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平成30年決算審査特別委員会(第2号) 名簿 開催日:2018-09-10
平成30年決算審査特別委員会(第2号) 本文 開催日:2018-09-10

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  1. 白石市議会 2018-09-10
    平成30年決算審査特別委員会(第2号) 本文 開催日:2018-09-10


    取得元: 白石市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-11
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1      午前10時開議 ◯四竈英夫委員長 おはようございます。  ただいまから本日の会議を開きます。  審査に入る前に申し上げます。  現在における出席委員は16名でありますので、定足数に達しております。  これより会議に入ります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  第59号議案及び第60号議案 2 ◯四竈英夫委員長 それでは、7日に引き続き、第59号議案の一般会計の質疑を続けます。  この際、お願い申し上げます。質疑をされる場合は、整理してページ数とその項目を示し、簡潔に行うようお願いいたします。  それでは質疑に入ります。質疑ありませんか。 3 ◯管野恭子委員 おはようございます。  成果等に関する説明書の74ページ、企業立地推進事業の中で、奨励金の交付というアのところがございますが、投資とか新規の雇用したところに交付される奨励金だと思いますが、ここに何社か書いてありますが、新しく雇用された雇用人数ですか、各社ごとに伺います。 4 ◯榛澤浩司企業立地定住促進課長 おはようございます。  平成29年度の奨励金においての雇用促進奨励金、新規に雇用した人数の奨励金ですけれども、こちらの分に関しましては、平成29年度において1事業所ということで、5名分が交付されております。 5 ◯管野恭子委員 わかりました。  次に、同じ説明書の中で76ページ、JR東日本の企画で「TRAIN SUITE四季島」、これまで白石市にも16回ぐらいですか、お客様が豪華列車でおりられて、いろいろな白石市の観光とかさまざまな食文化などを楽しんでいただいたかと思うんですが、そのあたり、お客様のそういうものに対しての印象というか、そういったものをもし把握されておられればお伺いしたいと思います。 6 ◯村上忠則商工観光課長 おはようございます。  ただいまの質疑にお答えいたします。  直接、お客様から私どもがお話を聞くというのは余りないんですけれども、JRさん、またはびゅうトラベルさん、あとは、やまぶき亭などで食事なども軽くとっています。そういったところからお伺いするには大変好評でございまして、召し上がったものを後日通販でご注文ということで購入いただいたりもしております。
    7 ◯管野恭子委員 大変よろしいことかなと思います。今後もJR東日本の企画の中に入っているかと思いますので、より楽しんでいただけるようなご案内をしていただければなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  次に42ページ、子育て支援・多世代交流複合施設です。先日、議員の皆さんと一緒に視察をしてまいりました。仙台市などからも多くの方が来ておられまして、大変好評だなと思っておりました。  そういう中でいろいろな遊具がありまして、2階にはままごとセットですか、本当に普通、家庭では買えないようなものもありまして、私も子供と一緒にいじってみたりして、大変子どもさんも喜んでおられまして、結構さわっておられるんですね。食物なんかもありまして、ちょっと口に入れようとするお子さんもいらしたりして、ほほ笑ましい思いで見ていたんですが、あと1階にはボールプールがあって、そこにボールをいっぱい投げ入れられるようになってあるんです。そういったもろもろ楽しいものがいっぱいあるんですけれども、衛生的な管理の部分はどうなるのかなと。いろいろな方がさわるので、衛生的なことで配慮しておかなければいけないなと思うんですが、そのあたりをお伺いしたいと思います。 8 ◯川口秀記子ども家庭課長 ただいまの管野委員の質疑にお答えいたします。  子供の遊び場の遊具等につきましては、現在のところは空拭きということで拭き取りを行っておりまして、時期によってはアルコール消毒を行いたいということで考えております。 9 ◯管野恭子委員 再度お伺いいたします。その空拭きは毎日行うんでしょうか。 10 ◯川口秀記子ども家庭課長 ただいまの管野委員の質疑にお答えいたします。  空拭きにつきましては、一番最後の夕方に行っております。 11 ◯管野恭子委員 大変な作業だと思いますが、委託先とも連携をとりながら、いろいろな感染症に感染しないように対応願いたいなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  次に43、44ページ、生活保護事業のところ、44ページの上のほうに掲載してありますけれども、保護申請による開始・廃止の部分ですけれども、廃止の理由は何なのかお伺いしたいと思います。 12 ◯庄司昭利保健福祉部長 おはようございます。  ただいまの管野委員の質疑にお答えいたします。  廃止の理由につきまして主には、多くは高齢による死亡、それから就労等を支援しております。そういったものとか、あと財産の売却等で資力が回復していると見込まれるものについては廃止しておる状況でございます。 13 ◯佐藤龍彦委員 おはようございます。  成果等に関する説明書9ページ、定住促進事業移住フェアの参加ということで、フェアの参加が平成28年度と比べて大幅にふえて、来場者もふえているというような状況で、本市が移住・定住に力を入れているということが示されていると思います。成果としても、宮城県等が主催・共催がする、参加して、UIJターンを検討している首都圏在住の方に本市の情報、魅力発信を行い、きっかけができたというようなことも書かれております。  昨年もお聞きしていますが、このフェアに来場して、実際に本市に移住を決めた方はいるのかどうかお伺いをいたします。 14 ◯榛澤浩司企業立地定住促進課長 ただいまの佐藤委員のご質疑にお伺いします。  昨年もお話しさせていただいたところなんですが、統計というか追跡を、フェアとかに参加して、そこで白石市に入ってきたとかというアンケートを一つ一つ市民課の窓口等でとることがちょっと難しいということもございまして、実績においては移住フェアの参加人数という形にはしているんですけれども、実際に移住フェアに参加していただいて何人が入ってきたというような形の統計はとっておりません。 15 ◯佐藤龍彦委員 それでは、転入者がどこから来られたのかということはご存じだと思いますので、その点についてお伺いいたします。 16 ◯榛澤浩司企業立地定住促進課長 お答えいたします。  昨年の定住者補助金の交付者ということでお答えさせていただきますと、県外7件、それから県内が21件という内訳でございまして、県外の方は福島県2件、それから秋田県、山形県、岩手県、それから埼玉県、群馬県ということで、トータル7件という形でございます。あとは県内でございますので、詳細な部分が必要であればお答えさせていただきますが、そういったことでよろしくお願いいたします。 17 ◯佐藤龍彦委員 そういった方が転入をしていただいたということでよかったなと思うんですけれども、このフェアの意味というものは、白石市を知っていただくことにつながるというふうに去年説明いただいております。  そこで、このフェアに来場された方が移住するに関して、希望であるとか移住の条件など、多分フェアの中でお話をされていると思うんですけれども、その点、詳細、関心が高い事項、感想なども含めてお話しいただければと思います。 18 ◯榛澤浩司企業立地定住促進課長 お答えいたします。  大体は住む場所、それから仕事、そういったところで、遠くからこちらのほうに移られるということもございますので、そこがちゃんと確保できるかどうか、そういったところが一番の心配事ということでございますので、今回109‐oneということで設置させていただきました。そういったところでお試し住宅というものも今回非常に立派なものができましたので、そこに住んでいただいて、実際の問題をまた、109‐oneの職員等々と皆さんで一緒にいい方向を考えようというようなことで、今いい雰囲気で移住検討者の方とお話をさせていただいているというような状況でございます。 19 ◯佐藤龍彦委員 移住フェアに参加されている来場者の方の年代層というか、「比較的若い」とかそういったことでも構わないんですけれども、どういった方が来場されているのか、そこを最後にお聞きします。 20 ◯榛澤浩司企業立地定住促進課長 お答えいたします。  年齢層は大分差がございまして、20代の方も当然ながらいらっしゃいますけれども、70代の方も結構いらっしゃいます。仕事を退職されてその後の生活というようなことで、田舎暮らしをしたいというお客さんも結構いらっしゃいますけれども、できれば若い方々に白石市のほうに移住してもらうように、特に若い年代層の方を中心に力を入れさせていただいているというのが現実でございます。 21 ◯管野恭子委員 成果等に関する説明書の中の40ページ、41ページ、子育て支援事業なんですけれども、この中で子育てハンドブック、改訂版が出てお店なんかにも置いてあるということで、私も他の自治体の方々から聞かれたこともありまして確認させてもらって「おっ、いいものがあるな」と思っていたんですが、これについて、まだそんなにはたっていないと思うんですが、どういう反響があるのかお伺いしたいと思います。 22 ◯川口秀記子ども家庭課長 ただいまの管野委員の質疑にお答えいたします。  子育てホッとマップにつきましては、現在、保育園や幼稚園を通じて保護者に配付したり、市内の赤ちゃんの駅の登録をしているお店、あと公共施設にも置いて皆さんに情報提供を幅広く行うということで、1冊で多くの子育て情報が載っていると好評をいただいているというふうに聞き及んでおります。 23 ◯管野恭子委員 同じページで、小学校入学祝い金として図書カードを差し上げる事業をスタートしておりますが、この方々、図書カードいただいた反響はどうでしょうか。 24 ◯四竈英夫委員長 暫時休憩いたします。      午前10時20分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午前10時20分開議 25 ◯四竈英夫委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 26 ◯川口秀記子ども家庭課長 ただいまの管野委員の質疑にお答えいたします。  小学校入学祝い金で、図書カードを第3子以降の子供さん1人につき3万円を贈呈しているわけですが、これにつきましては、学校の本や絵本等を購入することで本に親しむ機会がふえたなどの声もあり、有効に利用されていると認識しております。 27 ◯管野恭子委員 成果等に関する説明書の50ページをお願いいたします。  母子保健事業の中で妊婦健診、通常お一人妊娠している方ですと14回まで無料なんですが、多胎の場合はプラス7回まで無料になるということなんですが、今回5件という数字が出ておりますが、この方々は妊婦健診を何回ほど受けられているのかお伺いいたします。 28 ◯高橋ひろみ健康推進課長 ただいまの質疑にお答えいたします。  多胎の保健につきまして、個別に1人何回ずつ受けたとかという数字はただいまここには把握しておりませんので、今お答えすることはできません。後ほど確認してからお答えいたしたいと思います。 29 ◯管野恭子委員 次に、同じく54、55ページの生活環境事業の中で狂犬病の予防接種があるんですが、これは対象犬の何%に当たるのでしょうか。お伺いします。 30 ◯古山光春市民経済部長 おはようございます。  ただいまの管野委員の質疑にお答えいたします。  狂犬病予防接種の接種率というご質疑でございますが、平成29年度につきましては68.91%となっております。 31 ◯管野恭子委員 そうしますと、30%の対象犬が接種されていないということは、この辺の対応はどんなふうにされているのかお伺いします。 32 ◯古山光春市民経済部長 ただいまのご質疑にお答えいたします。  接種率が低い原因といたしましては、死亡した場合、届け出を出していただくんですが、それを出されないケースが多いということで、接種率が低いという結果だと把握しております。  