石巻市議会 > 2020-12-04 >
12月04日-議案説明・質疑・委員会付託-02号

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  1. 石巻市議会 2020-12-04
    12月04日-議案説明・質疑・委員会付託-02号


    取得元: 石巻市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-20
    令和 2年 第4回 定例会  令和2年石巻市議会第4回定例会会議録(第2号)                                           議事日程第2号  令和2年12月4日(金曜日)午前10時開議                       第1 会議録署名議員の指名                                第2 第203号議案石巻市震災遺構大川小学校条例                     第3 第204号議案石巻市雄勝体育施設条例                        第4 第205号議案石巻市行政委員設置条例を廃止する条例                 第5 第206号議案石巻市在宅介護支援センター条例を廃止する条例             第6 第212号議案石巻市デイサービスセンター条例の一部を改正する条例          第7 第286号議案財産の無償譲渡について                        第8 第287号議案財産の無償譲渡について                        第9 第207号議案石巻市支所設置条例の一部を改正する条例                第10 第208号議案石巻市国民健康保険税条例の一部を改正する条例             第11 第209号議案石巻市立学校の授業料等徴収条例の一部を改正する条例          第12 第210号議案石巻市公民館条例の一部を改正する条例                 第13 第211号議案石巻市図書館条例の一部を改正する条例                 第14 第213号議案石巻市診療所条例の一部を改正する条例                 第15 第214号議案石巻市母子健康センター条例の一部を改正する条例            第16 第215号議案令和2年度石巻市一般会計補正予算(第8号)              第17 第216号議案令和2年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第3号)       第18 第217号議案令和2年度石巻市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)      第19 第218号議案令和2年度石巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)       第20 第219号議案令和2年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)        第21 第220号議案令和2年度石巻市下水道事業会計補正予算(第4号)           第22 第221号議案指定管理者の指定について(石巻市大川コミュニティセンター)      第23 第222号議案指定管理者の指定について(石巻南浜津波復興祈念公園)         第24 第223号議案指定管理者の指定について(石巻市南浜マリーナ)            第25 第224号議案指定管理者の指定について(石巻市NPO支援オフィス)         第26 第225号議案指定管理者の指定について(石巻市復興まちづくり情報交流館中央館)   第27 第226号議案指定管理者の指定について(石巻市相川地区コミュニティセンター)    第28 第227号議案指定管理者の指定について(石巻市学習等供用施設上釜会館)       第29 第228号議案指定管理者の指定について(石巻市上釜ふれあい広場)          第30 第229号議案指定管理者の指定について(石巻市多目的ふれあい交流施設遊楽館)    第31 第230号議案指定管理者の指定について(石巻市河北総合センター)          第32 第231号議案指定管理者の指定について(石巻市総合体育館)             第33 第232号議案指定管理者の指定について(石巻市河南水辺の楽校公園)         第34 第233号議案指定管理者の指定について(石巻市総合福祉会館うしお荘)        第35 第234号議案指定管理者の指定について(石巻市総合福祉会館みなと荘)        第36 第235号議案指定管理者の指定について(石巻市老人福祉センター寿楽荘)       第37 第236号議案指定管理者の指定について(石巻市かもめ学園)             第38 第237号議案指定管理者の指定について(石巻市河南老人福祉センター)        第39 第238号議案指定管理者の指定について(石巻市桃生地域福祉センター)        第40 第239号議案指定管理者の指定について(石巻市網地島高齢者生活福祉センター)    第41 第240号議案指定管理者の指定について(石巻市網地島デイサービスセンター)     第42 第241号議案指定管理者の指定について(石巻市労働会館)              第43 第242号議案指定管理者の指定について(石ノ森萬画館)               第44 第243号議案指定管理者の指定について(石巻市水産総合振興センター)        第45 第244号議案指定管理者の指定について(石巻市牧山市民の森)            第46 第245号議案指定管理者の指定について(石巻市河南広渕農業担い手センター)     第47 第246号議案指定管理者の指定について(石巻市河南鹿又農業研修センター)      第48 第247号議案指定管理者の指定について(石巻市かなん有機センター)         第49 第248号議案指定管理者の指定について(石巻市桃生堆肥化処理センター)       第50 第249号議案指定管理者の指定について(石巻市桃生高須賀定住センター)       第51 第250号議案指定管理者の指定について(石巻市北上堆肥センター)          第52 第251号議案指定管理者の指定について(石巻市北上観光物産交流センター)      第53 第252号議案指定管理者の指定について(石巻市おしか家族旅行村オートキャンプ場)  第54 第253号議案指定管理者の指定について(石巻市和渕地区コミュニティセンター)    第55 第254号議案指定管理者の指定について(石巻市本町コミュニティセンター)      第56 第255号議案指定管理者の指定について(石巻市しらさぎ台コミュニティセンター)   第57 第256号議案指定管理者の指定について(石巻市青木多目的研修センター)       第58 第257号議案指定管理者の指定について(石巻市曽波神多目的研修センター)      第59 第258号議案指定管理者の指定について(石巻市新田交流会館)            第60 第259号議案指定管理者の指定について(石巻市後谷地老人憩の家)          第61 第260号議案指定管理者の指定について(石巻市和渕老人憩の家)           第62 第261号議案指定管理者の指定について(石巻市砂押老人憩の家)           第63 第262号議案指定管理者の指定について(石巻市三軒谷地老人憩の家)         第64 第263号議案指定管理者の指定について(石巻市根方老人憩の家)           第65 第264号議案指定管理者の指定について(石巻市北村老人憩の家)           第66 第265号議案指定管理者の指定について(石巻市谷地中老人憩の家)          第67 第266号議案指定管理者の指定について(石巻市梅木ふれあいセンター)        第68 第267号議案指定管理者の指定について(石巻市和渕山根ふれあいセンター)      第69 第268号議案指定管理者の指定について(石巻市俵庭ふれあいセンター)        第70 第269号議案指定管理者の指定について(石巻市柏木ふれあいセンター)        第71 第270号議案指定管理者の指定について(石巻市舘ふれあいセンター)         第72 第271号議案指定管理者の指定について(石巻市ものう地域福祉デイサービスセンター) 第73 第272号議案指定管理者の指定について(石巻市向永井老人憩の家)          第74 第273号議案指定管理者の指定について(石巻市城内老人憩の家)           第75 第274号議案指定管理者の指定について(石巻市薬田老人憩の家)           第76 第275号議案指定管理者の指定について(石巻市新田老人憩の家)           第77 第276号議案指定管理者の指定について(石巻市樫崎東老人憩の家)          第78 第277号議案指定管理者の指定について(石巻市魚町水産加工共同排水処理施設)    第79 第278号議案指定管理者の指定について(石巻市河北大谷地堆肥センター)       第80 第279号議案指定管理者の指定について(石巻市河北中野林業センター)        第81 第280号議案指定管理者の指定について(石巻市河北親林交流館)           第82 第281号議案指定管理者の指定について(石巻市河南山根中埣転作推進集落センター)  第83 第282号議案指定管理者の指定について(石巻市河南須江中埣構造改善センター)    第84 第283号議案指定管理者の指定について(石巻市桃生寺崎農業担い手センター)     第85 第284号議案指定管理者の指定について(石巻市桃生鳴神沼公園)           第86 第285号議案指定管理者の指定について(石巻市牡鹿製氷冷蔵庫)           第87 第288号議案財産の取得について(石巻市複合文化施設備品(舞台照明))       第88 第289号議案財産の取得について(石巻市複合文化施設備品(その3))        第89 第290号議案財産の処分について                          第90 第291号議案工事委託に関する年度協定の一部を変更する協定の締結について(石巻線陸           前稲井・渡波間稲井こ線橋新設工事の施行に関する令和2年度協定)    第91 第292号議案工事請負の契約締結について(石巻市遊楽館屋根改修工事)        第92 第293号議案工事請負契約の一部変更について(旧大川小学校震災遺構整備外構工事)  第93 第294号議案工事請負契約の一部変更について(陸閘水門遠隔監視システム被制御局建築           工事)                                第94 第295号議案工事請負契約の一部変更について(陸閘水門遠隔監視システム電源設備工           事)                                 第95 第296号議案工事請負契約の一部変更について(渡波稲井線道路新設工事)       第96 第297号議案工事請負契約の一部変更について(石巻工業港運河線道路新設工事)    第97 第298号議案工事請負契約の一部変更について(防災緑地2号施設整備工事)      第98 第299号議案工事請負契約の一部変更について(長面地区低平地整備工事)       第99 第300号議案工事請負契約の一部変更について((仮称)石巻市複合文化施設建設工事) 第100 第301号議案工事請負契約の一部変更について((仮称)石巻市複合文化施設建設電気設           備工事)                               第101 第302号議案工事請負契約の一部変更について(23年災小網倉漁港ほか災害復旧工事) 第102 第303号議案工事請負契約の一部変更について(23年災名振漁港海岸保全施設災害復旧           ほか整備工事)                            第103 第304号議案工事請負契約の一部変更について(23年災長面漁港海岸保全施設災害復旧           (その5)工事)                           第104 第305号議案工事請負契約の一部変更について(23年災明神漁港海岸保全施設災害復旧           (その2)工事)                           第105 第306号議案工事請負契約の一部変更について(真野大橋橋梁災害復旧工事)      第106 第307号議案物損事故の和解及び損害賠償額の決定について              第107 第308号議案町の区域を変更することについて                    第108 第309号議案字の区域を変更することについて                    第109 第310号議案市道路線の認定について                        第110 第311号議案市道路線の廃止について                        第111 第312号議案市道路線の変更について                        第112 議会案第3号不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書                散 会                                          本日の会議に付した事件 議事日程のとおり                                          出席議員(29名)   1番  阿  部  浩  章  議員    2番  佐  藤  雄  一  議員   3番  髙  橋  憲  悦  議員    5番  大  森  秀  一  議員   6番  黒  須  光  男  議員    7番  楯  石  光  弘  議員   8番  奥  山  浩  幸  議員    9番  遠  藤  宏  昭  議員  10番  木  村  忠  良  議員   11番  櫻  田  誠  子  議員  12番  鈴  木  良  広  議員   13番  青  木  ま り え  議員  14番  千  葉  正  幸  議員   15番  星     雅  俊  議員  16番  青  山  久  栄  議員   17番  阿  部  正  敏  議員  18番  齋  藤  澄  子  議員   19番  阿  部  久  一  議員  20番  丹  野     清  議員   21番  安  倍  太  郎  議員  22番  阿  部  欽 一 郎  議員   23番  森  山  行  輝  議員  24番  渡  辺  拓  朗  議員   25番  千  葉  眞  良  議員  26番  山  口  荘 一 郎  議員   27番  髙  橋  栄  一  議員  28番  西  條  正  昭  議員   29番  後  藤  兼  位  議員  30番  水  澤  冨 士 江  議員欠席議員(1名)   4番  阿  部  和  芳  議員                                          説明のため出席した者  亀 山   紘  市     長        菅 原 秀 幸  副  市  長  境   直 彦  教  育  長        椎 葉 健 一  病 院 局 長  岡   道 夫  復 興 政策部長        渡 邉 伸 彦  総 務 部 長  大 塚 智 也  財 務 部 長        後 藤   寛  復 興 事業部長  村 上 秀 樹  半島復興事業部長       千 葉   巧  河北総合支所長  万城目 昭 博  雄勝総合支所長        水 沼 俊 宏  河南総合支所長  今 野 裕 之  桃生総合支所長        佐々木 貞 義  北上総合支所長  及 川 伸 悦  牡鹿総合支所長        沼 田 裕 光  生 活 環境部長  守 屋 克 浩  健 康 部 長        津 田 淳 一  福 祉 部 長  吉 本 貴 徳  産 業 部 長        伊勢崎 誠 一  建 設 部 長  阿 部   仁  会 計 管 理 者        大 内 重 義  病院局事務部長  及 川 伸 一  教 育 委 員 会           事 務 局 長                                          事務局職員出席者  今 野 善 浩  事 務 局 長        松 﨑 泰 政  事 務 局 次 長  吉 田 直 也  事 務 局長補佐        熱 海 照 郎  主     幹  川 田 秀一郎  主     査        鍵   治 彦  主 任 主 事  菊 地 光 大  主 任 主 事 △午前10時開議 ○議長(大森秀一議員) ただいまから本日の会議を開きます。欠席通告議員は4番阿部和芳議員であります。 本日の議事は、日程第2号をもって進めます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(大森秀一議員) 日程第1会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員に11番櫻田誠子議員、12番鈴木良広議員、13番青木まりえ議員、以上3議員を指名いたします。 △諸般の報告 ○議長(大森秀一議員) この際、諸般の報告を行います。 市長から令和2年石巻市議会第4回定例会議案書の訂正の申入れがあり、お手元に配付しておりますので、御訂正をお願いいたします。 以上で諸般の報告を終わります。 △日程第2 第203号議案石巻市震災遺構大川小学校条例 ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第2第203号議案石巻市震災遺構大川小学校条例を議題といたします。本案について復興政策部長から説明を求めます。復興政策部長。 ◎岡道夫復興政策部長 ただいま上程されました第203号議案石巻市震災遺構大川小学校条例について御説明申し上げます。 本案は、東日本大震災により被災した大川小学校について、犠牲者の慰霊・追悼の場とするとともに、震災をめぐる事象と教訓を後世に伝え継ぐことを目的とし、震災遺構として設置するため、新たに条例を制定しようとするものであります。 以下、条文に従いまして御説明いたしますので、表紙番号1の1ページから3ページまでを御覧願います。初めに、第1条は本条例の設置について、第2条は施設について、第3条は震災遺構への入場について、第4条は遺構について、第5条は展示室及び多目的スペースについて定めております。 第6条は行為の禁止について、第7条は多目的スペースの専用利用について、第8条は利用の許可について、第9条は利用許可の取消し等について、第10条は原状回復の義務について定めております。 第11条は損害賠償の義務について、第12条は指定管理者による管理について、第13条は自主事業について、第14条は委任について定めております。 次に、附則でありますが、本条例の施行期日を令和3年4月11日とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第3 第204号議案石巻市雄勝体育施設条例 ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第3第204号議案石巻市雄勝体育施設条例を議題といたします。本案について教育委員会事務局長から説明を求めます。教育委員会事務局長。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 ただいま上程されました第204号議案石巻市雄勝体育施設条例について御説明申し上げます。 本案は、東日本大震災により被災した石巻雄勝B&G海洋センター及び雄勝グラウンドの災害復旧工事が令和3年1月末に完成し、4月から雄勝体育館、雄勝多目的運動広場及び雄勝艇庫として供用を開始することから、新たに関係条例を制定しようとするものであります。 以下、条文に従いまして御説明いたしますので、表紙番号1の4ページから7ページまでを御覧願います。第1条は施設の設置について、第2条は施設の名称及び位置について、第3条は施設の利用時間及び休業日について定めております。 第4条は施設又は設備の利用の許可について、第5条は利用許可の取消し等について、第6条は目的外利用等の禁止について、第7条は使用料について、第8条は使用料の減免について、第9条は使用料の不還付について定めております。第10条は行為の制限について、第11条は原状回復の義務について、第12条は損害賠償の義務について、第13条は指定管理者による管理について、第14条は自主事業について、第15条は委任について定めております。 次に、附則でありますが、附則第1項は、本条例の施行期日を令和3年4月1日とするものであります。 附則第2項は、この条例の規定による手続等の必要な準備行為を施行日前に行うことができるとするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、環境教育委員会に付託いたします。 △日程第4 第205号議案石巻市行政委員設置条例を廃止する条例 ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第4第205号議案石巻市行政委員設置条例を廃止する条例を議題といたします。本案について復興政策部長から説明を求めます。復興政策部長。 ◎岡道夫復興政策部長 ただいま上程されました第205号議案石巻市行政委員設置条例を廃止する条例について御説明申し上げます。 表紙番号1の8ページを御覧願います。本案は、本市の行政委員の身分は、これまで特別職非常勤職員の地方公務員として任命しておりましたが、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律が本年4月1日から施行され、任用要件が厳格化されたことにより、その身分の継続が困難となったことから、現行政委員の改選期に併せて身分を移行するため、本条例を廃止するものであります。 附則でありますが、本条例の施行期日を令和3年4月1日とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
    ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。1番。 ◆1番(阿部浩章議員) ただいまの説明で、身分が特別職非常勤職員から私人へ、そして報酬が謝礼へ、そして公務災害補償が民間保険へという形で移行すると。条例を廃止して、そのままの内容で何か移行するような説明でしたけれども、行政委員にとって、メリット、デメリットというか、ただ厳格化して、身分が保証されなくなって、今までのやつがそのまま民間というか、保険も移行するということで、行政にとってのメリットはどういうものがあるのかお伺いいたします。 ◎岡道夫復興政策部長 お答えいたします。 移行の手続につきましては、さきに総務部で所管しておりました交通安全指導員であるとか、そういった部分と同様の手法でやらせていただいております。これにつきまして、具体的に行政委員の皆さんにとってのメリットということにつきましては、基本的に特別なメリットという部分は、私どもとしては特にないというふうには認定しております。ただ法律が変わってしまったということで、これまで特別職ということで位置づけた部分がどうしても私人になってしまったということでございますので、御理解を賜りたいと思います。 ◆1番(阿部浩章議員) メリットはないということで、法律が変わったので、ただ移行するという形の今説明でした。行政の仕事、業務内容なのですけれども、合併したときはまちまちだったのですけれども、今現在の仕事の内容、統一した仕事の内容で行っているのかどうか、その辺をお伺いいたします。 ◎岡道夫復興政策部長 お答えいたします。 今現在条例、そして要綱で位置づけている行政委員にお願いしている仕事という部分につきましては、1つは御承知のとおり市報であるとか、いわゆる公共の印刷物、周知文書の配布をお願いしていると。こちらにつきましては、皆さん統一ということでございます。そして、さらに世帯の台帳の管理、人の異動があった場合のその世帯の管理台帳の管理をお願いしていると。そのほか基本的に新しく越してきた方が情報がないときには、その情報ということで情報提供をいただくというようなことをお願いしております。ただ、実態といたしまして、特に各総合支所の行政委員につきましては、行政委員という業務のほかに、併せて区長という部分でお仕事もされていると。その部分の様々な地域の代表としての活動、そちらの部分が旧市の行政委員の部分とはかなり違う部分があると。 これまで各総合支所も含め、各地区に説明させていただきましたが、やはり今御質疑いただいたような業務の統一であるとか、考え方の基本的な部分を整理してほしいという要望は多数いただいておりまして、それにつきまして、令和3年度からになりますが、当然どのような地域とのつながり、地域の自治の在り方、そのためにどういった扱いがいいのか、これは丁寧に皆さんの御意見を伺いながら、市としても基本的な方向を定めていくという予定にしております。 ◆6番(黒須光男議員) 行政委員の制度というか、根本的な考えが変わるというふうなことなのですが、これはうちの行政委員も、私の町内の行政委員が3人いるのですが、この間ちょっとお話ししましたら、選挙そのものにも携わることが今後は可能なのかなという話も言っているのですが、それがやっぱり新型コロナウイルスの関係で周知徹底がしていないのだと。中途半端な形で説明、しっかりとした見解を示されていないというふうなことを伺ったのです。この辺は、この制度が変われば、行政委員は名前を出して選挙運動、旗振ることができるのでしょうか。いかがですか。 ◎岡道夫復興政策部長 選挙の部分につきましては、御指摘のとおり、これまでは特別職の公務員ということでしたので、選挙活動に携わることはできなかった。ただ、今回は私人になるということで、基本的にはその制限はなくなります。ただ、選挙管理委員会ともその辺は確認してまいりましたが、例えば選挙を行うときの投票管理者であると、そういった部分に携わる方につきましては、やはりこれは好ましくないというふうな見解をいただきまして、そういう内容で説明させていただいております。 ◆6番(黒須光男議員) ちょっとうちの行政委員からもそういう話だったのです。ですから、選挙を手伝うとか手伝わないの問題でなく、何も事務を手伝うわけですから。特定の候補者について旗振るとかなんとかをそこで大っぴらな形でやるわけでないわけですから、単なるあくまでも事務に従事するわけですので、その辺の考え方が曖昧なのです。まだすっかり見解を示されていないということなのです。復興政策部長のほうから、選挙管理委員会のほうにも問合せしましたということなのですが、やっぱり国の流れの中で、あるいは県の流れの中で、しっかりそういうものをお示ししていただかないと、やっぱり分からないのではないですか。私も行政委員の中に、例えば後援会の幹部になってもらいたいと思う人もいるものですから、そういうのは議員も同じだと思うのです。ですから、早くこの見解、曖昧な形でなく、しっかりとした指針を出すべきだと私は思っているのですが、いかがですか。 ◎岡道夫復興政策部長 その部分につきましては、やはり公職選挙法の絡みということもございまして、そのために選挙管理委員会にも確認をさせていただいたということで、その見解で御説明させていただきました。 なお、その辺がまだ曖昧だということの御指摘でございますので、我々としてももう一度選挙管理委員会のほうにきちんと確認をしながら、最大限説明できる部分で、また改めて御説明したいと思います。 ○議長(大森秀一議員) ほかにございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第5 第206号議案石巻市在宅介護支援センター条例を廃止する条例 △日程第6 第212号議案石巻市デイサービスセンター条例の一部を改正する条例 △日程第7 第286号議案財産の無償譲渡について △日程第8 第287号議案財産の無償譲渡について ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第5第206号議案石巻市在宅介護支援センター条例を廃止する条例から日程第8第287号議案財産の無償譲渡についてまで、以上4議案を一括議題といたします。本4議案について雄勝総合支所長から説明を求めます。雄勝総合支所長。 ◎万城目昭博雄勝総合支所長 ただいま一括上程されました4議案について御説明申し上げます。 初めに、第206号議案石巻市在宅介護支援センター条例を廃止する条例について御説明申し上げますので、表紙番号1の9ページを御覧願います。本案は、介護関連施設の民間譲渡を石巻市行財政運営プランに位置づけて推進してきた中で、石巻市雄勝在宅介護支援センターを社会福祉法人旭壽会に無償譲渡するため、本条例を廃止するものであります。 附則でありますが、施行期日を令和3年4月1日とするものであります。 次に、第212号議案石巻市デイサービスセンター条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。本案は、第206号議案と同様の理由により、石巻市雄勝デイサービスセンターを無償譲渡することに伴い、本条例の一部を改正するものであります。 それでは、改正内容について御説明いたしますので、表紙番号1の15ページ、併せて表紙番号4、条例の一部改正新旧対照表の11ページを御覧願います。初めに、第2条の表でありますが、石巻市雄勝デイサービスセンターを無償譲渡することに伴い、当該施設の名称と位置を削除するものであります。 次に、附則でございますが、施行期日を令和3年4月1日とするものであります。 次に、第286号議案財産の無償譲渡について御説明申し上げますので、表紙番号1の52ページを御覧願います。無償譲渡する財産は、平成9年度に設置した鉄筋コンクリート平屋建て、建物面積106.27平方メートルの石巻市雄勝在宅介護支援センターでございます。本施設につきましては、開設当初から本施設の運営に携わり、現在は指定管理者である社会福祉法人旭壽会が適正かつ円滑な運営を行っており、公から民への施策転換を図る中で、石巻市行財政運営プランに位置づけ、民間譲渡を検討してまいりましたが、このたび同法人との協議が調ったことから、これまで同様の管理運営を条件に本施設を無償譲渡し、市民の福祉に供しようとするものであります。 次に、第287号議案財産の無償譲渡について御説明申し上げますので、53ページを御覧願います。無償譲渡する財産は、石巻市雄勝在宅介護支援センターと一体の施設として設置した鉄筋コンクリート造平屋建て、建物面積538.5平方メートルの石巻市雄勝デイサービスセンターであり、本施設も第286号議案と同様の理由により社会福祉法人旭壽会に無償譲渡し、市民の福祉に供しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。本4議案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第9 第207号議案石巻市支所設置条例の一部を改正する条例 ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第9第207号議案石巻市支所設置条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎渡邉伸彦総務部長 ただいま上程されました第207号議案石巻市支所設置条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、東日本大震災により被害を受けた雄勝総合支所庁舎について、雄勝中心部地区拠点エリア内に雄勝公民館及び石巻市図書館雄勝分館との複合施設として移転新築整備を実施しておりますが、令和3年2月に完成し、同年3月22日より供用を開始することから、同総合支所の位置の変更を行うため、本条例の一部を改正しようとするものであります。 以下、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の10ページ、併せて表紙番号4の条例の一部改正新旧対照表の1ページを御覧願います。初めに、第2条の表中、石巻市雄勝総合支所の位置を「雄勝町雄勝字伊勢畑84番地1」から「雄勝町雄勝字下雄勝12番地42」に改正しようとするものであります。 次に、附則でありますが、本条例の施行期日を令和3年3月22日とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第10 第208号議案石巻市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第10第208号議案石巻市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎守屋克浩健康部長 ただいま上程されました第208号議案石巻市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、平成30年度税制改正における給与所得控除及び公的年金等控除の引下げ並びに基礎控除の引上げにより、国民健康保険税の負担の水準に影響が生じないようにするため、地方税法施行令の一部を改正する政令が本年9月4日に公布され、令和3年1月1日から施行されることに伴い、本条例の一部を改正しようとするものであります。 それでは、改正内容について、条文に従いまして御説明申し上げますので、表紙番号1の11ページ、併せて表紙番号4、条例の一部改正新旧対照表の2ページから4ページまでを御覧願います。初めに、第23条は、低所得者等に対する保険税の減額について規定したものであり、第1号において保険税7割軽減、第2号において保険税5割軽減、第3号において保険税2割軽減について、軽減判定所得の算定における基準となる金額をそれぞれ43万円に改正するとともに、世帯内の被保険者のうち、給与所得者等の数から1を減じた数に10万円を乗じた金額を加算する規定を追加するものでございます。 次に、附則第5項は、公的年金等に係る所得に係る保険税の課税の特例について規定したものであり、保険税の軽減判定において、本特例措置により公的年金等に係る所得が生じない被保険者について、給与所得者等の数に加算しないための規定を追加するとともに、引用する条文の改正に伴い条文を整理するものでございます。 次に、附則でありますが、本条例の施行期日を令和3年1月1日からとするものであり、改正後の条例の規定は、令和3年度以降の保険税から適用するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第11 第209号議案石巻市立学校の授業料等徴収条例の一部を改正する条例 ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第11第209号議案石巻市立学校の授業料等徴収条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について教育委員会事務局長から説明を求めます。教育委員会事務局長。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 ただいま上程されました第209号議案石巻市立学校の授業料等徴収条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 石巻市立高等学校の入学者選抜手数料等につきましては、令和元年台風第19号により被害を受けた方について、令和2年度入学者まで、入学者選抜手数料及び入学金を免除できることとしておりますが、引き続き被災した生徒の就学の機会を確保するため、令和2年度中に実施される入学者選抜手数料につきましても免除できるよう本条例の一部を改正しようとするものでございます。 以下、改正内容について御説明いたしますので、表紙番号1の12ページ、併せて表紙番号4、条例の一部改正新旧対照表の5ページを御覧願います。附則第6項中「(同年度の転入学、編入学又は復校に係るものに限る。)」を削るものでございます。 なお、入学者選抜手数料等の免除の取扱いにつきましては、県内公立高等学校において統一を図る必要がありますことから、公立高等学校を設置している宮城県及び仙台市と同じ取扱いとしております。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、環境教育委員会に付託いたします。 △日程第12 第210号議案石巻市公民館条例の一部を改正する条例 △日程第13 第211号議案石巻市図書館条例の一部を改正する条例 ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第12第210号議案石巻市公民館条例の一部を改正する条例及び日程第13第211号議案石巻市図書館条例の一部を改正する条例、以上2議案を一括議題といたします。本2議案について教育委員会事務局長から説明を求めます。教育委員会事務局長。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 ただいま一括上程されました2議案について御説明申し上げます。 本2議案は、東日本大震災により被災した石巻市雄勝公民館及び石巻市図書館雄勝分館の災害復旧工事が令和3年2月末に完成し、同年3月22日から石巻市雄勝総合支所等との複合施設として供用を開始することから、関係条例を改正しようとするものであります。 初めに、第210号議案石巻市公民館条例の一部を改正する条例について御説明を申し上げますので、表紙番号1の13ページ、併せて表紙番号4の条例等の一部改正新旧対照表の6ページから9ページまでを御覧願います。初めに、第3条の表中、石巻市雄勝公民館の位置を「雄勝町雄勝字寺4番地4」から「雄勝町雄勝字下雄勝12番地42」に改正しようとするものであります。 次に、別表第1の2、雄勝公民館使用料の各室使用料及び冷暖房設備器具使用料を改正しようとするものであります。 次に、附則でありますが、施行期日を令和3年3月22日とするものであります。 次に、第211号議案石巻市図書館条例の一部を改正する条例について御説明申し上げますので、表紙番号1の14ページ、併せて表紙番号4の条例等の一部改正新旧対照表の10ページを御覧願います。 初めに、第2条の表中、石巻市図書館雄勝分館の位置を「雄勝町雄勝字寺4番地4」から「雄勝町雄勝字下雄勝12番地42」に改正しようとするものであります。 次に、附則でありますが、施行期日を令和3年3月22日とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、環境教育委員会に付託いたします。 △日程第14 第213号議案石巻市診療所条例の一部を改正する条例 ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第14第213号議案石巻市診療所条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎守屋克浩健康部長 ただいま上程されました第213号議案石巻市診療所条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの同時流行に備え、市内の感染拡大を防止するとともに、石巻圏域の医療提供体制の充実を図るため、本条例の一部を改正しようとするものであります。 以下、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の16ページ、併せて表紙番号4、条例の一部改正新旧対照表の12ページを御覧願います。第7条の次に第8条として新型コロナウイルス感染症等に対応する診療及び検査を行うため、市内に石巻市地域外来・検査センターを臨時に設置することができる特例措置を加えるものであります。 次に、附則でありますが、本条例の施行期日を公布の日からとするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第15 第214号議案石巻市母子健康センター条例の一部を改正する条例 ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第15第214号議案石巻市母子健康センター条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について雄勝総合支所長から説明を求めます。雄勝総合支所長。 ◎万城目昭博雄勝総合支所長 ただいま上程されました第214号議案石巻市母子健康センター条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、東日本大震災で被災しました石巻市雄勝母子健康センターについて、被災公共施設再建廃止方針により「移転新築する総合支所を活用し事業を実施する」とありますことから、これまで当該センターの廃止をしておりませんでしたが、今年度雄勝総合支所と雄勝公民館の複合施設が完成予定であることから、雄勝総合支所の位置条例改正に併せまして当該センターを廃止することとし、本条例の一部を改正しようとするものでございます。 以下、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の17ページ、併せて表紙番号4、条例等の一部改正新旧対照表の13ページを御覧願います。初めに、第2条の表は、石巻市雄勝母子健康センター廃止に伴い、センターに該当する名称と位置を削除するものでございます。 次に、附則でございますが、本条例の施行期日を令和3年3月22日とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第16 第215号議案令和2年度石巻市一般会計補正予算(第8号) ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第16第215号議案令和2年度石巻市一般会計補正予算(第8号)を議題といたします。本案について財務部長から説明を求めます。財務部長。 ◎大塚智也財務部長 ただいま上程されました第215号議案令和2年度石巻市一般会計補正予算(第8号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、新型コロナウイルス感染症拡大防止等を目的とした地域外来・検査センター設置に要する経費のほか、復旧、復興事業の事業工程変更等に伴う予算組替え、また今年度末に開館を予定している複合文化施設の開館記念公演に要する経費などを主体に編成いたしました。 それでは、表紙番号2、令和2年度石巻市各種会計補正予算の1ページを御覧願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ13億2,347万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,301億1,746万8,000円とするものでございます。 第2条は、継続費の補正でありまして、4ページの第2表、継続費補正にありますように、旧門脇小学校震災遺構整備事業ほか8事業につきまして、総額及び年割額を変更するものでございます。 第3条は、繰越明許費の補正でありまして、8ページの第3表、繰越明許費補正にありますように、地域情報化推進事業ほか20事業につきまして、218億2,361万9,000円を繰越ししようとするものであり、年度内に事業が完了しないことから、翌年度に繰越しして使用することができる経費を定めるものでございます。 第4条は、債務負担行為の補正でありまして、10ページの第4表、債務負担行為補正にありますように、NPO支援オフィス管理運営業務ほか39件を追加するものでございます。 第5条は、地方債の補正でありまして、13ページの第5表、地方債補正にありますように、街路整備事業債につきまして、限度額を変更するものでございます。 次に、表紙番号3、令和2年度石巻市各種会計補正予算説明書により、歳出から主なものについて御説明申し上げます。なお、東日本大震災関係費につきましては目の名称を、また事業名称の「(新型コロナウイルス対策分)」につきましては読み上げを省略させていただき、「新型コロナウイルス感染症」の名称は、「感染症」と略して説明させていただきますほか、財源の振替や事業の整理等に伴う広域行政事務組合負担金及び特別会計への繰出金等につきましても説明を省略させていただきますので、あらかじめ御了承賜りたいと存じます。 それでは、32ページを御覧願います。6目企画費に5,000万円を計上しておりますが、これは県の災害復旧工事等に伴うイントラケーブルの移転に要する経費を措置したものでございます。 次に、7目地域振興費に180万円を計上しておりますが、これは町内会活動の備品整備について、採択を受けたコミュニティ助成金を措置したものでございます。 次に、21目がんばる石巻応援基金費に4,555万9,000円を計上しておりますが、これはがんばる石巻応援寄附として寄せられました寄附金を同基金に積立てするものでございます。 次に、22目震災復興基金費に2億6,677万1,000円を計上しておりますが、これは災害復旧寄附金として寄せられました寄附金や消費税還付に伴う下水道事業会計からの繰入金などを積立てするものでございます。 次に、26目に4,360万円を計上しておりますが、これは旧門脇小学校震災遺構整備工事において、当初想定していなかった地中埋設物が発見されたため、その撤去費用等を措置したものでございます。 次に、34ページ、4目市長選挙執行費に471万1,000円を計上しておりますが、これは来年4月に任期満了を迎える市長選挙執行準備に要する経費を措置したものでございます。 次に、36ページ、4目障害者自立支援費に7,075万3,000円を計上しておりますが、これは自立支援給付費の給付実績増加に伴い、増額措置するものでございます。 次に、5目地域生活支援事業費に972万3,000円を計上しておりますが、これは感染症拡大の影響により訪問入浴等のニーズが増加したことに伴う関係事業所への支援に要する経費を措置したものでございます。 次に、40ページ、1目児童福祉総務費の1私立認可保育所運営費に728万8,000円を、2地域型保育事業運営費に185万6,000円をそれぞれ計上しておりますが、これらは各施設における感染症対策に要する経費を措置したものでございます。 次に、7目障害児福祉費に1,385万7,000円を計上しておりますが、これは障害児通所サービスの利用実績増加に伴い、増額措置するものでございます。 次に、42ページ、7目診療所費に2,784万2,000円を計上しておりますが、これは感染症拡大防止と圏域の検査体制拡充を目的としたPCR検査施設の設置に要する経費を措置したものでございます。 次に、46ページ、3目農業振興費に700万円を計上しておりますが、これは鹿の捕獲実績増加に伴い、増額措置するものでございます。 次に、4目畜産費に416万円を計上しておりますが、これは肥育素牛導入助成金の対象者拡大に伴い、増額措置するものでございます。 次に、9目に33万9,000円を計上しておりますが、これは牡鹿地区の圃場整備換地設計について、県の委託費に合わせ、増額措置するものでございます。 次に、48ページ、2目林業振興費に231万3,000円を計上しておりますが、これは本年9月に発生した暴風雨の被害に伴う賠償金等を措置したものでございます。 次に、50ページ、2目水産業振興費の1水産振興事業費で3,000万円を減額しておりますが、これは全国豊かな海づくり大会の延期に伴い、減額措置するものでございます。 次に、2水産加工団地汚水処理施設維持管理費に1,200万円を計上しておりますが、これは汚泥乾燥施設の修繕に要する経費を措置したものでございます。 次に、3水産振興事業費に511万円を計上しておりますが、これは感染症の影響により外国人実習生の出入国に新たな経費が発生しているため、受入先支援のための補助金を措置したものでございます。 次に、6目の1水産業復興対策費に1,825万円を計上しておりますが、これは水産業者等が従業員を確保するための宿舎整備に対する補助金を措置したものでございます。 次に、2漁業集落防災機能強化事業費に2億6,324万7,000円を計上しておりますが、これは設計変更に伴う工事費等を増額措置するものでございます。 次に、52ページ、1目商工総務費で3億4,410万円を減額しておりますが、これは休業等協力金支給事業費の確定に伴うものでございます。 次に、4目に345万円を計上しておりますが、これは河川堤防階段への照明灯設置に要する経費を措置したものでございます。 次に、54ページ、6目の1道路補修整備事業費に2億3,000万円を計上しておりますが、これは復興事業による土砂運搬車両の増加等の影響により傷んだ市道の路面補修に要する経費を措置したものでございます。 次に、2(仮称)新東内海橋整備事業費で4,000円を減額しておりますが、これは事業工程の変更に伴う予算整理等を行うものでございます。 次に、7目急傾斜地崩壊対策事業費に311万5,000円を計上しておりますが、これは県が北上地区で実施する事業に対する負担金を措置したものでございます。 次に、56ページ、3目で10万円を減額しておりますが、これは国の堤防工事の事業工程変更に伴う予算整理等を行うものでございます。 次に、58ページ、7目の1低平地整備事業費で2億6,324万7,000円を減額、3石巻工業港運河線街路整備事業費で3億3,000万円を増額、4渡波稲井線街路整備事業費で1億3,095万4,000円を増額、5(仮称)鎮守大橋整備事業費で8,000円を増額、6釜大街道線街路整備事業費で3億円を減額、7防災緑地2号整備事業費で4,000万円を増額、9中瀬公園整備事業費で1億300万円を増額、10コミュニティ広場整備事業費で4,500万円を増額、60ページ、12七窪蛇田線街路整備事業費で4億8,497万9,000円を減額しておりますが、これらは事業工程の変更に伴う工事費等の増額や組替え、繰越予算の再予算化などの予算整理を行うものでございます。 次に、58ページにお戻りいただきまして、8南浜津波復興祈念公園整備事業費に986万5,000円を計上しておりますが、これは植樹のために寄せられました寄附金を財源に植栽工事費を措置したものでございます。 次に、11北上地区多目的広場整備事業費に3,000万円を計上しておりますが、これは雨水排水設備等の追加に伴い、増額措置するものでございます。 次に、62ページ、1目消防総務費の2常備消防費に1,053万5,000円を計上しておりますが、これは広域消防本部の感染症対策に要する経費を措置したものでございます。 次に、3目消防施設費に8,000万円を計上しておりますが、これは水道企業団の事業進捗に合わせ、消火栓設置工事費負担金を増額措置するものでございます。 