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  1. 角田市議会 2017-12-21
    平成29年第391回定例会(第3号) 本文 2017-12-21


    取得元: 角田市議会公式サイト
    最終取得日: 2020-03-26
    最初のヒットへ(全 0 ヒット)      午前10時00分  開 議 ◎議長(柄目孝治) 皆さん、おはようございます。  これより本日の会議を開きます。  出席議員は全員であります。  本日の説明員の出席者は、お手元に配付の議席及び説明員一覧表のとおりであります。  本日の日程はお手元に配付の議事日程第3号のとおりであります。  日程に入る前に、平成29年12月19日付で4番日下七郎議員より、去る12月15日開催の本会議での質疑における発言の一部について訂正申出書の提出があり、これを許可いたしましたので、御報告いたします。  なお、提出のあった訂正申出書の写しをお手元に配付しておりますので、御確認願います。 ───────────────────────────────────────────────────      会議録署名議員の指名 ◎議長(柄目孝治) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員に、10番湯村 勇議員、11番黒須 貫議員を指名いたします。 ───────────────────────────────────────────────────      討論・表決 ◎議長(柄目孝治) 日程第2、議案第61号 情報公開条例及び個人情報保護条例の一部改正についてを議題といたします。  これより討論に入ります。討論の通告がありませんので討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより議案第61号 情報公開条例及び個人情報保護条例の一部改正についてを採決いたします。  議案第61号は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。      (賛成者起立) ◎議長(柄目孝治) 起立全員であります。よって、議案第61号は原案のとおり可決されました。
    ───────────────────────────────────────────────────      討論・表決 ◎議長(柄目孝治) 日程第3、議案第62号 職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  これより討論に入ります。討論の通告がありませんので討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより議案第62号 職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。  議案第62号は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。      (賛成者起立) ◎議長(柄目孝治) 起立全員であります。よって、議案第62号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────────────────────────────────────      討 論 ◎議長(柄目孝治) 日程第4、議案第63号 角田駅コミュニティプラザ条例の一部改正についてを議題といたします。  これより討論に入ります。議案第63号に対し、3番八島定雄議員並びに14番堀田孝一議員から討論の通告がありますので、順次発言を許します。  なお、討論時間は、申し合わせにより1人20分以内となっておりますので、時間を厳守願います。  最初に、3番日八島定雄議員。      (3番 八島定雄議員 登壇) ◎3番(八島定雄) 改めまして、おはようございます。  3番八島定雄です。日本共産党角田市議団を代表し、ただいま議題となっています議案第63号 角田駅コミュニティプラザ条例の一部改正について、反対の立場で討論を行います。  その改正の主な内容は、1、観光物産センターの開館時間の改正で、現行「午前7時から午後7時まで」を「午前9時から午後5時まで」とし、1日にして4時間、開館時間を減ずるというものです。また、休館日の設定において、1)新たに休館日を設定する、2)年末年始の休館日の拡大を図るというものであります。年間、延べ時間にすると相当な開館時間の減少になります。  このことから、第1に、施設利用者及び阿武隈急行を利用している方々へのアンケート方式による意向調査を実施したものでしょうか。説明では、利用実態に即して短縮するとのことでありますが、一方的な都合によって決定されたものと思わざるを得ません。  第2に、このように開館時間を利用者の意向も考慮しないで進めることは、利用者へのサービス低下を招き、ひいては阿武隈急行利用者の減少傾向に拍車がかかる懸念が生じることであります。  以上の理由から反対の討論といたします。  議員各位におかれましては、御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ◎議長(柄目孝治) 次に、14番堀田孝一議員。      (14番 堀田孝一議員 登壇) ◎14番(堀田孝一) 皆さん、改めまして、おはようございます。  14番、志政クラブの堀田孝一でございます。  ただいま議題に供されております議案第63号 角田駅コミュニティプラザ条例の一部改正について、市民クラブ、志政クラブを代表いたしまして、賛成の立場で討論をいたします。  本提案は、角田駅コミュニティプラザ条例の一部を改正する内容であり、具体的には観光物産センターの開館時間、「午前7時から午後7時まで」を「午前9時から午後5時まで」に改め、また、コミュニティプラザ休館日の新設並びに年末年始の休館日日数の拡大であります。  現在、観光物産センターの開館時間帯、午前7時を午前9時へ、午後5時を午後7時へ変更することは、利用者は非常に少なく、また、開館対応として職員の方々は交代制での勤務をされており、職員の負荷軽減、さらには時間短縮による経費の削減等を考えれば理解するところであります。また、年末年始の休館日設定及び月1回の休館日設定については、職員の一斉休日及び設備等の点検補修等のために必要な一斉休館日であると考え、よって、議案第63号については賛成といたします。  議員各位におかれましては、御賛同を賜りますようお願い申し上げ、賛成討論といたします。 ◎議長(柄目孝治) 以上で通告による討論は終わりました。これをもって討論を終結いたします。 ───────────────────────────────────────────────────      表 決 ◎議長(柄目孝治) これより議案第63号 角田駅コミュニティプラザ条例の一部改正についてを採決いたします。  議案第63号は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。      (賛成者起立) ◎議長(柄目孝治) 起立多数であります。よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────────────────────────────────────      討論・表決 ◎議長(柄目孝治) 日程第5、議案第64号 角田市道路占用料条例等の一部改正についてを議題といたします。  これより討論に入ります。討論の通告がありませんので討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより議案第64号 角田市道路占用料条例等の一部改正についてを採決いたします。  議案第64号は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。      (賛成者起立) ◎議長(柄目孝治) 起立全員であります。よって、議案第64号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────────────────────────────────────      討論・表決 ◎議長(柄目孝治) 日程第6、議案第65号 市営住宅条例の一部改正についてを議題といたします。  これより討論に入ります。討論の通告がありませんので討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより議案第65号 市営住宅条例の一部改正についてを採決いたします。  議案第65号は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。      (賛成者起立) ◎議長(柄目孝治) 起立全員であります。よって、議案第65号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────────────────────────────────────      討論・表決 ◎議長(柄目孝治) 日程第7、議案第66号 角田市都市公園条例の一部改正についてを議題といたします。  これより討論に入ります。討論の通告がありませんので討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより議案第66号 角田市都市公園条例の一部改正についてを採決いたします。  議案第66号は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。      (賛成者起立) ◎議長(柄目孝治) 起立全員であります。よって、議案第66号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────────────────────────────────────      討 論 ◎議長(柄目孝治) 日程第8、議案第73号、公益財団法人角田市地域振興公社の指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより討論に入ります。議案第73号に対し、3番八島定雄議員並びに14番堀田孝一議員並びに6番相澤邦戸議員から討論の通告がありますので、順次発言を許します。  最初に、3番八島定雄議員。      (3番 八島定雄議員 登壇) ◎3番(八島定雄) 3番八島定雄です。日本共産党角田市議団を代表し、ただいま議題となっております議案第73号 指定管理者の指定について(公益財団法人角田市地域振興公社)、反対の立場で討論を行います。  これまで、指定管理者として角田市観光物産協会は角田駅コミュニティプラザ及び角田市スペースタワー・コスモハウスの管理運営をやってきました。今回、この2施設を含め10施設の管理運営を公益財団法人角田市地域振興公社に託すという議案であります。  第1に心配されることは、角田市観光物産協会が今後どうなるかということです。消え行く運命にあるのでしょうか。質疑の中で角田市観光物産協会との協議過程を時系列に説明を受けましたが、その役割を道の駅、賑わいの交流拠点施設に集約していく方向性が見えてきました。角田市物産協会としての内部の民主的な議論を経ないで、構成する理事などの方々の納得のないまま進めようとしています。これまで一生懸命努力してきたという角田市物産協会へのリスペクトが欠落していると感じました。  第2に、来年4月以降、角田市地域振興公社は10施設の管理運営を行う内容となっています。指定管理者の選定基準について、その多くに、1)施設の平等利用の確保とサービスの向上、2)行政経費の縮減、3)施設管理の能力の有無があります。その中の管理能力について、総務省通知によると、事業計画書に沿った管理を安定して行う物的能力、人的能力を有していることの指摘があります。この10施設は多種多様なものであり、これまでの管理運営能力をさらに向上していかなければ施設利用者の真のニーズに応えられるものではありません。したがって、人的能力の向上に向けた教育施策が図られないことから、大いに不安が残るものであります。  以上の観点から、反対討論といたします。  議員各位におかれましては、御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ◎議長(柄目孝治) 次に、14番堀田孝一議員。      (14番 堀田孝一議員 登壇) ◎14番(堀田孝一) 14番、志政クラブ、堀田孝一でございます。  ただいま議題に供されております議案第73号 指定管理者の指定について、市民クラブ、志政クラブを代表いたしまして賛成の立場で討論いたします。  今回、指定管理者の指定として、9施設のうち7施設は継続でありますが、現在、角田市観光物産協会が指定管理になっております角田駅コミュニティプラザ並びに角田市スペースタワー・コスモハウスを公益財団法人角田市地域振興公社に変更する内容であります。  経緯については、12月15日開催されました本会議の質疑におきまして当局より詳細にわたり説明を受け、理解をいたしました。今後の角田市観光物産協会の業務は、公益財団法人角田市地域振興公社及び物産観光振興事業を集約、道の駅運営会社への移行ということですが、角田市において角田市観光物産協会の果たしている役割は非常に大きいものであると思っております。角田市観光物産協会は昭和59年に角田市観光協会として発足し、さらに、平成4年5月に角田市観光協会と角田市物産振興協会が合併し、現在に至るまで33年間にわたり角田市の観光事業及び物産事業の振興に寄与されております。例年4月の菜の花まつりを皮切りに、宇宙っ子まつり、うめ~梅まつり、はやぶさまつり、ずんだまつり等のイベント開催及びコスモハウスによる宇宙教室、宇宙ツアー、星座塾開催など、角田市の交流人口拡大とともに角田市のオリジナル物産品、梅ドレッシング、梅醤油の開発など、物産振興にも貢献していただいていることは角田市の交流人口の拡大に重要な役割を果たしております。  今後、公益財団法人角田市地域振興公社及び道の駅運営会社への移行に向け詳細な協議が開催されると思いますが、角田市観光物産協会の築いてこられた事業が無にならないようにノウハウを十分生かしていただき、さらなる発展をしていくことが角田市観光物産協会としても切望することであろうと思っております。そのことが交流人口のさらなる拡大及び角田市の発展につながっていくものと確信するものであります。  以上を踏まえ、議案第73号は賛成といたします。  議員各位におかれましては、御賛同を賜りますようお願い申し上げ、賛成討論とさせていただきます。 ◎議長(柄目孝治) 次に、6番相澤邦戸議員。      (6番 相澤邦戸議員 登壇) ◎6番(相澤邦戸) それでは、続きまして、討論させていただきます。6番相澤邦戸です。  ただいま議題となっております議案第73号 指定管理者の指定について(公益財団法人角田市地域振興公社)の議案につきまして、反対の立場で討論をいたします。  角田市観光物産協会は、現在まで33年間余り角田市の物産と観光についての市の援助をいただきながらさまざまな事業を開拓し発展させてきました。また、そういった角田市観光物産協会でありますが、その開拓と発展のための事業ができましたことは、ただいま議題となっております角田駅コミュニティプラザや角田市スペースタワー・コスモハウスの指定管理者であったからということであると思っております。そして、指定管理者として働き、市民の皆さんに喜んでもらえるよう仕事ができるという精神的誇りがあったからこそできてきたと聞いています。  仕事の内容は、御存じのとおり、19回続いているうめ~梅まつり、15回続いているずんだまつり、5回となりますはやぶさまつり等々、また、それをつないで市内商店の皆様の事業の拡大、発展につながるようさまざまな計画をし実行してきたと思います。これらは角田市観光物産協会の一部の事業であり、さらに資料等を見ますとたくさん事業をしてきています。こうした事業を展開できたのも、先ほど申し上げましたように、管理者としての誇りと管理者としていただく管理のための経費あるいは人件費等があったからこそできるもので、観光施設管理運営補助の名目等で人件費をいただいていましたが、それがあったからこそできたものであったということです。  上程されていますように、管理者としての仕事がなくなるということは、角田市観光物産協会として今までに行ってきた事業がほとんどできなくなるという状況になります。阿武隈急行線の利用促進が叫ばれ、市を挙げて実践している中、その事業に携わり、角田駅のにぎわいを考え、市民や利用者に対するサービスをしてきたと思います。町なかの商店街との連携やつながりにつましても、発展等に関する事業につきましても、立案し、そして実行してきました。  新しく指定管理者として上程されている公益財団法人角田市地域振興公社が今後どのような事業をしていくのかということが仕様書に書かれていますが、こんなことが書かれております。自主事業では、地域住民や利用者のニーズを反映した事業を行うことやその施設を利用した事業活動を行うこととなっていますが、何をどのようにしていくのかは提示されていません。  過日、質疑をさせていただきましたが、この指定管理の移行を通して、新しい事業も別にない、経費も変わるものではないとの答弁でありまして、市民にとってよりよい利益となるものは見出すことができませんでした。なぜ、何も変わらないのに指定管理者を移行しなければならないのか。明確に把握することはできません。  また、やめるようになるであろう角田市観光物産協会の職員の処遇についても、やっと今月、12月13日に提示されたということで、指定管理を移すということが具体的に現体制に市から示されてから8カ月余りも後ということであります。職員にとっては、その期間、大変不安なときを過ごさなければならなかったことと思います。  また、町なかや駅で行ってきたものを道の駅に集中させるということで進んでいるようですが、角田市の顔であり、生き生きとした活気が求められる角田駅のにぎわい、また、そうでなくても閉店などが続き寂しくなっていく町なかのにぎわいについて今後の計画が示されていません。そんな中、私としては大変憂慮しているところであります。  また、この後に変わってくるであろう角田市観光物産協会のあり方について、行く行くは存在しなくなると市で予測しているようですが、そういったことに関し、市と角田市観光物産協会が対等な関係で、十分期間をとって、十分な話し合いが行われることが大変重要で必要なことであったのではないでしょうか。  今申し上げました以上のことから、議案第73号についての反対討論をいたしました。  議員各位の皆様におかれましては、御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ◎議長(柄目孝治) 以上で通告による討論は終わりました。これをもって討論を終結いたします。 ───────────────────────────────────────────────────      表 決 ◎議長(柄目孝治) これより議案第73号、公益財団法人角田市地域振興公社の指定管理者の指定についてを採決いたします。
     議案第73号は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。      (賛成者起立) ◎議長(柄目孝治) 起立多数であります。よって、議案第73号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────────────────────────────────────      討論・表決 ◎議長(柄目孝治) 日程第9、議案第74号、みやぎ仙南農業協同組合指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより討論に入ります。討論の通告がありませんので討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより議案第74号、みやぎ仙南農業協同組合指定管理者の指定についてを採決いたします。  議案第74号は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。      (賛成者起立) ◎議長(柄目孝治) 起立全員であります。よって、議案第74号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────────────────────────────────────      討論・表決 ◎議長(柄目孝治) 日程第10、議案第75号、陽光・フクシ・ルネサンス共同企業体の指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより討論に入ります。討論の通告がありませんので討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより議案第75号、陽光・フクシ・ルネサンス共同企業体の指定管理者の指定についてを採決いたします。議案第75号は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。      (賛成者起立) ◎議長(柄目孝治) 起立全員であります。よって、議案第75号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────────────────────────────────────      一般質問 ◎議長(柄目孝治) 日程第11、一般質問を行います。  順次質問を許しますが、質問並びに答弁とも簡潔に願います。  なお、質問は一問一答とし、質問者の持ち時間は当局の答弁時間を含めないで30分以内となっておりますので、時間を厳守願います。  最初に、3番八島定雄議員。      (3番 八島定雄議員 発言席) ◎3番(八島定雄) 3番、日本共産党角田市議団の八島定雄です。  通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  「子どもたちの学び(あるべき学力向上策)について」であります。  文部科学省は、2007年以降、東日本大震災のあった2011年を除く毎年4月、算数・数学と国語について、全国学力テスト・学習状況調査(悉皆検査)を実施してきました。2012年度からは理科についても3年に一度実施することになりました。今度、角田市において全国学力テスト・学習状況調査の公表をするとの判断に立ち、私たち議員にもその説明がありました。  そこで、次の10点について教育長に質問をいたします。  (1)そもそも全国学力テスト・学習状況調査の公表をすることになった経緯と狙いを伺います。 ◎議長(柄目孝治) 佐山教育長。 ◎教育長(佐山富夫) 3番八島定雄議員の御質問にお答えいたします。  全国学力・学習状況調査は、2007年、平成19年度から実施されており、その結果を踏まえて角田市教育委員会においても、教員の授業力の向上、学校図書支援員の配置、標準学力テストの小学校1年生からの独自実施、そして、今年度からは問題ライブラリーの活用など、さまざまな取り組みを実施してきたことは議員も御承知のことと存じます。  こうした状況にあって、全国学力・学習状況調査の結果を詳細に分析したとき、特に生活習慣や学習習慣等に関する調査項目においては全国及び宮城県の平均値と比較して特徴ある課題が明確となりました。しかも、これらの課題は学力や社会性といった領域に少なからず影響を及ぼしているものと分析いたしました。こうした課題は、教育委員会や学校だけではなく、保護者の皆様や地域の方々と情報を共有することが大切なことであると判断し、その第一歩として、全国学力・学習状況調査の結果を公表することにいたしました。関係する皆様と情報を共有し、ともに今後の教育課題、そして、子どもたちの将来を考えるきっかけになればという思いで公表するに至ったものであります。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) 大体、経緯について背景とかそういうものは理解できましたけれども、そもそも教育委員会の内部での議論でございましょうけれども、教育委員のそういう集まりの会議の中で決まったのかどうか。そして、教育委員の中でどんな話が出たか。いや、もうちょっと待っていたほうがいいんじゃないかとか、発表は、公表は。どういう意見が出されたのか伺いたいと思います。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) 学習状況とこのテストの結果の公表につきましては、国とか県の方針に従って、公表はまだ早いですよと、そういうふうな状況にはあったんですけれども、こういう結果を見まして、私、要するに教育長として、こういう状況にあるので、これは公表していくべきではないですかという問いかけ、発議のような形で委員の皆様方にお話をして、そして、その結果の中身を説明した上でやっぱり公表に踏み切るべきですねと、そういう経過をたどって公表に至りました。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) そうすると、教育委員の中では、異論というか、とりたててそれに反論というか、そういう意見はなかったんでしょうか。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) いろいろ質問はございましたけれども、反論ということはありませんでした。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) 再質問させていただきます。  宮城県教育委員会は、ことし8月28日付で平成29年度全国学力・学習状況調査の結果について速報を発表しています。ネットで調べたら出てきたんですね。宮城県の状況についての公表なわけですけれども、教育長の知る範囲で構いませんので、県内の他市町村における公表状況、特に仙南、大河原教育事務所管内で角田市と同様な公表をやっているところが、もし御存じであれば伺いたいと思います。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) 仙南地域におきましてはほかにはありません。角田市が最初でした。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) そこで伺いますけれども、そういうことはないと思うんですけれども、宮城県内の市町村別に、角田市だとか、丸森町とか、そういう市町村別に結果公表というのは宮城県内ではなされているんでしょうか。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) 市町村別の結果を公表というのは、基本的にやらないことになっております。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) 基本的にやらないということはそうなんですけれども、実際、結果を公表しない県が2県、全国であります。それから、20県が都道府県単位でやっていると。しかも、小学校だけだが5県、それから、中学校を含めると6県が市町村別単位で結果を公表しているんですね。私は、なぜここで質問するかというと、この結果公表をもとに、この前の説明でも心配したのは、これがどんどん進んでいく、波及していく。そうすると、先ほど言ったように、5県か6県ぐらいなんですけれども、市町村別にね、これが宮城県でもなされると。今度、角田市でも、この前の話ではやらないということですけれども、心配なのは、例えば角田市内の学校別の結果を公表するなんて絶対やってはいけないと私は考えるわけですよ。そこら辺の決意というか、そこら辺、教育長の考えを伺います。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) 公表をしないというのは、要するに、序列化とかという、そういう心配があったわけですけれども、角田市としましては、やはり角田市の子どもたちの現状を見たときにこれをどのように解決していくのか。それを考えたとき、ほかの市町村はいざ知らず、とにかくこれを共有していって、先ほども申し上げましたように、学校は、教育委員会だけでなくて、保護者とか地域の方々も巻き込んだ形で学力向上というものを、対策を打っていかなければならない、そういうふうに判断した。これが一番根底にあるわけです。ですから、ほかの市町村がどういう形で市町村別の公表をやっていくかとかというのは、それほど、余り今回の私たちの公表には関係ありません。あくまでも角田市の子どもたちの学力向上ということを考えたときに、やはりこれは公表していったほうがベストだなと、そういうふうに考えたわけです。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) 実は、「旭川の学テ判決」というものあるんですね。これは1961年の学力テストに関する判決なわけです。ちょっと古いんですけれどもね、私が10歳のころですから。その内容を紹介しますと、「学校内のクラス間、各学校間、さらには市町村または都道府県で試験成績が比較され、成績競争の風潮を生み、教育上好ましくない状況をもたらし、教師の真に自由で創造的な教育活動を萎縮させるおそれを認め、教育政策上、疑問を呈する」判決でありました。  このことから総合的に考慮して、今回の公表が、相当以上の教育長がメリットを感じて公表に踏み切ったと思うんですけれども、そういう効果が、初年度ですからちょっとわかりませんけれども、期待できないのであれば、次年度以降、全国学力テスト・学習状況調査の公表は私はやらなくてもいいんじゃないかなと、ある段階でね。そういうふうに私は考えるわけです。どうでしょうか。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) お答えいたします。  要するに、これからの子どもたちのことをいかに考えていくかということを構想したときに、やはり、今、角田市の子どもたちは将来にわたって角田市だけで生活していくわけではないんですね。結局、本当にグローバルな形で、もちろん角田市に住んでいてもほかのところから、つまり諸外国からも角田市に入ってくる人たちがいっぱいいるわけですので、その人たちとやはりいろいろな形でコミュニケーションをとって生活していかなければならない。そういう時代に来ています。しかも、物すごいスピードで入ってきているわけなんですね。ですから、旭川の判決とか何かの時代とはやはり私は物すごく社会の状況が変わってきているのではないかなと思います。あくまでも私は、角田市の子どもたちの将来の能力という形で今の学力をやはり新しい学力観に従って伸ばしていかなければこれは対応できなくなる。将来、子どもたちがどうしていいかわからない、そういう状況になってしまうんじゃないかな、そういうことを憂慮して、今、やはりいろいろな序列化とか、先ほど言われましたように、教師の自尊心を損ねてしまうみたいなこと、それもわかるんですけれども、やはりそれ以上のものに、子ども中心に考えれば、公表しながら新しい形での学力向上策を打っていかなければならないんではないかな、そう考えました。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) やはり、よく出てくるのはプラン・ドゥー・チェック・アクションということで、プランを立てて今公表に踏み切ったということですけれども、その後、やはり評価して、私は余り効果がないと想像できるんですね。教育長の意気込みはわかるんですけれども、そういう判断に立ったら、やはりやめるべきと思います。ただ、保護者とのいろいろな話し合いというか、学校でのそういう保護者の話の中で取り組んでいくというのは私は必要かと思うんですね。保護者とか家庭の協力なくして学力向上というのはできないとは思うんですけれども、そこら辺を、何年続けるかわかりませんけれども、必要がなければやめたほうがいいんじゃないかということを考えております。  次に移ります。(2)ある県では、過去問対策、学力定着状況確認問題(学テ模試)といった対策をしているところもあると聞いています。  1)ないとは思いますが、角田市においてこれに類する対策をしているものなのかどうか伺います。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) お答えいたします。  御質問の趣旨は、全国学力・学習状況調査を実施するに当たり、その平均正答率を上げるために、過去の問題を事前に学習したり、テストを実施したりするという、こういうことだと理解しましたが、本市においては全国学力・学習状況調査の平均正答率を上げるためだけのそのような対策は講じておりません。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) 私はそれが正解だと思うんですね。正解率を上げるためには、私たち、受験競争に勝ち抜いてきたというか、やってきた者にとっては、傾向と対策とかそういうものをいっぱいやって、演習問題をやって、3月、4月上旬あたりにいろいろな問題、特にB問題はなかなかなれていないわけですよね。そういう問題を急に出されるとやっぱり難しいわけですよ、子どもたちは。それをやれば確実に上がりますよ。だけれども、後にも触れますけれども、そんなことをやって本当の学力がつくのかなと思うんです。ですから、淡々と、全国学力テスト、やめるわけにはいかないでしょうから、余り力を入れないというと変ですけれども、そういう感じに私は思っております。  再質問させていただきます。  学力競争が学校内部で、そして、全国学力テストの対策の学習指導や生活指導の押しつけという形であらわれています、全国で。正答率の高い県で行われている学習指導方法を授業改善モデルとした授業アイデア集というか、事例集、こういうものが出ているんですね。そういうものを教師に、「ぜひこれを学んでください」、事例を押しつけられるだけなく、子どもにとってはどうかというと特定の学習方法や生活態度が押しつけられる。こういうようなことがあっては、角田市ではいけないと思うんですけれども、教育長の考えはどうでしょうか。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) テスト対策というのは、これはこれまでの、要するに勉強の一番改善すべき点だと私は考えております。ですから、先ほど議員からおっしゃられましたことに同感なんです。ただ、これからの、やはり学習というのは、これまでの記憶し、練習し、テストして、その結果を求める、そういった学力では明らかになくなってきているんですね。結局、B問題にしても、そのやり方を覚えて、練習して、そして、テストに向かうというのは、それは過去の勉強の仕方になってしまうわけです。ですから、これは無意味であるということはほぼ現場の教員はわかっておりますので、あえて私は言う必要はないかなと思っています。ですから、これから求められる学力というのは、簡単な言葉で言えば、生きる力に当たるわけなんですけれども、そういったものを伸ばすためには、そういったこれまでの記憶、練習、テストみたいな形での伸ばし方というのは一切通用しないものだということに捉えております。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) 次に移ります。  同様に、高校入試における内申点調整や平均正答率による学校予算配分での目的外使用がされているところが他県であるというんですね。そういうものがあるかどうか、やっているかどうか、伺いたいと思います。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) お答えいたします。  御質問の趣旨が全国学力・学習状況調査の結果を高校入試の内申、学校への配当予算に対する配分の仕方に活用しているかということであれば、そのような使い方をすることは全くございません。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) ないということで安心しました。これはアメリカでは広く行われているようなんですね。ですから、日本では局地的に、限定的に行われていると調べてきました。角田市では考えていないということではいいのかなと思います。  (3)に移ります。  名古屋大学大学院の中嶋哲彦教授(専門は教育行政学教育法学)は、「(文部科学省の言う)全国学力テストの目的は、設問に対する回答状況や正答率の分析に基づいて教育の継続的な検証改善サイクルを確立することにあり、これは義務教育の機会均等とその水準の維持向上に責任を負う国・地方自治体の責務だという。しかし、これは「全国学力テストでの正答率向上=学力向上」を暗黙の前提としており、ここで言う学力向上の取り組みは、全国学力テストの設問に正答できるよう学習指導をつくりかえる取り組みにほかならない。つまり、全国学力テストは設問の背後にある学力モデルに基づいて学校教育を改造していく仕組みであり、その学力モデルに照応する学習活動や指導方法をスタンダードとして押しつける装置なのだ。また、これは質問紙調査において肯定的なものとして想定される子ども像を、生活指導の目標として押しつける仕組みでもある」と、全国学力テスト実施に対して、その問題点を指摘しています。  この意見、コメントに対する教育長の識見を伺いたいと思います。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) お答えいたします。  全国学力テストについての見解はさまざまにあることは承知しております。PISAショックに端を発した学力観、学力とは何かの論争は、学校教育に大きな指導方法等の変革をもたらしました。現在は、第2期のうねりとして、変化の激しい社会に生きていくための能力、いわゆる生きる力としての学力をどのように育むかが最大の目標となっています。世の中の価値観が多様化、複雑化、流動化する中で多くの考えが生まれることは当然のことですし、いずれも耳を傾ける価値があると考えます。  中嶋教授の見解もその一つであり、教育改革推進への貴重な警鐘として心にとどめるべきものと考えております。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) 実は、調べていたら中嶋教授は犬山市の、全国学力テストをやらなかったですよね、そこの教育委員だったんですね。私も行政視察で行ったことがあるんですけれども、犬山市に。何か意見が合うなと思ってこれを採用したんですけれども、ぜひ、こういう意見というのはやはり大事だなということがあるものですから、よろしくお願いします。  次に移ります。  (4)「角田市学力向上ゆめプラン」(平成27年2月)があります。その「はじめに」の中で、「以前から子どもたちの「生きる力」=「知・徳・体の調和がとれた状態」を育む教育に取り組んできましたが、今後の課題として特に学力の水準を高める必要があるとの認識……」との記述があります。  1)ここで言う「学力」とは、どのような意味・内容(定義)で使用しているのか伺いたいと思います。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) お答えいたします。  「学力向上ゆめプラン」の「はじめに」の部分では、平成20年度からの取り組みについて述べられております。この中でも、知・徳・体の調和のとれた状態を育んできたとあります。学力の捉えについての御質問ですが、この知の側面をあらわしたもので、1、学ぶことによって修得した基礎的、基本的な知識・技能。2、これを活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力。3、主体的に課題に取り組む態度をあわせての学力という捉えをしております。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) 今まで学力の定義を明確にしないままいろいろな議論をされてきたということを、かの有名な、テレビでおなじみの尾木ママこと法政大学の教授の尾木直樹先生が言っているわけです。そこをしっかりしないでいろいろな考え方でやられているということで、尾木直樹先生の学力についての所見というか、考えに私も賛同するものですから、紹介させていただきますと、「学力は、友だちとたっぷり遊んだり、自然体験をしたり、多彩な生活体験をする中で体得した自分の知識と感性と学びがどこかで融合し、「うん、そうだ」と、法則や真理が納得できること、それらが生活の中で有機的に機能することによって初めて獲得することができるのです。そして、こうした「わかる」の段階的な積み重ね、つまり、授業など意図的な学習活動の場合であれば、学習すべき到達目標を設定し、それが上がっていくことが学力が上るということの実態です。したがって、学力は非常に個人的、個別的なものであり、平均点、正答率を出して競ったり、無機質な数値で示せるようなものではないのです」と、こう言っているんですね。
     全国学力テストに対する批判めいた話になりますけれども、学力を上げる際に必要不可欠な要素は、新たな疑問や問題追求の視点に立って、どこまで自分の思考回路を柔軟に働かせるか。その積極的、能動的な感性が健在かどうか、これを言っているわけですね。ですから、疑問を持つ、問う、そこが学びのスタートだと言っております。そういうことも、ちょっと調べてきたものですから、紹介しておきます。  次に、2番の2)ですけれども、このような学力水準を高める必要があるとの認識に至った背景・経緯について伺います。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) お答えいたします。  先ほど申し上げましたとおり、平成19年度に新たに学力の要素が示されたことと、毎年実施している全国学力・学習状況調査や角田市で予算化して実施している標準学力調査の結果の分析から、必ずしも角田市の児童生徒の力を十分伸ばし切れていない現状が大きな課題であると認識しております。ただし、それは当時に限定されることではなく、児童生徒の力を高めていくことは永遠の課題だと捉えております。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) 次に移ります。  (5)ですけれども、「学力向上ゆめプラン」の中に、「A 授業の充実」があります。これは非常に大切なことかなと思います。「新規7 教師はファシリテーターの役割を果たします。」との記載がありますが、その意味するところ、実践しての効果(評価)について伺います。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) お答えいたします。  児童生徒の思考力・判断力・表現力を高めるために教師が一方的に説明する、いわゆる知識注入式の授業を改め、児童生徒に考えさせ、互いの考えを交流させ、多様な考えに触れさせたり、討論させたりする機会を意図的に取り入れ、それを導く役割を果たすという意味です。  ただし、全ての授業、授業の全ての部分をそのように構成するということではなく、知識として教え込まなければならないことは教えた上で、そのような授業を構成することを示しております。  このことは、現在、角田市だけではなく、全国的に共通した手法として認識されております。角田市でも、そのような授業づくりはどの学校でも行われております。効果としては、子どもたちが積極的に考えを友だち同士で話し合ったり、それを発表したりする姿、互いに学び合う姿が数多く見られるようになったことです。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) 最後のアクティブ・ラーニングにも関係するのかなという感じは今聞いていて思いました。  次、(6)に移ります。  「学力向上ゆめプラン」の中で注目している一つに、「C 読書活動の推進」があります。  1)学校図書館図書館支援員を現在4人配置していますが、その業務の内容及び人員は十分であるのか、ないのか。増員する考えがあるのか、あわせて伺います。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) お答えいたします。  学校図書支援員は、現在4人配置させていただいておりますが、その業務内容は、主に学校図書室の運営、特に図書の貸し出し、選定、整理のほか、読み聞かせ等を担当しております。  増員の考え方についてでありますが、学校にとって、学校図書の充実、そして、その図書室の運営という観点から図書支援員の果たす役割は非常に大きいとのことは十分に認識しております。その上で、学校現場が抱える今日的教育課題として、いじめや不登校対策の問題、学校運営協議会や部活動支援員制度の導入、特別支援教育の充実、英語指導助手の配置、そして、教職員の多忙感解消、施設の老朽化対策など、限られた予算をいかに優先順位を整理して効果的に措置していくかという点も慎重に検討しなければならない大きな課題であり、学校図書支援員については、当面、現在の人員での運用を前提として、その活用方法を検討してまいりたいと考えております。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) 再質問させてもらいます。  各学校で「図書室だより」を作成しているものを一部頂戴したんですけれども、それを拝見すると、いい活動をなされているなと思いました。