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令和元年第435回定例会(第4号) 名簿 開催日:2019-06-18
令和元年第435回定例会(第4号) 本文 開催日:2019-06-18

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  1. 白石市議会 2019-06-18
    令和元年第435回定例会(第4号) 本文 開催日:2019-06-18


    取得元: 白石市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-11
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1      午前10時開議 ◯志村新一郎議長 おはようございます。  ただいまから本日の会議を開きます。  現在における出席議員数は18名でありますので、定足数に達しております。  本日の会議は、お配りいたしました議事日程第4号をもって進めます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第1 会議録署名議員の指名 2 ◯志村新一郎議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第86条の規定により、議長において3番伊藤勝美議員、16番松野久郎議員を指名いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第2 一般質問 3 ◯志村新一郎議長 日程第2、市政に対する一般質問を行います。  抽せん順により順次発言を許します。  通告に沿って簡潔に質問されるようお願いいたします。  今期の質問時間は答弁を除き30分以内であります。質問時間が残り3分になったとき、ブザーを鳴らして発言者に通告します。  なお、一問一答方式で行いますので、市長等の反問に関する運用を適用いたします。  これより順次質問を許します。 4 ◯志村新一郎議長 最初に、7番管野恭子議員。    〔7番管野恭子議員登壇〕 5 ◯7番(管野恭子議員) おはようございます。7番公明党の管野恭子でございます。
     それでは質問させていただきます。  最初に、期日前投票の宣誓書について伺います。  近年、全国的に期日前投票人口が増加傾向にあり、受付では長時間待ちの現象が発生しております。本市においても同様の場面が起こっていると関係者から伺っております。  このような中、期日前の宣誓書を投票所入場券の裏面に印刷し、有権者に送付する選挙管理委員会がふえております。宣誓書の必要事項である理由、氏名、生年月日などが事前に落ちついて記載できることから、受付の混雑緩和はもちろんのこと、期日前投票に対する有権者の負担軽減にもつながっているとの声も多くあるようです。特に、高齢の方は大変助かるというようなお話も、行っている自治体の方からは伺っております。  投票所入場券を、本市のように1枚のはがきに有権者複数分を印刷しているところでは、複数分の投票所入場券の裏面に宣誓書をそれぞれ印刷し、投票所入場券と一体で作成しております。  また、宮城県登米市では、1枚の封筒利用で6名分の投票所入場券と宣誓書を作成しているところもあります。登米市は、投票所入場券面に本人確認のためのバーコードも付しており、受付のより簡素化に取り組んでおります。  本市においても、期日前投票のスムーズな推進のために、期日前投票の宣誓書と投票所入場券の一体化を図り、事前送付を実施すべきと考えますが、見解を伺います。 6 ◯志村新一郎議長 角張選挙管理委員会事務局長。    〔角張ひろみ選挙管理委員会事務局長登壇〕 7 ◯角張ひろみ選挙管理委員会事務局長 おはようございます。ただいまの管野恭子議員の質問について、私からお答えいたします。  本市の期日前投票の人口については、平成27年7月26日に執行されました前回の白石市議会議員一般選挙において、6日間で3,565人で、前々回の平成23年が2,836人でしたので、729人増加しております。直近に執行されました衆議院議員と宮城県知事のダブル選挙におきましては4,973人と、さらに増加しているのが現状であります。  議員の質問にありますとおり、県内でも投票入場券の裏面に期日前投票宣誓書を印刷し、郵送している市がございます。議員の質問のとおり、登米市では、封書に1世帯6名分の投票入場券と期日前宣誓書のほかに、封書の空きスペースに期日前投票期間や投票についての注意事項、これらを記載しているようですが、かなりスペース的に細かい文字になっているというのも現状のようでございます。  確かに、宣誓書が一体化されたメリットはあると伺っております。ただし、高齢な有権者には見にくい表示となっているというのも現状のようでございます。  このようなことから、登米市では、期日前投票にいらっしゃった方が、切り取って別の家族の方の期日前投票宣誓書、これを持参してしまうということもあるというふうにも伺っております。  本市でも、先ほどお話があったように、今年度からシステム会社が変更になりまして、投票所入場券にバーコードを入れるようになりました。まずは、このバーコードを今回採用したということで、期日前投票の混雑がどの程度緩和するか、今回の市議会選挙のときに対応してみまして、その後について、カスタマイズ等も必要になってくることですから、今後のことは、今回終わってみまして、また検討させていただきたいと考えております。 8 ◯志村新一郎議長 7番管野恭子議員。 9 ◯7番(管野恭子議員) バーコードを付するということは、大変よいやり方だなと思います。確かに、局長さんが今おっしゃったように、狭いスペースの裏側に宣誓書をコピーするものですから、文字は確かに小さくなる、それは事実だと思っております。  今回、バーコードを付すということで、なさってみて、その後どんな状況か、そしてまた、やはり宣誓書を事前に送れるような、有権者にとってよりよい方向で、宣誓書を事前に送ってもらうというのはいいのかなと思いますので、状況を見ながら、一番いい方法で行っていただければと思います。  期日前投票の宣誓書をホームページに掲載している自治体が多いです。事前にそれをコピーして、書いて持っていくこともできますので、ぜひ、本市もホームページに掲載していただけないかと思いますが、または公民館のほうに置いていただいたりするのもありなのかなと思いますが、その辺について伺います。 10 ◯志村新一郎議長 角張選挙管理委員会事務局長。    〔角張ひろみ選挙管理委員会事務局長登壇〕 11 ◯角張ひろみ選挙管理委員会事務局長 ただいまの質問にお答えいたします。  こちらのほうでも、事前に期日前投票宣誓書が記入できるというのが、やはり一番、いらっしゃる高齢者の方にとっては、大変、自宅でゆっくり書けるということで、私たちのほうでも混雑緩和になるのかなと考えておりますので、ホームページはもちろん、公民館や市の関係機関の総合窓口などに用紙を置きまして、皆さんに配っていただけるように依頼をする方向で考えております。  あとまた、7月号の「広報しろいし」と一緒にお配りする選挙啓蒙のチラシの中で、期日前投票期間についても、大変混雑する期間というのが、後半に迫ってくればくるほどすごい状態になっているというのが現実です。この辺についても、どうぞ混乱する時期につきましては、皆さんゆっくり投票されたい方は避けていただくような形の説明も一緒に掲載したいというふうにも考えて対応していきたいと存じます。 12 ◯志村新一郎議長 7番管野恭子議員。 13 ◯7番(管野恭子議員) 広報に掲載する際に、公民館のところにも、ホームページにも期日前宣誓書、活用できる旨も一緒に載せてもらえばいいかなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  では次に2点目の質問、学校体育館へのエアコン設置導入について伺います。  この件につきましては、2018年12月の第433回市議会定例会において一般質問しております。ちょっと私が述べてから、市長にその後の検討をいただきたいと思いますが、まず学校施設の体育館は、児童・生徒の体育の場であり、また災害時には避難所としての役割を担っております。  本市においても、東日本大震災時に多くの方が避難され、利用しました。災害が多発する昨今、指定避難所でもある体育館へのエアコン設置は必要と考えます。  総務省所管に、緊急防災・減災事業債があります。これは、避難所指定を受けている小中学校体育館に空調設備を設置するのに活用できる支援メニューです。自治体の実質負担が30%であり、2017年には5自治体が活用しております。また、環境省の補助金制度に、地域の防災・減災と低炭素化を同時実現する自立・分散型エネルギー設置等導入推進事業でありますこの事業は、政令市未満市区町村などの財政力指数が0.8未満で4分の3、0.8以上で3分の2が補助されるもので、残りの分についても2分の1が地方財政措置され、自治体の負担が大きく軽減されるものでございます。  本市においても、このような国の支援メニューを活用して実施を検討すべきと考えます。第433回市議会定例会の一般質問について、その後の検討状況も含めて市長の見解を伺います。 14 ◯志村新一郎議長 山田市長。    〔山田裕一市長登壇〕 15 ◯山田裕一市長 おはようございます。管野恭子議員の一般質問にお答えいたします。  第433回定例会におきまして、管野恭子議員のご質問に「設置に当たり、今回の普通教室等への設置のような、よい条件の補助であったり、電気代につきましても、国がしっかりと責任を持つというような仕組みになれば検討させていただきたい」と、このような答弁をさせていただきました。  その後、検討を進めましたところ、体育館のエアコン設置につきましては、先ほど管野議員のご発言にもありましたように、緊急防災・減災事業債制度の活用が可能であることがわかりました。  当事業は、指定避難所における避難者の生活環境の整備を図ることを目的としたもので、令和2年度までの事業となっております。  体育館へのエアコン設置につきましては、部活動を初め災害時の避難所としての機能向上など、趣旨は十分に理解をしております。  設置費用につきましては、地方債制度による事業や学校施設環境改善交付金により、一部措置されておりますが、メンテナンスや電気代などのランニングコストも膨大であると考えられることから、財政状況やそれぞれの施設の状況なども勘案するとともに、今後も引き続き国の動向を注視しながら検討してまいりたいと考えております。 16 ◯志村新一郎議長 7番管野恭子議員。 17 ◯7番(管野恭子議員) まずは、エアコン設置の設置費用については、国の支援メニューも何通りかあるので、一番本市にとってベストなものを使っていただければいいのかなと思います。  あとはやはり、おっしゃったようにランニングコストだと思いますので、現在の体育館へのエアコンの設置率は非常に低いんですね。なので、今回、前回山田市長の要望によりまして、普通教室へのエアコン設置の電気代何とかならないかということで、私も我が党の国会議員とかを動かせていただきまして、おかげさまで交付税措置ということで決着がついたわけなんですが、それは90%以上のところで使うという見込みがあるわけで、交付税措置も可能だったと思いますが、体育館というのは、まだまだエアコン設置が非常に少ないので、特に東北は少ないという現状があります。これからどんどん我が党の国会議員を動かして、体育館への、やはり災害対応としまして、防災に非常に役に立つものでございますので、エアコン設置のほうは全国的に進めていけるような、そういう取り組みをしていきたいと思います。  その上で、やはりおっしゃったようなランニングコスト、ばかになりませんので、また普通教室よりも体育館にはたくさんの、そしてかなり強力なエアコンも必要になってくるので、それに伴って電気料等も高くなってくるかと思います。そちらあたりも、今後も公明党として取り組んでまいりますので、ぜひ、令和2年度までであれば設置費用のほうは何とかなるということなので、しっかりと見据えて、できるだけ早目に検討をお願いしたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。  では次に3点目ですね。乳児用液体ミルクの災害時活用について伺います。  この件については、2018年9月第432回市議会定例会において一般質問しております。その際、市長より「国産の液体ミルクが市販されるようになった時点で、品質や保存期間、価格等の諸課題を慎重に検討した上で、備蓄については判断してまいりたい」との答弁をいただいております。  