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令和2年第443回定例会(第1号) 名簿 開催日:2020-09-03
令和2年第443回定例会(第1号) 本文 開催日:2020-09-03

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  1. 白石市議会 2020-09-03
    令和2年第443回定例会(第1号) 本文 開催日:2020-09-03


    取得元: 白石市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-11
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1      午前10時開会 ◯小川正人議長 おはようございます。  ただいまから第443回白石市議会定例会を開会いたします。  なお、本定例会においては、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として、会議規則第151条の規定に基づき、議員及び理事者マスク着用を認めております。  また、会議中は、1時間を目安として休憩を入れ、換気をいたしますので、ご了承願います。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  諸般の報告 2 ◯小川正人議長 この際、諸般の報告をいたします。  地方自治法第121条の規定により、本定例会市長ほか関係者の出席を求めております。  次に、市議会に係る会議についてご報告いたします。  これまで、令和2年第2回宮城県後期高齢者医療広域連合議会定例会、令和2年白石市外二町組合議会臨時会が開催されました。  この会議の概要については、お手元にお配りしておりますので、ご覧いただきたいと思います。  次に、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条第1項の規定により、教育委員会から教育に関する事務の点検・評価報告書、また、令和元年度公益財団法人白石文化体育振興財団事業報告書が提出されております。  その内容は、お手元にお配りしておりますので、ご覧いただきたいと思います。  以上で諸般の報告を終わります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  市行政報告 3 ◯小川正人議長 この際、市長から市の行政について報告したい旨の申出がありますので、これを許します。山田市長。    〔山田裕一市長登壇〕 4 ◯山田裕一市長 おはようございます。
     第443回白石市議会定例会に当たり、「東京電力への損害賠償請求」について、「福岡深谷字青木地区事業用地売却」について行政報告いたします。  初めに、東京電力福島第一原子力発電所事故に係る放射能対策を実施するに当たり、本市が被った平成23年度から平成30年度分までの損害について、支出が確認された経費5億495万281円及びこれに係る遅延損害金を、東京電力ホールディングス株式会社に対し損害賠償請求をしておりましたが、新たに支出が確認された令和元年度分損害額3,410万1,897円及びこれに係る遅延損害金を令和2年8月26日付で請求しております。  このたび、そのうちの一部である平成29年度分154万506円について合意に至り、入金されたことから、本9月補正予算に計上したところです。  今後も、和解仲介申立てにおける和解の中で対象外とされた放射能対策室専従職員の給与を含め、まだ合意に至っていない請求額2億9,131万7,428円及び遅延損害金について、引き続き粘り強く請求してまいります。  次に、白石市福岡深谷字青木地区事業用地については、平成31年4月に造成工事が完了し、令和2年2月5日に岩手県花巻市に本社がある岩手雪運株式会社売買契約を締結、令和2年6月30日に所有権移転登記が完了しましたので、ご報告申し上げます。  今後、岩手雪運株式会社において、冷蔵・冷凍設備等を備えた倉庫と事務所を配置した2階建ての物流センターの建設を計画しており、年内に建築確認許可、年明けに着工、同年秋頃に完成予定であり、従業員は三十数名程度の規模になると伺っております。  今後とも、議員各位のご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げます。  以上で行政報告を終わります。 5 ◯小川正人議長 以上で市長行政報告は終わりました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午前10時05分開議 6 ◯小川正人議長 ただいまから本日の会議を開きます。  現在における出席議員数は18名でありますので、定足数に達しております。  本日の会議は、お配りいたしました議事日程第1号をもって進めます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第1 会議録署名議員の指名 7 ◯小川正人議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第86条の規定により、議長において、9番平間知一議員、11番佐久間儀郎議員を指名いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第2 会期の決定 8 ◯小川正人議長 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から9月18日までの16日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 9 ◯小川正人議長 ご異議なしと認めます。よって、会期は本日から9月18日までの16日間と決定いたしました。  なお、会期中の会議は、お配りしております予定表によって進めますので、ご了承願います。                第443回白石市議会定例会予定表                            令和2年9月3日~9月18日(16日間) ┌───────┬─┬─────┬─────────────────────────┬───────┐ │ 月 日(時)│曜│ 区 分 │     摘              要    │  付 記  │ ├───────┼─┼─────┼─────────────────────────┼───────┤ │ 9/3   │木│ 会議 │開   会                    │       │ │ (10:00) │ │ネット中継│諸般報告議長)                │       │ │       │ │     │市行政報告市長)                │       │ │       │ │     │会期の決定                    │       │ │       │ │     │第69号議案・第70号議案(人事)        │       │ │       │ │     │               説明質疑表決  │       │ │       │ │     │第71号議案・第72号議案決算)        │       │ │       │ │     │              説明監査意見開陳  │(付託協議) │ │       │ │     │第73号議案~第79号議案(7件)     説明 │常任委員会 │ │       │ │     │       【議案質疑通告締め切り(午後5時)】│議会運営委員会│ ├───────┼─┼─────┼─────────────────────────┼───────┤ │ 9/4   │金│ 休 会 │                         │       │ ├───────┼─┼─────┼─────────────────────────┼───────┤ │ 9/5   │土│ 休 会 │                         │       │ ├───────┼─┼─────┼─────────────────────────┼───────┤ │ 9/6   │日│ 休 会 │                         │       │ ├───────┼─┼─────┼─────────────────────────┼───────┤ │ 9/7   │月│ 会議 │第71号議案・第72号議案決算)        │       │ │ (10:00) │ │ネット中継│       質疑決算審査特別委員会設置付託 │       │ ├───────┼─┼─────┼─────────────────────────┼───────┤ │ 9/8   │火│ 会議 │第73号議案・第74号議案(2件)        │       │ │ (10:00) │ │ネット中継│        質疑委員会付託省略、討論、表決 │       │ │       │ │     │       又は質疑委員会付託        │       │ │       │ │     │第75号議案~第79号議案(5件)        │       │ │       │ │     │      質疑予算審査特別委員会設置付託  │       │ │       │ │     │       【一般質問通告締め切り(午後3時)】│       │ ├───────┼─┼─────┼─────────────────────────┼───────┤ │ 9/9   │水│ 休 会 │決算審査特別委員会審査              │議会運営委員会│ │       │ │ネット中継│                         │(12:30)  │ ├───────┼─┼─────┼─────────────────────────┼───────┤ │ 9/10  │木│ 休 会 │決算審査特別委員会審査              │       │ │       │ │ネット中継│                         │       │ ├───────┼─┼─────┼─────────────────────────┼───────┤ │ 9/11  │金│ 休 会 │予算審査特別委員会審査              │       │ │       │ │ネット中継│                         │       │ ├───────┼─┼─────┼─────────────────────────┼───────┤ │ 9/12  │土│ 休 会 │                         │       │ ├───────┼─┼─────┼─────────────────────────┼───────┤ │ 9/13  │日│ 休 会 │                         │       │ ├───────┼─┼─────┼─────────────────────────┼───────┤ │ 9/14  │月│ 休 会 │予算審査特別委員会審査              │       │ │       │ │ネット中継│常任委員会審査                  │       │ ├───────┼─┼─────┼─────────────────────────┼───────┤ │ 9/15  │火│ 休 会 │常任委員会審査                  │       │ ├───────┼─┼─────┼─────────────────────────┼───────┤ │ 9/16  │水│ 会議 │市政に対する一般質問               │       │ │ (10:00) │ │ネット中継│                         │       │ ├───────┼─┼─────┼─────────────────────────┼───────┤ │ 9/17  │木│ 会議 │市政に対する一般質問               │       │ │ (10:00) │ │ネット中継│           【討論通告締め切り(正午)】│       │ ├───────┼─┼─────┼─────────────────────────┼───────┤ │ 9/18  │金│ 会議 │第71号議案・第72号議案決算)        │       │ │ (10:00) │ │ネット中継│          委員長報告質疑、討論、表決 │       │ │       │ │     │第75号議案~第79号議案(5件)        │       │ │       │ │     │         委員長報告質疑、討論、表決  │       │ │       │ │     │議提第7号・第8号(2件)            │       │ │       │ │     │            説明質疑、討論、表決  │       │ │       │ │     │議員派遣の件                   │       │ │       │ │     │閉   会                    │       │ └───────┴─┴─────┴─────────────────────────┴───────┘ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第3 第69号議案 10 ◯小川正人議長 日程第3、第69号議案教育委員会委員の任命についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。山田市長。    〔山田裕一市長登壇〕 11 ◯山田裕一市長 第69号議案は、教育委員会委員の任命についての案件でございます。  現教育委員小室秀一さんは、令和2年9月30日をもって任期満了となりますが、小室さんは、人格高潔にして、教育及び文化等に関する識見も高く、教育委員として最適任と存じますので、引き続き再任いたしたく、提案いたした次第でございます。  何とぞご賛同賜りますようお願い申し上げます。 12 ◯小川正人議長 以上で提案理由の説明は終わりました。
     これより質疑に入ります。質疑ありませんか。6番沼倉啓介議員。 13 ◯6番(沼倉啓介議員) 白石第一幼稚園、第二幼稚園休園に関して、________________凍結という形で、_____もろもろ総合教育会議を経て__________、何度かの委員会会議がなされていると思うんですが、今、教育委員候補として提案されている小室秀一先生は、この何度かの教育委員会定例会において、この第一幼稚園、第二幼稚園の件に関してどのようなご意見を述べられたのか、かいつまんでお聞かせください。 14 ◯小川正人議長 半沢教育長。    〔半沢芳典教育長登壇〕 15 ◯半沢芳典教育長 おはようございます。  私のほうからお答えをさせていただきます。  今日の午後、全員協議会の開催をお願いしているところでございますが、その際、詳細は申し上げますけれども、昨年12月の採択を受けまして、教育委員会としては、新たに議論を進めていくということで、議決案件ということで取り組んできたところでございます。今議員ご指摘のとおり、総合教育会議を3回開催いたしまして、その後、4月から議論を重ねてきたということでございます。  今ご指摘の議員の発言の要旨というのは、私も今ちょっとここに記録ありませんので、詳しくは申し上げられませんけれども、教育委員会が提案をいたしました議案、内容について、令和3年3月31日をもって第一幼稚園を休園するという案について、賛成の意見をいただいたと認識をしております。 16 ◯小川正人議長 6番沼倉啓介議員。 17 ◯6番(沼倉啓介議員) その際に、前の厚生文教常任委員会あるいは総合教育会議もろもろ課題が出されたと思うんですが、その第一幼稚園休園に至るいろいろな問題点が出されましたよね。その問題点はクリアして、その後の採決でそういう形で第一幼稚園休園という運びになったのでしょうか。まずそれを1つ。  それから、そのときにこの小室秀一先生がどのような関わりを持ったのか。提案ですね。その辺ももう一度お願いします。 18 ◯小川正人議長 沼倉議員、その質問は、人事案件の人選に対しては関係ないんじゃないでしょうか。    〔6番沼倉啓介議員「今、休憩中ですか」と呼ぶ〕  いえ、議長の判断で、そのあなたの質疑に対して、この案件の質疑とは認められないという考えを今示しております。休憩ではございません。    〔6番沼倉啓介議員小室秀一先生の」と呼ぶ〕   挙手をもって発言をしてください。   暫時休憩いたします。      午前10時11分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午前10時12分開議 19 ◯小川正人議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  半沢教育長。    