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  1. 気仙沼市議会 2020-06-12
    令和2年第111回定例会(第1日) 本文 開催日: 2020年06月12日


    取得元: 気仙沼市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-06
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2020-06-12 令和2年第111回定例会(第1日) 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 232 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 2 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 3 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 4 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 5 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 6 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 7 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 8 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 9 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 10 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 11 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 12 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 13 : ◎会計管理者兼会計課長(菅原紀昭君) 選択 14 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 15 : ◎ガス水道部長(三浦由弘君) 選択 16 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 17 : ◎市立病院事務部長(菅原正浩君) 選択 18 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 19 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 20 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 21 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 22 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 23 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 24 : ◎総務部長(畠山 修君) 選択 25 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 26 : ◎産業部長(鈴木哲則君) 選択 27 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 28 : ◎建設部長(佐々木 守君) 選択 29 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 30 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 31 : ◎総務部長(畠山 修君) 選択 32 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 33 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 34 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 35 : ◎次長兼議事調査係長(佐藤 浩君) 選択 36 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 37 : ◎5番(小野寺 修君) 選択 38 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 39 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 40 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 41 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 42 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 43 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 44 : ◎19番(村上 進君) 選択 45 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 46 : ◎会計管理者兼会計課長(菅原紀昭君) 選択 47 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 48 : ◎19番(村上 進君) 選択 49 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 50 : ◎総務部参事兼財政課長(瀬戸洋幸君) 選択 51 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 52 : ◎19番(村上 進君) 選択 53 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 54 : ◎総務部参事兼財政課長(瀬戸洋幸君) 選択 55 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 56 : ◎19番(村上 進君) 選択 57 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 58 : ◎総務部参事兼財政課長(瀬戸洋幸君) 選択 59 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 60 : ◎19番(村上 進君) 選択 61 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 62 : ◎総務部参事兼財政課長(瀬戸洋幸君) 選択 63 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 64 : ◎11番(佐藤俊章君) 選択 65 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 66 : ◎産業部長(鈴木哲則君) 選択 67 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 68 : ◎11番(佐藤俊章君) 選択 69 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 70 : ◎産業部長(鈴木哲則君) 選択 71 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 72 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 73 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 74 : ◎11番(佐藤俊章君) 選択 75 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 76 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 77 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 78 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 79 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 80 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 81 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 82 : ◎学校教育課長(斎藤博厚君) 選択 83 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 84 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 85 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 86 : ◎学校教育課長(斎藤博厚君) 選択 87 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 88 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 89 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 90 : ◎学校教育課長(斎藤博厚君) 選択 91 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 92 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 93 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 94 : ◎健康増進課長(畠山賢哉君) 選択 95 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 96 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 97 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 98 : ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) 選択 99 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 100 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 101 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 102 : ◎市立病院総務課長(千葉 淳君) 選択 103 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 104 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 105 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 106 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 107 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 108 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 109 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 110 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 111 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 112 : ◎10番(村上 進君) 選択 113 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 114 : ◎危機管理監兼危機管理課長(阿部久人君) 選択 115 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 116 : ◎10番(村上 進君) 選択 117 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 118 : ◎危機管理監兼危機管理課長(阿部久人君) 選択 119 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 120 : ◎19番(村上 進君) 選択 121 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 122 : ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) 選択 123 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 124 : ◎19番(村上 進君) 選択 125 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 126 : ◎産業戦略課長(梅内 摂君) 選択 127 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 128 : ◎19番(村上 進君) 選択 129 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 130 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 131 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 132 : ◎20番(小野寺俊朗君) 選択 133 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 134 : ◎教育部長(池田 修君) 選択 135 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 136 : ◎20番(小野寺俊朗君) 選択 137 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 138 : ◎教育部長(池田 修君) 選択 139 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 140 : ◎20番(小野寺俊朗君) 選択 141 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 142 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 143 : ◎2番(三浦友幸君) 選択 144 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 145 : ◎産業戦略課長(梅内 摂君) 選択 146 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 147 : ◎2番(三浦友幸君) 選択 148 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 149 : ◎産業戦略課長(梅内 摂君) 選択 150 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 151 : ◎2番(三浦友幸君) 選択 152 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 153 : ◎産業戦略課長(梅内 摂君) 選択 154 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 155 : ◎2番(三浦友幸君) 選択 156 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 157 : ◎産業戦略課長(梅内 摂君) 選択 158 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 159 : ◎2番(三浦友幸君) 選択 160 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 161 : ◎産業戦略課長(梅内 摂君) 選択 162 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 163 : ◎1番(今川 悟君) 選択 164 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 165 : ◎産業部長(鈴木哲則君) 選択 166 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 167 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 168 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 169 : ◎1番(今川 悟君) 選択 170 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 171 : ◎学校教育課長(斎藤博厚君) 選択 172 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 173 : ◎1番(今川 悟君) 選択 174 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 175 : ◎学校教育課長(斎藤博厚君) 選択 176 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 177 : ◎1番(今川 悟君) 選択 178 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 179 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 180 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 181 : ◎1番(今川 悟君) 選択 182 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 183 : ◎4番(村上伸子君) 選択 184 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 185 : ◎産業戦略課長(梅内 摂君) 選択 186 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 187 : ◎4番(村上伸子君) 選択 188 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 189 : ◎産業戦略課長(梅内 摂君) 選択 190 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 191 : ◎4番(村上伸子君) 選択 192 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 193 : ◎産業戦略課長(梅内 摂君) 選択 194 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 