白石市議会 > 2020-02-27 >
令和2年予算審査特別委員会(第2号) 名簿 開催日:2020-02-27
令和2年予算審査特別委員会(第2号) 本文 開催日:2020-02-27

  • 林道(/)
ツイート シェア
  1. 白石市議会 2020-02-27
    令和2年予算審査特別委員会(第2号) 本文 開催日:2020-02-27


    取得元: 白石市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-11
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1      午前10時開議 ◯四竈英夫委員長 おはようございます。  ただいまから予算審査特別委員会を開きます。  審査に入る前に申し上げます。  佐久間儀郎委員から欠席の届け出があります。  本特別委員会に説明のため、市当局の出席を求めております。  現在における出席委員数は16名でありますので定足数に達しております。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  第23号議案 2 ◯四竈英夫委員長 それでは、第23号議案・令和2年度白石市一般会計予算を議題といたします。  この議案については、昨日、当局より詳細な説明が行われておりますので、これより質疑に入ります。質疑は議事の整理上、総務産業建設所管厚生文教所管に分けて行いますので、ご了承願います。  なお、質疑される場合は、整理してページ数と項目を示して簡潔に質疑されるようお願いいたします。  最初に、総務産業建設所管の質疑に入ります。質疑ありませんか。 3 ◯松野久郎委員 おはようございます。  予算に関する説明書32、33ページの2款総務費1項総務管理費1目一般管理費1節報酬の中で会計年度任用職員ということで報酬が計上されております。この会計年度任用職員につきましては、この総務費だけではなくてそれぞれの部等でももちろん上げているわけでありますが、来年度、この会計年度任用職員を採用した内容についてお伺いをしたいと思います。  まず、フルタイム勤務者と臨時者という形になると思うんですが、その採用人数がどのようになっているかお伺いをいたします。  また、今年度と比較してどのくらいの報酬等も含めた費用がかかるのかについてもお伺いをいたします。 4 ◯山家英男総務部長 おはようございます。ただいまの松野委員の質疑にお答えいたします。  会計年度任用職員に関するご質問でございますけれども、フルタイムが人数が47名、パートタイムが176名でございます。  また、費用でございますが、会計年度任用職員に係る人件費、全体で3億2,870万6,000円となってございます。会計年度任用職員社会保険料とか雇用保険料個人負担分もございますのでこの個人負担分を除きますと、市が負担する額といたしましては2億9,833万9,000円でございます。
    5 ◯松野久郎委員 このフルタイム47名、それからパートタイム176名というのは、これは今年度で今まで働いていただいた人数とほぼ同じということでしょうか、お伺いします。 6 ◯山家英男総務部長 お答えをいたします。  今年度採用しています臨時職員非常勤職員も含めますと228名でございます。 7 ◯松野久郎委員 わかりました。  次に、34、35ページ、2款1項1目18節負担金補助及び交付金のところに職員退職手当組合負担金、これが会計年度任用職員の負担金だと思うんですけれども、これが契約925万2,000円となっております。この職員退職手当組合というのは、どこの組合を指しているのかお伺いをいたします。 8 ◯山家英男総務部長 お答えをいたします。  一般職員と同様の退職手当組合でございます。 9 ◯保科善一郎委員 予算に関する説明書92、93ページ、8款4項3目の中河原白石沖線街路事業の関係をお聞きします。中河原白石沖線街路工事が予算化されたんですが、これを予算化した経緯についてご説明をお願いします。 10 ◯後藤滝雄都市整備課長 ただいまの保科委員の質疑にお答えをいたします。  この中河原白石沖線街路事業ですが、平成30年度から事業に着手いたしまして今年度令和2年度も引き続き事業を行おうとするものでございます。 11 ◯保科善一郎委員 市長の公約でもあるわけですが、全般に財源難という中で継続ではありますけれども、かなりの予算をとっておられるわけですので、それなりに優先度が高かったということなんでしょうが、その辺の都市計画道路全般との兼ね合いの中で、こういうふうに多額の事業を継続するということの理由を教えてください。 12 ◯菊地正昭副市長 保科委員の質疑にお答えをいたします。  中河原白石沖線街路事業につきましては昨年度からということで今お話をさせていただいたとおりだと思うんですけれども、白石の在来線の駅前に通ってございます白石沖西堀線が完成して一定の成果を見たのかなと思ってございます。今度は中河原白石沖線ということで、いわゆる街路事業ということで都市計画事業の中で進めている事業でございます。これをもって白石市の交通の便をよくしてということで市民の安全・安心、それから企業誘致、そういうものに資するものと思ってこの事業を進めている、いわゆる街路事業の中の一連の流れで整備をしている道路でございます。 13 ◯保科善一郎委員 一連の事業ということで計画に沿ってやっておられるということは理解できるんですが、全般的に予算圧縮している部分もある中で、やっぱりどうしてもやらなきゃないのかなと。私もあの道路は使わせてもらっていますけれども、そんなに不自由している道路ではないと思うんですね。現形もあるわけですから、その辺をやりくりしてほかの事業とのバランスをとっていただくのも方法かなということでお話を申し上げましたが、次年度以降も大体計画どおりやる予定なのか、今年度で終わるのか、その辺も教えていただきたいと思います。 14 ◯菊地正昭副市長 今、お話でございますけれども、これは先ほども申しましたように計画に基づいて計画を進めると。国の補助が入っている事業でございます。なかなか国の補助で今やめましたという話になると、じゃ、次の路線を道路整備をして国から助成をいただいてやる事業というのは、途中でやめたんでは白石市は継続する気がないんだよねと、そういう道路を直す気はないんだよねという判断で、あとはつかなくなるということになるやもしれません。  そういうことを考えますと、今までやってきた事業でこれから白石の道路事情をよくしようということで取り組んでいる事業でございますので、今後も継続して続けてまいりたいと思っております。 15 ◯保科善一郎委員 その辺の事情は国の、いわゆる補助事業ということで継続性が求められるということは理解できるんですが、白石市全体の交通事情を見ると、あそこが拡幅されたからって全体に改善されるような状況にはないと思うんですね、私の思いですが、それよりも白石インターからの流れというか、そちらのほうに、例えば白石川を渡る橋を考えるとかそういう方向もひとつ検討して、全体の交通の流れを考えないとお金が、補助金も余るほど来るわけでないでしょうから効率よくやっていく方法を検討してもらいたいというご意見を申し上げて、質疑を終わります。 16 ◯四竈英夫委員長 暫時休憩いたします。      午前10時14分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午前10時14分開議 17 ◯四竈英夫委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 18 ◯菊地正昭副市長 街路事業については、これは都市計画審議会等を経て議員の皆様にもご理解をいただいて事業を進めているということでございます。  白石川に橋をかけてという計画もこの中には入ってございます。ただ、街路事業については、大体1市1本という決まりがあるようでございます。ですから、白石駅前の道路が終わった後に今この道路に着手しているということでやっているわけでございまして、確かに白石川に云々という話もございます。そのような計画になれば、また大きなお金が動くと、かかるということにもなってございます。いろんな考え方があるんだとは思っておりますけれども、都市計画審議会、それから議員の皆様のご理解をいただいてこの事業を今進めているということでございますので、そのように理解をお願いしたいと思います。 19 ◯菊地忠久委員 ただいまの中河原白石沖線街路事業に関連してお伺いをいたします。  私は、この中河原白石沖線、あそこトーカドエナジーさんのところから非常に細くなっておりますし、あそこは通学路にもなっておりまして、私もあそこをよく通るんですけれども、朝晩、交通量も多くて、本当に子供の安全のためにもぜひ拡幅整備していただきたいと思いますし、特に平成23年にあちらの大平から旭町に抜ける新しい道路ができてから特にあの道路、交通量ふえたというふうにも認識しておりますので、あそこを早く完成させて、そうすると、例えば朝晩の田町の交差点の渋滞の緩和とかにもつながると思いますので、ぜひ一日も早い整備を進めていただきたいと思うところなんですが、この街路事業のこれまでの進捗状況等、本年度、どのようなことを行おうとしているのか、スケジュールについてお伺いをいたします。 20 ◯後藤滝雄都市整備課長 ただいまの菊地委員の質疑にお答えいたします。  令和元年度につきましては、不動産鑑定と建物調査と今、用地買収の交渉に入っております。令和2年度につきましては、引き続き用地買収と物件補償と端部側溝工事、道路の両端の工事を行いたいと考えております。  引き続き令和2年度、3年度に買収、補償、工事等を行いまして、令和4年度、5年度で本工事で令和5年度中には完成をしたいと現在のところは考えております。 21 ◯菊地忠久委員 これから物件の移転の交渉等、入るということですけれども、その計画道路上にどのくらい移転の世帯数あるのかお伺いをいたします。 22 ◯後藤滝雄都市整備課長 お答えいたします。  この中河原白石沖線のところに土地及び物件につきましては45件を確認しております。その45件に関する地権者の人数が現在確認できているのが73名ほどおられますので、それらの方と今後、交渉を進めていきたいと考えております。 23 ◯菊地忠久委員 わかりました。  では、例えば地権者がわからないという土地はあるのか。  また、これから本格的な交渉は今からだと思うんですけれども、その地権者の皆様にはこれから交渉させていただくという話は当然行っていると思うんですけれども、その辺いかがでしょうか。 24 ◯後藤滝雄都市整備課長 お答えいたします。  先ほど73名の権利者がおるということでお答えいたしましたが、そのうち、亡くなられた方も一、二名含まれておりますので、その方から今後、調査をいたしまして関係者をまた割り出していくという作業を今後進めていきたいと考えております。 25 ◯佐藤龍彦委員 45件、73名の方が地権者としているということだったんですけれども、現在、購入予定の土地、何%というか、具体的な数値ということをお示しいただければと思います、購入することが決まったとかという件数ですけれども。 26 ◯後藤滝雄都市整備課長 佐藤委員の質疑にお答えをいたします。  現在、補償交渉を開始したばかりでございましてこれから契約ということになりますので、まだ正式に決まっておる方はいらっしゃいません。 27 ◯佐藤龍彦委員 この土地の購入に当たってですけれども、今からだということですが、今現在の段階でこの土地の売却に対して反対の意思を示しているという方はいらっしゃるのかどうか、この点についてお伺いをいたします。 28 ◯後藤滝雄都市整備課長 お答えします。  現在のところ、明確に反対というようなお話は聞いておりません。 29 ◯伊藤勝美委員 予算に関する説明書の12、13ページ、2款地方譲与税3項1目森林環境譲与税、これは前に私、あと同僚議員も昨年、多分質疑というか、質問したと思うんですけれども、そのときには年間1,000万円ぐらいという形で入ってくるということをお聞きしているんですが、何で今回2,000万円ということを予定しているのか、その辺の理由をお聞かせください。 30 ◯安藤信行農林課長 ただいまの質疑についてお答えをさせていただきます。  森林環境譲与税、当初、確かに1,000万円弱程度ぐらいというお話でしたが、令和2年度から国のほうも進捗率を上げてほしいというか、計画上は3年先ぐらいに予定していた事業費を譲与していくので事業のほうを的確に進めていただきたいということで、令和2年度は2,000万円を譲与するということで県のほうからも連絡があったので、今回計上させていただいております。 31 ◯伊藤勝美委員 増額するというお答えでございました。それで、たしか昨年、そこも同じく970万円というか、1,000万円弱を基金のほうに積み立てるということでございましたが、何か去年の9月といいますか、財政状況を見ましたら、9月末に入っていなかったように思われるというか、なかったんですけど、その辺はどうなっているんでしょうか、お伺いします。 32 ◯四竈英夫委員長 暫時休憩いたします。      午前10時26分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午前10時28分開議 33 ◯四竈英夫委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 34 ◯伊藤誠財政課長 ただいまの伊藤委員の質疑にお答えをいたします。  森林環境譲与税の基金に関してですが、現時点、財政状況を発行した時点ではまだ入っていないことで、この次に発行する資料には入ってくると考えております。 35 ◯伊藤勝美委員 わかりました。  それで、実際我々、随時見ているわけでないんで、そのときそのときというのもありますけども、聞けばよかったのかなと思っております。  ただ、先ほど課長のほうから、増額の予定で組むと、予定というか、前倒しで来るんでしょうけれども、それじゃ、逆に総額が、同僚議員、昨年ですか、質疑していたときに合計がかなり多くなると、じゃ、前倒しで全部入ってくるようになるんでしょうか、5年か6年という形で聞いておりましたんで、その辺、お答えいただければなと思います。 36 ◯安藤信行農林課長 ただいまの質疑にお答えをいたします。  森林環境譲与税も計画的には倍々というか、結構倍率が高く前倒しでどんどん来るような形で県のほうでは考えておるようです。  金額は今回は2,000万円という話なんですが、それ以降の分についてはまだ数字は示されてはいないんですが、倍率がどんどんふえながら前倒しで交付されて譲与されていく予定であると聞いております。 37 ◯伊藤勝美委員 今、この間の資料を見ますと、令和16年度までの見込みが総額で3億2,790万4,000円というご回答、前に同僚議員のほうに答弁しているんですけれども、その金額が前もって入ってくるのかなというのが1つと、あとどの辺まで基金を積み立てたら実際の事業のほうに使っていくのか、その2点をお伺いします。 38 ◯安藤信行農林課長 ただいまの質疑にお答えをいたします。  3億2,790万円ですが、その分については令和15年以降もその金額でということで前倒しというか、総額的には前倒しで来るのでそれ以降のは、現在、手元にある資料だと令和15年からの3,279万2,000円が令和15年以降続くということで、それが前倒しで今交付されるということです。  交付された譲与税の使途なんですが、実際に今回も履行調査に向けてということで林政アドバイザー等の意見もいただきながら、一定程度の地域を絞りながら意向調査を全域にわたって進めていくと。その意向調査を森林台帳のほうに展開していって森林計画を策定した上で、具体的な整備を進めていきたいと考えてございます。スケジュール的にはまず意向調査ということがあるので、そちらのほうを進めさせていただきたいと思います。 39 ◯沼倉啓介委員 今の伊藤委員の質疑の中でちょっと気になったんですが、補正とか、そういう形で計上する計上基準というのはどういう形で計上するんですか。例えば、今論じられているのは去年の6月の補正で計上された金額が基金に反映されていないと、そういう形の中で質疑が取り交わされていますよね。前倒し、前倒しという形の表現をお使いになるんですが、前倒しでも後でもいいですよね、補正に上げるとか、そういう形の計上基準というのは何をもって計上するのかという形のものを明確に概念を規定してください。 40 ◯菊地正昭副市長 事業の、例えば補助事業の内示を受ける。こういう事業に対してこのくらいの、例えば50%ですよとか、5.5ですよとか、そういう内示を受けて国のほうで、県のほうでうちのほうにこの事業に対してはこのくらいつけますよという内示を受けて予算化をしていくという形になるんだと思うんですね。  先ほど入っていないというお話でございますけれども、いろんな補助事業があるんです、これも補助事業の内容にもよるんだと思うんですが、例えば3月31日ぎりぎりに補助金が入ってくるという補助もあるわけですね。