46
◯志村新一郎議長 山家財政課長。
〔
山家英男財政課長登壇〕
47
◯山家英男財政課長 ただいまのご
質疑に
お答えいたします。
入札参加条件の主なものでございますが、本市の
平成29年度・30年度競争
入札参加資格が
承認された者で、宮城県内に本店、支店、または営業所等のいずれかを有し、建築
工事事業に係る特定建設業の許可を得ていること。また、経営事項審査結果における建築一式
工事の総合評定値が850点以上であるということなどでございます。
48
◯志村新一郎議長 5番
沼倉啓介議員。
49 ◯5番(
沼倉啓介議員) なぜこんなことを聞くかというと、市内、このように冷え込んでいる中で、こういう大きな取り組みに対して幾らかでも地元の業者に金銭を落として納税額をふやすという努力もある程度必要なのではないかと私は思うんですよ。
それで、落札した業者の名前を見ても、
入札参加した業者を見ても、これは大手ゼネコンの方ではなくてそのランク下の方だと思うんですが、850点の評点というのは
白石市内では余りないのかなと思うんですね。そうした場合、例えば大手と地元の業者を組ませるジョイントベンチャーとか、そういう形の取り組みをして幾らかでも地元に金銭を落とすというような努力は見られないのかどうか、考えられないのかどうか、その辺の考えをお聞かせをいただきたい。
50
◯志村新一郎議長 山田市長。
〔
山田裕一市長登壇〕
51
◯山田裕一市長 お答えを申し上げます。
沼倉議員、ご指摘ご
もっともでございます。当然ですが、
議会でご
承認をいただければ本
契約ということになります。この大木建設株式会社、全てを当然ですけれども行うということではなくて、下請に出したりさまざまな
工事があります。地元の業者さんを最大限使っていただけるように、私のほうからもしっかりとお伝えしたいと思っております。
52
◯志村新一郎議長 5番
沼倉啓介議員。
53 ◯5番(
沼倉啓介議員) わかりました。そのようなお考えであればなんですが、今後、
条件付一般競争入札において、付記事項として地元の業者とジョイントを組むと、何%かの仕事を与えるというのも条件の中に入れているところもあるので、その辺の取り組みをぜひやっていただきたいなと思います。これは今の答弁で大体
お答えをいただいたものと思いますので。
もう一つ、当初、この遊び場の
建物は、給食センターの跡地のほうだったのがいろんな条件で変更になりましたよね。その中で、近くに高圧電線が通っていると、そういう形の中でいろんな方が子供たちの健康を危惧するというような声が多々聞こえてくるんですが、その辺はどのような形で調査をしたのか、それで、どのような形でクリアしようとしているのか、その辺をお聞かせください。
54
◯志村新一郎議長 山田市長。
〔
山田裕一市長登壇〕
55
◯山田裕一市長 お答えを申し上げます。
確かに高圧線が近くを通っておりますので、そういったことを心配される保護者の方もいらっしゃるかもしれませんが、屋内ということもありますし、特段、そういった健康の被害とか、そういったものは余り考えられないのかなと思っております。高圧線の下には、当然住宅もずっとありますし、特段そこまで心配されるようなことはないのではないかと考えております。
56
◯志村新一郎議長 5番
沼倉啓介議員。
57 ◯5番(
沼倉啓介議員) やはり放射能と同じように心配する方はいるんですよ。屋内でなくても屋内に行くまでの通路において、高圧線の下は電磁波がかなり強いと、そう言う方もいるし、建設関係のプロにしては、何で高圧電線の下に
建物を建てるんだという言い方をする人もいます。ただ、そこら辺は、防ぎようによっては、今、
市長がおっしゃったような形のものもあるだろうと思いますけれども、そこら辺、やはり
説明責任がつくようにひとつ何らかの取り組みをしていただければ、より効果がいいのかなと思いますのでお願いをしておきます。
58
◯志村新一郎議長 ほかに
質疑ありませんか。4番澁谷政義議員。
59 ◯4番(澁谷政義議員) 1点だけ
質疑いたします。
ランニングコストは後からというお話ですけれども、一番大切なベースになるのは、年間、何人くらいの利用者がいるのかという目算というのは出してもらわないと、全ての数字がそこからスタートするんだと思いますけど、その辺の概算的なものを考えていれば、お知らせ願いたいと思います。
60
◯志村新一郎議長 菊地副
市長。
〔
菊地正昭副
市長登壇〕
61
◯菊地正昭副