ことし3月、4月と国産の液体ミルクが製造販売され、早速災害時備蓄として導入が始まっております。大阪府箕面市では、600本の導入を決め、市役所、公立保育園の4園に分配して備蓄、災害発生時は避難所などで使用するとのこと。食品ロスを防ぐために、賞味期限が近くなったら保育園での日常の保育で使い、使った分を補充していくローリングストックの手法をとっております。  また、全国で最初に備蓄を導入した千葉県山武市では、乳児健診などで希望者に飲み方の説明や試飲を行い、災害時に液体ミルクを使用することへの抵抗や不安解消につなげる方針です。  栃木県小山市では、市消防本部が導入し、期限の迫ったものは市内の保育園施設などに配布する予定とのことです。  本市においても、ぜひ災害時に乳児用液体ミルクの活用ができるよう取り組むべきと考えますが、検討の結果を伺います。 18 ◯志村新一郎議長 高橋健康推進課長。    〔高橋ひろみ健康推進課長登壇〕 19 ◯高橋ひろみ健康推進課長 おはようございます。  ただいまの管野恭子議員の質問について、私からお答えいたします。  議員おっしゃるとおり、ことし3月から乳児用液体ミルクの販売が始まり、4月以降は国内2社で販売されています。  常温で長期保存ができ、お湯も要らず調乳時間がかからない、保管や持ち運びに便利などの利点がある反面、開封後は保存がきかないので、使い切れない部分は捨てなければならないため、量の過不足調整ができない、紙パックまたはスチール缶入りなので、飲ませる際には哺乳瓶が必要となり、哺乳瓶の洗浄、消毒ができない場合には、紙コップか使い捨て哺乳瓶を使用しなければならないなどの課題もあります。  さらに課題としては、金額で、先行販売された液体ミルクは1本125ミリリットルで216円、粉ミルクは同量に換算しますと約52円と、4倍以上の単価となります。また、使い捨て哺乳瓶は安いものでも500円以上しています。  大まかな試算となりますが、1日3時間置きに8回授乳し、1回125ミリリットルを1本、年間の出生数が160から180人ですので、そのうち母乳のみの方を除いて80人分用意し、1週間分備蓄すると仮定しますと、賞味期限が6カ月ですので、1年間は2回購入する必要がございます。そうしますと、導入初年度に使い捨て哺乳瓶の購入を含め約437万円、次年度以降液体ミルクの補充に約200万円ずつ毎年度必要となります。  また、赤ちゃんによっては好みがあり、液体ミルクを拒否する赤ちゃんもいると聞いております。そういったことからも、ふだんから飲みなれている粉ミルクが飲みやすいミルクだと考えています。  現在、災害時における応急生活物資の供給協力等に関する協定書を株式会社ヨークベニマル、みやぎ生活協同組合、株式会社セブン-イレブン・ジャパンと締結しており、粉ミルクや水、カセットガスコンロ等を優先して供給してもらえることになっていますので、本市の備蓄品の不足を補完する体制は整えております。  ご提言いただいた乳児用液体ミルクを備蓄することについての検討結果は、現段階では備蓄しないで、そのほかいろいろな手段、対策などを充実させて、万が一の災害に備えたいと思っております。 20 ◯志村新一郎議長 7番管野恭子議員。 21 ◯7番(管野恭子議員) 今、課長さんがおっしゃったのも、確かにそのとおりかと思いますが、ただやはり、液体ミルクの有効性については、まだご理解がいまいちかなと思いますので、こういう方法もあるかと思うんですね。  ストックが無理なら、今提携している業者さんでもいいだろうし、災害時に搬入してもらうというような提携もできるのではないかなと思います。これからどんどん液体ミルクは世の中に出回っていくと思いますので、価格もその分、少しずつ安くなってくるのかなと思います。  やはり液体ミルクのよさというものを、もう少し担当課のほうでも学んでいただければありがたいかなと思います。  海外では、本当に随分前から使われております。日本では、国内で生産されたのもことしになってからでございますので、それは無理のないことかと思いますが、いろいろな各自治体の動きなども見ながら、その辺の有効性の高いこと、価格は確かに、今までのよりは高くなりますが、そのあたりも多くでなくて構わないので、本当に検討してみるような方向を考えていただければなと思います。  提携の中に、例えば水が出なかったり、お湯が沸かせなかったりするときには非常に有効なものでございますので、せめて液体ミルクを、提携している業者さんの中に物資に盛り込むことができないのかどうか、そのあたりをお伺いいたします。 22 ◯志村新一郎議長 山田市長。    〔山田裕一市長登壇〕 23 ◯山田裕一市長 お答えをいたします。  先ほど課長から答弁をさせていただきました。備蓄によらず、災害時における応急生活物資の供給協力等に関する協定書によりまして、必要になったときに優先供給していただける手法もございますので、その中に液体ミルクを協定書の物資リストに加える形での対応ということも、これは十分に検討できますので、相手方と協議を進めてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。 24 ◯志村新一郎議長 7番管野恭子議員。 25 ◯7番(管野恭子議員) そちらの方向でお願いしたいと思います。  次に4点目、マンホールトイレ導入について伺います。  マンホールトイレは、地中に下水管と接続する排水管を埋め込み、その上から便器や囲いを設置して使う仮設トイレであり、災害時に迅速に準備ができ、貯水槽から水を引き込み、汚水管に直接流すことができるものであります。  多くの自治体で、災害時に備え導入しております。災害時、トイレ環境の整備は大変重要であります。本市においても、ぜひ導入を検討すべきと考えますが、見解を伺います。 26 ◯志村新一郎議長 畑中危機管理課長。    〔畑中祐二危機管理課長登壇〕 27 ◯畑中祐二危機管理課長 おはようございます。ただいまの管野議員の質問について、私からお答えいたします。  マンホールトイレは、災害時において、下水道のマンホール等の上に便器や仕切り施設等を設置して使用するトイレで、洋式トイレとしてすぐに使用することができ、下水道へし尿を流すことから、衛生的で高齢者や障害者、女性等においても使いやすいものであると認識しております。  マンホールトイレの整備に当たっては、県内においては東松島市などが既に設置しておりますが、避難所の避難人数により設置数は異なるものの、6基から10基程度設置した場合、1避難所における設備費用は、貯水槽を設置した場合、約1,500万円程度となることです。  本市の地域防災計画における廃棄物対策では、仮設トイレの備蓄を計画的に進めること、またリース業者等の関連業者団体との連携を図ることとしており、平成18年7月4日にコマツレンタル株式会社様と災害時におけるレンタル機材の提供協力等に関する協定を締結し、災害時におけるレンタル機材等の提供協力をいただくこととしております。  災害時においては、備蓄している仮設トイレやレンタル機材等を優先的に設置していきたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。  マンホールトイレにつきましては、引き続き既に整備している自治体や近隣自治体の導入状況、整備に当たっての事業費等諸課題を慎重に検討した上で、設置について検討してまいりたいと思います。 28 ◯志村新一郎議長 7番管野恭子議員。 29 ◯7番(管野恭子議員) 現在考えている、実際提携しているところのものも活用しながら、マンホールのほうも、先行で行っている東松島市とかも参考にしていただきながら検討してもらえばいいかなと思います。  これについては、国の支援もございますので、ぜひ国の支援のあるうちに検討していただければなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  では次に、最後に5点目、季節性インフルエンザ予防ワクチン接種の助成対象者の拡大について伺います。  この件は、山田市長に対しては、これまで2回一般質問しておりますが、2回目の2017年9月、第427回市議会定例会においては、おおむねもう少し研究したい旨の答弁でありました。  厚生労働省の資料によれば、インフルエンザ予防ワクチン接種の効果・有効性について、「発病後多くの方は1週間程度で回復するが、中には肺炎や脳症等の重い合併症があらわれ、入院治療を必要としたり死亡する場合もある。これをインフルエンザの重症化という。インフルエンザワクチンの最も大きな効果は、重症化を予防することである。インフルエンザワクチンの有効性は、ヒトを対象とした研究において、「ワクチン接種しなかった人が病気にかかるリスクを基準とした場合、接種した人が病気にかかるリスクが相対的にどれだけ減少したか」という指標で示される。6歳未満小児を対象とした2015年~2016年シーズンの研究では、発病防止に対するインフルエンザワクチンの有効率は60%と報告されている」と述べられております。  また、乳幼児のインフルエンザワクチンの有効性に関しては、報告によって多少幅があるが、おおむね20%~60%の発病防止効果があったと報告されているとしております。  今述べたところは、厚生労働省の資料によるものでございます。  インフルエンザワクチンは、感染を完全に阻止するものではありませんが、発病を一定程度予防し、発病後の重症化を予防する効果があることからすれば、未来を担う本市の子供たちの健康を守る上で、中学3年生のみとしているインフルエンザワクチン接種の助成対象を拡大すべきと考えます。特に、2度の接種を必要とする13歳未満児については、助成対象とすることを強く求めるものであります。市長の見解を伺います。 30 ◯志村新一郎議長 山田市長。    〔山田裕一市長登壇〕 31 ◯山田裕一市長 お答えをいたします。  現在、本市では子育て支援の一環といたしまして、進路選択の重要な時期である受験シーズンとインフルエンザの流行期が重なる中学3年生を対象に、平成26年度からインフルエンザ予防ワクチン接種費用の一部を助成しております。  現在、県内各市の状況は、子供のインフルエンザ予防接種の助成を全く実施していない市が6市、本市と同様に中学3年生のみ実施しているのが2市となっております。  高齢者に対する季節性インフルエンザ予防接種以外のインフルエンザ予防接種は、予防接種法に基づかない任意接種に分類されており、国では積極的な接種勧奨はしておりませんし、議員おっしゃるとおり、インフルエンザ発病防止効果は20%~60%と言われており、予防接種法に基づく定期接種である他の予防接種の免疫効果が95%以上と言われているのと比較いたしましても、積極的に費用を助成して受けさせる予防接種とは言えない状況であると考えております。  まず大事なのは、インフルエンザ予防の基本であるうがい、手洗いを学校、幼稚園、保育園等で励行することも重要と考えておりますので、今後も周知徹底を図っていきたいと考えております。  なお、今後も引き続き国の制度改正や県内各市町村の動向を注視しながら、引き続き研究を重ねてまいりたいと考えております。