195 : ◎4番(村上伸子君) 選択 196 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 197 : ◎産業部長(鈴木哲則君) 選択 198 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 199 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 200 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 201 : ◎4番(村上伸子君) 選択 202 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 203 : ◎14番(村上佳市君) 選択 204 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 205 : ◎市立病院事務部長(菅原正浩君) 選択 206 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 207 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 208 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 209 : ◎学校教育課長(斎藤博厚君) 選択 210 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 211 : ◎14番(村上佳市君) 選択 212 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 213 : ◎産業部長(鈴木哲則君) 選択 214 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 215 : ◎14番(村上佳市君) 選択 216 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 217 : ◎17番(熊谷雅裕君) 選択 218 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 219 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 220 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 221 : ◎17番(熊谷雅裕君) 選択 222 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 223 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 224 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 225 : ◎17番(熊谷雅裕君) 選択 226 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 227 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 228 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 229 : ◎17番(熊谷雅裕君) 選択 230 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 231 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 232 : ◎議長(菅原清喜君) ↑ ページの先頭へ 本文 ▼最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:      午前10時00分  開 会 ◎議長(菅原清喜君) ただいまの出席議員数は24名であります。定足数に達しておりますので、これより第111回気仙沼市議会定例会を開会いたします。 2: ◎議長(菅原清喜君) 本日の欠席届出議員及び遅参届出議員はございません。  以上のとおりでありますので御報告いたします。 3: ◎議長(菅原清喜君) 次に、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、18番高橋清男君、19番社民村上 進君を指名いたします。 4: ◎議長(菅原清喜君) 次に、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から6月26日までの15日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 5: ◎議長(菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から6月26日までの15日間と決定いたしました。 6: ◎議長(菅原清喜君) 次に、地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めましたところ、お手元に配付の名簿のとおりでございますので御報告いたします。 7: ◎議長(菅原清喜君) 次に、報道機関から写真撮影等の申出があり、議長はこれを許可しておりますので御報告いたします。 8: ◎議長(菅原清喜君) 次に、議長会及び議長の動向でございますが、出席報告書を印刷してお手元に配付いたしておりますので、御報告に代えさせていただきます。なお、全国市議会議長会定期総会の書面開催報告書について、関係資料を添え、お手元に配付いたしておりますので御報告いたします。 9: ◎議長(菅原清喜君) 次に、指定管理者の管理運営状況でありますが、当局に対し、公の施設の管理に関する事業報告を求めましたところ、お手元に配付のとおりでございますので御報告いたします。なお、質疑については一般質問終了後となりますので申し添えます。 10: ◎議長(菅原清喜君) 次に、市長から、令和元年度各種会計出納閉鎖の状況について及び新型コロナウイルス感染症への対応について、行政報告の申出がありますので、この際許可をいたします。市長菅原 茂君。 11: ◎市長(菅原 茂君) 私から、令和元年度各種会計出納閉鎖の状況について及び新型コロナウイルス感染症への対応について、行政報告を申し上げます。  初めに、令和元年度各種会計出納閉鎖の状況についてであります。  出納閉鎖の状況は別紙1のとおりでありますが、一般会計及び特別会計は会計管理者から、水道事業及びガス事業会計はガス水道部長から、病院事業会計は市立病院事務部長からそれぞれ説明いたしますので、よろしくお願い申し上げます。  次に、新型コロナウイルス感染症への対応についてであります。  本市では、5月25日、政府からの全国の緊急事態宣言の解除が発表されたことを受け、5月26日、第17回気仙沼市新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催して、国、県の方針を踏まえた本市の対応を協議し、市民向けに必要な呼びかけや発表をしたところであります。
     宣言解除後の5月25日から7月31日までの約2か月間は、国において、新しい生活様式の定着等を前提として、外出の自粛や施設の使用制限の要請等を緩和しつつ、段階的に社会経済の活動レベルを引き上げていく移行期間とされました。  本市では現在、感染が落ち着いていますが、引き続き国内外の状況を注視しながら、私たちの日常生活に感染症予防の習慣を着実に取り入れていくことにより、インフルエンザ等も含め感染症に強い地域社会の構築を図ってまいりたいと思います。  今の時期に第2波に備えておくことが重要であり、5月21日、市議会臨時会で議決いただいた気仙沼市感染症クリニックについて、気仙沼市医師会の協力の下、予定どおり5月25日に開設いたしました。気仙沼市立病院・本吉病院、気仙沼保健所と連携しながら、医療体制の充実を図ってまいります。  一方、新型コロナウイルス感染症については、社会経済活動の自粛による市民、事業者の皆様への影響も計り知れないものがあります。  そのため、市民の皆様に対しては、特別定額給付金の早期支給を推進するとともに、生活に支障が出ている皆様や事業に影響を受けている事業者の皆様に対して、国の地方創生臨時交付金等を活用し、支援を展開しております。  今後、国の2次補正などを基に、さらなる支援やその後の回復策などを積極的に講じてまいります。  本市における現時点での個別の対応事項、対応事業の状況は別紙2のとおりであります。  以上のことを申し上げ、私からの行政報告とさせていただきます。 12: ◎議長(菅原清喜君) 会計管理者兼会計課長菅原紀昭君。 13: ◎会計管理者兼会計課長(菅原紀昭君) それでは私から、令和元年度一般会計及び特別会計の決算見込みについて御報告申し上げます。  行政報告書の4ページ、別紙1、令和元年度気仙沼市各種会計決算見込額調書を御覧願います。  決算見込額となりますので、金額は1,000円単位としております。  初めに、一般会計の収支状況でありますが、予算現額1,155億6,391万7,000円に対しまして、収入済額は961億1,712万5,000円となり、執行率は83.2%の見込みとなっております。また、支出済額は767億6,359万3,000円となり、執行率は66.4%の見込みとなっております。収支の差引き額は193億5,353万2,000円となりますが、このうち147億1,113万5,000円が繰越明許費等の繰越し財源となりますので、決算剰余金は46億4,239万7,000円が見込まれております。  次に、特別会計でありますが、土地特別会計以下9会計の内訳は記載のとおりであります。  特別会計の総額について申し上げます。小計欄を御覧願います。予算現額213億9,016万6,000円に対しまして、収入済額は200億6,772万5,000円となり、執行率は93.8%の見込みとなっております。また、支出済額は191億1,907万5,000円となり、執行率は89.4%の見込みとなっております。収支の差引き額は9億4,865万円となりますが、このうち5億8,105万9,000円が繰越し財源となりますので、決算剰余金は3億6,759万1,000円が見込まれております。  続きまして、一般会計、特別会計の合計であります。予算現額1,369億5,408万3,000円に対しまして、収入済額が1,161億8,485万円となり、執行率は84.8%の見込みとなっております。支出済額は958億8,266万8,000円となり、執行率は70.0%の見込みとなっております。収支の差引き額は203億218万2,000円となりますが、このうち152億9,219万4,000円が繰越し財源となりますので、決算剰余金は50億998万8,000円の見込みとなります。  以上のとおりでありますので、よろしくお願い申し上げます。 14: ◎議長(菅原清喜君) ガス水道部長三浦由弘君。 15: ◎ガス水道部長(三浦由弘君) それでは私から、5ページの令和元年度気仙沼市水道事業会計及びガス事業会計の決算見込みについて御報告申し上げます。  初めに、水道事業会計でありますが、収益的収支では収入額18億4,022万9,000円、支出額18億5,733万3,000円で、差引き当年度純損失額は1,710万4,000円であります。次に、資本的収支でありますが、収入額20億1,959万2,000円、支出額25億2,671万2,000円で、支出に対して収入の不足する額5億712万円は、備考欄記載のとおり過年度分損益勘定留保資金などで充当するものであります。  次に、ガス事業会計でありますが、収益的収支につきましては、収入額3億3,334万2,000円、支出額3億1,268万円で、差引き当年度純利益額は2,066万2,000円であります。また、資本的収支では、収入額2億3,289万2,000円、支出額2億8,714万6,000円で、支出に対して収入の不足する額5,425万4,000円は、備考欄記載のとおり過年度分損益勘定留保資金などで充当するものであります。  以上のとおりでありますので、よろしくお願い申し上げます。 16: ◎議長(菅原清喜君) 市立病院事務部長菅原正浩君。 17: ◎市立病院事務部長(菅原正浩君) それでは、行政報告の5ページを御覧願います。  令和元年度気仙沼市病院事業会計の決算見込みについて御報告申し上げます。  初めに、収益的収支でございますが、収入額103億5,543万3,000円、支出額112億6,398万9,000円で、差引き当年度純損失は9億855万6,000円でございます。次に、資本的収支でございますが、収入額5億6,231万1,000円、支出額5億6,688万2,000円で、支出に対する不足額457万1,000円は、備考欄記載のとおり過年度分損益勘定留保資金等で充当するものでございます。  以上のとおりでございますので、よろしくお願いいたします。 18: ◎議長(菅原清喜君) ただいまの行政報告に対する質疑は、議案審議終了後に行政報告精読のため休憩をいたしますので、その再開後となりますことを申し添えます。 19: ◎議長(菅原清喜君) 次に、議案の上程でありますが、議案第1号から議案第22号までの22か件を一括上程いたします。     ○議案第 1号 市道南町魚市場線の路線変更について     ○議案第 2号 市道魚市場前1号線外3路線の路線変更について     ○議案第 3号 市道弁天町9号線外2路線の路線変更について     ○議案第 4号 市道潮見町4号線外4路線の路線変更について     ○議案第 5号 市道潮見町朝日町線の路線廃止について     ○議案第 6号 市道川口町朝日町2号線の路線認定について     ○議案第 7号 市道舘3号線の路線変更について     ○議案第 8号 (仮称)唐桑保育所新築建築本体工事請負契約の締結について     ○議案第 9号 道路舗装補修工事(その11)請負契約の締結について     ○議案第10号 道路舗装補修工事(その12)請負契約の締結について     ○議案第11号 菖蒲沢線外1路線道路改良工事(その3)請負契約の締結について     ○議案第12号 岩尻縦貫線道路改良工事(滝根工区その2)請負契約の締結について     ○議案第13号 気仙沼市パークゴルフ場の指定管理者の指定について     ○議案第14号 気仙沼市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一             部を改正する条例制定について     ○議案第15号 気仙沼市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例制定             について     ○議案第16号 気仙沼市手数料条例の一部を改正する条例制定について     ○議案第17号 気仙沼市介護保険条例の一部を改正する条例制定について     ○議案第18号 気仙沼市道の駅大谷海岸条例制定について     ○議案第19号 令和2年度気仙沼市一般会計補正予算     ○議案第20号 令和2年度気仙沼市国民健康保険特別会計補正予算     ○議案第21号 令和2年度気仙沼市介護保険特別会計補正予算     ○議案第22号 令和2年度気仙沼市簡易水道事業会計補正予算 20: ◎議長(菅原清喜君) 提案理由の説明を求めます。市長菅原 茂君。 21: ◎市長(菅原 茂君) 第111回気仙沼市議会が開会され、提出議案の御審議をお願いするに当たり、その概要について御説明申し上げます。  まず、提出議案の説明の前に、本市の状況について申し上げます。  初めに、新型コロナウイルスでありますが、感染の終息に向けた市民の皆様の御協力と御努力に対し、改めて心から感謝を申し上げます。本件につきましては、行政報告にて資料を添えて説明したところであります。  昨年12月に閣議決定された『「復興・創生期間」後における東日本大震災からの復興の基本方針』に基づく「復興庁設置法等の一部を改正する法律」が今月5日に参議院本会議で可決・成立し、復興庁は令和3年度から10年延長され、引き続き専任の大臣も置かれることとなりました。  この基本方針において、地震・津波被災地域は令和3年度からの5年間で残された課題に取り組むとともに、地方創生の施策等を活用し、持続可能で活力ある地域社会を創り上げることとされております。  本市域においては、復興のリーディングプロジェクトとして建設が進む三陸沿岸道路のうち、(仮称)気仙沼湾横断橋の閉合に係るセレモニーが今議会中にも行われると伺っておりますが、本市が事業主体として行っている道路・防潮堤整備や道の駅大谷海岸、防災物資集積配送基地、最終処分場など、未完成の事業についても着実に進捗を図るとともに、延長された復興期間の中で、以前から国へ骨太の話として要望しております「新産業の創出やそれを支える研究・教育機関の設置」の実現も目指しながら、復興後の気仙沼の姿を思い、事業に取り組んでまいります。  このような中、先月27日、2021年前期のNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」の舞台が本市に決定したとの非常に喜ばしい報を受けました。  このことは、これまで多くの御支援をお寄せいただいた全国の皆様へ、本市だけではなく、東日本大震災の被災地が元気になった姿をお見せできる貴重な機会をいただいたものでもあります。  今回の吉報を百年に一度の機会と捉え、その価値を最大化することに全力投球をする所存です。今後、市を挙げてのプロジェクトとして体制を構築し、本作の成功に向けて全力でサポートするとともに、観光プロモーション、物産プロモーション、移住・定住促進など、市のブランド力を飛躍的に強化するシティプロモーションにも積極的につなげていきたいと考えております。  それでは、今議会の提出議案について御説明申し上げます。  初めに、予算に関わる議案について御説明いたします。  補正予算案の概要についてでありますが、議案第19号の令和2年度気仙沼市一般会計補正予算については、歳入歳出予算にそれぞれ11億9,334万4,000円を追加し、予算総額を852億9,240万9,000円とするものであります。  その主な内容ですが、通常分では、面瀬地区に保育施設を整備するための敷地を造成する、(仮称)面瀬保育所整備事業として9,400万円、道の駅大谷海岸を再整備するに当たり、その運営予定者である株式会社本吉町産業振興公社への出資金として4,000万円、三陸復興国立公園内の亀山山頂付近の施設を再整備する亀山園地整備事業として7,090万6,000円、昨年度の第1期解体撤去工事に引き続き、第2期分を実施する国民宿舎からくわ荘解体撤去事業として1億5,098万8,000円、令和元年東日本台風により被災した施設を復旧する農林施設災害復旧事業として1億9,700万円、同じく市道等災害復旧事業として3億1,199万8,000円。  復旧・復興分では、本年9月のオープンに当たり、運営に必要となる備品の整備等を行う気仙沼市パークゴルフ場管理運営事業として4,000万円、再整備する道の駅大谷海岸の厨房設備、什器及び備品を購入する道の駅「大谷海岸」設備備品購入事業として8,500万円、震災で被災した3か所の公衆トイレを復旧する公衆トイレ災害復旧事業として6,455万7,000円を計上しております。  また、新型コロナウイルス感染症への対応が地域経済や市民生活等に影響を与えていることに鑑み、経済対策や感染拡大防止対策等の財源とするため、市議会行政視察に係る費用弁償等1,061万4,000円、市長等常勤特別職に係る令和2年6月期末手当等209万1,000円をそれぞれ減額計上しております。  歳入については、地方交付税9,751万8,000円、国庫支出金3億1,184万2,000円、県支出金5,892万9,000円、寄附金100万円、繰入金4億2,096万1,000円、諸収入8,109万4,000円、市債2億2,200万円をそれぞれ追加するものであります。  議案第20号の令和2年度気仙沼市国民健康保険特別会計補正予算については、歳入歳出予算にそれぞれ138万6,000円を追加し、予算総額を78億7,225万3,000円とするもので、国民健康保険標準システム改修費などを補正するものであります。  議案第21号の令和2年度気仙沼市介護保険特別会計補正予算については、歳入予算の組替えを行うもので、保険料などを補正するものであります。  議案第22号の令和2年度気仙沼市簡易水道事業会計補正予算については、資本的収入に1,391万円を追加し6,888万9,000円とし、資本的支出に1,391万円を追加し6,945万1,000円とするもので、令和元年東日本台風による災害復旧工事費を補正するものであります。  次に、予算外議案の概要について御説明申し上げます。  