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平成24年決算審査特別委員会(第2号) 名簿 開催日:2012-09-11
平成24年決算審査特別委員会(第2号) 本文 開催日:2012-09-11

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  1. 白石市議会 2012-09-11
    平成24年決算審査特別委員会(第2号) 本文 開催日:2012-09-11


    取得元: 白石市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-11
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1      午前10時開議 ◯沼倉啓介委員長 おはようございます。  ただいまから本日の会議を開きます。  現在における出席委員は16名でありますので、定足数に達しております。  それでは、きのうに引き続き、一般会計質疑を続けます。  この際、お願いしておきます。質疑される場合は、整理してページ数とその項目を示し、簡潔に行うようお願いいたします。  なお、昨日の質疑において、答弁を保留しておりました件について、答弁をお願いいたします。 2 ◯高子章治建設部長 昨日答弁を保留しておりました道路使用料収入未済額の内容と滞納処理の対応についてお答え申し上げます。  収入未済額の状況でございますけれども、1つとしては、道路占用料2つ目として公共物使用料がございます。  1つ目道路占用料については対象者が6名ございます。使用している用途としましては、資材置き場、宅地、水道管布設等に利用しております。それで、滞納でございますけれども、平成14年度から平成23年度まで、計19件、18万3,390円となっております。  2番目の公共物使用料でございますけれども、これも対象者が6名ございます。用途については、資材置き場、宅地、通路橋あと進入路でございます。これについては、平成11年度から23年度まで39件がございます。金額としまして155万549円となっております。合わせて58件、173万3,939円となっております。  それで、対応でございますけれども、当然でございますが、催告の文書を送付の上、電話連絡及び必要に応じては自宅訪問などをして、相手方と相談しながら支払いを求めていきたいと考えております。 3 ◯沼倉啓介委員長 それでは、質疑に入ります。 4 ◯山田裕一委員 おはようございます。  昨日午後から現地調査をさせていただきました。担当に当たられた担当課の職員の皆さん、本当にありがとうございました。そちらのほうを踏まえて2点、まずお伺いいたします。  まず1点目、成果等に関する説明書61ページ、放射能対策事業についてお伺いします。  昨日、現地調査南中学校の覆土の様子、それから越河小学校モニタリング設置箇所等を視察させていただきました。覆土の除染の効果というか、そういったものが本当に目に見えてあらわれているということを実感いたしました。連日、非常に猛暑、残暑が厳しい中、職員の皆様、そして担当に当たられている事業者の皆様には、子供たちの安心・安全のために精いっぱい業務していただいていることに、本当に改めて感謝を申し上げます。  そういったところで、昨日現地調査におきまして、民生部長のほうから、除染実施計画の第2版について、環境省からの連絡をいただいたという旨の説明をいただきました。再度、そういった連絡の詳細についての説明と、第2版を見据えた今後の除染見通しについてお伺いいたします。  続きまして、白石城に関連してお伺いします。成果等に関する説明書15ページでございます。  毎年、鬼小郎まつり、本当に多くの来場者の方が見えられております。平成20年度で3,000人、平成21年度で4,500人、平成22年度では5,500人と、そして平成23年度で8,000人と、毎年多くの方が来られております。特にことしは復旧したお城での鬼小郎まつりということで、さらに多くの来場者の方が見えられるのではないかということが予想されるわけでございます。
     そういった中において、正直、キャパシティーを超えているのではないかというぐらいのうれしい悲鳴になってしまうのですけれども、そういった観点からすると、来られた方の安全の管理体制というか、そういったものとか、また、お城だけではなくて、何とか町なかのほうに、長く白石市に滞在していただくためのさまざまな方策も考えていらっしゃるとは思いますけれども、今年度、これまでとまた違った鬼小郎まつりのそういったしつらえ等、検討されているのであれば、ご説明をお願いいたします。 5 ◯遠藤篤志民生部長 それでは、除染実施計画第2版の関係についてご説明を申し上げます。  除染実施計画第2版につきましては、6月の時点で環境省のほうと事前協議を進めておりました。それが今回、先週の金曜日に環境省のほうから電話連絡がありました。内容につきましては、正式な協議ということではなくて、軽微な変更ということで除染を進めてよろしいというような口頭での説明でございました。私のほうでも、事務方としましても、ちょっと口頭では困るものですから、一応その環境省担当者の方から、メールで、軽微な変更で進めていいということで内容を確認させていただいております。  第2版の概要でございますが、イメージとしましては、広報しろいし5月号に掲げております各施設ごと放射線量、これが0.23マイクロシーベルトを超えている施設について協議を進めておったわけですけれども、例えば北保育園、第二児童館、第一幼稚園、第二幼稚園、それから白石第二小学校、それから白石中学校、それから中央公園とか、公園施設、おおむねというよりも総数で、第2版で追加しようとしている施設が47カ所ございます。これについて、今後除染を進めていくという内容のものでございます。  ただ、除染の実施 ── 第2版で除染を進めるという以外に、スピードを上げて実施したいということと、詳細調査をそのまま継続して実施しておりましたけれども、その結果、マイクロホットスポットよりは大きいのですが、施設の本当に部分的なもの、そういった部分が施設については、市の独自除染を積極的に今現在進めているところでございます。 6 ◯沼倉啓介委員長 質疑していただく方に申し上げます。今は決算審査でございますので、出た数字の結果を審査していただく場でございまして、今後の見通しとか、そういう形のものでは、決算審査のこの会議にはちょっとそぐわないのかなと思います。  それで、1番目の質疑は受けましたが、2番目の質問も同じような類似的な項目であると思いますが、そういう観点から答弁をしていただいてよろしいですね。