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日程第4 第53
号議案
15
◯佐藤英雄議長 日程第4、第53
号議案・
教育委員会委員の任命についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
風間市長。
〔
風間康静市長登壇〕
16
◯風間康静市長 第53
号議案は、
教育委員会委員の任命についての案件でございます。
現
教育委員の
佐藤敏義さんは、来る9月30日をもって
任期満了となりますが、佐藤さんは人格高潔にして、教育、学術及び文化に関する識見も高く、
教育委員として最適任と存じますので、引き続き再任いたしたく提案いたした次第でございます。
何とぞご賛同賜りますようお願い申し上げます。
17
◯佐藤英雄議長 以上で
提案理由の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
18
◯佐藤英雄議長 質疑なしと認めます。よって、質疑を終わります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております本案については、
会議規則第36条第3項の規定により、
委員会付託を省略し採決いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
19
◯佐藤英雄議長 ご異議なしと認めます。よって、
委員会付託を省略することに決定いたしました。
採決に入ります。ただいま議題となっております本案については、これに同意することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
20
◯佐藤英雄議長 ご異議なしと認めます。よって、第53
号議案については、これに同意することに決定いたしました。
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教育委員会委員の
あいさつ
21
◯佐藤英雄議長 この際、ただいま議会の同意を得られました
佐藤敏義さんから、ご
あいさつしたい旨の
申し出がありますで、これを許します。
〔
佐藤敏義教育委員会委員登壇〕
22
◯佐藤敏義教育委員会委員 佐藤敏義でございます。大変貴重なお時間をちょうだいいたしまして、まことに恐縮ではございますが、私の白石市
教育委員会委員就任につきまして、ご同意賜りましたことに心より御礼を申し上げます。
また、一言ご
あいさつを申し上げさせていただきたいと思います。ここ数年、新聞や
テレビ等の報道に多く見られますいじめ問題や
学力低下、また家庭や地域の
教育力の低下など、
教育的課題が山積する中での就任ということで、その任務の重要さを痛感しておるところでございます。
風間市長様初め
市議会議員の皆様、そして市民の皆様の期待に沿うべく、
誠心誠意努力してまいりますので、今後とも皆様のご指導、ご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げ、粗辞ではございますが、私の
あいさつにかえさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
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日程第5 第54
号議案
23
◯佐藤英雄議長 日程第5、第54
号議案・
南中学校校舎改築工事(建築)
請負契約の締結についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
風間市長。
〔
風間康静市長登壇〕
24
◯風間康静市長 第54
号議案は、
南中学校校舎改築工事(建築)
請負契約の締結についての案件でございます。
本案は、去る8月28日、6社による
条件付一般競争入札に付した結果、1回目の入札で
株式会社橋本が、
予定価格と
最低制限価格の範囲内で入札をした者のうち、最低の価格をもって入札をしましたので、落札者と決定し、2億 8,875万円で仮契約したものであります。
地方自治法第96条第1項第5号並びに議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を得て、本契約を締結いたそうとするものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
25
◯佐藤英雄議長 以上で
提案理由の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。3番
水落孝子議員。
26 ◯3番(
水落孝子議員)
南中学校の
改築工事におきまして、
マスタープランとか具体的な計画、設計とか
予定価格の積算、これらを
自治体でどこまでやっているのか、それとも
コンサルタント会社に委託しているのか。全部委託しているのか、一部どれとどれを委託しているのか、この点について1点目お伺いいたします。
それと、委託の仕方とか全部
自治体でやっているとか、それらは議会の
議決要件に関係するのか、それとも建物とか
土木工事とかそういうものの場合は違ってくるのかどうかということもあわせてお尋ねいたします。
3点目に、今回の落札結果を見まして、私は
予定価格に対して
高どまりだなというふうな感想をまず持ちました。このような結果になるだろうとの予想といいますか、特別にいろいろ要望した点があったとか、そういう事情などがあったのかどうか、このことについてお伺いいたします。
最後に、落札結果を見ての市長のご感想をお伺いしておきたいと思います。以上です。
