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令和3年予算審査特別委員会(第2号) 名簿 開催日:2021-03-02
令和3年予算審査特別委員会(第2号) 本文 開催日:2021-03-02

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  1. 白石市議会 2021-03-02
    令和3年予算審査特別委員会(第2号) 本文 開催日:2021-03-02


    取得元: 白石市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-11
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1      午前10時開会 ◯平間知一委員長 おはようございます。  ただいまから予算審査特別委員会を開きます。  審査に入る前に申し上げます。  菊地忠久委員から欠席の届出があります。  本特別委員会に説明のため、市当局の出席を求めております。  現在における出席委員数は15名でありますので、定足数に達しております。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  第25号議案 2 ◯平間知一委員長 それでは、第25号議案・令和3年度白石市一般会計予算を議題といたします。  この議案については、昨日、当局より詳細な説明が行われておりますので、これより質疑に入ります。  質疑は、議事の整理上、総務産業建設所管厚生文教所管に分けて行いますので、ご了承願います。  なお、質疑される場合は、整理してページ数と項目を示して簡潔に質疑されるようお願いいたします。  最初に、総務産業建設所管の質疑に入ります。質疑ありませんか。 3 ◯沼倉啓介委員 まず、総体的な考え方のお示しをお聞きしたいと思うんですが、地方団体が人づくりの革命の実現や地方創生の推進、あるいは地域社会の維持、再生、防災・減災対策等に取り組み、安定的にかつ財政運営ができるように、国が一般財源総額についてもかなり上乗せをするというような形で、地方財政計画通常収支分を見てもそういう形で読み取ることができるんですが、今年度、令和3年度のこの歳入歳出、特に歳入総括の欄で、地方交付税が前年度と同額の41億5,000万円、臨時財政対策債が1億円上積みされているとはいえ、どのような形でのこの予算総枠の組み方をしているのかお聞かせをいただきたいと思います。 4 ◯伊藤誠財政課長 おはようございます。  ただいまの質疑にお答えします。  令和3年度の普通交付税の見込みにつきましては、基準財政収入額が、新型コロナウイルス感染症の経済の落ち込みにより約1億6,000万円の減と見込んでおります。また、基準財政需要額につきましては、国勢調査の結果に基づく人口減少の影響、約7.2%人口が減少することにより約1億円の減、あと基準財政需要額に新しく算定項目として追加になります地域デジタル社会推進費、これらなどの増を見込みまして、基準財政需要額の合計で約6,000万円の減と見込んでおります。  以上のことから、基準財政収入額基準財政需要額の増減の差を約1億円と見込みまして、また、令和3年度の地方財政対策の概要より、臨時財政対策債は前年度より74.5%の増を見込んでいることから、普通交付税の予算額につきましては、前年同額の38億5,000万円、臨時財政対策債は1億円増の4億8,000万円と見込んだところでございます。 5 ◯沼倉啓介委員 具体的に算定した地方交付税の額をちょっとお示しをしていただけないでしょうか。ゆっくりお話をしていただければありがたいと思います。
    6 ◯伊藤誠財政課長 ただいまの質疑にお答えします。  地方交付税の総額につきましては、当初予算総額で38億5,000万円、地方財政対策の概要では前年度比プラス5.1%の増となる見込みでございますが、先ほど申しましたことから、前年度と同額の38億5,000万円で見込んでいるところでございます。 7 ◯沼倉啓介委員 マックスの数字で結構だといっても、そういう漠然とした形ではなくて、地方交付税を計算するときには、基本財政需要額から地方税収入を引いた金額、残りが地方交付税としての算定の金額であるという形であれば、例えば38億5,000万円というのは、先ほどご説明いただいたんですが、そういう具体的な数字というのはインプットしながら計算しているんでしょうから、具体的にこうだという形のものがあれば、それで38億5,000万円で計上したんだよというんであれば納得いくんですが、計算した1,000円単位のものまで出すことはできると思うんですが、それがあればちょっとお示しをいただきたい。なければないで結構です。 8 ◯伊藤誠財政課長 ただいまの質疑にお答えします。  基準財政需要額基準財政収入額ともに去年との基準財政需要額基準財政収入額との比較で算出しております。基準財政収入額につきましては、先ほども申しましたとおり、新型コロナウイルス感染症の経済の落ち込みにより、去年と比べまして約1億6,000万円の減、基準財政需要額につきましては、地域デジタル社会推進費という新たな算定項目の追加により、合計で約6,000万円の増ということで、去年との比較で計算しているところでございます。 9 ◯角張一郎委員 おはようございます。  それでは、予算に関する説明書42、43ページ、2款総務費1項の10目でオリンピック推進費がありますけれども、来年度1,404万円の推進事業費として計上されています。現在、コロナの影響でどうなるかということもありますけれども、その中でいろいろな計画を立てているかと思いますけれども、その辺について、来年度の事業計画についてどのようなお考えかお伺いしたいと思います。 10 ◯遠藤輝雄企画情報課長 おはようございます。  ただいまの角張委員の質疑にお答えいたします。  オリンピック推進費につきましては、来年度完全な形で行えるという想定の基に予算を組ませていただきました。予定している事業としましては、ベラルーシ新体操ナショナルチーム事前合宿、それとパブリックビューイング、あとは観戦状況が、観戦というのは、お客さんの状況がどうなるか分かりませんが、一応応援ツアー、こちらのほうの予定もしてございます。  ただ、やはりオリンピック開催状況がどうなるか、その辺が変更されれば観客の制限等も含めて事業を変更して対応していきたいと考えております。 11 ◯角張一郎委員 本当にできるかできないかの状況の中で大変準備に苦労されているかと思いますけれども、その中で、事前合宿というお話がありましたが、ベラルーシについて、その後、何らかの連絡調整やっているかと思いますけれども、その辺の状況についてお聞かせいただきたいと思います。 12 ◯遠藤輝雄企画情報課長 ただいまの質疑にお答えいたします。  ベラルーシ新体操ナショナルチームとは連絡調整を行っておりまして、第1次希望としては、やはり事前合宿に白石市のほうに行きたいという意向を示していただいております。  ただ、現在、国から指導もありますコロナウイルス関係のマニュアルを作成しております。こちらについて出来上がり次第、再度その状況の遵守も含めてベラルーシナショナルチームと調整を図りながら、実際、来年度のオリンピックの前に事前合宿に来られるのかどうかという最終調整については、今後、行うようになってございます。  ただ、第1回目の意向としては、こちらのほうで合宿したいという意向がございますので、それに合わせて準備をするという状況でございます。 13 ◯四竈英夫委員 おはようございます。  ページ数は、説明書84、85ページでございます。  7款商工費1項商工費2目商工業振興費の中で、18節全日本こけしコンクール負担金、63回となるそうでございますが、590万円計上されておりますが、今年のこけしコンクールは実施される方向で計画されているのでしょうか。するとすれば、もう既に準備の段階に入っていなければならないのではないかと思われますが、いかがでしょうかお伺いいたします。 14 ◯庄司昭利市民経済部長 ただいまの質疑にお答えいたします。  本年開催予定の第63回全日本こけしコンクールにつきましては、5月1日から5月3日を開催日として実施できるように、現在進めているところでございます。  ただ、今コロナウイルス感染症拡大の状況でありますとか、そういった状況を踏まえまして、実行委員会などで協議を重ねているところでございまして、最終的な決定につきましては、3月10日に実行委員会を開催する予定になっておりますので、そこで決定されるという状況になっているところでございます。 15 ◯四竈英夫委員 開催の方向で進んでおられるということでございますが、関連してお伺いしますけれども、白石市民春まつりの開催についてはどんな状況なのか、もしお分かりであれば教えていただきたいと思います。 16 ◯庄司昭利市民経済部長 ただいまの質疑にお答えいたします。  白石市民春まつりにつきましては、例年5月3日に実施しているという状況になってございます。それにつきましては、協議会が主体となって事業を進めているわけですけれども、そこでも実行委員会をやって開催に向けて準備を進めているというような状況でございます。まだ、最終的な決定ということではございませんけれども、5月3日に開催できるように、ウイズコロナといいますか、規模を縮小しても開催したいという方向で検討しているというお話は伺っているところでございます。 17 ◯四竈英夫委員 ぜひとも今年は開催されるようになればと願っているところでございます。  それでは、次の質問は94、95ページでございます。  8款土木費4項都市計画費3目街路事業費の中で、中河原白石沖線街路事業にかなりの予算が計上されておりますが、この事業の最終年度、いつ頃までに完成する予定でこの事業を進められているのかお伺いをいたします。 18 ◯榛澤浩司都市整備課長 おはようございます。  ただいまのご質疑にお答えさせていただきます。  中河原白石沖線は、本年から令和6年3月31日までということで、令和5年度で一応完了するという予定で現在のところ進んでおります。 19 ◯四竈英夫委員 あと3年ぐらいで完了されるということで、あそこは市街地で住宅も多いところで大変な工事ではあるかと思うんですけれども、買収の終わっていないところとか、あるいはまた、側溝をこれから設置する。そして設計調査なども残っているというお話でございましたが、まだ買収の終わっていないところはどのぐらいあるのか、件数ぐらいで結構ですので、教えていただきたいと思います。 20 ◯榛澤浩司都市整備課長 ただいまのご質疑にお答えさせていただきます。  まず、用地の部分でございますが、5筆544平米です。それから、補償費におきましては、これは5件残っているということで、来年度、令和3年度で全部買い終えるという予定で、現在のところ進んでいるところでございます。 21 ◯佐藤秀行委員 おはようございます。  説明書41ページ、2款総務費1項総務管理費7目企画費の市民バス運行管理事業、この運行状況の中の中心市街地循環便についてお伺いをいたします。  平成30年10月から市民バスを試験的に運行しているわけですけれども、以前、利用者の増加を図るようなルートの変更、また新しい停留所の設置について、利用しやすい中心市街地循環便を継続していきたいと話されているんですけれども、改めてその点も含め、現状と今後の取組についてお伺いをいたします。 22 ◯遠藤輝雄企画情報課長 ただいまの佐藤委員の質疑にお答えいたします。  循環便ですが、令和3年度も引き続き試験運行としまして、運行事業者の意見聴取や利用者の利用実態などの分析を引き続き行ってまいりたいと考えております。  当初の計画では、令和2年度の利用実績を分析しまして、令和3年度から本運行の可否を決定することとしておりましたが、令和2年度は、新型コロナウイルス感染症感染拡大に伴う外出自粛によりまして、市民バス利用者の大幅な減少が全路線で見受けられます。