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令和3年第119回定例会(第6日) 本文 開催日: 2021年09月24日
令和3年第119回定例会(第6日) 名簿 開催日: 2021年09月24日

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  1. 気仙沼市議会 2021-09-24
    令和3年第119回定例会(第6日) 本文 開催日: 2021年09月24日


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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2021-09-24 令和3年第119回定例会(第6日) 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 229 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 2 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 3 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 4 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 5 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 6 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 7 : ◎総務教育常任委員長三浦由喜君) 選択 8 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 9 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 10 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 11 : ◎総務教育常任委員長三浦由喜君) 選択 12 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 13 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 14 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 15 : ◎総務教育常任委員長三浦由喜君) 選択 16 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 17 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 18 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 19 : ◎7番(熊谷一平君) 選択 20 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 21 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 22 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 23 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 24 : ◎民生常任委員長(菊田 篤君) 選択 25 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 26 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 27 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 28 : ◎産業建設常任委員長(村上佳市君) 選択 29 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 30 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 31 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 32 : ◎一般会計決算審査特別委員長(小野寺 修君) 選択 33 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 34 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 35 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 36 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 37 : ◎企業会計決算審査特別委員長(菊田 篤君) 選択 38 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 39 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 40 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 41 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 42 : ◎一般会計予算審査特別委員長(菅原雄治君) 選択 43 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 44 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 45 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 46 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 47 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 48 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 49 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 50 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 51 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 52 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 53 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 54 : ◎総務部長(池田 修君) 選択 55 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 56 : ◎21番(鈴木高登君) 選択 57 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 58 : ◎保健福祉部長(小野寺憲一君) 選択 59 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 60 : ◎産業戦略課長(平田智幸君) 選択 61 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 62 : ◎保健福祉部長(小野寺憲一君) 選択 63 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 64 : ◎21番(鈴木高登君) 選択 65 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 66 : ◎8番(菊田 篤君) 選択 67 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 68 : ◎学校教育課長(尾形浩明君) 選択 69 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 70 : ◎8番(菊田 篤君) 選択 71 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 72 : ◎教育部長(三浦永司君) 選択 73 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 74 : ◎8番(菊田 篤君) 選択 75 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 76 : ◎学校教育課長(尾形浩明君) 選択 77 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 78 : ◎8番(菊田 篤君) 選択 79 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 80 : ◎学校教育課長(尾形浩明君) 選択 81 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 82 : ◎8番(菊田 篤君) 選択 83 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 84 : ◎学校教育課長(尾形浩明君) 選択 85 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 86 : ◎8番(菊田 篤君) 選択 87 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 88 : ◎学校教育課長(尾形浩明君) 選択 89 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 90 : ◎8番(菊田 篤君) 選択 91 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 92 : ◎学校教育課長(尾形浩明君) 選択 93 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 94 : ◎8番(菊田 篤君) 選択 95 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 96 : ◎学校教育課長(尾形浩明君) 選択 97 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 98 : ◎8番(菊田 篤君) 選択 99 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 100 : ◎22番(熊谷伸一君) 選択 101 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 102 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 103 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 104 : ◎20番(小野寺俊朗君) 選択 105 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 106 : ◎健康増進課長(小松 進君) 選択 107 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 108 : ◎20番(小野寺俊朗君) 選択 109 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 110 : ◎健康増進課長(小松 進君) 選択 111 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 112 : ◎20番(小野寺俊朗君) 選択 113 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 114 : ◎健康増進課長(小松 進君) 選択 115 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 116 : ◎20番(小野寺俊朗君) 選択 117 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 118 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 119 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 120 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 121 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 122 : ◎学校教育課長(尾形浩明君) 選択 123 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 124 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 125 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 126 : ◎学校教育課長(尾形浩明君) 選択 127 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 128 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 129 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 130 : ◎保健福祉部長(小野寺憲一君) 選択 131 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 132 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 133 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 134 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 135 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 136 : ◎保健福祉部長(小野寺憲一君) 選択 137 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 138 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 139 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 140 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 141 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 142 : ◎社会福祉課長(遠藤光春君) 選択 143 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 144 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 145 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 146 : ◎産業部長(昆野賢一君) 選択 147 