令和 3年 第1回 定例会 令和3年石巻市議会第1回定例会会議録(第6号) 議事日程第6号 令和3年2月26日(金曜日)午前10時開議 第1
会議録署名議員の指名 第2 第50号議案石巻市
国民健康保険条例等の一部を改正する条例 第3 第51号議案令和2年度石巻市
一般会計補正予算(第10号) 第4 第52号議案令和2年度石巻市
水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算(第2号) 第5 第53号議案令和2年度石巻市
市街地開発事業特別会計補正予算(第4号) 第6 第54号議案令和2年度石巻市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号) 第7 第55号議案令和2年度石巻市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号) 第8 第56号議案令和2年度石巻市
介護保険事業特別会計補正予算(第4号) 第9 第57号議案令和2年度石巻市
病院事業会計補正予算(第3号) 第10 第58号議案令和2年度石巻市
下水道事業会計補正予算(第5号) 第11 第59
号議案工事委託に関する年度協定の一部を変更する協定の締結について(石巻線石巻 構内小川町踏切拡幅及び水路改修事業の施行に関する令和2年度協定) 散 会 本日の会議に付した事件 議事日程のとおり 出席議員(30名) 1番 阿 部 浩 章 議員 2番 佐 藤 雄 一 議員 3番 髙 橋 憲 悦 議員 4番 阿 部 和 芳 議員 5番 大 森 秀 一 議員 6番 黒 須 光 男 議員 7番 楯 石 光 弘 議員 8番 奥 山 浩 幸 議員 9番 遠 藤 宏 昭 議員 10番 木 村 忠 良 議員 11番 櫻 田 誠 子 議員 12番 鈴 木 良 広 議員 13番 青 木 ま り え 議員 14番 千 葉 正 幸 議員 15番 星 雅 俊 議員 16番 青 山 久 栄 議員 17番 阿 部 正 敏 議員 18番 齋 藤 澄 子 議員 19番 阿 部 久 一 議員 20番 丹 野 清 議員 21番 安 倍 太 郎 議員 22番 阿 部 欽 一 郎 議員 23番 森 山 行 輝 議員 24番 渡 辺 拓 朗 議員 25番 千 葉 眞 良 議員 26番 山 口 荘 一 郎 議員 27番 髙 橋 栄 一 議員 28番 西 條 正 昭 議員 29番 後 藤 兼 位 議員 30番 水 澤 冨 士 江 議員欠席議員(なし) 説明のため出席した者 亀 山 紘 市 長 菅 原 秀 幸 副 市 長 境 直 彦 教 育 長 椎 葉 健 一 病 院 局 長 岡 道 夫 復 興 政策部長 渡 邉 伸 彦 総 務 部 長 大 塚 智 也 財 務 部 長 後 藤 寛 復 興 事業部長 村 上 秀 樹
半島復興事業部長 千 葉 巧
河北総合支所長 万城目 昭 博
雄勝総合支所長 水 沼 俊 宏
河南総合支所長 今 野 裕 之
桃生総合支所長 佐々木 貞 義
北上総合支所長 及 川 伸 悦
牡鹿総合支所長 沼 田 裕 光 生 活 環境部長 守 屋 克 浩 健 康 部 長 津 田 淳 一 福 祉 部 長 吉 本 貴 徳 産 業 部 長 伊勢崎 誠 一 建 設 部 長 阿 部 仁 会 計 管 理 者 大 内 重 義
病院局事務部長 及 川 伸 一 教 育 委 員 会 事 務 局 長
事務局職員出席者 今 野 善 浩 事 務 局 長 松 﨑 泰 政 事 務 局 次 長 吉 田 直 也 事 務 局長補佐 熱 海 照 郎 主 幹 川 田 秀一郎 主 査 鍵 治 彦 主 任 主 事 菊 地 光 大 主 任 主 事
△午前10時開議
○議長(
大森秀一議員) ただいまから本日の会議を開きます。欠席通告議員はありません。 本日の議事は、日程第6号をもって進めます。
△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(
大森秀一議員) 日程第1
会議録署名議員の指名を行います。本日の
会議録署名議員に17番阿部正敏議員、18番齋藤澄子議員、19番阿部久一議員、以上3議員を指名いたします。
△日程第2 第50号議案石巻市
国民健康保険条例等の一部を改正する条例
○議長(
大森秀一議員) 次に、日程第2第50号議案石巻市
国民健康保険条例等の一部を改正する条例を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。
◎
守屋克浩健康部長 ただいま上程されました第50号議案石巻市
国民健康保険条例等の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、
新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律が本年2月3日に公布され、2月13日から施行されたことに伴い、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律において、
新型コロナウイルス感染症を
新型インフルエンザ等感染症と位置づけるとともに、
新型インフルエンザ等対策特別措置法における
新型コロナウイルス感染症に関する特例規定を削除する改正が行われたことから、条例の一部を改正するものでございます。 それでは、条例の改正内容について条文に従いまして御説明申し上げますので、表紙番号8の1ページ、併せて表紙番号12、条例の一部
改正新旧対照表の1ページから2ページまでを御覧願います。初めに、第1条は石巻市
国民健康保険条例の一部改正、第2条は
新型コロナウイルス感染症に伴う石巻市
国民健康保険税の減免に関する条例の一部改正、第3条は
新型コロナウイルス感染症に伴う石巻市介護保険料の減免に関する条例の一部改正でありますが、各条例とも
新型インフルエンザ等対策特別措置法における
新型コロナウイルス感染症の特例規定が削除されたことに伴い、同規定を引用する条文について整理を行うものであります。 次に、附則でありますが、本条例の施行期日を公布の日からとするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、
保健福祉委員会に付託いたします。
△日程第3 第51号議案令和2年度石巻市
一般会計補正予算(第10号)
○議長(
大森秀一議員) 次に、日程第3第51号議案令和2年度石巻市
一般会計補正予算(第10号)を議題といたします。本案について財務部長から説明を求めます。財務部長。
◎
大塚智也財務部長 ただいま上程されました第51号議案令和2年度石巻市
一般会計補正予算(第10号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、国の第三次補正予算に基づき、内示のありました
社会資本整備総合交付金事業や各種復旧、復興事業の繰越明許費の設定、変更のほか、
新型コロナウイルス感染症の影響により経営に大きな打撃を受けている
飲食業等事業者を支援するための応援給付金などを主体に編成いたしました。また、各種事業の執行状況等に基づく整理、各種特別会計への繰出金、
国庫補助金等の確定に伴う歳入予算の整理なども併せて行ったものでございます。 それでは、表紙番号9、令和2年度石巻市
各種会計補正予算の1ページを御覧願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億5,362万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,306億9,716万8,000円とするものでございます。 第2条は、継続費の補正でありまして、5ページの第2表、継続費補正にありますように、
漁港施設機能強化事業(その2)ほか4事業について、総額及び令和2年度の年割額をそれぞれ変更するものでございます。 第3条は、繰越明許費の補正でありまして、8ページの第3表、
繰越明許費補正にありますように、
復興まちづくりマネジメント支援事業ほか37事業、713億9,893万8,000円を追加するとともに、11ページ、
地域情報化推進事業ほか9事業の繰越額を変更するものでございます。 第4条は、債務負担行為の補正でありまして、12ページの第4表、
債務負担行為補正にありますように、
雄勝地域拠点エリア管理運営業務ほか1件を追加し、夜間急患センター医療機器借上料ほか2件につきましては、期間及び限度額を変更するほか、石巻市
農林業災害対策資金利子補給金交付要綱に基づく資金融資に伴う利子補給を廃止するものでございます。 第5条は、地方債の補正でありまして、13ページの第5表、地方債補正にありますように、減収補てん債を追加するとともに、各事業費の確定及び増額に伴い、
保健衛生事業債ほか14事業債の限度額を変更するほか、
清掃施設整備事業債を廃止するものであります。 次に、表紙番号10、令和2年度石巻市
各種会計補正予算説明書により、歳出から主なものについて御説明申し上げます。なお、
東日本大震災関係費につきましては目の名称を、また事業名称の(
新型コロナウイルス対策分)につきましては読み上げを省略させていただき、
新型コロナウイルス感染症の名称は感染症と略して説明させていただきますほか、執行残等の整理や特別会計への繰出金、
国庫補助金等の確定などに伴う財源振替につきましても説明を省略させていただきますので、あらかじめ御了承賜りたいと存じます。 それでは、60ページを御覧願います。6目企画費の5がんばる
石巻応援寄附関係費に3,677万5,000円を計上しておりますが、これは寄附件数の増加に伴い寄附者に対する謝礼品等を増額措置したものでございます。 次に、64ページ、8目離島振興費の1
離島振興対策費に1億4,892万4,000円を計上しておりますが、これは田代島や網地島への海上交通を維持するための補助金を措置したものでございます。 次に、9目地域交通費の1
地域交通対策関係費に5,555万8,000円を計上しておりますが、これは住民の日常生活に必要なバスの運行を維持するための補助金を措置したものでございます。 次に、66ページ、17目減債基金費に8,318万6,000円を計上しておりますが、これはトゥモロービジネスタウンの土地売払収入などを同基金に積立てするものでございます。 次に、21目がんばる
石巻応援基金費に1億7,901万7,000円を計上しておりますが、これはがんばる石巻応援寄附として寄せられました寄附金を同基金に積立てするものでございます。 次に、23目
東日本大震災復興交付金基金費に1億3,507万5,000円を計上しておりますが、これは同基金の精算に向け、完了事業への過充当分を積み戻しするものでございます。 次に、70ページ、26目の13
復興政策関係国県補助金等精算還付金に47億5,802万円を計上しておりますが、これは
東日本大震災復興交付金及び
被災者支援総合交付金の超過交付分について国への返還金を措置したものでございます。 次に、82ページ、14目の1
福祉関係国県補助金等返還金に1,418万5,000円を計上しておりますが、これは
被災者支援総合交付金超過交付分について国県への返還金を措置したものでございます。 次に、86ページ、1目
児童福祉総務費の4
地域型保育事業運営費に2,480万5,000円を計上しておりますが、これは
地域型保育事業給付費の給付実績増加に伴い、増額措置したものでございます。 次に、10
児童福祉施設等従事者慰労金給付事業費に6,204万9,000円を計上しておりますが、これは感染症が拡大する厳しい状況の下、社会機能を維持するために
児童福祉施設等で働いている職員に対する慰労金等を措置したものでございます。 次に、88ページ、3目
児童扶養手当費の1
児童扶養手当費に632万5,000円を、4目母子福祉費の母子・