(「はい、わかりました」の声あり) 7 ◯遠藤智企画情報課長 鬼小郎まつりの関係でございますが、お城の面積は非常に限られておりまして、確かに昨年あたりですとかなりいっぱいいっぱいということになっております。ことし、どのぐらいいらっしゃるかわかりませんが、やはりお迎えするほうでございますので、職員の支援をいただきながら、各課ご協力いただいて、70人ほど、駐車場あるいは場内の整理、そういうものに当たっていただくようにお願いをいたしております。  それから、町なかに呼び込むというお話でございますが、白石駅が非常にことしバックアップをしていただけるということで、駅から、改札口から、武士の格好をしてお迎えをして、城門的なものも用意をして、白石駅をおりたときから、戦国を味わっていただくということでご協力いただく予定になっております。  それから、鬼小郎まつりのメーンでございます道明寺の戦いが終わりましたらば、行ける方に限るわけなのですが、甲冑を来たエキストラの方、すまiひろばのほうまでおりていただいて、そこで勝ちどきを上げるということで終了というふうにいたしたいと考えております。  もちろん白石駅からお城まで、独自に作成いたしますのぼり旗を左右に掲げまして、おもてなしをする予定でございます。  もう1つは、すまiひろばの中でお茶会をやっていただくのと、エフエム仙台の「白石よござりす」のそこでの収録といいますか、そういうのもそこで考えています。いろいろなインタビューを交えながら、そこで公開録音といいますか、それをやっていただくと。  それから、まちの中を歩くツールとしてスタンプラリーなども用意してお迎えしたいなと考えてございます。 8 ◯水落孝子委員 きのうの続きなのですが、事項別明細書30ページの、広告料収入はきのう詳しく説明いただいたのでわかりましたが、返還金、これについてご説明をいただければと思います。 9 ◯沼倉啓介委員長 暫時休憩します。      午前10時14分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午前10時15分開議 10 ◯沼倉啓介委員長 休憩を解きます。 11 ◯一条秀義財政課長 財政課のほうからお答えいたします。  内容ですね、ちょっと詳細を把握しておりませんので、調べて、今すぐ報告いたします。 12 ◯水落孝子委員 きのうから、これであと返還金いただければ、収入未済額ずっと中身教えていただいたわけですが、きのうも答弁がありましたが、税以外のこういった使用料等々の不納欠損の状況について、例えばきのう保育料の件では、要領に定めているとおりということの説明がありましたが、10年も、それ以上も前からのものがこのようになっているということを、それぞれの使用料等々の別々の要領で不納欠損がどういうふうになっていくのか。10年も、15年もたつと、そのときの子供はもう成人しているかもしれない。こういうのをずっとずっとどこまで引きずっていくのかというのが大変疑問なので、その取り扱いについて、それぞれの費目で違うのか、どのような扱いになっているのかについてお尋ねします。 13 ◯沼倉啓介委員長 暫時休憩します。      午前10時17分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午前10時18分開議 14 ◯沼倉啓介委員長 休憩を解きます。  今、調査中なので、答弁保留ということで、わかり次第答弁をしていただくということでよろしいですか。いいですか。では、続行しましょう。 15 ◯水落孝子委員 それでは、次にいきます。  成果の128、129ページです。減債基金都市整備基金、大変な財政運営の中で増加しているわけですが、増加したのは、何か予定の事業計画があって、ここに、基金にため込んだのか、どういう理由でこの基金がふえてきたのか、どういう財政運営の予定でこの基金がふえてきたのか、この点についてお尋ねいたします。 16 ◯一条秀義財政課長 ただいまの質問にお答えいたします。  減債基金都市整備基金が前年度よりふえているということなのですが、減債基金につきましては、今後、市債とかありますので、それの償還ということで、平成23年度の9月補正でここに記載されている3億6,000万円ほど、予算を認めていただいて、それを積み立てております。  それから、都市整備基金につきましては、今後、下水道事業会計のほうに毎年補助金を出しているわけですけれども、補助金の繰り出し、あるいは今年度ですか、白石沖西堀線、測量に入っておりますけれども、今後事業が始まれば、用地買収とか、そういった経費が必要になることから、都市整備基金のほうに積み立てをしているところでございます。 17 ◯山谷清委員 私からは事項別明細書の29、30ページ、雑入の中でお伺いをさせていただきたいと思います。  まずもって、学校給食不納欠損額、毎年上がってくるわけです。また、収入未済額が上がっていますが、このことについて、いわゆる教育委員会管轄のほうではどのようにお考えになっているのか、今後どういうふうな方向で徴収率を高めていくのか、その辺ちょっとお伺いします。 18 ◯沼倉啓介委員長 山谷委員に申し上げます。今の質疑は、先ほどの水落孝子委員質疑と合致しますので、別な質疑があれば承りたいと思いますが、いかがでしょうか。今のはちょっと保留をしているところでございますので、いいですね。  では、ほかに。 19 ◯大野栄光委員 3点ほどお伺いいたします。  1点目は、成果等に関する説明書14ページのスパッシュランドしろいしの利用客についてお尋ねいたします。平成22年度は4万7,000人から、平成23年度1万5,000人で3万2,000人ほどの減となっておりますが、昨年の震災による影響は理解できますが、今後、改善策をどのように考えておられるか。  2点目は、成果等に関する説明書78ページ、企業立地推進事業奨励金についてお尋ねいたします。ソニーさんが1,600万円、白雪とうふさんが350万円、旭プロダクションが36万円、これはどういった算定基準をもとに出された数字なのかお尋ねいたします。  2点目、下水道事業決算書の18ページで……。(「まだ入っていないよ」の声あり)あっ、はい。では、その2点だけでお願いします。 20 ◯遠藤智企画情報課長 スパッシュランドしろいしの関係でお答えいたします。  昨日、山田委員にもお答えした内容でございますけれども、ご案内のように、ここ数年減少傾向にございます。特に東日本大震災の影響ということで、休業せざるを得ない状況になっておりましたので、7月に岩風呂、昨年の9月にプールを再開いたしましたけれども、繁忙期の夏に休館になってしまったということと、大きな売りでありますバーデゾーンがまだ再開できていないというようことが重なりまして、3分の1程度に落ち込んでいるという状況でございます。  おかげさまでバーデゾーン、間もなく完成いたします。