石巻市議会 > 2020-09-04 >
09月04日-議案説明・質疑・委員会付託-02号

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  1. 石巻市議会 2020-09-04
    09月04日-議案説明・質疑・委員会付託-02号


    取得元: 石巻市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-20
    令和 2年 第3回 定例会  令和2年石巻市議会第3回定例会会議録(第2号)                                           議事日程第2号  令和2年9月4日(金曜日)午前10時開議                        第1 会議録署名議員の指名                                第2 認定第1号令和元年度石巻市一般会計及び各種特別会計決算認定について         第3 認定第2号令和元年度石巻市病院事業会計決算認定について               第4 第159号議案石巻市新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金基金条例     第5 第160号議案石巻市渡波地区健康づくりパーク条例                  第6 第161号議案石巻市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例          第7 第162号議案石巻市手数料条例の一部を改正する条例                 第8 第163号議案石巻市立学校授業料等徴収条例の一部を改正する条例          第9 第164号議案令和2年度石巻市一般会計補正予算(第6号)              第10 第165号議案令和2年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第1号)       第11 第166号議案令和2年度石巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)       第12 第167号議案令和2年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)        第13 第168号議案令和2年度石巻市病院事業会計補正予算(第1号)            第14 第169号議案令和2年度石巻市下水道事業会計補正予算(第2号)           第15 第170号議案財産の取得について(石巻市複合文化施設備品(舞台音響その3))    第16 第171号議案財産の取得について(石巻市複合文化施設備品(舞台大道具その1))   第17 第172号議案工事請負の契約締結について(石巻市河北地区衛生処理センター解体撤去工           事)                                 第18 第173号議案工事請負の契約締結について(釜小学校校舎老朽化対策工事)       第19 第174号議案工事請負の契約締結について(山下中学校校舎老朽化対策工事)      第20 第175号議案工事請負契約の一部を変更する契約の締結について(釜大街道線橋梁下部工           新設(その3)工事)                         第21 第176号議案工事請負契約の一部変更について(北上(大室地区)漁港護岸ほか機能強化           工事)                                第22 第177号議案工事請負契約の一部変更について(流留真野沢田線道路改良(その3)工事) 第23 第178号議案工事請負契約の一部変更について(蛇田新橋橋梁架替(その2)工事)   第24 第179号議案工事請負契約の一部変更について(石巻工業港運河線道路新設工事)    第25 第180号議案工事請負契約の一部変更について(石巻工業港運河線橋梁下部工新設工事) 第26 第181号議案工事請負契約の一部変更について((仮称)石巻市複合文化施設建設工事) 第27 第182号議案工事請負契約の一部変更について((仮称)石巻市複合文化施設建設機械設           備工事)                               第28 第183号議案工事請負契約の一部変更について(釣石橋橋梁災害復旧(その2)工事)  第29 第184号議案訴えの提起について                          第30 第185号議案字の区域を新たに画することについて                  第31 第186号議案字の区域を新たに画することについて                  第32 第187号議案字の区域を変更することについて                    第33 第188号議案町の区域を新たに画することについて                  第34 第189号議案住居表示に関する法律第3条第1項の規定により定めた市街地の区域の変更           について                               第35 第190号議案市道路線の認定について                        第36 第191号議案市道路線の廃止について                        第37 第192号議案市道路線の変更について                        散 会                                          本日の会議に付した事件 議事日程のとおり                                          出席議員(30名)   1番  阿  部  浩  章  議員    2番  佐  藤  雄  一  議員   3番  髙  橋  憲  悦  議員    4番  阿  部  和  芳  議員   5番  大  森  秀  一  議員    6番  黒  須  光  男  議員   7番  楯  石  光  弘  議員    8番  奥  山  浩  幸  議員   9番  遠  藤  宏  昭  議員   10番  木  村  忠  良  議員  11番  櫻  田  誠  子  議員   12番  鈴  木  良  広  議員  13番  青  木  ま り え  議員   14番  千  葉  正  幸  議員  15番  星     雅  俊  議員   16番  青  山  久  栄  議員  17番  阿  部  正  敏  議員   18番  齋  藤  澄  子  議員  19番  阿  部  久  一  議員   20番  丹  野     清  議員  21番  安  倍  太  郎  議員   22番  阿  部  欽 一 郎  議員  23番  森  山  行  輝  議員   24番  渡  辺  拓  朗  議員  25番  千  葉  眞  良  議員   26番  山  口  荘 一 郎  議員  27番  髙  橋  栄  一  議員   28番  西  條  正  昭  議員  29番  後  藤  兼  位  議員   30番  水  澤  冨 士 江  議員欠席議員(なし)                                          説明のため出席した者  亀 山   紘  市     長        菅 原 秀 幸  副  市  長  堀 内 賢 市  代 表 監査委員        境   直 彦  教  育  長  椎 葉 健 一  病 院 局 長        岡   道 夫  復 興 政策部長  渡 邉 伸 彦  総 務 部 長        大 塚 智 也  財 務 部 長  後 藤   寛  復 興 事業部長        村 上 秀 樹  半島復興事業部長  千 葉   巧  河北総合支所長        万城目 昭 博  雄勝総合支所長  水 沼 俊 宏  河南総合支所長        今 野 裕 之  桃生総合支所長  佐々木 貞 義  北上総合支所長        及 川 伸 悦  牡鹿総合支所長  沼 田 裕 光  生 活 環境部長        守 屋 克 浩  健 康 部 長  津 田 淳 一  福 祉 部 長        吉 本 貴 徳  産 業 部 長  伊勢崎 誠 一  建 設 部 長        阿 部   仁  会 計 管 理 者  大 内 重 義  病院局事務部長        及 川 伸 一  教 育 委 員 会                                   事 務 局 長                                          事務局職員出席者  今 野 善 浩  事 務 局 長        松 﨑 泰 政  事 務 局 次 長  吉 田 直 也  事 務 局長補佐        熱 海 照 郎  主     幹  川 田 秀一郎  主     査        鍵   治 彦  主 任 主 事  菊 地 光 大  主 任 主 事 △午前10時開議 ○議長(大森秀一議員) ただいまから本日の会議を開きます。欠席通告議員はありません。 本日の議事は、日程第2号をもって進めます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(大森秀一議員) 日程第1会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員に15番星雅俊議員、16番青山久栄議員、17番阿部正敏議員、以上3名を指名いたします。 △諸般の報告 ○議長(大森秀一議員) この際、諸般の報告を行います。 市長から令和2年石巻市議会第3回定例会議案審議資料の訂正の申入れがあり、お手元に配付しておりますので、訂正をお願いいたします。 以上で諸般の報告を終わります。 △日程第2 認定第1号令和元年度石巻市一般会計及び各種特別会計決算認定について ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第2認定第1号令和元年度石巻市一般会計及び各種特別会計決算認定についてを議題といたします。本案について財務部長から説明を求めます。財務部長。 ◎大塚智也財務部長 ただいま上程されました認定第1号令和元年度石巻市一般会計及び各種特別会計決算認定について御説明申し上げます。 会計管理者から提出されました令和元年度石巻市一般会計及び各種特別会計決算について、去る7月2日に監査委員の審査に付しておりましたところ、先月18日に審査意見書が提出されましたので、地方自治法第233条第3項の規定に基づき、監査委員の意見を付し、市議会の認定に付するものでございます。 それでは、その概要について御説明申し上げますので、表紙番号2、歳入歳出決算書の4ページと5ページ、令和元年度各種会計歳入歳出決算総覧を御覧願います。 まず、一般会計についてでありますが、予算現額2,648億7,186万7,168円に対し、歳入決算額は2,378億3,107万4,582円、歳出決算額は2,099億484万8,857円で、差引き残額は279億2,622万5,725円となっております。 この差引き残額につきましては、備考欄に記載しておりますように、21億5,665万2,625円を財政調整基金に繰入れし、257億6,957万3,100円を翌年度へ繰越ししておりますが、その内訳といたしましては、事業の繰越しに係る財源236億1,957万3,100円及び決算剰余金21億5,000万円でございます。 次に、予算額と決算額の比較について御説明申し上げますので、5ページの右の欄を御覧願います。歳入は、予算額に対して270億4,079万2,586円下回り、収入率は89.8%となっております。一方、歳出では549億6,701万8,311円の残額が生じ、執行率は79.2%となっております。 次に、一般会計と土地取得特別会計から介護保険事業特別会計までの11特別会計を含めた合計につきましては、予算現額3,727億6,606万3,528円に対し、歳入決算額は3,410億6,431万9,247円、歳出決算額は2,860億6,733万6,278円で、差引き残額は549億9,698万2,969円となっております。 各種特別会計の差引き残額の内訳につきましては、備考欄に記載しておりますが、このうち決算剰余金を除く事業の繰越しに係る財源は全体で263億5,613万6,207円となっており、国民健康保険事業特別会計及び介護保険事業特別会計につきましては、差引き残額を財政調整基金に繰入れしております。 次に、予算額と決算額との比較について御説明申し上げますので、5ページの右下欄を御覧願います。全会計の歳入は、予算額に対して317億174万4,281円下回り、収入率は91.5%となっております。一方、歳出では866億9,872万7,250円の残額が生じ、執行率は76.7%となっております。 以上、令和元年度石巻市一般会計及び各種特別会計決算の概要について御説明申し上げましたが、詳細につきましては歳入歳出決算事項別明細書、主要な施策の成果等に関する説明書及び監査委員から提出されました審査意見書などの資料を御参照願います。 なお、継続費精算報告書及び健全化判断比率並びに資金不足比率につきましては、表紙番号9から11で御報告させていただいております。 以上でございます。よろしく御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) 次に、監査委員から決算審査意見書について説明を求めます。監査委員。 ◎堀内賢市代表監査委員 令和元年度石巻市一般会計及び各種特別会計決算並びに令和元年度石巻市基金運用状況などに関する審査の結果につきまして、監査委員を代表し、御説明申し上げます。 表紙番号4、審査意見書、1ページ、令和元年度石巻市一般会計・特別会計歳入歳出決算審査意見を御覧願います。市長から審査に付されました令和元年度各種会計決算及び決算附属書類について、7月2日から8月12日まで関係諸帳簿、証書類、その他関係書類により、決算の正確性、予算執行の的確性、収入支出の合法性、財政運営及び財産管理の実績などに主眼を置いて審査を実施いたしましたところ、いずれも関係法令に準拠して作成され、計数は正確であり、決算内容や予算執行状況は適正であると認めました。 それでは、審査意見書に基づき、その概要を御説明申し上げます。決算規模及び収支と予算の執行状況につきましては、2ページと3ページに記載のとおりでございます。 次に、公営事業会計を除く特別会計と一般会計とを合算、整理し、会計間の重複を控除した普通会計による決算分析について御説明申し上げますので、4ページを御覧願います。決算収支の状況でございますが、5ページの表、決算収支の状況のとおり、歳入総額2,429億8,756万円、歳出総額2,111億8,598万8,000円で、歳入歳出差引額は318億157万2,000円となっており、このうち翌年度へ繰り越すべき財源275億7,310万7,000円を差し引いた実質収支は42億2,846万5,000円の黒字となっております。また、単年度収支は36億9,891万6,000円の赤字となっており、積立金を加算した実質単年度収支は36億9,744万7,000円の赤字となっております。 次に、財政の構造について御説明申し上げます。歳入の構成でございますが、6ページの表1、歳入決算額の財源別内訳のとおり、自主財源が46.9%、依存財源が53.1%となっております。 また、8ページの表2、歳入決算額の使途別内訳のとおり、歳入のうち一般財源が40.6%、特定財源が59.4%となっております。 次に、歳出の構成でございますが、10ページの表3、歳出決算額の性質別内訳のとおり、各経費の構成比率は義務的経費で14.6%、投資的経費で30%、その他の経費で55.3%となっております。 次に、財政構造の弾力性等について御説明申し上げますので、12ページの表、普通会計決算の財政状況を御覧願います。財政力指数は0.54、経常収支比率は102.2%、実質公債費比率は9.3%となっております。 次に、13ページから171ページまでの一般会計及び各種特別会計についてでございますが、前年度と同様に震災関係分と通常分とに区分して比較を行うことにいたしました。これらのことを一般会計歳入では16ページ、歳出では60ページの表2、款別決算状況にまとめております。また、特別会計につきましては、歳入、歳出を合わせて100ページの表2、会計別決算状況にまとめております。 次に、173ページを御覧願います。実質収支に関する調書を記載しておりますが、一般会計、特別会計を合わせた実質収支は50億2,127万4,000円の黒字となっております。 次に、基金の運用状況について御説明申し上げますので、179ページを御覧願います。市長から審査に付されました令和元年度石巻市基金運用状況報告書につきまして審査を実施いたしましたところ、計数は正確であり、いずれも適正に運用されていると認めました。 次に、令和元年度石巻市健全化判断比率について御説明申し上げますので、203ページを御覧願います。市長から審査に付されました令和元年度石巻市健全化判断比率につきまして審査を実施いたしましたところ、健全化判断比率の算定及びその算定の基礎となる書類の作成はいずれも適正に行われていると認めました。なお、令和元年度決算における健全化判断比率は、財政健全化法に規定された早期健全化基準を下回っていることから、石巻市の財政の健全性は保たれていると認めました。 次に、令和元年度石巻市資金不足比率について御説明申し上げますので、205ページを御覧願います。市長から審査に付されました令和元年度石巻市資金不足比率につきまして審査を実施いたしましたところ、資金不足比率の算定及びその算定の基礎となる書類の作成は、いずれも適正に行われていると認めました。なお、令和元年度決算において資金の不足額が生じている事業会計はございませんでした。 以上、令和元年度石巻市一般会計及び各種特別会計決算並びに令和元年度石巻市基金運用状況等の概要について御説明申し上げました。 次に、207ページのむすびを御覧願います。1の一般会計・特別会計決算の概況及び2の決算の分析につきましては、記載のとおりでございますので、説明を省略させていただきます。 210ページの3、まとめについてでございます。厳しい財政状況が続くとの見通しの下、編成された平成31年度予算の執行に当たり、復旧・復興事業を復興の総仕上げに向けて優先的に取り組む施策と位置づけて進めてきた結果、その進捗は全域的に目に見える形となって現れております。 歳入における市税については、その収納率等からも積極的な取組姿勢が読み取れます。 しかし、市税以外の債権については、石巻市債権管理基本方針が策定されているものの、目に見えるような取組強化がなされた決算には残念ながらなっておりません。 民法改正による短期消滅時効の廃止に伴い、債権によっては消滅時効期間が延長されていることからも、組織として市民の生活の現状に即した適正な債権管理を行うことを望むものであります。 歳出にあっては、令和2年度から下水道事業会計が公営企業会計に移行しております。独立採算制の原則がある公営企業会計であることからも、経営戦略の進行管理体制を確立し、基準外繰入れの減少に向けた取組を望むものであります。 また、少子・高齢化の進展に伴う社会保障費の増加や新たに建設された公共施設を含め、長期的に発生することが確実な維持管理経費などにより厳しい財政運営が続くと推測されます。生活保護費を例に挙げれば、受給者数は年々増加傾向でありますが、新型コロナウイルスの影響によりさらに増加することが予想されているところであり、社会情勢によって支出が左右される状況にあることからも、安定的な自主財源の確保と自律性の高い財政運営の推進を強く望むものであります。 次に、財政状況については、財政力指数、経常収支比率などから、財政の硬直化は顕著でありますが、実質赤字比率、連結実質赤字比率とも赤字額はなく、実質公債費比率なども早期健全化基準内であり、公営企業における資金不足比率においても資金不足額は生じておりません。 しかしながら、義務的経費などの増加や災害などの予期せぬ財政需要が増大する中において、様々なリスクに備えた上で、歳入歳出全般にわたる見直しを不断に行い、財政指標の動向に注視しつつ、中長期視点に立った健全な財政運営に努めるよう要望するものであります。 終わりに、総務省が公表しております類似団体別職員数の状況によりますと、本市の職員数は復興需要により、他団体より多くなっております。市の面積や保有施設、公営企業等会計職員など、考慮すべきものがあり、単純に比較できるものではありませんが、内容を分析の上、策定中の定員適正化計画において、震災前数値を目標に設定するなど、職員の適正な配置や事務事業の選択と集中に努めていただき、効率的かつ効果的な組織運営を図るよう望むものであります。 持続可能なまちづくりに向けて、新たな総合計画を上位に様々な計画の下、まちづくりの事業が展開されていくことになりますが、現下のコロナ禍のように経済が停滞してしまう時期は、住民からの行政に対する期待と同時に、職員に対して一層の厳しい目が向けられることになります。人件費抑制につながる事務改善を行い、事業の目的と具体な取り組み方を職員に指導するのは管理職の重要な職務であります。人材育成の大切さは普遍のものであります。多種多様な業務で成り立っているまちづくりのための健全財政を維持するためにも、管理職は日常の業務の中でいかに職員を育成するかということに重きを置き、取り組まれることを期待するものであります。 私からの説明は以上でございます。よろしく御理解賜りたいと存じます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。9番。 ◆9番(遠藤宏昭議員) 表紙番号2、令和元年度石巻市一般会計歳入歳出決算書の135ページの備考欄の一番下にあります予備費充用、これは総務管理費のうち一般管理費、予備費充用859万460円について伺います。この充用された部分、どのようなところに充てて用いられたのか、内容についてお聞かせください。 また、そのうち訴訟費用にはどれほどの金額が充てられているのか、併せて伺います。 ◎渡邉伸彦総務部長 お答えいたします。 