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平成29年第424回定例会(第1号) 名簿 開催日:2017-02-23
平成29年第424回定例会(第1号) 本文 開催日:2017-02-23

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  1. 白石市議会 2017-02-23
    平成29年第424回定例会(第1号) 本文 開催日:2017-02-23


    取得元: 白石市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-11
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1      午前10時開会 ◯佐久間儀郎議長 おはようございます。  ただいまから第424回白石市議会定例会を開会いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  諸般の報告 2 ◯佐久間儀郎議長 この際、諸般の報告をいたします。  地方自治法第121条の規定により、本定例会に市長ほか関係者の出席を求めております。  次に、市議会に係る会議についてご報告いたします。  これまで、白石市外二町組合議会定例会、第232回仙南地域広域行政事務組合議会定例会、宮城県市議会議長会春季定期総会及び平成29年第1回宮城県後期高齢者医療広域連合議会定例会が開催されました。  この会議の概要については、お手元にお配りしておりますので、ごらんいただきたいと思います。  次に、監査委員から、随時監査、公の施設の指定管理者監査、定期監査、財政援助団体等監査及び例月出納検査の結果報告が提出されております。  その内容については、お手元にお配りしておりますので、ご了承願います。  以上で諸般の報告を終わります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  市行政報告 3 ◯佐久間儀郎議長 この際、市長から市の行政について報告したい旨の申し出がありますので、これを許します。山田市長。    〔山田裕一市長登壇〕 4 ◯山田裕一市長 おはようございます。  第424回白石市議会定例会に当たり、「専決処分について」「除染実施状況について」「東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故に係る損害賠償請求について」の3件について行政報告いたします。  初めに、白石市公用車の物損事故に係る専決処分についてご報告申し上げます。
     平成28年9月9日、白石市福岡長袋字高畑8番地1地内で発生した公用車の物損事故における損害賠償額の決定について、お手元に配付しております専決処分書のとおり専決いたしましたので、地方自治法第180条第2項の規定によりご報告申し上げます。  次に、除染実施状況についてご報告申し上げます。  「白石市除染実施計画」に基づき、越河地区の通学路3路線について、平成28年7月から除染を実施し、平成28年12月22日で完了いたしました。  除染対象となった区間については、除染後、空間放射線量の低減を確認し、子供たちの健康面などの不安解消に努めたところです。今後は、国の方針を注視しながら、除染措置完了に向けて適切に対応してまいります。  次に、東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故に係る損害賠償請求についてご報告申し上げます。  東京電力福島第一原子力発電所事故に係る放射能対策を実施するに当たり、本市がこうむった平成23年度から平成27年度分までの損害につきましては、支出が確認された経費及びこれに係る遅延損害金を、東京電力ホールディングス株式会社に対し、3億9,717万5,502円を損害賠償請求しておりましたが、平成27年度分につきましては、精査による変更が生じたため、平成29年2月13日付で、61万19円を増額し、請求額を3億9,778万5,521円に変更しております。  このたび、そのうちの一部である平成26年度分31万5,702円及び平成27年度分2,272万9,502円について合意に至り、入金されることから、本2月補正予算に計上したところです。  さらに、去る12月議会で議決をいただきました損害賠償に関する和解については、その後、平成29年1月4日付で契約に至り、1月12日に和解金6,010万円が入金されましたので、あわせて本2月補正予算に計上したところです。  しかし、本和解において、放射能対策室に配置した専従職員の平成23年度から平成25年度分の給与8,972万3,955円が対象外でありましたことから、今後も平成26年度及び平成27年度分の請求額1億7,138万5,565円のうち、合意に至っていない1億1,993万166円及び遅延損害金とあわせて、引き続き粘り強く請求してまいります。  今後とも、議員各位のご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げます。  以上で行政報告を終わります。 5 ◯佐久間儀郎議長 以上で市長の行政報告は終わりました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午前10時06分開議 6 ◯佐久間儀郎議長 ただいまから本日の会議を開きます。  現在における出席議員数は18名でありますので、定足数に達しております。  本日の会議は、お配りいたしました議事日程第1号をもって進めます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第1 会議録署名議員の指名 7 ◯佐久間儀郎議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第86条の規定により、議長において1番佐藤龍彦議員、10番大町栄信議員を指名いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第2 会期の決定 8 ◯佐久間儀郎議長 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から3月9日までの15日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 9 ◯佐久間儀郎議長 ご異議なしと認めます。よって、会期は本日から3月9日までの15日間と決定いたしました。  なお、会期中の会議は、お配りしております予定表によって進めますので、ご了承願います。                第424回白石市議会定例会予定表                             平成29年2月23日~3月9日(15日間) ┌───────┬─┬─────┬─────────────────────────┬──────┐ │ 月 日(時)│曜│ 区 分 │    摘              要     │ 付 記  │ ├───────┼─┼─────┼─────────────────────────┼──────┤ │ 2/23  │木│会議  │開   会                    │      │ │(10:00)  │ │ネット中継│諸般の報告(議長)                │      │ │       │ │     │市行政報告(市長)                │      │ │       │ │     │会期の決定                    │      │ │       │ │     │特別委員会の中間報告               │      │ │       │ │     │スマートインターチェンジ設置推進特別委員会    │      │ │       │ │     │施政方針表明                   │(付託協議)│ │       │ │     │第1号議案・第2号議案(人事2件)説明、質疑、表決│各常任委員会│ │       │ │     │第3号議案~第36号議案(34件)説明      │議会運営委員│ │       │ │     │       