市長 年間の利用者ということでございますけれども、山形県東根市のけやきホール、あちらのほうが延べ床面積1,061平方メートルということでございまして、平日が大体250人くらい、土曜日・日曜日・休日が700人ほど。それから、天童市のげんキッズ、こちらのほうが延べ床2,226平方メートル、利用者が、平日が300人から500人、休日が最大で2,000人と。それから、伊達市のパレオパークやながわが、床面積が834平方メートルで1日平均が大体270人と。国見町のくにみももたん広場が延べ床420平方メートル、利用者は1日平均110人というような近隣の数字が出ております。
今回
白石市の
施設は、参考資料に記載のとおり、約1,400平方メートルくらいかなと思っております。いろんな条件が重なってきていると思いますけれども、年間平均、平日が200日やって大体150人とすれば3万人、それから土曜日・日曜日が500人とすれば5万人くらいとなると、8万人くらいが一応は
予定をされているのかなと考えております。
62
◯志村新一郎議長 ほかに
質疑ありませんか。3番
伊藤勝美議員。
63 ◯3番(
伊藤勝美議員) 済みません。1つ聞くのを忘れていました。
6月の段階で
施設の整備設計イメージ図ということでA4判の資料と、イメージ図ということなんですけれども、今回出てきた大木建設さんでやろうとする折り畳みのA3判の資料をいただいたので、スロープ、1階と2階のスロープの部分で何でこっちだけ、2階ですかね、2階だけについていて1階についていなかったような感じがするんですが、それをなぜイメージ図では1階も2階もスロープで出ているんですけど、その辺の了としたことは何なのか、その辺をお伺いします。
64
◯志村新一郎議長 川口子ども家庭課長。
〔川口秀記子ども家庭課長登壇〕
65 ◯川口秀記子ども家庭課長
お答えいたします。
当初6月
議会に出したイメージ図ですと、それは建築基準法上のスロープ、遊具のスロープというのが曖昧になっておりまして、今回2階のほうに破線で入れました遊具用スロープということで、遊具としてのスロープを設置するということになりましたので、このような表記になったということでございます。
66
◯志村新一郎議長 ほかに
質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
67
◯志村新一郎議長 質疑がないようですので、
質疑なしと認めます。よって、
質疑を終わります。
お諮りいたします。ただいま
議題となっております第77
号議案については、
会議規則第36条第3項の
規定により
委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
68
◯志村新一郎議長 ご
異議なしと認めます。よって、
委員会付託を省略することに決定いたしました。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時34分休憩
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午前10時34分
開議
69
◯志村新一郎議長 休憩前に引き続き
会議を開きます。
これより
討論に入ります。
討論の通告がありませんので、
討論なしと認めます。
採決に入ります。ただいま
議題となっております第77
号議案については、原案のとおり決定することにご
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
70
◯志村新一郎議長 ご
異議なしと認めます。よって、第77
号議案は、原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日程第5 第78
号議案
71
◯志村新一郎議長 日程第5、第78
号議案・
白石市商家資料館条例の全部を改正する条例を
議題といたします。
提案理由の
説明を求めます。
山田市長。
〔
山田裕一市長登壇〕
72
◯山田裕一市長 第78
号議案は、
白石市商家資料館条例の全部を改正する条例案でございます。
白石市商家資料館は、商家に関する歴史的な資料の収集、保管及び公開とあわせ本市の地場産品を紹介することによって地場産業の振興を図り、地域の活性化に資することを目的に設置しておりますが、商家に関する歴史的な資料は、壽丸屋敷に関する渡辺家古文書のみとなっております。
一方、広く地場産品を紹介することとして整備し、
白石温麺を市民及び観光客に提供している「