議案第1号の市道南町魚市場線の路線変更について、議案第2号の市道魚市場前1号線外3路線の路線変更について、議案第3号の市道弁天町9号線外2路線の路線変更について、議案第4号の市道潮見町4号線外4路線の路線変更について、議案第5号の市道潮見町朝日町線の路線廃止について及び議案第6号の市道川口町朝日町2号線の路線認定については、水産流通基盤整備事業における臨港道路の整備完了に伴い、それぞれ路線認定、路線変更及び路線廃止するものであります。  議案第7号の市道舘3号線の路線変更については、三陸沿岸道路整備事業に伴い、路線変更するものであります。  議案第8号の(仮称)唐桑保育所新築建築本体工事請負契約の締結については、唐桑地域に認可保育所を整備することから工事請負契約を締結するもので、制限付一般競争入札により決定した小野寺工業株式会社を相手方とし、契約金額を1億7,490万円とする仮契約を先月27日に締結しております。  議案第9号の道路舗装補修工事(その11)請負契約の締結について及び議案第10号の道路舗装補修工事(その12)請負契約の締結については、復旧・復興事業に伴う大型車両の通行により損傷した市道等の舗装補修を行うことから工事請負契約を締結するもので、制限付一般競争入札により決定した落札業者を相手方とし、それぞれ今月5日に仮契約を締結しております。  議案第9号の仮契約の相手方は、中鉢建設株式会社東北支店、金額は2億2,828万3,000円であります。  議案第10号の仮契約の相手方は、株式会社村上工業、金額は2億9,161万円であります。  議案第11号の菖蒲沢線外1路線道路改良工事(その3)請負契約の締結については、三陸沿岸道路岩井崎インターチェンジと国道45号岩井崎入り口交差点を結ぶ市道菖蒲沢線を改良することから工事請負契約を締結するもので、制限付一般競争入札により決定した大目建設株式会社を相手方とし、契約金額を6億6,000万円とする仮契約を今月5日に締結しております。  議案第12号の岩尻縦貫線道路改良工事(滝根工区その2)請負契約の締結については、国道45号と大谷地区を結ぶ市道岩尻縦貫線を改良することから工事請負契約を締結するもので、制限付一般競争入札により決定した株式会社小松工業を相手方とし、契約金額を3億3,748万円とする仮契約を今月5日に締結しております。  議案第13号の気仙沼市パークゴルフ場の指定管理者の指定については、令和2年7月1日から令和8年3月31日までの間、当該施設を管理する指定管理者として一般社団法人汐風倶楽部を指定するものであります。  議案第14号の気仙沼市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定については、新型コロナウイルス感染症が地域経済や市民生活等に影響を与えていることに鑑み、市長等常勤特別職の令和2年6月に支給する期末手当を減額するため、所要の改正を行うものであります。  議案第15号の気仙沼市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例制定については、新型コロナウイルス感染症対処業務に係る市職員の特殊勤務手当(防疫等作業手当)について、国家公務員の例に準拠し、所要の改正を行うものであります。  議案第16号の気仙沼市手数料条例の一部を改正する条例制定については、住民基本台帳法及び行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の改正に伴い、除票等に関する規定を整備するとともに、通知カードの再交付に係る手数料を廃止するため、所要の改正を行うものであります。  議案第17号の気仙沼市介護保険条例の一部を改正する条例制定については、介護保険法施行令の改正に伴い、低所得者の介護保険料軽減措置を実施するため、所要の改正を行うものであります。  議案第18号の気仙沼市道の駅大谷海岸条例制定については、被災した道の駅大谷海岸を再建し、道路利用者に休憩の場を提供するとともに、観光情報の発信により地域交流を促進し、農林水産物等地域特産品の販売等を通じて産業振興及び地域の活性化を図るため、拠点施設となる当該施設の設置に関し条例を制定するものであります。  以上、提出議案について御説明申し上げましたが、御審議の上、御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。 22: ◎議長(菅原清喜君) 次に、報告でありますが、報告第1号から報告第17号まで一括して報告を求めます。     ○報告第 1号 専決処分の報告について     ○報告第 2号 専決処分の報告について     ○報告第 3号 専決処分の報告について     ○報告第 4号 専決処分の報告について     ○報告第 5号 専決処分の報告について     ○報告第 6号 専決処分の報告について     ○報告第 7号 専決処分の報告について     ○報告第 8号 専決処分の報告について     ○報告第 9号 専決処分の報告について     ○報告第10号 令和元年度気仙沼市一般会計繰越明許費繰越計算書
        ○報告第11号 令和元年度気仙沼市公共下水道特別会計繰越明許費繰越計算書     ○報告第12号 令和元年度気仙沼市集落排水特別会計繰越明許費繰越計算書     ○報告第13号 令和元年度気仙沼市簡易水道特別会計繰越明許費繰越計算書     ○報告第14号 令和元年度気仙沼市一般会計事故繰越し繰越計算書     ○報告第15号 令和元年度気仙沼市公共下水道特別会計事故繰越し繰越計算書     ○報告第16号 令和元年度気仙沼市水道事業会計予算繰越計算書     ○報告第17号 令和元年度気仙沼市ガス事業会計予算繰越計算書 23: ◎議長(菅原清喜君) 総務部長畠山 修君。 24: ◎総務部長(畠山 修君) それでは、議案書の86ページをお開き願います。  報告第1号専決処分の報告について御説明申し上げます。  本件につきましては、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分をしておりますので、同条第2項の規定により報告をするものであります。  87ページを御覧願います。専決処分書であります。  88ページをお開き願います。和解及び損害賠償の額の決定についてであります。  初めに、事故の経緯について申し上げます。恐れ入りますが、別紙の第111回市議会定例会報告第1号参考資料を御覧いただきたいと思います。  説明をいたします。  1、事故発生場所は記載のとおりであります。  2、事故の発生状況でありますが、昨年8月2日の午前10時25分頃、被害車両が市道筋根線を本吉町野々下方面に走行中、対向車と擦れ違う際に左側に寄ったところ、市道側溝上に置かれていたコンクリート製平ブロックに左側前後輪のタイヤ及びホイールが接触し損傷したものであります。  その後、相手方との協議が調い、和解について合意に達したものであります。  3、過失割合は記載のとおりであります。  恐れ入ります。議案書の88ページにお戻り願います。  1の和解の内容ですが、市は相手方に和解による損害賠償額を支払うこととし、相手方はこのほかの求償を行わないものであります。  2の損害賠償の額は8万82円であります。  3の和解及び損害賠償の相手方は記載のとおりであります。  報告第1号の説明は以上であります。  続きまして、議案書の89ページを御覧願います。  報告第2号専決処分の報告について御説明申し上げます。  本件につきましては、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分をしておりますので、同条第2項の規定により報告をするものであります。  90ページをお開き願います。専決処分書であります。  91ページを御覧願います。和解及び損害賠償の額の決定についてであります。  初めに、事故の経緯について申し上げます。  恐れ入りますが、別紙の報告第2号参考資料を御覧願います。  1の事故発生場所は記載のとおりであります。  2の事故発生状況でありますが、本年1月19日の午後3時頃、被害車両が市道東八幡前1号線を国道45号方面に走行中、横断側溝に設置されたグレーチングふたの上を通過した際に、当該グレーチングが跳ね上がり、左側の前方のドアを損傷したものであります。  その後、相手方との協議が調い、和解について合意に達したものであります。  3の過失割合は記載のとおりであります。  議案書の91ページにお戻り願います。  1の和解の内容ですが、市は相手方に和解による損害賠償額を支払うこととし、相手方はこのほかの求償を行わないものであります。  2の損害賠償の額は5万9,875円であります。  3の和解及び損害賠償の相手方は記載のとおりであります。  報告第2号の説明は以上であります。  続きまして、議案書の92ページをお開き願います。  報告第3号専決処分の報告について御説明申し上げます。  本件につきましては、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分をしておりますので、同条第2項の規定により報告をするものであります。  93ページを御覧願います。専決処分書であります。  94ページをお開き願います。和解及び損害賠償の額の決定についてであります。  初めに、事故の経緯について申し上げます。  恐れ入りますが、別紙の報告第3号参考資料を御覧いただきたいと思います。  1の事故発生場所は記載のとおりであります。  2の事故発生状況ですが、本年2月27日の午後3時40分頃、被害車両が市道古町舘山線を走行中、当該車両運転手の所有地に後退して進入した際、同市道上に設置された集水ますに車両が乗り上げたところ、木ぶたが落下し、リアバンパー及び右リアランプが損傷したものであります。  その後、相手方との協議が調い、和解について合意に達したものであります。  3の過失割合は記載のとおりであります。  議案書の94ページにお戻り願います。  1の和解の内容ですが、市は相手方に和解による損害賠償額を支払うこととし、相手方はこのほかの求償を行わないものとするものであります。  2の損害賠償の額は4万4,776円であります。  3の和解及び損害賠償の相手方は記載のとおりであります。  報告第3号の説明は以上であります。  続きまして、議案書の95ページを御覧願います。  報告第4号専決処分の報告について御説明申し上げます。  本件につきましては、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分をしておりますので、同条第2項の規定により報告をするものであります。  96ページをお開き願います。専決処分書であります。  97ページを御覧願います。和解及び損害賠償の額の決定についてであります。  初めに、事故の経緯について申し上げます。  恐れ入りますが、別紙の報告第4号参考資料を御覧願います。  1の事故発生場所は記載のとおりであります。  2の事故発生状況ですが、本年4月13日の午後1時20分頃、会議に出席するため、宮城県気仙沼合同庁舎駐車場において、庁用車から降車をする際、強風によりドアが勢いよく開き、右隣に駐車中の相手方車両、左前輪上部に接触し損傷させたものであります。  その後、相手方との協議が調い、和解について合意に達したものであります。  3の市側の当事者、4の過失割合は記載のとおりであります。  議案書の97ページにお戻り願います。  和解の内容ですが、市は相手方に和解による損害賠償額を支払うこととし、相手方はこのほかの求償を行わないものとするものであります。  2の損害賠償の額は7万2,084円であります。  3の和解及び損害賠償の相手方は記載のとおりであります。  報告第4号の説明は以上であります。よろしくお願いいたします。 25: ◎議長(菅原清喜君) 産業部長鈴木哲則君。 26: ◎産業部長(鈴木哲則君) 議案書の98ページをお開き願います。  報告第5号専決処分の報告について御説明申し上げます。  本件は、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分しておりますので、同条第2項の規定により報告するものであります。  99ページは専決処分書であります。  100ページを御覧願います。併せて、別紙報告第5号参考資料(その1)(その2)(その3)を御参照願います。  1、工事名は、杉ノ下漁港海岸保全施設整備事業防潮堤整備外工事であります。  2、工事場所は、気仙沼市波路上杉ノ下外地内であります。  3、原請負金額は3億8,151万円で、4の変更請負金額3,214万2,000円の増額により、5の変更後請負金額は4億1,365万2,000円であります。  6、受注者は、宮城県気仙沼市大浦195番地2、株式会社アスリード、代表取締役田村英樹氏であります。  101ページを御覧願います。資料(1)工事概要であります。  1、工事内容は、東日本大震災により甚大な被害を受けた杉ノ下漁港背後集落を防護するため、レベル1津波に対応した防潮堤を新たに整備するとともに、隣接する漁港施設を復旧するものであります。  2の変更内容でありますが、(1)防潮堤の本体工について、現地精査の結果に基づき、延長を変更するとともに、附属施設工について、漁港施設を利用する漁業従事者等の安全確保を図るため、転落防止柵を設置することから増工するものであります。  (2)杉ノ下船揚げ場の車路工について、防潮堤の乗り越し道路との高さ調整を図った結果、車路ののり長が短縮することから、コンクリート舗装及び路盤を減工するものであります。  (3)共通仮設費について、車両、歩行者の安全確保のため、交通誘導警備員の増員及び波路上地域復旧・復興事業安全協議会負担金を増額するものであります。  (4)竣工期限について、隣接する他事業との施工調整により短縮するものであります。  主な内容でありますが、(1)防潮堤について、1)本体工の整備延長を150.4メートルから149.5メートルに変更するものであります。  2)附属施設工は、転落防止柵をゼロメートルから222メートルに変更するものであります。  (2)杉ノ下船揚げ場について、復旧延長に変更はありませんが、1)車路工はコンクリート舗装を326平方メートルから248平方メートルに、路盤を326平方メートルから248平方メートルにそれぞれ変更するものであります。  3、竣工期限は令和3年3月31日から令和2年5月29日に変更するものであります。  102ページを御覧願います。資料(2)位置図であります。円で囲んだ箇所が施工箇所であります。  103ページは資料(3)平面図であり、防潮堤及び船揚げ場の施工箇所における増工箇所を太い点線で、減工箇所を格子線でそれぞれ示しております。  104ページは資料(4)標準断面図(1)で、前のページの平面図におけますA-A′断面の増工箇所を太線で示しております。  105ページは資料(5)標準断面図(2)で、103ページの平面図におけるB-B′断面の減工箇所を格子線で示しております。  参考資料につきましては、参考資料(その1)は工事請負変更契約書、(その2)は当該工事の変更内容一覧、(その3)は当該工事の変更契約推移表であります。  報告第5号専決処分の報告についての説明は以上であります。どうぞよろしくお願いいたします。 27: ◎議長(菅原清喜君) 建設部長佐々木 守君。 28: ◎建設部長(佐々木 守君) それでは、議案書の106ページをお開き願います。
     報告第6号専決処分の報告について御説明申し上げます。  本件につきましては、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分しておりますので、同条第2項の規定により報告するものであります。  107ページを御覧願います。専決処分書であります。  108ページを御覧願います。併せて、報告第6号参考資料(その1)(その2)(その3)を御覧願います。  1の工事名は、道路舗装補修工事(その4)であります。  2の工事場所は、気仙沼市松川前地内外であります。  3の原請負金額は2億8,728万円で、4の変更請負金額721万7,500円の増額により、5の変更後請負金額が2億9,449万7,500円であります。  6の受注者は、宮城県仙台市泉区松陵二丁目7番1号、株式会社重松組東北支店、支店長赤松英文氏であります。  109ページを御覧願います。資料(1)工事概要であります。  1の工事内容は、復旧・復興事業に伴う大型車両通行により損傷した市道の舗装補修を行うものであります。  2の変更内容は、(1)施工延長及び舗装面積について、周辺道路との擦り付け調整及び今後予定されている橋梁修繕工事との施工調整により減工するもの。  (2)マンホールかさ上げ工について、舗装擦り付けが可能となったことから減工するもの。  (3)交通管理者との協議により、交通誘導警備員の数量増に伴い仮設工を増工するもの。  (4)消費税率の引上げに伴い増額するものであります。  次に、主な内容ですが、変更前数量を括弧書きで表示しております。舗装幅員は3.7メートルから9.5メートル、施工延長を5,294.0メートルから5,230.5メートルに変更するもので、1)表新城線の延長を2,766.0メートルから2,719.2メートルに、2)田柄線の延長を835.0メートルから838.5メートルに、3)田中百目木線の延長を747.0メートルから722.9メートルに、4)四反田後九条線の延長を946.0メートルから949.9メートルに変更するもの。表層工の面積を3万6,410平方メートルから3万4,379平方メートルに変更するもの。路上路盤再生工の面積を3万6,410平方メートルから3万3,220平方メートルに変更するもの。区画線工については一式で、表示上は変更ありませんが、実施数量精査により変更するもの。  3の竣工期限は令和2年5月29日であります。  110ページを御覧願います。資料(2)位置図であります。太線部分が施工箇所であります。  111ページを御覧願います。資料(3)標準断面図であります。  参考資料(その1)は工事請負変更契約書の写しであります。  参考資料(その2)は変更内容一覧であります。  参考資料(その3)は変更契約推移表であります。  以上のとおりでありますので、よろしくお願いいたします。  次に、報告第7号専決処分の報告について、説明を申し上げます。  議案書の112ページをお開き願います。  本件につきましては、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分しておりますので、同条第2項の規定により報告するものであります。  113ページを御覧願います。専決処分書であります。  114ページを御覧願います。併せて、報告第7号参考資料(その1)(その2)(その3)を御覧願います。  1の工事名は、道路舗装補修工事(その6)であります。  2の工事場所は、気仙沼市本吉町長根地内外であります。  3の原請負金額は2億2,588万6,320円で、4の変更請負金額259万9,520円の減額により、5の変更後請負金額が2億2,328万6,800円であります。  6の受注者は、宮城県仙台市若林区卸町二丁目9番17号、大有建設株式会社東北支店、支店長橋本慎隆氏であります。  115ページを御覧願います。資料(1)工事概要であります。  1の工事内容は、復旧・復興事業に伴う大型車両通行により損傷した市道の舗装補修を行うものであります。  2の変更内容は、(1)施工延長について、周辺道路との擦り付け調整により増工するもの。  (2)舗装面積について、実施面積精査により減工するもの。  (3)マンホールかさ上げ工について、舗装擦り付けが可能となったことから減工するもの。  (4)消費税率の引上げに伴い増額するものであります。  次に、主な内容ですが、変更前数量を括弧書きで表示しております。舗装幅員は3.4メートルから11.2メートルで変更はありません。施工延長を4,335.0メートルから4,406.7メートルに変更するもので、1)長畑開拓線の延長を197.0メートルから229.3メートルに、2)津谷中道線の延長を1,262.0メートルから1,262.3メートルに、3)小泉山田線の延長を2,876.0メートルから2,915.1メートルに変更するもの。表層工の面積を2万7,320平方メートルから2万6,630平方メートルに変更するもの。路上路盤再生工の面積を2万7,320平方メートルから2万5,339平方メートルに変更するもの。区画線工については一式で、表示上は変更ありませんが、実施数量精査により変更するもの。  3の竣工期限は令和2年5月25日であります。  116ページ、117ページを御覧願います。資料(2)位置図(1)、資料(3)位置図(2)であります。太線部分が施工箇所であります。  118ページを御覧願います。資料(4)標準断面図であります。  参考資料(その1)は工事請負変更契約書の写しであります。  参考資料(その2)は変更内容一覧であります。  参考資料(その3)は変更契約推移表であります。  