【議案質疑通告締め切り(午後5時)】│会     │ ├───────┼─┼─────┼─────────────────────────┼──────┤ │ 2/24  │金│休 会  │                         │      │ ├───────┼─┼─────┼─────────────────────────┼──────┤ │ 2/25  │土│休 会  │                         │      │ ├───────┼─┼─────┼─────────────────────────┼──────┤ │ 2/26  │日│休 会  │                         │      │ ├───────┼─┼─────┼─────────────────────────┼──────┤ │ 2/27  │月│休 会  │                         │      │ ├───────┼─┼─────┼─────────────────────────┼──────┤ │ 2/28  │火│会議  │第3号議案~第24号議案(22件)        │      │ │(10:00)  │ │ネット中継│質疑委員会付託省略、討論、表決         │      │ │       │ │     │        又は質疑、委員会付託       │      │ │       │ │     │第25号議案~第36号議案(12件)       │      │ │       │ │     │質疑予算審査特別委員会設置・付託        │      │ │       │ │     │       【一般質問通告締め切り(午後3時)】│      │ ├───────┼─┼─────┼─────────────────────────┼──────┤ │ 3/1   │水│休 会  │予算審査特別委員会審査              │議会運営委員│ │       │ │ネット中継│                         │会(12:30)  │ ├───────┼─┼─────┼─────────────────────────┼──────┤ │ 3/2   │木│休 会  │予算審査特別委員会審査              │      │ │       │ │ネット中継│                         │      │ ├───────┼─┼─────┼─────────────────────────┼──────┤ │ 3/3   │金│休 会  │予算審査特別委員会審査              │      │ │       │ │ネット中継│常任委員会審査                  │      │ ├───────┼─┼─────┼─────────────────────────┼──────┤ │ 3/4   │土│休 会  │                         │      │ ├───────┼─┼─────┼─────────────────────────┼──────┤ │ 3/5   │日│休 会  │                         │      │ ├───────┼─┼─────┼─────────────────────────┼──────┤ │ 3/6   │月│休 会  │常任委員会審査                  │      │ ├───────┼─┼─────┼─────────────────────────┼──────┤ │ 3/7   │火│会議  │市政に対する一般質問               │      │ │(10:00)  │ │ネット中継│                         │      │ ├───────┼─┼─────┼─────────────────────────┼──────┤ │ 3/8   │水│会議  │市政に対する一般質問               │      │ │(10:00)  │ │ネット中継│           【討論通告締め切り正午)】│      │ ├───────┼─┼─────┼─────────────────────────┼──────┤ │ 3/9   │木│会議  │常任委員会付託議案(1件)            │      │ │(10:00)  │ │ネット中継│委員長報告、質疑、討論、表決           │      │ │       │ │     │第25号議案~第36号議案(12件)       │      │ │       │ │     │委員長報告、質疑、討論、表決           │      │ │       │ │     │議提第1号・議提第2号  説明、質疑、討論、表決 │      │ │       │ │     │議員派遣の件                   │      │ │       │ │     │閉会中における委員会の所管事務調査について    │      │ │       │ │     │閉   会                    │      │ └───────┴─┴─────┴─────────────────────────┴──────┘ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第3 特別委員会の中間報告 10 ◯佐久間儀郎議長 日程第3、特別委員会の中間報告を行います。  スマートインターチェンジ設置推進特別委員会委員長から、中間報告をしたい旨の申し出がありますので、これを許します。スマートインターチェンジ設置推進特別委員会委員長四竈英夫議員。    〔11番四竈英夫議員登壇〕 11 ◯11番(四竈英夫議員) おはようございます。  ただいまから、スマートインターチェンジ設置推進特別委員会の活動経過について中間報告をいたします。  平成29年2月16日に委員会を開催し、関係部課長等の出席を得て、スマートインターチェンジ設置に係る要望活動等の現状について報告を受け、議員共通の認識を深めるとともに、今後の本委員会の進め方について協議いたしました。  会議に先んじて、設置予定候補地4カ所の現地を確認しました。その後、会議において、当局より要望活動として、1月10日には国土交通省東北地方整備局仙台河川国道事務所長及び東北地方整備局長に対して、1月13日には国土交通大臣へ、スマートインターチェンジの整備に関する要望書を提出した。  内容については、今回初めての要望であることから、現時点ではまだ構想段階であり、今後、必要性、整備効果や整備方法等、詳細に検討を進めていくので、よろしくお願いしたいという旨の内容であったとの報告を受けました。
     将来の費用対効果を考えたときに、近隣市町との連携、市南部地域の開発、あるいは物産館等についてどう考えているのかとの質疑に対し、スマートインターチェンジ設置に関し、道の駅、子供の屋内遊び場等と一体として検討を進めるとともに、企業誘致や土地利用などの将来構想を見据えた整備を考える必要があることから、昨年12月27日に、関係各課による庁内検討会議を立ち上げ、1月6日には2回目の会合を持ち、法的規制や土地利用の課題等について洗い出してもらうこととしているとの説明がありました。  本委員会の今後の進め方としては、当局による調査とは別にスマートインターチェンジ設置に係る効果の検証を行うことや、近隣市町との連携のため、先進地での視察調査を行うなどして、情報の収集及び共有化に努めることを確認しました。  なお、本特別委員会としては、今後においても、スマートインターチェンジ設置推進に向け、市当局との連携を図りながら、時宜を得た調査活動を行っていくことを確認したところであります。  以上で、本特別委員会のこれまでの活動経過報告を終わります。 12 ◯佐久間儀郎議長 以上で、特別委員会の中間報告は終わりました。  ただいまの委員長報告に対し質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 13 ◯佐久間儀郎議長 質疑なしと認めます。よって、質疑を終わります。  お諮りいたします。