2款1項1目の予備費充用の内訳でございますけれども、これの主なものになりますけれども、ほとんどが訴訟関係費になってございます。1つ例を挙げますと、仙台地方裁判所における新蛇田復興住宅に係る公金返還手続請求事件に係る訴訟代理人業務着手金ほか6件で、859万460円のうち793万1,334円が訴訟関係費となってございます。 その他につきましては、物損事故等による損害賠償金などとなってございます。 ◆9番(遠藤宏昭議員) 今答弁の中でもありましたが、結構大きい金額が訴訟に充てられているのだなというような思いです。昨日も行政報告の中で、訴訟が提起された件についてという報告がありました。また、直近では7月21日の第2回臨時会において湊東地区の買取型復興公営住宅について、6月19日の第2回定例会においては石巻市に対して損害賠償を請求するもの、さらに遡ると、今総務部長の答弁の中であったものなのだと思いますが、昨年6月6日の第2回定例会において新蛇田地区の買取型復興公営住宅についての行政報告がありました。 そこで総務部長にお伺いします。これらについても予備費が充用されたのか、令和2年度分になりますが。されているのであれば、それぞれにどれほどの金額が充てられたのか伺います。 また、市当局は行政報告の中で粛々と対応していくと、正当性を主張していくと報告されていますが、粛々と対応されている経過についても併せて伺います。 ◎渡邉伸彦総務部長 ただいまの予備費充用の案件の具体的な金額ということで御説明させていただきます。 まず1つが、年度ごとに順番に申し上げますと、令和元年度新蛇田復興住宅に係る公金返還手続請求事件、これにつきましては着手金ということで108万円、代理人のほうに支払ってございます。これにつきましては、9月14日、第7回の口頭弁論を行う予定になってございます。 それから、令和2年度になりますけれども、湊東復興住宅に係る不当利得返還請求事件、これに係ります着手金につきましては110万円を支払ってございます。これにつきましては、9月14日、第2回の口頭弁論期日を予定してございます。 それから、議会の懲罰処分に係る損害賠償請求事件、これに係ります着手金につきましては88万円を支払ってございます。これにつきましては、9月29日、第2回の口頭弁論期日を予定してございます。 ◆9番(遠藤宏昭議員) 経過については、ただいま総務部長のほうから答弁していただきました。訴訟が提起されたこと、それに対する市当局の対応、経過まではお聞きしました。であるならば、結果についてもきちんとした形での報告をすべきと考えますが、議会への報告、また市民への報告、説明、周知についてはどのようにお考えか、これまでの報告の仕方、また今後考え得る報告の仕方についてお聞かせください。 あわせて、市長にもお伺いします。訴訟が提起され、市当局が対応する、その結果を費用も含めて市民に報告することは重要なことであり、必要なことだと思いますが、市長のお考えをお聞かせください。 ◎渡邉伸彦総務部長 お答えいたします。 これまでも訴訟の提起があった場合につきましては、議会の場をお借りいたしまして、行政報告という形で報告させていただいております。そういう形で、議員の皆様をはじめ広く市民の皆様へお知らせさせていただいているところでございますけれども、代理人の委託料につきましてはこれまで特に触れてはこなかったところでございます。 ただいま御提案いただきました件につきましては、今後報告の際に併せて、当然代理人が確定している場合につきましては、係る費用についても報告させていただきたいと思います。 また、経過でございますけれども、訴訟の内容によりましては、短期で結審するもの、それから長期で結審するもの、いろいろございます。ただ、いずれにいたしましても、結審したものなどにつきましては、同じように行政報告の場で御報告させていただきたいと思いますし、その際、先ほど着手金については御紹介させていただきましたけれども、当然結審となりますと成功報酬というものを新たに支払うことになります。つきましては、そういった金額につきましても議員の皆様、それから市民の皆様に御紹介させていただければというふうに考えてございます。 ◎亀山紘市長 議員の御質疑に回答いたします。 訴訟については、これまでも結審した場合には、あるいは経過についても行政報告で報告させていただいておりましたけれども、係る費用については報告ということはなかったわけですけれども、今後はどのような形で議員の皆さんにお知らせするか検討させていただいて、できるだけ情報は議員の皆様にお知らせしたいと考えております。
    ◆6番(黒須光男議員) 遠藤議員のほうから裁判の費用の件についての質疑だったわけでありますが、答弁を聞きますと、3つとも私に関連するものですから、ちょっとお話しさせていただきますけれども、新蛇田は108万円、湊東が110万円、議会のほうが88万円というもの、約300万円でございます。私は、ずっと疑念を持っておったのですが、市にはちゃんと顧問弁護士がいるのですよね。ちょっと高いですよ、全部。大変高い、お金が。市にはちゃんと顧問弁護士がいらっしゃる。法制官もいらっしゃる。弁護士は皆バックにいるのです。ところが、そういう方々が出てこない。本来とすれば、これは顧問弁護士が受けて立つのです。私の弁護士に聞いたら、「なして出てこないの」と言ったら、「黒須と争いたくないから出ない」と言っているのだから、市の弁護士が、顧問弁護士が。そういう弁護士を顧問弁護士で抱えること自体おかしいのではないですか。 ですから、高くなっているのです。これは、やっぱり弁護士はちゃんと顧問弁護士である以上受けて立って、そしていかに安く上げるかということが肝要ではないですか。ましてや成功報酬、(29番後藤兼位議員何事か呼ぶ)今誰か、後藤君が原因をつくったのは誰だと言っていますけれども、議員の皆さんもですよ、関係あるのですよ、これは。ふざけるんじゃないですよ。議員だけ、私だけが訴えて、こういう問題を引きずったわけではないです。 遡って考えますと、これは監査委員だって、ちゃんと審議もしないで、時効だということで却下したから今争っているのです、この2つは、新蛇田と湊東は。ちゃんと適時にそういう顧問弁護士なり監査委員がしっかり仕事をすればこういう問題は発生しないのです。(29番後藤兼位議員「議長、議事整理しろよ」と呼ぶ)駄目だよ、これ関連するやつが言っては駄目だ。 そういうことですので、しっかりその辺の今御答弁いただけていませんから、まずは弁護士、どうして顧問弁護士にやらせないのか。「黒須とは嫌だ」と言っている。そういうことをうちの弁護士は言っているのですよ。(17番阿部正敏議員「決算だぞ、決算」と呼ぶ)弁護士は決算ですよ、予算。そういうことでございますので、かような点をひとつお答えいただけませんか。 ◎渡邉伸彦総務部長 予算につきましては、議会の承認をいただいて執行してございます。内容につきましても適正に執行してございます。 ◆6番(黒須光男議員) 総務部長、渡邉部長、あなたはいつから豹変したのだか分からないですけれども、議会で議決したからいいのだと。議決しても問題が生じる場合があるのです。架空工事の問題が発覚したり、様々な議会が議決して出てきているのですよ、これは過去も。だから、そういう答弁はあり得ないのではないですか。こういう問題を引きずっているあなたたちのそういう姿勢にあるのではないですか。いかがですか。 ◎渡邉伸彦総務部長 そういうところで、市におきましても応訴するということで、代理人を委託して執行していると。その内容が先ほど御紹介させていただいた内容ということでございます。 ◆6番(黒須光男議員) 渡邉総務部長、根本の出だしが間違っているのだ。要するに、議会で承認したから間違いないのだと。だったら、この決算書、質疑したり承認する必要はないではないですか、考えてみれば。議会を通したからいいのだという根拠の話というのはあり得ないのだということを改めて主張させていただきたい。 そして、今後この問題は大変大切なものですから、今裁判中ですから、3つとも。白黒つくわけですから。基本的にはこの3つの裁判は、すべからく架空工事であるかどうかというのが判明すればいいことですから、この辺をひとつしっかり受け止めていただいて、当局も身を引き締めて、反省しながらやっていただきたいと。いかがですか。市長、お願いします。 ◎亀山紘市長 訴訟の提起を受けておりますけれども、私どもとしては、これは復興事業について不正は全くありません。そういったことで、提訴された以上はそれに対して対応するということにさせていただいています。 ○議長(大森秀一議員) ほかにございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本決算認定のうち令和元年度石巻市一般会計については、お手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に分割付託することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。 次に、ただいま付託いたしました一般会計決算を除く10特別会計決算認定については、お手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 △日程第3 認定第2号令和元年度石巻市病院事業会計決算認定について ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第3認定第2号令和元年度石巻市病院事業会計決算認定についてを議題といたします。本案について病院局事務部長から説明を求めます。病院局事務部長。 ◎大内重義病院局事務部長 ただいま上程されました認定第2号令和元年度石巻市病院事業会計決算認定について御説明申し上げます。 令和元年度石巻市病院事業会計決算につきまして、監査委員の審査に付したところ、先月18日に監査委員から決算審査意見書が提出されましたので、地方公営企業法第30条第4項の規定により監査委員の意見を付し、市議会の認定に付するものでございます。 それでは、決算の概要につきまして御説明申し上げますので、表紙番号2、石巻市病院事業会計決算書の428ページを御覧願います。まず、医業活動における損益取引を表します収益的収入及び支出から御説明申し上げます。収益的収入につきましては、予算額53億9,783万6,000円に対し、決算額は53億1,970万5,411円となっております。収益的支出につきましては、予算額54億590万5,880円に対し、決算額は51億6,731万5,512円となっております。 次に、医業活動以外の施設改良などの資本取引を表します資本的収入及び支出につきまして御説明申し上げますので、430ページを御覧願います。資本的収入につきましては、予算額5億5,978万1,000円に対し、決算額は5億3,433万9,481円となっております。資本的支出につきましては、予算額6億594万7,000円に対し、決算額は6億119万6,678円となっております。なお、資本的支出に不足する額につきましては、当年度の損益勘定資金等により補填しております。 次に、令和元年度の経営成績について御説明申し上げますので、433ページの令和元年度石巻市病院事業損益計算書を御覧願います。石巻市立病院において、地域包括ケア病床の増床や整形外科及び耳鼻咽喉科の診療日数を増やしたことに伴い、入院収益や外来収益など医業収益が増加し、さらに経営健全化に資する一般会計からの補助金などにより、医業外収益も増加したことから、1億3,361万3,947円の当年度純利益を計上し、その結果、当年度未処理欠損金は64億9,997万3,581円となっております。 なお、令和元年度石巻市病院事業欠損金計算書等その他の財務諸表につきましては、434ページから437ページまでにお示ししておりますほか、決算附属書類や病院別の決算書類につきましても440ページから468ページまでに添付いたしておりますので、併せて御参照願います。 以上でございます。よろしく御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) 次に、監査委員から決算審査意見書について説明を求めます。監査委員。 ◎堀内賢市代表監査委員 令和元年度石巻市病院事業会計決算の審査結果につきまして、監査委員を代表し御説明申し上げます。 表紙番号4、審査意見書の185ページを御覧願います。市長から審査に付されました令和元年度石巻市病院事業会計決算につきましては、6月3日から8月12日まで、関係諸帳簿、証書類、その他関係書類により審査を実施いたしましたところ、決算諸表はいずれも関係法令に準拠して作成されており、それらの計数は正確であり、経営成績及び財政状態は適正に表示されていると認めました。 それでは、その概要を御説明申し上げます。初めに、業務実績は186ページの表、比較業務実績表のとおりでございます。 次に、予算の執行状況でございますが、収益的収入及び支出は187ページ、資本的収入及び支出につきましては188ページに記載のとおりでございます。 同じく188ページの予算に定められた限度条項等につきましては、いずれも議決された予算内で執行されております。 次に、経営成績でございます。初めに、経営収支の状況につきましては、189ページの比較損益計算書のとおり、収益総額53億894万1,303円に対し、費用総額51億7,532万7,356円で、差引き1億3,361万3,947円の当年度純利益となっております。この結果、前年度未処理欠損金に当年度純利益を加えた未処理欠損金は64億9,997万3,581円となったところでございます。 次に、191ページの経営分析につきましては、比較経営分析表のとおりであり、病床利用率は72.2%、外来入院患者比率は98.4%となっております。 次に、財政状態につきましては、192ページに記載のとおりでございます。 次に、財務分析につきましては、193ページの比較財務分析表のとおりであり、経常収支比率は101.9%、医業収支比率は59.9%となっております。 次に、キャッシュフローの状況につきましては、194ページの比較キャッシュフロー計算書のとおりでございます。 病院別の経営状況につきましては、195ページから202ページに記載のとおりでございます。 以上、令和元年度石巻市病院事業会計の決算概要について御説明申し上げました。 次に、211ページ、むすびの項目(市立病院)を御覧願います。令和元年度決算では、病床利用率、外来患者数ともに前年度比で微増しておりますが、公立病院として高いものではございません。黒字となっている収支も、実質は一般会計からの大きな負担によるものであります。 公立病院は、不採算性医療と言われており、多くの公立病院においても一般会計からの負担の下に成り立っているとはいえ、ベンチマーキング等も取り入れるなど、経営改善に取り組む時期が来ていると考えます。 現在、新病院改革プランを鋭意策定中であると思いますが、市立病院が地域医療確保のために果たすべき役割を明らかにし、課題解決の手段としてふさわしい数値目標を定めていただきたいとの思いでございます。 私からの説明は以上でございます。よろしく御理解賜りたいと存じます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。30番。 ◆30番(水澤冨士江議員) まず、改めて一般会計からの繰入れです。繰入金の金額と近年の推移です。これについて伺います。 また、186ページに、入院患者は増えているのだけれども、外来患者が減っていると、予定量を下回っているということであります。この3月まででございますので、新型コロナウイルスの影響はあったのかどうか。私ども石巻赤十字病院などにも伺ってお話を聞きますと、非常に新型コロナウイルスの影響が病院経営を圧迫しているというお話も聞いております。その辺の市立病院の状況についてもまず伺いたいと思います。 ◎大内重義病院局事務部長 お答えいたします。 令和元年度の一般会計からの繰入金の状況ですけれども、石巻市立病院と牡鹿病院、2病院合わせましては合計で19億4,154万1,892円となってございます。昨年度は、2病院合計で21億143万4,136円でございましたので、令和元年度は1億5,900万円ほどの減となっております。ただ、繰入れの中には総務省で定めております基準と、そのほかに一般会計から政策分としていただいている部分がございます。その金額を御紹介いたしますと、基準分としては令和元年度は10億282万6,085円、政策分としては9億3,871万5,807円ということでございます。令和元年度の繰入金の状況につきましては以上でございます。 それから、新型コロナウイルス感染症に係ります患者数の動向でございますけれども、やはり多少はあると思ってございます。令和元年度の決算でおきますと、例年でありますと1月から3月、この時期というのは入院、外来ともに伸びていくというような状況でございましたけれども、この時期にやはり影響があって伸びなかったと。むしろ下がったというところもございましたので、新型コロナウイルス感染症の影響があったものと思っております。 今年度の状況でございますけれども、やはり今年度に入りまして、その減少幅がかなり大きくなっているということでございます。入院もですけれども、外来もともに影響が出ているというふうに考えてございます。 ◆30番(水澤冨士江議員) 今病院局事務部長に答弁いただきました繰入金の金額に2つの病院を合わせての金額ですが、ぜひ別々にお示しをいただきたいというふうに思います。 それと、監査委員に伺いますが、監査意見書211ページに、市立病院のところで中ほどに、負担を抑えるために市民を交えた会議を設置し、経営改善に取り組んでいる公立病院もあるといったことについて具体的な中身をお示しいただきたいのと、その下に、県内は4つの医療圏に区分されており、各医療圏には拠点となる公立病院があることから、拠点病院のベンチマークと市立病院を比較することも経営改善に役立つものと考えると、この辺りについて具体的にお示しをいただきたいと思います。 ◎大内重義病院局事務部長 お答えいたします。 病院ごとの繰入金の金額でございますけれども、令和元年度で申し上げますと、石巻市立病院につきましては合計で15億2,900万2,707円でございます。このうち基準内は8億3,127万6,514円、政策分といたしましては6億9,772万6,193円となってございます。 それから、牡鹿病院につきましては合計で4億1,253万9,185円、このうち基準内の繰入れは1億7,154万9,571円、基準外といたしましては2億4,098万9,614円となってございます。 ◎堀内賢市代表監査委員 お答えいたします。 初めに、市民を交えた会議を設置しているというふうなところでの御質疑、これにつきましては具体には愛知県の常滑市民病院。経営が悪化したので、市民を交えてというようなことではなくて、たしか新たに病院を建設するに当たって、これまでの体制、経営戦略をやっぱり市民を巻き込んで進めたほうがいいだろうというようなことで、たしか新常滑市民病院100人会議というふうな名称で、100人ぐらいの市民の方を募集して、初めはかなり市民のほうから苦情と申しますか、そういったものが多く出されて会議がスタートしたそうなのですけれども、会を重ねて、病院の状況、市の状況、そういったものを説明していった中で、市民の方々も理解をしていただいて、かなり協力的に現在は進められているというふうなことを伺っております。 それから、ベンチマーキングというふうなことにつきましては、例えば災害拠点ですと県内には15の病院がございます。それから、圏域4つのところにもそれぞれ病院がございます。それから、宮城県外であっても石巻市と同じような地域性を持つような公立病院があれば、そういったところの経営戦略等のいいところを引き出して、市立病院で現在行われています新病院改革プランのほうにも落とし込んでいただいて、ぜひそういったものを取り組んで、経営改善に取り組んでいただければよろしいのかなという思いでございます。 ◆30番(水澤冨士江議員) もう一度病院局事務部長のほうに、改めて外来患者数の減の要因、新型コロナウイルスだけではないと思うのですが、その辺を伺いたいのと、あと資料4、意見書の191ページです。経営分析の中で、下から4行目、3行目に患者100人当たりの検査件数、また放射線件数、これが大きく減っているわけですが、これが、やればいいというものではないというふうに私も考えますけれども、どういった理由でこのように大きく減ったのか、考え方等について、病院局長含め伺いたいと思います。 ◎大内重義病院局事務部長 お答えいたします。 外来患者の減少でございますけれども、先ほどは新型コロナウイルスの関連ということで、影響ということで、1月から3月は伸びる予想をしておりましたが、これに反しまして下がる傾向でしたと。さらに、今年度につきましてはその傾向が続いているという状況ですけれども、予算、そして改革プランに昨年度も届かなかったというような影響につきましては、やはり昨年度、当初医師20人でスタートしておりましたけれども、4月から医師の退職がございまして、年度末では16人まで減少してございます。今年度に入って徐々に回復しているものの、医師を採用して回復しているものの、まだ平成30年度の状況までには戻っていないというところでございます。今後さらに医師の採用、10月にも予定しておりますので、まずは体制を整備して、本業であります医業収支、医業収入の確保に努めたいというふうに考えてございます。 それから、検査件数と放射線の件数減少について、実は私どものほうでも決算を見ながら検証してまいりました。その結果、各部署に聞いたというところ、私が聞いたところでは、例えば検査機械とかが進んで、これまで3つの検査をしていたのが1つで済むとか、そういったのも影響しているというふうなことは聞いてございます。私がちょっと調べたところでは以上でございます。 ◎椎葉健一病院局長 まずは、外来の患者の数が減ったということですけれども、今話がありましたように、令和元年度、医師の退職、内科を中心にそこそこあったということ、外来、入院も含めてですけれども、再編しなければいけないところ、いろいろあって、そういう中で例えば整形外科なんかは、一時外来の患者とのやり取り等における問題とかがあって、新規受入れ患者の制限をしたり、そのようなこともありました。一番は、やはり医師の退職に関わるところ。 もう一つは、救急車の受入れ件数が昨年度は前年度に比べて100何件か減少したと。