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令和3年第447回定例会(第6号) 名簿 開催日:2021-03-10
令和3年第447回定例会(第6号) 本文 開催日:2021-03-10

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  1. 白石市議会 2021-03-10
    令和3年第447回定例会(第6号) 本文 開催日:2021-03-10


    取得元: 白石市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-11
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1      午前10時開議 ◯小川正人議長 おはようございます。  ただいまから本日の会議を開きます。  現在における出席議員数は17名でありますので、定足数に達しております。  本日の会議は、お配りいたしました議事日程第6号をもって進めます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第1 会議録署名議員の指名 2 ◯小川正人議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第86条の規定により、議長において、4番澁谷政義議員、16番菊地忠久議員を指名いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第2 第14号議案 3 ◯小川正人議長 日程第2、第14号議案白石景観条例を議題といたします。  本案については、総務産業建設常任委員会に審査を付託しておりますので、その審査の経過と結果について委員長の報告を求めます。  また、総務産業建設常任委員会委員長からお手元にご配付のとおり議案審査報告書が提出されております。  なお、委員長の報告が終了してから報告に対する質疑に入りたいと思いますので、ご了承願います。                            令和3年3月10日 白石市議会 議長 小 川 正 人 殿
                             総務産業建設常任委員会                          委員長 菊 地 忠 久             議 案 審 査 報 告 書  令和3年2月24日、本委員会に付託された議案審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第108条の規定により報告します。                   記 ┌─────┬─────────────────────────┬────┐ │議案番号 │    件              名     │審査結果│ ├─────┼─────────────────────────┼────┤ │第14号 │白石景観条例                  │原案可決│ └─────┴─────────────────────────┴────┘ 4 ◯小川正人議長 総務産業建設常任委員会委員長菊地忠久議員。    〔16番菊地忠久議員登壇〕 5 ◯16番(菊地忠久議員) おはようございます。  去る2月24日の本会議において、総務産業建設常任委員会に付託されました議案1件について、菊地副市長ほか関係する部課長等の出席を得て、3月3日に委員会を開催し、慎重に審査を行いましたので、ただいまからその経過の概要と結果について報告をいたします。  第14号議案白石景観条例について、この条例制定の趣旨はどのようなところかとの質疑については、この条例は宮城県が仙南広域景観計画を策定したことに伴い、仙南2市7町が景観行政団体に移行したことから制定するものである。市として市民や事業者に対し、どのように景観を保全していくべきかを誘導していくことを趣旨としているとの説明がありました。  景観計画区域として4つの区域が指定されているが、これらの区域が指定された経緯や理由を伺うとの質疑については、この景観計画区域は宮城県が仙南2市7町と協議した上で指定したものである。各市町においてどのような景観を守っていくべきかを念頭に、地域の方に景観を守るという意識を持っていただくという観点から設定しているため、エリアとしては広範囲で指定されているとの説明がありました。  届出の対象となる建築物や工作物の規模はどのような根拠で設定されたのかとの質疑については、届出の対象となる規模の設定に当たっては、宮城県が実情を調査し、住民の生活に大きく影響が出ないような基準を設けている。一般家庭における建て替えや新築といった場合においては、この基準はほとんど該当しないと判断されたことから、今回この規模として設定されたものであるとの説明がありました。  条例第3条第3項において、市民及び事業者に対し景観形成に関する情報提供その他必要な施策を講じなければならないと定めているが、どのような情報提供や施策を考えているのかとの質疑については、本年7月1日の条例施行に向けて市民の意識を高めていくために、現在市のホームページや広報しろいしなどによるお知らせを準備している。今後も周知を図り、景観形成に関する知識の普及や意識の啓発に努めていきたいとの説明がありました。  これらの質疑応答を経て採決の結果、第14号議案については妥当と認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、本委員会に付託されました議案1件の審査経過と結果について報告を終わります。 6 ◯小川正人議長 以上で総務産業建設常任委員会委員長の報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 7 ◯小川正人議長 質疑なしと認めます。よって、質疑を終わります。  これより討論に入ります。  討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  採決に入ります。ただいま議題となっております第14号議案について採決いたします。本案に対する委員長報告は、原案可決であります。委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 8 ◯小川正人議長 ご異議なしと認めます。よって、第14号議案は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第3 第18号議案 9 ◯小川正人議長 日程第3、第18号議案第六次白石市総合計画基本構想及び基本計画の策定についてを議題といたします。  本案については、第六次白石市総合計画審査特別委員会に審査を付託しておりますので、その審査の経過と結果について委員長の報告を求めます。  また、第六次白石市総合計画審査特別委員会委員長からお手元にご配付のとおり議案審査報告書が提出されております。  なお、委員長の報告が終了してから報告に対する質疑に入りたいと思いますので、ご了承願います。                             令和3年3月10日 白石市議会 議長 小 川 正 人 殿                     第六次白石市総合計画審査特別委員会                     委員長 佐久間 儀 郎             議 案 審 査 報 告 書  令和3年2月24日、本委員会に付託された議案審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第108条の規定により報告します。                   