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02月26日-議案説明・質疑・委員会付託-04号

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  1. 石巻市議会 2020-02-26
    02月26日-議案説明・質疑・委員会付託-04号


    取得元: 石巻市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-20
    令和 2年 第1回 定例会  令和2年石巻市議会第1回定例会会議録(第4号)                                           議事日程第4号  令和2年2月26日(水曜日)午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 第2号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて(石巻市立学校の授業料等         徴収条例の一部を改正する条例) 第3 第3号議案石巻市行財政改革推進委員会条例 第4 第4号議案石巻市まち・ひと・しごと創生総合戦略推進会議条例 第5 第5号議案石巻市総合交通戦略審議会条例 第6 第6号議案石巻市プロポーザル選定委員会条例 第7 第7号議案石巻市ささえあいセンター条例 第8 第8号議案石巻市地域福祉委員会条例 第9 第9号議案石巻市老人ホーム入所判定委員会条例 第10 第10号議案石巻市地域密着型サービス運営委員会条例 第11 第11号議案石巻市健康増進計画推進委員会条例 第12 第12号議案石巻市土地改良施設管理条例 第13 第13号議案石巻市雄勝地域拠点エリア条例 第14 第14号議案石巻市十八成浜ビーチパーク条例 第15 第15号議案石巻市旧北上川堤防利活用協議会条例 第16 第16号議案石巻市中高層建築物等の建築に係る紛争の予防と調整に関する条例 第17 第17号議案石巻市空家等の適切な管理に関する条例 第18 第18号議案石巻市立病院倫理委員会条例 第19 第19号議案石巻市交通安全指導員条例を廃止する条例 第20 第20号議案石巻市雄勝森林公園条例を廃止する条例 第21 第21号議案石巻市表彰に関する条例の一部を改正する条例 第22 第22号議案石巻市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例の一部を改正する条          例 第23 第23号議案石巻市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例 第24 第24号議案石巻市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を          改正する条例 第25 第25号議案石巻市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を          改正する条例 第26 第26号議案石巻市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 第27 第27号議案石巻市公共物管理条例の一部を改正する条例 第28 第33号議案石巻市都市公園条例の一部を改正する条例 第29 第35号議案石巻市道路占用料条例の一部を改正する条例 第30 第28号議案石巻市立学校設置条例の一部を改正する条例 第31 第29号議案石巻市桃生スポーツ施設条例の一部を改正する条例 第32 第30号議案石巻市老人憩の家条例の一部を改正する条例 第33 第46号議案財産の無償譲渡について 第34 第47号議案財産の無償譲渡について 第35 第31号議案石巻市介護保険条例の一部を改正する条例 第36 第32号議案石巻市印鑑条例の一部を改正する条例 第37 第34号議案石巻市震災復興土地区画整理事業施行に関する条例及び石巻市被災市街地復興          土地区画整理事業施行に関する条例の一部を改正する条例 第38 第36号議案石巻市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例 第39 第48号議案財産の無償貸付けについて 第40 第49号議案財産の取得について 第41 第50号議案工事委託に関する年度協定の締結について(石巻線陸前稲井・渡波間稲井こ線          橋新設工事の施行に関する令和2年度協定) 第42 第51号議案工事委託に関する年度協定の締結について(石巻線石巻構内小川町踏切拡幅及          び水路改修事業の施行に関する令和2年度協定) 第43 第52号議案工事委託に関する年度協定の締結について(仙石線陸前山下・石巻間外1線七          窪蛇田線こ線橋新設工事の施行に関する令和2年度協定) 第44 第53号議案工事請負の契約締結について((仮称)大須埼灯台線道路改良工事) 第45 第54号議案工事請負の契約締結について(長面地区低平地整備工事) 第46 第55号議案工事請負の契約締結について(石巻工業港運河線橋梁下部工新設工事) 第47 第56号議案工事請負の契約締結について(七窪蛇田線橋梁上部工製作工事) 第48 第57号議案工事請負の契約締結について(吉浜橋橋梁災害復旧工事) 第49 第58号議案工事請負契約の一部を変更する契約の締結について((仮称)新東内海橋橋梁          下部工新設工事) 第50 第59号議案工事請負契約の一部を変更する契約の締結について(林道橋橋梁災害復旧工事) 第51 第60号議案工事請負契約の一部変更について(十八成浜漁港海岸保全施設整備(その3)          工事) 第52 第61号議案工事請負契約の一部変更について(大原川さけ人工ふ化場整備工事) 第53 第62号議案工事請負契約の一部変更について(屋敷浜猪落線道路改良工事) 第54 第63号議案工事請負契約の一部変更について(祝田地区排水ポンプ設備設置工事) 第55 第64号議案工事請負契約の一部変更について((仮称)防災マリーナ整備工事) 第56 第65号議案工事請負契約の一部変更について(防災緑地2号施設整備工事) 第57 第66号議案工事請負契約の一部変更について(鹿妻小学校校舎老朽化対策工事) 第58 第67号議案工事請負契約の一部変更について(稲井小学校校舎老朽化対策工事) 第59 第68号議案工事請負契約の一部変更について(23年災明神漁港海岸保全施設災害復旧          (その2)工事) 第60 第69号議案工事請負契約の一部変更について(23年災小淵漁港災害復旧工事) 第61 第70号議案工事請負契約の一部変更について(23年災小網倉漁港ほか災害復旧工事) 第62 第71号議案工事請負契約の一部変更について(23年災池ノ浜漁港災害復旧工事) 第63 第72号議案工事請負契約の一部変更について(湊東地区土地区画整理事業宅地造成道路築          造工事) 第64 第73号議案工事請負契約の一部変更について(湊西地区土地区画整理事業宅地造成・道路          築造工事) 第65 第74号議案町の区域を新たに画することについて 第66 第75号議案住居表示に関する法律第3条第1項の規定により定めた市街地の区域の変更に          ついて 第67 第76号議案市道路線の認定について 第68 第77号議案市道路線の廃止について 第69 第78号議案市道路線の変更について 散 会                                          本日の会議に付した事件 議事日程のとおり                                          出席議員(30名)   1番  阿  部  浩  章  議員    2番  佐  藤  雄  一  議員   3番  髙  橋  憲  悦  議員    4番  阿  部  和  芳  議員   5番  木  村  忠  良  議員    6番  黒  須  光  男  議員   7番  楯  石  光  弘  議員    8番  奥  山  浩  幸  議員   9番  遠  藤  宏  昭  議員   10番  大  森  秀  一  議員  11番  櫻  田  誠  子  議員   12番  鈴  木  良  広  議員  13番  青  木  ま り え  議員   14番  千  葉  正  幸  議員  15番  星     雅  俊  議員   16番  青  山  久  栄  議員  17番  阿  部  正  敏  議員   18番  齋  藤  澄  子  議員  19番  阿  部  久  一  議員   20番  丹  野     清  議員  21番  安  倍  太  郎  議員   22番  阿  部  欽 一 郎  議員  23番  森  山  行  輝  議員   24番  渡  辺  拓  朗  議員  25番  千  葉  眞  良  議員   26番  山  口  荘 一 郎  議員  27番  髙  橋  栄  一  議員   28番  西  條  正  昭  議員  29番  後  藤  兼  位  議員   30番  水  澤  冨 士 江  議員欠席議員(なし)                                          説明のため出席した者  亀 山   紘  市     長        菅 原 秀 幸  副  市  長  境   直 彦  教  育  長        椎 葉 健 一  病 院 局 長  久 保 智 光  復 興 政策部長        岡   道 夫  総 務 部 長  大 塚 智 也  財 務 部 長        後 藤   寛  復 興 事業部長  村 上 秀 樹  半島復興事業部長       千 葉   巧  河北総合支所長  阿 部 徳太郎  雄勝総合支所長        村 上 浩 則  河南総合支所長  今 野 裕 之  桃生総合支所長        鈴 木   清  北上総合支所長  大 窪 茂 久  牡鹿総合支所長        福 田 寿 幸  生 活 環境部長  守 屋 克 浩  健 康 部 長        津 田 淳 一  福 祉 部 長  吉 本 貴 徳  産 業 部 長        伊勢崎 誠 一  建 設 部 長  柏   春 雄  会 計 管 理 者        大 内 重 義  病院局事務部長  及 川 伸 一  教 育 委 員 会           事 務 局 長                                          事務局職員出席者  近 藤 順 一  事 務 局 長        松 﨑 泰 政  事 務 局 次 長  吉 田 秀 樹  事 務 局長補佐        吉 田 直 也  主     幹  川 田 秀一郎  主     査        一 宮 康 広  主     査  菊 地 光 大  主 任 主 事 △午前10時開議 ○議長(木村忠良議員) ただいまから本日の会議を開きます。欠席通告議員はありません。 本日の議事は、日程第4号をもって進めます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(木村忠良議員) 日程第1会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員に15番星雅俊議員、16番青山久栄議員、17番阿部正敏議員、以上3議員を指名いたします。 △諸般の報告 ○議長(木村忠良議員) この際、諸般の報告を行います。 市長から令和2年石巻市議会第1回定例会議案書等の訂正の申入れがあり、お手元に配付しておりますので御訂正をお願いいたします。 以上で諸般の報告を終わります。 △日程第2 第2号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて(石巻市立学校の授業料等徴収条例の一部を改正する条例) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第2第2号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて(石巻市立学校の授業料等徴収条例の一部を改正する条例)を議題といたします。本案について教育委員会事務局長から説明を求めます。教育委員会事務局長。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 ただいま上程されました第2号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて御説明申し上げます。 表紙番号1の1ページを御覧願います。本案は、県立高等学校条例の一部を改正する条例及び令和元年台風第19号による災害に伴う県立高等学校及び県立中学校の入学者選抜手数料等の特例に関する規則が昨年12月24日に施行されたことに伴い、県立高等学校と同じ取扱いとするため、石巻市立学校の授業料等徴収条例の一部を改正する必要が生じたものでありますが、市議会を招集し、議会の議決を得る時間的余裕がございませんでしたので、地方自治法第179条第1項の規定により、本年1月15日に専決処分を行ったものであり、同条第3項の規定により御報告申し上げ、その承認を求めようとするものであります。 以下、改正内容について、条文に従いまして御説明申し上げますので、表紙番号1の2ページ、併せて表紙番号5、条例の一部改正新旧対照表の1ページから2ページまでを御覧願います。初めに、附則第4項及び第5項は、附則第6項及び第7項に特例規定を加えることに伴い、文言を改めるものであります。 次に、附則第6項は、本条例の施行日以降、令和2年度の入学者のうち、令和元年台風第19号による災害により被害を受けた者に係る入学者選抜手数料及び入学金の徴収期限を変更して徴収することができるよう定めるものであります。 次に、附則第7項は、附則第6項に係る入学者選抜手数料等の免除について定めるものであります。 次に、附則でありますが、本条例の施行期日を公布の日とするものであります。 以上でございます。よろしく御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は承認することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は承認することに決しました。 △日程第3 第3号議案石巻市行財政改革推進委員会条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第3第3号議案石巻市行財政改革推進委員会条例を議題といたします。本案について財務部長から説明を求めます。財務部長。 ◎大塚智也財務部長 ただいま上程されました第3号議案石巻市行財政改革推進委員会条例について御説明申し上げます。 本案は、委員会を設置し、行財政改革等の重要事項を調査審議することにより、本市の適正な行財政運営を図るため、委員会を置く条例を制定しようとするものであります。 以下、条文に従いまして御説明申し上げますので、表紙番号1の3ページから4ページ、併せて表紙番号5の条例の一部改正新旧対照表3ページを御覧願います。初めに、第1条は委員会の設置について、第2条は組織等について、第3条は委員長及び副委員長について、第4条は会議について、第5条は意見の聴取等について、第6条は会議の公開について、第7条は委任について定めております。 次に、附則でありますが、附則第1項は、本条例の施行期日を令和2年4月1日とするものであります。 第2項は、会議の招集について、規定するものであります。第3項は、石巻市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正を行い、行財政改革推進委員会委員の報酬及び費用弁償について、それぞれ定めるものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第4 第4号議案石巻市まち・ひと・しごと創生総合戦略推進会議条例
    ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第4第4号議案石巻市まち・ひと・しごと創生総合戦略推進会議条例を議題といたします。本案について復興政策部長から説明を求めます。復興政策部長。 ◎久保智光復興政策部長 ただいま上程されました第4号議案石巻市まち・ひと・しごと創生総合戦略推進会議条例について御説明申し上げます。 本案は、石巻市まち・ひと・しごと創生総合戦略を総合的かつ計画的に推進するため、推進会議を設置する条例を制定しようとするものであります。 以下、条文に従いまして御説明申し上げますので、表紙番号1の5ページから6ページ、併せて表紙番号5の条例の一部改正新旧対照表4ページを御覧願います。初めに、第1条は推進会議の設置について、第2条は所掌事務について、第3条は組織について、第4条は委員の任期について、第5条は会長及び副会長について、第6条は会議について、第7条は委任について定めております。 次に、附則でありますが、附則第1項は、本条例の施行期日を令和2年4月1日とするものであります。 第2項は、石巻市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正を行い、石巻市まち・ひと・しごと創生総合戦略推進会議委員の報酬及び費用弁償について、それぞれ定めるものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第5 第5号議案石巻市総合交通戦略審議会条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第5第5号議案石巻市総合交通戦略審議会条例を議題といたします。本案について復興政策部長から説明を求めます。復興政策部長。 ◎久保智光復興政策部長 ただいま上程されました第5号議案石巻市総合交通戦略審議会条例について御説明申し上げます。 本案は、石巻市総合交通戦略の策定及び進行管理に関する事項を審議するため、審議会を置く条例を制定しようとするものであります。 以下、条文に従いまして御説明いたしますので、表紙番号1の7ページから8ページ、併せて表紙番号5の条例の一部改正新旧対照表5ページを御覧願います。初めに、第1条は審議会の設置を定め、第2条は所掌事務について、第3条は組織について、第4条は委員及び任期について、第5条は会長について、第6条は会議について、第7条は委任について定めております。 次に、附則でありますが、附則第1項は、本条例の施行期日を令和2年4月1日とするものであります。 第2項は、石巻市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正を行い、総合交通戦略審議会委員の報酬及び費用弁償について、それぞれ定めるものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第6 第6号議案石巻市プロポーザル選定委員会条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第6第6号議案石巻市プロポーザル選定委員会条例を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま上程されました第6号議案石巻市プロポーザル選定委員会条例について御説明申し上げます。 本案は、プロポーザル方式により市が業務委託、建設工事その他の契約を締結する場合の契約の相手方の候補者の選定を行うための委員会を設置するため、条例を制定しようとするものであります。 以下、条文に従いまして御説明いたしますので、表紙番号1の9ページから10ページ、併せて表紙番号5の条例の一部改正新旧対照表6ページを御覧願います。初めに、第1条は委員会の設置について、第2条はプロポーザル方式の定義について、第3条は委員会の所掌事項について、第4条は委員会の組織を構成する委員について、第5条は委員長の選任方法について、第6条は会議の成立要件等について、第7条は委員以外の者からの意見聴取について、第8条から第10条までは守秘義務等委員会の運営に必要な事項を規定したものであります。 次に、附則でありますが、附則第1項は、施行期日を令和2年4月1日とするものであります。 附則第2項は、石巻市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正を行い、プロポーザル選定委員会委員の報酬及び費用弁償について、それぞれ定めるものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。6番。 ◆6番(黒須光男議員) プロポーザルというふうなことを聞きますと、私も興奮してきましておるわけでございますが、いろいろとプロポーザル、石巻市で施行してきました。例えば魚市場の130億円ですか、これもプロポーザルで決まったのです。プロポーザルというのは、なかなか不透明なところがありまして、これを130億円のうち15億円、商工会議所の会頭の会社に鹿島建設は丸投げしていましたよ、15億円ね。そして、ピンはねして、彼はできませんから、それを別な業者に回すと。これが出てきています。現れてきています。これは、裁判でもちょっと今やっている、出てくる案件でございますが、こういう状況です。プロポーザルというのは、不透明なところが多いのですね。そういう意味では、なぜこうした条例が、今までなかったのが今回このような形で改めて条例が制定されるのか、その内容、どうしてそういうふうになったのかという御説明を頂きたいということでございます。 もう一方、2点目、これは私、今裁判になっているのです、これも、プロポーザルでやった事業ね。新蛇田地区の復興公営住宅、これはプロポーザルのために、それ終わってから3億4,000万円、これは架空水増し工事と認められるものが計上されてきた。あと湊東地区の復興公営住宅におきましても4億8,000万円、これがプロポーザルで決まったのから増額されているということでございます。いろいろプロポーザルの過程を見ますと、これに至る段階では、ある1人が、選ばれた委員、この1人が高点を加えているのですよ。100点満点ですと、あるその業者を、決まった業者を。そして、ほかのところは相当低い点数で、その1人の選定委員によって業者が決まるということになっているのです。そういうものに対する足かせというようなものが、今ちょっとざっと見ましてもないのですよ。そういう問題を抱えているのですよ。その問題にも触れていない。その辺もお尋ねしたいと思っております。 また、湊東地区の場合、液状化があるということで4億8,000万円を足しているのです。プロポーザルの段階で液状化がなかった、ないと報告したにもかかわらず、プロポーザルで参加した2者が液状化があるということで予算計上しているのだよ。そういう選定した市長の責任は重いのです。今裁判にもなってますから、これね。監査は時効だとけったぐりましたけれども、これは時効でないのです。時効に当てはまらない。不正があった場合は徹底的にやると、裁判でも。判例がそうなっていますから。ですから、そういうイカサマな選定委員によって大きくねじ曲げられているという結果が出ているのですよ。こうしたものに対する処罰条項とか、そういう足かせがないというのはおかしいのではないかということですよ。 あともう一点、この間ちょうど最終処分場、今度これもプロポーザルでやるということですよ。だから、こういう条例をつくって、さも正当性があるように見せかけの条例をつくったのではないかと、私はちょっと人悪く考えると、そういうふうに考えるのです。プロポーザルも今予算に上がってきた。上げるためにプロポーザルの定義とかなんとかとやっていますけれども、実体性のない、真実味のないプロポーザルの条例でないかというふうに私は思うのですが、その辺、何点かお尋ねしましたけれども、お答えいただきたいと思います。 ◎岡道夫総務部長 まず、本条例の制定に至った経緯といいますか、その理由ということでございますが、プロポーザル方式につきましては基本的に認められている選定の内容であると。これまでプロポーザル方式を実施する際のガイドラインという部分を管財課で定めて対応してまいりました。今般地方公務員法、それから地方自治法が一部改正されまして、非常勤特別職の地方公務員、その任用要件が厳格化されたと。そして、総務省のガイドラインに照らし合わせて、特にプロポーザルにつきましては、専門的な知見を広く認めて審議してもらうという位置づけ上、やはりこれは条例化すべきということで、今回条例として制定させていただきました。 それから、足かせ、いわゆる制御の部分ということでございますが、そういった部分に対応するために、複数、今回6名ということでやっておりますが、多くの方々の知見、そういった部分の審査を経るということで、一定程度の抑制、選考ということになるのかなというふうに考えております。 それから、今回最終処分場ということで、今御質疑があった部分でございますが、当然契約に至るまでにつきましては、随意契約、入札執行、それからもう一つの道筋としてプロポーザルの方式があると。プロポーザルにつきましては、民間のそういった技術力であったり提案力、そういった部分も評価しながら対応するということで、どの方式を取るのかは、その事業を執行する各担当部のほうで御判断いただきまして行っていただくということでございますので、御理解賜りたいと存じます。 ○議長(木村忠良議員) ちょっとお待ちください。ただいま6番黒須光男議員と当局の間で、るる質疑が交わされておりますが、これらの事案は総務企画委員会に付託予定の議案でありますので、6番黒須光男議員は総務企画委員でもございますので、委員会のほうで詳しくやっていただきたいと思います。内容を変えて質疑してください。 ◆6番(黒須光男議員) 総務企画委員会に付託する予定だから本会議で質疑するなというのは乱暴な話だと私は思いますよ。やっぱり提案された以上、果たして委員会に付託するか決まっているわけでないでしょう。みんなで議会で付託しなくてもいいとなれば、付託しなくていいわけですから。議長の職権でそこまで踏み込む必要はない。ですから、これは当然重要なことですから、なぜ制定されるのかとか、本会議でこれを質疑しないと明らかにならぬではないですか、議長。だから駄目なのですよ、石巻市議会は。隠そうとする必要はないのではないですか、こんな重要なこと。あなたの責任ではないですか。(「議運で付託したんだから」と呼ぶ者あり)まだ付託すると決まっているわけではないですから。(「議運で付託したんだよ」と呼ぶ者あり)していない。まだ決まっていない。議運で決まったか私分かりませんよ、議運に出ているわけでないから。説明も知らない。そこまで説明できませんよ、していませんよ。(何事か呼ぶ者あり)そういう……うるさい。黙って聞け。利権に絡んでいるからそんなことを言うのだろう、G議員は。すっかり明らかにしてやるから。(29番後藤兼位議員「G議員とは誰だ」と呼ぶ)おまえだ。後藤兼位だ。そういうことなのですよ。 ですから、こういうことを、重要なことを封印する必要はないと私は思いますよ、議長。ですから、十分に、何も私は曲がったことを質疑しているわけでないですから、なぜこういう条例が制定されるのやと聞いている。しかも、今までの過程の中でいろいろ問題があるのだということを言っている。それをひとつお認めいただけませんか、議長。私は、瑕疵ある行政に対する質疑をしているわけですから。お認めいただけませんか。駄目なのですか。 ○議長(木村忠良議員) 先ほども私がお話ししたように、この議案は総務企画委員会に付託する予定でございます。当然黒須議員は総務企画委員でもございますので、総務企画委員会のほうで深く審議をしていただければ幸いかなと思っております。 ◆6番(黒須光男議員) 分かりました。それで結構です。そういう議長の職権であれば。ただ、議会運営上、私も県議会では議会運営委員会の委員長もやっていました。こんな瑕疵ある議会運営はありませんよ、はっきり言って。しっかり勉強しなさい、議長も。これ以上私は突っ込みませんけれども。このプロポーザルにおける欠点、欠落する部分と、それを利用する巧みな技というものが存在しているのですよ。