各観光施設あるいは公共施設を巡る、そういうバスを走らせることができるかどうかとなると、これまで、デマンドタクシー導入の前段で、バスを走らせていて年間3,000万円以上の負担が必要でしたので、そういったことは繰り返せないだろうと思っております。ただ、最近、あるバス会社の方々とお話をしていて、高速バスを走らせているわけでありますが、あれはやはりもったいないでしょうと。町なかにバスを入れて、角田駅まで行って、町なかの阿武急の利用者も乗せていって、そして、阿武急利用者で角田市内のどこかに行きたい方々をそこまで運んでいく、近くまで、バス停を設けて運ぶ、そういったことができないでしょうかと、今お話をしていまして、大きなバスですから、町なかに入れるには許可も必要ですし、今いろいろ手続を進めているところですので、バス会社で経営として成り立つということであれば、それ以外の方法も講じてもらえるものと期待をしております。  丸抱えで、何でもかんでも行政がやることには限界がありますから、いろいろな方々と協力しながら、地域間のアクセスというものについて、今後、大きな課題として取り上げて検討してまいりたい、そのように思っております。ということで、引き継いでいきたいと思っています。 ◎議長(渡邊 誠) 5番菅野議員。 ◎5番(菅野マホ) 分かりました。  町なかの足というのは市民の方々が非常に待っていることでありますので、阿武隈急行線、ハブとして、たくさんの方々に外から来ていただき、そして、町なかを回ってもらいたい。これは回すと3,000万円かかるとおっしゃられましたけれども、何かを削ってでもこの3,000万円を確保したいと思うぐらいに私は思っておりますが、今後とも、今進めている計画を実行できるように進めていただきたいと思っております。  次に、2番に参ります。こちらに移ります。  2番、乗換えなし路線「伊達な山手線」の実現について。  市民の多くが要望しておりました前述の乗換えなしで東北本線の船岡駅や大河原駅、白石駅などへ行くことができる循環線をつくることを実現するためには、仙南地区の自治体の協力が必要となります。市民より、「乗換えなしが実現するならば、絶対に角田に変化が来ると思う(50代)」、「乗換えなしで行けるようになったら、すごく便利だと思います。たくさんの人が利用すると思います(角田高校生)」の声にあるように、JRとの相互乗り入れは、多くの角田市民の強い要望であります。  そこで、以下御説明いたします。画像をお願いします。こちら、パネルをつくってまいりました。  これが槻木、ここが角田、これが阿武隈急行線です。そして、槻木で今乗り換えて船岡、大河原、白石に行って、福島、また福島で乗り換えてということに、もし、JRの東北本線の上りを使いたかったからそういう形になっております。これを、槻木駅で乗換えなく、角田の駅で乗ったらそのまま大河原の駅まで、みやぎ県南中核病院、刈田綜合病院、白石市等々に行けるような路線をつくるということであります。これは乗換えなし路線、仮に「伊達な山手線」と呼んでおります。
     メリット1として、みやぎ県南中核病院、公立刈田綜合病院への通院です。高齢者や病気の方は別ホームへの乗換えや長い待ち時間は避けたいものです。槻木駅で電車の乗換えをせずに乗ったままの通院が可能になれば、利用する方も増えてくると考えられます。例えばみやぎ県南中核病院の場合、大河原駅で下車して駅からバスを利用すれば7分程度でみやぎ県南中核病院に到着いたします。地元大河原町のタクシーを利用すれば、経済貢献にもなり歓迎されます。実際、私、数日前に行ってみましたが、大河原駅で降りることができれば、駅からバスが待っていたりとか、それから、950円、片道、みやぎ県南中核病院にも行くことができます。現在、角田市から往復1万円のタクシー代をかけて通院している方々には大きく負担軽減になります。  メリット2、この沿線には角田高校、伊具高校、そして、JRの沿線には柴田高校、白石高校、白石工業高校ほか多くの高校や大学があります。通学も利用しやすくなり、仙南地区で学びの選択肢が広がります。  メリット3、沿線の会社や工場への就職、アルバイトの選択肢が広がります。  メリット4、この沿線には伊達氏発祥の地や伊達政宗ゆかりの地が多くて、特に福島、ぐるっと福島を中心に回ってくるところです。歴史の好きな人たちが観光地を周遊できる「伊達ライン」でもあります。また、首都圏からのインバウンドにも期待が持てるところであります。  メリット5、東北本線沿線から阿武隈急行線へ人が流れ、角田市に訪れる人が増加することが予想されます。道の駅や総合体育館、田園ホール、各種イベントに新しいお客様を迎えることができます。また、東北本線の大河原駅や白石駅を利用することで、日帰り温泉に私たちが行くことや、仙台市に行かなくても仙南地区での買物や映画を楽しむことができるようになります。  東北本線と阿武隈急行線の乗り入れは技術的に可能であり、数年前にも白石駅から福島駅経由で阿武隈急行線に乗り入れる観光イベント列車が数回運行し、各回乗車率が100%と大変好評だったとお聞きしております。  さらに、槻木駅ではなく、次の岩沼駅を起点にすることにより、ここから常磐線へのアクセスを容易にして、海側への活動範囲も広がります。実際、意見の中にはそういう意見がたくさんありました。岩沼駅を起点にしてほしいということもありました。岩沼駅であれば、スイッチバック方式により東北本線の上りの乗り入れに設備投資の必要がないともお聞きいたしました。  シルバー世代の方々へのヒアリングでは、「ぜひ実現してほしい」、「桜の時期は車窓から花見ができる」「2時間ぐらい乗っていれば角田へ帰れるのはいい」など、この企画の実現を心待ちにしている方々が既に多くいらっしゃいます。免許を返納する高齢者が増える中、シルバー世代を元気にする企画です。  そこで、角田市の発展、仙南地区の相互生き残りのためにも、ぜひ「伊達な山手線」乗換えなし企画を角田市からからほかの自治体、県に提案していただきたいと思いますが、市長の見解を伺います。 ◎議長(渡邊 誠) 市長。 ◎市長(大友喜助) お答えいたします。  大変夢のある御提案をいただきました。昨年、台風直後でしたか、その前でしたか、既にこういった御提案をいただいて、実現できたらいいなと思っていましたが、直後に台風被害がありまして、そういう余裕は全くないような状態になりました。改めて、今日、御説明をいただいたわけでありますが、乗換えなしで仙南地域の目的地まで行けるということ、これは本当に利用者にとっては大変メリットがあると思います。これが実現すれば、阿武隈急行線が仙南のまちづくりということについて大きな貢献をすることになると思います。  国土交通省が交通政策基本法という法律に基づいて策定している地域公共交通網形成計画及び地域公共交通再編実施計画というものがありまして、地域公共交通の維持、改善は、交通分野の課題解決にとどまらず、まちづくり、観光、さらには健康、福祉、教育、環境等の様々な分野で大きな効果をもたらすことから、地域戦略の一環として持続可能な公共交通ネットワークの形成が必要であるとされているところであります。  議員御提案の内容は、この考えに合致しているものと考えております。ところが、実現に向けては、JR東日本株式会社阿武隈急行株式会社、沿線隣接自治体、旅客運送事業者など、関係者全ての合意なしでは実現できないということであります。特にJRと阿武隈急行との間に鉄道路線への相互乗り入れに関して十分な協議が必要であろうと思います。相当前から、この要望はJRにしてきているところでありますが、なかなか実現ができないという状況であります。岩沼駅の発着についても、これも相当以前からの考えがあって、私も発言をさせていただいた機会がありますが、そもそも車両が十分にない阿武隈急行が岩沼駅に乗りつけたところで、本数が多くなるわけではないということもあったり、あるいは、JRの路線を走らせるのに、阿武隈急行の運転士では運転できない、JRの運転士に交代しなければならない等々いろいろなことがあるようであります。そんなことでなかなか実現できないわけでありますし、今の阿武隈急行については、災害からの復旧、経営再建、それを急いで進めなければならないという状況でありますので、私から県、あるいは他の自治体に、今すぐこういった提案をするということについては控えさせていただきたいと思っております。  将来に向けての課題としておきたいわけでありますが、実は、阿武隈急行、先ほど、国土交通省がつくった「網計画」と言われておりますけれども、阿武隈急行線の網計画というものをつくっております。昨年、これができたわけでありますが、福島県、宮城県、それから、沿線自治体5自治体、これが合意をした内容です。ここにはまだ入っておりませんからね。入れるとなれば、改めて見直しが必要になってくると思います。  ただ、鉄道サービスの向上の中で、福島駅、槻木駅での乗り継ぎ利便性の向上という、そういう項目がありまして、利用ニーズに合わせた小規模なダイヤ改正がもっと必要だろうというようなことがここに書かれております。まず、そのところから取り組んでいく。そして、各駅ごとに、先ほどのいわゆるアクセス、駅から目的地に向かうときのアクセスの確保、これもしっかりやっていきましょうというようなことまで計画としては合意されている内容ですので、あとはどう実現していくかということだと思っております。 ◎議長(渡邊 誠) 5番菅野議員。 ◎5番(菅野マホ) 網計画があるのは存じ上げておりまして、そちらも熟読させていただいております。網計画の後にすぐ台風第19号がやってきまして、続きができなくなってしまって、とても残念がって、スタッフの方はいらっしゃいました。