白石うーめんやまぶき亭」につきましては、設置当時から商家資料館の
管理とともに、本市の伝統的な食文化である
白石温麺の振興に取り組んでおり、本市観光の重要な誘客
施設となっておりますことから、今回、現況を踏まえて
施設名称及び目的を改めることとし、伝統ある
白石温麺によるさらなる地域活性化を図るため、条例の全部を改正いたそうとするものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
73
◯志村新一郎議長 以上で
提案理由の
説明が終わりました。
これより
質疑に入ります。
質疑ありませんか。7番管野恭子議員。
74 ◯7番(管野恭子議員) 確認なんですけど、このぐらいの全面改正であれば、前の条例を廃止して新しく新設したほうがよかったのではないかなと考えますが、そのあたり、改正にした理由についてお伺いいたします。
75
◯志村新一郎議長 菊地副
市長。
〔
菊地正昭副
市長登壇〕
76
◯菊地正昭副
市長 管野議員のご
質疑に
お答えをさせていただきます。確かに管野議員のおっしゃるとおり、1回廃止をして新たに制定というやり方もあるのかなと思っております。
ただ、今現在、ご案内のとおり、やまぶき亭として営業しておるところでございます。継続性を持たせる、一旦全てを切るわけではなくて、継続性を持たせるということから、廃止という形ではなくて全部改正という形で、続けるんだよという形の考えで全部改正にさせていただいたということでございます。よろしくお願いします。
77
◯志村新一郎議長 ほかに
質疑ございませんか。5番
沼倉啓介議員。
78 ◯5番(
沼倉啓介議員) 1点ずつお尋ねをいたします。
設置当時から商家資料館の
管理とともにとありますが、従来、
指定管理していたのは奥州
白石温麺協同組合だと思っているんですが、その確認はいかがでしょうか。
79
◯志村新一郎議長 古山市民経済部長。
〔古山幸雄市民経済部長登壇〕
80 ◯古山幸雄市民経済部長 ただいまの委託の受託業者ということでございますが、奥州
白石温麺協同組合に
管理の委託をしております。
81
◯志村新一郎議長 5番
沼倉啓介議員。
82 ◯5番(
沼倉啓介議員) そうしますと、この
白石温麺食文化伝承館条例の中にうたわれる
指定管理先というのは、今度は
白石うーめんやまぶき亭になるわけですか。
83
◯志村新一郎議長 古山市民経済部長。
〔古山幸雄市民経済部長登壇〕
84 ◯古山幸雄市民経済部長 ただいまの受託事業者ということでは、
指定管理の受託事業者としては奥州
白石温麺協同組合となります。
85
◯志村新一郎議長 5番
沼倉啓介議員。
86 ◯5番(
沼倉啓介議員) ご存じのように、
白石市には、はたけなかもあり、
白石興産もあり、近隣には高野温麺があるという形の中で、今、温麺を取り扱っているいろんな業者がありますよね。それで、伝承館の名称及び位置は次のとおりとするとなって名称が
白石うーめんやまぶき亭となっていますよね。伝承館の名称は、
白石温麺食文化伝承館ではないんですか。あくまでも食文化を提供するのはうーめんやまぶき亭であるという形のものではないんですか。この条例を見ると、そのような形で捉えられて、どこにも奥州温麺協同組合に委託する形の明文化はない。となると、やはりこれは出てくるのは、ほかの業者から出てくるのはひとえに、やはりそういうものであれば公募という形でとって一つの形を示すべきではないかという形の声が出てくると思うんですが、それに対しての答えはどのような形になりますか。
87
◯志村新一郎議長 菊地副
市長。
〔
菊地正昭副
市長登壇〕
88
◯菊地正昭副
市長 今、沼倉議員がおっしゃったように、業者の方々がいっぱいいるという把握はしております。奥州温麺協同組合につきましては、
白石市の業者が5社、それから蔵王町の業者が2社入っている組合でございます。はたけなかさんもあるということでございます。今まで奥州
白石温麺協同組合のほうに委託をしていた経緯でございまして、これからもそういう形で
白石の食文化を伝承したいという形で今回のこの改正をさせていただきました。
今お話の伝承館の名称でございますけれども、これにつきましては、例えば
白石市中心市街地活性化交流広場条例がございます。その中で交流広場の名称は「すまiる広場」という形で名称をつけさせていただいて、今も条例は活性化の交流広場だよということでやっていますけれども、皆さんからすまiる広場と呼ばれる形になっている。それから、例えば