私は、しっかりと委員会並びに一般質問で明らかにして、そして不正を明らかにすると、そして亀山市長の責任を問うということで進めていきますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(木村忠良議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第7 第7号議案石巻市ささえあいセンター条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第7第7号議案石巻市ささえあいセンター条例を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎守屋克浩健康部長 ただいま上程されました第7号議案石巻市ささえあいセンター条例について御説明申し上げます。 本案は、地域包括ケアを推進する拠点として、石巻市ささえあいセンターを設置することにより、市民が住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるよう、医療、介護、保健、福祉等が連携し、サービスを一体的に提供する体制を構築するとともに、地域住民が相互に支え合うことのできる地域づくりを目的として、新たに条例を制定しようとするものであります。 以下、条文に従いまして御説明申し上げますので、表紙番号1の11ページから13ページまでを御覧願います。初めに、第1条は「石巻市ささえあいセンター」の設置について、第2条はささえあいセンターで行う事業について、第3条は施設利用について、第4条は入館の制限について定めております。第5条は利用の許可について、第6条は許可の制限について、第7条は目的外利用等の禁止について、第8条は特別設備等の設置について、第9条は許可の取消し等について、第10条は原状回復について定めております。 第11条は駐車場の使用料等について、第12条は損害賠償について、第13条は指定管理者による管理について、第14条は委任について定めております。 次に、附則でありますが、本条例の施行期日を令和2年5月30日とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。26番。 ◆26番(山口荘一郎議員) ささえあいセンターについてお伺いします。 ささえあいセンターは、いろいろな相談機能を持つことが機能の中心だというふうに思っておりますけれども、小さいお子様から介護を必要とする高齢者の相談などもこの場で交わされるのだろうというふうに思っています。そういったことからも、この建物の秩序と安全管理を把握していかなければならないと思っていまして、具体的には暴力団の排除です。第13号議案の雄勝拠点エリア条例のほうには暴力団の排除について条項があるのですけれども、このささえあいセンターのほうには暴力団の排除の条項がないのですね。これはなぜこの違いがあるのか、ここは明確に規定をしておく必要があるのではないのかというのが1点目でございます。 2点目は、第13条の指定管理、この内容にはセンターの利用許可、そして維持に関する業務、この2点が限定列記されております。そのほか市長が必要と認める事業というふうにも規定されているのですけれども、指定管理の委託をする部分については、ささえあいセンターが本来持つべきである総合的な相談窓口機能、これは委託のほうには含めないということでよろしいのか、2点お伺いしたいと思います。 ◎守屋克浩健康部長 暴力団排除の関係でございますが、その辺の内容につきましては、第6条の許可の制限のところに第1号の「公の秩序又は善良な風俗に反するおそれがあるとき。」から第5号の「前各号に掲げるもののほか、施設等を利用させることが不適当と認めるとき。」というところで補完できるのかなということで、条例の仕立てをしております。 それから、指定管理、総合相談窓口ですけれども、ここはやはり指定管理は想定していますが、ここの運営については専門職が包括的な支援をするための社会福祉士や、それから保健師等の専門職を必ず配置しなくてはならないという内容でございますので、そちらについては、そういう運営がきちんとできるようになるまでは、当分直営で運営していくという方向で考えておりますので、御理解いただきたいと思います。 ◆26番(山口荘一郎議員) まず、暴力団のほうについては第6条で補完されるということでした。これは総務部長のほうにお伺いしたいのですけれども、第13条のほうでは明確に暴力団の排除、雄勝拠点では暴力団の排除と載っているのですね。ささえあいセンターのほうでは、第6条のほうで補完をされるということで、市の条例全般として、同様に公の施設として使用される場合に、こういった規定を盛り込まなければならないというような統一的な規範を持つべきでないかというふうなことに対して後で答弁下さい。 さらに、指定管理の内容について、相談機能の委託は想定はしているけれども、当分の間は直営で行うということの答弁がありました。もし相談機能を委託する場合には、例外の市長が認める事業のほうの中に包含されるのか、それとも新たに条文を改正して、具体的に相談機能に関する部分の委託を入れるのかということをお伺いしたいと思います。 最後に、石巻市立病院の建設当時には、ささえあいセンターと2階で廊下をつなぐような形、物理的に医療とささえあい、これが連携できるような建物の構造を目指していたはずなのですけれども、その姿がいつの間にか消えてしまっておりました。これはなぜなのかということを伺うとともに、今後その廊下がなくても、多職種連携、ささえあいセンターを司令塔として、医療と介護、福祉をつなぐ機能は担保していってほしいと思いますけれども、その点について見解をお伺いしたいと思います。 ◎岡道夫総務部長 暴力団排除につきましては、別枠で暴力団に関する条例という部分もあるという部分がございます。今回の使用に当たって、今健康部長が答弁いただいた第6条のほうで読み込める。当然この条例の下に規則、それから使用許可の様式、そういった部分が定められますので、そちらのほうで具体的に盛り込むことが可能だというふうには考えております。 ◎守屋克浩健康部長 指定管理の関係でございますが、第13条の市長が必要と認める業務というところになるとは思いますけれども、相談窓口については、当分の間はとにかく直営で専門職が絡みますので、直営でやっていくということで御理解を頂きたいと思います。 それから、病院との連絡通路ですが、ふだんは閉じているということでございますが、やはり不特定多数の方が病院のほうに行かないようにということもございます。災害が起こったときに福祉避難所の機能を取りますけれども、そのときはその通路を使って、医療の資源がささえあいセンターのほうに石巻市立病院のほうから供給されるということで解釈しておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆3番(髙橋憲悦議員) 先ほどの山口議員の質疑と関連するのですけれども、こういう新しい条例をつくるときに、たしか石巻市では例規審議会なるものをつくって、みんなで、条例は石巻市の条例ですので、担当部関係なく、総務課を中心に文言等整理したりするはずなのですけれども、まず例規審議会でこの問題をもまれたのかと。 もう一つは駐車場の問題なのですけれども、ちょうど今申告時期で、この前はもうこの庁舎が満杯になりました。そして、路上駐車、大分多うございました。そして、ささえあいセンターがオープンすることによって、もし庁舎に入れない方はそちらを利用して入るというケースもあるのですね。そうすると、料金体系も違うようなので、それらを庁議なり例規審議会でどのようにさばいたか、その2点をお尋ねします。 ◎岡道夫総務部長 例規審議会そのものにつきましては、髙橋議員御指摘のとおり、新規の条例であったり大幅な条例の改正、そういった部分には、その文書法令を担当した経験のある職員を集めての例規審議会を開催して、その文言なり、そういった部分を審議しているということでございます。 各個別の例規審議会の内容につきましては、私はそちらに入っておりませんので、ちょっとそちらについて答弁することができないなということで、そちらについては申し訳ございません。 ◎守屋克浩健康部長 ささえあいセンター条例につきましても、日にちはちょっと記憶は不明確ですけれども、たしか1月下旬の例規審議会のほうに諮って、いろいろと審議は頂いている内容でございます。 それから、駐車場の件ですけれども、この施設はとにかく地域包括ケアの推進に関する事業をするということで、その地域包括ケアに係る内容でお集まりになるお客様につきましては、40数台あるささえあいセンターの駐車場を活用していただくのが本来ですけれども、足りないときには、総務部のほうとも話し合っておりまして、市役所の立体駐車場も御活用いただくと。その際には、地域包括ケアに資する事業に参加する方については、とにかく駐車場も無料にするということで考えておりますので、よろしくお願いいたします。こちらから御案内して来ていただいた、それから地域包括ケアの関係で関係団体がささえあいセンターを活用していろいろな行事をする場合であっても、地域包括ケアを推進する内容であれば、部屋のほうも無料ですけれども、ささえあいセンターの部屋を使うのも無料ですが、駐車場についても無料処理をする方向で考えておりますので、御理解いただきたいと思います。 ◆3番(髙橋憲悦議員) 最初の例規審議会なのですけれども、これらについても、今健康部長の答弁では「えっ」というふうな空気が流れたのが分かりますか。よくちゃんと役所でこのようなことを想定したのかなと。同じような条例で、このタイミングで出すのだから、恐らく同じ日の例規審議会にかかって、それらについても十分協議すると。ましてや利用形態どうのこうのよりも、石巻市ささえあいセンターであろうが、この本庁であろうが、お客様にはまず変わりないと、そのための駐車場だという原点に立てば、同じ料金設定をすべきではないかと。片っ方は30分、片っ方は60分と、そういう公の施設としてどうなのだという意見なんか当然出るべきだと思います。ましてや駐車場を利用する人に、入り口に立っていなければならないですよ、何をしに来たのかと、そして無料の券をもらってくださいと、そういうふうなサービスで本当にいいのかどうか。 だから、私いつも例規審議会なり庁議で十分もんで条例とか対応してくれと再三申し上げていました。この点について、例規審議会の在り方についてと、多分同じ日にやったと思うのです、第1回定例会に出すというのが。そういうのがあったのか。それから、一般の方、ささえあいセンターに来る方の交通整理といいますか、石巻市に来ていただくお客さんのためにということを最優先に考えたのか。その2点、もう一度お願いします。 ◎守屋克浩健康部長 まず、駐車場の使用料につきましては、第11条に駐車時間30分以上は以後30分ごとに150円という内容なのですけれども、これは石巻市立病院が近くにありまして、そこと同じようなふうにしたほうが本庁舎よりも石巻市立病院とすぐ同じ敷地に建っているような形になっていますから、石巻市立病院の料金体系にはしましたが、とにかくここは地域包括ケアに資する事業に参加される方については、建物の利用料も、それから駐車場についても無料処理をして、無料で活用していただくと。 なぜ駐車場の使用料が規定してあるのかといいますと、例えば駅の近くにありますから、地域包括ケアでは……入り口にはここは地域包括ケアのためのという看板もきちんと表示はするのですけれども、その表示をちょっと無視してといいますか、中に入ってきた方について、その方について無料処理をしませんので、そのときの料金はこうなりますよという内容でございます。 それから、例規審議会のときにほかの条例とというのは、ちょっと私もそこまでは今、例規審議会に出ていませんので、お答えができませんが、一緒にほかの条例と整合性を持ってやったかどうかというのは、申し訳ありません、今ちょっと答弁できないような状況でございます。 ◆3番(髙橋憲悦議員) 3回目になりますので、市長にちょっとお聞きしたいと思います。 今健康部長が病院の駐車場と同じような設定と言いますが、病院の駐車場は特別会計で病院の会計に入っています。ただし、今回我々が考えるのは、病院とは別に、本庁と同じようなシステムで、逆に混んでいれば向こうの駐車場も使ってもらっていいと、ささえあいセンターの駐車場も使ってもらっていい、逆にあっちがいっぱいだったらうちのほうの駐車場、本庁の駐車場を使ってもらってもいいと、そういう市の全体的な考えを持っていろいろ料金設定すべきだと私は思うのです。そういうふうなことを考えないと、本当の縦割り行政の最たるものだと、市長、私は思うのです。ですから、その考えについてどうされるのかと、それから例規審議会がせっかくあるのです。もっともっと市長のほうから吟味して、どの条例も同じような、同じ考えで胸を張って出せるような条例にすべきだと思いますが、その所見について、2点お尋ねします。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 髙橋議員の御指摘のとおり、駐車場については、やはり市民の皆さんがささえあいセンターに来る、庁舎に来る、病院に来る、同じ公共施設だというふうな印象を、当然そう思われるというふうに思います。そういう意味では、料金体系が異なるということは、市民に対して混乱をもたらすということが考えられますので、これはどのようにしたらいいのか検討をさせていただきたいと思います。 例規審議会については、今回の条例の制定については、今回の行政職員の変更に伴う職員の対応に伴って条例を制定することが必要になったということだったわけですけれども、やはり例規審議会で目を通していただいて、統一を図るということは必要だというふうに考えております。 ○議長(木村忠良議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第8 第8号議案石巻市地域福祉委員会条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第8第8号議案石巻市地域福祉委員会条例を議題といたします。本案について福祉部長から説明を求めます。福祉部長。 ◎津田淳一福祉部長 ただいま上程されました第8号議案石巻市地域福祉委員会条例について御説明申し上げます。 本案は、委員会を設置し、石巻市地域福祉計画の策定及び推進に関する事項等を審議することにより、本市の地域福祉行政の適切な運営を図るため、条例を制定しようとするものであります。 以下、条文に従いまして御説明申し上げますので、表紙番号1の14ページから15ページ、併せて表紙番号5の条例の一部改正新旧対照表7ページを御覧願います。初めに、第1条は委員会の設置について、第2条は所掌事務について、第3条は組織について、第4条は任期について、第5条は会長及び副会長について、第6条は会議について、第7条は委任について定めております。 次に、附則でありますが、附則第1項は、本条例の施行期日を令和2年4月1日とするものであります。 第2項は最初の委員の任期について、第3項は最初の委員会の招集について、第4項は石巻市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正を行い、地域福祉委員会委員の報酬及び費用弁償について、それぞれ定めるものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第9 第9号議案石巻市老人ホーム入所判定委員会条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第9第9号議案石巻市老人ホーム入所判定委員会条例を議題といたします。本案について福祉部長から説明を求めます。福祉部長。 ◎津田淳一福祉部長 ただいま上程されました第9号議案石巻市老人ホーム入所判定委員会条例について御説明申し上げます。 本案は、委員会を設置し、老人ホームの入所措置及び入所継続の要否を審議することにより、適切な入所措置を図ることを目的として、条例を制定しようとするものであります。 以下、条文に従いまして御説明申し上げますので、表紙番号1の16ページから17ページ、併せて表紙番号5の条例の一部改正新旧対照表8ページを御覧願います。初めに、第1条は委員会の設置について、第2条は任務について、第3条は判定基準について、第4条は組織について、第5条は委員の任期について、第6条は委員長について、第7条は会議について、第8条は報告について、第9条は守秘義務について、第10条は緊急入所措置について、第11条は委任について定めております。 次に、附則でありますが、附則第1項は、本条例の施行期日を令和2年4月1日とするものであります。 第2項は最初の委員の任期について、第3項は最初の判定委員会の招集について、第4項は石巻市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正を行い、老人ホーム入所判定委員会委員の報酬及び費用弁償について、それぞれ定めるものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第10 第10号議案石巻市地域密着型サービス運営委員会条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第10第10号議案石巻市地域密着型サービス運営委員会条例を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎守屋克浩健康部長  ただいま上程されました第10号議案石巻市地域密着型サービス運営委員会条例について御説明申し上げます。 本案は、介護保険法に規定する地域密着型サービス及び地域密着型介護予防サービスの適正な運営を確保するため、サービス等に要する費用の額や運営の基準等を調査審議する委員会を設置する条例を制定しようとするものであります。 以下、条文に従いまして御説明申し上げますので、表紙番号1の18ページから19ページ、併せて表紙番号5の条例の一部改正新旧対照表9ページを御覧願います。初めに、第1条は委員会の設置について、第2条は所掌事務について、第3条は組織について、第4条は委員の任期について、第5条は会長及び副会長について、第6条は会議について、第7条は意見の聴取等について、第8条は委任について定めております。 次に、附則でありますが、附則第1項は、本条例の施行期日を令和2年4月1日からとするものであります。 附則第2項は、最初の委員会の招集について定めるものであります。 附則第3項は、石巻市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正を行い、地域密着型サービス運営委員会委員の報酬及び費用弁償について、それぞれ定めるものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第11 第11号議案石巻市健康増進計画推進委員会条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第11第11号議案石巻市健康増進計画推進委員会条例を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎守屋克浩健康部長 ただいま上程されました第11号議案石巻市健康増進計画推進委員会条例について御説明申し上げます。 本案は、委員会を設置し、石巻市健康増進計画に関する事項を審議することにより、本市の保健行政の適切な運営を図るため、条例を制定するものであります。 以下、条文に従いまして御説明申し上げますので、表紙番号1の20ページから21ページ、併せて表紙番号5の条例の一部改正新旧対照表10ページを御覧願います。初めに、第1条は委員会の設置について、第2条は所掌事項について、第3条は組織について、第4条は任期について、第5条は会長及び副会長について、第6条は会議について、第7条は委任について定めております。 次に、附則でありますが、附則第1項は、本条例の施行期日を令和2年4月1日とするものであります。 第2項は最初に委嘱する委員の任期について、第3項は最初の委員会の招集について定めております。 第4項は石巻市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正を行い、石巻市健康増進計画推進委員会委員の報酬及び費用弁償について、それぞれ定めるものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。30番。 ◆30番(水澤冨士江議員) 1点だけ伺います。 この第11号議案と、先ほど終わった第8号議案は地域福祉委員ですね。よくこれが、いろんな委員会をつくるのだけれども、同じ人がなっているということがあります。そのことについて、健康部長の考え方と、実際どのようにしていくのか伺います。 ◎守屋克浩健康部長 お答えいたします。 地域福祉委員会と健康増進計画の関係ですけれども、健康増進計画のほうは三師会、医師会、歯科医師会、それから薬剤師会の方々や、それから食生活改善推進員や保健推進員、健康に関わる方々、それから県の保健所、それから学校の保健会、それから農協、漁協の方々等に委員になっていただいております。地域福祉委員会の委員と同じ方がなっているというのは、どちらも社会福祉協議会の方に委員になっていただいていますが、人はちょっと違っていますけれども、社会福祉協議会の方々は健康増進のほうにどちらも関わりがあるということで入っていただいているということで御理解いただきたいと思います。 ○議長(木村忠良議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第12 第12号議案石巻市土地改良施設管理条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第12第12号議案石巻市土地改良施設管理条例を議題といたします。本案について産業部長から説明を求めます。産業部長。 ◎吉本貴徳産業部長 ただいま上程されました第12号議案石巻市土地改良施設管理条例について御説明申し上げます。 本案は、中津山地区における国営かんがい排水事業の完了に伴い、土地改良施設である鶴家排水機場及び後谷地排水機場の両排水機場を、国の基幹水利施設管理事業実施要綱により、適正に運営することを目的として、土地改良法に基づき新たに制定しようとするものであります。 以下、条文に従いまして御説明申し上げますので、表紙番号1の22ページを御覧願います。初めに、第1条は本条例の趣旨を定め、第2条は名称及び位置について、第3条は施設管理について、第4条は管理の委託について、第5条は委任について定めております。 次に、附則でありますが、本条例の施行期日を令和2年4月1日からとするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第13 第13号議案石巻市雄勝地域拠点エリア条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第13第13号議案石巻市雄勝地域拠点エリア条例を議題といたします。本案について雄勝総合支所長から説明を求めます。雄勝総合支所長。 ◎阿部徳太郎雄勝総合支所長 ただいま上程されました第13号議案石巻市雄勝地域拠点エリア条例について御説明申し上げます。 本案は、雄勝地域の水産・伝統工芸・観光の振興、観光客と市民との交流の促進及び地域の活性化を図ることを目的として、石巻市雄勝地域拠点エリアを本年4月に開設することから、新たに条例を制定しようとするものであります。 以下、条文に従いまして御説明いたしますので、表紙番号1の23ページから28ページまでを御覧願います。初めに、第1条は拠点エリアの設置目的、名称及び位置を定め、第2条は拠点エリアの施設と業務について、第3条は施設の休館日及び開館時間について定めております。 第4条は雄勝硯伝統産業会館の観覧料について、第5条は研修室等の利用許可について、第6条は許可の取消し等について、第7条は目的外利用等の禁止について、第8条は特別設備等の設置について、第9条は研修室等の使用料について定めております。 第10条はテナント区画等の利用許可について、第11条は許可の取消し等について、第12条は目的外利用等の禁止について、第13条は特別設備の制限について、第14条はテナント区画等使用料について、第15条は原状回復の義務について定めております。 第16条は観覧料等の減免及び還付について、第17条は損害賠償の義務について、第18条は立入りの制限について定めております。 第19条は指定管理者による管理について、第20条は指定管理者による自主事業について、第21条は委任について定めております。 次に、附則でありますが、附則第1項は、本条例の施行期日を令和2年4月1日とするものであります。 附則第2項は、この条例の規定による手続等の必要な準備行為を施行日前に行うことができるとするものであります。 附則第3項は、本条例の施行に伴い、石巻市雄勝硯伝統産業会館、石巻市雄勝インフォメーションセンター条例及び石巻市雄勝石ギャラリー条例を廃止するものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。1番。 ◆1番(阿部浩章議員) 雄勝地域の水産・観光・伝統産業会館の振興、そして来訪者と市民との交流の促進及び地域活性化を図ることとして、雄勝地域拠点エリアがいよいよ4月に開設するようでありますが、この雄勝拠点エリアとして最もPRすべきものはまず何なのかお聞きいたします。 ◎阿部徳太郎雄勝総合支所長 まず、雄勝といえばすずりのまちということでございますので、雄勝硯伝統産業会館の展示を強くアピールしていきたいと思います。それと、今たな子屋という仮設商店街に入っている皆さんが移りますので、観光物産の面でアピールしていければというふうに思っております。 ◆1番(阿部浩章議員) 伝統産業会館のPRということで、それに伴って、附則において、雄勝硯伝統産業会館条例、あと雄勝インフォメーションセンター条例、雄勝石ギャラリーの条例が附則で廃止されておりますけれども、今回廃止されたこの条例、新しくできる雄勝地域拠点エリア条例の中に補った形で全部入っているのかどうかお聞きいたします。 ◎阿部徳太郎雄勝総合支所長 雄勝硯伝統産業会館につきましては、本条例に包含することとなりますので、旧条例を廃止するものでございます。 それと、雄勝石ギャラリーと雄勝インフォメーションセンター条例ですが、こちらは機能の一部が新しい施設に入りますので、併せて条例を廃止するというものでございます。 ◆1番(阿部浩章議員) 包括されるということで、了解いたしました。 3回目の質疑ですけれども、石巻市として、今後雄勝拠点エリアの条例を施行するに当たりまして、復興期間終了後の拠点エリアのビジョンをどう描こうとしているのか。市長は、この間定例記者会見で雄勝道の駅構想を進めるというような記者会見もしておりますけれども、復興後のビジョン、どのように描こうとしているのか、市長の見解をお伺いします。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 雄勝エリアについては、いよいよ観光物産交流施設、それから硯伝統会館がオープンすることになります。やはり雄勝地域に人を呼び込む、にぎわいの創出を図っていくということが必要ですし、それによって将来的に定住人口の、減少の抑制というよりはむしろ定住人口を拡大して、増やしていきたいという思いがございます。その中で、やはりPR効果を考えた場合には、道の駅構想というのは非常に、そういう意味では魅力を発信する上で大変重要な視点だというふうに思っておりますので、道の駅構想についてはしっかりと実現を果たして、そして雄勝拠点エリアのにぎわい創出に力を尽くしていきたいと考えております。 ◆11番(櫻田誠子議員) ただいま阿部浩章議員の質疑でも、大変今地元の雄勝の方が待ちに待った拠点エリアの完成ということと、また道の駅構想も含めて、市長のいろいろお話を聞かせていただきましたが、本当に大事な施設がやっと出来上がったなという感じなのですが、先ほど一番に売りとするものが雄勝硯伝統産業会館であるということで、総合支所長からもお話がございました。この中で1つ、開館時間なのですが、硯産業会館は9時から4時半までとなっておりますが、観光物産交流館は午後5時までということで、ここに30分の開きがあるのですが、これについて伺いたいと思います。 ◎阿部徳太郎雄勝総合支所長 硯伝統産業会館につきましては、震災前の古い施設の開館時間をそのまま準用してまいりました。また、観光物産施設につきましては、お客さんの動きもありまして、一応午後5時までということにはしておりますが、今後拠点に入る皆様に協議しまして、もう少し長いほうがいいとかという御意見等がもしありましたらそこで協議して、時間の変更については協議していきたいと思っております。 あと伝統産業会館につきましては、これまでも午後4時半に閉めまして、また後片づけとか、施設の点検とかありましたので、一応その時間に設定しておりました。 ○議長(木村忠良議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第14 第14号議案石巻市十八成浜ビーチパーク条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第14第14号議案石巻市十八成浜ビーチパーク条例を議題といたします。本案について牡鹿総合支所長から説明を求めます。牡鹿総合支所長。 ◎大窪茂久牡鹿総合支所長 ただいま上程されました第14号議案石巻市十八成浜ビーチパーク条例について御説明申し上げます。 本案は、市民に海洋レクリエーションと憩いの場を提供し、併せて牡鹿地域の観光の振興、交流の促進及び地域の活性化を図ることを目的として、石巻市十八成浜ビーチパークを本年7月に開設する予定となったことから、新たに条例を制定しようとするものであります。 以下、条文に従いまして御説明いたしますので、表紙番号1の29ページから30ページまでを御覧願います。第1条はビーチパークの設置目的、名称及び位置を定め、第2条はビーチパーク内に設置する施設について、第3条は施設の利用期間及び利用時間について、第4条は利用の届出について、第5条は施設内における行為の禁止について、第6条は施設内における行為の制限と許可について、第7条は許可の取り消し等について、第8条は危険な利用等の禁止又は制限について、第9条は損害賠償の義務について、第10条は委任について定めております。 次に、附則でありますが、本条例の施行期日を令和2年7月1日からとするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第15 第15号議案石巻市旧北上川堤防利活用協議会条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第15第15号議案石巻市旧北上川堤防利活用協議会条例を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎伊勢崎誠一建設部長 ただいま上程されました第15号議案石巻市旧北上川堤防利活用協議会条例について御説明申し上げます。 本案は、石巻市中央地区の河川堤防、水域等における、民間事業者等の適正かつ公平な利活用推進のため、利用区域の範囲及び場所や管理運営等を協議する協議会を設置する条例を制定しようとするものであります。 以下、条文に従いまして御説明申し上げますので、表紙番号1の31ページから32ページ、併せて表紙番号5の条例の一部改正新旧対照表11ページを御覧願います。初めに、第1条は協議会の設置について、第2条は所掌事務について、第3条は組織について、第4条は任期について、第5条は座長について、第6条は会議について、第7条は会議の公開について、第8条は委任について定めております。 次に、附則でありますが、附則第1項は、本条例の施行期日を令和2年4月1日とするものであります。 第2項は、最初の委員の任期を、第4条第1項の規定にかかわらず、令和3年3月31日までとするものであります。 第3項は、石巻市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正を行い、旧北上川堤防利活用協議会委員の報酬及び費用弁償について、それぞれ定めるものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第16 第16号議案石巻市中高層建築物等の建築に係る紛争の予防と調整に関する条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第16第16号議案石巻市中高層建築物等の建築に係る紛争の予防と調整に関する条例を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎伊勢崎誠一建設部長 ただいま上程されました第16号議案石巻市中高層建築物等の建築に係る紛争の予防と調整に関する条例について御説明申し上げます。 本案は、委員会を設置し、中高層建築物等の建築に伴う近隣関係住民と建築主との紛争の予防及び調整を図るため、条例を制定しようとするものであります。 以下、条文に従いまして御説明申し上げますので、表紙番号1の33ページから36ページ、併せて表紙番号5の条例の一部改正新旧対照表12ページを御覧願います。初めに、第1条は目的について、第2条は用語の定義について、第3条は当事者の責務について、第4条は標識の設置等について、第5条は説明会の開催について、第6条は電波障害の排除について、第7条は図書の提出について、第8条はあっせんについて、第9条はあっせんの打切りについて、第10条は調停の申請等について、第11条は調停の勧告について、第12条は調停の打切りについて、第13条は調停の報告について、第14条は工事の延期等の要請について、第15条は委員会の設置について、第16条は組織及び委員について、第17条は臨時委員について、第18条は委員の解職について、第19条は委任について定めております。 次に、附則でありますが、附則第1項は、本条例の施行期日を令和2年4月1日とするものであります。 第2項は、石巻市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正を行い、中高層建築紛争調停委員会委員の報酬及び費用弁償について、それぞれ定めるものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第17 第17号議案石巻市空家等の適切な管理に関する条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第17第17号議案石巻市空家等の適切な管理に関する条例を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎伊勢崎誠一建設部長 ただいま上程されました第17号議案石巻市空家等の適切な管理に関する条例について御説明申し上げます。 本案は、人口減少や高齢化等に伴い、適切な管理が行われていない空家等が年々増加し、安全性の低下や公衆衛生の悪化、景観の阻害等地域住民の生活環境に影響を及ぼしており、今後問題が深刻化することが懸念されますことから、空家等に関する対策の実施について必要な事項を定め、市民の生命、身体及び財産を保護するとともに、良好な生活環境の保全を図るため本条例を制定しようとするものであります。 それでは、条文に従いまして御説明いたしますので、表紙番号1の37ページから40ページまでを御覧願います。初めに、第1条は本条例の目的について、第2条は本条例における用語の定義について、第3条は市の責務について、第4条は所有者等の責務について、第5条は市民等の協力について定めたものであります。 第6条は空家等対策計画に掲げる事項について、第7条は協議会の設置と協議事項、構成員について定めたものであります。 第8条から第10条は調査について、第11条は特定空家等の認定について、第12条から第16条は特定空家等に対する措置について定めたものであります。 第17条は応急措置について、第18条は関係機関との連携について、第19条は規則への委任について定めたものであります。 次に、附則でありますが、本条例の施行期日を令和2年4月1日とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。8番。
    ◆8番(奥山浩幸議員) この条例は、平成26年特別措置法が出てからいろいろと検討されてきたということで、当市の中でもようやくここまで来たかなという思いをしております。その中で、当市では昨年度から空き家の事前調査をしていたと思いますけれども、空き家の数、またその中で特定空家等ということで、そのまま放置すれば倒壊もしくは保安上危険となるというような区分けをしているはずなのですけれども、その辺の数字はどのようになっているのかお伺いをいたします。 ◎伊勢崎誠一建設部長 お答えいたします。 平成30年度と今年度で空き家の調査をしております。その中で、空き家候補と言われるものは2,392件ほどございます。さらに、その中でランクをつけているのですけれども、Dランクと呼ばれる大規模な修繕もしくは除去が必要なものということで、50件ほど確認がされております。 ◆8番(奥山浩幸議員) 空家等対策計画が第6条にありますけれども、その中の第2項第6号で特定空家等に対する措置ということで、第12条では助言もしくは指導、第13条では勧告、第14条では命令というふうに分かれております。第13条、第14条の中で、当該所有者に対して相当の猶予期間を設けてというふうに、あまり明確になっていない文言が使われているわけですけれども、今報告いただいたように、大規模的な危険な家屋というのが通学路に面したところにあるという部分があるのですけれども、やはり保護者のほうも非常に心配している現状であります。その辺の猶予ですね、期限というのはどのようなものをもくろんでいるのかお伺いをいたします。 ◎伊勢崎誠一建設部長 お答えいたします。 まず、空き家なのですが、民間の所有ということで、まず所有者に対応していただきたいということがあります。そこに、所有者に危険な建物があるので、解体するなり、修繕するなり、そういったようなことをしてほしいというようなことをまずお話をいたします。例えばなのですけれども、所有者が判明しないというようなものについては、今後なのですけれども、市のほうで代執行してやるというようなことも想定されますが、その期限の設定等につきましては、石巻市空家等対策協議会を今後設立しますので、具体的にはその中でそういった期限等についても検討していきたいというふうに考えております。 ◆8番(奥山浩幸議員) この期限は、では今後の協議会で検討していくということでございます。 いずれ空き家を解体するという意味では、やはり費用が出てきまして、今解体費用も分別するということで、かなり高額になっているというふうにお聞きをしております。その中で、やはり促していくためには、解体するときの石巻市の補助、そういった部分が必要かと思いますけれども、その辺は今後どのように決めていくのかお伺いをいたします。 ◎伊勢崎誠一建設部長 お答えいたします。 補助については、解体のほかに活用する場合も含めて補助のほうを検討していきたいというふうに考えておりますが、今後策定されます空家等対策計画、そこで策定して、先ほどの協議会でいろいろもんで、具体的に示していきたいというふうに考えます。 ◆17番(阿部正敏議員) 恐れ入ります。所管の委員会ですので、あえて確認程度ということで、答弁については、質疑の内容については……(6番黒須光男議員「議長、何してんだ」と呼ぶ)ちょっとうるさいね。(6番黒須光男議員「委員長が質疑していいのか」と呼ぶ) ○議長(木村忠良議員) 静粛にお願いします。(6番黒須光男議員「うるさい。ちゃんと指導しなさい」と呼ぶ)確認程度ですので。(6番黒須光男議員「委員長だぞ、委員長」と呼ぶ) ◆17番(阿部正敏議員) ちょっとうるさいので。うるさいよ。 ○議長(木村忠良議員) 静粛に。続けてください。(6番黒須光男議員「ふざけるな」と呼ぶ) ◆17番(阿部正敏議員) この政策については、非常に遅々として進まない部分があって、今朝の新聞でも、いわゆる所管の直属の部署を設置しているという自治体が実際31.8%ということで、非常に低い。そういったことから、この政策そのものが空き家対策が進んでいないのではないかというようなことで記事が載っておりました。その関係で、こういった直属の部署があるのかどうか、その辺を1点だけ確認したいと思います。 ◎伊勢崎誠一建設部長 お答えいたします。 調査は昨年度から行っておりますが、その時点におきましては、復興政策部のほうと建設部の建築指導課が主になってやっておりましたが、今年度からは住宅課が空家等の所管部署ということになっております。 ○議長(木村忠良議員) ほかにございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第18 第18号議案石巻市立病院倫理委員会条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第18第18号議案石巻市立病院倫理委員会条例を議題といたします。本案について病院局事務部長から説明を求めます。病院局事務部長。 ◎大内重義病院局事務部長 ただいま上程されました第18号議案石巻市立病院倫理委員会条例について御説明申し上げます。 本案は、石巻市立病院で行われます医学研究及び医療行為に関し、倫理的な観点から審査を行うため、委員会を置く条例を制定しようとするものであります。 以下、条文に従いまして御説明申し上げますので、表紙番号1の41ページから42ページ、併せて表紙番号5の条例の一部改正新旧対照表13ページを御覧願います。初めに、第1条は委員会の設置について、第2条は所掌事項について、第3条は組織について、第4条は委員長及び副委員長について、第5条は会議について、第6条は審査の申請について、第7条は審査の結果等について、第8条は専門部会について、第9条は秘密の保持について、第10条は委任について定めております。 次に、附則でありますが、附則第1項は、本条例の施行期日を令和2年4月1日とするものであります。 第2項は、石巻市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正を行い、石巻市立病院倫理委員会委員の報酬及び費用弁償について、それぞれ定めるものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。6番。 ◆6番(黒須光男議員) 委員会が別なものですから、質疑させていただきます。 今事務部長から内容説明していただきましたけれども、なぜ倫理委員会、倫理が欠落しているから倫理委員会をやるのですか。意味が、提案理由がすっかり明確ではないのですが、その辺をお尋ねしたいと思います。しかもなぜこういうふうに複雑にするのか。1日9,500円も払って、10人に。勤務、倫理委員ですよ。そういうもの、複雑化しているような嫌いもするので、その辺の御説明いただけませんか。 ◎大内重義病院局事務部長 お答えいたします。 倫理委員会の設置につきましては、要綱等で既に設置されているものでございますけれども、地方自治法及び地方公務員法の一部改正に伴いまして、今回新たにやはり条例事項だということで、条例で設置するものでございます。 また、審議の内容につきましてですけれども、既に委員会の設置する前に石巻市立病院といたしましては、人を対象とする医学系研究に関する倫理指針というのを既に定めてございまして、その中で医学研究等を行う場合には倫理委員会に諮って研究を進めるということにしてございますので、研究等に資するために今回条例で設置するというものでございますので、御理解をいただきたいと思います。 それから、委員につきましては、条例事項で10人としてございます。現行の委員会では7人でございますけれども、外部の方が1人入ってございます。その方につきまして報酬を支給するというものでございまして、石巻市立病院の職員につきましては当然に報酬等は支給しないというものでございます。 ◆6番(黒須光男議員) そういうふうな制度改正というふうなこと、やっぱり明確に議員のほうに説明して、内容を明らかにして提案するというふうなことが必要ではないかというふうに私は思います。 しかも、10人という数、増やしたと、3人ね。今までそういう倫理委員会、どういう一つの経過と申しましょうか、実績と申しましょうか、そういうことがあったのか。何回あって、どういう実績があったのか、どういう手直しとかがあったのか、どういう指導があったのか、委員会からね、そういうこともちょっとお尋ねしておきたいと思います。7人なら7人でどうしてやれないのか。制度上10人にしなさいという、そういう条例のあれがあるのかどうか、それも含めてお尋ねしたいと思います。 ◎大内重義病院局事務部長 お答えいたします。 現行の7人から10人に増やしたということでございますけれども、10人以内をもって組織するということで、現行の7人では今後もいくのかなと思ってございますけれども、最大10人ということでございまして、当然に病院の医師が含まれますので、医師の診療科目等が増えていった場合とかによりましては、今後も増えるということもあるかと思ってございます。 それから、外部委員につきましても弾力的に増やせるというようなことも見込んでございますので、10人という規定にさせていただいております。 それから、実績でございますけれども、今年度は2回開催してございます。それで、第1回目は6件の審議事項がございました。第2回目は1件ということでございまして、医師からの調査研究、それから看護師からの研究というようなものがございます。いずれもこの中では全て承認されているというものでございます。 ◆6番(黒須光男議員) 確認しますと、御答弁聞きますと、看護師の研究の成果ですとか、病院の先生方の意見とか、これなぜ倫理委員会に関係するのか。別な角度でも十分にやれるのではないかと。改めてこれは予算を取って、赤字の石巻市立病院ですよ、こんな複雑なことをやらなくてもいいのではないかと私は思うのですよ。ただ格好つけるだけではないかな、これは。そういうふうに見られないように、今後倫理に違反した者の処罰の対象になるかどうかとか、そういうことをきちっと、これは倫理に違反するのではないかというのならいいですよ。なぜ病院の看護師が研修した成果を発表しなければならないのだということですよ。 ですから、この辺を、やっぱり事務部長は立派な人ですから、ごまかして別な人に金をもうけさせるとか、日当払うとか、そういうことは絶対にあり得ない人でありますので、でもそういうふうに誤解をされないように、しっかりその辺を、何をやるかと、目的が明確ではないということを私は述べたいのです。改めて1つお尋ねしたいと思いますので、しっかり議会が納得するような形で今後進めていただきたいということでございます。 ◎大内重義病院局事務部長 お答えいたします。 倫理委員会の役目といたしましては、医療行為等が倫理に違反したかとかというものではなくて、それ以前の、研究等に入る場合に倫理に反しないかどうかを事前に審議するというものでございます。そのような内容でございますので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(木村忠良議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第19 第19号議案石巻市交通安全指導員条例を廃止する条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第19第19号議案石巻市交通安全指導員条例を廃止する条例を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま上程されました第19号議案石巻市交通安全指導員条例を廃止する条例について御説明申し上げます。 表紙番号1の43ページを御覧願います。本市の交通安全指導員の身分は、これまで非常勤特別職の地方公務員としておりましたが、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律が本年4月1日から施行され、非常勤特別職の地方公務員の任用要件が厳格化されることに伴い、その身分の継続が困難となるため、非常勤特別職の地方公務員の身分を規定する本条例を廃止するものであります。 次に、附則でありますが、施行期日を令和2年4月1日からとするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。10番。 ◆10番(大森秀一議員) 今回非常勤勤務の地方公務員として今任用されていた部分が有償ボランティアになるということで、この経緯について伺います。 ◎岡道夫総務部長 ただいま提案理由でお示しさせていただきました地方公務員法、それから地方自治法の一部改正、これに対しまして総務省からもガイドライン、基本的な方針が出されております。そういった中で、特に交通安全指導員につきましては非常勤特別職に当たらないという明確な指示がございまして、そういったことで、その扱いにつきまして指導隊の幹部職員と議論をさせていただきました。中心としては県内でございますが、県内の交通安全指導員を設置している各市・町につきましては、基本的に有償ボランティアで対応したいと。 なお、一部継続しているところが2市ほどございましたが、そちらにつきましては今現在の任期が残っている間はこれを継続して、この任期が切れ次第、有償ボランティアに切り替えるという方向でございましたので、そういった対応をさせていただいたところでございます。 ◆10番(大森秀一議員) ボランティアになることで、報酬とか、そういう関係はどのように変わるのか伺いたいと思います。 ◎岡道夫総務部長 今回の非常勤特別職の扱いのままで、例えばパートであるとか、そういったふうな位置づけにしてしまうと、そういった報酬の部分でも非常に不利益が生じる部分がございます。これまで非常に熱心に活動していただいている指導隊の皆さんのそういった報酬の基本的な部分を担保したいという部分もございまして、そちらにつきましてはこれから報償費という形になりますが、そちらでそういった部分の不利益にならない形で対応させていただくということで、そちらも指導員の幹部の皆様に御説明させていただきまして、御了解を頂いたところでございます。 ◆10番(大森秀一議員) 指導員を補充するに対しても、なかなか厳しいものがございますので、なるべく現状のまま維持できるような体制で持っていければ、指導員の加入も可能なのではないかなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(木村忠良議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第20 第20号議案石巻市雄勝森林公園条例を廃止する条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第20第20号議案石巻市雄勝森林公園条例を廃止する条例を議題といたします。本案について雄勝総合支所長から説明を求めます。雄勝総合支所長。 ◎阿部徳太郎雄勝総合支所長 ただいま上程されました第20号議案石巻市雄勝森林公園条例を廃止する条例について御説明申し上げます。 表紙番号1の44ページを御覧願います。石巻市雄勝森林公園は、自然との触れ合いや森林レクリエーションの場として、直営により管理運営を行ってきた施設でありましたが、東日本大震災で避難所として活用され、その後、園内に仮設住宅が設置されたため休園しておりました。 本年1月の仮設住宅の撤去に併せ、同公園の再園について、地域住民を交えて検討を重ねてきた結果、民間活力の導入により、利用者へのサービス向上や地域活性化等が期待できることから、当施設を民設民営で再園することと判断し、このことから、当施設の民営化に伴い、本条例を廃止するものであります。 なお、当施設の譲渡先については、公募型プロポーザルにより事業者を選定することとしております。 次に、附則でございますが、施行期日を令和2年4月1日からとするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。26番。 ◆26番(山口荘一郎議員) 庁議資料によると、今後プロポーザルを実施していくということなのですけれども、特定の事業者、団体からある提案があったけれども、透明性を確保するためにプロポーザルを実施するというようなことのようです。ただ、現時点ではプロポーザルを実施しない限り事業者は未定であって、工事の開始時期も未定だというような状況だと思うのですね。例えばこういった市の施設を廃止するときは、ほかの条例でもありますけれども、憩いの家なんかは廃止と無償譲渡はセットのタイミングで提案をされてくるということが一般的なのですけれども、なぜこの議案は廃止だけを急ぐのかお伺いしたいと思います。 ◎阿部徳太郎雄勝総合支所長 森林公園の再開につきましては、プロポーザル、以前事業者から提案があったということでございましたけれども、できれば令和2年度中に工事を完了していただいて、令和3年4月1日からオープンしていただければ雄勝地域としてもありがたいなというふうに思っておりました。そのスケジュールを見ますと、3月中に例えばプロポーザルの1回目を開始しまして、プロポーザルの募集を早めにしたいなという思いがありまして、プロポーザルについては先に何とかやりたいと。プロポーザルを4月、5月中に終わらせまして、6月の議会に無償譲渡の提案とかを併せて提案できれば、来年4月のオープンに間に合うのではないかということで、今回の提案とさせていただきました。 ◆26番(山口荘一郎議員) 心配なのは、事業者がまだ決まっていなくて、廃止だけを決めると。これからプロポーザルで何者来るか分かりませんけれども、私ども石巻市の目指している、そういった部分と合致するものがあれば決まるのでしょうが、そういった提案がない場合は流れてしまう可能性もあるわけですね。そうしますと、先に廃止ばかり急いでしまうと、今後自力で再建するというのがまた一手間かかってしまうのではないかなというふうに思っているのです。 さっき令和3年4月に開園できるようにということなのですけれども、廃止をして無償譲渡をしたら、その施設の設備というのは先方の資産になるということですね。それをどのように改修するか、またそれを令和3年4月に本当にできるのかというところは、無償譲渡以降の工事内容、そして料金体系も含めて、何か担保できるのでしょうか、契約書なんかを結ぶのかお伺いしたいと思います。 ◎阿部徳太郎雄勝総合支所長 お答えします。 まず、工事内容ですけれども、9年間ほったらかしという状況でしたので、木造のバンガローとかはかなり傷んでいるというところでございます。それらの施設につきましては、選定された業者に自分のお力で直していただいて、再利用していただく。さらに、今回の御提案があった事業者からの提案については、新しい施設も建てて、宿泊施設が雄勝地区には少ないものですから、そういう方向でも何とかやっていきたいということでございます。 また、4月1日に本当にその事業者ができるのかというようなことも確かに心配なところはあるのですけれども、提案いただいた内容につきましては、まちづくり委員会とかにもかけて内容を見ていただいて、これならばいけるのではないかというような住民の御理解も頂いておりますので、プロポーザルでほかの事業者がもっといい提案があればまた別ですけれども、そういったところでプロポーザルでよりよい施設となるような御提案を頂いて、何とか来年4月1日にオープンできるようにしていきたいということで考えております。 ◆26番(山口荘一郎議員) 今総合支所長がお話しされたように、庁議の資料を見ますと、今ほぼ使っていなかった設備についても、先方の費用で全部改修をすると。料金体系というか、直してからの運用した状況については、利益の追求型ではなくて地域振興型でもあるというようなことで、市にとってはいいことだらけなのかなというのですけれども、いいことだらけですと逆に心配な部分があるなというふうに思っているのです。 今後プロポーザルを適用するということで、それで選んでいくのですけれども、例えば雄勝地区はこれまでスメーブジャパンの破産などでもろに影響を受けた地区であって、プロポーザルの内容がいかにすばらしくて理想的であるかという審査のほかに、引き継ぐべき事業者、団体が経営基盤としてしっかりとしたものを持っているのか、そして財務体質がどうなのか、そういったところも審査をしなければならないと思うのですね。このプロポーザルの中にそういった財務基盤、財務体質、そういった部分を審査をする過程というものがあるのかというのが1つ。 もう一つは、今後付託をした、無償譲渡をした以降ですね。例えば先方の計画が合わなかったので、来年、令和3年4月の開園見込みは未定になりますとか、料金体系は地域振興を目指していたのだけれども、改修費用に多くの金額がかかったので、高くしますというようなことがないような協議というものが必要だというふうに思いますけれども、最後に見解をお伺いしたいと思います。 ◎阿部徳太郎雄勝総合支所長 お答えします。 山口議員、御提案ありがとうございました。ただいまの財務状況の審査等については、私たちのほうもまだそこまで深く考えておりませんでしたので、ただいま御提案いただいた御意見を参考に、そういった方のプロポーザル委員の選定について協議を考えていきたいと思います。 