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平成29年第91回定例会(第5日) 本文 開催日: 2017年06月21日
平成29年第91回定例会(第5日) 名簿 開催日: 2017年06月21日

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  1. 気仙沼市議会 2017-06-21
    平成29年第91回定例会(第5日) 本文 開催日: 2017年06月21日


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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2017-06-21 平成29年第91回定例会(第5日) 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 352 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 2 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 3 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 4 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 5 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 6 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 7 : ◎2番(今川 悟君) 選択 8 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 9 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 10 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 11 : ◎2番(今川 悟君) 選択 12 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 13 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 14 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 15 : ◎2番(今川 悟君) 選択 16 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 17 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 18 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 19 : ◎2番(今川 悟君) 選択 20 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 21 : ◎震災復興・企画課長(小野寺憲一君) 選択 22 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 23 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 24 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 25 : ◎2番(今川 悟君) 選択 26 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 27 : ◎震災復興・企画課長(小野寺憲一君) 選択 28 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 29 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 30 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 31 : ◎2番(今川 悟君) 選択 32 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 33 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 34 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 35 : ◎2番(今川 悟君) 選択 36 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 37 : ◎教育長(齋藤益男君) 選択 38 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 39 : ◎2番(今川 悟君) 選択 40 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 41 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 42 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 43 : ◎2番(今川 悟君) 選択 44 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 45 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 46 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 47 : ◎2番(今川 悟君) 選択 48 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 49 : ◎教育長(齋藤益男君) 選択 50 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 51 : ◎教育次長(金野政義君) 選択 52 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 53 : ◎2番(今川 悟君) 選択 54 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 55 : ◎教育次長(金野政義君) 選択 56 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 57 : ◎2番(今川 悟君) 選択 58 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 59 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 60 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 61 : ◎2番(今川 悟君) 選択 62 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 63 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 64 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 65 : ◎教育長(齋藤益男君) 選択 66 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 67 : ◎2番(今川 悟君) 選択 68 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 69 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 70 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 71 : ◎2番(今川 悟君) 選択 72 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 73 : ◎建築・公営住宅課長(沼倉 敬君) 選択 74 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 75 : ◎2番(今川 悟君) 選択 76 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 77 : ◎建築・公営住宅課長(沼倉 敬君) 選択 78 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 79 : ◎2番(今川 悟君) 選択 80 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 81 : ◎建築・公営住宅課長(沼倉 敬君) 選択 82 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 83 : ◎2番(今川 悟君) 選択 84 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 85 : 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選択 134 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 135 : ◎震災復興・企画課長(小野寺憲一君) 選択 136 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 137 : ◎3番(菅原雄治君) 選択 138 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 139 : ◎震災復興・企画課長(小野寺憲一君) 選択 140 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 141 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 142 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 143 : ◎3番(菅原雄治君) 選択 144 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 145 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 146 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 147 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 148 : ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) 選択 149 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 150 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 151 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 152 : ◎高齢介護課長(高橋義宏君) 選択 153 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 154 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 155 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 156 : ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) 選択 157 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 158 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 159 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 160 : ◎3番(菅原雄治君) 選択 161 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 162 : ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) 選択 163 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 164 : ◎3番(菅原雄治君) 選択 165 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 166 : ◎高齢介護課長(高橋義宏君) 選択 167 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 168 : ◎3番(菅原雄治君) 選択 169 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 170 : ◎高齢介護課長(高橋義宏君) 選択 171 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 172 : ◎3番(菅原雄治君) 選択 173 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 174 : ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) 選択 175 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 176 : ◎3番(菅原雄治君) 選択 177 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 178 : ◎19番(村上 進君) 選択 179 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 180 : ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) 選択 181 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 182 : ◎19番(村上 進君) 選択 183 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 184 : ◎総務部長(吉川良一君) 選択 185 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 186 : ◎19番(村上 進君) 選択 187 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 188 : ◎副市長(赤川郁夫君) 選択 189 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 190 : ◎19番(村上 進君) 選択 191 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 192 : ◎副市長(赤川郁夫君) 選択 193 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 194 : ◎10番(村上佳市君) 選択 195 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 196 : ◎土木課長(菅原通任君) 選択 197 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 198 : ◎財政課長(三浦利行君) 選択 199 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 200 : ◎10番(村上佳市君) 選択 201 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 202 : ◎総務部長(吉川良一君) 選択 203 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 204 : ◎10番(村上佳市君) 選択 205 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 206 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 207 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 208 : ◎人事課長(畠山高寛君) 選択 209 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 210 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 211 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 212 : ◎人事課長(畠山高寛君) 選択 213 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 214 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 215 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 216 : ◎土木課長(菅原通任君) 選択 217 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 218 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 219 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 220 : ◎財政課長(三浦利行君) 選択 221 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 222 : ◎8番(菊田 篤君) 選択 223 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 224 : ◎財政課長(三浦利行君) 選択 225 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 226 : ◎8番(菊田 篤君) 選択 227 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 228 : ◎財政課長(三浦利行君) 選択 229 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 230 : ◎8番(菊田 篤君) 選択 231 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 232 : ◎総務部長(吉川良一君) 選択 233 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 234 : ◎8番(菊田 篤君) 選択 235 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 236 : ◎財政課長(三浦利行君) 選択 237 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 238 : ◎8番(菊田 篤君) 選択 239 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 240 : ◎5番(及川善賢君) 選択 241 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 242 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 243 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 244 : ◎5番(及川善賢君) 選択 245 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 246 : ◎人事課長(畠山高寛君) 選択 247 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 248 : ◎5番(及川善賢君) 選択 249 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 250 : ◎総務部長(吉川良一君) 選択 251 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 252 : ◎10番(村上佳市君) 選択 253 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 254 : ◎土木課長(菅原通任君) 選択 255 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 256 : ◎10番(村上佳市君) 選択 257 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 258 : ◎土木課長(菅原通任君) 選択 259 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 260 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 261 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 262 : ◎税務課長(小野寺孝之君) 選択 263 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 264 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 265 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 266 : ◎建設部次長(佐藤好和君) 選択 267 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 268 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 269 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 270 : ◎建設部次長(佐藤好和君) 選択 271 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 272 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 273 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 274 : ◎建設部次長(佐藤好和君) 選択 275 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 276 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 277 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 278 : ◎建設部次長(佐藤好和君) 選択 279 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 280 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 281 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 282 : ◎建設部次長(佐藤好和君) 選択 283 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 284 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 285 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 286 : ◎建設部次長(佐藤好和君) 選択 287 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 288 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 289 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 290 : ◎建設部次長(佐藤好和君) 選択 291 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 292 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 293 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 294 : ◎建設部次長(佐藤好和君) 選択 295 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 296 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 297 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 298 : ◎地域づくり推進課長(熊谷政弘君) 選択 299 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 300 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 301 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 302 : ◎地域づくり推進課長(熊谷政弘君) 選択 303 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 304 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 305 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 306 : ◎地域づくり推進課長(熊谷政弘君) 選択 307 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 308 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 309 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 310 : ◎地域づくり推進課長(熊谷政弘君) 選択 311 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 312 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 313 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 314 : ◎地域づくり推進課長(熊谷政弘君) 選択 315 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 316 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 317 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 318 : ◎高齢介護課長(高橋義宏君) 選択 319 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 320 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 321 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 322 : ◎地域づくり推進課長(熊谷政弘君) 選択 323 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 324 : ◎3番(菅原雄治君) 選択 325 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 326 : ◎本吉総合支所総務企画課長(齋藤 守君) 選択 327 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 328 : ◎3番(菅原雄治君) 選択 329 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 330 : ◎本吉総合支所総務企画課長(齋藤 守君) 選択 331 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 332 : ◎3番(菅原雄治君) 選択 333 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 334 : ◎社会福祉課長(阿部久人君) 選択 335 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 336 : ◎3番(菅原雄治君) 選択 337 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 338 : ◎社会福祉課長(阿部久人君) 選択 339 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 340 : ◎2番(今川 悟君) 選択 341 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 342 : ◎地域づくり推進課長(熊谷政弘君) 選択 343 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 344 : ◎2番(今川 悟君) 選択 345 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 346 : ◎地域づくり推進課長(熊谷政弘君) 選択 347 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 348 : ◎2番(今川 悟君) 選択 349 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 350 : ◎地域づくり推進課長(熊谷政弘君) 選択 351 : ◎議長(熊谷伸一君) 選択 352 : ◎議長(熊谷伸一君) ↑ ページの先頭へ 本文 ▼最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:      午前10時00分  開 議 ◎議長(熊谷伸一君) ただいまの出席議員数は23名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 2: ◎議長(熊谷伸一君) 本日の欠席届け出議員及び遅参届け出議員はございません。以上のとおりでありますので、御報告いたします。 3: ◎議長(熊谷伸一君) 次に、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、13番菅原清喜君、15番佐藤健治君を指名いたします。 4: ◎議長(熊谷伸一君) 次に、地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めましたところ、お手元に配付の名簿のとおりでございますので、御報告いたします。 5: ◎議長(熊谷伸一君) 次に、初日に配付されました公の施設の管理に関する事業報告書1の29ページ及び公の施設の管理に関する事業報告書2の90ページ、91ページにミスプリントがあったことから、差しかえの配付がありましたので、御報告いたします。  次に、報道機関から写真撮影等の申し出があり、議長はこれを許可しておりますので、御報告いたします。 6: ◎議長(熊谷伸一君) これより、日程に従いまして一般質問を行います。  「三陸道の活用について」外3カ件、2番今川 悟君の質問を行います。2番今川 悟君。 7: ◎2番(今川 悟君) よろしくお願いいたします。  今回は、課題を1つでも前へ進めたいということで、4つのテーマを取り上げさせてもらいます。  最初に、「三陸道の活用について」です。三陸道の本吉町九多丸~松崎高谷間が来月3月末まで完成する予定ですが、三陸道活用に向けた動きが見えてきません。  昨年9月の一般質問では開通後を意識した戦略的対応を官民挙げて検討していくと答弁しました。その後、三陸町を活用するために、庁内でどのような体制を構築しましたか。  また、官民で活用策を議論する場を設定する考えはありませんか。市の考えを示してください。 8: ◎議長(熊谷伸一君) 2番今川 悟君の質問に対し、当局の答弁を求めます。市長菅原 茂君。 9: ◎市長(菅原 茂君) 今川 悟議員の質問にお答えいたします。  三陸道の活用については、これまでの復興まちづくりの中において、インターチェンジ直結地への水産加工団地の整備や気仙沼湾横断橋のライトアップ提案など、三陸町を戦略的に活用する取り組みを行ってまいりました。  今年度中に予定される本吉町九多丸から松崎高谷までの開通に向けては、今後国からインターチェンジの名称提案を受ける予定でありますが、市としましては、地域や関係団体の意見も参考にしながら協議してまいりたいと考えております。  官民がかかわる三陸道沿線の取り組みとしては、道の駅大谷海岸の本格検討をスタートさせ、道の駅関係者や地域の方々の秋田・山形県内の道の駅先進施設の視察に私も同行したほか、階上地区においては、震災遺構の保存範囲の拡大や民間が計画する波路上地区でのレクリエーション施設整備に対しても市として関与してまいりました。
     また、松崎片浜地区の被災宅地の利活用検討に当たっては、三陸道活用の意図を持って民間事業者とも連携した取り組みとなるよう進めてまいります。  三陸道を活用するための庁内体制については、新たな組織は立ち上げておりませんが、例えば総合交通計画における高速バスの見直しなど、市が取り組む事業は関係の深浅はあるものの、三陸道にかかわるものが多くあることから、庁議等により情報共有と全体調整を行うほか、各部署が進める施策においては三陸道を十分意識して関係課連携のもと事業を進めてまいります。 10: ◎議長(熊谷伸一君) 2番今川 悟君。 11: ◎2番(今川 悟君) わかりました。  もうちょっといろいろ新しい取り組みができるんじゃないかなという可能性を期待しているんですけれども、今の話ですと、今まで随分取り組んでいるし、現状で随分やっているんだということになってしまうんですが、私としてはもうちょっと活用に向けて市民を巻き込んで議論する場が欲しいんじゃないかなということで、9月のときには岩手県が三陸道活用のために作成した三陸復興振興方策調査報告書というのがありますので、ぜひ庁内で共有してほしいというお願いをしました。  その後その部分を含めまして、岩手からの誘客とか、あとランチがもっと需要が増すでしょうという話もしましたけれども、その辺の話し合いというのはどういうふうになされたんでしょうか。 12: ◎議長(熊谷伸一君) 市長菅原 茂君。 13: ◎市長(菅原 茂君) 岩手県の報告書は、タイトルとして三陸道はと書いてあるものではありませんでしたが、私のほうでは読みまして、一番目についたのはコンテナです。コンテナヤードを釜石市、大船渡、宮古では持っております。本市は、残念ながらもう不開港になったというような状態にあります。このことは、ILCに向けては打開をしなくてはいけないということがあります。  もしかすると逆で、ILCが決まった途端に開港にできるのかもわかりません。  そういう中で、調査によれば、コンテナを積んできている、いわゆる国内航路、フィーダー船というと思いますけれども、フィーダー船のサイズは実は小さい。気仙沼港に入港するに十分なサイズであることがわかりましたので、気仙沼商工にコンテナを扱うための設備をつくるためには何がどうかかわるか、必要かということにつきましては、現在調査をしていまして、資料がある程度集められたというところにあります。  そのことは、今回の一般質問の中でありましたILCの問題についての私たちの今後のクライオモジュールというんですけれども、加速器の倉庫、検査場、組み立ての提案にもかかわってくると感じているところであります。  あとは、昼食等につきましては、現在観光推進機構を設立して、その中で食グルメというのを1つのテーマとして、いわゆる観光推進機構で正式な名称を決めていませんが、いわゆる部会といっているところに位置づけて検討をしてもらうことになろうかなと思います。  その検討の中心は、官より民のほうになると思います。観光推進機構の各部会においては、これから観光推進機構の幹部会のほうで意思統一をしていかなくてはなりませんけれども、テーマごとにどこが中心、どの組織が中心になるかということを、また、どの組織を巻き込んでいくかということを決めていくという格好になりますので、当然観光推進機構においても三陸道は意識されていると考えますし、私たちとしては意識していかなくちゃいけないと思います。 14: ◎議長(熊谷伸一君) 2番今川 悟君。 15: ◎2番(今川 悟君) 今回の体制の確認ということで、次回以降にちょっと具体的な議論をしたいと思っておりますので、今回はこの辺でやめておきます。  2番目に入ります。  気仙沼市まち・ひと・しごと創生「総合戦略」の進捗管理と第二次総合計画への反映についてです。  平成27年10月に策定し、平成28年3月に改定した気仙沼市まち・ひと・しごと創生総合戦略は、大規模なアンケートの実施、「みんなの実践」募集などを経て、人口減少や少子高齢化に対する5カ年の具体的な施策などをまとめました。その進捗管理など、次の3点について質問します。  1つ、総合戦略を民間も含めて推進するため、計画策定、推進、点検・評価、改善のサイクルが重要であり、毎年度数値目標や重要業績評価指数(KPI)の推移を明らかにすることにしていました。また、計画について、少なくても年1回の見直しを行うと明記していましたが、平成28年度の点検・評価について取り組み状況と周知方法を伺います。  2、現計画には平成28年の重点事業が示されていますが、平成29年の重点事業を初めとする各年の重点事業についての公表、市民との共有について市の考えを伺います。  3、作成中の第二次気仙沼市総合計画に総合戦略の改善点が反映されることが望ましいと考えます。そのためにも点検・評価を急ぐべきだと思いますが、市の考えを伺います。  また、総合戦略と総合計画の違いについて説明を求めます。 16: ◎議長(熊谷伸一君) 2番今川 悟君の質問に対し当局の答弁を求めます。市長菅原 茂君。 17: ◎市長(菅原 茂君) 気仙沼市まち・ひと・しごと創生「総合戦略」の進捗管理と第二次総合計画への反映についてお答えいたします。  初めに、総合戦略の平成28年度の点検・評価の取り組み状況と周知方法については、平成27年度に実施した創造的産業復興支援事業など、内閣府の地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金を活用した事業について昨年3月に「けせんぬま創生戦略会議」を開催し、重要業績評価指標(KPI)の達成状況の確認と事業効果の検証及び評価を行い、内閣府に提出しております。  なお、点検評価の結果については、市のホームページに公開いたしました。  また、平成28年度のKPIの達成状況の確認と事業効果の検証評価については、本年10月をめどに行うこととしております。  次に、各年の重点事業の公表、市民との共有についてでありますが、総合戦略はKPIの推移や各種施策の進捗状況を踏まえ、見直しを行うこととしておりますが、本年は10月をめどに行う予定でおります。  また、平成29年度の主な事業については、予算委員会時の説明資料に地方創生事業として表記しているところであります。  なお、平成30年度以降の重点事業についても予算関係資料や毎年度行うこととしている総合戦略の改定の際に掲載し、その内容は市広報やホームページなどで公表してまいります。  次に、総合戦略と総合計画の関係や違いについてでありますが、総合戦略は地方においては人口減少の課題への対応策として、特にまち・ひと・しごとの創生に特化し、より効果的な施策を重点的に取り組むもので、総合計画に包含されるものと位置づけております。  総合戦略に盛り込まれる政策や施策は、現在策定中の第二次気仙沼市総合計画と有機的に連携するものであります。 18: ◎議長(熊谷伸一君) 2番今川 悟君。 19: ◎2番(今川 悟君) 去年の3月の戦略会議で評価した分についてホームページにアップしているということで、これの通告した後、6月14日付で市のホームページのほうに公表されているのを私も見つけました。それを見ましたけれども、それも早速対応してくれたということで、それはそれでよろしいんですが、これに公表されているのは、説明あったとおり、交付金事業を活用した事業だけということだったんですが、ほかにもいろいろプロジェクトがあったと思います。特に、公募プロジェクト等市民に呼びかけて始めた事業もありますので、その全体の評価ということが平成28年度分、10月に実施するということですけれども、そのときには全ての事業が評価になるんでしょうか。 20: ◎議長(熊谷伸一君) 震災復興・企画課長小野寺憲一君。 21: ◎震災復興・企画課長(小野寺憲一君) 気仙沼市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン総合戦略に記載をいたしております事業につきましては、基本的に全ての事業を実施するということの位置づけだけでなく、特に代表的な、あるいは事業例として記載をしたものでありまして、そこの中でできる分について積極的に行っていくということであります。  先ほど市長が答弁申し上げましたとおり、さらに当該年度予算がついたもの、予算をつけて行政側が重点的に行っていく事業につきましては、予算委員会の中で説明資料として提出しているところでございます。  この後、10月に状況等をお示しする段階では、基本的には柱ごとに設定をしました指標、各柱ごと4つ、5つずつあったと思うんですが、基本的にはそれの達成状況ということになろうかと思います。  さらに加えまして、代表的な事業について、そのKPIの達成状況も含めてお出ししていければなと考えております。 22: ◎議長(熊谷伸一君) 市長菅原 茂君。 23: ◎市長(菅原 茂君) 私たちがさまざまな計画や補助事業において少し困るなと思うことがあります。それは、PDCAサイクルが回っているかとか、KPIが達成されたとか、必ずしも私たちが出している施策がPDCAサイクルというものが効果的に活用されるものかとか、特に、KPIについては、非常に悩ましいものがあろうかなと思っています。  といって、それよりいいものがなかなか国も見出せないので、そう言っているんだと私は理解、実はしているんですけれども、したがって、今課長がお話ししたところでは、必ずしもそのKPIが10だったのに対して8でしたとかということだけにとどまらない、もう少し先につながるような評価を入れていくことが大事だろうなと考えております。 24: ◎議長(熊谷伸一君) 2番今川 悟君。 25: ◎2番(今川 悟君) わかりました。  ここでちょっと心配なのは、あれだけ市民を巻き込んでつくった計画が今度総合計画に関心が集まっていて、一方で総合戦略でもしっかり評価しなくてはいけないということで、それをどうやっていくのか。結局そのやり方が総合計画の評価にも同じように反映できるんじゃないかということで、別物のように見えて、やっぱり総合戦略をしっかり評価していくということが総合計画につながっていくという意味で、今回取り上げさせてもらいました。  総合計画審議会ではこの総合戦略についての説明というのが余りなかったように感じるんですけれども、これから総合計画の中でこの総合戦略について学んだり情報提供する機会も必要だと考えますが、その辺の関連性についてはどのように考えられているんでしょうか。 26: ◎議長(熊谷伸一君) 震災復興・企画課長小野寺憲一君。 27: ◎震災復興・企画課長(小野寺憲一君) 総合計画審議会と地方創生の戦略の委員会は、同じメンバーということで設定をいたしておりますので、10月をめどに総合計画も中間報告を総合計画審議会にしたいと思っておりますので、それとあわせて地方創生の戦略も報告をしていくということであります。 28: ◎議長(熊谷伸一君) 市長菅原 茂君。 29: ◎市長(菅原 茂君) 総合戦略にも市民がワークショップ等で参加しているんですね。その方の中で総合計画の審議会の委員じゃなかったり、総合計画のワークショップに参加していない人も多少いるはずです。そういうところは埋めていかなくてはならないと思いますし、やっぱり何より自分が話して紙に書かれたことが、それはなかなか難しかったことかわからないけれども、その後書かれたままになっていますというのはよくなくて、それは必ずしも市の責任だけではなくて、その人も含めて責任も共有していかなくちゃならないので、それだけそこに参加するということは、ある意味面倒くさいことかもわかりません。ほかの忙しいことがある人にとっては。  だけれども、そういうものであるということを認識していただいたり、それをどう苦労と思わないような仕掛けをしていくか、進め方をしていくかということを私たちは学んでいかなくてはいけないと思っております。 30: ◎議長(熊谷伸一君) 2番今川 悟君。 31: ◎2番(今川 悟君) たくさん計画ができていて、復興計画もありますし、その進捗管理もしなくちゃいけないという中で、ある程度どこかでいろいろもの、さっき包含される計画だという話がありましたから、ぜひその辺は将来的にはこの部分を整理して、総合計画ができた段階で総合戦略というものをそこにやっぱり一緒になって、別々に検討していくということじゃなくて、どうやって一緒に検討していくかということだと思いますので、ぜひ総合計画の策定の中でこの総合戦略、人口ビジョンの扱いについても議論してほしいと思います。その辺は考えておられるんでしょうか。 32: ◎議長(熊谷伸一君) 市長菅原 茂君。 33: ◎市長(菅原 茂君) それはやりやすいと思うんですね。総合計画というものだとか復興計画は、議会で議決されているものに対して総合戦略は議決をされていないと思うんですね。毎年毎年ローリングしますという話をしているんです。  ですから、そこら辺の今の流れは大丈夫なんですが、その逆というのは非常に難しかったりするので、そこら辺はある意味議会とも共通認識の上に修正をして議決をしなくちゃならないということと、そこまでいかないもの、広く見ていただけるというような部分があるということの共通認識というものもいただきながら、書いてしまったものはそれだけだというふうにしないようにしていかなくてはならないのかなと思っております。 34: ◎議長(熊谷伸一君) 2番今川 悟君。 35: ◎2番(今川 悟君) まだ総合計画は策定中でございますので、これからも注目していきたいと思います。  次の質問に移ります。3点目の質問です。  保護者や地域の意向を反映した小・中学校統合の進め方について伺います。  気仙沼市義務教育環境整備計画に基づいて小・中学校の統廃合が進められていますが、平成27年から平成29年度の第2段階に位置づけた水梨小学校と松岩小学校、月立小学校と新城小学校の統合については、保護者や地域の理解が得られず、統合を先送りしてきました。  