    32 ◯志村新一郎議長 7番管野恭子議員。 33 ◯7番(管野恭子議員) ご答弁ありがとうございます。  確かに、他のワクチン接種よりは、接種しても罹患率は低いかもしれません。しかし、子供がワクチン接種をして、さらにおっしゃったようなうがいとか手洗い、日常生活また栄養の面とか、そういったところもしっかりと行いながらすることが大事であって、ワクチン接種したからそれでいいというわけではございません。両方大事であると厚生労働省もおっしゃっております。  その上で、やはり子供に対するワクチン接種の最大の効果は、人数とかパーセントではなくして、重症化を防ぐという、一人でもやはり大事な子供さんが、ワクチン接種をしないことによって、何らかの事由ですればいいんでしょうけれども、自分のお金で、そういうこともなくて、仮にかかってしまって重症化を招いてしまったとなった場合、死に至ることもあるわけですので、そういうことから考えれば、やはり一人一人の命に目を向けていく視点から、ぜひこれは、13歳未満については、何とか一工夫があってもいいのではないかと、山田市長、どう思いますか、伺います。 34 ◯志村新一郎議長 山田市長。    〔山田裕一市長登壇〕 35 ◯山田裕一市長 お答えをいたします。  管野議員のお気持ちは私も痛いほどわかります。当然、命以上に重いものはないと思います。特に少子化と言われている中で、今後の白石市、そして我が国を担ってくれる子供たちの健康を守る、また生活環境をしっかりと守っていく、これは当然、行政だけの役割では私はないと思います。それは、当然保護者でもあったり、国全体の大きな問題であると思っています。  私も、管野議員と思いは一緒でございます。ですから、全く否定的でやらないということではなくて、何とかこれは、私もできれば国の支援もぜひともお願いしたいと思いますし、やらないという研究ではなくて、何とかさまざまな情勢を見ながら、また国等の支援も何とか少しでもいただけるような、そういった環境を整えていけるように、私も努力してまいりたいと思いますので、ぜひとも管野議員も、今後引き続き、国会議員の先生といろいろと管野議員のネットワークを最大限に活用していただいて、本当に子供たちの目線で、子供たちの命を守るというような活動を今後とも継続していきながら、私も前向きに研究を重ねていきたいと考えております。 36 ◯志村新一郎議長 7番管野恭子議員。 37 ◯7番(管野恭子議員) 今後、前向きに検討ということで、大変うれしく思います。  いろいろな健康保険組合があると思うんですね。健康保険組合に、国民健康保険もそのうちの一つですけれども、いろいろな健康保険組合の中では、65歳以上は定期接種ですから問題ないんですけれども、65歳未満の方々に、ある一定の金額を補助しているのが現実です。健康保険組合にしても、あと共済関係の組合もそうですし、それは65歳未満、当事者のみならず家族まで見ているという、そういうような組合もあります。  この中で、そういうところに入っておられる方も随分おられるのではないかと思いますが、そういう観点からすれば、ある自治体では国民健康保険に65歳未満の方々の補助事業を行っているところもございますが、そのあたりもちょっと見てみる必要があるのではないかと思いますが、そのあたり、市長どう思いますか。 38 ◯志村新一郎議長 山田市長。    〔山田裕一市長登壇〕 39 ◯山田裕一市長 お答えをいたします。  管野議員のおっしゃるとおり、さまざまな支援のあり方というのもあるかと思いますので、そのあたりも研究していきたいと思っています。  ただ、本市におきましては、例えば国保の市民の皆様対象でございますが、人間ドックに対する費用助成というのも、これは行っております。先日もホワイトキューブで東北大学の呼吸器の一ノ瀬教授を初め先生方の市民の健康と暮らしを守るという市民講座が開かれまして、そちらも私、受講させていただきました。その中で、本市の人間ドックの助成のことをお話しさせていただきましたら、非常にすばらしい取り組みであるとお褒めの言葉もいただいているところでございます。  やはり市民の健康に対する意識をいかにして上げていただくか、そういったのも非常に大事だと思っておりますので、こういったインフルエンザだけにとどまらず、やはり市民の健康をしっかりと守っていくというような多角的な観点から、さまざまな研究、検討を進めてまいりたいと考えております。 40 ◯志村新一郎議長 7番管野恭子議員。 41 ◯7番(管野恭子議員) そうしますと、山田市長、季節性のインフルエンザの予防ワクチン接種につきましては、今後も前向きな思いで検討していくということでよろしいんですね。    〔山田裕一市長「はい」と呼ぶ〕  ということで、「はい」ということで確認をとったことにさせていただきます。  以上で終わりたいと思います。 42 ◯志村新一郎議長 次に、13番菊地忠久議員。    〔13番菊地忠久議員登壇〕 43 ◯13番(菊地忠久議員) おはようございます。新風会の菊地忠久でございます。  今回は、大綱2点について質問をさせていただきます。  初めに大きな1点目、自治体RPAについてお伺いをいたします。  RPAとは「Robotic Process Automation」の頭文字をとった略語で、人間が手作業で行っている定型的なパソコン操作をソフトウエアロボットに代行させ、作業を自動化する技術、取り組みです。  データ入力や登録、集計、検索、印刷などの単調な定型作業をソフトウエアロボットが画面上のアプリケーションやシステム画面をみずから識別し、決められた方法に従って自動的に処理をすることで、業務効率が大幅に向上できる効果があります。  業務効率が上がれば、定型作業の処理に追われていた職員が、政策の企画立案や調整、住民への直接対応などに取り組む時間も確保されます。少子高齢化に伴う職員不足や、働き方改革にも対応できるものです。  国も、IoT、AI、RPA等を活用したスマート自治体の実現に向け支援を本格化させており、RPAを活用して業務時間やコスト削減、住民サービスの維持・向上を目指す自治体がふえてきております。  例えば一例を挙げると、石川県加賀市では、平成29年度、パイロット事業として、総務課、財政課の業務の中から時間外勤務の集計業務、契約管理システムと電子入札システムの相互連絡事務、財産貸付及び使用許可事務の3業務にRPAを導入しました。その結果、この3業務合計で年間にすると188時間の削減効果があったということです。率にすると52%の削減です。さらに、この3業務にRPAに加え業務改善も加えると、さらに効果を発揮し、年間で269時間、74%の削減を見込んでいるそうです。  こうした加賀市の例はほんの一例で、特に2018年は本格導入に踏み切る自治体が急増し、自治体RPA元年と位置づけられ、ことしはさらに動きが加速しております。近隣自治体では、仙台市が既に導入済みで、本年中に角田市や福島市が導入の予定となっております。  そこで以下の点についてお伺いをいたします。  まず1つ目、本市の事務職員の月平均の残業時間はどのぐらいかお伺いをいたします。 44 ◯志村新一郎議長 山家総務部長。    〔山家英男総務部長登壇〕 45 ◯山家英男総務部長 おはようございます。ただいまの菊地議員の質問につきまして、私からお答えをいたします。  平成30年度の職員1人当たりの月平均の時間外勤務時間は8.8時間でございます。 46 ◯志村新一郎議長 13番菊地忠久議員。 47 ◯13番(菊地忠久議員) 月平均8.8時間ということで、これを多いと見るか少ないと見るか、何とも言えないところで、感覚的には何となく、今、予想よりは少ないのかなとは思ったんですけれども、例えばこれは、全員の月平均にすると8.8時間ということで、例えば最大、一番多く残業した方では、月どのぐらいあったのか、その辺をお伺いいたします。 48 ◯志村新一郎議長 山家総務部長。    〔山家英男総務部長登壇〕 49 ◯山家英男総務部長 お答えをいたします。  月最大の時間数とかにつきましては、手元に資料がございませんので、ちょっとお答えできませんけれども、県内の市で比較いたしますと、時間外勤務時間は少ないほうでございます。1人当たりの年間の時間外の勤務時間数で比較いたしますと、県内市の中で、一番多い自治体が年間時間数257.3時間でございまして、本市の場合ですと100.8時間でございますので、時間外の多い順から数えますと下のほうという状況でございます。 50 ◯志村新一郎議長 13番菊地忠久議員。 51 ◯13番(菊地忠久議員) まず本市は、県内では残業時間は少ないほうだということで、それでわかりました。  (2)として、現在、本市の事務職員数は適正なのか、不足していないのか、こちらについてお伺いをいたします。 52 ◯志村新一郎議長 山家総務部長。    〔山家英男総務部長登壇〕 53 ◯山家英男総務部長 ただいまの質問にお答えをいたします。  本市の職員数は、白石市定員適正化計画に基づき職員の適正化を図っております。計画では、平成27年4月1日の職員数356名に対しまして、平成31年4月1日までに5名削減の351名を定員適正化の数値目標としております。  平成31年4月1日現在の職員数は345名でございまして、数値目標は達成をしております。これは、事務の効率化や民間委託の推進等に努めた結果でございまして、現在、本市の職員数は適正であると考えております。 54 ◯志村新一郎議長 13番菊地忠久議員。 55 ◯13番(菊地忠久議員) 現在適正であるということで理解しました。  ですけれども、以前、もう既に、現在新規採用職員の確保には大変苦慮しているということも、議会の中でもご答弁いただきました。将来的にも、人口減少が進み、新規採用職員の確保が今以上に困難になることが考えられますけれども、そのあたりについてのご所見をお伺いいたします。 56 ◯志村新一郎議長 山家総務部長。    〔山家英男総務部長登壇〕 57 ◯山家英男総務部長 ただいまのご質問にお答えをいたします。  議員おっしゃるように、今後人口減少が進む中で、地方主権の進展や複雑化、多様化する市民ニーズや社会情勢によりまして、行政需要はますます増加が見込まれます。  このような状況のもと、安定的、効率的な行政サービスを推進するためには、行政需要に沿った的確な職員の配置に努めながら、必要な人材を計画的に確保しまして、今後も職員数適正化の取り組みを継続してまいりたいと考えております。 58 ◯志村新一郎議長 13番菊地忠久議員。 59 ◯13番(菊地忠久議員) わかりました。  それで、今、職員数は適正な職員数だということで、その中でもさまざまな取り組み、業務の改善等を含めて行っているというようなことも、今おっしゃっておりましたけれども、今、よく世の中で働き方改革ということが非常に叫ばれているわけですけれども、(3)として本市の働き方改革に対する具体的な取り組みについてお伺いをいたします。 60 ◯志村新一郎議長 山家総務部長。    〔山家英男総務部長登壇〕 61 ◯山家英男総務部長 ただいまのご質問にお答えをいたします。  現在、業務内容に見合った適正な人事配置に努めるとともに、事務の効率化を徹底いたしまして、時差出勤、振りかえ代休制度等の活用及び毎月第1水曜日をノー残業デーとするなど、時間外勤務の縮減とワーク・ライフ・バランス、仕事と生活の調和の実現に向けた取り組みを行っている状況でございます。 62 ◯志村新一郎議長 13番菊地忠久議員。 63 ◯13番(菊地忠久議員) わかりました。  今まで残業時間と働き方改革云々、これらを踏まえて、RPA導入に向け課題があるとすれば、まずどのようなことが考えられるかお伺いをいたします。 64 ◯志村新一郎議長 日下行政改革推進室長。    〔日下忠績行政改革推進室長登壇〕 65 ◯日下忠績行政改革推進室長 おはようございます。ただいまの菊地議員のご質問について、私からお答えをいたします。  RPA導入に向けた課題があるとすればというご質問でございましたが、総務省が昨年11月、全国の自治体を対象に実施いたしましたAI・ロボティクスの実証実験導入状況等調査結果によりますと、「導入効果や、どのような業務や分野で活用できるか不明である」「参考となる導入事例が少ない」とする回答が多く寄せられたと伺っております。  本市におけるRPA導入に向けた課題としては、導入に向けた全庁的な推進体制の確立や対象業務の洗い出しのための業務フローの作成が必要であることなどが挙げられますが、本市の行政規模で、どの業務に対し、どのようなプロセスで導入することが効果的で、さらにどう維持管理していくべきか、費用対効果、業務の効率化と継続性等の観点での検証が重要であると考えております。 66 ◯志村新一郎議長 13番菊地忠久議員。 67 ◯13番(菊地忠久議員) 今、さまざまな課題があるということで、それは確かに私も理解しております。実際今、室長答弁があったように、昨年11月の総務省の調査によると、政令指定都市を除くその他の市区町村による回答で最も多かったのが「どのような分野で活用できるか不明」で、続いて「導入効果が不明」、そして「参考となる導入事例が少ない」と続いております。  そこで、例えば茨城県つくば市、こちら白石市よりは規模の大きな市ですので、直接的な参考になるかどうかは、ちょっとわからないところはあるんですけれども、2018年2月から4月まで、RPAを活用した定型的で膨大な業務プロセスの自動化の検証を行いました。検証に先立っては、設問にRPAについては一切触れずに、量が膨大で時間がかかる業務を市役所全職員にアンケートをとり、RPAに適合していて将来的な全庁展開モデルケースになり得る業務を検証の対象に選んだというような取り組みをされております。  また、石田総務大臣から全国の首長宛てに送付されているメールで、本年2月にはすぐにでも導入可能な革新的技術の導入の実装例が紹介され、RPA導入の先進事例が掲載され、導入が促されているというようなこともございます。  そこで(5)といたしまして、本市でも早期にRPAを導入し、業務の効率化によって住民サービスの向上につなげるべきだと考えますが、ご所見をお伺いいたします。 68 ◯志村新一郎議長 山田市長。    〔山田裕一市長登壇〕 69 ◯山田裕一市長 お答えをいたします。  RPAの導入による業務の効率化が、将来にわたって行政サービスの維持向上を図る上で有効な手段の一つであることは、議員ご指摘のとおりであります。  