石巻市議会 > 2019-06-07 >
06月07日-議案説明・質疑・委員会付託-02号

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  1. 石巻市議会 2019-06-07
    06月07日-議案説明・質疑・委員会付託-02号


    取得元: 石巻市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-20
    令和 元年 第2回 定例会  令和元年石巻市議会第2回定例会会議録(第2号)                                           議事日程第2号  令和元年6月7日(金曜日)午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 第92号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて(石巻市市税条例等の一          部を改正する条例)(石巻市都市計画税条例の一部を改正する条例) 第3 第93号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて(原子力発電施設等立地          地域の振興に関する特別措置法に基づく石巻市固定資産税の不均一課税に関す          る条例等の一部を改正する条例) 第4 第94号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて(石巻市復興産業集積区          域における固定資産税及び都市計画税の課税免除に関する条例の一部を改正す          る条例) 第5 第95号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて(石巻市国民健康保険税          条例の一部を改正する条例) 第6 第96号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて(東日本大震災に伴う石          巻市国民健康保険税の減免に関する条例の一部を改正する条例)(東日本大震          災に伴う石巻市介護保険料の減免に関する条例の一部を改正する条例) 第7 第97号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて(石巻市消防団員等公務          災害補償条例の一部を改正する条例) 第8 第98号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて(平成30年度石巻市一          般会計補正予算)(平成30年度石巻市土地取得特別会計補正予算)(平成30          年度石巻市下水道事業特別会計補正予算)(平成30年度石巻市漁業集落排水          事業特別会計補正予算)(平成30年度石巻市農業集落排水事業特別会計補正          予算)(平成30年度石巻市浄化槽整備事業特別会計補正予算)(平成30年度          石巻市産業用地整備事業特別会計補正予算)(平成30年度石巻市国民健康保          険事業特別会計補正予算)(平成30年度石巻市介護保険事業特別会計補正予          算) 第9 第99号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて(改元に伴う関係条例の          整備に関する条例) 第10 第100号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて(土地明渡等仮処分命           令申立事件に係る和解について)(土地明渡等仮処分命令申立事件に係る和           解について) 第11 第101号議案石巻市森林環境整備基金条例 第12 第102号議案石巻市牡鹿生活共同利用施設設置条例を廃止する条例 第13 第103号議案石巻市復興まちづくり情報交流館条例の一部を改正する条例 第14 第104号議案石巻市議会議員及び市長等の選挙における選挙長等の報酬及び費用弁償に関           する条例の一部を改正する条例 第15 第105号議案石巻市公民館条例の一部を改正する条例 第16 第106号議案石巻市桃生スポーツ施設条例の一部を改正する条例 第17 第107号議案石巻市重度心身障害者等医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例 第18 第108号議案石巻市老人憩の家条例の一部を改正する条例 第19 第109号議案石巻市介護保険条例の一部を改正する条例 第20 第110号議案石巻市都市公園条例等の一部を改正する条例 第21 第111号議案令和元年度石巻市一般会計補正予算(第2号) 第22 第112号議案工事委託に関する年度協定の締結について(市道門脇町三・四丁目1号線道           路改良事業(仮称)鎮守大橋橋梁整備工事に関する平成31年度(令和元年           度)協定) 第23 第113号議案工事請負の契約締結について(本庁舎照明設備改修工事) 第24 第114号議案工事請負の契約締結について((仮称)防災マリーナ整備工事) 第25 第115号議案工事請負の契約締結について(釜大街道線橋梁下部工新設(その1)工事) 第26 第116号議案工事請負の契約締結について(石巻市立牡鹿病院屋内退避施設改修工事) 第27 第117号議案工事請負の契約締結について(湊中学校講堂・武道場吊天井改修その他工           事) 第28 第118号議案工事請負の契約締結について((仮称)石巻市複合文化施設建設展示工事) 第29 第119号議案工事請負の契約締結について(下釜南部地区土地区画整理事業宅地造成道路           築造(その3)工事) 第30 第120号議案工事請負契約の一部変更について((仮称)石巻市複合文化施設建設工事) 第31 第121号議案工事請負契約の一部変更について(23年災長面漁港海岸保全施設災害復旧           (その5)工事) 第32 第122号議案工事請負契約の一部変更について(23年災水浜分浜漁港災害復旧工事) 第33 第123号議案工事請負契約の一部変更について(23年災鮫ノ浦漁港災害復旧工事) 第34 第124号議案工事請負契約の一部変更について(災復3809―3号釜1号幹線災害復旧           工事) 第35 第125号議案市道路線の認定について 第36 第126号議案市道路線の廃止について 第37 第127号議案市道路線の変更について 散 会                                          本日の会議に付した事件 議事日程のとおり                                          出席議員(30名)   1番  阿  部  浩  章  議員    2番  佐  藤  雄  一  議員   3番  髙  橋  憲  悦  議員    4番  阿  部  和  芳  議員   5番  木  村  忠  良  議員    6番  黒  須  光  男  議員   7番  楯  石  光  弘  議員    8番  奥  山  浩  幸  議員   9番  遠  藤  宏  昭  議員   10番  大  森  秀  一  議員  11番  櫻  田  誠  子  議員   12番  鈴  木  良  広  議員  13番  青  木  ま り え  議員   14番  千  葉  正  幸  議員  15番  星     雅  俊  議員   16番  青  山  久  栄  議員  17番  阿  部  正  敏  議員   18番  齋  藤  澄  子  議員  19番  阿  部  久  一  議員   20番  丹  野     清  議員  21番  安  倍  太  郎  議員   22番  阿  部  欽 一 郎  議員  23番  森  山  行  輝  議員   24番  渡  辺  拓  朗  議員  25番  千  葉  眞  良  議員   26番  山  口  荘 一 郎  議員  27番  髙  橋  栄  一  議員   28番  西  條  正  昭  議員  29番  後  藤  兼  位  議員   30番  水  澤  冨 士 江  議員欠席議員(なし)                                          説明のため出席した者  亀 山   紘  市     長        菅 原 秀 幸  副  市  長  境   直 彦  教  育  長        久 保 智 光  復 興 政策部長  岡   道 夫  総 務 部 長        大 塚 智 也  財 務 部 長  後 藤   寛  復 興 事業部長        村 上 秀 樹  半島復興事業部長  千 葉   巧  河北総合支所長        阿 部 徳太郎  雄勝総合支所長  村 上 浩 則  河南総合支所長        今 野 裕 之  桃生総合支所長  鈴 木   清  北上総合支所長        大 窪 茂 久  牡鹿総合支所長  福 田 寿 幸  生 活 環境部長        守 屋 克 浩  健 康 部 長  津 田 淳 一  福 祉 部 長        吉 本 貴 徳  産 業 部 長  伊勢崎 誠 一  建 設 部 長        柏   春 雄  会 計 管 理 者  大 内 重 義  病院局事務部長        及 川 伸 一  教 育 委 員 会                                   事 務 局 長                                          事務局職員出席者  近 藤 順 一  事 務 局 長        松 﨑 泰 政  事 務 局 次 長  吉 田 秀 樹  事 務 局長補佐        吉 田 直 也  主     幹  川 田 秀一郎  主     査        一 宮 康 広  主     査  菊 地 光 大  主 任 主 事 △午前10時開議 ○議長(木村忠良議員) ただいまから本日の会議を開きます。欠席通告議員はありません。 本日の議事は、日程第2号をもって進めます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(木村忠良議員) 日程第1会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員に24番渡辺拓朗議員、25番千葉眞良議員、26番山口荘一郎議員、以上3議員を指名いたします。 △諸般の報告 ○議長(木村忠良議員) この際、諸般の報告を行います。 請願審査付託について御報告いたします。請願は、お手元に配付の請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたしましたので、御報告いたします。 なお、令和元年請願第1号石巻市総合運動公園内における『陸上競技場』早期建設の実現に関する請願に水澤冨士江議員から紹介議員として新たに追加する願いが提出され、議長はこれを許可いたしましたので、御報告申し上げます。 次に、市長から令和元年石巻市議会第2回定例会議案書の訂正の申し入れがあり、お手元に配付しておりますので、御訂正をお願いいたします。 以上で諸般の報告を終わります。 △日程第2 第92号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて(石巻市市税条例等の一部を改正する条例)(石巻市都市計画税条例の一部を改正する条例) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第2第92号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて(石巻市市税条例等の一部を改正する条例)(石巻市都市計画税条例の一部を改正する条例)を議題といたします。本案について財務部長から説明を求めます。財務部長。 ◎大塚智也財務部長 ただいま上程されました第92号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて御説明申し上げます。 表紙番号1の1ページをごらん願います。本専決処分は、地方税法等の一部を改正する法律が本年3月29日に公布され、同年4月1日から施行されることに伴い、石巻市市税条例及び石巻市都市計画税条例の一部を改正する必要が生じたものでありますが、市議会を招集し、議会の議決を得る時間的余裕がございませんでしたので、地方自治法第179条第1項の規定により、本年3月31日に専決処分を行ったものであり、同条第3項の規定により御報告申し上げ、その承認を求めようとするものであります。 初めに、専決第21号石巻市市税条例等の一部を改正する条例について御説明申し上げますので、表紙番号1の2ページから11ページまで、あわせて表紙番号5、条例の一部改正新旧対照表の1ページから28ページまでをごらん願います。 主な改正内容は、地方税法等の改正に伴い、個人市民税関係ではふるさと納税制度の見直し、住宅借入金等特別控除の拡充及び子供の貧困に対応するための非課税措置、法人市民税関係では電子申告における特例措置の創設、軽自動車税関係ではグリーン化特例の見直し及び環境性能割の臨時的軽減措置、また固定資産税関係では被災代替償却資産の特例措置の延長などでございます。 それでは、改正内容について条文に従いまして御説明申し上げます。初めに、第1条関係についてでありますが、第34条の7はふるさと納税に係る寄附金税額控除について、寄附金募集を適切に実施し、返礼品を寄附金額の3割以下及び地場産品とすることを満たし、総務大臣が対象として指定した地方公共団体への寄附をした場合に限り、特例控除を受けることができるよう、制度の見直しが行われたことから、引用条項及び条文の整理を行うものであります。 次に、附則第7条の3の2は、住宅借入金等特別控除について、平成31年10月1日から平成32年12月31日までの間に居住の用に供した建物に限り、消費税率引き上げに伴う需要変動の平準化対策として控除期間を3年間延長するほか、同控除の適用要件も緩和されたことから、条文の整理を行うものであります。 次に、附則第7条の4、附則第9条及び附則第9条の2は、第34条の7と同様にふるさと納税制度の改正に伴い、文言の整理を行うものであります。 次に、附則第10条の2は、固定資産税の課税標準の特例、いわゆるわがまち特例でありますが、法改正に伴い、引用条項を改めるものであります。 次に、附則第10条の3は、高規格堤防の整備に伴う建てかえ家屋に対する固定資産税の減額の適用を受けようとする方が市長に対して行う申告について新たに規定するほか、条文の整理及び引用条項を改めるものであります。 次に、附則第12条の2は、用途を変更した宅地等に係る税負担の調整措置についてでありますが、その期限を平成32年度までに改めるものであります。 次に、附則第16条は、被災代替償却資産の条例減免について、適用する取得期限を2年間延長するものに改めるものであります。 次に、附則第16条の2及び附則第16条の2の2は、軽自動車の環境への負荷の低減に資するための施策、いわゆるグリーン化を進める観点から、最初の新規検査から13年を経過した軽4輪等に対する経年車重課税率及び新規検査後1年以内の新車で一定の環境性能を有する軽4輪等に対する軽課税率を規定し、第2条関係に規定している平成31年10月1日開始の環境性能割並びに種別割へ移行するまでの規定を整理するとともに、平成29年度分の軽減課税条項を削除するほか、引用条項の改め及び条文の整理を行うものであります。 次に、附則第24条は、東日本大震災に係る固定資産税の特例の適用を受けようとする者がすべき申告等において、法改正に伴う文言の追加及び整理を行うものであります。 次に、第2条関係についてでありますが、第36条の2及び第36条の4は、年末調整を受けている者について、確定申告書と同様に市民税申告書の記載事項の簡素化を図るもののほか、文言の整理及び引用条項を改めるものであります。 次に、第36条の3の2及び第36条の3の3は、児童扶養手当の支給を受け、かつ前年の合計所得が135万円以下の単身児童扶養者が非課税の対象に追加されたことに伴い、給与所得者及び公的年金等受給者扶養親族等申告書に該当する場合の規定の追加及び条文を整理するものであります。 次に、附則第15条の2、附則第15条の2の2、附則第15条の2の3及び附則第15条の6は、消費税率引き上げに伴う需要変動の平準化対策として、平成31年10月1日から平成32年9月30日までの1年間に限り、取得されたガソリン車のうち、特にすぐれた環境性能を有する自家用の軽4輪等は、予定していた税率から1%を軽減する臨時的軽減措置について、新たに規定を追加するほか、条文を整理するものであります。 次に、附則第16条の2は、軽自動車税種別割の税率の特例についてでありますが、現行の軽減税率を平成33年度分まで2年延長し、当該軽4輪等の環境性能に応じて適用するほか、引用条項を改めるものであります。 次に、附則第16条の2の2は、軽自動車税の種別割の賦課徴収の特例において、不正を原因として納付すべき軽自動車税種別割に不足税額が発生した場合の納税義務及び納付すべき額について規定するものであります。 次に、第3条関係についてでありますが、第24条は個人の市民税の非課税とする合計所得135万円以下の障害者、未成年者、寡婦等に単身児童扶養者、いわゆる未婚のひとり親を追加するものであります。 次に、附則第16条の2及び附則第16条の2の2は、グリーン化特例による軽自動車税種別割の軽減税率の適用を電気自動車等に限り平成35年度まで2年延長することについて、新たに規定するほか、引用条項を改めるものであります。 次に、第4条関係についてでありますが、軽自動車税環境性能割の税率の特例について、第1条の改正に伴い、石巻市市税条例等の一部を改正する条例(平成28年石巻市条例第62号)を改めるものであります。 次に、第5条関係についてでありますが、大法人等の電子申告義務化に伴う提出方法の柔軟化及び災害のほか、エルタックス障害発生時の宥恕規定を追加するため、石巻市市税条例等の一部を改正する条例(平成30年石巻市条例第28号)を改めるものであります。 