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令和元年第105回定例会(第6日) 本文 開催日: 2019年12月20日
令和元年第105回定例会(第6日) 名簿 開催日: 2019年12月20日

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  1. 気仙沼市議会 2019-12-20
    令和元年第105回定例会(第6日) 本文 開催日: 2019年12月20日


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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2019-12-20 令和元年第105回定例会(第6日) 本文 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 155 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◎議長菅原清喜君) 選択 2 : ◎議長菅原清喜君) 選択 3 : ◎議長菅原清喜君) 選択 4 : ◎議長菅原清喜君) 選択 5 : ◎議長菅原清喜君) 選択 6 : ◎議長菅原清喜君) 選択 7 : ◎総務教育常任委員長三浦由喜君) 選択 8 : ◎議長菅原清喜君) 選択 9 : ◎議長菅原清喜君) 選択 10 : ◎議長菅原清喜君) 選択 11 : ◎議長菅原清喜君) 選択 12 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 13 : ◎議長菅原清喜君) 選択 14 : ◎総務教育常任委員長三浦由喜君) 選択 15 : ◎議長菅原清喜君) 選択 16 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 17 : ◎議長菅原清喜君) 選択 18 : ◎総務教育常任委員長三浦由喜君) 選択 19 : ◎議長菅原清喜君) 選択 20 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 21 : ◎議長菅原清喜君) 選択 22 : ◎17番(熊谷雅裕君) 選択 23 : ◎議長菅原清喜君) 選択 24 : ◎21番(鈴木高登君) 選択 25 : ◎議長菅原清喜君) 選択 26 : ◎20番(小野寺俊朗君) 選択 27 : ◎議長菅原清喜君) 選択 28 : ◎議長菅原清喜君) 選択 29 : ◎議長菅原清喜君) 選択 30 : ◎議長菅原清喜君) 選択 31 : ◎議長菅原清喜君) 選択 32 : ◎議長菅原清喜君) 選択 33 : ◎民生常任委員長(村上 進君) 選択 34 : ◎議長菅原清喜君) 選択 35 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 36 : ◎議長菅原清喜君) 選択 37 : ◎民生常任委員長(村上 進君) 選択 38 : ◎議長菅原清喜君) 選択 39 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 40 : ◎議長菅原清喜君) 選択 41 : ◎民生常任委員長(村上 進君) 選択 42 : ◎議長菅原清喜君) 選択 43 : ◎議長菅原清喜君) 選択 44 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 45 : ◎議長菅原清喜君) 選択 46 : ◎19番(村上 進君) 選択 47 : ◎議長菅原清喜君) 選択 48 : ◎8番(菊田 篤君) 選択 49 : ◎議長菅原清喜君) 選択 50 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 51 : ◎議長菅原清喜君) 選択 52 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 53 : ◎議長菅原清喜君) 選択 54 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 55 : ◎議長菅原清喜君) 選択 56 : ◎19番(村上 進君) 選択 57 : ◎議長菅原清喜君) 選択 58 : ◎議長菅原清喜君) 選択 59 : ◎議長菅原清喜君) 選択 60 : ◎議長菅原清喜君) 選択 61 : ◎議長菅原清喜君) 選択 62 : ◎産業経済常任委員長(秋山善治郎君) 選択 63 : ◎議長菅原清喜君) 選択 64 : ◎議長菅原清喜君) 選択 65 : ◎議長菅原清喜君) 選択 66 : ◎建設常任委員長(村上佳市君) 選択 67 : ◎議長菅原清喜君) 選択 68 : ◎議長菅原清喜君) 選択 69 : ◎議長菅原清喜君) 選択 70 : ◎一般会計予算審査特別委員長(佐藤健治君) 選択 71 : ◎議長菅原清喜君) 選択 72 : ◎議長菅原清喜君) 選択 73 : ◎議長菅原清喜君) 選択 74 : ◎議長菅原清喜君) 選択 75 : ◎議長菅原清喜君) 選択 76 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 77 : ◎議長菅原清喜君) 選択 78 : ◎議長菅原清喜君) 選択 79 : ◎建設部長(佐々木 守君) 選択 80 : ◎議長菅原清喜君) 選択 81 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 82 : ◎議長菅原清喜君) 選択 83 : ◎都市計画課長(三浦永司君) 選択 84 : ◎議長菅原清喜君) 選択 85 : ◎議長菅原清喜君) 選択 86 : ◎議長菅原清喜君) 選択 87 : ◎総務部長(畠山 修君) 選択 88 : ◎議長菅原清喜君) 選択 89 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 90 : ◎議長菅原清喜君) 選択 91 : ◎総務部参事兼財政課長(瀬戸洋幸君) 選択 92 : ◎議長菅原清喜君) 選択 93 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 94 : ◎議長菅原清喜君) 選択 95 : ◎総務部参事兼財政課長(瀬戸洋幸君) 選択 96 : ◎議長菅原清喜君) 選択 97 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 98 : ◎議長菅原清喜君) 選択 99 : ◎総務部参事兼財政課長(瀬戸洋幸君) 選択 100 : ◎議長菅原清喜君) 選択 101 : ◎20番(小野寺俊朗君) 選択 102 : ◎議長菅原清喜君) 選択 103 : ◎都市計画課長(三浦永司君) 選択 104 : ◎議長菅原清喜君) 選択 105 : ◎20番(小野寺俊朗君) 選択 106 : ◎議長菅原清喜君) 選択 107 : ◎議長菅原清喜君) 選択 108 : ◎議長菅原清喜君) 選択 109 : ◎総務部長(畠山 修君) 選択 110 : ◎議長菅原清喜君) 選択 111 : ◎議長菅原清喜君) 選択 112 : ◎議長菅原清喜君) 選択 113 : ◎議長菅原清喜君) 選択 114 : ◎総務部長(畠山 修君) 選択 115 : ◎議長菅原清喜君) 選択 116 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 117 : ◎議長菅原清喜君) 選択 118 : ◎総務部参事兼財政課長(瀬戸洋幸君) 選択 119 : ◎議長菅原清喜君) 選択 120 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 121 : ◎議長菅原清喜君) 選択 122 : ◎総務部参事兼財政課長(瀬戸洋幸君) 選択 123 : ◎議長菅原清喜君) 選択 124 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 125 : ◎議長菅原清喜君) 選択 126 : ◎総務部参事兼財政課長(瀬戸洋幸君) 選択 127 : ◎議長菅原清喜君) 選択 128 : ◎議長菅原清喜君) 選択 129 : ◎総務部参事兼財政課長(瀬戸洋幸君) 選択 130 : ◎議長菅原清喜君) 選択 131 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 132 : ◎議長菅原清喜君) 選択 133 : ◎産業部参事兼農林課長(三浦幸彦君) 選択 134 : ◎議長菅原清喜君) 選択 135 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 136 : ◎議長菅原清喜君) 選択 137 : ◎産業部長(鈴木哲則君) 選択 138 : ◎議長菅原清喜君) 選択 139 : ◎議長菅原清喜君) 選択 140 : ◎議長菅原清喜君) 選択 141 : ◎建設常任委員長(村上佳市君) 選択 142 : ◎議長菅原清喜君) 選択 143 : ◎議長菅原清喜君) 選択 144 : ◎議長菅原清喜君) 選択 145 : ◎議長菅原清喜君) 選択 146 : ◎主幹兼議事係長(鈴木秀光君) 選択 147 : ◎議長菅原清喜君) 選択 148 : ◎議長菅原清喜君) 選択 149 : ◎議長菅原清喜君) 選択 150 : ◎議長菅原清喜君) 選択 151 : ◎議長菅原清喜君) 選択 152 : ◎議長菅原清喜君) 選択 153 : ◎議長菅原清喜君) 選択 154 : ◎議長菅原清喜君) 選択 155 : ◎議長菅原清喜君) ↑ ページの先頭へ 本文 ▼最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:      午前10時02分  開 議 ◎議長菅原清喜君) ただいまの出席議員数は23名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 2: ◎議長菅原清喜君) 本日の欠席届け出議員は、7番熊谷一平君。遅参届け出議員はございません。  以上のとおりでありますので御報告いたします。 3: ◎議長菅原清喜君) 次に、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、11番佐藤俊章君、13番三浦由喜君を指名いたします。 4: ◎議長菅原清喜君) 次に、地方自治法第121条の規定により説明のため出席を求めましたところ、お手元に配付の名簿のとおりでございますので御報告いたします。 5: ◎議長菅原清喜君) 次に、報道機関から写真撮影等の申し出があり、議長はこれを許可しておりますので御報告いたします。 6: ◎議長菅原清喜君) これより、各常任委員会及び特別委員会に付託いたしました議案及び請願について、審査の経過及び結果の報告を求めます。  初めに、総務教育常任委員長の報告を求めます。総務教育常任委員長三浦由喜君。 7: ◎総務教育常任委員長三浦由喜君) 本議会において、当総務教育常任委員会に付託されました議案について、その審査の結果を御報告いたします。  ○議案第2号 あらたに生じた土地の確認について  ○議案第3号 字の区域の変更について  ○議案第4号 あらたに生じた土地の確認について  ○議案第5号 字の区域の変更について  ○議案第8号 財産の取得の変更について  ○議案第9号 財産の取得の変更について  ○議案第10号 宿集会所の指定管理者の指定について 及び  ○議案第11号 気仙沼市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例制定について は、当局より説明を徴し、審査の結果、いずれも原案を可決すべきものと決しました。  ○議案第12号 気仙沼市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例及び気仙沼市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について 及び
