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  1. 角田市議会 2016-03-15
    平成28年第381回定例会(第5号) 本文 2016-03-15


    取得元: 角田市議会公式サイト
    最終取得日: 2020-05-26
    最初のヒットへ(全 0 ヒット)      午前10時00分  開 議 ◎議長(柄目孝治) 皆さん、おはようございます。  これより本日の会議を開きます。  ただいまの出席議員は全員であります。  本日の説明員の出席者は、お手元に配付の議席及び説明員一覧表のとおりであります。  本日の日程は、お手元に配付の議事日程第5号のとおりであります。 ───────────────────────────────────────────────────      会議録署名議員の指名 ◎議長(柄目孝治) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員に8番小湊 毅議員、9番星 守夫議員を指名いたします。 ───────────────────────────────────────────────────      一般質問 ◎議長(柄目孝治) 日程第2、昨日に引き続き一般質問を行います。  順次質問を許しますが、質問並びに答弁とも簡潔に願います。  なお、質問は一問一答とし、質問者の持ち時間は当局の答弁時間を含めないで30分以内となっておりますので、時間を厳守願います。  最初に、3番八島定雄議員。      (3番 八島定雄議員 発言席) ◎3番(八島定雄) 皆さん、おはようございます。3番、日本共産党角田市議団の八島定雄です。通告に従いまして一般質問をいたしますので、よろしくお願いします。  まず、1番目でございますけれども、マイナンバー(個人番号)制度の問題についてでございます。日本に住民票を持つ全てに12桁の番号をつけ、国が個人情報を管理するマイナンバー制度が1月に本格的に始まってから2カ月が過ぎました。番号が通知されていない人が依然として多数残されているなど、問題は山積みしたままなのに、個人の任意である個人番号カードの宣伝普及にばかり力を入れています。多くの市民の不安や疑問などを置き去りにして、カードの普及や利用拡大を進めることは、市民のプライバシーを危険にさらすものでしかありません。そこで、市長に次の6点について質問いたします。  (1)ですが、昨年10月から番号通知の郵送作業が開始されておりますが、全国で約300万人が番号の通知書(通知カード)を受け取れていないと聞きますが、角田市において現在どれぐらいの数の通知カードが市に戻ってきていて、全体の何割を占めているのか伺います。また、その原因をどのように把握しておられるか、さらに通知カードの未通知問題解決への対応策をどのように考えているのか伺いたいと思います。
    ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) おはようございます。3番八島定雄議員の御質問にお答えいたします。  初めに、通知カードの当市の発送通数でございますが、1万1,476通でございまして、返戻状況につきましては、先週の11日現在で市民課で保管している通知カードは175件となっておりますので、返戻割合は約1.5%となります。その内訳ですが、配達時不在件数は115件、宛所不明件数は59件、受け取り拒否件数は1件となっております。  次に、原因の把握についてでありますが、通知カードは重要な個人情報であるため、簡易書留郵便かつ転送不要の扱いで世帯ごとに配達されました。そのため、配達時に不在の場合は不在票を入れ、郵便局で一時とめ置き、その間に受け取らず、とめ置き期間を経過したものについて市民課へ返戻されております。  なお、転送不要の取り扱いであることから、事情により住民票の住所と異なるところに居住している方は、事前に送付先の変更届け出をされた方を除き、宛所不明となり市民課に返戻されました。また、その時点において居住実態のない方についても同様であります。  次に、未通知問題解決への対応策ですが、通知カードを受け取っていない方への周知について、広報かくだ2月号及び3月号の中で、通知カードを受け取っていない方は市民課への問い合わせをお願いしております。あわせて、現在市民課で保管しております通知カードの全世帯に対し、通知カードの受取案内文書を発送しております。  なお、通知カードを受け取っていない方の中には、当面行政機関等での申請手続がないことから、そのままにされている方もおられると考えられます。通知カードは重要な個人情報でありますので、住民の方に確実に届くよう、鋭意努めてまいりたいと考えております。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) ありがとうございます。  何点か再質疑させていただきますけれども、昨年8月24日から9月25日まで、やむを得ない理由により住民票の住所地で通知のカードを受け取れない方は、居どころに送付することも可能だということをお知らせしているわけですね。その居どころ情報の登録を呼びかけているわけです、全国に宛ててですね。角田市は具体的にこれについて、どのように認識して対応されてきたのか伺います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) この先の詳細事項につきましては、市民課長より答弁させます。 ◎議長(柄目孝治) 男澤市民課長。 ◎市民課長(男澤豊悦) 命により八島議員の再質問に答弁させていただきたいと思います。  八島議員が先ほどおっしゃいましたとおり、昨年の8月24日から9月25日まで1カ月間にわたりまして、居所情報登録ということで、登録の期間を設けたわけでございます。その対象になる方については、4点ほどありますけれども、まず一つは東日本大震災により被災をされ、やむなく住所地と違うところに居住されている方。2つ目は、DV被害等によりやむなく住所地と違うところに居住されている方。3点目といたしまして、これが一番多いのですけれども、住民票はそのままにして、長期間病院とか施設に入所されている方です。4点目は、1から3以外の方で特別やむを得ない理由により住所地において通知カードを受けることができない方です。角田市につきましては、最終的に29件の申請がございました。  その内容でございますが、一番多いのは3点目の部分でお話を申し上げましたけれども、病院に入院されているとか、あるいはサービスつき高齢者住宅に入所されている方ということで、住所地と違うところに一時的に入院なり入所された方という状況でございます。ですから、事前に登録をされた方については、住民票の住所ではなくて、今いらっしゃいる居所のところに通知カードが発送される仕組みになってございます。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) 先ほど市長は、通知カードが1万1,476通発送したと言われましたけれども、通知カードは住民票がある方全てが対象になると思うのですけれども、この1万1,476通について、ちょっともう一度確認したいのでお願いします。 ◎議長(柄目孝治) 男澤市民課長。 ◎市民課長(男澤豊悦) ただいまの八島議員の質問にお答えしたいと思います。  発送通数、先ほど市長が申し上げました1万1,476通に間違いありませんし、県にもそういった報告、県からの、県内の確認通数についてもそういった報告をいただいているところでございます。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) 子どもから、それから大人まで含めて……、(「世帯数です、ごめんなさい。失礼しました」の声あり)世帯数ですね。はい。世帯数だとわかるのですけれども、個人の人数だけだというと何でこんなに少ないのかな。まあ、世帯数とすると大体1万人ちょっとですから理解できました。はい。すみません。  世帯で先ほど1.5%ということでしたけれども、全国では、これがさっき世帯数なのか、個人宛てなのか、情報はありませんけれども、9.8%だということで、世帯数かどうか、ちょっとこの9.8がわかりませんけれども、少ないかなというふうな感じは受けました。  それで、3カ月間角田市で保管した後、その後どうなるのかですね、伺いたいと思うのですけれども。 ◎議長(柄目孝治) 市民課長。 ◎市民課長(男澤豊悦) ただいまの八島議員の質問にお答えいたします。  保管期間3カ月ということで、総務省から事務処理要領の中で示されているところでございます。機械的に3カ月過ぎたから、即廃棄というふうなことは私どもは考えておりませんで、確実にその方がおられれば手元にお渡しすると。どうしても、例えば行方不明とかですね、そういった方についてはお渡しできませんので、そういった場合はやむなく廃棄という方法をとるかと思いますけれども、今現在残っている通知、今市民課のほうで保管している通知カードにつきましては、議員さんも御存じのとおり、今市民課は3月、4月、一番多忙な時期でございまして、なるべく職員に負担をかけるということは、ちょっとどうかなと思っております。  しかしながら、早目に通知カードをお届けしなくてないということで、これまで、先ほど市長が答弁差し上げましたとおり、広報かくだでのお知らせなり、各世帯の方に対しての御案内文書なり、そういったことでやらせていただきましたが、今現在もなかなか数は減っていない状況にありますので、時期を見まして御連絡をとってですね、最終的には自宅を訪問するなり、そういったところで各家庭に出向きながらお届けをしたいと思います。不在の場合、あるいは宛所不明の状況については、それなりの対応、いわゆる実態調査という形で対応させていただいて、確実にいない方については、やむを得ず廃棄処分というふうなことを現在考えております。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) そうすると、ここで確認したいのは、つまり全ての角田市に住んでいる、あるいは居どころがわからない人も含めてなのですけれども、いわゆる自分の個人番号が、カードというかですね、それが受け取っていないわけですから、わからないということがいるということがいらっしゃると、どうしてもね、届いていませんので、知らない人がいるということが確認できたのではないかなと思うのです。  2番目に移ります。通知カードが届いていない世帯、個人番号がついていない人が行政窓口に来た際に、現在どのように対応されていますか。また、行政サービスを低下させない取り組みがますます必要と考えますが、見解を伺いたいと思います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) お答えいたします。  番号に係る事務においては、いつ誰が来て、誰がどのような対応をしたかが問われることから、基本的には運転免許証等による本人確認はもちろんのこと、そのことへの対応者も含めて、必要に応じて記録をとりながら事務を進めているところであります。  しかしながら、番号制度の運用が今年1月から始まったばかりであり、当該制度に対する周知を図ってきたものの、やはりまだ市民に対する浸透はまだまだの感があり、通知カードを窓口にお持ちにならない方も相当程度いらっしゃることは事実であります。そういった方に対しましては、議員御心配の行政サービスを低下させない取り組みとして、持参しなかったこと等を理由に再度の来庁を要請することなく、担当者が来庁された方の同意を得ながら、本人確認等を含めた対応を行っております。  なお、個人番号がついていない人を質問の前提にされていますが、既に全ての国民に番号は付番されておりますから、そういった方はおりませんので、念のため申し添えておきたいと思います。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) いろんな行政窓口で手続するときに、番号、マイナンバーを教えてくださいと言われたときに、「いや、そのカードを忘れてきたので記入できません」、「手続ができません」ということで、「もう一度うちに帰って、探して持ってきてください」という、当然それではいけませんので、そこら辺でこの件については、法律的には義務ではないというふうに法律で書いてあるのですけれども、そういうような認識でいいのでしょうか。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 何度か申し上げておりますとおり、本人確認という手続をとるということについては、これまでと同様であります。ただ、その番号がわからないということでおいでになった方については、これは市民課のほうでは番号はわかっておりますが、本人であるかどうかの確認をする必要がありますので、そういった意味では免許証等、あるいは保険証もそうでありますが、そういったことで確認をとっていくと。もし持っていない場合には、例えば役所の職員の中でその方をわかっている方を探して確認をする、そんなことで進めていると、そういう状況でございます。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) そこでお伺いしますけれども、物の本によりますと、番号が記入されない場合に、本人の許可を得て、つまり住民票の中にその番号が、今は伏せていますけれども、申請すると自分のマイナンバーが出てくるシステムになっていると理解するのですけれども、もし本人の同意が得られれば、市民課を通じて番号はそこに記入するというような仕事、作業はやっていらっしゃるのか伺います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 市民課長より答弁させます。 ◎議長(柄目孝治) 市民課長。 ◎市民課長(男澤豊悦) 命によりただいまの八島議員の質問にお答えさせていただきたいと思います。  住民の方から個人番号入りの住民票が欲しい、必要だということで申請があれば、本人確認、そういった必要な確認をした上で、あわせまして使用目的ですね。どういった目的でマイナンバー入りの住民票を請求されるのかということを確認して、その番号法にのっとった形での使用目的であれば、御本人であればその日にマイナンバー入りの住民票を交付いたします。手数料は同じでございます。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) そこは理解できたのですけれども、市の担当窓口同士で、例えば生活保護を受給したいと申し込みに行ったときに、番号を書いてくださいと、書かなければ受け付けませんよと、そういうことはあるのでしょうか。伺います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 市民福祉部長より答弁させます。 ◎議長(柄目孝治) 市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(佐藤孝一) 命によりお答えいたします。  八島議員の不安な点についてお答えしたいと思います。現在、窓口において通知カード等が所持していなくて、また通知番号もわからない方については、一応御本人に御了解の上、こちらの窓口で対応するということで、持ってないからといって、自宅に行ってとりに行きなさいとか、そういうことはしておりません。当分の間そういうことで市民福祉部としては対応しております。また、その生活保護についても、国の通知によりますと、当分の間そういうことで対応していいということになっております。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) 再度質問しますけれども、つまりどうしても今後ね、ますます進んでいく中で、番号、マイナンバーを書かなくちゃならないというときに、その市民のある窓口から市民課のほうに、その同意を得て、あるいは勝手にはできないと思うので、その番号の照会をして、そこのところに書くということはあるのでしょうか。 ◎議長(柄目孝治) 市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(佐藤孝一) 再質問にお答えしたいと思います。  必ず市民課を通さないと個人番号がわからないということではなくてですね、それぞれの必要な場所にその個人番号カードの内容がわかるような端末を置いて、そこである程度パスワードとか、必要な職員が使えるという形になるかと思います。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) そうすると極端な話ですね、勝手にとは言いませんけれども、拒否している人ね。市の担当者の裁量で、書かなくても、書いても、それでいいんじゃないですか、そうしたら。アクセスして、例えば私のマイナンバーを知りたいというときには、書かなかったというときに調べられるわけですから、どうぞ調べて書いてくださいという同意があればいいですけれども、同意がなくても書いてしまうというケースが出てくるのではないですか。 ◎議長(柄目孝治) 市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(佐藤孝一) 確かに、議員がおっしゃるような危惧はされるかとは思いますけれども、ただその履歴としてですね、どこの部署がどういうことで、それを検索したと、見たということがきちんと履歴でもありますし、あと将来的には御本人のほうでもどういうことで使われたということがわかりますので、その辺では十分規制はされるかなと思います。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) そういう意味では、やはりきちっと本人の同意を得てですね、私どもでは、市役所では、例えばおたく様のマイナンバーを調べることができるので、調べて差し支えありませんか、そしてここのところに記入しますけれどもどうですかということが必要になるかと思うのですけれども、勝手にもう事務省力化で書かなかったというときに、調べて勝手に書くということはあってはいけないと思うのですけれども、そういう意味では必ずマニュアルとして本人の同意を得てそこに書き込むか何か、そういう作業が必要になってくるのではないかと思うのですけれども、そこら辺どうですか。 ◎議長(柄目孝治) 市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(佐藤孝一) 確かにその点は、市民福祉部内であれば部長名でその辺のことを通知して、十分徹底させるようにしております。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) よろしくお願いします。  (3)に移ります。希望する人だけ発行される個人番号カードの交付でもトラブルが続いています。1月中旬から窓口で同カードの引き渡しが始まっていると思いますが、個人番号カードの交付を管理する地方公共団体情報システム機構のシステムがたびたびふぐあいを起こし、多くの市町村で個人番号カードの交付が一時的にできなくなる事態が起きたと報道されておりました。このふぐあいの詳細な理由を聞いているのか伺います。  また、角田市においては個人番号カードの交付を何人の方に対して、全体で何割を占めているのか伺いたいと思います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 議員がおっしゃるとおり2月11日でしたが、市町村の統合端末から地方公共団体情報システム機構のシステムにアクセスができず、個人番号カードの交付前設定及び交付が実施できない状況が発生いたしました。このようなシステムのふぐあいが発生した場合は、地方公共団体情報システム機構から県震災復興企画部情報政策課情報化推進班に発生時間、ふぐあいの状況、原因、対応策について報告され、県内全市町村にメールでの一斉送信により情報提供されているところであります。  ふぐあいの理由ですが、地方公共団体情報システム機構からの情報によりますと、カード管理業務サーバーへの通信量が想定より多くなったことが原因と考えておりまして、現在も調査中とのことであります。一刻も早い正常化を望むものであります。  次に、個人番号カードの交付件数ですが、当市の個人番号カード申請件数は先週11日現在で2,380人となっております。個人番号カードは、地方公共団体情報システム機構での受け付け順により作成され市町村に発送されますが、これも先週11日現在、角田市に届いている個人番号カードは1,825枚で、そのうちカードの交付件数は433人となり、交付割合は約23.7%となっております。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) わかりました。  この個人番号カードのことなのですけれども、確認まで、有効期限ですね、これはどのようになっているのか伺いたいと思います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 市民課長より答弁させます。 ◎議長(柄目孝治) 市民課長。 ◎市民課長(男澤豊悦) 命により答弁をさせていただきます。  ただいまの八島議員の御質問であります。個人番号カードについての有効期限でありますが、発行日から申請者の10回目の誕生日、ですから10年というふうに認識していただければと思います。  あと、あわせまして電子証明書もつきますが、電子証明書は発行日から5回目の誕生日ということで5年というふうに御認識をいただければと思います。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) 20歳以下の人はどうなっているでしょうか。 ◎議長(柄目孝治) 市民課長。 ◎市民課長(男澤豊悦) ただいまの再質問にお答えさせていただきたいと思います。  20歳未満の方については、容姿の変化が大きいという理由で、申請者の5回目の誕生日、ですから5年ですね。20歳未満は5年ということになります。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) 今回のカード発行については無料だというふうに聞いているのですけれども、10年あるいは5年、その後についてはどれぐらいかかるのか御存じでしょうか。 ◎議長(柄目孝治) 市民課長。 ◎市民課長(男澤豊悦) ただいまの御質疑にお答えをさせていただきます。  ただいま議員のおっしゃるとおり、総務省によると現在個人番号カードの手数料については当分の間無料となっていますので、その当分の間というのが何年なのかは明確には示されておりません。それで、参考までに個人番号カードの再交付手数料というものがありますが、これは電子証明書をつけなければ800円、電子証明書をつければ200円上乗せで1,000円となります。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) ありがとうございます。  次に、移ります。(4)今までの住民基本台帳、住基カードはどうなるのか伺いたいと思います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) これまで発行した住基カードは、有効期限まではそのまま使用できます。しかし、個人番号カードの申請を行った場合は、個人番号カードを交付する際、返還いただくことになります。
    ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) 広報かくだ2月号に、申請のとき個人番号カードと引きかえに回収するということですけれども、これは私は住基カードを持っていませんけれども、どういう理由からですか。必ず返さないとだめだとか、そこら辺のぐあいですね。交換だと。要するに引きかえだと、渡さないよということはないのですか、細かいですけれども。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 市民課長より答弁させます。 ◎議長(柄目孝治) 市民課長。 ◎市民課長(男澤豊悦) 命により答弁をさせていただきたいと思います。  個人番号カードを申請した際に、どうしても住基カードを返還しなくてはないのかという御質疑だと思っています。総務省が定めた通知カード及び個人番号カードの事務処理要領というものがあります。その中に、個人番号カードを申請して、いわゆる交付を受ける際には、住基カードを持参されている方については返還いただくようになりますよとなっておりますので、その規定にのっとった形での取り扱いでございます。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) 必ず返さないとだめだということではないですね。本人の意思で持っていたいと、どうしても持っていたいという方、そこら辺のいろんな方いらっしゃいますので、そこら辺は細かいですけど、私はずっと持っていたいんだと。つまりですね、住基カードは身分証明書になるわけですね。今回の個人番号カードも今のところは身分証明書がわりしかないわけですよ、今のところの有効なね。そういう意味では、両方持っていたいという方もいらっしゃるので、そういうときの対応というのですかね、細かいですけれども、そういう方はいらっしゃらないですか。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) いろんな場合が想定されるようでございますが、基本的にはとにかく住基カードはもう使わないということですから、持っていても正直言って役に立たないわけですよね。写真がついている分については、身分証明書がわりになるのではないかというふうにお考えでしょうけれども、その番号等の確認といいますか、このカード自体が意味をなさないのであれば、身分証明にも実はならないというわけですから、個人カード、個人番号カードに切りかえていただくというのが原則だろうと思います。記念にどうしてもとっておきたいという人がいれば、それはまた何かあるのだと思いますけれども、役に立たないということです。  それから、私もそうでしたが、この住基カードを実はまだ個人番号カードと交換していないです。つまり、e-Taxで確定申告をする場合には、まだ個人番号カードを使えないということで、住基カード、実は有効期限が切れたのですが、延長していただいて、住基カードを使ってe-Taxで確定申告をしております。それは私だけでなくて、随分多くの方がそういうふうにされているという状況でございますので、これから先はe-Taxの税の申告についても個人番号カードで行うことになるのだろうと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) わかりました。基本的なことをもう一度再質問しますけれども、住基ネット導入のとき、住基ネットの接続を拒否した市町村がございましたね。例えば東京都の国立市とか、隣の福島県の矢祭町で拒否したと。今回のこの制度ですね。これ、拒否できないと思うのですけれども、そこら辺の違いは確認の意味でお伺いします。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) これは次の質問ではなくて、住基カードとの関係だけですか。個人番号について、何を拒否する理由があるかわかりませんけれども、一切これは法律事項ですから、拒否はできないと考えております。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) 法定受託事務と自治事務の違いだということのようでございます。結論から言うと、住基カードは昨年で発行枚数が834万枚ということで、結局全人口の1割しか満たさないということで、制度としては失敗したという総括をする人もございます。私はこの個人番号、マイナンバー制度はなくなればいいなというふうに思っている一人でございますけれども、そういうところで次に移ります。  (5)です。平成28年度角田市予算案及び施政方針に関する説明要旨の中で、「番号法に基づくマイナンバーカードの市独自の利活用の是非を含めたあり方について検討してまいります」とあります。国は自治体での独自利用を積極的に進めようとしています。さまざまな情報が個人番号カードに集積されることは、国による個人番号の掌握強化、国民監視につながるとの懸念があります。市民にメリットどころか、プライバシーの侵害などデメリットしかないマイナンバーは、中止・凍結すべきと考えますが、市長の見解を伺います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) このマイナンバー制度を中止・凍結すべきだという御意見でありますが、これはできないということを何度も申し上げております。法治国家の中でそういったことが果たして許されるのかということでありまして、そういう無責任なことはできないわけです。  それから、八島議員はもう最初から、このマイナンバーカードに関する、今改善点を申し上げていて、そうあってほしいとお話をしていて、急に何でその中止・凍結という話になるのか大変矛盾があるなと思っております。これはやっぱり今、例えば中止・凍結を角田市が単独でするということになったら、この住民生活への混乱というのがはかり知れないものがありますので、私はこれは国の制度に従ってしっかりとやるべきだと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) わかっていてお話ししている部分もあるのですけれども、そういうことで私は、ではどういう態度でこのことについて臨んでいるかというと、個人番号カードは危険がいっぱいなので、通知カードは使う可能性もあると。ただし、その個人番号カードの発行は受けないという形で、特にその使わないようにしようと、できるだけね。そういう考えで私は臨んでおります。そこを申し添えて次に移ります。  (6)国会質疑の過程を見ていくと、初期導入に2,000ないし4,000億円、それ以降の運営経費が年間数百億円規模と言われています。しかし、地方自治体の持ち出し経費や全ての事業所(公共団体を含む)の制度対応のシステム修正という社会的インフラコストは全く含まれていません。