今回、社長もお替わりになられたということで、もう一度、この案をお出しいたしましたら、とてもまちづくりにも直結していていいコメントは頂いております。  今後、いろいろな、もちろん改善点とか、いろいろな山ありだとは思うんですけれども、もちろん、JRとの兼ね合いもあると思います。それもお聞きしておりますが、漫然とこのままで過ごしていましたら、JRもそうですけれども、阿武隈急行線もなかなか存続が難しいような世の中になってくるのではないかと思います。何か今、新しい生活が始まったこの機会に、よいしょということで何か新しい企画を仙南地区で行って、仙南地区が発展していければいいなと思っているところであります。  この質問については終わります。  次に、大きな3番です。第400回定例会一般質問回答のその後についてであります。  情報発信などの進捗状況について。  第400回定例会におきまして、「1、台風第19号に係る情報発信その他について」、今から申し上げる1から8まで、一般質問をさせていただきました。それに対し、市長から、「検討する」、または前向きな答弁をいただいております。この中の1から6までのその後の進捗状況について伺います。  まず、1つずつお伺いさせていただきたいと思います。  1、緊急時の情報伝達について、お願いいたします。 ◎議長(渡邊 誠) 市長。 ◎市長(大友喜助) お答えいたします。  緊急時の情報伝達についてでありますが、高齢者世帯など、携帯電話を所有せず、電子メールを受け取ることができない世帯に対する新たな情報伝達手段として、あらかじめ登録した御家庭の固定電話を活用し避難情報などの緊急情報を伝達するシステム、これは4月から導入しております。登録の対象者につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、各種会合が中止や延期になり、作業の遅れが生じておりましたが、行政区長、民生委員の方々の御協力をいただきながら説明を行い、携帯電話をお持ちでない世帯を中心に登録していただいている状況であります。  また、安全安心メールにつきましても、機能を追加し、警報などの気象情報も自動配信されるようになっており、サイレン吹鳴につきましても、運用を再検討する予定としております。 ◎議長(渡邊 誠) 5番菅野議員。 ◎5番(菅野マホ) では、その新システムの運用は8月から導入して、今現在進行形と、今日、明日、何か起こっても運用できるということでよろしいんでしょうか。 ◎議長(渡邊 誠) 市長。 ◎市長(大友喜助) 防災安全課長より答弁させます。 ◎議長(渡邊 誠) 小川防災安全課長。 ◎防災安全課長(小川一召) 命によりお答えいたします。  固定電話を利用したシステムの部分ですけれども、こちらは4月から稼働ができる状態となっておりまして、市長、今答弁させていただきましたけれども、登録の手続ということで、地域の民生委員の方々、それから、行政区長の協力をいただきながら、現在、その作業を進めている状況でありまして、現段階の登録はまだ若干程度ということであります。ということでありますので、今後、この辺はどんどん進んでいくということになっております。(「登録した人は使えるようになっているかどうか」の声あり)  登録した人が使えるかどうかにつきましては、既に登録した段階で、こちらから発信すれば鳴るという格好になっております。 ◎議長(渡邊 誠) 5番菅野議員。 ◎5番(菅野マホ) 民生委員もお手伝いいただいているということで、周知率は、ある程度、100%ということでよろしいんでしょうか。 ◎議長(渡邊 誠) 防災安全課長。 ◎防災安全課長(小川一召) 民生委員の方々には、定期的に地域ごとに集まる機会が福祉協議会でありますので、その機会を捉えて説明をしておりまして、全地区、説明を終わった状態であります。 ◎議長(渡邊 誠) 5番菅野議員の一般質問の途中でありますが、ここで休憩します。  午後1時、再開します。      午前11時58分  休 憩 ───────────────────────────────────────────────────      午後 1時00分  再 開 ◎議長(渡邊 誠) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  5番菅野マホ議員の一般質問を続けます。5番菅野議員。 ◎5番(菅野マホ) 緊急時の情報伝達につきまして、内容について、ちょっとお聞きさせていただきたいと思いました。この間の報告会の中で要望がありまして、詳細の情報、各地区の水位とか、被害状況とかの発信はなくて、情報は避難所開設・閉鎖などの発信であった。ほかの情報は何もない。また、エリアメールは角田があまり来なくて、堤防の決壊とか越水の情報が全くなかったということを頂いているんですけれども、この緊急時の情報発信については、新システムを含めまして、御検討はいただけるのでしょうか。 ◎議長(渡邊 誠) 防災安全課長。 ◎防災安全課長(小川一召) 今ほどありました新システムの関係ですけれども、こちら、今、話されました固定電話の関係は、メールと同じ内容を発信する予定としております。越水などのいろいろな情報ということありましたけれども、その情報の収集・発信についても対応できるように、今回の補正予算でもGISの環境整備をすることとしておりますので、迅速な情報発信に努めていきたいと思っています。 ◎議長(渡邊 誠) 5番菅野議員。 ◎5番(菅野マホ) 次に参ります。  夜中の避難情報について、お願いいたします。 ◎議長(渡邊 誠) 市長。 ◎市長(大友喜助) お答えいたします。  台風などの気象情報は、仙台管区気象台や国・県と早めの連絡や情報伝達ができるホットラインなど、体制を整えており、できる限り早めの避難情報を発令してまいりたいと考えております。  天候の急変など、状況によっては夜中に避難情報を発令しなくてはならない場合もありますので、避難所へ行くことが困難な場合は、2階以上への垂直避難を促す情報など、命を守る行動も併せて発信してまいりたいと考えております。 ◎議長(渡邊 誠) 5番菅野議員。 ◎5番(菅野マホ) 前回、角田高校とか台山公園の避難所の件もちょっと出たと思うんですけれども、やっぱり市民の方々は、特に町なかは内水がどっと出まして、なかなか遠くの避難所に行けないという場合もありまして、例えば高いビル、ホテルを避難所にするとか、それから、民間の施設、そういうところも提携をしてほしいという要望がありましたが、それについて何か動いていることはありますでしょうか。 ◎議長(渡邊 誠) 市長。 ◎市長(大友喜助) 緊急避難所ということで、角田高校とかアイリスオーヤマ株式会社、それから、ウォルブロー株式会社、そういったところの御協力をいただくということで、現に今回の災害で利用させていただいたという状況でありますが、町なかの人たち、なかなかそういったところまで行けないということもあるというのが現実でしたので、ホテル、あるいは少し高いビル、そういったところの活用ができないかという御質問でありますけれども、まだ、そういったところとの協定までは至っていないということであります。  最近のコロナウイルスの感染症と避難ということでの関係の中で、これまでの避難所だけではなくて、市外の親戚への避難だとか、あるいは自宅での被害、洪水が及ばない2階、3階、そういったところでの避難等々が推奨されているという状況があります。御指摘の件については、今後、本当に早急に検討しなければならないことだと思っておりますが、現状について、担当課長より答弁させます。 ◎議長(渡邊 誠) 防災安全課長。 ◎防災安全課長(小川一召) 民間の施設ということで、当課でも一部のホテルに、協力について問い合わせておりましたけれども、通常の営業の中で対応していきたいという旨の回答は頂いております。それから、商工会からもお話がありまして、避難所としての利用について検討を重ねているという状況であります。 ◎議長(渡邊 誠) 5番菅野議員。 ◎5番(菅野マホ) いろいろ検討していただいているようで、分かりました。  地元の方々から、市役所に避難した方が何人かいらっしゃられたようです。市役所では、「避難所ではありません」ということでお断りされたということでした。今後、平家のおうちは特になんですけれども、命に関わりますので、民間のところの御協力を増やすということと、それから、市役所、もちろん防災の拠点となって、ハブとなってまいる大切なところですので、いろいろな受入れは大変なところはあるとは思いますが、命を守るということでは、使える部屋を、ぜひ、2階以上、3階以上を開放していただければという思いを市民の方はしております。そのことについてはいかがでしょうか。 ◎議長(渡邊 誠) 市長。 ◎市長(大友喜助) 昨年10月12日の夜の件については、市役所に避難を求めておいでになった方々の対応については、既に報告をしているつもりでいますが、長期間にわたらないということを原則にしながら、3階の部屋を提供して、それぞれの物資も提供しながら過ごしていただいたということがありますが、やはり、その後、長期になるということはなかなかできない。防災の拠点、災害対応の拠点になったわけでありまして、そういうことからしても、市役所というのは適当ではないと思いますが、一時的な避難については対応してまいりたいと思います。 ◎議長(渡邊 誠) 5番菅野議員。 ◎5番(菅野マホ) 理解いたしましたので、そのような要望をされていた市民の方々には丁寧にお伝えさせていただきたいと思います。  次に参ります。  