31
◯志村新一郎議長 ほかに
質疑ございませんか。13番
菊地忠久議員。
32 ◯13番(
菊地忠久議員) おはようございます。
ただいまの
松野議員に関連して、
東中学校について
質疑をさせていただきますけれども、こちら、
電気アースから逆流したということで、
電気は目に見えないところで、どこまで逆流して、
被害を受けたのはいろいろな
電源盤とか
火災報知機とかいうところだと思うんですけれども、
東中学校の全ての
電気機器というのは
チェックして、ほかに本当に確実に
破損箇所、そういうところはないのかというような、全校的な
チェックは行ったのかお
伺いをいたします。
33
◯志村新一郎議長 小室学校管理課長。
〔
小室英明学校管理課長登壇〕
34
◯小室英明学校管理課長 ただいまの
質疑にお答えいたします。
現時点で、可能な限り
破損箇所の
チェック、調査を行っておりますけれども、まだ細かい
部分で、今後、必ずしも出てこないとは言い切れないような状況となっております。
35
◯志村新一郎議長 13番
菊地忠久議員。
36 ◯13番(
菊地忠久議員)
落雷だったんですけれども、
人的被害は全くなかったということだったんですけれども、そのときの
生徒さんたちとかの様子というか、そういったのはどうだったのかお
伺いいたします。
37
◯志村新一郎議長 半沢教育長。
〔
半沢芳典教育長登壇〕
38
◯半沢芳典教育長 平日の午後3時ということで、私もそこが一番心配したところでございますが、幸いにしてといいますか、その日、5月31日は、実は中体連の振りかえ休日になっておりまして、
生徒は誰一人、その時間帯にはおらなかったと
報告を受けております。本当に人的な
被害がなくてよかったなと思っているところです。
39
◯志村新一郎議長 13番
菊地忠久議員。
40 ◯13番(
菊地忠久議員) たまたま
生徒さんがいなかったということで、非常によかったと思うんですけれども、まず各
学校で、例えば地震とか台風とか、そういった水害に対する
防災マニュアル等、避難
マニュアル等あると思うんですが、
落雷に対して、そういったものは、各
学校でちゃんとしっかり準備しているのか、その辺お
伺いをいたします。
41
◯志村新一郎議長 半沢教育長。
〔
半沢芳典教育長登壇〕
42
◯半沢芳典教育長 お答えいたします。
当然、たまたま今回は
落雷という形になりましたけれども、雷のもちろん
被害というのも
大変甚大になることが想定されますので、各校におきましては、
危機管理の
マニュアルの中に
落雷等についても定めておりまして、基本的には黒い雲等が急に出てきた場合は、屋外での活動を基本的には中止をして、それから
あと室内に避難をする。それからあと、
下校時刻等に絡んでいれば、それがおさまるまで児童・
生徒は待機させるというようなことで、
マニュアル上は定めてございます。
43
◯志村新一郎議長 ほかに
質疑ありませんか。9番
大野栄光議員。
44 ◯9番(
大野栄光議員) おはようございます。
今回の
アース線から侵入した
落雷の
被害ということなんですけれども、こういったことは我々も余り聞いたことがなかったので、びっくりしていますが、まずこういった
アースから侵入する、予防するというか、それを遮断するというか、今後そういったのを各施設に置いて、考えているかどうかお尋ねいたします。
45
◯志村新一郎議長 小室学校管理課長。
〔
小室英明学校管理課長登壇〕
46
◯小室英明学校管理課長 ただいまの
質疑にお答えいたします。
今回、教育
委員会としましても、このような形での災害というのは初めてのケースでございまして、今後、
電気の管理者とも相談しながら対応を進めていきたいと考えております。
47
◯志村新一郎議長 ほかに
質疑ございませんか。13番
菊地忠久議員。
48 ◯13番(
菊地忠久議員)
東中学校のほうは終わりですので、ほかのもう一つのほうの住民基本台帳ネットワークの
機器更新に伴うこの費用についてお
伺いをいたしますけれども、こちら、具体的にどのような、中身についてお
伺いをいたします。
49
◯志村新一郎議長 大野市民課長。
〔大野昭彦市民課長登壇〕
50 ◯大野昭彦市民課長 おはようございます。ただいまの菊地
議員の
質疑について、私よりお答えいたします。
現在、本市で使用しております
住民基本台帳ネットワークシステムにつきましては、本年9月1日のシステム
