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  1. 気仙沼市議会 2020-02-07
    令和2年第107回定例会(第1日) 本文 開催日: 2020年02月07日


    取得元: 気仙沼市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-06
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2020-02-07 令和2年第107回定例会(第1日) 本文 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 26 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◎議長菅原清喜君) 選択 2 : ◎議長菅原清喜君) 選択 3 : ◎議長菅原清喜君) 選択 4 : ◎議長菅原清喜君) 選択 5 : ◎議長菅原清喜君) 選択 6 : ◎議長菅原清喜君) 選択 7 : ◎議長菅原清喜君) 選択 8 : ◎議長菅原清喜君) 選択 9 : ◎議長菅原清喜君) 選択 10 : ◎議長菅原清喜君) 選択 11 : ◎議長菅原清喜君) 選択 12 : ◎市長菅原 茂君) 選択 13 : ◎議長菅原清喜君) 選択 14 : ◎市長菅原 茂君) 選択 15 : ◎議長菅原清喜君) 選択 16 : ◎議長菅原清喜君) 選択 17 : ◎議長菅原清喜君) 選択 18 : ◎市長菅原 茂君) 選択 19 : ◎議長菅原清喜君) 選択 20 : ◎議長菅原清喜君) 選択 21 : ◎産業部長鈴木哲則君) 選択 22 : ◎議長菅原清喜君) 選択 23 : ◎建設部長(佐々木 守君) 選択 24 : ◎議長菅原清喜君) 選択 25 : ◎議長菅原清喜君) 選択 26 : ◎議長菅原清喜君) ↑ ページの先頭へ 本文 ▼最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:      午前9時8分  開 会 ◎議長菅原清喜君) ただいまの出席議員数は24名であります。定足数に達しておりますので、これより第107回気仙沼市議会定例会を開会いたします。 2: ◎議長菅原清喜君) 本日の欠席届け出議員及び遅参届け出議員はございません。  以上のとおりでありますので、御報告いたします。 3: ◎議長菅原清喜君) 次に、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、16番臼井真人君、17番熊谷雅裕君を指名いたします。 4: ◎議長菅原清喜君) 次に、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から3月日までの28日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 5: ◎議長菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から3月日までの28日間と決定いたしました。 6: ◎議長菅原清喜君) 次に、地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めましたところ、お手元に配付の名簿のとおりでございますので、御報告いたします。 7: ◎議長菅原清喜君) 次に、報道機関から写真撮影等の申し出があり、議長はこれを許可しておりますので、御報告いたします。 8: ◎議長菅原清喜君) 次に、議長会及び議長の動向でございますが、出席報告書を印刷してお手元に配付いたしておりますので、御報告にかえさせていただきます。なお、宮城県市議会議長会春季定期総会出席報告書につきましては、関係資料を添え、お手元に配付いたしておりますので、御報告いたします。 9: ◎議長菅原清喜君) 次に、宮城県後期高齢者医療広域連合議会の出席報告書でございますが、当該議員より報告書が提出され、その出席報告書を印刷してお手元に配付いたしておりますので、御報告いたします。 10: ◎議長菅原清喜君) 次に、議案の上程でありますが、初めに令和元年度関係議案、議案第1号から議案第83号までの83カ件を一括上程いたします。     ○議案第 1号 二級河川の指定の変更に関する意見について     ○議案第 2号 市道北沢3号線の路線認定について     ○議案第 3号 市道前浜神明線の路線変更について     ○議案第 4号 市道赤牛線の路線認定について     ○議案第 号 市道岩井崎号線の路線認定について
        ○議案第 6号 市道長崎1号線の路線認定について     ○議案第 7号 市道長崎1号線の路線変更について     ○議案第 8号 市道中上鮪立線の路線認定について     ○議案第 9号 市道瀬向2号線の路線変更について     ○議案第1号 市道小泉小学校線外1路線の路線変更について     ○議案第11号 市道長窪柳沢山通線の路線変更について     ○議案第12号 市道長窪柳沢山通2号線の路線認定について     ○議案第13号 市道旧県道グリーンロード2号線の路線変更について     ○議案第14号 市道旧県道グリーンロード3号線の路線認定について     ○議案第1号 市道新南明戸8号線外1路線の路線認定について     ○議案第16号 市道新南明戸号線の路線廃止について     ○議案第17号 市道新北明戸9号線の路線認定について     ○議案第18号 市道新北明戸6号線の路線廃止について     ○議案第19号 市道新北明戸号線の路線廃止について     ○議案第2号 市道新北明戸8号線の路線変更について     ○議案第21号 市道卯名沢下門松尾線の路線変更について     ○議案第22号 市道卯名沢2号線の路線認定について     ○議案第23号 市道蒲生卯名沢支線の路線廃止について     ○議案第24号 市道高松卯名沢不動線の路線変更について     ○議案第2号 市道卯名沢花立線の路線変更について     ○議案第26号 市道卯名沢佐峯線の路線変更について     ○議案第27号 市道津谷長根線の路線認定について     ○議案第28号 市道東前線外1路線の路線廃止について     ○議案第29号 市道東西附の森支線の路線変更について     ○議案第3号 市道東西附の森2号支線の路線認定について     ○議案第31号 市道大沢箒松線の路線変更について     ○議案第32号 市道大沢箒松2号線の路線認定について     ○議案第33号 市道赤牛川久喜支線の路線変更について     ○議案第34号 市道風羽上通り線の路線廃止について     ○議案第3号 市道大手前通り線の路線廃止について     ○議案第36号 市道日門山谷林田線の路線変更について     ○議案第37号 市道日門中島坂子線の路線変更について     ○議案第38号 市道日門中島坂子2号線の路線認定について     ○議案第39号 市道九多丸高林線の路線変更について     ○議案第4号 市道九多丸台線の路線変更について     ○議案第41号 市道寺谷開墾線の路線変更について     ○議案第42号 市道洞沢山通り線の路線変更について     ○議案第43号 市道洞沢山通り2号線の路線認定について     ○議案第44号 市道寺沢フグツリ線の路線変更について     ○議案第4号 市道寺沢フグツリ2号線の路線認定について     ○議案第46号 市道石川原高屋敷財の神線の路線変更について     ○議案第47号 市道石川原茶畑上道線の路線変更について     ○議案第48号 市道石川原茶畑上道2号線の路線認定について     ○議案第49号 市道石川原茶畑上道3号線の路線認定について     ○議案第50号 市道道貫線の路線変更について     ○議案第1号 市道道貫中線の路線変更について     ○議案第2号 市道菖蒲沢岩倉線の路線変更について     ○議案第3号 市道菖蒲沢岩倉支線の路線変更について     ○議案第4号 市道菖蒲沢山中線の路線変更について     ○議案第55号 市道荒沢号線の路線変更について     ○議案第6号 市道荒沢2号線の路線変更について     ○議案第7号 市道長平1号線の路線変更について     ○議案第8号 市道荒沢長平2号線の路線変更について     ○議案第9号 市道長平4号線の路線認定について     ○議案第6号 復興祈念公園造成工事請負契約に係る変更契約の締結について     ○議案第61号 23年災第67号鶴ヶ浦漁港海岸鶴ヶ浦防潮堤外災害復旧工事請             負契約に係る変更契約の締結について     ○議案第62号 御伊勢浜海岸砂浜養浜工事の合併工事に関する基本協定に係る変更協             定の締結について     ○議案第63号 都市計画道路内の脇老松線橋梁下部工工事請負契約に係る変更契約の             締結について     ○議案第64号 大谷漁港海岸保全施設整備事業防潮堤整備工事請負契約の締結につい             て     ○議案第6号 前浜漁港海岸保全施設整備事業防潮堤整備工事請負契約の締結につい             て     ○議案第66号 財産の処分について     ○議案第67号 気仙沼市印鑑条例の一部を改正する条例制定について     ○議案第68号 気仙沼市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例制定につ             いて     ○議案第69号 気仙沼市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例             の一部を改正する条例制定について     ○議案第7号 気仙沼市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定め             る条例の一部を改正する条例制定について     ○議案第71号 気仙沼市立公民館条例の一部を改正する条例制定について     ○議案第72号 令和元年度気仙沼市一般会計補正予算     ○議案第73号 令和元年度気仙沼市国民健康保険特別会計補正予算     ○議案第74号 令和元年度気仙沼市後期高齢者医療特別会計補正予算     ○議案第7号 令和元年度気仙沼市介護保険特別会計補正予算     ○議案第76号 令和元年度気仙沼市魚市場特別会計補正予算     ○議案第77号 令和元年度気仙沼市唐桑半島ビジターセンター事業特別会計補正予算     ○議案第78号 令和元年度気仙沼市公共下水道特別会計補正予算     ○議案第79号 令和元年度気仙沼市集落排水特別会計補正予算     ○議案第8号 令和元年度気仙沼市簡易水道特別会計補正予算     ○議案第81号 令和元年度気仙沼市水道事業会計補正予算     ○議案第82号 令和元年度気仙沼市ガス事業会計補正予算     ○議案第83号 令和元年度気仙沼市病院事業会計補正予算 11: ◎議長菅原清喜君) 提案理由の説明を求めます。市長菅原 茂君。 12: ◎市長菅原 茂君) 第107回気仙沼市議会が開会され、令和元年度に係る提出議案の御審議をお願いするに当たり、その概要について御説明を申し上げます。  議案第1号の二級河川の指定の変更に関する意見については、宮城県知事から求められた二級河川只越川の指定の変更に係る意見について、異議がない旨を提出するに当たり、議会の議決を求めるものであります。  議案第2号の市道北沢3号線の路線認定については、防災集団移転促進事業における道路整備事業に伴い、路線認定するものであります。  議案第3号の市道前浜神明線の路線変更について、議案第4号の市道赤牛線の路線認定について、議案第号の市道岩井崎号線の路線認定について、議案第6号の市道長崎15号線の路線認定について、議案第7号の市道長崎1号線の路線変更について及び議案第8号の市道中上鮪立線の路線認定については、漁業集落防災機能強化事業における道路整備完了に伴い、それぞれ路線認定及び路線変更するものであります。  