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令和2年決算審査特別委員会(第2号) 名簿 開催日:2020-09-10
令和2年決算審査特別委員会(第2号) 本文 開催日:2020-09-10

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  1. 白石市議会 2020-09-10
    令和2年決算審査特別委員会(第2号) 本文 開催日:2020-09-10


    取得元: 白石市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-11
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1      午前10時開議 ◯四竈英夫委員長 おはようございます。  ただいまから本日の会議を開きます。  現在における出席委員数は16名でありますので、定足数に達しております。  会議に入る前に、古山総務部長より発言の申出がありますのでこれを許します。 2 ◯古山光春総務部長 おはようございます。  お手元にお配りしております令和元年度決算に係る主要施策成果等に関する説明書の数字の一部に誤りがありましたので、訂正をお願いしたいと思います。  6ページをお開き願います。(1)広報広聴の状況の一番下の段、予算額でありますが、資料には1,173万7,000円と記入されておりますが、正しくは1,172万8,000円でございました。11,728,000に訂正をよろしくお願いします。  それから、もう1か所ございます。12ページをお開き願います。(7)交通安全活動状況で、同じく下の予算額の欄でございますが、資料には809万円と記入されておりますが、正しくは820万1,000円でございました。8,201,000、このように訂正をお願いいたします。誠に申し訳ありませんでした。  後ほど、今お話しした内容につきましては正誤表をお配りさせていただきますので、よろしくお願いいたします。誠に申し訳ありませんでした。 3 ◯四竈英夫委員長 これより会議に入ります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  第71号議案及び第72号議案 4 ◯四竈英夫委員長 それでは、昨日に引き続き、第71号議案一般会計質疑を続けます。  この際、お願い申し上げます。質疑をされる場合は、整理してページ数とその項目を示し、簡潔に行うようお願いいたします。  それでは質疑に入ります。質疑ありませんか。 5 ◯大森貴之委員 おはようございます。  昨日の質疑にさらに確認もありましてお伺いしたい部分がありますので、お伺いいたします。  主要施策成果等に関する説明書の7ページをご覧ください。  市民バス運行管理事業運営状況の中で、昨日のご説明の中で、路線の拡充の問題ですとか、コース問題をご答弁いただいた中で、こちらの文書にもありますけれども、限られた台数で運行しているために、また陸運局等許可等事務手続等もありまして、なかなかできないというようなお話がございました。私が知る限りでは、台数もそうなんですが、乗務員の人数が少なくて、例えば運休している車両があるにもかかわらず運転できないというような状況もあるんだということを聞き及んでおります。当局としましては、この人員不足とか何かに対しての対応だとか、対策とかはなされたのでしょうか。また、今後なされる思いはあるのでしょうか、その点お聞きしたいと思います。
    6 ◯遠藤輝雄企画情報課長 おはようございます。  ただいまの質疑にお答えいたします。  まず、今、循環便も含めて9路線、白石市のほうで市民バスを運行しております。バスの台数につきましては、予備車両も含めて10台ということで、委託をしておりますミヤコーバスのほうにお願いしております。なので、何かあった場合の予備車両が1台ということですので、遊んでいる車両というのは現在のところない状況でございます。  それとあと、昨日答弁させていただきました循環便の路線の変更が今年度できなかったというのは、車両がないというよりは、今回コロナの関係で乗車の人数が4月以降ちょっと減ってしまったというところで、今回変えるというよりは、どのくらい戻って、今の規定路線でどの程度の利用があるのかというのを見た上で変更を検討しないといけないのかなということで、期間をちょっと延ばさせていただきたいと考えているということで答弁させていただいたつもりでしたので、よろしくお願いしたいと思います。  それと、やはり全国的にバスの運転手人員確保は難しいという状況は市のほうでも承知をしておりますし、ミヤコーバスのほうからもそういったお話を受けてはおります。ただ、運転手確保策については、やはり運行業者である宮交のほうで募集をかけていたり、PRをしているというような状況ですので、市のほうから何か財政的な支援をしているとか、そういったことは現在のところございません。 7 ◯大森貴之委員 今、運行に関しましては宮城交通のほうに委託されているということで、人員確保等宮城交通のほうで当然行うべきなのだとは思いますけれども、今お話しございましたように、全国的にドライバー不足といいますか、そういう状況になっております。  実は、これに関連しまして、同じ資料の27ページ、高齢者タクシー利用助成事業の話の中で、バスのほうと関連いたしまして、郊外等におきましては、地域の有志の方ですとか、そういうような車両を使っての相互の援助の中で、いろんな方の高齢者の方々の足になっている、タクシー代わりになっているというようなお話を頂戴いたしました。その際に確認させていただきたかったのは、そのやっていただいているドライバーの方、また車両に関しましての市からの補助ですとか、完全にボランティアで無償でやっていただいているものなのか、市の事業として進めていっていただいているのか、その辺を確認させていただきたいと思います。 8 ◯菊地正幸長寿課長 ただいまのご質疑に私のほうからお答えいたします。  ただいまの高齢者福祉タクシーとは別に、多分ご質疑については、地域からの移動支援となってくると、ささえ愛互助活動支援事業ということでの昨日ちょっとご答弁しました件でお答えをいたしたいと思うんですけれども、昨日お答えしましたようにドライバーの確保というところで非常に昨年度は苦心しておりまして、といいますのも、ささえ愛の制度は名前のとおり、ドライバー利用者お互い会員になっていただく、その会員同士の支え合いというのがこの制度でございまして、実はその会員のそのときの利用料が、最初は500円というところで、ドライバーの方が現地というか、まず出車するに当たって自分の車で社会福祉協議会まで来ますのでガソリンを使ってくると、なかなか1時間で用が終わってしまうと500円ということで、身銭を切ってやってしまうというのがあって、それでもボランティア的なことで来てはいただいたんですが、なかなかそういう協力が増えないということもありまして、今年度から、最初の1時間を500円から1,000円ということで利用料金を変えてドライバーの確保に努めて、現在3人まで増えていると。なお、その3人の方でうまく回らないときは、昨日も申し上げましたが、シルバー人材センターからもご協力をいただいてドライバーとして来ていただくと。そういった制度に変えまして、地域での支え合いということで今年から運用してございます。  なお、昨日も申し上げましたとおり、車のほうも低所得者の方との貸出しの兼用車両だったんですが、それを今年度からささえ愛専用車両ということで非常に使い勝手をよくして、地域の方々の足となっているというふうに制度を変えて運用しているところでございます。 