白石市議会 2019-03-08
平成31年第434回定例会(第5号) 本文 開催日:2019-03-08
現在、償還を行っている19名のうち、おくれがなく計画どおり
償還している者が12名であり、
償還におくれが出ている借り受け者に対しましては、督促・催告などを行い、少額ずつでも返したいという意向が確認できた場合は、
経済力に見合った少額の返済にも応じて、回収に努めているところでございます。
17
◯志村新一郎議長 13番
菊地忠久議員。
18 ◯13番(
菊地忠久議員) はい、わかりました。
白石市でも38件いて、その中で数名の方がおくれて、返済がおくれている方もいらっしゃるということで、わかりました。
今回のこの条例の改正によって、例えば
保証人を立てられない
被災者の方が
貸し付けを受けられるようになるとか、そういった
被災者に寄り添った、そういった借りやすくなる制度で、それはそれで非常にいいことだと思っておりますけれども、この
災害救護支援金貸付は私債権ということで、
強制徴収権や
調査権を持っていないということで、
貸し出し要件の緩和というのは、それはそれで借りる側、
被災者にとってはいいことではありますが、その後の
自治体にとっては、返済が困難になった場合とか、その後の
債権管理業務に著しく支障を来すようなことも考えられるというか、そういう
問題点も指摘されますけれども、その点についてはいかがお考えでしょうか。
19
◯志村新一郎議長 山田市長。
〔
山田裕一市長登壇〕
20
◯山田裕一市長 お答えをいたします。
災害弔慰金の
支給等に関する法律による
災害援護資金の
貸し付けにつきましては、市町村が、災害により被害を受けた世帯の
世帯主に対して、一定の
貸付条件のもとで
貸し付けを行うことができる制度で、法令の
改正趣旨は、
災害援護資金の
貸し付けに係る運用を改善し、
被災者支援の充実を図るものでございます。
菊地議員ご指摘のように、
保証人の要件を緩和することで、債権の回収が困難になることがある場合も想定できますが、
東日本大震災で被災した方々に
貸し付けした
災害援護資金貸付金につきましては、38件のうち
保証人がないものは26件であります。そのうち16件について既に完済いただいております。
債権回収につきましては、これまで同様に、
償還におくれが出ている借り受け者に対しまして、先ほど申し上げましたように、督促・催告などを行い、少額ずつでも返したいという意思が確認できた場合は、
経済力に見合った少額の返済にも応じて、回収に努めてまいります。ご理解ください。
21
◯志村新一郎議長 ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
22
◯志村新一郎議長 質疑なしと認めます。よって、質疑を終わります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております第27
号議案につきましては、
会議規則第36条第3項の規定により
委員会付託を省略し、採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
23
◯志村新一郎議長 ご異議なしと認めます。よって、本案については、
委員会付託を省略することに決定いたしました。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時16分休憩
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午前10時16分開議
24
◯志村新一郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。
採決に入ります。ただいま議題となっております本案については、
原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
25
◯志村新一郎議長 ご異議なしと認めます。よって、第27
号議案については、
原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日程第4 第28
号議案
26
◯志村新一郎議長 日程第4、第28
号議案・
平成30年度
白石市
一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
山田市長。
〔
山田裕一市長登壇〕
27
◯山田裕一市長 第28
号議案は、
平成30年度
白石市
一般会計補正予算(第7号)でございます。
第1
表歳入歳出予算補正でございますが、既定の
歳入歳出予算にそれぞれ516万3,000円を追加し、予算の総額を153億2,262万3,000円にいたそうとするものであります。
補正の主な内容は、
国土強靭化関連予算として、
公立学校施設の
構造体の
耐震化、
防災機能強化、
トイレ改修などの大
規模改造を要件とする国の第二次
補正予算案が2月7日に成立し、前倒しで
学校施設環境改善交付金事業として、