膨大な税金の無駄遣いとしか言いようがありません。1兆円ぐらいかかるのではないかと言われております。  1)として、この個人情報管理に関するIT専門職は庁内にいらっしゃいますか。いない場合、システムの内容を精査することが困難となり、委託業者の言いなりの請求に応じることが発生する懸念が生まれます。どのようなチェック体制をとろうとしているのか伺います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) お答えいたしますが、この質問にお答えする前に、先ほど通知カード、個人番号カードは発行しないほうがいい、使わないほうがいいというお話がありました。その前に私お話ししましたけれども、住基カードによる、いわゆるe-Taxの税務申告ですね。これがもう40%ぐらいと言いましたかね、確定申告件数の。そこまで伸びているという状況を聞いておりますのでね、この先個人番号カードを使ってのe-Taxの税の申告というのを同じようにやっていくわけでありますが、このカードがなくなると、また昔のように行列を組んで申告相談をしなければならない、そういう状態になるわけです。そのe-Taxの税務申告に関する、このカードの活用というのはしっかりやるべきだと私は思っております。税の事務の効率化につながっていくということですからね。ぜひともそのことについてもお調べいただきたいと思っております。  そして、この御質問でありますが、個人情報管理に関するIT専門職の存否及びシステム業者に対するチェック体制の御質問でありますが、角田市ではこれまで事務の効率化を積極的に進めるため、インフォメーションテクノロジー、いわゆるIT化を積極的に進めてまいりました。これにより現在は総務課内に情報推進係を設置し、3人の職員を配置し、角田市の基幹業務に係る多くの情報システムについて管理し運用しているところであります。これらの職員にはシステムエンジニアであった者も含まれ、日進月歩のこのIT関連情報をしっかりととりながら事務を進めておりますので、議員御心配のシステムの内容を精査することが困難となり、委託業者の言いなりの請求に応じるという事態は招かないものと確信いたしております。  それから、チェック体制といたしましては、市役所内に昨年12月に定めた角田市情報セキュリティー対策に関する規程に基づき、副市長をトップとする情報セキュリティー委員会を設置し、その対策を年を通じて講じていくとともに、各個人情報取り扱い課等においても、この規程に基づく対策基準に基づいた実施手順を定め、情報の機密性、安全性及び可用性を維持していくこととしております。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) わかりました。  2)に移ります。私は中止・凍結すべきだという立場でありますが、どうしてもやるということであれば、実施後の検証が大切と考えます。経費節減や省力化等がメリットと盛んに言われておりますが、実施してどのような効果が上がっているかをきちんと数値化し検証する必要があると考えます。市長の所見を伺います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) その点については、八島議員おっしゃるとおりでございまして、どのような形で数値化、データ管理化し検証していくべきなのか、難しい側面がありますが、よく検討してまいりたいと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) 次に移ります。教師用指導書及び研究編を各小学校へ配備することについてでございます。  平成27年度4月から児童生徒の教科書が新しくなりました。児童の教育を担っている先生にとって、教師用指導書は教材研究として大切な参考資料の一つとなっています。そこで、次の3点について教育長に伺います。  (1)ですけれども、仙南2市7町の教育委員会における教師用指導書及び研究編の配付状況について、その認識を伺いたいと思います。 ◎議長(柄目孝治) 佐山教育長。 ◎教育長(佐山富夫) お答えいたします。  小学校の教科書につきましては、今年度改訂が行われ、平成27年4月から新しくなりました。それに伴い、先生方の使用している教師用指導書等も新しくなっています。  御質問の仙南2市7町における教師用指導書等の配付状況につきましては、他市町では各市町とも各教科の指導書をそれぞれの学校に配備していると聞いております。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) それで、他市町については理解したのですけれども、角田市を含めてどうだというところをお伺いしたいと思います。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) 角田市はこれまでは配備しておりませんでした。次の質問ともかかわりがあるかと思うのですけれども、一応平成28年度の当初予算に総額643万円を計上して今年度から配備する予定になっております。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) 予算審査の中では、ある程度そうかなということでは聞いておったわけですけれども、これまで、昨年4月から新しい教科書で指導書も当然変わる。そういう中で角田市は、私の調べでは、丸森町を含めて角田市と、あとほかはやっていらっしゃるということで、なぜと言われるとあれでしょうけれども、そこら辺はどういう理由で角田市は、ほかやっているのにやってこなかったかというか、そこら辺の事情はどうだったのでしょうか。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) お答えいたします。  最大の理由はやはり財政的な問題です。それと、指導書の内容にかかわりまして、教員が指導に当たって教材研究する、それらの内容につきましては、まず1セットだけは準備しておきまして、それを回覧する形をとろうとしていました。  それから、もう1点は、実はいろんな指導にかかわるいろんな資料ですね。これは大学とか研修センター、今簡単にとは言いませんけれども、本当にインターネットを使って、それらの知りたい情報というのは、手に入れることが先生方できるわけなんですね。ですから、個々の先生方の技量にもよりますけれども、インターネットの技量にもよりますけれども、ほとんどの先生方が今インターネットを使うことができますので、そういう点でいろんな各大学とか研修センター等のデータを引き出して、それを参考にすることができるだろう。だったら、財政的な問題があるのでということで、これまで全校配付ということはしてこなかったのだと思います。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) 次に、(2)に移ります。(2)教師用指導書及び研究編は4教科、国語、算数、理科、社会を1年から6年まで全てそろえると、どれぐらいの費用、ワンセット及び各小学校へ配備するとしての総額がかかるのか伺いたいと思います。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) お答えいたします。  教師が使用する教師用指導書は、それぞれの教科ごとに指導編と研究編とに分かれています。指導編とは授業を行う際に、毎時間の指導内容について指導のポイントや発問、板書、児童生徒への対応例などが示されたもので、教師が授業を進める上で必要な情報が盛り込まれているものです。また、研究編とは指導する際に、教材についての詳細な解説や授業の展開例などが示されているもので、教師の教材研究のための実践的な資料となっています。  御質問の国語、算数、理科、社会の4教科を1年生から6年生まで全てをそろえた場合の費用ですが、1校分で約40万円、8校全てで約320万円となります。ちなみに、この4教科以外の教科も含め、全教科では約643万円となります。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) ありがとうございます。  ここ4教科で40万円、それでそれ以外も含めて643万円。これは確認までなのですけれども、小学校だけですか、それとも中学校まで入るのか、そこら辺も伺います。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) ただいま申し上げました金額は小学校だけです。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) (3)角田市の場合、教育委員会に1セット配備し、貸し出ししていると聞いています。学級担任の手元にあるのが当然であり、教育委員会から貸し出すようなたぐいのものではありません。ましてやコピーして使用するものでもありません。特許権がございますので。したがって、児童の学力を保障するためにも、各小学校にワンセットずつ配備し、すぐ使用できる環境を早急に実現すべきものと考えます。教育長にその考えがあるかどうか伺います。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) 角田市では今年度まで財政状況等の関係もあり、教育委員会内に主要の4教科のみ1セットを配備し、各学校へ貸し出す方法をとっておりました。しかし、各学校からは「利用しにくい」「各学校にぜひ配備してほしい」という強い要望があり、これらの教員の指導に対する熱意と、ただいま八島議員御指摘である指導書の重要性を勘案いたしまして、教師用指導書等については、平成28年度当初予算に計上し、643万円、先ほど申し上げましたけれども、計上し、各小学校へ全ての教科について1セットずつ配備することにいたしました。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) ありがとうございます。先生方が私に「いや、こういう状態なんですけれども何とかできませんか」という声を聞いたもので取り上げたわけでございます。  重ねて、これについて、中学校の場合、これについてどういう考えを持っておられるか伺います。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) 中学校の指導書はどうなっているのかということなのですけれども、中学校はこれも平成28年度が教科書改訂の時期になっておりますので、小学校同様に平成28年度の当初予算に計上しております。ちなみに、231万8,687円計上させていただきました。ですから、それによって全校配備になります。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) 大変結構だなというふうに思います。やはり教科書に基づいた指導というか、教育が必要だと私は思います。高校受験でもやはり教科書から、この前テストの分析があって、教科書以外から出題されていたというコメントが、ちょっとオーバーするようなそういうコメントがあって、やはりきちんと教科書を教える先生が理解してなくて、子どもには教えられないと思います。先生は真面目ですので、その教科指導書研究編以外にも独自に努力してやっていらっしゃると思うのですね。そして、いい教育、それから学力向上につながっていくのだと私は思っております。大変ありがとうございました。  次に移ります。本格的な「電力自由化」に対する角田市の対応についてでございます。2000年から段階的に電力自由化が進められ、既に50キロワットを超える大口利用者では小売が自由化されてきました。一部の地方自治体でも採用していると聞いています。消費者が電力会社を自由に選べる電力小売の全面自由化がことし4月から始まります。さまざまな会社が安価な料金設定や新たなサービスを競っています。太陽光発電など再生可能エネルギー(クリーンエネルギー)の電源構成を中心とする電気事業者を選択できることや、電気料金の経費節減など導入することへのメリットの観点から、角田市として今後どのような考え方で取り組もうとしているのか伺います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) お答えいたします。  電力自由化により、県内の自治体においても登米市など一部の自治体において、特定規模電気事業者、いわゆる新電力から電気を購入しております。新電力の導入のメリットとしては、電気料金の削減が挙げられるわけであります。東北電力株式会社などの一般電気事業者は自社で大型発電施設を所有し、発電し、売電しておりますが、新電力では自社所有の発電施設のほかに、工場等の自家発電施設で余った電力や清掃工場のごみ発電など比較的小規模発電施設から電力を調達し、多種多様な電源を組み合わせて売電していることから、人件費や設備管理費などの固定費のコストが小さいため、一般電気事業者より安価で供給できることになるわけであります。  しかし、新電力の会社によっては、経営体質が脆弱で十分な発電設備となっていない場合もあり、停電が発生しないよう、効率的に電力の需給管理を行い、安定的な電力需給管理体制を構築するため、電気事業法により、電力広域的運営推進機関に加入することが義務づけられております。これにより新電力での発電量が足らない場合でも、一般電気事業者が不足分を補い、常時バックアップされることになっておりますが、その場合は対価として通常の数倍の料金を新電力の会社が一般電気事業者へ支払うことになるため、電力の需要と供給のバランスを一致させる技術が必要となります。  新電力の事業者数につきましては、資源エネルギー庁のホームページによりますと、本年2月5日現在で802社登録されておりますが、このうち電力販売の実績のある企業は100社に満たない状況となっております。先日も新聞報道にありましたが、新電力の業界第5位の日本ロジテック協業組合が資金繰りの悪化により電気小売から撤退する旨が掲載されておりました。この会社は全国の中小企業1,200カ所と川崎市初め自治体の庁舎など5,800カ所に電力を販売しておりましたが、撤退によりこれらの企業や自治体は契約先の変更を余儀なくさせられております。このようにまだまだ新電力については不安定なところもあるということであります。  角田市といたしましては、電気料金の経費削減だけでなく、非常時の電力の安定供給の観点も含め、情報収集を図りながら総合的な検討を今後行ってまいりたいと考えております。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) ちょうどこれを質問するときに、日本ロジテック協業組合が破産するという、ちょっとタイミング悪いなと感じたわけですけれども、ただ、私がここに書いてありますように、太陽光発電など再生可能エネルギー、クリーンエネルギーの電源構成を、だんだん今後多くなってきたときに、こういう会社を選びましょうと。そして、安くなると。そうすると、みんなが、お客さんが多くなれば、こういう会社ももうかって、当然原子力発電とかですね、火力発電、二酸化炭素を多く出すような石炭を使った火力発電、そういうことの会社は遠慮するという選択肢の幅が出るかなと思っております。そういう時代が早く来なければいけないかなと私は思っているわけですけれども、やはり電気料金、角田市でもすごく相当な金額、全部合わせると、わかりませんけれども、相当な金額を払っていると思うのですね。そういう意味で、この河北新報とかの報道によると、美里町では役場ですね、庁舎。それから、学校施設で、36施設で使っていると。それから、仙台市では市科学館に使っているということで、今大変な事態というか、ロジテックで契約していたものですから、ただ、今市長が答弁されたように、今後研究室で準備して、すぐにでもいい条件があれば移行して、経費節約していただきたいなというふうに思っています。  ただ、あともう一方で心配しているのは、市民に対する、たまたま今回広報かくだの3月号の21ページに「くらしの情報」ということで、生活環境課から「電力の小売自由化が始まります!」ということで、いろんな問題というか、消費者に対する問題行動があったときに対応する啓発というか、なされてくるかとは思うのですけれども、今後ね。そこら辺でもうちょっと市民に対するこの問題、すごく関心あると思うのですね。ですから、ここら辺をもっともっとお話というか、広報していく必要があるかと思うのですけれども、ここら辺はどうでしょうか。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 今市民への啓発のお話がありました。お勧めということでの啓発の仕方をするとしても、やはりいろいろな問題があるということから、消費者の立場に立ったときに、どう対応したらいいかということでの啓発なんだろうというふうに思います。個別にその新電力の紹介をするわけにもいかないものですから、その辺は各家庭でいろんな情報を検索していただいて、ということになろうかというふうに思いますけれども、いずれにしてもやはり時代は変わってきているなという感じはいたします。こういう民間の小電力が安定的にこの電力を供給できるような体制、早くやっぱり全国的に国が中心になって進むべきだと私も思っております。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎3番(八島定雄) 以上で一般質問を終わります。ありがとうございました。 ◎議長(柄目孝治) 以上をもちまして、3番八島定雄議員の一般質問を終わります。  次に、11番八島利美議員。      (11番 八島利美議員 発言席) ◎11番(八島利美) 11番、政友会、八島利美でございます。通告に従いまして質問させていただきますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。  人が輝く「稼ぐ観光」の振興についてでございます。  葉っぱビジネスで地域のおばあちゃんたちが活躍し、年収1,000万円以上の方もいる徳島県勝浦郡上勝町のことは御存じだと思います。人口わずか2,000人、しかも高齢化比率が50%を超える過疎化と高齢化が進む典型的な農村ですが、「人は誰でも主役になれる」をキャッチフレーズに、そこで生きる人が「居場所がある」「出番がある」「仲間がいる」という幸福感を実感しながら、生涯現役で光り輝くことのできる社会づくりを目指しています。そんな「人が豊かに幸せになれる、いろどり社会」を目指す上勝町は今も成長を続け、世界からも注目される農村になりました。年間5,000人が研修に訪れ、海外からも国際協力機構JICAの研修員を中心にブータンフィリピン、タイなど20カ国もの方々が訪れています。子や孫のUターンや地域おこし協力隊などのIターンの移住者もふえています。  「いろどり社会」の仕掛け人である東武トップツアーズ顧問鈴木俊博氏の著書「稼げる観光~地方が生き残り潤うための知恵」の中で、人が幸せになれる地域、人が幸せを感じる文化や産業を創造する社会、人が幸せになることを目的に構築された社会システムこそがこれからの日本に必要なもので、それを実現する鍵は観光にあると言っています。  角田市には余り知られていない宝がたくさん埋まっています。それをいかに見つけ出し、いかに磨き上げていき、住む人も主役、訪れる人も主役になれる新しい時代の観光に育てていくことで、みんながわくわくする角田市を目指していくことが望まれます。今までの「観光」は「地域の光を観る」というものでした。しかし、これからの時代の観光は「人を輝かせ、輝いている人を観、輝いている人が交流する」もので、地域にあるものだけでなく、そこに住む人たちが輝き、そして訪れる人たちも輝くものにしなければなりません。観光振興の原点は「地域住民の生活を豊かにすることでなくてはならない」。交流人口をふやし、収入を上げ、さらに定住人口をふやすことですので、商工観光課のみならず、全庁を挙げて取り組んでほしいと思います。それを踏まえて、次の質問をさせていただきます。  各地区の観光地やイベントで地域のボランティアの皆さんが活躍をし、輝いております。特に高蔵寺のおもてなしボランティアは有名ですが、各地区のボランティアの皆さんが今後も継続的に参画していただけるような後継者育成、有償ボランティアやサポーター制度の確立などの環境整備が必要だと考えますが、今後の取り組みについて伺います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 11番八島利美議員の御質問にお答えいたします。
     議員からお話しありました観光振興の原点については、全く私も同感でありまして、そのとおり進めてまいりたいと考えております。  この観光事業における地域のボランティアの皆さんの活躍には感謝しております。角田市のイベントは手づくりのイベントが多くございまして、ボランティアの皆さんの活躍が不可欠となっております。  観光事業におけるボランティア、3つの類型があるというふうに考えております。一つは、西根ボランティア友の会のようなおもてなしボランティア、それからイベント運営を行うスタッフボランティア、そして観光ボランティアガイドということになろうかと思います。おもてなしボランティアは、先日の牟宇姫ひなまつりで大変御活躍いただきました西根の皆さんや、商工会女性部も活躍していただいておりますし、イベントスタッフにつきましても、各種イベントで多くの皆様に御活躍をいただいております。  しかし、ボランティアガイドということになりますと、これが角田市では不足しております。大型観光地でないと成り立たない分野なのかもしれませんが、このようなガイドがいらっしゃれば、観光客の満足度が上がると思いますので、今後育成を検討していきたいと思っております。  ボランティアは自発的な行動によるものと理解しておりますが、どのような形で貢献できるのかわからない方も多くいらっしゃるのかもしれません。そういった方の掘り起こしが必要でありますし、なおかつ活躍の場をつくるということが一層必要であろうと考えます。一部イベントではボランティアスタッフの募集を行っていますが、情報発信が不十分な部分があるということで、十分に集まっていないという状況があるようでございます。  近年におきましては、中高生、中学生、高校生のボランティアも目立ってまいりました。5月5日の「宇宙っ子まつり」では20人を超える中高生ボランティアに参画をしていただいておりまして、これは主催者側の積極的な声がけがあってのことであります。  御提案のとおり、ボランティアを志向する側も求める側にとっても、ボランティアに関する情報が一元化されていることが必要であります。例えば登録制のような仕組みをつくることで、やるほうも求めるほうも安心して取り組めるのではないかと思っております。今後もイベントや観光事業が持続的に行えるような仕組みづくりをしっかり検討してまいりたいと考えております。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎11番(八島利美) ありがとうございます。  積極的に進めていただけるということなのですが、ボランティアとはいえ、やはりそういった活動をする上でどうしても経費といいますか、資金が必要になってまいります。いろんなボランティア団体の中でも、みずから会費を出されまして、それで賄っているというようなことが多いかと思うのですが、そういった団体の継続のためにも、少しその謝礼金ではないのですけれども、必要経費的なものを少し面倒見ていただければありがたいなと思うのですが、そのような考えはありませんか、よろしくお願いいたします。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) わかりました。継続性というのはすごく大事なことでありまして、長続きしてもらうためには、本人の負担が過重にならないということが大事だと思っています。体は、これは無償で提供していただいて、そのほかの必要な経費については、ある程度やっぱりこれはいろんな方々の協力も得ながら、手当てをしていくということも必要だろうと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎11番(八島利美) ありがとうございます。どうしてもやはり資金的なことも面倒いただけますと、長く継続ができると思いますので、よろしくお願いをいたします。  それから、先ほどの市長の答弁の中にボランティアガイドが不足していますというお話がありました。そこで、ちょっと私からの提案なのですけれども、実は今生涯学習課で市民大学角田学というのを開校しておりまして、実は私も連続受講させていただいておりまして、改めて角田市の歴史を学ばせていただいております。わかっているつもりでも、やはり改めて聞かせていただきますと非常に学びが深い、新しい発見があって、いつも楽しく受講させていただいているのですが、やはりそういった方々の中に非常に歴史の好きな方、例えば今回のシリーズでいいますと郡山遺跡から、高蔵寺から、石川家のお話から、牟宇姫のお話から、いろいろ角田市の歴史について学ばせていただいています。そういった歴史好きの方々が、せっかくそういった学びを得て身につけたものを、どこかで発揮していただくという機会も設けていただけるといいのかなと思いますし、当然その歴史好きの方であれば、郷土資料館でありますとか、高蔵寺でありますとか、そういったところにちょっとボランティアガイド的なことで接していただくような、そういった機会もつくっていただけるとありがたいなと思いますが、そのような考えはないかどうか、お話を伺わせていただきます。お願いいたします。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) ボランティアガイドにつきましては、これは商工観光課に在籍すると、その必要性というものを必ず感じることでありまして、八島議員も当時はそうだったと思いますけれども、それがなかなかうまく進まないということで今に至っているということでございます。今、角田学についての市民大学講座が開催されているということでありまして、実はもう本当にまだ30年たっていませんけれども、東北学おこしというのが平成の初めのころに盛んに宮城県が提唱してやっておりまして、角田市でも地元の歴史を学ぼうという機運が高まりまして、大変な勉強会を何度も開催したということがございます。そういった人が30年もたつと、だんだんと現場での活躍がなくなってまいりまして、新たな方々の人材発掘というのが必要になって、今角田学を勉強しているというのは大変いいことだと思っております。こういった機会をしっかり後につなげるといいますか、やりっ放しではなくて、しっかりその現場で活躍できるような人材育成というものを、観光のほうと生涯学習課と一緒になって、これを検討して、ガイド養成というものを進めてまいりたいと考えております。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎11番(八島利美) ありがとうございます。ぜひともそういったことでいろんな機会を活用していただきまして、人材を育てていただく。あとは、その育っていただいた人材の皆さんに活躍する場を提供していただきたいと思っております。  実はきょう15日現在も西根ボランティア友の会の皆さんは高蔵寺でバスツアーの皆さんをお迎えして、おもてなしをしている最中でございますので、こういった地域の皆さんのお力をどんどんと活躍できるような場面をつくっていただきたい。そのためには、先ほどお願いしたような資金的な援助、あとはその人的な支援、研修等のですね、そういった学びの機会も持っていただければなと思います。  それでは、次に入らせていただきます。2番目、観光拠点の1つであります高蔵寺周辺は、春は花見、夏は蛍、秋は紅葉、冬はどんと祭裸参りと四季折々ににぎわいを見せておりますが、高蔵寺の参道の石畳の傷みがひどく、高齢者の方々は迂回をして参拝しているような状況です。地元でも高蔵寺の参道周辺の整備が必要と考えていますが、高蔵寺周辺の観光施設整備について伺います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 高蔵寺周辺の観光地の整備という御質問でございます。特に参道の改修が必要だというお話がありました。言うまでもなく高蔵寺旧佐藤家住宅、あの一帯、角田市を代表する観光地になっているわけでございます。その奥のほうにはせせらぎの、滝ですか、入の坊滝があったり、あの辺一帯本当に魅力的な場所だというふうに思っております。そういった意味では、史跡あるいは有形文化財としての建造物としての保存ですね、それをしっかりやっていくと同時に、見れる観光にしていかなければなりませんので、傷んでいるところの修復あるいは新たな観光施設の整備、そういったものが必要になってくるというふうに思っております。  この石畳について、特に改修というお話でありますが、基本的にはあれはお寺の所有ということになりますので、檀家さんと一緒にお話をしていただいて、どういった改修が必要なのか、私まだその改修の必要性というのがよくわかりませんけれども、要するに史跡としての形をとどめながらということでありまして、大きな改修は私は、例えば形態を変えるようなことはすべきではないと思っております。だんだんとあそこも農村公園が整備されて、あとは墓地もあるものですから、どんどんいろんなものが立て込んできたり、その史跡としての一体的な魅力というのがだんだんと消えかけてきているなと、そんな感じをしておりますので、そんなことにも配慮しながら、どういった修復が必要なのか、今後一緒に考えてまいりたいと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎11番(八島利美) ありがとうございます。  石畳につきましては、確かに市長おっしゃるとおりですね、全て市でやってくださいというようなことではないんです。石畳のところがちょっと気になると、歩きづらいというようなこともありまして、観光客の方々にも御迷惑をかけているなという思いがありました。  あと、あの辺の周辺で地元の皆さんから、もみじを植えて、秋の紅葉、もみじ寺にしようという案が出たりとか、そういう開発も地元でやりたいというお話も出ているのですね。