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09月06日-議案説明・質疑・委員会付託-02号

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  1. 石巻市議会 2019-09-06
    09月06日-議案説明・質疑・委員会付託-02号


    取得元: 石巻市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-20
    令和 元年 第3回 定例会  令和元年石巻市議会第3回定例会会議録(第2号)                                           議事日程第2号  令和元年9月6日(金曜日)午前10時開議                        第1 会議録署名議員の指名                                第2 認定第1号平成30年度石巻市一般会計及び各種特別会計決算認定について        第3 認定第2号平成30年度石巻市病院事業会計決算認定について              第4 第137号議案石巻市複合文化施設条例                        第5 第138号議案石巻市フルタイム会計年度任用職員の給与に関する条例          第6 第139号議案石巻市パートタイム会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁償に関す           る条例                                第7 第140号議案石巻市会計年度任用職員制度移行に伴う関係条例の整備に関する条例    第8 第141号議案石巻市支所設置条例の一部を改正する条例                第9 第142号議案石巻市行政委員設置条例の一部を改正する条例              第10 第151号議案石巻市消防団条例の一部を改正する条例                 第11 第143号議案石巻市行政財産の用途又は目的外使用に係る使用料に関する条例の一部を改           正する条例                              第12 第144号議案石巻市立学校の授業料等徴収条例の一部を改正する条例          第13 第145号議案石巻市公民館条例の一部を改正する条例                 第14 第146号議案石巻市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定           める条例及び石巻市認可保育所等の保育料に関する条例の一部を改正する条           例                                  第15 第147号議案石巻市印鑑条例の一部を改正する条例                  第16 第148号議案石巻市水産物地方卸売市場条例の一部を改正する条例           第17 第149号議案石巻市下水道条例等の一部を改正する条例                第18 第150号議案石巻市営住宅条例の一部を改正する条例                 第19 第152号議案令和元年度石巻市一般会計補正予算(第3号)              第20 第153号議案令和元年度石巻市下水道事業特別会計補正予算(第1号)         第21 第154号議案令和元年度石巻市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)      第22 第155号議案令和元年度石巻市浄化槽整備事業特別会計補正予算(第1号)       第23 第156号議案令和元年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第1号)       第24 第157号議案令和元年度石巻市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)      第25 第158号議案令和元年度石巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)       第26 第159号議案令和元年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)        第27 第160号議案令和元年度石巻市病院事業会計補正予算(第2号)            第28 第161号議案財産の取得について(食器洗浄機)                   第29 第162号議案財産の処分について                          第30 第163号議案工事請負の契約締結について(針岡地区排水施設整備工事)        第31 第164号議案工事請負の契約締結について(稲井小学校校舎老朽化対策工事)      第32 第165号議案工事請負の契約締結について(鹿妻小学校校舎老朽化対策工事)      第33 第166号議案工事請負の契約締結について(河南西中学校水泳プール建設工事)     第34 第167号議案工事請負の契約締結について(北上中学校校舎老朽化対策工事)      第35 第168号議案工事請負の契約締結について(新明治橋橋梁災害復旧(その2)工事)   第36 第169号議案工事請負の契約締結について(釣石橋橋梁災害復旧(その3)工事)    第37 第170号議案工事請負の契約締結について(尾の崎海岸線道路災害復旧(その2)工事) 第38 第171号議案工事請負の契約締結について(本地橋橋梁災害復旧(その2)工事)    第39 第172号議案工事請負の契約締結について(雄勝総合支所・雄勝公民館複合施設災害復旧           建設工事)                              第40 第173号議案工事請負の契約締結について(雄勝総合支所・雄勝公民館複合施設災害復旧           電気設備工事)                            第41 第174号議案工事請負契約の一部変更について((仮称)ささえあいセンター建設工事) 第42 第175号議案工事請負契約の一部変更について(大原川さけ人工ふ化場整備工事)    第43 第176号議案工事請負契約の一部変更について(流留真野沢田線道路改良(その2)工           事)                                 第44 第177号議案工事請負契約の一部変更について(石巻市立北上小学校移転新築機械設備工           事)                                 第45 第178号議案工事請負契約の一部変更について(23年災長面漁港災害復旧(その2)工           事)                                 第46 第179号議案工事請負契約の一部変更について(23年災長面漁港海岸保全施設災害復旧           (その3)工事)                           第47 第180号議案工事請負契約の一部変更について(23年災名振漁港海岸保全施設災害復旧           ほか整備工事)                            第48 第181号議案工事請負契約の一部変更について(23年災船越漁港災害復旧工事)    第49 第182号議案工事請負契約の一部変更について(23年災小淵漁港災害復旧工事)    第50 第183号議案工事請負契約の一部変更について(23年災小網倉漁港ほか災害復旧工事) 第51 第184号議案工事請負契約の一部変更について(蛇田排水ポンプ場建設その2工事)   第52 第185号議案訴えの提起について                          第53 第186号議案訴えの提起について                          第54 第187号議案字の区域を新たに画することについて                  第55 第188号議案市道路線の認定について                        第56 第189号議案市道路線の廃止について                        散 会                                          本日の会議に付した事件 議事日程のとおり                                          出席議員(30名)   1番  阿  部  浩  章  議員    2番  佐  藤  雄  一  議員   3番  髙  橋  憲  悦  議員    4番  阿  部  和  芳  議員   5番  木  村  忠  良  議員    6番  黒  須  光  男  議員   7番  楯  石  光  弘  議員    8番  奥  山  浩  幸  議員   9番  遠  藤  宏  昭  議員   10番  大  森  秀  一  議員  11番  櫻  田  誠  子  議員   12番  鈴  木  良  広  議員  13番  青  木  ま り え  議員   14番  千  葉  正  幸  議員  15番  星     雅  俊  議員   16番  青  山  久  栄  議員  17番  阿  部  正  敏  議員   18番  齋  藤  澄  子  議員  19番  阿  部  久  一  議員   20番  丹  野     清  議員  21番  安  倍  太  郎  議員   22番  阿  部  欽 一 郎  議員  23番  森  山  行  輝  議員   24番  渡  辺  拓  朗  議員  25番  千  葉  眞  良  議員   26番  山  口  荘 一 郎  議員  27番  髙  橋  栄  一  議員   28番  西  條  正  昭  議員  29番  後  藤  兼  位  議員   30番  水  澤  冨 士 江  議員欠席議員(なし)                                          説明のため出席した者  亀 山   紘  市     長        菅 原 秀 幸  副  市  長  堀 内 賢 市  代 表 監査委員        境   直 彦  教  育  長  椎 葉 健 一  病 院 局 長        久 保 智 光  復 興 政策部長  岡   道 夫  総 務 部 長        大 塚 智 也  財 務 部 長  後 藤   寛  復 興 事業部長        村 上 秀 樹  半島復興事業部長  千 葉   巧  河北総合支所長        阿 部 徳太郎  雄勝総合支所長  村 上 浩 則  河南総合支所長        今 野 裕 之  桃生総合支所長  鈴 木   清  北上総合支所長        大 窪 茂 久  牡鹿総合支所長  福 田 寿 幸  生 活 環境部長        守 屋 克 浩  健 康 部 長  津 田 淳 一  福 祉 部 長        吉 本 貴 徳  産 業 部 長  伊勢崎 誠 一  建 設 部 長        柏   春 雄  会 計 管 理 者  大 内 重 義  病院局事務部長        及 川 伸 一  教 育 委 員 会                                   事 務 局 長                                          事務局職員出席者  近 藤 順 一  事 務 局 長        松 﨑 泰 政  事 務 局 次 長  吉 田 秀 樹  事 務 局長補佐        吉 田 直 也  主     幹  川 田 秀一郎  主     査        一 宮 康 広  主     査  菊 地 光 大  主 任 主 事 △午前10時開議 ○議長(木村忠良議員) ただいまから本日の会議を開きます。欠席通告議員はありません。 本日の議事は、日程第2号をもって進めます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(木村忠良議員) 日程第1会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員に17番阿部正敏議員、18番齋藤澄子議員、19番阿部久一議員、以上3議員を指名いたします。 △諸般の報告 ○議長(木村忠良議員) この際、諸般の報告を行います。 請願審査付託について御報告いたします。請願は、お手元に配付の請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたしましたので、御報告いたします。 次に、市長から令和元年石巻市議会第3回定例会議案書の訂正の申し入れがあり、お手元に配付しておりますので、御訂正をお願いいたします。 以上で諸般の報告を終わります。 △日程第2 認定第1号平成30年度石巻市一般会計及び各種特別会計決算認定について ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第2認定第1号平成30年度石巻市一般会計及び各種特別会計決算認定についてを議題といたします。本案について財務部長から説明を求めます。財務部長。 ◎大塚智也財務部長 ただいま上程されました認定第1号平成30年度石巻市一般会計及び各種特別会計決算認定について御説明申し上げます。 会計管理者から提出されました平成30年度石巻市一般会計及び各種特別会計決算について、去る7月5日に監査委員の審査に付しておりましたところ、先月20日に審査意見書が提出されましたので、地方自治法第233条第3項の規定に基づき、監査委員の意見を付し、市議会の認定に付するものでございます。 それでは、概要について御説明申し上げますので、表紙番号の2、歳入歳出決算書の4ページと5ページ、平成30年度各種会計歳入歳出決算総覧をごらん願います。 まず、一般会計についてでありますが、予算現額2,677億5,917万827円に対し、歳入決算額は2,439億5,866万1,801円、歳出決算額は2,075億1,808万6,653円で、差し引き残額は364億4,057万5,148円となっております。 この差し引き残額につきましては、備考欄に記載しておりますように、38億890万7,702円を財政調整基金に繰り入れし、326億3,166万7,446円を翌年度に繰り越ししておりますが、その内訳といたしましては事業の繰り越しに係る財源288億3,166万7,446円及び決算剰余金38億円でございます。 次に、予算額と決算額の比較について御説明申し上げますので、5ページの右の欄をごらん願います。歳入は、予算額に対して238億50万9,026円下回り、収入率は91.1%となっております。一方、歳出では602億4,108万4,174円の残額が生じ、執行率は77.5%となっております。 次に、一般会計と土地取得特別会計から介護保険事業特別会計までの11特別会計を含めた合計につきましては、予算現額3,733億3,289万5,260円に対し、歳入決算額は3,457億1,998万3,861円、歳出決算額は2,824億8,574万6,744円で、差し引き残額は632億3,423万7,117円となっております。 各種特別会計の差し引き残額の内訳につきましては、備考欄に記載しておりますが、このうち決算剰余金を除く事業の繰り越しに係る財源は全体で241億6,032万7,901円となっており、国民健康保険事業特別会計及び介護保険事業特別会計につきましては、差し引き残額を財政調整基金に繰り入れしております。 次に、予算額と決算額との比較について御説明申し上げますので、5ページの右下欄をごらん願います。全会計の歳入は、予算額に対して276億1,291万1,399円下回り、収入率は92.6%となっております。一方、歳出では908億4,714万8,516円の残額が生じ、執行率は75.7%となっております。 以上、平成30年度石巻市一般会計及び各種特別会計決算の概要について御説明申し上げましたが、詳細につきましては歳入歳出決算事項別明細書、主要な施策の成果等に関する説明書及び監査委員から提出されました審査意見書などの資料を御参照願います。 なお、継続費精算報告書及び健全化判断比率並びに資金不足比率につきましては、表紙番号9から11で報告させていただいております。 以上でございます。よろしく御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) 次に、監査委員から決算審査意見書について説明を求めます。代表監査委員。 ◎堀内賢市代表監査委員 平成30年度石巻市一般会計及び各種特別会計決算並びに平成30年度石巻市基金運用状況などに関する審査の結果につきまして、監査委員を代表し、御説明申し上げます。 表紙番号4、審査意見書の1ページをごらん願います。市長から審査に付されました平成30年度各種会計決算及び決算附属書類について、7月5日から8月16日まで関係諸帳簿、証書類、その他関係書類により、決算の正確性、予算執行の的確性、収入支出の合法性、財政運営及び財産管理の実績などに主眼を置いて審査を実施いたしましたところ、いずれも関係法令に準拠して作成され、計数は正確であり、決算内容や予算執行状況は適正であると認めました。 それでは、審査意見書に基づき、その概要を御説明申し上げます。決算規模及び収支と予算の執行状況につきましては、審査意見書の2ページと3ページに記載のとおりでございます。(6番黒須光男議員「真面目にやれよ、監査委員」と呼ぶ) 次に、公営事業会計を除く特別会計と一般会計とを合算、整理し、会計間の重複を控除した普通会計による決算分析について御説明申し上げますので、4ページをごらん願います。決算収支の状況でございますが、5ページの表、決算収支の状況のとおり、歳入総額2,504億1,631万5,000円、歳出総額2,081億8,534万8,000円で、歳入歳出差引額は422億3,096万7,000円となっており、このうち翌年度へ繰り越すべき財源343億358万6,000円を差し引いた実質収支は79億2,738万1,000円の黒字となっております。また、単年度収支は5億381万円の黒字となっており、積立金取り崩し額等を控除した実質単年度収支は23億9,467万1,000円の赤字となっております。 次に、財政の構造について御説明申し上げます。歳入の構成でございますが、6ページの表1、歳入決算額の財源別内訳のとおり、自主財源が52.3%、依存財源が47.7%となっております。 また、8ページの表2、歳入決算額の使途別内訳のとおり、歳入のうち一般財源が36.4%、特定財源が63.6%となっております。 次に、歳出の構成でございますが、10ページの表3、歳出決算額の性質別内訳のとおり、各経費の構成比率は義務的経費で14.5%、投資的経費で28.3%、その他の経費で57.2%となっております。 次に、財政構造の弾力性等について御説明申し上げますので、12ページの表、普通会計決算の財政状況をごらん願います。財政力指数は0.53、経常収支比率は99.9%、実質公債費比率は9.5%となっております。 次に、13ページから207ページまでの一般会計及び各種特別会計についてでございますが、前年度と同様に震災関係分と通常分とに区分して比較を行うことにいたしました。これらのことを一般会計歳入では16ページ、歳出では70ページの表2、款別決算状況にまとめております。また、特別会計につきましても、それぞれの会計ごとに表でまとめております。 次に、209ページをごらん願います。実質収支に関する調書を記載しておりますが、一般会計、特別会計を合わせた実質収支は102億4,224万2,000円の黒字となっております。 次に、基金の運用状況について御説明申し上げますので、215ページをごらん願います。市長から審査に付されました平成30年度石巻市基金運用状況報告書につきまして審査を実施いたしましたところ、計数は正確であり、いずれも適正に運用されていると認めました。 次に、平成30年度石巻市健全化判断比率について御説明申し上げますので、251ページをごらん願います。市長から審査に付されました平成30年度石巻市健全化判断比率につきまして審査を実施いたしましたところ、健全化判断比率の算定及びその算定の基礎となる書類の作成はいずれも適正に行われていると認めました。なお、平成30年度決算における健全化判断比率は、早期健全化基準を下回っていることから、石巻市の財政の健全性は保たれていると認めました。 次に、平成30年度石巻市資金不足比率について御説明申し上げますので、253ページをごらん願います。市長から審査に付されました平成30年度石巻市資金不足比率につきまして審査を実施いたしましたところ、資金不足比率の算定及びその算定の基礎となる書類の作成は、いずれも適正に行われていると認めました。なお、平成30年度決算において資金の不足額が生じている事業会計はございませんでした。 以上、平成30年度石巻市一般会計及び各種特別会計決算並びに平成30年度石巻市基金運用状況等の概要について御説明申し上げました。 次に、255ページのむすびをごらん願います。1の一般会計・特別会計決算の概況及び2の決算の分析につきましては、記載のとおりでございますので、説明を省略させていただきます。 258ページの3、まとめについてでございます。平成30年度は、住まいの再建に係る土地区画整理事業や復興公営住宅の完成等により、復興は着実な歩みを進め、防災センター、かわまち交流センターといった新たな施設が供用開始されるなど、復旧・復興がより目に見える形となってあらわれてきたことを実感できる1年となりました。今後の復興事業完結に向けた総仕上げが控える中、健康支援や孤立防止、コミュニティーの活性化等を長期的に支援していくためには、効果的な行政運営が必要不可欠であります。 平成30年12月に試算された財政収支見通しにおける収支差の解消につきましては、基金の取り崩しを前提とする予算編成を常態とせず、復興期間終了後におきましても持続可能な財政運営が図られるよう、行財政運営プランや公共施設等総合管理計画のもと、中長期的な視点での財政運営健全化に努める必要があります。 歳入の根幹をなす市税収入につきましては、滞納整理への取り組み強化等によって過去最高の決算となったところであり、今後の市税収入の確保にあっては、まち・ひと・しごと創生総合戦略に掲げる人口減少への対応や、産業振興等の税源涵養を図る施策の推進に期待するものであります。 また、市税等以外の債権につきましては、平成30年3月に策定された債権管理基本方針に先駆けて、旧公立深谷病院診療費負担金の未収金解消に積極的に取り組んでいることが見てとれるほか、夜間急患センターの再開に合わせて近隣市町と締結した負担金の収入は約9,000万円となっております。 今後は、市税及び地方交付税等の減少により、厳しい歳入状況が続くことが見込まれますことから、災害援護資金貸付金返還金を初めとする債権管理について全庁的に取り組むほか、収納率向上に向けて収入部門職員の知識の習得やスキルアップを図り、一層の収納対策を強化し、保有資産の処分や有効活用を視野に入れた積極的な歳入確保が必要となるものでございます。 一方、社会保障関係費の増加に加え、復興による新たな施設やインフラを含む公共施設の維持管理及び更新に要する経費の増加等が見込まれ、一層厳しい財政運営が強いられることが想定されますことから、既存事業においては経済性、効率性、有効性の観点で、その見直しや重点化を行い、後年度の財政負担縮減に向けた歳出削減に積極的に取り組むことが何よりも肝要であります。 財政規律の健全性の確保にあっては、歳入歳出のバランスが保たれ、財政収支が均衡しているというだけではなく、市民ニーズに合致しない公共サービスの供給に対する負担ではなく、市民が求めるサービスに対する適切な負担という意味での効率性を実現しなければなりません。特に復興事業予算の繰り越しによって、複数年度にわたる予算管理と収支均衡を目指す状況下において、予算及び決算を通した会計事務については、より一層の透明性の確保が求められ、市の責任の明確化を図るための財政規律の保持は非常に重要なものとなります。このため、予算編成から決算調整に至る一連の事務の適正な執行については、それを監督する立場の役割が大きい財務担当部署の先導による全庁的な取り組みは欠かせません。今後は、震災復興基本計画終了後の予算規模と財源を見据えた財政運営に取り組むことを期待するものであります。 復旧・復興事業が終盤を迎え、震災復興基本計画の基本理念の一つである絆と協働の共鳴社会づくり構築にあっては、行政に対する市民の信頼は必要不可欠であります。 1件の重大事故の背後には29の軽微な事故があり、さらにその背後には300のヒヤリハットがあると言われております。信頼を失う危機をもたらす要因は、職員の危機意識の欠如であり、事務処理ミスの回避にあっては、組織的なリスクマネジメントによる対応が必須となります。 それぞれの職階に応じた職責がある中で、職員の人材育成の中心となる課長の職務は多岐にわたり、人材育成に主眼を置いた人事管理については、課長一人が抱える職員の数にも限度がありますことから、部下職員への指揮命令を発する課長補佐等、監督者の役割も重要となり、その育成をいかにして行うかが課題となります。 管理職としての最初のポストとなる課長職は、人事管理を担うという点において、それまでの職責とは大きく違うものがあり、管理者及び監督者研修の状況等を検証の上、震災復興基本計画終了後の組織を見据えた市民ニーズに的確に対応できる職員の育成に取り組んでいくことを期待するものであります。 今年度から着手する総合計画の策定にあっては、現計画や震災復興基本計画に掲げた事業の検証のほか、本市の将来を見据えた施策について十分に検討を行い、行財政運営の基盤となる財源確保に努め、市民等との協働のまちづくりの推進につなげていくことを強く望むものであります。 私からの説明は以上でございます。よろしく御理解賜りたいと存じます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。15番。 ◆15番(星雅俊議員) 決算の資料ナンバー2番の209ページ、8款土木費、それから土木管理費ですが、ここの右の備考欄、適正な予算編成並びに執行の観点から質疑したいのですが、目が道路橋梁総務費のところ、ここは款項目が8・2・1です。そこに別な項から流用しているところがあるのですが、8・2・2へ予算流用ということで合計で569万6,709円。通常は款項を超えた流用はしないはずなのですが、ここの項を超えて、別な項から流用せざるを得なかった理由をまず教えてください。 ◎大塚智也財務部長 お答えいたします。 人件費につきましては、当初予算の最初の段階で基本的には項を超えてもできるという旨を条文に入れまして、実際に議決をいただいているというところになります。今回の流用したという部分につきましては、職員手当あるいは給料といった人件費部分について流用したものでございます。 ◆30番(水澤冨士江議員) ナンバー2の5ページ、右の一番下に歳出の執行率が書かれています。75.7%。今復興の段階でいろいろ難しいところもあるかと思いますけれども、この執行率が低いということについて、予算との関係からしてどのようにお考えなのか、まず伺いたいと思います。 ◎大塚智也財務部長 お答えいたします。 これは3月前に繰越計算書ということで実際に提出をさせていただいておりますけれども、復興交付金等予算がついた段階で基本的にはすぐ歳出予算も計上し、できるだけ前倒しで事業を実施すると、加速化するという観点から、予算のほうをそういった形で計上させていただいているということもありまして、どうしても繰り越しといったものが多く出ると、それがこちらの執行率というものに大きく影響を及ぼしているものと考えております。 ◆30番(水澤冨士江議員) 関連して伺います。ことしの6月10日ですか、お隣の涌谷町で財政非常事態宣言というのが出されました。すぐ隣でありますし、人口規模は10分の1であります。予算の規模もそういうことです。ですが、このことは全国的に注目をされていまして、いわゆる健全化判断比率ですか、これについては涌谷町でも決して超えているものではないと。しかし、今後のことを見越したところ、非常に危険な状態だということで財政再建大綱、また非常事態宣言などを出しています。 こういったことで私が心配をしているのは、やはり石巻市は復興で非常に予算が膨張しています。見えないところがあると。今度の予算でも、常に震災後は通常分と震災分と分けて考えるということをされてきました。そういった観点から、涌谷町のことをどのように受けとめ、石巻市に置きかえてどのように考えているのか、財務部長と監査委員のお考えを伺いたいと思います。 ◎大塚智也財務部長 まず、震災分と通常分という考え方で実際に分けられておりますけれども、では震災分が復興期間が終わった後に全部なくなるのかといった部分になりますが、現実的には審査意見書にも書かれておりましたが、いろいろ健康的な部分、あるいは孤立支援の問題とかといった今後ともソフト的な事業は残るものも実際かなり出てくるだろうと。そういった部分の財源を今後どう確保していくかといったものが、まず1つの大きな課題であります。 また、涌谷町の問題、これは病院の繰出金という問題にはなりますけれども、そういった繰出金あるいは物件費、特に伸びている扶助費、物件費につきましては新しい施設の維持管理経費の増加といったものも、そういった全体を踏まえながら今後の財政運営といったものをしっかり安定的にやっていけるように努めていかなければならないというふうに考えております。 ◎堀内賢市代表監査委員 お答えいたします。 涌谷町は、主には今財務部長が申しましたとおり、病院への負担がたしか5億円ぐらい毎年拠出される見込みだと、それが町財政を圧迫するというふうなことが大きな要因の一つになっているというふうにはニュース等では聞いておるところでございます。 当市に置きかえますと、今回決算意見書のまとめの中でも財政規律の健全性の確保というふうなことでも書かせていただいておりますけれども、議員御指摘のとおり、今の石巻市につきましては予算規模が合算すると2,000億円前後で推移してきたと。そうすると、若い職員の方々にとっては、市の一般会計予算は幾らですかと聞かれると2,000億円ですというふうなものが、これ間違いではありませんので言ってしまう。そういった予算規模の事務事業の進め方をやらざるを得なかったですし、やってきたと。でも、実はそれは例外であって、落ちついた先には実は600億円で、さらに人口減少等を見据えれば、それは確実に地方交付税等も減少していくと、それに見合った事務事業を今後していかなければならないというふうなものを、もう予算要求の段階から進めていくというふうなことが必要なのではないかというふうな思いで意見書のほうにもまとめておるというところであります。