でも、事業はもう進んでいると、当然、内示をもらってやりなさいと言って補助しますよという形になってございます。それが年度のやっている最中に補助金がドンと来るんであれば、これは市の財政も自分のほうから手出しをする必要がないんでいいのかなと思うんですけれども、結局はやりくりをしながら最後に補助金でそれが補填されるというのが大体の補助の形かなというふうに理解しております。ですから、それは5.5だったら5.5、50%なら50%、その補助金は確かに来るよと。ただ、来るのが途中の当初のときにドンと来るのかというと、そういう補助金というのはなかなかないと思ってございます。ですから、一応内示をもらってこの事業をやりなさい、この事業に補助金は大丈夫よという形のものをもって予算を計上させていただいて、当然にそれは国、県が約束しているものですから当然に来ると、今までも来ていますという形になっていると。ただ、その来る時期というのは、大体年度末に近いほうになって来るのが多いのかなという認識ではおります。 41 ◯沼倉啓介委員 でも、国も地方自治体も1イヤールールでしょう。1イヤールールでしょう、1年単位で物事を決めて処理をするという形でしょう。だとすれば、今示されているより令和元年4月1日から令和元年9月30日までの白石市の財政状況という形のものを見た場合に、のっていないと、去年の6月の補正で上げた金額がのっていないと、基金と。2つの会計年度にまたがることになりますよね、違いますか。去年ですよ、去年の6月の補正ですよ。ああ、そうかそうか、そういうことか。じゃ、わかりました。違う質疑に変えます。  予算に関する説明書26、27ページをお開きください。そこに基金繰入金という金額がのっていますが、白石市の場合、財政が厳しい、財政が厳しい、ほかの自治体も財政が厳しいという形のものが財政調整基金ほか主要3基金のあり方によって厳しさの表現が違ってくるのかなという感じがあるんですが、ここの当初に上げた、例えば令和2年度予算に関する説明書、4月1日現在の、いわゆる年度初めのときの主要3基金、それから今、当初に示されている数字を勘案した令和3年3月31日現在の予測の主要3基金の残高というのは、どのような形で予想しているのか、予想可能な限りの数字をお示しいただければありがたい。 42 ◯四竈英夫委員長 暫時休憩いたします。      午前10時38分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午前10時39分開議 43 ◯四竈英夫委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 44 ◯菊地正昭副市長 今年度の補正後の基金の数字、そして、当初組んだときの基金の数字を担当のほうからお知らせをさせていただきますが、令和3年度の末は今の時点ではちょっとあらわしようがないということでございます。よろしくお願いします。 45 ◯伊藤誠財政課長 ただいまの沼倉委員の質疑に私からお答えをいたします。  令和元年2月の補正後の基金ですが、財政調整基金につきましては17億5,658万1,000円、減債基金につきましては6億21万4,000円、都市整備基金につきましては17億7,470万7,000円、この3基金の合計で41億3,150万2,000円でございます。  今回の当初予算後の基金の残高でございますが、財政調整基金が16億307万4,000円、減債基金が4億9,037万4,000円、都市整備基金が14億8,416万4,000円、3基金の合計が35億7,761万2,000円でございます。 46 ◯沼倉啓介委員 わかりました。  それでは、視点を変えてもう一つだけお伺いいたしますが、本市の予算計上の組み方というのが、地方交付税のあり方を基本にして組むという考え方は前にお聞きしたことがあるんですが、令和2年度の地方財政対策の概要というのは、地方交付税が2.5%の増、間違いないですよね。それから、地方税及び地方譲与税が1.6%の増、主要特例交付金がマイナス53.8%、臨時財政対策債がマイナス3.6%という数字が示されていますよね。今年度、令和2年度の当初組むときに、逆に地方交付税はこれよりも、増加額よりもふえているような形で組んでいらっしゃいますし、臨時財政対策債はマイナスでなくてプラスの組み方をしているという形の当初予算の組み方をしているようなんですが、これはどのような観点からそういう形の組み方をしたのか、お示しをいただきたいと思います。 47 ◯伊藤誠財政課長 ただいまの沼倉委員の質疑にお答えします。  まず、地方交付税のほうですが、普通交付税につきまして前年度比2.5%増という地方財政対策の概要ではそうなっているところですが、白石市に関しましては、令和元年度の当初予算額は確かに37億円でございました。令和2年度の当初予算額は30億5,000万円ということで4.1%の増ということになっているところですが、2.5%増よりふえているという部分に関しましては、令和元年度の普通交付税の見込み額が39億5,403万6,000円となっております。そのことを考慮するとともに、基準財政需要額及び基準財政収入額を今回新たに算出しまして38億5,000万円ということで今回積算したことでございます。  また、臨時財政対策債のほうでございますが、こちらにつきましては地方財政計画によりますと、前年度比マイナス3.6%であるということが示されておりまして、こちらにつきましては前年度の実績も考慮しまして今回3億8,000万円ということで計上していることでございます。 48 ◯沼倉啓介委員 なぜこんな質問したかといいますと、平成28年、29年、30年の3カ年間を見ると、基準財政需要額というのは大体79億円、78億円、77億円という形の基準財政需要額は大体一定しているという形を示していますよね。それで、逆に基準財政収入が38億円ぐらいで安定しているという形なんですよ。ですから、これらは極端に上下することがないだろうという形の中で、通常平成28年、29年、30年を見ると、普通交付税が41億円、あるいは40億円、39億円という形の安定的な数字が示されていると。それでなぜそういう形で普通交付税が38億5,000万円という形のものなのかというのがちょっと気になったものですから、それでご質問した形です。今の質問でわかりました。  もう一つ、これらの地方財政対策の概要を決めるときに令和2年度の地方財政の課題というのを示されますよね。4項目あると思うんですが、この中で地方の一般財源総額の確保と地方財政の健全化など、それで3点目がスマート自治体等の推進等財政マネジメントの強化という形の課題が示されているんですが、この令和2年度の地方財政の課題をある程度、克服することが、例えば地方交付税とかそういう形の中に反映されてくるんですか、これは副市長にお尋ねをしたいと思いますが、私が言った2項目がこういう形のものが、ある程度、目標達成に向かって進む必要性があるのかどうか、あるとすれば、この2つの項目が当初予算でどこに示されているのかどうかを教えてください。 49 ◯菊地正昭副市長 今、沼倉委員のほうからお話しありました。いろんな項目が示されて、要は地方財政、言ってみれば借金残高が多いよというところが、やっぱり国としては気になるということがあるのかなと思っております。地方には地方のそれぞれの事情があって、いろんなことも住民の福祉向上とかやらなくちゃいけないということもございまして、そういう意味では、例えば今、委員の手元にあるかと思いますけれども、扶助費の関係ですとか、1億何千万円という形で増加をしていると。この扶助費については削りようがないというところが各自治体の悩みかなというところもございます。  でも、それは自治体としては出さざるを得ない。そのためにどこを今、限られた予算の中である程度、節約をしてそこを集めるのかということが多分苦労しているというところでございます。国の示しているところは、健全財政に努めなさいよというのが第一義的なものかなとは理解してございます。 50 ◯沼倉啓介委員 もう1点、そのような厳しい財政状況の中で今抱えている主要事業というか、事業、それらがある程度の決められた期間でなくて若干延びることもあるだろうと。例えば西堀線にしてもありましたよね。沖の沢郡山線にしてもありました。先ほどの議題になっていた中河原白石沖線、そこら辺も恐らく相当数の事業規模になるのかなという感じが見受けられると。ただ、それは全額国の補助金でやるんじゃなくて市の持ち出しも当然ついてくると思われますよね。そうした場合に、そういう財政事情が厳しくなってきたときに、例えば1市1街路事業というものが示された、これは理解できます。  ただ、ある程度それを延ばす、工期も延ばすと、事業の期間も延ばすよと、そういう形のものも推測ではされますよね、ある程度、どうでしょうか。 51 ◯菊地正昭副市長 国の補助事業につきましては、いろんなしがらみがあるんだと思っております。国の財政事情がどうなっているのかということもございます。  今、街路事業のお話が出ましたけれども、例えば今回お話をさせていただきまして予算のその2のほうにということでこの前、お話をさせていただきましたけれども、益岡公園の野球場があるわけですね。益岡公園の野球場、なかなか国の補助がうまくつかなかったということで延び延びになっている。住民の方々からはいつまで工事をしているんだ、いつ野球場が使えるんだというようなお話をいただきました。  ただ、それは国の補助事業の中にのっかっている事業でございます。やっぱりその補助を何としても使って市の単費の部分を減らして完成させなくちゃいけないという事情がございました。単費でやってしまえば、そこのところは単年で終わるのかなと思いますけれども、出したお金をほかのところでどこか削らなくちゃいけないみたいなことが出てくるんだと思いますね。ですから、やっぱり国の補助事業補助事業として有効に活用させていただいて、あとは使える部分がほかのところにも回せるという事情が出てくるのかなと思ってございます。ですから、国の補助事業、それから県からいただくお金を有効に活用して財政運営の健全化を図っていきたいと思ってございます。 52 ◯高橋鈍斎委員 予算に関する説明書40、41ページの2款1項8目18節の定住促進事業ですか、それについてお尋ねしたいんですが、定住者補助金と住宅取得補助金と両方のっているんですけど、これについて説明していただきたいと思います。 53 ◯榛澤浩司企業立地定住促進課長 ただいまの高橋委員の質疑にお答えをいたします。  この補助金に関しましては、転入者、それから市民、それから新婚家庭という方々に生活支援というような部分で補助する内容でございまして、新婚家庭家賃補助に関しましては新たに白石市の賃貸住宅を借りる方に対して補助をすると。それから、市民住宅取得補助金に関しましては、白石市に住んでいる方でその方々が新しく家を取得する、もしくは新築すると、そういった方々に補助するということです。それから、定住者補助金というものは、市外の方が白石市に転入してそこに住所を設けて住宅を取得した場合に補助する制度でございます。 54 ◯高橋鈍斎委員 大体そういう状況かなとは私も思っておりまして、こういうのをいただいたんですが、いつからだったかと聞いたら、平成27年からとなっているんですが、最初始まったのは、私の記憶ではもう10年以上前だったと思うんですね、市外から移住される方、あったと思うんですが、9月の決算のときに70件あったんで700万円というのは、要するに白石市の市民の人たちがうちを建てたということだろうと思うので、よそから来た人というのは全然いなかったんでしょうか。 55 ◯榛澤浩司企業立地定住促進課長 ただいまの質疑にお答えいたします。  多分高橋委員がおっしゃっているのは、以前ありました白石市定住促進奨励金というものだと思います。この内容は、今現在はもう既に期限が切れましてこの制度は使っておりません。内容は、10万円を限度として割合で交付していたと。今現在はこの制度にスライドしてでき上がったのが定住者市民住宅取得補助金というような内容で、一律10万円という交付の中身でございまして、全く違う制度になっております。  実績でございますけれども、市外の方が白石市に移住されてということで、その補助が定住者補助金と先ほど申し上げましたけれども、昨年度の実績でございますが24件ほど定住者補助金はございました。ちなみに今年度は28件という実績、1月末での実績でございますが、28件というような実績の結果となっております。 56 ◯高橋鈍斎委員 これは当初始めたときも私はこういうことを言ったんですが、これはいろいろな応援の仕方あるとは思いますけれども、できるだけ白石市のほうにいろんな方に住んでいただきたいというような、私もわかるんですが、こういう応援の仕方というのは行政としては、私はちょっとどうなのかと思うのは、市民に対して平等という考え方がないといけないんじゃないかなと思っているわけですよね。住宅を取得したり、土地を買ったりというのは、私、以前、当局からお話をいただいたのは、これはぜいたく品なんだと言われたんですよ。だから、税が発生するんだと。住宅のグレードによって金額も変わると。いわゆるぜいたく品という部分の捉え方なんだとお尋ねしていたんですが、それに対してこういうお金で応援するというのは、何か財産を取得するのに対して応援しているというふうにもとれると思うんですが、いかがですか、考え方は。
    57 ◯菊地正昭副市長 今、高橋委員がおっしゃったような意見もあるとは聞いてございます。  今も県のほうも国のほうもこれに対しては助成しますよという制度にもなってきていると聞いております。  今、市内、市外というお話でございます。前は市外から来た人に対してどうなのということで市外の人だけをやっていたと。でも、例えばうちを建てるとなったときに、当然に固定資産税が後は発生してくるわけですよね。ですから、そういう意味では呼び水となって、そこに白石市にうちを建ててもらう、ほかの土地でもそうなんでしょうけども、うちを建ててもらえば、そこに住んでもらえる、住民税が発生する、固定資産税が発生する。長い目で見れば、市にとってはプラス、人口もそんなに減らなくて済むというようなお話があってこういう制度が、これは白石市だけでなくてほかのところでも取り組んでいるということになってきて、いわゆるそういう自治体の競争に今なっているのかなと、ふるさと納税もそうだと思いますけれども、そういう形になっているのかなと思ってございます。  もう一方の考え方は、じゃ市外から入ってきた人だけにそういうふうに助成したら、白石市の中にいる人が隣の町にうちを建てますよとか、そういう話になったんじゃ元も子もないんじゃないのという話になって、市内で住宅を建てられる方にも、やっぱりある程度の助成は必要だね、白石市に残ってほしいというお話で今回のような制度を今やっているということでございます。ご理解をお願いしたいと思います。 58 ◯高橋鈍斎委員 わかりました。  それで1つ確認したいんですが、白石市に住んでいて新たに住宅を建てる場合の補助で、相続とか贈与等で取得した住宅でないことと書いてあるんですが、できるだけ子供さんにも近くに住んでほしいということで親が自分の土地の一部を子供さんにあげて建ててもらう、そういう場合は、これは該当しないということなんでしょうか。 59 ◯榛澤浩司企業立地定住促進課長 ただいまの質疑にお答えいたします。  相続とか、要するに建主が自分で費用を出していない方に対して補助するということ自体がそもそもおかしいということで、お金を出して建てた方に対して補助をするという考え方でございます。 60 ◯澁谷政義委員 歳入全体についてお伺いしたいと思います。  昨今のいろいろな社会事情に鑑みれば市税、法人税なり個人なり、または入湯税、ふるさと納税等が大分変わってくるのではないか、予想よりも見込みよりも。世界的にも今、経済が鈍化しているということと国も日本も多分そのような形になると思うんですが、その辺の見込みって難しいんでしょうけれども、その辺も頭に入れた予算というか、歳入のほうを読んでいるのか、ひとつお伺いいたします。 61 ◯菊地正昭副市長 当初予算につきましては、昨年の11月までに締め切りということで、大まかにいえば1月まで少しは勘案できることがあるのかなと思っているところでございます。  先ほどお話がありました地方財政計画等と国の説明があって県の説明があって予算を組んでいるということでございますが、今、委員おっしゃったように、このコロナウイルスの関係で旅館のほうもキャンセルが相次いでいるか、それから飲食店のほうもどうなのということになってくると、これはちょっと先行き不安になるところは確かにございます。これは動向を見るしかないのかなと思ってございます。  ですから、補助事業補助事業でこれは確実に来るものだと思って進めさせていただきますけれども、その税収の関係はちょっと微妙になってくるところがあるのかなと感じているところでございます。例えば法人税を予定納税をしているところは、見積もっていたよりも下がるということもある程度は考えられるのかなと思ってございます。 