循環便についても同様に、やはり買物を3回から1回に減らすとか、そういったことがあるのかなということで、どうしても減少してしまっているということがございます。令和3年度もこの状況を見まして、試験運行を継続しまして、利用実績を分析することといたしました。  運行経路の変更につきまして、循環便につきましては、当初、寿山、緑が丘、あちらの路線への乗り入れ変更も検討しましたが、やはり利用者が減っていると。現在、寿山を乗合タクシーが運行しておりますが、やはり乗合タクシーの人数も増えていない。タクシー会社も厳しい状況にあるということで、そこも含めて令和3年度、全体を実績を見ながら分析をしていきたいと考えております。  循環便の運行の変更につきましては、今回、鷹巣地区の東地区、キューブの東側になりますが、あちらの団地の中に停留所を1か所造りまして、そちらに乗り入れ、利用者の増加を図っていきたいと考えております。  また、駅前地区を真っすぐ白石興産のほうにルートを取っておりましたが、一度1本中に入りまして、すまiる広場を曲がって町なかの商店街を通るというルート変更を行いまして、利用者の利用実態を分析していきたいと考えております。 23 ◯佐久間儀郎委員 説明書の92、93ページになります。  8款土木費4項都市計画費の中で、委託料731万3,000円が計上されておりまして、大規模盛土造成地変動予測調査業務、これは説明にある宅地耐震化推進事業の一部で、431万3,000円を含んだものと。この後、説明では県の支援を受けながら調査はするものだということをいただきましたが、もう少し詳しくその辺の内容をお聞かせください。 24 ◯榛澤浩司都市整備課長 ただいまの佐久間委員のご質疑にお答えさせていただきます。  大規模盛土造成地変動予測調査、これは、第2次スクリーニング計画作成という表現をされております。この調査は、阪神・淡路大震災新潟中越地震、それから東日本大震災等の際、盛土した造成宅地で崖崩れや土砂が流出する被害が生じたことから、災害を未然に防ぎ、軽減することを目的に、大規模盛土造成地を把握するための調査を国が支援する制度というものでございます。  この調査の前段といたしまして、県が盛土造成地有無調査を、これを第1次スクリーニングという表現をされているんですけれども、この調査を実施していて、既に調査は終了しているところでございます。  その結果、本市においては6団地を調査いたしまして、そのうち4団地8か所が大規模盛土造成地と判明しているということでございます。これを基に、今回、盛土ごと安定性調査、第2次スクリーニング計画作成というものを行うということでございます。  なお、本調査の結果、危険との判断が出れば、防災区域の指定や宅地造成工事規制区域内の勧告等を行って、滑動崩落防止工事を実施するということになるかと思います。 25 ◯佐久間儀郎委員 ここをなぜ質疑したかと申しますと、さきの2月13日の深夜の大地震におきまして、調査は済んだと思うんですけれども、第1城南地区、あそこは本当に大規模な造成地であります。そこの宅地のり面が大幅に崩落しました。今現在はブルーシートがかかっているというのは、皆さん見ていると思います。  ですから、ああいうことに対しては、ないように事前にということの調査だと思うんですが、もう既に災害が発生してしまった方については、何らかのそういった助成があっていいのではないかと、そう考えているわけでありまして、過去に10年前のあの大震災においても、たしかそういった宅地のブロック塀、そういったものに対して若干であったが助成措置が市のほうに用意してあったはずなんですが、今現在、そういうことはもうないのだろうか、考えないんだろうかと、そういう思いで質疑させていただいたんですが、その辺、副市長、いかがでしょうか。 26 ◯平間知一委員長 暫時休憩します。      午前10時29分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午前10時30分開議 27 ◯平間知一委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 28 ◯菊地正昭副市長 ただいまの大規模盛土の話からこの前の地震の話でございますけれども、今回の地震については、私たちも要望しているんですけれども、要は激甚指定というのにならないというお話をいただいています。ですから、その激甚指定があれば、10年前の大震災のように国からいろいろな補助があったと思うんですけれども、今回の場合は、激甚の指定にならないということでございますので、この第2城南地区につきましても、先ほど大規模盛土の調査のスクリーニングの対象に入っております。6か所というお話をさせていただきましたけれども、ここも入っているということでございますけれども、今回の地震について何かという話になると、今回の場合はないということでございます。 29 ◯松野久郎委員 説明書40、41ページ、2款総務費1項7目の先ほど市民バス運行管理についての質疑があったわけですけれども、市民バス運行管理事業として、来年度は今年度より900万円減の8,031万円ほど計上しております。先ほどのお話を聞きますと、減になっても運行状況は同じだということなんですが、その辺の予算についてどのようになっているのかお伺いをいたします。 30 ◯遠藤輝雄企画情報課長 ただいまの質疑にお答えいたします。  市民バス運行管理事業8,031万6,000円、こちらにつきましては、今年度、令和2年度についてはバスの購入費がありまして、やはりちょっと大きく予算としてはございました。一応来年度につきましては購入計画がございませんので、そこが大きな一番の要因かと思います。 31 ◯松野久郎委員 分かりました。  同じページ、7目企画費の中で、地域おこし協力隊推進事業ということで、先日の説明で4人ということで、今年度より1,500万円ほど増やしているわけでございます。来年度のこの協力隊事業として、こういうことをやっていきたいということの目標についてお伺いをしたいと思います。 32 ◯日下忠績企業立地定住促進課長 おはようございます。  ただいまの質疑にお答えをいたします。  企画費につきましては、移住・定住分野及び関係人口創出分野の地域おこし協力隊の予算を計上いたしております。移住・定住分野におきましては、本年度に引き続き商店街シャッター通りのイメージアップと地域住民の交流を目的に、シャッターアート政策に取り組むのをはじめ、各単位のスキルや創意工夫を生かした各種交流事業や魅力向上活動を展開していきたいと考えております。  関係人口創出分野におきましては、首都圏の企業等をターゲットとした短期間のワーケーション事業及び各種プロモーション活動を展開しながら関係人口を増やしていただき、併せて中長期的なワーケーション事業展開に向けた検討準備とともに、温泉やレジャー施設等、既存施設との連携、有効活用を図っていただきたいと考えております。 33 ◯澁谷政義委員 説明書46、47ページ、武家屋敷の茅屋根葺替工事について、副市長にお尋ねしたいと思います。  2年間にわたっての工事なんですけれども、たしか武家屋敷管理基金というのが1億円ほどあるんですけれども、なぜここで地方債まで起こしてやるのか、その意図とすることをちょっとお伺いしたいと思います。 34 ◯菊地正昭副市長 武家屋敷の茅屋根葺替工事の関係でございます。  今お話しのとおり、基金が1億円くらいあるということで、それを崩すというのも1つの手かなと思っております。それで今、県のほうに補助の申請もしているところでございます。この起債については、起債率90%、あと五十何%交付税措置があるということでございますので、基金も当然にこれは使っていかなくてはいけないと思っております。  ただ、そういう県の補助もこれから見込めるというところもありますし、交付税措置のある有利な起債も使っていきたい。ですから、必ずしもこれを全然使わないということではなくて、使っていきたいと思ってございます。 35 ◯伊藤勝美委員 説明書40、41ページ、2款1項6目14節工事請負費ということで、車庫電気自動車用コンセント取付工事とあるんですけれども、これどのような内容なのか、ちょっとご説明願いたいと思います。 36 ◯伊藤誠財政課長 ただいまの質疑にお答えします。  車庫電気自動車用コンセント取付工事でございますが、これにつきましては、その下にあります17節備品購入費で公用車を購入する予定でございます。この公用車、電気自動車でございまして、それを充電するための電気自動車用コンセント取付工事ということで、こちらに予算を計上しているところでございます。 37 ◯伊藤勝美委員 新しく購入するということでございます。ちなみに今、多分プラグインハイブリッドの車2台、三菱のが入っているかと思うんですけれども、それと、またもう1台購入してということですけれども、こちらはどのような使用でお考えになっているのか、その辺ちょっと確認したいと思います。 38 ◯伊藤誠財政課長 ただいまの質疑にお答えします。  プラグインハイブリッド車2台あるということですが、そのほかにもハイブリッド車ということでプリウス1台がございます。このプリウスの1台が初年度登録から10年以上経過しまして、走行距離も16万キロを超えていることから、こちらに替わるものとして新たに電気自動車、こちらを購入したいと考えているものでございます。 39 ◯伊藤勝美委員 そうしますと、完璧な電気自動車ということでご検討ということですか、分かりました。  あと、これは質疑というよりも、前も三菱の車を買ったとき、私言ったかと思うんですけれども、要は今結構そういったプラグインとか、あと電気自動車ということで、同僚議員も電気自動車に乗っている方もいらっしゃいますけれども、隣の国見町のことを言うのもなんですが、庁舎内というか、白石市はちょっと狭いからあれなんですけれども、そういう公的な場にも充電設備、そういう関係のものも国のほうからの補助等もあるとは私思っていますので、そういったことも自分の車庫内だけに、実際三菱の車2台入っていますけれども、そこにもあるのは分かっていますが、来庁した方々にも使えるような形ですればいいんではないかと思いますけれども、その辺に関して、副市長いかがでしょうか。 40 ◯菊地正昭副市長 電気自動車ということで、環境関係に配慮したということで、この事業が進んでいると思ってございます。役所に設置しろということは、役所で電気料を全部持ってと、そういう話もあったということは聞いていますし、また、伊藤委員からそういうお話もいただいているところでございますけれども、まずは役所の環境に配慮した車の購入ということで、今プラグインの購入を進めているわけでございますので、そちらはちょっとまた検討させていただきたいと思います。 41 ◯高橋鈍斎委員 説明書46、47ページの白石城関連費ですけれども、先ほど副市長がおっしゃったように、激甚指定にはならないというのは、私承知していたんですが、3・11のときは何かそれで対応したように聞いているんですけれども、今回もかなり被害が大きいのは皆さんもご承知のとおりだと思うんですが、どのようになるのかなと思うんですね。  ただ、市の文化財になっているというのも最近私知ったんですが、それでは、県とか国とかというのも何かないのかなと思うんですが、今回、手厚い何かあるのかどうか、ちょっとそこをお尋ねします。 42 ◯菊地正昭副市長 お城のお話でございます。テレビ等にもちょっと取り上げていただいてということで、2度、3度ちょっと見たことがあるんですけれども、現状としては大分ひどい。それこそ大震災のときのように、多分そのくらいの規模と思って私も見させてもらっています。  多分直すのに設計を組んで、そして、その後次の年に壁の修理をしたと記憶しておりますけれども、1億4,000万円くらいかかったと思っております。