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 148 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 149 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 150 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 151 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 152 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 153 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 154 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 155 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 156 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 157 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 158 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 159 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 160 : ◎14番(村上佳市君) 選択 161 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 162 : ◎産業戦略課長(平田智幸君) 選択 163 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 164 : ◎14番(村上佳市君) 選択 165 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 166 : ◎産業戦略課長(平田智幸君) 選択 167 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 168 : ◎14番(村上佳市君) 選択 169 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 170 : ◎産業戦略課長(平田智幸君) 選択 171 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 172 : ◎14番(村上佳市君) 選択 173 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 174 : ◎産業戦略課長(平田智幸君) 選択 175 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 176 : ◎14番(村上佳市君) 選択 177 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 178 : ◎2番(三浦友幸君) 選択 179 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 180 : ◎産業戦略課長(平田智幸君) 選択 181 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 182 : ◎2番(三浦友幸君) 選択 183 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 184 : ◎産業戦略課長(平田智幸君) 選択 185 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 186 : ◎2番(三浦友幸君) 選択 187 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 188 : ◎産業戦略課長(平田智幸君) 選択 189 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 190 : ◎2番(三浦友幸君) 選択 191 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 192 : ◎産業戦略課長(平田智幸君) 選択 193 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 194 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 195 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 196 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 197 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 198 : ◎議会事務局次長(佐藤 浩君) 選択 199 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 200 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 201 : ◎議会運営委員長(臼井真人君) 選択 202 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 203 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 204 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 205 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 206 : ◎11番(佐藤俊章君) 選択 207 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 208 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 209 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 210 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 211 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 212 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 213 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 214 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 215 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 216 : ◎総務教育常任委員長三浦由喜君) 選択 217 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 218 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 219 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 220 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 221 : ◎産業建設常任委員長(村上佳市君) 選択 222 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 223 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 224 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 225 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 226 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 227 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 228 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 229 : ◎議長(菅原清喜君) ↑ ページの先頭へ 本文 ▼最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:      午前10時02分  開 議 ◎議長(菅原清喜君) ただいまの出席議員数は24名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 2: ◎議長(菅原清喜君) 本日の欠席届出議員及び遅参届出議員はございません。以上のとおりでありますので、御報告いたします。 3: ◎議長(菅原清喜君) 次に、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、11番佐藤俊章君、13番三浦由喜君を指名いたします。 4: ◎議長(菅原清喜君) 次に、地方自治法第121条の規定により説明のため出席を求めましたところ、配付の名簿のとおりでございます。なお、建設部長佐々木 守君から欠席の届出がありましたので、御報告いたします。 5: ◎議長(菅原清喜君) 次に、報道機関から写真撮影等の申出があり、議長はこれを許可しておりますので、御報告いたします。 6: ◎議長(菅原清喜君) これより、各常任委員会及び各特別委員会に付託しておりました議案について、審査の経過及び結果の報告を求めます。  初めに、総務教育常任委員長の報告を求めます。総務教育常任委員長三浦由喜君。 7: ◎総務教育常任委員長三浦由喜君) 本議会において、総務教育常任委員会に付託されました議案及び請願について、その審査の結果を御報告いたします。  ○議案第5号 字の区域の変更について 及び  ○議案第6号 気仙沼市過疎地域持続的発展計画の策定について は、当局より説明を徴し、審査の結果、いずれも原案を可決すべきものと決しました。  ○議案第20号 南気仙沼復興市民広場運動施設外整備工事請負契約に係る変更契約の締結について は、当局より説明を徴し、審査の結果、同意すべきものと決しました。  ○議案第21号 財産の無償貸付けについて は、現地踏査の上、当局より説明を徴し、審査の結果、原案を可決すべきものと決しました。  ○議案第22号 気仙沼市個人情報保護条例及び気仙沼市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例制定について 及び  ○議案第23号 気仙沼市職員の服務の宣誓に関する条例及び気仙沼市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例制定について は、当局より説明を徴し、審査の結果、いずれも原案を可決すべきものと決しました。  ○議案第27号 気仙沼市立公民館条例の一部を改正する条例制定について は、現地踏査の上、当局より説明を徴し、審査の結果、原案を可決すべきものと決しました。  ○議案第29号 令和2年度気仙沼市土地特別会計決算認定について は、当局より説明を徴し、審査の結果、認定すべきものと決しました。  次に、請願について申し上げます。  ○請願第2号 インボイス制度後のシルバー会員の仕入れ税額控除の適用を求める国へ意見書の提出を求める請願 は、参考人として請願人の代理人より説明を徴するとともに、紹介議員より説明を徴し、審査の結果、採択すべきものと決しました。
     以上のとおりでありますので、御報告いたします。 8: ◎議長(菅原清喜君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。9番秋山善治郎君。 9: ◎9番(秋山善治郎君) 委員長にお伺いします。  議案23号のうちの気仙沼市職員の服務の宣誓に関する条例の改正案についてお伺いしたいと思います。  このことについて私は本会議でも発言しておりますが、宣誓書に署名してからでなければその職務を行ってはならないというのが現行条例でありました。今回の改正案では、上級の公務員の前で宣誓書を提出してからでなければその職務を行ってはならないとわざわざ改正しているのですけれども、このような改正にしますと、実際に市長や上級の公務員の前での宣誓書の提出のとき、ワープロで作成した宣誓書やコピーしたものとか氏名の部分にゴム印を押したりした場合について、市長が拒否できないということになってしまうのではないかと心配しているのですけれども、そういう問題についてはどのように御審議されたかお伺いしたいと思います。 10: ◎議長(菅原清喜君) 総務教育常任委員長三浦由喜君。 11: ◎総務教育常任委員長三浦由喜君) 議論がございました。委員からは、職員の服務に関するところで条文の書き方が「提出」となっているのだけれども、提出する宣誓書も自分のサインということになるのかという質問がございました。  これに対して当局から、提出というように改正するが、あくまでも自署で署名ということで考えている。国では、このように宣誓書を提出ということで人事院の規則を直しており、それに準じている自治体が多い。採用前の説明会とか通知の書面の中でも「自署で」ということで対応したい。  それから、自署である場合と例えばワープロで打ったものとかで、どこまで差があるのかという質問がございました。  これに対しまして当局から、例えば、文書の証拠価値としてこれまで判こを押していたものは、それ以外の部分でその文書の証拠価値を残せるのであれば押印は不要ということになる。文書の証拠価値として押印の代わりに署名を残す形となっているという答弁でございました。 12: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 13: ◎9番(秋山善治郎君) これは当局の説明は、氏名と条例上あるけれども、あくまでそれは自署署名だという説明があったということでありますけれども、運用する側はそう解釈しているかもしれませんけれども、新しく採用された職員がワープロで提出しますとか、自分が持ってきたゴム印を押したとき、それを拒否できる根拠というのは何かあるのでしょうか。そこについてお伺いしたいと思います。 14: ◎議長(菅原清喜君) 総務教育常任委員長三浦由喜君。 15: ◎総務教育常任委員長三浦由喜君) ただいまのお話のような議論は特にございませんでした。あくまでも自署で署名していただいてということで考えているという答弁でございました。(「分かりました」の声あり) 16: ◎議長(菅原清喜君) いいですか。(「なし」の声あり)これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。9番秋山善治郎君。 17: ◎9番(秋山善治郎君) 私は、議案第23号気仙沼市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例及び気仙沼市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例制定について、反対の立場で討論を行います。  私が議案第23号で反対するのは、気仙沼市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例についてであります。  新たに市職員になった者が一番最初に行うのが市職員としての宣誓であります。  「私は、ここに主権が国民に存することを認める日本国憲法を尊重し、擁護することを固く誓います。私は、地方自治の本旨を体するとともに公務を民主的かつ能率的に運営すべき責務を深く自覚し、全体の奉仕者として誠実かつ公正に職務を執行することを固く誓います」  これが市職員としての宣誓であります。