62 ◯高橋鈍斎委員 予算に関する説明書50ページ、51ページ、2款4項3目12節委託料の選挙費用なんですけれども、ポスター掲示板の作成の費用に関してお尋ねしたいんですが、なぜこれを聞くかというと、私もポスターを張る位置、私もみずから張って歩いたことも随分ありまして、マップを見ていってもなかなか掲示板を見つけるのが難しいところが結構あったんですね、私は。地域によっては、例えば不忘とか向こうのほうに行くと、すごくガスがかかって非常に見えないなというところもあれば、やっと探していってここのところ、地元の人はわかるかもしれないけど、本当にわかるのかなという箇所も何カ所かあったんですね。また、若い人たちにポスター見るのと私、話を聞くと、最近はいろんな方法があるのでそういうので見ているという人もいますし、また、郡部のほうに行くと、お年寄りの人たちは歩くのも大変で一々なかなか行かないという話もありますね。ポスター掲示の枚数、それを場所によってはある程度、改める必要もあるんではないかと思うんですが、それは考えどうか。 63 ◯角張ひろみ選挙管理委員会事務局長 ただいまの高橋委員の質疑にお答えをいたします。  こちらのポスター掲示場の数につきましては、宮城県選挙管理委員会、こちらの掲示場数というものが規定がございます。これは協議事項といたしまして減少協議というものを出しまして許可がおりませんと、白石市選挙管理委員会が単独で決めているものではございませんので、随時その辺も市議会議員選挙から執行はされませんでしたが、県議会議員選挙、これに向けましても10カ所ほど今回減少協議の許可をいただきまして見直しを行っているところです。 64 ◯澁谷政義委員 予算に関する説明書80ページ、81ページの6款2項1目林業総務費の有害鳥獣対策事業について若干お伺いいたします。  市から許可が出ているのはイノシシ、そのほかタヌキ、ハクビシンの許可、その他春、秋にカモ、カラスの駆除の許可が出ておりますけれども、タヌキ、ハクビシンに関しては、許可は出ているんですけれども駆除費が発生していないわけですね。その辺、今、タヌキ、ハクビシン等で捕獲数、どのくらい報告されているのかお伺いしたいと思います。 65 ◯安藤信行農林課長 ただいまの質疑にお答えをいたします。  今言ったタヌキとハクビシンなんですが、実際に今捕獲しても出役というか、そういうのを農林課のほうに報告いただいているわけではないので、申しわけありませんが、数字の把握はしてございません。 66 ◯澁谷政義委員 予算で結果を聞いたのは申しわけありませんでした。ということは、実際は捕獲されているわけなんです。それで、報告がないというのは、ここに補助費が出ないんですよね。イノシシ、猿等については費用が出ますので、周りの市町村など調べてもらえれば一番いいんですけれども、例えば何千円とか、1頭に対して何千円という駆除費が出ると、当然、報告が来ると。報告が来ればどの割合において駆除されているのかというのが、せっかく許可を出しているのにどのくらい駆除されているのかという報告が何もないわけですよね。それには金額が発生していない。我々もですけれども、そうやって一々報告は面倒くさいと、何もないのにというのが大半の隊員の考えで、かなり捕獲はされているんですけれども、実態の数字をつかむためにもちょっとした金額で予算化する、今の予算を運用できるように考えてもらいたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。 67 ◯安藤信行農林課長 ただいまの質疑にお答えをいたします。  今現在、白石市でも鳥獣被害の防止計画というものを立てていまして、被害の対象となるハクビシンとか、そういうのは捕獲の対象動物として計画しております。そういったところの補助、ここで言うなら予算的には鳥獣被害防止の総合対策交付金とか、それは国の補助なのでそういうのはイノシシを今は対象としていますが、そういったところにも対象になるのか確認をしながら、また周辺の市町等の取り組みとか、そういうところも確認して進めていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 68 ◯澁谷政義委員 頭数の割合が、タヌキ、ハクビシンだと年間1,000頭で来ているんですよね。イノシシに関しては1,800頭、猿に関しては半年で50頭という許可がおりているわけですけれども、やはり許可が必要だということはそれに伴った数字が報告なされなければ、報告なされない原因というのは何かと考えると、きちっとした数字が出てこないと、正確な数字が。ということで、せっかく許可を出しているんですから、その辺も踏まえて検討していただきたいと思います。副市長、よろしくお願いします。 69 ◯佐藤秀行委員 予算に関する説明書92ページ、93ページ、8款4項2目公園費14節工事請負費の白石川緑地公園トイレ改修工事についてお伺いをしたいと思います。  どのようなトイレを考えておられるかということ、概要について改めてお伺いしたいと思います。 70 ◯後藤滝雄都市整備課長 ただいまの佐藤委員の質疑にお答えをいたします。  この白石川緑地公園トイレ改修工事ですが、公園内3カ所に設置する丸太組みのトイレを全て改修し、簡易水洗化するものでございます。  白石川緑地のトイレについては、現在、下流側駐車場に河川占用移動式トイレ1カ所、公園内上流側、野球場脇、下流側3カ所に丸太組みの木製トイレが設置されております。今回改修する丸太組みトイレは、経年劣化による外壁の腐食等が見られ、また高齢者が利用する機会も多く見られることから、全ての丸太組みトイレについて外装工事、給水設備工事、衛生設備工事、配線工事により簡易水洗化を図り衛生設備を洋式化するものでございます。 71 ◯佐藤秀行委員 この工事の着手予定時期といいますか、完成時期といいますか、今の段階で結構ですので考えていることがあればお伺いしたいと思います。 72 ◯後藤滝雄都市整備課長 お答えいたします。  4月になりましたら早々に手続に着手して、準備でき次第、設計工事等を行っていきたいと考えております。 73 ◯大野栄光委員 ただいまの件に関連いたしましてトイレなんですけれども、前によく言われたんですが、男の子と女の子が壁1つでもってつくられているトイレで、音が聞こえるので非常に使い勝手が悪いというか、女の子は恥ずかしいということで何とかしてもらえないかということで、今回のトイレ改修が出てきたことに関しましてそういった配慮というものはあるんでしょうか、お尋ねいたします。 74 ◯後藤滝雄都市整備課長 ただいまの大野委員の質疑にお答えいたします。  緑地公園トイレについて、そのような音漏れという話はちょっと私のほうには伺っておりませんが、そのような話があるようでしたら、この工事ですが、主に外装を考えておりますので中については工事の中に反映できるものかどうか、今後、調査していきたいと思います。 75 ◯大野栄光委員 外装を改修するという話でありましたが、トイレを女の子たちが利用するに当たって、三、四人して周りの見張りをして男の子が来ないときに素早く用を足すんで何としても不便だと。大きな大会のときにはそうした空き時間もないし、何とかしてもらいたいということを以前、私も当局のほうにかけ合ったことがございました。そうしたら、堤防側の反対側にもう一つ、1個のトイレがあるからそれを利用してくださいという返答でしたが、できればそういった防音なんかも考えて、何せ敏感な年齢の子供たちでありますので、その辺もよく考慮して改修のほうをよろしくお願いしたいと思います。 76 ◯澁谷政義委員 予算に関する説明書38、39ページ、企画費の中で地域おこし協力隊推進事業についてもう少し具体的な内容をお知らせ願いたいと思います。 77 ◯四竈英夫委員長 暫時休憩いたします。      午前11時21分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午前11時22分開議 78 ◯四竈英夫委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 79 ◯榛澤浩司企業立地定住促進課長 ただいまの澁谷委員の質疑にお答えをいたします。  地域おこし協力隊の推進事業につきましては1,690万4,000円を計上させていただいております。そのうち、移住・定住の分ということで私のほうからは1,257万5,000円の分についてご説明をさせていただきたいと思います。  まず、会計年度任用職員手当の部分ということで地域おこし協力隊、うちのほうの部分ということで3名分を計上させていただいております。ただいまうちのほうで従事していただいている協力隊は2名なんですけれども、新年度からは1名を増員して3名というような形で計上させていただいているところでございます。  それから、共済費ということで手当を計上させていただいている上に、事業費ということで消耗品、それから原材料、備品購入費というようなもろもろの活動費を計上させていただいて、総額1,257万5,000円ということで、人件費は割合的に申しますと864万6,000円、それから経費ということで392万1,000円ということでございます。 80 ◯安藤信行農林課長 ただいまの質疑に農林課の部分についてご説明をいたします。  農林課に地域おこし隊員が1名ございます。その1名について先ほど企業立地定住促進課長が申しましたように、会計年度任用職員の報酬であったり、活動の中の一環として旅費というか、費用弁償で25万3,000円ほど、東京のすし組合とか、そういったところへのブランド化の推進のための旅費、それからいろいろ活動する中での使用料であったり家屋の借り上げ、会場をみずから人を集めながらいろいろ進める中での会場の借り上げ料、あとは自動車借り上げ料とインターネットのプロバイダー料などを含めて農林課の地域おこし協力隊の推進事業費としては432万9,000円を計上してございます。 81 ◯澁谷政義委員 ほとんどが人件費とか活動費ということで理解していいでしょうか。何をどうするからこの経費が必要だということでなくて、人件費、活動費、いろいろな考えということでよろしいんでしょうか、捉え方は。 82 ◯菊地正昭副市長 地域おこし協力隊につきましては、今、人件費、活動費というお話でございますけれども、確かにそのとおりだというふうに思ってございます。  ただ、それの中に付随する要素としましては、やっぱり都会のほうから来た方々が、白石市の中にいてはわからない、白石市のよさがわからないというところが、かえって外から来た若い人たちが白石市ってこういうふうにいいところがいっぱいあるじゃないの、これをもっと宣伝したらいいんじゃないのと、やっぱり目が違うんだと思うんですね。ですから、白石市だけじゃなくて、こういう地域おこし協力隊みたいなのは全国にこの制度で行っていて、その土地土地で皆さん、活躍しているのかなと思ってございます。  今、農林課の話が出ましたけれども、農林課にいる職員については、例えばササニシキの関係を東京のすし組合とか、そういうところに行って積極的にアピールして、なかなか白石の米をそういうところで販売して白石市の知名度アップにつながっているというふうなことで貢献をしてもらっているということもございますし、また、そこの109-oneにいる協力隊の方々については、やっぱりいろんな自分の個性、芸術を使ってとか、そういうまちおこしに貢献をしていただいているということに思ってございます。確かに人件費の分ということではございますけれども、そういうところから波及していろんなことに貢献をしていただいているということでございます。これについては特別交付税措置もございますということでございます。よろしくお願いします。 83 ◯澁谷政義委員 ということは、市をPRしてもらっていると。市内に住む人間では井の中のカワズ、大海を知らずということで、ほかからの目でPRしてもらいたいと、そういう事業だと一部は捉えてよろしいですね。はい、わかりました。 84 ◯松野久郎委員 予算に関する説明書36、37ページの2款1項6目財産管理費12節委託料の中のPCB廃棄物処理業務委託料なんですが、これは前回も質問させていただいているんですけれども、白石市内といいますか、市の庁舎の中でこのPCB関係、あとどのくらいで処理が終わるのかについてお伺いいたします。 85 ◯伊藤誠財政課長 ただいまの松野委員の質疑にお答えいたします。  白石市におけるPCB廃棄物の保管状況につきましては、庁舎関連におきましては低濃度PCB含有の油入り遮断機が1機というのが庁舎地下のほうにあります。そのほかに高濃度PCB含有の蛍光灯の安定器が、あと照明用のコンデンサ、こちらにつきましては旧小原小学校西分校のほうに保管してございます。  また、学校関連につきましては、白石中学校に高濃度、低濃度のもの、白石スキー場には低濃度のものを保管している状況でございまして、今わかっている保管状況はこのような状況でございますが、そのほかに古い建物とかに特に高濃度のPCBが入っている蛍光灯の安定器があるかどうか、こちらにつきましてはそれぞれの建物を管理している所管の課に確認していただいて今、いろいろ調査している状況でございます。 86 ◯松野久郎委員 ほかについては前回質問したときもそのような回答でございました。ぜひ委託料も計上しておりますので、早目に処分をしていただくようにお願いしたいなと思います。  次に、44、45ページ、2款1項21目GIS促進費についてお伺いをいたします。この12節委託料で今回GIS促進事業について今年度より200万円以上アップの予算をつけたわけでございますが、このGIS促進事業の今年度の取り組み内容についてお伺いをいたします。 87 ◯遠藤輝雄企画情報課長 ただいまの松野委員の質疑にお答えいたします。  GIS推進業務の内容でございますが、地理情報システムでありますGISの今回住居表示、防犯灯、消火栓、市道データ、これらをそれぞれ新しいデータに更新する作業の委託料でございます。基本的には3年ごとにデータ更新を行っております。 88 ◯松野久郎委員 次に、46、47ページ、2款総務費1項総務管理費31目プレミアム付商品券事業費について、今回12節に委託料としてプレミアム付商品券事業を計上してございます。これは今年度行われたプレミアム付商品券とはまた別に新たにする事業なのかどうか、この事業内容についてお伺いをいたします。 89 ◯日下忠績地方創生対策室長 ただいまの松野委員の質疑にお答えをいたします。  プレミアム付商品券事業につきましては、議員ご指摘のとおり、今年度の事業としてやっておりますが、当初予算に計上いたしておりますのは、そのうちの換金業務に係るものでございます。プレミアム付商品券換金業務につきましては、昨年11月より仙南信用金庫に業務委託をしておりますが、商品券使用期限を令和2年3月31日としておりまして、事業者の皆さん、各お店の最終換金期限を令和2年4月20日とする予定でありますことから、当初販売予定額の30%相当額を翌年度換金されると仮定いたしまして債務負担行為を設定しまして、改めて令和2年度当初予算に歳出予算を計上したものでございます。 90 ◯松野久郎委員 わかりました。  次に、84、85ページ、7款商工費1項商工費4目観光費の中の12節委託料なんですが、今年度はZAO関係市町村連携のインバウンドプロモーションがございましたので予算的には6,000万円ほど上がっていたわけです。そういったのがなくて今回予算も1,100万円ほどとなったんだろうと思いますけれども、今まで計上しておりましたフィルムコミッション事業というのは、今回ここにはのっていないわけですが、来年度のフィルムコミッション事業についてはどのようにお考えなのかお伺いいたします。 91 ◯村上忠則商工観光課長 ただいまの質疑にお答えをいたします。  フィルムコミッション事業、令和2年度につきましては委託料はございません。しかし、今まで培ってきましたノウハウを生かして商工観光課並びに観光協会のほうで今までどおり行っていきたいと思っております。  しかし、ジャパンフィルムコミッション協会のほうからは抜けて、登録料がかかるもんですから抜けて独自にやりますが、今までどおりの事業をやっていきたいと考えております。 92 ◯松野久郎委員 「ラストレター」等々、かなりフィルムコミッションの事業が何年かやられて定着したといいますか、今やられている職員の方がそういったノウハウを受けて通常の勤務の中でそれをやっていくということだろうと思うんですけれども、その組合等々を離れた場合に、今、宮城県もフィルムコミッションありますが、そういったのがうまく動くといいますか、活動的に縮小されるんではないかと心配するわけですけれども、観光事業にとっては非常にいいことだと思うんですね。そういったところは特に問題ないといいますか、通常どおりといいますか、今、何年か、二、三年、4年くらいやった中でそういったパイプがもうできているということなのか、そういった点についてお伺いをいたします。 93 ◯村上忠則商工観光課長 質疑にお答えをいたします。  ジャパンフィルムコミッションの未加入というのは、今までの実績を考えると、フィルムコミッションを通じて誘致されたというものの割合的には余り高くないという評価をしております。