次に、附則でありますが、第1条は施行期日を、第2条から第4条は市民税に関する経過措置を、第5条は固定資産税に関する経過措置を、第6条から第8条は軽自動車税に関する経過措置について規定するものであります。 次に、専決第22号石巻市都市計画税条例の一部を改正する条例について御説明申し上げますので、表紙番号1の12ページ、あわせて表紙番号5、条例の一部改正新旧対照表の29ページから30ページまでをごらん願います。初めに、附則第4項から第7項は、わがまち特例について規定したものでありますが、法改正に伴い引用条項を改めるものであります。 次に、附則第14項は、用途を変更した宅地等に係る税負担の調整措置についてでありますが、その期限を平成32年度までとするものであります。 次に、附則第19項は、第3条第2項で規定している固定資産税の課税標準の特例を引用する条項を整理するものであります。 次に、附則でありますが、施行期日を規定するものであります。 以上でございます。よろしく御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は承認することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は承認することに決しました。 △日程第3 第93号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて(原子力発電施設等立地地域の振興に関する特別措置法に基づく石巻市固定資産税の不均一課税に関する条例等の一部を改正する条例) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第3第93号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて(原子力発電施設等立地地域の振興に関する特別措置法に基づく石巻市固定資産税の不均一課税に関する条例等の一部を改正する条例)を議題といたします。本案について財務部長から説明を求めます。財務部長。 ◎大塚智也財務部長 ただいま上程されました第93号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて御説明申し上げます。 表紙番号1の13ページをごらん願います。本専決処分は、山村振興法第14条の地方税の不均一課税に伴う措置が適用される場合等を定める省令等の一部を改正する省令が本年3月30日に公布され、同年4月1日から施行されることに伴い、原子力発電施設等立地地域の振興に関する特別措置法に基づく石巻市固定資産税の不均一課税に関する条例等の一部を改正する必要が生じたものでありますが、市議会を招集し、議会の議決を得る時間的余裕がございませんでしたので、地方自治法第179条第1項の規定により、本年3月31日に専決処分を行ったものであり、同条第3項の規定により御報告申し上げ、その承認を求めようとするものであります。 それでは、改正内容について条文に従いまして御説明いたしますので、表紙番号1の14ページ、あわせまして表紙番号5、条例の一部改正新旧対照表の31ページから33ページまでをごらん願います。初めに、第1条は、原子力発電施設等立地地域の振興に関する特別措置法に基づく石巻市固定資産税の不均一課税に関する条例の一部改正についてでありますが、関係省令において不均一課税の適用期限が2年間延長されたことにより、本条例も同様に適用期限を平成33年3月31日まで延長するものであります。 次に、第2条は、石巻市過疎地域自立促進特別措置に係る固定資産税の課税免除に関する条例の一部改正についてでありますが、関係省令において課税免除の適用期限が2年間延長されたことにより、本条例も同様に適用期限を平成33年3月31日まで延長するものであります。 次に、第3条は、石巻市地域経済牽引事業の促進区域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部改正についてでありますが、関係省令において課税免除の適用期限が2年間延長されたことにより、本条例も同様に適用期限を平成33年3月31日まで延長するものであります。 次に、附則でありますが、施行期日を規定するものであります。 以上でございます。よろしく御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は承認することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は承認することに決しました。 △日程第4 第94号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて(石巻市復興産業集積区域における固定資産税及び都市計画税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第4第94号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて(石巻市復興産業集積区域における固定資産税及び都市計画税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例)を議題といたします。本案について財務部長から説明を求めます。財務部長。 ◎大塚智也財務部長 ただいま上程されました第94号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて御説明申し上げます。 表紙番号1の15ページをごらん願います。本専決処分は、復興特区法に基づく課税の特例についての税制改正法案が平成31年3月27日に成立したことに伴い、石巻市復興産業集積区域における固定資産税及び都市計画税の課税免除に関する条例の一部を改正する必要が生じたものでありますが、市議会を招集し、議会の議決を得る時間的余裕がございませんでしたので、地方自治法第179条第1項の規定により、本年3月31日に専決処分を行ったものであり、同条第3項の規定により御報告申し上げ、その承認を求めようとするものであります。 それでは、改正内容について条文に従いまして御説明いたしますので、表紙番号1の16ページ、あわせて表紙番号5、条例の一部改正新旧対照表の34ページから35ページまでをごらん願います。第2条は、課税免除について定めたものでありますが、平成31年度、平成32年度の投資に係る減収額について、雇用等被害地域を含む市町村の区域に限り、平成30年度までと同水準の補填を行うとされたことにより、本条例の課税免除の適用期限を平成33年3月31日まで延長するものであります。 次に、附則でありますが、施行期日を規定するものであります。 以上でございます。よろしく御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は承認することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は承認することに決しました。 △日程第5 第95号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて(石巻市国民健康保険税条例の一部を改正する条例) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第5第95号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて(石巻市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎守屋克浩健康部長 ただいま上程されました第95号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて御説明申し上げます。 表紙番号1の17ページをごらん願います。本専決処分は、地方税法施行令等の一部を改正する政令が本年3月29日に公布され、4月1日から施行されることに伴い、石巻市国民健康保険税条例の一部を改正する必要が生じたものでありますが、市議会を招集し、議会の議決を得る時間的余裕がございませんでしたので、地方自治法第179条第1項の規定により、本年3月31日に専決処分を行いましたことから、同条第3項の規定により御報告申し上げ、その承認を求めようとするものでございます。 それでは、条例の改正内容について条文に従いまして御説明申し上げますので、表紙番号1の18ページ、あわせて表紙番号5、条例の一部改正新旧対照表の36ページから37ページまでをごらん願います。初めに、第2条は課税額について規定したものであり、第2項は基礎課税額に係る限度額を58万円から61万円に改正するものでございます。 次に、第23条は低所得者等に対する保険税の減額について規定したものであり、第2号は保険税5割軽減、第3号は保険税2割軽減について、対象となる世帯の軽減判定所得の算定における被保険者の数に乗ずべき金額をそれぞれ28万円と51万円に改正し、範囲を拡充するものでございます。 次に、附則でありますが、本条例は平成31年4月1日から施行するものであり、改正後の条例の規定は平成31年度以後の保険税から適用するものでございます。 以上でございます。よろしく御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は承認することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は承認することに決しました。 △日程第6 第96号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて(東日本大震災に伴う石巻市国民健康保険税の減免に関する条例の一部を改正する条例)(東日本大震災に伴う石巻市介護保険料の減免に関する条例の一部を改正する条例) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第6第96号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて(東日本大震災に伴う石巻市国民健康保険税の減免に関する条例の一部を改正する条例)(東日本大震災に伴う石巻市介護保険料の減免に関する条例の一部を改正する条例)を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎守屋克浩健康部長 ただいま上程されました第96号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて御説明申し上げます。 表紙番号1の19ページをごらん願います。本専決処分は、東京電力福島第一原子力発電所事故による避難対象者の国民健康保険税及び介護保険料の減免に係る国の全額の財政支援が平成32年3月分まで1年間延長されることに伴い、東日本大震災に伴う石巻市国民健康保険税の減免に関する条例及び東日本大震災に伴う石巻市介護保険料の減免に関する条例の一部を改正する必要が生じたものでありますが、市議会を招集し、議会の議決を得る時間的余裕がございませんでしたので、地方自治法第179条第1項の規定により、本年3月31日に専決処分を行いましたことから、同条第3項の規定により御報告申し上げ、その承認を求めようとするものでございます。 それでは、専決第26号東日本大震災に伴う石巻市国民健康保険税の減免に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げますので、表紙番号1の20ページ、あわせて表紙番号5、条例の一部改正新旧対照表の38ページから39ページまでをごらん願います。初めに、第4条は減免の適用期間について規定したものであり、第2項は減免適用期間を延長するものでございます。 次に、専決第27号東日本大震災に伴う石巻市介護保険料の減免に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げますので、表紙番号1の21ページ、あわせて表紙番号5、条例の一部改正新旧対照表の40ページから41ページまでをごらん願います。初めに、第4条は減免の適用期間について規定したものであり、第3項は減免適用期間を延長するものでございます。 いずれの条例も、本年4月1日から施行するものでございます。 以上でございます。よろしく御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は承認することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は承認することに決しました。 △日程第7 第97号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて(石巻市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第7第97号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて(石巻市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま上程されました第97号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて御説明申し上げます。 本専決処分は、労働者災害補償保険法施行規則等の一部を改正する省令の施行により、非常勤消防団員等に係る損害賠償の基準を定める政令の一部を改正する政令が本年3月27日に公布されたことに伴い、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令第6条の2第1項の規定に基づき総務大臣が定める金額を定める件の一部を改正する件が本年3月27日に告示され、同年4月1日から施行されたため、石巻市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正し、本市消防団員の損害補償に係る介護補償の額を改定することといたしましたが、市議会の議決を得る時間的余裕がありませんでしたので、地方自治法第179条第1項の規定により、本年3月31日に専決処分を行いましたので、同条第3項の規定により御報告申し上げ、その承認を求めようとするものであります。 以下、改正内容について御説明いたしますので、表紙番号1の23ページ、あわせて表紙番号5、条例の一部改正新旧対照表の42ページから43ページまでをごらん願います。第9条の2第2項第1号は介護補償に係る障害においてその月における介護に要する費用として支出された額の上限額を、第2号は親族等により常時介護を要する場合の一月当たりの介護補償の一律定額を、第3号は随時介護を要する場合の一月当たりの介護補償上限額を、第4号は親族等による随時介護を要する場合の一月当たりの介護補償の一律定額を引き上げるものであります。 次に、附則でありますが、第1項は本条例を本年4月1日から施行するものであります。第2項は、経過措置を規定するものであります。 以上でございます。よろしく御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は承認することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は承認することに決しました。 △日程第8 第98号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて(平成30年度石巻市一般会計補正予算)(平成30年度石巻市土地取得特別会計補正予算)(平成30年度石巻市下水道事業特別会計補正予算)(平成30年度石巻市漁業集落排水事業特別会計補正予算)(平成30年度石巻市農業集落排水事業特別会計補正予算)(平成30年度石巻市浄化槽整備事業特別会計補正予算)(平成30年度石巻市産業用地整備事業特別会計補正予算)(平成30年度石巻市国民健康保険事業特別会計補正予算)(平成30年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第8第98号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて(平成30年度石巻市一般会計補正予算)(平成30年度石巻市土地取得特別会計補正予算)(平成30年度石巻市下水道事業特別会計補正予算)(平成30年度石巻市漁業集落排水事業特別会計補正予算)(平成30年度石巻市農業集落排水事業特別会計補正予算)(平成30年度石巻市浄化槽整備事業特別会計補正予算)(平成30年度石巻市産業用地整備事業特別会計補正予算)(平成30年度石巻市国民健康保険事業特別会計補正予算)(平成30年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算)を議題といたします。本案について財務部長から説明を求めます。財務部長。 ◎大塚智也財務部長 ただいま上程されました第98号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて御説明申し上げます。 表紙番号2、平成30年度石巻市各種会計補正予算専決をごらん願います。今回の専決処分は、去る3月31日に、平成30年度の一般会計のほか、土地取得、下水道事業等の8特別会計の補正予算につきまして、いずれも市議会を招集し、その議決を得る時間的余裕がございませんでしたので、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分を行ったものであり、同条第3項の規定により、御報告申し上げ、その承認を求めようとするものでございます。 今回の専決処分は、一般会計につきましては地方譲与税、各種交付金、地方交付税等の歳入額の確定に伴う補正及び各種事業費の整理に連動した地方債等の財源調整を、特別会計につきましては執行残の整理や財源調整を主体に行ったものでございます。 初めに、専決第29号平成30年度石巻市一般会計補正予算(専決第1号)について御説明申し上げますので、5ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ47億1,695万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,138億3,186万7,000円とするものでございます。 