しかし、平成30年4月に統合に向けた話し合いも平行線をたどっているように見えます。今後の進め方など、次の3点について市の考えを伺います。  1、教育委員会が月立小学校、水梨小学校で開催している地域懇談会では、このまま回数を重ねても統合について、保護者や地域の理解を得ることは困難と感じました。現在は、教育長が座長となって意見交換していますが、第三者が中立的な立場で話し合いを進めるべきだと思います。  地域懇談会のあり方について見直す考えはありませんか。  2、建設的な話し合いのためには、さまざまな判断材料をそろえなければなりません。最も重要なのは保護者の意向です。未就学児の保護者を含めて、統廃合に対する賛否や考え方、指定校変更の意向などを教育委員会がアンケート方式で調査するなど、判断材料をふやす取り組みは考えられないでしょうか。  現状の打開に向けた市の考えを伺います。  3、平成27年12月の一般質問に対し、菅原 茂市長は、根本は教育の問題としてしっかり理解していただくことが必要だが、今の教育には複式学級の解消が必要なことが十分に説明されているか不安だ。そのことが説明されれば、相当な理解が得られると思うと答弁しました。その後の地域懇談会において複式学級の解消が必要なことについて説明は十分で、保護者や地域の理解は得られていると思いますか。  菅原市長、齋藤益男教育長は、保護者や地域が反対する理由をどのようにそれぞれ考えていますか。私からの提案以外に打開策がありましたら、あわせてお示しください。 36: ◎議長(熊谷伸一君) 2番今川 悟君の質問に対し当局の答弁を求めます。教育長齋藤益男君。 37: ◎教育長(齋藤益男君) 今川 悟議員の質問にお答えいたします。  保護者や地域の意向を反映した小・中学校統合の進め方についてでありますが、地域懇談会のあり方を見直す考えについては、第三者を座長に据えることは適切ではないと考えております。  義務教育環境整備計画は、これまで当局外の方々や専門家の参画を得て、一般的に適切と考えられる手順を踏み、市議会にも説明して進めてきているものであり、公としてオーソライズされた計画であります。  保護者や地域の方々との懇談会の持ち方には、座長も含めさまざまな方法があり、改善すべき点もあると考えますが、整備計画の推進は答えを決めずに何かを新たに生み出そうとする取り組みとは違うものであり、第三者の座長が中立的に進めることに適したテーマではないと考えているものであります。  次に、現状の打開に向けた市の考えについてでありますが、議員御提案のアンケートの実施については、意向確認をする上で有効な手段であると考えますが、情報量により各個人個人の本件への理解や考察に深浅がある中で、賛否が分かれる可能性が高く、その結果を判断材料にすることよりは、一人でも多くの保護者や地域の方に懇談会に足を運んでいただき、議論を深めることを大切にしたいと考えております。  そのため、今後の地域懇談会では十分な時間が確保できる休日開催や回数をふやすなど、参加しやすい環境づくりに努めていくことに加え、標準的な規模の学校の授業を参観していただき、過小規模校ではできない学習活動や生活体験があることを知ってもらうなど、新たな取り組みも考えております。  なお、その率先として市長の申し出により、来週水梨小・月立小並びに比較として気仙沼小の各授業を視察していただくこととしております。  次に、地域懇談会において保護者や地域の理解は得られていると考えているか。保護者や地域が反対する理由をどのように考えているか。ほかに打開策があるのかについてでありますが、まず、複式学級の解消が必要なことについては、学力や社会性は一定の集団活動を通して培われること、学校の機能を果たすためには一定の規模が必要なことを具体例を示しながら、丁寧に説明してまいりました。  この内容については、地域の方の理解は進んできているものと考えております。  次に、保護者や地域が反対する理由についてでありますが、教育委員会としましては、児童一人一人に目が行き届き、行事などにおいて活躍の場面が多いなど、少人数のよさが失われること、「学校は地域の宝」という思いから、学校統合による地域衰退の危惧、伝統行事や地区活動の存続への不安などが反対理由と捉えております。  最後に、打開策としましては、前にも述べましたように、標準的な規模の教育現場をごらんいただき、子供たちにとって現在の教育環境を改善することの重要性を理解していただきたいこと、人口減少の歯どめが容易ではなく、児童数の回復が見通せない実態の中で、「学校は地域の宝」との概念を大切にする余り、子供を犠牲にしてしまう可能性があること、少子化が進む中で、伝統芸能などは地域を広げ、その担い手母集団をふやすことのほうが存続の可能性が広がり、当地域にも例が見られることなどを一つ一つ具体例を挙げて説明し、粘り強く御理解をいだたく努力をしていくことに尽きると考えております。 38: ◎議長(熊谷伸一君) 2番今川 悟君。 39: ◎2番(今川 悟君) 反対理由について、教育長だけじゃなくて、市長側の考えも伺いたいと質問したんですが、その辺に関しては答弁はないんでしょうか。 40: ◎議長(熊谷伸一君) 市長菅原 茂君。 41: ◎市長(菅原 茂君) 教育長の答弁とほぼ同様に考えております。  私は、この両校のところには現場に行っておりませんが、これまで統合してきたところには何度か、最終局面が多かったですけれども、行ってきたので、大体似たようなことではないかなと思ったり、また、個別の御父兄の方と会う機会も個人的にはあったので、そういう教育長のお話ししたような内容なのかなと思いますが、私は、危機感のほうが物すごく強いです。  この一日一日でも大丈夫なのかなという危機感を実は抱いています。地域……、教育長のように物すごく整理して考えていいのかどうかわかりませんけれども、地域のみんなに育まれて育っていくことは非常に大事でありますし、そのことだとか、自然に囲まれているとか、時間の管理だとか、いろいろなことがあるんだと思うんですが、そのことが必ずしもその極小規模校でなくてはできないことでもないし、じゃ気仙沼の今統合しようとしている相手校プラス当該校を考えた場合でも、十分小さい。それでも多分いろいろな意味でハンデ部分もあるんだと思います。  私はそういう中で、何歳までに何人の人にお会いすればいいのかということは持ち合わせておりませんけれども、人生の中でずっと多くの人と交わっていくことがいいとも限らないかもわかりませんが、相当長い期間少人数の人としか会わないということについては、非常に不安があります。  余りフィットした例ではないかもわかりませんけれども、私は外地駐在をしたことがあるので、日本人学校に通う子供たち、この子たちは、学校以外では家族としかほぼ会わないんですよね。やっぱりそれは相当いろいろな意味で問題があるんだということは、その御父兄からも心配を聞いたことがあります。それは極端な例だと思いますが、今私たちが置かれている状況を考えれば、少しでも子供たちがいろいろな人に触れ合って、国が示しているカリキュラムを少なくともこなすことができて、そういうような機会を与える、私たちは仕事だと思うのですが、それが十分に果たされていない日が一日一日とふえていってしまっているということに物すごく個人としては危機感を感じています。  そのことが十分御父兄や地域の皆さん方に理解をされていない可能性があるなと、共有していない。私が思っていないことを大事にされていて、それを私が気づいていないだけかもわかりませんが、事、その教育という観点だけから言えば、それは教育長が今まで現地で説明してきた内容が正しいんだろうなというふうに思いますし、地域の人たちが大事にしていることもひとつ統合した学校でも同じことができるんだと思うんですね。  あと、よくある話で、この学校に通っている子供たちがすごく満足して、ここから卒業したいと。それはそうだと思いますよ。小学生がほかの小学校から卒業したいと思うと、大変なことですよ。直ちに改善しなくちゃならないことになってしまうので、それは当然学校の先生や家族の人たち、また地域の人たちも含めて、この学校で卒業してよかったと思えるように努力をしているわけです。それは、統合される学校でも同じことだと思います。  しかしながら、その中で何かが抜けていないかということ。そのことに私はすごく危機感を持つし、その子供たちが今後ずっとそのコミュニティーで生きていくならいいんですが、そうではないわけですね。そうじゃないところから来た子供たちは、比較はよくないかもわかりませんけれども、中学受験をしてもうどこに行くかわからない。2つ乗り継いで1時間かかる学校に行くかもわからない。隣の学校に行くかもわからないというところで決断をしてきている子供たちなんですよ。  それを中学、高校とやっていくんだと思うんですね。そういう人たちが世の中に物すごくふえている中で、余りに乖離が激しいんじゃないかなということもすごく心配です。  そのことは、一人一人いろいろな解決の方法があるし、小さい学校の生徒だからそういう世界では生きられないんだということではないかもわかりませんが、しかしながら、私たちができることはリスクは排除していかなくてはならないのではないかなと考えています。 42: ◎議長(熊谷伸一君) 2番今川 悟君。 43: ◎2番(今川 悟君) 文部科学省で全国でいろいろな統合事例がありますよということで、いろいろな研究結果が出ているんですけれども、その中で、私が一番そうだなと思ったことは、課題克服、要は地域ともめた場合の一番大事なことは何かというと、地域住民が何を考え、何を求めているかを教育委員会が把握することが大事だと書いてありました。  きょうの答弁を聞くと、果たして本当に地域住民が何を考え、何を求めているか、本当に理解しているのかなと思わざるを得ないような答弁だったと思います。  今市長、教育長が小規模校の問題を取り上げましたけれども、要は小規模校は何年もかけてその問題を克服しようと地域挙げて取り組んできたわけですよね。その弱点を攻めて統合すべきだという話をしてしまうと、それはやはりかたくなになってしまう。そうじゃなくて、統合することによるメリットをもうちょっと前面に出していって、今が悪いから統合しなくちゃいけないんだではなくて、よりよくなるための統合だというような話し合いをしない限りは、いつまでも反対の意見はおさまらないと思います。  私も小規模校統合について反対ではありませんが、進め方については疑問を持っていますので、1点目の地域懇談会のあり方から何点か確認していきたいと思います。  今第三者のファシリテーター、いわゆる座長必要ないという話を教育長のほうからいただきましたが、座長というところまでいかなくても、俯瞰して見る人、教育委員会でもなく、地域でもなく、第三者的な立場でその話し合いがちゃんと成り立っているのか、問題はないかというふうに俯瞰して見る人はやはり必要だと思います。  その点について、やはり教育委員会じゃなくて、市長部局から誰か行って、副市長でもいいです。企画部長でも総務部長でもいいです。誰かがやはり見てあげるということがここまで来ると必要だと思います。そういう考えはないでしょうか。
    44: ◎議長(熊谷伸一君) 市長菅原 茂君。 45: ◎市長(菅原 茂君) 先ほどの教育長の答弁は、第三者が中立的な立場で座長ということはテーマとしていかがなものかというお話で、一方、座長も含めて会議の持ち方にはいろいろあるんじゃないかという答弁だったと思います。  そういう意味では、今の御提案の、いや中立的に見たらこうだったんじゃないかというようなアドバイスを両サイドにしていったり、ここは難しいところですが、何らかの発言を途中でする権利を持って、そういう人はよっぽどいろいろな意味でバランスのとれた人じゃなくちゃいけないんだと思うんですが、いたらいいんじゃないかということだとか、例えばこの問題を庁内でも打ち合わせしましたけれども、観光推進機構では、私が会長なんですが、わざわざ副市長に座長をしてもらっているんですね。それは、意見言いやすいからです。みんなで意見を戦わせたほうがいいと思ったので、そういうふうにしています。  これは第三者ではありませんし、中立的な立場でもない。そういうようなことというのはあるんだろうなと。  ですから、今のお話の意味と座長のあり方というのも、これは教育長が教育委員会で考えていただければいいんですが、よりストレートに気持ちを出せるというような場の設定の仕方というのもあるのかなと考えます。  それで、それを庁内から出すかということですよね。そこは教育委員会でその方向がいいかということをまずお考えいただかなくちゃならないのと、庁内の人がいいのか、どこの人がいいのかというのは、もう少し広くてもいいのかなと考えます。 46: ◎議長(熊谷伸一君) 2番今川 悟君。 47: ◎2番(今川 悟君) これから休日開催とか、回数をふやすということですので、ぜひ話し合いの質というんですかね。やり方、あり方というのは、ぜひ工夫してほしいと思います。なかなか時間をかけて同じことを説明しても、こればかりは話は進まないんじゃないかなと私は感じております。  5月に月立小学校の懇談会を傍聴したんですが、そのとき保護者から「今まで言ったことが響いていると一回も思ったことがない。こんな話し合い意味がない」という意見がありました。  そのことはやっぱり重く受けとめなければいけないと思います。ぜひ工夫をしていただきたいと思います。  あともう1点、あり方について、例えば月立小学校は平成26年11月から今まで6回の地域懇談会を開催していると思うんですが、その当時1年生の親はもう4年生の親になっているわけです。新しく入ってきた保護者もいます。しかし、5月の懇談会に行ってみると、スクールバスのルートの話になってしまっていて、議論を積み重ねてきて、途中から参加した人がそもそもの議論がわからなくなってきているのではないかという心配がありました。  ぜひ年度が変わるごとに保護者も変わりますので、今までの資料を要約して配付するなり、何か振り返りをするなり、話し合いが始まる前に今までの議論ということをしっかり確認して始めないと、また議論の振り出しに戻るということが今回わかりました。  ぜひその辺は工夫してほしいと思うんですけれども、その辺もし考えがありましたらお願いいたします。 48: ◎議長(熊谷伸一君) 教育長齋藤益男君。 49: ◎教育長(齋藤益男君) 今川議員の御質問にお答えいたします。  初めに、今川議員には大変貴重な御提案をいただきましたことに感謝を申し上げます。  御指摘のとおり、計画どおり進めることを前面に出し過ぎて、小規模校、過小規模校の欠点を言い過ぎたのかなという反省はございます。したがいまして、もっともっと寄り添いながら、そして、学校を大切にしてきているんだという、今までそういうふうに取り組んできているということを十分受けとめながら、さらに地域懇談会におきまして、私自身のファシリテーターとしての能力あるいは説明推進能力の不十分さで大変御迷惑をおかけしておりますけれども、さらに努力を重ね、この計画推進に当たって取り組んでまいりたいと考えております。以上でございます。 50: ◎議長(熊谷伸一君) 教育次長金野政義君。 51: ◎教育次長(金野政義君) お答えいたします。  御提案のありました、いわゆる保護者が毎年変わる状況を踏まえれば、これまでの重ねてきた議論の概要、経過も含めまして、資料として提出するということは、非常に重要なことでもございますので、今後に生かしてまいりたいと思います。ありがとうございます。 52: ◎議長(熊谷伸一君) 2番今川 悟君。 53: ◎2番(今川 悟君) 月立小学校の5月の懇談会では、来年1年生の子供が入学するお父さんからいつまでも議論が平行線では困るんだという話もありました。丁寧な説明も必要なんですが、どうやってこの話し合いを建設的に前に進めていくかということだと思います。  2点目に移りますけれども、今回アンケートの提案をさせてもらったというのは、加美町で学校統合が進んだんですけれども、電話して聞いてみましたら、アンケートを実施したんだと。今まで16回の説明会をやってきたんだそうです。ずっと延期になって、延期になって、平成31年の統合が決まったんですけれども、その決め手となったのは、保護者へのアンケートで7割の方が賛成していたことを確認したからだったそうです。  どこかのタイミングで、全員が賛成していただけるというのが一番いいんですが、どこかのタイミングで保護者の意向を確認して進めなくちゃいけないということはあると思いますので、今ではないのかもしれませんが、ぜひそのことは念頭に置いてほしいと思います。  あと、この中で賛成と反対だけじゃなくて、指定校変更の話を出しました。というのは、水梨小学校がもともとは今年度3人の入学を見込んでいたのに、実際の入学者がゼロだったということが起きてしまいました。これは、議論は大事なんですけれども、実際に大きな問題として起きてしまっているということだと思います。今指定校変更は、1月から2月にかけて御案内をしてまとめていると思いますけれども、それがもしもっと早く、特にこの統合対象校ではもっと早く確認することができないんでしょうか。 54: ◎議長(熊谷伸一君) 答弁を求めます。教育次長金野政義君。 55: ◎教育次長(金野政義君) お答えいたしたいと思います。  その件につきましては、関係法令等も調査した上で、その可否について検討してまいりたいと思います。 56: ◎議長(熊谷伸一君) 2番今川 悟君。 57: ◎2番(今川 悟君) 指定校変更届け出となればそうなんでしょうけれども、いわゆる意向をしっかり確認して、それをもとに議論を建設的に進められないかということなんですけれども、意向を確認するということも含めて御検討いただけますでしょうか。 58: ◎議長(熊谷伸一君) 市長菅原 茂君。 59: ◎市長(菅原 茂君) 教育委員会で考えていただくことですけれども、ちょっと私が今思いましたのは、結局ほかのきのう別な議員も指定校の話はしているんですね。特別扱いをすると特別な状態なんですかということを言う方も出てくるんだと思うんですね。そういうことはやめたほうがいいんじゃないかという結論に行政ってなりがちなんですが、それも結局話が一緒になって悩んでいれば、今今川議員が言ったような、サウンディング的なものであればあり得るし、そういうことってその議論の中で必要ですねというようなコンセンサスのもとにお聞きするというようなことというのはできるのかもわからないですよね。  そういう意味で、今次長が答えたことだけではなくて、それも含めてみんなで考えなくちゃならないというようなところに早く持っていくということが大事だし、きょうのお話しされたいことなのではないかなと思っております。 60: ◎議長(熊谷伸一君) 2番今川 悟君。 61: ◎2番(今川 悟君) 指定校変更が統合理由では認められないということが大前提になっております。やはり学童保育がある学校に通わせたいとかという意向は、これ1月、2月だけじゃなくて、もう子供が入学するというときからずっと親としては考えていることですので、あと日中の見守りですか。そういうことをぜひ確認してほしいと思います。  水梨小学校は、特に来年度8人の入学を予定しています。この8人の方々がみんな入ってくるというのであれば、それはまたさらに議論は違う方向に進むと思います。  もし同じように、ことしと同じように、この8人の方々がその予定どおりいかないんだとなると、これはやはり議論の方向は全く違ってくるんだと思います。  ぜひ実際の、本当にこれ現実に起きている問題ですので、ぜひここは対応よろしくお願いしたいと思います。  最後に確認しますけれども、先ほど子供が犠牲になるという言葉が教育長からも出てきました。市長は、馬籠小学校の統合懇談会のときにも最後に住民を説得する言葉で、先延ばしすると子供たちが犠牲になるんだという言葉を使っております。今教育長も市長もその子供たちが犠牲になるという言葉をすごく重く受けとめているんだと思います。地域のほうも同じだと思います。ただただ議論を先延ばししていくことは、お互いにとって消耗戦になってしまいますので、そこで必ず犠牲になる子供たちが出てきています。  ぜひこの問題は、本当に我々大人から見れば1年1年の話なんですが、子供たちにとっては大事な1年ですので、子供たちが犠牲になるといった答弁を重く考えて、この問題を早く解決に向かって進めてほしいと思いますが、最後に、市長と教育長からその辺の感想だけ伺いたいと思います。 62: ◎議長(熊谷伸一君) 市長菅原 茂君。 63: ◎市長(菅原 茂君) 犠牲という言葉はなるだけ使いたくないという思いで、教育長もお話しされたと思いますし、私もそういう思いです。  ですから、みんながその場その場でできる最善のことを子供のためにやっているはずですけれども、結果としてということが起きないように、それは一日一日、一人一人にとっては非常に大きなことだということを認識して、教育委員会とも相談をしながら進めていきたいと思います。 64: ◎議長(熊谷伸一君) 教育長齋藤益男君。 65: ◎教育長(齋藤益男君) たびたびいろいろなところで、あるいはマスコミ等で平行線ということ、そして、今川議員の御質問にも平行線と書かれてございますが、確かに平行線はどの場所をとっても間隔が同じであると。これは、数学の中でユークリッド幾何学で平行線の性質あるいは定義でもございます。  しかしながら、視点を変えると、実は線路を想定していただきたいんですが、線路がずっと遠くに延びているときに、それをしゃがんで見たときに平行線であるものが実は近づいていっております。これは、美術の世界では一点透視図法というわけでございますが、その1点を子供を大切にする、子供を第一に考えるという、その1点に持っていけるように、これからの地域懇談会を進めてまいりたいと考えております。以上でございます。 66: ◎議長(熊谷伸一君) 2番今川 悟君。 67: ◎2番(今川 悟君) 懇談会の中では計画ありきではないという答弁もありましたけれども、きょうの答弁を聞く限りですと、実際計画を進めなくちゃいけないということだと思いますので、その辺の考え方、要はさっき地域のことも理解してくださいと言いましたけれども、教育委員会の思いも素直に地域にもっと話してもいいんだと思います。  どちらにしても、子供たちを思ってのことですので、その辺ぜひ次の懇談会も見守りたいと思いますので、改善されることを期待しております。  最後の質問に移ります。  応急仮設住宅の活用についてです。  市内に3,504戸が整備された応急仮設住宅の入居率は30%を切り、小・中学校の校庭を中心に解体撤去が進んでいます。今年度が解体のピークで、平成31年度末には全ての建物が解体される見通しにあります。  そうした中、宮城県は無償譲渡による施設活用の方針を示していますが、市の関心はいま一つのようです。復興へ向けたまちづくりはこれからで、支援を続けてくれている大学生やボランティアのための低廉な宿泊施設が必要です。  仮設住宅の有効利用は、これからの復興を左右する課題の1つであり、未曽有の大震災の被災地として注目される取り組みとなります。  有効活用に向けて、次の4点について、市の考えを伺います。  1、平成27年6月の一般質問では、仮設住宅の無償譲渡に対して、市内向けの広報に努めるとともに、市で所有して活用を検討する場合には目的の明確化とその効果、初期整備、維持管理、撤去などの経費及び将来負担、民業への影響等を考慮する必要があると考える。どれほどの需要があるか、将来的に続くのか、見きわめる必要があり、保健福祉部でシミュレーションはできると思うと答弁しました。  12月の一般質問では、移築費用が1戸当たり約400万円であることが示されましたが、その後の検討状況と周知方法を示してください。  2、宮城県は、平成28年11月の県震災復興本部会議でプレハブ仮設住宅の有効活用方針案を示し、移設が容易なユニットタイプを有効活用する可能性をまとめ、移築経費などを調査しました。この方針に対する市の考え、移築経費の情報について、詳しい説明を求めます。  3、宮城県は、ことし4月24日から5月31日まで、本年度内で役目を終える気仙沼西高校グラウンドの仮設住宅について、民間企業などを対象に譲渡先を募集しました。その結果を含めたこれまでの公募状況、公募の対象となる基準、その選定に係る市との調整方法について説明を求めます。  また、応募が少ない理由について、市としてはどのように分析していますか。  4、仮設住宅の有効活用については、市内のまちづくり団体がボランティアの宿などして利用することを検討し、市にも相談しました。役目を終えた仮設住宅を復興に生かすため、市として移設などを支援する考えはありませんか。 68: ◎議長(熊谷伸一君) 2番今川 悟君の質問に対し、当局の答弁を求めます。市長菅原 茂君。 69: ◎市長(菅原 茂君) 応急仮設住宅の活用についてお答えいたします。  