今回もそれ以上にちょっとかかると、時代も10年たっていますので、それ以上にかかると思って見ています。  やっぱり、先ほどもちょっとお話をさせていただきましたけれども、激甚指定があるかないかということがやっぱり大きいと思っております。今回は激甚指定にならないよということが何か漏れ伝わってきていますので、ちょっと厳しいと。  そうすると、いわゆるもう基金を使って単費で直さなくてはいけないということを今想定しているところでございます。ちょっとお金がかかるとは思ってございます。 43 ◯高橋鈍斎委員 ついでにお尋ねしたいんです。當信寺の山門とか、延命寺の山門もたしか文化財になっていたと思うんですが、そういうのも全くそういう補助的なものというのはつかないんでしょうか。これはもう個人的に修復するような形になるんでしょうか。 44 ◯菊地正昭副市長 今のところはそのように理解しております。 45 ◯高橋鈍斎委員 じゃあ、あともう一点お尋ねします。  86、87ページの白石和紙継承事業補助金についてお尋ねをします。  これ、一生懸命やられているなと私も見ているんですけれども、これは今まで白石市で長年やってこられた方がもうやめてしまって、もう蓋をしたくないという気持ちがあるのだろうと思うんですが、これは、こういうものがあったよという感じでずっと紹介したいということなのか、あるいはかつてのように白石市の産業になるように復活を目指してとか、何かそういう目標かなんかあるのだろうかと。  白石和紙を生かして特産もありましたけれども、ここは白石和紙にこだわっていると私前聞いたものですから、そういうのもあるので、今後どういう考えでおられるのか、もし聞けたらお尋ねしたいと思います。 46 ◯菊地正昭副市長 白石和紙のお尋ねでございます。  遠藤さんのところで、もうまし子さんがお辞めになってということで、私も義理の兄貴のおふくろになりますので、よく実情は分かっているところでございます。  この和紙については、私個人的な感想を言わせてもらうと、物すごく難しいと思っておりました。というのは、いろいろなテレビで東大寺のお水取りとか、そういうところで取材をしていただいて、若い方がぜひやらせてくれという形でおいでになるそうです。そのときに、やっぱり若い人たちは、すいているところだけを見て、私にもやらせてくださいというお話で来たそうです。  ただ、私から言うとお義母さんが、そのときにそうじゃなくて、これを冷たい水の中にコウゾを入れてたたいてという話をずっとすると、じゃあ帰りますと、やりませんという話で、それでなかなか後継者が出ないというのが現状だったと思ってございます。  また、生計になったかというと、なってなかったと私は認識しております。ですから、ふすま1枚を張り替えるのに1,000円くらいしかもらえなかったとか、そういうことになれば、その労賃を考えると、やっぱり合わないのかなとは思っております。ですから、最後は1軒だけになったと思ってございます。  ただ、白石和紙はずっと伝統でこうやってつながれてきたものですから、それを今やっていただいている方々がいらっしゃるわけで、それを継続していただければ、それは白石和紙の伝統継承という形になると。ですから、それをこれからも応援はしていきたいと。  ですから、今、高橋委員がお話しのように、産業になると、やっぱり売れるという形になって広がっていくというのが、残る一番の道筋と思いますので、やっぱりその方策を模索していかなくてはいけないと思っています。
    47 ◯平間知一委員長 ここで換気をするため、午前11時まで休憩いたします。      午前10時52分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午前11時00分開議 48 ◯平間知一委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑ありませんか。 49 ◯松野久郎委員 それでは、説明書46、47ページ、2款総務費1項18目にスパッシュランドしろいしの来年度の指定管理者委託料というのが計上されております。昨日、副市長からスパッシュランドしろいし設備の改修調査結果概要ということでお示しがあったんですが、このことについてちょっと質疑させていただきたいと思います。  5年間継続の場合と10年間継続の場合と説明がございまして、それぞれ5年間、それから10年間というと、これは足した金額がそこに計上されているわけですけれども、この5年間というのは、毎年直していったときの5年なのか、5年間もつように直したときの経費なのか、その辺についてどういう計上になっているのかお伺いをしたいと思います。 50 ◯遠藤輝雄企画情報課長 ただいまの質疑にお答えいたします。  スパッシュランドしろいしの設備改修調査でお示ししました短期の5年程度継続というのは、この補修をすれば最低限5年は通常の運営ができるだろうという設備の改修を見込んでおります。なので、毎年するというよりは、やはり今現在の状況を修繕して最低限5年程度もたせるには、この程度の修繕が必要だろうという調査結果ということでございます。 51 ◯松野久郎委員 ということは、10年程度、またその10年以上ということになると、この5年プラス10年という、1)、2)プラスした金額になるんですけれども、これを今現在、例えば10年もたすとなると、この1)、2)を足した金額で修繕をしていかないと10年間はもちませんよということだと思います。  そういったときに、5年間というのを上に載せてあるわけですけれども、来年度でスパッシュランドしろいしの閉館の予定を考えているんだろうと思うんですが、この設備改修調査結果から、この金額からあと5年間もたせたほうがいいのか、または5年間でこのくらいの金額かかるんであれば、ちょっと難しいのか。または、プールのみとか、プールと岩風呂とか分かれていますけれども、こういった部分は改修してちゃんと使っていきたいという方向性に持っていきたいのか、その辺のお考えがもしあればお伺いしたいと思います。 52 ◯菊地正昭副市長 スパッシュランドしろいしでございますけれども、そういう意味ではオリンピックが1年延期になったということもありまして、令和3年度までという話をしていますけれども、これはいろいろなお話があって、それから継続するのか、そこで3年度でやめるのかという話が今出ているんだと思っております。  これは、やっぱり今の修繕費のことも考えて、これはもう皆さんとも協議をしていかなくてはいけないと思ってございます。  ただ、ここの数字、これは前の調査のときもそうですけれども、概略がこうであって、多分入札をするとこの額よりは下がっていくのかなと思っています。  5年が目安ということでございますけれども、6年もつか、7年もつかということでやっていくような状況にはなってくるとは思っております。  ただ、これはお話でございますけれども、決してスパッシュランドしろいしをやめたくてどうのこうのという話でもございませんし、これは継続できるんであれば、当然に継続していったほうが、ああいう施設でございますので、いいわけです。  ただ、こういう形でお金がかかってくるということも総合的に考えて判断をしなくてはいけないと思っているということでございます。  また、この前の災害があって、スパッシュランドしろいしの、昨日もお話をさせていただきましたけれども、宿泊棟に水がどっと落ちたとか、プールの天井の破損、換気口の壁落下という状態もあります。  ですから、それを直さなくてはいけないなとは思ってございますので、そこら辺のところも含めてこれからのことは考えていきたいと思ってございます。 53 ◯松野久郎委員 分かりました。どうぞよろしくお願いしたいと思います。  それでは、88、89ページの7款商工費1項8目20節に白石スキー場の運営費貸付金ということで、雪不足のために1,500万円ほど計上してありますという昨日説明でございました。  今年度は結構雪が降って、お客さんも来られたかなと思ってはいるんですが、コロナ禍の影響もあったので、どういう状況だったのか、まだスキー場は続くんだろうと思うんですけれども、今現在、どういう状況になっているのかお知らせしていただければと思います。 54 ◯菊地正昭副市長 白石スキー場ですけれども、詳しい数字がちょっと今手元にございませんけれども、雪商売でございますので、昨年度に比べれば雲泥の差でよくなっていると理解しております。コロナ対策もスキー場のほうでしっかりとしておりますので、そういう意味ではお客さんも大分おいでいただいているというところでございます。  ただ、ちょっとこの頃風が強い、土曜、日曜風が強いという状態が続いておりますので、ちょっとリフトの運行に支障を来しているというところも聞いているところでございます。  貸付金については、昨年度1,900万円までという数字でお願いをしたと思っていますけれども、今回1,500万円ということで、徐々に多分今6,500万円くらいを超えている売上げになっていると把握しております。  7,000万円に多分いくんだろうと私は思っているんですけれども、そうすると、その1,900万円の分を今回の予算のとおりで400万円まず最初返してと。当然1回返して、また借りるような形になるんですけれども、徐々にそうやって返金をしていただければと思っております。そういう意味では、今年は雪に恵まれていると思ってございます。 55 ◯平間知一委員長 ほかに質疑ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 56 ◯平間知一委員長 質疑がないようですので、次に、厚生文教所管の質疑に入ります。質疑ありませんか。 57 ◯四竈英夫委員 ページ数は、説明書62、63ページでございます。  3款民生費2項児童福祉費2目児童措置費の欄で、右のほうに私立認可保育園等の運営費として5億2,600万円余りが計上されておりますが、これは、はるかぜ、あそびの森、みのり、ひかり幼稚園とか、4園ほどの保育園に対しての措置だということでございますが、この交付される基準ですけれども、児童数によって算定されるのか、あるいは敷地面積とか、いろいろな基準があるかと思うんですが、どのようになっているのかお伺いいたします。 58 ◯佐藤純哉子ども家庭課長 ただいまの質疑にお答えいたします。  私立認可保育園及び認定こども園への給付費補助金は、1つ目に施設型給付費、2つ目に特別保育事業補助金、3つ目に認定こども園、特別支援教育保育事業補助金、4つ目として私立認可保育園等補助金、5つ目として認定こども園保育料等第3子支援負担金、6つ目としまして私立認可保育園等第3子以降副食費補助金の6つになってございます。  それぞれの補助金につきましては、特に大きい割を占めます施設型給付につきましては、その園児数等によりまして、その給付額が決定されるものでございます。 59 ◯四竈英夫委員 それでは、次に、96、97ページをお願いいたします。  9款消防費でございます。1項消防費2目非常備消防費として、報酬として4,280万円ほど計上されております。全国的に消防団員の数が…… 60 ◯平間知一委員長 委員に申し上げます。  ただいま厚生文教所管なんですけれども。 61 ◯四竈英夫委員 失礼いたしました。はい、分かりました。じゃあ、この所管は既に終わったんですね。 62 ◯佐藤秀行委員 説明書106、107ページ、10款教育費3項中学校費1目学校管理費14節工事請負費、各中学校補修工事について、昨日のご説明の中で、東中学校のトイレ洋式化の工事を行うということでありますが、本市小中学校のトイレ洋式化の進捗状況、また、今年度工事を予定している小中学校について分かる範囲でお伺いしたいと思います。 63 ◯齋勝則学校管理課長 おはようございます。  ただいまのご質疑にお答えいたします。  令和3年度の工事予定は、小学校のほうでは越河小学校、白川小学校、深谷小学校に各1基で、合計3基、中学校は東中学校に1基を予定しております。  