父子家庭医療助成費に193万7,000円をそれぞれ計上しておりますが、これらは給付実績の増加に伴い、増額措置したものでございます。 次に、94ページ、2目予防費の4
石巻健康センター管理費に2,566万8,000円を計上しておりますが、これは施設利用者の減少に伴い、指定管理料を増額措置したものでございます。 次に、5
感染症予防事業費に1,182万4,000円を計上しておりますが、これは感染症の発生が確認された場合における店舗等の消毒を実施する事業者への補助金や、
PCR検査実施医療機関に対する協力金等を措置したものでございます。 次に、102ページ、3目農業振興費の2
ニホンジカ農作物被害防止対策費に1,200万円を計上しておりますが、これは鹿の捕獲実績増加に伴い、増額措置したものでございます。 次に、110ページ、2目商工業振興費の6
企業支援事業費に9,192万8,000円を計上しておりますが、これは感染症の影響により厳しい経営状況が続く
飲食業等事業者に対する応援給付金を措置するほか、実績に基づく整理を行うものでございます。 次に、112ページ、4目の4
中小企業等融資関係費に198万8,000円を計上しておりますが、これは損失補償金の確定に伴い、措置したものでございます。 次に、114ページ、4目
道路新設改良費に6億5,900万円を、6目の3(仮称)
新東内海橋整備事業費に3億円を、122ページ、4目公園管理費に700万円を、124ページ、7目の12
中瀬公園整備事業費に2,100万円を、14七
窪蛇田線街路整備事業に9億5,440万8,000円をそれぞれ計上しておりますが、これらは国の補助内示に基づき、
社会資本整備総合交付金等を財源とする事業について予算措置したものでございます。 次に、114ページにお戻りいただきまして、6目の4
内水排除対策費に4億3,270万9,000円を、116ページ、5針岡地区
排水施設整備事業費に4,000万円をそれぞれ計上しておりますが、これらは事業工程の変更に伴い、増額措置及び再予算化を行うものでございます。 次に、7目急
傾斜地崩壊対策事業費に200万円を計上しておりますが、これは県施工事業の確定に伴い、増額措置したものでございます。 次に、118ページ、3目に600万円を計上しておりますが、これはトイレ整備等の追加に伴い、増額措置したものでございます。 次に、122ページ、7目の1
基盤整備事業関係費に6,580万1,000円を計上しておりますが、これは継続する復旧、復興事業に対応するための委託料等を措置したものでございます。 次に、4
復興街路整備関係費に7,130万円を計上しておりますが、これは復興街路周辺の
環境整備工事追加に伴い、増額措置したものでございます。 次に、6(仮称)
鎮守大橋整備事業費に5億8,920万円を計上しておりますが、これは工事内容の一部変更に伴い、県への工事委託料を増額措置したものでございます。 次に、124ページ、7目の11
優良建築物等整備事業費に4億5,899万9,000円を計上しておりますが、これは事業工程の変更に伴い、補助金を措置したものでございます。 次に、126ページ、2目
市営住宅管理運営基金費に6,210万9,000円を計上しておりますが、これは復興公営住宅に係る
家賃低廉化事業及び家賃低減事業として交付された
東日本大震災復興交付金を
市営住宅管理運営基金に積立てするものでございます。 次に、128ページ、5目災害対策費の3
屋内退避施設確保事業費に5億9,666万9,000円を計上しておりますが、これは国の補助内示に基づき、網小医院に原子力災害に備えた屋内退避施設を整備するための工事費等を措置したものでございます。 次に、138ページ、2目教育振興費の2
小学校教育振興援助費に570万円を、140ページ、4目の2
被災児童就学支援事業費に590万円をそれぞれ計上しておりますが、これらは学校の
臨時休業期間分の
支給等要件変更に伴い、就学援助費を増額措置したものでございます。 次に、142ページ、3目学校建設費の1
中学校施設老朽化対策事業費に351万1,000円を計上しておりますが、これは
山下中学校校舎外壁補修工事費を増額措置するほか、予算整理を行うものでございます。 次に、3
河北中学校屋内運動場改修事業費に8,887万5,000円を計上しておりますが、これは国の補助内示に基づき工事費等を措置したものでございます。 次に、148ページ、1目幼稚園費の5
幼児教育施設等従事者慰労金給付事業費に826万9,000円を計上しておりますが、これは感染症が拡大する厳しい状況の下で勤務を続けてこられた幼稚園教諭等に対する慰労金等を措置したものでございます。 次に、150ページ、3目公民館費の2旧
蛇田公民館解体事業費に680万8,000円を計上しておりますが、これは事業工程の変更に伴い、工事費を増額措置するほか、予算整理を行うものでございます。 次に、5目
複合文化施設費に300万円を計上しておりますが、これは開館後のイベント開催に向けた補助金を措置したものでございます。 次に、12目遊楽館費に202万1,000円を計上しておりますが、これは屋根の改修工事に伴う休館により利用料収入が減少するため、指定管理料を増額措置したものでございます。 次に、13目(仮称)
市民文化ホール建設基金費に17万6,000円を計上しておりますが、これは複合文化施設の建設のために寄せられました寄附金を同基金に積立てするものでございます。 次に、156ページ、2目
農業用施設災害復旧費に139万2,000円を計上しておりますが、これは県施工事業の確定に伴い、
県営事業負担金を増額措置したものでございます。 次に、162ページ、12款公債費で570万1,000円を減額しておりますが、これは利率の見直しに伴うものでございます。 次に、歳入について御説明を申し上げますので、4ページにお戻り願います。1項市民税の1目個人に9,928万6,000円を計上しておりますが、これは令和元年台風第19号被害による
雑損控除見込額の減や復興需要の収束等に伴う落ち込みが少なかったこと等によるものでございます。 次に、2目法人で4,025万9,000円を減額しておりますが、これは申告数の減少及び収益の減少などによるものでございます。 次に、6ページ、2項固定資産税に2,623万9,000円を計上しておりますが、これは震災後の
新築軽減特例措置満了家屋の増加などによるものでございます。 次に、8ページ、3項軽自動車税に233万円を、10ページ、4項市たばこ税に4,239万6,000円を増額計上、12ページ、5項入湯税で902万8,000円を減額、14ページ、6項都市計画税に2,734万6,000円を増額計上しておりますが、これらは課税実績及び決算見込みによるものでございます。 次に、16ページ、10款地方交付税で31億2,000万円を減額しておりますが、これは
震災復興特別交付税において、復旧、復興事業に係る歳出予算整理や
過年度過大交付分の精算などにより減額となるものでございます。 次に、18ページ、12款分担金及び負担金で1億3,543万4,000円を、20ページから22ページ、13款使用料及び手数料で1億449万1,000円をそれぞれ減額しておりますが、これらはそれぞれ実績見込みに基づく整理を行うものでございます。 次に、24ページから32ページ、14款国庫支出金に合わせて3億159万7,000円を計上しておりますが、これは
地方創生臨時交付金や国の補助内示に伴い、
社会資本整備総合交付金等を措置したほか、各種事業費の確定等に伴うものでございます。 次に、34ページから40ページ、15款県支出金に合わせて6億9,783万7,000円を計上しておりますが、これは各種事務事業の確定等に伴うものでございます。 次に、42ページ、1項財産運用収入に559万4,000円を計上しておりますが、これは産業用地の貸付収入の増額などによるものでございます。 次に、44ページ、2項財産売払収入で8,917万円を減額しておりますが、これは
既成市街地土地売払収入及び
資源ごみ売払収入の減額などによるものでございます。 次に、46ページ、17款寄附金に1億9,434万4,000円を計上しておりますが、これはがんばる
石巻応援寄附金や
災害復旧費寄附金などとして申出のありました寄附金を措置したものでございます。 次に、48ページ、1項基金繰入金のうち、3目
国際交流基金繰入金から11目
奨学資金基金繰入金で、合わせて9億5,843万6,000円を増額しておりますが、これは
東日本大震災復興交付金の精算に伴う繰入れのほか、各種事業費の整理等に合わせ、繰入額を調整するものでございます。 次に、50ページ、2項
特別会計繰入金に1,420万円を計上しておりますが、これは
市街地開発事業特別会計から一般会計への繰入金を措置したものでございます。 次に、52ページから54ページ、20款諸収入に合わせて16万2,000円を計上しておりますが、これはそれぞれ実績に基づく整理を行ったものでございます。 次に、56ページ、21款市債に7億8,690万円を計上しておりますが、これは予算第5条の地方債の補正で御説明申し上げたとおりでございます。 次に、もう一度48ページにお戻りいただきまして、1目
財政調整基金繰入金に6億9,533万9,000円を計上しておりますが、これはただいま御説明申し上げました
歳入歳出予算調整の結果、なお必要とする財源補填のため、
財政調整基金繰入金を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
大森秀一議員) これより質疑に入ります。前例に倣い、
補正予算説明書について、歳出から各款ごとに質疑を行います。2款総務費、併せて予算案第3条、
繰越明許費補正について質疑はありませんか。24番。
◆24番(渡辺拓朗議員) 61ページの
SDGs推進関係費なのですが、時代の潮流である事業、そして恐らくソフト事業かなと。そういう中で、現時点で1,500万円というのは意外と大きな数なのですが、どのような理由で減額なのか、教えていただければ。
◎
岡道夫復興政策部長 SDGs推進関係費1,571万円の減ということでございますが、こちらにつきましては、モデル事業で実施しようとしておりましたグリーンスローモビリティの購入経費として5台分を見ていたところでございます。また、併せまして非接触型の
充電ステーション、これも2基購入して、モデル事業の実施ということで予定しておりました。ところが、やはりこの新型コロナウイルスの影響で、車の購入が、5台の確保ができなかったということで、まずは1台を何とか購入できる手はずを整えたと。
充電ステーションについても1基購入して、何とか実施しようとしたというところでございます。そこで、購入できなかった部分の経費がこの金額として減額になったと。 なお、これはモデル事業ということで、国の交付金で実施するものでございますが、この交付金につきまして、特にモデル事業につきましては国から、これは繰越しが認められないということで、何度も交渉はさせていただいたのですが、その結果としてこの形になったと。残りの部分につきましては、令和3年度に先送りした形で、これは地方創生推進交付金で対応する予定でございます。
◆17番(阿部正敏議員) 64ページ、改めて確認なのですけれども、補正額としては離島振興の1億4,800万円、かなり大きい補正になっていますので、この辺の使い道についてお示しいただきたいのと、あと路線バス、地域交通対策費5,500万円、この補正の中身、お示しいただきたいと思います。
◎
岡道夫復興政策部長 まず、