白石中学校トイレ洋式化事業が認められることになったため、
工事請負費を計上いたしております。
歳出予算に要する財源といたしましては、
国庫支出金及び市債をもって措置いたそうとするものであります。
第2表
繰越明許費補正でありますが、
白石中学校トイレ洋式化事業につきましては、国の
補正予算の成立により
事業採択の内示を受け、これから事業に着手いたしますが、事業の性質上、年度内にその支出が終わらない見込みであることから、
地方自治法第213条の規定に基づき繰り越しをいたそうとするものであります。
第3
表地方債補正でありますが、
白石中学校トイレ洋式化事業に充当するため、総額340万円の
地方債を起こそうとするものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
28
◯志村新一郎議長 以上で
提案理由の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑ありませんか。4番
澁谷政義議員。
29 ◯4番(
澁谷政義議員) ちょっとお尋ねいたします。和式の後に洋式を設置するんだと思いますが、和式の後に設置してしまうと、どこの
トイレでも場所が狭いように感じたんですけれども、全体的に改修するのか、単なる便器だけを設置するのか、その辺をお伺いいたします。
30
◯志村新一郎議長 小室学校管理課長。
〔小室英明学校管理課長登壇〕
31 ◯小室英明学校管理課長 ただいまの澁谷議員の質疑に
お答えいたします。
今回の工事の内容ですけれども、パーティションまではいじらないで、今ご指摘ありましたけれども、そのまま撤去して設置するような形になります。
それで、その設置する機材なんですけれども、一応コンパクトタイプということで、少し小ぶりなタイプということになります。
32
◯志村新一郎議長 4番
澁谷政義議員。
33 ◯4番(
澁谷政義議員) 同じスペースに設置するということで、少し対角線に工夫するとか、そういう工夫のほうも入っているのかどうか、今からでも工夫できるのか、質疑します。
34
◯志村新一郎議長 小室学校管理課長。
〔小室英明学校管理課長登壇〕
35 ◯小室英明学校管理課長 設置の仕方なんですけれども、ただいまご指摘いただきましたとおり、斜めに設置する予定でおります。
36
◯志村新一郎議長 ほかに質疑ありませんか。13番
菊地忠久議員。
37 ◯13番(
菊地忠久議員) これまでも小中学校の
トイレ洋式化を進めてきておりますけれども、予算の関係もあって一気にできずに、少しずつ優先順位をつけて取り組んできたと思うんですけれども、これまでの学校の
トイレ洋式化の進捗率というか、どの程度になっているのか、現状をお伺いいたします。
38
◯志村新一郎議長 小室学校管理課長。
〔小室英明学校管理課長登壇〕
39 ◯小室英明学校管理課長 ただいまの質疑に
お答えいたします。
現在のところの
トイレの洋式化率でございますけれども、小中学校合計で42.39%という数字になっております。これは、あくまで教室棟、校舎棟ですね、そこの数字となっております。
40
◯志村新一郎議長 13番
菊地忠久議員。
41 ◯13番(
菊地忠久議員) 現在42.39%ということで、まだ半分もいっていない状況なんですけれども、今後の展望というか予定、どういうふうにというか、進め方を考えておられるのか、その辺をお伺いいたします。
42
◯志村新一郎議長 山田市長。
〔
山田裕一市長登壇〕
43
◯山田裕一市長 お答えをいたします。
ただいま担当課長から、小中学校で42.39%というお話をさせていただきましたが、今回の予算を議員の皆様にお認めいただければ、この数字が51.23%というふうになります。
それで、今後の見通しでございますが、なかなか一気に、今の
白石市の財政状況を見ますと、単費で全て
トイレの洋式化は非常に困難な状況にございますので、これからもこういった国の補助事業をしっかりとつかみ取りながら、洋式化率を高めてまいりたいと考えております。
44
◯志村新一郎議長 13番
菊地忠久議員。
45 ◯13番(
菊地忠久議員) 国の補助事業を活用しながら高めていっていただきたいと思うんですけれども、最終的に100%を目指すのか、それともある一定数和式タイプは残していくのか、その辺についてお伺いをいたします。
46
◯志村新一郎議長 山田市長。
〔
山田裕一市長登壇〕
47
◯山田裕一市長 お答えをいたします。
先ほども答弁をさせていただきましたが、まずは計画的に、男子の
トイレは50%以上、そして女子の
トイレにつきましては3分の2以上の
トイレを、まず洋式化を目指していきたいというふうに思いますが、やはり最終的には100%を目指していかなくてはならないと、そういった認識でございます。
48
◯志村新一郎議長 ほかに質疑ありませんか。16番松野久郎議員。
49 ◯16番(松野久郎議員) ただいまの関連でちょっとお伺いいたします。今までの小中学校が42.39%ということで、白中を入れると51.23%になるということですが、今の小中学校の学校自体が42%なのか、要するに入っていない学校もまだあるのか。学校全体で42%ということではなくて、例えば何々小学校の中の