仮設住宅を無償譲渡により市で所有して有効活用することについてのその後の検討状況と周知方法についてでありますが、市で活用する場合の検討を行ったものの、余り有効な活用の場が見出せていない状況にあります。  なお、自治会や法人への無償譲渡については、本市のホームページで周知を行っているところであります。  次に、宮城県が示したプレハブ仮設住宅の有効活用の方針(案)に対する市の考えと移設経費についてお答えいたします。  宮城県の方針に対する市の考えといたしましては、供与を終了した仮設住宅のさらなる利活用は、資源の有効活用が図られ、条件に合った対象者にとっては有効と考えております。  移設経費については、比較的長期利用が可能で、かつ容易に移築できるユニットタイプのプレハブ仮設住宅をもとに試算されており、間取りが2Kの8戸1棟タイプの仮設住宅を1戸ごとに分割で移築した場合、解体費が戸当たり26万円、移築費が戸当たり370万円程度となり、費用の総額は税抜きで396万円程度と見込まれています。  この移築経費については、移設先での基礎敷設とプレハブの設置費、屋外配管、外構工事を考慮したものであり、利用に当たり、さらに必要と思われる内装の改修費や各設備機器の更新のほか、必要な場合に設置する浄化槽や受水槽の設置費用などは含まれておりません。  つきましては、最終的な移設経費については、個別に見積もりをとるなどの対応が必要となります。  次に、宮城県が気仙沼西高校グラウンドの仮設住宅について譲渡先を募集した結果や応募が少ない理由の分析についてお答えいたします。  公募を行った気仙沼西高校グラウンドの仮設住宅には応募がありませんでしたが、今回気仙沼西高校以外の県内5カ所の募集に対しては、3者から応募がありました。  これまでの公募状況については、契約に至った物件は6物件となっており、利用用途は、診療所、倉庫、休憩所、事務所が各1物件、作業所が2物件となっております。  公募の対象基準のうち、対象者については、東日本大震災で被災した県内の民間企業などで、対象物件については、解体工事の予定時期を踏まえ、比較的長期利用が可能で、かつ容易に移築できる仮設住宅となっております。  公募する仮設住宅の選定に当たっては、市から集約時期や解体時期についての情報を提供し、調整を図り、選定が行われております。  応募が少ない理由について、移築に係る費用が同規模の建物を新築する場合と比較した場合、必ずしも安価ではなく、また、間取りや設置場所の確保、耐用年数、最終的な処理費用等の問題などが挙げられるものと考えております。  次に、ボランティアの宿としての移設などに対する支援についてお答えいたします。  まちづくり団体が応急仮設住宅の無償譲渡を受けるに当たって、移設費などを対象とする助成制度については、本市及び県にはなく、民間企業等によるものも見当たらないところであります。  ボランティアの宿としての活用については、まちづくり団体に過度な将来の負担となることは好ましくなく、既存の宿泊施設の有効活用など、民業を圧迫しない形での解決も考えられますので、まちづくり団体のお話を伺いながら、真の需要や本市の宿泊需給の実情を含め、検討してまいります。 70: ◎議長(熊谷伸一君) 2番今川 悟君。 71: ◎2番(今川 悟君) 最初に指摘したいのは、いわゆる周知に力を入れるというお話があったのに、なかなか周知がされていないんじゃないかということからまず指摘させていただきたいと思います。  市のホームページで情報提供はしているということでしたが、そもそもそこにたどり着くのが相当困難なような場所にあります。それもそうですし、あと今回企業も対象に募集しているんですが、市のホームページではその部分については触れていません。特に、西高のグラウンドにあった部分の譲渡が県のホームページで発表されて、募集されていたんですが、そのことに対しても市のホームページでは触れていませんでした。  そういう意味で、市内向けの周知というのが不足しているのではないかと率直に思います。  その辺の対応については、もう一度答弁をお願いできますでしょうか。 72: ◎議長(熊谷伸一君) 建築・公営住宅課長沼倉 敬君。 73: ◎建築・公営住宅課長(沼倉 敬君) お答えいたします。  周知につきましては、お話しのとおり、ホームページにて周知していたわけですけれども、基本的には宮城県が実施しておりますので、うちのホームページでは県のほうにリンクを張っているという形になっております。  御指摘いただいたとおり、今後はちょっと工夫して、見やすくなるように努めていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 74: ◎議長(熊谷伸一君) 2番今川 悟君。 75: ◎2番(今川 悟君) あと、宮城県が出した、その有効活用方針案の中で、県として有効活用したほうがいいんじゃないかということで、住宅メーカーが建てたユニットタイプの仮設住宅というのが出てきました。気仙沼市の場合は、全部一関市分を含めて全部で5団地に511戸あるはずです。平成29年度は西高の部分でしたが、平成30年度の解体予定だった旧唐桑小学校の分、それから千厩、室根の分、平成31年度には水梨コミュニティーの分としてあるはずですけれども、そういう考えで、まずよろしいでしょうか。 76: ◎議長(熊谷伸一君) 建築・公営住宅課長沼倉 敬君。 77: ◎建築・公営住宅課長(沼倉 敬君) 今回気仙沼西高の仮設住宅同等と考えているものにつきましては、旧唐桑小学校住宅、それと旧折壁小学校住宅、あと水梨コミュニティー住宅の3種類が該当すると考えております。 78: ◎議長(熊谷伸一君) 2番今川 悟君。 79: ◎2番(今川 悟君) なかなかこの中でどれを活用できるかという話をしなくちゃいけないんですけれども、私的にはこの平成31年度に予定している水梨コミュニティー住宅が相当可能性が高いんじゃないかと思っています。  先ほど答弁がありました2Kの8戸タイプ1棟の部分の移築費が出てきましたが、水梨コミュニティーの場合は、2戸で1棟のタイプだと思うんですけれども、その場合の移築費というのは、県のほうで示されているんでしょうか。 80: ◎議長(熊谷伸一君) 建築・公営住宅課長沼倉 敬君。 81: ◎建築・公営住宅課長(沼倉 敬君) あくまでも答弁にあったとおり、解体が戸当たり26万円、移設費が戸当たり370万円、約400万円という中で税を足しますと先ほどの396万円戸当たりに対しましては428万円となっております。  細かい県からの情報はあるんですが、あくまでも概算ということで、代表的なものということで、先ほど答弁させていただいております。  ですので、済みませんけれども、県のほうからは余り出してほしくないということもありましたので、代表的な部分だけ今回は答弁させていただいております。 82: ◎議長(熊谷伸一君) 2番今川 悟君。
    83: ◎2番(今川 悟君) 手続の流れもあって、解体の1年くらい前から準備しないと実際の公募には間に合わないということもありますので、ぜひこの水梨コミュニティーの部分、一番移設しやすいタイプだと伺っていますので、恐らくこんなに400万円もかからないで移設できるんだと思います。ぜひその辺の活用について、民間との情報共有をお願いしたいと思います。  最後になりますけれども、震災では公営住宅とか防潮堤とか、いろいろなところで説明会の中で税金の使い方がもったいないんじゃないかという御指摘をいろいろなところからいただきました。それは、被災者の方々からもいただいていまして、要は東北とか気仙沼のもったいない精神というのがあるんだなということがよくわかりました。たくさんのお金を使うんじゃなくて、あるものを大事にしていきましょうというのは、今回の復興の中の一つの精神ではないかと思います。  この仮設住宅の有効活用ということは、本当にその精神をこれからもつなげていくためにすごく目に見える形で残せることだと思いますので、何とか1棟でも残せるように、市としても支援策を検討してもらいたいと思います。  市長はさっき有効と考えているという話ありましたが、残したいか、残したくないか、その辺の考えだけ伺えればお願いいたします。 84: ◎議長(熊谷伸一君) 市長菅原 茂君。 85: ◎市長(菅原 茂君) 時間がありませんが、実際興味を持っている人だとか、費用だとか、将来のことなど考えたときに、相当困難をイメージしてしまう。私もそうです。それで、県のほうはそれができれば仕事が少なくなる。市のほうは、仕事をやりたくないわけではありませんが、無理に市民に将来負担を与えるのはどうなのかなという疑問もあります。  そういうバランスの中でやっている、今の雰囲気が出てきているのかなと思います。  復興においてもったいないというのは大事なポイントです。しかしながら、大事なポイントで、私たちも今後その考えでいかなくちゃならないんですけれども、これが果たして結局は市民が後でどうするかということになってしまうので、この点、この件が果たしてそれの物すごくいい題材になるのかというと、見かけと実態というのを考えていかなくちゃならない。全体としては、お考えに賛同したいと思います。 86: ◎議長(熊谷伸一君) これにて、2番今川 悟君の質問を終わります。(「議長、議事進行」の声あり)9番秋山善治郎君。 87: ◎9番(秋山善治郎君) 今2番議員の質疑の中で「子供を犠牲にする」という言葉が何回か取り交わされました。この言葉は保護者の心を深く傷つける心配があるので、私としては、議事録に残すべきではないのではないかと思いますが、議長の見解を伺います。 88: ◎議長(熊谷伸一君) 市長の答弁の中でなるべく使いたくない。結果として危惧される部分があるという話のことでございますので、このまま議事録に載せてよろしいのではないかと議長としては判断しております。  次に、「新たな「まちづくり」としての学校跡施設利活用のあり方について」外1カ件、3番菅原雄治君の質問を行います。3番菅原雄治君。 89: ◎3番(菅原雄治君) 3番、会派未来、菅原雄治、一般質問を行います。  大項目の1つ目は、新たな「まちづくり」としての学校跡施設利活用のあり方についてです。  現在学校施設として現存しているのは、旧月立小学校、旧落合小学校、旧浦島小学校、旧白山小学校、旧小原木中学校、旧馬籠小学校、旧小泉中学校の7校があります。  児童生徒数の激減で統合を選択せざるを得ないという、地元住民にとっては苦渋の決断であったと思われます。子供たちにとって新しい学校生活がより充実し、子供たちの成長がより顕著にあらわれ、日々地元住民がそのことを実感し続けられることを心から願うものです。  さて、このごろ市民から頻繁に聞かれることがあります。「閉校してしまったうちの学校、何に使うのすか」「何も使わなくても金かかるんだっちゃ」「何も対策してないのすか」等々です。地域住民は、日々閉校した校舎を見て毎日生活しています。子供の声が聞こえてこない校舎を見ながら、苦渋の決断が本当に正しかったのかを思い返している様子でした。  それでは、まず初めに、気仙沼市における学校跡施設利活用の実態と維持管理の状況を伺います。  どのような団体がどのスペースをどのくらいの頻度でどのように使っているのか。そして、活用に至る経緯も簡潔にお示しください。  また、閉校した施設の現在の維持管理費について、概算で構いませんので、お示しください。  2つ目の質問は、気仙沼市立学校跡施設利活用検討委員会の活動内容と、その取り組みから見えてきた課題について伺います。  平成26年9月定例議会の一般質問において、学校跡施設の利活用の積極的な取り組みを促すための組織の必要性を述べました。その後すぐ組織がつくられ、今に至っていますが、この2年半の委員会の活動内容と、それがどのように機能してきたかを確認します。  また、教育委員会が主導してきたこの委員会に課題がなかったのかを伺います。  3つ目の質問は、学校跡施設利活用をまちづくりの視点から捉えた具体的な取り組みについて伺います。  私は、あくまでもこのまちづくりとしての視点を重要視しています。現在も活用している状況が数件ありますが、地元住民とまちづくりの視点から話し合っていたものであるかを伺います。  市の事情で倉庫に使用せざるを得ないにせよ、地元住民との話し合いはその都度持つべきと考えます。  市民との協働による市の総合計画作成にチャレンジしている気仙沼市だからこそ、より重要視すべき内容ではないかと思います。お答えください。  4つ目の質問は、学校施設等の休眠施設を活用するためのルールづくりと担当部署の必要性について伺います。  学校施設は、原則として学校跡施設になれば一般財産となります。これは、恐らく病院施設や保育所等も同様であると思われます。気仙沼市は、今後このような休眠施設を多く持つことになり、その維持管理が市の財政の大きな課題として重くのしかかってくることは誰もが予想できます。  私は、この問題がプロジェクトチームとして、担当部署を設け、その解決に向けて全力をかけるくらいに重要であると思っています。  しっかりとしたルールをつくり、市民、企業、NPO、行政とが連携して機能的に取り組むべきではないでしょうか。宮城県川崎町の実践例は大変すばらしく、早急に参考にすべきであると考えますが、いかがでしょうか。これもやはり新たなまちづくりという視点から意欲的な答弁を期待します。  最後は、統廃合問題と学校跡施設利活用の関係性についてです。  今まで統合について地元説明会が行われてきた質問の中で、統合した後の学校施設はどうなるのですかということが必ず出てきたのではないでしょうか。住民とて児童生徒がいずれゼロになれば統合せざるを得なくなることはわかっており、結局跡施設だけが残るのですから、当然の質問だと思います。けれども、教育委員会では利活用については答えられませんというだけでは、市が地域住民に寄り添っていると感じるとは思えませんので、不信感だけが蓄積することは避けられないのではないでしょうか。  まして、今まで学校跡施設の利活用が順調に進んでいないのならばなおさらです。  平成27年3月に一般社団法人地方自治研究機構から報告された市区町村における廃校施設の有効活用に関する調査において、閉校の前段階からの活用検討の重要性について検証されており、周辺地域活性化を視野に入れた住民主導の話し合いの繰り返しによって合意形成を図る運営が望ましいと述べております。まさしく、現在市長がこれから進めようとしている新しい気仙沼市の協働の姿ではないでしょうか。  住民は、教育環境整備に反対というより、新たな地域づくりについての説明が余りに不足していることに不満があるように感じるのです。現在の統廃合問題と学校施設利活用の関係性の考え方を伺います。 90: ◎議長(熊谷伸一君) 3番菅原雄治君の質問に対し、当局の答弁を求めます。教育長齋藤益男君。 91: ◎教育長(齋藤益男君) 菅原雄治議員の質問にお答えいたします。  新たな「まちづくり」としての学校跡施設利活用のあり方についてでありますが、学校跡施設利活用の実態と維持管理の現状について、学校統合による現在の跡施設は、旧月立小学校を含め7校であります。  跡施設の長期的な利活用としては、旧小原木中学校の校舎1階と体育館を小原木公民館として活用しております。その他の施設は、短期的な活用で、旧浦島小学校は、震災後に発足した地元振興会の活動の場と埋蔵文化財の整理作業所として、旧落合小学校は、宮城いきいき学園気仙沼本吉校として活用しているほか、建築中の気仙沼図書館の閉架図書として、旧白山小学校、旧馬籠小学校、旧小泉中学校は、体育館、校庭、テニスコートを地域活動の場として要望に応じて開放しております。  また、活用に至る経緯ですが、気仙沼市立学校跡施設利活用検討委員会での検討結果や大震災に伴う新たな需要の受け皿となっているものがほとんどであり、利用に当たっては、全て地元の了解を得ております。  なお、維持管理費の現状については、機械警備や各種設備保守点検などの施設管理、校舎・体育館のワックス清掃や草刈りなどの環境管理及び体育館の地域開放に係る管理を業務委託し、1校当たり年間約170万円ほどを支出しております。  次に、気仙沼市立学校跡施設利活用検討委員会の活動内容とその取り組みから見えた課題についてでありますが、この検討委員会においては、地元からの意見や提案、地域での活用も尊重し、市内外の企業、団体等からのお話も聞きながら慎重に検討しているところであります。  この検討委員会の課題としては、平成26年12月の設置以降6回開催しておりますが、基本スタンスとする地域活性化につながる施設、または全市的に活用度の高い施設に関する意見・提案が少ないことや発想の固定化が課題と捉えております。  なお、対象施設数もふえてくることから、跡施設利活用検討委員会の委員長に副市長を充て、さらに全庁的かつ積極的な活用検討を図ってまいります。  次に、学校跡施設利活用をまちづくりの視点から捉えた具体的な取り組みについてでありますが、閉校となった学校施設は、長い間地域から数多くの御支援や御協力のもとに運営され、地域に根差した身近な公共施設として非常に愛着があったことから、まずもって地域の要望を踏まえた利活用を検討すべきと考えております。  跡施設については、検討委員会で検討した活用案を地域の皆様に説明し、御理解をいただいた上で活用しているところでありますが、地域の社会教育拠点とし活用している旧小原木中学校以外は、直接まちづくりにつながっていないのも事実であります。  教育委員会としましては、学校の統廃合に御理解をいただいた地域の皆様の思いを重く受けとめ、今後の跡施設の利活用が地域活性化に資するよう、地域と連携しながら協議を進めてまいります。 92: ◎議長(熊谷伸一君) 市長菅原 茂君。 93: ◎市長(菅原 茂君) 第1項目の(4)の部分は、私のほうから答えたいと思います。(5)につきましては、また教育長から答弁をお願いする予定であります。  次に、学校跡施設等の休眠施設を利活用するためのルールづくりと担当部署の必要性についてお答えいたします。  本市では平成28年度に気仙沼市公共施設等総合管理計画を策定し、公共施設等のあり方や維持管理・更新について基本的な方針を定めました。  本計画では、公共施設を学校教育系施設や子育て支援施設、医療施設等の類似施設ごとに分類し、累計施設ごとに個別計画の策定や長寿命化の実施方針、管理体制の方針等を定めるとともに、施設の統合や廃止の推進方針を定め、施設の適正配置を検討することとしております。  なお、施設の統合や廃止の方針においては、統廃合等に関する各種施策の実施に当たり、地域住民との事前調整を図り、市民生活に支障を来すことのないよう努めながら、継続使用が可能な施設については、集約化や複合化を行い、用途廃止する施設においても用途転用や民間譲渡などによる有効活用を検討することとしております。  また、本年度は公共施設の一体的管理と情報の共有化を図り、公共施設等総合管理計画を全庁的に推進する体制として、庁内に施設マネジメント検討委員会の設置を検討しており、この委員会において施設の有効活用の役割をしっかり持たせる予定であります。  なお、学校施設については、気仙沼市義務教育環境整備計画を基本として、先ほどの気仙沼市立学校跡施設利活用検討委員会において利活用を検討することとしており、議員御案内の宮城県川崎町で公募により、廃校となった小学校4校の校舎や校庭を民間事業者に賃貸し、レストランをカフェ、農産物の販売所、スポーツパーク、キャンプ場として使用する活用事例や、平成27年1月に震災遺構関連の視察の際に訪れた兵庫県淡路市の「のじまスコーラ」、昨年ポートランド市で視察し、また一般質問でも御質問いただきました「ケネディスクール」などの例を踏まえ、公募など、民間事業者の意欲を引き出すよう、同委員会においても検討してまいりたいと思います。  公募においては、ある程度ちょっと注意するところがあるんだと思うんですね。広く公募したほうがいろいろなアイデアが出てくるということと、公募したら倉庫に使いますというのだけが1件来ちゃったというようなときどうするかとか、さまざま考えてからやる必要があると思いますけれども、川崎と同じような、我々も地理的条件にはないけれども、重要な御提案だと考えております。 94: ◎議長(熊谷伸一君) 教育長齋藤益男君。 95: ◎教育長(齋藤益男君) 次に、統廃合問題と学校跡施設利活用の関係性についてでありますが、気仙沼市義務教育環境整備計画の中では、学校施設や跡地利用については地域コミュニティーの中での学校の役割を踏まえ、教育委員会と市長部局で協議し、地域住民の皆様の意見を聞きながら、将来的な見通しのもと有効に活用できるよう検討していきますとしております。  しかしながら、教育委員会としては、純粋に児童生徒のよりよい教育環境づくりに重点を置き、学校統合を進めてきており、跡施設の利用はあくまで統合後に検討を行うことを原則的なスタンスとしております。  統廃合問題と跡施設の利活用は、地域づくりの視点において密接に関係していると考えており、原則的スタンスにこだわるものではありませんが、教育的観点を基本とした上で、今後も他の成功事例等を参考に、統合議論、そして閉校から実際の利活用までのプロセスを重視し、順番を間違わないよう、地域の皆様との合意形成に意を用いるとともに、適切なタイミングで市内外の企業、団体等を通じて広くアイデアを収集するなどして、跡施設を有効に活用できるよう、利活用検討委員会等で協議を進めてまいります。 96: ◎議長(熊谷伸一君) 3番菅原雄治君。 97: ◎3番(菅原雄治君) それでは、一つ一つ再質問させていただきます。  まず、検討委員会等を設けて利活用についても当然当局関係一生懸命考えてきたという経緯は存じ上げております。がしかし、その実績というか、成果はどうであるかということが非常に問われるのかなと。そこから改善策をどういうふうに見出していくかというところを探していければと思っております。  まず、なかなか市民に周知されないのは、やはり学校施設跡地の存在が将来的に市の財政としてどういう形になっていくのかというところだと思っております。その観点は、当然教育委員会ではわからないところだと思いますので、まず、先ほど1校当たり170万円の維持管理費、5校だと850万円、7校だということで1,000万円くらいかかるというふうな形でありますが、この状態はもう当然財政課としては把握した上で、例えば次年度、2年後に政策としてこういうふうにしたほうがいいんじゃないかということを市長等に提言しているんじゃないかなと思いますけれども、この維持管理についての解決策について、財政課として今どういうふうに捉えているか教えてください。 98: ◎議長(熊谷伸一君) 財政課長三浦利行君。 99: ◎財政課長(三浦利行君) それでは、お答えいたします。  財政課といたしましては、こういった統合によって使わなくなった施設等につきまして、予算の編成の段階では十分に早目に利活用を検討するようにというお話はさせていただいております。  それで、検討委員会等を立ち上げた中で検討を行っているところでございます。  なるだけ早目にこういった解体を含めたいろいろな手法がありますけれども、そういったことを念頭に置きまして、こういった維持管理経費の削減については、毎年の予算編成の中で協議をしているところでございます。以上であります。 100: ◎議長(熊谷伸一君) 3番菅原雄治君。 101: ◎3番(菅原雄治君) ぜひやはりもっともっと危機感を持ったほうがいいのかなと思うのは、後から休眠施設関係のことも全部含まれるということもひっくるめてなんですけれども、例えば維持管理費で1,000万円くらい7校でかかるとなったとしても、現実にもう少し考えると、閉校すれば教員1校当たり10名教員がいなくなるとなると、70名が結局学校職員としてなくなる。市民税として1人当たり20万円としたら、1,400万円の市税にも影響しているということもトータルで考えたとしたら、維持管理費のみじゃなくて、この市の財政として本当にこの活用の仕方を本気で考えれば、より市民にとってしっかりとした説明が加えられるんじゃないかなと捉えますので、そういう財政の面からもぜひ考えていただきたいなと思います。  ちょっと小さなことですけれども、例えば学校の備品等ありますね。備品等販売とかしないんですか。しているところがあります。学校施設の備品って比較的新しいですね。例えば一時期テレビなんて一気に変えたときありますけれども、液晶の立派なテレビがバーッと並んでいますね。あれオークションかけるとかなりの量になると思います。  そういうことも考えているかどうかについてもちょっとお聞かせください。 102: ◎議長(熊谷伸一君) 教育次長金野政義君。 103: ◎教育次長(金野政義君) お答えいたします。  統合された学校における残存している備品の販売ということに対しての考え方でございますけれども、私どもといたしましては、何せ非常に新しい備品というのは限りがあると。いわゆる古い年数の経過した備品が主にございますので、なかなか販売というところまでは結びつかない状況にあります。  