これによりまして、小学校につきましては、校舎部分の総数で172基中91基の整備となりまして、洋式化率は52.9%になります。中学校につきましては、総数で149基中93基となりまして、洋式化率が62.4%になるということでございます。 64 ◯四竈英夫委員 ただいまは大変失礼いたしました。  それでは、説明書のページ数112、113ページでございます。  10款教育費5項社会教育費4目文化財保護費の中で、文化財保護事業費として2,300万円余りが計上されておりますが、この事業の内容についてお伺いいたします。 65 ◯小室徹彦生涯学習課長 ただいまの質疑にお答えいたします。  文化財保護事業につきましては、現在あります文化財等の保護について行う事業でありますけれども、とりわけ来年度大きな事業といたしまして大規模調査がございます。これにつきましては、東北電力の送電線工事がありまして、指定文化財範囲内に埋蔵文化財等の事業もございますので、そちらのほうの事業もかなり大きい事業となっております。 66 ◯四竈英夫委員 それで、その東北電力の送電線に係る場所に文化財が埋設されているんではないかということでございます。具体的に大体どの辺の地区なのか、もしよろしければお伺いいたしたいと思います。 67 ◯小室徹彦生涯学習課長 ただいまの質疑にお答えいたします。  送電線につきましては、かなり広範囲でございますので、結構白石市内全域を網羅する形の埋蔵文化財の調査となるようでございますので、そういったところでご理解をいただきたいと思います。 68 ◯角張一郎委員 それでは、説明書の102ページ、103ページ、教育費の中の3目教育振興費、学力向上プロジェクト事業が記載されておりますけれども、その中で新たに漢字検定、数学算数検定の受験補助を行うということがありました。  予算書を見ますと、12節委託料に両方の受験業務委託料ということで記載されています。どのような内容で委託をして行おうとしているのかお伺いしたいと思います。 69 ◯齋勝則学校管理課長 お答えいたします。  漢字検定、数学算数検定につきましては、今年度より実施いたしました英語検定と同じように、各小中学校において年2回ずつ放課後等に実施する予定としております。市が各検定協会へ検定料を一括で支払いをいたしまして、保護者が検定料の半額を学校を通して市に納付するという形で進めさせていただいておりますので、そのような形で進めたいと考えております。 70 ◯角張一郎委員 分かりました。  そうしますと、受験する場合、個人受験と団体受験というように分かれているような感じですけれども、白石市の学校で行うということは、団体受験という形で、各市内の学校で放課後に希望者の方に対して受験をしてもらうということでよろしいんでしょうか。 71 ◯齋勝則学校管理課長 お答えいたします。  委員のおっしゃるとおりでございます。よろしくお願いします。 72 ◯沼倉啓介委員 説明書70ページ、71ページの4款1項1目18節の…… 73 ◯平間知一委員長 マイク近づけてお願いします。 74 ◯沼倉啓介委員 18節負担金補助及び交付金及び、23節投資及び出資金の中に、白石市外二町組合一般会計負担金から白石市外二町組合出資金、企業債償還金までありますが、これの算定根拠を細かくお示しください。 75 ◯菊地正昭副市長 一市二町組合の出資金、補助金、負担金の額でございますけれども、これは白石市の場合は、総計で6億2,000万円という形になるかと思います。総額で7億1,510万8,000円という数字が一市二町の額ということになります。  白石市の割合でお話をさせていただいてよろしいでしょうか。    〔「はい」と呼ぶ者あり〕 76 ◯菊地正昭副市長 企業債元利償還金が2億2,774万5,000円、それから補助金として基礎年金拠出金公的負担補助金が3,539万6,000円、そして院内保育所補助金が560万9,000円、医師確保対策補助金が1,636万7,000円です。それから負担金ということで、組合一般会計負担金が232万5,000円、企業債利息負担金が4,383万7,000円、それから救急医療費負担金が2億1,993万4,000円、それから保健衛生行政事務負担金が2,066万円、それから結核医療負担金が1,474万3,000円、感染症医療負担金が同じく1,474万3,000円、高度医療負担金が1,864万1,000円ということで、出資金が2億2,774万5,000円、補助金合計が5,737万2,000円、そして負担金が3億3,488万3,000円ということで、6億2,000万円という数字になると。  先ほどもお話をさせていただきましたけれども、86.7%が白石市でございます。蔵王町が8%で5,720万8,000円、七ヶ宿町が3,790万円ということで、合計が7億1,510万8,000円という額になるということでございます。よろしくお願いします。 77 ◯沼倉啓介委員 これは、国が示す繰り出し基準にのっとった形での算定がなされていると思うんですが、今おっしゃられた数字の内容というのが妥当なのかどうかという個人的な見解でも結構ですから、お聞かせください。 78 ◯菊地正昭副市長 妥当かということでございますけれども、6億2,000万円という数字を病院のほうにお示しをいたしまして、病院のほうでこういうふうに割り振りをさせていただきますということでもらっている資料でございます。  これは病院の話でまたあれなんですけれども、平成29年に16億円白石市から出して、全体で18億円という形になって、その後、10億円という数字になって、全体では12億円くらいになっているのかなと思っています。そのときにもこういう割り振りの仕方で病院のほうにこの額ということでお示しをしているところでございます。  ただ、今回の令和2年度につきましては、これから補正をお願いをしなくてはいけませんけれども、例の健全化法の関係で、20%を切らなくてはいけないということでございますので、1市2町で3億2,000万円の追加をお願いするということになりますので、多分3億2,000万円ということになると全体で10億円という数字になってくると思っております。  また、令和元年度につきましては、6億円という数字でございますけれども、これは委員方にもお認めをいただいております6億円のいわゆる貸付金という形で、その分3億何千万円という数字を白石市が負っているということになりますと、大体10億円くらいを出してきていると認識をしてきております。  妥当か妥当でないかという話でなくて、これについてはこの額を示して、病院のほうで割り振りをこの項目に沿ってしていただいているということでございます。 79 ◯沼倉啓介委員 分かりました。  もう一つ、記憶を遡っていただいて、ちょっとお尋ねをしたいと思うんですが、例えば病院にしても、企業にしても、償還金と利息、これは固定経費として必ずかかるものであると私は思うし、それから、例えば今申し上げている負担金、補助金、出資金というのは、この償還金の元利以外は人件費補助に当たるという形で私たちは捉えておりました。  それで、6億幾らになるまで、例えば今、副市長がおっしゃった18億円とか、16億円とか、これは明らかに出し過ぎたと私は思います。  ただ、その後に、平成30年頃までは11億円でした。そのあたりぐんと白石市が出せなくなるという形の状況を示す中で、例えば元利償還金以外のいわゆる運営補助という形のものを、ある程度このぐらいしか白石市は出せないんだという形の中で、病院の当局とお話合いを持たれたことはありますか。 80 ◯菊地正昭副市長 これは私も総務部長をさせていただいておりましたので、この予算を決める段階においては、市長、両町長の話の前に事務方、それから刈田病院の事務方が入って、この次年度の負担金、それから、今回の補正みたいな話になると、必ずその前段で話合いを持ったということでございます。  それから、これは今、話を遡ってというお話でございますけれども、平成29年に病院の改革プランを作成したと記憶しております。これが、病院の改革プランが、今年の3月で切れる計画でございます。  その話のときも、いろいろお話をさせていただきましたけれども、要は委員が今おっしゃったように、18億円は出し過ぎだというお話でございますけれども、確かにそのときに病院の改革プランの中に、要は足りなくなった部分は全部1市2町から出すという改革プランの内容がありまして、これは少しおかしいんではないかという話もさせていただいたことがありました。  そして、その改革プランの項目の中に、一部適用を全部適用に移行するように考えなくてはいけないんではないかという項目がありまして、私もそれを言わせてもらいました。  ただ、それはこのままでいくというお話でございましたのが、今に来ているということでございます。全部適用という形になれば、またこれは変わってきているのかと思っております。そして、10億円というところが、私はやっぱり目安だったと思っております。  先ほどちょっと貸付金とか繰入金というお話をさせていただきましたけれども、平成29年に1市2町で、決算額で18億3,900万円という数字を入れています。そのうち、うちが15億9,000万円という数字になっていますけれども、平成30年が1市2町で11億4,000万円の額を入れているということでございます。ここが、うちが大体10億円入れているという数字になっています。この辺がやっぱりその前の、その10年間くらい遡ってずっとこう来ていれば、こういう状態にはならなかったと思ってございます。  先ほども言いましたけれども、令和元年にうちで6億円という話でございましたけれども、結局はまた6億円を1市2町で追加しているわけでございます。そうすると、全体ではやっぱり12億円くらいになっているわけで、今年も3億2,000万円、またこれは議員にお願いをしなくてはいけないという形になると、やっぱり10億円を超える額は刈田病院に入れているということでございます。 81 ◯松野久郎委員 説明書68、69ページの3款民生費2項8目12節委託料で、子育て支援・多世代交流複合施設運営事業費、これは指定管理費だと思いますが、昨年度より230万円ほど増額になっているんです。来年度何か新しいことをするのか、そのための増額なのか、その辺についてちょっとお伺いをしたいと思います。 82 ◯佐藤純哉子ども家庭課長 ただいまの質疑にお答えいたします。  こじゅうろうキッズランドの指定管理委託料は、人件費、施設維持管理費、事業費、事務費などの運営に必要な経費から、施設利用に伴う利用料金などの収入を差し引いた金額を見込んで積算してございます。  令和3年度増加の理由でございますが、外部講師を招いたイベントの開催につきましては、令和2年度までは宮城県被災した子どもの健康・生活対策等総合支援事業費補助金を活用してまいりましたが、この補助金が令和2年度で終了するため、その分を事業費として委託料に上乗せているものでございます。金額的に250万円程度上乗せを考えてございます。 83 ◯松野久郎委員 分かりました。  ということは、この事業費としては、これから補助がもらえないということで、大体2,500万円くらいは毎年かかっていくということだと思います。  同じページの3項1目に、生活困窮者自立促進支援事業ということで、これも前年度の予算より増額になっています。昨日、この説明があったんですが、前年度と今年度の事業の違い、増えた分があるんだろうと思うんですけれども、その辺についてお伺いをいたします。 84 ◯後藤滝雄保健福祉部長 ただいまの松野委員の質疑にお答えいたします。  生活困窮者自立促進支援事業ですが、生活保護に至る前の段階の生活困窮者に対し、自立支援のための就労や社会復帰を支える支援を行うことを目的に、生活困窮者一人一人の状況に応じた自立に向けた支援計画を作成し、関係機関と連絡調整を図りながら、自立を目指す自立相談支援事業を社会福祉協議会に委託し、実施しております。  生活総合相談の窓口を設置して、主任相談支援員1名、相談支援員1名を配置しておりまして、自立支援のための就労支援や関係機関へのつなぎ等を行っており、同課が実施している生活安定資金貸付事業との連携により、さらなる効果が見込めるということでやっておりますが、対象者の相談員の報酬等で増えているという状況でございます。 85 ◯伊藤勝美委員 説明書102、103ページ、10款教育費1項3目12節委託料の中の白石市学力・学習状況調査業務委託料とありますが、これはどのような形でなされるのか、その辺ご説明ください。 86 ◯平間知一委員長 暫時休憩します。      午前11時38分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