交通情報の発信について、お伺いします。 ◎議長(渡邊 誠) 市長。 ◎市長(大友喜助) お答えいたします。  交通情報の発信についてでありますが、地図情報を活用したシステムについて6月補正予算に計上し、先ほど御可決いただきましたので、現場で職員が撮影した写真が庁舎内の地図情報システム上に登録され、庁舎内での確認作業がいち早くできるシステムを導入してまいります。このような情報システムの整備や現場の情報収集・送信する職員を配置し、庁舎内においては、ホームページの更新など情報を発信できる体制整備により、道路の状況など交通情報を発信してまいります。また、ドローンの活用につきましては、職員の操作技術の習得のための研修を実施していくことにしております。 ◎議長(渡邊 誠) 5番菅野議員。 ◎5番(菅野マホ) 対応いただきまして、ありがとうございます。  災害対策の事業として、今回、総合型地図情報システムの予算が組まれておりました。こちらは庁舎内ということでありますね。直接市民の方々がそれを見るということではなくて、庁舎内の情報、その後に誰かエキスパートの方、特別な方が、市民へホームページなり別な方法で発信するということでよろしいでしょうか。 ◎議長(渡邊 誠) 市長。 ◎市長(大友喜助) 詳細については、防災安全課長より答弁させます。 ◎議長(渡邊 誠) 防災安全課長。 ◎防災安全課長(小川一召) 命によりお答えいたします。  議員御指摘のとおりでありまして、庁舎内のシステムの体制整備であり、市民の方からすれば、ホームページで確認をしていただくということになります。 ◎議長(渡邊 誠) 5番菅野議員。 ◎5番(菅野マホ) すみません。  じゃあ、運用のスケジュールなんですけれども、災害が来たときにいつから見られるかというところを教えいだけますでしょうか。 ◎議長(渡邊 誠) 防災安全課長。 ◎防災安全課長(小川一召) 運用面でありますけれども、このGISのシステムは、本日、予算の関係、御承認いただきましたので、早速、契約の手続に入らせていただきたいと思っています。今あるシステムの追加ということでありますので、その辺は早急に対応できると思いますので、7月中には稼働の状態になれると思っております。 ◎議長(渡邊 誠) 5番菅野議員。 ◎5番(菅野マホ) それでは、まちに入られた方がどこの道を通ったらいいかとかという電話の忙殺も受けなくてもよくなるというようなことを想像しております。  次に移りたいと思います。  防災拠点である道の駅について、お願いします。 ◎議長(渡邊 誠) 市長。 ◎市長(大友喜助) 第400回定例会でも答弁させていただきましたが、防災拠点として、道の駅かくだはその役割を果たしていたものと考えております。しかしながら、災害対策本部と道の駅指定管理者との情報交換、あるいは情報の共有、これが十分でなかったこと、道路情報については利用者のニーズに応え切れていないという課題があったと認識しておりまして、これについては改善しなければならないと考えております。  その改善方法としては、災害発生時の指定管理者と災害対策本部との役割を明確にして連絡体制を整え、災害対策本部で保有する情報について、指定管理者を通じて道の駅かくだでも提供できるよう対応してまいりたいと考えております。 ◎議長(渡邊 誠) 5番菅野議員。 ◎5番(菅野マホ) では、道の駅でも情報は同じように取れるということでありますね。分かりました。  では、次行きたいと思います。
     緊急時の情報受信と発信のエキスパートの養成と組織について、お願いいたします。 ◎議長(渡邊 誠) 市長。 ◎市長(大友喜助) 先ほどもお答えしたとおりでありまして、道路や避難所などの緊急時の情報を各班から収集し災害対策本部へ報告する職員とその情報を発信する職員を配置し、速やかに情報伝達が行われるよう体制づくりを進めているところでありまして、職員の研修や訓練、これを行うことによってスキルアップを図ってまいりたいと考えております。  また、本年秋にはホームページの更新も予定されておりまして、現在のものより操作が容易なものとなり、いち早く情報の提供と、分かりやすい表示になるものと考えております。 ◎議長(渡邊 誠) 5番菅野議員。 ◎5番(菅野マホ) ありがとうございます。  次に、非常食の備蓄についてお伺いします。 ◎議長(渡邊 誠) 市長。 ◎市長(大友喜助) 非常食については、発災直後の緊急時の食料と自宅などが被災し一定期間の避難所生活が必要となった方に対する食事に分けて考えております。  緊急時については、食品ロスの観点から、単年度で大量の食料を備蓄するのではなく、1,000人の3日分として約1万食を保存期限である5年を目安に5か年計画で備蓄するよう予算措置しておりまして、お湯や水を使用せず、小分けにされた、そのまま食べることができるレトルト食品なども備蓄してまいりたいと考えております。また、一定期間の避難所生活が必要となった場合の食事につきましては、市内のスーパーなどから白米などを含む食材を調達し、炊き出しなど温かい食事の提供も取り入れたいと考えております。 ◎議長(渡邊 誠) 5番菅野議員。 ◎5番(菅野マホ) 前回、非常食はちょっと避難所に持っていくことができない、冠水してしまったということもあるんですけれども、非常食の備蓄の場所の分散についてはいかがでしょうか。 ◎議長(渡邊 誠) 市長。 ◎市長(大友喜助) 昨年の台風のときはなかなか避難所に食料等を運ぶことができなかったということで、避難所に備蓄するということの件だと思いますが、担当課長より答弁させます。 ◎議長(渡邊 誠) 防災安全課長。 ◎防災安全課長(小川一召) 命によりお答えいたします。  食料の備蓄につきまして、以前は集中管理ということでありましたけれども、一定程度避難所へ分散しながら備蓄ということでやっていきたいと思います。食料ですので、高温とかで、防災倉庫だけではなかなか、全部入れておくというのも心配なところもありますので、一定程度分散させながら備蓄していきたいと考えております。 ◎議長(渡邊 誠) 5番菅野議員。 ◎5番(菅野マホ) 次に参ります。  2番、水路の清掃についてです。  議会報告会やまちでの市民や区長へのヒアリング、防災訓練の反省会などを通しまして、「水路のごみや汚泥がまだ詰まっているようだ、調べてもらいたい」という多くの要望を頂いております。一度、町なかの水路を専門の方で調査して、必要があれば清掃していただきたいと思っております。そのことが、次に起こり得る水害では大難が小難に、また、無難になると考えますが、実施の可能性についてお伺いします。 ◎議長(渡邊 誠) 市長。 ◎市長(大友喜助) 初めに、市道の道路側溝等につきましては、道路パトロールや行政区より要望のあった箇所について、現場を確認し、業者等への委託業務で対応しているところであります。また、春と秋のクリーン作戦において行政区で側溝の土砂払いを行った際の土砂等につきましても、委託業務で回収しております。  昨年の台風で浸水し、側溝に土砂が堆積した岡駅前地区につきましては、清掃作業を3月末までに完了しております。また、裏町地区及び左関地区につきましては、繰越予算にて、間もなく作業に着手する予定となっております。なお、左関地区におきましては、地元住民の協力もいただきながら作業することにしております。  次に、都市下水路等につきましては、台風で流され堆積した稲わらや土砂等につきまして、直営及び業務委託により清掃作業を行っているところであります。現在もパトロール及び土砂等の清掃作業を実施しているところでありまして、今後も要望のあった箇所につきましては、随時、対応してまいりたいと考えています。 ◎議長(渡邊 誠) 5番菅野議員。 ◎5番(菅野マホ) ありがとうございます。  前回、そのような回答を頂きまして、バキュームダンパーを1台購入してほしいと申し上げたら、バキュームダンパーは要らないということで、覚えておりますけれども。この間の議会報告会の中で、消防団のお一人が、やはり、様々な場所で復旧に当たって、排水口の蓋を開けたら、ごみが大量に詰まっていたために、除去すると、今度は水が流れていったと、こういう点検は定期的にやるべきだとおっしゃっておりました。ですので、重い蓋を開けて、ごみが詰まっていると確認できればいいんですけれども、なかなかそれもできない状況ですので、全体の、一度、点検をお願いしたいなと思ったところであります。区長を通して水路の掃除を必要であればやるとおっしゃられているので、区に春と秋にそういう要望を募集して、ぜひ、今度の災害では内水が上がらないような、水路がきれいなままでいられるような状況にしていただきたいなと思っております。  では、次に行きます。  3、地域防災計画策定について。  現在、防災計画の見直しに向けて市民アンケートを実施して、終わっていると認識しておりますけれども、新しい角田市の地域防災計画策定のスケジュールと流れをお伺いします。 ◎議長(渡邊 誠) 市長。 ◎市長(大友喜助) 地域防災計画でありますが、災害対策基本法第42条の規定に基づきまして、市民生活に重大な影響を及ぼすおそれのある地震、風水害等の災害に対処するため、災害予防対策、災害応急対策などに関し、県や指定地方行政機関、指定公共機関など、防災関係機関が処理すべき事務、または業務の大綱等を定めた地震風水害等の災害対策を総合的かつ計画的に推進し、被害の軽減を目的とした計画であります。  地域防災計画の修正ですが、今般の新型コロナウイルス感染症への対応や、本年度作成する国土強靱化地域計画や防災・減災構想との整合をはじめ、国の防災計画、県の地域防災計画の見直しを踏まえた修正が必要となっております。