本市では、市民サービスの維持向上を第一の目標としまして、最少の経費で最大の効果を上げるという行政運営の基本原則を踏まえながら、常にコスト意識と効率性、効果性を追求し、事務事業の見直しを推進してまいりました。  現在実施中である「白石市行財政改革推進計画(集中改革プラン)〔第四次改定版〕」におきましても、組織や業務の見直しを図りながら、定型的な業務など事務事業全般にわたって見直しを図ることとしており、RPAの導入は本市の目指すべき方向性と一致しております。  したがいまして、自治体行政スマートプロジェクトを初めとしました国の動向や、類似自治体の導入状況等を注視しながら、今後、本市におきましてもRPAの導入に向けた検討を行ってまいりたいと考えております。 70 ◯志村新一郎議長 13番菊地忠久議員。 71 ◯13番(菊地忠久議員) RPAの効果というのは、よく理解されているということで、今後導入に向けて検討したいというような、今ご答弁をいただきましたけれども、現時点で具体的にどういったことを検討していこうとするのか、そういったお考えがあるのか、もし今後の取り組み等現時点でわかる範囲であれば、お伺いをいたします。 72 ◯志村新一郎議長 山田市長。    〔山田裕一市長登壇〕 73 ◯山田裕一市長 お答え申し上げます。  まず、導入している自治体の数がまだまだ少ないという状況にございますので、まずは情報を、アンテナを高くしましてとっていきたいと思っています。  先ほど総務部長も答弁をさせていただきましたが、今後の本市の少子高齢化、人口減少、しかしながら、住民ニーズはますます私は多様化していくものであると思っております。そういった中におきまして、RPAもそうですが、AI、IoT、こういったものを行政にいかにして取り組んでいくのかということが、これからの行政運営では、私は大きなテーマになっていくのであろうと考えております。  ですので、さまざまな実際に導入している自治体の取り組み状況、そういったものをしっかりと研究をさせていただきながら、さまざまな角度から導入に向けて検討してまいりたいと考えております。 74 ◯志村新一郎議長 13番菊地忠久議員。 75 ◯13番(菊地忠久議員) 確かに現在は、ほかの事例がまだまだ少ない、特に小規模自治体においては非常に少ないので、そういったところを、周りを見ながらやっていく必要があると思うんですけれども、将来的には必ず必要となってくるシステムだと思いますので、ぜひ早期にやっていただいて、本当に例えば、今までやっていた、日中処理していた業務が、帰宅時にキーを1個押すだけで、次の日出勤してきたときには、もうでき上がっているというような、究極的な話、こういった非常に便利なものですので、ぜひ、前向きに早期に検討していただきたいということをお願いいたします。
     続きまして大綱2点目についてお伺いをいたします。  公園等の樹木や街路樹の管理についてお伺いをいたします。  公園等の樹木や街路樹は、四季折々に姿を変え、その美しさは人々に安らぎを与えてくれます。そのような景観をよくする効果だけではなく、涼しさなどの環境緩和や快適性の効果、災害発生時の火災延焼防止やガラスの飛散防止と自動車などの視線誘導や防音、気温や風などの環境圧の軽減効果、そのほかヒートアイランド現象の緩和や大気汚染の浄化作用と防風効果など、実に多くの役割を果たしております。  そういったさまざまな役割や効果を発揮するために、適切な管理が必要となっております。  そこで、本市の公園等の樹木や市道の街路樹の管理について、以下の点についてお伺いいたします。  (1)公園樹木や街路樹等の役割・効果について、どのように今お考えを持っているのか、ご所見をお伺いいたします。 76 ◯志村新一郎議長 山田市長。    〔山田裕一市長登壇〕 77 ◯山田裕一市長 お答えをいたします。  公園樹木につきましては、議員のおっしゃるとおり、市民を含めた公園利用者の休息、観賞などにより安らぎを与えることや、都市景観の向上のための役割があるほか、騒音、振動等の公害の緩和等にも役立っております。  また、街路樹につきましては、緑化により沿道の生活環境の改善を図るとともに、親しみと潤いのある豊かな道路空間の形成を図る上で大変重要な役割を果たしており、市民と自然に優しい道路環境創造の基本となるものであると理解をしております。  そのほかにも、多種多様な機能を有しており、公園樹木、街路樹とも有効な都市環境の形成、保全に有効なものであると考えております。 78 ◯志村新一郎議長 13番菊地忠久議員。 79 ◯13番(菊地忠久議員) 樹木や街路樹の役割を非常に効果も含め、しっかり認識されているということで、そこで(2)についてお伺いをいたします。  益岡公園や若林公園で、てんぐ巣病にかかった桜が見られます。てんぐ巣病は伝染病であり、早期に対処しないと病気が広がり、最悪では枯れてしまいます。  特に益岡公園は桜の名所となっており、お花見の季節は多くの観光客が訪れるなど、観光資源とても大変重要なものとなっております。  てんぐ巣病など樹木の病気について、現在どういった対応や管理をしているのかお伺いをいたします。 80 ◯志村新一郎議長 後藤都市整備課長。    〔後藤滝雄都市整備課長登壇〕 81 ◯後藤滝雄都市整備課長 ただいまの菊地議員のご質問には、私のほうからお答えいたします。  益岡公園や若林公園内の桜につきましては、枯れ枝等で公園利用の支障となるものについては、撤去等の対応を行っております。  益岡公園につきましては、白石市文化体育振興財団の白石城管理事務所と連携をとりながら管理を行っており、支障木等について連絡があれば、必要に応じてその都度対応を行っております。  なお、てんぐ巣病を含む公園内の支障木等撤去等の対応につきましては、委託している公園の維持管理業務の中で対応をしていただいております。  てんぐ巣病は、病巣部を切除するのが対策としては有効と言われておりますので、今後も同様に撤去等の対応をとってまいりたいと考えております。 82 ◯志村新一郎議長 13番菊地忠久議員。 83 ◯13番(菊地忠久議員) ただいまの答弁で、適切に維持管理、いろいろしているということで、ただ、公園の樹木等、非常に数が多いので、例えば病気にかかった樹木とか、全てをすっかり100%取り切るというのは不可能だとは思うんですけれども、今後ともしっかりと適切な維持管理をしていただきたいと思っております。  そこで(3)に移ります。次に市道の街路樹についてお伺いします。  市道の街路樹によっては、アブラムシ等が大量発生しているところがあり、そのような街路樹は、アブラムシが出す排せつ物で木がべたべたになったりしております。  見た目が悪いだけではなく、放置すると、そこにカビが生えてすす病になったりということもあります。  また、アブラムシはウイルス性の病気も引き起こす原因にもなります。樹木の害虫については、どういった管理や対応をしているのか、お伺いをいたします。 84 ◯志村新一郎議長 一條建設課長。    〔一條武志建設課長登壇〕 85 ◯一條武志建設課長 ただいまの質問につきましては、私のほうから答えさせていただきます。  街路樹の害虫の管理・対応についてですが、道路パトロールや市民の皆様からの情報により、現地において状況を確認し、専門業者に委託するなど、随時駆除等の対応を行っております。ことしも5月に街路樹のアブラムシ発生の通報がございました。  議員ご指摘のとおり、アブラムシが大量発生した場合には、排せつ物によるカビが生え、すす病により光合成が妨げられ、街路樹の生育に影響があります。  今回も、現地確認の上、業者に依頼をして駆除を行ったところでございます。  今後も、情報が寄せられた場合には、現地確認し、専門業者などに依頼をするなど、駆除等の対応をしてまいります。 86 ◯志村新一郎議長 13番菊地忠久議員。 87 ◯13番(菊地忠久議員) わかりました。  ただいま課長のほうからも、5月に対処したということで、鷹巣の自治会長さんがお願いしましてやっていたところを、迅速に対応していただいて、確かに、前はアブラムシが大量にいて、木がべたべたになっていたのが、先週私が確認したところでは、もう全然いなかったので、非常に迅速に対応していただいて、本当にありがたいなと思っているわけでございます。  そんな中で、基本的に害虫の駆除というのは、殺虫剤を使用して行うものだと考えられるんですけれども、例えば人体に影響のある害虫は駆除が必要でございます。ただ人体に影響のない害虫は、薬剤による人体への負担を少しでも軽減するためや周辺の環境を考慮して、基本的に駆除しないという自治体もあるようです。逆に、時期を決めて定期的に薬剤を散布している自治体ということもあります。  本市では、情報が得られ次第、随時対処するということでございましたけれども、例えば時期を決めて定期的に薬剤散布をするとか、そういったことのお考えはないのか、お伺いをいたします。 88 ◯志村新一郎議長 一條建設課長。    〔一條武志建設課長登壇〕 89 ◯一條武志建設課長 ただいまの質問にお答えをいたします。  害虫につきましては、その年によって発生の傾向が異なるようでございます。卵やさなぎのときには薬剤が効かない種類もあるために、予防が難しいという状況もあると伺ってございます。  先ほどもお答えをさせていただきましたが、通常のパトロール・維持管理におきまして、そういった情報が寄せられましたら、随時対応してまいりたいと考えてございます。 90 ◯志村新一郎議長 13番菊地忠久議員。 91 ◯13番(菊地忠久議員) 適切に維持管理していただいて、美しい街路樹であったり、公園の樹木の保存に努めていただきたいとお願いいたします。  そこで最後に(4)として、私有地から成長した樹木が市道に大きく張り出して、通行の妨げとなったり、交通標識が見えなくなっている箇所が少なからず見られます。所有者に適切な管理をお願いするほか、対策はできないものかお伺いをいたします。 92 ◯志村新一郎議長 一條建設課長。    〔一條武志建設課長登壇〕 93 ◯一條武志建設課長 ただいまの質問につきましては、私のほうからお答えをさせていただきたいと思います。  議員ご指摘のとおり、私有地からの樹木の張り出しにつきましては、土地所有者に対応していただくということになりますので、道路管理者または自治会長さんなどから所有者に対し、伐採、剪定などの処置をお願いしているところでございます。  特に冬期には、積雪の重みにより、道路外からの枝葉などが垂れ下がり、通行の支障となる事例が多くございます。毎年秋に除雪の広報とともに全地区回覧で樹木の枝払いなどの所有者の適切な管理について周知を図っているところでございます。  また、強風や雪などの倒木により、道路の通行の妨げとなった場合につきましては、道路管理者が緊急的に対応しております。  そのほか、公安委員会で設置しております交通標識などが見えないなど、安全な通行に支障を来す場合につきましては、状況に応じまして、地元自治会や白石警察署と協議をしながら対応をしているところでございます。 94 ◯志村新一郎議長 13番菊地忠久議員。 95 ◯13番(菊地忠久議員) 積雪や強風等で、例えば緊急的には対応していただいているということでございますけれども、例えば土地の所有者、樹木の所有者が、さまざまな理由で経済的、例えば体力的とか、いろいろな理由があって、自分で管理し切れない場合もあります。  そういったところで、例えば著しく交通の妨げとなっている場合、所有者の許可を得た上で、例えば市のほうで所有者のかわりに伐採等、そういうことはできないのか、お伺いをいたします。 96 ◯志村新一郎議長 一條建設課長。    〔一條武志建設課長登壇〕 97 ◯一條武志建設課長 ただいまの質問にお答えをさせていただきます。  今のご質問のように、著しく交通の支障、道路に支障になっている場合にございましては、やはり緊急的に支障になっている部分の対応をしなければならないと考えてございます。  その場合につきましても、所有者の了解を得るまでの、市で伐採対応するまでの、原則所有者対応ではありますけれども、自治会長さんに相談するなど行政の部分と、あと地域の共助をお願いする部分と、あわせて相談しながら対応しているところでございます。 98 ◯志村新一郎議長 13番菊地忠久議員。 99 ◯13番(菊地忠久議員) わかりました。  これからも、自治会さんとか地元と一緒になって協力しながら、市道の適切な維持管理に努めていただきたいとお願いいたしまして、私の質問を終わります。 100 ◯志村新一郎議長 次に、11番四竈英夫議員。    〔11番四竈英夫議員登壇〕 101 ◯11番(四竈英夫議員) 通告に従いまして、3点について質問をさせていただきます。  