議案第9号の市道瀬向2号線の路線変更については、気仙沼市パークゴルフ場整備事業に伴い、路線変更するものであります。  議案第10号の市道小泉小学校線外1路線の路線変更については、国道45号小泉地区の道路整備完了に伴い、路線変更するものであります。  議案第11号の市道長窪柳沢山通線の路線変更について、議案第12号の市道長窪柳沢山通2号線の路線認定について、議案第13号の市道旧県道グリーンロード2号線の路線変更について、議案第14号の市道旧県道グリーンロード3号線の路線認定について、議案第15号の市道新南明戸8号線外1路線の路線認定について、議案第16号の市道新南明戸号線の路線廃止について、議案第17号の市道新北明戸9号線の路線認定について、議案第18号の市道新北明戸6号線の路線廃止について、議案第19号の市道新北明戸号線の路線廃止について、議案第20号の市道新北明戸8号線の路線変更について、議案第21号の市道卯名沢下門松尾線の路線変更について、議案第22号の市道卯名沢2号線の路線認定について、議案第23号の市道蒲生卯名沢支線の路線廃止について、議案第24号の市道高松卯名沢不動線の路線変更について、議案第25号の市道卯名沢花立線の路線変更について、議案第26号の市道卯名沢佐峯線の路線変更について、議案第27号の市道津谷長根線の路線認定について、議案第28号の市道東前線外1路線の路線廃止について、議案第29号の市道東西附の森支線の路線変更について、議案第30号の市道東西附の森2号支線の路線認定について、議案第31号の市道大沢箒松線の路線変更について、議案第32号の市道大沢箒松2号線の路線認定について、議案第33号の市道赤牛川久喜支線の路線変更について、議案第34号の市道風羽上通り線の路線廃止について、議案第35号の市道大手前通り線の路線廃止について、議案第36号の市道日門山谷林田線の路線変更について、議案第37号の市道日門中島坂子線の路線変更について、議案第38号の市道日門中島坂子2号線の路線認定について、議案第39号の市道九多丸高林線の路線変更について、議案第40号の市道九多丸台線の路線変更について、議案第41号の市道寺谷開墾線の路線変更について、議案第42号の市道洞沢山通り線の路線変更について、議案第43号の市道洞沢山通り2号線の路線認定について、議案第44号の市道寺沢フグツリ線の路線変更について、議案第45号の市道寺沢フグツリ2号線の路線認定について、議案第46号の市道石川原高屋敷財の神線の路線変更について、議案第47号の市道石川原茶畑上道線の路線変更について、議案第48号の市道石川原茶畑上道2号線の路線認定について、議案第49号の市道石川原茶畑上道3号線の路線認定について、議案第50号の市道道貫線の路線変更について、議案第51号の市道道貫中線の路線変更について、議案第52号の市道菖蒲沢岩倉線の路線変更について、議案第53号の市道菖蒲沢岩倉支線の路線変更について、議案第54号の市道菖蒲沢山中線の路線変更について、議案第55号の市道荒沢号線の路線変更について、議案第56号の市道荒沢2号線の路線変更について、議案第57号の市道長平1号線の路線変更について、議案第58号の市道荒沢長平2号線の路線変更について及び議案第59号の市道長平4号線の路線認定については、三陸沿岸道路整備事業に伴い、それぞれ路線認定、路線変更及び路線廃止するものであります。  議案第60号の復興祈念公園造成工事請負契約に係る変更契約の締結については、設計修正に伴う園路広場整備工の増工などにより工事費が増額となることから変更契約を締結するもので、小野寺工業株式会社を相手方とし、3,767万9,200円を増額する仮変更契約を先月30日に締結しております。  議案第61号の23年災第5670号鶴ヶ浦漁港海岸鶴ヶ浦防潮堤外災害復旧工事請負契約に係る変更契約の締結については、ボーリング調査に基づく基礎捨石工の工法変更などにより工事費が増額となることから変更契約を締結するもので、五洋建設株式会社東北支店を相手方とし、4億6,457万4,000円を増額する仮変更契約を先月30日に締結しております。  議案第62号の御伊勢浜海岸砂浜養浜工事の合併工事に関する基本協定に係る変更協定の締結については、掘削土量の変更に伴う整地工の減工などにより工事費が減額となることから変更協定を締結するもので、宮城県知事を相手方とし、4,893万2,000円を減額する仮変更協定を先月30日に締結しております。  議案第63号の都市計画道路内の脇老松線橋梁下部工工事請負契約に係る変更契約の締結については、仮桟橋などの使用期間変更に伴う仮設工の増工などにより工事費が増額となることから変更契約を締結するもので、株式会社小野良組を相手方とし、2億2,399万5,200円を増額する仮変更契約を先月30日に締結しております。  議案第64号の大谷漁港海岸保全施設整備事業防潮堤整備工事請負契約の締結については、被災した漁港の背後集落を防護するレベル1津波対応の防潮堤を整備することから工事請負契約を締結するもので、制限付一般競争入札により決定した五洋建設株式会社東北支店を相手方とし、契約金額を15億2,075万円とする仮変更契約を先月30日に締結しております。  議案第65号の前浜漁港海岸保全施設整備事業防潮堤整備工事請負契約の締結については、被災した漁港の背後集落を防護するレベル1津波対応の防潮堤を整備することから工事請負契約を締結するもので、制限付一般競争入札により決定した株式会社久本組東北支店を相手方とし、契約金額を2億2,858万円とする仮契約を先月30日に締結しております。
     議案第66号の財産の処分については、閉校した旧白山小学校について、地域経済の振興のほか、新たなにぎわいの場の創出及び交流人口の増加などを推進するため、清酒製造場としての利活用を事業提案した市内企業に土地を売却するとともに、建物を無償譲渡するもので、本件に係る仮契約を先月30日に締結しております。  議案第67号の気仙沼市印鑑条例の一部を改正する条例制定については、印鑑登録証明事務処理要領の改正に伴い、印鑑登録申請における成年被後見人の一律的な権利制限を見直すなど、所要の改正を行うものであります。  議案第68号の気仙沼市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例制定については、行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律の改正に伴い、同法の題名が改められたことから、当該条例中の引用部分を改めるなど、所要の改正を行うものであります。  議案第69号の気仙沼市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定については、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準省令の改正に伴い、同事業による卒園後の受け皿に係る連携施設の確保要件を緩和するなど、所要の改正を行うものであります。  議案第70号の気仙沼市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定については、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準省令の改正に伴い、放課後児童支援員認定資格研修について、指定都市の長も実施できることとされたため、所要の改正を行うものであります。  議案第71号の気仙沼市立公民館条例の一部を改正する条例制定については、学校跡施設に置いている公民館分館の位置を変更するとともに、地方公務員法の改正及び特別職非常勤職員の任用厳格化に伴い、館長及び職員を非常勤とすることができる規定を削除するなど、所要の改正を行うものであります。  次に、補正予算案の概要についてでありますが、議案第72号の令和元年度気仙沼市一般会計補正予算については、歳入歳出予算からそれぞれ51億4,616万8,000円を減額し、予算総額を919億2,252万9,000円とするものであります。  その主な内容ですが、新庁舎建設等の資金を積み立てる庁舎建設基金積立金として1億円、令和元年台風第19号により被災した施設を復旧する農林施設災害復旧事業として2億7,153万円、同じく市道等災害復旧事業として6億5,423万4,000円、市営住宅及び共同施設の修繕、改良、解体等に要する資金を積み立てる気仙沼市営住宅基金積立金として23億7,986万7,000円を計上しております。  また、復興交付金事業については、漁業集落防災機能強化事業4億3,279万5,000円、街路整備事業24億3,813万7,000円、被災市街地復興土地区画整理事業の鹿折地区及び南気仙沼地区分11億204万4,000円、魚町・南町地区分億8,064万7,000円、防災集団移転促進事業億633万4,000円を、復興交付金事業以外では、道路新設改良事業4億47万2,000円、派遣職員受け入れに係る経費4億1,312万3,000円を、事業の進捗に合わせてそれぞれ減額計上しております。  歳入については、市税2億5,000万円、地方特例交付金9,793万5,000円、諸収入1億3,285万円、市債1億2,760万円を追加し、地方交付税39億2,906万8,000円、分担金及び負担金26万5,000円、使用料及び手数料1,551万円、国庫支出金6,031万円、県支出金8,692万9,000円、財産収入4億497万6,000円、寄附金2,441万4,000円、繰入金12億3,708万1,000円を減額するものであります。  なお、今後復興庁から第26回東日本大震災復興交付金に係る交付可能額が内示される見込みでありますことから、準備が整い次第、追加補正予算案を提案する予定であります。  議案第73号の令和元年度気仙沼市国民健康保険特別会計補正予算については、歳入歳出予算からそれぞれ1,875万5,000円を減額し、予算総額を82億1,355万1,000円とするもので、保健事業費などを補正するものであります。  議案第74号の令和元年度気仙沼市後期高齢者医療特別会計補正予算については、歳入歳出予算からそれぞれ3,605万9,000円を減額し、予算総額を9億3,328万6,000円とするもので、広域連合納付金などを補正するものであります。  議案第75号の令和元年度気仙沼市介護保険特別会計補正予算については、歳入歳出予算にそれぞれ8,508万8,000円を追加し、予算総額を70億6,396万8,000円とするもので、保険給付費などを補正するものであります。  議案第76号の令和元年度気仙沼市魚市場特別会計補正予算については、歳入歳出予算からそれぞれ2,667万5,000円を減額し、予算総額を4億6,986万円とするもので、魚市場管理費などを補正するものであります。  議案第77号の令和元年度気仙沼市唐桑半島ビジターセンター事業特別会計補正予算については、歳入歳出予算からそれぞれ26万円を減額し、予算総額を547万8,000円とするもので、事業費などを補正するものであります。  議案第78号の令和元年度気仙沼市公共下水道特別会計補正予算については、歳入歳出予算からそれぞれ1億8,549万4,000円を減額し、予算総額を33億7,179万3,000円とするもので、事業費などを補正するものであります。  議案第79号の令和元年度気仙沼市集落排水特別会計補正予算については、歳入歳出予算からそれぞれ95万9,000円を減額し、予算総額を7,925万7,000円とするもので、事業費などを補正するものであります。  議案第80号の令和元年度気仙沼市簡易水道特別会計補正予算については、歳入歳出予算にそれぞれ14万7,000円を追加し、予算総額を1億3,550万8,000円とするもので、共済費などを補正するものであります。  議案第81号の令和元年度気仙沼市水道事業会計補正予算については、収益的収入に4,056万8,000円を追加し20億2,156万7,000円とし、収益的支出に6,281万2,000円を追加し20億9,692万2,000円とし、資本的収入から7億1,261万9,000円を減額し37億6,531万2,000円とし、資本的支出から7億1,268万円を減額し42億5,560万2,000円とするもので、事業費などを補正するものであります。  