それで平成26年に、それまで各個人には送っていなかったんですが、接種率を上げるため、各犬の所有者の方全員に対して、各種届け出の提出についてお願いしますということで個別の通知を差し上げているところでございます。それで、以前は50%程度だったんですが、その通知以降は70%ぐらいになっているということでございます。 33 ◯管野恭子委員 なお推進方、よろしくお願いします。かまれると大変なので。  次に62、63ページ、農林水産業のところで、これは農業委員会かな、右側のほうに耕作放棄地に対して対策をとって一定の改善が見られたとございますが、この際、細かく教えていただきたい。施した施策とその結果をお伺いしたいと思います。 34 ◯佐藤孝農業委員会事務局長 ただいまの質疑にお答えいたします。  耕作放棄地対策についてなんですけれども、昨年の8月から9月にかけまして、農業委員、それから農地利用最適化推進委員農業委員会事務局と農地の利用状況ということで調査をしてございます。その調査につきましては、現地調査、それから航空写真によって調査をさせていただいておりますけれども、その中の区分けとして、農地へ再生利用がまだできるという農地と、再生利用がもう困難じゃないかという農地とに分けて調査をしておりまして、全体で330ヘクタールということでこちらに掲載をさせていただいているところです。  その内訳としては、再生可能な農地ということでは163ヘクタールほど確認をしております。それから再生が困難と思われる農地につきましては167ヘクタールということで確認をさせていただいておりまして、再生が可能な農地の所有者の方には、そちらの農地を今後どのように利用していくかということで個別に通知を差し上げて回答いただいておるところでございます。 35 ◯松野久郎委員 おはようございます。  成果等に関する説明書の81ページ、一昨日、現地調査をさせていただきました白石スキー場整備事業でございます。バックホーの購入や圧雪機の購入ということで大変活用されているということでいいなと思っておりました。  2018年シーズンは昨年度より3,549人ふえておりますので、そういった効果も出ているかなと思いますが、圧雪機購入2台されまして、81ページに7,797万6,000円と計上してございますが、実は当日、資料をいただきました。資料の中に金額が入っていたんですが、2台で7,732万8,000円と出ておりましたけれども、この64万円ほどの差というのはどういうふうになっているのか、その辺についてお伺いいたします。 36 ◯村上忠則商工観光課長 ただいまの質疑にお答えいたします。  消費税を除いた分の本体価格ということで計上させていただいております。 37 ◯松野久郎委員 と思ったんですが、バックホーを見ますと350万9,784円で、それはこの説明書にそのままの金額が載っているんですね。8%の消費税を入れてもこの金額と合わないんですが、前もこんなのがあったので、きっと消費税かなと思ったんですけれども、この64万円というのはどこからできたお金なのか、その点についてもう一度お伺いいたします。 38 ◯村上忠則商工観光課長 ただいまの質疑にお答えいたします。  一度確認をした上でお答えしたいと思います。よろしくお願いします。 39 ◯松野久郎委員 ということで、実は81ページの2017年のシーズンで、今回の資料には全部で2万9,606名と書いてあったんですけれども、平成28年度の成果を見ると、そちらのほうには2万9,609名という数字になっていまして、整合性といいますか、3人ですけれども、きちんと見ておられるのかなというところがございましたので、その辺、確認をさせていただきました。  後ほどお願いしたいんですが、ところで白石スキー場収支報告をするようになったと思いますが、収支報告と経営状況についてお伺いをいたします。 40 ◯村上忠則商工観光課長 ただいまの質疑にお答えをいたします。  収支状況ですが、昨年、平成29年度になりますが、前年度に比べほぼ同じでございました。人数的にはふえておりますが、収支についてはほぼ同じ状況でございまして、約6,000万円ぐらいの収入でございまして、現金のほうですね、に対して人数が入っておりますが、収入が伸びないという状況が今続いております。 41 ◯松野久郎委員 人数がふえていてもなかなか収入が伸びないということでございますが、指定管理者制度でやっておりまして、年間、指定管理者としての市からの支出というのは変わらないわけですが、事業者の収支についてはそれぞれの事業者できちんと見るということになっていて、収支がもうけたから返してということはないと思うんですけれども、指定管理者の中でいろいろな契約をされていると思うんですね、個別契約。大きなのは条例に載っていますので、そちらは見えるんですが、今たまたま白石スキー場の話になっておりますけれども、例えばスパッシュランドとか白石城とか、これはキューブも含めまして白石城でお伺いしますが、例えば収支で事業者の黒字がかなり出た場合、これは事業者のほうでやると基本的にはなっているんだろうと思いますけれども、例えばここまでの収支が出た場合は基金に落として整備工事とかなんかのときに使うとか、個別契約の中でそういった内容というのは含まれているものなのか、特別含まれていないのか、その辺についてお伺いしたいと思います。 42 ◯菊地正昭副市長 松野委員から指定管理者の関係のご質疑でございますが、白石スキー場につきましては指定管理者料というのは払っておりません。ゼロでございます。  今、白石スキー場の数字が、経営状況について余り前年度と変わっていないということでございます。スキー場につきましては、いわゆる雪商売でございますので、雪の量にも関係してくるのかなと思っております。2015年シーズンからこちらのほうに掲載させていただいておりますけれども、4万人あたりが分岐点かなとは推測しております。そのくらいの人数が入ればある程度とんとんの数字でいけるのかなとは理解をしております。  それから、ここで辺地債を使ってゲレンデの整備、それから今お話しの圧雪車の購入とかをさせていただいておりますけれども、こういう大きなものについては市の持ち物ということでございますので市のほうで修繕等させていただくと。ですから例えば電球の球が切れたとか、そういうものについてはスキー場のほうでやっていくということでございます。  指定管理者、ほかのところでは委託料を払っているというようなところもございます。  指定管理者制度を導入したときに、例えば極端な話をさせていただくと、100万円で指定管理者をお願いしたというときに、90万円でその年度の指定管理が済んだということになれば、残り10万円がその指定管理者としての経営努力ということで、そういう意味では指定管理者側の利益というのが通常の形かなとは思っております。ですから頑張ったものを、10万円の益が出たので10万円返してくださいというのは指定管理者制度としては合わないのかなと思っておりますけれども、3年、5年という指定管理者の年度を切ってそういう契約をさせていただいておりますので、経営努力というような形でやっていただければいいのかなと。当然に指定管理を更新するときに、そういうものも条項の中に入ってくるのかなとは思っております。 43 ◯松野久郎委員 地方自治法第224条の2の改正後ということで指定管理者があるんですが、そこの制度概要にも、今、副市長がおっしゃったように、指定管理者がみずからの収支として得たものは自分のところでいいということで書いてありました。いろいろお金がかかるので、いろいろな面でそういったところも契約の中に、例えば基金とかなんかというイメージで僕は入っているのかなと思ったんですが、そういったことも今後必要なのかなとも考えております。  同じく13ページですが、スパッシュランドしろいし運営状況についてお伺いいたします。  全般的に利用人数等を見ますと、平成28年度から比べると極端に人数だけでも1,500人くらい減っております。そんな中、この収支も大変だろうと思うんですが、スパッシュランドの人数が平成28年度より平成29年度が減ったということについて何か。それぞれの月でも減っていますし、教室名とかでも減っているようでございますけれども、もちろんふえているところもございます。どのように把握されているのかお伺いいたします。 44 ◯遠藤輝雄企画情報課長 ただいまの松野委員の質疑にお答えいたします。  スパッシュランドにつきましては、平成29年度の施設利用者は5万621人で、平成28年度の利用者5万2,159人と比べまして1,538人、約2.9%の減少となっております。これは大きな要因としましては、昨年7月は猛暑でかなり人が入ったのかなと思いますが、逆に8月、9月、かなり涼しくて、屋内施設ではありますが、冷夏というような日が続いて入館者が減っているということで、全体としては減少したのかなと思われます。  ただ、合宿等の宿泊者につきましては、平成28年度が3,538人、平成29年度3,504人、34人程度減ってはおりますが、合宿等の宿泊者については余り変わらず横並びというか、減少は余りなかったのかなと考えております。 45 ◯松野久郎委員 天候にももちろん左右されるんだろうと思います。そのほかに各教室なんかも平成28年度と見てみますと、選手強化、例えば講習会の回数も減っていますし、もちろん回数が減っているわけですから人数も減っているという形になっていると思います。  そこで、スパッシュランドの収支と経営状況についてお伺いしたいと思います。 46 ◯遠藤輝雄企画情報課長 ただいまの松野委員の質疑にお答えいたします。  やはりスパッシュランドは経営的にかなり厳しい状況が続いているのかなと、こちらのほうでも考えてはおります。  建築してから二十数年という年月がたっていて、維持管理についてもかなりの経費がかかる。大きな工事、修繕につきましては市のほうで行いますが、それもかなりの費用がかかっているというのと、入館者につきましても財団のほうでかなり努力しておるかとは思うんですが、なかなか大きな伸びにはならないというところで、それでもただ、公的な施設ということでの兼ね合いもありまして、その辺も含めて経営というか運営というものを考えていかないといけないのかなとは思いますが、経営的にはかなり厳しいと認識はしております。 47 ◯四竈英夫委員長 先ほど答弁を保留しておりました松野委員の質疑について答弁を求めます。 48 ◯村上忠則商工観光課長 松野委員の質疑にお答えをいたします。  先ほどの64万8,000円ですが、これは運送費でございます。こちらに運んでくるまでの費用ということで64万8,000円、消費税含みでかかっておるものでございました。申しわけございませんでした。  なお、3人の入場者の違いですが、これは計算ミスでございまして、計算したときから、その後、精査をした結果、3名が違っていたというのが原因でございました。申しわけございませんでした。 49 ◯松野久郎委員 運送費ということですね。わかりました。そう言われると、今度バックホーは運送費かからなかったんですかと言いたくなるんですけれども、恐らく両方の運送費なんでしょうね、きっと、そうだと思います。  先ほどのスパッシュランドのほうに戻りますが、大変苦しいということでわかりましたが、具体的に収支報告と事業報告を受けているんだろうと思うんですが、金額を言うことができないのであれば、赤字でない黒字とか、その程度で構いませんので、その辺いかがかお伺いをしたいと思います。 50 ◯遠藤輝雄企画情報課長 ただいまの松野委員の質疑にお答えいたします。  平成29年度のスパッシュランドの事業収入としましては7,287万407円、雑収入としまして34万2,718円、繰入金収入、これは指定管理料になりますが、1億600万円、収入合計としましては1億7,921万3,125円となります。それで支出のほうの事業費としまして1億7,922万5,039円、収支差額が赤字の1万1,914円ということで、指定管理料をいただいてなお、ちょっと赤字になっております。 51 ◯四竈英夫委員長 暫時休憩いたします。      午前10時47分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午前10時50分開議 52 ◯四竈英夫委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  先ほど答弁を保留しておりました管野委員の質疑について答弁を求めます。 53 ◯高橋ひろみ健康推進課長 先ほどの管野委員の質疑でございますが、妊婦健診の委託につきましては、県医師会あるいは県外の医師会などの医療機関を受診する方の報告、妊婦健診の総数が2,370件ございましたので、その中から5人分の妊婦健診の回数を拾うということが非常に困難でございますので、今回は答弁を差し控えさせていただき、次回からはきちっと事前に準備するようにいたしたいと思います。よろしくお願いいたします。