機器更新に伴い本システムの委託業者がかわることから、現委託業者のデータセンターに設置している住民基本台帳システムネットワーク回線の一部
処理装置を、新委託業者のデータセンターへの移設が必要であるということになりましたので、
補正予算を計上するものでございます。
51
◯志村新一郎議長 13番
菊地忠久議員。
52 ◯13番(
菊地忠久議員) 内容については理解しました。ただ、今回このタイミングで、議会の最終日に追加で
補正予算が計上された、このタイミングについてお
伺いをいたします。
53
◯志村新一郎議長 大野市民課長。
〔大野昭彦市民課長登壇〕
54 ◯大野昭彦市民課長 ただいまの
質疑についてお答えいたします。
住民基本台帳ネットワークシステムの機器につきましては、本年9月1日の更新に向け、新旧の委託業者と協議を行いながら準備を進めておりますが、6月に入りまして、委託業者等々の協議におきまして、データセンターに設置しているシステム一部
処理装置につきましても移設が必要であることが判明し、費用も発生するということが判明したものでございます。
55
◯志村新一郎議長 ほかに
質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
56
◯志村新一郎議長 質疑なしと認めます。よって
質疑を終わります。
お諮りいたします。ただいま
議題となっております本案については、
会議規則第36条第3項の
規定により、
委員会付託を省略し、採決いたしたいと思います。これにご
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
57
◯志村新一郎議長 ご
異議なしと認めます。よって、本案については
委員会付託を省略することに決定いたしました。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時23分休憩
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午前10時23分開議
58
◯志村新一郎議長 休憩前に引き続き
会議を開きます。
これより討論に入ります。
討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。
採決に入ります。ただいま
議題となっております第51
号議案については、
原案のとおり決定することにご
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
59
◯志村新一郎議長 ご
異議なしと認めます。よって、第51
号議案については
原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日程第5 議提第2号
60
◯志村新一郎議長 日程第5、議提第2号・国民健康
保険制度に関する意見書を
議題といたします。
提案理由の
説明を求めます。1番佐藤龍彦
議員。
〔1番佐藤龍彦
議員登壇〕
61 ◯1番(佐藤龍彦
議員) おはようございます。
ただいま
議題となっております議提第2号・国民健康
保険制度に関する意見書につきまして、
提案理由の
説明を述べさせていただきます。
意見書案の内容につきましては、お手元に配付されているとおりでございます。
この案の
提案理由は、国民健康
保険制度は社会保障及び国民皆
保険の医療制度を支える重要な基盤となっています。しかしながら、国保の加入者は高齢者や低所得者が多く、所得に占める
保険税負担割合が協会けんぽ等に比べ高いため、加入者の負担が限界となっているという構造的な問題を抱えています。
この状況を重く受けとめた全国
知事会・
市長会・町村会は、協会けんぽ並みの
保険税負担率に引き下げるため、1兆円の公費負担増を要望しました。
平成30年4月から、国民健康
保険の財政運営が都道府県に移管されましたが、国保の構造的な問題は変わりありません。
国保を安定かつ持続的に運用できるようにするためには、国庫負担割合の引き上げを求めた国保財政基盤強化策など、適切な措置を講ずる必要があります。
また、国保税が協会けんぽなどの被用者
保険と比べて著しく高くなる大きな要因になっているのは、国保にしかない均等割と平等割という
保険税算定です。
子供の数が多いほど
保険税が引き上がる均等割には、子育て支援に逆行しているという批判の声も上がっており、全国
知事会などからも見直しの要求が出されています。
均等割と平等割を合わせると、全国で徴収されている