         午前11時40分開議 87 ◯平間知一委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 88 ◯齋勝則学校管理課長 お答えいたします。  学力・学習状況調査業務委託料につきましては、小学4年生から中学1年生までと、あと中学2年・3年ということで、学力テストを行うための委託料を計上しているものでございます。年1回実施でございます。 89 ◯伊藤勝美委員 今、課長からご説明ありましたけれども、これは、本年度だけでなく、ここ数年やっているかと思うんですが、この間平均点数を上回ったということも市長からも聞いて、あと教育長からもお伺いしましたけれども、今回も含めてこういう形で委託してやるわけなんですけれども、今の状況的にはどのように考えているのか、その辺ちょっとお伺いしたいと思います。 90 ◯半沢芳典教育長 私のほうからお答えさせていただきます。  義務教育の最終段階である中学3年生につきましては、市内の平均が英語、数学、国語3教科とも全国平均を上回ったという結果については、これは12月に行った市独自の学力調査の結果でございます。ほかの学年等につきましては、課題はまだ残ってはおりますけれども、取り組み始めた頃と比べると、どの教科も改善が見られると思っておりまして、これは、学力のPDCAサイクル、それからあと、埼玉県と共同で実施している一人一人を伸ばすという方法が少しずつ成果を見せているのではないかと考えております。 91 ◯伊藤勝美委員 学力も年々向上しているという理解をしておきます。  ただ1つ、この委託料関係でも結構あるんですけれども、このテスト、これかなり、先ほど教育長もおっしゃったように、埼玉方式というのもありますけれども、学力のテストですが、何か聞くところによると、テストが結構多過ぎて大変なんだという声もちょっと保護者の方からは聞いているんですが、その辺に関してはいかがなものなのでしょうか。 92 ◯半沢芳典教育長 お答えいたします。  多いか少ないかというのは、非常に難しいところではありますけれども、市で予算化してやっている学力調査については年2回でございます。4月と12月ということになります。  あと、中学生のいわゆる実力テスト、こういうものは含んでおりませんけれども、我々としてはこの2回については、どうしてもやっぱり検証、それから子供たちを伸ばしていくという観点では必要最小限の調査だというふうに認識をしております。ご理解賜ればと思います。 93 ◯佐藤龍彦委員 同じ項目で、ストレスチェック委託料とあるんですけれども、これどういった内容なのか詳しく説明お願いします。 94 ◯齋勝則学校管理課長 ただいまの質疑にお答えいたします。  ストレスチェック委託料ですが、学校の先生のストレスのチェックということで、これも年1回必ずやらなくてはいけないということになっておりますので、この実施の経費を計上させていただいているものでございます。よろしくお願いします。 95 ◯佐藤龍彦委員 結果ですね、強いストレスというか、そういったいろいろ教員の方も抱えていると思うんですけれども、こういった場合どういうふうに対応されるのか、この点についてお伺いをいたします。 96 ◯半沢芳典教育長 お答えいたします。  このストレスチェックの中身でございますけれども、大きく2つに分かれておりまして、1つは量的負担によるリスクと、それから職場支援、管理職等のリスク、これを総合的に判断するということになっております。  健康リスクの場合、全国平均が100という数字を基にしておりまして、120を超える学校につきましては、健康問題が顕在化する前に対策を講ずる必要があるとされておりまして、本市の結果を見ますと、働き方改革等も進んでおりまして、年々総合リスクは減る傾向にございます。  また、もし仮に個人ごとに強いストレスリスクがあるという職員については、産業医等の面談を進めまして、それで適切な対応、産業医からのアドバイスを基に、あと各学校の校長等に指導していると、そのような状況になってございます。 97 ◯佐藤龍彦委員 先ほどの下の項目にある使用料及び賃借料の中にパソコン等の賃借料とあるんですけれども、この中身についてちょっと伺います。 98 ◯齋勝則学校管理課長 お答えいたします。  小中学校にパソコン等をネットワークということで校務用のパソコンを配置しております。学校全体ということになっておりますので、このような金額になっております。よろしくお願いします。 99 ◯佐藤龍彦委員 具体的に大体どれぐらいあるとか、そういったところをもうちょっと詳しくお願いいたします。 100 ◯平間知一委員長 暫時休憩します。      午前11時49分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午前11時51分開議 101 ◯平間知一委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 102 ◯齋勝則学校管理課長 お答えいたします。  業務用のパソコンとして校務用のパソコンが237台ということで、ネットの接続のパソコンが60台、事務職員用パソコンが13台、そういったものを合わせて賃借料ということになっております。よろしくお願いします。 103 ◯平間知一委員長 この際、午前の質疑をこの程度にとどめ、午後1時まで休憩いたします。      午前11時52分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午後 1時00分開議 104 ◯平間知一委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  沼倉啓介委員から遅刻の届出があります。  厚生文教所管の質疑を続行します。 105 ◯齋勝則学校管理課長 午前中、佐藤龍彦委員のご質疑、パソコンのリース料の台数についてのご質疑で、台数にちょっと誤りがありましたので、訂正させていただきます。  教職員用の校務用パソコンが235台、ネット接続パソコンが60台、事務職員用パソコンが13台、学習用パソコンとして教職員用が150台、生徒用が313台、そのほか電子黒板8台などのリース料となっております。どうぞよろしくお願いいたします。 106 ◯佐藤龍彦委員 あと、ちょっと106、107ページのところになるんですけれども、備品購入費で、教職員用、教科書の採択替えとかという話を昨日説明いただいたと思うんですが、その件に関してどういう内容なのか、もうちょっと詳しくお聞かせください。 107 ◯平間知一委員長 暫時休憩します。      午後1時02分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午後1時03分開議 108 ◯平間知一委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 109 ◯齋勝則学校管理課長 お答えいたします。  中学校の教科書の採択替えということで、今年度は小学校が採択替えになって、教師用の教科書と指導書を購入させていただいたところですが、令和3年度は中学校で教科書の採択替えということで、新しいものを購入する必要があるということで、この中の954万円ほどを計上させていただいているところでございます。よろしくお願いします。 110 ◯高子秀明委員 説明書56、57ページ、3款民生費1項社会福祉費4目長寿福祉費12節委託料3,300万7,000円の中の高齢者安心見守り事業委託料、この事業費というのは244万8,000円ということになっていますが、これの詳細を教えていただきたいと思います。 111 ◯菊地正幸長寿課長 ただいまのご質疑にお答えいたします。  まず、事業内容でございますが、従来どおり独り暮らしの高齢者宅に緊急通報端末、それから安否確認センサーを設置するなどして見守りを行っていく事業でございます。  現在の利用状況についてご説明申し上げますけれども、12月時点で45台設置して運用しているという状況でございます。 112 ◯高子秀明委員 分かりました。  45台設置しているということで理解させていただきます。  続きまして、74、75ページ、4款1項4目18節負担金補助及び交付金の中に、合併処理浄化槽設置補助金824万7,000円、この事業は825万8,000円ということになってございますが、これは大体令和3年度の場合だと何基設置に…… 113 ◯平間知一委員長 高子委員に申し上げます。  ただいまの質疑は総務産業建設所管ですけれども、現在は厚生文教所管についてでありますので、別の項目でお願いします。    〔高子秀明委員「分かりました」と呼ぶ〕 114 ◯平間知一委員長 そのほかありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 115 ◯平間知一委員長 質疑なしと認めます。よって、第25号議案の質疑を終わります。  この際、暫時休憩いたします。      午後1時09分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午後1時12分開議 116 ◯平間知一委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  保科善一郎委員。 117 ◯保科善一郎委員 それでは、討論の許しを得ましたので、ただいま議題となっております第25号議案・令和3年度白石市一般会計予算案について、反対の立場で討論をいたします。  反対の大きな理由として、白石市外二町組合の出資金、負担金について、昨年度と同額予算となっていることにあります。昨年の病院経営状況の中で、このような予算額では病院経営が成り立つとはとても思えません。  そもそも病院が財政難に陥った要因は、白石市からの繰出金が減額となったことが大きな原因であったことは明らかであります。現在、刈田病院へ通院している患者の皆さん、日夜患者の皆さんに献身的に向き合っている医師、看護師、多くの病院職員の皆さんは、刈田病院の行く末に大きな不安を抱いています。  本市の財政が厳しいことは十分に理解しています。しかし、まちづくりの根幹である市民の命と健康を守っている扇の要である公立刈田病院を守ることが最重要ではないでしょうか。病院の経営の安定を願う市民の声も日に日に大きくなり、私自身もそう願う市民の一人であります。  そのような理由から、第25号議案・令和3年度白石市一般会計予算案に反対であります。議員皆様方のご賛同をお願いいたしまして、反対討論といたします。 118 ◯平間知一委員長 以上で通告による討論は終わりました。よって、討論を終わります。  採決に入ります。ただいま議題となっております第25号議案については、ご異議がありますので起立により採決いたします。本案について原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 119 ◯平間知一委員長 起立多数であります。よって、第25号議案は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  第26号議案から第28号議案 120 ◯平間知一委員長 次に、第26号議案・令和3年度白石市国民健康保険特別会計予算から第28号議案・令和3年度白石市後期高齢者医療特別会計予算までの計3議案を一括議題といたします。  