前にもちょっと商工観光課にもお願いはしていたのですが、案内の看板もちょっと傷んでいるというようなこともありまして、全体的にそういった観光施設の見直し、整備が必要ではないですかというようなお話をしていたものですから、それとあわせて、今後の計画などもお聞きして、地元でできるところは地元でやらせていただく。どうしても市でやっていただくところは市でやっていただく。お寺の意向も聞きながら進めていくというのが大事だなと思っておりましたので、そういったことで今後の観光整備、施設の整備についてお聞きしたわけなのですが、その石畳に限らず、周辺整備という観点で計画があればお聞きしたいのですが、お願いいたします。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 観光地としての高蔵寺周辺の整備計画については、今のところは具体的なものはないわけでありますが、先ほど言いましたように、観光地にするというのはどういうことにするのかといいますか、どういう地域にしていくのかということになったときに、先ほど私が言ったとおりでありまして、余り大きな形態の変化、変更はしないほうがいいということだと思うのですね。ただ、もう既に大分いじられてきたところがありまして、ただそれをもっと魅力的にするためには、もみじの木を植えるというのは、紅葉の時期からするとすごくいい景観になると思いますね。既にカヤがあって、杉があって、そしてもみじということになってくると、これもいいかなと思いますが、特に阿弥陀堂周辺についてはもう少し景観に配慮した整備というものをすべきだと思っています。  それと、大きな杉も何百年もたっていて、その先がどうなっていくのだろうかという心配もありますし、それから阿弥陀堂周辺の囲いが全然ないということでありまして、いろんなことで心配がありまして、あそこは重要文化財という、元国宝ということでありますからね。本当はそういう囲いがあって、中に参拝できるというものを自由にできないという方法にしたほうがいいのかどうか、その辺ちょっと昔からそういったこと、考えがあってもなかなか実施しないということは、そうでないほうがいいという判断があるのでしょうけれどもね。全体的な観光地としての姿というものを改めて考えていく必要はあるなと思っています。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎11番(八島利美) ありがとうございます。  市長がおっしゃるとおり、やはり手をかけ過ぎてもだめだと理解しておりますし、地域の皆さんと今お話ししたようないろんな、観光地としてのいろんな手をかけていきたいという思いもありますので、今後そういった活動のときには、どうぞ御支援をいただきたいと思います。  それでは、とはいえやっぱり施設の整備もお願いしたいということで、3番目の質問に入らせていただきますが、高蔵寺の高倉農村公園内の公衆トイレなんですが、イベントのときには数が少なくて、仮設トイレを設置して対応しています。また、花見の時期は介護施設に入所されている方々も多く訪れまして、車椅子も使用できるトイレが必要と考えておりますが、多目的トイレ等を増設する考えはないか伺います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) イベントのときの仮設トイレは、これはもうしようがないと思います。今、高倉農村公園のトイレ、昭和60年に設置されたということでございまして、当時とすれば農村公園の活用ということだけを考えれば十分だったと思いますが、高齢者の方々、障害者の方々もおいでになるというときには、やはり多目的トイレが必要だという、そういった御意見も伺っております。ただ、農村公園の中に多目的トイレを新たにつくるとか、今のトイレに増設するということになってまいりますと、公園一帯のバリアフリー化が必要になるのではないかと思っていまして、農村公園全体の見直しが必要になってくるという感じがしております。  そういったことを考えると、私も何度もあそこ行っていて、どこがいいのかというふうに考えると、一つは、阿弥陀堂の前の駐車場がありますね、市道からちょっと入ったところ。あそこにもともとトイレがあったんですよね、公衆トイレがあったということでありまして、あそこの駐車場の一角につくるのも一つだなと思います。全体の景観からすればどうかなという感じもしますけれどもね。それから、奥のほうの駐車場の一角にということもあろうかと思います。公園内にはなかなかこれは難しいなという感じがいたしますので、それについてもやはり観光地は、観光地としての魅力ということもそうですけれども、やはりきれいなトイレ、快適なトイレがないと、また行きたいということにならないのですね。ですから、トイレの整備というのは大変重要だと考えておりますので、今後また地元の皆さんと一緒に考えて、場所の選定等をしながら、この仕事を進めてまいりたいと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎11番(八島利美) ありがとうございます。前向きに検討していただくということで理解をいたしました。  市長おっしゃるとおり、公園内は確かに難しいと思いますので、駐車場付近の適切なところを検討していただきまして、整備をお願いしたいと思います。  次の質問に入らせていただきます。4番目ですが、斗蔵山周辺の整備ですが、学術参考林や野鳥の森等自然を生かした観光活用をどのように考えているのか。また、駐車場にある公衆トイレの老朽化がひどく、使用に苦慮しております。この際、環境に配慮したバイオトイレに建てかえをする考えはないか伺います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 高蔵寺に続いて斗蔵山ですね。これも角田市を代表する観光地の一つだと認識しております。この自然を生かした斗蔵山・野鳥の森が整備されてから大分たつわけでありますけれども、残念ながら十分に活用されていないのではないかと思っております。ちょっとしたハイキングや森林浴を楽しむにはうってつけの場所だと思っておりますので、車で1時間圏内の仙台市や福島市に向けて、もっとPRをすべきだと思っております。  山全体の散策路がわかりづらいという課題がありましたが、今年度、平成27年度で斗蔵山・野鳥の森散策のための案内看板を設置いたしまして、散策しやすくなったのではないかと思っております。  観光において、先ほど申し上げましたが、トイレと休憩施設、これの整備が不可欠でございます。斗蔵山・野鳥の森にはトイレが2カ所ありますが、双方とも昭和58年の野鳥の森整備事業で建築したものでありまして、32年経過しておりまして、老朽化しているわけでございます。さらに、斗蔵山には水がないということで、この水の問題があるために水洗化になっておりません。そのため汚れも目立っております。夏には週1回、冬には隔週1回の清掃を行っておりますけれども、なかなか追いつかない場合も多々あるということでございます。  今回、バイオトイレの設置についての御提案をいただきました。水を使用しないトイレということで、斗蔵山のような環境にはぴったりなのかもしれません。実は昨年、福島県の石川町にお邪魔する途中で、玉川村というところに道の駅たまかわというのがありまして、そこに寄ってきました。実はそこのトイレがバイオトイレでして、大、小ともバイオトイレになっていまして、トイレに入っても全然においがしないのですね。そして、便器もきれいになっておりまして、どういうものだろうかなとして書いてあるものを見ましたら、これはバイオトイレなんだということが書いてありまして、これはおもしろいねということで、実はもう私もそういう気になっておりまして、これからそういった観光地に整備する場合には、これがうってつけだなと思って見てまいりました。ウリマット無水トイレと書いてありまして、どうもスイスあたりでつくったということでありますが、こういう水と電気も使わず、においもカットするというバイオトイレのようでありますが、十分に検討の余地はあると思いますので、今後処理能力、耐久性、ランニングコストなどの管理面をよく調べて検討してまいりたいと考えております。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎11番(八島利美) ありがとうございます。もう御存じだったということで安心いたしました。  実はこれ、私も10年以上前に公園整備をするときに、このバイオトイレについて知りまして、いろいろその当時から検討していたのですけれども、やはり斗蔵山や、あとは四方山ですね。あのような水道や電気のない、そういったところに設置するにはうってつけのトイレだなと思っておりますし、実際に富士山にもこれを活用して、登山者の利便性を図っているということもありますので、どうぞこちらのバイオトイレも積極的に使用していただくような形で、設置を御検討いただければと思いますし、あとは斗蔵山周辺の観光関係なのですけれども、実はこの前住職さんとお話しする中で、今度のね年、ねずみ年のとき、たしか2020年だったと思うのですが、ちょうど秘仏の御開帳をする年になるのだそうです。それに向けて、今斗蔵寺周辺の整備も行っておりまして、最近ではとくら太鼓の奉納用の舞台をつくったんだというお話もしておりましたし、着々と準備を進めているようですので、こういったところも観光に生かしていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  それでは、続きまして5番目の質問に入らせていただきます。JAXA角田宇宙センターとの連携協力協定や銀河連邦加盟により、今後より一層「宇宙のまち」をPRしていただきたいと思いますが、どのように観光に活用していくのか伺います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 宇宙ということでありますが、ほかの市町村にはない角田市の大切な地域資源をあらわす言葉だと思っております。H-IIロケット実物大模型、スペースタワー、コスモハウス、この3点セットを中心として、宇宙っ子まつりやはやぶさまつりなど宇宙をテーマにした観光開発を進めてまいったわけでございます。  そのような中で、これまで実現できなかったのがJAXA角田宇宙センターとの連携であります。それが昨年連携協力協定という形で実現できたことは、非常に意義のあることと感じております。包括的連携でありますので、さまざまな分野での連携が想定されておりますが、観光分野においても連携を強化していくということで確認されております。コスモハウスへの新たな展示物の提供や情報の提供、親子宇宙教室への講師派遣、宇宙ガイド養成などアイデアが出されており、これらは今後具体的に事業化に向けて協議していくことになっております。  銀河連邦加盟につきましては、直接的に観光に活用できるものではないと思いますが、毎年、銀河連邦加盟国によるサミットが各国持ち回りで開催される中で、宇宙のまちというイメージが強化されていくという意味では、PR効果が期待できると思います。カクダ共和国でのサミットは平成30年の開催予定地となっており、その際には他の6カ国にイベントブースの出展を依頼し、角田市のイベントの魅力アップに一役買っていただくこともできると思っております。角田市に目を向けていただくきっかけとして、大いに活用してまいりたいと考えております。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎11番(八島利美) ありがとうございます。  私もよく東京とかに研修などで行ったときに、角田市のお話をするのですが、ほとんどの方が角田市を知りません。ただですね、「実は角田宇宙センターというのがあるのですよ」というふうにお話ししますと、すぐに飛びついてくる、食いついてくるのですね。ですから、宇宙好きの皆さんが多いなと感じておりますし、やっぱりせっかくのJAXAの施設ですので、これを角田市のPRに使わない手はないと思っておりますので、今後とも銀河連邦の加盟も含めて、どんどん全国にPRしていただきたいなと思っております。  あと、今までのイベントも当然宇宙関連の宇宙っ子まつりでありますとか、はやぶさまつり、それからコスモハウスの宇宙ツアーや親子宇宙教室、今度も実験棟とかもできる予定になっておりますので、そういった施設も活用しながら、どんどん宇宙のまちをPRしていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  それでは、次の質問に入らせていただきます。6番目でございます。  第66回ベルリン映画祭で桃井かおりさん出演の「フクシマ、モナムール」が国際アートシアター連盟賞を受賞しましたが、この一場面のロケ地が実は西根の高倉地区でした。今後とも映画のロケ地の誘致やテレビ、ラジオ、新聞等あらゆるマスメディアを活用して角田市をPRしていただきたいと思います。特にインターネットを活用したSNSや動画配信など有効と考えますが、今後の角田市のPR方法について伺います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) このロケ地のお話は、去年かおととしでしたか、小湊議員からもお話を聞いておりまして、ああ、そういったことがあったのかと思っておりました。映画になる場所があるということが、この高蔵寺周辺だけではなくてほかにもあれば、そういった映画を誘致するというのも一つかなというふうに思っております。  この観光地のPRということに関して、インターネットの活用ということでありまして、もう既に大分このインターネットを活用した観光PRをやっているところでございます。御承知のように、角田市のホームページを開くと、その観光情報が載っておりますし、ほかのいろんな方法でPRをしているということでございます。紙ベースについても新たな取り組みをしておりまして、昨年からフリーマガジン「かくだのかお」を発行しているということでございまして、これは市民参加型の編集会議を重ねて編集しているということでございまして、市民目線での情報ということでありまして、なかなかいい評価をいただいているところでございます。こういったインターネット、それから紙媒体、両方一緒に活用して、どんどん角田市をPRしていきたいと思います。  なお、これはまだ決定事項ではありませんが、国に今申請をしているところでありますけれども、地方創生加速化交付金事業ということでありまして、角田市といたしましてはシティセールス、シティプロモーション事業ということで、数千万円かけて角田市をPRしていこうという計画を持っておりますので、そういうことで観光だけではなくて、角田市全体のPRを一緒にやってまいりたいと考えております。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎11番(八島利美) ありがとうございます。  市長の答弁ですと、もうインターネット等十分活用していますよというお話だったのですが、私から言わせていただきますと、まだまだでないのかなと思いまして、この質問をさせていただいたのです。というのはですね、今の時代、全国でどうやって情報を得るかというのを考えたときに、ほとんどは今インターネットで検索をするんですね。そうなったときに、そこにどれぐらいの情報が入っているかによって、角田市を知っていただくということが必要になるかということになります。  今、市長からもいろいろ提案がありましたように、どんどん進めていただきたいと思いますし、あとは今あるものを活用していただければ、もっともっとできるかなという思いもあって提案をさせていただくのですが、一つは、今角田市の観光ポータルサイトのココカクダというのがございます。このココカクダをもっともっと活用できないかなと思います。というのは、この中でもフェイスブックやツイッターというものがありまして、フェイスブック、ツイッターについては御存じだと思うのですが、こちらから情報発信をすると、その登録している友達でありますとか、そういった方々に通知が行くというようなシステムになっていまして、ホームページ等ですと、検索して見に来ていただかないと見れないというようなことにもなりますので、こちらから逆に積極的に情報を発信するという意味では、そういったフェイスブックとか、ツイッターというようなことを積極的に取り入れるというようなことも必要ではないかと思うのですが、今後そういった活用を考えていらっしゃるかどうかお願いいたします。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) ココカクダについては、八島議員担当したときにやっていたのだろうと思っていますので、改めては言いませんでしたけれども、そういうブログ、フェイスブック、ツイッター、そういったものを活用していくのが今の時代だと、それは当然わかっております。ただ、行政としてやっていく場合の体制づくりとか、なかなか大変なものがありまして、専門の部署でもつくっていかないと、なかなかやり切れないというのが現実でございます。そういったことも含めて、新年度でこれは多分、秘書広報室が担当するようになると思いますけれども、これまずしっかり先鞭をつけていくということで、全体に広げていきたいと思っております。  八島議員は、もちろん行政だけにやってくれというふうに言っているわけではないと思いますけれども、これは市民が皆さん、フェイスブック、ブログ、ツイッター、やられているということであれば、市民の皆さんから情報発信をしていただく、それが一番いいんですよね。情報量としては本当に豊富になってまいりますのでね。そういったことをしていただくような呼びかけ、そんなこともやっていきたいと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎11番(八島利美) ありがとうございます。まさに市長おっしゃるとおり、やっぱり市民みずからが口コミで広げていくというのが一番効果的なことだと思います。そのためにも、市のほうからもどんどん情報発信をしていくということが必要だと思いますので、お願いをしたいと思います。  あと、動画の配信、例えばYouTube等に動画の配信をするというようなことも必要だと思います。これも余りお金をかけない方法としてですが、今、毎年CM大賞でCMづくりを市の職員が中心になって、新人職員が行っていますが、それはテレビ用につくるCMなのですけれども、そのつくる過程でいろんな素材を、動画を撮ったり、画像を撮ったりというようなことがあろうかと思います。そういったつくる過程でのものをどんどん発信していく。長いものでなくていいんです。それこそCM的に30秒的な時間で構いませんので、例えば観光地を映すとか、イベントを映す、お祭りを映す、伝統芸能を映す、そういったものを取材していただいた素材をYouTube等で、もう無料で配信できますので、そういったことを積極的に進めていくというようなことも必要ではないかと思いますが、そういった考えはないかお願いいたします。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) このインターネット等を活用した形のPR、大分おくれているという御指摘がここ何年間かありまして、何とか頑張ってやっていこうということで、全くもう無視できない部分でありまして、積極的にこれを活用していくという方向に行くのは当然な時代でありますので、その時代に合ったような、あるいはその先を見据えることができるような取り組みを今後検討してまいりたいと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎11番(八島利美) ありがとうございます。やはりこれからは、インターネットをいかに活用するかということに、PRがかかってくると思いますのでよろしくお願いします。あと、やはり動画ですね。いい動画を撮って配信するというような、やはり目に訴えるということが大事だと思いますので、そちらのほうも積極的にお願いしたいと思います。  それでは、次の質問に入らせていただきます。  7番目、2020年に東京オリンピックが開催されることによりまして、訪日外国人旅行者(インバウンド)が昨年は1,973万人を突破しました。対前年比47.1%増です。今後ますますふえると予想されます。この訪日外国人旅行者を取り込むべきと考えますが、今後の取り組みについてお伺いいたします。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) インバウンド、観光客の取り込みについてのお話、御質問があったわけであります。余りいいイメージがない爆買いという言葉、でもそれは経済的にということでありますが、大勢の方々が海外からいらっしゃって、日本のいいものを買っていただく。あるいは、観光地を訪問していただいて、レストランなどを利用していただく。大変いいことだということで、この経済効果も大変高いものがあるということで、政府では積極的に進めよう、オリンピックに向けて体制を整えようということでございます。  隣の柴田町では、桜関係で大河原町や白石市と組んで、あそこにインバウンド客を取り込もうということで、いろんな対応をするということが新聞で報じられておったわけであります。角田市もどうかという声がなかったのでありまして、桜では共通するものがないということだったのだと思いますけれども、やはりそういうふうにして大勢の観光客の方々、受け入れることができる観光地、これはやはり角田市にはなかったんだろうと思いますし、これからつくるのも大変なことだなと思っております。  例えば菜の花畑、菜の花まつりがインバウンド観光地として本当に大丈夫なんだろうかということがあったり、大きく考えてしまう傾向にあるわけです。でも、角田市はやっぱり角田市なりのその観光地のしつらえをしているわけでありますから、そういったところもいいなと思って来ていただける観光客、これをどんどん来ていただこうという取り組みが必要なのだろうと考えております。  そういうことでありますので、小規模でもインバウンド観光を進めるとすれば、観光地の整備はもちろん、言葉の問題、宿泊、地域内の仕組みづくり、取り組むべき課題はたくさんあるというふうに思っておりますので、今の時代に合った観光づくり、そういったものをしっかりと検討してまいりたいと思います。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎11番(八島利美) ありがとうございます。  どうしてもインバウンドというと、先ほど市長がおっしゃったように爆買いのようなイメージになってしまうかと思うのですが、市長が今お話しいただいたように、まさにその角田市の自然をありのままの姿を見ていただくというようなことでいいと思っております。  実は先日、宮城県の観光連盟が主催いたしますインバウンドの研修会というのがありまして、それに参加させていただきました。株式会社やまとごころの代表取締役の村山慶輔さんのお話を聞いてきました。日本のインバウンドを熱くするという方なのですけれども、そこでのお話の中で、今の日本の外国人の一番の人気のスポット、ツアーというのが、実は相撲部屋体験だそうです。相撲部屋の稽古風景を見まして、ちゃんこ鍋を食べてということの相撲部屋。日本の文化に触れるというようなことが、やはり外国人の方にとっては人気があるということのようです。  それから、岐阜県の飛騨市の例をお話しいただいたのですが、ここは里山サイクリング、まさに手つかずの自然を堪能する。あとは、その長寿日本の家庭料理を堪能する。あとは、子どもたちの通学風景、何のことはない、子どもたちが通学している風景、これが日本の安全を象徴しているということで、もうまさに日本のどこにでもあるような風景が外国人には受けるということなんだそうです。それを自転車、サイクリングで回って、地域の方々との交流をするというようなことが非常に受けているというようなお話もありました。  あともう一つが、広島県の安芸太田町というところがあるのですけれども、ここでは伝統芸能の神楽を観光資源にしまして、神楽の練習って夜やるじゃないですか。この夜の練習に観光客を呼びまして、夜体験するんだそうです。そうすると、必然的に宿泊が伴うと。泊まっていただくということを仕掛けるプログラムをつくりまして、お金をそこに平日落としていただくというようなことで、そういった神楽というのも日本の伝統文化でございますし、そういったものを外国人は非常に興味や関心を持って参加をしていただくというようなことがありますという事例もお話しいただきました。  ですから、最初に出た爆買い、爆買いということではなくて、角田市の自然、角田市の伝統文化、食、そういったものを外国人の方に理解していただいて、角田市を味わっていただくというようなことが大事ではないかなと思います。そのためにはやっぱり言葉の問題とか、そういったものが出てくるというようなことがあります。きのう同僚議員が質問していたように、パンフレット等も外国人がわかるようなパンフレットをつくっていただく。そういったことだけでも、それをきっかけにいろいろとお話も弾むというようなことにもなろうかと思いますので、そういった意味でのインバウンド、活用ということで提案させていただきましたが、それに関して市長から御意見をいただきたいと思います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) どこでこの話をしようかと思って私も考えていましたが、角田市はまさに田園観光ということになろうかと思っております。それにつけても、観光物産振興、商業サービス業の振興、これにもっともっと力を入れていかないと、ますます角田市は取り残されてしまうなというふうに思っているところでございます。  まち・ひと・しごと創生総合戦略ですね。その中で、活性化事業の一つとしてツーデーマーチといいますか、2日間角田市を歩いていただく、1泊2日、あるいはスリーデーマーチでもいいですね。3日間歩いていただく。さまざまなコースをつくって。そういう取り組みをしていこうということを計画しているわけです。それによって交流人口をふやしていこうということであります。  それで、最近びっくりしたのですが、みちのく潮風トレイルというのを、これは環境省が中心になって整備をするということになっていまして、青森県八戸市から福島県相馬市まで、総距離で700キロになるトレイルコースをつくろうということですね。宮城県に入ってこの地域になりますと、亘理町から山元町までということになりますが、そのコースが亘理の町なかをずっと来て、突然山に上るんです。そのコースが設定されることになりまして、割山のところからずっと七峰山の尾根をずっと通ってきまして、四方山までが一つ。それから、四方山からさらに深山まで、これが大体3キロぐらいでしょうかね。割山から四方山まで4キロぐらい、四方山から深山まで3キロの尾根コースです。これを整備しようということで今計画がされています。亘理のほうが中心になりますが、角田市側にも林地といいますか、山の所有者がいらっしゃるので、その了解をとってほしいということで協議がありまして、これは積極的に進めなさいということを商工観光課、担当課のほうには言っております。  健康ブーム、そういった志向もありまして、スポーツの一環、健康づくりの一環、そしてまた観光の一環として、この構想を整備して、東には太平洋が見えて、西には蔵王が見える、角田市が見える、このコースを生かして、それこそツーデーマーチ、スリーデーマーチのコースにしていくということも、大変これは有効ではないかと思いまして、新たな観光づくりですね。こんなことにも取り組みたいというふうに考えているわけでございまして、いろいろと八島議員アイデアがあろうかと思いますが、こういった取り組みにもいろいろと御指導、御協力をお願いしたいと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎11番(八島利美) ありがとうございます。まさにその里山サイクリングにつながるすばらしい景観があるということで、ぜひともそれも進めていただきたいですし、あとはそのもう少し足を伸ばして、総合体育館のところまで伸ばしていただくと、この前も四方山の観光協議会のほうでウオーキング、四方山ウオーキングをされたということも聞いておりますので、そういった広域連携の観光開発ということもお願いできればよろしいかなと思います。ぜひとも積極的に進めていただきたいと思います。