記 ┌─────┬─────────────────────────┬────┐ │議案番号 │    件              名     │審査結果│ ├─────┼─────────────────────────┼────┤ │第18号 │第六次白石市総合計画基本構想及び基本計画の策定につ│原案可決│ │     │いて                       │    │ └─────┴─────────────────────────┴────┘ 10 ◯小川正人議長 第六次白石市総合計画審査特別委員会委員長佐久間儀郎議員。    〔11番佐久間儀郎議員登壇〕 11 ◯11番(佐久間儀郎議員) おはようございます。  ただいまから、第六次白石市総合計画審査特別委員会審査経過と結果について報告をいたします。  去る2月24日の本会議において、議長を除く議員全員をもって構成する本特別委員会が設置され、第18号議案第六次白石市総合計画基本構想及び基本計画の策定についてについて、その審査を付託されました。  当日、直ちに正副委員長の互選を行った結果、私が委員長に、高子秀明委員が副委員長にそれぞれ選任され、2月25日に市長、副市長、教育長ほか関係部課長等の出席を得て委員会を開催し、慎重に審査を行いました。  審査に当たりましては、2月10日の全員協議会による説明を踏まえ、項目ごとに分けて質疑がなされました。  第1部序論について、第五次白石総合計画を踏まえ、今回の総合計画策定に当たっての思いを伺うとの質疑については、第五次白石総合計画においては、それぞれの地域が主体となってまちづくり宣言を策定いただいたが、今回各地域においてその宣言を再検証いただき、新たに宣言を策定いただいたところが非常に大きいと感じている。第五次白石総合計画をブラッシュアップして、次の10年間大きな本市の未来地図となる第六次白石市総合計画を作成したいという思いで準備を進めてきたとの説明がありました。  パブリックコメントではどのようなご意見が寄せられたのかという質疑については、令和2年12月1日から21日までの期間実施したパブリックコメントにおいては、「本市の歴史遺産伝統文化などを保存継承していくとともに、貴重な文化財などが市外へ流出しないための施策をお願いしたい」「にぎわいの創出として交流人口関係人口などの拡充や、定住人口を増やすための施策を実施してほしい」「各地区ワークショップなど地域ごと地域づくりを進めていってほしい」などのご意見をいただいたとの説明がありました。  第2部基本構想について、まちづくり基本的視点の中で新しい価値の創造が挙げられているが、この新しい価値とは具体的にどのようなものかとの質疑については、本市はそれぞれの地域によってすばらしい資源、歴史的な遺産、文化、伝統など様々なものが継承されているが、その原点は人だと考えている。それぞれの地域の皆さんが地域のためにアイデアを出し、行動し、それが新しい価値となり、地域の活性化に大きく寄与していく。新しい価値を発見、発掘し、それを育てていくことが今後10年間重要になってくるというところから位置づけさせていただいたとの説明がありました。  第3部基本計画について、第六次白石市総合計画では、地域力の向上が大きなテーマとして挙げられている。基本計画の中では地域マネジメントをリードする人材育成の取組として集落支援員制度の活用の検討が挙げられているが、その具体的な内容を伺うとの質疑については、集落支援員制度は、地元の中から地域づくりリーダー的存在となる方を任命し、その方を主体として地域づくりを進めていくための国からの支援制度である。今後地域づくりを進めていく上でも有効な制度と思われるので、導入の有無や効果的に活用できるかなどを検討し、必要であれば活用していきたいとの説明がありました。  第4部地域づくり計画について、地域づくり計画における白石東地区白石西地区について、白石地区の皆さんは自治会の住民としての意識はあると思うが、東地区西地区という意識は少ないと思う。そのような中でこの区分けにより地域づくり計画を策定することとした理由を伺うとの質疑については、白石地区については、例えば東地区新興住宅地があり比較的若い世代が暮らしているのに対し、西地区は昔からの町並みとして年齢の高い世代が多く暮らしているなど、地区の傾向が異なっていたことから、今回2つに分けた形でまちづくり宣言を策定いただいた。自治会連合会白石支部や地域の方々ともお話をさせていただき、白石地区1つというよりは、まずは大きく2つに分けて、それぞれの地区の特性と課題を検証し、まちづくりを進めていくことが効果的であると判断したことからこのように策定したとの説明がありました。  これらの質疑応答を経て、採決の結果、第18号議案については妥当と認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、本委員会に付託されました議案1件の審査経過と結果について報告を終わります。 12 ◯小川正人議長 以上で第六次白石市総合計画審査特別委員会委員長の報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 13 ◯小川正人議長 質疑なしと認めます。よって、質疑を終わります。  これより討論に入ります。  討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  採決に入ります。ただいま議題となっております第18号議案について採決いたします。本案に対する委員長報告は、原案可決であります。委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 14 ◯小川正人議長 ご異議なしと認めます。よって、第18号議案は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第4 第19号議案から第30号議案 15 ◯小川正人議長 日程第4、第19号議案令和2年度白石市一般会計補正予算(第9号)から第30号議案令和3年度白石市下水度事業会計予算までの計12議案を一括議題といたします。  これら12議案については、予算審査特別委員会に審査を付託しておりますので、その審査の経過と結果について委員長の報告を求めます。  また、予算審査特別委員長から、お手元にご配付のとおり議案審査報告書が提出されております。  なお、委員長の報告が終了してから報告に対する質疑に入りたいと思いますので、ご了承願います。                             令和3年3月10日 白石市議会 議長 小 川 正 人 殿                          予算審査特別委員会                          委員長 平 間 知 一             議 案 審 査 報 告 書
     令和3年2月24日、本委員会に付託された議案審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第108条の規定により報告します。                   