白石市議会 2014-09-12
平成26年予算審査特別委員会(第1号) 本文 開催日:2014-09-12
↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 午前10時開会
◯山田裕一委員長 おはようございます。
ただいまから
予算審査特別委員会を開会します。
去る9日の本会議において本特別委員会が設置され、私が委員長に、制野委員が副委員長にご推挙いただいたわけであります。光栄に存じますとともに、その職責の重大さを痛感しております。
審査に入る前に申し上げます。現在における出席委員数は17名でありますので定足数に達しております。
また、本特別委員会に説明のため、市当局の出席を求めております。
本特別委員会に付託された議案は、第56号議案から第61議案までの計6議案であります。
この際、審査日程について、念のため申し上げます。去る9日の委員会で本特別委員会の審査日程は、本日1日間と決定しておりますので、ご了承願います。
なお、第56号議案から第61号議案に係る現地調査については、調査を効率的に進めるため、
決算審査特別委員会と合同で10日に既に実施しておりますので、ご了承願います。
これより会議に入ります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
第56号議案
2
◯山田裕一委員長 第56号議案・平成26年度白石市
一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。
順次当局の説明を求めます。
最初に、総務部関係について説明を願います。遠藤総務部長。
3
◯遠藤篤志総務部長 それでは、総務部所管に係る主な補正予算についてご説明を申し上げます。
最初に、歳入についてご説明いたします。
補正予算書の17ページ、18ページをお開きください。
10款1項1目1節地方交付税に1億3,554万2,000円を計上しております。これは
普通交付税交付額の確定及び
公共下水道管渠の東日本大震災による被災状況のカメラ調査費2,000万円のうち、総務省の基準により算出した1,600万円の概算交付を見込み補正をいたそうとするものでございます。
次に、19、20ページをお開きください。
16款財産収入2項財産売り払い収入2目不動産売り払い収入1節土地建物売り払い収入に686万8,000円を計上しております。これは福岡長袋字八斗蒔地内にある普通財産の宅地432.79平方メートルを隣接するみ
やぎ仙南農業協同組合・
白石農機センターの格納庫用地として譲渡したものでございます。
次に、21、22ページをお開きください。
19款1項1目繰越金に2億4583万3,000円を計上しております。これは前年度繰越金3億3,083万4,190円のうち、本年度6月補正予算までに8,500万1,000円を計上していることから、今回の補正予算においてはその差額を計上したものでございます。
次に、21款1項市債5目
臨時財政対策債に1億2,841万4,000円を計上しております。これは
臨時財政対策債の発行可能額が6億2,841万4,000円に確定したことから補正をいたそうとするものでございます。
次に、歳出についてご説明をいたします。
23、24ページをお開きください。
初めに、
仙南地域広域行政事務組合に係る負担金について説明をいたします。
2款総務費の19節負担金補助及び交付金におききまして
仙南地域広域行政事務組合に係る負担金を計上しておりますが、これは当初予算でおおむね90%程度の予算を計上をしていたことから、その残額を今回補正しようとするものでございます。
それでは、2款総務費1項総務管理費1目一般管理費13節委託料に弁護士委託料として9万円を計上しております。これは平成24年9月開催の第400回定例会におきまして、風間市長より行政報告を行っておりましたが、旧宮城県不忘園の職員であった5名の原告が、宮城県及び白石市、蔵王町、七ケ宿町の4者に対して国家賠償を求めていた事件の
仙台地方裁判所判決が今月の18日に下される予定であります。この国家賠償事件に係る弁護士委託料を支払おうとするものであります。
次に、2目文書費13節委託料に
マイナンバー導入に伴う
例規整備支援業務委託料及び
地方教育行政法改正に伴う
例規整備支援業務委託料として153万9,000円を計上しております。これは平成27年10月からのマイナーバーの番号通知、平成28年1月からの利用開始に向け関係する条例、規則等の整備を進めなければなりませんけれども、今年度、平成26年度に該当例規への影響調査を実施しようとするものでございます。
なお、この平成26年度の影響調査を踏まえて平成27年度に関係例規の整備を行おうとするものでございますが、この27年度分につきましては、補正予算書の5ページ、第2
表債務負担行為補正に限度額102万6,000円を掲げておりますのでご確認いただきたいと思います。
23ページにお戻りください。
また、
地方教育行政法改正に伴う例規整備につきましては、平成27年4月からの施行に向け今年度中に該当例規への影響調査及び関係例規の整備を行おうとするものでございます。
次に、6目財産管理費13節委託料に138万3,000円を計上しております。これは東町及び旭町地内にある市有財産の宅地物件について、1物件の面積が大きいことから、居住用として譲渡しやすい面積に分割するため、測量業務の委託を行おうするものです。
次に、15節工事請負費に800万円を計上しております。これは市庁舎車庫のシャッターが経年劣化等によりふぐあいが生じたことから交換するとともに、車庫の屋根の塗装が劣化していることから再塗装を行おうとするものです。また、市庁舎前駐車場の舗装及び区画線が経年劣化等により舗装にひび割れが生じたり、区画線の一部が見えにくくなっていることから舗装し直すとともに、現在の車体の大きさに合わせて駐車しやすいサイズの区画線にするなど駐車場の整備を行おうとするものです。
次に、7目企画費19節負担金補助及び交付金に白石市
定住促進奨励金として200万円を計上しております。これは4月から7月末までの4カ月間に予想を上回る申請があり予算に不足が生じることが予測されるために補正いたそうとするものです。
次に、18目
文化体育活動センター費11節需用費に507万円を計上しております。これは導入後17年が経過し、疲労消耗しているピアノのオーバーホールと、
アリーナ排煙設備の開閉操作にふぐあいが指摘されたことから、排煙設備を修繕いたそうとするものです。
次に、2項徴税費2目賦課徴収費13節委託料に2,048万6,000円を計上しております。これは平成27年度から市県民税、固定資産税、軽自動車税及び
国民健康保険税のコンビニ収納を導入するため、電算システムの改修等を行うためなどの委託料を計上しております。
以上が総務部所管の主な補正予算でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
4
◯山田裕一委員長 次に、民生部関係について説明を願います。遠藤民生部長。
5
◯遠藤智民生部長 民生部所管に係る主な補正予算についてご説明をいたします。
なお、歳入につきましては歳出の説明に合わせてご説明を申し上げます。
まず最初に、白石市外二町組合に係る負担金及び補助金等、あるいは
仙南地域広域行政事務組合に係る負担金につきましては、3款民生費、4款衛生費及び9款消防費の中でそれぞれ計上いたしております。これは当初予算でおおむね90%程度の予算を計上していたことから、その残額を今回補正しようとするものでございます。
25、26ページをお開きください。
3款民生費1項社会福祉費10目介護保険費28節繰出金に260万8,000円を計上しております。これは
介護保険特別会計への繰出金で、
仙南地域広域行政事務組合への
介護認定審査会の
事務費等負担金と平成25年度介護報酬改定に伴う
システム改修補助金の返還金などとなっております。
続きまして、
介護保険特別会計から一般会計への繰り入れについてご説明を申し上げます。
19、20ページをお開きください。
18款繰入金2項他会計繰入金1目
介護保険特別会計繰入金に1,656万8,000円を計上しております。これは平成25年度
介護保険特別会計の実績確定に伴い精算残額を一般会計に戻し入れをいたすものでございます。
25、26ページにお戻り願います。
16目
障害者総合支援費23節償還金利子及び割引料に1,683万6,000円を計上いたしております。これは平成25年度の
障害福祉サービス給付費及び
自立支援医療費の確定に伴い国及び県への返還金を計上いたしております。
2項児童福祉費2目児童措置費20節扶助費に600万円を計上しております。これはDVにより
母子生活支援施設に平成26年1月に入所した世帯につきまして、当初短期間での利用を想定しておりましたけれども、利用者の自立に向けてはもう少し時間を要することから今後の措置費を見込み計上しております。これに充当する財源として17、18ページをお開きください。