9 ◯大森貴之委員 そういたしますと、会員相互会の助け合いということになりますと、互助会みたいな形になりますので、いわゆる公的といいますか、運賃を取っての営業ということではないと判断できるとは思いますが、そう言いながらも現金が発生していると。そうなると、道交法上の問題でのいろいろな制限だとか、先ほどタクシーのほうをお話ししたのもそのせいなんですけれども、その辺との兼ね合いは大丈夫なのかどうか。  それから、できればこの体制をある程度充実していただきたいとは思うんですが、その際の保険の問題、よくドライバーに成り手がないのは、万が一のことを考えて自己責任ですとか、賠償責任等の問題で尻込みをしてしまう方もおられるとお聞きしております。その辺のものに対しての補償ですとか、対策等はお考えになっているのでしょうか、お伺いします。 10 ◯菊地正幸長寿課長 ただいまのご質疑にお答えいたします。  まず、この制度の運用のための前の段階に、仙南地区福祉有償運送市町共同運営協議会というところで、この福祉車両関係については協議を行いまして、東北運輸局宮城運輸支局長より登録証の交付を受ける必要があるという前置きを述べたいと思います。それが3年に一度ございまして、実は昨年度、その協議があったところでございます。  この協議において、どのようなことを話し合うのかといいますと、その制度の必要性ももちろんなんですけれども、ほかの民業のタクシーなどの交通機関の一般の利用者とは異なるニーズですよということを説明して認めていただく必要がございます。もちろんそういった民業との分け方もございますので、そこでむやみに利用料を安くしたりとか、あと車の台数を増やしてしまうと、今度は民業であるタクシー業界のほうの民業を逼迫させてしまうという事態になってしまうので、ここの協議会において話合いをして、もちろんタクシー業界の方も出ていただいて、うまく民業とのバランスを取って認めていただくという制度がございます。そういったところで、去年もこういったことで1台専用車両ということで、更新で認めていただいたということはご承知おきいただきたいと思います。  それから、保険については、この制度は社会福祉協議会のほうで運用しておりますが、そういった損害保険のほうは入って運用してございますので、そういった心配については特にドライバーのほうでも持っていないということはご理解いただきたいと思います。 11 ◯佐藤秀行委員 おはようございます。  主要施策成果等に関する説明書94ページ、(6)ALT活用事業についてお伺いいたします。  イ、事業の効果の中で、小学校において、話す、聞く能力の向上が図られ、英語に対する学習意欲の向上につながったとあるんですけれども、これは何を基にそう判断されているのか、その根拠についてお伺いいたします。 12 ◯高橋大介学校管理課上席参事 おはようございます。  ただいまの質疑にお答えいたします。  小学校における外国語活動では、外国語を用いた聞くこと、話すことの言語活動を通じて、コミュニケーション能力の素地を養うことを目標としております。昨年度、市内の小学校において、第6学年の全児童を対象としたアンケートを実施いたしました。その結果から、外国語活動学習内容が分かる、よく分かると感じる児童の割合が増加していることが分かりました。さらに、アンケート結果から、外国人と話せるようになりたいという願いを持つ児童が多いことが分かり、日本人の教師より外国人であるALTと話すことで、より自分の思いや考えが伝わったという実感を得ることができております。  また、現場の声として、ALTによる生の正しい英語を聞くことができる効果ですとか、ALT学級担任TT指導をすることによるきめ細やかな指導の効果が挙げられております。 13 ◯佐藤秀行委員 分かりました。ただ、ここに、書くという部分について触れられていないんですけれども、そのことについてはどのようにお考えなのか、お伺いいたします。 14 ◯高橋大介学校管理課上席参事 ただいまの質疑にお答えいたします。  書く能力について触れられていない理由についてでございます。小学校におきましては、今年度より新学習指導要領全面実施となりました。その中で小学校3、4年生において外国語活動が実施されるようになり、小学校5、6年生においては外国語活動外国語科に変わりました。この外国語科において、初めて書くことが取り上げられ、書くことに慣れ親しむ活動が行われることになりました。よって、昨年度におきましては、書くことにつきましては評価の対象ではなかったため記述がないということでございます。 15 ◯佐藤秀行委員 分かりました。  それで、別件で、もう1件お伺いしたいんですけれども、49ページ、(4)各種検診事業についてお伺いをしたいと思います。  受診率向上のために手だては講じていることとは思うんですけれども、この中で精密検査を要する受診者、これが未受診である人たちが意外と多いと感じます。このような人たちに対しての対応についてどうお考えになるのか、再度受診を勧めるようなことはないのか、その点についてお伺いいたします。 16 ◯高橋ひろみ健康推進課長 おはようございます。  ただいまの質疑にお答えいたします。  各種検診の種類によって対応は違っておりますが、基本的な流れを申しますと、精密検査対象者検診団体送迎つき精密検査を受けに行っていただくか、医療機関受診されるか、どちらかの方法で精密検査を受けていただいております。検診団体での精密検査受診されない場合には、医療機関から受診結果の報告を返信してもらうようになっています。医療機関からの返信が来なかった場合には、検診団体において電話あるいは郵便で受診勧奨し、それでも連絡がつかない場合には市のほうに報告が来まして、市の健康推進課の職員が受診確認受診勧奨のための電話連絡をしております。市で受診勧奨電話連絡をしても受診を拒否したり連絡が取れない方がいるために未受診者が出てしまうという現状であります。  病気を早期に発見し、早期治療につなげる貴重な機会を逃してしまうということがないように受診勧奨は繰り返し行っていますが、自分の体のことということで、自分の健康について関心を持ってもらえるように健康意識の改善を図るため、啓発、情報提供などを工夫しながら行っていきたいと思っております。 17 ◯沼倉啓介委員 何点かお尋ねいたします。  まずこの決算の全体的な数字、前年度あるいは前々年度と比較しても相当中身的には良好な決算なのではないかという感じではお見受けをさせていただいておりますが、その中でちょっと気になったところがありますので、白石市の各会計決算附表の中で、9ページの市税収納に関する調というところがあります。この中で、各税目の滞納繰越分収納率が前年よりも下がっている面があるところがちょっと気になります。限られた財源の中でやるという形のものであるためには、収入未済の取扱いがかなり重要視されてくるので、その辺の基本的な考え方、あるいは1年間どのような努力をなさったのか、お聞かせください。 18 ◯大内弘幸税務課長 おはようございます。  ただいまの質疑にお答えいたします。  市税の徴収率はここ数年上昇傾向にあり、令和元年度も平成30年度の1億円を超える不納欠損額の影響もあり、伸び率は県内でトップとなりました。市税の徴収率がここ数年上昇傾向にあるのは、その取組方針の転換にございます。市税等の収納については、従来、督促状の送付や催告状の送付、電話催告納税相談などにより自主納付を促す方向で取り組んでまいりました。