〔半沢芳典教育長登壇〕 20 ◯半沢芳典教育長 私のほうからお答えをいたします。  総合教育会議は、本市の幼児教育がどうあったらいいのかということについて、各代表のそれぞれの方から意見の開陳をいただいたわけですけれども、その中で話題になりましたのは、一つは安全対策の問題、それから避難経路の問題、それから今後の幼児教育の充実、それから保護者に対するサービスという観点でいろんなご意見をいただき、その後、教育委員会定例会において複数回、この問題を協議をしてきたというふうに認識をしております。  今ご指摘のように、その辺をクリアかどうかということについては、ご判断は様々だとは思いますけれども、教育委員会としては、各委員からそれぞれの委員としての立場でのご意見をいただいて、それで優先するべき問題は、やはり急激な少子化が本市の中にあっても、やはり保護者のニーズを重視していかなければならないのではないかというふうに話がまとまり、今日も新聞で報道されているとおり、昨日の教育委員会定例会において、全会一致で議決をされたということでご理解賜りたいと思います。  なお、詳細につきましては、本日午後の全員協議会において、私のほうからご説明をしたいと、そのように考えております。 21 ◯小川正人議長 ほかに質疑ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 22 ◯小川正人議長 質疑なしと認めます。よって、質疑を終わります。  お諮りいたします。ただいま議題となっております本案につきましては、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略し、採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 23 ◯小川正人議長 ご異議なしと認めます。よって、本案については委員会付託を省略することに決定いたしました。  採決に入ります。ただいま議題となっております本案については、これに同意することにご異議ありませんか。    〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 24 ◯小川正人議長 ただいま議題となっております第69号議案については、ご異議がありますので、起立により採決いたします。本案について、これに同意することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 25 ◯小川正人議長 起立多数であります。よって、第69号議案については、これに同意することに決定いたしました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第4 第70号議案 26 ◯小川正人議長 日程第4、第70号議案・人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。山田市長。    〔山田裕一市長登壇〕 27 ◯山田裕一市長 第70号議案は、人権擁護委員候補者の推薦について意見を求める案件でございます。  ご承知のとおり、人権擁護委員は法務大臣から委嘱を受けて、人権思想の普及、人権侵犯事件の調査及び報告等に当たる使命を有しております。  本案は、現在委嘱されております9名の委員のうち、2名が令和2年12月31日をもって任期満了となりますことから、提案いたすものでございます。  このたび推薦しようとする佐藤裕美子さんは再任であり、また、樋渡佐智子さんは、伊藤一徳さんに代わっての推薦であります。お二人とも人格識見が高く、広く社会の実情に通じており、人権擁護委員として最適任と存じますので、何とぞご賛同賜りますようお願い申し上げます。 28 ◯小川正人議長 以上で提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 29 ◯小川正人議長 質疑なしと認めます。よって、質疑を終わります。  お諮りいたします。ただいま議題となっております本案につきましては、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略し、採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 30 ◯小川正人議長 ご異議なしと認めます。よって、本案については、委員会付託を省略することに決定いたしました。  採決に入ります。ただいま議題となっております本案については、これに同意することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 31 ◯小川正人議長 ご異議なしと認めます。よって、第70号議案については、これに同意することに決定いたしました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第5 第71号議案・第72号議案 32 ◯小川正人議長 日程第5、第71号議案・令和元年度白石市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について及び第72号議案・令和元年度白石市水道事業会計及び下水道事業会計決算の認定についての2議案を一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。山田市長。    〔山田裕一市長登壇〕 33 ◯山田裕一市長 第71号議案は、令和元年度白石市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定についての案件でございます。  本件につきましては、8月26日付で監査委員から決算審査意見書が提出されましたので、地方自治法第233条第3項の規定により、監査委員の意見を付し、議会の認定を求めるものでございます。  令和元年度は、本市の目指すべき姿を描いた「第五次白石市総合計画」の9年目の年であり、引き続き、「人・暮らし・環境が活きる交流拠点都市づくり」を戦略テーマとして、白石市を「住みたいまち」「住み続けたいまち」とし、「市民の笑顔あふれる白石」の実現を目指し、総合計画に掲げた施策を実施してまいりました。  また、東日本大震災から8年が経過しましたが、国や宮城県の復興計画は令和2年度まで継続しており、子育て支援・多世代交流複合施設「こじゅうろうキッズランド」においては、国や県と連携しながら被災者支援総合交付金事業を活用し、イベントの開催を行いました。  放射能対策では、市内の各家庭から排出された焼却灰を、放射能濃度が基準値の1キログラム当たり8,000ベクレル以下であることを確認して、引き続き安全に収集、運搬、処分し、市民の安全・安心の確保に努め、また、5月からは市内の農家に保管されている放射性物質に汚染された堆肥も、仙南クリーンセンターにおいて本焼却を実施いたしました。今後も、一刻も早い処分に向けて、さらなる農林業系廃棄物の処理加速化を図り、保管農家の負担解消に努めてまいります。  東京電力ホールディングス株式会社への損害賠償請求については、令和元年8月に平成30年度分損害賠償請求を行いました。さらに、原子力損害賠償紛争解決センターに和解を申し立てていた平成26年度、27年度分東京電力がこれまで賠償に応じていない損害及び平成23年度から25年度分の専従職員人件費について、その和解案が示され、専従職員の給与分は対象外とされたものの、本市の主張がほぼ認められたことから、早期に賠償の実現を図り問題解決に向けて前進するため、和解に至っております。今後も、東京電力との協議を継続し、粘り強く補償を求めてまいります。  また、市の最上位計画である「第五次白石市総合計画」を着実に推進するとともに、白石版地方創生総合戦略「白石市まち・ひと・しごと創生『人口ビジョン』及び『総合戦略』」に基づき、人口減少の抑制による「消滅可能性都市」からの脱却を目標として、「教育環境の整備」「移住・定住の促進」「雇用の創出」などの分野で独自性を持った施策を多面的に実施いたしました。  国や県、金融機関などの関係機関と密接に連携しながら、国の地方創生交付金なども積極的に活用し、民間事業者と協力して福岡長袋地区に整備を進めてまいりました農商工連携を核とした賑わい交流拠点「しろいしSunPark」においては、平成30年度にオープンした6次産業化加工施設「みのりFactory」及び子育て支援・多世代交流複合施設「こじゅうろうキッズランド」に次いで、賑わい交流拠点の中心施設となる農産物等販売施設「おもしろいし市場」が新たにオープンするなど、地域産業の活性化や交流人口の拡大、子育て支援などに向けた地方創生の核となる事業を市民とともに積極的に推進いたしました。  