まず初めに、交通安全対策についてお伺いをいたします。  本市では、4月28日で交通死亡事故ゼロ500日を達成し、宮城県知事と県警察本部長から褒状が伝達されました。まことに喜ばしい限りであります。山田市長は、この記録を1,000日、2,000日と伸ばしていきたいと話されております。全く同感であり、さらなる記録の更新を心からお祈りいたします。  しかしながら、交通事故はいつ発生するかわかりません。きょうまで無事故でも、あすに発生しないという保証はありません。常に緊張感を持って事故防止を心がけなければならないと思います。  昨日も、東京都町田市で60歳の女性の運転する車が児童の列に突っ込んだという事故の報道がされておりました。60歳が高齢者と言えるかどうかとは思いますけれども、最近、高齢者による事故が多発し、多くの方が死傷する痛ましいニュースが報道されております。これらは、決して対岸の火事ではなく、いつ本市にも同様の事故が発生するかわかりません。  こうした状況に鑑み、次の点についてお伺いいたします。  なお、昨日、佐藤龍彦議員からも同様の質問がなされましたが、改めて通告に従い質問をさせていただきます。  (1)死亡事故ゼロはもちろんのことですが、事故防止のために、今後どのような対策を講じていかれるかについてお伺いをいたします。 102 ◯志村新一郎議長 山田市長。    〔山田裕一市長登壇〕 103 ◯山田裕一市長 四竈英夫議員の一般質問にお答えいたします。  死亡事故死ゼロ500日間を達成し、宮城県知事、宮城県警察本部長より褒状を伝達いただきましたのも、市内の交通安全協会を初めとする交通安全関係団体による熱心な交通安全活動があったからこそであり、皆様のご活躍に対しまして、この場をかりて深く感謝を申し上げます。  さて、事故防止の対策につきましては、引き続き子供と高齢者の安全な通行の確保と高齢者運転の事故防止、自転車の安全利用の推進、全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底、飲酒運転の根絶につきまして、交通安全各団体や白石警察署と連携を図り、街頭活動や街頭指導で呼びかけを行い、また小中学生や幼稚園児、保育園児への交通安全教室などを通して、市民交通安全意識を高めてまいりたいと考えております。 104 ◯志村新一郎議長 11番四竈英夫議員。 105 ◯11番(四竈英夫議員) 市当局はもちろんのこと、関係団体の皆様方の努力により、こうした無事故、死亡事故ゼロの記録が伸展しているということ、本当に喜ばしい限りだと思います。  そこで、この記録をさらに伸ばしていくために、(2)として、最近、高齢者の重大事故が発生しておりますが、それらの対策についてお伺いをいたします。 106 ◯志村新一郎議長 畑中危機管理課長。    〔畑中祐二危機管理課長登壇〕 107 ◯畑中祐二危機管理課長 ただいまの四竈議員の質問について、私からお答えします。  本市では、高齢者向けの認知症安心ガイドに運転免許証の自主返納を掲載し、周知を図っております。また、高齢ドライバーを対象に、南蔵王自動車学校を会場に、白石警察署や白石地区安全協会、南蔵王自動車学校が主催するシルバー運転者講習会にも多くの方々にご参加をいただけるように、白石地区交通安全協会と連携いたしまして、高齢者の皆さんにお声がけをさせていただいております。 108 ◯志村新一郎議長 11番四竈英夫議員。 109 ◯11番(四竈英夫議員) さまざまな対策をとられているということで、大変喜ばしいことだと思います。  そこで(3)高齢者の運転免許証返納を促すことも取り上げられておりますが、その所見についてお伺いをいたします。 110 ◯志村新一郎議長 畑中危機管理課長。    〔畑中祐二危機管理課長登壇〕 111 ◯畑中祐二危機管理課長 ただいまの質問についてお答えします。  昨日の佐藤龍彦議員に対しましてのお答えした内容と重複いたしますが、運転に不安を感じた場合には、事故を起こす前に自主返納を選択していただきたいと考えております。  また、交通事故が相次ぎ、社会問題化していることから、家族や地域で呼びかけを行い、高齢者の自主返納をお願いしたいと考えております。  本市としましても、白石警察署や交通安全関係団体と協力いたしまして、引き続き高齢者への運転免許証の自主返納を呼びかけてまいりたいと思います。 112 ◯志村新一郎議長 11番四竈英夫議員。
    113 ◯11番(四竈英夫議員) それでは(4)番目、交通事故防止については、なくてはならないといいますか、絶大なる力を発揮していただいております白石地区交通安全協会と、また各地区にあります、その支部に対する支援体制について、どのような体制をとられているのかをお伺いをいたします。 114 ◯志村新一郎議長 畑中危機管理課長。    〔畑中祐二危機管理課長登壇〕 115 ◯畑中祐二危機管理課長 ただいまの質問についてお答えいたします。  本市から白石地区交通安全協会に対しまして、毎年年額40万円を補助しております。また、白石市交通安全協会支部連絡会に対しても、毎年年額12万円を補助しております。  白石地区交通安全協会とは、市と共同で市民の交通安全の意識高揚を図るべき各種広報及び街頭活動などを連携しながら行っております。  今後とも、白石地区交通安全協会や市内の各支部の皆様と連携しながら、市内の交通安全に努めてまいりたいと思います。 116 ◯志村新一郎議長 11番四竈英夫議員。 117 ◯11番(四竈英夫議員) ただいまのご答弁、理解をいたしました。  しかしながら、交通安全協会という組織、団体の運営といいますか、その財源は、運転免許証書きかえのときに、協会に加入するか、しないかということで、協会に加入する会員となった方の会費、それらが主な財源となっていると認識をしております。これは、義務ではなく、任意加入ということで、最近その加入率が低くなっておりまして、その財源の確保がなかなか難しいということもお聞きしております。  そうした中で、本市として交通安全協会に年額40万円、支部に12万円というような補助金も交付されているということでございますが、できれば、この金額をもう少し増額をしていただきまして、その活動のために増額して、力を少しでもバックアップするといいますか、助けるような、そういった力添えをしていただければと思うんですが、増額についてのお考えはあるかどうか、お伺いをいたします。 118 ◯志村新一郎議長 山田市長。    〔山田裕一市長登壇〕 119 ◯山田裕一市長 お答えをいたします。  まず、交通安全協会のほうから補助金の増額の要望等は一切来ておりません。ですので、四竈議員のお気持ちもわかりますけれども、補助金ありきの事業というのは、私はどうかなというところはあるんですね。  ですから、やはり皆さんの意識を上げていただくということが非常に重要であって、決して市が補助金を出せばそれでいいのかという結論では私はないと思っておりますので、そのあたりは慎重に判断をさせていただきたいと思います。 120 ◯志村新一郎議長 11番四竈英夫議員。 121 ◯11番(四竈英夫議員) わかりました。  それでは(5)白石警察署、交通課ということになりますが、そういったところ、関係機関との連携についてお伺いをいたします。 122 ◯志村新一郎議長 畑中危機管理課長。    〔畑中祐二危機管理課長登壇〕 123 ◯畑中祐二危機管理課長 ただいまの質問についてお答えいたします。  白石市警察署とは、日ごろから市内の交通情勢についてご意見をいただき、常に連携がとれるようご協力をいただいております。本市で行う交通安全関係の事業にご参加いただいておりますし、危機管理課内に事務局がある交通指導隊の幹部会には、毎回、指導的立場としてご出席をいただいて、ご助言をいただいております。また、交通安全を市民の皆様に身近に感じていただけるような交通安全市民大会へのご協力やご助言もいただいております。 124 ◯志村新一郎議長 11番四竈英夫議員。 125 ◯11番(四竈英夫議員) わかりました。さらにその連携を深めて、交通事故防止に努めていただきたいと思います。  次に(6)学校との連携について、どのようにされているのかをお伺いいたします。 126 ◯志村新一郎議長 半沢教育長。    〔半沢芳典教育長登壇〕 127 ◯半沢芳典教育長 ただいまの四竈英夫議員の一般質問にお答えをいたします。  市内各小中学校、それから市立幼稚園におきましては、これまでも教育委員会との連携のもと、交通安全教室の実施でありますとか長期休業前の安全指導を行っております。  今後とも、年間を通した校長会等での働きかけや、交通事故が発生しやすい時期や長期休業前など、機会を捉えまして児童・生徒、幼児の安全確保に関する働きかけを各学校、幼稚園に行ってまいります。 128 ◯志村新一郎議長 11番四竈英夫議員。 129 ◯11番(四竈英夫議員) 教育委員会と学校との連携をさらに密にしていただきまして、事故防止に努めていただければと思います。  それでは次に、2番目に小中学生の安全対策についてお伺いいたします。  先日、通学時に突然暴漢に襲われ、幼い生命が奪われる痛ましい事件が発生いたしました。罪のない児童がいわれのない事件に巻き込まれたこの事件、怒りのぶつけようもない、いたたまれない事件であります。安全なはずの通学路で起こった事件に、言葉がありません。亡くなられた方のご冥福を心からお祈りするばかりです。  本市においても、児童・生徒の安全には十分な配慮がなされているものと存じますが、次の点についてお伺いいたします。  (1)登下校の安全について、交通事故は先ほどお伺いいたしましたけれども、安全について、どのような配慮をなされているかお伺いをいたします。 130 ◯志村新一郎議長 半沢教育長。    〔半沢芳典教育長登壇〕 131 ◯半沢芳典教育長 お答えいたします。  今、四竈議員のご指摘のとおり、私もあの報道を拝見いたしまして、大変心を痛めております。あってはならないことが起こったなという認識でございます。  本市におきましては、各学校では、これは幼稚園も含めてでございますが、これまでも不審者対策といたしまして、定期的な防犯教室でありますとか、交通事故防止のための交通安全教室等を行っております。  5月28日に発生をした今回の大変痛ましい事件を受けまして、教育委員会としましては、翌29日に担当校長及び市内に2名配置しております安全担当主幹教諭を招集いたしまして、対応について指示を行いました。あわせて、各学校に通知を出しまして、防犯マニュアルの周知徹底と再点検を指示しております。また、翌30日には、市内の保護者の皆さんに対しまして教育長、私と、それから各学校の校長の連名の文書を配付いたしまして、保護者の皆様にも協力を要請しておるところでございます。 132 ◯志村新一郎議長 11番四竈英夫議員。 133 ◯11番(四竈英夫議員) 細かい点についてのご配慮をしていただきまして、こういった事件の防止に努められておられるということは、本当に感謝をしたいと思います。  そこで、(2)ですが、万が一、こういった不測の事態が発生した場合、どのような対処をされるのかをお伺いいたします。 134 ◯志村新一郎議長 半沢教育長。    〔半沢芳典教育長登壇〕 135 ◯半沢芳典教育長 お答えいたします。  教育委員会といたしましては、まず第一に、こういった事態が起きないような対策を講ずることが一番重要であると考えております。  校外活動を行う場合には、事前に実地踏査を行い、危険箇所の確認、それから適切な人員の配置等の検討を、各学校は行っております。さらに、児童・生徒に対する事前指導も行っておりまして、交通ルールの確認でありますとか、不審者対応の確認を行うことによりまして、事件・事故防止に今後とも努めてまいりたいと考えております。  また、お尋ねの万が一不測の事態が起きた場合の想定をいたしまして、各学校、幼稚園に対しましては、スマートフォン等の携帯の携行でありますとか、連絡系統の確認を行うように指示しているところでございます。 136 ◯志村新一郎議長 11番四竈英夫議員。 137 ◯11番(四竈英夫議員) 万が一にも起こってはならない事態でございますので、それらの発生が起きないように万全の態勢をとっていただければと思っております。  それでは(3)保護者に対しては、どのような呼びかけをされているのかをお伺いいたします。 138 ◯志村新一郎議長 半沢教育長。    〔半沢芳典教育長登壇〕 139 ◯半沢芳典教育長 お答えいたします。  今回の事件を受けまして、教育委員会としましては、先ほど申し上げたように、私とそれから各学校の校長の連名で、保護者向けのたよりを作成して、学校を通じて市内全ての小中学校の保護者に配付いたしました。  