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平成30年第432回定例会(第2号) 名簿 開催日:2018-09-05
平成30年第432回定例会(第2号) 本文 開催日:2018-09-05

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  1. 白石市議会 2018-09-05
    平成30年第432回定例会(第2号) 本文 開催日:2018-09-05


    取得元: 白石市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-11
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1      午前10時開議 ◯志村新一郎議長 おはようございます。  ただいまから本日の会議を開きます。  本日、14番佐藤聡議員から欠席の届け出があります。  現在における出席議員数は17名でありますので、定足数に達しております。  本日の会議は、お配りいたしました議事日程第2号をもって進めます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第1 会議録署名議員の指名 2 ◯志村新一郎議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第86条の規定により、議長において10番山谷清議員、11番四竈英夫議員を指名いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第2 第59号議案 3 ◯志村新一郎議長 日程第2、第59号議案平成29年度白石一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  本案については、既に提案理由の説明は終えておりますので、これより質疑に入ります。  なお、7日及び10日の2日間、決算審査特別委員会を予定しておりますので、詳細な質疑委員会のほうでお願いいたします。  また、質疑は一問一答方式で行いますので、市長等の反問に関する運用を適用いたします。  質疑は議事の整理上、一般会計及びそれぞれの特別会計に分けて質疑を行いますので、ページ数と項目を示してから簡潔に質疑されるようお願いいたします。  初めに、一般会計についての質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、発言を許します。13番菊地忠久議員。 4 ◯13番(菊地忠久議員) おはようございます。
     それでは、質疑をさせていただきます。  全体的なところで、平成29年度決算ということで、平成28年の11月に山田市長ご就任されまして、それで、その後ご自分の手で予算を編成された実質的な山田市政初年度決算でございます。その決算に当たりまして、全体的なところを振り返りましてどのような所感をお持ちなのか、感想などをお伺いいたしたいと思います。 5 ◯志村新一郎議長 山田市長。    〔山田裕一市長登壇〕 6 ◯山田裕一市長 おはようございます。  菊地忠久議員質疑お答えをいたします。  議員ご発言のとおり、一昨年の11月に市長に就任をさせていただきまして、実質的に私最初の決算を迎えました。市長就任以来、白石市が「住みたいまち」「住み続けたいまち」となることを目標にあらゆる分野で「市民の笑顔あふれる白石」の実現を目指してまいりました。  地方創生の推進におきましても、地方創生関連交付金事業として、地域産業活性化交流人口の拡大、白石市の魅力向上に向けた地方創生の核となる事業を積極的に展開してまいりました。  平成29年2月に採択を受けた「弥治郎こけしリノベーション事業を皮切りに、農産物等販売施設地元食材活用レストラン、そして子育て支援・多世代交流複合施設などが農商工連携を核とした賑わい交流拠点として採択を受け、先ごろ6次産業化加工施設及び子育て支援・多世代交流複合施設が完成し、順調な滑り出しを見せているなど、事業半ばとはいえ、確かな成果を実感しているところでございます。  このほか、地域資源をフル活用した「賑わいまちづくり事業」「住みたい・住み続けたいまちしろいし事業」など、就任以来、現時点で平成31年度までで約11億5,000万円の事業費が認められております。  一方で、平成29年度における実質年度収支額は、約4億3,750万5,000円の赤字を計上いたしました。