以上のとおりでありますので、よろしくお願いいたします。  続きまして、報告第8号専決処分の報告について御説明申し上げます。  議案書の119ページをお開き願います。  本件につきましては、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分しておりますので、同条第2項の規定により報告するものであります。  120ページを御覧願います。専決処分書であります。  121ページを御覧願います。併せて、報告第8号参考資料(その1)(その2)(その3)を御覧願います。  1の工事名は、道路舗装補修工事(その7)であります。  2の工事場所は、気仙沼市本吉町平貝地内外であります。  3の原請負金額は2億5,077万6,000円で、4の変更請負金額1,277万8,500円の増額により、5の変更後請負金額が2億6,355万4,500円であります。  6の受注者は、宮城県気仙沼市赤岩迎前田132番地、株式会社菅原工業、代表取締役菅原 寛氏であります。  122ページを御覧願います。資料(1)工事概要であります。  1の工事内容は、復旧・復興事業に伴う大型車両通行により損傷した市道等の舗装補修を行うものであります。  2の変更内容は、(1)施工延長について、周辺道路との擦り付け調整により増工するもの。  (2)舗装工について、急勾配区間のアスファルト合材を変更したことにより増工するもの。  (3)マンホールかさ上げ工について、舗装擦り付けが可能となったことから減工するもの。  (4)消費税率の引上げに伴い増額するものであります。  次に、主な内容ですが、変更前数量を括弧書きで表示しております。舗装幅員は3.5メートルから8.3メートルで変更はございません。施工延長を4,671.0メートルから4,688.6メートルに変更するもので、1)平貝線の延長を776.0メートルから755.5メートルに、2)二十一上の山線の延長を1,044.0メートルから1,054.7メートルに、3)農道グリーンロード1号線の延長を2,851.0メートルから2,878.4メートルに変更するもの。表層工の面積を3万2,320平方メートルから3万1,451平方メートルに変更するもの。路上路盤再生工の面積を3万2,320平方メートルから3万1,250平方メートルに変更するもの。区画線工については一式で、表示上は変更ありませんが、実施数量精査により変更をするもの。  3の竣工期限は令和2年5月25日であります。  123ページを御覧願います。資料(2)位置図であります。太線部分が施工箇所であります。  124ページを御覧願います。資料(3)標準断面図であります。  参考資料(その1)は工事請負変更契約書の写しであります。  参考資料(その2)は変更内容一覧であります。  参考資料(その3)は変更契約推移表であります。  以上のとおりでありますので、よろしくお願いいたします。  次に、報告第9号専決処分の報告について御説明申し上げます。  議案書の125ページを御覧願います。  本件につきましては、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分しておりますので、同条第2項の規定により報告するものであります。  126ページを御覧願います。専決処分書であります。  127ページを御覧願います。併せて、別紙報告第9号参考資料(その1)(その2)(その3)を御覧願います。  1の工事名は、朝日町赤岩港線橋梁上部工工事であります。  2の工事場所は、気仙沼市川口町二丁目外1地内であります  3の原請負金額は14億3,699万7,100円で、4の変更請負金額290万2,900円の増額により、5の変更後請負金額が14億3,990万円であります。  6の受注者は、宮城県仙台市青葉区中央一丁目6番35号、川田工業株式会社東北営業所、所長山田克輔氏であります。  128ページを御覧願います。工事概要であります。  1の工事内容は、朝日町赤岩港線の整備に伴い、大川に新設する(仮称)川口橋の橋桁の整備等を行うものであります。  2の変更内容は、(1)桁製作工について、架設する機材の確定に伴い、主桁架設時に必要な補強鋼材に変更が生じたことから増額するものであります。補強鋼材の変更による重量増加に伴い、工場製品輸送工及び鋼橋架設工をそれぞれ増工するものであります。  次に、主な内容ですが、変更前数量を括弧書きで表示しております。1)桁製作工、鋼材668.9トンを673.6トンに変更し、2)工場製品輸送工及び3)鋼橋架設工は一式で、表示上変更ありませんが、補強鋼材の重量増加によりそれぞれ変更するものであります。  3の竣工期限については令和3年3月31日で、変更はありません。  129ページを御覧願います。資料(2)は位置図であります。施工箇所を丸で表示しております。  130ページを御覧願います。資料(3)は平面図であります。施工箇所をグレーで着色し、変更箇所を太線で囲い、旗上げして表示しております。  131ページを御覧願います。資料(4)は側面図であります。施工箇所をグレーで着色し、変更箇所を太線で囲い、旗上げして表示しております。  132ページを御覧願います。資料(5)は標準断面図であります。施工箇所をグレーで着色し、変更箇所を太線で囲い、旗上げして表示しております。  参考資料(その1)は工事請負変更契約書の写しであります。  参考資料(その2)は工事変更内容一覧であります。  参考資料(その3)は工事変更契約推移表であります。  以上でありますので、よろしくお願い申し上げます。 29: ◎議長(菅原清喜君) 議場内換気のため、暫時休憩いたします。  再開を午前11時10分といたします。      午前11時00分  休 憩 ───────────────────────────────────────────      午前11時10分  再 開 30: ◎議長(菅原清喜君) 再開いたします。  休憩前に引き続き会議を開きます。  総務部長畠山 修君。 31: ◎総務部長(畠山 修君) それでは、議案書の134、135ページをお開き願います。  報告第10号令和元年度気仙沼市一般会計繰越明許費繰越計算書について御説明申し上げます。
     今回の一般会計の繰越明許費は74件で、関係機関との協議や他事業との調整に日数を要したことなどにより、年度内の事業完了が困難となったものであります。  件数が多いことから、説明は、款、項、事業名及び翌年度繰越額とし、財源欄は省略をさせていただきます。  また、東日本大震災復興交付金事業に該当する事業につきましては、事業名の欄に括弧書きをしておりますので、読み上げを省略させていただきます。  以下、報告第17号まで同様の説明の方式としたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、読み上げをいたします。  第2款総務費1項総務管理費、復興祈念公園整備事業7,673万8,000円、震災復興記録誌作成事業363万円。  5項統計調査費、地籍調査事業3,865万2,000円。  第3款民生費1項社会福祉費、プレミアム付商品券事業270万円、介護施設等整備事業補助金1億5,425万1,000円、地域介護・福祉空間整備事業費補助金1,393万5,000円。  2項児童福祉費、(仮称)面瀬保育所整備事業6,296万6,000円。  第4款衛生費2項清掃費、新一般廃棄物最終処分場整備事業36億6,262万6,000円、損壊家屋解体事業2,927万円。  第6款農林水産業費2項林業費、林道平山線整備事業704万8,000円。  3項水産業費、赤岩港水産加工団地のり面被災調査設計業務1,400万円、赤岩港水産加工団地造成事業1億1,155万9,000円。136ページをお開き願います。水産業共同利用施設復興整備事業補助金1億7,764万9,000円、電動フォークリフト導入支援事業補助金352万円、気仙沼漁港地域防災・減災計画策定調査業務723万6,000円、漁業集落防災機能強化事業10億6,761万3,000円、海岸保全施設整備事業(高潮対策事業)42億9,629万8,000円。  第7款1項商工費、気仙沼大島ウェルカム・ターミナル整備事業4,676万円、道の駅「大谷海岸」農林水産物直売センター整備事業2,097万4,000円、朝日町地区造船・燃油施設整備事業8,523万円。  2項観光費、道の駅「大谷海岸」はまなすステーション整備事業6,038万2,000円、国民宿舎からくわ荘解体撤去事業1億85万3,000円、内湾地区海上遊歩道整備事業5,119万3,000円、道の駅「大谷海岸」外構整備事業2,128万1,000円。  第8款土木費2項道路橋梁費、(仮称)気仙沼港インターチェンジ供用開始に伴う案内標識設置事業1,000万円。138ページをお開き願います。道路維持修繕事業7,363万2,000円、復興事業に係る道路補修事業8億5,502万7,000円、道路新設改良事業1億258万5,000円、道路新設改良事業4億4,120万円、道路新設改良事業(社会資本整備総合交付金(復興枠))17億1,764万1,000円、道路整備事業1億3,694万9,000円、防災集団移転に伴う道路整備事業8億2,320万円、側溝水路整備事業1,136万6,000円、冠水対策事業9,730万円。  4項都市計画費、防災公園整備事業4,498万3,000円、南気仙沼復興市民広場整備事業2億7,799万3,000円、街路整備事業17億290万円、南気仙沼雨水幹線整備事業1億2,485万6,000円。140ページをお開き願います。魚町・南町地区被災市街地復興土地区画整理事業4億1,166万8,000円、松崎片浜地区被災市街地復興土地区画整理事業1,779万3,000円。  6項住宅費、気仙沼市営住宅等団地カルテ作成業務500万円、がけ地近接等移転事業3,414万7,000円、盛土材確保対策事業4億102万4,000円、防災集団移転促進事業2,093万5,000円、災害公営住宅整備事業2,656万円。  第9款1項消防費、消火栓設置事業676万7,000円、防火水槽整備事業3,558万4,000円、消防施設撤去事業650万円、東日本大震災災害対応検証報告書増補事業682万円、防災物資集積配送基地整備事業2,915万7,000円、災害情報システム機器等更新事業7,262万7,000円。  142ページをお開き願います。  第10款教育費2項小学校費、椅子式階段昇降機設置事業1,804万円、小学校管理室等空調設備設置事業7,727万7,000円、小学校情報通信ネットワーク環境施設整備事業1億4,700万円。  3項中学校費、中学校管理室等空調設備設置事業6,645万5,000円、中学校情報通信ネットワーク環境施設整備事業1億1,000万円。  5項社会教育費、気仙沼中央公民館改修事業236万5,000円。  6項保健体育費、社会体育施設整備事業3億705万6,000円。  第11款災害復旧費1項農林施設災害復旧費、農林施設災害復旧事業(令和元年雨災)1億9,083万3,000円。  2項水産施設災害復旧費、気仙沼市水産研修センター災害復旧工事2億295万6,000円、漁港関連用地盛土かさ上げ事業6,363万円、漁港施設等災害復旧事業(東日本大震災)53億9,612万3,000円、海の道街路灯災害復旧事業2,119万円。  3項公共土木施設災害復旧費、市道等災害復旧事業(令和元年雨災)6億6,947万3,000円。144ページをお開き願います。市道等災害復旧事業(東日本大震災)18億3,354万4,000円。  4項文教施設災害復旧費、気仙沼中央公民館災害復旧事業5,016万円、市営野球場災害復旧事業853万5,000円。  5項その他公共施設・公用施設災害復旧費、道の駅「大谷海岸」農林水産物直売センター及び処理加工センター災害復旧事業2,590万3,000円、道の駅「大谷海岸」はまなすステーション災害復旧事業1億2,491万円、小泉海水浴場公衆トイレ・シャワー更衣室等災害復旧事業3,037万5,000円、御伊勢浜海水浴場公衆トイレ・シャワー更衣室災害復旧事業2,577万2,000円、道の駅「大谷海岸」外構災害復旧事業826万7,000円、消防屯所災害復旧事業2億549万7,000円、消火栓復旧事業1,063万円。  以上が報告第10号令和元年度気仙沼市一般会計繰越明許費繰越計算書であります。  続きまして、146ページをお開き願います。  報告第11号令和元年度気仙沼市公共下水道特別会計繰越明許費繰越計算書について御説明申し上げます。  今回の公共下水道特別会計の繰越明許費は6件で、他の事業との調整に日数を要したことなどにより、年度内の事業完了が困難となったことによるものであります。  第1款総務費1項下水道総務費、汚水施設管理事業297万円。  第2款事業費1項下水道事業費、公共下水道施設整備事業1億3,842万6,000円、本郷・南郷・田中前地区冠水対策事業6,595万円、冠水対策事業3億3,716万9,000円、津波浸水対策事業1億1,945万円。  第3款災害復旧費1項下水道施設災害復旧費、公共下水道施設災害復旧事業2億9,578万円。  以上が報告第11号であります。  続きまして、148ページをお開き願います。  報告第12号令和元年度気仙沼市集落排水特別会計繰越明許費繰越計算書について御説明申し上げます。  本件は、負担金対象工事が完了しないことにより、年度内に負担金を支出することができなかったものであります。  第1款集落排水事業総務費1項農業集落排水事業総務費、大沢地区農業集落排水事業、汚水管渠移設負担金169万2,000円。  以上が報告第12号であります。  続きまして、150ページをお開き願います。  報告第13号令和元年度気仙沼市簡易水道特別会計繰越明許費繰越計算書について御説明申し上げます。  本件は、布設替え工事に伴う本舗装に不測の日数を要したことにより、年度内に事業を完了することが困難となったものであります。  第1款簡易水道事業費1項事業費、配水管布設替え工事2,490万円。  以上が報告第13号であります。  続いて、152ページをお開き願います。  報告第14号令和元年度気仙沼市一般会計事故繰越し繰越計算書について御説明申し上げます。  一般会計の事故繰越は20件で、他事業との調整に不測の日数を要したことなどにより、年度内に事業を完了することが困難となったものであります。  第2款総務費1項総務管理費、東日本大震災伝承館整備事業1,079万4,640円。  第3款民生費2項児童福祉費、鹿折八幡神社立木伐採業務418万円。  第6款農林水産業費3項水産業費、漁業集落防災機能強化事業1億5,008万220円、海岸保全施設整備事業(高潮対策事業)2億9,636万円。  第7款1項商工費、朝日町造船・燃油施設整備事業3,768万9,900円。  2項観光費、宮城オルレ「唐桑コース」受入れ環境整備事業989万8,500円、国立公園内街路灯整備事業990万円。  第8款土木費2項道路橋梁費、道路新設改良事業9,953万9,040円。154ページをお開き願います。道路新設改良事業(社会資本整備総合交付金(復興枠))4億1,768万9,300円、道路整備事業8,960万800円、防災集団移転に伴う道路整備事業2億6,646万6,373円。  4項都市計画費、街路整備事業3億7,902万2,998円。  6項住宅費、がけ地近接等危険住宅移転事業1,669万5,000円、大谷海岸地区まちづくり事業3,700万4,082円。  第9款1項消防費、防火水槽整備事業1,874万4,000円。  第11款災害復旧費2項水産施設災害復旧費、漁港施設等災害復旧事業(東日本大震災)22億2,290万6,360円。  3項公共土木施設災害復旧費、市道等災害復旧事業(東日本大震災)4億8,800万2,056円。156ページをお開き願います。都市下水路施設災害復旧事業4,422万2,800円。  5項その他公共施設・公用施設災害復旧費、消防屯所災害復旧事業2,017万4,000円、消火栓復旧事業3,082万7,000円。  以上が報告第14号の元年度気仙沼市一般会計事故繰越し繰越計算書であります。  続きまして、158ページをお開き願います。  報告第15号令和元年度気仙沼市公共下水道特別会計事故繰越し繰越計算書について御説明申し上げます。  公共下水道特別会計の事故繰越は2件で、他の事業との調整に不測の日数を要したことなどにより、年度内に事業を完了することが困難となったものであります。  第2款事業費1項下水道事業費、津波浸水対策事業4,468万9,900円。  第3款災害復旧費1項下水道施設災害復旧費、公共下水道施設災害復旧事業1億6,400万円。  以上が報告第15号であります。  続きまして、160ページをお開き願います。  報告第16号令和元年度気仙沼市水道事業会計予算繰越計算書について御説明申し上げます。  地方公営企業法第26条第1項の規定による建設改良費の繰越額については、他の復興事業との調整などにより、年度内の事業完了が困難となったことによるものであります。  第1款資本的支出1項建設改良費、新大峠山配水池築造工事1億2,804万円、新大峠山配水池配管設備工事6,957万5,000円、新大峠山ポンプ場配管設備工事1億5,730万円、新大峠山ポンプ場建築等工事1億1,475万円、新南明戸ポンプ場災害復旧工事4億3,274万6,000円、唐桑町明戸配水池水位調整弁購入424万6,000円、幸町南が丘線配水管布設工事509万5,000円、市道下原浜線配水管布設工事1,237万8,000円、市道舘1号線配水管布設工事921万5,000円、市道大向線配水管布設工事160万円、下川内地内配水管布設工事302万1,000円。  162ページをお開きください。  このページ上の、番号12の01災第020419001号波路上崎野地内配水管布設替工事から、164ページの左の番号の35番の01災第250427001号本吉町滝根地内配水管布設替工事までは、災害復旧事業による配水管布設替え等の工事でありまして、これら24件の合計の翌年度繰越額は4億3,954万2,000円となっております。それぞれの事業名及び事業ごとの繰越額等は省略をさせていただきます。  次の番号36番でありますが、三日町・八日町地内ガス導管及び配水管敷設替工事2億7,578万3,000円。  166ページをお開き願います。  続きまして、地方公営企業法第26条第2項ただし書の規定による事故繰越額については、関係機関との調整等に日数を要し、年度内の事業完了が困難となったものであります。  第1款水道事業費用1項営業費用、令和元年度慣行水利権法定化に係る水利権申請書作成業務448万5,000円、舘山取水堰修繕600万円、三日町・八日町地内ガス導管及び配水管布設替工事7,453万9,000円。  以上が報告第16号であります。  続いて、168ページをお開き願います。  報告第17号令和元年度気仙沼市ガス事業会計予算繰越計算書についてであります。  地方公営企業法第26条第1項の規定による建設改良費の繰越額につきましては、他の復興事業との調整により、年度内の事業完了が困難となったものであります。  第1款資本的支出1項建設改良費、魚町・南町地区土地区画整理事業地内ガス導管敷設工事(その11)803万4,000円、幸町南が丘線道路整備事業地内ガス導管敷設工事2,075万8,000円、本町宮口下線街路整備事業地内ガス導管敷設工事937万3,000円、三日町・八日町地内ガス導管及び配水管布設替工事7,453万9,000円。  以上が報告第17号であります。  報告の説明は以上でありますので、よろしくお願いいたします。 32: ◎議長(菅原清喜君) ただいまの報告に対する質疑は、一般質問終了後となりますので申し添えます。 33: ◎議長(菅原清喜君) 次に、議案の上程でありますが、議案第23号を上程いたします。     ○議案第23号 気仙沼市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例制             定について 34: ◎議長(菅原清喜君) 職員をして議案を朗読いたさせます。 35: ◎次長兼議事調査係長(佐藤 浩君)  議案第23号     気仙沼市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例制定について   別紙のとおり制定する。   令和2年6月12日提出                        提出者 気仙沼市議会議員 小野寺   修                        賛同者     同    熊 谷 伸 一                         同      同    千 葉 慶 人                         同      同    高 橋 清 男   提案理由