議案第82号の令和元年度気仙沼市ガス事業会計補正予算については、資本的収入から5,201万9,000円を減額し2億5,651万7,000円とし、資本的支出から5,201万9,000円を減額し2億7,559万3,000円とするもので、事業費などを補正するものであります。  議案第83号の令和元年度気仙沼市病院事業会計補正予算については、収益的収入に2,590万4,000円を追加し101億9,724万8,000円とし、収益的支出に647万円を追加し118億4,144万6,000円とするもので、医業費用などを補正するものであります。  以上、提出議案について御説明申し上げましたが、御審議の上、御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。 13: ◎議長菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 14: ◎市長菅原 茂君) ただいま提案させていただきました議案のうち、議案第64号でございますが、私のほうから最後の部分ですが、「契約金額を15億2,075万円とする仮変更契約を先月30日に締結しております」と述べましたが、正しくは「契約金額を15億2,075万円とする仮契約を先月30日に締結しております」と述べるところでございました。訂正しておわびを申し上げたいと思います。 15: ◎議長菅原清喜君) 暫時休憩いたします。  再開を午前10時40分といたします。      午前1時24分  休 憩 ───────────────────────────────────────────      午前1時39分  再 開 16: ◎議長菅原清喜君) 再開いたします。  休憩前に引き続き会議を開きます。  これより令和2年度関係議案、議案第84号から議案第112号までの29カ件を一括上程いたします。     ○議案第 84号 気仙沼市副市長の選任につき同意を求めることについて     ○議案第 8号 気仙沼市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて     ○議案第 86号 気仙沼市本吉総合体育館の指定管理者の指定について     ○議案第 87号 気仙沼市大曲コミュニティセンター条例の一部を改正する条例制定              について     ○議案第 88号 気仙沼市林野管理条例の一部を改正する条例制定について     ○議案第 89号 気仙沼市市場条例の一部を改正する条例制定について     ○議案第 9号 気仙沼市道路占用料条例の一部を改正する条例制定について     ○議案第 91号 気仙沼市営住宅条例の一部を改正する条例制定について     ○議案第 92号 気仙沼市集落排水事業分担金条例の一部を改正する条例制定につい              て     ○議案第 93号 気仙沼市青少年育成支援センター条例の一部を改正する条例制定に              ついて     ○議案第 94号 気仙沼市ガス事業及び水道事業の設置等に関する条例の一部を改正              する条例制定について     ○議案第 9号 気仙沼市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定              について     ○議案第 96号 気仙沼市病院事業使用料及び手数料条例の一部を改正する条例制定              について     ○議案第 97号 気仙沼市市長等の損害賠償責任の一部の免責に関する条例制定につ              いて     ○議案第 98号 気仙沼市亀山駐車場条例制定について     ○議案第 99号 気仙沼市パークゴルフ場条例制定について     ○議案第100号 気仙沼市交通指導員条例を廃止する条例制定について     ○議案第11号 令和2年度気仙沼市一般会計予算     ○議案第12号 令和2年度気仙沼市土地特別会計予算     ○議案第13号 令和2年度気仙沼市国民健康保険特別会計予算     ○議案第14号 令和2年度気仙沼市後期高齢者医療特別会計予算     ○議案第105号 令和2年度気仙沼市介護保険特別会計予算     ○議案第16号 令和2年度気仙沼市魚市場特別会計予算     ○議案第17号 令和2年度気仙沼市唐桑半島ビジターセンター事業特別会計予算     ○議案第18号 令和2年度気仙沼市水道事業会計予算     ○議案第19号 令和2年度気仙沼市簡易水道事業会計予算     ○議案第11号 令和2年度気仙沼市ガス事業会計予算     ○議案第111号 令和2年度気仙沼市下水道事業会計予算     ○議案第112号 令和2年度気仙沼市病院事業会計予算 17: ◎議長菅原清喜君) 提案理由の説明を求めます。市長菅原 茂君。 18: ◎市長菅原 茂君) 本議会において、令和2年度各種会計予算案を初め提出議案の御審議をお願いするに当たり、市政運営の考え方と議案の概要について御説明を申し上げます。  東日本大震災の発生から間もなく9年が経過し、政府が定めた復興・創生期間の終了まで残り1年余りとなりました。  国においては、昨年末、復興・創生期間後における復興の基本方針が閣議決定され、復興庁設置期間の10年延長や復興財源の最大年延長などが盛り込まれたところでありますが、本市としましては、期間内での復興の完遂を目指し、残るハード事業の完了に渾身の力を傾注するとともに、被災者に寄り添う姿勢を堅持してまいります。  復興後を見据えた地方創生については、少子化の進行や若年層の流出が依然として続き、産業、医療、福祉、教育など、あらゆる分野において人手や対象者の不足が深刻化しており、人口減少対策が喫緊の重要課題となっております。  これまでも、総合的な結婚・子育て・支援施策「プロジェクト1.90」を初め、UIJターン受け入れ体制整備など、この課題解決に向け取り組んできたところでありますが、令和2年度から市長直属の(仮称)人口減少対策統括官を配置し、一層の取り組み強化を図るとともに、若者や子育て世代、地域、産業界等との対話・共創・協働を進めながら、出生数の増加や移住・定住の促進、関係人口の創出等に向けた各種施策を展開してまいります。  また、人口減少は、本市の主たる財源である市税や普通交付税の減少にもつながるものであり、今後、深刻な財源不足が見込まれますことから、昨年策定した行財政改革大綱及びアクションプランをもとに、市民の視点、未来の視点、経営の視点の3つの視点により、事務・事業の不断の見直しを初め、ICTの活用やアウトソーシングの推進、税外収入の確保など、より効率的かつ効果的な行財政運営を進めてまいります。  以上、復興の完遂、人口減少対策の強化、行財政改革の推進を令和2年度の市政運営方針の軸とし、市議会議員の皆様の御理解をいただきながら、各種施策に積極果敢に取り組んでまいります。市民の皆様の御協力と積極的な参画をお願い申し上げます。  次に、令和2年度当初予算の考え方について申し上げます。  初めに、復旧・復興分について御説明いたします。  復興のリーディングプロジェクトである三陸沿岸道路については、気仙沼中央から気仙沼港インターチェンジ間の延長1.7キロメートルが、2月24日の開通予定となりました。  残る小泉海岸から本吉津谷インターチェンジ間の延長2キロメートル及び気仙沼港から(仮称)唐桑南インターチェンジ間の延長7.3キロメートルについても、それぞれ令和2年内、令和2年度内の開通の見通しが示されており、三陸沿岸道路全線開通が目前となっております。  大島架橋事業についても、令和2年度までに東八幡前・国道45号から浪板橋間の延長約1キロメートル及び磯草・浦の浜間約1.5キロメートルが完成し、約8キロメートルの全線の開通が予定されております。  市道については、令和2年度内完成を目指しており、災害復旧事業約88キロメートルのうち残りの約26キロメートルについて、また復興事業約74キロメートルのうち残りの約19キロメートルについて整備を進めてまいります。  なお、復興事業に係る大型工事車両の通行量増加に起因する道路舗装の損傷については、引き続き復興交付金を活用し、修繕等を実施してまいります。  土地区画整理事業については、鹿折地区では昨年9月に工事が完了し、南気仙沼地区、魚町・南町地区及び松崎片浜地区は令和2年度の工事完了を目指し、盛り土工事や道路等の公共施設の整備を推進してまいります。  都市計画道路については、魚市場中谷地線等、復興事業として実施している路線の早期供用に向け、整備を進めてまいります。  公園については、南気仙沼地区・松崎尾崎地区防災公園、南気仙沼復興市民広場の早期完成を目指すとともに、公共下水道供用区域内にある公園トイレの水洗化を進めてまいります。  社会教育施設・社会体育施設については、気仙沼中央公民館、市営テニスコート、南運動広場の復旧工事を進めてまいります。  被災者の住宅再建については、令和2年度中に仮設住宅に入居されている全ての方の再建が完了する見込みであり、最後のお一人まで寄り添い、円滑な再建を支援してまいります。  なお、応急仮設住宅は、残る2つの住宅の解体工事を行い、令和2年度末までには、建設された全ての住宅が解体・撤去される見込みであります。  災害公営住宅については、東日本大震災特別家賃低減事業の対象となっている低所得世帯に対し、市独自で期間を延長し、生活再建に向けた取り組みを推進してまいります。  また、空き室については、継続的に被災者以外を対象とした一般公募を実施するなど、住宅困窮世帯の解消及びUIJターンにより本市での生活を望まれる方々の住まいの選択肢の一つとなるよう、引き続き取り組んでまいります。  防災集団移転事業については、未着手の参加者に対し、個々の状況に応じた相談や支援を図る一方、空き区画については、一般募集を継続し、住宅地の供給に努めてまいります。  住宅再建の完了に向けた市独自支援については、本年4月から新たに津波で浸水した半壊世帯への補助拡充と、既存の修繕補助の一部見直しを行うこととしており、がけ地近接等危険住宅移転事業とともに住宅再建を支援してまいります。  次に、上・下水道の復旧・復興事業については、令和2年度完了を目標に他の事業との調整を図りながら進めてまいります。  松崎片浜地区における冠水対策事業については、引き続き函渠工事及び雨水ポンプ場建設工事を進め、本年10月にポンプの暫定稼働を開始し、令和2年度内に事業を完了する予定としております。  産業についてでありますが、持続可能な地域経済の実現のためには、企業の稼ぐ力を掘り起こすことが重要であり、事業者の自助努力を促しながら、商品開発、販路開拓など新しい産業支援の体制を構築するため、静岡県富士市のエフビズをモデルとした公的な中小企業支援機関(仮称)気仙沼ビズの本市での開設に着手し、中小企業の売り上げ向上や新産業、コミュニティビジネスの創出等を伴走して支援する体制の構築を進めてまいります。  基幹産業である水産業の振興については、本市魚市場が高度衛生管理型施設であることの強みを最大限に生かして、品質衛生管理水準の向上に取り組み、幅広い漁業種の漁船誘致につなげるなど、環境変化に対応した水揚げ拡大に努めてまいります。  また、水産分野における人材の確保・育成を図るため、水産研修センターの復旧整備を進めるほか、宮城県漁業協同組合や沿岸漁業の担い手対策に実績のある一般社団法人と連携し、漁師学校の開催や魅力的な求人広告の作成等を通じた担い手確保に取り組んでまいります。  第1種漁港及び海岸施設災害復旧事業並びに海岸保全施設整備事業については、引き続き地元や関係機関との調整等を行いながら、令和2年度内の完了を目指してまいります。
