白石市議会 2008-09-19
平成20年第375回定例会(第6号) 本文 開催日:2008-09-19
平成20年9月10日
白石市議会
議長 佐 藤 英 雄 殿
平成19年度
白石市各
会計歳入歳出
決 算 審 査 特 別 委 員
会
委員長 四 竈 英 夫
議 案 審 査 報 告 書
本
委員会に
平成20年9月4日、付託された
議案審査の結果、下記のとおり決定
したので、
会議規則第101条の規定により
報告します。
記
┌─────┬────────────────────────┬────┐
│議案番号 │ 件 名
│審査結果│
├─────┼────────────────────────┼────┤
│第58
号 │平成19年度
白石市各
会計歳入歳出決算の認定につい│認 定│
│ │て
│ │
└─────┴────────────────────────┴────┘
6
◯佐藤英雄議長 決算審査特別委員長・
四竈英夫議員。
〔12番四
竈英夫議員登壇〕
7 ◯12番(
四竈英夫議員) ただいまから、
平成19年度
白石市各
会計歳入歳出決算審査特別委員会の
審査経過と結果についてご
報告をたします。
去る9月4日の本会議において、
議長及び
議会選出監査委員を除く
議員全員をもって構成する本
特別委員会が設置され、第58
号議案・
平成19年度
白石市各
会計歳入歳出決算の認定について、その
審査を付託されました。
当日、直ちに正副
委員長の互選を行った結果、私が
委員長に、
佐久間儀郎議員が副
委員長にそれぞれ選任され、9月9日及び10日の2日間にわたり、副市長、監査
委員及び
教育長ほか
関係部課長等の出席を得て
委員会を開催し、慎重に
審査を行いました。
審査に当たりましては、既に本会議において市長及び
会計管理者から
提案理由の説明がなされ、加えて監査
委員から詳細な
審査意見が述べられておりますことから、直ちに
質疑に入りました。
9日の午前中に
一般会計の
質疑を行い、午後からは
現地調査を実施いたしました。10日には、前日に引き続き
一般会計の
質疑、続いて
特別会計及び
公営企業会計の
質疑を行い、
質疑終結後に反対・賛成それぞれ討論が行われ、採決の結果、本案については賛成多数で認定すべきものと決定した次第であります。
以上、本
特別委員会に付託されました第58
号議案の
審査経過と結果について
報告を終わります。
8
◯佐藤英雄議長 以上で
決算審査特別委員長からの
報告は終わりました。
これより
委員長報告に対する
質疑に入ります。
質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
9
◯佐藤英雄議長 質疑なしと認めます。よって、
質疑を終わります。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、順次発言を許します。
最初に、3番
水落孝子議員。
〔3番
水落孝子議員登壇〕
10 ◯3番(
水落孝子議員) おはようございます。
第58
号議案・
平成19年度
白石市各
会計歳入歳出決算の認定についてに反対の討論をします。
まず最初に、
決算の認定についての私の基本的な
考え方について述べさせていただきます。
決算は予算に基づいて執行された1年間の
行財政運営の結果であり、
一般会計・
特別会計歳出で約246億円、
水道事業会計総費用約9億円、
下水道事業会計費用合計約8億5,000万円を使った結果、たくさんの成果があったのは事実であり、その成果を否定するものではありません。当然のことながら、限られた費用で最大の効果を期待して
行財政運営をされたわけですが、法に定められた
地方自治体の役割である住民の福祉の増進が最大限に図られたのかという点に判断の基準を置いていますので、そこに疑義があり反対するものです。
本論に入ります。
本
決算は、
提案理由にも述べられているとおり、アメリカのサブプライムローン問題、
原油価格の高騰、小麦などの
加工原料の値上げなどの影響、これは現在ますます深刻の一途をたどっておりますが、
先行き不透明感の強まった年であり、企業の撤退などもあり厳しい環境でありました。
こうした中で
自治体に求められていることは、監査
委員の
決算審査意見書の中に見つけることができました。むすびの中に、
世界的規模での経済の先行き不透明な中、ますます市税の確保が難しい環境になりつつあることを指摘した上で、「いま
地方自治体は、住民の負担と選択に基づき、地域の実情に沿った
公共サービスの提供を求められており、
分権型社会へのシステムの転換を余儀なくされている」と述べられているところだと思います。
このむすびの
方向性のもとに、疑義を持つ例を挙げさせていただきます。
一つは、実情に沿った
市税等の
減免措置を検討すべきではないかということです。
市税等の
滞納額の増大、これに派生する
不納欠損額の増大、件数の増大を来している、ここに抜本的な検討が必要ではないかと考えます。税の公平な負担とおっしゃいますが、公平とはどのようなことなのでしょうか。本来、
近代国家の税のあり方は所得に応じた
累進課税が本流であり、
生活費に課税してはいけません。税の負担が
生活費に食い込んでいるために払い切れない
人たちがふえ、時効を迎えて
不納欠損処分がふえているのではないでしょうか。新たな
減免措置を検討すべきと考えます。
国保税の場合は最もわかりやすい方法があると思います。
国保税は
収納率によって国からペナルティーが課せられており、
普通調整交付金が減額されているわけですから、
減免措置により分母を減らすことによって
収納率を上げることができ、その結果、
普通調整交付金の減額を減らすことができれば、
国保加入者へのしわ寄せなしに同程度の総額を確保できることになると考えます。
二つ目は、
介護保険特別会計の
財政調整基金の被
保険者への還元です。
介護保険制度の仕組みの中で、黒字で残ったお金は、国、県にはしかるべき計算をして返還しますが、
介護保険料として徴収した分は
財政調整基金に積んでおく。この額は
決算時において3億9,000万円、20年度
補正予算の結果、4億5,000万円になる予定です。介護は
地方分権の試金石であるととらえた施策を検討している
自治体もあります。何らかの施策で還元することを速やかに検討するよう望みます。