どちらかというと、白石城であったり、白石温麺であったりとか、そういう今まで白石にあります観光のコンテンツを皆さんお調べいただいて、県を通じたりとか、あとは直接ご連絡をいただいて映画なりCMなりドラマなりということでいただいていると。  あと、仙台のフィルムコミッションとは、今、良好な関係を結んでおりまして、いろんな情報をいただいております。そういったところも活用しながら十分活動していけるという判断からそのようにいたした次第でございます。 94 ◯伊藤勝美委員 予算に関する説明書の16、17ページ、14款使用料及び手数料1項6目の中の子育て応援住宅使用料2,000万円ちょっと計上されておりますが、これはどのくらいの入居を見込んでの金額なのか、その辺のことをお伺いします。 95 ◯一條武志建設課長 ただいまの伊藤委員の質疑にお答えをいたします。  子育て応援住宅の使用料でございますが、こちらは平成30年度実績に基づきまして計上してございます。入居の目安と申しますか、見込みでございますけれども、2月1日現在80戸中、49戸入居してございますので入居率61%を見込んでございます。 96 ◯伊藤勝美委員 ただいま課長のほうからその入居率ということで言われましたけれども、半分強だと私は思うんですが、庁内でなぜ入らないかということをご検討なさったのだろうと思いますけれども、その辺、お聞かせください。 97 ◯一條武志建設課長 ただいまの質疑にお答えをいたします。  なぜ入らないかという分析も重要だという話もしておりますけれども、やはりどのようにしたら今後、入居率が上がるのかということで啓発とか、あと管理業者のほうにもお願いしておりますので、今後、そういったPRも含めた中で入居率を、入ってもらうことを重要に考えていこうという話はしてございます。 98 ◯大野栄光委員 111ページの委託料に関してお尋ねいたします。  エレベーター保守業務委託料でありますが、この件に関しまして二、三点お尋ねしたいと思います。 99 ◯四竈英夫委員長 大野委員に申し上げます。この議題は、この次の所管でお願いします。 100 ◯角張一郎委員 それで、予算に関する説明書84、85ページの7款1項4目観光費の中できのうの説明の中で14節工事請負費710万円についてみやぎ路観光地整備工事ということで、中学生議会の中で出てきた内容を網羅したインスタ映えするようなスポットにしたいんだという説明がありました。この内容についてどのような工事を進めるのかお伺いしたいと思います。 101 ◯村上忠則商工観光課長 ただいまの質疑にお答えをいたします。  さきの中学生議会におきまして、観光スポットなどのインスタ映えをするように整備してはどうかというアイデアをいただきました。  そこで、白石市インスタ映えコースの足がかりとするため、小原温泉遊歩道に向かいますつり橋の修繕が終わっております。この遊歩道の一部を使って市町村振興総合補助金を活用して整備しようというものでございます。  整備の内容としましては、つり橋とともに遊歩道の安全な部分を利用しまして、白石川のV字渓谷に沿った渓流に映える新緑や紅葉の美しい景色を眺めながら楽しんでいただきたいということで、具体的にはスポットの案内看板とか安全対策の看板を設置したいということです。  今のつり橋を渡ったところにありますあずまやが老朽化で危険なものですから、これを撤去した後にそういったものの設置をしていこうと。あわせてかつらの湯においでいただくお客様に対して楽しんでいただこうと考えております。 102 ◯菊地忠久委員 ただいまの角張委員の質疑に関連いたしまして、このインスタ映えの案内看板ということで、こちらは確かに中学生議会のときに中学生からご提案いただいた内容だと思うんですが、その際、その中学生、看板自体も何かおもしろいようなアイデアに富んだような看板を設置してはいかがかというようなことはおっしゃっていたんですけれども、その辺について何かお考えあるでしょうか。 103 ◯村上忠則商工観光課長 ただいまの質疑にお答えいたします。  まだ案は考えておりません。これから予算をお認めいただいた後、話し合っていきたいと思いますが、議員も、もしいいアイデアがありましたらご教示いただければありがたいと思います。 104 ◯菊地忠久委員 予算に関する説明書38ページ、39ページ、2款総務費1項総務管理費7目企画費の中で市民バス運行管理事業というものが計上されておりますけれども、その中で中心市街地循環便というものが試験運行されております、今年度も。来年度も試験運行するということでございますけれども、当初、これはもともと一昨年、半年間、試験運行することで始めていたのが、なかなか市民の皆様にまだ周知されていないということで1年間、今年度1年間、様子を見てみるということで試験運行だったわけですが、来年、再びまた試験運行やってみるというようなことになった経緯についてお伺いいたします。 105 ◯遠藤輝雄企画情報課長 ただいまの菊地委員の質疑にお答えいたします。  循環便、確かに1年6カ月、もうすぐ経過しようかなというところでございますが、利用者の状況が昨年の11月に新聞折り込みチラシのほうをうちのほうでも皆さんに周知をして、新聞折り込みチラシに無料のお試し券というものをつけたチラシを配布させていただきました。それまでは300人を割るような利用者ではあったんですが、それ以降、380を超えるような利用者の人数が今現在、1月についてはどうしても例年、少なくなるんですが、それでも300人程度の利用者があるということで、やはり周知がまずされていないというか、利用する方はいるんだとは思うんですが、まだわからない方々がまだいたのかなというのと、あとはルートの見直しを一度、今回予算を認めていただければ、令和2年度中にルートの見直しも含めて再度やらせていただきたいというようなことで、中心市街地循環便ということである一定程度の買物、あとは通院等の市民の足になっているところもありますので、もう1年、試験運行させていただいて利用者の人数をもっとふやせるような形でやっていきたいと、このように考えまして、あと1年の試験運行で、ただ、やはり利用人数が少なければそこで一定の判断をしないといけないのかなと思いますので、利用者が伸びるような形であと1年、ルートと時刻等も含めて検討しながら試験運行させていただきたいと、このように考えて今回予算計上しております。 106 ◯菊地忠久委員 ルート見直し等を行って人数をふやしていただきたいというところはあるんですけれども、今現在、例えば利用者へのニーズとかいろいろアンケートとったりとか、あとバス停によって利用者、多い少ないという把握は今現在、されているのかお伺いをいたします。 107 ◯遠藤輝雄企画情報課長 お答えをいたします。  アンケートにつきましては昨年、利用者に向けてとったものと、あと地方創生の調査のときに循環便の利用についてのアンケートもとっております。あと、バス停ごとの利用率というのは、委託しているミヤコーバスのほうに依頼をしまして利用率の高いバス停と利用率の低いバス停とありますので、その辺のバス停をどの位置に持ってきてルートをどのようにしたほうが利用者がふえるのかということも、その辺の調査の結果を見ながら、今後ルートと時刻あるいはバス停の位置、こういったものを考えて、再度変更しながら令和2年度やっていきたいと考えております。 108 ◯菊地忠久委員 いろいろルート見直し等も行っていただきたい中ですが、その中で、今、鷹巣地区にもバス通行しておりまして私の自宅の目の前というか、1本道路挟んだ目の前に見えるんですが、やはりそこは余り利用者がたまにしかいないような感じで、私の見たところ、その中で緑が丘とか寿山の方々で、今、高齢化のほうが進んでいて実際車も免許返納したという方もいらっしゃって、そうすると、やはりあそこは坂道なので市民バスを通してほしいという声、郡山地区、緑が丘地区の方からよく聞かれるわけなんですけれども、その辺も含めてバス通れないか、ぜひよく検討していただきたいというようなお願いでございます。答弁は結構です。 109 ◯四竈英夫委員長 それでは、この際、午前の質疑をこの程度にとどめ、休憩いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    110 ◯四竈英夫委員長 よって、午後1時まで休憩いたします。      午前11時54分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午後 1時00分開議 111 ◯四竈英夫委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  総務産業建設所管の質疑を続行いたします。質疑ございませんか。 112 ◯大野栄光委員 予算に関する説明書36、37ページの2款1項6目12節エレベーター保守業務委託料の件に関しましてお尋ねいたします。  エレベーターというのは、どんな保守業務内容で点検しておられるのか、まず第1点お尋ねいたします。 113 ◯伊藤誠財政課長 ただいまの大野委員の質疑にお答えします。  こちらのエレベーター保守業務委託料でございますが、市役所庁舎内にあります2機のエレベーターの保守点検料でございまして、毎月の定期保守とあと年1回の保守点検料が含まれてございます。 114 ◯大野栄光委員 エレベーターというのは何年ぐらい使用できるものなんでしょうか。 115 ◯伊藤誠財政課長 ただいまの質疑にお答えします。  何年使用できるかというのは、特に把握はしていないんですが、定期点検でいただいている報告書には、特に問題なく使用できるということで報告はいただいているところでございます。 116 ◯大野栄光委員 本市においてエレベーターで一番古く使用されている年数というのは何年ぐらいになっているんですか。いや、わからないならわからないで結構なんですけれども、スパッシュランドの場合、27年ぐらいで老朽化されたということもあるので、一応参考までにお聞かせいただきたい。 117 ◯伊藤誠財政課長 ただいまの質疑にお答えします。エレベーターの使用が何年かというところは、こちらのほうでは把握していない状況でございます。 118 ◯菊地忠久委員 予算に関する説明書26ページ、27ページ、歳入のほうで18款寄附金1項寄附金1目一般寄附金ということでふるさと納税寄附金、来年度、3億2,330万円計上されております。本年度の当初は6,000万円ということでしたが、その後、補正かかりまして、2月の補正通ったとすれば2月補正後は5億9,677万円ということでございます。それに比べると3億2,300万円ほどというのは大分低いように思われます。確かに幾らいただけるかというのは、これは全く読めないところはあるので余り大風呂敷広げるわけにもいかないとは思うんですが、それにしてもことしの補正後の約6億円弱から比べると、この3億2,300万円ほどという数字、ちょっと低く見積もっているような気がするんですけれども、この数字を出した根拠をお伺いいたします。 119 ◯日下忠績地方創生対策室長 私のほうから菊地委員の質疑にお答えをいたします。  議員おっしゃられましたとおり、令和元年度のふるさと納税寄附金につきましては、当初予算額6,000万円から今議会におきましてお認めいただいた専決予算まで4度にわたりまして増額補正をいたし、現計予算額は5億9,677万円となっております。  令和2年度以降も現在の状況が継続するかどうか見きわめる必要もあるという判断をいたしておりまして、令和2年度当初予算につきましては、令和元年12月の時点で算出をいたしました見込み額であります3億2,330万円を計上いたしております。 120 ◯菊地忠久委員 わかりました。令和2年度、来年度もしっかりふるさと納税、ふやせるようにご努力お願いしたいと思います。  続きまして、86ページ、87ページ、7款商工費1項商工費4目観光費18節の中で白石市観光協会への補助金が930万円計上されております。これは昨年ですと590万円ということで約300万円ぐらい増額になっているんですけれども、こちらの内容についてお伺いをいたします。 121 ◯村上忠則商工観光課長 ただいまの質疑にお答えをいたします。  白石市観光協会補助金でございますが、令和元年度まで緊急雇用対策事業や地方創生推進事業など国からの補助金により、この補助事業以前にあった負担金や補助金の収入が減収になったものを補ってきたということであります。  しかし、令和2年度からは国の補助事業もなくなり今までどおりの観光案内業務やフィルムコミッション業務、そして、インバウンド推進業務を実施するために財政的支援が必要と考え補助金の増額に至ったということでございます。 122 ◯菊地忠久委員 国の補助事業がなくなった分、その分を増額されたということで理解いたしました。  続きまして、同じ目なんですけれども白石夏まつり行事補助金ということでこちら180万円計上されておりますけれども、こちら昨年から形態変わって運営業者等、またことしはどうなるかわからないというような以前お話だったんですけれども、現時点で白石夏まつりというのは担い手があらわれたのかどうなっているのか、その辺をお伺いをいたします。 123 ◯村上忠則商工観光課長 ただいまの質疑にお答えをいたします。  現在、白石夏まつりの開催につきましては、ご相談を受けている団体がありますので、昨年開催の中心となりました観光協会も含めて、その団体とともに白石音頭パレードがいいのか、花火大会なのか、また昨年のような市民参加型のイベントがよいのかというものを協議を重ねてまいりたいというふうに考えております。 124 ◯伊藤勝美委員 予算に関する説明書の82、83ページ、6款農林水産業費の中の廃目になった林道費に関してなんですけれども、今年度は林道に関しては何もしないということの理解でよろしいんでしょうか、まずは確認です。 125 ◯一條武志建設課長 ただいまの伊藤委員の質疑にお答えさせていただきます。  昨年の林道の予算につきましては、林道橋の点検ということで予算を計上させていただいてございます。  今回、全く林道のほうはやらないというわけではなくて、まず1つは、台風19号災害の関係での維持補修の関係は継続的に災害費のほうでやっていくという状況でございます。 126 ◯伊藤勝美委員 やらないわけではないということで理解しました。  それで、1つお聞きしたいことがあるんですが、先ほど課長も触れました台風19号による林道で大鷹沢地区のため池ということで、実際三沢林道というのがあるんですが、実際ため池のほうに行くところがだめになったわけなんですね。ただ、三沢林道のほうがある程度行ければ、早期にでも点検といいますか、そちらに見にも行けたかなと思うんですが、そういう整備のほう、今後どういうふうにするのか、その1点だけお伺いします。 127 ◯一條武志建設課長 お答えさせていただきます。  委員おっしゃるとおり、今回市道庄司合線が菖蒲沢ため池のほうまで行けなくなったという状況で、地元のほうとの話も現状も伺いまして、災害の応急のほうで今回林道三沢線のほうを除草と一部流出していた部分の路面の整備のほうを行いまして、菖蒲沢ため池の近くまで今行けるようになってございます。そういった形で周辺の迂回路整備も含めて対応させていただきたいという状況でございます。 128 ◯大森貴之委員 予算に関する説明書96ページ、97ページになります。9款消防費1項5目防災費の10節需用費の中の消耗品費163万9,000円ですか、これの内容を教えていただければと思います。 129 ◯畑中祐二危機管理課長 ただいまの大森委員の質疑にお答えをいたします。  消耗品の中身ですけれども、避難者用の備蓄用消耗品が主でありまして、水24本、112箱で2,688本、アルファ米1箱50食入30箱で1,500食、あと今回初めて液体ミルクを48本購入予定となっております。 130 ◯菊地忠久委員 ただいまの大森委員の質疑に関連いたしまして、その消耗品、水とか食料品とかあるんですけれども、こちら賞味期限、消費期限ですか、あると思うんですけれども、そういった期限切れたもの、もしくは期限近いものというのはどういった処分をしているのかお伺いいたします。 131 ◯畑中祐二危機管理課長 ただいまの質疑にお答えをいたします。  水は10年保存、アルファ米は5年保存、液体ミルクは1年となっておりまして、その期限間近なものは総合防災訓練等で使っていまして、それの補充として予算計上しております。 132 ◯菊地忠久委員 防災訓練で水とか使うというのは理解したんですけれども、なかなか液体ミルクを訓練で使うというのは難しいような気がするんですけど、その辺はどのように対応されるのかお伺いいたします。 133 ◯畑中祐二危機管理課長 ただいまの質疑にお答えをいたします。  液体ミルクはまだ備蓄しておりませんので、購入の際は1年期間ということもありますので、今後、防災訓練ではなく乳幼児の健診等に使っていただきながら保護者の意見を聞いて、どのくらい備蓄していったらいいものかもあわせて検討してまいりたいと思います。 134 ◯四竈英夫委員長 ほかに質疑ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 135 ◯四竈英夫委員長 質疑がないようですので、次に厚生文教所管の質疑に入ります。