27
◯佐藤英雄議長 大野管理課長。
〔
大野恒男管理課長登壇〕
28
◯大野恒男管理課長 ご質疑の第1点の分についてお答えいたします。
マスタープラン関係でございますが、
基本構想としては
教育委員会の中で構想を練りまして、大まかな構想を練っております。その後、
基本設計、
実施設計につきましては
コンサルタントの方にお願いいたしております。以上でございます。
29
◯佐藤英雄議長 遠藤財政課長。
〔
遠藤篤志財政課長登壇〕
30
◯遠藤篤志財政課長 2点目の
マスタープラン関係について、議会の
議決要件かどうかというご指摘でございますが、これは議会の
議決要件ではないというふうに考えております。
それから、3点目の
予定価格と
落札価格が
高どまりだったということでございますが、これにつきましては、入札の結果こういうふうな金額になったということでございます。以上でございます。
31
◯佐藤英雄議長 風間市長。
〔
風間康静市長登壇〕
32
◯風間康静市長 入札に関しましては、適正に行われたと思っております。今後、よき学校をしっかりつくっていただきたいと思う次第でございます。以上でございます。
33
◯佐藤英雄議長 3番
水落孝子議員。
34 ◯3番(
水落孝子議員) ただいまの2点目なんですが、1点目に絡みまして、
基本構想は
教育委員会でつくられたと。その後は、積算まで
コンサルタント会社に委託したというお返事でございました。こういうのはいつでも、議会に係る案件であっても、建物であっても、
土木工事、道路とかそういうものであっても、
基本構想は市役所でつくって、そのほかは
コンサルタント会社でやられているのかどうかということをお伺いしたんです。そうでない場合もありますよというものがあるのかどうか。全部すべての請負工事が、
コンサルタント会社に
基本設計以外は委託しているのかどうか、そういうことについてお伺いしたのが2点目だったんです。ですから、もう一度お願いします。
それから、3点目に関係いたしまして、公正な入札だったということはそうだろうと思います。例えば学校の校舎ですから文教フロアが必要、そういうところで構造上、設計上、やはり高く費用を要したとか、そういうものがそのほかにもいろいろあるのかどうかということについてお伺いしたかったんです。ですから、もう一度お願いいたします。
35
◯佐藤英雄議長 佐々木建設部長。
〔佐々木徹建設部長登壇〕
36 ◯佐々木徹建設部長 委託に関しまして答弁申し上げます。
実施設計等におきましては委託するんですけれども、要するに数量の計算まで
コンサルタントの方にお願いしまして、その積算というのですか、単価を入れまして金額にするにつきましては、市の方でやっているということでございまして、すべて
コンサルタントに委託しているということではございませんので、ご了解いただきたいと思います。以上でございます。
37
◯佐藤英雄議長 よろしいですか。(3番
水落孝子議員「あと3点目の方について」と呼ぶ)
大野管理課長。
〔
大野恒男管理課長登壇〕
38
◯大野恒男管理課長 お答えいたします。
ただいまの質疑で私が受けとめたのは、文教面でどのぐらいその辺を配慮されたかとかそういったことに考えたんですが、実際のところ
基本構想を終わって
基本設計、そういった際には、現場、学校の先生方、それから地元の自治会長さん、そういった方々を交えて、例えば南中に関しては木目を、木を生かした素材にしてほしいというような意見もありまして、そういったものを校舎の設計の中には生かしていただいたという経緯がございます。そういったことで配慮はされておるというふうに私どもは考えております。以上でございます。
39
◯佐藤英雄議長 あとありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
40
◯佐藤英雄議長 質疑なしと認めます。よって、質疑を終わります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております本案については、
会議規則第36条第3項の規定により、
委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
41
◯佐藤英雄議長 ご異議なしと認めます。よって、
委員会付託を省略することに決定いたしました。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時21分休憩
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午前10時21分開議
42
◯佐藤英雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより討論に入ります。
討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。
採決に入ります。ただいま議題となっております本案については、原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
43
◯佐藤英雄議長 ご異議なしと認めます。よって、第54
号議案は、原案のとおり可決されました。
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日程第6 第55
号議案
44
◯佐藤英雄議長 日程第6、第55
号議案・平成18年度白石市各会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
風間市長。
〔
風間康静市長登壇〕
45
◯風間康静市長 第55