    ◆30番(水澤冨士江議員) 最後に、市長の見解を伺います。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 現在震災復興期間ということで、財政規模が大きく膨らんでおります。6カ月後には復興・創生期間が終わるということになりますので、その後の財政規模についてはこれまでの標準財政規模に戻るわけですので、それが戻るのが何年かというのはまたいろんな議論がありますけれども、しかし今までのような財政状況に置かれることはないというふうに認識しておりますので、やはり今から復興・創生期間終了後の財政についてはしっかりと取り組んでいって、財政規模に見合った政策を進めていくことが必要になってきますので、その時点で選択と集中をせざるを得ないということになるというふうに思っておりますので、職員一丸となって、職員にそういった今の膨らんでいる財政規模についてしっかりと今から認識していただいて、それで健全な財政運営をしていきたいと考えております。 ◆15番(星雅俊議員) 資料ナンバー4番の審査意見書の12ページ、13ページ。12ページには経常収支比率の3カ年分が書いていまして、年々少しずつ伸びてきていまして、現在は99.9%、この数字についてお聞きしたいのですけれども、これはぱっと見ると財政状況は悪化しているのかなというふうに見られるのですが、石巻市の状況というのは県内の14市の中でどのような状況にあるのかがまず1つ。 それと、悪化しているという見方でいいのかを含めて、それからこれは悪化しているとすれば一般財源が厳しくなってくるわけですから、それは今後の財政運営に、どういったところに配慮しなくてはならないのか、どういった影響があるのかということをお聞きしたいです。 ◎大塚智也財務部長 お答えいたします。 まず、県内の状況でございますが、14市を単純平均しますとこの経常収支比率が95.6%という状況にあります。ちょっと内訳では100%を超えているのが3市、あとは90%が多くて、90%を割っているのが1市という状況にございます。県内での順番という形になりますと、100%を超えている3市の次に石巻市が位置するというところになります。 それとあと、これは実際に県内の経常収支比率はみんな悪化しているという状況にはあるのですが、この要因という部分で、歳出面のほうから見ますと、横並び的に児童保育サービス、あるいはそういった社会福祉といった部分の施策をそれぞれ実施してきているといった部分で、物件費あるいは扶助費が上がってきているといった部分が共通した部分であります。 それとあと、ちょっと逆の部分でありますが、震災復興特別交付税というものがありますが、その中には税収の減税を補填するという部分があります。恐らく県内の各市では減収の補填部分があるのですが、通常は税収は経常的な収入に入りますが、震災復興特別交付税は臨時的収入という扱いになりますので、これは決算統計上のルールでそう定められておりますので、その部分はそれぞれの自治体では1%ないし2%は、多目にどうしても出てしまっている部分があるのかなというふうには判断しております。では、本市はといった部分になりますけれども、本市も8億数千万円程度そういった減収分の補填がありますので、単純に4億円、1%と見れば、2.1%あるいは2%は、この部分は悪化ではないのですが、こういった影響はあるといったところがあります。 それとあと、これは県内の状況かどうかわかりませんが、本市では借換債を借りないということを、実際にことしの第1回定例会でも借りないという提案をしておりまして、借換債を借りないということは基本的には経常収支比率は短期的に見れば悪化するということにはなります。ただ、長期的には経常収支比率を好転させるという部分になりますので、実際5億8,000万円ほど借りないということをやっておりますので、単純にこれからいきますと1.4%悪化すると。これは、同じように実質公債費比率も1.4%悪化するという状況にはなっております。ただ、これは悪化ということではなくて、短期的には高い数字にはなりますが、将来的な公債費といった部分が、複合文化施設あるいはエアコン整備といった部分で非常に大きな地方債を発行するという部分がありますので、それらを踏まえてそういった措置を実際とらせていただいているという状況であります。 実際悪化しているのかといったところですが、そういった扶助費、物件費といった部分、それと新しい施設の維持管理経費といった部分では、今後悪化していく要素はかなりあるというふうには考えております。そうしますと、基本的には先ほど市長が申しましたとおり、歳入に見合った歳出といった部分になりますので、そういった部分を復興政策部と調整をしながら財政運営をするように心がけていきたいというふうに考えております。 ◆29番(後藤兼位議員) スタンプ4番の6ページ、7ページでございますけれども、今星議員のほうからも経常収支比率の質疑ありましたけれども、限りなく100%に近くなっているという現状。ただ、これは単年度現金主義会計の中で、社会的背景もあって、こういう構造になるというのはわかります。 そういう中で財政構造の問題なのですけれども、平成28年、平成29年と比較いたしまして、平成30年度については自主財源が52.3%になっている、そして依存財源が47.7%の構造になっています。そういう意味では、どうしても税収の確保については、徴収のほうはかなり頑張って評価もされております。そういう構造の中でも自主財源の比率が低下しているという現状です。これは、国庫あるいは地方交付税の措置がきちっとなされてこういう予算構造になっているのですけれども、今後石巻市の財政構造の中で、復興が終わる段階の中で、今肥満状態ですね、体に例えれば。これをいかにスリムにしていくかという、健康体にして財政運営していくかという財政の構造を改善するという部分は、財政当局として今後どのように考えているのか。バランス的に大変難しい財政運営が今後されていくと思います。というのは、震災前は石巻市は特別会計含めて1,000億円の予算の財政構造ですので、それが3,000億円とかなっているわけですので、当然改善という部分については財政当局で考えていると思うのですが、まず財務部長の見解を伺っておきたいと思います。 ◎大塚智也財務部長 お答えします。 復興期間終了後のスリムな財政構造といった部分になりますが、これは行財政運営プランの中にも実際にお示ししておりますが、先ほどお話ししましたような借換債を借りないということで公債費を減らしていくという手段もありますけれども、義務的経費の中にはどうしても人件費、扶助費、公債費というものがありまして、この人件費といったものも職員の適正化計画の中で削減といったものも図っていかなくてはならないと。それ以外の一番は経常的経費といった部分をある程度落としていくという、それをしないと投資的経費の部分が出てこないといったところになりますので、それらのバランスをとりながら、ただいろんな住民サービスを実際に向上させるということは、すなわち経常経費を増大させるということにもなります。そうしますと、では経常収支比率がある程度上でもいいという話も現実的にはあります。そういったサービスをある程度高い水準に保つということは、どうしても経常収支比率が高くなるということもありますので、それらのバランスも踏まえながら今後復興政策部も含めながら調整をさせていただければと考えております。 ◆29番(後藤兼位議員) 監査委員の指摘、まとめの中でも、その点については「市民が求めるサービスに対する適切な負担という意味での効率性を実現しなければならない」とあります。 そういう中で、今後財政運営等もそうなのですが、組織運営、これは今回監査委員は、組織の部分についてはむすびの中でかなり文字数をとられていると私は認識します。そういう意味では、組織的なリスクマネジメントに対応する、そういう部分が1つだし、あと管理職の問題、例えば260ページなんかについては部下職員への指揮命令を発する課長補佐等の監督者の役割も重要だというような指摘もされております。今のリーダー制とか、やはり私は昔の係長制とか、ここら辺に持っていったほうが責任の明確化がきちっとなると思うのです。そういう一つの事案も含めて、組織改革を含めて今財務部長もお話しした財政運営をきちっとしていくという部分では、大変重要な意味があると思います。今回いろんな事務監査、これを含めて監査委員はされて、そして組織論の部分まで踏み込んだと思いますが、監査委員の指摘について、もう少し監査委員の考えを伺いたいし、さらにそれを受けた総務部長の見解を伺っておきたいと思います。 ◎堀内賢市代表監査委員 お答えいたします。 市民の適切な負担という意味での効率性ということを書いておりますけれども、この考え方につきましては、全ての市の事務事業は市民の負担が伴っているのですよという考えが必要ではないかということです。それで、市民が要望する事務事業の推進も、もちろんこれも大事なのですけれども、市民にとって必要なものというふうな政策判断とかしたものを、それに対する負担は御理解いただいた上で適切に負担していただくと、そういうふうな財政運営が今後必要ではないかと。とすると、過去に市民が求め、市も必要と認め行ってきた事務事業の中であっても、今となってはちょっとどうかなというふうなものもあろうかと思います。そういったものもこれまでも取り組んではきておりますが、今後はさらにアンテナを高くして、そういった市民ニーズに、今となってはさほどというふうなものについては廃止するなり、そういった見直し、それでもって今必要とされるものに財源を振り分けていくというふうな財政運営が必要ではないかなというふうな考え方でまとめております。 それから、組織というお話が出まして、いわゆる指揮命令系統を発するためには係長制というふうな今お話がありましたけれども、その時々の情勢に合わせて組織を見直しするというのは、これは常にそういった視点で見直しというふうなものは必要なのではないかなというふうに思っております。ただ単にグループ制を導入した前の係長制に戻すというふうなことではなく、今、それから今後、そういったものの組織運営等々を見た上での見直しが必要ではないかと。と申しますのは、ちょっと私も気になっているところだったものですから、グループ制を導入したような経緯を見ますと、当時市の組織運営の若手職員プロジェクトのほうで、どういったことが仕事をしていて課題かというふうなことでチームを組んで意見を求めたところ、1つには係ごとの壁、係の壁、市民ニーズの多様化でしたり、いろいろ分権等が出た際に、いろんな新たな業務が入ってきたのに、どこの部署でするか、誰がするかということでの調整で時間がとられるというふうなことが課題としてあったと。それから、1つには意思決定の迅速化、どうしても時間がかかってしまうと、そういったものについてはやはりフラットに決められる組織がいいのではないかというふうな意見が出されていたと。それから、もう一つは、どうしてもポストの数等は限られておりますので、職階の関係から、係長の下に職階、位の高い主幹が部下としておって、責任の明確化がないと、そういうことが当時も出されておりました。それらは、まさに今グループ制を行っている中でも抱えている課題なのかなというふうにも感じておりますので、そういったものを検証した上で見直しというふうなものは必要ではないかなというふうに考えております。 ◎岡道夫総務部長 ただいま代表監査委員からもございましたが、係長制、責任の明確化という部分につきましては、これまでも議会で議員の皆様から御指摘、御提案いただいているところでございます。 まず、係長の責任の明確化ということで、係長制をしいた場合、権限が係長に付与されて、要は課の中で意思決定するまでにいわゆる多層化、意思決定をしなければならない段階がふえてしまうということで、迅速化に向けてはそれが障害になるという部分で、それをフラット化して低層化にして、課長に責任の部分が集中しているということでグループ制を導入していると。全国的な自治体の事例から見ましても、グループ制の導入をしているところから係長制に戻しているというところも確かにございます。今申し上げましたとおり、さまざまなメリット、デメリットがございます。そういった中で今人事課のほうではグループ制、係長制、そのメリット、デメリットに関する調査を行っているということでございますので、当然内部的な検討もしながら、どういった組織をつくっていけば効率的な運営が図れるのか、当然代表監査委員からも御指摘ありましたとおり、その部分の検証をしながら考えていく必要があると思っております。 ◆29番(後藤兼位議員) 今係の壁とか、いろんな理由があります。ただ、やはり今の構造体制では無責任体制、あるいは関心が希薄な状況が見受けられると私は思うのです。ですから、いろんな矛盾とか、係長制にすれば全て改善するというパターンではないと思いますが、今の状況ではいけないのではないのかと。そういう意味では、いろんな問題点を早急に改善して、やっぱり変革するという段階にいかないと、いつまでもこの問題についてはずるずる、ずるずるいって、そしてグループ制になっているからそのままでいいのだという形になっていっていると思うのです。そういう意味では、そこが組織的なリスクマネジメントとして危険性があると。ですから、それを一日も早く改善をする、改善すべきところを一つ一つ改善していかなければならないと。一手を打てば全部改善するとは思いません。ですから、いろんな形でバージョンアップしていくために早急に動いてほしいということです。それが必要だと指摘しておきたいと思います。 それから、監査委員のまとめの中でも、一つ歳入について触れている中では、平成28年の夜間急患センターの再開に合わせて、近隣6市町と締結した負担金の平成30年度収入は約9,000万円になっているということがあります。これは、南浜町にあった夜間急患センターのときは、近隣市町村からこの負担金を取っていなかったのです。全部石巻市の負担でやっていたと、そしてあのころ赤字が約11億円ぐらいありました。ですから、新しい夜間急患センターについては近隣市町村から負担金を求めるべきだと私も指摘しておきました。そういう面では、こういう近隣市町村からも負担していただくと。ですから、歳入という、今後財政構造も含めて、こういう赤字体質になるパターンだと思うのです、夜間急患センターは。ですから、そのときは適時適切に近隣6市町とも協議をして、負担金を上げていただくとか、そういう部分は弾力性を持って対応すべき事案だと思います。そして、歳入を確保していく、収入を確保していく財政構造の体質を実現すべきだと思いますが、改めてこれについて担当部長の見解を伺っておきたいと思います。 ◎守屋克浩健康部長 夜間急患センターの歳入の面ということですので、私のほうからお答えさせていただきますが、夜間急患センターにつきましては石巻赤十字病院の敷地内に新たに再建するということで、その際に近隣の市町のほうにお願いに行きまして、赤字分を患者数で応分の負担をしていただくという内容でございます。それで年に数回近隣市町に集まっていただいて協議をした上で、前年のそういう内容について翌年の予算に反映させるということでございまして、歳入の確保ということにつきましては夜間急患センターではそのようにしておりますけれども、今後市のいろいろな施設等で広域的な内容ということがあるとすれば、歳入の確保には非常に有益な施策ではないかなというふうには認識しております。 ◎大塚智也財務部長 お答えします。 施設の負担金を運営途中でほかの自治体から求めるということは非常に難しいと、これを実際に求めることができないということで、いろいろ調整した結果が過去にはございます。ですから、新規の施設を立ち上げる際といったときが一番重要な機会でありまして、その際に必ずそういった広域的な利用があるという場合については利用負担も含めて基本的には求めると、今後そういった協議をすることで負担の軽減を図っていくということが必要であるというふうに考えております。 ○議長(木村忠良議員) ほかにございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本決算認定のうち平成30年度石巻市一般会計については、お手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に分割付託することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。 次に、ただいま付託いたしました一般会計決算を除く11特別会計決算認定については、お手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 △日程第3 認定第2号平成30年度石巻市病院事業会計決算認定について ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第3認定第2号平成30年度石巻市病院事業会計決算認定についてを議題といたします。本案について病院局事務部長から説明を求めます。病院局事務部長。 ◎大内重義病院局事務部長 ただいま上程されました認定第2号平成30年度石巻市病院事業会計決算認定について御説明申し上げます。 平成30年度石巻市病院事業会計決算につきまして、監査委員の審査に付したところ、先月20日に監査委員から決算審査意見書が提出されましたので、地方公営企業法第30条第4項の規定により監査委員の意見を付し、市議会の認定に付するものでございます。 それでは、決算の概要につきまして御説明申し上げますので、表紙番号2、石巻市病院事業会計決算書の442ページをごらん願います。まず、医業活動における損益取引をあらわします収益的収入及び支出から御説明申し上げます。収益的収入につきましては、予算額51億6,204万8,000円に対し、決算額は50億6,892万5,422円となっております。収益的支出につきましては、予算額51億6,931万7,000円に対し、決算額は50億6,586万3,555円となっております。 次に、医業活動以外の施設改良などの資本取引をあらわします資本的収入及び支出について御説明申し上げますので、444ページをごらん願います。資本的収入につきましては、予算額5億3,070万4,000円に対し、決算額は5億3,125万5,237円となっております。資本的支出につきましては、予算額5億7,955万2,000円に対し、決算額は5億6,855万6,168円となっております。なお、資本的支出に不足する額につきましては、当年度の損益勘定資金等により補填しております。 次に、平成30年度の経営成績について御説明申し上げますので、447ページの平成30年度石巻市病院事業損益計算書をごらん願います。石巻市立病院において、地域包括ケア病床の設置や眼科を初めとする新たな診療科を開設したことに伴い、入院収益や外来収益など医業収益が増加し、さらに経営健全化に資する一般会計からの補助金などにより、医業外収益も増加したことから、102万4,840円の当年度純利益を計上し、その結果、当年度未処理欠損金は66億3,358万7,528円となっております。 なお、平成30年度石巻市病院事業欠損金計算書等その他の財務諸表につきましては、448ページから451ページまでにお示ししておりますほか、決算附属書類や病院別の決算書類につきましても454ページから485ページまでに添付いたしておりますので、あわせて御参照願います。 以上でございます。よろしく御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) 次に、監査委員から決算審査意見書について説明を求めます。代表監査委員。 ◎堀内賢市代表監査委員 平成30年度石巻市病院事業会計決算の審査結果につきまして、監査委員を代表し御説明申し上げます。 表紙番号4、審査意見書の221ページをごらん願います。市長から審査に付されました平成30年度石巻市病院事業会計決算につきましては、5月31日から8月16日まで、関係諸帳簿、証書類、その他関係書類により審査を実施いたしましたところ、決算諸表はいずれも関係法令に準拠して作成されており、それらの計数は正確であり、経営成績及び財政状態は適正に表示されていると認めました。 それでは、その概要を御説明申し上げます。初めに、業務実績は222ページの表、比較業務実績表のとおりでございます。 次に、予算の執行状況でございますが、収益的収入及び支出は223ページ、資本的収入及び支出につきましては224ページに記載のとおりございます。 次に、225ページの予算に定められた限度条項等につきましては、いずれも議決された予算内で執行されております。 次に、経営成績でございます。初めに、経営収支の状況につきましては、226ページの比較損益計算書のとおり、収益総額50億5,986万8,205円に対し、費用総額50億5,884万3,365円で、差し引き102万4,840円の当年度純利益となっております。この結果、前年度未処理欠損金に当年度純利益を加えた未処理欠損金は66億3,358万7,528円となったところでございます。 次に、228ページの経営分析につきましては、比較経営分析表のとおりであり、病床利用率は69.4%、外来入院患者比率は105%となっております。 次に、財務分析につきましては、231ページの比較財務分析表のとおりであり、経常収支比率は99.6%、医業収支比率は57.8%となっております。 次に、キャッシュフローの状況につきましては、232ページの比較キャッシュフロー計算書のとおりでございます。 病院別の経営状況につきましては、223ページから249ページに記載のとおりでございます。 以上、平成30年度石巻市病院事業会計の決算概要について御説明申し上げました。 次に、259ページ、むすびの上から3段落目をごらん願います。通年開業2年を経過した石巻市立病院におきましては、診療科の増設、地域包括ケア病床の設置などにより、病床利用率、外来患者数とも増加し、医業収益も伸びておりますが、平成29年3月に策定した新公立病院改革プランの目標値とは乖離が生じております。 経常収支の不足額が大きく減少しているとはいえ、これは一般会計からの繰出金によるものであり、医業収支で見れば前年度と同水準の状況にありますことから、さらなる経営効率化を推進するための体制づくりに取り組むことが重要であります。 私からの説明は以上でございます。よろしく御理解賜りたいと存じます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。17番。 ◆17番(阿部正敏議員) 病院局事務部長にお尋ねいたします。 ただいま監査委員のほうから新公立病院改革プランの目標とは乖離しているという、業務内容については先ほど来、医業収入も含めて伸びている状況の中で、目標プランの乖離というのは目標に対してどの程度の進捗で乖離しているのか、その辺確認したいと思いますので、よろしくお願いします。 ◎大内重義病院局事務部長 お答えいたします。 新公立病院改革プランとの乖離ということでございますけれども、確かに患者数につきましては平成29年3月に定めました新公立病院改革プラン、この目標値には達していないという状況でございまして、平成30年度につきましては、その理由といたしましては、平成28年9月に新病院が再建しまして、平成28年、平成29年ということで1年半くらい経過したということで、まず患者数がかかりつけ医からなかなか戻ってこなかったというのが一つの原因としてあるかと思います。しかし、平成30年度につきましては、外来では眼科や耳鼻咽喉科、それから皮膚科を診療開始しましたというところと、さらには入院では緩和ケア病棟と地域包括ケア病棟を新たに導入しておりますので、新公立病院改革プランには達してはいませんけれども、やはりこれは上向きには来ていると私どもは認識してございます。 今年度におきましても、まだ7月までの集計でございますけれども、これも新公立病院改革プランには達してはおりませんけれども、昨年度よりもまたさらに伸びているというような状況でございます。まだちょっと差はございますけれども、今後につきましても、今月から耳鼻咽喉科の外来を1日ふやすということで対応してございます。また、木曜日の耳鼻咽喉科は午後のみの外来でしたけれども、これも午前も行うということで診療日をふやしてございます。さらには、整形外科でございますけれども、これも10月からでございますけれども、外来の診療日を1日ふやしまして、週3日から週4日にするというような体制を整備してございます。このように、ちょっとまだ病院改革プランには達しておりませんけれども、今後も引き続き体制を整備いたしまして、経営の安定化に向けて取り組んでいきたいと考えております。 ◆17番(阿部正敏議員) 石巻市立病院については、そういった状況の中である程度医業収入もふえてきているというようなお話でございましたが、ナンバー2の458ページなのですけれども、石巻市立牡鹿病院の外科の患者数が半減してしまっているというような状況がありまして、こういったのが伸びている一方で、既存の病院の患者数が半分に低下したというのは非常に大きな痛手だなと。