記 ┌─────┬─────────────────────────┬────┐ │議案番号 │    件              名     │審査結果│ ├─────┼─────────────────────────┼────┤ │第19号 │令和2年度白石市一般会計補正予算(第9号)    │原案可決│ ├─────┼─────────────────────────┼────┤ │第20号 │令和2年度白石市国民健康保険特別会計補正予算(第 │原案可決│ │     │4号)                      │    │ ├─────┼─────────────────────────┼────┤ │第21号 │令和2年度白石市介護保険特別会計補正予算(第5  │原案可決│ │     │号)                       │    │ ├─────┼─────────────────────────┼────┤ │第22号 │令和2年度白石市後期高齢者医療特別会計補正予算  │原案可決│ │     │(第4号)                    │    │ ├─────┼─────────────────────────┼────┤ │第23号 │令和2年度白石市水道事業会計補正予算(第3号)  │原案可決│ ├─────┼─────────────────────────┼────┤ │第24号 │令和2年度白石市下水道事業会計補正予算(第4号) │原案可決│ ├─────┼─────────────────────────┼────┤ │第25号 │令和3年度白石市一般会計予算           │原案可決│ ├─────┼─────────────────────────┼────┤ │第26号 │令和3年度白石市国民健康保険特別会計予算     │原案可決│ ├─────┼─────────────────────────┼────┤ │第27号 │令和3年度白石市介護保険特別会計予算       │原案可決│ ├─────┼─────────────────────────┼────┤ │第28号 │令和3年度白石市後期高齢者医療特別会計予算    │原案可決│ ├─────┼─────────────────────────┼────┤ │第29号 │令和3年度白石市水道事業会計予算         │原案可決│ ├─────┼─────────────────────────┼────┤ │第30号 │令和3年度白石市下水道事業会計予算        │原案可決│ └─────┴─────────────────────────┴────┘ 16 ◯小川正人議長 予算審査特別委員会委員長平間知一議員。    〔9番平間知一議員登壇〕 17 ◯9番(平間知一議員) ただいまから予算審査特別委員会審査経過と結果について報告をいたします。  去る2月24日の本会議において、議長を除く議員全員をもって構成する本特別委員会が設置され、第19号議案・令和2年度白石市一般会計補正予算(第9号)から第30号議案・令和3年度白石市下水道事業会計予算までの計12議案について、その審査を付託されました。  当日、直ちに正副委員長の互選を行った結果、私が委員長に、角張一郎委員が副委員長にそれぞれ選任され、3月1日と2日に委員会を開催し、菊地副市長、半沢教育長ほか関係部課長等の出席を得て慎重に審査を行いました。  審査に当たりましては、2月17日の市長提案理由説明を踏まえ、それぞれの担当部課長等から詳細な説明がなされました。  3月1日、第19号議案・令和2年度白石市一般会計補正予算(第9号)について、担当部課長から詳細な説明がなされました。  説明の後、午前中に現地調査を実施し、午後からは引き続き一般会計補正予算の質疑を行いました。  質疑終結後、採決の結果、第19号議案については全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第20号議案・令和2年度白石市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)から第24号議案・令和2年度白石市下水道事業会計補正予算(第4号)までの計5議案について、担当部長等から詳細な説明がなされました。  第20号議案から第24号議案までの計5議案については、当局の説明をもって妥当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続いて、第25号議案・令和3年度白石市一般会計予算について、担当部課長から詳細な説明がなされました。  3月2日、第25号議案・令和3年度白石市一般会計予算について質疑がなされ、質疑終結後、討論を経て、採決の結果、第25号議案については賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第26号議案・令和3年度白石市国民健康保険特別会計予算から第28号議案・令和3年度白石市後期高齢者医療特別会計予算までの計3議案について、担当部長から詳細な説明がなされました。  第27号議案については、質疑終結後、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  また、第26号議案及び第28号議案の2議案については、当局の説明をもって妥当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続いて、第29号議案・令和3年度白石市水道事業会計予算及び第30号議案・令和3年度白石市下水道事業会計予算の2議案について、担当所長から詳細な説明がなされました。  質疑終結後、採決の結果、第29号議案及び第30号議案の2議案については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、本特別委員会に付託されました議案12件の審査経過の概要と結果について報告を終わります。 18 ◯小川正人議長 以上で予算審査特別委員会委員長の報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 19 ◯小川正人議長 質疑なしと認めます。よって、質疑を終わります。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  最初に、10番保科善一郎議員。    〔10番保科善一郎議員登壇〕 20 ◯10番(保科善一郎議員) ただいま議題となっております第25号議案・令和3年度白石市一般会計予算案について、反対の立場で討論いたします。  反対の大きな理由として白石市外二町組合への出資金、負担金、補助金にあります。白石市外二町組合への繰出金が昨年と同額の予算となっており、このような予算では病院経営が成り立つとは到底思えません。  平成29年度から令和2年度の期間は、国の指導で全国の自治体病院が新改革プランに沿った経営改革に取り組む期間でもありました。その新改革プランは、本市も関与し、1市2町からの繰出金を14億円から16億円で立てたものです。しかし、平成30年度に新改革プランの繰出基準の見直しを行ったため、繰出金が大幅に減額となりました。令和2年度には、病院事業への繰出金の大幅な減額により収益的収支で現金収支が3億円、資本的収支では5億円と合計8億円余りの赤字予算の編成となりました。そのため、令和2年度の刈田病院の決算見込額は、健全化法の経営健全化基準の20%以上を大幅に超え、資金不足比率66.2%の見込みとなっております。  今回病院が資金不足比率10%以内にするためには、18億4,000万円以上の資金が必要となりますが、資金不足比率を20%以下にするためには、コロナ減収債12億5,000万円を借換えしても病院全体では約3億2,000万円が不足になり、本市からは約2億7,000万円の資金が必要となります。そのため、昨年同様今回も補正予算に計上されております。  また、3月の広報しろいしによると、現在刈田病院は1か月当たり約1億円の赤字を積み重ね、本年度は約14億円の赤字が見込まれており、金融機関からの借入れや構成市町からの借入金などを含めると、合計約33億円の債務に膨れ上がるとのことです。しかし、この借金33億円のうちには国が支援策として打ち出した新型コロナ減収債12億5,000万円も含まれております。そして、残りの20億6,000万円は過去3年間における病院に対しての出資金、負担金、補助金を減額したことによる債務です。  このような財政状況の中、今回の予算は、事前に病院幹部に十分に説明し、今後の対応策を含め納得を得た上での予算だったのでしょうか。多額の債務を抱えざるを得なくなり、銀行からの融資も難しくなっている現状です。本市の財政が厳しいことは十分に理解しています。しかし、まちづくりの根幹である市民の命と健康を守っている公立刈田綜合病院の経営の安定が求められているのではないでしょうか。  現在刈田病院へ通院している患者の皆さん、日夜患者の皆さんに献身的に向き合っている医師、看護師、多くの病院職員の皆さんは刈田病院の行く末に大きな不安を抱いています。