号議案は、平成18年度白石市各会計歳入歳出決算の認定についての案件でございます。
平成18年度白石市一般会計及び各特別会計決算については、7月10日付で監査委員の審査に付しておりましたところ、8月27日付で監査委員から決算審査意見書が提出されましたので、
地方自治法第 233条第3項の規定により監査委員の意見を付し、議会の認定を求めるものでございます。
平成18年度については、緩やかな景気回復基調が見えてきたとは言われておりますが、地方にとりましては依然として先行き不透明な状況であったと認識しております。
このような状況の中、市民の皆様の知恵や活力を生かしながら、市民と行政がともに考え汗を流し、次世代を担う子供たちを育て、だれもが生きがいを持つことのできるよう、「共汗」「共学」「共生」をキーワードに、「市民総参画によるふるさと共創」を目指し、「安全・安心なまちづくり」「賑わいと活力のあるまちづくり」「人にやさしいまちづくり」「第三次行政改革の推進」を柱として、次世代に誇りを持って引き継ぐことができる「こころ豊かなふるさと白石」の実現に向けて邁進してまいりました。
三位一体の改革等の影響で財政も厳しい環境にはありますが、平成18年度においても適切な財政運営を図ることができましたことは、市民並びに議員各位の行政全般にわたる深いご理解と格別なるご協力のおかげであり、心から感謝申し上げる次第であります。
以下、本決算の概要につきましては、会計管理者より説明いたさせます。
46
◯佐藤英雄議長 加藤会計管理者。
〔加藤善美会計管理者登壇〕
47 ◯加藤善美会計管理者 市長の命により、平成18年度一般会計及び各特別会計決算の概要についてご説明を申し上げます。
まず初めに、一般会計ほか6特別会計の総予算額は、 279億 4,872万 6,410円で編成いたしました。これに対し歳入決算額は 278億 9,880万 9,546円で、前年度と比較し1億 7,339万 3,214円、0.63%の増となっております。
一方、歳出決算額は 268億 4,599万 4,829円で、前年度に比べ 3,193万 4,625円、0.12%の減となりました。歳入歳出差引残額は10億 5,281万 4,717円で、翌年度へ繰り越すべき財源 2,251万 720円を差し引いた10億 3,030万 3,997円が剰余金となりました。
これを会計別に申し上げます。
初めに、一般会計につきましては、予算総額 147億 994万 4,250円に対し、歳入決算額は 148億 7,108万 9,835円で、前年度と比較すると0.31%の増となっております。
歳出決算額は 144億 2,928万 7,389円で、前年度と比較すると0.96%の増となり、歳入歳出差引残額は4億 4,180万 2,446円で、繰越明許費として翌年度へ繰り越すべき財源 1,375万 4,000円を差し引いた4億 2,804万 8,446円が実質収支となり、地方財政法及び白石市財政調整基金条例の定めにより2億 1,410万円を財政調整基金に積み立て、2億 1,394万 8,446円を平成19年度に繰り越す措置をいたしております。
歳入については、調定額 154億 5,951万 5,429円に対し、収入済額が 148億 7,108万 9,835円で、未収額が5億 2,155万 1,245円となっております。また、地方税法に基づく不納欠損処分については 899件、 6,580万 5,853円を処分いたしております。
財政構造については、歳入のうち市税等の自主財源の占める割合は 42.41%で、地方交付税等の依存財源は 57.59%となり、自主財源が前年度より3.96ポイント増加しております。
一方、歳出については、予算総額に対する執行率が 98.09%で、主な経費を性質別に見ますと、人件費20.0%、公債費16.8%、物件費12.7%の割合となっております。
さらに、財政指標につきましては、経常収支比率は94.7%、公債費比率は19.8%、起債制限比率が 6.2%となっております。
次に、平成18年度施政方針でお示しした主要施策の成果等についてご説明を申し上げます。
初めに、「安全・安心なまちづくり」としては、近い将来発生が予想される宮城県沖地震に備えた防災対策として、白川小中学校の耐震工事により、市内小中学校すべての耐震工事が完了するとともに、災害対策本部等の拠点となる市庁舎についても耐震工事を終えました。
また、各地区の自主防災組織づくりについても積極的に支援し、31の組織が誕生いたしました。さらに、防犯・防災の情報を的確に配信するための「しろいし安心メール」を稼働させました。
次に、「賑わいと活力あるまちづくり」としては、地域からの発想及び資源を生かした地域づくりを推進するための「地域コミュニティ育成支援事業」を実施し、13団体に助成を行いました。文化の振興としては、古典芸能伝承の館が開館15周年を迎えたことから、白石城において薪能を行い好評を博しました。また、交流人口の拡大及び定住人口の増大策として、「やまびこプラン」による空き家・空き店舗等を紹介するUIJターン支援情報サービスや田舎暮らし体験ツアーを実施しました。
観光面においては、平成17年度に県の補助事業で整備した小原・鎌先温泉の新しい観光スポットの紹介を含め幅広く誘客を図るとともに、DCキャンペーンも視野に入れた白石城と中心市街地を回遊できる白石城回遊ルート等の整備を図り、白石のPRに努めました。
農政面については、市独自の農業振興施策として、「地域農業いきいき推進事業・担い手育成資金利子補給補助事業・農用地利用集積奨励補助事業」の三つの事業を新たにスタートさせ、地域の立地条件を生かした特色ある農林業の展開など、地域で意欲を持って取り組もうとする農業者・農業団体を支援し、効率的かつ安定的な農業経営及び総合的な地域農業の確立を図ってまいりました。