9月29日土曜日に全館オープンをいたします。そのために、チラシ、ポスター等を作成いたしまして、各所に掲載しておりますが、先着200名様に記念品を差し上げるというようなことで、まずは盛り上げていきたいなと考えてございます。  それから、原発事故の影響もありまして、逆に室内プールニーズは高まっている部分がございます。そのために、子供会なり自治会、そういう方々のところのPR、それから高校、大学、そういう水泳部があるようなところの合宿、その辺を積極的に営業活動を行って、収益増につなげてまいりたいと思っております。  それからもう1つは、各種教室がございます。その教室のニーズも図りながら、その充実を図ってまいりたいと考えております。 21 ◯吉田清幸企業立地推進課長 それでは、私のほうから企業立地奨励金並び転入者支援補助金交付積算根拠というお尋ねでございますので、ご答弁をさせていただきたいと思います。  まず、企業立地奨励金ですが、平成23年度交付につきましては、ソニーセミコンダクタ株式会社の2号棟並びに白雪とうふ株式会社蔵王工場の増築に伴いまして、増築分に係ります投下固定資産に対して課されました固定資産税及び都市計画税相当額を3年度間に限り交付するという企業立地促進条例に基づくものでございますけれども、ソニーセミコンダクタがその2年度分で白雪とうふが初年度分。  一度、税を納付していただいた額を、増築分に係る分については翌年度にお返しをすると。奨励金として交付し、お返しをするという制度でございまして、積算の根拠といいますが、実績交付ということになりますので、その辺ご理解をいただきたいと思います。  なお、転入者支援補助金につきましては、平成22年4月に株式会社旭プロダクション宮城白石スタジオが開所し、3名のクリエーターが仙台市、それに山形市のほうから本市に転入したことに伴い、白石企業立地等に伴う転入者支援補助金交付要綱に基づき、1名につき1万円を上限として家賃補助を行うことによって定住を促進しようといった制度でございますので、3名が平成22年度に転入したということから、1年間の居住実績がなければだめだということなので、平成23年度に3名の月額1万円、それに12カ月を掛けて36万円と積算し、交付いたしたものでございます。 22 ◯大野栄光委員 1点目の利用者数なのですけれども、白石市民利用者と、そしてまた市民以外の利用者、もしわかれば、その辺お知らせいただきたいと思います。  そしてまた、市民にもう少し低料金、そしてサービスといったもので利用させてもらえないかという点をお尋ねいたします。  2つ目企業立地奨励金につきましてですけれども、これはまだまだ多く出しても私はいいのではないかと思います。ということは、企業を誘致するには、やっぱり魅力が必要だと思います。普通のまちと同じような魅力では、普通の企業誘致しかできないと思います。やっぱり白石市には白石市独自のもの、企業が来るような魅力のある交付金奨励金、そういったものは考えられないのかどうか、この点お尋ねいたします。 23 ◯遠藤智企画情報課長 スパッシュランド利用者市内外の区分ということでございますけれども、チケットにつきましては、自動販売機で交付しておりますので、内外の区別はしておりません。  それから、低料金でということでございますけれども、料金につきましては、条例で上限額を定めまして、指定管理者のほうでその上限枠の範囲内で決めておりますので、場合によっては条例改正ということも必要になってくるかと思うのですけれども、今のところ、この料金でやっていくという方針でございます。 24 ◯沼倉啓介委員長 大野委員に申し上げます。政策的な質疑は、この場では課長は答弁できません。ですから、質疑のときにお願いいたします。 25 ◯管野恭子委員 東日本大震災関連関係で、成果等に関する説明書107ページ、担当部署建設課の中の住宅災害復旧等補助金、これについてお尋ねしたいと思います。  397件という件数で、通常よりはるかに多い方々が利用された、また、恩恵を受けられたということでありますが、これを適用するためには要件が何個かございます。その中の1つに、市内の業者という要件が入っております。そのために、この制度が使えなかった方が結構おられるのです。これは、この当時、本当に緊急事態でございまして、今でもまだ続いておりますが、市内の業者に頼んでも忙しくて断られる。やむなく先延ばしにされる。受け取ってもらったとしてもかなり先ということで、緊急を要する修理のために白石市外の業者に頼んだ、また、県外にも頼んだという方が大分おられるようです。その方々に対して、やはりこういう緊急事態要件緩和ということを考えていかねばならなかったのではないかと思いますが、その件について振り返っていかがでしょうか。 26 ◯沼倉啓介委員長 委員の皆様に申し上げますが、あくまでも市長に対する質疑に類似するような項目は、ここにおいでの方々は政策的な答弁はできません。その辺を踏まえた形で質疑をなさるようにお願いいたします。  今の管野恭子委員質疑に関しても、これは政策的な質疑で、答弁する項目がかなり含んでいるように思われますが、それでも答弁を求めますか。 27 ◯管野恭子委員 それでは、副市長にお願いいたします。 28 ◯太齋義勝副市長 この住宅改修事業でありますけれども、震災前からリフォーム事業ということで実施をしておりました。その後大震災が来たということでありますが、市民の皆さんには震災前からそういう周知はしてきたと私どもは思っております。したがって、市内の経済復興ということも第一にこれは考えなければならないということで、リフォーム事業からの流れをそのまま、市内の事業者ということにしたわけであります。ご理解をいただきたいと思います。 29 ◯管野恭子委員 再び副市長にお尋ねいたします。  確かに通常の場合ですと、市内の業者の活性化ということで十分理解もしております。しかし、この場合において、忙しいということは活性化しているわけですから、根拠が崩れていると思うのです。であるならば、やっぱり一定期間、市民に対するサービスとして、その要件は外すべきだったのではないかと思われますが、副市長のお立場でお答えをお願いいたします。 30 ◯太齋義勝副市長 今の時点になって考えてみれば、そういうご意見もあろうかと思いますけれども、これは予算計上して、そういうふうに説明をして、皆さんにご理解をいただいて実施をしてきた事業でありますので、ご理解いただきたいと思います。 31 ◯管野恭子委員 三たび副市長にお尋ねいたします。  副市長もそうなのかなという思いがあるということは私も理解したので、ちょっと心が通じる部分があったかなと思っておりますが、確かにもっと早く我々議員が気がついて、言えばよかったことだと私も反省しております。  