ただいまの
委員長報告に対して
質疑ありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
13
◯佐藤英雄議長 質疑なしと認めます。よって、
質疑を終わります。
お諮りいたします。
特別委員会の
中間報告を了承することにご
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
14
◯佐藤英雄議長 ご
異議なしと認めます。よって、
特別委員会の
中間報告を了承することに
決定いたしました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日程第4 第56
号議案
15
◯佐藤英雄議長 日程第4、第56
号議案・
教育委員会委員の
任命についてを
議題といたします。
提案理由の
説明を求めます。
風間市長。
〔
風間康静市長登壇〕
16
◯風間康静市長 第56
号議案は、
教育委員会委員の
任命についての
案件でございます。
現
教育委員の
高橋久さんは、来る9月30日をもって
任期満了となりますが、
高橋さんは、人格高潔にして、
教育、学術及び文化に関する識見も高く、
教育委員として最適任と存じますので、引き続き再任いたしたく提案いたした次第でございます。
何とぞご賛同賜りますようお願い申し上げます。
17
◯佐藤英雄議長 以上で
提案理由の
説明は終わりました。
これより
質疑に入ります。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
18
◯佐藤英雄議長 質疑なしと認めます。よって、
質疑を終わります。
お諮りいたします。ただいま
議題となっております
本案については、
会議規則第36条第3項の
規定により、
委員会付託を省略し採決いたしたいと思います。これにご
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
19
◯佐藤英雄議長 ご
異議なしと認めます。よって、
本案については
委員会付託を省略することに
決定いたしました。
採決に入ります。ただいま
議題となっております
本案については、これに
同意することにご
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
20
◯佐藤英雄議長 ご
異議なしと認めます。よって、第56
議案については、これに
同意することに
決定いたしました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
教育委員会委員のあいさつ
21
◯佐藤英雄議長 この際、ただいま
議会の
同意を得られました
高橋久さんから、ごあいさつしたい旨の
申し出がありますので、これを許します。
高橋久さん。
〔
高橋久教育委員会委員登壇〕
22
◯高橋久教育委員会委員 おはようございます。
きょうは
議会中の本当に貴重な時間を割いていただきまして、御礼の言葉を述べる機会を与えていただきましたことに、心から感謝申し上げます。ありがとうございます。また、私が
教育委員になることに対して
同意いただきましたことに対しても、心から御礼申し上げたいと思います。本当にありがとうございます。
きょうの新聞には
福田首相が辞任という大きなニュースが飛び込んでおりますけれども、
教育界の昨今を考えたときに、どうも結果だけが重視されるような感じがしてなりません。勝った、負けた。うまくいった、うまくいかない。どうも世の中それだけでは通らないのではないかという気がしてなりません。一番大事なのはもちろん結果を出すことではあるんですけれども、その結果を出すことに対して一人一人がどのように向かっていったのかという
経過、そのことこそが大事なのではないかという気がします。その中で、うまくいかなくてもそこに向かって頑張ったんだよということを認め、励まし合う、そして助け合うことがひいては心の
成長につながっていくのではないかと思っております。その心の
成長こそが、
市民全員がしなやかに考え、しなやかに生活することのもとになるのではないかと思っております。
私自身、非常に微力ではありますけれども、そういうふうな生活ができるべく
努力したいと思っております。これからもよろしくお願いしたいと思います。ありがとうございました。(拍手)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日程第5 第57
号議案
23
◯佐藤英雄議長 日程第5、第57
号議案・
人権擁護委員候補者の
推薦につき
意見を求めることについてを
議題といたします。
提案理由の
説明を求めます。
風間市長。
〔
風間康静市長登壇〕
24
◯風間康静市長 第57
号議案は、
人権擁護委員候補者の
推薦につき
意見を求めることについての
案件でございます。
人権擁護委員は、法務大臣から委嘱を受けて、
人権思想の普及、
人権侵犯事件の調査及び
報告等に当たる使命を有しております。
本案は、8名委嘱されております
委員のうち、このたび
上西則子さんが
平成20年12月31日をもって
任期満了となることから、その後任として
平間紀子さんを
推薦いたしたく提案いたすものであります。
平間さんは、市民からの信望が厚く、
人格識見も高く、また広く社会の実情に通じており、
人権擁護委員として最適任と存じますので、何とぞご賛同賜りますようお願い申し上げます。
25
◯佐藤英雄議長 以上で
提案理由の
説明は終わりました。
これより
質疑に入ります。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
26
◯佐藤英雄議長 質疑なしと認めます。よって、
質疑を終わります。
お諮りいたします。ただいま
議題となっております
本案につきましては、
会議規則第36条第3項の
規定により、
委員会付託を省略し採決いたしたいと思います。これにご