令和元年度の経済動向は、雇用・所得環境の改善により、内需を中心に穏やかに回復し、10月に実施された消費税率の引上げに当たっては、経済の回復基調に影響を及ぼさないといった観点から、軽減税率制度や臨時・特別の措置など各種の対応策が実施されました。しかし、消費税増税の影響に新型コロナウイルス感染症の影響が加わり、国内消費が広く抑制されるなど、景気下押し効果が強まる傾向にあり、本市においても、高齢化の進行などに伴い、扶助費をはじめとした義務的経費が増加を続けるなど、予断を許さない厳しい状況下の年となりました。  こうした中においても、持続可能な効率的で質の高い行政サービスの実現を目指すため、「白石市行財政改革推進計画(集中改革プラン)〔第四次改訂版〕」に基づき、「市民サービスの維持向上と地方創生総合戦略の着実な施策の実行」を基本理念に、計画的な行財政改革の実施による効率的で質の高い行政運営と健全財政の維持を図るとともに、積極的な行財政改革に取り組んでまいりました。  一方、令和元年度は、宮城県や観光関連機関・団体との連携により、「サザエさん」や、みやぎ応援ポケモン「ラプラス」をキャンペーンキャラクターとした通年型の観光キャンペーンを実施してまいりました。  また、インバウンド推進事業といたしましては、「蔵王」をキーワードとして山形市や上山市、蔵王町、川崎町、七ヶ宿町との3市3町連携により台湾やタイにおいてプロモーションを行うとともに、訪日外国人観光客の受入れ体制の整備として白石城での甲冑試着体験を行い、歴史関連観光資源を活用し白石の魅力を発信いたしました。  さらに、白石市民春まつり、全日本こけしコンクール、鬼小十郎まつり、しろいし蔵王高原マラソン大会、農業祭などを開催し、交流人口の拡大に努めてまいりました。  これらの事業遂行結果について、決算認定をお願いできるに至りましたことは、市民及び議員各位の行政全般に対する深いご理解と格別なるご協力のたまものと、心から感謝申し上げる次第であります。  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。  以下、本決算の概要につきましては会計管理者より説明をいたさせます。 34 ◯小川正人議長 大槻会計管理者。    〔大槻洋一会計管理者登壇〕 35 ◯大槻洋一会計管理者 おはようございます。  市長の命によりまして、一般会計及び3特別会計について総括的にご説明申し上げます。  令和元年度の一般会計、3特別会計の予算現額は254億4,661万9,189円となり、これに対し歳入決算額は237億2,677万6,709円で、前年度対比では2億3,551万6,806円、1.0%の増となっております。  一方、歳出決算額は229億126万3,449円で、前年度対比では1億3,395万6,606円、0.6%の増となっております。  歳入歳出差引残額は8億2,551万3,260円で、翌年度へ繰り越すべき財源1億9,678万6,349円を差し引いた6億2,872万6,911円が歳計剰余金となっております。  次に、会計別に申し上げます。  まず、一般会計でございますが、予算現額174億2,017万3,189円に対し、歳入決算額は157億9,514万7,976円で、前年度対比では2.9%の増となっております。また、歳出決算額は151億2,639万1,648円で、前年度と比較すると1.2%の増となっております。  歳入歳出差引残額は6億6,875万6,328円で、翌年度へ繰り越すべき財源1億9,678万6,349円を差し引いた4億7,196万9,979円が歳計剰余金となり、地方財政法及び白石市財政調整基金条例の定めにより、2億3,600万円を財政調整基金に積み立て、2億3,596万9,979円を令和2年度に繰り越す措置をいたしております。  一般会計の歳入でございますが、調定額161億2,185万9,384円に対し、収入済額は157億9,514万7,976円で、収入未済額は3億1,929万7,332円となり、その内訳は市税、住宅使用料などとなっております。  また、不納欠損額につきましては、地方税法に基づき、処分件数158件、741万4,076円を不納欠損処分としております。  次に、歳出について申し上げます。  支出済額は151億2,639万1,648円で、予算現額に対する執行率は86.8%となっております。また、翌年度への繰越額は19億4,661万7,349円で、予算現額から支出済額及び翌年度繰越額を差し引いた不用額は3億4,716万4,192円となっております。  以上が一般会計の決算概要でございます。  次に、国民健康保険特別会計についてご説明申し上げます。  国民健康保険特別会計の歳入でございますが、調定額39億7,410万3,534円に対し、収入済額は37億2,708万1,597円で、収入未済額は2億3,995万9,942円となり、その内訳は国民健康保険税に係るものとなっております。  また、不納欠損額につきましては、地方税法に基づき、処分件数129件、706万1,995円を不納欠損処分としております。  次に、歳出について申し上げます。  支出済額は36億5,652万1,873円で、予算現額に対する執行率は97.3%となっております。また、予算現額から支出済額を差し引いた不用額は1億308万2,127円となっております。  収入済額から支出済額を差し引いた歳計剰余金は7,055万9,724円となり、地方財政法及び白石市国民健康保険事業財政調整基金条例の定めにより、3,530万円を基金に積み立て、3,525万9,724円を令和2年度に繰り越す措置をいたしております。  以上が国民健康保険特別会計の決算概要でございます。
     次に、介護保険特別会計についてご説明申し上げます。  介護保険特別会計の歳入でございますが、調定額37億9,949万2,508円に対し、収入済額は37億8,330万7,576円で、収入未済額は1,310万8,262円となり、その内訳は介護保険料に係るものとなっております。  また、不納欠損額につきましては、介護保険法に基づき、処分件数95件、307万6,670円を不納欠損処分としております。  次に、歳出について申し上げます。  支出済額は37億1,771万2,213円で、予算現額に対する執行率は96.7%となっております。また、予算現額から支出済額を差し引いた不用額は1億2,772万3,787円となっております。  収入済額から支出済額を差し引いた歳計剰余金は6,559万5,363円となり、同額を令和2年度に繰り越す措置をいたしております。  以上が介護保険特別会計の決算概要でございます。  次に、後期高齢者医療特別会計についてご説明申し上げます。  後期高齢者医療特別会計の歳入でございますが、調定額4億2,738万7,525円に対し、収入済額は4億2,123万9,560円で、収入未済額は574万5,565円となり、その内訳は後期高齢者医療保険料に係るものとなっております。  また、不納欠損額につきましては、高齢者の医療の確保に関する法律に基づき、処分件数25件、40万2,400円を不納欠損処分としております。  次に、歳出について申し上げます。  支出済額は4億63万7,715円で、予算現額に対する執行率は95.1%となっております。また、予算現額から支出済額を差し引いた不用額は2,076万8,285円となっております。  収入済額から支出済額を差し引いた歳計剰余金は2,060万1,845円となり、同額を令和2年度に繰り越す措置をいたしております。  以上が後期高齢者医療特別会計の決算概要でございます。  次に、第五次白石市総合計画に掲げた5つの目標に対する、令和元年度における主要な施策とその成果の概要について申し上げます。  まず、第1章「豊かな感性と人間性を育み、伝統文化を継承するまちづくり」では、令和元年度を「教育改革元年」と位置づけ、「学力向上」を本市施策の重点事項として取り組むこととしました。本市独自の学力・学習状況調査を、全小中学校で実施し、児童・生徒の学力の伸びを把握するとともに、宮城県教育委員会の学力向上マネジメント事業の指定を受け、学力向上のためのPDCAサイクルを確立する取組を行いました。  また、5月に起きた東中学校への落雷、10月の台風第19号によって被害のあった学校施設・設備等修繕を行うことにより教育環境整備を図りました。  英語教育においては、ALT4名を小中学校に配置し、児童・生徒のコミュニケーション能力の向上と国際感覚の醸成に努めました。