このような状況から、作業を迅速に進めるため、地域防災計画の修正業務を委託し、連携して対応するということにしております。  スケジュールにつきましては、本年度の業務といたしまして、7月に第1回防災会議を開催し、委員の委嘱、検証業務などの説明を行い、その後、幅広い市民へのアンケート調査・集計・分析及び検証結果を整理し、国の防災基本計画や県の地域防災計画の見直しを踏まえた修正方針案を来年3月に開催予定の第2回防災会議において御審議をいただき、決定してまいりたいと考えております。令和3年度には、修正方針に基づき、地域防災計画の修正案を作成し、防災会議の開催、国・県をはじめとする関係機関や庁内での調整、議会への説明、各地区での意見交換を行い、修正してまいりたいと考えております。 ◎議長(渡邊 誠) 5番菅野議員。 ◎5番(菅野マホ) では、7月に防災会議と、それから、その後に市民アンケートをまとめるということで、防災計画ができるのは、大体、来年度ということになってくるのでしょうか。 ◎議長(渡邊 誠) 市長。 ◎市長(大友喜助) 来年3月開催ということでありますから、そこで決定するということでありますので、それが修正されて製本されるのは令和3年度ということになります。 ◎議長(渡邊 誠) 5番菅野議員。 ◎5番(菅野マホ) 市民の方はできるだけ早く防災計画を見てみたいと思っていらっしゃると思います。いろいろな都合もあるとは思いますが、その間、災害が起きたとき、どうしたらいいかということを逐次情報交換をしながら、命を守っていただきたいと思います。  次の、情報の見える化についてであります。  市民に、なぜこのような水害が起きたのかを周知すること。また、台風第19号の復旧・復興がどこまで進んだかが見えるように情報のアップデートを定期的にお願いしたいと思いますが、市長の見解を伺います。 ◎議長(渡邊 誠) 市長。 ◎市長(大友喜助) 台風第19号の被害状況などにつきまして、昨年の10月20日に「令和元年台風第19号に係る被害状況等について」を作成いたしまして、これまで概要版とともに22回の更新を行ってきているところであります。それを見れば、大体、被害の状況については分かっていただけると思っております。今後も、状況の変化を捉えて、四半期程度ごとに更新を行って公表してまいりたいと考えております。 ◎議長(渡邊 誠) 5番菅野議員。 ◎5番(菅野マホ) 22回、私も全部持っておりますけれども。なかなかそれを、細かい字で、市民の方見るのも難しいなとは思っております。ネットに、ホームページにこのような、今回はここの部分の小田川のしゅんせつができたよとか、そういうことをちょこちょこ載せていただければという思いで質問させていただきました。  ハザードマップについては、一緒でしょうか。ハザードマップについてはすぐにできるようなものでしょうか。 ◎議長(渡邊 誠) 市長。 ◎市長(大友喜助) ハザードマップ、水害編と土砂編とつくってあるわけでありますが、水害編は、大体、予想どおりの洪水状況だったということであります。ただ、これが、そういう状況になる可能性が今後ともあるということを踏まえて、ただ、避難先がどうなっていくのか等、国交省としての河川の対応をどうしていくのかということなど、国交省での全体的な見直しが行われないと新たなハザードマップは単独ではできないということであります。  ただ、現在持っているハザードマップを、もっと使いやすいといいますか、上手に使えるようにしていくということも大変大事だと思っていますので、ちょっと、内部においても使い方を工夫しなければならない。今、何ページかにわたった冊子のものになっていますけれども、私は、それを縮小コピーをして、つないで1枚物にして見ておりまして、大変使いやすいなと思っています。ただ、それを新たに印刷するということになると、またいろいろな経費がかかったり、内容をまた新たにしなくてはならないということがあったり、いろいろ大変ですので、皆さんの前には、公の主な施設には1枚物で飾れるような、そういった工夫も必要かなと思っております。 ◎議長(渡邊 誠) 5番菅野議員。 ◎5番(菅野マホ) ハザードマップはまだまだお時間がかかるということで、10月12日発生の台風第19号に伴う浸水災害概要というもの、インターネットにもそうですけれども、多分、広報にも載っていたような気がします。これは見せていいのかどうか、分からないんですけれども、角田市の地図にどれぐらいの災害があって、水がどのように入ったかという大きな地図を、できましたら、ハザードマップができるまでは、自治センター等々の公の場所に大きくして貼っておいていただいたら、市民の方も意識も高まるし、そして、状況も分かるのではないかと思います。水の流れも分かるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ◎議長(渡邊 誠) 市長。 ◎市長(大友喜助) お手持ちの写真については上空から、衛星写真でありますけれども、10月のたしか13日に公表されているものですから、こういった状況になったんだということについて市民の皆さんに知っていただく機会、もっと必要かなと思います。広報に載せていますので、それで一通りは十分かなという感じはしますが、ハザードマップと一緒にこれを貼っておくとまた分かりやすいのかなという感じがします。  やはり、そういう災害を抑えることというのはなかなかできないわけですから、どこに避難をするか、どういう避難生活をするか、まず、避難場所が、それを見たときにここが一番いいのではないかということが分かればいいんだと思いますよね。被害が大きく及ぶところ、それから、あまり及ばないところ、そこについても一目瞭然でありますからね。安全な場所というのはある程度分かってくるんではないかと思いますので、利用させていただきたいと思います。 ◎議長(渡邊 誠) 5番菅野議員。 ◎5番(菅野マホ) 分かりました。  台風第19号から、今月で8か月になります。角田市も復旧・復興の途上にあります。コロナウイルスの影響で止まっていましたが、被災地へのボランティアの活動もそろそろと再開が始まっております。3月でしたけれども、河北新報社に「角田・小田、裏町地区 毎週末ボランティア集結」が紹介されましたが、角田にも、ボランティアセンターが12月で閉じた後も東京や金沢とか、県内でも、県外からたくさんのボランティアが角田の復旧・復興のために力を注いでくださっています。もちろん地元の高校生も、ボランティア、すばらしいものがありました。  昨日、一昨日と、角田市長のお手配で、災害ボランティア高速道路無償化措置が再延長になりました。まさに、被災者の小さな声が市を通して県へ、そして、国へとバトンタッチして、そして、早期に実現したケースだと思います。本当に連携の強さとすばらしさを感じました。このように、角田市がこれからも角田市民の命と財産を守っていければと思います。  また、ちょっと一方では、復旧において、外郭団体とか、それから、当局について、市民との意識のギャップがちょっと大きいのではないかという御意見も頂いております。私たち議員も、その溝を埋めるところは埋めるべく、立場は違っても、復旧・復興に向けて団結させていただければと思っております。これについて、大友市長、所感をお願いします。 ◎議長(渡邊 誠) 少し……。 ◎5番(菅野マホ) それでしたら、失礼しました。  それで、私の一般質問を終わります。以上をもちまして終わります。ありがとうございました。 ◎議長(渡邊 誠) 以上をもちまして5番菅野マホ議員の一般質問を終わります。  次に、6番菊地利衛議員。      (6番 菊地利衛議員 発言席) ◎6番(菊地利衛) 6番菊地利衛であります。通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。  新型コロナウイルス感染症拡大に伴う農業経営支援について、お伺いします。  令和元年東日本台風の被害を受け、安全なまちづくりに向けた取組がまさにこれから実施されようとしていた矢先に、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で、管内の小中高の休校や飲食店の休業要請、公共施設の休館、イベントや会議などの自粛により、市民生活及び地域経済にとってかつて経験したことのない影響を被ってしまいました。緊急事態宣言は解除されたものの、いわゆる「3密」を避けるためにいまだ不自由な生活を余儀なくされています。  いろいろな形で辛抱強くこの苦難を乗り越えてこられた市民の皆様に敬意を表するものであります。  そんな中、市民生活を取り戻すため、特別定額給付金や新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金、角田市中小企業振興資金新型コロナウイルス感染症対策利子助成、おいしいかくだ応援クーポン券、小規模事業者事業継続応援金支給、角田市商工会新型コロナウイルス感染症対策事業費補助など、順次実施され、今定例会においても地域消費喚起緊急支援など、疲弊した市民生活及び地域経済へのカンフル剤ともいうべき支援策が提案されております。角田市民及び事業者にとって、元気を取り戻すための一歩になるものと期待しております。  一方で、新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた様々な対策の陰に隠れて、二次被害ともいうべき現象に苦しんでいる経営者もいます。農畜産業の経営者です。そこで、次の質問をさせていただきます。  