この要因については、まだ正式なところ、検証が不十分なので、周辺の状況を見て判断したいと思いますが、その辺が影響しているのかなというふうに思います。 新型コロナウイルスの影響に関しても、終盤、著明に減少したのは4月、6月ですけれども、3月ぐらいは去年の同月に比べてかなり減る傾向が出てきたということがありました。 もう一つ、検査件数、今検査自体が集約化されているということと、外来患者数が若干減ったということが当然検査数にも影響すると。これが1つ。 もう一つは、放射線件数についても、令和2年3月に常勤の放射線診断医が退職しました。そこでどうしたかというと、リモート、遠隔診断を取り入れたと。そういう影響はかなりあります。 ◆6番(黒須光男議員) まとめの中に、市立病院ですね、まとめの中の。中身を見ますと、本腰を入れて経営改善に取り組むべき時期に来ていると考えると。これが1点です。あと2点目は、ベンチマークというのですか、ほかの市立病院とちゃんと比較をして経営改善を進めたほうがいいのではないかと。これは本当に当たり前のことなのですがね。これはできていないのですか、今。監査委員から言われるまでもなく、当然市立病院として対応すべきではないのですか。まだやっていないのですか。やっていないからこういう指摘を受けたのですか。いかがですか。 ◎大内重義病院局事務部長 お答えいたします。 まず、1点目の本腰を入れて経営改善に臨むべき時期に来ているのではないかということでございますけれども、これにつきましてはやはり監査委員からの意見を真摯に受け止めまして取り組んでいかなければならないというふうに認識してございます。 昨年度におきましては、経営分析や現状認識、課題の抽出を行ってございます。今年度に入りましては、新公立病院改革プラン、現在策定中のものが、現在のプランが今年度で終了するということで、来年度以降のプランの策定に取り組んでいるところでございます。現在のプランでもですけれども、他の自治体病院、類似病院とも比較はしてございますし、次期プランの中でも他の公立病院との比較を行ってございます。(6番黒須光男議員「頑張ってな」と呼ぶ)これまでも現在のプランでも比較を行いながらプランを策定しているところでございます。 ただ、プランに到達していないということは事実でございますので、来年度以降のプランの中でそれらの課題に取り組んで、収益の増、患者の増につなげていきたいと思っております。 ◆6番(黒須光男議員) 今の監査委員の指摘は、やっているのだと、やっているのだが、なかなかクリアしないということだと思うのですが、そういう意味では監査委員の市立病院に対するまとめと申しましょうか、評価というもの、大変私は毎年期待しているのです。そのときの監査委員の姿勢というのがうかがえるのです、前の監査委員のときから。 ただ、今回の本腰を入れろとか、あと他の病院を見習えとか、そういうことでないのではないかと私は思うのです、監査の仕事というのは。大体どだい19億円出ているわけですから、持ち出しているわけですから、これは石巻市の破綻につながるのです。ですから、厳しい一つの監査の査定がなかったのではないかと、今回は。柴山時代と比べると優しくなったと。あなたは給料が上がったのですよ、柴山さんから、10万円ほど。もっとしっかりやってもらいたい。いかがですか、その辺は。 ◎堀内賢市代表監査委員 他の2名の監査委員共々しっかりやっていきたいと思います。 ◆6番(黒須光男議員) しっかりやっていきますというような答弁だけですので、私は何をするのだとか、粋に感じてやってもらわなければならない。私も市民として監査に期待して、住民監査請求を出したり、事務監査請求を出しても、時効だということですぐ却下するわけですから、調査もしないで。 ですから、もっとやっぱり監査も、約10人ばかりいるのですから、職員を信じて、職員に思い切り仕事をしてもらうと、まずは。自由に、自由闊達に。だから、私なんかが監査委員事務局を見ると、優秀なのがいますよ、星とか、佐藤とか。ですから、そういう者をブレンドして、十分に使って、もっときめの細かい、新しい市立病院をつくれるぐらいのファイトのあるまとめをしていただきたいと思うのですが、改めてお尋ねしたいと思います。 ◎堀内賢市代表監査委員 ただいまの御意見は、今回の市立病院に関するまとめに対する議員のお考えというふうなことで承りたいと思います。 ◆29番(後藤兼位議員) 監査委員の市立病院の指摘にもありますけれども、自治体においての市民を交えた会議、負担を抑えるため、これは愛知県の常滑市の事例を出しました。そういう中で、石巻市立病院としても一般会計からの負担、さっき金額の明示がありました。あと政策的な部分とか、19億円なら19億円の内訳。この部分を含めて、やっぱり市民に対して市立病院の存在とこういう一般会計からの負担、ただ赤字云々だけでなく、ここら辺のやっぱり説明を私は市民に対して、市政だよりですか、そういうのも含めてきちっと説明する方法が必要だと思うのです。 そして、石巻市において地域医療の重要なかなめとなる市立病院の在り方も含めて、やはり説明責任をきちっと明確にしていくという方法が私は、監査委員の指摘もあり、病院事務局としてもそういう在り方が必要ではないのかなと思いますが、病院局事務部長の見解をまず伺っておきたいと思います。 ◎大内重義病院局事務部長 お答えいたします。 繰入金の状況、決算を含めての説明ということかと思いますけれども、これまでやはり中間、中間、それから予算、決算につきましては、一般会計と同様に病院につきましても市報でお知らせはしてございますが、病院の在り方等も含めましての説明というのは具体には、特集とか、そういう記事でしたことはないと思っております。 今後どのような説明の仕方がいいのかを含めて、ちょっと相談させていただきたいと思います。 ◆29番(後藤兼位議員) 赤字になったか黒字になったかの結果の数字だけでなく、その行く過程の中で会計上あると思うのです。ですから、こういう一般会計から繰り出し、それも国から認められているとか、ただ単に赤字だから、全部それを一般会計から赤字を補填するためにつぎ込んでいると誤解する人もいるのです。ですから、そこら辺の会計上許されている基準とか、それを明確に特集的に説明責任を果たすということは、私は必要だということを改めて指摘しておきたいと思います。 それから、新病院改革プラン、今策定中ということですが、今の病院改革の在り方と新改革の在り方の中でどのような反省点等、新プランの中でどのようなことを目指すのか、これを含めてまず御説明いただきたいと思います。 ◎大内重義病院局事務部長 お答えいたします。 繰入金の在り方等も含めまして説明をきちんとするようにということでございます。これにつきましては、御指摘いただきまして、今後繰入金の中でも議員がおっしゃったとおり基準内と基準外、それらも含めまして市民に分かりやすく説明する方法を検討させていただきたいと思います。 それから、新病院改革プラン、現在策定している状況でございますけれども、昨年度経営分析等を行いまして、やはり受入れの促進や連携、他の病院との連携、それから外来の再編や委託費の削減、そのほか組織の見直しというふうなことが改善項目として出されておりますので、それぞれの項目に従って、現在院内で医療職、それから事務職を含めましてワーキングチームをつくって、策定に向け取り組んでいるところでございます。 このプランにつきましては現在策定中ですけれども、まとまり次第議員の皆様にもお示しをしたいと思っております。来年度以降の改革プランにつきましては、これまでの反省を踏まえまして、実態に即したプランにつくり上げていきたいと思っております。 ◆29番(後藤兼位議員) 新型コロナウイルスの関係で、一般の開業医の先生方もかなり患者数が減っているというのが今実態ですし、今度新病院改革プランの中にも、やはり新コロナ禍の中でどのような改革プランを出すのか。これまでと全く違った社会的な状況が、病院を取り巻く環境というのは大きく変貌している段階だと思います。 一方においては、石巻市として市立病院があるということは、新コロナ禍の中で、地域医療を担う中で、石巻赤十字病院があって、さらに石巻市立病院があるという位置づけというのは、市民にとって、今度やっぱり新コロナ禍の中ではかなり安全というか、安心というか、そういう部分を担わなければならないと思うのです。新コロナ禍の中ではどういう状況があるのか、まだ我々にも分からない状況の中で、今後のことも含めて、地域に市立の病院があるという一つの財産を、今度新コロナ禍に対してやはり市民の安全、安心をきちっと担うという位置づけが重要なポイントであり、そしてさらに新病院改革というか、経営の改革も必要である。 ただ、それを超えた新コロナ禍の状況がありますので、大変私は市立病院の重要な位置づけがあると思います。そういう部分、位置づけの中で、社会的な状況の中で、病院局事務部長の見解と病院局長の見解を伺っておきたいと思います。 ◎大内重義病院局事務部長 お答えいたします。 コロナ禍における市立病院、市民の皆さんに安心していただいて、運営していくということにつきましては、市立病院といたしましてはそもそも感染症を対象とした医療機関ということではございませんけれども、やはり市立病院として市民の皆さんに安心を提供していくと、安心で安全な医療を提供していくということにつきましては議員おっしゃるとおりだと思いますので、できる中できちんと鋭意取り組んでいきたいと思いますし、プランにもその辺は、策定に盛り込めるところについてはやはり盛り込む必要があるかと思っております。 ◎椎葉健一病院局長 今議員の御指摘のとおり、新しい病院の在り方というのを考えていかなければいけないところが、新型コロナウイルスの感染ということで、かなり重要な位置を占めてくるというふうに思います。新しいプランをつくっていくに当たって、国のほうでも当然そういう感染対策に対する項目をしっかりと入れなさいという指導はあるようなので、市民の安心、安全に期するように。特に診療所あるいは介護施設、そしてまた患者集中のあります石巻赤十字病院との連携の中で、通常診療と感染に関わる対策と、その辺のところの整合性をうまく取るようなプランを考えていかなければいけないというふうに思います。 現在の市立病院は、感染対策に対してかなり力を入れて活動はしておりますので、今御指摘のありましたことも当然取り入れてプランをつくっていきたいというふうに考えております。よろしくお願いします。 ○議長(大森秀一議員) 1時間経過しておりますので、換気のため暫時休憩いたします。   午前11時12分休憩                                             午前11時22分開議 ○議長(大森秀一議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。17番。 ◆17番(阿部正敏議員) 先ほど後藤議員の質疑とも若干関連しますけれども、やはり市民の病院としての位置づけとすれば、やはり当然ながら情報をしっかり市民に伝えながら、また市民のニーズを酌み取っていく、市民に寄り添った病院という位置づけとすれば、こういった会議は非常に重要かなと。ある意味ぜひ積極的に病院の状況について、そしてまた市民のニーズを酌み取るという点では、こういった会議を病院当局としてもやっていただきたいし、また先ほど一般会計からの持ち出しという部分は、やはり相当市民に間違ったメッセージが私は行っていると思うのです。 実際問題、総務省から認定された基準内繰入れのいわゆる交付税措置された分の、市民の生命を守る意味で、きちっと基準に沿った形で交付されているわけですから、そういった意味で言えば、医療を維持していくための当然ながらの予算、そしてまた今回こういった新型コロナウイルス対策ということで、これまで、今年いっぱいですか、5年計画で公立病院の改革プランをずっと進めていますけれども、公立病院の位置づけというのは非常に重要になってきている昨今でございます。改めて今後のプランの作成のし直しという部分と、一定程度のこれまでの経緯についての結論も出してくると思うのですけれども、そういった中でやはり市民病院、市民の病院として、市立病院が今後コロナ禍の中で果たす役割というのは非常に重要になってくるというふうに思うのですが、そういった対応も含めて、今後やはり厚生労働省に対しても改めて医療関係に対する予算の配分をしっかり訴えていく必要があると思うのです。 そういった意味では、市長にもぜひそういった働きかけを今後やっていってほしいし、病院として、病院局長に今後の市立病院の在り方、そしてまたコロナ禍の今後の対応について、役割について、その辺を改めてお伺いしたいと思います。 ◎椎葉健一病院局長 市民に密着する病院ということで、これまでも方針に沿って運営をしているわけですけれども、その中でいろんな問題があって、収益状況の財務状況の改善というのは一番一つの大きな問題になっている。それと同時に、市民の声を聞いて、それに要望のある診療をやるという、そこのところの整合性を図るのは非常に難しいところで、苦労はしていくというふうなことになると思います。 新しいプランの中で、感染対策等に関して当院が行うべき状況というのは、要するに感染症指定医療機関ではないので、検査における、特に精密検査というか、新型コロナウイルスに対しての精査をするようなプライマリーの診療ではなくて、どちらかというとセカンダリーの診療を行うような施設として対応しなければいけない。そして、入院患者、新型コロナウイルスの入院に関しても、軽症者を受け入れていくような方向で考えていかなければいけない。 と同時に、特に高齢者の医療については、一番市立病院が主導権を握ってやっていかなければいけないところですし、緩和治療とか、あるいは在宅等の特色でありながら若干弱い部分をうんと補強していくと。そういうところを踏まえてプランをつくっていきたいというふうに考えています。 ◆17番(阿部正敏議員) 病院局事務部長に確認なのですけれども、やはり先ほども出ましたけれども、いわゆる基準内繰入れと基準外繰入れ、特に基準外繰入れについては、実質金銭のフローチャートというか、やり取りというのは比較的数字上の部分が非常に多いと思うのです。そういった意味で、余計、収支について一般会計からの19億円あるいは20億円といったような大きな数字でありますけれども、実質例えば長期前受金戻入、こういった非常に分かりにくい項目とか、あるいは他会計からの補助金、こういった詳細にわたってこれを説明するというのは、会計のバランスシートを考えると非常に難しい問題ではあるのですけれども、分かりやすくこういったところも含めて説明していく必要があるのだろうというふうに思います。一くくりに一般会計からの持ち出しというような非常に乱暴な整理の仕方ではなくて、市民により分かりやすい支出、あるいはこういった内訳というものをしっかり説明していくと。 そういった中で、今回1億円ちょっとの黒字になりました。こういった黒字によって、例えば今回の基準内繰入れ、そして一番問題なのは、基準外繰入れという部分が昨年と比べて減ったのか増えたのか、その辺をちょっと確認して、保健福祉委員会に付託されますので、私は委員ですので、この辺で質疑は終わりますけれども、その辺をお示しいただいて、お願いしたいと思います。 ◎大内重義病院局事務部長 お答えいたします。 市民の皆様への会計の御説明ということで、議員からお話のありましたとおり、病院事業会計、なかなか貸借対照表との見方とかがありまして難しいと思いますけれども、分かりやすく説明するということについては、私もそのように感じております。これにつきましては少し研究をさせていただきたいと思います。 それから、基準内、基準外の前年度比較ということでございますけれども、市立病院の基準内につきましては昨年度よりも増えてございます。基準外については昨年度よりも、市立病院といたしましては3億円弱ですけれども、減ってございます。 それから、繰出金の中に繰入金としていただいている中に、旧市立病院の企業債の残金、こちらも含まれてございます。これらについても、きちんと説明できるように何らかの研究をさせていただきたいと思います。 ◆4番(阿部和芳議員) 今の質疑に関連するのですが、要するにルールで出す部分はしっかりルール化されているので、公に出せると。そのときの政策によって、その他の会計の補助というのが明確になっていないのが分かりづらいということなので、逆にルール化して、でないと病院会計のおしりというか、1億円今回利益出そうと思ったら、3億円減らして補助すればいいとか、収支の動向を見ただけで結構そういうことが可能になると思うので、それを分かりやすいように、財務基準とか病院、旧債務に関してはこれだけ年間ルール外であっても出しますと、それ以外のルールはこういうふうに出しますというのが明確になっていればもっと分かりやすいと思うのです。 平成30年のときよりも令和元年のほうが減っているとか、そうすると1億円利益に、黒字になっているように見えても、実は仕送りが多かったからなったのかとか、そういうふうになるので、赤字になっても何しても、ルールできちっともらえるものはもらうというふうに制度化したほうがいいと思うのですが、その辺の見解を伺いたいと思います。 ◎大内重義病院局事務部長 お答えいたします。 現在も繰入金につきましては、財政当局とある程度の基準は持ってございます。それで繰入れしていただいているというところでございますけれども、今議員からもお話のありましたとおり、今年度につきましては1億円の黒字ということになりましたけれども、監査委員からの御指摘のとおり、やはりこれは一般会計からの基準外の繰入れがあってというところでございますので、この辺の繰入金の計算の仕方といいますか、基準というのはやはり私たちも必要であるというふうに思ってございます。一般会計からいただいて黒字になっているということですので、その辺はもう一度見直しをしたいと思います。 ◆4番(阿部和芳議員) そのところをきちっとしていただきたいというのが1点と、あと財務部長に伺うのですが、例えば病院局事務部長から、この辺に収まりそうなので、今年の政策的な支援はここまでにしてくださいとかという、そういうやり取りでやっているのではなくて、そうやっているかどうか分かりませんけれども、そういうのも含めてルール化をきちっとしたほうが誰が聞いてでも、赤字になろうが何しようが、こういうふうなルールでやっていますと言ったほうが明確で分かりやすいと思うのですが、その辺の財務基準というのがあれば伺いたいと思います。 ◎大塚智也財務部長 お答えします。 まず、新しい病院につきましては、病院が開業してからの数年間というのは、軌道に乗るまでということでの政策的経費といったものを、これは医業状況等を問わずお金は3年間は出しましょうというルールは最初に決めております。 あと今後の部分につきましても、病院のほうと調整をしまして、現状がどうなっているかといったところをちゃんとヒアリングしながら、その辺のルール    ただ新型コロナウイルス等の状況等もありますので、一概に、ではルールどおり全てやれるかというところがちょっとありますが、その辺は病院のほうと今後調整したいと考えております。 ○議長(大森秀一議員) ほかにございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。ここで監査委員の退席を認めます。 △日程第4 第159号議案石巻市新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金基金条例 ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第4第159号議案石巻市新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金基金条例を議題といたします。本案について産業部長から説明を求めます。産業部長。 ◎吉本貴徳産業部長 ただいま上程されました第159号議案石巻市新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金基金条例について御説明申し上げます。 本案は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金制度要綱に規定する新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金実施計画に基づく事業に必要な資金を積み立てることを目的として、新たに条例を制定しようとするものでございます。 それでは、条文に従いまして御説明いたしますので、表紙番号1の1ページを御覧願います。初めに、第1条は基金設置の目的を定め、第2条では基金の積立額について定めております。 第3条は基金に属する現金の管理について、第4条は運用益金の処理について、第5条は基金の処分について定めております。 第6条は繰替運用について、第7条は委任について定めております。 次に、附則でありますが、本条例の施行期日を公布の日からとするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第5 第160号議案石巻市渡波地区健康づくりパーク条例 ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第5第160号議案石巻市渡波地区健康づくりパーク条例を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎守屋克浩健康部長 ただいま上程されました第160号議案石巻市渡波地区健康づくりパーク条例について御説明申し上げます。 本案は、東日本大震災により災害危険区域の指定を受けた被災低平地や河川敷等を活用し、高齢者等の運動や生きがいづくりによる健康増進と地域コミュニティーの醸成を図ることを目的として、健康づくりパークを整備するものであります。 渡波地区につきましては、震災前、石巻市立渡波中学校及び女子商業高等学校敷地として借り受け、現在は復興事業に係る作業用地として借り受けている国有林野に整備する予定としておりますが、国有財産売払いに係る優遇措置適用を受けるための要件として、本施設を条例に位置づけることを林野庁から求められていることから、新たに条例を制定しようとするものであります。 以下、条文に従いまして御説明申し上げますので、表紙番号1の2ページから3ページまでを御覧願います。初めに、第1条は「渡波地区健康づくりパーク」の設置について、第2条では利用期間などについて、第3条は利用者の責務について、第4条は行為の禁止について定めております。 