この宣誓をした証拠としての宣誓書ではないでしょうか。本人が宣誓したことを担保する方法として有効なのが、署名、サインであります。現行条例では、宣誓書に署名してからでなければその職務を行ってはならないとしているのに、なぜわざわざ宣誓書を提出に変更し、ワープロで作成した宣誓書、コピーした宣誓書、氏名にゴム印を押すなどの曖昧さを残す条例に改正しなければならないのか、私にはさっぱり理解できません。  公務員としての一番最初の仕事において、曖昧さを残したまま市職員とさせてしまいかねない条例は定めてはいけないのではないでしょうか。市職員の自覚を宣誓した言葉について、自らの意思で署名する、サインすることに意味があると私は考えます。デジタル時代になるほどに自らの意思表示を曖昧にしてはならないのです。  今回の改正案は、市職員としての自覚において、いかようにも解釈できる曖昧さを残す改正となっており、私は市職員の宣誓書としてふさわしくないと考え、反対を表明します。  以上を述べて、反対討論といたします。 18: ◎議長(菅原清喜君) 次に、賛成討論の発言を許可します。7番熊谷一平君。 19: ◎7番(熊谷一平君) 私は、議案第23号について賛成の立場で討論させていただきます。  先ほど委員長の報告にもありましたように、今回の改正によりまして運用が大きく変わるということでございますが、自署による、自らのサインによるという形での提出を当局は新規採用職員について求めていくということから、ある程度担保ができるということがまず1つ理由として挙げられます。  また、その入庁の際、本来ですとその場で上級職員、市長とか幹部職員という職員がそろっている中でサインをして押印をして提出するという流れではございますけれども、これは従来からの運用でそのようにしておりましたけれども、この提出のほかに宣誓文の読み上げというものがございます。  私は、書面上、押印がなくなったということでありましても、この宣誓をするということにおいて、セレモニー的な面におきましても、また新たな本市の職員となる者の意識の中といたしましても、十分にこのような対応をすることで担保することができると考えております。  今回の改正につきましては、判こレス化、デジタル化という時代の流れに沿った改正でございます。運用の面で十分カバーできるということから、私は反対……ではなく、失礼しました。反対ではなく、賛成ということでございます。  以上でございます。 20: ◎議長(菅原清喜君) 次に、反対討論ありませんか。(「なし」の声あり)  次に、賛成討論ありませんか。(「なし」の声あり)これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。ただいまの委員長報告のうち、議案第23号気仙沼市職員の服務の宣誓に関する条例及び気仙沼市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例制定についてに反対がありますので、これを先議し、起立による採決をいたします。  議案第23号気仙沼市職員の服務の宣誓に関する条例及び気仙沼市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例制定については、総務教育常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。      (賛成者起立) 21: ◎議長(菅原清喜君) お座りください。  起立多数であります。よって、議案第23号は委員長報告のとおり決しました。  次に、その他の議案について採決いたします。総務教育常任委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 22: ◎議長(菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、委員長報告のとおり決しました。 23: ◎議長(菅原清喜君) 次に、民生常任委員長の報告を求めます。民生常任委員長菊田 篤君。 24: ◎民生常任委員長(菊田 篤君) 本議会において、当委員会に付託されました議案について、その審査の結果を御報告いたします。  ○議案第24号 気仙沼市手数料条例の一部を改正する条例制定について  ○議案第25号 気仙沼市保育所条例の一部を改正する条例制定について 及び  ○議案第26号 気仙沼市保健福祉センター条例の一部を改正する条例制定について は、当局より説明を徴し、審査の結果、いずれも原案を可決すべきものと決しました。  ○議案第30号 令和2年度気仙沼市国民健康保険特別会計決算認定について  ○議案第31号 令和2年度気仙沼市後期高齢者医療特別会計決算認定について 及び  ○議案第32号 令和2年度気仙沼市介護保険特別会計決算認定について は、当局より説明を徴し、審査の結果、いずれも認定すべきものと決しました。  ○議案第41号 令和3年度気仙沼市国民健康保険特別会計補正予算  ○議案第42号 令和3年度気仙沼市後期高齢者医療特別会計補正予算  ○議案第43号 令和3年度気仙沼市介護保険特別会計補正予算 及び  ○議案第48号 令和3年度気仙沼市病院事業会計補正予算 は、当局より説明を徴し、審査の結果、いずれも原案を可決すべきものと決しました。  以上のとおりでありますので、御報告いたします。 25: ◎議長(菅原清喜君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。(「なし」の声あり)これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。(「なし」の声あり)これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。ただいまの民生常任委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 26: ◎議長(菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、委員長報告のとおり決しました。 27: ◎議長(菅原清喜君) 次に、産業建設常任委員長の報告を求めます。産業建設常任委員長村上佳市君。 28: ◎産業建設常任委員長(村上佳市君) 本議会において、当委員会に付託されました議案及び請願について、その審査の結果を御報告いたします。  ○議案第7号 市道二ノ浜8号線の路線認定について は、当局より説明を徴し、審査の結果、認定すべきものと決しました。  ○議案第8号 市道二ノ浜7号線の路線変更について は、当局より説明を徴し、審査の結果、同意すべきものと決しました。  ○議案第9号 市道宿浦1号線の路線認定について 及び  ○議案第10号 市道竹の袖港線の路線認定について は、当局より説明を徴し、審査の結果、いずれも認定すべきものと決しました。  ○議案第11号 市道大沢橋橋本線外1路線の路線廃止について 及び  ○議案第12号 市道加茂神社港線の路線変更について は、当局より説明を徴し、審査の結果、いずれも同意すべきものと決しました。  ○議案第13号 市道宿浦2号線外1路線の路線認定について は、当局より説明を徴し、審査の結果、認定すべきものと決しました。  ○議案第14号 市道小泉街旧診療所前線外1路線の路線変更について 及び  ○議案第15号 市道小泉町外尾川2号線外1路線の路線廃止について は、当局より説明を徴し、審査の結果、いずれも同意すべきものと決しました。  ○議案第16号 市道田中前杉ノ沢線の路線認定について は、当局より説明を徴し、審査の結果、認定すべきものと決しました。  ○議案第17号 23年災第5670号鶴ヶ浦漁港海岸鶴ヶ浦防潮堤外災害復旧工事請負契約に係る変更契約の締結について  ○議案第18号 朝日町赤岩港橋梁上部工工事請負契約に係る変更契約の締結について 及び  ○議案第19号 南気仙沼雨水幹線函渠築造工事請負契約に係る変更契約の締結について は、当局より説明を徴し、審査の結果、いずれも同意すべきものと決しました。  ○議案第33号 令和2年度気仙沼市魚市場特別会計決算認定について 及び  ○議案第34号 令和2年度気仙沼市唐桑半島ビジターセンター事業特別会計決算認定について は、当局より説明を徴し、審査の結果、いずれも認定すべきものと決しました。  ○議案第44号 令和3年度気仙沼市水道事業会計補正予算  ○議案第45号 令和3年度気仙沼市簡易水道事業会計補正予算  ○議案第46号 令和3年度気仙沼市ガス事業会計補正予算 及び  ○議案第47号 令和3年度気仙沼市下水道事業会計補正予算 は、当局より説明を徴し、審査の結果、いずれも原案を可決すべきものと決しました。  次に、請願について申し上げます。  ○請願第1号 「東京電力福島第一原子力発電所におけるALPS処理水の海洋放出決定について十分な説明と慎重な対応を求める意見書」の提出を求める請願は、紹介議員より説明を徴し、審査の結果、採択すべきものと決しました。  以上のとおりでありますので、御報告いたします。 29: ◎議長(菅原清喜君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。(「なし」の声あり)これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。(「なし」の声あり)これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。ただいまの産業建設常任委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 30: ◎議長(菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、委員長報告のとおり決しました。 31: ◎議長(菅原清喜君) 次に、一般会計決算審査特別委員長の報告を求めます。一般会計決算審査特別委員長小野寺 修君。 32: ◎一般会計決算審査特別委員長(小野寺 修君) 本議会において、当委員会に付託されました議案について、その審査の結果を御報告いたします。  ○議案第28号 令和2年度気仙沼市一般会計決算認定について は、当局より説明を徴し、審査の結果、認定すべきものと決しました。  以上のとおりでありますので、御報告いたします。 33: ◎議長(菅原清喜君) お諮りいたします。ただいまの特別委員長の報告に対する質疑は、省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 34: ◎議長(菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、質疑は省略することに決しました。  これより討論に入ります。(「なし」の声あり)これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。ただいまの一般会計決算審査特別委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 35: ◎議長(菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、特別委員長報告のとおり決しました。 36: ◎議長(菅原清喜君) 次に、企業会計決算審査特別委員長の報告を求めます。企業会計決算審査特別委員長菊田 篤君。
    37: ◎企業会計決算審査特別委員長(菊田 篤君) 本議会において、当委員会に付託されました議案について、その審査の結果を御報告いたします。  ○議案第35号 令和2年度気仙沼市水道事業会計決算認定について  ○議案第36号 令和2年度気仙沼市簡易水道事業会計決算認定について  ○議案第37号 令和2年度気仙沼市ガス事業会計決算認定について  ○議案第38号 令和2年度気仙沼市下水道事業会計決算認定について 及び  ○議案第39号 令和2年度気仙沼市病院事業会計決算認定について は、当局より説明を徴し、審査の結果、いずれも認定すべきものと決しました。  以上のとおりでありますので、御報告いたします。 38: ◎議長(菅原清喜君) お諮りいたします。ただいまの特別委員長の報告に対する質疑は、省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 39: ◎議長(菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、質疑は省略することに決しました。  これより討論に入ります。(「なし」の声あり)これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。ただいまの企業会計決算審査特別委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 40: ◎議長(菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、特別委員長報告のとおり決しました。 41: ◎議長(菅原清喜君) 次に、一般会計予算審査特別委員長の報告を求めます。一般会計予算審査特別委員長菅原雄治君。 42: ◎一般会計予算審査特別委員長(菅原雄治君) 本議会において、当委員会に付託されました議案について、その審査の結果を御報告いたします。  ○議案第40号 令和3年度気仙沼市一般会計補正予算 は、当局より説明を徴し、審査の結果、原案を可決すべきものと決しました。  以上のとおりでありますので、御報告いたします。 43: ◎議長(菅原清喜君) お諮りいたします。ただいまの特別委員長の報告に対する質疑は、省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 44: ◎議長(菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、質疑は省略することに決しました。  これより討論に入ります。(「なし」の声あり)これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。ただいまの一般会計予算審査特別委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 45: ◎議長(菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、特別委員長報告のとおり決しました。 46: ◎議長(菅原清喜君) 次に、議案の上程でありますが、議案第49号令和3年度気仙沼市一般会計補正予算を上程いたします。     ○議案第49号 令和3年度気仙沼市一般会計補正予算 47: ◎議長(菅原清喜君) 提案理由の説明を求めます。市長菅原 茂君。 48: ◎市長(菅原 茂君) 本議会に追加議案を提案し、御審議をお願いするに当たり、その概要について御説明申し上げます。  議案第49号の令和3年度気仙沼市一般会計補正予算については、歳入歳出予算にそれぞれ9億178万8,000円を追加し、予算総額を459億1,884万円とするものであります。  今回の補正は、新型コロナウイルス感染症対応に係る事業について、宮城県からの営業時間短縮要請に係る協力金や、国からの新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の追加配分などを活用し、措置するものであります。  その主な内容ですが、感染予防対策として、体質等によりワクチン未接種の幼児教育・保育施設、市立小・中学校等の職員に対し、抗原検査を定期的に実施することにより、乳幼児、児童生徒及び保護者等の安心安全な環境の確保を図る「幼児教育・保育施設、小中学校等職員に係る抗原検査」として117万3,000円、教員が学びの保障に注力できるよう、感染症対策に伴う教員の増加する業務をサポートする「スクールサポートスタッフ配置事業」として342万5,000円、生活支援策として、申請期間の延長に伴い新たに支給対象となる世帯が見込まれるため必要な経費を追加する「新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金支給事業」として480万円、感染症拡大のため修学旅行を中止または延期することにより発生するキャンセル料等について、保護者の経済的な負担軽減を図る「修学旅行キャンセル料等公費負担」として139万円、また、経済対策として、感染症拡大を防止するため、宮城県からの休業または営業時間短縮の要請に全面的に協力した事業者に対し協力金を交付する「新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金」として9億580万円、宮城県から飲食店への休業または営業時間短縮の要請や県民への不要不急の外出自粛要請により事業に影響を受けている飲食関連事業者等に対して支援金を交付し事業継続を支援する「飲食関連事業者等継続支援金」として6,025万円、宮城県から飲食店への休業または営業時間短縮の要請に加え、酒類提供の終日停止を求めたことにより事業に影響を受けている酒類販売・製造事業者に対して支援金を交付し、事業継続を支援する「酒類販売事業者等継続支援金」として1,591万円、感染症の影響を受けている市内小売店及び飲食店に対する支援を行うとともに、消費喚起により地域経済の活性化を図る「小売店・飲食店への消費喚起促進事業」として3,300万円、感染症拡大の影響により宿泊客が著しく減少し、厳しい経営状況にある市内の宿泊施設に対し、緊急支援として支援金を交付する「宿泊施設緊急支援事業」として684万円を計上しております。  