内容といたしましては、学校が行う安全確保のための取り組みの説明と、これは学校ばかりではなかなか対応が難しい部分もございますので、保護者の方に取り組んでいただきたいこと、つまり協力についての呼びかけを行ったところでございます。  具体的な内容といたしましては、人通りの多い道路まで、例えば時間的に余裕がおありになるのであれば、見送りをしていただいたり、迎えにいっていただいたり、それから可能な範囲で児童・生徒の登下校を見守っていただきたいこと、それからしろいし安全メールを活用して、常に子供に注意喚起をしていただくこと、それから、危険があると思われる箇所の確認と対処法の確認を、ぜひ親子で行っていただきたい旨を、保護者の方にお願いをしたところです。 140 ◯志村新一郎議長 11番四竈英夫議員。 141 ◯11番(四竈英夫議員) 学校と家庭、保護者が一体となった防止対策が、さらに必要だと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。  それでは(4)白石警察署や防犯協会などとの連携についてお伺いをいたします。 142 ◯志村新一郎議長 半沢教育長。    〔半沢芳典教育長登壇〕 143 ◯半沢芳典教育長 お答えいたします。  白石警察署生活安全課に連絡をとりまして、警察の対応について確認をいたしました。  白石警察署では、県警からの通達に基づきましてパトロールの強化、それから防犯協会やボランティアによる見守り活動の強化を行っていただいております。また、パトカーによりましてスクールバスの見守りも行っていただいておるところでございます。  白石警察署には、教育委員会として学校の対応についてご説明するとともに、引き続きパトロールや見守り活動の強化、実施を依頼しております。 144 ◯志村新一郎議長 11番四竈英夫議員。 145 ◯11番(四竈英夫議員) そういった関係機関と一体となった事件防止のための取り組みを、今後ともさらに強化していただきたいと思います。  それでは3点目の緑地公園運動施設の改善についてお伺いをいたします。  私は、本年2月、第434回議会の一般質問で、市内の公園等のトイレや水道などの整備について質問をいたしました。観光客の訪れる市内の観光地、公園施設については、トイレ、手洗い用の水道を整備しているとのご答弁をいただきました。そして、これらの施設は民間に委託して、1週間二、三回の清掃を行っているとのことでありました。  しかし先日、市外の方からですが、緑地公園のトイレについて苦情の投書が寄せられました。具体的な内容は申し上げませんが、とにかくトイレの改善をしてほしいというものでございました。子供たちも使いにくいと言って、近くのコンビニエンスストアまで行っている状態だということであります。早急に改善してほしいとの切実な内容でありました。  また、駐車場についても、未舗装のため、雨の日は水たまりができて走りにくいので舗装にしてほしい、そして白線も引いてとめやすくしてほしいとのことでもありました。  益岡野球場が改修工事のため使用できない現在、野球大会等は緑地公園の野球場やソフトボール場に集中しています。また、体育祭や陸上競技大会、中体連、グラウンドゴルフ大会、ゲートボール大会等も開催され、総合的な運動施設として重要な役割を果たしております。  こうした観点からも、快適な環境で利用できるような施設にすべきだと思います。  よって、次の点についてお伺いをいたします。  (1)男子トイレを外から見えないような扉にしてほしいと思いますが、いかがでしょうか。 146 ◯志村新一郎議長 後藤都市整備課長。    〔後藤滝雄都市整備課長登壇〕 147 ◯後藤滝雄都市整備課長 ただいまのご質問に、私のほうからお答えいたします。  お尋ねの緑地公園の男子トイレの扉の件につきましては、現時点で議員がおっしゃるような申し出がありませんので、今後、詳細を確認させていただき適切に対処してまいりたいと考えております。  なお、公園施設のふぐあい等につきましては、連絡をいただければ現況を確認の上、必要な対応をいたしますので、よろしくお願いいたします。 148 ◯志村新一郎議長 11番四竈英夫議員。 149 ◯11番(四竈英夫議員) 市民の方から、直接要望なり、そういった声が市のほうに届いていないというような現状だというお話でございますが、市のほうに直接ではなくて、私どものほうにそういった声が寄せられているということもありますので、そういった希望があるのか、あるいは改善してほしいという要望があるのか、私どもももう少し確認をいたしまして、そういう声があれば、また市のほうにその声を届けさせていただきまして、その上で現状を十分確認していただいて、改善するものがあれば改善していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  (2)今すぐに改善するというのが、なかなか難しいということであれば、トイレにつきましては管理棟のトイレがありますので、そちらを利用できるようにするのも一つの改善の方法ではないかと思いますが、お伺いをいたします。 150 ◯志村新一郎議長 後藤都市整備課長。    〔後藤滝雄都市整備課長登壇〕 151 ◯後藤滝雄都市整備課長 ただいまのご質問にお答えいたします。  対応までの間につきましては、団体利用の皆さんに管理棟のトイレの利用希望の有無を確認の上、希望される方につきましては鍵の貸し出しを行ってまいりたいと考えております。  なお、現状でも、大会で利用される方でご希望の方には、管理棟のトイレの鍵をお貸しして利用していただいておりますので、よろしくお願いします。 152 ◯志村新一郎議長 11番四竈英夫議員。 153 ◯11番(四竈英夫議員) 大会とかそういった行事の際には、管理棟のトイレも使用するようにご配慮していただいているということでございます。それらが十分周知されていないというか、わかっていない方もいるのではないかと思いますので、その辺は、貸し出しをする際に主催者団体にトイレも使えますということを十分参加者の方に伝えてくださいというようなことも伝えていただきまして、少しでも使いやすい快適な施設ということにしていただければと思っております。  以上でございますが、いずれにいたしましても、緑地公園の施設は白石市を代表する施設でございますので、ほかから来られたお客様方に対しましても、快適な利用であるということを、そういった条件で使っていただけますように、今後ともご配慮いただきますようにお願いをいたしまして、質問を終わらせていただきます。 154 ◯志村新一郎議長 この際、午前の一般質問をこの程度にとどめ、午後1時まで休憩いたします。      午前11時43分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午後 1時00分開議
    155 ◯志村新一郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  12番小川正人議員から、午後の一般質問本会議を早退する旨の届け出があります。  午前の一般質問を続行いたします。  3番伊藤勝美議員。    〔3番伊藤勝美議員登壇〕 156 ◯3番(伊藤勝美議員) それでは、午後の部ということで一般質問させていただきます。  まずは1つ目、会計年度任用職員制度についてということでございます。  2017年、地方公務員法と地方自治法が改定され、公務員に対して2020年4月1日から、地方公務員法及び地方自治法の一部が改正された法律が適用されることになります。  また現在、臨時や非常勤、嘱託などさまざまな任用形態がある自治体の非正規職員に対しては、それぞれの任用根拠を検証し、適切な任用形態にするという趣旨の法改正となる会計年度任用職員制度が導入されることになりました。そこで、会計年度任用職員制度の導入に向けた取り組みについてお伺いしたいと思います。  それではまず1つ目として、総務省は実態調査の実施を通知していると思いますが、本市のフルタイムの臨時・非常勤等職員について、職種、職域別の配置数、正規職員との配置割合の現状はどのようになっているのかお伺いいたします。 157 ◯志村新一郎議長 山家総務部長。    〔山家英男総務部長登壇〕 158 ◯山家英男総務部長 ただいまの伊藤議員の質問につきましては、私からお答えをいたします。  平成30年度に任用したフルタイムの臨時・非常勤職員は、43名でございます。保育園等に41名、教育関係施設に2名となっております。  また、正規職員との配置割合でございますが、保育園等につきましては、正規職員38名に対し、臨時・非常勤職員が41名、教育関係施設につきましては、正規職員6名に対しまして、臨時・非常勤職員が2名となっております。 159 ◯志村新一郎議長 3番伊藤勝美議員。 160 ◯3番(伊藤勝美議員) 今、皆さんもお聞きのとおり、そういったことが今の白石の現状だということでございます。  それで、今回の会計年度任用職員制度ということでございますが、今もそういった臨時的なことになっておりますけれども、任用制度にはフルタイムとパートタイムの2種類があると言われておりますが、その辺、大体の概略で結構ですけれども、その辺お聞かせいただければなと思います。 161 ◯志村新一郎議長 山家総務部長。    〔山家英男総務部長登壇〕 162 ◯山家英男総務部長 ただいまの質問にお答えをいたします。  先ほどフルタイムの職員の数を申し上げましたが、パートタイムも当然ございまして、平成30年度に任用したパートタイムの職員数でございますけれども、保育士や事務補助員など合計いたしますと153名でございます。フルタイムと合計いたしますと196名となっている状況でございます。 163 ◯志村新一郎議長 3番伊藤勝美議員。 164 ◯3番(伊藤勝美議員) そういったパートタイムの方もということで、今ご紹介いただきました。  それで、今回の、先ほども言いましたけれども会計年度任用職員制度ということにおいても、その2種類の職が誕生するという、2つに分かれると、フルタイムとパートタイムですね、その辺のことの任用制度に関しての概略ですか、ちょっとだけお話しいただければなと思いますけれども、それは結構です。後ほど出るかどうか、わかりません。  では、(2)にまいります。  総務省は、会計年度任用職員制度への移行見込みや給与等の実態及び見直しの方向、休暇、育児休業制度等の現状及び適正化に向けた検討状況についても回答を求めているところですが、この点について、本市の方向性、検討状況をお伺いしたいと思います。 165 ◯志村新一郎議長 山家総務部長。    〔山家英男総務部長登壇〕 166 ◯山家英男総務部長 ただいまの質問にお答えをいたします。  会計年度任用職員制度施行に向けまして、現在準備を進めているところでございまして、会計年度任用職員の給与、休暇制度等につきましては、総務省より通知されております会計年度任用職員制度の導入等に向けた事務処理マニュアルに沿った対応を検討してございます。 167 ◯志村新一郎議長 3番伊藤勝美議員。 168 ◯3番(伊藤勝美議員) 今、検討しているということでございますが、何か今やっている段階で、問題点とか課題点、その辺があれば、ご紹介していただければなと思うんですが、いかがでしょうか。 169 ◯志村新一郎議長 山家総務部長。    〔山家英男総務部長登壇〕 170 ◯山家英男総務部長 お答えをいたします。  課題と申しますか、今いらっしゃるフルタイム、パートタイムの職員が、ざっくり申し上げますと、来年度以降は正職員と同様に公務員の身分となるというところでございます。  そういたしますと、給料も含めて新たに期末手当等の支給も出てまいります。今の段階での試算ですけれども、来年度、約9,000万円ほどふえるという見込みでございますので、課題といたしますと、財政的な部分での負担増というところで今捉えております。 171 ◯志村新一郎議長 3番伊藤勝美議員。 172 ◯3番(伊藤勝美議員) 今、部長のほうから財政負担という形で9,000万円ぐらいの負担増が見込まれるというお話をいただきました。  そういったことで、あと細々としたことも結構あろうかなと思いますが、その辺は別段、後で結構です。  それでは、地方公務員法の一部改正というか、今回のこの法改正は、臨時・非正規職員が地方行政の重要な担い手となっているにもかかわらず、採用形態は自治体ごとばらばらであったということから、任用要件の厳格化や明確化が必要となったということで、こういう制度が採用されたと聞いております。  そこで(3)番目といたしまして、2020年4月からの会計年度任用職員制度発足に向け、関係者、いわゆる職員団体であるとか当事者との協議の時間や条例化のタイミングを含め具体的なスケジュールは今後どのようになっていくのか、その辺お聞きしたいと思います。 