もっと図書館支援員がいれば、先生というか、支援するというか、そういうことからすると、多くの成果が私は見込まれるんじゃないかなと思っております。ぜひ、そういう、今現在4人いらっしゃいますけれども、「いや、まだまだ足りないですよ」とか、そういう声を聞いていただいて、予算というか、要望していただきたいなと思うんですけれども、再度伺います。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) 学校図書支援員の効果は、私たちも予想した以上の、私も始められた当時、現場におりましたけれども、図書室が、とにかく、それまではやはりちょっとクモの巣があったりなんかするような状態だったんですけれども、支援員の配置によって、本当に週に何回か来ていただくだけでも非常に図書室の中が変わりました。それだけでも子どもたちが図書室に通うようになりましたので、これは大きいなと、そういうふうに実感していました。  ですから、増員というようなことは十分に考えてはいるんですけれども、やはりそこは優先順位の問題かなと思っております。全て認められるのであればそれにこしたことはないのですけれども。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) ぜひ頑張っていただきたいと思います。  次に2)なんですけれども、市内小中学校の学校図書館の蔵書数について、現在、充足していると考えているのか伺います。また、充足していないとするならば、今後どのようにしていく考えなのか伺いたいと思います。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) お答えいたします。  学校図書の充実状況を図る指標として文部科学省による指標がありますが、これは各学校の教室数に応じた標準蔵書数に対して実際の蔵書数を充足率という表現で数値化したもので、それによると、平成28年度では小学校の平均が71.2%、中学校が59.1%であり、足りているという状況ではないことは十分に理解しております。しかし、この国の指標はあくまで教室数を基礎としており、実際の教室内の児童生徒数ではなく、小規模校が多い本市にとって、必ずしもこの指標を満たすことが蔵書数の十分かどうかの物差しになるとして使用することには課題があると考えております。しかしながら、現在の蔵書数がその内容と数ともに十分でないという認識のもとに計画的に充実を図ってまいりたいと考えております。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) 私は、ことし、教育厚生常任委員会で、5月16日火曜日、埼玉県の三郷市彦郷小学校へ行ってきました。日本一の読書のまち三郷ということで行政視察に行ってきたんですね。彦郷小学校は児童数425人で、学校の特色を「読書で育む親子の絆 感じる心」とし、全校で読書活動に取り組んでいました。また、ボランティアによる読み聞かせ、市の図書館と連携したブックトーク、親子で読書俳句づくり、例えばこんな例があるんですね。「寒い冬 本は心のストーブだ」とか、こういうものが紹介されていました。毎月、第1・第3土曜日は家庭読書の日などの取り組みを行い、平成22年度子ども読書活動優秀実践校として文部大臣表彰を受けたとのことです。その小学校の蔵書数が何と1万1,814冊だそうです。ちなみに、そのとき、私質問したんですね、校長先生に。「全国学力調査はどういう成績ですか」と言ったら、「非常にいい成績をとっております」。こういうふうに自信を持って答えておられました。  そういうことを紹介しまして質問させていただきますけれども、やはり、予算の限られた中で、来年度に向けて、私は、身近に本がある、子どもたちにあると。そして、シャワーのように、子どもたちにその読書が降りかかるといったら変ですけれども、そういうイメージを持っているわけですけれども。やはり、先ほど話されたように、小学校で71.2%、中学で59.1%、それは指標に、ある程度ないというけれども、やはり100に近くなるほどよいはずです。この前、角田中学校に行ってきたら、まだ棚に随分すき間がいっぱいあるんですね。ぜひ、予算を一回りふやしていただきたいなと思うんですけれども。もう一度、決意を伺います。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) お答えいたします。  図書室の様子を見ていただいて、まだ入るところがいっぱいあるからということなんですけれども、実はこれも図書支援員の一つの効果なんですね。結局は役に立たない古い蔵書はどんどん除籍するという作業も実は図書員の仕事としてあるわけなんです、支援員の仕事としてあるわけなんですね。ですから、支援員を配置する前までは本当は100%近い数だったんですけれども、支援員が入ったおかげで実は充足率が非常にがくっと下がった。つまり、必要ないもの、古いものをどんどん除籍したからという形なんです。ですから、現在の図書室の図書というのは、実はきちっと新しいもので、内容も今の子どもたちに使うにたえるものだけしかそろえておりません。ですから、そういう形でいうと、今後、やはり時間をかけて計画的に充足していくということですね。古いものを幾ら集めていてもこれはしようがないものですから、そういう形で今後充足させていきたいなと思っております。  そして、これは三郷市の例が出ましたので、実は確かに読書指導というのはやはり効果が大きいと思います。小規模校で東根小学校を見てみますと、ことし、本当に子どもたちは少ないんですけれども、そのやり方でやっぱり全国から表彰をいただいたくらいの成果を上げています。しかも、学力も、やはり国語のところで全国を上回るような非常にいいところが出てきています。これをほかの学校にもやはり参考にしていただいて、角田市全体に広げていければなと考えております。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) ぜひ、私たちは日本人なので、日本語が一番大事なんですね。本を読んで読解力とか、そういう親しむと。私は将棋が好きなものですから、藤井聡太四段がプロになって29連勝、非常に喜びました。彼は豊富な読書量なんですね。司馬遼太郎の「竜馬がゆく」とか、村上春樹の「遠い太鼓」とか、椎名 誠の「アド・バード」とか、新田次郎の「劒岳(点の記)」とか。そして、29連勝したあたりかな、僥幸という言葉を使ったんですね。本当に難しい、僥幸というのは予想もしなかった幸運だというわけですね。中学3年生がこういう言葉を使っている。やはり、本当に読書というのは大事かなと思いますので、ぜひ予算を大きく要求していただければと思います。  次に移ります。  (7)ですけれども、「学力向上ゆめプラン」の中に「D 小・中学校の連携」があり、「継続21 「学習の約束」「生活の約束」の定着を図ります。」としています。なかなか吟味された内容となっていますが、どのように活用されているのか、その実態について伺います。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) お答えいたします。  平成23年度に角田市学力向上推進委員会が作成した「学習の約束」・「生活の約束」は、角田市内の学校で共通に指導すべき内容としてまとめたものです。各学校ではこれをもとに、地域や児童生徒の発達段階に合わせて自校化したものをつくって活用しております。例えば低学年、高学年用に分ける、あるいは中学校では学年ごとに分けるなどという形です。保護者にも入学時の説明会や学年PTAの機会に説明資料として使っている学校もあります。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) 約束という言葉を使っているんですけれども、やはり、児童生徒への話し合いに基づいて約束しますという、そういう過程が大事だと思うんですね。ただ、こういうものができたからどうぞと一方的にやっても、勝負というか、成果はないと思うんですけれども、一方的なじゃなくて、成果を上げる方法といったらいいか、そこら辺、どう考えますか。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) お答えいたします。  成果を上げるためのという形ですと、やはりなかなかそこまで一挙に到達はできないところがあるんですけれども、先ほど議員がおっしゃられましたように、その過程を大切にしながらということ、これも非常に大きな、一つの大きな大事な行為ではないかなと思うんですけれども。私の考えですと、やはり、まずは一つこういう基準を示していって、それを一つのルーチンとして子どもたちに定着させるということが、やはり特に小学校段階あたりでは必要かなと思います。子どもたちに自由にやらせるのももちろんいいんですけれども、考えさせてやらせるのもいいんですけれども、こういう形がありますよということで、今までの読書指導の中で培ってきたいろいろなノウハウを形として子どもたちにまず与えて、それがきちっと一つのルーチンとして循環するようになって初めて一つの子どもたちの向上というものが見えてくるのではないかなと思います。ですから、今の段階では「学習の約束」・「生活の約束」、それぞれ各学校ごとに子どもたちに合った形で、こうすればいいよねという問いかけの段階だと思います。それが、子どもたちの学年が上がることによって、じゃあ、自分はこういうふうに工夫しようというような一つのルーチンがきちっとできるように、つまり、習慣化できるようになった段階で子どもたちが自然と向上していくのではないかなと、そういう考えのもとでおります。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) 次の設問とも関係するので、(8)なんですけれども、「かくだっ子パワーアップのための家庭学習のてびき」(発行が平成28年2月)があります。この家庭学習の手引き発行の狙いと、これまでの取り組み、活用状況(発行部数等を含め)について伺います。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) お答えいたします。  「かくだっ子パワーアップのための家庭学習のてびき」は、学校で学習した内容の定着と家庭学習の習慣化を目的として作成され、平成28年2月に各学校に2部と電子データを配付しております。こちらも各学校に活用いただいております。それをそのまま印刷し全家庭に配布している学校や、ラミネートをかけ全児童に渡している学校もあります。また、このデータをもとに学校独自のより詳細な手引きをつくり指導している学校もございます ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) いろいろな形でやって、その反応というか、そこら辺は。発行したけれども、結局、その見返りというか、その反応というのですかね、そこら辺は聞いていらっしゃるでしょうか。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) 角田市の児童生徒が家で予習や復習を行っている割合が意外と高いのですけれども、手引きの効果というのも、やはりそれも効果の一つかなと思っております。調査結果の中に出てきておるんですけれども、返された答案を見直す割合も一定の改善が見られています。一方、家庭学習に取り組む時間が短いことやその質的なものはまだまだ改善の余地があり、今後の課題だと考えております。各学校で今取り組んでいるのは多分この段階ではないかなと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) 私はこういうものをつくるのは結構だと思うんですけれども、やはり、主体は子どもなんですよね。保護者と子ども、児童生徒、そこが本気になって「やろうね」、「やろう」という親子での会話というか、そこがポイントだと思うんですけれども。そういうところに力点を置いて、やはり、やられればもっとこれが生きるのかなと思いますので、よろしくお願いします。  (9)番、「学力向上ゆめプラン」の中に「F 志教育の推進」があります。「志シートは、当面、宮城県教育委員会から示された様式や学校独自の様式を使用しますが、推進委員会が9年間使用できる市内統一様式について検討、作成し、小学校から中学校へスムーズに引き継ぎ活用できるようにします」とあります。  現在、市内統一様式が作成され活用されている状況なのか伺いたいと思います。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) お答えいたします。  志シートについては、現在、県で作成したものを各学校なりにアレンジして用いており、市独自の様式は作成しておりません。  また、夢プランには、9年間使用とありますが、県で活用を推進しているものが4年生からとなっているので、小学1年生から3年生までは志シートの記入は行っておりません。小学校低学年の発達段階を考慮すると、将来の社会人としてのよりよい生き方について考え、シートを記入することは難しいと考えております。4年生以上のシートにつきましては中学校入学時に中学校に引き継がれております。  なお、現在、「角田市学力向上ゆめプラン」後期版の骨子を作成しておりますので、現状に合わない部分は削除や修正を行っていきたいと考えております。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) やはり、小中学生でこういうことを将来やるというのはなかなか難しいかと思うんですけれども、先ほど紹介したように、藤井聡太4段は幼稚園のときに将棋を始めて、そのときに、幼稚園時代に「余り考え過ぎて頭が割れそうだ」と、こういうふうに。そして、志を、名人になるということを、こういうシートじゃないですけれども、ノートに書いているようなんですね。やっぱり家庭環境というか、そういう中で培われるものかなと思います。  次に移ります。  最後になりますけれども、(10)アクティブ・ラーニングについて伺います。  最近、アクティブ・ラーニングという言葉が取り上げられています。角田市において、この考え方に基づく実践方法が導入されているのか、伺います。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) お答えいたします。  学習指導要領改訂の過程でよく話題になったアクティブ・ラーニングですが、現在は、主体的、対話的で深い学びと解釈されています。言葉としては新しいのですが、その考え方は今現在の教育活動にも実践されているものがほとんどです。先ほど御説明いたしました教師がファシリテーターの役を果たす授業づくり等もその一つです。もちろん、新しく導入される小学校の外国語やプログラミング教育など、さまざまな準備が必要なものはございますが、アクティブ・ラーニングの考え方を取り入れた実践は広く行われております。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) アクティブ・ラーニングという考え方、これは2020年に予定されている学習指要領の改訂、ここに強く入ってくると聞いているんですけれども、そこら辺はどういうふうに理解されているでしょうか。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) 先ほどもお話ししましたけれども、アクティブ・ラーニングというのは、実は指導方法として全く新しいものではありません。これまでも、要するに授業の中でたびたび、場面場面においてやはり取り入れられた手法でありますので、先生方にとってはそれほど新しいものに取り組むという意識は余りないんではないかなと思います。ただ、そういう方法を取り入れていかなければ、これからの子どもたちの、本当に自分から主体的に学ぶとか、対話的な学習をするということの方向には進みませんよという形での捉え方でいいのではないかなと思っております。  ですから、今後、新しい学習指導要領が2020年から、小学校から実施されますけれども、その中では、それほど、やはり先生方は、苦労しないでというとおかしいですけれども、これまでのやり方でいいんだなという再確認をしながらやっていけるような、そういう指導方法ではないかなと考えております。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) わかりました。次に取り上げますけれども、ちょっと心配なんですね。なぜかというと、前には習熟度別指導とか、それから少人数指導がいいんだということでもてはやされて、わっとやりますよね。今回、このアクティブ・ラーニングというのは何か聞こえがいいんですよね。何か耳ざわりがいいというか。だけれども、使い方によってはすごくちょっと問題があるとも聞いておりますので、最後になりますけれども、中嶋哲彦教授は、「うわべだけ探究的なアクティブ・ラーニングは、型通りで安易なプレゼンテーションの量産方法を教え込むだけで、子どもたちを深く考え続けることから遠ざけている」との否定的な見方をとっておられますが、このアクティブ・ラーニングという考え方について、教育長の識見を伺います。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) お答えいたします。  アクティブ・ラーニングは、先ほど述べましたように、これまでの指導の中でも、指導内容、指導対象に合わせて適宜実践されてきました。その中での検証・反省の中から中嶋教授の考え方も生まれてきたものと考えます。新たな学力観への意識改革やこれからの社会で生きていく子どもたちに育むべき能力の探究など、教師自身が現在も悩みながら取り組んでおります。PISA以前の知識重視、記憶力偏重の指導からは脱却できたと考えますが、次期学習指導要領の目指すものへのアプローチはまだ不明瞭な部分が多いと捉えております。問題を多様な視点で捉え、自分とのかかわりの中で追求し、他者とのやりとりによって考えを高めていく、義務教育の中で育まなければならない使命と考えております。アクティブ・ラーニングの手法もその有効な手段であると捉えております。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) ある意味で、教育手法なものですから、道具も使う方法だと思うんですよね。ですから、非常に、齋藤 孝という明治大学の先生が超アクティブ・ラーニングを学生にやっているんだけれども、使い方では逆に学力を落とすと、こういうふうに指摘しているんですね。  私、こういう準備する中で、汐見稔幸という東京大学名誉教授がこういうことを言っているんですね。「人生を豊かにする学び方」、全体に敷衍しますけれども、本当の学びというのは、「端緒知」というか、最初にいろいろなことを疑問に持つと。それから、実践して、調べて、深める「実践知」。それから、それを骨肉化して「人格知」。この3層に学びが成り立っているという話なんですね。もっともだなと思うんですよね。ですから、ぜひ学校の先生にはこういう形で学力をつけるために頑張ってほしいなということを申し添えて、質問を終わります。  ありがとうございました。 ◎議長(柄目孝治) 以上をもちまして3番八島定雄議員の一般質問を終わります。  次に、5番渡邊 誠議員。      (5番 渡邊 誠議員 発言席) ◎5番(渡邊 誠) 5番渡邊 誠でございます。  本定例会に当たりまして、さきに通告しております件につきまして一般質問を行います。御答弁をよろしくどうぞお願いいたします。  1つでありますけれども、東根地区の大雨対策についてであります。  本定例会の初日、12月6日の冒頭に、平成29年台風第21号に係る対応策及び被害状況について行政報告をいただきました。災害時の対応につきましては、適切に対応いただいたものと思っておりますけれども、公共施設、農産物、その他の関連施設等の被害額については甚大なものがあったと実感いたしております。本定例会に災害復旧費として補正予算が提案されておりますが、一日も早い復旧を願うものであります。