しかしながら、このときに、やっぱり同じような立場の方が不平等な扱いを受けたということについては、やはり過去のことであったとしても、真摯に受けとめて、さかのぼって、その要件を撤廃して、さかのぼって該当する人を考えていくということもありではないのかと思いますが、副市長、いかがでございましょうか。副市長の立場でお答えいただきます。 32 ◯太齋義勝副市長 管野委員がさっきおっしゃられたように、業者の順番待ちが待ちきれなくて頼まれたというお話をされましたけれども、しかし、一方では、待ちながらこの事業に該当させたという方もいらっしゃいますし、この事業はまだ完結しておりません。いまだ、例えば屋根瓦が落下したままの被災者もおります。そういった人たちはこれからやろうとしているわけで、現時点でさかのぼって適用ということは、私個人の今の考えとしては、そういう気持ちはございません。 33 ◯管野恭子委員 では、四たび副市長にお尋ねいたします。  ということであるのであれば、今も待ちの状態がおられるということは、これは通常の対策から、東日本大震災災害関連の対策に、もう位置が変わっていると思うのですね。そうであるならば、今後もやはりある一定の期間を決めて要件緩和をすべきではないかと思うのですが、いかがでしょうか。副市長のお立場でお願いします。 34 ◯太齋義勝副市長 今、工事待ちをしている被災者の方については、既にもう瓦屋さんと仮契約みたいな形で事業の実施時期の調整をしているということでありますので、もう少し過ぎたら、工事が完了に向けて進むのかなと思っておりますので、現状のところで進めたいと思っております。 35 ◯沼倉啓介委員長 再度委員の皆様にお願いを申し上げますが、ここは一般質問の場ではございません。決算審査、数的な検査をする、議論をする場所でございますので、その辺を踏まえた形で精査して質問なさるようにお願いいたします。 36 ◯四竈英夫委員 2点ほどお伺いいたします。  1つは、スパッシュランドに関連しての質問でございますが、この秋に宮城県を会場にねんりんピックが開催されます。白石では囲碁の対局がホワイトキューブを会場に打たれるということで、大変喜ばしい限りだと思っております。だとするならば、水泳の協議も、このスパッシュランド……、あっ、ページ数は特にありません。スパッシュランドに関連してのご質問ということでございますので。 37 ◯沼倉啓介委員長 四竈委員、それは数字的な質問でしょうか。それとも、将来を見据えた質問でしょうか。 38 ◯四竈英夫委員 えっと、いや、数字に当然関連してくるわけですので、利用がふえればそれだけ数字が上がるということで、そのスパッシュランドの、県内でも有数の、優秀な設備を備えたプールでございますので、水泳は角田市のほうで開催されると伺っておりますが、ぜひ水泳の競技もスパッシュランドで開催できたらよかったのではないかなと感じたものですから、その辺の場所の選定はどのようにされたのか、その点をお伺いいたします。  それからもう1つ、これは放射能に関する問題でございますが、特別に成果に関する説明書には具体的な記載はございませんが、昨年から問題になっております焼却灰の処理についてでございます。家庭内で焼却したまき、その他の焼却の灰をどのように処理するかということについて、大変議論を進めて、皆さんもご苦労なさっていることと思います。それで、その処理する場所の選定、それから処理するときにはどのような方法で処理の方法をされるのか。そしてまた、将来処理したものがどのようになっていくのか、その辺について、現在までの進捗状況といいますか、そういったものがあればお知らせいただきたいと思います。以上、2つでございます。 39 ◯沼倉啓介委員長 四竈委員に申し上げますが、1番目の競技の選定は、この決算審査にはそぐわないと思うので、これは質問としてお受けできません。2番目の放射能の問題に関してのみお受けいたしますが、よろしいですか。 40 ◯四竈英夫委員 残念ですけれども……。 41 ◯遠藤篤志民生部長 焼却灰の取り扱いに関するご質問についてお答えいたします  焼却灰の中でも、放射線が8,000ベクレルを超える灰につきましては、指定廃棄物ということで市町村が収集して管理しなければならないと定められております。  実際に、今の現状でございますが、ことしの3月ごろに自治会長に協力をお願いいたしまして、市内でまき風呂などを利用して焼却灰を排出する世帯を調査いたしました。1,000件を超える世帯の方が利用されておりました。  その対策でございますが、市が収集して管理するということでございますけれども、では、収集して、それをどこに置くのかということが今課題になっております。今、市の方針としましては、地区ごとに仮置き場を設定して、そこに仮置きして、国が今目指している3年以内に宮城県内に設置されるであろう最終処分場において処分をするという大きな流れになります。  ただ、焼却灰につきまして、その仮置き場の設置について、何カ所か地元の自治会長さんを中心に話し合いを行っております。ただ、残念ながら、本日現在、まだなかなか地元の住民の皆さん方から理解を得られないということで、焼却灰の仮置き場については、まだ1カ所も決まっていないという状況でございます。  白石市としましては、先ほど申し上げましたように、1,000軒、1,000世帯を超える市民の皆さんが焼却灰を毎日排出されているということで、焼却灰の保管袋を対象者に配付して対応しているところでございます。 42 ◯澁谷政義委員 成果の72ページ、林業振興事業についてお尋ねします。  この中に、松くい防止事業とありますけれども、その処理の中に注入というのがあります。これは本当に注入して、今、野山を見れば、赤茶けた松くい虫がいっぱいありますけれども、果たしてこの注入がこれだけの成果を得たのかということで質問したいと思います。 43 ◯佐々木徹産業部長 樹幹注入についての成果ということでございますけれども、この樹幹注入につきましては、風致地区であるとか公園、そういうところについて主にやっているところでございまして、効果につきましては、それをやったから必ず大丈夫かというと、なかなか難しいところもあるのですけれども、ある程度の効果はあるものと思っております。 44 ◯沼倉啓介委員長 先ほど保留にしておりました事項について調査結果が出ましたので、答弁をお願いいたします。 45 ◯一条秀義財政課長 それでは、財政課のほうから、事項別明細書の29ページ、30ページ、雑入の6節返還金69万8,333円の中身ということでございましたが、調べたところ、生活保護者の返還金67万890円1件、それから医療費の助成費の返還金1件、2万7,443円ということで、この2件が返還金の中に入っております。  蛇足ですが、両方とも担当係が徴収に対して仕事をしているということでございます。 46 ◯沼倉啓介委員長 収入未済について、各所管課から答弁をしていただきます。 