トイレの42%がもう洋式化になっているということなのか、そうでないとすれば、まだ入っていないところといいますか、洋式化になっていないところがまだあるのかどうか、一部でも導入しているということなのかどうか、その辺についてお伺いをいたします。
50
◯志村新一郎議長 小室学校管理課長。
〔小室英明学校管理課長登壇〕
51 ◯小室英明学校管理課長 ただいまの質疑に
お答えいたします。
洋式化がされていない学校は、どこもございません。最低でも3分の1程度は洋式化されております。
52
◯志村新一郎議長 ほかに質疑ありませんか。9番大野栄光議員。
53 ◯9番(大野栄光議員) おはようございます。
ただいま市長が、100%を目指して改修を行いたいと言っておりましたが、子供たちが100%お願いするという、そういった希望があるのか、そしてまた100%を何年これからかかって行おうとするのか、その2点お尋ねいたします。
54
◯志村新一郎議長 山田市長。
〔
山田裕一市長登壇〕
55
◯山田裕一市長 お答えをいたします。
まず、100%についてでございますが、例えば新しく学校を建てるといった場合には、まず洋式
トイレがもう標準となっております。ですから、あくまでも目標は100%ということでございます。
先ほど
菊地議員にも答弁をさせていだだきましたが、まず、市の単費で全てを一気にやるというのは不可能でございますので、今回この国の
補正予算をうまくつかみ取ることができましたので、正直、何年になるかという見通しはわからない状況でございます。しかしながら、100%に向けて、これからも最大限努力してまいりたいと思います。どうぞご理解ください。
56
◯志村新一郎議長 ほかに質疑ありませんか。13番
菊地忠久議員。
57 ◯13番(
菊地忠久議員)
トイレの質疑は先ほどで私終わりましたけれども、ほかに予算書6ページ、7ページで、2款1項9目ふるさと納税推進費で今回80万円の補正なっておりますけれども、今回このタイミングで補正かけてこられた理由、そしてその中身についてお伺いをいたします。
58
◯志村新一郎議長 日下地方創生対策室長。
〔日下忠績地方創生対策室長登壇〕
59 ◯日下忠績地方創生対策室長 おはようございます。私のほうから、ただいまの
菊地議員のご質疑に
お答えをいたします。
ふるさと納税寄附金に係る委託料につきましては、12月議会最終日に、ふるさと納税寄附金の増加見込みに伴い、
補正予算の議決をいただいていたところでございます。
歳入のほうのふるさと納税寄附金につきましては、皆様にお配りしております「受入
報告書」のとおり、11月から12月までの2カ月間で3,782万5,000円の寄附受け入れがあり、現在、年度累計でも5,500万円を超える状況になってございますが、
歳出予算につきましては、12月補正のときに、4月から11月までの実績値をもとに
補正予算を計上しておりましたところ、年末にかけて、配送料が割高なお米の返礼割合がこれまでの約3倍になりました。また、九州地方を初めとした遠隔地からの寄附も増加したため、想定以上の配送料がかかったということでございます。
また、ポータルサイト「楽天」とも契約しているんですが、楽天の場合、楽天カード以外での決済の場合は手数料が割高となると。そういう事情もありまして、結果的に委託料に不足を生じる見込みとなったものでございます。
今後は、データの蓄積と分析の向上を図りまして、適切な所要額把握に努めたいと考えております。
60
◯志村新一郎議長 ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
61
◯志村新一郎議長 質疑なしと認めます。よって、質疑を終わります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております第28
号議案につきましては、
会議規則第36条第3項の規定により
委員会付託を省略し、採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
62
◯志村新一郎議長 ご異議なしと認めます。よって、本案については、
委員会付託を省略することに決定いたしました。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時32分休憩
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午前10時32分開議
63
◯志村新一郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。
採決に入ります。ただいま議題となっております本案については、
原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
64
◯志村新一郎議長 ご異議なしと認めます。よって、第28
号議案については、