     ○議案第13号 気仙沼市職員の給与に関する条例及び気仙沼市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例制定について は、当局より説明を徴し、審査の結果、賛成多数をもって、いずれも原案を可決すべきものと決しました。  ○議案第14号 気仙沼市立学校給食共同調理場条例の一部を改正する条例制定について  ○議案第19号 気仙沼市地域公共交通会議条例制定について 及び  ○議案第25号 気仙沼市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について は、当局より説明を徴し、審査の結果、いずれも原案を可決すべきものと決しました。  以上のとおりでありますので御報告いたします。 8: ◎議長菅原清喜君) ただいまの委員長報告のうち、議案第10号宿集会所の指定管理者の指定についてを先議いたします。  地方自治法第117条の規定により、19番社民村上 進君の退席を求めます。      (19番村上 進君、退席) 9: ◎議長菅原清喜君) これより議案第10号について委員長報告に対する質疑を行います。(「なし」の声あり)これにて質疑を終結いたします。  総務教育常任委員長、一旦議席にお戻りください。  これより議案第10号について討論に入ります。(「なし」の声あり)これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。議案第10号は、ただいまの総務教育常任委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 10: ◎議長菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、議案第10号は委員長報告のとおり決しました。  19番社民村上 進君の入室を求めます。      (19番村上 進君、着席) 11: ◎議長菅原清喜君) 総務教育常任委員長、もう一度委員長席にお戻り願います。  次に、その他の議案について委員長報告に対する質疑に入ります。9番秋山善治郎君。 12: ◎9番(秋山善治郎君) 委員長に二、三お伺いしたいと思います。  私お伺いしたいのは、議案第25号についてお伺いしたいんでございますが、今回のこの議案によって、特別職の非常勤職員について提案されています。ただ、今回条例で提案されている以外の部分は、まさに非常勤特別職ではないという扱いになるということで報告受けておりますが、そこについて、来年の4月から施行されるといいますか、実施されるに当たって、この12月議会にあわせて、かなり突発的なといいますか、突然提案されることになったのですが、そういう問題についてどのような御審議されたか最初に伺いたいと思います。 13: ◎議長菅原清喜君) 総務教育常任委員長三浦由喜君。 14: ◎総務教育常任委員長三浦由喜君) 議案の第25号に対するお尋ねでありますが、特に質疑はございませんでした。ただ、行政委員、行政協力員、衛生組合長、保健推進員等について、議案の第25号の参考資料に対応を検討中という記載があるものでありまして、直接の議題ではないということもありまして、特に質疑はございませんでした。 15: ◎議長菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 16: ◎9番(秋山善治郎君) もう1点お伺い、今委員長から行政委員等のことについて、今回の議案と関係ないかのようなお答えいただいたんですけど、私は今回の地方公務員法の改正で、特に行政委員含めて、今回提案されていない非常勤特別職の非常勤職員については、公務員法の第3条第3項第2号にこれまでは規定していた職員でありまして、今回の議案書の中にしっかりと明記されております。ここについて、実は総務省が出しているマニュアルの中でも、昨年の段階ではこの法律の第3条第3項第2号は対象としませんという扱いをされていた経過があります。こういう問題については、どのように御審議されたかお尋ねしたいと思います。 17: ◎議長菅原清喜君) 総務教育常任委員長三浦由喜君。 18: ◎総務教育常任委員長三浦由喜君) 先ほど申し上げましたが、議案第25号の参考資料に、対応を検討中ということがございまして、特に委員から質疑はなかったという次第であります。よろしくお願いします。 19: ◎議長菅原清喜君) よろしいですか。(「なし」の声あり)これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。9番秋山善治郎君。 20: ◎9番(秋山善治郎君) 私は、議案第25号気仙沼市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について、反対の立場で討論します。  今回の条例改正の根拠は、地方公務員法の改正によるものであるとして、条例案別表第1の中で、その他地方公務員法第2条第3項第1号から第3号の2までに掲げる特別職の職員として改正しようとしています。今回の改正で、これまで行政委員等は特別職非常勤職員として、市長から委嘱されてきたのに、その行政に対する説明もなく突然外されることになります。それでいいのかが問われる条例改正になっています。これまでは、行政委員や行政協力員、衛生組合長、納税組合長などの報酬は、予算の範囲内で任命権者が定める額としてきたことを除外することで、特別職非常勤職員をばっさりと切り捨てる条例になっています。法律改正は、平成29年であり、ここに来て慌てて手続することになったこと自体、異常事態だとは思わないのでしょうか。  総務省自治体行政局は、平成29年8月22日付で、会計年度任用職員制度の導入等に向けた必要な準備等についてとする通知文書を発出しています。そして、平成30年10月18日に、新たに整理された事項の追加・修正を行ったとして、マニュアル第2版を発出し、遺漏のないよう準備をお願いしますとしていました。政府の発出文書の経緯からして、今慌てて制度改正の提案がなぜ起きたのか、その検証をしてみたいと思います。  1年前に総務省が発出したマニュアルには、臨時・非常勤職員に関する調査要綱が添付されています。この中で人事当局においては、長の補助機関のみならず、各種委員会、委員の補助機関、さらには附属機関も含め、団体内の全ての機関において、臨時・非常勤職員がどのような任命根拠、勤務実態で任用されているかについて、統一的に把握、それに基づいて各任命権者の行う準備に関して、必要な連絡、調整、その他の措置を講じることとしておりますと書かれていました。この文書を受け取った市当局も準備に取りかかってきたことと察するものですが、どうだったのでしょうか。  私が驚いたのは、その調査要綱の中で、法律第3条第3項第2号に規定する委員及び委員会は対象としませんと記述されていることであります。気仙沼市が行政委員などを特別職非常勤職員として委嘱している法的根拠は、まさに総務省の要綱で対象外としている法律第3条第3項第2号ではなかったでしょうか。総務省がことし7月になって突然法律解釈を変更し、特別職非常勤職員の対象要件が厳格化された趣旨を踏まえれば、単に勤務時間の把握が困難であるという理由のみで、特別職として任用することは適当ではないとしてきたというのです。法律の条文には根拠を探すことができないが、法律改正の趣旨からしてという説明では、今回の条例改正は法的根拠を持たないことになるのではありませんか。  行政委員は、古くから行政区長として自治会の中心的幹部であり、まとめ役を担ってきていました。単なる広報の配布ではありません。市長が委嘱した特別職の市職員としていることから、個人情報保護にもかかわる住民異動情報についても伝達し、行政の基礎組織としても大きな役割を果たしてもらってきたのが行政委員でなかったのではありませんか。今般の条例改正で、要支援者情報だけでなく、全ての個人情報が自治会に届かなくなるでありましょう。みんなが主役のまちづくりをスローガンに掲げて、市民参加の行政運営を目指していた気仙沼市です。そのきずなを行政側が一方的に断ち切ってしまわざるを得ない制度改正など、納得できないのは私だけでしょうか。  政府が法律解釈を突然に変更し、地域の実情を顧みない地方いじめとならざるを得ない法律改正に伴う今般の条例改正は、地方創生に真っ向から反する施策と言わざるを得ません。  よって、議案第25号に反対を表明し、討論といたします。 21: ◎議長菅原清喜君) 次に、賛成討論を行います。発言を許可します。(「なし」の声あり)  次に、反対討論の発言を許可します。(「なし」の声あり)これにて討論を終結いたし……。(「議長、17番」の声あり)17番熊谷雅裕君。 22: ◎17番(熊谷雅裕君) 私は、第12号議案と第13号議案に反対の立場で討論いたします。  まず最初に12号議案ですが、議案第12号は市議会議員と特別職の期末手当の支給に関し、関係条例を改正するものです。以前にも反対討論を行っていますが、市会議員と特別職では職務内容と立場が全く違います。それにもかかわらず、同じ議案とすることは、筋が通りません。別の議案として上程すべきと主張してきましたが、今回も同じ議案です。市当局も議会もなぜ同じ議案とするのか、私には納得できません。  さらに、震災から8年9カ月が経過しましたが、気仙沼市はいまだ多くの問題を抱え、復興途上にあります。生活再建がままならず、苦しい生活を強いられている多くの方々がいます。そして、いまだに仮設住宅で暮らしている方々もいます。そういった状況の中で、市民から負託を受けた議員や、市の代表である市長、そして特別職の立場にいる人たちの期末手当を引き上げることは、市民から許されるものではありません。政府が定めた復興期間はまだ続いています。少なくとも仮設住宅が撤去され、復興期間が終わるまで、市議会議員及び特別職の期末手当を引き上げるべきではありません。  以上、12号の反対討論です。  続きまして、第13号の反対討論をいたします。  議案第13号は、市職員の給与に関し関係条例を改正するものです。議案第12号の反対討論でも申しましたが、震災から8年9カ月経過しましたが、気仙沼市はいまだ多くの問題を抱え、復興途上にあります。生活再建がままならず、苦しい生活を強いられている多くの方々がいます。  昨年2月と12月定例議会での反対討論でも申しましたが、気仙沼市の人口減少の要因の一つに低賃金の労働環境があり、そのような状況の中で公務員の給与だけが上がるということは、市民からひんしゅくを買うことだと思います。民間の給与向上に努めなければ、市の発展性はなく、高給取りは公務員だけの町に、若者は戻ってこず、衰退するだけです。人事院勧告とはいえ、平成26年から6年連続で期末手当が上がり、今回は基本給も上がっています。  気仙沼市の昨年度の市税収入は一昨年度より2億円ほど増加しましたが、来年度は会計年度任用職員の採用で人件費がさらに2億4,000万円ほどふえることが予測されています。気仙沼市は市税収入で人件費も賄えない自治体であり、このような財政状況にありながら、給与を上げることなど、民間企業ではあり得ません。気仙沼市は、給与を上げる前に行政改革を断行し、市長と職員が一丸となって、市の健全な財政状況をつくることが求められています。市職員の待遇は、気仙沼市の民間企業に比べると大きく優遇されています。私は、気仙沼市の復興を多くの市民が実感するまで、公務員の給与手当を上げるべきではないと思います。  以上、反対討論といたします。(「議長、議事進行」の声あり) 23: ◎議長菅原清喜君) 21番鈴木高登君。 24: ◎21番(鈴木高登君) ただいま3件の議案に反対討論がございましたけれども、議事の進め方として、討論、採決、討論、採決と行く進め方じゃないのかと思ったのですが、このまま続けて何ら問題はないんですか。議長にお尋ねします。 25: ◎議長菅原清喜君) 討論を終結いたして、採決は議案ごとに行います。よろしいですか。  次に、賛成討論の発言を許可します。・・・・・・・・・・  ・・・・・・・・・・・・・・・・・(「議長、賛成討論」の声あり)20番小野寺俊朗君。 