また、ここ数年、他会計への繰り入れの増加により、主要基金の減少に歯どめがかからない状況であり、非常に厳しい財政状況であると認識をしております。  一番考えなければならないことは、将来にわたって持続可能な行財政運営を継続していかなくてはならないことであります。国立社会保障人口問題研究所の将来人口推計では、白石市としてこのまま何もしなければ、10年後には白石市の人口は3万人を割り込んでしまうとされています。  そうしたことからも、「白石まち・ひと・しごと創生戦略」を着実に実行し、国の補助事業を最大限に活用しながら、攻めるところとさらなる行政改革により見直すところを実行し、これまでの既得権にとらわれず、めり張りのある行財政経営が必要であると考えております。  これからも白石市発展のため、白石市が前に進むため、議員皆様市民皆様白石市を応援してくださる多くの皆様のお力添えを賜りながら、オール白石体制で、各方面との連携を深めながら事業を積極的に推進してまいるとともに、地域の活力とにぎわいを創出する事業を積極的に展開してまいる所存でございます。 7 ◯志村新一郎議長 13番菊地忠久議員。 8 ◯13番(菊地忠久議員) ただいまのご答弁で、いろいろ積極的に施策をやった、でもいろいろ財政的にも厳しいところがあるというところはよくわかりました。見ていても確かに山田市長スピード感を持ってあらゆる施策に取り組んでいた平成29年度だと思いますが、その中でも、特に山田市長が個人的に、何か特別これは非常に成果が出た、自分でも達成感があるという施策がありましたら、お答えいただけないでしょうか。 9 ◯志村新一郎議長 山田市長。    〔山田裕一市長登壇〕 10 ◯山田裕一市長 お答えをいたします。  先ほど答弁をさせていただきました子育て支援・多世代交流複合施設でございますが、オープン平成30年度8月になりましたが、平成29年度事業政策決定をして、議員皆様からさまざまなご意見、またご質問を頂戴しました。  中では、例えば使用料について無料にすべきではないかとか、いろんなご意見をいただきましたけれども、その中で、おかげさまで8月21日にオープンをさせていただきましたが、8月は営業したのが3分の1程度、その中でも5,000人を超える方に利用されております。これは当然市民だけではなくて、多くの市外からの方もいらっしゃっています。  そういうところから見ると、白石市の新たなにぎわいの拠点としての役割、そして経済効果を大きく生み出しているという、まず非常に手応えを感じているところでございます。  これもそういった事業、もう平成29年度の中で議員皆様からさまざまな角度で質疑もいただいたり、議論をさせていただいて、政策として深めることができたゆえ、このような成果になっていると考えております。 11 ◯志村新一郎議長 13番菊地忠久議員。 12 ◯13番(菊地忠久議員) キッズランドの件が一番印象に残ったということで、そのほか、またいろいろ課題も実際残っていると思います。それで、決算に当たりまして、今平成30年度も折り返し過ぎようとしておりますが、残りの平成30年度、そして来年度予算編成平成31年度に今回の決算をどのように生かそうとお考えなのかお伺いをいたします。 13 ◯志村新一郎議長 山田市長。    〔山田裕一市長登壇〕 14 ◯山田裕一市長 お答えをいたします。  議員ご指摘のとおり、行政会計年度は単年度でございますが、当然行政継続性は非常に重要でございます。単年度それぞれ総括をしながら平成30年度、残りの時間、そして平成31年度にどのように方針を立てていくのかというのが、非常に決算の議会では大きな役割だと思っております。  後半の部分で申し上げましたように、本市の財政状況が、ここ数年他会計への繰り出しが非常にもう多くなっているというところは、もう全議員ご周知のところだと思っております。  何とかここの単年度収支のところをこれから来年とか、すぐにはもしかしたら無理かもしれませんけれども、方向性としては、やはり単年度で黒字を目指す方向性をしっかりと位置づけられるような、そういった今後の方針は、私は必要ではないかと思っています。  ここが赤字のままですと、当然財政が破綻するということになりますので、しっかりと将来を見据えた行財政運営、先ほど申し上げましたように、既得権にとらわれない、前年度踏襲で全てやるということは全く考えておりません。非常にこれからも厳しい判断をしていかなくてはならないことが間違いなくあると思っております。  