病院の経営の安定を願う市民の声も日に日に大きくなり、私自身もそう願う市民の一人です。  そのような理由から、第25号議案・令和3年度白石市一般会計予算案に反対です。議員皆様方のご賛同をお願いいたしまして、反対討論といたします。 21 ◯小川正人議長 次に、12番四竈英夫議員。    〔12番四竈英夫議員登壇〕 22 ◯12番(四竈英夫議員) おはようございます。  第25号議案・令和3年度白石市一般会計予算に賛成の立場から討論をいたします。  令和3年度一般会計予算案は、予算総額が145億118万4,000円であり、昨年度と比較すると2.8%の増となっており、6年ぶりにプラスの予算となっております。  令和3年度の当初予算の歳出を見ますと、保育所等整備事業、中河原白石沖線街路事業に係る経費などの減少はあるものの、ホワイトキューブZEB化推進改修事業、スマートインターチェンジ整備に係る建設費、私立保育園や認定こども園の設立に伴う扶助費、ふるさと納税推進事業などに係る経費などが増加しています。  一方、歳入においては新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う景気の落ち込みや、施設利用の減少等の影響から市税、譲与税、各種交付金並びに使用料及び手数料は前年度の当初額と比較して減額を見込んでおります。これにより、財政調整基金繰入額は前年度より1,800万円多い1億7,300万円となっています。  このように予算編成は大変厳しい状況にありますが、そのような中、財政状況を踏まえつつ、持続可能な効率的で質の高い行政サービスを実現するため、集中改革プラン(第四次改訂版)に基づく行財政改革を引き続き実施され、選択と集中によるめり張りのある行財政運営に取り組もうとしております。  さらに、令和3年度から令和12年度までの10か年を計画期間とする本市の新たな最上位計画である第六次白石市総合計画基本構想及び基本計画を策定しています。第六次総合計画では本市の目指す将来像を「人と地域が輝き、ともに新しい価値を創造するまち しろいし」と定め、市民一人一人がその個性や能力を発揮しながら、地域づくりの担い手として活躍するとともに、新しい価値を創造し、まちへの誇りと愛着をもって暮らしていくことができるまちづくりを目指すとされています。  山田市長は、平成28年11月の市長就任以来、市政課題を先送りしない、将来世代にツケを残さないという思いを胸に市政運営に当たられ、市民の笑顔あふれる白石の実現に向けて積極果敢にチャレンジして来られました。  現在、全世界で猛威を振るう新型コロナウイルス感染症への対策に当たっては、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、生活支援と消費喚起を図るための施策や医療機関への支援を行うなど、市民生活への支援、雇用の維持と事業の継続、感染拡大防止を柱とした本市独自の支援策に取り組んでこられました。  加えて、新型コロナウイルスワクチン接種に対応するため、令和3年2月1日には、新型コロナウイルスワクチン接種対策室を設置し、市民へのワクチン接種を円滑に行うよう迅速な体制整備をされております。  令和3年度は学校教育の充実において、みずから未来を切り開き社会を生き抜く力を持った児童・生徒を育成することを目的として、未来を拓く学校教育充実化条例を提案されました。これにより、令和3年度においては、市と教育委員会、各学校が一体となって教育改革を進めていこうとする姿勢を強く感じ取れる施策であります。  また、まちづくりの推進においては、各地区で策定したまちづくり宣言の計画的な実現を目指し、地域づくりに関わる人材の育成と住民自治力の向上に向け、地区計画策定支援交付金制度を創設するなど、地域への新たな支援策が盛り込まれております。  ふるさと納税寄附金は、令和2年度の受入額は5億円を超える見込みであり、収入増対策が功を奏しており、令和3年度においても返礼品の充実、手続の効率化を図りながら、本市の魅力を発信することで、交流人口関係人口の拡大と市の貴重な財源として大いに期待できます。  さて、現在本市では、公立刈田綜合病院の経営に関する問題が解決すべき喫緊の課題であることは異論のないところと存じます。  昨年の白石市長選挙において、山田市長は公立刈田綜合病院の経営改善、そして診療機能を充実させるための手段として経営形態の変更、公設民営化を一丁目一番地として公約に掲げ当選されました。  公立刈田綜合病院の経営を改善し、住民にとって真に必要とされる病院、安心して医療が受けられる病院となるため、最善と考えるのが指定管理者制度の導入であります。私たち議員は、市長と同様将来世代に対し責任ある決断をしなければなりません。  このほかにも本市が取り組むべき課題は山積しております。スマートインターチェンジと周辺整備並びに企業誘致、教育改革や健康寿命の延伸、そして災害に強いまちづくりの推進など、限られた財政の中で未来を見据えた施策を打っていかなければなりません。  よって、私は第六次白石市総合計画を着実に推進し、様々な分野で独自性を持った事業を展開することで白石市が持続可能なまちとなり、選ばれる白石市となるべく、令和3年度一般会計予算に賛成するものであります。  以上で第25号議案・令和3年度白石市一般会計予算についての賛成討論を終わります。  議員各位のご賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 23 ◯小川正人議長 以上で通告による討論は終わりました。よって、討論を終わります。  採決に入ります。ただいま議題となっております第19号議案から第30号議案までの計12議案のうち、第25号議案についてはご異議がありますので、これを分離して採決いたします。  最初に第25号議案について採決いたします。本案に対する委員長報告は、原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 24 ◯小川正人議長 起立多数であります。よって、第25号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第19号議案から第24号議案、第26号議案から第30号議案までの計11議案について、一括して採決いたします。これら11議案に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    25 ◯小川正人議長 ご異議なしと認めます。よって、第19号議案から第24号議案、第26号議案から第30号議案までの計11議案については、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第5 第31号議案 26 ◯小川正人議長 日程第5、第31号議案・令和2年度白石市一般会計補正予算(第10号)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。山田市長。    〔山田裕一市長登壇〕 27 ◯山田裕一市長 おはようございます。  第31号議案は、令和2年度白石市一般会計補正予算(第10号)でございます。  第1表歳入歳出予算の補正でありますが、既定の歳入歳出予算にそれぞれ2億1,095万2,000円を増額し、予算の総額を201億3,036万4,000円にいたそうとするものであります。  補正の主な内容は、令和3年2月13日に発生した福島県沖を震源とする地震による公共施設等の災害復旧事業費並びに時間外勤務手当等の職員人件費、及び災害一時金等を計上するほか、白石市外二町組合が運営する公立刈田綜合病院の経営安定を図るための負担金、補助金及び出資金を増額補正するものであります。  また、市道側道東9号線ほか1路線道路改良工事、新型コロナウイルス対策事業として小中学校における消耗品、備品の購入費並びに新型コロナウイルスワクチン接種事業に係る電算処理業務委託料等を計上するほか、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した事業について、事業の進捗状況に応じ予算に不用額が見込まれるものについて減額補正するものです。  