第5条は行為の制限について、第6条は許可の取消しについて、第7条は利用の中止について、第8条は利用の禁止又は制限について、第9条は原状回復の義務について、第10条は損害賠償の義務について、第11条は委任について定めております。 次に、附則でありますが、本条例の施行期日を公布の日から起算して3年を超えない範囲内において規則で定める日からとするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。26番。 ◆26番(山口荘一郎議員) 今回の条例は、土地を取得するためにあらかじめ条例を立てておく必要があるという背景から今回提案されたものだというふうに理解しました。ただ、条文を見ますと、実際にどのような形で利用者の方が利用手続を踏まれるのかというのがあまり見えない条例だなというふうに思っています。具体的には、管理を見込んでいる、お願いする、委託する団体は公園愛護会のほうに委託するということなのですけれども、パークゴルフとして、例えば大会で使いたいとか、そういった場合に予約が多分不要なのかなというふうに思いますけれども、そういったところの整理はどのように図っていくのか。 あとは、地域のコミュニティーの醸成ということなのですけれども、一回もパークゴルフをやったことがない方が、そこで例えばゴルフクラブやボールを貸し出してくれれば、そこで新しいきっかけづくりが生まれると思うのですけれども、恐らくクラブやボールの貸出しというのは多分ないのではないかなというふうに思われますが、その点についていかがお考えなのかまずお伺いします。 ◎守屋克浩健康部長 お答えいたします。 パークでパークゴルフをする方々、地元の方々がというときに予約が必要かどうかということだと思うのですけれども、こちらのパークにつきましては、地元の方々が気軽に普通の公園のように使えるような形にしたいというふうに思っておりまして、ただし地区の何々パークゴルフ大会というように独占して、一部または全部をほかの方々が来たときに使用を制限させていただいて、大会の方たちだけで独占して使うという場合にはやはり事前に市のほうに届出をしていただいて、市のほうではそれに対して、何月何日にこういう大会がありますので、そのときはパークのほうには気軽にちょっと入れませんよというような、事前にそれをお知らせするような形にしたいなというふうに思っております。 それから、クラブやボールの貸出しということでございますが、今ある程度の備品をうちのほうでそろえて、もう既にそろえておりますが、貸出しの在り方については、できれば貸出しはしたいのですけれども、その辺のところをまだちょっと、今後検討させていただきたいというふうに思っております。 ◆26番(山口荘一郎議員) 供用開始まではまだ時間がありますので、公園愛護会の方々といろいろ調整をしながら、地域の方が気軽に、そして喜ばれるような公園にしてほしいと思っているのです。 第5条のパークの全部又は一部を独占して利用するときはの定義についてですが、担当課に聞くと、今健康部長がおっしゃったような、大会のほうは一部独占、全部独占とは考えていないのですと。例えば公園をそこで地域のお祭りを開くようなときが全部独占に当たって、大会を開くときに市長の許可を必要とするというようなことは考えていないというようなことを聞いていたのですけれども、健康部長の答弁ですと、大会を開くときとか、そういったところは独占に当たるということで、市長の許可が必要になるという話でした。 具体的にイメージすると、大会を開催するときにどういった形で申し込むのか、そしてその予約状況はどうなのかというような市側の体制づくりというのも必要になると思いますけれども、最後にその辺をお伺いしたいと思います。 ◎守屋克浩健康部長 お答えいたします。 市側の体制づくりということですが、独占して利用するという場合の予約体制というものは、担当課のほうでそれを受付して、何日前に予約してもらえるか分かりませんが、なるべく事前に予約をしていただいて、施設のほうに何月何日にこういうことがありますので、ほかの方々は使えなくなりますよというふうな表示をして、トラブルがないようにしたいと思います。 それから、このパークにつきましてはとにかく気軽に使っていただくというところですので、予約をしないでパークゴルフをしたいという地域の方々が別の団体で来たときに、いっぱいになっていても、例えばコースがあって、私たちが今のところ考えているのは、ホールの中には9ホールありますけれども、1番目から9番目があって、そこで競合したときに、俺たちは、私たちは1ホールから始めるから、あなたたちは5ホールから始めてというふうにして、同じコースの中でも順繰りやれるようにできれば、何も独占ということにはならないのではないかなと、そういう感じでうちのほうの担当課のほうで議員のほうに申し上げたと思います。 ただ、そこに来たときに、あなたたちは入らないでください、ここはもう独占して使いますから、今日は私たちだけで使いますからとなると、やはり市のほうに届出をしていただいて、あらかじめその周知を図った中で、トラブルがないようにして使っていければなというふうに今のところ考えております。 ○議長(大森秀一議員) ほかにございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第6 第161号議案石巻市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例 ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第6第161号議案石巻市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について河北総合支所長から説明を求めます。河北総合支所長。 ◎千葉巧河北総合支所長 ただいま上程されました第161号議案石巻市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、東日本大震災の津波などにより壊滅的な被害を受けた河北地域大川地区のコミュニティー活動の再生及び活性化を図るための拠点施設として本市が整備を進めている(仮称)大川地区地域交流センターを石巻市大川コミュニティセンターとして設置するため、石巻市コミュニティセンター条例の一部を改正しようとするものであります。 以下、改正内容について御説明いたしますので、表紙番号1の4ページ、併せて表紙番号7、条例の一部改正新旧対照表の1ページから2ページまでを御覧願います。初めに、第1条において、新たに設置する「石巻市大川コミュニティセンター」の名称及び位置を規定するとともに、別表に使用料を規定するものであります。 次に、附則でありますが、本条例の施行期日を令和3年4月1日とするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第7 第162号議案石巻市手数料条例の一部を改正する条例 ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第7第162号議案石巻市手数料条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎伊勢崎誠一建設部長 ただいま上程されました第162号議案石巻市手数料条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律、いわゆる建築物省エネ法の改正により、戸建て住宅及び小規模建築物の省エネ性能評価の増加が想定されることから、事務の効率化を図るため、基準省令に新たな簡易評価方法が追加されたことに伴い、本条例の一部を改正しようとするものであります。 以下、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の5ページから7ページまで、併せて表紙番号7、条例の一部改正新旧対照表の3ページから11ページまでを御覧願います。初めに、第2条の3関係でありますが、都市の低炭素化の促進に関する法律に基づく事務に係る手数料において、同法の認定基準は建築物省エネ法の評価基準を準用しているため、建築物省エネ法の改正に伴い、共用部分を除いた省エネ性能評価計算が可能となることから、第1項第3号及び第4号並びに同条第2項第3号及び第4号に共用部分を面積換算で除いた手数料算定方法を加えるものであります。 次に、第2条の4、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律に基づく事務に係る手数料において、第1項では法改正に伴い文言を整理し、第3項、第5項及び第7項において、共用部分を面積換算で除いた手数料算定方法が可能となることから、手数料算定基準を現行の「住戸数」から「床面積」に変更するほか、手続に伴う手数料算定方法を新たに規定するものであります。 また、第7項では、共同住宅の評価計算において、住戸ごとに行っていた評価計算をフロアごとに計算することが可能となったことから、算定基準を「住戸数」から「床面積」に変更し、手続に伴う評価方法を新たに規定するものであります。 次に、附則でありますが、本条例の施行期日を令和2年10月1日とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第8 第163号議案石巻市立学校授業料等徴収条例の一部を改正する条例 ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第8第163号議案石巻市立学校授業料等徴収条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について教育委員会事務局長から説明を求めます。教育委員会事務局長。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 ただいま上程されました第163号議案石巻市立学校授業料等徴収条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 石巻市立高等学校の入学者選抜手数料等につきましては、東日本大震災により被害を受けた方について、令和2年度入学者まで、入学者選抜手数料及び入学金を免除しておりますが、引き続き被災した生徒の就学の機会を確保するため、令和2年度中に実施される入学者選抜手数料につきましても免除できるよう本条例の一部を改正しようとするものでございます。 以下、改正内容について御説明いたしますので、表紙番号1の8ページ、併せて表紙番号7、条例の一部改正新旧対照表の12ページを御覧願います。 附則第4項中「、平成23年度から令和元年度」を「並びに平成23年度から令和2年度」に改め、「並びに令和2年度分の入学者選抜手数料(同年度の転入学、編入学又は復校に係るものに限る。)及び入学金」を削るものでございます。 なお、入学者選抜手数料等の免除の扱いにつきましては、県内公立高等学校において統一を図る必要がありますことから、公立高等学校を設置している宮城県及び仙台市と同じ取扱いとしております。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、環境教育委員会に付託いたします。暫時休憩いたします。   午前11時53分休憩                                             午後 1時00分開議 ○議長(大森秀一議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第9 第164号議案令和2年度石巻市一般会計補正予算(第6号) ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第9第164号議案令和2年度石巻市一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。本案について財務部長から説明を求めます。財務部長。 ◎大塚智也財務部長 ただいま上程されました第164号議案令和2年度石巻市一般会計補正予算(第6号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の交付対象事業として実施する、学校や保育所等の手洗い場の自動水栓化工事、桜坂高等学校への空調設備整備など、感染症拡大防止に要する経費や、本年4月28日以降に出生した新生児を対象とした臨時特別定額給付金のほか、SDGs未来都市及び自治体SDGsモデル事業の選定を受けたことに伴う各種事業費などを主体に編成いたしました。 それでは、表紙番号5、令和2年度石巻市各種会計補正予算の1ページを御覧願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ50億2,397万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,291億5,529万9,000円とするものでございます。 第2条は、繰越明許費の設定でありまして、4ページの第2表、繰越明許費にありますように、(仮称)河北統合保育所施設整備事業ほか3事業につきまして、3億8,170万円を繰越ししようとするものであり、年度内に事業が完了しないことから、翌年度に繰越しして使用することができる経費を定めようとするものでございます。 第3条は、債務負担行為の補正でありまして、4ページの第3表、債務負担行為補正にありますように、新生児臨時特別定額給付金給付業務ほか2件を追加するものでございます。 第4条は、地方債の補正でありまして、5ページの第4表、地方債補正にありますように、社会教育施設整備事業債を追加するとともに、道路新設改良事業債ほか3事業債につきまして、限度額を変更するものでございます。 次に、表紙番号6、令和2年度石巻市各種会計補正予算説明書により歳出から主なものについて御説明申し上げます。なお、東日本大震災関係費につきましては目の名称を、また事業名称の「(新型コロナウイルス対策分)」につきましては、読み上げを省略させていただきますとともに、財源の振替につきましても説明を省略させていただきますので、あらかじめ御了承賜りたいと存じます。 それでは、42ページを御覧願います。1目議会費で1,250万円を減額しておりますが、これは感染症対策に要する事業費の財源に充てるため、中止とした市議会各種委員会の視察研修の費用及び政務活動費を減額したものでございます。なお、今回の補正予算におきまして、このほかにも新型コロナウイルス感染症の影響により、東京オリンピック・パラリンピック機運醸成事業費や海水浴場管理運営費など、さまざまなイベント等の中止や休止を余儀なくされた事業などを中心に、総額で1億6,925万7,000円、うち一般財源で1億2,052万5,000円の減額補正を計上しておりますが、これらにつきましても説明を省略させていただきますので、御了承をお願い申し上げます。 次に、44ページ、6目企画費の2SDGs推進関係費に6,805万円を計上しておりますが、これはSDGs未来都市及び自治体SDGsモデル事業選定に伴い、各種事業費を措置したものでございます。 次に、3国土利用計画関係費に3万3,000円を計上しておりますが、これは県の補助内示に基づき、国土利用計画法に基づく手続の事務費を措置したものでございます。 次に、6地域情報化推進関係費に900万円を計上しておりますが、これは県の道路改良工事に伴うイントラケーブル移転に要する経費を措置したものでございます。 次に、46ページ、12目支所費に435万円を計上しておりますが、これは雄勝総合支所新庁舎開庁に向けた維持管理費等を措置したものでございます。 次に、15目電子計算費に1,753万3,000円を計上しておりますが、これは税系システム群の更新に合わせ、共通基盤システムの情報連携等の改修を行うほか、一部事業費の整理を行うものでございます。 次に、21目がんばる石巻応援基金費に3,321万4,000円を計上しておりますが、これはがんばる石巻応援寄附として寄せられました寄附金を同基金に積立てするものでございます。 次に、22目震災復興基金費に1億4,147万2,000円を、48ページ、23目東日本大震災復興交付金基金費に21億2,985万9,000円をそれぞれ計上しておりますが、これらは災害復旧費寄附金として寄せられました寄附金や、当該基金を財源とした繰越事業の決算に伴う不用額などを積立てするものでございます。 次に、25目諸費の1自衛官募集事務費に12万8,000円を計上しておりますが、これは国の委託金の確定に伴い、増額措置したものでございます。 次に、2国県補助金等精算還付金に1億7,000万円を、50ページ、2目賦課徴収費に222万5,000円をそれぞれ計上しておりますが、これらは相続登記未完了資産に係る固定資産税過誤納金の還付及び還付加算金のほか、その他補助金等の精算に伴う国県支出金の返還金を措置したものでございます。 次に、48ページにお戻りいただきまして、26目に1,650万円を計上しておりますが、これは区画整理事業の進捗による住居表示に要する経費のほか、来年4月供用開始予定の大川地区コミュニティセンターの物品等購入費を措置したものでございます。 次に、52ページ、1目社会福祉総務費に1億7,050万4,000円を計上しておりますが、これは補助金等の精算に伴う国県支出金の返還金を措置したものでございます。 次に、2目総合福祉会館費に310万4,000円を、54ページ、3目老人福祉施設費の2老人福祉施設管理費に570万3,000円をそれぞれ計上しておりますが、これらは各福祉施設の手洗い場の自動水栓化等、感染症対策に要する経費を措置したものでございます。 次に、52ページにお戻りいただきまして、3目障害者福祉費に195万7,000円を計上しておりますが、これは感染時の重症化リスクが高いと考えられる呼吸器障害や腎臓障害を有する方を対象としたマスク配付に要する経費を措置したものでございます。 次に、9目国民年金費に33万円を計上しておりますが、これは年金生活者支援給付金支給に係るシステム改修に要する経費を措置したものでございます。 次に、54ページ、3目老人福祉施設費の1高齢者施設等防犯防災対策事業費に773万円を計上しておりますが、これは、認知症高齢者グループホームの老朽化修繕に対する補助金を措置したものでございます。 次に、56ページ、1目児童福祉総務費の2民間保育所助成費に2,860万3,000円を計上しておりますが、これは国の補助内示に基づき、民間事業者が行う保育所等整備事業に対する補助金を措置したものでございます。 次に、3私立認可保育所運営費に730万1,000円を、4地域型保育事業運営費に160万1,000円をそれぞれ計上しておりますが、これらは感染症対策として手洗い場の自動水栓化を行う事業に対する補助金を措置したものでございます。 次に、5新生児臨時特別定額給付金給付事業費に8,688万2,000円を計上しておりますが、これは特別定額給付金の対象とならなかった本年4月28日以降に出生した新生児の保護者に対し、新生児1人につき10万円を給付するための事業費を措置したものでございます。 次に、6子育て支援施設衛生環境対策事業費に204万8,000円を、5目保育所費の2保育所管理費に3,090万8,000円を、3こども園管理費に477万8,000円を、7目障害児福祉費に29万3,000円を、58ページ、8目児童厚生施設費に1,248万円をそれぞれ計上しておりますが、これらは各施設の感染症対策として、手洗い場の自動水栓化に要する経費を措置したものでございます。 次に、56ページにお戻りいただきまして、5目保育所費の1保育所管理費に187万円を計上しておりますが、これは保育システムの改修に要する経費などを措置したものでございます。 次に、4(仮称)河北統合保育所施設整備事業費に2,700万円を計上しておりますが、これは小船越地区に整備を予定している大谷地、二俣、大川の統合保育所の実施設計に要する経費を措置したものでございます。 次に、60ページ、2目に116万6,000円を計上しておりますが、これは復興公営住宅等を中心に活動するサロン団体に対し、感染症対策として消毒液等を配付するための経費を措置したものでございます。 次に、62ページ、2目予防費の2予防接種費に1億8,480万円を計上しておりますが、これは新型コロナウイルス等による高齢者等の重症化予防策として、高齢者のインフルエンザ予防接種負担額を無料化するための委託料を措置したものでございます。 次に、7目診療所費に260万円を計上しておりますが、これは診療所等に勤務し、患者と接する医療従事者や職員等に対する慰労金を措置したものでございます。 次に、68ページ、3目農業振興費に369万7,000円を計上しておりますが、これは園芸施設整備等の補助金のほか、農林業者の経営維持のための資金支援に要する経費を措置したものでございます。 次に、5目農地費に784万4,000円を計上しておりますが、これは水利施設整備など、土地改良事業の支援に要する経費を措置したものでございます。 次に、9目に5,893万6,000円を計上しておりますが、これは事業完了に伴う補助金の精算及び談合事件違約金の返還金等を措置したものでございます。 次に、70ページ、2目林業振興費に85万円を計上しておりますが、これは林業事業者支援として県が行う県産材流通対策緊急支援事業のかさ上げ補助金を措置したものでございます。 次に、5目治山費に21万円を計上しておりますが、これは県の補助内示に基づき、寄磯地区の落石防止対策に要する経費を措置したものでございます。 次に、6目森林環境整備費に1,000万円を計上しておりますが、これは防災集団移転団地周辺の森林環境整備に要する経費を措置したものでございます。 次に、72ページ、6目に924万8,000円を計上しておりますが、これは水産業者等が従業員を確保するための宿舎整備に対する補助金を措置したものでございます。 次に、74ページ、3目観光費の2観光施設管理費に3,384万円を計上しておりますが、これは道の駅上品の郷温泉施設の改修に伴う休業期間中の減収補填としての指定管理料などを措置したものでございます。 次に、4目に900万円を計上しておりますが、これは雄勝地域拠点エリアを新たに道の駅として登録申請するための、施設改修に要する経費を措置したものでございます。 