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
27
◯佐藤英雄議長 ご
異議なしと認めます。よって、
本案については
委員会付託を省略することに
決定いたしました。
採決に入ります。ただいま
議題となっております
本案については、これに
同意することにご
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
28
◯佐藤英雄議長 ご
異議なしと認めます。よって、第57
号議案については、これに
同意することに
決定いたしました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日程第6 第58
号議案
29
◯佐藤英雄議長 日程第6、第58
号議案・
平成19年度白石市各会計歳入歳出
決算の認定についてを
議題といたします。
提案理由の
説明を求めます。
風間市長。
〔
風間康静市長登壇〕
30
◯風間康静市長 第58
号議案は、
平成19年度白石市各会計歳入歳出
決算の認定についての
案件でございます。
平成19年度白石市一般会計及び各特別会計
決算については、7月7日付で監査
委員の審査に付しておりましたところ、8月25日付で監査
委員から
決算審査
意見書が提出されましたので、
地方自治法第233条第3項の
規定により監査
委員の
意見を付し、
議会の認定を求めるものでございます。
平成19年度については、秋口までは一昨年に引き続き穏やかな景気回復基調が続いておりましたが、アメリカのサブプライムローン問題、原油価格の高騰、小麦などの加工原材料の値上げなどが影響し、下半期は先行き不透明感が強まった年でもありました。当市にとっても企業の撤退等、厳しい環境の年であったと認識しております。
このような状況の中、市民の皆様の知恵や活力を生かしながら、市民と
行政がともに考え汗を流し、次世代を担う子供たちを育て、だれもが生きがいを持つことができるよう、「共汗」「共学」「共生」をキーワードに、「市民総参画によるふるさと共創」を基本理念とし、元気と活力を取り戻すための戦略「4万人都市復活大作戦」を掲げ、「し・ろ・い・し」の頭文字をとった4本の施策体系から成る64事業を展開し、次世代に誇りを持って引き継ぐことができる「こころ豊かなふるさと白石」の実現に向け邁進してまいりました。
平成19年度
決算については、内外的に厳しい環境でありましたが、引き続き適切な財政運営を図ることができましたことは、市民並びに議員各位の
行政全般にわたる深いご理解と格別なるご協力のおかげであり、心から感謝を申し上げる次第であります。
以下、本
決算の
概要につきましては、会計管理者より
説明をいたさせます。
31
◯佐藤英雄議長 加藤会計管理者。
〔加藤善美会計管理者登壇〕
32 ◯加藤善美会計管理者
市長の命により、ご
説明を申し上げます。
まず初めに、一般会計ほか4特別会計について総括的に申し上げます。
総予算額は252億9,532万8,000円で編成し、これに対し歳入
決算額は254億1,925万7,983円で、企業会計に移行した公共下水道事業会計及び農業集落排水事業会計分を除いた前年度と比較すると1億9,711万7,569円、0.77%の減となりました。
一方、歳出
決算額は246億197万2,780円で、前年度に比べ3億5万8,014円、1.20%の減となりました。
歳入歳出差引残額は8億1,728万5,203円で、翌年度へ繰り越すべき財源1,299万6,409円を差し引いた8億428万8,794円が剰余金となりました。
これを会計別に申し上げます。
初めに、一般会計につきましては、予算総額140億1,943万円に対し、歳入
決算額は142億3,271万8,387円で、前年度と比較すると4.29%の減となりました。
歳出
決算額は136億9,678万7,912円で、前年度と比較すると5.08%の減となり、歳入歳出差引残額は5億3,593万475円で、繰越明許費として翌年度へ繰り越すべき財源1,299万6,409円を差し引いた5億2,293万4,066円が実質収支となり、地方財政法及び白石市財政調整基金条例の定めにより2億6,150万円を財政調整基金に積み立て、2億6,143万4,066円を
平成20年度に繰り越す措置をいたしております。
歳入については、調定額148億510万9,509円に対し、収入済額が142億3,271万8,387円で、未収額は5億203万1,713円となっております。そのうち歳入の30.44%を占める自主財源である市税については、調定額が48億5,996万7,186円、収入済額が43億3,265万2,128円で、収入済額比較で前年より4億2,096万9,137円の増となりました。
収納率については、預貯金差し押さえなどの滞納整理の強化、仙南地域広域
行政事務組合への滞納整理移管等の取り組み実施により、前年度比較で1.3%増となる89.15%の収納率となっております。また、地方税法に基づく不納欠損額については、1,266件、6,938万2,258円を処分いたしております。
財政構造については、歳入のうち市税等の自主財源の占める割合は43.86%で、地方交付税等の依存財源は56.14%となり、自主財源が前年度より1.45ポイント増加しております。
一方、歳出については、予算総額に対する執行率が97.70%で、主な経費を性質別に見ますと、人件費20.84%、補助費等14.53%、公債費13.66%、物件費13.36%の割合となっております。
さらに、財政指標につきましては、経常収支比率は95.1%、公債費比率は14.2%、起債制限比率が8.0%となっております。
なお、歳入歳出に関する計数の詳細については、お配りしている「白石市各会計
決算附表」をごらんいただきたいと思います。
次に、
平成19年度施政方針でお示しした4万人都市復活大作戦の64事業を初めとする主要施策の成果でございますが、これらについては、予算をお認めいただいた
執行計画に基づき事業を推進することができ、予算執行率としては97.70%でありました。