14
款国庫支出金1項国庫負担金1目
民生費国庫負担金2節
児童福祉費負担金に
児童入所施設措置費負担金として300万円、それから15款県支出金1項県負担金1目
民生費県負担金2節
児童福祉費負担金に同じく
児童入所施設措置費負担金として150万円を見込んでおります。
27、28ページをお開きください。
4目保育園費19節負担金補助及び交付金に
保育園整備事業費補助金として1,035万4,000円、
保育士等処遇改善臨時特例補助金として63万6,000円を計上しております。これは西保育園にかわり新たに整備する
市立認可保育園の
整備費補助金及びはるかぜ保育園の職員処遇改善に係る国の
補助基準額改定に伴い、補助額の増額を行うものでございます。
これに充当する財源として19、20ページをお開き願います。
15款県支出金2項県補助金2目
民生費県補助金2節
児童福祉費補助金の
子育て支援対策臨時特例基金特別対策事業費補助金969万円を見込んでおります。
27、28ページにお戻りください。
5目児童館費13節委託料に児童館・
放課後児童クラブ運営業務委託料として84万9,000円、19節負担金補助及び交付金に
放課後児童クラブ補助金として199万8,000円を計上しております。これは第二児童館、大平、福岡の3カ所の
放課後児童クラブに、障害児加配に係る経費などの追加の委託料及び補助を行おうとするものでございます。
これに充当する財源として19、20ページをお開き願います。
15款県支出金2項県補助金2目
民生費県補助金2節
児童福祉費補助金の
放課後児童対策事業費補助金178万7,000円を見込んでおります。
再び27、28ページにお戻りください。
8目
子育て世帯臨時特例給付費19節負担金補助及び交付金に400万円を計上しております。これは
支給対象児童数が当初見込みより増加したことにより補正を行おうとするものです。
これに充当する財源として17、18ページをお開き願います。
14
款国庫支出金2項国庫補助金1目
民生費国庫補助金3節
児童福祉費補助金の
子育て世帯臨時特例給付金給付事業費補助金として同額の400万円を見込んでおります。
29、30ページをお開きください。
4款衛生費1項保健衛生費4目生活環境費15節工事請負費に1,500万円を計上しております。これは市役所前の市道桜小路線の道路改良工事に伴い、既存の公衆トイレを城下広場の
市民バス待合所隣に移転しようとするものです。
これに充当する財源として21、22ページをお開き願います。
20款諸収入5項1目7節雑入に道路改良工事に伴う
物件移転補償金として994万6,000円を見込んでおります。
29、30ページにお戻り願います。
6目
生ごみ資源化事業所施設費11節消耗品に250万円、12節役務費に500万円を計上しております。これは生
ごみ資源化事業所シリウスが建設から11年が経過し、施設の老朽化の進行に伴いまして設備の交換等が必要なことから、各種ポンプ、攪拌機、脱水機、ガス検知器等を交換するとともに、監視システムの更新を行おうとするものです。
次に、33、34ページをお開き願います。
9款消防費1項消防費3目消防施設費15節工事請負費に
ポンプ小屋改築工事として366万円を計上しております。これは老朽化が激しく
土砂災害警戒区域に近接した土地に建築されている
福岡分団尾箆班のポンプ小屋の移転新築及び防火貯水槽3カ所の修繕を見込んでおります。
その下、5目防災費13節委託料に
ハザードマップ作成業務委託料として334万8,000円を計上しております。これは浸水想定区域及び
土砂災害危険箇所、あるいは避難所などの地図情報と住民の土砂災害に関する意識啓発に役立つ情報を示した
災害ハザードマップの作成委託料を見込んでおります。
民生部所管の主な補正予算につきましては以上でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
6
◯山田裕一委員長 次に、産業部関係について説明を願います。菊地産業部長。
7
◯菊地正昭産業部長 産業部所管の主な予算についてご説明いたします。また、歳入の説明は歳出に合わせて説明させていただきます。
補正予算書29、30ページをお開き願います。
6
款農林水産業費1項農業費4目農業振興費19節負担金補助及び交付金の
放射性物質吸収抑制対策事業補助金として3,183万8,000円については、本市水稲について土壌に蓄積したセシウムの吸収抑制剤として効果を発揮する塩化カリウムを全ての作付水田に散布し、27年産米からのセシウム不検出を目指すものです。26年産米につきましては、
震災復興特別交付税の対象となっておりましたが、27年産米につきましては、
東日本大震災農業生産対策交付金、国庫補助金でございますけれども、その対象事業ということで
事業申請手続等が発生することから、今議会での提案とさせていただきました。
歳入につきましては、予算書19、20ページをお開きください。
15款県支出金2項県補助金5目
農林水産業費県補助金1節農業費補助金の
東日本大震災農業生産対策交付金で対応するものでございます。
29ページ、30ページにお戻りください。
6款1項林業費1目林業総務費19節負担金補助及び交付金の
有害鳥獣対策事業の506万6,000円ですが、
南奥羽地域鳥獣害防止広域対策協議会負担金66万8,000円につきましては、宮城県、福島県、山形県にまたがる広域地域を拠点とする関係機関で構成される
広域対策協議会の連携体制強化のもと、ニホンザル等による農作物被害を軽減するためのもので、主に花火の購入費に充てられるものでございます。
また、
鳥獣被害防止総合対策交付金の289万8,000円につきましては、当初において457万5,000円を予算化し、協議会に県補助金と合わせて1,115万円を交付することとなっておりましたが、今回289万8,000円の補正をすることによりまして県補助金と合わせて協議会には1,744万5,000円を交付し、有害鳥獣に対処することとしております。
それから、白石市
農林作物鳥獣被害防止対策事業補助金150万円につきましては、当初において440万円を予算化していたところでございますけれども、電気柵の申請が7月末現在65件、330万円を超えたということから今回補正をさせていただくものでございます。
次のページ、31ページ、32ページをお開き願います。
6款2項3目市行造林費19節負担金補助及び交付金の
市行造林分収林交付金21万7,000円につきましては、越河、福岡の市行造林地内において、
東北電力送電線下接近木について伐採申請があり、東北電力より立木補償料が入ったことから、分収割合に応じて八宮牧野ほかに交付するものでございます。
財源としまして、19ページ、20ページをお開きください。
16款財産収入2項財産売り払い収入2目不動産売り払い収入2節立木売り払い収入の52万9,000円のうち、21万7,000円を見込んでおります。
31ページ、32ページをお開きください。
7款商工費1項商工費7目弥治郎こけし村費12節役務費3万8,000円、13節委託料14万6,000円、18節備品購入費50万8,000円につきましては、弥治郎こけし村の1階展示室において
レーザーディスクにより「ろくろの系譜」、「山の生活とこけし」、「森からこけしまで」の3つのテーマについて映像で紹介しているところでございます。しかし、映像設備の老朽化により2台が故障をしているため、3つの映像を1つにまとめてDVDに収録し、1台の映像装置で紹介できるように再構築するものでございます。
7款1項8目
白石スキー場費11節
需用費施設修繕料157万円につきましては、本年1月20日に、シーズン中にクワットリフトの2つある電気遮断機のうち1つが故障しました。残った電気遮断機を使い応急措置を行いシーズン終了まで稼働させていただきました。この
電気遮断機交換修理と
センターハウス地下1階の排水管漏水の修繕を行うものでございます。
35ページ、36ページをお開き願います。
11款災害復旧費4項
観光施設災害復旧費1目
観光施設災害復旧費11節需用費12万円、15節工事請負費759万8,000円につきましては、7月10日の大雨による
災害復旧工事でございます。かつらの湯につきましては、増水した水が温泉内に流入し、施設が破損するとともに、マットや清掃用具、スリッパなどの物品が流出しました。そのため、破損した施設の復旧工事と流出した物品の購入を行うものでございます。
また、小原遊歩道につきましては、木道橋が流されたほか、遊歩道の崩落、それから落石から遊歩道を復旧させるものでございます。
歳入につきましては、21、22ページをお開きください。
21款市債1項市債7目災害復旧債3節
観光施設災害復旧債750万円をもって充当しようとするものでございます。