     それでは、最後の質問に入らせていただきます。  これからの観光事業を実行するためには、観光関連部署の充実が必要と考えます。市役所、観光物産協会、商工会、地域振興公社、農業振興公社、各種イベントの実行委員会等の連携、協力がますます重要だと思いますが、組織強化のための施策や輝いている人が交流できるイベントのあり方について伺います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) これは私ども自慢していいと思いますけれども、角田市はイベントが多いまちだと評価されております。にもかかわらず知名度が低いというようなことでありますが、有名な観光地があるか、物産があるかでもって知名度というものが決まってくるのだろうというふうに思っていまして、やはり宇宙だったら宇宙ということを角田市の目玉にして、それをPRしていくことによってわかりやすいものができて、知名度が高まっていくのだろうと思っております。大小さまざまなイベントが年中通して開催されておりまして、それぞれの組織や実行委員会などの努力のたまものであろうと感謝しているところであります。  また、一方で御苦労も多いことと思っております。その中でも、マンパワー不足というのは共通の悩みだろうと思います。ほとんどのイベントは手づくりでありますので、人手不足は致命傷になりかねない課題だと思います。このテーマの解決策の一つとしていいモデルになると考えているのが、きのうも申し上げましたが、ベガルタ仙台レディース角田ホームゲーム協議会だというふうに考えております。市内のさまざまな団体、個人が参加して運営されている組織でありまして、今までに交わったことのなかった団体がそれぞれの特徴を生かして役割を担っていて、これが一つのモデルになるのではないかと考えております。  それぞれのイベントが交流人口の増加という目的では一致するわけでありますから、各種イベントの実行組織同士が補完し合える仕組みづくりが必要だと考えますし、調整機能を持つ組織、恐らくこれは行政になると思いますが、あるいはその観光の団体かもしれませんが、そういう組織をつくっていくことも必要ではないかと考えているところでございます。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎11番(八島利美) ありがとうございます。  確かにその皆さんが協力していただけるような調整組織、そういったものが必要だと私も考えます。市長の考えの中で、具体的にこういった組織がいいのではないかというのがあれば教えていただきたいのですが、お願いいたします。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) まだ思案中でございまして、むしろ八島議員からの提案をいただければありがたいと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎11番(八島利美) ありがとうございます。まあ、提案をということでありますので、私からちょっと提案をさせていただきたいと思うのですが、先ほど申し上げました各種の関連団体がございます。市長おっしゃるように、私も実感しておりますが、角田市は本当にイベントの多いまちだと思います。これは本当にほかの市町村に誇れるところだと思います。ただ、やはり難点が、それぞれの実行委員会なり団体がやっていることによって、なかなか連携がなされていないというところが、そのイベントのもう一つ盛り上がりに欠けるところであるのかなということもあります。  考えるところは、例えば物産協会であったり、地域振興公社であったり、各種イベントの実行委員会等であったり、それぞれのイベントをされているのですが、統一した協議会的なものがあって、そこでそのイベントを割り振りをしてやっていくとか、そういったところを調整役というのが必要になってくるのではないのかなと思っております。できれば、今度道の駅の運営会社、第三セクターでつくるというようなお話もありますが、そういった第三セクターでつくる会社を立ち上げるというふうなときに、そういった地域振興の観点も踏まえてやっていただければありがたいなということを思っております。  ちょっとだけ時間がありますので、市長から提案しなさいということでございますので、ちょっとお話をさせていただきますが、冒頭にお話をさせていただいた上勝町の事例でございます。先ほど「いろどり社会」を目指してまちづくりをしていますというお話をしたのですが、実は第三セクターで株式会社いろどりという会社を、まちづくり会社をこの上勝町では立ち上げたのですね。そのまちづくり会社の基本的なコンセプトは、「地域をいろどり、暮らしをいろどり、心をいろどるいろどり社会をつくる」のだといったことがコンセプトにあります。そこが、「いろどり社会」というのは、人々が生涯現役で仲間とともに幸せに生活できる社会、人を中心に社会システムを構築し、人々が幸せになれる地域づくり、人々が幸せを感じる文化や産業を創造する社会のことですということで、「いろどり社会八つの戦術」ということで提案されています。こういったまちづくり会社をつくってやっていくというのはいかがでしょうか。提案させていただきます。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) なかなか内容の濃い、おもしろい提案だなと思って聞いておりました。今は反問権ではなくて、自主的に提案されたと受けとめておりますので、私も今お聞きしながら思い出すことがありました。  実は、このベガルタ仙台レディースの協議会をもとにして、もっと拡大できないかという考えがありまして、交流人口100万人都市推進協議会というものを別に立ち上げることができないかという案が実は平成27年度予算を審議というか、つくる中でお話がありました。ですが、屋上屋を重ねるような組織になってもうまくないのではないかということもあって棚上げになっておりますけれども、新たにこういう共通の目標を持つ団体、あるいは市民の方々に参加していただいて、やはり目標を設定しながら一緒に行動していくということができる、そういう組織というのが私は必要だと思っています。自分たちの所得を上げていくための生産活動、販売活動もそこには出てくるでしょうし、あるいはそういったものを財源としながら、いろんな方を応援していくという、そういうことが私は大事だと思っております。お互いに市民同士が応援し合うといいますかね、拍手をし合うという、そういう文化というものをこのまちに根差していかないと、思うように皆さんが一緒になって前に進むことができないんだというふうに私は思っていますので、ぜひともそういう組織といいますか、機運を盛り上げていきたいと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 八島議員。 ◎11番(八島利美) ありがとうございます。  今のようなお考えでぜひとも進めていただきたいと思います。みんながわくわくする角田市を目指して、今後ともよろしくお願いをいたしまして、私の一般質問を終了させていただきます。ありがとうございました。 ◎議長(柄目孝治) 以上をもちまして、11番八島利美議員の一般質問を終わります。  休憩いたします。  午後1時、再開します。      午後0時03分  休 憩 ───────────────────────────────────────────────────      午後1時00分  再 開 ◎議長(柄目孝治) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  まず、午前の八島定雄議員の一般質問における答弁の中で、答弁の保留分がありました。発言の申し出がありましたので、これを許します。男澤市民課長。 ◎市民課長(男澤豊悦) それでは、発言をさせていただきます。  午前に八島議員から質問いただきました、個人番号カードを交付する際に、住基カードについては、先ほど申しましたが、原則的には住基カードをお持ちの方は返納いただくということであります。ただしといいますか、記念品として住基カードを欲しいという方がいらした場合はどうなるかというふうな御質問になったわけでありますけれども、先ほど調べておりましたら、このようなことが記載されておりましたので答弁をさせていただきたいと思います。  記念品として失効した住基カードをお持ちいただくことはできますのでということで、具体的には住基カードの電子証明書を物理的に破棄といいますか、要は穴をあけたりして電子証明書を使えなくするということで、そうした措置を行った後に住基カードをお渡しをするといいますか、その方にお上げすることについては構わないというふうなことが載っておりましたので、そのように答弁をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◎議長(柄目孝治) 御苦労さまでした。  一般質問を続けます。  次に、5番黒須 貫議員。      (5番 黒須 貫議員 発言席) ◎5番(黒須 貫) 5番、政友会の黒須 貫です。通告に従いまして質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  まず、1番ですね。角田市の人口ビジョン、特に子育て支援事業について。  このたび、角田市まち・ひと・しごと創生総合戦略、以下、まち・ひと・しごとと言わせていただきますが、これがまとまりました。第2章の人口ビジョンでは、平成72年(西暦2060年)には1万4,000人強まで減少するという推計されている当市の人口を、まち・ひと・しごとによる人口対策の効果を十分発揮することにより、2万人を確保するという目標を掲げています。  人口対策の重要な施策が少子化対策です。安心して子どもを産み育てられる環境を提供することが、持続可能な角田市をつくることにつながります。角田市の人口ビジョン、特に移住、定住も絡めて、子育て支援事業について一般質問を行い、市長並びに教育長の姿勢と所見を伺います。  (1)保育料の減免などについて。  昨年10月末から11月に各地区で開催されました第2回まちづくり懇談会において、角田市第5次長期総合計画後期基本計画の概要とまち・ひと・しごとが示され、市長はまち・ひと・しごとの基本目標3)若い世代が子どもを産み育てやすい環境の整備の具体的施策として、第2子からの保育料無料化を挙げられました。これにつきましては、子育て世代から本当にありがたいと歓迎の声がたくさん聞かれたところでございます。そして、その後、後押しするかのような政策が国からも出されましたが、しかしそれは自治体間競争の始まりの号砲でもありました。私の知り得る中でも多くの自治体において、保育支援事業はまち・ひと・しごとの目玉と掲げられております。このような状況を、角田市がいかなるスピード感とさらなる独自施策を持って勝ち抜いていくのか、市長の決意と姿勢を伺います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 5番黒須 貫議員の御質問にお答えいたします。  保育料の減免についての御質問をいただきました。第2子からの保育料の無料化につきましては、角田市まち・ひと・しごと創生総合戦略の中で「子育て家庭の経済的な負担の軽減を図るため、第2子以降の子どもを持つ世帯に対する保育料などのさらなる軽減について検討します」と掲げております。また、昨年11月に開催しました第2回まちづくり懇談会の説明においても、同様の考え方で検討する旨の発言をいたしております。  このような中、国においては幼児教育の無償化に向け、平成28年度から年収約360万円未満の世帯を対象に、第1子の年齢にかかわらず、第2子半額、第3子以降の保育料を無料とすることを決めました。現行制度においても、保育所保育料については就学前の兄弟が幼稚園、保育所へ在籍している場合、幼稚園の保育料については、保育所の要件に加え、第1子の年齢が小学校3年生までの場合、同様の軽減措置はありましたが、今回の対象範囲の拡充は第1子カウントの年齢制限を撤廃するというものであります。  なお、本市における現在の公立保育所保育料等、いわゆる利用者負担額については、国の定める基準額の範囲内で市独自に、これは仙南一低い金額に設定しているところですが、子育て支援策をより一層強化するため、御質問の第2子以降の保育料無料化という市の独自施策については、スピードも大変重要でありますが、タイミングも大事であります。つきましては、受け入れ環境の整備であります新角田保育所の開所時期にあわせて検討してまいりたいと考えております。 ◎議長(柄目孝治) 黒須議員。 ◎5番(黒須 貫) 御説明ありがとうございます。今の御説明ですと、新保育所の稼働時期ということは、平成30年と考えてよろしいでしょうか。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 御指摘のとおりでございます。 ◎議長(柄目孝治) 黒須議員。 ◎5番(黒須 貫) ありがとうございます。  このことにつきまして、あと2年後ということになりますが、それに向けまして、例えばどの程度の無料化年齢制限とか、それから収入制限とか、そういったことは、具体的なことは何かここでお話しできるようなことはありますか。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) それにつきましては、後で子育て支援課長より申し上げますが、まだ具体的なことは決めておりません。原則的にそのような考え方で進めるということでございます。国が360万円未満というようなお話もありますけれども、そういったことについて考慮するのかしないのか、きのうまで、きょうもありましたか、要するに子ども医療費の所得制限の撤廃というようなこともありましたのでね、そんなこともあわせてこれは一緒に考えていく必要があると思っております。 ◎議長(柄目孝治) 黒須議員。 ◎5番(黒須 貫) ありがとうございます。  ほかの、これは過当競争になるとか、そういったこと懸念もありますけれども、やはりどうしても角田市がほかの自治体よりも抜きん出るといいますか、より子どもの保育に手厚いというアピールするのであれば、やはりその中でも収入の制限にかかわらずといったところ、またそのほかのことでも最もいい環境が得られるということに、ぜひ進んでいただきたいと思います。  さて、その中でスピード感とさらなる独自施策ということでございますけれども、なかなかそうは言いながらも、今これから少子高齢化が進みまして財源も大変難しくなるようなところでございます。そういったところで、独自の性能、独自性をどうやって出していこうかというところでございます。昨日、同僚議員の方々から、格差社会の中での市の教育について、あるいは子ども医療費助成事業などについての質問がありました。子育て支援にかかわる各種事業、それに係る予算案などを、このたび新人の議員といたしましても興味を持ちましてつぶさに見させていただきましたし、計算機でカウントさせていただいたりもしました。そうしますと、意外に角田市は他の市町村に比べて勝るとも劣らぬ、かなり有効な事業をそれぞれに行ってきているなということに気づかせていただきました。そのあたりがもしかすると、従来の予測に反して、いまだ人口がまだ3万人を維持できている理由の一つなのかもしれないなとも思います。ただし、そういった予算がうまく子育て世代に、また子育てをしようとする世代の方々に伝わっていないのかなという懸念もございます。  子育てにかかわる施策の、きのう御答弁がありましたが、バージョンアップももちろん大切ですし、それに加えてそういった施策、いろんな施策がありますけれども、それは例えば金銭的な補助とか、そういったことにかかわらず、それを超えても、例えばバースサポートプログラムであるとか、出産の祝い金から、それこそ後で質問させていただきますが、いらっしゃいプランまで、もっと言うならば、地域の例えば支援団体である子ども会育成のそういった活動とか、総じて角田市の子どもをサポートしていく、そういうようなものをトータルに、もっと平易に、そして魅力あるプレゼンといいますか、伝え方、今もホームページを見ますと、かなりその子育てについて熱く見ることができますけれども、それでもやはりどうしても行政のホームページというふうなことは否めないなと思います。ほかの市町村などを見ましても、もっと華やかに、そしてわくわくするような、そういう施策を統合したホームページなり、パンフレットなりを用意しているようでございますので、そういったことをしていくだけでも、十分に戦略になると思いますけれども、その点について市長の考えを再びお伺いします。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) ただいまこの若者あるいは子育て支援、サポート制度いっぱいあるけれども、効果的に戦略的にPRされていないのではないかという御質問がありました。私もそのとおりだと受けとめておりまして、この辺については御指摘のとおり、しっかりとその戦略性を練ってPR活動をしてまいりたいと思っております。  御指摘のように、角田市の子育て支援策、本当に仙南の中では大分突出した内容になっているはずでございます。学校給食費についても、これも仙南ではかなり低い部分であるし、保育料についても低目に設定して、子育てしやすい環境をという、あるいは子ども医療費についても頑張ってまいったわけでありますが、にもかかわらず、なかなか簡単には子どもさんがふえるという状況にはなりません。もっとやっぱりトータルな部分で整備をしなくてない。仕事も当然そうでありますし、住居についてもそうでありますし、いろんな総合的な、これは政策ということになってまいりますので、殊にこの若者子育て支援ということに関して、特化したPRをしっかりする必要があるという御指摘でございますので、そのようにさせていただきたいと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 黒須議員。 ◎5番(黒須 貫) 大変ありがとうございます。御決意、そして姿勢を伺いました。ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  それでは、次に(2)に移らせていただきます。(2)保育整備に係る今後の方向性についてお伺いします。  1)昨年3月に角田市子ども・子育て支援事業計画が策定され、少子化、子育て環境の多様化への行政としての取り組みが示されました。そして、今年2月12日に開催の角田市議会全員協議会で示された保育整備に係る今後の方向性についての中で、待機児童解消を見据えながら、角田保育所の移設、認定こども園の新設が提案されたことは、具体的施策の一つとして理解はいたします。  ところで、去る2月16日に角田市商工会との角田市議会一般会議の中で、ある大きな事業所の総務担当者の方から、3,000人いらっしゃる社員のうちに市内在住は30%にとどまる。角田市に住みたいと思わせる魅力がないからだという非常にショッキングで残念な言葉がありました。さらに、その角田市に求めるものを、その事業所の部内でお話し合いになられたようで、その中にまとめた中に、「育児に適した住環境、できれば24時間まで保育してくれる保育施設が欲しい」という意見があったそうです。今、事業所では男女の別なく交代勤務につくのは普通です。女性も夜勤をしております。  まち・ひと・しごとの基本目標3)の基本的方向(2)に、子育て支援によるワーク・ライフ・バランスの実現が挙げられています。そういったものを勘案するところ、これから角田市に求められる保育施設は、より総合的な保育を深夜、あるいはちょっと言い過ぎかもしれませんが、あるいは要望によれば24時間提供でき、そしてさらに規模の大きいもの、この規模の大きいものはちょっと抽象的ですが、具体的にはほかのそういう施設を見ていますと、やはり例えば食事、給食なども含めて要望の時間帯、いろんな時間帯に合わせて、その出勤の時間帯に合わせて子どもを受け入れられる対応力、それからその対応をする、そこで働く保育士さんたちのケア、子育ても含めて、そういったものもともにできるなど、そういったことで規模の大きいものと使わせていただきましたが、そういったものであると考えますが、市長の考えを伺います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) これからの角田市に求められる保育施設について、深夜あるいは24時間提供できる保育施設ということでのお話がありました。このことにつきましては、角田市の子ども・子育て支援事業計画、これを策定するに当たりまして、これは平成25年12月時点でのアンケートの結果でございますが、子どもを持つ世帯全てに対してアンケート調査を行ったところでございます。この結果につきまして、子育て短期支援事業、ショートステイでありますけれども、この希望がなかったということがあります。また、夜間保育を実施する場合の施設設備の整備、具体的には宿泊用の部屋、ベッドなど睡眠用の器具の整備設置、これが必要となるということでございまして、今回は見送らせていただいた経緯がございます。そのほかに御指摘のありました保育環境、それから施設の規模について、ともに引き続き保育所整備計画の中で検討してまいりたいと考えております。 ◎議長(柄目孝治) 黒須議員。 ◎5番(黒須 貫) ありがとうございます。  ただ、今のお話でもありましたが、今回私もその子ども・子育て支援事業計画を読ませていただきました。こちらのアンケートは、要するに角田市に住んでいらっしゃる子育て世代の方々、子どもを持つ方々へのアンケートですので、もしかするとその70%の方々の中にもたくさんいらっしゃって、そういった方々が実は角田市にそういう施設がないので、角田市には住めないのだというふうなことももしかするとあろうかと思います。そういったところにもう少し範囲を広げて、何かそういう要望を聞く手段みたいなことはないかなと思っておりますが、市長さん、どのようにお考えでしょうか。お伺いします。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 角田市以外から会社に通勤している方が、角田市内に夜間あるいは24時間保育してくれる施設があれば、角田市に移ってもいいですよという、そういうことですかね。そう簡単にはいかないはずですね。そんなに簡単に人は移動できるものではないと思いますが、全体的に保育環境がすぐれている、教育環境がすぐれている、まちの魅力があるということであれば、それは角田市に移っていただける方も出てくるかと思います。  私は、黒須議員も、そのみやぎ県南中核病院の議員になっていらっしゃるということで、みやぎ県南中核病院には院内保育所があって、あそこは夜間も、要するに一晩あそこに子どもたちが泊まることができる、そういうことでやっております。つまり、事業所内保育ということなのですね。それが、大きな会社でもできれば私は一番いいと思いますけれども、そういう対応というものを事業所でとっていただくと。それは住んでいるまちに関係なく、そこで保育をしていただけるということになりますので、できればそういう保育所がもっとできればいいなと思っています。市内でも夜間は面倒を見ておらないわけでありますけれども、病院の院内保育所もありますし、それからほかにもあるようでございますので、そういったことも勧めてまいりたいと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 黒須議員。 ◎5番(黒須 貫) ありがとうございます。  ぜひこれに関しては、例えば事業所あるいは会社の社長などにでも、それこそトップ同士でかけ合わなくてはいけないところかもしれませんので、これについては事業所に前向きに働きかけ、協議をぜひ重ねていただきたいと要望させていただきます。  次に2)でございますが、現在、計画のとおりに2つの施設、角田保育所と新しい認定こども園の計画を進めるのであれば、2つとも市街地へ設けることには疑問があります。人口バランス、交通アクセス、私立の幼稚園との共存などを考えるのであれは、1つは例えば横倉地区、桜地区に、いわゆる人口の多い、きのう説明をいただきましたが、今人口がふえている、あるいは子育て世代が多くいらっしゃるところに設置するのが適当と考えますが、市長の考えを伺いますというふうにはさせていただきましたが、これにつきましては、昨日同様の質問を同僚議員がいたしまして、回答の内容は理解をいたしましたので基本的に割愛をさせてはいただきたいと思います。  ただ、要望でございますけれども、かなりリミットが決められているタイトなスケジュールの中で、その場所設定ということのようでございます。ただ、やはりきのうも同僚議員が指摘しておりましたけれども、子どもの保育、教育という点でございます。やはり安心して預けられる、そして利便性のいい場所というのは、いろんなものを事業展開する上で場所とりはとても大切なものだろうと思っておりますので、そういったところを余り焦らずに、急がずにでも結構ですので、よく熟慮されて選定をしていただけるように、これは要望をいたしたいと思います。  次に、3)でございます。一方、そういう町なかでの話に対しまして、保育整備に係る今後の方向性について示された計画について、今度は郡部ですね。私も郡部の住まいですけれども、市民からは保育・教育施設の市街地集中によって、郡部の少子化、人口流出の加速化を危惧する声が多く聞かれます。この危惧が現実になってしまうと、まち・ひと・しごとの基本目標1)内発的産業の振興による安定した雇用の創出に示した、当市の基幹産業である農林業の振興はだんだんともう望めなくなっていきます。  また、このたび示された角田市教育振興基本計画(案)の大切な部分でもあります地域との連携、これは家庭、学校、地域の連携の中で子どもを育てていくという大変麗しい構想だと思いますが、あとは地域の祭りや郷土芸能を保持活用する事業も脆弱なものになりかねません。郡部も持続していきたいと思っておりますし、いかなくてはならないと思っております。  そこでです。新設予定の認定こども園という、これは幼稚園と保育所の機能をあわせ持つ画期的な制度で、利用条件も柔軟で、保育所同等の時間が確保できます。従来の、今あります市立の幼稚園、また関連の児童館などを、この認定こども園に移行することで、郡部で地元での子育てを希望する、そういう希望に十分に対応できて、しかも市街地と郡部の子育て環境のバランスがとれると考えますが、市長並びに教育長の考えを伺います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) お答えいたします。  今回の角田保育所整備計画につきましては、この角田保育所の建てかえと待機児童対策、これが大きな目的となっております。私といたしましては、本施設の整備が直接的に郡部の衰退につながるものではないと考えております。また、子育て支援に関する事業の展開において、保育サービスの提供は特定の地区に限定して実施するものではなく、角田市全域を一つの提供区域として考えてもおります。  今回の保育所整備については、市街地へ建設するのだから、角田地区民へのサービスというふうに捉えるのではなく、角田市全域の子どものため、あるいは親御さんたちの利便性を高める施設として位置づけて整備をする考えであります。  現在、就学前の児童が保育を受ける施設として、各地区に児童館、児童センター、公立幼稚園、認定こども園に、ともに移行することで保育所と同等の保育時間を確保でき、市街地と郡部の子育て環境のバランスがとれるということですが、これは私もそれが理想だと思います。市街地外、郡部の皆さんの人口流出への懸念、心配、これは私も痛いほどわかっておるわけでございます。しかしながら、この少子化の現実は厳しく、施設の利用者が先細りとなっている現状では、地区ごとに認定こども園をつくれば少子化がとまるという考え方には、なかなか立てる状況ではありません。角田保育所の整備計画に一定のめどが立った後、これら施設のあり方について再編、統合を含め、別途改めて検討してまいりたいと思っております。  なお、一つのデータとしては、小学生の1年生の入学生の推計がございまして、平成28年4月、ことしは240人ちょっとでありますけれども、これが平成33年の年になりますと162人に減るという、つまりもう0歳児、1歳児の人数がわかっていますから、つまり30%以上子どもの数が減るという状況でございます。特に郡部のほうでは1桁台になってしまうという状況がある中で、確かに希望を持てるということになれば、認定こども園を整備すればいいのかなというふうには思いますけれども、なかなかこの逆戻りができないという状況にあるという現実を踏まえながら、今後なお一層どうあったらいいのかということについて検討させていただきたいと思いました。 ◎議長(柄目孝治) 佐山教育長。 ◎教育長(佐山富夫) お答えいたします。  幼稚園は現在、枝野幼稚園と西根幼稚園の2園となっております。各園とも児童数は15名ずつで計30名在籍しております。今後、園児数が減少することが予想されますので、そのあり方については、今回の計画とは別に、地域の皆様と相談しながら検討してまいります。 ◎議長(柄目孝治) 黒須議員。 ◎5番(黒須 貫) 私たち郡部に住む者としましては本当にゆゆしき事態ですし、それに対して本当にお答えはそうだろうなということでございます。でも、やはり本当にただ我々としましては、一人でも多く子どもが生まれ、育って、地域を背負っていっていただきたいという思いは本当に強く思っております。  それにつきまして、今市長並びに教育長のほうから、今の事業とはまた別に、今後その人口動態とか、それから今後の社会情勢、それからそういったもろもろのことを勘案しながら、あるいは統合整理、そしてまた別なあり方、そういったものを協議、また検討していくというお話がありました。それにつきましては、我々も本当にそうなるのだろうなという考えは片方であります。  ただ、これにつきましては、どうぞやはり今もお話がありましたが、地元、その地域と十分に協議をし、お話を持っていただいて、本当にどうしたらその地域が健全に、そして持続可能に進んでいけるのか、そういったところを本当に十分に話し合っていきたいと思いますし、そうしていただきたいと思いますので、この点につきましては、これ以上お話をしてもなかなか大変ですので、まず要望をいたしておきたいと思います。またその時期になりましたら、お話をここでまたさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。  次に、4)でございます。例えばそういった中で幼稚園、また保育園のあり方ということですけれども、例えば山梨県の都留市では市街地よりも山間地にある「山の幼稚園」が大変人気です。山を走り回って子どもが育つという幼稚園を、これは私立でありますけれども、開いております。また、東京都では目黒区の祐天寺にあったかと思いますが、小さいのですけれども、園の中に林や田んぼがあり、泥んこ遊びをしたり、田植えをしたりする小さな幼稚園が注目されています。角田市では、例えば今も話がありましたが、幼小一貫の教育を行っている枝野小学校に附属する枝野幼稚園が、昨年県の研究大会で高い評価を受けました。