当局の説明を求めます。 121 ◯後藤滝雄保健福祉部長 保健福祉部所管に係る3特別会計の当初予算の主な内容についてご説明いたします。  初めに、国民健康保険特別会計の主なものについてご説明いたします。  令和3年度予算に関する説明書の132、133ページをお開き願います。  初めに、歳入の主なものについてご説明申し上げます。  1款国民健康保険税1項国民健康保険税については、被保険者数の減少傾向が続いていることから、一般被保険者国民健康保険税及び退職者被保険者等国民健康保険税を合わせて、134、135ページをお開き願います。合計5億4,608万3,000円、前年度比マイナス2.4%の1,322万円の減を見込んで計上いたしております。  同じページの4款県支出金1項県補助金1目保険給付費等交付金2節特別交付金に4,035万6,000円を計上しております。これは、保険者努力支援制度や特定健診に係る補助金を計上いたしております。  136、137ページをお開き願います。  6款繰入金2項財政調整基金繰入金1目財政調整基金繰入金については、保険税の軽減等に伴い、歳出額の補填のため、前年度比4,500万円増の6,500万円を計上いたしております。  次に、歳出の主なものについてご説明いたします。  138、139ページをお開き願います。  なお、特定財源のあるものにつきましては、歳出の説明に合わせてご説明いたします。  2款保険給付費1項療養諸費1目一般被保険者療養給付費につきましては、被保険者数が減少傾向にあることから、前年度比5,500万円減の23億5,000万円を計上するとともに、2目退職被保険者等療養給付費については、制度上は平成27年3月末に廃止となり、経過措置期間も終了しましたが、遡っての適用や過誤調整に備え、前年度比1,300万円減の400万円を計上いたしております。  同じページの2款2項高額療養費1目一般被保険者高額療養費については、前年度比4,000万円減の3億6,000万円を計上いたしております。  これら保険給付費に充当する財源として134、135ページをお開き願います。4款県支出金1項県補助金1目保険給付費等交付金1節普通交付金に、歳出の2款保険給付費の療養諸費、高額療養費及び移送費の合計額と同額の27億3,749万1,000円を見込んでおります。  140、141ページをお開き願います。  3款国保事業費納付金1項国保事業費納付金1目国保事業費納付金に8億3,793万7,000円を計上いたしております。これは、平成30年度からの制度改正による国保事業納付金は、財政運営の主体である県が算定し、市町村に割り振るものですが、令和3年度は県全体の納付金総額が低く抑えられたため、本市は激変緩和措置の対象ではなくなり、前年度と比較して420万8,000円の増額となる8億3,793万7,000円を計上いたしております。  4款保健事業費1項特定健康診査等事業費1目特定健康診査等事業費12節委託料に2,315万9,000円を、また142、143ページをお開き願います。4款保健事業費2項保健事業費1目保健普及費12節委託料に1,687万5,000円を計上しております。これは、特定健診や特定保健指導の業務委託に係る経費及び人間ドック費用助成に係る経費を計上しております。  以上が国民健康保険特別会計の主な内容でございます。
     次に、介護保険特別会計の主なものについてご説明申し上げます。  148、149ページをお開き願います。  初めに、歳入の主なものについてご説明申し上げます。  1款保険料1項介護保険料1目第1号被保険者保険料として7億65万2,000円を見込んでおります。この予算額につきましては、計上時点で第8期介護保険事業計画が決定前であり、かつ介護保険条例が改正前ですので、現行の第7期計画の基準額によって算出しております。新規保険料との差額につきましては、今後、所要の補正を行う予定でございます。  なお、その他国庫支出金、支払基金交付金、県支出金、繰入金などは、それぞれの負担割合に応じた金額を計上いたしております。  次に、歳出の主なものについてご説明申し上げます。  154、155ページをお開き願います。  1款総務費1項総務管理費1目一般管理費17節備品購入費に385万2,000円を計上いたしております。これは、長寿課公用車のうち1台が老朽化していることから、みやぎ環境交付金事業を活用し、電気自動車1台の購入などを行おうとするものです。  2款保険給付費は、第8期介護保険事業計画に基づく給付見込額を基に、総額で36億1,536万4,000円を見込んでおります。  156、157ページをお開き願います。  3款地域支援事業費につきましては、総額で2億5,925万7,000円を見込んでおります。これにつきましても、第8期介護保険事業計画の推計に基づき計上をいたしているところでございます。  以上が介護保険特別会計の主な予算の内容でございます。  次に、後期高齢者医療特別会計の主なものについてご説明申し上げます。  170、171ページをお開き願います。  初めに、歳入についてご説明申し上げます。  1款後期高齢者医療保険料1項後期高齢者医療保険料につきましては、宮城県後期高齢者医療広域連合からの通知による負担金額を基に、これまでの実績を踏まえ、特別徴収分、普通徴収分の徴収割合を見込み、それぞれ計上いたしております。  次に、歳出についてご説明いたします。  172、173ページをお開き願います。  2款後期高齢者医療広域連合納付金1項後期高齢者医療広域連合納付金1目後期高齢者医療広域連合納付金に3億9,740万2,000円を計上いたしております。これは、徴収した保険料や延滞金2億9,154万4,000円の保険料等負担金に、保険基盤安定拠出金1億585万8,000円を合わせて宮城県後期高齢者医療広域連合に納付しようとするものです。  以上が後期高齢者医療特別会計の主な予算の内容でございます。  以上で保健福祉部所管に係る3特別会計の当初予算の主な内容について説明を終わりますが、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 122 ◯平間知一委員長 以上で当局の説明は終わりました。  それでは、質疑に入ります。  なお、質疑される場合は、整理してページ数と項目を示して簡潔に質疑されますようお願いいたします。  最初に、第26号議案・令和3年度白石市国民健康保険特別会計予算の審議に入ります。質疑ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 123 ◯平間知一委員長 質疑がないようですので、次に、第27号議案・令和3年度白石市介護保険特別会計予算の審議に入ります。質疑ありませんか。 124 ◯松野久郎委員 説明書156、157ページの2款保険給付費2項2目地域密着型介護予防サービス給付費についてですが、前年度より予算が大幅に少なくなっております。その理由についてお伺いをいたします。 125 ◯平間知一委員長 暫時休憩します。      午後1時28分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午後1時28分開議 126 ◯平間知一委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 127 ◯菊地正幸長寿課長 ただいまのご質疑にお答えいたします。  この地域密着型介護予防でございますが、介護予防については、要支援の方が対象ということで、要介護の方に比べて数が少ない状況にございます。要支援は、要介護に比べましてあまりサービスの必要性を感じない方もいらっしゃって、ちょっと今回少なくなっております。  ただ、一方、要介護のほうは増えていると、そういった予算の状況でございます。 128 ◯松野久郎委員 今年度、予算は計上したものの、要支援者が少なかったということで、来年度予算のほうを縮小したということでよろしいんですね。  それから、158、159ページ、3款地域支援事業費3項1目総合相談事業費につきましても、今年度の予算より減にしたわけですけれども、この辺についても相談が少なくなったということなのか、その点についてお伺いをいたします。 129 ◯菊地正幸長寿課長 ただいまのご質疑にお答えいたします。  総合相談事業、これにつきましては、ただいま専門職がこの事業に当たっているわけですけれども、この辺人事の話にもなってきますので、あまり詳しくはまだ申し上げられないのですが、今、その法人のほうから来ていただいている方、その辺の人件費がちょっと関わってくるということで、その人件費が市から別なところに移っていくと。  ただ、相談事業は増えております。権利擁護は特に増えておりまして、この総合相談事業は、特に権利擁護の部分を担っているということで、その方が今後、法人のほうに行っても連携して一緒に仕事をやっていくということで、令和3年度は進めていく予定でございます。 130 ◯松野久郎委員 ちょっと今の確認ですけれども、法人のほうに移られて、従来どおり地域支援、総合相談ということで受け付けていくと。行政、市のほうで見ているということではなくて、そういう形で移られるという、そういう認識でよろしいですか。 131 ◯菊地正幸長寿課長 ただいまのご質疑にお答えいたします。  事業としまして、例えば権利擁護のほかにも生活困窮の相談事業などもやっておりまして、その法人ではそういった相談事業もやっております。現在、権利擁護に当たっては、その生活困窮を機に相談に来る方もたくさんおります。その法人では、その相談事業は既にもう行っておりますので、そことの連携が非常に重要になっております。  なので、市だけの対応ではなくて、今度法人とも連携して窓口を広げて、広くそういった相談に乗れるような体制を令和3年度は整えていくと、法人との連携が令和3年度は1つの鍵となっているのが介護事業の特徴でございます。 132 ◯松野久郎委員 すみません、ちょっと理解できない。今回、その相談事業費というのを少なくしたということは、そこにいた方が、そこにいなくなって法人のほうに行くということではなくて、相談はかなり多いんだけれども、相談員は市以外で受け付けするという、ちょっと簡単に話していただきたいんですけれども、どういう形なんですか。 133 ◯菊地正幸長寿課長 ただいまのご質疑にお答えいたします。  ダイレクトに申し上げるのもちょっとはばかるものですから、人事異動のこともあったものですから、概略を申し上げますと、市のほうに法人から来ていただいております今働いている方が、法人のほうに戻るということを想定しての予算組みでございます。 134 ◯平間知一委員長 ほかに質疑ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 135 ◯平間知一委員長 質疑がないようですので、次に、第28号議案・令和3年度白石市後期高齢者医療特別会計予算の審議に入ります。質疑ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 136 ◯平間知一委員長 質疑なしと認めます。よって、第26号議案から第28号議案までの計3議案の質疑を終わります。  この際暫時休憩いたします。      午後1時36分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午後1時36分開議 137 ◯平間知一委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  採決に入ります。ただいま議題となっております第26号議案から第28号議案までの計3議案を一括して採決いたします。