また、ハード面では、ふるさと農道緊急整備事業により、大鷹沢地区等の舗装工事や改良工事を実施し、営農の利便性の向上を図りました。さらに、せせらぎの里整備事業として、馬牛沼ため池に環境を考慮した専用駐車場完備の野鳥観察広場を整備し、安心して野鳥と触れ合う場を提供しました。
次に、「人にやさしいまちづくり」としては、次世代を担う子供とその家庭を支援するため、土曜保育及び特例延長保育などを実施し、保育サービスの充実を図るとともに、家庭教育のさらなる充実のため、「子どもを育てるヒント集」の作成により、安心して子供を産み育てられる環境づくりに努めました。
また、低年齢化している生活習慣病を予防するため、学校保健と連携し、「正しい食生活」の普及に努めるとともに、シリウスに隣接する農業ハウスを活用し、農作業体験事業を通して食農教育を推進してまいりました。
環境面においては、ごみの減量化とリサイクルを推進するため、春・秋の市内一斉クリーン大作戦を実施するとともに、市独自の「もったいない運動」を展開し、循環型社会の形成に努めました。
さらに、市民の皆様から「きゃっするくん」として親しまれている市民バスについて、薬師堂線の新設、三本木線の延長を図り、利便性の向上に努めました。
都市基盤整備については、沖の沢郡山線街路事業を初め、市道の道路改良及び舗装工事等の道路新設改良事業を行い、快適な生活路線の確保に努めました。
障害福祉面では、障害者の自立支援に向けた地域支援事業を新たに開始するとともに、利用者に対しては負担を軽減するため、本市独自に「障害者福祉サービス利用者負担額軽減事業」を開始し、障害者の自立と社会参加の促進に努めました。
「第三次行政改革の推進」については、白石市行財政改革推進計画(集中改革プラン)に基づき、下水道料金使用料の見直し、給食センターの調理業務の民間委託、公共工事における経費の節減合理化を行いました。また、行政評価事業については、事務事業評価導入に向け、全職員研修を行いながら、1係1基幹事業の評価を行い、事務事業評価の職員への理解促進を図りました。
以上、一般会計の決算概要についてご説明を申し上げました。
なお、歳入歳出に関する計数の詳細につきましては「白石市各会計決算附表」に、主な事業の実施内容及び成果の詳細につきましては「平成18年度決算にかかる主要施策の成果等に関する説明書」をご参照いただきたいと思います。
次に、特別会計についてご説明を申し上げます。
初めに、国民健康保険特別会計につきましては、予算総額38億 6,920万 5,000円に対し、歳入決算額は38億 5,710万 2,813円で、前年度と比較すると5.89%の増となっております。歳出決算額は37億 6,098万 9,609円で、前年度と比較すると6.22%の増となり、歳入歳出差引残額は 9,611万 3,204円で、繰越明許費として翌年度へ繰り越すべき財源 550万円を差し引いた 9,061万 3,204円が実質収支となり、地方財政法及び白石市国民健康保険事業財政調整基金条例の定めにより 4,540万円を基金に積み立て、残額 4,521万 3,204円を平成19年度に繰り越す措置をいたしております。また、地方税法に基づく不納欠損処分については 354件、 3,337万 9,888円を処分しております。
歳入の内訳については、国民健康保険税が10億 7,655万 4,698円、国県支出金13億 852万88円、療養給付費交付金8億 3,273万 3,457円等となっております。
歳出の内訳については、保険給付費が25億 6,646万 4,922円で歳出の 68.24%を占め、以下、老人保健拠出金6億 9,278万 5,938円、介護納付金2億 2,927万 7,560円、共同事業拠出金2億 1,825万 2,514円等となっております。
次に、下水道事業特別会計については、平成19年4月1日より地方公営企業法適用事業に移行いたしましたことから、平成19年3月31日をもっての打ち切り決算となっております。
決算の概要については、予算総額16億 6,195万 8,000円に対し、歳入決算額は15億 8,598万 8,971円で、前年度と比較し3.19%の減となっております。歳出決算額は15億 2,091万 594円で、前年度と比較し6.61%の減で、歳入歳出差引残額は 6,507万 8,377円となり、新たに導入した下水道事業会計へ引き継ぐ措置をいたしております。
歳入の内訳については、下水道事業受益者負担金 2,532万 9,130円、下水道使用料及び手数料3億 7,284万 6,429円、国庫支出金1億 1,264万 3,000円、一般会計からの繰入金4億 5,106万 9,222円、市債5億 9,410万円等となっております。
歳出の内訳については、下水道管理費 6,718万 9,728円、汚水管渠の面整備工事等の下水道建設費2億 8,490万 2,379円、阿武隈川下流流域下水道事業負担金等の流域下水道費1億 3,709万 1,625円のほか、地方債元利償還金10億 3,172万 6,862円となっております。
なお、平成18年度末の処理面積は、約 806.6ヘクタール、処理区域内人口は2万 3,869人で、前年度に比べ処理面積で約16.6ヘクタール増加し、普及率は60.8%、水洗化率は83.0%となっております。
次に、地方卸売市場特別会計については、予算総額 1,039万 4,000円に対し、歳入決算額は 1,140万 639円、歳出決算額は 662万 3,396円で、歳入歳出差引残額 477万 7,243円は、その全額を平成19年度に繰り越す措置をいたしております。