事業の主なものについて戦略ごとに申し上げますと、戦略1の「しあわせあふれるやさしいまち しろいし」としては、安心して子供を産み育て、次世代を担う子供が健やかに
成長できる出産支援として、妊婦健診の助成回数を2回から10回に拡充する「赤ちゃん誕生応援事業」を創設し、延べ2,550件の助成を行いました。
また、次世代を担う子供とその家庭を支援するため、これまで行ってきた土曜保育・特例延長保育に加え「休日保育」を実施し、子育て支援の充実に努めました。
高齢者の生きがい事業としては、福祉の郷構想による「薬師の湯ひまわりセンター」を核とした高齢者の健康増進と保養事業の推進を図るため「薬師の湯無料入浴証」と「市民バス無料乗車証ほっときゃっするパス」を発行し利用促進を図るとともに、生きがいデイサービスについても1カ所増設し、より一層の生きがいづくりによる自立支援に努めました。
福祉の生活支援としては、
平成19年度夏以降の原油価格高騰により灯油価格が値上がりしたため、高齢者及び障害者等の低所得者世帯層の経済的負担軽減を図るため、1世帯5,000円分の灯油券を1,236世帯に助成し、生活の安定に努めました。
次に戦略2の「ろまんただよう城下町 しろいし」としては、今年度開催の仙台・宮城デスティネーションキャンペーンに向けたプレキャンペーンを実施し、当市の魅力を県内外に発信し観光客の誘客に努めるとともに、城下町回遊ルートの拠点となる城下広場の舗装等の整備を行い、DC本番に向けた取り組みを行いました。
また、賑わいと活力あるまちづくりを進めるために、地域コミュニティ育成支援事業(やる気応援事業)を実施し、小規模な地域づくり団体14団体に助成金を交付し活動支援を行うとともに、「やる気隊名簿」に登録していただき,市民活動への協力など「市民総参画の共創」によるまちづくりに寄与していだたきました。
歴史と文化の香るまちづくりとしては、白石城、武家屋敷、碧水園においての茶会、民俗行事、能公演など多彩な事業を実施し、歴史・文化の再認識事業を支援するとともに、歴史的魅力を発信いたしました。また、「城下町の文化」をメーンテーマとして進めている博物館建設の具現化としては、博物館への収蔵品及び展示品となる文化財等の発掘、収集及び散逸防止に努めました。
次に、戦略3の「いきいきとのびゆくまち しろいし」としては、市民バスのさらなる利便性向上を図るため、利用者からの要望を反映した運行時刻の見直しや、薬師堂線の拡充を行いましたところ、約12万人近い利用者があり、市民の足として定着いたしました。
4万人都市復活の大きな柱となる定住促進事業については、人口減少を抑制し、定住促進による地域活性化を図るため、土地取得費用の一部を助成する定住促進奨励金制度を創設し27件の交付を行いました。
農業振興事業では、担い手の育成、安心・安全で白石らしい農林産物の生産、地産地消をキーワードに農業祭を開催いたしました。また、「食育・地産地消実践地域活動支援事業」により、白石産の農薬・化学肥料節減栽培米(こだわり米)21トンを、11月から3月まで学校給食に提供いたしました。
農地・水・環境保全向上対策事業では、福岡八宮地区など6地区において新規に5カ年事業として共同の作業に取り組み、良好な保全と質的向上を図りました。
地域農政推進対策では、市独自の農業振興施策として、「地域農業いきいき推進事業・担い手育成資金利子補給補助事業・農用地利用集積奨励補助事業」の三つの事業を行い、地域の立地条件を生かした特色ある農林業の展開など、地域で意欲を持って取り組もうとする農業者・農業団体を支援し、効率的かつ安定的な農業経営及び総合的な地域農業の推進に努めました。
次に、戦略4の「しんらいとやすらぎのあるまち しろいし」としては、ポイ捨てのない清潔で美しいまちづくりを推進するため、全市民と公衆衛生組合連合会の共同による市内一斉クリーン作戦を春秋2回実施し、延べ1万4,197人の参加をいただき39.44トンのごみを回収いたしました。
また、ISO14001のシステムを生かし、しろいしエコプロジェクト(愛称:もったいない運動)として、環境負荷を低減させるため環境に配慮した事務・事業を市民とともに取り組み、やさしいまちづくりを推進いたしました。公衆衛生組合では、合併浄化槽の普及に努め、32基の新規助成を行いました。
防災関係については、災害に強い地域社会をつくるために、市民みずからの自主防災組織設立を促すとともに、組織的に的確な対応を支援することが重要であることから、白石市自主防災組織補助金を16団体に交付し、19年度末現在の組織数は53団体となりました。
都市基盤整備としては、市道改良工事等として15カ所、延長2,669.3メートルの工事を実施いたしました。沖の沢郡山線の街路事業は、JR東北本線跨線橋下部工の橋台工事、谷津川橋上部工のPC桁架設工事等を実施し、進捗率は75%となっております。南中学校の移転改築工事についても予定どおり工事が進められました。
また、昨年の台風4号、9号の豪雨被害に関連する災害復旧関係については、市道・河川41カ所、サッカー公園1カ所、林道、農業
施設41カ所、東中学校2カ所、合計85カ所の災害復旧事業を行い、市民生活及び各
施設経営等の安定を図りました。
最後に、
平成21年度を目標として進めている白石市行財政改革推進計画「集中改革プラン」については、事務事業評価、定員適正化、審
議会委員報酬の見直し等22の取り組み事項について継続して実施し、
平成16年度比較で4億3,900万円の削減効果となりました。
以上、
平成19年度の主な事業についてご
説明を申し上げましたが、事業の詳細の成果等については、お配りしております「
平成19年度
決算にかかる主要施策の成果等に関する
説明書」をごらんいただきたいと存じます。
次に、特別会計についてご
説明申し上げます。
初めに、国民健康保険特別会計につきましては、予算総額42億8,927万6,000円に対し、歳入
決算額は42億4,157万6,264円で、前年度と比較すると9.97%の増となっております。歳出