しかし、安易な分納等は滞納を増大し、市民の不公平につながる観点から、実態調査財産調査を徹底し、早期の滞納者、少額の滞納者であっても、資産がある者については差押えを実施し、滞納繰越者を増やさない方向へ取組を転換しております。不動産の差押え預貯金差押えは従来から行ってまいりましたが、平成27年度からは給与差押えも実施しております。特に平成30年度より、即効性のある預貯金差押えを強化しており、平成30年度では過去最高の173件、1,300万円ほどを差し押さえております。令和元年度もそれをさらに大きく上回る301件、1,600万円ほどの差押えを実施しております。 19 ◯沼倉啓介委員 そうしたきめ細やかな努力によって収納率のアップが図られているのかなという感じではありますが、加えて、それらのいわゆる帳簿に関する継続性に関して1つお尋ねいたしたいと思います。  例えば、平成30年度市民税個人市民税に関して、昨年度収入未済として現年課税が1,778万4,000円ほど、滞納繰越が6,873万1,000円ほどという形の中で、収納に関する調が前年度はあります。ただ、その収入未済継続性の原則からいくと、それらの収入未済が今期の前期繰越額にならなければいけないという感じで私は思っているんですが、この市民税個人の一つを取ってみても、そこにある滞納繰越分調定額が8,628万9,587円になっています。前年度市民税個人収入未済額合計が8,651万6,193円と、22万6,606円の差異があります。この差異はどのような理由から生じるのでしょうか。お答えください。 20 ◯大内弘幸税務課長 ただいまの質疑にお答えします。  収入未済額が、翌年度滞納繰越金に差異が出ているということなんですけれども、市民税に関しては過年度にわたり所得が変わったりいたしますので、完全には一致しないということでございます。 21 ◯沼倉啓介委員 今おっしゃったのは市民税に限定しての答えでしょうか。ほかにも差異があるのがあるんですが。 22 ◯大内弘幸税務課長 ただいまの質疑にお答えいたします。  国保税とかも当然所得を利用していますので、その影響を受けます。 23 ◯沼倉啓介委員 会計処理継続性の原則をご存じですよね。その今おっしゃった差異というのは、実際問題として実務処理、どのような形で処理するんですか。 24 ◯四竈英夫委員長 暫時休憩いたします。      午前10時29分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午前10時30分開議 25 ◯四竈英夫委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 26 ◯大内弘幸税務課長 ただいまの質疑にお答えします。  先ほども答弁したとおり、住民税は過去によって変わります。例えば扶養控除を過去にわたって取ったり、いろいろ税金というのは過去にわたって修正したりしますので、そのようにすれば当然変わってきます。それで、そのような、合わないような形になってきますので、よろしくお願いします。 27 ◯沼倉啓介委員 その理由は、そんな理由があるんだろうと思いますが、税金ですよ、これ。例えば、決算年度末100万の税金未収がありましたと。その後、修正申告して、実際に翌年度に繰り越すべきものは98万9,000円しかなかったと、修正申告、差額をしたと。そうした場合に、私はさっきから申し上げている継続性の原則というのは、あくまでも一旦閉めたらその未収金の残高は翌期の頭に持ってきて、それを持ってきて、その修正をしたんですよというような記載をしなければ、分かりませんでしょう。公共料金ですよ、税金ですよ。そういうような記載の仕方じゃないと、整合性が取れないじゃないですか。  今おっしゃった国保税市民税がかかるからどうのこうのとおっしゃいましたけれども、軽自動車税も違うんですよ。例えば、30年度軽自動車税未収金は985万8,006円、今年度滞納繰越分の頭が987万906円、これも違いますよね。市民税が絡んでいて差額が出るという形の理由はここで消されるわけですよ。これも修正申告でそういう形の誤差がありましたと。それは、記載するときに市税収納に関する調という形のものにちゃんと分かるような形で記載していないと、税金ですからね。そこら辺はおかしくなるんじゃないですか、1円でも2円でも。違いますか。その辺、答弁してください。 28 ◯四竈英夫委員長 暫時休憩いたします。      午前10時34分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午前10時39分開議 29 ◯四竈英夫委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 30 ◯沼倉啓介委員 分かりました。今の質問、ちょっと離れて、副市長。今、休憩中に私が申し上げた公会計の導入とかで、必ず今度は貸借対照表とか、行政コストの計算書とか、キャッシュフローとか、そういう形の中で、貸借対照表と損益計算書を、一緒のセットでもって出さなくてはいけない部分が出てくるでしょう。そうした場合に、今おっしゃったように、いずれかのときに修正をかけたから合わないんだという形の理由はあるだろうけれども、会計制度というのは事業年度というのがあって、必ずその事業年度末で3月31日、それで地方自治体の場合は出納閉鎖期間という2か月の間に、そういう決算調整をするというような形もありますでしょう。ですから、いずれかの区切りをもって次の翌年度の繰越しという形のもののやり方というのを、少し手法として同一基準というか基準を設けて、いわゆるオープンにした場合でも耐え得るような形の努力というのをしなくちゃいけないんじゃないでしょうか。 31 ◯四竈英夫委員長 沼倉委員、答弁を求めますか。    〔6番沼倉啓介委員「できるんだったらしてください」と呼ぶ〕 32 ◯四竈英夫委員長 暫時休憩いたします。      午前10時41分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午前10時46分開議 33 ◯四竈英夫委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 34 ◯大槻洋一会計管理者 ただいまのご質疑について私のほうからお答えさせていただきます。  新公会計制度の財務諸表の公開でございますが、平成30年度の財務諸表でございますが、これは令和2年8月31日にホームページのほうにアップをしてございます。令和元年度の分につきましては、来年の今頃アップになるかと思います。 35 ◯菊地正昭副市長 今、沼倉委員のほうからご指摘をいただいた件でございますけれども、前年度収入未済額、それから滞納繰越分の差については、必ずしも一致するものではないというようなお話をさせていただいたところでございますけれども、委員ご指摘のことについては、今後検討させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 36 ◯沼倉啓介委員 分かりました。前向きな回答をいただきましたので。ただ、会計管理者に一言、8月何日にアップしているそういう資料があったら、議会の資料として出してください。コンピューター使えない人もいるでしょうから。白石市の議会にはいませんけれども、それはぜひお願いをしたいと思います。  それから次に、年度間の財政調整や大規模な災害などの不測の事態に発生した際の活用が見込まれるとされる積立基金である財政調整基金、過去5年間にわたって調べてみました。