離島振興対策費についてでございます。 皆様御承知のとおり、離島振興、離島航路につきまして、新船を2台購入して運航しております。この購入に当たりましては、国の国土交通省の事業を活用いたしまして、国土交通省の外郭団体であります独立行政法人でございますが、鉄道建設・運輸施設整備支援機構ということがございます。こちらと共同で所有するという形になっております。総額で、2隻合わせて11億円ほどになりますけれども、そのうちの半分につきまして、こちらいわゆるJRTTと呼んでおりますが、そちらに使用料という形で今年度から発生するということでございます。そちらの金額が大きい形になります。この使用料につきましては、約9年から11年をかけて払うという形になっておりますが、こちらにつきまして国、県、市、それぞれがその部分の使用料を網地島ラインに支払って、網地島ラインから支払うという形になりますので、今年度から金額が上がってしまうという形になっております。 それから、地域交通の部分でございますが、こちらにつきましては毎年度2月に最終的な住民バスと、そちらの運行実績に基づきまして、それでいわゆる赤字になる分、そちらの分の補助という形になっております。今年度につきましては、やはり新型コロナウイルスの影響で利用の減が認められるということで、例年よりは金額が大きい形になっているという状況でございます。
◆17番(阿部正敏議員)
離島振興対策費については理解いたしました。 それで、地域交通対策費なのですけれども、以前から何度も言っているのですけれども、半島沿岸部においての交通アクセス、住民の足という意味では、今半島部に限っては路線バスは走っていますけれども、その路線バスのバス停までの間を住民バスでカバーしているということなのですけれども、震災から住民の移動が大分顕著になりまして、半島部に住んでいる方々も大分減りまして、それで10年たちますけれども、かなり高齢化していくと。そういった中で、自家用車の運転がなかなか難しい方が増えてきているという中で、依然として路線バスの空席が非常に目立っていると。以前からなのですけれども、なかなか利便性と、あと何といっても料金の問題なのかなと思うのですけれども、そういった中で住民バスと路線バス、これのアクセスの問題を考えると、どうもなかなか利用者のニーズに合っていないという感じがするのです。 それで、一元的に路線バスを維持、航路を維持したいというのは分かるのですけれども、実際それが使われていないとなると、むしろ住民バスを石巻地区のJRの渡波駅辺りまでノンストップで、乗り継ぎなしで乗ってくるような方法を以前から私も指摘はしているのですけれども、そういった対応というのができないものか。どうしても路線バスの確保という部分を優先してしまって、利便性が一向に改善しないという中身があるのです。ですから、宮城交通の会社の経営の維持を優先するのか、住民の利便性を維持するのかという部分で考えれば、やはりむしろ住民バスをノンストップで渡波駅まで、あるいは石巻駅まで、石巻市立病院まで来るような考え方というのは、改めて市として考えることというのは、以前からずっと申し上げているのですけれども、その辺の考え方について、改めて復興政策部長の見解を聞きたいなと思います。
◎
岡道夫復興政策部長 今御指摘いただいた部分につきまして、牡鹿半島からの鮎川線につきまして、ダイヤの見直し、それからルート、渡波駅まで乗り入れるということも工夫しながら、これまでやってきたところでございます。ただ、御指摘のとおり、やはり利用率という部分でどうなのかというところの御指摘も以前からいただいているところであります。 これまでの、12月議会でもあったとは思いますが、国土交通省において地域交通に関する法律が改正されまして、新たに各市町、自治体のほうで、どういったことをやれば将来的な移動が確保できるのか、それを総合的に検証しながら計画策定ということで、我々としても新たな交通計画の中でそれを位置づける必要があると。これまでの調査事業と違い、各地域に直接入り込みながら、どういった不満があるのか、どういったニーズがあるのか、それからどういった部分が効果的なのか、それらを踏まえながら、例えばシミュレーションも行いながら、どちらが効率的なのか、そういったところも予定しているところでございますので、私どもとしても地域交通含めた移動手段の確保、これを総合的に検討する必要があると考えております。
◆17番(阿部正敏議員) 震災以前から、交通アクセスの問題はずっと言ってきているのですけれども、今現在ニーズとして、もちろん少しずつ変わってはきているのですけれども、以前の住民バスの運行状況を見ると、やはり牡鹿病院という病院があって、そこを基準にして病院へのアクセスという意味合いの、あるいは鮎川地区が、震災前であれば、ある程度商品の購入とか買物とかという部分では、役割は果たしていたのですけれども、そこのニーズというのはほとんどなくなって、やっぱり直接石巻地区へのアクセスというのがほとんどになってきているので、その辺のニーズが大きく変わったのと、あと今起きている現象としては、住民バスが路線バスの穴を埋める、地区をカバーしているのですけれども、今やっぱり高齢化すると住民バスへ乗る体力というのですか、住民バスが一旦止まって住民を乗せていくのですけれども、その場所まで行くのですら大変厳しくなってきている状況で、そういった意味では、高齢化というのは以前と比較にならない状況でありますので、やっぱりこの辺の、改めてノンストップでの石巻地区へのアクセスというのを早急に考えて、ぜひ対策を実現していただきたいなと思うのですが、市長、以前にもこういった話を何回かしているのですけれども、改めて市長として、半島沿岸部のそういった交通アクセスの利便性の向上という意味での思い切った改革というのはできないものか、その辺お聞きしたいと思います。
◎亀山紘市長 お答えいたします。 牡鹿半島への住民バスの運行については、やはり要望が高くなっていると思います。議員御指摘のように、牡鹿半島についても、高齢化率が間もなく50%になるという状況にありますので、やはり高齢者の方々の足の確保、移動手段の確保というのは、これは本当に重要な課題だなと認識をいたしております。路線バスを活かしながらということもありますけれども、まず半島沿岸部については、多くの住人の方が高台移転を余儀なくされたということで、ある程度健康、足が丈夫なうちは、基幹バス停までの歩行も可能でしたけれども、やはり運転が難しくなってきた場合には、我々としてはSDGsで取り組もうとしている高台に移転した住宅から基幹バスの発着所まで、これはバスではなくて、要するに電気自動車を活用するということと、
カーシェアリング協会とも連携を取りながら、住民の方々の移動手段を確保して、それである程度基幹バス停まで送り届けさせていただいて、そこからは利便性向上のために、ノンストップでどこかに移動するということを今後早急に検討してまいりますので、御理解を賜りたいと思います。
○議長(
大森秀一議員) ほかにございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) なければ、3款民生費について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) なければ、4款衛生費、併せて予算案第4条、
債務負担行為補正について質疑はありませんか。30番。
◆30番(水澤冨士江議員) 97ページ、公害対策費、減額補正でありますが、昨日の答弁で十分でなかったので、追加して伺います。 私は、環境に優しい再生可能エネルギーは推進すべきだという立場であります。その立場で、昨日も伺いましたが、県の風力発電のゾーニングの中で、適地ではないというところに2つもの事業者が建設しようとしているのはなぜなのかということ。 もう一つは、現在環境アセスメント、バイオマスとは若干違うのですけれども、環境アセスメントのどの段階なのか。 3つ目が2つの建設予定、建設の計画、既にあるものがあります。それとの累積、全部合わせて風力発電が何基建とうとしているのか、まず伺いたいと思います。
◎沼田裕光生活環境部長 水澤議員の風力発電の建設計画があるということについての御質問にお答えいたします。 まず、第1点目の県のゾーニングマップの中で、適地とは言えない本市の中に2つ今計画があるということで、これがなぜかという部分については、事業者で事業区域を設定して建設計画をつくっているものですから、本市としては知り得ない部分というところでございます。 2つ目の環境アセスメントの部分で、今どの部分にあるかということでございますけれども、環境アセスメントにおきましては、昨日もお答えしたとおり、国の環境アセスメントの環境影響評価法に基づくアセスメントを現在進めていらっしゃることになりますけれども、まずはこういう計画をしていますという配慮書という部分については、昨年もう既に済んでいるところでございまして、今度その一歩進んだ方法書というものを現在縦覧している状況にございます。この後ですけれども、意見を吸い上げて、また県から審査会、それを吸い上げて国に上げたりというようになるのですが、次に準備書という段階を経まして、また同じような手続等を経て、最後に評価書という順番となってまいります。今その中の第2段階目の方法書の縦覧という状況でございます。 そして、第3点目の既にあります風力発電の基数と、また今回の計画の部分でございますけれども、既に稼働しておりますのがユーラス石巻ウインドファームという事業所で、6基の風力発電によりまして、2万400キロワットの最大発電規模となっております。それと、計画している1つ目が女川石巻風力発電事業ということで、最大13基程度、それで最大発電力が4万9,000キロワットを計画していらっしゃいます。もう一つが京ヶ森風力発電事業ということで、こちらは最大15基、最大出力が6万3,000キロワットという計画でおります。それら3つを合計した場合ですけれども、全部合わせますと34基、合計で13万2,400キロワットという計画、または今稼働している風力発電の状況でございます。(30番水澤冨士江議員「事業者名」と呼ぶ)失礼しました。先ほどの計画している発電事業ですが、女川石巻風力発電事業につきましてはオリックス株式会社、またもう一つの計画の京ヶ森風力発電事業につきましては日立サステナブルエナジー株式会社となっております。
◆30番(水澤冨士江議員) 今2段階目の方法書を縦覧している途中だということであります。その前段階の配慮書のときに宮城県知事から、これはG―Bioのときもありましたけれども、石巻市の意見やら、いろいろみんな含んで、宮城県知事から業者に意見書というものが出されています。2つの事業者の分を両方とも拝見いたしましたけれども、ほぼ同じことが書かれているというのですが、このことについて私読み上げるよりも、生活環境部長にこの知事意見書の前文と、あと個別的事項、特に1の騒音と2の水環境、3の事業計画等の見直し、7の景観に対する影響、この辺り、お示しをいただきたいと思います。
◎沼田裕光生活環境部長 ただいまさきの配慮書に関します宮城県知事が出した意見書ということで、その内容について読ませていただきますと、前段の文といたしましてですけれども、内容を読ませていただきます。 「風力発電事業は、再生可能エネルギーの活用による低炭素事業の実現の観点から、望ましいものである。しかしながら、事業実施想定区域の大部分が硯上山万石浦県立自然公園に指定されており、一部が鳥獣保護区及び保安林にも指定されているほか、砂防指定地や土石流危険渓流なども含まれている。また、想定区域の近隣にはイヌワシのつがいが生息しているなど、良好な自然環境が保全されていることから、事業の実施に当たっては特段の環境配慮が必要である。これらを踏まえて、本事業計画のさらなる検討に当たっては、環境への重大な影響を回避、低減するため、以下の述べる事項に注意されたい」ということです。 その後の部分で、議員からあったものとしまして、騒音、低周波音、風車の影及び電波障害による影響ということで、想定区域近傍には住宅地が存在するということで、最寄りの住宅等までの距離が500メートルと極めて近いことから、風車の稼働に伴う騒音、低周波音、風車の影及び電波障害による生活の影響について、調査、予測し、重大な影響の有無について評価した上で影響を回避、低減できるよう区域の絞り込みを行うことということ。また、水環境に対する影響としまして、その区域については想定区域及びその周辺は石巻市における専用水道及び女川町上水道事業の水源地となっており、これらの取水地点にも近接していると。これらのことから、風力発電設備等の配置等の検討に当たっては、森林伐採による水源涵養機能の低下も含め、水環境への影響を適切に調査、予測、評価すること。さらに、景観に対する影響等についても、同じく調査地点について適切な設定をすることというような内容の意見が出されているところでございます。