26: ◎20番(小野寺俊朗君) 議案第12号と議案第13号の賛成討論をさせていただきたいと思います。  人事院が一般職員の給与その他勤務条件の改善及び人事行政の改善に関する勧告として行っております給与勧告をしっかりと実施していくことが求められていると考えております。人事院が、人口減少、そして少子化で悩み多い地方都市にあって、初任給の改善など人材の確保にも貢献する条例改正を行っておりますし、東日本大震災からの復興・復旧に向けて、一生懸命奮闘している職員のためには、議案第13号に賛成したいと思いますし、また議案第12号においては、国において一般職の給与に関する法律の改正とあわせて、特別職の職員の給与改定の法律を制定しております。国のこの法律改定に倣って行われる議案第12号の条例制定にも賛成ということで表明して討論といたします。 27: ◎議長菅原清喜君) 次に、反対討論の発言を許可します。(「なし」の声あり)  次に、賛成討論の発言を許可します。(「なし」の声あり)これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  ただいまの委員長報告のうち、議案第12号、議案第13号及び議案第25号に反対がありますので、これを先議し、起立による採決をいたします。  初めに、議案第12号について採決いたします。議案第12号気仙沼市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例及び気仙沼市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定については、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。      (賛成者起立) 28: ◎議長菅原清喜君) 御着席ください。  起立多数でありますので、議案第12号は委員長報告のとおり決しました。  次に、議案第13号について採決いたします。  議案第13号気仙沼市職員の給与に関する条例及び気仙沼市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例制定については、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。      (賛成者起立) 29: ◎議長菅原清喜君) 御着席ください。  起立多数であります。よって、議案第13号は委員長報告のとおり決しました。  次に、議案第25号について採決いたします。  議案第25号気仙沼市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定については、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。      (賛成者起立) 30: ◎議長菅原清喜君) 御着席ください。  起立多数であります。よって、議案第25号は委員長報告のとおり決しました。  次に、議案第10号、議案第12号、議案第13号及び議案第25号を除くその他の議案について採決いたします。  ただいまの総務教育常任委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 31: ◎議長菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、委員長報告のとおり決しました。 32: ◎議長菅原清喜君) 次に、民生常任委員長の報告を求めます。民生常任委員長公明村上 進君。 33: ◎民生常任委員長(村上 進君) 本議会において、当委員会に付託されました議案及び継続審査中の請願について、その審査の結果を御報告いたします。  ○議案第20号 気仙沼市地域福祉計画推進委員会条例制定について  ○議案第21号 気仙沼市老人ホーム入所判定委員会条例制定について  ○議案第22号 気仙沼市障害者計画等推進委員会条例制定について  ○議案第23号 気仙沼市健康づくり推進協議会条例制定について 及び  ○議案第33号 令和元年度気仙沼市病院事業会計補正予算 は、当局より説明を徴し、審査の結果、いずれも原案を可決すべきものと決しました。  次に、継続審査中の請願について申し上げます。  ○第104回定例会請願第1号 一般廃棄物収集運搬業に係る許可申請の受付を再開して頂く請願 は、紹介議員及び当局より説明を徴し、また請願人より意見を聴取し、審査の結果、賛成少数をもって不採択とすべきものと決しました。  当局からの説明では、現状においては、ごみの排出量に対する十分な人員と車両が確保されていることから、一般廃棄物収集及び運搬業に係る許可申請の受け付けを再開する状況にはないことを確認しました。  委員会としては、気仙沼市一般廃棄物処理基本計画については、前期基本計画が本年度で終了することから、後期基本計画において見直しを含め検討を行い、SDGs(国連の持続可能な開発目標)や、本市が率先して取り組む海洋プラスチック問題におけるごみ処理についても検討し、今後も適正なごみの排出量と業者間の業務量把握に努めること。さらに、現在、一般廃棄物処理業許可業者が限られていることに対しても、法例遵守と公正な観点に立ち、適正な判断が求められると意見をまとめました。  なお、国においては、高齢者等のごみ出しが困難な状況にある世帯に対する支援に要する経費について、今年度より特別交付税による措置をする見込みであることから、本市においても一般廃棄物収集運搬のあり方については、さらなる注視が必要であるべきことを申し添えます。  以上のとおりでありますので御報告いたします。 34: ◎議長菅原清喜君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。9番秋山善治郎君。 35: ◎9番(秋山善治郎君) 委員長にお伺いします。継続になっていました第104回定例会の請願第1号についてお伺いしたいと思いますが、実は今月3日に、持続可能な地域社会、地域経済の確立及び市民生活の向上を求める要請書が出されまして、その中で一般廃棄物運搬許可証を発行していただきたいという要請がその項目に入っておりました。その回答の中、市当局がですね、ただし書きでありましたが、ただし書きの中で、循環型社会の構築のため、減量化、資源化を目的とする事業所に対しては許可する場合がありますという回答を寄せておりました。こういうことについて、今回の請願審査の中で報告またはその説明があったかどうかだけお伺いしておきたいと思います。 36: ◎議長菅原清喜君) 民生常任委員長公明村上 進君。 37: ◎民生常任委員長(村上 進君) ただいまの御質問の中で、当局より一般廃棄物処理業許可方針の中で、本計画の目標である循環型社会の構築のため、減量化、資源化を目的とする事業者に対しては許可する場合がありますという説明はありました。また、それも請願人に来ていただいて、説明の中でもお話ししました。また、質疑の中でも委員間でそういうことも含めて、今後検討あるべきだということがありました。以上です。 38: ◎議長菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 39: ◎9番(秋山善治郎君) 今、委員長からその分の質疑も含めて報告もあったし、質疑もされたということでございますので、今回特にこの請願者が提案しているのは、市の一般ごみの収集ではなくて、それ以外のごみに対してのごみ収集をするためにも一般廃棄物の許可が必要だということで請願が出されておりますが、その請願書の趣旨と、今この循環型社会構築のための問題とのところでどのような御審議をされたか、改めてお聞きしたいと思います。 40: ◎議長菅原清喜君) 民生常任委員長公明村上 進君。 41: ◎民生常任委員長(村上 進君) その点においては、今後十分に当局がそのようにただし書きで書いてありますので、その部分の申請もありかなということで委員間では討議はありました。 42: ◎議長菅原清喜君) これにて質疑を終結いたします。  ただいまの民生常任委員長の報告のうち、第104回定例会請願第1号につきましては、不採択とすべきものとの報告でございましたので、これを先議いたします。 43: ◎議長菅原清喜君) これより第104回定例会請願第1号について討論に入ります。
     初めに、採択することに反対する討論の発言を許可します。(「なし」の声あり)  次に、採択することに賛成する討論の発言を許可します。9番秋山善治郎君。 44: ◎9番(秋山善治郎君) 私は、継続審査となっていた第104回定例会請願第1号一般廃棄物収集運搬業に係る許可申請の受付を再開して頂く請願に賛成の立場で討論いたします。  今月3日、持続可能な地域社会・地域経済の確立及び市民生活の向上を求める要請書が気仙沼本吉民主商工会から提出されました。その要請の一つに、家具や自転車などの一般廃棄物に必要な一般廃棄物運搬許可証を発行していただきたいとありました。その要請理由には、現在の気仙沼市では一般廃棄物許可証の申請を受け付けていない状況です。窓口での対応では、気仙沼市は一般廃棄物運搬業者が多過ぎるため減らす方向で考えているとの返答がありました。なぜ市内業者の数を調整する必要があるのか、依頼があっても許可証がなければ仕事も受けられません。早急に申請ができるようにしていただきたいと悲痛な声が書かれてありました。  市の対応は、一般廃棄物収集運搬業に係る許可については、廃棄物の処理及び清掃に関する法律第7条第5項に適合していなければ許可をしてはならないことになっています。気仙沼市においては、一般廃棄物の収集運搬が困難な状態になっていないことから、原則新規許可は行いません。ただし、循環型社会の構築のため、減量化、資源化を目的とする事業者に対しては許可する場合がありますと回答しておりました。軌を一にして、別々のルートから2つの要望が気仙沼市に提出されたのです。  市当局が受け付けを頑としてはねのけている根拠に、廃棄物の処理及び清掃に関する法律第7条第5項を挙げています。つまり、気仙沼市によるごみ収集または運搬が困難であることが、許可申請を受け付けていない理由にしているのであります。請願者が気仙沼市のごみ収集への参加を求めているのではありません。請願理由に記されているように、住民の高齢化により自力での片づけやごみ出し等が困難となっている現状を憂い、不法投棄やポイ捨て等をなくすためにも、産業廃棄物収集業者へ一般廃棄物収集運搬の許可を求めているのであります。  また、震災ごみの収集はどうなっているのでしょうか。台風19号による床上浸水被害がありました。気仙沼市は、その震災ごみの収集を行いましたか。被災者が自分で持ち込むものに限って受け入れたのであります。  環境省は、平成26年1月28日の最高裁判決を根拠にして、廃掃法の適正な運用の徹底を通知していますが、その内容は市町村内の一般廃棄物収集に置いているのであります。請願者が指摘しているのは、それ以外のごみであります。何よりも、自分で片づけられない高齢者宅のごみ屋敷を放置できないと、今般の請願に至っているのであります。  現行の法律で許可された業者は、パッカー車をふやすことに何ら制限がかけられておりません。その一方で、行政が仕事づくりを制限していいのでありましょうか。海洋ごみを減らしたい、不法投棄をなくしたい、ごみ屋敷をなくしたいという声を踏みにじっていいとは、私は考えにくいのです。  気仙沼市が民商に回答したただし書き、循環型社会の構築のため、減量化・資源化を目的とする事業者に対しては許可する場合がありますを一日も早く具現化させるためにも、第104回定例会請願第1号を採択していただくようお願いして、賛成討論といたします。 45: ◎議長菅原清喜君) 次に、採択することに反対する討論の発言を許可します。(「なし」の声あり)  次に、採択することに賛成する討論の発言を許可します。19番村上 進君。 46: ◎19番(村上 進君) 私も請願第1号一般廃棄物収集運搬業に係る許可申請の受付を再開して頂く請願について、その請願の趣旨に賛同する討論を開陳いたします。  