    54 ◯管野恭子委員 成果等に関する説明書90ページ、子育て応援住宅事業について伺います。  先日も同僚議員が伺っておりましたが、現在48戸ですか、60%の入居率ということなんですが、やはりもうちょっと高めていかないとまずいだろうなと。100%というのはなかなか民間住宅でも厳しいものがありますが、せめて8割ぐらいまで入居できるように頑張っていただかないといけないかなと思うんですね。  それで委託先ともしっかり、どうして入らないかというところも伺いながら、連携をとりながら、ぜひこの数字をさらに、80%までやればいいのかな、あと何件かやればなると思うので、あと20件以上ですか、そういったところを目指していただきたいと思うんですが、このあたりについて、ご努力されているとは思うんですが、委託先との連携も含めながら、どんなふうに考えておられるのか。目標を持ってほしいなと思うんですね。そのあたりをお伺いいたします。 55 ◯一條武志建設課長 ただいまの質疑にお答えをいたします。  入居率の増加につきましては、毎月市の広報紙に募集記事を掲載しているほか、市ホームページ、掲示板等で周知を図っているところでございます。  ただいまのご指摘のとおり、住宅管理を委託している民間会社においてもホームページ等でPRをしていただいておりますし、これは引き続き、具体的な数値目標は定めておりませんけれども、今回60%の入居率ということでございますので、さらに入居率の増加に向けて、住宅管理を委託している民間会社とも連携をしながら取り組んでまいりたいと考えております。 56 ◯澁谷政義委員 まず、歳入についてお聞きしたいと思います。事項別明細書。いっぱい聞きたいんですけれども、皆さん聞きたいものですから、2点だけ最初にやっておきます。  13ページの13款1項使用料5目土木使用料1節道路使用料、収入未済額が150万円ぐらいになっているんですけれども、これはどういうことなんでしょうかね。内容をお聞きいたします。 57 ◯一條武志建設課長 ただいまの質疑にお答えをいたします。  道路使用料、収入未済額の159万8,743円の件でございますけれども、これは道路の占用料もしくは公共物使用料の収入未済額でございまして、現年分が4,030円、過年分が159万4,713円の60件となってございます。 58 ◯澁谷政義委員 貴重な財源が未収になっているということで、単年度で言うと数字は小さいんですけれども、これをどうやって回収していく努力を今からするのか、現在もやっているんだと思いますけれども、その辺をお知らせ願いたいと思います。 59 ◯一條武志建設課長 ただいまの質疑にお答えをいたします。  道路使用料または公共物使用料につきましては、毎年4月に占用者に対して通知をしてございます。その際、過年度分も含めて滞納者につきましても電話等の催告等に取り組んでおります。 60 ◯澁谷政義委員 努力はわかりますけれども、数字にあらわれないと最終的には不納欠損という形になると。貴重な財源ですので、しっかり対応していただきたいと思います。  続きまして、もう一つ最初にお聞きしたいのが、歳入のほうで事項別明細書35ページ、これは今のもそうですけれども、監査意見書にも載っていますけれども、20款5項1目雑入5節返還金で180万円ほど収入未済額があるんですけれども、その内容を教えていただきたいと思います。 61 ◯庄司昭利保健福祉部長 ただいまの澁谷委員の質疑にお答えいたします。  この雑入の内容につきましては、返還金として生活保護費の返還金が181万8,237円未収となっています。この内容につきましては、平成29年度における生活保護費の返還金の対象者は20名で、総額314万8,143円となっておりました。そのうち納付されましたのが132万9,906円で、181万8,237円が未収となったものでございます。  返還対象者の20名のうち11人が完納していただいたところでございますけれども、残りの9人につきましては、1人が分納誓約をしているところでございますけれども、残りの方につきましては自己破産であるとか、保護廃止に伴い転出した方、それから死亡した方がいらっしゃいます。  生活保護費の返還金につきましては、平成26年7月以降につきましては国税徴収の例により徴収できるということになりましたが、それ以前のものにつきましては滞納処分もできないという状況になっておりますことから、未収というような状況で繰り越しているのが現状となってございます。 62 ◯澁谷政義委員 いろいろなご苦労はなさっていると思いますけれども、これも貴重な財源ですので、しっかり対策を立てて進めていただきたいと思います。  とりあえず私は、今のところは終わります。 63 ◯佐藤龍彦委員 成果等に関する説明書なんですけれども、73ページ、エの(イ)空き店舗等対策補助金についてということで、交付件数3件と書かれております。合わせて300万円交付したということになっていますが、この方はどのような業種なのか、もう少し詳しくお伝えください。 64 ◯村上忠則商工観光課長 ただいまの質疑にお答えいたします。  3件でございますが、飲食店が2件、あとはペットトリミングサロン、ペットのシャンプーとかをする業種が1件ということで、3件になっております。 65 ◯佐藤龍彦委員 続きまして78ページ、観光振興事業、(ア)フィルムコミッション推進事業の効果で、日本映画とか台湾のテレビの旅番組の撮影の受け入れを行ったということがあるんですけれども、この点についてももうちょっと詳しく説明をお願いいたします。 66 ◯村上忠則商工観光課長 ただいまの質疑にお答えいたします。  内容につきましては、平成29年度、インドネシアの映画が1本、あとは日本映画が2本、それに台湾の連続ドラマが来ております。そのほか旅番組とかBSテレビなどの番組も3本ほど来ております。 67 ◯佐藤龍彦委員 続いて80ページ、弥治郎こけし村運営状況ということで、月別入村者というものが平成28年度から減少しているとなっているんですけれども、その理由についてどのように分析をされているのかお伺いをいたします。 68 ◯村上忠則商工観光課長 ただいまの質疑にお答えいたします。  平成29年度はリノベーション工事が実施されました。その際に、10月から施設を一旦閉鎖して工事を行っております。それが減少した原因でございます。 69 ◯佐久間儀郎委員 主要施策の成果等に関する説明書の38ページになります。こちらに家庭相談室の内容が示されてございまして、その番号4の家族関係のうちの虐待のところを見ておりますが、平成28年度に件数で29、そして新規に17、終結したのが18、そして繰り越しされたのが28と、そういう数字が載っております。  そこで最後の締めとして、虐待については関係機関と連携し、保護者等への助言指導、保護措置などの対応をとり、児童の福祉の向上が図られたと、そういう成果を評価されておりますが、このようにまた同じような数字が繰り返し残るということは実際どういうことかなと。そのような実態について、もう少し詳しくお伺いしたいと思います。 70 ◯庄司昭利保健福祉部長 ただいまの佐久間委員の質疑にお答えいたします。  児童虐待の現状といたしまして、委員からご指摘ありましたように、平成28年度末で虐待が29件で、平成29年度において17件が新規、それから18件が終結ということで、28件が繰り越しているような状況ということでございますけれども、虐待の背景につきましては、地域とのつながりの希薄化や核家族化により子育てを相談できる人が近くにいないケースや、経済的困窮等により家庭生活に余裕がなくなり親の不満やいらいらが子供に向けられるケース等、幾つかの要因があるというような状況がございます。  それで、この中でも子供に対する心理的な虐待であるとか、それからネグレクトと言われるような状況がある虐待が多く占めておりまして、これらにつきましても乳幼児健診であるとか保育園、学校、病院等、子供との関係のある機関と連携をしておりまして、早期発見に努めている状況ではございますけれども、今、継続している案件につきましては、市の福祉関係のほか、保健師であるとか児童相談所、警察署の生活安全課等と関係機関と連携して、重篤な状況にならないようにと見守っている状況でございます。 71 ◯佐久間儀郎委員 承知しました。将来にかかわる非常に大きな問題なんですね、虐待は。それをしっかりと皆さんと連携をして取り組んでいただきたいと、このように思うところであります。  もう一つお聞きします。同じく47ページになるんですが、各種検診事業について記載されてございますけれども、いろいろ計画とか、がん検針とかという中身を示されておるんですが、基本となる特定健診とかそういったものはなぜここに記載していただけないかなといつも疑問に思うんですね。その辺のところを毎年やるわけですから    〔「国民健康保険特別会計に記載あり」と呼ぶ者あり〕 72 ◯佐久間儀郎委員 あっ記載されていた。じゃ私の読み方が間違ったので、今の質疑は撤回します。 73 ◯大野栄光委員 事項別明細書49ページの2款1項17目スパッシュランドしろいし費なんですけれども、先ほど来、松野委員よりの質疑に対しまして、大変厳しい運営を強いられているということでしたが、17目スパッシュランドしろいし費の3,267万9,000円という減額補正、中身はどういったことでの減額補正なのかお尋ねいたします。 74 ◯四竈英夫委員長 暫時休憩いたします。      午前11時10分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午前11時11分開議 75 ◯四竈英夫委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 76 ◯遠藤輝雄企画情報課長 ただいまの大野委員の質疑にお答えいたします。  スパッシュランドの減額補正3,267万9,000円ということですが、これは修繕工事のほうの減額補正でありまして、当初予定しておったものが必要なくなったということで減額をしているものでございます。 77 ◯大野栄光委員 当初必要なものが必要なくなったというただいまの答弁でありましたが、どういった工事のものが必要であって必要なくなったのかお尋ねいたします。 78 ◯四竈英夫委員長 暫時休憩いたします。      午前11時13分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午前11時15分開議 79 ◯四竈英夫委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  答弁を保留している質疑がありますが、後ほど答弁を求めることとして次の質疑に入ります。質疑ありませんか。 80 ◯菊地忠久委員 成果等に関する説明書の9ページ、定住促進事業ということで、先ほどの佐藤龍彦委員の質疑に関連いたしまして、白石市に新たに転居してくる市外の方から何をきっかけだというのは聞いていない。もちろんなかなか聞けないというのは非常に理解できます。ただ、移住フェアに参加した方々は多少なりとも白石市に興味を持った、関心を示した方たち。この来場した方たちに何か後追いのフォローというか、追跡的なことはしているのかお伺いをいたします。 81 ◯榛澤浩司企業立地定住促進課長 ただいまの質疑にお答えしたいと思います。  後追いのフォローという話でございますが、白石市のブースのほうに来ていただいたお客様に対しまして、戻ってきた際にメール等を送信しても構いませんという方であれば、その方には御礼メール、また住所等も教えていただく方々に関しましては、その方々に白石市の広報とか、あと今回109‐oneもしくはお試し体験住宅という施設もでき上がったということも含めまして、いろいろな情報に関しまして、メールとか資料の送付ということで流させていただいているという状況でございます。 82 ◯菊地忠久委員 わかりました。連絡先を教えていただいた方には資料等を送付しているということで、フォローはしっかりなさっているということですが、今度、お試し体験住宅、もしこちらを利用されるとなれば、白石市に移住とか相当強い関心を示していると思うんですが、その方たちに対する後追いのフォローというのはどのようなものを考えているのか、そちらをお伺いいたします。 83 ◯榛澤浩司企業立地定住促進課長 お答えいたします。  