◆30番(水澤冨士江議員) 風力、太陽光などは、CO2削減にも大変寄与していると私自身も考えております。最近の新聞でも、大崎市では今議会に景観条例が出されて、10月に施行されるということも報道されています。 先ほどの答弁によりますと、単純に足しますと、既に今6基が建っていると。新たに13基、15基、全部で34基。この審議会の中では、被災地の復興の中で、そういう風景の中に風車、大きいのが建つのはどうなのかという議論も大変されています。また、イヌワシ、希少動物であります。これは、今宮城県に2つのつがいしかいないと。その1つがいがこの地域にいるということで、市長は御専門でございますけれども、そういったことも言われています。 配慮書の環境アセスメント審議会で一番言われているのは、やはり素朴な疑問であります。この2つの事業所は、想定地域がかぶっているところがあるけれども、そうでないところもある。集中的に事業調整をしないと、この先環境アセスメントからいっても難しい。また、参考人も地元の皆様、これは日立のほうは答えているのですけれども、参考人としても地元の皆様にも2者がいるといろいろと混同させることもあるかと思いますので、早めにしっかりと調整をしていきたい。オリックスのほうは、京ヶ森事業者と調整が必要な検討事項については、今後協議を行うよう努めたいと、このように言っているわけであります。ぜひとも、市がなかなか言えるというものでもないのですけれども、環境アセスメントの中で市の意見書というのはやれるわけでありますから、いろいろ景観等も含めて、一番は土砂災害、風車だけではなくて、それの取付道路、つけるのに全国的に見て非常に危険があるということもあります。こういったいろいろなことを含めて、市としてのお考えを生活環境部長と、専門家の市長は残念ながら御退任のときにこういうことがあるのですけれども、所感を伺います。
◎沼田裕光生活環境部長 風力発電事業に対して、市としてどのような考えでいるのかという御質疑でございますけれども、本市といたしましては本市の環境基本計画の中においても、地球温暖化や気候変動に対する再生可能エネルギーを推進することをうたっているところでございますけれども、また一方では自然環境の保全ということも計画の大きな柱の一つに位置づけているところでございます。このことからも、事業に関しましては開発行為が伴うわけでございますので、施工工事、また完成後稼働してからについてもですけれども、市民生活、また自然環境に与える影響を十分に見ながらというか、予測しながら、環境アセスメントの手続の中で個々の事業ごとにどういうものがいい、悪いかということについて、必要な意見を出して、適正に対応してまいりたいと考えております。
◎亀山紘市長 お答えいたします。 議員も御指摘のように、風力発電事業は低炭素社会を構築するためには必要な事業であると考えております。しかしながら、今回の風力発電の想定区域については、大部分が硯上山万石浦県立自然公園に指定されております。そういう意味では、やはり特段の環境配慮が必要であると考えております。特に今回の場合には、環境アセスメントに対して本市としてもしっかり意見を申し上げると同時に、やはり環境への影響評価については様々な観点から、特にイヌワシ等動物種が多くいると言われておりますので、そういった環境面での精査をしっかりしていただくということが必要ですし、また石巻市としてもそのことはしっかり県に申し上げていきたいと考えております。
○議長(
大森秀一議員) ほかにございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) なければ、ここで換気のため暫時休憩いたします。 午前10時58分休憩 午前11時10分開議
○議長(
大森秀一議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 5款労働費、併せて予算案第3条、
繰越明許費補正について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) なければ、6款農林水産業費、併せて予算案第2条、継続費補正、第3条、
繰越明許費補正及び予算案第4条、
債務負担行為補正について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) なければ、7款商工費、併せて予算案第3条、
繰越明許費補正及び予算案第4条、
債務負担行為補正について質疑はありませんか。15番。
◆15番(星雅俊議員) 111ページ、6の
企業支援事業費(新型コロナウイルス対策)についてお聞きします。 今回やっと飲食業等応援給付金1億8,000万円措置されまして、市民の方々は渇望しておりましたので、少しでもありがたく思っておると思います。私は、昨年第2回定例会で、地域経済や雇用を維持するための市財政出動など、市長の決意と対策方針を伺っています。答弁は、本市の経済状況は非常に厳しいものがあり、第2、第3波による感染拡大が予想される中、事業者の皆様が困難を乗り越えていけるよう可能な限り支援すると、大変力強い答弁をいただきました。 そこでお伺いします。今回の追加議案までの新型コロナウイルス対策関係費、医療、経済含めてですが、総予算額並びにその財源内訳について伺います。また、2月定例会、今回の1億8,000万円の財源内訳も伺います。
◎
岡道夫復興政策部長 これまで新型コロナウイルス対策ということで実施しておりましたが、基本的に国から交付される感染症対応の
地方創生臨時交付金で対応しておりました。本市に対しまして配分された額につきまして、第一次交付金として5億1,000万円、それから第二次交付金として14億8,000万円ということで、そのほか国庫補助裏分ということで20億2,949万円という形で、これを財源として活用しておりました。これにつきまして、最終的な支払い差額等が発生することも含めまして、9割充当で事業を組みまして、残り1割を市の一般会計からの財源として入れておりますが、最終的にこれまで精算していた中で、この交付金の範囲内で対応している状況ではございます。 第三次の国の補正の金額につきましては、およそ7億1,000万円の交付をいただくということでお示しされておりますので、これに基づきまして最終的な事業、そういった部分を今第四次の実施計画として策定しているところでございます。
◎
大塚智也財務部長 2月補正まで含めました新型コロナウイルス関係全ての部分で申し上げます。 事業費で181億5,181万8,000円、これは特別定額給付金も全部含むということになります。全ての新型コロナウイルス関係の
地方創生臨時交付金以外も含めますと、約181億5,000万円が全体の補正予算額となります。そのうち国庫支出金につきましては約171億円、県が約5億円と。それ以外は一般財源というような形になっております。
◎吉本貴徳産業部長 今回飲食業等応援給付金の1億8,000万円につきましては、先ほど復興政策部長から答弁ありましたとおり、9割国の
地方創生臨時交付金を充当いたしますので、差引きで約1億6,200万円が国の交付金、残金1,800万円が市からの単費ということで予定しております。
◆15番(星雅俊議員) それで、この補助率は大体9対1くらいで、国の交付金だけでもできるのですけれども、不足分1割程度は一般財源を使っているといったことで、1億8,000万円のうち一般財源は1,800万円程度ですよね。この新型コロナウイルス対策というのは、通常補助金は普通2分の1程度なのですけれども、10年前の震災復興時の交付金とほとんど同程度なのです、交付率というのは。それほど国とすれば影響があるだろうといったことでの、本当の臨時交付金なのです。私は、産業部の動きは非常に評価しています。ただ、秋以降はなかなか動きが悪くなっていまして、予算の獲得ができないためなのかなと思っておりましたが、そこで財務部長、復興政策部長、市長に伺います、意見交換レベルで構いませんけれども。 まちは人が住むからまちでありまして、人がいなければまちと言わないのです。その中で、まちを形成するのにどうやっても外せないというのは、石巻市の場合は職、仕事です。そのほかにも住居とか健康づくりとか、いろんなものはありますが、仕事がなければ人は離れてしまう。これは、石巻市が10年前に経験しているではないですか。何万人減りましたか。多くの方が仕事を失っていっているはずです、そのほかの要因もありますが。そこで、お三方の考え方をちょっとお聞きしたいのですけれども、私はまちづくりは都市の経営であり、行政というのはまちの経営という視点を大事にしなければならないと思っています。産業振興、雇用の維持、これは私にとっては最重要施策だと思っております。新型コロナウイルス経済対策は、ほかの政策を一旦止めてでも財源措置をしながら、乗り切らなければならないものだと考えていまして、優先順位は第1位です。都市の経営と新型コロナウイルス対策の優先順位について、財務部長、復興政策部長、市長の見解を伺います。
◎
大塚智也財務部長 まず、2月補正予算で今回
財政調整基金繰入金、約7億円の繰入れを既にしているという状況にあります。また、令和3年度骨格予算といいながらも、約33億円の財政調整基金を繰入れしているという状況で、現在非常に厳しい財政状況にあるという中で、これは様々な産業界のいろいろな部分も含めて、ある意味均等に施策を打っているという、各部の意向を受けて予算を措置しているという状況にあります。もちろん新型コロナウイルス部門というのは、非常に厳しいという状況も分かりますので、ただその部分だけに突出した支出というのが今市の財政でできるかというと、そういう状況にはなかなかないと。ただ、そういった状況も分かりますので、それらも踏まえながら、予算の調整というのを図っていければということで考えております。
◎
岡道夫復興政策部長 まちづくりの基本として職、いわゆる働く場、仕事というのはそのとおりかと思います。今回の新型コロナウイルスの影響ということで、産業界に対する影響が大きかったと。国もそれを認めているという形で、今回新型コロナウイルス対策の臨時交付金につきましては、新型コロナウイルスの感染対策、それから経済対策という形の2本柱で交付されております。その中で、当然市単費の中では限度があるわけでございますから、こういった臨時交付金を活用しながら、これまで様々な対策を取ってまいりましたし、今後も必要な部分をやらなければいけないと思っております。 今回の2月補正の中で出した新型コロナウイルス関連の総額の中で、やはり一次、二次で配分された分を精査しながら、執行残も集めながら位置づけ、それでも足りない分を第三次補正予算の前倒しという形で予算に位置づけた、そういった形で優先的に対応していると考えております。
◎亀山紘市長 お答えいたします。 議員御指摘のように、やはり産業の推進と雇用を守るということは、非常に重要な、最重要課題だと考えております。現在の状況については、臨時交付金を踏まえながら、一般財源を導入しながら進めておりますけれども、やはり現在の市の財政状況については非常に厳しいものがございますので、その辺の調整を取りながら、いかに産業を推進して、振興して雇用を守るかということで、知恵を出して取り組んでおりますので、御理解を賜りたいと思います。