以上が産業部所管の主な予算でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
8
◯山田裕一委員長 次に、建設部関係について説明を願います。一条建設部長。
9
◯一条秀義建設部長 建設部関係の主な補正予算についてご説明申し上げます。
なお、歳出において歳入もあわせて説明させていただきます。
それでは、最初に予算書の31ページ、32ページをお開きください。
8款土木費2項道路橋梁費2目道路維持費の補正額のうち、4,010万5,000円については、これから迎えます冬の除雪・
融雪対策事業費に要する経費として委託料、
機械借り上げ料等を計上しております。
同じく5目
地方道路整備事業費15節工事請負費にマイナス994万7,000円、22節補償、補填及び賠償金に994万7,000円を計上しておりますが、これは
市道桜小路線改良工事で城下広場にあります公衆用トイレが支障になることから、工事請負費を減額し、同額を公衆用トイレの物件移転費用に組み替えるものでございます。
33ページ、34ページをお開きください。
4項都市計画費3目街路事業費13節委託料に270万円を計上しております。これは
白石沖西堀線街路事業における物件移転補償において、最新の補償基準単価に置きかえて再算定する必要があることから、その業務について委託しようとするものであります。
次に、35ページ、36ページをお開きください。
11款災害復旧費2項
公共土木施設等災害復旧費1目
公共土木施設災害復旧費15節工事請負費に補正額2,800万円を計上しております。これは6月下旬の豪雨による市道の
災害復旧工事でございます。このうち、国災分の2,500万円の財源といたしまして補正予算書の17ページ、18ページをお開きください。
14
款国庫支出金1項国庫負担金3目
災害復旧費国庫負担金1節
公共土木施設災害復旧費負担金1,667万5,000円を見込んでおります。
35ページ、36ページにお戻りください。
同じく災害復旧費の2目
都市施設災害復旧費15節工事請負費に1,000万円を計上しております。これは7月10日から11日にかけての豪雨により、
白石川サッカー公園が冠水被害をこうむったことから、
災害復旧工事を行おうとするものであります。
この財源といたしましては、17ページ、18ページをお開きください。
14日
款国庫支出金2項国庫補助金8目
災害復旧費国庫補助金1節
都市施設災害復旧費補助金667万円を見込んでおります。
以上が建設部関係の主な予算であります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
10
◯山田裕一委員長 次に、
教育委員会関係について説明を願います。土田管理課長。
11
◯土田秀弘管理課長 教育委員会所管の補正予算の主なものについてご説明いたします。
初めに、歳出のご説明をいたします。
歳入につきましては、歳入ある場合のみ歳出の説明の際に説明をさせていただきます。
補正予算書33、34ページをお開き願います。
10款教育費2項小学校費1目学校管理費15節工事請負費といたしまして150万円を計上しております。これは大鷹沢小学校の
屋上防水シートが経年劣化によりまして機能が低下しまして、雨漏りの被害が発生しているために防水工事を行おうということになっております。
続いて、同ページ、2項小学校費2目教育振興費18節備品購入費といたしまして244万円を計上しております。これは国の
理科教育設備整備費等補助金を活用いたしまして、学校の理科及び算数の不足備品を整備しようとするものでございます。
これらの特定財源といたしましては、予算書の17、18ページをお開き願います。
14
款国庫支出金2項国庫補助金5目
教育費国庫補助金1節
小学校費補助金に
理科教育振興費補助金として10分の5相当分の121万9,000円を見込んでおります。
続いて、35、36ページにお戻りください。
10款教育費3項中学校費1目学校管理費13節委託料に南中学校体育館耐震補強工事実施設計等の委託料として108万円を計上しております。これは学校施設の非構造部材の耐震化推進並びに昨年8月に文部科学省より、「学校施設における天井等落下防止対策のための手引き」が公表されました。昨年度中に「手引き」に基づき点検を実施いたしました。その結果、南中学校体育館のつり天井は改修の必要があるという判断に至りまして、国の補助事業である学校施設環境改善交付金・防災機能強化事業を活用いたしまして今回整備を図ろうとするものであります。そのための実施設計委託料であります。
これらの特定財源といたしましては、予算書の17、18ページをお開き願います。
10
款国庫支出金2項国庫補助金5目
教育費国庫補助金2節中学校費補助金に学校施設環境改善交付金として10分の3相当の36万円を見込んでおります。
続いて、35、36ページにお戻りください。
10款教育費3項中学校費2目教育振興費18節備品購入費として294万円を計上しております。これはさきに説明いたしました小学校費同様、国の
理科教育設備整備費等補助金を活用いたしまして、学校の理科及び数学の不足備品等を整備しようとするものでございます。
これらの特定財源といたしましては、予算書の17、18ページをお開き願います。
10
款国庫支出金2項国庫補助金5目
教育費国庫補助金2節中学校費補助金に、
理科教育振興費補助金として10分の5相当分の146万9,000円を見込んでおります。
続きまして、35、36ページにお戻りください。
10款教育費5項社会教育費2目公民館費15節工事請負費として250万円を計上しております。これは中央公民館ホール舞台袖幕の2対、ホリゾント幕補修工事でありまして、経年劣化等が進んだ中央公民館の施設の維持管理に努めようとするものでございます。
続いて、同ページでございます。
5項社会教育費3目図書館費18節備品購入費に図書購入費として100万円を計上しております。これは図書館百周年記念事業といたしまして記念文庫を設置し、児童書、郷土資料の充実を図ろうとするものでございます。
以上が教育委員会の主な補正予算であります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
12
◯山田裕一委員長 以上で当局の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑は、整理して予算書のページ数と項目を示して、ゆっくりと簡潔に行うようにお願いします。
質疑ありませんか。
13 ◯澁谷政義委員 おはようございます。予算書の31、32ページ、7款商工費1項8目についてお尋ねいたしたいと思います。
この件につきましては、本来であれば9日の本会議上、市長が出席しているところで伺うべきところでしたが、本日は副市長も出席していますので市長のほうに十分伝わるのかなと思って質疑いたします。
まず、スキー場の修繕の件なんですけれども内容的には理解できましたけれども、これまで多くの修繕費がかかっているということで、今後の施設の現状、今の現状と改善の方策についてちょっと考えがあればお尋ねしたいと思います。
14 ◯吉田清幸商工観光課長 おはようございます。
ただいまのご質疑にお答えいたします。主要な成果の説明書にも毎年、修繕が発生しているという記述をさせていただいておりますが、当施設でございますけれども、リフトが大変老朽化をしているということで、ちなみに第5、第6リフトについては昭和61年、クワットリフトにつきましては平成4年、第2リフトにつきましては平成11年に整備したものでございますけれども、修繕についてはその整備計画に基づいて毎年、随時行っているということでございます。古くは昭和61年ということですから、耐用年数等々もございますので、このままいきますと大変な修繕の費用がかかるというのは想定できます。
したがいまして、今後の修繕費用の低減を図る目的でこれらリフトの更新等につきましても検討させていただきたいと考えております。
15 ◯澁谷政義委員 このスキー場は、開設以来45年ぐらいたつと思うんですけれども、公営になってから15年ということですか、かなり決算書を見ると、16年度から修繕修繕修繕修繕修繕と書かれているわけなんですよね。修繕というのは、悪くなったところだけちょっと直すという意味だと思うんです。この際、やっぱりお客さん商売ですから、スキー場は。絶対に施設事故というのは許されないことなんですよね。ですから、改善、整備というのを計画をきちっと立てて、手出しは大きくなるかもしれんけれども、やっぱりこういうことをきちっと計画して運営をしていただきたいということで、ここで雇用している人たちも──決算書には地域と書いてありますけれども、地元地域じゃなくて市全体の方を確保しているということで、そういう面からもしっかりとした整備をして将来に残していくべきだと思いますけれども、いかがなものでしょうか。
16 ◯吉田清幸商工観光課長 ただいまの質疑についてお答えいたします。