歳入の内訳については、市場使用料 325万 7,411円、繰越金 736万 9,526円等となっております。
歳出の内訳については、市場建物のアスベスト対策工事費 438万 6,900円、光熱水費80万 8,222円等となっております。
次に、老人保健特別会計については、予算総額46億 3,002万 3,000円に対し、歳入決算額は45億 4,937万 8,798円で、前年度と比較し0.53%の減となりました。歳出決算額は、45億 619万 1,911円で 1.2%の減となり、歳入歳出差引額は 4,318万 6,887円で、その全額を平成19年度に繰り越す措置をいたしております。
歳入の内訳については、支払基金交付金24億 2,346万 387円、国庫支出金13億 9,779万 1,230円、県支出金3億 5,024万 8,436円、一般会計繰入金3億 6,138万 7,000円等となっております。
歳出の内訳については、全体の 99.82%を占める医療諸費が44億 9,796万 4,240円で、前年度に比べ 1,389万 9,638円、0.31%減少しております。
農業集落排水事業特別会計については、下水道事業特別会計と同様、平成19年3月31日をもっての打ち切り決算を行っております。
決算の概要は、予算総額7億 6,410万 6,160円に対し、歳入決算額は6億 9,644万 5,023円で、前年度と比較し3.28%の減、歳出決算額は4億 2,305万 3,441円で、前年度と比較し 38.56%の減となり、歳入歳出差引残額は2億 7,339万 1,582円で、新たに導入した下水道事業会計へ引き継ぐ措置をいたしております。
歳入の内訳については、使用料及び手数料 625万 8,466円、国・県支出金等2億 9,037万 7,000円、一般会計繰入金 2,451万 457円、諸収入 1,358万 9,940円、市債3億 3,020万円、繰越金 3,150万 9,160円となっております。
歳出の内訳については、農業集落排水施設管理費 417万 8,375円、越河地区の平成19年度の一部供用開始に向けて農業集落排水施設建設費として3億 7,268万 9,547円、地方債元利償還金 4,618万 5,519円となっております。
介護保険特別会計については、予算総額23億 309万 6,000円に対し、歳入決算額は23億 2,740万 3,467円で、前年度と比較すると0.46%の増となっております。歳出決算額は21億 9,893万 8,489円で、前年度と比較して1.56%の増となり、歳入歳出差引残額は1億 2,846万 4,978円で、繰越明許費として翌年度へ繰り越すべき財源 104万 8,000円を差し引いた1億 2,741万 6,978円を平成19年度に繰り越す措置をいたしております。
歳入の内訳については、保険料3億 9,959万 4,672円、国庫支出金5億 3,425万 2,697円、県支出金3億 1,028万 1,810円、繰入金3億 1,644万 7,000円となっております。
歳出の内訳については、保険給付費が19億 5,551円 3,601円で歳出の88.9%を占め、以下、基金積立金 7,929万 1,709円、諸支出金 7,250万 1,140円等となっております。
以上が6特別会計決算の概要でございます。なお、一般会計同様、歳入歳出に関する計数の詳細につきましては「白石市各会計決算附表」、主な事業の実施内容及び成果の詳細につきましては「平成18年度決算にかかる主要施策の成果等に関する説明書」をご参照いただきたいと存じます。以上でございます。
48
◯佐藤英雄議長 次に、水道事業会計についての説明を求めます。
風間市長。
〔
風間康静市長登壇〕
49
◯風間康静市長 続いて、水道事業会計について申し上げます。
初めに業務状況でありますが、平成18年度末における上水道と簡易水道を合わせました給水戸数は1万 3,183戸、給水人口は3万 7,414人であります。また、年間総配水量は 455万 3,085立方メートルで、1日平均給水量は1万 2,474立方メートルとなっております。
建設改良事業においては、配水管布設及び移設工事に加え、地震などに備え、鷹巣・大平森合地内に緊急遮断弁設置工事を行っており、 3,572万円を翌年度に繰り越しいたしております。
次に、決算の内容について申し上げます。
収益的収入及び支出については、上水道事業と簡易水道事業を合わせた収入が9億 2,423万 7,463円で、水道料金が 95.50%を占めており、そのほか加入金及び手数料が主な収入になっております。
これに対し、支出は9億 5,581万 1,347円で、その主なものは、仙南・仙塩広域水道からの受水費が 56.45%を占めているほか、企業債利息が7.64%、減価償却費等が 15.96%となっております。この結果、損益計算において 4,585万 6,676円の純損失が生じております。
また、資本的収入及び支出については、上水道事業と簡易水道事業を合わせた収入が 833万 2,000円で、内訳は、企業債が 700万円、工事負担金が 133万 2,000円となっております。これに対し、支出は1億 7,928万 1,770円で、その内訳は建設改良費 4,879万 6,221円、企業債償還金が1億 3,048万 5,549円となっております。
資本的収入額が支出額に対し不足する1億 7,094万 9,770円は、当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額 206万 7,401円と、過年度損益勘定留保資金 9,314万 7,736円及び当年度損益勘定留保資金 7,573万 4,633円をもって補てんいたしております。