質疑ありませんか。 136 ◯松野久郎委員 予算に関する説明書54、55ページ、3款民生費1項社会福祉費4目長寿福祉費の中の12節委託料なんですが、高齢者安心見守り事業というのを計上しております。この内容についてご説明をお願いいたします。 137 ◯菊地正幸長寿課長 ただいまの質疑にお答えをいたします。  まず、高齢者安心見守り事業でございますが、事業内容は、従来どおり、ひとり暮らしの高齢者宅に緊急通報端末や安否確認センサーを設置するなどし、見守りを行っていく事業でございます。これについては予算の説明でありましたとおり、介護保険特別会計から一般会計へと移ったものでございます。 138 ◯松野久郎委員 従来どおりの見守り事業ということでわかりました。  それでは、68、69ページ、3款民生費4項災害救助費1目災害救助費の中の20節貸付金なんですが、今年度は250万円ほどの貸付金を計上しておったんですが、来年度の予算には計上していないということでここの点についてご説明をお願いいたします。 139 ◯庄司昭利保健福祉部長 ただいまの質疑について私からお答えさせていただきます。  災害援護資金の貸付金につきましては、災害で負傷または住居、家財に被害を受けた方のうち、所得金額が一定の範囲内で貸し付けが受けられるという制度になっております。  本市におきましては、これまで東日本大震災であるとか、令和元年台風第19号により被害を受けた方々に貸し付けを行っているところでございますけれども、令和2年度における貸し付けに係る災害を今のところ見込んでおりませんので、科目計上という形でこのたびの当初予算に計上しているところでございますので、該当するような災害があった場合につきましては補正等で対応させていただきたいと考えております。 140 ◯松野久郎委員 はい、わかりました。  102、103ページ、10款教育費2項小学校費2目教育振興費17節備品購入費で、昨日、図書購入費について先生方への教科書ということでご説明があったと思うんですが1,400万円ほど計上しております。この図書の内容についてご説明をお願いいたします。 141 ◯半沢芳典教育長 ご案内のように、来年度から小学校の学習指導要領が全面改訂されまして本格実施になります。したがいまして、子供たちが使う教科書も全面改訂されるわけですけれども、今回予算に計上しております主なものは、教師が使う教科書については無償ではございませんので、これのお金、指導用の研究書等のお金になっております。これは一般図書と違いまして発行部数が非常に限られていることから単価が極めて高いということでありまして、小学校の学級数、担任等の数からすると、この金額にならざるを得なかったということでご理解を賜ればというふうに思います。 142 ◯松野久郎委員 わかりました。来年度から学校の指導要領が変わるということで。  これは中学校については来年度じゃないので、この次、またそういったことになれば、中学校の図書費として、また新たに購入という形になるということでよろしいですか。 143 ◯半沢芳典教育長 お答えいたします。  今、委員のご指摘のとおりでございまして、現行におきましては令和3年度から中学校が全面改訂になりますので、来年度の今の時期には恐らく中学校の教師用指導用図書の予算要求をするというふうに考えております。 144 ◯高橋鈍斎委員 予算に関する説明書110ページ、111ページの10款5項3目17節の図書購入費ですけれども、これ460万円ですかね、議会でも図書委員というのがいるようで、これは年にどれくらい会議をして図書を購入する際のどういう本を買うとか、そういうのをいろいろ協議なんかしているんでしょうか。 145 ◯小室徹彦生涯学習課長 ただいまの高橋委員の質疑にお答えをいたします。  図書館のほうの図書購入費でよろしいでしょうか。図書館のほうで司書等がいるので司書等の意見を参考に、購入について協議しながら購入しているという状況でございます。 146 ◯高橋鈍斎委員 何でこれを今お尋ねしたかといいますと、私も以前、少し専門的に何か見たいなと思って行くと、ないんですね、そういうものがね。そういうものは個人で買ってくださいとか、仙台に行って借りてくださいという話だったんでね。行って見ると、園芸とかそういうので週刊誌とか月刊誌のようなのが結構置いてあったりして、こういうのを一生懸命買って少し調べたいというのがないのはどうしてなのかと思っているんですが、その辺の内容についての検討とか、そういうのはどういうふうにして決めているのか、それもお尋ねしたいと思います。 147 ◯小室徹彦生涯学習課長 ただいまの質疑にお答えをいたします。  図書のそれぞれ必要度といいますか、ニーズ等を調査しまして買っているところでございますし、あと専門図書につきましては、各図書館と連携しておりますのでパソコン等で借りられるという状況もありますので、言っていただければそのような手配はできるかと思います。 148 ◯平間知一委員 予算に関する説明書70、71ページです。4款衛生費1項保健衛生費1目保健衛生総務費の白石市外二町組合の負担金、補助金、23節投資及び出資金の2億2,774万5,000円についてお尋ねします。これは白石市外二町組合が投資した建物や構造物、医療費等に係るもので、刈田綜合病院では、令和2年度中には多額の返済をしなければなりません。しかし、今回提案された白石市からの出資金だけでは5億円以上の不足が生じます。出資金の算出根拠を教えてください。 149 ◯菊地正昭副市長 白石市外二町組合の負担金、出資金のお尋ねでございます。昨年度は総額6億円ということでございますけれども、今年度につきましては、今、委員おっしゃったように、ちょっと負債があると。これは議員の説明会でもお話をさせていただきましたけれども、16億円ほどの借り入れがあるということでございますので、それに見合った利子分ということも配慮をさせていただきまして6億2,000万円という形になりまして、これにつきましては例年、当初で90%という話を見させていただいたということでございまして、今年度に限りましては、刈田綜合病院からの要請もございまして当初のほうで6億2,000万円、まるっこ見てほしいということでございましたので、それに応えて6億2,000万円という方で組ませていただいているということでございます。  この額につきましては、その配分はお手元にお渡しした資料のとおり、その分野分野で配分を刈田綜合病院のほうで出してきてもらっているということでございます。 150 ◯平間知一委員 それでは、この予算については事前に刈田綜合病院の幹部に十分に説明した後に事後の対応策を含めて納得した上での予算なのかどうかお伺いします。 151 ◯菊地正昭副市長 この問題につきましては、委員とも何回も議会のほうでお話をさせていただきますけれども、平成29年に白石市外二町組合で18億3,900万円という形で出させていただきました。その前の年、その前、10年くらいも10億円を超えるお金を刈田綜合病院のほうには出させていただいているところでございます。それは刈田綜合病院のほうの要請がありまして、このくらいという形で全部お応えすることができたというふうにお話をさせていただいたと思います。  ただ、うちのほうの基金が潤沢にあったということでございまして、それに応えることができたということで、平成29年のときにお話をさせていただいて、白石市の基金もだんだん苦しくなってきたと。だから、病院のほうにも努力をお願いをしたいということで平成30年に1市2町で11億円、そして、昨年度が6億9,000万円という数字になっているということでございます。 152 ◯平間知一委員 今回の予算に関しては、病院側としては、たまたま病院関係者に会ったんですけれども、6億2,000万円という話は聞いていますけれども、具体的なことについては聞いていないという話をいただいたんですけれども、それについてはどうなんですかね。 153 ◯四竈英夫委員長 暫時休憩いたします。      午後1時34分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午後1時35分開議 154 ◯四竈英夫委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 155 ◯菊地正昭副市長 議員のほうにも、平成2年度白石市外二町組合に係る予算計上状況ということで出資金、補助金、負担金について6億2,000万円の振り分けについてお渡ししていると思いますが、6億2,000万円を刈田綜合病院のほうでどのように振り分けるかということで相談をさせていただいてこの数字をご提出させていただいているということでございます。  済みません。令和2年度の白石市外二町組合に係る予算計上状況の資料でございます。 156 ◯平間知一委員 それでは、今の話を聞くと、6億2,000万円はこちらで出しますからこれの範囲内でやってくださいということなんですかね、振り分けについては。 157 ◯菊地正昭副市長 これにつきましては過去、病院のほうからこういう割り当てをするというような資料をいただいてこちらのほうで作成をしているものでございます。 158 ◯平間知一委員 もう一つお伺いしますけれども、この予算、病院ではボーナスのカットが提案されました。また、令和元年度末の病院事業会計の見通しが巨額の債務を抱えざるを得ない現状にあり、銀行からの融資が難しくなっているということをご存じの予算であるかどうか、もう一度、確認します。 159 ◯菊地正昭副市長 委員も病院議会の議員さんでございますので詳しくは病院のほうでお話を聞いていただければと思っておりますけれども、これは平成28年度に14億円、市のほうで14億円、そして、平成29年度に16億円弱、15億9,000万円余のお金を病院のほうには支出しております。そのときに2億の黒字だったというお話でございます。全体で18億円になるわけですけれども、そのときに2億円の黒字だということで、そのときに市のほうも基金がだんだん底をついてきたんで経営努力をお願いしますという話をさせていただきました。それはお願いしたところでございますけれども、平成30年度になりまして、10億円になったら6億円の赤字だと。平成31年度になったら6億円出して10億円の赤字だというお話でございます。すると、努力とお願いした部分が全然進んでいないということもございます。そういう意味では、なかなか難しいと、病院事業は公立病院は赤字を持つというのが当然だという話もございます。ただ、赤字を持ってそれを市のほうで全額、1市2町のほうで全額負担できるかという話が、それが基金があったときにはそれで補うことができましたけれども、うちのほうも基金がなくなってきたんで何とかお願いしますという話をさせていただいているということでございます。 160 ◯平間知一委員 最後ですけれども、今回、16億6,000万円の一時借入金が発生するということでありますけれども、このままの出資金では赤字というか、一時借入金がまたまたふえると判断されますが、最後に一言、これについてお願いします。 161 ◯四竈英夫委員長 暫時休憩いたします。      午後1時41分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午後1時41分開議 162 ◯四竈英夫委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  当局より参考資料を配付したい旨の申し出がありますが、これにご異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 163 ◯四竈英夫委員長 ご異議なしと認め、配付をいたします。  暫時休憩いたします。      午後1時42分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午後1時43分開議
    164 ◯四竈英夫委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 165 ◯菊地正昭副市長 この資料の説明の前に、今、16億6,000万円の一時借り入れをしなくちゃいけないということではなくて現在しているんです。していて、これをまた令和2年度に借り入れをしないと病院がもたないというお話でございます。その16.6億円を、先ほど6億2,000万円の分というのは16.6億円に対する利子分を見たよという話をさせていただきました。  それで、議員説明会のときにお話をさせていただきましたけれども、16.6億円をこのまま持ち越すと、刈田綜合病院自体が20%超えになって再建団体の扱いになるよというお話をさせていただきました。1億円か2億円を入れると10%台の再建団体みたいな形になるということで、それをクリアするのにどうしたら、やっぱり再建団体になると、病院の動きも財源調達にも支障を来すというお話だったんで6億円という話が出てきて、それを貸し付ける算段をしなくちゃいけないという話をさせていただいたということでございます。  これは前に質問いただいたときも一心同体だという話をさせていただきましたけれども、白石市が財政再建団体になって潰れたらば、刈田綜合病院に応援すらできないというのが現状でございます。ですから、そういうところをご理解をいただかないといけないと思います。  この前、議会の中で東北財務局から平成28年度のとき、決算を見て73市町村のうち、同じような規模で病院を抱えている自治体で白石市が73番目ですよ、出し過ぎですよと。このままでいくと、白石市が潰れますよと。その結果は14億円出したときに言われたんですね。その後、16億円出しているということのお話をさせていただきました。  そして今、ここにお渡しをさせていただいたところが、これは白石市が今まで病院事業にこのくらい出しているよということで、これは私どもがつくった資料ではなくて宮城県がつくった資料です。白石市さん、大丈夫ですかと国も県も心配しているということでございます。ご理解をお願いしたいと思います。 166 ◯佐藤秀行委員 予算に関する説明書の100ページ、101ページ、10款2項小学校費1目学校管理費1節報酬の会計年度任用職員報酬の部分に関連してくると思うんですけれども、特別支援学級等サポート事業についてお伺いをしたいと思います。  令和2年度の幼稚園、小学校、中学校の支援員の配置予定についてどのようにお考えなのかお伺いをいたします。 167 ◯高橋大介学校管理課上席参事 ただいまの佐藤委員の質疑にお答えをいたします。  令和2年度特別支援学級と支援員の配置なんですけれども、幼稚園が7名、小学校12名、中学校1名、計20名の予定となっております。この数につきましては、現場に調査をかけた上で検討し、決定したものでございます。 168 ◯佐藤秀行委員 わかりました。  もう一度確認しますけれども、あくまでも学校の現状、要望に応じての配置を考えているということでよろしいですね。ああ、いいです。わかりました。答弁結構です。 169 ◯高橋鈍斎委員 予算に関する説明書112、113ページの10款5項9目郷土資料館建設基金費についてお尋ねしたいんですが、これが始まった当初は埋蔵文化財の保管場所と聞いていたんですけれども、これはいつごろまで積み立てを続けるのか、目標にまだ達していないのか、あるいはある時期から博物館構想が出てきて、そうシフトしていく考えなのか、その辺をお尋ねしたい。 170 ◯四竈英夫委員長 暫時休憩いたします。      午後1時49分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午後1時50分開議 171 ◯四竈英夫委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 172 ◯小室徹彦生涯学習課長 ただいまの高橋委員の質疑にお答えをいたします。  当初、郷土資料館建設基金として積み立てていたわけですけれども、その後、博物館建設構想が出まして、現在、博物館建設委員会というものを設置しているところでございます。今後、博物館建設に向けて進むようになりますけれども、資金面等でいろいろありますので、いつごろというようなめどは今のところ、立っていない状況です。 173 ◯高橋鈍斎委員 そうすると、当初の郷土資料館で必要だったという目的のもの、埋蔵文化財の今預かっているところがあるようですけれども、それはそのままでいいのか、それとも博物館の一部をそういう場所にしたいのか。しかし、もし博物館を実現に向けていくんであれば、予算が相当いるわけですよ。先ほど副市長もかなり今、厳しいと言っているわけで、それこそ何年後か、何十年後かのスパンでこれは考えていくんでしょうか。 174 ◯四竈英夫委員長 暫時休憩いたします。      午後1時52分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午後1時53分開議 175 ◯四竈英夫委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 176 ◯半沢芳典教育長 高橋委員の質疑にお答えをいたします。  