一つ一つ市民皆様、そして議員皆様に丁寧に説明をさせていただきながら、責任のある白石市政をつくっていくことが私の役割だと考えております。 15 ◯志村新一郎議長 ほかに質疑ありませんか。16番松野久郎議員。 16 ◯16番(松野久郎議員) おはようございます。  今、菊地忠久議員から歳入歳出全般的なことの質疑がございましたので、私はその質疑をいたしませんが、実質的な財政調整基金の取り崩しということで、大変だと思っております。ぜひ株式会社白石市としてしっかりとした経営の中でやっていくということを平成30年度、そしてまた平成31年度ますます苦しくなってくると思いますので、よろしくお願いしたいなと思います。  そこで、収入未済額、要するに収入できなかった額が前年度より増加しているとなっております。たしか一昨年度、各課の担当でそれぞれ管理を行っていたものを見直しをして、それを統一的な処理基準債権管理をするということで、収入未済額を少なくしていくんだという取り組みをしたと思うんですが、それが平成29年度はやはり増加になったと。この増加になった理由、背景、そういったものについてお伺いをいたします。 17 ◯志村新一郎議長 暫時休憩します。      午前10時14分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午前10時15分開議 18 ◯志村新一郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  大内税務課長。    〔大内弘幸税務課長登壇〕 19 ◯大内弘幸税務課長 おはようございます。  滞納整理の仕方については、例年同様、督促状から催告状の発送、差し押さえ、部課長による訪問催告などを行っております。また、悪質な滞納者については、仙南広域行政事務組合に事務を移管して滞納整理を行い、平成29年度実績は72件、納税額7,359万8,355円を移管し、うち2,498万5,852円の徴収実績がございました。その徴収率が33.95%で、悪質な滞納者ということから判断しますと、本市の市税収納率と比較し非常に効果が高いものとなっております。  納税環境の面でも、市税等をいつでも納付できるように平成27年度よりコンビニ収納を行い、平成27年度と比較し4,700件ほど利用者がふえております。本年度10月以降より、介護保険料後期高齢者医療保険料コンビニ収納が可能となることから、納税環境はさらによくなり、さらなる利用者の増が期待できます。  その他、収納率収入未済額に大きく影響する不納欠損処分は、一般税において179件、557万8,727円を実施しているところですが、収入未済額がふえ、収納率が大きく向上しないなど、数字的には効果が見えにくい状況にあります。滞納されている方がさらに滞納を重ねて、だからといって不納欠損額を簡単に大きくすることはできない、悩ましいところがあります。  それで、債権管理条例に合っているかいろいろ調査や研修のほうを数回行っており、研修につきましては、ことしも一応4回ほど行う予定になっております。その中で、いろいろ周知しながらやってきましたけれども、税のほうが一番収入未済額が大きいと思うんですが、このようになかなか効果に見えてこないというところがあります。 20 ◯志村新一郎議長 16番松野久郎議員。 21 ◯16番(松野久郎議員) これは大変だと思います。そういうことで、一昨年度総務産業建設常任委員会で、現在の収入未済額どのくらいあるんだということで、それぞれ担当課管理をしていたものを、見える化をして、ここのところはもう何なんだということで、早目早目にそういった対処をしていくということでございましたので、むしろふえていくよりは減ってくるのかなという感想を持っておりました。  しかしながら、そうはいっても取り立ても大変厳しいというか、難しいと思いますが、やはりその管理をきっちりしながら、どうしても取り立てできないものについては、どうしようもないと言えばおかしいんですが、大変難しいんだろうと思います。  しかし、従来どおりのやり方ではなくて、研修等々もやっているということでございますけれども、やはり市長、副市長が見えるような、一つの見える化施策をきちんととって恐らくやっていらっしゃるとは思うんですけれども、やっていれば何でこのくらいここの部分が、今回は税だけじゃなくて、住宅使用料学校給食費というのが、監査委員のほうからの意見開陳にもありましたけれども、そういった部分についても、やはり早目早目のアクションが必要かなと思いますので、ぜひそういった部分をよろしくお願いしたいなと思います。 