保険税額はおよそ1兆円とされています。1兆円の公費投入で協会けんぽ並みの
保険税とすることは可能です。
よって、国民健康
保険税引き下げのため、国に対し国庫負担の増額を強く求めるものです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
議提第2号
国民健康
保険制度に関する意見書
上記
議案を別紙のとおり地方自治法第112条及び
白石市議会会議規則第13条の
規定により提出します。
令和元年6月19日
提出者
白石市議会議員 佐 藤 龍 彦
賛成者
白石市議会議員 伊 藤 勝 美
〃 〃 平 間 知 一
〃 〃 沼 倉 啓 介
〃 〃 山 谷 清
〃 〃 大 野 栄 光
〃 〃 保 科 善 一 郎
白石市議会議長 志 村 新 一 郎 殿
国民健康
保険制度に関する意見書
国民健康
保険制度は、国民の4人に1人が加入し、社会保障及び国民皆
保険の医療制度を支える重要な基盤になっている。しかしながら、国民健康
保険税の滞納世帯が全加入者の15%を超えるなど、国保税の重い負担に市民が悲鳴をあげている。高過ぎる国保料は、住民の暮らしを苦しめているだけではなく、滞納と受診抑制を生み、それが更なる国保料値上げとなる悪循環をもたらし、国保制度の根幹が揺らぐ事態となっている。
かつて、国保の加入者構成(市町村国保に全国で約3,500万人)は、7割が「農林水産業」と「自営業」従事者であったが、今では43%が年金生活者などの「無職」、34%が「非正規雇用」などで、合わせて8割近くになっている。また、国保は、「協会けんぽ」や「組合健保」に比べ、加入者に大変重い負担を強いる制度である。国保の構造的な問題を解決し、重い負担である国保税を引き下げるためには、十分な公費を投入することが必要不可欠であると考えるものである。
また、全国
知事会・同
市長会・同町村会においては、国保の定率国庫負担の増額を政府に要望し続けており、2014年には、公費を1兆円投入し、「協会けんぽ」並みの負担率にすることを政府・与党に求めている。1984年以降、国庫負担の削減・抑制で国保に対する国の責任が後退する中、約3,400億円の財政支援が行われたが不十分であり、国保加入者の貧困化・高齢化等が進む中で、国保税に対する負担はますます重くなっている。
国保税が高くなる要因の一つに、世帯の人数を算定基礎とする「均等割」がある。世帯の人数が
保険料に影響するのは国保だけで、各世帯に定額でかかる「平等割」と同様、他の
保険にないものである。「均等割」と「平等割」を合わせると、全国で徴収されている
保険税額はおよそ1兆円とされている。1兆円の公費投入で「協会けんぽ」並みの
保険税とすることは可能である。
よって、国民健康
保険税引き下げのため、国に対し、国庫負担の増額を強く求めるものである。
以上、地方自治法第99条の
規定により意見書を提出する。
令和元年6月19日
宮城県
白石市議会
衆議院
議長 大 島 理 森 殿
参議院
議長 伊 達 忠 一 殿
内閣総理大臣 安 倍 晋 三 殿
財務大臣 麻 生 太 郎 殿
厚生労働大臣 根 本 匠 殿
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
62
◯志村新一郎議長 以上で
提案理由の
説明は終わりました。
これより
質疑に入ります。
質疑ありませんか。7番管野恭子
議員。
63 ◯7番(管野恭子
議員) おはようございます。
この意見書の提出者が、共産党所属の佐藤龍彦
議員ということでお
伺いしたいんですが、この意見書の内容については、これは御党の共産党さんの政策と一致するものでしょうか。
伺います。
64
◯志村新一郎議長 1番佐藤龍彦
議員。
65 ◯1番(佐藤龍彦
議員) これは、
知事会も出しているということもありまして、党派は関係なく、あくまでも納税をしていただいている方の立場に立っての意見書でございますので、ご理解をよろしくお願いいたします。
66
◯志村新一郎議長 7番管野恭子
議員。
67 ◯7番(管野恭子
議員) 共産党さんのホームページを見させてもらいましたが、政策としてしっかり載っておるようでございます。
では次に、財源について
伺います。
1兆円の公費投入で協会けんぽ並みの
保険税とすることは可能である、これの具体的な方策を
伺います。
68
◯志村新一郎議長 1番佐藤龍彦
議員。
69 ◯1番(佐藤龍彦