173 ◯志村新一郎議長 山家総務部長。    〔山家英男総務部長登壇〕 174 ◯山家英男総務部長 お答えをいたします。  具体的なスケジュールでございますが、本年9月定例会に、会計年度任用職員制度に関連する条例案を上程する予定でおります。上程するに当たりまして、白石市職員組合と協議を要する案件につきましては、事前に協議を行う予定でございます。  その後、条例案をお認めいただいた場合でございますけれども、10月から具体的な任用条件の検討、来年度予算案の作成及び募集に向けた準備を行いまして、来年1月ごろに会計年度任用職員の募集、2月ごろに選考試験を行いたいと考えております。 175 ◯志村新一郎議長 3番伊藤勝美議員。 176 ◯3番(伊藤勝美議員) 今後のスケジュール等、今お伺いしました。  それで、募集等その辺も後々出てくるということで、ここで一つなんですけれども、募集に当たって、今も臨時・非正規の方々も1年ごとの更新という形になっているんですけれども、その辺については、どういった形で募集をかけて、あと試験とか何かあるんですか。その辺お伺いできればと思うんですが。 177 ◯志村新一郎議長 山家総務部長。    〔山家英男総務部長登壇〕 178 ◯山家英男総務部長 お答えをいたします。  募集に関しましては、今検討中でございますけれども、「広報しろいし」、それから市のホームページに掲載を行いまして、募集を行う予定でございます。 179 ◯志村新一郎議長 3番伊藤勝美議員。 180 ◯3番(伊藤勝美議員) 今後、募集に関しても、いろいろその辺を決めていくということでございました。  それで、現状で先ほど紹介した数字的な、今の人員とか、フルタイム、パートタイム含めていろいろあったんですが、私の見るところ、女性の比率がかなり高いと見ておるんですけれども、そういったことに関しての、女性比率が高いということの課題等、その辺が何かないのかどうかお聞きしたいと思うんですが。 181 ◯志村新一郎議長 山家総務部長。    〔山家英男総務部長登壇〕 182 ◯山家英男総務部長 お答えをいたします。  問題、課題等は特にございません。 183 ◯志村新一郎議長 3番伊藤勝美議員。 184 ◯3番(伊藤勝美議員) 大変失礼しました。  では(4)公共サービスの多様化に対応し、安定的にサービスを提供するためには、制度移行に当たって経験、スキルのある人材を確保するためにも、現に働いている臨時・非常勤等職員を会計年度任用職員に移行することが住民の利益につながると考えますが、この点についての所見をお伺いします。 185 ◯志村新一郎議長 山家総務部長。    〔山家英男総務部長登壇〕 186 ◯山家英男総務部長 お答えをいたします。  会計年度任用職員の任用に当たりましては、地方公務員法に規定する成績主義、平等取扱の原則が適用されますことから、広く募集を行うなど、適切かつ公平な募集を行い、選考試験により採用する予定でございます。  現在任用している臨時・非常勤等職員をそのまま会計年度任用職員に移行することは考えておりません。 187 ◯志村新一郎議長 3番伊藤勝美議員。 188 ◯3番(伊藤勝美議員) 今、働いている方々をそのまま移行するのは考えてないと。ある程度、そういう採用基準にのっとって、あとはやるということでございました。  それで、今働いている方々に対しての告知といいますか、その辺はどのようになされるのか、1点確認したいと思います。 189 ◯志村新一郎議長 山家総務部長。    〔山家英男総務部長登壇〕 190 ◯山家英男総務部長 お答えをいたします。  特に告知等は考えてはいないんですが、現に今いらっしゃる臨時職員さんに関しましては、所属長のほうから、来年度からは会計年度任用職員になりますよということは、ある程度情報はいっていると思っております。  加えまして、先ほど申し上げました来年度の採用に当たりましては、1月ごろに会計年度任用職員の募集を行うということで周知を図っていきたいと考えております。 191 ◯志村新一郎議長 3番伊藤勝美議員。 192 ◯3番(伊藤勝美議員) 所属長のほうからその辺のお話をするということでございました。  それでは(5)といたしまして、今回の法改正においては、会計年度任用職員の給料または報酬の水準、手当支給(期末手当)、休暇制度について、常勤職員との均衡を図ることが主眼となっておりますが、具体的にどのように取り組んでいくおつもりなのか、その辺をお尋ねしたいと思います。 193 ◯志村新一郎議長 山家総務部長。    〔山家英男総務部長登壇〕 194 ◯山家英男総務部長 お答えをいたします。  会計年度任用職員の給料、報酬及び手当の水準につきましては、現在の常勤職員に適用されている給料表や手当に関する制度を適用することで均衡を図ってまいります。  休暇制度につきましては、国の非常勤職員との均衡を踏まえることとされておりますことから、国の非常勤職員に適用される制度を参考にしながら、今後、整備を進めてまいりたいと考えております。 195 ◯志村新一郎議長 3番伊藤勝美議員。 196 ◯3番(伊藤勝美議員) 国のというか、今現在の正規の方々の水準でやっていくということでございました。  それで一つだけなんですが、これも確認なんですけれども、来年採用される方々の、公務員の給料表でやるというと、何号俸の何々とかという基本ベースがあるかと思うんですが、その辺に関しては、どういうふうに考えればいいんでしょうか。 197 ◯志村新一郎議長 山家総務部長。    〔山家英男総務部長登壇〕 198 ◯山家英男総務部長 お答えをいたします。  先ほど、9月の定例会でご提案するというお話をさせていただきましたが、現段階で想定していることを申し上げさせていただきますと、会計年度任用職員の給料につきましては、正規職員同様に行政職の給与表、もしくは労務職の給与表の適用を考えてございます。例えば事務職の補助であれば、行政職給与表の1級1号俸というふうなことで、今考えております。 199 ◯志村新一郎議長 3番伊藤勝美議員。 200 ◯3番(伊藤勝美議員) それで、(6)ということですが、先ほどもちょっと触れましたので、(7)にまいります。  小中学校における臨時・非常勤教職員等への対応は、どのようになるのか。概略でも結構ですから、その辺お伺いいたします。 201 ◯志村新一郎議長 山家総務部長。    〔山家英男総務部長登壇〕 202 ◯山家英男総務部長 お答えをいたします。  小中学校に配置されております特別支援教育等支援員や嘱託業務員につきましては、市長部局の臨時・非常勤職員に準じまして会計年度任用職員へ移行する予定でございます。
    203 ◯志村新一郎議長 3番伊藤勝美議員。 204 ◯3番(伊藤勝美議員) 今、小中学校で働いている方々もそれで移行するということで、理解いたしました。  それでは(8)といたしまして、臨時・非常勤等職員の皆さんの待遇を改善するためには、当然、財源が必要になります。また、今回の制度のままでは、本市の財政負担が増大することは明らかであると思います。  そこで、今回のケースは制度改正に伴うものであることから、臨時・非常勤等職員の適正な任用、勤務条件を確保することを目的とした地方自治法、地方公務員法の改正の趣旨を踏まえ、地方財政計画に必要な財源を盛り込むよう、今後市長会を通じて国に要請するべきではないかと考えますが、その辺の市長の見解をいただきたいと思います。先ほど9,000万円という数字も出ましたので、それも踏まえて、市長の見解をお伺いしたいと思います。 205 ◯志村新一郎議長 山田市長。    〔山田裕一市長登壇〕 206 ◯山田裕一市長 お答えをいたします。  平成30年秋の宮城県市長会及び平成31年春の宮城県市長会におきまして、会計年度任用職員制度の施行に伴い、十分な財政措置を講じるよう、既に国や関係機関に対しまして要望しております。今後も、さまざまな機会を捉え、引き続き要望してまいりたいと考えております。 207 ◯志村新一郎議長 3番伊藤勝美議員。 208 ◯3番(伊藤勝美議員) 既に要望しているということでございます。  実際、先ほど9,000万円といったら、本市にとっても大変な額でございます。ですから、その辺何かにつけ、本当に全国市長会とか、市長もかなりそういった出張をなされますので、そういった機会にでも、国のほうにぜひ要望していただきたいと思います。  それでは大きいほうの2番に入ります。  次は交通安全対策についてでございます。これは先ほど四竈議員、あと菊地忠久議員からも出ておりますが、その辺、重複する部分もありますが、通告どおり進めさせていただきます。  子供たちを巻き込んだ交通事故の多発がメディアで報じられております。大津市で散歩中の保育園児の列に車が突っ込み、園児ら16人が死傷した事故は、自動車が歩行者への凶器となる危うさを改めて示したと思われます。今回の事故を受け、国も施設外活動の経路の安全確認を徹底するよう自治体に求めており、国土交通省は5月13日付で、過去5年間に子供の重大事故が起きた交差点を対象に、警察と連携し道路の点検を行うよう全国の地方整備局に実施を求める通達を出したとの報道がされております。  そこで、思いがけない事故から子供たちを守るためにも、市内の道路の調査、安全対策に至急取り組む必要があるとの思いから、お尋ねをいたします。  (1)番として、大津市での事故を受けて、本市としては道路安全対策について何らかの検討を行ったのかどうか、その辺をお聞かせください。 209 ◯志村新一郎議長 半沢教育長。    〔半沢芳典教育長登壇〕 210 ◯半沢芳典教育長 伊藤勝美議員の一般質問にお答えをいたします。  今回の大変痛ましい事故を受けまして、教育委員会として市内に2園ある幼稚園の園長及び市内の各小中学校の校長会、それから教頭会において注意喚起を行いました。また、学校を通して地域ボランティアの方々に、見守り強化について依頼をしております。  今後は、白石市通学路等交通安全プログラムに沿って安全対策を徹底してまいります。 211 ◯志村新一郎議長 3番伊藤勝美議員。 212 ◯3番(伊藤勝美議員) ただいま教育長のほうから、そういった形でやっているということでございました。  そこで(2)番といたしまして、保育園、幼稚園、先ほど2園ということもありましたけれども、園外でどの程度の頻度でお散歩を実施して、その際にどのような安全対策を講じているのか、現状でも構いませんけれども、その辺お話しいただければなと思います。 213 ◯志村新一郎議長 半沢教育長。    〔半沢芳典教育長登壇〕 214 ◯半沢芳典教育長 お答えいたします。  昨今の交通安全や防犯に係る事件から、園外での活動には不安がないわけでは私自身ございませんが、園児にとりまして園外活動は、子供が身近な自然や地域社会の人々の生活に触れ、豊かな体験を得る機会であることからも、今後も継続して実施してまいりたいというのが基本的な考え方でございます。  それから、お尋ねの散歩の頻度につきましてでございますが、園児の年齢や季節によって異なりますけれども、保育園では3歳以上児で、春夏を中心に週2回程度、それから幼稚園は全年齢で毎週1日、園外保育の日を設定しておりますけれども、行事等の兼ね合いから、平均すると月2回程度、年間では20日程度実施をしておるという現状でございます。  安全対策についてでございますが、散歩経路を事前に確認をしまして、危険箇所の共通理解を図っておりまして、散歩をする際は、担当より事前に散歩の経路と引率職員を園長へ文書で申請し、許可を得てから実施をしております。  移動時、引率職員は園児の列の先頭と真ん中と最後尾に配置をいたしまして、車道から離れて歩き、交差点でも車道から離れて待機するようにしております。  目的地におきましても、人数把握を常に行いまして、危険箇所や不審者など、周囲への目配りを行うなどの安全対策を講じております。  それから、散歩をする道路の点検でございますけれども、保育園、幼稚園とも散歩コースを職員が実際に歩いて点検をいたしまして、ガードレールでありますとか、堀とか、狭い道路でありますとか、それからフェンスやブロック塀等、あとまたふたのない側溝などの危険箇所を確認いたしております。 215 ◯志村新一郎議長 3番伊藤勝美議員。 216 ◯3番(伊藤勝美議員) 職員の方々等、本当に園児というか、そういう安全を確保しながらやっているんだなということが、今の教育長のご説明でわかりました。  そこで、こういったことはやっているということでございますが、(3)として、それを、今言った安全対策を、保護者の方にはどのようなご説明をされているのか、その辺ひとつお願いします。 217 ◯志村新一郎議長 半沢教育長。    〔半沢芳典教育長登壇〕 218 ◯半沢芳典教育長 お答えいたします。  