三つ目は、
福祉灯油券交付に当たり
税滞納者に交付しなかったことです。
市民税非課税世帯対象に、
冬期間の
灯油使用に対し一部補助をして暖かく過ごしてもらおうという大変温かい施策でしたが、該当する世帯の中で247世帯が
福祉灯油券交付を受けられませんでした。新自由主義的な
考え方の中では、貧富の格差は広がり、弱い者ほどいじめられる世の中です。
福祉灯油券交付事業は、
予算額1,578万5,000円、
決算額641万8,122円と半分以下であり、ここで247世帯に単純に計算しても123万5,000円、この削減は同意できるものではありません。ことしは昨年よりさらに
灯油価格は高いことでしょう。ここでの
経費削減はぜひおやめいただきたいと考えます。
以上3例を挙げましたが、こういう場合の中でこそ地域の実情に沿った
サービスの提供が必要ではないのかと考えますし、大金が必要になるわけでもありません。
税滞納者に対する
行政サービスの制限は、力で対応するのではなく、
納税者の実情をよく検討して慎重な対応を望みます。その上で、だれもが楽しく生きられる
まちづくりを展開していただきたいと考え、第58
号議案に反対します。
議員各位のご賛同をお願いいたしまして、
反対討論を終わります。
11
◯佐藤英雄議長 次に、7番
山田裕一議員。
〔7番
山田裕一議員登壇〕
12 ◯7番(
山田裕一議員) ただいま議題となっております第58
号議案について、賛成の立場で討論いたします。
本市は、三位一体の
改革等の影響から、
平成18年度
決算と比較すると、
税源移譲から市税は約4億2,000万円増加しましたが、
地方交付税、
地方譲与税、
地方特例交付金など合計約8億3,000万円の歳入が減少し、財政は引き続き厳しい状況にありますが、薬師の
湯ひまわりセンターを核とした
高齢者の
健康促進事業を推進し、薬師の
湯無料入浴証及び
市民バス無料乗車証のほっとき
ゃっするパスを発行、また、
生きがいデイサービスについても1カ所増設し、
高齢者のより一層の
生きがいづくりによる
自立支援を積極的に努め、
高齢者から大変な好評を得ております。
また、次世代を担う子供が健やかに成長できる
出産支援として、妊婦健診の
助成回数を2回から10回に拡充する
赤ちゃん誕生応援事業を創設し、延べ2,550件助成した事業は、4万人
都市復活大作戦に向けたすばらしい事業であります。
また、
市民バスのさらなる
利便性を図り、約12万人近い
利用者となったことは、市民の足と定着したものと確信しております。
さらに、9月9日、
現地調査した
南中学校の
移転改築工事においてもあのようなすばらしい新校舎が完成したことは、中学校に通学する生徒を初め
地域住民のシンボルになると思われます。また、
市道小久保平原線災害復旧工事や
都市計画道路沖の
沢郡山線街路整備工事にしても、順調に工事が進んでいることは大変喜ばしいことであります。
最後に、
集中改革プランについて、
事務事業評価、
定員適正化、審議
会委員報酬の見直しなど22の
取り組み事項について継続して実施し、
平成16年度比較で約4億4,000万円の
削減効果が確認できたことは、今後の
行財政改革にも期待が持てるものであります。
これらの事業を初めとして、各
会計においても限られた予算で満足を実感できる成果が得られたものと評価いたします。
よって、第58
号議案には認定に賛成するところであります。今後においても、中長期的な展望に立って健全で安定した
財政運営に努められるよう要望いたしまして、
賛成討論といたします。
議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げ、討論を終わります。
13
◯佐藤英雄議長 以上で通告による討論は終わりました。よって、討論を終わります。
採決に入ります。ただいま議題となっております第58
号議案については、ご異議がありますので起立によって採決いたします。
本案に対する
委員長報告は認定であります。
委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
14
◯佐藤英雄議長 起立多数であります。よって、第58
号議案は、これを認定することに決定いたしました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日程第3 第59
号議案から第61
号議案
15
◯佐藤英雄議長 日程第3、第59
号議案・
白石市職員の
公益法人等への
派遣等に関する条例の一部を改正する条例から第61
号議案・
白石市職員の
自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例までの計3
議案を
一括議題といたします。
これら3
議案については、
総務財政常任委員会に
審査を付託しておりますので、その
審査の経過と結果について、
総務財政常任委員長の
報告を求めます。
また、
総務財政常任委員長から、お手元にご配付のとおり
議案審査報告書が提出されております。
なお、
総務財政常任委員長の
報告が終了してから
報告に対する
質疑に入りたいと思いますので、ご了承願います。
平成20年9月12日
白石市議会
議長 佐 藤 英 雄 殿
総務財政常任委員会
委員長 安 藤 佳 生
議 案 審 査 報 告 書
本
委員会に
平成20年9月8日、付託された
議案審査の結果、下記のとおり決定
したので、
会議規則第101条の規定により
報告します。
記
┌─────┬────────────────────────┬────┐
│議案番号 │ 件 名
│審査結果│
├─────┼────────────────────────┼────┤
│第59
号 │白石市職員の
公益法人等への
派遣等に関する条例の一
│原案可決│
│ │部を改正する条例
│ │
├─────┼────────────────────────┼────┤
│第60
号 │白石市職員の勤務時間、
休暇等に関する条例の一部を
│原案可決│
│ │改正する条例
│ │
├─────┼────────────────────────┼────┤
│第61
号 │白石市職員の
自己啓発等休業に関する条例の一部を
改│原案可決│
│ │正する条例
│ │
└─────┴────────────────────────┴────┘