これらの経済対策については、本年8月20日から今月末までの間の、まん延防止等重点措置及び緊急事態措置の適用により、事業に影響を受けた事業者に対する支援を行うことに加え、ワクチン接種が行き渡るなど新型コロナウイルス感染症が一定程度収束してきた後において、市内の経済活動を回復させることを目的として計上するものであります。  歳入については、国庫支出金4億8,663万3,000円、県支出金9億775万4,000円、寄附金32万7,000円を追加し、繰入金4億9,292万6,000円を減額するものであります。  以上、提出議案について御説明申し上げましたが、御審議の上、御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。 49: ◎議長(菅原清喜君) 議案精読のため、暫時休憩いたします。  再開を午前10時50分といたします。      午前10時38分  休 憩 ───────────────────────────────────────────      午前10時50分  再 開 50: ◎議長(菅原清喜君) 再開いたします。  休憩前に引き続き会議を開きます。  御報告いたします。代表監査委員生駒利夫君から公務のため早退の届出がありますので、御報告いたします。  これより議案の審議に入ります。 51: ◎議長(菅原清喜君) 議案第49号令和3年度気仙沼市一般会計補正予算を議題といたします。     ○議案第49号 令和3年度気仙沼市一般会計補正予算 52: ◎議長(菅原清喜君) お諮りいたします。本案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 53: ◎議長(菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、議案第49号は委員会への付託を省略することに決しました。   補足説明を求めます。総務部長池田 修君。 54: ◎総務部長(池田 修君) それでは、議案第49号令和3年度気仙沼市一般会計補正予算について補足説明を申し上げます。  一般会計補正予算書の3ページをお開き願います。  本案は、歳入歳出にそれぞれ9億178万8,000円を追加し、予算総額を459億1,884万円とするものであり、全て新型コロナウイルス感染症対策に係るものであります。  10、11ページをお開き願います。  歳出について御説明いたします。補正額のみ申し上げます。  第2款総務費1項総務管理費6目財産管理費は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金との財源組替えであります。  なお、これ以降の財源組替えについても同様であります。財源組替えを行う事業につきましては、説明資料(2)の2、3ページ、(2)財源組替えする事業に記載しておりますので、よろしくお願いいたします。  予算書の12、13ページをお開き願います。  第3款民生費554万5,000円、1項社会福祉費1目社会福祉総務費480万円は、説明資料(1)2ページの「新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金支給事業」に内容を記載しております。  2目障害者福祉費、5目老人福祉費、7目国民健康保険費、10目介護保険費は、財源組替えであります。  2項児童福祉費1目児童福祉総務費74万5,000円は、説明資料3ページの「幼児教育・保育施設職員に係る抗原検査」に内容を記載しております。  予算書の14、15ページをお開き願います。  第4款衛生費1項保健衛生費12万7,000円、1目保健衛生総務費、2目予防費は財源組替えであります。  3目保健事業費12万7,000円は、説明資料3ページの「各種健診等従事職員に係る抗原検査」に内容を記載しております。  予算書の16、17ページをお開き願います。  第6款農林水産業費3項水産業費2目水産業振興費は財源組替えであります。  18、19ページをお開き願います。  第7款1項商工費2目商工振興費8億9,100万円は、説明資料4ページの「新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金」から11ページの「宿泊施設緊急支援事業」に各事業の内容を記載しております。  2項観光費1目観光総務費は財源組替えであります。  予算書の20、21ページをお開き願います。  第9款1項消防費5目防災管理費は財源組替えであります。  22、23ページをお開き願います。  第10款教育費1項教育総務費2目事務局費511万6,000円は、説明資料3ページの「市立小中学校教職員等に係る抗原検査」、12ページの「スクールサポートスタッフ配置事業」及び13ページの「修学旅行キャンセル料等公費負担」に内容を記載しております。  5項社会教育費1目社会教育総務費、2目公民館費、6項保健体育費4目学校給食費は財源組替えであります。  以上が歳出予算であります。  続きまして、歳入について御説明いたします。  恐れ入りますが、予算書の8、9ページにお戻り願います。  補正額のみ申し上げます。  第15款国庫支出金2項国庫補助金4億8,663万3,000円、1目総務費国庫補助金4億8,183万3,000円、2目民生費国庫補助金480万円。  第16款県支出金2項県補助金9億775万4,000円、6目商工費県補助金9億460万円、9目教育費県補助金315万4,000円。  第18款1項寄附金2目民生費寄附金32万7,000円。  第19款繰入金1項基金繰入金1目財政調整基金繰入金4億9,292万6,000円の減。  以上が歳入予算でございます。  説明は以上のとおりでありますので、よろしくお願いいたします。 55: ◎議長(菅原清喜君) これより質疑に入ります。21番鈴木高登君。 56: ◎21番(鈴木高登君) いいですか、秋山議員。(「はい」の声あり)はい。では、秋山議員にお許しをいただきましたので。  すみません、説明資料の3ページです。ワクチンの抗原検査を実施するということで載っております。簡単にお尋ねしますけれども、いかなる理由でか、体質等という市長の説明がありましたけれども、個人が特定されてしまう懸念はないのかという思いがいたします。その辺の対応をどのように取られるのか。  あわせて、定期的ということで毎週ということですが、毎週で十分だという根拠を念のためにお尋ねしておきます。  それと、もう一点、簡単なので併せてお尋ねしてしまいますけれども、説明資料7ページ、緊急経済対策事業で6,000万円ほど計上されてございます。1)から4)まで支給対象者がここに記載してありますけれども、いろいろな事業、飲食店への休業または営業時間等は目的には書いてあるものの、例えばタクシーであるとか、それから理美容関係という事業名も記載されてあるのですけれども、「福祉タクシーを除く」とあります。たしか前回もそうだったと思うのですが、この辺の理由が今ひとつよく分からないので、その説明をお願いしたいと思いますし、それ以外にも、もしかするとここから漏れているという事業もあるのではないのかという気がしないでもないのですが、その説明をお願いいたします。 57: ◎議長(菅原清喜君) 21番鈴木高登君の質問に対し、当局の答弁を求めます。保健福祉部長小野寺憲一君。 58: ◎保健福祉部長(小野寺憲一君) 最初の2件についてでありますが、個人の特定については、その施設の中だけということではありますが、されるものと思います。それは協力をいただくということで、最終的にはワクチンを接種できない子供たちへの対応という、プロの職業としての対応かと思っております。  もう一つは毎週の接種についてですが、こちらはどうどこまでやれば完璧かという底はないので何かによるということになるのですが、私たちが取りあえず今その基にしたのは、宮城県が行っております高齢者施設等の従事者に対する検査について実施要綱が出ておりまして、こちらについては今2週間に一度の検査ということでやられておりますので、それよりも頻度は高くということで、今1週間に一度という対応をさせていただこうと思っておるところでございます。 59: ◎議長(菅原清喜君) 産業戦略課長平田智幸君。 60: ◎産業戦略課長(平田智幸君) 私のほうからは、先ほどの事業者等継続支援金に係ります福祉タクシーの関係でお答えいたします。  今回の事業の制度設計につきましては、8月、9月にまん延防止等重点措置または緊急事態宣言での飲食店への休業や時短要請に係りますところの、その関連で特に困っている事業者ということで、まずは飲食関連事業者で設定させていただいております。  あわせて、特に事業者が困窮しているところといたしましては、やはり観光関係もございますので、今回、観光関連に係ります交通事業者または飲食店に係ります運転代行もしかりですけれども、そういった飲食関連であるとか観光関連であるとかで対象にさせていただいているところでございます。  さらに、こちらの表でいきますと、(1)1)のウの部分でございますが、理美容業につきましても、この間、要望がございまして。やはり直接お客様と接触するお仕事ですのでお客様が激減するという声もございましたので、対象にしているところでございます。  いずれにしましても、今回は特にコロナの影響によりまして大変なところをピックアップさせていただいたところでございますが、なかなか全てをカバーできるくらいの予算も厳しいところでございますし、そういったところにつきましては、今後のコロナの交付金配分を見ながら支援を考えていきたいと考えております。 61: ◎議長(菅原清喜君) 保健福祉部長小野寺憲一君。 62: ◎保健福祉部長(小野寺憲一君) 先ほどの個人の特定に関してですが、施設を管理している、例えば保育所であれば所長等は職員の特定をされる形にはなろうと思いますが、この人がこうですということを父兄にお知らせするとかそういうことの考え方はしておりません。
    63: ◎議長(菅原清喜君) 21番鈴木高登君。 64: ◎21番(鈴木高登君) 後段のほうからお尋ねいたします。財源が国庫支出金ということもあるし、一般財源も出ておるようでありますけれども、後々、うちも大変なんだということで、いわゆる取りこぼしという言い方が適切かどうか分かりませんけれども、そういったものがないような施策にしていただければと、その点のところは十分注意していただければと思います。  それから、前段のほうです。了解はいたしましたけれども、ワクチン接種をしてもその方が必ずしも感染しないわけではないということはずっと言われているわけですよね。そう考えると、学校とか保育園とかを考えた場合に、接種した人もどうせだったらやったらいいのではないのかという思いをして見ておりました。これも国庫支出金が主な財源のようでございますけれども、そのような考え方をしたらいいのかと思ってお尋ねしてみました。  それから、ただいま部長から答弁はございましたけれども、昨今こういったことというのはSNSですぐ拡散されてしまう可能性が多分に考えられることなので、教育委員会等にはその辺のところも十分気をつけていただければと思うわけでありまして、答弁がございましたらお願いして終わります。 65: ◎議長(菅原清喜君) 答弁ありますか。(「なければいい」の声あり)あと、ありませんか。8番菊田 篤君。 66: ◎8番(菊田 篤君) 私もこの3ページの抗原検査についてお尋ねいたします。  今、21番の鈴木議員からお話がありました。私もやはり全員接種、全員というか、受けられなかった人だけではなくて、子供たちを守るのであれば、ブレークスルー感染というのもちまたで言われていますので、全員がやるべきかという検討というのはあったのかどうか、まずは確認したいと思います。 67: ◎議長(菅原清喜君) 学校教育課長尾形浩明君。 68: ◎学校教育課長(尾形浩明君) お答えします。  全員検査というお話ですけれども、全員検査をすることについて検討はしましたけれども、ワクチン接種を2回した場合、いろいろな報告書では95%発症予防の効果が得られるというような数字もあったものでしたので、そういったことで今回は未接種者、体調によってできない人たちだけの検査と考えました。 69: ◎議長(菅原清喜君) 菊田 篤君。 70: ◎8番(菊田 篤君) 私は、やはり万全を期して子供たちを守るというお考えであれば全員のほうがいいのかということで、今、質疑をさせていただきました。それで、この検査キットの購入の配付の時期ですけれども、令和3年10月から令和4年の1月までと、なぜ1月までにしたのかということをまずお聞きしたいと思います。 71: ◎議長(菅原清喜君) 教育部長三浦永司君。 72: ◎教育部長(三浦永司君) お答えいたします。  1つの試みということもございましたので、まずは1月分までの予算を確保させていただいて、その後については再度検討したいと考えてございます。 73: ◎議長(菅原清喜君) 8番菊田 篤君。 74: ◎8番(菊田 篤君) 分かりました。追加での予算なので、年度末ぎりぎりまでの分を通常上げてくるのかと思ったので、なぜ1月で区切ったのかというところをまず確認したかったです。  それから、今、未接種の職員の方々ということですけれども、もう既に、例えば間接的に聞いているのでしょうか。こういう抗原検査に理解を得られているものなのでしょうか。それとも、まだこれは説明していないということなのでしょうか。前の議員の話もあったとおり、いろいろなことが考えられますけれども、協力なのかどうなのか、その辺も強制なのか協力なのか、その理解を得られているのかどうかというのも確認したいと思います。 75: ◎議長(菅原清喜君) 学校教育課長尾形浩明君。 76: ◎学校教育課長(尾形浩明君) お答えします。  9月に入りまして臨時の校長会を開催し、そのことについて御理解をいただけるように校長先生方にお話ししたところでした。学校のほうでも接種についてと、本人の身を守る、要するに保護者や児童からの問合せ等があった場合にそういった検査で守れるといったところで、強くお願いしているところです。 77: ◎議長(菅原清喜君) 8番菊田 篤君。 78: ◎8番(菊田 篤君) 分かりました。  それから、12ページのところで質疑させていただきます。  これはスクールサポートスタッフ配置事業ということで、今回、配置人数が8人ということですけれども、学校の割当てというのはどういう形になるのでしょうね。8人の割当てのところをお聞かせ願います。 79: ◎議長(菅原清喜君) 学校教育課長尾形浩明君。 80: ◎学校教育課長(尾形浩明君) お答えします。  サポーターの数ですけれども、人数的予算もあって8名ということで、その8名をどのように配置するかについては、希望のあった学校さんに配置するということで委員会では考えています。 81: ◎議長(菅原清喜君) 8番菊田 篤君。 82: ◎8番(菊田 篤君) もう既に8校でいいのですかね。または10校で1人で掛け持ちというのもあるのかどうか、そのところをお聞きしたかったのですけれども。そうすると、もう既に希望を取られているという形だと思うのですが。  それから、このスクールサポートスタッフとしてこの勤務に就く方々、例えば感染症対策業務とか健康観察の取りまとめ作業等と書いてあるのですけれども、何か資格を持っていらっしゃる方々を採用されるのか。その辺を確認したいと思います。 83: ◎議長(菅原清喜君) 学校教育課長尾形浩明君。 84: ◎学校教育課長(尾形浩明君) お答えいたします。  特別な資格というのは持ってない方でも、今回の場合、人事課のほうにお願いをしてサポーターになってくれる人たちを公募しながら、それで面接を通して採用していくというような形を考えております。 