○議長(
大森秀一議員) ほかにございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) なければ、8款土木費、併せて予算案第2条、継続費補正及び予算案第3条、
繰越明許費補正について質疑はありませんか。24番。
◆24番(渡辺拓朗議員) 125ページの
優良建築物等整備事業費、先ほど財務部長から事業変更によるものだという説明ありましたが、もう少し詳しく御説明いただければと思います。
◎後藤寛復興事業部長 それでは、今回の補正の詳細についてということでございますので、答弁させていただきます。 現在優良建築物等整備事業6地区のうち、今回の補正では5地区について計上してございます。まず、1地区目が立町2丁目4番地区でございます。これに関しましては、物件移転補償等といたしまして1億60万1,000円、これはこれまで事業にちょっと時間がかかっておりますので、通常損失補償のうちの6件の令和元年度の予算を再予算化したということでございます。 それから、2地区目が中央2丁目3番A1地区になります。これは、現在建築中でございまして、建築工事費の一部として既に復興交付金が交付されているのですが、これも令和元年度分を再予算化した分ということで245万4,000円。 それから、3つ目が立町1丁目3番B地区でございまして、物件移転補償等といたしまして3,742万円。この物件移転補償5件のうち、3件が残留から転出意向に変わったことによる増額ということでございまして、これも復興庁と協議していただいている部分を予算化しています。 それから4地区目ですが、立町1丁目5番A1地区でございまして、ここは商工会議所跡地になりますが、建築工事費等として1億4,534万8,000円ということでございます。ここに関しましては、計画で建築用途の見直しが図られたと。当初宿泊施設でありましたけれども、それが昨今の状況を踏まえた形で、長期滞在型賃貸住宅というふうに用途を変更しております。その場合、住居系が増えたということになりますことから、国の補助対象が増額になります。具体的に言えば、宿泊施設では補助対象外だった廊下とかエレベーター等の共用部分、これが住居系になったということで、補助対象が増額になってございます。その部分の増額等といたしまして、1億4,534万8,000円ということでございます。 最後5地区目なのですが、立町1丁目5番A2地区でございます。これは、物件補償等、それから建築工事費等といたしまして1億7,317万6,000円増額になっておりますが、これらに関しましては、これまでも復興庁と協議いたしておりまして、駐車場の補助対象が当初は22台の補助対象でございましたけれども、復興庁と協議を重ねまして、大体42台全てが補助対象となったことから、補助額の増額になったということ。これらをトータルいたしまして、今回の増額補正ということで御理解いただきたいと思います。
◆24番(渡辺拓朗議員) 一般財源が1億1,400万円となっているのですが、これは交付税措置されているのかというのが1つと、多分この事業は恐らく4分の3補助という感じに見受けられるのですが、建設総額のどのぐらいの補助なのか、この2つをちょっと教えていただければ。
◎後藤寛復興事業部長 まず、第1点目の交付税対象になるかということですが、補助裏分に関しましては
震災復興特別交付税、いわゆる特交というものになってございます。 それから、今回の優良建築物事業の補助率ということでございまして、この事業は震災前から通常事業でございますが、国が事業費の3分の1、市が3分の1、施工者が3分の1というのが通常の事業でございまして、今回は震災復興ということでございまして、国が5分の3、市が5分の1、施工者は5分の1というかさ増しということになっております。
◆24番(渡辺拓朗議員) 今の割合聞いて、震災前からあった事業なのですが、やはり財政が厳しい時代になってくると、市町村は自動的に出さなければいけないという部分が出てくると思うのです。今回は
震災復興特別交付税ということで、手出しはないということですが、当然公共事業投資に代わるものだという考えもできるのですが、例えばハード事業に関わる就業者の方から言えば、要らぬ公共設備は造る必要ないし、そういう中で建設土木をどのように維持していくかということでは、こういった補助事業も必要だとは思うのですが、財政が厳しくなってくると自動的に出さなければならない部分があって、市町村としてはどのような感想をお持ちかということをちょっとお聞きしたいと思うのです。ざっくりでいいです。
◎
大塚智也財務部長 今後そういった優良建築物というのも出てくる可能性はあるかとは思います。これは、民間の区画整理事業というのも過去にやっていた経過というのもございます。そういった場合には、必ず市の負担分というのはどうしても出てくるといったところになります。これらは様々なハード事業の中で、どれを選択していくかというような形の実施計画といったものの中に上げて、それとあと実際は利用者の意向というか、組合の意向等といったものを踏まえまして、ではどの程度のいつの年度にやるのかというところも踏まえて、全体の中で基本的には調整をしていくと。必要な事業については、基本的にはやらなければならないと。ただ、そうなった場合に恐らく地方債といったものの借入れも含めながら、実際には実施していく形になるかと思っております。
○議長(
大森秀一議員) ほかにございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) なければ、9款消防費、併せて予算案第3条、
繰越明許費補正について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) なければ、10款教育費、併せて予算案第3条、
繰越明許費補正及び予算案第4条、
債務負担行為補正について質疑はありませんか。24番。
◆24番(渡辺拓朗議員) 151ページの旧
蛇田公民館解体事業費についてお伺いします。 以前この跡地については、蛇田保育所の父兄等の駐車場、あとさらには蛇田支所の大きな行事等で駐車場が満杯になったときの補完先だとお聞きしたのですが、やっぱりこの場所は売るべき土地だと思うのです。蛇田支所の駐車場はかなり広いですよね。半分埋まったのも見たときないですし、いろんな周辺、民間の、例えば大きな店舗の駐車場も借りられないこともないように聞きますし、もし万が一そういうでかいイベントがあったときに。この間代表質疑でも取り上げましたが、やはり財政が非常に厳しい状況、今も財務部長から財政調整基金30数億円入れているという状況の中で、そういう目的で、これは市有地として使っていいのかと非常に疑問を持つのです。やはり売り払う土地ではないですか。どのように考えますか。
◎渡邉伸彦総務部長 公民館の跡地でありますけれども、現在総務部で管理しております。それから、土地の売払いという御質疑もございましたので、総務部からお答えさせていただきます。 現在解体が終わりまして、跡地の利活用につきましては、当面の間ということになりますけれども、蛇田保育所の駐車場、それから新たに移転いたしました蛇田支所、それから蛇田公民館の駐車場ということで利活用を考えてございます。蛇田保育所につきましては、職員の方の駐車スペースもままならないということで、縦列駐車をして、奥にとめた車が先に出られないといった状況、それから保護者の方の送迎、こちらにつきましても、やむを得ず園内に砂利を敷いて駐車スペースを確保しているといった状況にございます。当然公民館跡地につきましては、道路向かいという交通のちょっと難しいところはございますけれども、やはりそういった状況から、まずもってはそういった利活用を考えてございます。 それから、蛇田支所、蛇田公民館の一時的な駐車場ということで、かなりの台数を新たに整備いたしました。ただ、やはり蛇田地区につきましては、人口もかなり急増してございます。令和2年度につきましては、新型コロナウイルスの関係がございまして、ままならぬ公民館活動といった状況がございます。実際に本格稼働ということになりますと、やはり多くの方が集う場所になります。ですので、そういった状況を見定めながら、必要に応じてというよりも、それでもなお売却できる環境にあれば、やはり土地の売却については、財源の確保という意味では非常に重要な手段ではありますので、それらにつきましては念頭に置きながら、状況を見定めて、しかるべき適切な対応を取っていきたいと考えてございますので、御理解をいただきたいと思います。
◆24番(渡辺拓朗議員) 新型コロナウイルス後の蛇田支所の駐車状況を見ていかなければならないと思うのですが、ただ蛇田保育所の父兄の送迎用の駐車場、今の更地の跡地を、私この件でちょっと一言申したいのですけれども、駐車場が手狭になったとき、周辺の空いているような駐車場をお借りする交渉なんか民間でもするわけなのですけれども、なかなかうまく交渉がいかないという一つの理由として、市道とか交通量の多い道路をまたがなければならないという環境のところは、貸してやりたくても貸せないと。もし事故があったら、やっぱりこちらの責任もあるという思いもあって、そういう事例というの結構あるのです。今例挙げませんけれども、ですから更地は対面側にあるわけです。幼児の、子供の手を引いて、果たしてこの場所でいいのかなと非常に疑問に思うのです。ですから、確かに今総務部長おっしゃったように、アフターコロナの広い駐車場の活用状況は見なければならないとは思うのですが、ただ、今近隣にちょっとした音も気にする住民がいらっしゃって、なかなか思い切った使い方も、新型コロナウイルス前ですよ、使えないという状況なんかも鑑みますと、私は果たして保育所の父兄の駐車場にしても、支所の駐車場をもっと使いやすく、フェンス等の出入りも含めて、したほうがいいのかなと。少しでも市の財源に結びつけるべきだと。今一時的にというお話でしたけれども、やっぱり不動産はこれからばんばん下がりますから、高いうちに売るべきだと私は思います。総務部長、何か一言あれば。
◎渡邉伸彦総務部長 確かに、特に蛇田地区につきましては、震災直後を含めて、かなり地価が高騰いたしました。これは、石巻市の中でも遊休地という土地については、非常に路線価格が急騰いたしました。その中でも蛇田地区につきましては、当然地価が高騰してございます。ですので、未利用地につきましては、当然そういったタイミングを逃さずに売却するというのは非常に大事なことかと思いますけれども、やはり現状を見ますと、今の蛇田保育所、移転計画はございません。ただ、あそこの道路をまたぐということではなくて、近くに信号機がございますので、やはり保護者の方におかれましては、その辺について安全確保優先ということで、当然ながら信号機を渡っていただくということは大前提になりますし、公民館につきましても、繰り返しになりますけれども、今後の利用状況を見ながら、その辺については見定めていきたいと考えてございますので、御理解をいただきたいと思います。
◆24番(渡辺拓朗議員) 駐車場活用に関わる安全対策ということで、信号機とおっしゃいますが、これは私なかなか難しいことだと思うのです。ですから、使える場所がないわけではないですから、蛇田支所の駐車場を御父兄の送迎場所に変えてうまく利用して、歩道を通ってきてお貸ししたほうが安全対策上いいと私は思うのです。やっぱりあの交通量の多い道路を幼児の手をつないで渡らせるというのは、何かあったときこちらの責任にもなりますよね、そういう指定したということになれば。これもう少し柔軟に考えていただきたいと思うのですが、どうですか。