これら3議案については、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 138 ◯平間知一委員長 ご異議なしと認めます。よって、第26号議案から第28議案までの計3議案は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  第29号議案及び第30号議案 139 ◯平間知一委員長 次に、第29号議案・令和3年度白石市水道事業会計予算及び第30号議案・令和3年度白石市下水道事業会計予算の2議案を一括議題といたします。  当局の説明を求めます。 140 ◯安藤信行上下水道事業所長 それでは、第29号議案・令和3年度白石市水道事業会計予算の主なものについてご説明いたします。  予算に関する説明書の175、176ページをお開き願います。  収益的収入及び支出について収入からご説明いたします。  1款1項1目給水収益8億4,116万3,000円につきましては、年間総給水量を386万5,000立方メートルと見込んで水道料金を算定しております。人口減少等により有収水量は減少し続けておりますが、消費税を含まない水道料金では、前年度比で3%減となっております。  3目上戸沢飲料水供給施設収益33万1,000円、4目下戸沢飲料水供給施設収益149万7,000円につきましては、それぞれ水道料金収入及び雑収益を計上しております。  5目その他営業収益の下水道負担金2,809万9,000円につきましては、庁舎の維持管理及び下水道使用料の徴収事務等に係る負担金でございます。  同じく5目その他営業収益の供給水料金683万9,000円につきましては、これまでの湯元井戸供給分のほかに丸森町への分水に係る料金でございます。  2項2目加入金1,023万円につきましては、新規に水道を引く場合や給水口径を大きくする場合などに納付いただく加入金でございます。  177、178ページをお開き願います。  4目雑収益146万2,000円につきましては、庁舎及び水道施設の一部を民間事業者へ貸し付けることによる収益でございます。  次に、支出についてご説明いたします。  1款1項1目原水及び浄水費の受水費に3億4,421万1,000円を計上しておりますが、前年度比で約175万円の減となっております。  2目配水及び給水費の修繕料4,038万3,000円につきましては、配水管及び給水管の漏水修繕、検定満期量水器の修繕、その他施設等の修繕を行おうとするものでございます。  同じく2目の委託料2,360万7,000円につきましては、配水施設の各種保守点検業務のほか、災害などの緊急事態発生時に水道事業の損害を最小限に抑え、事業の継続や速やかな復旧を図るため、業務継続計画を策定しようとするものでございます。  179、180ページをお開きください。  4目総係費の委託料に9,803万8,000円を計上しております。主なものとしましては、料金関係業務及び開閉栓・施設管理業務等を民間の事業者へ委託しようとするものでございます。  181、182ページをお開きください。  6目資産減耗費の固定資産除却費に1,700万7,000円を計上しております。これは更新や撤去に伴う構築物・機械装置等の固定資産の除却費と松ヶ丘ポンプ場及び配水池と湯元新湯ポンプ場の撤去費でございます。  7目上戸沢飲料水供給施設費用につきましては、上戸沢飲料水供給施設の維持管理経費として29万7,000円を計上しております。  8目下戸沢飲料水供給施設費用につきましては、同じく維持管理経費として172万5,000円を計上しております。  185、186ページをお開きください。  資本的収入及び支出の主なものについて、収入からご説明いたします。  1款1項1目企業債5,000万円につきましては、老朽管更新工事に係る資金として借り入れるものでございます。  次に、支出についてご説明いたします。  1款1項2目配水施設整備費の工事請負費に2億2,318万円を計上しております。主なものは、老朽管更新工事、防災備蓄倉庫設置工事などでございます。  187ページをお開きください。  令和3年度水道事業会計予定キャッシュ・フロー計算書ですが、業務活動、投資活動、財務活動を通じての令和3年度末における資金期末残高は、882万7,000円増の11億5,608万5,000円になると見込んでおります。これは、業務活動における純利益の計上と投資活動における固定資産の取得による支出が少ないことから、資金残高が増加すると見込むものでございます。  次に、192ページをお開きください。  こちらは令和3年度予定貸借対照表となっております。  資産の部のうち、流動資産の現金預金11億5,608万4,828円につきましては、キャッシュ・フロー計算書における資金期末残高と一致するものでございます。  次に194ページをお開きください。  令和2年度予定損益計算書、続けて195、196ページの令和2年度予定貸借対照表につきましては、いずれの数値も決算見込みでの財政状況を示すものとなっております。  予算書、薄い冊子のほうです。予算書に移ります。予算書の16ページをお開きください。
     水道事業会計予算第4条の補填財源ですが、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,133万2,000円、過年度分損益勘定留保資金2,288万5,000円、当年度分損益勘定留保資金1億4,783万円及び繰越利益剰余金処分額5,114万9,000円をもって不足額を補填しようとするものでございます。  次に、第30号議案・令和3年度白石市下水道事業会計予算の主なものについてご説明いたします。  予算に関する説明書の198、199ページをお開きください。  収益的収入及び支出について、収入からご説明いたします。  1款1項1目下水道使用料収益5億9,012万円につきましては、公共下水道事業での年間総処理水量を256万3,000立方メートルと見込み下水道使用料を算定しております。人口減少等の影響により前年度比で12万8,000立方メートルの減と見込んでおります。  2目他会計負担金4,368万4,000円につきましては、雨水処理に対する一般会計からの負担金でございます。  2項2目他会計補助金740万6,000円につきましては、繰り出し基準に基づく汚水処理等に対する一般会計からの補助金でございます。  同じく4目国庫補助金400万円につきましては、公共下水道基本計画変更業務に係る補助金でございます。  3項2目その他特別利益につきましては、農業集落排水事業の薬師堂地区の会計を公共下水道事業会計へ移管するときの帳簿上の処理により5,711万1,000円を計上してございます。  200、201ページをお開きください。  2款1項1目農業集落排水事業下水道使用料収益1,841万2,000円につきましては、農業集落排水処理施設での年間総処理水量を8万7,000立方メートルと見込んで使用料を算出しております。総処理水量は、前年度比9,000立方メートルの減と見込んでおります。  2項1目他会計補助金3,264万7,000円につきましては、汚水処理等に対する一般会計からの補助金でございます。  次に、支出についてご説明をいたします。  202、203ページをお開きください。  1款1項2目流域下水道維持管理負担金に1億3,395万7,000円を計上しております。これは、流域下水道における維持管理費として県に支払う負担金でございます。  3目総係費の委託料に1,407万1,000円を計上しております。これは、(仮称)白石中央スマートインター周辺の下水道整備に係る基本計画変更業務のほか、災害などの緊急事態発生時に下水道事業の損害を最小限に抑え、事業の継続や速やかな復旧を図るため、業務継続計画を策定しようとするものでございます。  同じく、3目総係費の負担金に2,730万8,000円を計上しております。これは、庁舎の維持管理及び下水道使用料の徴収事務等に係る費用として、水道事業会計に支払う負担金が主なものでございます。  204、205ページをお開きください。  2款1項1目管渠費に456万3,000円、2目処理場費に1,285万6,000円を計上しております。これは、農業集落排水処理施設についての人件費を含まない直接的維持管理経費でございます。  次に、206、207ページをお開きください。  3項2目その他特別損失に5,711万1,000円を計上しております。これは、公共下水道事業の特別利益でも説明いたしましたが、農業集落排水事業のうち、薬師堂地区の会計を公共下水道の会計へ移管するときの帳簿上の処理であります。公共下水道では、移管を受ける側が利益として計上し、農業集落排水事業は移管をする側として損益で同額を計上することにより、会計上の移管を行うものでございます。  208、209ページをお開きください。  資本的収入及び支出の主なものについて、収入からご説明いたします。  1款1項1目企業債の2億6,280万円につきましては、管渠工事等の建設改良資金に充てる企業債及び資本費平準化債等でございます。  3項1目他会計補助金2億4,060万8,000円を計上しております。これは、企業債元金償還金等に対する一般会計からの補助金でございます。  2款1項1目企業債に3,900万円を計上しております。これは、資本費平準化債を発行可能額分借り入れようとするものでございます。  3項1目他会計補助金に3,177万1,000円を計上しております。これは、企業債元金償還等に対する一般会計からの補助金でございます。  210、211ページをお開きください。  支出の主なものについてご説明いたします。  1款1項2目管渠建設単独事業費1,487万円につきましては、マンホール蓋の更新工事等を行おうとするものであります。  次に、212ページをお開きください。  令和3年度下水道事業会計予定キャッシュ・フロー計算書でございますが、業務活動、投資活動、財務活動等を通じての令和3年度末における資金残高は3億7,066万2,000円になると見込んでおります。これは、業務活動において純利益を計上し、また、投資活動において有形固定資産の取得による支出が少ないため、期末残高が増加するものでございます。  216、217ページにつきましては、令和3年度予定貸借対照表となっております。資産の部のうち、流動資産の現金預金3億7,066万1,734円につきましては、キャッシュ・フロー計算書の資金期末残高と一致するものでございます。  次に、218ページをお開きください。  218ページには、令和2年度予定損益計算書、続けて219、220ページの令和2年度予定貸借対照表につきましては、いずれの数値も決算見込みでの財政状況を示すものとなっております。  また、薄いほうの冊子、予算書のほうに移ります。予算書の20ページをお開きください。  下水道事業会計予算第4条における収入が支出に対して不足する額2億3,282万8,000円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額298万8,000円、過年度分損益勘定留保資金2億2,984万円で補填しようとするものでございます。  以上が下水道事業会計予算の主なものでございます。  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 141 ◯平間知一委員長 以上で当局の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  なお、質疑される場合は、整理してページ数と項目を示して簡潔に質疑されますようお願いいたします。  最初に、第29号議案・令和3年度白石市水道事業会計予算の質疑に入ります。質疑ありませんか。 142 ◯松野久郎委員 説明書179、180ページ、4目総係費の貸倒引当金の繰入額ということで、令和4年度の欠損を見込んで839万1,000円をここに計上しております。