85: ◎議長(菅原清喜君) 8番菊田 篤君。 86: ◎8番(菊田 篤君) そこのところはよろしくお願いしたいと思います。  それから、13ページの学校運営に関する経費ということで、修学旅行キャンセル料等ということになりますが、まずは、2の内容の(1)2)中学校のところで延べ12校ということです。中学校は11校ですけれども、この12校と表記したのはどういうことなのでしょうか。 87: ◎議長(菅原清喜君) 学校教育課長尾形浩明君。 88: ◎学校教育課長(尾形浩明君) お答えします。  そこに書いてある12校ですけれども、中学校の場合、既にキャンセル料が発生した中学校さんが3校あります。その後に今後キャンセル料が発生する可能性がある学校さんが9校ということで、延べ12校としてあります。 89: ◎議長(菅原清喜君) 8番菊田 篤君。 90: ◎8番(菊田 篤君) 分かりました。キャンセル料が発生しているということで、これは修学旅行を対象にしていると思うのですが、例えば、小学校ですと5年生ぐらいですか、あと、中学生ですと2年生ぐらいに行くのですか、野活とかそういう野外活動とかがあると思うのですけれども、その辺のキャンセル料とかというのは発生しないのでしょうか。対象にならないのかどうか、そこを確認したいと思います。 91: ◎議長(菅原清喜君) 学校教育課長尾形浩明君。 92: ◎学校教育課長(尾形浩明君) お答えいたします。  先ほど言った野外活動については旅行代理店を通していないことが多く、キャンセル料というのがかからないということで、キャンセル料を計上しなかったという形になっています。このキャンセル料は主に旅行代理店さんが企画料として計上している部分が大きいので、修学旅行と宿泊学習の違いでキャンセル料で計上しなかったということです。 93: ◎議長(菅原清喜君) 8番菊田 篤君。 94: ◎8番(菊田 篤君) とはいえ、多分行くときは民間のバスを使っていくとか、それから行った際には向こうで委託されている民間の会社さんもあると思うのですけれども。実際に全く発生しなければいいのですけれども、そこのところの心配をしたものですから、全く発生しないものなのか、ゼロでいいのかどうか確認したいと思います。 95: ◎議長(菅原清喜君) 学校教育課長尾形浩明君。 96: ◎学校教育課長(尾形浩明君) お答えします。  今のところ、宿泊学習については、先ほど言ったように民間のバスを利用して移動しているというところで、そういった場合のキャンセル料というよりも、実際に宿泊学習を日にちをずらして変更していくことでバス利用をしているという形で行っています。  なお、中止する際には、キャンセル料がかからない時期に学校さんを通じてバス会社にお話ししている形を取っていますので、キャンセル料がかからないということで御理解いただければと思います。 97: ◎議長(菅原清喜君) 8番菊田 篤君。 98: ◎8番(菊田 篤君) 今回、この予算をつけるに当たっては、修学旅行のキャンセル料は補填される形になると思うのですけれども、片やそういう野外学習もやはり子供たちには体験させたいと、ぎりぎりまで体験させるために頑張ってほしいと。バスのキャンセル料がかかるからというところであれば、こういう予算というのはそこにも充てられたほうがいいのだろうと思っておりました。いずれそういうところも併せて考えていっていただければと思っております。  終わります。 99: ◎議長(菅原清喜君) 22番熊谷伸一君。 100: ◎22番(熊谷伸一君) 前のお二方と同じなのですが、抗原検査の関係です。いろいろと答弁をお聞きしましたけれども、幼児とか生徒とかそういった低年齢化していますので、やはり希望とすれば全職員がぜひやるべきだと思っています。予算の関係もあるとは思いますが、そこはぜひお願いしたいと思っております。  当然、接種をしていてもブレークスルーというのがありますので、そういったことを考えれば、37度5分以上であれば当然出勤はしてこないでしょうけれども、発症していないにしろ、体温が上昇していない方もいらっしゃるので、定期的な検査というのは必要なのだろうと思っております。少し考えていただけたらと思っております。  それで、ブレークスルー感染が増えているということが大変危ないと思っているので、3回目のブースターワクチンの接種についてここでお聞きしたいと思っているのですけれども。7か月、8か月過ぎれば低下するという話があるのですけれども、高齢者あるいは医療従事者といった方々を優先的にやっていただいて、特に気仙沼市の場合には余剰ワクチンのところで先生方に接種をしたということがあって、実はほかの町ではそういう対処をしなかったのですね。なので、随分遅れたのです。気仙沼市の場合にはそこの部分は早め早めにやっていただいたので大分助かったという声が聞こえていますし、内陸のほうの町では仙台に行って集団接種をやったりと独自でやっているところも随分あったようです。  そういった意味では、気仙沼市の取組はよかったのですけれども、その余剰ワクチンという考え方ではなくて、例えば65歳以上の高齢者、医療従事者と同様に、この幼児教育・保育施設、市立小中学校等の職員というのを同等に扱うということは考えられないのでしょうか。どうでしょうか。 101: ◎議長(菅原清喜君) 22番熊谷伸一君の質問に対し、当局の答弁を求めます。市長菅原 茂君。 102: ◎市長(菅原 茂君) 後段の部分にお答えします。  3回目の接種は、要は1回目、2回目の時期が全てということになると予想しています。今のところ国からの細かい説明のところまで来ていないので、大枠で言えば、医療従事者が最初にやったから医療従事者、気仙沼では12月から始めなきゃならないよねみたいな感覚はありますけれども、基本的には、誰が何番目だったかということよりはいつ打ったかということに対応していかなくてはならないので。そういう意味では、前回余剰というか、接種日の終わりに来ていただいた方だからといって、今回も同じ扱いでは時間が特定できないということもありますので、基本的には、もう打った日付でどうぞとしたほうが、我々も人数が分かるのでコントロールもしやすいと考えてはおりますが、あとは国の考え方に従って調整していきたいと思います。(「終わります」の声あり) 103: ◎議長(菅原清喜君) よろしいですか。20番小野寺俊朗君。 104: ◎20番(小野寺俊朗君) 私も抗原検査についてお聞きしたいと思っております。  いろいろ今出されている中で抗原検査の一致率、要は、陽性・陰性の判定が100%ではなくて非常に間違っているというか低いというような検査もあると何かに載っていたのです。それで、厚生労働省で今承認しているというのを見たのですけれども、抗原検査については31の検査について承認をしているということです。簡易キットとあと定量、定性とかいろいろな種類があるのですけれども、気仙沼市はどういう抗原検査をするキット、種類なのか教えていただきたいと思います。 105: ◎議長(菅原清喜君) 20番小野寺俊朗君の質問に対し、当局の答弁を求めます。健康増進課長小松 進君。 106: ◎健康増進課長(小松 進君) お答えします。  抗原検査のキットにつきましては、軸拭いという形で、鼻のほうに入れて検査するというものになります。こちらにつきましては、15分後にテスト結果が出るというものを今想定して計上させていただいております。  あと、検査の項目につきましては、こちらはあくまで簡易的な検査となりますので、陰性・陽性の判定につきましてはお医者さんのほうでの正式な判定を待って陽性者という形になるかと思います。あくまで自己検査という形になりますので、よろしくお願いします。 107: ◎議長(菅原清喜君) 20番小野寺俊朗君。 108: ◎20番(小野寺俊朗君) 聞きたいのは、承認されている検査キットなので、どこの会社のどこのキットを使うのかというのを聞きたいのと。それから、私もちょっと調べてみたら、陰性・陽性、そしてそのほかに分からないという、無効という、要するに検査無効みたいなのがあって。陰性・陽性とはっきり分かるものと、無効というのがあったので、測り方、使い方によってそうなるのかと思っているのですけれども、その辺はどのように検査キットを使って。無効がないようにしなければならないと思うのですけれども、その辺はどうなのですかね。 109: ◎議長(菅原清喜君) 健康増進課長小松 進君。 110: ◎健康増進課長(小松 進君) お答えします。  検査のキットにつきましては、検査キットの中にラインの判定が出るものを想定しております。その中で、陽性と判定した場合は2つのラインが表示できるもの、また陰性の場合は1つのラインで済むという形、また、先ほどお話いただきました測定不能という部分については、どうしても検体をうまく取れなかったというような形のものと判断しております。  以上です。 111: ◎議長(菅原清喜君) 20番小野寺俊朗君。 112: ◎20番(小野寺俊朗君) いずれにしてもこの74人の方がそれをやるので、多分分からない、やり方が説明書に書いてあってそのとおりやって、今言ったように測れない、無効みたいなのが出てきたときにどうするのかとか、そういう指導についてはどのように行うのでしょうか。お伺いします。 113: ◎議長(菅原清喜君) 健康増進課長小松 進君。 114: ◎健康増進課長(小松 進君) 判定の結果につきましては、今、想定している検査キットでは15分後という時間となりますので、判定ができなかった場合についてはもう一度キットを使っていただいて、新たなキットになるかと思うのですけれども、それで再度また判定を確認していただくことになるかと思います。  以上です。 115: ◎議長(菅原清喜君) 20番小野寺俊朗君。 116: ◎20番(小野寺俊朗君) この簡易キットで、結局、陽性となった場合、今度は保健所とかいろいろなルートでPCR検査のほうに先生から勧められるのかと思うのですけれども、もしも陽性が出た場合どういうふうに進むのですか。その辺をお伺いしたいと思います。 117: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 118: ◎市長(菅原 茂君) 陽性であれば、帰国者・接触者外来に連絡をしてPCR検査に直結すると思います。  先ほどのどちらでもないケースにおいては、今、健康増進課長は、それは検査すべきものが取れていないという判断でもう一回するというお話でしたけれども、しっかりと検査キットの性質を確認した上で、それでいいのか、いやそれは判定不能みたいなのがもしあって、十分な検量を取れているのだけれども結果が分からないということがあり得る検査キットであれば、そのことについてはどのようにするか、保健所に確認をした上で運用をしていきたいと思います。保健所がどういうふうに言うか、もう一回やったらいいと話すか、いや、それはPCR検査のほうに行くかと指導されるか、それによって決めたいと思いますが、基本的には大事を取るという方向で物事を進めなければこれをやる意味がないと思います。 119: ◎議長(菅原清喜君) よろしいですか。9番秋山善治郎君。 120: ◎9番(秋山善治郎君) 私、先ほど学校教育課長が答弁した、2回接種したとき95%以上の発症予防効果があるという報告書があるそうですけれども、これはどこの報告書なのか、まずお聞きしたいと思います。 121: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎の質問に対し、当局の答弁を求めます。学校教育課長尾形浩明君。 122: ◎学校教育課長(尾形浩明君) お答えします。  この検査結果ですけれども、厚生労働省がイランで行った検査……すみません、厚生労働省で……(「イスラエル」の声あり)イスラエルで行った検査での結果を基にして公表しているということでした。 123: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 124: ◎9番(秋山善治郎君) そうすると、今、課長が引用しているデータというのはかなり前のデータではないかと思うのですけれども、いつ頃のデータで今の見解を出したのか、もう一度確認したいと思います。 125: ◎議長(菅原清喜君) 学校教育課長尾形浩明君。 126: ◎学校教育課長(尾形浩明君) 私も確認したのが前回8月ぐらいだったので、多分データが更新されているのではないかと思っています。そちらのほうについてはもう一度確認してまいりたいと思います。 127: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 128: ◎9番(秋山善治郎君) 今、教育委員会のほうでは95%、いわゆるイスラエルのデータだという話ですけれども、今、宮城なんかもそうですけれども、ほとんどデルタ株になっていて、イスラエルでも実は新しい感染、陽性者が出ていて、どうするかと悩んでいるわけですよね。そういう意味で、ワクチン2回接種してもなかなか抑えられないというのが今の新型コロナウイルスの状況になっていて、今度ラムダ型とかミュー型となったときにはもっと大変なことになるのではないかという予想もされているのですけれども。この問題について、教育委員会だけではなくて、全庁的にはどのような形でこの2回接種した場合の予防効果というのを見ているのか、もし見解があったらまずはお聞かせください。 129: ◎議長(菅原清喜君) 保健福祉部長小野寺憲一君。 130: ◎保健福祉部長(小野寺憲一君) 世の中の状況を見ながら判断していくということでしかありません。私たち独自に判断するということではなく、それは基本的な感染予防対策は当然ながら押さえた上で、世の中あるいは国あるいは研究者のほうの情報を得ながらの対応かと思っております。 131: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 132: ◎9番(秋山善治郎君) これから冬に向かってウイルスが活発になっていくというのが想定されているわけでありまして、そういう意味では、市民に誤った情報を出してはいけないのだと思うのです。感染予防についてはかなりしっかりとした対応をしていかないと、ワクチン接種したから安心だというメッセージを出してしまったのでは大変だという思いをしているものですから、私はそう思っていますので。そこについてはそういう形で、これからの市の広報で出すにしてもいろいろなホームページに出すにしても、対応をお願いしたいと思っています。