さらに、保育園や幼稚園にも派遣することにより、幼児期から英語に触れ親しむ活動を推進しました。  生涯学習の推進においては、城花町しろいし事業を推進し、個人の庭や団体が管理している花壇等をオープンガーデンとしてホームページ等で紹介しました。また、これまでの地域づくり講座(面白石の会)による活動経験を生かし、市民と行政の協働により、花を活用した交流促進イベント「白石はなマル花マルシェ」を開催しました。当日は市内外問わず16団体が出店し、約1,000名が来場し、多くの方の交流の場になりました。  さらに、文化・体育施設での事業やイベント、各種スポーツ大会を通して市民の一層の生涯学習の推進と交流人口の拡大に努めました。  第2章「安心して子どもを産み育て、心やすらかに暮らせるまちづくり」では、子育て支援として整備した子育て支援・多世代交流複合施設「こじゅうろうキッズランド」が、白石市民をはじめ市外からも多くの方々に利用されており、「絵本作家、飯野和好さんのライブペインティングと読み語りライブ」や「こども寄席」など数々のイベントを開催し、オープンから1年7か月ほどで入場者数が10万人を超えるなど、多世代の人々の交流を生み出す子育て支援施設としてにぎわっております。また、全国的に社会問題となっている保育園の待機児童の解消のため、老朽化した深谷保育園に代わる私立認可保育園の施設整備に対し補助金を交付するなど、令和3年4月開園に向けた支援をしております。  高齢者支援では、平成30年度からの3か年を計画期間とする「白石市高齢者福祉計画・第7期介護保険事業計画」に基づき、住みなれた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、高齢者を包括的に支援するために各種事業を展開し、地域包括ケアシステムの深化・推進を図りました。  また、白石市、蔵王町及び七ヶ宿町の関係諸団体で構成する一市二町在宅医療・介護連携推進事業連絡協議会を通じて、目指すべき理想像と取り組むべき事項について協議検討を重ねてまいりました。  障害者支援では、平成30年度を初年度とする「第3期白石市障害者計画」「第5期白石市障害福祉計画」「第1期白石市障害児福祉計画」に基づき、障害のある人が各ライフステージを通じて適切な支援が受けられるよう、障害福祉サービスや障害児通所支援など切れ目のない支援をするための体制づくりを進めております。  健康増進に関しては、改訂した「第2次白石市健康プラン21」「第3期白石市食育推進プラン」及び「第1期白石市自死対策計画」に掲げた基本方針に基づき、各分野の健康づくりに取り組み、市民の健康寿命の延伸に向けた事業を展開してまいりました。  また、がん患者のための医療用ウィッグ購入費助成事業を新規事業として開始し、がん患者の治療と社会参加の両立を支援いたしました。  さらに、風疹の抗体価が低い世代の男性を対象に、風疹の抗体検査及び必要な方へのワクチンの接種を無料で実施し、発病の予防、健康の保持増進を図りました。  このほか、市民の健康を守るため、公立刈田綜合病院の経営健全化を支援するとともに、白石市医師会、仙南歯科医師会白石支部と連携した地域医療体制の構築を図っております。  第3章「市民が主役になって地域をつくり、交流を楽しむまちづくり」では、創設7年目となるまちづくり交付金を9地区17団体に交付し、地域の特性を生かした地域づくりへの支援を行っております。  また、白石市国際交流協会や白石市姉妹友好都市交流協会等と連携し、青少年のスポーツ・文化活動の親善交流を実施し、お互いの理解と認識を深めるともに、国際感覚豊かな青少年の育成を支援しております。  さらに、白石市・柴田町・仙台大学東京オリ・パラ事前合宿招致推進協議会の主催により、7月24日からの8日間、ベラルーシ新体操ナショナルチームの選手団15名が来白し、ホワイトキューブを会場に第3回目となる東京2020オリンピックの事前合宿「SAKURA CAMP2019」を行うとともに、小・中学生との交流や公開演技会を開催するなど、国際感覚豊かな人材の育成に努めました。  加えて、東北運輸局との連携事業として白石城ステイ事業を実施し、サンマリノ共和国大使夫妻による白石城宿泊体験や伝統文化体験などにより、体験型コンテンツの磨き上げを行い、白石城を世界に発信することで海外からのさらなる誘客に努めました。  第4章「産業の活力を生む新しい価値を創造し続けるまちづくり」では、地域で生産される農産物及び地域の特産品を地域内で直接販売することで、農産物等の消費拡大と地域農業及び地域産業の活性化を図るため、「しろいしSunPark」内に「おもしろいし市場」を整備しました。昨年4月25日のオープン以来、市民をはじめ市外からも多くの皆様に利用いただいており、年度末までの来場者数が39万人を超えるなど、新たなにぎわい創出が図られるとともに、農業者や物産事業者にとっても販路拡大を実感できる施設としてにぎわっております。  本市の移住・定住の拠点施設「移住交流サポートセンター~109-one(トークワン)~」では、市外から採用した移住交流コーディネーターと地域おこし協力隊員による移住者目線での施設運営を図り、移住フェアやホームページなどの情報発信を効率的かつ効果的に行うとともに、定住のためのサポート事業である「すまiる補助金」を前年度に引き続き実施することで、移住・定住の促進に努めてまいりました。  創業支援においては、4年目を迎えた中心市街地をエリアとした空き店舗等対策である白石市空き店舗等対策事業補助金を活用いただき、創業の支援を行いました。  さらに、白石市創業支援等事業計画に基づき、関係機関と連携して創業者のスキルアップを図るための創業塾を開催し創業への機運の醸成を図りました。  地場産業の育成については、第61回全日本こけしコンクールを開催し、全国のこけしや本市の優れた地場産品を広く紹介したほか、姉妹友好都市物産展や各種団体主催の物産展等に参加しました。  また、「しろいしSunPark」で事業を展開する6次産業化の推進のためのレストラン「みのりKitchen」の設置運営事業者に対して支援を行い、地場産業の振興を図りました。  このほか、ZAO関係市町連携インバウンドプロモーション事業及び白石城での甲冑試着体験事業などの事業を展開して、外国人旅行者を含めた観光客の誘致に努めました。  農業の振興策では、中山間地域等直接支払交付金交付事業、多面的機能支払交付金交付事業などの直接支払制度を活用して、農地・水路・農道等の維持管理などの地域活動に取り組む集落に対して交付金を交付することで支援を行い、農地の耕作放棄の防止と農地が有する多面的機能の維持に努めました。  また、有害鳥獣による農作物等への被害対策として、電気柵及び箱わななどの設置への支援のほか、1,699頭のイノシシの捕獲をはじめとした有害鳥獣の駆除を行い被害の軽減を図るとともに、実施隊員の負担軽減を図るため、有害鳥獣解体場を活用して被害防止対策に取り組みました。  畜産振興では、令和元年度宮城県総合畜産共進会において、白石和牛改良組合の出品牛が第1区若雌の1で最優秀賞5席を獲得し、本市の和牛の質の高さを知らしめ、畜産の振興が図られました。  第5章「美しい自然を受け継ぎ、安全で快適に過ごせるまちづくり」では、水害や土砂災害、地震に対して、災害が発生した場合に安全かつ迅速に避難できるように、災害による被害の軽減につなげるため、白石市ハザードマップを市内全戸に配布し、安全・安心のまちづくりの推進を図りました。  環境対策としては、「第3次白石市環境基本計画」に基づき、本市の豊かな自然環境を保全し、より良好な環境を築き、継承するために、市内一斉クリーン作戦やリサイクル報奨金、合併処理浄化槽補助金の交付等を行い、市民、事業者、滞在者・来訪者、市が一体となり、環境負荷の少ない循環型社会の構築に向け、各種事業を展開しました。  地球温暖化対策としては、市役所の事務事業に係る温室効果ガス排出量の削減目標などを定めた「第3次白石市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)」に基づき、組織体制を整備するとともにエネルギー使用量の記録を開始いたしました。今後も市が率先して温暖化対策に取り組むことにより、市民、事業者の主体的な取組を促進してまいります。  市中心部の交通ネットワーク機能の強化と通学路の安全性向上を目的とした都市計画道路中河原白石沖線については、平成30年度に引き続き不動産鑑定と建物などの補償調査を実施し、整備の促進を図りました。  都市公園施設については、施設の老朽化に対する安全対策の強化及び効果的な維持管理・保全や改善を計画的に行うために策定した「公園施設長寿命化計画」に基づき、老朽化の著しい益岡公園野球場の改修工事を継続実施しました。  