また、私たちも一番の心配は、やっぱり譲渡後の経営が担保されるか、長期的に運営できるのかというのが一番のデメリットと申しますか、心配なところでございます。その点につきましては、譲渡の際の契約とかにおいて、運営できなくなった場合の処置についてもきちんと明確に明文化して契約を交わしていきたいというふうに考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。 ○議長(木村忠良議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第21 第21号議案石巻市表彰に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第21第21号議案石巻市表彰に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま上程されました第21号議案石巻市表彰に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律が本年4月1日から施行され、非常勤特別職の地方公務員の任用要件が厳格化されることから、現在、規則で設置する石巻市市政功労者表彰推薦委員会を附属機関として位置づけるとともに、市政功労表彰の候補者に係る欠格条項を明確にするため、条例の一部を改正しようとするものであります。 以下、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の45ページから46ページ、併せて表紙番号5の条例の一部改正新旧対照表14ページから16ページまでを御覧願います。初めに、第3条第2項は、市政功労表彰の候補者に係る欠格条項を新たに規定するものであります。 第6条は、市政功労者表彰推薦委員会の設置を新たに規定するものであります。第11条は、表彰の取消し、資格の喪失等において、第3条第2項の欠格条項規定の追加に伴い、条文を改めるものであります。 次に、附則でありますが、附則第1項は、施行期日を令和2年4月1日とするものであります。 第2項は、石巻市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正を行い、市政功労者表彰推薦委員会の報酬及び費用弁償について、それぞれ定めるものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。3番。 ◆3番(髙橋憲悦議員) 参考までにちょっと条例の読み方、見方についてお尋ねしますが、第3条に1項加えて、こういう人は該当しないよというふうなものということで、第1号から第3号まで書いていますが、ほとんどこれまでの条例では、そういう断定したものについては漢字の「者」という、こういう方は駄目なのですよというふうに書いてありますよね。例えば20ページにある健康増進計画推進委員会の者とか、これはその行為をさせた者なのか、それともこのような滞納している者という、条例の読み方なのですけれども、今までの例からいうと、滞納している「者」という、者と限定しているのが条例の流れなのですけれども、ここであえて平仮名にした理由と解釈についてお尋ねします。 ◎岡道夫総務部長 今御指摘の部分でございますが、今回平仮名の「もの」を使っているという部分で、表彰に該当する方の功労、功績、そういった有する方を幅広く個人、法人、団体等というふうに規定することを基本的な考え方として、平仮名で表記させていただきました。 ◆3番(髙橋憲悦議員) 分かりました。では、行為を指すときはこのように必ず「もの」と平仮名にすると断言しましたよね。ですから、後ほどこれは委員会に付託されまして、審議されて、そのときに、いや、間違いましたと、ほかの条例と同じように「者」という漢字でしたとならないようにしないと、後で大きな問題となりますので、自信を持って、そのように行為を指すものを平仮名で書いたということで、今後そのとおりでよろしいのですか。 ◎岡道夫総務部長 この条例に関する議論をしたときに、正直申し上げまして、そこまで具体的なものということでは考えておりませんでした。表彰に該当する方の功労、功績、そういった有する方を幅広く個人、法人、団体等というふうに規定することを基本的な考え方として、平仮名で表記させていただきました。それがイコール今後についても全て適用するのかという部分につきましては、ちょっと委員会までに担当、総務課のほうとも議論して、その対応をちょっと考えさせていただきたいと思います。 ◆3番(髙橋憲悦議員) そういう曖昧な条例をやっては駄目なのですよ。だって、そういう行為であれば、地域福祉委員会でその他で「市長が必要と認めたもの」という行為ですよね、「認めたもの」。それも平仮名ではないですか、「もの」と。それをきちっとやらないと、初歩的で、全国の自治体で笑われますよ。どうですか。 ◎岡道夫総務部長 その辺につきましては、先ほど御指摘の部分、反省する部分もあるかもしれません。ただ、もう一度委員会までに総務部のほうとはきちっと方向性を定めたいというふうに思います。 ○議長(木村忠良議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第22 第22号議案石巻市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第22第22号議案石巻市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について財務部長から説明を求めます。財務部長。 ◎大塚智也財務部長 ただいま上程されました第22号議案石巻市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 会計年度任用職員制度の導入に伴い、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律が本年4月1日から施行され、非常勤特別職の地方公務員の任用要件が厳格化されることを踏まえ、指定管理者候補者選定委員会の委員を非常勤特別職の地方公務員に任用するため、同委員会の設置根拠を現在の要綱から条例に改め、本市の附属機関に位置づけようとするものであります。 以下、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の47ページ、併せて表紙番号5、条例の一部改正新旧対照表の17ページから18ページまでを御覧願います。初めに、第4条の2は指定管理者候補者選定委員会の設置について、新たに規定するものであります。 次に、第5条及び第7条は文言の整理を行うものであります。 次に、附則でありますが、附則第1項は、施行期日を令和2年4月1日とするものであります。 第2項は、石巻市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正を行い、指定管理者候補者選定委員会委員の報酬及び費用弁償について、それぞれ定めるものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。暫時休憩いたします。   午後0時02分休憩                                             午後1時10分開議 ○議長(木村忠良議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △発言の訂正 ◎岡道夫総務部長 先ほどの第21号議案石巻市表彰に関する条例の一部を改正する条例に関する髙橋憲悦議員の御質疑に対しまして、私の発言中、「もの」を平仮名表記にしたのは行為を指すという内容で御答弁申し上げましたが、現行で定められた現行条例の第3条におきまして、表彰に該当する方の功労、功績、そういった有する方を幅広く個人、法人、団体等というふうに規定することを基本的な考え方として、平仮名で表記されているということでございました。その考え方にのっとりまして、今回の条例改正につきまして平仮名で表記させていただきました。おわび申し上げまして、訂正方をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 △日程第23 第23号議案石巻市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第23第23号議案石巻市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま上程されました第23号議案石巻市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律が本年4月1から施行されることに伴い、地方行政の重要な担い手となっている臨時・非常勤職員の適正な任用、勤務条件の確保及び統一的な取扱いを定める会計年度任用職員制度の関係条例を制定したところでありますが、なお任用、服務規律等の整備を図るために必要な条例を改正しようとするものでございます。 以下、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の48ページ、併せて表紙番号5、条例の一部改正新旧対照表の19ページを御覧願います。初めに、第2条第2項は会計年度任用職員の服務の宣誓について、任命権者が別段の定めをすることができる規定を加えるものでございます。 次に、附則でありますが、本条例の施行期日を令和2年4月1日からとするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第24 第24号議案石巻市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第24第24号議案石巻市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま上程されました第24号議案石巻市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、会計年度任用職員制度の導入に伴い、フルタイム会計年度任用職員の補償基礎額について、常勤職員の公務災害補償に係る平均給与額の例によることとする規定を新たに整備し、現行条例の一部を改正しようとするものであります。 以下、改正内容について、条文に従いまして御説明申し上げますので、表紙番号1の49ページ、併せて表紙番号5、条例の一部改正新旧対照表の20ページを御覧願います。初めに、第5条の補償基礎額に、給料を支給される職員を新たに規定するものであります。 次に、附則でありますが、本条例を令和2年4月1日から施行するものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第25 第25号議案石巻市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第25第25号議案石巻市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま上程されました第25号議案石巻市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、令和2年度から石巻市立小中学校に順次設置する予定であります石巻市学校運営協議会の委員の報酬額を規定するほか、現在規定されている委員の名称の修正や、既に廃止されている委員の報酬額の削除、本来規定すべきであった委員の報酬額の規定を行うため、本条例の一部を改正しようとするものであります。 以下、改正内容について、条文に従いまして御説明申し上げますので、表紙番号1の50ページ、併せて表紙番号5、条例の一部改正新旧対照表の21ページから22ページまでを御覧願います。初めに、別表学校給食センター運営審議委員会委員の項中「学校給食センター運営審議委員会委員」を「学校給食センター運営委員会委員」に改め、同表石巻文化センター運営委員会委員の項を削り、同表石巻市立病院運営審議会委員の項中「石巻市立病院運営審議会委員」を「石巻市病院運営審議会委員」に改め、同表石巻市生涯学習推進委員会委員の項及び石巻市行政評価等検討委員会委員の項を削り、同表に石巻市国民保護協議会委員の報酬として、勤務1日につき9,500円を、石巻市農政対策審議会委員の報酬として、勤務1日につき9,500円を、石巻市学校運営協議会委員の報酬として、年額5,000円を加えるものであります。 次に、附則でありますが、本条例を公布の日から施行するものとし、別表に石巻市学校運営協議会委員の項を加える改正規定については、令和2年4月1日から施行するものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。6番。 ◆6番(黒須光男議員) 分からないから教えていただきます。 こういう条例の一部を改正しました。日当が9,000円とか、9,500円とか、5,000円になっているのですが、この金額とかが変わったのか。あとは、国民保護協議会委員の人数、農政対策審議会委員の人数、あと学校運営協議会委員の人数等、変わったのか、改めてこの人数もお示しいただけませんか。 ◎岡道夫総務部長 私から、報酬額の変更についてのお答えでございますが、報酬額については変更ございません。 ◎吉本貴徳産業部長 私から、農政対策審議会委員の人数につきましては、現在11名というふうなことになっております。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 お答えいたします。 学校運営協議会委員の人数につきましては、15人以内ということになっております。 また、報酬額につきましてですが、ここで今年額5,000円というふうに規定しております。5,000円ということですが、学校運営協議会委員と申しますのは、同協議会は令和2年度から新たに設置いたすことから、今回報酬を規定するものであり、今般地方公務員法の改正に伴いまして、厳密に報酬を支払わなければならないというふうな規定になりましたので、これは全国的な規模の報酬額を比較してみますと、それほど高額の報酬を設定されてはおりません。大体年額で5,000円とか、1万円とかというふうな金額でございますので、今回国が開催回数のイメージとしているのが4回でございますので、1回当たり1,250円掛ける4ということでの5,000円という形で規定をさせていただいたものでございます。 ◎大内重義病院局事務部長 お答えいたします。 石巻市病院運営審議会委員でございますけれども、現行15人以内と規定しておりまして、人数等には変わりはございません。 また、報酬額等についても勤務1日につき9,500円、これは変更ございません。(6番黒須光男議員「国民保護協議会」と呼ぶ) ○議長(木村忠良議員) 担当部はどちらですか。 ◎岡道夫総務部長 申し訳ございません。国民保護協議会も含め、人数につきましてはこれまでやっていた内容と変更はございません。全体的に今回位置づける部分で、大きく人数等を変更した部分はございません。(6番黒須光男議員「何人なのか」と呼ぶ) ○議長(木村忠良議員) ちょっとお待ちください。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 すみません。所管の私が勉強不足で申し訳ございません。国民保護協議会につきましては、ちょっと担当課から資料を取り寄せて、後ほど答弁させていただきたいと思います。 ◆6番(黒須光男議員) 例えば今産業部長にお答えしていただきました農政対策審議会、これはどういう審議をしているか分かりませんけれども、やっぱり農政もほかのところを見ると、かなりきめ細かくやっているのですよね。どうも石巻市はその辺、産業部に一本化、集約しているために、農政と漁業が一緒ですよね。だから、農業も入る、あなたの所管にはね、産業部長。観光も入る。リボーンアートフェスティバルも入る。頭が混乱しているのですよ。だから、さっぱり、金どんどん、どんどんつぎ込んでいるの、リボーンアートフェスティバルに。だから、これはやっぱり農政対策審議会なんかで、15人もいて、私は多いと思いますよ。そして、しかもきめ細かく、やっぱりもっと農政部、あるいは水産部とか、県もそういうふうに流れてきたわけですから、そういう議論とかなんとか、やっぱり的確なアドバイスというか、御意見というようなのが聞いたことはあるのですか。出ているのですか、15人もいれば。出ているのですか。その辺をちょっとお答えいただけませんか。 ○議長(木村忠良議員) 黒須議員、この案件も総務企画委員会に付託する予定でございますので……(6番黒須光男議員「農政も」と呼ぶ)はい。(6番黒須光男議員「農政出てこいよ。農政をぎりっと絞るから」と呼ぶ)委員会のほうでしていただきたいと思います。 ◆6番(黒須光男議員) 農政のほうですから、私は分離して農政は産業部でやると思ったら。産業部長、出てくださいよ、きっちりやってあげるから。そういうことで……分かりました、議長。ただ、やっぱりそういう問題で、もっともっと議論を、今の総務部長に聞いても、自分の所管の課の名前も分からないような状態で条例を提案しているわけですから、遺憾でございますので、もっと勉強していただいて、委員会に臨んでいただきたい。私もねじり鉢巻きやって、今日から寝ないでやりますから、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(木村忠良議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第26 第26号議案石巻市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第26第26号議案石巻市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎守屋克浩健康部長 ただいま上程されました第26号議案石巻市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、18歳未満の子供に対しても一律に課税されている均等割保険税の一部を減免することにより、子育て世帯の経済的負担の軽減を図り、子育てしやすい環境づくりを推進するため、石巻市国民健康保険税条例の一部を改正しようとするものであります。 以下、改正内容について、条文に従いまして御説明申し上げますので、表紙番号1の51ページ、併せて表紙番号5、条例の一部改正新旧対照表の23ページを御覧願います。初めに、第25条は保険税の減免について規定したものでありますが、第1項第5号で18歳未満の被保険者が属する世帯を減免の対象とすることを追加し、同条第3項から第5項は減免を受ける場合の申請を省略できる旨の規定及び条文の整理を行ったものでございます。 次に、附則でありますが、附則第1項は、本条例の施行期日を令和2年4月1日とするものであります。 第2項は、改正後の条例の規定を令和2年度以降の保険税から適用するものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
    ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第27 第27号議案石巻市公共物管理条例の一部を改正する条例 △日程第28 第33号議案石巻市都市公園条例の一部を改正する条例 △日程第29 第35号議案石巻市道路占用料条例の一部を改正する条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第27第27号議案石巻市公共物管理条例の一部を改正する条例から日程第29第35号議案石巻市道路占用料条例の一部を改正する条例まで、以上3議案を一括議題といたします。本3議案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎伊勢崎誠一建設部長 ただいま上程されました3議案について御説明申し上げます。説明の都合上、先に第35号議案について御説明申し上げ、次に第27号議案、その次に第33号議案について御説明いたしますので、あらかじめ御了承賜りたいと存じます。 本3議案は、道路法施行令の一部を改正する政令が令和2年4月1日から施行されることに伴い、国道占用料に準拠して定めている本市の占用料等を改めるよう、条例の一部を改正しようとするものであります。 初めに、第35号議案石巻市道路占用料条例の一部を改正する条例について御説明申し上げますので、表紙番号1の60ページから63ページ、併せて表紙番号5、条例の一部改正新旧対照表の38ページから45ページまでを御覧願います。初めに、別表についてでありますが、道路法施行令に準拠している本市の道路占用料を同施行令の改正に伴い全面的に改め、同表の備考に占用期間が1か月に満たない場合、消費税及び地方消費税を加算する規定を追加するものであります。 次に、附則でありますが、附則第1項は、施行期日を令和2年4月1日とするものであります。 附則第2項は、経過措置について規定したものであります。 続きまして、第27号議案石巻市公共物管理条例の一部を改正する条例について御説明申し上げますので、表紙番号1の52ページ、併せて表紙番号5、条例の一部改正新旧対照表の24ページから25ページまでを御覧願います。初めに、別表についてでありますが、本条例は法定外公共物の道路や水路等の使用料を規定しており、電柱や埋設管類等について、道路占用料に準拠するよう改めるものであります。 次に、附則でありますが、附則第1項は、施行期日を令和2年4月1日とするものであります。 附則第2項は、経過措置について規定したものであります。 続きまして、第33号議案石巻市都市公園条例の一部を改正する条例について御説明申し上げますので、表紙番号1の58ページ、併せて表紙番号5、条例の一部改正新旧対照表の32ページから35ページまでを御覧願います。初めに、別表第2についてでありますが、都市公園を占用する場合の使用料を規定しており、使用料のうち埋設管類等について、道路占用料の単価に準拠するよう改めようとするものであります。 次に、附則でありますが、附則第1項は、施行期日を令和2年4月1日とするものであります。 附則第2項は、経過措置について規定したものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本3議案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △発言の訂正 ◎及川伸一教育委員会事務局長 先ほど第25号議案に関する私の答弁中、石巻市学校運営協議会の年報酬について、これまで無報酬と申し上げましたが、同協議会は令和2年度から新たに設置いたしますことから、今回報酬を規定するものの誤りでございましたので、訂正のお願いと併せまして、おわびを申し上げます。 △日程第30 第28号議案石巻市立学校設置条例の一部を改正する条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第30第28号議案石巻市立学校設置条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について教育委員会事務局長から説明を求めます。教育委員会事務局長。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 ただいま上程されました第28号議案石巻市立学校設置条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、令和3年4月に統合を予定している石巻中学校及び門脇中学校に係る石巻市立学校設置条例の関係条文の一部を改正しようとするものであります。 両校につきましては、平成30年12月に両校の父母教師会会長の連名により、統合に向けた話合いの早期開催を求める要望があり、両校PTA役員との話合い及び教職員との意見交換並びに同学区内住民を対象とした地区説明会等を開催し検討した結果、令和3年4月に石巻中学校に統合することとなったことに伴い、門脇中学校を廃止するものであります。 それでは、改正内容につきまして御説明いたしますので、表紙番号1の53ページ、併せて表紙番号5、条例の一部改正新旧対照表の26ページを御覧願います。初めに、本条例第4条の表より、石巻市立門脇中学校の項を削るものでございます。 次に、附則でありますが、本条例の施行期日を令和3年4月1日とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。1番。 ◆1番(阿部浩章議員) まずは、令和3年4月に門脇中学校が閉校し、石巻中学校に統合するとのことですが、統合後の門脇中学校の校舎、あと体育館、武道場、これの在り方についてお伺いいたします。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 統合いたしまして、しばらくは石巻中学校の大規模改修をする必要がございます。そのことから、その時期についてはこれから検討ということになりますが、その際に一旦石巻中学校に統合になった生徒の方々が門脇中学校の校舎に入りまして、中学校の校舎を改修する間の仮設校舎の代替として利用するというようなことも考えております。また、その後それが全部終わった後のことにつきましては、今のところまだ詳細については決定しておりません。また、その詳細が決定するまでの間につきましては、体育館、校庭につきまして、石巻中学校のほうが部活動等で使うということも検討をしているというところでございます。 ◆1番(阿部浩章議員) 門脇中学校の校舎等、耐震診断等終わりまして、立派な建物でありますので、有効活用をしていただきたいと思います。 あわせて、子供たちの数が減っている状況で、統合前の来年度の部活動の体制が整わないとの声も聞こえています。教育委員会として、部活動の体制をどのように考えているのか。例えば前倒しで来年度から一緒に部活動をするとかの考えについてお伺いいたします。 ◎境直彦教育長 お答えいたします。 活動の状況については、それぞれ方法があるかと思いますけれども、学校としては来年度も残っていますので、チーム登録としては学校名がいきますので、合同チームというのは数が満たない場合は合同チームという規定はありますけれども、学校として存在している以上、単独チームで参加ということになりますので、合同チームでやるという場合とは、いろんな競技団体が決めた約束のルールでもって参加することになりますので、早くから取り入れるということはないかと、競技上合同チームとして参加することはないというふうに思っております。よろしいでしょうか。 ○議長(木村忠良議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、環境教育委員会に付託いたします。 △日程第31 第29号議案石巻市桃生スポーツ施設条例の一部を改正する条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第31第29号議案石巻市桃生スポーツ施設条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について教育委員会事務局長から説明を求めます。事務局長。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 ただいま上程されました第29号議案石巻市桃生スポーツ施設条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、石巻市桃生高須賀地区児童プール廃止に伴い、本条例の一部を改正しようとするものであります。 以下、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の54ページ、併せて表紙番号5、条例の一部改正新旧対照表の27ページを御覧願います。初めに、第2条は、桃生スポーツ施設の名称及び位置について定めておりますが、表から、高須賀地区児童プールの項を削除するものであります。 次に、別表備考5の高須賀地区児童プールの記述を削除するものであります。 次に、附則でありますが、本条例の施行期日を令和2年4月1日とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、環境教育委員会に付託いたします。 △日程第32 第30号議案石巻市老人憩の家条例の一部を改正する条例 △日程第33 第46号議案財産の無償譲渡について △日程第34 第47号議案財産の無償譲渡について ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第32第30号議案石巻市老人憩の家条例の一部を改正する条例から日程第34第47号議案財産の無償譲渡についてまで、以上3議案を一括議題といたします。