決算額は41億3,433万7,758円で、前年度と比較すると9.93%の増となり、歳入歳出差引残額は1億723万8,506円で、地方財政法及び白石市国民健康保険事業財政調整基金条例の定めにより、5,370万円を基金に積み立て、5,353万8,506円を
平成20年度に繰り越す措置をいたしております。
歳入については、国民健康保険税調定額が16億844万486円に対し、収入済額が10億7,556万945円で、未収額が4億8,197万5,492円となっております。また、地方税法に基づく不納欠損額については580件、5,090万4,049円を処分いたしております。
歳出については、療養給付費等の保険給付費が27億6,998万7,128円で、歳出の67.00%を占め、以下、老人保健拠出金6億8,946万9,008円、共同事業拠出金3億8,902万4,526円等となっております。
国保の被保険者は1万4,866人で、昨年度と比較すると338人減少し、加入率は38.31%となっております。1人当たりの医療費については22万6,308円で、昨年より1万5,058円の増となりました。
次に、地方卸売市場事業特別会計については、予算総額745万3,000円に対し、歳入
決算額は811万1,314円、歳出
決算額は229万1,165円で、歳入歳出差引残額582万149円は、その全額を
平成20年度に繰り越す措置をいたしております。
歳入については、市場使用料293万4,907円、繰越金477万7,243円等となっております。
歳出については、光熱水費78万5,673円、市場管理委託料72万3,987円等となっております。
次に、老人保健特別会計については、予算総額45億5,908万8,000円に対し、歳入
決算額は44億9,306万5,900円で、前年度と比較し1.24%の減となりました。歳出
決算額は44億2,185万4,799円で1.87%の減となり、歳入歳出差引額は7,121万1,101円で、その全額を
平成20年度に繰り越す措置をいたしております。
歳入については、支払基金交付金22億8,862万5,408円、国庫支出金14億4,274万1,312円、県支出金3億5,373万8,678円、一般会計繰入金3億6,095万6,000円等となっております。
歳出については、全体の99.59%を占める医療諸費が44億352万1,270円で、前年度に比べ9,444万2,970円、2.10%減少しております。
老人保健の対象者は年度平均で5,692人で、昨年と比較すると271人の減となっております。1人当たりの医療費用については84万5,284円で、昨年より2万1,416円の増となりました。
介護保険特別会計については、予算総額24億2,008万1,000円に対し、歳入
決算額は24億4,378万6,118円で、前年度と比較すると5.00%の増となっております。歳出
決算額は23億4,670万1,146円で、前年度と比較して6.72%の増となり、歳入歳出差引残額は9,708万4,972円で、
平成20年度に繰り越す措置をいたしております。
歳入については、介護保険料調定額が4億2,584万7,212円に対し、収入済額が4億843万3,196円で、未収額が1,302万7,400円となっております。また、不納欠損額については209件、438万6,616円を処分いたしております。
歳出については、保険給付費が20億9,477万8,322円で歳出の89.26%を占め、以下、基金積立金7,921万4,221円、地域支援事業費7,094万371円等となっております。
介護保険の被保険者数は2万3,548人で、昨年と比較すると8人減少し、要介護認定者数については1,781人で、昨年より29人の増となっております。介護サービスの給付状況としては、在宅サービス費が10億5,886万8,658円、
施設サービス費が9億213万2,492円となっております。
以上が4特別会計
決算の
概要でございます。なお、一般会計同様、歳入歳出に関する計数の詳細については「白石市各会計
決算附表」、主な事業の実施内容及び成果の詳細につきましては「
平成19年度
決算にかかる主要施策の成果等に関する
説明書」をごらんいただきたいと存じます。
次の企業会計につきましては、管理者であります
市長から
説明となります。よろしくお願い申し上げます。
33
◯佐藤英雄議長 次に、公営企業会計についての
説明を求めます。
風間市長。
〔
風間康静市長登壇〕
34
◯風間康静市長 水道事業会計について申し上げます。
初めに業務状況でありますが、
平成19年度末における上水道と簡易水道を合わせました給水戸数は1万3,170戸、給水人口は3万6,831人であります。また、年間総配水量は449万5,048立方メートルで、1日平均給水量は1万2,281立方メートルとなっております。
建設改良事業においては、地震など災害に備え、昨年度より2カ年にわたり鷹巣・大平森合地内に緊急遮断弁を設置し、斎川第1ポンプ場耐雷設備及び湯元簡易水道薬品注入工事等を整備いたしました。
次に、
決算の内容について申し上げます。
収益的収入及び支出については、消費税額を含め上水道事業と簡易水道事業を合わせた収入が9億1,065万261円で、水道料金が96.36%を占めており、そのほか下水道負担金及び加入金が主な収入になっております。
これに対し、支出は9億3,485万4,445円で、その主なものは、仙南・仙塩広域水道からの受水費が5億5,284万1,377円、59.14%を占めているほか、減価償却費等が15.08%、企業債利息が6.96%となっております。この結果、損益計算において3,762万8,384円の純損失が生じております。
また、資本的収入及び支出については、消費税額を含め上水道事業と簡易水道事業を合わせた収入が2億3,114万7,000円で、内訳は、企業債が2億2,960万円、工事負担金が154万7,000円となっております。