肉牛、子牛生産者及び生産法人の経営実態に対する認識について、お伺いします。  新型コロナウイルス感染症拡大防止の一環で、イベントの自粛、接待の自粛、飲食店の休業要請などにより牛肉の需要が極端に減り、肉牛及び子牛相場が昨年同期と比較して30%前後下がっています。  2020年6月4日の日本農業新聞において、「JA全農がまとめた全国の主要家畜市場の取引結果によると、前年同月比22%安の61万8,170円。新型コロナ禍で和牛枝肉相場の低迷が長期化。購買者の肥育農家の経営は厳しさを増し、3月以降、子牛価格も過去5年の最安水準だ」と、伝えております。  表1は、東京市場における肉牛相場の推移です。すみません、次のページをちょっと見ていただければと思いますが。この表の令和2年3月、4月、5月。6月はまだ前年比が載っていませんけれども、そこのところをちょっと御覧ください。以上のような数字、パーセントになっております。  戻っていただきますと、「4月の枝肉相場は、政府の緊急事態宣言が発出され、外出自粛要請などに伴い肉食需要が堅調と言われるものの、外食や観光などの需要が著しく落ち込んでおり、枝肉需要が減退し、相場は低迷した。5月も外出自粛などに伴い、肉食需要は堅調なものの、外食などの業務用需要は激減することが継続すると見られ、需要の回復は厳しい状況と言える」と、コメントしております。  また、在庫も増えていることから、相場は容易に回復市内だろうというのが一般的な見方であります。  独自の調査によれば、市内の肉牛、子牛を生産する生産者及び生産法人は、このような相場推移を受け、悲痛な叫び声を発しています。もはや経営存続の危機に、いいえ、崖っ縁に立たされているといっても過言ではありません。このことに関してどのように御認識されているか、お伺いします。 ◎議長(渡邊 誠) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 6番菊地利衛議員の御質問にお答えいたします。  角田市で生産されている牛肉の多くは東京の市場に出荷され、都内でその多くが消費されております。昨今のインバウンド需要に牽引され、牛肉価格が大変好調であったことに加え、本来であれば、今年は東京オリンピックが開催され、多くの外国人が日本を訪れる予定でありましたので、市内生産者の皆様もインバウンドやオリンピック需要に向け、計画的に生産、出荷を増やしていたところであったと伺っております。  しかし、今回の新型コロナウイルスの影響下で、訪日外国人の減少と外食産業の休業が相次ぎ、牛肉の市場価格が大きく下落いたしております。本来であれば、出荷を抑えたいところではありますが、出荷するべき時期を逃しますと肉質にも影響があるなど問題もあるため、価格が低い中でも出荷は続けなければならず、結果、生産費も回収できない状況が続いているようであります。  先日も、角田肉牛部会から要望書を頂いたところでありまして、現状についていろいろとお話を伺ったところであります。国の支援制度なども活用いただいていると思いますが、現に、角田肉牛部会の会員の中でも融資を受けなければ経営の持続化が難しいなど、各生産者の皆様が厳しい経営状況下に置かれているものと認識しております。 ◎議長(渡邊 誠) 6番菊地議員。 ◎6番(菊地利衛) 今、お答えいただきました。  本当に私も何軒かの生産者のところにお邪魔しながら内情を聞きますと、本当に継続するのはなかなか大変だと。餌を食わせないわけにはいかないというようなところで本当に困っていたという状況にあります。こんな観点から、2番目の質問をさせていただきます。  肉牛、子牛生産者及び生産法人に対する支援についてお伺いします。  宮城県は、近年、和牛後進県から先進県の仲間入りをしております。そのことは、2017年第11回全国和牛能力全国共進会宮城大会の結果を見ても明らかであります。角田市もその一翼を担っています。今後とも、持続的に角田市の畜産を維持発展させていくために、新型コロナウイルスに打ち勝つ支援が必要です。  6月に決定された国の第2次補正予算では、子牛に対する支援策が盛り込まれています。保証価格を念頭に、60万円を下回った場合は1万円、57万円を下回った場合は3万円を上乗せするというものです。  しかし、県内の和牛生産の盛んな自治体では、国の支援策だけでは不足であるとの判断から、独自の支援策を既に講じております。表2をちょっと見ていただければと思いますが、大崎市では、市内の繁殖農家が育てた子牛を導入した場合、1頭当たり5万円で、既に6月1日から申請を受け付けております。6月から9月末までの期間の対象期間ということで、予算規模は3,500万円と聞いております。以下、同じように、栗原市、登米市でもこんな感じで対策を打っているということであります。  ただいま市長からもありましたように、農協の肉牛部会からも支援要請が出ているということであります。そういったことも絡めて、生産者並びに生産法人の経営を維持させるためには、これまでの相場及びこれからの相場の推移を見守りながら、早急かつ有効な支援が必要だと思っております。その考えがあるかどうか、お伺いします。 ◎議長(渡邊 誠) 市長。 ◎市長(大友喜助) 現在、国が打ち出している新型コロナウイルスに対する支援策でありますが、肥育牛であれば、生産者が経営体質強化の取組をした場合に出荷頭数や中央卸売市場での取引価格の状況に応じて2万円から5万円の奨励金が交付される肥育牛経営等緊急支援特別対策事業があります。この制度は、農協などから独立行政法人農畜産業振興機構に申請する形で奨励金を受ける仕組みとなっております。また、繁殖農家に対しましても、議員からの御質問の中にあったとおり、国による優良肉用子牛生産推進緊急対策が打ち出されているところであります。ほかに、肥育農家の場合は、従来からの経営安定対策として、月ごとに肥育牛の標準的販売価格が標準的生産費を下回った場合に差額の9割を補填する肉用牛肥育経営安定交付金、いわゆる牛マルキンがあり、国費と生産者による拠出により造成した基金が交付されております。現在、3月分では1頭15万7,370円、4月分は、概算ですが、1頭28万5,000円程度が交付されることになっているようであります。  このように、畜産業に対しましては各支援策が打ち出されているところではありますが、生産者団体の方からは、それだけでは経営が成り立たないほどの影響が出ているという相談を受けております。現在、どのような形での支援策を行うべきか、支援するということを前提に打合せを重ねているところであります。 ◎議長(渡邊 誠) 6番菊地議員。 ◎6番(菊地利衛) 大変前向きな答弁を頂きました。ぜひぜひ、よろしくお願いしたいと思います。  今も市長からも説明がありました。マルキン制度なり、そういったものも確かにあります。ただ、いろいろ私もそういったことを前提に統計とか何かをちょっと調べてみたんですけれども、東北の場合は、東北きり統計がなかったんですけれども、全国平均よりも高い生産費であるとかそういうようなこともあります。肉牛そのものの所得、準利益率みたいなものも調べてみたんですが、3%とか4%というレベルなんですね。そういう中で考えていくと、先ほど市長が言ったマルキン、90%補填ですよと、下手するとそれでも駄目だと、収益性が黒字にならないというようなことに陥ってしまうんですね。ですから、その辺も鑑みながら、きめの細かいところをよろしく、本当に前向きに、早急に、御支援の策を練っていただければと思います。  じゃあ、続きまして、花卉生産者への支援についてもお伺いしたいと思います。
     新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた政府の自粛要請を受け、式典や宴会がなくなり、洋花を中心に相場が下落しています。角田市内にも複数戸の切り花生産者がいますが、既に出荷している生産者は、相場下落をまともに受け、大幅な収入減につながっています。  独自の調査によりますと、A農家は3月から出荷開始したものの、年度替わりで需要期にもかかわらず、平年と比較すると約30%相場が下落し、利益を上げることができなかったとのことでした。5月31日、実は私がお邪魔した日なんですけれども、その日も今現在も出荷しているけれども、状況は変わらないということでありました。Bの方は、春先の売上げが平年より30%強落ち込んだとのことでありました。利益どころか、生産費すら確保できなかったと考えられます。経営維持のために、少なくとも生産費の一部でも支援が必要です。さらに、C及びD農家につきましては、これからキク栽培を始めるんですけれども、今、定植作業をしております。そこで、今後の相場によっては、やっぱり同じように支援が必要になるということであります。  国の第2次補正予算の説明には、「新型コロナウイルスの影響による需要の減少により市場価格が低落するなどの影響を受けた野菜・花卉・果樹・茶等の高収益作物について、次期作に前向きに取り組む生産者を支援し、国内外の新たな需要促進につなげます。また、施設園芸用の単価を新たに設定するとともに、厳選出荷に取り組む生産者の支援を追加する運用改善を行いました」と、ありますが、角田市の生産者が該当するのかどうか、経営持続に間に合うのかどうか、そういったことは現時点では私にはちょっと分かりませんでした。  経営を維持するために、早急かつ有効な角田市独自の支援に取り組む必要があると思いますが、その考えがあるかどうか、お伺いします。 ◎議長(渡邊 誠) 市長。 ◎市長(大友喜助) 角田市におきましては、花卉をはじめ多くの農産物が生産出荷されているところでありますが、花卉について言えば、主にキク、トルコギキョウ、ヒマワリ、そして、ラナンキュラスなどが生産されておりまして、多くが農協を通して出荷されております。