本3議案について河北総合支所長から説明を求めます。河北総合支所長。 ◎千葉巧河北総合支所長 ただいま一括上程されました3議案について御説明申し上げます。 初めに、第30号議案石巻市老人憩の家条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、集会所的施設の民間譲渡を石巻市行財政運営プランに位置づけて推進してきた中で、石巻市成田老人憩の家を成田自治会に、石巻市馬鞍老人憩の家を馬鞍自治会に、それぞれ無償譲渡することに伴い、この2施設を廃止し、本条例の一部を改正しようとするものであります。 それでは、改正内容について御説明いたしますので、表紙番号1の55ページ、併せて表紙番号5、条例の一部改正新旧対照表の28ページを御覧願います。初めに、別表第1についてでありますが、「石巻市成田老人憩の家」及び「石巻市馬鞍老人憩の家」の名称と位置を削るものであります。 次に、附則でありますが、施行期日を令和2年4月1日とするものであります。 次に、第46号議案財産の無償譲渡について御説明申し上げますので、表紙番号1の65ページを御覧願います。無償譲渡する財産は、昭和56年に設置した木造平家建て、床面積132.46平方メートルの石巻市成田老人憩の家であります。 本施設につきましては、現在指定管理者となっている成田老人憩の家管理運営委員会が適正かつ円滑な運営を行っており、無償譲渡について同委員会と協議を進めてまいりました。このたび、協議が調ったことから、これまで同様の管理運営を条件に、本施設を成田自治会に無償譲渡し、地域コミュニティーのさらなる醸成を図ろうとするものであります。 次に、第47号議案財産の無償譲渡について御説明申し上げますので、表紙番号1の66ページを御覧願います。無償譲渡する財産は、昭和63年に設置した木造平家建て、床面積183.01平方メートルの石巻市馬鞍老人憩の家であります。 本施設につきましては、現在指定管理者となっている馬鞍老人憩の家管理運営委員会が適正かつ円滑な運営を行っており、無償譲渡について同委員会と協議を進めてまいりました。このたび、協議が調ったことから、これまで同様の管理運営を条件に、本施設を馬鞍自治会に無償譲渡し、地域コミュニティーのさらなる醸成を図ろうとするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本3議案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第35 第31号議案石巻市介護保険条例の一部を改正する条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第35第31号議案石巻市介護保険条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎守屋克浩健康部長 ただいま上程されました第31号議案石巻市介護保険条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 会計年度任用職員制度の導入に伴い、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律が本年4月1日から施行され、非常勤特別職の地方公務員の任用要件が厳格化されます。 本案は、このことを踏まえ、本条例により設置済みである石巻市介護保険運営審議会の委員が石巻市地域包括支援センター運営協議会の委員を兼務していた状況を鑑み、介護保険運営審議会の審議事項として、新たに地域包括支援センターの運営に関する事項を位置づけようとするものであります。 以下、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の56ページ、併せて表紙番号5の条例の一部改正新旧対照表29ページを御覧願います。初めに、第14条は審議会の設置等について規定したものでありますが、同条第2項に地域包括支援センターの運営に関する事項を新たに追加するものであります。 次に、附則でありますが、附則第1項は、本条例の施行期日を令和2年4月1日とするものであります。 附則第2項は、石巻市地域包括支援センターにおける包括的支援事業の実施に係る人員等に関する基準を定める条例の一部を改正し、地域包括支援センター運営協議会を石巻市介護保険運営審議会に改めるものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第36 第32号議案石巻市印鑑条例の一部を改正する条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第36第32号議案石巻市印鑑条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について生活環境部長から説明を求めます。生活環境部長。 ◎福田寿幸生活環境部長 ただいま上程されました第32号議案石巻市印鑑条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、成年後見人制度の利用の促進に関する法律及び成年後見人制度利用促進基本計画に基づく、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律が昨年6月7日に成立し、同月14日に公布されたことに伴い、国の印鑑登録証明事務処理要領の一部も改正されたことから、条例の一部を改正するものであります。 それでは、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の57ページ、併せて表紙番号5の条例の一部改正新旧対照表の30ページから31ページまでを御覧願います。初めに、第2条第2項は、印鑑登録の資格において、印鑑の登録を受けることができない者を定めたものでありますが、「成年被後見人」を「意思能力を有しない者(前号に掲げる者を除く)」に改めるものであります。 なお、議案書、新旧対照表は前号が省略されておりますが、前号に掲げる者は15歳未満の者でございます。 次に、第5条及び第6条は、引用する国の印鑑登録証明事務処理要領との整合性を図るため、各条項の文言の整理を行うものであります。 次に、附則でございますが、この条例は公布の日から施行するものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、環境教育委員会に付託いたします。 △日程第37 第34号議案石巻市震災復興土地区画整理事業施行に関する条例及び石巻市被災市街地復興土地区画整理事業施行に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第37第34号議案石巻市震災復興土地区画整理事業施行に関する条例及び石巻市被災市街地復興土地区画整理事業施行に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。 ◎後藤寛復興事業部長 ただいま上程されました第34号議案石巻市震災復興土地区画整理事業施行に関する条例及び石巻市被災市街地復興土地区画整理事業施行に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、法定利率の見直し等が行われる民法の一部を改正する法律が平成29年6月2日に公布され、本年4月1日より施行されることに伴い、土地区画整理法施行令の一部が改正されたことから、関係する条例の一部を改正するものであります。 それでは、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の59ページ、併せて表紙番号5、条例の一部改正新旧対照表の36ページから37ページを御覧願います。第1条は、石巻市震災復興土地区画整理事業施行に関する条例の一部改正を行うものであり、第30条第4項中、清算金を分割徴収又は分割交付する場合において当該清算金に付すべき利子の利率について、年6%の規定を、土地区画整理法第103条第4項の規定による換地処分の公告の日の翌日における民法第404条第2項に規定する法定利率と改めるものであります。 第2条は、石巻市被災市街地復興土地区画整理事業施行に関する条例の一部改正を行うものであり、第25条第4項中、当該清算金に付すべき利子の利率について、第1条と同様に改めるものであります。 次に、附則でございますが、本条例の施行期日を令和2年4月1日からとするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第38 第36号議案石巻市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第38第36号議案石巻市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について病院局事務部長から説明を求めます。事務部長。 ◎大内重義病院局事務部長 ただいま上程されました第36号議案石巻市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、石巻市立病院において、昨年度から東北大学病院などからの応援医師による眼科、耳鼻咽喉科及び皮膚科の外来診療を行っておりますが、今後も応援医師により継続して診療を行うことができる見込みとなりましたことから、診療科目に眼科、耳鼻咽喉科及び皮膚科を追加するため、条例の一部を改正しようとするものであります。 また、循環器内科、消化器内科及び緩和ケア内科につきましては内科に包含されておりますが、より専門性を広く周知するため、標榜する診療科目の細分化を併せて行うものであります。 以下、改正内容について御説明いたしますので、表紙番号1の64ページ、併せて表紙番号5、条例等の一部改正新旧対照表の46ページを御覧願います。初めに、第1条第2項の表中、診療科目に循環器内科、消化器内科、緩和ケア内科、眼科、耳鼻咽喉科及び皮膚科を加えるものであります。 次に、第4条は、地方自治法の改正に伴い引用条項を改めるものであります。 次に、附則でありますが、本条例の施行期日を公布の日からとし、第4条の改正規定については、令和2年4月1日からとするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。30番。 ◆30番(水澤冨士江議員) ただいまの説明で、標榜科目が増えたということで、大変よかったなと思うのですが、これになるために医師の具体的人数はどのぐらい増えたのか、また診療時間ですね、増えても半日なのかどうなのか、週3日なのか、そのあたりを伺いたいと思います。 ◎大内重義病院局事務部長 お答えいたします。 まず、診療科の増設に伴いましての医師の数でございますけれども、初めに眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科につきましては、提案理由で御説明申し上げましたとおり、応援医師により外来診療を行っておりますので、医師の数には変更は、常勤医の数としては変更ございません。それから、循環器内科、それから消化器内科、緩和ケア内科につきましては、現在の常勤医師で既に行っておりますけれども、内科からさらに細分化するというものでございまして、これにつきましても医師の数には変更ございません。現在常勤医師は16人ということでございますので、この医師の数については、現在のところ変更はございません。 また、診療日数でございますけれども、眼科については週2回、それから耳鼻咽喉科については現在週4回、皮膚科については週1回ということで、外来診療を行っております。 ◆30番(水澤冨士江議員) 今ちょっと触れられましたけれども、眼科について、週2回ということですが、前も一般質問で取り上げましたが、ほかの眼科でやると1回で済むものが、石巻市立病院の眼科に行くと2回、3回と来ないと済まないと、検査から先生の診察までですね、というようなことがあったのですけれども、これが改善されたというふうに考えてよろしいのでしょうか。 ◎椎葉健一病院局長 お答えします。 改善されたというところまでは行っていません。というのは、診察が半日なのですね。ですから、効率よく行うために、患者さんには少し御足労願うことになりますけれども、検査を例えば午後にやるとかというふうな形で、午前中診察しても検査は午後で、やはり結果はまたそれが終わった後、次週来ていただくというふうな、そういうところはちょっと御迷惑をおかけしていますけれども、そういう状況になっています。 そして、今6月めど、白内障等の手術を開始したく思っておりまして、それによる曜日の変更及び手術を受ける方のための問診等の外来というのをさらに増設というわけではないのですけれども、診療するというふうな形も取りたいと思っています。したがって、御不便をおかけしているのは、改善まではいっていないのが現状であります。 ◆30番(水澤冨士江議員) ぜひ改善されるように、大変御足労されて、それこそ医師の招聘ですね、市長を先頭に頑張っていらっしゃるのだと思いますけれども、医師の確保と同時に、先日伺いました厚生労働省からの再編統合問題ですね。これについて、答弁は石巻赤十字病院との連携だというふうにお答えになりましたけれども、これは厚生労働省が言っている再編統合という言葉の中にそういう連携というのもあるのだと、石巻市立病院がなくなるだとか、そういうことはないのだと、心配要らないのだというふうに考えていいのでしょうか。 もう一つは牡鹿病院ですね。厚生労働省の分け方もAとBとあって、Bのほうは圧倒的に患者数が少ないのだというほうに入っているのですね、牡鹿病院は。また考え方がAとBで違うと思うのですけれども、その辺2点伺います。 ◎大内重義病院局事務部長 お答えいたします。 厚生労働省が発表いたしました公立病院の再編統合につきまして、石巻赤十字病院との連携ということでございますけれども、こちらにつきましては石巻・登米・気仙沼医療圏、これで2次医療圏を構成してございますけれども、現在急性期病床がやはり2025年に向かっていきますと過剰になるということでございまして、療養なり回復なりにシフトしていかなければならないというような方針が示されてございます。 そのことから、やはり急性期医療につきましても、石巻赤十字病院が現在いっぱいの状況になっているということで、その辺と連携をして、まず機能の見直しを行っていくというものでございまして、決して石巻市立病院がなくなるといったようなものではございませんが、今後病床機能等の見直しにつきましては、病院局内で検討を重ねまして、その後この2次医療圏で構成されております地域医療構想調整会議、こちらに諮って決定するということになってございますので、それに向かって、病院局内でも検討を進めていくということになろうかと思います。 また、牡鹿病院につきましては、施政方針の答弁等でも申し上げておりましたけれども、人口減少が進んでいるということで、やはりこの辺も見直しをしていくべきというふうに考えてございます。 また、厚生労働省が発表したAとBということにつきましては、まず牡鹿病院につきましては診療実績が乏しいということで公表されてございます。石巻市立病院につきましては、近隣に同様の病院があるということでその公表に至ったということでございまして、その近傍の病院につきましては、公表はされておりませんけれども、石巻赤十字病院というふうには認識してございます。ですから、今後地域医療構想調整会議の中で議論は進んでいきますけれども、まずは病院局としてどのように診療体制、医療体制を見直していくかと、その方針を決定をして、調整会議に諮っていきたいというふうに考えてございます。 ◆6番(黒須光男議員) 今お聞きしまして、驚いているところなのですが、眼科ね、改めてお尋ねしますけれども、眼科は週2回、あと耳鼻咽喉科は週4回、あと皮膚科は週1回と、病院運営にとっても大変非効率的な状況ではないかと。例えば機械なんかもあって、あるいは病室もある。それが十分に使われていないという非効率的さというふうなものが顕著に現れているのではないかと私は思うのですが。 それで、この3科ですね、1日当たり幾らの人数が来ているのか、患者さんが。眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科、例えば週2回なら週2回の1日当たりの患者数、全体を割ると出てくると思うのですが、そのやつをちょっと教えていただけませんか。 先ほど病院局長も診察が半日だというふうなお答えをされておるわけでございますが、これが何とかならぬかということもあるわけでございまして、そうした意見は病院の運営委員会というのがあるわけでございますので、そういうふうなことで、その他の運営委員会からそういう意見が出ないのかどうか、専門に調査していただいているわけです、お金払って。そういうやっぱり意見が随所に散らばっていると思うのですが、そういう問題が提起されないと、何のための運営委員会になっているのかというふうなことで指摘せざるを得ないわけでございまして、改めてその2点、お尋ねしたいと思います。 ◎大内重義病院局事務部長 お答えいたします。 1日当たり平均の患者数でございますけれども、初めに眼科から申し上げます。眼科につきましては、昨年度の5月から開始しておりますけれども、昨年度の平均といたしましては、1日当たり16.9人でございました。それが今年度につきましては、20.9人ということで伸びてございます。合計人数は、昨年度5月から始まりまして、今年度はまだ1月までの集計しか出ておりませんので、ちょっと全体では年度を通しての集計はできませんけれども、患者さんについては伸びているという状況でございます。 それから、耳鼻咽喉科につきましては、昨年度、これも5月から開始しておりますけれども、昨年度は19人、今年度につきましては18.4人と若干下がっておりますけれども、今年度につきましては週3回から4回に診療日数を増やしてございますので、トータルでは現段階で400人ほど増えてございます。 それから、皮膚科につきましては、昨年10月から開始しておりますけれども、1日平均ですね、昨年度は21.7人、今年度は27.8人ということで、こちらも今年度に入って伸びているというような状況でございます。 ◆6番(黒須光男議員) 運営委員会でも意見がそういうのは出ないのか。診察を半日ではなく、といった意見は出ないのかとか。 ◎椎葉健一病院局長 運営審議会では、そこまでは話は出ていませんでした、1日やってくれと。 あと先ほどちょっと訂正というか、あれですけれども、耳鼻咽喉科は週4日なのですけれども、今年度は途中から、週2回の分は午前、午後、1日というふうになりましたので、半日ではなくて、1日診療が2日間あります、耳鼻咽喉科。そうやって少しずつでも拡充していくというか、努力はしておりますので、御理解いただければと思います。 ◆6番(黒須光男議員) 組織をやっぱりチェックするのは、必ず必要なのですよね。例えば私たちも、石巻市立病院の、まさかいろいろ何人行った、何人行ったとかというのは調べられませんからね。ですから、これはやはり運営委員会なり、そういうものがせっかくなっているわけですから、そういうことできちっと報告していろいろアドバイスを頂くと、いろいろ知恵を頂くというふうなことは必要なのですね。ですから、その辺をもっとやっぱりきめ細かくやっていく必要があるだろうと。 例えば監査委員、市の監査委員を私も見ているのですが、さっぱり何もしないのですから、監査委員に何ぼ言ったって、私がいろいろ提案しても。調べないのですよ、監査委員が。7人も8人も職員がいて、監査委員も3人いるのです。今度議論はしますけれども、私、一般質問で。そういう形骸化している、チェック機能が。石巻市が今一番問題なのは、チェック機能がなくなっている。石巻市立病院も監査の体制も、市の体制が、チェック体制がない。そのために、いろんな様々な問題が噴出してくると、これは否めない事実なのです。 今後、ぜひ率直に、国から指導を受けたり、恥ずかしい話ですから、これはやっぱりもっときちっと大なたを振るって、病院局長も事務部長も。事務部長なんかは特に真面目な人ですから、私も信頼しているわけですから、思い切って、やっぱり我々が納得するような病院運営をひとつ提案していただくと、もう少し。こういうことではちょっと納得できないな、1日20人ぐらいの患者の処理では。経営が悪くなるのは当たり前、1日20人。私が行く病院なんかは1人で何百人診ていますからね。そういうことで、もう少しふんどし締めてやっていただければありがたいなということでございまして、病院局長から改めて決意のほどをお伺いしたいと思います。 ◎椎葉健一病院局長 病院運営に関しては、いろんな衆知を集めて頑張っているところでありまして、特にそういう病院の評価、客観的な評価というところにおいては、やはり厳しい意見を頂くこともあるのですが、今実はコンサルをきっちり入れました。そして、分析をしっかりして、何が足りないかというところを、もともと私も認識しているところと共通しておりますけれども、改善点が幾つもあります。そこをしらみ潰しに、特に3か年ぐらい経過を追って改善したいというふうに、計画を今練っているところです。特に入院診療に関しては、かなり病床利用率は上がって、単価なんかは黒字病院にそれほど引けを取らないような値になってきております。外来患者数がやっぱり数が少ないというのが一番今指摘されているところで、そういう意味では、今言った耳鼻科とか眼科と皮膚科、そういうふうな専門診療科を少し増やすことによって、その分の上積みも来ていますし、1日平均外来患者数も、その効果もあって増えてはきています。それがまだ1日250人とかの大きな目標に達していないという、そこはもう少し頑張っていかなければいけないというふうに認識しております。どこが足りなくて、どこを改善するかという分析はちゃんとしておりますので、もう少し見守っていただければと思います。 ◆6番(黒須光男議員) 今御答弁いただきました。また、努力されている姿というふうなものを理解をさせていただいたところでございますが、やっぱり今の話の中に、病院も入院患者については増えているし、そこで収益が上がっているのだと。丸々24時間働いたところはもうやっぱり黒字になっているわけですから、だからそういう観点からすれば、そういう切り込みからするのであれば、やっぱり1日診療と、診療時間をいかに伸ばしていくかということが不可欠なのです、石巻市立病院にとっては。その辺の課題も含めて御検討いただきたいと。議会で我々も今から議論していきたいと思いますけれども、ぜひひとつお取り組みいただきたいということでございます。 ○議長(木村忠良議員) ほかにございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第39 第48号議案財産の無償貸付けについて ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第39第48号議案財産の無償貸付けについてを議題といたします。本案について産業部長から説明を求めます。産業部長。 ◎吉本貴徳産業部長 ただいま上程されました第48号議案財産の無償貸付けについて御説明申し上げます。 表紙番号1の67ページを御覧願います。本案は、石巻産業創造株式会社の業務拠点である産業業務機能支援中核施設、石巻ルネッサンス館の用地について、同社への貸付期間が本年3月31日をもって満了することから、引き続き同社に当該用地を無償で貸し付けることについて議決を得ようとするものであります。 無償で貸付けしようとする土地は、石巻市開成1番35、面積9,956.68平方メートルであります。 貸付期間につきましては、令和2年4月1日から令和5年3月31日までの3年間としております。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。6番。 ◆6番(黒須光男議員) 産業部長からしばらくぶりでルネッサンス館という言葉を聞きましたので、質疑させていただきますが、これは阿部明夫さんが代表取締役になっているのですが、実態、何を今なさって、どういう実績があって、どういう成果があるのか。その辺ひとつ、ちょっと我々の手も届きませんので、産業部長からお答えいただきたいのですが、いかがですか。 ◎吉本貴徳産業部長 石巻産業創造株式会社の実績というふうなことだと思います。石巻産業創造株式会社につきましては、平成6年に設立しておりますけれども、石巻地域の企業に係ります、各中小企業の業務活動支援であったり、地元企業の活性化というふうな部分での支援活動を行っておるところでございまして、具体的には各種新たに仕事を起こすというふうな方々への支援、相談業務であったり、あるいは異業種間との連携に関する部分での相談業務、あわせまして各種中小企業を対象といたしましたセミナーの開催、これにつきましては創業支援セミナーであったり、女性起業者が創業するための後押し、バックアップをするためのセミナーというふうなことで、各種セミナーを開催しております。あとは、石巻市の企業情報につきましてデータベース化をして、そのデータベース化をしたものを管理していただいているというふうなこと、あわせましてそのデータに基づきまして、いろいろな企業、今は異業種間での交流ということが非常に重要になってまいりますので、異業種間の交流に向けてのマッチング作業等を行っていただいていると。産業創造株式会社として、今石巻市からお願いしている業務については、以上のような状況でございます。 回数等については、具体の細かい資料、今ちょっと手元にございませんので、そういった業務を行っているということで御理解いただければと思います。 ◆6番(黒須光男議員) 今産業部長から、るる内容のお話を頂きました。理解はさせていただきますけれども、実態、かなり石巻市の産業が厳しい。具体的に申し上げるならば、株式会社ヤマニシの破綻ですよ。これはやっぱり、この間市長も言っていましたけれども、全然分からなかったのです、破綻するまで。そういうことないのです。だから、情報収集なんかやっていないのですよ、こういうところで。もう少し、ヤマニシが危ないと、厳しいなと、だからそういう産業創造なり産業部長なりが行って、具体的に聴き、耳も傾けながら、何をしてもらいたいのかと。一緒になって営業するとか、全国駆け回るとか、産業部長そのものがですよ。そういう姿勢が一つも見られないのだな、産業部の形態は。いつもやっていることは、油取ったり、オリーブとか。何にもならないオリーブとか、あと文化薫る何とかと展示やっている、半島のほうで、リボーンアートフェスティバル。実態はゼロですからね、これは。マイナスですからね、かなり。 だから、産業部にはこういう産業創造があるのだから、そういう実態をやっぱり分析をしていただいて、あなたたちできないから、やってもさっぱり駄目だから、みんな駄目なことばかりやっているから。そういうことに切り込んでもらえるように、この産業創造を利用すると申しましょうか、活用すると申しましょうか、そういうことをやっていないのではないかな。大体ヤマニシも潰れるのが分からなかったなんてテレビで言っているのだから、誰だか。恥ずかしくて仕方がない、私。ばかみたいな話だ。ですから、その辺をもっと充実したものにしていただくと。無償でやっているのですから。その辺の決意のほど、ヤマニシの再生を含めての決意のほどをお願いしたいと思います。 ◎吉本貴徳産業部長 お答えいたします。 産業部といたしましては、今事例に挙げられました業務以外にも、当然企業誘致も含めまして、石巻市の中小企業の振興も含めまして、職員が汗をかいて、足を使って歩いております。実態についても十分把握しているところではございますけれども、ただ御提案のありました石巻産業創造株式会社につきましては、石巻市が出資をした第三セクターというようなこともございますので、その辺の活用については、これまで以上に十分情報、意思交流、意思疎通を図りながら進めていきたいというふうには考えております。 それから、ヤマニシにつきましては、こちらにつきましては非常に、ヤマニシ個社ということではなくて、国を含めて、ヤマニシの今回の再生に向けましては支援をかなり前から進めていたというふうなことで、その情報統制についてはかなり厳しいところがございました。 ということで、地元企業、それから商工会議所等も含めまして、なかなか情報については入ってこなかったというところが実態でございます。ただ、現実的には会社更生法の適用と、それから開始決定もこの間されたところでございますので、オープンになったこれからにつきましては、ヤマニシ、それからヤマニシの下にございます関連企業を含めまして、石巻市の経済について大きな打撃が出ないように、これにつきましては行政といたしましても精いっぱいできる限りの支援を行ってまいりたいというふうに考えているところでございます。 ◆6番(黒須光男議員) 産業部長、私はもう少し、美辞麗句を議会で幾らやっても駄目なのですよ、やっている、やっていると。やっていないからこうなったの。私は、基本的に産業部の仕事はあまり裾野が広いのではないかと見ているのよ、産業創造含めて。あらゆるところにあなた忙しいのだ、あまり。観光から、あるいは産業育成、あと農業、水産、本当に大切なのです、あなたの部というのは一番。私は、全体の中で一番大切だと思いますよ。やっぱり農業も力を入れれば、まだまだ利益を上げることはできますから、水産も。そこにもう少し汗を流す職員がいていいのではないかと私は思っている。これを検討していただいて、ぜひひとつ、一般質問でもやりますから、いろいろとね。その辺を含めて、ひとつしっかり心構えをして御答弁いただければありがたいなということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。御答弁は要りません。 ○議長(木村忠良議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第40 第49号議案財産の取得について ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第40第49号議案財産の取得についてを議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま上程されました第49号議案財産の取得について御説明申し上げます。 表紙番号1の68ページを御覧願います。本物品の購入に当たりましては、今月4日、1者による制限付き一般競争入札を行った結果、9,625万円で株式会社南東北クボタ名取本社に決定いたしましたので、同社営業本部長、門馬英敏と購入契約を締結いたしたく御提案申し上げるものでございます。 購入物品の概要といたしましては、台風や豪雨による浸水被害現場等において、緊急排水作業に使用する排水パッケージポンプ及び発動発電機を購入しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第41 第50号議案工事委託に関する年度協定の締結について(石巻線陸前稲井・渡波間稲井こ線橋新設工事の施行に関する令和2年度協定) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第41第50号議案工事委託に関する年度協定の締結について(石巻線陸前稲井・渡波間稲井こ線橋新設工事の施行に関する令和2年度協定)を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎伊勢崎誠一建設部長 ただいま上程されました第50号議案工事委託に関する年度協定の締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の69ページを御覧願います。本案は、渡波稲井線街路整備事業における、JR石巻線と交差する橋梁部のうち、東日本旅客鉄道株式会社に工事を委託する石巻線陸前稲井・渡波間稲井こ線橋新設工事について、東日本旅客鉄道株式会社東北工事事務所長、谷口俊一と令和2年度における年度協定を締結することについて、議決を求めようとするものでございます。 工事の概要といたしましては、渡波地区と稲井地区を結ぶ都市計画道路渡波稲井線の整備促進を図るため、根岸字坂上山及び城見山地内において、橋梁の橋台2基及び橋梁上部架設工を36メートル施工しようとするものであり、年度協定額は9億449万2,000円であります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第42 第51号議案工事委託に関する年度協定の締結について(石巻線石巻構内小川町踏切拡幅及び水路改修事業の施行に関する令和2年度協定) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第42第51号議案工事委託に関する年度協定の締結について(石巻線石巻構内小川町踏切拡幅及び水路改修事業の施行に関する令和2年度協定)を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎伊勢崎誠一建設部長 ただいま上程されました第51号議案工事委託に関する年度協定の締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の70ページを御覧願います。本案は、現在整備を進めております鋳銭場・住吉町一丁目2号線ほか1路線道路改良事業における、JR石巻線石巻構内小川町踏切拡幅及び水路改修事業の施行について、東日本旅客鉄道株式会社執行役員仙台支社長、坂井究と令和2年度における年度協定を締結することについて、議決を求めようとするものでございます。 工事委託の概要といたしましては、石巻駅周辺地区の津波防災拠点整備に併せ、石巻駅南北の道路ネットワークの強化を図るものであり、道路拡幅による車両の相互通行化と歩道整備による歩行者の安全確保を推進するため、踏切拡幅と近接水路の改修を施工しようとするものであり、年度協定額は2億3,742万6,480円であります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第43 第52号議案工事委託に関する年度協定の締結について(仙石線陸前山下・石巻間外1線七窪蛇田線こ線橋新設工事の施行に関する令和2年度協定) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第43第52号議案工事委託に関する年度協定の締結について(仙石線陸前山下・石巻間外1線七窪蛇田線こ線橋新設工事の施行に関する令和2年度協定)を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎伊勢崎誠一建設部長 ただいま上程されました第52号議案工事委託に関する年度協定の締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の71ページを御覧願います。本案は、七窪蛇田線街路整備事業における、JR仙石線及び石巻線と交差する橋梁部のうち、東日本旅客鉄道株式会社に工事を委託する仙石線陸前山下・石巻間外1線七窪蛇田線こ線橋新設工事について、東日本旅客鉄道株式会社東北工事事務所長、谷口俊一と令和2年度における年度協定を締結することについて、議決を求めようとするものでございます。 工事の概要といたしましては、山下地区と中里地区を結ぶ都市計画道路七窪蛇田線の整備促進を図るため、清水町1丁目及び南中里4丁目地内において、橋梁の橋脚1基及び橋梁上部架設工を72メートル施工しようとするものであり、年度協定額は12億719万2,000円であります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第44 第53号議案工事請負の契約締結について((仮称)大須埼灯台線道路改良工事) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第44第53号議案工事請負の契約締結について((仮称)大須埼灯台線道路改良工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま上程されました第53号議案(仮称)大須埼灯台線道路改良工事の工事請負の契約締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の72ページを御覧願います。本案は、(仮称)大須埼灯台線道路改良工事に係る工事請負契約を締結することについて、議決を求めようとするものでございます。 本工事に係る工事請負契約につきましては、先月28日、参加申請のありました1者により、制限付き一般競争入札を行った結果、重吉興業株式会社が2億1,085万6,800円で落札いたしましたので、同社代表取締役、山内ひろみと工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、雄勝町大須字大須ほか1字地内において、大須埼灯台へのアクセス道路新設工事として、掘削工、法面工及び舗装工等を施工するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。23番。 ◆23番(森山行輝議員) 第53号議案について御質疑したいと思います。 上程されました重吉興業株式会社は、平成30年度、令和元年度におきまして、土砂運搬業務を役務により受注してございます。平成30年度の業務概要、そして結果、令和元年度の受注概要、そして履行期限は3月末ですので、経緯経過についてお伺いをいたします。 ◎村上秀樹半島復興事業部長 お答えをいたします。 当部のほうで発注しております長面地区の土砂の運搬業務ということでございます。昨年度の概要でございます。まず、設計金額につきましては4億602万9,240円、税込み金額でございます。これに対しまして、重吉興業が落札した金額につきましては1億3,284万円、落札率といたしましては32%、33%ほどというような数字になってございます。 それで、その後現場を進める中で、土量のほうはかなり変更になった部分がございましたが、当初合計土量で、運搬土量としまして9万1,500立米、また整地土量といたしましては25万7,300立米ほど見ておりましたが、運搬できなかった、他の現場から長面地区に搬入できなかった土砂も当然のことながらございましたけれども、最終的な変更数量といたしましては、運搬土量につきましては3万6,880立米、整地土量につきましても同量の3万6,880立米というところでございます。 また、今年度も長面地区の同じ土砂の運搬業務、落札しておりますけれども、設計金額が10億5,030万7,500円、税込みでございます。これに対しまして、請負金額が3億1,900万円で、これにつきましても落札率は約30%というところでございます。 現在のところの進捗率といたしましては49.2%というところでございまして、この件につきましては、業務期間内に台風等で現場にかかれなかった分もあるということで、今工期を延期した上で全量を運ぶということで協議を行っているというような状況でございます。 ◆23番(森山行輝議員) 結果と今の仕事の現状をお聞きしました。私も、これ役務ということで、4億円あるいは10億円という工事があったということについては全然分からなかった。第53号議案が上程されて、運搬業務に入札された数者の業者から何をやっているのだというお叱りを受けて、私も分からなかったから、その内容について担当部のほうにお聞きに行った。何を聞いたか。4億円のものを1億円で取ったって、それは役務だからいいということもあるのだけれども、私は4億円のものを1億円で取ろうが、それは全部仕事としては100%やってもらえばいいと。しかし、今増減、減工、それは工事ですからあります。しかし、私が担当課に行って、こういう疑問を呈されたということでお話をしましたら、確かに平成30年度の工事については、とにかく全量はない、残量が残っている、だけれども、業者は6,700万円ほど、頂いた金額が終わった時点で仕事をやめてしまった。私は、当然そういうことであれば、公共事業ですよ、なぜペナルティーをかけなかったのかというお話をしました。ですから、その件について、なぜかけなかったのかについて、もう一回答弁を頂きます。 それから、入札ですので、総務部長にお伺いしますが、役務という、そういう出し方があるということは、議員諸氏も御存じだと思うし、私も知っています。しかし、4億円あるいは10億円の運搬といったら、これは役務ではなくて工事ですよ。当然ダンプもかかるし、あるいは積み込むユンボもかかるし、敷き直し、ブルドーザーかかるし、いろいろ数量計算するマンボとりは必要だし、いっぱい諸経費がかかりますよ。そういう工事は、やっぱり役務ではなくて入札にして、最低制限価格を決めて、この議会できちんと精査をしていただく、そういうことが私は必要だと思いますよ。 ですから、今回のこの件に関しましては、きちんとそういう過程がなされなかったことと、やはり4億円で役所が積算したものを3割引きではなくて、3割で取ったのですよ。そうしたら、役所の積算と、その3割で入れた、1億円ちょっとで入れた、その金額で4億円のものができるかどうかという精査なんかも当然必要ではないですか。それをもしないがしろにして発注したとなれば、私はこれは当局のミスだと思いますよ。その件について、お二人の答弁を頂きたいと思います。 ◎村上秀樹半島復興事業部長 お答えをいたします。 ペナルティーというお話がございました。確かにこちらで、仕様書なりで示した数量ができなかったという部分については、当然そういった手続等を取ればよかったのだと思いますけれども、土砂の運搬業務ということで、構造物を造るものではないと、構造物を途中でやめたということではないというような思いもございまして、そういったことは理由にはならないのですけれども、そういったことで何もこういった手続を取らずに仕事のほうを納めてしまったというところで、それにつきましては非常に反省しているというところでございます。 ◎岡道夫総務部長 ただいま御指摘のあった件につきまして、まず本来工事ではないのかということの内容でございますが、金額のいかんにかかわらず、今回につきましてはまず土砂の運搬である、それが主業務であるということであったと。そういったことで、担当課のほうからこれを役務でやりたいという相談がされて、そのまま通っていったというところでございました。 なお、今回の内容につきましては金額的にも多いということで、役務であっても、これは毎年新年度発注が行われる3月段階で、管財課長のほうから関係各課長に通知を出しているところでございますが、必要に応じて、入札金額に応じた業務の内訳書の提出、それからさらに内容的に最低制限価格を設定するなど、そういったことで対応してほしいという通知を出していたということでございますので、本来であればこういった最低制限価格の検討をする必要があったのではないかというふうに我々としては考えております。(23番森山行輝議員「内容の精査。それでできるのかどうか、内容の精査をしたか」と呼ぶ)今の同じ通知の中で、入札金額に対応した業務内訳書の提出ということで、それに基づいて担当課でそれをチェックしていただくという部分が本来であるというふうになっております。(23番森山行輝議員「チェックしたかどうか」と呼ぶ) ◎村上秀樹半島復興事業部長 お答えいたします。 設計内容のチェックという部分につきましても、非常におろそかになっていたのだというふうに思っております。申し訳ございません。 ◆23番(森山行輝議員) 何度も言いますが、初めて聞いた議員もおられるかと思います。公共工事ですからね。市長もお聞きください。幾ら役務といったって、ダンプが走って、人を使って、重機を使っているのだから、最低原価は出てくるのですよ。当然4億円を積算した、皆さん、根拠はあるのですからね。根拠はある。それを1億円で取って、できるのかという精査をしないで出してしまったということなのです。だから、結果的にはそういうことで、当然役務だから、増減、減工ある、それは分かる。それは分かるのだけれども、結果的にはまだまだ運ぶ量があったのだけれども、業者がやめてしまった、それを減額して納めてしまったということで、今半島復興事業部長が頭を下げられましたが、当然ペナルティーをかけるべきだと思うやつをかけなかった。かけなかったということは、次の土砂運搬、10億円のことも、今回のことにしても、当然かければ、この入札には入れなかったという、私は判断をしております。 そして、やはり同じ庁内で、例えば産業部のほうでも漁港の工事をこの業者にしていただいた。ところが、かなり点数が悪くて、入札回避をさせたり、あるいは同じような条件の下、私は県のほうにも確かめましたよ。県は、4か月の指名停止をして、そしてその後の工事についてはなかなか実施できるような状況ではないのですというお話をしています。それはそれで、別として、今回はそういうことで、やっぱり本来であればここに上げるべきものではなかった。というのは、やはり当局がそういうことをしなければならなかったことをしていなくて、こういう形になったということで、私は本来はこの議案は取り下げる議案だというふうに思います。いかがでしょうか。 ◎岡道夫総務部長 今御指摘のありましたペナルティーという部分でございますが、まず役務の部分につきましては、工事期間内に契約内容、そういった部分が達成できなかったということであれば、本来契約不履行という位置づけになる、それに基づいて当然指名停止という措置がなされるということになります。 今回2つ目の御指摘の工事の部分での成績不良という部分でございますが、県につきましては、工事成績のいかんによって指名停止という要綱等を整備しております。石巻市がどうなのかといいますと、工事成績不良に係る部分につきましては、市のほうで今整備しているのが指名競争入札における指名回避、1か月間の指名回避ということの要綱しか設けていない。そういった中で、今回は一般競争入札であったということで、一般競争入札の参加の手続、要件的にはそれを満たしていたということで入札が成立しているということで、今回議案として提案させていただいた経緯でございます。 ◆4番(阿部和芳議員) 経緯、経過については、今議員とのやり取りである程度了解はしましたが、仮にこの議案がまた新たにというふうになったときに、工期が来年1月29日というふうになっていますが、そういうものというのは間に合うのか。 また、もう一つは、これまでそういうもの、ペナルティーがないと言ったけれども、役務を提供するからといって、かつてスクールバスのときにそういったことがあって、物ではないのだから最低制限価格を設けなさいとここの議場で議論をさせてもらったところがあるのですが、そういった一定のルールづくりというのはこれから必要だと思うのです。安ければいい、安かろう、悪かろうになってしまっては、雄勝地区にいろんな工事業者が入ってやり直すというものもありましたので、そういった一定のルールづくりというのも必要だと思うのですが、その2点について総務部長に伺いたいと思います。 ◎岡道夫総務部長 まず、発注工事が今回成立しなかった、その場合の工期への影響ということでございます。当然それに従って、粛々とした形で、財政措置も含め、工期の設定なり、再度設定して入札をし直すということの手続が発生するのかなと。基本的にこの財源が復興交付金ではなく一般財源だということもございますので、そちらについてはその結果を見ながら粛々と対応すべき内容かなと。 それから、今御指摘の頂きました最低制限価格という部分、特に役務の部分につきましては、先ほど森山議員にもお答えさせていただきましたが、管財課長名で新年度の発注が始まる前に、そういった工事の内容を見ながら、最低制限価格を設けるようにという通知をして対応してまいった次第ですが、今回このようになってしまったという部分がございます。 そういった部分も含め、それから先ほど指名停止のお話もございましたが、宮城県のほうでは工事成績によって指名停止という措置がなされているということで、今現在担当である管財課としても、そういった事例を集めながら、本来そういった部分、いろんな問題点をクリアするための在り方という部分を昨年からずっと検討しているところでございますので、その中で考えていきたいなというふうに思います。 ◆26番(山口荘一郎議員) 先ほど半島復興事業部長のほうから、反省をしていると、そしておろそかだった、チェック漏れということでお話がありました。今回総務部長がお話ししたとおり、工事成績不良で、もしなったとしても、市は1か月間の指名回避であって、今回の一般競争入札としては、参加としては、それがあろうがなかろうが大丈夫なのだという答弁がありましたが、半島復興事業部長の反省、おろそか、チェック漏れ、これは再発防止対策というのは、これは市で共有していかなければならないと思いますけれども、そのあたりの流れはどのようになっているのかお伺いしたいと思います。 ◎岡道夫総務部長 今回こういう問題点が浮き上がったということで、先ほども申し上げましたが、まずその制度という部分に関しては、当然早急に検討してやっていかなければならない。今回のこの対応の部分につきまして、当然庁舎内でこの問題点を共有する必要がありますし、当然全庁にわたって、役務であっても発注の仕方という部分についての問題を共有していく必要があると。 なお、それから先の部分につきましては、今現在こちらではちょっと答弁を控えさせていただきたいなと思います。 ◆26番(山口荘一郎議員) 総務部長は、役務かどうか、その点に着目しての共有ということでお話しいただきましたけれども、現在、当時半島復興事業部のほうでその状況がどうだったのかというのはチェックをしていたと。そういったところについての共有、反省点というのはあるはずなのですね。進んでいる事業が未達だったというようなところのチェック、そういったところについて、やや後手の部分とおろそかになった部分があるというような答弁だったと思いますけれども、その点についての再発防止策をお伺いしたいと思います。 ◎岡道夫総務部長 まず、第1点につきましてやらなければならないのは、この問題点の共有だと思います。役務に限定しての発言ということではなく、やっぱり市が発注する契約、その部分全般にわたっての問題意識であるというふうに考えております。そのためにも全職員共有で、こういった発注に当たっての課題、問題点という部分では共有しなければならない。その再発防止策につきましては、今後当然きちんとその対応を考えていかなければならないというふうに思っております。 ◆3番(髙橋憲悦議員) 基本的に、先ほど半島復興事業部長が平成30年度の長面地区の件で、落札率が3割、33%ですか、それで進捗率が50%と。この50%は、業者がいろいろ説明していますが、市としてそれを満足されて、そして次の年の令和元年度に落札率が3割と。そして、今も3月までですので、進捗だと。結局今いろいろ議場でペナルティー、ペナルティーという話がされていますが、ペナルティーというのは、何か瑕疵があるから、つまり石巻市と業者との信頼関係だと思うのですよね。ですから、私ははっきり申し上げまして、この議案の提案は市長にありますので、これまでの同僚議員のお話を聞いて、総合して大丈夫だと。なぜ我々がこれをびくびくするかといいますと、カルヤードの問題ありましたよね、雄勝地区で。そういうことがありますので、これは責任を持って、内部で検討した結果、自信を持ってこの議案を議会に送り出したのだと、そういう確信をしたのであれば、あとは粛々と進めると思いますので、市長の決意といいますか、内部で調整した結果、この議案を出す、そしてここの議論で話し合った結果、これを出すというふうな決意をお知らせいただければありがたいなと思いますが、いかがですか。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 この事業については、本当に役務ということで、入札には私が関与したわけではないのですけれども、しかし役務であっても、これだけの金額を発注するということであれば、これはやはり一定のルールをつくって、しっかりと対応することが必要だというふうに思っております。まず、それは一つの反省点でございます。 それで、今回提案した理由としては、先ほどペナルティーの問題が出ていましたけれども、それは結局工事の進捗率が低いということの段階で、工事の延期契約を進めればよかったというふうに思っております。これも一つの工事に対する反省点だというふうに思っております。今回提案した理由については、これは一般競争入札で受注した業者ということで、これをやはり成功していただくということが必要だという認識で提案をさせていただきました。 ○議長(木村忠良議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。これより討論に入りますが、討論の通告がございます。23番森山行輝議員の発言を許します。23番。   〔23番森山行輝議員登壇〕 ◆23番(森山行輝議員) ただいま議長のお許しを頂きましたので、第53号議案に対して反対の立場で討論をさせていただきたいと思います。 公共工事の入札といいますのは、公平性、透明性、競争性がきちんと担保されていなければならないはずであります。今回上程されましたこの重吉興業株式会社の工事に関しましては、先ほど議論をしましたとおり、平成30年度の長面地区盛土造成工事運搬等で、設計金額が4億六千何がし、それを落札率0.327の1億3,284万円で受注してございます。役務だ、役務だと言いますが、何のために役所が積算して、こういう金額を出したのだと。これらは、この工事が果たしてきちんと履行できるのかどうか、内容も調査しないまま出して、今回に至っている。当然私は、先ほど言いましたが、分からなくて、いろんな業者から苦情が来て、担当課に聞きに行きましたよ、これは本当なのと。当然、設計金額になった6,700万円ほどの土砂の運搬が終わって、あと残量があるのだけれども、そのままやめてしまった。という言い方はおかしいが、とにかくそれで、まだあるのだよ、あるのだけれども、やめてしまった。そして、次の工事もまた予定金額10億5,000万円等を3億1,900万円で落札して、今やっている。役所の設計はどうなるの。ほかのAクラスの、2回目のあれはAクラスのあれですから、20者というのは一流企業ばかりですから、そこがきちんと積算して、競争入札入れて、3割で取られて、完全に履行するかどうか、不思議に思うのは当たり前でしょう。皆さん言っていますよ。ダンプ代も出ない工事を、何で役所が受注を認めるのだということを言っております。ですから、私はペナルティーがどうのこうのあったのだけれども、その時点で分からなかったら、分かった時点でやればいいのではないかという話で、今回は反対討論です。ですから、分かった時点だから、この工事をしている時点で、1か月でも2か月でも分かった時点でやれば、この上程はなかったという話をさせていただいております。 私は、入札工事において、それが役務であろうが何であろうが、きちんと公的なお金を使ってやるのだから、責任を果たすのが業者の責任だと考えております。なぜこの請負の残土が残っている業者の撤退を許したのか。私は、このことは全て当局に責任があるのではないかということで、この場に立たせていただいております。そして、その業者に対して何のペナルティーもなくて、令和元年度の20者の指名に入れたのか疑問なのですよ。まして、その後の今回の議案の工事に参加できたのか、今でも理解できておりません。これを当局のチェックミスとするならば、それを正道に戻すこともチェックとしての我々議会の役割も私は必要だと考えております。今回は、業者が悪いのではなくて、そういう業者を入れてしまった当局の責任であると私は考えています。 以上のような考え方から、私は今回の第53号議案につきましては認められないものだと申し上げ、反対討論をさせていただきました。議員各位の御理解をお願いいたしまして、反対討論とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(木村忠良議員) ほかに討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、討論を終結いたします。これより採決いたします。この採決は起立により行います。第53号議案工事請負の契約締結について((仮称)大須埼灯台線道路改良工事)は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(木村忠良議員) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第45 第54号議案工事請負の契約締結について(長面地区低平地整備工事) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第45第54号議案工事請負の契約締結について(長面地区低平地整備工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま上程されました第54号議案長面地区低平地整備工事の工事請負の契約締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の73ページを御覧願います。本案は、長面地区低平地整備工事に係る工事請負契約を締結することについて、議決を求めようとするものでございます。 