16
◯佐藤英雄議長 総務財政常任委員長・
安藤佳生議員。
〔20番
安藤佳生議員登壇〕
17 ◯20番(
安藤佳生議員) 去る9月8日の本会議において、
総務財政常任委員会に付託されました
議案3件について、
太齋副市長ほか関係する
部課長等の出席を得て12日に
委員会を開催し、慎重に
審査を行いましたので、ただいまからその経過の概要と結果について
報告いたします。
第59
号議案・
白石市職員の
公益法人等への
派遣等に関する条例の一部を改正する条例から第61
号議案・
白石市職員の
自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例までの3
議案について一括して
質疑を行ったところ、第59
号議案について、「
公益法人等」から「
公益的法人等」に改正することにより、対象となる
法人がふえることとなるのかとの
質疑については、本年12月1日から法律が施行される
公益法人制度改革により、現行では民法第34条による
社団法人、
財団法人の
公益法人が
一般社団法人または
一般財団法人か認定を受けて
公益社団法人または
公益財団法人になることとなるが、
一般社団法人または
一般財団法人にも一定の
公益性があることから、「
公益的法人等」と改めることとしたものであり、今後
設立等がなければ対象の
法人はふえるものではないとの説明がありました。
これらの
質疑応答を経て採決の結果、第59
号議案から第61
号議案までの計3
議案については、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。
以上、本
委員会に付託されました
議案の
審査経過と結果について
報告を終わります。
18
◯佐藤英雄議長 以上で
総務財政常任委員長からの
報告は終わりました。
これより
委員長報告に対する
質疑に入ります。
質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
19
◯佐藤英雄議長 質疑なしと認めます。よって、
質疑を終わります。
これより討論に入ります。
討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。
採決に入ります。ただいま議題となっております第59
号議案から第61
号議案までの計3
議案を一括して採決いたします。
これら3
議案に対する
委員長報告はいずれも
原案可決であります。
委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
20
◯佐藤英雄議長 ご異議なしと認めます。よって、第59
号議案から第61
号議案までの計3
議案は、いずれも原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日程第4 第62
号議案から第68
号議案
21
◯佐藤英雄議長 日程第4、第62
号議案・
平成20年度
白石市
一般会計補正予算(第2号)から第68
号議案・
平成20年度
白石市
下水道事業会計補正予算(第2号)までの計7
議案を
一括議題といたします。
これら7
議案については、
予算審査特別委員会に
審査を付託しておりますので、その
審査の経過と結果について
委員長の
報告を求めます。
なお、
予算審査特別委員長から、お手元にご配付のとおり
議案審査報告書が提出されております。
平成20年9月11日
白石市議会
議長 佐 藤 英 雄 殿
予算審査特別委員会
委員長 山 谷 清
議 案 審 査 報 告 書
本
委員会に
平成20年9月8日、付託された
議案審査の結果、下記のとおり決定
したので、
会議規則第101条の規定により
報告します。
記
┌─────┬────────────────────────┬────┐
│議案番号 │ 件 名
│審査結果│
├─────┼────────────────────────┼────┤
│第62
号 │平成20年度
白石市
一般会計補正予算(第2号)
│原案可決│
├─────┼────────────────────────┼────┤
│第63
号 │平成20年度
白石市国民健康保険
特別会計補正予算 │原案可決│
│ │(第2号)
│ │
├─────┼────────────────────────┼────┤
│第64
号 │平成20年度
白石市地方卸売市場事業
特別会計補正予
│原案可決│
│ │算(第1号)
│ │
├─────┼────────────────────────┼────┤
│第65
号 │平成20年度
白石市老人保健
特別会計補正予算 │原案可決│
│ │(第1号)
│ │
├─────┼────────────────────────┼────┤
│第66
号 │平成20年度
白石市
介護保険特別会計補正予算 │原案可決│
│ │(第1号)
│ │
├─────┼────────────────────────┼────┤
│第67
号 │平成20年度
白石市後期
高齢者医療
特別会計補正予算│原案可決│
│ │(第1号)
│ │
├─────┼────────────────────────┼────┤
│第68
号 │平成20年度
白石市
下水道事業会計補正予算 │原案可決│
│ │(第2号)
│ │
└─────┴────────────────────────┴────┘
22
◯佐藤英雄議長 予算審査特別委員長・山谷清議員。
〔19番山谷清議員登壇〕
23 ◯19番(山谷清議員) ただいまから、
予算審査特別委員会の
審査経過と結果について
報告をいたします。
去る9月8日の本会議において、
議長を除く
議員全員をもって構成する本
特別委員会が設置され、第62
号議案・
平成20年度
白石市
一般会計補正予算(第2号)から第68
号議案・
平成20年度
白石市
下水道事業会計補正予算(第2号)の計7
議案について、その
審査を付託されました。
当日、直ちに正副
委員長の互選を行った結果、私が
委員長に、
大野栄光議員が副
委員長にそれぞれ選任され、11日に
委員会を開催し、副市長、
教育長ほか
関係部課長等の出席を得て慎重に
審査を行いました。
審査に当たりましては、9月2日の市長提案説明を踏まえ、
現地調査を実施するとともに、担当部課長から詳細な説明がなされました。