特別委員会の中間報告を了承することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 14 ◯佐久間儀郎議長 ご異議なしと認めます。よって、特別委員会の中間報告は了承されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第4 施政方針表明 15 ◯佐久間儀郎議長 日程第4、平成29年度の施政方針について、市長から表明したい旨の申し出がありますので、これを許します。山田市長。    〔山田裕一市長登壇〕 16 ◯山田裕一市長 本日ここに、第424回白石市議会定例会が開催されるに当たり、ご審議いただきます諸議案の説明に先立ち、平成29年度の市政運営に対する基本方針について所信の一端を申し述べ、議員各位を初め市民の皆さんのご理解とご協力を賜りたいと存じます。  東日本大震災から間もなく6年が経過します。復旧・復興も順調に進み、平成23年9月に策定した7年計画「白石市東日本大震災復興計画」も最終年度を迎えます。  平成29年度は、復興計画の総仕上げとして、多くの市民に復興を実感していただけるよう、市民の生活再建支援を目的とした割り増し商品券の発行を初め、復旧がおくれている市民を支援するため、白石市住宅災害復旧等補助金事業などを継続し、さらなる市民生活の発展と地域経済の活性化を図ります。  放射能対策は、「白石市除染実施計画」に基づき、空間放射線量の低減化を図ってまいりました。また、平成28年度は、通学路除染を実施し、子供たちの健康面などの不安解消に努めてまいりました。今後は、除染措置完了に向けて、国の方針を注視し、適切に対応してまいります。  さらに、放射性物質に汚染されたまきの焼却灰の収集は、平成28年度、地区ごとの放射能濃度が基準値以下であることを確認した上で、市内全地区の焼却灰を収集・運搬し、焼却処分しました。平成29年度も再調査を実施し、その結果に基づき対応します。  加えて、空間放射線量の測定と食品などの放射能濃度の測定は継続して実施し、市民生活の安心・安全を確保するとともに、風評被害を払拭するよう努めます。  次に、第5次白石市総合計画「人・暮らし・環境が活きる交流拠点都市づくり」についてであります。  平成29年度は、第5次白石市総合計画の7年目であり、引き続き総合計画に掲げた施策を通し、白石市を「住みたいまち」「住み続けたいまち」とし、「市民の笑顔あふれる白石」の実現を目指します。  また、白石版地方創生総合戦略「白石市まち・ひと・しごと創生『人口ビジョン』及び『総合戦略』」に基づき、市の最上位計画である第5次白石市総合計画を着実に推進します。  さらに、人口減少の抑制による消滅可能性都市からの脱却を目標として、宮城県を初め、近隣自治体東北財務局、金融機関などの関係機関と密接に連携しながら、国の地方創生交付金なども活用し、地域産業の活性化や交流人口の拡大、子育て支援などに向けた各種施策を「オール白石体制」で、市民とともに積極的に推進してまいります。  以下、第5次白石市総合計画に掲げた5つの目標に沿って、主な施策の概要を説明いたします。  初めに、第5次白石市総合計画の1つ目の目標の「豊かな感性と人間性を育み、伝統文化を継承するまち」です。  学校教育の充実は、確かな学力向上のため、全ての小中学校で1学級35人以下の少人数学級を継続して実施するとともに、新たに短焦点プロジェクターを導入します。これまで以上に、学校ICT環境機器を活用した学習を推進し、教育効果を高めます。  また、市独自に全児童を対象とした学力テストを継続し、学び残しのないよう取り組み、全体的な底上げを図ります。加えて、家庭教育を推進するため、本年度は、保護者向けの「子どもを育てるヒント集」を改訂し、小学校入学時に配布するとともに、小中学校と連携し、児童の保護者や生徒を対象に、家庭における教育力向上に向けた出前講座を実施します。  さらに、幼稚園、小中学校に生活介助や学習支援を行うための特別支援教育等支援員を継続配置し、支援を必要とする子供たちにきめ細やかな支援を行います。  ALTを配置し進めてきた英語教育は、幼児期からネーティブな英語に触れ親しむ活動を推進し、国際化に対応した児童・生徒の育成に努めます。  また、学校施設は、安全・安心はもとより、児童・生徒の実態に応じた教育環境整備のため、小中学校トイレの洋式化などを計画的に進めます。  市内小中学校の統廃合は、それぞれの地域に設置された統合準備委員会の活動を通して、保護者や地域の方々に十分な説明を行い、理解を得ながら進めてまいります。  生涯学習の推進は、生涯学習フェスティバルの開催や、ふるさとスポーツ祭などの各種スポーツ大会を通して、市民の生涯学習意識の醸成に努めるとともに、碧水園、ホワイトキューブなどの文化・体育施設での事業やイベントを通して、市民の生涯学習のさらなる推進を図ります。  歴史文化の継承と創造は、白石城での白石城茶会や白石城歴史探訪ミュージアムでの企画展、武家屋敷や検断屋敷での伝統行事の再現、碧水園での能公演などを通して、白石の魅力を体感できる場を創出します。  また、白石城やすまiるひろば、沢端川などを活用した歴史情緒を体感できる城下町回遊ルート、特に沢端川沿いの桜並木や梅花藻のライトアップを行うとともに、「沢端川の環境を守り鯉を育てる会」などと連携した沢端川周辺の環境保全と観光振興を図り、交流人口の拡大に努めてまいります。  加えて、製造が途絶えた白石和紙は、本市の伝統工芸品である白石和紙を残したいという強い思いで、原料の栽培から和紙すきまでの工程をみずから行い、自力生産に取り組んでいる市民グループへの支援を継続するとともに、歴史ある貴重な白石和紙文化を後世に引き継ぐための方策を講じてまいります。  次に、2つ目の目標の「安心して子どもを産み育て、心やすらかに暮らせるまち」です。  子育て支援では、赤ちゃん応援事業として、14回の妊婦健康診査の費用を助成する「妊婦健康診査費助成事業」を継続します。また、最長5年間、不妊治療の医療費の一部として年10万円を上限に助成する「特定不妊治療費助成事業」を継続するとともに、妊娠を希望する女性と配偶者などに対し、風しん予防のための予防接種費用助成事業を継続します。  子ども医療費助成事業は、通院・入院とも中学3年生まで助成していますが、平成28年10月診療分から所得制限を廃止したことで、広く子育て家庭の経済的負担の軽減を図ります。  また、保護者の急な仕事や用事、育児疲れなどの負担軽減のため、一時的に児童を保育する一時預かり事業を平成29年4月から南保育園で実施します。  さらに、新たに少子化対策の一環として、第3子以降の児童の保護者に小学校入学祝金を贈呈し、子育て家庭における経済的負担の軽減を図り、子育て世代の定住に努めます。  加えて、放課後児童クラブは、第二児童館と福岡のクラブ室を増設し、放課後を過ごす児童の安全で快適な環境の提供、待機児童ゼロの実現を目指します。  また、生活困窮者自立支援法の学習支援事業として、生活困窮者の子供を対象に週2回程度の学習支援を初め、居場所づくりや保護者の相談支援などに応じ、将来的な貧困の連鎖の防止に努めます。  高齢者支援では、住みなれた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう地域包括ケアシステムの構築を目指し、在宅医療と介護の連携や認知症施策、日常生活支援サービスの創出や団体の育成に努めるとともに、平成30年度からの3カ年を計画期間とする「白石市高齢者福祉計画・第7期介護保険事業計画」の策定を進めます。  障害者支援は、障害者総合支援法の理念に基づき、地域社会における共生の実現に向けて策定した「第2期白石市障害者計画」「第4期白石市障害福祉計画」が計画期間の最終年度を迎えるため、平成30年度からの次期計画の策定を進めます。  地域医療の確立と健康づくり支援は、地域医療体制確立のため、公立刈田綜合病院の経営健全化を支援するとともに、白石市医師会・白石歯科医師会と連携を図ります。市民の健康寿命延伸のため、総合検診を初めとする各種がん検診などを推進し、保健指導や健康相談につなげ、現役世代からの健康づくりを強化します。  また、国民健康保険事業は、国民皆保険の中核を担う医療保険制度としての健全運営を図るため、特定健診の啓発や人間ドック費用の助成拡大を継続し、被保険者の健康の保持・増進を図ります。  