原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日程第5 第29
号議案
65
◯志村新一郎議長 日程第5、第29
号議案・
平成31年度
白石市
一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
山田市長。
〔
山田裕一市長登壇〕
66
◯山田裕一市長 第29
号議案は、
平成31年度
白石市
一般会計補正予算(第1号)でございます。
第1
表歳入歳出予算補正でございますが、既定の
歳入歳出予算にそれぞれ8,568万1,000円を追加し、予算の総額を142億2,101万3,000円にいたそうとするものであります。
補正の主な内容は、
平成31年10月1日から予定されている消費税・地方消費税率の引き上げによる低所得者・子育て世帯の消費に与える影響を緩和するとともに、地域における消費を喚起・下支えするため、国の財政支援により、低所得者・子育て
世帯主向けのプレミアムつき商品券の発行・販売等の事業を行うための事業費を計上いたしております。
歳出予算に要する財源といたしましては、
国庫支出金等をもって措置いたそうとするものであります。
以上で
提案理由の説明を終わりますが、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
67
◯志村新一郎議長 以上で
提案理由の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑ありませんか。7番管野恭子議員。
68 ◯7番(管野恭子議員) おはようございます。
この対象者の方々はどのぐらいおられるのか、また、この対象者の方々にどのような方法で周知をしていくのか、どちらのほうで販売になるのか、その3点をお伺いいたします。
69
◯志村新一郎議長 日下地方創生対策室長。
〔日下忠績地方創生対策室長登壇〕
70 ◯日下忠績地方創生対策室長 ただいまの質疑に
お答えをいたします。
まず、対象者の要件と対象者の見込みについてでございますが、対象者については、大きく2つです。1つは、2019年度すなわち
平成31年度の住民税が非課税である方、そして2つ目は、3歳未満の子が属する世帯の
世帯主ということで、3歳未満のお子さんの数が基礎になります。
それで、予算計上いたしております数値の見込みにつきましては、非課税者については臨時福祉給付金の執行実績、子育て
世帯主については子育て世帯臨時特例給付金の執行実績を勘案いたしまして、非課税者分については8,000人、それから子育て世帯の
世帯主については、3歳未満児数が基準になりますが、それは600人ということになりまして、合計8,600人(件)分と見込んでおります。
なお、非課税者と子育て世帯の
世帯主の方は、重複で購入が可能ということになっております。
それから、周知につきましては、非課税者の方については、想定対象者の周知を行うということでございます。また、折々、購入引きかえ券の送付ですとか商品券販売が始まる、使える時期、そういったときに合わせまして、先ほどの郵送による通知と合わせまして、広報・ホームページ等で周知を図っていきたいということでございます。
販売につきましては、現在、庁内において連携体制を構築し、事業実施について協議している段階ですので、どこでですとか委託先など、そういったことについては現在検討中ということでございます。
71
◯志村新一郎議長 ほかに質疑ありませんか。16番松野久郎議員。
72 ◯16番(松野久郎議員) プレミアム商品券ですが、この目的は、消費税と地方消費税の税率の引き上げ、それから地域における消費の喚起と下支えというふうになっております。このプレミアム商品券は、地元で、これ全国的にある事業だというふうに思うんですが、この商品券自体は地元のお店で使えるというふうな、今、これから相談をしていくということでありますけれども、これは地元だけということであって、例えばこれは仙台に持っていって使うという、そういった使い方はできないんだろうと思うんですけれども、その辺についてお伺いをいたします。
73
◯志村新一郎議長 日下地方創生対策室長。
〔日下忠績地方創生対策室長登壇〕
74 ◯日下忠績地方創生対策室長 ただいまの質疑に
お答えをいたします。
市外のお店でも使用できるようになるのか、するのかと、そういったご質疑だと思いますけれども、国のほうでは、市民の日常的な買い物が近隣の市・町の商業施設で行われている場合に、市民の利便性を勘案し、隣接市・町の区域を公募対象として、当該商業施設を商品券の利用可能とすることは差し支えないとはしておりますが、地域における消費を喚起・下支えするためという事業目的からいたしますと、市外での店舗での使用は考えてございません。
75
◯志村新一郎議長 16番松野久郎議員。
76 ◯16番(松野久郎議員) わかりました。そういうふうな文面があるということは、例えば近隣の市町村は、いやいや