道路交通網の整備については、市道鎌先1号線及び明戸線などの道路改良工事や橋梁修繕工事、維持補修工事等を行い、社会基盤の整備と交通利便性の向上を図りました。また、令和元年10月の台風第19号により被災した公共土木施設及び農業施設については、生活道路等の確保や農業経営の安定を図るため、災害復旧工事の早期着手に努めました。  地域公共交通については、市民が安心して暮らし続けられる公共交通を確保するため、「白石市地域公共交通網形成計画」に基づき、地域や関係機関と協議を行うとともに、南中学校、白川中学校の統合に伴う生徒の通学利用の実情に合わせた市民バスの運行計画の見直しを行いました。  また、平成30年10月から試験運行しております中心市街地循環便の試験運行を延長し、利用状況を調査しながら、市民の通院や買い物など日常生活の支援を行うことで、市民の利便性の向上を図りました。  以上が令和元年度における主要な施策と、その成果についての概要でございます。  なお、各会計の歳入歳出に係る計数の詳細については、「各会計決算事項別明細書」及び「各会計決算附表」を、また、各事業の実施内容及び成果等の詳細については、「令和元年度決算に係る主要施策の成果等に関する説明書」をご参照くださるようお願いいたします。  以上、各会計決算の概要についてご説明申し上げました。  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 36 ◯小川正人議長 次に、企業会計についての説明を求めます。山田市長。    〔山田裕一市長登壇〕 37 ◯山田裕一市長 第72号議案は、令和元年度白石市水道事業会計及び下水道事業会計決算の認定についての案件でございます。  本件につきましては、8月26日付で監査委員から決算審査意見書が提出されましたので、地方公営企業法第30条第4項の規定により監査委員の意見を付し、議会の認定を求めるものでございます。  水道事業の業務状況でありますが、令和元年度末における給水戸数は1万3,651戸、給水人口は3万2,146人であります。また、年間総配水量は406万8,137立方メートルで、1日平均配水量は1万1,115立方メートルとなっております。  下水道事業の業務状況は、令和元年度末における公共下水道事業と農業集落排水事業を合わせました処理区域内人口は2万4,296人、水洗化人口は2万1,789人であり、年間総処理水量は283万4,365立方メートルで、1日平均処理水量は7,745立方メートルとなっております。  令和元年度の事業として、水道事業では、老朽化した配水管の布設がえ工事、生活基盤施設耐震化交付金を活用した国道113号の配水本管更新工事等を行ってまいりました。下水道事業では、浸水対策事業として八幡町の雨水幹線工事、薬師堂地区農業集落排水処理施設を公共下水道に接続する管渠整備工事等を行ってまいりました。  水道事業並びに下水道事業の抱える経営環境は、人口減少等による料金収入の減少、施設の老朽化による更新費用の増大など、ますます厳しさを増しています。今後とも上下水道を安定的に維持していくために、アセットマネジメント計画の策定を進めるとともに、広域化・広域連携等にも取り組んでまいります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。  以下、本決算の概要につきましては、上下水道事業所長に説明をいたさせます。 38 ◯小川正人議長 安藤上下水道事業所長。    〔安藤信行上下水道事業所長登壇〕 39 ◯安藤信行上下水道事業所長 市長の命により、水道事業会計及び下水道事業会計決算の概要をご説明申し上げます。  初めに、水道事業会計でございますが、収益的収支においては、収入総額が9億3,198万7,600円となり、そのうち水道料金収入が92.1%を占めております。それに対し支出総額は9億6,043万2,069円で、そのうち仙南・仙塩広域水道への受水費が48.2%を占めております。なお、消費税を除いた損益計算では、4,264万8,535円の純損失を生じました。その損失分は、前年度からの繰越利益剰余金をもって埋め、その結果、当年度の未処分利益剰余金は5億7,472万2,948円となっております。  また、資本的収支においては、収入総額が1億6,095万2,100円に対し、支出総額が3億3,613万3,543円となりました。支出に対して収入が不足する額1億7,518万1,443円については、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、過年度分損益勘定留保資金及び当年度分損益勘定留保資金をもって補填しております。  次に、下水道事業会計でございますが、収益的収支においては、公共下水道事業と農業集落排水事業を合わせた収入総額が9億8,666万6,871円となり、そのうち下水道使用料が63.4%を占めております。それに対し支出総額は9億1,020万9,807円となりました。なお、消費税を除いた損益計算では、4,169万1,559円の純利益を生じました。その利益をもって前年度からの繰り越した欠損金の一部を埋め、その結果、当年度の未処理欠損金は14億8,040万7,718円となっております。  また、資本的収支においては、収入総額が5億9,641万5,537円に対し、支出総額が9億3,933万4,188円となりました。収入総額から翌年度繰越工事資金605万5,470円を除き不足する額3億4,897万4,121円については、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、過年度分損益勘定留保資金及び当年度分損益勘定留保資金をもって補填しております。  以上が企業会計決算の概要でございます。  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 40 ◯小川正人議長 以上で、提案理由の説明は終わりました。  ここで、換気をするため、午前11時10分まで休憩いたします。      午前10時58分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午前11時10分開議 41 ◯小川正人議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  この際、第71号議案及び第72号議案について、監査委員から審査に関する意見の開陳を求めます。遠藤監査委員。    〔遠藤智監査委員登壇〕 42 ◯遠藤智監査委員 おはようございます。  ただいまから令和元年度の一般会計、特別会計及び公営企業会計の歳入歳出決算に係る審査の概要と、その結果及び意見の一端を申し上げます。  資料につきましては、皆様のお手元に白石市一般会計・特別会計決算審査意見書及び白石市公営企業会計決算審査意見書を配付させていただいております。  なお、説明においては、1,000円未満について省略させていただきますので、よろしくお願いいたします。  最初に、一般会計、特別会計について、まず審査の結果から申し上げます。  一般会計・特別会計決算審査意見書の2ページをお開き願います。  審査に付された決算書等は、いずれも関係法令に準拠して調製されており、それらの計数は正確であり、その内容及び予算執行状況も適正であると認めました。  次に、審査の概要でありますが、決算審査意見書の3ページから41ページに記載しておりますが、42ページから「むすび」としてまとめておりますので、その中から主な点について申し上げます。  一般会計は、歳入総額157億9,514万7,000円、歳出総額151億2,639万1,000円となり、歳入歳出差引額は6億6,875万6,000円となりました。積立金を加えた実質単年度収支額は3億3,420万1,000円の黒字となっております。  歳入の状況を財源別に見ますと、自主財源の比率が39.44%と前年度より1.98%、金額で1億2,106万1,000円増加しております。これは、繰入金や繰越金等が減少したものの、寄附金が5億1,091万円増加したことが大きな要因であると思われます。  収入未済額につきましては、一般会計で前年度より445万円多い3億1,929万7,000円となっております。その中で固定資産税、災害援護資金貸付金元利収入が増額になっていることが懸念されます。不納欠損額につきましては、前年度より1億924万7,000円減少し、741万4,000円となっております。これは、固定資産税で9,729万1,000円、都市計画税で688万8,000円などの減少によるものであります。  