以上、平成18年度白石市各会計歳入歳出決算の概要についてご説明申し上げましたが、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
50
◯佐藤英雄議長 以上で
提案理由の説明は終わりました。
この際、第55
号議案について監査委員から審査に関する意見の開陳を求めます。佐藤監査委員。
〔佐藤忠監査委員登壇〕
51 ◯佐藤忠監査委員 ただいまから白石市各会計の歳入歳出決算に関し、審査の概要とその結果及び意見の一端を申し上げます。
なお、大変恐縮でございますが、 1,000円未満の計数につきましては、省略してご説明申し上げることをご了承願いたいと存じます。
まず、一般会計について申し上げます。
平成18年度における一般会計は、歳入総額 148億 7,108万 9,000余円、歳出総額 144億 2,928万 7,000余円で、歳入歳出差引額は4億 4,180万 2,000余円、実質収支額は4億 2,804万 8,000余円となり、その結果、実質単年度収支額は 8,118万 3,000余円の黒字計上となりました。歳入の状況を財源別に見ますと、自主財源は63億 704万 7,000余円で、このうち繰入金が前年度と比べ4億 2,443万 8,000余円、 73.10%、繰越金が1億 3,883万 6,000余円、 67.42%の増加が見られ、全体では6億 642万 4,000余円、 10.64%の増収となっております。
一方、依存財源は85億 6,404万 2,000余円で、前年度と比べ5億 6,034万 2,000余円、6.14%減少しており、中でも、歳入総額に占める割合の最も多い地方交付税は50億 3,671万 7,000円と、前年度より3億 890万 6,000円、5.78%減少し、一般財源としての歳入総額に与える影響が大きいと言わざるを得ません。
また、歳出決算額を性質別に前年度と比べると、投資的経費が2億 9,326万 6,000円、 19.52%と大きく増加し、反面、義務的経費及びその他の経費はともに減少しております。
歳出の状況は、執行率が 98.09%と前年度に比べ0.49ポイント増加し、おおむね計画的に執行されていると認められました。
次に、特別会計について申し上げます。
特別会計における当年度実質収支額は6億 225万 5,000余円で、このうち、国民健康保険特別会計において 4,540万円を財政調整基金として積み立てることになっております。
特別会計の歳入歳出決算の状況を前年度と比較してみますと、歳入では下水道事業を初め老人保健、農業集落排水事業において減少しましたが、国民健康保険、介護保険などの各会計で増加したことから、全体では1億 2,731万 1,000余円、0.99%増加しております。
一方、歳出においては、国民健康保険、介護保険などで増加が見られましたが、農業集落排水事業、下水道事業、老人保健の各会計の減少が著しく、このため全体では1億 6,938万 9,000余円、1.35%減少しており、執行率は 93.79%と前年度より2.93ポイント下降しております。
一般会計からの繰入金は13億 9,209万 9,000余円で、前年度と比べ1億 2,126万 6,000余円、8.01%減少となりました。これは、老人保健、地方卸売市場事業の両会計で繰り入れ増がありましたが、下水道事業及び農業集落排水事業における減少が大きく影響したためであります。
特別会計につきましては、その設立の趣旨に即しておおむね適正に運営されていると認められましたが、施策の推進、特に財源調達の上で一般会計と密接な関連があることから、今後とも事務事業の合理化を初め経費の節減に努めると同時に、予算執行の適正化と効率化に向けて一層の努力をされるよう期待するものであります。
財産につきましては、おおむね適正に表示・整理されており、引き続き公有財産等の調査及び確認を的確に行うとともに、特に関係帳簿の整備等に万全を期すよう強く望むものであります。
基金現在高は69億 158万 9,000余円で、前年度の73億 551万 1,000余円より4億 392万 1,000余円減少しております。これは、現下の厳しい財政事情の中にあって、高まる行政需要と財政健全化のために、主として一般会計及び介護保険特別会計の両財政調整基金において積み立て増がありましたが、減債基金、土地開発基金、国民健康保険財政調整基金などからの繰り出しが大きく作用した結果であります。
また、定額の資金運用を目的とする各基金につきましては、その設置目的に即して、確実かつ効果的に運用管理がなされていると認められました。
なお、一般会計及び特別会計の市債現在高は 261億 2,595万 5,000円で、前年度の 279億 8,063万 8,000円に比べ18億 5,468万 3,000円、6.63%減少しております。
以上の歳入歳出決算状況に基づき、普通会計の主要な財政分析指標を見てみますと、財政力の強弱を示す財政力指数は 0.443を示しており、前年度の 0.430と比べ 0.013ポイント上昇し、実質収支比率も 4.5%と、前年度の 3.8%より 0.7ポイント上昇しております。
しかしながら、財政構造の弾力性を示す経常収支比率は、望ましいとされる数値の80%を超えて94.7%と、前年度の85.4%より 9.3ポイント悪化し、起債制限比率も 6.2%と前年度の 2.5%より上昇するなど、財政構造の硬直化が懸念されるところでございます。
また、公債費比率を見ますと、前年度より 6.4ポイント上昇の19.8%、実質公債費比率も前年度の 8.3%から 9.6%と悪化するなど、今後の財政運営上、十分留意しなければならない指標と思われます。