◎渡邉伸彦総務部長 それにつきましては、保育所を所管しております福祉部、それから蛇田支所、蛇田公民館の管理者の皆様ともうまく連携していきたいと。そのお手伝いをうちでさせていただければと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
◆6番(黒須光男議員) 今2人のやり取りを聞いていました。やっぱり私も蛇田地区に住んでおります、すぐ近くですから、私のすぐ近くの土地にもちょっと市役所の土地があったのです。それで、ぜひ手に入れたいという人がいたものですから、市のほうで公募していただいて売れたのです。すぐ家建てまして、ああ、よかったなと思っています。そういうことで、ちゃんと公募して、その人に最初から決めるというのはおかしなものですから、公募してやるということがあれば、すぐ蛇田地区は売れるのです。 今総務部長の答弁で、信号機つけるとか、不可能です。支所につけられませんから、あそこ。すぐ何十メートルですから。そんな現状も把握しないで、そういう答弁するというのはおかしな話です。ですから、現実を直視して、やっぱり現金収入を図ると。そして、少しでも財政を豊かにするというふうなことが最前提ではないでしょうか。今の2人の答弁を聞きますと、全く理にかなわない総務部長の答弁でございますので、ひとつ今の渡辺議員の提案を前向きに受け止めて、真摯に受け止めて、やっていただけないかという要望でございますので、よろしくお願いしたいと思います。
△発言の訂正
◎吉本貴徳産業部長 発言の訂正をお願いいたします。 先ほどの7款商工費におけます星議員への質疑への私の発言中、国からの交付金につきまして1億6,800万円と申し上げましたが、1億6,200万円の誤りでありましたので、訂正のお願いと併せましておわびを申し上げます。
◎後藤寛復興事業部長 同じく答弁の訂正をお願いいたします。 先ほど8款土木費、
優良建築物等整備事業費の補正予算の説明のうち、渡辺議員の質問の中で、立町2丁目4番地区の補正増額分を1億6万1,000円と答弁いたしましたが、正しくは1億60万1,000円の間違いでございましたので、訂正のお願いとおわびを申し上げます。
○議長(
大森秀一議員) 次に、11款災害復旧費、併せて予算案第2条、継続費補正及び予算案第3条、
繰越明許費補正について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) なければ、12款公債費について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) なければ、以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入の質疑に入ります。歳入は全款について、併せて予算案第5条、地方債補正についても質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案については、お手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に分割付託することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。
△日程第4 第52号議案令和2年度石巻市
水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算(第2号)
○議長(
大森秀一議員) 次に、日程第4第52号議案令和2年度石巻市
水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。本案について産業部長から説明を求めます。産業部長。
◎吉本貴徳産業部長 ただいま上程されました第52号議案令和2年度石巻市
水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 それでは、表紙番号9、令和2年度石巻市
各種会計補正予算の15ページを御覧願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ700万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億8,626万円とするものでございます。 第1条の2は、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額についての説明でございます。 次に、歳出から主な内容について御説明申し上げますので、表紙番号10、令和2年度石巻市
各種会計補正予算説明書の230ページを御覧願います。1目水産物地方卸売市場管理費で700万円を減額いたしておりますが、これは消費税支払額の不用額を減額したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、お戻り願いまして、226ページを御覧願います。1目地方卸売市場使用料で4,102万5,000円を減額いたしておりますが、これはコロナ禍の影響による魚価単価の低迷等による水産物売上使用料の減少及び保管主力魚種であるカツオ漁の水揚げ不振により超低温冷蔵施設使用料の減免措置を講じたことに伴う減額分を措置したものでございます。 次に、228ページ、1目管理費繰入金及び3目公債費繰入金に3,402万5,000円を増額計上しておりますが、これはただいま御説明申し上げました歳入歳出予算の調整の結果、一般会計からの繰入金を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
大森秀一議員) これより質疑に入ります。なお、各種特別会計予算につきましては、歳入歳出予算一括して質疑を行います。質疑はありませんか。17番。
◆17番(阿部正敏議員) 227ページで、水産物売上使用料の減免がなっています。超低温冷蔵施設の使用料についても2,600万円ほど減額になっていますけれども、私も産業部をちょっと離れていまして、現状認識がちょっと薄いので、改めてお伺いしたいのですけれども、去年魚価、先ほども魚価の単価が非常に下がっているということがあって、魚価の単価の減少だけなのか、あるいは水揚げそのものの状況について、改めてお聞かせいただきたいと思いますので、まずお願いします。
◎吉本貴徳産業部長 昨年、令和2年につきましては、水揚げ数量自体はその前年と同様に10万トンを超えて、全国4位の数量ということでございますので、一定の数量は揚がっております。ただ、先ほど言いましたように、コロナ禍で鮮魚等の魚価が下がっているということで、当初予算ベースでは令和2年度178億円の水揚げ金額を当初予想していたわけでございますけれども、実際の水揚げ金額については157億円ということで、数量はほぼ前年並みですけれども、金額におきましては20億円弱くらい下がっているということで、この水揚げ使用料については今回1,500万円ほど減額をするということでございます。
◆17番(阿部正敏議員) 一見全体的に単価が下がるということになると、安い原料を買って、逆に加工屋に利益が出るのかなと思いきや、どうも加工品についてもなかなか魚価の単価の利益の確保が、やっぱりだぶついている関係なのか、非常に難しいと。いろんな意味で、かなり新型コロナウイルスの影響が大きいのかなと思うのですけれども、現状背後地の加工品のその辺の消費動向、物流についても相当影響があるのかどうか、その辺お聞かせいただきたいのと、あと近々春漁が始まるのですけれども、去年の春漁の水揚げ状況、改めてお聞かせいただきたいのと、今後の春漁の見通し予測についても、もし知り得ることがあればお願いしたいと思います。
◎吉本貴徳産業部長 石巻市の水産加工業の現状という部分では、新型コロナウイルスの中で個々、会社ごとにかなり影響が違っているとは伺っております。例えば巣籠もり需要ということで、スーパー等の売上げが昨年一時期上がったという状況の中で、そういったスーパー等に卸している加工業者に関しては、実は思いのほかそんなに影響がなかった、逆に売上げが上がったというところもございますし、一方で首都圏等へ鮮魚等を出荷している事業所につきましては、やはり需要減に伴いまして、かなり影響を受けているという状況でございます。ただ、今現在スーパー等の売上げについても若干下がってきているというところがございますので、コロナ禍の影響が続くということになれば、全体としてやはり石巻市の水産加工業界に対しても大きな影響があるものと考えているところでございます。 それから、春漁につきましては、これはほとんど昨年はコウナゴ等は捕れなかったということがございます。今年の海況についてもなかなか見通し難しいところでございますけれども、昨今の海況の変化を考えると、今年春漁が昨年とは真反対に復活するというところは、見通しとしては非常に厳しいところはあるのかなと、個人的には感じているところでございます。
○議長(
大森秀一議員) ほかにございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。
△日程第5 第53号議案令和2年度石巻市
市街地開発事業特別会計補正予算(第4号)
○議長(
大森秀一議員) 次に、日程第5第53号議案令和2年度石巻市
市街地開発事業特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。本案について復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。
◎後藤寛復興事業部長 ただいま上程されました第53号議案令和2年度石巻市
市街地開発事業特別会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。 それでは、表紙番号9、令和2年度石巻市
各種会計補正予算の19ページを御覧願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3億7,866万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ22億8,425万9,000円とするものでございます。 第2条は、継続費の補正でありまして、22ページの第2表、継続費補正にありますように、被災市街地復興土地区画整理事業として整備しております湊西地区事業及び上釜南部地区事業の総額と各年度の年割額をそれぞれ変更しようとするものでございます。 第3条は、繰越明許費の補正でありまして、24ページの第3表、
繰越明許費補正にありますように、下釜南部地区事業及び中央2丁目地区事業の繰越額を変更するものでございます。 次に、歳出から御説明申し上げますので、表紙番号10、令和2年度石巻市
各種会計補正予算説明書の246ページを御覧願います。1項被災市街地復興土地区画整理事業費において、4目湊西地区事業費で2億1,706万5,000円を、5目上釜南部地区事業費で1億8,328万3,000円を、6目下釜南部地区事業費で4,000万円をそれぞれ減額しておりますが、これらは測量調査設計業務委託料、宅地造成等工事費及び電柱等移転補償金などの事業費確定による予算の整理を行ったものでございます。 次に、248ページ、1項基金積立金に4,748万7,000円を計上しておりますが、これは仮清算金徴収金を被災市街地復興土地区画整理事業清算金基金への積立金として措置したものでございます。 次に、250ページ、2項繰出金に1,420万円を計上しておりますが、これは換地調整用地の売払収入を一般会計繰出金として措置したものでございます。 続いて、歳入について御説明申し上げますので、戻りまして240ページを御覧願います。2項財産売払収入で1,420万円を計上しておりますが、これは換地調整用地の売払収入を措置したものでございます。 次に、242ページ、1項一般会計繰入金で4億4,034万8,000円を減額しておりますが、これは歳出予算の減額等に伴い、一般会計からの繰入金を減額するものでございます。 次に、244ページ、1項清算金で4,748万7,000円を計上しておりますが、これは仮清算金徴収金を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。暫時休憩いたします。 午前11時55分休憩 午後 1時00分開議