これに対し、支出は4億2,719万5,162円で、その内訳は、建設改良費7,458万6,710円、企業債償還金が3億5,260万8,452円となっております。
資本的収入額が支出額に対して不足する1億9,604万8,162円は、当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額329万7,093円と過年度損益勘定留保資金2,627万8,806円及び当年度損益勘定留保資金1億337万6,211円及び減債積立金6,309万6,052円をもって補てんしております。
次に、下水道事業会計について申し上げます。
公共下水道事業及び農業集落排水事業については、
平成19年度より地方公営企業法の財務
規定等の適用を受け、企業会計方式によるものとしては初めての
決算となります。
初めに業務状況でありますが、
平成19年度末における公共下水道事業と農業集落排水事業を合わせました処理区域内人口は2万5,507人、水洗化人口は2万604人であり、年間総処理水量は287万5,449立方メートルで、1日平均処理水量は7,875立方メートルとなっております。
建設改良事業については、公共下水道事業においては未普及地域の解消のために管渠
施設工事等を行い、下水道管渠等延長4,752メートルを敷設しました。
また、農業集落排水事業においては、越河地区の
平成20年4月の全面供用開始を目指して管
施設工事等を行い、管路
施設等延長2,472メートルを敷設したほか、越河処理場の外構工事等を行いました。
次に、
決算の内容について申し上げます。
収益的収入及び支出については、公共下水道事業と農業集落排水事業を合わせた収入が7億7,953万2,202円で、使用料収入が53.98%を占めているほか、主な収入として他会計負担金が6.33%、他会計の補助金が33.78%となっております。
これに対し、支出は8億6,562万830円で、このうち営業費用が5億1,191万1,719円、営業外費用が3億5,370万9,111円となっております。その主なものは、企業債利息が3億5,054万7,430円で40.50%を占めているほか、減価償却費等が34.27%、流域下水道維持管理負担金が14.79%となっております。この結果、損益計算において9,949万3,329円の純損失を生じております。
このほか、企業債利息に充てるために資本費平準化債未利用分を公共下水道事業、農業集落排水事業合わせて1億800万円を発行し、固定負債に計上しております。
また、資本的収入及び支出については、公共下水道事業と農業集落排水事業を合わせた収入が12億6,092万4,386円で、内訳は、企業債が9億1,350万円、国庫補助金等が1億9,141万5,000円、受益者負担金及び分担金が9,871万990円となっております。
これに対し、支出は15億4,882万7,362円で、その内訳は、前年度繰越工事費1億1,118万8,720円を含む建設改良費が5億4,034万9,142円、企業債元金償還金が10億847万8,220円となっており、翌年度繰越工事資金147万5,360円を除いた資本的収入額が支出額に対し不足する2億8,937万8,336円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,125万5,881円、前年度からの繰越工事資金1,403万3,502円、当年度分損益勘定留保資金2億6,408万8,953円をもって補てんしております。
以上、
平成19年度一般会計、特別会計及び企業会計の
決算の
概要についてご
説明申し上げましたが、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
なお、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び同法第22条第1項に基づく健全化判断比率等については、今回から
議会に
報告することになっておりますので、お
手元にお配りした資料「
平成19年度
決算に係る健全化判断比率等」をご参照いただきたいと存じます。
35
◯佐藤英雄議長 以上で
提案理由の
説明は終わりました。
この際、第58
号議案について監査
委員から審査に関する
意見の開陳を求めます。遠藤監査
委員。
〔遠藤輝夫監査
委員登壇〕
36 ◯遠藤輝夫監査
委員 ただいまから、白石市各会計の歳入歳出
決算に関し、審査の
概要とその結果及び
意見の一端を申し上げます。
なお、恐縮でございますが、1,000円未満の計数につきましては省略してご
説明申し上げますことをご了承願いたいと存じます。
まず、一般会計について申し上げます。
平成19年度における一般会計は、歳入総額142億3,271万8,000余円、歳出総額136億9,678万7,000余円で、歳入歳出差引額は5億3,593万余円、実質収支額は5億2,293万4,000余円となります。繰越金や積立金取崩額を差し引いた実質単年度収支額は、8,328万4,000余円の赤字計上となりました。
歳入の状況を財源別に見ますと、自主財源は62億4,281万6,000余円で、このうち繰入金が前年度と比べ3億1,079万7,000余円、30.92%、繰越金が1億1,707万3,000余円、33.96%の減少が見られ、全体では6,423万1,000余円、1.02%の減少となっております。
一方、依存財源は79億8,990万2,000余円で、前年度と比べ5億7,414万余円、6.7%減少しており、中でも、歳入総額に占める割合の最も大きい地方交付税は45億5,442万7,000余円と、前年度より4億8,229万余円、9.58%減少し、一般財源としての歳入総額に与える影響が大きいと言わざるを得ません。
また、歳出
決算を性質別に前年度と比べますと、投資的経費、義務的経費、その他の経費ともに減少していることから、経費の節減に努めたことが見てとれます。
歳出の状況は、執行率が97.7%と前年度に比べ0.39ポイント減少しましたが、おおむね計画的に執行されていると認められました。