     近年、全国的に集中的な大雨による災害が多発しているところですが、角田市も例外ではありません。市民が安全に安心して暮らせる環境整備をさらに進めていく必要があるものと考えているわけでありますけれども、特に地元の東根地区の大雨対策につきましては、過去にも一般質問を行っておりますが、さらなる前進をここに期待申し上げまして質問をいたします。  (1)でありますけれども、東根地区にあっては、大雨の際に市道が冠水し、民家が孤立する箇所が数カ所ございます。今回の台風第21号の際にも、残念ながら3地区で民家が孤立し、うち1カ所では高齢者が避難を余儀なくされる事態となっております。  第380回定例会及び第384回定例会で、市道が冠水し民家が孤立することの対策について一般質問をさせていただいております。市長におかれましては、「現在、市内には、大雨などの際に冠水する箇所は54カ所、市道にして47路線ありまして、そのうち、孤立する集落は14カ所(後の調査で15カ所に変更)あります」と。「市民の生命、財産を守る上で解消しなければならない課題であることから……」云々として、「冠水解消に向けた対策方針を取りまとめる予定としております」旨の御答弁をいただいております。  そこで、次の3カ所についてお伺いをするわけであります。  まず、1)でありますけれども、東根滝沢地区、今回も市道4031号滝沢線の冠水によりまして孤立したということでありますが、これまでの調査結果と今後の計画についてお伺いをいたします。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 5番渡邊 誠議員の御質問にお答えいたします。  御質問につきましては、東根地区の大雨対策についてであります。この東根地区につきましては、さきの台風第21号によりまして大雨で主要道路が冠水し通行どめになりまして、東根地区ほぼ全域が一時孤立状態になったということでございまして、災害対策を急がなければならないと思っております。災害に強いまちづくりを急ぐ必要があると常々考えているところであります。  初めに、市内全域の中で冠水する54カ所について、調査継続中ではありますが、冠水対策として、道路のかさ上げ、ポンプによる強制排水、また、迂回路等の方法による対応を考えております。その中で、冠水箇所54カ所のうち、角田地区では沼南野田前線について、県の小田川河川改修工事とあわせて社会資本整備総合交付金により整備に着手しておりますし、尾山地区、藤尾地区におきましては五反田松橋線、小田地区では丸山専福寺線に着手いたしております。また、東根地区では、これは神次郎地区との関係でありますが、神次郎地区と西小坂を結ぶ宮窪中里線について今年度着手すべく、本定例会に補正予算を上程いたしているところでありまして、冠水箇所の整備を進めているところであります。  さて、議員の御質問の市道4031号滝沢線の冠水の件でありますが、滝沢地区の山地部から降り流れてきた水が滝沢樋管から阿武隈川に流れておりまして、台風や大雨に伴う洪水時に阿武隈川が増水することで水位が上昇し自然排水が不可能となり、市道滝沢線約195メートル区間が冠水、また、滝沢線と接続し阿武隈川と並行している市道南猪窪線約370メートル区間も冠水し通行どめになり、滝沢地区の家屋5戸が孤立するという状況であります。  対策といたしましては、この市道のかさ上げが有効と考えられますが、何せ現道よりも1メートル以上のかさ上げが必要となりますので、2つの路線合わせて約600メートルの道路整備となりますから、多額の費用と時間を要することで、簡単に進めることが難しいと判断をいたしております。ですが、何とかしなければならないということでありまして、大雨、冠水時の対策として、避難路を設けてはどうかということで検討を進めてまいりました。滝沢地区内の南側に農道があるわけでありますが、この農道をかさ上げするとともに、その先、県道付近まで続けるためには新たにその農道を延長しなければならないということもあるわけであります。方法論として、具体的にどうなっていくのかということについては地元の方々等の御意見をいただきながら進めてまいりたいと思いますが、いずれにしても用地が絡んでまいる仕事でありますので、地元の方々の御協力をいただきながらこの仕事を進めてまいりたいと思っているところであります。 ◎議長(柄目孝治) 渡邊議員。 ◎5番(渡邊 誠) わかりました。  この地区につきましては、一時、排水施設を設けたらいいんではないかといったようなお話もあったかと思うんですけれども、いろいろ地元との話し合いの中で、農道の拡張、迂回路といいますか、そういう一つの方針が出てきたと、そういう理解でよろしいんでしょうか。確認をさせてください。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 一番早くできる方法、費用も大きくかけないで済む方法等々をいろいろ考えてきたわけでありますが、排水については、当初、やはり初期段階で貯留部のポンプで排水をするのが一番いいんではないかと、私も現場に行ってそう思いましたが、何せ、今回の集中豪雨というのは短時間の本当に集中豪雨でありまして、初期排水も、実はほかのところにおいてもままならないという状況にありました。  あとは、もう一つは、これはまた別な問題かもしれませんが、津波被災地におけるいわゆる防潮堤のかさ上げ、何十メートルも上げるという、そういうことでいいんだろうかという議論がある中で、やはりそれはそれとして避難路をちゃんと確保すべきだということで地域の防災についてまとまったところもあると私も伺っておりまして、やはり、ほかの地域においてもそうでありますが、避難路の確保をどうするか、そういったことで早急にこの対応を進めてまいりたいと考えているところであります。 ◎議長(柄目孝治) 渡邊議員。 ◎5番(渡邊 誠) わかりました。  そういう地元の区長もそういったお考えをお持ちだということで私も伺っております。というのは、今回も冠水しまして、孤立されたことで、「いやあ、なかなか、またか」といったようなことで、地元の方もいろいろ頭を痛めていらっしゃるわけでありますけれども、具体的に、間もなく年内終わりますけれども、これからの進め方として、具体的な日程なり計画なり、ありましたならばお願いをしたいと思います。 ◎議長(柄目孝治) 市長。 ◎市長(大友喜助) 議員も御承知のとおり、今回の台風第21号の被害が特別会計等、下水道まで含めると2億4,000万円からの被害でありまして、道路、河川、水路等々が大分傷んでおります。そういったものの復旧を急がなければならない。一方で、こういう冠水して孤立する地域、集落の対応もやっていかなければならないということになりますので、どちらが優先かという、そういうこともあろうかと思いますが、全体、災害の復旧に今とりかかっておりますので、これと並行して具体的な計画をこれからつくっていくというふうにしてまいりたいと思います。できるだけ早目にと考えておりますので、今のところ、いつとは申し上げられませんが、今回始まったことではありませんので、以前からそういう状況が続いているということは十分わかっております。地元の方の御理解もいただいている状況でありますので、早目に進めてまいりたいと思っています。 ◎議長(柄目孝治) 渡邊議員。 ◎5番(渡邊 誠) 早急にやっていくということでありますので、よろしくお願い申し上げたいということで、この件は以上にさせていただきます。  2つ目の2)坂津田上中田地区、今回は市道4004号小中田線の冠水により孤立いたしておりますけれども、ここについてのこれまでの調査結果と今後の計画についてお伺いをいたします。 ◎議長(柄目孝治) 市長。 ◎市長(大友喜助) お答えいたします。  市道4004号、小中田線の冠水でありますが、小中田地区の山地部に降った雨が流れてきて庄司堀川に流入しておりまして、台風、大雨に伴う洪水時には庄司堀川が増水することで水位が上昇し、排水が不可能となり、市道小中田線約300メートル区間が冠水し通行どめになり、家屋4戸が孤立するという状況であります。  対策としては、やはりその市道のかさ上げが有効だと考えますが、この距離も相当長いということで、多額の費用と時間がかかるということでありますので、なかなか難しい状況です。ですが、担当課長といろいろ図面を見ながら対策を講じてみたところ、ずっと奥の地区のところから北側の、これは坂津田の北向地区に抜ける赤道が見つかりました。その赤道の幅員等々については十分把握しておりませんが、その赤道を使って、いわゆる避難路として銀杏石切線に接続ができないだろうか、そんなことを今検討しているところであります。もちろん、その赤道だけでは車が通れる状態ではなかろうと思いますが、そういうときはやはり地元の地権者の皆さんの御協力をいただいて、軽トラックが通れるくらいの幅に拡幅をしていくと、そんなことも今検討中であります。それが一番手っ取り早い方法ではないかと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 渡邊議員。 ◎5番(渡邊 誠) わかりました。  この赤道を生かす方法、さらに具現化に向けて御検討いただきたいと思いますけれども、私からも1つ提案がございまして、この地区の排水は、土地改良区の施設なんですけれども、諏訪橋下揚水機場を使って排水をしているわけなんですけれども、この機能が十分に発揮されていないという現状がございます。あそこに内水がたまったものを庄司堀に排出するわけですけれども、逆に、揚排水機なものですから、揚水のところから、幾ら排水しても逆流してきているというような現状がございまして、この揚排水機場を正常に機能させることによって、この地区の排水といいますか、冠水の度合いも大きく変わってくるのではないかなと思っておりますので、その点、ひとつ、土地改良区と御協議いただいて対策を検討いただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎議長(柄目孝治) 市長。 ◎市長(大友喜助) 通行どめがちょうどこの橋のところから平貫方面ずっと通行どめになったわけでありますが、現場、私も行って見てきました。地元の区長といろいろ話をしていて、確かに渡邊議員がおっしゃることも話されておりました。庄司堀が増水すると逆流してしまうということで、排水もできなくなるというのが、仕組みとしてそういうことなんですね。ですが、一方で、やはりポンプ排水が十分にできていない状況にあるということも伺っておりましたので、それについては土地改良区との話で何らかの対策を講じていけるようにしていきたいと考えております。 ◎議長(柄目孝治) 渡邊議員。 ◎5番(渡邊 誠) この施設、そのようになかなか十分に能力を発揮できていないという点と、もう一つ、操作上にも、操作する仕掛けが使い勝手が悪いような状況にもあるようですので、そんなことも含めて、そのあり方についてぜひ御検討をお願いしたいと思います。  続きまして、3つ目の西小坂西迎地区、市道4043号堤線の冠水により孤立いたしております。これまでの調査の結果と今後の計画について、この件についてもお願いします。 ◎議長(柄目孝治) 市長。 ◎市長(大友喜助) お答えいたします。  大変、西迎地区については頭が痛いところであります。状況としては、市道4043号堤線の冠水でありますが、当地区の排水につきましては、神次郎の東神からの排水路を流下して新堀樋管から阿武隈川に流れておるわけであります。台風や大雨に伴う洪水時には、阿武隈川の増水により水位が上昇し排水が不可能となり、地区内の冠水対策として新堀排水機場で強制排水を行っておりますが、市道堤線約230メートル区間が冠水し通行どめになり、西迎地区の家屋5戸が孤立するということであります。  対策としては、ポンプによる強制排水が有効でありますが、地区全体の強制排水となりますと相当大きな能力のポンプ設備が必要となりますため、なかなか簡単に進めることが難しい状況であります。ほかに何かいい知恵はないかということでありますが、なかなかいい知恵が出てこないと。先ほど言いました避難路は確保できるのかということで図面上でも見てみましたが、なかなかそういう状況にはないということであります。今後とも、地元からの御意見をいただきながら対策を講じてまいりたいと思っております。この西迎の東側にある、先ほど言いました宮窪中里線、ここが拡幅されるということでありまして、ここはまずよくなると思いますけれどもね。もう一つ、やはり西迎地区なんだろうと思っております。  今後とも、しっかりと検討させていただきたいと思います。 ◎議長(柄目孝治) 渡邊議員。 ◎5番(渡邊 誠) 宮窪中里線につきましては、今回、補正の中で整備を、改修をいただくということでありまして、地元でも喜んでおられるものと思っております。全体の排水、やっぱり孤立しないような形になることが理想ではあるわけでありますけれども、その中で、やはり大堀の排水機能をしっかりと整備しておくということが大事なのかなと思っております。それと、市道そのものを以前も盛り土していただきましたが、地盤が弱いものですからまた下がったんです。そんなようなことで、地道にやっていくのが大事なのかなとは思っております。  以前、排水機能の向上のために排水機場に除じん機をつけたらいいんではないと、同僚議員からの御提案もありましたけれども、現状で土地改良区などとのそのようなお話し合いというのはなされてきたのかどうか、お聞かせいただきたいと思います。 ◎議長(柄目孝治) 市長。 ◎市長(大友喜助) 大堀川がなかなか思うように流れない状況にありますので、それの排水機能を高めることが必要だという点と、それから、機場に除じん機をつければ初期の排水がよくなるというお話は聞いております。その後、どう検討していったのかについては、農政課長より答弁させます。 ◎議長(柄目孝治) 八巻農政課長。 ◎農政課長(八巻裕一) 新堀排水機場の除じん機の部分につきましては、地元の排水機場を管理している方からは、除じん機は必要だというようなお話は受けていることは事実です。  このエリアの管轄は柴田土地改良区でありますので、柴田土地改良区とも相談をさせていただいておりますけれども、なかなか事業費がかなりかさむ部分であるとか、今の排水機場のところに除じん機を設置できるスペース等の問題もあるということで、現在、その部分については進んでいないというような状況になっています。 ◎議長(柄目孝治) 渡邊議員。 ◎5番(渡邊 誠) 除じん機については、排水機能を向上させると同時に作業の安全性ということも一方であろうかと思いますので、これについては、引き続き、どこかにというか、検討の中に入れておいていただきたいものだと、そんなふうに思っております。  それと、この地区については、確かに市長が言われるように、対策についてはなかなか難しいところでありますけれども、市道そのもののかさ上げ、もう一度お願いするか、あるいは通常の大堀の管理をしっかりとやっていくといったようなことで、いろいろと地元とひとつ御協議といいますか、話し合いをいただきたいなということで要望したいと思いますけれども、いかがでしょうか、市長。 ◎議長(柄目孝治) 市長。 ◎市長(大友喜助) 堤線ですけれども、平成23年度でしたか、30センチから50センチくらい、20メートルの区間だけでしたけれども、かさ上げをしました。やっぱり沈下があるのかもしれません。今回は、特にそこだけじゃないんですね。全面的にこの路線、一番直線距離が長い、東から西のほうに延びるあの線の大体半分ぐらい以上は冠水しております。ですから、そこのかさ上げということになると、相当かさ上げしないとできないだろうということでありまして、本当にあの周辺の農地の農作業のためのトラクター等の移動ができるようになるのかどうかなども含めて、なかなか道路のかさ上げをするのはいいけれども、その周辺が今度不便になるというようなこともあったり、なかなか難しい問題ではありますけれども、地元とお話し合いを進めてまいりたいと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 渡邊議員。 ◎5番(渡邊 誠) なかなか難しいですけれども、通常の業務の中でその辺の対応をひとつよろしくお願いしたいと思います。  そこで、この3カ所とも、市長の答弁の端々には、急いで、早急にというような言葉が入っておりますけれども、少しペースを上げて取り組んでいただきたいということを再三お願いしたいと思いますけれども、御答弁よろしくお願いします。 ◎議長(柄目孝治) 市長。 ◎市長(大友喜助) 特に私の地元という、そういうことではなくて、孤立する状態が本当に大変な状態だということを考えながら早急に対応を進めてまいります。 ◎議長(柄目孝治) 渡邊議員。 ◎5番(渡邊 誠) よろしくお願いしたいと思います。  それでは、次に(2)番の坂津田千海田地区の冠水対策についてお伺いをいたします。  坂津田千海田地区には、民家4軒、ハウス畜舎4棟、堆肥小屋1棟、イチゴハウス4棟、その他牧草地がございます。このたびの台風第21号では、千海田川が増水したことから、市の手配により水中ポンプ2台、8インチと6インチだったと思いますが、千海田川の強制排水を行っていただきました。しかし、増水に対応し切れず、民家の床下浸水1軒、さらに地区周辺の民家の床下浸水も1軒で、合計2軒でございました。イチゴハウス冠水、これは全滅なようであります。その他、牧草地の冠水の被害をこうむっております。この地区にあっては、大雨の都度にこのようなことが繰り返されている現状がございます。第380回定例会での一般質問で排水機能向上のための千海田川の3面側溝への改修工事の必要性を申し上げましたところ、幾つかの対策をお示しいただいたところでありますが、現時点での市長のお考えをお伺いいたします。 ◎議長(柄目孝治) 市長。 ◎市長(大友喜助) お答えいたします。  千海田地区の排水につきましは、千海田川から上台樋管より阿武隈川に排水されております。今回の台風第21号の大雨によりまして阿武隈川が増水したため上台樋管のゲートが閉まり、10月23日午前3時30分から24日午前2時まで、水中ポンプ2台による強制排水で対応いたしましたが、千海田川が越水したということであります。原因としては、阿武隈川の水位上昇に伴い、上台樋管のゲートを閉じたことにより自然排水ができなくなったということであります。  解決策としては、ポンプによる強制排水で対応するほか、千海田川の堤防高のかさ上げなどが考えられますが、強制排水については、千海田川流域が約232ヘクタールありますので、その排水となると相当強力なポンプが必要になってくるということでございまして、なかなか簡単にはいかないという状況であります。それから、堤防のかさ上げでありますが、千海田地区内の約600メートル区間の両側をかさ上げするということになろうと思っております。詳細な現況の調査等を行いながら今後検討してまいりたいと考えております。 ◎議長(柄目孝治) 渡邊議員。 ◎5番(渡邊 誠) 堤防のかさ上げ、一つの対策案としてある程度有効なのかなということを感じますので、その点についてはなおよろしくお願い申し上げたいと思います。  そこで、私も地元の方といろいろお話し合いをさせていただきまして、そういった中で、一つの提案として、土地改良区が所有しております今回冠水した揚水機場、新坂津田揚水機場というものでありますけれども、そのポンプを使って排水に結びつける方法ができるのではないかといったお話がちょっと出たものですから、その辺について、過去にもそういった土地改良区と相談したこともあったようにも伺いましたけれども、この点について、何かお聞きになっていることがあればひとつお伺いしたいと思います。 ◎議長(柄目孝治) 市長。 ◎市長(大友喜助) いろいろな方法を考えていただいているようですが、新坂津田揚水機場で排水できる、できない、そういう話は私はまだ聞いたことはありません。どこでの話なのか、地元の方の話なんだと思いますけれども。これからすぐ改修にまた入らなければならないと、あそこは2年前と同じように、相当な被害を受けていますので、まずその改修を急ぐということになってくると、やはり揚水のみでの改修ということになるんだろうと思います。やはり、それについてはちょっと確認をさせていただきたいと思います。 ◎議長(柄目孝治) 渡邊議員。 ◎5番(渡邊 誠) 今回の台風第21号、この程度の雨ですと、今回、8インチと6インチの水中ポンプで排水をしていただいたんですけれども、これでは追いつかないということが結果として出ました。新坂津田揚水機場のポンプは500ミリと300ミリの揚水ポンプを利用しておりまして、操作している方のお話ですと、かなりの能力があるということで、それをうまく堤外に排水できる仕組みをつくればかなり効果的なのではないかという話でありまして、その旨、国交省にも、出張所にも行って様子を伺ってみたんですけれども、その運用といいますか、やりとりをうまくできる方法があればそれも可能ではないかと、そんなようなお話を伺ってきましたので、ぜひとも、これの可能性について、ひとつ調査検討をいただきたいと思いますけれども。 ◎議長(柄目孝治) 市長。 ◎市長(大友喜助) 農政の分では聞いておりませんが、土木課で聞いているというお話ですので、課長に答弁させます。 ◎議長(柄目孝治) 日下土木課長。 ◎土木課長(日下茂夫) 命によりお答えします。まず、坂津田の揚水機場は、議員も御存じのとおり、あぶくま川水系角田地区土地改良区の管理物であります。目的が揚水施設であります。議員おっしゃるように、ポンプ2台ありまして、合わせると1トン弱、0.8トンぐらいだったかと思いますが、揚水能力を持っております。それを逆に排水ポンプとして一時使えないかということに関して、地元からは聞いてはいないんですが、考え方として、排水先を阿武隈川に排水するのか、どこに排水するのか、排水先の問題があります。排水樋管を新たにつくるとなると多大な費用が当然かかるわけでありますし、改良区との協議も必要になります。その管理費負担がどうなるのかとか、目的が全然違うものに使っていくわけでありまして、その辺の協議は必要であります。庄司堀川に排水する可能性もあるのかなとは思いますが、坂津田のエリアの水は基本的に庄司堀川には流入しなかったと思いますので、それを考えると、今度は庄司堀川の流域の方々の同意を得ない限り、新たな水を強制排水で送るということは難しいと考えます。考え方は、発想としては大変すばらしいかとは思いますが、協議及び検討事項が多かろうとは思いますので、検討をさせていただきたいと思います。 ◎議長(柄目孝治) 5番渡邊議員の一般質問の途中ですが、ここで休憩をいたします。  午後1時、再開いたします。      午前11時57分  休 憩 ───────────────────────────────────────────────────      午後 1時00分  再 開 ◎議長(柄目孝治) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  5番渡邊 誠議員の一般質問を続けます。5番渡邊 誠議員。 ◎5番(渡邊 誠) 千海田地区の問題につきましては、先ほど、堤防のかさ上げということについて、検討していきたいというお話かと受け取りました。  2つ目に、私から申し上げました新坂津田揚水機場の活用について、先ほど土木課長から、幾つかの課題もあるといったような御説明がございましたけれども、これが仮に可能だとすれば、坂津田中地区はもちろんでありますけれども、千海田地区の冠水がかなり軽減されるという可能性があるのかなと、私なりに見ております。しかも、ハード面での経費はさほどかからないというようにも感じます。ただ、関係機関の理解をどういうふうに得ていくか、この辺が課題なのかなと思っております。したがいまして、なかなかお忙しいでしょうけれども、この可能性について徹底的に調査をいただきたいということでお願いしたいと思いますけれども、市長の御答弁をお願いします。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 有効な方法だということであればその実現可能性を探ってまいりたいと思っております。説明をいただきますと、揚水として阿武隈川から取水をして、万一の場合、排水をする場合に逆流させればいいんではないかという、単純にそういうことになろうかと思いますけれども、そのための技術的なものがどういうことになるのか。阿武隈川に排水するということについては、本当に国土交通省は大変厳しい制限を設けているということもありますし、先ほど来の庄司堀川に入れるとしても、そこが増水していたときに果たしてどうなってくるのか等々、想定できるような問題というのはあるわけでありますが、いろいろな機関に相談をしてまいりたいと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 渡邊議員。 ◎5番(渡邊 誠) 少なくとも、この間の台風第21号では庄司堀川は閉めておりませんで、排水が継続されております。したがいまして、あの程度のものは対応できるのかなとも思っております。ただ、雨の降り方ですよね。堤防を越えるくらいに河川が増水するとか、そういう極端な状況になりますといろいろな対策がなかなか難しくなってくるのかなと思いますけれども、少なくとも、あの台風第21号並みの部分については、もしこれが設置されるならば解消されるのかなと、そんなようなことかと思いますので、ぜひよろしくお願い申し上げたいと思います。  それでは、(1)番の中でも少し申し上げましたけれども、冠水対策につきましては、市長の答弁の中では東根だけではないというお話も聞かれましたし、当然、今回の震災の対策も優先しなければならないというようなことで、その辺の事情は私もよくわかるわけでありますけれども、一方で、これらの地区でお暮らしの皆さんの心情ということを考えますと、予算の絡みもあり、即着工というようなことには、皆が皆そうなるものとはなかなか想定しにくいわけでありますけれども、少なくとも、改善の大まかな計画、あるいは道筋、こういったものについてはなるべく早い段階で地域の皆さんにお示しをしていただくということが大事なのかなと、そのようにも感じます。その点について、先ほどはもうちょっとスピードアップしてくださいと申し上げましたけれども、その辺の部分については、災害対策もありましょうけれども、急いでいただいてもいいのではないかなと思いますが、いかがでしょうか。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 事、災害にかかわる問題でありますから、住民、市民の皆さんの安全・安心を守っていくというのが我々の仕事でありますので、おっしゃるとおりだと思います。早急に道筋を示す青写真、計画を示すことで安心感を持っていただけると思っております、そのとおりだと思っております。こういった災害対策を優先していくという考え方をとるという段階に来ていると思っております。しかし、財政的なこと等を考えていくと、今の道路等の計画をそのまま今の計画どおり進めていくということになると、なかなかこういう災害対策にお金が回らないという、要するに、パイは決まっておりますので、ましてや補助事業にならないということもありますから、単独事業でやらざるを得ないという箇所がいっぱい出てくるわけです。そういう意味では、皆さんの御理解をいただきながら、ことしはここの災害対策を重点的にやるんだということにして、ついてはこちらの道路の舗装を1年待ってください。そういったことも出てくるわけですね。何でもかんでもできるという状況じゃないということを皆さんに御理解いただきながら計画を示していく、そういうことになろうかと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◎議長(柄目孝治) 渡邊議員。 ◎5番(渡邊 誠) よろしくお願いしたいと思います。くどくなりますけれども、地元の方々はいろいろな意味で悶々としているといいますか、そんな心境にあろうかと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  続きまして、(3)番に移りたいと思います。  平貫下地内主要地方道丸森柴田線及び周辺農地の冠水対策についてであります。  その一つ、1)主要地方道丸森柴田線については、隈東地区の幹線道路として、角田市民はもとより多くの方が利用されております。しかしながら、御承知のとおり、大雨のたびに冠水し通行どめとなっております。東根地区でも、再三、大河原土木事務所に主要地方道丸森柴田線の改修工事について陳情を行っているところですが、残念ながら、ここ数年の回答は、「主要地方道丸森柴田線の坂津田地内の工事が完了してから検討します」旨の内容であります。市長におかれましても、県に対し、これまでも平貫地内の主要地方道丸森柴田線の改修工事について要望活動等を行っていただいてきているものと思いますが、現状を憂慮し、なお一層の強力な要望活動を願うものです。市長のお考えをお伺いいたします。
    ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) お答えいたします。  主要地方道丸森柴田線の坂津田地区の改修工事、今、頑張って県で進めていただいているわけであります。5カ年計画の県の道路計画に基づいて進めているということでありますが、なかなか国の補助がつかないということもあって予定どおりに進んでいないと伺っております。目標年度は平成32年度ということでありますが、もう少しかかるだろうと思っております。そういう状況ではありますが、大変重要な路線でありますので、この平貫地区、これからも要望活動を続けてまいりたいと思っております。  今、市で進めている土浮堂前線、間もなく来年度で全線が完成するわけでありますが、そもそもこの土浮堂前線の改良につきましては、学校があるということで、安全施設、歩道ですね、この整備をするということと、それから冠水箇所があるということで、そこも改修するということでありまして、いわゆる県道平貫地区の迂回路としての役割を持たせようということで、私、市長になってからこういう提案をさせていただいて、国の補助金をいただきながら進めてきたということで御理解いただきたいんです。  当面の間は、平成30年度に完成いたします土浮堂前線を迂回路としてしっかり使っていただくと、そういう誘導もしていくということにしてまいりたいと思っております。なかなか、今の田んぼの真ん中を通るあの県道、大分低い位置にあるということでありますから、改修には相当程度の費用、期間がかかっていく、技術的にも困難ではないかと思っております。あとは、後の質問にもありますけれども、やはり排水をしっかりしていくということも重要なことだと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 渡邊議員。 ◎5番(渡邊 誠) なお一層お願いしますと、ここでさらに申し上げておきます。  次に、2)番であります。平貫地区では、あぶくま川水系角田地区土地改良区に平貫の排水機場の除じん作業の安全確保及び排水能力向上の観点から、排水機場に除じん機設置を要望しております。あぶくま川水系角田地区土地改良区では、地元の要望を受けていただきまして、実現に向け御努力をしていただいているものと思っております。  本件に関しまして、市長の前向きな御支援を願うものでありますけれども、市長のお考えをお伺いします。 ◎議長(柄目孝治) 市長。 ◎市長(大友喜助) お答えいたします。  既に情報はお持ちかと思いますが、平貫排水機場の除じん機の設置につきましては、あぶくま川水系角田地区土地改良区が主体として土地改良施設維持管理適正化事業により除じん機を新設するため、宮城県土地改良事業団体連絡連合会に対して加入の申し込みをしているところでありまして、本年の12月7日に平成30年度新規加入施設のヒアリングを受けたと伺っております。市といたしましても、平貫排水機場の適正な管理と農家負担の軽減を図る観点から、土地改良区等排水費補助金交付規則に基づいて対象事業費の10分の3程度を補助金として交付したいと考えております。 ◎議長(柄目孝治) 渡邊議員。 ◎5番(渡邊 誠) よろしくお願いします。なお、欲を申し上げますと、農家負担がさらに軽減されるような御配慮をひとつお願い申し上げたいなと思っております。それは答弁をいただかなくても結構ですが、よろしくお願いします。  続きまして、3)であります。平貫自然排水樋管と平貫排水機場からの堤外堀の管理についてでありますが、ここはここ数年放置されており、雑木、雑草が繁茂した状態であります。大雨時の初期排水に支障を来しております。早急に除伐・除草、しゅんせつも含めてでありますけれども、対策を講じていただきたいと思うことと同時に、今後は毎年除草作業をしていただきたく願うものでありますけれども、その管理責任はどこにあるのか、お伺いをいたします。 ◎議長(柄目孝治) 市長。 ◎市長(大友喜助) お答えいたします。  堤外堀の管理については、国土交通省が管理している堀であります。これは平貫排水機場からの堤外堀だけじゃなくて、先ほどの千海田川の下流域、これも堤外堀があるわけでありますが、いずれも国交省の管理であります。今回はなかなか千海田川の堤外堀へは行ける状況じゃなかったんですが、2年前のときには私行って確認してきましたけれども、相当荒れているんですね。お堀の中に木が生えている状況ですから、排水はやっぱり思うようにいかないんだろうと思っておりまして、これは何度か、そういう要望をしました。阿武隈川下流の流域の自治体の長が集まって国交省東北整備局の方々とお話をする機会がありまして、そこでも、角田市だけじゃなくて、ほかの自治体においても同じ問題を抱えているということであります。近々、阿武隈川・名取川流域の災害防止のための協議会がありまして、そこで私も発言をする機会がありますので、こういった問題についても発言をさせていただきたい、要望していきたいと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 渡邊議員。 ◎5番(渡邊 誠) ここの掃除、除伐・除草、こういったことについて、ことし平貫地区で国土交通省に陳情に伺ったとお聞きしております。具体的に当面の対策について何か確認いただいていることがあればお聞かせいただきたいんですが。 ◎議長(柄目孝治) 市長。 ◎市長(大友喜助) まだ私には直接お答えをいただいておりませんが、土木課にある程度の説明をしているということでありますので、土木課長より答弁させます。 ◎議長(柄目孝治) 日下土木課長。 ◎土木課長(日下茂夫) 私どもで角田出張所の所長とお話し合いをさせてもらったときにお伺いした点について、お話をさせていただきたいと思います。  昨年度で平貫樋管の吐口のところにたまっておった土砂は撤去は一度行ったということであります。それだけではなく、今後、下流側の刈り払い、木とかの除伐、それを進めていきたいと出張所では考えているとだけはお伺いをしておりますが、具体にいつだというところまではまだ確認がとれていない状況であります。 ◎議長(柄目孝治) 渡邊議員。 ◎5番(渡邊 誠) 私も国交省にお伺いしたときには、何らかのことはやらなくてはいけないという、予算の兼ね合いでできるところまで当面やるような口ぶりもございましたけれども、ここの堀の管理いかんによって、平貫の排水もそうですし、滝沢地区もここに排出しているということもございますので、この辺のひとつ管理につきましては、どうぞ国土交通省にも強く要望を引き続きお願いしたいということで要望させていただきます。  以上で、きょうの私の一般質問を終わります。どうもありがとうございました。 ◎議長(柄目孝治) 以上をもちまして、5番渡邊 誠議員の一般質問を終わります。  次に、12番武藤広一議員。 ◎12番(武藤広一) 12番、志政クラブの武藤広一でございます。  早速ですが、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず1つ目ですが、角田市の人口減少問題に伴う各種対策についでであります。  去る12月1日に角田市議会議員研修会が開催され、「角田市の将来人口について」、「少子化に伴う保育施設等の現状と課題について」、「角田市立小中学校の教育課題を共に考えるために」の3つのテーマで研修を受講しました。特に将来人口については、目を疑いたくなるような数字を見て、全国的な流れとはいえ、大変ショックを受けた次第です。  特に将来人口の推計によれば、2015年に3万98人から、25年後の2040年には2万1,165人(国立社会保障・人口問題研究所の推計におけるケース1の推計)まで下降する一途をたどる予想です。単純に計算すると、25年間で約29.7%の人口が減ることになります。地区別に見ると、角田地区が1万792人から8,727人で19.1%減、横倉地区が3,211人から2,018人で37.2%減、小田地区が739人から357人で51.7%減、枝野地区が1,815人から895人で50.7%減、藤尾地区が2,635人から1,395人で47.1%減、東根地区が1,283人から800人で37.6%減、桜地区が3,501人から3,190人で8.9%減、北郷地区が3,735人から2,738人で26.7%減、西根地区が2,387人から1,045人で56.2%減となります。全ての地区で減少しておりますが、特に50%前後減少となるのが小田・枝野・藤尾・西根地区であり、行政区の存続すら危ぶまれる地域も出てきます。どの行政区を見ても、年少人口(0~14歳)と生産年齢人口(15~64歳)が激減し、高齢者人口(65歳以上)も減少しますが、全体における構成比率は増加します。85歳以上1人を支える15歳から64歳は、1995年が32.1人、2015年が9.1人、2020年が6.8人2040年が3.5人となり、生産年齢人口への負担が極端に増加することになります。  以上を踏まえて、角田市第5次長期総合計画(以下「第5次長総」という。)に掲げる3つの重点プロジェクト及び角田市まち・ひと・しごと創生総合戦略(以下「地方版総合戦略」という。)に掲げる4つの基本目標に関連して、次の3点について市長に伺います。  まず1つ目ですが、第5次長総重点プロジェクト1)定住人口3万人の確保のための項目に「移住・定住支援策の推進」とあり、地方版総合戦略基本目標2)の地域資源を活かした移住・定住の推進のための項目に「移住・定住等の推進」とあります。  特に人口減少が著しい小田・枝野・藤尾・西根に対して、減少幅を緩やかにするための具体的な対策について、市長の考えを伺います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 12番武藤広一議員の御質問にお答えいたします。  角田市の人口減少に伴う各種対策についての御質問でございまして、人口の減少の傾向、統計上の推計については、議員のお話のとおりであります。市街地を除く周辺部においては特にその減少率が高いという見通しになっておりまして、都市的な状態の集中している市街地の減少率は一方では低いという状況、これは角田市のみならず、全国的な傾向であるわけであります。  常識的なことをお話ししますが、人口は、転入と転出の差及び出生・死亡の差で増減が決まっていくということであります。したがいまして、人口をふやすためには転入をふやして転出を抑える、出生をふやして死亡を減らす、このための対策が必要であり取り組んでおるわけでありますが、なかなか思うような成果が上らないというのが現実であります。  御質問の人口減少が著しい地区における減少幅の緩和策ということでありますが、いろいろと移住・定住対策、少子化対策、企業誘致による雇用対策、さらに婚活事業等、さまざまな対策を打ってきてはおりますが、特定の地域、特に過疎化が著しく進んでいる地域に対する対策というのがなかなかいいアイデアが出てこないという状況でございまして、これは御質問ではありますが、打つ手が今のところはないということであります。  それは後ろ向きではないかということになろうかと思いますが、やはり現状を直視すると、そして、将来の人口等、あるいはコミュニティーというものを見据えた上で、じゃあ、どうあるべきかということを一方では考えなくてはならないということだと思います。減少していく、過疎になっていく、この地域を何とかしてくれということは、それはそれとして、じゃあ、将来のことを考えれば、地域間の、コミュニティー間の連携、ネットワーク化、あるいは再編ということも考慮しなければならない、そういう時代になってくると思います。そういうふうになってくると、これから先どんなことができるかということもある程度見えてくる場合もあるわけでありますから、今の地域ということにこだわっていくとなかなか打つ手が見つからない、それが現実であろうと考えております。 ◎議長(柄目孝治) 武藤議員。 ◎12番(武藤広一) 御回答ありがとうございます。  確かに市長のおっしゃるとおり、現時点ではなかなか対策が難しいということは私も理解いたします。この後の質問とも関連がありますので、次に入りたいと思います。  第5次長総重点プロジェクト3)戦略的産業振興のための項目に「企業誘致による雇用機会の拡大」とあります。仙台圏などへの一極集中があるように、角田市においても市街地である角田地区や桜地区へ集中している傾向にあります。  例えば西の玄関口を大きく捉えて小田・西根地区とし、東の玄関口も大きく捉えて枝野・藤尾地区とした場合、企業誘致と若者向け住宅等をセットで推進するべきだと思いますが、市長の考えを伺います。 ◎議長(柄目孝治) 市長。 ◎市長(大友喜助) お答えいたします。  議員御指摘の企業誘致と若者向け住宅等をセットで推進すべきという、そういう考え方については大変理想的でありますし、そういったことを期待しているところでありますが、なかなかそれも現実的には難しいという状況であります。居住地域としての優位性といいますか、そういったものがあるということ。それから、企業を誘致する場合のそういう土地がしっかり確保できること等々、いろいろな条件が出てくると思います。人口の確保ということだけから考えれば、セットでいろいろな条件を整備していけば住んでくれるんじゃないかと思いますけれども、なかなかそうはいかないという、それであります。  現状では、企業誘致、積極的に推進しているわけでありますが、角田市に居住して勤務する割合、夜間人口の比率、昼間人口の比率が102.17ということになっておりまして、市外からの通勤者が相当多いという、そういう状況です。市内の誘致企業に勤めている方々の居住先、居住地ということを調べてみますと、優に60%を超える方々が市外からの通勤者だという、それが現実なわけです。ここ平成に入ってから特にそういう傾向が著しくなっておりまして、一つの大きな傾向だなと思っております。  そういうことではありますが、今のところ農村部には余り住宅が建っておりませんが、御承知のとおり、町なかには結構多くの住宅が建つようになっておりまして、あるいはアパートも建っておりまして、そういったところに市内で働く方々が市外から移住をして角田市に居を構えていただく、そういうことにもう少し力を入れてやっていきたいなと思っているわけであります。なかなかそれは、いらっしゃいプランを使って市外から転入してくる方もいらっしゃいますけれども、人口増にはなかなか結びつかない。そういう状況でありますが、今後とも頑張ってまいりたいと思いますし、中心部と周辺部のバランスということについても意を用いてまいりたいと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 武藤議員。 ◎12番(武藤広一) 御回答ありがとうございます。  昨年の3月の第380回定例会において、「角田市の第5次長期総合計画における東西工業振興ゾーンについて」の題で一般質問をいたしましたが、まさに今回の人口減少が著しい大きく捉えた東のゾーンである枝野・藤尾地区、西のゾーンである小田・西根地区をどうするかが、今後、角田市の人口動態を左右する大きなポイントになるのではないかと考えます。  今、市長から、今のところは具体的な対策はなかなか難しいというお話がありましたが、わかる範囲で、企業誘致に関しての何か具体的な構想等があれば教えていただきたいと思います。 ◎議長(柄目孝治) 市長。 ◎市長(大友喜助) 企業誘致がこれからどう進むのかということでありますが、まだ今のところ1カ所、今年中に、10月でしたか、副市長に静岡県まで行っていただいて、その企業、角田市に土地を買ってもいいという企業がありましたので、訪問をしていただきました。いずれこちらのほうに向かっていただけるんだろう思っております。それ以外についてはまだいい情報はありませんが。  ただ、市内の企業でマトロが第二工場をつくったとか、あるいはアルプスの業績がかなりいいということでありまして、今4交代で約1,100人の方々があそこで働いていることだとか、要するに市内の今の地元の企業の規模拡大等が行われていくという状況でありまして、そのことは大変すばらしいことだなと思っております。そのほかにも、例えばG-Bioが工場の造成工事が始まっておりまして、ごらんいただいていると思いますけれども、かなり進んでおります。予定どおり、平成31年夏あたりにはオープンできるんではないかと思っております。あそこはやっぱり工業用地として都市計画上の地域指定をしておりますので、あそこに誘致するのが、誘致といいますか、工場が張りつくのが一番何かと都合がいい場合が多いんですね。特にG-Bioなんかは、鉄塔があるという、電線を使えるという、その電線を使えるということが魅力だったようでありまして、そこの用地を提供してくれる方がいらっしゃれば、あそこも企業誘致の工業用地として整備をしていくということも一つかと思います。  それから、西のほうはクリーンセンターが建ってしまいまして、目的としたところがそういう状態になっておりますので、新たなやっぱり用地を選定していかなくてはならないということが一つあろうかと思います。場所として、やっぱり大河原町に近い、白石市に近いということでの優位性というのはあるんだろうと思いまして、それはちょっと物件を探すということで今指示をしておりますので、何とかしていきたい。  東の入り口についても、土取り工事が行われているということでありますが、いつ終わるのかということもありまして、それは待っていられないだろうと。1ヘクタールぐらいの土地があったはずだから、その辺何とかできないかというようなことでいろいろ調べたり、いわゆる工夫、調査はしておりますけれども、まだ結論が見えないという状況であります。 ◎議長(柄目孝治) 武藤議員。 ◎12番(武藤広一) ありがとうございます。  西、東とも今それぞれ計画中だという話でございますけれども、ちょっとお話がさっきに戻りますけれども、第380回定例会において賑わいの交流拠点の整備構想における東西南北玄関口及び広域連携についてということで、前に質問させていただきましたが、現在、この工事中の東の玄関口に当たる道の駅かくだと西の玄関口に当たる産直広場あぐりっとを関連づけた企業誘致についても計画することも一つの考えだと思いますが、そのあたりについて市長の考えをお聞かせ願います。 ◎議長(柄目孝治) 市長。 ◎市長(大友喜助) 東の玄関口の企業誘致については、先ほど、場所を探しているということです。西については、なかなか今のところいい居場所が見つかってはいないのでありますが、それと、道の駅とあぐりっと直売所との関係、企業誘致とどう結びつけたらいいのかわかりませんけれども、そういう拠点となる、賑わいの拠点となる場所が2カ所あるということでありますから、その辺を拠点、中心にしながら周辺を開発していくということについてはやっぱり理想的な形なんだろうと思っております。何でもかんでもまちの中央部のほうに寄せるということはいかがなものかということでありますが、これはこれとしての大きなメリットがありますので、あの周辺部を考える場合に、その拠点というものを、地域の拠点を重視しながらいろいろな開発を進めていく、そんなふうに考えております。 ◎議長(柄目孝治) 武藤議員。 ◎12番(武藤広一) ぜひとも前向きによろしくお願いしたいと思います。  それでは、3番目の質問に入ります。  移住・定住等を推進するために、角田市が加入している認定NPO法人ふるさと回帰支援センターをフル活用して、角田市での田舎暮らしのよさを知ってもらう機会をふやすべきだと思いますが、現状の活用内容と今後の展望について、市長の考えを伺います。 ◎議長(柄目孝治) 市長。 ◎市長(大友喜助) お答えいたします。  認定NPO法人ふるさと回帰支援センターでありますが、平成14年11月に設立をいたしておるわけであります。田舎暮らし、U・I・Jターン、地域との交流を深めたい方々をサポートするため、全国約850地域と連携して事業を進めているわけであります。宮城県内では、白石市、丸森町、加美町、気仙沼市、登米市、栗原市大崎市、そして角田市、本市につきましては昨年4月に入会しているという状況であります。  現状の活用状況でありますが、角田市の移住・定住関連制度や各種イベントのチラシ等を置いていただいております。また、地域おこし協力隊員の募集依頼等も行っております。宮城県においても、この加盟市町村の移住に向けたPR支援、こういったことを行っていただいております。  今後の展望ということになりますが、当センターの会員自治体が利用できる相談ブースを活用した角田市単独の移住相談会を行っていきたいと思っております。それから、宮城県が年5回程度開催しております、みやぎ移住フェアなどの移住関連イベントにおいても本市職員を出張させて周知PRに努めるなど、積極的な情報発信を行い、角田暮らし移住者の確保に努めてまいりたいと考えております。  特に、都市住民が地方で就農してみたい、農地つきの田舎暮らしをしてみたいといったニーズもあると聞いておりますが、なかなか現実的には地方に移住をするという数がふえてこないということがあるわけであります。特に角田市の状況を見た場合に、そういった方々の受け皿がしっかりしているんだろうかと考えますと、お任せ的なところがあるかもしれませんね。農家、地域にお任せしますというようなことがあるかもしれません。それでは何ともどうしようもない。要するにPRのネタがないわけでありますから、そのPRのネタをつくるということのためには、例えば今農家の空き家があるわけでありますが、そういったところを紹介する。あるいは農家の空き家を通勤農業といいますか、1年間のうち何日間だけそこに泊まって畑を耕してみたり、木こりの真似をしてみたりというような、そういう拠点にしていくのも一つかもしれません。それから、新たにクラインガルテンというふうなものをつくっていく。そういったことをして、「ここに用意してありますから、ぜひ来てください」、そういった形をつくるということが大事だと思っていますので、そんなことも今後これから先、検討してまいりたいと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 武藤議員。 ◎12番(武藤広一) 御回答ありがとうございます。  今定例会の12月6日の市長からの行政報告にもありましたが、行政組織の改編についてということで、現政策企画課の協働交流係については、その所掌事務を整理し、行政区長、地区振興協議会、地域づくり等の協働によるまちづくりの推進を図る市民協働係と移住・定住、都市交流当の推進を図る定住交流係へ分割し、それぞれの所掌事務を重点的に取り組むため、この2係からなるまちづくり交流課といたしますとありました。まさに市が少子高齢化及び人口減少問題に対して危機感を抱きながら真摯に取り組もうとしていることに対しまして大変評価するとともに心から期待したいところであります。  そこで、今、市長からもありました移住・定住に関連しての話でありますが、定住交流係の仕事の内容をもう少し具体的に教えてもらえればと思いますが、よろしくお願いします。 ◎議長(柄目孝治) 市長。 ◎市長(大友喜助) お答えいたします。  後で総務課長より答弁させますが、まちづくり交流課の設置目的、今、武藤議員おっしゃるとおりでありまして、定住交流係において積極的にもっと都市間との交流を図っていこう、そしてまた、移住についてもPRをしていこう、促進していこうという目的であります。  詳細について、総務課長より答弁させます。 ◎議長(柄目孝治) 中畑総務課長。 ◎総務課長(中畑義巳) 命によりお答えをいたします。  次の相澤議員の通告にもありまして、それと関連になりますけれども、御質問の新たにできますまちづくり交流課の中に定住交流係という係が新設されますが、それの事務分掌についてお答えをいたします。  現在、政策企画課の中に協働交流係というものがありますけれども、それを分割して定住交流係を設けます。その分掌事務ですけれども、まず1つは、定住人口対策及び交流人口対策に関すること。それから、空き家の利活用に関すること。地域公共交通対策に関すること。それから、姉妹都市及び友好都市に関すること。それから、国際交流に関すること。国際交流委員会に関すること。宇宙関連事業に関すること。あとは、明日を拓く人材育成基金に関することというような事務分掌になっております。 ◎議長(柄目孝治) 武藤議員。 ◎12番(武藤広一) ありがとうございます。中身は理解いたしました。  特に定住交流係については、角田市への移住を希望する方々の総合的な窓口としてやっていただくものなのかなと思いますが、その辺についてどうでしょうか。 ◎議長(柄目孝治) 市長。 ◎市長(大友喜助) 定住交流係を移住のための総合的な窓口にしてはということでありますが、そういった内容を含んでの係の仕事ということになりますが、今おっしゃりたいことは、恐らくもっと積極的に事務分掌の内容もそういうふうにしたらいいのではないかということだと思いますので、もう少しそういったことがわかるような内容にしてまいりたいと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 武藤議員。 ◎12番(武藤広一) よろしくお願いいたします。  ふるさと回帰支援センターについてちょっと調べてみたんですが、センターでは特にやる気のある市町村を本気で応援する体制が整っているようであります。ここは定住交流係が待っているのではなくて、積極的に都市部に出向いて移住・定住のためのセミナーや相談会等を行うべきだと思いますが、市長の考えをお聞かせ願います。 ◎議長(柄目孝治) 市長。 ◎市長(大友喜助) そうですね。やる気のある市町村を応援するということが一つでしょうし、手をこまねいている市町村を応援するというのもあるかもしれません。都市部に積極的に赴いて移住の話をしてくるとなりますと大変これは厳しいものがありまして、例えば目黒区と友好都市で、目黒区に行って移住のチラシをまいてくるというのはなかなかできることではないんですよね。ふるさと納税にしても目黒区は逆に十数億円税金が入ってこないと、ほかのところに納税しているんだということがありまして、そんなことを考えるとちょっと遠慮しなくてはならないところもあるなと思いますけれどもね。ただ、やっぱり支援センターを通じて全国にPRしていくということをもっとしっかりやっていきたいと思っています。
    ◎議長(柄目孝治) 武藤議員。 ◎12番(武藤広一) ありがとうございます。よろしくお願いします。  移住・定住には、U・I・Jターンと先ほど市長もおっしゃいましたが、言い方もありますが、田舎暮らしイコール農業というイメージもありますが、全国にはいろいろな考えを持った方々がおり、例えばシングルマザーが暮らしやすくするための子育て支援対策の強化や、老後に田舎でのんびり暮らしたいという退職サラリーマンの方々などもおります。ぜひとも、この定住交流係でさまざまな企画を行い、一人でも多くの方々が角田市に移住してもらえるよう、そして、移住して終わりではなくて、移住後のアフターケアも含めて充実していただくことを要望いたしまして、次の質問に入ります。  大きな2番目ですが、中山間農地の早急な利活用についてであります。  昨年12月の第385回定例会においても、「中山間地の積極的な利活用について」と題して一般質問を行いました。ことし2月1日発行のかくだ市議会だより第191号に掲載した概要に、「荒廃した農地を再生して作物をつくりイノシシ対策を心配するより、太陽光発電等の再生可能エネルギーを導入し売電収入の一部を農家に還元してはいかがですか」との質問に対し、市長の回答は、「七ヶ宿町で民間事業者が主体となって太陽光発電設備を設置し、売電収入の一部を畜産や園芸作物の振興支援策に活用する取り組みが始まろうとしています。しかし、農業振興地域内の農用地はこの整備区域に該当しないなどの制約がありますが、地域の大切な農地を最大限活用するための方策を検討していきたいと思います」との回答でした。  現在実施している具体的な対策や現在検討している方策について、市長に伺います。 ◎議長(柄目孝治) 市長。 ◎市長(大友喜助) お答えいたします。  大変難問だなと思っておりますが、基本的に今の農政が向かっているところというのは、農地を最大限活用していこうと、耕作放棄地をできるだけ出さないようにしようというのが考え方でありまして、そのための農政、いろいろなものがあって進められています。農業委員会の制度もあのように変わったということもございましてね。農振地域についてはなかなかほかに転用が難しいというのが現実でありまして、私どもも随分県にいろいろ注文いたしまして、もう少し転用が楽にできないのか、現実的にはイノシシに農地を荒らされて意欲をなくしていますよと。あるいは高齢化して、後継者がいなくて農業がやれませんよと。放棄するしかないですよという、そういうことの現実をどういうふうに、じゃあ、国が捉えて、どんな対策を打つのか、それが見えないわけであります。いろいろ答弁が書いてありますが、私は細かいことは言わないで、そういうことを訴えたいと思っております。  国の制度は、先ほど言いましたように、農政を推進する立場からということで、きのうは、実は東北農政局の局次長を初め幹部の方々と大河原合庁の中で仙南2市7町の首長が懇談する機会がありました。いろいろそれぞれの自治体で行政に関しての課題を持っているわけでありまして、こういう制度設計ではなかなか適用できる事業がないですよという話が随分ありました。イノシシ対策も当然出てきました。私もいろいろなお話をさせていただきましたが、当面は、土地改良事業に関して相当力を注いでいただいていることに感謝を申し上げておりますし、道の駅の直売所についても満額補助をつけていただいたことについても感謝を申し上げました。ところが、今の耕作放棄地をどうするかということに関しては誰も発言がありません。要するに、なかなからちが明かないといいますか、解決の道筋が見えない。国は、積極的に活用できるようにいろいろ制度設計してあるので、使ってくださいよ、利用してください、そういうことだけなんですね。そういう状況でありまして、本当になかなか結論が見えない状況であります。  いずれにしても、農地を荒らさない、後世に伝えていく、保存していくというやり方について、どこまで本当に、特に中山間地においてできるのか、本当に本気になって対策を考えていかないとだめだなということであります。なかなかお答えになっておりませんが、現状については私も苦慮している、そういうことであります。 ◎議長(柄目孝治) 武藤議員。 ◎12番(武藤広一) ありがとうございます。  この中山間地問題につきましては、前段の質問にも関係しますが、中山間地の農地がイノシシなどの被害により農地が荒廃してつくれなくなる。そして、中山間地の若い担い手が逆に平地に移り住み、いずれはお年寄りだけが残される限界集落化される可能性が非常に高くなってくると思います。それを食いとめる政策が喫緊の課題であり、今市長が言いましたように、なかなか簡単には結論が出ないということではございますが、少子高齢化、人口減少問題が顕著にあらわれるのが中山間地だと思います。特に多くの中山間地を抱える西根地区を初め、ほかの地区にとっても死活問題かと理解しております。行政主導で活性化をする方法もありますが、そうではなく、逆に、そこに住む住民に奮起してもらいまして、逆に行政を動かすような仕掛けも必要になってくるのではないかと考えておりますが、そのあたりについて市長のお考えをお聞かせ願えればと思います。 ◎議長(柄目孝治) 市長。 ◎市長(大友喜助) その地域の人たちに頑張っていただくということですが、そのために一体どんな将来を描くのかということが一つあると思います。きのうの懇談のお話をしますと、柴田町長が、柴田町でも集落がなくなるくらい人口が減少しているし、農業の担い手もいないんだと、そういうことでしたが、ある特定の産物に目をつけて、その加工品をつくるようになったと。地域の中で農産物の加工品をつくって、それを販売するということを一つやったならば、それがヒットしたんだそうです。そうしたならば、次から次と新しい農産物の加工品をつくっていって本当に村が元気になった、集落が元気になったという事例を紹介していただきました。  全国を探してみると、そういった事例というのは結構あるんですね。どの地域もそういうふうにできるかどうかは別にしても、やっぱりその地域で生きていくんだという、そういう意思があれば必ずや何か形ができるんだろうと思っておりまして、そういう皆さんを何とか行政が支援して何かできるようなものにしていきたいなと思っています。  そういった意味では、6次産業化の制度をうまく使っていけると思っておりますので、国もこの6次産業化には相当力を入れておりまして補助も結構つけているようでありますので、それに上乗せして角田市としても補助しておりますので、そういう集落営農といいますか、集落をつくっていきたいなと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 武藤議員。 ◎12番(武藤広一) 今、柴田町長のお話で、そういったヒット商品が生まれれば村は変わっていくんだというふうなお話で、6次産業化に向けて、やはりそういった組織を支援するといいますか、その辺はぜひお願いしていきたいと思います。今の市長の考え、大変わかりました。  平成30年4月から組織の改編が行われ、まちづくり交流課の中に市民協働係がつくられます。行政区長、地区振興協議会、地域づくり等の協働によるまちづくりの推進を図る意味から、その地域の特性を生かした協働のまちづくりを進める中で行政と住民がとことん話し合い、アイデアを出し合いながら実践することにより解決の糸口が見つかるものだと信じます。特に中山間地を抱える行政区が存続できる方策を実現していただきますよう要望いたしまして、今回の私の一般質問を終わります。  大変ありがとうございました。 ◎議長(柄目孝治) 以上をもちまして12番武藤広一議員の一般質問を終わります。  次に、6番相澤邦戸議員。      (6番 相澤邦戸議員 発言席) ◎6番(相澤邦戸) 6番相澤邦戸です。通告していましたとおり、次の1点につきまして、質問をいたします。  平成30年から改編される予定であるまちづくり交流課について、角田市議会第391回定例会行政報告の中で、行政組織の改編について市長から説明を聞きましたが、総務部の中に新しくまちづくり交流課を新設し、その傘下に市民協働係と定住交流係を置くとありますが、そのことについてお聞きします。今まさに、前に武藤議員がいろいろお聞きしまして重なる部分があるかと思いますが、よろしくお願いいたします。  (1)「市民協働係」は、現行の今行ってまいりました今までの「協働交流係」と内容的にはどのようなことが変わるのか伺います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 6番相澤邦戸議員の御質問にお答えいたします。  先ほどの武藤議員に説明いたしましたし、過日の行政報告でも御説明いたしましたように、今後、本市を取り巻く環境の厳しさに対応するため、組織のさらなる機動力の強化、スリム化、業務の効率化を図り、限られた行政資源で最大の効果を発揮する組織体制を構築するため、来年度に組織機構の改編を行いますが、その中で、新設予定のまちづくり交流課は、現行の政策企画課にある協働交流係を課に格上げし、市民協働係と定住交流係の2係を設け、それぞれの所掌事務について集中的に取り組むものであります。  この2つの係のうち、御質問の市民協働係ですが、現行の協働交流係が所掌している12の事務事業のうち、次の4つの事務事業を分担いたします。1つは、市民と行政の協働のまちづくりに関すること。2つは、行政区及び地域自治組織に関すること。3つは、地域協力活動推進に関すること。4つは、NPOを含む地域づくり団体等の支援に関すること。この4つの事務事業を分担するものであります。特にこれからの深刻な人口減少等に対応するため、市民力や地域力の向上のための人づくりや地域自治組織の強化などを支援し、協働による持続可能な地域づくりのための施策に重点的に取り組むものであります。 ◎議長(柄目孝治) 相澤議員。 ◎6番(相澤邦戸) 今までと内容的には変わらないといいますか、それをさらに厳しく最大効果を見据えながらということでお話をいただきました。その中に、3つ目がちょっと書き切れなかったんですけれども、市長が言われましたように、自治ですね。地域の自治を強化していくというようなお話をされていましたけれども、今までの私たちの感覚で協働といいますと、どうしても草むしりとか、土砂払いとか、あるいは公園管理とか、そういったものを地域で話し合いながら、少しでも経費をかけないようにしていくということで地区との話し合いが多かったと思っておりますが、それにつきましてはだんだん高齢化していてなかなか大変なことになっているという部分もありまして、新しく市民協働係とかというものができたのかなと思ったところもあります。  地域の住民の皆さんが今までですと、やはり行政に頼ってきて、まちづくりに関しては専門的な知識のある市に全部委ねていて、私らは、市民はそういったことには、行政には関係しなくて、市民として楽しく暮らしていけるだけを考えるというような方向で市民としてはいたような感覚があるんですけれども、今、3つ目だったと思いますが、市長が自治の強化、そして市民力とか人づくりということもその中に加えていくということでしたので、どのようにしたら、大変難しい問題かもしれませんが、そういった力が、市長が言われましたようなことが、実際的に市民がそれを把握することにより、力がつくことによりまして、その協働というものが大きく進んでいくのではないかなと思っているわけですが、自治強化、あるいは市民力、あるいは人づくりということで具体的な案がありましたら、それを進めていく上で具体的な案がありましたら教えていただきたいと思います。 ◎議長(柄目孝治) 市長。 ◎市長(大友喜助) 今、協働とは何か、そしてまた地域の自治とは何か、市民力、地域力をどうやって向上させていくのかと、そういう御質問だったと思います。  そもそもといいますか、協働という言葉については、何度かお話をしてきましたように、行政と地域の自治との関係の中で地域が自治力を高めていくために行政が補完をしていく役割があるんだと、そういうことであります。地域は自立しましょうということなんですね。そのために行政が支援をしていきますという、相互補完の関係にあるということであります。  地域共同体のいわゆる共同ですと、今相澤議員がおっしゃったように、地域の草むしりをしていこう、掃除をしていこう、それは地域がやれることでありまして、それがいわゆる協働だということではないということですよね。そういった地域の活動を通して、地域の自治といいますか、自分たちで地域を何とかしていくという、そういう力をつけていきましょうということだと思うんですね。市民力、地域力というのは、やっぱり地域のことは自分たちでやっていこう。自分たちでできることは自分たちでやっていこうという基本的な考えがあるわけですから、そういったことをやっている地域は本当に地域としての力があると見るわけです。  そこで、角田のまちの中のいわゆる地域の自治というものと、農村部、その周辺部の地域の自治力というのは、私は随分違うなと思っております。各地区の地域振興協議会のいろいろな集まりに行きますと、それぞれの部会、農業部会、安全部会、教育厚生部会、この議会と同じような構成がありまして、それぞれ頑張ってやっていただきまして、そういった地域の活動というのはすっかり定着していて、もっと何かやりたいんだという、わくわくしている状況もあるということをよく聞きます。  先日、桜の地区振興協議会に行きまして、50人以上ですかね、集まっていわゆる部会の報告会がありました。そして、御挨拶を何人かにいただいた中で、報告をいただいた、あるいは役員の方々の挨拶をいただいたときに、こういう話がありました。地域の協働のまちづくり、最初は、十数年前は、やらされ感があってとても面倒な話だなと、暇だれな話だなということだったんですが、今になってみると、みんな集まるのが楽しいと、行事を本当に楽しみにしているんだと、そういう方々が多くなったというお話を聞いて、この協働のまちづくりを進めてきてよかったなと思ったわけであります。これは柄目議長も一緒にいらっしゃったので、同感だったと思いますけれどもね。そのような地域のいわゆる自治力、地域力、市民力というものが時間をかけてつくり上げられてきたということについては、私は本当に皆さんに感謝をしなければならないと思っています。  そんなことでありますので、ほかの地区でもそういう状況があると思います。ただ、角田地区は行政区ごとにいろいろやっていますので、よく見えないところが逆にあるわけです。また違ったものがあろうかと思いますが、みんなで地域を盛り上げていこう、仲よくしていこう、何か新しいものを見つけていこう、そういったことについては皆さん共通しているなと思っておりまして、大分、角田の協働のまちづくりはいい形になってきているなと思っています。これから先はもっと、行政がなかなか限界があって事業ができないというところまで背負っていただくというか、地域の中で仕事をやっていただくということになっていくともっといいなと。その延長上にNPOという組織があったりするわけでございまして、そのように御理解いただきたいと思っています。 ◎議長(柄目孝治) 相澤議員。 ◎6番(相澤邦戸) 市長によい例を出していただきまして、それぞれ地区によって差があるというお話でして、桜の皆さんの報告をしていただきましたけれども、本当に私たちも桜に行くと、議会報告会などもたくさんの人が集まっていただいて、ここは本当にそういったことに興味を持っていただいているんだなと思っているところでありますが、市長も同じようにお考えということです。  まず、それでは、どうしてそれができないか、どうしてそれができたかという部分で、市長は、桜の地区の皆さんはどうしてそういうことができたんだとお考えですか。 ◎議長(柄目孝治) 市長。 ◎市長(大友喜助) 簡単に申し上げることはできないと思いますけれども、一つは、やっぱりリーダーになる方々がしっかり前を向いていると。それから、頼りにされているということが一つありますし、事務的には、自治センターの職員が頑張っているなという感じがいたしております。