白石市まで行って買ってもいいですよというふうな話になるかもわからないと思うんですけれども、その辺等のやりとりといいますか調整、近隣との調整等々、または宮城県とか近隣の福島県とかの調整なんていうことも今後必要になってくるのかどうか、お伺いをいたします。
77
◯志村新一郎議長 山田市長。
〔
山田裕一市長登壇〕
78
◯山田裕一市長 お答えをいたします。
松野議員のおっしゃることも十分理解をできます。ただ、これは、あくまでも発行するのはそれぞれの基礎
自治体、市町村単独になりますので、それぞれの市町村が使える範囲を決められるということになっていますので、決して近隣と調整とかそういったことではなくて、それぞれの市町村の考え方によるものだというふうに思っております。
本市におきましては、先ほど申し上げておりますように、地域の経済の下支えということから、市内でいきたいというふうに考えております。
79
◯志村新一郎議長 ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
80
◯志村新一郎議長 質疑なしと認めます。よって、質疑を終わります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております第29
号議案につきましては、
会議規則第36条第3項の規定により
委員会付託を省略し、採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
81
◯志村新一郎議長 ご異議なしと認めます。よって、本案については、
委員会付託を省略することに決定いたしました。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時42分休憩
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午前10時42分開議
82
◯志村新一郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。
採決に入ります。ただいま議題となっております本案については、
原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
83
◯志村新一郎議長 ご異議なしと認めます。よって、第29
号議案については、
原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日程第6 議提第1号
84
◯志村新一郎議長 日程第6、議提第1号・中小業者の自家労賃を必要経費として認めることを求める意見書を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。11番四竈英夫議員。
〔11番四竈英夫議員登壇〕
85 ◯11番(四竈英夫議員) 議提第1号・中小業者の自家労賃を必要経費として認めることを求める意見書につきまして、
提案理由の説明を申し上げます。
意見書の内容につきましては、お手元に配付の
議案のとおりであります。
詳細につきましては省略いたしますが、中小業者においては、それを支える家族従業者の自家労賃が、税法上、白色申告では必要経費として認められておりません。
税法上では、青色申告すれば給料を経費とすることができますが、白色申告でも記帳が義務づけられており、どちらの申告であっても家族従業者の労働は正当に評価されるべきであります。
よって、中小業者の家族従業者の自家労賃が必要経費として認められるよう、所得税法第56条の改正を求めることについて、
地方自治法第99条の規定に基づき、関係大臣及び国会に意見書を提出しようとするものであります。
議員皆様方のご賛同をお願い申し上げ、
提案理由の説明といたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
議提第1号
中小業者の自家労賃を必要経費として認めることを求める
意見書
上記
議案を別紙のとおり
地方自治法第112条及び
白石市議会会議規則第13条の規定により提出します。
平成31年3月8日
提出者
白石市議会議員 四 竈 英 夫
賛成者
白石市議会議員 伊 藤 勝 美
〃 〃 澁 谷 政 義
〃 〃 保 科 善 一 郎
〃 〃 大 野 栄 光
〃 〃 佐 藤 龍 彦
〃 〃 平 間 知 一
〃 〃 沼 倉 啓 介
〃 〃 山 谷 清
白石市議会議長 志 村 新 一 郎 殿
中小業者の自家労賃を必要経費として認めることを求める意見書
中小業者は、地域経済の担い手として日本経済の発展に貢献してきたところである。
その中小業者を支える家族従業者の働き分(自家労賃)は税法上所得税法第56条「配偶者とその親族が事業に従事したとき対価を支払いは必要経費に算入しない」(条文要旨)により、必要経費として認められていない。
配偶者で86万円、その他の家族は50万円というわずかな額が事業主の所得から控除額として認められているのみである。この控除額が家族従業者の所得とされるため、配偶者の所得は21万円、その他家族の所得は0円となり、社会的・経済的な不利益を引き起こし自立が困難になっている。