白石市温泉休養
施設条例というのがございますが、その中でもかつらの湯という形で名称をつけさせていただいて、皆さんからもかつらの湯という形で呼んでいただいているというのが現状かなと。
この温麺食文化伝承館条例という、いわゆる伝承したいんだというお題目があって、その中で、じゃ、そこはどういう名称なのという形になると、やまぶき亭というのが皆さんの通り名となっていると、それを今引き継ごうという形でございます。よろしくお願いします。
89
◯志村新一郎議長 5番
沼倉啓介議員。
90 ◯5番(
沼倉啓介議員) 今、すまiる広場の名前を出されたんですが、あれは公募ですよね。公募で市民の方からの公募ですまiる広場という名称に決まったということですよね。やまぶき亭の場合は、奥州
白石温麺協同組合で委託をしていて、当初は個人の営業主体に対して奥州
白石温麺協同組合が委託をしてやっていて、たまたまそこがやまぶき亭という名前だったと。そういうことなんですよね。それが当初の由来ですよね。それをたまたま引き継いで今、商家資料館の中でうーめんやまぶき亭がやっているという形のものが今現在あるんです。
その経歴を踏まえると、ここに例えば商家資料館がどうのこうのという形のものはないんですが、そこで
建物自体がうーめんやまぶき亭の意識だと、市民からすれば、
建物全体がやまぶき亭だという形になると、何でそこに
指定管理委託料という形で補助金を、市が公的な資金を投下するのという形の声が出てきかねないのが現状じゃないでしょうか。その辺はクリアしてこういう形に条例制定という形で起案したわけですか。
91
◯志村新一郎議長 山田市長。
〔
山田裕一市長登壇〕
92
◯山田裕一市長 お答えをいたします。
私も議員時代から、やまぶき亭のところは
指定管理ということでこれまでもずっと
議会のほうで
議決をいただいておったと思います。5年間の
指定管理の中でずっとこれまで奥州
白石温麺協同組合に委託をして、それでやまぶき亭を
運営していただいていたということで、これまでと何ら変わっていない状況でございます。
93
◯志村新一郎議長 5番
沼倉啓介議員。
94 ◯5番(
沼倉啓介議員) ですから、そういう形のものの本質をちょっと見据えていないのでいろんな声が出てくるのではないかと私は思うんですよ。ということは、こういう
白石市の独自の、例えばJTBとかに含めて
白石だと、うーめんやまぶき亭というのは公的な
施設で、今でこそ、光庵というお店ができて食するところがありますけれども、あとバイパス沿いにはもう1軒ありますよね。そこは市が絡んでいるわけではないんですよね。市の
指定管理というのは絡んでいないんです。絡んでいるのはここだけなんです。
それで、確かにおっしゃるように、奥州
白石温麺協同組合というのが
指定管理を受けていると。ただ、
管理、
運営、食文化を提供しているのは奥州
白石温麺協同組合でなくて、その中でやっているやまぶき亭というのが
運営しているわけですよね。ですから、市がかかわって補助金がそこにつくと、やはり考え方としては一つの線を引いて物事に当たらないとだめじゃないかということでさっきから申し上げているんです。
ですから、このとおり、商家資料館という形の中で明確に
白石温麺食文化伝承館という名称に変えるような取り組みがやっぱり必要なのではないかということでお話を申し上げているんです。
95
◯志村新一郎議長 菊地副
市長。
〔
菊地正昭副
市長登壇〕
96
◯菊地正昭副
市長 今、お話がありましたけれども、確かにバイパス沿いに温麺を食べさせるところがございます。そして、これはきちみ製麺がやっている光庵があって、佐藤清治製麺がやっている清治庵があるということで、それは個人のお店がやっている状態でございます。
これは先ほども申し上げましたけれども、奥州
白石温麺協同組合という組合全体、
白石温麺の伝承されているものを守らなくちゃいけない。それで、議員の皆様方にもお認めをいただいて温麺の日ができたのかなと思います。
白石三白の一つ温麺が大事だということで、
白石の産業を絶やしてはいけないということから、この
施設ができている経緯があるんだと思います。
じゃ、そこをどこにやらせようかという話になったときに、先ほど議員からお話が出たように、1つのところじゃだめだというようなところなんで、それをまとめている組合にお願いするという形が今まで続いてきたものだと理解しております。よろしくお願いします。
97
◯志村新一郎議長 ほかに
質疑ありませんか。