現在、基金の残高が約1億2,000万円弱でございまして、この基金をもって新たに博物館等を建設するということは事実上、それは不可能であります。したがいまして、その基金をもって博物館をつくるということは、現状においては現実的には難しいと。  したがって、今後どうしていくか、博物館構想そのものを断念しているというわけでは決してありませんで、昨年の11月にも、10月だったか、秋に博物館審議委員の皆さんにお集まりいただいて今後どうするかということで、博物館的なものは目指していくべきだというようなご意見を多数いただいたと。  現状におきまして、白石市の埋蔵文化財等の保管につきましては、旧白石高校の校舎の一部をお借りしてそこで適切に保管管理をしている。  委員がおっしゃられた埋蔵文化財だけではなく、江戸時代のものも当然、寄贈されたもの等ございますので、それを保管しているということになります。  今後、どのような形で本市として博物館的なものを考えていったらいいのかということは検討してまいりたいと。あと、審議委員の皆さんにもご意見をいただきつつ、検討してまいりたいと。決して構想を断念したとか、そういうことではございません。 177 ◯高橋鈍斎委員 ただいまの答弁で大体わかったんですが、今、審議会を開いたと聞いたので、なかなか最近、ずっと審議会もないんだと聞いていたものですから、その方向性もなんですけれども、審議委員の中には新しくつくることを望んでいるようなことを言っていまして、私は既存の、例えばミュージアムをつくったところを生かすとかあるんじゃないのと言ったんですが、そういうような方向性をこれから模索していくと受け取っていいんでしょうか、今のご答弁で。いや、建物はまた別かもしれませんけれども、何かそういう博物館的なものにしていくと受け取っていいんでしょうか。 178 ◯半沢芳典教育長 お答えをいたします。  今、委員ご指摘のとおり、しばらくの間、審議委員の皆さんにお集まりいただかなかったというのは事実でございます。それで昨年開いて、そこで申し合わせたのは、最低でも年1回お集まりいただいて、そこでいろんなご意見をいただくということを確認をいたしました。  しかしながら、その場で私も申し上げましたけれども、今すぐに博物館建設の構想が俎上に上せるという段階ではまだないということもご理解いただいたと思っております。  なお、今後、どのような形がいいのか、複合施設とかいろいろ今、県でもなっていますけれども、どのような形でどのような規模で構想していくのかということは、まさに今後の課題だと思っております。 179 ◯佐藤龍彦委員 予算に関する説明書98、99ページ、教育関係の10款1項3目教育振興費10節需用費の中の印刷製本費253万円4,000円と書かれているんですけれども、この点について内容を詳しくお聞かせください。 180 ◯小室英明学校管理課長 ただいまの質疑にお答えをいたします。  この印刷製本費でございますけれども、これにつきましては今年度の新規事業ということで、学力向上プロジェクト事業の一環としまして暗唱読本、それを製作するための印刷費となっております。 181 ◯佐藤龍彦委員 暗唱読本というのはどういうものなのかお聞かせください。 182 ◯高橋大介学校管理課上席参事 ただいまの佐藤委員の質疑にお答えをいたします。  暗唱読本は、子供たちの表現力ですとか、集中力、記憶力、そういったものを育成することをねらいとして、例えば古典ですとか、あと文部省唱歌、わらべ唄、あと民謡、場合によっては英語とか、そういったものをおさめた暗唱読本、冊子をつくると。その中には白石市ゆかりの俳人等の作品なども入れていきたいと考えております。  読本については、小学校・中学校、9年間連続して使うものと、あと幼稚園、保育園、3年間使用するものと別冊作成しようと考えているところでございます。 183 ◯佐藤龍彦委員 続いて、100ページ、101ページ、10款1項3目12節委託料の中にあります白石市学力・学習状況調査業務委託料、あと校内実力テスト実施委託料等でテストを小・中学校でされていると思うんですけれども、こういった学力向上のために行っている調査も含めてなんですけれども、テストってどのくらい年間やっておられるのかということをお聞かせいただければと思います。 184 ◯四竈英夫委員長 暫時休憩いたします。      午後2時00分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午後2時01分開議 185 ◯四竈英夫委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 186 ◯高橋大介学校管理課上席参事 佐藤委員の質疑にお答えをいたします。  学力調査で行っているテストにつきましては、まず、4月に小学校6年生、中学校3年生を対象とした国が行う全国学力・学習状況調査がございます。  そして、本市で行っている白石市学力調査としまして、こちらは小学校4年生から6年生、中学校1年生から3年生を対象にしたテストがございます。  これにあわせて、こちら小学校2年生、3年生、対象外ですので、また別に標準学力調査というテストを行っております。  今度12月に小学校1年生から6年生、中学校1年生から3年生を対象とした白石市の学力調査を行っております。  これに加えて、中学生のほうでは実力テストということで中学校1年生については年3回、2年生は年4回、受験を控える中学校3年生は年5回実施をしております。 187 ◯佐藤龍彦委員 わかりました。  同じ項目に入っているんですけれども、中学生中国派遣業務委託料というのはどういったことなのか、この点について詳しくお聞かせください。 188 ◯高橋大介学校管理課上席参事 ただいまの質疑にお答えをいたします。  本市ではこれまでオーストラリアのほうに中学生を派遣していたんですけれども、これに加えて今度、中国の上海市のほうに中学生を派遣するという内容になっております。基本的には中学校2年生を対象に公募すると、意欲のある生徒を募集して面接等を行って決定していきたいと考えております。 189 ◯角張一郎委員 予算に関する説明書102ページ、103ページ、先ほど佐藤秀行委員のほうの質問に関連するかもしれませんけれども、10款3項中学校費1目学校管理費の中で1節報酬、会計年度任用職員報酬7名となっていますけれども、きのうの説明の中に部活動サポートもここに何人かいるんだという説明があったかと思います。現状、その辺についてどのような部活にどのくらいの方がそれにかかわっているのかお伺いいたします。 190 ◯高橋大介学校管理課上席参事 ただいまの角張委員の質疑にお答えをいたします。  部活動指導員につきましては、令和元年度は2名、白石中学校のサッカー部、剣道部の指導員を配置しておりました。令和2年度につきましては、これに加えて東中学校のバレーボール部に指導員を配置する予定でございます。 191 ◯角張一郎委員 それでは3名ということになりますけれども、その方たちに対する報酬というのはどのような形でなるのか、時間給とかになるのか、その辺についてお伺いいたします。 192 ◯高橋大介学校管理課上席参事 ただいまの質疑にお答えいたします。  指導員の方の給与については、時間給になっております。1時間当たり1,604円となっております。 193 ◯角張一郎委員 この指導員については現在3名ですけれども、今後は増員という方向に持っていくのでしょうか、その辺についてお伺いいたします。 194 ◯半沢芳典教育長 お答えをいたします。  前に、県が10分の10負担で外部の指導者をと、そういう制度がございましたが、令和元年度でそれが終わりまして、今、委員がご指摘の項目について国、都道府県、それから基礎自治体がそれぞれ3分の1だったと記憶しておりますけれども、そこでこの制度に移行するということがもうこれは決定をしておりまして、国もこっちの方向にということで、今、政策を進めていると承知をしております。  本市といたしましては、中学校における教職員の働き方改革の問題もありますので、現場のニーズを諮りながらこちらのほうに移行していくような方向性をとらざるを得ないと思っております。  現在のところ、必要性のないところに配置をするわけにはまいりませんので各学校に照会をしたところ、このような3名という数字が出てきたことによって今予算をお願いをしているということになります。  将来的には、文化部等についてもこの対象が拡大されると聞いておりますので、あわせてそちらも現場のニーズを聞きながら後、予算化のほうをお願いしたいと思っております。 195 ◯伊藤勝美委員 先ほど来の10款教育費ということで、今回文部科学省の職員の招聘ですとか、あと教育アドバイザーの委託とかという事業が組まれておりますが、見ると、先生への研修のような感じがするんですけれども、この辺の事業について詳しくお話しください。 196 ◯半沢芳典教育長 伊藤委員の質疑にお答えをいたします。  本市、県と共同で今、学力向上に努めているところでありますけれども、授業力の質をどう高めるかというのが1つ大きな課題となっております。したがいまして、文部科学省からの招聘事業については、特に埼玉県と共同で実施している学力調査を、どのように現場の中で有効に活用するかということについての共同研究等をするためのアドバイザーでありますし、もう1人の方は現職の教員の方でございまして、授業等について各いろんな自治体からアドバイザーとして招聘を受けている方に今内諾をいただいておりまして、授業等の改善でご活躍いただくということで今話を進めたいと思っております。 197 ◯伊藤勝美委員 今、教育長のほうからお話しあってわかったんですけれども、今の白石市の教師の方々と捉えると、その指導力というか、そういうのが劣っているとか、そういう意味合いだからこそ、こういう方々を入れてやるということなんでしょうか。 198 ◯半沢芳典教育長 お答えいたします。  白石市の教員が他市町と特に劣っているという認識はございませんが、さらに今の子供たちの学力の現状を見ると、さらに授業の質の向上は必要だというふうに考えているからの施策だとご理解いただきたいと思います。 199 ◯伊藤勝美委員 わかりました。  それと、ALTに関して1つだけ。お一人の方を増員するということなんですが、本格的に英語の教科化が始まるということで、お一人だけで十分に回っていくんでしょうか、その辺、確認だけです。 200 ◯半沢芳典教育長 お答えいたします。  十分か十分でないかというのは非常に難しいところではありますけれども、1人増員されれば今までよりも、中学校は今までもかなり入っておりましたので、これからは小学校、それから幼稚園、保育園に対しても今まで以上に派遣できるのではないかと考えております。 201 ◯四竈英夫委員長 ほかに質疑ございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 202 ◯四竈英夫委員長 質疑なしと認めます。よって、第23号議案の質疑を終わります。  この際、暫時休憩いたします。      午後2時13分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午後2時20分開議 203 ◯四竈英夫委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより討論に入ります。討論の通告がありますので、順次発言を許します。  最初に、平間知一委員。 204 ◯平間知一委員 第23号議案・令和2年度白石市一般会計予算に反対の立場で討論します。  反対の理由について3点を挙げさせていただきます。  1点目は、教育についてです。教育の改革と学力向上も大変重要であることは異論はありません。しかし、本市の教育現場の状況を散見すると、今、一番取り組むことは、落ちついて学習ができる環境をつくり、児童・生徒の学ぶ意欲を高めることが先決ではないかと考えます。  第2点目は、土木費についてです。本市が厳しい財政状況に陥っている中にあって、現在進行中の大規模な都市計画道路拡張整備事業は、苦渋の判断ではありますが、事業の再検討も必要ではないかと考えます。  最後に3点目ですが、白石市外二町組合の出資金、負担金について、昨年よりは多少増額の予算額になっておりますが、この予算で刈田綜合病院の経営ができるのか、昨年の経営状況を見ると、甚だ疑問を感じざるを得ません。この予算ではさらに大幅な財源不足が予想され、経営が成り立つのか甚だ疑問に感じます。本市の財政もかなり厳しいことは十分に理解しますが、住民の健康と命を守るためには、地域医療のかなめとしての刈田綜合病院の経営が成り立つことではないでしょうか。  詳細については本会議で述べることにしますが、以上のことから、第23号議案・令和2年度白石市一般会計予算に反対をいたします。  議員各位のご賛同をお願い申し上げ、反対の討論といたします。 205 ◯四竈英夫委員長 以上で通告による討論は終わりました。よって、討論を終わります。
     採決に入ります。ただいま議題となっております本案については、ご異議がありますので起立により採決いたします。本案については原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 206 ◯四竈英夫委員長 起立多数であります。よって、第23号議案は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  第24号議案から第26号議案 207 ◯四竈英夫委員長 次に、第24号議案・令和2年度白石市国民健康保険特別会計予算から第26号議案・令和2年度白石市後期高齢者医療特別会計予算までの計3議案を一括議題といたします。  当局の説明を求めます。 208 ◯庄司昭利保健福祉部長 3特別会計の当初予算についてご説明申し上げます。  初めに、国民健康保険特別会計の主なものについてご説明申し上げます。  まず、歳出についてでありますが、予算に関する説明書136、137ページをお開き願います。  2款保険給付費1項療養諸費1目一般被保険者療養給付費については、被保険者数が減少傾向にあることから、前年度比9,500万円減の24億500万円を計上するとともに、2目退職被保険者等療養給付費については、制度上は平成27年3月末に廃止となり経過措置期間も本年3月で終了となることから、さかのぼっての適用や過誤調整に備えて前年度比2,500万円減の1,700万円を計上いたしております。  138、139ページをお開き願います。  2款2項高額療養費1目一般被保険者高額療養費については、前年度と同程度の給付を見込み4億円を計上しております。  これら保険給付費に要する財源として132、133ページをお開き願います。  4款県支出金1項県補助金1目保険給付費等交付金1節普通交付金に歳出の給付費の療養諸費、高額療養費及び移送費の合計額と同額の28億5,519万1,000円を見込んでおります。  138、139ページにお戻り願います。  3款国保事業費納付金1項国保事業費納付金1目国保事業費納付金18節負担金補助及び交付金に8億3,372万9,000円を計上いたしております。平成30年度からの制度改正による国保事業費納付金は、財政運営の主体である県から割り振られますが、激変緩和措置が投入されていることもあり、前年度と比較して4,536万7,000円減少すると見込んでおります。  4款保健事業費1項特定健康診査等事業費1目特定健康診査等事業費12節委託料に2,312万6,000円を。  140、141ページをお開き願います。  4款2項保健事業費1目保険給付費12節委託料に1,685万1,000円を計上いたしております。これは特定健診や特定保健指導の業務委託に係る経費及び人間ドック費用助成に係る経費を計上いたしております。  これら国民健康保険事業に充当する財源といたしましては、130、131ページをお開き願います。  1款国民健康保険税1項国民健康保険税については、例年、被保険者数の減少傾向が続いていることから、前年度比5.4%、3,189万7,000円減の5億5,930万3,000円を見込んで計上いたしております。  132、133ページをお開き願います。  4款県支出金1項県補助金1目保険給付費等交付金2節特別交付金に5,646万7,000円を計上しております。これは保険者努力支援制度や特定健康診査に係る補助金になります。  134、135ページをお開き願います。  6款繰入金2項財政調整基金繰入金1目財政調整基金繰入金については、保険税の軽減に伴い歳出額の補填のため、前年度の半額2,000万円を計上いたしております。このほか、一般会計繰入金や諸収入等を見込み措置いたそうとするものです。  以上が国民健康保険特別会計の主な内容でございます。  次に、介護保険特別会計の主なものについてご説明申し上げます。  143ページをお開き願います。  歳入歳出予算事項別明細書総括、歳入でございますが、1款保険料として第1号被保険者の保険料負担割合は第7期介護保険事業計画に基づき、令和2年度は6億9,783万2,000円を見込んでおります。  