さて、当年度の決算を総じて見ますと、ご高承のとおり、景気回復の実感できない経済情勢にあって、人口の減少、高齢者割合の高まりなどから、本市を取り巻く行財政環境は、市税の減収、依存度の高い地方交付税の減額などに顕著にあらわれ、これまで以上の厳しい財政運営が強いられております。
しかも、先般発表されました日銀短観によりますと、「東北の景気は緩やかながら着実に回復を続けている」と報じられておりますものの、地域経済や業種間の格差は依然残っているように思われてなりません。
その上、三位一体改革によって格差が拡大しつつある地方
自治体にとりましては、国・地方を通じた厳しい財政状況、少子高齢化社会等を背景として、住民の負担と選択に基づき、地域の実情に応じた公共サービスの提供をするという分権型社会システムへの転換が求められている今日であります。
そうした中にあって、本市の主要な自主財源である市税等につきましては、経済格差や地価下落等の影響もあって減収傾向が続き、加えて滞納による収入未済額が多額に上り、財政状況をさらに圧迫する一因ともなっております。
したがいまして、収入未済額及び不納欠損処分額の項で記述しましたように、引き続き適正な債権管理を行い、滞納の実態に応じた厳正かつ積極的な措置を講ずるとともに、不納欠損処分額については依然漸増していることから、負担の公平及び歳入確保の面からも、不納欠損に至るまでの的確な徴収努力をなお一層促したいと存じます。
今後の行財政運営に当たりましては、国が提唱する地方分権理念のもとに、社会経済情勢の変化に柔軟かつ弾力的に対応しながら、引き続き行財政全般にわたる改革を推進し、財政基盤の着実な確立を目指して、簡素で効率的な行財政システムの構築に努められ、市政の発展と市民福祉の増進に精進されるよう切望してやみません。
次に、水道事業会計について申し上げます。
当年度の経営成績は、総収益が8億 8,035万 5,000余円で、総費用は9億 2,621万 2,000余円となって、差し引き 4,585万 6,000余円の純損失を計上しました。
損失計上の主な要因は、給水収益が大口使用者の工場移転、あるいは施設閉鎖などの影響から、前年度と比べ 6,374万 3,000余円、7.05%の減収となり、加えて営業費用において、仙南仙塩広域水道供給事業の受水費を初め賃借料、委託料等の増加が原因であります。
年間の給水状況を見ますと、上水道事業では広域水道供給事業からの受水量約 257万 9,000立方メートルと、自己水源の約 184万 1,000立方メートル、簡易水道事業では約13万 2,000立方メートルで、合わせて 455万 3,000立方メートル余りの水量を1万 3,183戸、3万 7,414人に給水しております。
当年度配水された水道水のうち、料金として徴収される有収水量は 365万 5,000立方メートル余りで、その有収率は 80.28%と、前年度とほぼ同率であります。
主な建設改良事業は、事業費 3,982万 5,000円をもって配水管布設及び機械設備等の整備を行い、未普及地域の解消と給水区域内への安定供給を図るほか、地震災害等に備えての緊急遮断弁の設置工事などに着手しております。
いずれにいたしましても、本市水道事業を取り巻く経営環境は、少子高齢化社会の進行や節水思想の浸透などから、今後とも水需要の伸長は大きく期待できないものと予想されます。
しかも、老朽化している配水管の布設替えや耐震化対策など、建設改良工事を初めとする施設整備の維持管理費の増嵩など、経営をめぐる環境は一層厳しさを増すものと考えられます。したがいまして、今後の経営推進に当たりましては、市長部局との連携を一段と強化しながら、新規需要先の開拓を積極的に展開するとともに、給水収益の増収策を織り込んだ具体的な長期経営計画を樹立の上、地方公営企業の経営の基本原則を体して、常に経済性を発揮しながら、良質水の安定供給に鋭意努められるよう望むものであります。
以上、各会計の決算について審査意見を申し述べさせていただきました。ありがとうございました。
52
◯佐藤英雄議長 以上で監査委員の審査に関する意見の開陳は終わりました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日程第7 第56
号議案から第66
号議案
53
◯佐藤英雄議長 日程第7、第56
号議案・白石市土地開発公社定款の変更についてから、第66
号議案・平成19年度白石市下水道事業会計補正予算(第1号)までの計11議案を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
風間市長。
〔
風間康静市長登壇〕
54
◯風間康静市長 第56
号議案・白石市土地開発公社定款の変更についてから、第58
号議案・白石市情報公開条例及び白石市個人情報保護条例の一部を改正する条例案までの3議案につきましては、主に平成19年10月1日からの郵政民営化法の施行等に伴い、関係する文言を整理するため、定款及び条例の一部を改正いたそうとするものであります。
第59
号議案は、白石市農業集落排水事業条例の一部を改正する条例案でございます。
本案は、平成14年度から事業に着手いたしました越河地区農業集落排水事業が、本年10月より段階的に供用開始すること等に伴い、処理区域及び処理施設の位置を加えるため、条例の一部を改正いたそうとするものであります。
第60
号議案は、白石市幼稚園設置条例の一部を改正する条例案でございます。