また、やはりその備品そのものが年数を経過している状況にあるというのは、市内の全ての学校にこれは言えることでございますので、やはりその辺は当然統合された学校について、使えるもの、比較的新しいものについては他の学校で必要とするところに回して、少しでも財政負担の軽減ということに努めている状況でございます。よろしくお願いいたします。 104: ◎議長(熊谷伸一君) 3番菅原雄治君。 105: ◎3番(菅原雄治君) 古くても大変買う人がいるそうですので、いろいろ検討していただきたいなと思います。  あと、意外と時間が食うなと思っていますけれども、まず、あり方検討会のことについて、十分課題等も見えてきて、市長の話の中であと休眠施設に対するマネジメントの新しい組織もつくっていくということもありましたので、今後学校施設の跡施設のあり方検討会とセットで副市長が中心になるのかと思いますが、しっかりとした連携をもって地元住民とのやっぱり話し合いじゃないかなと。報告ではなくて、話し合い、先ほど理解を得ましたので、そういうふうに使用していますとかという話ありましたが、事後報告で使用したと捉えざるを得ないような状況にならないように、いい形で進めて、今利用していきますよという形を時間がかかっても話し合いを重視していただきたいなと思っています。  このあり方検討会の課題を十分今年度生かしていただいて、新しいチーム、それを活性化させていただきたいなと思っています。  あと、川崎の例なんですが、これは参考にぜひしていただきたいということをもひっくるめて、いっぱいあるんですが、今回1つだけ、1カ所だけ確認しておきたいのは、川崎町も最初は同じ考え方の取り組みのようでした。学校として使われなくなった後も地域の要望に沿うべき方針のもと、各地域に対して活用方針の提案を依頼してきましたが、地域全員の理解と協力を得ることが困難であったり、推進する方々の労力が多大であったりということから、一部の地域において活用の要望があったものの、ほとんどの施設で活用されていない状況が続いていましたという、そういう反省のもとに、このすごく綿密な計画をつくって、そして1年で計画をつくって、2月からの1カ月間で募集をかけ、地域住民との組織によって話し合って、1年でこの4小学校がすばらしい計画のもとに一般企業が手を挙げて進めていくという形になっています。  スポーツパーク、自給自足経済を目指した地域づくり、6次産業のコミュニティー形成のプロジェクト、アウトドアと森とのつながりみたいな、これはまずアイデアをそういう組織でもって、それに対して手を挙げてくれる、結局企業がいるかどうかということであったら、地元企業もひっくるめて多く手が挙がったそうです。  私のほうにも地元の企業の方からそういうのないのかと。手を挙げたいんだけれども、恥ずかしくて手挙げられない。もしくは、俺が手を挙げるとあそこの人何か言いそうだから手を挙げられないとか、そういうことも実は聞こえてきているんですね。けれども、市としてそういう仕組みをつくっておくと堂々と手を挙げてプロポーザルして、当然自分から積極的にという企業もあるかもしれないし、あってほしいと思いますので、ぜひ積極的に検討していただきたいなと思います。  最後というわけじゃないんですが、まず、この間の浦島小学校が載っていた新聞をごらんになったと思います。地域住民が積極的に毎回毎回校庭の植木の整備をしていると。浦島小学校との話し合いは、教育委員会と随分重ねた上で今に至っていると思います。気仙沼の中では浦島小学校との関係を大変重要視しながら、かかわった上での利用の仕方と思いますので、この浦島小学校との事例もひっくるめて、今後どういうふうに進めていくかということもひっくるめて、この大きな質問に関しての当局としての考え方、決意を一言だけいただいて、次の項目、大項目に移りたいと思います。 106: ◎議長(熊谷伸一君) 教育次長金野政義君。 107: ◎教育次長(金野政義君) お答えいたします。  まず、前段の部分でございますけれども、地元との話し合いが十分でなかったのではないかといったような趣旨の御質問であったかと思います。この点につきましては、先ほど教育長答弁にもございましたけれども、長期的な活用については、小原木中学校の公民館利用ということで、ほかの部分については、短期の利用がほとんどであるといったような状況の中で、地元に説明はしっかりしたつもりでございましたけれども、一部不足があったのかなと。今後に生かしてまいりたいと思います。  それから、決意というところで私が答えるべきではないと思うんですけれども、川崎の例は、非常に参考になる例と、教育委員会としても見せていただきました。  なお、この中で私どもとしては、この本年の4月にそれぞれ4つの取り組みについて契約がなされたという事例でございますので、やはりもうちょっとその状況について見させていただいてもいいのかなといったような思いはございますけれども、なお、参考にしてまいりたいと思います。  それから、跡施設の利活用検討委員会の体制について、教育長申し上げましたけれども、まさにこのことによってさまざまその視野が拡大するのではないかといったようなところで、教育委員会としてもこれまで以上に協議を進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 108: ◎議長(熊谷伸一君) 3番菅原雄治君。 109: ◎3番(菅原雄治君) 済みません。最後に、1つだけ確認なんですけれども、申しわけありませんが、一般社団法人地方自治研究機構の報告書をお読みになっていただいたんじゃないかなと思うんですが、その中に、やはり重要なのが閉校前段階からの活用事業の推進に至るプロセスというものを重要視しております。閉校前からのですね。これが教育委員会がやれとは言いませんけれども、それと並行しながら、きちんと市長部局も財政もひっくるめてですが、そのプロセスをしっかりやっていくことが合意形成により近づくんだという調査結果、研究なので、十分皆さんで研修していただきながら、気仙沼市としてどういう形がいいのかというところをぜひ検討していただければなと思います。  それでは、大項目の2つ目に移りたいと思います。お願いします。 110: ◎議長(熊谷伸一君) 副市長赤川郁夫君。 111: ◎副市長(赤川郁夫君) 学校施設の跡施設の利活用検討委員会のこれからの進め方といたしまして、今議員がおっしゃるようなことを踏まえながら、やはり地域ニーズを踏まえた活用というのがやはり前提だと思います。いろいろな作業をしていく中で、いろいろなことが出てくるかと思いますので、その出てきた計画などにつきましてもやはり地域住民の了解を得て、学校はその地域の宝物であるということを先ほどの議員の質問のときも出ましたけれども、そういう視点で地域にとって本当にこれからも愛される施設として活用していく方策を検討していきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 112: ◎議長(熊谷伸一君) 3番菅原雄治君。 113: ◎3番(菅原雄治君) 赤川副市長に大いに期待したいと思います。  大項目の2つ目です。
     新たな「まちづくり」を支える新交通システムの構築についてです。  現在気仙沼市総合交通計画案が示され、パブリックコメントを実施しています。今回この総合交通計画案に対し、新たなまちづくりという視点から、新交通システムに関する内容を4点質問いたします。  まず初めに、確認しなければならないことがあります。それは、バス運行に係る行政負担の軽減策についてです。毎年1億円ぐらいかかる税金からの補助に頼るバス運行は絶対に改善しなければならないということです。市民からの要望に全て応えることは大変難しいという現実をしっかり確認する必要があります。  計画案には行政負担の状況について32ページに述べてあり、110ページにその施策が記されていますが、負担軽減策の必要性を強く表現されていないように感じます。私は、あえてこのことをしっかり表現することが新しい交通システムの必要性を市民が理解するものと考えていますが、いかがでしょうか。  次に、専用道としてのBRTの重要性とその役割についてです。  BRTの役割と位置づけについては、41ページに示されているとおり、中距離基幹交通として中距離移動の骨格としてあります。93ページの実施施策にも異論はありません。  ただ、一つだけ、専用道路についての重要性を確認しなければならないと思います。実施施策においても専用道の延伸とBRTの定時性と速達性の向上は述べておりますが、もっと強調すべき事項があると捉えています。  計画の中に見つけられなかったのが一般道における交通事故のリスクについてです。先日も唐桑トンネル付近の事故によってBRTの運行に大きく影響したことは記憶に新しいと思われます。一般道の活用には、事故以外にも渋滞の原因は多くあり、冬期にはそのリスクはかなり増大します。一般道を通るべきではないとは言いませんが、確固たる専用道を確保することは大変重要だと思っています。  JRに全ての専用道をまず骨格として整備してもらうことは、今後のまちづくりにおいても大変重要だと思われます。さらに、緊急時の動線確保としても有効と考えますが、どうでしょうか。  3つ目の質問は、新たなまちづくりを支えるタクシー事業の大きな可能性についてです。  バスを利用できる高齢者というのは、まずバス停まで歩けること、バスに買い物等をした荷物を運べること、自分で役所等の手続ができる自信があることが必要だと日々感じています。  我が家でも高齢者がおり、通院をしなければなりません。しかし、1人では行けません。歩くことはできますが、荷物が持てません。会話はできますが、耳が遠くて時間がかかります。結局自家用車かタクシーを利用します。バス停まで歩いて3分くらいの恵まれた環境なのですが、こういう状況なのです。  我が家には家族はいますので何とかなりますが、もしひとり暮らしならば、ほとんどこもり切りになる可能性は少なくありません。  このような高齢者がふえることをしっかりと見据える必要があると思います。これからの交通問題の本質はここに存在します。バス停が近くにできても、利用できなくなる高齢者が増加することに対応する新しい仕組みが求められているのです。  交通計画案61ページの交通事業者等のヒアリングの結果のまとめに、タクシーの公共事業としての有効活用と記されています。まさしくここに焦点を当て、力を注ぐべきなのです。先進地として、山口県山口市におけるコミュニティタクシーとグループタクシーは、既に平成24年には大きな成果を上げているのです。  気仙沼市総合交通計画案には、新たな交通システムへの取り組みが弱いと感じます。高齢者が街に出ることは市の経済やまちづくりに大きく影響することを含めて考えれば、早急にタクシーの有効活用を実現すべきと考えますが、いかがでしょうか。  最後の質問は、ハブ機能の充実と新たなまちづくりについてです。  全国に交通結節点をしっかり整備することが、公共交通の利用を促進する効果に直結していることは間違いありません。すなわち、計画推進は、その周辺のまちづくりとともにあるということを市民に示さなければなりません。  94ページに具体的な例として、気仙沼駅、南気仙沼駅、鹿折唐桑駅、大谷海岸などが記述されているということは、BRTが骨格になることが想像できます。結節点を重点化したまちづくりは、今後の気仙沼市の形に大きく影響すると思われますので、もっと大きく交通計画に記されるべきと考えます。  今後の発展形をお答えください。 114: ◎議長(熊谷伸一君) 3番菅原雄治君の質問に対し、当局の答弁を求めます。市長菅原 茂君。 115: ◎市長(菅原 茂君) 新たな「まちづくり」を支える新交通システムの構築についてお答えいたします。  初めに、バス運行に係る行政負担の軽減策については、運行経費が増加傾向にある現状においては、経費抑制に向けた対策が必要であると認識しているところであります。  このことから、総合交通計画においては、現在の公共交通を持続可能なものとしていくための施策として、一定程度の利用がない路線等の見直しや公共交通の経費負担のあり方の検討を掲げているところであります。  また、交通に係る市民からの要望の全てに公共交通だけで対応することは困難であることから、タクシーなどの民間事業者の取り組み等を活用した新たな交通サービスや、住民の支え合い事業の導入などについても検討しなければならないと考えており、そのことも計画では示しております。  これらの新たな交通サービスの導入に当たっては、市民の方々が魅力的に感じることや交通事業者の十分な御理解、御協力が必要でありますので、関係者の皆様と一緒に考えてまいります。  次に、専用道としてのBRTの重要性とその役割についてでありますが、BRTの最大の特徴は、専用道での運行による定時制・速達性の確保であり、専用道が短ければ一般バスと余り変わらないことになります。  現在JR東日本により、専用道整備が進められているところでありますが、復興まちづくりとの調整や新たなまちの利用需要等から、一般道を利用した運行を選択している区間もあり、専用道化する区間は、気仙沼線では全体の約9割、大船渡線では全体の約4割の計画となっており、BRTによる本格復旧受け入れの前提であります。  今後さらなる専用道整備の可能性について、JR東日本に伺ってまいります。  次に、新たなまちづくりを支えるタクシー事業の大きな可能性についてでありますが、バス乗降が困難な高齢者等への対応策として、全国ではタクシーを活用した小回りのきく運行やデマンド型交通によるドア・ツー・ドアでの運行事例があるほか、個人の自家用車によるライドシェアや相乗りなどの取り組みも見受けられ、本市においては、応急仮設住宅や新たな住宅団地への対応を考慮し、一部の地域で乗り合いタクシーの運行を行っているところであります。  高齢社会への対応や持続可能な公共交通の確保のためには従来の考え方にとらわれない新たな交通サービスの導入に向けた検討も必要であることから、総合交通計画の中ではタクシー事業の活用等に関する取り組みを記載したところであり、タクシーの活用を含め、高齢社会の進展に伴う対応策について総合的に検討してまいります。  なお、本市はシェアリングエコノミーの活用を広く検討することとし、内閣官房が本年度から実施する「シェアリングエコノミー伝道師事業」を全国第1号として活用し、7月6日には内閣官房シェアリングエコノミー促進室の松田昇剛企画官及び一般社団法人シェアリングエコノミー協会の佐別当隆志事務局長をお呼びしてシンポジウムを行うほか、この夏には復興庁の事業を活用し、同テーマでイベントを行う予定であります。  議員の皆様の積極的な参加を期待しております。  次に、ハブ機能の充実と新たなまちづくりについてでありますが、公共交通の利用促進を図る方策の一つとして、利用者が容易に交通手段を乗り継ぐことができる交通結節点を整備するとともに、運行経路や時刻の調整など、公共交通機関同士の連携を高めることが有効と考えております。  このことから、総合交通計画においては、BRT駅や駅前広場等の活用や小売店、観光施設等に隣接した交通結節点の整備等の方針を記載しているところであり、今後各種復興事業の進展に合わせ、具体の検討・整備を進めてまいります。 116: ◎議長(熊谷伸一君) 3番菅原雄治君。 117: ◎3番(菅原雄治君) まず、バス運行の赤字の現状をしっかりというんですけれども、赤字であることはわかっているんですね。大体。けれども、それが非常に危機的だということまで感じていないんだと私は捉えています。  交通総合計画であると、何か新しいすばらしい、得るものだけという発想で、自分たちの地域により便利な交通が舞い込んでくるという気持ちにすごくなります。私自身。その中で、やはり総合計画案の中の110ページに実は書いてあったんですけれども、市民に自分の足を守る意識を高めてもらう作業がこの総合交通計画ですという話ですね。  そこのところを自覚してもらうために、まずこのバス運行の赤字の現状は、しっかり総合交通計画の初めでなくても、伝わるように示すべきだなと私は強く感じました。  その点について、もう少しどういう話し合いがなされたかということをちょっと確認します。 118: ◎議長(熊谷伸一君) 震災復興・企画課長小野寺憲一君。 119: ◎震災復興・企画課長(小野寺憲一君) 公共交通を支える市の財政負担の関係でございますが、市長が答弁申し上げましたとおり、私たちもこの経費抑制というところの対策、非常に必要なものということで認識しておるところでございます。  そういったことから、今回総合計画の中でも解決すべき課題として9つ挙げている中の1つ、大きなものに1つ挙げておりますし、さらに、そこから導き出されます基本方針、目標、6つ挙げている大きな1つに持続可能な運行を支える協働の仕組みづくりの推進ということで、大きな1つの柱ということで捉えております。  その具体的な方策は、あとは計画のほうに載っておるところでありますが、基本的に住民の皆さん方にその危機感も当然ながら持っていただきながら、公共交通を維持するということの認識もしていただきながら、この交通を守るということになっていくのかなと思ってございます。 120: ◎議長(熊谷伸一君) 3番菅原雄治君。 121: ◎3番(菅原雄治君) その作業は、ぜひしっかりやってもらわないと、何かいろいろな交通会議等の説明会がもし開いたときに、路線の奪い合いとか、バス停の要望合戦というか、何かそういう空気になってしまうようなところをすごく感じますので、そこを自覚してもらって初めて自分たちの地域に何か必要なんだなという、まずそういう気持ちが芽生えてもらわないと、「新たな」というところにいかないような気がしたりしております。  次に、BRTのことなんですが、これは大変税金を使わない貴重な交通システムというふうなこともひっくるめて、やっぱりこれは新しい交通なんだなと思います。全国にも少ない例の中で、これをどのように活用していくかという戦略をもっともっと打ち出さなきゃならないんじゃないかなと思っています。  特に、気仙沼市は北から南までバーッと背骨のように確保できるという状況というものをどのように考えていくかということを、重点的にもう少し強調すべきじゃないかなと思っております。  その点で、1つだけちょっと確認なんですが、ぜひJRに要望してほしいのは、気仙沼線と大船渡線のダイヤ乗り入れの可能性なんですね。これが実現できると、すごくほかの地域にないいい仕組み、システムになるんじゃないかなと思いますが、そのことについて何かあったら、よろしくお願いします。 122: ◎議長(熊谷伸一君) 震災復興・企画課長小野寺憲一君。 123: ◎震災復興・企画課長(小野寺憲一君) BRTに関しましての気仙沼線と大船渡線の相互乗り入れの関係でございますが、この点につきましては、本市からもJR東日本に申し入れはしてございます。  JR東日本としては、直営でBRTを運行しているわけではございませんで、それぞれ宮城交通だったり、岩手県交通だったり、それぞれのところに委託した形で運行しているというような現状もありまして、そこの気仙沼駅を経由した形での相互乗り入れにつきましては、今のところまだよい返事はいただいておりません。  しかし、その相互乗り入れをすることによる利便性というのは、私たちも十分承知をしてございますので、引き続きJRとの話し合いを続けてまいりたいと思っております。 124: ◎議長(熊谷伸一君) 3番菅原雄治君。 125: ◎3番(菅原雄治君) ぜひ頑張っていただきたいなと。  5月12日に多分気仙沼の地区で初めて鹿折で交通に関するアンケートというのを実施しまして、それの何か報告会とか説明会みたいなのに参加なされたのかなと思うんですけれども、その1つのアンケート結果の中に、JR大船渡線の今後の使われ方というところを初めて地域住民に調査した結果があります。課長、その結果について御存じですか。 126: ◎議長(熊谷伸一君) 震災復興・企画課長小野寺憲一君。 127: ◎震災復興・企画課長(小野寺憲一君) 鹿折地区鹿折まちづくり協議会が行った地域住民の交通に関するアンケートにつきましては、その構想、アンケートの中身の段階から私もかかわらせていただいておりまして、結果についても報告を受けてございます。 128: ◎議長(熊谷伸一君) 3番菅原雄治君。 129: ◎3番(菅原雄治君) 恐らく現状として、そのBRTとか鉄路とか、そういう仕組み等について、理解は当然まだまだ不十分というところの中のアンケートだとは思うんですが、一応確認の意味で話しますと、鉄路要望が30%、BRT要望が26%、ほかの使い道が7%、わからないというのが18%、現状のままというのが8%、不明というのが11%、この数値をどう捉えるかについては、人それぞれ、立場それぞれだと思いますが、このような地域住民の意識をより深めるためにも、どこの地区でも当然チャレンジしなければならない取り組みなのではないかなと思いました。  その中で、「わからない」と「不明」というのを合わせて30%くらいあるというところが、これはどういうことかというと、何なの、どうなるのかなということとしか考えていないというか、見ているだけというところ、この人たちがもっともっと使い道に対して意識が高まればまた違う結果になるんだろうなと思いました。  これは、ちょっとこのアンケートとは別に、個人的な提案となりますけれども、これを大船渡線の専用道有効活用をもしするんだとしたら、45号線のBRTと本来の大船渡線の2路線の確保というのは、とてもいろいろな面で効果があるんじゃないかなと、このごろ非常に強く感じたりしております。  ちなみに、計画の中に上鹿折までは11本、そして45号線が29本走っていると書いてありました。これをもし陸前高田さんが前向きになるのであれば、矢作と専用道を連結することによって20本、20本でやるとなると、いろいろな面で緊急道としても非常に効果を高めるんじゃないかなという感じをとても思いました。  その点について、私個人的な提案ですが、今話をしたことについて、何か庁舎でもそういう話があったか、もしくは初めて聞いたので今後ということになるのかどうかわからないですけれども、何か考え方ありませんか。 130: ◎議長(熊谷伸一君) 震災復興・企画課長小野寺憲一君。 131: ◎震災復興・企画課長(小野寺憲一君) BRT大船渡線の上鹿折から矢作につなぐという、その件につきましては、その話を伺ったことがありますので、私たちも関係するところのお話を何件か伺っております。  まずもって、陸前高田の事務の関係でございますが、その計画はないということで、陸前高田市からはお話を伺っております。  また、JR東日本にもその話をお問い合わせはしたところでありますが、JR東日本、昨年の話になりますが、BRT化へのJRの考えとして、1つは専用道の特質を生かせるところ、もう一つが効果が望めるところという回答をいただいておるところでございます。 132: ◎議長(熊谷伸一君) 3番菅原雄治君。 133: ◎3番(菅原雄治君) ありがとうございます。  時間がたつにつれていろいろな可能性が見えてきて、市民もアンケートをやるたびに実はどうなのという、いろいろな質問も出てくるので、もしかしたらいろいろな知恵が出てくると思いますので、今後も課長、一生懸命足を運んでいただければなと思います。  次に、コミュニティタクシーとグループタクシーの機能について、しっかりもう少し研修していただきたいと。特に、このグループタクシーについては、恐らく全国に一気に広まる可能性が非常に高い仕組み、これ高い仕組みというよりは真新しい仕組みではないんですね。簡単にできる仕組みで、実証実験から3年くらいで申請者が48倍にふえたというんですよ。そして、利用券というのがあるんですが、利用券の枚数が150倍にふえたそうです。3年間で。そのくらい仕組み的には今の現状の中でちょっとした知恵を出してその仕組みを加えるだけで効果を発揮しているというものですので、これもう少し深く検討してほしいなと思います。  ちなみに、山口県のグループタクシーの仕組みについて、課長等はどう捉えておりましたか。 134: ◎議長(熊谷伸一君) 震災復興・企画課長小野寺憲一君。 135: ◎震災復興・企画課長(小野寺憲一君) 私個人としては、直接的に山口のほうに連絡をとったり、ホームページを見たりということはしておりませんが、事務方にさせております。  非常に効果が上がっているような仕組みかなと私も感じておりますが、事業者側のしっかりとした協力体制がとれないと、これはもうできないということでありますので、さらに、今のタクシーの免許だけじゃなくて、別な形で届け出あるいは認可が必要ということにもなりますので、そこらは研究しながら、タクシー会社にも提案をしていければなと思ってございます。 136: ◎議長(熊谷伸一君) 3番菅原雄治君。 137: ◎3番(菅原雄治君) 効果として、ちょっと2点だけ書き控えておいたんですが、まず、運営経費がほかの交通手段と比較して格段に安いというのがあるみたいですね。