また、その他国庫支出金、支払基金交付金、県支出金、繰入金などはそれぞれの負担割合に応じた金額を計上いたしております。  152、153ページをお開き願います。  歳出でございますが、1款総務費3項介護認定審査会費2目認定調査費12節委託料として前年度より201万5,000円増額の1,311万円を計上いたしております。これは高齢者数の増加に伴い要介護認定調査の新規調査件数が増加していることから、認定調査委託料を増額いたしております。  2款保険給付費は、第7期介護保険事業計画に基づく給付見込み額をもとに33億6,916万3,000円を計上いたしております。これは前年度より1,899万1,000円増額となっておりますが、現行の介護保険事業計画の見込み額を下回っております。  154、155ページをお開き願います。  3款地域支援事業費につきましては2億8,014万円と見込み、前年度より1,033万7,000円減額となっております。これは介護予防・生活支援サービス事業費が減額となったことが主な要因です。  156、157ページをお開き願います。  3款2項一般介護予防事業費1目一般介護予防事業費にいきいき百歳体操事業を計上いたしており、高齢者が生き生きと健康で元気に暮らすことができるよう介護予防施策を推進し、健康寿命の延長を図るものであります。  158、159ページをお開き願います。  3款3項包括的支援事業・任意事業費3目任意事業費12節委託料に前年度より237万2,000円減額の1,681万2,000円を計上いたしております。これは高齢者安心見守り事業が任意事業の適用外となったため除いたことによるものです。  以上が介護保険特別会計の主な内容でございます。  続いて、後期高齢者医療特別会計の主なものについてご説明申し上げます。  最初に、歳入についてご説明申し上げます。  168、169ページをお開き願います。  1款後期高齢者医療保険料1項後期高齢者医療保険料につきましては、宮城県後期高齢者医療広域連合からの通知による負担金額をもとに、これまでの実績を踏まえ特別徴収、普通徴収分の徴収割合を見込みそれぞれ計上いたしております。  次に、歳出についてご説明いたします。  170、171ページをお開き願います。  2款後期高齢者医療広域連合納付金1項後期高齢者医療広域連合納付金1目後期高齢者医療広域連合納付金に3億9,551万6,000円を計上いたしております。これは徴収した保険料や延滞金を保険料等負担金として2億9,036万6,000円、あわせて保険基盤安定拠出金として1億515万円を宮城県後期高齢者医療広域連合に納付しようとするものです。  以上が後期高齢者医療特別会計の主な内容でございます。  これで3特別会計の当初予算の説明を終わりますが、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 209 ◯四竈英夫委員長 以上で当局の説明は終わりました。  それでは、質疑に入ります。  なお、質疑される場合は整理してページ数と項目を示して簡潔に質疑されるようお願いいたします。  最初に、第24号議案・令和2年度白石市国民健康保険特別会計予算の質疑に入ります。質疑ありませんか。 210 ◯佐藤龍彦委員 国保財政調整基金のことについてお聞きしますが、財政調整基金、どれぐらい現在あるのか、この点についてお伺いをいたします。 211 ◯高橋ひろみ健康推進課長 佐藤龍彦委員の質疑にお答えいたします。  令和2年1月末現在の基金の残高につきましては、4億1,974万6,130円でございます。 212 ◯佐藤龍彦委員 この基金なんですけれども、平成30年度、県単位化されて以降、基金のあり方ということは、それ以前と違う点があるのか、この点について確認の意味でお伺いをいたします。 213 ◯高橋ひろみ健康推進課長 ただいまの質疑にお答えいたします。  基金の取り崩しなどにつきましては、白石市国民健康保険事業財政調整基金条例第4条第1号から第4号に掲げられている場合に限り処分できるということで、こちらにつきましては、国保の事業改正になります平成30年度に条例改正しております。この第4号に国民健康保険事業納付金に対し財源が不足する場合に当該不足額を埋めるための財源に充てるときという規定が追加されております。 214 ◯四竈英夫委員長 ほかに質疑ございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 215 ◯四竈英夫委員長 質疑がないようですので、次に、第25号議案・令和2年度白石市介護保険特別会計予算の質疑に入ります。質疑ありませんか。 216 ◯松野久郎委員 予算に関する説明書156、157ページ、3款地域支援事業費2項一般介護予防事業費1目一般介護予防事業費13節の運転技能向上トレーニング機器使用料ということで毎回のっていますけれども、皆さん、使用しておられるのか、どのくらい使用しているのか。  また、その使用によって運転の向上が、その辺、確認できているかわかりませんが、どのようになっているのか、いろんな各地域に持っていってやっているわけではないと思うんですけれども、その辺の内容についてお伺いをいたします。 217 ◯菊地正幸長寿課長 ただいまの質疑にお答えをいたします。  運転技能向上トレーニング機器のその後の使い方でございますが、オレンジカフェ、前にご紹介いたしました認知症カフェでございますが、これが毎週火曜日に行われております。そこにいらっしゃった本人とご家族を対象に使っていただいております。そこでは、保健師、それから地域包括支援センターに認知症の地域支援推進員という専門員が1名おりますので、その者が皆さんとご一緒しながら機器のご利用をいただいております。  この認知症カフェは、おおむね20名もしくは30名ほどいらっしゃるときもございますけれども、そのカフェの時間の中で現在、楽しみながらトレーニングをしていただいており、中には大分上達された方もいらっしゃるということでございます。  ただ楽しんでいるだけでは効果が確かめられないということもございますので、今後の予定といたしまして個人宅でトレーニングを積んでいけるよう貸し出し等もしていきながら、その上達の度合い、どのように数値に見える形にしていくのかということを、この借り受けております仙台放送エンタープライズと今現在、どのような形がよいのかということで相談してございます。今後の活用方法はそのように考えてございます。 218 ◯四竈英夫委員長 ほかに質疑ございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 219 ◯四竈英夫委員長 質疑なしと認めます。質疑がないようですので、次に、第26号議案・令和2年度白石市後期高齢者医療特別会計予算の質疑に入ります。質疑ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 220 ◯四竈英夫委員長 質疑なしと認めます。よって、第24号議案から第26号議案までの計3議案の質疑を終わります。  この際、暫時休憩いたします。      午後2時44分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午後2時44分開議 221 ◯四竈英夫委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  採決に入ります。ただいま議題となっておりますこれら3議案については、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 222 ◯四竈英夫委員長 ご異議なしと認めます。よって、第24号議案から第26議案までの計3議案は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  第27号議案及び第28号議案 223 ◯四竈英夫委員長 次に、第27号議案・令和2年度白石市水道事業会計予算及び第28号議案・令和2年度白石市下水道事業会計予算の2議案を一括議題といたします。  当局の説明を求めます。 224 ◯熊谷弘一上下水道事業所長 それでは、第27号議案・令和2年度白石市水道事業会計予算の主なものについてご説明いたします。  予算に関する説明書の173、174ページをお開きください。  収益的収入及び支出について収入からご説明いたします。  1款1項1目給水収益8億6,752万9,000円につきましては、上水道の年間総給水量を400万7,000立方メートルと見込んで水道料金を算定しております。人口減少等により有収水量は減少し続けておりますが、消費税を含まない水道料金では、前年度比で約2.1%減となっております。  3目上戸沢飲料水供給施設収益33万1,000円、4目下戸沢飲料水供給施設収益157万3,000円につきましては、それぞれ水道料金収入及び雑収益を計上しております。  5目その他営業収益の下水道負担金2,185万2,000円につきましては、庁舎の維持管理及び下水道使用料の徴収事務等に係る負担金でございます。  2項2目加入金940万5,000円につきましては、新規に水道を引く場合や給水口径を大きくする場合に納付していただく加入金でございます。  4目雑収益143万9,000円につきましては、庁舎及び水道施設の一部について民間事業者へ貸し付ける収益でございます。  175、176ページをお開きください。  支出についてご説明いたします。  1款1項1目原水及び浄水費の受水費に3億4,597万8,000円を計上しておりますが、前年度比で約1億2,400万円の減となっております。これは仙南・仙塩広域水道の料金改定により、令和2年度から約22%引き下げられたこと及び自己水源を有効活用できるように施設を工夫した結果、受水料の見込みを172万3,000立方メートルと大幅に減らすことができたことによるものでございます。  2目配水及び給水費の修繕費2,799万円につきましては、配水管及び給水管の漏水修繕、検定満期による量水器修繕、その他施設等の修繕を行おうとするものでございます。  同じく2目の委託料2,430万4,000円につきましては、配水施設の各種保守点検業務のほか、老朽化に加え施設に問題のある三住地区について今後の施設改良及び更新の方向性を探るため、基本計画を策定しようとするものでございます。
     177、178ページをお開きください。  4目総係費の委託料に1億2,079万円を計上しております。主なものは料金関係業務及び開閉栓・施設管理業務の包括委託のほか、水道施設のアセットマネジメント策定業務、公営企業会計支援業務等を委託しようとするものでございます。  6目資産減耗費の固定資産除却費に4,783万円を計上しております。これは構築物・機械装置等の除却費及び城南配水池等の撤去工事費について見込むものでございます。  7目上戸沢飲料水供給施設費用につきましては、上戸沢飲料水供給施設の維持管理経費として29万9,000円を計上しております。  179、180ページをお開きください。  8目下戸沢飲料水供給施設費用につきましては、同じく維持管理経費として131万1,000円を計上しております。  181、182ページをお開きください。  資本的収入及び支出の主なものについて、収入からご説明いたします。  1款1項1目企業債5,000万円につきましては、配水管布設工事等の施設整備に係る資金として借り入れるものでございます。  3項1目国庫補助金3,000万円、4項1目出資金3,000万円につきましては、市道中央通り線に埋設してあります老朽化した配水管の更新のために行う配水本管耐震化工事に係る国庫補助金及び繰り出し基準に基づく一般会計からの出資金でございます。  次に、支出についてご説明いたします。  1款1項2目配水施設整備費の工事請負費に3億719万6,000円を計上しております。主なものは、市道中央通り線の配水本管耐震化工事及び老朽管更新工事、大町ポンプ場新設工事のほか、台風19号による大鷹沢三沢地内の配水管設置工事などでございます。  183ページをお開きください。  令和2年度水道事業会計予定キャッシュ・フロー計算書ですが、業務活動、投資活動、財務活動を通じての令和2年度末における資金期末残高は、4,368万2,000円減の10億5,320万9,000円になると見込んでおります。これは投資活動における老朽施設の更新等に必要となる投資資金に対し、企業債等の借り入れ等による充当資金が少ないため、資金残高が減少すると見込むものでございます。  次に、188ページをお開きください。  こちらは令和2年度の予定貸借対照表になっております。  資産の部中、流動資産の現金預金10億5,320万8,557円につきましては、キャッシュ・フロー計算書における資金期末残高に一致するものでございます。  次の190ページ、令和元年度予定損益計算書、次の191、192ページ、令和元年度予定貸借対照表につきましては、いずれも決算見込みでの財政状況を示す表となっております。  薄いほうの冊子でございます。予算書の17、18ページをお開きください。  水道事業会計予算第4条の補填財源ですが、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,944万8,000円、過年度分損益勘定留保資金1億405万5,000円、当年度分損益勘定留保資金1億3,569万円をもって不足額を補填しようとするものでございます。  以上が水道事業会計予算の主なものでございます。  次に、第28号議案・令和2年度白石市下水道事業会計予算の主なものについてご説明いたします。  予算に関する説明書の194、195ページをお開きください。  収益的収入及び支出について、収入からご説明いたします。  1款1項1目下水道使用料収益5億8,099万8,000円につきましては、公共下水道事業での年間処理水量を269万1,000立方メートルと見込み下水道使用料を算定しております。人口減少等の影響により総処理水量を前年度比で1万立方メートル減と見込んでおります。  2目他会計負担金4,410万7,000円につきましては、雨水処理に対する一般会計からの負担金でございます。  2項2目他会計補助金2,875万円につきましては、繰り出し基準に基づく汚水処理等に対する一般会計からの補助金でございます。下水道使用料の改定により使用料収益が増加したことにより、前年度比で4,500万円の減と見込んでおります。  2款1項1目農業集落排水事業使用料収益2,009万円につきましては、農業集落排水処理施設での年間処理水量を9万6,000立方メートルと見込んで使用料を算定しております。総処理水量を前年度比で7,000立方メートルの減と見込んでおります。  196、197ページをお開きください。  2項1目他会計補助金5,226万3,000円につきましては、汚水処理等に対する一般会計からの補助金でございます。  次に、支出についてご説明いたします。  198、199ページをお開きください。  1款1項2目流域下水道維持管理負担金に1億3,051万4,000円を計上しております。これは流域下水道での汚水処理費として県に支払う負担金でございます。  3目総係費の負担金の2,121万6,000円につきましては、庁舎の維持管理及び下水道使用料の徴収事務等に係る費用について、水道事業会計に支払う負担金が主なものでございます。  200、201ページをお開きください。  2款1項1目管渠費に491万3,000円、2目処理場費に1,552万5,000円を計上しております。これらは農業集落排水施設についての人件費を含まない直接的な維持管理経費でございます。  次に、204、205ページをお開きください。  資本的収入及び支出の主なものについて、収入からご説明いたします。  1款1項1目企業債2億7,960万円につきましては、建設改良工事などの資金に充てる企業債及び資本費平準化債等でございます。  4項1目他会計補助金に2億1,849万6,000円を計上しております。これは企業債元金償還金等に対する一般会計からの補助金でございます。  2款1項1目企業債に3,520万円を計上しております。これは資本費平準化債を発行可能額分借り入れようとするものでございます。  3項1目他会計補助金に3,567万6,000円を計上しております。これは企業債元金償還金に対する一般会計からの補助金でございます。  206、207ページをお開きください。  支出の主なものについてご説明いたします。  1款1項2目管渠建設単独事業費1,755万7,000円につきましては、下水管移設実施設計業務及びマンホールふたの更新による長寿命化工事等について計上しております。  4目雨水管渠補助事業費に6,005万円を計上しております。これは平成30年度より着工いたしました八幡町地区の雨水排水路整備工事を継続して行おうとするものでございます。  次に、208ページをお開きください。  