お試し住宅に実際にお申し込みになった方々には、ご希望ということになりますけれども、職員が市内の施設、それから工場、そういったところも含めていろいろな市の情報を実際に一緒に歩いて共有というか、お知らせさせていただくということで、また、お帰りになった際には、また再度来てくださいというようなことで、お試し住宅自体が2回まで使えるということもごさいますし、施設も小原も白石市内の2施設がございますので、そういったところで何回もその方々にお知らせをさせていただく、連絡させていただくというような形で考えておるところでございます。 84 ◯菊地忠久委員 はい、わかりました。しっかりと後追いのフォロー、そういうのもやっていただきたいと思います。  次に、同じく成果等に関する説明書の97ページ、図書館運営状況でございますけれども、貸出者数が平成29年度2万4,474人ということで、こちら過去3年調べますと、平成26年が約2万9,000人弱いたものからだんだん減ってきて、平成28年度は2万6,305人、そして平成29年は2万4,500人ぐらいまでなって、あと貸出資料も、平成29年度は10万4,705冊ということですが、こちらも平成26年には約13万7,500冊あったものが徐々に徐々に減ってきております。  図書館の利用の意義というか、それはもちろん人数とか本の貸出冊数だけでないのは重々わかるんですけれども、こちらも非常に重要な目安でもありますので、それぞれ減少している現状をどのように把握しているのかお伺いいたします。 85 ◯小室徹彦生涯学習課長 ただいまの菊地委員の質疑にお答えさせていただきます。  図書館利用状況ですけれども、年々少なくはなっております。確かに人口減少とかありますし、子供の数が少なくなっているということで、結構利用していただいている白石第一小学校の子供さんたちもだんだん減ってきているということもあろうかと思います。  または活字離れも進んできているのではないかということで、今後、ブックスタートから始めて、いろいろな形で進めてまいりたいと思っております。 86 ◯四竈英夫委員長 先ほど答弁を保留しておりました大野委員の質疑について答弁を求めます。 87 ◯遠藤輝雄企画情報課長 先ほどの大野委員の質疑にお答えいたします。  スパッシュランドの工事費の減額でございますが、内容としまして、スパッシュランドしろいしの高圧受電設備更新工事、こちらの請差が550万円ほど。それともう一つ、自動火災報知設備更新工事、こちらが2,800万円の減となっております。  自動火災報知機につきましては、点検の折に交換が望ましいというようなことでお話があって、古い設備ということで、部品がなくなるだろうということで当初で上げさせていただきましたが、部品の確保はまだ大丈夫ということが後で判明しまして、こちらにつきましてはまだこのまま使用できるという判断のもと、今回、減額補正をさせていただいたものでございます。 88 ◯大野栄光委員 内容はわかりました。  ただ、予算を組む際に当たりまして、本当にこれが必要なもので交換しなくてはいけないのか、そうでないのか、そういったことを見きわめての予算のつけ方、そういったもの。本市においても厳しい財政事情だと、常にそういった説明がございますので、取りかえなくてもいいから減額になったというような簡単なことじゃなくて、本当に必要なものを必要なところへの予算というものを今後考えていただきたいと思います。 89 ◯菊地正昭副市長 スパッシュランドのことでございますけれども、委員のお話のとおりでございますけれども、部品がなくなるということで更新が難しいみたいな話を業者のほうから当初されまして、それではだめかなということで予算をつけさせていただきましたので、今、担当課長が説明したような事情があったということでございます。  今後は精査をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 90 ◯澁谷政義委員 事項別明細書の53、54ページ、2款2項2目賦課徴収費23節償還金利子及び割引料の不用額について、なぜこういう不用額ができたのかご答弁願いたいと思います。 91 ◯大内弘幸税務課長 ただいまの澁谷委員の質疑にお答えいたします。  償還金利子及び割引料の不用額の558万633円でございますが、ここは市税の過誤納還付金でございまして、例えば法人市民税ですと中間申告というものがございまして、確定申告を翌年度するときに多額の返還金が生じるので予測しがたいということで、このような不用額となっております。 92 ◯澁谷政義委員 なるほど、わかりました。  それでは次、55ページ、56ページの2款3項1目戸籍住民基本台帳費19節負担金補助及び交付金の不用額がまた680万円ぐらい出ていますけれども、なぜこういうのが起きるのか、また同じご答弁をお願いしたいと思います。 93 ◯佐々木透市民課長 ただいまの澁谷委員の質疑にお答えいたします。  不用額の主な要因でございますけれども、個人番号カードの交付事業となっております。この事業につきましては、平成28年1月から開始されました個人番号カード交付事業に伴う負担金でございます。国からの委託を受けまして個人番号カード交付事業を行っております地方公共団体情報システム機構へ支払ったものでございます。  決算事項別明細書の55、56ページのほうに記載のあります予算額につきましては、国のほうから示されました上限交付見込み金額というものを計上しております。それから支出済額におきましては、交付決定額を計上したものでございます。この事業につきましては全額が国の補助金で行われているものでございますので、国のほうから示されました金額に基づきまして予算編成をしているということでございます。  さらに、県を通じまして交付決定額というのが来るんですけれども、この通知が予算編成に間に合わなかったという事情がございまして、減額補正とすることもできずにこのような不用額となったとご理解いただきたいと思います。 94 ◯澁谷政義委員 内容的には理解しました。  これは返還ということはないんですかね。返還するようなことはないということですか。不用額で国に返還ということは生じることがあるでしょうか。 95 ◯佐々木透市民課長 ただいまの質疑にお答えいたします。  返還というものはございません。国のほうからまず交付上限額ということで当初に通知をいただきましたので、それで予算編成をさせていただきましたけれども、国のほうの予算編成がどのようになっているか、詳しくはわからないんですけれども、最終的に白石市のほうに配分される交付決定額という通知をいただきまして、その金額に基づいて負担金を支払ったと。国の補助金ですので、同額が歳入で国のほうから補助金という形でいただいておりますので、この交付決定額が補助金額とイコールとお考えいただきたいと思います。 96 ◯澁谷政義委員 大変いい事業ですね。  それでは、もう1点お聞きします。67ページ、68ページの3款1項16目障害者総合支援費20節扶助費、1,800万円ほど不用額が出ていますが、なぜこのようになったのか、これもご答弁願いたいと思います。 97 ◯庄司昭利保健福祉部長 ただいまの質疑にお答えいたします。  事項別明細書の67、68ページ、3款1項16目障害者総合支援費20節扶助費につきましては、1,862万7,341円の不用額となってございます。  内容ですけれども、この扶助費につきましては、障害福祉サービスであるとか自立支援医療費、それから補装具の給付、日常生活用具、それから生活支援事業のサービスを給付する事業ということでございます。  この事業につきましては、毎年度、昨年度もお話しさせていただきましたように、当初見込みとこれまでの実績等を勘案いたしまして、扶助費に不足が生ずることのないよう予算を計上させていただいているところでございまして、平成28年度につきましてはこの事業についても3,400万円ほどの不用額を計上する結果になってございました。それで平成29年度につきましては、それらのサービスの受給状況等をできるだけ実態に即した形で予算計上をさせていただいたところではございますけれども、1,800万円を超す不用額を計上するということになってしまった結果です。  ただ、この事業につきましては、予算が6億3,000万円ほどでございますけれども、執行額上6億1,500万円ということで、執行率といたしましては97.1%という状況になってございますので、扶助費のサービスを供給する事業全体としては不用額が多額になっているという金額ではございますが、サービスを供給する上において必要な額を計上させていただいて、結果的にこのような額が不用額として出てしまったという状況もございますので、その辺はご理解いただければと思います。 98 ◯佐久間儀郎委員 監査委員による決算審査意見書40ページ、むすびのところにございますけれども、本会議2日目でもご指摘がありましたけれども、中段のところの収入未済額について、前年度よりもふえていると、こういったことで、その辺の厳正な取り扱いを望むという監査委員の意見もここにございます。  私が思ったのは、債権管理条例というのを市でつくっているわけですね。その辺の運用をいかがされているのかなと。庁内で債権の管理については共有して取り組むといったものがなければ、こういうものはなかなか解消していかないではないのかなとちょっと思うところがあったんですけれども、その辺のところ、恐れ入りますが、副市長のご意見いただければと思っています。 99 ◯菊地正昭副市長 今、佐久間委員のお話でございますけれども、こういう形で市税、それから住宅使用料、学校給食費が増額になっているというご指摘を監査のほうからいただいております。確かにそのとおりで、これらについてはこれからも一生懸命になって収納に努めなければならないと思っております。  市税に関しましては、特に滞納繰越分が、現年の数字は前年度と比べてそんなに落ちているとは私は認識しておりませんけれども、どうも滞納繰越分の扱いについては相当担当課でも苦労しているというところがございます。仙南広域の滞納整理のほうにも回しているという実情がございますけれども、そちらでもなかなか手詰まり感があるのかなとは認識してございます。  住宅使用料、学校給食費、そこら辺が債権管理の関係では、例えば極端な話をすると裁判を起こして取り立てをするという形にもできるのかなとは思ってございますけれども、なるべくそういう事態は避けたいという気持ちもございます。ただ余りにも悪質というような案件に関しては、そういった対応できるのかなと思っておりますので、そこら辺は横の連携を密にしてやっていきたいと。市税、それから住宅、同じ方が出てくるときもたまたまあるというようなことも認識している状態でございます。 100 ◯伊藤勝美委員 成果等に関する説明書86ページ、益岡公園野球場のことなんですけれども、これは市長のほうにも質疑で同僚議員からありましたが、実際問題、これをやるに当たって、いついつ完成ということである程度の認識と、こうなるんだろうという希望は持っていたんですが、先日の市長のお話を聞くと、いつになるかわからないように私は感じておったんですけれども、実際問題、じゃいつできるのと市民の皆様から言われた場合、何と答えればいいのかとちょっと思ったものですから、その辺、ご説明してもらえればなと。できれば副市長のほうからお願いしたいと思うんですが、いかがでしょう。