委員おっしゃるように、白石スキー場は、冬季観光の主要な観光資源として皆さんにお楽しみをいただいているところでございます。当然、今後、インバウンド等で外国からのお客様、本市でも台湾の新竹市と交流を深めるという意味からも、外国からの観光客の受け入れにつきましても、当スキー場というのは有効な施設であるというふうに考えておりますし、交流人口の拡大には欠くことのできない施設だというふうに考えております。
また、地域においても、委員おっしゃるように、冬季においては、地域の方々を臨時的に50名ほど雇用しているということでございますが、いわゆる地域の冬期間の雇用の場の創出ということにも資することから、運営については継続するべきではないかというふうに考えております。
17 ◯澁谷政義委員 しっかり自慢できる施設に整備していただきたい。ということは、ことしのソチオリンピックで若いボーダーたちが活躍いたしました。それで、今年度あたりからそういう若者のにぎわうスキー場に、またはスノーボードでにぎわうスキー場になるのかなという思いもありますので、ぜひ市長の耳に届くように検討していただきたいと思います。
18 ◯佐藤英雄委員 今のスキー場に関連してお伺いするんですが、今回157万という修繕費だけなんですが、あれをしっかり直すにはどのような対策が必要なのか。また、どのくらい、例えばそのように完全にというか、改修すればどのような金額がかかるのか、それに関する何かいい国の補助金があるのかどうか、そこら辺、副市長あたりはわかるのかと思うんですけれども、ひとつお尋ねいたします。
19 ◯佐々木徹副市長 スキー場のリフトの件でございますけれども、今後、修繕がどのくらいかかるか、また新設した場合、どのくらいかかるかを比較しまして判断していかなければならないかなと思っているところでございます。
一応財源につきましては、辺地債というのがございましてそれを活用することになるのかなと思っておりますけれども、これにつきましては交付税80%算入でございますので、その辺の活用を考えていく必要があるかなと思っているところでございます。
20 ◯管野恭子委員 ページ数24ページ、総務費の2款の2項、コンビニ収納導入なんですが、コンビニ収納は非常にいろんな期待ができるかと思うんですが、ユーザーに対してのサービスの質の向上にもなると思うんですが、収納する側としてはどんなメリットがあるのかちょっとお聞かせ願いたいと思います。
21 ◯阿部俊治税務課長 収納に関してのメリットということでございますけれども、休日とか深夜とか、そういった部分での納付が可能ということで、そういった収納環境といいますか、そういったことの改善になるかとは思います。
あと、経費的な面でもそういった消し込み作業ですとか、収納作業の軽減といったものも考えられるかと思います。
あと、納付状況の確認が迅速化するということが考えられます。
22 ◯管野恭子委員 30ページ、これの城下広場公衆トイレの移設工事の件なんですが、これは移設するときの工事の期間とかちょっと教えていただけませんか。公衆トイレを移設するときに工事が発生するかと思うんですが、そのときにあそこを使っておられる方々はバス停を使っている方が非常に多いと思うんですが、仮設トイレとかの設置は考えているのかどうかお聞かせください。
23
◯一条秀義建設部長 ただいまの質疑についてお答えいたします。今のトイレをそのままにして新しいトイレをその近くに建設するということなので、仮設トイレは考えておりません。
24 ◯四竈英夫委員 36ページをお願いします。社会教育費の中の公民館費の中の工事請負費250万円、公民館維持補修工事ということでステージの横の垂れ幕を購入するというご説明をいただきましたけれども、正面の緞帳は購入されるのかどうかお伺いいたします。
25 ◯古山幸雄生涯学習課長 ただいまご質疑のあった中央公民館ホール舞台袖の工事の関係だったんですが、緞帳は計画はしておりません。今、中割暗幕という両開きの暗幕で対応している状況ですがそれにかえるということで、今回の工事費については袖幕2つ、袖幕というのは脇の部分なんですが、それを2対と、一番後ろのバック幕というところの陰にホリゾント幕という白い幕があります。それの3設備を更新するという形の工事内容でございます。
26 ◯小川正人委員 24ページ、15節の工事請負費の庁舎駐車場整備工事でございますけれども、これは駐車場を整備すると普通車が何台、軽自動車が何台になるんでしょうか。と同時に、工事する場合、今は全部枠は白のラインで区切っていますけれども、現状を見ていると、余裕のあるときは普通車のところに軽自動車をとめても何ら問題ないんですけれども、混んでいるとき、普通自動車のところに軽自動車をとめられると、軽が余っているのに普通車が足らないという、そういう現象が起きているときでありますので、せっかく直すんだから誰でもわかるように、軽乗用車は軽乗用車の場所を設置すると思うんですけど、色等でわかりやすいような区分も考えるべきと思いますけれども、いかがでしょうか。
27 ◯遠藤信利財政課長 市役所前の駐車場でございますが、改修後でございますが、全て大きいサイズの普通乗用車タイプのサイズにしたいと考えておりまして、台数が普通乗用車タイプが55台、障害者用が2台、あとスペースによって軽乗用車しか入れない場所につきましては軽乗用車4台ということで、合計61台を計画してございます。
なお、軽自動車につきましてそういった色分けでなくて、何か軽というようなペイントで指定をしていきたいと考えております。
28 ◯佐藤英雄委員 24ページをお願いします。企画費の白石市
定住促進奨励金ですが、予想を上回るということですが、何件が対象になったのか。その中で市外から市内に来られた方はどのくらいあったのかお尋ねしたいと思います。
また、その同じ上の段ですからもう一度言いますが、財産管理費の中で、先ほど東町と旭町の面積の分割ということがありました。分割して何区画になるのか、それをいずれ売るようになると思うんですがいつごろ売るのか、幾らぐらいで売る予定なのか、わかればその辺、お尋ねしたいと思います。
29
◯山田裕一委員長 佐藤委員に申し上げます。一問一答でお願いいたします。
まずは企画費のほうから。
30 ◯大槻洋一企画情報課長 お答えいたします。当初予算において450万円を予算措置いたしております。内訳は市外からの転入が7件、それから市内転居24件ということで見込んでおります。26年7月末時点で市外からの転入が7件、市内転居も16件となりまして、4カ月で当初予算の3分の2を超える状況になりました。市内からの転入によりふえた世帯と人数がございますが、先ほども申し上げましたとおり、7世帯21人が転入いたしました。
31 ◯佐藤英雄委員 財産管理費、改めてお伺いします。東町、旭町の面積を分割するという話でございますが、面積がどのくらいあってどのくらいの区画にするのか、何区画になるのかお尋ねしたいと思います。
また、それを整備した場合は売りに出すのかどうかということも1つお伺いしたいと思います。
32 ◯遠藤信利財政課長 今回分割して使用する土地なんですが、一応分散していますけれども5区画ございまして、合計面積で4,000平方メートルほどございます。ですから、平均しますと、1区画800平方メートルぐらいですか、大小あるんですけれども、それを土地の形状にもよりますけれども2分割から4分割いたしまして合計で12分割、平均しますと、284平米ということで約100坪を切る程度ということで考えております。
なお、この物件は優良宅地ということでホームページにも掲載しておりますけれども、そういったことで、今後とも譲渡しやすいようにホームページなんかでPRしましてそういった定住化を図っていきたいと考えております。
33 ◯佐久間儀郎委員 30ページ、先ほどの城下広場公衆用トイレ移設工事なんですが、今あるトイレをそのままに残して新しくつくった上で壊すというような、そういう考えのようですが、そうすると、新しい公衆トイレということで今までと機能というか、例えば障害者向けに使いやすいようにするとか、そういったことをいろいろ考えていらっしゃるんじゃないのかなと思うんですが、その辺、どうなんですか。
34
◯一条秀義建設部長 ただいまの質疑にお答えいたします。
現在のトイレは男子用、女子用だけのトイレですが、新しいトイレには多目的用トイレをつけて少し広さを広くして建てたいという計画でおります。
35 ◯佐久間儀郎委員 34ページですけれども、都市計画費の中での13節委託料25万円ほど造成宅地等崩落緊急対策ということで計上されておりますが、これはどこの場所なんですが、どこが滑落したのか。
36 ◯熊谷弘一都市整備課長 お答えいたします。
ただいまのご質疑の件につきましては、既に完了しておりますが緑が丘地区と虎子沢山地区において地滑りの防止工事を行いました。事業としては、造成宅地滑動崩落緊急対策事業ということでございますが、こちらにつきまして工事完了後に工事の効果を図るために、工事の際にボーリング調査を行っておりまして、そのボーリング調査孔5カ所につきまして月1回、水位の観測を行いまして、変動を継続して観測していきたいというふうに考えております。