歳出予算に充当する財源といたしましては、国庫支出金、繰入金、市債等を増額する一方、県支出金等を減額して、措置いたそうとするものです。  第2表繰越明許費補正でありますが、地方道路整備事業については、事業の性質上年度内にその支出が終わらない見込みであることから、地方自治法第213条の規定に基づき、繰越しいたそうとするものです。  第3表債務負担行為補正でありますが、令和3年2月13日に発生した福島県沖を震源とする地震による公共土木施設等の被害について、早期の復旧を図るため、その施工に伴う公共土木施設災害復旧調査測量設計業務委託料等について追加いたそうとするものです。  また、スマートインターチェンジ整備事業につきましては、さきの補正予算第9号において債務負担行為を追加しておりますが、その後の協議により測量業務について、東日本高速道路株式会社東北支社と併せて施工することとなったことから、限度額を増額変更するものです。  第4表地方債補正でありますが、公立学校施設災害復旧事業及び社会教育施設災害復旧事業の2件について、地方債を追加いたそうとするものです。  また、地方道路整備事業につきましては、増額変更をいたそうとするものです。  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 28 ◯小川正人議長 以上で提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。16番菊地忠久議員。 29 ◯16番(菊地忠久議員) それではお伺いをいたします。  補正予算に関する説明書の18ページ、19ページの10款教育費5項社会教育費、すみません、大変失礼しました。11款です。11款災害復旧費のほうです。5項の文教施設災害復旧費で、第二小学校の復旧業務委託料、計上されておりますけれども、こちらの被害の状況とあと復旧の内容について詳細をお伺いいたします。 30 ◯小川正人議長 齋学校管理課長。    〔齋勝則学校管理課長登壇〕 31 ◯齋勝則学校管理課長 おはようございます。  ただいまのご質疑にお答えいたします。  第二小学校のほうですけれども、2月13日の地震によりまして、パブリック棟、職員室があるほうの棟になりますが、そこの地下ピット内で灯油缶の配管の破損がありまして、灯油の漏えいが発生したものでございます。  この復旧といたしまして、配管のほうの修繕は必要なものの、漏れた灯油の回収処理、地下ピット内の洗浄と洗浄水の処分等、廃棄物になりますのでそういった処理、そして職員室、会議室等があるパブリック棟内の各部屋の配管状況の確認等がありますので、工事費ではなくて委託料ということで予算のほうを計上させていただいたところでございます。よろしくお願いします。 32 ◯小川正人議長 16番菊地忠久議員。 33 ◯16番(菊地忠久議員) 分かりました。実際その作業をするに当たりまして、学校の授業等に影響がないような期間でやるのか、そういったその辺の学校の授業等への影響というのはどの程度工事に対してあるのか、お伺いいたします。 34 ◯小川正人議長 半沢教育長。    〔半沢芳典教育長登壇〕 35 ◯半沢芳典教育長 おはようございます。  ただいまのご質疑にお答えをさせていただきます。  議員ご心配のとおり私どもといたしましても、子供たちの授業に支障がないようにということで業者にお願いをしておりまして、実は白石第二小学校の灯油の地下タンクは2か所ございまして、教室等に油を供給しているほうが北側、こちらのほうが幸いにして検査、業者のほうにも検査をしてもらって無傷でございましたので、早急に消防等の許可を得て、現在は子供たちの一般の授業等については支障はございません。  今回破断した南側の地下タンクのほうが修理を今お願いしているところでございますけれども、そちらのほうについては職員室等になっておりますので、大きな教育活動には支障はなく、今現在エアコンで暖をそちらのほうは基本取っていると、そのような状況になっております。 36 ◯小川正人議長 ほかに質疑ありませんか。9番平間知一議員。 37 ◯9番(平間知一議員) それでは、説明書14ページ、15ページ。 38 ◯小川正人議長 平間議員、マイクを近づけてください。 39 ◯9番(平間知一議員) 4款衛生費1項保健衛生費1目保健衛生総務費の18節、23節の白石市外二町組合に係る負担金、補助金、出資金についてお伺いします。  今回は、資金不足についてですが、2億7,000万円となっておりますが、それについてお伺いします。まず、これは地財法に基づく資金不足比率ですが、今年度は何%なのかお伺いします。何%以下ですか、お伺いします。  暫時休憩いたします。      午前10時47分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午前10時48分開議 40 ◯小川正人議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  菊地副市長。    〔菊地正昭副市長登壇〕 41 ◯菊地正昭副市長 現在の資金不足の関係でございますけれども、比率としては66.4%という比率になります。 42 ◯小川正人議長 9番平間知一議員。 43 ◯9番(平間知一議員) その66.4%というのは、コロナ債を書き換えてやったもので、全部白石市では2億7,000万円、これは20%以内だと思いますけれども、その辺はどうですか。 44 ◯小川正人議長 菊地副市長。    〔菊地正昭副市長登壇〕 45 ◯菊地正昭副市長 地財法の起債の許可基準と健全化法の基準ということで、地財法については今資金不足比率が10%以上、そして健全化法のほうでは20%以上という基準がございます。その中で今10%以下に抑えようとすると、その資金1市2町で18億6,000万円からのお金を入れないと、その10%以下にはならないということでございます。今回お願いしているのは健全化法、いわゆる20%を超えないようにということで3億2,000万円という数字を1市2町で入れるということで、その86.7%の2億7,700万円なりのお金を入れると20%をクリアして19%になるということから、今回お願いしているものでございます。よろしくお願いいたします。 46 ◯小川正人議長 9番平間知一議員。 47 ◯9番(平間知一議員) 分かりました。それでは、去年は10%以内ということでしたが、今年度は20%以内ということですけれども、20%以内にできなかった理由についてお伺いします。 48 ◯小川正人議長 菊地副市長。    〔菊地正昭副市長登壇〕 49 ◯菊地正昭副市長 国からの数字でございますけれども、コロナ債12億5,000万円というさっきお話がございましたけれども、そのコロナ債が10%のときには、それがちょっと加味されないと。20%のときにはそれが加味されてくるわけですけれども、10%以下にするときには、コロナ債というのが見込めないということですから、ちょっと額的には何かおかしな感じに見えますけれども、コロナ債がそういう健全化法の基準の起債の許可の関係で、見られるか見られないかというところで大きな差が出てきているのかなと思ってございます。 50 ◯小川正人議長 9番平間知一議員。 51 ◯9番(平間知一議員) 分かりました。確かにコロナ債12億5,000万円は、副市長が言ったようにできないということで、書き換えてやったということですね。それでは、前年度は1市2町の負担の割合が去年は16億6,000万円という一時借入金であったと、今回は3億2,000万円をそのままやったと。14億5,000万円にしなかった理由について伺います。今回の一時借入金は14億…… 52 ◯小川正人議長 菊地副市長。    