     また、魚市場周辺と内湾地区を結ぶ海の道の復旧整備に着手し、水産と観光の融合による港町気仙沼ならではの魅力向上を図ってまいります。  漁業集落防災機能強化事業については、引き続き地元や関係機関との調整等を行いながら、令和2年度内の完了を目指し、集落道及び水産関係用地等の工事を推進してまいります。  被災事業者の施設・設備の復旧に資する地域商業施設等復旧整備事業や、商店街の再生・活性化に資する地域商業等計画策定事業については、事業者に寄り添いながら、引き続き伴走型の支援を行ってまいります。  来る3月8日にプレオープンする気仙沼大島ウェルカム・ターミナルについては、当面は市の直営とし、地域の皆様と連携しながら運営実績を積み重ね、民間移行への基礎づくりに努めてまいります。  また、亀山アクセス手段の構築については、方針決定を急ぐとともに、令和2年度においてはシャトルバス等による暫定対応を継続しながら、その具現化を進めてまいります。  新道の駅「大谷海岸」については、令和2年度末までの供用開始に向けて、関係機関との協議を重ねながら、整備及び運営準備を進めてまいります。  被災者の生活支援については、高齢者相談室等に生活援助員(LSA)を引き続き配置し、自立生活の支援やひきこもり防止を行うとともに、絆再生事業による交流活動などにより、地域支援員やNPO団体等の関係機関と連携しながら、各地域のコミュニティーづくりを支援してまいります。  また、災害公営住宅や防集団地以外に住宅再建した被災者が、安定した生活に移行できるよう相談支援を継続してまいります。  陣山に整備する復興祈念公園については、本年秋の開園に向け、既に着手している造成及びモニュメント工事を確実に推進するほか、園内に配置する伝承のオブジェの制作・設置について、有識者との議論をさらに深めてまいります。  また、復興期間の最終年度を迎えるに当たり、新たに(仮称)震災復興記録誌編纂室を設置し、本市のこれまでの復旧・復興の取り組み内容を記録誌として編さんしてまいります。  復興五輪として本年開催される2東京オリンピック・パラリンピックについては、本市がオリンピック聖火リレーの宮城県出発地点となったことを絶好の機会と捉え、復興した気仙沼の姿を全国に発信してまいります。  また、復興ありがとうホストタウンの相手国であるインドネシア共和国との交流を深めるため、同国出身の実習生や市民とともに同国を応援し、インターネットを通した小学生同士の交流や応援ツアー等を実施してまいります。あわせて、大会後においても交流が継続するよう進めてまいります。  次に、その他の主な施策について、第2次総合計画に掲げた10の基本目標を中心に御説明を申し上げます。  第1に、「対話・共創・協働」であります。  令和2年度は、第2次気仙沼市総合計画前期基本計画、復興計画、まち・ひと・しごと総合戦略の最終年度であり、これらの計画を統合した第2次気仙沼市総合計画後期基本計画を策定する重要な年度であります。  市民が主役のまちづくりを推進する「まち大学構想」のもと、産業人材やまちづくり人材など地域リーダーの育成を基礎とし、まち・ひと・しごと交流プラザに開設した□ship(スクエアシップ)に集まる各セクションのリーダーや地域コミュニティーの担い手、高校生を含む若者のまちづくりへの参画をさらに推進するとともに、市内全域に広がるよう努め、対話・共創・協働によるまちづくりをより一層促進してまいります。  また、地域住民が主体的に復興まちづくりに取り組む協議会への地域活性化支援員の配置拡大を図るとともに、NPOや市民団体に対し、引き続き市民活動支援センターによる活動支援等を行ってまいります。  さらに、地域コミュニティーにおいては、自治会や振興会を核とし、企業や各種団体など多様な主体が互いに、または行政と役割を分担しながら地域課題の解決を図る地域協働の一層の推進を図り、地域の維持・活性化を目指すとともに、活動拠点となる公民館の多機能化、まちづくりセンター化について、市民や地域自治組織と実践してまいります。  男女共同参画の推進については、第2次気仙沼市男女共同参画基本計画に基づき、その実現に向けた普及・啓発などに取り組んでまいります。また、第2次総合計画後期基本計画の策定に当たっては、ワークショップメンバーの女性比率50%を目指してまいります。  第2に、「地域経営」であります。  初めに、復興事業完遂のための人員確保については、令和2年度も引き続き多くの応援職員が必要であることから、現在派遣中の自治体への継続要請や、総務省、復興庁、宮城県の支援を得るとともに、正規職員及び会計年度任用職員の適正な定員管理を進めてまいります。  また、組織再編については、産業再生戦略課と商工課を統合し産業戦略課とするなど、スリムで効率的な体制の構築を図ってまいります。  さらには、昨年策定した行財政改革大綱2019や、行財政改革アクションプランを成功させるため、必要な庁内規定や仕事の仕方の見直しを行い、ICTの活用がその効果を十分に発揮し、効率的で質の高い行政経営を実現できるよう、職員全員で取り組みます。あわせて、職員のスキルアップとまちづくりの担い手として多様な人材の育成を進めてまいります。  市有財産の適正管理と有効活用については、公共施設等総合管理計画に基づき、引き続き施設類型ごとの個別施設計画の策定を進めるとともに、被災元地や未活用の市有財産について、積極的に民間への貸し付けや譲渡などを図ってまいります。  新庁舎建設については、現在、最終的な取りまとめを行っている基本構想に引き続き、基本計画の策定に着手し、あわせて庁舎移転後の跡地利用等に係る調査や新たなまちづくりに向けて、市民の皆さんとの話し合いを進めてまいります。  ふるさと納税については、その仕組みを活用したNPO等の支援を行うほか、本市への誘客につながる仕組みの導入を検討し、幅広い寄附者の獲得に努めてまいります。  企業版ふるさと納税については、令和2年度税制改正に伴う企業側のメリット拡大についてPRし、積極的に本市への支援を呼びかけてまいります。  第3は、「産業」についてであります。  本市経済は、震災後、復興需要に支えられてきており、復興・創生期間の終了が近づく中で、これまで以上に外貨の獲得、地域経済循環及びローカルファーストの強化に向けた施策を推し進める必要があり、産業連関表の作成とその活用を図り、中小企業・小規模企業振興会議において当面の政策を導き出すとともに、本市産業のあるべき姿や市全体の経済構造に係る骨太の議論も行うなど、官民一体となって取り組んでまいります。  基幹産業としての水産業の振興については、全国的な水揚げが長期連続的に減少する中であっても、日本一活気あふれる水産都市を実現するため、本市が全国に誇れる新魚市場を核とした水産クラスターをさらに進化させ、全国の漁業者、消費者から信頼され、地域経済を支える持続可能な産業としての成長を目指してまいります。  また、水産人材の育成や水産業の活性化を図るため、東京海洋大学等との連携事業を継続するとともに、自動車メーカーの協力を得て実施する漁労作業の省力化の推進などにより、漁業従事者の就労環境の改善などを図ってまいります。  沿岸漁業振興については、磯焼け対策として藻場造成を効果的かつ計画的に実施するため、本年3月に藻場ビジョンを策定する宮城県を初め、専門的な知識を有する大学等とも連携し、磯根資源の回復に向けたウニの除去、海中林造成及び稚貝放流など、総合的な取り組みに対し支援してまいります。  水産加工業の振興については、輸出に取り組む団体や食品衛生法の一部改正によるHACCP義務化に対応し、認定取得に取り組む水産加工場への支援を行い、輸出環境の整備と衛生管理の向上を後押ししてまいります。  水産物の高付加価値化推進については、クリルオイルに代表される機能性食品や化粧品などの、好不漁や相場に左右されにくい独自商品の開発と販売促進に取り組む気仙沼水産資源活用研究会の活動を引き続き支援してまいります。  本年9月27日に宮城県で開催される第40回全国豊かな海づくり大会については、開催会場が石巻市に、歓迎レセプションは仙台圏に決定しておりますが、サテライト会場は未定となっており、本市としましても大会の成功に向けて責任ある役割を担う覚悟のもと、開催関係者との協力体制構築を進めてまいります。  農業の振興については、震災からの復旧・復興を目的として実施してきた圃場整備事業や農業機械の共同利用等を生かしながら、農地中間管理事業による農地の集約化を図り、さらなる効率的な集落営農を推進するとともに、日本型直接支払交付金事業により農地及び中山間地域の農村集落の環境を維持・保全してまいります。  また、有害鳥獣捕獲実施隊によりニホンジカ等の有害鳥獣を捕獲・駆除し、農作物への食害の被害を防止・軽減してまいります。  さらに、杉ノ下地区で4月から利用を開始する市民農園により、市民の農業に対する関心と理解を深めるとともに、地元でとれる農作物のさらなる産地化を図り、魅力ある気仙沼市の農作物の地産地消を推進してまいります。  林業の振興については、健全な森林を造成するため、計画的な伐採や適切な管理を行い、森林資源の循環利用を図りながら、森林の有する多面的機能の維持増進を図ってまいります。  さらに、未整備の私有林を森林所有者にかわり、市がみずから管理を行うこととする森林経営管理制度が施行され、市町村が実施する森林の整備及び促進に関する施策の経費に充てるための森林環境譲与税の交付が開始されたことから、まずは森林保有者の意向調査を行ってまいります。  また、市民の安全を確保し、観光資源としての松林を守るため、引き続き松くい虫被害木の早期発見・駆除に努めてまいります。  商工業・サービス業の振興については、市内事業者の経営体質の強化に資する中小企業振興資金による金融施策を継続してまいります。  販路の回復・拡大については、気仙沼の物産品販路拡大事業や地場産業再生支援事業等を継続するとともに、中小企業・小規模企業振興会議の議論を進め、新たな取り組みにつなげてまいります。  また、事業者と連携し、市内外で開催する商談会等への参加や、三陸気仙沼の求評見本市等の商談会を通じて、本市の地場産品を全国のバイヤーに広く浸透させるほか、首都圏への物販施設の開設についてもその可能性について新たに検討してまいります。  次に、雇用の確保と新たな産業の誘致・創出についてでありますが、昨年11月末現在の有効求人倍率は1.64倍と依然高い水準で推移しており、事務的職業において求人が慢性的に不足しているなど雇用のミスマッチが解消されない状況下で、各事業所においては労働力の確保が困難な状況が続いております。  中小企業・小規模企業振興会議の議論においても、労働力の確保に関する課題をテーマの一つとしたところであり、今後、この課題解決の手法として、機械化、外国人の一層の活用、ICT、IoT及びAIなどの先端技術などにも触れながら、官民一体となって課題解決に向けた議論を進めてまいります。  また、防災集団移転元地や学校施設跡地などを積極的に活用し、立地場所の確保とあわせ、トップセールス、企業立地セミナー、企業訪問等を通じた幅広い分野を対象とする企業誘致活動のほか、平成30年3月に設置した「ITベース こはらぎ荘」を核とし、ICT関連企業をターゲットとした誘致を強化してまいります。  あわせて、事業復興型雇用創出助成事業を継続するとともに、UIJターンによる創業、起業や新たな事業分野に挑戦する事業者に対し、創造的産業復興支援事業により、事業の立ち上げ等を引き続き支援してまいります。  さらに、産業界等との連携による地域雇用活性化推進事業などを通じて、事業所の魅力向上を進めながら、新卒者やUIJターン者などの地元就職の促進を図るとともに、女性、高齢者及び障害者等の就労機会の拡大にも努めてまいります。  観光振興に向けたDMOの推進については、引き続き気仙沼観光推進機構を司令塔に市全体を1つの会社と見立て、マーケティングに基づく戦略策定と付加価値の高い観光商品の開発・提供等を行い、観光で稼げる地域経営、地域経済の循環拡大及びこれらの持続的展開を図ってまいります。  このほか、本市の南の玄関口となる道の駅「大谷海岸」のグランドオープン、震災後3カ所目となる御伊勢浜海水浴場の再開に向け、情報発信を強化するほか、クルーズ客船、スーパーヨット、外航ヨット等の受け入れ環境の調査・検討を進めてまいります。  インバウンドの取り組みとしては、ツツジを縁として台湾への観光プロモーションを実施するため、徳仙丈山のツツジが見ごろの時期に合わせ、台北市政府から使節団とメディア関係者の招致事業を実施いたします。  また、宮城オルレ気仙沼・唐桑コースにおいて、多言語観光ポータルサイトの運用やサイクルツーリズムの推進などにより、国内のみならず訪日外国人の誘客促進を図り、世界に開かれた観光・交流都市の実現を目指してまいります。  