     そして、先ほどの抗原検査のキットの話ですけれども、抗原検査そのもののキットというのはもう市販されているものもありますから、今回この予算化された分は予算化されたにしても、全員検査をするということに対して一定額の補助を出すということで、みんなができるような仕組みというのができないのかと、この予算を見て思ったのです。もう3,000円以下でも買えるのだと思います、1回検査する分ね。そこについて半額補助とかそういう形を含めて予算化して、全員検査をしていかないと大変だろうと思っているのですけれども、そのようなことは御検討されなかったのかどうかをお伺いしたいと思います。 133: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 134: ◎市長(菅原 茂君) 最初のワクチンの効果のことですけれども、私は、決定的に抜けていることがあると思っているのです。というのは、県が実際の感染者を発表しますね。市には基本的に連絡はないわけです。市は、誰がワクチンを打ったかのデータはあるわけです。ここをリンクさせようと県がしていない。  もしかすると、その感染者の方が聞かれているかどうか分からないですが、聞かれているふうでもない。少なくともそういう発表は県からないということがありますので、人の名前を特定する必要はないけれども、こういう怖さがあるのだということは現実をもって示すことが一番分かりやすいと思っています。別に気仙沼市の例でなくてもいいと思うのですね、全県でいいと思いますが、全県ベースでそういうことは示すべきだということにつきまして、県の保健福祉部のほうにお伝えしていきたいと思います。  ただ、残念なことに、秋山議員にとってはとても残念なニュースなのですけれども、県の今の毎日の感染者の発表がありますね。岩手県に比べれば非常に情報が足りない、追えない、何が怖いのかよく分からないということで、私も市町村長会議のときにわざわざ発言しましたが、県は逆の方向に動いています。もっと簡単にしか出さない。  というのは、ある程度把握できている町にとっては意味がある情報なのですけれども、全く把握できないような、毎日何十人も出る市町村にとってはあまり意味がなくなってきてしまっているというのが現実で、どうもそちらのほうに流されているところがあって。赤川副市長からも何回も「それはよくないのではないですか」と言ってもらったのですけれども、どうもそういう方向に行くらしいです。  そういう情報もあります。そういう意味で、市町村の立場におけるそういう大事なポイントについては訴えて、これからどうなっていくか分からない中で、しっかり感染予防しなくてはならないベースとして市民にお伝えできればと思います。 135: ◎議長(菅原清喜君) よろしいですか。保健福祉部長小野寺憲一君。 136: ◎保健福祉部長(小野寺憲一君) 全員検査については、予算も含めた全体の事業のバランスによっての検討かと思っております。 137: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 138: ◎9番(秋山善治郎君) 先ほどから74人という話をされていますけれども、そういう形ではなくて、やはり全員検査をしていかないと大変だろうという思いをしておりますので、予算との関係という話をされましたけれども、そこについていろいろな方法をぜひ考えていただきたいと思います。  私も、個人的にはこの抗原検査のキットを買って何かあったときは使おうなんて思っているのです。そうしておくことで随分違うのですよね、精神的にも違うという感じがしていますので、ぜひその辺の御検討をお願いしたいと思っております。  それから、先ほど市長から答弁がありましたけれども、私も実はそれは物すごく心配しているのです。県のほうでデータが物すごく、今までですと罹患者の分を全部追えたのですけれども、そこもだんだん追えなくなってきていると思っていたので、そこがすごく私も気になっておりました。今回の新型コロナウイルスに対してはやはり誰でも感染する可能性がある問題でありますので、その辺についてもっとオープンに議論できる仕組みを県のほうでもしてほしいという思いをしています。  もう一回、この説明資料2ページに戻りますけれども、この申請期限が延長されたことで問題になっていることについて、対象者は市のほうでは把握しているのだけれどもまだ申請されていないということとしてこの資料を見たのですけれども、その方に対してはどういう形で案内をして11月末までの申請を完了させるという段取りになるのか、そこについて聞かせてください。 139: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 140: ◎市長(菅原 茂君) 最初のキットへの補助についてお話ししたいと思います。もちろん全てが公的に、行政検査として全てのことを定期的にやるのが一番分かりやすいといえば分かりやすいのだと思いますが、そのことは実際はできませんよという話を一般質問のときに答えていると思います。  それで、今度はキットを任意にやったらいいのではないですかということについては、それに補助していくというのは考えなくてはいけないのだと思います。というのは、潜る可能性があります。  例えば、今回、私たちが公的な支援として学校の先生とか幼稚園の先生、また私立の幼稚園の先生も含めてやりますよね。そうすると、それはその団体が管理しながら確認をしていくことになると思います。それであれば、実際に陽性と出た人をすぐ帰国者・接触者外来につないでいくということになりますが、任意にやった場合に、その個人個人がどう判断していくかということについては何の保証もない。何の保証もないから支援をしないというわけではありませんが、そういうことも同時に解決していかないと、現在の状況ではプラスもマイナスもあるのかと思っています。これがもっともっと一般化した病気になった段階では大ありだと思っています。 141: ◎議長(菅原清喜君) 社会福祉課長遠藤光春君。 142: ◎社会福祉課長(遠藤光春君) 先ほど周知に関しての御質問がありましたので、それについてお答えしたいと思います。  この新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援事業につきましては、社協で行っております総合支援資金特例給付の再貸付けが終了した方が対象となります。そういったことで対象者については限られているということと、あとは、今回、この自立支援金については国が定める特定公的給付に位置づけられたということで、その情報については県社協のほうから市が直接、誰がその貸付けを受けているかという情報を得られることになりましたので、それによってその対象と思われる方の情報をいただいて、市からそういった方々については個別に勧奨通知を差し上げているところであります。 143: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 144: ◎9番(秋山善治郎君) とすれば、この自立支援金支給事業については分かりました。  もう一つお伺いしたいと思います。7ページの事業を含めて、いわゆる飲食関連事業者などを対象にしていますけれども、今回のこの支援事業で、逆に対象にならない事業というのは具体的に今どのぐらい対象にならないという形になるのですか。  例えば、前にも話しましたけれども、クリーニング屋さんだとか普通の呉服販売の人だっていろいろな形で、いろいろなイベントがなくなったということで全然新しい着物、服なんか買わなくなったとか、どんどんそういう業種に直接関係ない形で、やはりコロナの影響が物すごく広がっているのが今の現状だと思うのですけれども。そういうことについて、今、対象外にしている部分についてはどのようなことで考えているかお伺いしたいと思います。 145: ◎議長(菅原清喜君) 産業部長昆野賢一君。 146: ◎産業部長(昆野賢一君) お答えいたします。  対象とならない事業ということでございますが、大きな意味でいきますと、第一次産業といったものは今回の対象には入っていないという形になります。基本的にはサービス業のほうが中心となるような今回の支援措置でございますけれども、中でも直接的に今回のまん延防止等重点措置、それから緊急事態措置、これによりましてやはり直接的な影響の大きい業種で絞ったというところが基本になってございます。その他の業種につきましては、それぞれの業界の動向等とかも確認しながら、今後、引き続き注視をしてまいるということでございます。よろしくお願いします。 147: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 148: ◎9番(秋山善治郎君) そうすると、二次産業、三次産業の方はほとんど対象になったという形で見ていいのですか。そこはそうでもないかと思うので、そこでも漏れている部分があったら再度お願いしたいと思います。  もう一つ、市長の説明の中で、今回の商品券の話もありますけれども、「新型コロナウイルス感染症が一定程度収束してきた後」という表現の仕方がありました。ここの解釈、市長が述べた今の状況というのは、どのような状況を指しているのかについてお伺いしたいと思います。 149: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 150: ◎市長(菅原 茂君) 最初のほうですけれども、今回、7ページに書いてあるのは、飲食または飲食関連事業者がアですよね。イはタクシーなど運送ですよね。ウについては、生活関連サービス業のうち、理容業、美容業等いろいろ書いてありますけれども、要は直接的に人に接触をする業種です。ア、イ、ウのウは。そういう意味ではもっと広く考えれば、もっともっとあるかも分かりませんけれども、今回の予算の範囲ではそういう状態ということでございます。  2つ目、「一定程度収束してきた後」ということですね。ここは非常に難しい問題、明確な定義はないのだと思いますけれども、少なくてもまん延防止だとか緊急事態措置だとかというのが解除されて、かつ本市においても落ち着いているという状況は最低限必要だと思っています。 151: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 152: ◎9番(秋山善治郎君) 今月末でまん延防止も解除されるのではないかというニュースも今流れているのですけれども、その後の当市としての考え方について、今、解除されればもうそれは収束したという形で判断していくのかどうかということは、メッセージとしては非常に大事な部分。特に市長が毎日のように記者会見をしたりしていますから、その中でどういう形でメッセージを出していくのかということが非常に大事になってくるのではないかと思うのですけれども。そこについてはどのような考え方でこれから進めていこうとしているのか。  例えば、まん延防止が宮城県で解除されたなら、今は毎日広報で行政無線で流していますけれども、それも含めて打切りになっていくのか、そのことも含めて答弁お願いしたいと思います。 153: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 154: ◎市長(菅原 茂君) 今回予算化したものありますね。今回予算化したもののレベルであれば、まん延防止も緊急事態も出ていなくて、ただ一方で感染防止に対する行動につきましては徹底していくという範囲でできるものが今回のレベルだと思います。  その先になっていくと、ここは政府が今後どのようにワクチン接種証明等を活用しながらやっていくかということとの関連で考えていかなくてはならなくて、政府も一足飛びにそういうふうに持っていこうとしているのではなくて、どこかの町、どちらかというと都市部でそれを1回やってみて、それが感染拡大につながらないかというのを確認した上で全国的に展開したいというのが国の考え方ですね。そこについては、宮城県知事は、宮城県はその対象として実験的なものには入りませんという慎重な対応をされていますので、本市も同じことだと思っています。 155: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 156: ◎9番(秋山善治郎君) ここについて間違いのないような対応をしっかりお願いしたいと思います。  先ほどの3ページにもう一回戻ります。  SNSでの情報が出る話も含めて質問がありましたけれども、今回の感染で、一斉メールで間違って送ってしまったという世界も実際にあったりするので、そんなことがあると本当に父兄にとっては不安になるし、このSNSの世界というのは非常に怖いのですよね。すごく怖い状況になっているので、先ほど課長の答弁もありましたけれども、対象者がかなり狭くなってしまうことに対する懸念はどうしても残ってしまうのですけれども、改めてそこについてもお聞きしたい。  先ほど、課長のほうから、校長会の中で強くお願いしたという話になっていますよね。強くお願いしたという話になればなるほど、逆にすごく心配になるのですけれども、その部分の対応についてもう一度確認したいと思います。 157: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 158: ◎市長(菅原 茂君) 教育委員会としっかり打合せさせていただきたいと思いますけれども、この抗原検査をしたほうがいいと思ったもともとのきっかけは、まず、児童生徒の接種しているしていないに関しては、それは学校等で正確な把握をわざわざすべきではないという、これが原則だということで学校のほうは運営しているわけですが。今度は逆の場合、生徒の御父兄から「先生はやったんでしょうか」と聞かれたらどうするのですかということがこれの発端です。  ですから、ここは教育委員会と最終打合せはこれからさせていただきますけれども、そのときに先生が「私は接種しました」と答えるのか、「この学校の先生は接種した、もしくは接種できない先生については抗原検査で確認しています」と一律に答えるのかというのでは、全然意味が違うと思います。それがある意味、情報の管理だと思っていますので、私は後者のほうが正しい答え方ではないかと今回の場合は思っていますので、教育委員会と最終打合せをさせていただきたいと思います。(「終わります」の声あり) 159: ◎議長(菅原清喜君) 14番村上佳市君。 160: ◎14番(村上佳市君) 私は説明資料9ページ、それから予算書19ページの気仙沼市飲食店応援商品券事業実行委員会というのがあるのですが、まず、この組織形態はどのような組織になるのか説明していただきたいと思います。 161: ◎議長(菅原清喜君) 産業戦略課長平田智幸君。 162: ◎産業戦略課長(平田智幸君) お答えいたします。  組織形態といたしましては、市と気仙沼商工会議所、それから本吉唐桑商工会で結成しております。 163: ◎議長(菅原清喜君) 村上佳市君。 164: ◎14番(村上佳市君) 分かりました。気仙沼市、それから気仙沼商工会議所、あと本吉唐桑商工会ということで、気仙沼市内の商工関係の団体が委員会になるということで。それで、加盟店というか、飲食店、それから小売店の募集方法等についてはどのように進めていくかお伺いしたいと思います。 165: ◎議長(菅原清喜君) 産業戦略課長平田智幸君。 166: ◎産業戦略課長(平田智幸君) お答えいたします。  考えられるのは、メディアのほうには周知をしていきたいと思います。特に地元紙への広告というのは有力な方法かと思います。  あとは、これまで飲食店への支援ということで、例えば、ホヤデリだったりホヤチケだったりというところで、飲食店とのネットワークもできているところもありますので、そういったところにつきましては、こういったのがありますということで直接文書を発送して促していきたいと考えております。 167: ◎議長(菅原清喜君) 村上佳市君。 168: ◎14番(村上佳市君) 分かりました。それで、この中で2,500円以上の買物で500円券2枚ということですが、この2,500円という金額です。小売店にするとその2,500円の単価にならない小売店も結構あると思うのですが、その辺で公平性を保っていくための何か施策とか市では考えていますか。それについてお伺いします。 169: ◎議長(菅原清喜君) 産業戦略課長平田智幸君。 170: ◎産業戦略課長(平田智幸君) お答えいたします。  この金額設定につきましては、我々も相当議論いたしました。当然、小売店といっても単価が高いところもあれば、あとは日常雑貨を売っている小売もありますので、その辺をどうしようかというところで。まずは2,500円ぐらいですと、ふだんは例えばもう少し少額のものを買っていたとしても、こういった今回の商品券があることで、じゃ、もう少し買ってみようかという消費行動を起こしたいということで、2,500円という設定をさせていただいた次第でございます。こちらのほうは1人2,500円ということではなくて、これを一度に10セットまで買えるようにしたいと思っておりますので、例えば比較的単価の高い小売店につきましては10セットまで買っていただきながら、こういった活用を図らせていただきたいと考えております。 171: ◎議長(菅原清喜君) 14番村上佳市君。 172: ◎14番(村上佳市君) 市のほうでも大分悩んだということでございますけれども、やはり2,500円の単価というと、小売店によっては偏りが出てくるのではないかという気もするのです。私も時々、市内のお店で買物しますけれども、大体1,000円ぐらいの買物でいつも済んでいるのですけれども、例えばその店舗でレシートが3枚で2,500円だったら交換できるとか、そういう柔軟な考え方も必要なのではないかと思うのです。やはり気仙沼市内の小売店舗皆に公平にこういう制度が行き渡るために工夫が必要だと思うので、その辺をしっかり考えていただきたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。 173: ◎議長(菅原清喜君) 産業戦略課長平田智幸君。 174: ◎産業戦略課長(平田智幸君) ありがとうございます。今、金額は設定しておりますが、そういった細かいところはこれから詰めていきたいと思いますので、そういったところで検討させていただければと思います。 175: ◎議長(菅原清喜君) 14番村上佳市君。 176: ◎14番(村上佳市君) ぜひ気仙沼市内の小売店舗、それから飲食店に公平にこのような制度が使えるような形で事業を進めてもらいたいと思いますので、よろしくお願いします。  終わります。 177: ◎議長(菅原清喜君) 2番三浦友幸君。 178: ◎2番(三浦友幸君) 説明資料の7ページです。私も、これに含まれない事業等についてですが、以前も貸し衣装屋さんとかブライダル関係、冠婚葬祭関係のお話をお聞きしたときがありますけれども、そういうものも今回もこの中には入らないのかどうかと。