第2条は、継続費の補正でありまして、9ページの第2表、継続費補正にありますように、8款土木費、5項都市計画費の津波復興拠点整備事業ほか2事業の総額及び年割額を変更するものでございます。 第3条は、繰越明許費の補正でありまして、10ページの第3表、繰越明許費補正にありますように、2款総務費、1項総務管理費の地域情報化推進事業ほか7事業、6億7,395万8,000円を追加し、11ページ、漁港海岸整備事業ほか3事業の繰越額を変更するものでございます。 第4条は、地方債の補正でありまして、12ページの第4表、地方債補正にありますように、各種事業の地方債が確定したことに伴う限度額の変更と廃止を行うものでございます。 次に、補正予算説明書により歳出から主なものについて御説明申し上げます。なお、東日本大震災関係費につきましては目の名称を、あわせまして財源振替、地方債の整理などに伴う事業費の減額や、事業費の確定に伴う各種特別会計に係る繰出金の調整につきましても説明を省略させていただきますので、あらかじめ御了承賜りたいと存じます。 それでは、100ページをごらん願います。23目がんばる石巻応援基金費に4,369万4,000円を計上しておりますが、これは本市を応援する方々から寄せられました寄附金を基金に積み立てするものでございます。 次に、24目震災復興基金費で3億7,075万1,000円を減額しておりますが、これは災害復旧費寄附金などの計上のほか、土地売払収入に係る積立金を減額したものでございます。 次に、108ページ、2目の1東日本大震災援護費ほか4事業で2億6,477万1,000円を減額しておりますが、これらは災害援護資金貸付金や津波浸水区域被災住宅小規模補修費補助金などの執行残によるものでございます。 次に、124ページ、7目の1低平地整備事業費で1億9,420万円を、2石巻工業港運河線街路整備事業費で3億1,679万7,000円をそれぞれ減額しておりますが、これらは物件移転補償金などの執行残によるものでございます。 次に、126ページ、3目の1防災集団移転促進事業費で25億4,784万9,000円を減額しておりますが、これは事業費の確定に伴う整理を行ったものでございます。 次に、136ページ、12目(仮称)市民文化ホール建設基金費に102万6,000円を計上しておりますが、これは複合文化施設建設のために寄せられました寄附金を同基金に積み立てするものでございます。 次に、146ページ、1目元金で1億3,877万6,000円を、2目利子で2億1,375万7,000円をそれぞれ減額しておりますが、これらは市債の元利償還金の確定に伴う執行残によるものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、54ページにお戻り願います。2款地方譲与税から72ページ、11款交通安全対策特別交付金まで、地方譲与税や各種交付金、地方交付税について、それぞれ所要額を措置しておりますが、いずれも交付額が確定したものでございます。 次に、74ページ、1項国庫負担金で1億5,544万円を減額、76ページ、2項国庫補助金で5,302万1,000円を増額、78ページ、2項県補助金で2,473万3,000円を増額、80ページ、3項県委託金で4,414万4,000円を減額しておりますが、これらは各種事業に係る国県支出金の確定に伴う補正でございます。 次に、84ページ、2項財産売払収入で2億6,369万9,000円を減額しておりますが、これは土地区画整理事業用地等の売払収入の確定に伴う補正でございます。 次に、86ページ、17款寄附金で5,468万2,000円を計上しておりますが、これは歳出で御説明申し上げましたがんばる石巻応援寄附金のほか、災害復旧費寄附金等の増額による補正でございます。 次に、88ページ、1項基金繰入金で28億8,058万5,000円を、90ページ、2項特別会計繰入金で3億779万8,000円をそれぞれ減額しておりますが、これらは繰入額の確定に伴う補正でございます。 次に、96ページ、21款市債で5億8,490万円を減額しておりますが、これは予算の地方債の補正で御説明申し上げました各種事業費の確定によるものでございます。 次に、専決第30号平成30年度石巻市土地取得特別会計補正予算(専決第1号)について御説明申し上げますので、15ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3億747万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6億9,919万1,000円とするものであります。 次に、補正予算説明書により歳出から内容を御説明申し上げますので、176ページをごらん願います。2款諸支出金で3億747万4,000円を減額しておりますが、これは一般会計繰出金の確定に伴うものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、174ページにお戻り願います。1款財産収入で3億747万4,000円を減額しておりますが、これは土地区画整理事業地内の土地売払収入の確定に伴う補正でございます。 次に、専決第31号平成30年度石巻市下水道事業特別会計補正予算(専決第1号)について御説明申し上げますので、19ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ6,279万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ426億214万7,000円とするものであります。 第2条は、繰越明許費の補正でありまして、22ページの第2表、繰越明許費補正にありますように、2款建設費、1項公共下水道建設費の公共下水道復興建設事業ほか1事業の繰越額を変更するものでございます。 次に、補正予算説明書により歳出から内容を御説明申し上げますので、188ページをごらん願います。1項総務管理費で62万円を、190ページ、2項雨水排水施設管理費で3,672万7,000円をそれぞれ減額しておりますが、これらは事業費の確定に伴う補正でございます。 次に、194ページ、4款公債費で2,545万2,000円を減額しておりますが、これは市債の利子償還金の確定に伴うものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、184ページにお戻り願います。3款国庫支出金で3,471万円を、186ページ、4款繰入金で2,808万9,000円をそれぞれ減額しておりますが、これらは雨水排水施設管理費や災害復旧事業費に係る国庫補助金などの確定に伴う調整を行ったものでございます。 次に、専決第32号平成30年度石巻市漁業集落排水事業特別会計補正予算(専決第1号)について御説明申し上げますので、23ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,259万8,000円とするものであります。 次に、補正予算説明書により歳出から内容を御説明申し上げますので、208ページをごらん願います。2款公債費で2万9,000円を減額しておりますが、これは市債の利子償還金の確定に伴うものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、206ページにお戻り願います。3款繰入金で2万9,000円を減額しておりますが、これは歳出で御説明申し上げました利子償還金の確定に伴い、調整を行ったものでございます。 次に、専決第33号平成30年度石巻市農業集落排水事業特別会計補正予算(専決第1号)について御説明申し上げますので、27ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ105万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億6,454万9,000円とするものであります。 次に、補正予算説明書により歳出から内容を御説明申し上げますので、218ページをごらん願います。1款管理費で200万7,000円を増額しておりますが、これは消費税額の確定に伴い補正するものでございます。 次に、220ページ、3款公債費で95万3,000円を減額しておりますが、これは市債の利子償還金の確定に伴うものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、216ページにお戻り願います。3款繰入金で105万4,000円を増額しておりますが、これは歳出で御説明申し上げました消費税額及び利子償還金の確定に伴い調整を行ったものでございます。 次に、専決第34号平成30年度石巻市浄化槽整備事業特別会計補正予算(専決第1号)について御説明申し上げますので、31ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2,934万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7,351万5,000円とするものであります。 第2条は、地方債の補正でありまして、34ページの第2表、地方債補正にありますように、事業の地方債が確定したことに伴う限度額の変更を行うものでございます。 次に、補正予算説明書により歳出から内容を御説明申し上げますので、234ページをごらん願います。2款建設費で2,921万4,000円を減額しておりますが、これは事業費の確定に伴う執行残によるものでございます。 次に、236ページ、3款公債費で13万1,000円を減額しておりますが、これは市債の利子償還金の確定に伴うものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、228ページにお戻り願います。3款国庫支出金で9,000円を、230ページ、4款繰入金で2,203万6,000円を、232ページ、6款市債で730万円をそれぞれ減額しておりますが、これらは事業費の確定に伴う財源調整を行ったものでございます。 次に、専決第35号平成30年度石巻市産業用地整備事業特別会計補正予算(専決第1号)について御説明申し上げますので、35ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ36万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ13億357万9,000円とするものであります。 次に、補正予算説明書により歳出から内容を御説明申し上げますので、252ページをごらん願います。1款産業用地整備事業費で4万1,000円を、256ページ、3款諸支出金で32万4,000円をそれぞれ減額しておりますが、これらは事業費等の確定に伴う執行残による調整を行ったものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、246ページにお戻り願います。1項財産運用収入で36万5,000円を減額、248ページ、2項財産売払収入で6,083万6,000円を増額、250ページ、2款繰入金で6,083万6,000円を減額しておりますが、これらは産業用地の売払収入等の確定に伴い、平成30年度末をもって廃止する同特別会計の財源調整を行ったものでございます。 次に、専決第36号平成30年度石巻市国民健康保険事業特別会計補正予算(専決第1号)について御説明申し上げますので、39ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3億9,650万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ170億9,442万8,000円とするものであります。 次に、補正予算説明書により歳出から内容を御説明申し上げますので、276ページをごらん願います。1項総務管理費で240万円を、278ページ、3項運営協議会費で43万7,000円をそれぞれ減額しておりますが、これらは事業費の確定に伴うものでございます。 次に、280ページ、1項療養諸費から288ページ、5項葬祭諸費まで、計3億8,441万円を減額しておりますが、これらは給付額の確定に伴う補正でございます。 次に、296ページ、6款保健事業費で350万円を、298ページ、9款諸支出金で576万円をそれぞれ減額しておりますが、これらは事業費及び還付金額の確定に伴うものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、264ページにお戻り願います。3款国庫支出金で1万7,000円を、266ページ、6款県支出金で2億7,347万6,000円を、268ページ、1項一般会計繰入金で704万4,000円を、270ページ、2項基金繰入金で1億1,265万5,000円を、272ページから274ページ、11款諸収入で331万5,000円をそれぞれ減額しておりますが、これらは歳出に伴う県負担金の確定や財政調整基金繰入金の減額等の調整を行ったものでございます。 次に、専決第37号平成30年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(専決第1号)について御説明申し上げますので、43ページをごらん願います。第1条は、歳入予算の補正でありまして、44ページ、第1表、歳入予算補正にありますとおり、国庫補助金と基金繰入金の財源振替を行うものであります。 次に、補正予算説明書により歳入について御説明申し上げますので、306ページをごらん願います。3款国庫支出金で1,582万6,000円を増額、308ページ、7款繰入金で同額の1,582万6,000円を減額しておりますが、これは国からの特別調整交付金が確定したことに伴い、財政調整基金繰入金を減額する財源調整を行ったものでございます。 以上でございます。よろしく御承認を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。3番。 ◆3番(髙橋憲悦議員) 平成30年度の一般会計の129ページ、災害対策費、防災行政無線通信施設管理費、これ財源振替ですけれども、これ関連してお尋ねするわけなのですけれども、この行政無線の活用については再三これまで旧石巻市と旧6町の使い勝手が大分違うと問題になっておりました。それで、ある程度通信情報ですので、できれば同じくしていただきたいということを再三要望してまいりました。なぜかといいますと、ちょうどあした、稲井地区全域で鹿の駆除といいますか、猟友会と市のほうにお願いしまして、全域的に鉄砲を使った鹿の駆除を行います。こういう駆除をしますと、旧6町の例えば河北町などは防災無線で、住民だけではなくて、河北を訪れる方々等にも気をつけてくださいというふうな周知をします。この稲井地区においてもやるのかなと思っておりました。ところが、猟友会の関係で狩猟の日があしたというのが急に決まりまして、文書で5日の日、おとといですね、各行政委員に文書を持ってこられて、班回覧で地区住民に周知してくださいと。区長たちは一生懸命周知はしますが、班回覧ですと1週間も10日もかかる部分もあるのです。ですから、こういう至急、特に危険きわまりない鉄砲で駆除しますので、稲井地区にとっては鹿を駆除してもらうのは大変ありがたいのですけれども、安全の面からもぜひこの行政無線を使って注意喚起を促すということが当然あろうかと思いますが、何か聞く話によりますと旧石巻市内はそういう個別の放送はできないのだと、なぜかといいますと有事のときに支障を来すおそれがあるのだという、何かわけのわからない回答が来たようなのですけれども、本当にそうなのか。この防災行政無線、特にあしたなのですけれども、それ使ってほしいし、使うべきだと思いますが、担当部長と市長の所見を伺います。 ◎岡道夫総務部長 今髙橋議員から御指摘ございましたとおり、旧町、それから旧石巻市エリア、それの防災行政無線の使用の扱い方が違うと。これは、基本的にシステムにも絡む部分がございまして、旧石巻市においては旧石巻市全域で一斉放送になるという形になっております。髙橋議員から御指摘いただいた部分を個別に、地区ごとにできるようにするためには何が必要なのか、根本的なシステム改修なのか、それともちょっとした部分で本来のシステムに影響を及ぼさないような内容で可能になるのか、そちらは早急に専門的な業者の部分に技術的な可否、それから必要な経費について確認させていただきたいと思います。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 防災行政無線については、確かに御指摘のように、こういう安全、安心を図る上で重要な広報をエリア内でできるというような体制をとることが一番地域住民の皆さんにとっても大切なことだというふうに考えておりますが、なかなかその辺が、これまでも指摘されておりましたけれども、それが実現できないというところがありましたので、今後については地域ごとの対応がとれないかどうかも含めて検討していきたいと考えております。 ◆3番(髙橋憲悦議員) この件については、こういうこともあることも予想されますので、大分、何年前ですよ、この話をしましたのは。それを全然手をつけないで、今回このようなときにも使えないと、全く防災行政無線というか、自然災害だけではなくて、そういう災害もいつやってくるかわからないと、なぜ早急にこのようにしなかったのか。ましてや6月23日には稲井地区で復興マラソンがあります。9時半から12時まで主要道路が交通規制かかります。わからない人、確かに回覧では回りましたが、再度、例えば30分ぐらいになりましたら交通規制かかりますよという放送だって、これは交通事故防止のためにも重要な防災の御案内だと思うのです。これがずっとできなかった、これからもできないと。なぜこういう防災無線が旧町と旧石巻市で格差があるのかと、全然役に立たないし、旧石巻市にとっては何の役にも立たない防災無線ではないですか。私説明を受けたときは、各地区にある、ブロックごとにある防災無線の支柱といいますか、柱にボックスがあって、そのボックスをあけて放送すれば、その地区限定で地区の一部だけでも放送できますからというふうな説明であの無線を立てたはずなのです。できれば、それを各町内会のほうにペーパーやって、行政区長なりにありますよと言って放送してもらってもいいし、逆に市のほうでやると。とにかく今あるせっかく有能な機械を、システムを使い切れないというジレンマがあるのです。その点についての考え方を再度、総務部長と市長の所見を伺います。 ◎岡道夫総務部長 そちらの部分、個別手動で各地域限定というのは可能になるかなと。ただ、その場合は区長にお願いするというのは、財産的に市の防災にかかわる部分ですので、これは職員が対応しなければならないだろうなというふうに考えております。そういった部分におきまして、そういった対応を担当課のほうで極力できるような形で、ちょっと担当課と相談しながら、どういった対応ができるのか、検討してみたいと思います。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 この問題は、旧6町の場合には各エリアごとに防災行政無線を使って住民の皆さんにさまざまなといいますか、必要なことを周知する手段として有効だというふうなことでございますけれども、旧市内についてはなかなかその辺の理解を得られるのが難しいということで、その辺が全石巻圏域といいますか、石巻市の統一した対応ができていないというところがありますので、その辺は大変時間がかかって申しわけないと思っておりますけれども、どのような個別対応、あるいはエリアごとに対応できるかどうかも検討させていただきたいと思います。 ◆3番(髙橋憲悦議員) 個別放送は、職員でなければ対応できないと。では、職員云々ではなくて、そのシステムというの、ボックスあけてマイク持てば放送できると、どういうイメージでつくられたのか。職員というのは、例えば稲井でも広いものですから、職員が来るまで大変だと、そういうふうな事態もあると思います。職員以外は絶対にあのボックスをあけられないと、そういう認識、初めて私聞きました。私たちは、例えば刃物を持った人がうろうろしていると、気をつけろよというときに、一発でそれで、この辺に不審者が刃物を持っているぞ、気をつけろと、そういう放送だって十分な防災といいますか、役目を果たすと思うのですけれども、確認します。あのボックスの放送は、どういうときをイメージして、どのように活用して、これまでどのような効果があったのか、お尋ねします。 ◎岡道夫総務部長 ただいまの件、これまでのことにつきましてはちょっと手元に、活用したのかどうなのかという部分は今手元に用意しておりませんので、それは後ほど担当のほうから資料を取り寄せて御説明させていただきたいと。 各個別で放送できるというふうになっていると言いましたが、私もまだその部分、不勉強な部分もありますが、今考えられるのは各個別の地域の防災無線ごとのチェックであるとか、その部分の対応のためではないかなというふうに今私は考えているのですが、その辺につきましても今の段階でできませんので、申しわけございません。 ○議長(木村忠良議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は承認することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は承認することに決しました。 △日程第9 第99号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて(改元に伴う関係条例の整備に関する条例) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第9第99号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて(改元に伴う関係条例の整備に関する条例)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま上程されました第99号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて御説明申し上げます。 表紙番号1の24ページをごらん願います。本専決処分は、元号を改める政令が公布され、新天皇陛下の即位の日から元号が令和に改められることから、各条例に記載されている年度表記等について、令和の表記に改めたものでございます。 元号を改める政令は、本年5月1日の改元日の到来を待って初めて効力を有するとされておりましたので、市議会の議決を得る時間的余裕がなく、地方自治法第179条第1項の規定により、本年4月30日に専決処分を行いましたことから、同条第3項の規定により御報告申し上げ、その承認を求めようとするものでございます。 以下、改正内容について御説明いたしますので、表紙番号1の25ページから29ページまで、あわせて表紙番号5、条例の一部改正新旧対照表の44ページから78ページまでをごらん願います。本条例は、石巻市市税条例ほか25条例について、条例中に記載されている平成31年5月1日以降の期日及び平成32年度以降の年度について、新元号であります令和の表記に改めたものであります。 次に、附則でありますが、本条例の施行期日を元号を改める政令の施行の日と規定したものでございます。 以上でございます。よろしく御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は承認することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は承認することに決しました。 △日程第10 第100号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて(土地明渡等仮処分命令申立事件に係る和解について)(土地明渡等仮処分命令申立事件に係る和解について) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第10第100号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて(土地明渡等仮処分命令申立事件に係る和解について)(土地明渡等仮処分命令申立事件に係る和解について)を議題といたします。本案について産業部長から説明を求めます。産業部長。 ◎吉本貴徳産業部長 ただいま上程されました第100号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて御説明申し上げます。 本専決処分は、工事請負契約の解除を行った23年災小島漁港海岸保全施設災害復旧工事及び23年災明神漁港海岸保全施設災害復旧工事について、工事請負者である株式会社カルヤードが現地確認検査や現場の引き渡しを拒否し、工事を継続していたため、工事の続行禁止及び工事用地等の明け渡しを求め、仙台地方裁判所に対し仮処分命令の申し立てを平成31年1月29日及び同年3月7日にそれぞれ行ったところ、本年5月20日付で仙台地方裁判所から和解勧告がなされました。 本市といたしましては、工事の中止と現場の明け渡しについて、本市の主張を加味した内容であったこと、株式会社カルヤードも和解受け入れの意向であったことから、早期解決を図るため和解手続を進めることといたしましたが、市議会を招集し、その議決を得る時間的余裕がございませんでしたので、地方自治法第179条第1項の規定により、本年5月21日に専決処分を行い、同月24日に和解が成立しましたことから、同条第3項の規定により御報告申し上げ、その承認を求めようとするものでございます。 以下、2件の和解概要について御説明いたしますので、表紙番号1の31ページから42ページをごらん願います。初めに、専決第47号土地明渡等仮処分命令申立事件に係る和解についてでありますが、和解の相手方は債務者である株式会社カルヤード代表取締役、原惇一。和解の内容といたしましては、1、債務者は23年災小島漁港海岸保全施設災害復旧工事を中止し、令和元年6月5日限り工事用地及び工事ヤードを明け渡す。2、市は債務者に対し、前項の明け渡しを受けた後、速やかに債務者が行った工事の出来形部分について品質を確認し、工事代金の精算について債務者と協議することを確約する。債務者は、市に対し、上記出来形部分の品質確認について資料の提供等の協力をする。3、市は仮処分申し立てを取り下げる。4、手続費用は各自の負担とする。というものでございます。 続きまして、専決第48号土地明渡等仮処分命令申立事件に係る和解についてでありますが、和解の相手方は債務者である株式会社カルヤード代表取締役、原惇一。和解の内容としましては、1、債務者は23年災明神漁港海岸保全施設災害復旧工事を中止し、令和元年6月5日限り工事用地及び工事ヤードを明け渡す。2、市は債務者に対し、前項の明け渡しを受けた後、速やかに債務者が行った工事の出来形部分について品質を確認し、工事代金の精算について債務者と協議することを確約する。債務者は、市に対し、上記出来形部分の品質確認について資料の提供等の協力をする。3、市は仮処分申し立てを取り下げる。4、手続費用は各自の負担とする。というものでございます。 以上でございます。よろしく御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は承認することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は承認することに決しました。 △日程第11 第101号議案石巻市森林環境整備基金条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第11第101号議案石巻市森林環境整備基金条例を議題といたします。本案について産業部長から説明を求めます。産業部長。 ◎吉本貴徳産業部長 ただいま上程されました第101号議案石巻市森林環境整備基金条例について御説明申し上げます。 表紙番号1の43ページをごらん願います。本案は、パリ協定の枠組みのもとにおける日本の温室効果ガス排出削減目標の達成や災害防止等を図るため、森林整備等に必要な地方財源を安定的に確保する観点から、森林環境税及び森林環境譲与税が創設されたことに伴い、国から各地方公共団体へ譲与される森林環境譲与税により令和元年度以降の森林整備事業等を計画的に実施していくため、今回新たに基金を設置しようとするものであります。 初めに、第1条は、基金の設置について規定したものであります。 第2条から第6条までは、基金の管理について規定したものであります。 第7条は、委任について規定したものであります。 次に、附則でありますが、本条例の施行期日を令和元年7月1日とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第12 第102号議案石巻市牡鹿生活共同利用施設設置条例を廃止する条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第12第102号議案石巻市牡鹿生活共同利用施設設置条例を廃止する条例を議題といたします。本案について牡鹿総合支所長から説明を求めます。牡鹿総合支所長。 ◎大窪茂久牡鹿総合支所長 ただいま上程されました第102号議案石巻市牡鹿生活共同利用施設設置条例を廃止する条例について御説明申し上げます。 表紙番号1の44ページをごらん願います。本案は、大原地区自治会で建設した地区集会所が新たな地域コミュニティーの拠点施設となることから、石巻市牡鹿生活共同利用施設設置条例を廃止し、当該施設を解体しようとするものであります。 次に、附則でございますが、施行期日を令和元年7月1日からとするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第13 第103号議案石巻市復興まちづくり情報交流館条例の一部を改正する条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第13第103号議案石巻市復興まちづくり情報交流館条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま上程されました第103号議案石巻市復興まちづくり情報交流館条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、東日本大震災からの復旧復興事業や地域のまちづくりに関する情報発信、また市民同士の意見交換や来訪者との交流の場として、市内4カ所に設置されている情報交流館のうち牡鹿館について、同館が設置されている鮎川地区に情報交流館の機能を承継する観光物産交流施設が本年9月1日に開設されることから、同館を閉館することとし、本条例の規定から同館を削除するものであります。 以下、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の45ページ、あわせて表紙番号5、条例の一部改正新旧対照表79ページをごらん願います。初めに、第2条の表から石巻市復興まちづくり情報交流館牡鹿館の項を削るものであります。 次に、別表から石巻市復興まちづくり情報交流館牡鹿館の項を削るものであります。 次に、附則でありますが、施行期日を令和元年9月1日とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第14 第104号議案石巻市議会議員及び市長等の選挙における選挙長等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第14第104号議案石巻市議会議員及び市長等の選挙における選挙長等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま上程されました第104号議案石巻市議会議員及び市長等の選挙における選挙長等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例で定めている選挙長等の報酬額につきましては、国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律に示されている単価を根拠としており、このたび同法律に示されている報酬の単価が改正されたことに伴い、本条例の一部を改正しようとするものであります。 それでは、条文に従いまして御説明申し上げますので、表紙番号1の46ページ、あわせて表紙番号5、条例の一部改正新旧対照表の80ページをごらん願います。初めに、別表中、全ての報酬額をそれぞれ100円または200円引き上げようとするものであります。 次に、附則でありますが、本条例は公布の日から施行するものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第15 第105号議案石巻市公民館条例の一部を改正する条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第15第105号議案石巻市公民館条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について教育委員会事務局長から説明を求めます。教育委員会事務局長。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 ただいま上程されました第105号議案石巻市公民館条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、石巻市公共施設等総合管理計画に基づき、石巻市桃生公民館樫崎分館について廃止に向け住民協議が調ったことから解体撤去し、当該施設を廃止することとし、同じく太田分館についても廃止について住民協議が調ったことから、当該施設を廃止するため、本条例の一部を改正しようとするものであります。なお、これに伴い、市内の公民館分館が全て廃止されることとなります。 それでは、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の47ページ、あわせて表紙番号5、条例の一部改正新旧対照表の82ページから85ページをごらん願います。初めに、分館に関する規定の項目である第13条を削除するものです。 次に、分館の使用料を規定する別表2を削除するものであります。 次に附則でありますが、施行期日を廃止に係る周知期間を考慮し、令和元年8月1日からとするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、環境教育委員会に付託いたします。 △日程第16 第106号議案石巻市桃生スポーツ施設条例の一部を改正する条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第16第106号議案石巻市桃生スポーツ施設条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について教育委員会事務局長から説明を求めます。教育委員会事務局長。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 ただいま上程されました第106号議案石巻市桃生スポーツ施設条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、石巻市桃生スポーツ施設内の木製アスレチック遊具及びログハウスについて、施設の老朽化に伴う事故等の危険性から、当該施設を廃止し解体するため、本条例の一部を改正しようとするものであります。 それでは、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の48ページ、あわせて表紙番号5、条例の一部改正新旧対照表の86ページから87ページまでをごらん願います。初めに、第3条第1項ただし書きについて、「アスレチック」の表記を「野外活動センター」に改め、あわせて、個人利用に関する利用許可を明確にするため規定するものです。 次に、別表からアスレチックの記述及びログハウスの項目を削除するものであります。 次に、附則でありますが、施行期日を廃止に係る周知期間を考慮し、令和元年8月1日とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、環境教育委員会に付託いたします。 △日程第17 第107号議案石巻市重度心身障害者等医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第17第107号議案石巻市重度心身障害者等医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について福祉部長から説明を求めます。福祉部長。 ◎津田淳一福祉部長 ただいま上程されました第107号議案石巻市重度心身障害者等医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、本年3月に宮城県において、障害者総合支援法の趣旨に鑑み、障害者の福祉サービス等との均衡を図るため、障害者医療費助成事業の対象者を拡充し、本年10月1日から施行されることに伴い、本市といたしましても県に準じ、本条例の一部を改正しようとするものであります。 それでは、改正内容について条文に従いまして御説明いたしますので、表紙番号1の49ページ、あわせて表紙番号5の条例の一部改正新旧対照表の88ページをごらん願います。初めに、第2条は助成対象等について用語の定義を定めておりますが、第1号、イの対象者に精神障害者保健福祉手帳1級を追加し、対象者を改めようとするものであります。 次に、附則でありますが、施行期日を令和元年10月1日とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第18 第108号議案石巻市老人憩の家条例の一部を改正する条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第18第108号議案石巻市老人憩の家条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について牡鹿総合支所長から説明を求めます。牡鹿総合支所長。 ◎大窪茂久牡鹿総合支所長 ただいま上程されました第108号議案石巻市老人憩の家条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、集会所的施設の民間譲渡を推進してきた中で、老朽化が進んでいた石巻市泊老人憩の家の今後の管理等について地元と協議した結果、隣接する泊地区コミュニティセンターを活用することで協議が調いましたことから、石巻市泊老人憩の家を廃止し解体するため、本条例の一部を改正しようとするものであります。 それでは、改正内容について御説明いたしますので、表紙番号1の50ページ、あわせて表紙番号5の条例の一部改正新旧対照表89ページをごらん願います。初めに、別表第1についてでありますが、石巻市泊老人憩の家の名称と位置を削除するものであります。 次に、附則でありますが、施行期日を令和元年8月1日とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第19 第109号議案石巻市介護保険条例の一部を改正する条例
    ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第19第109号議案石巻市介護保険条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎守屋克浩健康部長 ただいま上程されました第109号議案石巻市介護保険条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、本年10月に予定される消費税率引き上げに合わせ、低所得者の第1号被保険者に係る介護保険料のさらなる軽減強化が行なわれることとなり、介護保険法施行令及び関係省令が改正されたことに伴い、本条例の一部を改正しようとするものでございます。 それでは、改正内容につきまして御説明申し上げますので、表紙番号1の51ページ、あわせて表紙番号5の条例の一部改正新旧対照表90ページをごらん願います。初めに、第3条第2項は介護保険料の第1段階の保険料率の特例措置について定めるものでございます。 次に、第3条に第3項、第4項を新たに追加し、第2段階及び第3段階の保険料率の特例措置を定めるものでございます。 次に、附則でございますが、本条例の施行期日を公布の日からとするとともに、適用区分について規定するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第20 第110号議案石巻市都市公園条例等の一部を改正する条例 ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第20第110号議案石巻市都市公園条例等の一部を改正する条例を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎伊勢崎誠一建設部長 ただいま上程されました第110号議案石巻市都市公園条例等の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、石巻市総合運動公園内に新たに整備しております多目的フィールド及びフットボールフィールドシャワー設備の供用開始に伴い、施設名称及び使用料等を定めるとともに、既存のシャワー設備使用料を見直し、今回整備するシャワー設備と料金を統一するものであります。あわせて指定管理者による管理に係る規定を改めるため、本条例の一部を改正しようとするものであります。 それでは、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の52ページから56ページまで、あわせて表紙番号5、条例の一部改正新旧対照表の92ページから99ページまでをごらん願います。初めに、第1条、石巻市都市公園条例の一部改正についてでありますが、第21条第1項から第5項までは、これまで指定管理者に管理させることができる公園について、有料公園施設のうち総合運動公園に限定されていたものを全ての都市公園に指定管理者制度を導入可能にするように改めるものであり、あわせて利用料金を指定管理者の収入とするよう規定したものであります。 次に、別表第1は、総合運動公園の有料公園施設の欄に多目的フィールドを追加するものであります。 次に、別表第2の4、有料公園施設を使用する場合の使用料については、石巻市民球場及び石巻フットボール場のシャワー設備の使用料を改めるとともに、フットボールフィールドシャワー設備及び多目的フィールドの使用料に関する項目を追加するものであります。 次に、第2条、使用料等の改定に伴う関係条例の整備に関する条例の一部改正についてでありますが、10月からの使用料については本条例により既に改正され、10月1日から施行されることになっております。そのため、総合運動公園内既存施設の10月からの使用料については、本条例の第41条において規定されておりますが、今回新たな施設等が設置されることから、これらの施設等の使用料についても改めて規定する必要が生じるため、第1条と同様に改正を行うものであります。 次に、附則でございますが、施行期日を令和元年7月1日からとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。15番。 ◆15番(星雅俊議員) 第110号議案について、二、三質疑いたします。 これは、多目的フィールド、シャワー設備の有料化ということですが、まず多目的フィールドにつきまして質疑させてもらいますと、ここは天然芝で有料化といったことですが、有料化につきましては使用者の応分の負担ということがありますので、これはもちろんだと思っています。ただし、懸念される点がありまして、現在公園北側にあるふれあい広場、これは都市計画公園条例で位置づけされているふれあい広場でありますが、誰と誰が触れ合うかよくわかりませんが、現状はほとんどフットボール専用です、99%。フットボールと申しますのはラグビー、サッカーです。ここが天然芝を大事にする余り、使えるのは週2回、養生が週5回、たしかそういうことで管理していると思いますが、このような運営になっていますので、芝にダメージを与えるほかの競技団体は使えません。これちょっとおかしくないですか。そういったところから懸念することは、今回の多目的フィールドも有料化して芝生がありますから、同じような感覚でやられたのではほかのスポーツ団体が利用できないと思うのですが、これについていかがでしょうか。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 お答えいたします。 多目的フィールドでございますが、誰もが利用できる芝生広場として活用を想定してはおります。スポーツグラウンドとして利用可能な品種改良された野芝というのを選定しておりますので、ラクビー、サッカーはもちろんできることになりますが、例えば野球の大会開催時などアップ会場に利用したいということであれば、申請をいただいて利用することは可能になります。その他グラウンドゴルフでありますとか、イベント会場など、幅広い利用を想定しております。ということで、サッカー、ラグビー、そういったものに限った使用というものは想定しておりませんので、よろしく御理解いただきたいと思います。 ◆15番(星雅俊議員) 少し安心しました。どの種目でも使えるというふうにするということですので。 ただ、もう2点ほど質疑ありますが、フットボールフィールド更衣室と庁議資料にはあるのです。先ほど建設部長の説明でもフットボールフィールドシャワー設備といった表現がありましたが、これフットボールフィールドというのはサッカー、ラグビーが大体主ですけれども、こういう種目の名前を入れる必要があるのでしょうか。私は、取ったほうが現地の看板にはいいと思うのですが、それが1つです。 それから、2つ目は、市長にお伺いしたいのですけれども、この公園の中にはサッカー、ラグビーで使えるエリアが今回の多目的で5つ目です。5個目。これは、何を目的として5つのフットボール用施設が必要なのかをお聞きしたいですし、特化することは悪いことではありませんが、なぜ特化するのかという説明をスポーツ団体もしくは市民の方に明示する必要があると思うのですが、これは市長のほうに御答弁をお願いします。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 それでは、シャワー室のことについて、フットボールフィールドというふうに庁議資料で入っているというようなお話でございました。これにつきましては、条例上、この施設をいずれかの施設の附帯設備として規定しなければならないので、主な使用となるフットボールフィールドの附帯施設ということでシャワー設備を規定させていただきました。ということで、更衣室、それをフットボールフィールドの専用の更衣室というような誤解を与えないようにはしたいと思っておりますので、表記については何もつけていない更衣室にしたいというふうに考えております。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 総合運動公園が特にフットボールに特化しているというふうな意識はありません。恐らくフットボール、特にラグビー、サッカーが利用頻度が高いということでそういうふうに見えるかと思いますけれども、私はスポーツを生かしたまちづくりということで、スポーツの持つ魅力をまちづくりに生かしていくということが基本ですので、どんな団体ともこれからもスポーツ振興については取り組んでいきたいというふうに考えております。 ◆15番(星雅俊議員) 市長の御答弁にあったように、スポーツのまちづくりというのは私も賛成でございます。ただ、スポーツはいろいろな種目がございまして、今全体の中の5つが使えるわけで、サッカー、ラグビーがほとんどになっていますが、ほかの団体の話とかそういったことは聞かれたのでしょうか。もしくは今後そういったスポーツ団体に対する説明というものはどう考えていらっしゃるのか、お聞きします。 ◎亀山紘市長 スポーツ団体等といいますと、体育協会ですか、そういった団体、組織とは意見交換をする機会はございますので、いろんな形で意見をお伺いしておりますし、また要望を受けております。特に運動公園についてどのような計画かということ、これは既に計画段階でスポーツ団体と話し合われているというふうに理解いたしております。 ◆26番(山口荘一郎議員) 私もシャワーの料金について質疑させていただきます。 今回考え方としては、新しくフットボールフィールドのシャワー設備ができますと、それは100円にしますというのが1つ。もう一つは、市民球場、そしてフットボール場には別のシャワー施設があるのだけれども、これも同じ価格帯にするために50円を100円に上げますよというのが2個目の考えだと思うのです。 まず1つは、今回新しくつくられたフットボールのシャワー施設がなぜ100円に設定されたのかという算定根拠をお伺いしたいというのが1点目。 2点目は、ほかの施設のシャワー設備を50円から100円に上げるのですけれども、施設の使用料の改定については第1回定例会でこの前さんざん議論したばかりでありまして、維持費等を見ながら、この50円というのは1回決めたわけだと思うのです。それをたった二、三カ月で100円に上げるというのは少し乱暴ではないかと思うのですけれども、お伺いしたいと思います。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 お答えいたします。 まず、新たなフットボールフィールド内に設置いたしましたシャワーでございますが、こちらはコイン式のシャワーでございまして、これが1回5分で100円ということの機械でございますので、これは100円という設定になります。100円玉を入れるのではなくて、専用のコインを100円で購入していただいて使用するというものでございまして、1回100円ということになっております。 次に、フットボール場と、それから野球場のシャワールームについてでございますが、これは今まで団体利用する方の利用を想定しておりまして、非常に低廉な価格でシャワーを使っていただいておりました。今御指摘のとおり、3カ月ほどですぐにというふうなことがございましたが、今回オープン以来ずっと改定をしていなかったということもありまして、ランニングコストというものを計算させていただきました。その結果、大体1回70円程度かかるということもございましたので、今回改定をさせていただきました。シャワールームにつきましては、先ほどフットボールフィールドのほうは5分という限定ですけれども、こちらのフットボール場と野球場につきましては普通のシャワーでございますので、時間の制限はございません。そういうこともありまして、今回改定をさせていただいたということでございます。 ◆26番(山口荘一郎議員) 最終的な結論として、5分と時間無制限なので、それで勘弁してくれという話なのかもしれませんが、それはそれでわかりました。ただ、団体だから今まで低廉でとか、ランニングコストは実際70円かかっているのだという話ありましたけれども、その話はこのタイミングではなくて、4月の見直しの段階でやらなければならない話だと思うのです。4月の見直しの中では、市民球場もフットボール場もシャワー設備(個人利用)ということで、個人利用と書いてあるのです。団体利用だから何とかということではなくて、お客様、市民から受益者負担でお金をもらうにしても、同じ物差しで料金をもらっていく考えをつくっていかないと、市民から大切なお金をいただくわけですから、二、三カ月で考え方を変えるということではなくて、料金改定には多分相当な時間をかけて議論されてきたわけですから、今後の料金に対する考え方は庁内でしっかりと統一した考えをさらに意識徹底してほしいと考えますけれども、市長のお考えをお伺いしたいと思います。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 議員御指摘のように、このような料金の体系については、やはり統一した料金体系を構築するということが必要だというふうに思っております。今回二、三カ月で上げることになったということについては、利用者に不信感を与えるということだと思いますので、こういった値上げについては慎重に十分に議論して、そして周知していくことが必要だというふうに考えております。 ◆26番(山口荘一郎議員) 確認するの漏れていましたので、1点。今回50円から100円になりますと、変更幅としては2倍なのです。前回の第1回定例会で料金上げするときは、使用者の負担を多くしないように上限は1.5倍ということでキャップかけたはずなのです。これ50円から100円になると2倍ということで、これは意識的にこのタイミングで50円から100円にしたわけではないですよねということはどちらかの部長から確認をしたいと思いますし、コイン式が100円のコイン式だからそれに合わせたということではなくて、コインが100円だったらコインを50円で買えば同じようにそのコインで使えるのではないかなと思うのですけれども、その2点だけ最後確認させてください。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 今回このタイミングで統一しようというふうに最初から思っていたわけではございませんでした。今回この料金を見直すに当たりまして、新しいものが100円、前々からあるものが50円ということの利用のわかりにくさといいますか、そういったことも考慮いたしまして、先ほど申しましたランニングコスト等を計算させていただいて、今回統一しようということになったものでございます。 またさらに、コイン式のものを50円にというお考えですが、これについてはちょっと想定しておりません。そういった検討は実際しておりませんでしたけれども、他の自治体にございます同様の施設等、そういったものを見させていただきますと、大体といいますか、ほとんど5分で100円だという施設でございましたので、それにも合わせたということでございますので、御理解賜りたいと思います。 ○議長(木村忠良議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。暫時休憩いたします。   午前11時58分休憩                                             午後 1時00分開議 ○議長(木村忠良議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △答弁の保留 ◎岡道夫総務部長 恐れ入ります。先ほど第98号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて、そのうち平成30年度石巻市一般会計補正予算の際に、防災行政無線について髙橋議員から御質疑をいただき、保留していた件について、改めてお答えさせていただきます。 まず、おわび申し上げますが、私の認識不足ということもございましたが、区長に各個別防災行政無線の鍵を貸し出しという事例はございました。事例といたしましては、熊の目撃情報があった中で、それを住民に知らせるためにということで区長から申し出があり、住民の安全確保のために必要だということで貸し出ししております。