本工事に係る工事請負契約につきましては、先月28日、参加申請のありました8者により、制限付き一般競争入札を行った結果、遠藤興業株式会社が5億4,175万円で落札いたしましたので、同社代表取締役、遠藤正樹と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、長面字須賀ほか地内において、地盤沈下による排水不良を解消するためなどの低平地整備工事として、路体盛土工等を施工するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。暫時休憩いたします。   午後3時12分休憩                                             午後3時30分開議 ○議長(木村忠良議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △答弁の保留 ◎岡道夫総務部長 先ほどの第25号議案石巻市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例において黒須議員からの質疑の石巻市国民保護協議会委員の委員数について、答弁を保留しておりました。こちらについて、委員定数は60名ということで変更はございません。 なお、スムーズな答弁ができず御迷惑をおかけいたしました。おわび申し上げます。 △日程第46 第55号議案工事請負の契約締結について(石巻工業港運河線橋梁下部工新設工事) △日程第47 第56号議案工事請負の契約締結について(七窪蛇田線橋梁上部工製作工事) △日程第48 第57号議案工事請負の契約締結について(吉浜橋橋梁災害復旧工事) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第46第55号議案工事請負の契約締結について(石巻工業港運河線橋梁下部工新設工事)から日程第48第57号議案工事請負の契約締結について(吉浜橋橋梁災害復旧工事)まで、以上3議案を一括議題といたします。本3議案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま一括上程されました3議案について御説明申し上げます。 初めに、表紙番号1の74ページを御覧願います。第55号議案石巻工業港運河線橋梁下部工新設工事についてでありますが、本工事に係る工事請負契約につきましては、先月28日、遠藤興業株式会社と随意契約により3億2,010万円で決定いたしましたので、同社代表取締役、遠藤正樹と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 随意契約の理由といたしましては、本工事の施工区域は、現在施工中の石巻工業港運河線道路新設及び橋梁下部工新設工事と重複することから、工期の短縮、合理的かつ経済的な施工を図るため、当該工事の請負者である遠藤興業株式会社と随意契約をするものであります。 工事の概要といたしましては、門脇字四番谷地ほか1字地内において、橋台及び法覆護岸工等を施工するものでございます。 次に、表紙番号1の75ページを御覧願います。第56号議案七窪蛇田線橋梁上部工製作工事についてでありますが、本工事に係る工事請負契約につきましては、先月28日、参加申請のありました19者により制限付き一般競争入札を行った結果、株式会社横河ブリッジ仙台営業所が3億6,943万1,172円で落札いたしましたので、同社所長、大河原宏と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、清水町1丁目ほか2字地内において、鋼橋上部工の工場製作工事を施工するものでございます。 次に、表紙番号1の76ページを御覧願います。第57号議案吉浜橋橋梁災害復旧工事についてでありますが、本工事に係る工事請負契約につきましては、先月28日、参加申請のありました14者により制限付き一般競争入札を行った結果、株式会社グリーンシェルター石巻支店が7億5,618万4,000円で落札いたしましたので、同社支店長、黒川裕久と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、北上町十三浜字吉浜ほか3字地内において、コンクリート上部工、橋梁下部工及び法覆護岸工等を施工するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。6番。 ◆6番(黒須光男議員) この会社、先ほどの質疑の最後にも5億4,000万円ほどの仕事を取りました。今回も3億2,000万円、しかも入札もなしに随意契約ということです。ですから、私市内を歩くときには言われるのです、1者に偏った発注の仕方が顕著ではないかと。「黒須さん、あんた言わんや、そういう会社さあんたしか言わねべ、議会で追及するの」と、俺も追及したくないのだけれども、そう言われればそうだなということなのです。 なぜ丸々もうかるような随意契約までやらなければならないのか。それならば、やっぱり債務負担行為をしっかりして、年度ごとに金をしっかり出してやるということが必要なのではないかと。しかも、今議会では第64号議案、これもこの会社です。10億円の請負契約が13億円になっているのです。3億円増えている。次の第55号議案も、これまた1億2,000万円増えている。あまりやり過ぎなのだ、これ、確かに。誰が見たってやっぱりこれはおきゅうを据えなければならないのではないかと思う、誰であっても。こういうものが平然とやられているということに対して、我々議会としてどこかで立ち上がらなければならないと俺は思っている。ですから、その辺の、どうして今回第55号議案については、丸々もうける随意契約でやって、そこのところも債務負担行為なんかでやればいいではないですか。なぜそういういろんな疑惑が持たれないような形の措置をできなかったのかということのお尋ねでございます。よろしくお願いいたします。 ◎伊勢崎誠一建設部長 お答えいたします。 第55号議案の案件につきましては、現在同じ箇所で同業者が施工中ということで、そこに他の業者が入ってくるとなかなか施工ができないというようなことから、随意契約ということにさせていただきました。このことについては、河川の占用の協議の関係でこの時期になってしまったということでございます。(6番黒須光男議員「債務負担行為なぜやらなかったのか」と呼ぶ) お答えいたします。債務負担については、そのような考えに及ばなかったというところが正直なところでございまして、現在工事を進めている同業者に随意契約というようなことでございました。 ◆6番(黒須光男議員) 建設部長、考えが及ばなかったと、これはちょっと浅はかなことです。ですから、もう少し知恵を絞って、議会にこういうのを4つもばたばた並べて、増額も含めて同じ会社が4つも出てきた場合、これはやっぱりうるさいやつもいるでしょうと、うるさいやつらにやられるよという感じはないのですか。 しかも、この間私言ったでしょう。あなたがちゃんと親切に説明に来たエレベーターの件、約3億円かかるというのです。これも設計屋は、蛇田と湊をやった設計屋ですから、水増ししたやつらだから、その設計屋が今度来たのだから。3億円なんかかかりませんから。だから、あなたはしっかりそういうことも踏まえながら今後議論をしていきますから、私は。大変なことですから、これ。大変な利権と申しましょうか、金が動いているということが見えるわけです。ですから、こういうことにつきまして、もっと真剣に精査をして、今のような形で分からなかったで済まないですから、今後エレベーターの問題、ちゃんと基本設計では3億円と出ているから、実施設計やったときは4,000万円ぐらい落とすと、5倍も6倍もふっかけていますから。この設計屋が悪いのですから、その辺も含めてしっかりやっていただきたいということでございますので、その辺はあっさりお答えいただけませんか。 ◎伊勢崎誠一建設部長 今エレベーターの問題になっていますけれども、デッキに設置するエレベーターにつきましては、現在基本設計が終わったところで、今後詳細設計というところに入っていきますので、その詳細設計の中でしっかりと工事費等については精査をしたいというふうに考えております。(6番黒須光男議員「基本設計やったところ外せよ」と呼ぶ) ○議長(木村忠良議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本3議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本3議案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本3議案は原案のとおり可決されました。 △日程第49 第58号議案工事請負契約の一部を変更する契約の締結について((仮称)新東内海橋橋梁下部工新設工事) △日程第50 第59号議案工事請負契約の一部を変更する契約の締結について(林道橋橋梁災害復旧工事) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第49第58号議案工事請負契約の一部を変更する契約の締結について((仮称)新東内海橋橋梁下部工新設工事)及び日程第50第59号議案工事請負契約の一部を変更する契約の締結について(林道橋橋梁災害復旧工事)、以上2議案を一括議題といたします。本2議案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま一括上程されました2議案について御説明申し上げます。 本2議案につきましては、当初議決を要する金額未満であった工事請負契約を一部変更することにより、契約金額が石巻市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条で規定する1億5,000万円以上となることから、今回変更する契約の締結について議決を求めようとするものでございます。 初めに、表紙番号1の77ページを御覧願います。第58号議案(仮称)新東内海橋橋梁下部工新設工事についてでありますが、本工事は八幡町1丁目地内において、(仮称)新東内海橋の橋梁を新設する工事であり、升川建設株式会社宮城営業所が請負金額1億4,882万4,000円で施工しているところでございますが、既製杭工を施工中、支持層が傾斜していることが判明し、杭長を変更するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、1,345万4,100円の増額となり、契約金額を1億6,227万8,100円に変更しようとするものでございます。 次に、表紙番号1の78ページを御覧願います。第59号議案林道橋橋梁災害復旧工事についてでありますが、本工事は北上町十三浜字菖蒲田地内において、林道橋橋梁の災害復旧を行う工事であり、東洋建設株式会社東北支店が請負金額1億4,148万円で施工しているところでございますが、矢板打設の事前ボーリング調査を実施したところ、当初想定した地盤と異なり、強固な岩盤であることが判明したことから、対応可能な工法に変更するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、4,951万5,400円の増額となり、契約金額を1億9,099万5,400円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本2議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本2議案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本2議案は原案のとおり可決されました。 △日程第51 第60号議案工事請負契約の一部変更について(十八成浜漁港海岸保全施設整備(その3)工事) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第51第60号議案工事請負契約の一部変更について(十八成浜漁港海岸保全施設整備(その3)工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま上程されました第60号議案十八成浜漁港海岸保全施設整備(その3)工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の79ページを御覧願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事は、森本組・マルテック特定建設工事共同企業体が請負金額4億8,576万7,800円で施工しているところでございますが、他事業との施工工程調整により、被覆ブロック工及び水門の閉塞防止工が施工可能となったことから追加するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、3,785万1,000円の増額となり、契約金額を5億2,361万8,800円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第52 第61号議案工事請負契約の一部変更について(大原川さけ人工ふ化場整備工事) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第52第61号議案工事請負契約の一部変更について(大原川さけ人工ふ化場整備工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま上程されました第61号議案大原川さけ人工ふ化場整備工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の80ページを御覧願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事は、株式会社丸本組が請負金額2億7,445万7,000円で施工しているところでございますが、飼育池の稚魚を害鳥から保護する必要があることから、防鳥網の追加工事等を行うものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、1,787万8,300円の増額となり、契約金額を2億9,233万5,300円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第53 第62号議案工事請負契約の一部変更について(屋敷浜猪落線道路改良工事) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第53第62号議案工事請負契約の一部変更について(屋敷浜猪落線道路改良工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま上程されました第62号議案屋敷浜猪落線道路改良工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の81ページを御覧願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事は、瀬崎組・ヤマゼン雁部組特定建設工事共同企業体が請負金額7億7,627万7,000円で施工しているところでございますが、現場内での掘削の結果、利用可能土量が増加したため、残土運搬量を減工するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、8,529万8,400円の減額となり、契約金額を6億9,097万8,600円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第54 第63号議案工事請負契約の一部変更について(祝田地区排水ポンプ設備設置工事) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第54第63号議案工事請負契約の一部変更について(祝田地区排水ポンプ設備設置工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま上程されました第63号議案祝田地区排水ポンプ設備設置工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の82ページを御覧願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事は、株式会社石垣東北支店が請負金額2億6,330万4,000円で施工しているところでございますが、津波や大雨により電気設備が浸水することによるポンプの稼働停止を防止するため、鋼製架台及び基礎工を増工するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、3,851万9,800円の増額となり、契約金額を3億182万3,800円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第55 第64号議案工事請負契約の一部変更について((仮称)防災マリーナ整備工事) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第55第64号議案工事請負契約の一部変更について((仮称)防災マリーナ整備工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま上程されました第64号議案(仮称)防災マリーナ整備工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の83ページを御覧願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事は、遠藤興業株式会社が請負金額10億6,029万円で施工しているところでございますが、関係機関との協議により、斜路の設置及び上下架クレーンの景観向上対策を講じることから、上下架施設工及び斜路式船揚場工を追加するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、2億5,447万7,300円の増額となり、契約金額を13億1,476万7,300円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。18番。 ◆18番(齋藤澄子議員) 利用を予定している方から、内港地区は危ない場所だ、どう計画しても水面、水の流れは変えられない、具体的に河口部に波が入ってこないような対策はあるのかなど、安全の心配があるという声を聞きますが、見解を伺います。
    ◎伊勢崎誠一建設部長 お答えいたします。 防災マリーナの整備に当たりましては、水面利用者協議会と協議を重ねながら整備を進めております。これまでの協議の内容で、今御質疑のあったようなことが上げられております。震災前から不法係留ということで、現在は約50隻ほど係留がされておりますが、そういった声はあるのですが、実際には河口に入ってきて係留しているということで、そういった船の運転の技術があるのだろうということもございまして、そこに決定したというようなことがございます。 また、今回の箇所を選定するに当たっては、新たに防波堤のようなものも造りまして、そういったところに対応しようと、安全対策を万全にしようというようなことで整備を進めております。 ◆18番(齋藤澄子議員) マストが10メートル以上あり、日和大橋をくぐれない、10トン上げられる固定クレーンでは、40フィートクラスの船は上げられないなどと聞きますが、そのような対応はどうなさるのかお聞かせください。 ◎伊勢崎誠一建設部長 お答えいたします。 先ほどの水面利用者協議会とお話をしまして、当初クレーンの大きさは今より小さかったものなのですが、種々お話をさせていただいて、25トンということでございます。 それから、日和大橋にマストがかかる船というのは、実際には今はないというようなことで、現在位置にさせていただきました。 ◆6番(黒須光男議員) 先ほども指摘しましたけれども、この会社2つ取ったのです。今度また第64号議案、これ25%上げているのです、2億5,000万円。次の第65号議案も1億2,000万円上げているの。これやっぱり疑惑で騒いでいるのだ。業者の人たちは駄目だと。 それで、お尋ねしますけれども、この会社、平成30年、あと令和元年で受注額は幾らなのか、全部出してください。お答えください、総務部長、増額、受注額。 しかも、これ、平成30年の受注を取った分の何ぼを全体で上げているか、これも調べてください、平成30年と令和元年と。何ぼ上げたか。これ、とてつもない金額でないかな。 あと、下水道もやっていますから、何百億円の、建設部長、それも含めてだ。石巻市の予算ぐらいやっているのではないか、普通の予算ぐらい。だから、みんな批判だ、はっきり言って。何でこういうようなの取れるのだろうと、俺もやりたいと、駄目だよと、あんたたちでは駄目なのと。ですから、この辺をはっきりしないと、今後やっぱり問題が出ますから、一次下請なんかすごいから、この会社。半島なんか600億円ぐらいやっているのかな、その下請、ほとんどあれかな。ですから、そういう金額を1者に集中させたということに対する市長の責任はやっぱり大きいと思うな、私は、黙っているということは。批判の声が渦巻いているのですから、市長の耳にも届いているわけだ。 そして、プロポーザルとプロポーザルでやっていくと、下請、息のかかった業者ばかりやるようなもので、そういうことでございますので、その辺ひとつ総務部長、今お答えいただけませんか、急で申し訳なかったけれども、ちょっと関連でやらないと駄目だ、これ。出してください。 ◎岡道夫総務部長 総務部といたしましては、入札を取り仕切るということでございまして、工事内容であったり、発注の仕方であったり、そういった部分は担当部のほうで考えていただいているということでございます。 なお、総務部といたしましても、個別特定業者が幾ら受注しているのかという部分については、これは調査しないとすぐには出てこない内容でございます。今回については、工事案件の提案ということで、特定1者のそういった情報を集約して、こちらに御用意はしてございません。今ここですぐ答えるということは難しいのですが、後日黒須議員に資料を提示させていただくということでお願いしたいと思います。 ◆6番(黒須光男議員) 結構です。私は、一般質問でもこれに触れますので、その辺ちゃんときちっとお答えください。その辺ひとつお願いしておきたいと思います。 ◆24番(渡辺拓朗議員) 総務部長から変更内容の理由をお聞きして、このように解釈したのですが、船をつり上げるホイスト機械装置のデザインの変更も一部入っているというふうに、私の間違いだったらそれはそれでいいのですけれども、これもあるのですか。 ◎伊勢崎誠一建設部長 お答えいたします。 以前、議員のほうから議場の場でお問合せがありました。まさにデザインの変更も含めた、景観に配慮した上下架施設というようなことでございます。 ◆24番(渡辺拓朗議員) 私も再三話ししておいたのですが、それは入札して決まってしまったからとやかく言いませんが、変更しているのです、デザインを。この金額、説明ではマリーナ内の変更に伴うということだからいいのですけれども、やはり入札の資料を出すときに、なぜそういう外観まで、落札するための一つの大切なアイテムになるような資料を出せなかったのかというのは非常に問題なわけなのです。結局高いものにつく可能性だってあるわけです。私は、その辺あまり細かいことは言いません。ですから、もう復興も終盤戦に来て、今までいろんな業者に多大な御苦労をかけて、いろんなことありましたけれども、大変御苦労さんな部分もありました。しようがない部分もあったと思うのですが、これからはいよいよ決められた財源の中で粛々とやっていかなければならないわけです。そういう意味で、今回の増額までの変更点について、何か反省点があればお聞きしたいと思います。 ◎伊勢崎誠一建設部長 お答えいたします。 上下架施設の図面、それは入札に付す際には当然つけております。その後、議員からの提案もありましたけれども、水面利用者協議会からもそういった話がありまして、マリーナということで船を泊めるということだけではなくて、にぎわいを創出する場の一つとしても考えていいのではないかと、そういった話があったことから、景観に配慮したクレーンというものにしたということでございますので、反省点とすれば、そういったところまで設計の段階から突っ込んでやっておけばよかったのかなということだと思います。 ◆4番(阿部和芳議員) クレーンの件なのですけれども、今齋藤議員からもあったように、あの場所で何トンクラスを上げるというときに、25トンを上げるというのは華美な装置のような感じがするわけであります。 さらに、クレーンで上げるものを使いながら斜路式という、斜めになっているので、現在斜路というのは漁港の場合ですと、船を降ろすときには楽だったのですが、子供たちが苔で滑って海に落っこちているケースが幾つもあって、直立式に替えているという漁港が多いのです。それで、小さい船だとフォークリフトだの何だのいろんなので上げられたりするのですけれども、斜路式にするのであれば、逆に造船場とかいろんなところとかに上げてもらうのはいいのですが、斜路というのは非常に危ないと思います。 そして、今建設部長の答弁であったように、にぎわいを創出するということは人がいっぱい集まる、子供たちも集まったときに、斜路で転げたりするというのが非常に懸念されるところでありますが、そういったような検討をなされたのかどうかを伺いたいと思います。 ◎伊勢崎誠一建設部長 お答えいたします。 まず、クレーンが25トンでは華美ではないかというお話ですが、先ほど齋藤議員の話にもあったように、中には40トンというようなこともありました。そういった中で、いろいろ議論させていただいて、実際の使用というものを鑑みたときに25トンということで落ち着いたものでございます。 それから、斜路につきましては、今回追加というようなことです。これも協議会の中で、利便性を向上するためにというようなことでございました。小さな和船とか、そういったものは毎日出入りするようなものをクレーンではなくて、そういったものがあれば使い勝手がいいというようなお話がありましたので、追加しようということではございますが、御提案のありましたように危ないということですので、そういった安全対策は今後きっちり考えたいと思います。 ◆4番(阿部和芳議員) 斜路にするとき、そこは指定管理になると思うのですが、そうしたときに斜路にした苔とか、いろんな滑りやすいものは排除するような契約にすると、指定管理の料金がまた上がると思うのです、そういったものも加わるので。できれば、自然のとおりに直立して、せっかく、華美と言っては失礼になるのだが、25トンで上げられるのだったら、そちらのほうが使い勝手もいいような感じがするので、あったらいいなというのはなくてもいい話なので、その辺もきちっと精査をしていかないと、高いものにどんどんついていって、保守料とかかかるので、その辺の検討をしっかりとなさったのかどうかをもう一回伺いたいと思います。 ◎伊勢崎誠一建設部長 お答えいたします。 斜路につきましては、小さな船をお持ちの方々が利便性を高めたいというようなことでございました。利便性を高めるのと安全性を高めるのと、両方同時に施工しなければならないというふうに思いますので、今後整備に当たっては、なお一層そういったところを肝に銘じて安全対策、利便性を重視して施工したいというふうに考えます。 ◆6番(黒須光男議員) 今渡辺議員、あるいは阿部議員からの質疑を聞いていまして、どうも疑念というのが深まっているのです。やっぱり東京高等検察庁の黒川人事と同じで、後づけでどんどんやっていく、そういう嫌いが今回見られるな。国と同じだ、やり方が。大体基本設計、実施設計やって、そういうふうに決まったら、そのままでいいのです。途中で変えるなんてあり得ないです。しかも、2億5,000万円も足すのです。冗談ではないですよ。だから、エレベーターと同じで、無礼な説明をしに来るのです、あなたたちちょっと怒られているけれども。部長の性格も人柄も分かっていますから、これより言いませんけれども、ただやっぱり市役所職員として駄目なものは駄目だと。国政もそういう状況、県政もそういう大問題を言う人がいないの、今知事に向かって。だから、せめて建設部長、あなた、まぐれで建設部長になったのだから、きちっとやって説明して、市長、これは駄目ですと庁議でちゃんと説明して、余計なお金は使わないということに専念をしていただきたいということで、ひとつ申し添えておきます。これは一般質問でやりますので、お願いしたいと思います。以上です。答弁は要りません。 ○議長(木村忠良議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第56 第65号議案工事請負契約の一部変更について(防災緑地2号施設整備工事) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第56第65号議案工事請負契約の一部変更について(防災緑地2号施設整備工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま上程されました第65号議案防災緑地2号施設整備工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の84ページを御覧願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて、議決を求めようとするものでございます。 本工事は、遠藤興業株式会社が請負金額11億2,192万7,760円で施工しているところでございますが、本工事における盛土材について、他の復興事業等による発生土を有効活用することとしておりましたが、供給元工事との施工時期調整により、仮置場からの運搬費を追加するとともに、高盛土道路である門脇流留線との接続部分において、既存の雨水幹線函渠への沈下影響対策として、函渠防護工を追加するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、1億2,042万3,600円の増額となり、契約金額を12億4,235万1,360円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。6番。 ◆6番(黒須光男議員) 今変更理由を見ていたのですが、沈下影響対策として函渠防護工事を施工するものと。これはあれですか、対策としてではなく、実質こういうものが発生したとか、対策としてと、なぜ最初から、何回も何回も変更してくるのですか。だから、こういうことやらないでくれないか。やり過ぎというのだ、これ。何ぼ銭あったって業者にもうけられて終わりだ。設計を何のためにやっているのかというのが基本です。基本設計やって実施設計やっているのですから。そして、請け負っているのでしょう、この会社が。冗談ではないですよ。 これは、市役所としてはおごり高ぶっている業者になぜそういうリップサービスしなければいけないのかなということだ、はっきり言って。大体理屈合わないもの、こんなこと。なぜ基本設計、実施設計をやっているのと、どんどん、どんどん増やして、億単位ですよ、しかも。これも建設部長か。んでやっさな。よし分かった。答弁要らない、あなたなら。 ○議長(木村忠良議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第57 第66号議案工事請負契約の一部変更について(鹿妻小学校校舎老朽化対策工事) △日程第58 第67号議案工事請負契約の一部変更について(稲井小学校校舎老朽化対策工事) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第57第66号議案工事請負契約の一部変更について(鹿妻小学校校舎老朽化対策工事)及び日程第58第67号議案工事請負契約の一部変更について(稲井小学校校舎老朽化対策工事)、以上2議案を一括議題といたします。本2議案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま一括上程されました2議案について御説明申し上げます。 本2議案につきましては、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 初めに、表紙番号1の85ページを御覧願います。第66号議案鹿妻小学校校舎老朽化対策工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は日本製紙石巻テクノ株式会社が請負金額2億2,473万円で施工しているところでございますが、外部足場設置後に詳細な調査を行った結果、新たな外壁のひび割れ等が確認できたことから、補修工事を追加するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、2,024万6,600円の増額となり、契約金額を2億4,497万6,600円に変更しようとするものでございます。 次に、86ページを御覧願います。第67号議案稲井小学校校舎老朽化対策工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は菱中建設株式会社石巻支店が請負契約1億5,920万3,000円で施工しているところでございますが、外部足場設置後に詳細な調査を行った結果、新たな外壁のひび割れ等が確認できたことから、補修工事を追加するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、1,525万8,100円の増額となり、契約金額を1億7,446万1,100円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本2議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本2議案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本2議案は原案のとおり可決されました。 △日程第59 第68号議案工事請負契約の一部変更について(23年災明神漁港海岸保全施設災害復旧(その2)工事) △日程第60 第69号議案工事請負契約の一部変更について(23年災小淵漁港災害復旧工事) △日程第61 第70号議案工事請負契約の一部変更について(23年災小網倉漁港ほか災害復旧工事) △日程第62 第71号議案工事請負契約の一部変更について(23年災池ノ浜漁港災害復旧工事) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第59第68号議案工事請負契約の一部変更について(23年災明神漁港海岸保全施設災害復旧(その2)工事)から日程第62第71号議案工事請負契約の一部変更について(23年災池ノ浜漁港災害復旧工事)まで、以上4議案を一括議題といたします。本4議案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま一括上程されました4議案について御説明申し上げます。 本4議案につきましては、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 初めに、表紙番号1の87ページを御覧願います。第68号議案23年災明神漁港海岸保全施設災害復旧(その2)工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は株式会社丸本組が請負金額12億8,017万8,900円で施工しているところでございますが、隣接する県道事業との調整が容易となることから、小島漁港における防潮堤工事等を追加するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、3億7,351万3,800円の増額となり、契約金額を16億5,369万2,700円に変更しようとするものでございます。 次に、88ページを御覧願います。第69号議案23年災小淵漁港災害復旧工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は新東総業株式会社が請負金額15億1,142万1,480円で施工しているところでございますが、先行掘削発生土及び仮設盛土を再利用するための撤去、搬出並びに防潮堤避難用階段の設置工事を追加するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、8,821万1,200円の増額となり、契約金額を15億9,963万2,680円に変更しようとするものでございます。 次に、89ページを御覧願います。第70号議案23年災小網倉漁港ほか災害復旧工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は丸本組・西村組復旧・復興建設工事共同企業体が請負金額18億9,191万5,040円で施工しているところでございますが、防潮堤基礎部の先行掘削において、硬岩層が広範囲に確認されたことから、先行掘削工を増工するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、4,390万7,600円の増額となり、契約金額を19億3,582万2,640円に変更しようとするものでございます。 次に、90ページを御覧願います。第71号議案23年災池ノ浜漁港災害復旧工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は丸本組・西村組復旧・復興建設工事共同企業体が請負金額12億6,866万7,460円で施工しているところでございますが、令和元年台風第19号により、施工中の防潮堤前面に設置した根固工が被災したため、その復旧工事を追加するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、6,474万2,700円の増額となり、契約金額を13億3,341万160円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。1番。 ◆1番(阿部浩章議員) 第68号議案について質疑いたします。 この明神、小島漁港に関する海岸保全施設災害復旧工事は、以前カルヤードが受注したことによって石巻市とトラブルとなり、世間を騒がせ問題となり、行政報告などでおわびなど、産業部が説明をしてきた災害復旧工事であります。 昨年来、私の一般質問などにおいても、カルヤードに代わる業者等が決まったら、あるいは業者が決まるまでの間の動きの状況を説明してほしいといろいろな場面で質問し、その際当局におかれては、逐一説明していくとのお話がありました。それが今まで何の事前説明などなくして、唐突に今議会にいきなり上程してきたこの現状に違和感を感じております。建設部などでは、会派説明とか住民への説明、丁寧に行っておりますけれども、なぜ産業部ではできないのか。(「そうだ」と呼ぶ者あり)検査結果の概要についても全然説明はありません。このような対応に大変憤りを感じているのですけれども、産業部長、いかがでしょうか。 ◎吉本貴徳産業部長 お答えいたします。 一般質問の中で、進展があった場合については逐一御報告申し上げるというふうなことを答弁していたと思います。今回唐突というようなことですけれども、昨年の11月に入札を行った結果、不調になった後の対応という部分に関しましては、なかなか決まらなかった部分がございまして、報告が遅れた部分についてはおわびを申し上げたいというふうに考えております。 あと、今回の検査結果の概要等につきましては、確かに詳細については現在もカルヤード側と宮城県の建設工事紛争審査会でまだ協議を進めている状況でございまして、確定の状況でなかなかお伝えできないところがございましたので、詳細の部分については御説明できなかったかなと。 ただ、明神漁港の契約案件の際とかでは、小島漁港については若干手直し工事が必要な部分があったりとか、あと実際工事躯体として完成物と認められなくて、そこを壊して再度造り直しをしなければならないところもありますというところは、この議会での答弁ではさせていただきましたけれども、その後の各会派の皆さん、あるいは地元の議員の皆さんへの丁寧な説明が不足していたのではないかという御指摘に対しましては、真摯に受け止めまして、おわび申し上げたいと思いますし、反省しているところでございます。よろしくお願いいたします。 ◆1番(阿部浩章議員) この第68号議案、本当に4億円近い増額の変更契約です。 今言ったように、まだカルヤードに支払い等が済まない中で、今回小島漁港の分を明神漁港のほうにということでの変更契約ですけれども、この3億7,000万円で小島漁港は終わるという認識でよろしいのか、それともこれからまだまだ追加でかかっていくのか、ちょっとその辺が納得できません。これまでの産業部長の私に対する説明の方向性からすると、この変更契約、即決議案でもあるし、議会はすんなり議決して通すだろう的な感覚であったのかなと、ちょっと思ってしまいます。 確認しますが、カルヤードが撤退して、裁判で和解勧告を受けました。そして、和解勧告から検査を詳細にするということで、2か月ぐらいでやるといったのがもう9か月以上も延びています。和解勧告が出てから今日まで、議案に上げるまでの経過について、もし時系列で分かれば説明のほうお願いしたいと思います。この議案については3回しか質疑できませんので、そして即決議案ですので、残りの分は一般質問でもやりたいと思いますので、その辺のところを含み置きいただきながら、ちょっと説明していただきたいと思います。 ◎吉本貴徳産業部長 経過を言うと長くなりますので、ポイントだけで御説明させていただきたいと思います。 小島漁港に関しましては、裁判所の和解に基づきまして、現場の引渡しを受けましたのがたしか昨年6月だったと思います。工事の進捗の進んでいなかった明神漁港を先行して、現場の確認をさせていただきました。小島漁港に関しましては、昨年10月から検査に入りました。 検査につきましては、破壊検査、非破壊検査、それからレーダー検査等も含めまして、数多くの検査を行いまして、そちらの検査結果が大体整いましたのが10月後半から11月頭です。その段階で、実際の小島漁港の構造物、会社からの申告では80%は完成しているというようなことでございましたけれども、こちらで確認をした出来高を確定させております。その中には、一部コンクリート躯体としての強度はあるものの、実際ひび割れがあったり、クラックが入っているというふうなところがございますので、それはそのまま完成物としては引き受けられませんよというふうなことで、一部補修をしないと完成物と認められないもの、これが2か所ございまして、それが長さ的には11.3メートル程度。 それから、品質そのものに問題があって、それはコンクリート構造物として認められないということで、うちとしては完成物として認められませんよと言っていたものが、これも2スパンございまして、そこは全体的に取り壊しをして、再度造り直しをしなければいけないよというようなことで、そこが13メートル程度ということで、出来高を完成させまして、昨年11月にカルヤード側に今回の確認にかかった費用、検査費用、それから補修して完成と認める部分の補修費用、それから完全に躯体として完成物として認められないとした部分の解体費用、それからまた再度造る部分の費用、それから完成物として認めた出来高の部分の工事代費、全てを精算したものについては、石巻市としてはこれだけかかりますという部分を確定して、カルヤード側には既に提出しています。 これは、昨年11月段階なのですけれども、実際はそれで私どもとしては精算行為をしたいというところでございますけれども、先ほど言ったように宮城県の建設工事紛争審査会のほうにカルヤード側が提訴しているという部分がありまして、そちらのほうの審査がずっと続いておりまして、昨年11月の段階でも審査会にも同様のものを出しました。審査会としては、ある程度精算行為の部分まで調定をしたいというふうな意向が出されておりますので、そちらの意向を踏まえて、最終的な精算に進むだろうというようなことで、これまでそれ以降12月、それから今年2月、審査会が開かれておりますけれども、実はカルヤード側からうちの出したものに対しての質問事項が出てきているのですけれども、その質問をまとめたものがきちんと審査会に上げられていないというようなことで、次回の審査会が今年4月ということで、まだ長引いている状況でございます。第8回の審査会ということで、実際の精算行為については、それが終わらないと確定しないだろうというふうに見ておりますけれども、市役所側としては今回出して、カルヤード側に通知したものが市役所としての確定のものという認識でおりますので、最終的には工事出来高からかかった費用を差し引いたものをカルヤード側にお支払いする方向で今進めていると。 それらの手続が終わってから工事を発注するとなると、当然小島漁港を含め、令和2年度中の完成も厳しいというようなことがございましたので、確定した段階でうちのほうは契約工事の発注をしたということで、11月の契約に諮ったところでございます。 ところが、残念ながら指名した業者が全て辞退されたということがございまして、産業部といたしましては、各業者のほうにヒアリングを行った中で、やっぱり現場技術者の確保が難しいと。それから、年度内の発注を進めないと、なかなか令和2年度末の工事の完了が難しいということでしたので、2回目の発注の手続を進めたところですけれども、やはり年度内で現場技術者、小島漁港単体工事としての確保が難しいというようなことがございましたので、今回につきましてはその方法を検討する中で、隣で行っている小島漁港に関しましては、隣接しております。それから、県道工事なんかも一緒に行われておりますので、県との調整も可能だろうというふうなことで、小島漁港の契約内容を変更して、小島漁港部分を含めた中で、変更契約でできないかということで、今回の上程に至ったという経過でございます。 先ほどの契約金額の部分ですけれども、今回増工分3億7,300万円ございますけれども、このうち小島漁港に関わります工事費については、約3億8,500万円ほど。明神漁港で若干減工の部分がございますので、それらを調整した変更契約金額となっておりますけれども、この中には小島漁港の残工事を終わらせる部分を約3億円くらい、先ほど申しました補修をしないと完成と認められない部分の補修工事部分が約8,400万円ということで、今現在の積算では小島漁港の完成に向けては、今回の変更契約の中で間に合うものというふうなことで、現場としては積算した上で、今回契約に進ませていただいたということでございます。 なお、今のような内容について事前に、金額は別にして、これまでの経過についてきちんとお伝えできていなかった点につきましては、先ほども申し上げましたけれども、改めておわび申し上げたいと思いますので、御理解いただければと思います。 ◆1番(阿部浩章議員) 時系列については分かりました。詳細については、あと一般質問のほうでやりたいと思います。 明神漁港、小島漁港、大震災により大津波に遭い、壊滅となりました。あれから間もなく9年たちます。復興が全然進まないということで、毎日悲しい思いをしておりますが、今後小島漁港、明神漁港の進捗状況については、地域の皆様にも逐一説明をしていただきたいなとは思います。今後の対応をきちんとお願いいたします。 最後に、小島漁港、明神漁港についての市長の見解、大分遅れています。平成30年10月31日に本当は完成予定です。かなり遅れておりますけれども、市長の見解をお聞きいたします。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 小島漁港、明神漁港については、御指摘のように復旧事業が遅れているということで、大変住民の皆様に御迷惑をおかけしております。心からおわび申し上げたいと思います。 小島漁港については、工事を急ぐとともに、やはり住民の皆さんに今の状況、そして今後の進み具合、進捗状況などは逐一お知らせすることが必要だというふうに考えておりますので、今後はそのような対応をさせていただきたいと考えております。 △発言の訂正 ◎吉本貴徳産業部長 すみません。先ほどの私の発言の訂正をさせていただきます。 小島漁港のカルヤードからの引渡し時期について、先ほど9月頃と申し上げましたけれども、引渡しは6月でございました。訂正しておわびを申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本4議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本4議案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本4議案は原案のとおり可決されました。 △日程第63 第72号議案工事請負契約の一部変更について(湊東地区土地区画整理事業宅地造成道路築造工事) △日程第64 第73号議案工事請負契約の一部変更について(湊西地区土地区画整理事業宅地造成・道路築造工事) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第63第72号議案工事請負契約の一部変更について(湊東地区土地区画整理事業宅地造成道路築造工事)及び日程第64第73号議案工事請負契約の一部変更について(湊西地区土地区画整理事業宅地造成・道路築造工事)、以上2議案を一括議題といたします。本2議案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま一括上程されました2議案について御説明申し上げます。 本2議案につきましては、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 初めに、表紙番号1の91ページを御覧願います。第72号議案湊東地区土地区画整理事業宅地造成道路築造工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は新東総業株式会社が請負金額17億2,270万6,900円で施工しているところでございますが、本工事で発生する残土は、隣接の土地区画整理事業区域内において転用することとしておりましたが、受入れ量を超過したため、受入れ可能な他の処分場へ搬出し、処分するとともに、地区内の計画道路の一部区間において、想定数量以上の瓦礫及び廃棄物混入土が発生したことから、撤去、処分に係る経費を追加するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、1億7,043万4,000円の増額となり、契約金額を18億9,314万900円に変更しようとするものでございます。 次に、92ページを御覧願います。第73号議案湊西地区土地区画整理事業宅地造成・道路築造工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は鴻池組・西武建設・丸本組特定建設工事共同企業体が請負金額34億4,426万7,960円で施工しているところでございますが、都市計画道路南光湊線の試験盛土の結果、想定以上の沈下が確認され、地盤の安定対策が必要となったことから、プレロード盛土工を増工するとともに、地元の水産加工業等を含む事業者協議会との施工調整に基づき、道路舗装の上層路盤材を砕石からアスファルト混合材に変更するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、3億122万7,300円の増額となり、契約金額を37億4,549万5,260円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本2議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本2議案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本2議案は原案のとおり可決されました。 △日程第65 第74号議案町の区域を新たに画することについて △日程第66 第75号議案住居表示に関する法律第3条第1項の規定により定めた市街地の区域の変更について ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第65第74号議案町の区域を新たに画することについて及び日程第66第75号議案住居表示に関する法律第3条第1項の規定により定めた市街地の区域の変更について、以上2議案を一括議題といたします。本2議案について復興政策部長から説明を求めます。復興政策部長。 ◎久保智光復興政策部長 ただいま一括上程されました2議案について御説明申し上げます。 初めに、第74号議案町の区域を新たに画することについて御説明申し上げますので、表紙番号1の93ページから101ページまでを御覧願います。本案は、議案に添付しております図面のとおり、本市が施行しております湊西地区被災市街地復興土地区画整理事業に伴い、施行後の土地の形状に合わせて町の区域を新たに画するものであります。 新たに画する町名として、川口町1丁目、川口町2丁目、大門町1丁目、湊町3丁目及び湊町4丁目のそれぞれ一部を湊西1丁目に、川口町2丁目、川口町3丁目、大門町1丁目、大門町2丁目、湊字須賀松、湊町4丁目及び明神町1丁目のそれぞれ一部を湊西2丁目に、川口町1丁目、川口町2丁目、川口町3丁目、湊字御所裏及び湊字須賀松のそれぞれ一部を湊西3丁目に包含するものであり、地方自治法第260条第1項の規定により、議会の議決を得ようとするものであります。 次に、第75号議案住居表示に関する法律第3条第1項の規定により定めた市街地の区域の変更について御説明申し上げますので、表紙番号1の102ページから103ページまでを御覧願います。本案は、議案に添付しております図面のとおり、本市が施行しております湊西地区被災市街地復興土地区画整理事業の施行区域を住居表示に関する法律第3条第1項の規定により定めた市街地の区域、いわゆる住居表示施行区域から除外するものでございます。 住居表示施行区域から除外する区域としては、大門町1丁目の全部と川口町1丁目、川口町2丁目、川口町3丁目、大門町2丁目、湊町3丁目及び湊町4丁目の各一部となります。これらの区域は、湊西1丁目、湊西2丁目及び湊西3丁目に町名を変更するとともに、地番の整理を行うことにより、住所を分かりやすくすることができるため、住居表示施行区域から除外するものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本2議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本2議案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本2議案は原案のとおり可決されました。 △日程第67 第76号議案市道路線の認定について △日程第68 第77号議案市道路線の廃止について △日程第69 第78号議案市道路線の変更について ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第67第76号議案市道路線の認定についてから日程第69第78号議案市道路線の変更についてまで、以上3議案を一括議題といたします。本3議案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎伊勢崎誠一建設部長 ただいま一括上程されました3議案について御説明申し上げます。 表紙番号1の104ページから108ページまでと、各路線の位置等につきましては表紙番号6、市道路線の認定、廃止及び変更関係資料を御覧願います。 初めに、第76号議案市道路線の認定についてでありますが、今回認定を求める路線は1路線で、延長約193メートルであります。内容につきましては、南浜西部地区低平地整備事業に伴うものであります。 次に、第77号議案市道路線の廃止についてでありますが、今回廃止する路線は29路線で、延長約8,532メートルであります。内容につきましては、石巻南浜津波復興祈念公園整備事業に伴うものが22路線で、延長約7,587メートルの減、石巻市の湊北地区被災市街地復興土地区画整理事業に伴うものが7路線で、延長約945メートルの減であります。 次に、第78号議案市道路線の変更についてでありますが、今回変更する路線は6路線で、延長約659メートルの減であります。内容につきましては、石巻市の湊北地区被災市街地復興土地区画整理事業に伴い、起点または終点を変更するものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本3議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本3議案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本3議案は原案のとおり可決されました。 △散会 ○議長(木村忠良議員) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。明日本会議を再開いたします。本日はこれにて散会いたします。   午後4時53分散会...