あと、地域コミュニティーの活性化に貢献しているというところがあります。それは後から調べてみてほしいなと思います。  あと、これこの可能性もしこれが実現する可能性があると、交通説明会の中であった市立病院の直通バスの要望等が必要性がありましたが、この仕組みが実現すると、これは解決できると思います。それもひっくるめて。  あと、バス停の要望合戦も一気に減るということもあると思います。  そこで、その中で重要なのはというところがあったのは、行政が大局的な視点を持って交通体系の中に全体図に位置づけるというところが大変重要だということ。すなわち、今総合交通計画をつくるところに、この仕組みをしっかりと位置づける作業が絶対必要だというところが書いてありましたので、今後計画を案として練っていくときにどんどん膨らませていくときにどのような位置づけが可能かということを、当局としても十分考えていただければと思いますので、お願いします。  最後に、ハブ機能についてです。ハブ機能について、駅名、拠点のところちょっと例として書いてありましたが、実際ハブ機能となれば、いろいろなスペースが必要だと思いますが、もうそれについては、イメージとか、そういうところで進んでいるところがあるんですか。例えば鹿折唐桑駅とか、よろしくお願いします。 138: ◎議長(熊谷伸一君) 震災復興・企画課長小野寺憲一君。 139: ◎震災復興・企画課長(小野寺憲一君) 今現在で具体的な案あるいは図面として示せる状況ではございません。  ただし、鹿折唐桑駅あるいは南気仙沼駅ということになれば、土地区画整理事業との深いかかわりということになりますので、そこでの話し合いを続けているというような状況でございます。 140: ◎議長(熊谷伸一君) 市長菅原 茂君。 141: ◎市長(菅原 茂君) 本市のまちづくりの中で、ハブ機能を意識してスペースをとるということは、非常におくれていると思います。実際にきちんとした位置づけがされてこなかったと思います。口だけは言っていたけれども、それで、しかしながら、一方、私たちが必要なのはとてつもない大空港ではないので、相当工夫の範囲内でこの機能を果たせるものだというふうに理解をしています。  それと、先ほどの御意見の中で、いろいろタクシーの利用とか、そういうのありました。位置づけるということが大事だと思います。そのためには、そのタクシー業者が生きるために、こちらはやめるとか、同時にしていかないと、乗ってくることがないのだと思うんですね。不安で。それで、私たちが考えることには限界がありますので、当然その業者の皆さん方とそれこそゼロベースで案を見ながらどう思いますかというところから始まっていかなくちゃならないと思います。  JRのほうについて言えば、JRは私たちより100倍考えていると思います。首都圏のJRの動きを見ますと、ちゃんと商売になるのはどんどん、都会ばかり便利になっている状況にございます。そういう意味で、気仙沼線から大船渡線のつなげるのはいいんですが、大船渡線の北のほうに関しては簡単ではないことだと思っていますし、本市の中でBRT受け入れの中の要望に入っていないという位置づけもあるということは御理解いただきたいと思います。 142: ◎議長(熊谷伸一君) 3番菅原雄治君。 143: ◎3番(菅原雄治君) いろいろな考え方が蓄積されながら、次のステップになるんだなと思いますので、期待したいと思います。  終わりに、本日の質問は、学校跡施設の利活用、新しい交通システムを新たなまちづくりの視点から質問しました。現在、市の総合計画策定において市民との協働を前面に出して挑戦していくことは大変すばらしいことだと評価しております。  この取り組みを本当に実のあるものにつなげるためにも、今回の内容に関して実現してほしいと思います。以上で質問を終わります。 144: ◎議長(熊谷伸一君) これにて3番菅原雄治君の質問を終わります。  暫時休憩いたします。再開を午後1時といたします。      午後 0時03分  休 憩 ───────────────────────────────────────────      午後 1時00分  再 開 145: ◎議長(熊谷伸一君) 再開いたします。  休憩前に引き続き会議を開きます。
     次に、今議会初日に行われました市長の行政報告に対する質疑を行います。  まず、平成28年度各種会計出納閉鎖の状況についてに対する質疑を行います。(「なし」の声あり)質疑がないようですので、次に、指定管理施設において発生した事故についてに対する質疑を行います。9番秋山善治郎君。 146: ◎9番(秋山善治郎君) あってはならない事故だったんですが、「再発防止を徹底するよう指示したところであります」ということはありますが、この再発防止に対してどのような施策、対応策というのが今示されているのかお聞かせください。 147: ◎議長(熊谷伸一君) 9番秋山善治郎君の質問に対し、当局の答弁を求めます。保健福祉部長菅原宣昌君。 148: ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) お答えいたします。  現在事業者であります指定管理者の社会福祉協議会におきまして、検証会議を重ねておりまして、今後外部の人員も含め、専門的な人員も含めた検証会議を行っていくということにしておりまして、随時報告もいただいているところでございます。  その中で、どのような対策を今後とるのかということについてさまざまな検討がなされているところですが、まずは、入所者の安全を確実に守っていくということが第一でございますが、認知症高齢者グループホームということで、入所者の生活リズムの詳細把握と入所者との一層のコミュニケーションが前提になるかと思います。  その上で、入所者の所在確認の徹底、または、近隣地域との一層の連携、また物理的にはセンサーの設置でありますとか、施錠時間などの見直しがございますが、この件に関しましては、高齢者虐待防止法の関連もございまして、本人や家族への十分な御説明と了解が必要になってくるところでございます。  これらのことを具体的に総合的にどのように効果的に実施するかということについて、現在検証を進めていただいているところでございますし、現在の対応としましては、入所者の所在確認を徹底するとともに、夕食時間に入所者全員の安否を確認し、その時点で施錠するように徹底しているところでございます。 149: ◎議長(熊谷伸一君) 9番秋山善治郎君。 150: ◎9番(秋山善治郎君) 今回この事故というか、外出した時間帯というのは、施設の職員はどのような形で配置されているのかお聞かせください。 151: ◎議長(熊谷伸一君) 高齢介護課長高橋義宏君。 152: ◎高齢介護課長(高橋義宏君) お答えいたします。  その時間帯につきましては、遅番の職員1名と夜勤の職員1名、2名の体制で介護されていたと伺っております。 153: ◎議長(熊谷伸一君) 9番秋山善治郎君。 154: ◎9番(秋山善治郎君) 少ない人数で全体を見なきゃならない。そして、特に高齢者の場合ですと、指示したとおりに動くというわけでもないところがあると思いますので、非常に難しい、センサーとか、そういう話も今出されていますが、非常に難しい対応が出てくるんだろうなと思っております。  特に、自分で行きたいところを急に思い立ったりした場合、施設でないところに行きたいということで出るという可能性があると思いますが、日常的にそういうケースというのは、今まではなかったということなんでしょうか。それともたまたま今回の場合は外出して、全然気づかないうちに出てしまったけれども、そういう2人とか、夜間体制で外出するというふうなケースというのは、全くなかったものなんでしょうか。お伺いしておきたいと思います。 155: ◎議長(熊谷伸一君) 保健福祉部長菅原宣昌君。 156: ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) お答えいたします。  今回のような施設から離設をして事故が発生したというケースはこれまではございませんでしたが、ただ、グループホームにおきましては、施設から出てしまうということはほかの施設も含めてあることがあります。  ただ、その中でも施設の職員がすぐその出た方、離設した方を確保したりとか、あとは近隣との連携、つながりの中で、その方を確保したりというような体制もとられているところでございます。 157: ◎議長(熊谷伸一君) 9番秋山善治郎君。 158: ◎9番(秋山善治郎君) なかなか施錠していても、自分で鍵あけられる場所に施錠したのでは、施錠した意味もなくなるわけだし、だからといって完全に施錠してしまうというのはどうなのかという、施設としてどうなのかという問題が出てくるんだと思いますけれども、事故だけは出ないような形、そして、日常生活ではない場所での生活ということになってしまっているわけでありますから、そこでの違和感との関係、どうしても出ていきたいという衝動に駆られるというのは、当然あり得るわけでありますので、今後その総合対策、検討して、再発防止策を検討しているということなので、そこについて見守っていきたいと思います。終わります。 159: ◎議長(熊谷伸一君) 3番菅原雄治君。 160: ◎3番(菅原雄治君) 私もこの再発防止の徹底というところをとても気になって、どういうふうに対応していくのかというところを危惧しておりました。  今多分福祉課のほうでは認知症対応の小規模のグループホームについて申請を受け付け、10件ほど新しく開設するという方向で進んでいると新聞等で見たんですけれども、そういう施設がどんどんふえる中で、この再発防止の徹底の具体策が示されないというか、見えてこないというのは、大変不安です。  あと、再発防止ということもありますが、発生防止とともに、発生時の捜索、その方法というのも考えておくべきじゃないかなと思っています。  単純に、個人的に思い描いたのは、今現在GPS機能というものはいろいろなもので使われている、そういう機器的なものを利用できないかということと、あと、発生時の今後そういう施設が多くなると、件数が多くなれば、警察の捜査等で警察犬等の早期出動というものについては、準備していただけないかなと思うのと、あと、よく学校では防犯ベル等よくつけますよね。何かあったときの笛とかベルですね。そういうものの利用とかということも考えられないかと、私は個人的にいろいろなことを考えてみたんですが、そのような考えについては、課としては話し合いは出ませんでしたか。 161: ◎議長(熊谷伸一君) 3番菅原雄治君の質問に対し、当局の答弁を求めます。保健福祉部長菅原宣昌君。 162: ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) お答えいたします。  再発防止の具体策ということにつきましてでありますが、先ほど答弁いたした部分と重なりますが、現在事業所のほうで社会福祉協議会としまして、対策の具体策の検証会議を行っておりまして、その中で、例えばセンサーでありますとか、あとは施錠時間の見直しとかも含めてでございますが、それらの具体的な部分を今検証しているところでございます。  また、認知症高齢者グループホームということで、やはり認知症の方への対応ということが一番基本になるかと思います。  そして、グループホームにつきましては、グループホームでの生活がその入所者の方の日常ということになりますので、グループホームの中で日常的な生活リズムを一定の生活リズムを持った安定した生活ができるような配慮をすると。そういうことが大前提になるかと思います。  そのような中で、物理的にも虐待防止などには配慮しながらですが、今回のようなことが起こらないように、どのような、例えばセンサーを設置したらいいかとか、あとは施錠時間なり、その所在確認をどのようにしたらいいかということを具体的な部分で現在検証しているところでございます。  また、離設が発生した場合、施設から入所者が離れた場合等の捜索の方法につきましてですが、この分につきましては、これまでも高齢者の方が施設から離設ということだけではなくて、行方不明になるとか、さまざまなケースがございますので、地域ケア会議等も開きながら、警察、消防とも連携して、さまざまな検討も行ってきているところでございますが、なお、警察、消防との連携も深めていきたいと思っておりますし、あと、防犯ベル等につきましても防犯ベルというのが効果的なのかどうか、また、それが御家族、入所者の理解を得られるのか、日常的な生活をグループホームで送るという中で、それを身につけるということがその方の生活にとってどうなのかということも含めながら、検証していきたいと思いますし、市としましてもそのような対策を徹底してまいりたいと思っております。  まず、このような事故が二度と起こらないようにということは大前提としながら、検証を行っていきたいと思っております。 163: ◎議長(熊谷伸一君) 3番菅原雄治君。 164: ◎3番(菅原雄治君) 警察犬の出動の実態というか、それはあったんですか。2日間の中で。 165: ◎議長(熊谷伸一君) 高齢介護課長高橋義宏君。 166: ◎高齢介護課長(高橋義宏君) お答えいたします。  今回の捜索に当たりましても初動段階で速やかに警察のほうに届けられておりまして、警察犬の対応もなされたという状況でございます。 167: ◎議長(熊谷伸一君) 3番菅原雄治君。 168: ◎3番(菅原雄治君) 速やかにというのは、発生してすぐ警察犬が来たと理解してよろしいですか。 169: ◎議長(熊谷伸一君) 高齢介護課長高橋義宏君。 170: ◎高齢介護課長(高橋義宏君) お答えします。  済みません。速やかにというのは、警察に対する届け出が速やかに行われて、その後ちょうど7時50分に施錠して、8時30分の見回りの際にその本人が施設からいないという状況から、御家族を通じて警察に届け出をしまして、警察官が施設にいらっしゃいまして、それからすぐ警察では翌日深夜方でございますけれども、警察犬が対応したとなっております。 171: ◎議長(熊谷伸一君) 3番菅原雄治君。 172: ◎3番(菅原雄治君) 行方不明者の発見ということだけ考えればそうなりますけれども、命がいつ危機にさらされるかという状況を考えると、警察犬がいち早く来るということと、時間がたって、何時間後とか何日後に来るというのは全然違うと思うので、その辺についてどう考えますか。 173: ◎議長(熊谷伸一君) 保健福祉部長菅原宣昌君。 174: ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) お答えいたします。  警察、捜索に当たっての警察との連携は、なお一層強化してまいりたいと思いますが、警察犬による捜索というのがさまざまな事故といいますか、行方不明の状況の中で効果的な場合とそうではない場合ということも警察で検討する分もあると思いますので、その辺もより効果的でスムーズな捜索につながるように、警察犬の出動も含めて、警察とは連携を図ってまいりたいと思います。 175: ◎議長(熊谷伸一君) 3番菅原雄治君。 176: ◎3番(菅原雄治君) さらに、認知症関係の施設がふえるということも踏まえた上での対応を早急にしてほしいと思います。以上です。 177: ◎議長(熊谷伸一君) 19番村上 進君。 178: ◎19番(村上 進君) 1つだけ伺っておきたいと思います。  記憶が正しければ、この指定管理制度がスタートして初めて受託をした側のこういう事故が発生したということで、大変痛ましい事実だと受けとめます。  そこでなんですが、この今同僚議員とのやりとりを聞いていまして、所管の部署の今答弁がありました。公の施設の条例に基づいた施行規則があって、その中で規定をされております指定管理に関する審査会があります。その内容は、指定する側の立ち位置で、この指定管理される施設の運営やさまざまな事業の実績をしっかりと方向づけていくということだと思うんであります。  その上で、さらに上書きがされて、あり方検討委員会の委員会も立ち上がっているわけですね。この指定管理の。今回この事故があって、その指定管理に関する委員会、どれぐらいの頻度で開催をされて、指定する側の一つの防止策を一定整理をされているのか。その辺を伺っておきたいと思います。 179: ◎議長(熊谷伸一君) 19番村上 進君の質問に対し、当局の答弁を求めます。保健福祉部長菅原宣昌君。 180: ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) お答えいたします。  今回の事故が発生いたしまして、その検討委員会等はこの事故に関しては開催していないところでございますが、気仙沼市といたしましては、指定管理施設でございますし、あと地域密着型の市が指定する事業所でもございますので、そのことから、行政報告でもございましたが、御報告いたしましたが、5月23日に実地指導を行っているところでございます。  その中で、詳細な書類、また当日の対応等も確認したところでございますが、その中で、グループホームとしましては、入所者の日常生活の支援については適切に行われていたと。また、日々の生活記録も詳細に確認されていたということは確認しているところでございます。  その中で、ただ実際には現実として事故が発生してしまったということがございますので、そのことを受けて、現在このような事故が二度と発生しないように、指導を行っているところでございます。  まさに、現在今後の再発防止策を今現在構築しているところでございますが、実際にそのグループホームの対応が規定違反とか、そういうものの対応ということではなかったところでございます。ただ、現実にこのよな事故が発生したということでございますので、再発防止に現在努めていると、そういう状況でございます。 181: ◎議長(熊谷伸一君) 19番村上 進君。 182: ◎19番(村上 進君) 今の答弁を含めて、行政報告の文字づらを読んで、読み取れるわけであります。私が質問しているのは、いわゆる指定をする側の行政が条例を制定して、施行規則を制定して、審査会を設けて、今回の事案にどういう立ち位置で指定管理審査会が能動的に動いて、今回行政指導や今後の対応について指示をしたのかということであります。  その辺の対応はどうだったんでしょうかということです。 183: ◎議長(熊谷伸一君) 総務部長吉川良一君。 184: ◎総務部長(吉川良一君) お答え申し上げます。  指定管理の所管ということで、総務部からお答え申し上げたいと思いますが、今回の事案に関しましては、まずは第一に、指定管理の施設ではございますが、第一には指導監督庁である県並びに担当課の実地指導、実地調査の結果を待つというスタンスで、その状況を見ていたというところでございます。  あり方検討委員会の中で、施設の管理あるいは何か事故があった場合の対応等というところに関しましては、統一的な考え方を調整して、庁内全体に展開しようという形で準備を進めているところではございます。  現時点ではこの1件に対してこれを審査して、指定管理の管理者としての適否を検討するという仕組みにはなってございません。  やはり、指定管理に関しましては、議決事項でもございますので、今回の事案の最終的な県の判断あるいは今後の活動状況、再発防止対策の状況を見て、議会にお諮りをして次期の指定管理をお諮りしていくという形になっていくのではないかなと考えております。以上です。 185: ◎議長(熊谷伸一君) 19番村上 進君。 186: ◎19番(村上 進君) 平成18年3月31日施行の市の公の施設の指定管理者の指定手続等に関する条例が議決をされて施行されてございます。条例の施行規則もございます。その施行規則の15条にのっとって指定管理の審査会を設置をしています。それは、委員長は副市長で、副委員長は総務部長で、あとは委員構成は、関係部署の方々と。事務のまとめ役は総務部総務課ということ、体系的に整理をされてあります。  実態が今事故が発生した対応については、総務部長がおっしゃったとおりかもしれませんが、この条例がある以上、そういう条例の一つの施行されているわけでありますから、初めての事案でありますから、今回改めてしっかりと審査会を招集をして、副市長が委員長ということで、委員長が招集をして審査会を開催すると。開会するということになっておりますから、その上で、指定された側のさまざまな対応についてこうだったんだということであれば、受けとめやすいわけでありますが、そういう指定管理の審査会の委員会が開催をされないまま、今日に至っているということはいかがなものかと思ったわけでありまして、その辺を理解ができるように説明してください。 187: ◎議長(熊谷伸一君) 副市長赤川郁夫君。 188: ◎副市長(赤川郁夫君) お答えしたいと思います。  公の施設の指定管理者審査委員会でございますけれども、これにつきましては、指定管理者の候補の募集からずっといろいろな所掌事務がございまして、今の議員がおっしゃるように、施設の管理業務の調査及び指導に関することというのも所掌していく事務の中に入ってございます。  ただ、個々の管理業務の調査・指導に関しましては、全体的な施設についての担当課における統一した扱いとか、そういうものを主に所掌するものと思っております。  また、今回の案件につきましては、担当課から私なり、また市長なりにもこれまでの経過とか何かをちゃんと報告をいただきながら進めているということでございますので、今のところはそのような流れで行うのが適切であると思っておりますし、また、この案件が解決、方向性が出たときに次の委員会のときに今回のその対応などをめぐってこの審査委員会の中で、これは担当する部長たちも今入ってきていますので、いろいろ話し合いなどをして、次につなげていくような立ち位置をとっていきたいと思っております。以上でございます。 189: ◎議長(熊谷伸一君) 19番村上 進君。 190: ◎19番(村上 進君) その答弁をされている意味もわかります。  ただ、指定管理に関するこの条例が制定をされておりまして、それに基づいたさまざまな審査会も設置をするということであるわけでありますから、ぜひ今回この指定管理制度が多分スタートして初めてのこういう死亡事案が発生しているわけでありますから、ぜひ今後は、この条例の施行をしっかりと受けとめていただいて、対応していただきたいと思います。 191: ◎議長(熊谷伸一君) 副市長赤川郁夫君。 192: ◎副市長(赤川郁夫君) 議員おっしゃるとおり、気仙沼市として指定管理制度を導入しまして初めての事件でございますので、その経過につきましては、保健福祉部から十分報告を聞きながら正しい対応をしていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 193: ◎議長(熊谷伸一君) 質問がないようですので、次に、公用車の無車検運行及び無保険運行についてに対する質疑を行います。10番村上佳市君。 194: ◎10番(村上佳市君) 2点お伺いします。  まず、行政報告の6ページの二重にチェックする体制という部分で、これが行われなかったというところがなぜ行われなかったのか、説明していただきたいのと、あと、車両保険、それから車検、任意保険ですか、そういう部分だけじゃなくて、通常運行前点検ということで、毎日の日常での車両運行する前の点検をしっかりと行っていれば、このような長期にわたる日数にわたって運行されることはなかったと思うんですが、その運行前点検の仕方について、説明いただきたいと思います。 195: ◎議長(熊谷伸一君) 10番村上佳市君の質問に対し、当局の答弁を求めます。土木課長菅原通任君。 196: ◎土木課長(菅原通任君) お答えします。  質問にお答えする前に、今回土木課としまして、このような公用車の管理に当たりまして大変不適切な管理をし、皆様に大変御迷惑をかけましたことを深く反省しております。  今質問の件で、運行前の点検ということについてお答えします。  まず、朝一番目に車両に乗る人が日報等に基づきまして、一応点検するというような形になっております。ただ、現場に行くところで一部省略した場合もありますけれども、できるだけというんじゃなくて、必ず点検するようにということで、再度、発覚後については十分指導を行って進めております。(「二重のチェックの部分の答弁がない」の声あり) 197: ◎議長(熊谷伸一君) 財政課長三浦利行君。 198: ◎財政課長(三浦利行君) お答えいたします。  二重のチェックということで、昨年度の事案からその際にチェックを強化する体制ということで、財政課におきましては、前年度ですけれども、各課より車検の車の更新の際に有無を確認するわけでなんですけれども、その際に車検の期日もその報告様式に記載をさせまして、提出していただいて、財政課でチェックするという流れで昨年度指示をしておりました。  その内容につきましては、今年度1月30日に各課に依頼しまして、2月の末の締め切りということで、報告を受けているわけなんですけれども、その際の報告では、今回の事案の車検につきましては、報告の時点では車検が4月まで残っておりましたので、その際のチェックには今回発見できなかったということで、年1回のチェックではチェックの機能を果たしていなかったというところで、現在その点に対して対策を検討しているところでございます。以上であります。 199: ◎議長(熊谷伸一君) 10番村上佳市君。 200: ◎10番(村上佳市君) 今の説明でちょっとわからづらいところもあるんですが、「二重に」が一重にもチェックされなかったという可能性があるわけで、その辺のやっぱり原因をしっかり突きとめないとまた同じようなことが起きるのかなという部分と、それからあとは、先ほど土木課長が御迷惑をおかけしたという部分でお話ありましたが、これは土木課だけの問題じゃなくて、全庁舎の車を運転する際は、必ず運行前の点検をしっかりするという、その確立が大事だと思うんですよ。