平成28年度は25億1,200万円、平成29年度は20億8,100万円、平成30年度は18億6,200万円、そして令和元年度に関しては22億6,057万9,405円という年度の残高が示されて資料が出されているところですが、副市長にお尋ねいたしますが、これらの数字は、例えば標準財政規模の10%から20%の計上が一番理想的なものであるというような形の記載が専門書にもあります。令和元年度のこの金額というのは妥当な数字なのか、それとも出来過ぎの数字なのか、あるいはスタンダードな数字なのか、この辺の見解をお聞かせください。 37 ◯菊地正昭副市長 財調の問題でございますけれども、令和元年度については幸いに戻すことができた、ゼロ、そして4億くらいプラスすることができたという結果になってございますけれども、私が一番心配しているのは来年度の当初予算がこのコロナの影響で、るる前段でもご案内を、お話をさせていただいているところでございますけれども、法人市民税が減るとか、個人の市民税が減るとかという影響、これは多分否めないのかなと思っています。そうすると、今までも財政調整基金を取り崩して今までの市民サービス等を維持するために予算組みをしてきたということになると、明らかに来年の予算を組むのは大変かなと思ってございます。そうすると、財調、今4億増えたという話でございますけれども、ひょっとしたら今までの予算にその4億もプラスして組んでも、足りなくなる事態が生じないかなという不安がございます。  そういう意味では、今18億から22億というような形になってございますけれども、そのくらいのお金を持っていないと予算が組めないのではないかという不安がちょっと私自身はあります。ですから、適正規模はいわゆる10%から20%というお話でございますけれども、そこら辺のところは何とかキープしながら、そして次年度の予算組みに支障を来さないように、市民サービスを低下させないようにという形に考えているところでございます。よろしくお願いいたします。 38 ◯菊地忠久委員 主要施策の成果に関する説明書79ページで、ここには書いていないんですけれども、東北観光復興対策交付金を活用した事業ということで、昨年度、白石城ステイ事業というものを行ったかと思います。これは白石城に宿泊するという事業でございましたけれども、こちらは主に東北運輸局の体験コンテンツ事業として、主たる主催者というか事業を行ったのは国のほうではございますけれども、白石市に宿泊をされて、そこでいろいろな様々な可能性とか問題点を調べるというか、調査するというような事業でございましたけれども、その体験事業受けてどういう調査結果に基づいて、今、今後どのように取り組んでいこうとなっているのか、その辺をお伺いいたします。 39 ◯遠藤輝雄企画情報課長 ただいまの質疑にお答えいたします。  白石城ステイ事業、今、菊地委員がおっしゃったように、東北運輸局との連携事業ということで、昨年の9月24、25日、実際に白石城に泊まった事業で、その後、10月5日、6日、鬼小十郎まつりに合わせた形で、海外の有識者、国内の有識者はじめ海外メディアによるモニターツアー、こちらを一緒に行った事業になります。  事業の概要としましては、今回、木造で復元されたお城に宿泊体験を行うということで、国内で初めての事業というようなことで、新聞、テレビなどマスメディアで数多く取り上げられまして、白石城の宣伝効果は十分あったのかなと考えております。また、お城での宿泊以外にも、うーめんや片倉公にちなんだ地元食材を使用した食事などの食文化体験、あるいは日本舞踊や座禅体験などの伝統文化体験、旅館での温泉体験など、本市の地域資源を活用した体験コンテンツの造成が図られたものと考えております。  今後のことになりますが、事業が実際の宿泊事業を終えまして、将来的に白石城への宿泊体験や文化体験をメインとしたプレミアムな旅行商品として旅行エージェントによるハイクラスな外国人旅行者、こちらを対象とした体験型の旅行商品の造成、販売を実施して、実際の旅行者によるSNS等を通じた、国内だけでなく海外への情報発信によるハイクラスの旅行業者の増加を目指したところではございますが、しかし10月のマスメディアの招致をして、実際の体験事業を行った翌週に、台風の大きな被害があったというようなことと、それと今年になって新型コロナウイルス感染症が拡大しているというようなことで、海外からの観光客誘致が困難、全くできないような状況になっているという現状でございます。今後は、コロナウイルス感染症の終息状況を見据えつつ、慎重に進めてまいりたいとは考えております。  それで、白石城の入館者の変化ということですが、先ほども申し上げましたように、数多くのメディアに取り上げられましたので、お城自体の宣伝効果はかなりあったのかなとは思っておりますが、ただ翌月の10月の台風第19号の影響によりまして、実際のお城の入館者数が激増したという状態では大変残念ながらございませんでした。今後は、お城に泊めるということを前提ではなくて、今回行った体験事業、こちらのコンテンツを磨き上げながら、今後のコロナの終息後を見据えて国内外の観光客の誘客を図っていきたいと考えております。 40 ◯四竈英夫委員長 ここで、換気をするため午前11時10分まで休憩いたします。      午前10時57分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午前11時10分開議 41 ◯四竈英夫委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 42 ◯佐藤龍彦委員 主要施策成果等に関する説明書88ページ、住宅管理事業ということで、公営住宅事業についてお伺いいたします。  市営住宅の管理戸数等、ここ数年変化ないように感じるんですけれども、退去される方は年々増加していると読み取れるんですが、その中で昨年度退去された方が急激に増えて、空き室も増えていると思うんですけれども、その理由についてお伺いいたします。 43 ◯一條武志建設課長 ただいまの質疑にお答えさせていただきます。  市営住宅の空き室なんですけれども、若干年々増加傾向にあるのかなとは思っております。最近も募集をかけておりますけれども、なかなか抽せんまでは至っていないところとか、あとは当選しましても途中で辞退される方という傾向もあるようです。ただ、詳細までは、そこまでは聞き取りはしていませんので把握してございませんけれども、そうした状況が今起きている、あるということでございます。 44 ◯佐藤龍彦委員 募集をかけてもという話もありましたけれども、市営住宅の状況、住民の皆さん、住環境に関して改善だとか、こうしてほしいという要望も含めてですけれども、苦情も含めて、こういった声というものは市のほうに届いているのか、声が寄せられているのか、この点についてお伺いいたします。 45 ◯一條武志建設課長 ただいまの質疑にお答えさせていただきたいと思います。  入居者からの声としては、やはり設備関係とか、あとは住宅内の階段とかの電灯の故障、やっぱり最近多いのは除草とか、そういった声は寄せられております。その都度現場のほうを確認しまして、あとは修繕費とかで対応している状況でございます。 46 ◯佐藤龍彦委員 これは以前も聞いたことがあるんですけれども、その他の市営住宅の修繕の工事費用、どんどん年々これも減少していると思うんですが、その理由について、再度、昨年度も聞いているんですけれども、お聞かせください。 47 ◯一條武志建設課長 お答えさせていただきます。  今回、主要施策成果等に関する説明書のほうに入ってございますその他の市営住宅修繕工事でございますけれども、こちらのほうは工事として発注しておりますポンプの取替え、あと外壁の補修、水槽補修とかの工事請負費として374万6,000円、併せまして継続的に補助として緑が丘住宅等も住戸改善を行っていると。