次に、64ページ、5目複合文化施設費に674万3,000円を計上しておりますが、これは開館記念式典及び開館記念公演に要する経費を措置したものでございます。 次に、66ページ、1目公共土木施設災害復旧費の1道路橋りょう災害復旧費で30万円を減額、2河川災害復旧費に1,851万5,000円を計上しておりますが、これらは事業工程の変更に伴う再予算化及び予算整理等を行うものでございます。 次に、2目都市計画施設災害復旧費に2,000万円を計上しておりますが、これは市内13か所の開発公園に係る災害復旧費を措置したものでございます。 次に、68ページ、1目元金に2億8,388万1,000円を計上しておりますが、これは宮城県への災害援護資金償還金を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、4ページにお戻り願います。10款地方交付税に2億4,000万円を計上しておりますが、これは歳出予算と連動した震災復興特別交付税を措置したものでございます。 次に、6ページ、13款使用料及び手数料に1,979万7,000円を計上しておりますが、これは地域外来・検査センターの診療報酬を措置したものでございます。 次に、8ページから10ページ、14款国庫支出金で2億979万1,000円を、12ページから16ページ、15款県支出金で1億9,533万6,000円をそれぞれ減額しておりますが、これらは各種事務事業などに対する国県支出金を措置したほか、歳出予算と連動した予算整理を行ったものでございます。 次に、18ページ、17款寄附金に6,216万7,000円を計上しておりますが、これはがんばる石巻応援寄附金などの寄附金を措置したものでございます。 次に、20ページ、5目がんばる石巻応援基金繰入金で3,200万円を減額し、6目震災復興基金繰入金に8,008万1,000円を、7目東日本大震災復興交付金基金繰入金に7億3,027万9,000円をそれぞれ計上しておりますが、これらは歳出で御説明申し上げました復興事業及び関係事業の財源として措置したものでございます。 次に、22ページ、3項他会計繰入金に2億6,066万9,000円を計上しておりますが、これは下水道事業会計から一般会計への繰入金を措置したものでございます。 次に、24ページ、1項延滞金加算金及び過料で1,000円を減額しておりますが、これは土地区画整理事業に係る予算整理を行うものでございます。 次に、26ページ、3項貸付金元利収入に2億9,381万3,000円を計上しておりますが、これは災害援護資金貸付金元利収入を措置したものでございます。 次に、28ページ、4項雑入に115万9,000円を計上しておりますが、これは一般財団法人自治総合センターからコミュニティ事業に交付される助成金等を措置したものでございます。 次に、30ページ、21款市債で2億3,040万円を減額しておりますが、これは補正予算第5条の地方債の補正で御説明申し上げたとおりでございます。 次に、20ページにお戻りいただきまして、1目財政調整基金繰入金に3億303万8,000円を計上しておりますが、これはただいま御説明申し上げました歳入歳出予算調整の結果、なお必要とする財源補填のため、財政調整基金繰入金を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。前例に倣い、補正予算説明書について歳出から各款ごとに質疑を行います。2款総務費、併せて予算案第2条、継続費補正、予算案第3条、繰越明許費補正及び予算案第4条、債務負担行為補正について質疑はありませんか。6番。 ◆6番(黒須光男議員) 33ページ、工事請負費です。旧門脇小学校の震災遺構整備工事5,360万円、これは地下に埋設されている障害物が出たからという先ほど財務部長のお話だったのですけれども、これはどういう内容で、本当にそいつはあったのですか。出てきたのね。そういうどういう工事の内容なのか、どういう仕組みで入札をするのか、その辺をお尋ねしたいと思います。 あと款ですか、全部いいのですか、総務費。次に、35ページ、市長選挙です。これを見ますと、400万円ぐらいで市長選挙執行費、済むのかなという疑念からお尋ねしたいのですが、まずポスターの設置費ですとか、あとはポスターの費用ですとか、選挙カーの借り上げというふうなことも出てくると思うのですが、これの経費についてはどういうふうに考えられているのか、どういうふうに措置されようとしているのかお尋ねしたいと思います。 ◎岡道夫復興政策部長 それでは初めに、私のほうから門脇小学校の震災遺構整備工事請負費について御説明させていただきます。 この工事に当たりましては、もう既に工事着手しているところでございます。工事着手に当たりましては、事前に図面のチェックでありますとか、それから地下の配管の図面、そういった部分を確認しながら進めてまいったところでございますが、実際に観察棟を建設する場所につきまして工事に着手したところ、図面にもない、また事前のボーリング調査でも当たらなかったところから、学校の古い時代の貯水槽と考えられる構造物が出てきたと。その場所が観察棟を建てる柱のところに位置するものですから、それを撤去し、さらにそこに柱が立ちますので、地盤もきちんとした改良を行うための経費でございます。 ◎渡邉伸彦総務部長 私のほうから市長選挙執行費について御説明させていただきます。 内容につきましては、先ほど財務部長のほうから、この経費につきましては準備経費ということで御説明させていただきました。471万1,000円の主な内容ということで、その中で印刷製本費の経費を計上してございます。特に投票用紙ですとか選挙の啓発用のチラシ、こういったものを令和2年度中に執行する必要がございますので、今回補正計上させていただきました。 実際に選挙に必要な予算につきましては、年明け第1回定例会、令和3年度予算について計上する予定にしてございますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◆6番(黒須光男議員) 私は、内々今まで工事の追加工事の在り方について、大変今まで各種工事がかなりの件数において、ほとんどの件数について設計額、入札額にプラスされていると。1割でも2割でも多くの金が契約時と変更されているというふうなことに疑念を持っていたわけです。ですから、ただ今回の補正の一覧を見ますと、どうしてか今回はかなりの削減が見られる。これは正常な形になってきたなと私は理解をしているのですが、旧門脇小学校については、ただいま貯水槽が出てきたので、その分5,300万円追加したということですが、大変な金額ですね、これ。どこの業者に随意契約になるのかな、これ。どういう手法で入札するという答弁がございませんでしたので、どういう形でこれらが手順で契約されていくのか、追加されていくのか、その辺も1つ明確にしていただきたい。どの業者に行くのかと。 そして、随意契約でやるのでしょうから、そういうことで総額の今の請け負っている業者の金額あるいは業者名、あるいはそれにプラス5,300万円ですから、幾らぐらいの金額になるのかのほうもお示しをしていただきたいというふうに思います。 また、総務部長、当初で組まれるということでありましたけれども、今いろいろ候補者もまだ出そろっていませんけれども、考えられますのは、1人だけで無競争ということもあり得るわけです。そうしますと、無競争になった場合の予算の総額と競争になった場合の金額、どういうはじき方をしているのか、どういう試算をなさっているのか、これもひとつお尋ねしておきたいと思うのですが、よろしくお願いします。 ◎岡道夫復興政策部長 契約の手続につきましては、既に工事は契約しておりますので、変更契約になります。 工事の総額につきましては、今現在門脇小学校につきましては、いわゆる校舎部分の工事、それから展示の工事という部分で分かれております。本校舎の改修工事として1億1,000万円という形になります。 事業所名につきましては、すみません、手元に資料がなくて、確認させて、後ほど御報告させていただきます。 ◎渡邉伸彦総務部長 私のほうから市長選挙の関係についてお答えさせていただきます。 まず、予算につきましては準備経費ということで、今回の定例会に上程させていただきました。メインとなる予算につきましては、現在財政当局の要求段階でございますので、まだ正式に数字が決まったわけではございません。単独での執行になりますけれども、今のところ選挙管理委員会での試算ということでは約1億円を見込んでございます。 なお、議員から御質疑のありました無投票、その辺については結果ということになりますので、予算上はあくまでも執行する体制で予算計上する必要がございますので、御理解をいただきたいと思います。 ◆6番(黒須光男議員) 復興政策部長、これはやっぱりはっきりする必要があるのです。震災遺構工事一式になっていますから。この部分は水槽が出てきて、それを取るわけですから、そういうことでしょ。そういう意味では、どういう業者と、随意契約になるかと思うのです、私なんかは、単純に考えれば。だから、そういうものをきちっとお示しするような形で御説明をいただかないと、我々は分からないです。どんどん、どんどん、私なんかもよく今いろいろ議論して裁判にもなっているのですが、写真があるない、そういう追及しているのですが、写真がないのに工事をやっているのです。ですから、裁判でも今深みに入ってきているわけでございます。ですから、そういうものをきちっとやっぱり委員会等にも写真なんかも示していただいて、そして御説明いただきたい。そして、随意契約なら随意契約でも結構でございますから、そういう資料をちゃんとお出しをいただいて御説明をいただかないと。どうも市政は、そういう疑念を持たれるところがそういうところが出てくるわけですから、ぜひひとつお願いしたいと思っております。 渡邉総務部長、今1億円ぐらいということなのですけれども、大体あなたも優秀な人ですから、私が言っているのが分かったでしょうから、無競争になった場合はどれぐらい反映するなとか、3分の1ぐらい減るのだぐらいの試算はなさっているかと思いますので、その辺を私はお尋ねしていますので、議員の皆さんも関心があるところでございますので、その辺をひとつお示しいただけませんか。 ◎岡道夫復興政策部長 まず、今御指摘いただきました写真等の資料ということでございますが、当然予算案でございますので、常任委員会に付託されます。そちらのほうから御要望、そういった部分を要求いただければ、当然我々としては明らかにそれを提示させていただく、提供させていただくというふうに考えてございます。 ◎渡邉伸彦総務部長 私のほうから、選挙無投票になった場合の経費ということで、これにつきましては現在手元に資料がございませんので、選挙管理委員会に確認いたしまして、後ほど議員のほうへ御説明させていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(大森秀一議員) ここで換気のため暫時休憩いたします。   午前11時06分休憩                                             午前11時15分開議 ○議長(大森秀一議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △答弁の保留 ◎岡道夫復興政策部長 先ほどの黒須議員の御質疑で保留しておりました契約の相手方でございますが、遠藤興業でございます。 △発言の訂正 ◎岡道夫復興政策部長 それから、先ほど門脇小学校の契約の手続につきまして、入札手続と申し上げましたが、こちらにつきましては既に工事は契約しておりますので、変更契約ということになるということで、訂正の上おわび申し上げます。 ◎渡邉伸彦総務部長 私から、先ほどの黒須議員の御質疑の市長選挙執行費の無投票だった場合どれぐらい経費がかかるかという御質疑でございますけれども、参考にしていただければと思いますが、令和元年度10月27日執行の宮城県議会議員一般選挙、これにつきましては無投票だったわけでございますけれども、その際かかった経費につきましては、決算ベースで約2,110万円かかってございますので、これを一つの参考にしていただければというふうに思います。よろしくお願いします。(6番黒須光男議員「議長、4回目だけど、駄目かや」と呼ぶ) ○議長(大森秀一議員) 駄目です。引き続き2款総務費について質疑はありませんか。(6番黒須光男議員「4回目駄目ですか」と呼ぶ)駄目です。ほかにございませんか。(6番黒須光男議員「答弁が納得できない」と呼ぶ)3回やっておりますので。(6番黒須光男議員「議長、4回目もあんだの権限で……」と呼ぶ)これはルールですから。(6番黒須光男議員「分かりました」と呼ぶ)ほかにございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) なければ、3款民生費、併せて予算案第4条、債務負担行為補正について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) なければ、4款衛生費、併せて予算案第4条、債務負担行為補正について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) なければ、5款労働費について、予算案第4条、債務負担行為補正について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) なければ、6款農林水産業費、併せて予算案第2条、継続費補正、予算案第3条、繰越明許費補正及び予算案第4条、債務負担行為補正について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) なければ、7款商工費、併せて予算案第4条、債務負担行為補正について質疑はありませんか。30番。 ◆30番(水澤冨士江議員) 53ページの休業等協力金支給事業費、減額で3億4,400万円ほどになっています。改めてこの内容と減額になった理由ですね、伺います。 ◎吉本貴徳産業部長 お答えいたします。 休業等協力金の支給事業費につきましては、今年の4月から5月にかけまして、宮城県における緊急事態措置というふうなことで、それぞれ休業要請あるいは時間短縮営業の協力を行った際に協力金として支給したものでございますけれども、時間のない中で宮城県のほうで今回の対象事業所の数の算定に当たりましては、経済センサスのデータを使いながら、対象業種に関しまして、全体として2,000件というふうなことで、石巻市の場合は算定いただいたというようなことでございます。 それに30万円の協力金ということで6億円、プラス市の独自支援策ということで、さらに3,000万円を加算して6億3,000万円の予算を計上したところでございますけれども、現実的には県のほうで算定した対象事業所の中には、対象とならない、例えば一般の集会所であったり、それからヨークベニマルとか、イオンとかといった大企業は対象外になると。それから、コンビニエンスストアなどの場合もイートインスペースがないところについては対象外になるというふうなところもございまして、最終的に2,000件の予算計上しておりましたけれども、実績としては883件の申請で、今回実績として上がったというふうなことでございまして、それに伴いましてその差額分、県と市が協力して行う協力金、それから市の独自加算部分の協力金、合わせて3億4,410万円ほど今回減額になったというふうなことでございます。 ◆30番(水澤冨士江議員) 対象となった期間が4月25日から5月6日、ゴールデンウイークのときだというふうに担当課から伺いました。まさに今新型コロナウイルスの感染拡大、第3波ですね、しているときに、新型コロナウイルスの対策支援金が減額をされるということに大変な違和感を感じるのですけれども、今朝のNHKのニュースでもやっておりました。休業といいましょうか、解雇される人が大変増えているということで、その中でも女性が多いと。非正規も含めて4人に1人は解雇されているという状況です。こういった中で休業手当金とか、ほかにも大変な支援をする必要はあると思うのです。これについては事業者の休業要請ということで、県の施策だということでありますけれども、こんなにも減額をするといったこの予算はあったわけですから、これをほかの施策に回すといったこと、市からも県・国に要請、要望等をするべきではないのかというふうに考えますが、産業部長の見解を伺います。 ◎吉本貴徳産業部長 お答えいたします。 確かに3億円を超える予算について減額補正というようなことで、今回計上させていただいておりますけれども、まず協力金につきましては、冒頭申し上げましたとおり、春先の宮城県としても感染拡大を防ぐための緊急事態宣言を行った際に、休業要請とセットで行ったものでございますので、まずそこは御理解いただきたいと思います。 なお、今も確かに感染が拡大しておりまして、事業所等にも大きな影響が出ているのは承知してございます。石巻市におきましても、ハローワークのほうと確認いたしますと、新型コロナウイルスの影響を受けて雇い止めされた方というのは、幸いなことに石巻市のハローワーク管内では48人というふうなことで、ただこれに伴って今休職している方というのも93人いらっしゃるという情報もございます。そういった部分につきましては、国においては雇用調整助成金の期間を本年12月までさらに延長するというふうなことで拡大施策も打たれておりますので、そういった部分と連動しながら、感染拡大に関しましては、当然支援という部分は必要な部分が出てまいろうかと思いますけれども、これもこういった地方創生臨時特例交付金も含めまして、その活用の在り方、あるいは期間の、来年度に向けて、さらに交付金の追加交付であったり、令和3年度に向けての活用であったりという部分に関しましては、復興政策部とも十分に連携しながら、国あるいは県のほうには要望については引き続き行ってまいりたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(大森秀一議員) ほかにございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) なければ、8款土木費、併せて予算案第2条、継続費補正、予算案第3条、繰越明許費補正及び予算案第4条、債務負担行為補正について質疑はありませんか。9番。 ◆9番(遠藤宏昭議員) 補正予算説明書86ページから87ページ、繰越明許費のうち田道町一・蛇田新橋線橋りょう整備事業4億2,900万円についてお伺いします。 事業実施のスケジュール上、繰越しを要するのだということです。当初は令和3年4月に開通するのだということで、非常に楽しみにしておりました。また、市民から問合せがあった際にはそのように答えていたので、非常に残念なのです。工事ですから、様々な要因があるのだと。繰越しした要因があるのだと思われます。地中でしたら、先ほどのように地中埋設物が出てきただとか、あと用地交渉が難航しているのだとか、様々な要因があると思われますが、この件に関して繰越しになった具体的な理由は何なのかお伺いします。 また、完成予定、開通予定についても併せて伺います。 ◎伊勢崎誠一建設部長 お答えいたします。 蛇田新橋につきましては、旧橋を撤去して、新たに架け替えて開通させるということで、当初は今年度末というようなことでございました。工事を進めるに当たって、旧橋を撤去して、川の底なのですが、古い時代のくいが、想定をしていない箇所からくいが出まして、そのくいの撤去に工事の段取り変え等が必要になったというようなことで繰越しをするというものでございます。 現在の完成予定は、令和3年12月の予定でございます。 ◆9番(遠藤宏昭議員) そういった理由があるのだなということ。12月が完成予定だということなので、それ以上は延びないようにというか、重要路線なので、そこのところはお願いしたいと思います。 以前一般質問の中でもお伺いしましたが、紛らわしい件があるのです。通行止めの看板が蛇田新橋周辺道路各所に設置されているのですが、実際のところ完全なる通行止めにはなっていません。交通管理者というのですか、警察との協議で、ばちっとは止められないのだという答弁だったと思いますが、あれが工事に影響しているということはないのでしょうか。そこをお伺いします。 また、周辺住民、あとあそこを通勤で通っている方、通行止めになっているのに、車両はあそこに入っていっているよと、通っていっているよという問合せを受けるのですが、どのように説明していいかちょっと分からないのです。ですから、そういった問合せが市当局にあった際にはどのように説明しているのか、これも併せて伺います。 ◎伊勢崎誠一建設部長 お答えいたします。 通行止めの看板が紛らわしいというようなことでございます。看板につきましては、再度現場を確認の上、そういったことのないようにさせたいとは思いますが、そのことでの工事等への直接の影響はありませんけれども、付近住民の方々、それからそこを通る方々の通行への影響は、その紛らわしさから影響はあるのかなというふうに思います。 今後そういった説明については、もう一度現場を精査して、そういった紛らわしい看板がある場合には改めたいというふうに思います。それを改めた上で、的確な適正な説明をさせていただきたいというふうに思います。 ◆9番(遠藤宏昭議員) 私たちは、当局からそのように、この事業は残念ながら翌年度へ繰越ししますというようなことの説明を受けるので、分かります。我々に直接問合せがあれば、それをお答えすることは可能なのですが、多くの市民の方は分からないというのが現実です。新聞などでも様々な事業が翌年度にずれ込みますという記事にはなりましたが、具体的に個別案件についてはなかなか分かり得ないということがあるので、市民への周知ですね。蛇田新橋の開通が遅れたという理由、また新たな開通予定、また新橋が2車線になって、右折レーンがあるのかどうかというようなところも、図面も示して周知するとより丁寧に、市民に分かりやすくなるかなと思うので、周知の方法について、市ホームページを通してやるべきと考えますが、今後の対応についてお伺いします。 ◎伊勢崎誠一建設部長 お答えいたします。 市民への周知ということでございますが、まずもって周辺の方々には回覧方式、その他の適切な方法で、工事が遅れている、いつ完成するかですとか、その間の工事、通行止め等についてはお知らせしたいと思います。広く一般への周知につきましては、ホームページですとか市報を活用しながらお知らせをしていきたいというふうに思います。具体的には、今後部内で検討させていただきたいと思います。 ◆26番(山口荘一郎議員) 同じく土木費の86ページ以降、繰越明許費補正についてお伺いしたいと思います。 土木費に限らず、このたび復興期間10年のうちに事業完了めどが立たずに、翌年度に繰越明許扱いとして単年度繰越しをした事業が多く計上されております。そのことは、事業費を確保する上で、国との協議、交渉の結果、その手段となってしまったということは受け止めたいというふうに思っておりますけれども、手法として、単年度事業の繰越明許ではなくて、改めて複数年の継続費であったり債務負担行為として設定をするということはやはり難しかったのか、まずこの辺からお伺いしたいと思います。 ◎大塚智也財務部長 お答えします。 まず、基本的に継続費で繰り越すということをやりますと、明確に年度を表すということになりますので、そういった今年度予算に基本的には予算を積むということになりますので、継続費の手法はまだ難しいといったところになります。基本的には実際に翌年度に繰越し、あるいはそのものを不測の事態という部分での事故繰りというところもあるかもしれませんが、そういった手法で最終的な調整をした結果、こういった繰越明許をするといった結果になったというところでございます。 ◆26番(山口荘一郎議員) 継続費をさらに数年延ばして継続費何年ということではなくて、今の事業を一回外して、新事業として新たに継続費という設定をするということも、もしかしたら協議の上では交渉は可能だったのではないかなというふうには思いますが、ただ国との協議の結果、こういう手法しかないと恐らく判断した上で繰越明許になったのだろうというふうに思っています。 しからば、昨日各議員に復興、復旧スケジュールをお配りいただきましたけれども、年度が例えば来年度に1年延びたとしたら、これらの矢印がただ単に令和3年度にぴっと伸びるだけなのです。実際工事の進捗度がどこまで進んでいるのかというのは、ここでは分からないのです。この中で、下水道の雨水排水区のほうは、現在は目標が何年度にあるけれども、電気工事が進捗率何%とか、機械設備は何%ということで、現時点での進捗率が書かれています。目標年度だけ書かれていると、現在は令和2年の12月だから、あと数か月たてば完成なのだろうなとは思いながらも、実際に今の工事の状況が何%進んでいるのかという進捗の管理のほうがこれから重要になってくるというふうに思っております。 この資料は、もう数年前に終わっている消防署の整備が完了しましたとか、支所の整備が例えば平成27年度に終わりましたなんということをここのページに書いていますけれども、これからは終わったことを管理するのではなくて、終わっていないものをどう計画どおりに進めていくかというほうに目線を向けていくべきだというふうに思っていますけれども、この辺の進捗度の表し方、最後にお伺いしたいと思います。 ◎岡道夫復興政策部長 議員の皆様に配付させていただいております復興事業スケジュールにつきまして、当部で所管しておりますので、私から答弁させていただきます。 御指摘いただきましたとおり、工事の進捗率という部分は確かに分かりやすいのかなというふうには思っております。ただ、工事の種別であったり、それから同一事業の中で、いわゆる分割して工事発注であったり、そういった場合はどのように統一した内容で工事進捗率を把握できるかという部分につきましては、各関係部と協議させていただきまして、ちょっと検討させていただきたいなと思います。 ◆15番(星雅俊議員) 55ページの8款2項6目の道路補修整備事業費について伺います。 まず、2億3,000万円の道路補修工事費の場所と財源について伺います。 ◎伊勢崎誠一建設部長 お答えいたします。 まず、場所でございますが、河北地区と本庁地区に分かれております。河北地区であれば七尾熊野木線、成田相野田線等各地区で5路線、それから本庁地区であれば磯田1号線等3路線で、全部で8路線ということになります。 財源は、復興交付金の効果促進費ということでございます。 ◆15番(星雅俊議員) 河北地区5か所と本庁地区3か所ですかね。財源については復興交付金という答弁でございました。実は道路補修費は、地域全般的に多分道路が傷んでいるので、なかなか実施まではいかないところが結構あるのですけれども、私も総合支所管轄、複数ですが、支所に相談したところがありまして、その回答をなかなかもらえないものですから、行ってみて聞いたら、1年以上前のことなのですけれども、実は予算枠があってできないと。また、予算があったとしても技士不足で設計ができないのだという話なのです。これは、場所によっていろいろありますけれども、市民にとって、歩道なのですけれども、歩くのに支障があるところは危険があるわけで、何かあった場合は市の責任ですよね。 それを考えますと、早くやってほしいと思いますが、具体的な、市長、聞いてください。歩道がありまして、そこに樹木が植わっているわけなのです。立派な樹木なのですけれども、それが根っこが生えて、歩道を下から押し上げているのです。押し上げてひび割れしたり隆起しているわけです。そうすると、昼間はいいのですけれども、夕方になると非常に歩きにくい場所があるのです。予算枠というのと技士がいなくてできないという理由を言われれば、何ともできなくなってしまうのですが、担当部長、この2つを何とかできる方法はありませんか。 ◎伊勢崎誠一建設部長 お答えいたします。 道路に関する要望は、職員のパトロールですとか市民の方々、それから市議会議員の皆様から多数要望はいただきます。限られた予算の中でそれらを実施しようということにはしておりますが、要望が多いものですから、危険度という視点で優先順位をつけて補修をしております。先ほど具体例にありました歩道の根が盛り上がっているというようなことは、過去には向陽町でも同様の例がありまして、そういったものは補修したという経緯があります。総合支所でというお話ではございますが、技士不足というようなことでございますけれども、各総合支所だけではなくて本庁の担当課の技士がお手伝いもしながら、そういったところはカバーしてやっていきたいというふうに思います。 ◆15番(星雅俊議員) 技士不足は、補修工事だから補修の発注要件を若干緩和すればできそうな感じもするのです。そういったところを検討していただければと思いますし、財務部長と市長に伺いますが、総合支所と本庁を比べてみると、いろんな相談がありましたが、本庁のほうは、私がこういったやってくれなかった総合支所についてのレベルだったらやってくれます。総合支所は予算枠が少ないのです。ですから、財源上厳しいところがありますけれども、ぜひ市民の安全に関わるものにつきましては、財務部長、それから市長、一旦現地に行ってどの程度か見てから査定をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎大塚智也財務部長 お答えします。 それぞれ山のような市民要望等がある中で、先ほど建設部長が答弁したとおり、危険度を判断しながら優先順位を決めているというところだと思います。そういった中で、危険度が高いといったものにつきましては、それも含めまして予算といったものの査定は考えていきたいということで考えております。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 道路補修工事については、非常に手が回っていないというところがありますから、どの程度の状況かということは、ある程度写真等で見ながら予算計上をさせていただいております。道路の補修については、今後やはりしっかり対応していかなければならないと思っておりますので、私としても最大限の努力をして、現地を見るということも必要だというふうに考えております。 ○議長(大森秀一議員) ほかにございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(大森秀一議員) なければ、9款消防費について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) なければ、10款教育費、併せて予算案第4条、債務負担行為補正について質疑はありませんか。8番。 ◆8番(奥山浩幸議員) 債務負担行為補正についてお伺いをいたします。 表紙番号2の12ページ、学校給食センター調理等業務5億5,000万円というふうに表記されております。先般、12月3日、石巻かほく、地元紙に学校給食センター来年度民間委託へというような、1面に大きく新聞に載りました。この件につきましては、我々議会に何ら説明がないということで、私も新聞を見て驚いた1人でありますが、こういう新聞に載って、やっぱり学校関係、PTAの方々も心配して電話をいただいたということもございます。この辺の整備基本構想の見直しというふうにも載っていますけれども、この辺、どういうことなのか答弁をお願いします。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 お答えいたします。 整備基本構想につきましては、まず最初に、以前答弁させていただきましたが、住吉給食センターの老朽化に伴う廃止ということから始まりまして、そういうことで準備を進めていたところでございます。ところが、住吉給食センターを廃止して、そこで受配校の分の給食を作るものを現在の他の給食センターに割り振るという作業をしている過程で、そういったものを他のセンターで作るための設備を整えるということに関して、非常に多額の費用がかかってしまうということが判明をいたしました。 そのところで、まず住吉給食センターの廃止というところをまずは一旦取りやめをいたしまして、給食調理の民間への委託ということを先に進めようということで方向を転換したわけでございます。そして、今調理業務の民間委託ということで関係方面と協議を進めまして、来年度から調理委託を進めるということで、今進めている状況でございます。今回の債務負担行為の設定と申しますのは、いろいろな入札あるいはプロポーザル等の準備等の作業がありますので、今回債務負担行為の設定をさせていただいたというところでございます。 その後でございますが、民間への調理等の業務がうまくいきまして軌道に乗ってまいりましたら、次の段階も考えなければならないというふうに考えております。調理業務を民間委託する3施設と申しますのがやはり老朽化が進んでおりますので、次の段階といたしましては、3センターを統合するという形にいたしまして、今東センターがありますが、東センターは今回民間委託はいたしません。東センターと、それからこれに対になるような形ということになりますので、仮称と申しますか、西センターといったものを今後は見据えていかなければならないというふうに考えております。これにつきましては、令和3年度中に基本計画等の策定に向けて動いていきたいというふうに考えておりまして、そのような形で給食業務を進めていきたいというふうに考えているところでございます。 ◆8番(奥山浩幸議員) 全く理解できません。新聞に載って聞くからこそ中身が分かることであって、このように債務負担行為の調理等業務なんて言って、黙ってすっと通るような出し方ではないですか。今及川教育委員会事務局長、給食センターの件で議論したという話ですけれども、令和元年度第3回定例会で、住吉給食センターの廃止について計画どおりなっているのかという質問の中で、計画どおりの廃止に向けて協議を実施していると。時期については、来年度、令和2年度に廃止する計画で現在進めている。また、既に相当の年数を経過しているので、それを延命させるということはもはやできないのだと。そして、3給食センター、河北、河南、東、一応これが全部賄うことができるように、十分にできるということで、今検討ができつつあるという答弁をしております。 今の答弁で、できないというようなことが分かった時点で、きちっとやはり議会に報告しなければいけないのではないでしょうか。できるという形で答弁しているのです。実際の計画は、住吉給食センターは延命させる。庁議の資料を見ますと、コンテナを収容するスペースの確保等の施設改修が必須であるということが判明したと。これは平成28年からやっているのです。今分かることではないのではないですか。どうなのでしょうか。全く進め方というのは、非常に乱暴な進め方ではないかなというふうに思いますけれども、その辺、教育委員会事務局長、そして教育長も、どのような考えなのかお伺いをいたします。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 お答えいたします。 確かに昨年奥山議員の御質問にそのように答えたのは事実でございました。その当時は、全くそのように私も思っておりまして、その後実際にそういった事業に着手しようということで動き始めて、それで本当に大丈夫かと、こういう言い方はなんですが、きちっと予定どおりできるかということで検証をしていく作業の中で、先ほど申しましたとおりになってしまいました。今御指摘のとおり、そのことについて判明した時点で皆様に御報告申し上げるべきだったということに関しましては全くそのとおりでございまして、していなかったということにつきましてはおわびを申し上げるということでございます。申し訳ございませんでした。 確かにそのとおり答弁いたしましたけれども、その後やはり整備基本構想そのものが、やはりその時点ではっきりしておかなければならなかったことまできちっと踏み込んでいなかったということでございまして、大いに反省すべき点でございます。その点では、本当におわび申し上げるところでございますが、判明したところでこのような形で方向転換をさせていただきまして進めてきたというところでございますので、御理解をいただければというふうに思います。 ◎境直彦教育長 お答えいたします。 平成27年度から石巻市学校給食センター整備基本構想等の計画を立案しながら進めてまいりました。その際にも様々議会の皆様に御支援をいただきながら取りまとめることができたものと考えております。 現状では、その中身につきましては、さらに給食センターにおける専門性の向上や業務のスリム化、そしてそれに伴っての人材の有効的な配置等を考えるに当たりまして、今回それを進めるに当たっての様々な条件を検討する上で支障ができてきたというところでございます。それを御理解の上、今後ともこのような形で進めていくことに御協力を、御支援をいただければと考えているところでございます。 ◆8番(奥山浩幸議員) これらの変更について、これも庁議資料には、今年の8月には基本構想の見直しについて、第1回学校給食センター運営委員会にて報告をしております。その後、10月に第10回教育委員会定例会において報告をしている。そして、我々議会には何ら報告がないということです。今の説明を受けて、まずどのような内容なのか、また体制とか時期、そして一番大事なのは、やっぱり子供たちの学校給食の安全性についてどうなのかというのは、この3回の質疑の中では全然議論できないのです。これは全員が同じようなやっぱり認知して、担当の環境教育委員会だけで、中身が示されていないのに、質問すらできないと。確認もできないと。こんなのでは全然議論にならないです。これで議論して、御理解してくださいと言うほうが間違っていると思いますが、教育委員会事務局長、どうでしょうか。 それと最後に、市長、こういう議案を出されても我々議論できないのです。その辺についてお考えをお聞きいたします。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 お答えいたします。 今回債務負担行為の設定ということで予算案を出させていただきました。これは、来年度当初予算にこういった関係経費を計上させていただくことになりまして、その際にはもちろんいろいろな議論をさせていただこうというふうに考えておりますが、予算計上いたしましてからでは、いろんな事業者との交渉とか、実際にどの業者を選定するかというプロポーザルの作業とかというのができませんので、今回準備作業をするための債務負担行為の設定というふうにさせていただいております。 今奥山議員から指摘のありました子供たちの給食への安全性の確保でありますとか、そういったものについては第1回定例会の中で予算計上させていただいた際に御説明をするということになろうかというふうに考えております。今回は、準備行為のための債務負担行為の設定だということで、御理解をいただければと思います。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 議会については、やはり行政の市のチェック機能を持っていただくということですので、やはりそういった点で、このような変更の報告が遅れるというのは、私としても大変申し訳ないというふうに思っております。これは、やはりしっかりとチェックをしていただいて、そして様々な観点から検討するということが大事だというふうに考えておりますので、今後このようなことのないように対応してまいりたいと考えております。 ◆30番(水澤冨士江議員) 今の学校給食民営化の件ですけれども、全く奥山議員の言うとおりだと思います。ついては、このままではとても受け入れられません。会派説明なりしていただきたいということを強く求めておきたいというふうに思います。これは当局と議長に要望をいたします。 ◆29番(後藤兼位議員) 関連いたしまして、教育委員会事務局長、さっきの債務負担行為の説明、そして新年度の予算獲得、その事務的な部分は理解いたします。ですから、やっぱり検証過程の中で、例えば議会から一般質問なりいろんな指摘があって、その検証過程の中で変更なり云々方向性というのはそれぞれあると思います。最初の答弁から検証過程の中で変更するとか、それは理解します。ですから、そこの過程で判断する場合、改めて議会に方向性をきちっとしなければならない。新年度予算から逆算すれば、債務負担行為を今やっておかないと、新しい業者とか指定管理とかが決められないという部分があります。決められて、そして新年度予算獲得、あるいは議会に提示すると。ただ、そのときはもう決まっていますから。 ですから、これは大きな行政改革というか、民営化するということで、行財政改革して経費を削減するとか、大きな枠の中できちっと議論すべき事案です。それをやはり教育委員会として、その方向性が変わったのであれば、やはりそれを明示して、事前にきちっと議会と議論して政策決定をするというのが私は原則ではないのかなと思いますが、改めて教育委員会事務局長の見解を伺っておきたいと思います。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 今後藤議員御指摘のとおりだったというふうに考えております。私どもも初め順調に来ているものだというふうに思って考えていたところですが、なかなかそうではないということが判明した時点で善後策をきちっと考えて、また議員の皆様にもお知らせしなければならなかったということでございました。本当に今は反省している状況でございます。これからはきちっとさせていただきたいと思います。 ◆29番(後藤兼位議員) 財務部長、行政改革の中で、今こういう民営化の中で、教育委員会のこの事案、給食、これをどのように財務とかの行財政改革の中で位置づけして、議論して、今回の債務負担行為の提案ということになったのでしょうか。これについて改めて御説明をいただきたいと思います。 ◎大塚智也財務部長 お答えします。 学校給食センターの民営化につきましては、既に前のプランの段階で民営化の検討といったものがされておりまして、それにつきましては各部でそれぞれの中で検討して、民営化を進めるということで進めてきたところでございます。今後もこういった民営化を進めるということになれば、それぞれ議会の御理解をいただくということが必要になると思いますので、その辺は各部の中でしっかりやっていただければということで考えております。 ◆29番(後藤兼位議員) 財務部長、今の答弁では、行財政改革を統括する部として、やはりきちっと細部まで、方向性は民営化すると、いろんな部でやろうとしています。ただ、やはり今他人ごとみたいな答弁に受け止められるのです、私からすれば、これでは。ですから、やっぱり統括する部としては、例えば方向性がこう変わってくる、どのような手続で政策を決定して議会に示すとか、スケジュール上の。この場できちっと対応するというのがやっぱり本来の行財政改革ではないでしょうか。今後行財政改革を推進する中でも、いろんなこういう過程があると思います、民営化とかいろんな経費削減の中で。そして、市民であり議会に、民営化することによって、あるいは行財政改革によって市民に負担もかかる部分もあると思いますので、これは説明責任として、今後対応をきちっとするというのが当局の姿勢ではないのかなと私は改めて思います。これについての財務部長の見解。 そして、今後教育の場で、やはり給食が一つの過程の中で、アレルギー対策とか、これは東センターとかいろいろこれに対応しました。今後の方向性として、西地区に例えば統括するとか、あるいは民営化するとか、公設民営とかいろいろ方法論があると思います。ですから、少子・高齢化の中で、特に少子化の中で、給食の食の安全対策、そして子供たちに対する安全な給食を提供するという一つのテーマをきちっと明確にして、改めてこういう給食センターの民営化というのを私は捉えるべきことだと思いますので、これについては改めて教育委員会事務局長の見解を伺っておきたいと思います。 ◎大塚智也財務部長 議員御指摘のとおりでございまして、こういった民営化といった住民サービスの低下を来さないといった部分、あるいは住民のみならず市民のサービスといった部分がございますので、ここら辺につきましては十分各部と連携の上、そういった住民への周知、あるいは議会へのちゃんとした説明といったものを含めて、ちゃんと連携するようにといった部分につきましては、財務部としましてもきっちりと指導も含めてやっていきたい、努めていきたいと考えております。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 お答えいたします。 やはり給食でございますので、児童・生徒の食の安全性の確保というのが一番大事かというふうに思います。それで民間委託をしていくということになりますので、やはりただ単に調理の価格が安ければいいというものでは済まないと思います。やはりその事業者がどのような考え、給食について考えているのか、それからそこで働く、調理をする方々に対する福利厚生がどういうふうになっているのかとかということをきちっと判断した上で委託することが非常に重要かなというふうに考えております。そういうことでプロポーザル方式ということで、各事業所の意見、計画をきちっと考え、きちっと聞いて業者を選定するということが安全な民間委託をする上で重要なことだというふうに考えております。 また、アレルギー対応ということも非常に重要かと思いますが、今現在は東給食センターで対応しておりますので、今回の民間委託には入っておりませんけれども、今までどおりアレルギー対応はさせていただこうと思います。これにつきましても、将来民間に委託するということになった際も、これは今やっている安全対策をきちっと事業者とも確認した上でやる必要があるかなというふうに考えておりますので、安全性については十分気をつけてやっていきたいというふうに思います。 ◆3番(髙橋憲悦議員) この新聞で、来年度民間委託へと。そして、昨日ありました全員協議会でも行財政改革推進プラン2025、これにも書いてあります。それでよく調べますと、250万円の削減が図られると。ただ、この問題は250万円云々ではなくて、まず給食という最も市民が興味ある、そういう部分で一般質問をされ、そしてどうなっているかと。それが急にこの新聞で、民間委託へ、来年度からと。では、来年度のいつ頃をめどにやろうとしているのですか。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 お答えいたします。 令和3年4月から実施をしたいというふうに考えております。 ◆3番(髙橋憲悦議員) 4月は、ほとんどもうやるという前提です。行財政改革プランの中でもいろいろありました。そして、会派説明の中で、これは時期尚早だと、もう少し考えたらばと、少し保留になっている案件もあります。だからこそ奥山議員が言っているように、会派に説明するなり、いろいろ情報交換をしながら、我々市民の代表でここに立っていますので、はっきり物を申し上げます、いいとか悪いとか。それを全然判断しないで、当局のその決め方、行け行けどんどんでそれでいいのか、本当にもう我々議員は憤慨しています。今回の進め方について、今提案なければあっさり見逃される可能性が大です。こういう議案の出し方について、改めて議会と当局が話し合う場面があるので、副市長の考え方についてお尋ねします。 ◎菅原秀幸副市長 これまで行財政改革プランの中で、前の行財政改革プランの中でも給食センターの民営化というふうに進めてきたという、そういう前提で進んできたというふうに思います。ただ、昨年の議会でのやり取りを考えれば、やはりきちんとそれは議会に対して説明をして、そして進めるべきだったというふうに思いますので、先ほど来答弁がございますように、来年の当初予算までの間で、やはりこれはしっかりと議会のほうに進め方、安全の確保、そういったものをきちっと説明をした上で進めていくというふうなことが必要だろうというふうに今思っております。 ◆3番(髙橋憲悦議員) なぜ副市長に聞いたかといいますと、旧石巻市でも苦い経験があるのです。保育所の民営化、そしてある程度当局の行け行けどんどんの方式が待ったかかった部分もあります。そういう苦い経験をされたのが副市長だったので、本当はこういうのは十分丁寧にやるのかなと思っていました。 この議案、今上程されて、そして今から会派説明になっても、なかなか一回で「うん」というふうにいかないケースだってあると思います。そういうことについて、教育委員会事務局長、これは大変な問題です。いかがですか。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 御指摘のとおりかと思います。ただ、今回債務負担行為の設定をお認めいただかないと、今後の計画に支障を来してまいります。説明の順番が逆になってしまいますが、会派等にきちっと説明をさせていただきますので、債務負担行為の設定、よろしくお願いしたいというふうに思います。 ◆30番(水澤冨士江議員) 今安全性ということがしきりに言われました。これはもう第一であります。そのほかにも、従来から言われた地元の産品も使うようにということを言われながら、これがなかなか実現ができなかった。大型化、センター化する中でできなかった。こういう課題もあるのですから、これは産業部の問題でもあります。教育委員会だけではないのだと、市役所全体の問題だと、給食費の価格の問題、そういった多くの問題を含んでいるのですから、それも子供がいる世帯みんな影響するわけですから、教育委員会だけということではなくて、私も副市長に伺います。やはり議会に対してもっと早く丁寧に説明を、今後行財政改革プランですか、改革の中には出ています、民営化という言葉が。出していたから、出してくるというのではなくて、個別のものとしては非常に重要なことですから、例えば市民課の窓口に民間の人が入るとか、一つ一つはとても、公営のものを民営するわけですから、大事なことなのです。もっともっと丁寧にやっていただきたいということを伺いたいと思います。 ◎菅原秀幸副市長 前議会でいろいろと問題になりました職員の数の問題等は、これは全国的に石巻市がある意味特殊な事情もありますけれども、職員数が多いとかということで、行財政改革を進めなければならないというふうなことでの背景がいろいろあるわけです。しかしながら、今議員おっしゃるとおり、もちろん地場産品の使用等も含めまして、地場の経済を回しながら、これもまた運営していかなければならないというのは、これは現実の問題でございます。 そういったことを踏まえながら、やはり市民の代表である議会の皆さんには、市当局が考える中身について十分に御理解を得た上で進めることが必要だというふうに思っておりますので、これから来年に向かって、この問題については、今いろいろと御提言がございました中身については検討しながら、そしてまた議会に説明をしながら進めてまいりたいというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◆6番(黒須光男議員) 私は、先ほど次期市長選挙の予算についてお伺いをいたしました。市長選挙は、4か月半後に必ずあるわけです。何かあればもっと早まる可能性も高いということです。ですから…… ○議長(大森秀一議員) 黒須議員、これは教育費…… ◆6番(黒須光男議員) ここからつながってくるの、議長。そういう意味では、やっぱり新しい酒は新しい器で飲むということが言われているのです、昔から。ですから、こういう重要な局面の中で、今唐突にこういうものを出す心境が分からない、私は。市長辞めるのかな、あるいはやるのかな。だってやるならちゃんと公約でやったらいいではないですか、公約を掲げて。私はもう一回やるから、給食は民営化しますよ、併せて病院も民営化しますよというふうなことを、やっぱり基本的に給食だけでなしに石巻市の財政を考えた場合、根本的にどうなのだという施策が見られない。いつになく奥山議員が声高らかに言って、聞いてすっきりしましたけれども、そういうことなのです。