次に、3つ目の目標の「市民が主役になって地域をつくり、交流を楽しむまち」です。  地域コミュニティーの活性化は、地区懇談会を開催し、意見交換の場の活性化による協働のまちづくりを推進します。加えて、第5次白石市総合計画地域計画の各地区のまちづくり宣言を実現するため、創設5年目となるまちづくり交付金を活用した、市民が主役の地域づくりを促進します。  また、城花町しろいし事業では、白石市をさらによくしたいと熱い思いを持つ市民が参画しております。市民と行政が対話によるさまざまなアイデアを出し合いながら、花と緑を活用した白石市の魅力アップに向けた取り組みを推進し、人材の育成を図り、市民が主役の地域づくりを促進します。  さらに、市民活動の支援は、登別市・海老名市・札幌市白石区との姉妹友好都市交流がさらに発展するよう、白石市姉妹友好都市交流協会と連携し、次世代を担う青少年のスポーツ・文化活動の親善交流事業を継続します。  このほか、国際姉妹都市のハーストビル市が合併し、ジョージズ・リバー市となり、本年9月以降、新市の体制が整うことから、今後、調整を図りながら、国際感覚豊かな青少年育成事業を継続します。市民の国際的視野の拡大や外国人観光客などに対するおもてなしも、白石市国際交流協会と連携しながら強化を図ります。  次に、4つ目の目標の「産業の活力を生む新しい価値を創造し続けるまち」です。  定住促進は、市内住宅を取得された方への白石市定住者補助金事業や白石市民住宅取得補助金事業、新婚家庭への白石市新婚家庭家賃補助金事業を継続します。また、近年、深刻な社会問題となっている空き家等は、平成29年3月に策定予定の「空家等対策計画」に基づき、適切な管理の促進や有効活用に向けた空き家等対策を進めます。  企業誘致は、白石インター工業団地に本社工事を立地したセコム工業株式会社が、物流部門の拠点施設整備を目的とし、同工業団地内に新たに物流センターを建設し、平成28年12月に事業を開始しました。今後も、産業の振興や雇用の確保を図るため、私みずからが企業立地セミナーに参加するなど、さまざまな機会を捉えトップセールスを行うとともに、市議会議員の皆さんと力を合わせ、企業誘致活動を積極的に行います。また、立地企業への訪問活動を積極的に行い、よりよい関係構築を図ってまいります。  中心市街地の活性化は、地元商店組合などが行う中心商店街活性化に各種助成事業などを活用し、商工会議所との連携を図りながら、にぎわいの創出を図ります。  創業支援は、平成28年1月に国から認定を受けた「白石市創業支援事業計画」に基づき、白石商工会議所や関係機関と連携を図り、空き店舗等対策事業補助金の周知・活用とあわせて、創業の支援に努めます。  さらに、6次産業化に向けたモデル事業の担い手となる法人が自立できるように、地方創生推進交付金を活用して施設設備整備への支援を行い、しろいし発ブランドの確立とともに、農林業生産と販路の回復拡大に結びつけます。  農林業の振興は、地方創生推進交付金を活用し、食味日本一の「しろいし米」復活プロジェクト、白石三白野菜の生産・販売など、農産物のブランド化に向けた取り組みを引き続き支援するとともに、国の施策として既に進めている農地中間管理事業を活用した農地集積を推進して、生産現場の強化と耕作放棄地の発生防止に努めます。  また、現在、人口減少や高齢化などの進行が著しい地方において、都市地域の人材を積極的に受け入れ、地域協力活動を行いながら、その地域への定住・定着を図る取り組みである「地域おこし協力隊」の制度が全国各地で活用され、さまざまな地域協力活動が展開されています。本市においても、農林業などの分野で本制度を活用するため、隊員の募集を行うとともに、このほかの分野においての本制度の活用も検討します。  有害鳥獣対策は、特にイノシシによる農林作物への被害が大きく、平成27年度は709頭、平成28年度も、平成29年1月末現在で1,366頭を捕獲していますが、今後も引き続き捕獲による個体数の調整に努めます。また、平成27年に設置した有害鳥獣解体場を有効活用することで、処理負担の軽減を図るとともに、電気柵などによる被害防止対策を継続します。さらに、箱わな製作の補助を復活し、被害対策を強化します。  交流人口の拡大は、フィルムコミッション事業を継続するとともに、観光協会や温泉旅館組合、JRなどの関係団体と連携強化を図ります。仙台駅での観光キャンペーンやまるごとうーめんまつりなどの既存事業に加え、JRを初めとした旅行業者の企画商品や無料広告媒体を有効に活用し、さらなる観光客の拡大に努めます。  また、平成28年度からは、インバウンド対策事業として、東北観光復興対策交付金を活用し、山形市、上山市、蔵王町との広域連携による環蔵王インバウンド推進事業と、南陽市、高畠町、七ヶ宿町と国道113号観光ルートで連携した「みちのくおとぎ街道インバウンド推進事業」により、台湾でのプロモーションや多言語化環境整備を実施し、海外への観光PRと海外からの誘客に取り組みました。平成29年度も継続して取り組むとともに、訪日外国人旅行者を県南4市9町に誘客する「日本版DMO」の「(仮称)一般社団法人宮城インバウンドDMO」が設立されますので、広域的な連携をさらに強化して、県南の観光地の魅力を海外にPRし、誘客を図ります。  加えて、飲食店や宿泊施設従業員に、外国人対応研修会などを開催し、訪日外国人旅行者の受け入れ体制の強化に努めます。  さらに、白石城さくらまつり、全日本こけしコンクール、白石市民春まつり、白石夏まつり、しろいし蔵王高原マラソン大会、農業祭など、四季折々のイベントを市民の皆さんとともに盛り上げ、白石市の魅力を発信するとともに、交流人口の拡大を図ります。また、鬼小十郎まつりは、第10回を迎えることから、実行委員会と連携・協力し、パブリックビューイングの実施やまちなかイベントを充実させ、さらなる誘客を図ります。  最後に、5つ目の目標の「美しい自然を受け継ぎ、安全で快適に過ごせるまち」です。  防災対策は、平成26年度に策定した「白石市地域防災計画(改訂版)」に基づき、さちに防災対策を推進するとともに、近年、全国的にも頻発しているゲリラ豪雨や台風による大雨災害などへの対応に万全を期すため、新年度から「危機対策室」を課に昇格させ、組織体制を強化して、災害に強い安全・安心なまちづくりを目指します。  また、平成28年8月には、3度の台風による大雨が本市にも甚大な被害を及ぼし、被害を最小限に食いとめるため、消防団が昼夜を問わずに活躍されました。装備の充実を図るため、12月には全団員分の雨がっぱを配備しましたが、今後も災害や火災現場で活動する消防団の装備充実に努めます。加えて、近年、消防団員の不足が深刻化する中、女性消防団員7名が入団したことは明るいニュースであります。今後とも、消防団の皆さんと団員確保に努めてまいります。  さらに、平成25年度から5年間での備蓄を進めている災害時用の水と食料とともに、昨年度から備蓄することとした、背負うこともできる非常用の飲料水袋も計画的に備蓄します。あわせて、自主防災組織が行う「地域備蓄」と、各家庭が行う「家庭備蓄」を市民の皆さんに継続してお願いし、いつ発生するかわからない災害に備えます。  蔵王山の噴火を想定した防災対応は、国、県、市や町、火山専門家などで構成される「蔵王山火山防災協議会」において継続検討が行われ、昨年7月には、蔵王山の噴火警戒レベルの運用が開始されるとともに、1月には蔵王山火山ハザードマップの作成が完了し、2月に全戸配布します。  本市における想定被害は降灰であるため、火山灰対策として、子供用マスクや降灰袋、除灰活動のためのゴーグルを備蓄していますが、今後も蔵王山の火山活動に注視し、平成28年4月に改正した「蔵王山噴火による降灰対応計画」に基づき、市民や観光客の安全確保に努めます。  環境対策の推進は、春と秋に実施している市内一斉クリーン作戦を継続するとともに、使用済み小型家電の回収など、環境負荷の少ない循環型社会の構築に向けて、市民と連携して取り組みます。  上下水道は、市民の生活を支える重要な社会基盤であるため、安定的な持続を図るとともに、災害に対しても強靭な施設となるよう計画的な更新を図ります。  上水道事業は、白石市水道ビジョンに基本理念として掲げている「安心・安全で将来に受け継げる水道」を構築するため、水道施設再構築計画を策定します。老朽化した配水管などの布設がえを進めるとともに、ポンプ場などをより効率的で適切な規模への転換を検討し、計画的な更新を図ります。