国際リニアコライダーの誘致については、欧州や米国などが日本政府による早期決断を望んでいることから、東北ILC推進協議会を初め、宮城県、岩手県及び関係自治体、関係団体等と連携しながら、国への積極的な働きかけを引き続き行ってまいります。  第4は、「結婚・子育て」についてであります。  結婚支援については、新婚世帯に対する住居費や引っ越し費用の補助を引き続き行うほか、婚活イベント等を開催する民間団体に対する補助に、新たに市外参加者の送迎に要する費用を加算するなど、より多くの出会いの機会を創出してまいります。  子育て支援については、急激な出生数の減少に歯どめをかけるため、プロジェクト1.90の取り組みをさらに充実・強化することとし、本年1月に開催した子育てタウンミーティングを継続的に実施し、若い世代や子育て支援に携わる方々とともに、出産・子育て環境の課題を共有し、施策に反映してまいります。  主な取り組みとしては、新たに産後サポート事業として、産婦の身体の回復や産後鬱の予防等を図る産婦健康診査事業、産婦健診とあわせて医療機関で実施する1カ月児健診を支援する1か月児健康診査事業、産後に心身の不調や育児不安がある母子を支援する産後ケア事業、聴覚障害の早期発見・早期療育に資する新生児聴覚検査事業の4事業を一体的に実施し、出産後間もない時期から安心して子育てができるよう支援してまいります。  また、ファミリー・サポート・センター産後ママ応援事業の利用料助成を、これまでの半額から全額に拡充し、育児負担の軽減とともに、子供を産み育てることに喜びを感じられる環境の充実を図ってまいります。  さらに、子育て支援団体と連携し、官民の子育て情報を網羅する「けせんぬま子育て情報アプリ・ぽけっと」の一層の普及を図るなど、市内外への子育て情報の発信力を強化してまいります。  保育環境の整備では、令和3年度の開所に向け(仮称)唐桑保育所整備事業を推進するとともに、令和4年度の開所に向け(仮称)面瀬保育所整備事業に取り組んでまいります。  あわせて、待機児童の解消を図るため、保育士等確保対策事業や子育て支援員研修等の実施により、保育人材の確保に努めるとともに、民間の子育てサークルや子育て支援サービスとの連携や協働を通じて、多様な保育ニーズに応えてまいります。  第に、「教育」についてであります。  少子高齢化に伴う人口減少、技術革新や生命科学の急速な発展、さらにはsociety5.0時代に入るなど、社会状況が変化する中、子供たちの生きる力、学ぶ力の育成が急務となっており、策定の大詰めを迎えた第2期気仙沼市教育大綱に基づく各種施策に取り組んでまいります。  また、本市の学校教育の中・長期的なあり方について検討するために設置した気仙沼市学校教育の在り方検討会議において、本地域の高等学校教育のあり方(魅力ある高校づくり)について、本市の将来を創造する人材の育成に向けて検討を進め、県教育委員会に対し、提言等を行ってまいります。  また、100年時代の生きがいある人生の構築を見据え、生涯にわたって学び、スポーツ・文化活動に親しむことができるよう、社会教育施設や社会体育施設の復旧・整備に取り組むとともに、各種イベントを開催してまいります。  義務教育環境整備計画については、引き続き月立小学校と新城小学校の統合に理解を求めるほか、第3段階対象校の所在する地域において統合の計画等について順次説明するとともに、住民の皆様と率直な意見交換をする中で、環境整備の必要性について理解を深めていただき、計画の推進を図ってまいります。  新たな時代の社会の担い手育成については、英語力の育成に力を入れるとともに、AIの導入やビッグデータを活用した経済・社会の仕組みの変化に対応し、産業や暮らしにICTを有効に活用できる力を持った人材を育成するため、国が示したGIGAスクール構想に基づく校内通信ネットワークの整備及び児童・生徒1人1台端末の整備を進めてまいります。  さらに、気候変動や国際情勢、少子化などのさまざまな課題に対応し、持続可能な社会づくりに貢献する人材を育成するため、本市が全国に先駆けて取り組んできたESDに加え、SDGsの達成という観点を取り入れ、探究学習の一層の充実を図ります。とりわけ海洋教育や防災教育など、本市学校教育において特筆すべき学習活動については、大学などの専門的な教育機関や市民の方々との協力・連携を図りながら推進してまいります。  生涯学習の推進については、老朽化した新月公民館の新築工事に着手し、地域住民の学習及びまちづくりの拠点施設として整備を進めてまいります。  スポーツの振興については、青少年のよりよいスポーツ環境を確保するため、スポーツ少年団指導者の資格登録に係る費用の一部を補助し、各競技団体の指導者の育成を促すとともに、社会体育施設の災害復旧とあわせて、鹿折みどりのふれあい広場などの施設整備を行い、市民が気軽にスポーツに親しめる環境を整え、市民の健康づくりを推進してまいります。  文化芸術の振興と地域文化の継承については、学校等において、音楽や演劇、伝統芸能など、本物の芸術に触れる巡回公演や、地方音楽祭等のコンサート開催など、市民の文化芸術に親しむ機会の充実を図るとともに、魅力ある地域の文化財を生かしたイベント開催や情報発信に取り組んでまいります。  また、日本遺産「みちのくGOLD浪漫」については、推進協議会を構成する涌谷町初め市町とも連携し、魅力発信に取り組んでまいります。  次に、「自然・環境・食」についてであります。  初めに、自然環境や生活環境の保全については、公共下水道事業計画に基づき、田中前地区及び本町地区の汚水管工事を進めるとともに、下水道施設の適切な維持管理を図るため、ストックマネジメント計画を策定してまいります。  また、浄化槽の普及を促進することにより、河川や海域の水質汚濁防止を図るとともに、緑化活動や清掃活動、不法投棄の防止等により環境美化を推進してまいります。  特に、海洋プラスチックごみ対策については、海洋プラスチック対策推進会議がまとめたアクションプランに基づき、主要漁港に海洋ごみステーションを設置し、漁業者が回収した海洋ごみの処理を推進するとともに、関係団体・機関などと協力し、海洋環境の保全を図ってまいります。  また、市民とともにオリジナルエコバッグを作成し、ライフスタイルの変革を促してまいります。  低炭素型社会づくりについては、市民の太陽光発電設備や低炭素社会対応型浄化槽の設置を継続して支援するとともに、宮城オルレ唐桑コースの発着点への太陽光発電を利用したエコシェアサイクルステーションの設置、都市公園の外灯や街路防犯灯、市内小中学校の照明のLED化を進めてまいります。  再生可能エネルギーについては、本市が出資した地域新電力会社「気仙沼グリーンエナジー株式会社」と連携しながら、その普及を推進するとともに、エネルギーの地産地消を促進してまいります。  循環型社会の構築に向けては、ごみの減量化・資源化、分別ルールの徹底を推進するとともに、市民の資源化物リサイクル活動を支援してまいります。  新一般廃棄物最終処分場の整備については、建設工事の早期着工に向け取り組んでまいります。  し尿処理については、行政改革の着実な推進と一般廃棄物処理事業の効率的な運営を図るため、施設の運転及び維持管理業務の民間委託を進めてまいります。  食育の推進については、「食のまち気仙沼」、「スローシティ・スローフード都市・気仙沼」を引き続き市内外に発信するとともに、市内小・中学生を対象とした食育アンケートを実施し、気仙沼ならではの食育の取り組みにつなげてまいります。  第7に、「保健・医療」についてであります。  健康づくりについては、引き続き健康寿命の延伸に資するため、健康診査や各種がん検診の受診を勧奨するとともに、かかりつけ医との連携による生活改善に向けた保健指導に加え、各世代に適した運動・食事の習慣化を目指す体力アップセミナーを継続開催するなど、生活習慣病の発症予防と重症化予防を図り、健康長寿のまちづくりを推進してまいります。  病院事業については、引き続き、医師を初めとする医療従事者の確保に努めるとともに、経営改善の取り組みを推進し、安定した経営と医療の質の向上を図ります。  市立病院においては、医療機能の分担により、救急医療を含む急性期医療の提供という本来の機能を十分に発揮するため、初診時及び再診時の選定療養費を導入いたします。  市立本吉病院においては、在宅医療の推進に努め、医療と介護等の連携を一層推進し、地域包括ケアの充実に貢献してまいります。  なお、本市病院事業のふさわしい経営形態については、令和元年度内に病院事業審議会の答申をいただく予定であり、その内容を踏まえ、市としての方向性を定めてまいります。  地域医療については、高齢化の加速に伴うニーズ増に対応するため、市医師会を初め関係機関・団体と一層の連携を図るとともに、少子化により不足する支える側の人材を積極的に確保するため、看護、助産、薬剤師への奨学金貸与、返済支援を行い、地域医療体制の維持に努めてまいります。  第8に、「福祉・地域コミュニティー」についてであります。  地域福祉の推進については、地域の全ての人々が支え合い、活躍できる地域共生社会の実現に向けて、気仙沼市社会福祉協議会を初め、市民、地域・事業者、関係機関・団体等が連携し、取り組みを進めてまいります。  高齢者福祉については、ケアマネジメント支援によるケアの質の向上、認知症の方や家族支援の充実、交流サロンの機能強化と拡充、医療・介護連携の強化等に取り組むとともに、令和3年度から年度までの3カ年間を計画期間とする第8期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画の策定に着手し、地域包括ケアシステムのさらなる推進を図ってまいります。  また、包括的連携協定を締結している東京都健康長寿医療センターとの協働事業として実施した、健康長寿のまちづくりのための1万人実態調査の分析結果等を活用し、地域の特徴と課題を地域住民と共有しながら、各地域の実情に合わせたフレイル予防の取り組みを実施する等、重点的に介護予防を推進してまいります。  加えて、介護マンパワー確保対策事業を継続実施し、気仙沼圏域介護人材確保協議会や市内介護サービス法人の取り組みと連動しながら、積極的に人材確保を図ってまいります。  障害者福祉については、障害者一人一人が住みなれた地域で、自分らしく自立した生活を送ることができる地域の実現に向け、サービス提供体制の確保と地域生活支援事業の充実に努めるとともに、令和3年度から年度までの3カ年間を計画期間とする第6期障害福祉計画及び第2期障害児福祉計画の一体的な策定に着手してまいります。  生活困窮者に対する支援については、引き続き就労や生活課題に係る相談援助と、負債や家計の見直し等を支援することにより、生活保護に至る前の段階の自立支援を強化し、生活困窮状態からの早期自立を促してまいります。  市所有のコミュニティー施設については、地元自治会等の状況を伺いながら、市直営管理から指定管理への移行を進めるとともに、老朽施設の再建整備や改修に努めることとし、唐桑の松圃集会所の建てかえなどを実施してまいります。  また、自治会所有の集会施設の修繕等に要する費用の補助や運営経費に係る補助の検討を進めるとともに、災害公営住宅等における自治会の設立など、新しいコミュニティーの形成や地域コミュニティー活動の支援として、引き続き地域支援員を配置してまいります。