〔菊地正昭副市長登壇〕 53 ◯菊地正昭副市長 平間議員がお話しになっているのは、昨年が一借のときに16億6,000万円があってその割合のときに蔵王町が8%、それから七ヶ宿町が5.3%を掛けて、それの残りの分を、3億8,000万円だと思いますけれども、その残りの分を白石市が負担するというような申合せ事項で、それはいわゆる貸付金みたいな形で去年はやったということでございます。  今回の場合については、14億6,000万円の頭金がありますから、それについては今までの従前のとおりに8%、それから5.3%を掛けて出してほしいと、その割合に3億2,000万円という数字を入れるのにそのままの数字を掛けてほしいという両町からの申出もありまして、それをよしとして今回3億2,000万円については白石市で2億7,700万円、それから蔵王町については8%を掛けた数字、そして七ヶ宿町については5.3%を掛けた数字という形の割合を、これは2月26日に両町長にもおいでいただいて、病院の担当者も来ていただいて確認を取ったところでございます。 54 ◯小川正人議長 9番平間知一議員。 55 ◯9番(平間知一議員) 今の資金不足の負担金の割合が前年度と違ったということでちょっと疑問に思ったもので、質疑しました。分かりました。  それと、今回の不足ですけれども、不足については今まで刈田病院の新改革プランにのった振り分けにしているように見えますが、それについてはどのような振り分けをしたか、企業債が大幅に、今までは基準財政需要額でやったわけです、負担金の割合は。今回は改革プランに基づいて3分の2から2分の1、その範囲内で企業債の出資金、利子等が計上されているみたいですけれども、それに沿ってやったのかどうか確認をお願いします。 56 ◯小川正人議長 菊地副市長。    〔菊地正昭副市長登壇〕 57 ◯菊地正昭副市長 この振り分けについては、前の話でもお話をさせていただきましたが、要は全体として3億2,000万円が不足するということになりますので、前の6億2,000万円のときもそうですけれども、振り分けを病院のほうに、この3億2,000万円どういうふうに振り分けて、病院のほうで対応なさるんですかということで、病院のほうから出していただいている振り分けでございます。ですから、内訳ということは病院のほうで考えてその振り分けをしていただいているということでございます。 58 ◯小川正人議長 9番平間知一議員。 59 ◯9番(平間知一議員) 今回の資金不足については、賛成という形で今討議しているわけですけれども、今お話ししていたように病院からの資金不足でそのような計算でやったと、企業債の元利償還金ですね。それは、きちっと計算してみると今回は3分の2から2分の1の範囲内でやっているということを確認、後で願いたいと思います。 60 ◯小川正人議長 ほかに質疑ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 61 ◯小川正人議長 質疑なしと認めます。よって、質疑を終わります。  お諮りいたします。ただいま議題となっております本案につきましては会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略し、採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 62 ◯小川正人議長 ご異議なしと認めます。よって、本案については委員会付託を省略することに決定いたしました。  この際、暫時休憩いたします。      午前10時58分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午前10時58分開議 63 ◯小川正人議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  採決に入ります。ただいま議題となっております本案については、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 64 ◯小川正人議長 ご異議なしと認めます。よって、第31号議案は、原案のとおり可決されました。  ここで換気をするため、午前11時10分まで休憩いたします。      午前10時59分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午前11時10分開議 65 ◯小川正人議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第6 第32号議案 66 ◯小川正人議長 日程第6、第32号議案・令和3年度白石市一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。山田市長。    〔山田裕一市長登壇〕 67 ◯山田裕一市長 第32号議案は、令和3年度白石市一般会計補正予算(第1号)でございます。
     第1表歳入歳出予算の補正でありますが、既定の歳入歳出予算にそれぞれ4億1,933万9,000円を増額し、予算の総額を149億2,052万3,000円にいたそうとするものであります。  補正の主な内容は、新型コロナウイルスワクチン接種事業に係る業務委託料、会場借上料、医薬材料費及び人件費等を計上するほか、スマートインターチェンジ整備事業に係る測量設計等委託料、令和3年2月13日に発生した福島県沖を震源とする地震による公共施設等の災害復旧事業費、公立刈田綜合病院の運営を健全にさせるための委託料等を増額計上するものであります。  歳出予算に充当する財源といたしましては、国庫支出金、繰入金、諸収入を増額する一方、市債を減額して、措置いたそうとするものです。  第2表地方債補正でありますが、衛生施設災害復旧事業、消防施設災害復旧事業、公立学校施設災害復旧事業及び社会教育施設災害復旧事業の4件について、地方債を追加いたそうとするものです。また、地方道路整備事業につきまして、減額変更いたそうとするものです。  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 68 ◯小川正人議長 以上で提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。16番菊地忠久議員。 69 ◯16番(菊地忠久議員) お伺いいたします。  補正予算に関する説明書10ページ、11ページ、4款1項新型コロナウイルスワクチン接種事業についてお伺いいたします。こちら一般質問等でもありまして、国のほうからまだ詳細なことが決められていないということでまだ分からない部分もあるということも十分承知しておりますし、今後の国によっては計画も変わってくるというようなことも分かった上で、現時点で分かる範囲でお答えいただければと思うんですけれども、今回のコロナウイルスのワクチン、冷凍保存というか、冷蔵の保存が必要ということで冷蔵庫で、冷凍庫で保存しなくちゃいけないと伺っているんですけれども、こちらの中に冷蔵庫を購入するなり、リースするなりという予算は組み込まれているのかお伺いいたします。 70 ◯小川正人議長 高橋健康推進課長。    〔高橋ひろみ健康推進課長登壇〕 71 ◯高橋ひろみ健康推進課長 ただいまの質疑にお答えいたします。  まず、ディープフリーザーにつきましては、国から無償で配備される予定になっておりまして、本市には3台が配備される予定となっております。そして、このディープフリーザーにつきましては、当面健康センター内に設置することにしております。今回の予算措置の中では、ディープフリーザーを設置するための部屋の温度管理のためのエアコンの設置費用と、あとはディープフリーザーからワクチンの移送のために移送業務の委託などを行うということで予算計上しております。 72 ◯小川正人議長 16番菊地忠久議員。 73 ◯16番(菊地忠久議員) 健康センターに3台ということで理解いたしました。そこで、設置、接種会場ホワイトキューブということになっているんですけれども、アリーナとは聞いているんですけれども、具体的にアリーナのどの部分で行おうとしているのか、お伺いいたします。 