      法律の規定に基づき、議会の議決を必要とするためである。   2ページ目を御覧ください。   気仙沼市条例第   号      気仙沼市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例   気仙沼市議会政務活動費の交付に関する条例(平成23年気仙沼市条例第27号)の一部を次の  ように改正する。   附則を附則第1項とし、同項に見出しとして「(施行期日)」を付し、附則に次の1項を加  える。   (政務活動費の額の特例)  2 令和2年4月1日から令和3年3月31日までの間における第4条第1項及び第5条第1項の規定の適用については、これらの規定中「1万円」とあるのは、「5,000円」とする。     附 則   (施行期日等)  1 この条例は、公布の日から施行し、改正後の気仙沼市議会政務活動費の交付に関する条例(次項において「新条例」という。)は、令和2年4月1日から適用する。   (経過措置)  2 この条例の施行の際現に改正前の気仙沼市議会政務活動費の交付に関する条例の規定により政務活動費の交付を受けた会派又は会派に属さない議員は、令和2年6月19日までに、その交付を受けた額と新条例附則第2項の規定により算定される額との差額を返還しなければならない。  3ページ目は、議案第23号資料、気仙沼市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例新旧対照表となっております。  以上であります。 36: ◎議長(菅原清喜君) これより提案理由の説明を求めます。5番小野寺 修君。 37: ◎5番(小野寺 修君) 議案第23号気仙沼市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例制定についての提案理由を御説明申し上げます。  本案は、新型コロナウイルス感染症への対応が地域経済や市民生活等に影響を与えていることに鑑み、本市の経済対策や感染拡大防止対策等に寄与することを目的に政務活動費を減額するため、所要の改正を行うものであります。  具体的には、令和2年4月1日から令和3年3月31日までの間における政務活動費の月額を1万円から5,000円とするものであります。  なお、改正後の条例の施行期日は公布の日からとするものであります。  以上のとおりでありますので、議員各位には何とぞ御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。 38: ◎議長(菅原清喜君) これより議案の審議に入ります。  議案第23号気仙沼市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。     ○議案第23号 気仙沼市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例制定について 39: ◎議長(菅原清喜君) お諮りいたします。本案は、各会派等を通じて協議され、その代表者をもって提出されたものであります。よって、会議規則第37条第3項の規定により、質疑、委員会への付託及び討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 40: ◎議長(菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、質疑、委員会への付託及び討論を省略することに決しました。  これより採決いたします。議案第23号は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 41: ◎議長(菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、議案第23号は原案のとおり決しました。  行政報告精読のため、暫時休憩いたします。  再開を午後1時といたします。      午前11時36分  休 憩 ───────────────────────────────────────────      午後 1時00分  再 開 42: ◎議長(菅原清喜君) 再開いたします。  休憩前に引き続き会議を開きます。 43: ◎議長(菅原清喜君) これより行政報告に対する質疑を行います。  初めに、令和元年度各種会計出納閉鎖の状況についてに対する質疑を行います。19番社民村上 進君。 44: ◎19番(村上 進君) 1点だけ伺って、確認しておきたいと思います。  4ページに令和元年度気仙沼市各種会計決算見込額調書、この額の見方なんです。一般会計に特化して質疑をさせていただきますが、この備考欄に記載のある繰越明許費等繰越し財源額が今回147億1,113万5,000円あるということなんですが、この額は、さっき報告第10号から17号まであったんですが、それぞれの会計別、特に一般会計に特化しますと、繰越明許や事故繰も含めた積み上げが、この147億円になるのか。それとも、報告第10号で見ると、繰越し財源が272億円生じとなっているんですね。その見方をまず説明していただきたいと思います。 45: ◎議長(菅原清喜君) 19番村上 進君の質問に対し、当局の答弁を求めます。会計管理者兼会計課長菅原紀昭君。 46: ◎会計管理者兼会計課長(菅原紀昭君) お答えいたします。  今、村上議員、御指摘のとおり、こちら備考欄に記載の繰越明許費等ということでの繰越し財源でございますけれども、これは基本的にはお話しのとおり、明許繰越、事故繰越を含めた、翌年度、繰り越して使用するための財源ということでございます。  それと、あとは決算剰余金ということになりますけれども、支出の収支の差引き額の中には、そういった繰り越して使うための財源、あとは決算剰余金として処理する財源、またはその中には一部財調等に積み立てるといったもので内訳が構成される形になってございます。 47: ◎議長(菅原清喜君) 19番村上 進君。 48: ◎19番(村上 進君) 年度を超えて出納閉鎖があって、今回、決算見込額での調書という形で説明がありました。  例えば、議案書の144ページ、報告第10号であります。一般会計で明許繰越の、いわゆる繰越し財源トータル額の表示が74件で272億656万9,000円なんですが、この繰越し財源、今から法律の規定に基づいて基金に繰り入れるとか、繰越額が決算までには整理をされると思うんでありますが、もう一度言いますと、一般会計ベースなんですが、備考欄、繰越明許費、繰越し財源額の147億円と、先ほど報告第10号からあった一般会計に特化しますと、その額の落差があるわけですね。それはどう見たらいいんでしょうかということです。 49: ◎議長(菅原清喜君) 参事兼財政課長瀬戸洋幸君。 50: ◎総務部参事兼財政課長(瀬戸洋幸君) お答えいたします。  決算見込調書額の備考欄の繰越明許費等の財源147億円ほどありますが、これにつきましては、例えば今お話しの144、145ページにございます。それで説明しますと、これが一般会計の明許繰越の部分の表になっていますが、145ページの左側に既収入特定財源というものがございます。これは、その事業に対しまして、国庫補助金とか、県の補助金とか、いろんな特定財源があるんですが、このトータル53億2,500万円ほど、これと、このページの一番右側の80億2,900万円という一般財源の額がありますが、今申し上げました既収入特定財源と一般財源を足し合わせます。それと、後のページに出てきますが、一般会計の事故繰越額分も同じように既収入特定財源と一般財源を足し合わせた額が繰越明許費等の財源として147億円になる金額となります。以上であります。 51: ◎議長(菅原清喜君) 19番村上 進君。 52: ◎19番(村上 進君) そうしますと、出納閉鎖に伴う調書と報告事項の第10号以降の各繰越明許計算書と、この繰越額の額が符合しなかったのですね。それは、今の財政課長の説明だと、積み上げると147億一千何がしになるということなんでしょうか。 53: ◎議長(菅原清喜君) 参事兼財政課長瀬戸洋幸君。 54: ◎総務部参事兼財政課長(瀬戸洋幸君) 端数調整で1,000円ずれるかもしれませんけれども、ほとんどそれと同じ額になるはずです。 55: ◎議長(菅原清喜君) 19番村上 進君。 56: ◎19番(村上 進君) 後で積み上げてみたいと思います。  それから、まだ詳しくは年度の決算審査に移っていくわけですが、この執行率の関係ですね、収入、支出。今回、一般会計ベースでいくと83.2%の収入、執行率。支出で66.4%なんですね。一般会計ですから、予算審議で仕事、行政事務をするということからすれば、極めて異例の時期なので、復興分野、通常分という区別をせざるを得ないと思うんでありますが、この執行率の捉え方。予算現額に対して83ポイントの収入、そして予算現額に対して支出が66%。乱暴な言い方をすると、本来10割仕事をしなければならないものが、66%しか仕事をしていないと、数字上、そういうふうに整理されるわけですね。  であるならば、復興分、通常分でどれぐらいの執行率があったのか、収入、支出。これらについても今、見込額調書の中では示されるでしょうか。 57: ◎議長(菅原清喜君) 参事兼財政課長瀬戸洋幸君。 58: ◎総務部参事兼財政課長(瀬戸洋幸君) お答えいたします。  この決算状況の報告なんですけれども、これは5月31日時点で現金をすぱっと切った段階の金額でございます。それで、この決算の分析等については、6月、7月の2か月で分析をいたしますので、細かい数字はまだ出ていません。  ただ、御指摘のように、今、復興関係の予算が膨大であります。それで、取りあえず年度内に終わらせるんだということで予算を積み上げて執行していますけれども、実際、やはりそれまで事業が進まなかったということが、この執行率に表れていきます。  ただ、平成21年度決算、震災前ですと、この執行率がほとんど100に近い状態になっております。例えば、収入ですと96%、支出ですと93%ほどになっておりますので、この復興期間が終わって、通常に戻れば、そのぐらいの執行率に戻るかと思います。以上であります。 59: ◎議長(菅原清喜君) 19番村上 進君。 60: ◎19番(村上 進君) 前提は、普通、予算審議で審査をして、収入を見て、そして執行して、支出の執行率を見ていく。例えば先ほども、議案書の報告第10号から見ると、款項別に繰越明許費計算書があったとおり、款項に基づく各部署の仕事の度合いが逆に数字的に見られるわけですね。そこには、例えばスタッフの張りつけが足りないとか、あるいは仕事の効率性をどうするのかというふうに数字上は見られるわけです。  今回トータルで見たときに、入ってくるお金は83ポイント、仕事をしたのが66ポイント。しかし、今回異例で、復興期なもので、通年、複数年にわたる事業もしているんだということを分かりやすく説明していただくと、併せて理解も深まります。  今、財政課長が話したとおり、通常ベース、いわゆる3・11前に戻せば100ポイントに近い収入、歳入欠損もなくて、ほぼ入るお金、そして、ほぼ支出の執行率でやっているというバランスが取れるわけでありますが、83ポイントに66ポイント。まさにこの復興年度最終年の10年目ですから、次につなぐ大事な時期でもあります。まずはそこを整理するという状況なんです。5月末日で締めたということでありますから、この6月、7月の決算の分析というものをぜひしっかりと私どもに示していただいて、議論をさせていただきたいと思います。  コメントがあれば、最後にいただいておきます。 61: ◎議長(菅原清喜君) 参事兼財政課長瀬戸洋幸君。 62: ◎総務部参事兼財政課長(瀬戸洋幸君) その仕事の量というものは、決算書とか、主要な施策の成果のほうで表れてくるものと思います。よろしくお願いします。 63: ◎議長(菅原清喜君) よろしいですか。(「なし」の声あり)  質問がないようですので、次に新型コロナウイルス感染症への対応についてに対する質疑を行います。11番佐藤俊章君。 64: ◎11番(佐藤俊章君) 実は先般、全国沿岸漁民連絡協議会で、新型コロナウイルス感染症の経済的影響から沿岸漁業経営を守る緊急要請、これは全漁連と農林水産大臣宛てに提出されております。緊急事態宣言が宣言されてから、国民生活と日本経済に深刻な影響を及ぼしている中で、漁業現場における影響も深刻でございまして、調査によれば、鮮魚出荷価格が全国的に2分の1あるいは3分の1に下落して採算割れが生じていると。中央市場の需要も減少し、航空便の欠航等も生じているということで、生産地市場では値がつかず、やむを得ず休業せざるを得ない漁船も出ているということでございます。  養殖業への影響も深刻で、出荷量が3割まで減少した地区も出ているということで、5つの要望書が出されているということでございます。  1つは、沿岸漁業の売上げ減少分を直接補填する経営支援策を設けていただきたい。あとは、経済的困難から沿岸漁業者の中には漁獲共済の未加入者の者がまだ多数いるということで、漁獲共済未加入者にも十分な配慮をした経営支援対策を行っていただきたいと。3つ目は、沿岸漁業を安定させるため、経営維持資金等の融資制度の充実を図っていただきたいと。4つ目は、制度資金について、返済期の猶予や条件緩和を実施していただきたいと。5つ目は、決定されたコロナ対策支援策について、全国に隅々の沿岸漁業者に分かりやすく周知するという、この5つの要望が出されております。  上記のことを踏まえまして、本市として沿岸漁業者に対する支援策、何か今のところ分かっている状況がございましたらお聞かせ願いたいと思いますが。 65: ◎議長(菅原清喜君) 11番佐藤俊章君の質問に対し、当局の答弁を求めます。産業部長鈴木哲則君。 66: ◎産業部長(鈴木哲則君) 本市における今回のコロナウイルスに係る沿岸漁業者の状況でございますが、水産課が中心となりまして、各浜に行って、まずお話を伺うということをしてございます。併せて漁協にもよくお話を聞いて、状況把握に努めているところでございます。  全国的な動きにつきましては、そのような動きをしているということについては承知してございます。それについては、各漁業者にちゃんと周知され、利用されるものは利用されるように周知を図っていくとともに、市としても、そのように困っている状況について、一定程度の把握には至っている状況でございますので。現在、国でコロナ対策に係る2次補正について、本日、国会に通るということで伝え聞いてございますが、それらの状況を踏まえまして、市でもできるものについて検討をしていきたいと考えているところでございます。以上でございます。 67: ◎議長(菅原清喜君) 11番佐藤俊章君。 68: ◎11番(佐藤俊章君) ちなみに、前期、ワカメが終漁したんですが、一昨年は1,278トンということで15億円ほど水揚げしているんですよ。でも、前期は元年度ですか、1,315トンと、37トン増えているんです。ただし、金額は36%減の9億5,400万円と。約5億5,000万円ほど減少しているんです。最初は、コロナ、個人的には大変心配したんですが、何とか商人さんも頑張って確保はしたんですが、終わりのほうになったら、もう冷蔵庫、冷凍庫がいっぱいということで、もう要らないと言われまして。メカブなんかは特に要らないという状況でございました。やはり、これもコロナの影響なのかと思っております。  特にひどいものが、沿岸の小型漁船漁業者でございます。先ほどもちょっと言いましたが、イサダも、サケ等々の不漁もございまして、輪をかけて東京豊洲のほうではやっぱり冷蔵庫等々満杯だということで、魚を送ってもらっては困るという状況も言われておりまして、長期戦のコロナ対策、なかなか難しいと危機感を持っておるところでございます。  そういうところも含めて、やはり先ほど言った長期的なスキームも私は必要ではないかと思っておりますので、その辺はどう考えておりますか。 69: ◎議長(菅原清喜君) 産業部長鈴木哲則君。 70: ◎産業部長(鈴木哲則君) 今回のコロナウイルスの関係におきましては、沿岸漁業者も含めまして、産業界全体、非常に多くの業種に影響が出ているところでございます。これにつきましては、今現在だけひどいということではなく、御指摘のございましたとおり、長期的な影響が出るという可能性もあるものでございますので、国の動向、県の施策などもよく見計らいながら、長期的な視点も入れながら、対応を考えていきたいと考えているところでございます。以上でございます。 71: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 72: ◎市長(菅原 茂君) 沿岸漁業の状況につきましては、佐藤議員おっしゃるとおりだと思いますし、私も水産経済新聞を毎日見ていますけれども、中央の要望が物すごく、数多く行われていて、その都度、水産庁また国会でもいろいろ答弁をしているようであります。  そんな中で、この1次補正に絡んだ対策としては、市で沿岸漁業者に直接支援することができておりませんけれども、今、鈴木部長が言いましたように、第2次補正予算が多分、もうか、間もなくか、通ったぐらいだと思います。地方創生の臨時交付金も、前回1兆円だったものが2兆円になって、かつ前回はそのうち二十何%かは国の施策の市町村の裏負担分として、最初から差っ引かれたような形になっていますけれども、今回は差っ引かれないということで情報をいただいておりますので。  今日は無理と今のところ言われていますけれども、月曜日には気仙沼市に配分額が来ます。それを基に施策を展開していこうと思います。  そんな中で、今の最後の御指摘なんですが、長期的にということについては、そのときに市が何をやるか、よくよく考えなくてはいけないんだと思います。水産物の漁獲の変動だとか、価格の変動に直接的にカバーするようなことは、なかなか市町村では難しかろうと思いますが、それでありながら、漁業者が継続的に事業をしていくための基礎的な部分を強くするための施策というものはあるんだろうと思います。  そのことは、今回のコロナとは関係なく対応していきたいと思いますし、今、水産課でも沿岸漁業者の方たちへの支援策を練っていって、私も一度、既に報告を受けて、今日も議会が終われば、またその関係の協議もありますので。2次補正を使って、何らかの形で実現したいと思っております。 73: ◎議長(菅原清喜君) 11番佐藤俊章君。 74: ◎11番(佐藤俊章君) よろしくお願いいたします。  くどいですが、沿岸だけではなくて、沖合、遠洋も含めてお願いしたいと思います。終わります。 75: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 76: ◎9番(秋山善治郎君) 今回、いろんな施策について報告がありますが、最初に、今朝の地元紙で報告された持続化給付金のことについての御認識の問題についてお伺いしたいと思います。  これは直接、気仙沼市が関わっている事務所ではないんですけれども、ただ市民の多くがここを使っているんですよ。そして、特にこのコロナウイルス対策の部分については、不安をいかにして除去していくかということが最大のポイントになっているんだと思いますけれども、今朝の新聞のような状況であれば、市民の不安がますます増えてくると。とてもこんなところには頼むわけにいかないと。自分の口座を教えるとか、業績を報告するとか言えないし、非通知の電話になんか出たくないという話が出ているんですね。