そのほかに、修繕として、先ほどお答えさせていただきました補修関係、こちらのほうも100件ほど行っておりますので、その都度対応させていただいている状況でございます。 48 ◯佐藤龍彦委員 市営住宅の老朽化というのは顕著になってきているのではないかと思うんですけれども、今後どのように維持管理を進めていくお考えなのか、お伺いいたします。 49 ◯一條武志建設課長 お答えさせていただきます。  市営住宅のほうは、現在517戸ございますけれども、そのほかに、この中に政策空き家として退去されたら募集を行わない空き家、住宅はございます。そちらのほうはもちろん修繕等を行わず、いずれ時期を見て解体とかという形にもなるのかなと考えておりますけれども、やはり先ほどもお答えしましたが、入居者の方からの修繕依頼とか、併せて常に募集できるような対応という形で、現状、あと維持管理のほうに重点を置きながら対応していきたいと考えてございます。 50 ◯高橋鈍斎委員 主要施策成果等に関する説明書で15ページです。よろしいですか。白石城関連事業で、歴史探訪ミュージアム。探訪がよく分からないんですが、ミュージアムというのは博物館かなというふうに受け取るんですが、何か最近リニューアルして、私も行って、きれいにはなっているので、これをリニューアルしたときのコンセプトをまずお尋ねしたいと思います。
    51 ◯四竈英夫委員長 暫時休憩いたします。      午前11時19分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午前11時21分開議 52 ◯四竈英夫委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 53 ◯菊地正昭副市長 お城のミュージアムの関係でございますけれども、平成29年に改修関係を行っております。戊辰戦争150年の関係もございましたし、あと宮城野・信夫の関係もございまして、あと今までの展示関係をやっぱり少し変えたいということがあって、その改修に及んだということでございます。よろしくお願いします。 54 ◯高橋鈍斎委員 大変混乱させました。これをなぜお聞きしたかというと、その辺の経緯で、今後、この行事で展示とかは常設だけになるのか、いろんな催しでも使えるのか、そういうのもちょっと確認したかったものですから。 55 ◯菊地正昭副市長 展示関係につきましては、昨日委員からご批判を受けました刀の話もございますけれども、そういう展示がちょこちょことやっぱり変わると、リピーターの方が来たときに、また同じものをやっているねということをなるべく避けたいということもございます。ただ、じゃあそれが毎回毎回、毎月変えられるかというと、それもいろんな関係がございますので難しいかと思いますけれども、固定してずっとそこだけという形ではなくて、これは生涯学習課のほうの学芸員とも相談しながらということもございます。ああいうところでございますので、いわゆる歴史的な関係のものを中心にと考えてございます。 56 ◯高子秀明委員 主要施策成果等に関する説明書75ページ、企業立地推進事業の件でございますが、アの奨励金の交付ということで、工場等の新増設、新規雇用を行った企業に奨励金を交付することにより、産業の振興と雇用の拡大が図られたということで、ア、イ、ウ、エで各企業名、あと交付金額、それぞれの奨励金の額が記載されてございますが、産業振興、それと雇用の拡大をどのように図られたかということをお尋ねしたいと思います。 57 ◯日下忠績企業立地定住促進課長 ただいまの質疑にお答えいたします。  お尋ねの企業立地奨励金につきましては、産業の振興と雇用の拡大を図るためということで、本市の工場などの立地を考えている市外企業や規模拡大を行う既存企業へのサポートを目的として交付しているものでございます。企業立地奨励金につきましては、工場などの新築または増築に要した投下固定資産に対して課された固定資産税及び都市計画税相当額を5年間に限り交付するということで、ご記載のとおり、平成25年9月に事業を開始しました株式会社PALTAC、平成25年10月に事業を開始いたしましたメークス株式会社、平成27年2月事業開始の株式会社TBM、それから平成28年12月に事業開始いたしましたセコム工業物流センターに係る分の立地奨励金を交付いたしております。  立地投資奨励金につきましては、工場などの新増設に伴い取得しました投下固定資産の取得価格の一部を交付するということで、5年の分割交付ということで、令和元年度につきましてはTBM白石工場の新築分、それからセコム工業株式会社の物流センターの新築分ということでございまして、それぞれの事業所の事業開始に際して、この奨励金がきっかけとなりまして新増設をしていただいたということで、併せて雇用の拡大にもつながっているということでございます。 58 ◯高子秀明委員 同じ質疑の繰り返しになってしまうんですけれども、雇用の拡大が図られたということで、どのように図られたのかというお話だったのですが、全く同じような内容だったんですけれども、具体的な数字とかが分かればお示しいただきたいと思います。 59 ◯日下忠績企業立地定住促進課長 ただいまの質疑にお答えいたします。  それぞれの事業所ごとの新規の雇用人数につきましては、大変申し訳ありませんが、今資料を持ち合わせておらないのですが、その立地奨励金の要件といたしまして、そもそも市内在住の新規常用雇用者が、大企業については5人以上、中小企業については3人以上というところが要件になっておりますので、少なくともそれをクリアしていることだけは言えるということでございます。 60 ◯高子秀明委員 今お聞きしました人数、それは、だと思いますというようなことだったんですが、これは確認している話なんでしょうか。そのときに、どのくらい雇用が拡大されたのかというのはやはりチェックはするべきなんだと思うんですけれども、手元に資料がないということは、調べれば人数が出てくるというふうに受け取りますけれども、それで結構なんでしょうか。 61 ◯日下忠績企業立地定住促進課長 ただいまの質疑にお答えいたします。  おっしゃるとおり、きちんとした人数を把握した上で奨励金を交付しておりますので、たまたま資料として持ち合わせていないということだけでございますので、後でお問合せいただければと思います。よろしくお願いいたします。 62 ◯高子秀明委員 後でお問合せいたしますので、よろしくお願いします。  それで、奨励金交付のことですけれども、取りあえず、何言っているんだという話になるんですけれども、私の話で。取りあえずは5年間、この中でどのように推移をしていったとか、やっぱり雇用の拡大というのはすごく大事な話ですので、そこは把握していただいて、できればこの成果等説明書にも何人増えているよというようなことで出していけば、なおさらこれが有意義な奨励金だったんじゃないかということで理解をできるのではないかと思います。  もう一つ、同じページ、75ページのイです。宮城県企業立地セミナーの共同開催ということで記載されていますが、(ア)と(イ)の2回、東京都と名古屋市で開催されていますが、その内容と成果をどのように把握しているのか、あとは会場の状況なんかも分かればご説明願いたいと思います。 63 ◯日下忠績企業立地定住促進課長 お答えいたします。  企業立地セミナーの内容及び成果ということに対してのご質疑だと思いますが、宮城県企業立地セミナーにつきましては、宮城県と県内市町村の実行委員会組織による共同開催の事業でございます。令和元年度につきましては、宮城県、県内33市町村、県土地開発公社で組織され、ご記載のとおり東京と名古屋で各1回開催されました。