それから、例えばトラックで野菜を売るというトラック市をやっていますが、あれも何年続いたのでしょうか。最初のころはお客さんがなかなか来なくて大変な思いをしていましたけれども、最近はすっかり顧客がついて、うちの女房なんかも行ったりしていますけれども。そういうつき合いがすっかりできている中で、じゃあ、もっといろいろな種類を、いい農産物を提供しましょうという気持ちが出てきたんだと思いますね。ソバなんかもつくっていまして、ソバづくりももっと広げていきたいというようなこともあるようですし、そういう一人ひとりがやっぱり意欲的にやることによって皆さんに喜んでもらえる、地域が明るくなっていく。防犯活動なんかもそうですよ。本当にあそこ、桜地区は頑張っていますよ。ほかの地区も頑張っていますけれども、まず、一つ、桜地区のことを考えれば、一人ひとりがやっぱり意欲的だということがあるんだろうと思っています。前を向いているということだと思いますね。そんな印象であります。 ◎議長(柄目孝治) 相澤議員。 ◎6番(相澤邦戸) ここに新しく市民協働係というものを新設したと、前からあるんですが、名前がちょっと変わってきた、市民協働係ということになったということは、ここのところにさらに力を入れていこうということで、今までと、協働交流係とは違うものを持ってきたところには大きな意義があると思うわけなんですね。市長が、桜はいい、あそこはいい、だけれどもここはだめだという部分をもっともっといいところに集めていくと、いい地区にしていくという部分で特別な係をつくったのではないかなと私は思っております。  どんなふうにしていったらいいかというのは大変難しいんですけれども、昔、私たちはどうしても行政の方々に頼り切ってしまうということで、先ほどいい例として、リーダーに頼りになる人がいるとかという部分を市長は言われていますけれども、そういった地域でないところも底上げをしていこうというのがこの新しい係の仕事ではないかと思っているわけなんですね。それに対する方策、具体策ですかね、こういったことに難しい、難しいと言っていたのではなかなか新しいまちづくり課をつくった意義がないと思いますので、そこら辺をしっかり考えていただければと思いますが、そういったところで、新たにもう一度、お聞きします。  桜はいいということはわかりましたけれども、じゃあ、よくないところに関しましてはどのような方策をしていくかということ、難しいということで一言で片づけられたのでは発展がないと思うわけなんですね。では、具体的にどういうふうにしたらいいか。リーダー的な人がいるからいい、頼りになる人がいるからいい。じゃあ、いないところはどうしていったらいいかというようなことで、お考えをお聞きしたいと思います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 大変困りましたね。一つの例として桜を挙げただけで、これは西根にも行っている、小田にも行っている、横倉にも行っている、枝野、藤尾、東根、北郷、全部私行って、いろいろ皆さんと懇談しておりますけれどもね。「いや、うちらほうは何もできない」というところはまずないですね。皆さん頑張ってやっていますよ。ただ、町なかはよくわからないということが、申しわけないんですけれども、あるんですね。でも、そんなに課題が多くないからということで取り組んでいないということもあるかもしれないし、それから、いわゆるもともとの住民以外の方々が多くなっているところはなかなか難しいといいますか、協働のまちづくりは難しいという話も聞いております。  では、どうすればいいのかということでありますけれども、私は課題がないところは、それはそれで幸せな地域だと思いますけれどもね。ただ、人のつながりということに関しては、絶対に課題がないとは言えないんですね。やっぱりおつき合いということに関して、何か新しいものをつくるとかなんとかというふうにしなくても、隣近所あるいはその地域の人たちがお互いに見守り合って、励まし合って、元気に生きていくということに関しての取り組み、そういったことは私はあるんだろうと思います。ですから、新年会や、随分多くの行政区にお呼ばれして行きますけれども、新年会をやっているから意欲的だというわけじゃないんですけれども、人の集まりを大事にしているんだと私は思いますね。そういう、一つでもいいから、年間で、敬老の集いもやっていますし、いろいろなことに取り組んでおりますので、それはそれでいいんだろうと。地域の特性、その地域らしさというのがあってしかるべきだろうと思っています。 ◎議長(柄目孝治) 相澤議員。 ◎6番(相澤邦戸) リーダーがいるところはいい、そうでないところはなかなか大変なことだと思っておりますが、私、一つ、私の経験からお話しさせていただきますと、行政の方々が来ていろいろ説明をしてくれるということになりますと、どうしても区長を中心に出席をしなければならない。ほかの人は余りそこに参加しなくてもいいのかなみたいな感じがありまして、行政そのものがやはり少しかたい感じがするのではないかなと思いまして、そこには昔ながらの深い歴史の中から行政の人は偉い方だ、それから、いろいろなことで専門的な知識を持っている、それに従っていればいいんだみたいな、私たち市民がよくないところをあらわしているのかもしれませんけれども。そこのところを打開していってくれない限り、やっぱり市民の皆さんが行政に目を向けるということはないと思うんですね。だから、難しいことをたくさん言って、それに対抗する議論といいますか、意見といいますか、そういうものがないとなかなか行きにくいし、行ったところで、意見を言ったら、ああだった、こうだったとか、皆さんに言われるのは嫌だから何も言わないでおこうとか、そういった部分がなきにしもあらずと思うわけですね。  ですから、そこのところの壁を、やっぱり行政といえども、こんなこともできるし、できないし、市民の皆さんの意見を非常に聞きに来ているんだというようなことで、楽しい会議、楽しい話し合いができるような場をつくっていただくことが私は非常に大切じゃないかなと思っております。議論を高めるのではなくて、お互いに対話をするといいますか、対話をしてやっぱりお互いの意見を言い合って、その片方の意見を認めないということではなくて、お互いが意見を出し合って、それが結局頂点までいくといいものが生み出されたり、新しいものができるようになったりと、そういう過程が対話の中にはあると思うんですね。市で一方的にがっといろいろなことを、こうやっています、ああやっていますと言われても、それは専門知識がない者としては押し黙るしかないわけですよね。ですから、そうではなくて、やっぱり対話のできるような会合、そういったものを、やはり市民がなかなか何も言わないからというのではなくて、どうしたら言ってくれるか。  私は、一つは議論を積み重ねていくのではなくて、やっぱり対話をもってやっていただきたいと思います。対話というところには上下関係もありませんし、やはりそれぞれの自治体、それぞれの行政、それから地区の人たちのそれぞれノウハウとか特技とか、いろいろなものがそれぞれを認め合って、そしていくというところが非常に対話の中で大切な位置を占めているのではないかと思いますし、こちらでできないことはこちらでやってもらうというのは協働の理念の根本的なことでありますけれども、それをさらに高めていくためには、やはりいいものが生み出されるような対話をしていただきたいと思っておりますが、御意見はいただけますか。 ◎議長(柄目孝治) 市長。 ◎市長(大友喜助) 対話ということについてお話をいただきました。対話という形でのお互いの考えのやりとり、そういったことが大事なんだということでありまして、一方的な説明とか議論とかということではなくて、対話にということになってきまして、この3つはそれぞれ違うと、それぞれの役割は違うわけでありますね。一方的な説明だけで終わってしまうということが我々の会議の中でよくあるということでありますが、これはやはり行政のことをよくわかっていただくために細部までそうやってお話をする場合があります。基本的には、そういう知識あるいは情報がなければ議論もならない、対話にもならない。そういうわけでありますから、情報としての御説明の内容、こういったことはしっかり我々は言わないと、説明していかないとだめだということから始まりますよね。そういった情報をもとにして、この地域はどうあったらいいんだろうかと、我々はどうすればいいんだろうかというのは、それはざっくばらんに市民の皆さんの中で話し合いをしていただく、そして、これはいいねと多くの方々に賛同してもらえるような、そういう事業のようなものが出てくればみんなの力になれるということですよね。そういうことでは、そういった意味では、対話形式ということが大変大事だということはよくわかります。  議論ですと、ディベートですから、賛成・反対の議論になっていってけんけんごうごうとしてくるという、そういう、聞いていて楽しい場合もありますけれども、自分は参加できない場合もいっぱいありますからね。ですから、皆さんが参加できる対話形式という形は大変望ましい会議のあり方だろうとは思っております。 ◎議長(柄目孝治) 相澤議員。 ◎6番(相澤邦戸) それでは、市長もそういうふうにお考えをいただきましたので、先ほども武藤議員のときでしたか、地域コミュニティーというお言葉もありましたので、そういったことを深めるためには、まずやはり対話形式で本当に同等なところから入っていって、それぞれを認め合うという、そういう部分から進めていただければなと思いまして要望いたします。  2番目に行きます。  移住定住・都市交流等の推進を図るとされている「定住交流係」はどのような内容であるのか伺います。また、都市交流とはどのような取り組みか、具体的な方策を伺います。 ◎議長(柄目孝治) 市長。 ◎市長(大友喜助) お答えいたします。  定住交流係は、現在の政策企画課の協働交流係の所掌事務のうち、先ほど申し上げた市民協働係が所掌する事務事業を除いた内容になっております。その事務は、定住人口対策及び交流人口対策に関することが1つ。2つ目は、空き家の利活用に関すること。3つ目は、地域公共交通対策に関すること。4つ目は、姉妹都市及び友好都市等に関すること。5つ目は、国際交流に関すること。6つ目は、国際交流委員会に関すること。7つ目は、宇宙関連事業に関すること。8つ目は、明日を拓く人材育成基金に関すること。この8つの事務事業を分担し、移住定住・都市交流等の推進に関する事務事業を重点的に行う係としております。  次に、都市交流とはどのような取り組みかとのことでありますが、姉妹都市との交流あるいは国際交流、姉妹都市は栗山町、石川町、そしてグリーンフィールド市との国際交流、さらに、友好都市である東京都目黒区との交流、銀河連邦に加盟する相模原市等々、角田市含めて7つの市町、こういった交流を通して、文化・教育・経済面など幅広い分野でお互いに交流して理解を深めながら、それぞれの町の魅力と活力を高め、豊かな市民生活の実現に寄与していこうということで進めるものであります。  それから、今生涯学習課で所管している姉妹都市の栗山町と石川町との小中学生の交換交流、これも定住交流係の仕事として移管するということにしております。空き家対策もいろいろやっていくわけでありますが、こういった交流を通して、では何が生まれるのかということになろうかと思います。目黒区との交流、子どもたち同士の交流も大分ある、農家の方々も目黒区の大人の方々と、区民の方々と交流も大分出てきておりまして、そういう交流を通して、最近では目黒区のふるさと納税の返礼品に角田市の農産物を使っていただくということになりまして、今、目黒区のふるさと納税のページに返礼品がラインナップされているという状況でありますので、どんどん使っていただくようになればなと思っておりますし、相模原市との交流も大分進んでおりまして、角田市側から相模原市のイベントのときには露店を出したりということがありますが、大きな情報では、相模原市のある大きな企業の給食用の御飯として提供したいということで、角田市の米を何とか出してもらえないかみたいな話もあります。ただ、これもやはり全農ということじゃなくて、角田産米というラベルがちゃんと入ったものでなくてはだめだと、そういうことが求められておりまして、大変、地域の特徴というものがしっかり見えるものでないとお互いに評価ができないということでありますから、その辺の取り組みもこれから必要になってくるかなと思っております。  大変、災害時の応援活動もあるということでありますし、おつき合いというのは大変大事であります。閉ざされた角田市ということではなくて、世界に広がる角田市、そういったことを目指していくことによってこの地域というものがもっと開かれたものになっていくんではないか、そういったことが交流の大きな目的であり、また目標でもあろうと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 相澤議員。 ◎6番(相澤邦戸) たくさん所掌事務があるということで、書き切れない部分もあるんですけれども、後半の都市交流とかそういったところではわかりましたが、最初の部分の定住人口対策あるいは空き家対策、それから、地域交通、姉妹都市あたりから今お話をお聞きしまして大体わかってきたんですけれども、具体的な案があってこそ、この課を取り上げられたのではないかと思いますので、先ほどの武藤議員のときにもお話しいただきましたが、定住人口に対する対策、空き家対策に対するものとか、何をしようとしてこの係を立ち上げたのかというところで、大まかなところで結構ですが、お話しいただきたいと思います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 特別に新しい事業をやるということは今のところないわけでありますが、これまでやってきた事業をここに集約していくということになります。具体的には、定住人口対策ということについていえば、角田・いらっしゃいプラン、その事務をここでとることになりますし、空き家については空き家バンク、空き家の調査、空き家の紹介等々、ここでになります。それから、地域交通については、デマンドタクシー、それから阿武隈急行に関すること、こういったことになります。それぞれ新しいものはないかということでありますが、これをやるだけでも相当手いっぱいなところがあって、特に阿武急の交通問題に関しては大きな問題になっておりますし、いらっしゃいプランについても、果たして今の、第4期ぐらいなるんですかね、12年ですから、そういう内容で十分なんだろうか。状況を分析しながら新しい策を考えていかなければならないということでありますし、空き家問題はますます大きな問題になっておりますので、そういったところに人材とお金を投入していくということになろうかと思います。 ◎議長(柄目孝治) 相澤議員。 ◎6番(相澤邦戸) さまざまな、これといって新しいものに取り組んでいくということではないけれども、それをこれまでどおり継続してやっていくというお話でありましたので、やはり、そういった係をつくったということ、それに関しましてさらに深く突き詰めていっていただきたいなと思っております。  それから、あと1点だけですが、都市交流というのは、姉妹都市、友好都市、そういった銀河連邦、そういうところだけではなくて、新しくそういった都市交流を深めていこうとするのか。あるいは観光について、特にその中で取り組んでいきたいというようなところはあるんでしょうか。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 都市交流については、今、銀河連邦に加盟したことによって、一気にお友達がふえた、親戚がふえたということでありまして、これ以上、友好都市、姉妹都市をふやすというのは限界だろうと思っておりますが、いろいろな形で、ここに限らず、都市農村交流を進めていくことができればそれはそれでいいだろうと思います。  それから、観光等の関係については、まちづくり交流課の中で、直接、観光、物産の事業は扱わないわけでありますが、関連するイベント、観光イベントが関連していきますので、一緒にやっていくということになろうと思います。交流係だからというので、観光まで入れるわけにはなかなかいかない。観光物産の事業はこれからますます大きな事業になっていきますから、それはそれで独立させているということでありますので。市役所全体がやっぱり一つになって、角田市を盛り上げるために、人口問題とか交流とか、そういったものが推進できるように一体になって進めていきたいと考えております。 ◎議長(柄目孝治) 相澤議員。 ◎6番(相澤邦戸) 新たにはそういったことはないということでありますので、深くそれを掘り下げていっていただきたいと思います。それから、先ほど、都市交流としては文化・経済とかいろいろな面でということで、お呼びするのに当たり、いろいろな観光というところも入ってくるのではないかなと思いまして、都市交流の中での観光、こういったところがあるというようなことで交流の一つとして入れているのかなとお聞きしましたけれども、それは別のところだということで、それはわかりましたが、まちづくり交流課というものを新しくつくったという部分で、私は非常に期待をしながら見ているわけなんですけれども、そこのところで、これからやっていただく部分ですので、要望としてしか言いようがないわけなんですけれども、文化的に、そしていろいろな交流をする上で角田市の観光も深めていってほしいということがありまして、それから、先ほどの係の一つの名前でありますが、定住交流ということですので、先ほど姉妹都市などに定住してくださいというのは難しいということを言われておりましたけれども、そういうことではなくて、やっぱり幾らでも、定住をして交流を深めていきたい。都市交流と定住交流とを一つにしまして、そういうことはできないということではなくて、どんどん、本当にもしかしたら昔血がつながっていた都市、私たちの姉妹都市ですので、そういったことを遠慮なさらずに、どうぞ定住交流、そういったところでも深めていってほしいと思いまして、このまちづくり交流課に対しまして大きな期待を持たせていただきますので、今後ともよろしくお願いいたします。  どうもありがとうございました。 ◎議長(柄目孝治) 以上をもちまして6番相澤邦戸議員の一般質問を終わります。  ここで休憩をいたします。  2時50分、再開いたします。      午後2時32分  休 憩 ───────────────────────────────────────────────────      午後2時50分  再 開 ◎議長(柄目孝治) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  一般質問を続けます。  次に、14番堀田孝一議員。      (14番 堀田孝一議員 発言席) ◎14番(堀田孝一) 本日最後の質問者であります。よろしくお願いします。  14番、志政クラブの堀田孝一でございます。角田市議会第391回定例会に当たり、さきに通告しております一般質問を行います。よろしくお願いを申し上げます。  今回、1点であります。高齢者の肺炎球菌感染症の予防接種についてであります。  厚生労働省の調査によると、肺炎による死亡率は年齢を重ねるごとにふえ、60代においては死亡原因の第5位を占め、それが70代になると第4位、90代では第2位となり、この事実は年齢と相関しており、90代に至ってはがんよりも死因として多くなっております。  肺炎は、悪化すると死に至る危険な病ですが、自身で抵抗力を上げ、なおかつ肺炎が流行している場所へ不用意に近づかないことで発症する可能性を下げることができます。しかし、抵抗力の問題は高齢者にとっては難しく、それに加え、高齢者は特養や老人ホーム、病院といったコミュニティーに入っていることが多く、肺炎の集団感染になりやすいというケースも多く考えられます。これらの結果、高齢者の肺炎が多くなり、それが死亡率の高さにつながっています。  高齢者で肺炎にかかった人の半数は、その原因が肺炎球菌であり、肺炎球菌ワクチンの予防接種の有効性が見直され、厚生労働省は、平成26年10月1日より、65歳以上の方を対象に定期予防接種としております。定期予防接種が始まった肺炎球菌ワクチンの推定接種率は、平成28年3月末で定期予防接種前の2倍以上の接種率となっており、また、東日本大震災での避難時接種が進んだ岩手、宮城、福島の3県はいずれも接種率が高かったと言われております。しかし、自治体によって対象者への通知の有無や公費助成額が異なり、低接種率であると言われております。