     そういうことに対して、関係部署としてどんなふうにこの辺、気仙沼にある事務所について見ているのか。確認しておきたいと思います。 77: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君の質問に対し、当局の答弁を求めます。市長菅原 茂君。 78: ◎市長(菅原 茂君) 今日の新聞記事がそのままだとすれば、何点かにおいて問題があると感じます。  実は昨日、私は宮城県市長会として東北経産局に回りました。局長も含めて、幹部の皆さん方と懇談ができましたので、今朝の記事のことは、昨日ですから分かりませんでしたけれども、前回の記事のことについては指摘をしました。これは大変問題ではないですかという話をしました。そうしたところ、もちろん、何をいつまでに開示するというお話はありませんでしたけれども、そういう点につきましては我々も改善をさせていきたいと思っているという意味の、局長からの答弁があったところであります。 79: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 80: ◎9番(秋山善治郎君) 実は私も、この前回の記事を見た段階で、この事務所をお伺いしまして、責任者という方と話はしたんですけれどもね。応対は非常に積極的だったし、ちゃんとしていただけるなという雰囲気で私は帰ってきていたんですよ。ただ、後で見たら、連絡先が仙台の電話番号になっていて、この気仙沼の連絡先になっていないということを気づかなかったんですね。  やはり、市民にとっては電話番号も非通知で行くような状況について、しっかりと指摘して改善させていかないと、市民の不安が大きくなると思いますので、ぜひその辺の対応をお願いしたいと思います。  今日の報告で幾つかお伺いしますが、最初に教育委員会にお伺いしたいと思います。教育委員会で、就学援助受給世帯の緊急支援の事業について取り組んでいるということを示されていますが、今回の学校が休校になった段階で、要保護児童・生徒援護費の補助金、学校給食の取扱いについては、当市としてはどのように取り組んできたか、お伺いしたいと思います。 81: ◎議長(菅原清喜君) 学校教育課長斎藤博厚君。 82: ◎学校教育課長(斎藤博厚君) お答えいたします。  学校給食費等についてでございますけれども、学校再開が6月1日でございますのでまだ、今後集めていくということになるかと思います。 83: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 84: ◎9番(秋山善治郎君) いわゆる休校して、学校を休んでいる段階における給食費の援助の問題なんですよ。ここについて、文科省から通知が入っていると思いますけれども、それに対する対応はどのようにしたかということをお伺いしたいと思ったんですが、そこについてどうでしょうか。 85: ◎議長(菅原清喜君) 学校教育課長斎藤博厚君。 86: ◎学校教育課長(斎藤博厚君) 支援に関しましては、就学援助等の児童・生徒に関しては、給食費はもともと免除しておりますので、集めておりません。以上でございます。 87: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 88: ◎9番(秋山善治郎君) 要するに、休んでいても、給食費かかるんですね。自宅にいてもお昼代がかかるわけです。その就学援助に対しては、市独自の給食費を援助すると。そういう制度として、文科省が指摘している問題があったものですから。今回は今始まったので、もう大丈夫だと思いますけれども、今後とも第2波、第3波となって、もし学校が休むようになったときは、気仙沼市としてしっかりと考えなければならないのではないかと思いますし、文科省で、取扱いについてということで通知を出していますので、ぜひその辺について御検討お願いしたいと思います。  もう一つ、いわゆる学校の3密の問題についてお伺いしておきたいと思いますが、まさかここに来て、学級を小さくして、やるという話が出てくるとは思ってもいなかったんですけれども、1メーターなり2メーターの間隔を取るような形で机を並べなさいという話になっていますよね。そこについて、今は6月になったということで、全部オープンにしたような形も聞いていますけれども、実際に3密対策の問題については、どのような考えで今進めているのか、お伺いしたいと思います。 89: ◎議長(菅原清喜君) 学校教育課長斎藤博厚君。 90: ◎学校教育課長(斎藤博厚君) お答えいたします。  緊急事態宣言が解除になったということで、全てがフリーになるとは考えておりませんし、各学校にも、基本的な感染症対策をしっかりやってくださいと。それがまず第一であると。それをクリアした上で、いろいろな学校生活、日常できるものとか、そういったものを考えてくださいと、各学校、幼稚園も含め指導はしております。例えば1メートル、2メートルという数字に、そこをやる前に、基本的な感染症対策がきちっと取られて、可能であるならばと考えております。以上でございます。 91: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 92: ◎9番(秋山善治郎君) 世界も含めて、物理的にかなり難しいですけれども、ただ感染症対策についてしっかりしないといけないという形であります。  次、医療体制について。いわゆる感染症クリニックのことについてお伺いしたいんですが、受診者が3人いたという報告でありました。この受診者というのは、発熱があって来たという、いわゆる症状があって受診したということで理解していいでしょうか。そして、この3人の中でPCR検査のほうに紹介された方は何人になっているのかもお伺いしたいと思います。 93: ◎議長(菅原清喜君) 健康増進課長畠山賢哉君。 94: ◎健康増進課長(畠山賢哉君) お答えいたします。  感染症クリニックは5月27日が最初の診療日で、この間、6月10日まで5日間、診療日がございました。そのうち、電話等での問合せが6件ございまして、うち4件を感染症クリニックを予約したところです。ただ、その受診までの間に症状が回復したということで、お一人がキャンセルとなって、結果として、これまで受診された方は3名で、いずれも発熱等の症状があった方でございます。  また、PCR検査につないだかどうかにつきましては、その点は非公表となっておりますので、御了解願いたいと思います。 95: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 96: ◎9番(秋山善治郎君) 最後、ちょっと聞こえなかった。PCR検査のほうに紹介された方は何人という形で答えたのか、もう一度確認したいと思いますし、併せて今後のことについての考え方といいますか、今は症状がある人ということで、この感染症クリニックを御利用いただいているのが実態だと思います。  ただ、今回の新型ウイルスについて、症状が出る前に感染させているということが随分言われ始めています。そういう点でいくと、まさに市民の健康診断という形でこれを展開していかなければならない時期が早々来るのではないかと思うんでございますが、そういう展望、今回、感染症クリニックということで開設しているし、本吉病院では発熱外来という形でやっているんですよね。そういう形を含めて、症状がない方についての対応はどのような展開になっていくのか、議論されているのかについて、お伺いしたいと思います。 97: ◎議長(菅原清喜君) 保健福祉部長菅原宣昌君。 98: ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) お答えいたします。  まず、PCR検査につないだかどうかにつきましては非公表となっておりますので、その辺は御了解いただきたいと思います。  また、症状がない方で感染をさせる可能性もあるということが言われてきておりますけれども、そういう方に対してどのように対応するかについては、まだ国でも指針を示しておりませんし、今後どのように対応していくかということは、今後の国なり県なりの方向性も踏まえてということでございますが、気仙沼市で開設しております感染症クリニックにつきましては、気仙沼保健所と密接な連携の下に開設しておりますので、保健所の指示も仰ぎながら対応してまいりたいと思います。 99: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 100: ◎9番(秋山善治郎君) 市立病院のことについてお伺いしたいと。気仙沼市の場合、50床、新しく一般病床を作る上で、54床のベッドで考えていきたいということで計画が示されています。この考え方の基本になっている、いわゆる感染の状況について、どのようなイメージをしているのか、お聞かせください。 101: ◎議長(菅原清喜君) 市立病院総務課長千葉 淳君。 102: ◎市立病院総務課長(千葉 淳君) お答えいたします。  今、御質問の54床の考え方でございますけれども、こちらは報告資料の11ページに書いてあるものでございますが、4月7日から5月21日にかけて、感染症の拡大に備えた病床の確保をした、今となっては過去の体制ですけれども、病棟内の感染症病床4床と、その感染症病床が属する階の1病棟、併せてこのエリアの54床を万が一の拡大等に備えて確保したという実績でございます。以上です。 103: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 104: ◎9番(秋山善治郎君) そうすると、市立病院として万が一のことを考えて確保する病床は54ということで今考えているということなんですね。  すると、これからの気仙沼市、いわゆる今、感染症が拡大されていないということは、裏返せば、もっと拡大時期が来るのではないかと心配されていて、その時期に、この冬までにしっかりと対策をしておかなければならないということが言われているんですけれども、その検討というものはどこでされているんでしょうか。将来のことについて、お伺いしたいと思います。 105: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 106: ◎市長(菅原 茂君) 先ほど、千葉課長から答えたものは、宮城県内で感染が拡大していく中で、県が招集して、院長等も参加している会がございます。その中で、協力要請があって、その時点で本市から出すことができた数字が4プラス50、先ほど言いましたように、4床を含む1フロアのうちの1病棟ということで出しました。  現在は、それは解消されていますので、国、県としても、合計何十という数字を今、確保しているという言い方をしていると認識しています。  その上で、今、秋山議員がおっしゃったような事態になれば、それはまた別な話になってくると思います。その時点で、気仙沼市立病院として、さらなることができるのかどうかということを検討して、県に覚悟を報告していくという、対応を報告していくということになるのが、今の現在の状態です。  それを、平時から第何ラインという形で県のほうで取りまとめをするというところまではまだ聞いていないところです。 107: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 108: ◎9番(秋山善治郎君) そうすると、今回の感染症対策についてなんですが、全て県の指示待ちということになってしまうんでしょうか。市民の命、暮らしを守るという立場でしっかりと検討していくことが必要なのではないかと思うんですけれども、そういう観点での議論、検討というものはなされていないのかどうか。もう一度確認したいと思います。 109: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 110: ◎市長(菅原 茂君) 第一義的には、本市としてはそのようなものの考え方をしたいわけですが、今回、宮城県内で88人患者が出ました。そのうち60人以上は仙台市から出ています。本市で54床の協力を申し出た段階で、気仙沼市民が優先という気持ちはあったものの、実際どのような使われ方をするのかということは、県内の発生状況によると思いますので。  市としては、これはタイミングの問題があって非常に難しいところがありますけれども、当然、気仙沼の方が優先されながら、一方で県全体に協力していくということも併せ持って進めていかなくてはいけない問題なんだろうと思っています。 111: ◎議長(菅原清喜君) 10番村上 進君。 112: ◎10番(村上 進君) 私はいろいろあるんですけれども、1点だけ確認させていただきます。  12ページのその他に、避難所対応ということで書いてあります。それで、避難対応について、今、新型コロナウイルス感染も含めて考慮した避難所開設運営マニュアル等も暫定版を策定し対応と書いてあります。  これから梅雨どきにもなるし、また台風とか、いろいろ災害とか来る場合に対応というものは非常に大事だなと思いまして、私も地元の公民館を訪ねて確認させていただきました。  ということは、今コロナのために、今までのように、間隔を空けなければいけないような感じでなると、非常にスペースも限られてくる。また、分散避難とか自宅避難とか、いろいろ難しく判断が問われてくる段階になってくると思います。  そこで、一番非常に大事なことは、マニュアルどおりに、避難してくる皆さんを誘導するためには、職員自身がやはり実際にやってみないと分からないということだと思います。  県内でも、名取市とか白石、また東松島市でも職員が自ら訓練を行って、実際に間仕切りとか段ボールベッドをどうしたらいいかとか、そういう具体的な対応ですね。避難してきた方が避難所に入ってくる段階から、ずっと流れを確認しているようでありますが、当市としては職員の訓練をどのように考えて予定されているか。その辺をお伺いしたいと思います。 113: ◎議長(菅原清喜君) 10番村上 進君の質問に対し、当局の答弁を求めます。危機管理監兼危機管理課長阿部久人君。 114: ◎危機管理監兼危機管理課長(阿部久人君) お答えいたします。  実は、今月になってからなんですけれども、社会教育施設の施設長さん方の会議に出席させていただきました。その中で、コロナ対策における避難所の関係について御説明させていただいたところであります。その中で、やはりこれまで実際にやったことのない対応になるということで、同じように、研修みたいなものをやっていただけないかというお話が出ておりました。そのときの会議の中でもお話ししたんですけれども、今後、皆様を集めて、そのような機会を、研修といいますか、実際にやってみる訓練をしたいということでお答えしております。  時期的には、すぐにというわけにはいかないんですが、できるだけ早めにそういう訓練、研修等をやっていきたいと考えております。以上です。 115: ◎議長(菅原清喜君) 10番村上 進君。 116: ◎10番(村上 進君) これについては、災害がいつ来るか分からないし、対応が遅れては何にもならないという意味で、国とか総務省とか含めて、いろいろと早急に進めていただきたいという旨も来ていると伺っております。  それで、今、危機管理監がおっしゃったように、実際に具体的にやってみないと分からない部分が非常に多いと思いますので、日にちが未定だと言っておりましたが、早くこの日程を決めてやっていかない限りは、市民を誘導することは到底不可能だと思いますので。その辺、早く決めていただいて、やっていただきたいと思いますが、もう一度いかがでしょうか。 117: ◎議長(菅原清喜君) 危機管理監兼危機管理課長阿部久人君。 118: ◎危機管理監兼危機管理課長(阿部久人君) お答えいたします。  なるべく早く日程を決めて、訓練、研修等をやっていきたいと考えております。以上であります。 119: ◎議長(菅原清喜君) 19番村上 進君。 120: ◎19番(村上 進君) この間の新型コロナウイルス感染症への対応事項、対応事業の状況が報告されて、改めて読み取れてきました。  それで、こういう聞き方は変だと思うんでありますが、市の対策本部を立ち上げてから、いろんな慈善の厚意があったと思います。対策本部、あるいは市に寄せられた新型コロナ対策、感染予防に対する、例えば物資支援のトータル、累計額があったら、何が、どういうものが来ていますということがあったら、ぜひこの機会に改めて報告していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 121: ◎議長(菅原清喜君) 19番村上 進君の質問に対し、当局の答弁を求めます。保健福祉部長菅原宣昌君。 122: ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) お答えいたします。  新型コロナウイルスの関連で、物資支援とか様々頂いたりしております。また、必要なところに市としても速やかにそれを提供することをしておりますが、その都度これまで対応してきておりまして、これまで全体をまとめてきていなかったということが一方で、それぞれの部署で確認しているものはあるんですが、現時点でまとめていないものですから、それを整理したいと思います。 123: ◎議長(菅原清喜君) 19番村上 進君。 124: ◎19番(村上 進君) それでは、会期中に整理して御提示いただけるよう、御配慮をお願いしたいと思います。  それから、ナンバリングでいきますと、23番の関係です。雇用調整助成金、いわゆる雇調金と言っていますね。この件数なんですが、担当はハローワーク、労働局だということなんですが、もちろん市の対策本部も関わりながら、ハローワークにアプローチをしていくとか、いろいろ手法があると思うんでありますが、数の問題です。4月、5月トータルで635件の相談件数があって、159件の申請があったということです。  それで、ここをジャンプして、県全体で申請件数と支給件数が示されていますが、いわゆる管内での、相談件数に対して申請をして、支給が確定したという数は押さえているんでしょうか。あれば、お示しいただきたいと思います。 125: ◎議長(菅原清喜君) 産業戦略課長梅内 摂君。 126: ◎産業戦略課長(梅内 摂君) お答えいたします。  御質問の件でございますけれども、市というところでは、今の御質問の件数については把握はしてございません。雇用調整助成金については、ハローワークにお伺いしておりますと、気仙沼市の人口規模に比して、件数としては多い件数ということでお伺いしております。以上でございます。 127: ◎議長(菅原清喜君) 19番村上 進君。 128: ◎19番(村上 進君) 特に、ハローワークと、いわゆる相談件数とか、申請件数とか支給件数については共有していないということなんですね。一般的に、人口比率からすると多い取扱いをしていると伺いました。  制度上そうなんでしょうが、こういう雇調金制度が制度設計をされて、その当事者が窓口を訪れて制度を利用するということでは、その流れは分かるんでありますが、市としても対策本部を設置しながらコロナに立ち向かっているわけでありますから、件数はぜひ捉えていく、共有しながら、私たちにもぜひ情報提供をお願いしたいということで、お願いしておきたいと思います。  もう一つ、最後にナンバリング3番、特別定額給付金の申請・給付状況であります。支給率が96.5%と今回報告されました。引っかかったことは、なぜ4月27日、住基基準が貫徹されたのかということであります。  いろいろな団体、全国の市区町村の例を見ますと、この間、新聞にあったものが宮古市とか平泉町とか、あと首都圏でもいろいろありますが、独自定額給付をしていると。それと併せて基準日を緩和しているということなんですね。  今回、約32兆円弱の2次補正額もあるわけですが、例えば4月28日に本市に生まれた子供に対して給付をする。それは、例えば9月末までの限定期間ですとか。そうすれば考え方が何か際限なくなってしまうのではないのということにもなるかもしれませんが、なぜ4月27日の住基基準日になってしまったのかということも改めて自問自答するわけですね。  これからの問題ですが、そういう考え方ですね。財源も伴いますし、国の財政支援も関わるかもしれませんが、そういう定額給付金制度の4・27という住基上の基準ということを緩和しながら、支給拡大を進めていくという中身もあっても私はいいと思うんでありますが、その点はお考えでしょうか。 129: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 130: ◎市長(菅原 茂君) 先ほど申しましたように、今日、2次補正が決まって、月曜日に金額が出ます。そのことに対応して、市の中では既に前回の倍以上、3倍近いようなアイデアが各課から出ています。それを来週整理して、できれば、できるものは今議会の最終日にでも提案できればいいと思っているところですが、昨日の打合せの中で、今まさしく村上 進議員が言ったことについては話合いがされていて、もっと大胆な案を今暖めておりますので。来る金額によって、積極的な施策が取れるように、私は優先順位は高いよ、これはと言ってありますので。楽しみにしてくださいということまでは言えないかも分かりませんけれども、頑張ってみたいと思っています。 131: ◎議長(菅原清喜君) 20番小野寺俊朗君。 132: ◎20番(小野寺俊朗君) 私は、ナンバー24番であります。公共施設等関係のマスク、手指消毒液の配付でございます。マスクはこのとおり、それぞれ公共施設等に配っているということでございます。手指消毒液の関係なんですが、公共施設といえば、体育館とかがあるんですが、体育館に手指消毒液を配られていると書いていないんですが、体育館に行くと手指消毒液があるんです。気仙沼市には3つの体育館があるんですが、どのような形になっているのか、まずお伺いしたいと思います。 133: ◎議長(菅原清喜君) 20番小野寺俊朗君の質問に対し、当局の答弁を求めます。教育部長池田 修君。 134: ◎教育部長(池田 修君) お答えいたします。  体育館には、指定管理者にお任せしている状況でございますけれども、今回の2次補正の関係で、体育館にも十分に配るような形にできればと考えてございます。 135: ◎議長(菅原清喜君) 20番小野寺俊朗君。 136: ◎20番(小野寺俊朗君) 実は、宮城もそうなんですけれども、宮城の高体連が24日まで、要は3年生の活動の部分で、インターハイの代替関係の大会をやるのは各競技で考えるということになっております。そして、中学生も3年生が中体連、中総体の部分で言えば、7月までという期間限定で競技するかしないか、3年生の活動の場をするかどうか、校長会でもお話があったようなんですけれども、その部分で今、話合いがされている。特に高校3年生、中学3年生の皆さんもそうなんですが、子供たちの大会に向けてということであって。実は体育館を利用している競技団体のところでいくと、大会を開く場合の手指消毒は、体育館のほうでは、とにかく競技団体で出してくださいと、要するに準備してくださいと今言われていて、もしそういう代替の大会を開く際に、競技団体でと言われても、そういう財源がない中で、単体の団体の中で準備するのは大変だという話がされておりますので。  これから、今は3年生の話をしていますけれども、実はこれが8月以降、夏休み以降になれば、またそれ以外の大会とかが出てくるときに、やはり競技団体が準備するようなことのないように、ぜひ教育委員会で、そういう大会、そういう競技がある場合、ぜひその競技団体に手指消毒を、競技者及び、多分、保護者とかになると思うんですけれども、そういう方々に配付できるように、そういう配慮をお願いしたいということで今考えている。多分7月中に中学生の場合は終わると。高校生の場合は8月までなんですかね、何かそういうふうにやるんですが、その辺の考え方について、お伺いしたいと思います。