この辺も想定内なのか含めて、この原因についてお示しいただきたいと思います。 ◎大内重義病院局事務部長 お答えいたします。 石巻市立牡鹿病院の外科の患者数につきまして減少しているというのは、平成29年度末で常勤医でありました外科医が退職したということで、大きく割り込んだというような状況でございます。ただ、その反面、入院患者につきましては、同じ敷地といいますか、向かいにあります特別養護老人ホームからの入院患者等もございまして、入院患者についてはふえているというような状況でございます。 それで、牡鹿病院の今後のあり方、これまでも議会でもいろいろ御質疑いただいておりましたけれども、今後のあり方についても今年度に新たに牡鹿病院のあり方検討委員会というのを病院局内に立ち上げまして検討を始めたところでございます。昨年度は、情報共有の会議を1回開催してございましたけれども、今年度はこれまで2回開催してございまして、現在の状況や今後のあり方を、まだ2回でございますけれども、開催しております。今後は、さらにその分析を行いながら、牡鹿病院の今後のあり方などを検討してまいりたいと考えております。ただ、常勤医とか看護師、そのほかの医療職もなかなか集まらないというようなこともございますので、牡鹿病院につきましても今後さらに内容について取り組む必要があると考えております。 ◆17番(阿部正敏議員) 3回目ですので、最後に病院局長にお尋ねしたいのですけれども、今答弁されましたとおり、結局医師がいなくなっただけで牡鹿病院は半減してしまうというような状況ですよね。新公立病院改革プランを進めていく上で、やはり医師の確保というのは絶対条件だと思うのです。以前にもちょっとお話聞いたのですけれども、去年までは常勤医が約20名という体制で多分来たのかなというふうに思っているのですけれども、ことしの4月以降、多少出入りはあったのかなという部分もあるのですけれども、そういった医師の確保、そしてまた医師の高齢化といいますか、退職も含めた、要するに定年も含めた、定年年齢は上がりましたけれども、そういった潜在的な退職が見込まれる医師も含めて、今後の改革プランを前に進める上で非常に重要なのはやはり医師の確保という部分があるので、市長にもお尋ねしたいのですけれども、インターンも含めて医師の確保を今後どう進めていくかというのは非常に地方にとっては共通の大きな課題ですので、その辺の病院局長並びに市長の考え方をお示しいただきたいと思います。 ◎椎葉健一病院局長 病院経営にとって、また患者、市民にとって一番大事なのは診療科の充実、診療内容の質の向上ということで、それを成立させるのはやはり医師の数ということは非常に根幹をなしていると。実は常勤医の数というのが開院時、恐らく19名ぐらいだったのですけれども、ことしに入っても退職者がありまして、11月の初めぐらいには16名ぐらいに常勤者が減少してしまうという、特に内科を中心に減ってしまうということがあります。退職される先生方というのは、基本的に大学病院等の医局からの派遣ではない、どちらかというと一人でこちらに見えた先生方ということで、どうしても事情によってやめていかれるということがありますけれども、それに対する補充がないわけです。繰り返し申し上げていますけれども、やはり大学の医局との関係を、きずなを強くするということで、医局からの派遣ということを一番メーンに考えてやっていくというのが当然だと思います。その中で東北大学、そして新しくできて教育サテライトセンターのある東北医科薬科大学の医局へのお願いということを引き続き、今もやっていますけれども、さらにやっていきたいと思いますし、診療科についても今の診療科をさらにふやすというよりも、その中身をもっと充実したり、密に診察できるようにというふうなことを考えています。特にニーズが高い高齢者の内科の関係でありますと、総合内科的に全体を診られる、生活習慣病から消化器疾患にしろ循環器にしろ何でも診られる総合診療科医を求めていくというふうなことが一番重要かというふうに考えていますし、あと例えば眼科とかの外来を開設しましたけれども、今白内障の手術とかもできないわけで、それは実は眼科の東北大の教授と相談して、できれば令和2年ぐらいからできるように今着々と準備を進めていると、そういうふうなことで各診療科の充実をさせていくということをやっていきたいと。 それから、亀山市長のほうからもお話があるかもしれませんけれども、市長みずからもそれに対して前向きに、医師確保に向かいたいということをおっしゃっておりまして、少し目先を変えて、地元だけでなくて、全国に公立病院連盟とか、自治体病院連盟とか、そういう組織がありますから、そういうところとのコンタクト、そして自治医科大学の卒業生がつくっているグループ等にも顔を出して、広く全国からと言うとちょっと、まだそこまではいかないのですけれども、範囲を広げて求人をしていきたいと思っています。あともう一つ、民間の医師派遣会社、ここもなかなかいい医師を派遣してくれております。ただ、今は一時的にパート医師として、支援医師として来てくれている方が何人かいますし、あと4月に常勤として入った内科医もそれを通して入ってきたということで、そちらとの関係もある程度力を入れて、いい医師をこちらで選べるような感じで求めていくと、そういうふうにしてできるだけ維持していきたい、そういうふうに思っております。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 御指摘のように、病院経営をするからには、やはり医師の確保というのは絶対必要なことだというふうに思っております。これは、市民の医療に対するニーズに応えていくためにも医師の確保というのは必要だというふうに考えておりますので、私も10月以降は積極的に病院局と連携をしながら医師の確保に歩きたいというふうに考えておりますので、今日程調整が進んでおりますので、最初から全国をというわけにはいかないと思いますが、まず自治医科大学系統のそういった本部を訪問して、医師の派遣について協力要請をしていきたいと考えております。 ◆6番(黒須光男議員) 今市長の答弁をお聞きしておったのですが、病院は建てた、なかなか計画どおり運営がされていないと、新公立病院改革プランと乖離しているという監査委員の指摘もあるわけです。やっぱりこれ病院を建てて今ごろになって医者が来ない、医者がどうのこうのと言っている状況ではないと思うのです。当たり前の話、これ。今ここでそういう議論する自体がおかしいの。ですから、やっぱりあるべき姿というのを、自分たちが病院を建てたわけですから、建てたのにさっぱりお客さん来ないと、その原因は医者が来ないからだと、そんなふざけたことはないと思います。ですから、もう一回気を引き締めて、ぜひ総力を挙げて、やっぱり原点ですから、当たり前のことを当たり前のようにやっていただき、議会からこういうことを質疑されないように、しっかりやっていただきたいということが1つ。 あと監査委員の病院のほうのまとめとか見ますと、柴山前代表監査委員よりは随分優しくなったと申しましょうか、字句が、語呂が優しくなったなという感じがいたします。唯一、先ほど堀内代表監査委員が語気を強めて言った最後のお話、経営収支の不足額が大きく減少しているとはいえ、これは一般会計からの繰出金によるものであり、医業収支で見れば前年度と同水準の状況にあることから、さらなる経営効率化を推進するための体制づくりに取り組むことが重要であるというふうなことです。医業収支は、病院の収支はそんなに変化がないけれども、その分だけ市から出ている持ち出しが多いということではないですか。市からの繰出金が。一体全体この繰出金、市からは幾らになって、病院として幾らぐらい全体で年間繰り出していただいているのか、そういうものをもっと鮮明に打ち出す必要があるのではないですか。曖昧ではないですか、これ。ひとつ御答弁をお願いしたいと思います。 ◎堀内賢市代表監査委員 お答えいたします。 前任の方のまとめよりかなり優しいというふうな、どういうふうに受けとめていいのかちょっとわかりませんけれども、決算審査の監査意見書に書いているもののみならず、監査委員として協議した結果につきましては、例えばこの決算審査に当たりまして病院から説明受けた際とか、定期監査の公表の際とか、例月検査の毎月の報告を受けた際に監査委員としての意見、要望等は病院局事務部のほうにも伝えているというふうなことがございます。そういった点は、御理解いただきたいなと思います。 それから、はっきりと示すべきではないかと。確かに監査委員といたしましても、一般会計からの繰り出しについては注視しているところでありまして、平成30年度決算で石巻市立病院の繰出金総額で申せば、約17億7,000万円という金額になっております。 ◆6番(黒須光男議員) 私監査のまとめというのを議員の一人として大変楽しみにしているのです。特に柴山前代表監査委員だったころのやつはおもしろいですから、びりっとしているのです。今回何かもやっとしているのです。どっち向いているかだ、監査委員が。当局の顔を見ているのか、あるいは議会なり市民に向かって、17億円もの持ち出しですよ、これを声高らかに発言するのが監査委員の仕事ではないですか。これ重要なことですよ。財政が破綻します、これ破綻の大きな原因ではないか、それぐらい書いてもいいではないですか。議会にせっかく報告する監査の報告ですよ。監査委員は定期的にちょこちょこ言っているとか、病院のほうには伝えていると、ここにまとめとして出てこなければだめなのではないですか、ちょこちょこ言ったって。どんと胸を張ってやりなさいよ、監査委員は。どっち向いているのですか。改めてこの17億円もの損失に対する見解と、市民に向かってこれを発信する監査委員の責任、それをお尋ねしたいと思います。 ◎堀内賢市代表監査委員 お答えいたします。 先ほどの17億7,000万円につけ加えさせていただきますと、そのうち基準内というふうなものは半分近く、8億円ぐらいはルール内、いわゆる公立病院を持つときにはこういった基準は市のほうで持ち出ししなさいよというものが含まれているというのは、まず1点御理解いただきたいなというふうに思います。 それから、こういった繰出金を監査意見書の中に記載すべきというふうな御指摘かなというふうに思いますけれども、そういったものにつきましては市報、ホームページ等を媒体といたしまして、病院側からも市民のほうにも公表されているというふうなことでございますので、御理解いただきたいなというふうに思います。 ◆6番(黒須光男議員) 答弁聞いていますと、言いわけ聞きたくないのだよ。例えば私だって蛇田の復興住宅なんかも監査に出していますよ、事務監査。いまだ返事ないのですから。こうした問題を1年前からあなたに言っているの、いろいろと。それに対して返事もないの、何一つ、住民に対しても。ですから、監査の責任というのはスピーディーにやっていかないと、そして明確にきちっと要点をつかんでやらないと、だらだらと誰も怖くないではないですか、監査委員なんか誰も怖くないですよ。市長も怖くないのではないですか、あんたと仲いいもの、仲よくなっているのではないの。だめなのですよ、対峙してやることが監査の責任なのです。それをやっぱり忘れているのではないかな。ですから、市のいろんなチェックするのに議会が必要ですよ、あるいはマスコミ、監査も必要なのですよ。この3つが相まって、競争してやることによって市政が円滑になってくるのです。市議会議員が何ぼ頑張ったってだめ、あなたがやらなければと、あなたが何ぼやったって市議会議員がやらなければだめ、マスコミもやらなければだめ、その3つのチェック機能が果たされてこそ初めて市政運営というのはうまくいくのではないですか。改めて私から、馬の耳に念仏でしょうけれども、堀内代表監査委員はわかり切ってやっているのでしょうから、ただ言われないように、こういうまとめなんか書かないように、もっとびりっとしたやつを書いて、やっぱり反省してやっていただきたい。言いわけは聞きたくないのだよ。そういうことで今後の監査の運営、仕事、住民監査も出ているわけだから、あるいは事務監査も出ているわけですから、もろもろの仕事を的確にスピード感を持って早急に市民に知らしめる。こういう問題も赤字なんかも知らしめる。インターネットで見ればいいのだということでなしに、こういうまとめの中でしっかり刻み込んでいくというふうなことが必要だろうというふうに思います。改めてお尋ねしたいと思います。 ◎堀内賢市代表監査委員 お答えいたします。 御指摘のとおり、監査委員につきましては独任制でございますので、そういった意味での監視機能、権限は限度がありますけれども、市民、議会、それから場合によっては公的ではございませんが、メディアと、そういった部分での監視とあわせて監査委員には公的にも役割があるので頑張れという叱咤激励かというふうに受けとめさせていただきます。 ◆29番(後藤兼位議員) 病院局長に伺ってまいりたいと思うのですが、今回の監査を受けまして、監査の報告書あるいは監査委員の報告書も含めてドクターの確保については、この文脈からその御苦労というのがなかなか我々も読み取ることができないし、裏側においては大変御苦労なさっている部分というのがあると思います。ドクター確保によって、さっき阿部正敏議員が指摘したように、確保することによって収益が上がると、あるいはやめられることによって収益が減少するというような直接的な数字があらわれる、そういうのもあります。ただ、一方においては、ドクター確保について、市長も含めて、病院局長含めて大変御苦労されているというのはこの文脈からは全然受け取ることはできないのですけれども、ただ決算の中で、今度地域包括ケアも含めて、ささえあいセンターもできます、石巻市立病院一体となって。そういうものを含めて、先ほどから議論されている新公立病院改革プラン、この数値との乖離状況も含めて、今後目標値との乖離状況をどのように狭めながら収益を確保し、そしてどのように地域の公立病院として運営されていくのか、それについて病院局長の考えを伺っておきたいと思います。 ◎椎葉健一病院局長 御質疑ありがとうございます。医師確保に関しては、非常に苦労しているのが本当に実際のところであります。新公立病院改革プランの目標との乖離というのはあります。ただ、私はちょっとここで言いたいのは、1つは目標の設定ということ自体にはかなりの問題がありまして、数値の出し方ということについて今さらここでお話ししてもお門違いかもしれませんけれども、実績がある病院であればこれまでの5年間の経緯を見て、数値を出せるというのが実際にあるわけですけれども、今回は震災で空白期間というのが5年半ありました。結局新しく数値目標を設置しなければいけなかったと思われます。そのときに旧病院での経営の指数とか、診療指数とか、そういうのを延長的に持ってきて目標を設定しているというのが苦しいところであるので、そうすると今度、今の病院が開院時、診療科も少なければ病床数も少ない、しかし看護師とかは結構たくさんいると、そういう状況の中で、条件が全然違うわけです。したがって、高目設定になってしまっているというのが正直なところで、今改革プランの3年目に入ったのです。3年目、4年目になって、もうこれから次の改革プランの準備をしなければいけないかなというふうに思っているわけです。その中で、より現実に沿った数値設定というのをしていきたいし、その中で経営の理論とかいろんなことにたけた人材をいろんなところに求めて、より現実に即したプラン内容に持っていきたいというのが正直なところでございます。 そして、実績に関して言うと、平成28年度、平成29年度、平成30年度と患者数、それから収益も確実に上昇している状況です。むしろこの平成31年度、令和元年度になって少し頭打ちになる可能性があるので、ここでどういう対策を持っていくかというのを慎重に今検討し始めているところです。大きな機能としては、本院ができました目標であります石巻圏域における医療の部分、地域包括ケアという中でも医療の部分をしっかりやるということにもちろん狂いはないわけで、石巻赤十字病院を中心とした医療体制というのがここにはありますので、そこを補完するような形での機能をしっかりと持っていく。そして、その中で一番特色としては、よくいつも言っておりますけれども、急性期から準急性期、回復期、慢性期、そして在宅、緩和に至るまで、一人の患者にとっても連続性が、本当に一貫性のある診療ができる体制を整えてきているわけなので、そうすると医療だけではなくて予防医学とか、あるいは包括ケア的なところの全体、福祉との連携と介護の連携とか、そういうのも含めて、市民に密着して機能を果たしていくというふうなところを思い描いているので、当院の役割をそこにきっちり持っていきたい。やはり高齢者が中心になるので、それに手厚くできる診療を行えるようにドクターあるいは診療科を整備していくということに全然狂いはないというか、そこは譲らないつもりで一貫してやっていきたいというふうに思っている次第です。 あと在宅部門に関しても、今非常に苦しい状況が実はありまして、在宅中心にやっているドクターがやめていったりしています。3月にやめたりしていますし、そこを維持するということで、例えば東北医科薬科大学の総合診療科から在宅診療のために週1回支援をもらったりとか、そういうことで少なくとも現状維持、さらに発展させたいのですけれども、ドクターが減ればそこをどうにかして補充するように駆け回って補完しているという状況です。だから、現状を落とすことがないように、そういう在宅の部分も頑張っていきたいというふうに思っております。 ◆29番(後藤兼位議員) 南浜町にあった旧石巻市立病院、津波の被害を受けて、それから復活する過程の中で、前の石巻市立病院も病院改革プランというか、財政の部分を改善しました。コンサルタント入れてやって、そして津波の被災前にはやっと経営も安定して、上昇気流に乗ったかなと思うとき、あの大津波で被災し、今回になっているわけです。ですから、どうしても病院経営するとなれば、行政上も新公立病院の改革プランとか目標値を設定して対応してきたと思うのです。ただ、今病院局長が申すように、社会情勢とかいろんな病院を取り巻く、石巻赤十字病院との関係とか、被災状況の中でまた違ってきていると思うのです。ですから、石巻市立病院は公立病院としてゼロからではなくてマイナスからの出発になりますので、さらに新公立病院改革プランというのはもう一度きちっと、今社会情勢も違うし、あるいは石巻市が市立病院として地域医療にどのように携わって貢献していくのかという部分も踏まえれば、改めて見直しというか、新たな改革プランを事務部長として、病院として新しくつくり直すというのが早急なプランだと思うのです。そして、足りない部分はさっき話ししましたけれども、議論ありましたけれども、ルール上の持ち出し分はきちっと認められているわけですから、それはそれとして地域医療、石巻市の市民サービス、地域医療に対するニーズにきちっと対応していくという部分は担保しながら、それをみんなで地域として税収を確保しながら病院を支える、そして我々の健康を管理していくという部分は大きな位置づけだと思うのです。そういう意味では早急に新たな改革プラン、これは病院局として設置すべきだと思いますが、これについての考えを伺っておきたいと思います。 ◎大内重義病院局事務部長 お答えいたします。 現在の新公立病院改革プランにつきましては、平成27年に総務省から新公立病院改革ガイドラインというものが出されまして、それに基づいて策定したというところがございます。このガイドラインの中には、当時で言いますと平成32年度、令和2年度までの期間ということでございました。ただ、この中でこの期間内に黒字に持っていくというような内容もございまして、現在のような改革プランの数値になったものと認識してございます。ただ、新公立病院改革プランの期間が、ただいま申し上げましたとおり来年度までということになってございますので、今年度中に見直しして、来年度1年間だけの目標ということでいったほうがいいのか、令和3年度もしくは令和2年度スタートする新たな改革プランを策定したほうがいいのかということについては、今後病院局内で議論させていただきたいと思います。 いずれにしても、病院局長が申し上げましたとおり、開院前、開院当時と、旧病院と新病院の診療科や病床数、また医療ニーズも違いますので、それに沿った病院改革プランを策定しなければならないというのは認識してございます。 また、一般会計からの繰り出しにつきましても、ルール分もございますが、ルール外をいただいているというのも確かにございます。これらにつきましてもこのプランを策定し、できるだけ本業である医業収益を上げまして、基準外の繰り出しを減らしていくというような努力はしてまいります。 ○議長(木村忠良議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。ここで代表監査委員の退席を認めます。 △日程第4 第137号議案石巻市複合文化施設条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第4第137号議案石巻市複合文化施設条例を議題といたします。本案について教育委員会事務局長から説明を求めます。教育委員会事務局長。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 ただいま上程されました第137号議案石巻市複合文化施設条例について御説明申し上げます。 本案は、市民の芸術文化の振興等の促進を図ることによる市民生活の向上と、文化芸術等の資料を収集し、展示を行うことで市民の教養の向上を図り、本市の文化芸術の発展に寄与することを目的とし、新たに条例を制定しようとするものでございます。 以下、条文に従いまして御説明いたしますので、表紙番号1の1ページから9ページまでをごらん願います。第1章は、総則についてでありますが、第1条は本条例の設置及び目的について、第2条は施設の構成について定めたものであります。 次に、第2章は石巻市芸術文化センターについてでありますが、第3条は開館時間及び休館日を定めたものであります。 第4条は、芸術文化センターが行う事業について、第5条は職員について、第6条から第11条については利用の許可、許可の制限、目的外利用等の禁止、特別設備等の設置、許可の取り消し、原状回復について定めたものであります。 第12条から第14条については、使用料及び冷暖房料、使用料等の減免、使用料等の不還付について定めたものであります。 次に、第3章は石巻市博物館についてでありますが、第15条は開館時間及び休館日を定めたものであります。 第16条は博物館が行う事業について、第17条は職員について、第18条から第20条については観覧料、観覧料の減免、観覧料の不還付について定めたものであります。 次に、第4章は雑則についてでありますが、第21条は入場の制限について定めたものであります。 第22条は賠償責任について、第23条は指定管理者による管理について、第24条は委任について定めたものでございます。 最後に、附則でありますが、附則第1項は施行期日について、附則第2項は施設を供用するための準備行為については条例の施行日前にできると定めるものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。1番。 ◆1番(阿部浩章議員) 石巻市複合文化施設条例、いよいよ令和3年3月にこの施設が供用開始ということで、石巻市の復興のシンボルとして建てる施設でございますが、当局としてこの複合文化施設の入り込み数をどのように見込んでいるのか、まずお聞きしたいと思います。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 お答えいたします。 今入り込み数という御質疑でございますが、具体的な数字を今ここで申し上げることはちょっとできかねますけれども、今現在この文化ホールにかわるといいますか、こういう役割をしているものが河南にございます遊楽館と河北のビッグバンでございます。そこでいろいろな行事を展開しているわけでございますけれども、そういった施設の利用されている数字よりは相当上回る数字を目標にしなければならないというふうに考えております。石巻市の芸術文化の中心施設として大きく発展させていくことが複合文化施設の使命ではないかというふうに考えております。 ◆1番(阿部浩章議員) 河北のビッグバン、遊楽館よりも上回るような入り込み数をということで、数値的には今答弁いただけなかったのですけれども、この複合文化施設に対するビジョンといいますか、心意気といいますか、どのような複合文化施設にしていきたいのか。例えばコンサートを多く開催して、多くの市民に来ていただけるような考えなのか、その辺どのような考えをお持ちかお聞きしたいと思います。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 お答えいたします。 震災前、オーケストラでありますとか、演劇でありますとか、そういったものを担っていたのが市民会館であり文化センターでございました。そういったものが震災によって失われてから8年、9年の年月がたつわけでございます。市民の方々はオーケストラ、コンサートでありますとか、そういった芸術文化イベントについては、相当喉から手が出るくらい欲している状況だというふうに思います。今後この施設につきましては、本当に質の高い芸術を提供する必要があると考えております。これにつきまして、第一には大ホールございますので、オーケストラのコンサート、そういったものを中心に、今まで接することのできなかった文化芸術に親しんでいただきたいということを考えております。 ◆1番(阿部浩章議員) 3回目ですので、最後にお聞きします。 この複合文化施設の位置でございますけれども、場所は稲井地区、開成であります。交通アクセス、車での利用は便利とは思いますが、公共交通機関が脆弱の感が否めません。それゆえ石巻駅からのバスなどの整備も必要と考えますが、その辺をどのように考えているのか、最後お聞きします。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 お答えいたします。 こういうイベントを開催する際、車、自家用車だけではなくて、やはり公共交通機関というもののアクセスも非常に重要かと思われます。これに当たっては、今具体的なビジョンを持ち合わせてはございませんけれども、当然完成ということになってまいりますれば、公共交通機関でありますミヤコーバスでありますとか、そういったところに路線の開拓でありますとか、本数でありますとか、そういったものをふやしていただく。今石巻専修大学のほうまでは行っておりますけれども、今度こちらの文化ホールのほうにも来ていただくようなダイヤのお願いでありますとか、そういったものは当然していかなければならないというふうに考えております。 ◎久保智光復興政策部長 公共交通機関を担当している部長ですので、私のほうからも一言答弁させてください。 今現在稲井の方面に石巻専修大学線という形で回っている路線系統がございます。あと河北を通る路線等ございますので、大きなイベントとかそういったことになれば当然臨時便とか、そういったこともございます。今後具体的に担当部局とも相談しながら、一定の交通のアクセスはやはり確保していかなければいけないのかなというふうに考えておりますので、御理解賜りたいと存じます。 ○議長(木村忠良議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、環境教育委員会に付託いたします。 △日程第5 第138号議案石巻市フルタイム会計年度任用職員の給与に関する条例 △日程第6 第139号議案石巻市パートタイム会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例 △日程第7 第140号議案石巻市会計年度任用職員制度移行に伴う関係条例の整備に関する条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第5第138号議案石巻市フルタイム会計年度任用職員の給与に関する条例から日程第7第140号議案石巻市会計年度任用職員制度移行に伴う関係条例の整備に関する条例まで、以上3議案を一括議題といたします。