     さらに、市内の外国人登録者、主に技能実習生が増加していることから、日本語教室や交流機会の充実を図り、外国人にとって住みやすく、外国人から選ばれるまちとなるよう取り組みを進めてまいります。  移住・定住の促進については、移住・定住支援センター「MINATO」を核として、住まいや仕事、暮らしに関する相談に応じるほか、首都圏での積極的なプロモーションを行い、移住人口や関係人口の増加を図ってまいります。  第9に、「防災」についてであります。  防災・減災対策の充実・強化については、救援物資の円滑な受け入れと避難所等への迅速な供給を図るため、新たな集積・配送拠点となる防災物資集積配送基地を整備するとともに、災害リスク等に配慮した避難所指定や開設・運営体制の見直しを進めてまいります。  地震・津波、水害及び土砂災害対策の推進については、県が復興の進捗に合わせ公表することとなっている津波浸水想定区域図や、千年に一度の降雨を想定した大川、鹿折川の新たな洪水浸水想定区域図を踏まえ、地区津波避難計画や洪水ハザードマップの見直しを行うとともに、市独自の河川水位監視システムを導入し、被害の軽減や拡大防止を図ってまいります。  地域防災力の向上については、引き続き自主防災組織の結成や育成・支援に関する取り組みを強化してまいります。  また、本市を会場に防災リーダー養成講座等を開催し、養成講座を修了した方及び認定を受けた方々に、本市の地域防災リーダーとして登録していただき、その活動を支援してまいります。  避難行動要支援者の避難支援個別計画については、引き続き担当職員が各自治組織に直接訪問し、自治会長や振興会長、民生委員等と一緒に、制度や地域課題の共有を図りながら、策定を推進してまいります。  第10に、「暮らし」についてであります。  初めに、道路網の整備ですが、気仙沼・唐桑最短道については、残る舞根地区から浪板地区間について、早期に事業化されるよう県に対し、促進団体や地域住民と一体となり、粘り強く運動を継続してまいります。  国道284号の整備については、広域道路・国道284号整備促進期成同盟会における要望活動はもとより、高規格化の早期実現を後押しする民間組織の立ち上げを進めてまいります。  市民生活に直結する新たな市道整備計画については、令和元年度における各地区住民説明会及び意見交換会等を通じ、路線の評価・優先順位の決定に向けて作業を進めており、令和2年度内の計画策定を目指してまいります。  橋梁等については、橋梁長寿命化修繕計画に基づき、定期点検の実施や計画的な修繕を行っており、令和2年度は馬籠川にかかる中平橋の補修工事を予定しております。  水道事業については、引き続き水源開発施設整備事業を推進するとともに、唐桑町中地区石綿セメント管更新事業など、老朽管路の計画的な更新を行い、有収率の向上に努めてまいります。  また、水道事業の安定経営と基盤強化を図るため、水道料金の改定作業を進めるとともに、広域連携の可能性や業務の包括委託について検討してまいります。  ガス事業については、新規需要の開拓に努め、採算性の向上を図るとともに、ガス導管の更新を進め、安心・安全なガスの供給を確保してまいります。  交通安全対策については、交通死亡事故ゼロを目指し、警察や交通指導隊、交通安全協会等関係団体と連携を密にし、啓発活動や安全教育等を実施してまいります。  防犯対策については、安全で安心なまちづくりを進めるため、地区防犯協会が設置する防犯カメラの費用の一部を助成するなど、地域の自主防犯活動を支援してまいります。  消費者の安全・安心の確保については、多様化・複雑化している消費者問題に対応するため、相談体制や消費者教育の充実を図り、架空請求等の被害防止のための積極的な情報提供に努めるとともに、商品等の適正な表示等を推進してまいります。  公共交通については、復興事業の完了に合わせた路線の見直しを引き続き行っていくとともに、地域主体による運行等、さまざまな手法を含めた検討を進める持続可能な交通ネットワークの構築に努めてまいります。  情報化推進については、国における積極的なICT戦略及び本市におけるICT活用の現状を踏まえ、行革の本丸との認識のもと、行政サービス向上並びに事務の簡素化・効率化につながる取り組みをより積極的に進めてまいります。  以上、令和2年度に係る主な施策の内容を御説明申し上げましたが、その予算規模について、会計ごとに申し上げます。  議案第101号令和2年度気仙沼市一般会計予算は、725億9,427万3,000円であります。  議案第102号令和2年度気仙沼市土地特別会計予算、議案第103号令和2年度気仙沼市国民健康保険特別会計予算、議案第104号令和2年度気仙沼市後期高齢者医療特別会計予算、議案第105号令和2年度気仙沼市介護保険特別会計予算、議案第106号令和2年度気仙沼市魚市場特別会計予算、議案第107号令和2年度気仙沼市唐桑半島ビジターセンター事業特別会計予算、以上6つの特別会計の合計は164億2,345万3,000円であります。  議案第108号令和2年度気仙沼市水道事業会計予算、議案第109号令和2年度気仙沼市簡易水道事業会計予算、議案第110号令和2年度気仙沼市ガス事業会計予算、議案第111号令和2年度気仙沼市下水道事業会計予算、議案第112号令和2年度気仙沼市病院事業会計予算、以上5つの公営企業会計の支出予算の合計は241億3,385万4,000円であり、全会計の総額は1,131億5,158万円であります。  このうち一般会計の財源としては、市税62億7,400万円、地方交付税240億2,396万2,000円、国・県支出金139億1,223万7,000円、市債24億9,350万円などのほか、復興交付金事業の財源として東日本大震災復興交付金事業基金148億1,309万5,000円、各種事業を実施するため財政調整基金33億4,803万9,000円を充当することとしております。  次に、予算外議案について御説明申し上げます。  議案第84号は気仙沼市副市長の選任につき同意を求めることについて、議案第85号は気仙沼市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて、議案第86号は気仙沼市本吉総合体育館の指定管理者の指定について、議案第87号は気仙沼市大曲コミュニティセンター条例の一部を改正する条例制定について、議案第88号は気仙沼市林野管理条例の一部を改正する条例制定について、議案第89号は気仙沼市市場条例の一部を改正する条例制定について、議案第90号は気仙沼市道路占用料条例の一部を改正する条例制定について、議案第91号は気仙沼市営住宅条例の一部を改正する条例制定について、議案第92号は気仙沼市集落排水分担金条例の一部を改正する条例制定について、議案第93号は気仙沼市青少年育成支援センター条例の一部を改正する条例制定について、議案第94号は気仙沼市ガス事業及び水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第95号は気仙沼市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第96号は気仙沼市病院事業使用料及び手数料条例の一部を改正する条例制定について、議案第97号は気仙沼市市長等の損害賠償責任の一部の免責に関する条例制定について、議案第98号は気仙沼市亀山駐車場条例制定について、議案第99号は気仙沼市パークゴルフ場条例制定について、議案第100号は気仙沼市交通指導員条例を廃止する条例制定について提案するものであります。  以上、提出議案について御説明申し上げましたが、御審議の上、御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。 19: ◎議長菅原清喜君) 次に、報告でありますが、報告第1号から報告第11号まで一括して報告を求めます。     ○報告第 1号 専決処分の報告について     ○報告第 2号 専決処分の報告について     ○報告第 3号 専決処分の報告について     ○報告第 4号 専決処分の報告について     ○報告第 号 専決処分の報告について     ○報告第 6号 専決処分の報告について     ○報告第 7号 専決処分の報告について     ○報告第 8号 専決処分の報告について     ○報告第 9号 専決処分の報告について     ○報告第1号 専決処分の報告について     ○報告第11号 専決処分の報告について 20: ◎議長菅原清喜君) 産業部長鈴木哲則君。 21: ◎産業部長鈴木哲則君) それでは、議案書(その3)の68ページをお開き願います。  報告第1号専決処分の報告について御説明を申し上げます。  本件は、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分しておりますので、同条第2項の規定により報告するものであります。  69ページは専決処分書であります。  70ページをごらん願います。あわせて別紙報告第1号参考資料(その1)(その2)(その3)を御参照願います。  1、工事名は、載鈎漁港海岸保全施設整備事業防潮堤整備工事であります。  2、工事場所は、気仙沼市唐桑町載鈎地内であります。  3、原請負金額は7億895万7,360円で、4の変更請負金額2,777万6,100円の増額により、の変更後請負金額は7億3,673万3,460円であります。  6、受注者は、宮城県気仙沼市魚町三丁目1番8号、株式会社熊剛組、代表取締役熊谷光訓氏であります。  71ページをごらん願います。資料(1)工事概要であります。  1、工事内容は、東日本大震災により甚大な被害を受けた載鈎漁港背後集落を防護するため、レベル1津波に対応した防潮堤を新たに整備するものであります。  2の変更内容でありますが、(1)現地踏査及び設計照査の結果に基づき、地盤改良工を増工するものであります。  (2)隣接する民家及び防潮堤中間部の支持力を確認するため、調査ボーリング工を増工するものであります。  (3)防潮堤の天端を地盤隆起分のかさ下げにより土工及び直立壁コンクリートを減工するものであります。  主な内容でありますが、防潮堤の整備延長は変更ありませんが、1)土工は盛り土を5,148立方メートルから4,916立方メートルに変更するものであります。  2)基礎工は変更ございません。  3)地盤改良工は、中層混合処理をゼロ立方メートルから1,508立方メートルに、セメント安定処理をゼロ立方メートルから720立方メートルにそれぞれ変更するものであります。  4)本体工は、直立壁コンクリートを6,382立方メートルから6,302立方メートルに変更するものであります。  5)道路工(乗越)から7)陸閘工までは変更ございません。  72ページをごらん願います。  8)調査ボーリング工は一式増工するものであります。  9)附帯工から11)撤去工までは変更ございません。  3、竣工期限は令和2年3月31日で変更はございません。  73ページをごらん願います。73ページは、資料(2)位置図であります。円で囲んだ箇所が施工箇所であります。  74ページは資料(3)平面図で、格子線で増工箇所を示しております。  75ページは資料(4)標準断面図(1)であります。前のページの平面図におけるA-A′断面及びB-B′断面を表示したもので、それぞれ斜線で増工箇所及び減工箇所を示しております。  76ページは資料()標準断面図(2)であります。74ページの平面図におけるC-C′断面を表示したもので、斜線で減工箇所を示しております。  参考資料につきましては、参考資料(その1)は工事請負変更契約書、参考資料(その2)は当該工事の変更内容一覧、参考資料(その3)は当該工事の変更契約推移表であります。  報告第1号の説明は以上であります。どうぞよろしくお願いいたします。  次に、報告第2号専決処分の報告について御説明を申し上げます。  議案書(その3)の77ページをお開き願います。  本件は、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分しておりますので、同条第2項の規定により報告するものであります。  78ページは専決処分書であります。  79ページをごらん願います。あわせて別紙報告第2号参考資料(その1)(その2)(その3)を御参照願います。  1、工事名は、石浜(唐桑)漁港海岸保全施設整備事業防潮堤整備工事(その2)であります。  2、工事場所は、気仙沼市唐桑町明戸地内外であります。  3、原請負金額は4億5,932万4,000円で、4の変更請負金額1,478万4,000円の増額により、の変更後請負金額は4億7,410万8,000円であります。  6、受注者は宮城県仙台市泉区南光台東一丁目31番8号、株式会社石原組東北支店、支店長安住元邦氏であります。  80ページをごらん願います。  資料(1)工事概要であります。  1、工事内容は、東日本大震災により甚大な被害を受けた石浜(唐桑)漁港背後集落を防護するため、レベル1津波に対応した防潮堤を整備するとともに、隣接する船揚場を復旧するものであります。  2の変更内容でありますが、(1)2工区の土工について、購入土から流用土に変更し、不足土搬入を減工するものであります。  (2)2工区の土工及び道路工について、現地精査の結果に基づき、排水施設及び取水施設が支障となったことから、床掘及びボックスカルバートを増工するものであります。  (3)2工区の裏のり被覆工について、現地精査の結果に基づき、張りブロック2トン型を減工するものであります。  (4)2工区の擁壁工について、現地精査の結果に基づき増工するものであります。  ()3工区の道路工及び擁壁工について、隣接する他事業の接続道路との調整により、擁壁並びにアスファルト舗装及びコンクリート舗装を増工するものであります。  (6)2工区及び3工区の附帯工について、漁港施設を利用する漁業従事者等の安全確保を図るため、転落防止柵等を設置することから増工するものであります。  (7)石浜船揚場(2)の土工について、購入土から流用土に変更し、裏埋土を減工するものであります。  主な内容でありますが、(1)2工区について、防潮堤の整備延長は変更ございませんが、1)土工は床掘を473立方メートルから492立方メートルに、不足土搬入を1,705立方メートルから1,269立方メートルに、それぞれ変更するものであります。  2)本体工は変更はございません。  3)道路工は、ボックスカルバートをゼロメートルから13メートルに変更するものであります。  81ページをごらん願います。  4)陸閘工は変更はございません。  5)擁壁工は42.2メートルから45.5メートルに、6)裏のり被覆工は張りブロック2トン型を848平方メートルから764平方メートルに、それぞれ変更するものであります。  7)天端工及び8)階段工は変更はございません。  9)附帯工は表記上は一式から一式で変更ございませんが、内容に変更があるものでございます。  (2)3工区については、1)道路工は220.2メートルから130.2メートルに、アスファルト舗装を612.6平方メートルから667.6平方メートルに、コンクリート舗装を553平方メートルから583平方メートルに、それぞれ変更するものであります。  2)擁壁工は28.5メートルから39.4メートルに変更するものであります。
     3)附帯工は表記上は一式から一式で変更ございませんが、内容に変更があるものでございます。  (3)石浜船揚場(2)につきましては、復旧延長及び2)先端止壁工から5)張りコンクリート舗装工までは変更ございませんが、1)土工の裏埋土を792立方メートルからゼロ立方メートルに変更するものであります。  3、竣工期限は令和2年3月27日で変更ございません。  82ページをごらん願います。82ページは資料(2)位置図であります。円で囲んだ箇所が施工箇所であります。  83ページは資料(3)詳細位置図であります。黒く塗り潰しました箇所が施工箇所であります。  84ページは資料(4)平面図(2工区・石浜船揚場(2))で、格子線で増工箇所を、斜線で減工箇所を示しております。  85ページは資料()標準断面図(2工区)(1)であります。前のページの平面図におきますA-A′断面を表示したもので、斜線で減工箇所を示しております。  86ページは資料(6)標準断面図(2工区・石浜船揚場(2))であります。84ページの平面図におけるB-B′断面を表示したもので、斜線で減工箇所を示しております。  87ページは資料(7)標準断面図(3)であります。84ページの平面図におけるC-C′断面を表示したもので、格子線で増工箇所を示しております。  88ページは資料(8)平面図(3工区)で、格子線で増工箇所を示しております。  参考資料につきましては、参考資料(その1)は工事請負変更契約書、参考資料(その2)は当該工事の変更内容一覧、参考資料(その3)は当該工事の変更契約推移表であります。  報告第2号の説明は以上であります。どうぞよろしくお願いいたします。  続きまして、報告第3号専決処分の報告について御説明を申し上げます。  議案書(その3)の89ページをお開き願います。  本件は、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分しておりますので、同条第2項の規定により報告するものであります。  90ページは専決処分書であります。  91ページをごらん願います。あわせて別紙報告第3号参考資料(その1)(その2)(その3)を御参照願います。  1、工事名は、宿舞根漁港(宿浦地区)海岸保全施設整備事業防潮堤整備外工事(その2)であります。  2、工事場所は、気仙沼市唐桑町宿浦地内であります。  3、原請負金額は2億9,700万円で、4の変更請負金額206万5,800円の増額により、の変更後請負金額は2億9,906万5,800円であります。  6、受注者は、宮城県気仙沼市所沢248番地1、株式会社坂口組、代表取締役小山 堅氏であります。  92ページをごらん願います。  資料(1)工事概要であります。  1、工事内容は、東日本大震災により甚大な被害を受けた宿舞根漁港(宿浦地区)背後集落を防護するため、レベル1津波に対応した防潮堤を新たに整備するとともに、隣接する護岸施設を復旧するものであります。  2の変更内容でありますが、(1)防潮堤の天端を地盤隆起分のかさ下げにより土工の盛り土を減工するものであります。  (2)盛り土材について、現地踏査及び設計照査の結果、購入土から流用土に変更したことから減工するものであります。  (3)地盤改良工について、前請負業者の施工済み範囲を確定できたことから減工するものであります。  (4)のり覆護岸工について、現地精査の結果に基づき、被覆ブロックを増工するものであります。  ()水かえ工について、樋門本体函渠工及び水路工において、湧水が発生し施工が困難となったことから増工するものであります。  (6)附帯道路工の排水工について、現地踏査の結果、既設側溝と本体排水工との接続が必要となったことから管渠工を増工するものであります。また、取りつけ道路について、隣接する道路管理者との協議により、舗装工を増工するものであります。  主な内容でありますが、防潮堤について整備延長は変更ございませんが、1)土工は盛り土を6,839立方メートルから6,777立方メートルに、床掘を1,890立方メートルから8,004立方メートルに、埋め戻しを5,578立方メートルから5,765立方メートルに、それぞれ変更するものであります。  2)地盤改良工は、深層混合処理を197本からゼロ本に変更するものであります。  3)樋門本体工は変更ございません。  93ページをごらん願います。  4)のり覆護岸工(海側)は、被覆ブロック2トン型を784個から799個に変更するものであります。  5)天端被覆工は変更ございません。  6)のり覆護岸工(陸側)は、被覆ブロック2トン型を616個から612個に変更するものであります。  7)水かえ工は一式増工するものであります。  8)つけかえ道路工は、排水工について表記上は一式から一式で変更ございませんが、内容に変更があるものであります。取りつけ道路は、72平方メートルから99.1平方メートルに変更するものであります。  (2)宿護岸(8外)は変更ございません。  3、竣工期限は令和2年3月31日で変更ございません。  94ページをごらん願います。94ページは資料(2)位置図であります。円で囲んだ箇所が施工箇所であります。  95ページは資料(3)平面図で、格子線で増工箇所を示しております。  96ページは資料(4)標準断面図であります。前のページの平面図におけるA-A′断面を表示したもので、格子線で増工箇所、斜線で減工箇所を示しております。  参考資料につきましては、参考資料(その1)は工事請負変更契約書、参考資料(その2)は当該工事の変更内容一覧、参考資料(その3)は当該工事の変更契約推移表であります。  報告第3号の説明は以上であります。どうぞよろしくお願いいたします。  次に、報告第4号専決処分の報告について御説明を申し上げます。  議案書(その3)の97ページをお開き願います。  本件は、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分しておりますので、同条第2項の規定により報告するものであります。  98ページは専決処分書であります。  99ページをごらん願います。あわせて別紙報告第4号参考資料(その1)(その2)(その3)を御参照願います。  1、工事名は、滝浜(唐桑)漁港海岸保全施設整備事業防潮堤整備工事であります。  2、工事場所は、気仙沼市唐桑町欠浜地内であります。  3、原請負金額は3億9,258万円で、4の変更請負金額1,466万9,600円の増額により、の変更後請負金額は4億724万9,600円であります。  6、受注者は、宮城県石巻市蛇田字新下沼76番地1、株式会社福永建設工業東北支店、支店長清時政也氏であります。  100ページをごらん願います。  資料(1)工事概要であります。  1、工事内容は、東日本大震災により甚大な被害を受けた滝浜(唐桑)漁港背後集落を防護するため、レベル1津波に対応した防潮堤を新たに整備するものであります。  2の変更内容でありますが、(1)防潮堤の延長について、現地踏査及び設計照査の結果に基づき変更するものであります。  (2)陸閘工について、構造形式を変更したことから増工するものであります。  (3)水道管移設工について、水道事業管理者との協議により必要とされたことから増工するものであります。  主な内容でありますが、防潮堤について整備延長を80.4メートルから80.8メートルに変更するものであります。  1)土工から5)排水工までは変更はございません。  6)陸閘工については、表記上は1カ所から1カ所で変更ございませんが、内容に変更があるものでございます。  7)道路工から9)撤去工までは変更はございません。  10)水道管移設工は一式増工するものであります。  3、竣工期限は令和3年3月31日で変更ございません。  101ページをごらん願います。101ページは資料(2)位置図であります。円で囲んだ箇所が施工箇所であります。  102ページは資料(3)平面図で、格子線で増工箇所、太線で水道管移設工の増工箇所を示しております。  103ページは資料(4)標準断面図(陸閘工)(1)であります。上側が正面図の変更前、下側が変更後であり、斜線で増工箇所を示しております。  104ページは資料()標準断面図(陸閘工)(2)であります。上側が側面図の変更前、下側が変更後であり、斜線で増工箇所を示しております。  参考資料につきましては、参考資料(その1)は工事請負変更契約書、参考資料(その2)は当該工事の変更内容一覧、参考資料(その3)は当該工事の変更契約推移表であります。  報告第4号の説明は以上であります。どうぞよろしくお願いいたします。  次に、報告第号専決処分の報告について御説明を申し上げます。  議案書(その3)の105ページをお開き願います。  本件は、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分しておりますので、同条第2項の規定により報告するものであります。  106ページをごらん願います。あわせて別紙報告第号参考資料(その1)(その2)を御参照願います。  1、工事名は、農道グリーンロード1号線外1路線歩行者安全対策工事であります。  2、工事場所は、気仙沼市本吉町外尾外地内であります。  3、原請負金額は1億6,242万1,200円で、4の変更請負金額300万7,800円の増額により、の変更後請負金額は1億6,542万9,000円であります。  6、受注者は、宮城県気仙沼市本吉町津谷松尾54番地1、津谷林産建設株式会社、代表取締役林 栄和氏であります。  108ページをごらん願います。工事概要であります。  1、工事内容は、防災集団移転促進事業に伴い、利用者が増加した農道グリーンロード1号線及び市道小泉街グリーンロード線において、歩行者の安全を確保するために歩道を整備するものであります。  2の変更内容でありますが、消費税の引き上げに伴い増額するものであります。  3、竣工期限は令和2年6月30日で変更ございません。  参考資料につきましては、参考資料(その1)は工事請負変更契約書、参考資料(その2)は当該工事の変更契約推移表であります。  報告第号の説明は以上であります。どうぞよろしくお願いいたします。 22: ◎議長菅原清喜君) 建設部長佐々木 守君。 23: ◎建設部長(佐々木 守君) それでは、議案書(その3)の109ページをごらん願います。  報告第6号専決処分の報告について御説明を申し上げます。  本件につきましては、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分しておりますので、同条第2項の規定により報告するものであります。  110ページは専決処分書であります。  111ページをごらん願います。あわせて別紙報告第6号参考資料(その1)(その2)を御参照願います。  1の工事名は、朝日町赤岩港線道路改良工事(その4)であります。  2の工事場所は、気仙沼市赤岩港地内であります。  3の原請負金額は1億9,850万4,000円で、4の変更請負金額367万6,000円の増額により、の変更後請負金額が2億218万円であります。  6の受注者は、宮城県仙台市青葉区五橋一丁目4番30号、大木建設株式会社東北支店、執行役員支店長情野広行氏であります。  112ページをごらん願います。工事概要であります。  1の工事内容は、朝日町赤岩港線の整備に伴い、大川右岸の道路築造に係る擁壁等を整備するものであります。  2の変更内容は、(1)消費税率の引き上げに伴い増額するものであります。