質疑終結後、第62
号議案については、反対、賛成それぞれ討論が行われ、採決した結果、賛成多数で、第63
号議案から第68
号議案の計6
議案については満場一致で、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。
以上、本
特別委員会に付託されました
議案7件の
審査経過と結果について
報告を終わります。
24
◯佐藤英雄議長 以上で、
予算審査特別委員長からの
報告は終わりました。
これより
委員長報告に対する
質疑に入ります。
質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
25
◯佐藤英雄議長 質疑なしと認めます。よって、
質疑を終わります。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、順次発言を許します。
最初に、3番
水落孝子議員。
〔3番
水落孝子議員登壇〕
26 ◯3番(
水落孝子議員) 第62
号議案・
平成20年度
白石市
一般会計補正予算(第2号)に反対の討論をします。
反対理由は1点です。
公的年金からの
特別徴収システム導入に対して同意できないものです。わずか一、二割程度弱の対象者に対するものですが、ターゲットは団塊の世代なのでしょうか。
納税者の納税コストの最小化をうたい文句にしていますが、
納税者にとって、自分の意思で口座引き落としをすることに何のコストもかかりませんし、逆に金融機関から喜ばれる、ポイントをもらえるなどの状況もございます。よく理解できないところです。
これは、国の税に対する
方向性として、
納税者背番号制をしきたいという意向が何十年も前から続いておりましたが、科学の進歩もあり、最近は一歩進んで、税、
介護保険料などの負担割合と医療や介護の利用状況など一目瞭然の、国民一人一人の情報を網羅した社会保障カードの導入が考えられているようで、その1段階になり得るということから、国による国民の情報を掌握していく方向に大きな不安を抱くものです。
したがいまして、このシステム導入に反対であり、第62
号議案に反対いたします。
議員の皆様のご賛同をお願いいたしまして、討論を終わります。
27
◯佐藤英雄議長 次に、18番制野敬一議員。
〔18番制野敬一議員登壇〕
28 ◯18番(制野敬一議員) ただいま議題となっております第62
号議案・
平成20年度
白石市
一般会計補正予算(第2号)に賛成の立場で討論いたします。
本予算は、市民の健康を守るための後期
高齢者医療費定率市町村負担金を初め、市民の生活を支えている仙南地域広域行政事務組合負担金を盛り込んでいる大切な予算であります。
また、市民の強い要望がありました北白川駅前の駐輪場の整備工事事業や
白石市文化財指定の旧刈田病院本館解体費用、さらには、冬を迎えるに当たり市民生活に直結する市道の除雪費、それに小中学校の生徒の安全を守るための体育館のガラス飛散防止のためのフィルム貼付工事など、重要な事業が盛り込まれております。
限られた予算の中で市民生活を守るための最大限の配慮がなされた本予算は、妥当なものと思います。よって、第62
号議案に賛成するものです。
議員各位のご賛同をお願い申し上げまして、
賛成討論といたします。
29
◯佐藤英雄議長 以上で通告による討論は終わりました。よって、討論を終わります。
採決に入ります。ただいま議題となっております第62
号議案から第68
号議案までのうち、第62
号議案についてはご異議がありますので、これを分離して採決いたします。
最初に、第62
号議案について採決いたします。
本案に対する
委員長報告は
原案可決であります。
委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
30
◯佐藤英雄議長 起立多数であります。よって、第62
号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第63
号議案から第68
号議案までの計6
議案を一括して採決いたします。
本案に対する
委員長報告は
原案可決であります。
委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
31
◯佐藤英雄議長 ご異議なしと認めます。よって、第63
号議案から第68
号議案の計6
議案は、原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日程第5 議員派遣の件
32
◯佐藤英雄議長 日程第5、議員派遣の件を議題といたします。
宮城県市議会
議長会秋期定期総会及び宮城県市議会
議長会議員研修
会が開催される旨、通知がありました。
ついては、
会議規則第158条の規定により、お手元にお配りいたしましたとおり議員の派遣を行いたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
33
◯佐藤英雄議長 ご異議なしと認めます。よって、議員派遣の件は、承認することに決定いたしました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日程第6 議提第5号
34
◯佐藤英雄議長 日程第6、議提第5号・地方消費者行政の抜本的拡充に必要な法制度の整備及び財政措置を政府等に求める意見書を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。11番
保科惣一郎議員。
〔11番
保科惣一郎議員登壇〕
35 ◯11番(
保科惣一郎議員) 議提第5号・地方消費者行政の抜本的拡充に必要な法制度の整備及び財政措置を政府等に求める意見書につきまして、
提案理由の説明を申し上げます。
意見書の内容につきましては、お手元に配付の
議案のとおりであります。
詳細につきましては省略いたしますが、消費者行政の一元化の推進を図るため、1、消費者の苦情相談が
地方自治体の消費生活相談窓口で適切に解決されるよう消費生活センターの権限を法的に位置づけるとともに、消費者被害情報の集約体制の強化等、必要な法制度の整備をすること、2、地方消費者行政の体制・人員・予算を抜本的に拡充強化するための財政措置をとること。