37 ◯澁谷政義委員 予算書の29、30ページ、林業費の中で電柵についてお伺いします。住民にとって電柵は大好評でございます。きのうも講習会を経て皆さん、設置の仕方とかいろいろ勉強して、なおかつ効果のある電柵が設置されることと思いますけれども、ありがたいことに3分の1が補助ということであります。住民の中にはいろいろな場所、距離等がありまして、3分の1はありがたいんだけれどももう一つ上限があるんだと。10万円の上限というのを何とか撤廃、または上限をもう少し上げるとか、そういうことは実際できないものかというお話がたびたび受けるわけですけれども、その辺は検討の余地があるのかないのか。近隣の市町村を調べましたけれども、対照して私は言いたくありませんので、まず白石市独自の考えをお聞かせ願いたいと思います。
38
◯菊地正昭産業部長 まずは、昨日の研修会に大勢の議員さん、おいでいただいてありがとうございます。効果的な研修会だったかなというふうに思っております。
今、電柵の補助金の件でございますけれども、基本的には経費が5万円以上30万円以内ということで3分の1を補助しているというのが今の現状でございます。大分そういう意味では件数がふえているということで今回も補正をさせていただいておりますが、多分これからも収穫期を迎えてまたふえてくるのかなというふうに思っております。そういう意味では、近隣の今お話も出ましたけれども、2分の1を出しているところ、それから3分の1にしているところ、いろいろございますが、現状この形で今のところ、進めさせていただきたいというふうに考えております。
39 ◯澁谷政義委員 はい、わかりました。今後の検討の余地はあるのでしょうか。
40
◯菊地正昭産業部長 今後の検討の余地ということは、いろいろご相談はあるんでそれは考えさせていただきたいと思います。ただ、片一方の鳥獣の被害の防止の総合対策交付金がことしはこのような形で補正をさせていただいて県の補助がついているということもございますが、じゃあこれが来年も続くのかということの保証がございません。そうすると、そちらのほうも今の現状をどういうふうにして維持していくとか、そういうことも総合的に考えなくちゃいけないということもございますので、検討はさせていただきたいと思います。
41 ◯管野恭子委員 先ほどの城下広場のトイレの件だったんですが、多目的用のトイレも入るということなんですが、この中にオストメイトトイレも入ってくるのかどうか、非常に大腸がんとかになっている方が多くなってきていますので、特にここは病院通いの方々も集まることも多いんではないかと考えますが、そのあたりはどんなふうになっているのかお聞かせ願います。
42
◯一条秀義建設部長 ただいまの質疑にお答えいたします。オストメイトまでちょっと現在のところは考えていないという現状でございます。
43 ◯管野恭子委員 ぜひ検討していただきたいと思うんですね。たしかこれは国からの補助制度があったような気もいたしましたので、そのあたりも探していただきながらぜひお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
44
◯一条秀義建設部長 ただいまの質疑についてお答えをいたします。国の補助等もあるということであるならば、ちょっと関係課と相談をいたしまして検討したいと思います。
45 ◯佐久間儀郎委員 34ページですが、防災費のところの13節ハザードマップの作成業務委託料を計上されていますね。先ほどは避難所とかの地図情報を入れると。そのほかに災害の意識啓発情報も加えてということをおっしゃっています。どの辺のところの情報まで考えられて地図に生かしていくのかお聞かせください。
46
◯遠藤智民生部長 お答えを申し上げます。ハザードマップに掲載する内容でございますが、意識啓発情報に関しましては、ハザードマップのハザードマップとはこういうものですという解説ですね。それから、そのマップの使い方、それから土砂災害の種類、あるいは前兆現象、そういったものも掲載をしたいなと。それから、例えば避難をするといったときの避難のタイミング、あと避難勧告等の避難情報の伝達方法、あるいは経路、そういったものもお知らせをしたい。あとは、災害関連情報の発表基準ですね、あるいは避難するときの心得、あるいは避難──非常持ち出しの内容的なものもお知らせをしたいなと。それから、もう一つ、ご自分の住宅の風水害の対策──対策例といいますか、こういったことをやっているところがありますというようなモデル例などもお示しをしながら使っていただければなというふうに考えております。
47 ◯管野恭子委員 36ページ、南中学校体育館の天井の件だったんですが、これは非構造部分ということで国からのあれでやるわけですが、ほかにこういったところはないというふうに認識してよろしいんでしょうか、お尋ねいたします。
48
◯土田秀弘管理課長 質疑にお答えします。体育館の吊り天井は南中学校のみで、そのほかはありませんでした。
49 ◯管野恭子委員 28ページ、福岡
放課後児童クラブの棚、げた箱等設置工事なんですが、現在、
放課後児童クラブ、おかげさまで人がふえておりまして狭くなっていないかなという心配もあるんですが、この中でげた箱の設置となると、子供さんたちに対して支障ないかどうか、どのあたりに棚とげた箱を設置するのか伺います。
50 ◯高橋美知子子ども家庭課長 げた箱設置工事につきましては、お子さんがふえておりまして不足しているということを聞いて、まだ屋外にありますが──たたきのあたりですね、スペースがございましたのでそちらのほうに設置するようになると考えております。
51 ◯小川正人委員 29、30ページで6目生ごみ資源化事業で、これは決算のときも同僚議員のほうから質疑ありまして、給食センターが移動すると温水という一つの目的が減るということで話がありました。このシリウスだと思うんですけれども、これは結構経費がかかっているんですね。でも、最新的な技術で国からの補助をいただいているんで経費がかかるからもうやめたというわけにはいかないと思うんですけれども、この運用状況は、もし経費がかかるというならばあしたからやめるということは可能なんですか、それとも補助金をもらっているから何がなんでも何十年かは継続しなきゃいけないという建物なんでしょうか、ちょっとそれをお伺いします。
52
◯遠藤智民生部長 シリウスの関係で、その補助金は国のほうからいただいております。
補助金適正化法によりまして10年経過しないとそういうことは考えられないということです。この施設、11年を経過しておりますので、そこの基準はないのかなというふうに思っています。
53 ◯佐藤英雄委員 同じ質疑だったんですが、例えば生ごみは仙南広域でやっているわけですが、人口割、実績割で仙南広域のほうで処理しているわけですが、あそこに出した場合と今のシリウスに今現在、シリウスで燃やしている分と仙南広域にやっている分と、または全部仙南広域にやった場合は幾らかかるかという試算はしたことがあるかどうかお尋ねします。
54
◯遠藤智民生部長 恐らく試算はしてあるんだろうと思いますが、ちょっと今、手持ちにはございません。経費的にはシリウスで処理するほうがはるかにかかっているということは言えるかと思います。
55 ◯佐藤英雄委員 補助金のほうの制約もなくなったし、経費の面でも向こうに出したほうが安いというのであれば、やはり早急にこれは考えたほうがいいのかなと思っております。
別な質疑に移ってよろしいですか。
56
◯山田裕一委員長 はい。
57 ◯佐藤英雄委員 先ほどの鳥獣害対策なんですが、先ほど部長が今後、交付金がどのくらいになるかもわからないから、補助金もどのくらい出せるかわからないと言いましたが、白石は前市長の時代から農業に対する造詣が薄いと言われています、言っています。それだけ白石は都市化しているのかどうかわかりませんが、角田やほかから比べると、農業に対する予算が少ないという話も聞いています。今の市長はそうではないと思うんですが、ぜひ交付金があるからどうのじゃなくて、やはり特色をつけるためにぜひ白石はこういう手厚くやっているんだということを見せていただければと思っております。イノシシ対策は、仙南広域でも話題になっているんですが、みんな比較して白石はどうだ、あそこはどうだと今、話、結構しています。白石は先陣を切ってこういう対策をやっているんだということを示していただけるよう、副市長のほうからも言っていただければありがたいと思います。答弁は要りません。