みんな誰も提案に対して、もろ手を挙げて賛成する人はいません。 ですから、こういう唐突なやり方、教育長もあとは辞めるからいいのだというような投げやりの形でやっているのかとか、市長の見解、投げやりな気持ちでやるのか、あるいはもう一回やりたいから進めるのか、その辺の一つの決意のほどもお伺いいたしたい。いかがですか、市長。 ◎亀山紘市長 議論が大分飛躍していますけれども、私としてはとにかく任期全うしてしっかりと、財政逼迫している中で、新型コロナウイルス感染に対する対策、さらには最近の市民の暮らしの状況が非常に厳しい状況にあると。そういった中で、私としては全力を挙げて取り組んでいくということにしております。 それで、今回の件については、これは民間委託ということで、これまでのプランでも取組、これからの財政状況を考えた場合に、民間委託を進めていくということに関してはこれまでもお話しさせていただきましたけれども、個々の取組については、事業については、やはりしっかりと議会と話し合いながら、議論を進めた上で進めていくということが大事だろうというふうに考えておりますので、今後ともそのような姿勢で進めていきたいと考えております。 ◎境直彦教育長 お答えいたします。 これまで行ってきました学校給食センターの整備基本構想及び石巻市の行財政運営プランにおける様々な取組の中で、今後ともきちんと進めてまいりたいと思いますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。 ◆6番(黒須光男議員) 先ほど及川教育委員会事務局長は、安ければいいのだということではないのだと説明しています。ただ、市長は経費の問題で、これは民営化が必要だと述べているのです。2人の意見が違っているのです。プロポーザルというのは大変奥の深い入札ですから。どうにでもなるのですから。ですから、安易な形で及川教育委員会事務局長、安ければいいのだということは、もっと高くなりますよと言っていることかもしれません。プロポーザルが高くなるかもしれませんよということを手順として言っているのです。それを我々が、市長の財政の見地からやると相反する答弁ですから。こんな答弁は誰も信用しません。しかもプロポーザルですから。プロポーザル、プロポーザルと言って、今まで不正が隠されてきたのです。ですから、そういうふうなことも含めて、改めてしっかり説明をして、徹底的に議論して、そして石巻市の財政の状況も含めて、併せて説明をすると。石巻市立病院も含めて説明して、ちゃんとそういう大きな枠の中で説明をしなければ、これは納得できないなと思うのですが、その辺も一つ。 これは市長に言っても仕方ないから、総務部長、懐刀ですから、この頃。市長の懐刀なのですから、どう思いますか、今の2人の意見を聞いて。市長は経済的な経費の問題と言うし、教育委員会事務局長は経費は関係ないのだと、安ければいいのだということではないのだと言っているのですから、どちらを選択するのですか。プロポーザルの妙技についてあなたも十分熟知しておるところだろうというふうに思いますので、この行方ですね、方向づけがどういうふうになっていくのかも含めて、ひとつ御提示をいただけませんか。 ◎渡邉伸彦総務部長 御指名ですので、お答えさせていただきます。 今黒須議員の質疑をお伺いしておりまして、ちょっと極端な御質疑かと受け止めさせていただきました。まず基本的には、これまで行政でやってきた仕事につきまして、民間でできるものについては民間に移行する、委託する、これが基本でございます。その中で、先ほど教育委員会事務局長が申し上げましたとおり、やはり内容が給食ということで、子供の栄養、それから健康に関する問題でありますので、そういった民間に移行していく中でも最低限守らなければならない、そういった業務についてはプロポーザルの中である程度判断させていただくと、これが基本でございます。ですから、安いからどうのこうの、そういうことではないというふうに考えてございます。 ですので、先ほど市長が申し上げましたとおり、基本的には行政改革の中で、やはりこれまで行ってきた事務事業の見直し、そういったものについては任期中執行していくと、そういった表明というふうに受け止めておりますので、それについて御理解をいただきたいと思います。 それから、プロポーザルということにつきましては、これまでいろんな事業、工事でも行っておりました。基本的には、そういった中である程度業者を決めるというものでございます。その上でどれぐらいかかるかというのは、その後に決まった業者とある程度予算の範囲内で決定していくというのがプロポーザルでございますので、御理解をいただきたいというふうに考えてございます。 ◆6番(黒須光男議員) 根本的な考えが違っているのだな、総務部長とは。いつの間にか、市役所の中で一番私はあなたのことが大好きだったのですが、それは正義を愛し、正論を吐いてきた渡邉総務部長だったから私は信用してきたのです。今はどうだと言いませんけれども。 ですが、ただいまの答弁でかちっと来た、私も。それは、市長の意見、民営化すれば安くなるのだ、予算的にもいいのだ、教育委員会事務局長は安ければいいのではないのだと言っているのですから。どちらもそういう話合いがなされていない、市役所の統一的な関係がなされていないということです。基本的には民間委託というのは安くしなければ駄目なのです。それは安全を確保するのは当たり前の話なのだ。安くもならないのに民間委託する必要ないのではないですか。金額が安くなるから、これぐらい何千万円安くなりますからやりましょうと。市長の言うように財政逼迫だから、やらなければならないというのなら、それでいいのです。ただ、当局の見解が違っているということです。 そういう中でこういう問題、辞める瀬戸際です。亀山市長、あるいは教育長、辞める寸前です、今度。だからそういうときになぜこうやって焦って出すのかということです。もう少し吟味をして、先ほど言いましたけれども、新しい酒は新しい器で飲むと。そして、新しい市長にこういうことは託して、またもう一回立つならいいですよ、あなた。公約してやりなさい、すぐに。そういうことではないかと私は思うのですが、市長の見解を伺いながら質疑を閉じたいと思います。 ◎亀山紘市長 財政改革といいますか、今後の財政状況を見た場合に、民間の活力を生かしていくということは、方向性としては間違いではないと思います。先ほども言いましたように、個別の事業については、やはりしっかりと議論した上で進めていくということが大事だというふうに考えております。ですから、市民へのサービスの低下、あるいは子供の安全性の確保、そういったものが阻害されるというようなことがあれば、これは真剣に議論した上で方向性を出していくということが必要だというふうに考えております。 ○議長(大森秀一議員) ほかにございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) なければ、11款災害復旧費、併せて予算案第2条、継続費補正及び予算案第3条、繰越明許費補正について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) なければ、12款公債費について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) なければ、以上で歳出の質疑を終わります。暫時休憩いたします。   午後0時25分休憩                                             午後1時30分開議 ○議長(大森秀一議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。次に、歳入の質疑に入ります。歳入は全款について、併せて予算案第5条、地方債補正についても質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案についてはお手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に分割付託することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。 △日程第17 第216号議案令和2年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第3号) ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第17第216号議案令和2年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。本案について復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。 ◎後藤寛復興事業部長 ただいま上程されました第216号議案令和2年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 それでは、表紙番号2、令和2年度石巻市各種会計補正予算の15ページを御覧願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億7,505万8,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ26億6,292万円とするものでございます。 第2条は、継続費の補正でありまして、18ページの第2表にありますように、被災市街地復興土地区画整理事業として整備しております湊東地区事業ほか2事業の総額と各年度の年割額をそれぞれ変更しようとするものでございます。 第3条は、繰越明許費の設定でありまして、20ページの第3表、繰越明許費にありますように湊東地区事業ほか2事業について、8億1,756万6,000円を繰越ししようとするものであり、年度内に事業が完了しないことから、翌年度に繰越しして使用することができる経費を定めるものでございます。 次に、補正予算の主な内容について歳出から御説明を申し上げますので、表紙番号3、令和2年度石巻市各種会計補正予算説明書の118ページを御覧願います。1項被災市街地復興土地区画整理事業費において、3目湊北地区事業費で517万6,000円を減額しておりますが、これは換地処分に係る清算金交付金について組替えを行うものでございます。 次に、6目下釜南部地区事業費で1億8,023万4,000円を計上しておりますが、これは換地等に伴う業務委託料及び支障物撤去等に伴う工事請負費の不足分を措置したものでございます。 続いて、歳入について御説明申し上げますので、戻りまして116ページを御覧願います。1項一般会計繰入金で1億7,505万8,000円を計上しておりますが、これは歳出予算に対する歳入不足を補うため、一般会計繰入金を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。9番。 ◆9番(遠藤宏昭議員) 補正予算説明書126ページから127ページ、繰越明許費のうち湊東地区事業2億3,000万円についてお伺いいたします。 これも非常に大きな金額が翌年度へ繰越しになるということなのですが、繰越しされる具体的な事業の内容についてお伺いします。 ◎後藤寛復興事業部長 お答えいたします。 湊東地区につきましては、被災市街地復興土地区画整理事業ということで、被災地の区画整理でございまして、仮換地もほぼ終わっておりましたが、一部地権者が、大きな土地を持っている地権者がございまして、そこの仮換地が一番最後まで残ってしまいました。なかなかその辺の交渉が難しいところがございまして、それに伴って、工事が令和2年度ぎりぎりまでかかりそうだということでございますから、その後に確定測量したり、本換地といいますか、登記の、そういった業務が翌年度に残りますので、湊東地区につきましては換地を来年度の予定ということで、事業を延伸したいという中身で提案させていただいております。 ◆9番(遠藤宏昭議員) 復興事業ですので、今後は滞ることがないように、スケジュールどおりに事業を進めていただきたいと思います。 湊東地区においては、石巻市が被告として今訴訟が提起されています。それについての経過というのでしょうか、そういったものを行政報告なりでお知らせいただきたいということを前の定例会でもお話ししたのですが、そういった行政報告等はいつのタイミングで行われるのかお伺いします。 また、訴訟の今現在の、どのように推移しているのか、今後の市当局の対応についても伺います。 ◎後藤寛復興事業部長 お答えいたします。 まず、裁判の関係の次の行政報告はいつかということでございますが、まず経過のほうからお話しさせていただきますが、湊東地区におきましては、令和元年1月30日に住民監査請求が却下されたことに伴いまして、同年6月26日に裁判所のほうから第1回の口頭弁論期日呼出状が市のほうに届きました。それによりますと、訴状が提出されたのは令和2年2月19日ということでございました。仙台地方裁判所からは6月25日付で発送して、市のほうには6月26日に呼出状が届いたということでございます。その後ですけれども、令和2年7月21日に訴訟が提起された旨を第2回の臨時会のほうで御報告させていただいております。 令和2年7月22日に第1回口頭弁論が開かれております。続きまして、9月14日に第2回の、今度は弁論準備手続といいまして、公開しないで当事者のみでやるというものが9月14日に行われております。次に、令和2年11月2日に第3回の弁論準備手続、これも当事者同士で行うものでございました。ここまでですので、第3回の期日、弁論準備手続まで進んでおります。 次回のほうは、令和3年、年明けの1月18日に第4回期日として弁論準備手続が予定されているところでございます。 行政報告ということでございますが、一連の流れの中でその手続が進んでおりますので、一定の判決であるとか、そういったものが出たときには、また改めて行政報告のほうをさせていただければというふうに考えております。 ◆9番(遠藤宏昭議員) 湊東地区の件について今分かりました。 同時に、同じような案件で新蛇田地区の訴訟も提起されていると思われますが、それの経過、また今後の市当局の対応についてもお伺いします。 ◎後藤寛復興事業部長 それでは、新蛇田地区も同じように日を追って御説明させていただきたいと思います。 新蛇田地区につきましては、平成31年2月25日付で住民監査請求が却下されたと。それに引き続いて、住民訴訟というのが平成31年4月11日に仙台地方裁判所から市のほうに呼出状が来ました。それによりますと、訴状が提出されたのは平成31年3月14日ということになってございます。同年令和元年になりますが、5月15日に第1回の口頭弁論が開催されております。それを受けてですが、令和元年6月6日ですね、昨年の。訴訟が提起された件について、市議会のほうに第2回定例会において行政報告させていただいております。 令和元年7月10日には、第2回の弁論準備手続が開催されております。続きまして、令和元年、昨年の9月9日、第3回の弁論準備手続が開催されております。それから、昨年、令和元年11月27日に第4回の口頭弁論の予定でございましたが、原告側の都合により、これは延期されておりまして、続いて令和2年3月18日になります、今年になります。令和2年3月18日に改めて第4回の弁論準備手続が行われたと。それから、令和2年、今年6月3日に第5回の同じく弁論準備手続が行われております。続きまして、本年、令和2年7月20日、第6回の弁論準備手続が行われました。それから、本年9月14日、第7回の弁論準備手続が行われました。 そうしまして、先月、11月2日に第8回の弁論準備手続及び口頭弁論というものが開かれまして、新蛇田地区におきましては、年明け令和3年1月18日に判決の言渡しを予定されているというところまで来ております。 ◆6番(黒須光男議員) 新蛇田地区の公金の返還問題、あるいは湊東地区の返還、今遠藤議員から指摘がありまして、後藤復興事業部長にお答えいただいたわけでありますが、これと併せて、私は議会での懲罰というふうなことでありまして、これも裁判になっております。1回目の令和2年3月の議会での発言が懲罰に当たるということで受けたものですから、これを基に私は訴えております。また、2回目の裁判につきましても、2回目の懲罰も受けたわけで、9月18日に受けたわけでありますが、これについても今訴状を書いておりまして、今月の10日に裁判所に提出するというふうなことに相なっているわけです。 そもそも今、ちょっとここら辺は総務部長等に確認させていただきたいのですが、そもそも新蛇田地区と湊東地区の論点は、やっぱり住民訴訟が却下されたために不服として出しているわけです。市は、これにつきましては時効だというふうなことで、そういうふうなことで却下したわけです。これを不服として私のほうが言っている。これが今時効に該当するのかどうかが湊東地区と新蛇田地区の大きな争点に、最大の争点になっているということでございます。なかなか裁判所のほうでは中身に入ってきませんでして、不正があったのかどうか、架空工事があったのかどうかをなかなか審議しないままに終わりそうな嫌いがするわけでございまして、この辺はうちのほうの弁護士も頑張っていただいて、やっぱりここに不正があったのかどうかも明らかにしてもらいたいという今裁判での訴訟になっている、審議になっているところでございます。総務部長、その辺でよろしいかどうか御確認をさせていただきたいと思います。 ◎渡邉伸彦総務部長 この2つの案件につきましては、現在法廷の場に移っております。内容につきましては、粛々と審議に従って対応していくというのみでございますので、御理解をいただきたいと思います。 ◆6番(黒須光男議員) もう一回ちょっと確認ですが、ですからこれは今の2つの遠藤議員が質疑したやつは、時効かどうかが最大の争点になっているわけでありますが、懲罰の動議、懲罰に当たっては、やっぱりずっと私のほうが訴えておりますし、市の答弁にもあるのですが、やっぱり架空工事かどうかとか、そういう工事に不正があったのかどうかも切り込むという状況でうちのほうではいろいろ審議をさせていただいているところでございます。これがはっきりしないと、私の議会での発言が問題があるかどうかということが関わってきますので、そういう捉え方をしていただいているのかどうか、これもちょっとお尋ねしたいと思います。 ◎後藤寛復興事業部長 担当部のほうからお答えいたします。 ただいま黒須議員から架空工事かどうかというような御指摘がございましたが、本件につきましては民事裁判の前に、黒須議員が市長及び職員を架空工事を基に背任罪ということで刑事告発しておりますが、これにつきましては先頃の第3回定例会でも答弁差し上げましたとおり、新蛇田地区におきましては、平成31年4月9日付で嫌疑なしの不起訴処分となっております。また、審査会も令和元年9月4日で不起訴が相当であるとの結論が出ております。 同じく湊東地区につきましても、黒須議員が架空工事を根拠に市長及び職員を背任罪として刑事告発しておりましたが、令和元年12月4日付で嫌疑なしの理由で不起訴処分となっておりますので、何とぞ御理解いただきたいと思います。 ◎渡邉伸彦総務部長 あわせまして、黒須議員のおっしゃる懲罰、これにつきましては復興住宅の関係とはまた別の問題でございます。懲罰につきましては、議員が本会議で発した言葉が、あくまでも質問ではなくて言葉が不穏当な発言ということで懲罰が科されたというふうに認識してございます。現在争点となっておりますのは、その言葉が問題ということで裁判になっておりますので、御理解をいただきたいと思います。 ○議長(大森秀一議員) 黒須議員に申し上げます。この案件は、まだ仙台地方裁判所において係争中の状態であると理解いたします。ゆえに、この本会議場で質疑する案件ではないと判断いたしますことから、黒須議員におかれましては十分注意の上、質疑を行ってください。 ◆6番(黒須光男議員) これは遠藤議員の質疑に対する一つの答弁から始まったことでございまして、これは一方的に当局のお話をうのみにしておったのでは、やっぱりまた議員の方々も勘違いする、あるいは執行部のほうも勘違いするというふうなことから、全体的な形で私が述べさせていただいている。特に私のことも含めてやっているわけでございますから、そういうことで御理解いただきたいというふうに思います。 まず、やっぱり名誉毀損、私は訴えているわけでございますが、今度その名誉毀損のほうも最高裁の判例が変わりまして、こういう名誉毀損も単に議会だけでは決めてはいかんと。この問題は司法の場で決めることができるのだということで、11月25日に判例が変わったわけです、最高裁の判例が。ですから、今までの市当局の訴えることと議会で訴えることとが大きく差が生じてきたのです。その辺も今度一般質問でやりますので、あまり今、議長からもお話がありましたので、簡単に申し上げますけれども、そういう流れもあるということでございまして、当然私の言っている言葉一つ一つが、架空問題か、不正があったのかどうかということまで切り込まなければ、この問題は、私の一つ一つの言葉は違法性があるのかどうかは解決しないのです。その辺も含めて御認識をいただかないと、安易に遠藤議員の答弁にすらすら答えられて、うのみにされたら私も困りますから、その辺は悪意を感じますので、私は。 そういうことでございますので、ぜひひとつ私の意見も尊重していただいて、国の最高裁判例が変わったのだということも御理解いただきながら御認識をいただきたい。私は、後で一般質問でしっかりやりますので、御認識をいただきたいということでお話をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(大森秀一議員) ほかにございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第18 第217号議案令和2年度石巻市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第18第217号議案令和2年度石巻市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎守屋克浩健康部長 ただいま上程されました第217号議案令和2年度石巻市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 表紙番号2、令和2年度石巻市各種会計補正予算の21ページを御覧願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6億8,389万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ162億4,167万1,000円とするものでございます。 次に、補正予算の主な内容について、表紙番号3、令和2年度石巻市各種会計補正予算説明書により、歳出から御説明申し上げますので、138ページを御覧願います。1項療養諸費に4億8,113万8,000円を、140ページ、2項高額療養費に2億25万5,000円を、142ページ、5項葬祭諸費に250万円を計上しておりますが、これは年間の支出見込額を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、134ページにお戻り願います。1項県負担金に6億8,139万3,000円を計上しておりますが、これは歳出で御説明申し上げました療養諸費、高額療養費の財源として県から交付される保険給付費等交付金を措置したものでございます。 次に、136ページ、2項基金繰入金に250万円を計上しておりますが、これはただいま御説明申し上げました歳入歳出予算の調整の結果、財政調整基金からの繰入金を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第19 第218号議案令和2年度石巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第19第218号議案令和2年度石巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎守屋克浩健康部長 ただいま上程されました第218号議案令和2年度石巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 表紙番号2、令和2年度石巻市各種会計補正予算の25ページを御覧願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ546万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ18億1,878万9,000円とするものでございます。 次に、補正予算の主な内容について、表紙番号3、令和2年度石巻市各種会計補正予算説明書により、歳出から御説明申し上げますので、154ページを御覧願います。1項総務管理費に546万2,000円を計上しておりますが、これは制度改正による住民税の基礎控除額見直しに伴うシステム改修費用を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、150ページにお戻り願います。1項一般会計繰入金に437万円を、152ページ、1項国庫補助金に109万2,000円を計上しておりますが、これは歳出で御説明申し上げましたシステム改修に対する費用を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第20 第219号議案令和2年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第3号) ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第20第219号議案令和2年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎守屋克浩健康部長 ただいま上程されました第219号議案令和2年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 表紙番号2、令和2年度石巻市各種会計補正予算の29ページを御覧願います。