74 ◯小川正人議長 高橋健康推進課長。    〔高橋ひろみ健康推進課長登壇〕 75 ◯高橋ひろみ健康推進課長 お答えをいたします。  キューブにつきましては、1年間を通して1つのアリーナを接種会場として確保しておりますが、別にZEB化工事のほうが入っております関係上、工事に該当しないアリーナを使用するということで、期間を分けてAアリーナ、またはDアリーナを利用して接種会場といたそうとしております。アリーナの東側、西側の入り口を利用しまして、そこからお客様を流して、できるだけ密にならないように、そしてできれば一方通行で流れるような形でレイアウトを考えたいと思っております。 76 ◯小川正人議長 16番菊地忠久議員。 77 ◯16番(菊地忠久議員) AかDを使う、ただ1年間はキューブを使うということで、キューブは例年いつもいろんなイベントとか大会とかあって、4面使わなくちゃいけない試合とかイベントとか、例えば農業祭とかこけしコンクールとか市の行事で言えばあるわけで、そうなるとどうしても会場の縮小が余儀なくされたり、もしくは実施できないとかそういった不安というか、おそれもあるんですけれども、それに対して市はどのような対応を取ろうとお考えなのかお伺いいたします。 78 ◯小川正人議長 遠藤企画情報課長。    〔遠藤輝雄企画情報課長登壇〕 79 ◯遠藤輝雄企画情報課長 ただいまの菊地議員の質疑にお答えいたします。  キューブの使用につきましては、管理運営を委託しております財団のほうともお話をさせていただきまして、基本的にはコロナウイルスのワクチン接種を最優先ということで考えております。そのほかやはりアリーナ全面を使うとか、広く使うというような申込みというか、例年使うようなところについては、財団のほうからお話をさせていただいて、その3面の状態で使用可能なのか、あるいは今回使用しないということになるのか、その辺の調整については財団のほうにお願いをしております。まずは、ワクチン接種のほうを最重要ということで進めていきたいと考えております。 80 ◯小川正人議長 16番菊地忠久議員。 81 ◯16番(菊地忠久議員) 分かりました。ワクチン接種が最重要ということで理解して、今回1年間はしようがないのかなという思いもありつつ、例えばほかの開いている公共施設というか使えるような公共施設、例えば閉校した白川中学校とか、今度4月から空き施設になる第一幼稚園というのは使用の考慮にならないのか、その辺ちょっとお伺いいたします。 82 ◯小川正人議長 山田市長。    〔山田裕一市長登壇〕 83 ◯山田裕一市長 お答えをいたします。  議員ご発言のとおり、市としましても様々な公共施設を使えないか、対応できないかというのは検討しております。そういう中でやっぱり一番重要なのは駐車場であったり、それから市民の皆様の動線の確保、密にならない、そういったところを総合的に判断をいたしまして、ホワイトキューブが現状は一番市民の皆様の安全を確保した上で、スムーズにワクチン接種ができると判断をいたしました。  また、これまでの本会議でも答弁はさせていただきましたが、例えば今後集団接種だけではなくて医師会の先生方のご協力をいただいた上で、個別接種、それぞれのクリニック等でのということも可能性は当然ゼロではありませんので、そういったところでなるべくスムーズに、一番は市民の皆様が安全にワクチンを接種していただける環境をつくり上げていきたいと考えております。よろしくお願いいたします。 84 ◯小川正人議長 ほかに質疑ありませんか。12番四竈英夫議員。 85 ◯12番(四竈英夫議員) 説明書10ページ、11ページでございます。11款の災害復旧費の中の2項公共土木施設等災害復旧費、1目も同じ文言でございますが、その中で説明がありますように、委託料とかあるいは工事費などを含めて総額9,467万4,000円が計上されておりますが、この内容についてお伺いいたします。 86 ◯小川正人議長 一條建設課長。    〔一條武志建設課長登壇〕 87 ◯一條武志建設課長 ただいまの質疑にお答えをいたします。  令和3年2月13日発生の福島県沖を震源とする地震により被害を受けました福岡地区の市道川原子線についての災害復旧事業を行うものでございます。当該箇所につきましては、のり面が大規模に崩落をいたしました。現在大型土のう及び仮設の信号機を設置して、片側交互通行としております。今後国の災害復旧事業への申請を行う準備をしておりますので、その委託料とあと工事請負費を補正計上し、早期復旧を図るものでございます。  この被災箇所につきましては、東日本大震災でのり面が崩落した災害復旧工事を行った箇所に隣接をした箇所でございます。同様の復旧工法で積算をして概算工事費とあと委託料を計上いたそうとするものでございます。 88 ◯小川正人議長 12番四竈英夫議員。 89 ◯12番(四竈英夫議員) かなり大規模な災害だったというふうに考えられますが、現在その道路は通行ができるのでしょうか。通行止めになっているのか、あるいは片側交互通行とかそんなふうなことで通れることになっているのかどうかをお伺いいたします。 90 ◯小川正人議長 一條建設課長。    〔一條武志建設課長登壇〕 91 ◯一條武志建設課長 お答えいたします。  現在大規模な崩落でございましたので、道路幅員8メートルございますが、半分片側交互通行となっております。崩土等につきましては、今大型土のうで押さえてございまして、あと併せて仮設のカーブになっておりますので、見通しも悪いということも含めて、仮設の信号機も設置して片側交互通行で対応しております。 92 ◯小川正人議長 ほかに質疑ありませんか。7番高橋鈍斎議員。 93 ◯7番(高橋鈍斎議員) 先ほどのコロナ予防の接種の関連ですけれども、当初は保存用の冷凍庫は国から1台というふうに聞いていたんですけれども、今3台ということのようですが、一般質問でも出ていましたけれども、先ほども市長おっしゃったように、個別も考えていると。その際3台のうちの何台かは各医院のほうで使い回しするのか、あるいはそれが約束ができるようになったら別にまたそれなりの対応をするのでしょうか。 94 ◯小川正人議長 高橋健康推進課長。    〔高橋ひろみ健康推進課長登壇〕 95 ◯高橋ひろみ健康推進課長 お答えいたします。  ディープフリーザーは1か所に固定して設置しまして、そこに国から配送されたワクチンを保管し、実際に接種会場へは別に保冷庫を使いまして移送するという形になりますので、薬品会社あるいは配送の専門業者のほうに業務委託かけて各個別の会場に移送する予定としております。 96 ◯小川正人議長 ほかに質疑ありませんか。ございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 97 ◯小川正人議長 質疑なしと認めます。よって、質疑を終わります。  お諮りいたします。ただいま議題となっております本案につきましては、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略し、採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 98 ◯小川正人議長 ご異議なしと認めます。よって、本案については、委員会付託を省略することに決定いたしました。  この際、暫時休憩いたします。      午前11時26分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午前11時27分開議 99 ◯小川正人議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  採決に入ります。ただいま議題となっております本案については、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 100 ◯小川正人議長 ご異議なしと認めます。