税法上では、青色申告すれば給料を経費とすることができるが、白色申告も記帳は義務付けられており、申告の仕方が青色であっても白色であっても家族従業者の労働は同じであり、正当に評価されるべきである。
所得税法第56条は、戦前の家制度・世帯単位課税制度の名残である。
派遣労働などの非正規雇用の増加により、女性や若者の働き分に見合う対価がきちんと支払われないことが、格差社会を生み出した要因として問題になり、改善する仕組みをつくることが急務といわれている。一人ひとりの働き分を正当に評価することは人権を守ることにつながり、自営業の家族従業者にとって自家労賃を認めていない所得税法第56条の見直しは人権の回復ともいえるものである。
よって、国及び政府に対し、税法だけでなく民法・社会保障にも関わる所得税法第56条を改正し、自家労賃を必要経費として認めることを求める。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成31年3月8日
宮城県
白石市議会
内閣総理大臣 安 倍 晋 三 殿
衆議院議長 大 島 理 森 殿
参議院議長 伊 達 忠 一 殿
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
86
◯志村新一郎議長 以上で
提案理由の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑ありませんか。7番管野恭子議員。
87 ◯7番(管野恭子議員) 確かに、この中小業者の方々は、地域経済の担い手として日本経済の発展に本当に貢献されているなというところで常々感謝しているところでございますが、所得税法の第56条というのは、この白色申告の方々の課税回避の目的が、この第56条の創設の目的であるんですね。第57条でもって、「前項の」という規定がありまして、この白色申告の方々に対しても、事業専従者として、ここに挙げておられます86万円と50万円ですか、これを必要経費として認めていると。さらに必要であれば、青色申告にされれば本当に必要経費はもっと多くなくだろうし、一人一人ちゃんとした収入を得ることができるというのが青色申告の制度なんですね。この第57条を使えば、これはクリアできると思うんですが、四竈議員にお伺いいたします。いかがでしょうか。
88
◯志村新一郎議長 11番四竈英夫議員。
〔11番四竈英夫議員登壇〕
89 ◯11番(四竈英夫議員) 管野恭子議員の質疑に
お答えいたします。
日本経済の下支えをしている中小業者の皆様から、家族従業者の自家労賃を必要経費として認めてほしいとの強い要望があり、所得税法の改正を求める意見書となったわけでございますが、この声を国政に届けて、中小業者の皆様の生活向上が図られることを願って提案したものであります。
いろいろなお考えはあるかと思いますが、私は、この意見書を国のほうに届けたいという思いがあります。何とぞご理解の上、ご賛同賜りますようお願いいたします。
90
◯志村新一郎議長 7番管野恭子議員。
91 ◯7番(管野恭子議員) 今、四竈議員答弁いただきました。紙に書いてあるその気持ちはわかるんですが、第57条でわざわざ、青色申告すれば一人一人の収入が保障されるということが所得税法で定められているわけですよね。それなのに、なぜ所得税法の第56条を変えようとしているのか。そもそも、先ほども申し上げましたこの第56条というのは、課税回避を防ぐための目的が大きくあるわけで、それから考えると、何もわざわざ第56条を改正する必要なくて、第57条を使えばいいだけだと思うんですね。
さらに申し上げますと、第56条を改正して、白色申告の方々にも青色申告と同じように収入として必要経費を認めるようになれば、混乱が発生すると考えられるんですが、そのあたりはどう思いますか。
92
◯志村新一郎議長 11番四竈英夫議員、その場で答弁してください。
93 ◯11番(四竈英夫議員) ただいま詳しい税制上のお話がございましたけれども、どちらを選ぶかというようなこととか、それらにつきましては、当該の方々の選択によるものというようなこともありますし、これが、第56条が変えられておれば一番使いやすいといいますか、中小業者にとっては非常に恵まれた条件になるというようなことでありますので、それらを勘案して今回提案したものでございますので、よろしくお願いいたします。
94
◯志村新一郎議長 7番管野恭子議員。
95 ◯7番(管野恭子議員) それでは、青色申告されている方々が気の毒だと思います。ここで、四竈議員が帳簿をつけて、記帳ですか、「白色申告も記帳は義務付けられており」とありますが、同じような内容を義務づけられているわけではないんですよ。青色申告の方々は、常々、現金の流れを常に見ていなければいけないということで、現金出納帳、売掛帳、買掛帳、経費帳、固定資産台帳、少なくともこの帳簿は備えておかなければいけないということなんですが、白色申告の方は、私も税務署に確認いたしましたが、どのぐらい売り上げがあったか、どのぐらい使ったか、資産は何も記録しておくことないという、もう大学ノートに売ったものだけ、あと買ったものだけ、別々にしてもいいという、そういう正直言うとざっくりした勘定であって、そういう経理処理ということは、必要経費として認めるに値するのかということになってきますよね。