    101 ◯菊地正昭副市長 野球場につきましては、今、委員おっしゃったように当初は2年というようなことで、これは補助申請をして、そういう意味では採択になったということで、当然に私どものほうも2年で終わらせたいと思っておりましたけれども、なかなか国の補助金、それから県の補助金の関係がつかないということでこういう状態になっていると認識しております。  昨年度につきましても余りにも少なかったということで、追加で2,000万円を何とかお願いして追加工事をしたというような現状でございます。  今の状態を見ると、じゃ来年できるのかという話になると、なかなか難しいかなという認識はしております。  ただ、澁谷委員がこの前お話をしておられましたけれども、それを単費でもちろんやりますよとするのは簡単でございますが、簡単というか、予算が当然伴いますから議決をいただく必要がありますけれども、補助申請を何でしたのよとなると、またちょっと話が違うのかなと。やっぱり補助申請をして、いいですよと採択になって補助が受けられるという事業でございますので、補助事業としてこれからもやっていくというのが道筋かなと思っております。それが何とか獲得できるようにこれからも頑張っていきたいと思っております。 102 ◯伊藤勝美委員 今、副市長のほうからご説明がありましたけれども、ですから補助申請ということで、いつになるか出してみないとわからないという状況に今あると思うんですよ。ただ、白石高校の方々ですとか、あと野球をやっている方々のことを思うと、実際問題、本当にいつできるんだと我々言われてもわからないんですよね、はっきり言って。わかりませんと。「何だかあなたたちは実際何やっているの」という声が我々には届いております。ですから、そういったことも踏まえて、しっかりとその辺、県・国のほうとも、補助事業なので、いつになるかというのもあるんでしょうけれども、極力努力していただきたいと思いますが、副市長、その辺お願いします。 103 ◯菊地正昭副市長 委員の皆様方にもお話があったと同様に、私のところにも、多分市長のところにもそうだと思うんですけれども、白石高校が甲子園に行けないのはあそこの野球場がなかなかできないからだというお話をされる方もいらっしゃいます。何とか頑張りたいと思います。よろしくお願いします。 104 ◯澁谷政義委員 関連した質疑でございます。副市長にお願いします。  当然予算面では説明を受ければ理解はできるんですけれども、実際問題、白石市にある唯一の施設、野球場で、ましてや名門白石高校が借用しているということで、考えると3年目です、ことしね。ということは白石高校に入学した子供たちが、まともなグラウンドで全然練習せずに卒業していくということと、もう一つは、白石市の体制が、他の市町村から生徒さんが来ていますね。白石市って大変なのは、野球場もないということも、白石市の人間だけだったらまだ我慢できるけれども、仙南地区からも大勢の生徒さんが来ているわけですから、そこはオール白石で少し考えてもらわないと、何年たっても、入学してくる人はまともな野球場で練習しないで甲子園を目指さなくてはならないということで非常に残念ですけれども、副市長、その辺強い考えをもう一回、OBですから。 105 ◯菊地正昭副市長 これは今、旧白石高校が間もなく解体をするという中で、県のほうともちょっとお話をしている。そのいろいろなやりとりの中で、要は白石高校の生徒さんも使っている野球場をなかなか直してもらえないということを県のほうにも強くお話をさせていただいているところでございます。県のほうから言わせると、なかなか難しいみたいな話をされるところでございますけれども、うちのほうからは、そういう意味では補助事業というようなことで採択になったということも含めて、お話を何回も強くさせていただいているところでございます。よろしくお願いします。 106 ◯四竈英夫委員長 この際、午前の質疑をこの程度にとどめ休憩いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 107 ◯四竈英夫委員長 ご異議なしと認めます。よって、午後1時まで休憩いたします。      午前11時45分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午後 1時00分開議 108 ◯四竈英夫委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  午前の一般会計の質疑を続行いたします。質疑ありませんか。 109 ◯佐藤龍彦委員 成果等に関する説明書100ページ、白石市まちづくり交付金事業の事業団体が平成28年度より減少したということなんですが、その理由についてお伺いいたします。 110 ◯小室徹彦生涯学習課長 ただいまの質疑についてお答えを申し上げます。  白石市まちづくり交付金事業につきましては、各地区より上がってきた事業について、それを審査した結果、去年より1件少なくなったというような状況でございます。 111 ◯佐藤龍彦委員 そうしたら、申請をしなかった団体から理由等は聞いていないということなんでしょうか、お伺いいたします。 112 ◯小室徹彦生涯学習課長 申請団体につきましては、各団体の自主的な活動でございますので、その団体が申請しなかった場合につきましては、そのとおりという状況になります。 113 ◯佐藤龍彦委員 同じく106ページ、学校給食センター運営状況というところのクの地産地消の促進ということで、地元食材を積極的に活用とありますが、具体的にどのように努力をされたのかについてお伺いをいたします。 114 ◯宍戸儀四郎学校管理課上席参事 ただいまの質疑にお答えします。  地産地消の促進ということで、106ページに記載しております白石米、チンゲンサイ、ネギ、白石温麺といった品目について、学校給食のほうで提供をさせていただいております。 115 ◯伊藤勝美委員 一般・特別会計決算審査意見書の14ページの第14款国庫支出金の予算現額と、あと調定額、収入済額とありますが、この予算現額との差額、何でこうなるのかなと、その辺教えていただければと思います。 116 ◯四竈英夫委員長 暫時休憩いたします。      午後1時04分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午後1時07分開議 117 ◯四竈英夫委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 118 ◯山家英男財政課長 ただいまの伊藤委員の質疑にお答えいたします。  各事業の執行状況による差額と繰越事業、繰り越しした分と事故繰越によるものの影響でございます。 119 ◯伊藤勝美委員 事故繰越ということなんですが、額が7,000万円ぐらいあるので、やはりそうなんですかね。そうなんですかねというか、「そうなんです」であればそうですけれども。わかりました。いいです。  続いて、同じく隣の15ページの第16款財産収入、ここで予算現額として2,768万円云々で、あと調定額が約2,800万円。調定額のほうが大きいんですけれども、これはどういう見方をすればいいんでしょうか。その辺、ちょっとわからないものですからひとつご説明してください。 120 ◯山家英男財政課長 ただいまの伊藤委員のご質疑にお答えいたします。  調定額と予算現額の差額ということですけれども、予算現額はあくまで予算の見積額でございまして、調定額は収入すべき額を調査決定したもので実際に入ってくるということで、こういった差額が出てまいります。 121 ◯伊藤勝美委員 わかりました。理解はしたような、しないような。でも、わかりました。  次、18ページ、第21款市債についてなんですが、私も今までやってきて「何やってきたんだ」と言われてもあれなんですけれども、一般会計市債年度末現在高の内訳と下のほうにあるんですが、普通債、あと災害復旧債、特別債ということで合計が105億5,500万円云々とありますよね。それで特別債のほうで臨時財政対策債のところに53億2,000万円云々とありますけれども、考え方として、実際、市の借金といいますか、一般会計における市債の分で105億円ということなんですけれども、臨時財政対策債分というのは、私のちょっとした知識では後年度に交付税措置されるということになっておりますが、そうすると実質、その臨時財政対策債分を引いた額が本市の市債なのかどうかということをお尋ねしたいと思います。 122 ◯山家英男財政課長 ただいまの伊藤委員の質疑にお答えいたします。  委員おっしゃるとおりでございまして、あくまでこの105億円のうちの53億円が臨時財政対策債ということでございますので、実質の市債額といたしますと約半分ということでございます。 123 ◯沼倉啓介委員 今の伊藤委員の関連でもう一度確認をさせていただきますが、財政課長の答弁では、調定額というのは実際入ってきた金額であるという答弁がありました。それで、監査委員の意見書の8ページの款別歳入決算額の状況とありますよね。平成29年度は大きいところ、要するに地方交付税であるとか、あるいは県支出金、財産収入という形のものが減額になっていて、唯一、国庫支出金の2億3,800万円、国庫支出金だけが前年よりふえていると。そのふえている面は、事故繰越の内容が入っているというのがあるんですが、そうであれば款別の歳入決算額の状況に示された数字の中で、事故繰越と言われるものがどのぐらいあるんですか。 124 ◯山家英男財政課長 ただいまの沼倉委員のご質疑にお答えいたします。  事故繰越の額でございますが、7,510万円でございます。 125 ◯沼倉啓介委員 そうすると、先ほどの国庫支出金の差額が7,700万円ほどになりますよね。それで、事故繰越が入っているということなんですが、この7,510万円というのは、どれとどれとどれの中に入っているのでしょうか。 126 ◯四竈英夫委員長 暫時休憩いたします。      午後1時14分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午後1時15分開議 127 ◯四竈英夫委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 128 ◯山家英男財政課長 ただいまの沼倉委員の質疑にお答えいたします。  平成29年度から平成30年度への事故繰越の中身でございますが、児童福祉費の子育て支援・多世代交流複合施設整備事業といたしまして、国庫補助金が3,621万1,000円、もう一つが都市計画費、白石沖西堀線街路事業といたしまして、国庫補助金が3,888万9,000円でございます。 129 ◯沼倉啓介委員 そうしますと、もう一度確認をさせていただきますが、款別の歳入の中で際立ってふえている国庫支出金の7,745万7,000円ほど比較がありますよね、予算現額と調定額の差なんですが、このほとんどの増差額というのは、これは事故繰越に当たる金額であると捉えてよろしいですか。 130 ◯山家英男財政課長 ただいまの沼倉委員の質疑にお答えいたします。  事故繰越額だけではなくて、繰越額も一部入ってございます。 131 ◯沼倉啓介委員 改めて聞きますけれども、国庫支出金の前年比較、要するに平成28年度の比較で2億3,855万3,769円の増額がありますよね。この増額の主なる理由というのは何なんでしょうか。 132 ◯山家英男財政課長 ただいまの沼倉委員の質疑にお答えいたします。  国庫支出金の増額でございますが、地方創生関係の交付金の増加が主な要因でございます。 133 ◯伊藤勝美委員 審査意見書の15ページ、第16款財産収入ということで、それと、事項別明細書の27、28ページ、その中で16款1項1目1節土地建物貸付収入、あと2項2目1節土地建物売払収入、2節工作物売払収入とあるんですが、それぞれどういったものを指すのかお尋ねしたいと思います。 134 ◯山家英男財政課長 ただいまの伊藤委員の質疑にお答えをいたします。  土地建物貸付収入の内訳でございますが、財政課所管の普通財産の貸し付けでございます。  それから、土地建物売払収入でございますが、これは市有地、旭町一丁目の区画を売却したものでございます。  それから、工作物売払収入でございますが、これはスパッシュランドの井戸の売買代金でございます。 135 ◯伊藤勝美委員 ただいま土地建物ということで、旭町の市有地ということですが、これに関しては、所有した当時と今回売り払ったときの差額といいますか、その辺というのは結構隔たりがあったものなのかどうか確認です。要は、買ったときよりも安くしたのかどうかということ。 136 ◯四竈英夫委員長 暫時休憩いたします。      午後1時22分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午後1時23分開議 137 ◯四竈英夫委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 138 ◯菊地正昭副市長 新幹線の近くの土地のことだと思うんですけれども、もともと市の土地があって、それを区画整理で多分まとめたのかなとは思っておりますけれども、その当時のお金が幾らだったかというのはちょっと定かでありませんけれども、路線価とかそういうのに照らし合わせて売却をしております。もともと市の土地であったものだということです。 139 ◯伊藤勝美委員 これは別にこちらの資料云々ではないんですけれども、教育に関してですけれども、平成29年度まで市独自の学力調査をやっていたんですけれども、それに対する総括的な評価といいますか、その辺ちょっとお聞かせください。 140 ◯四竈英夫委員長 暫時休憩いたします。      午後1時24分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午後1時25分開議 141 ◯四竈英夫委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 142 ◯宍戸儀四郎学校管理課上席参事 独自の学力調査でございますが、子供たちの学力向上の一つの手だてとして活用できたと理解をしております。 