よって、第32号議案は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 日程第7 議員派遣の件 101 ◯小川正人議長 日程第7、議員派遣の件を議題といたします。  全国温泉所在都市議会議長協議会第50回総会が5月25日に、全国市議会議長会第97回定期総会が5月26日に東京で、それぞれ開催されます。  つきましては、会議規則第166条の規定により、お手元にお配りしたとおり議員派遣を行いたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 102 ◯小川正人議長 ご異議なしと認めます。よって、議員派遣の件は承認することに決定いたしました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第8 閉会中における委員会の所管事務調       査について 103 ◯小川正人議長 日程第8、閉会中における委員会の所管事務調査についてを議題といたします。  議会運営委員会及び各常任委員会委員長から、令和3年任期満了までの閉会中における所管事務について調査したい旨の申出があります。その調査内容は、お手元にお配りしたとおりであります。  お諮りいたします。申出のとおり、これを認めることにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 104 ◯小川正人議長 ご異議なしと認めます。よって、閉会中における各委員会の所管事務の調査を認めることに決定いたしました。                             令和3年3月10日 白石市議会 議長 小 川 正 人 殿                          議会運営委員会                          委員長 佐久間 儀 郎        閉会中における委員会の所管事務の調査について  本委員会は、所管事務について、令和3年任期満了まで継続して下記の特定事件の調査を行うことにしたいので、承認されるよう申し出ます。                   記       1.議会の運営に関する事項       2.議会の会議規則委員会条例等に関する事項
          3.議長の諮問に関する事項                             令和3年3月10日 白石市議会 議長 小 川 正 人 殿                          総務産業建設常任委員会                          委員長 菊 地 忠 久        閉会中における委員会の所管事務の調査について  本委員会は、所管事務について、令和3年任期満了まで継続して下記の特定事件の調査を行うことにしたいので、承認されるよう申し出ます。                   記      1.行財政改善対策について      2.情報化推進対策について      3.地域振興対策について      4.選挙事務について      5.財産管理について      6.消防・防災体制について      7.商業の現況と商店街活性化対策について      8.観光事業の現況と観光客誘致等の施策について      9.工業の現況と企業誘致等雇用確保対策について      10.生活環境の改善について      11.道路、河川、住宅等の土木建設事業について      12.都市計画事業について      13.下水道事業について      14.農業集落排水事業について      15.水道事業について      16.農林業の現況と振興対策について                             令和3年3月10日 白石市議会 議長 小 川 正 人 殿                          厚生文教常任委員会                          委員長 佐 藤 秀 行        閉会中における委員会の所管事務の調査について  本委員会は、所管事務について、令和3年任期満了まで継続して下記の特定事件の調査を行うことにしたいので、承認されるよう申し出ます。                   記       1.福祉施策について       2.介護保険事業について       3.医療・保健施策について       4.教育施策について       5.生涯学習の推進について ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 105 ◯小川正人議長 お諮りいたします。この定例会において議決されました各議案の条項、字句、数字、その他整理を要するものについては、その整理を会議規則第42条の規定に基づき議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 106 ◯小川正人議長 ご異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字、その他の整理は、議長に委任することに決定いたしました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 107 ◯小川正人議長 以上をもって、今期定例会に付議された案件の審査は全部終了いたしました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  市長の挨拶 108 ◯小川正人議長 この際、山田市長からご挨拶したい旨の申出がありますので、発言を許します。山田市長。    〔山田裕一市長登壇〕 109 ◯山田裕一市長 本日ここに、第447回白石市議会定例会が閉会されるに当たり、一言ご挨拶を申し上げます。  去る2月17日から本日までの長期間にわたり、議員の皆様には、本会議及び常任委員会予算審査特別委員会、第六次白石市総合計画審査特別委員会を通じ、終始熱心に議案の審議に当たられ、ご提案いたしました32議案につきまして、全て原案どおり同意、承認、可決をいただきましたことに対し、心より御礼を申し上げます。  今議会におきまして、令和3年度の市政運営に対する方針を表明するとともに、令和3年度当初予算をはじめとする各議案のご審議をお願いいたしました。  施政方針においても申し述べさせていただきましたが、令和3年度は第六次白石市総合計画のスタートとともに、白石市が大きく発展するための大変重要な節目の年になると考えております。  大変厳しい財政状況が続いてはおりますが、将来にわたり持続可能な白石市を構築するとともに、第六次白石市総合計画に掲げる本市の目指す将来像「人と地域が輝き、ともに新しい価値を創造するまち しろいし」の実現に向けて市職員一丸となって取り組んでまいります。  また、直近の課題である新型コロナウイルスワクチン接種への対応をはじめ、2月13日に発生した福島県沖を震源とする地震からの早期復旧、そして公立刈田綜合病院の経営健全化に向けて、関係機関と連携しながら全力を尽くしてまいります。  今議会、会期中に議員の皆様から頂戴いたしました数々のご意見、ご提言等につきましては、十分に検討し、市政に生かしてまいります。  議員の皆様には、今後とも変わらぬご協力、ご鞭撻をお願い申し上げまして、御礼の挨拶といたします。誠にありがとうございました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 110 ◯小川正人議長 以上をもちまして、第447回白石市議会定例会を閉会いたします。  長期間にわたり、大変ご苦労さまでございました。      午前11時33分閉会  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する  白石市議会 議 長  小 川 正 人        議 員  澁 谷 正 義        議 員  菊 地 忠 久 Copyright © Shiroishi City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...