○議長(
大森秀一議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
△日程第6 第54号議案令和2年度石巻市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)
○議長(
大森秀一議員) 次に、日程第6第54号議案令和2年度石巻市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。
◎
守屋克浩健康部長 ただいま上程されました第54号議案令和2年度石巻市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 それでは、表紙番号9、令和2年度石巻市
各種会計補正予算の25ページを御覧願います。今回の補正は、第1条にありますように、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ5,288万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ161億8,878万4,000円とするものでございます。 次に、補正予算の主な内容について、表紙番号10、令和2年度石巻市
各種会計補正予算説明書により歳出から御説明申し上げますので、278ページを御覧願います。1項総務管理費で339万円を、280ページ、2項徴税費で110万円をそれぞれ減額しておりますが、これらは執行見込みにより措置したものでございます。 次に、282ページ、1項療養諸費で318万8,000円を、284ページ、4項出産育児諸費で1,701万8,000円をそれぞれ減額しておりますが、これらは執行見込みにより措置したものでございます。 次に、292ページ、1項特定健康診査等事業費で1,879万6,000円を、294ページ、2項保健事業費で71万8,000円をそれぞれ減額しておりますが、これらは執行見込みにより措置したものでございます。 次に、296ページ、1項基金積立金で24万2,000円を減額しておりますが、これは財政調整基金の運用に係る利子収入の基金への積立見込額を措置したものでございます。 次に、298ページ、1項償還金及び還付加算金で843万5,000円を減額しておりますが、これは執行見込みにより措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、264ページにお戻り願います。1項
国民健康保険税に1億231万6,000円を計上しておりますが、これは今年度保険税の収納見込額を措置したものでございます。 次に、266ページ、1項国庫補助金に29万4,000円を計上しておりますが、これは災害臨時特例補助金の交付見込額を措置したものでございます。 次に、268ページ、1項県負担金で2億2,219万円を減額しておりますが、これは歳出で御説明申し上げました療養諸費に対する交付及び特別交付金の見込額を措置したものでございます。 次に、270ページ、1項財産運用収入で24万2,000円を減額しておりますが、これは歳出で御説明申し上げました財政調整基金に係る利子収入見込額を措置したものでございます。 次に、272ページ、1項一般会計繰入金に4,534万8,000円を計上しておりますが、これは歳出で御説明申し上げました出産育児一時金の見込額や保険基盤安定負担金等の確定に伴い措置したものでございます。 次に、276ページ、2項雑入に921万6,000円を計上しておりますが、これは収入見込額を措置したものでございます。 次に、274ページにお戻りいただきまして、2項基金繰入金に1,237万1,000円を計上しておりますが、これはただいま御説明申し上げました歳入歳出予算の調整の結果、財政調整基金からの繰入金を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、
保健福祉委員会に付託いたします。
△日程第7 第55号議案令和2年度石巻市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)
○議長(
大森秀一議員) 次に、日程第7第55号議案令和2年度石巻市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。
◎
守屋克浩健康部長 ただいま上程されました第55号議案令和2年度石巻市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 それでは、表紙番号9、令和2年度石巻市
各種会計補正予算の29ページを御覧願います。今回の補正は、第1条にありますように、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2,798万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ17億9,080万8,000円とするものでございます。 次に、補正予算の主な内容について、表紙番号10、令和2年度石巻市
各種会計補正予算説明書により歳出から御説明申し上げますので、312ページを御覧願います。1項総務管理費で171万3,000円を、314ページ、2項徴収費で83万5,000円をそれぞれ減額しておりますが、これらは執行見込みにより措置したものでございます。 次に、316ページ、1項健康診査事業費で1,478万円を減額しておりますが、これは執行見込みにより措置したものでございます。 次に、318ページ、1項後期高齢者医療広域連合納付金で871万円を減額しておりますが、これは低所得者等への保険料の軽減措置に伴う保険基盤安定負担金の確定に伴い、宮城県後期高齢者医療広域連合へ納付する負担金を措置したものでございます。 次に、320ページ、1項償還金及び還付加算金で194万3,000円を減額しておりますが、これは執行見込みにより措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、306ページにお戻り願います。1項一般会計繰入金で1,789万6,000円を減額しておりますが、これは低所得者等に対する保険料の軽減措置に係る保険基盤安定繰入金、事務経費及び健康診査に要する経費に係る繰入金を措置したものでございます。 次に、308ページ、2項受託事業収入で814万2,000円を、310ページ、3項雑入で194万3,000円をそれぞれ減額しておりますが、これらは収入見込みにより措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、
保健福祉委員会に付託します。
△日程第8 第56号議案令和2年度石巻市
介護保険事業特別会計補正予算(第4号)
○議長(
大森秀一議員) 次に、日程第8第56号議案令和2年度石巻市
介護保険事業特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。
◎
守屋克浩健康部長 ただいま上程されました第56号議案令和2年度石巻市
介護保険事業特別会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。 表紙番号9、令和2年度石巻市
各種会計補正予算33ページを御覧願います。第1条は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ774万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ145億5,621万1,000円とするものでございます。 それでは、補正予算の主な内容について歳出から御説明申し上げますので、表紙番号10、令和2年度石巻市
各種会計補正予算説明書の344ページを御覧願います。3項介護認定審査会費で650万円を減額しておりますが、これは認定調査費等の執行見込みにより措置したものでございます。 次に、346ページ、1項介護サービス等諸費に7,150万円を計上、348ページ、2項介護予防サービス等諸費で30万6,000円、352ページ、4項高額介護サービス等諸費で4,585万8,000円をそれぞれ減額、356ページ、6項特定入所者介護サービス等費に1,524万2,000円を計上しておりますが、これらは保険給付費執行見込みにより措置したものでございます。 次に、358ページ、1項介護予防・生活支援サービス事業費で4,170万7,000円を減額しておりますが、これは地域支援事業費の執行見込みにより措置したものでございます。 次に、368ページ、1項基金積立金で11万2,000円を減額しておりますが、これは介護保険事業財政調整基金の運用に係る利子収入の基金への積立見込額により措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、328ページにお戻り願います。1項介護保険料で1,526万3,000円を減額しておりますが、これは第1号被保険者に係る保険料収入見込額により措置したものでございます。 次に、330ページ、1項国庫負担金で5,012万8,000円を減額、332ページ、2項国庫補助金に6,433万1,000円を計上、334ページ、1項支払基金交付金で6,412万円、336ページ、1項県負担金で2,984万4,000円をそれぞれ減額しておりますが、これらは国県支出金等の交付予定額により措置したものでございます。 次に、338ページ、1項財産運用収入で11万2,000円を減額しておりますが、これは歳出で御説明申し上げました財政調整基金に係る利子収入見込額により措置したものでございます。 次に、340ページ、1項一般会計繰入金に862万2,000円を計上しておりますが、これは歳出で御説明申し上げました補正等に伴い措置したものでございます。 次に、342ページ、2項基金繰入金で7,877万3,000円を計上しておりますが、これはただいま御説明申し上げました歳入歳出予算の調整の結果、財政調整基金からの繰入金を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。6番。
◆6番(黒須光男議員) 今健康部長のほうからるるお話がありました。聞いていてなかなか分からないのは、やっぱり何ぼ支出が増えて、何ぼ減ったのかというのは、今ずっと列記しましたけれども、総体的にこの事業における歳出はどれぐらい増えたのか。減額のほうが多いようですが、何ぼ減額したのかというようなことを総額で出していただけませんか。
◎
守屋克浩健康部長 お答え申し上げます。 表紙番号9の令和2年度石巻市
各種会計補正予算の35ページのところを御覧いただきますと、一番下のところに歳出の合計の補正額では、総額では774万1,000円の減額ということになりますので、御理解いただきたいと思います。(6番黒須光男議員「言ってることが分かんない」と呼ぶ)
○議長(
大森秀一議員) マイク入れて、手を挙げてしゃべって。(6番黒須光男議員「2回目になっちゃうから。言っているやつをちゃんと説明しなさい」と呼ぶ)
◎
守屋克浩健康部長 では、お答えいたします。 補正前は145億6,395万2,000円でございまして、ただいま私が申し上げましたように774万1,000円を減額いたしまして、歳入歳出それぞれ総額では145億5,621万1,000円とするということでございますので、御理解願います。