令和2年度下水道事業会計予定キャッシュ・フロー計算書でございますが、業務活動、投資活動、財務活動等を通じての令和2年度末における資金残高は3億2,003万9,000円になると見込んでおります。これは業務活動において使用料収益の増加等による消費税を未払い金として計上しているため、例年よりも期末残高が増加しているものでございます。  213、214ページにつきましては、令和2年度の予定貸借対照表になっております。資産の部中、流動資産の現金預金3億2,003万9,000円につきましては、キャッシュ・フロー計算書の資金期末残高と一致するものでございます。  次に、215ページ、令和元年度予定損益計算書、216、217ページ、令和元年度予定貸借対照表につきましては、いずれも決算見込みでの財政状況を示す表となっております。  予算書の20ページをお開きください。  下水道事業会計予算第4条における収入が支出に対して不足する額2億7,659万5,000円につきましては、当年度分損益勘定留保資金をもって補填しようとするものでございます。  以上が下水道事業会計予算の主なものでございます。  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 225 ◯四竈英夫委員長 以上で当局の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  なお、質疑される場合は、整理してページ数と項目を示して簡潔に質疑されますようお願いいたします。  最初に、第27号議案・令和2年度白石市水道事業会計予算の質疑に入ります。質疑ありませんか。 226 ◯大森貴之委員 予算に関する説明書175ページ、176ページになります。支出のほうですけれども、1款1項1目の原水及び浄水費の中で受水費3億4,597万8,000円、これは広域水道にお支払いする金額でございますね。その中で、例年に比べますとかなり減量させていただいたというか、先ほどのお話ですと、自己水源等の活用等も含めてここまで抑えられた、また契約関係もありますのでその辺のご苦労もあったかとは思いますけれども、この水量になったと捉えさせていただいております。  その中で、今後ますます自己水源のほうを多くしていただきながら県の量を抑えていただけるような方向に持っていっていただきたいという思いはあるんですが、現時点で自己水源での処理量は、これを減らしていけるだけのものがあるのかどうか教えていただきたいと思います。 227 ◯熊谷弘一上下水道事業所長 大森委員の質疑にお答えをいたします。  自己水源についてでございますが、このほぼ1年間ほど自己水源をより活用できるように現状施設についてさまざまな工夫を行ってまいりました。現在も継続中ではございますが、現時点におきまして、我々としては、ほぼ自己水源、現状施設で活用できる分については最大に近い状況まで活用できるようになっておると捉えております。その最大に活用できるような状況をもちまして令和2年度の予算につきましても算定させていただいているところでございます。  今後の見通しでございますが、現状の水源の能力あるいは幾ら幾ら取水可能という、これは水源地をお借りしている部分もございますので、そちらの協定等にもよりまして上限がございまして、現状ではこれ以上の上昇は難しいというような状況でございます。 228 ◯大森貴之委員 そうしますと、この広域水道のほうにお支払いする金額ですけれども、先ほど私も、今後できれば少なくしてほしいというお話とともに実際は5年ごとの改定ですか、そういういろんな県との規定がございますので一概には行けないかと思いますが、これは令和2年度分ですのでこれで納得しますけれども、今後、逆に言うと、市のほうの立場としてこれを下げていく方向性というのは、何か対策はあるんでしょうか。 229 ◯熊谷弘一上下水道事業所長 大森委員のご質疑にお答えいたします。  広域水道からの受水量でございますが、5年ごとに覚書というものがございまして、これが5年ごとに見直しされて覚書が新たに締結されるということになっております。  この覚書と申しますのは、仙南・仙塩広域水道を受水しております白石を含めまして17の市町が相互に覚書を締結するものでございます。  この覚書の中で1日幾ら幾ら受水するという水量を覚書水量という形で決めております。仙台市が幾ら、白石市が幾らということでございます。この覚書水量でございますが、今年度は日量7,200立方メートルです。これが令和2年度より5,700立方メートルに下げさせていただくことができました。この覚書水量の8割が責任水量ということになります。使っても使わなくても8割の水代はお支払いしなければならないというのが責任水量でございます。今年度の7,200からすれば来年度の5,700掛ける0.8の責任水量というのはぐっと下がります。その責任水量をほぼ責任水量まで実際広域水道から受水する量を減らすことが可能になったということでございます。それは自己水源を活用することによって可能であったということでございまして、1年前は全然そのような状況にはございませんでした。それが可能になったものですからこういう予算案にもなったわけでございますが、今後につきましては、白石市の覚書につきましては、ある程度下がっていく覚書にしてございます。5年間ですから令和6年度までの覚書になっておりまして、令和6年度につきましては5,000立方メートルまで下げさせていただきたいということで覚書をさせていただいております。ですから、責任水量も下がりますし、それに応じて実際の受水量も下がっていくということになります。  また、あわせましてここ数年、山田市長とともに県知事あるいは県の企業局にも強く要望してまいりましたが、白石市の特有の問題であります計画水量の問題がございます。計画水量によって基本料金の部分はどうしても決まってしまうということでございます。この計画水量の見直しを強く訴えてまいりました。覚書、昨年締結いたしました覚書には、3年間で見直しの協議を行っていくという1文を加えていただくことができました。これによってこの協議が昨年12月よりスタートしております。この協議の中におきまして基本水量を見直す、これをほかの白石市以外の16の市町の了解、最終的には了承も得なければ変更できませんので、その辺の協議を今後していくということでございます。この計画水量の部分の見直しも実現できれば、さらに受水費を低減することも可能になるのではないかと考えております。  ただ、しかしながら、総体的な経費は一緒でございますので、白石市分が下がりますと、どこかでその分を補填しなければいけないという状況もございます。そのようなことで、今、努力しておるような状況でございます。 230 ◯松野久郎委員 予算に関する説明書181、182ページの資本的収入及び支出のところの支出で1款水道事業資本的支出1項建設改良費2目配水施設整備費の工事請負費なんですが、この3億円の中に老朽管更新工事と入っているんですけれども、白石市内も老朽管がかなりふえてきているという中で、この工事請負費の中の比率の中で老朽管更新工事というのはどのくらいの距離を考えていらっしゃるのか、その辺についてお伺いいたします。 231 ◯熊谷弘一上下水道事業所長 松野委員の質疑にお答えいたします。  老朽管更新工事につきましては、中央通り線のほかにも老朽管更新工事ということで考えてございまして、現在、予算上考えておりますのは、約1.6キロメートルほどを行いたいと考えております。 232 ◯澁谷政義委員 予算に関する説明書175、176ページ、受水費のことで前議員と同じ質疑なんですけれども、今回の受水費が3億4,597万8,000円に下がったということで、たしか七、八年前から見ると、最高で五億何ぼぐらいに比べると、もう2億円ぐらい受水費としては少なくなっているのかなということで、当時、5億円から4億ぐらいに7,000万円だか8,000万円下がったときに、その差額分はどう使うんですかと質疑したときに、布設がえに使わせてくださいという形でありました。今回もこの下がった分はどこにどのように利用されるのか質問します。 233 ◯熊谷弘一上下水道事業所長 澁谷委員の質疑にお答えをいたします。  受水費の低減による差額といいますか、その分についての利用方法ということでございますが、ご存じのとおり、平成30年度の決算では、いわゆる赤字決算でございました。今年度につきましても当初より赤字予算で組んでおります。決算においても同様の赤字が見込まれております。これは剰余金等から補填するような形になっておりますが、そのような状況におきまして、要するに収支的には厳しい状況がここ一、二年の現状でございましたが、今回令和2年度よりの受水費の低減につきましてその部分につきましては解消されます。  また、施設の更新につきましては、澁谷委員もおっしゃいますとおり、更新費用に今後もずっと充てなければなりません。起債等もある程度制限しながら更新工事を行うためには、やはりこちらの差額といいますか、低減された部分については更新費用に充てていきたいと考えているところでございます。 234 ◯菊地忠久委員 予算に関する説明書177ページ、178ページの1款1項4目の委託料の中でアセットマネジメント策定業務ということで計上されております。こちら今年度より策定業務やっておりまして来年度もということでございます。ただいまの議論でもありましたように、受水費は下がりますけれども、本市、老朽管非常に多くて、今後も老朽管の更新費用、多額にかかってくるということが予想される中で、このアセットマネジメント策定によって少しでもいろいろ水道事業をよくしようということでございますが、これまでのこのアセットマネジメント策定業務、今現状の取り組みと令和2年度の取り組み予定、この辺を詳しくお聞かせください。 235 ◯熊谷弘一上下水道事業所長 菊地委員の質疑にお答えをいたします。  水道事業におけるアセットマネジメントでございますが、このアセットマネジメントのまず効果について述べさせていただきますと、計画的な更新投資及び重要度、優先度を踏まえました更新投資の平準化、またライフサイクルコストの減少などを効果として見込んでおります。  本市といたしましては、特に管路の老朽化が著しいため、この計画を策定することにより中長期的な更新需要の見通しを明確にし、将来の財政収支の見通しを明らかにした上で、効率的な施設更新を図る必要があると考えております。このような考え方のもとに今年度よりアセットマネジメント計画の策定を開始したところでございます。今年度におきましては、水道施設の現状調査や現在の財政状況などの基礎調査を行っております。  続きまして、令和2年度におきましては、今後の有収水量の予測や起債償還等の財政収支等を照らし合わせまして施設更新の平準化や今後の料金のあり方について検討を行い、計画を策定したいと考えております。 236 ◯四竈英夫委員長 ほかに質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 237 ◯四竈英夫委員長 質疑がないようですので、次に、第28号議案・令和2年度白石市下水道事業会計予算の質疑に入ります。質疑ありませんか。 238 ◯松野久郎委員 予算に関する説明書213ページの予定貸借対照表の中の流動資産の中で貸倒引当金が計上されております。と同時に、216ページも、これは令和2年3月31日の予測でございますけれども、ここにも貸倒引当金が計上されているんですが、この内容についてお伺いをいたします。 239 ◯四竈英夫委員長 暫時休憩いたします。      午後3時24分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午後3時25分開議 240 ◯四竈英夫委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 241 ◯熊谷弘一上下水道事業所長 松野委員の質疑にお答えいたします。  貸倒引当金でございますが、下水道使用料等の不納欠損処分によるものでございます。 242 ◯松野久郎委員 不納欠損という話、要するにお金を取ることができなかったということですよね、そういうことですね。  というのは、216ページのことしの最後43万3,000円を見て来年度50万円くらいを見ているんで、これは三角ついてますから、恐らく未収金の中でそのくらいの予想を立てたのかなと思ったんですけれども、実質的には今年度、来年度じゃなくて、ここに216ページに出ていますので、それに基づいて来年度につながっていくんだろうと思うんですけれども、今年度については、今もう2月ですのでどのくらいの貸し倒れがあるのか、貸し倒れとして計上しているのか、その辺について、貸し倒れがあるというんじゃなくて貸し倒れとして計上しなくていけなくなったということだと思うんですけど、その辺についてお伺いいたします。 243 ◯四竈英夫委員長 暫時休憩いたします。      午後3時28分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午後3時29分開議 244 ◯四竈英夫委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
    245 ◯熊谷弘一上下水道事業所長 お答えいたします。  手元に未収金の詳細な数字がないものでちょっと具体的な額についてはお答えできませんが、現状で申し上げますと、下水道事業の使用料につきましても結果的には99.5%以上の収納率にはなってございます。毎月使用料が発生しておりますので、その当月、その以前の分についてずっと管理し続けておるものですが、現状、現行法規につきましては5年間という時効がございます。5年間の時効に、これは強制的に時効が発効いたしますので5年間の時効で回収不納となったものについては、やむを得ず欠損ということで処理させていただいておる状況でございます。 246 ◯四竈英夫委員長 ほかに質疑ございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 247 ◯四竈英夫委員長 質疑なしと認めます。よって、第27号議案及び第28号議案の2議案の質疑を終わります。  この際暫時休憩いたします。      午後3時31分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午後3時31分開議 248 ◯四竈英夫委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  採決に入ります。ただいま議題となっております第27号議案及び第28号議案の2議案を一括して採決いたします。これら2議案については、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 249 ◯四竈英夫委員長 ご異議なしと認めます。よって、第27号議案及び第28号議案の2議案は、いずれも原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 250 ◯四竈英夫委員長 お諮りいたします。予算審査特別委員会において議決されました各議案の条項、字句、数字その他整理を要するものについては、その整理を会議規則第107条の規定に基づき委員長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 251 ◯四竈英夫委員長 ご異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字その他の整理は委員長に委任することに決定しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 252 ◯四竈英夫委員長 以上をもって、本特別委員会に付託された案件の審査は全て終了いたしました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 253 ◯四竈英夫委員長 この際、お諮りいたします。本特別委員会の審査経過と結果につきましては、来る3月6日の本会議において報告いたしますが、その報告書の作成につきましては委員長に委任されたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 254 ◯四竈英夫委員長 ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。  委員の皆様には、終始熱心にご審議をいただき、予定どおり付託案件の審査を全て終了いたしましたことに深く敬意と感謝を申し上げます。  また、理事者各位におかれましても、本特別委員会の円滑な運営に格別なるご協力をいただき、厚く御礼を申し上げます。  これをもって、本特別委員会を閉会いたします。  大変ご苦労さまでした。      午後3時33分閉会  白石市議会委員会条例第30条の規定によりここに署名する  予算審査特別委員長  四 竈 英 夫 Copyright © Shiroishi City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...