そういった事例がありましたことで、おわび申し上げます。 続きまして、エリアを限定してそういった放送ができないのかということにつきましては、設定の変更が必要になりますが、そういったことは技術的には可能だということを確認できました。ただし、その設定変更する際にメーンシステムへの干渉、そういった部分の検証が必要なので、今回申し出いただきました稲井地区の鹿の駆除業務に対して、その検証が間に合わないということで、産業部のほうで本日夕方、それからあす、住民に対して広報車で広報を対応していただくということになりましたので、御承知おきいただきたいと思います。 なお、担当課のほうにはそのシステム干渉の確認作業を急ぐようにということで指示を出しております。それを受けまして、真に市民の生命の安全性の確保に必要な部分について、そういったエリア対応が可能になるような形で検討していきたいと。 なお、どういった場合にそういった運用をするのかという基準をあわせてつくりながら、今後の対応を考えてまいりたいと思いますので、御理解いただきたいと思います。 △日程第21 第111号議案令和元年度石巻市一般会計補正予算(第2号) ○議長(木村忠良議員) 日程第21第111号議案令和元年度石巻市一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。本案について財務部長から説明を求めます。財務部長。 ◎大塚智也財務部長 ただいま上程されました第111号議案令和元年度石巻市一般会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、第24回目の東日本大震災復興交付金の交付に伴う基金への積立金のほか、旧門脇小学校震災遺構整備や南浜津波復興祈念公園内の慰霊碑・モニュメント整備事業などに要する経費を主体に編成いたしました。 それでは、表紙番号3、令和元年度石巻市一般会計補正予算の1ページをごらん願います。初めに、前文でありますが、元号を改める政令の施行に伴い、予算書における年度表記について読みかえを行うこととする旨を記載したものでございます。なお、今後各種特別会計補正予算案を提案する場合におきましては、一般会計に準拠し、同様の読みかえを適用することとし、前文及び説明につきましては省略させていただきますので、御了承いただきますようお願い申し上げます。 次に、第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ41億8,729万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,831億9,809万6,000円とするものでございます。 また、同条第2項は、今年度から新たに譲与される森林環境譲与税を歳入予算2款に追加するに当たり、国に示された項の順序とするための変更を行うものでございます。 第2条は、継続費の補正でありまして、4ページの第2表、継続費補正にありますように、旧門脇小学校震災遺構整備事業ほか1事業を追加し、防災緑地2号整備事業については総額及び各年度の年割額の変更、河南西中学校水泳プール改築事業については継続費を廃止するものでございます。 第3条は、地方債の補正でありまして、5ページの第3表、地方債補正にありますように、児童福祉施設整備事業債ほか2事業債の限度額を変更するものでございます。 次に、表紙番号4、令和元年度石巻市一般会計補正予算説明書により歳出から主なものについて御説明申し上げます。なお、東日本大震災関係費につきましては目の名称を、またあわせまして財源の振替につきましても説明を省略させていただきますので、あらかじめ御了承賜りたいと存じます。 それでは、22ページをごらん願います。7目地域振興費の1地域活性化関係費に1,000万円を計上しておりますが、これは石巻専修大学創立30周年記念事業に対する寄附金を措置したものでございます。 次に、2市民協働推進費に2,099万3,000円を計上しておりますが、これは集会所建設費補助金のほか、採択されましたコミュニティー助成金を措置したものでございます。 次に、3東京オリンピック・パラリンピック機運醸成事業費に250万円を計上しておりますが、これはチュニジアパラリンピック組織委員会の視察受け入れに要する経費を措置したものでございます。 次に、15目電子計算費に416万8,000円を計上しておりますが、これは地方公共団体情報システム機構への本年度負担金が決定したことに伴うものでございます。 次に、22目がんばる石巻応援基金費に1,225万円を計上しておりますが、これはがんばる石巻応援寄附金を同基金に積み立てするものでございます。 次に、23目震災復興基金費に45万8,000円を計上しておりますが、これは災害復旧費寄附金を同基金に積み立てするものでございます。 次に、24目東日本大震災復興交付金基金費に16億3,278万7,000円を計上しておりますが、これは第24回目の東日本大震災復興交付金を同基金に積み立てするほか、環境省事業の完了、精算に伴う復興交付金の返還金を措置したものでございます。 次に、27目の1震災遺構整備事業関係費に2億1,553万3,000円を計上しておりますが、これは旧門脇小学校震災遺構整備等に要する経費を措置したものでございます。 次に、2慰霊碑整備事業費に6,000万円を計上しておりますが、これは南浜津波復興祈念公園内に設置する慰霊碑・モニュメントに要する経費を措置したものでございます。 次に、24ページ、2目統計調査費に35万5,000円を計上しておりますが、これは県支出金額の決定に伴うものでございます。 次に、26ページ、1目社会福祉総務費に374万1,000円を計上しておりますが、これは地域住民が主体的に行う高齢者や子供の見守り、買い物・送迎支援などの活動を支援するための助成金を措置したものでございます。 次に、28ページ、5目保育所管理費に3,642万5,000円を計上しておりますが、これは幼児教育・保育の無償化に対応するためのシステム改修経費のほか、須江保育所の地盤沈下対策に要する経費を措置したものでございます。 次に、30ページ、3目農業振興費の1農業振興対策費に2,223万3,000円を計上しておりますが、これは農業の担い手確保等に要する経費を措置したものでございます。 次に、2農業関連施設関係費に779万円を計上しておりますが、これは牡鹿地区の大原生活センター解体に要する経費を措置したものでございます。 次に、9目に675万円を計上しておりますが、これは牡鹿地区の農業用機械購入に要する経費を措置したものでございます。 次に、32ページ、7目森林環境整備費に698万円を計上しておりますが、これは私有林の管理意向確認など、森林環境整備に要する経費を措置したものでございます。 次に、8目森林環境整備基金費に2,463万3,000円を計上しておりますが、これは本年度中に譲与される森林環境譲与税を同基金に積み立てするものでございます。 次に、34ページ、2目水産業振興費に513万円を計上しておりますが、これは牡鹿地区の後川さけ人工ふ化場完成後の管理運営に要する経費を措置したものでございます。 次に、6目に1,876万1,000円を計上しておりますが、これは水産加工業再生支援事業で補助を受けた企業の破産に伴い、財産処分により配当された金額のうち、復興交付金相当額の返還に要する経費を措置したものでございます。 次に、36ページ、3目観光費に379万7,000円を計上しておりますが、これは外国人観光客の受け入れ体制強化のため、国際交流員配置に要する経費を措置したものでございます。 次に、38ページ、7目の1道路補修整備事業費に4億999万7,000円を計上しておりますが、これは復興工事関係車両の通行によって損傷した道路舗装の補修に要する経費を措置したものでございます。 次に、2針岡地区排水施設整備事業費に6億7,580万円を計上しておりますが、これは針岡地区の内水排除を進めるため排水施設整備に要する経費を措置したものでございます。 次に、40ページ、7目の1基盤整備事業関係費に3,246万4,000円を計上しておりますが、これは市道南浜東1号線整備に伴う物件移転補償金などを措置したものでございます。 次に、2防災緑地2号整備事業費に9,900万円を計上しておりますが、これは造成工事で使用する土砂の運搬経費等を措置したものでございます。 次に、3南浜津波復興祈念公園整備事業費に1億1,800万円を計上しておりますが、これは公園内の地下埋設物等撤去に要する経費を措置したものでございます。 次に、4住吉公園整備事業費に3,500万円を計上しておりますが、これは国の河川堤防工事の施工に合わせ、住吉公園の雄島の整備に要する経費を措置したものでございます。 次に、5防災緑地1号整備事業費に1,900万円を計上しておりますが、これは施工調整により延期していた湊中央線近接部の盛り土造成工事等に要する経費を措置したものでございます。 次に、6北上地区多目的広場整備事業費に5,837万8,000円を計上しておりますが、これは広場整備に係る実施設計及び用地購入に要する経費を措置したものでございます。 次に、42ページ、1目住宅管理費に3,190万円を計上しておりますが、これは昨年度から実施している市内全域のブロック塀調査について、未完了箇所の調査費等を措置したものでございます。 次に、44ページ、6目に2,400万円を計上しておりますが、これは大川地区の高台一時避難場所整備に係る実施設計に要する経費を措置したものでございます。 次に、46ページ、3目教育指導奨励費の1コミュニティ・スクール推進事業費に48万8,000円を計上しておりますが、これは国の補助内示に伴い、関係費用を措置したものでございます。 次に、2学力向上マネジメント支援事業費に296万4,000円を計上しておりますが、これは宮城県の指定に基づき、学力向上を目的とした事業を行うための費用を措置したものでございます。 次に、3学校安全総合支援事業費に249万6,000円を計上しておりますが、これは宮城県からの委託により実施する防災、交通安全及び生活安全教育に要する経費を措置したものでございます。 次に、50ページ、3目学校建設費の1河南西中学校水泳プール改築事業費に2億909万円を計上しておりますが、これは国の学校施設環境改善交付金の内示に基づき、2カ年事業を単年度事業に組みかえるものでございます。 次に、52ページ、2目文化財保護費に8,005万3,000円を計上しておりますが、これは宮城県及び石巻地方広域水道企業団からの委託に基づき、埋蔵文化財発掘調査等に要する経費を措置したものでございます。 次に、54ページ、2目体育施設費に148万5,000円を計上しておりますが、これは石巻野球場の外壁・擁壁調査に要する経費を措置したものでございます。 次に、56ページ、11款災害復旧費に3,745万円を計上しておりますが、これは雄勝地区の体育館や艇庫など、2カ年の継続費で行う事業費のうち、今年度の年割額分を措置したものでございます。 次に、58ページ、12款公債費に2億5,444万7,000円を計上しておりますが、これは平成30年度の10月から3月までに償還されました災害援護資金を宮城県に償還するために措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、4ページにお戻り願います。まず、2款地方譲与税に2,463万3,000円を計上しておりますが、これは歳出でも申し上げました、本年度から新たに譲与される森林環境譲与税を措置したものでございます。 次に、6ページ、10款地方交付税に3億4,200万円を計上しておりますが、これは復興交付金事業や災害復旧事業等の歳出予算と連動した震災復興特別交付税を措置したものでございます。 次に、8ページ、14款国庫支出金に17億6,668万4,000円を、10ページから12ページ、15款県支出金に1億1,224万4,000円をそれぞれ計上しておりますが、これらは各種事務事業などに対する国県支出金を措置したものでございます。 次に、14ページ、17款寄附金に1,270万8,000円を計上しておりますが、これはがんばる石巻応援寄附金及び災害復旧費寄附金を措置したものでございます。 次に、16ページ、2目減債基金繰入金に2億5,444万7,000円を計上しておりますが、これは宮城県への災害援護資金の償還に係る財源として措置したものでございます。 次に、3目国際交流基金繰入金に379万7,000円を、4目地域づくり基金繰入金に99万3,000円を、6目震災復興基金繰入金に9,968万5,000円を、7目東日本大震災復興交付金基金繰入金に13億8,004万5,000円を、9目21世紀の田園文化創造基金繰入金に506万2,000円を、13目森林環境整備基金繰入金に698万円をそれぞれ計上しておりますが、これらは各種事業に係る財源の一部として措置したものでございます。 次に、18ページ、20款諸収入に2,957万7,000円を計上しておりますが、これは一般財団法人自治総合センターからコミュニティー事業に交付される助成金や、埋蔵文化財確認調査の委託金などを措置したものでございます。 次に、20ページ、21款市債に7,350万円を計上しておりますが、これは補正予算第3条の地方債の補正で御説明申し上げたとおりでございます。 次に、16ページにお戻りいただきまして、1目財政調整基金繰入金に7,494万1,000円を計上しておりますが、これはただいま御説明申し上げました歳入歳出予算調整の結果、なお必要とする財源補填のため、財政調整基金繰入金を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。先例に伴い、補正予算説明書について歳出から各款ごとに質疑を行います。2款総務費、あわせて予算案第2条、継続費補正について質疑はありませんか。30番。 ◆30番(水澤冨士江議員) 23ページ、震災遺構整備事業関係費、旧門脇小学校分として2億円になるのですが、来年度分の継続費を含めますと9億2,400万円ということですが、この分について、まずこの内容、どういう工事なのか、内容をお示しいただきたいと思います。 それと、これまでの流れ、行政の側で言えばアンケートをとったとか、基本設計をしたとか、実施計画を立てたとか、そういった流れと、平成27年度に市がアンケートを行ったと思うのですが、改めてその結果について伺います。 ◎久保智光復興政策部長 お答えします。3点かと思います。工事の内容、あとこれまでの経過、あと平成27年にとりましたアンケートの結果を再度ということでお答えしたいと思います。 工事費全体は、議員おっしゃるとおり、今回6月補正で計上しました令和元年度の工事費とすれば2億1,356万8,000円、あと継続費として設定しております令和2年度工事費要求が7億1,800万6,000円となっております。工事の概要でございますが、内訳を概算で申し上げます。本校舎特別教室の解体、補強、改修経費として約3億1,000万円、屋内運動場の改修費等で約1億6,000万円、あと観察棟新設で1億7,000万円、施設の整備費の合計で約6億4,000万円となっております。このほか、展示経費として約2億3,000万円を予定しております。そのほか工事監理費で5,000万円というふうな形の内訳となっております。 それと、これまでの経過でございます。ちょっとお待ちください。正確に申し上げます。門脇小学校の遺構整備に関する行政の取り組み状況でございます。平成25年度から平成26年度まで、石巻市震災伝承検討委員会、合計6回の委員会を開催し、震災遺構の選定及び保存方法等の検討及び提言を行っております。平成27年には、石巻市震災遺構調整会議、庁内の関係課長会議ですが、これを5回ほど開催しております。そのほか平成27年には新門脇地区の復興まちづくり協議会と市長との意見交換、先ほど御質疑のありました平成27年10月に市民アンケート調査等を行っております。その翌月に再度また地域との意見交換会をやっております。そのほか、公聴会を平成28年2月に実施し、その後、まちづくり協議会に対する説明会を行い、震災遺構検討会議というのを平成28年度、都合5回をやってございます。ここには多様な意見を反映させるため、有識者、地域の住民、あと語り部のNPO等を合計18名、行政12名の30名で設置しております。地域のまちづくり協議会から9名の方に御参加いただいております。平成29年5月に整備方針の住民説明会を行い、平成29年8月に意見交換を行っております。平成30年には、基本設計の内容の御意見をいただくために、住民ワークショップを6月、7月と行い、昨年9月に基本設計案に対する住民説明会を行い、今に至っているという状況でございます。 アンケートの中身については、当時市民、あと門脇地区の方々、大川地区の方々で2,733名の方にアンケートを行い、回収率は1,402名、51.3%。門脇小学校に関するアンケート結果とすれば、解体するが全体で42.3%、あと一部保存、全部保存を合わせまして56.8%、その他0.9%というふうな形になっております。 ◆30番(水澤冨士江議員) これまでも、平成23年に発災後、議会でもずっと東日本大震災ということで、全国に例がないことを次々とやってきたわけでございます。議会だけでなくて、行政の皆さんも大変苦労されてやってきました。その中で、プレハブ仮設住宅の建設の問題、また避難所からプレハブ仮設住宅、復興公営住宅と、何回もコミュニティーが壊れてしまった問題、また在宅被災者の問題など、本当に全国で例がないことをこの石巻市がやってきたわけでございます。これから全国で起こり得る大災害への対策として、石巻市で行われたことが全国に発信をされてきました。これが全国の先例になると、いろんなことがなるというふうに考えます。 震災遺構についても、これはまさに復興の最後の問題といいましょうか、そういうことであります。行政の側としては、復興交付金、使えるのは10年間だと、期限があるという問題、また市民へのアンケートもきちんと、先ほどの答弁にあったように平成27年行っているということで、行政としては間違ったことはしていないということはそうだと思います。(6番黒須光男議員「そんなことないよ」と呼ぶ)しかし、この震災遺構の考え方について、やはりもう少し深く考えてみてはどうかなと思いました。私も日和山に住んでいるものですから、門脇はすぐ近くです。この間、門脇の住民の方、またそれ以外の方のお話も、本当に自分のできる限り聞いてまいりました。正直、本当に苦しい思いでした。行政が言っていることも間違いではない。