次に、5目地方創生臨時交付金基金費に2,000万円を計上しておりますが、これは中小企業融資利子補給事業に係る後年度事業費分の確保のため、基金への積立金を措置したものでございます。 次に、76ページ、4目道路新設改良費に1億395万円を計上しておりますが、これは市道長尾3号線整備に伴う県への事業負担金を措置したものでございます。 次に、6目の1排水不良対策事業費に5億5,000万円を計上しておりますが、これは震災後の応急復旧によるかさ上げ等の影響によって排水不良が生じていた道路排水施設の再整備等に要する経費を措置したものでございます。 次に、2内水排除対策費に1億8,500万円を計上しておりますが、これは雨水排水対策のための仮設ポンプ借上げに要する経費を措置したものでございます。 次に、3内水対策事業費に5,100万円を計上しておりますが、これは祝田地区の内水排除対策に要する経費を措置したものでございます。 次に、82ページ、4目公園管理費の1公園衛生環境対策事業費に9,000万円を計上しておりますが、これは老朽化が進む手洗いのない公園トイレを、手洗い付ユニットトイレに更新するための経費を措置したものでございます。 次に、2公園施設整備事業費に6,000万円を計上しておりますが、これは地場産材を活用したベンチやあずまやなど、公園休憩施設整備に要する経費を措置したものでございます。 次に、7目に9,700万円を計上しておりますが、これは南浜津波復興祈念公園の園路や植栽等の整備に要する経費を措置したものでございます。 次に、84ページ、1目住宅管理費の1市営住宅管理費に358万円を計上しておりますが、これは入居者移転計画に基づく公営住宅入居者への移転補償金を措置したものでございます。 次に、3目に2,498万円を計上しておりますが、これは防災集団移転団地及び移転元地の一般分譲に伴う国庫返還金を措置したものでございます。 次に、86ページ、3目消防施設費の1消防施設関係費に4,340万円を計上しておりますが、これは国の補助内示に基づき、河南地区の耐震性貯水槽設置に要する経費を措置したものでございます。 次に、2河北消防署建設事業費に6,700万円を計上しておりますが、これは河北消防署の新庁舎整備及び旧庁舎解体の設計に要する経費を措置したものでございます。 次に、90ページ、1目学校管理費の2小学校衛生環境対策事業費に1億9,800万円を、92ページ、1目学校管理費の2中学校衛生環境対策事業費に5,130万円を、94ページ、1目学校管理費に370万円を、96ページ、1目幼稚園費の2幼稚園衛生環境対策事業費に450万円をそれぞれ計上しておりますが、これらはそれぞれの施設における感染症対策として、手洗い場の自動水栓化に要する経費を措置したものでございます。 次に、92ページにお戻りいただきまして、3目学校建設費に830万円を計上しておりますが、これは門脇中学校との統合に向け、石巻中学校の校舎及び屋内運動場の耐力度調査に要する経費を措置したものでございます。 次に、94ページ、3目学校建設費に7,100万円を計上しておりますが、これは桜坂高等学校普通教室等への空調設備整備に要する経費を措置したものでございます。 次に、98ページ、5目複合文化施設費に3,740万円を計上しておりますが、これは開館準備に向けた指定管理料のほか、開館後の感染症対策として、サーマルカメラ導入に要する経費を措置したものでございます。 次に、12目遊楽館費に2億2,300万円を計上しておりますが、これは恒常的に雨漏りが発生している遊楽館の屋根等の改修に要する経費を措置したものでございます。 次に、13目(仮称)市民文化ホール建設基金費に311万9,000円を計上しておりますが、これは複合文化施設の建設のために寄せられました寄附金を同基金に積立てするものでございます。 次に、14目に940万円を計上しておりますが、これは雄勝公民館の開館準備に要する経費を措置したものでございます。 次に、100ページ、4目体育館費に190万円を計上しておりますが、これは総合体育館の感染症対策として、サーマルカメラ導入に要する経費を措置したものでございます。 次に、8目に1,766万1,000円を計上しておりますが、これは雄勝地区の体育館及び艇庫の開設準備に要する経費を措置したものでございます。 次に、102ページ、1目社会教育施設災害復旧費に1,700万円を、104ページ、1目その他公共施設災害復旧費に470万円を、2目その他公用施設災害復旧費に1,710万円をそれぞれ計上しておりますが、これらは雄勝地区の公民館、体育施設、総合支所に係る備品購入等の災害復旧に要する経費を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、4ページにお戻り願います。まず、1款市税では、相続登記未了資産に係る課税分として、1目固定資産税に8,621万5,000円を、6ページ、1目都市計画税に55万6,000円を計上しております。 次に、8ページ、9款地方特例交付金に2,082万5,000円を計上しておりますが、これは交付額の確定によるものでございます。 次に、10ページ、10款地方交付税のうち普通交付税で4,218万3,000円を減額しておりますが、これは今年度の交付額が確定したことによるものでございます。また、震災復興特別交付税に2億円を計上しておりますが、これは復興交付金事業など歳出予算と連動した交付見込額を措置したものでございます。 次に、12ページから19ページ、14款国庫支出金に6億4,177万3,000円を、20ページから23ページ、15款県支出金に2億5,838万8,000円をそれぞれ計上しておりますが、これらは感染症対策事業や各種事務事業などに対する国県支出金を措置したものでございます。 次に、24ページ、1項財産運用収入に77万6,000円を計上しておりますが、これは基金の利子収入の増額分を措置したものでございます。 次に、26ページ、2項財産売払収入に7,927万9,000円を計上しておりますが、これは旧北上川河口部の旧水産物地方卸売市場用地の売払収入のほか、防災集団移転団地の売払収入を措置したものでございます。 次に、28ページ、17款寄附金に3,663万9,000円を計上しておりますが、これはがんばる石巻応援寄附金などの寄附金を措置したものでございます。 次に、30ページ、3目国際交流基金繰入金で1,075万1,000円を、4目地域づくり基金繰入金で225万円を、5目がんばる石巻応援基金繰入金で3,583万6,000円をそれぞれ減額しておりますが、これらは感染症の影響により中止等となった事業費減額に伴うものでございます。 次に、6目震災復興基金繰入金に4億3,246万2,000円を、7目東日本大震災復興交付金基金繰入金に6億6,808万円を、8目公共施設等整備基金繰入金に3,530万円を、10目森林環境整備基金繰入金に1,000万円をそれぞれ計上しておりますが、これらは歳出で御説明申し上げました復興事業及び関係事業の財源として繰入れするものでございます。 次に、13目21世紀の田園文化創造基金繰入金に5,641万2,000円を計上しておりますが、これは事業完了に伴う精算及び談合事件違約金の返還分として繰入れするものでございます。 次に、14目市営住宅管理運営基金繰入金に358万円を計上しておりますが、これは市営住宅移転補償金の財源として繰入れするものでございます。 次に、32ページ、2項特別会計繰入金に2億107万5,000円を、34ページ、3項他会計繰入金に4,829万1,000円をそれぞれ計上しておりますが、これらは市街地開発事業特別会計及び下水道事業会計における前年度の決算剰余金のうち、一般会計への繰入金を措置したものでございます。 次に、36ページ、19款繰越金に21億5,000万円を計上しておりますが、これは令和元年度決算剰余金の一部を措置したものでございます。 次に、38ページ、4項雑入で62万6,000円を減額しておりますが、これは感染症の影響による事業中止に伴うものでございます。 次に、40ページ、21款市債に1億6,115万円を計上しておりますが、これは予算第4条の地方債の補正で御説明申し上げたとおりでございます。 次に、もう一度30ページにお戻りいただきまして、1目財政調整基金繰入金に2,482万3,000円を計上しておりますが、これはただいま御説明申し上げました歳入歳出予算調整の結果、なお必要とする財源補填のため、財政調整基金繰入金を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入りますが、議員の皆さんにお願い申し上げます。所管の項目につきましては、市長の答弁を求めることはやぶさかでございませんが、後日委員会がございますので、委員会の中で議論を深めていただきたいと思います。それでは、前例に倣い、補正予算説明書について歳出から各款ごとに質疑を行います。1款議会費について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) なければ、2款総務費について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) なければ、3款民生費、併せて予算案第2条、繰越明許費及び予算案第3条、債務負担行為補正について質疑はありませんか。1番。 ◆1番(阿部浩章議員) 民生費55ページ、老人福祉施設管理費及び57ページの保育所管理費についてお伺いいたします。 各地区の老人福祉施設に対する新型コロナウイルス感染症対策の現状についてお伺いいたします。 ◎津田淳一福祉部長 お答えをいたします。 高齢者施設等の現状の感染対策ということでございますが、ほかの施設も同様でございますけれども、来た方、利用される方の体温等のチェックのほか、室内ではマスクの着用とか、それから施設利用に際しては消毒等をしていただいて利用していただくということで、一般に施設でされている感染対策というものは、それぞれ利用される方に協力をいただいているという状況でございます。 ◆1番(阿部浩章議員) 了解いたしました。 あわせて、保育所やこども園に対する感染対策についてもお伺いいたします。 ◎津田淳一福祉部長 お答えをいたします。 保育所、それからこども園につきましても、当然登園される場合に子供の体調管理を確認させていただきまして、できるだけ子供についてはマスクを着用していただくようにお願いしておりますが、低年齢児の子供についてはなかなかそれが徹底されないという状況はございます。 しかしながら、保育士のほうでその辺の状況はきちっと把握をしながら、子供の体調を管理しながら、消毒、それから体調管理というものを進めながら、感染対策には努めているという状況にございます。それから、消毒液等の感染の消耗品等につきましても十分配置をしまして、そういったものでの感染対策ということも行っている状況にございます。 ◆1番(阿部浩章議員) ありがとうございます。やはり新型コロナウイルス感染症が全国的にいまだ猛威を振るっている現状ですから、ただいま答弁いただきましたが、石巻市といたしましても万全な対策、予防をしているようです。だが、現在からすると、本市においては感染者2名が出ている状況です。今後増えることのないよう、できる限り対策を取っていただきたいと思います。 やはりこういった感染症に対する予防対策においては、さらなる手厚い予算をつけていかなければいけないのかなと思います。行政に課せられた使命として、市民に対して安全、安心を知らしめていけるよう対策していかなければと思います。その辺の考え方について、市長の考えをお伺いいたします。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 新型コロナウイルス感染症については、やはり市民の皆さんもかなり不安がありまして、しっかりとした安全対策を取ることで少しでもこの不安を緩和していければというふうに思っております。特に子供、それから高齢者の方々に対しては、しっかりとした対策、いわゆる今高齢者の方々もかなり三密を避けて、集会所なども使わないというようなことで対策を取っておりますけれども、一方でそういうことによってコミュニティーがやはり崩れているというようなこともありますけれども、しかしやっぱり来年以降も感染が拡大する可能性もありますので、しっかりとした対応をしてまいりたいと考えております。 ○議長(大森秀一議員) ほかにございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) なければ、4款衛生費について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) なければ、5款労働費について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) なければ、6款農林水産業費、併せて予算案第3条、債務負担行為補正について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) なければ、7款商工費について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) なければ、8款土木費について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) なければ、9款消防費、併せて予算案第2条、繰越明許費について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) なければ、10款教育費、併せて予算案第2条、繰越明許費について質疑はありませんか。23番。 ◆23番(森山行輝議員) 99ページに(仮称)市民文化ホール建設基金費として311万9,000円が載ってございます。いよいよ全体の概要が見えてきたわけなのだけれども、これまで複合文化施設に寄せられた多くの皆さんの募金の総額、現在どれぐらいになっていて、それをどのようにお使いになる予定なのかお知らせいただきたいと思います。
    ◎及川伸一教育委員会事務局長 お答えいたします。 令和元年度末現在の寄附総額でございますが、51件、1億845万円ほどの寄附が寄せられているところでございます。これは建設費に充てるということにしているものでございます。 ◆23番(森山行輝議員) 建設費に充てるということでございます。御案内のように、こういう建物、予定していてもいろいろかかりがかかりますというのはよくあることなのだけれども、市民にとっても大分待たせた、いわゆる期待されている施設なので、有効にお使いいただいて、これからの石巻市民が使う上で本当にいい施設を造ってもらったというような施設整備をお願いします。 市長にお伺いします。本当に待望久しい複合文化施設が今年いっぱいぐらいでできます。内容等も我々が教育委員会のほうに聞いてみますと、きちんと今整備されてございます。これを今後、複合文化施設ですから、文化ホールも含めて、市民会館部分も含めて、どのようにいわゆる市民に活用していただいて、そしてまた市民の喜びも本当に分け合えるような、そういうものにしていきたいのか、市長のお考えをお聞きしたいなと思います。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 複合文化施設については、やはり市民の皆さんが本当に待ち望んでいた施設だというふうに考えています。やはりこの施設を利用することによって、市民の皆さんの文化芸術活動をしっかり支えていくということが、これからの震災からの心の復興、心のケアには非常に大切な施設ではないかというふうに考えております。 ですから、イベントを開催することももちろん大事ですけれども、やはり小さなグループでも活動できるような、そういったスペースが、かなりスペースがありますので、そういう意味では、本当に大中小の各市内の団体の皆さんに積極的に使っていただいて、おのおのの活動を深めていただければというふうに思っておりますので、使い勝手のいい施設にしていきたいと考えております。 ◆23番(森山行輝議員) ちょっと私の言い方が足らなくて、市長にもう一回なのだけれども、複合文化施設だから、市民会館部分と文化ホールの部分がありますよね。文化ホールの部分についても、毛利コレクションも含め、あるいは高橋英吉さんも含め、石巻市の様々な文化関係のことをきちんと展示、あるいはいろんな企画展をしていく、そういうふうにお考えだと思うのですが、これらの今後の活用なり、石巻市の文化をやっぱりほかの地域にどのように宣伝していくかということについてのお考えがあればお示しをいただきたいなと思います。 ◎亀山紘市長 失礼しました。要するに博物館機能ということで整備をしておりますけれども、以前の文化ホールの代替施設ですので、そういう意味では石巻市にある高橋英吉さんの作品とか、また石巻以外で、現在あらゆる場所で創作活動をされている市民芸術家の皆さん、そういった作品を常に見て、そして石巻市の文化、歴史を知っていただくような、そういった施設にしていきたいと考えております。 すばらしい作品がいっぱいありますので、やはり常設展、それからこれは経費がかかりますけれども、特設展というのはある程度人を呼び込むには必要かなというふうに思っておりますので、常設展、それから特別展、そういったものを織り交ぜながら、石巻市の文化の向上に資する施設となるように取り組んでいきたいと考えております。 ◆2番(佐藤雄一議員) 99ページの遊楽館管理費でありますけれども、過去に遊楽館の雨漏りについて一般質問させていただきました。そのときの答弁と、雨漏りは結局いつ直るのですかという、スケジュールがもう変わってきているのだと思いますけれども、その辺と、結局いつ雨漏りが止まって快適に使えるようになるか教えていただきたいと思います。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 お答えいたします。 当初は、以前にスケジュールとして答弁した際に、今年6月議会で工事費を補正するというふうにお話をしていたものでございますが、実施設計が令和2年3月から8月31日の間にずれ込んでしまったものでございます。それで9月議会での上程ということになったものでございます。 この後のスケジュールでございますが、この議会で予算をお認めいただければ、12月の議会で工事案件を上程したいというふうに考えております。 工期につきましては、来年令和3年1月から9月までというふうな期間を設定して、雨漏り工事をしたいというふうに考えております。 ◆26番(山口荘一郎議員) 92ページの石巻中学校の改修事業です。統合に向けてということで、先ほど財務部長のほうから説明がありましたけれども、この調査によりまして、どんなことを把握し、その後どのような対応が出てくるのか、スケジュール感も含めてお示しください。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 お答えいたします。 現在学校の保全計画の今年度中の策定を目指して鋭意計画策定中でございますが、その中で昨年度に現地調査を行っております。その中で、石巻中学校が相当老朽化が進行しているということが確認されたものでございます。ということになりますと、保全計画の中でも優先順位というのは当然高くなると、優先順位が高くなるというふうに見ておりまして、そういうことになりますと、今後の改修をどのように進めたらいいのかということが必要になってまいりますので、多少前倒しということにもなりますが、耐力度調査というものを行いまして、今後どのような改修がいいのか、あるいは改築までしなければならないような状態なのか、そういったことも含めまして検討させていただきたいということで耐力度調査を実施するものでございます。 ◆26番(山口荘一郎議員) 令和3年3月に学校施設整備保全計画を策定予定なのだけれども、現地調査をしたところ、それより前倒しの対応が必要になると判断して、この調査をするということで理解はしました。 ただ、統合に向けた準備委員会、これまで複数回開催した中で、その委員の方々には、体育館のほうは耐力度調査をし、かなり大がかりな、期間もかかるし、大がかりな調査になるので、その間はもしかしたら門脇中学校の使っていない体育館を使うなどの工夫が必要だという説明はあったのですけれども、校舎のほうはそういう調査をするという話は一切説明がなかったのです。今現在も両校で準備委員会の部会を開きながらいろいろ調整をしている中なのですけれども、そういった当初の説明とのずれがあるのであれば、やはり事前に当該の方々に説明する機会を設けるべきではないかなというふうに思っているのです。これは今からでも遅くないと思いますので、説明の機会をぜひとも設けていただきたいというのが1つです。 さらには、準備委員会の資料を見ますと、保護者のほうからは例えばトイレが臭いとか、トイレの水漏れがひどいので、直してほしいとか、窓が閉まらなかったり、壁がぼろぼろなので、この機会にきれいにして直してほしいというような要望もあったはずです。これまでそういった改修の計画については、教育委員会はそのときの答弁によると、改修が必要な状況はあったのだけれども、統合の推移を見守るという理由で先延ばししてきたというような回答があったのです。そうすると、せっかく改修をしなければならないタイミングなのに、それを待たされていたのが今までの石巻中学校なのです。ですから、これはしっかりこのタイミングで、細かい改修についてもこの機会に行っていただきたい。耐力度調査というのは、恐らく建物自体の躯体の強度、そういったものの調査が中心だと思うのですが、そういった細かい点の改修、こちらについてもぜひ調査いただいて、改修のほうに向けて何らかの力をいただきたいと思いますけれども、御答弁お願いします。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 お答えいたします。 耐力度調査、改修をするというふうなことについて両校の準備委員会のほうに説明がなかったのではないかということでございますが、私どもといたしましても、もっともっと詳しい内容についてお話をすればよかったのかなというふうに思いますけれども、耐力度調査の必要性というのは今回いろいろな調査をする中で出てまいりましたものですから、今まで説明されていなかったということで、大変申し訳なかったかなというふうに思います。両校の準備委員会、立ち上がっておりますので、機会を捉えまして、そういった耐力度調査、それからそれによってどういうことをするのかということについても御説明をさせていただきたいというふうに思います。 