議員) これは、国がやはり考えるべきことで、1984年の国保法が改正されて以降、国庫負担がどんどん低くなっているという状況を踏まえた意見書なので、それは国が考えるべきということで、ご理解いただければと思います。
70
◯志村新一郎議長 7番管野恭子
議員。
71 ◯7番(管野恭子
議員) 1兆円というのは、かなり大きな数字でございまして、国が考えるということは、余りにも財源不明瞭ではないかと考えます。
御党のホームページを見ますと、これはかなり細かく財源を明確にしておるようなんですが、それからすると、やはり現実的にどうなのかということがございます。
それで、まずはやはり大事なのは、全国
知事会等の主張だと思いますので、2014年に全国
知事会、かなりやはり国民健康
保険料が高くなるという、高齢化社会において、さまざまな面で負担が大きくなっているという現実を踏まえまして、確かに要望いたしました。それで、その後、平成27年2月10日の全国
知事会で、このような発信をしております。
「『国民健康
保険制度の基盤強化に関する国と地方の協議』の議論のとりまとめに当たって」ということですが、「今般、国と地方三団体の協議において示された「国民健康
保険の見直しについて(議論のとりまとめ)」においては、平成29年度以降、毎年3,400億円の公費を国保に投入すること、資格管理・
保険給付を引き続き市町村が担うこと、今後も医療費の伸びが見込まれる中、持続可能な国保制度の堅持に向けて地方からの提案についても引き続き議論すること、さらには、医療
保険制度間の公平に留意しつつ、国保制度の安定的な運営が持続するよう所要の措置を講じることが記載されたところである」と。
「これについては、全国
知事会の主張に照らし十分とは言えないながらも、将来にわたり国保の持続可能性を担保するための制度的措置が法律に明記される見通しになった点で、」これは平成27年ですから、もう既になっておりますが、「前進があったと捉えている」と、このような発信をしております。
さらに、直近の全国
知事会の国に対する要望を確認させてもらいました。
「平成31年度国の施策並びに
予算に関する提案・要望」ということで、平成30年7月27日の全国
知事会で国に要望しております。
その内容によりますと、いろいろあるんですけれども、まず医療
保険制度についての中の「国民健康
保険制度については、平成30年度から都道府県が財政運営の責任主体となったが、新制度の運用状況を鑑み、不断の検証を行いながら国保制度の安定化が図られるよう必要な見直しを行うとともに、平成28年12月22日社会保障制度改革推進本部決定により確約した財政支援について、今後も国の責任において確実に実施すること。また、国民健康
保険制度の抱える構造的な課題を解消するためには、普通調整交付金が担う自治体間の所得調整機能は大変重要であることから、平成31年度以降も、その機能を引き続き維持すること」、ほかにもいろいろ書いてあるんですけれども、加えて、最後のほうに「すべての医療
保険制度の全国レベルでの一元化に向けた具体的道筋を提示すること」等を要望しております。
1兆円というのは、今、全国
知事会で言っておりませんので、ある一定の3,400億円を毎年度投入するということで前進したということで評価もしておりますし、やはり財政の運営主体が県にかわったということで、その状況も鑑みながら、やはり国民健康
保険だけではなくて、1兆円入れたから解決する問題ではないので、やはりもっともっと医療
保険制度全部を見ながらの解決策を、財源がかなり大きなものになってくるので、全体的に医療
保険制度の安定を目指して進んでいく全国
知事会の方向性を私は尊重したいと思いますので、今回のこの意見書にはちょっと賛成できかねるかなと思っております。
72
◯志村新一郎議長 ほかに
質疑ありませんか。13番
菊地忠久議員。
73 ◯13番(
菊地忠久議員) お
伺いをいたします。
まず、1兆円の公費投入で協会けんぽ並みの
保険税とすることは可能であるということだったわけですけれども、これが全国
知事会の要求だということだったんですけれども、その後、毎年1兆円ではないですけれども、抜本的な財政基盤強化のため毎年3,400億円の財政支援を拡充するということで、こちらはもう
知事会、全国
市長会、町村長会も、これでまず一旦合意ということでなっているわけですけれども、そこのところの議論を省いて、また1兆円の公費投入というようなことで今回意見書を出している
理由というか、その辺をお
伺いいたします。
74
◯志村新一郎議長 1番佐藤龍彦