セミナーでは、初めに企業のトップなどによる講演が行われ、宮城県、参加市町村による投資環境プレゼンテーションで県市町村の特色や魅力を紹介いたしました。そして、その後、情報交換会場にてブースを設け、市長が白石市の企業立地環境をPRするとともに名刺交換を行いまして、後日御礼状を発送し、今後のきっかけづくりなどといたしております。今後もこのセミナーや企業活動などの機会を多く持ち、有益に利用して、企業立地につながるよう活動の展開をしていきたいと考えております。  東京セミナーにつきましては、全体で145社259名のうち白石市のブースを訪問されたのは24社43名、名古屋セミナーにおきましては、全体で158社260名の方の企業に参加いただきましたが、白石市ブースの訪問は25社32名でございました。 64 ◯高子秀明委員 今お示しいただきました東京会場では、白石市のブースに24社、名古屋市では25社ということで、成果があったということなんですけれども、その後は何かつながりを持ってお話が進んでいるところは、あまり言えないところもあるかもしれませんけれども、何社かあるのか。東京都のときと、名古屋市のときと、ございましたらご説明、お示しいただきたいと思います。 65 ◯日下忠績企業立地定住促進課長 ただいまの質疑にお答えします。  個別な固有名詞的なことはお控えさせていただきたいと思いますが、企業立地と併せまして、首都圏のほうで5社、東海圏のほうで3社、市長と会わせていまして企業訪問いたしており、情報収集ですとか、誘致等の情報交換をさせていただいておるということでございます。 66 ◯伊藤勝美委員 主要施策成果等に関する説明書の74ページ、7款1項2目のエ、創業支援事業で、事業の実施内容及び成果で、白石市創業塾ということで開催回数1回、参加者9名ということと、空き店舗等対策事業補助金交付件数1件ということで交付が50万円なされておりますが、実際、この9人の方が参加なさって、このお一人になったということでございますが、どういった形でこのようなことになったというか、その1人になったんですけれど、残りの8人はなぜ逆に受けられなかったとか、そういうことがあるとは思うんですが、その辺お話しいただければと思います。 67 ◯庄司昭利市民経済部長 ただいまの質疑にお答えいたします。  成果等の74ページのエ、創業支援事業として、(ア)白石市創業塾、それから(イ)として空き店舗等対策事業補助金と掲載しておりますけれども、それぞれ対象になっている方については別々の方でございますので、それぞれの事業で実施したということでございます。 68 ◯伊藤勝美委員 それぞれの事業ということでございましたが、それにマッチしなかったという理解でよろしいんですか。逆に、もう少しそれにマッチさせる形で空き店舗をどうにか利用していただくというようなお誘いとか、そういうのはなかったのかどうか、その辺を確認したいと思います。 69 ◯庄司昭利市民経済部長 ただいまの質疑にお答えいたします。  創業塾に関しましては、日本政策金融公庫仙台支店とか宮城県信用保証協会と共催しまして、市内金融機関及び白石商工会議所の後援として協力をいただきながら、創業に関する事業のセミナーを行ったというものでございまして、それから空き店舗等対策事業補助金につきましては、実際に市内で空き店舗になっているものがありますので、そういったものを活用いただいた方に対して補助金を出す事業だということで、それぞれ創業なさる方に対して空き店舗を紹介してこの補助金を活用していただくというようなところまでの事業ではないということで、ご理解いただければと思います。 70 ◯伊藤勝美委員 今、ご説明いただきましたが、確かにそうだと思うんですけれども、確かに政策金融公庫というか、そちらのほうでやっていますけれども、これはかなり自治体のほうでも積極的にやっているのは、はっきり言って、今お話があったように、促進というか創業のほうでの支援という形で取ったと思うんですけれども、かなり自治体によっては本当にその辺に、自治体のほうで積極的にいろんなメニューといいますか、こういうのがあります、そういうのがありますという形でご説明してやっているところもあるので、私はそういう思いでもって、どういうふうにやっているのかと思っただけなんです。  ですから、確かにこの支援という形で、政策金融公庫のほうが絡むとは思うんですけれども、その辺も自治体のほうでも後押しするなりしてやっていただければ、もっと違った形になったのではないかと。実際、私はこの9人のうちの、名前は言いませんが、お一人を知っています。そういう形で、何か残念だったということで、今は実際、利府町のほうで創業なさっている方がおったものですから、ちょっと聞いただけの話です。まず、分かりました。ですから、そういうことをしていただければよかったのかなということの話でした。  あと、次にもう一つ、その下の同じページのオに行きます。白石市中小企業融資制度でございますが、今回のコロナ禍によって、これは昨年度の報告ですけれども、かなり支払いのほうも窮しているというお話を聞いていますが、支払いの滞りですとか、今実際に調査しているのかどうか。その辺、借入先の各金融機関によっても違うと思うんですが、実際今のところどのような認識でおられるのか、それだけちょっと確認したいと思います。 71 ◯庄司昭利市民経済部長 ただいまの質疑にお答えいたします。  白石市中小企業融資制度に関しまして、運転資金等をご利用いただいている方々が、現在の新型コロナウイルス感染症拡大の影響等により、事業が思わしくないというようなことになっている業態の方が多数いらっしゃるということは承知しております。その中でも、実際に資金繰りが難しいというような方々につきましては、金融機関とご相談しながら、期間を延ばしてというようなことでのご相談があることも事実でございます。件数については、あるということで、具体的な数字はここでは控えさせていただきたいと思いますけれども、そういったご相談もあるということもありますので、そういった経済状況であるということは市としても把握しているところでございます。 72 ◯伊藤勝美委員 今、その辺は把握しているということでございましたので、実際、持続化給付金のいろいろとありました。ただ、実際私も聞くところによると、本当に市内の業者、このお借りした方も大変なんだということもありますので、金融機関等を通じて、ぜひとも相談等に乗っていただきたいと思います。  それから、同じく成果等の45ページです。45ページの3款3項(19)の生活保護事業ということで、ここに文言云々書いてありますけれども、職種のミスマッチと不安定な雇用情勢により自立に至らないケースも増えていると。さらには、個々のケースが必要とする援助も複雑多様化し、援助困難なケースも年々増加傾向にあるということでございますが、さらにこの個々のケースというのは、どのようなことでもってこういう表現を使っているのか、その辺のことをお尋ねしたいと思います。 73 ◯後藤滝雄保健福祉部長 ただいまの伊藤委員の質疑にお答えいたします。  援助困難ケースでございますが、扶養者や援助者がいないケースが増加しておったり、医療機関への入院や福祉施設への入所、死亡時の対応など、ケースワーカーが直接介入しなければならない場面が増えているというようなことなどのケースも増加しておって、複雑な事情がいろいろ出ているということでございます。 74 ◯伊藤勝美委員 そういうケースのことを言っているんだということでございました。