今回の新型コロナウイルスによる影響については、農協または花卉生産者への聞き取りで被害の状況を確認しておりまして、議員のおっしゃるとおり、トルコギキョウやラナンキュラスなどで影響があったと伺っております。  今後の対策につきましては、引き続き情報の確認を行うとともに、農協や宮城県と情報交換を行い、国の施策を活用しながら、市独自の対策を検討してまいりたいと考えております。  いろいろな経済対策を打ってきたわけでありますが、小規模事業者の支援ということをやってきましたけれども、やはり20%以上減収があったところということで対象になってきましたが、もっと対象を拡大すべきだと私は思っております。農業についても、御指摘のように、いろいろな生産者がいらっしゃって、収入が減少しているという、そういう状況があろうかと思いますので、農業も一つの経営体でありますから、そういったことで支援に対する事業を拡大していこうということで今検討しています。  これでコロナ関係、支援関係について終わるものですから、一言だけ申し上げておきますけれども、地方創生臨時交付金の第2次配分が決まりました。相当多額の、国では2兆円ということで、角田市にも3億5,000万円近い配分がありまして、やはりもっと経済を活性化してほしいという国の意向があって、牛にしても、花にしても、産業全体、そしてまた、生活に関わる、暮らしに関わる部分についても、この3億5,000万円をしっかり使わせていただいて角田市の活性化を図っていきたい、生活再建、経済の再建を図っていきたい、そんなことを考えている次第であります。 ◎議長(渡邊 誠) 6番菊地議員。 ◎6番(菊地利衛) ありがとうございます。  なかなか、特に花の農家なんかは、私もお邪魔していろいろしゃべってやっとその実情を話してくれるというような感じで、奥ゆかしい生産者が多いものですから、よく実情を聞いていただきまして、適切な支援、それを早期に実施していただくように重ねてお願い申し上げたいと思います。  じゃあ、続きまして、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う社会変革への対応について、お伺いいたします。  新型コロナウイルス感染症拡大によって日本全体が大きな苦難を受けていることは、誰の目にも明らかであります。一方で、「3密」、「ステイホーム」、「テレワーク」、「オンライン授業・会議・飲み会」など聞き慣れない言葉も出現するなど、国民の意識も暮らしも変化していると報じられています。このことは、単に苦難と受け止めるのではなく、新たな道が開かれたことも意味している。考えようによっては、チャンス到来と受け止めることができます。  角田市にとりましても、一方では、今回のことをチャンスと捉え、活性化の道を探っていかなければならないと考えています。そんな観点から質問をさせていただきます。  1点目ですけれども、大都市から地方への移住希望者増加を受けた対応について、お伺いします。  新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、地方への転職を希望する大都市の若者が増えているとのNHKの調査内容が5月に報道されました。これはどこでもテレワークが可能であることが実証されたことや、過密な都市部で働くことにリスク感じ始めたことなどが要因しているとしていますが、地元に帰りたいという意向が潜在的にあることも一因だろうと私なりに感じております。  角田市としても、角田市出身者を中心にリサーチし、どんな需要があるのかを把握の上、受皿をつくっておく必要があると考えております。どのように御認識されているか、お伺いします。 ◎議長(渡邊 誠) 市長。 ◎市長(大友喜助) お答えいたします。  議員の御質問にありました調査につきましては、インターネットを通じて20代の転職希望者に行ったアンケート調査のようであります。調査を行った会社では、今後、感染が終息して、地域をまたいだ移動がしやすくなれば、UターンやIターンの転職が増えるのではないかと、そう見ているとのことであります。しかしながら、現実を見ますと、新型コロナウイルス感染症の拡大が続く中であっても地方から東京への流入は増加しており、本当に地方に移住する方がどれほどいるのかということになると全く分からない状況だと思っております。  別な調査では、地方への移住希望者が増える中、地方への移住を検討する上での不安や問題は何かという問いに対して、最も多かったのがテレワーク環境ということであります。今後は、移住・定住策の一環として、このような環境づくりが必要になってくるのであろうと思いますので、議員が指摘する受皿づくりというものも、これは必要になっていくと思っています。  かつて、「若者のふるさと回帰現象」という言葉がありました。大いに期待をして角田にも都会から相当若者が移ってくるのかなということで、その受皿づくりをやろうということでやっていましたが、全くそういう兆しがないということであります。やはり、コロナ明けで都会の人たちはふだんどおりの生活、元の生活を戻していますけれども、ああいう様子を見ていると、あの人たちが果たしてテレワークという言葉の下に地方に移住して来るのかということになると、なかなか信じ難いところがあって、これに大きな力を費やしていくということについては、今の状況の中ではなかなかできないなと思っております。  議員御提案の角田出身者を中心にしたリサーチということ、これもやっぱり有効だなと思っております。かつても、何とか角田市出身者にリサーチできないかということで、対象者をリストアップしようと思ったんですが、やはり個人情報の問題等があって、全戸に呼びかけて、自分の息子、娘等々が東京都にいらっしゃれば、「どうだ、Uターンしないか」というようなことを呼びかけてほしいなと思ったことがあったんですけれども、そういうリストづくりも相当やはり難しい問題があってできないということがありました。  できない話ばかりで恐縮でありますが、ただ、時代は変わってきているということをしっかり受け止めて、都会からの移住者をしっかり受け入れていくと、そういう取組というのは必要であるということは認識しておりますので、徐々にそういった方向に向かってまいりたいと思っております。 ◎議長(渡邊 誠) 6番菊地議員。 ◎6番(菊地利衛) ちょっと後ろ向きな考えを出してもらって、ちょっと、もう少し積極的な回答が来るのかなと思っていたんですけれども、残念だったんですけれども。いずれ、地方から東京へ出てしまっているいという傾向というのは、今回に限らず、どういった事情、いろいろな過去のいろいろな成り行きから見ても、なかなか止まらないというのは確かに事実だと思います。  ただ、今回のこういった一つの事件といいますか、出来事といいますか、こういったことで、多少なりとも、意識が変わってくる方もいるんじゃないかなと思っていますし、事実、そういう希望するという方が調査上で浮かび上がってきているというのも一方で事実なわけですので、そういったことに対して、やはりコロナに限らず、都市から角田へ移住してくる人のためにといいますか、そういうことをリサーチしながら受皿をつくっていくということは非常に角田にとっては重要なことじゃないかなと思っています。  この前の新聞にも、栗原市では、仙台にそういった事務所を設けながら、どういった需要があるのか、そういう調査をしながら栗原市のPRをしていこうみたいな、そういうこともありますし、たまたま、昨日、丸森町に行く用事があったので、丸森町では、以前から「じゅーぴたっ」というNPO法人をつくっているんですね。あまり頼りなさそうな方だったんですけれども、そこでは、ちょっと聞いたら、昨年1年間で、台風もあったんですけれども、台風の前までに50件ぐらいの問合せがあったということであります。そのうち、決まったのはないんですけれども、5組ぐらいが前向きに今も検討しているという話もありました。  そんなこともありますので、ぜひとも、本当に最初から壁をつくるんじゃなくて、門戸を開くような、そういう姿勢で取り組んでいただければと思いますので、よろしくお願い申し上げます。  次に、地産地消による域内経済振興についてお伺いしたいと思います。  新型コロナウイルス感染症により大きなダメージを受けた市内の経済や暮らしを少しでも回復させるため、角田市は、国の事業、市単独の事業など様々な対策を計画しているところであります。市民の皆さんにとっても励みとなり、この急場を乗り越える力となるものと期待しているところであります。  しかし、市内の商店や飲食店は、人口減少、少子高齢化などより厳しさが増しているところに令和元年東日本台風、そして、新型コロナウイルス感染症が立ち直る間もなく到来し、言葉は適切ではないかもしれませんが、麻痺状態に陥ってしまっていると推察しております。そういった観点から、一時的な対策では不十分であろうと感じているところです。  一方で、先ほど申し上げましたように、肉牛も2015年農林業センサスによれば、調べたら7億6,000万円の生産があり、米に次ぐ品目になっているにもかかわらず、相場低迷で苦境に立たされているという状況にあります。  そこで、提案なんですけれども、角田産仙台和牛を角田市内の商店、飲食店などで庶民にも手が届く価格で提供すること、すなわち、角田産仙台和牛の地産地消を実行することで、市内はもちろん、市外からの利用客が見込める。そして、肉牛生産者も、市民も、そして、商店、飲食店も元気が出るような施策が必要かと思っております。  