それから、もう一つ、保護者からの御要望の点でございますけれども、これは今回行いますのは近い将来の改修に向けての準備でございますけれども、各父兄の方からいただいていた御要望といいますのは様々ございました。トイレの臭気対策でありますとか、昇降口の備品、靴箱、そういったものでありますとか、いろいろな御要望をいただいておりますけれども、教育委員会といたしましては、建物に手をつけるような大がかりな工事となるようなものについては、今回は手をつけないということにしたいと思います。これは、近い将来の改修工事があるということから、そういうふうな形を取らせていただきたいと。 ただ、トイレの臭気対策でありますとか、それから黄ばみ、汚れ、トイレのものというものにつきましては、こういったものはやはり考えていかなければならないなというふうに思いますので、例えばクリーニングとかというものがありますけれども、そういったものでどの程度臭気等が取れて、皆さんが満足いくようなことになるかちょっと分からないところはありますが、業者のほうと相談して、そういったものはしていくことは可能かなというふうに思います。 それから、備品等について、備品等で対応が可能なものについては、新たな購入でありますとか、他校から持ってくるとか、そういった対応は可能かと思いますので、できることについてはやっていきたいというふうに考えております。 ◆26番(山口荘一郎議員) 消毒とか、そういう付け焼き刃の対策もあるのでしょうけれども、統合に向けて保護者と両校の教員たちがいろいろ準備を進めて、地域の方々の理解活動も大分してきた部分があります。そういったところで、子供たちも統合に向けて何とか動き出そうとしているところですから、付け焼き刃ではなくて、適切な改修対応をお願いしたいと思いますし、令和3年3月の学校施設整備保全計画で、その計画の中で改修するというような話のようなのですけれども、それは決定してからでないと見られないのですか。その前に、事前に何らかの説明なり、そういった部分は示される予定があるのでしょうか。3月に確定してからようやく我々は中身を知る形になるのでしょうか。お伺いします。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 計画ができてから本来その説明をすればいいとは思いますけれども、その前にやはり御説明しなければならない部分もあるかとは思います。例えば今回統合に当たって、整備するに当たってはどのような形で整備をするのかといったようなことを、文部科学省の補助金を使うわけですが、環境改善交付金といったものを使ってやるということで、この補助金が例えば統合から6年間補助されるというふうな内容でありますとか、そういったことについては御説明申し上げて、その間に改修工事をすると、しなければならないのだというふうなことは御説明をしなければならないかなというふうに考えております。 ○議長(大森秀一議員) ほかにございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) なければ、11款災害復旧費について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) なければ、以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入の質疑に入ります。歳入は全款について、併せて予算案第4条、地方債補正についても質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) なしと認めます。お諮りいたします。本案については、お手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に分割付託することに御異議ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。 △日程第10 第165号議案令和2年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第10第165号議案令和2年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。本案について復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。 ◎後藤寛復興事業部長 ただいま上程されました第165号議案令和2年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 それでは、表紙番号5、令和2年度石巻市各種会計補正予算の7ページを御覧願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億107万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ25億2,090万円とするものでございます。 次に、歳出から御説明申し上げますので、表紙番号6、令和2年度石巻市各種会計補正予算説明書の126ページを御覧願います。2項繰出金において2億107万5,000円を計上しておりますが、これは被災市街地復興土地区画整理事業の前年度決算剰余金を一般会計繰出金として措置したものでございます。 続いて、歳入について御説明申し上げますので、戻りまして124ページを御覧願います。1項繰越金で2億107万5,000円を計上しておりますが、これは前年度決算剰余金を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第11 第166号議案令和2年度石巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第11第166号議案令和2年度石巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎守屋克浩健康部長 ただいま上程されました第166号議案令和2年度石巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 それでは、表紙番号5、令和2年度石巻市各種会計補正予算の11ページを御覧願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,210万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ18億1,332万7,000円とするものでございます。 それでは、補正予算の主な内容について、表紙番号6、令和2年度石巻市各種会計補正予算説明書により歳出から御説明申し上げますので、136ページを御覧願います。1項後期高齢者医療広域連合納付金に1,210万2,000円を計上しておりますが、これは前年度繰越金に係る後期高齢者医療広域連合保険料負担金を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、134ページにお戻り願います。1項繰越金に1,210万2,000円を計上しておりますが、これは令和元年度決算剰余金について、前年度繰越金として措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第12 第167号議案令和2年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第12第167号議案令和2年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎守屋克浩健康部長 ただいま上程されました第167号議案令和2年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 表紙番号5、令和2年度石巻市各種会計補正予算の15ページを御覧願います。今回の補正は、第1条にありますように歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億4,070万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ145億4,878万円とするものでございます。 それでは、予算の主な内容について、歳出から御説明申し上げますので、表紙番号6、令和2年度石巻市各種会計補正予算説明書の148ページを御覧願います。1項償還金及び還付加算金に1億4,070万円を計上しておりますが、これは令和元年度介護給付費負担金等について、国・県及び社会保険診療報酬支払基金に対する超過交付分の返還金を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、144ページにお戻り願います。1項支払基金交付金に487万8,000円を計上しておりますが、これは令和元年度介護給付費交付金について、社会保険診療報酬支払基金からの追加交付金を措置したものでございます。 次に、146ページ、2項基金繰入金に1億3,582万2,000円を計上しておりますが、これはただいま御説明申し上げました歳入歳出予算の調整の結果、財政調整基金からの繰入金を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。ここで換気のため暫時休憩いたします。   午後2時00分休憩                                             午後2時10分開議 ○議長(大森秀一議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △発言の訂正 ◎守屋克浩健康部長 先ほどの第165号議案及び第167号議案に関する私の発言中、初めに第166号議案について、第165号議案と申し上げましたが、第166号議案の誤りでした。 次に、第167号議案につきまして、社会保険診療報償支払基金と申し上げましたが、社会保険診療報酬支払基金の誤りでありましたので、訂正のお願いと併せましておわびを申し上げます。大変申し訳ありませんでした。 △日程第13 第168号議案令和2年度石巻市病院事業会計補正予算(第1号) ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第13第168号議案令和2年度石巻市病院事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。本案について病院局事務部長から説明を求めます。病院局事務部長。 ◎大内重義病院局事務部長 ただいま上程されました第168号議案令和2年度石巻市病院事業会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 表紙番号5、令和2年度石巻市各種会計補正予算の19ページを御覧願います。第1条は、総則でございます。 第2条は、収益的収入及び支出の補正でありますが、病院事業収益を8,330万円増額し、59億379万4,000円に、また病院事業費用を8,584万3,000円増額し、58億5,825万2,000円にするものでございます。 第3条は、資本的収入及び支出の補正でありますが、収入の第1款第1項企業債を240万円減額し、6,130万円にするものでございます。 また、第3項他会計負担金を240万円増額し、252万7,000円にするものでございます。 第4条は、債務負担行為の補正でありますが、整形外科手術ナビゲーションシステムリース料を追加するものでございます。 次に、20ページを御覧願います。第5条は、企業債の補正でありますが、一部対象事業の財源を変更したことに伴い、限度額を変更するものでございます。 第6条は、重要な資産の取得でありますが、整形外科手術ナビゲーションシステムの取得に伴い、その種類、名称及び数量を定めるものでございます。 次に、補正予算の主な内容について収益的支出から御説明申し上げますので、表紙番号6、令和2年度石巻市各種会計補正予算説明書の152ページを御覧願います。2項医業外費用で14万3,000円を増額しておりますが、これは後ほど資本的支出で御説明させていただきます整形外科手術ナビゲーションシステムリース料に係る利息を措置したものでございます。 次に、3項特別損失で8,570万円を増額しておりますが、これは国の実施要綱に基づき、宮城県が実施する新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金交付事業に係る石巻市立病院及び石巻市立牡鹿病院に勤務する医療従事者等に対する慰労金を措置したものであります。 次に、収益的収入について御説明申し上げます。収益的収入につきましては、保健衛生行政事務一般会計負担金の整理及び新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金に対する宮城県からの交付金を措置したものであります。 次に、資本的収入及び支出について、資本的支出から御説明申し上げますので、154ページを御覧願います。資本的支出につきましては、石巻市立病院で実施する整形外科の人工股関節・膝関節等置換手術において、手術機械操作をより正確に行うことにより、手術の正確性が向上し、執刀医の負担を軽減させることができる整形外科手術ナビゲーションシステムのリース料を措置したものであります。 次に、資本的収入についてでありますが、ただいま御説明いたしました整形外科手術ナビゲーションシステムに係る財源の整理及び措置をしたものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより収入支出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。15番。 ◆15番(星雅俊議員) 予算事項別明細書でお聞きします。165ページ、歳出の一番下です。その他特別損失、新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金の中身についてお聞きします。 支給単価並びに支給対象者を教えてください。 ◎大内重義病院局事務部長 お答えいたします。 支給単価、それから対象者でございますけれども、支給単価につきましては、石巻市立病院に勤務する医療職等につきましては20万円でございます。それから、牡鹿病院に勤務する職員に対しては1人当たり5万円でございます。 対象者でございますけれども、勤務する職員には医療職のほか事務職員も含まれ、正規職員、非常勤職員も対応となります。また、病院内で勤務する委託業者、給食業務、清掃業務などの委託業者も含まれ、病院が代理申請、受領することになってございます。その結果、石巻市立病院では416人、牡鹿病院では50人が対象となるものでございます。 ◆15番(星雅俊議員) 石巻市立病院が1人20万円、それから牡鹿病院が1人5万円ということですが、単価の差の理由を教えてください。 ◎大内重義病院局事務部長 お答えいたします。 国・県の要綱でございますけれども、新型コロナウイルス感染症に対する医療の提供に関し、県から役割を設定された医療機関に勤務して患者と接する医療従事者や職員に対しては1人当たり20万円と、そのほかの医療機関については5万円となっているということでございます。 ◆15番(星雅俊議員) 厚生労働省の通達にそういうふうに書いていまして、都道府県から役割を指定された指定機関、それは石巻市立病院です。 お伺いします。役割とは何でしょうか。新型コロナウイルス対策関係で、公的病院の位置づけというのはかなり皆さんが心配されておりますので、ここ辺りを教えてください。 ◎大内重義病院局事務部長 お答えいたします。 県からの役割ということでございますけれども、役割には何種類かあるかと思いますけれども、これにつきましては、石巻市立病院は役割を設定されているということではございますけれども、その内容につきましては、県・国からも公表は控えているという状況でございますので、具体的な内容については、大変申し訳ございませんが、この場におきましても控えさせていただきたいと思います。 ○議長(大森秀一議員) ほかにございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第14 第169号議案令和2年度石巻市下水道事業会計補正予算(第2号) ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第14第169号議案令和2年度石巻市下水道事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎伊勢崎誠一建設部長 ただいま上程されました第169号議案令和2年度石巻市下水道事業会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 表紙番号5、令和2年度石巻市各種会計補正予算の21ページを御覧願います。本年度より下水道事業に地方公営企業法が適用されましたが、昨年度の決算額が確定したことに伴う補正が主な内容でございます。 初めに、第2条は、収益的収入及び支出の補正でありますが、予算第3条に定めた予定額を増額し、下水道事業収益を69億8,365万2,000円、下水道事業費用を63億6,364万9,000円とするものであります。 第3条は、資本的支出の補正でありますが、予算第4条に定めた予定額を増額し、資本的支出を783億775万5,000円とするものであります。あわせて、支出額に対して不足する収入額17億7,029万9,000円につきまして、損益勘定留保資金等により補填する額を補正するものであります。 第4条は、特例的収入及び支出の補正でありますが、予算第4条の2に定めた地方公営企業法適用前の未収金を3億1,293万8,000円、未払金を9,956万2,000円とするものであります。 第5条は、利益剰余金の処分の補正でありますが、予算第11条に定めた資本的収入が支出に対して不足する額に補填する処分額を4億5,670万1,000円とするものであります。 次に、内容について御説明申し上げますので、表紙番号6、令和2年度石巻市各種会計補正予算説明書の180ページを御覧願います。収益的収入及び支出について、支出から御説明申し上げます。1項営業費用に5,769万3,000円を計上しておりますが、これは公営企業会計移行前に取得した固定資産額の確定に伴う減価償却費を措置したものでございます。 次に2項営業外費用に2,054万3,000円を計上しておりますが、これは前年度の決算に伴う剰余金を一般会計繰出金として措置したものでございます。 次に、収益的収入について御説明申し上げます。2項営業外収益に3,334万2,000円を計上しておりますが、これは減価償却費の補正に伴って、財源である長期前受金の戻入額を措置したものでございます。 次に、182ページを御覧願います。資本的支出について御説明申し上げます。4項繰出金で2,774万8,000円を計上しておりますが、これは前年度繰越事業の決算に伴う剰余金のうち建設費の財源を一般会計繰出金として措置したものでございます。 なお、財務諸表等につきましては、184ページから189ページまでに御提示しております。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより収入支出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第15 第170号議案財産の取得について(石巻市複合文化施設備品(舞台音響その3)) △日程第16 第171号議案財産の取得について(石巻市複合文化施設備品(舞台大道具その1)) ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第15第170号議案財産の取得について(石巻市複合文化施設備品(舞台音響その3))及び日程第16第171号議案財産の取得について(石巻市複合文化施設備品(舞台大道具その1))、以上2議案を一括議題といたします。本2議案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎渡邉伸彦総務部長 ただいま一括上程されました2議案について御説明申し上げます。 本2議案は、現在建設を進めております石巻市複合文化施設の備品を購入することについて議決を求めようとするものであります。 初めに、第170号議案財産の取得について御説明申し上げますので、表紙番号1の9ページを御覧願います。購入物品の概要といたしましては、令和3年3月に開館予定の石巻市複合文化施設の舞台用各種音響機器等全127機種1,303品を購入しようとするもので、7月29日、参加申請のありました2者による制限付き一般競争入札を行った結果、ヤマハサウンドシステム株式会社仙台営業所が5,388万9,000円で落札いたしましたので、同営業所所長、七海秀也と購入契約を締結いたしたく御提案申し上げるものでございます。 次に、10ページを御覧願います。第171号議案財産の取得についてでありますが、購入物品の概要といたしましては、令和3年3月に開館予定の石巻市複合文化施設のどんちょう等各種舞台用幕類 全12種類19品及び舞台用各種大道具全75種926品を購入しようとするもので、7月29日、3者による指名競争入札を行った結果、三精テクノロジーズ株式会社仙台営業所が9,295万円で落札いたしましたので、同営業所所長、石田貴裕と購入契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。3番。 ◆3番(髙橋憲悦議員) 複合文化施設、所管である教育委員会のほうにお尋ねします。 議運の資料では、第171号議案、これについては幕類12と書いてありました。今総務部長の提案理由だと、どんちょうを含む幕類となりました。議運のときには、ああ、どんちょうはないのかなと思ったのですけれども、今度はどんちょうがあるというふうなことで安心したのですけれども、どのようなどんちょうで、金額的にはどれくらいかかるというふうに予算要求されているのか、どんちょうが確かにあるのかないのか、それからどんちょうに要する経費はどれくらいなのかをお尋ねします。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 お答えいたします。 