本3議案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま一括上程されました3議案について御説明申し上げます。 本3議案は、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律が平成29年5月17日に公布されたことに伴い、従来は制度が不明確で、各地方公共団体によって任用・勤務条件等に関する取り扱いが異なっていた臨時・非常勤職員の適正な任用・勤務条件の確保及び統一的な取り扱いを定め、今後の制度的な基盤を構築するため、条例の制定及び関係条例を改正しようとするものでございます。 初めに、第138号議案石巻市フルタイム会計年度任用職員の給与に関する条例について御説明申し上げますので、表紙番号1の10ページから28ページまでをごらん願います。 第1条は、本条例の趣旨について定めております。 第2条は、各種手当等、給与の種類について定めております。 第3条から第4条は、給料の設定及びその他の支給について定めております。 第5条から第6条は、給料表及び職務の級、号級の基準について定めております。 第7条は、給料の支給日等について定めております。 第8条は、地域手当の支給について定めております。 第9条は、通勤手当の支給について定めております。 第10条は、給与を減額する場合の基準等について定めております。 第11条は、時間外勤務を行った場合の手当支給について定めております。 第12条は、休日勤務を行った場合の手当支給について定めております。 第13条は、夜間勤務を行った場合の手当支給について定めております。 第14条は、勤務1時間当たりの給与額の算出について定めております。 第15条は、宿日直を行った場合の手当支給について定めております。 第16条は……(6番黒須光男議員「簡単にお願いします」と呼ぶ)特殊勤務に従事する職員の手当支給について定めております。(6番黒須光男議員「わざわざ言うな」と呼ぶ) 第17条は、初任給調整手当について定めております。 第18条は、期末手当支給に関する基準等について定めております。 第19条は、期末手当の不支給について定めております。(6番黒須光男議員「そんなのいいから」と呼ぶ) 第20条は、期末手当の一時差しとめについて定めております。 第21条は、休職者の給与について定めております。 第22条は、給与からの控除について定めております。 第23条は、給与の口座振替について定めております。 第24条は、規則への委任について定めております。 次に、附則でありますが、本条例の施行期日を令和2年4月1日とし、令和2年4月1日から令和4年3月31日までに支給する期末手当の支給割合に経過措置を設けるものであります。 続きまして、第139号議案石巻市パートタイム会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例について御説明申し上げますので、表紙番号1の29ページから32ページまでをごらん願います。 第1条は、本条例の趣旨について定めております。 第2条は、報酬の範囲、報酬の種類及び報酬の支給方法等について定めております。 第3条は、時間外勤務を行った場合の報酬支給について定めております。 第4条は、休日勤務を行った場合の報酬支給について定めております。 第5条は、夜間勤務を行った場合の報酬支給について定めております。 第6条は、特殊勤務に従事した場合の報酬支給について定めております。 第7条は、初任給調整に関する報酬支給について定めております。 第8条は、期末手当支給に関する基準等について定めております。 第9条は、報酬の支給方法等について定めております。 第10条は、勤務1時間当たりの報酬額の算出について定めております。 第11条は、報酬の減額について定めております。 第12条は、報酬からの控除について定めております。 第13条は、通勤に係る費用の弁償について定めております。 第14条は、出張に係る費用の弁償について定めております。 第15条は、任命権者が特に必要と認める報酬について定めております。 第16条は、休職者の報酬について定めております。 第17条は、規則への委任について定めております。 次に、附則でありますが、本条例の施行期日を令和2年4月1日とし、令和2年4月1日から令和4年3月31日までに支給する期末手当の支給割合に経過措置を設けるものであります。 続きまして、第140号議案石巻市会計年度任用職員制度移行に伴う関係条例の整備に関する条例について御説明申し上げますので、表紙番号1の33ページから34ページ、あわせて表紙番号7、条例の一部改正新旧対照表の1ページから5ページまでをごらん願います。 初めに、第1条は、石巻市職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部改正を行うものであり、第3条第4項は会計年度任用職員の分限による休職期間について、任期の範囲内とするものであります。 次に、第2条は、石巻市職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部改正を行うものであり、第3条はパートタイム会計年度任用職員の場合、報酬を減額対象とするものであります。 次に、第3条は、石巻市職員の育児休業等に関する条例の一部改正を行うものであり、第7条第2項及び第17条は地方公務員法の改正による文言の整理、第8条は育児休業から職務に復帰した場合の号給調整において、会計年度任用職員は対象とならないとするものであります。 次に、第4条は、石巻市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例の一部改正を行うものであり、第2条第2項第3号は引用している地方公務員法の条項を改めるものであります。 次に、第5条は、石巻市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正を行うものであり、第1条は引用している地方自治法の項ずれ、第2条は地方公務員法の改正により項の追加に伴う文言の整理、第5条及び第6条は嘱託員等を職員等に改めるものであります。 次に、第6条は、石巻市職員の給与に関する条例の一部改正を行うものであり、第35条第1項及び第2項は新たに会計年度任用職員に関する条例を制定し、臨時的任用職員については賃金を給与に改め、第3項はこの他常勤を要しない職員の給与は別に定めるものであります。 次に、第7条は、石巻市職員等の旅費に関する条例の一部改正を行うものであり、第2条第4項に、フルタイム会計年度任用職員は旅費の支給対象となることから、新たに規定するものです。 次に、第8条は、石巻市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正を行うものであり、第3条は給与その他勤務の状況の公表から除く非常勤職員に、フルタイム会計年度任用職員は含まれないものであります。 次に、附則でありますが、本条例を令和2年4月1日から施行するものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本3議案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。暫時休憩いたします。   午後0時00分休憩                                             午後1時10分開議 ○議長(木村忠良議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第8 第141号議案石巻市支所設置条例の一部を改正する条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第8第141号議案石巻市支所設置条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま上程されました第141号議案石巻市支所設置条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、蛇田支所及び蛇田公民館を複合施設として移転新築整備を実施しておりますが、本年12月に完成し、令和2年1月14日より供用を開始することから、同支所の位置の変更を行うため、本条例の一部を改正しようとするものであります。 以下、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の35ページ、あわせて表紙番号7の条例の一部改正新旧対照表の6ページをごらん願います。 第3条の表中、石巻市蛇田支所の位置を「蛇田字上中埣99番地3」から「恵み野二丁目11番地1」に改正しようとするものであります。 次に、附則でありますが、施行期日を令和2年1月14日とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第9 第142号議案石巻市行政委員設置条例の一部を改正する条例 △日程第10 第151号議案石巻市消防団条例の一部を改正する条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第9第142号議案石巻市行政委員設置条例の一部を改正する条例及び日程第10第151号議案石巻市消防団条例の一部を改正する条例、以上2議案を一括議題といたします。本2議案について復興政策部長から説明を求めます。復興政策部長。 ◎久保智光復興政策部長 ただいま一括上程されました2議案について御説明申し上げます。本2議案は、成年後見制度の利用の促進に関する法律及び成年後見制度利用促進基本計画に基づく成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律が令和元年6月7日に成立し、同月14日に公布されたことに伴い、地方公務員法が改正されることから、その趣旨にのっとり条例の一部を改正するものでございます。 初めに、第142号議案石巻市行政委員設置条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の36ページ、あわせて表紙番号7、条例の一部改正新旧対照表の7ページをごらん願います。 第6条の欠格条項において、成年被後見人等の人権が尊重され、成年被後見人であることを理由に不当に差別されないよう、成年被後見人等に係る欠格条項、その他の権利の制限に係る措置の適正化を図るため、当該部分を削除するもので、これにあわせて第7条中の文言を改めるものであります。 次に、第151号議案石巻市消防団条例の一部を改正する条例について御説明いたしますので、表紙番号1の58ページ、あわせて表紙番号7、条例の一部改正新旧対照表の58ページをごらん願います。 本案は、第142号議案と同様に、本条例の欠格事項から当該部分を削除するもので、これにあわせて第6条並びに第7条中の文言を改めるものであります。 次に、附則でありますが、施行期日を令和元年12月14日から施行するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本2議案はお手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第11 第143号議案石巻市行政財産の用途又は目的外使用に係る使用料に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第11第143号議案石巻市行政財産の用途又は目的外使用に係る使用料に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま上程されました第143号議案石巻市行政財産の用途又は目的外使用に係る使用料に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、消費税及び地方消費税の税率が本年10月1日に8%から10%に引き上げられることに伴い、行政財産の使用につき徴収する使用料の金額の範囲について、適正な転嫁を図るため、石巻市行政財産の用途又は目的外使用に係る使用料に関する条例の一部を改正するものであります。 以下、改正内容について御説明いたしますので、表紙番号1の37ページ、あわせて表紙番号7の条例の一部改正新旧対照表の8ページをごらん願います。 第2条第1項第1号中、「100分の3.24以上100分の10.8」を「100分の3.3以上100分の11」に改めるものであります。 次に、附則でありますが、附則第1項は、施行期日を令和元年10月1日とするものであります。附則第2項は、経過措置を規定するもので、本条例の施行の日以後に使用の許可を受けた行政財産の使用料について適用し、同日前に使用の許可を受けた行政財産の使用料については、なお従前の例によることとするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第12 第144号議案石巻市立学校の授業料等徴収条例の一部を改正する条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第12第144号議案石巻市立学校の授業料等徴収条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について教育委員会事務局長から説明を求めます。教育委員会事務局長。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 ただいま上程されました第144号議案石巻市立学校の授業料等徴収条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 子ども・子育て支援法の一部を改正する法律が本年5月17日に公布され、幼児期の教育・保育の重要性に鑑み、子供の保護者の経済的負担の軽減に適切に配慮するため、10月1日から幼児教育・保育の無償化が施行されることになりました。これに伴い、石巻市立幼稚園の保育料及び預かり保育料につきましても無償化に対応するため、本条例の一部を改正しようとするものであります。 また、石巻市立高等学校の入学者選抜手数料等につきましては、東日本大震災により被害を受けた方について、平成31年度まで入学者選抜手数料及び入学額金を免除しておりますが、引き続き被災した生徒の就学の機会を確保するため、令和2年度の入学者に係る入学者選抜手数料及び入学金につきましても免除できるよう、本条例の一部を改正しようとするものであります。 それでは、改正内容について御説明いたしますので、表紙番号1の38ページ、あわせて表紙番号7、条例等の一部改正新旧対照表の9ページから10ページまでをごらん願います。 第1条は、本条例に預かり保育を規定するため、趣旨に加えるものであります。 次に、第4条は、無償化に伴い全ての園児の保育料を無料に改めるものであります。また、預かり保育料の額を定めるとともに、子ども・子育て支援法の規定による保育の必要性の認定を受けた園児につきましては、預かり保育料を無料に定めるものであります。 次に、第5条から第8条までは、無償化に伴い保育料の徴収等に関する項目を削るものであります。また、保育の必要性の認定を受けられない園児は、従来どおり預かり保育料が有料となるため、預かり保育料の徴収等に関する項目を加えるものであります。 次に、附則第4項中「平成30年度」を「令和元年度」に、「平成31年度分」を「令和2年度分」に改めるものでございます。 次に、附則でございますが、本条例の施行期日を令和元年10月1日とし、本条例の施行の日前から引き続き石巻市立幼稚園に在籍する園児に係る同日以降の保育料の徴収については、なお従前の例によるとするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、環境教育委員会に付託いたします。 △日程第13 第145号議案石巻市公民館条例の一部を改正する条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第13第145号議案石巻市公民館条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について教育委員会事務局長から説明を求めます。教育委員会事務局長。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 ただいま上程されました第145号議案石巻市公民館条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、狭隘で老朽化が著しい蛇田公民館及び蛇田支所を複合施設として移転新築整備を進めており、令和2年1月より供用を開始することから、本条例の規定中、石巻市蛇田公民館の位置及び使用料を改めるものであります。 以下、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の39ページから40ページまで、あわせて表紙番号7の条例等の一部改正新旧対照表12ページから13ページまでをごらん願います。 初めに、第3条の表、石巻市蛇田公民館の項中「石巻市蛇田字上中埣26番地」を「石巻市恵み野二丁目11番地1」に改めるものであります。 次に、別表第1の1、石巻中央公民館、渡波公民館、蛇田公民館、稲井公民館及び荻浜公民館使用料の表中、蛇田公民館各室使用料及び冷暖房設備器具使用料を改めるものであります。 次に、附則でありますが、第1項は本条例の施行期日を令和2年1月14日とするものであり、第2項は経過措置について規定したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、環境教育委員会に付託いたします。 △日程第14 第146号議案石巻市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例及び石巻市認可保育所等の保育料に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第14第146号議案石巻市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例及び石巻市認可保育所等の保育料に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について福祉部長から説明を求めます。福祉部長。 ◎津田淳一福祉部長 ただいま上程されました第146号議案石巻市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例及び石巻市認可保育所等の保育料に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、令和元年10月から幼児教育・保育の無償化が開始されることに伴い、子ども・子育て支援法の一部を改正する法律が本年5月17日に公布、同年10月1日から施行されることから、これらの2つの条例の一部を改正しようとするものであります。 以下、改正内容について御説明いたしますので、表紙番号1の41ページから50ページまで、あわせて表紙番号7、条例の一部改正新旧対照表14ページから47ページまでをごらん願います。 初めに、第1条でありますが、石巻市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正を行うものであり、法改正により子育てのための施設等利用給付が創設され、子育てのための教育・保育給付にかかわるものとの区別のため、「支給認定」、「支給認定保護者」、「指定認定子ども」等の用語が「教育・保育給付認定」、「教育・保育給付認定保護者」、「教育・保育給付認定子ども」にそれぞれ改められましたことから、関係する条文において法改正に伴う文言や引用条項等の整理を行うものであります。 第13条は、利用者負担額等の受領について、幼児教育・保育の無償化に伴う特定教育・保育に係る利用者負担額の支払い、食事の提供に要する費用の取り扱いについて条文を整理するほか、子育てのための施設等利用給付創設に伴う文言等の整理を行うものでございます。 第42条は、特定教育・保育施設等との連携において、特定地域型保育事業者による代替保育の提供に係る連携施設の確保義務の緩和及び満3歳以上の幼児に係る保育所型事業所内保育事業者の連携施設の免除に係る要件についての条項を追加するほか、子育てのための施設等利用給付創設に伴う文言等の整理を行うものです。 次に、第2条関係でありますが、石巻市認可保育所等の保育料に関する条例の一部改正を行うものであり、別表第1につきましては、幼稚園、保育所、認定こども園等を利用する3歳から5歳の全ての子どもに係る利用料の無償化に伴い、1号認定子ども及び2号認定子どもに係る保育料について無償とするため、表を改めるものです。 次に、別表第3につきましては、法改正により保育料から保育の実施に係る食事の提供に要する費用が切り離され、実費負担となることから、一時預かり料から食事の提供に要する費用相当額を減額するため、表を改めるものであります。 最後に、附則でございますが、附則第1項は、本条例を令和元年10月1日から施行しようとするものであります。附則第2項は、経過措置について規定するものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第15 第147号議案石巻市印鑑条例の一部を改正する条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第15第147号議案石巻市印鑑条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について生活環境部長から説明を求めます。生活環境部長。 ◎福田寿幸生活環境部長 ただいま上程されました第147号議案について御説明申し上げます。 本案は、住民基本台帳法施行令等の一部を改正する政令が公布され、令和元年11月5日に施行されることに伴い、国の印鑑登録証明事務処理要領の一部が改正されたことから、石巻市印鑑条例の一部を改正するものであります。 それでは、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の51ページから52ページまで、あわせて表紙番号7の条例の一部改正新旧対照表の48ページから51ページまでをごらん願います。 初めに、第1条は、第5条第1項第1号の中の外国人住民の印鑑登録における通称の記載に係る引用条項であります「第30条の26第1項」を「第30条の16第1項」に改めるものであります。あわせて国の印鑑登録証明事務処理要領との整合を図るため、各条項の文言等の整理を行うものであります。 第2条は、住民票及びマイナンバーカード等に本人からの申し出により旧氏を併記する届け出がされている場合、記載がされている旧氏での印鑑登録が可能となったことにより、印鑑登録原票及び印鑑登録証明書の氏名欄に旧氏を併記するものであり、旧氏に係る条例の一部を改正するものであります。あわせて石巻市男女共同参画基本計画において、人権を尊重した性的マイノリティーへの理解促進を取り組み項目としていることから、性的マイノリティーの方の理解と人権に配慮するため、第6条、印鑑登録原票に登録する事項及び第15条、印鑑登録証明に記載する事項から性別の表記を廃止をしようとするものであります。 次に、附則でございますが、本条例中第1条の規定は、令和元年11月5日から、第2条の規定は、システム改修に最大4カ月を要することから、令和2年2月1日から施行しようとするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。11番。 ◆11番(櫻田誠子議員) このたび印鑑条例の一部を改正する条例ということで上程されておりますが、この指針も性的マイノリティーの方の理解と人権に配慮するためということで性別表記を抜くということでございました。これまでも性的マイノリティーの方々への配慮のために、性別の必要のないものは抜いていただきたいという要望はさせていただいてまいりましたが、まず第一歩だなというふうに実感しておりますが、今回この改正に当たりまして実施が第2条の規定ということで来年、令和2年2月1日からその性別が抜かれるということでよろしいのでしょうか。 そしてまた、以前その要望をさせていただいたところ、役所のほうで確認するために、例えば性別、男女ということではなくても、何かわかる印が必要ではないかということも御指摘いただいたことがございました。そういうものがないのかどうか。 あとまた、その2月1日でございますが、それ以前に印鑑登録されている方々への対応についてどのように考えるのかお聞きしたいと思います。 ◎福田寿幸生活環境部長 まず、住民票の記載併記は、11月5日から、印鑑登録証はなぜ2月1日からかということでございますけれども、住民基本台帳施行令が11月5日に一部改正がなされ、施行されますことから、住民票については11月5日からということでございます。それで、印鑑登録証明事務につきましては、自治事務でございまして、条例事項になっております。ということでありますので、今回の条例の議案を議決いただいた後にシステムの改修を行います。それで、システムの改修が最大で4カ月を要するということでございますので、2月1日からということでございます。 申請書を確認するときというようなことだったと思うのですけれども、それは申請書のときに男女を書いての申請ということになっているのがどうなるかというようなことでよろしいでしょうか。申請書には男女を書かないような、記入しないような形の申請書をつくりたいというふうに考えております。 それと住民票の11月5日から旧氏の併記がなると、そうした場合、印鑑登録はどのような形になるかと、証明はどういうふうになるかというような御質疑だったと思うのですが、11月5日に旧氏を登録なされた方につきましては、そのまま移行して印鑑登録も旧氏が併記になるというふうな形になります。 ◆11番(櫻田誠子議員) 御答弁がちょっと合わなかったなという感じがするのですが、2月1日から性別を抜くことに関して、それ以前の方が申請しても皆さんある程度印鑑登録されていて持っていますよね。そうすると、何かのときに、車を買うとかということで証明書を発行していただくときに、前と同じような性別が入ったものが出てくるのではないのかなと、その以前の人への対応はどうなるのかなというふうに思ったのが先ほどの質疑でございました。 また、それにあわせまして、今回の第1弾といいますか、一つなのですけれども、今回の印鑑登録に関しまして性別を抜くということなのですが、例えば証明書等を含めて市民の方々が使うものに対しまして、性別が必要のない書類といいますか、証明書といいますか、そういう関係書類に関してなのですが、ほかにどのぐらいあって、またそれが今後性別を抜いても可能なものがあるのかどうか確認して、そういう事業もしていただいているのかなと思うのですが、それをお聞きしたいと思います。 ◎久保智光復興政策部長 性別表記について、市全体の取り組みという御質疑に関しては、男女共同参画で担当をさせていただいています私のほうから御答弁させていただきます。 議員おっしゃるとおり、印鑑条例の廃止ということで、これからは印鑑証明については全ての性別表記、証明書としては全てなくなるというふうな形でございます。あと庁内にさまざまな証明行為、性別表記をしている部分がございまして、一度全庁的に調査をさせていただいております。今後はさらに法令等とか、あと集計上どうしても必要なケースというのも考えられます。法律の部分と、あと実務上の部分、そういったものも考慮しまして、なるべく性別表記をしないことが可能なのか、そういった対応を今全庁的に検討させていただいております。所定の手続をとって、早いものに関しては新年度から対応できる部分に関してはしていきたいというふうに今現在検討させていただいているところでございます。