22 ◯志村新一郎議長 菊地市長。    〔菊地正昭市長登壇〕 23 ◯菊地正昭市長 今、松野議員から未収金関係のお話をしていただきました。監査委員意見開陳のほうでも、昨年度よりも1,200万円ほど多くなって約4億円という数字が出されまして、その中でも市税だけでなくて、今お話しのように、住宅使用料、それから学校給食費関係がここに記載をされております。まことに申しわけないと思っておりますし、今後も職員同士の連絡を密にしながら、徹底してまいりたいと思っております。  なお、住宅使用料学校給食費につきましては、今現在もその原因を突きとめて、まずは訪問をしてということで徹底をさせたいと思っております。 24 ◯志村新一郎議長 ほかに質疑ありませんか。4番澁谷政義議員。 25 ◯4番(澁谷政義議員) 成果等に関する説明書の86ページについて質疑します。  益岡公園野球場改修工事について、現在3年目に入るわけですけれども、現在の進捗状況をお伺いいたします。 26 ◯志村新一郎議長 山田市長。    〔山田裕一市長登壇〕 27 ◯山田裕一市長 澁谷議員質疑お答えをいたします。  詳細は、決算審査特別委員会でぜひ聞いていただきたいと思うんですけれども、昨年の補正も含めまして現在の進捗率は50%でございます。 28 ◯志村新一郎議長 4番澁谷政義議員。 29 ◯4番(澁谷政義議員) 50%ということで、今後の見通しですね、財源を含めての見通しについてはどう立てているのかお伺いいたします。 30 ◯志村新一郎議長 山田市長。    〔山田裕一市長登壇〕 31 ◯山田裕一市長 お答えをいたします。  なかなか厳しい状況だと思っています。公園の長寿命化ということで国の採択を受けて、当初2年ということで国からも採択を受けましたが、市のほうから要望している金額の補助がつけていただけないという状況で、地元国会議員、また県議会議員にも強力に働きかけをさせていただいて、昨年は補正で、事業費ベースで2,000万円をつけていただきました。  今後とも地元の国会議員県議会議員を含め、関係各所のほうにアプローチを強めて、何とか国からの補助率、金額、数字を上げてもらえるように努力していきたいと考えております。 32 ◯志村新一郎議長 4番澁谷政義議員。 33 ◯4番(澁谷政義議員) 結果的には補助金を待つ、お願いして待つという形ですけれども、性質上、いつできるかわからないと、関係各位の方もいろいろ懇願していると思うんです。ですから、ここで私が申し上げたいのは、お願いというんですか、やっぱり最終的には、これ市長政治判断で何とか年度中とか来年度中という形を示さないと、非常に待っている方がいて、その辺にいつ示されるのかというと、政治的にちょっと違うんじゃないかなと思うんですけれども、物が。その辺ご答弁願います。 34 ◯志村新一郎議長 山田市長。    〔山田裕一市長登壇〕 35 ◯山田裕一市長 お答えをいたします。  待っている方がいらっしゃるのはもうごもっともだと思っています。例えば市内もいろんな要望を各地区からもいただいておりますし、正直待っている方はたくさんいらっしゃると思うんです。  例えば今の国道4号の蔵王町の拡幅でもございますが、あの事業は今年度中に完成ということになっています。あの事業が認可されてから、じゃあ、もうこの平成30年度中にできるということが決まっていたかというと、決まっていません。やはり国の補助事業は、どうしても事業認可になったからといって当初の計画どおりにまず進むとは限りません。当然国の経済状況とか、いろんなものがございます。  その中で、じゃあ白石市として単費でやるという判断ができないのかというと、可能性は、私はゼロではないと思います。そうすれば、当然ですけれども、ほかの事業にも支障が出てきます。ですから、そこのバランスをやっぱり考える必要は私はあると思うんです。  ほかの事業をやらなくてもいいから、じゃあ益岡公園だけやってくれということが、果たして市民皆さん全般にご理解いただけるのかというと、なかなか野球関係者の方はぜひそうしてくれというふうにおっしゃると思うんですけれども、ほかの多くの市民の方は、いや、野球場よりもやっぱり市民生活のほうが大事だと言われる方もいらっしゃると思います。  そういうやはり多くの中の市民の皆さんの声の中で、最終的に、やはり国の補助事業を受けられるものは国の補助事業を活用して、そして、先ほど申し上げましたように、市の財政は非常に収支状況も厳しいところがここ数年続いています。