これらの措置を講ずるよう強く要望するため、地方自治法第99条の規定に基づき関係大臣及び国会に意見書を提出しようとするものであります。
議員皆様方のご賛同をお願い申し上げ、
提案理由の説明といたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
議提第5号
地方消費者行政の抜本的拡充に必要な法制度の整備及び財
政措置を政府等に求める意見書
次の
議案を別紙のとおり地方自治法第112条及び
白石市議会会議規則第13条
の規定により提出します。
平成20年9月19日
提出者
白石市議会議員 保 科 惣一郎
賛成者
白石市議会議員 沼 倉 啓 介
〃 〃 水 落 孝 子
〃 〃 大 野 栄 光
〃 〃 四 竈 英 夫
〃 〃 志 村 新一郎
〃 〃 山 谷 清
白石市議会議長 佐 藤 英 雄 殿
地方消費者行政の抜本的拡充に必要な法制度の整備及び
財政措置を政府等に求める意見書
近年、輸入冷凍餃子への毒物混入事件、こんにゃくゼリーによる窒息死事故や一
連の食品偽装表示事件、ガス湯沸かし器一酸化炭素中毒事故、シュレッダーによる
指切断事故、英会話教室NOVA事件など、多くの分野での消費者被害が次々と発
生ないし顕在化した。多重債務、クレジット、投資詐欺商法、架空請求、振り込め
詐欺などの被害も後を絶たない状況にある。
消費生活センターなど
地方自治体の消費生活相談窓口は、消費者にとって身近で
頼りになる被害救済手段であって、消費者被害相談の多くは全国の消費生活センタ
ーに寄せられており、その件数は、1995(
平成7)年度が約27万件であったもの
が、2006(
平成18)年度には約110万件に達し、95年に比べ約4倍に増大し
ている。
しかるに、
自治体の地方消費者行政予算は、ピーク時の
平成7年度には全国(都
道府県・政令指定都市・市区町村合計)200億円(うち都道府県127億円)だ
ったものが
平成19年度は全国108億円(うち都道府県46億円)に落ち込むな
ど大幅に削減されている。そのため、地方消費者行政が疲弊し、十分な相談体制が
とれない、あっせん率低下、被害救済
委員会が機能していない、被害情報集約によ
る事業者規制権限の行使や被害予防などの制度改善機能、消費者啓発も十分行えな
いなど、機能不全に陥っている実態が明らかとなった。
政府は、消費者・生活者重視への政策転換、消費者行政の一元化・強化の方針を
打ち出し、「消費者庁の設置」などの政策を検討しているが、真に消費者利益が守
られるためには、地方消費者行政の充実強化が不可欠である。政府の消費者行政推
進会議の最終とりまとめにおいても、強い権限を持った消費者庁を創設するととも
に、これを実効あらしめるため地方消費者行政を飛躍的に充実させることが必要で
あること、国において相当の財源確保に努めるべきこと等を提言している。
よって、
白石市議会は、国に対し、消費者主役の消費者行政を実現するため、以
下のような施策ないし措置を講じるよう強く要請する。
記
1 消費者の苦情相談が
地方自治体の消費生活相談窓口で適切に助言・あっせん等
により解決されるよう、消費生活センターの権限を法的に位置づけるとともに、消
費者被害情報の集約体制を強化し、国と地方のネットワーク構築すること等、必要
な法制度の整備をすること
2 地方消費者行政の体制・人員・予算を抜本的に拡充強化するための財政措置を
とること
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成20年9月19日
宮城県
白石市議会
内閣総理大臣 福 田 康 夫 殿
総務大臣 増 田 寛 也 殿
消費者行政推進担当大臣 野 田 聖 子 殿
衆議院
議長 河 野 洋 平 殿
参議院
議長 江 田 五 月 殿
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
36
◯佐藤英雄議長 以上で
提案理由の説明は終わりました。
これより
質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
37
◯佐藤英雄議長 質疑なしと認めます。よって、
質疑を終わります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております本案については、
会議規則第36条第3項の規定により、
委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
38
◯佐藤英雄議長 ご異議なしと認めます。よって、本案については
委員会付託を省略することに決定いたしました。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時34分休憩
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午前10時34分開議
39
◯佐藤英雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより討論に入ります。
討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。
採決に入ります。ただいま議題となっております本案については、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
40
◯佐藤英雄議長 ご異議なしと認めます。よって、議提第5号は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日程第7 議提第6号
41
◯佐藤英雄議長 日程第7、議提第6号・国産農産物増産・自給率向上に関する意見書を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。11番
保科惣一郎議員。
〔11番
保科惣一郎議員登壇〕
42 ◯11番(
保科惣一郎議員) 議提第6号・国産農産物増産・自給率向上に関する意見書につきまして、
提案理由の説明を申し上げます。
意見書の内容につきましては、お手元に配付の
議案のとおりであります。
詳細につきましては省略いたしますが、世界的な穀物需給の逼迫や原油・肥料・飼料など生産資材価格の高騰によって、我が国の食料の安定供給に重大な支障が生じており、加えて農業者の経営は危機的状況に直面しております。