さて、一般廃棄物処理行政の推進については、廃棄物の処理及び清掃に関する法律で、その処理全体について統括的な責任を有する市町村の役割が極めて重要であるとうたっております。さらに、市町村の処理責任の性格については、環境省のいわゆる6.19通知で周知されているとおり、市町村みずからが行う場合はもとより、市町村以外の者に委託して行わせる場合でも、引き続き市町村が有するものであるとなっております。  また、平成27年度に策定した気仙沼市一般廃棄物処理基本計画の一般廃棄物処理業許可方針では、廃棄物処理法第7条第5項第1号及び第10項第1号の規定により、現在、市のごみ処理が困難となっていないことから新規の許可は行わない。ただし、本計画の目的である循環型社会の構築のため、減量化・資源化を目的とする事業者に対しては許可する場合があるとなっていることに注視しなければなりません。  改めて、今回提出された請願の趣旨やその理由を請願者や紹介議員から直接に拝聴し、さらに現状認識を確認する意味からも、担当課からのヒアリングも行ってまいりました。その結果、言うまでもなく、一般廃棄物処理行政については、分権型社会以前の機関委任事務とは異なり、地方団体固有の自治事務であることからも、市みずからが法律体系や県内他市の取り組み状況を参酌して、許可申請の門戸の再開を判断すべきものであると考えます。よって、平成27年度に策定した市の基本計画は、日々見直しをしながら許可申請に対応すべきものと考えます。  また、前述した市基本計画は、結果として過度な公権力の行使として市民目線から危惧され、民業を著しく圧迫してはならないとも考えます。大震災後、市民生活環境は変化し、高齢社会の加速化や産業分野の復興が進み、観光施設などの事業系・家庭系の一般廃棄物の数量の変化も予測されます。さらに申し添えれば、請願者は平成3年には産業廃棄物処理業者として宮城県の許可業者ともなっていると伺ってございます。  私は、今回の継続審査となっている請願審査に当たっては、持続可能な社会を創造していくためにも、請願の内容や趣旨については理解ができ、その上で廃棄物処理業許可のためのさまざまな岩盤規制の緩和について、あらゆる角度から、市民に寄り添って取り組んでいかなければならないと考えました。このことが、市民から負託を受けた、市民により近い立ち位置にある議員の使命であるとも考えます。  以上のことから、継続審査となっている本請願第1号については採択すべきものと思考され、賛成の討論といたします。御賛同をよろしくお願いいたします。 47: ◎議長菅原清喜君) 次に、採択することに反対する討論の発言を許可します。8番菊田 篤君。 48: ◎8番(菊田 篤君) 私は、第104回気仙沼市議会請願第1号一般廃棄物収集運搬業に係る許可申請の受付を再開して頂く請願の不採択に賛成の立場で討論いたします。  本請願は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律(以下、廃棄物処理法)第7条に基づき、本市における一般廃棄物収集運搬業の許可申請の受け付けを再開されたい願意であると認識しております。  廃棄物処理法第6条の2第1項では、自圏域の家庭系及び事業系の全ての一般廃棄物については、市町村の責任において処理されなければならないことを規定しております。また、平成26年10月8日付環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部長より、各都道府県知事、各政令市市長に対し通知した文書、環廃対発第1410081号、一般廃棄物処理計画を踏まえた廃棄物の処理及び清掃に関する法律の適正な運用の徹底について(通知)によれば、廃棄物処理法が目的とする生活環境の保全及び公衆衛生の向上を図る上では、廃棄物の適正処理が基本であり、一般廃棄物の処理に関しては、その処理全体について統括的な責任を有する市町村の役割が極めて重要であり、市町村以外の者に委託して行わせる場合でも、引き続き市町村が有するものである。また、許可業者に行わせる場合にあっても、市町村が統括的な責任を有するものであり、一般廃棄物処理計画にこれを位置づけ、一般廃棄物の適正な処理の継続的かつ安定な実施が確保されるよう、業の許可の運用を行うことが重要であるとし、市町村には最終処分までの適正な処理確保に極めて重い責任があることを示しております。  その上で、改めて本請願の願意と廃棄物処理法を照らし合わせてみると、同法の第7条第5項第1号において、市町村長が一般廃棄物処理業の許可する要件の一つに、当該市町村による一般廃棄物の収集または運搬が困難であることとありますが、本市は現在26の業者に許可を出しており、民生常任委員会において、一般廃棄物の排出量に対する収集または運搬に関しては十分な人員と車両が確保されていることが確認できたことから、収集または運搬に関しては、困難と判断することはできませんでした。このことから、新規の処理業者を受け付けし、許可をすることは極めて困難であり、実現の可能性は極めて低いとの判断から、不採択とすることが適当と認められます。  なお、住民の高齢化による自力での片づけやごみ出しが困難なことの本請願の理由については、昨今の少子高齢化の状況から見て、今後ごみ出し困難者の増加が課題となる可能性が高いことから、住民同士の支援、共助による取り組みを基本としつつも、本市におけるさらなる注視が必要であることを申し添えて、本請願の不採択に賛成の討論といたします。(「議事進行」の声あり) 49: ◎議長菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 50: ◎9番(秋山善治郎君) 議長、この討論を進めるに当たって、最初、反対討論ありませんかということで声をかけました。ありませんでした。そして、私が賛成討論いたしました。その後にまた反対討論ありませんかと言うとき、またありませんでした。そして、村上議員が賛成討論いたしました。それからまた、それが終わってから最後に反対討論ということで今許可しましたけれども、議長が考えていたのは、この討論がしっかりとかみ合うようにするというのがあるようにするために配慮したんだと思いますけれども、そのような形で議事が進まなかったんですが、そこの部分について議長としてどのように考えているか、見解をお伺いしたいと思います。 51: ◎議長菅原清喜君) 秋山善治郎議員にお答えします。  初めに、反対する討論の発言を言いました。しかしながら、なかったので、次に賛成する討論になったわけですが、その繰り返しの中で、私の発言に対して、すぐさま反対する討論がなくて次に移ったわけでありまして、何の考えもないと思います。ただ、次に繰り返した場合に、またあったことに関しては、そのとおりだと思います。(「議事進行」の声あり)9番秋山善治郎君。 52: ◎9番(秋山善治郎君) そういたしますと、これからの議事をする、いわゆる討論の順番をするときも、最後にそういう形でまとめて行ってもいいという形になるわけですね。せっかく議長が配慮した議事進行と全く違うシナリオで事が進んだのでありますけれども、それについてはあり得るということで認識していいですか。確認します。 53: ◎議長菅原清喜君) あり得るというよりも、私は反対討論、そして賛成討論、さらにどちらもないことを確認するため、もう一度お伺いしております。そして、行っております。(「議事進行」の声あり)9番秋山善治郎君。 54: ◎9番(秋山善治郎君) ですから、最初に反対討論ありませんねと議長が確認したわけであります。そうですよね。最初に反対討論から組織するということで議長が提案したのではありませんか。議事進行としておかしいのではないのですか。いかがでしょうか。 55: ◎議長菅原清喜君) 討論の中で、反対あるいは賛成がある中で、私のほうでも皆さんからさらにお聞きしなければならないので、それで繰り返し行っているわけであります。(「議事進行」の声あり)19番村上 進君。 56: ◎19番(村上 進君) 議事進行です。議題となっている請願1号は、今討論の段階に入りました。ルール上は、本編にいわゆる反対のほうから議論させる、討論させるというのがルールです。なかったわけですよ。そういう取り扱いを、きちっとシナリオ立てて運営しているのですかと。今後もそういうことになるんですかという確認です。 57: ◎議長菅原清喜君) 皆さんからの討論の発言は、どちらもないまで、私のほうでは確認しますので、今村上 進議員が言うように、順番が違うかもしれないこともあるかもしれないけれども、最後まで……。(「休憩」の声あり)  暫時休憩します。      午前10時49分  休 憩 ───────────────────────────────────────────      午前10時54分  再 開 58: ◎議長菅原清喜君) 再開いたします。  ほかに討論ありませんか。(「なし」の声あり)これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。本請願に対する委員長報告は不採択でありますので、本請願は原案をお諮りし、起立による採決をいたします。  本請願を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。      (賛成者起立) 59: ◎議長菅原清喜君) 御着席ください。  起立少数であります。よって、第104回定例会請願第1号は、不採択と決しました。  次に、その他の議案について討論に入ります。(「なし」の声あり)これにて討論を終結いたします。  これよりその他の議案について採決いたします。ただいまの民生常任委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 60: ◎議長菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、委員長報告のとおり決しました。 61: ◎議長菅原清喜君) 次に、産業経済常任委員長の報告を求めます。産業経済常任委員長秋山善治郎君。 62: ◎産業経済常任委員長(秋山善治郎君) 本議会において、産業経済常任委員会に付託されました議案について、その審査の結果を御報告いたします。  ○議案第6号 23年災第5622号宿舞根漁港海岸(浦地区)浦護岸災害復旧工事(その2)請負契約に係る変更契約の締結について は、当局より説明を徴し、審査の結果、同意すべきものと決しました。  ○議案第24号 気仙沼市農業委員等候補者選定委員会条例制定について 及び  ○議案第27号 令和元年度気仙沼市魚市場特別会計補正予算 は、当局より説明を徴し、審査の結果、いずれも原案を可決すべきものと決しました。  以上のとおりでありますので御報告いたします。 63: ◎議長菅原清喜君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。(「なし」の声あり)これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。(「なし」の声あり)これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。ただいまの産業経済常任委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 64: ◎議長菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、委員長報告のとおり決しました。 65: ◎議長菅原清喜君) 次に、建設常任委員長の報告を求めます。建設常任委員長村上佳市君。 66: ◎建設常任委員長(村上佳市君) 本議会において、当委員会に付託されました議案について、その審査の結果を御報告いたします。  ○議案第7号 南気仙沼雨水幹線函渠築造工事請負契約の締結について は、当局より説明を徴し、審査の結果、同意すべきものと決しました。  ○議案第15号 気仙沼市下水道事業の設置等に関する条例制定について  ○議案第16号 気仙沼市特別会計条例の一部を改正する条例制定について  ○議案第17号 気仙沼市下水道条例の一部を改正する条例制定について  ○議案第18号 気仙沼市集落排水処理施設条例の一部を改正する条例制定について  ○議案第28号 令和元年度気仙沼市公共下水道特別会計補正予算  ○議案第29号 令和元年度気仙沼市集落排水特別会計補正予算  ○議案第30号 令和元年度気仙沼市簡易水道特別会計補正予算  ○議案第31号 令和元年度気仙沼市水道事業会計補正予算 及び  ○議案第32号 令和元年度気仙沼市ガス事業会計補正予算 は、当局より説明を徴し、審査の結果、いずれも原案を可決すべきものと決しました。  以上のとおりでありますので御報告いたします。 67: ◎議長菅原清喜君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。(「なし」の声あり)これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。(「なし」の声あり)これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。ただいまの建設常任委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 68: ◎議長菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、委員長報告のとおり決しました。 69: ◎議長菅原清喜君) 次に、一般会計予算審査特別委員長の報告を求めます。一般会計予算審査特別委員長佐藤健治君。 70: ◎一般会計予算審査特別委員長(佐藤健治君) 本議会において、当委員会に付託されました議案について、その審査の結果を御報告いたします。  ○議案第26号 令和元年度気仙沼市一般会計補正予算 は、当局より説明を徴し、審査の結果、原案を可決すべきものと決しました。  以上のとおりでありますので御報告いたします。 71: ◎議長菅原清喜君) お諮りいたします。ただいまの特別委員長の報告に対する質疑は、省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 72: ◎議長菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、質疑は省略することに決しました。  これより討論に入ります。(「なし」の声あり)これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。ただいまの特別委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 73: ◎議長菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、特別委員長報告のとおり決しました。 74: ◎議長菅原清喜君) 次に、議案の上程でありますが、議案第34号から議案第36号の3カ件を一括して上程いたします。     ○議案第34号 都市計画道路潮見町赤岩五駄鱈線道路改良工事(その4)請負契約の             締結について     ○議案第35号 都市計画道路本町宮口下線道路改良工事(その3)請負契約の締結に             ついて     ○議案第36号 令和元年度気仙沼市一般会計補正予算 75: ◎議長菅原清喜君) 提案理由の説明を求めます。市長菅原 茂君。 76: ◎市長(菅原 茂君) 本議会に追加議案を提案し、御審議をお願いするに当たり、その概要について御説明申し上げます。  議案第34号の都市計画道路潮見町赤岩五駄鱈線道路改良工事(その4)請負契約の締結については、被災した当該路線を拡幅改良することから、工事請負契約を締結するもので、制限付一般競争入札により決定した中鉢建設株式会社東北支店を相手方とし、契約金額を2億6,675万円とする仮契約を今月9日に締結しております。  議案第35号の都市計画道路本町宮口下線道路改良工事(その3)請負契約の締結については、被災した当該路線を拡幅改良することから、工事請負契約を締結するもので、制限付一般競争入札により決定した株式会社小松工業を相手方とし、契約金額を2億966万円とする仮契約を今月9日に締結しております。
     議案第36号の令和元年度気仙沼市一般会計補正予算については、歳入歳出予算にそれぞれ30億8,606万6,000円を追加し、予算総額を970億6,869万7,000円とするもので、復興交付金の第25回配分に係る事業費などを計上するものであります。  その主な内容ですが、復旧・復興分については、東日本大震災復興交付金事業基金積立金として23億7,241万円2,000円、現在暫定的に稼働している道の駅大谷海岸の本設移転に伴い、外構を復旧再整備する道の駅大谷海岸外構復旧整備事業として2,954万8,000円、復旧・復興事業に伴う大型車両の通行により損傷した市道等の舗装補修を行う復興事業に係る道路補修事業として2億6,167万8,000円、防集事業で整備を行った赤岩杉ノ沢地区住宅団地等から田中前地区への歩行者の通行を確保するため、神山川に横断歩道橋を整備する防災集団移転促進事業に伴う道路整備事業として1億6,701万2,000円、復興事業の進捗に伴い尾崎地区のストックヤードを閉鎖するための土地搬出及び整地業務を行う盛り土材確保対策事業として2億1,098万円。  通常分については、市役所窓口等において、マイナンバーカードに係るマイキーIDの設定支援を行う個人番号カード利用環境整備事業として55万7,000円、台風第19号により被災した赤岩港水産加工団地内ののり面及び小段排水路について、対策工法を決定するための調査等を行う赤岩港水産加工団地のり面被災調査設計業務として1,400万円、被災した農林施設を復旧する農家等に対し農林業維持振興事業補助金を交付する農林施設災害復旧事業として2,448万6,000円などを計上しております。  歳入については、地方交付税1億3,372万1,000円、国庫支出金23億7,296万9,000円、繰入金5億7,382万2,000円、諸収入555万4,000円を追加するものであります。  以上、提出議案について御説明申し上げましたが、御審議の上、御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。 77: ◎議長菅原清喜君) 次に、報告でありますが、報告第13号について報告を求めます。     ○報告第13号 専決処分の報告について 78: ◎議長菅原清喜君) 建設部長佐々木 守君。 79: ◎建設部長(佐々木 守君) それでは、議案書の13ページをごらん願います。  報告第13号専決処分の報告について御説明を申し上げます。  本件につきましては、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分しておりますので、同条第2項の規定により報告するものであります。  14ページをごらん願います。専決処分書であります。  15ページをごらん願います。あわせて、別に配付しております報告第13号参考資料(その1)(その2)(その3)をごらん願います。  1の工事名は、朝日町赤岩港線橋梁下部工工事(その3)であります。  2の工事場所は、気仙沼市川口町二丁目地内外であります。  3の原請負金額は6億2,100万円で、4の変更請負金額2,972万2,000円の増額により、5の変更後請負金額が6億5,072万2,000円であります。  6の受注者は、宮城県仙台市青葉区国分町一丁目8番13号、徳倉建設株式会社東北支店、支店長荒川精一郎氏であります。  16ページをごらん願います。資料(1)工事概要であります。  1の工事内容は、朝日町赤岩港線の整備に伴い、大川に新設する(仮称)川口橋の橋脚を整備するものであります。  2の変更内容は、(1)鋼管矢板基礎工について、鋼管矢板を仮桟橋に直接搬入することが困難であったことから、仮置き場を設置することとしたため、積み込み運搬工を増工するものであります。  (2)仮設工について、リース契約としていた仮桟橋の鋼材の一部が海洋性生物の付着等により、返却基準を満たさず買い取りとなったことから、スクラップ費を増額するとともに、運搬費を減額するものであります。  (3)竣工期限について、三陸沿岸道路工事との施工調整により延長するものであります。  主な内容として、鋼管矢板基礎工のうち、鋼管矢板仮置き運搬について32本を追加し、仮設工のうち、リース材について1,132トンから752トンに、スクラップ材について148トンから528トンにそれぞれ変更し、3の竣工期限を令和元年12月27日から令和2年3月31日に変更するものであります。  17ページをごらん願います。  資料(2)位置図であります。丸で囲んだ部分が施工箇所であります。  18ページをごらん願います。  資料(3)が平面図・側面図であります。濃い網かけが施工済み、薄い網かけが今回施工箇所を示しております。変更箇所を旗上げしております。  19ページをごらん願います。資料(4)鋼管矢板仮置き場の位置図であります。  20ページをごらん願います。資料(5)仮桟橋の平面図であります。  21ページをごらん願います。資料(6)仮桟橋の側面図であります。買い取りする部分を着色しております。  報告第13号参考資料(その1)は、工事請負変更契約書の写しであります。  参考資料(その2)は、変更内容一覧であります。  参考資料(その3)は、変更契約推移表であります。  以上でありますので、よろしくお願いいたします。 80: ◎議長菅原清喜君) これより報告第13号専決処分の報告についてに対する質疑に入ります。9番秋山善治郎君。 81: ◎9番(秋山善治郎君) 今、部長から説明受けたんですけど、変更内容の(1)について、私としては納得できない説明だなという思いがするのです。鋼管矢板を直接現場に行ってと言ってもトラックから積み込んですぐに打ち込むわけではないと思いますので、鋼管矢板を一旦どこかに置いて、そこから1枚、1枚といいますか、運びながら鋼管矢板を打ち込む作業になるのだと思うのですけれども、最初の段階で現場に持ち込むことが困難であるということで説明受けましたが、一番最初の段階では、現場のどこかに置くところ、それは全く考えなかったということなのですか。その辺の意味がよくわからないので、御説明をお願いします。 82: ◎議長菅原清喜君) 9番秋山善治郎君の質問に対し、当局の答弁を求めます。都市計画課長三浦永司君。 83: ◎都市計画課長(三浦永司君) お答えいたします。  こちらの工事につきましては、三陸道の下の部分に橋をかける工事を実施しておりまして、三陸道の際に使用した仮桟橋をそのまま譲り受けまして、それを使用して、今回かける橋の橋脚を現在施工しているところでございます。  その橋脚を施工する際に、鋼管矢板と申しまして、直系が1.2メートルの管でございます。それを32本つなげまして、それで止水をして、橋脚をつくって、その鋼管矢板は約30メートル土の中に入れます。川底に入れて、それを下の部分約20メートルを残して、そのまま基礎杭にするというもので、その1.2メートルの1本でいうと10メートルのやつ、それを3つつなげて32本でやるのですが、それを当初は仮桟橋の一部のところに置けると踏んでおったのですが、実際細かい工程等を精査したところ、止水をした後に掘削して土をとったりしますので、その土をとる作業等でもヤードが必要になるということがわかりまして、少し離れた市有地に置くというようなことに変更したものでございます。 84: ◎議長菅原清喜君) よろしいですか。(「なし」の声あり)これにて報告第13号に対する質疑を終結いたします。  議案精読のため、暫時休憩いたします。再開を午前11時30分といたします。      午前11時14分  休 憩 ───────────────────────────────────────────      午前11時30分  再 開 85: ◎議長菅原清喜君) 再開いたします。  休憩前に引き続き会議を開きます。  これより議案の審議に入ります。  初めに、議案第34号都市計画道路潮見町赤岩五駄鱈線道路改良工事(その4)請負契約の締結についてを議題といたします。     ○議案第34号 都市計画道路潮見町赤岩五駄鱈線道路改良工事(その4)請負契約の             締結について 86: ◎議長菅原清喜君) 本案は、建設常任委員会に付託の予定であります。  補足説明を求めます。総務部長畠山 修君。 87: ◎総務部長(畠山 修君) それでは、議案書の1ページをごらんいただきたいと思います。  議案第34号都市計画道路潮見町赤岩五駄鱈線道路改良工事(その4)請負契約の締結について、補足説明を申し上げます。  2ページをお開き願います。あわせて、別紙議案第34号参考資料(その1)工事請負仮契約書、(その2)入札調書を御参照いただきたいと思います。  議案書の2ページを御説明いたします。  1、工事名は、都市計画道路潮見町赤岩五駄鱈線道路改良工事(その4)であります。  2、工事場所は、気仙沼市赤岩港外2地内であります。  3、請負金額は、2億6,675万円であります。  4、受注者は、宮城県気仙沼市赤岩舘下54番地、中鉢建設株式会社東北支店、支店長中鉢たい子氏で、今月3日、制限付一般競争入札により決定したものであります。  5、仮契約年月日は、令和元年12月9日であります。  入札参加条件といたしましては、土木一式工事のAランクで、県内に本店または支店があり、特定建設業の許可を有する業者とし、専任の主任技術者または監理技術者の配置を義務づけたところであります。これらの条件により、入札に参加した業者は1社でありました。  3ページをごらん願います。資料(1)工事概要であります。  1、工事内容は、復興に向けた産業・経済活動の活性化を図るため、被災地域の都市計画道路を拡幅改良するものであります。  主な内容としては、施工延長557.2メートル、幅員20メートル、1)道路土工は掘削工1,200立方メートル、盛り土工5,580立方メートル、2)のり面工は植生工2,600平方メートル、3)擁壁工86メートル、4)排水構造物工1,794メートル、5)舗装工は車道5,680平方メートル、歩道4,280平方メートル、6)防護策工443メートル、7)取り付け道路工一式であります。  2の竣工期限は、令和3年3月31日であります。  4ページは資料(2)位置図であり、丸で囲んだ箇所が施工箇所であります。  5ページは、資料(3)平面図、6ページは資料(4)標準断面図であります。  説明は以上であります。よろしくお願いいたします。 88: ◎議長菅原清喜君) これより質疑に入ります。9番秋山善治郎君。 89: ◎9番(秋山善治郎君) 今、部長のほうから入札参加業者が1社ということで説明を受けました。資料もそうなっていますけれども、気仙沼市での今この2億4,000万円、このぐらいの土木工事において、入札参加業者が1社しかないというのは、ちょっと異常な形に私は思うのですけれども、ほかの業者が全くここについては魅力がないという、そんな思いをする工事だったのでしょうか。何でこんな1社になったかということについて、何か情報がありましたらお聞かせください。 90: ◎議長菅原清喜君) 9番秋山善治郎君の質問に対し、当局の答弁を求めます。参事兼財政課長瀬戸洋幸君。 91: ◎総務部参事兼財政課長(瀬戸洋幸君) 入札参加業者が1社ということで、通常ですと複数参加されての入札となるわけですけれども、今回は1社だということで、その状況というか、その理由ということでありますけれども、細かくは分析していないのですが、年末とか年度末の工事になりますと、やっぱりどこの土木業者の方々もたくさんの工事を抱えていますものですから、なかなか手が回らないという状況かと思います。最近、やはり入札不調が何件か続いておりますので、そういう事情かということで感触を持っているところであります。 92: ◎議長菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 93: ◎9番(秋山善治郎君) 震災復興の工事が大分落ち着いてきて、仕事が少なくなって大変だというのが私は聞いている話、大方はそういう形だとして聞いておりますので、今回はこの入札に対して、全く問い合わせも含めてなかったということなんですね。事前の問い合わせ、または仕様書を参考資料として持参した方もなかったと、こういうことなのかどうか、もう一度確認したいと思います。 94: ◎議長菅原清喜君) 参事兼財政課長瀬戸洋幸君。 95: ◎総務部参事兼財政課長(瀬戸洋幸君) 問い合わせというか、参加申し込みの意思があったのはこの1社でございまして、当日入札に参加したのもこの1社ということであります。 96: ◎議長菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 97: ◎9番(秋山善治郎君) そして、1回目の札が予定価格を超えたためにもう1回やり直したと、こういうことだと思うのですけれども、実際にこの予定価格を超えてしまった。普通ですと、予定価格を超えてしまえば、それは失格になるのかなという思いもするのですけれども、予定価格を超えた段階で2回目の札を入れてもらったという、ここの流れはどのような形にしたのかお聞かせください。 98: ◎議長菅原清喜君) 参事兼財政課長瀬戸洋幸君。 99: ◎総務部参事兼財政課長(瀬戸洋幸君) 入札につきましては、予定価格を超えても3回まで入札ができることになっております。3回以降はできないというか、協議になるのですけれども、3回まで、「予定価格を超えました。もう一度入札をお願いします」ということでの事務処理となります。ただ、最低制限価格を下回りますと、もうその場で失格となります。以上であります。 100: ◎議長菅原清喜君) 20番小野寺俊朗君。 101: ◎20番(小野寺俊朗君) 議案書の5ページなんですけど、図面でありますが、平面図でありますが、主要地方道気仙沼唐桑線の近く、お店で言うとダイシンさんの南側のところが黒く塗られているのですが、そこにおうちが1軒今建っていたと思っていて、そこもこの絵のところでいうと工事範囲になっていまして、そのお宅がなくなるのかどうかということ、この図面でわからないのでお聞きしたいと思います。 102: ◎議長菅原清喜君) 20番小野寺俊朗君の質問に対し、当局の答弁を求めます。都市計画課長三浦永司君。 103: ◎都市計画課長(三浦永司君) お答えいたします。  今回整備する道路と旧道の間のところに、新しいお宅が1軒建っておりますが、あれは移転完了後の形のお宅となってございます。 104: ◎議長菅原清喜君) 20番小野寺俊朗君。 105: ◎20番(小野寺俊朗君) この絵で行くと、そのおうちがかかっているところに黒く施工範囲が塗られているので、今聞きましたので、今課長からお話しいただいたように、そこは施工範囲外だということで理解してよろしいでしょうか。いいということですね、済みません、理解しました。 106: ◎議長菅原清喜君) あとありませんか。(「なし」の声あり)これにて質疑を終結いたします。  議案第34号は建設常任委員会に付託いたします。 107: ◎議長菅原清喜君) 次に、議案第35号都市計画道路本町宮口下線道路改良工事(その3)請負契約の締結についてを議題といたします。     ○議案第35号 都市計画道路本町宮口下線道路改良工事(その3)請負契約の締結に             ついて 108: ◎議長菅原清喜君) 本案は、建設常任委員会付託の予定であります。補足説明を求めます。総務部長畠山 修君。 109: ◎総務部長(畠山 修君) それでは、議案書の7ページをごらんいただきたいと思います。  議案第35号都市計画道路本町宮口下線道路改良工事(その3)請負契約の締結について、補足説明を申し上げます。8ページをお開き願います。あわせて、別紙の議案第35号参考資料(その1)工事請負仮契約書、(その2)入札調書を御参照いただきたいと思います。  議案書8ページで御説明いたします。  1、工事名は、都市計画道路本町宮口下線道路改良工事(その3)であります。  2、工事場所は、気仙沼市本町一丁目外2地内であります。
     3、請負金額は、2億966万円であります。  4、受注者は、宮城県気仙沼市大林129番地3、株式会社小松工業、代表取締役小松英樹氏で、今月3日、制限付一般競争入札により決定したものであります。  5、仮契約年月日は、令和元年12月9日であります。  入札参加条件といたしましては、土木一式工事のAランクで、県内に本店または支店があり、特定建設業の許可を有する業者とし、専任の主任技術者または監理技術者の配置を義務づけたところであります。これらの条件により、入札に参加した業者は2社でありました。  9ページをごらんいただきたいと思います。資料(1)工事概要であります。  1、工事内容は、復興に向けた産業・経済活動の活性化を図るため、被災地域の都市計画道路を拡幅改良するものであります。  主な内容としては、施工延長120メートル、幅員16メートル、1)道路土工は掘削工1万3,600立方メートル、盛り土工1,760立方メートル。2)のり面工はのり枠工1,462平方メートル。3)排水構造物工356メートル。4)舗装工は車道997平方メートル、歩道778平方メートル。5)防護柵工29メートル、6)仮設工190平方メートルであります。  2、竣工期限は令和3年3月31日であります。  10ページは、資料(2)位置図であり、丸で囲んだ箇所が施工箇所であります。  11ページは、資料(3)平面図、12ページは資料(4)標準断面図であります。  説明は以上であります。よろしくお願いいたします。 110: ◎議長菅原清喜君) これより質疑に入ります。(「なし」の声あり)これにて質疑を終結いたします。  議案第35号は建設常任委員会に付託いたします。 111: ◎議長菅原清喜君) 次に、議案第36号令和元年度気仙沼市一般会計補正予算を議題といたします。     ○議案第36号 令和元年度気仙沼市一般会計補正予算 112: ◎議長菅原清喜君) お諮りいたします。本案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 113: ◎議長菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、議案第36号は委員会への付託を省略することに決しました。  補足説明を求めます。総務部長畠山 修君。 114: ◎総務部長(畠山 修君) それでは、議案第36号令和元年度気仙沼市一般会計補正予算について補足説明を申し上げます。  お手元の令和元年12月20日提出追加議案分の補正予算書の1ページをお開き願います。  本案は、歳入歳出にそれぞれ30億8,606万6,000円を追加し、予算総額を970億6,869万7,000円とするものであります。  5ページをお開き願います。  第2表債務負担行為補正について御説明を申し上げます。  初めに、追加について御説明申し上げます。  今回、追加する事項については、いずれも事業が複数年に及ぶことから、債務負担行為を設定するものであります。  初めに、道の駅「大谷海岸」外構整備事業については、期間を令和元年度から令和2年度までの2カ年間とし、限度額を1億9,150万2,000円とするものであり、別紙の説明資料5ページに内容を記載してございます。  次に、道路補修事業(令和元年度分)につきましては、期間を令和元年度から令和2年度までの2カ年間とし、限度額を5億5,105万1,000円とするものであり、別紙の説明資料6ページに内容を、7ページから10ページに位置図を記載してございます。  次に、神山川横断歩道橋整備事業については、期間を令和元年度から令和2年度までの2カ年間とし、限度額を2億6,939万円とするものであり、別紙の説明資料11ページに内容を、12ページに位置図を記載してございます。  次に、道の駅「大谷海岸」外構災害復旧事業については、期間を令和元年度から令和2年度までの2カ年間とし、限度額を7,439万3,000円とするものであり、別紙の説明資料5ページに内容を記載してございます。  次に、変更について御説明を申し上げます。  盛り土材確保対策事業(令和元年度分)ですが、これは所用額が確定したことにより、債務負担行為を変更するもので、補正前の限度額1,225万円に、2億1,128万9,000円を追加し、2億2,353万9,000円とするものであり、説明資料の13ページに内容、14ページに位置図を記載してございます。  