過去10年間の決算を振り返っても、単年度黒字になったのはたった3年しかありません。7年間はずっと赤字です。ということは、基金がずっと減り続けているという状況なんですね。そういったところも最大限に考慮しながら判断していきたいと考えております。 36 ◯志村新一郎議長 4番澁谷政義議員。 37 ◯4番(澁谷政義議員) 道路に関しては、当然利用していたわけですから、それはいいんですけれども、これ全然利用できない状態で、あと何年かかるのか、財源どのくらいかかるのかということも示さないで、例えば情報によれば3年、4年ぐらいはかかるんじゃないかなんていううわさもあります。そういう性質のものじゃないと思うんですけれども、そこがやっぱり市長がいたときに質疑したいなと思って、政治判断というのはそこに、やっぱり市長の判断が必要なんではないかと。3年、4年かけてトータルで6年、7年かける改修工事って本当にあっていいのでしょうかね。ひとつその辺をお伺いします。 38 ◯志村新一郎議長 山田市長。    〔山田裕一市長登壇〕 39 ◯山田裕一市長 お答えをいたします。  性質というお話をされましたが、その事業によっては、やはり6年かかるもの、7年かかるもの、10年かかるもの、20年かかるものと、私はあると思うんです。議員今お話しされていますが、益岡公園野球場が今決して使えない状況ではありません。白石高校の皆さんも練習でも使っていただいております。ですから、そのあたりもぜひ見ていただいて、一切もうどこも使えない状況ではないということはご理解ください。 40 ◯志村新一郎議長 ほかに質疑ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 41 ◯志村新一郎議長 質疑がないようですので、次に、国民健康保険特別会計についての質疑に入ります。質疑ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 42 ◯志村新一郎議長 質疑がないようですので、次に、介護保険特別会計についての質疑に入ります。質疑ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 43 ◯志村新一郎議長 質疑がないようですので、次に、後期高齢者医療特別会計についての質疑に入ります。質疑ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 44 ◯志村新一郎議長 質疑なしと認めます。  よって、一般会計から3特別会計までの質疑を終わります。  お諮りいたします。ただいま議題となっております第59号議案については、議長及び議会選出監査委員を除く議員全員をもって構成する平成29年度白石市各会計歳入歳出決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、今期休会中に審査することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 45 ◯志村新一郎議長 ご異議なしと認めます。よって、ただいま議題となっております第59号議案については、決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、今期休会中に審査することに決定いたしました。
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第3 第60号議案 46 ◯志村新一郎議長 日程第3、第60号議案平成29年度白石市水道事業会計利益の処分及び決算の認定並びに白石市下水道事業会計決算の認定についてを議題といたします。  本案については、既に提案理由の説明は終えておりますので、これより質疑に入ります。  質疑は一問一答方式で行いますので、市長等の反問に関する運用を適用いたします。  ページと項目を示して簡潔に質疑くださるようお願いいたします。  初めに、水道事業会計についての質疑に入ります。質疑ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 47 ◯志村新一郎議長 質疑がないようですので、次に、下水道事業会計についての質疑に入ります。質疑ありませんか。16番松野久郎議員。 48 ◯16番(松野久郎議員) 決算書の1ページから2、3、4ページまでなんですが、収益的、そして資本的収入決算及び支出決算書を比較すると、当初予算と、それから決算額なんですが、補正予算額が結構大きいんですね。