47 ◯高子章治建設部長 保留させていただいておりました住宅使用料及び道路使用料の関係の不納欠損処分の基準というか、そういうことについての質疑に対して答弁させていただきます。  不納欠損の明確な基準というのは設けておりません。それで、取り扱いについてでございますけれども、財務規則の第48条の中に、歳入の欠損処分をしようとするときは、不納欠損の事由及び法令の根拠を調査し、歳入不納欠損調書を作成し、不納欠損の整理をするとございますので、それに基づいて、その都度欠損についての明確な理由なりを記載した文書を、市長部の決裁をして行っているという状況でございます。  その中身としましては、その都度でございます。相手方が死亡していなくなったとか、そういう状況などが考えられるのではないかと思っております。 48 ◯遠藤信利子ども家庭課長 保留しておりました保育料の収入未済の関係でございますけれども、要綱に基づきまして、窓口とか、あるいは職員とか園長等が、その納入義務者の自宅に訪問いたしまして、要綱等に基づきまして、保育料の分納誓約書あるいは保育料の納付計画書等を出していただいて、それに基づいて納付をしていただいております。  なお、平成4年度分あるいは5年度分とかにつきましても、少しずつではありますけれども、現在も、なお引き続き納付をしていただいている状況でございます。  なお、滞納する方で、例えば転出しているとか、あるいは連絡がつかない場合、そういったことにつきましては、今後検討いたしまして、不納欠損処分とか、そういったものを検討していきたいと考えております。 49 ◯稲村直人学校教育課長 学校給食費についてお答えさせていただきます。
     学校給食費につきましては、学校ごとに集めているという状況でありまして、家庭訪問等を行い、世帯ごとの実態を調査し、学校と連携しながら、徴収を行っております。  学校給食費につきまして、民法のほうで時効消滅等の記載がありますので、それに基づき今回の不納欠損額に入れさせていただいているということで、他の市の債権とはちょっと違う部分がありますので、そういう形をとらせていただいております。 50 ◯沼倉啓介委員長 今の3課の不納欠損の取り扱いについて、何か質疑ありますか。 51 ◯山谷清委員 今、建設部長の答弁の中で、住宅の使用料、死亡していなくなって取れないということでありますが、入るときに、入居する際に保証人を多分つけているのだろうと思いますが、その辺の責任度合いはどのようになっているのかお伺いしておきたいと思います。 52 ◯高子章治建設部長 住宅の滞納に係る住宅使用料の納入ということです。当然滞納した場合は保証人のほうにも連絡します。ただし、その保証人についても、ずっとそのまま存在しているとは限らない場合もありますので、そういう場合はどこにも、誰にも請求ができないという状況が発生する場合は、そういうことで不納欠損処分をしたいと考えております。 53 ◯伊藤勝美委員 事項別明細書の27ページ、20款1項1目1節の延滞金でありますが、この内容、市税の税目的、税目別、そして何税に附帯する延滞金があったのか、もしおわかりになればお知らせいただきたいと思います。 54 ◯遠藤康幸税務課長 延滞金の税目別の内容ということでございますが、詳細についてはデータをとっておりません。全て徴収したものに係る延滞金ということで計上させていただいております。 55 ◯伊藤勝美委員 今、目的というか、そうなっていないというお話なのですけれども、なぜ、なぜというのも別段、いろいろな延滞金がありますよね、市税に関し、ほとんど市税なのですけれども、そういうのをある程度区分けしておけば、その対策とか、そういうのがとられるかと思うのですが、その辺はいかがでしょうか。 56 ◯遠藤康幸税務課長 延滞金につきましては、納期限が過ぎれば必ず発生するものでございます。それで、その延滞金につきましても、特別な事情がある場合については減免もさせていただいておりますので、詳細にはデータとしては載っていないということでございます。 57 ◯伊藤勝美委員 今、減免申請のことかと思うのですけれども、納付される税別ごとにやっていけば、こういう部分のところにその辺の延滞金が多数発生するとか、多く発生するとか、そういったことも考えられるので、その辺、そこまでやらなくて延滞金というふうに捉えるのだったら、別な問題、いいとは思うのですけれども、まあ、了解です。いいです。済みません。  全体というか、職員の手当等のことについてなのですけれども、どこの項目ということではないのですけれども、各課のほうにあるのですけれども、各款のほうにですね。予算と、私が思うには、この職員手当というのは、給与に連動してといいますか、それをもとにして算出して予算化されるのではないかと私は思っているのですけれども、それで例えば、今ここに出ているからあれなのですけれども、73ページの、これは一例ですけれども、74ページの職員手当等ということで、これは6款1項1目農業委員会費であって、職員手当等が予算のほうで598万8,000円、そして支出が577万云々とあって、21万7,953円という形の不用額が発生している。これは一例で、ほかのほうもずっとはしょって見てみたら結構な額になるのですけれども、こういったのはなぜ発生するのか、ちょっとその辺お伺いしたいなと思うのですが。 58 ◯角張一郎総務部長 お答えいたします。  職員手当の中には、扶養手当、住居手当、管理職手当、期末手当、勤勉手当、通勤手当、時間外手当などが含まれます。その中で、当然毎月決まった額、通勤手当とか住居手当については定額で決まっておりますけれども、時間外勤務手当とかについては幾らになるかわかりません。そういうことで、不用額が出てくるということでご理解をいただきたいと思います。 59 ◯水落孝子委員 成果に関する説明書の10ページです。  やる気応援事業の助成ですが、なかなか受けられなくなったという声があったというわけですが、ここによると、大体前年度に比べて半減しているわけですが、この事情等々はどういうことだったのか、これについてお尋ねしたいと思います。  次に、同じく成果の説明書の25ページ、高齢者福祉事業の下から2段目、高齢者バス乗車証等交付事業、これは前年の後半から有料化になったことで、前年199万円あったものが20万2,000円と、大変小さくなっているわけですが、この統計の出し方も、ちょっと登録者数というのと実利用人数と、こういうふうに変わってきたのは、有料になったからこうなったのか、その辺のところをちょっとご説明いただければと思います。  まず最初に、そこ2つです。 60 ◯遠藤智企画情報課長 やる気応援事業でございますけれども、平成23年度につきましては4団体ということで、例年、平成21年度ですと13団体、平成22年度ですと8団体ということですが、ほかは4団体ということになってございます。  