143 ◯伊藤勝美委員 今、課長のほうからお話がありましたけれども、そういった意味から本定例会が始まる前に、教育委員会のほうから本年度の学力調査の結果とその辺云々お知らせいただきましたが、そうすると市独自の学力調査が余り実を結ばなかったのかなと、私個人ですよ、ちょっと思ったものですから、実際、前に聞いたときには、何で今回の予算において学習調査をやめるんだと言ったら、ある程度の一定の学力の底上げが図られたという答弁もあったものですから、ただ、今回、調査結果を見て「何なんだ」と思ったものですから、その辺ちょっと聞いたんですけれどもね。 144 ◯四竈英夫委員長 ほかに質疑ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 145 ◯四竈英夫委員長 質疑がないようですので、次に国民健康保険特別会計の質疑に入ります。質疑ありませんか。 146 ◯平間知一委員 それでは、私、先週ですけれども、集団健診に行ってまいりました。そのときに白石市の現状を知ろうということで、特定健診の受診率が出ておりました。それによると、平成29年度は特定健診受診率の宮城県が45.8%、全国の2位と。しかし白石市は40%、県内35市町村中、後ろから数えると3番ぐらいなんですね。それと同時に、生活習慣病保有者も47.7%、県内で一番高いと。それと1人当たりの医療費が1カ月に3万738円、県内で4番目に高いということで、健診率ですけれども、データによりますと、国保データベースの資料をもとにしたということでありますけれども、資料がちょっとわからないんですね、どれを対象にしているか。といいますと、このデータは国保データベース。それと、本市の平成29年の決算に係る主要施策の成果等に関する説明書の119ページですけれども、これによりますと特定健診受診率は、一番上に載っていますね、39.0%。数字が合わないんですよね。どの数字を対象としたらよいのか。それと、平成28年度のデータを見ると、それにも平成28年度は38.5%となっています。これはどこの資料を見るかというと、法定報告というようなことで書いていますけれども、この辺の違いがありますが、どこを基準にして我々は見ていけばいいのかお伺いします。 147 ◯高橋ひろみ健康推進課長 ただいまの平間委員の質疑にお答えいたします。  違いといいますのは算出する基準の違いでして、平成28年度ヘルスデータベースの数字には人間ドッグ分が含まれておりません。  なお、主要施策の成果につきましては、財務上の支出額をもとに実績を出しておりますので、対象者の基準日が違うため、違う数字となっています。 148 ◯平間知一委員 わかりました。  それでは、特定健診の受診率ですけれども、これも国保データベースによりますと越河、大鷹沢、白川地区がほかの地区に比べて高いと。また、一方では白石、斎川地区が低いというデータが出ております。この件について、何か実施方法あるいは場所等が問題あるのかどうか。大体10%ほど違うんですね。越河が一番高いということで、データによると52.8%、一番低いところでありますと斎川が38.2%とかなり差がありますけれども、それについてどういう問題があるのかお伺いします。 149 ◯高橋ひろみ健康推進課長 ただいまの質疑にお答えいたします。  健康診断につきましては、福岡地区以外は各地区とも公民館1カ所で実施しておりまして、公民館ごとの立地条件や建物のレイアウトの違いによります差はありますけれども、それ以外は基本的に同じ実施方法で行っております。  また、中央公民館では、延べ8日間、全地区の住民を対象に実施しておりまして、中央公民館で行う際には土曜日と夜間にも健診日を設けまして、受診機会をふやすようにしております。  ご指摘の地域の差につきましては、今年度、各自治会からご推薦いただいております保健事業推進員の皆さんとともに、各地区ごとの強み、弱みなどを把握して今後の事業に生かそうということで、7月に1回目に研修とワークを行っております。また、10月にも同様に集まっていただいて、分析をするなどして、これからその対策をやっていこうとしておりますので、ご理解いただきたいと思います。 150 ◯平間知一委員 わかりました。  それでは、次ですけれども、先ほどお話ししたように、この成果等に関するの説明書によりますと、平成29年度はかなり平成28年度より減っているということで、医療費が今後、増加するんじゃないかと思いますけれども、今後は膨れ上がるということに対し、どのように対策を考えているか。お願いします。 151 ◯高橋ひろみ健康推進課長 ただいまの質疑にお答えいたします。  確かに委員おっしゃるとおり、平成29年度特定健診の受診者は2,666人ということで、受診率39.0%、前年度よりも303人、3.8%減という結果になっております。  平成28年度は、委託ではありますが、過去4年間未受診者で、電話番号が判明した方1,922人に対してコールセンターから受診勧奨の電話かけを累計3,428件いたしました。そのために平成28年度につきましては受診率が若干上がっていたのかなと思っております。  平成28年度に電話かけしながら、未受診者について、いろいろな理由などを聞き取り調査を行いましたところ、医療機関中にて治療中である、あるいはかかりつけ医がいるからということで受診しないという理由が86%を占めておりまして、常日ごろから医療機関を受診しているという安心感から特定健診を受診しない人が多いということがわかりました。健診を受ける意義というものがまだなかなか市民に浸透していないということで、健診の受診者増に結びついていかないのかなと思っております。  本年度も特定健診に関する広報、周知など、それから受診勧奨についても電話やホームページ、先週は安心メールなども使いまして受診勧奨を行っておりますし、また個別健診を受託いただいています医師会とも連携して、医療機関における個別健診の周知なども含めて受診率向上を行っていきたいと考えております。 152 ◯平間知一委員 はい、わかりました。  次に、同じく119ページの平成29年度特定保健指導対象者ということでありますけれども、これについては、ウオーキング講座を益岡公園と緑地公園で年に2回行っているということでありますが、参加者からは回数をふやしてほしいという声があるということでありますけれども、この件について、ふやす考えはあるのかどうかお伺いします。
    153 ◯高橋ひろみ健康推進課長 ただいまの質疑にお答えいたします。  特定保健指導につきましては、主要な施策119ページ、ケの下のところ(ア)3)のところにしろいし塾(運動編)とありますが、こちらで、ウオーキングに限らず塾ということで運動の指導を8回行っております。  委員おっしゃいました益岡公園、緑地公園のウオーキング2回というのは、主要な施策の成果等に関する説明書で言いますと49ページにあります一般の成人を対象にした事業でございまして、広報で募集し、健康運動指導士の指導のもとに講義、体操、そしてウオーキングするという流れでやりますもので、これは年2回行ったところでございます。  今年度、昨年と同様に公募して、5月14日に第1回目を行いましたが、受講者の中から継続希望する方がいらっしゃいましたので、保健師が同行してのウオーキングを毎週1回、5月から7月23日まで、ずっと実施しました。そしてその後も、自主的に毎週集まってウオーキングをするという方がいらっしゃいまして、そのとおり継続して実施していただいております。 154 ◯平間知一委員 では、もう一つ同じページですけれども、人間ドック費用助成事業についてですが、この事業は、平成28年度は275人、昨年度はここに書いてあるように352人と増加しておりますが、この項目においては予算が減っているんですよ、人間ドックの費用は。それで1,000万円の金がありますけれども、これで平成29年度は何人の予算で組んだのか、ちょっとお尋ねします。 155 ◯高橋ひろみ健康推進課長 ただいまの質疑にお答えいたします。  人間ドックにつきましては、平成29年度当初予算で320人、984万2,000円を見込みましたが、主要な施策の成果等に関する説明書119ページ記載のとおり352人、1,050万5,760円の実績となりまして、予算の見込みより32人、66万3,760円増加いたしております。  事項別明細書の156、157ページにあります8款2項1目13節委託料、ここで不用額108万2,579円と出ておりますが、これにつきましては、同じ科目から支出しています特定健診に該当しない19から39歳の方を対象にした基本健康診査の分と、医療費通知並びにジェネリック医薬品の差額通知の委託料について不用額が出たためにこの金額となったもので、人間ドック自体は増額となっておりまして、不用額は出ておりません。 156 ◯澁谷政義委員 ただいまの関連質疑なんですけれども、平成28年度より平成29年度は人間ドックが77名プラスということで、非常にいい成果が出ていると思うんですけれども、やっぱり早期発見・早期治療が基本ですので、もっともっと人間ドックの助成のあり方をPRしていくにはどのように考えているのか、ひとつお願いしたいと思います。 157 ◯高橋ひろみ健康推進課長 ただいまの澁谷委員の質疑にお答えいたします。  人間ドックのPRにつきましては、もちろん広報等で周知しておりますほかに、特定健診の受診券の発送の際にも通知を入れておりますし、各種がん検診等の通知等の際にもチラシなどを入れて広報しております。  あと刈田病院で受診するという部分では、刈田病院側で人間ドックの問い合わせ等あった場合には、白石市の国保であれば、まず白石市の健康推進課で手続をとって助成を受けられるようにという電話での助言などもしていただいてPRに努めております。 158 ◯澁谷政義委員 私も毎年お世話になっているわけですけれども、結構いろいろ努力をなさっているのはわかります。それでもまだ周知されていないんですね。私の友達3人ぐらい、「こういうことでやっているよ」と言って初めて知ったような状況でした。周知の方法、一生懸命やっているんだろうけれども、もっともっと徹底的にやって、医療費全体を下げるような工夫をなさったほうがいいんじゃないかと思いますが、いかがでしょうか。 159 ◯高橋ひろみ健康推進課長 委員おっしゃるとおりかと思いますので、いろいろな方法を考えていきたいと思います。 160 ◯佐久間儀郎委員 成果等に関する説明書の119ページ、先ほど平間委員からも質疑がありましたけれども、特定健診ですね、健康診査について。今、受診率が39%に達したと。昨年度は38.5%で、受診率は高まったわけですけれども、これは県全体から見ますと、県のほうは45.6%もあるんですよね。だから県内で一番受診率が悪いのが白石市ではないのかなと、非常に悲観的な思いもするんですが、それを非常に下回っているということと、年齢が若い人ほど受診率が低いということも聞いています。やはりここは上げていただくというのが本当に今の施策として非常に大切なことじゃないのかな。  先ほど、電話をかけてお聞きしたところ、ふだんから受診しているから行かないんだというようなお話もありましたけれども、ふだん受診、それは医療費がそちらのほうに傾向が高まっていくわけですよ。そことの兼ね合いが非常に大切なので、医療費を抑制するためには特定健診を高めていくと、それによって意識を高めていくことが今一番必要なことじゃないかと私は思いますね。ですから県内で一番下だということも一つ頭に入れながら、他の自治体も見ながら、いかにすれば上がっているんだろうと、どこにどれだけパーセントの低い要因があるんだろう。もろもろそこは突き詰めていただいて、この施策をいかにも上げるための施策を講じていただきたいと、このように思うんですが、よろしいでしょうか。 161 ◯高橋ひろみ健康推進課長 ただいまの質疑にお答えいたします。  おっしゃるとおり、受診率がずっと下がっているというか、県内でも一番下位の状況であるということは重々承知しておりまして、いろいろな方策は考えております。  先ほども申し上げましたとおり、かかりつけ医ということでの安心感から受診しないという部分では、医師会の先生方にご協力いただくのも重要なことかと思っておりまして、医師会の先生方にも機会を捉えて特定健診の重要性、さらにはその後の医療費の関係などもお話しさせていただきながら、受診率の向上に努めていきたいと思っております。 162 ◯四竈英夫委員長 ほかに質疑ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 163 ◯四竈英夫委員長 質疑がないようですので、次に、介護保険特別会計の質疑に入ります。質疑ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 164 ◯四竈英夫委員長 質疑がないようですので、次に、後期高齢者医療特別会計の質疑に入ります。