地産地消は、御承知のとおり、角田市が元祖とも言える、こういった言葉であります。まずは、角田産仙台和牛の地産地消を角田市の事業として取り組むことを御提案をしたいと思います。  この点に関しての考え方をお伺いします。 ◎議長(渡邊 誠) 6番菊地利衛議員の一般質問の途中ですが、議場の換気のため、ここで休憩します。  2時5分、再開します。よろしくお願いします。      午後1時59分  休 憩 ───────────────────────────────────────────────────      午後2時05分  再 開 ◎議長(渡邊 誠) 再開いたします。  6番菊地利衛議員の一般質問を続けます。  6番菊地利衛議員の一般質問に対する答弁を求めます。市長。 ◎市長(大友喜助) 御指摘のように、角田市は仙台牛の産地でありますので、角田産仙台牛による地産地消は非常に魅力のあるものだと思います。これまで取り組んできた角田産食材提供店事業、通称「おいしいかくだ事業」による飲食店の協力体制や角田産農産物の販売所としての道の駅かくだや直売所など、地域内において地産地消を推進する上で必要な条件は整ってきておりますが、議員御提案の角田産仙台牛による地産地消については、流通に大きな課題があると認識しております。牛肉の流通の仕組みは、野菜や果物などとは異なり、直売所等で手軽に買えるというものではないことや、安価で提供するとなれば、一括仕入れや仕入業者との調整など、仕組みづくりだけでなく、市として相当程度の財政負担も出てくるものと考えられますので、慎重に判断しなければならないものと考えております。このような課題があることから、直ちに事業化するということは難しいものと考えております。  したがいまして、まずは、角田市が仙台牛の産地であることをPRするための販売促進イベントのような、そのようなことから取り組んでいくことが現実的な手法であろうと思っております。このような取組の中で、生産者、商店、飲食店などの連携を検討し、地産地消の仕組みの基礎づくりができればいいのではないかと考えております。 ◎議長(渡邊 誠) 6番菊地議員。 ◎6番(菊地利衛) 流通に問題があると、難しいんだというようなことの答弁でありました。確かに、野菜とか何かと違って、流通は、畜産であるということから、特定のところで貯蔵しながら処理すると。その流通網も一般の野菜とかとはちょっと違うというのは確かに分かります。東京市場にほとんど行っているというのも実情は分かります。ただ、仙台牛自体も仙台でも流通しているわけでありまして、その辺で、仙台のある程度の仙台牛取扱業者なんかと提携をしながら、角田市に提供をしてもらうというようなことで、そういう流通ネットワークを構築できると私は思っております。  先ほど3億5,000万円の交付金ということもありましたので、そんな多額なお金をかけるというようなことでなくても可能じゃないかなと。仙台和牛であれば、市民の新たな需要を掘り起こしていくこともできるんじゃないかなと思うんですね。さらには、市外の方の需要も角田市で取り込むことができるんじゃないかと。確かに角田市の税金を使ってしまうというようなこともあるんですけれども、そういった意味で、本当の意味での地域内の経済の振興という意味では、面白い取組だろうと私は思っております。  そういった観点から、本当に、流通に関しても調査をしていただき、これは無理ではないので、そんなに難しい問題ではないと私は認識していますので、どうぞ、市当局でも調べていただいて、その道を開いていただきたいと思います。例えば学校給食にも出すとか、そういったことも検討しながら、角田市で仙台和牛も生産しているんだと、大産地なんだということを内外にPRをしていただければいいかなと思います。  そんなことも考えながら、市長、少し考え方が変わったかと思いますので、もう一回、答弁をお願いします。 ◎議長(渡邊 誠) 市長。 ◎市長(大友喜助) 今回のコロナ対策で、国から交付金が来て、県の補助事業で学校給食に和牛を提供するという、そういう制度もあるようであります。それから、肉牛部会でいろいろなイベントをやりたいということがありましたので、それに対する支援をしようということで予算化しようと考えております。  それから、肉の流通、大変難しい問題があると我々認識しておりますが、そんなに難しいことじゃないと菊地議員がおっしゃいますので、教えていただきたいんですが。相当前から流通がネックになって、なかなか角田産の仙台牛を地域内で買うことが簡単にできないと、そういうことでありました。仙南シンケンファクトリーでイベントとして角田産和牛を食べようという会が何回か催されたというのは、私も参加して分かっておりますけれども。そういうイベントのときに1頭買いでそれを提供するということは可能だとしても、年間通して、そういったことはなかなか難しいんだと我々は認識していながらも、何とかこれを打開できないかということを考えています。ふるさと納税の返礼品として角田産仙台牛ということで出せないかということまで今検討しておりますけれども、やはり流通がネックになっております。  そんなことで、決して、後ろ向きではありません。前向きでいろいろ考えていることを御理解いただきたいと思います。 ◎議長(渡邊 誠) 6番菊地議員。 ◎6番(菊地利衛) ありがとうございます。  ぜひとも前向きな、前に進めるような施策をお願いしたい。角田だけで100%流通を完結しようというのは、これは今の状況では無理なんですけれども、仙台なんかの大手の業者の方の手を借りながら、角田で角田産の仙台牛を流通させるというのは十分可能かなと思いますので、ぜひとも、その辺の調査をされて道を開くようにお願いをしたいと思います。  続きまして、3番目のIT活用による商店街の振興について、お伺いします。  新型コロナウイルス感染症拡大によって、「3密」を避けるため、買物の仕方も変化していると感じています。特にキャッシュレス決済は今や必需と思われます。さらに、オンラインによる買物も急激に増加しております。都市ばかりではなく、地方においても浸透しているということは言うまでもありません。  しかし、角田市における実態はどうでしょうか。独自の調査によれば、キャッシュレス決済可能な店はまだまだ少なく、ウェブストアを持っている店はさらに少ないものと思います。このままでは取り残されてしまうのではないかと心配しております。  新型コロナウイルス感染症拡大を機に、市民はもちろん、市外からのお客様も利用しやすい商店街づくり、全国に向けた販売が可能なウェブストアなどITを駆使した商店街づくりを角田市が主導していく必要があるのではないでしょうか。  この件について、考え方をお伺いします。 ◎議長(渡邊 誠) 市長。 ◎市長(大友喜助) お答えいたします。  キャッシュレス決済やウェブストア、いわゆるネット通販でありますが、そういった買物というのは我々の生活に欠かせないものとなっていると感じています。さらに、新型コロナウイルス感染症対策として、非接触型のキャッシュレス決済やウェブストアの活用は有効な手段であると認識しており、今後ますます発達していく分野であろうと感じております。  このような社会環境の変化の中で、角田市内の事業者もその変化に対応していかなければならないという指摘でありますが、そのとおりだと思います。キャッシュレス決済の導入状況の一つの指標として、キャッシュレス消費者還元事業への登録店舗数でありますが、その店舗数を見てみますと、角田市内は105店舗であります。決して多い数字ではない。言い方を換えれば、県内では最下位クラスということであります。  そういったことでありまして、昨年の消費増税をきっかけとして一応キャッシュレス化が進んだものと思います。また、角田市商工会では、講習会や視察研修を実施し、会員のキャッシュレス化への支援を行っていたことも要因であると思っております。  今後の取組としては、角田スタンプ会と角田市商業振興組合、商品券組合、これが近い将来、お互いの事業を統合し、商品券や買物ポイントなどを組み込んだ地域通貨のキャッシュレス化を検討しているということであります。この取組が進めばさらなるキャッシュレス化が促進されるものと思いますので、角田市としてもこの取組の動向を見ながら必要な支援を検討してまいります。  一方、ウェブストアの活用については、御指摘のとおり、進んでいるとは言えないわけであります。数年前に市内におけるウェブストアに関する調査を実施したところ、サイト管理や費用といった課題があり、小規模事業者や個人事業主にとっては導入のハードルが高いという結果でありました。  キャッシュレス化にしても、ウェブストアにしても、商店街という点を見れば、単一事業者の取組ではなく、複数の事業者の連携による取組を支援するという方向性が有効であろうと考えております。 ◎議長(渡邊 誠) 6番菊地議員。 ◎6番(菊地利衛) ありがとうございます。  今現在、キャッシュレスを行っている店が105店舗という、今、答弁でありました。私が調べたところでは98店舗だったんですけれども、少し増えたのかなと思います。実は、私も6月初め頃に、ちょっと数は少ないんですけれども、商店街をちょっと歩かせてもらいながら、どうなんだろうということでいろいろお話を伺いました。そうしたら、ほとんどのところが、今月末、要するに5%還元する期間、その間の契約で、その後、よく分からないんだというような話がほとんどだったので、果たしてこれでどうなんだろうというような思いもあって、こんな質問をさせてもらっている、こんな要望をさせてもらっているということであります。  