このやる気応援事業、新しい団体の助走のための補助金といいますか、新しくできた団体で3年間補助をして、安定的な会の運営につなげていただくというのが趣旨でございます。したがいまして、推測いたしますと、新しい団体がなかなか出てきにくくなっているのかなとは思っております。  各種団体への周知ということになりますと、ホームページあるいは広報しろいし等での周知ということになりますが、そちらのほうを一生懸命やって、新しい団体が出てきた場合には、こちらの制度を活用いただくようにPRしてまいりたいと思っております。 61 ◯遠藤康男長寿課長 ただいま総事業費が20万2,500円、前は199万4,700円と、大きな数字の違いがあるのではないかというご質問についてでございますが、この事業につきましては、ご案内のとおり、市内バスに乗る際に、宮交バスの路線を使った高齢者70歳以上の方に、移動手段として1乗車100円の負担をしていただく事業でございます。昨年、平成22年10月から、つまり平成23年、そのまた1年前の平成22年10月から、実は遠刈田線と小原線があったのですが、そのうちの10月から小原線が廃止されました。それに伴いまして、平成22年度の当時ですと、登録者数が4月から9月までは大分多かったのですが、10月以降は200人台まで、1路線、遠刈田線だけになりましたので、大分落ち込みました。  それで、平成23年度につきましては、遠刈田線のみの利用ということでございます。それで、100日、2,025人の延べの利用がございます。それの100円負担していただいている金額が総事業費という形で掲載させていただいているところでございます。そういった理由から、この金額の差が出てまいりましたのでよろしくお願いいたします。 62 ◯水落孝子委員 成果の33ページ、ふれあいプラザ運営事業についてお尋ねしたいことがあります。  利用者数、図書館コーナー1,280名、まあ、年間の延べでしょうが。今度ここに、ひこうせんの事務所が拠点として入ることになるとこの前の予算の説明書でお聞きいたしました。この図書館コーナーは、今後どこに行って実施されようとするのか、この点についてお尋ねいたします。  次に、86ページの白石駅前等駐車場運営事業なのですが、このアの1)白石駅前駐車場、これが76ページのキ、白石市商店街活性化対策事業446万円、これと何か連動しているのか。これの見方はどうなってくるのかなというのがちょっとわからないので、そのことについてご説明いただければと思います。 63 ◯遠藤信利子ども家庭課長 成果等33ページのふれあいプラザの関係でございますけれども、図書コーナーでございますが、ここは図書もありますが、市民の方が気軽においでいただいて、休憩等をしていただく場所としております。  それで、ふれあいプラザなのですが、2階にもフリースペースが、大きい面積がありますので、そういった場所を活用していただいて、市民の方が気軽にまた来ていただくようなスペースを確保したいと考えております。 64 ◯菊地正昭商工観光課長 主要な施策86ページの駅前駐車場の699万円の額と、主要な施策の76ページ、商店街活性化対策助成金の446万円の数字ということでございますけれども、ここの下のところに書いてございますけれども、使用料収入の中から、これは商工会議所のほうに委託をしておりますけれども、維持管理費用を控除した額を取り払って、この446万円という額を商工会議所のほうに交付をして、そこでこういう商店街の活性化のために使わせていただいているということでございます。 65 ◯水落孝子委員 33ページ、ふれあいプラザですが、2階のフリースペースと申しますが、あれは食堂、研修室等々への、ちょっと広目ですけれども、通路も兼ねているところですよね、構造は。あそこのところに、確かに研修室の前にコートなどをかけるのと、少し椅子などがありますが、そこにコーナーをつくるということでしょうか。ちょっと狭くないのでしょうか。その辺について、大変疑問なのでお答えください。 66 ◯遠藤信利子ども家庭課長 2階のフリースペースでございますけれども、そのコーナーを活用して、市民の方が気軽に利用できるような広場として活用できるように検討してまいりたいと思います。 67 ◯山田裕一委員 成果等に関する説明書24ページ、シルバー人材センターの運営状況ということで伺います。  こちらの下の部分のカのところに、技術、技能等いろいろございます。そういった中で、1つ代表的なことをお話しさせていただきますと、技能職に植木の剪定というのがございます。私もいろいろ話を伺った中では、シルバーさんのほうでもう何尺もあるような脚立とかも買われて、そういった剪定もされると。そういったことによって、例えば市内の植木屋さんの仕事がなくなってしまうとか、本来そういった特殊な仕事をやっていた方の仕事までシルバーさんが奪ってしまっているような状況もあるのではないかという話を伺っております。  確かに高齢者の方の生きがいという面から見れば、非常に重要な側面は当然あるかと思うのですけれども、やはり市内の業者さんを、民間の力を圧迫するようなことはあってはならないとは思うのですけれども、そのあたり、例えばシルバーさんに対して何か指導があったりとか、そういったものがまずあるのかどうか1点伺います。  それから26ページ、高齢者福祉事業の中のセの部分、ひとり暮らし高齢者等生活サポート事業、こちらのほうの登録している方は何人いらっしゃるのか。それから、サポートの延べ人数は出ているのですけれども、こちらの実数、受けられている方何名いらっしゃるのか、よろしくお願いします。 68 ◯遠藤康男長寿課長 成果の24ページにございますシルバー人材センターの運営状況の職種別の中に、技能職ということで植木剪定関係がございます。植木関係につきましては、シルバー人材センターの高齢者の生きがいづくりという形で登録をさせていただいて、ある一定の職人としての技能を磨いて、特に家庭とか個人の申し込みがありますので、そういった点でこういった実績を上げさせていただいているわけでございます。  近年いろいろシルバー人材の話を聞きますと、確かに主なものは、大体この中身を見ますと、大部分が草刈り、除草、清掃というのが大きなウエートを占めているようでございまして、植木関係については、剪定だけを主といたしまして、それぞれ小さなお仕事という形でさせていただいております。  シルバー人材センターのところに行きますと、近年、会員の高齢化ということで、なかなか集まらないという状況もございます。民間の圧迫をしない金額が設定はされているかと思うのですが、ちょっと私もその辺のところ、詳しくは聞き入ってはございません。毎年このぐらいのような状況で、生きがいづくりの中で活動させていただいております。ご理解いただきたいなと思います。  