58 ◯制野敬一委員 私も鳥獣害対策のことについて質疑させていただきます。ことし、いろいろな総合対策費とか1,745万円というような、数字的に間違っていたら後でお教えください。ことし、電気柵、もう65件で440万円も拠出しているということで、去年、71件で300万円ぐらい、ちょっとその数字はあれですけれども去年は71件ということで、数字的にはそのようになっているわけですけれども、実際1回、助成を受けた場合にはここもだったということになったときには3年間、その助成の申請ができないというようなお話がありました。実は私のほうも1件は市のほうの助成金をいただいてやったわけですけれども、その被害が別なほうでも発生したということで個人的に設置をした経緯があります。いろいろな地域の情勢を聞きますと、やっぱりそういうことで個人的に設置をしている方も含めると、恐らくこの数字以上の──倍ぐらいの数字には少なくてもなっているんじゃないかというふうな感想を持っています。そして、特にJAの職員とか、取引している二、三の農機具のほうの業者さんともいろいろお話をしますと、やっぱり被害が特に甚大だというのは大鷹沢地区、それから白川地区、福岡地区がその被害が甚大だというような情報を伺っておるわけです。
それで、私も副市長が産業部長時代から、私の持論として、この電気柵で守る、それは十分に効果が見られるんだけれども、やっぱり絶対量の頭数を減らさないことには、将来的にはどんどんどんどん、被害は必ず拡大してくるよなというようなお話で、去年は578頭でしたか、白石市では捕獲しておりますけれども、隣の丸森町では約2.5倍の1,200頭以上、1,270何頭という報告を受けていますけれども、そのような実態があると。
いろいろお話を聞くと、確かに箱わな、くくりわな等で捕獲しているのもあるわけですけれども、丸森町の猟友会等の人たちのことしのいろいろお話を伺いましたら──人を介して伺ったんですけれども、耕野地区のほうで──私のほうと隣接するのが耕野地区、5分ぐらい過ぎると耕野地区になりますので、イノシシの姿見たら3日に一遍ぐらい、銃を持っている人たちの専門用語か何かわかりませんけれども、巻狩りをしてイノシシを山に追いやるかそこで捕獲するという、その効果が十分に見られるということで、これは先日、部長のほうにもその情報を伝達したわけですけれども、耕野地区の耕野小学校のほうに私も9月3日に実際に行ってきましたら、山がかなり入り組んでいながら、そしてまた、田畑がもう山に迫ったようなところでも、正直電気柵が1カ所──電気柵か針金かちょっと5時ごろですから遠かったから見えないんですけれども、それだけ無防備──無防備というのか、それだけ対策をしなくてもイノシシが田んぼを荒らしたような姿が一つもなかったと。一方、我々が二、三日前にチンゲンサイの現地調査をしたときに、ほとんどの委員がバスの中から見たと思うんですけれども、内親地区では道路のすぐそば、あれだけ車の頻繁に通るところで、電気柵しなかったからと言われればそれまでなんですけれども、イノシシがかなり田んぼを荒らしているという、そういう実態があるわけです。
ですから、ちょっとこれ、産業部長のほうにお尋ねしたいんですけれども、丸森町とか角田市のほうでは、やっぱり定期的に巻狩りをしたりして実施をしているというような実態があるわけですけれども、白石市でも猟友会のほうにもいろいろ情報を伝達しながら、何とか銃を使っても捕獲とか、山に追い上げるとかという方法ができないのか、それをまずお聞きしたいと、このように思います。
59
◯菊地正昭産業部長 制野委員からのご質疑でございますけれども、大鷹沢、白川、福岡という地区名が出てきましたけれども、イノシシの被害についてはもう小原のほうまで行っています。小原の方々も私のほうに来て、何とかしろという話でおいでをいただいているというのが現状でございます。白石全体にイノシシはいるというふうに認識しております。電柵につきましても、補正をさせていただいているように申請がふえているというのも現実でございます。
それで、巻狩りについてですけれども、これは制野議員にもお話をさせていただきましたけれども、いわゆる今の11月中旬から3月までが猟期になるわけですけれども、今の時期については個体数調整という形で猟友会の方々、各隊に対して許可を出しているという現状でございます。その際に、いわゆるとる方法として銃器でということの後ろに括弧書きで人身に危害を及ぼす場合及びとめ刺しの場合に限るというふうに括弧書きでつけさせていただいて皆様のほうに──皆様というのは猟友会の方々に許可証を出しているというのが現状でございます。イノシシについては、市の固有の事務ということになっていますので許可は市長限りで出せるというふうになっておりますが、これは私、昨年からこの職におりますけれどもその前からそのようになっているというふうなことでお話をさせていただきましたけれども、要は間違って人を撃ったとか、そういう報告が多分にあるということで、ちょっと議員さんと話が食い違ったんですけれども、猟友会の方々からそういう申し入れがあって、いわゆる箱わなに入ったものに対してのとめ刺しという形で、個体数調整については、そういう要請があってこちらのほうからそういう形で許可証を出しているという認識で私はおったわけでございます。そういう形でもし銃器でとるような、いわゆる巻狩りをしたいということであれば、それはその許可をお出しすることは可能でございます。それは有害鳥獣の許可を期限を切って出したらいいんじゃないのということで県のほうからは指導をいただいているところでございますので、そういうふうに許可を出すことは可能でございます。
ただ、先ほど言いましたけれども、安全性ということに関しましては、例えば猟友会の方々だけが山に入っているわけではございませんので、例えばこれからだとキノコ狩りとか、そういう方々も入っているということもございます。それから、いわゆる猟犬の問題、せこさんの問題、それから、人数の問題とかいろんな問題が出てくるんだというふうに思いますので、そういうことについては、やっぱり猟友会の方々でちょっと話をしていただくのと同時に、地域の方々でもお話をしていただければなというふうに思っております。
それから、丸森で耕野地区が電柵が少ないという話で、これも委員さんと食い違ったんですけれども、私も見させていただきました。確かに少ないかもしれません。丸森については、25年度では165件の電柵申請を受け付けて880万円の補助を出しているという報告を受けております。それは丸森、角田、白石、蔵王町もそうですけれども、イノシシの被害にはみんな困っているというのが現状でございます。
巻狩りについては、やるということであれば、うちのほうで許可を出すことは可能だということでございます。
60 ◯制野敬一委員 今、部長言ったように、若干私と意見が食い違っていると。決して白石で被害がないと、特にというふうな、例えば特にそういうふうな情報を聞いていますよということで、白石で大平であったって越河地区であったって斎川でも、その被害はあるというのは十分に私は承知して、特にそういうふうなことですということで、それから丸森町の、あえて私がこの前、部長のほうに情報伝達したのは、耕野小学校のほうにというふうな道路も限定したわけですから、たまたま部長が見てきたのは、今度は耕野小学校じゃなくて丸森西中のほうに行ってあったと。いや、私は丸森町に全然電柵ありませんなんていうことでなくて、その辺の違いは部長、私も丸森の耕野小学校に──それは吉田商工観光課長も知っているわけです、同席した場所で話ししていますので。その辺は言った言わないなんていうことは別にして。
実は実際に巻狩りのそういう申請があればということなんですけれども、それは実際に猟友会のほうに、例えばこれだけの被害が拡大しているときに緊急に招集をして、いろんな情報を伝達したとかというのは、ことしは5月に総会するというふうな話は十分に聞いておったわけですけれども、その後、猟友会に緊急に集まってもらうとか、猟友会の支部長さん方とその情報交換したという実績はことし、何回あったんでしょうか。
61
◯菊地正昭産業部長 協議会の総会につきましては6月30日に総会を開催させていただいておりまして、その中で情報交換をさせていただいております。
それから、猟友会の隊長さんが、いわゆるイノシシをとったときに農林課のほうにその証拠の尻尾を持ってくるわけですね。そのときに猟友会の隊長さんとはお話をさせていただいております。また、この研修会についても、ぜひ参加してくださいねということで連絡をとっているという現状でございます。
62 ◯制野敬一委員 その先、余りくどくど申しませんけれども、実際に丸森町とか角田市のそういう実績も実際あるわけですから、そういう先進地の人たちと情報も十分に密にしながら、イノシシを捕獲許可、そういう許可を出すのは自治体の長、すなわち市長ですので、市長の窓口になっているのが農林課なものですから情報を十分にお聞きしながら、やっぱり実際に行っている人たちはどういう方法で行っているのか。