どんちょうではありますけれども、本どんちょうというのでしょうか、刺しゅうがいっぱい入って豪華などんちょうがありますが、あのどんちょうではなくて、左右に開く、なおかつ上にも上がるというどんちょうで、このどんちょうのことを引き割りどんちょうというそうでございますが、そういったどんちょうを用意しようというものでございます。 それから、価格でございますが……どんちょうの資料を探しますので、ちょっと時間をいただきたいのですが。 ◆3番(髙橋憲悦議員) 私たちが普通にイメージしているどんちょうと今教育委員会事務局長が言ったどんちょうでは大分差異があります。例えばビッグバンにあるホールについてはどんちょう、たしか東北電力から御寄贈いただいたどんちょうと。それから、遊楽館の場合は、今おっしゃったようにただのカーテンです。自動的に横に閉まったり上に上がったりと。ですから、どんちょうというのはホールの顔といいますか、そういうやっぱり大事なものです。先ほど先輩議員からも質疑があったように、市民から1億円も浄財をいただいていますので、工事費に充てるのも確かですけれども、皆さんの気持ちはこのどんちょうに気を張って作りましたと、足りないから、企業にお願いしてスポンサーになってもらいましたと。 あのような奇抜なホールの、ホールというか、施設のデザインですので、ぜひ住吉とか北上河口をイメージした刺しゅうの石巻市の顔になるような、そういう夢を持った施設でないと、ただ、普通我々はそういう施設に行くとまず見るのは、正面に見るのは、例えば議場に入れば議長のバックボードなのです。議長の背中はどういうふうな模様なのかな、そういうイメージでホールに入りますので、ぜひどんちょうは、今言ったように何も描いていない、ただ上に開く、右に開くという、そういうものではなくて、普通の人のイメージどおりのどんちょうを作るべきだと私は思いますが、市長の所見をお尋ねします。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 お答えいたします。 今議員おっしゃった、すごく重厚などんちょうのことだと思いますけれども、最近の傾向といたしまして、こういった文化ホールにつきましては、いろいろな催物をするわけですので、場合によってはそのどんちょうが催物とちょっと合わないとか、釣り合うとか、そういったいろいろな状況がございまして、現代のホールでは、今私が御説明いたしました引き割りどんちょうというような形を設置するという傾向が多くなっているのが事実でございます。そういったことで今回複合文化施設におきましても、市民の会議とか、あといろんなアドバイザーとか、いろんな方の意見を参考にそういったどんちょうを採用させていただいたということでございます。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 どんちょうについては、確かに私たちのイメージからすると、まずそこの舞台を見た場合に、豪華などんちょうがあるということで、その施設のステータスになるというふうな感覚はあるのですけれども、今回の複合文化施設には、なかなかそのようなどんちょうをつり下げる、経費の問題もありまして、むしろその経費にかけるより音響施設の設備を十分に取ってもらいたいということで、どんちょうについては、簡便だとは言いますけれども、恐らく最近のスタイルは、どちらかというとそういう豪勢などんちょうよりも質素な幕が多いというふうに見ておりましたので、何とか御理解いただきたいというふうに思います。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 失礼いたしました。先ほどのどんちょうの価格でございます。引き割りどんちょうでございますが、1対で384万円でございます。 ◆3番(髙橋憲悦議員) 380万円、高いか安いかは別にして、ホールの顔ですので、せめてどんちょうを、閉まっているときは、震災でありがとうございましたとか、ホールに絆ホールとか、そういうふうな、石巻市の復興のシンボル的なものですから、私は絶対どんちょうは必要だと思います。必要なければ、それは上に上げておいて、今言ったひき割り納豆でないけれども、引き割りのカーテンでいいのです。ただし、設計は当初から、そういう重いどんちょうを上げたり下げたりする装置は全くないのです。ですから、ここで今市長が「分かりました。作りましょう」と言っても、今度は大変なことになるのです。 ですから、そのような認識の違いは早めに説明していただいて、いざ3月にオープンしたときに、あれ、どんちょうどうしたのだとかと。そういう説明もあるし、重要な部分だと思いますが、今になって、もうつり上げる装置もない、どんちょうもつける気もない、全く何もないホールになってしまうような気がしますが、担当と、それから市長の所見をお尋ねします。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 お答えいたします。 引き割りどんちょうの材質といたしましては、ベルベッドということになっておりますので、ぴらぴらなカーテンというわけではございませんので、ある程度の質感とか、そういったものを持っております。現代の文化ホールでございますので、スマートな仕上がりにということで採用させていただいたというものでございます。 ◎境直彦教育長 どんちょうについてお答えいたします。 複合文化施設の構想の段階で、市民の皆様から御意見をいただく懇談会を、当然市民、各文化関係者の方々から参加いただいたり、あるいは有識者の方から参加いただいたりして、施設整備の検討を行っている段階で、皆様から議員おっしゃるとおりの重厚などんちょうは、最終的に結論としては要らないという結論に達したものですから、設計の段階で文化関係者からは、そういうどんちょうではなくて、今の、何のどのような演目にも対応できる引き割りどんちょう、横にも上にも上げられるというふうな形での構想をお願いしたいと。 そのほうが、確かに議員おっしゃるとおりいろんな形で、私もいろんな劇場を見てきて、歌舞伎座をはじめ、いろんなすばらしいどんちょうがあるわけですけれども、そうではなくて、石巻市の複合文化施設には、様々なジャンルのものができる、そういうステージを考えていけば、引き割りどんちょうという形がいいのではないかというふうな文化団体の関係者の方から声をいただき、あるいは有識者の方からもそういうふうな形で進めてはどうかということですので、議員おっしゃるとおり、設計の段階からそのような形で現在建築に入っているということで、これからそれをつけるなんていうことはとても大変難しい状況になるかと思っておりますので、その点を御理解いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◎亀山紘市長 そういうことで、どんちょうについては引き割りどんちょうということで進めさせていただきましたけれども、やはり議会にできるだけ早めにこういった内容についてお話しすればよかったということで、反省材料として、しっかり今後は取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(大森秀一議員) ほかにございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本2議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本2議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本2議案は原案のとおり可決されました。 △日程第17 第172号議案工事請負の契約締結について(石巻市河北地区衛生処理センター解体撤去工事) ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第17第172号議案工事請負の契約締結について(石巻市河北地区衛生処理センター解体撤去工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎渡邉伸彦総務部長 ただいま上程されました第172号議案石巻市河北地区衛生処理センター解体撤去工事の工事請負の契約締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の11ページを御覧願います。本案は、石巻市河北地区衛生処理センター解体撤去工事に係る工事請負契約を締結することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事に係る工事請負契約につきましては、7月29日、参加申請のありました1者による制限付き一般競争入札を行った結果、東亜建設工業株式会社東北支店が2億867万円で落札いたしましたので、同支店執行役員支店長、後藤良平と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、石巻市成田地区にございます河北地区衛生処理センターの建造物を解体撤去するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第18 第173号議案工事請負の契約締結について(釜小学校校舎老朽化対策工事) △日程第19 第174号議案工事請負の契約締結について(山下中学校校舎老朽化対策工事) ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第18第173号議案工事請負の契約締結について(釜小学校校舎老朽化対策工事)及び日程第19第174号議案工事請負の契約締結について(山下中学校校舎老朽化対策工事)、以上2議案を一括議題といたします。本2議案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎渡邉伸彦総務部長 ただいま一括上程されました2議案について御説明申し上げます。 初めに、表紙番号1の12ページを御覧願います。第173号議案釜小学校校舎老朽化対策工事の工事請負の契約締結についてでありますが、本工事に係る工事請負契約につきましては、7月29日、参加申請のありました5者により総合評価方式による制限付き一般競争入札を行った結果、株式会社丸本組が2億3,309万円で落札いたしましたので、同社代表取締役、佐藤昌良と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、釜小学校校舎における屋上防水改修工事をはじめ各種老朽化対策工事を施工するものでございます。 次に、13ページを御覧願います。第174号議案山下中学校校舎老朽化対策工事の工事請負の契約締結についてでありますが、本工事に係る工事請負契約につきましては、7月29日、参加申請のありました5者により総合評価方式による制限付き一般競争入札を行った結果、日本製紙石巻テクノ株式会社が1億9,371万円で落札いたしましたので、同社代表取締役社長、向井継男と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、山下中学校校舎における屋上防水改修工事をはじめ各種老朽化対策工事を施工するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本2議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本2議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本2議案は原案のとおり可決されました。 △日程第20 第175号議案工事請負契約の一部を変更する契約の締結について(釜大街道線橋梁下部工新設(その3)工事) ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第20第175号議案工事請負契約の一部を変更する契約の締結について(釜大街道線橋梁下部工新設(その3)工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎渡邉伸彦総務部長 ただいま上程されました第175号議案釜大街道線橋梁下部工新設(その3)工事の工事請負契約の一部を変更する契約の締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の14ページを御覧願います。本案は、当初議決を要する金額未満であった工事請負契約を一部変更することにより、契約金額が石巻市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条に規定する1億5,000万円以上となることから、今回変更する契約の締結について議決を求めようとするものでございます。 本工事は、遠藤興業株式会社が請負金額1億4,740万円で施工しているところでございますが、橋台仮締切工において、鋼矢板引き抜き後の堤防地盤の空洞発生を防止するため、引抜同時充填工を追加し、また護岸工の仮締切りにおいて、両端部の止水を確実に行うため、大型土のうの330袋を追加するものでございます。 以上の理由により一部設計内容の変更を行いましたところ、4,230万3,800円の増額となり、契約金額を1億8,970万3,800円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第21 第176号議案工事請負契約の一部変更について(北上(大室地区)漁港護岸ほか機能強化工事) ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第21第176号議案工事請負契約の一部変更について(北上(大室地区)漁港護岸ほか機能強化工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎渡邉伸彦総務部長 ただいま上程されました第176号議案北上(大室地区)漁港護岸ほか機能強化工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の15ページを御覧願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事は、津田海運株式会社が請負金額3億5,860万円で施工しているところでございますが、防波堤拡幅箇所の基礎部分について調査したところ、基礎部分の断面変更が必要であることが判明したため、基礎工及び被覆工を増工するものでございます。 以上の理由により一部設計内容の変更を行いましたところ、3,378万7,600円の増額となり、契約金額を3億9,238万7,600円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第22 第177号議案工事請負契約の一部変更について(流留真野沢田線道路改良(その3)工事) ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第22第177号議案工事請負契約の一部変更について(流留真野沢田線道路改良(その3)工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎渡邉伸彦総務部長 ただいま上程されました第177号議案流留真野沢田線道路改良(その3)工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の16ページを御覧願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事は、広伸建設株式会社が請負金額1億5,180万円で施工しているところでございますが、道路土工における掘削作業の結果、硬岩が確認されたことから、大型ブレーカーとバックホーの併用工法に変更し、排出される硬岩を含む残土の搬出先となる北上町女川地区までの運搬費用を追加するものでございます。 また、道路拡幅範囲内において、支障となるコンクリート構造物が確認されたことから、取壊し運搬処分費について追加するものでございます。 以上の理由により一部設計内容の変更を行いましたところ、4,389万2,200円の増額となり、契約金額を1億9,569万2,200円に変更するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第23 第178号議案工事請負契約の一部変更について(蛇田新橋橋梁架替(その2)工事) ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第23第178号議案工事請負契約の一部変更について(蛇田新橋橋梁架替(その2)工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎渡邉伸彦総務部長 ただいま上程されました第178号議案蛇田新橋橋梁架替(その2)工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の17ページを御覧願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事は、株式会社倉元建設東北本部が請負金額5億528万7,585円で施工しているところでございますが、施工調整の結果、車道橋1橋及び河川内に埋設されている既設水道管の撤去を本工事にて施工することで、合理的な施工が可能であり、工期短縮も図れることから、既設橋等の撤去を追加するものでございます。 また、下部工の締切鋼矢板打設時に矢板が高止まりしたため、ボーリング調査を行い、岩石と思われる支障物があることが判明したことから、対応可能な鋼矢板打設工法へ変更するものでございます。 以上の理由により一部設計内容の変更を行いましたところ、4,824万6,715円の増額となり、契約金額を5億5,353万4,300円に変更するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第24 第179号議案工事請負契約の一部変更について(石巻工業港運河線道路新設工事) △日程第25 第180号議案工事請負契約の一部変更について(石巻工業港運河線橋梁下部工新設工事) ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第24第179号議案工事請負契約の一部変更について(石巻工業港運河線道路新設工事)及び日程第25第180号議案工事請負契約の一部変更について(石巻工業港運河線橋梁下部工新設工事)、以上2議案を一括議題といたします。本2議案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎渡邉伸彦総務部長 ただいま一括上程されました2議案について御説明申し上げます。 本2議案につきましては、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 初めに、表紙番号1の18ページを御覧願います。第179号議案石巻工業港運河線道路新設工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は新東総業株式会社が請負金額2億9,789万8,560円で施工しているところでございますが、地下埋設物調査の結果、既存の給水管及び配水管について本工事の支障となる箇所が判明したことから、上水道工事を追加するものでございます。 また、排水構造物工において、床付け面より浅い位置で地下水位が確認されたことから、地下水位低下工を追加するものでございます。 以上の理由により一部設計内容の変更を行いましたところ、3,027万9,700円の増額となり、契約金額を3億2,817万8,260円に変更しようとするものでございます。 次に、19ページを御覧願います。第180号議案石巻工業港運河線橋梁下部工新設工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は遠藤興業株式会社が請負金額3億2,010万円で施工しているところでございますが、河川管理者との協議の結果、土留め部材引き抜き後の周辺構造物の沈下を防ぐため、仮橋・仮桟橋工及び土留め・仮締切工において引抜同時充填工を追加するものでございます。 また、ボーリング調査の結果、支持層の傾斜が確認されたことから、橋台工の鋼管杭の杭長を変更し、基礎部分の安定化を図るものでございます。 以上の理由により一部設計内容の変更を行いましたところ、7,498万8,100円の増額となり、契約金額を3億9,508万8,100円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本2議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本2議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本2議案は原案のとおり可決されました。 △日程第26 第181号議案工事請負契約の一部変更について((仮称)石巻市複合文化施設建設工事) △日程第27 第182号議案工事請負契約の一部変更について((仮称)石巻市複合文化施設建設機械設備工事) ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第26第181号議案工事請負契約の一部変更について((仮称)石巻市複合文化施設建設工事)及び日程第27第182号議案工事請負契約の一部変更について((仮称)石巻市複合文化施設建設機械設備工事)、以上2議案を一括議題といたします。本2議案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎渡邉伸彦総務部長 ただいま一括上程されました2議案について御説明申し上げます。 本2議案につきましては、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 初めに、表紙番号1の20ページを御覧願います。第181号議案(仮称)石巻市複合文化施設建設工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は大成建設・丸本組特定建設工事共同企業体が請負金額72億678万2,700円で施工しているところでございますが、契約締結時と比べ、材工費が上昇していることから、工事請負契約者との協議により、残工事分の工事費差額について増額するものでございます。 