今回の補正は、第1条にありますように、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,470万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ145億6,395万2,000円とするものでございます。 それでは、補正予算の主な内容について、歳出から御説明申し上げますので、表紙番号3、令和2年度石巻市各種会計補正予算説明書の174ページを御覧願います。1項総務管理費に987万3,000円を計上しておりますが、これは令和3年度介護保険法改正に伴う介護保険システム改修費用を措置したものでございます。 次に、176ページ、3項介護認定審査会費に283万2,000円を計上しておりますが、これは石巻地区広域行政事務組合への介護保険認定審査会共同設置負担金を措置したものでございます。 次に、178ページ、5項高額医療合算介護サービス等費に200万円を計上しておりますが、これは今後の支出見込額から措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、162ページにお戻り願います。1項国庫負担金に40万円、164ページ、2項国庫補助金に802万3,000円、166ページ、1項支払基金交付金に54万円、168ページ、1項県負担金に25万円をそれぞれ計上しておりますが、これらは歳出で御説明申し上げました保険給付費及びシステム改修費用の補正に対応する追加交付額を措置したものでございます。 次に、170ページ、1項一般会計繰入金に505万2,000円を計上しておりますが、これは保険給付費、総務管理費及び介護認定審査会費の補正に対応する一般会計からの繰入金を措置したものでございます。 次に、172ページ、2項基金繰入金に44万円を計上しておりますが、これは歳入歳出予算の調整の結果、財政調整基金からの繰入金を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第21 第220号議案令和2年度石巻市下水道事業会計補正予算(第4号) ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第21第220号議案令和2年度石巻市下水道事業会計補正予算(第4号)を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎伊勢崎誠一建設部長 ただいま上程されました第220号議案令和2年度石巻市下水道事業会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。 表紙番号2、令和2年度石巻市各種会計補正予算の33ページを御覧願います。第1条は、総則でございます。 第2条は、業務の予定量の補正でありますが、主要な建設改良事業を1億7,937万6,000円増額するものでございます。 第3条は、収益的収入及び支出の補正でありますが、予算第3条に定めた予定額を増額し、下水道事業収益を72億4,450万9,000円、下水道事業費用を66億2,860万6,000円とするものでございます。なお、建設改良費以外の財源に充てるため、410万円の企業債を借入れすることとしております。 第4条は、資本的収入及び支出の補正でありますが、予算第4条に定めた予定額を増額し、資本的収入を767億1,027万3,000円、資本的支出を784億8,057万2,000円とするものでございます。 第5条は、債務負担行為の補正でありますが、予算第5条に定めた債務負担行為に2つの業務を追加し、その期間及び限度額を定めるものでございます。 次に、34ページを御覧願います。第6条は、企業債の補正でありますが、予算第6条に定めた企業債に1件を追加、1件を減額し、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法について定めるものでございます。 第7条は、他会計からの補助金の補正でありますが、企業債等に係る財源の見直しにより、一般会計からの補助金を29億2,958万2,000円に改めるものでございます。 第8条は、継続費の補正でありますが、4事業に係る総額及び年割額を減額するものでございます。 次に、主な内容について御説明申し上げますので、表紙番号3、令和2年度石巻市各種会計補正予算説明書の182ページを御覧願います。下水道事業収益に2億5,656万9,000円を、下水道事業費用に2億6,066万9,000円を計上しておりますが、これは消費税の還付金等に係る財源調整及び一般会計への繰出金を措置したものでございます。 次に、184ページを御覧願います。資本的収入及び支出にそれぞれ1億7,937万6,000円を計上しておりますが、これは釜南部地区における雨水管渠閉塞に要する経費と財源を整理するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第22 第221号議案指定管理者の指定について(石巻市大川コミュニティセンター) ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第22第221号議案指定管理者の指定について(石巻市大川コミュニティセンター)を議題といたします。本案について河北総合支所長から説明を求めます。河北総合支所長。 ◎千葉巧河北総合支所長 ただいま上程されました第221号議案指定管理者の指定について御説明申し上げます。 表紙番号1の18ページを御覧願います。本案は、令和3年4月に開所する予定であります石巻市大川コミュニティセンターに係る指定管理者について、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議決を求めようとするものでございます。 指定管理者の選定に当たりましては、地域住民組織が管理運営することにより、施設利用者の要望に効果的かつ効率的に対応することが可能となり、良好な管理運営と施設利用の活性化が期待できることから、非公募とし、地区の円滑なコミュニティづくりのため、令和2年8月に設立された大川地区振興会を候補者として選定し、指定管理者として指定しようとするものでございます。 なお、指定期間につきましては、令和3年4月1日から令和6年3月31日までの3年間とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第23 第222号議案指定管理者の指定について(石巻南浜津波復興祈念公園) ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第23第222号議案指定管理者の指定について(石巻南浜津波復興祈念公園)を議題といたします。本案について復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。 ◎後藤寛復興事業部長 ただいま上程されました第222号議案指定管理者の指定について御説明申し上げます。 表紙番号1の19ページを御覧願います。本案は、石巻南浜津波復興祈念公園に係る指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議決を求めようとするものであります。 当該施設につきましては、民間事業者の経営能力や公園管理の専門知識を活用することで、行政サービスの向上と経費の削減を図ることを目的として、石巻市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例第2条の規定に基づき、公募により指定管理者を選定し、令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間を指定管理期間として、指定管理者の指定を行おうとするものでございます。 指定管理者の選定に当たりましては、公募したところ2者から参加申請がありましたので、10月23日に選定委員会を開催し、審査を行った結果、石巻南浜津波復興祈念公園マネジメント共同事業体を候補者として選定し、指定管理者として指定しようとするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。30番。 ◆30番(水澤冨士江議員) 基本的なことなのですが、指定する法人または団体、マネジメント共同事業体という、この具体的内容について御説明をいただきたいと思います。 ◎後藤寛復興事業部長 お答えいたします。 マネジメント共同事業体の内容ということでございます。石巻南浜津波復興祈念公園マネジメント共同事業体、代表は一般財団法人公園財団が代表となっておりまして、構成といたしましては、一般社団法人ひと・まち・もり、東洋緑化株式会社、この3団体の構成となってございます。 ◆30番(水澤冨士江議員) 地元の団体も入っていると。また、全国的な団体も入っているという点で、復興祈念公園をマネジメントといいましょうか、運営していく点で、経営的にも趣旨に合った運営をしていくためにも十分な内容だというふうに考えてよろしいのでしょうか。もう一度、3者がちょっとはっきり分からない。もう一回3つ言って、その特徴をお答えいただきたいのですが。 ◎後藤寛復興事業部長 大変失礼いたしました。構成団体の概要について、もう少し詳しくお答え差し上げます。 まず、一般財団法人公園財団でございますが、全国17か所の国営公園のうち、例えばみちのく杜の湖畔公園を含む13か所の運営、維持管理業務を今実施中でございます。 それから、地元の団体といたしまして一般社団法人ひと・まち・もりということでございますが、この団体の代表の方は、参加型維持管理運営検討協議会と、今までも市民活動をやられている団体の中で、主に植樹活動をされている、中心となってされている方でございます。そのほか7名ほどの構成ということで届出が出てございます。 それから、東洋緑化株式会社、これは宮城県の総合運動公園、利府町にありますけれども、それとかあと海岸公園冒険広場、これは仙台市の公園になりますが、指定管理業務を実施されている会社でございます。 ということでございまして、その3団体の構成となっておりまして、代表が一般財団法人公園財団理事長の蓑茂壽太郎さんという方でございます。 ○議長(大森秀一議員) ほかにございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第24 第223号議案指定管理者の指定について(石巻市南浜マリーナ) ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第24第223号議案指定管理者の指定について(石巻市南浜マリーナ)を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎伊勢崎誠一建設部長 ただいま上程されました第223号議案指定管理者の指定について御説明申し上げます。 表紙番号1の20ページを御覧願います。本案は、石巻市南浜マリーナに係る指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議決を求めようとするものであります。 当該施設につきましては、民間事業者の経営能力や高度な技術を活用し、市民サービスの向上と経費削減を図ることを目的として、石巻市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例第2条の規定に基づき、公募により指定管理者を選定し、令和3年4月1日から令和6年3月31日までの3年間を指定期間として、指定管理者の指定を行おうとするものでございます。 指定管理者の選定に当たりましては、本年9月2日から10月2日まで公募したところ、1団体から申請がありましたので、学識経験者など7名の委員で構成する石巻市南浜マリーナ指定管理者候補者選定委員会を設置し、審査を行った結果、株式会社野村モータースを候補者として選定し、指定管理者として指定しようとするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第25 第224号議案指定管理者の指定について(石巻市NPO支援オフィス) △日程第26 第225号議案指定管理者の指定について(石巻市復興まちづくり情報交流館中央館) △日程第27 第226号議案指定管理者の指定について(石巻市相川地区コミュニティセンター) △日程第28 第227号議案指定管理者の指定について(石巻市学習等供用施設上釜会館) △日程第29 第228号議案指定管理者の指定について(石巻市上釜ふれあい広場) △日程第30 第229号議案指定管理者の指定について(石巻市多目的ふれあい交流施設遊楽館) △日程第31 第230号議案指定管理者の指定について(石巻市河北総合センター) △日程第32 第231号議案指定管理者の指定について(石巻市総合体育館) △日程第33 第232号議案指定管理者の指定について(石巻市河南水辺の楽校公園) △日程第34 第233号議案指定管理者の指定について(石巻市総合福祉会館うしお荘) △日程第35 第234号議案指定管理者の指定について(石巻市総合福祉会館みなと荘) △日程第36 第235号議案指定管理者の指定について(石巻市老人福祉センター寿楽荘) △日程第37 第236号議案指定管理者の指定について(石巻市かもめ学園) △日程第38 第237号議案指定管理者の指定について(石巻市河南老人福祉センター) △日程第39 第238号議案指定管理者の指定について(石巻市桃生地域福祉センター) △日程第40 第239号議案指定管理者の指定について(石巻市網地島高齢者生活福祉センター) △日程第41 第240号議案指定管理者の指定について(石巻市網地島デイサービスセンター) △日程第42 第241号議案指定管理者の指定について(石巻市労働会館) △日程第43 第242号議案指定管理者の指定について(石ノ森萬画館) △日程第44 第243号議案指定管理者の指定について(石巻市水産総合振興センター) △日程第45 第244号議案指定管理者の指定について(石巻市牧山市民の森) △日程第46 第245号議案指定管理者の指定について(石巻市河南広渕農業担い手センター) △日程第47 第246号議案指定管理者の指定について(石巻市河南鹿又農業研修センター) △日程第48 第247号議案指定管理者の指定について(石巻市かなん有機センター) △日程第49 第248号議案指定管理者の指定について(石巻市桃生堆肥化処理センター) △日程第50 第249号議案指定管理者の指定について(石巻市桃生高須賀定住センター) △日程第51 第250号議案指定管理者の指定について(石巻市北上堆肥センター) △日程第52 第251号議案指定管理者の指定について(石巻市北上観光物産交流センター) △日程第53 第252号議案指定管理者の指定について(石巻市おしか家族旅行村オートキャンプ場) △日程第54 第253号議案指定管理者の指定について(石巻市和渕地区コミュニティセンター) △日程第55 第254号議案指定管理者の指定について(石巻市本町コミュニティセンター) △日程第56 第255号議案指定管理者の指定について(石巻市しらさぎ台コミュニティセンター) △日程第57 第256号議案指定管理者の指定について(石巻市青木多目的研修センター) △日程第58 第257号議案指定管理者の指定について(石巻市曽波神多目的研修センター) △日程第59 第258号議案指定管理者の指定について(石巻市新田交流会館) △日程第60 第259号議案指定管理者の指定について(石巻市後谷地老人憩の家) △日程第61 第260号議案指定管理者の指定について(石巻市和渕老人憩の家) △日程第62 第261号議案指定管理者の指定について(石巻市砂押老人憩の家) △日程第63 第262号議案指定管理者の指定について(石巻市三軒谷地老人憩の家) △日程第64 第263号議案指定管理者の指定について(石巻市根方老人憩の家) △日程第65 第264号議案指定管理者の指定について(石巻市北村老人憩の家) △日程第66 第265号議案指定管理者の指定について(石巻市谷地中老人憩の家) △日程第67 第266号議案指定管理者の指定について(石巻市梅木ふれあいセンター) △日程第68 第267号議案指定管理者の指定について(石巻市和渕山根ふれあいセンター) △日程第69 第268号議案指定管理者の指定について(石巻市俵庭ふれあいセンター) △日程第70 第269号議案指定管理者の指定について(石巻市柏木ふれあいセンター) △日程第71 第270号議案指定管理者の指定について(石巻市舘ふれあいセンター) △日程第72 第271号議案指定管理者の指定について(石巻市ものう地域福祉デイサービスセンター) △日程第73 第272号議案指定管理者の指定について(石巻市向永井老人憩の家) △日程第74 第273号議案指定管理者の指定について(石巻市城内老人憩の家) △日程第75 第274号議案指定管理者の指定について(石巻市薬田老人憩の家) △日程第76 第275号議案指定管理者の指定について(石巻市新田老人憩の家) △日程第77 第276号議案指定管理者の指定について(石巻市樫崎東老人憩の家) △日程第78 第277号議案指定管理者の指定について(石巻市魚町水産加工共同排水処理施設) △日程第79 第278号議案指定管理者の指定について(石巻市河北大谷地堆肥センター) △日程第80 第279号議案指定管理者の指定について(石巻市河北中野林業センター) △日程第81 第280号議案指定管理者の指定について(石巻市河北親林交流館) △日程第82 第281号議案指定管理者の指定について(石巻市河南山根中埣転作推進集落センター) △日程第83 第282号議案指定管理者の指定について(石巻市河南須江中埣構造改善センター) △日程第84 第283号議案指定管理者の指定について(石巻市桃生寺崎農業担い手センター) △日程第85 第284号議案指定管理者の指定について(石巻市桃生鳴神沼公園) △日程第86 第285号議案指定管理者の指定について(石巻市牡鹿製氷冷蔵庫) ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第25第224号議案指定管理者の指定について(石巻市NPO支援オフィス)から日程第86第285号議案指定管理者の指定について(石巻市牡鹿製氷冷蔵庫)まで、以上62議案を一括議題といたします。本62議案について財務部長から説明を求めます。財務部長。 ◎大塚智也財務部長 ただいま一括上程されました62議案について御説明申し上げます。 本案は、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、指定管理者に管理運営を行わせようとする公の施設の指定管理者の指定について、議決を求めようとするものでございます。 今回御提案申し上げております62施設につきましては、令和3年3月31日で指定期間が終了することから、引き続き指定管理者を指定しようとするものでございます。 それでは、表紙番号1の21ページを御覧願います。第224号議案石巻市NPO支援オフィスから51ページの第285号議案石巻市牡鹿製氷冷蔵庫までのうち、石巻市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例第2条の規定に基づき、公募により指定管理の候補者を選定した施設は、26ページ、第235号議案石巻市老人福祉センター寿楽荘、27ページ、第236号議案石巻市かもめ学園、34ページ、第251号議案石巻市北上観光物産交流センター及び35ページ、第252号議案石巻市おしか家族旅行村オートキャンプ場の4施設であります。 この選定に当たりましては、指定管理者募集要項を定め募集を行い、石巻市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例第4条の規定に基づき、団体から提出された事業計画書等を指定管理者候補者選定委員会において書類審査等を行い、適正と認められた法人を候補者として選定したものであり、石巻市老人福祉センター寿楽荘では石巻市寿楽荘コンソーシアム、石巻市かもめ学園では社会福祉法人石巻祥心会、石巻市北上観光物産交流センターでは未来環境株式会社、石巻市おしか家族旅行村オートキャンプ場では太平ビルサービス株式会社石巻営業所を指定管理者として指定しようとするものでございます。 また、公募以外の58施設につきましては、これまでの管理運営実績と併せて、現在の指定管理者である公共的団体などの設立経緯、あるいは管理運営に当たる人材やノウハウが十分に蓄積されていることなどを考慮し、現在の指定管理者であります各法人や老人クラブなどの地域住民団体を引き続き指定管理者として指定しようとするものであります。 指定期間につきましては、基本的には令和8年3月31日までの5年間とするものでありますが、21ページの第225号議案石巻市復興まちづくり情報交流館中央館につきましては、現在機能を継承する旧門脇小学校震災遺構施設が整備工事中であり、令和3年度中の開館を予定していることから、令和4年3月31日までの1年間とするものであります。 また、23ページの第229号議案石巻市多目的ふれあい交流施設遊楽館及び24ページの第230号議案石巻市河北総合センターにつきましては、現在指定管理者制度を導入しております石巻市複合文化施設と同一の公益財団法人石巻市芸術文化振興財団に指定管理者の指定をすることとしており、次期更新時の事務の効率化を図るため、石巻市複合文化施設の指定期間と合わせ、令和7年3月31日までの4年間とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。本62議案はお手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 △日程第87 第288号議案財産の取得について(石巻市複合文化施設備品(舞台照明)) △日程第88 第289号議案財産の取得について(石巻市複合文化施設備品(その3)) ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第87第288号議案財産の取得について(石巻市複合文化施設備品(舞台照明))及び日程第88第289号議案財産の取得について(石巻市複合文化施設備品(その3))、以上2議案を一括議題といたします。本2議案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎渡邉伸彦総務部長 ただいま上程されました2議案について御説明申し上げます。 本2議案は、現在建設を進めております石巻市複合文化施設の備品を購入することについて、議決を求めようとするものであります。 初めに、第288号議案財産の取得について御説明申し上げますので、表紙番号1の54ページを御覧願います。購入物品の概要といたしましては、令和3年3月に開館予定の石巻市複合文化施設の舞台用照明機器等、全51機種1,818品を購入しようとするもので、先月18日、参加申請のありました2者による制限付き一般競争入札を行った結果、株式会社松村電機製作所東北支店が2,420万円で落札いたしましたので、同支店支店長、元臼弘和と購入契約を締結いたしたく御提案申し上げるものでございます。 次に、第289号議案財産の取得について御説明申し上げますので、55ページを御覧願います。購入物品の概要といたしましては、令和3年3月に開館予定の石巻市複合文化施設の展示用ガラスケース、展示台等全19種160品を購入しようとするもので、先月18日、3者による指名競争入札を行った結果、株式会社ナリサワが6,655万円で落札いたしましたので、同社代表取締役、成澤美智子と購入契約を締結いたしたく御提案申し上げるものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。6番。 ◆6番(黒須光男議員) 55ページ、第289号議案財産の取得ですが、複合文化施設の備品、その3ですが、6,655万円、これは3者指名となっていますが、どこが指名で、予定価格の幾らで取って、ほかのところはどうだったのか、詳細が書かれていませんが、お示しください。 ◎渡邉伸彦総務部長 今の御質疑につきましては、議会運営委員会資料に記載しておりますので、そちらを御確認いただければと思います。(6番黒須光男議員「改めて質問しているのだから自分で答弁しなさい」と呼ぶ)ただいまの御質疑につきましては、指名業者につきましては、有限会社エム・アンド・アール、株式会社大河原光学、有限会社岡部薬局、有限会社かほく書店、合同会社くらしごと、ササハラ、有限会社サトウ、株式会社セキリョウ、株式会社ナリサワ、株式会社ヒラツカでございます。 こちらにつきましては、予定価格につきましては、備品購入ということでございますので、公表してございませんので、御理解いただきたいと思います。 ◆6番(黒須光男議員) 総務課のお話なのですが、備品だから予定価格とは関係ないのだという話なのですが、やっぱり予算がなければ入札できないのではないですか。その辺の形からすれば何割と出てくるのではないでしょうか。ちょっと教えていただけませんか。 ◎渡邉伸彦総務部長 今予算という御質疑をいただきましたけれども、基本的には予定価格ということで先ほどの質疑を受けましたので、先ほどの答弁にさせていただきました。御理解いただきたいと思います。 ◆6番(黒須光男議員) 総務部長の答弁、ちょっと親切が足りません。予定価格だから、予算は幾らで、改めてお尋ねさせていただきたい。