    ◆11番(櫻田誠子議員) 今回の印鑑登録におきましては、システム改修が必要だということで予算も伴うものだと思うのですけれども、あと今いろいろ文書、いろいろなものを調べていただいてということでございましたが、例えばその中でもそういうシステム改修の必要のないものであったり、条例を改正しなくてもいいものであるということも中にはあるのではないかなと思いますので、それに沿いましてできる限り先ほどの今回改正するに当たりまして、やっぱり理解と人権に配慮するためという文言がございますので、ぜひそのような形で取り組んでいただきたいと思いますが、最後に伺います。 ◎久保智光復興政策部長 お答えします。 議員おっしゃるとおり、選挙の入場券ということで、最近報道等ございました。性別表記でもなく、いわゆるアスタリスクとか、違う表記でも目的が果たすものもあるのではないかと。 あと議員おっしゃるとおり、内規的な規定として扱っているのもございます。予算措置等も必要なく、一定の事務処理で済むような部分とか、そういったものをもう一度今一旦踏み込んで調査させていただいております。議員おっしゃるとおり、そういう部分に関しては配慮を今後も続けていきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◆30番(水澤冨士江議員) 今復興政策部長から御答弁ありましたけれども、この条例案に関連をして、やはり参議院選挙の前ですか、ことし、県内女川のジェンダー当事者の方が選挙の入場券の件について改善を求めるということをおっしゃっていました。今も答弁ありましたけれども、全庁的にジェンダーの問題について取り組んでいただくと、この印鑑証明だけでなく。 もう一つ要望しているのは、トイレの問題なのです。男女だけではなくて、その間にある誰でも使えるトイレですね、やはりこれが役所がスタートでしょうけれども、いろんなところにそういったジェンダーの方々が使えるようなトイレも進めていっていただきたい。これを担当の選挙管理委員会と、事務局長いないですけれども、あと建設部のほうですか、まず担当部長、そして市長の見解を伺います。 ◎岡道夫総務部長 選挙管理委員会につきまして、事務局長出席していないということで、関連がありますので、私のほうから答弁させていただきます。 選挙の入場券に関しましては、議員御指摘のとおり、ことしの参議院選挙後にいろいろ要望があったということで、県内全体でも検討は進められていると。石巻市の選挙管理委員会におきましては、令和2年度、来年度がちょうど選挙のシステムの改修の時期に当たっております。その選挙のシステムの改修にあわせて入場券についての男女表記をなくす形で今検討が行われているという状況でございますので、私のほうから御報告させていただきます。 ◎伊勢崎誠一建設部長 私どもがつくっているトイレの部分についてお答えさせていただきます。 まず、完成しているものということでは、多目的トイレということで、最近では総合運動公園のところが完成しております。現在つくっているところということでは、ちょうど石巻駅前にあるトイレ、もともとあったところを現在壊して仮設のトイレを設置中でありますが、今後同様につくってまいります。今後つくるもの、現在計画中ということでは、日和山公園のトイレを改修するという計画がありますので、検討をしてまいりたいと思います。 ◎亀山紘市長 この性別の問題については、やれるところから積極的に進めていきたいと思っております。 また、トイレについては今建設部長からありましたように、予算も必要とすることですので、男女別と、それから多目的トイレというものをペアで設置していくことが必要だろうというふうに考えておりますので、これからつくるトイレについてはそのような配慮をしたいと考えております。 ○議長(木村忠良議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、環境教育委員会に付託いたします。 △日程第16 第148号議案石巻市水産物地方卸売市場条例の一部を改正する条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第16第148号議案石巻市水産物地方卸売市場条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について産業部長から説明を求めます。産業部長。 ◎吉本貴徳産業部長 ただいま上程されました第148号議案石巻市水産物地方卸売市場条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、本年10月1日に消費税及び地方消費税率が10%に引き上げられることに伴い、軽減税率制度が実施されますが、卸売場使用料には引き上げ後の税率が適用され、卸売場使用料の算定基礎となる卸売金額には軽減税率が適用されますことから、受益者負担の適正化を図るため、本条例の一部を改正しようとするものであります。 それでは、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の53ページ、あわせて表紙番号7、条例等の一部改正新旧対照表の52ページをごらんください。別表(第7条)中「卸売金額(消費税額及び地方消費税額を含む。)の1,000分の5」を「卸売金額(消費税及び地方消費税を除く。)の1,000分の5に1.1を乗じて得た額」に改めようとするものであります。 次に、附則でありますが、施行期日を10月1日とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第17 第149号議案石巻市下水道条例等の一部を改正する条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第17第149号議案石巻市下水道条例等の一部を改正する条例を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎伊勢崎誠一建設部長 ただいま上程されました第149号議案石巻市下水道条例等の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、消費税の税率改定日である令和元年10月1日前から継続して使用している下水道使用料ほか3使用料の料金で、令和元年10月1日から同年10月30日までの間に料金の支払いを受ける権利が確定するものについては、旧税率の8%の税率が適用されることから、関連する条例の一部を改正しようとするものであります。 以下、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の54ページから56ページまで、あわせて表紙番号7、条例の一部改正新旧対照表の53ページから56ページまでをごらん願います。 初めに、第1条、石巻市下水道条例の一部改正についてでありますが、附則第4項及び第5項に下水道使用料の消費税の経過措置の規定を追加するものであります。以下、第2条、石巻市浄化槽事業条例、第3条、石巻市農業集落排水処理施設条例、第4条、石巻市漁業集落排水処理施設条例の一部改正についてでありますが、第1条と同様に附則第4項及び第5項に各使用料の消費税の経過措置の規定を追加するものであります。 次に、附則でありますが、本条例の施行期日を令和元年10月1日からとするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第18 第150号議案石巻市営住宅条例の一部を改正する条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第18第150号議案石巻市営住宅条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎伊勢崎誠一建設部長 ただいま上程されました第150号議案石巻市営住宅条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、特に高齢化が進んでいる半島沿岸部において、過疎地域に指定されている河北地区、雄勝地区、北上地区、牡鹿地区では入居要件を緩和し、60歳以下の単身入居を認めておりますが、同様の住環境にあります荻浜地区につきまして、本条例の一部を改正し、過疎地域と同様に単身者の入居要件を緩和することにより空き家の解消及び地域の活性化を図ろうとするものでございます。 それでは、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の57ページ、あわせて表紙番号7、条例の一部改正新旧対照表の57ページをごらん願います。 初めに、附則第9項でございますが、単身者の入居要件を緩和する地域に「市長が規則で定める地域」を加えるものでございます。 次に、施行期日でございますが、令和元年10月1日とするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。3番。 ◆3番(髙橋憲悦議員) 前回一般質問でもこの件はお願いしまして、年齢制限も、それから地区も該当して、これは事例がありまして、首都圏からの漁業の担い手事業に来て、そして入りたいというふうな方が今回このような条例を議決いただければ住む環境もすごくよくなるのかなと。 それとちょっと関連しまして、復興住宅についてお尋ねしますが、復興住宅で特に市長が今回の決算においても復興のステージが進むにつれて生じる新しい課題や多様なニーズにきめ細かく対応するとあります。今こういう事例がありまして、被災等によりましてお母さんと娘さんが別々に暮らして、そして別々に復興住宅に入っていると。ところが、お母さんがだんだん年齢とともに病弱になりまして、別な復興住宅に入っている娘さんが一緒に住んで介護しながらしたいと、ですから市にとっては復興住宅が2つ解消されまして、1つ、親子で住むような住宅を提供していただけないかというふうな問題が発生しております。ですから、まず市としては仮設から復興住宅に入れれば、それで終わりだというふうな考えではなくて、これからそういう発生するニーズも十分検討すべきだと思いますが、担当部長と市長の考えをお尋ねします。 ◎伊勢崎誠一建設部長 お答えいたします。 そういったニーズというのは、きょう初めて知りましたが、収入の問題ですとかいろいろあると思いますので、そこは検討してまいりたいと思います。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 議員御指摘のように、やはりステージがどんどん移ってきますので、そのステージが変わっていくことによって、新しいニーズがいろいろ出てきておりますので、そういったことに対してきめ細かい対応をしていくということが必要だというふうに思っておりますので、今後も議会と連携しながらいろんな課題に応えていきたいと考えております。 ◆3番(髙橋憲悦議員) ぜひよろしくお願いしたいと思います。復興住宅に入っていますので、所得の条件とか、おのおのは十分クリアしていると思うのです。ただし、お母さんと一緒に住むその部屋の広さの問題だけでありまして、広い部屋を1つ提供していただくことによって、お母さんを面倒見てもらうと、その人は現在ヘルパーをお願いしていますので、市の扶助費も削減できますし、人間としての親孝行といいますか、美談にもつながりますので、ぜひそういうのを加味しながら、なかなか高いハードルを下げることによりまして、今市長の言ったようなきめ細かい行政サービスになると思いますので、ぜひ御検討をお願いいたします。 ○議長(木村忠良議員) ほかにございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第19 第152号議案令和元年度石巻市一般会計補正予算(第3号) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第19第152号議案令和元年度石巻市一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。本案について財務部長から説明を求めます。財務部長。 ◎大塚智也財務部長 ただいま上程されました第152号議案令和元年度石巻市一般会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、本年10月から開始される幼児教育・保育の無償化に伴う関係予算を計上したほか、(仮称)大川地区地域交流センターの整備やサン・ファン・バウティスタパークの施設改修、十八成浜海水浴場の再開に向けた施設整備に要する経費などを主体に編成いたしました。 それでは、表紙番号5、令和元年度石巻市各種会計補正予算の1ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ90億8,838万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,922億8,647万6,000円とするものでございます。 第2条は、継続費の補正でありまして、4ページの第2表、継続費補正にありますように、旧門脇小学校震災遺構整備事業ほか3事業につきまして、総額及び年割額を変更するものでございます。 第3条は、繰越明許費の設定でありまして、5ページの第3表、繰越明許費にありますように、(仮称)大川地区地域交流センター建設事業ほか2事業につきまして4億2,450万円を繰り越ししようとするものであり、年度内に事業が完了しないことから、翌年度に繰り越しして使用することができる経費を定めようとするものでございます。 第4条は、債務負担行為の補正でありまして、6ページの第4表、債務負担行為補正にありますように、県・市町村共同電子申請システム負担金ほか8件を追加し、就学ユニットシステム構築及び保守業務につきましては、期間及び限度額を変更するものでございます。 第5条は、地方債の補正でありまして、7ページの第5表、地方債補正にありますように、清掃施設整備事業債ほか5事業債につきまして、限度額を変更するものでございます。 次に、表紙番号6、令和元年度石巻市各種会計補正予算説明書により歳出から主なものについて御説明申し上げます。なお、東日本大震災関係費につきましては目の名称を、またあわせまして特別会計への繰出金や財源振替につきましても説明を省略させていただきますので、あらかじめ御了承賜りたいと存じます。 それでは、38ページをごらん願います。7目地域振興費に469万円を計上しておりますが、これは地域交流定着支援等事業として、東京圏から本市への移住者に対する支援金などを措置したものでございます。 次に、18目減債基金費に2億2,697万2,000円を計上しておりますが、これは須江産業用地及びトゥモロービジネスタウン用地の売払収入を同基金に積み立てするものでございます。 次に、22目がんばる石巻応援基金費に3,463万7,000円を計上しておりますが、これはがんばる石巻応援寄附として寄せられました寄附金を同基金に積み立てするものでございます。 次に、23目震災復興基金費に4億2,630万2,000円を、24目東日本大震災復興交付金基金費に56億9,798万7,000円を計上しておりますが、これらは災害復旧費寄附金として寄せられました寄附金や、同基金を財源とした繰り越し事業の決算に伴う不用額などを積み立てするものでございます。 次に、25目公共施設等整備基金費に9万6,000円を計上しておりますが、これは基金の運用利子を積み立てするものでございます。 次に、27目に3億4,046万5,000円を計上しておりますが、これは(仮称)大川地区地域交流センター整備に要する経費を措置したものでございます。 次に、40ページ、1目社会福祉総務費に2億2,858万5,000円を計上しておりますが、これは補助金等の精算に伴う国県支出金の返還金を措置したものでございます。 次に、42ページ、3目老人福祉施設費に455万3,000円を計上しておりますが、これは地域医療介護確保のための補助金を措置したものでございます。 次に、44ページ、1目児童福祉総務費に1,969万2,000円を計上しておりますが、これは幼児保育無償化に伴う保育施設等利用給付費を措置したものでございます。 次に、46ページ、4目廃棄物処理施設建設費に9,200万円を計上しておりますが、これは一般廃棄物最終処分場整備に伴い既存の最終処分場の用地購入費を措置したものでございます。 次に、48ページ、9目に4億8,148万4,000円を計上しておりますが、これは事業完了に伴う補助金の精算及び談合事件違約金の国庫返還金等を措置したものでございます。 次に、50ページ、5目漁港建設費に2,346万円を計上しておりますが、これは県管理漁港である鮎川漁港の補修に伴う負担金を措置したものでございます。 次に、6目の1水産業復興対策費に332万5,000円を計上しておりますが、これは水産業者等が従業員を確保するための宿舎整備に対する補助金を措置したものでございます。 次に、2漁港施設機能強化事業費で9,000万円を計上しておりますが、これは小淵漁港及び小網倉漁港のコンクリート塊等除去に要する経費を措置したものでございます。 次に、52ページ、3目観光費の1観光施設管理費に1,200万円を計上しておりますが、これはかほく上品の郷の設備修繕に要する経費を措置したものでございます。 次に、2サン・ファン・バウティスタパーク運営費に1億円を計上しておりますが、これは施設の老朽化に伴う施設改修費用を措置したものでございます。 次に、4目に4,500万円を計上しておりますが、これは十八成浜海水浴場の再開に向けた施設整備に要する経費を措置したものでございます。 次に、54ページ、1目道路橋梁総務費に1,700万円を計上しておりますが、これは道路照明灯の修繕料を措置したものでございます。 次に、2目道路維持費に5,500万円を計上しておりますが、これは市道等の修繕及び危険ブロック塀の撤去等に要する経費を措置したものでございます。 次に、3目橋梁維持費に177万4,000円を計上しておりますが、これは国営河南2期農業水利事業の施設改修に伴う橋梁かけかえに係る負担金を措置したものでございます。 次に、4目道路新設改良費に5,900万円を計上しておりますが、これは大須長尾線道路改良工事に要する経費を措置したものでございます。 次に、7目で10万円を減額しておりますが、これは水道企業団との協議による補償費の減額や工事費の増額等の組み替えを行うものでございます。 次に、56ページ、1目都市計画総務費に250万円を計上しておりますが、これは三陸沿岸道路上下線の河北インターチェンジ付近に雄勝・北上地区への案内標識を設置する経費を措置したものでございます。 次に、7目に7,700万円を計上しておりますが、これは鮎川地区拠点エリアの広場整備に要する経費を措置したものでございます。 次に、58ページ、3目に7,629万3,000円を計上しておりますが、これは防災集団移転団地及び移転元地の一般分譲に伴う国庫返還金を措置したものでございます。 次に、60ページ、2目非常備消防費に515万7,000円を計上しておりますが、これは救急救助用チェーンソー等の購入費を措置したものでございます。 次に、62ページ、2目事務局費に891万円を計上しておりますが、これは社会教育体育施設の適正配置及び長寿命化計画策定費を措置したものでございます。 次に、64ページ、1目幼稚園費の2私立幼稚園就園奨励費で6,511万1,000円を減額、3私立幼稚園施設等利用支援事業費で1億6,141万7,000円を増額しておりますが、これは幼児教育の無償化に伴う財源調整及び関係予算を措置したものでございます。 次に、66ページ、12目(仮称)市民文化ホール建設基金費に599万2,000円を計上しておりますが、これは複合文化施設建設のために寄せられました寄附金を同基金に積み立てするものでございます。 次に、13目に100万円を計上しておりますが、これは複合文化施設の開館に向けた事業の企画立案業務委託料を措置したものでございます。 次に、70ページ、1目その他公共施設災害復旧費の1海水浴場施設災害復旧費に4,000万円を、2伝統産業会館災害復旧費に1,100万円を、3おしかホエールランド災害復旧費に7,500円をそれぞれ計上しておりますが、これらはそれぞれの施設の災害復旧に要する経費を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、4ページにお戻り願います。まず、9款地方特例交付金では、減収補填特例交付金で3,263万5,000円を計上しているほか、6ページでは幼児教育・保育の無償化に伴う子ども・子育て支援臨時交付金として1億9,378万6,000円を計上しております。 次に、8ページ、10款地方交付税のうち普通交付税で7億555万5,000円を計上しておりますが、これは交付額が確定したことに伴う補正でございます。また、震災復興特別交付税で1億9,500万円を計上しておりますが、これは復興交付金事業などの歳出予算と連動した交付見込み額を措置したものでございます。 次に、10ページ、12款分担金及び負担金で1億8,287万5,000円を、12ページ、13款使用料及び手数料で444万6,000円をそれぞれ減額しておりますが、これは幼児教育・保育の無償化に伴う財源調整の結果、減額するものでございます。 次に、14ページから17ページ、14款国庫支出金で1億6,758万8,000円を、18ページから21ページ、15款県支出金で733万3,000円を計上しておりますが、これらは幼児教育・保育の無償化に伴う財源調整を行うほか、各種事務事業及び災害復旧事業などに対する国県支出金を措置したものでございます。 次に、22ページ、1項財産運用収入で13万2,000円を計上しておりますが、これは基金の利子収入の増額分を措置したものでございます。 次に、24ページ、2項財産売払収入で3億737万1,000円を計上しておりますが、これは須江産業用地及びトゥモロービジネスタウン用地の売払収入のほか、防災集団移転団地の売払収入を措置したものでございます。 次に、26ページ、17款寄附金で4,464万6,000円を計上しておりますが、これはがんばる石巻応援寄附金などの寄附金を措置したものでございます。 次に、28ページ、6目震災復興基金繰入金で11億2,042万5,000円を、7目東日本大震災復興交付金基金繰入金で2億9,964万2,000円を計上しておりますが、これらは歳出で御説明申し上げました復興事業に係る財源の一部として繰り入れするものでございます。 次に、9目21世紀の田園文化創造基金繰入金で4億8,106万1,000円を計上しておりますが、これは事業完了に伴う精算及び談合事件違約金の国庫返還分を繰り入れするものでございます。 次に、30ページ、2項特別会計繰入金で21億5,045万5,000円を計上しておりますが、これは下水道事業特別会計などにおける前年度の決算剰余金のうち、一般会計への繰入金を措置したものでございます。 次に、32ページ、19款繰越金に38億円を計上しておりますが、これは平成30年度決算剰余金の一部を措置したものでございます。 次に、34ページ、4項雑入で1,235万6,000円を計上しておりますが、これは幼児教育・保育の無償化に伴う食材料費等の財源調整を行うものであります。 次に、36ページ、21款市債で8,570万円を減額しておりますが、これは予算第5条の地方債の補正で御説明申し上げたとおりでございます。 次に、もう一度28ページにお戻りいただきまして、1目財政調整基金繰入金で1億5,658万4,000円を減額しておりますが、これはただいま御説明申し上げました歳入歳出予算調整の結果、財政調整基金に一部を戻し入れするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。前例に伴い、補正予算説明書について歳出から各款ごとに質疑を行います。2款総務費、あわせて予算案第2条、継続費補正、予算案第3条、繰越明許費及び予算案第4条、債務負担行為補正について質疑はありませんか。6番。 ◆6番(黒須光男議員) 5の4ページをちょっとお開きください。継続費の補正です、4ページ。この中の総務費2の総務管理費、事業名が旧門脇小学校震災遺構整備事業についてお伺いしたいと思います。お開きください。 まず、今回6月の補正から1億2,500万円増額になりました、総額でですね。これは皆さん数字的に見ていただけませんか。これまで、6月まで当局は、我々に実施設計が終わっていないので、全体像が見えないという説明を繰り返してきました。そして、前回の6月の予算で通したわけです。しかしながら、市役所の職員の中にも予算に精通する人もおりまして、総務部の次長ですとか、財政課長ですとかがいろいろ掘り下げていきますと、やっぱり全体像が見えない、おかしいと。やっぱりしっかりした見解を示すべきだし、これは当然基本設計が終わっているわけですから、基本設計で総額が見えているわけですから、総額で予算計上すべきだということでありました。 そんなこんな議長にもお伝えをしたところ、議長の職権をもっていろいろ復興政策部長等にお話をいたしまして、今回このように計上していただいたということで、議長のそういう努力に対して私は敬意を表したいというふうに思っておるところでございます。 そういうことで、ところが昨日市長も提案理由を説明いたしましたし、今財務部長も説明したのですが、この件について触れてないのです。これは、変更した理由ですね、謝罪も含めてきちっとこの辺は男として決断すると、謝罪するなりして、ひとつ市民の皆さんに向かって発表するということが必要ではなかったのかというふうなことで、この辺についてまずお尋ねしたいと思います。 2点目は、継続費には他年度分が含まれていないのですよ。要するに、令和元年で終わる工事、予算は継続費の中に加わっていない。ですから、今お示しをしたこの予算の計9億1,513万円のほかに約1億円の予算が一般財源で計上されているのですよ。そういう意味では、私はこういう予算の計上ではなかなか不透明であると、議会もわからないし、市民もわからない、こういう提案では。そこで、県と打ち合わせをしましたよ、県の市町村課の課長なり、補佐とも何回か話したら、やっぱりそういう問題があるので、県はこの継続費は使っていない、手法はとっていない。債務負担行為で予算をとっていると。なるほどと。ほかの市町村はどうですかと、ほかの市町村もほとんど債務負担行為でやっているということで、そういう説明なのです。ですから、私は今後総務企画委員会で、きょうは大枠ですから、そんなに細かいこと触れませんけれども、総務企画委員会で細かく切り込みますけれども、次回からは債務負担行為でとるのがよろしいのではないかと。 そういうことで、市長にお尋ねをしておきたいと思います。このやりとりについては、総務企画委員会でしっかりやりとりをさせていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。市長からは概要で結構でございます。 もう一点です。この継続費というふうなものがこういう形でやられているものですから、1億円の当初予算はもう既に入札終わっているのです。終わったのですよ、約1億円の入札は。これちょうど業界ではこの入札に当たっては大変注目し、やばい予算ではないかということで、誰も、1者しか応募なかったのです、解体工事、1者ですよ。そういう現実なのです。ですから、もっと業界なり、市民にもわかるには、誰しもが理解する予算のとり方、そして発注の仕方というふうなものが必要ではなかろうかというふうに思うところでございます。この件について、私もいろんな調査していますので、総務企画委員会で提案させていただきますので、市長にはひとつこれは頭に入れていただければありがたいなと、そして今後の参考にしていただいて、官製談合ですとか、そういうことないような形で進められるように御指導いただきたいというふうなことでございます。 