それから、ひとり暮らし高齢者等生活サポート事業の実績状況でございます。内訳といたしましては、全体で63人でございます。そのうちのひとり暮らしが、平成23年度の3月、ことしの3月の時点で49人となっております。そのほか、高齢者世帯、介護認定者の方がいる世帯、そういった世帯が14、合わせて63人という状況で生活支援をさせていただいたところでございます。 69 ◯管野恭子委員 成果等に関する説明書61ページ、きっと単純ミスだと思いますが、ア、イ、ウのところ、(ア)開始時期、平成24年11月1日、同じエのところ、(ア)開始時期、平成24年12月5日と書いてありますが、これは平成23年の間違いかと思いますが、いかがでしょうか。 70 ◯遠藤篤志民生部長 ご指摘のとおりです。おわびして訂正をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 71 ◯沼倉啓介委員長 ほかに質疑ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 72 ◯沼倉啓介委員長 質疑なしと認めます。よって、一般会計質疑を終わります。  次に、国民健康保険、介護保険及び後期高齢者医療の3特別会計の質疑に入ります。  質疑ありませんか。 73 ◯水落孝子委員 成果の118ページ、エ、短期被保険者証・資格証交付状況、短期被保険者は職員の皆様のご努力によってかどうかわかりませんが、前年より大きく減ってきております。それで、この内訳ですね。3カ月、4カ月、6カ月、どれぐらいあるのか。それから、どのような努力をされて、こういうふうな数字になったのか、これについてお尋ねいたします。  次に、介護保険、126ページです。2)在宅老人等紙おむつ給付事業、課税世帯に2,000円、非課税世帯に4,000円、これについて、大型店と地元の小売店では価格が違い過ぎる。だけど、地元の小売店で買うようになっている。私は、これは地域経済のことを考えて、それでいいのだと思うのですが、市民の皆さんからは苦情が大変出てきているんですよね。それで、政策的な問題だからと言われるかと思いますので、そこはやめまして、そういう声は担当課には届いているのかどうか、これをあわせてお尋ねいたします。  それから、この2,000円と4,000円になったこの基準、前はもっと多かったんですけれどもね。これをどういうふうにしてこの基準、一部を補助するものだとおっしゃるのかもしれませんが、どの程度のものを補助できる金額なのか、これについてお尋ねいたします。 74 ◯遠藤康幸税務課長 短期証の件についてお答えいたします。  平成23年度につきましては、震災に伴い、柔軟かつ弾力的な運用をさせていただきまして、新規分については発行しておりません。そういった関係で少なくなっているものと思っております。  また、短期証につきまして、これまでは2カ月、4カ月、6カ月証ということで交付させていただいておりましたが、県の指導等もありまして、平成23年度からは6カ月証一本にさせていただいております。 75 ◯遠藤康男長寿課長 老人等紙おむつ給付事業につきましては、たしか市内16の薬局ですか、と契約を結びまして、そういった地元の薬局を利用されるということで、この事業を協力していただいております。  ただ、先ほどのご質問の内容について、届いているかという点ですが、私自身としては、ちょっとその辺は、残念ですが把握はしておりません。  それから、紙おむつ給付事業につきましては、この事業は平成4年度から実施してまいりました。65歳以上の寝たきり老人、認知症及び身体障害者等の方々に、そういった世帯を対象に2,000円と4,000円という限度をした形で支給しております。毎月です。これにつきましては、紙おむつの紙パッドといいまして、種類は2種類ほどございますが、そういった指定したものを何枚か買えるということで認識しております。それを事業者、薬局、そして利用される申請者の方々に説明書を添付してご利用いただいているところでございます。 76 ◯沼倉啓介委員長 ほかに質疑ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 77 ◯沼倉啓介委員長 質疑がないようですので、3特別会計の質疑を終わります。  次に、水道事業、下水道事業の各公営企業会計の質疑に入ります。  質疑ありませんか。 78 ◯大野栄光委員 先ほどは大変失礼しましたけれども、下水道事業、決算書の18ページでお願いします。農業集落排水事業の水洗化率を高めるために、どのような取り組みをしておられるのか、その辺をお伺いいたします。 79 ◯高橋順次上下水道事業所長 農業集落排水事業に対する普及率の促進、どういったことをやっているのかというようなことでございますけれども、特に越河地区が現在、7月末で46.0%ということの水洗化率になっております。というようなことから、昨年度、平成23年度につきましては、「越河農集排だより」というのを数回発行して、全戸に配布、接続しているところにも同じものを配布して普及を呼びかけております。  それから、利用組合というのを組織していただいておりますので、そこの役員の方々と連携を図って、役員会を2回ほど去年は開いております。そこで、普及促進のお願いをしているところでございます。  今後とも、普及水洗化率を上げるように、利用組合等々と一緒になって促進に努めたいと思っております。 80 ◯大野栄光委員 普及率がなかなか進まないというところの問題点というところなのですけれども、排水事業を行う前に、事前調査、これは政策になってしまうのでしょうかね。そういったものがあったのかどうか。そして、必ずしもこの排水事業が必要だったという、そういう点でつくられたのかどうかということについて、お聞きすることはいいのでしょうか。 81 ◯高橋順次上下水道事業所長 農業集落排水事業の、まず目的でございます。市街地は公共下水道事業で、生活環境の改善ということでくみ取り便所を水洗トイレにするというのがございます。  他方、農村の地域の集落についても、やはりそういった生活環境の改善も必要です。それ以外に、当然汚水が排水されますので、その汚水が田んぼに入ります。水質汚濁という観点もございますので、水質の改善というのが農集排の目的の1つにもございます。  そういった中で、当時、国のほうと協議をした結果、農業集落排水事業に合致するというようなことで申請をして、認可をもらって仕事を行ったところでございます。 82 ◯沼倉啓介委員長 ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 83 ◯沼倉啓介委員長 質疑なしと認めます。よって、公営企業会計の質疑を終わります。  以上で第57号議案の質疑を終わります。  この際、暫時休憩いたします。      