実際、確かにもうこうやってコロナ禍でもって生活保護の方々も、これは別に白石市だけではないと思うんですけれども、全国的に増えているということでございますので、担当の方々も大変かとは思うんですが、ここにも出ている文言で成果等にも書いてあるとおり増加傾向にあるということでございますので、その辺はしっかりと相談に乗ってやっていただきたいと思います。  ただ、その窓口の方も本当に大変だなと、私も実感して分かっておりますので、窓口のそういった体制についてはどのようになっているのか、その辺のことを確認したいと思います。 75 ◯後藤滝雄保健福祉部長 お答えいたします。  直接担当になる窓口のケースワーカーの資質向上を図るため、ケースワーカーを各種研修会等へ積極的に参加させるなどの対応を行っていき、引き続き本制度の適切な実施と運営に努めてまいりたいと考えております。 76 ◯澁谷政義委員 主要施策成果等に関する説明書の11ページ、東京オリンピック・パラリンピック推進事業の中で成果について、後半に、交流を通じて次世代を担う国際感覚豊かな人材の育成へつなげることができたとありますけれども、これは大変すばらしい成果だと思うんですけれども、本来であればこの質疑は本会議でやろうかなと思って大変反省しておりますが、できれば副市長のほうにお答え願いたいと思いますけれども、大変ベラルーシの国内事情が不安定ということで報道されております。本市として、今後の付き合い方とか方向性があれば、一言お願いしたいと思います。 77 ◯菊地正昭副市長 ベラルーシの関係でございますけれども、一般質問のほうにも出ておるようでございますけれども、今委員がおっしゃったように、ベラルーシの国内情勢をテレビ、マスコミ等で拝見していると大変な状況になっているということでございます。  ただ、ここに書いておりますように、ベラルーシの新体操の方々に来ていただいて、例えばキューブの新体操チームとか、柴田町もそうでしょうけれども、そういう方々との交流がやっぱり子供たちの国際感覚を育てるところに役立ってきているというのは確かなことだと思っております。そしてまた、一昨日、来年のオリンピックは必ずやるというような報道がIOC副会長のほうから出たというような話も聞いておりますので、これからの変化もあるんだろうと思いますけれども、今までその交流をやってきたということは、やっぱり今までの財産であると思いますので、それをできれば継続していきたいと思ってございます。よろしくお願いします。 78 ◯四竈英夫委員長 この際、午前の質疑をこの程度にとどめ、午後1時まで休憩いたします。      午前11時50分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午後 1時00分開議 79 ◯四竈英夫委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  午前中、古山総務部長より説明があった令和元年度決算に係る主要施策成果等に関する説明書正誤表をお配りしておりますので、ご報告申し上げます。  それでは、午前に引き続き一般会計質疑を行います。質疑ありませんか。 80 ◯佐藤龍彦委員 主要施策成果等に関する説明書91ページ、学力向上プロジェクト事業についてお伺いいたします。  イの教員研修会の実施ということで、外部の講師を招聘したと書いてあるんですけれども、この中身についてもう少し詳しくお聞きしたいということと、学力向上のための共通理解を図ることができたということだったので、その成果についてもう少し詳しくお願いいたします。 81 ◯高橋大介学校管理課上席参事 ただいまの質疑にお答えいたします。  イの教員研修会の実施につきましては、7月のhyper-QUを活用した学級づくり研修会、こちらにつきましてはhyper-QUを開発した早稲田大学の河村先生を講師としてお呼びし、この結果の具体的な活用の仕方についての研修会を市内の教員を対象に行いました。  9月の国語科における読解力向上研修会、こちらにつきましては、今年度から本市の教育アドバイザーをお願いしております椿原先生をお招きし、白石第一小学校で実際に子供に出前授業をしていただき、その後講習会を行って、読解力向上の具体的な指導についての講演をしていただきました。  最後に、2月、白石市学力・学習状況調査の結果活用に関する研修会。こちらは、文部科学省の大根田さんをお招きし、この方も今年度から教育アドバイザーをお願いしている方でございますが、このさいたま市と共同実施しております学力調査の結果の活用について、具体的な事例などを交えた研修会等を行っていただいております。  共通理解についてというお尋ねでございますが、本市学力向上のPDCAサイクルをまず確立することを昨年度の大きな目的としておりましたが、学力調査の結果をどのように活用して授業改善に生かしていくのかといった点について、職員等と共通理解を図ってまいりました。 82 ◯佐藤龍彦委員 分かりました。  ウのところにあります実力テスト実施に対する補助ということなんですけれども、これは中学校3年生は5回実施されているんですが、保護者でも生徒でもいいんですけれども、その負担になっているというような声というのはなかったのかどうか、この点だけお伺いします。 83 ◯高橋大介学校管理課上席参事 ただいまの質疑にお答えいたします。  中学校で実施しております校内実力テストに関しましては、これまでも受験に向けて子供たち一人一人の実力をはかるものとしまして、ずっと各学校で行われていたものでございます。保護者の方への理解を一定程度していただいているものですので、今回このことについて負担があるなしについてのご意見等は、特に報告は受けておりません。 84 ◯四竈英夫委員長 ほかに質疑ございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 85 ◯四竈英夫委員長 質疑がないようですので、次に、国民健康保険特別会計の質疑に入ります。質疑ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 86 ◯四竈英夫委員長 質疑がないようですので、次に、介護保険特別会計の質疑に入ります。質疑ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 87 ◯四竈英夫委員長 質疑がないようですので、次に、後期高齢者医療特別会計の質疑に入ります。質疑ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 88 ◯四竈英夫委員長 質疑なしと認めます。よって、一般会計及び3特別会計の質疑を終わります。  次に、第72号議案、水道事業会計の質疑に入ります。質疑ありませんか。 89 ◯角張一郎委員 それでは、決算書の20ページ、総係費の中の委託料が昨年よりも5,000万円ほど増えております。これについては、業務委託をしている関係なのかなということで思っておりますけれども、その業務委託をしたことによって、業務量とか業務の内容等に何らかの改善があったかと思いますけれども、その辺についてお伺いいたします。 90 ◯安藤信行上下水道事業所長 ただいまの質疑にお答えいたします。  今回、民間委託により委託費などの費用は増加してございます。今後の上下水道事業について、特に重要な業務に職員を充てることができるようになりました。一つには、事業経営及び今後の計画に当たる経営係を創設し、職員を集中的に充てることができるようになりました。これからますます厳しくなる事業環境の中で、持続可能な事業経営をするためにも、最も重要であると考えております。  また、施設改善による効率化を進めることができるようになりました。配水池やポンプ施設などの改築は、将来を見据えてより効果的な施設としなければなりませんが、技術的にも難しい判断が必要となります。