国は、昨今の深刻な事態にかんがみ、食料安全保障確立の観点から国産農畜産物の増産と食料自給率の向上に向けた取り組みを国家戦略として位置づけ、総合的な施策と十分な予算を確保する必要があります。
よって、原油・肥料・飼料高騰に関する緊急対策など8項目を措置されるよう強く要望するため、地方自治法第99条の規定に基づき関係大臣及び国会に意見書を提出しようとするものであります。
議員皆様方のご賛同をお願い申し上げ、
提案理由の説明といたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
議提第6号
国産農産物増産・自給率向上に関する意見書
次の
議案を別紙のとおり地方自治法第112条及び
白石市議会会議規則第13条
の規定により提出します。
平成20年9月19日
提出者
白石市議会議員 保 科 惣一郎
賛成者
白石市議会議員 沼 倉 啓 介
〃 〃 水 落 孝 子
〃 〃 大 野 栄 光
〃 〃 四 竈 英 夫
〃 〃 志 村 新一郎
〃 〃 山 谷 清
白石市議会議長 佐 藤 英 雄 殿
国産農産物増産・自給率向上に関する意見書
世界的な穀物需給は構造的な逼迫に急転換したことから、穀物価格は史上最高水
準まで高騰しており、わが国の食料の安定供給に重大な支障が生じています。また、
原油・肥料・飼料など生産資材価格も史上最高水準まで高騰しており、農業者の経
営は危機的状況となっております。
このような状況にもかかわらず、わが国の食料自給率は40%まで低下しており、
国は、食料安全保障の観点から、農業者の経営安定を確保することを前提に、国産
農畜産物の増産と食料自給率の向上に向けた取り組みを国家戦略として位置づけ、
農地政策、担い手政策、品目政策、税制対策など総合的な施策と十分な予算を確保
する必要があります。
また、農業者とJAグループは、生産性の向上に徹底して取り組んでいるものの、
現下の生産資材価格の高騰は、経営努力のみでは到底解決できないほど困難な事態
となっており、国は、
補正予算対策も含めた万全な対策を緊急に措置する必要があ
ります。
よって、国会及び政府においては、下記事項を措置されるよう強く要望いたしま
す。
記
1.原油・肥料・飼料高騰に関する緊急対策
2.地域の担い手の育成と多様で幅広い農業者の確保対策
3.主食用米の計画生産とあわせた自給率向上作物の増産
4.飼料価格高騰に耐えられる畜産・酪農の体質強化
5.青果物における加工用・業務用対応の強化等
6.脱原油と循環型農業への転換対策
7.加工食品の原料原産地表示の徹底
8.新たな制度・技術対策の確立
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
平成20年9月19日
宮城県
白石市議会
内閣総理大臣 福 田 康 夫 殿
内閣官房長官 町 村 信 孝 殿
外務大臣 高 村 正 彦 殿
財務大臣 伊 吹 文 明 殿
農林水産大臣 太 田 誠 一 殿
経済産業大臣 二 階 俊 博 殿
衆議院
議長 河 野 洋 平 殿
参議院
議長 江 田 五 月 殿
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
43
◯佐藤英雄議長 以上で
提案理由の説明は終わりました。
これより
質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
44
◯佐藤英雄議長 質疑なしと認めます。よって、
質疑を終わります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております本案については、
会議規則第36条第3項の規定により、
委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
45
◯佐藤英雄議長 ご異議なしと認めます。よって、本案については
委員会付託を省略することに決定いたしました。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時37分休憩
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午前10時38分開議
46
◯佐藤英雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより討論に入ります。
討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。
採決に入ります。ただいま議題となっております本案については、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
47
◯佐藤英雄議長 ご異議なしと認めます。よって、議提第6号は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日程第8 議提第7号
48
◯佐藤英雄議長 日程第8、議提第7号・生活品の物価高騰に対する緊急対策を求める意見書を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。11番
保科惣一郎議員。
〔11番
保科惣一郎議員登壇〕
49 ◯11番(
保科惣一郎議員) 議提第7号・生活品の物価高騰に対する緊急対策を求める意見書につきまして、
提案理由の説明を申し上げます。
意見書の内容につきましては、お手元に配付の
議案のとおりであります。
詳細につきましては省略いたしますが、原油や食料品の価格の高騰が続き、国民・勤労者の生活を直撃しております。
日本の景気はさらに減速しているという見方もふえ、特に生活困窮層にあっては健康で文化的な最低限度の生活を営む権利が保障されなくなるおそれがあり、また、物価高騰による購買力の低下は、さらなる地域経済の悪化や地方行政運営に深刻な影響を与えることが懸念されます。
よって、中低所得者層を中心とする所得税の減税や生活困窮者に対する補助金制度の創設、生活扶助基準に対する物価上昇分の上乗せを行うよう強く要望するため、地方自治法第99条の規定に基づき関係大臣及び国会に意見書を提出しようとするものであります。
議員皆様方のご賛同をお願い申し上げ、