そこに住んでいる地元の方も、震災直後のあの荒れ野原といいましょうか、荒野になっていたあの門脇の状態を見ているときと……地元の方が言っていました。あす住むところとあす食べることしか考えられない時期に門脇小学校を残すかどうかと聞かれたら、やっぱり解体して、あそこに復興公営住宅を建ててほしかったと、そう考えた。今まちびらきも終わって、門脇に人が戻ってきました。復興公営住宅も2棟建ちました。そういった中で、あのときのあした住むところ、食べるところの心配がなくなったときに改めて見たら、あの門脇小学校を全部残してほしいという、住民の感情が変化するというのも理解できます。だからといって、行政がそれを全部そのとおりにしたら大変だというのもよくわかります。でも、よく例に挙げられるのが広島の原爆ドームです。原爆ドームは、1965年、戦後から20年たってようやくこれを解体するか、保存するかが決められたのです。それまでやっぱりあそこでも同じような声が出たのです。それでそのままにしておいたと。今となっては、世界遺産になって残っているということです。そういうようなことをいろいろと考えれば、この結論をどうしても今すぐ出さなければいけないものなのか、これこそまさに被災地の感情だと、思いだということで、市民の声を国、復興庁に伝えて、結論はもうちょっと待ってくれということを伝えるべきだというふうに思いますけれども、部長と市長の見解を伺います。 ◎久保智光復興政策部長 今るる議員の見識を賜ったところでございます。広島の事例の件も聞いております。これまで検討委員会、また検討会議では、広島を初め各種の遺構の視察を経て検討を行ってございます。これを踏まえて、最終的に方針の決定を行っているということでございます。やはり皆で議論し、検討した経緯、経過を大事にすることが重要であると考えてございます。 あと、復興予算云々の関係の部分ございます。本事業にかかわらず、当市としては復興期間で事業完了を当然目指すものでございます。遺構に関しては、多くの被災地で課題として向き合いながら結論を出しております。当市におきましても、最大の被災地として時間をかけ、本当に丁寧に議論を積み上げてきております。そういった今後の伝承のためにも、当市としてもやはり形にすべき時期と当職は考えております。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 この旧門脇小学校につきましては、津波火災の起こった唯一の震災遺構です。そういったことで、私どもとしても校舎を残しながら、校舎だけを残すのではなくて、やはり何を伝えていくのか、しっかりとしたそういうふうな考えで長年慎重に検討をしてまいりました。議会にも何度か説明をして、これまで積み上げてきたものがございます。そういったことからすると、決して私どもは校舎をおろそかにしているわけではなくて、いかにあの校舎を生かして、そして今回の津波火災に対して、あるいは門脇小学校で起こった震災時のことをどうやって伝えていくか、そういった観点からこれまでも検討してまいりましたので、私としては現状の一部保存で、しかもそのほかの施設については震災をしっかり伝えていくためのソフト事業に取り組んでいきたいという考えでおりますので、全体保存に負けない震災遺構になるというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。 ◆30番(水澤冨士江議員) 行政は、たびたび議論を積み上げてきたということをおっしゃいます。それはわかります。事務的にいろんな資料を見れば、そうやってきたのはそのとおりだと思います。先ほど言いましたように、広島の例でも一つ一つの会議をこうやった、こうやったというよりも、時間の経過が必要だったのです、復興状況。それで、住民の感情が変わるということがあるということをぜひ今後の全国の災害のためにも石巻市から発信をしていただきたいということ、こういう先例をつくってみてはどうかということを申し上げたいのです。 それで、部長に改めて確認いたしますけれども、この間私がこの問題で担当課等に伺うと、何を残すかよりも何を伝えていくかが大事なのだということなのですけれども、これは具体的にどういう意味なのかお示しをいただきたいのが1つ。 もう一つは、10年間というふうに言いますけれども、復興政策課からいただいた震災復興基金、基金別残額、私最新のをということでいただいたのが全部で5項目あります。県交付金分が11億7,000万円、これは県から通知が来て、10年の期限はないということ。2つ目が津波被災住宅再建支援分、42億4,300万円、これはもちろんこれにしか使えないと。3つ目が現年災・通年災分、これが22億1,800万円、これも期限は一応ないと。市独自分、11億7,500万円、これも寄附いただいた分なので、10年という期限はないと。5番目のその他は28億6,800万円、これは国に返納もあるということなのですが、震災復興基金としては全体として116億7,700万円あると。聞くと、全部使い道は実施計画等にのっていると言うのですが、本当にそうなのか、少し余計なお金はこの中にないのかどうか、2点伺います。 ◎久保智光復興政策部長 伝える内容、今具体的に展示で検討している内容を申し上げます。展示の概要、基本設計の段階で住民の方とワークショップをしながら積み上げた設計の概要をお知らせします。なお、現在実施設計中でございます。確定後には再度皆様にもお知らせしたいと思います。 まず、伝えるということでは校舎観察棟を設置し、地下から被災校舎内部を見学するということで、特別教室を展示スペースとして考えてございます。やはり多くの津波火災があった門脇、南浜地区の震災前後の展示を行うと。あと、広域的に被害があった石巻全域の被災状況、あと伝えるべき復興状況を展示し、あと津波の研究成果を発表するスペースを設けながら、その他の仮設住宅、被災車両の展示を行うと。伝える内容とすれば、やはり我々が官民かかわらず歩んできた復興の道のりを伝えるべきだというふうに、事実をしっかり伝えるということが大事かというふうに考えてございます。 あと、復興基金に関しては、以前も御議論ございました。そういう意味では、余る、余らないというよりは、まず復興事業の中でちゃんと充当して、今後どうするかというのは今後の検討課題というふうに考えております。 ◆6番(黒須光男議員) 私は、総務企画委員会に所属する者でございまして、委員会で部長のお話をお聞きしたいというふうに思っておるのですが、せっかくの機会ですので、市長おられますので、この場をおかりいたしまして、市長にも何点かお尋ねをしておきたいということでございます。 今水澤議員のお話もお聞きしておったのですが、私と相反するところもございますので、そういう観点からも御説明を求めたいと思うのですが、まずきのう、私のもとに旧門脇小学校本校舎を震災遺構として全体保存を要望する会という、代表の本間英一さん、阿部豊和さん、2名の名前で私のもとに届いたのです。もっと真剣に市議会議員、この問題を追及しなさいと、頑張れというような叱咤激励と申しましょうか、そういうこともございました。この中で、私は的を射たことを言っているなというふうに思いますのは、「重要なことは予算の面ですが、現在の市の計画では本校舎脇に3階建ての観察棟を設け、エレベーターを設置する案となっていますが、これでは建設費は無論、その後の維持管理費もかかってきます。市の財政状況は、皆様御心配になるようにかなり悪化しており、今後の維持管理費は莫大なものとなると推察されております。本校舎には余計な手を加えず、最少の工事であれば国民の貴重な税金の無駄遣いを減らせるはずです」と、そういう内容のことでございまして、ぜひ議員の皆さんは我々市民と対話をして、この問題をもっとしっかり精査しなさいというお話の文章だったわけでございます。こういう文章が市長のもとには伝わっているのかどうか、まずこの1点。そして、こうした考え方をどのように受けとめておられるのか、これをひとつお聞きしたいと思っております。 もう一点、私はこの問題、市議会議員の選挙の1年以上前に、平成29年3月8日に、私は議場で本会議で一般質問いたしております。これは、門脇小学校の遺構の問題でございますが、「門脇小学校の震災遺構についてであります。残された場合は、民間からの浄財で運営を賄う方針のようでありますが、聞くところによりますと大半が建設業者の協力だとお伺いいたします。そのようなことでは痛くない腹を探られかねません。早急に解体の方向にかじを取るべきとの声が上がっているのであります。その後は桜坂高校のグラウンドにすべきと思います。当局の再考を求めるものであります」ということなのですが、これにつきましては市長も答弁することなしに、堀内復興政策部長が御答弁しておるのです。これという明快な答弁はなかったわけでございます。そういうことで、維持管理の問題を3年前追及しているわけでございますので、この辺もどうなっているのか。これには出てきません。この辺、この2点、まずお伺いしたいと思います。 もう一点、先ほど水澤議員と復興政策部長とのやりとりを聞いておったのですが、一般会計補正予算の3の4ページに総務管理費で旧門脇小学校の遺構整備事業として総額7億9,313万3,000円、これがしっかりと数字が出てきているのです。その数字と今回2億1,553万8,000円、関連がどうなっているのか、ちょっと理解できないのです。私も無所属に1人おりますので、事前の説明は残念ながら部長なり室長の話もなかったので、本来ですとこういう重要な問題は部長なり室長が来て、たとえ無会派であっても説明するのが筋ではないかと、こういうような重要なことを。こういうことがぽんと出てきて、この数字、3と4を見てもわかりません、これは。どっちが本当なのか。まさに私はこれは復興公営住宅と同じで、何か嫌な予感を禁じ得ないところなのですが、これ明確にお答えいただけませんか。この3点をお願いしたいと思います。 ◎久保智光復興政策部長 予算計上の話でございます。継続費というのは、今回復興事業の中で多く取り入れている手法でございます。事業の進捗に合わせて、事業の進捗を図る意味でも継続費という枠で予算を確保して、事業を進めているということでございます。今般の6月補正の中に2億数千万円入っておりますが、これの中で継続的に取り組む事業費というのを別途組んでおります。そのほかに、来年度やる事業費として7億円の数字を載せていると、2カ年の事業費を載せているということでございます。単純に足すと数字は多くなりますので、後日詳細に説明したいと思います。(6番黒須光男議員「元年の数字と違うよ、今回の上げた数字」と呼ぶ) 全体の保存費の話として、以前、昨年の議会のほうで御議論させていただきました。8億5,000万円ぐらいの事業費を想定しているということで、この間7,000万円ほどふえてございますが、やはりワークショップ等、地域住民のお話の中で、被災していない西側の校舎を1スパン多く残すということをやってきました。あと展示のほうに仮設住宅の現物を残そうと、あと消費税のアップということで、そういう部分で増額というふうな形になってございます。要は2カ年の予算を今回6月補正でお示ししているということでございますので、継続費等も含めて後ほど議員のほうにお知らせしていきたいと思います。 あと、維持管理の話ということでございます。今実施設計中でございます。詳細な最終確定値というのはまだ時間を要しますが、今まで地域の方々にも当然お示しし、検討委員会でも議論してきた数字がございます。本校舎全体で残す維持管理費、10年間の見込みということで1億5,400万円、部分保存であれば9,600万円ということで、その当時の展示を除いた校舎本体の部分でのかかる経費という議論もしっかりさせていただいているということでございますので、御理解賜りたいと思います。 ◎亀山紘市長 私に対する回答という、何点かわからないのですけれども、まず手紙については私はそれは全く見ておりません。それで、全体保存を求める会からは要望という形で来ております。 それから、今回の全体保存については、これまで議論してきた中で、全体保存することによる経費の増額ということがありますので、財政的に一部保存でいきたいというふうに考えております。今後の維持管理費についても、できるだけ削減できるような方向でこれまで議論を積み重ねてきたと考えております。 それから、民間からの浄財をという考え方については、私はまだそこまでは考えておりませんけれども、維持管理費の問題については現在検討中ですので、できるだけ維持管理費を削減する方向でしっかりと検討してまいりたいと考えております。 ◆6番(黒須光男議員) 市長の答弁聞いていますと、維持管理費のほうはまだ検討していないと、どういうふうな手法をとるか。私は、遺構の問題、全体の建物の経費、今回おぼろげながらわかりました。ところが、幾らかかるのか、まだはっきりしていないのです、これ見ただけでは。本来ですと、復興政策部長、あなた頭いいはずなのだ。ナンバーワンですから、部長では。こんな予算の計上はあり得ないのです。本来ですと、繰越明許費なら繰越明許費ですべからくの予算を計上すると、そして8億円なら8億円かかるのだと、ことしは幾らかかりますよというのならわかりますよ。今度の場合は7億9,313万3,000円追加でかかりますよと、令和元年度で8,232万4,000円計上しているのだ。また足されるの、これに、2億1,500万円に。だから、こういうものを見ても、ここに市議会議員でも阿部議員ですとか、星議員ですとか、みんなプロがおるのです。私も端くれですが、9年間市役所にいたのですから。こんな予算の計上なんて見たことない。でたらめもいいところだ。ですから、そういうことが不信を買って、架空工事だの、どうのこうのとなってくるのです。きのう市長は、行政報告の中で間違いありませんと、間違いあるから私追及しているの。でたらめだから追及しているの。うそだから追及しているの。ですから、この問題、復興政策部長、もっとわかりやすく、どうして繰越明許費にして全てを明らかにしなかったのかとかも含めて、もっとしっかりとした御説明をいただけませんか。どうしてこんなことになっているのですか、この市役所が、こんな方向に来たのですか。お知らせください。 ◎久保智光復興政策部長 まず、維持管理費を全然議論していないということではなく、一定の数字を出しながら議会の御質問の中でも議論して進めております。市長が申すように、膨大な維持管理費という部分で、そういった部分の検討をしながら詳細を詰めているという段階でございますので、御理解賜りたいと思います。 あと予算の計上、いわゆる継続費ということでございます。継続費、今年度の6月補正の中では、門脇小学校の遺構整備費の中に継続費として事業を、ことしの分で大体5%進むとか、そういう事業の進捗によって数字が変わる幅を持った数字の設定をしていますから、令和元年6月補正の中に令和元年の8,000万円の数字は含んでおりますので。含んでおります。この2億1,300万円の中に令和元年の継続費は含んでおりますので、ダブル計上になっていませんので。事業手法として、とにかく事業の進捗を図るので、こういう形で年割額を設定して、事業の進捗を図っているということでございますので、そういう予算の組み方をしているということで御理解いただきたいと思います。普通に載っている一般的な手法……(何事か呼ぶ者あり)一般的に予算の形としてこういうふうにほかの事業も組んでいるということでございますので、御理解賜りたいと思います。 ◆6番(黒須光男議員) 私も9年市役所におりまして、こういうわけのわからない予算の計上というのは初めてだな。どだい、こういう大きな事業をするとき、維持管理費も含めてどんと出すのです。維持管理費、何ぼかかるかわからないのに、こういう工事を発注しますと。今回は約1割か2割しか発注していない。それで全体を承認しろというのはあり得ないのです。乱暴ですよ。やっていますと、誰もやっていない、そんなこと。見たことも聞いたこともない。そんなでたらめを言うな。議員をなめているのだ、これは。あなた、市議会議員にどういう説明したかわからないけれども、みんな不思議がっていないか。よく恥ずかしくなくその地位にいるものだと思うよ、こういう計上して。ですから、もう少し親切な答弁をしていただきたいと。私も委員会であなたをぎっちりやりますから、かわいがりますから、ぜひひとつそれまで寝ないで勉強してください。そして、今みたいな答弁がないようにしっかり答弁していただきたいということでございます。 ○議長(木村忠良議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、3款民生費について質疑はありませんか。2番。 ◆2番(佐藤雄一議員) 29ページの須江保育所地盤沈下対策工事一式についてお伺いします。 実際行ってみると、駐車場からして明らかに地盤沈下をしているところであるのですけれども、具体にどういった工事内容になるのか、お伺いいたします。 ◎津田淳一福祉部長 お答えをいたします。 まず、現在の須江保育所の地盤沈下の状況ということから御説明をさせていただきたいというふうに思いますが、議員も御承知のとおり、須江保育所の周辺というのは軟弱な粘性土層ということで、そういったことの影響で地盤沈下が進んできているということの現状がございます。現状の沈下の状況ということで申し上げますと、建物自体はきちっと、沈下はないのですが、その周辺が沈下しているということで、保育所周りで約25センチメートルの沈下、それから施設の基礎面の北側で約20センチメートル、それから基礎面の南側で約10センチメートルということで、均等の沈下ではないのですが、場所によって沈下度合いが違うということになります。 こういったところの対策としまして今回工事として進める概要につきましては、駐車場側、それから運動場、この2カ所について工事を進めたいというふうに考えております。駐車場につきましては、保育所の施設、それから浄化槽の位置の高さをコントロールポイントとして、原状復旧という形で同じ高さのようにするということ、整備舗装面に合わせてかさ上げをするということになります。それから、運動場につきましては、運動場の地盤面のほうをすき取りをして、整備を進めるということで、そこもかさ上げを行うということになりますけれども、こういった工事をして、運動場につきましては遊具も設置されておりますので、一時移設撤去して、後で再設置をするというような工事で、運動場、それから駐車場という両方の部分で工事を進めたいというふうに考えております。 ◆2番(佐藤雄一議員) 駐車場と運動場のほうということでしたけれども、私は地元の行政委員と、そして保育所の先生と、また地元の住民の方とあの辺でお話をして、伺ったところによりますと、保育所と道路の間に堀があるのです。