以上が債務負担行為補正であります。  なお、昨日の予算委員会のほうで、債務負担行為などの複数年にわたる説明資料につきまして、内容がわかるように記載をとの御指摘、御意見をいただいたところでありますが、このことにつきましては、次回の補正予算から工夫してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  次に、予算書の10、11ページをお開き願います。  歳出について御説明申し上げます。補正額のみ申し上げます。  第2款総務費1項総務管理費23億7,296万9,000円、1目一般管理費55万7,000円は、別紙の説明資料1ページのマイナンバーカード(個人番号カード)利用環境整備事業に内容を記載してございます。  20目震災復興推進費23億7,241万2,000円は、復興交付金の第25回申請に対し、交付可能額の通知がこの11月29日にありましたことから、その額を基金に積み立てるものであります。  予算書の12、13ページをお開き願います。  第6款農林水産業費1,939万3,000円、1項農業費5目畜産費539万3,000円は、別紙の説明資料2ページの、都市農村共生・対流総合対策交付金等返還補助金に内容を記載してございます。  3項水産業費2目水産業振興費1,400万円は、別紙説明資料3ページの赤岩港水産加工団地内維持管理に関する経費に内容を、4ページに位置図を記載してございます。  予算書、14、15ページをお開き願います。  第7款商工費2項観光費2目観光施設費2,128万1,000円は、別紙の説明資料5ページの道の駅「大谷海岸」整備事業に内容を記載してございます。  予算書16、17ページをお開き願います。  第8款土木費6億3,967万円、2項道路橋梁費4億2,869万円、2目道路維持修繕費2億6,167万8,000円は、別紙の説明資料6ページの復興事業に係る道路補修事業に内容を、7ページから10ページにかけまして位置図を記載してございます。  3目道路新設改良費1億6,701万2,000円は、別紙の説明資料11ページの防災集団移転促進事業(神山川横断歩道橋整備事業)に内容を、12ページに位置図を記載してございます。  6項住宅費3目防災集団移転促進事業費2億1,098万円は、別紙説明資料13ページの盛り土材確保対策事業に内容を、14ページに位置図を記載しております。  予算書の18、19ページをお開き願います。  第11款災害復旧費3,275万3,000円、1項1目農林施設災害復旧費2,448万6,000円は、令和元年台風19号により被災した農林施設を復旧する農家等に対する農林業維持振興事業補助金であります。  5項1目その他公共施設・公用施設災害復旧費826万7,000円は、説明資料の5ページ、道の駅「大谷海岸」災害復旧事業に内容を記載してございます。  以上が歳出予算であります。  次に、歳入について御説明いたします。恐れ入りますが、予算書の8、9ページにお戻り願います。補正額のみ申し上げます。  第11款1項1目地方交付税1億3,372万1,000円。  第15款国庫支出金2項国庫補助金1目総務費国庫補助金23億7,296万9,000円。  第19款繰入金1項基金繰入金5億7,382万2,000円、1目財政調整基金繰入金4,849万2,000円、2目東日本大震災復興基金繰入金346万3,000円、3目東日本大震災復興交付金事業基金繰入金5億2,186万7,000円。  第21款諸収入555万4,000円、4項受託事業収入7目道路交通安全対策施設整備事業受託収入413万9,000円。5項1目雑入141万5,000円。以上が歳入予算であります。  恐れ入ります。6、7ページにお戻り願います。  総括でありますが、歳入歳出それぞれ補正前の額939億8,263万1,000円に30億8,606万6,000円を追加し、予算総額を970億6,869万7,000円とするものであります。  説明は以上でありますので、よろしくお願いいたします。 115: ◎議長菅原清喜君) これより、質疑に入ります。9番秋山善治郎君。 116: ◎9番(秋山善治郎君) 最初に、第25回復興交付金事業の繰入金でお伺いしますけれども、このことについては10月に開かれた震災特別委員会で申請した資料は配付されておりました。ただ、この10月に出した資料には若干訂正があったはずですね。そういう点からいって、今回このちゃんと予算に出す段階でしっかりとした正確な資料が出るものと私は考えていたんですけれども、そこの提出がないものがどうしてなのかというのが、ちょっと不思議に思っているのですが、いかがでしょうか。 117: ◎議長菅原清喜君) 9番秋山善治郎君の質問に対し、当局の答弁を求めます。参事兼財政課長瀬戸洋幸君。 118: ◎総務部参事兼財政課長(瀬戸洋幸君) 復興交付金関係の件でありますけれども、第25回申請時に、震災復興特別委員会で報告しておりますけれども、そのときに訂正があったという記憶がないのでありますけれども。 119: ◎議長菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 120: ◎9番(秋山善治郎君) いや、復興交付金の附属資料なのかな。復興交付金の事業ごとの集計表がありますが、ここについては修正があったということで私は聞いているのですけれども、ないんですか。私は別な資料ももらっているので、その別な資料で計算したほうがいいのかなと。正式に出てくるんだと思っていたんです、私はね。だから、それが出てこないで、今回こういうふうに予算計上されているので、どうしたのかという思いをして、今課長のほうは、全く変わりはないという認識なんですね。本当にそれでいいんですか。 121: ◎議長菅原清喜君) 参事兼財政課長瀬戸洋幸君。 122: ◎総務部参事兼財政課長(瀬戸洋幸君) 訂正したという記憶がないのと、金額には変更はないと思います。あれで申請した額、そのまま今回認められたということであります。 123: ◎議長菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 124: ◎9番(秋山善治郎君) 今ちょっとね、私きょうその資料、新しいのが出てくるんだと思っていたので、その訂正した分はもらっていなかったんですけれども、各復興交付金事業の基幹事業の集計表、ここについては修正がありますということで、特に住宅課のほうからそのことをいただいておりました。そして、私は別な集計で計算したほうがいいなと。ただ、正式に来なければ、作業したって無駄だなという思いをして、途中で作業はやめたんですけれども、そうするとこの第25回で申請した事業計画、10月11日付で出した資料が全く正しいと、こういう御認識なんですか。私は財政課と調整してから資料をつくり直したと聞いてきたんですけれども、どうなんですかね。そこを確認してください。 125: ◎議長菅原清喜君) 参事兼財政課長瀬戸洋幸君。 126: ◎総務部参事兼財政課長(瀬戸洋幸君) 震災復興特別委員会の10月11日で提出した資料だと思いますけれども、今建築・公営住宅課と協議というか、調整しますので、済みません、お時間をお願いしたいと思います。(「休憩」の声あり) 127: ◎議長菅原清喜君) お昼になりますから、休憩して再開してからでよろしいですか。(「はい」の声あり)  暫時休憩いたします。再開は午後1時といたします。      午前11時56分  休 憩 ───────────────────────────────────────────      午後 1時00分  再 開 128: ◎議長菅原清喜君) 再開いたします。  休憩前に引き続き会議を開きます。  答弁願います。参事兼財政課長瀬戸洋幸君。 129: ◎総務部参事兼財政課長(瀬戸洋幸君) お時間をいただきまして、ありがとうございます。  今担当のほうを確認したところですね、秋山議員おっしゃるとおり、一部に間違いがあったということで、震災特別委員会のときにいつも提出している表があるのですが、あれの一番後ろの表に流用の表というのがあるのですが、そこに間違いが発見されたということで、原因は、ことし2月末に第23回申請いただいたんですけれども、そのときのD4の災害公営住宅整備事業費の中で、基幹事業と効果促進事業の表を作成するときに、それの振り分けをちょっと間違ってしまったということで、トータルには、合計金額には影響がないのですけれども、その基幹事業と効果促進、数字がちょっとずれていたということが発見されました。  それで、これにつきましては、再チェックもう1回かけていますが、次回の申請が第26回申請となりまして、1月初旬から中旬に提出するのですが、その後にまた特別委員会が予定されていると思うのですが、そのときに説明する際に、その訂正した表でもって御説明したいと思います。それで、今回の補正予算に出している第25回申請については、影響はございませんので、よろしくお願いしたいと思います。 130: ◎議長菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 131: ◎9番(秋山善治郎君) 今回予算に計上されている23億7,241万2,000円、ここについては何も影響ないわけでありますからね。そういう点では、私はいいのですが、ただ全体の復興交付金事業を見て分析していく中で、1カ所ずれれば全体がずれてくるので、そういう点でしっかりと精査が必要だと思っていたし、単に住宅支援課だけではなくて、ほかのところとの関係も出てくるだろうなという思いをしていましたのでね。そういう点で、しっかりした資料を提出していただきたいと思います。それについては、1月に出していただくのであれば、それはそれとして私はわかりました。  1つ、歳出でお聞きしますか、19ページに農林課の農林施設復旧事業、農林業維持振興事業補助金、ここの中身について御説明をお願いします。説明書に何もないものですから、2,400万円の部分ですので御説明をお願いします。 132: ◎議長菅原清喜君) 参事兼農林課長三浦幸彦君。 133: ◎産業部参事兼農林課長(三浦幸彦君) お答えしたいと思います。  11月1日に専決処分で、この部分につきましては、138カ所の部分についてお認めをいただいたところでございますが、その後災害箇所がふえまして、今回は121カ所の部分について補正をするものであります。 134: ◎議長菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 135: ◎9番(秋山善治郎君) 2,400万円の予算計上をしていて、予算説明資料に全くないのも不思議だなという思いをしておりましたので、余り金額が大きいところは、やっぱりしっかりと説明資料の添付をお願いしたいと思います。  それからもう一つ、予算説明資料2ページとの関係、市長の説明資料にも一切なかったものですから、いわゆる539万3,000円の件で、私としては、一つだけお伺いします。というのは、今回の返還内容の部分で、説明資料の中で「入札等の手続を行うことなく事業に着手させたことから」ということで記述されておりますが、「入札等」というこの「等」の部分が私としては大きいのではないかと。要するに、事前着手ということについての部分が指摘として大きいのではなかったかという思いをしておりましたので、そこはどうなのかと。そこはカットしてもよかったのかどうか。そこだけ確認させてください。 136: ◎議長菅原清喜君) 産業部長鈴木哲則君。 137: ◎産業部長(鈴木哲則君) お答え申し上げます。  御指摘いただきました説明資料の2ページの2の内容の(1)の1つ目のポツのところの記載の「入札等の手続を行うことなく業者に着手させていたことから、不当であるとの指摘」という会計検査院の指摘でございます。その「等」がどうなのかというところの御指摘ですが、ここをもう1回全体御説明申し上げますと、(1)の1つ目のポチのところは、平成27年度活性化協議会運営支援事業委託料498万9,600円についてのところでございますが、入札ではなく、交付決定自体は、この文中にございますとおり平成28年1月25日でございます。これより前に本当は全ての事務を整えた上で、例えるならば、業者を決め、契約をし具体の事業に入るということをしていくのですが、それに先行して前の年の10月に業者が行ったという、着手したという扱いであるから不当であるということでございまして、ですので、「等」というのは、入札のみならず、そこから業者決め、契約、そして具体の事業の着手というところの一式を含んだ手続ということでございます。以上でございます。(「なし」の声あり) 138: ◎議長菅原清喜君) これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。(「なし」の声あり)これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 139: ◎議長菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、議案第36号は原案のとおり決しました。  常任委員会開催のため、暫時休憩いたします。