また、福岡地区の一部区域における高水圧を改善し、長年の懸案事項の解消を図ります。  下水道事業は、東日本大震災による災害復旧工事の完了が見込まれ、今後は下水道施設の長寿命化を図るため、各種事業を加速します。マンホールふた、マンホールポンプ施設の更新工事を計画的に進め、雨水による浸水被害対策として、八幡町地内の雨水排水路整備事業に着手します。また、下水道事業の健全な経営を図るため、適正な下水道使用料の検討を進めます。  都市環境の整備は、現在進めている都市計画道路「白石沖西堀線」の用地買収が平成28年度で完了し、一部区間の工事に着手していますが、平成29年度は白石駅から国道113号までの全線完成、全線供用開始を目指して事業を進め、市中心部の交通環境の改善を図ります。  また、都市計画道路見直しは、長期未着手路線ごとに現状維持、路線の廃止、道路幅員の変更、ルートの変更など、これからの白石市を見据えた都市計画道路見直し案を作成し、市民などから意見を募り、最終的な見直し案を作成します。  公共交通網の確保は、日常の生活の足となる市民バスや乗合タクシーの運行を継続し、より効率的、効果的な運行に努め、引き続き便利で快適なまちを目指します。また、地域の特色を生かしたまちづくりの方向と、住民・地域ニーズに合った持続可能な地域公共交通ネットワークを構築するため、「白石市地域公共交通網形成計画」を6月までに策定し、総合時刻表の制作など関連事業を実施します。  また、平成28年度に整備した「子育て応援住宅」の子育て世帯を対象に、将来の持ち家取得を支援する「白石市子育て応援住宅入居者向け定住促進補助金」は、「白石市子育て応援住宅基金」を設置し、子育て支援と定住促進を図ります。  益岡公園野球場は、公園施設長寿命化対策支援事業で平成28年度から改修工事に着手していますが、平成29年度も引き続き改修工事を実施します。競技者が安全・安心にプレーできるよう、グラウンド内に面しているコンクリート壁面全てに衝撃緩衝材を設置し、社会人軟式野球大会が開催可能な野球場にリニューアルして、スポーツ環境の充実と各種大会などの開催による交流人口の拡大に努めます。  以上、平成29年度の施策の概要を述べさせていただきました。  平成29年度は、これらの施策を着実に実行し、税収の確保や行財政改革による健全財政に努めながら、第5次白石市総合計画に掲げた5つの目標を達成するために邁進します。  厳しい財政状況下においても、持続可能な効率的で質の高い行政サービスの実現を目指すため、平成28年2月に策定した「白石市行財政改革推進計画(集中改革プラン)【第三次改訂版】」に基づき、引き続き業務の効率化、歳入の確保、歳出の削減など、一層の行財政改革を推進し、選択と集中によるめり張りのある行財政運営に取り組みます。  加えて、国が策定したインフラ長寿命化管理計画に歩調を合わせ、本市においても、人口減少などによる公共施設の利用需要の変化に対応すべく、公共施設などの全体の状況を把握し、長期的な視点を持って、更新・統廃合・長寿命化など、総合的で計画的な管理を推進するため、平成28年度中に公共施設等総合管理計画を策定します。  また、「白石市まち・ひと・しごと創生『総合戦略』」に掲げている新庁舎の建設に向けた準備を進めるため、新庁舎建設のための基金を設置し、建設に係る費用は、本市の厳しい財政状況を勘案して、事業経費を平準化できるよう取り組み、効率的な行財政運営を図ります。  最後に、スマートインターチェンジの整備は、1月に国土交通大臣などに要望書を提出しました。新年度は、スマートインターチェンジの整備効果や整備方法などの調査を進めます。  また、本市と柴田町、仙台大学で設立した「白石市・柴田町・仙台大学東京オリ・パラ事前合宿招致推進協議会」の活動を通じて、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の事前キャンプ招致を推進した結果、ベラルーシ共和国の体操協会が、本市での新体操事前キャンプの実施意向を示しております。今後,具体的な実施方法など、引き続き協議を行うとともに、事前キャンプの受け入れを市民の皆さんや関係機関などの協力を得ながら推進するため、新年度から「東京オリンピック・パラリンピック推進室」を新設します。  さらに、地方創生推進交付金を活用し、本市の多彩な歴史・文化資源を活用した、ストーリー性を持った映像作品を制作・公開することで、地域全体の魅力を向上させる取り組みを進めます。  加えて、広域連携の推進として、歴史・文化的なつながりが深く、ヒト・モノの交流が多い、福島市を中心とする市町村で構成する「福島圏域首長懇話会」に参画し、県境を越えたさらなる広域連携に向けた協議を加速してまいります。  これからも、さまざまな手段で情報発信に努めるとともに、市民の皆さんとともに、「人・暮らし・環境が活きる交流拠点都市」を形成することで交流人口を拡大し、地域の活力とにぎわいを創出します。  今後とも、議員各位を初め、市民の皆さんの市行政全般に対するなお一層のご支援とご協力をお願い申し上げ、所信表明といたします。 17 ◯佐久間儀郎議長 以上で市長の施政方針表明は終わりました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第5 第1号議案 18 ◯佐久間儀郎議長 日程第5、第1号議案・固定資産評価員の選任についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。山田市長。    〔山田裕一市長登壇〕 19 ◯山田裕一市長 第1号議案は、固定資産評価員の選任についての案件でございます。  固定資産評価員である菊地正昭君は、本年1月1日より副市長の職にあることから、本人より固定資産評価員を辞任したい旨の申し出がありましたので、これを受理し、新たに総務部長の大槻洋一君を固定資産評価員に任命し、兼務の発令をいたそうとするものであります。
     何とぞご賛同賜りますようお願い申し上げます。 20 ◯佐久間儀郎議長 以上で提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 21 ◯佐久間儀郎議長 質疑なしと認めます。よって、質疑を終わります。  お諮りいたします。ただいま議題となっております第1号議案については、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略し、採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 22 ◯佐久間儀郎議長 ご異議なしと認めます。よって、本案については委員会付託を省略することに決定いたしました。  採決に入ります。ただいま議題となっております第1号議案については、これに同意することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 23 ◯佐久間儀郎議長 ご異議なしと認めます。よって、第1号議案については、これに同意することに決定いたしました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第6 第2号議案 24 ◯佐久間儀郎議長 日程第6、第2号議案・固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。山田市長。    〔山田裕一市長登壇〕 25 ◯山田裕一市長 第2号議案は、固定資産評価審査委員会委員の選任についての案件でございます。  現委員の平間宣夫さん、齋藤信子さん、日下功男さんの3委員は、来る3月26日をもって任期満了となりますが、齋藤さん、日下さんは引き続き、また、平間宣夫さんの後任に小関市次郎さんをそれぞれ選任いたしたく、議会の同意を得ようとするものでございます。  3氏とも、人格高潔にして識見に富み、広く社会の実情にも通じた方々であり、固定資産評価審査委員会委員として最適任と存じますので、何とぞご賛同賜りますようお願い申し上げます。 26 ◯佐久間儀郎議長 以上で提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 27 ◯佐久間儀郎議長 質疑なしと認めます。よって、質疑を終わります。  お諮りいたします。