当初予算のほうで組んだときに、これはこのくらいの事業があるんだと、またはこのくらいの収入があるんだというところで数値を立てたんだろうと思うんですが、実際の決算額を見ますと、補正でもってかなり増減が大きい。この辺についてどういう原因があったのか。これは何も当初予算に対して実質やることが少なかったということなのか、また入ってくると見込んだんだけれども、だめだったのかという、いろいろ問題があると思うんですが、総称してどういった原因があったのか、その辺についてお伺いをいたします。 49 ◯志村新一郎議長 熊谷上下水道事業所長。    〔熊谷弘一上下水道事業所長登壇〕 50 ◯熊谷弘一上下水道事業所長 おはようございます。  下水道事業決算において、予算額との乖離、補正等があってのことでございますが、その主な要因についてということでございますが、下水道事業会計につきましては、一般会計からの繰入金につきまして、どうしても運転資金として運用せざるを得ない現状がございます。このところに大きな要因があると考えております。  ただし、今後はより精査して計上するとともに、現状検討中でございますが、一時借入金等の利用も検討いたしたいと考えておるところでございます。 51 ◯志村新一郎議長 16番松野久郎議員。 52 ◯16番(松野久郎議員) 私、今回質問させていただいたのは、下水道の料金の値上げを行いました。当初予算に対してお金が足りなくなってくると、そういった運営の中で大変だということで、恐らく皆さんはご理解されたんだろうと思うんです。  しかし、当初予算をしっかり組んでいないと、本当にこのぶれというのが大きいと、本当に足りないのかとか、そういった逆にクエスチョンといいますか、疑問が湧いてくるんだろうと思うんですね。  そういったことで、大変だろうとは思うんですが、きちんと当初予算を組んでいただいて、それに伴って支出があって、こういうことだということを市民の皆さんに説明できるような、そういった当初予算の組み方をぜひしていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 53 ◯志村新一郎議長 ほかに質疑ございませんか。1番佐藤龍彦議員。 54 ◯1番(佐藤龍彦議員) 先ほど一般会計のほうでも未収金、そういったもの質疑されておりましたけれども、公営企業会計決算書意見書40ページにあります下水道の未収金についても、平成29年度5,800万円余りあるということについて、このことについてどのように捉えているのかお伺いをいたします。 55 ◯志村新一郎議長 山田市長。    〔山田裕一市長登壇〕 56 ◯山田裕一市長 お答えをいたします。  非常に大きな数字であると捉えております。 57 ◯志村新一郎議長 1番佐藤龍彦議員。 58 ◯1番(佐藤龍彦議員) 10月より下水道料金引き上げということになります。6月の議会においても、収納率は常に100%を目指して職員の皆さん努力をしているということは理解をしております。このことを踏まえて、この未収金に対して、今後どのような対策というものを考えているのかお伺いをいたします。 59 ◯志村新一郎議長 熊谷上下水道事業所長。    〔熊谷弘一上下水道事業所長登壇〕 60 ◯熊谷弘一上下水道事業所長 未収金の今後の対策ということでございますが、下水道の使用料につきましては、出納閉鎖相当期間にかかわります5月末におきまして、例年99.5%程度の収納率までいっております。よって、あと収納率を伸ばす余地と申しますのは、1%もないような状況でございますが、ただし、そこは100%を目指して、今後常に取り組んでまいるということを6月議会でも申し上げさせていただきました。  現時点におきまして、担当のほうでは法令、条例等に従った督促状あるいは電話催告、最終的には法的手段ということもあり得るんですけれども、そうなる前に最大限手を尽くして収納率を高める努力をしておりますので、今後もそれを継続してまいる所存でございます。 61 ◯志村新一郎議長 ほかに質疑ございませんか。5番沼倉啓介議員。 62 ◯5番(沼倉啓介議員) 通告していないので、余りこまいことはお聞きしませんので、お答え市長のほうからお願いいたします。  まず、下水道に関する施設経営に関する計画の策定状況を全国的に調べてみますと、地方公共団体の施設経営に関する中長期的な情報が見える化されていないという、それが一般的な流れと言われておりますが、昨今、前回の議会に、下水道の使用料の改定に関する条例が提案されまして、質疑がなされておりました。  