質疑ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 165 ◯四竈英夫委員長 質疑なしと認め、よって、一般会計及び3特別会計の質疑を終わります。  次に、第60号議案水道事業会計の質疑に入ります。質疑ありませんか。 166 ◯松野久郎委員 水道事業会計で、監査委員からの意見書の中で、平成29年度の有収率が前年度より1.43ポイントアップをしたとなっております。平成29年度から3カ年計画で80%を目指しているわけでございますが、上がったということは何よりかなと思いますが、まだ具体的な施策は恐らく練っていらっしゃらないと思うんですけれども、この上がった経緯をどのように捉えていらっしゃるか、お伺いいたします。 167 ◯熊谷弘一上下水道事業所長 松野委員のただいまの質疑にお答えいたします。  有収率が平成29年度、前年度に比較してアップしておるということでございます。上水道につきましては1.35%上昇していますが、有収率の向上対策につきましては、松野委員ご指摘のとおり具体的な方策はまだ行っておりません。現在調査中ということでございます。  この有収率アップについての分析でございますが、平成29年度におきまして旧簡易水道の三住地区、湯元地区が統合になっております。両旧簡易水道につきましては、三住地区が大きな漏水が発見されて修理したこと、あと湯元地区につきましては施設全体が更新され新しくなっていることから、そのおのおのの地区で言いますと、有収率が平成29年度につきましてはアップしております。それを統合した形で上水道に平成29年度はなっておりますので、その影響がある程度はあったのかなと考えております。  ただし、72.2%という数字そのものにつきましては県内でも最低レベルであることは確かでございますので、今後具体的な計画の策定をまちまして、有収率の向上に努めてまいりたいと考えておるところでございます。 168 ◯大野栄光委員 決算書の10ページの水道事業報告書に関してお尋ねします。財政状況についてお尋ねします。  今年10月使用分から下水道料金が約31%上がるということなんですけれども、上水道に関しましては今後の経営状態というものをどう見込んでおられるのか、お尋ねいたします。 169 ◯熊谷弘一上下水道事業所長 大野委員の質疑にお答えいたします。  今後の水道事業の経営状況ということでございますが、水道事業の根幹であります水需要につきましては、全国的にも人口減少や節水型社会への移行に伴い減少傾向が続いておりますが、本市におきましてもその傾向が今後も顕著にあらわれていくのではないかと考えております。  このたび、平成29年度に上水道の再構築計画を策定しております。概要版につきましては、議員の皆様にもお示ししておるとおりでございますが、そちらの推計におきますと、2040年には平成29年度と比較いたしますと給水人口が27%減、年間有収水量が26%減になると予測しております。また、最新の人口推計によりますと、さらに厳しい数字ともなることが考えられております。水需要の減少により、経営効率は低下し、水道事業経営には大きな影響が発生すると考えられます。  単なるコスト縮減では到底対処できないと考えておりまして、今後は広域水道受水費の見直し、水道料金の改定、広域連携、広域化など、抜本的な対策が必要になると考えております。市民のライフラインであります水道事業を持続可能なものとしていくためには、今後もあらゆる努力を尽くしていかなければならないと考えておるところでございます。 170 ◯大野栄光委員 事業者側の皆さんの経営努力というものは、大変頭が下がる思いがいたします。  しかし今回、下水道事業におきまして約31%という値上げがありまして、市民にとっては、今度は上水道が上がるのか、そんな不安があるようであります。そんな中において、長期的な展望として今後どのような値上げをもって健全な水道事業を行っていこうとなされておるのか、その辺、もしご意見があればお聞かせいただきたいと思います。 171 ◯熊谷弘一上下水道事業所長 お答えいたします。  今後の水道料金の問題についてでございますが、本市の水道事業につきましては、現時点では経営に必要な経費をおおむね水道料金で賄っておると言えますが、先ほど申し上げましたとおり、今後は水需要が減少していくということで、連動して料金収入も減少する事業構造にあると考えております。  また、今後、施設の更新費用は、これもまた上水道再構築計画でお示ししておりますとおり、増大する見込みとなっております。そのため現在の料金水準では事業経営が困難になることも予測しております。  今後は、施設更新の財源を確保するため財政シミュレーションを行い、必要な収益についての検討を行い、経営戦略を見直していく考えでございます。健全な事業経営のためには適正な料金収入が不可欠であるため、経営に関する情報を継続して発信しながら、水道利用者の皆様と議会からのご理解をいただきながら財源確保を図りたいと考えておるところでございます。 172 ◯四竈英夫委員長 ほかに質疑ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 173 ◯四竈英夫委員長 質疑がないようですので、次に下水道事業会計の質疑に入ります。質疑ありませんか。 174 ◯松野久郎委員 決算書の5ページ、6ページをめくってください。  まず、5ページの損益計算書ですが、当年度末の処理決算金が14億7,220万1,627円となっておりまして、6ページを見ていただきますと、資本合計がマイナスの8億3,653万213円ということで債務超過状態でありまして、一般会社であれば倒産寸前というか、倒産という形になるわけですが、これは実は平成28年度から見ますと平成29年度で資本合計が40%アップしているんですね。しかしながら、平成30年度の当初予算のときに平成29年度の決算の予測を出しているわけですけれども、そのときの損益計算書では当年度末の処理の欠損金が10億2,600万円くらいの予定だったのが、実際、決算してみますと14億円にふえていると。それで資本合計も大きく膨らんでいると、負債の部分が大きく膨らんでいるという状況になっております。  今後、このままでいくと資本合計といいますか、負債が大きくなるわけですけれども、結局、予算の立て方といいますか今後の見方といいますか、その辺のぶれが余り大きいと次の予算の立て方、またはどのようにして経営をしていくのかというのはなかなか見通しが難しいんだろうと思うんです。そういったことも考えながら、負債をどのように解決していくようなスケジュールを立てておるのか。立てているのかいないのかも含めてお伺いしたいと思います。 175 ◯熊谷弘一上下水道事業所長 ただいまの松野委員の質疑にお答えいたします。  累積欠損金につきましては、以前よりある程度はございましたが、特に東日本大震災に伴う特別損失が多額に累積しており、大きく膨らんでおる現状となっております。下水道事業としては利益自体が発生していないことから、欠損金を埋めることができない現状となっております。  下水道の震災復旧工事は平成29年度で完了したところであり、大震災に係る損失も平成29年度で収束いたします。本市と同様の状況にある自治体も多いことから、他の自治体の例も参考に、累積欠損金の処理についての検討を進めてまいりたいと考えておりますが、その処理にはかなりの長期間を要すると考えております。  また、当初予算と損益計算書において、当初予算と決算での大きな差異でございますが、これは災害による特別損失を当初予算の時点におきましては見積もりがたいということでございまして、決算の時点で災害による損失を多額に計上しておるような状況でございまして、そのことによる差が発生しております。ただいまご説明申し上げましたとおり、これは平成29年度で収束いたしますので、今後は平常時の損益計算書になるかとは考えておりますが、いずれにいたしましても累積欠損金の処理については大きな課題となっておりますので、鋭意、今後取り組んでまいる所存でございます。 176 ◯松野久郎委員 確かに災害による損失の計上をしていなかった、してはいたんですが額が小さかったということで、それで実際決算をしてみれば14億円というような形になったと思うんですけれども、当初というよりは、今回平成30年度の予算編成をするときに平成29年度の決算の予測として出した資料なんですね。したがって1月、2月ころ作成されたんだろうと思うんですけれども、その時点で災害による損失がどのくらいかというのがまだ見えない時期だったんでしょうか。というのは、ある程度見えている部分については積んでいかないと、平成30年度の予算を組むときに平成29年度に落としてしまうと予算でまたずれていくという、そういう悪いスパイラルに入っていくと、なかなか資本金の債務超過を少なくするという計画が立てにくいんだろうと思うんです。その辺についてもう一度お伺いしたいと思います。 177 ◯熊谷弘一上下水道事業所長 確かにご指摘のとおりであると考えております。今後そのようなご指摘の点も踏まえまして、下水道事業運営のためにより理解していただけるような予算編成に努めてまいりたいと思っております。よろしくお願いします。 178 ◯平間知一委員 それでは、下水道ですけれども、下水道事業会計決算書の19ページについてお尋ねします。  他会計繰入金、一般会計繰入金ですけれども、これには公共下水道のみをお話ししますけれども、収益的収入においては他会計負担金と他会計補助金があります。あと資本収支においては他会計繰入金があります。この3つでありますけれども、振り分けですが、収益的収入の他会計負担金には雨水処理負担金として減価償却費、支払い利息等に補助しているとありますけれども、その他、書いてありますが、これは繰入基準額、平成29年度の予算と決算を比べるとかなりの差がありますけれども、これは繰入基準がしっかりしているのかどうか、その辺をお尋ねします。 179 ◯熊谷弘一上下水道事業所長 平間委員のご質疑にお答えいたします。  繰入基準でございますが、毎年、国よりの通知がございまして、それによって詳細につきましては最終的に決定するというような状況でございます。  ただし、そういたしましても差が大きいのではないかというご指摘でございますので、その部分につきましては今後精査をいたしまして、余りそのようなことはないように努めてまいりたいと考えております。 180 ◯平間知一委員 はい、わかりました。  それでは、次に4ページ、5ページですけれども、まず4ページは資本収支で、5ページは、先ほど松野委員が言ったように損益計算書ですが、今回、平成29年度、先ほどお話したように3億3,718万の損失が出ていますけれども、損失に含まれている現金を伴わない減価償却費、資産減耗費、長期前受金戻入益及び特別損失、これは災害ですね、これを除くと、現金収支は単純計算では約2億6,000万円ほどプラスとなっているもので、ここに累積欠損金が出ていますけれども、これは、現金を伴わないものも入っているということでありますけれども、これを、こっちのほうにはプラスになっておりますけれども、余剰というか資本収支のほうね。資本収支においては企業債の元金償還がかなり多いと、返済が10億円もあるということで、かなりの負担になっているということで、この部分について不足額が5億1,600万円と出ていますけれども、この辺について平成29年度は7億円の予算を計上しましたが、このようにかなりのマイナスということにもかかわらず、5億円弱の繰入金となっておりますけれども、先ほどお話ししたように、繰入金がこのように2億円も逆になったということについてご説明をお願いします。要するに一般会計です。 181 ◯熊谷弘一上下水道事業所長 お答えいたします。  平間委員ご指摘の部分につきましては、恐らく実質的な内部留保といいますか、資金があるのではないかというようなご指摘かと理解して答弁させていただきますが、事業運営上、例えば企業債におきましては9月に支払いが集中することでありますとか、工事費の支払いは年度末等になりますとか、いろいろありまして、ある程度の運転資金が必要な状況でございます。その中で、繰入金の繰入時期、あるいは今申し上げました償還時期、あるいは支払い時期等の中におきまして、場合によってはその辺が積み上がる場合も発生しておるのではないかと私自身は捉えております。  いずれにしましても、内部留保につきましては、今後、起債の償還等にも、補填財源等にも充てていかなければなりませんし、事業の安定的な継続のために必要な部分はある程度確保しながら、企業債の償還等も進めてまいりたいという考えでおります。 