議員。
75 ◯1番(佐藤龍彦
議員) 先ほど述べさせていただいておりますけれども、1984年以降、国保法改正以降、国庫負担が下がってきている、引き下げられているという状況には変わりなく、幾ら3,400億円入っているという状況であったとしても、構造的な
部分は変わらないという判断で、今回、意見書案を提出させていただいているところでございます。
76
◯志村新一郎議長 13番
菊地忠久議員。
77 ◯13番(
菊地忠久議員) 国費投入しても、構造的な問題は変わらないということで、確かにそれは理解しますので、ただ、では構造的な問題は変わらないのであれば、均等割と平等割だけをなくすというか、そのために公費を投入することで問題は解決するのか、その辺どのようにお考えなのかお
伺いいたします。
78
◯志村新一郎議長 1番佐藤龍彦
議員。
79 ◯1番(佐藤龍彦
議員) これは、あくまでもやはり構造的な
部分、これは国が考えなければいけないということで、
知事会もその辺を考慮して意見書というか、そういう意見を出したと理解しておりますので、それはあくまでも国のほうという形で意見書案を提出しているということになっております。ご理解のほう、よろしくお願いいたします。
80
◯志村新一郎議長 13番
菊地忠久議員。
81 ◯13番(
菊地忠久議員) もちろん構造的な問題は国が考えることですけれども、ただ、1兆円というのは非常に大きなお金でございます。これを例えば佐藤
議員の個人的な意見とか、御党の意見で言うのはいいと思うんですけれども、これを例えば
白石市議会の意見書として出す、議会の総意として意見書を出すのは、余りにも無責任だと思うんですけれども、その辺についてはいかがお考えでしょうか。
82
◯志村新一郎議長 1番佐藤龍彦
議員。
83 ◯1番(佐藤龍彦
議員) 無責任とおっしゃいますけれども、やはりこれは、県単位化になったとしても、納めていただいているのは市民の皆さんでありまして、その方々の生活が大変厳しくなっているということを国のほうも理解をしていただきたいということで意見書案を提出させていただいております。ご理解よろしくお願いいたします。
84
◯志村新一郎議長 13番
菊地忠久議員。
85 ◯13番(
菊地忠久議員) 確かに重い、国民
保険のお金を納めるのが大変だという方が多くいらっしゃるのは理解できますし、その方のためにも、何とかしたい、そのために構造的な改革は必要だと思うんですけれども、まず要因の一つとして平等割と均等割というところがあるわけなんですが、そのほかにも、例えば加入者の年齢構成が高く、医療費水準が高いとか、加入者の所得水準が低く、
保険料負担が重いとか、さまざまな要因、ほかにも構造的な問題がありますけれども、そちらのほうには踏み込まずに、今回1兆円を出せ、出せというわけでもないですが、国庫負担をふやせ、お金の面だけを意見書として出す
理由をお
伺いいたします。
86
◯志村新一郎議長 1番佐藤龍彦
議員。
87 ◯1番(佐藤龍彦
議員) もともと国保は所得の低い方の入っている
保険だということなんですね。協会けんぽだとか組合健保に比べて、やはり所得の低い方が多い状況の中で、
保険税額が上がっていくというこの現実を踏まえた上で、市としても出していただくというふうにお願いをしているところでございます。よろしくお願いいたします。
88
◯志村新一郎議長 13番
菊地忠久議員。
89 ◯13番(
菊地忠久議員) まず、年々社会保障費がふえていますし、医療費も年々ふえているというのは、佐藤
議員もよくご存じだと思いますけれども、そのふえ続ける社会保障費に対応するために消費税というのがあって、また10月に消費税率もふえるわけですが、例えばこういうところで1兆円を投入すれば、またさらに今度は10%どころか15%、20%と消費税増税につながるということは非常に考えられると思うんですけれども、その辺についてはいかがお考えでしょうか。
90
◯志村新一郎議長 1番佐藤龍彦
議員。
91 ◯1番(佐藤龍彦
議員) 税の使い方はいろいろあると思うんですけれども、国庫負担率というのは、結局、84年以降2000年までの間に、市町村国保の収入に占める国庫支出金というのは、49.8%から34.9%に14.9%減ったと。2000年度で1兆3,600億円も削減をされているという状況がありまして、税の使い方、それはそれぞれいろいろあるとは思うんですけれども、今回はあくまでも納税されている方の負担の軽減のためにお願いをしますということで提出をさせていただいているので、そこの点ご理解よろしくお願いいたします。