また、他工事との調整の結果、機械、配管等の取付け位置等の変更が必要となったことから、必要となる資材の数量等についても変更するものでございます。 以上の理由により一部設計内容の変更を行いましたところ、1億8,009万8,600円の増額となり、契約金額を73億8,688万1,300円に変更しようとするものでございます。 次に、21ページを御覧願います。第182号議案(仮称)石巻市複合文化施設建設機械設備工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は朝日工業社・山下設備工業特定建設工事共同企業体が請負金額18億377万3,300円で施工しているところでございますが、展示室関連の空調機について、制御性の高い蒸気加湿方法に変更し、また消火設備作動後の室内換気について、消火剤による空調設備の劣化を防ぐため、別途配管を設けるものでございます。 また、非常用発電機用ピット内の配管について、関係機関からの指導により屋外配管に変更するものでございます。 以上の理由により一部設計内容の変更を行いましたところ、5,982万2,400円の増額となり、契約金額を18億6,359万5,700円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本2議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本2議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本2議案は原案のとおり可決されました。 △日程第28 第183号議案工事請負契約の一部変更について(釣石橋橋梁災害復旧(その2)工事) ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第28第183号議案工事請負契約の一部変更について(釣石橋橋梁災害復旧(その2)工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎渡邉伸彦総務部長 ただいま上程されました第183号議案釣石橋橋梁災害復旧(その2)工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の22ページを御覧願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事は、石巻建設株式会社が請負金額3億7,887万5,600円で施工しているところでございますが、一般交通を確保するために設置していた仮設道路について、本線の開通により不要となることから、仮設道路の撤去工を追加するものでございます。 また、護岸の仮締切工において、想定以上に硬い岩盤層が確認されたことから、岩盤層の掘削工事を追加するものでございます。 以上の理由により一部設計内容の変更を行いましたところ、1,694万9,900円の増額となり、契約金額を3億9,582万5,500円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。6番。 ◆6番(黒須光男議員) 各工事請負への増額分が示されました。9か所が増額です。約3億円、4億円という金が追加されます。これは、本来こういう災害以外の、私も40年政治家やっていますけれども、この頃ずっと見ているのですが、上げねげわがんねと思っているんだが何だがわがんねげんとも、本来からすれば少々の変更なんかも契約した内容でやってしまうのです。でも、こういう決まった内容をどんどん、どんどん変えていく。材料が高くなった、あるいはこういう工法に変えたとか、これ駄目なんだよ、本来からすれば。契約してしまったのだもの。そういう手法でつり上げるのはいかがなものかというふうに私は思っているのです。総務部長、お答えください。 ◎渡邉伸彦総務部長 今議員からお話ありましたとおり、これまで震災復興事業様々な工事がございました。当然大きい金額の変更、それから減額もございますけれども、これらにつきましては適正な単価、適正な手法、適正な工法において、結果的には品質確保ということを重点に設計内容を見直しをした結果ということで御理解をいただきたいと思います。 ◆6番(黒須光男議員) 様々な検討して、品質の確保と言いますけれども、やっぱり設計の段階で吟味しなくてはならないのです。そして、我々が議会で通しているのですからね、これ。こういう数が9つも上がってくる。異常事態ですよ、これは。何のためにあなたたち契約しているのですか。これは、多くの皆さんがやっぱり疑念を持っているな、これ。そして、いろいろ調べてみると、復興住宅だ、何だかんだ調べると、あるのだもの、やっぱり問題が。架空工事で疑われてみたり、いろんなものが出てきているのです。裁判にもなっている。そういう中で、こういうふうなことでどんどん、どんどん上がるのは品質改善だなんて、品質改善なら最初から設計しっかりすればいいではないですか。そんないいかげんな話をしては、私は納得できないな。改めてお尋ねしたいと思います。 ◎渡邉伸彦総務部長 特に変わりはございませんので、よろしくお願いいたします。 ◆6番(黒須光男議員) 総務部長、答弁に変わり、私はそれがおかしいのではないかと言っているわけ。品質だ、何だかんだと。当初やっぱり実施設計を行っているのですよ。実施設計が終わったら、その実施設計に忠実であらねばならないのではないですか。答弁、あなた保留したらどうなるのですか、議会なんか必要ないではないですか。さっきも議会が承認したからいいのだと。議会に問題をすり替えているのではないですか。復興住宅なんかも議会で承認したからいいのだと。議会に出すとき、別な手法で出していますからね、からくっていますからね。これは後でやりますけれども、裁判でもやりますけれども。そういうことなのです。議会に通すとき、正式に契約した金額でなく別な金額で出していますからね。 ですから、さような点で、問題があると指摘をさせていただきたいと。今後大きな論争になってくると私は見ておりますので、一つ今のような答弁では渡邉総務部長には納得いかないということだけはお伝えさせていただきたいと思います。 ○議長(大森秀一議員) ほかにございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第29 第184号議案訴えの提起について ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第29第184号議案訴えの提起についてを議題といたします。本案について復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。 ◎後藤寛復興事業部長 ただいま上程されました第184号議案訴えの提起について御説明申し上げます。 本案は、中瀬公園整備事業に係る用地を取得するために、共有物分割請求訴訟を提起するものであります。 表紙番号1の23ページから27ページまでを御覧願います。今回対象の石巻市中瀬1番1の登記名義人10名の共有地につきましては、既に登記名義人全員が死亡していることから、その相続関係人135名と交渉を進め、128名分の持分を取得しましたが、残りの7名については、契約に応じないなどの理由により持分の取得が困難な状況にありますことから、この7名の共有者を被告として提起するものであります。 このことから、訴訟手続に移行するに当たり、地方自治法第96条第1項第12号の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。 以上であります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。1番。 ◆1番(阿部浩章議員) 中瀬公園事業の用地取得に係る訴えの事案という今の説明でしたけれども、これら訴えを提起するに当たりましては、結局あと裁判のほうになっていくと思いますけれども、おおよそ裁判になった場合、どのぐらいの日数を見込んでいるのかお伺いいたします。 ◎後藤寛復興事業部長 お答えいたします。 今回の共有物分割訴訟請求というのは、昨年も南浜の祈念公園の用地取得の際にもやらせていただきまして、そのときの日数、ちょっと案件が違いますけれども、やはり3か月から4か月程度はかかるのかなと。前回は事理弁識の能力に欠ける方の代理人の選任とかがありましたので、ただし今回についてはそういった案件もありませんことから、年度内に取得して、係る部分の事業の進捗を図りたいというふうに考えております。 ◆1番(阿部浩章議員) 今後訴訟に入れば訴訟費用等がかかってくると思います。決算認定の答弁でもありましたけれども、今後の訴訟費用の見込みをどのぐらいと考えているのかお伺いいたします。 ◎後藤寛復興事業部長 今回に係る経費につきましては、あくまでも概算でございますけれども、訴訟費用としては、収入印紙等が3,000円、それから郵送代とか、そういったものの予納金というものが大体2万円程度予定されておりますので、予定額としては2万円から3万円ぐらいというふうな見込みでおります。 ◆1番(阿部浩章議員) 今後訴訟の推移等を随時議会のほうにお知らせ願いたいと思います。カルヤードの件とかもいろいろありましたけれども、随時情報のほうを議会のほうにも教えていただければと思います。 併せてお伺いいたします。今現在石巻市が抱えている訴訟は何件ぐらいあるのか、最後にお伺いいたします。 ◎渡邉伸彦総務部長 答弁させていただきます。 工事に関する訴訟につきましては、今年度、今現在3件でございます。 ◆6番(黒須光男議員) 関連なのですが、今復興事業部長から印紙代幾らとかなんとか、2,000円とか3,000円というふうな話です。ですから、この訴訟については市役所の法制企画官が当たると、そういう理解でよろしいのですか。市役所の法制企画官がちゃんと処理をするという内容になっているのでしょうか。 ◎後藤寛復興事業部長 お答えいたします。 今回の原告の代理人としましては、担当課長、担当課長補佐、それから担当職員2名と法制企画官の5名でというふうに予定しております。 ◆6番(黒須光男議員) ですから、こういう説明でなく、復興事業部長、やっぱり訴訟というと皆また心配するわけだから、さっきも遠藤議員とか阿部議員も、また何ぼかかんだがやと。だから、こういうものは、訴訟が出たとき、ちゃんとうちのほうで法制企画官がやりますからただですよと言えば済むのではないですか。舌足らずではないですか。改めてお尋ねします。 ◎後藤寛復興事業部長 お答えいたします。 今回の訴訟の案件といいますのは、用地取得に係るものでございまして、通常の用地の取得、本来であれば土地収用法等に基づいて行う手続が最終的なものでございますが、収用委員会に相談したところ、まずそういう民事の手続等で解決できるのであれば、それを先にやって、それでどうしても駄目な場合は土地収用法で取得しましょうというふうなことでございます。あくまでも争うわけではなくて、土地を取得する際の用地事務の一環と捉えておりますので、よろしく御理解願いたいと思います。 ◆6番(黒須光男議員) ですから、訴えの提起となっていますよね、これ、第184号議案。ですから、その辺をきちっと説明していただければ分かるではないかと私は言っているの。皆分からないのだから、これ。分からないで質疑しているのだから。そうでしょう。そのようにしますとか、そうでしたねとか、どっちなのですか。簡単ではないですか。今でも理屈語って、仕方ないではないですか。だから、湊東だの新蛇田でごだごだってんだよ。(「静かにしゃべらいん」と呼ぶ者あり)静かにもヘチマもねえ、俺は訴えられているのだから。訴えられているのだよ、私も。議会から訴えられているの、訳の分からないことで。 そういうことですので、ぜひ今後の復興事業部長の答弁はもっと簡略に分かるように、内容が分かるような説明をしていただきたいと。 以上、提案をしておきたいと思います。 ○議長(大森秀一議員) 3番。 ◆3番(髙橋憲悦議員) この件にちょうど類似している問題が石巻市の河北地区にもあるのです。実は旧飯野川高校の用地があるのです。それが旧河北町と県の間であるのです。あの問題は、このような手法でやれば解決がとっくにできると思うのですけれども、ちょうど河北総合支所長、いかがでしょうか。あの問題は解決したのですか。 ◎千葉巧河北総合支所長 お答えします。 旧飯野川高校の件については承知しておりますが、こういう手法があるというところもちょっと分からなかった部分もありますが、いまだ解決に至っていないという状況でございます。 ◆3番(髙橋憲悦議員) 旧河北町の問題であっても、県との約束事項はありますので、ぜひこういう手法もあるということで。内容は、町と県が交換をするときに、民有地を町が買い上げて、それで交換すると。ところが、なかなかこういうふうな反対の方がいて、登記がしかねていると。県のほうは矢のような催促で、急いで市のほうに所有権を移してやりましょうというふうな懸案事項になっていまして、たまたま私が河北総合支所に勤務したときに、所有者を割り当てて、さあ、いざやろうとしたときに、莫大な経費がかかりますから駄目ですというブレーキがかかったのですけれども、市のほうでは、やらなければならないものはやらなければならないと、このように裁判でも何でもですね、そういうものを十分に進めるべきだと思いますが、市長のお考えをお尋ねします。 ◎亀山紘市長 旧飯野川高等学校の跡地の問題、私も承知していなくて、今聞いたわけですけれども、そういった課題があるということであれば検討させていただきたいと思います。 ○議長(大森秀一議員) ここで換気のため暫時休憩いたします。   午後3時20分休憩                                             午後3時30分開議 ○議長(大森秀一議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第30 第185号議案字の区域を新たに画することについて ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第30第185号議案字の区域を新たに画することについてを議題といたします。本案について河南総合支所長から説明を求めます。河南総合支所長。 ◎水沼俊宏河南総合支所長 ただいま上程されました第185号議案字の区域を新たに画することについて御説明申し上げます。 表紙番号1の28ページから32ページまでを御覧願います。本案は、議案に添付しております図面のとおり、石巻市北村地区で施工されました県営ほ場整備事業蛇沼向地区の工事完了に伴い、事業区域内の石巻市北村字熊崎ほか6の字の全部及び一部の区域につきまして、施工した土地の形状に合わせて、北村字新青木の字の区域を新たに画するものであり、地方自治法第260条第1項の規定により議会の議決を得ようとするものであります。 なお、変更内容の詳細につきましては、議案に添付しております変更調書を御覧願います。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第31 第186号議案字の区域を新たに画することについて △日程第32 第187号議案字の区域を変更することについて ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第31第186号議案字の区域を新たに画することについて及び日程第32第187号議案字の区域を変更することについて、以上2議案を一括議題といたします。本2議案について河北総合支所長から説明を求めます。河北総合支所長。 ◎千葉巧河北総合支所長 ただいま一括上程されました2議案について御説明申し上げます。 本2議案は、議案に添付しております図面のとおり、石巻市二俣地区で施工されました県営ほ場整備事業二俣南地区の工事完了に伴い、事業区域内の字の区域について、施工後の土地の形状に合わせて、新たに画すること及び変更することについて、地方自治法第260条第1項の規定により議決を得ようとするものであります。 初めに、第186号議案字の区域を新たに画することについて御説明申し上げますので、表紙番号1の33ページから44ページまでを御覧願います。本案は、事業区域内の石巻市東福田字小谷地ほか21の字の一部と石巻市北境字北中新田の全部の区域を施工後の土地の形状に合わせて新たに画するものであります。 次に、第187号議案字の区域を変更することについて御説明申し上げますので、表紙番号1の45ページから48ページまでを御覧願います。本案は、事業区域内の石巻市東福田字江向の一部の区域を施工後の土地の形状に合わせて変更するものであります。 なお、変更内容の詳細につきましては、議案に添付しております変更調書を御覧願います。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本2議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本2議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本2議案は原案のとおり可決されました。 △日程第33 第188号議案町の区域を新たに画することについて △日程第34 第189号議案住居表示に関する法律第3条第1項の規定により定めた市街地の区域の変更について ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第33第188号議案町の区域を新たに画することについて及び日程第34第189号議案住居表示に関する法律第3条第1項の規定により定めた市街地の区域の変更について、以上2議案を一括議題といたします。本2議案について復興政策部長から説明を求めます。復興政策部長。 ◎岡道夫復興政策部長 ただいま一括上程されました2議案について御説明申し上げます。 初めに、第188号議案町の区域を新たに画することについて御説明申し上げますので、表紙番号1の49ページから55ページまでを御覧願います。本案は、議案に添付しております図面のとおり、本市が施行しております上釜南部地区被災市街地復興土地区画整理事業に伴い、施行後の土地の形状に合わせて町の区域を新たに画するものであります。 新たに画する町名として、門脇字中島の全部及び中浦2丁目、新館2丁目、中屋敷2丁目、中島町、門脇字鷲塚及び重吉町のそれぞれ一部を新館南に、中屋敷2丁目、門脇字浦屋敷、門脇字捨喰、門脇字鷲塚、門脇字下鷲塚及び重吉町のそれぞれ一部を浦屋敷南に、門脇字捨喰、門脇字明神、門脇字鷲塚、門脇字下鷲塚及び重吉町のそれぞれ一部を明神南に包含するものであり、地方自治法第260条第1項の規定により、議会の議決を得ようとするものであります。 次に、第189号議案住居表示に関する法律第3条第1項の規定により定めた市街地の区域の変更について御説明申し上げますので、表紙番号1の56ページから57ページまでを御覧願います。本案は、議案に添付しております図面のとおり、本市が施行しております上釜南部地区被災市街地復興土地区画整理事業の施行区域を住居表示に関する法律第3条第1項の規定により定めた市街地の区域、いわゆる住居表示施行区域から除外するものであります。 住居表示施行区域から除外する区域としては、中浦2丁目、新館2丁目及び中屋敷2丁目の各一部となります。 これらの区域は、新館南及び浦屋敷南に町名を変更するとともに、地番の整理を行うことにより、住所を分かりやすくすることができるため、住居表示施行区域から除外するものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本2議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本2議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本2議案は原案のとおり可決されました。 △日程第35 第190号議案市道路線の認定について △日程第36 第191号議案市道路線の廃止について △日程第37 第192号議案市道路線の変更について ○議長(大森秀一議員) 次に、日程第35第190号議案市道路線の認定についてから日程第37第192号議案市道路線の変更についてまで、以上3議案を一括議題といたします。本3議案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎伊勢崎誠一建設部長 ただいま一括上程されました3議案について御説明申し上げます。 表紙番号1の58ページから61ページまでと、表紙番号8、市道路線の認定、廃止及び変更関係資料を御覧願います。 初めに、第190号議案市道路線の認定についてでありますが、今回認定を求める路線は3路線で、延長約627メートルであります。内容につきましては、湊北地区被災市街地復興土地区画整理事業に伴うものが1路線で、延長約133メートル、防災緑地2号施設整備事業に伴うものが2路線で、延長 約494メートルであります。 次に、第191号議案市道路線の廃止についてでありますが、今回廃止する路線は22路線で、延長約2,536メートルであります。内容につきましては、防災緑地2号施設整備事業に伴うものが4路線で、延長約1,508メートルの減、宮城県の大原川河川災害復旧事業に伴うものが3路線で、延長約219メートルの減、宮城県の湊川河川災害復旧事業に伴うものが15路線で、延長約809メートルの減であります。 次に、第192号議案市道路線の変更についてでありますが、今回変更する路線は1路線で、内容につきましては、防災緑地2号施設整備事業に伴い終点を変更するものであり、延長約210メートルの減であります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本3議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本3議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本3議案は原案のとおり可決されました。 △散  会 ○議長(大森秀一議員) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。明日から15日までは休会とし、16日に本会議を再開いたします。なお、7日から11日までは各常任委員会を開催し、付託案件の審査をお願いいたします。本日はこれにて散会いたします。   午後3時42分散会...