この3点お尋ねしたいと思いますが、最後の点は結構でございますが、市長からまず見解をお伺いしたいと思います。 ◎久保智光復興政策部長 申し上げます。まず、詳細概要は私のほうからやらせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ただいま議員からお話がありました旧門脇小学校震災遺構事業、継続費を含む予算でございますが、6月定例会で御審議いただきました。全体内容が説明できていないという御指摘をいただきました。この件に関しては、今回ようやっと外構工事周辺整備費を計上させていただきましたが、説明として丁寧さが足りなかったと、この部分に関しては反省しております。よろしくお願いいたします。 御指摘の点も含めて委員会でしっかり報告させていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(木村忠良議員) 黒須議員に申し上げます。この案件は、総務企画委員会に付託予定の案件でございますので、後日委員会のほうでお願いしたいと思います。ほかにございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、3款民生費、あわせて予算案第4条、債務負担行為補正について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、4款衛生費について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、6款農林水産業費について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、7款商工費、あわせて予算案第3条、繰越明許費について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、8款土木費、あわせて予算案第2条、継続費補正について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、9款消防費について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、10款教育費、あわせて予算案第4条、債務負担行為補正について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、11款災害復旧費、あわせて予算案第2条、継続費補正及び予算案第3条、繰越明許費について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入の質疑に入ります。歳入は全款について、あわせて予算案第5条、地方債補正についても質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案についてはお手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に分割付託することに御異議ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。 △日程第20 第153号議案令和元年度石巻市下水道事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第20第153号議案令和元年度石巻市下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎伊勢崎誠一建設部長 ただいま上程されました第153号議案令和元年度石巻市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 表紙番号5、令和元年度石巻市各種会計補正予算の9ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ22億7,850万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ671億5,354万3,000円とするものでございます。 次に、表紙番号6、令和元年度石巻市各種会計補正予算説明書により歳出から御説明申し上げます。それでは、94ページをごらん願います。1目下水道事業総務費に7億2,189万4,000円を計上しておりますが、これは平成30年度決算額の確定により、消費税及び地方消費税を算定し、所要額を措置したものでございます。 次に、96ページ、1目一般会計繰出金に15億5,660万8,000円を計上しておりますが、これは前年度繰り越し事業の決算に伴う剰余金処分として一般会計繰出金を予算措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、お戻りいただきまして92ページをごらん願います。1目繰越金に15億5,660万8,000円を計上しておりますが、これは平成30年度の決算剰余金を前年度繰越金として措置したものでございます。 次に、90ページにお戻りいただきまして、1目管理費繰入金は、以上のような歳入歳出予算の調整の結果、7億2,189万4,000円を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第21 第154号議案令和元年度石巻市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第21第154号議案令和元年度石巻市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎伊勢崎誠一建設部長 ただいま上程されました第154号議案令和元年度石巻市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 表紙番号5、令和元年度石巻市各種会計補正予算の13ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ313万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億6,093万9,000円とするものでございます。 次に、表紙番号6、令和元年度石巻市各種会計補正予算説明書により歳出から御説明申し上げます。それでは、106ページをごらん願います。1目農業集落排水事業総務費に310万3,000円を計上しておりますが、これは平成30年度決算額の確定により消費税及び地方消費税を算定し、所要額を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、戻りまして104ページをごらん願います。1目管理費繰入金は、以上のような歳出予算の調整の結果、313万3,000円を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第22 第155号議案令和元年度石巻市浄化槽整備事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第22第155号議案令和元年度石巻市浄化槽整備事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎伊勢崎誠一建設部長 ただいま上程されました第155号議案令和元年度石巻市浄化槽整備事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 表紙番号5、令和元年度石巻市各種会計補正予算の17ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ27万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6,233万円とするものでございます。 次に、表紙番号6、令和元年度石巻市各種会計補正予算説明書により歳出から御説明申し上げます。なお、財源振替につきましては、説明を省略させていただきますので、あらかじめ御了承賜りたいと存じます。 それでは、120ページをごらん願います。1目浄化槽事業総務費に27万3,000円を計上しておりますが、これは平成30年度決算の確定により消費税及び地方消費税を算定し、所要額を措置したものでございます。 次に、122ページ、1目浄化槽整備推進事業費ですが、これは次に歳入について御説明を申し上げますので、戻りまして114ページをごらん願います。1目循環型社会形成推進交付金で289万2,000円を減額しておりますが、これは前年度繰越金充当分による財源整理として措置したものでございます。 次に、118ページ、1目繰越金に289万2,000円を計上しておりますが、これは前年度循環型社会形成推進交付金の未充当額を今年度へ繰り越ししたことにより増額するものでございます。 次に、116ページにお戻りいただきまして、1目管理費繰入金は、以上のような歳入歳出予算の調整の結果、27万3,000円を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第23 第156号議案令和元年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第23第156号議案令和元年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。本案について復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。 ◎後藤寛復興事業部長 ただいま上程されました第156号議案令和元年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 それでは、表紙番号5、令和元年度石巻市各種会計補正予算の21ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出の予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5億9,384万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ49億8,893万9,000円とするものでございます。 次に、歳出から御説明申し上げますので、表紙番号6、令和元年度石巻市各種会計補正予算説明書の132ページをごらん願います。2項繰出金において、5億9,384万7,000円を計上しておりますが、これは被災市街地復興土地区画整理事業及び震災復興土地区画整理事業の前年度決算剰余金を一般会計繰出金として措置したものでございます。 続いて、歳入について御説明申し上げますので、戻りまして130ページをごらん願います。1項繰越金で5億9,384万7,000円を計上しておりますが、これは前年度決算剰余金を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第24 第157号議案令和元年度石巻市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第24第157号議案令和元年度石巻市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎守屋克浩健康部長 ただいま上程されました第157号議案令和元年度石巻市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 それでは、表紙番号5、令和元年度石巻市各種会計補正予算の25ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ96万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ168億5,851万5,000円とするものでございます。 第2条は、債務負担行為の補正でありまして、28ページの第2表、債務負担行為補正にありますように、特定健康診査等業務につきまして、期間及び限度額を設定するものでございます。 それでは、補正予算の主な内容について、表紙番号6、令和元年度石巻市各種会計補正予算説明書により歳出から御説明申し上げますので、146ページをごらん願います。1項療養諸費に500万7,000円を、148ページ、2項高額療養費に419万3,000円をそれぞれ計上しておりますが、これらは退職被保険者に係る年間の支出見込み額を措置したものでございます。 次に、150ページ、1項医療給付費分で2,922万4,000円を減額し、152ページ、2項後期高齢者支援金等分で1,900万7,000円を計上しておりますが、これらは県から事業費納付金の確定額が示されたことに伴い措置したものでございます。 次に、154ページ、1項基金積立金に5万2,000円を計上しておりますが、これは財政調整基金の運用に係る利子収入の基金への積み立て見込み額を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、140ページにお戻り願います。1項県負担金に920万円を計上しておりますが、これは歳出で御説明申し上げました退職被保険者に係る療養諸費及び高額療養費の財源として県から交付される保険給付費等交付金を措置したものでございます。 次に、142ページ、1項財産運用収入に5万2,000円を計上しておりますが、これは歳出で御説明申し上げました財政調整基金に係る利子収入見込み額を措置したものでございます。 次に、144ページ、2項基金繰入金で1,021万7,000円を減額しておりますが、これはただいま御説明申し上げました歳入歳出予算の調整の結果、財政調整基金に一部を戻し入れするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第25 第158号議案令和元年度石巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第25第158号議案令和元年度石巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎守屋克浩健康部長 ただいま上程されました第158号議案令和元年度石巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 それでは、表紙番号5、令和元年度石巻市各種会計補正予算の29ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,704万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ17億9,247万2,000円とするものでございます。 第2条は、債務負担行為の補正でありまして、32ページの第2表、債務負担行為補正にありますように健康診査業務につきまして、期間及び限度額を設定するものでございます。 それでは、補正予算の主な内容について、表紙番号6、令和元年度石巻市各種会計補正予算説明書により歳出から御説明申し上げますので、166ページをごらん願います。1項後期高齢者医療広域連合納付金に1,689万7,000円を計上しておりますが、これは前年度繰越金に係る後期高齢者医療広域連合保険料負担金を措置したものでございます。 次に、168ページ、1項償還金及び還付加算金に14万8,000円を計上しておりますが、これは前年度におけるシステム改修に伴う国庫補助金の額の確定に伴う返還金を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、164ページにお戻り願います。1項繰越金に1,704万5,000円を計上しておりますが、これは平成30年度決算剰余金について、前年度繰越金として措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第26 第159号議案令和元年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第26第159号議案令和元年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎守屋克浩健康部長 ただいま上程されました第159号議案令和元年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 表紙番号5、令和元年度石巻市各種会計補正予算の33ページをごらん願います。今回の補正は、第1条にございますように歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,513万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ138億5,136万8,000円とするものでございます。 それでは、予算の主な内容について、歳出から御説明申し上げますので、表紙番号6、令和元年度石巻市各種会計補正予算説明書の184ページをごらん願います。1項基金積立金に2万9,000円を計上しておりますが、これは介護保険事業財政調整基金の運用に係る利子収入の基金への積み立て見込み額を措置したものでございます。 次に、186ページ、1項償還金及び還付加算金に4,510万7,000円を計上しておりますが、これは平成30年度介護給付費負担金等について、国・県及び社会保険診療報酬支払基金に対する超過交付金の返還金を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、178ページにお戻り願います。1項支払基金交付金に462万7,000円を計上しておりますが、これは平成30年度介護給付費交付金について、社会保険診療報酬支払基金からの追加交付金を措置したものでございます。 次に、180ページ、1項財産運用収入に2万9,000円を計上しておりますが、これは歳出で御説明申し上げました財政調整基金に係る利子収入見込み額を措置したものでございます。 次に、182ページ、2項基金繰入金に4,048万円を計上しておりますが、これはただいま御説明申し上げました歳入歳出予算の調整の結果、財政調整基金からの繰入金を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第27 第160号議案令和元年度石巻市病院事業会計補正予算(第2号) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第27第160号議案令和元年度石巻市病院事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。本案について病院局事務部長から説明を求めます。病院局事務部長。 ◎大内重義病院局事務部長 ただいま上程されました第160号議案令和元年度石巻市病院事業会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 表紙番号5、令和元年度石巻市各種会計補正予算の37ページをごらん願います。第1条は、総則でございます。 第2条は、債務負担行為の補正でありますが、病院給食業務を追加し、医事業務ほか1業務の期間及び限度額を変更するものでございます。 次に、債務負担行為の主な内容について御説明申し上げますので、表紙番号6、令和元年度石巻市各種会計補正予算説明書の190ページをごらん願います。医事業務でありますが、これは本年6月にプロポーザル方式による業者選定を実施する予定でありました同業務について、本市の入札参加資格を有している2者が独占禁止法違反の疑いがあるとして、公正取引委員会の立入検査を受けたことにより業者選定を中止し、公正取引委員会の調査結果が出るまでの間として、現在契約している受託業者と1年間の随意契約を締結したことにより、期間及び限度額を変更するものでございます。 なお、新たな医事業務に係る予算につきましては、来年の第1回定例会で提案させていただく予定でございます。 次に、病院給食業務についてでありますが、本年8月末の契約終了に伴う更新に当たっては、平成27年度に実施したプロポーザル方式においてすぐれた提案のあった現受託業者を選定した経緯、業務開始から実質2年半という短い期間での業務評価の困難性、業者変更が生じた場合の患者給食の安定供給への懸念などから、現受託業者と随意契約により契約更新を行う予定としておりましたが、石巻市立病院における現下の厳しい経営状況を勘案した場合、より一層患者給食の充実を図る必要があると判断して、改めてプロポーザル方式による業者選定を行うこととしたものでございます。 なお、契約開始までは引き継ぎなど一定期間を考慮する必要があることから、現受託業者と1年間の随意契約を締結しており、当初予算において設定しておりました債務負担行為を当該随意契約に充てるため、期間の短縮及び限度額の変更を行うものでございます。 次に、病院給食業務(その2)についてでありますが、ただいま御説明申し上げましたとおり、新たな病院給食業務を今年度中にプロポーザル方式による業者選定を行う必要があることから追加するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。6番。 ◆6番(黒須光男議員) ただいま事務部長のほうから独禁法違反を指摘されたということなのですが、今の説明だけでわかりませんよ、これ。しかも、プロポーザルだとかなんとか出てくるのですから。今の給食をやっている方が辞退でもなさったのですか、それともその人が今度のプロポーザルで入れないような条件になったのですか、そういうのも含めて、なぜ地元2者だけが入れたのかとか、そういうことを、聞いただけでは理解できないのです。その辺、経緯経過をひとつ御説明いただけませんか。 ◎大内重義病院局事務部長 お答えいたします。 ただいまの御質疑は、医事業務に係る債務負担行為かと思いますけれども、医事業務につきましては病院の窓口におきます受け付けや会計業務を行っている業務でございます。このことにつきましては、平成28年9月の開院から3年間ということで契約をしてございまして、本年8月でその契約期間が満了するところでございました。 それで、提案理由でも御説明申し上げましたが、その更新に当たりましては、プロポーザルにより業者を選定することとしておりました。それで、6月にプロポーザルを行って、業者を選定することとしておりまして、その公告、プロポーザルをやりますという公告を5月に行うこととしておりました。その5月に行う予定としておりました直前になりまして、医事業務の大手3者に公正取引委員会が独占禁止法違反の疑いで立入調査が入ったという報道がされまして、私どもでもこの石巻市の入札参加資格を有しております2者ございますけれども、この2者も含まれていたということで、この2者にも確認いたしました。そうしたところ、すぐには情報は得られませんでしたが、本社等を確認した結果、この2者も含まれているということが判明いたしました。本市の入札参加資格、このプロポーザルに参加資格を有しているのはこの2者でございまして、公正取引委員会が調査に入ったのは3者でございますが、そのうち2者が石巻市のプロポーザルの参加資格を有していたということでございます。 それで、公正取引委員会が調査に入っているこの2者を対象としたプロポーザルを実施してよろしいものかということで、協議をした結果、やはり公正取引委員会の結果が出るまでは入札、プロポーザルをすべきではないという判断をいたしまして、プロポーザルを一旦中止といたしました。ただし、この医事業務につきましては9月以降も当然継続するものでございまして、どうしても業者委託契約をしなければならないということで、現在契約しておりました業者と1年間随意契約で契約をさせていただきました。この間に公正取引委員会の結果が出れば、それに対応した、また入札なり、プロポーザルで業者を選定したいというふうに考えておりますので、今回このプロポーザルの中止に伴った随意契約に伴いまして、債務負担行為を当初予算では3年間としておりましたけれども、1年間に変更させていただいて、新たに公正取引委員会の結果が出た後には入札なりプロポーザルを行うという内容でございます。 ◆6番(黒須光男議員) 明確な御答弁いただきました。ありがとうございます。わかりました。 ただし、今やっている業者との契約を1年延ばす、これも談合の指摘になっているのですか、独禁法に違反していたのですか、全国的に、その辺ですね、そういう業者なのかどうか。 あと全国的に、この3者の入札やったとかなんとか言っていますけれども、全国的にこういう業種は幾らぐらいあるのですか。しかも、石巻市ではそういうのはやらないのですか、例えば黒須商事とかなんとかないのですか、そういうのは。お聞きします。 ◎大内重義病院局事務部長 お答えいたします。 随意契約で延長したといいますか、新たに契約した業者につきましては、この2者に含まれております。ただ、石巻市にはこの2者が入札参加資格申請登録されておりますけれども、この2者で全国の8割のシェアを占めているということでございます。 それから、市内の業者でできませんかということでございますけれども、入札参加資格申請のあるのはこの2者ということと、この医事業務につきましては、現在石巻市立病院に30人ほどの職員を派遣していただいております。それで、診療報酬ということで、診療報酬に熟知した職員を派遣していただく必要があるということや、あと救急外来、こちらにつきましても夜間にもこの業務に携わっておりますので、相当な診療報酬になれた業者が必要だということで、やはりなかなか市内の業者ではいらっしゃらないというのが実情でございます。 ◆6番(黒須光男議員) 庁内でも信頼の高い大内事務部長でございますので、うそはなかろうかというふうに理解するところでございます。ただし、談合が明らかになると今やっているところも入るということですからね、入っているということでございますので、その辺をちゃんと議会のほうにも伝えていただいて、しっかり公明正大な形で進めていただきたいということでございます。よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(木村忠良議員) ほかにございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第28 第161号議案財産の取得について(食器洗浄機) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第28第161号議案財産の取得について(食器洗浄機)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま上程されました第161号議案財産の取得について御説明申し上げます。 表紙番号1の59ページをごらん願います。本物品の購入に当たりましては、7月30日、9者による指名競争入札を行った結果、5,423万円で日本調理機株式会社東北支店に決定いたしましたので、同社支店長、八島博久と購入契約を締結いたしたく御提案申し上げるものでございます。 購入物品の概要といたしましては、経年により劣化した食器洗浄機1台を更新しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。8番。 ◆8番(奥山浩幸議員) 今回上程されましたのは、河北学校給食センターの食器洗浄機の更新ということでございますが、これ日々使われているものであります。可決後、いつ入れかえをするのかがまず1点。 それと学校給食センター、今石巻市全体としては4センターで運営をしているところでありますが、住吉学校給食センターについては築30年以上が経過して施設や設備の老朽化、そういったのが進んでおりますし、今回上程になってきた河北学校給食センターも河南と同様老朽化が進んでいるという状態であると思います。整備計画には当面の間はメンテナンス、修繕を行いながら運用し、そして今後の児童生徒数の推移を見ながら統廃合、そして延命、そういったものをやっていくというようなことが記載されております。 そんな中で、住吉学校給食センター、これは本当に30年以上経過しているわけですけれども、廃止時期については平成30年度以降、これ数字上の話かと思いますけれども、河北、河南、そして新しくできた東学校給食センターで賄うことが可能というふうに載っております。実質平成30年を過ぎたわけでありますけれども、その辺の協議がどのようになっているのか、また今後の見通しについてお伺いをいたします。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 お答えいたします。 まず、今回の食器洗浄機の納入でありますが、これは来年令和2年の1月上旬に納入をする予定としております。この機械は常に販売しているというものではなくて、受注生産となりますので、これくらいの期間が必要だということになります。 それから、もう一点、住吉給食センターの件でございますが、これは教育委員会内でも協議を進めているところでございまして、計画どおりの廃止に向けた協議を実施しているところでございます。時期につきましては、来年度、令和2年度に廃止をする計画で現在進めているところでございます。 ◆8番(奥山浩幸議員) まず、調理機の入れかえは令和2年の1月ということですから、冬休みにやるというようなことなのでしょうか。 あと住吉給食センターの代替で3給食センターということで、来年度というお話でしたけれども、あと6カ月くらいしかない中で、平成28年の資料でいきますと住吉学校給食センターは現在6校の小中学校に配膳されておって、平成28年10月時点の給食数ですけれども、1,894食ということで載っております。これは、来年度ということですけれども、現実問題、現場のほうの受け入れとか、そういった部分の声も聞かないとなかなか数の論理だけで進められるのではないのではないかなというふうな思いもありますけれども、最終的には末端の子供たちに安心安全な給食を食べていただくというのが当然必要なわけであって、余りにも拙速に進めますとなかなか大変ではないかなという思いで今質疑をしております。いかがでしょうか。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 お答えいたします。 住吉学校給食センターにつきましては、今議員御指摘のとおり、既に相当の年数を経過しておりまして、それを延命措置をさせるということはもはやできる状態ではないということで状況がなっております。 今お話ありました6校分の給食を担っているところでございますけれども、そこの部分につきましては今他に3給食センターございますけれども、そこで十分に給食数を賄えるというところをきちんと精査をいたしまして、分散して給食をつくるということを検討して、十分にできるというところまで今検討できつつあります。そこで、廃止についての論議が今出ているわけでございますので、拙速にはならないようにというふうに注意はしておりますけれども、廃止については、それを進めることで今話し合いを続けているところでございます。