ただいま議題となっております第2号議案については、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略し、採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 28 ◯佐久間儀郎議長 ご異議なしと認めます。よって、本案については委員会付託を省略することに決定いたしました。  採決に入ります。ただいま議題となっております第2号議案については、これに同意することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 29 ◯佐久間儀郎議長 ご異議なしと認めます。よって、第2号議案については、これに同意することに決定いたしました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第7 第3号議案から第36号議案 30 ◯佐久間儀郎議長 日程第7、第3号議案・辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定についてから第36号議案・平成29年度白石市下水道事業会計予算までの計34議案を一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。山田市長。    〔山田裕一市長登壇〕 31 ◯山田裕一市長 第3号議案は、三住辺地、不忘辺地における公共的施設の総合整備計画の策定についての案件でございます。  この辺地総合整備計画は、「辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律」に基づき、交通条件及び自然的、経済的、文化的諸条件に恵まれない山間地等に、公共的施設を総合的かつ計画的に整備しようとする場合に策定するものであります。  今回、三住辺地における消防ポンプ積載用車両の整備、不忘辺地における農道神嶺線の整備を盛り込んだ計画を策定し、効率的な事業費の確保を図ろうとするものであります。  その財源としては、充当率がおおむね100%で、元利償還金の80%が地方交付税に算入される辺地対策事業債を活用することができます。この辺地対策事業債を活用するに当たっては、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第1項の規定により、前もって、整備を必要とする辺地における総合整備計画を議会において議決していただく必要があることから、提案いたそうとするものであります。  第4号議案は、辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更についての案件でございます  当該辺地は、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律に基づき、第414回市議会定例会において議決を経て総合整備計画を策定し、辺地対策事業債を活用しながら、平成27年度よりみやぎ蔵王白石スキー場整備事業を進めてきたところでありますが、事業を進める中で、事業期間の延長及び新たな事業を追加する必要が生じました。  今回、蔵王辺地において、みやぎ蔵王白石スキー場整備事業の事業期間を1年間延長し、圧雪車の購入、コース拡幅工事等の事業を新たに追加するため、当該総合整備計画を変更し、効率的な事業費の確保を図ろうとするものであります。  総合整備計画を変更しようとする場合には、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第8項の規定により、議決していただく必要があることから提案いたそうとするものであります。  第5号議案は、白石市債権管理条例を制定する案件でございます。  本案は、市の債権の管理に関する事務について、統一的な基準その他必要な事項を定めることにより、公正で公平な徴収を行い、債権管理の適正を図るため制定しようとするものであります。  第6号議案は、白石市庁舎建設基金条例を制定する案件でございます。  本案は、老朽化による一部設備の修繕不能及び大震災により被害を受けた庁舎については、建設から43年が経過し、今後も維持管理費が増大するものと見込まれることから、「白石市まち・ひと・しごと創生『人口ビジョン』及び『総合戦略』」に基づき、新庁舎建設の準備を進めるため、基金が必要と考え、新たに条例を制定いたそうとするものであります。  第7号議案は、白石市子育て応援住宅基金条例を制定する案件でございます。  本案は、白石市子育て応援住宅入居者向け定住促進補助金の交付及び白石市子育て応援住宅施設整備保全のため、基金が必要と考え、新たに条例を制定いたそうとするものであります。  第8号議案は、個人情報の保護に関する法律及び行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部を改正する法律の一部の施行に伴う関係条例の整理に関する条例案でございます。  本案は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部の施行期日を定める政令が公布され、平成29年5月30日に施行されることから、関係する法律を引用している関係条例について、それぞれ一部を改正いたそうとするものであります。  第9号議案は、白石市水防協議会条例の一部を改正する条例案でございます。  本案は、防災体制の強化を図るため、現在の「危機対策室」を「危機管理課」に昇格させることから、条例の一部を改正いたそうとするものであります。  第10号議案は、白石市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例案でございます。  本案は、児童福祉法等の一部を改正する法律が、平成29年4月1日から施行されることに伴い、対応する条文等を変更する必要があることから、条例の一部を改正いたそうとするものであります。  第11号議案・白石市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例案から、第13号議案・旧白石市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他勤務条件に関する条例の一部を改正する条例案までの3議案は、平成28年人事院勧告に基づく国家公務員の給与制度改正及び特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律に準拠し、期末手当について、平成28年12月期において0.1月引き上げられた支給割合を、平成29年度以降6月期及び12月期の期末手当に均等になるよう支給割合の改定を行う必要があるため、それぞれの条例の一部を改正いたそうとするものであります。  第14号議案は、白石市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案でございます。  本案は、平成28年人事院勧告に基づく国家公務員の給与制度改正のうち民間給与との比較による給与改定等に係る部分において、同給与制度改定に準拠し、勤勉手当の支給割合及び扶養手当の支給額等について改定を行う必要があるため、条例の一部を改正いたそうとするものであります。  第15号議案は、白石市市税条例等の一部を改正する条例案でございます。  本案は、社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律等の一部を改正する法律等が、平成28年11月28日に公布、施行されたことに伴い、地方税法及び地方税法等の一部を改正する法律が改正されたため、条例の一部を改正いたそうとするものであります。  第16号議案は、白石市工場立地法準則条例の一部を改正する条例案でございます。  本案は、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の公布に伴い、工場立地法の一部改正が平成29年4月1日に施行されることから、条例の一部を改正いたそうとするものであります。  第17号議案は、白石市公営企業の設置等に関する条例の一部を改正する条例案でございます。  本案は、湯元簡易水道事業及び三住簡易水道事業の経営基盤の強化を図るため、上水道事業に統合する必要があることから、条例の一部を改正いたそうとするものであります。  第18号議案は、白石市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例案でございます。  