         午後 1時07分  休 憩 ───────────────────────────────────────────      午後 1時39分  再 開 140: ◎議長菅原清喜君) 再開いたします。  休憩前に引き続き、会議を開きます。  これより、常任委員会に付託いたしました議案について、審査の経過及び結果の報告を求めます。  建設常任委員長の報告を求めます。建設常任委員長村上佳市君。 141: ◎建設常任委員長(村上佳市君) 本議会において、当委員会に付託されました議案について、その審査の結果を御報告いたします。  ○議案第34号 都市計画道路潮見町赤岩五駄鱈線道路改良工事(その4)請負契約の締結について 及び  ○議案第35号 都市計画道路本町宮口下線道路改良工事(その3)請負契約の締結について は、当局より説明を徴し、審査の結果、いずれも同意すべきものと決しました。  以上のとおりでありますので御報告いたします。 142: ◎議長菅原清喜君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。(「なし」の声あり)これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。(「なし」の声あり)これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。ただいまの建設常任委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 143: ◎議長菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、委員長報告のとおり決しました。 144: ◎議長菅原清喜君) 次に、議案の上程でありますが、議案第37号及び議案第38号の2カ件を一括上程いたします。     ○議案第37号 地域医療を守る公立・公的病院の維持・存続のための支援の拡充を求             める意見書の提出について     ○議案第38号 被災者生活再建支援法の改正を求める意見書の提出について 145: ◎議長菅原清喜君) 職員をして議案を朗読いたさせます。 146: ◎主幹兼議事係長(鈴木秀光君)  議案第37号          地域医療を守る公立・公的病院の維持・存続のための             支援の拡充を求める意見書の提出について   上記の議案を別紙のとおり提出する。  令和元年12月20日 提出                      提出者 気仙沼市議会議員 熊 谷 伸 一                      賛成者     同    千 葉 慶 人                       同      同    小野寺   修                       同      同    高 橋 清 男   地域医療を守る公立・公的病院の維持・存続のための支援の拡充を求める意見書(案)  厚生労働省は9月26日、全国の公立・公的病院のうち、424の病院を一方的かつ名指しで、「再編や統合の議論が必要な」医療機関として発表を行った。各自治体に2020年9月までの方針決定を迫り、当該自治体からは「地域の実情を考慮していない」「発表リストの撤回を求める」など、疑問と批判の声が相次いで出されている。  地域における医師や看護師など医療従事者の確保、病床の削減や入院の短縮化など、病院をめぐる課題は山積しており、公立・公的病院を中核とした地域における医療施設の機能分化を明確にし、病院内・病院間・地域の医療の連携を強化して情報の共有を行うシステムづくりとともに、救急搬送システムや受け入れ医療機関の確保に責任を果たせるよう、国の支援が求められる。  公立・公的病院は地域住民の命と健康を守る役割を果たしていることを十分に理解し、維持・存続のための支援の拡充が喫緊の課題となっている。  よって、国会及び政府におかれては、下記の事項について実現するよう強く求める。                     記   1 公立・公的病院が地域住民の命と健康を守る役割を果たしていることを十分に理解し、    維持・存続のための支援の拡充を図ること。   以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。  令和元年12月20日                            気仙沼市議会議長 菅 原 清 喜   衆議院議長   参議院議長   内閣総理大臣   宛   総務大臣   厚生労働大臣  議案第38号         被災者生活再建支援法の改正を求める意見書の提出について   上記の議案を別紙のとおり提出する。  令和元年12月20日 提出                      提出者 気仙沼市議会議員 熊 谷 伸 一                      賛成者     同    千 葉 慶 人                       同      同    小野寺   修                       同      同    高 橋 清 男           被災者生活再建支援法の改正を求める意見書(案)  近年、自然災害が激甚化、広域化、長期化し、本年も台風第15号、台風第19号をはじめとした大規模災害により、国内各地で甚大で広範囲に及ぶ被害をもたらした。こうした中で、被災された住民の生活再建を支援していく制度を拡充することは、喫緊の課題である。  しかしながら、同一の災害で被災したにもかかわらず、被害規模の要件が当てはまらず被災者生活再建支援法の適用対象外となり被災者間に不均衡が生じている事例や、住宅の建設・購入・補修費など多額の支出を要する再建費用に対し、現行の支給額では不十分となっている問題など、被害規模要件や支給対象、支給限度額などの課題が浮き彫りとなっている。  被災した住民の生活再建のためには、特に、住宅再建に対する手厚い支援が求められており、住民生活の安定と被災地の速やかな復興に資するよう、国によるさらなる支援や制度の拡充が必要となっている。  よって、国会及び政府におかれては、下記の事項について実現するよう強く求める。                     記   1 被災者生活再建支援金の引き上げを行うこと。   2 被災自治体の負担を軽減するため、被災者生活再建支援法人に対する国庫補助率を引き  上げること。また、被災者生活再建支援基金への都道府県の追加拠出に対し、過去と同等の地  方財政措置(起債充当率100%、償還に対する交付税措置80%)を講じること。   3 被災者生活再建支援金の支給対象となる世帯の範囲については、被災者の生活再建を支  援する観点から、被災した世帯の実情に応じた柔軟な対応を可能とすること。   以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。  令和元年12月20日                            気仙沼市議会議長 菅 原 清 喜   衆議院議長   参議院議長   内閣総理大臣   財務大臣              宛   総務大臣   内閣府特命担当大臣(経済財政政策)   内閣府特命担当大臣(防災) 147: ◎議長菅原清喜君) これより、議案第37号地域医療を守る公立・公的病院の維持・存続のための支援の拡充を求める意見書の提出について、及び議案第38号被災者生活再建支援法の改正を求める意見書の提出についてを議題といたします。  議案第37号及び議案第38号の2カ件は、各会派を通じ協議され、その代表者等をもって提出されたものであります。よって、会議規則第37条第3項の規定により提案理由の説明、質疑、委員会への付託及び討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 148: ◎議長菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、議案第37号及び議案第38号の2カ件は提案理由の説明、質疑、委員会への付託及び討論を省略することに決しました。  これより一括採決いたします。議案第37号及び議案第38号の2カ件は原案のとおり決することに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 149: ◎議長菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、議案第37号及び議案第38号の2カ件は原案のとおり決しました。 150: ◎議長菅原清喜君) 次に、建設常任委員会から閉会中の所管事務調査報告書が提出され、お手元に配付いたしておりますので御報告いたします。 151: ◎議長菅原清喜君) 次に、総務教育、民生、産業経済、建設の各常任委員会及び議会運営委員会からお手元に配付のとおり閉会中の所管事務調査付託の申し出があります。  お諮りいたします。申し出のとおりこれを承認することに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 152: ◎議長菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって申し出のとおり、これを承認することに決しました。 153: ◎議長菅原清喜君) 次に、議員派遣の件を議題といたします。  お諮りいたします。宮城県市議会議長会春季定期総会出席に係る議員派遣について、お手元に配付のとおり承認することに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 154: ◎議長菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、議員派遣の件は承認することに決しました。 155: ◎議長菅原清喜君) 以上で、提出されました議案の全部を議了いたしましたので、これをもちまして第105回気仙沼市議会定例会を閉会いたします。  大変御苦労さまでした。      午後 1時51分  閉 会 ───────────────────────────────────────────   地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。  令和元年12月20日
                       気仙沼市議会議長  菅 原 清 喜                    署 名 議 員   佐 藤 俊 章                    署 名 議 員   三 浦 由 喜 発言が指定されていません。 このサイトの全ての著作権は気仙沼市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) KESENNUMA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...