青色申告の方々は努力をされているわけで、努力をされて必要経費を認めてもらっているというそういう意見があるにもかかわらず、そういうことでは正しい課税ができないだろうし、これを取り扱う税の関係者の方々も大変混乱するのではないかと思われますが、いかがでしょうか。
96
◯志村新一郎議長 11番四竈英夫議員。
97 ◯11番(四竈英夫議員) もともと中小業者の方々は、取り扱っている金額というのが、青色申告の方々と比較して金額的には少ない方が多いのではないかと思われます。したがいまして、簡易な記録、帳簿、そういったものでも十分事足りるということで記帳されていると思いますので、それらをそのまま活用していただければ非常に助かるといいますか、恩恵が受けられるというような観点から今回提案をしたものでございますので、よろしくお願いいたします。
98
◯志村新一郎議長 7番管野恭子議員。
99 ◯7番(管野恭子議員) では、青色申告の方と白色申告のバランスが崩れて、混乱のもとで、私は反対です。以上で終わります。
100
◯志村新一郎議長 ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
101
◯志村新一郎議長 質疑なしと認めます。よって、質疑を終わります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議提第1号については、
会議規則第36条第3項の規定により、
委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
102
◯志村新一郎議長 ご異議なしと認めます。よって、本案については、
委員会付託を省略することに決定いたしました。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時52分休憩
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午前10時52分開議
103
◯志村新一郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。
採決に入ります。ただいま議題となっております本案については、
原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕
104
◯志村新一郎議長 ただいま議題となっております本案については、ご異議がありますので、起立により採決いたします。
本案について、
原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
105
◯志村新一郎議長 起立多数であります。よって、議提第1号は、
原案のとおり可決されました。
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日程第7 議員派遣の件
106
◯志村新一郎議長 日程第7、議員派遣の件を議題といたします。
第5回市民と議会の意見交換会を、総務産業建設常任委員は3月24日、厚生文教常任委員は3月31日に、それぞれ
白石市役所会大会議室の会場で、また、東北市議会議長会定期総会が4月4日、5日と秋田市でそれぞれ開催されます。
つきましては、
会議規則第166条の規定により、お手元にお配りしたとおり議員派遣を行いたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
107
◯志村新一郎議長 ご異議なしと認めます。よって、議員派遣の件は承認することに決定いたしました。
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日程第8 閉会中における
委員会の所管事務調
査について
108
◯志村新一郎議長 日程第8、閉会中における
委員会の所管事務調査についてを議題といたします。
議会運営
委員会及び各常任
委員会の
委員長から、
平成31年度の閉会中における所管事務について調査したい旨の申し出があります。この調査内容は、お手元にお配りしたとおりであります。
お諮りいたします。申し出のとおり、これを認めることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
109
◯志村新一郎議長 ご異議なしと認めます。よって、閉会中における各
委員会の所管事務の調査を認めることに決定いたしました。
平成31年3月8日
白石市議会
議長 志 村
新一郎 殿
議会運営
委員会
委員長 四 竈 英 夫
閉会中における
委員会の所管事務の調査について
本
委員会は、所管事務について、
平成31年度の任期満了まで継続して下記の特定事件の調査を行うことにしたいので、承認されるよう申し出ます。