あとは、1)のアの飲食料品関連ということで、次の9ページにもある飲食関係の小売店とかもこれに入るのかどうか、お伺いしたいと思います。 179: ◎議長(菅原清喜君) 2番三浦友幸君の質問に対し、当局の答弁を求めます。産業戦略課長平田智幸君。 180: ◎産業戦略課長(平田智幸君) お答えいたします。  まず、最初の貸し衣装店の関係でございますけれども、今回は、先ほども申しましたとおり、例えば時短要請であるとか休業要請に係ります飲食関連事業者を中心とした、一番困っているところを支援させていただきたいというところから、今回の制度設計にしたところでございます。  一方で、そういったイベントが中止になっていることで、貸し衣装店とか、あるいはそれに関連する写真屋さんとかそういったところの大変さというのも、実は声も届いてございます。  今回は、先ほど申した目的によりまして業種を設定させていただいたところでございますが、今後、そういった支援策を考える際は検討していきたいと思います。特に貸し衣装等につきましては、単なる貸し衣装に対しての支援がいいのか、またはイベント、例えば結婚式とかそういったイベントに関連する事業者に対しての支援がいいかというところも含めまして、検討していきたいと思います。 181: ◎議長(菅原清喜君) 2番三浦友幸君。 182: ◎2番(三浦友幸君) ぜひお願いします。  あと、先ほどもう一つ聞いていた……よろしいですか。はい。 183: ◎議長(菅原清喜君) 産業戦略課長平田智幸君。 184: ◎産業戦略課長(平田智幸君) すみません。失礼いたしました。  それから、今回の9ページの消費喚起促進事業につきましては、市内の小売店、それから市内の飲食店を対象としておりまして、こちらは募集した上で参加登録をさせていただきたいと考えております。その中で、7ページの1)のアに該当してくるところもあろうかとは思いますので、その辺につきましては対応したいと思いますが、1)のアはどちらかというと飲食関連ということで、例えば卸売業者であったり、または飲食店に関連する機械を納入している業者とかそういったところが対象になってきますので、どの程度の対象になってくるかというところは今後見たいと思います。そういったところで進めたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 185: ◎議長(菅原清喜君) 2番三浦友幸君。 186: ◎2番(三浦友幸君) 分かりました。では、引き続き、検討をよろしくお願いします。  続けて、9ページです。説明資料では小売店とだけあるのですけれども、例えば、これは業種表の小売業に該当するものは全て入るのかどうか、その辺の説明をお願いします。 187: ◎議長(菅原清喜君) 産業戦略課長平田智幸君。 188: ◎産業戦略課長(平田智幸君) お答えいたします。  対象業種といたしましては小売店、飲食店ということで、こちらの条件につきましては、基本的には市内に本社を有する法人または個人事業主、さらにフランチャイズを除くということにしておりますので、市内に資本のある事業者と考えております。  その上で、小売店そのものの範囲につきましては、基本的には全てカバーしていく形になるのかと思いますが、あくまでこちらは募集した上での参加登録をしていただくというところもございますので、まずは募集をしてどういった事業者が現れるかというところもこちらで確認させていただきたいと思いますが、広く当たらせていただきたいと考えております。  ちなみに、市内の主立った商店街さんのほうにもどの程度の店舗数があるかというところは実態としては伺っておりまして、大体想定としては300店舗ほどの想定になるのではないかと考えております。 189: ◎議長(菅原清喜君) 2番三浦友幸君。 190: ◎2番(三浦友幸君) 小売の中では絞らないということだったのですけれども、ということは、業種表を見ると自動車小売業とかかなり高額なものとかも結構入っているのです。先ほど、限度額のような設定とかそういう話にも触れましたけれども、その点についてはどのようにお考えでしょうか。 191: ◎議長(菅原清喜君) 産業戦略課長平田智幸君。 192: ◎産業戦略課長(平田智幸君) お答えいたします。  検討段階ではございますが、今考えているところといたしましては、先ほど申しましたとおり、1人当たり10セットまでという1人頭の上限を決めさせていただくということと、あとは、1店舗当たり100セット程度の商品券の配布を見込んでおりますので、仮にそういった大きい買物をされるような小売店であっても、もう際限なく商品券が出回るということではなくて、1店舗100セットで上限として終了させるということでございます。 193: ◎議長(菅原清喜君) よろしいですか。(「なし」の声あり)これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。(「なし」の声あり)これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。議案第49号令和3年度気仙沼市一般会計補正予算は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。
         (「異議なし」と呼ぶ者あり) 194: ◎議長(菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、議案第49号は原案のとおり決しました。  暫時休憩いたします。  再開を午後1時といたします。      午後 0時00分  休 憩 ───────────────────────────────────────────      午後 1時00分  再 開 195: ◎議長(菅原清喜君) 再開いたします。   休憩前に引き続き会議を開きます。 196: ◎議長(菅原清喜君) 次に、議案の上程でありますが、議案第50号から議案第54号までの5か件を一括上程いたします。     ○議案第50号 気仙沼市議会会議規則の一部を改正する規則制定について     ○議案第51号 気仙沼市議会政務活動費の交付に関する条例及び気仙沼市議会議員政             治倫理条例の一部を改正する条例制定について     ○議案第52号 コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意             見書の提出について     ○議案第53号 インボイス制度後のシルバー会員の仕入税額控除の適用を求める意見             書の提出について     ○議案第54号 東京電力福島第一原子力発電所におけるALPS処理水の海洋放出決             定について十分な説明と慎重な対応を求める意見書の提出について 197: ◎議長(菅原清喜君) 職員をして、議案を朗読いたさせます。 198: ◎議会事務局次長(佐藤 浩君) 議案書2ページです。  議案第50号         気仙沼市議会会議規則の一部を改正する規則制定について   別紙のとおり制定する。   令和3年9月24日 提出                                議会運営委員                                 委員長 臼 井 真 人   提案理由  地方自治法第100条第12項の規定に基づき、議案の審議または議会の運営に関し協議または調整を行う場として委員会協議会及び特別委員会協議会を置くためである。  3ページです。  気仙沼市議会規則第  号             気仙沼市議会会議規則の一部を改正する規則  気仙沼市議会会議規則(平成18年気仙沼市議会規則第1号)の一部を次のように改正する。  別表に次のように加える。   ┌──────┬─────────────────┬───────┬───────┐   │常任委員会 │各常任委員会の所管事項に関し協議 │各常任委員会 │各常任委員会 │   │協議会   │又は調整を行うため        │委員     │委員長    │   ├──────┼─────────────────┼───────┼───────┤   │特別委員会 │各特別委員会の所管事項に関し協議 │各特別委員会 │各特別委員会 │   │協議会   │又は調整を行うため        │委員     │委員長    │   └──────┴─────────────────┴───────┴───────┘  なお、4ページは議案第50号資料、気仙沼市議会会議規則の一部を改正する規則(案)新旧対照表でございます。  3ページに戻りまして、附則、この規則は公布の日から施行する。  議案書5ページです。  議案第51号         気仙沼市議会政務活動費の交付に関する条例及び気仙沼市         議会議員政治倫理条例の一部を改正する条例制定について   別紙のとおり制定する。   令和3年9月24日提出                      提出者 気仙沼市議会議員 佐 藤 俊 章                      賛成者     同    熊 谷 伸 一                       同      同    小野寺   修                       同      同    高 橋 清 男   提案理由   行政手続等における事務の効率化及び利便性の向上を目的に押印等の見直しを行うため、所要の改正をするものである。   6ページです。   気仙沼市条例第  号         気仙沼市議会政務活動費の交付に関する条例及び気仙沼市            議会議員政治倫理条例の一部を改正する条例  (気仙沼市議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正)  第1条 気仙沼市議会政務活動費の交付に関する条例(平成23年気仙沼市条例第27号)の一部を次のように改正する。  別記様式中「印」を削る。  (気仙沼市議会議員政治倫理条例の一部改正)  第2条 気仙沼市議会政治倫理条例(平成27年気仙沼市条例第20号)の一部を次のように改正する。  第5条第3項中「押印し、」を削る。  なお、7ページは気仙沼市議会政務活動費の交付に関する条例及び気仙沼市議会議員政治倫理条例の一部を改正する条例(案)第1条関係、別記様式(第10条関係)の改正案。  8ページは、別記様式(第10条関係)の現行であります。  また、9ページは、気仙沼市議会政務活動費の交付に関する条例及び気仙沼市議会議員政治倫理条例の一部を改正する条例(案)第2条関係新旧対照表であります。  6ページに戻りまして、附則、この条例は公布の日から施行する。  議案10ページです。  議案第52号  コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書の提出について  上記の議案を別紙のとおり提出する。  令和3年9月24日提出                      提出者 気仙沼市議会議員 佐 藤 俊 章                      賛成者     同    熊 谷 伸 一                       同      同    小野寺   修                       同      同    高 橋 清 男  11ページです。      コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書  新型コロナウイルス感染症のまん延により、地域経済にも大きな影響が及び、地方財政は来年度においても、引き続き、巨額の財政不足が避けられない厳しい状況に直面している。  地方自治体では、コロナ禍への対応はもとより、地域の防災・減災、雇用の確保、地球温暖化対策など喫緊の課題に迫られているほか、医療介護、子育てをはじめとした社会保障関係経費や公共施設の老朽化対策費など将来に向け増嵩する財政需要に見合う財源が求められる。  その財源確保のため、地方税制の充実確保が強く望まれる。  よって、国においては、令和4年度地方税制改正に向け、下記事項を確実に実現されるよう、強く要望する。                      記  1 令和4年度以降3年間の地方一般財源総額については、「経済財政運営と改革の基本方針2021」において、令和3年度地方財政計画の水準を下回らないよう実質的に同水準を確保するとされているが、急速な高齢化に伴い社会保障関係経費が毎年度増大している現状を踏まえ、他の地方歳出に不合理なしわ寄せがなされないよう、十分な総額を確保すること。  2 固定資産税は、市町村の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹を揺るがす見直しは家屋・償却資産を含め、断じて行わないこと。生産性革命の実現や新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として講じた措置は、本来国庫補助金などにより国の責任において対応すべきものである。よって、現行の特例措置は今回限りとし、期限の到来をもって確実に終了すること。  3 令和3年度税制改正において土地に係る固定資産税について講じた、課税標準額を令和2年度と同額とする負担調整措置については、令和3年度限りとすること。  12ページです。  4 令和3年度税制改正により講じられた自動車税・軽自動車税の環境性能割の臨時的軽減の延長について、更なる延長は断じて行わないこと。  5 炭素に係る税を創設する又は拡充する場合には、その一部を地方税又は地方譲与税として地方に税源配分すること。  以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。  令和3年9月24日                            気仙沼市議会議長 菅 原 清 喜   衆議院議長   参議院議長   内閣総理大臣   内閣官房長官   総務大臣            宛   財務大臣
      経済産業大臣   経済再生担当大臣   13ページです。  議案第53号   インボイス制度後のシルバー会員の仕入税額控除の適用を求める意見書の提出について   上記の議案を別紙のとおり提出する。   令和3年9月24日 提出                             総務教育常任委員会                               委員長 三 浦 由 喜  14ページです。      インボイス制度後のシルバー会員の仕入税額控除の適用を求める意見書  わが国においては、人口減少、少子高齢化が進展する中、人生100年時代を迎え、誰もが生涯現役で活躍する社会の実現が求められている。  シルバー人材センター(以下「センター」という。)は、高年齢者等の雇用の安定等に関する法律に基づき設立された公的団体であり、地域の日常生活に密着した就業機会を提供することなどにより、高齢者の社会参加を促進し、高齢者の生きがいの充実、健康の保持増進、ひいては地域社会の活性化、医療費や介護費用の削減などに貢献しているところである。  令和5年10月に、消費税において適格請求書等保存方式(インボイス制度)が導入される予定となっている。同制度が導入されると、免税事業者であるセンターの会員はインボイスを発行することができないことから、センターは仕入税額控除ができなくなり、新たに預かり消費税分を納税する必要が生じることになる。しかし、公益法人であるセンターの運営は収支相償が原則であり、新たな税負担の財源確保は困難である。  国をあげて生涯現役社会の実現が求められる中、報酬よりも社会参加・健康維持に重きを置いた「いきがい就業」をしているセンターの会員に対して、形式的に個人事業者であることをもって、インボイス制度をそのまま適用することは、地域社会に貢献しようと努力している高齢者のやる気、生きがいを削ぎ、ひいては地域社会の活力低下をもたらすものと懸念される。センターにとっては、新たな税負担はまさに運営上の死活問題である。  消費税制度においては、小規模事業者への配慮として、年間課税売上高が1,000万円以下の事業者は消費税の納税義務が免除されているところである。センター会員の手取額がこれ以上減少することなく、適用除外とされているいくつかの取引と同様に、一定の事項を記載した帳簿の保存など簡易な方法により仕入税額控除を行うなど、センターの安定的な事業運営が可能となるよう、インボイス制度後のシルバー会員の仕入税額控除の適用を強く求める。