それから、今、銃は自分の身に危険を感じたら、それからとめ刺ししか使えないという今の白石の実態なものですから──実際に私、猟友会のほうからも、会員からも言われているのが、実際にイノシシ出てきたんだけれどもその許可がないから撃てないんだというような──そのぐらいの許可はぜひ認めてもらえないかという要望もありますので、その辺を十分に検討しながら、いろいろ情報を交換しながら何とかいい鳥獣害対策をとっていただきたいと、このように思いますのでよろしくお願いします。
63 ◯水落孝子委員 30ページのまた塩化カリです。この前、塩化カリを使ったやつと使わないやつとこれから柴田と白石で実験していくと、実証実験をしていくと。それどこでどのような形でやられるのかということをご説明いただきたいです。
64
◯菊地正昭産業部長 この前、27年産米のお話をさせていただきましたけれども、現在、26年産米については越河で3カ所、それから各地区1カ所ずつの検査を経て出荷制限を解除するというような方策で、今、白川と大鷹沢が多分解除の方向になっているのかなというふうに思います。27年産米については、多分、多分でございますけれども、越河地区が確実にその対象の田んぼが必要になるのかなというふうに思っております。それから、ほかの地区については県との協議が必要かもしれませんけれども、全部というふうにはならないと思います。ですから、そういう意味ではカリを入れた田んぼ、入れない田んぼということで検証をするということでやるような形になるかと思います。この27年産米のカリについては、交付金事業ということでは、今、柴田と、あとうちという形で交付金事業という形になるということでございます。ですから、柴田も来年、同じような措置をするということでございます。
65 ◯水落孝子委員 26年産米もやっていたと……、違うの。やっているんでしょう、やっていないの。やっていると今聞いたような気がしたので、やっていたら、ちょっと100ベクレル超えたものの買い上げとかいろいろ問題が出てくるんじゃないかなと思ったものですから、やっていたかやっていないか、そこのところ、またお願いします。
66
◯菊地正昭産業部長 今やっているのは、ほかの柴田と白石を除いたところが今やっています。26年産米についての3カ所、1カ所という話は、検査している、出荷制限解除の検査の件数が越河は3件で、ほかの地区は1件ですよという話でございます。27年産米について何で白石と柴田かというと、24年産米について100ベクレル以上が出たところを27年産米はこの2つの地区でそういう試験をしなさいよという話が来ていると。ですから、ほかのところは24年産米で出ていなかったので、ことしが対象の年度になっていてやっていますよという話でございます。
67 ◯小川正人委員 31ページの2目道路維持費で除雪について伺います。4,000万円補正されていますけれども、これは除雪する道路というのはある程度、指定された道路で、何センチ以上の降雪があったら除雪をするという、そういう依頼を受けている業者、もしくは役所がやるんだと思いますけれども、もし今現状で指定されていないけれども去年みたいに大雪が降った場合は、何センチ以上になったらもう何メートル以上の道路だったら自動的に除雪しますよという、そういう計画とかは決まっているんですかね。
68
◯一条秀義建設部長 ただいまの質疑についてお答えをいたします。通常は積雪10センチ以上の雪があった場合、296路線、市道ですね、除雪をします。ことしの2月に記録的な大雪があったということも踏まえて今まだ構想中でございますが、今までの体制を1次体制と見てそれ以上、おおむね40センチぐらいというふうに見ているんですが、まだこれは固まったわけではございませんけれども、2次体制ということで大工さんたちの組合、建設職組合がありますのでそちらの方々が持っている重機を利用して生活道路、これ以外の296路線以外の道路を除雪してもらうような計画で今進んでいるところでございます。
69 ◯小川正人委員 今、指定されている路線以外に他の項目として40センチぐらいを基準として除雪を考えていると、そういう答弁でございましたけれども、その40センチはどこから算出されているかわかりませんけれども、できたら軽四輪の車高というんですか、腹、あれ何センチあるか、私もわかりませんけれども、できたらそれを基準として計算していただきたいと思います。なぜなら去年の大雪のとき、私の近くに児童館があるんです。お母さん方が皆さん、軽四輪で、普通車が行くと寄せられて軽四輪の腹がつかえて動けなくなっているんですね。だから、そういうことで、やはりこの道路はどういう特殊性があるんだと、そういうものを踏まえて検討していただきたいと思います。
70
◯一条秀義建設部長 ただいまの質疑にお答えいたします。今お答えしましたのは、まだ構想ということで決定ではございませんので、その辺、また検討させていただいて計画を立てていきたいと思います。
71
◯山田裕一委員長 ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
72
◯山田裕一委員長 質疑がないようですので、質疑なしと認めます。よって、第56号議案の質疑を終わります。
この際、暫時休憩いたします。
午前11時44分休憩
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午前11時44分開議
73
◯山田裕一委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。
採決に入ります。ただいま議題となっております本案については、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
74
◯山田裕一委員長 ご異議なしと認めます。よって、第56号議案は、原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
第57号議案から第61号議案
75
◯山田裕一委員長 第57号議案・平成26年度白石市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)から第61号議案・平成26年度白石市下水道事業会計補正予算(第2号)までの計5議案を一括議題といたします。
順次、当局の説明を求めます。
最初に、第57号議案・平成26年度白石市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、第58号議案・平成26年度白石市
介護保険特別会計補正予算(第1号)及び第59号議案・平成26年度白石市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の3議案について、説明願います。遠藤民生部長。
76
◯遠藤智民生部長 まず、国民健康保険特別会計補正予算につきましてご説明を申し上げます。
最初に、歳出について説明をいたします。
43、44ページをお開きください。
6款1項1目介護納付金に係る3,126万7,000円につきましては、平成26年度介護納付金の額の決定通知によるものでございます。その下、11款諸支出金1項償還金及び還付加算金5目償還金の3,180万4,000円につきましては、平成25年度療養給付費等負担金など国庫支出金の概算交付分の精算が確定し、超過交付となったことから償還金を計上しております。
12款1項1目予備費の4,591万円につきましては、今後の医療費支払いの調整財源に充てようとするものでございます。
次に、それらに充当する財源について説明をいたします。
41、42ページにお戻りください。
5款1項1目前期高齢者交付金として6,192万6,000円の減額につきましては、平成26年度交付金の決定に伴い減額補正をするものです。
10款1項1目繰越金として1億7,142万3,000円を計上しております。これは平成25年度剰余金の3億4,292万4,806円から基金に積み立てをいたします1億7,150万円を差し引いた額を前年度繰越金として計上するものです。
国民健康保険特別会計の主な補正予算につきましては以上でございます。
続きまして、
介護保険特別会計についてご説明申し上げます。
49、50ページをお開き願います。
最初に、歳出について説明をいたします。
1款総務費3項
介護認定審査会費1目
介護認定審査会費に236万7,000円を計上しております。これは
仙南地域広域行政事務組合介護認定審査会の負担金で、当初の予算でおおむね90%程度の予算を計上していたことから、その残額を今回補正しようとするものです。
4款基金積立金1項基金積立金1目財政調整基金費の4,023万5,000円につきましては、平成25年度介護保険事業の実績による精算に基づき、返還金等を差し引いた残金を財政調整基金に積み立てるものでございます。
6款諸支出金1項償還金及び還付加算金2目償還金の3,435万9,000円につきましては、平成25年度事業の実績による精算のため、介護保険給付費の国県及び社会保険診療報酬支払基金などへ返還をいたそうとするものです。