92
◯志村新一郎議長 13番
菊地忠久議員。
93 ◯13番(
菊地忠久議員) では、また全国
知事会のほうに戻るんですけれども、一番直近の全国
知事会の提言というか、ことしの5月22日に「
令和の時代における新たな日本の創生に向けた提言」ということで全国
知事会出されているんですけれども、そこではやはり「医療制度間の公平と子育て支援の観点から、子どもに係る均等割
保険料軽減措置の導入について」とか「普通調整交付金が担う地方団体間の所得調整機能は大変重要であることから、その機能を引き続き維持する」であったり、「現物給付による医療費助成を行った場合の国民健康
保険の国庫負担減額調整措置を廃止するとともに、全国一律の制度を創設すること」ということを、全国
知事会では提言しております。もう既に1兆円という話は、云々というのは出てこない。こちらの言った提言については、今回、子供に係るものとか、今言った5月22日の
知事会の提言については、どのようにお考えになっているかお
伺いいたします。
94
◯志村新一郎議長 1番佐藤龍彦
議員。
95 ◯1番(佐藤龍彦
議員) あくまでも国保財政の状況を考えたときに、所得の低い方、結局平準化という形で恐らく今後上がってくる可能性も否定はできないという状況になっている中で、国に対してよく考えてくださいということをお願いしている意見書案なので、その辺はご理解お願いいたします。
96
◯志村新一郎議長 13番
菊地忠久議員。
97 ◯13番(
菊地忠久議員) 最後になりますけれども、でもやはり、これはやはり構造的な問題なので、お金を投入すればいいという問題ではなく、根本的な国保制度を見直すように、いろいろ考えていくようにという意見書であれば私は理解できるので、今回のこちらの意見書には、私個人としては反対でございます。
98
◯志村新一郎議長 ほかに
質疑ありませんか。16番
松野久郎議員。
99 ◯16番(
松野久郎議員) 今、皆さんからいろいろ
質疑が出ておりますが、ご指摘のように、全国
知事会、それから同
市長会、町村長会で、これを提出して、平成29年度以降3,400億円の財政支援を拡充するということで、これの前提は、平成30年度からの市町村単位から県単位になったということが一番大きいんだろうと思いますが、その県単位になって、まだ1年、丸々1年たったわけでございます。
ただ、県単位にはなっても、やはりそれぞれの自治体によって均等割、それから平等割、所得割を使っても、金額というのは、いろいろ市町村で違うわけですね。
そういったことで県単位になったということがあって、最終的には県全体、またその各都道府県全体、国全体が一定のそういった
保険の額のあらわし方には平準化というのが必要だろうと思います。
その中で問題は、やはり所得の多少にかかわらず負担している平等割と均等割、特に均等割だと思いますけれども、その制度の見直しをしない限り、幾らお金を突っ込んでも、これは難しいのかなと私も思いますので、とにかく国庫負担金の増額というよりは制度の改革、そちらのほうを私もぜひやっていただくように、今、
知事会でも出していますけれども、そういった出し方をしていただきたいと思いますので、私も、ただ国庫負担金の増額ということについては反対をしたいと思っております。
100
◯志村新一郎議長 ほかに
質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
101
◯志村新一郎議長 質疑なしと認めます。よって、
質疑を終わります。
お諮りいたします。ただいま
議題となっております本案については、
会議規則第36条第3項の
規定により、
委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
102
◯志村新一郎議長 ご
異議なしと認めます。よって、本案については、
委員会付託を省略することに決定いたしました。
この際、暫時休憩します。
午前10時44分休憩
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午前10時44分開議
103
◯志村新一郎議長 休憩前に引き続き
会議を開きます。
これより討論に入ります。
討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。
採決に入ります。ただいま