予算に対する価格は何%ぐらいになるのかというお尋ねをさせていただきたいのですが、いかがですか。 ◎渡邉伸彦総務部長 これにつきましては既に議決いただいている予算でございまして、具体的な数字につきましては、申し訳ございませんが、今手元にございませんので、後ほど答弁させていただきたいと思います。 ○議長(大森秀一議員) ほかにございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本2議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本2議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、よって本2議案は原案のとおり可決されました。 △日程第89 第290号議案財産の処分について ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第89第290号議案財産の処分についてを議題といたします。本案について雄勝総合支所長から説明を求めます。雄勝総合支所長。 ◎万城目昭博雄勝総合支所長 ただいま上程されました第290号議案財産の処分について御説明申し上げます。 表紙番号1の56ページを御覧願います。本案は、宮城県が施工する大原川河川災害復旧工事に伴い、宮城県東部土木事務所長から市有地買収について協議がありましたことから、当該市有地を売払いするため、石巻市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、議決を求めようとするものであります。 処分財産につきましては、石巻市雄勝町雄勝字寺86番7の全部並びに石巻市雄勝町雄勝字寺53番1の一部及び石巻市雄勝町雄勝字船戸神明17番の一部で、面積が合計1万3,208.21平方メートル、価格は8,189万902円となっております。 この市有地売払いに当たり、事業主体である宮城県東部土木事務所所長、郷右近正紀と土地売買契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑はなしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。ここで換気のため暫時休憩いたします。   午後2時31分休憩                                             午後2時40分開議 ○議長(大森秀一議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第90 第291号議案工事委託に関する年度協定の一部を変更する協定の締結について(石巻線陸前稲井・渡波間稲井こ線橋新設工事の施行に関する令和2年度協定) ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第90第291号議案工事委託に関する年度協定の一部を変更する協定の締結について(石巻線陸前稲井・渡波間稲井こ線橋新設工事の施行に関する令和2年度協定)を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎伊勢崎誠一建設部長 ただいま上程されました第291号議案石巻線陸前稲井・渡波間稲井こ線橋新設工事の施行に関する令和2年度協定の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の58ページを御覧願います。本案は、既に議決されました工事委託年度協定の一部を 変更することについて、議決を求めようとするものでございます。 本委託工事は、東日本旅客鉄道株式会社が委託金額7億5,449万2,000円で施工しているところでございますが、橋梁架設工に必要な資材の搬入について、渡波稲井トンネルが貫通し、効率的な搬入ルートが確保され、円滑に進捗し、当初見込んでいた架設工事期間が短縮されたことによる架設クレーン車のリース期間の短縮及び保安要員の削減により、委託金額を減額するものであります。 以上の理由により、東日本旅客鉄道株式会社にて精査したところ、1億1,800万円の減額となり、委託金額を6億3,649万2,000円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第91 第292号議案工事請負の契約締結について(石巻市遊楽館屋根改修工事) ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第91第292号議案工事請負の契約締結について(石巻市遊楽館屋根改修工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎渡邉伸彦総務部長 ただいま上程されました第292号議案石巻市遊楽館屋根改修工事の工事請負の契約締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の59ページを御覧願います。本案は、石巻市遊楽館屋根改修工事に係る工事請負契約を締結することについて、議決を求めようとするものでございます。 本工事に係る工事請負契約につきましては、先月18日、参加申請のありました5者により、総合評価方式による制限付き一般競争入札を行った結果、豊和建設株式会社が1億8,001万5,000円で落札いたしましたので、同社代表取締役、阿部勝と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、石巻市遊楽館における屋根防水改修工事及び軒先改修工事等を行うものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
    ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。6番。 ◆6番(黒須光男議員) 総務部長のほうから今総合評価で決めたと、5者。総合評価というのはどういう、屋根だけですので、どういう形での評価なのでしょうか。点数の配分ですとか、そういうことをどういうふうに決めていただいたのかお伝えください。 ◎渡邉伸彦総務部長 基本的には、価格によらない、それ以外の評価ということで、例えばですけれども、技術力ですとか労働福祉関係、それから地域貢献度、さらには不誠実な行為がないかどうか、そういったものを配点方式によって評価いたします。価格につきましても一つの評価項目ということで評価してございまして、その中で総合的に評価いたしまして、一番優位な点数を取った業者を落札候補者ということで決定するというものでございます。 ◆6番(黒須光男議員) 5者のお名前をお示しください。技術力の違いですとか貢献度なんというのは、こういうことはあるのですか、果たして。特別に豊和建設株式会社が市役所に貢献したのですか。考えられないのですが。技術的に優れたなんというのは感じないのです。みんな同じぐらいだな。そういう点数の基礎の内訳をお示しいただけませんか。 ◎渡邉伸彦総務部長 先ほどの御質疑に対する答弁と同じで大変恐縮なのですが、そういった細かい点につきましては、なかなか本会議場で説明するのが難しいということで、議会運営委員会資料のほうにおつけしてございますので、そちらを御確認いただきたいと思います。 ◆6番(黒須光男議員) ですから、渡邉総務部長も私の指摘に対して答弁できないのです。ですから、そういうところに総合評価というのは問題があるのだと私は指摘させていただきたいのです。これは一つの大きな課題として、これは私も勉強しますので、単に今日承認されたといっても、これはやっぱり私のほうで調査をしながら、今後指摘をさせていただきたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。 ◎渡邉伸彦総務部長 改めて総合評価方式について御認識いただきたいと思いますので、御説明させていただきます。 評価につきましては、技術力が2つございまして、企業の技術力、これが7点、技術者の技術力が6点、労働福祉ということで3点、地域貢献、これは役所に対する貢献ではなくて、あくまでも地域に対する貢献でございます。それから、不誠実な行為ということで、これらの評価25点に対する、参加された業者を各審査員が評価して点数をつけるというものでございます。 それから、価格につきましても、総合評価に提示されました金額について、それぞれ参加された業者の金額を評価いたしまして点数を決めると。それの合計点でもって業者を決めるというものが総合評価の基本でございますので、御理解をいただきたいと思います。 ○議長(大森秀一議員) ほかにございませんか。   〔6番黒須光男議員「議事進行」と呼ぶ〕 ○議長(大森秀一議員) 議事は進行しております。(6番黒須光男議員「議長、しっかり答弁させてください。ちゃんと私は、5者の総合評価だったということですから、その5者の説明をお願いしたいと言っているわけ。それをちゃんと御答弁するのが筋ではないでしょうか」と呼ぶ)5者の指名はただいま申し上げております。(8番奥山浩幸議員「49ページに書いてある」と呼ぶ)(6番黒須光男議員「それはちゃんと答弁してください。そういうことで、もう一回御答弁お願いしたいと思います」と呼ぶ)終了しておりますので。ほかにございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第92 第293号議案工事請負契約の一部変更について(旧大川小学校震災遺構整備外構工事) ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第92第293号議案工事請負契約の一部変更について(旧大川小学校震災遺構整備外構工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎渡邉伸彦総務部長 ただいま上程されました第293号議案旧大川小学校震災遺構整備外構工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の60ページを御覧願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて、議決を求めようとするものでございます。 本工事は、南光運輸株式会社が請負金額2億1,791万5,500円で施工しているところでございますが、地域住民等との協議により、校舎北側に設置するフェンスについて、設置延長を87メートルから131メートルに増工するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、1,788万1,600円の増額となり、契約金額を2億3,579万7,100円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第93 第294号議案工事請負契約の一部変更について(陸閘水門遠隔監視システム被制御局建築工事) △日程第94 第295号議案工事請負契約の一部変更について(陸閘水門遠隔監視システム電源設備工事) ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第93第294号議案工事請負契約の一部変更について(陸閘水門遠隔監視システム被制御局建築工事)及び日程第94第295号議案工事請負契約の一部変更について(陸閘水門遠隔監視システム電源設備工事)、以上2議案を一括議題といたします。本2議案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎渡邉伸彦総務部長 ただいま一括上程されました2議案について御説明申し上げます。 本2議案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて、議決を求めようとするものでございます。 初めに、表紙番号1の61ページを御覧願います。第294号議案陸閘水門遠隔監視システム被制御局建築工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は石巻建商株式会社が請負金額2億3,232万円で施工しているところでございますが、各局舎建築位置の土質調査を行ったところ、必要強度が得られないことが判明したため、地盤対策工を増工するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、3,332万2,300円の増額となり、契約金額を2億6,564万2,300円に変更しようとするものでございます。 次に、62ページを御覧願います。第295号議案陸閘水門遠隔監視システム電源設備工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は日本製紙石巻テクノ株式会社が請負金額2億7,209万6,000円で施工しているところでございますが、各漁港に設置する予備発電機の給排気ダクト及び局舎開口部について、発電機稼働時の振動対策として、モルタル処理からステンレス製のダクト用カバーを設置する方法へ変更するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、1,588万8,400円の増額となり、契約金額を2億8,798万4,400円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本2議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本2議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本2議案は原案のとおり可決されました。 △日程第95 第296号議案工事請負契約の一部変更について(渡波稲井線道路新設工事) ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第95第296号議案工事請負契約の一部変更について(渡波稲井線道路新設工事)を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎伊勢崎誠一建設部長 ただいま上程されました第296号議案渡波稲井線道路新設工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の63ページを御覧願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更 することについて、議決を求めようとするものでございます。 本工事は、鴻池組・丸本組・西武建設渡波稲井線道路新設工事共同企業体が請負金額61億2,074万180円で施工しているところでございますが、トンネル整備に伴う地山掘削に当たり、終点側最終掘削部の地山強度が当初設計より軟弱であったことから、一部地山が崩落したため、支保パターンの一部変更及び補助工法を追加するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、2億4,460万3,700円の増額となり、契約金額を63億6,534万3,880円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第96 第297号議案工事請負契約の一部変更について(石巻工業港運河線道路新設工事) ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第96第297号議案工事請負契約の一部変更について(石巻工業港運河線道路新設工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎渡邉伸彦総務部長 ただいま上程されました第297号議案石巻工業港運河線道路新設工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の64ページを御覧願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて、議決を求めようとするものでございます。 本工事は、新東総業株式会社が請負金額3億2,817万8,260円で施工しているところでございますが、車両及び歩行者等の安全確保のため、照明工、路側防護柵工、誘導ブロック等を増工するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、1,879万2,400円の増額となり、契約金額を3億4,697万660円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 △発言の訂正 ◎渡邉伸彦総務部長 なお、併せまして発言の訂正をさせていただきたいと思います。先ほど第295号議案陸閘水門遠隔監視システム電源設備工事の工事請負契約の一部変更につきまして、本来であれば「給排気ダクト」と説明すべきところを「給排水ダクト」と申し上げました。訂正と併せておわびを申し上げます。よろしくお願いいたします。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。6番。 ◆6番(黒須光男議員) 新東総業、これは随分ほかの工事でも契約が何回かアップしておりまして、ちょっと違和感を感じておったのですが、今回も3回目の変更です。ここは少し変更慣れしているのではないですか。違和感を感じざるを得ないのですが、これは何か、建設部長。建設部長の範疇かな、これは。その辺が3回も変わって、やっぱり違和感を私は感じざるを得ないのですが、ほかのところもこの業者は、大変追加、追加、追加で、毎回追加したのが随分多いのです。ちょっと何か異様なのですが、その辺は何か感じませんでしたか。 ◎伊勢崎誠一建設部長 お答えいたします。 今回は第3回目の変更でございますが、石巻工業港運河線、当該路線と宮城県が管理します国道398号、大街道の交差点の部分が今回の主たる変更ということでございます。その内容につきましては、県のほうと再協議をしまして、歩行者の安全を図るということで、照明灯の設置ですとか、それから車等が突っ込んでこないように、交差点の事故で車が歩道に乗り上げないように、防護柵の設置をしたり誘導ブロック等の施工をする。それから、交通量が多いものですから、交差点の拡幅工事の舗装工事において、夜間で行うといったようなことでの増工でございます。 前回は、既存の水道管ですね、そういった地中埋設物が発見されたため、その移設等を行ったということでございます。 1回目は工期のみの延長ということでございます。 ◆6番(黒須光男議員) 湊東地区復興住宅、この造成工事も新東総業がなさっているのです。これもかなりの金額が上がっているのです、地盤改良ということで。ですから、あの辺は地盤がそんなに弱くないのにそういうことになったということで認識していたものですから、どうもそういう指摘をせざるを得なかったのですが、改めて、何回も何回も、このように3回も、ほかのところも含めて相当な金額が新東総業は上がっていますので、やっぱり誤解を招かないように、建設部長、今後ひとつ御配慮いただきたいというふうなことで、やるなら一発でばちっとやってください。お願いしたいと思います。 ○議長(大森秀一議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第97 第298号議案工事請負契約の一部変更について(防災緑地2号施設整備工事) ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第97第298号議案工事請負契約の一部変更について(防災緑地2号施設整備工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎渡邉伸彦総務部長 ただいま上程されました第298号議案防災緑地2号施設整備工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の65ページを御覧願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて、議決を求めようとするものでございます。 本工事は、遠藤興業株式会社が請負金額12億4,235万1,360円で施工しているところでございますが、当該工事と隣接し施工中である渡波排水ポンプ場建設工事との事業調整により、一部区間を別途工事で施工することとし、当該区間に係る工事分について本工事から減工するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、9,609万500円の減額となり、契約金額を11億4,626万860円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第98 第299号議案工事請負契約の一部変更について(長面地区低平地整備工事) ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第98第299号議案工事請負契約の一部変更について(長面地区低平地整備工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎渡邉伸彦総務部長 ただいま上程されました第299号議案長面地区低平地整備工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の66ページを御覧願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて、議決を求めようとするものでございます。 本工事は、遠藤興業株式会社が請負金額5億4,175万円で施工しているところでございますが、長面地区第4治山工事に係る林野庁北部森林管理署と工程調整協議の結果、盛土工及び法面工を石巻市が実施することとなったことから、当該盛土工及び法面工を本工事に追加するものでございます。また、現地を再調査したところ、低平地掘削工及び路体盛土工において設計断面との差異が判明したため、盛土の数量を変更するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、9,849万700円の増額となり、契約金額を6億4,024万700円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第99 第300号議案工事請負契約の一部変更について((仮称)石巻市複合文化施設建設工事) △日程第100 第301号議案工事請負契約の一部変更について((仮称)石巻市複合文化施設建設電気設備工事) ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第99第300号議案工事請負契約の一部変更について((仮称)石巻市複合文化施設建設工事)及び日程第100第301号議案工事請負契約の一部変更について((仮称)石巻市複合文化施設建設電気設備工事)、以上2議案を一括議題といたします。本2議案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎渡邉伸彦総務部長 ただいま一括上程されました2議案について御説明申し上げます。 本2議案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて、議決を求めようとするものでございます。 初めに、表紙番号1の67ページを御覧願います。第300号議案(仮称)石巻市複合文化施設建設工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は大成建設・丸本組特定建設工事共同企業体が請負金額73億8,688万1,300円で施工しているところでございますが、工事請負者との協議により、労働者確保に係る宿泊費等の実績に応じ、共通費を増額するものでございます。また、別途発注の設備工事との調整により、天井点検口を追加で設置するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、1億3,494万2,500円の増額となり、契約金額を75億2,182万3,800円に変更しようとするものでございます。 次に、68ページを御覧願います。第301号議案(仮称)石巻市複合文化施設建設電気設備工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は東光電気工事株式会社・株式会社エスディ佐藤電気特定建設工事共同企業体が請負金額8億8,742万5,500円で施工しているところでございますが、高天井照明器具について、将来的な維持管理を考慮し、天井裏からメンテナンス可能な仕様に変更するものです。また、電気負荷容量の確定に伴い、対応する幹線ケーブルに仕様を変更するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、3,307万2,600円の増額となり、契約金額を9億2,049万8,100円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。6番。 ◆6番(黒須光男議員) 第300号議案も4回上がっているのです、変更。そして、金額で7億円です、全額で。ちょっと今までの復興予算の前の工事ですと考えられないことが起きているのです。私も県のほうでいろいろこういうチェックをさせていただいたのですが、県議会のほうで、ちょっとないです、こんなこと。異常な高値になっているということと、懲りもせず何回も何回も上げているという。遠慮もなくやっているのかなという感じがするのです。ですから、この辺も一つ私なりに検討したいなと思っていますので、当局におかれましても御研さんいただきたいというふうに思います。 ○議長(大森秀一議員) ほかにございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本2議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本2議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本2議案は原案のとおり可決されました。 △日程第101 第302号議案工事請負契約の一部変更について(23年災小網倉漁港ほか災害復旧工事) △日程第102 第303号議案工事請負契約の一部変更について(23年災名振漁港海岸保全施設災害復旧ほか整備工事) △日程第103 第304号議案工事請負契約の一部変更について(23年災長面漁港海岸保全施設災害復旧(その5)工事) △日程第104 第305号議案工事請負契約の一部変更について(23年災明神漁港海岸保全施設災害復旧(その2)工事) ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第101第302号議案工事請負契約の一部変更について(23年災小網倉漁港ほか災害復旧工事)から日程第104第305号議案工事請負契約の一部変更について(23年災明神漁港海岸保全施設災害復旧(その2)工事)まで、以上4議案を一括議題といたします。本4議案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎渡邉伸彦総務部長 ただいま一括上程されました4議案について御説明申し上げます。 本4議案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて、議決を求めようとするものでございます。 初めに、表紙番号1の69ページを御覧願います。第302号議案23年災小網倉漁港ほか災害復旧工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は丸本組・西村組復旧・復興建設工事共同企業体が請負金額19億3,582万2,640円で施工しているところでございますが、仮設生コンクリートプラントの設置事業の終了に伴い、生コンクリート単価を仮設プラント単価から市中プラント単価に変更するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、6,441万2,700円の減額となり、契約金額を18億7,140万9,940円に変更しようとするものでございます。 次に、70ページを御覧願います。第303号議案23年災名振漁港海岸保全施設災害復旧ほか整備工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は若築建設・津田海運・宝栄建設特定建設工事共同企業体が請負金額36億5,790万1,640円で施工しているところでございますが、仮設生コンクリートプラントの設置事業の終了に伴い、生コンクリート単価を仮設プラント単価から市中プラント単価に変更するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、5,690万3,000円の減額となり、契約金額を36億99万8,640円に変更しようとするものでございます。 次に、71ページを御覧願います。第304号議案23年災長面漁港海岸保全施設災害復旧(その5)工事の工事請負契約の一部変更についてでございますが、本工事は東洋・佐藤・久本特定建設工事共同企業体が請負金額23億2,317万2,060円で施工しているところでございますが、本工事区域に隣接し施工中である宮城県発注の県道工事との事業間調整により、現工期内に着手することが困難となった区間に係る工事を別途発注することとしたことから、当該区間分について減工するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、1億1,917万3,200円の減額となり、契約金額を22億399万8,860円に変更しようとするものでございます。 次に、72ページを御覧願います。第305号議案23年災明神漁港海岸保全施設災害復旧(その2)工事の工事請負契約の一部変更についてでございますが、本工事は、株式会社丸本組が請負金額16億5,369万2,700円で施工しているところでございますが、仮設生コンクリートプラントの設置事業の終了に伴い、生コンクリート単価を仮設プラント単価から市中プラント単価に変更するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、7,844万4,300円の減額となり、契約金額を15億7,524万8,400円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本4議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本4議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本4議案は原案のとおり可決されました。 △日程第105 第306号議案工事請負契約の一部変更について(真野大橋橋梁災害復旧工事) ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第105第306号議案工事請負契約の一部変更について(真野大橋橋梁災害復旧工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎渡邉伸彦総務部長 ただいま上程されました第306号議案真野大橋橋梁災害復旧工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の73ページを御覧願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて、議決を求めようとするものでございます。 本工事は、株式会社石原組東北支店が請負金額9億3,743万8,700円で施工しているところでございますが、隣接して施工中の県発注工事において、護岸から漏水が確認されたことに伴い、県から復旧工法の変更の指示があったことから、当初のブロックマット工法から矢板式護岸とブロックマットの併用工法に変更するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、4,794万7,900円の増額となり、契約金額を9億8,538万6,600円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第106 第307号議案物損事故の和解及び損害賠償額の決定について ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第106第307号議案物損事故の和解及び損害賠償額の決定についてを議題といたします。本案について牡鹿総合支所長から説明を求めます。牡鹿総合支所長。 ◎及川伸悦牡鹿総合支所長 ただいま上程されました第307号議案物損事故の和解及び損害賠償額の決定について御説明申し上げます。 表紙番号1の74ページを御覧願います。本案は、本年9月25日未明の暴風雨により、石巻市鮎川浜清崎山の市所有地である山林からの倒木で、隣接する民間事業者所有の社屋兼加工場棟の一部が損壊したものであり、国家賠償法に基づき、今回賠償金として124万3,000円を本市が支払うことで相手方との協議が調いましたことから、その和解及び損害賠償額の決定について、議会の議決を求めるものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。17番。 ◆17番(阿部正敏議員) 多分倒木による物損事故ということで、実は相手方と、建物といわゆる市有林というところがはっきりしている案件については、こういうふうな補償対象にはなるのですけれども、例えば総合支所長の答弁か、あるいは総務部長のほうの答弁か分かりませんけれども、被災して、跡地を今造成して、かなり整備はなってきてはいるのですけれども、豪雨災害に関連して、よく倒木がかなり見られるのです、流木というのですか。それによって、整備された用地がかなり今の状況ですと、盛土して、その盛土した砕石がかなり崩れてきて、水路がかなり流れが悪い状況になってきていて、それに伴う倒木等も含めて山も荒れていますから、そういった対象林が市有林とはっきりしているものと、またそういった原因がはっきりしない、どの倒木が原因なのか、あるいは何が原因なのか、冠水の原因がはっきりしない場合は非常に難しい案件になってくると思うのです。 そういった意味で、例えば被災して、何回か冠水事故がありました。仮設の水門のところに雨水がたまって、そこに車が突っ込んで、それで車が冠水して、その際は施工業者が賠償請求するというような流れになっていましたので、そこははっきりしているのですけれども、例えば整備した跡地に何かいろんな施設を建てたりします。そういった場合に冠水して、冠水による被害があった場合は、こういった対象というのはどういうふうな形で補償されますか。その辺を担当部長にお答えいただきたいのですが。 ◎渡邉伸彦総務部長 阿部議員からの御質疑ですけれども、今披瀝していただきました内容だけですと、はっきりしたことはお答えできませんけれども、いずれにいたしましても、どうしても市の施設、例えばですと道路なんかが陥没していて、そこをたまたま通った車が、例えば車の損傷を受けた方がいらっしゃるということであれば、当然市に過失がありますので、補償する義務はあるかと思いますけれども、今の御質疑ですと、その辺の因果関係がはっきりしない部分もあるかと思います。基本的には、市の管理する公共施設において、そういった被害をこうむる方がいれば市が補償する。あとは、やはりケース・バイ・ケースでの判断になるかと思います。今この時点ではっきり答弁を申し上げられませんけれども、改めてちょっと戻りまして確認させていただきたいと思います。 ◆17番(阿部正敏議員) 因果関係を考えるとはっきりしないという事故がやっぱり今後、整備状況を見ると、復旧した後の造成した土地がかなり、水路も排水路も盛った土によってかなり埋まってきている状況ですし、冠水の確率がかなり高くなってきて、盛土に新しい施設を建てたりして、被害が今後想定される場合があって、その際はなかなか因果関係が分からないので、非常に賠償の対象が難しい案件になろうかと思うのです。 そういった意味で、できるだけそういった、半島復興事業部長にお尋ねしたいのですけれども、この間もちょっと現地を視察した際に、そういった盛った土が水路を塞いでいる状況が見られて、今回のような事故、相手方、因果関係がはっきりしている部分はいいのですけれども、そういった冠水によって、今後そういった整備した土地にいろんな施設を建てていく。そういった被害が想定されるので、できるだけ整備をしっかりと、排水路の整備、あるいは崩れている盛土の掘削も含めてきちっとやってほしいなというふうに思いますし、できるだけいろんな企業なり、あるいは営農される農地なり、いろんなものが想定されますので、そういった意味でもぜひその辺の整備ですね、きちっとお願いしたいなと。こういった事故の因果関係で、補償が曖昧にならないような形が一番いいのですけれども、なかなかそれが難しい。しかしながら、やっぱり跡地の後々の利用を考えると、その辺をしっかりやっておかないと、なかなか企業が、あるいはそこに施設を建てるというのが難しくなってくる可能性がありますので、その辺の整備をしっかりやっていただきたいなと。質疑の趣旨からちょっとずれますけれども、あえてお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎村上秀樹半島復興事業部長 お答えをいたします。 まず、基本的なのですけれども、我々がやっている漁業集落防災機能強化事業であったり低平地整備事業であれば、基本的にもともとあった水路については、構造物を入れるという大前提でやっております。今の議員がおっしゃられたこと、例えば民有地との関係で、どうしても構造物が入れられないというような箇所もあるかもしれませんので、どういった場所がそういった対象になっているとか、こちらで把握していない部分もございますので、今後その辺は現地のほうをまず確認させていただいて、水路の所有者あるいは管理者がどこなのかと、そういったことをきちんと調べた上で対応していきたいと。それで我々が例えば低平地整備事業なりなんなりで対応できるものであれば、できる限りの対応はしていきたいというふうに考えておりますので、御理解いただきたいと思います。 ◆17番(阿部正敏議員) やはり低平地整備して、結構震災の後に冠水被害、家こそ建っていませんけれども、かなり冠水被害が何度かあります。整備の状況によって、今までボックスカルバート等がかなり使用されているのです。それによって倒木とか、そういった砕石とかがそこを塞ぐ確率がかなり以前より増していますから、そういったところを十分配慮していただいて、やっぱり既存のそういった白地なり河川なり、そういったところのいわゆる個人の所有でない場所についての整備はしっかりやっていただきたいなと。この辺になると復興事業とまた違う形になろうかと思いますけれども、その辺の検証をぜひお願いしたいなというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ◎村上秀樹半島復興事業部長 まず、構造物の大きさとかそういったものにつきましては、いろいろな設計基準に基づいてやっておりますので、なかなか必要以上に大きくとかそういったことは難しいということになってまいります。では、どうするかということになれば、やはり日常的な管理という部分になってこようかと思いますので、これは例えば雨が降ったときにネックになる場所というのは当然あろうかと思いますので、そういった部分についても地元の方のお話などを聞きながら、日常的な維持管理については検討しなければならないのだろうなというふうに思っております。 ○議長(大森秀一議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第107 第308号議案町の区域を変更することについて ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第107第308号議案町の区域を変更することについてを議題といたします。本案について復興政策部長から説明を求めます。復興政策部長。 ◎岡道夫復興政策部長 ただいま上程されました第308号議案町の区域を変更することについて御説明申し上げます。 表紙番号1の75ページから79ページまでを御覧願います。本案は、議案に添付しております図面のとおり、本市が施行しております下釜南部地区被災市街地復興土地区画整理事業に伴い、施行後の土地の形状に合わせて住居表示の変更を行うため、双葉町、大街道東二丁目、大街道東三丁目、大街道南三丁目、大街道南四丁目、築山三丁目、築山四丁目、三ツ股三丁目、三ツ股四丁目及び中浦二丁目の区域を変更しようとするものであります。 区域を変更する町名として、「南光町二丁目」及び「大街道東二丁目」のそれぞれ一部を「双葉町」に、「南光町二丁目」及び「大街道東三丁目」のそれぞれ一部を「大街道東二丁目」に、「南光町二丁目」及び「三河町」のそれぞれ一部を「大街道東三丁目」に、「三河町」、「大街道東三丁目」及び「大街道南四丁目」のそれぞれ一部を「大街道南三丁目」に、「三河町」及び「大街道南三丁目」のそれぞれ一部を「大街道南四丁目」に、「三河町」及び「大街道南四丁目」のそれぞれ一部を「築山三丁目」に、「三河町」、「築山三丁目」及び「三ツ股三丁目」のそれぞれ一部を「築山四丁目」に、「中島町」、「三河町」、「築山四丁目」及び「三ツ股四丁目」のそれぞれ一部を「三ツ股三丁目」に、「中島町」及び「三ツ股三丁目」のそれぞれ一部を「三ツ股四丁目」に、「中島町」、「三ツ股三丁目」及び「三ツ股四丁目」のそれぞれ一部を「中浦二丁目」に編入するものであり、地方自治法第260条第1項の規定により、議会の議決を得ようとするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第108 第309号議案字の区域を変更することについて ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第108第309号議案字の区域を変更することについてを議題といたします。本案について産業部長から説明を求めます。産業部長。 ◎吉本貴徳産業部長 ただいま上程されました第309号議案字の区域を変更することについて御説明申し上げます。 表紙番号1の80ページから83ページまでを御覧願います。本案は、議案に添付しております図面のとおり、石巻市牡鹿地区で施行されました、県営ほ場整備事業牡鹿地区の内、谷川浜工区の工事完了に伴い、事業区域内の石巻市谷川浜風越山ほか8の字の一部または全部の区域について、工事完了後の土地の形状に合わせて字の区域を変更するものであります。 なお、変更内容の詳細につきましては、議案に添付しております変更調書を御覧願います。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第109 第310号議案市道路線の認定について △日程第110 第311号議案市道路線の廃止について △日程第111 第312号議案市道路線の変更について ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第109第310号議案市道路線の認定についてから日程第111第312号議案市道路線の変更についてまで、以上3議案を一括議題といたします。本3議案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎伊勢崎誠一建設部長 ただいま一括上程されました3議案について御説明申し上げます。 表紙番号1の84ページから89ページまでと、表紙番号5、市道路線の認定、廃止及び変更関係資料を御覧願います。 初めに、第310号議案市道路線の認定についてでありますが、今回認定を求める路線は13路線で、延長約1,520メートルであります。 内容につきましては、宮城県の内海橋開通に伴うものが3路線で、延長約367メートル、都市計画道路釜大街道線の供用開始に伴うものが10路線で、延長約1,153メートルであります。 次に、第311号議案市道路線の廃止についてでありますが、今回廃止する路線は28路線で、延長約4,729メートルであります。 内容につきましては、都市計画道路釜大街道線の供用開始に伴うものが8路線で、延長約1,427メートルの減、湊西地区被災市街地復興土地区画整理地内の道路の供用開始に伴う既設道路の廃止が19路線で、延長約3,178メートルの減、河南地区の路線の見直しに伴うものが1路線で、延長約124メートルの減であります。 次に、第312号議案市道路線の変更についてでありますが、今回変更する路線は4路線で、延長約295メートルの減であります。 内容につきましては、都市計画道路釜大街道線の供用開始に伴い起点を変更するものが3路線で、延長約96メートルの減、河南地区の路線の見直しに伴い終点を変更するものが1路線で、延長約199メートルの減であります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本3議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本3議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本3議案は原案のとおり可決されました。 △日程第112 議会案第3号不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書 ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第112議会案第3号不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書を議題といたします。本案について11番櫻田誠子議員から提案理由の説明を求めます。11番。   〔11番櫻田誠子議員登壇〕 ◆11番(櫻田誠子議員) 不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書(案)に対する提案理由について申し述べさせていただきます。 日本産婦人科学会のまとめによりますと、2018年に不妊治療の一つである体外受精で生まれた子供は5万6,979人となり、前年に続いて過去最高を更新いたしました。これは、実に16人に1人が体外受精で生まれたことになります。また、晩婚化などで妊娠を考える年齢が上がり、不妊に悩む人が増えていることから、治療件数も45万4,893件と過去最高になっています。石巻市におきましても、2019年度不妊治療の助成制度の申請は66組、延べ106件、年々増加しており、皆さん治療の苦しみとともに経済的不安を抱えております。 国においては、2004年度から、年1回10万円を限度に助成を行う特定不妊治療助成事業が創設され、その後も助成額や所得制限などを段階的に拡充してきました。また、不妊治療への保険適用もなされてきましたが、その範囲は不妊の原因調査など一部に限られ、保険適用外の体外受精や顕微授精は、1回あたりの費用が数十万円かかり、何度も繰り返すこともあり、不妊治療を行う人にとっては過重な経済負担になっています。 厚生労働省は、不妊治療の実施件数や費用などの実態調査を10月から始めていますが、保険適用の拡大および所得制限の撤廃を含めた助成制度の拡充は早急に解決しなければならない喫緊の課題であります。 よって、不妊治療を行う人々が、今後も安心して治療に取り組むことができるよう、不妊治療の保険適用の拡大を早急に取り組むことを強く要望し意見書を提出しようとするものでございます。 議員皆様の御賛同をよろしくお願い申し上げます。                                    令和2年12月4日  石巻市議会議長 大 森 秀 一 殿                        提出者 石巻市議会議員 櫻 田 誠 子                        賛成者 同       阿 部 久 一                        同   同       千 葉 正 幸                        同   同       水 澤 冨士江   議会案第3号 不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書 標記の議案を別紙のとおり石巻市議会会議規則第14条第1項の規定により提出します。議会案第3号   不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書 日本産科婦人科学会のまとめによると、2018年に不妊治療の一つである体外受精で生まれた子どもは5万6,979人となり、前年に続いて過去最高を更新したことがわかった。これは実に16人に1人が体外受精で生まれたことになる。また晩婚化などで妊娠を考える年齢が上がり、不妊に悩む人々が増えていることから、治療件数も45万4,893件と過去最高となった。 国においては2004年度から、年1回10万円を限度に助成を行う「特定不妊治療助成事業」が創設され、その後も助成額や所得制限などを段階的に拡充してきている。また、不妊治療への保険適用もなされてきたが、その範囲は不妊の原因調査など一部に限られている。保険適用外の体外受精や顕微授精は、1回当たり数十万円の費用がかかり何度も繰り返すことが多いため、不妊治療を行う人々にとっては過重な経済負担になっている場合が多い。 厚生労働省は、不妊治療の実施件数や費用などの実態調査を10月から始めているが、保険適用の拡大及び所得制限の撤廃も含めた助成制度の拡充は、早急に解決しなければならない喫緊の課題である。 そこで、政府におかれては、不妊治療を行う人々が、今後も安心して治療できるよう、下記の事項について早急に取り組むことを強く求める。1 不妊治療は一人一人に最適な形で実施することが重要であるため、不妊治療の保険適用の拡大に当たっては、治療を受ける人の選択肢を狭めることがないよう十分配慮すること。具体的には、現在、助成対象となっていない「人工授精」を始め、特定不妊治療である「体外受精」や「顕微授精」、さらには「男性に対する治療」についてもその対象として検討すること。2 不妊治療の保険適用の拡大が実施されるまでの間については、その整合性も考慮しながら、所得制限の撤廃や回数制限の緩和など既存の助成制度の拡充を行うことにより、幅広い世帯を対象とした経済的負担の軽減を図ること。3 不妊治療と仕事が両立できる環境を更に整備するとともに、相談やカウンセリングなど不妊治療に関する相談体制の拡充を図ること。4 不育症への保険適用や、事実婚への不妊治療の保険適用、助成についても検討すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。   令和 年 月 日 内閣総理大臣 殿 厚生労働大臣 殿                               宮城県石巻市議会                               議 長  大 森 秀 一 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。本案は保健福祉委員会に付託いたします。 △散会 ○議長(大森秀一議員) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。明日から13日までは休会とし、14日に本会議を再開いたします。なお、8日及び9日は各常任委員会を開催し、付託案件の審査をお願いいたします。本日はこれにて散会いたします。   午後3時44分散会...