次に、特別会計について申し上げますが、下水道事業特別会計及び農業集落排水事業特別会計は
平成19年度から地方公営企業法一部適用となりましたために別に審査することにいたしました。
国民健康保険特別会計、地方卸売市場事業特別会計、老人保健特別会計、介護保険特別会計の実質収支額は2億8,135万4,000余円、このうち5,370万円を国民健康保険特別会計の財政調整基金として積み立てることになっております。
ここからは、下水道事業及び農業集落排水事業を除いた、国保、卸売市場、老人保健、介護保険の4特別会計として前年度と対比等をしておりますので注意していただきたいと思います。
特別会計の歳入歳出
決算状況を前年度と比較しますと、歳入では国民健康保険及び介護保険で増加しており、地方卸売市場及び老人保健においては減少しているものの、全体では4億4,125万3,000余円増加しております。歳出でも国民健康保険及び介護保険は増加し、地方卸売市場事業及び老人保健が減少しているものの、全体では4億3,244万1,000余円増加しており、特に国民健康保険の増加率が前年比9.93%と大きくなっております。
一般会計からの繰入金は9億6,064万1,000余円で、昨年度の9億1,651万9,000余円より4,412万1,000余円、4.81%増加しておりますが、この大部分は国民健康保険の増額によるものであります。
特別会計につきましては、その設立の趣旨に即しておおむね適正に運営されていると認められましたが、施策の推進、とりわけ財源確保の観点から一般会計と密接な関係にありますので、今後とも事務事業の合理化を初め経費の節減に努め、予算執行の適正化と効率化に努められるよう期待するものであります。
財産につきましては、おおむね適正に表示・整理されておりますが、引き続き公有財産等の調査及び確認を適切に行うとともに、適正管理に努められるようお願いします。特に寄附を受けた山林8万8,017平方メートルにつきましては、特段の配慮をお願いいたします。
基金現在高は68億6,111万7,000余円で、前年度の69億158万9,000余円より4,047万2,000余円減少しております。財政調整基金や介護保険事業財政調整基金等において積み立て増がありましたが、国民健康保険事業財政調整基金、都市整備基金から繰り出しが大きくなりました。
なお、高齢者等肉用牛貸付基金は、利活用者の減少に伴い廃止いたしました。
また、定額の資金運用を目的とする各基金につきましては、その設立目的に即して確実かつ効果的に運用管理がなされていると認められました。
一般会計及び特別会計の市債現在高は135億2,296万6,000円で、前年度の143億8,369万9,000円に比べ8億6,073万3,000円、5.98%減少しております。
以上の歳入歳出
決算状況に基づき、普通会計の主要な財政分析指標を見てみますと、財政力の強弱を示す財政力指数は0.458を示しており、前年度の0.443と比べ0.015ポイント上昇し、実質収支比率も5.6%と、前年度の4.5%より1.1ポイント上昇しております。
しかしながら、財政構造の弾力性を示す経常収支比率は、望ましいとされる数値の80%を超えて95.1%と、前年度の94.7%より0.4%悪化しております。起債制限比率も8%と前年度の6.2%より上昇し、財政構造の硬直化が懸念されるところであります。
また、公債費比率を見ますと、前年度19.8%より5.6ポイント低い14.2%とよくなりましたが、実質公債費比率は前年度の9.6%から10.4%とわずかながらも悪化しております。
さて、当年度の
決算を総じて見れば、原油や食料など原材料の高騰が世界的に進行し、経済の先行きが不透明な中、人口の減少、高齢化の進行など当市を取り巻く行財政環境は悪化し、さらに、当市としては依存度の高い地方交付税が大幅に減額されるなど、これまで以上に厳しい状況にあります。
しかも、日本の景気の現状については下方修正して発表されたのを初め、あらゆる生活用品に一斉値上げが見込まれるなど、ますます市税の確保が難しい環境になりつつあります。
今、地方自治体は、住民の負担と選択に基づき、地域の実情に沿った公共サービスの提供を求められており、分権型社会へのシステムの転換を余儀なくされています。
そのような中、本市の主要な財源である市税等につきましては、税源移譲に伴い前年度より4億2,000万円、10.76%ほど増収になりましたが、反面、地方交付税が減額され、その減額の方が大きく、また滞納による収入未済額が多額に上るなど、財政状況は圧迫
状態にあります。
したがいまして、収入未済額につきましては、適正に債権管理を行うとともに、滞納の実態に応じた厳正かつ積極的な措置を行い、不納欠損処分につきましては、負担の公平及び歳入確保の上からも、不納欠損に至るまでのさらなる徴収
努力を促したいと存じます。
今後の
行政運営に当たりましては、地方分権の理念のもとに、社会経済情勢の変化に柔軟かつ弾力的に対応しながら、行財政改革を推進し、簡素で効率的な行財政システム構築を目指すとともに、財政基盤の確立に努め、市政の発展と市民福祉の増進を切望してやみません。
次に、水道事業会計について申し上げます。
当年度の経営成績は、総収益が8億6,746万6,000余円で、総費用は9億599万5,000余円となります。差し引き3,762万8,000余円の純損失を計上することになりました。
損失計上の主な要因は、職員を減らすなど経費の節減に努めたにもかかわらず、給水人口の減少と節水思想の浸透などの影響で、給水収益が前年度と比べ503万3,000余円、0.6%、営業外収益である加入金が795万円、51.62%の減少となり、加えて営業費用において、仙南・仙塩広域水道供給事業の受水費を初め委託料などの増加が原因であります。
年間の給水状況を見ますと、上水道事業では広域水道供給事業からの受水量約239万3,000立方メートル、自己水源約195万7,000立方メートル、簡易水道事業では約14万5,000立方メートルで、合わせて449万5,000立方メートル余りの水量を1万3,170戸、3万6,831人に供給しております。