議題となっております本案については、
原案のとおり決定することにご
異議ありませんか。
〔「
異議あり」と呼ぶ者あり〕
104
◯志村新一郎議長 ただいま
議題となっております議提第2号については、ご
異議がありますので、起立により採決いたします。
本案について、
原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
105
◯志村新一郎議長 起立少数であります。よって、議提第2号は、否決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日程第6 政策企画調整
会議の
報告
106
◯志村新一郎議長 日程第6、政策企画調整
会議の
報告を行います。
政策企画調整
会議委員長から、
報告したい旨の申し出がありますので、これを許します。政策企画調整
会議委員長・
山谷清議員。
〔10番
山谷清議員登壇〕
107 ◯10番(
山谷清議員) ただいまから、去る3月24日及び3月31日に行われました「第5回市民と議会の意見交換会」の概要について
報告いたします。
この意見交換会は、平成26年12月市議会定例会で制定しました
白石市議会基本条例第7条の
規定により、年1回以上開催するもので、本年3月の開催が5回目でありました。
前回までは、各公民館を会場として、平日の夜に開催しておりましたが、若い方々や子育て世代などの多くの年齢層の参加を促すため、今回の意見交換会は、これまでとは異なる形で日曜日の午前、午後の2回に分け、会場を
白石市役所1カ所として開催いたしました。
また、今回は、常任
委員会ごとにグループに分け、3月24日は総務産業建設常任
委員会、3月31日は厚生文教常任
委員会として開催し、それぞれの所管に関するテーマを定め、意見をいただくこととしました。
開催状況については、午前の部を午前10時から午前11時30分まで、午後の部を午後2時から午後3時30分までとし、市民の参加状況は、2日間で延べ38名でありました。
意見交換会では、各テーマにおけるご提言や、市が抱える問題などについてのご指摘を数多くいただき、活発な意見交換会を行うことができました。
これら市民の皆さんからいただいた意見については、その意見に基づいた今後の議会としての取り組みも含めた形として
報告書にまとめております。
その
報告書については、6月末を目途に各公民館への配布と市議会ホームページでの掲載を行う予定であります。
また、
令和元年7月31日発行予定の「しろいし市議会だより」第194号においても記事を掲載し、広く市民の皆様方にお知らせする予定としております。
今後、これまでの意見交換会で市民の皆様からいただいた貴重なご意見は、議会の活動や市勢の発展につなげるため、議会そして
議員一人一人が鋭意努力してまいります。
最後になりますが、今後も開かれた議会を目指して、この意見交換会は、開催内容や開催時期などを検討し、継続して実施してまいりたいと考えております。
以上、「第5回市民と議会の意見交換会」の概要について、
報告を終わります。
108
◯志村新一郎議長 以上で、政策企画調整
会議の
報告は終わりました。
ただいまの
委員長報告に対し、
質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
109
◯志村新一郎議長 質疑なしと認めます。よって、
質疑を終わります。
お諮りいたします。政策企画調整
会議の
報告については、了承することにご
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
110
◯志村新一郎議長 ご
異議なしと認めます。よって、政策企画調整
会議の
報告は了承されました。
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111
◯志村新一郎議長 お諮りいたします。この定例会において議決されました各
議案の条項、字句、数字、その他整理を要するものについては、その整理を
会議規則第42条の
規定に基づき
議長に委任されたいと思います。これにご
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
112
◯志村新一郎議長 ご
異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字、その他の整理は、
議長に委任することに決定いたしました。