     保育施設は、便利だから、安いから、そこにあるから預けるという時代から、環境や教育の質、特徴で選択をする時代に移行しつつあり、またそうなるべきと考えます。角田市が子育て日本一を掲げるのであれば、幼稚園や保育所事業をもっと戦略的に行っていくべきではないでしょうかということで、市長並びに教育長の考えを伺います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 戦略性ということでありますが、御指摘のとおりでありまして、近年の就学前の子どもに対する教育・保育施設の選択にあっては、施設の特徴が重視されるように変わってきたと感じております。その上で、今回の保育所整備計画において設置されます私立の保育所、認定こども園を加えますと、角田市においても保護者の選択の幅が大分大きく広がることになるのだろうと思っております。  各施設の特徴や教育、保育内容について、保護者が判断するための対象がふえ、ひいては市も含め、事業者間の競争意識の高揚も図られることから、教育、保育の質の向上が期待されるものがあると考えております。  立地環境という面では、自然環境がよくて便利なところに立地できれば一番よいのでありますが、そういうところはなかなかありませんので、どうしても最大公約数的な考え方で場所を選定せざるを得ないのが現実であります。そしてまた、今角田市が急がなければならないことは、施設と定員といいますか、施設という数の確保を急がなければならないという状況でございます。質という点では、保育所が定める保育方針、保育目標や国が定める保育所保育指針に基づき保育を実施しておりますので、保育の質につきましても十分に確保されていると思いますし、今後ともまた独自のその質の向上ということもいろいろ考えまして、進めてまいりたいというふうに思っております。 ◎議長(柄目孝治) 佐山教育長。 ◎教育長(佐山富夫) お答えいたします。  特色ある幼稚園、特に自然に触れ合える幼稚園が人気ということですけれども、私も子どもは自然の中で伸び伸びと育ってほしいと願っております。そんな幼稚園ができればいいな、そう思っております。今後、教育という視点で幼稚園のあり方を検討するときの参考とさせていただきます。 ◎議長(柄目孝治) 黒須議員。 ◎5番(黒須 貫) ありがとうございます。  今回のものというのは、かなり先ほども言いましたタイトな予定の中であります。ですので、その独自性とか、特徴性というのを引き出せるということは、なかなか今のところでは難しいのかもしれませんけれども、もしできましたら、先ほどお話がありました、その次の段階といいますか、例えばそれこそここから市街地よりも少し、例えば隈東地区であるとか、西根地区であるとか、そういったところでの例えば拠点的となるような幼稚園なり認定保育園なりを集約、そして新築ということになるのであれば、ぜひそのときにこそ、そういうほかからも車を使ってでも通わせたいと思えるような幼稚園または認定こども園、そういったものをぜひ構想していただきたいと思います。これはまた要望でもありますし、ぜひ議論も重ねていきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。  本当にそういった中でも、教育長が特に今回0歳児からの教育ということをお話しされました。本当に幼稚園というところは、大切な、保育園も同じような教育をする場所だと私は思っておりますので、大変大切なところでございます。「三つ子の魂百まで」といいますし、またロバート・フルガムという哲学者が「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ」という本も出して、私も愛読しております。やはり幼児教育ということは、本当に今さらではありますけれども、とても大切なものだということが本当に今言われております。そこに角田市の教育方針、角田市教育振興基本計画(案)、これについては幼児教育についてはほとんど書かれておりませんけれども、でもそれをベースにしたものと考えておりますが、それを反映させていることは大変十分にあるべきことと考えます。  昨日、同僚議員が同様の質問をいたしまして、既存の幼児教育懇談会で連絡を取り合うので、今から新設される保育園、保育所並びに認定こども園についても、これは民設民営でも大丈夫なんだというお話がありましたけれども、その点につきまして答弁がありましたけれども、私も多少心配かなと。どのようにして、それでは角田市の教育ということを、新しい事業者の運営をする方々に反映していくのかなという段階がちょっと心配でございますし、見えていないところがあります。やはりこれから選定をされるということ、公募をしてということになりますけれども、これこそまちづくりだけではなくて、人づくりもぜひ官民連携といいますか、官の意向を強く申し上げて、そして向こうの意見も聞きながら進めていけるような、そういうことを視野に入れていくべきと考えますけれども、再び教育長にそのことをお伺いしたいと思います。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) お答えいたします。  民営民設ということですね。その辺のところで、本当にこちらの子育ての意が伝わるのかという御質問ですけれども、民営の場合はやはり経営戦略というのがございますので、そこにやっぱり我々が食い込んでいかなくてはいけないのだと思います。その食い込み方として、昨日申し上げたように、一つは幼児教育懇談会の市のトップレベルの方々の考え方を申し上げる、御提言申し上げる、で、こういうふうにやっていただきたいという考え方を示す一方で、もう一方はやはり親だと思います。親の考え方が、結局私たちはこういう子どもを育てたいのですよという気持ちが、考え方、意見が、やはりその民営の方々の気持ちを一番動かすのではないかなと思います。やはり利用者ですので、これを民営の方々は無視することは絶対できません。ですから、そういう意味から言うと、親のそういう要望、それから教育に対する考え方、しっかりとしたものをやはり民営の方々に伝えていく、そういう場を数多く設定して、あるいはその考え方を聞く、そういう場面をこちらとしても設定しながら、民営の方々の経営の中に反映させていただける。これは検証の部分でも全く同じになると思います。そういう考え方でおります。 ◎議長(柄目孝治) 黒須議員。 ◎5番(黒須 貫) ぜひ今の御答弁のように、親も含めて、どのように子どもを教育していくのかということを、ぜひ懇談会なり、さらにもっとできるのであれば、それに特化した、また専門的なことも含めて、ぜひそういうディスカッション、会議の中でそういったものを見つけていき、それをぜひ経営をする方々に反映してもらって、それこそ角田市にしかないような保育所、そして認定こども園なりをつくっていっていただきたいと思います。そのことについてよろしくお願いを申し上げておきたいと思います。  次に、(3)でございます。定住促進事業についてでございます。  まち・ひと・しごとの基本目標2)に、地域資源を生かした移住・定住の推進が示されています。移住・定住推進と子育て支援は、人口ビジョンを描く上で両輪とも言えます。さきに紹介しました角田市議会一般会議での意見で事業所がまとめた意見の中に、角田市に求めるものの中に、もう一つ、いらっしゃいプランを若い世代が好むハウスメーカーの建築にも適用してほしいということがありました。この件につきましては、いみじくも2月9日の議員研修会で講義をいただいた平成28年度角田市当初予算(案)の概要、定住促進、角田・いらっしゃいプラン推進事業で、市長はこのことについて言及されました。要は、角田市の大工さんでなければだめだというところを除きますというお話をされておりました。  さかのぼって、昨年のまちづくり懇談会で市長は、実家の敷地内に建てる場合にも適合できるようプランを改善したい旨のお話をされました。新規転入者をいらっしゃいプランで大歓迎するとともに、やはりふるさとに帰ってくる子育て世代、また帰ってきたい、また帰ってきてほしいという家族、世帯を手厚く迎えることによって、帰っていきたいと思えるような、いわゆる名前をつけてみれば、お帰りなさいプランも充実させるなど、柔軟かつ心温まる施策が望まれますが、市長の考えを伺います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 御承知のとおり、定住促進、角田・いらっしゃいプラン推進事業につきましては、平成17年7月から事業を開始いたしておりまして、制度の見直しを行いながら現在3期目のプランを行っておりまして、今年度末で終了ということになります。  この事業につきましては、私も最初からかかわっておりまして、この10年間の実績を見ますと、この事業は定住促進のために一定程度の成果を上げていると、役に立っていると評価しているところでございます。現に最近の数字を見ますと、大体利用者の4割ぐらいは転入者の方々だということでございまして、その効果というのはかなり大きいと思っております。そういうことでありますから、これまで議会の一般質問や昨年のまちづくり懇談会において皆様から頂戴いたしましたさまざまな御意見を、第4期の新制度に反映させようということで検討を重ねてまいりました。  新制度の概要、既に御承知のとおりでございますが、改めて申し上げますと、使い勝手のよいわかりやすい仕組みにすることを基本とし、現行プランの補助対象要件であります土地取得要件を撤廃し、基本額のみを助成するというシンプルな制度に改正することにしております。改正することにより、例えば2年以上市外で生活していた角田市出身者が、ふるさと角田市に住宅を建てた場合も対象となります。このケースは、まさしく議員御提案のお帰りなさいプランの考え方に通じるものと思います。  また、市内在住で18歳未満のお子さんを抱える子育て世帯についても、土地取得要件が撤廃されたことで、現行プラン以上に対象者が増加することが見込まれます。  なお、空き家対策が社会問題となっている中、利用可能な空き家を含む中古住宅の有効活用を支援するため、中古住宅と購入とともに行う増改築または改修に要する経費の一部を補助するメニューも新たに導入しております。  移住・定住の推進は、角田市まち・ひと・しごと創生総合戦略のリーディング事業と位置づけ、定住促進、角田・いらっしゃいプラン、住宅建築助成制度の充実を掲げております。新たな第4期プランの周知徹底を図りながら、これまで以上に市外からの転入者及び市内の子育て世帯の定住を促進し、定住人口増加に努めてまいりたいと考えております。  つけ加えまして、議員から御提案いただきましたお帰りなさいプランというネーミングは、大変わかりやすく、Uターンしていただくにはインパクトがある言葉でありますので、PR用として使わせていただきたいと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 黒須議員。 ◎5番(黒須 貫) ありがとうございます。使っていただければ大変助かります。  私も家業柄、どうしても建築にかかわる場所で、特に家庭事情にかかわりまして、家の改修であるとか、新築であるとかの場所に立つことがあるのですけれども、割と最近、いろんな経済状況もあるでしょうし、社会状況もある。また、お父さん、お母さん、あるいはおじいちゃん、おばあちゃんを、それこそ介護も含めて、今後見なくてはいけないということで、その敷地内に家を建てたい、あるいは家をリフォームして何とかその少し世帯をふやして住みたいということもありますし、もうそういったことで私の地元、枝野地区のほうではそういう家が各所に建っているような状況もあります。それで若干ふえている地区もあることはありますので、やはりそういうことというのは、本当に理にかなったといいますか、人の道にもかなったことだろうなと思いますので、そういう温かい部分をもっとふやせるような、そういう施策をぜひとっていただきたいなと思いまして、お帰りなさいプランも含めて、ぜひ考えていただければありがたいなと思います。  以上で私の質問を終わらせていただきますが、ただやはり今この質問に立っておりましても、私たち郡部に住む者につきましては、やはりどうしても少子高齢化という波に対して、何とかしてあらがっていきたいですけれども、なかなかそれが難しいというじくじたる思いがございます。今後これはやはり、行政もそうですけれども、我々地元に住む地域の人間が、自分たちでやはり今後のことを一生懸命考えて、そしてそれをまた施策に反映していただけるように働きかけるということもあろうかと思います。そういったことがやはり地域振興ということにつながると、そのものだと思いますので、ここで質問は終わりますけれども、またこれにつきましては、地区の方々と一生懸命話をして、意見をまとめ、そしてまたこの場にお持ちしたいと思いますので、そのときはまたどうぞよろしくお願いいたします。  以上で一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ◎議長(柄目孝治) 市長、答弁ないですか。市長。 ◎市長(大友喜助) 議員の活動というのはそういうことだろうと思いますし、私は私で懇談会をできるだけ多く開いて、住民の皆さんの意見を十分にお聞きして、施策に反映をしていきたいと考えております。一緒にこの地域づくりを考えていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。 ◎議長(柄目孝治) 以上をもちまして、5番黒須 貫議員の一般質問を終わります。  次に、8番小湊 毅議員。    (8番 小湊 毅議員 発言席) ◎8番(小湊 毅) 8番、創生会、小湊 毅でございます。最近議席の場所が移りまして、市長とはなかなか近くの場所で話す機会がなくて、今回は目の前ということで、久しぶりに近いところで一般質問させていただきたいと思っております。  早速入ります。1つ目でございます。温故知新、角田の食を改めて見直すことについて。  私は角田市に戻ってきてから9年になります。今はやっておりませんが、移住当時、都会の方を相手に角田市の物を売る実験をしばらくやってみました。我が家の米、みそ、梅干しなどを知り合いに売り、その反応を見ておりました。反応は「おいしい」と言ってもらえましたし、自分で食べてもうまいと思いました。しかし、これらはおつき合いで購入してもらうことは可能でしたが、それ以上の広がりは余りありませんでした。理由を考えてみますと、都会の方にしてみれば、米もみそも梅干しもありとあらゆる種類の物が周りにあふれ、何ら珍しくないものであるということが本当のところだと思います。この実験の中で、購入していただく方から「ことしはまだか」と連絡をもらう物が一つだけありました。それは、秘伝豆の枝豆であります。山形県のだだちゃ豆、10年前当時でようやく関東の一般の方も知るようになりましたが、スーパーに並ぶようなものではありません。こちらに戻ってきてから秘伝豆を知りましたが、関東の知人に送ってみますと、反応は非常によく、催促されるほどのものでありました。なぜここまで反応がよかったかを考えれば、非常においしいに加え、都会の方の周りにないからだと考えております。  一方、移住してから、現在もそうですが、ほぼ月1回、車で関東に行っております。高速道路を使わず、国道4号を主に走るわけですが、通り沿いのまちはどこに行ってもほぼ同じで、実につまらないと感じております。スーパー、ホームセンター、ラーメン、牛丼、ハンバーガー、ガソリンスタンド、パチンコなど大体同じものが同じように並んでおります。特色あるまちづくりということで、多くの地域で取り組んでいるとは思いますが、民間思想の便利、収益を考えれば、このような形になるのもしようがないのかなと考えたりもします。  角田市の特産品をつくるという話を、市長を初め当局の方が時折しております。しかしながら、その内容がどうも私には理解できておりません。具体的なものとして示されたと考えているのですが、道の駅の農山加工室でつくる予定のものが示されました。餅、豆腐、ジャム、どら焼、野菜のてんぷら、油揚げなどであります。直営フードコートで提供されるものが、ラーメン、カレー、そば、うどんなどであります。必死に商売なさっている同業の方に失礼ではないかと思うのと同時に、どの辺が特産品となる要素があるのか甚だ疑問であります。どこに行ってもあるものを特産品にするおつもりなのか、非常に理解に苦しむところであります。前置きが長くなりました。質問に入りたいと思います。  1つ目、地域で昔から食べてきた食べ物が、その地域性を最もよくあらわしているものだと思っています。教育委員会から出ている「角田の衣と食」という本の中で、伝承したい食生活として50種類ほどの料理がレシピつきで紹介されております。写真がないので完成品の姿がわからないのが残念であり、我々の世代ではわからない料理が多々あるのが現実であります。昔ながらの料理を現代の方に知っていただくことが、まず何よりも大切だと考えております。そのために、昔の料理を実際につくる、食べるという機会を設けてほしいと考えておりますが、このことについて市長、教育長の考えを伺います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 8番小湊 毅議員の御質問にお答えいたします。  いつもずばずばと物を言われる方で、どきどきしながら聞いておりましたけれども、角田市の文化の継承という観点から見れば、昔ながらの料理を市民の皆様に知っていただくことは大切なことだと思いますが、今市長部局においては、料理をつくったり食べる機会を設けるという仕事は考えておりません。市が企画しなければやれないようなことではありませんので、地域や御家庭の世代間交流の中で継承していただければよろしいのかなと考えております。  現に、最近13日日曜日に東根地区と藤尾地区のふるさとまつりに行ってまいりました。両地域でいろいろな地域の催しをやっているわけでありますが、藤尾地区に行きましたらば、郷土料理の紹介コーナー、ふるさと料理ですね。代表料理の紹介コーナーというものを設けてありまして、そういう地域の活動というものがあるということでございまして、大変大切なことをやっておられるなと思っておりました。  先ほど八島利美議員にお答えしましたけれども、観光ポータルサイトのココカクダをのぞいていただくとわかりますが、「伝えたいおふくろの味」ということでレシピを紹介しております。市民の皆様には、この情報を活用して、角田市の伝統的な食に親しんでいただければありがたいと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 佐山教育長。 ◎教育長(佐山富夫) お答えいたします。  地域で昔から食べられてきた食べ物が、その地域性をあらわしている。昔ながらの料理を現代の方に知っていただくことは大切なことである。そのために、昔の料理を実際につくる、食べる機会を設けてはどうかということでありますが、教育委員会で調査し、平成10年3月に発行いたしました民俗文化財調査報告書「角田の衣と食」につきましては、本来日常の生活の中で、その家で代々受け継がれてきたものが、戦後の高度経済成長以降の生活様式等の変化により失われつつあり、伝わることが難しくなってきたものを記録として保存し、後世へと伝えることを目的として作成されたものです。  しかし、現在では本来各家々で伝わるものが、核家族化などの影響により、食に限らず伝承が途切れてしまうものが多くなっているのが現状のようです。このことから、食についての取り組みを含めて、地区の行事や活動の中で、伝承行事全般を地域で継承していくことに対して、教育委員会といたしましても必要な支援を行っていきたいと考えております。 ◎議長(柄目孝治) 小湊 毅議員。 ◎8番(小湊 毅) 「角田の衣と食」に載っている料理についても、ココカクダに載っている料理についても、まず写真がないんです。完成品のイメージが湧かないのです。実際に材料とかも載っています。でも、やっぱり料理というのは手順が必要ですので、そこの手順も載せてほしいと思って、知らない人が見て「さて、つくって見るか」と言ってつくれるかどうかというところだと思うのです。「衣と食」のほうには多少書いてあります。ココカクダのほうにはなくて、物すごく簡単に書いてあるのです。ココカクダでは、例えばイナゴの佃煮のケースで言えば、赤くなるまでゆでる。羽と足をとる。砂糖と醤油で煮るだったかな、みりんで仕上げる。これだけなんです。これだけでつくってみろと言ってもやっぱり無理なんだと思っていて、本当に我々世代の人間が昔の料理をつくってみたいと思ったときにつくれるような状態までしてほしいと。そのために、まず写真があれば、まだ呼び水としてはあるのでしょうけれども、今はないので、実際につくる、食べるという機会を設けてほしいという思いでいます。もしその機会というのが市としてやらない、やれないというのであれば、せめて写真を充実するですとか、つくる手順を充実して、みんなに知らせてくれるという考えはありませんか。お二方に、市長にも教育長にもお尋ねします。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) この伝統料理というものを大事に継承していくということと、現代に生かしていくということで、価値があるものだということでの御質問だというふうに受けとめております。一番最後に一番大事な質問が出てくるものですから、全く逆に答えざるを得ないのが残念なんですが、今そのことをする考えはございません。ただ、要するに文字だけの抽象的な紹介に終わってしまっているというのは、恐らく教育委員会で答えることでしょうけれども、そういうつくり方だったという、そういうことでの聞き取りしか多分していないのだと思います。もう実際につくれる人がいなくなったのかもしれません。我々の親の代あたりはまだつくれるかもしれませんけれども、そういう調査だったんだろうと思います。角田市、例えば健康推進課で今やっていることは、健康食づくりということです。そういったことをヘルスメイトの方々にやっていただいておりまして、郷土料理もそこに入っているということでありますので、私は文化、民俗遺産としてどう残し、活用するかという立場とまた違う立場におりますので、あとはどうしていくのか、教育委員会で考えていただきたいと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) 教育委員会といたしましては、昔の伝承の食べ物のつくり方、それを写真で紹介して実際にやってみるというようなところまでは、ちょっと踏み込みがたいところがございます。むしろ、例えばここにございますけれども、枝野地区でやっていらっしゃる地区振興協議会とか何かで、こういう自分たちで今までやってきた、そういうものをこのようなまとめた形で、実はその地域の方々に紹介している。こういう動きこそが、実はそれこそ議員の提案する温故知新ではないかなと思うのです。本当に必要なもの、要するに不易流行といいますけれども、時代とともに変わっていくことも必要なことで、教育委員会がそれをやりましょうという形よりも、むしろそれを支援していく立場で教育委員会は考えていきたいと思っております。ですから、こういう動きが出てくる、あるいはこの動きが出てきた中で何が支援できるのかということを、我々は教育委員会として今後考えていくことが一番重要なことだと捉えております。 ◎議長(柄目孝治) 小湊議員。 ◎8番(小湊 毅) 次の質問に移ります。  (2)で次に食材という観点からですが、山や野原には食べ物がたくさん存在しております。昔は食べたけれども、今は食べ物になっていないものが多くあります。私もフキノトウ、ヨモギ、タラノメぐらいはわかりますが、それ以外はほぼわかりませんし、料理の仕方もわかりません。キノコは毒キノコの危険があるので議論から外していただきまして、山や野原の食材を実際にとり、調理して食べるという機会を設けていただきたいと考えますが、このことについて市長、教育長の考えを伺います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 山や野原の食材を実際にとり、料理して食べるという機会を行政がやるということでありますが、このことについては今考えはございません。小湊議員みずからそういったことをやっておられるということでしょうから、むしろ仲間を集って、一緒に山に登っていただいて山菜とりをしていただく。それを料理して食べていただく。大事なことはありますけれども、でもこれは行政が今やる仕事ではないと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) お答えいたします。  山や野原の食材を実際にとり、料理して食べる機会を設けてはどうかということですけれども、教育委員会といたしましては、先ほど述べたとおり、野山から採取した食材を調理して食べる機会を設けることにつきましては、教育委員会が事業として実施するのがなかなか難しい状況です。地域におかれましては、各種団体等での自主的な活動の中で、機会がありましたら取り組んでいただけたらありがたいなと思っております。その際には、山野草の見分け方などの講師を探して紹介するなど、そういうことが我々の使命と考えております。 ◎議長(柄目孝治) 小湊議員。 ◎8番(小湊 毅) (1)、(2)はまず我々世代、若い世代の人に、角田市にもともとある角田市の食べ物というのを知ってほしいというのが、まず第一弾としてあります。そこから、若い人たちですので、いろんなアレンジというのはしてくれるのだろうと、そういう期待が2つ目としてあります。今は、食べ物でも食材でも買ってくればいいという時代になってまいりました。でも、昔というのは本当に自分の家の周りにあるものを主に使って、食事をつくって食べてきたと、これが角田市の特性そのものなんだと思っているのです。  先ほど前振りでいろんなことを言わせていただいたのですけれども、角田市の中から角田市を考えた場合には、この話って余り興味ないんだろうと思いつつ質問させていただいているところですが、周り、角田市から離れて、東北にある角田市、日本全国ずっと見てもいいのですけれども、角田市というのを考えようとした場合に、この発想というのはとても自分は大切だと思っています。  きのう、武田議員とのやりとりで市長がゆっくりと廃れていく現代の秘境という話で御立腹されていたようなのですけれども、実はこの話を聞いて、ああ使えるなと自分では思ったんです。このゆっくりと廃れていく現代の秘境に行ってみたら、昔ながらの食べ物が食べられて、山のものも食べられるという話になったときに、関東圏といいますか、都会に住む人間は興味を示すはずだと自分は思っています。  知名度が低いということで、ずっと言っておられたと思うのですけれども、いろんなキャッチコピーがあると思うのですが、佐賀県の場合、知名度が低いというところで、「探して佐賀県」とかといろんなキャッチコピーがあったそうです。いろんなつかみのキャッチコピーというのがあるのだと思うのですけれども、せっかく言葉つくってもらったわけですから、こういう観点からも角田市というのを、都会の方に興味を持ってもらう手段としていろんな仕掛けが必要だと思うのです。  その際に、今まで食べてきたものを行政として、地域としてもそうなのですが、きっちりと押さえておいて、それが食べられるような状態まで持っていく必要があるのではなかろうかと思って、この1、2を質問しています。その件について、市長、教育長は余り乗り気ではないという御回答ですけれども、もう一度その点について聞いていいですか。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) お答えいたします。  質問の趣旨を最初に言っていただくと、答えも全然違ってくるのですね。やるか、やらないかといったときに、「今は予定ありません」と言うのが当たり前の話でありまして、最初に今の趣旨のお話を聞くと、大分考えも変わってくるなと私は思います。  角田市が田舎だというのが特徴だということを言いますけれども、田舎はどこにでもあるわけですよ。このふるさと料理というのは特に角田市だけに限ったものではなくて、民俗文化財として残そうということはありますけれども、どこにでもあることですよね。ゆっくりと廃れていく地域なんていうのは、全国幾らでもあるわけです。秘境も幾らでもあって、別に私はそのことにめげてはいませんが、やっぱり実際しっかりとこのまちを見なくてないということは確かです。そうじゃないよということも言わなくてないし、ではどうするんだということもしっかり取り組んでいかなければならないという現実があります。  おっしゃっていることはよくわかりますので、事業としてはやらないまでも、考え方として、いろんな例えば賑わいの交流拠点で特産品をつくるということについても、やはり地元のもとをしっかり使っていく。それをまた高齢者の方々にお聞きしながら、角田市特有のものにしていくということも、あるいは若い人のアイデアも入れていくという取り組みはしてまいりたいと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) お答えいたします。  再度ということですけれども、小湊議員の言おうとしていることというのは、私自身も何となくわかるのです。というのは、食というのは、結局は人間の命の源であるということ。これは今の食の教育の根本的な理念です。それから、もう一つは、食はやはり心の根源でもある。要するに、ふるさと教育の一つの基本でもあるわけです。それらを何とかして伝えていきたいという、そういうお考えが根底に多分あるのだろうと思います。  ですから、教育委員会といたしましては、やはりそれらを子どもたちにいかに伝えていくか。その観点から、いろいろな伝え方があるのだと思いますけれども、学校教育の中でまず扱うことは絶対必要だと思いますし、それから広げていって、家庭や地域、それらの大切さというものを、具体的には今持っていませんけれども、いろいろな保健とか体育の指導の中で、あるいは家庭科の指導の中で出てくるのだろうと思いますけれども、そういうことを通して、やはり食というのがいかに大切か、その中の一部として昔の人がなぜこういうものを食べたのか。今の人間はそれからするとどうなのかということをいろいろ考えさせていく材料にはなると思うのです。そういうことを通して、議員のおっしゃるような一番底辺にあることを確実にやはり伝えていこうとはしておりますので。 ◎議長(柄目孝治) 小湊議員。 ◎8番(小湊 毅) 市長にまた指摘されました。趣旨がよくわからないということで、一生懸命になって書いたつもりだったのですけれども、伝わらなかったようです。前置き長くしたのは、伝えようとして長くしてあります。でも、残念ながら伝わりませんでした。趣旨は、その特産品という観点でというところで、市長には質問しておりまして、過去の文化というものに対して教育長に質問していく。できれば食育として、学校給食センターも新しくなりますので、ぜひいい形で昔の食事というのを学校教育なりなんなりに取り入れていただきたいと思っております。  次の質問に参ります。  過去、「言葉」というテーマで一般質問をさせていただいていますが、食についても同様で、年配の方の知恵、知識を後世に伝える必要があると考えております。「角田の衣と食」にまとめられた50種類の料理のほかにもまだまだあると思いますし、地区や家庭で違いがあると思います。教育委員会として、角田市の食材を含めた食の料理方法などを積極的に収集し、公表していただきたいと思いますが、このことについて教育長の考えを伺います。  これは重複した質問になるかと思うのですけれども、やっぱり50種類というのでは足らないと思いますので、その辺広げるという観点から回答をいただければと思います。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) お答えいたします。  教育委員会として、角田市の食材を含めた食の料理方法などを積極的に収集し、公表していただきたいとのことですが、教育委員会といたしましては、特に伝統的な年中行事などにかかわります食に関する部分につきましては、今後も各地域からの情報収集などを行い、次世代への継承を図ってまいりたいと思っております。  公表につきましては、ココカクダのホームページでの紹介のほか、郷土資料館において企画展などの一部として少しずつでありますけれども、御紹介できるように、これからも調整を図ってまいりたいと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 小湊議員。 ◎8番(小湊 毅) 言葉のときにもお話ししたのですけれども、ぜひ急いでほしいなと思うのがあります。少子高齢化という言葉の中に、ややもすると年寄りは邪魔者だみたいなイメージがなきにしもあらずだと思っています。年寄りというのは知恵者ですから、そういった方のノウハウというのをぜひ集めていただきたいと思うのと同時に、最近お葬式に行く回数がふえていまして、非常にうまいお煮しめをつくってくれたおばあちゃんがおりました。つくり方を教えてもらおうと思ったら亡くなった。その味はもう二度と食べられないというのがございます。ぜひ急ぐ形、できるだけ早くというお願いしかできないのだろうと思うのですけれども、いろんな御家庭のいろんな味というのをぜひ収集して、みんなに周知してもらって、誰もがつくれるような形まで持っていってほしいと思いますが、それについてもう一言いただけませんか。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) 本当に高齢者の持っている知恵というのは、若い次の世代が学ぶべきことは非常に大きいものがあると思います。しかもこれは制限時間つきですので、やはり急がなければならないというのは、小湊議員の言うとおりだと思います。  学校だけではないのですけれども、子どもにそれを伝えていくということですね。やはり我々教育委員会としてもいろんな立場で、これは教育委員会だけではないんだと思うのですね。地域の方々、一番はやっぱり家庭にまずあるのではないかと思いますので、その辺のところ、家庭の方々に自覚していただき、協力をいただく。どういうふうにしてそれを伝えなければいけないのかということまでやっぱり考える。そのときに、私たちは後押しをする、それに気づいていただくような仕掛けをするという、それが教育委員会の仕事だと思いますので、その辺のところ私たち肝に銘じまして、今後進めていきたいと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 小湊議員。 ◎8番(小湊 毅) 次に質問に入ります。  昔ながらの角田市の食を広く、多くの方に知らせていただきたいと考えております。私が自分で料理する際、レシピをネット検索することが多々あります。その料理の基本とアレンジを確認するために使うのですけれども、非常に便利であります。ぜひ角田市のホームページでこれらの料理を紹介してほしいと考えますし、市民の方からも我が家の料理を投稿できるようにしてほしいと考えます。もちろん昔料理に限定せず投稿していただければ、ホームページを介して料理の和が広がるものと考えております。このようなホームページの活用について、市長、教育長の考えを伺います。
    ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) これまで何度か申し上げてきたとおりでございまして、特にその観光ポータルサイトのココカクダについては内容を充実してまいりたいと考えております。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) お答えいたします。  ホームページを活用して料理の紹介をしてはどうかということですけれども、教育委員会といたしましては、ココカクダでのホームページの「年中行事・各月の主な行事と食べ物のおはなし」のコーナーで年中行事と食のかかわりが紹介されておりますとおり、祝い事や地域の祭りなど年中行事を行っていく上で、食がとても重要な要素となっていることを認識しております。今後もこうしたホームページの紹介などを通じて、地域の伝統行事を次の世代につなげるためにも、地域に昔から伝わる伝統料理の保護、継承に努めていきたいと考えております。 ◎議長(柄目孝治) 小湊議員。 ◎8番(小湊 毅) ココカクダのホームページをぜひ見てほしいと思うのですけれども、実際の料理する際に、さあつくろうかなという気にならないというのが正直なところです。通常の料理の際のレシピの検索で出てくるクックパッドですとかそういったものと比べてみてほしいと思うのです。調べました、載せましたというのがココカクダの料理であって、こういう料理つくったからうまかったよというのがクックパッドなんかの一般的な検索です。圧倒的につくり方自体が違うので、写真がないというのがもう決定的なんですけれどもね、実際につくった方がこういうつくり方をして、こういう食べ方をしてうまかったと、そういうホームページにしてほしいという要望でございます。その辺実際ごらんになったことありますか。教育長のほうがいいですかね。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) これは最初に始まってから見ていますけれども、最近でも今この質問がありまして見ておりますけれども、確かに、要するに羅列しているという状況は間違いございません。ただ、精いっぱいあそこまで職員がやっているので、ですから小湊議員が実際につくられて、いいものをつくったよということを投稿していただくとか、いろんな呼びかけをして、皆さんにつくってもらったものを投稿していただいて掲載していく、それも一つの方法かもしれませんね。そして、それはおいしかったかどうか、星3つなのか、4つなのか、そういったことも出せるようにすると、またおもしろいものになっていくのだろうと思っています。 ◎議長(柄目孝治) 小湊議員。 ◎8番(小湊 毅) ぜひそれをやっていただきたいと思いまして、やっぱり職員の方では実際のところ大変だと思うのです。料理上手といいましたら、料理の得意な方ってやはりいらっしゃいますので、そういう方に頑張っていただいて、やっぱりそういう方って意外とお披露目したかったりもするものですから、市民の方が投稿できるという形をつくってもらえれば、よほど変わってくるのだろうと思っていますので、ぜひお願いしたいと思います。  では、次の質問に参ります。  (5)2012年、和食がユネスコ無形文化遺産に登録されました。正直よくわかりませんでした。京都の日本料理店の皆様が中心的役割をなされたようで、自分たちと余り関係ないとすら考えておりました。しかしながら、その内容を見ますと、1)多様で新鮮な食材と素材の味わいを活用、2)バランスがよく健康的な食生活、3)自然の美しさを表現、4)年中行事とのかかわり、以上の4項目が登録申請の概要であります。私たちの食生活とそれほどかけ離れたものではなかったと感じております。  特に4)の年中行事とのかかわりに注目したいのですが、四季折々でいろいろな食べ物を食べてきたのが昔ながらの暮らしだと思います。「角田の衣と食」でも紹介されており、例えば桃の節句ではきな粉をかけた草餅と甘酒をいただくとあります。年中、余りかわりばえのしない食事をとることが多くなってきた昨今であります。それゆえに、年中行事と食の関係をより多くの市民の方に知ってもらう努力をすべきだと考えますし、これに関する企画があればきっかけとして望ましいものだと考えております。このことについて、市長、教育長の考えを伺います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 年中行事というのでしょうか、食との関係、大変深いものがあって、物語の付加価値づくりという点で大変有効だと思っております。  何度も言いますけれども、ココカクダの中での「伝えたいおふくろの味118レシピ」、これは角田市食生活改善推進員連絡協議会の方々が1月から12月までの年中行事に合わせて編さんしたものを掲載しているということでございます。3月の桃の節句のきな粉をかけた草餅と甘酒、これは西根ボランティア友の会の皆さん、大変上手につくられておりまして、先日のかくだ牟宇姫ひなまつりのときも、あそこの高蔵寺旧佐藤家のところでおもてなしをしていただいていたようでございまして、私の妻が行きましたらばもてなしていただきまして、お土産いただきまして、草餅、本当に大変おいしくいただきました。そういうこともありまして、あとはその5月になれば、やっぱりこれは男の子の節句と、端午の節句ということになるのだと思いますけれども、力づけの団子を召し上がっていただく、いろんな方法があるのだと思いますね。そういう年中行事はやっぱり1年のめり張りをつける意味でも、節句というのはすごく大事だと思っております。十五夜、重陽の節句等々いろいろありますけれども、そういったものを大事にしていく、伝統文化として継承していく、そういったのを改めてこれやっていかなければならないなということに関して、私も同感でございます。  郷土資料館でススキを見ながら雅楽の演奏を聞くというような催しをやっていますけれども、そういった中でもいろんな年中行事にかかわる誇りといいますか、食べ物を提供しているということもありまして、いろんな機会にこういったことができればなと思っているところでございます。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) お答えいたします。  年中行事と食との関係をより多くの市民の方に知ってもらう努力をすべき、企画をしてはどうかとのことですけれども、教育委員会といたしましては、食に限らず失われつつある年中行事全体を次の世代に伝えていくことが重要であると考えております。そのために、今後は各地区の自治センターでの事業への取り入れや、今年度より始まりました市民大学講座などで民俗学的学習の一分野として取り入れたりする企画を検討していきたいと考えております。 ◎議長(柄目孝治) 小湊議員。 ◎8番(小湊 毅) 教育委員会では、いろいろな形、文化的な側面から残していく、広めていくということをぜひやっていっていただきたいと思いますし、あと学校の食事、給食というのもきっかけとして考えられるのかなと思っています。いろんな場面で、こういう季節には昔の人はこういうのをつくったんだよというふうに子どものころから教えて、今なかなか家庭でできないというのが実情だと思いますので、そういった意味でもお願いしたいと思っております。  資料のほうには、節節、節句というふうになると思うのですけれども、小さいイベントでもいいので、催しするというのを考えていただけないかなと思っています。ススキの話とひな祭りの話はあるのですけれども、やっぱり1年て1年ですから、節節でいろいろな形で、小さくてもいいので、企画としてやっていただけないものかなと考えているところでございますが、その件について一言いただけますか。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) これは大変いいアイデアだと思います。観光事業の中でもこういったものを取り上げていければなと思っています。  なお、同僚議員の中に専門家がいらっしゃいますので、調査もかなりされていると聞いておりますので、そういった御意見も参考にしながらできればなというふうに思っております。 ◎議長(柄目孝治) 小湊議員。 ◎8番(小湊 毅) ぜひよろしくお願いいたします。  最後になります。一つ目の最後になります。  (6)角田市の食を見つめ直すことは、角田市の独自性を見直すことでもあります。角田市の特産品を考えるに当たり、とても重要なヒントを与えてくれることになると私は信じて疑いません。温故知新、まず過去を十分調査し、理解し、現在の消費者のニーズを踏まえて新たな角田市の特産品を考えるべきだと思います。このことについて、市長の考えを伺います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) やっと結論が出てまいりまして、全くそのとおりだというふうに思っております。温故知新もいいのでありますけれども、先ほど教育長が言いました不易流行、これも大事なことでありまして、いつまでも昔のものがいいというわけではありませんで、洗練されてきたものもあるでしょうし、改善されてきたものもあるのだろうと思って、現代に合うものにしていかなければならないということになろうかと思います。そういうことにならないと、また特産品にもならないと思っていますので、いろいろと工夫が必要だろうと思っています。 ◎議長(柄目孝治) 小湊議員。 ◎8番(小湊 毅) そうなんです。工夫が必要なのですけれども、工夫をする前に、まずしっかりと過去のもの、昔のものというのをしっかりと認識する、把握するというのが、まず大切なんだと自分では思っています。  それで、この昔の食べ物が余り、なぜ残らなくなってきたかを考えてみれば、つくるのに非常に面倒であることや、手間がかかるですとか、とりに行くのが難しいですとか、なかなかつくるのが面倒になってきて、つくらなくなってきたというのが本当のところなのではないかなと思います。それは、どこの地域に行っても同じようなことが言えていまして、もしそれが角田市にあるということが広まるようなことがあれば、これがとても重要なのではないかなと思っているところです。  実際に秋にずんだ餅を自分でつくってみたんです。すり鉢で潰してみて、ごりごりやりながら砂糖入れて自分でつくってみました。そうしたら、久しぶりにうまいもの食えたなと思って食べたのですが、あの手間を考えると本当に嫌になりますね。2回目つくれと言われたら断りますというぐらい、物すごい大変なんです。それを面倒くさいということで、ミキサーで今潰してみたりしているケースもあります。そうすると、口に当たってまずいのですね、正直申し上げまして。今度はすり潰し過ぎますと、べたべたしておいしくないというのがあります。昔ながらのつくり方の重要性というのは、自分でちょっと秋口に感じたところでありまして、大変なんですけれども、ぜひ少しでも残すような形で、市としても教育委員会としても、ぜひ残していっていただければありがたいのかなと思っております。これは要望として申し上げます。  次に参ります。二つ目、「特産品」開発に対する角田市の取り組みについてであります。  特産品を開発することは、容易なことではありません。地道な作業であり、多くの方の協力が必要であると考えております。学生のころに習った記憶では、米の新品種を世に出すまでは20年かかるとのことでありました。今はもう少し早くなっているようですが、時間がかかるものであります。ササニシキ、ひとめぼれ、秘伝豆などは農業試験場等の研究機関などがなければ実現できなかったと思います。また、現存品種でも角田市に合う農産物として作付できる品種はまだまだあるのではないかと考えていますが、個々人が導入に試行錯誤する努力だけでは限界があると考えております。  (1)角田市の特産品開発のためには、農業試験場等の研究機関との連携が非常に重要だと考えております。これまで特産品開発のために研究機関とどのように連携されてきたのか伺います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) お答えいたします。  これまで角田ブランド構築事業を推進してきたわけでありますが、角田産梅ということで、今あるものを磨くという戦略でいろいろ工夫をしてきたわけでありますが、まだまだ商品開発道半ばという状況がございます。  御指摘のとおりでございまして、品種の開発については時間とお金がかかる取り組みとなるわけでありますが、これまでの取り組みのスタンスということでは、今あるよいものをよりよいものに磨く、そしてまた世間に知ってもらうという考え方で進めてきたわけでございます。そのために、農業試験場等の研究機関との連携、こういう実績はございません。産業振興機構というものがありますけれども、そういったものまでまだ行っていない状況でございます。農業振興あるいは物産振興というものを図っていく上で、このような研究機関、大変指導的な機関だと思いますので、今後御意見を参考にしてまいりたいと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 小湊議員。 ◎8番(小湊 毅) 角田市の特産品を考えた場合に、やっぱり米、梅、豆だけでは、正直言って何ともならないのだろうと思っています。新しい品質というのは、やっぱり探していかなくちゃいけないのだろうと思っています。そのために農業試験場等と書いていますけれども、今ですと農業・園芸総合研究所というのが名取にあるのですかね。あと、古川のほうには試験場がありますし、あと宮農短大でも東北大の農学部でもいろいろあると思うのです。特に大学の先生ですとか、そういったものはある程度自分で稼がなくちゃいけないという課題を持っている先生方がほとんどだと思うのです。そこで、角田市の土地に合うものを一緒に共同開発していただけませんかという御相談をすれば、比較的スムーズに事が運ぶのではないかと思っています。  いずれにしても、角田市だけで新しい物をつくるというのを考えるのは、いろんな意味で無理があるだろうと思いますので、そういった研究機関にこれから接触していく、お願いしていくという考えがあるかどうか、お尋ねします。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) これからのことでありますが、今観光物産の事業としてブランド推進協議会をやっていますが、いずれこれについては解散をして、新しい取り組みをしていきたいと考えております。  この角田産梅というものを中心にしてブランドづくりをやろうとしているわけでありますが、やはりもっと間口が広いものでないとだめだろうと思います。それ以外にもいろんな物産がありますから、いろんな取り組みが必要だということに関しては、その開発のノウハウがやはりわからない、我々ではわからないということがありますので、専門家にこれを相談していくということに当然なるのだろうと思っております。  東京農大との連携の中で、何とか可能性はないかということも探っているわけでありますが、なかなか進まない状況にあります。地元にある大学、あるいはその県の施設があるじゃないかということでありますが、はっきり言いまして、なかなかそのことに職員と時間とお金をつぎ込むような状況に、これまでなかったということですね。正直言いまして、それはあるというふうに思っております。  そういった意味で、これは小湊議員は余り聞きたくない言葉かもしれませんが、道の駅にいわゆるこういう拠点、これの中で、ここで拠点にしてしっかりやっていく、その体制をとってやっていくというのが私は一番いいと考えて提案させていただいたわけでありますので、その小湊議員が持っているいろんなアイデアも、道の駅に集中していただければ、つぎ込んでいただければありがたいと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 小湊 毅議員。 ◎8番(小湊 毅) 今の市長のお話ですと、ブランド品という位置づけでお話しされていたようなのですけれども、私どっちかというと農業の振興という観点で特産品というのを考えて、いろいろ話を申し上げました。今、農家の方がどうやって農家として経営していくかということになると、やっぱり新しい品種ですとか、そういったものの可能性を探す必要というのが出てくるのだろうと思っているのです。それが必要だと思っていまして、それが農家さんで何年かつくっていただいて、ぴたっと合う物の中から、さらにいい物が出て、それが出荷に回ると。それが結果として特産品になると思っています。そういった意味でも、学術的にもきっちり合うかどうかという検査といいますか、チェックといいますか、試験といいますか、そういったものがまず必要なのだろうと。個々人がやっていくのには、つらい状況でありますので、ぜひこの研究機関との連携というのを模索、当たっていただきたいと。まずここでは要望として申し上げます。  次の質問に入ります。  今、山間地では田畑が荒れております。この土地をうまく利用した品種が求められると考えております。昔は米が非常に重宝されましたので、山間部まで水田をつくっておりましたが、水田として維持するのが非常に難しくなってきております。そこで、畑として利用し、その土地に適した物が見つかれば、その土地が利用されていくことになると考えます。果樹、ソバ、麦、野菜、ハーブ、漢方薬など可能性を求めれば、ありとあらゆるものが対象になります。特に山間地を限定するわけではありませんが、角田市として適する品種を探す努力をすべきだと思いますし、また栽培方法も指導などをしていくべきだと考えています。これについての市長の考えを伺います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 初めに、関連しますので申し上げておきますが、角田産梅を大分低く評価されているようで私は残念でなりません。梅まつり、ずんだまつり、日本全国探しても、角田市以上にやっているところはありますけれども、この辺ではないわけです。そこまで大分私は評価が高まってきたと思いますし、生産そのものはそんなに伸びないとしても、私はすばらしいことだというふうに思っております。特に豆については、宮城県が全国トップレベルの生産地ですね、大豆。先日の新聞に載っていましたけれども、この大豆でのきな粉ですね。これを要するに大豆の加工品として宮城県の特産品にしていこうという取り組みが始まるということでございます。それもやはり農業改良普及センターというか、あるいはその食産業の開発機構、そういったところの指導を受けながら進めるということでございまして、私は角田市における大豆の加工の可能性というのは、大分あるんだろうと思っております。  そして、本題に入りますけれども、この中山間地域においては、農業従事者の高齢化や後継者不足などにより農地を維持することが年々厳しくなっている、そういう現状にあるわけでございます。こうした状況ではありますが、小湊議員御承知のとおり、お膝元の西根6区では、このブルーベリーの栽培に力を入れておりまして、栽培開始から10年ほどになるということでございます。ブルーベリーの栽培事業は、中山間地域の農家に対する国の直接支払交付金制度を活用し、行政や普及センターなどを交えながら、富谷町や蔵王町など先進地を視察し、栽培方法や品種の検討、販売についてなど、さまざまな問題、課題について試行錯誤を重ねてまいりました。栽培初期には一部の苗が枯れてしまうこともあったように伺っております。当初100本程度であった苗木は、今では約1ヘクタールの農地に1,000本余りの規模にまで拡大しており、栽培当初は自家消費が多かったのでありますが、現在は販売にまでつながっております。  収穫されたブルーベリーは、社会福祉法人臥牛三敬会が運営する工房美山の里へ提供され、ジャムやジュース、ドレッシングといった商品となり、大変好評であると伺っております。このブルーベリー商品はふるさと納税の返礼品としてもラインナップさせていただくことになりましたので、生産と販売の伸びが期待されるところでございます。  また、他方に目を向けますと、山間地の遊休農地の再生や地域振興を目指して、丸森町ではソバやエゴマ、蔵王町ではヨモギといった作物を栽培することで、地域の魅力づくりに成功している事例が見受けられます。そういった各地の事例を参考に、農家を対象とした研修会や先進地の現地視察、農業体験学習なども重要であると考えております。  角田市に適する新たな品種を探し、耕作放棄地を活用して特産品を開発するという御提案は賛同できるものであります。今後の対応といたしましては、それぞれの地域や生産者の思いなどを尊重しながら、JAみやぎ仙南や大河原農業改良普及センターとともに、国・県等の事業も活用しながら生産者の支援を図ってまいりたいと考えております。 ◎議長(柄目孝治) 小湊議員。 ◎8番(小湊 毅) ブルーベリーの成功事例をお話はしていただきました。もちろん近くに住んでいる者として、その辺は存じ上げているつもりでございますが、うまくいっていないといいますか、手のつけようがなくて困っている地域というのも多々あります。そういった方々にどうしていくかというところが大切だと思っていまして、ぜひ行政から働きかけをしていってほしいと。中山間地では荒れてしまうのが何せ一番困る、耕作放棄地となって、水田だか畑だかやぶなんだかわからなくなってきているのが非常に多くなってきています。結局はイノシシの遊び場にしかならないわけですから、そこについてうまいこと利用ができたら、一石二鳥、三鳥という形に考えられるんだろうと思っているところなんです。  そうしたときに、実際、農業振興公社、角田市の場合はあります。この組織が実際の農家さんたちに栽培方法の指導なんかもやっていけるものであれば、一番ありがたいのだけどなと思っています。品種を選ぶ際にも先んじて動いていただければ一番いいのだろうと思っているのですけれども、振興公社の理事長である市長として、その辺についてのお考えをいただければと思います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 農業振興公社でいろいろなことができればいいのでありますが、今のところはやはり農地の集積等の仕事で手いっぱいでありまして、なかなかその営農指導あるいは生産指導までいかないというのが実態であります。そもそもそういう体制にはなっていないということがあります。  公社でやるかどうかは別にしまして、私としては実は角田市の行政の中で農業改良普及員の資格を持った人を抱えたいという思いがしばらく前からありまして、そういう人材を探しておりましたが、なかなかいらっしゃらないという、いらっしゃっても角田市で働いていただける状況にないということでありました。この際、本当は4月から採用したいと思っていましたが、うまくいきませんでした。そういった意味では、県の農業改良普及員の皆さんにもっともっと出番をつくっていただいて、現地での指導をしていただくということをもっともっとしなければならないと思っております。名取市にあります農業関係の施設センターですね、そういったところからも来ていただく、これも必要かなと思っております。  あとは、地元で特別な資格を持っていなくても、生産技術にたけた方っていらっしゃいますので、そういった方々の活用、失礼な言い方になりますけれども、活躍の場というものを何らかの組織づくりをしながらやっていくのも一つかなと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 小湊 毅議員。 ◎8番(小湊 毅) ぜひ角田市として、農業改良普及員の方、何人でも、2人でも3人でも5人でも採用していただけますよう、お願いします。  ただ、それをやっていただいたとしても、実際に新しい物を商品にするためにというのは、物すごい時間がかかるものです。先日、日下議員が発言されておりましたけれども、土をつくるのにでも二、三年以上はかかるのだと。そのとおりだと思います。  今、果樹栽培をしている人にお話を聞いてきたのですけれども、桃の苗木を買いましたと。実際収穫できるのは、「桃栗3年」なんてはいうのですが、実際に収穫できるのはやっぱり5年だそうです。桃の場合ですと寿命20年ということです。サクランボのケースで言えば、通常ですと苗木買ってきて5年ぐらいなんだそうですが、実際その方がやってみたところ、収穫できるようになるまで10年かかったそうです。ですので、新しいものを取り入れる、取り組むというのは、やっぱりそれなりの時間がかかるものですから、農家の負担だけで、それだけで試してみるというのは、余りにも負担は大きいのだろうというふうに考えているところであります。農業改良普及員採用の件につきましても、あと研究機関と連携するという観点からも、どういった形で農家さんを支援なさっていくおつもりなのか、御意見いただけますか。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) どういう考え方でといいますか、これまでもずっと県の力をおかりしながら、現場での御指導をいただいているわけでございまして、これからもいろんな問題がある、課題があるということは承知しておりますので、そういう問題、課題に対応した支援の仕方があると思っております。  果樹、園芸の部会に私も出たことが何度かありますし、いろいろなお話を聞いておりまして大変な状況はわかっているつもりでいますが、現場の対応というのはまたわかっていながら、それで何かやれるという簡単なものではないようでありますので、もう少しその農家の皆さんの意見を聞く機会が必要だと思っております。何せやっぱり後継者がいなくなるということ、それが一番の問題です。新しいことを始めていつまで続くのかということになりますのでね。そうすると、やはり集団的な、あるいは農家1戸で生産活動をやっていくということではなくて、そのプロの集団があったらいいなということも思っていますし、いろんな考えはありますが、なかなか困難な問題が多過ぎるなと思っています。  それから、梨を新たにつくり始めたという方の梨を去年食べさせていただきました。少し時間がかかったということでありますが、本人は満足しているようでございます。まだ改良の余地はあると言いながらもですね。それから、去年は細川議員からブドウの栽培を始めたらいいのではないかというお話もいただきました。いろんな可能性があるのだと思いますけれども、それにやはりお金と時間と人材を投入していく、そのことをしっかりやらなければ、これは実現できないことでありまして、農業振興ということに関して、改めて考えさせていただきたいと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 小湊 毅議員。 ◎8番(小湊 毅) しっかりと農業振興においてバックアップというものをやっていっていただきたいと思います。よろしくお願いします。  最後に参ります。  (3)これまで農産物での特産品を申し上げてきましたが、特産品には意外なものが利用されることがあります。カキの産地で殻の始末に困っていたそうですが、今では肥料にしたり、化粧品やクリームにしたりしているそうであります。カニの産地でも殻を使って商品にして販売しております。邪魔になってしようがないものが、研究施設と共同作業すると新商品が生まれることがあります。このような観点からも、角田市は特産品開発に取り組むべきだと考えますが、市長の考えを伺います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 邪魔になってしようがなくて、ないものがあって、商品化できるもの、ちょっと角田市に何があるのか私はすぐには思いつきませんので、小湊議員は何か見つけていらっしゃるものがあるのでしょうから教えていただきたいぐらいでありますけれども、でもそれにしても、こういう事例については私も承知しております。商品開発の一つの方法であろうと思いますし、価値がないものと思われてきたものが、価値を生み出すものに変わるということ、本当に画期的なことでありますので、そういったものが見つかって開発できればいいという思いは同じであります。とにかくアイデア勝負ということだと思いますので、ぜひそういった資源がございましたらば御紹介いただいて、商品開発できるものであれば、一緒に取り組んでまいりたいと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 小湊議員。 ◎8番(小湊 毅) 時間がないので手短にしゃべります。まず、山の竹やぶや、やぶなどです。その中にはイノシシの好物になる葛がいます。葛湯の葛ですね。そういったもの、もしくは竹やぶを刈って粉砕した後にチップになります。これがハウス栽培の燃料にならないものかなと考えております。また、先日お話があった枝野取水口のところで川の水が汚いという話がありました。これはつまり養分に富む水だということになります。藻から油をつくったりもするので、そういったところにも利用できないかなと今のところは考えているところでございます。ここに対してのコメントは求めません。  最終的には、今回特産品という形でお話をさせていただきました食ですとか、そういったものでございます。今角田市にやっぱり一番求められている状況というのは、しっかりと地に足をつけて、さまざまな方の意見を聞いて、さらに協力して、特産品ですとか、農産物というものをつくり出すというのが一番大切なことではないのかなと考えているところです。以上を申し上げて、一般質問を終わります。 ◎議長(柄目孝治) 以上をもちまして、8番小湊 毅議員の一般質問を終わります。  休憩いたします。  午後3時10分、再開します。      午後2時53分  休 憩 ───────────────────────────────────────────────────      午後3時10分  再 開 ◎議長(柄目孝治) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  一般質問を続けます。  次に、9番星 守夫議員。      (9番 星 守夫議員 発言席) ◎9番(星 守夫) 9番、クラブみんしん、星 守夫でございます。さきに通告していました一般質問を行います。いじめの実態と対策についてであります。  文部科学省は、平成26年度のいじめに関する全国実態調査結果を平成27年10月27日に公表いたしました。いじめの認知件数は18万8,057件で、前年度より2,254件の増加で、いじめを認知した学校の割合は全学校の56.5%もありました。都道府県別ではいじめの認知件数が多い順で、京都府、宮城県、宮崎県という順であり、宮城県がワーストスリーに入っている実態であります。  そこで、次の質問をいたします。  一つ目、宮城県仙台市では中学1年の男子生徒がいじめを苦に自殺した問題を受け、いじめ対策の専任教諭を全中学校に加配し、いじめ対策を教育分野の最重要課題に掲げました。対策推進費には2億5,000万円を計上し、平成27年度当初予算の5倍もの費用を投じて対応を強化しました。そこで、角田市におけるいじめの現状と対策、そして実態調査結果はどうであったか伺います。教育長、答弁をよろしくお願いします。
    ◎議長(柄目孝治) 佐山教育長。 ◎教育長(佐山富夫) 9番、星 守夫議員の御質問にお答えいたします。  星議員の御指摘のとおり、平成26年度のいじめ認知件数は、宮城県が全国で2番目に多い件数で、小・中学校ではいじめ問題の取り組みや解決が重要課題となっており、角田市としても同様に認識しております。  いじめの現状につきましては、角田市内の小・中学校で学校ごとの実態調査、アンケート調査や面談等により、いじめの事案の認知状況について教育委員会に毎月報告されています。今年度になって認知されたいじめの件数は、2月末現在で小学校5件、中学校5件の計10件です。現時点では全て解消され、継続観察やフォローを行っております。  主な内容は、言葉でのおどし、冷やかし、からかい、無視、仲間外れ、暴力などです。被害者は全てのケースで1人、加害者は1人から多い場合で22人となっております。  誰によって発覚したかについては、本人、保護者、学級担任、友人などです。  なお、昨年度の認知件数は1年間で12件、内訳は小学校7件、中学校5件でした。  また、いじめ対策につきましては、本市では国のいじめ防止対策推進法をもとに、平成26年11月に策定した角田市いじめ防止基本方針に基づき、未然防止と早期発見に努めております。市内各小中学校においても基本方針を策定し、いじめはどの子にも、どの学校にも起こり得るものであると捉え、各学校でいじめ問題等対策委員会を設けて、現在でき得る対策を講じています。  いじめの早期発見については、いじめアンケート調査や観察、面談等のほかに、教員同士、教職員同士が些細な兆候も共有できるような体制づくりを行うこととしています。  いじめの対処については、特定の教員が問題を抱え込まず、組織として対応することとし、保護者や関係機関等の協力を得ながら対応について当たることとしております。そのほか、具体的な取り組みについては、各学校のいじめ防止基本方針に明記されております。 ◎議長(柄目孝治) 星議員。 ◎9番(星 守夫) 答弁ありがとうございます。角田市におけるいじめの現状と対策については理解できました。  それでは、いじめと関連が深い不登校の現状と対策はどうなのか伺います。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) 不登校に関連しましては、やはり非常に関連性が高いと認識しております。いじめによって不登校になる、あるいはほかの原因で不登校になった子どもが再登校したときにいじめの対象になる、そういったことが非常に、どの学校でもそういう傾向が見られますので、いじめと不登校というのは関連性があるということで私たちは認識し、いじめと同等に取り扱っております。 ◎議長(柄目孝治) 星議員。 ◎9番(星 守夫) 答弁ありがとうございます。  角田市においてもいじめと不登校がこれだけある中、今回の本年度の対策推進費、仙台市はさっき2億5,000万円ということで対策を行っていますが、今回の角田市の対策推進費の予算でよいと教育長はお考えでしょうか。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) これにつきましては、いじめ等の対応につきまして、何よりもやはり人が一番基本となるものです。ですから、人は実は多ければ多いほど助かるわけなんですね。しかし、やはり教育関連の財政的なものを考えますと、私たちは何人もということはやはり要望できないわけでありまして、我々が取り組む最大限のところで最小限の人数はどこかということを私たちは勘案しまして、当局のほうにも財政的な要請をしているわけです。多ければ多いほどいいという、これは本音でありますけれども、まずは今のところ工夫をもって、教職員の負担軽減のような形でどのようにしたらいいのか、それはもうチームをつくって連携しながら当たっていくしかないと思っております。現状はそのような状態ですので、本音を言えばもう少し欲しいということは、私たちの教育委員会としての考え、気持ちであります。 ◎議長(柄目孝治) 星議員。 ◎9番(星 守夫) 教育長は就任なさったばかりなので、今回はもっと対策推進費を要求したいところでありますけれども、遠慮したと思いますので、次年度はしっかりと対策費を考えていただきたいと思います。  それでは、二つ目の質問をしたいと思います。  いじめの対策については、いじめ電話相談やスクールカウンセラー、そして特別支援、教育支援の配置などの対策を講じていただいていることに感謝したいと思います。先日、北角田中学校の卒業式に参加いたしましたが、これ以上の卒業式はないぐらいすばらしい卒業式でございました。私も涙をこぼしてまいりました。角田中学校も金津中学校もすばらしい卒業式であったと聞いております。  このように各学校が落ちついているよい状況のときにこそ、もう一歩進んだ対策が私は必要だと思っています。提案でございますが、角田市でも元教員や元警察官をいじめ対策支援員として、数人でよろしいのでございます。採用していただきまして、問題を抱える学校に必要に応じて派遣し、対策する事業を行ってほしいと思います。いじめの対策支援員の対策案をどう思うか、教育長に伺います。 ◎議長(柄目孝治) 教育長。 ◎教育長(佐山富夫) お答えいたします。  いじめ問題の対策は、本市においても重要課題と捉え、基本方針を策定し、平成26年度に角田市いじめ問題対策連絡協議会等条例を制定いたしました。今年度は連絡協議会を8月に実施し、いじめ防止対策調査委員会を9月と2月の2回開催いたしました。  いじめ防止対策調査委員会の委員の助言を受けながら、市児童生徒生活指導員や県教委から派遣されているスクールカウンセラー3人、県スクールソーシャルワーカー1人、あるいは県子ども総合センターや児童相談所の支援を受け、アフターケアに当たっております。  いじめ問題は学校だけでなく、専門機関など多くの人の手をかりながら対応していく必要があると考えております。御提案いただきましたいじめ対策支援員につきましては、いじめ、不登校、虐待等、複雑に絡み合う子どもたちの生活現状を総合的に考慮するとともに、それらに対応し多忙をきわめる教職員の支援のためにも、今後検討していく上での貴重な御提言として受けたいと思います。 ◎議長(柄目孝治) 星議員。 ◎9番(星 守夫) 私の提案に賛成の答弁をいただき、ありがとうございます。  このいじめ対策支援員の対策事業案は、私の今までの教員の10年、またPTA会長を10年とかしていた中での御提案でございまして、個人演説会でもこういうふうにしていじめをなくしていくのだということを訴えてまいったところでございます。角田市が独自にこれを行って、子どもたちが安心して学校生活がおくれるようにしたいと思う切実な提案でございます。  角田市に住んで、子どもを教育したいと皆さんに思われるような教育のまち角田市を目指すためにも、思い切った対策をお願いしまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。 ◎議長(柄目孝治) 以上をもちまして、9番星 守夫議員の一般質問を終わります。  次に、16番細川健也議員。      (16番 細川健也議員 発言席) ◎16番(細川健也) クラブみんしんの16番、細川でございます。通告に基づきまして一般質問を行います。  まず1番目、小中一貫教育制度の導入についてでございます。  同じ質問を市長と教育長のお二人に御答弁いただく理由ですが、平成26年に地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正が行われ、平成27年度から施行されたことによります。すなわち、この改正により地方自治体の長は教育委員会と一体的な教育行政を行うことが可能となり、その志操や指導力がより一層問われる立場になったことによるものです。  まず第1点目、学校教育法等の一部を改正する法律(平成27年法律第46号)が昨年6月24日に交付され、平成28年4月1日から施行されることになりましたが、小中一貫教育、いわゆる義務教育学校の有する可能性について、少子化やいじめ問題、学力向上の必要性などに鑑み、どのように考えておられるのか、市長の見解をお伺いいたします。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 16番細川健也議員の御質問にお答えいたします。  今、議員のお話にありましたとおり、本年4月1日より市町村の判断で既存の小中学校を小中一貫教育ができる義務教育学校にできるようになります。これにより9年間の一貫教育の学校として、現在6・3制となっている小学校と中学校の区切りは学校が柔軟に決めることができ、4・3・2制や5・4制などの多様な区切りも可能になります。これによって、小学生が中学1年生になると、学校になじめずいじめや不登校につながりやすいと言われておりますいわゆる中1ギャップ、この解消が期待されます。また、中学校の内容を小学校段階で先取りしたり、教育内容の実施年度を入れかえたりすることが可能になるというものであります。  このような義務教育学校の有する可能性を特例で先行実施している実例から見ますと、中1ギャップの緩和など生徒指導上の成果を上げている、あるいは9年間を見通した学習指導上の成果を上げる、あるいは上げているなどがあるようであります。  しかし、後ほど教育長から詳細を説明いたしますが、本市の義務教育学校への可能性を考えますと、施設面で小中一体型とするには、小中で建物の基準が違うため新たに建設しなければなりませんので、分離型を考えるということになりますが、これでは中1ギャップの解消にはつながりません。したがいまして、1中学校と複数の小学校の組み合わせによる先行事例は少ないわけでありまして、あったとしても運営が難しいとも聞いております。 ◎議長(柄目孝治) 細川議員。 ◎16番(細川健也) 現実的には今市長がおっしゃったとおりだとは思います。ただし、組織上ですね、一つの教師の集団、統一的な集団としてのコンセプトや、それからいろんな意味での教育に対する方針、コンセンサスというのはつくりやすくなるのではないかなというふうにも考えられると思います。  そこで、次に教育長にお尋ねするわけですが、角田市においてこの義務教育学校を設置する場合、実務的にどのような課題が想定されるのか、お伺いしたいと思います。 ◎議長(柄目孝治) 佐山教育長。 ◎教育長(佐山富夫) お答えいたします。  本市において義務教育学校を設置する場合、実務的にどのような課題が想定されるかとのことですが、まず考えられるのは、最初に小中一貫教育の実施構想や計画等の調査、研究、協議する組織を立ち上げ、義務教育学校のメリットを生かした学習指導内容等の基本構想を、専門家や保護者、地域住民などとつくっていくことになります。この中で大きな問題となるのは、まず一体型にするか、分離型にするかを決めなければなりません。一体型の選択によって、中学校をそのまま利用すると、そのそばに新しい小学校を建設しなければなりません。また、中学校は部活動がありますので、小学校分の校庭も必要になり、その敷地を確保しなければなりません。経済的に多額の費用を要することになります。さらに、小学校の統廃合と同じになりますので、地域の理解を得るための期間や作業が必要になります。分離型では現施設をそのまま利用することになりますが、どこかの学年で合流することになることから、義務教育中学校導入の大きな目的になっている中1ギャップ的現象の解消が難しい面もあります。それから、義務教育学校では校長は1人となり、いわば分校的な前期教育課程、つまり小学校に当たる分ですね。校舎、現在の小学校になりますので、学校運営が難しくなることが予想されます。それから、9年間を見通した学習指導要領内容等を検討することになりますが、教育課程の編成において区切りを4・3・2制にした場合を想定すると、小中両方の教員免許を有する教員を多数確保しなければならないことになるなど、検討しなければならない項目は多数あるようです。  基本構想の策定後は、実施計画を策定することになります。その策定作業と並行して予算確保の作業を行わなければなりません。同時に実施マニュアルもつくることになりますので、細部にわたり実施に伴う具体的な課題を検討する実務者レベルの組織を設置することになります。先行例もありますが、経験値のない教職員が多忙な公務の中、検討を行いますので、時間を要することが予想されます。また、それが完了すると、教職員へ説明、実践研修を何回も開催して教職員の意識の改革を図らなければ実践がでません。  長々と想定できる設置までの課題をお話ししましたが、このほかにも課題は多くあると思われますが、長らく6・3制で行われてきた義務教育を変更することは容易なことではないと感じております。今後時間をかけて研究、検討していくべきものと考えております。 ◎議長(柄目孝治) 細川議員。 ◎16番(細川健也) 具体的な御説明ありがとうございました。  角田市においてどれほど少子化が進むかは、ちょっと今のところ予想は余りつきませんが、いずれはこのまま少子化が進展しますと、その学区の問題も含めて検討せざるを得ない事態が来ないとも限らないと思いますので、まだ時間はたっぷりありますので、ぜひ先行して検討だけはしていただきたいものと御要望申し上げて、次の質問に移りたいと思います。  2番目、農業委員会委員の選任についてお尋ねします。  農業協同組合法等の一部を改正する等の法律案が平成27年8月に成立し、平成28年4月1日から施行されます。これに伴い、農業委員会法も改正され、農業委員は公選制から自治体の長が選任し、議会の承認を経て就任することになります。このことについてお伺いします。  1点目、国民の食料と生命を維持する、いわゆる食料安全保障の一環として、農地の保全は基本的な要素と言えますが、この見地から今回の法改正をどのように捉えておられるのか、市長にお尋ねいたします。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) お答えいたします。  農業農村は、国民に食料を安定的に供給するとともに、地域経済を支える重要な役割を担っていることは御承知のとおりであります。食料の安定供給について、政府は食料・農業・農村基本法に基づき、国内の農業生産の増大を図ることを基本とし、輸入と備蓄を適切に組み合わせて行うとの考えのもと、「農業の持続的な発展や食料安全保障の確立等を図るためのさまざまな施策を講じてまいっております。」にもかかわらず、農業の生産現場では農地の荒廃や担い手不足、農業就労者の高齢化など生産基盤の脆弱化が進んでおり、食料の安定供給に支障が生じる事態が懸念されております。  こうした中で、平成27年3月に策定されました食料・農業・農村基本法では、農業の持続的な発展に関する施策の中で、担い手の育成・確保や農地集積・集約化と農地の確保の取り組みを推進することとし、荒廃農地の発生防止・解消につきましては、再生利用する取り組みを推進するとともに、農地法に基づく農業委員会による利用意向調査などを進めることにより、荒廃農地の発生防止と解消に努めることとしております。  今回の農業委員会法の改正は、農業委員会業務の重点化、農業委員の選出方法の見直し、そして農地利用最適化推進委員の新設の3つが主な内容であり、食料・農業・農村基本法を受け、農業委員会として施策を強力に推進するための制度、組織の見直しとなっております。  農業委員会は、農業生産力の発展及び農業経営の合理化を図り、農民の地位向上に寄与するため、農地を守り、農地の有効利用を促進することが基本的な使命でありますことから、担い手への農地利用の集積・集約化、耕作放棄地の解消、新規参入の促進など農地利用の最適化を進めていく上で大変重要な役割と機能を担っております。したがいまして、農政新時代の中核的な役割を農業委員会、農業委員の皆様に担っていただくことになると思っており、今回の改正により担い手への農地の集積・集約化が加速され、生産コストの引き下げや農業所得の増大につなげていくことが期待されます。もとより農地は、国民の食糧供給の基盤であり、貴重な地域資源でもあります。制度改正の趣旨を踏まえ、農業委員会がその本来の役割を十分発揮できるよう、角田市の現状に合った推進体制を構築していきたいと考えております。 ◎議長(柄目孝治) 細川議員。 ◎16番(細川健也) ありがとうございました。  国政に関しての農業関連の政策、施策というのは、一地方自治体の及ぶところではございませんが、もっと国に対しては、百年の大計に基づいたしっかりした農政を敷いてもらいたいなとは常々思っております。その中で、一地方自治体としてその農地を保全するためにできる範囲内で、この農業委員会の選任という作業があるとは思いますが、今回の法改正に当たっては、いろんな識者の方から危惧の念が出ていることも確かです。首長の選任の仕方によっては、食料加工品会社の役員もなれると。要するに、民間の企業の役員でもなれると。しかも、その企業が外国の資本に支配されるということもあり得るという点まで含めて、本当に農地を守り切れるのかと。その判断が実は首長の判断にもかかわってくるという重大な抜け穴があります。この点に関して、我が大友市長は、今後農業委員の選任に当たってどのような判断基準で行っていかれるのか、現在の段階でのお考えをお聞きしたいと思います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) お答えいたします。  農業委員の選任につきましては、地域の農業をリードする担い手が透明なプロセスを経て、確実に就任するようにするため、市議会の同意を要件とする市長の任命制に選出方法が改正されておりますので、基本的にはその要件に沿って選任をしていくことになります。  選任の要件は、法律の規定等で定めがありまして、1つには農業に関する識見を有し職務を適切に行うことができる者。2つ目に、認定農業者が過半数であること。3つ目に、利害関係を有しない者を含むこととされております。さらに、選考に当たっては、委員の年齢、性別に著しい偏りが生じないことに配慮する必要があるとされております。加えて、任命の前提として市町村長は農業関係団体の推薦を求めるとともに、委員になろうとする者の募集をしなければならないとされております。  角田市の農業委員会委員の法定上限定数は19人であり、その範囲内で市内農業者数及び農地面積などを考慮して、その定数を条例により定めることになり、それに基づき別途選任規程等を定め、選任手続を進めることになります。  また、農業委員とは別に、農地利用最適化推進委員が新設され、連携して農地等の利用の最適化に取り組むことになりますから、地域間バランスも考慮することになります。  今回の法改正により、法律の施行と同時に、新制度に移行する農業委員会が全国では190、宮城県内では3委員会ありまして、先進事例ということになります。これらを踏まえ、本市の農業委員選任の判断の基準につきましては、先行して移行する市町村及び農業委員会の判断基準を参酌しながら、地域から信頼を受け、地域農業に対して熱意のある方が農業委員になるような選任基準等を定めてまいりたいと考えております。 ◎議長(柄目孝治) 細川議員。 ◎16番(細川健也) ありがとうございました。  食料安全保障の話題になりますと、よく食料の自給率という観点からの意見が出てくるわけですが、それよりももっと大事な要素というのは、生産の現場、フィールドそのものを保全することと、それからその生産に当たる人とノウハウを保全することが一番重要だと思います。そういう意味から、大友市長におかれましては、今後その農業委員の選任、選定、その判断基準をどうかその食料安全保障という大きなスタンスの中で行っていただくことを御要望申し上げまして、私の一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ◎議長(柄目孝治) 以上をもちまして、16番細川健也議員の一般質問を終わります。  次に、6番武藤広一議員。      (6番 武藤広一議員 発言席) ◎6番(武藤広一) 6番、政友会、武藤広一でございます。2日目、最後の一般質問となります。皆様方には大変お疲れのことだと思いますので、できるだけ簡潔に行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、通告に従いまして早速1つ目の質問に入らせていただきます。  角田市第5次長期総合計画における東西工業振興ゾーンについてでございます。  平成23年3月に策定した角田市第5次長期総合計画(以下「第5次長総」という。)の中に、土地利用構造図が示され、市内6つの区分にゾーニングされております。その中に工業振興ゾーンが示されており、東は角田山元トンネル付近、西は毛萱トンネル付近に位置づけられております。  市の人口は、平成28年中にも3万人を割ろうとしている中、現在、国が定めたまち・ひと・しごと創生法に基づき、角田市まち・ひと・しごと創生総合戦略(以下「まち・ひと・しごと」という。)が策定されました。その中で、まち・ひと・しごとは第5次長総に包含されるものと位置づけられております。  さて、第5次長総の重点プロジェクトの中に戦略的産業振興とあり、企業誘致による雇用機会の拡大や企業支援による新産業の創出などの目標が掲げられております。今後、定住人口3万人を確保するためには、若者が働きやすい、働きたくなる環境を早急に整備することが最優先と考えます。その手だてとして、企業誘致や企業支援も積極的に推進する必要があり、並行して若者が定住できる住宅造成もセットで考えるべきだと思います。  そこで、工業振興ゾーンについて、次の2点について市長の考えを伺います。  1点目でございますが、東西工業振興ゾーン構想の中で、企業誘致や企業支援による新産業の創出及び若者向け宅地造成について、具体的にどのような計画で進めようとしているのかを伺います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 6番武藤広一議員の御質問にお答えいたします。  角田市第5次長期総合計画において、工業振興ゾーンを西根毛萱地区及び藤田仙石地区としております。どちらの地域もトンネルの開通により高速道路へのアクセスが向上しておりますので、工業振興ゾーンとしては適地であると考えて、夢を持ちながら計画したものでございます。  ただし、毛萱地区は当初検討した場所が現在は仙南クリーンセンター建設用地となりましたので、別の場所を検討しなければならないと考えております。国道4号、東北自動車道へのアクセスを考えれば、同じ毛萱地区での適地を探していくことになろうかと思います。  藤田仙石地区については、現在採石を行っているところがあります。山林を崩して、相当の平場が出てまいりますので、採石終了後の跡地利用で工業用地としての可能性を検討していきたいと思っております。  第5次長期総合計画では、オーダーメイド方式による工業用地造成を採用しておりますが、この見直しも検討していかなければならないのではないかと思っております。企業誘致を進める上で、工業用地のウエートは大きいと感じております。これが定まらないと、企業に対してセールスをするのも難しいのが現実でございます。事前の工業用地造成はしないまでも、用地の取得、確保がされているだけでも大きな差がありますので、そのための調査を急ぎたいと考えております。  それから、起業支援につきましては、昨年12月に創業支援計画を策定いたしまして、過日国から認定を受けたところでございます。角田市商工会や金融機関を創業支援事業者と位置づけ、創業支援事業者同士が連携して起業を目指す方を支援していく、そういった体制を整えました。今後は、支援サービスの実施や起業をするための環境整備を図ることで、角田市内における開業率の向上を目指し、地域資源を活用した商品の開発や事業拡大等による地域への活力の創生、UIJターンの推進、また新たな雇用の拡大を図り、地域経済の活性化に取り組んでいきたいと思います。  なお、若者向け宅地造成についてでありますが、この第5次長期総合計画策定当初から、工業振興ゾーン内に宅地造成をするという計画はしておりませんでした。そもそも工業振興ゾーン内に住宅地を整備することは、生活環境上、好ましいとは言えないわけでございます。この工業ゾーンから離れて整備をするということは可能かとは思いますが、そのような計画でございました。そこで、若者定住向け住宅地の分譲については、角田市まち・ひと・しごと創生総合戦略のリーディング事業の1つに位置づけておりまして、若者定住向け住宅地や市営住宅の整備について、どこに整備したらよいのか、改めて庁内関係課職員で協議を始めているところでございます。今後、庁内での協議を重ねながら、若者に移住、定住していただけるような施策を検討してまいりたいと考えております。 ◎議長(柄目孝治) 武藤議員。 ◎6番(武藤広一) 大変前向きな御回答ありがとうございます。