当年度配水された水道水のうち、料金として徴収される有収水量は364万1,000立方メートル余りで、その有収率は81.01%と前年度より0.73ポイントよくなっております。
主な建設改良事業は、事業費6,591万9,000円をもって管理
施設及び機械設備等の整備を行い、供給区域内への安定供給を図るほか、前年度に引き続き、災害に備え緊急遮断弁の設置工事を施工しております。
いずれにいたしましても、長期的な視点から水道事業を取り巻く経営環境を見た場合、少子高齢化社会の進行や節水思想の浸透などから、水需要の伸長は大きく期待できないものと予想されます。しかも、老朽管の布設がえやライフライン確保のための耐震化及び建設改良工事を初めとする
施設設備の維持管理費の増嵩など、経営をめぐる環境は一層厳しさを増すものと考えられます。
したがいまして、今後の経営に当たりましては、新規需要先の開拓に努めるとともに、建設、改良工事等を含めた長期計画を樹立の上、地方公営企業の経営の基本原則を体して、常に経済性を発揮しながら良質な水の安定供給に鋭意努められるよう望むものであります。
最後に、下水道事業について申し上げます。
当市の下水道事業は、公共下水道と斎川地区・薬師堂地区・越河地区の3地区農業集落排水事業から成っており、その経営成績、財政状況等を明らかにし、透明性を確保するため、
平成19年度から地方公営企業法適用に切りかえたものでございます。
当年度の経営成績は、総収益が7億5,735万6,000余円、総費用は8億5,685万余円となり、差し引き9,949万3,000余円の純損失を計上することになりました。
公共下水道では、建設改良事業として未整備地区の解消に管渠建設工事を進めるとともに、農業集落排水事業においては越河地区の管渠建設が進められ、
平成20年4月に完全供用開始となりました。
公共下水道の処理区域内人口は2万4,137人、水洗化人口は1万9,966人で、前年度に比較して処理区域内人口では154人、水洗化人口で69人増加しておりますが、水洗化率は82.72%で0.24%低下しております。
農業集落排水事業の処理区域内人口は875人が加わり1,370人に、水洗化人口は638人、水洗化率は46.57%となりました。
経営成績につきましては、総収益のうち営業収益が59.46%を占め、そのほとんどは下水道使用料4億73万9,000余円、52.91%であり、営業外収益は40.54%で、大部分は他会計補助金2億6,330万9,000余円、34.77%でございます。
一方、総費用では営業費用が58.72%を占め、その58.95%は減価償却2億9,661万5,000余円であり、営業外費用は41.28%で、そのほとんどが支払利息及び企業債取扱諸費3億5,055万2,000余円、99.11%でございます。
下水道は、快適な生活環境を維持する上で重要な都市基盤であるとともに、自然保護の観点において重要であり、薬師堂地区農業集落排水事業における住民一体となったホタルの里の再生事業等は特筆に値するものと考えられます。
当市においては、処理区域内人口に対する水洗化率が80.78%と低率であることから、今後も水洗化率の向上に努めることはもちろんのこと、特に越河地区農業集落排水事業は供用開始から間もないことなどから、水洗化の推進が急がれるところであると思われます。
なお、100以下が望ましいとされる負債比率が138.75を示すなど、経営分析比率を見ても経営は厳しい状況にあります。加えて、少子高齢化社会の進展や人口の減少など、下水道事業を取り巻く環境は非常に厳しいものがありますが、地方公営企業の経営理念である企業の経済性を発揮しながら、公共の福祉の増進を図るとともに、長期的な資金計画に沿った運営を望むものであります。
以上、各会計の
決算について審査
意見を申し述べさせていただきました。ありがとうございました。
37
◯佐藤英雄議長 以上で監査
委員の審査に関する
意見の開陳は終わりました。
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日程第7 第59
号議案から第68
号議案
38
◯佐藤英雄議長 日程第7、第59
号議案・白石市職員の公益法人等への派遣等に関する条例の一部を改正する条例から、第68
号議案・
平成20年度白石市下水道事業会計補正予算(第2号)までの計10
議案を一括
議題といたします。
提案理由の
説明を求めます。
風間市長。
〔
風間康静市長登壇〕
39
◯風間康静市長 第59
号議案は、白石市職員の公益法人等への派遣等に関する条例の一部を改正する条例案でございます。
本案は、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律が
平成20年12月1日から施行されることになり、公益法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律が改正されることとなることから、同法を根拠として整備した白石市職員の公益法人等への派遣等に関する条例について同様の改正の必要が生じたことから、所要の改正をいたそうとするものであります。
第60
号議案は、白石市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例案でございます。
本案は、株式会社日本政策金融公庫法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律が
平成20年10月1日から施行されることにより、公庫が沖縄振興開発金融公庫のみとなるため、同公庫の設置法を引用するための改正が必要となったことから、所要の改正をいたそうとするものであります。
第61
号議案は、白石市職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例案でございます。