     (2)竣工期限については、大川河川災害復旧工事との施工調整により延長するものであります。  3の竣工期限を、令和2年3月13日から令和2年3月31日に変更するものであります。  報告第6号参考資料(その1)は工事請負変更契約書の写しであります。参考資料(その2)は変更契約推移表であります。  以上でありますので、よろしくお願いいたします。  次に、報告第7号専決処分の報告について御説明を申し上げます。  議案書(その3)の113ページをごらん願います。  本件につきましては、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分しておりますので、同条第2項の規定により報告するものであります。  114ページは専決処分書であります。  115ページをごらん願います。あわせて別紙報告第7号参考資料(その1)(その2)を御参照願います。  1の工事名は、朝日町赤岩港線橋梁上部工工事であります。  2の工事場所は、気仙沼市川口町二丁目外1地内であります。  3の原請負金額は14億1,086万9,880円で、4の変更請負金額2,612万7,220円の増額により、の変更後請負金額が14億3,699万7,100円であります。  6の受注者は、宮城県仙台市青葉区中央一丁目6番35号、川田工業株式会社東北営業所、所長山田克輔氏であります。  116ページをごらん願います。資料、工事概要であります。  1の工事内容は、朝日町赤岩港線の整備に伴い、大川に新設する(仮称)川口橋の橋桁の整備等を行うものであります。  2の変更内容は、消費税率の引き上げに伴い増額するものであります。  3の竣工期限は、令和3年3月31日で変更ありません。  報告第7号参考資料(その1)は工事請負変更契約書の写しであります。参考資料(その2)は変更契約の推移表であります。  以上でありますので、よろしくお願いいたします。  次に、報告第8号専決処分の報告について御説明申し上げます。  議案書(その3)の117ページをごらん願います。  本件につきましては、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分しておりますので、同条第2項の規定により報告するものであります。  118ページは専決処分書であります。  119ページをごらん願います。あわせて別紙報告第8号参考資料(その1)(その2)を御参照願います。  1の工事名は、都市計画道路魚市場中谷地線旧橋撤去工事であります。  2の工事場所は、気仙沼市本郷外1地内であります。  3の原請負金額は7億4,520万円で、4の変更請負金額1,380万円の増額により、の変更後請負金額が7億5,900万円であります。  6の受注者は、宮城県仙台市若林区伊在二丁目22番12号、株式会社田名部組仙台支店、取締役支店長鈴木 宏氏であります。  120ページをごらん願います。資料、工事概要であります。  1の工事内容は、復興に向けた都市計画道路の整備に伴い、旧気仙沼大橋の撤去工事などを行うものであります。  2の変更内容は、消費税率の引き上げに伴い増額するものであります。  3の竣工期限は、令和3年3月31日で変更ありません。  報告第8号参考資料(その1)は工事請負変更契約書の写しであります。参考資料(その2)は変更契約推移表であります。  以上でありますので、よろしくお願いいたします。  次に、報告第9号専決処分の報告について御説明を申し上げます。  議案書の121ページをごらん願います。  本件につきましては、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分しておりますので、同条第2項の規定により報告するものであります。  122ページは専決処分書であります。  123ページをごらん願います。あわせて別紙報告第9号参考資料(その1)(その2)を御参照願います。  1の工事名は、都市計画道路潮見町赤岩五駄鱈線道路改良工事(その3)であります。  2の工事場所は、気仙沼市赤岩港外2地内であります。  3の原請負金額は2億701万4,400円で、4の変更請負金額383万3,600円の増額により、の変更後請負金額が2億1,084万8,000円であります。  6の受注者は、宮城県気仙沼市岩月箒沢36番地3、有限会社宮手舗装工業、代表取締役吉田信雄氏であります。  124ページをごらん願います。資料、工事概要であります。  1の工事内容は、復興に向けた産業・経済活動の活性化を図るため、被災地域の都市計画道路を拡幅改良するものであります。  2の変更内容は、消費税率の引き上げに伴い増額するものであります。  3の竣工期限は令和3年3月31日で変更ありません。  報告第9号参考資料(その1)は工事請負変更契約書の写しであります。参考資料(その2)は変更契約推移表であります。  以上でありますので、よろしくお願いいたします。  次に、報告第10号専決処分の報告について御説明を申し上げます。  議案書(その3)125ページをお開き願います。  本件につきましては、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分しておりますので、同条第2項の規定により報告するものであります。  126ページは専決処分書であります。  127ページをごらん願います。あわせて別紙報告第10号参考資料(その1)(その2)(その3)を御参照願います。  1、工事名は、気仙沼市単独公共下水道鹿折内の脇汚水幹線災害復旧工事であります。  2、工事場所は、気仙沼市港町地内外であります。  3、原請負金額は4億953万600円で、4、変更請負金額301万4,280円の減額により、、変更後請負金額が4億651万6,320円となるものであります。  6、受注者は、宮城県石巻市蛇田字新下沼76番地1、株式会社福永建設工業東北支店、支店長清時政也氏であります。  恐れ入ります。128ページをお開き願います。資料(1)工事概要であります。  1の工事内容は、東日本大震災により被災した鹿折内の脇汚水幹線の一部区間を新設し、汚水管渠を復旧するものです。  2の変更内容は、(1)管路工のうちマンホール設置工について、既設マンホールを利用することから減工するものです。  (2)附帯工のうち舗装復旧工について、県道路管理者との協議により減工するものです。  主な内容でありますが、1)管路工のうち推進工(内径1,000ミリメートル)(泥土圧式)については、延長221.2メートルで変更ありません。マンホール設置工については、4カ所から2カ所に減工するものです。  2)既設汚水管モルタル充填工については、延長244.5メートルで変更ありません。  3)附帯工については、舗装復旧工を1,060平方メートルから811平方メートルに減工するものです。  3、竣工期限は、令和2年3月31日で変更ありません。  129ページをごらん願います。  資料(2)位置図であります。実線が推進工による新設汚水管の復旧区間を、二重線が既設汚水管モルタル充填工の区間をあらわしております。発進立坑及び到達立坑内に設置するマンホール新設箇所を四角で、減工した箇所を丸印で、また舗装復旧工の減工箇所を黒四角であらわしております。  130ページをごらん願います。資料(3)平面図であります。上部が到達立坑、下部が発進立坑であり、マンホールの新設箇所及び減工箇所をあらわしております。  131ページをごらん願います。資料(4)は平面図で舗装復旧工であり、グレーで着色した部分が舗装復旧箇所となっており、網かけした部分が減工箇所となっております。  参考資料(その1)は変更契約書の写しであります。参考資料(その2)は変更内容一覧であります。参考資料(その3)は変更契約推移表であります。  以上でありますので、よろしくお願いいたします。  次に、議案書の132ページをお開き願います。  報告第11号専決処分の報告について御説明申し上げます。  本件につきましては、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分しておりますので、同条第2項の規定により報告するものであります。  133ページは専決処分書であります。  134ページをお開き願います。あわせて別紙報告第11号参考資料(その1)(その2)を御参照願います。  1、工事名は、公共下水道雨水幹線(松崎片浜地区)函渠築造工事(その1)であります。  2、工事場所は、気仙沼市松崎片浜地内外であります。  3、原請負金額は1億7,398万8,000円で、4、変更請負金額322万2,000円の増額により、、変更後請負金額が1億7,721万円となるものであります。  6、受注者は、宮城県気仙沼市田中前四丁目番地17、有限会社新生建設東北支店、支店長西村桂一氏であります。  135ページをお開き願います。資料、工事概要であります。  1の工事内容は、東日本大震災により地盤沈下した松崎片浜地区の道路及び周辺部の冠水を解消するため、雨水幹線を整備するものであります。  2の変更内容は、消費税率の引き上げに伴い増額するものであります。  3の竣工期限は、令和3年3月26日で変更はございません。  参考資料(その1)は変更契約書の写しであります。参考資料(その2)は変更契約推移表であります。  以上でありますので、よろしくお願いいたします。 24: ◎議長菅原清喜君) ただいまの報告に対する質疑は、一般質問終了後となりますので、申し添えます。 25: ◎議長菅原清喜君) 次に、今期定例会で受理した請願1件は、お手元に配付いたしております請願文書表のとおりでありますが、文書表で示しておりますとおり、総務教育常任委員会に付託いたします。  なお、要請1件は議長に提出されたものとして、お手元に配付いたしておりますので御報告いたします。 26: ◎議長菅原清喜君) 以上をもちまして、本日は散会といたします。  大変御苦労さまでした。      午後 7分  散 会 ───────────────────────────────────────────   地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。  令和2年2月7日                    気仙沼市議会議長  菅 原 清 喜                    署 名 議 員   臼 井 真 人
                       署 名 議 員   熊 谷 雅 裕 発言が指定されていません。 このサイトの全ての著作権は気仙沼市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) KESENNUMA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...