今は、何でこんなことを出すかといいますと、やはり角田市民が角田の商店街を利用する、それにしたって、やっぱり便利に利用したいというのもあると思うんですよ。角田市外から来るお客さんがカードで買えないとか、自分が今まで東京で利用しているこういったもので角田に来て同じ方法で買えないとか、そういうので、やっぱりなかなか利用してもらえないんじゃないかというような思いもありましたので、全国に通用するような、そういう決済方法といいますか、そういったことを構築していく必要があるのかなと。海外の方はなかなか少ないと思うんですけれども、せめて国内の方が自由に決済できるというようなことでお願いできればと。今もありましたように、商店街の方々の要望なり、商工会の要望なり、そういったことも十分取り込みながら、積極的に角田市が引っ張っていくという方向で、ぜひとも実現をしていただければと思っております。  じゃあ、最後の質問に移らせていただきます。  学力向上のためにオンライン塾を開設してはどうかということであります。  新型コロナウイルス感染症拡大によって、オンライン授業という言葉も新聞、テレビをにぎわせました。現時点では、角田市はそのような環境にはありませんが、年度内にはWi-FiやLTE環境を整えると聞いております。タブレットを貸出しできる日も近いと推察されます。  そこで、提案なんですけれども、貸し出したタブレットを活用し、「オンライン塾」なるものを立ち上げてはどうかということです。  文部科学省の調査によると、全国平均の中学3年生の通塾率、塾に行っている割合は、2017年で61.2%です。よその民間で調べたものも見ましたら、やっぱり61%ぐらいなんですね。大体同じぐらいです。角田市の実態については、これは教育委員会でちょっと調べてもらったんですが、その調査によると今年の6月2日現在で36.7%、男子44.5%、女子28.0%、これは3年生でありました。調査年はちょっとずれがあるんですけれども、この数字には大きな開きがあります。さらには、都市部だけ、大都市とかだけと角田市を比べた場合、さらに数字は大きくなるんだろうと思っています。  この差は何なのか、いろいろあると思うんですが、経済的な理由だとか何かもあると思うんですが、地理的な条件や夜間の安全性の問題で塾に行きたくても行けない生徒が多いのではないかと推察しております。オンライン塾が立ち上がれば、地理的条件や夜間の安全性問題を克服できます。市が主導して、民間活力を生かしながら、多くの生徒が受講できる環境をつくることによって、一人でも多くの生徒の学習意欲を醸し出すとともに、角田市平均の学力向上につなげられると思っております。  この件に関して、どのように考えていらっしゃるか、お伺いします。 ◎議長(渡邊 誠) 佐山教育長。 ◎教育長(佐山富夫) 6番菊地利衛議員の御質問にお答えいたします。  新型コロナウイルス感染症による学校の臨時休業中に、自宅で学習する児童生徒のため、全国各地で試行を含めたオンライン授業が多数行われておりました。また、NHKの学校放送番組サイトやユーチューブなどの動画サイトに様々なオンラインコンテンツが無料で公開され、学校、個人を問わず、活用されていたことが報道されています。  このようなコンテンツは、今後ますます充実し、児童生徒の学習の手助けになると考えております。小中学校の先生方が直接そういったオンラインの学習コンテンツを提供することで、児童生徒が安心して学べるということが考えられます。  議員御質問の市教育委員会として、民間活力を生かし、オンライン塾をつくってはという御提案ですが、総合的に見れば、現段階では、ICT教育やオンライン教育に先行して取り組んでいる民間のノウハウを参考に、そのコンテンツを取捨選択し、本市の教育に活用していくという形がよいと考えております。 ◎議長(渡邊 誠) 6番菊地議員。 ◎6番(菊地利衛) どうもありがとうございます。  いずれにしましても、要は、今現在、タブレットとかそういったグッズを持っていない子どもたちがほとんどだろうと思いますし、そういったものを教育委員会として、民間の塾のノウハウを生かした塾、そういったものに活用してもいいよというような許可といいますか、そういったことをしながら、主体的にはやっぱり民間の人たちが、民間の力を借りて、そういうことを実現していかざるを得ないと思いますので、ぜひとも、そういったことにもタブレット自体を活用させてもらうということでお願いできればということなんです。  その辺について、もう一回、すみませんが、お願いします。 ◎議長(渡邊 誠) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) 教育現場の変容というのは、本当に今回のコロナウイルス関係で、今まで、想像といいますか、夢の姿だったものが、非常に現実味を帯びてまいりました。タブレットを子ども1人が1台を持ちながら、やはり、学校で授業をするということは、本当に現実、あと二、三年で確実に現実化するのではないかなと、そう思っております。例えば教科書なんかも実はそうなんですね。教科書なんかは、結局、今みたいに教科ごとに一冊一冊、かばんに入れて学校に持っていくなんていうことはしなくなると思います。というのは、結局、クラウドという中心の大きなコンピューターの中にデータを全部入れておいて、子どもたちが一つの自分のアカウントを持ってそこを開くことができれば、授業でも、家庭での勉強でも、すぐにその教科書を見ることできる。そういう時代が間もなくやって来ると思います。そういう意味で、今、私としては、教育関係は非常に遅れているんですけれども、それらのいろいろな開発、AIを含めて、子どもたちにどんな授業をしたらいいのか、どんな指導をしていったら一番この子どもにとっていい勉強になるのかということを、そういうことを今民間の方々が非常にハイスピードでそれを研究しています。学校も遅れないようにするだけでも大変ですけれども、そういうものをやはり参考にしながら、これからの学校教育をやっぱり考えていかなければならないと思っています。  本当に今後の学校の教育の在り方、本当に大きく変わっていく、それこそ予想がつかないような状況で変わると思います。それに対応していきたいなと思って考えております。 ◎議長(渡邊 誠) 6番菊地議員。 ◎6番(菊地利衛) ありがとうございます。  教育長も本当に前向きに角田の子どもたちのために取り組んでいただいていると思います。ぜひとも、官と民が共同して全国に先駆けて新たなモデルをつくっていただければ、非常に、今、角田市の子どもたちの学力の問題もちょっとちらちらとちまたで騒がれていますので、そういったことの解消の一つの助けになるんじゃないかなと思いますので、ぜひとも、教育長、本当に時間をかけないで実現をしていただけますように、よろしくお願い申し上げます。  以上で終わるわけですけれども、何回もくどく申し上げますけれども、コロナの後の角田市は、いろいろな今の教育の問題もありますけれども、いろいろな策を練りながら、コロナの前よりもよくなったと思えるような、そういう角田市に持っていかなければならないと思っています。角田市外の人が見ても、角田は随分変わったなと、うらやましいなという、そういうまちづくりにチャレンジしていく必要があるんじゃないかなと思っていますので、ぜひ、大友市長にも、教育長にも、そんなことで本当に一歩二歩進めるような、そういう施策を講じていただければと思います。  先ほどの同僚議員からも阿武急の話がありましたけれども、明日から日中も動くと。10月には福島とレールがつながるというようなことになります。大友市長も、この12年間、森林火災とか、東日本大震災とか、原発事故とか、台風とか、そして今、コロナ禍ということで、歴史に残るような災害をずっと克服しながら、解決しながらやってきて、大変だったなと思いますけれども、どうか、残り少ない任期ということではないですけれども、明日の角田をつくる、本当にチャンスですので、明日に向けた角田のために次の体制にレールをきちっとつないでいただいて、元気な角田が早急に、早めにできるように、よろしくお願い申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。大変どうもありがとうございました。
    ◎議長(渡邊 誠) 以上をもちまして6番菊地利衛議員の一般質問を終わります。 ───────────────────────────────────────────────────      延 会 ◎議長(渡邊 誠) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ◎議長(渡邊 誠) 異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  来る29日は、午前10時から本会議を開き、本日に引き続き一般質問を行います。  大変御苦労さまでした。      午後2時27分  延 会 ───────────────────────────────────────────────────  地方自治法第123条第2項の規定に基づきここに署名する。                           角田市議会議長  渡 邊   誠                           署 名 議 員  菊 地 利 衛                           署 名 議 員  小 湊   毅 Copyright © Kakuda City Assembly Minutes, All Rights Reserved. ページの先頭へ...