    ◆8番(奥山浩幸議員) その辺は現場との丁寧な協議をしながら進めていただきたいというふうに思います。 また、統廃合についてですけれども、今回上程になっている河北学校給食センターも建てたのが平成5年ということでもう26年、あと5年もすると耐用年数を超えるような時期になってくるかと思います。給食センターにおいては、行革の中で民間委託というのが前々から出ているところでありますけれども、その辺施設の老朽化も含めた民間委託ですね、そういったものはどのようになっているのかお伺いをいたします。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 お答えいたします。 今申しました住吉給食センターの廃止とともに、給食センターの民間委託と申しますのは、やはり一つの大きな検討課題でございます。現在のところ、住吉給食センターの廃止の検討事項よりも少しお時間をいただいて、もう少し検討しなければならないということになっておりまして、当初の民間委託の時期よりもさらに1年程度時間がかかるかというふうに見ております。その間にしっかりと検討したいと考えておりますので、予定よりもおくれているというところでございます。 ◆23番(森山行輝議員) 奥山議員の質疑に関連なのだけれども、給食の問題は住吉もそうなのだけれども、湊が老朽化したずっと以前から早くセンター化して、そして市内全域の学校に1時間以内でおいしい給食を安全でということでずっと議論してきたテーマであります。教育委員会事務局長は、まだその辺どれだけ熟知しているかわからないのだけれども、そのときの議論は、石巻を1時間以内で運べる学校数を決めて、はっきり言えば東と西というような形で2つぐらいに集約して民間委託してという話でずっと来ている話です。 今の話だと何が何だかさっぱりわからないのだけれども、我々も言っているのは、いつまで学校給食を公務員がつくって、そして配達するのだということなのです。だから、私はこれずっと前にも市長のほうに資料もやっているのだけれども、宮城県管内全部私も歩いて給食の状況を調べて、そして仙台市だけでなくて名取市も近在はほとんどセンター化にして、民間に任せて、そして安全で安くて早くおいしいものを子供たちに提供するということをやっているのですよ、あたりで。だから、石巻市も早くすべきだということをずっと言っているのだけれども、今の御答弁だとさっぱりそういうのが進んでいないように感じるのですが、その辺もともと我々に答弁していた給食のセンター化、民間委託という話は全然進んでいないのですか、今の答弁聞いていると。その辺はどういうふうに我々は理解すればいいのでしょうか、もう一度答弁お願いします。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 お答えいたします。 まるっきり進んでいないのかと申しますとそうではなくて、民間委託というふうになれば、現在の学校給食調理場で調理を担当している職員、労務職員ということになりますけれども、その職員のその後をどういうふうにするのかということでありますとか、そういった組合との協議ということも必要になってまいります。もちろん全く協議をしていないというわけではありませんで、逐一協議を持っているわけでございますが、なかなか進んでいないのが現状でございます。 それからまた、コスト面と申しましょうか、民間委託した場合にどの程度、どのくらい費用かかるのか、コストを比較するというのは当然のことでございまして、そういったことも今担当課のほうでは精査しているところでございますが、まだ議員の皆様に正式にこういう形で民間委託を進めますといったようなところまでは進んでいないのが実情でございまして、このような答弁になっておりますこと大変申しわけなく思いますが、現状ではそういったところだということでございます。申しわけございません。 ◆23番(森山行輝議員) 職員をどうするかどうのというのは、それは我々10年も前から話していることとずっと同じ答弁なのですよ、どうするかという話は。ごみのときもそう。だけれども、ごみだってちゃんと年数かけて民間委託するような形でやって、今すばらしい成果を上げているわけです。だから、いろいろ検討と言うけれども、私はただ見て話しているだけでなくて、ほかのほうの民間委託した施設、それから民間委託した後の今までかかった経費と現状どうなっているか、それから子供たちの評判とか、そういうデータまでみんなもらってきて、皆さん見ているか見ていないかわからないけれども、そういう検討資料までやっていて、センター化にした後のメリットはこれだけあるということは言っているわけで、今の職員をどうするかとかという話は10年前からこういう話をしているときに同じ話だから、だからさっぱり進んでいないのです。だから、これではこれから機構改革だの、財政厳しくなるとどうするかという話はずっとやっているのだけれども、進まなくなりますよ。 だから、そういう何十年も同じ話をしているのではなくて、もっと前向きな話で、今後の石巻の児童数も減っていく中で、学校の給食どうするのだかということの方針を早く決めてもらわないとわからないのだけれども、その辺は市長もよく御存じだと思うのだけれども、市長にも答弁いただきたいと思います。だから、5年も10年も同じ話して、同じような答弁では子供たちのためにも、それから給食のこういうセンター化という話も私は進まないと思うのですが、市長に御答弁いただきたいと思います。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 学校給食については、さまざまな観点から慎重に検討することは必要ですけれども、しかしこれからの財政運営を考えた場合には、できるだけできるものは民間委託していくということが共通の認識だというふうに思っております。そういう意味では、やはり学校給食についてもセンター化を進めることによってメリットもあるし、またデメリットはどのようなデメリットがあるかということで、そのデメリットをどう減らしていくかということも含めて、やはりしっかりと検討していくことが必要だというふうに思いますので、これから私どもとしてもしっかり検討させていただきたいと思います。 ○議長(木村忠良議員) ほかにございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。暫時休憩いたします。   午後3時15分休憩                                             午後3時35分開議 ○議長(木村忠良議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第29 第162号議案財産の処分について ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第29第162号議案財産の処分についてを議題といたします。本案について産業部長から説明を求めます。産業部長。 ◎吉本貴徳産業部長 ただいま上程されました第162号議案財産の処分について御説明申し上げます。 表紙番号1の60ページから61ページまでをごらん願います。本案は、立地企業の事業拡大による産業の振興と雇用の創出を図るため、石巻トゥモロービジネスタウンの土地を売り払いすることについて、石巻市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、議決を求めようとするものであります。 処分財産は、分譲を一部再開した石巻トゥモロービジネスタウン内で、所在地は石巻市開成1番42であり、現況地目は宅地、面積は8,654.74平方メートルであります。処分方法は売買であり、処分価格は8,741万2,874円であります。処分の相手方は、みやぎ生活協同組合代表理事、宮本弘であります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。9番。 ◆9番(遠藤宏昭議員) 財産の処分ということで、分譲を一部再開していたと、石巻トゥモロービジネスタウンなのですけれども、まず売れてよかったなというのが1つです。一部再開ということですが、全部再開できる時期というのはいつになるのでしょうか。また、産業用地として残っている区画というのは何区画あるのでしょうか、お聞かせください。 ◎吉本貴徳産業部長 お答えいたします。 御承知のとおりトゥモロービジネスタウン、TBTにつきましては、その用地のほとんどが応急仮設住宅の用地というふうなことで使用されておりました。随時仮設住宅の撤去に伴いまして、最終的に仮設住宅の撤去が終了いたしますのが本年度中ということになっております。一部撤去が終了したところからというふうなことで、昨年度、平成30年度に9区画の募集を開始いたしました。そのうち、3区画は公共事業等による移転を余儀なくされている企業というふうなことで3区画、それ以外に公募6区画の中で昨年度は1区画売れまして、昨年度合わせまして4区画が売買されております。最終的な全体の公募になりますと、ことし、令和元年度に全ての応急仮設住宅が撤去になりますので、令和2年度からは全ての区画の募集等ができると。 全体の区画数幾らあるのかというふうなことになりますと、平成26年に中小機構のほうから石巻市がTBTの用地を取得いたしました。そのときに、全体40区画ございまして、中小機構の段階で18区画が既に売買済みでございました。残り22区画、このうち4区画は複合文化施設の建設予定地というふうなことで提供させていただきましたので、残り18区画、昨年4区画売れまして、ことしは本日、ただいま提案いたしました1区画にプラスもう一区画売れておりまして、2区画売れておりますので、現在残っている区画につきましては12区画ということになっております。 ◆9番(遠藤宏昭議員) 今回のこの議案は、企業誘致というよりも、今ある企業がまた買ってくれたという理解でよろしいのでしょうか。 今後企業誘致をしていかなければいけないわけなのですけれども、もうこのように売り出して売れているということは、企業誘致の広告だとか宣伝なんかというのは、もう東京近郊だとか、日本全国に対して行われているのか、再開したのかどうか確認します。 また、本市へ企業誘致をする際の売りというのでしょうか、セールスポイントというのは今何を表に出して企業誘致を行っているのかと。多分東京とか関東に所在がある会社がこの石巻市に目を向けて、実際に来てくれるというのはなかなか簡単ではないなというような思いがあるのですが、何がセールスポイントなのかお聞かせください。 ◎吉本貴徳産業部長 お答えいたします。 既に公募、あるいはもう分譲できる土地につきましては、首都圏で開催されます東京セミナー等でお知らせするほかに、昨年度から企業誘致に向けまして企業アンケートというものも実施しております。二千数社、首都圏も含めまして多くの企業に石巻市の土地の状況であったりとか、インセンティブの状況も含めましてお知らせをしながら、その中で石巻市への立地の意向の部分についての情報も集めているというふうな中でお知らせをしていると。 石巻市の企業誘致に関しての特に何を目玉にという部分に関しましては、昨年11月に策定いたしました企業立地に向けての基本計画に基づきまして、今いろいろと進めているところでございます。当然TBTに限らず、湊西地区の産業用地であれば魚町に隣接しているというふうなことで、水産加工であったり、それから今整備が進んでおります上釜、下釜の産業ゾーンにつきましても、工業港の背後地というふうなことで、そういった関連企業といった部分、それからTBTにつきましては三陸自動車道の女川石巻インターチェンジからすぐ近くというふうなことで、交通の便が非常にいいというふうなこともありますので、特にあそこに関しましてはもともとが事業系というよりは研究系といいますか、もともとのオフィスアルカディア構想に基づいて整備されたというようなところもございますので、そういった研究施設等を何とか引っ張ってこられればというふうなことで考えているところでございます。 先ほど申し上げました12区画につきましても、大区画で残っているところも実はございますので、そういった部分につきましては今後進める企業誘致の中で区画を統合しながら、石巻市内の産業用地で3ヘクタールを超える土地を用意するというのは非常に難しいところもございますので、今のTBTの中には区画を合わせると3ヘクタールを超える土地が確保できるというようなところもありますので、そういった部分につきましては戦略的に企業誘致を進めていけるように、そういった土地に活用できるようにというふうなことを考えながら今進めているところでございます。 ◆9番(遠藤宏昭議員) 今はまだ復興期間だということで、何となく国なりに甘えではないけれども、あって、支援もいただいているという中で、あと本当に1年半したら自分たちでもとの状態に戻って自立しなければいけないということなので、分譲を再開しているということは、それこそ本腰をもう入れなければいけないのだなというような思いです。 先ほど病院の医師確保のときに、10月からですか、市長が私もみずから足を運んで医師確保に向けてというようなお話がありました。それと抱き合わせではないですけれども、医師確保ももちろん大切ではありますが、この企業誘致という点も一緒に行っていただけたらいいのかなと思います。市長のトップセールスというのは、やっぱりかなりきくのだと思うのです。ですから、そちらのほうを一生懸命やってほしいなという思いでいますが、市長のTBTなり、産業用地に対する企業誘致へ向けての所見をお伺いします。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 震災後、ある程度企業誘致も進んでいまして、目標雇用についていいますと、雇用目標は達成しておりますので、ある程度は企業誘致も進んでいるというふうに認識しております。ただ、これから企業誘致を進める上で、もっともっと石巻市の強みをしっかり伝えていくということが必要だというふうに思っておりますので、その辺はやはり強みとしては石巻港湾があるということと、それから電気料金の補助事業があると、そのほかさまざまな補助事業があることを企業に伝えて、誘致を図っていくということが必要だというふうに思っております。 ただ、業種については、特にこのトゥモロービジネスタウンについては埋立地ですので、地盤が悪いということで、精密機械類の企業は難しいと思います。内陸部には、そういった意味で精密機械類の企業が立地しておりますけれども、そういった立地可能な産業をしっかりと誘致していくことが必要だというふうに思っておりますので、もとより私も企業誘致にはかなり積極的に動いてきたつもりでおりますので、これからも誘致活動を進めていきたいと考えております。 ○議長(木村忠良議員) ほかにございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第30 第163号議案工事請負の契約締結について(針岡地区排水施設整備工事) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第30第163号議案工事請負の契約締結について(針岡地区排水施設整備工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま上程されました第163号議案針岡地区排水施設整備工事の工事請負の契約締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の62ページをごらん願います。本案は、針岡地区排水施設整備工事に係る工事請負契約を締結することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事に係る工事請負契約につきましては、7月30日、参加申請のありました1者により制限付き一般競争入札を行った結果、ヤマヨシ髙橋組株式会社が2億5,916万円で落札いたしましたので、同社代表取締役、髙橋吉一と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、針岡字浦ほか2字地内において、排水機場、側溝及び集水ます等を整備するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第31 第164号議案工事請負の契約締結について(稲井小学校校舎老朽化対策工事) △日程第32 第165号議案工事請負の契約締結について(鹿妻小学校校舎老朽化対策工事) △日程第33 第166号議案工事請負の契約締結について(河南西中学校水泳プール建設工事) △日程第34 第167号議案工事請負の契約締結について(北上中学校校舎老朽化対策工事) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第31第164号議案工事請負の契約締結について(稲井小学校校舎老朽化対策工事)から日程第34第167号議案工事請負の契約締結について(北上中学校校舎老朽化対策工事)まで、以上4議案を一括議題といたします。本4議案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま一括上程されました4議案について御説明申し上げます。 初めに、表紙番号1の63ページをごらん願います。第164号議案稲井小学校校舎老朽化対策工事についてでありますが、本工事に係る工事請負契約につきましては、7月30日、参加申請のありました2者により総合評価方式による制限付き一般競争入札を行った結果、菱中建設株式会社石巻支店が1億5,920万3,000円で落札いたしましたので、同社執行役員支店長、加藤恭裕と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、稲井小学校校舎における防水改修工事を初め各種老朽化対策改修工事を施工するものでございます。 次に、表紙番号1の64ページをごらん願います。第165号議案鹿妻小学校校舎老朽化対策工事についてでありますが、本工事に係る工事請負契約につきましては、7月30日、参加申請のありました4者により総合評価方式による制限付き一般競争入札を行った結果、日本製紙石巻テクノ株式会社が2億2,473万円で落札いたしましたので、同社代表取締役社長、向井継男と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、鹿妻小学校校舎における防水改修工事を初め各種老朽化対策改修工事を施工するものでございます。 次に、表紙番号1の65ページをごらん願います。第166号議案河南西中学校水泳プール建設工事についてでありますが、本工事に係る工事請負契約につきましては、7月30日、参加申請のありました3者により総合評価方式による制限付き一般競争入札を行った結果、株式会社角張工務店が1億8,810万円で落札いたしましたので、同社代表取締役、角張守と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、河南西中学校の水泳プールの新設工事及び既存プールの解体工事を施工するものでございます。 次に、表紙番号1の66ページをごらん願います。第167号議案北上中学校校舎老朽化対策工事についてでありますが、本工事に係る工事請負契約につきましては、7月30日、参加申請のありました2者により総合評価方式による制限付き一般競争入札を行った結果、株式会社ジュウハンが1億7,756万7,500円で落札いたしましたので、同社代表取締役、髙橋敏文と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、北上中学校校舎における防水改修工事を初め各種老朽化対策改修工事を施工するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本4議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本4議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本4議案は原案のとおり可決されました。 △日程第35 第168号議案工事請負の契約締結について(新明治橋橋梁災害復旧(その2)工事) △日程第36 第169号議案工事請負の契約締結について(釣石橋橋梁災害復旧(その3)工事) △日程第37 第170号議案工事請負の契約締結について(尾の崎海岸線道路災害復旧(その2)工事) △日程第38 第171号議案工事請負の契約締結について(本地橋橋梁災害復旧(その2)工事) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第35第168号議案工事請負の契約締結について(新明治橋橋梁災害復旧(その2)工事)から日程第38第171号議案工事請負の契約締結について(本地橋橋梁災害復旧(その2)工事)まで、以上4議案を一括議題といたします。本4議案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま一括上程されました4議案について御説明申し上げます。 初めに、表紙番号1の67ページをごらん願います。第168号議案新明治橋橋梁災害復旧(その2)工事についてでありますが、本工事に係る工事請負契約につきましては、7月30日、参加申請のありました1者により制限付き一般競争入札を行った結果、矢田工業株式会社仙台支店が6億7,925万円で落札いたしましたので、同社支店長、下澤準治と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、大瓜字鷲ノ巣ほか1字地内において、橋梁災害復旧工事として、鋼橋上部工、橋梁下部工及びのり覆護岸工等を施工するものでございます。 次に、表紙番号1の68ページをごらん願います。第169号議案釣石橋橋梁災害復旧(その3)工事についてでありますが、本工事に係る工事請負契約につきましては、7月30日、参加申請のありました3者により制限付き一般競争入札を行った結果、ライブディック株式会社が1億3,422万5,300円で落札いたしましたので、同社代表取締役、古屋靖公と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、北上町十三浜字菖蒲田地内において、橋梁災害復旧工事として、コンクリート橋上部工及び取りつけ道路工を施工するものでございます。 次に、表紙番号1の69ページをごらん願います。第170号議案尾の崎海岸線道路災害復旧(その2)工事についてでありますが、本工事に係る工事請負契約につきましては、7月30日、参加申請のありました1者により制限付き一般競争入札を行った結果、株式会社東北建設が2億5,992万4,500円で落札いたしましたので、同社代表取締役、沓掛吉德と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、尾崎字名越山ほか2字地内において、道路災害復旧工事として、舗装工、のり面工及び防護柵工等を施工するものでございます。 次に、表紙番号1の70ページをごらん願います。第171号議案本地橋橋梁災害復旧(その2)工事についてでありますが、本工事に係る工事請負契約につきましては、7月30日、参加申請のありました4者により制限付き一般競争入札を行った結果、株式会社倉元建設東北本部が6億2,634万円で落札いたしましたので、同社本部長、倉元孝輔と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、北上町橋浦字上大須地内において、橋梁災害復旧工事として、鋼橋上部工、橋梁下部工及びのり覆護岸工等を施工するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本4議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本4議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本4議案は原案のとおり可決されました。 △日程第39 第172号議案工事請負の契約締結について(雄勝総合支所・雄勝公民館複合施設災害復旧建設工事) △日程第40 第173号議案工事請負の契約締結について(雄勝総合支所・雄勝公民館複合施設災害復旧電気設備工事) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第39第172号議案工事請負の契約締結について(雄勝総合支所・雄勝公民館複合施設災害復旧建設工事)及び日程第40第173号議案工事請負の契約締結について(雄勝総合支所・雄勝公民館複合施設災害復旧電気設備工事)、以上2議案を一括議題といたします。