提案理由の説明といたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
議提第7号
生活品の物価高騰に対する緊急対策を求める意見書
次の
議案を別紙のとおり地方自治法第112条及び
白石市議会会議規則第13条
の規定により提出します。
平成20年9月19日
提出者
白石市議会議員 保 科 惣一郎
賛成者
白石市議会議員 沼 倉 啓 介
〃 〃 水 落 孝 子
〃 〃 大 野 栄 光
〃 〃 四 竈 英 夫
〃 〃 志 村 新一郎
〃 〃 山 谷 清
白石市議会議長 佐 藤 英 雄 殿
生活品の物価高騰に対する緊急対策を求める意見書
原油や食料品の価格の高騰が続き、国民・勤労者の生活を直撃している。
日本の景気は、さらに減速しているという見方も増え、特に生活困窮層にあって
は「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」が保障されなくなるおそれがある。
これまでの景気回復下において、国と地方の格差は拡大し、地域経済は疲弊して
いる。賃金が低下する中、物価高騰による購買力の低下は、住民の生活を圧迫させ、
さらなる地域経済の悪化や地方行政運営に深刻な影響を与えることが懸念される。
よって、国会及び政府に対し、次の事項を実現するよう強く要請する。
記
1.原油や食料の高騰に伴う実質所得低下を緩和するため、中低所得者層を中心と
する所得税減や生活困窮者に対する補助金制度の創設、生活扶助基準に対する物価
上昇分(3%程度)の上乗せを行うこと
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成20年9月19日
宮城県
白石市議会
内閣総理大臣 福 田 康 夫 殿
財務大臣 伊 吹 文 明 殿
厚生労働大臣 舛 添 要 一 殿
衆議院
議長 河 野 洋 平 殿
参議院
議長 江 田 五 月 殿
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
50
◯佐藤英雄議長 以上で
提案理由の説明は終わりました。
これより
質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
51
◯佐藤英雄議長 質疑なしと認めます。よって、
質疑を終わります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております本案については、
会議規則第36条第3項の規定により、
委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
52
◯佐藤英雄議長 ご異議なしと認めます。よって、本案については
委員会付託を省略することに決定しました。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時41分休憩
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午前10時41分開議
53
◯佐藤英雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより討論に入ります。
討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。
採決に入ります。ただいま議題となっております本案については、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
54
◯佐藤英雄議長 ご異議なしと認めます。よって、議提第7号は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日程第9 議提第8号
55
◯佐藤英雄議長 日程第9、議提第8号・地域医療を守る意見書を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。11番
保科惣一郎議員。
〔11番
保科惣一郎議員登壇〕
56 ◯11番(
保科惣一郎議員) 議提第8号・地域医療を守る意見書につきまして、
提案理由の説明を申し上げます。
意見書の内容につきましては、お手元に配付の
議案のとおりであります。
詳細につきましては省略いたしますが、我が国の医療を取り巻く環境は大きく変化し、医師不足や偏在、医療スタッフ不足の解消は大きな課題となっています。
地域医療は、住民の生命・健康に直結する不可欠な
公共サービスであり、国民が安心し信頼できる医療提供体制を確保することは国の責務であります。
このため、地域医療を守る医療財源の確保を確実に図ること、地域医療を担う医師、看護師等の確保と養成のための支援体制を強化することなどの措置を講ずるよう強く要望するため、地方自治法第99条の規定に基づき関係大臣及び国会に意見書を提出しようとするものであります。
議員皆様方のご賛同をお願い申し上げ、
提案理由の説明といたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
議提第8号
地域医療を守る意見書
次の
議案を別紙のとおり地方自治法第112条及び
白石市議会会議規則第13条
の規定により提出します。
平成20年9月19日
提出者
白石市議会議員 保 科 惣一郎
賛成者
白石市議会議員 沼 倉 啓 介
〃 〃 水 落 孝 子
〃 〃 大 野 栄 光
〃 〃 四 竈 英 夫
〃 〃 志 村 新一郎
〃 〃 山 谷 清
白石市議会議長 佐 藤 英 雄 殿
地域医療を守る意見書
少子・高齢化の進展、医療ニーズの多様化など我が国の医療を取り巻く環境は大
きく変化し、地域や診療科における医師不足及び偏在や看護師をはじめとした医療
スタッフ不足の解消は大きな課題となっています。また地域医療
サービスをめぐっ
ては、「医療過疎」や「医療の貧困」ともいえる状況に全国で直面しており、地域
医療
サービスや医療財政確保は喫緊の課題となっています。昨年末には、公立病院
改革ガイドラインが出され、僻地医療、周産期医療、高度先進医療、救急医療など
採算性のとれない医療
サービス、いわゆる政策医療を支えてきた公立病院の存続が
危ぶまれています。
地域医療は、住民の生命・健康に直結する不可欠なライフラインの
公共サービス
であり、国民が安心と信頼の上に地域医療にアクセスできる医療提供体制を確保す