     そこで、次の質問をさせていただきます。  まず、1点目が、定期対象者及び任意対象者の接種率はどのようになっているのか、平成26年10月から平成29年現在までの年度ごとの状況について伺います。よろしくお願いします。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 14番堀田孝一議員の御質問にお答えいたします。  最初に、定期接種対象者の接種率についてお話ししますが、平成26年度が11.8%、平成27年度が9.1%、平成28年度が8.8%、平成29年度が12月7日現在で4.0%となっております。それから、任意接種対象者の接種率についてでありますが、平成26年度が2.8%、平成27年度が1.6%、平成28年度が2.2%、平成29年度が12月7日現在で0.7%となっております。 ◎議長(柄目孝治) 堀田議員。 ◎14番(堀田孝一) ありがとうございます。  平成26年の定期接種開始から接種率が、都道府県別なんですけれども、多いところであると50%近くの接種率にふえたということで、そういう報道もあるんですけれども、今のお話を聞きますと、本市の場合は定期で10%前後、ことしは、途中でありますが4%と、それと任意が2%前後という数字でありますけれども、非常に少ない接種率だなと思うんですけれども、これについてどのように感じているか、市長の考え等をお願いいたします。 ◎議長(柄目孝治) 市長。 ◎市長(大友喜助) 接種率が低いのではないかという御指摘であります。周辺の仙南地域の中での比較ということになってきますと、柴田町、大河原町あたりは高いということでありますが、丸森町、白石市、角田市においては比較的低いような、そういう数字が出ているわけであります。肺炎球菌のワクチンの有効性が確かめられて予防接種の対象になったということでありまして、平成21年度から角田市はスタートしていたと思います。そのときに定期接種だけじゃなくて、その年齢、65歳と70歳、5歳刻み、その定期接種以外の中間でも任意にできるようにということで任意接種も角田市は行ってきたわけでございまして、ほかの地域ではやっていないことをこの当時始めて接種率を高めようとしたんですが、なかなか高まっていかなかったと、そういうことだと認識しております。  なぜそうなのかという分析はいろいろあろうかと思いますけれども、後の質問にもございますので、やはりしっかり分析をする必要はあるとは思っています。あとは、インフルエンザの予防接種については、これは遜色なく接種率は高いほうであります、約50%近くまでいっていますので。そういったことを考えると、対象者の方々がどういう判断をしているのかなというのが一つあります。少し調査をしてみたいなと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 堀田議員。 ◎14番(堀田孝一) ありがとうございます。  確かに、接種率ですけれども、私も仙南地区を調べさせていただきましたけれども、市町村の中でも高いところ、申しわけないけれども、10%前後のところ、いろいろこれはございます。その中でも、定期接種あるいは任意接種ということで、定期のところはいろいろな手法を使って御案内をしたり、この後、質問させていただきますけれども、あるいは補助金額が角田市と違ったりと。別に補助金額が高いとか低いとかというのはまた別にしておいて、やっぱりそういうものも影響しているのかなというのは、仙南地区の市町村のところを見せていただいておる次第であります。  その中で、定期と任意ということで4年間、平成26年10月からことしの12月7日までのデータでありますけれども、例えば定期の場合ですと65歳から5歳刻みの100歳まで。それと、任意は65歳以上の要するに今まで接種をしなかった方。ということは、対象としては同じなんですけれども、なぜこれだけの、定期が10%で任意が2%前後の接種率なのかなとすごく疑問があるんですけれども、この中身がわかればお願いしたいと思います。 ◎議長(柄目孝治) 市長。 ◎市長(大友喜助) 任意の接種率が低いということでありますけれども、いつでもこれは接種ができるんだというような認識が一つあるんだろうと思います。やっぱり定期ですと65歳、これを逃したならば、あとは補助がないんだとなりますが、角田市の場合は任意接種も入れておりますので、いつでもオーケーなんだという認識でいらっしゃる方も多いのかなとは思います。先ほど、公費負担が大きいからではないかとか、あるいは個別に周知をしていないからではないかと、そういうこともありますが、その辺の意識調査まではしたことがないわけでありますが、表から見れば、確かに周知の方法あるいは公費負担の多い、少ない、そういうことが一つ要因として考えられるとは思います。 ◎議長(柄目孝治) 堀田議員。 ◎14番(堀田孝一) 今、市長の答弁の中で、定期と任意のところでの差なんですけれども、いつでもできるということですけれども、今現在の本市のやっているのは65歳から、御案内としては、65歳、5歳刻みの定期という御案内と、それと任意は65歳。ただ、内容的には金額的にも同じだし、ただ違ってくるのは、接種できる病院が市内に限定されるか、あるいは指定病院ということで枠が広くなるかという違いだけだと思うんですけれども、その中で9%、2%という差が出てくるというのは、何かまた別の方法をやっていらっしゃるのか、その辺をお聞きしたい。 ◎議長(柄目孝治) 市長。 ◎市長(大友喜助) 任意接種の対象者、要するに定期接種の中間ですから、人数が多いわけですよね。多いというか、対象者としてはね。ただ、定期接種を受けてしまった人は、あと受けないでしょうから、受けない人がどのぐらいいるかということになってくると、任意接種が多分多くなってくるんだと思うんですね、対象者としてはね。そこの中の接種者ということになってくるとパーセンテージは落ちるだろうとは思いますけれどもね。ちょっと詳細、私わかりかねますので、健康推進課長から答弁させます。 ◎議長(柄目孝治) 赤坂健康推進課長。 ◎健康推進課長(赤坂 誠) 命によりお答えいたします。  定期接種に関しましては、先ほど議員も述べられているように、65歳から5歳刻みで、65歳、70歳というような感じで5歳刻みでやっている現在の接種であります。それから、任意接種につきましては、65歳と70歳の間、それから70歳と75歳の間、中間の人たちの5歳刻みのところで受けなかった方を対象にした接種ということになります。この接種につきましては、そのうち、1回でも受けていれば対象外となるという形のシステムになってございます。基本的に、65歳とかのときに受けなかった方というのは、やっぱり意識も低いのかなということも考えられますし、その辺もありまして、その中間の方はいつでも受けられるといいますか、そういう感じもあるので、ちょっと低いのかなというような感じで思っております。 ◎議長(柄目孝治) 堀田議員。 ◎14番(堀田孝一) ありがとうございました。  理解をいたしました。要するに65歳あるいは70歳、その5年ごとの中で受けなかった人が、任意ということでその間の年に受けると。したがって、こういう言い方はおかしいけれども、そのときに受けないということは、それに対して、その認識といいますか、接種するということが薄いと。その方たちが実際によるとその定期以外のとことろで、人数は多分多いと思うんですけれども、接種率としては低くなっているという御回答だと思うんですけれども、それでよろしいでしょうか。 ◎議長(柄目孝治) 市長。 ◎市長(大友喜助) ちょっと私も今計算してみると、要するに、定期接種が例えば平成26年11.8%、任意接種が2.8%ということでありますけれども、任意接種2.8%、掛ける、4倍としてみると、4年分です。4年分を見た場合に、10%ぐらいになるんですよね。そうすると、定期接種と合わせると二十数%になるのかなと思ったり、ちょっと数字があやになっていてよくわらないところがありますけれども。いずれにしても、任意接種4年分で2.8%ということですからね、決して低くはないだろうと捉えていいと思うんですよ。1年当たりにすると4倍と見ていいんじゃないですか。そうなりますかね、よくわからないところはありますけれども。 ◎議長(柄目孝治) 堀田議員。 ◎14番(堀田孝一) それは、1年当たり2.8%だから、4年だから10%ではなくて、おのおのこれは年度ごとの数字ですよね。任意接種で2.8%というのは平成26年。それと平成27年度が1.6%、平成28年度が2.2%、平成29年度の12月7日までは0.7%という数字ですから、それを4年かけて10%のところではないと思うんですけれども。(「それらを全部合わせれば1年分になるわけですよね」の声あり)そういう計算をすればそうなりますけれどもね。わかりました。  では、次の質問をさせていただきます。  それでは、予防接種の公費の助成額を伺います。これは定期接種でお願いします。 ◎議長(柄目孝治) 市長。 ◎市長(大友喜助) お答えします。接種料金8,251円でありますが、そのうち自己負担額は5,100円、公費負担額は3,151円となっております。 ◎議長(柄目孝治) 堀田議員。 ◎14番(堀田孝一) 1回当たりの接種料金が8,251円、このうちの5,100円が本人負担で、3,151円が補助という形になろうかと思うんですけれども、この定期のところで、補助なんですけれども、補助の出どころ、当然、定期なので、どのぐらいの金額がこれに対して国なり、あるいは県のほうから来ているのか、お願いします。 ◎議長(柄目孝治) 市長。 ◎市長(大友喜助) 今、公費負担に対して、国のほうからの補助なり、交付税の措置があるかということだと思いますが、財政課長より答弁させます。 ◎議長(柄目孝治) 牛澤財政課長。 ◎財政課長(牛澤 順) 命によりお答えをいたします。  平成26年度から、65歳からの肺炎球菌予防接種に係る地方交付税措置がございまして、これにつきましては、対象者の低所得者の3割程度ということで基準財政需要額に措置されております。 ◎議長(柄目孝治) 堀田議員。 ◎14番(堀田孝一) そうすると、先ほど言いましたけれども、8,251円に対して3割が補助として来ているということでよろしいんでしょうか。 ◎議長(柄目孝治) 市長。 ◎市長(大友喜助) 今、財政課長申し上げましたが、全体の公費負担分のうちの低所得者分として3割程度を地方交付税で手当てしているということでありまして、ちょっとその内訳についてはわかりません。どれだけの割合が低所得者ということになるのかがちょっとわからないので、具体的な数字は今ちょっと持っていないということでありますが、いずれにしても3割程度の地方交付税が手当てされているということでありますね。低所得者だけでありますけれども、そういうことです。 ◎議長(柄目孝治) 堀田議員。 ◎14番(堀田孝一) それは、今のは定期接種の分ということでよろしいんですよね。 ◎議長(柄目孝治) 市長。 ◎市長(大友喜助) 対象は定期接種だけということですね。その分の低所得者のうちの3割分が交付税措置ということです。 ◎議長(柄目孝治) 堀田議員。 ◎14番(堀田孝一) そうすると、任意接種の3割、差の分の3,151円の公費補助分というのは、当然、任意の方については地方交付税からは来ないと思いますので、そこは当然、市としての財源の持ち出しでそこはカバーしているということでよろしいでしょうか。 ◎議長(柄目孝治) 財政課長。 ◎財政課長(牛澤 順) 地方交付税は、定期接種、65歳、70歳という5歳刻みでのその対象者に対しての算入と、低所得者のということになりますので、受けなかった分も65歳になれば地方交付税の基準財政需要額には入っているという考えになります。ですから、機械的に65歳になった対象者分ということで、5歳刻みの対象者分ということで基準財政需要額に入っています。実際受けた、受けないかは、交付税上はそこは関与していないということになります。 ◎議長(柄目孝治) 堀田議員。 ◎14番(堀田孝一) それは定期の60歳、65歳、70歳の方の対象に対して交付税として3割が来ているという理解でよろしいと思うんですけれども。では、任意接種、65歳以上の任意の方、61歳から69歳、71歳から74歳の方、その方が例えば接種を5,100円で受けたときに、その公費補助分、同じ金額だと思うんですけれども、同じ病院で受ければ3,151円の公費の補助が受けられると思うんですけれども、その交付3,151円というのは、定期じゃありませんから、交付税としては来ませんので、それは市の持ち出しとして出しているんですねという質問で、それでよろしいでしょうか。 ◎議長(柄目孝治) 市長。 ◎市長(大友喜助) 堀田議員のおっしゃるとおりであります。 ◎議長(柄目孝治) 堀田議員。 ◎14番(堀田孝一) ありがとうございます。  続きまして、接種対象者への周知についてどのようにされているのか、伺います。 ◎議長(柄目孝治) 市長。 ◎市長(大友喜助) お答えします。  対象者への周知については、毎年4月の広報かくだ及び市ホームページで対象者の要件、自己負担額等を周知しております。また、毎年4月に全戸配布しておりますけれども、保健事業年間予定表の中に予防接種情報の一部として、高齢者肺炎球菌予防接種についても掲載して周知をしているところであります。 ◎議長(柄目孝治) 堀田議員。 ◎14番(堀田孝一) ありがとうございます。  先ほど、私のほうで仙南地区の中でも定期接種においては個人通知をしているというお話をちょっとさせていただきましたけれども、個人通知については、平成26年度の定期接種のところから考えはなかったのか、個人に対しての通知、定期に対して個人的通知ということは考えはなかったのか伺いたい。 ◎議長(柄目孝治) 市長。 ◎市長(大友喜助) 周知方法についてでありますが、予防接種の中にA類・B類というものがあって、A類についてはしっかりと周知をしていくと、定期接種がほとんどでありますからね。そうなっていますが、高齢者のインフルエンザ、それから、高齢者用の肺炎球菌についてはB類の疾病となっておりまして、B類疾病の予防接種に対しての取り扱いというものが、実は厚生省のほうから来ております。そこを見ますと、B類疾病の定期接種については、予防接種法の趣旨を踏まえ、積極的な接種勧奨にならないように特に留意をしてくださいということであります。したがいまして、肺炎球菌ワクチンについてもインフルエンザの予防接種についても、個別に周知を、通知をするということは、従来からしていないという、角田市が国の通知に従ってやってきているということなんですね。ほかの地域で個別に周知をしている地域があると伺っておりますけれども、それについてはいかがなものなのかということですね。ほかの事業で言えませんけれども、角田市としては、厚労省通知を守っているんだということで御理解をいただきたいと思います。 ◎議長(柄目孝治) 堀田議員。 ◎14番(堀田孝一) ありがとうございます。  その通知の内容についてはわかりました。ただ、先ほど言いましたように、インフルエンザも同じだというお話をされたんですけれども、ただ、やっぱりインフルエンザというのは市民権を得られているといいますか、インフルエンザの接種というのは、市長から冒頭にもありましたけれども、インフルエンザは65歳ですね。これは平成27年度が対象が9,531人に対して接種率が4,616人で48.4%、平成28年度が9,662人の対象に対して4,605人の接種ということで47.6%ということで、インフルエンザのほうはほぼ50%近くの接種率になっていると。ただ、それに加えて、当然、今、非常に肺炎球菌の問題に対して本当に10%、あるいは任意の場合は2%ということで、対象に関して接種率が非常に低いということで、御案内の対象者への周知でありますけれども、先ほどホームページと4月の広報ということで、私が気にかかったのは、広報の12月号にも、たしか後ろのページにあったような気はしたんですけれども、載せていただいてありがたいなと、周知されているんだなということでありがたく思ったんですけれども、やはり周知というのが、例えばホームページ、確かにわかりますけれども、65歳以上の方を対象にホームページでやっても、家族の方が見れば当然ホームページも見ますけれども、じゃあ65歳の方がホームページで御案内されてもどうかなという部分は、一つとして私としては感じる。やっぱり書面での御案内というのが一番、対象者に対しては効果としてはあるのかなという感じはしてございます。ただ、市民の方にやっぱりある程度、当事者意識を持ってもらうことが非常にやっぱり大事になってくるのかなという感じはいたしております。  では、続いての質問に移ります。  4番目になります。本市は、定期接種、任意接種とも同額の補助を行っておりますけれども、平成30年度で定期接種経過処置(平成26年10月から平成30年までの65歳以上5歳刻み5年間)は終了し、平成31年度より毎年65歳の対象となりますが、定期接種を逃した66歳以上の方への対応はどのように考えているのか、お伺いいたします。よろしくお願いします。 ◎議長(柄目孝治) 市長。 ◎市長(大友喜助) お答えいたします。  予防接種法に定められている接種対象者は65歳でありまして、70歳以上の5歳刻みの年齢の方は、現在、特例として対象になっているということであります。例えば平成26年度に66歳の方は、平成30年度に定期接種の対象者となりますが、定期接種の年齢でなくても任意接種で同額の公費助成を行っておりますので、平成26年度に66歳の方は平成30年度を待たずに任意接種で接種することができると、角田市の状況はこういうことであります。  御質問のありました平成31年度以降の対象者につきましては、定期接種は65歳のみとなりますが、本市で実施している66歳以上の任意接種の継続の有無については今後の検討課題としてまいりたいと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 堀田議員。 ◎14番(堀田孝一) ありがとうございます。  平成31年度から、毎年、65歳の方々が対象ということで、それ以降のそこを65歳以上の方で逃したというとあれですけれども、接種をされなかったと。それに対しては今後の検討課題であるということなんですけれども、ぜひそこは任意接種ということで、その対象者も含めて残してもらえればありがたいなという思いでありますけれども、市長の考えを伺います。 ◎議長(柄目孝治) 市長。 ◎市長(大友喜助) 角田市は自己負担の額は多いわけでありますが、平成21年度から率先して任意接種を導入してきたという経緯もありますので、今後の対応についてもそのようにさせていただきたいと思いますが、いつまでも際限なくということにはなかなかいかないだろうと思っております。まず、やはり65歳で接種していただく方をふやす努力をする必要があるだろうと思っております。個別通知はできないとしても、もっとわかりやすくする方法はあると思います。ちょっと、私、この件について担当課長と打ち合わせしたときは、65歳で介護保険証を皆さんいただくわけであります。高齢になればどういう制度があるのか、福祉の制度があるのか、医療制度があるのか、そういったことを一覧表にしてまとめたものを、やはりわかりやすく周知すべきだろうというふうな話をしておりました。そうしたならば、既にそういったこともやっていますよということなので、もっとわかりやすくというふうな話になるわけであります。  こういったものは、結構、口コミで高齢者の間に広がっていまして、「補助があるんだから、受けっぺや」というふうな話にやっぱりなるんですよね。堀田議員はまだ受けていないですよね。私は受けているんですが、やっぱり医者に行くと、65歳以上になると勧められんです。インフルエンザもやったほうがいいですよ、肺炎球菌もやったほうがいいですよ。それも肺炎球菌もワクチンが2種類あって、5,000円の負担でできるものと1万円負担しなければならないものと、有効なものはどちらかというと、高いほうが有効なので、私、市長をやっている間にそういったことになるわけにはいかないので、高いほうの肺炎球菌のワクチンを接種しましたけれどもね。インフルエンザも接種している。いろいろなものを、やっぱり自分の体を考えたときに、お金のことも考えなければなりませんが、自分の体のことを考えたならばやはり積極的に接種をすると、皆さんにも声がけをしていかなければと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 堀田議員。 ◎14番(堀田孝一) 確かに、私もその考えには賛成であります。やっぱり自分の体は自分で、これは当たり前のことだとは認識しているものであります。  ただ、先ほども言いましたけれども、どうしても市の広報の中で、今2つの方法で、それとホームページということなんですけれども、やっぱりどうしても見逃しをしてしまいます。というのは、これは一つの例でありますけれども、ことしの平成29年2月から、申告の相談ということで、実は市民センターに集約ということで行われたと思うんですけれども。ただ、その中にあって、実は私も広報、紙の媒体としては実は4枚見ている。広報かくだなり、自治センター便りなり、個人別の一個一個の御案内なりということで、実は4枚見ているんですけれども。ただ、4枚、私は見ているんですけれども、実は議会報告会の中で、「何だ、何で変えるんだ、俺は知らなかった」と、そんな声も聞こえまして、実際にその当日、そのセンターに列をつくったと、あるいはそのセンターに朝から何人か来たというような、やっぱり実態としてありますので、やっぱりPRという部分については事細かにお願いしたいなということであります。  では、最後になりますけれども、5番であります。  平成31年度から定期接種補助金額について、正式に65歳、その年齢だけということで定期接種にはなりますけれども、そのときに補助額に変更が出てくるのかどうか、お伺いをいたしたいと思います。 ◎議長(柄目孝治) 市長。 ◎市長(大友喜助) お答えいたします。  この辺が質問の一番要点なのかなと思いますが、今のところは公費負担の変更については考えておりません。ただ、これについては、要するに福祉制度、こういう保険制度、全体的な見直しをしていかなければならないと思っています。つまり、個人負担を軽減していくとすれば、公費負担が多くなるわけでありますが、そのための財源をどこに求めるかということが最終的に課題になるわけであります。何度も言いますけれども、財政のパイというのは決まっているわけで、どこからも入ってこない、多く入ってこないという状況の中で、そうしたならば、高齢者福祉、医療等に関して一つのパイがあるわけですから、その中でやりくりをするということをやっていかなければならないというのが現実的な課題の解決の方法だろうと思っております。  そのためには、堀田議員おっしゃるように、事前に十分周知しないでいきなりやるということは、これはできませんから、やっぱり1年とかをかけて御理解をいただきながら、ほかの制度の予算を削ってこちらに回す、回すことが果たして有効なのかどうかということを検証しながらもやっていく、そういったことが必要だろうと考えております。少し検討の時間をいただきたいと思います。 ◎議長(柄目孝治) 堀田議員。 ◎14番(堀田孝一) わかりました、そこは。よろしくお願いしたいと思います。  最後になりますけれども、何回も言っていますけれども、特に肺炎は日本人の死因の中で悪性新生物、がんですね。それと心疾患に次いで3位と、本当に肺炎というのはちょっと別な世界の病気かなと思っていましたけれども、ここに来て死因の第3位ということを占めている。まして、95%の方は65歳以上であるというデータもございますので、ぜひ、PRも含めて、今後のワクチン接種に向けて御努力をお願いできればなと思います。  以上で私の質疑は終わります。ありがとうございます。 ◎議長(柄目孝治) 以上をもちまして14番堀田孝一議員の一般質問を終わります。 ───────────────────────────────────────────────────      延 会
    ◎議長(柄目孝治) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ◎議長(柄目孝治) 異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  明22日は、午前10時から本会議を開き、本日に引き続き一般質問を行います。  大変御苦労さまでした。      午後3時27分  延 会 ───────────────────────────────────────────────────  地方自治法第123条第2項の規定に基づきここに署名する。                           角田市議会議長  柄 目 孝 治                           署 名 議 員  湯 村   勇                           署 名 議 員  黒 須   貫 Copyright © Kakuda City Assembly Minutes, All Rights Reserved. ページの先頭へ...