記
1.議会の運営に関する事項
2.議会の
会議規則、
委員会条例等に関する事項
3.議長の諮問に関する事項
平成31年3月8日
白石市議会
議長 志 村
新一郎 殿
総務産業建設常任委員会
委員長 山 谷 清
閉会中における
委員会の所管事務の調査について
本
委員会は、所管事務について、
平成31年度の任期満了まで継続して下記の特定事件の調査を行うことにしたいので、承認されるよう申し出ます。
記
1.行財政改善対策について
2.情報化推進対策について
3.地域振興対策について
4.選挙事務について
5.財産管理について
6.消防・防災体制について
7.商業の現況と商店街活性化対策について
8.観光事業の現況と観光客誘致等の施策について
9.工業の現況と企業誘致等雇用確保対策について
10.生活環境の改善について
11.道路、河川、住宅等の土木建設事業について
12.都市計画事業について
13.下水道事業について
14.農業集落排水事業について
15.水道事業について
16.農林業の現況と振興対策について
平成31年3月8日
白石市議会
議長 志 村
新一郎 殿
厚生文教常任委員会
委員長 松 野 久 郎
閉会中における
委員会の所管事務の調査について
本
委員会は、所管事務について、
平成31年度の任期満了まで継続して下記の特定事件の調査を行うことにしたいので、承認されるよう申し出ます。
記
1.福祉施策について
2.介護保険事業について
3.医療・保健施策について
4.教育施策について
5.生涯学習の推進について
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
110
◯志村新一郎議長 お諮りいたします。この定例会において議決されました各
議案の条項、字句、数字、その他整理を要するものについては、その整理を
会議規則第42条の規定に基づき議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
111
◯志村新一郎議長 ご異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字、その他の整理は、議長に委任することに決定いたしました。
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112
◯志村新一郎議長 以上をもって、今期定例会に付議された案件の
審査は全部終了いたしました。
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市長の挨拶
113
◯志村新一郎議長 この際、
山田市長からご挨拶したい旨の申し出がありますので、発言を許します。
山田市長。
〔
山田裕一市長登壇〕
114
◯山田裕一市長 本日ここに、第434回
白石市議会定例会が閉会されるに当たり、一言ご挨拶を申し上げます。
去る2月22日から本日までの長期間にわたり、
平成最後となる市議会定例会におきまして、議員の皆様には、本会議、
予算審査特別委員会を通じ、終始熱心に
議案の審議に当たられ、ご提案いたしました
平成31年度当初予算を初め29
議案につきまして、全て
原案どおり可決をいただきましたことに対して、心より御礼を申し上げます。
今議会は、今後の市政運営についての方針を表明するとともに、
平成31年度当初予算を含む各
議案を提出し、ご審議をお願いいたしました。
施政方針においても申し述べさせていただきましたが、
平成31年度は、「
平成」から新たな元号に切りかわる大きな転換の年となります。
本市においても、「教育改革元年」と位置づけた教育関連事業を初め、農産物等販売施設「おもしろいし市場」のオープン、第6次
白石市総合計画策定への着手といった、本市の未来に向けて大きく動き出す年となります。
今後も厳しい財政状況が予想されますが、持続可能な
白石市であり続けるための行財政運営を図りながら、施政方針として申し上げました各種事業を推進し、「市民の笑顔あふれる
白石」の実現に向け、最大限の努力をしてまいる所存であります。
今議会、会期中に議員の皆様から頂戴いたしました数々のご意見、ご提言等につきましては、十分に検討し、市政に生かしてまいります。
議員の皆様には、今後とも変わらぬご協力、ご鞭撻をお願い申し上げまして、御礼の挨拶といたします。まことにありがとうございました。
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115
◯志村新一郎議長 以上をもちまして、第434回
白石市議会定例会を閉会いたします。
長期間にわたり大変ご苦労さまでした。
午前10時59分閉会
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する
白石市議会 議 長 志 村
新一郎
議 員 保 科 善一郎
議 員 大 町 栄 信
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