本案は、白石市職員の給与に関する条例の一部を改正することから、対応する条文等を変更するため、条例の一部を改正いたそうとするものであります。  第19号議案は、白石市水道給水条例の一部を改正する条例案でございます。  本案は、隔月検針を行った場合の使用水量算定方法について、より実態に即したものとするため、前月分減算方式から各月均等方式に改めるとともに、三住簡易水道事業を上水道事業に統合後、施設整備を行うことから水道料金の激変緩和措置をとる必要があるため、条例の一部を改正いたそうとするものであります。  第20号議案は、白石市地域子育て支援センター条例の一部を改正する条例案でございます。  本案は、平成29年4月からの一時預かり事業開始に伴い、これまで南保育園3階で実施していた地域子育て支援センター相談事業の一部をふれあいプラザに移設したことから、地域子育て支援センター事業の全てがふれあいプラザに一本化されたことに伴い、設置の位置を改める必要があるため、条例の一部を改正いたそうとするものであります。  第21号議案は、白石市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例案でございます。  本案は、放課後児童クラブの待機児童解消を図るため、第二児童館放課後児童クラブ及び福岡放課後児童クラブの増設に伴い、名称及び位置を追加する必要があるため、条例の一部を改正いたそうとするものであります。  第22号議案・白石市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例案及び第23号議案・白石市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例案の2議案は、介護保険法及び厚生労働省令の改正に伴い、小規模多機能型居宅介護事業所の看護師等が兼務できる同一敷地内にある施設等に、指定地域密着型通所介護事業所を追加する等の変更が必要となることから、それぞれ条例の一部を改正いたそうとするものであります。  第24号議案は、白石市地域包括支援センターにおける包括的支援事業の実施に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案でございます。  本案は、介護保険法施行規則等の一部改正に伴い、主任介護支援専門員の基準に、更新研修を修了していることを追加する等の改正が必要となることから、条例の一部を改正いたそうとするものであります。  第25号議案は、平成28年度白石市一般会計補正予算(第7号)でございます。  第1表歳入歳出予算の補正でありますが、既定の歳入歳出予算からそれぞれ1億3,006万9,000円を減額し、予算の総額を176億1,520万8,000円にいたそうとするものであります。  補正の主な内容は、別表のとおりであります。  歳出予算に要する財源といたしましては、市税、国庫支出金、財産収入、諸収入などを増額する一方、使用料及び手数料、県支出金、繰入金を減額して措置いたそうとするものであります。  第2表繰越明許費補正でありますが、個人番号カード交付事業につきましては、個人番号カードの発行枚数の増加を見込み、国から平成29年度の財源を確保するよう求められていることから、繰り越しいたそうとするものであります。  地方創生拠点整備交付金事業につきましては、本年2月3日に地方創生拠点整備交付金の交付対象事業として採択され、これから事業に着手いたしますが、事業の性質上、年度内にその支出が終わらない見込みであることから、繰り越しいたそうとするものであります。  市道新設改良事業につきましては、市道東大畑2号線の予備設計業務が年度内にその支出が終わらない見込みであることから、繰り越しいたそうとするものであります。  第3表債務負担行為補正でありますが、高齢者福祉計画、介護保険事業計画策定委託料につきましては、契約金額が確定したため、限度額の変更をいたそうとするものであります。  仙南最終処分場地元対策事業補助金につきましては、事業費が確定したため、限度額の変更をいたそうとするものであります。  子育て応援住宅入居者向け定住促進補助金につきましては、子育て応援住宅基金を造成し、基金により補助金交付に対応することから、限度額の変更をいたそうとするものであります。  第4表地方債補正でありますが、地方創生拠点整備交付金事業及び減収補填債を追加するほか、農業施設整備事業、白石スキー場整備事業、都市計画街路事業及び公園施設長寿命化対策支援事業の限度額を減額変更いたそうとするものであります。  第26号議案は、平成28年度白石市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)でございます。  第1表歳入歳出予算の補正でありますが、既定の歳入歳出予算からそれぞれ6,576万9,000円を減額し、予算の総額を46億2,490万5,000円にいたそうとするものであります。  補正の主な内容は、保険給付費を増額し、共同事業拠出金及び保健事業費を減額計上しておりますが、これらに充当する財源といたしましては、国庫支出金を増額する一方、国民健康保険税、療養給付費交付金、共同事業交付金及び繰入金を減額して措置いたそうとするものであります。  第27号議案は、平成28年度白石市介護保険特別会計補正予算(第5号)でございます。  第1表歳入歳出予算の補正でありますが、既定の歳入歳出予算からそれぞれ1億9,109万5,000円を減額し、予算の総額を39億894万1,000円にいたそうとするものであります。  補正の主な内容は、地域支援事業費等を増額し、保険給付費及び総務費を減額計上しておりますが、これらに充当する財源といたしましては、国庫支出金、支払基金交付金、県支出金及び財政調整基金繰入金を減額して措置いたそうとするものであります。  第28号議案は、平成28年度白石市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)でございます。  第1表歳入歳出予算の補正でありますが、既定の歳入歳出予算からそれぞれ4,336万2,000円を減額し、予算の総額を3億8,856万5,000円にいたそうとするものであります。  補正の主な内容は、広域連合への保険料納付金等の減額に係る予算を計上しておりますが、これらに充当する財源といたしましては、後期高齢者医療保険料及び保険基盤安定繰入金の減額をもって措置いたそうとするものであります。  第29号議案は、平成28年度白石市水道事業会計補正予算(第3号)でございます。  補正の主な内容は、収益的支出において、人事異動に伴う職員給与費556万6,000円を減額し、支出総額を8億8,914万1,000円にいたそうとするものであります。  また、資本的収入において、企業債、国庫補助金を合わせて725万8,000円減額し、収入総額を2億6,716万8,000円とし、資本的支出においては、人事異動に伴う職員給与費、湯元簡易水道施設に係る施設整備工事費の減により721万5,000円減額し、支出総額を4億3,077万円にいたそうとするものであります。  なお、財源といたしましては、当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,467万1,000円を2,414万1,000円に、当年度損益勘定留保資金285万6,000円を342万9,000円に、それぞれ改めまして措置いたそうとするものであります。  第30号議案は、平成28年度白石市下水道事業会計補正予算(第3号)でございます。  補正の主な内容は、収益的支出において、人事異動に伴う職員給与費104万8,000円を増額し、支出総額を10億2,949万円にいたそうとするものであります。