ることは、国の責務であります。
このため、国民が安心で信頼できる医療を地域で受けることができるための政策
及び財政措置を講ずることを目指し、国に対し次のとおり求めるものであります。
記
1.崩壊の危機に直面している地域医療を守る医療財源の確保を確実に図ること。
2.地域医療を担う医師、看護師等の確保と養成のための支援体制を強化し、予算
措置を行うこと。
3.「公立病院改革プラン」の策定にあたっては、
地域住民が安心して身近に受け
られる地域医療の観点から、住民、
利用者、医療関係従事者の意見を十分踏まえて
策定、実施するよう図ること。
上記、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。
平成20年9月19日
宮城県
白石市議会
内閣総理大臣 福 田 康 夫 殿
厚生労働大臣 舛 添 要 一 殿
衆議院
議長 河 野 洋 平 殿
参議院
議長 江 田 五 月 殿
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
57
◯佐藤英雄議長 以上で
提案理由の説明は終わりました。
これより
質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
58
◯佐藤英雄議長 質疑なしと認めます。よって、
質疑を終わります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております本案については、
会議規則第36条第3項の規定により、
委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
59
◯佐藤英雄議長 ご異議なしと認めます。よって、本案については
委員会付託を省略することに決定しました。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時43分休憩
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午前10時44分開議
60
◯佐藤英雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより討論に入ります。
討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。
採決に入ります。ただいま議題となっております本案については、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
61
◯佐藤英雄議長 ご異議なしと認めます。よって、議提第8号は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
62
◯佐藤英雄議長 お諮りいたします。この定例
会において議決されました各
議案の条項、字句、数字、その他整理を要するものについては、その整理を
会議規則第42条の規定に基づき
議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
63
◯佐藤英雄議長 ご異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字、その他の整理は
議長に委任することに決定いたしました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
64
◯佐藤英雄議長 以上をもって今期定例
会に付議された案件の
審査は全部終了いたしました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
市長のあいさつ
65
◯佐藤英雄議長 この際、市長からごあいさつしたい旨の申し出がありますので、発言を許します。風間市長。
〔風間康静市長登壇〕
66 ◯風間康静市長 おはようございます。
本日ここに、第375回
白石市議会定例
会が閉会されるに当たり、一言御礼のごあいさつを申し上げます。
去る9月2日から本日までの長期間にわたり、議員の皆様には、本会議及び常任
委員会等を通じ慎重にご審議をいただき、ご提案いたしました人事、
決算、条例、予算等の13
議案につきまして、すべてを原案のとおり同意、認定、可決をいただきましたことに対し、心より御礼を申し上げます。
本会期中の審議の過程でちょうだいしました数々のご指摘、ご提案につきましては、十分検討しながら今後の市政運営に生かしてまいりたいと存じます。
さて、今議会は私の任期中の最後の定例議会となりました。私は、この4年間、「共汗」「共学」「共生」によるこころ豊かなふるさと
白石の実現に向けて全力で市政に当たってまいりました。
平成19年度からはその具体的戦略として4万人
都市復活大作戦を掲げ、本年度は施策を拡充しながら着実に実行してきたところであります。これまで大過なく市政に当たることができましたのは、ひとえに市民の皆様、議員の皆様の絶大なるご支援と、そして市職員の協力によるものと心から感謝を申し上げる次第でございます。
私は、去る6月の定例市議会で、引き続き市政を担当すべく市民の審判を受ける旨の表明をいたしました。4万人
都市復活大作戦はまだまだ道半ばであり、市民の皆様のご支持を受け、再び市長の座につかせていただくならば、全身全霊をもって元気で活力ある
まちづくりに邁進する決意であります。
議員の皆様、市民の皆様には今後とも変わらぬご支援、ご協力をお願い申し上げまして、私の任期中における最後の定例市議会での御礼のごあいさつとさせていただきます。まことにありがとうございました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
67
◯佐藤英雄議長 以上をもちまして第375回
白石市議会定例
会を閉会いたします。
長期間にわたり大変ご苦労さまでした。
午前10時48分閉会
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する
白石市議会 議 長 佐 藤 英 雄
議 員 大 野 栄 光
議 員 保 科 惣一郎
Copyright © Shiroishi City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...