    137: ◎議長(菅原清喜君) 教育部長池田 修君。 138: ◎教育部長(池田 修君) お答えします。  中学校、高校の部活動も、段階的ではありますが、再開をしております。さらに、体育館の使用も段階的にオープンしてございますので、利用頻度は高くなっているということは事実でございます。  そういった大会等もこれから出てくるかと思いますので、体育館の指定管理者と調整しながら、急ぐ場合は、教育委員会にも幾ばくかの消毒液がございますので、そちらを準備するとか、対応してまいりたいと思います。 139: ◎議長(菅原清喜君) 20番小野寺俊朗君。 140: ◎20番(小野寺俊朗君) ということで、今6月で、中学生の場合、7月いっぱい、3年生の活動時期ということで調整しているようですけれども、その3年生が活動できる大会に参加できる場合、ぜひ今お話しのように、競技団体で準備するのではなくて、体育館のほうで準備していただけるように御配慮いただきたいということで。今はそういう回答だと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 141: ◎議長(菅原清喜君) あと何人ぐらいおられますか。  それでは、ここで議場の換気のため、暫時休憩いたします。  再開を午後2時10分といたします。      午後 1時57分  休 憩 ───────────────────────────────────────────      午後 2時10分  再 開 142: ◎議長(菅原清喜君) 再開いたします。  休憩前に引き続き会議を開きます。  質問を受けます。2番三浦友幸君。 143: ◎2番(三浦友幸君) 行政報告の8ページなんですけれども、12番の生活関連サービス業等支援金についてなんですが、これは以前、質問したとき、業種一覧に絞られる、たしか3業種ということだったんですけれども、例外的に相談を受ける中で、その業種一覧に当てはまらないものも含めているのかどうなのか。または、それに入らないものでも、今後、国の2次補正を受けて支援をしていくのか伺います。 144: ◎議長(菅原清喜君) 2番三浦友幸君の質問に対し、当局の答弁を求めます。産業戦略課長梅内 摂君。 145: ◎産業戦略課長(梅内 摂君) お答えいたします。  生活関連サービス業等支援金につきましては、該当するかどうかという問合せも結構ございます。今後は、次回の経済対策において、協力金とか、今回の支援金とか、非該当だった業種についても広く対象とするような形の支援ができないかどうかを前向きに検討してまいりたいと思います。以上でございます。 146: ◎議長(菅原清喜君) 2番三浦友幸君。 147: ◎2番(三浦友幸君) ぜひよろしくお願いします。  あとは、次の9ページ、セーフティネットの保証に関してなんですが、基本的なことかもしれないので恐縮ですけれども、このセーフティネットというものは追加融資の性質が強いのか、借換えの性質が強いのかをお伺いしたいと思います。保証率が同じではないと借換えもできないということで、制度的にどうなのかというところと、あと、その実態としてそうなっているのかどうかを伺います。 148: ◎議長(菅原清喜君) 産業戦略課長梅内 摂君。 149: ◎産業戦略課長(梅内 摂君) お答えいたします。  今回のコロナ関係でのセーフティネットを使用している業者につきましては、市で認定書というものをお出しすることになっております。その中で、状況を見ますと、今回のコロナによって資金がショートしていると、追加の融資ということで、大部分が利用している状況にございます。以上でございます。 150: ◎議長(菅原清喜君) 2番三浦友幸君。 151: ◎2番(三浦友幸君) この利用用途として、既に借り入れている分の借換えというものはなかなか難しいものなんでしょうか。 152: ◎議長(菅原清喜君) 産業戦略課長梅内 摂君。 153: ◎産業戦略課長(梅内 摂君) お答えいたします。  中には、実際のところ借換えという状況の事業所もあるかもしれませんけれども、ほとんどの場合は直近の運転資金ということで御利用いただいていると考えてございます。以上でございます。 154: ◎議長(菅原清喜君) 2番三浦友幸君。 155: ◎2番(三浦友幸君) 素人目線で言ってしまうと、借換えができるのであれば、それはどんどんやったほうがいいのかと思うんですけれども。事業者の方々は、基本的に借換えというより、追加融資のイメージが、小さな事業所は強いようなので。全くできないようなものなんでしょうか。 156: ◎議長(菅原清喜君) 産業戦略課長梅内 摂君。 157: ◎産業戦略課長(梅内 摂君) お答えいたします。  事業所によっては、複数もう既に借入れされている事業所もあろうかと思います。実際のところは、それぞれメインバンクとなるような金融機関とよく協議をされて、今、有利な制度を活用していただければと考えてございます。以上でございます。 158: ◎議長(菅原清喜君) 2番三浦友幸君。 159: ◎2番(三浦友幸君) 分かりました。引き続き、地域のそういう小さな事業所とかからお話を聞きながら、また状況を調べていきたいと思います。  それと、これも基本的なことですけれども、22番の持続化給付金に関することで、持続化給付金は所得というか、収入として課税対象だと思うんですけれども。今回、給付型の支援がたくさん出てきていて、個人事業主の方で、どれが課税になって、どれが課税にならないのかということを気にされていた方が多かったんですけれども、基本的には給付型の支援は全て課税対象としてみなされるんでしょうか。 160: ◎議長(菅原清喜君) 産業戦略課長梅内 摂君。 161: ◎産業戦略課長(梅内 摂君) お答えいたします。  個人向けの定額給付金以外のもの、経済対策として行われているものにつきましては、全て基本的に課税対象ということで考えてございます。以上でございます。 162: ◎議長(菅原清喜君) 1番今川 悟君。 163: ◎1番(今川 悟君) 3点ほどお尋ねします。  最初に、この一覧表の11番の防止協力金と12番の支援金の申請状況なんですが、想定からいずれも半分以下ということで、大分時間がたってきても、このままの見込みで終わるのかどうかということと。その場合、前も質問しましたけれども、交付金に関しては余ったら返さなくてはいけないという性質の部分が、どのくらい余っても大丈夫なように話合いが進んでいるのかというところをお尋ねしたいことと、もう一点。予算の組替えを前回お話ししたときに、次に説明するときまでは全貌を大体、市立病院の経営状況等のリスクも含めて、話せるところまで話したいという話でしたが、今回その点がありませんので。いわゆる、今後の支援に当たって、市の財源をどう確保できるのかということは、どこまで検討されているのかをお尋ねします。 164: ◎議長(菅原清喜君) 1番今川 悟君の質問に対し、当局の答弁を求めます。産業部長鈴木哲則君。 165: ◎産業部長(鈴木哲則君) お答え申し上げます。  ただいまお話のございましたナンバー11、12のところが余るのではないかという御指摘でございました。これにつきましては、最初に想定した対象数につきましては、ナンバー11については県からの資料等に基づいて制度設計をして、想定したものでございました。数値につきましては、それをベースとしておりますので、それが実態と必ずしも一致しているかどうかは、一方でやってみないと分からないというところでございました。  結果といたしまして、漏れなく行くようにということで、最大限の制度設計をしたところでございまして、報道等もございましたが、一定程度の残は出るものと考えてございます。  それにつきましては、余れば、それは国のお金でありますので返すということになりますが、このことのみならず、今回の市の施策については、産業施策のみならず、ここに載っているもの全てが国の1次補正に基づく臨時交付金の実施計画に基づくものがメインでございますので、そちらの計画で余れば返すことになりますが、余らないように、それらをうまく調整しながらでございますし、本日成立見込みと聞いております2次補正等々も視野に入れながら、財源を有効に活用しながら、効果的な施策をしていきたいと考えてございます。以上でございます。 166: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 167: ◎市長(菅原 茂君) 余るということは考えていないんですね。余らせてはいけないと考えております。  実は私、昨日、副知事に会いました。今日、午前中にも県内4か所かな、経済対策をつかさどっている担当者が県といろいろ情報交換をする場がつくられています。というのは、2次補正でもっと大きなお金が来たときに、似たようなものが乱立したりダブったりしないようにということだとか、県と市町村が、この休業協力金のように一緒になってできるものがあるかということを探ろうということでやっていました。  そのときに、その話をお聞きしたので、副知事にお話ししたことは、まず最初にやるべきなのは、この休業補償金が本当は何件になりそうなのかということを各市町村から、より正確な数字を集めて、その結果として、県として、その協力金をこのままにするのか、かさ上げするとかをする、しないということを決めないと、ここはすごく大きなところなんですね。お金のボリュームとして大きいんですよ。そこをまず方針を決めて、我々も協力が必要であれば、またやることもやぶさかではないので、そこを明らかにしてもらいたいという要請をしてきたところです。  その上で、本市としては、残余が出れば、本市としてのかさ上げや、別なことに回していくということになろうかと思っています。  それと、既存の、当初予算の中からの振替ですけれども、今回の2億7,700万円に対して、単純に考えても倍以上は来るわけです。そのことを考えたときに、我々が今考えられる、ほかの予算の振替みたいなものは、その何分の1に過ぎないんだと思います。  ですから、そこを物すごく重視して考えるよりは、次に来るお金の使い方を考えた上で、組替えを適時にやっていくということだと思いますし、地方創生臨時交付金だけが交付金ではないわけです。ほかの、特に医療関係につきましては、なるたけほかの交付金等を、また補助金を使って対策していく。そういうことを全部重ね合わせて、最終的に、なるたけ早い時期に組替えをして、さらに活用していくものを明らかにしていきたいということです。 168: ◎議長(菅原清喜君) 1番今川 悟君。 169: ◎1番(今川 悟君) 分かりました。この分は追加補正もあると思いますので、そのときにまた続けて議論したいと思います。  次に、26番の学校関係で、プールの授業に関しては今年は実施しないということで学校側にも通知したようですが、保護者の方々からいろいろ言われているんですけれども。まず1つは、小規模校においては、3密の対策が取れるのではないかということで、一斉に実施しないというよりは、学校ごとの対応を少し考えてほしいということと、あと、この実施しないと決めた国の指針についても、よく読み解いていくと、今の気仙沼市の状況だと実施できるのではないかという御指摘がありまして、私も指針を見ましたけれども、確かにそのとおり、見れば、できないことはないなということで。この辺を見直すという考えはないんでしょうか。 170: ◎議長(菅原清喜君) 学校教育課長斎藤博厚君。 171: ◎学校教育課長(斎藤博厚君) プールでの授業ということにつきましては、各学校に通知したとおり、今年度につきましては、様々な感染症リスクを考慮して、苦渋ではありますけれども今年は実施しないと判断いたしました。  その判断をする際に、一方的に教育委員会で決めたということではなくて、国からの通知をしっかり読みまして、そして、やはりプールの水の中そのものは感染リスクは低いとは書いてありますけれども、そこに入るまでの着替えとか、プールの活動が終わった後のまた着替えとか、そういったことをいろいろ考慮し、そして各学校等の意見を聞いた上で、なかなか今年度は難しいのではないかということで判断いたしました。以上でございます。 172: ◎議長(菅原清喜君) 1番今川 悟君。 173: ◎1番(今川 悟君) もう判断した後なので、いろいろ言いたいことはあるんですが、やっぱり考えてほしいことは、私も国の通知を読みましたけれども、今のような状況であれば、可能な限り対策を講じ実施することを考えてくださいという指導になっていますので、できない理由よりは、できる方法を何とか考えるべきだったということと、もう一点。さっき言った小規模校のように、いわゆる、今言った心配の部分は回避されるところがあるわけですので、そこはやはり学校判断というものを今後は考えてほしいと。  特に一斉休校は、ずっと問題にも提起されましたけれども、今後は国も、なるべく一斉休校ではなくて、学校ごとで判断していきましょうということになっていますので。こういう対策も、基本的には学校ごとの判断の余地を残してほしいと思うんですが、その点に関しては少し見直す考えはないでしょうか。 174: ◎議長(菅原清喜君) 学校教育課長斎藤博厚君。 175: ◎学校教育課長(斎藤博厚君) まず、例えばプール等、あといろいろな活動に関しましての、一斉なのか、それとも学校判断なのかということにつきましては、やはり教育委員会がある程度イニシアチブを執って判断して、一斉にできるものと、あと、学校で創意工夫を凝らして感染症対策を十分行った上で、やれるものがあると判断したときには各学校に任せたいと思います。  今後、例えば春に中止だったものが秋にとかというような、いろいろな行事が出てきますので、一斉にするものなのか、それとも各学校の裁量に任せるものなのかということをしっかり校長先生方と相談しながらやっていきたいと思います。  そういった意味で、例えば、今度は臨時休校とかそういったことに対しては、やはり感染拡大を危惧するがゆえに、判断は市教委でやっていきたいと考えております。 176: ◎議長(菅原清喜君) 1番今川 悟君。 177: ◎1番(今川 悟君) ぜひ柔軟な対応をよろしくお願いしたいと思います。  それと最後に、市職員の関係でお尋ねしますけれども、ここにはないんですが、宮城県知事が、県職員の飲食を伴う会合についてはもう自粛をしなくていいということで宣言されていますけれども、気仙沼市職員に関しまして、今どういうルールで自粛を求めているのか、それともその自粛をどうするのかということについてお尋ねいたします。 178: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 179: ◎市長(菅原 茂君) 本市では、紙に書いては発出しておりませんけれども、非常事態宣言が解除された後の最初の庁議でお話をさせていただいたことは、当座、少なくても今月については、実はずっと歓送迎会もやっていないんですね、課単位、部単位。それは続けて自粛してもらいたいという話をしました。  しかしながら、個人だとか家族だとか、そういう単位で外に出て外食をするということについては、既に制限をするべきものではないというお話をしています。今月はそのままいきたいと思いますけれども、本市でも遠くから来てくれている人たちもいますので、その次の段階で、月末の前に判断をして、できればそういうことは解禁できればと今考えていますが、現在はそういうところです。 180: ◎議長(菅原清喜君) 1番今川 悟君。 181: ◎1番(今川 悟君) その辺、私の考えですが、大人のほうがそういう制限を解除していく中で、子供たちだけがプール中止とか。できれば子供たちのことも少しは考えて、全体のバランスも見て、いろんなことを決めていってほしいと思いますので、そこをお願いして終わります。 182: ◎議長(菅原清喜君) 4番村上伸子さん。 183: ◎4番(村上伸子君) では、ナンバーとして、8ページの13番と14番の飲食店関係の質問をさせていただきます。  まず14番の、気仙沼市タクシーデリバリー「ホヤデリ!」という名称でできたシステムなんですけれども、当初始まった頃にちょっともたついた印象がありまして、様々な情報源があって、どこでどういう情報を得たらいいのかという問合せも私のところにありました。どれを見て決めたらいいのかとか。  このシステムが始まって1か月以上たつんですが、加盟店74店舗、これはどういった形での加盟を促しているのかと、今現在、「ホヤデリ!」の進み具合といいますか、感触といいますか、どんな印象をお持ちでしょうか。すごく効果的だったとか、そういうところをお聞かせください。 184: ◎議長(菅原清喜君) 4番村上伸子さんの質問に対し、当局の答弁を求めます。産業戦略課長梅内 摂君。 185: ◎産業戦略課長(梅内 摂君) お答えいたします。  「ホヤデリ!」の制度につきましては、うちの制度として運用する前に、先行して既に開始されて、同じような制度でやっていたタクシー会社もございます。ただ、タクシー協会として、全会社が参加できるように、一堂に会して協議を重ねながら、うちの制度に全社入っていただくような形で、今のところは進んでございます。  それと、74店舗への募集の仕方ということでございますけれども、ホームページあるいは新聞広告などで参加店を募集しまして、店舗を集めたという形でございます。  感触としては、参加しているタクシー会社及び飲食店からは非常に好評を得ているものと感じております。以上でございます。 186: ◎議長(菅原清喜君) 4番村上伸子さん。 187: ◎4番(村上伸子君) 見ていても、もう落ち着いてきたなと。制度としても使いやすくなってきたという印象があります。  タクシー、ここに8社とありますけれども、これは気仙沼所属のタクシー会社の全社なんでしょうか。それと、タクシーに割り振りするという、様々な店舗からの注文があると思うんですが、どのようにこの8社に割り振りしているのか。その辺のコツを教えてください。 188: ◎議長(菅原清喜君) 産業戦略課長梅内 摂君。 189: ◎産業戦略課長(梅内 摂君) お答えいたします。  市内全部の事業者で8社ということになります。  それと、割り振りの関係ということでございますけれども、お客様から注文を受けた飲食店で、どこに頼むかということは判断をされているということでございます。以上でございます。 190: ◎議長(菅原清喜君) 4番村上伸子さん。 191: ◎4番(村上伸子君) 先ほどからも何度か、非常事態宣言の解除という言葉が出てきていまして、見ようによっては、飲食店に行きましょうというような風潮があります。ただ、飲食店のほうも、だからといってすぐにお客さんが増えるとは恐らく思っていないでしょうし、この制度はしばらく続くと思うんですけれども、どのぐらいをめどに、この制度、あとは普通の営業に移行していくのかという、その辺の着目点というものはどう見ていらっしゃいますか。 192: ◎議長(菅原清喜君) 産業戦略課長梅内 摂君。 193: ◎産業戦略課長(梅内 摂君) お答えいたします。  先ほど、「ホヤチケ!」のほうでもちょっとお話ししましたけれども、この制度につきましても、大変好評を得ているものと考えてございます。  当初、1日50件程度ということで予算組みをさせていただきました。現在のところ、1日、平均すると41.7件程度の件数で推移してございます。予算の使われ方としても想定どおりということで進んでございます。  先ほども申しましたように、好評を得ておりますので、追加も考えながら対応してまいりたいと考えてございます。以上でございます。