いろんな場面で市長のほうから市民に対する公共料金の値上げに関する啓発は登別市がいいんじゃないかという、そういうお答えがありまして、それにのっとって私ら会派8人で登別市に行って勉強会をしてきました。  まず一つは、計画的な経営の必要性、これは登別市の場合は、8年間かけてどのぐらいの値上げが必要かという、いわゆる資金不足になる平成37年度をめどにして8年間かけてやっていたということがございます。  それから、もう一つは、きめ細かく市民に対して広報とか、そういう形でQ&Aなどを利用して値上げに至るまでのその経過、その具体的な数字、それらを市長がおっしゃっていたようにきめ細かく、市民を巻き込んだ形でその状況を、情報を共有しているという形の場面に出会いました。  そこで、一つお伺いしたいのは、今松野議員からも質疑がありましたように、表現は悪いかもしれない、表現が悪かったら訂正しますので。年間、年間、場当たり的な当初予算の組み方という形のものも一つはあるでしょうが、何年間、中長期的なスパンを見据えて一つの経営戦略をつくって、それを市民と共有をして、それにある程度のっとった形でやるということになると、ちょっと違ってくるのかなという感じが見受けられました。  もう一つ、この下水道料金の現金収支を伴うキャッシュ・フローを見ると、前年に比べてかなり下がっているところもありますし、期首から、要するに4月1日の事業年度開始の日から比較してみても、平成29年度は6,700万円ほどの現金収支の不足が生じているんですね。  これもやはり計画性にのっとった一つの流れであれば、もうちょっと幅を狭めることができるのではないかという感じを受けるんですが、こまい数字の答弁はいいですから、その中長期的な経営戦略のビジョンをぜひ立てるというお考えがあるのかどうかだけをまずお聞かせをいただきたいと思います。 63 ◯志村新一郎議長 山田市長。    〔山田裕一市長登壇〕 64 ◯山田裕一市長 沼倉議員質疑お答えをいたします。  中長期的なビジョン、これはもう本当に必要だと思っております。先ほど熊谷所長が答弁しましたとおりに、当初の予算と決算の乖離の部分でございますが、やはり基金に依存している、そもそもの財政体質がございます。一般会計からどれぐらい企業会計、下水道会計のほうに繰り入れできるかによって、下水道会計そのものがもうがらっと変わってまいります。  やはりこれは非常に大きな課題でございますので、先般の6月議会で議員皆様にも説明をさせていただいて、料金の改定をお願いしたところでございます。  先ほど菊地議員にも答弁をさせていただきましたように、本市の財政の体質が基金に依存した体質になっています。さまざまな団体に繰り出すべきお金が非常に大きくて、一般会計から持ち出すことが不可能になっていますので、基金を取り崩して他会計のほうに繰り入れをしているという状況が続いているからこそ、先ほど申し上げました、ここ10年間の決算で、10年のうち7年も収支が赤字という状況になっております。  ですから、他会計の繰り出しも含めて、下水道だけではなくて、全般的な市の財政状況に中長期的な計画というものは、今後、私は絶対に必要になってくると考えております。 65 ◯志村新一郎議長 5番沼倉啓介議員。 66 ◯5番(沼倉啓介議員) 確かに企業会計というのは自己完結ですよね。先般行ってみた登別市もやっぱり人口減少の社会の到来とか、それから節水意識の高まりとか、今後迎える施設の更新というような、いわゆる課題が突きつけられていると。  そこで、平成28年度に12年間の投資財政計画を立てて経営戦略をしながらいったと。今、市長も見てわかるように、下水道のキャッシュ・フローを見ると、4億9,400万円しかないんですよね。これは下手すると施設の更新なんてすると、1回でパンクしてしまうと、そういう私は金額ではないかと思います。  ということは、一般会計からの繰り出しのみならず、やはり下水道会計なら下水道会計の中である程度の長期的なビジョンを見据えて努力を、市民を巻き込んでしていただく部分も当然出てくると私は思うんです。でないと、一般会計からの持ち出しの圧縮というのは、なかなか求めるところはできないのかなというところもありますし、その辺も踏まえて、やはりもっと短期的にぽっと出すのではなくて、10年間、20年間、20年間というのは無理でしょうが、10年間、あるいは15年間の中長期的な期間を見据えて、下水道の経営というものを、経営戦略を立てていただいて、その中に更新の時期も含めて、やはり特定していく必要性があるのではないかなと思うんですが、いかがでしょうか。 