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113
◯志村新一郎議長 以上をもって、今期定例会に付議された案件の
審査は全部終了いたしました。
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監査委員の挨拶
114
◯志村新一郎議長 この際、角張
監査委員からご挨拶したい旨の申し出がありますので、発言を許します。角張
監査委員。
〔
角張一郎監査委員登壇〕
115 ◯
角張一郎監査委員 議会の大変貴重な時間を割いていただきまして、ご挨拶の機会を設けていただきましたこと、まず感謝を申し上げたいと思います。
さて、私はこのたび、
監査委員を退任することにいたしました。
監査委員として、これまで3年3カ月、
議員の皆様を初め多くの方々に支えられ、微力だったかもしれませんが、適正な
行政運営に貢献できたのかなと思っております。
今後は、また違った形で市勢の発展のために貢献できたらと思っております。
最後に、改めまして、今までいただきました皆様方のご支援、ご協力に対し、心から感謝と御礼を申し上げ、退任の挨拶とさせていただきます。
本当にありがとうございました。
116
◯志村新一郎議長 長い間ご苦労さまでした。
次に、
監査委員の選任について議会の同意を得られました
遠藤智さんから、ご挨拶したい旨の申し出がありますので、これを許します。
遠藤智さん、よろしくお願いします。
〔
遠藤智新
監査委員登壇〕
117 ◯
遠藤智新
監査委員 本
会議の貴重な時間を割いてご挨拶をさせていただけることに対し、厚く御礼を申し上げます。
ただいまは、私の
監査委員の選任にご同意をいただき、大変ありがとうございました。
私は、地方自治法で掲げております、常に公正不偏な態度を保持して監査をするとともに、
令和の時代においても発展できる自治体運営の一端を担うべく、職責を果たしてまいる所存でありますので、皆様の温かいご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
本日は、まことにありがとうございます。
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市長の挨拶
118
◯志村新一郎議長 この際、
山田市長からご挨拶したい旨の申し出がありますので、発言を許します。
山田市長。
〔
山田裕一市長登壇〕
119
◯山田裕一市長 本日、ここに第435回
白石市議会定例会が閉会されるに当たり、一言ご挨拶を申し上げます。
去る6月6日から本日までの長期間にわたり、
令和最初となる市議会定例会において、
議員の皆様には本
会議、
予算審査特別委員会を通じ終始熱心に
議案の審議に当たられ、ご提案いたしました22
議案につきまして、全て
原案どおり同意・承認・可決をいただきましたことに対し、心より御礼を申し上げます。
今議会会期中に
議員の皆様から頂戴いたしました数々のご意見、ご提言等につきましては、十分に検討し、市政に生かしてまいります。
さて、
議員の皆様の任期も残すところあとわずかとなりました。
議員の皆様の中には、今任期を最後に後進に道を譲られる方もいらっしゃると伺っております。長い間、
議員活動を通じて市勢発展のため尽くされましたご功績に対しまして、市民を代表して深甚なる感謝を申し上げます。
ご勇退されましても、健康に留意され、市政に対しまして変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますようお願いを申し上げます。
また、来る7月の選挙で市民の審判を受けられる
議員の方々につきましては、全員がご当選され、再びこの議場でお目にかかれますように、ご奮闘をお祈り申し上げまして、御礼の言葉とさせていただきます。まことにありがとうございました。
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120
◯志村新一郎議長 以上をもちまして、第435回
白石市議会定例会を閉会いたします。
長期間にわたり大変ご苦労さまでございました。
午前10時56分閉会
地方自治法第123条第2項の
規定によりここに署名する
白石市議会 議 長 志 村
新一郎
議 員 伊 藤 勝 美
議 員 松 野 久 郎
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