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  令和3年9月24日                            気仙沼市議会議長 菅 原 清 喜   衆議院議長   参議院議長   内閣総理大臣   内閣官房長官            宛   財務大臣   厚生労働大臣  16ページです。  議案第54号    東京電力福島第一原子力発電所におけるALPS処理水の海洋放出決定について          十分な説明と慎重な対応を求める意見書の提出について   上記の議案を別紙のとおり提出する。   令和3年9月24日 提出                             産業建設常任委員会                               委員長 村 上 佳 市  17ページです。    東京電力福島第一原子力発電所におけるALPS処理水の海洋放出決定について             十分な説明と慎重な対応を求める意見書  政府は2021年4月13日、東京電力福島第一原子力発電所の敷地内に溜まり続けるトリチウムなどを含むALPS処理水の海洋放出を決定した。東日本大震災から10年を迎え、新たな課題が山積する中、復興を目指すうえで看過することができない措置である。  ALPS処理水については、福島県周辺地域の漁協や農協をはじめとする団体等からも海洋放出反対の意見が出され、宮城県議会をはじめ多くの市町村議会などからも反対、あるいは丁寧な意見聴取や風評被害対策を求める決議や意見書が提出されている。また、経済産業省が実施したパブリックコメントに寄せられた4,011件の意見のうち、海洋放出によるALPS処理水の安全性への懸念を示す意見が約2,700件にものぼるなど、国民の理解が十分に進んでいるとは言えない状況にある。  新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響もあり、関係者への説明や広く意見を聴く機会が十分に設けられなかったことに加え、国民的な議論もなされないまま決定に至ったことは誠に遺憾であり、また、海洋放出、大気放出以外の選択肢、例えばトリチウムの分離や放射能濃度の低減などの技術的な面も含めた根本的な解決策や、福島及び周辺のみに負担を強いることのない処分方法についての検討と議論も十分になされているとは到底言えない。  2015年に政府及び東京電力は、福島県漁連に対して「関係者へ丁寧に説明し、理解なしにはいかなる処分もしない」との約束もしている。このように理解を得られない中での決定は拙速とのそしりを免れない。  このような状況のもと、風評被害対策の具体策が全く示されることなく海洋放出を決定したことは、復興を目指す漁業・農業関係者をはじめ、国民に大きな不安を与え、真の復興に水を差す行為であり、このまま海洋放出すれば漁業に多大な打撃を与えることが懸念される。  よって、国においては、被害を受ける関係者をはじめとする国民の思いを真摯に受け止め、海洋放出について十分な説明と改めて慎重な対応を行うよう求める。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  令和3年9月24日                            気仙沼市議会議長 菅 原 清 喜   衆議院議長   参議院議長   内閣総理大臣   復興大臣              宛   農林水産大臣   経済産業大臣   環境大臣  以上です。 199: ◎議長(菅原清喜君) これより、議案の審議に入ります。  初めに、議案第50号気仙沼市議会会議規則の一部を改正する規則制定についてを議題といたします。     ○議案第50号 気仙沼市議会会議規則の一部を改正する規則制定について 200: ◎議長(菅原清喜君) 本案は、議会運営委員会から提出されたものであります。よって、会議規則第37条第2項の規定により、委員会への付託はいたしません。  提案理由の説明を求めます。議会運営委員長臼井真人君。 201: ◎議会運営委員長(臼井真人君) 議案第50号気仙沼市議会会議規則の一部を改正する規則制定について、提案理由の説明を申し上げます。  今回の改正については、本市議会基本条例において、議会運営の基本事項として積極的な情報公開と会議の原則公開を定めていることを踏まえ、市議会の活動をさらに市民に開かれたものとするため、委員会協議会及び特別委員会協議会について、地方自治法第100条第12項に規定する協議または調整を行う場として位置づけることとしたことから、会議規則の一部改正を行うものです。  以上のとおりでありますので、議員各位には御賛同賜りますようお願い申し上げます。 202: ◎議長(菅原清喜君) これより質疑に入ります。(「なし」の声あり)これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。(「なし」の声あり)これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。議案第50号気仙沼市議会会議規則の一部を改正する規則制定については、原案のとおり決することに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 203: ◎議長(菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、議案第50号は原案のとおり決しました。 204: ◎議長(菅原清喜君) 次に、議案第51号気仙沼市議会政務活動費の交付に関する条例及び気仙沼市議会議員政治倫理条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。     ○議案第51号 気仙沼市議会政務活動費の交付に関する条例及び気仙沼市議会議員政             治倫理条例の一部を改正する条例制定について 205: ◎議長(菅原清喜君) 提案理由の説明を求めます。11番佐藤俊章君。 206: ◎11番(佐藤俊章君) 議案第51号気仙沼市議会政務活動費の交付に関する条例及び気仙沼市議会議員政治倫理条例の一部を改正する条例制定について、提案理由の説明を申し上げます。  今回の改正については、行政手続等において、原則として押印を廃止する政府の方針を踏まえ、事務の効率化及び利便性の向上を目的に、押印等を規定する手続及び様式について見直すため、条例の一部改正を行うものでございます。  以上のとおりでありますので、議員各位には何とぞ御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 207: ◎議長(菅原清喜君) お諮りいたします。本案は、各会派等を通じて協議され、その代表者をもって提出されたものであります。よって、会議規則第37条第3項の規定により、質疑、委員会への付託及び討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 208: ◎議長(菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、質疑、委員会への付託及び討論を省略することに決しました。  これより採決いたします。議案第51号気仙沼市議会政務活動費の交付に関する条例及び気仙沼市議会議員政治倫理条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり決することに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 209: ◎議長(菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、議案第51号は原案のとおり決しました。 210: ◎議長(菅原清喜君) 次に、議案第52号コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書の提出についてを議題といたします。     ○議案第52号 コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意             見書の提出について 211: ◎議長(菅原清喜君) お諮りいたします。本案は、各会派等を通じて協議され、その代表者をもって提出されたものであります。よって、会議規則第37条第3項の規定により、提案理由の説明、質疑、委員会への付託及び討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 212: ◎議長(菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、本案は提案理由の説明、質疑、委員会への付託及び討論を省略することに決しました。  これより採決いたします。議案第52号コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書の提出については、原案のとおり決することに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 213: ◎議長(菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、議案第52号は原案のとおり決しました。 214: ◎議長(菅原清喜君) 次に、議案第53号インボイス制度後のシルバー会員の仕入税額控除の適用を求める意見書の提出についてを議題といたします。     ○議案第53号 インボイス制度後のシルバー会員の仕入税額控除の適用を求める意見             書の提出について 215: ◎議長(菅原清喜君) 本案は、総務教育常任委員会に付託された請願の審査に基づき、当該委員会から提出されたものであります。よって、会議規則第37条第2項の規定により、委員会への付託はいたしません。   提案理由の説明を求めます。総務教育常任委員長三浦由喜君。 216: ◎総務教育常任委員長三浦由喜君) 議案第53号インボイス制度後のシルバー会員の仕入税額控除の適用を求める意見書の提出についての提案理由を説明申し上げます。   本案は、政府に対し、令和5年10月に消費税の仕入税額控除の方式として導入予定の適格請求書等保存方式(インボイス制度)後のシルバー会員の仕入税額控除の適用を求めるものであります。  この制度が導入されますと、免税事業者のシルバー会員はインボイスを発行することができないことから、センターは仕入税額控除ができなくなり、新たに預かり消費税分を納税する必要が生じることになります。公益法人であるセンターは、この新たな税負担により財源の確保が困難となることから、安定的な事業運営が可能となるよう求めるものであります。  何とぞ趣旨を御理解の上、御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。 217: ◎議長(菅原清喜君) これより質疑に入ります。(「なし」の声あり)これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。(「なし」の声あり)これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。議案第53号インボイス制度後のシルバー会員の仕入税額控除の適用を求める意見書の提出については、原案のとおり決することに御異議ございませんか。
         (「異議なし」と呼ぶ者あり) 218: ◎議長(菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、議案第53号は原案のとおり決しました。 219: ◎議長(菅原清喜君) 次に、議案第54号東京電力福島第一原子力発電所におけるALPS処理水の海洋放出決定について十分な説明と慎重な対応を求める意見書の提出についてを議題といたします。     ○議案第54号 東京電力福島第一原子力発電所におけるALPS処理水の海洋放出決             定について十分な説明と慎重な対応を求める意見書の提出について 220: ◎議長(菅原清喜君) 本案は、産業建設常任委員会に付託された請願の審査に基づき、当該委員会から提出されたものであります。よって、会議規則第37条第2項の規定により、委員会への付託はいたしません。  提案理由の説明を求めます。産業建設常任委員長村上佳市君。 221: ◎産業建設常任委員長(村上佳市君) 議案第54号東京電力福島第一原子力発電所におけるALPS処理水の海洋放出決定について十分な説明と慎重な対応を求める意見書の提出について、提案理由の説明を申し上げます。  本案につきましては、ALPS処理水の海洋放出について十分な説明と改めて慎重な対応を行うよう国に求めるものであります。  御承知のとおり、政府が風評被害対策の具体策を全く示すことなく海洋放出を決定したことは、復興を目指す漁業・農業関係者をはじめ、国民に大きな不安を与え、漁業に多大な打撃を与えることが懸念されるところであります。  ついては、被害を受ける関係者をはじめとする国民の思いを真摯に受け止め、海洋放出について十分な説明と改めて慎重な対応を行うよう、国に求めるものであります。  何とぞ趣旨を御理解の上、御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。 222: ◎議長(菅原清喜君) これより質疑に入ります。(「なし」の声あり)これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。(「なし」の声あり)これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。議案第54号東京電力福島第一原子力発電所におけるALPS処理水の海洋放出決定について十分な説明と慎重な対応を求める意見書の提出については、原案のとおり決することに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 223: ◎議長(菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、議案第54号は原案のとおり決しました。 224: ◎議長(菅原清喜君) 次に、総務教育、民生の各常任委員会から、閉会中の所管事務調査報告書が提出され、配付いたしておりますので御報告いたします。 225: ◎議長(菅原清喜君) 次に、総務教育、民生、産業建設の各常任委員会及び議会運営委員会から、配付のとおり、閉会中の所管事務調査付託の申出があります。  お諮りいたします。申出のとおりこれを承認することに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 226: ◎議長(菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、申出のとおりこれを承認することに決しました。 227: ◎議長(菅原清喜君) 次に、議員派遣の件を議題といたします。  お諮りいたします。第40回全国豊かな海づくり大会出席に係る議員派遣について、配付のとおり承認することに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 228: ◎議長(菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、議員派遣の件は承認することに決しました。 229: ◎議長(菅原清喜君) 以上で、提出されました議案及び請願の全部を議了いたしましたので、これをもちまして第119回気仙沼市議会定例会を閉会いたします。  大変御苦労さまでした。      午後 1時30分  閉 会 ───────────────────────────────────────────   地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。  令和3年9月24日                    気仙沼市議会議長  菅 原 清 喜                    署 名 議 員   佐 藤 俊 章                    署 名 議 員   三 浦 由 喜 発言が指定されていません。 このサイトの全ての著作権は気仙沼市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) KESENNUMA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...