◆6番(黒須光男議員) 聞いていますと、7,000万円増やしたとか、4,000万円減らしたとかという数字が出てきているわけ、今の事業で。だから、なぜそういうふうになるのかと。本来からすれば、緻密なあなたたちが、職員ですから、増えたり減ったりするというのはおかしな話なのです、本当に。そして、減額なんていうのは考えられない、そんなに。だから、最初からの計画にそごがあったのではないかと、あまりにもこういうのを、さっきの聞くと。それが総額で700万円ぐらいだと言っているのですが、今の数字を聞いてもそういうのに該当するのかなというふうに私思っている。改めて私たちが理解できない、そういうふうに大きな金額が増えたり減ったりするというのは、その根拠的なものがどこにあるのかというようなこと、最初からの計画が悪いのではないかと私思っているの。その辺いかがですか。
◎
守屋克浩健康部長 お答えいたします。 また表紙番号9の35ページになりますけれども、当初は145億円の介護保険サービス、保険給付費だとか、地域支援事業費だとか、いろいろ積算をして当初は145億円程度の事業費になるのではないかと見積りましたが、介護認定の審査会だとか、そちらは恐らく新型コロナウイルスの関係とかで対象者が減っただとか、それからサービスが増えているのもございますけれども、大体は介護サービスも減っているのもございますけれども、今回は新型コロナウイルスの影響なのかどうなのか、その辺はきちんとは精査しておりませんが、これからの執行見込額を積算した結果、相対では145億円から774万円ほど執行見込みで減らしてもいいのではないかということで、今回このような提案をさせていただきましたので、御理解願います。
◆6番(黒須光男議員) 資料を見るとか見ないとかの話でない。今の総額で出したからいいのだということではないのです、私は。ここの増やしたところが多過ぎる、減らしたところが多過ぎる、(17番阿部正敏議員何事かと呼ぶ)阿部正敏議員、何ですか。そういうことです。ですから、そのためには増やしたのはこういう理由だと、下げたのはこういう理由だというのを、我々分からないです、これだけ、数字見たって。質問してるやつが分からないのだから、理解できないのだから。だから、もっと分かりやすく、例えば私の場合聞いてみますと、700万円ぐらいの差額だと言っていますけれども、それだけで果たして終わるのかどうかというのを私は危惧しているのです。ですから、今補正でやって、今から支出するのでしょう、3月まで。だから、その間にこれだけの金額が動くというのはあり得るのかと思うのです。今から2か月しかないですから。2か月で何千万円も動くのですかと私思うの、減らしたとか増やすとか。そういうものが十分に(何事か呼ぶ者あり)頭悪いのではないか、おまえ。何言っているか分からないって。そういうことなのです。ですから、その辺は明確に御説明いただかなければ、市議会議員として納得できないし、3回しかできないから、そういうものをきちっと報告を示さないと、何ぼ上がった、何ぼ下がったとやっていますけれども、総体的に700万円だといったって、全体のプロセスの中で数字が動いているわけですから、そういうものを含めて、ちゃんときちっと説明しないと、あと2か月で増えたの使うのですか。だから、そういうものを含めてちゃんと説明しないと分からないのではないですかと私言っているわけ。いかがですか。
◎
守屋克浩健康部長 何回も繰り返しになりますが、先ほどの議案書のナンバー9の35ページのところに、保険給付費であれば介護サービス等諸費だとか、先ほど申し上げました介護認定審査会費だとか、それぞれの項目に基づいて健康部でいろいろと積算をして、3月末までには各サービスごとに積算をすると、足したり引いたりはありますけれども、サービスごとにいろいろと差がございますので、それを精査した結果、3月までは全体から774万円を減額した中で事業がきちんとできるのではないかということで積算いたしましたので、御理解いただきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(
大森秀一議員) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、
保健福祉委員会に付託いたします。
△日程第9 第57号議案令和2年度石巻市
病院事業会計補正予算(第3号)
○議長(
大森秀一議員) 次に、日程第9第57号議案令和2年度石巻市
病院事業会計補正予算(第3号)を議題といたします。本案について
病院局事務部長から説明を求めます。
病院局事務部長。
◎大内重義
病院局事務部長 ただいま上程されました第57号議案令和2年度石巻市
病院事業会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 表紙番号9、令和2年度石巻市
各種会計補正予算の37ページを御覧願います。第1条は、総則でございます。 第2条は、業務の予定量の補正でありますが、年間入院・外来患者数をそれぞれ減員し、入院患者数を4万9,990人に、外来患者数を5万3,512人にするほか、建設改良費を4,506万7,000円に減額するものでございます。 第3条は、収益的収入及び支出の補正でありますが、病院事業収益を3億445万9,000円減額し、55億9,933万5,000円に、また病院事業費用を2億4,897万3,000円減額し、55億7,668万5,000円にするものでございます。 第4条は、資本的収入及び支出の補正でありますが、資本的収入を1,050万9,000円減額し、4億3,152万8,000円にするものでございます。 次に、38ページを御覧願います。資本的支出を1,050万9,000円減額し、4億7,769万4,000円にするものでございます。 第5条は、企業債の補正でありますが、借入額の確定に伴い、限度額を変更するものでございます。 第6条は、他会計からの補助金の補正でありますが、一般会計からの補助金を9億7,336万4,000円に改めるものでございます。 第7条は、棚卸資産購入限度額の補正でありますが、棚卸資産購入限度額を5億3,881万円に改めるものでございます。 次に、補正予算の主な内容について収益的支出から御説明申し上げますので、表紙番号10、令和2年度石巻市
各種会計補正予算説明書の388ページを御覧願います。1項医業費用で2億3,045万円を減額しておりますが、これは会計年度任用職員に係る報酬のほか、診療材料費など、それぞれの執行見込みにより整理したものでございます。 次に、390ページを御覧願います。2項医業外費用で1,720万4,000円を減額しておりますが、これは支払利息などの執行見込みにより整理したものでございます。 次に、3項特別損失で131万9,000円を減額しておりますが、これは前年度診療報酬の査定に係る過年度損益修正損及び
新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金を整理するとともに、
新型コロナウイルス感染症対策医療従事者支援金を措置したものでございます。 次に、収益的収入について御説明申し上げますので、386ページにお戻り願います。収益的収入につきましては、業務の予定量の補正に伴う減額のほか、一般会計繰入金や
新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金の整理及び
新型コロナウイルス感染症医療体制確保事業費補助金や
新型コロナウイルス感染症対策医療従事者支援金などを措置したものでございます。 次に、392ページを御覧願います。資本的収入及び支出について、資本的支出から御説明申し上げます。1項建設改良費で1,040万円を、2項企業債償還金で10万9,000円をそれぞれ減額しておりますが、これらはそれぞれの執行見込みにより整理したものでございます。 次に、資本的収入について御説明申し上げます。資本的収入につきましては、ただいま御説明申し上げました建設改良費に係る財源や企業債償還に係る一般会計出資金を整理、感染症外来協力医療機関設備整備費補助金などを措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
大森秀一議員) これより質疑に入ります。 なお、公営企業会計補正予算につきましては、収入、支出、予算、一括して質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、
保健福祉委員会に付託いたします。
△日程第10 第58号議案令和2年度石巻市
下水道事業会計補正予算(第5号)
○議長(
大森秀一議員) 次に、日程第10第58号議案令和2年度石巻市
下水道事業会計補正予算(第5号)を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。
◎伊勢崎誠一建設部長 ただいま上程されました第58号議案令和2年度石巻市
下水道事業会計補正予算(第5号)について御説明申し上げます。 表紙番号9、令和2年度石巻市
各種会計補正予算の39ページを御覧願います。第1条は、総則でございます。 第2条は、業務の予定量の補正でありますが、主要な建設改良事業を合わせて31億8,951万5,000円減額するものでございます。 第3条は、収益的収入及び支出の補正でありますが、予算第3条に定めた予定額を増額し、下水道事業収益を74億2,370万5,000円、下水道事業費用を67億3,003万5,000円とするものでございます。 第4条は、資本的収入及び支出の補正でありますが、予算第4条に定めた予定額を減額し、資本的収入を734億3,764万8,000円、資本的支出を752億6,737万3,000円とし、併せて支出額に対して不足する収入額につきまして、補填する額を改めるものでございます。 第5条は、企業債の補正でありますが、予算第6条に定めた企業債の限度額を改めるものでございます。 第6条は、他会計からの補助金の補正でありますが、予算第10条に定めた一般会計からの補助金を財源の見直しに伴い28億6,968万6,000円に減額するものでございます。 第7条は、利益剰余金の処分の補正でありますが、予算第11条に定めた資本的収入が支出に対して不足する額に補填する処分額を5億5,034万2,000円に改めるものでございます。 第8条は、継続費の補正でありますが、総額及び年割額を減額するものでございます。 次に、主な内容について御説明申し上げますので、表紙番号10、令和2年度石巻市
各種会計補正予算説明書の410ページを御覧願います。収益的収入及び支出について、支出から御説明申し上げます。1項営業費用に1億2,389万9,000円を計上し、2項営業外費用で2,247万円を減額しておりますが、これは資本的支出からの組替えや、事業費の確定による予算の整理を行ったものでございます。 次に、収益的収入について御説明申し上げます。1項営業収益に3億1,529万1,000円を計上し、2項営業外収益で1億3,609万5,000円を減額しておりますが、これは各種事業費の確定や財源の振替に伴うものでございます。 次に、414ページを御覧願います。資本的支出について御説明申し上げます。1項建設改良費で32億1,319万9,000円を減額しておりますが、これは補助内示のほか、次年度への組替え等に伴うものでございます。 次に、資本的収入について御説明申し上げますので、412ページにお戻り願います。1項企業債に2億5,590万円、3項補助金に5億9,583万6,000円を計上し、2項分担金及び負担金で41億2,436万1,000円を減額しておりますが、これは事業費の確定及び財源調整に伴うものでございます。 なお、財務諸表等につきましては、416ページから御提示いたしております。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