負担の公平・公正の原則に立ち、滞納の実態に応じた厳正かつ積極的な措置と不納欠損に至るまでのさらなる徴収努力をし、未収金の早期回収に努めるとともに、不納欠損処分の慎重かつ厳正な取扱いを望むものであります。  次に、歳出について、歳出決算額を性質別に前年度と比較すると、義務的経費、その他の経費は増加、投資的経費は減少しており、投資的経費の減少幅が大きくなっております。  歳出の執行率は86.83%となり、前年度より8.28ポイント下落しております。これは、台風第19号による災害復旧費で38.94%、土木費で45.64%が要因ではありますが、適正な予算編成により、おおむね計画的に執行されているものと認められます。  次に、特別会計では、国民健康保険、介護保険及び後期高齢者医療特別会計の歳入総額は79億3,162万8,000円、歳出総額は77億7,487万1,000円となり、実質収支額は1億5,675万6,000円となりました。  特別会計については、その設立の趣旨に則しておおむね適正に運営されているものと認められますが、今後もさらなる予算執行の適正化と滞納の実態に応じた未収金の早期回収に努められるよう望むものであります。  財産については、おおむね適正に表示・整理されておりますが、公有財産等の調査及び確認を行うとともに、特に普通財産、非木造建物の貸付、売却を進め、自主財源の確保と維持管理費の低減を図るよう望むものであります。  基金は20基金で、年度末現在高は76億3,458万2,000円で、前年度より3億6,080万1,000円増加しており、それぞれの設置目的に則して的確に運用・管理されているものと認められます。  以上の歳入歳出決算状況に基づき、一般会計の主要な財政分析指標を見ますと、財政力指数は0.495で、前年度と比べると0.008ポイント上昇しており、経常収支比率は1.1ポイント良化、公債費比率は前年度と同一、将来にわたる財政負担は6.2ポイント良化いたしております。  令和元年度の一般会計の財政状況は、前に述べたとおり、実質単年度収支額3億3,420万1,000円の黒字計上となりました。その要因は、財政調整基金の取崩しをゼロ円としたことによるものであります。その結果、財政調整基金の年度末残高は22億6,057万9,000円となりました。
     主要事業としましては、しろいしSunParkにおいて地元食材活用レストランみのりKitchen、商品開発・研修施設みのりLaboを整備しており、先行オープンのこじゅうろうキッズランド、みのりFactory、おもしろいし市場と併せて、宮城県南地域の一大交流拠点となるよう有機的に連携し合い、運営のさらなる工夫の積み重ねによって常に魅力ある施設運営が図られるよう切望するものであります。  これら施設は、まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づく地方創生関係交付金で整備しているものであり、第1期総額19億円にも上ります。今後5年間の第2期戦略におきましては、これまでの施策の検証を行い、本市の将来を見据えて、個性、資源を生かした地方創生のための貴重な財源として活用していただきたいと思っております。  また、当年度は台風第19号への災害対応に追われた年でもありました。災害の爪痕はいまだに残り、懸命な災害復旧工事が継続して行われております。一日でも早い市民生活の安全・安心を目指して完成されることを期待するものであります。  また、昨年も申し上げましたが、過去に建設された公共施設等についての個別施設計画について、次世代に可能な限り負担を残さない効率的・効果的な施設等の配置・運営に全力を挙げて取り組まれ、その成果を総合的に市民に示していただくようお願いしたいと思います。  次に、公営企業会計の決算審査について、まず、審査の結果から申し上げます。  白石市公営企業会計決算審査意見書の1ページをお開き願います。  審査に付された決算報告書、財務諸表、その他の関係書類は、地方公営企業関係法令に準拠して作成され、令和元年度における事業の執行状況、経営成績及び当該年度末の財務状況が適正に表示され、その計数も正確であると認めました。  次に、審査の概要でありますが、まず、水道事業会計について申し上げます。  白石市公営企業会計決算審査意見書の2ページから14ページに記載しておりますが、15ページに「むすび」としてまとめておりますので、その中から主な点について申し上げます。  令和元年度の経営成績につきましては、総収益8億5,959万4,000円、総費用は9億224万3,000円となり、差引き4,264万8,000円の純損失を計上し、当年度未処分利益剰余金は5億7,472万2,000円となっております。  損失計上の主な要因は、収益においては給水人口の減少や節水意識、節水機器の普及などの影響で、給水収益が前年度に比べ1,521万2,000円減少した反面、費用においては、配水及び給水費で2,286万1,000円、原水及び浄水費で607万1,000円減少したものの、水道料金関係業務委託の増により総係費が3,814万7,000円増加したことによるものと思われます。  企業債の状況を見ると、4,885万9,000円増加し、年度末企業債残高は14億1,842万7,000円となっております。経営分析による収益率では、純損失の影響を受けて、総括的な収益を示す総収支比率は95.27%、営業収支比率が91.86%となっており、その他の比率も悪化しております。  年間の給水状況を見ると、給水戸数は12戸、給水人口は508人減少しております。  有収率は73.53%と徐々に改善はしておりますけれども、依然として低水準にあり、これが経営を圧迫する要因の一つと考えられることから、有収率向上基本計画に基づいて、引き続き漏水の原因や地区の特定を行い、有収率の向上を図っていただきたいと考えます。  水道事業は、市民生活や経済活動を支える重要なライフラインであります。しかし、将来予測では給水人口、水需要の減少及びそれに伴う料金収入の減少が想定される一方、老朽化した施設、管路の計画的な更新が喫緊の課題となっております。  これらの課題を解決するため、水道事業アセットマネジメント資産管理計画を策定中であります。これは30から40年程度の中長期的な視点を持って水道施設全体の更新需要をつかむとともに、重要度・優先度を踏まえた更新投資の平準化を図り、財政収支等の見通しをも検討する大変重要な水道施設更新計画であります。策定後は、市民や市議会等に対しての説明責任を果たし、信頼性の高い水道事業運営を行っていただきたいと考えます。  また、今後とも事務事業の効率化を推進し、経費の節減を図るとともに、使用料等の収納率の向上に努め、収入の確保を図るよう強く望むものであります。  次に、下水道事業会計について申し上げます。  内容につきましては、白石市公営企業会計決算審査意見書の33ページから44ページに記載しておりますが、45ページに「むすび」としてまとめておりますので、その中から主な点について申し上げます。  令和元年度の経営成績については、総収益は9億3,604万円、総費用は8億9,434万8,000円で、差引き4,169万1,000円の純利益を計上することとなり、当年度未処理欠損金は14億8,040万7,000円となっております。  利益計上の主な要因は、収益においては、下水道使用料の改定により営業収益が前年度と比べ7,284万3,000円と大きく増加した一方、費用においては、公共下水道事業の使用料等徴収負担金が増加したものの、農業集落排水事業の固定資産除却費3,368万4,000円の減少が影響したものであります。  経営分析による収益率では、前年度との比較で、総収支比率が9.98ポイント増加して104.66%と黒字計上となり、営業収支比率でも12.05ポイント増加して81.95%と良化しており、下水道使用料の改定による営業収益の増加によることがうかがえます。  企業債の状況を見ますと、4億4,037万9,000円減少し、年度末企業債残高は85億4,527万4,000円となっております。  下水道事業の普及状況について、水洗化率は89.68%となり、前年度より4.55ポイント低下しており、有収率は92.60%で前年度より0.02ポイント上昇しております。  平成30年10月使用分より平均31.2%の下水道使用料の引上げを行っておりますが、令和元年度から改定額が全面的に反映された結果、純利益を計上することとなりました。  しかしながら、管渠整備に重点を置いた初期投資に伴う元利償還金が大きく、大きな財政負担となっていることに加え、既にある下水道施設の多くが更新の時期を迎え、今後さらに投資的経費が発生することは避けられません。