ここに計上してありますので、来年度のキャッシュ・フローにもこれが反映されているわけでございますけれども、令和4年度をここに前もって引当金を入れておいたということは、もう令和4年度でこの額はもう決定するということでここに計上されたのか、まずその計上した内容についてお伺いをしたいと思います。 143 ◯安藤信行上下水道事業所長 ただいまの質疑にお答えをいたします。  貸倒引当金、資産のうちの未収金について、回収が困難と予想される額を見積り、引き当て、貸借対照表の資産を適正に表示するものでございます。水道料金の未収金は、現在、3,500万円ございますが、そのうち現年度に係るものが約1,500万円であり、過年度に係るものが約2,000万円となっています。  今回の貸倒引当金繰入額は、過年度の2,000万円のうち、回収が困難と見込まれる839万1,000円について計上したものでございます。この処理は、債権を放棄するということではなく、会計上未収金という資産から回収が困難と予想される額を差し引き、資産を適正に表示するように近づけたものでございます。 144 ◯平間知一委員長 ここで換気をするため、午後2時5分まで休憩いたします。      午後1時57分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午後2時05分開議 145 ◯平間知一委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  ほかに質疑ありませんか。 146 ◯高子秀明委員 説明書175ページ、176ページ、収入の1款1項1目給水収益なんですが、これは、給水戸数1万3,447戸、年間総給水量が386万5,000立方メートル、1日の平均給水量が1万589立方メートルということで、この料金体系としてはもちろん分かっているんですが、口径に応じての基本料金と、それと使用料が何立方メートルだからこうだという料金表に従っての算出だと思うんですが、こういう認識でよろしいんでしょうか。 147 ◯安藤信行上下水道事業所長 ただいまの質疑にお答えをいたします。  令和3年度の給水収益ですが、委員がおっしゃっているとおり、全体的な仕組みの中では世帯はありますが、使っている口径がそれぞれ違ったりというところもございます。最終的にはやっぱりこの水需要の減少というところで、今回は給水収益については、給水人口が減る、給水量も本年に比べて減るというところで、収益を2,630万円ほど減額で予算を厳しめに見たというところでございます。 148 ◯四竈英夫委員 同じく175、176ページでございます。1款水道事業収益2項営業外収益の中で、2目水道加入金1,023万円ということで、ご説明いただきましたが、これは水道管の口径を大きくした場合の増額に対する収益とお聞きしたんですが、大体の家庭で、これから水道管を大きくするというようなことが何か考えにくいんですが、どういったケースを想定されているのか。金額も割と具体的な数字になっているものですから、その辺の算定基礎をお伺いいたします。 149 ◯安藤信行上下水道事業所長 ただいまの質疑にお答えをいたします。  加入金ですが、先ほどちょっと予算説明の中でもお話ししたとおり、新たに水道を引きたい、新たに加入する人に対して、加入する口径に応じて加入金を頂くというところで、新規で150件を見込んで、今回、予算計上しているところでございます。 150 ◯大森貴之委員 ページ数は説明書175、176ページになります。1款1項1目になります。給水収益の中で水道料金がございました。こちらは、水道料金、水のほうですけれども、仙南・仙塩広域水道のほうからの給水計画のほうの水と自己水源のほうとして給水されるという方もいます。それぞれの割合、自己水源が何%ぐらいあるのかお教えいただけますか。 151 ◯平間知一委員長 暫時休憩します。      午後2時10分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午後2時11分開議 152 ◯平間知一委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 153 ◯安藤信行上下水道事業所長 ただいまの質疑にお答えをいたします。  年間の総給水量386万5,000立方メートルというところでございます。今回、今年度仙広水からの受水費として3億4,400万円ほどを計上してございますが、量的に受水量としては168万5,000立方メートルと見込んでおります。割合にしますと、受水のほうが約4割です。自己水源が6割というところで進めていきたいというところです。 154 ◯大森貴之委員 ただいまの数字に関しまして関連する質疑なんですが、その6割という自己水源量、これを今後増やすですとか、割合をもう少し変えるというような計画はあるのでしょうか、その点をお聞かせください。 155 ◯安藤信行上下水道事業所長 ただいまの質疑にお答えをいたします。  自己水源の割合を増やすということでは、仙広水の受水については、覚書に基づいた計画に基づいて量を算出はしているんですが、自己水源そのものは、昨年度までで一定の引っ張ってこられる、取水できる量というのは、ある程度もうちょっといっぱい、いっぱいなのかなと。そうなれば、新たに施設をやっぱり拡張していくとか、そういうところも今後検討しなくてはならないところではあるかと思っております。 156 ◯大森貴之委員 昨年もこの量、割合に関しましては、一度ご質疑させていただいたことがあったんですが、1立米、1トン当たりの単価がちょっとかなりの差があります。できれば、極論を言いますと、自己水源で100%やれれば水道料金もかなりお安くなると考えております。  実際には、県とのいろいろな契約がありますので、それは無理かとは思いますけれども、何かあった場合に自己水源で賄えるような対策だけは取っておいていただきたいなと思っております。  また、去年からの認識で、現在の自己水源をほぼ100%使っていると、100%取水しているという情報を聞いております。その中で、今回、給水量が全体的に減ったので、割合が自己水源のほうで6割ぐらいになったと今感じました。これが、このまま自己水源の量が多くなればいいんですけれども、いざもっともっと出したいというときに、自己水源これ以上はもう今現在としては取れないという状況かと思いますので、ぜひご検討のほうをお進めいただければと思っております。  この件に関しては以上です。  続きまして、同じページの176ページの1項5目の供給水料金の中で、湯元井戸供給分と丸森町分水に係る料金というのがございました。この丸森町の件に関しましてちょっとお教えいただけないでしょうか。 157 ◯安藤信行上下水道事業所長 ただいまの質疑にお答えをいたします。  丸森町への分水供給ということですが、4月からということで、1日最大で135立方メートルを分水してほしいという計画の中で、分水供給水料金の予算を計上しているところです。現在、前回の議会でもちょっとお認めいただいた、試運転のための分水供給水料金を認めていただいて、今現在、丸森町で実際に管の洗管と配水池の洗浄等も進めて、4月からの運用開始に向けて、今準備を進めているところでございます。 158 ◯平間知一委員長 ほかに質疑ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 159 ◯平間知一委員長 質疑がないようですので、次に、30号議案・令和3年度白石市下水道事業会計予算の質疑に入ります。質疑ありませんか。 160 ◯佐久間儀郎委員 説明書のページ202、203ページになります。  先ほど多分委託料の中の1,407万1,000円、その基本計画変更の業務のことでだと思うんですけれども、インター周辺への下水という、そういう説明があったかと。そういうことであれば、今現在、公共下水道は、給食センターまで下水道がいっておりますから、そこからさらに延伸していくという、そういったものでの考えをこれから計画の中に持っていくのかと、そんなふうにも予想したわけですが、その辺もう一度ご説明いただければと思います。 161 ◯安藤信行上下水道事業所長 ただいまの質疑にお答えをいたします。  今回の下水道の基本計画の変更ですが、確かに委員のおっしゃるとおり、公共下水道南側のほうは、現在の給食センターまでが処理区域となっています。スマートインターチェンジ、その整備がされていく中でエリアを拡張する、そういった変更手続を踏まないと、実際に下水道を補助をもらいながら整備をしていくとか、そういうのができないものですから、今回、県とも調整しながら計画変更を進めていこうとする業務委託を進めたいというところです。 162 ◯平間知一委員長 ほかに質疑ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 163 ◯平間知一委員長 質疑なしと認めます。よって、第29号議案及び第30号議案の2議案の質疑を終わります。  この際、暫時休憩いたします。      午後2時19分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午後2時20分開議 164 ◯平間知一委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  採決に入ります。ただいま議題となっております第29号議案及び30号議案の2議案を一括して採決いたします。これら2議案については、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 165 ◯平間知一委員長 ご異議なしと認めます。よって、第29号議案及び第30号議案の2議案は、いずれも原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 166 ◯平間知一委員長 お諮りいたします。予算審査特別委員会において議決されました各議案の条項、字句、数字、その他整理を要するものについては、その整理を会議規則第107条の規定に基づき委員長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    167 ◯平間知一委員長 ご異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字、その他の整理は委員長に委任することに決定しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 168 ◯平間知一委員長 以上をもって、本特別委員会に付託されました案件の審査は全て終了いたしました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 169 ◯平間知一委員長 この際、お諮りいたします。本特別委員会の審査経過と結果につきましては、来る3月10日の本会議において報告いたしますが、その報告書の作成については、委員長に委任されたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 170 ◯平間知一委員長 ご異議なしと認め、そのように決定しました。  委員の皆様には終始熱心にご審査をいただき、予定どおり付託案件の審査を全て終了しましたことについて、深く敬意と感謝を申し上げます。  また、理事者各位におかれましても、本特別委員会の円滑な運営に格別なるご協力をいただき、厚く御礼申し上げます。  これをもって本特別委員会を閉会いたします。  大変ご苦労さまでした。      午後2時22分閉会  白石市議会委員会条例第30条の規定によりここに署名する  予算審査特別委員長  平 間 知 一 Copyright © Shiroishi City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...