     今回たまたま土木課の職員の方がということなんですが、やはり、これは全課共通して、運行前の点検をしっかりやるという、そういう方向性でしっかりと対策を立てていただかなければならないと思うんですが、その辺についてはいかがでしょうか。 201: ◎議長(熊谷伸一君) 総務部長吉川良一君。 202: ◎総務部長(吉川良一君) 御質問のとおりでございまして、昨年に引き続きまして、こういった事案が発生したということに関しましては、昨年のいわゆる再発防止策が全体に徹底し切れていなかったということで、深く反省をしております。  また、今回の事案の中で、もう一つ問題となっております発生後の報告のおくれという部分もございまして、こういった部分、全体を通しまして、職員の法令遵守あるいは内部統制、そういったものに加えまして、リスクマネジメントの不足といったものも背景にあると考えてございます。  この対策といたしましては、改めて細かく御説明を申し上げたいと思いますが、何よりも職場全体の意識改革が必要ではないかと考えておりまして、庁内各部、さらに職員全員が一丸となって取り組んでまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。  また、先ほどの二重チェックの部分でありますが、本来は車検の管理に関しましては、現在気仙沼市の場合は、車両を保有している、所管している所管課が車検の管理、それから日常の車両の点検あるいは修繕、補修、そういったものが担当課が管理をするということになります。  先ほどの二重チェックという部分なんですが、その担当課だけではなくて、年に1回財政課に1年間の車検の時期を保険の手続もあるので、車検の時期を報告するということで、財政課では年に1回の確認だったということでありまして、その二重チェックをさらに徹底するためには、今後それぞれの所管課での毎月のチェック、そして、毎月の財政課での二重のチェックというのが必要ではないかということで、新たな再発防止策を現在調整して、徹底を図ろうとしておりますので、よろしく御理解をいただきたいと思います。以上です。 203: ◎議長(熊谷伸一君) 10番村上佳市君。 204: ◎10番(村上佳市君) わかりました。  気仙沼市には安全運転管理者という方がいらっしゃると思うので、その方がしっかりと管理をしていただいて、私たち、やはり車運行する際は自分の車の自賠責、それから車検というのは、結構気にして運転して、必ず前面のシールをいつだったべなというような確認をしながら運行しているということが事実なので、職員の人一人一人がしっかりと運行前の点検をしていただいて、そして、そういうかかる事態が起きないように、今後十分気をつけていただきたいと思います。以上で終わります。 205: ◎議長(熊谷伸一君) 9番秋山善治郎君。 206: ◎9番(秋山善治郎君) 少しお伺いします。  5ページの、ちょっと経過の部分、一番下から5行目、「また」から「5月15日に係員が」というところがちょっとわからないので、説明をお願いしたいんですが、係員が係長に報告し、その次に、ずっと行って、「上司」と書いてある。その上司というのは、課長にというふうに読めばいいんですか。この辺の流れがちょっと、いつここに行ったのかということと、あとは、最終的に市長にいつ行ったのかということをちょっと説明お願いしたいと思います。  そして、この15日に気づいて、19日に車検整備に出したというんですが、この辺普通見ますと、個人的にいくと、じゃお金どうしようかなとか、そんなことを含めて、車検、そういうこととかいろいろ手続するんだけれども、その辺は、この辺はどんな感じでこれできるんですかね。役所の中では。その辺が全然わからないので、お願いしたいと思います。  それから、その上のほうに「はがきが届いた」というふうに書いてあるんですが、このはがきというのはどこの課に届く仕組みになっているんですか。担当課に行くんでしょうか。はがきがどこに行くのかなというのがわからない。  それからあと、さっき安全運転管理者という話ありましたが、公用車の部署ごとに責任者を決めるというのは当然なんだと思いますが、車両運行管理者だったんですか。その辺のきちんと一定の車両を持っているところ、全部指定しておかなきゃならないんだと思いますが、その辺の扱い、今回の報告の中でそれを決めた上となっていたんですが、今までそういうのは決まっていなかったということなんですか。その辺がちょっとわからないので、二重チェックのほうはいいんですが、現実の日常的な車両運行しているところの職場の仕組みとしてどうなっていたかについてお聞かせください。 207: ◎議長(熊谷伸一君) 9番秋山善治郎君の質問に対し、当局の答弁を求めます。人事課長畠山高寛君。 208: ◎人事課長(畠山高寛君) 秋山議員にお答えいたします。  まず、5ページ目の「上司のその報告が速やかにされておりませんでした」という、「上司」でございますが、課長補佐以上の職員に報告が速やかにされていなかったということでございます。  それから、はがきの関係でございますが、はがきにつきましては、それぞれ車両を担当する担当課のほうに各、前回車検を行った会社のほうからはがきが通知されるというふうな形になっているかと思います。  今回につきましては、土木課のほうに課のほうにはがきが到達しておったということでございます。  それから、車両の関係でございますが、本市では安全運転管理者、それから各課におきましては、車両を多く持っているところにつきまして、法律によりまして、20台にお一人ずつ副安全運転管理者を設置するということになってございます。それに従って、本市ではそれぞれ副安全運転管理者も準備してございますが、実際の車両の管理につきましては、それぞれの課で管理をしていただいてございます。課によりましては、その係付でそれぞれ車の車両を管理している場合もありまして、その管理につきましては、まちまちではございます。  ただ、全庁的な車両の管理については、安全運転管理者及び副安全運転管理者、そして各課、各担当の車両管理者ということで、複数の形で一応管理しているという状況でございます。以上でございます。 209: ◎議長(熊谷伸一君) 9番秋山善治郎君。 210: ◎9番(秋山善治郎君) わかりました。  まさに課長補佐以上にも行かないというのは、ちょっと深刻な、本当はそういう問題はすぐに行かなきゃならない。そこにまで、課長にまで連絡行かないというのは、これとんでもない話だなと改めて思ったんですけれども、日常的な、さっき毎朝点検している話もありましたが、そこで車検満了日なんかは気づく仕組みというのが当然車検といいますか、無保険で運行するというのはあり得ないんですけれども、そういうことを気づくような仕組みになっていなかったということなんですか。その辺がなぜなったのか、気づいたということも、そういう中で気づいたということも不思議なんだけれども、なぜそれが気づかなかったのかがわからないんですが、そこについてはいかがなんでしょうか。 211: ◎議長(熊谷伸一君) 人事課長畠山高寛君。 212: ◎人事課長(畠山高寛君) 昨年本吉病院で同じような、無車検の事案が発生した後、各車両におきまして、それぞれの車両の見える箇所に車検日を記載したテープなりを張ること、それから、鍵の置き場所につきましても同じように、車両の満了日を記載すること、そして、運転日誌にも同じようにということで、この3点について自動車事故防止対策委員会を通じて各皆さんのほうには通知してございます。  今回の事案につきましては、その通知が徹底していなかったということで、車検満了日につきまして見落としをしてしまったというようなことでございます。以上でございます。 213: ◎議長(熊谷伸一君) 9番秋山善治郎君。 214: ◎9番(秋山善治郎君) 運転日誌、運行日誌は毎日つけているんだと思うんですけれども、その運行日誌の中に満了日がいつだというのが記載されていなかったんですかね。そうすると。その辺が毎日見るわけですので、そのめくったところにこの車の車検満了日がいつだというのが当然あるわけですけれども、そこが毎日つける、そのチェック、キロ数とかどこに行ったかも全部書くんだと思いますが、そういう毎日見るチェック表の一番最初に普通は満了日とか書いてあるものと思っていたんですけれども、そんな仕組みにはなっていなかったんでしょうか。確認しておきたいと思います。 215: ◎議長(熊谷伸一君) 土木課長菅原通任君。 216: ◎土木課長(菅原通任君) お答えします。  毎日の運行日報については、車両の安全点検、異常箇所の点検ということで書いてありまして、その車検等については記載はなっておりませんでした。  ただ、今回この件がありまして、日報とあとスピードメーター付近にきちんとした表示というような対応をとらせていただいております。以上でございます。 217: ◎議長(熊谷伸一君) 9番秋山善治郎君。 218: ◎9番(秋山善治郎君) もう一つお伺いします。  今回自動車損害賠償保険期間が切れていた。たまたま今回事故が起きなかったからいいんですけれども、たまたまこれ事故起きたら、損害賠償の関係は市が入っている損害賠償の関係はどのようになりますか。それは、全額気仙沼市が負担するということになるんでしょうか。それとも、その部分が、例えばこれに入っていなくて事故が起きてしまった場合は、どのような対応になるかお聞かせください。 219: ◎議長(熊谷伸一君) 財政課長三浦利行君。 220: ◎財政課長(三浦利行君) お答えいたします。  今回のようなケースに当たりましては、自賠責保険の適用部分、120万円あるわけなんですけれども、その部分については、自賠責保険が掛けられておりませんので、適用外ということになりまして、それを超える部分の金額がもし発生した場合は、現在市で加入しています任意保険のほうで対応できるということでお話を伺っております。以上であります。 221: ◎議長(熊谷伸一君) 8番菊田 篤君。 222: ◎8番(菊田 篤君) 私も何点か確認したいと思います。  今ほど整備会社からのはがきが届いていたという話と二重チェックの話が出ました。二重チェックのところですが、任意保険が自賠責とか車検と期日が一致することはないんだろうというふうに思いますが、その上で、この二重チェックとした、ここに書いたのはどういうことなんでしょうか。確認したいと思います。 223: ◎議長(熊谷伸一君) 8番菊田 篤君の質問に対し、当局の答弁を求めます。財政課長三浦利行君。 224: ◎財政課長(三浦利行君) お答えいたします。  昨年の段階での対策といたしまして、年に一度財政課のほうに車検の満了日を報告してもらうことによって、各課においての車検の月日というものを認識してもらうという意味での二重チェックということで対策を立てたわけですけれども、先ほどお話ししたとおり、ちょっと調査の月日によりまして、対応できない部分があったということが今回の反省点ということで捉えております。以上であります。 225: ◎議長(熊谷伸一君) 8番菊田 篤君。 226: ◎8番(菊田 篤君) 届け出をしてもらって、もしかすると財政課側から期日が来ていますよというチェックをすれば二重チェックという話になるんだろうと思いますが、例えば民間の任意保険だと、車検満了日とそれから自賠責の切れる日を登録するんですけれども、今市で入っているこの保険ではその登録して、はがきというか、お知らせ等は届かないんでしょうかね。財政課のほうに。確認します。 227: ◎議長(熊谷伸一君) 財政課長三浦利行君。 228: ◎財政課長(三浦利行君) お答えいたします。  市で入っている任意保険の部分については、そういった通知はございません。以上であります。 229: ◎議長(熊谷伸一君) 8番菊田 篤君。 230: ◎8番(菊田 篤君) 今その部分をちょっと確認したかったんですが、実際に登録、これは民間の話ですけれども、登録するところがあります。その上で、はがきが出てくると、要するに車検整備会社からと、それから自賠責からと、それから任意保険の車検満了のはがきということで、3枚くらい届くんですね。実際は。そういったようなシステムがないということは、ある程度やっぱりその日付を聞いたからには管理する、財政課で管理する必要があるのかなということと、それからあと、車検を受けた際に自賠責と、例えば車検証をコピーをもらってチェックするというか、突合させるという形もできるとは思うんですが、そんな考え方はないんでしょうか。 231: ◎議長(熊谷伸一君) 総務部長吉川良一君。 232: ◎総務部長(吉川良一君) それでは、私のほうから個別の防止対策がやはり少し穴があったり、徹底できなかった部分があったということで、現在考えている再発防止策の新たなものについて御説明申し上げさせていただきたいと思います。  初めに、先ほど総務課長が申し上げましたとおり、まず車検日を目に見えるところに張り出す等で認識をしようということに関しましては、これまでどおり車両の目立つ場所、それから運転日誌、それから鍵の保管場所を定めるということ、それからもう一つは、先ほどから申し上げます車の管理を各課で行っておりますもので、各課ごとにその車両の管理を責任持って行っていく管理者、副管理者を定めたいと考えております。  それから、2点目としましては、計画的な車両管理がしっかり徹底されると。車検のみならず、例えばタイヤの交換とか、そういったこともきっちりできるように年間の車両整備計画を各課で策定して、それを財政課長に提出させるという車両管理の全体の二重チェックをしたいと考えてございます。  それから、公用車の管理をしている各課の課長には、車検時期、自賠責保険の期限、任意保険の期限を毎月チェックして、財政課長に報告させるルールというものをつくりたいと考えております。  そういった意味で、先ほどから申し上げておりました二重チェックの甘さを改善いたしまして、より確実な二重チェック体制を構築したいと考えております。  それから、御質問にありました運転日誌の様式につきましても、車検日の日にちを先に用意しておくということではなくて、同じ様式のものを一定枚数台帳にしまして、乗ったたびにその日付を書き入れていくというような管理をしているところがほとんどでございまして、車検日がいつ来るかというのを運転日誌の中身に書くところはなかったものですから、この様式もぜひ改めたいと考えております。  その方法としましては、その様式の中に、30枚なり40枚なり印刷する様式そのものにその車の車検日を全部入れてしまうと。コピーする段階で先に車検日を入れてから日誌をコピーするという方法がいいのではないかというふうなことも考えてございます。  こういった対策を徹底したいと考えておりまして、さらに、こういったところを年数回開催しております自動車事故防止対策委員会におきまして、これらの徹底状況を確認していくという形での全庁的な再発防止を進めてまいりたいと考えています。  やはり、再発防止策の甘かった部分に関しまして、一つ一つの御説明ということになろうかと思いますが、新たな対策として今こういうことを考えてございますので、よろしくお願いしたいと思います。以上です。 233: ◎議長(熊谷伸一君) 8番菊田 篤君。 234: ◎8番(菊田 篤君) まず、二重チェックをする体制をとっておりますということで、二重チェックしていたにもかかわらずということであれば、三重チェック、四重チェックという考え方になると思うので、その際は、財政課のみならず、その車両の担当部署でもいいと思うんですね。車両台帳みたいな形で毎回チェックしていくという形も一つはあると思いますので、そういう考え方のもとにやっていただければなと思います。  それからあと、先ほど無車検、無保険で事故を起こした場合どうなるかというところで、自賠責の120万円、これ障害の賠償金額の最高限度だと思うんですけれども、あとはそれ以上は任意保険で払われますという、今答弁だったんですが、本当に間違いないですか。任意保険でお支払いされるんでしょうか。 235: ◎議長(熊谷伸一君) 財政課長三浦利行君。 236: ◎財政課長(三浦利行君) お答えいたします。  市で加入しております市有物件の保険を確認いたしましたところ、先ほど答弁したとおりのお話をいただいております。以上であります。 237: ◎議長(熊谷伸一君) 8番菊田 篤君。 238: ◎8番(菊田 篤君) であれば、そこの部分は万々が一のお話でも、ただやはり事故も起こしてはいけないことでありますので、そもそも、そういうことが不幸中の幸いでなかったということは、まずは一つはよかったのかなとは思いますけれども、ただ、今言ったとおり、二重が三重、四重というふうにチェック体制をとっていただければと思います。よろしくお願いします。 239: ◎議長(熊谷伸一君) 5番及川善賢君。 240: ◎5番(及川善賢君) 市長、これは重要なことだと思います。本吉病院の車検切れから1年もしないうちに、あのときも二重、三重チェック等きちんとやるという答弁だったですけれども、今回も同じようなことになりました。  これは、法律上、法令的にはもうアウトですよね。それから、余り言いたくないですけれども、厳しいことを言えば、地方公務員法等があって、第32条には上司の職務上の命令に従うと。1年前は、上司の命令でその車運転日誌とかきちんとやるという答弁でしたし、それから、第33条には信用失墜行為の禁止ということで書かれています。これ、どっちもさわるんじゃないですかね。  市長、この1年でこういう事件があるということをどう思うか、お伺いいたします。 241: ◎議長(熊谷伸一君) 市長菅原 茂君。 242: ◎市長(菅原 茂君) 本吉の事例につきましては、本市で取得したものでないという車であって、全く問題ではありますが、可能性としてはあるような事案だったのかなという部分が少しはあったんですね。  これに対して、今回のは1点もその仕方ないなと思えるところはないんですね。  その中で、二重ということもありますけれども、私は二重の前に、担当課の一重のところがきちんとなされていなくて、その一重のところがなされたかのように、私たちが受けとってしまうような仕組みにしかなっていなかったということが問題だと思います。  二重がだめなら三重、四重というのは、全く情けない話だと思います。公務員たる者、それまでやらなかったら守れないのかという、子供のような話ではないかなというふうに思っております。  今は、こういう事態を起こしてしまったので、三重でも四重でもきちんとやるまでやるしかないという、残念ながら状況にありますので、きょうのお話に対応して、先ほど総務部長から話したような対応をしてまいりたいと思っておりますし、また、先ほどの話の中で、報告の問題もありました。報告をおくれるとこういうことになってしまうんだということですよね。そういうことについても、今回よくよく職員も理解をしたのではないかなと思っております。  管理につきましては、先ほど保険がたまたま掛かっているということがありましたけれども、こんなことだけばかりではないので、とんでもない話になる可能性もありますし、もちろんお金の問題だけじゃなくて、人身的なことがあれば、なおさらとてつもない信用失墜だし、相手に迷惑かけるということだと思いますので、しっかりと対応して、今後とも再発防止に努めてまいりたいと思っております。  本市では、物すごい数の車両を今持っている形になっています。今回このことを整理する中で、今後車両のもっと有効な活用による車両を減らしていくというようなこともあわせてやっていかなくちゃならないのかなと思います。  車検日だけチェックして、車の台数はこれでよかったのかどうかということもチェックもして、そういう気にならなかったというのでは話にならないんだと思います。  今回のことを糧として、気仙沼市全体の公有持ち物に対する管理を徹底してまいりたいと思います。 243: ◎議長(熊谷伸一君) 5番及川善賢君。 244: ◎5番(及川善賢君) こういうことがありますと、今度車の運転のほうにだけ気をとられるというか、神経が行っちゃって、本当の仕事の能率が悪くなると思いますけれども、492台公用車があると。職員が今1,500人から2,000人近くいるんですかね。応援職員なんかも含めて。毎回の定例会ごとに492台もありますから、定例会ごとに事故報告出てくるのは、これは無理ないのかなと。台数とか、運転する時間、この事故だってゼロになればいいんですけれども、そういう観点で、かなり失礼なことを言うかもしれませんけれども、毎回こういう事案が出てくるということは、本当に申しわけないですけれども、職員全員、応援職員含めて、運転免許証のチェックから始めなくちゃいけないのかなと。これは、全員チェックしているんですか。中には滅多にないことですけれども、新聞に無免許運転でどうのこうのという記事がありますけれども、うちの気仙沼市はそういうことはないと思いますけれども、その辺まで疑わざるを得ないと思いますけれども、いかがでしょうか。 245: ◎議長(熊谷伸一君) 人事課長畠山高寛君。 246: ◎人事課長(畠山高寛君) お答えいたします。  運転免許証のチェックということで、今月全課に対しまして通知文書を出してございます。それぞれの課におきまして、免許の内容についてチェックをしてございます。以上でございます。 247: ◎議長(熊谷伸一君) 5番及川善賢君。 248: ◎5番(及川善賢君) 今回は、行政報告ということで報告を受けましたけれども、この最終的な責任は、この報告書で終了だということでよろしいでしょうか。 249: ◎議長(熊谷伸一君) 総務部長吉川良一君。 250: ◎総務部長(吉川良一君) お答え申し上げます。  まず、事件というか、この事案に関しましての事実関係の報告につきましては、現時点では以上というふうに考えてございます。  それから、職員の関係に関しましては、しかるべく審査会での審査をした上での判断になるかなと考えてございます。以上です。 251: ◎議長(熊谷伸一君) 質問がないようですので、これにて行政報告に対する質疑を終わります。  次に、報告に対する質疑を行います。  初めに、報告第1号専決処分の報告についてに対する質疑を行います。10番村上佳市君。