そのため、令和元年度から2年間かけて下水道事業ストックマネジメント施設管理計画を策定中であります。これは将来のアセットマネジメントに発展させていくための重要な土台となる膨大な施設の状況の把握、中長期的な施設状況の予測、下水道施設の計画的かつ効率的な管理、ストックマネジメントを目的としているものであります。  この計画も水道事業アセットマネジメントと同様に大変重要な計画であり、策定後はこれを市民や市議会等に対して説明責任を果たしつつ、両計画を車の両輪として、中長期的かつ計画的な公営企業の運営を行っていただきたいと考えます。また、今後とも事務事業の効率化を推進し経費の節減を図るとともに、下水道接続の普及促進及び使用料等の収納率の向上に努め、収入の確保を図られるよう切望するものであります。  最後に、白石市財政健全化・経営健全化審査意見について申し上げます。  令和元年度決算に係る一般会計等についての実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率及び将来負担比率は、いずれも適正に作成された書類に基づき正確に算定されているものと認められます。  また、公営企業会計についての資金不足比率も、適正に作成された書類に基づき正確に算定されているものと認められます。  なお、それぞれの比率につきましては、各健全化基準を大幅に下回っており、問題ないものと考えております。  以上、一般会計・特別会計及び公営企業会計についての審査の概要及び意見の一端を申し上げました。  最後に、第五次白石市総合計画の終期が近づき、第六次白石市総合計画策定が大詰めを迎えております。新たな今の時代においても、市民が豊かさを実感できる白石市を行政と市民が一体となって積極的に推進していただくことを期待し、終わりといたします。 43 ◯小川正人議長 以上で監査委員の審査に関する意見の開陳は終わりました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第6 第73号議案から第79号議案 44 ◯小川正人議長 日程第6、第73号議案・白石市公共下水道事業公共ます設置分担金条例から第79号議案・令和2年度白石市下水道事業会計補正予算(第2号)までの計7議案を一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。山田市長。    〔山田裕一市長登壇〕 45 ◯山田裕一市長 第73号議案は、白石市公共下水道事業公共ます設置分担金条例案でございます。  本案は、これまで、公共下水道の供用開始後において、新たに公共ますが必要となる場合については、公共ます設置の妥当性について調査を行った上で、受益者が個人の場合は、市が費用を負担し設置を行ってまいりました。  しかしながら、供用開始後に新たに公共ますが必要となる原因の多くは、土地の所有者の都合によるものであり、公共ます設置により利益を受ける者が限定されていると考えられます。このことから、新たに公共ますを設置する際の費用の一部を受益者から分担金として負担してもらうよう新たに条例を制定いたそうとするものであります。  第74号議案は、白石市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案でございます。  本案は、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律、いわゆる第10次地方分権一括法による子ども・子育て支援法の改正に伴い、対応する条文を改めるため、条例の一部を改正いたそうとするものであります。  第75号議案は、令和2年度白石市一般会計補正予算(第5号)でございます。  第1表歳入歳出予算の補正でありますが、既定の歳入歳出予算にそれぞれ5億3,199万7,000円を追加し、予算の総額を197億1,811万7,000円にいたそうとするものであります。  補正の主な内容は、別表のとおりであります。  歳出予算に要する財源といたしましては、地方交付税、国・県支出金、前年度繰越金、諸収入、市債等を増額する一方、繰入金を減額して措置いたそうとするものであります。  第2表債務負担行為補正でありますが、ホワイトキューブZEB化推進改修業務委託料につきましては、再生可能エネルギー設備や蓄電システム等の導入により、施設の省エネルギー化と災害時のエネルギー供給機能強化を目的とした事業であり、本年度中から準備を進め令和3年度まで業務期間が見込まれることから追加いたそうとするものであります。  また、新型コロナウイルス農林業災害対策資金利子補給補助金につきましては、新型コロナウイルス感染拡大により経営に影響や被害を受けた農林業者の金利負担軽減と経営安定を図るため、みやぎ仙南農業協同組合が行う資金融資に対する、令和3年度から令和8年度までの利子補給について追加いたそうとするものであります。  第3表地方債補正でありますが、公共土木施設災害復旧事業及び文化体育活動センターZEB化推進改修事業に充当するため、新たに地方債を起こそうとするものです。  また、防災行政無線整備事業、農業施設災害復旧事業の限度額を増額変更するとともに、発行可能額が決定したことに伴い臨時財政対策債についても増額いたそうとするものであります。  第76号議案は、令和2年度白石市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)でございます。  第1表歳入歳出予算の補正でございますが、既定の歳入歳出予算にそれぞれ3,525万8,000円を追加し、予算の総額を38億2,924万円にいたそうとするものであります。  補正の主な内容は、前年度事業費確定による国・県支出金返還金及び予備費の増額に係る予算を計上いたしております。これらに要する財源といたしましては、前年度繰越金をもって措置いたそうとするものであります。  第77号議案は、令和2年度白石市介護保険特別会計補正予算(第3号)でございます。  第1表歳入歳出予算の補正でございますが、既定の歳入歳出予算にそれぞれ7,827万5,000円を追加し、予算の総額を37億8,455万2,000円にいたそうとするものでございます。  補正の主な内容は、介護認定審査会費のほか、前年度事業費確定による国・県支出金返還金及び一般会計繰出金、財政調整基金積立金等の増額に係る予算を計上しております。これらに要する財源といたしましては、前年度繰越金、支払基金交付金、一般会計繰入金をもって措置いたそうとするものであります。  第78号議案は、令和2年度白石市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)でございます。  第1表歳入歳出予算の補正でございますが、既定の歳入歳出予算にそれぞれ2,060万円を追加し、予算の総額を4億2,934万5,000円にいたそうとするものでございます。  補正の内容は、予備費を計上しておりますが、これらに要する財源といたしましては、前年度繰越金をもって措置いたそうとするものであります。  第79号議案は、令和2年度白石市下水道事業会計補正予算(第2号)でございます。  補正の主な内容は、資本的支出において、南町二丁目地内の汚水管移設工事として工事請負費を217万6,000円増額し、支出総額を8億8,942万9,000円にいたそうとするものであります。  なお、財源といたしましては、当年度分損益勘定留保資金2億7,639万5,000円を2億7,857万1,000円に改め、措置いたそうとするものであります。  以上で提案理由の説明を終わりますが、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 46 ◯小川正人議長 以上で提案理由の説明は終わりました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 47 ◯小川正人議長 本日の日程はこれで全部終了いたしました。  なお、4日は休会とし、7日に本会議を開き、議案に対する質疑等を行う予定ですので、ご了承願います。  本日はこれにて散会いたします。  ご苦労さまでした。      午前11時39分散会  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する  白石市議会 議 長  小 川 正 人        議 員  平 間 知 一        議 員  佐久間 儀 郎 Copyright © Shiroishi City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...