     また、資本的収入において、企業債、国庫補助金を合わせて4,360万円を増額し、収入総額を13億6,650万1,000円とし、資本的支出においては、人事異動に伴う職員給与費、管渠建設補助事業費、流域下水道事業建設負担金、災害復旧単独事業費、企業債元金償還金、返還金を合わせて9,207万1,000円増額し、支出総額を19億3,568万6,000円にいたそうとするものであります。  なお、財源といたしましては、当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額698万9,000円を625万9,000円に改め、当年度損益勘定留保資金5億1,372万5,000円を5億6,292万6,000円に改めまして、措置いたそうとするものであります。  第31号議案は、平成29年度白石市一般会計予算案でございます。  第1表歳入歳出予算でありますが、予算の総額を154億1,582万3,000円とするもので、前年度と比較しますと5.9%の減となっております。  予算に計上した主な内容は、別表のとおりであります。  第2表債務負担行為でありますが、宮城県・市町村共同電子申請サービス負担金につきましては、利用サービスの追加により負担金が増加することから、平成26年度設定の債務負担行為に追加し、平成31年度まで設定いたそうとするものであります。  農業経営基盤強化資金利子補給補助金につきましては、借り入れた認定農業者に対し、株式会社日本政策金融公庫の貸付利率から差し引いた後の貸付金利をゼロ%に引き下げるのに必要な利下げ幅の2分の1以内に相当する金額を、平成30年度から平成33年度まで利子助成いたそうとするものであります。  農業災害対策資金利子補給補助金につきましては、東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故に伴い、農畜産物の出荷停止等による減収などの影響を受けた農業者に対し、みやぎ仙南農業協同組合が行う農林業災害対策資金の融通を円滑にするため、平成30年度から平成35年度まで利子の一部を補給いたそうとするものであります。  担い手育成資金利子補給補助金につきましては、借り入れた農業担い手に対し、基準金利から貸付利率を控除した率に、融資平均残高を乗じて得た金額を、平成30年度から平成38年度まで利子助成いたそうとするものであります。  企業立地投資奨励金につきましては、セコム工業株式会社の物流センター完成に伴う投下固定資産の取得価格の10%相当額を、平成30年度から平成33年度まで交付いたそうとするものであります。  中小企業振興資金融資損失補償につきましては、市内企業者に対する融資制度に係る融資預託額の100分の10に相当する金額を、宮城県信用保証協会が損失を受けた場合、平成30年度から平成42年度まで損失補償をいたそうとするものであります。  第3表地方債でありますが、白石スキー場整備事業、地方道路整備事業及び公園施設長寿命化対策支援事業ほか4事業に係るもののほか、臨時財政対策債を加えて、総額8億6,950万円の地方債を起こそうとするものであります。  第32号議案は、平成29年度白石市国民健康保険特別会計予算案でございます。  本案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ44億9,341万1,000円とするもので、前年度と比較しますと1.2%の減となっております。  歳出予算の主な内容は、全体の63.9%を占める保険給付費、19.5%を占める共同事業拠出金のほか、後期高齢者支援金及び介護納付金等を計上いたしております。  これらに充当する財源といたしましては、国民健康保険税のほか、国庫支出金、前期高齢者交付金、県支出金、共同事業交付金及び繰入金等をもって措置いたそうとするものであります。  第33号議案は、平成29年度白石市介護保険特別会計予算案でございます。  本案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ38億7,636万3,000円とするもので、前年度と比較しますと1.6%の減となっております。  歳出予算につきましては、92.1%を占める保険給付費のほか、地域支援事業費等を計上いたしております。  これらに充当する財源といたしましては、介護保険料のほか、国庫支出金、支払基金交付金、県支出金及び繰入金等をもって措置いたそうとするものであります。  第34号議案は、平成29年度白石市後期高齢者医療特別会計予算案でございます。  本案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4億2,966万円とするもので、前年度と比較しますと2.1%の増となっております。  歳出予算につきましては、徴収した保険料等を宮城県後期高齢者医療広域連合へ納付するための、保険料等負担金及び保険基盤安定拠出金等を計上いたしております。  これらに充当する財源といたしましては、徴収保険料及び繰入金等をもって措置いたそうとするものであります。  第35号議案は、平成29年度白石市水道事業会計予算案でございます。  事業運営の基本となります業務の予定量でありますが、上水道・簡易水道を合わせた給水戸数1万3,384戸、年間総給水量435万3,000立方メートル、1日平均給水量1万1,926立方メートルを見込んでおります。  収益的収支でありますが、上水道・簡易水道事業を合わせた収入では9億5,431万8,000円を計上しており、支出では9億2,887万7,000円を措置いたそうとするものであります。  一方、資本的収支でありますが、収入では、老朽管更新工事等に係る企業債を1億3,480万円、工事負担金1,117万5,000円を計上し、収入合計を1億4,597万5,000円とし、支出では、それら工事と企業債償還金等を計上し、上水道・簡易水道事業を合わせた支出合計総額を3億574万7,000円といたそうとするものであります。  これにより、資本的収入が支出に対して不足する額1億5,977万2,000円は、当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,560万円、過年度損益勘定留保資金1億3,117万8,000円、当年度損益勘定留保資金1,299万4,000円で補填いたそうとするものであります。  第36号議案は、平成29年度白石市下水道事業会計予算案でございます。  事業運営の基本となります業務の予定量でありますが、公共下水道事業、農業集落排水事業を合わせた処理区域内人口2万5,027人、年間処理水量259万3,000立方メートル、1日平均処理水量7,104立方メートルを見込んでおります。  建設改良事業においては、公共下水道事業の長寿命化事業等を予定しております。  次に、収益的収支でありますが、収入では、下水道使用料等合計で11億7,539万4,000円を計上しており、支出では、阿武隈川下流流域下水道への維持管理負担金等合計10億1,377万9,000円を措置いたそうとするものであります。  一方、資本的収支でありますが、収入では、長寿命化事業等に対する企業債及び補助金等として8億3,408万5,000円を計上しており、支出においては、それら工事及び企業債元金償還金等に11億5,852万9,000円を計上しております。  これにより、資本的収入が支出に対して不足する額3億2,444万4,000円は、当年度損益勘定留保資金3億2,444万4,000円で補填いたそうとするものであります。  第10条の他会計からの補助金につきましては、下水道事業経営安定のため、地方公営企業法第17条の3の規定に基づき、白石市一般会計から6億2,255万3,000円の補助を受けようとするものであります。  以上で提案理由の説明を終わりますが、よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。 32 ◯佐久間儀郎議長 以上で提案理由の説明は終わりました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 33 ◯佐久間儀郎議長 本日の日程はこれで全部終了いたしました。  なお、あす24日から27日までを休会とし、28日に本会議を開き、議案に対する質疑を行う予定でございますので、ご了承願います。  本日はこれにて散会いたします。  ご苦労さまでした。      午前11時31分散会  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する  白石市議会 議 長  佐久間 儀 郎        議 員  佐 藤 龍 彦        議 員  大 町 栄 信 Copyright © Shiroishi City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...