また、2項繰出金1目一般会計繰出金の1,656万8,000円につきましては、平成25年度事業費の実績による精算のため、一般会計に繰り出しするものです。
次に、歳入について説明をいたします。
7款繰入金1項一般会計繰入金4目一般会計繰入金の260万8,000円につきましては、
仙南地域広域行政事務組合の介護保険認定審査会負担金と平成25年度介護報酬改定に伴う
システム改修補助金返還金などを一般会計から繰り入れするものでございます。
8款1項1目繰越金の9,113万7,000円につきましては、平成25年度の事業費確定による繰越金でございます。
介護保険特別会計の主な補正予算につきましては以上でございます。
次に、後期高齢者医療特別会計についてご説明をいたします。
55、56ページをお開き願います。
歳入の4款繰越金に前年度繰越金として952万7,000円を計上しております。これを今後の医療費等支払いの調整財源に充てるため全額、歳出の4款予備費に計上いたしております。
後期高齢者医療特別会計の補正予算につきましては以上でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
77
◯山田裕一委員長 次に、第60号議案・平成26年度白石市水道事業会計補正予算(第1号)及び第61号議案・平成26年度白石市下水道事業会計補正予算(第2号)の2議案について説明を願います。遠藤上下水道事業所長。
78 ◯遠藤康男上下水道事業所長 それでは、第60号議案・水道事業会計の補正予算について説明いたします。
補正予算に関する説明書の58、59ページをお開き願います。
まず、収益的支出についてご説明いたします。
1款上水道事業費用1項2目配水及び給水費46万4,000円につきましては、市内鷹巣の石神地内の鷹巣配水池にあります受水流量計施設の出入口ドアに腐食が進んでおりますことから、その修繕に要する費用でございます。
なお、これは宮城県と締結しております仙南仙塩広域水道用水供給事業に関します流量計等の基本協定書及び流量計等の維持管理委託契約書に基づき県に委託して修繕を行うものでございます。
次に、1項4目総係費939万6,000円の内訳につきましては、上下水道料金使用料のコンビニ収納導入に伴うシステム改修に896万4,000円、公営企業会計システムの改修に43万2,000円を計上いたそうとするものでございます。上下水道料金のコンビニ導入に当たりましては、納付環境の向上に期待できることなどから導入に向け改修を行うものでございます。
以上が水道事業会計の補正予算であります。
次に、第61号議案・下水道事業会計の補正予算についてご説明いたします。
説明書の61、62ページをお開き願います。
資本的収入及び支出について収入から説明いたします。
1款公共下水道事業資本的収入1項1目企業債2,000万円の内訳につきましては、学校給食センター整備に係る
公共下水道管渠建設改良資金として1,600万円を、公共下水道災害復旧に係る公営企業負担分の財源に充当する災害復旧事業債400万円をそれぞれ借り入れいたそうとするものでございます。
4項1目他会計補助金1,600万円につきましては、今回9月補正予算の支出の部で計上しております公共下水道災害復旧事業に対する地方財政措置として一般会計からの繰入金でございます。なお、これは
震災復興特別交付税で同額措置されるものでございます。
次に、資本的支出についてご説明いたします。
1款公共下水道事業資本的支出1項2目管渠建設単独事業費1,600万円につきましては、学校給食センター整備に伴い、同センターの発生汚水を公共下水道への接続を可能とするため、未整備区間の管渠工事に要する費用でございます。
1項7目災害復旧単独事業費2,000万円につきましては、下水道災害復旧に係る調査設計の委託料でございます。
大震災の公共下水道
災害復旧工事完了以外で下水道排水のふぐあいが発生していることから、これまでカメラ調整や測量を進め災害復旧事業として工事を進めております。
今回の補正につきましては、現在は苦情が出ておりませんが、対象範囲を広げて汚水の滞水や詰まりが存在する箇所を調査把握し、的確な復旧に資するための所要額を増額いたそうとするものでございます。
次に、予算書の13ページをお開き願います。
財源といたしましては、会計総則第2条において、当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額717万5,000円を860万8,000円に、当年度損益勘定留保資金4億7,449万1,000円を4億7,350万8,000円に改めまして補填するものでございます。
以上が下水道事業会計の補正予算であります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
79
◯山田裕一委員長 以上で当局の説明は終わりました。
これより一括して質疑に入ります。
80 ◯佐久間儀郎委員 61、62ページの下水道事業会計の関係でお伺いしますが、今回、企業債を起こしまして工事請負──公共下水道事業の管渠工事を行うということで、これは給食センターが新しくできるということで未整備区間として管渠を整備するというお話ですね。それで、沿線の方々がいらっしゃるわけですね。その方についての受け入れ、個別の下水道を入れてくださいと、そういうことにもお応えしていくという内容になっているんでしょうか。
81 ◯遠藤康男上下水道事業所長 お答えいたします。今回未整備区間ということで延長約90メートルぐらい整備をさせていただきます。その区間がご指摘いただきました民家が数軒ございますので、そういった要望につきましては下水道の有効利用という観点から、できるだけ流入を可能とする方向で検討していきたいというふうに考えております。
82
◯山田裕一委員長 ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
83
◯山田裕一委員長 質疑なしと認めます。よって、第57号議案から第61号議案までの計5議案の質疑を終わります。
この際、暫時休憩いたします。
午後0時00分休憩
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午後0時00分開議
84
◯山田裕一委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。
採決に入ります。ただいま議題となっております第57号議案から第61号議案までの計5議案については、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
85
◯山田裕一委員長 ご異議なしと認めます。よって、第57号議案から第61号議案までの計5議案は、いずれも原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
86
◯山田裕一委員長 お諮りいたします。
予算審査特別委員会において議決されました各議案の条項、字句、数字その他整理を要するものについては、その整理を会議規則第107条の規定に基づき委員長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
87
◯山田裕一委員長 ご異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字その他の整理は委員長に委任することに決定いたしました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
88
◯山田裕一委員長 以上をもって、本特別委員会に付託されました案件の審査は全て終了しました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
89
◯山田裕一委員長 この際、お諮りいたします。本特別委員会の審査経過と結果については、来る22日の本会議において報告いたしますが、その報告書の作成につきましては委員長に委任されたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
90
◯山田裕一委員長 ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。
委員の皆様には、終始熱心にご審査をいただき、予定どおり付託案件の審査を終了いたしましたことに深く敬意と感謝を申し上げます。
また、理事者各位におかれましても、委員会の円滑なる運営に格別なるご協力をいただき、厚く御礼を申し上げます。
これをもって本特別委員会を閉会いたします。
ご苦労さまでした。
午後0時02分閉会
白石市議会委員会条例第30条の規定によりここに署名する
予算審査特別委員長 山 田 裕 一
Copyright © Shiroishi City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...