本案は、独立
行政法人国際協力機構法の一部を改正する法律が
平成20年10月1日から施行されることにより、白石市職員の自己啓発等休業に関する条例第5条第1項における引用が号ずれを起こすこととなるため、所要の改正をいたそうとするものであります。
第62
号議案は、
平成20年度白石市一般会計補正予算(第2号)でございます。
第1表歳入歳出予算の補正でございますが、既定の歳入歳出予算にそれぞれ7,877万8,000円を追加し、予算の総額を137億8,545万6,000円にいたそうとするものでございます。
補正の主な内容は、別表のとおりであります。
これらに充当する財源といたしましては、地方交付税、繰越金、市税等を増額する一方、繰入金を減額して措置いたそうとするものでございます。
第63
号議案は、
平成20年度白石市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)でございます。
第1表歳入歳出予算の補正でございますが、既定の歳入歳出予算にそれぞれ5,806万8,000円を追加し、予算の総額を39億6,500万9,000円にいたそうとするものでございます。
補正の主な内容は、退職被保険者等高額療養費及び後期高齢者支援金、国庫支出金等精算償還金、予備費等を計上しておりますが、これらに充当する財源といたしましては、療養給付費交付金、前年度繰越金をもって措置いたそうとするものでございます。
第64
号議案は、
平成20年度白石市地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)でございます。
第1表歳入歳出予算の補正でございますが、既定の歳入歳出予算にそれぞれ582万円を追加し、予算の総額を834万7,000円にいたそうとするものであります。
補正の内容は、予備費の増額を計上しておりますが、これに充当する財源といたしましては、前年度繰越金をもって措置いたそうとするものでございます。
第65
号議案は、
平成20年度白石市老人保健特別会計補正予算(第1号)でございます。
第1表歳入歳出予算の補正でございますが、既定の歳入歳出予算にそれぞれ8,903万7,000円を追加し、予算の総額を5億5,423万6,000円にいたそうとするものであります。
補正の内容は、老人保健制度が
平成20年度から後期高齢者医療制度に移行したことに伴い、一般会計繰出金等のほか、今後見込まれる月遅れ請求や過誤調整分の給付費を予備費として計上しておりますが、これらに充当する財源といたしましては、老人医療費国庫負担金追加交付金、前年度繰越金等をもって措置いたそうとするものでございます。
第66
号議案は、
平成20年度白石市介護保険特別会計補正予算(第1号)でございます。
第1表歳入歳出予算の補正でございますが、既定の歳入歳出予算にそれぞれ1億379万円を追加し、予算の総額を25億6,114万7,000円にいたそうとするものであります。
補正の主な内容は、前年度事業費確定による介護保険給付費返還金及び一般会計繰出金、介護保険財政調整基金積立金等を計上しておりますが、これらに充当する財源といたしましては、前年度繰越金、支払基金交付金及び一般会計繰入金を増額して措置いたそうとするものでございます。
第67
号議案は、
平成20年度白石市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)でございます。
第1表歳入歳出予算の補正でございますが、既定の歳入歳出予算にそれぞれ100万円を追加し、予算の総額を2億8,924万6,000円にいたそうとするものであります。
補正の主な内容は、電算処理業務委託料を計上しておりますが、これらに充当する財源といたしましては、一般会計繰入金をもって措置いたそうとするものでございます。
第68
号議案は、
平成20年度白石市下水道事業会計補正予算(第2号)でございます。
補正の内容は、収益的収入においては、収益的支出の財源として、資本費平準化債未利用分の借り入れによる他会計補助金の見合額の減及び農業集落排水事業県補助金の交付額確定による減額などにより、合わせて1億528万7,000円を減額し、収入総額を9億1,747万円とする一方、収益的支出においては、斎川地区クリーンセンターの設備修繕費用を増額し、支出総額を9億5,415万6,000円とするものであります。
また、資本的収入においては、資本費平準化債の拡大分借り入れによる企業債を1億5,270万円増額する一方、その借り入れ見合の他会計補助金を同額減額しようとするものであります。
これらの資本費平準化債については、補正予算第4条に掲げる額を今回追加しようとするものであります。
なお、資本的収支に係る不足分の補てん財源といたしましては、当年度分損益勘定留保資金3億2,889万4,000円を3億2,726万4,000円に改めるほか、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額により措置いたそうとするものであります。
以上で
提案理由の
説明を終わりますが、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
40
◯佐藤英雄議長 以上で
提案理由の
説明は終わりました。
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41
◯佐藤英雄議長 本日の
日程はこれで全部終了いたしました。
なお、あす3日は休会とし、4日に本
会議を開き、
議案に対する
質疑等を行う予定でございますので、ご了承願います。
本日はこれにて散会いたします。
ご苦労さまでした。
午前11時23分散会
地方自治法第123条第2項の
規定によりここに署名する
白石
市議会 議 長 佐 藤 英 雄
議 員 大 野 栄 光
議 員 保 科 惣一郎
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