通常、年1回警察官や交通指導隊の方を講師としてお招きをいたしまして、交通安全教室を各園とも実施しております。それとともに、保護者と手をつないで道路の端を歩くなど、基礎的な交通ルールについて園児にも指導しているところでございます。  また、年度初めや長期休業前には、園長から交通安全についての話をいたしまして、意識づけを図っているところです。  幼稚園においては、4月の保護者との懇談会の折に、園外保育の実施について理解を得るとともに、遠足など移動距離が長い場合は、保護者の方のボランティアを要請して同行してもいただいております。  保育園におきましても、園のお便りでありますとか、行事の際、特に危険と思われる送迎時等の安全確認について保護者に周知をしているところでございます。  それから、就学前に、子供たちが小学校に入る前に、保護者に対しまして、小学校までの通学路を実際に歩いて確認するように、各園とも呼びかけております。 219 ◯志村新一郎議長 3番伊藤勝美議員。 220 ◯3番(伊藤勝美議員) そういうことで、保護者の方々と共有して、こういうふうにやっているんだよということが理解できました。  それと、(4)なんですが、実際に今度は小中学校の登下校時の通学路の安全は十分に確保されているのかということでございますが、これも先ほど、交通安全云々ということでいろいろな対策はお聞きいたしましたので、ちょっとこれも、各PTAとか、その地域のそういう保護者さんの方々とやっているとは思うんですけれども、実際、今の現状、小中学校の、各学校いっぱいありますけれども、その辺に対しての認識はどういうような形になっているか、そのことを一言お願いします。 221 ◯志村新一郎議長 半沢教育長。    〔半沢芳典教育長登壇〕 222 ◯半沢芳典教育長 お答えいたします。  通学路の点検の実施でありますとか、それから見守り隊などの地域ボランティアの皆さんへの協力要請を行っているほかに、先ほど申し上げました通学路等交通安全プログラムに沿って道路の交通状況の変化を把握し、関係機関と連携をして、安全を確保していきたいと考えております。  それから、通学路に関しましては、白石市内13校ございますけれども、まちまちで、実態が異なることもありますので、各学校を中心に実態に見合った形で地域の皆さん、それからボランティアの方々、それから保護者等と適切に通学路等の安全は確保されていると認識をしております。 223 ◯志村新一郎議長 3番伊藤勝美議員。 224 ◯3番(伊藤勝美議員) ちょっと通告はしてなかったんですけれども、通学路の安全対策ということで、前回、危険ブロックということで、同僚議員からもいろいろお話しになったと思うんですが、わかればでいいんですが、今の通学路における危険ブロック、その辺の進捗状況、おわかりになれば、今わからなければいいですけれども、どういうふうになっているのかなと。  県の大河原土木事務所の建築班のほうから、各一戸建てとかその辺に通知が来ているようなんですけれども、そして判定どうのこうのというのでなっていますけれども、その辺、もしわかればでいいですけれども、お願いします。 225 ◯志村新一郎議長 半沢教育長。    〔半沢芳典教育長登壇〕 226 ◯半沢芳典教育長 お答えをいたします。  平成30年度に大河原土木事務所のほうで行った小学校の通学路内のブロック塀等実態調査の結果についてでございますが、基本的にはブロック塀の所有者に対して県から判定結果について通知をするというふうに、私ども聞いております。  それで、調査件数でございますが、市内全体で291件、問題なしと判定を受けたのが76件、それから要注意が10件、それから要改善が203件、それで緊急改善が2件ということで、県から通知を受けております。 227 ◯志村新一郎議長 3番伊藤勝美議員。 228 ◯3番(伊藤勝美議員) 危険ブロック塀ということで、今、教育長から数字的なものが出ました。  それで、実際、先ほど言った要注意というか、200件近くあるということで、何かつい最近、このごろいっぱい個人宅に通知が来ているようなので、それを受けたものですから、今質問しました。  そういった形ですので、今後これはどう取り組むか、その辺も注視していきたいと思っております。  それで、(5)といたしまして、交通安全対策の観点から、市内の市道、県道のガードレール等の設置状況についてのご見解をお聞かせください。 229 ◯志村新一郎議長 一條建設課長。    〔一條武志建設課長登壇〕 230 ◯一條武志建設課長 ただいまの質問につきましては、私のほうからお答えさせていただきたいと思います。  道路の防護柵、ガードレール等につきましては、主として車両の路外への逸脱による車両乗員や第三者への人的被害の防止などを目的として設置をしてございます。  毎年、決算に係る主要施策の成果、交通安全施設整備状況でも報告のとおり、市道のガードレールにつきましては、計画的に整備を進めております。交通安全対策の観点からも、市が管理する道路における歩行者及び車両の交通事故防止が図られている状況でございます。  一方で、ガードレールの老朽化や地域の要望等で、まだ整備の必要な区間があるのが現状でございます。今後も、現状把握、現地調査を行い、交通安全施設設置工事等で計画的に整備をしてまいりたいと思います。 231 ◯志村新一郎議長 3番伊藤勝美議員。 232 ◯3番(伊藤勝美議員) 道路関係のガードレールということで、今ご答弁いただきましたけれども、ひとつここで関連してというわけではないんですけれども、この間の大津市の事故の件も交差点内ということでございました。  それで、実際、本市においても、交差点で待っているところといいますか、角々といいますか、そこにガードパイプというんですか、ああいうのを設置しているところはあるんですが、当然、新しい道路はちゃんとそういうのもなっているんですけれども、例えば田町交差点ですとかその辺なんかも、一部あって反対側にないとか、確かに狭い土地ですから、その辺につけろと言ってもかなり難しい面はあるかと思うんですが、やはり通学路ということでございますので、もしできる限りであれば、つけるにはつけたほうがいいのではないかと私も思うので、もし、つけるとしても、当然予算はかかるわけですけれども、その辺の考え方としては、市長のほうでどのようにお考えか、お伺いしたいなと思うんですが。 233 ◯志村新一郎議長 山田市長。    〔山田裕一市長登壇〕 234 ◯山田裕一市長 お答えをいたします。  あくまでも、道路管理者、また交通管理者と協議をしながら進めていくことになると思います。 235 ◯志村新一郎議長 3番伊藤勝美議員。 236 ◯3番(伊藤勝美議員) 道路管理者ということで、県のほうになるかと思うんですけれども、実際あの事件以来、やはり交差点といいますか、信号待ちをしているのが怖いという話もお伺いしたものですから、そういった形で今お尋ねしました。  それから、(6)にまいります。大津市の事故では、信号の表示に問題があったのではないかと言われております。現在、市内の数カ所で分離式の信号表示が採用されておりますが、通学路の信号表示を分離式にするよう警察と一体となって取り組む必要があると考えますが、この辺のご見解をお伺いしたいと思います。 237 ◯志村新一郎議長 半沢教育長。    〔半沢芳典教育長登壇〕 238 ◯半沢芳典教育長 お答えいたします。  今後とも、警察を含めた関係機関と一体となって安全確保に取り組んでまいりたいと存じます。 239 ◯志村新一郎議長 3番伊藤勝美議員。 240 ◯3番(伊藤勝美議員) 関係機関と協議して検討していくというご回答でございました。  それから、(7)にまいります。最近、信号のない横断歩道を渡ろうとする歩行者がいても、とまらない車両を多く目にすることがあります。そこで、警察・交通安全協会と協力して、「しろいし横断歩道はキッチリ止まろう」というキャンペーンを行ってはどうかということで、私が言っているんですけれども、その辺のご見解をお伺いしたいと思います。 241 ◯志村新一郎議長 畑中危機管理課長。    〔畑中祐二危機管理課長登壇〕 242 ◯畑中祐二危機管理課長 ただいまの質問に対して、私からお答えしたいと思います。  横断歩道は、歩行者のために設置されているもので、運転される方は、交通ルールと交通マナーを遵守し、歩行者を優先した運転を心がけていただきたいと考えております。  頂戴いたしましたご意見につきましては、白石警察署や交通安全協会にお伝えさせていただきます。 243 ◯志村新一郎議長 3番伊藤勝美議員。 244 ◯3番(伊藤勝美議員) 確かに、横断歩道は、あったらとまるというのが当然原則なんですけれども、実際、私も走ってみますと、本当にこっちはとまる、でも相手はとまらない、ここにちゃんと待っている歩行者がいると、これもかなり目につきます。私だけかどうかわかりませんけれども、その辺はしっかりと警察のほうに言っていただきたいと思います。  先ほどから、関係機関と連携を密にして、そういった形で施設整備とか、そういったことをやっていくということでございました。今も申し上げたとおり、交通ルール無視やマナー違反による事故防止を図るためにも、交通指導取り締まり及び警察車両の巡回増加の要請など、道路交通秩序の維持を図っていただきたいと思います。  実際、白石市も無事故ということで市長も表彰されたようですけれども、今後500日、1,000日という形で無事故といいますか、そういうのを目標にしていくとおっしゃっていました。そういった意味からも、やはり市民にとっても、交通事故というのは、加害者も被害者も大変悲惨な目に遭うというのは、皆さんご承知のとおりだと思います。そういったことから、ぜひとも交通安全には十分気をつけていただきたいと思います。  最後に一つ、これも本市の財政が厳しいと。あと、関係機関に交通安全対策の施設等整備、これに関しては、やはりいろいろな財政措置も若干あるかと思うんですが、そういったことで、国とか県に関しまして、ぜひ市長のほうから、こういう交通安全対策の施設に関してのご要望、そういったものもしっかりやっていただきたいと思いますが、一言よろしくお願いします。 245 ◯志村新一郎議長 山田市長。    〔山田裕一市長登壇
    246 ◯山田裕一市長 お答えをいたします。  国のほうには、さまざまな機会を通して、非常に要望というのは上げております。先ほどの会計年度任用職員の件もそうでございましたが、やはり地方の実態、そういった声というのは、本当に上げてはいるんですけれども、なかなか政治的なところでの判断、国のほうでも、さまざまな財政の事情があるのかどうか、そういったところから、なかなか要望どおりにいっていないという実情もございますので、これはやはり、さまざまなチャンネルが必要だと思います。  当然、私は市長という立場を今お預かりしておりますので、この立場で最大限、市長会等を通してアピールをしていきますが、ぜひ、議員の皆様におかれましても、地元選出の国会議員、またありとあらゆるチャンネルをお持ちだと思いますので、ぜひとも議員の皆様のお力をおかりしたいと存じます。どうぞよろしくお願いします。 247 ◯志村新一郎議長 3番伊藤勝美議員。 248 ◯3番(伊藤勝美議員) さまざまな機会を利用して、市長のほうからもご要望、そういった形でやっていただくという返事をいただきました。  実際これで私の質問を終わらせていただくわけでございますが、今期最後の一般質問となっております。4年間、私の一般質問における愚問、珍問に関しまして、市長を初めとする執行部の皆様方の誠意のあるご回答をしていただきましたことに関しまして、感謝を申し上げたいと思います。  また、この議会は、同僚議員におかれましても、また私にとりましても、今期任期の最後の定例会となりました。残された任期もわずかでございますが、ともに誠意を尽くし、職務を全うしたいと考えております。よろしくお願いいたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 249 ◯志村新一郎議長 本日の日程はこれで終了いたしました。  なお、あす19日に本会議を開き、各委員長報告等を行う予定であります。  本日はこれにて散会いたします。  ご苦労さまでした。      午後1時46分散会  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する  白石市議会 議 長  志 村 新一郎        議 員  伊 藤 勝 美        議 員  松 野 久 郎 Copyright © Shiroishi City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...