    194: ◎議長(菅原清喜君) 4番村上伸子さん。 195: ◎4番(村上伸子君) 分かりました。何にせよ、お店の方々が助かるというか、少しでも商売につながるような形での支援というものが望ましいと思いますので、何かいいアイデアを吸収しながら、私たちにもう少し、市民の方にも使いやすいような形での持続を期待したいと思います。  次なんですけれども、1つ上の13番の、これは「ホヤチケ!」、ホヤぼーやチケットですか、新聞で拝見しますと、非常に好調な売行きで、想定したものが全部売れたと。予算も全部余らずに使ったという記事を読みましたけれども、これを、ちょっと話が飛びます。観光のほうにも何かこのようなシステム、何かお得感のあるような、そういうものに生かしていくという考えは、市ではありますか。飲食と観光を絡めた、コロナ後の対策というか、プランとしては何か考えていますか。 196: ◎議長(菅原清喜君) 産業部長鈴木哲則君。 197: ◎産業部長(鈴木哲則君) お答え申し上げます。  お話にございましたとおり、現在この通称「ホヤチケ!」でございますが、大変好調でございます。先ほど梅内課長が答弁したとおり、「ホヤデリ!」同様、今後も継続することも含めて検討しております。今、御提言にございましたとおり、このことを観光のほうへもうまく組み合わせて使っていくということについては非常に効果的な手法であると考えてございますので、今後よく検討させていただいた上で、施策反映を検討していきたいと考えてございます。以上でございます。 198: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 199: ◎市長(菅原 茂君) 似たようなことは、どのまちにもあって、県にもあって、国のGo To キャンペーンも基本的に似たようなものの考え方なんですね。そこは整理していかなくてはならないと思いますし、宿泊のところにも、例えば大崎市などは鳴子温泉のためにそうしている。そういうことも今後、国がやる分で十分なのか、我々として別な工夫ができるのかというふうにいくんだろうと思います。  実は、先ほど言いました、昨日の副知事との話の中で話題になったことが、これは来年使えますかという話です。つまり、観光、特に宿泊等については時間がかかるのではないかということで、2次補正のお金を各市町村が少し基金化して使うことができないかという話が出ました。それは何か決まっているわけではありませんけれども、なるほどなと思いました。お金が今、大変だから、国も頑張って補正予算を使っているものを、来年使うのでは意味がないというのが基本的な線ではないかということを副知事からもお話しいただきました。私も基本的にはそうだと思うんですが、これは今言ってもしようがないんですが、追って、多少の繰越しなどというものが認められると、我々としても、業種によっては、特に観光のような、1回では、回復したものに対しては使いやすくなってくるのかと思います。  それと、もう一つ、先ほどの「ホヤチケ!」のことですけれども、新聞記事で大変好評だったということも出ましたし、担当からも聞いていましたけれども、ちょっと残念だったと思っていることは、その場でそれを買って使ってしまう。この眼目は、今使わないんだけれども、お金だけお店に入って、資金繰りに使えて、後で使っていただくというものが狙いなんですね、アイデアの一つなんですよ。そういうところも、ぜひ市民によく理解していただくように努めていきたいと思っています。 200: ◎議長(菅原清喜君) 4番村上伸子さん。 201: ◎4番(村上伸子君) 説明ありがとうございました。  Go To キャンペーンについてもちょっと聞こうと思ったんですが、今、市長からお答えがありましたので。観光に関しては、これから手探りで、ほぼゼロに陥ったような状態から、各地、自分たちの特色を生かした観光を展開していくと。しかも、これも半年、1年と時間をかけてのキャンペーンになると思いますので、このコンテンツを生かしたGo To キャンペーン、気仙沼独自のものを、気仙沼らしいものの展開を期待しておりますので、また様子を見せていただきたいと思います。以上です。 202: ◎議長(菅原清喜君) 14番村上佳市君。 203: ◎14番(村上佳市君) 3点ほどお伺いします。  市長の行政報告の中で、第2波に備えて今、医療体制の充実を図るということだったんですが、具体的にどのような体制づくりをするのか、ここでお答えできることがあればお願いしたいと思います。  報道によれば、コロナウイルス感染症に対応するために、病床を空けるとか、そういう部分で医療崩壊の危機がよく報道されておりますけれども、気仙沼市立病院として、現状はどのような状況なのか。それから、今後の第2波に備えた防護体制はどうなのか。その辺をお伺いしたいと思います。  それからあとは、子供たちが3月の初めから5月いっぱい休業ということで、非常に体力というか、朝に通学するときにも、この頃暑くなってきたせいもあるんですけれども、結構、息も切らして通学している生徒も見られるようなんです。今後やはり体力の低下とか、それから学力の低下を招かないような体制づくりも必要かと思うんですが、その辺についての方向性をお伺いしたいと思います。 204: ◎議長(菅原清喜君) 14番村上佳市君の質問に対し、当局の答弁を求めます。市立病院事務部長菅原正浩君。 205: ◎市立病院事務部長(菅原正浩君) 村上佳市議員の御質問にお答えいたします。  まず、医療体制の整備でございますが、当市立病院といたしましては、今後の第2波、第3波に向けまして、現在どのような状況が想定されるかを考えながら、シミュレーションも行っております。そのシミュレーションは様々な形で行っておりますが、例えば妊娠している方が新型コロナウイルスにかかっていましたというような分娩の体制であったり、そういうシミュレーション等も行っているという状況にございます。  なお、その病床の確保につきましては、先ほどの御質問で、市長からもお答えしておりますが、基本的には国、県の要請に基づきまして、病床を確保していくと考えてございます。ただ一方で、この地域の患者を最優先にしたいというのは、皆様と同じ気持ちでございます。  次に、医療材料が現在非常に高くなっており、なおかつ手に入りづらくなっているのが現状でございます。この医療材料の確保に現在取り組んでおりまして、地元の、これまで違う仕事をしていた方々にも御協力をいただきながら、例えばアイソレーションガウンを作っていただくとか、地元の方々の協力もいただきながら、医療体制の整備に努めていきたいと考えてございます。  その次に、これは当院の中でもお話にあったんですが、当院の医療体制を守る、地域の医療体制を守るためにも、感染症をできるだけ出さない、とにかく少なくすることが必要であろうということで、本日の資料にも11ページの27番であったり、あとは12ページの34番、35番にも記載がございますが、当院といたしましては、高齢者施設や介護施設、障害者施設、または幼稚園や保育所等で感染症の対策の研修会をする際に認定看護師を派遣いたしまして、こういうところに具体的に気をつけてほしいというような研修会の実施にも積極的に協力していきたいと考えてございます。  現在、市立病院は医療体制が崩壊しているということではもちろんございませんので、皆様には安心して市立病院を受診していただきたいと思ってございます。以上でございます。 206: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 207: ◎市長(菅原 茂君) 第2波について話すときに、前提が今、何かが決まっている形になっていないので、非常に曖昧なやり取りになってしまうと思います。  第1波のときには、我が国では疫学調査というものの考え方から積極的に、PCR検査をする人を非常に制限しながら、結果として、東京周辺では医療崩壊まではいかないけれども、それに近いような状態があったと思いますが、じゃあPCR検査を物すごい数字でやっていれば、もっと崩壊が起こって、それで本来であれば入院すべき人が入院できないなどということで、死者がもっと増えたんだと思います。日本の死者が極端に少ないのは、そういうことの成果、もちろん助けられなかった命もあるけれども、助けられた命が非常に多かったということだろうと思います。  しかしながら、その後、PCR検査をもっとすべきだと専門家委員会もかじを切っているわけですね。それを制度としてバックアップできているかというと、できていないと思います。  先ほど、秋山議員の御質問のように、本市の発熱外来でPCR検査をした人はいるか、いないか。例えば、いたとしても、その人は行政検査なんですよ。任意ではできていない。保険が利かない形ではできていないんですね。プロ野球選手もJリーガーも、保険が利かなくても、それは仕事として会社が面倒を見てくれると。そういう状態では進まないんだと思います。  それを、とにかくPCR検査をするということをベースに、そして、その後、どういうレベルの人が病院に入るべきかということをもっとコントロールして、やることによって、現在の医療機能の中で、宮城県ではどのように最少の死者数で、死者はゼロのほうがいいと思いますけれども、重篤な患者を出さないかというふうに設計していくんだろうなと思います。  その点が、まだ私は、国で中途半端な状況にあると思います。結果的には、PCR検査を多くしていくことによって、社会がコロナと共存していくという形が望ましいと思いますので、私たちとしては、その中で担うべき医療体制をしっかりとして、構築をしていく方向で考えていきたいと思っております。 208: ◎議長(菅原清喜君) 学校教育課長斎藤博厚君。 209: ◎学校教育課長(斎藤博厚君) お答えします。  体力の低下、学力の低下への危惧ということについてお答えします。  まず、学力の低下につきましては、臨時休業中の年間指導計画でできなかった部分について、今、各学校で、しっかりと新たな年間指導計画を作成して、その分の遅れを取り戻すよう努力しているところでございます。ただし、注意するところは、その遅れた部分をただこなすのではなくて、やはり子供一人一人の様子をしっかりと見取って、今まで以上に補充をするとか、そういったことで対応していきたいと考えております。  また、体力の低下に関しましては、確かにそうだと思います。私の近所の子も、外に出られるようになって、息を切らせております。ただし、目が輝いておりますので、我慢した分、やはり体とか気持ちは逆に欲している部分がございますので、そういったところをチャンスに捉えてやっていきたいと思いますし、体力関係については今、各学校では体ほぐしとか、そういったところから始めているところで、徐々に質と量を高めていくところだと思います。  我々大人以上に子供は適応力があるということを信じて、先を見ながら、子供たちが何年か後に、自分たちはあのとき不便なことを経験したけれども、それを克服できたと言えるような教育をしていきたいと思います。以上でございます。 210: ◎議長(菅原清喜君) 14番村上佳市君。 211: ◎14番(村上佳市君) 答弁ありがとうございます。  先ほど病院部長から、地域から感染者を出さないようにするという御答弁がありましたけれども、やっぱり今まで本当に手洗いとかうがいとか、それぞれ皆さんが自己防衛に努めて、この感染症を乗り切ったということでありますので、これからも新しい生活様式の中で、そういうことをきちっと励行できるような、市から情報発信とか、そういうことも引き続き市民の皆さんに訴えかけていくというか、広報していくことも必要なのではないかと思いますので、その基本的な部分を、慣れてしまうと結局、手洗いとかうがいとか、まあいいかという状況になる可能性もある。やはり、その辺の徹底とか、第2波については、予想できない部分はありますので。自己防衛が一番大切と思いますので、引き続き市からは、その辺の情報提供をお願いしたいと思います。  あとは、学校教育課長からお話がありましたが、子供たちの目は輝いております。そして、子供たちの声を聞くことによって、地域の住民の人も、声が聞こえて非常にうれしいというお話もいただいていますので、これからも子供たちに無理をせずに、しっかり学校生活が行えるような、そういう体制づくりをしていただきたいと思います。  それから、もう一点。さっき聞き忘れたんですけれども、入出国の規制がかかっておりまして、外国人の方の雇用に関する手続とか就労に関して、結構、気仙沼市でも影響が出ているのではないかと思うんですが、その辺に関する市の対応はどのようになっているのか、お示しいただければと思います。 212: ◎議長(菅原清喜君) 産業部長鈴木哲則君。 213: ◎産業部長(鈴木哲則君) 外国の方の入出国規制によって、雇用に影響が出ているのではないかという御質問でございました。遠洋マグロ船、遠洋のみならず、近海船でも、外国の方が大きな戦力になっているという状況でございます。今までは主にインドネシアの方を船員、戦力として、本市で関係する船にも乗っていただいていたところでありますが、御指摘のとおり、外国の方の入出国が非常に窮屈な状況になっているということで、業界ではいろいろな工夫をしながら対応してございますが、国での判断ということもありますので、国への働きかけ等は、主に業界のほうが主となってやってございますが、市でもそのバックアップをしていくと、基本的なところで考えてございます。以上でございます。 214: ◎議長(菅原清喜君) 14番村上佳市君。 215: ◎14番(村上佳市君) なかなか市単独では難しいところもあるかと思いますけれども、ぜひ業界の方とお話をしながら、しっかりとした体制づくりをしていただきたいと思います。以上で終わります。 216: ◎議長(菅原清喜君) 17番熊谷雅裕君。 217: ◎17番(熊谷雅裕君) 今回、国民に一律10万円が支給されました。生活困窮者にとっては非常にありがたいお金だったようで、今度、次いつ出るんだという人もいましたけれども、一方で、この10万円がなくても困らない人もたくさんいると思います。  前回でしたか、匿名で寄附できる窓口が気仙沼市につくれないかという話もしたと思うんですが、それを検討するという御返事だったと思うんですが、その後はどのようにか動いているんでしょうか。 218: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 219: ◎市長(菅原 茂君) それは、その次の議会のときに半分以上お答えしていると思いますが、要は市内の人が市に寄附をすると、税額控除が受けられて、市にとって、そのお金が丸々使えるということではなくて、場合によっては、かえって市としては困るケースもあるということであります。それは所得とかによって様々であります。  それで、本市では、2次補正も含めて十分な、十分ということはないかも分かりませんが、一定程度の対策をできるのであれば、新たにそのほかにお金を寄附で募ってやることによって、税収に影響を与えるということとてんびんで考えなくてはいけないと考えたことをお話ししたつもりです。  見ていると、どのまちでもそのことは進めていません。やっているところもあります。例えば、県とかですね。ということで、本市としては2次補正を見てからだという話をしていますが、今のところ、それ以上に進んでいません。  例えば、本市の企業会計で寄附を募ったらどうかという話も実は庁内では出ていますけれども、積極的に進めている状態ではないということであります。  そのほか、民間がやるということは当然あり得ると思います。 220: ◎議長(菅原清喜君) 17番熊谷雅裕君。 221: ◎17番(熊谷雅裕君) 私が言っていることは、匿名で、1万円でもいいんです。例えば、10万円もらったから、1割、1万円、あるいは10万円そのまま、何でもいいんです。とにかく匿名で寄附できて、それを集めることで、いろんな形での支援策ができると思うんです。  先ほど11番議員が、沿岸漁業者が困っていると言っておりました。それが2次補正で出ると言ったので、一安心はしたんですけれども、魚が売れなくて困っている、取っても売れないという漁業者が実際いる。そういった気仙沼独自の支援策ができないかなと。  例えば、あるいは子供、母子家庭で、一度2万円給付とありますけれども、例えば半年間2万円ずつあげるとか、あるいは学生の支援とか、子供に対する支援策として、匿名で集まった、本当の善意の基金を使って市独自の対策が取れないかという思いでの話です。税控除どうのこうのという、そういう大きな話ではなくて、気仙沼市に約62億円が来るわけで、その中の善意のある人が1万円でも2万円でも出して、集められて、それを市が本当に困っている母子家庭やら学生やら、私は子供中心、先ほど漁業者も思っていたんですが、2次補正で出るという形になりそうなので、それを子供に対していろんな形で出せるようなことができないかと思って提案しています。もう少し検討していただけませんか。 222: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 223: ◎市長(菅原 茂君) 検討はしていると、ずっと言っています。ふるさと納税と同じような税制になっていますので、10万円寄附すれば、9万8,000円税控除されます。そのうち何割か、いや、同じです。匿名とか関係ないですよ。その、やった人は確定申告するわけですから、それは全く関係ない話。匿名だろうが何だろうが同じです。それで、その9万8,000円のうち市税分は幾らかと、市税が減りますから、その分は4分の3、国から補填されますが、4分の1はなくなります。  そういう4分の1をなくしながら、寄附を使って新たな政策をするためには、それが有効であればいいんですよ。有効なものであれば、やったらいいんですよ。しかしながら、我々が国から頂くお金、いろんなことを工夫して出せるお金の以上にやれば、それは一部無駄遣いになってしまうということが制度上あるということをよく理解していただきたい。  その上で、2次補正の内容を見て、その中で、今言ったような政策をやるなら、例えば、やればいいんですよ。お金をもらったから、やるという話ではなくて、そのことにかかわらず優先順位というものはあるんだろうと思っています。 224: ◎議長(菅原清喜君) 17番熊谷雅裕君。 225: ◎17番(熊谷雅裕君) 私が言っていることは、確定申告どうのこうのということではなく、ポケットマネーで入れられるもの、ポケットマネーなら別に確定申告、一々出すものではないですよね。だから、そういった税どうのこうのという話ではなくて、本当に善意でポケットマネーで出したときに、それを市が受け入れる窓口をつくって、善意の基金としてつくれないかなということなんです。  その方向でしたら、税負担どうのこうの、あるいは市税が減るだとか、そういうことにはならないと思うんですよ。あくまで私の言っているものは善意であり、ポケットマネーであり、助け合いの部分だと思うので、そういう形で何かできないかと思って提案しています。 226: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 227: ◎市長(菅原 茂君) すみません。寄附はみんな善意なんですよ。その上で、国の制度として税額控除の活用ができるということでありますので、ポイントは、市が集めると、そうなるということです。だから、集め先を変えるということを民間で企てていただければ、それはそれで十分だと思います。我々が絡むとすれば、企業会計ではどうか。例えば、病院が減収だから、病院を応援しよう基金をやりましょうとか、そういうことも含めて、実は庁内では話しています。  しかしながら、今そういうことをやるべきかどうかということも含めて総合的に考えているということなので。もし、そういうお考えがあるのであれば、民間の何かをつくって、透明性の下に配分をするということがあれば、それは大変美しい話だと思います。 228: ◎議長(菅原清喜君) 17番熊谷雅裕君。 229: ◎17番(熊谷雅裕君) 私はその辺ちょっと詳しくないのであれなんですが、例えば東日本のときに、全国から義援金、支援金とありましたけれども、そこで一々、税金控除やら何やらとやっていないと思うんですよ。そういった意味の中で、気仙沼市民が気仙沼市民のために何かやれないかという思いで発言しているので、そういったことの窓口で、何か市は対応できないのかと思っております。  市が、その気がないというのだったら、それはそれで仕方ないのかもしれませんけれども、私個人でやるわけにいかない、できませんので、ぜひ市が何とかやってほしいと思って、話をしました。平行線のようなので、これでやめますけれども。 230: ◎議長(菅原清喜君) よろしいですか。(「なし」の声あり)質問がないようですので、これにて行政報告に対する質疑を終結いたします。 231: ◎議長(菅原清喜君) 次に、今期定例会で受理した陳情6件及び要望1件は、議長に提出されたものとしてお手元に配付いたしておりますので御報告いたします。 232: ◎議長(菅原清喜君) 以上をもちまして、本日は散会といたします。  大変御苦労さまでした。      午後 2時59分  散 会 ───────────────────────────────────────────   地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。  令和2年6月12日                    気仙沼市議会議長  菅 原 清 喜                    署 名 議 員   高 橋 清 男                    署 名 議 員   村 上   進 発言が指定されていません。 このサイトの全ての著作権は気仙沼市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) KESENNUMA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...