     私も企業誘致に関しましては、立地企業の要望において造成するオーダーメイド方式も確かにいいかとは思いますが、ここは思い切って、東と西にモデル工業団地を造成して、積極的に誘致を行う方法もあるかと考えてございます。  また、起こすほうの起業支援による新産業の創出に関しましては、現在市内にある空き店舗や後継者がいなくて店を閉めたいという方もいらっしゃると思います。空き店舗をリフォームして貸し出すなど、第三者的な方々へ後継者を募集いたしまして、次の経営者になっていただく方法もあるかと思います。今後、商工会の皆様と十分に打ち合わせを行っていただき、郡部、そして市街地の活性化に取り組んでいただきたいと考えてございます。  また、若者向け宅地造成に関しましては、角田市に住んでもらうためには、まずは雇用を生み出すことが大前提だと思います。今市長から、工業団地とは別にという考えもございましたが、例えば私はやっぱり東西の工業団地の造成とセットで進めていくことが必要かなと考えてございます。やっぱり角田市で働いて、角田市に住んで子育てをする。若者に定住してもらうためにも、早急に東西工業ゾーンに起業誘致及び若者向け住宅造成、市内空き店舗などを利用した起こすほうの起業支援なども進めていただきたいと思いますが、市長、どのようにお考えでしょうか。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) このゾーニングの中で、やはりその工場誘致をして、そこの周辺も住宅が張りついて、商業施設もということでの一つの小さな拠点というものができていく、そういう夢は私も持ちたいなと思っておりまして、それができればいいと思っております。  やはりおっしゃるように、まち・ひと・しごとという言葉は全く逆だということ、去年もお話しさせていただきましたけれども、まず仕事なんですよね。しごと・ひと・まちだという言い方をする方がいらっしゃいますけれども、そのとおりだと思っていまして、何とかこの角田市の中に働ける場所をまず用意していく。そして、そこに働きながら住んでいただく、子育てもしていただく。そういった理想的なパターンをつくっていかなくてはないと思っています。そのためには、場所としては最適だということでゾーニングをしてきたわけでありますから、何とかこのオーダーメイドではなかなか角田市を選んでくれる企業がいないということも、何度か私、企業誘致の仕事をする中でわかってきましたので、またその当時は財政的にも大変厳しいものがありましたので、もう少し基金をためながら、あるいは特別提携になろうと思いますけれども、新しい事業を展開できるように頑張っていきたいと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 武藤議員。 ◎6番(武藤広一) 大変前向きな御回答ありがとうございます。ぜひともよろしくお願いいたしまして、次の2点目の質問に入ります。  東西工業振興ゾーンに専門学校(福祉、医療など)誘致と、併設して特別養護老人ホームなどの建設も有効な手段だと考えます。今後、当市でも超高齢化社会を迎える中、若い人たちが角田市で専門知識を学び、住んで、そして働く場所が確保できれば、角田市はもとより周辺自治体にも貢献できると思います。このことについての考えを伺います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) これにつきましては、最初の御質問でもお答えしましたが、工業振興ゾーンはあくまでも工業用地適地ということでのゾーニングでありますので、工場以外の誘致は考えておりませんでした。  専門学校や特別養護老人ホームにはそれぞれ適した場所があると考えております。専門学校は交通が至便で若者志向に合うまち、また特別養護老人ホームなどの福祉施設の整備方針は、かつてと違いまして今は町なかにという、できるだけ人との触れ合いが多い町場にということが方針として示されておりますので、山間部がいいという昔の発想ではもうなくなっているという状況でございます。若い人たちの働く場所の確保は大切であります。これまでも雇用機会を確保するためには、企業誘致が最も効果が期待されると考えまして、自動車関連産業、高度電子産業といった製造業の誘致を推進してまいりました。さらに、市内の既存企業の生産性向上による事業拡大を推進するための支援ですね。例えば各種情報提供、既存企業間の情報交換、JAXAとの連携にも取り組んでおります。ただし、これら製造業に特化するものではなく、医療・福祉分野における雇用の場を確保していくことも有効でありまして、そのことにより若い人たちの働く選択肢が広がるものと思っております。  専門学校のお話がありましたが、昨年だったでしょうか。大きな会合の中で、仙台市にある本当に一番トップレベルの専門学校の理事長さんとお話をする機会がありました。「どうですか、角田市のほうに専門学校の分校をつくってみてはどうですか」というお話をしたことがあります。「まあ、東北本線沿いであればね」というお話がありましたけれども、いずれにしても生徒数がどんどん減ってきているのだそうですね。ですから、経営的に大変厳しい状況があって、仙台市内にある幾つかの校舎も集約しなければならないような事態になっているという、それが現実だそうであります。そういうことを考えると、なかなか角田市に専門学校を誘致する、来ていただくというのは難しいことだなと思っております。本当に期待はあるのですけれども、希望がなかなか持てないというのが現実のようでございます。 ◎議長(柄目孝治) 武藤議員。 ◎6番(武藤広一) 大変奇抜なアイデアで、なかなか現実は難しいと私も思っております。ただ、できないことをできるように仕向けていくということも、ある意味政治力だと思いますし、行政と議会が一体となって進めていくことにより、道が開けるものもあるのかなと思いますので、今後とも諦めないでいろいろな面で進めていきたいなと考えてございます。次の質問に入ります。  2番ですが、賑わいの交流拠点の整備構想における東西南北玄関口及び広域連携についてでございます。  現在、角田中央公園周辺に計画中の道の駅は、常磐自動車道山元インターチェンジでおり、角田山元トンネルを通過後の東の玄関口にあります。角田市には東北自動車道白石インターチェンジや村田インターチェンジでおり、毛萱トンネルを通過後の西の玄関口もあります。そして、東と西の間には市街地があり、街なか交流拠点として角田駅、郷土資料館、台山公園、かくだ田園ホールなどが位置づけられております。  賑わいの交流拠点を形成するには、東西南北全てから人が入り、そこで買い物をし、中央の市街地でも買い物をし、そして角田市から出るときも買い物をするというように、いろいろな方面から収入を得ることが必要だと思います。それが市の活性化、さらには市が掲げる交流人口100万人都市の達成につながるものと考えます。  そこで、賑わいの交流拠点における玄関口及び広域連携に関して、次の4点について市長の考えを伺います。  一つ目ですが、西の玄関口には「産直広場あぐりっと」があります。そこで、「あぐりっと」周辺をミニ道の駅として位置づけ、周辺整備を行うことで東、中央、西とが点と点とで結ばれ、線としての機能が発揮され、賑わいの交流拠点がますます活性化されると考えます。このことについての考えを伺います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 産直市場「あぐりっと」のお話でございますが、これにつきましては、角田市内の生産者が出資運営している農産物直売所でありまして、2008年に現在のところに開業されまして、2012年には地場産品を用いたランチ等を提供する「稲cafeあぐりっと」をつくりました。そして、2014年には6次産業化として加工場を併設しまして、春の創業祭や秋の収穫祭などの恒例イベントがあるわけでございまして、市内でも人気の直売所になっております。市といたしましても、農業農村の振興と観光物産の振興の両側面から応援をさせていただいているところであります。  この「産直あぐりっと」「市場あぐりっと」周辺をミニ道の駅に位置づけて周辺整備をすることでこの賑わいの交流拠点と線で結んで連携してはどうかという御提案でございます。第5次長期総合計画では、角田中央公園周辺及び郷土資料館周辺の2カ所について、賑わいの交流拠点ゾーンと位置づけておりまして、そのほかには位置づけをしておりませんでしたが、武藤議員の点と点を線で結ぶという考え方、大変重要でありまして、私はさらにこの点をふやしていくことが大事ではないかと考えておりますので武藤議員の考え方には全く同感であります。この点の核となるのが、角田中央公園周辺に整備を計画している東の賑わいの交流拠点道の駅であり、郷土資料館周辺や台山公園は、言ってみれば街なか交流拠点になるわけでありまして、これに西の賑わいの拠点として「産直市場あぐりっと」周辺をミニ道の駅に位置づける、そういう考え方には賛同するものでございます。  まずは、核となる2つの交流拠点の整備を進め、次の段階において「産直市場あぐりっと」周辺を含めた、この角田市の東西南北の玄関口の整備というもののあり方について検討させていただきたいと考えております。 ◎議長(柄目孝治) 武藤議員。 ◎6番(武藤広一) 大変前向きな御回答、まことにありがとうございます。やはり今市長が言われたように、東の道の駅計画を先行させまして、続いて、追って西の道の駅の構想も進めていただきたいなと考えます。それで、2つの道の駅が完成して軌道に乗れば、そこに相乗効果が生まれ、にぎわいにさらに拍車がかかると思います。ぜひとも前向きに検討していただきますよう要望いたしまして、2点目の質問に入ります。  北の玄関口にはJAXA角田宇宙センターがあります。平成27年12月には角田宇宙センター50周年記念式典の中で、「JAXA-角田市連携協定」が締結されました。今後ますます連携が深まる中で、市内の小・中学校における宇宙教育とのかかわりも重要になってくると思います。将来、角田市から宇宙飛行士誕生も現実味を帯びてきていると思います。そこで、賑わいの交流拠点としてのJAXA角田宇宙センターとのかかわりについて、どのように考えているのか伺います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) JAXA角田宇宙センターと賑わいの交流拠点のかかわりについての御質問でございます。  このJAXA角田宇宙センターは、国の研究開発機関ということでの位置づけでありますので、交流拠点という考え方には少し無理があるかなと思うところもあります。しかしながら、角田市のシンボルということで、台山公園のロケット実物大模型、スペースタワー、コスモハウスですね、そういったものをつくっているわけでありまして、これはやはり角田市の本当にシンボルそのものだろうと思っておりますので、宇宙センターとの共同による取り組み、今後はますます強化していく必要があるというふうに思っております。連携協定が締結されましたので、今後具体的な提案が出てくるというふうに思っております。ぜひとも角田市の北の玄関口として、また交流の点として、どのような利用ができていくのか、今後検討してまいりたいと思っております。  もう一つ、北の交流拠点と位置づけてもいい場所としては、このグライダーの滑空場、これも東北にはここしかないということなのでしょうか。福島にもあるような話も聞いていましたが、そういう大事なところだと思いますので、北は空のまちを目指すということで、そういった考え方もできるのだろうと思いますので、いろんなアイデアを皆さん、出していただければありがたいと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 武藤議員。 ◎6番(武藤広一) 御回答ありがとうございます。  やはり今後とも角田市の、今市長が言われたように大切な貴重な財産だと思います。角田市にもあるJAXAを全国に広め、全国から見学に訪れてもらえるように、やっぱり北の玄関口としての、例えば市道に歩道を設置するなどのインフラ整備なんかも早目に行うのが必要かなと私は考えております。  ことし1月に開催されました議会報告会の中で、ある地区の方から、銀河連邦に加盟することを機会に、角田宇宙少年団の再結成の要望がありました。現在も公益財団法人日本宇宙少年団が活動しており、理事長には銀河鉄道999や宇宙戦艦ヤマトなどの作者である漫画家の松本零士氏が就任しております。現在140余りの団体で3,000人の会員がいるそうです。これも交流人口拡大につながるものと思いますが、市長はどのようにお考えでしょうか。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 今2つお話がありました。  1つは、角田宇宙センターの真ん中を通っている道路ですね。君萱小田線ですが、そこに歩道整備の要望は地元から大分前から出ていまして、去年あたりにはもっと強い要望が出ておりました。それで、土木課が所管になりますので、どういう方法があるのかということでいろいろ検討させております。あれは全面的に両面、あそこは都市計画道路になるものですから、それなりの規模ということになりますと、なかなか実現が難しいという状況にありますので、もう少しコンパクトにできないものかということを検討させておりますので、事業費がどれぐらいになるか、財源をどうするか、そこを含めて今検討中ということでございます。  それから、ヤング・アストロノーツ・クラブ、宇宙少年団については、まだ角田分団の名前が残っているという状況でありまして、当時平成元年だったでしょうか、発足時私も担当しておりまして、団長が今の柄目議長でございます。いまだに名前だけは残っておりますので、すぐに復活するのは可能ではないかと思っております。まだ当時頑張っていただいた方々、元気で私らと同じぐらいの年齢でおりますけれども、改めてこの前ちょっとある人に話をしたら「懐かしいね、もう1回やるかな」と。やっぱり60過ぎてただぶらぶらしているよりも、そういったことを、ボランティアをもう1回やったほうがいいんだという声も聞きますので復活は可能だろうと。ただ、子どもたちをどうやって誘い込んでいくかということですね。今子どもたちが少なくなっていて、いろんな活動分野がありますので、こちらのYACのほうに入っていただくような工夫ですね。どうすればいいのか、皆さんと一緒に考えていきたいと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 武藤議員。 ◎6番(武藤広一) 大変前向きな御回答ありがとうございます。このインフラの歩道に関しましては、この前議会報告会で北郷に行ったときにも随分強く要望されましたので、この話を載せさせていただきました。ぜひとも今後いろいろな角度からイベントなどを仕掛けていただきまして、北のにぎわいをつくり出していただきますように要望いたしまして、3点目の質問に入ります。  南の玄関口には角田駅、郷土資料館、台山公園、かくだ田園ホールがあり、これら周辺を街なか交流拠点として位置づけております。商店街が将来シャッター通りにならないためにも、市街地の再生が大きな課題だと認識しております。そこで、東西南北交流拠点を完結する上でも、市街地の再生をどのように進めようとしているのか伺います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 市街地再生についての御質問でございます。やはり商店街に活気があって、お客様が滞留していることが、この市街地再生の目標として大変重要であると思っております。きのうも申し上げましたけれども、街は街らしくありたいと思っております。郷土資料館周辺を街なか交流拠点として整備する賑わいのまちづくり基本計画につきましては、東日本大震災の影響により計画の一部を変更せざるを得ない状況となりました。しかし、郷土資料館周辺の面的利用を図るための整備を進め、台山公園や角田駅コミュニティプラザなどの他の街なか交流拠点との連携により、中心市街地ににぎわいを創出するという基本的な考え方は変えておりません。  昨年のかくだ田園ホールのオープンによりまして、子ども図書館から郷土資料館までを含めたエリアの公共施設の整備は整ってきたと思っております。加えて、田園ホールから中央広場へ続く通路を今整備しておりますけれども、これが完成すれば、中心市街地、商店街へのアクセスが向上してまいります。この公共施設エリアに集まる人々を周辺の商店街が取り込むということで、活気が出てくるのではないかと理想的には思っております。なかなか難しいのではありますが、そういう夢を持っております。  一方、来客者も地域の人ばかりではなく、市外の方にも来ていただかなければなりません。そのためには交流人口をふやしていく、これが一番重要な施策となります。市街地再生のためには、やはり集客が必要でありまして、その集客と交流人口の増加を図るために、この賑わいの交流拠点施設との連携というものが必要になってくると考えております。今まで通過客であった道路利用者が賑わいの交流拠点に年間57万人立ち寄ると推計しておりますので、この立ち寄り者に角田市内の商店や飲食店の情報を発信し、町なかへの誘導を促してまいりたいと思います。あわせて、商工会や商店街など商業関係者の皆様には、来訪者を引き込むアイデアと実践をお願いしなければならないと考えております。既に商工会や角田市スタンプ会で集客イベントを定例的に行っておりまして、その頑張りを見せていただいております。これからも商業関係者と行政が連携して集客と誘導を積極的に取り組んでいくことで、市街地のにぎわいをつくってまいりたいと考えております。  なお、この住みたいまちブランドランキングというのがブランド総合研究所から発表されております。このランキングにつきましては、都会的なイメージというものをどう捉えるかということであります。都会は商業的に栄えている、そういうことに着目して小売店数と面積、飲食店数、これをもってランキングしたものでございます。これを見てみますと、角田市のランクはどの辺にあるかということでございます。県内では17位ということでほぼ中間に位置しております。全国で見ても824位ということでありますから、ほぼ中間に位置する。あるいは、若干上位にあるという無理な判断でございますけれども、そういう位置づけでございます。このことからもわかるように、市街地再生の中核はやはり商業活性化だということでございます。商業力を高めるための観光物産の振興、そして人口集積及び交流人口の拡大、非常にこの市街地の再生のために重要であるというふうに考えております。 ◎議長(柄目孝治) 武藤議員。 ◎6番(武藤広一) 前向きな回答ありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。  やはり今市長が言われたように、南の玄関口というか、イコール、市街地であります、この角田市の中心が栄えない限りは、角田市の未来は明るくならないと考えます。東西南北での交流拠点が点と点で結ばれ、面的に広がりを醸し出せれば、角田市に行ってみたい、また行きたい、住んでみたいにつながるものと思っております。この4つの拠点が連携して、農商工の方々の協力を得ながら、角田市の産物を全国に広めていただきますように要望いたしたいと思います。  続いて、4点目の質問に入ります。  現在、隣の山元町でも道の駅を計画していると聞いております。また、過去には大河原町で金ケ瀬付近に道の駅の計画もありました。そこで、道の駅の広域連携により、例えば角田市から「3つの“め”」を中心とした商品、山元町からは果物や海産物、これは亘理として捉えてでございます。などをお互いに提供して、1年中通して商品が陳列できるシステムが構築できれば、市町間の利益はもちろん、消費者にとっても角田市や山元町の道の駅に行けば何でもそろうというように、にぎわいが加速すると思います。さらに、仙南広域圏やそれを超えた範囲で連携することで、県内の道の駅に相乗効果が期待できると考えます。広域連携構想についての考えを伺います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 道の駅に絡んでの相乗効果、広域連携構想についての御質問でございます。  既に御承知のとおりでございまして、道の駅の全国組織があって、このネットワーク化が進んでいるという状況でございまして、昨年私も全国大会に行ってまいりまして、全国から数百名の方々が参加しての大きな大会でございました。そういうことで、この道の駅に対する地域の思いというのは相当大きいものがあって、それぞれ連携することによって、この拠点が活発化していくのだということがよくわかった大会でございました。  そういうことでございますが、宮城県の北東エリアに6つの道の駅がありまして、その連絡協議会がもうできているということであります。それから、青森県の津軽半島の道の駅の会というものがあったり、とにかく全国組織、東北等のブロック組織、さらに県内、あるいはさらにもう少し小さく分けたブロック、そういった中での道の駅の連携がそれぞれ進んでいまして、地元の物産品の販売だけではなくて、その小さな広域の中での物産の販売、そういったものをお互いにやっている。そんなことも見受けられるわけであります。情報に関しても、それぞれの道の駅で、例えば角田に道の駅ができれば、白石なり仙南地方の広域的な観光ガイドもできるという状況になって、それをお互いにやるということでございます。道の駅のスタンプラリーなども開催しているということでございまして、私も何度かこれに挑戦しましたけれども、全部回るというのはなかなか大変なことでありまして、それでもこれを楽しみに随分道の駅においでになっているようでございます。  例えば隣町との連携はどうなのかということも質問がありましたが、具体的な名前が出ておりますけれども、山元町でもいろいろ計画されたようでございますけれども、今棚上げになっているような状況でございまして、実現がなかなか難しいというお話も聞いております。そういうことでありますけれども、角田市の道の駅で海産物ですね、そういったものをちゃんと扱って周辺地域との連携を組んでいく。そうでなければ、なかなか店舗としてやっていけないということは見えているわけでありますから、いろんな物産を角田市に集めて交流を進める。そういった中での地域の発展ということを考えていこうというふうに思っております。 ◎議長(柄目孝治) 武藤議員。 ◎6番(武藤広一) 御回答ありがとうございます。  やはり魅力的な道の駅になるための条件として、やっぱり角田市に行けば何でもある、いつでもあると言われることが必須条件かなと思います。そのためには県内外の道の駅に各県や市町村間の連携も重要になるかと考えます。一気には難しいと思いますが、近隣から連携を始めながら周りに広めていくことで、広域連携も可能になるのかなと考えます。  それを実現するためには、早急に経営陣などを人選し、出店者、出品者に加えて、農商工の専門家が一体となってコンサルティングしていくことが重要だと思います。また、出資者については、企業、農協や金融機関等に加えて、一般市民からも出資を募り運営する方法もあるかと思います。オール角田で、手づくりでつくる道の駅を目指して、できるだけコンパクトな使い勝手のいい、角田市の特徴を最大限に生かした施設を建設していただきたいと思いますが、市長、いかがでしょうか。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) この計画をさらに具体化していくためにオール角田でということにつきましては、そのとおりだと思いますので、専門家だけではなくて、市民の皆さんのいろんな声を聞きながら、あるいはマーケティングをしながら、いい道の駅をつくっていきたいというふうに思っております。  私は武藤議員の今回の一般質問で、いわゆる東西南北のゾーニングとか、あるいは拠点というものの考え方、いろいろとお話をいただいて、この賑わいの交流拠点というものがどういう意味を持つのか改めて考えさせられたところがあります。やはりビジョンを示すということは、そういうことなんだろうと思いまして、1カ所にだけ固執した考えではなくて、もっと広い視野で鳥瞰的に物事を考えていくということの重要性、そういったものを今回教えていただいたように思います。ありがとうございました。 ◎議長(柄目孝治) 武藤議員。 ◎6番(武藤広一) 私の考えに同調していただきまして、本当にありがとうございます。  それでは、最後の3番目の質問に入ります。  姉妹都市共同による東京事務所の開設についてでございます。全国の中で角田市の知名度は相当低いと聞いております。宮城県の中でも、丸森町は知っているが角田市はどこにあるのかという話も聞きます。テレビ、ラジオ、新聞などの報道機関やパソコン、スマートフォンなどを使ったSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を利用して角田市の存在を知ってもらうことも重要ではありますが、逆にアナログ的発想かもしれませんが、生身の人間がみずから歩いて角田市を宣伝する方法もあるかと思います。  そこで、例えば姉妹都市である北海道栗山町や福島県石川町と共同で東京事務所を開設してはどうかと考えます。予算的には多額の費用が必要となりますが、これからの企業誘致や起業支援はもとより、農商工連携を視野に入れた場合、農産物の販売促進、6次産業化でつくり出した産物の販売など、多方面での活用が可能となり、市外からの収入を得ることはもちろん、角田市を日本に、さらには世界に認知してもらうことが期待され、投資以上の効果が得られると考えます。  そして、今年度1億円を超えたふるさと納税を、角田市の知名度を上げることにより、数倍の効果が得られることも期待されます。また、平成28年度税制改正に伴う企業版ふるさと納税が創設された暁には数十億円の納税額も夢ではなくなると思います。  そこで、東京事務所の開設について、市長はどのような考えを持っているのか伺います。 ◎議長(柄目孝治) 大友市長。 ◎市長(大友喜助) 姉妹都市共同による東京事務所の開設について、非常に大胆でかつ壮大な御提案をいただきまして、私の気持ちは随分小さいなと思っているところでございます。  角田市をより多くの方々に知ってもらうための方法、いろんな方法があると思いますが、その中で東京事務所という御提案でございます。現在、県内市部での東京事務所を開設しているところは仙台市のみということでありまして、ほかにはございません。この仙台市の東京事務所については、日本都市センター会館の中にあるわけでございますが、お聞きいたしますと、運営経費は人件費を除いて年間3,500万円かかっているということでございます。角田市を売り込むための情報発信拠点として東京に事務所を構えるということでございますが、なかなかこの今言いましたように開設経費等の財政的な負担が大きいということ。それから、コストパフォーマンスといいますか、費用対効果ということもこれは考えていかなければなりません。仙台市、知名度は全国で10番以内に入っているという都市でありまして、知名度ランキングは宮城県内で仙台市を除くと、本当に中間ぐらい、角田市よりちょっといいぐらいなものでありまして、そういう仙台市であるからこそできるということなのだろうと思っております。  それから、昨年でありましたが、友好都市の目黒区と気仙沼市から御提案がありまして、気仙沼市も友好都市なんですね。それで、角田市さん、どうですか、一緒に目黒区内にアンテナショップをつくりませんかというお誘いがありました。目黒区と友好関係を結んでいる都市がほかにもありまして、そういったところと一緒にどうかということを検討したわけでありますが、やはりなかなかそのアンテナショップをつくるにしても店舗の確保、大変な難しいところがありまして、空き店舗そのものがまずないということがあるんですね。どこか、ではショッピングセンターの一角にでもというお話もありましたけれども、なかなか費用がかかり過ぎて対応できないということで、今はちょっと棚上げになっている状況であります。  そういう現実があるわけでありまして、夢を潰すようなお話で大変申しわけございませんが、ただその宮城県のアンテナショップということで、宮城ふるさとプラザが池袋にありますので、そこをもっともっと活用していく必要があるなと思っております。せっかく宮城県として設置しているプラザでございますので、角田市、まだそんなに物産、お菓子屋さんのお菓子を少し置いているぐらいなので、PRが十分にできていませんので、その活用を図っていくことが今現実的な対応なのだろうと思っております。 ◎議長(柄目孝治) 武藤議員。 ◎6番(武藤広一) 御回答ありがとうございます。現実的には今の時点では難しいと思いますが、先日の新聞によれば、青森市など5市町で東京赤坂にビジネス交流拠点をオープンすると掲載されておりました。地元企業の商品、サービスのPRや商談の場として開設し、首都圏での事業展開や販路拡大の支援はもちろん、首都圏在住者に移住や就職、観光の情報も発信するようでございます。場所は東京メトロ千代田線赤坂駅から徒歩1分のビルの1階に開設する予定だそうです。広さは168平方メートル。簡単な調理や試食ができる厨房と食堂を設け、移住、観光などの情報を発信するほか、農産物などの特産品などを展示販売するコーナーも設けるようです。ちなみに月額賃料は約292万円だそうです。5市町が人口割で負担する計画のようです。この東京事務所開設、言い方を変えれば、ビジネス交流拠点を東京に開設すれば、限りない夢が広がっていく気が私はいたします。そして、夢が現実のものとなり、角田市を初め姉妹都市への企業誘致や地元企業の商品、農産物などの販路が拡大し、移住や観光などの定着に結びつくものと考えます。費用捻出については、それこそまさにふるさと納税をフルに活用できる絶好の機会だと思います。ぜひとも東京にビジネス交流拠点の開設を前向きに、今は難しいと思いますが、前向きに検討していただけますように要望いたしまして、私の一般質問を終了させていただきます。お疲れのところ大変ありがとうございました。 ◎議長(柄目孝治) 以上をもちまして、6番武藤広一議員の一般質問を終わります。  これをもって今期定例会における一般質問を終結いたします。  本日の日程は全て終了いたしました。 ───────────────────────────────────────────────────      散 会 ◎議長(柄目孝治) 明16日は、午前10時から本会議を開きます。  本日はこれをもって散会いたします。  大変お疲れさまでした。      午後4時28分  散 会 ───────────────────────────────────────────────────  地方自治法第123条第2項の規定に基づきここに署名する。                           角田市議会議長  柄 目 孝 治                           署 名 議 員  小 湊   毅                           署 名 議 員  星   守 夫 Copyright © Kakuda City Assembly Minutes, All Rights Reserved. ページの先頭へ...