182 ◯平間知一委員 私のしゃべり方がだめなのかもわからないですけれども、今話しているのは、下水道はかなり厳しいということで、片方は黒字ですけれども、片方はかなり赤字だと。それにもかかわらず、一般会計繰入金が7億円から5億円に下がっていると、予算と決算ですね。なぜかということをお尋ねします。 183 ◯熊谷弘一上下水道事業所長 お答えいたします。  下水道事業につきましては、運転資金というものがそもそもない状態で事業がスタートしております。  では、運転資金というものは何をもって充てておったのかということでございますが、これは一般会計からの繰入金をもって運転資金に充てておったというのが現状でございます。当初予算の段階におきましては、ある程度運転資金見合いも含めた額で計上しております。その結果、年度末あるいは専決等で返還金という形でお返しさせていただいておるようなところでございまして、それによって何とか下水道事業を運営してまいったという状況でございますところをどうぞご理解いただきたいと思います。 184 ◯沼倉啓介委員 まず、下水道事業がいかに会計処理として難しいかというのは、監査意見の44ページのキャッシュ・フロー計算書を見るとよくおわかりになると思います。というのは、公営企業法で言うと、現金の支出を伴わないものまでも出なくてはいけないという処理をしなくてはいけないという中で3億3,700万円ほどの当期損失が、実際問題として資金繰りのありようを見ると期末資金で4億9,400万円になっていると。これだけ公営企業の企業会計というものが難解なものかなという形で皆向き合っていると思うんです。  それと、下水道事業がいかに厳しいものであるかというのは、その後ろの59ページに財務比率の固定長期適合率というのがあります。それが平成29年度は103.40になっています。これが100を超えると過大投資であると言われる水準に達しているということで、また、その8番の流動比率を見ると47.65、これは通常、100以上なければ資金繰りは楽ではないという数字が47.65なので、かなり逼迫している状況ではないかという。これは熊谷所長がよく苦しんでいる一つの姿かなと思います。  それを受けて、前に戻ってみますと、本当のところ、現金収支が伴わないものは実際どのぐらいなのかとなると、これは長期前受金戻入益とか減価償却とか特別損失、災害による特損とか、それを鑑みないで現金だけの動きで見ると、そんなに大きく赤字にはなっていないんです。それで、実際そこから来る移動でもってやるとキャッシュ・フロー計算書というものが出てくるということなんですが、ここでお聞きしたいのは、今申し上げた固定資産適合率、当然資本的収支の中で、収入を生まないところで資金を投下していかなくてはいけないという側面があるんですが、財務の固定長期適合率、いわゆる過大投資と言われる中でこの事業を運営していかなくてはいけないという側面があるのは下水道事業の一つだと思うんですが、これにやはり向き合っていかなくてはいけないというのもありますし、その辺、今後どのような動きをし、また、戦略を立てやる必要があるのかどうか、現場の責任者としてのお考えをまずお聞かせください。 185 ◯熊谷弘一上下水道事業所長 沼倉委員のご質疑にお答えいたします。  ただいま沼倉委員ご指摘のとおりの現状でございまして、固定資産につきましてはこれまでに投資した非常に多額の固定資産がございます。今後は、本来であればそれに見合った使用料収入等が見込まれればというところではございますが、そうなる前にこのような人口減少、ひいては水需要の減少に伴う排出汚水量の減少の時代をもはや迎えつつあるというような現状でございます。  今後の下水道事業につきましては、老朽化した施設の改築、更新等も考えられますが、当面は最小限にそのあたりはとどめていきたいと考えております。我々の想定では、下水道の本格的な施設の更新が発生するのはおおむね2040年以降であろうと考えております。それまでも当然必要な部分は改築等を行わなければなりませんが、大きな部分につきましては2040年以降と考えております。その中で下水道の経営状態を少しでも健全化する方向に持っていきたいと考えております。  ただし、本市も阿武隈川の下流流域下水道に加盟、排出している自治体の一つでございます。今後、来年度でございますが、流域下水道の維持管理負担金の値上げが検討されております。具体的にまだ単価は決定しておりませんが、今、県と関係市町との間での協議を進めておるところでございます。これらのことも踏まえながら、今回の10月からの下水道使用料改定による増収も加味した上での経営戦略の見直しを行っていく考えでございます。  またあわせて、先日、下水道事業に関する広域化・共同化の検討会が県で立ち上がっております。特に県南地域におきましては国のモデル事業として検討を進めることとなって、モデル事業の採択となっております。  本市としても積極的に推進をしていく中で、下水道事業、これは停止したりやめることができない基本的なインフラでございますので、持続可能な方策を今後検討してまいりたいと考えております。 186 ◯沼倉啓介委員 わかりました。答えにくい質疑ばかりして大変申しわけありません。  現実にちょっとだけ戻ってみたいと思います。そんな資金繰りの安定化に伴うものが、使用料の回収であると一つは思います。今現在の平成29年度の下水道事業における未収金の回収率は幾らで、何日ぐらいを要しているのか、データをお持ちになっていますか。 187 ◯熊谷弘一上下水道事業所長 お答えいたします。  未収金につきましては、下水道使用料及び受益者負担金等が主なものとなっております。その収納率につきましては、以前もお答えしたことがございますが、最終的には下水道使用料につきまして99.7%程度までになっております。ただし、受益者負担金につきましては、もう少し低い数字と記憶しておりますが、その部分については、済みません、手元に数字がございませんので、ご了承いただきたいと思います。 188 ◯沼倉啓介委員 私がお聞きしたのはそのことではなくて、事業未収金の回収回転率が幾らですかという質疑をしました。要するにこれは、使用料収入が、期末の事業未収金を年間の使用料総額で除した金額がその率でございまして、なぜこんなことを聞いたかというと、通常、下水道事業の未収金の回収日というのは大体60日がスタンダードであると言われておりまして、この60日を過ぎると不納欠損処理が適当になされていないという数字をあらわしているというものが未収金の回収回転率なんです。おわかりになりますか。大体、白石市の下水道事業だと0.13、約48日と考えることができると思います。これは通常の地方自治体の会計のいろいろなスタンダードを見ると非常に回収率がいいという数字は出ていると思います。微々たるものですが、その未収金がいわゆる滞納して回収ができないとなると、少なくとも日々の資金繰りというのはなかなか苦しくなるという形がありますし、そこら辺の対応がまず一つの資金繰りの小さい努力であるが大きな努力になるのではないかなと私は思います。  もう一つお聞きしたいのは、今年度、平成29年も災害による特損、3億6,700万円ほど計上されておりますよね。これが来年度以降もまだまだ残っているのか、あるいは今年度、平成29年度で一つの区切りがつくのか、その辺の目安はお持ちでしょうか。 189 ◯熊谷弘一上下水道事業所長 お答えいたします。  下水道使用料の未収分の回収でございますが、法令規定等に従いまして回収に努め、またどうしても回収が困難であり、結果的に時効を迎えたものにつきましては不納欠損という処理もあり得るところでございます。強制徴収債権といたしまして、現時点では5年間の時効ということになっております。  また、その次の特別損失の災害分でございますが、平成29年度におきまして繰越事業として災害復旧工事を行ってまいりましたが、全て完了いたしております。このことから、災害による特別損失分につきましては、基本的に平成30年度は発生しないと考えておるところでございます。 190 ◯沼倉啓介委員 わかりました。こういう災害損失の特損とか、それから資産減耗損などなどが企業債においては大体決算期末で振りかえ処理をするという形なので、これが当初予算で上げないので、いわゆる大きく差額が出てくる一つの要因なのかなという感じで拝見させていただいておりますが、それが結果的には累積赤字の増加と、それから当初予算と決算額のいわゆる確定数字の差額が大きく出てくるというところなので、でき得れば計画年次、計画年次で、資産減耗損あるいは固定資産除却損などというのは、有形固定資産台帳を見ると、計画的にこれは今年度は落とそうとかそういう形のものは年度当初でわかるはずなので、そこら辺は特損あるいは特別損失に関してはなるべくつかめる範囲の中で当初で上げていただくという形の努力は。最終的には余り当初と決算額の、現金を伴わない支出との差異が出てこないのかなという感じで考えておりますので、その辺は戦略的に動いていただければと思います。 191 ◯熊谷弘一上下水道事業所長 お答えいたします。  沼倉委員ご指摘の部分につきましては、今後そういう差異が余り生じない方向で検討させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 192 ◯四竈英夫委員長 ほかに質疑ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 193 ◯四竈英夫委員長 質疑なしと認めます。よって、水道事業会計及び下水道事業会計の質疑を終わります。  以上で第59号議案及び第60号議案の質疑を終わります。  この際、暫時休憩いたします。      午後2時33分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午後2時33分開議 194 ◯四竈英夫委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
     これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  採決に入ります。ただいま議題となっております2議案については、これを原案可決及び認定することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 195 ◯四竈英夫委員長 ご異議なしと認めます。よって、第59号議案及び第60号議案の2議案については、これを原案可決及び認定することに決定いたしました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 196 ◯四竈英夫委員長 お諮りいたします。決算審査特別委員会において議決されました各議案の条項、字句、数字、その他整理を要するものについては、その整理を会議規則第107条の規定に基づき、委員長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 197 ◯四竈英夫委員長 ご異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字、その他整理を要するものについては、委員長に委任することに決定しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 198 ◯四竈英夫委員長 以上をもって本特別委員会に付託された案件の審査は全て終了いたしました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 199 ◯四竈英夫委員長 この際、お諮りいたします。本特別委員会の審査経過と結果につきましては、来る20日の本会議において報告いたしますが、その報告書の作成につきましては委員長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 200 ◯四竈英夫委員長 ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。  委員の皆様には終始熱心にご審議をいただき、予定どおり付託案件の審査を終了いたしましたことに対し、深く敬意と感謝を申し上げます。  また、理事者各位におかれましても、委員会の円滑な運営にご協力をいただき、厚く御礼申し上げます。  これをもって本特別委員会を閉会いたします。  大変ご苦労さまでした。      午後2時35分閉会  白石市議会委員会条例第30条の規定によりここに署名する  決算審査特別委員長  四 竈 英 夫 Copyright © Shiroishi City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...