本案は、平成5年4月より据え置きにしております幼稚園の保育料を、交付税算定の基礎となる額を勘案し、さらに県内都市及び仙南圏域市町の公立幼稚園の状況を考慮し、平成20年4月から月額 5,000円を 6,000円に引き上げするため、条例の一部を改正いたそうとするものであります。
第61
号議案は、平成19年度白石市一般会計補正予算(第3号)でございます。
第1表歳入歳出予算の補正でございますが、既定の歳入歳出予算にそれぞれ1億 6,994万円を追加し、予算の総額を 136億 6,105万 4,000円にいたそうとするものでございます。
補正の主な内容は、別表のとおりであります。
これらに充当する財源といたしましては、国庫支出金、繰越金、市債等を増額する一方、繰入金等を減額して措置いたそうとするものでございます。
第62
号議案は、平成19年度白石市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)でございます。
第1表歳入歳出予算の補正でございますが、既定の歳入歳出予算にそれぞれ 5,735万 9,000円を追加し、予算の総額を42億 9,152万 6,000円にいたそうとするものでございます。
補正の主な内容は、電算処理業務委託料及び国庫支出金等精算償還金、一般会計繰出金、予備費を計上しておりますが、これらに充当する財源といたしましては、療養給付費等負担金、一般会計繰入金、前年度繰越金をもって措置いたそうとするものでございます。
第63
号議案は、平成19年度白石市地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)でございます。
第1表歳入歳出予算の補正でございますが、既定の歳入歳出予算にそれぞれ 477万 7,000円を追加し、予算の総額を 745万 3,000円にいたそうとするものであります。
補正の主な内容は、予備費の増額を計上しておりますが、これに充当する財源といたしましては、前年度繰越金をもって措置いたそうとするものでございます。
第64
号議案は、平成19年度白石市老人保健特別会計補正予算(第1号)でございます。
第1表歳入歳出予算の補正でございますが、既定の歳入歳出予算にそれぞれ 9,088万 6,000円を追加し、予算の総額を45億 5,907万 4,000円にいたそうとするものであります。
補正の主な内容は、今後における医療費支払いの調整財源に充てるための予備費等を計上しておりますが、これらに充当する財源といたしましては、前年度支払基金医療費交付金、老人医療費国庫負担金及び県負担金精算による追加交付金、前年度繰越金をもって措置いたそうとするものでございます。
第65
号議案は、平成19年度白石市介護保険特別会計補正予算(第2号)でございます。
第1表歳入歳出予算の補正でございますが、既定の歳入歳出予算にそれぞれ1億 3,807万 4,000円を追加し、予算の総額を24億 9,793万 3,000円にいたそうとするものであります。
補正の主な内容は、前年度事業費確定による介護保険給付費返還金及び一般会計繰出金、介護保険財政調整基金積立金を計上しておりますが、これらに充当する財源といたしましては、前年度繰越金、支払基金交付金及び一般会計繰入金を増額して措置いたそうとするものでございます。
第66
号議案は、平成19年度白石市下水道事業会計補正予算(第1号)でございます。
補正の内容は、収益的収入においては、収益的支出の財源として資本費平準化債未利用分1億80万円の借り入れ及び予算組み替えにより他会計補助金を1億 2,030万円減額し、収入総額を8億 2,286万 8,000円とする一方、収益的支出においては、越河地区農業集落排水事業に係る建設利息の資本的支出への予算組み替えに伴う予算措置により 1,950万円を減額し、支出総額を9億 2,515万 8,000円にいたそうとするものであります。
また、資本的収入につきましては、資本費平準化債の拡大分、供用開始前分及び特別措置分借り入れにより企業債を2億 9,560万円増額する一方、他会計補助金2億 7,610万円を減額し、総額9億 2,528万 5,000円にいたそうとするものであります。
資本的支出におきましては、越河地区農業集落排水事業に係る建設利息の予算組み替えにより 1,950万円を増額し、支出総額を12億 1,764万 1,000円にいたそうとするものであります。
なお、資本的収支に係る不足額の補てん財源といたしましては、当年度分損益勘定留保資金2億 9,235万 6,000円を2億 8,214万 6,000円に改めるほか、消費税及び地方消費税資本的収支調整額 1,021万円により措置いたそうとするものであります。
第4条の特例的収入及び支出でありますが、打ち切り決算により未払金及び未収金の額が確定したことなどによるものであります。
以上で
提案理由の説明を終わりますが、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
55
◯佐藤英雄議長 以上で
提案理由の説明は終わりました。
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56
◯佐藤英雄議長 本日の日程はこれで全部終了いたしました。
なお、あす5日は休会とし、6日に本会議を開き、議案に対する質疑等を行う予定でございますので、ご了承願います。
本日はこれにて散会いたします。
ご苦労さまでした。
午前11時20分散会
地方自治法第 123条第2項の規定によりここに署名する
白石市議会 議 長 佐 藤 英 雄
議 員 吉 田 貞 子
議 員 制 野 敬 一
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