    252: ◎10番(村上佳市君) 報告第1号の件で、事故発生が8月31日で、専決処分がなされたのは3月28日ということで、7カ月ぐらい期間を要しているんですが、この期間を要した理由についてお示しいただきたいと思います。 253: ◎議長(熊谷伸一君) 10番村上佳市君の質問に対し、当局の答弁を求めます。土木課長菅原通任君。 254: ◎土木課長(菅原通任君) お答えします。  この期間があいたことにつきましては、この場所が山、のり面の一部ということがございまして、隣接関係の土地境界の関係がございます。それで、それを立ち会いしての境界を確認し、市の用地ということで、示談等の時間に必要以上の時間がかかりました。  立ち会いについても複数名いたことから、それについても当然時間を要したことがこのような日数がかかっておりますので、よろしくお願いします。 255: ◎議長(熊谷伸一君) 10番村上佳市君。 256: ◎10番(村上佳市君) わかりました。  ただ、この日数がかかった場合、その車両の修理とかに代金の支払いがおくれる可能性があるんですよね。その場合の対応はどのようになされているんでしょうか。 257: ◎議長(熊谷伸一君) 土木課長菅原通任君。 258: ◎土木課長(菅原通任君) お答えします。  この件につきましては、相手方に十分説明をしながら、保険というより賠償金になっておりますので、十分説明しながら、御理解をいただきながら進めております。以上でございます。 259: ◎議長(熊谷伸一君) 質疑がないようですので、これにて報告第1号に対する質疑を終わります。  次に、報告第2号専決処分の報告についてに対する質疑を行います。9番秋山善治郎君。 260: ◎9番(秋山善治郎君) ちょっとわからないんですけれども、この事故起きたのが待機していたため、停車していた車にぶつかったというのは、例えばここ歩道といいますか、人が歩いていたりすれば、左折するとき、そこに人が歩いていれば、今回ぶつかった相手車両はとまるというのは当然あるんですけれども、そういうことだったんですか。何でこういうふうにぶつかったのか、ちょっとわからないんですけれども、お伺いします。 261: ◎議長(熊谷伸一君) 9番秋山善治郎君の質問に対し、当局の答弁を求めます。税務課長小野寺孝之君。 262: ◎税務課長(小野寺孝之君) お答えいたします。  前を走っていた相手車両が左折しまして進入しようとしていた道路でございますが、この時点で自転車が通行していたということで、これを待って停車したというものでございます。そして、停車していくことに気がつくのがおくれたために追突してしまったということでございます。  なお、左折しようとしていることにはこの時点では気づいたわけなんですけれども、停止しないであろうという思い込みからの判断ミスがあったと考えております。以上です。 263: ◎議長(熊谷伸一君) 質疑がないようですので、これにて報告第2号に対する質疑を終わります。  次に、報告第3号専決処分の報告についてに対する質疑を行います。9番秋山善治郎君。 264: ◎9番(秋山善治郎君) ちょっとわからないので、今回取得の相手方が合同会社になっていますけれども、これ合同会社をつくらなければならなかった理由というのはどこにあったのかお聞かせください。 265: ◎議長(熊谷伸一君) 9番秋山善治郎君の質問に対し、当局の答弁を求めます。建設部次長佐藤好和君。 266: ◎建設部次長(佐藤好和君) お答えいたします。  当初の建設工事に係ります契約段階では、建設組合ということで契約をいたしたところでございますが、その後完成後の管理まで含めた形で合同会社を設立する予定ということで、管理を含めた母体に移行するための予定ということで合同会社を法人格を取って設立しているということで聞いております。以上でございます。 267: ◎議長(熊谷伸一君) 9番秋山善治郎君。 268: ◎9番(秋山善治郎君) これは組合のままではできなかったんですかね。なぜこの会社をつくらなきゃならなくなったのか。これは、グループ補助をするときは必須条件になったんですか。組合のままでもできたのではないかと思うんですけれども、その辺のことについて、どのような御指導をしたのかお伺いします。 269: ◎議長(熊谷伸一君) 建設部次長佐藤好和君。 270: ◎建設部次長(佐藤好和君) グループ補助に関しましては、この合同会社以外の方々も別のグループを含めて一括でグループ補助については申請をしているという形になってございますので、建設組合のままでその契約が合同会社に移行する必要があったのかという部分に関しては、そういう形ではなくて、建設組合のままでも契約は成り立っているということでございます。  合同会社を設立したということについては、先ほど申し述べたような理由で合同会社にしたということで聞いております。 271: ◎議長(熊谷伸一君) 9番秋山善治郎君。 272: ◎9番(秋山善治郎君) グループ補助を受けるに当たってのことで、合同会社はつくらなきゃならないということでの指導をしたということなんですか。それとも、その辺のいきさつが何でそんなふうに、あえてここに来て会社にしなきゃならなかったのかがわからないのでお伺いしているんですが、さっき次長から説明ありましたけれども、ちょっとわからないので、もう一度お願いします。 273: ◎議長(熊谷伸一君) 建設部次長佐藤好和君。 274: ◎建設部次長(佐藤好和君) 私どもとしてグループ補助を受けるために合同会社を設立するというようなことの指導ということについては、したことはございません。 275: ◎議長(熊谷伸一君) 9番秋山善治郎君。 276: ◎9番(秋山善治郎君) いわゆる国からそういう指導、または県からそういう指導があったと、そういうことなんですか。それとも、そこはこの関係者が自主的に組合よりも会社のほうがいいからということでしたといういきさつなんでしょうか。お伺いします。 277: ◎議長(熊谷伸一君) 建設部次長佐藤好和君。 278: ◎建設部次長(佐藤好和君) 建設組合で今後の管理に向けた組織をしっかりしたものに構築するという形の中で、合同会社を設立したということで認識しております。 279: ◎議長(熊谷伸一君) 9番秋山善治郎君。 280: ◎9番(秋山善治郎君) 今ずっとこれはあくまでも会社がつくった側が自主的にやったということで、ずっと説明がされているんですけれども、結構この会社にしたということで、随分苦労されているのではないかと。そんな事情はないんでしょうか。その辺については、どういうふうにこの辺問題……、要するに、ここに建物としては、今回専決処分して災害公営住宅として使うと。下の部分にお店が入る話になっているんですけれども、共用部分の扱いは今どのような形で、これ整理されているのかお伺いしたいと思います。 281: ◎議長(熊谷伸一君) 建設部次長佐藤好和君。 282: ◎建設部次長(佐藤好和君) お答えいたします。  まず、災害公営住宅部分については、災害公営住宅専用部分ということで、災害公営住宅が使用する形になります。  それから、商店、店舗部分と公営住宅の共用部分については、今御質問のとおり、共用という形になりますので、今回できました合同会社で管理組合を市とあわせてつくって、その管理組合で共同で管理をするというような形になってまいります。 283: ◎議長(熊谷伸一君) 9番秋山善治郎君。 284: ◎9番(秋山善治郎君) それは共同で管理しないと共用部分にならないので、それはそうなんですけれども、ただ、店舗の部分がまだオープンしていないものですから、その辺の扱いはどのような形で整理されているのですかということをお聞きしているんです。ちょっとわからないし、いつ下の部分がオープンするのかもわからないので、ちょっとお伺いしたいと思います。 285: ◎議長(熊谷伸一君) 建設部次長佐藤好和君。 286: ◎建設部次長(佐藤好和君) お答えいたします。  災害公営住宅につきましては、4月入居ということで、これまでお知らせしてきた経過もございまして、その中で、優先的に対応していただいて入居開始をしているところでございます。  テナント部分につきましては、現在24店舗中22店舗の入居が確定しており、17店舗において工事を着手しているということで聞いております。  若干当初予定したものから考えますと、おくれが発生しているということで確認をしているところでございます。 287: ◎議長(熊谷伸一君) 9番秋山善治郎君。 288: ◎9番(秋山善治郎君) いや、答弁していないんですよ。実際にオープン、一緒にこれ使っているのであれば、今答弁された分でわかるんですけれども、実際片方は動いていないものですから、その間の扱いの部分はどうしているのかなと。  そして、今回のこの、しつこく聞くようですけれども、会社をあえてつくってしまったことが、それが行政側の強力な指導があってそういうふうにしてきたものなのかということでお伺いしたんですが、それではないということで説明はされました。  事実関係については、もう少し聞いていきたいと思いますけれども、ただ、この状態がいつまでも続くというのはよくないし、これはアパートの分、災害公営住宅が市役所の部分だから、うちのほうだけは上の部分だけでいいというわけにはいかないんだと思いますよ。  優良建築物の補助金も出している立場から言って、その辺の扱いについてどんなふうにして整理しているのか、答弁を求めたいと思います。 289: ◎議長(熊谷伸一君) 建設部次長佐藤好和君。 290: ◎建設部次長(佐藤好和君) ただいま御質問ございましたとおり、優良建築物等の申請の窓口は、建築・公営住宅課が担当しているということがございましたので、状況について確認をいたしましたところ、若干の工事のおくれがあって、時間を要しているというところでの報告を受けているところでございます。  そのテナントの個人の関係につきましては、テナントとそれから各施工業者との内容のため、詳しい内容についてはそういったところまでの報告ということで受けているところでございます。 291: ◎議長(熊谷伸一君) 9番秋山善治郎君。 292: ◎9番(秋山善治郎君) 実際にテナントのほうの開店はいつだというふうに、市役所として把握しているのかお伺いします。 293: ◎議長(熊谷伸一君) 建設部次長佐藤好和君。 294: ◎建設部次長(佐藤好和君) 7月の初めを予定しているということで伺っております。(「終わります」の声あり) 295: ◎議長(熊谷伸一君) 質疑がないようですので、これにて報告第3号に対する質疑を終わります。  次に、報告第4号専決処分の報告についてに対する質疑を行います。(「なし」の声あり)質疑がないようですので、これにて報告第4号に対する質疑を終わります。  次に、報告第5号専決処分の報告についてに対する質疑を行います。(「なし」の声あり)質疑がないようですので、これにて報告第5号に対する質疑を終わります。  次に、報告第6号専決処分の報告についてに対する質疑を行います。(「なし」の声あり)質疑がないようですので、これにて報告第6号に対する質疑を終わります。  次に、報告第7号平成28年度気仙沼市一般会計繰越明許費繰越計算書に対する質疑を行います。(「なし」の声あり)質疑がないようですので、これにて報告第7号に対する質疑を終わります。  次に、報告第8号平成28年度気仙沼市介護保険特別会計繰越明許費繰越計算書に対する質疑を行います。(「なし」の声あり)質疑がないようですので、これにて報告第8号に対する質疑を終わります。  次に、報告第9号平成28年度気仙沼市公共下水道特別会計繰越明許費繰越計算書に対する質疑を行います。(「なし」の声あり)質疑がないようですので、これにて報告第9号に対する質疑を終わります。  次に、報告第10号平成28年度気仙沼市一般会計事故繰越し繰越計算書に対する質疑を行います。(「なし」の声あり)質疑がないようですので、これにて報告第10号に対する質疑を終わります。  次に、報告第11号平成28年度気仙沼市公共下水道特別会計事故繰越し繰越計算書に対する質疑を行います。(「なし」の声あり)質疑がないようですので、これにて報告第11号に対する質疑を終わります。  次に、報告第12号平成28年度気仙沼市水道事業会計継続費繰越計算書に対する質疑を行います。(「なし」の声あり)質疑がないようですので、これにて報告第12号に対する質疑を終わります。  次に、報告第13号平成28年度気仙沼市水道事業会計予算繰越計算書に対する質疑を行います。(「なし」の声あり)質疑がないようですので、これにて報告第13号に対する質疑を終わります。  次に、報告第14号平成28年度気仙沼市ガス事業会計予算繰越計算書に対する質疑を行います。(「なし」の声あり)質疑がないようですので、これにて報告第14号に対する質疑を終わります。  次に、報告第15号平成28年度気仙沼市病院事業会計予算繰越計算書に対する質疑を行います。(「なし」の声あり)質疑がないようですので、これにて報告第15号に対する質疑を終わります。  次に、今議会初日に配付いたしました「公の施設の管理に関する事業報告書」に対する質疑を行います。9番秋山善治郎君。 296: ◎9番(秋山善治郎君) いわゆる各コミュニティセンターの扱いについて、なかなか合併前の制度がまだ生きている形で整理されていると思います。これがずっと調整しないというままにいかないと思いますので、いつの時点でのこの同じような仕組みにする段取りで今調整なさっているのか。そろそろ期限を決めるぐらいの覚悟が必要ではないかと思いますけれども、その辺の扱いはどのような形でこれ整理しようとしているのかお伺いします。 297: ◎議長(熊谷伸一君) 9番秋山善治郎君の質疑に対し、当局の答弁を求めます。地域づくり推進課長熊谷政弘君。 298: ◎地域づくり推進課長(熊谷政弘君) お答えいたします。  コミュニティセンターの指定管理、集会施設の指定管理の統一化については、平成31年度の統一に向けて、現在内部で検討しているところであります。 299: ◎議長(熊谷伸一君) 9番秋山善治郎君。 300: ◎9番(秋山善治郎君) 随分先延ばすんですけれども、平成31年度というふうにしたというのは、どういう理由があったのかお聞かせください。 301: ◎議長(熊谷伸一君) 地域づくり推進課長熊谷政弘君。 302: ◎地域づくり推進課長(熊谷政弘君) お答えいたします。  現在本吉町における指定管理の期間が平成30年度に終了を迎えるということになっておりますので、そのタイミングに合わせて統一化について検討していきたいと考えております。 303: ◎議長(熊谷伸一君) 9番秋山善治郎君。 304: ◎9番(秋山善治郎君) わかりました。  契約との関係でそうしたいということですね。  ただ、平成30年度まで、あと2年あるからということで、ゆっくりしているとまたおくれてしまう可能性がある問題だと思います。その辺の方針だけはしっかりと決まっているということでよろしいんですか。それとも、もう既に話が決まっているのか、それともまだどうするかは決まっていないんだけれども、話し合いをしていこうとしているのか。その扱いをちょっとお伺いしたいと思います。  でないと、決算書の扱いが最終的に次年度から変わったという話では困るので、その辺の話はもう既に完了していると。そういうふうに見てよろしいですか。 305: ◎議長(熊谷伸一君) 地域づくり推進課長熊谷政弘君。 306: ◎地域づくり推進課長(熊谷政弘君) 具体的には今後の検討ということになっております。  ただし、スケジュール的には本年度内に方針を決めまして、あと来年度住民の方に説明ということでスケジュールを考えております。 307: ◎議長(熊谷伸一君) 9番秋山善治郎君。 308: ◎9番(秋山善治郎君) 報告書、いわゆる決算書の報告の仕方で随分違ってくるんだろうなと思って、各コミュニティセンターの分見たんですよ。  そういう点で、考え方をしっかりして、新しい報告ではこうなりますよと。そして、負担の考え方はこうですよと。その辺がしっかりと伝わらないと、なかなか期限、今課長から説明された期限でもなかなか難しくなるかなという思いをしますので、しっかりとした対応をお願いしたいと思います。  それから、お伺いしたいもう一つは、この利用頻度を報告しているところが随分ありますけれども、これはその地区で使った分は利用頻度に入れるところと入れないところとあるようなんですけれども、その辺の扱いはどのような形で、これ整理しているのか。そこもお伺いしたいと思います。 309: ◎議長(熊谷伸一君) 地域づくり推進課長熊谷政弘君。 310: ◎地域づくり推進課長(熊谷政弘君) 利用頻度の件ですけれども、利用頻度につきましては、地域内の利用、それから地域外の利用全て含めた利用件数となっております。 311: ◎議長(熊谷伸一君) 9番秋山善治郎君。
    312: ◎9番(秋山善治郎君) 利用がゼロというところもあるんですけれども、それはそのままゼロで見てよろしいんですか。そうすると。 313: ◎議長(熊谷伸一君) 地域づくり推進課長熊谷政弘君。 314: ◎地域づくり推進課長(熊谷政弘君) お答えします。  利用回数ゼロという、利用料収入、利用料がある利用については、これについてはない月もあるということであります。利用料収入一覧という記載のものについては、あくまでも利用料がある使用回数を記載しているところであります。 315: ◎議長(熊谷伸一君) 9番秋山善治郎君。 316: ◎9番(秋山善治郎君) 済みません。ひだまりの丘というの何ページでしたっけ。25、24、ここで自治会とか書いている分、これも全部そうすると有料で見てよろしいんですか。ここがちょっとわからなかったので、お伺いしておきたいと思います。  この全部決算額というのも全部自治会負担で全部やっているものですから、報告の仕方が違うのではないかなと思ったんですけれども、この辺の扱いはどんなふうに計算されているのかをお伺いします。 317: ◎議長(熊谷伸一君) 高齢介護課長高橋義宏君。 318: ◎高齢介護課長(高橋義宏君) お答えいたします。  小規模多目的福祉施設ひだまりの丘につきましては、資料、公の施設に管理に関する報告の2の24ページから記載をしております。  25ページには利用実績として、その人数等を記載させていただいております。また、月別の利用状況ということで、26ページに記載をしているところでございますが、こちらの利用については、利用料金なしということでの利用となっております。以上でございます。 319: ◎議長(熊谷伸一君) 9番秋山善治郎君。 320: ◎9番(秋山善治郎君) そうすると、こういう施設は、利用料取ったか取らないかという関係なくて、全部を報告するけれども、そうでないコミュニティセンターそのものについては、利用料金取った分だけカウントすると、こういう扱いにしているということなんですね。  要するに、指定管理している施設の報告の仕方について、何でその辺の区別されているのかがちょっとわからなかったのでお伺いしているんですが、報告の様式について統一された、またはその辺について指定された中身があるのかどうかをお伺いします。 321: ◎議長(熊谷伸一君) 地域づくり推進課長熊谷政弘君。 322: ◎地域づくり推進課長(熊谷政弘君) お答えいたします。  コミュニティセンターの報告様式につきましては、利用状況、これは利用料金のある、なしにかかわらず、利用状況についての資料と、それから利用料を納めての利用、この2種類の報告を求めているところであります。 323: ◎議長(熊谷伸一君) よろしいですか。3番菅原雄治君。 324: ◎3番(菅原雄治君) 資料の1のほうですかね。報告書の1で、集会所の決算書の中で、どうしてもちょっと理解できなかったところがあるので、いろいろなところあるんですが、一応極端な例として97ページの本吉下川内のところなんですが、予算額、地区負担金の予算額が83万8,000円ですが、決算額が18万3,000円というところ、結局60万円の差があると。そのほかにも、そういう差があるところ非常にあるんですが、このことについて、当局としてはどういう考えを持っているんですか。 325: ◎議長(熊谷伸一君) 3番菅原雄治の質疑に対し、当局の答弁を求めます。本吉総合支所総務企画課長齋藤 守君。 326: ◎本吉総合支所総務企画課長(齋藤 守君) お答えをいたします。  97ページの本吉下川内多目的集会所の決算の部分でございますが、地区負担金が予算額83万8,000円に対し決算額18万3,651円となってございますが、これは、歳出、支出のほうに修繕費50万円を当初計上しておりましたが、地区の都合によりまして、この修繕を実施しなかったことによりまして、地区の支出が減り、当然地区の負担金がその分減ったということでございます。以上でございます。 327: ◎議長(熊谷伸一君) 3番菅原雄治君。 328: ◎3番(菅原雄治君) わかりました。  そうすると、94ページの本吉坊の倉のほうについての14万4,000円の比較増減のところなんですが、これについてはどこで説明を受ければいいんですか。 329: ◎議長(熊谷伸一君) 本吉総合支所総務企画課長齋藤 守君。 330: ◎本吉総合支所総務企画課長(齋藤 守君) お答えします。  94ページの本吉坊の倉地区の集会施設につきましても、備品購入費10万円を予定しており、これにつきましては、当初机とか椅子を更新するという予定で計上していたようでございますが、これを実施しなかったことにより、備品購入費も全額未執行、そして地区負担金も相当額が減少したということでございます。 331: ◎議長(熊谷伸一君) 3番菅原雄治君。 332: ◎3番(菅原雄治君) 了解しました。  次に、127ページのマザーズホームの収支決算書のところで、寄附金の収入額が予算額と決算額が200万円違うんですが、この寄附金の見込みを250万円とした理由がちょっとわからなかったものですから、それをちょっと教えてください。 333: ◎議長(熊谷伸一君) 社会福祉課長阿部久人君。 334: ◎社会福祉課長(阿部久人君) 250万円の寄附金につきましては、施設の新しい施設ということで、そこに新たに寄附をしたいという予定が、申し出があったということで予算上計上しておりました。その部分につきましては、結果的に延期になった、なくなったということで、決算のほうでその分がなくなったものであります。以上です。 335: ◎議長(熊谷伸一君) 3番菅原雄治君。 336: ◎3番(菅原雄治君) 最後のところ確認なんですけれども、なくなったんですか、延期になったんですか。 337: ◎議長(熊谷伸一君) 社会福祉課長阿部久人君。 338: ◎社会福祉課長(阿部久人君) 申しわけありません。その部分については白紙になったということであります。以上です。 339: ◎議長(熊谷伸一君) 2番今川 悟君。 340: ◎2番(今川 悟君) コミュニティセンターの関係でお尋ねしたいと思います。  報告書1の16ページ、気仙沼駅前コミュニティセンターの収支決算書なんですけれども、繰入額が大分多くなってきているんですが、今度駅前住宅のコミュニティセンターもできるということで、要は一等地に建っているコミュニティセンターの場合は、どんどん利用料が入ってきていいんですけれども、それが実際の支出を上回って繰り越していった場合の処理というのは、市としては何かルール設けているんでしょうか。 341: ◎議長(熊谷伸一君) 2番今川 悟君の質疑に対し、当局の答弁を求めます。地域づくり推進課長熊谷政弘君。 342: ◎地域づくり推進課長(熊谷政弘君) 指定管理料については、無料という形で、なしで指定管理のほうお願いしておりますので、現在のところそう繰越金が発生した場合の対応については考えていないところでございます。 343: ◎議長(熊谷伸一君) 2番今川 悟君。 344: ◎2番(今川 悟君) 例えばこの前の水梨コミュニティセンターの収支決算書、12ページにありますけれども、ここだと収入が多いということで、地区負担金をゼロにして利用料金だけで運営しているということになっています。  一方で、駅前コミュニティセンターのほうは、地区負担金は出し続けながら繰越額を出しているという、この地区負担金の考え方は特にルールはなくて、別に駅前もゼロにしていいということになるんでしょうか。それも特に市としては制約はしていないんでしょうか。 345: ◎議長(熊谷伸一君) 地域づくり推進課長熊谷政弘君。 346: ◎地域づくり推進課長(熊谷政弘君) 地区負担金につきましては、地元の判断ということにしております。 347: ◎議長(熊谷伸一君) 2番今川 悟君。 348: ◎2番(今川 悟君) まさしく気仙沼駅前の施設棟の中にコミュニティセンターができると思いますけれども、いわゆる駅前の一等地にコミュニティセンターができて、恐らくこういうふうに駅前コミュニティセンター以上に多分利用料金が取れるんじゃないかなと思うんですが、どんどん利用料金が入ってきた場合にどういうふうに考えるかというのは、今度の統一の中での議論では入っているんでしょうか。これは、このまま利用料が入れば入っただけ地区で処理していいというようなことで、今度の見直しも作業しているんでしょうか。 349: ◎議長(熊谷伸一君) 地域づくり推進課長熊谷政弘君。 350: ◎地域づくり推進課長(熊谷政弘君) 現在、統一化の検討に当たって、この利用料金の収入の状況、各施設の収入の状況、これについては、現在考えていないところですけれども、やはりこちらの利用状況のほうもちょっと踏まえまして、検討していきたいと思います。 351: ◎議長(熊谷伸一君) 質疑がないようですので、これにて公の施設の管理に関する事業報告書に対する質疑を終わります。 352: ◎議長(熊谷伸一君) 以上をもちまして、本日は散会いたします。  大変御苦労さまでした。      午後 2時28分  散 会 ───────────────────────────────────────────   地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。  平成29年6月21日                    気仙沼市議会議長  熊 谷 伸 一                    署 名 議 員   菅 原 清 喜                    署 名 議 員   佐 藤 健 治 発言が指定されていません。 このサイトの全ての著作権は気仙沼市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) KESENNUMA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...