午前11時32分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午前11時35分開議 84 ◯沼倉啓介委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。最初に、水落孝子委員。 85 ◯水落孝子委員 第57号議案・平成23年度白石市各会計歳入歳出決算に反対の討論をします。  平成23年度予算に反対した理由から、この決算の中身をこの2日間見てまいりました。「集中改革プランを強力に推進する」、このように市長は施政方針の中で述べられまして、業務の効率化、歳入の確保、歳出の削減を強力に推進していくということでできたこの予算、この結果の決算であるわけです。  それで、歳入を見ますと、市民税、固定資産税、都市計画税の減収で、市税で約1億円の減収です。東日本大震災による特別交付税、寄附金等の大幅な増額はありますが、これは震災の結果であり、歳入の確保はいまだ実現していないのではないでしょうか。そもそも依存財源に頼る構造になっているわけで、歳入構造に寄与する政策を持たないと、このまま縮小経済になっていくのではないかと不安でございます。  市長は、企業誘致で市民の雇用を確保する。今後の予算編成に生かしたいものは、雇用を選択したい。このように申しておりました。しかし、企業の法人税と固定資産税等々、それから雇用者報酬から出る税収の推移は、期待どおりに推移してくれるかどうか今後の課題と思ってくるわけです。その中での大きな問題は、正社員が当たり前の社会にならないと、なかなか雇用者報酬が税収に結びついてくる状況は難しいかと思います。  そのほかの歳入の問題、歳出の問題等々について、ただいま審議が終わったばかりで、私の頭の中では、成果だけを報告する、この仕組みの中で今すぐ述べることは大変難しいので、本会議においてまでじっくり検討させていただきたい、このように思うわけでございます。  私の立場は、1957年8月に始まり、50年も争われた人間裁判とも言われる、朝日茂さんが提訴した朝日訴訟での判決、その中の「財政は予算の有無によってされるものではなく、社会保障費が支配する」、これが私の立場でございます。しかし、国はずっと一貫して、この50年間、この判決と真っ向から対立する政策をとってきたのも事実でございます。  この結果、自治体財政でも常に予算、決算のときには、「社会保障費の増嵩が財政を圧迫している」との表現に終始していることが大変気になっております。地方自治法でいうところの、自治体の任務を遂行するためには、社会保障費、いわゆる福祉優先の行財政運営こそ必要と考えるもので、少子高齢化社会の中では、なおさらではないかと思います。その逆の立場で組まれたと考えられる予算、その結果の決算には同意できないことから、第57号議案、決算の認定には反対でございます。 86 ◯沼倉啓介委員長 次に、四竈英夫委員。 87 ◯四竈英夫委員 第57号議案・平成23年度白石市各会計歳入歳出決算の認定について賛成の立場で討論を行います。  平成23年度は、第5次総合計画の初年度でありましたが、東日本大震災による甚大なる被害が発生し、大きな打撃を受けました。千年に一度とも言われる未曽有の大災害に直面し、生活インフラも寸断されるなど、市民生活は困窮を余儀なくされました。  そうした中、いち早く風間市長を本部長とする災害対策本部を設置し、対応に当たられ、役職員一丸となり、文字どおり昼夜を分かたず、不眠不休の災害復旧の対策に当たられたことに、心から敬意と感謝を申し上げるものであります。  また、災害の被害に加え、東京電力福島第一原発事故による放射能の拡散が市民生活を脅かし、今なお重くのしかかっております。  そうした状況の中、一般会計、特別会計、合計267億300万円という大きな予算を編成し、災害の復旧・復興に取り組まれたことは、高く評価されるものと思います。限られた財源の中で最大限の努力を傾注され、市民生活の一日も早い復旧・復興のために執行された本決算に賛成するものであります。  委員各位のご賛同をお願いいたしまして、賛成の討論を終わります。 88 ◯沼倉啓介委員長 以上で通告による討論は終わりました。よって、討論を終わります。  採決に入ります。ただいま議題となっております本案については、ご異議がありますので起立により採決いたします。  本案を認定することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 89 ◯沼倉啓介委員長 起立多数であります。よって、第57号議案は、これを認定することに決定いたしました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 90 ◯沼倉啓介委員長 お諮りいたします。決算審査特別委員会において認定されました条項、字句、数字その他整理を要するものについては、その整理を会議規則第100条の規定に基づき、委員長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    91 ◯沼倉啓介委員長 ご異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字その他整理を要するものについては、委員長に委任することに決定しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 92 ◯沼倉啓介委員長 以上をもって、本特別委員会に付託された案件の審査は全て終了いたしました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 93 ◯沼倉啓介委員長 この際、お諮りします。本特別委員会の審査経過と結果につきましては、来る21日の本会議において報告いたしますが、その報告書の作成につきましては委員長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 94 ◯沼倉啓介委員長 ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。  委員の皆様には、終始熱心にご審議をいただき、予定どおり付託案件の審査を終了いたしましたことに対し、深く敬意と感謝を申し上げます。  また、理事者各位におかれましても、委員会の円滑な運営にご協力をいただき、厚く御礼を申し上げます。  これをもって本特別委員会を閉会いたします。  大変ご苦労さまでした。      午前11時45分閉会  白石市議会委員会条例第30条の規定によりここに署名する  決算審査特別委員長  沼 倉 啓 介 Copyright © Shiroishi City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...