本2議案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま一括上程されました2議案について御説明申し上げます。 初めに、表紙番号1の71ページをごらん願います。第172号議案雄勝総合支所・雄勝公民館複合施設災害復旧建設工事についてでありますが、本工事に係る工事請負契約につきましては、先月21日、参加申請のありました2者による制限付き一般競争入札を行った結果、青木あすなろ・豊和建設特定建設工事共同企業体が8億7,560万円で落札いたしましたので、同共同企業体代表者、青木あすなろ建設株式会社東北支店支店長、沖二郎と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、雄勝町雄勝字下雄勝12番42ほか1カ所において、雄勝総合支所及び雄勝公民館複合施設の建設として、鉄骨造2階建て、延べ面積2,296.58平方メートルの災害復旧建設工事を施工しようとするものでございます。 次に、表紙番号1の72ページをごらん願います。第173号議案雄勝総合支所・雄勝公民館複合施設災害復旧電気設備工事についてでありますが、本工事に係る工事請負契約につきましては、7月30日、参加申請のありました5者により総合評価方式による制限付き一般競争入札を行った結果、日本製紙石巻テクノ株式会社が1億5,169万円で落札いたしましたので、同社代表取締役社長、向井継男と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、雄勝町雄勝字下雄勝12番42ほか1カ所において建設する雄勝総合支所及び雄勝公民館複合施設の建設工事に係る電灯設備、動力設備及び発電設備等の電気設備工事一式を施工するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本2議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本2議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本2議案は原案のとおり可決されました。 △日程第41 第174号議案工事請負契約の一部変更について((仮称)ささえあいセンター建設工事) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第41第174号議案工事請負契約の一部変更について((仮称)ささえあいセンター建設工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま上程されました第174号議案(仮称)ささえあいセンター建設工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の73ページをごらん願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事は、青木あすなろ・豊和建設特定建設工事共同企業体が請負金額16億4,062万8,000円で施工しているところでございますが、ユニバーサルデザインの充実に伴う施設整備計画の見直しによる聴覚、視覚に障害のある人に対応した誘導支援設備等を追加するものでございます。 以上の理由により一部設計内容の変更を行いましたところ、3,904万100円の増額となり、契約金額を16億7,966万8,100円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第42 第175号議案工事請負契約の一部変更について(大原川さけ人工ふ化場整備工事) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第42第175号議案工事請負契約の一部変更について(大原川さけ人工ふ化場整備工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま上程されました第175号議案大原川さけ人工ふ化場整備工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の74ページをごらん願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事は、株式会社丸本組が請負金額2億3,900万4,000円で施工しているところでございますが、飼育池改修工事において既存躯体を詳細に調査した結果、コンクリートの劣化が著しく、クラックも想定以上に多いことが判明したため、飼育池を改修から新築へ変更するものでございます。 以上の理由により一部設計内容の変更を行いましたところ、2,272万6,000円の増額となり、契約金額を2億6,173万円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第43 第176号議案工事請負契約の一部変更について(流留真野沢田線道路改良(その2)工事) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第43第176号議案工事請負契約の一部変更について(流留真野沢田線道路改良(その2)工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま上程されました第176号議案流留真野沢田線道路改良(その2)工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の75ページをごらん願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事は、大正建設株式会社が請負金額2億3,523万7,932円で施工しているところでございますが、道路土工で掘削作業を進めたところ、軟岩を想定していた区間において中硬岩等が確認されたため、ブルドーザーによる掘削から大型ブレーカーとバックホーの併用工法に変更するものでございます。 以上の理由により一部設計内容の変更を行いましたところ、7,758万4,068円の増額となり、契約金額を3億1,282万2,000円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第44 第177号議案工事請負契約の一部変更について(石巻市立北上小学校移転新築機械設備工事) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第44第177号議案工事請負契約の一部変更について(石巻市立北上小学校移転新築機械設備工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま上程されました第177号議案石巻市立北上小学校移転新築機械設備工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の76ページをごらん願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事は、株式会社晃和工業が請負金額2億2,086万円で施工しているところでございますが、臨時特例交付金の交付決定を受けたことに伴い、教室、特別教室、職員室、校長室に設置する空調設備の工事を追加するものでございます。 以上の理由により一部設計内容の変更を行いましたところ、1,968万5,600円の増額となり、契約金額を2億4,054万5,600円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第45 第178号議案工事請負契約の一部変更について(23年災長面漁港災害復旧(その2)工事) △日程第46 第179号議案工事請負契約の一部変更について(23年災長面漁港海岸保全施設災害復旧(その3)工事) △日程第47 第180号議案工事請負契約の一部変更について(23年災名振漁港海岸保全施設災害復旧ほか整備工事) △日程第48 第181号議案工事請負契約の一部変更について(23年災船越漁港災害復旧工事) △日程第49 第182号議案工事請負契約の一部変更について(23年災小淵漁港災害復旧工事) △日程第50 第183号議案工事請負契約の一部変更について(23年災小網倉漁港ほか災害復旧工事) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第45第178号議案工事請負契約の一部変更について(23年災長面漁港災害復旧(その2)工事)から日程第50第183号議案工事請負契約の一部変更について(23年災小網倉漁港ほか災害復旧工事)まで、以上6議案を一括議題といたします。本6議案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま一括上程されました6議案について御説明申し上げます。 本6議案につきましては、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 初めに、表紙番号1の77ページをごらん願います。第178号議案23年災長面漁港災害復旧(その2)工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は東北・ケーユーケー復旧・復興建設工事共同企業体が請負金額2億4,065万1,000円で施工しているところでございますが、長面護岸について当初設計では既設護岸へかさ上げ復旧することとしておりましたが、現地調査の結果、既設護岸の一部が倒壊していることが確認されたため、倒壊区間の護岸については新設に変更するものでございます。 以上の理由により一部設計内容の変更を行いましたところ、1,798万6,100円の増額となり、契約金額を2億5,863万7,100円に変更しようとするものでございます。 次に、78ページをごらん願います。第179号議案23年災長面漁港海岸保全施設災害復旧(その3)工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は本間組・若生工業・武山興業特定建設工事共同企業体が請負金額47億4,778万2,600円で施工しているところでございますが、工事のふくそう解消のため、低平地盛り土事業との工程調整の結果、背後の一部区間について防潮堤側で施工することとなったため、盛り土工の数量を増工するものでございます。 以上の理由により一部設計内容の変更を行いましたところ、6,268万200円の増額となり、契約金額を48億1,046万2,800円に変更しようとするものでございます。 次に、79ページをごらん願います。第180号議案23年災名振漁港海岸保全施設災害復旧ほか整備工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は若築建設・津田海運・宝栄建設特定建設工事共同企業体が請負金額36億2,398万6,440円で施工しているところでございますが、補助金の交付決定を受けたことに伴い、防潮堤と一連の施設である2号陸閘ゲートとその電気工事を増工するものでございます。 以上の理由により一部設計内容の変更を行いましたところ、3,298万3,500円の増額となり、契約金額を36億5,696万9,940円に変更しようとするものでございます。 次に、80ページをごらん願います。第181号議案23年災船越漁港災害復旧工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は重吉興業株式会社が請負金額3億3,798万1,680円で施工しているところでございますが、船揚げ場の沈下によるかさ上げ復旧工事に伴い、地中部の施設構造物について着手前調査を実施したところ、健全であることが確認できたため、既存施設を活用することから、それに伴う関連工種において施工数量を変更するものでございます。 以上の理由により一部設計内容の変更を行いましたところ、1,475万7,120円の減額となり、契約金額を3億2,322万4,560円に変更しようとするものでございます。 次に、81ページをごらん願います。第182号議案23年災小淵漁港災害復旧工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は新東総業株式会社が請負金額13億6,444万6,080円で施工しているところでございますが、1号陸閘から山つき側の土地売買契約が整ったことにより、防潮堤新規整備区間を追加するものでございます。 以上の理由により一部設計内容の変更を行いましたところ、1億4,697万5,400円の増額となり、契約金額を15億1,142万1,480円に変更しようとするものでございます。 次に、82ページをごらん願います。第183号議案23年災小網倉漁港ほか災害復旧工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は丸本組・西村組復旧・復興建設工事共同企業体が請負金額14億8,590万5,040円で施工しているところでございますが、工事着手において岩盤調査を行ったところ、想定岩盤線が大きく異なっていることが判明したため、先行掘削工法の範囲の変更及び硬岩層についてアースオーガ併用のダウンザホールハンマー工法に変更するものでございます。 以上の理由により一部設計内容の変更を行いましたところ、4億601万円の増額となり、契約金額を18億9,191万5,040円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本6議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本6議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本6議案は原案のとおり可決されました。
    △日程第51 第184号議案工事請負契約の一部変更について(蛇田排水ポンプ場建設その2工事) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第51第184号議案工事請負契約の一部変更について(蛇田排水ポンプ場建設その2工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま上程されました第184号議案蛇田排水ポンプ場建設その2工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の83ページをごらん願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事は、株式会社グリーンシェルター石巻支店が請負金額9億1,738万4,400円で施工しているところでございますが、断面寸法が大きいコンクリート施工における温度応力解析結果に基づき、ひび割れ対策として鉄筋量及び誘発目地の施工を増工するものでございます。 以上の理由により一部設計内容の変更を行いましたところ、1億8,550万1,880円の増額となり、契約金額を11億288万6,280円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。6番。 ◆6番(黒須光男議員) 随分と増額、1者ぐらい減額したところありますけれども、増額があります。これは驚くべき数値だと思うのです。それで、今回の提案で幾らの物件があって、幾ら増額をし、そのために総工事費が幾らになったのか、これを一つお尋ねしたいのですが、お示しください。 ◎岡道夫総務部長 申しわけございません。今回の件について、総体をまとめた資料を手元に用意してございませんので、ちょっとお時間を頂戴して資料を取り寄せたいと思います。 ○議長(木村忠良議員) 質疑を続行していいの。(6番黒須光男議員「こいつ出ないとわからないから」と呼ぶ)それでは、ほかにございませんか。(6番黒須光男議員「これ保留にしていただいて、あと別なところさ入って結構です」と呼ぶ)   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、これをもって質疑を終結……(6番黒須光男議員「まだ。答弁来ないから。その間に別なところ審議していいですよと言った」と呼ぶ)次の議案に移ってよろしいということね。(何事か呼ぶ者あり) 総務部長、すぐ資料取り寄せることできますか。それでは、そのままお待ちください。 ◎岡道夫総務部長 大変申しわけございません。今回その変更契約による増額ということで、件数としては11件、増分で8億6,340万円の増と……(6番黒須光男議員「もう一回」と呼ぶ)11件でございます、変更。それに対して、8億6,340万円の増額という形になります。(6番黒須光男議員「総額何ぼになったの、工事。プラスされたら、工事費が幾らになったの。聞いているんだから、答えなさいよ」と呼ぶ)済みません。これについてもちょっと時間を下さい。 ○議長(木村忠良議員) 少々お待ちください。 ◎岡道夫総務部長 大変申しわけございませんでした。手間取りました。先ほどの数字につきましてもちょっと修正して、今入ってきた資料で報告させていただきます。 今回の件につきまして、増額分で10件、10億1,117万2,848円、これが増額分でございます。先ほど減額分が1,475万7,120円ございましたので、増額分総計として9億9,641万5,728円という形になります。(6番黒須光男議員「あと総額は」と呼ぶ)申しわけございません。変更後の総額でございますが、160億5,028万2,900円という形になります。 ◆6番(黒須光男議員) 増額、10件で約10億1,000万円、大変な数値出てきているのです。160億円の割に対する10億円ですから。これなぜ私今質疑したかといいますと、業界でうわさなのです。むやみやたらに上げているよと。かつて復興前はこういうことなかったと、厳しくチェックされて。増額なんてあり得ないのだと。基本設計やって、実施設計やって、それでやっているわけですから。しかも、この10億円上げた今の業者の中に、この間もまた何億円も上げていますから、このある業者は。湊地区の下水道で地盤が悪いということで。湊地区なんか地盤悪くないのですよ。私が今湊地区の復興住宅でやっている、それに対しては市長のことを告発しているのです。これは、まさに地盤改良は必要ないのです。それに対して、何の協議もなしに5億円の仕事が湊地区でも行われる、蛇田地区でも3億4,000万円の仕事が追加されているのです。何の協議もなしにですよ。これに対するチェック機能がないのです。議会でたださっと何だかとやるだけだもの。ただ、業界の裏の話はやっぱりすごいですよ。誰が入ってやっているとか、あの業者はこの間も上げたとか。「黒須さん、こいつはうそだぞ」と。まず、そういう意味では私も蛇田地区の復興住宅、湊地区の復興住宅を調べてみますと、2カ所だけで8億円以上の増額ですから。これは架空工事ですから、はっきり言って。これを私が追及してきているのだけれども、まだいろいろ今住民監査請求で監査もやっている。地検でもやっている。この間は、地検から湊地区のポイントはどうですかと言うから、教えてやった。湊地区の5億円の工事は、設計屋が設計して2つの手法があるというのです。1つは要らない、ここは地盤がしっかりしているから、地盤改良必要ないというのが1つと、もう一つは地盤改良が必要ですと、2つの報告書を出すのだよ。その2つをもって、復興事業部は最初地盤改良必要ないということで入札して決まって、そうしたら今度決まったら、また必要なのを出してきたのです。オーバー設計だ、これ。 ○議長(木村忠良議員) 黒須議員、議案に沿った質疑をしてください。 ◆6番(黒須光男議員) 沿っていますから、これ。 だから、そういうことを調べれば調べるほど疑惑がつきまとうのです。ですから、こんなことを出されたって、誰もチェックできないではないですか。総務部長、そういうことですので、今ここでこの10億円が全部不正だとかなんとかと私は言い切れませんけれども、こういう声がちまたにあるのです。ですから、この件は、あなたさっぱり全体の増額をした数字も押さえていない、増額になった、何ぼも押さえていないということで、のんきに構えているから、こういう実態でないですよということをお伝えしたのです。どうですか。こういう意見に対して、あなたはどう考えますか。まずお答えいただけませんか。2回目ですから、もう一回ありますから。 ◎岡道夫総務部長 まず、今回の契約の増額について、総枠をつかんでいなかったということにつきましては、これは私の不徳のいたすところだと、これは大いに反省したいと思います。 この増額変更の契約につきましては、総務部としては担当課が必要であるという判断、積算のもとに執行依頼を受けて入札の執行を行っているということでございますので、入札の実施につきましては厳正に総務部としては行ってまいりたいというふうに思います。 ◆6番(黒須光男議員) きょうは本当の入り口ですので、3回しか質疑もできませんので、これを引き続き私なりに調査していきますけれども、やっぱり調べれば調べるほど市政の入札関係のうみが出てきているのです。誰がやったかもすぐわかるのです、これ。政治家が介入、どの政治家なのか読めるの、こいつ見れば。見てみなさい、あなた、すかして、見えるから。そういうことで、提言をさせていただきます。 今率直に全体像が見えなかった、ごめんなさいということでございますが、こうした裏の裏、それも読み取るのが総務部長の責任ですので、上層部を監視するのもあなただから。人事管理しているのだから。誰がいたずらしたか、私なりにわかるから。よくあなた耳を広げて、目を見張って、ひとつ対応していただけませんか。このきょうの提案を受けて、しっかり精査もお願いしたいと思うのですが、いかがですか。 ◎岡道夫総務部長 先ほどと重なった回答にはなるかと思いますが、入札の執行の手続につきましては、これまでもやってきておりましたが、今後も厳正に対応していくという所存でございますので、よろしくお願いします。 ○議長(木村忠良議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第52 第185号議案訴えの提起について △日程第53 第186号議案訴えの提起について ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第52第185号議案訴えの提起について及び日程第53第186号議案訴えの提起について、以上2議案を一括議題といたします。本2議案について復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。 ◎後藤寛復興事業部長 ただいま一括上程されました2議案について御説明申し上げます。 初めに、第185号議案訴えの提起について御説明申し上げます。表紙番号1の84ページから89ページまでをごらん願います。本案は、石巻南浜津波復興祈念公園事業用地である石巻市南浜町3丁目13番18ほか9筆の土地について、登記名義人15名全員が死亡しており、その相続人が買い取り開始時点において245名で、これまで237名分の持ち分を取得しましたが、残る8名においては契約に応じず、または事理弁識能力に欠いている疑いがあり、成年後見人が選任されていない者がいるため、土地収用法に基づく収用裁決においても用地の取得が困難な状況にありますことから、当該持ち分を有するほかの共有者を被告として共有物分割請求訴訟を提起するものであります。 次に、第186号議案訴えの提起について御説明申し上げます。表紙番号1の90ページから94ページまでをごらん願います。本案は、石巻南浜津波復興祈念公園事業用地である石巻市南浜町4丁目2番5の土地について、登記名義人3名のうち2名からは持ち分を取得しましたが、残る1名が死亡しており、その相続人4名においては契約に応じず、または事理弁識能力に欠いている疑いがあり、成年後見人が選任されていない者がいるため、土地収用法に基づく収用裁決においても用地取得が困難な状況にありますことから、当該持ち分を有するほかの共有者を被告として共有物分割請求訴訟を提起するものであります。 このことから、訴訟手続に移行するに当たり、地方自治法第96条第1項第12号の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本2議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本2議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本2議案は原案のとおり可決されました。 △日程第54 第187号議案字の区域を新たに画することについて ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第54第187号議案字の区域を新たに画することについてを議題といたします。本案について河南総合支所長から説明を求めます。河南総合支所長。 ◎村上浩則河南総合支所長 ただいま上程されました第187号議案字の区域を新たに画することについて御説明申し上げます。 表紙番号1の95ページから100ページまでをごらん願います。本案は、議案に添付しております図面のとおり、石巻市北村地区で施行されました県営圃場整備事業青木川地区の工事完了に伴い、事業区域内の石巻市北村字朝日前ほか12の字の全部及び一部の区域につきまして、施行した土地の形状に合わせて北村字新大番所、北村字青木の字の区域を新たに画するものであり、地方自治法第260条第1項の規定により議決を得ようとするものであります。 なお、変更内容の詳細につきましては、議案に添付しております変更調書をごらん願います。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第55 第188号議案市道路線の認定について △日程第56 第189号議案市道路線の廃止について ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第55第188号議案市道路線の認定について及び日程第56第189号議案市道路線の廃止について、以上2議案を一括議題といたします。本2議案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎伊勢崎誠一建設部長 ただいま一括上程されました2議案について御説明申し上げます。 表紙番号1の101ページから102ページまでと、各路線の位置等につきましては表紙番号8、市道路線の認定及び廃止関係資料をごらん願います。 初めに、第188号議案市道路線の認定についてでありますが、今回認定を求める路線は5路線で、延長約389メートルであります。内容につきましては、石巻市の湊北土地区画整理事業に伴い整備するものが3路線で、延長70メートル、民間の宅地造成により整備するものが2路線で、延長約319メートルであります。 次に、第189号議案市道路線の廃止についてでありますが、今回廃止する路線は2路線で、延長約131メートルの減であります。内容につきましては、宮城県の内海橋かけかえ工事に伴うものが1路線で、延長約34メートル、宮城県の雄勝地区国道398号振りかえ工事に伴うものが1路線で、延長約97メートルであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本2議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本2議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本2議案は原案のとおり可決されました。 △散会 ○議長(木村忠良議員) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。あすから17日までは休会とし、18日に本会議を再開いたします。なお、9日から13日までは各常任委員会を開催し、付託案件の審査をお願いいたします。本日はこれにて散会いたします。   午後4時56分散会...