67 ◯志村新一郎議長 山田市長。    〔山田裕一市長登壇〕 68 ◯山田裕一市長 お答えをいたします。  議員の発言ごもっともだと思います。先ほどの答弁と重複してしまうところがあるんですけれども、本当にやっぱり下水道のみならず、本市の財政状況は、やはり他団体への繰り出しが非常に大きいというのが、間違いなく本市の財政を今非常に圧迫している大きな要因だと思っております。  そういう中で、企業会計ですので、議員ご指摘のとおり、やっぱり自己完結が望ましいんですけれども、当然自己完結で、では市民の皆さんにこれからさらに下水道料金の負担をお願いするということが、じゃあ可能かというと、正直やっぱりなかなか難しい状況だと思っています。  6月議会でざっくりとした数字をお話しさせていただきました。これまでの下水道を維持する上で、市民の皆さんからの利用料金で上がってくる分は40%、残りの60%は市の一般会計からの繰入金、補助金をもって何とか1年間下水道を維持しているという状況で、今回、料金改定をお願いをしまして、しかしながら、これで解決ではありません。  市民の皆さんから、改定後も得られる下水道の収入は、全体必要なうちの50%にもまだ届きません。半分以上はやはり一般会計からの繰り入れをこれからも続けていかなくてはならないという状況の中で、実際どこまで市のほうで繰り入れできるかというところが、下水道の料金改定というか、使用料の部分では本当に大きな割合を占めてまいります。  現在のままでも89億円の企業債が残っており、これからさらに経年劣化しますので、さらに更新をしていかなくてはなりません。そういう面から見ましても、議員おっしゃるとおり、今後、さらに市民の皆さんを巻き込みながら、いろいろとご意見をいただきながら、果たしてどのような形でこの下水道を維持していくのか、規模を縮小しなければならないのか、そういったのも含めて、今後、市民の皆さんを巻き込んだ議論をしていかなくてはならない、そういう認識は持っております。 69 ◯志村新一郎議長 ほかに質疑ございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 70 ◯志村新一郎議長 質疑がないようですので、質疑なしと認めます。よって、水道事業会計及び下水道事業会計質疑を終わります。  お諮りいたします。ただいま議題となっております第60号議案については、先ほど設置いたしました平成29年度白石市各会計歳入歳出決算審査特別委員会に付託の上、今期休会中に審査することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 71 ◯志村新一郎議長 ご異議なしと認めます。よって、ただいま議題となっております第60号議案については、決算審査特別委員会に付託の上、今期休会中に審査することに決定いたしました。  直ちに決算審査特別委員会を開催し、正副委員長の互選をお願いします。  その間、暫時休憩いたします。      午前10時49分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午前11時00分開議 72 ◯志村新一郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  正副委員長互選の結果報告 73 ◯志村新一郎議長 決算審査特別委員会が開催され、正副委員長互選の結果、委員長に四竈英夫議員、副委員長に佐藤秀行議員が選任された旨、報告がありました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 74 ◯志村新一郎議長 以上で本日の日程は終了いたしました。  なお、あす6日も本会議を開き、議案に対する質疑等を行う予定であります。  本日はこれにて散会いたします。  ご苦労さまでした。      午前11時00分散会  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する  白石市議会 議 長  志 村 新一郎        議 員  山 谷   清        議 員  四 竈 英 夫 Copyright © Shiroishi City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...