その検討に経験と技術のある職員を充てることができるようにはなりました。  例を挙げますと、令和元年度配水池を全体で3か所廃止することができました。これには、配水池を廃止するにしても、配水管の切替えや調整など現場での作業というのが特に多くなります。そこに水道経験のある職員がいなければそれを進めることができないわけです。また、水道でいえば老朽管の更新事業など、建設改良工事を令和元年度は約5億円、あと下水道事業のほうに及べば雨水事業のほうが約2億円ほど、その工事の発注、監督などにも当たることができました。また、自己水源をさらに活用できるように、施設の調整などを平成30年度から進めておりますが、結果的に広域水道の受水量を50万トンぐらい下げて、自己水源を40万トンぐらい増やすような、そういった作業に当たることもできました。 91 ◯四竈英夫委員長 ほかに質疑ございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 92 ◯四竈英夫委員長 質疑がないようですので、次に、下水道事業会計の質疑に入ります。質疑ありませんか。 93 ◯大森貴之委員 公営企業会計決算の審査意見書のほうです。意見書の39ページになります。業務実績の項目になりますけれども、下水道のほうの水洗化率ですけれども、前年度に比べますとマイナス4.55ポイントと大きく下がっているように思えます。その要因についてお伺いしたいと思います。 94 ◯安藤信行上下水道事業所長 ただいまの大森委員の質疑にお答えいたします。  決算審査意見書のほうにある数字のほかに、下水道事業会計の決算書の12ページをお開きいただいてよろしいでしょうか。12ページの下段、下のほうに、(イ)と(ロ)がありますが、(ロ)の経営指標の中に公共下水道事業と農業集落排水事業と2つに分かれております。それぞれ水洗化率がございますが、大きく減少しているのは公共下水道の水洗化率が5.11%ほど減少しています。これなんですが、水洗化率を算出するための方法というか、取り扱う人口の捉え方を今回変えております。昨年度までは、年度内に水道の申込み、開始、中止とかの届出があった世帯の人口を算出して、それまでの水洗化人口からの増減をして水洗化人口を算出していたわけなんですが、ご覧のとおり9割を超える水洗化率で、逆に水洗化されていない世帯のほうが少ないのではないかというところで、処理区域内の人口はあくまでもその処理区域の字とか、自治会ごとに、行政区ごとに調べることが可能なので、分母としては数字ははっきり押さえられます。今回やっている水洗化率は、あくまでも未接続のお宅を抽出して、まだ接続されていない人を逆に抽出して、処理区域内の人口から差し引いた分で水洗化率を算出したというところで、結局本来接続されていなくてはいけない処理区内人口に対して、今回接続されていない人、もう既に接続されている人を9割調べるのではなくて、接続されていない世帯を逆に人口を調べて、それを差し引いた形で今回算出したので、昨年度よりは逆に言えば精度が高いのかなというところで、今回5ポイントほど下がっていますが、精度的には高いというところで、91.32%と算出しているものでございます。 95 ◯四竈英夫委員長 ほかに質疑ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 96 ◯四竈英夫委員長 質疑なしと認めます。よって、水道事業会計及び下水道事業会計の質疑を終わります。  以上で、第71号議案及び第72号議案質疑を終わります。  この際、暫時休憩いたします。      午後1時14分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午後1時15分開議 97 ◯四竈英夫委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  採決に入ります。ただいま議題となっております2議案については、これを認定することにご異議ありませんか。    〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕
    98 ◯四竈英夫委員長 暫時休憩いたします。      午後1時15分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午後1時16分開議 99 ◯四竈英夫委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま議題となっております第71号議案及び第72号議案についてはご異議がありますので、これを分離して起立により採決いたします。  最初に、第71号議案について採決いたします。  本案を認定することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 100 ◯四竈英夫委員長 起立少数であります。よって、第71号議案は、これを不認定とすることに決定いたしました。  次に、第72号議案について採決いたします。  本案を認定することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 101 ◯四竈英夫委員長 起立多数であります。よって、第72号議案は、これを認定することに決定いたしました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 102 ◯四竈英夫委員長 お諮りいたします。決算審査特別委員会において議決されました各議案の条項、字句、数字、その他整理を要するものについては、その整理を会議規則第107条の規定に基づき委員長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 103 ◯四竈英夫委員長 ご異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字、その他整理を要するものについては、委員長に委任することに決定しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 104 ◯四竈英夫委員長 以上をもって、本特別委員会に付託された案件の審査は全て終了いたしました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 105 ◯四竈英夫委員長 この際、お諮りいたします。本特別委員会の審査経過と結果につきましては、来る18日の本会議において報告いたしますが、その報告書の作成につきましては委員長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 106 ◯四竈英夫委員長 ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。  委員の皆様には、終始熱心にご審議をいただき、予定どおり付託案件の審査を終了いたしましたことに対し、深く敬意と感謝を申し上げます。  また、理事者各位におかれましても、委員会の円滑な運営にご協力をいただき、厚く御礼を申し上げます。  これをもって本特別委員会を閉会いたします。  大変ご苦労さまでした。      午後1時20分閉会  白石市議会委員会条例第30条の規定によりここに署名する  決算審査特別委員長  四 竈 英 夫 Copyright © Shiroishi City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...