堀も地盤沈下の影響で堀の勾配がちょっとおかしくなっていまして、水が流れないようになっております。その水が流れないところがもうどぶ川のようなすごい色になっていまして、夏場なんかは蚊の幼虫、ボウフラが湧いて、恐ろしい蚊が運動場で運動している子供たちいるほうに向かっていくのではないかなと、そういう懸念があるのですけれども、あの堀には手をつけないのでしょうか、お伺いします。 ◎津田淳一福祉部長 お答えをいたします。 今回の地盤沈下につきましては、昨年度に測量調査ということをやりまして、その現状把握をさせていただいて、先ほどお話ししたような状況の工事をさせていただくということで、今御指摘のございました堀の部分というところについては、ちょっと確認はしておりませんけれども、今回の工事の対象とはしていないのではないかというふうに思いますが、なお確認はさせていただきたいというふうに思います。 ○議長(木村忠良議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、6款農林水産業費について質疑ありませんか。23番。 ◆23番(森山行輝議員) 33ページ、森林環境整備事業費ということで委託料が載っています。内容についてお示しをいただきたいと思います。 ◎吉本貴徳産業部長 お答えいたします。 まず、今回の森林環境譲与税に関しましては、財源の確保という部分で森林環境税とセットでございますけれども、その前に森林経営管理法という法律がまず先行して制定されております。いわゆる人工林が、今山がかなり荒れているという中で、森林所有者を含めまして山の保全を図りましょうと、山をきちんと森林機能の回復をしましょうというふうなことがございまして、今回人工林が対象になりますけれども、それは森林所有者の調査を行いまして、森林所有者自体がみずから森林に手を加えることができない場合に当たりましては、この環境譲与税を使いまして、場合によっては市町村がその森林を整備すると、間伐、下刈り等の作業を行うということになりますので、その前の作業といたしまして、森林所有者をまず洗い出しをいたしまして、みずから山の管理をする御意思があるかどうかの確認をすると、その意向の調査をしなければいけないというようなことで、その意向の調査業務と、それらの結果を踏まえて、新たな森林管理の経営計画をつくるためのアドバイザーを今回委嘱したいと、そこに委託をしたいと考えておりますので、その意向調査の経費とアドバイザーへの委託経費ということで今回予算計上、698万円計上させていただいているということでございます。 ◆23番(森山行輝議員) 人工林も含めて、あと国・県・市有林も含めて、山が荒れている状況については私もずっと指摘をさせていただいておりました。そういうことで、ようやくこの辺の環境を整備しようかなということで動き出したことは評価したいと思います。 それで、石巻市、旧市も含めて、新しい市、6町合併した中の人工林と言われる私有林も含めて、かなりの面積がございますが、産業部長、今回は意向も含めてだから、基本的には全ての私有林のその辺の環境調査まで終えるというような考え方でよろしいのか。かなりの面積ありますよ。その辺も踏まえて考え方をお伺いしたいなと思います。 ◎吉本貴徳産業部長 お答えいたします。 石巻市全域で森林の面積につきましては、3万1,119ヘクタールとなっております。このうち、今回対象になります私有林につきましては、全体で2万163ヘクタールということで3分の2、このうちさらに自然林を除きまして人工林、今回対象になります人工林につきましては1万1,772ヘクタールでございますけれども、そのうちもう既に森林組合等が管理をしてきちんと手が入っている山がございますので、それを差し引きますと約1万ヘクタールが対象になります。ただ、1万ヘクタールとなるとかなりの面積でございますので、今回の進め方としてはこのうち人工林の中でも林業としてなりわいに使う木材ということで、杉とヒノキを対象にしたいと。さらに、それを対象にしますとそこから約200ヘクタールほど減りまして9,800ヘクタールになりますけれども、そこから植林はいたしましたけれども、実際傾斜がきつくて、その先木を伐採してなりわいとして再生する部分には適さない山もございますので、そういった部分を除いていきますと、今現在手持ちでうちのほうで把握している面積ですとそれでも約4,500ヘクタールという、かなり広大な面積になりますので、それにつきましては一気にやるというふうなことは難しいものですから、年次計画を組みながら、それぞれまずは手を入れて、何年後かにまた正しい山として回復できるところを選びながら、市内全域を地区割りをしながら進めていくというふうなことで今考えているところでございます。 ◆23番(森山行輝議員) 木が安くなって、昔のように自分の山の杉、ヒノキも含めてきちんと整備する人が少なくなりました。しかし、きちんと守っている方々もかなりおります。自分の山をきちんと下刈りもし、間伐もし、50年以上の杉やヒノキをきちんと守っている方々もいます。しかし、ほとんど多くの山を持っている方々は、やっぱり木材の価格が低迷した今から20年か30年ぐらい前から、もう山に魅力を感じなくなって、全部荒れております。ですから、今の産業部長の答弁の中で確認したいのだけれども、そういう中で森林組合が管理されているところあるということだったのだけれども、私の山なのだけれども、そういう植林等、山の管理については全くしないという意識をされた方については、荒れている状況を続けるわけにいかないので、この調査が終わり次第、一定のところでその辺の荒れ地に植林をするなり、管理するなりということの方向づけに持っていくというような考え方があるという意識でよろしいのでしょうか、確認をさせてください。 ◎吉本貴徳産業部長 先ほど冒頭申し上げましたとおり、今回森林経営管理法という法律の中で動いております。その中で、きちんと手入れをすれば収益の見込める山、その山でも持ち主の方が自分ではなかなかもう手を入れられないという方々につきましては、今回の法律の中では経営管理権、その方の経営をほかの方に移すというふうなことの法律の規定もございます。その場合には、持ち主の方がそっちの経営権、経費はかかったとしても経営権を移してもいいですよという意向の確認が必要というふうなことになりますけれども、それの移行先につきまして、もう既に手が入っている山で継続できない部分に関しましては、今現在石巻市の場合ですと森林組合になりますけれども、そういったところへの、管理ができる企業への、あるいは法人へのマッチングというものも今回の仕事の中で行政が携わる部分というようなことがございますので、経営管理ができる山であれば、そういった部分に関してはマッチングについても行っていきたいと。経営管理ができるのだけれども、今まで手を入れていなくて荒れ放題の山に関しては、まずはそれに関しては一度市が肩がわり、代がわりで受けるというふうなことも方法の一つとしてあるというふうなことでございますので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(木村忠良議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、7款商工費について質疑はありませんか。1番。 ◆1番(阿部浩章議員) 商工費、37ページの観光振興対策費、この補正予算379万7,000円の目的と、約380万円ほど補正して、どのようにこの事業を運営していこうとしているのか、お聞きいたします。 ◎吉本貴徳産業部長 お答えいたします。 今回補正させていただきました経費につきましては、国際交流員というふうなことで、これはJETプログラムというふうなことで、総務省、外務省、文部科学省、それから一般財団法人自治体国際化協会というところで運営しておりまして、いわゆるCIR、国際交流員を要請して派遣をいただくということで、今回産業部で考えておりますのは、これからインバウンド対策ということで、多くの外国人の方が石巻市を訪れてくる中で、外国人の視点で石巻市の観光というものの復興策であったり振興策、あるいは今既存で動いている事業の見直しも含めて、きちんと外国人の目で見ていただいて、次の事業に生かせるような取り組みができればということで、ことしの8月から派遣いただく予定でございますので、それらにかかります報酬等の経費を今回補正で計上させていただいたということでございます。 ◆1番(阿部浩章議員) わかりました。外国人観光客受け入れ体制の強化とのようですが、今後本市においてどれくらいの人数の外国人の入り込み数を見込んでいるのかお聞きします。また、もしわかれば、国別、国籍別の状況もお知らせいただければと思います。 ◎久保智光復興政策部長 人口減少ということで、交流人口の総合戦略を持っている関係で、私のほうからお答えします。 今さまざまなインバウンド対策ということで、交流人口の一環として対応をとっているところでございます。その中で、石巻市の観光客全体の入り込み数を300万人と設定する中で、外国人の各国別とかの人数までの目標数値は今持っていない状況ですが、そういった300万人目指しての部分で非常に重要な要素になるというふうには考えている状況でございます。 ◆1番(阿部浩章議員) 了解しました。来年度は東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。より多くの観光客を呼び込んで、本市の復興状況を見ていただく絶好の機会でありますので、そういった観点から産業部として外国人観光客も含めて受け入れ体制の強化の方策を今後どのように考えているのか、最後にお伺いいたします。 ◎吉本貴徳産業部長 まず、ただいま復興政策部長から答弁いただきましたけれども、入り込み客数については数は具体にはございませんけれども、外国人宿泊数につきましては市内の宿泊施設からの回答がございまして、平成30年度ですと1,378名というふうなことの数字になっております。全体の観光客入り込み数については、平成30年度は330万人を超えておりましたので、まだまだ少ない状況というふうなことでございます。 当然東京オリンピック・パラリンピックも控えまして、外国人観光客については産業部としても数多く受け入れをしたいというふうに考えております。そのためには、今回採用いたします国際交流員を活用しながら、やはり情報の発信という部分が非常に大きいのかなと。SNS、それからフェイスブック等も踏まえまして、多くの方に石巻市の情報を知っていただくと。それは、先ほど言いましたとおり、私たちが見た視点ではなくて、外国人が見て魅力を感じるところというのはまた違った感覚もございますので、そういった部分でより効果的な情報発信ができればいいのかなというふうに考えておりますし、それからインバウンド対策に向けましては、昨年度インバウンド推進ネットワークが観光関係の業界、事業所も含めまして組織されております。それから、石巻圏観光推進機構、DMOもございますので、それらの方々との連携をこれまで以上に密にしながら、外国人の方々が求めるもの、必要とするものをいかに石巻市として情報発信していくかということが一番大事なことになっていくのだろうなと考えておりますので、その点に力を入れて取り組んでまいりたいというふうに考えております。 ○議長(木村忠良議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、8款土木費、あわせて予算案第2条、継続費補正について質疑はありませんか。26番。 ◆26番(山口荘一郎議員) 42ページの8款土木費、地域住宅事業費、ブロック塀調査の件でお伺いしたいと思います。 昨年度もブロック塀調査をしたわけですけれども、そこでまだ調査し切れなかった6,250件を改めて調査するという内容のようですが、これは調査期間として年度いっぱいかけてやる調査になるのか、それとももう少し期間を短く調査できるものなのかというのが1点。 さらには、調査をした後の危険ブロックと判断した位置の公表についてはどのように考えているのか、お伺いしたいと思います。 ◎伊勢崎誠一建設部長 お答えいたします。 昨年度ブロック塀調査につきましては1万1,000件を行いました。3月いっぱいかけて調査を行って、その後職員の建築士の資格を持っている人間が判断して行っているということでございます。調査し切れなかった今回6,250件につきましては、今後同様に行っていく予定でございます。調査につきましては、今年度いっぱいの予定で進めてまいりたいということでございます。 また、その調査の結果の周知でございますが、今回1万1,000件を調査行ったところで、緊急改善を要するというものが540件ほどありました。これについては、所有者が判明したものから所有者に通知を行っているということでございまして、今回予算計上しております6,000件のところにつきましても、同様に周知をしていくということでございます。その後に具体的な位置ですとか、そういったものは何らかの形で公表してまいりたいというふうに考えております。 ◆26番(山口荘一郎議員) まず、調査期間なのですけれども、昨年度は1万1,000件だったものが年度いっぱいだと。ことしは半分ぐらいの6,250件なのだけれども、これもまた年度いっぱいかけてやるというのは、もう少しスピード感を持った調査をすべきではないかと思いますけれども、改めて答弁をお伺いしたいと思います。 もう一つ、危険と判断したもの、緊急性を要するもの、540件ということで、これは個々に通知をしているということです。修繕をされるかどうかの判断は、その財産物の所有者が行うということになろうかと思いますから、修繕するかどうかまではなかなか見通しは立てられないのだと思うのですけれども、そこを通る方への安全配慮であるとか、ここがそういう危険と判断されていますよというような周知をすることによって、それぞれの通行者、市民の方々の安全に対する意識を強化していく取り組みというのは、これは別に必要だと思いますけれども、その点についてもう一度答弁をお願いします。 ◎伊勢崎誠一建設部長 お答えいたします。 まず、スピード感でございます。昨年度は1年間かけて調査を行いました。調査した関係で残り6,000件につきましては、今までの蓄積という、なれですか、調査をしてきたなれということがありますので、ある程度は早めて調査が可能だなというふうに思っております。そのようにしたいと思います。 それから、緊急改善等の通知をした方、また今後調査して同様な方々への修繕ということでございます。修繕につきましては、ブロック塀の修繕の補助制度ということがありますので、そちらを活用していただきたいという思いがあります。ですので、今回はとりあえずまずは通知ということではございますが、その後の申し込み、問い合わせ状況によっては、その方々のところに伺って、そういった補助制度を活用しながら修繕をしていただきたいという、そういった取り組みは別途していきたいというふうに考えております。 ◆26番(山口荘一郎議員) 答弁いただいたのは、危険ブロック塀をお持ちの方々へ修繕する制度がありますよという周知なり通知のお話をされたのですけれども、私が申しているのはそれ以外の方、例えば私の家にブロック塀、危険な塀があって、私だけが知っているのではなくて、その周辺の方々ないしはそこを通りかかる方もここがブロック塀の危険な箇所だということで、それぞれが注意していただけるように、この箇所が危険ブロック塀として調査結果が出た箇所ですということを示していく必要があるのではないかという話なのです。ただ、以前総合防災対策特別委員会の中では、所有者の理解というか、それを表示することに対する承諾等の壁もあって、そこのあたりは検討していかなければならないという話がありましたけれども、市のホームページには昨年度の夏場には何件かホームページに載せているのです。ブロック塀の危険箇所はここですということで写真入りで載せていますから、できなくもないのだと思うのです。今回540件あって、またプラスされていくわけですけれども、できるだけその通知、第三者への表示ということに対しても承諾をいただくような活動をしていただきたいというのが1つと、もし承諾を得られなくても、承諾を得られた分だけでも公表するというようなことも検討していくべきと思いますが、最後もう一度答弁をお願いいたします。 ◎伊勢崎誠一建設部長 お答えいたします。 昨年6月18日に起きました大阪北部を震源とした地震でのブロック塀の倒壊を受けまして、昨年、その時点の調査でまだ改修していない方々のところに行きまして、補助制度を使った改修をお願いしてまいりました。どうしても予算の関係でできないという方につきましては、その方の了解を得まして、ここは、このブロックは倒壊の危険性がありますという表示をさせていただきました。また、市道上ですか、そういったところには、単管とかそういったところで立ち入りを、そのブロックに近づかないような、そういったことをしようというふうにも考えましたが、たまたま市道上のところについては皆さん改修していただいて、現実的にはしなかったのですが、そういった掲示をしたということもありますので、その方のまずは協力をいただければ、御了解をいただければ掲示してまいりたいと。いただけなかった場合には、何らかの形で粘り強く協力を得ながら、また周辺の子供たちの通学の安全を確保するような方策をしていきたいというふうに思います。 ○議長(木村忠良議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、9款消防費について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、10款教育費、あわせて予算案第2条、継続費補正について質疑はありませんか。9番。 ◆9番(遠藤宏昭議員) 47ページ、学力向上マネジメント支援事業費296万4,000円についてお伺いします。学力調査の委託料だということですが、概要についてお聞かせください。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 今回学力向上マネジメント支援事業ということで、小中学生の学力向上のための事業でございます。教材、書籍等を購入いたしまして各学校に配付いたしますとともに、学力調査を実施いたします。国語、算数、それから中学校では数学という、標準の学力調査を行いまして、学力向上を図るという事業でございます。 ◆9番(遠藤宏昭議員) 今の御答弁だとこれまでと何ら変わらないような感じを受けたのですが、書籍というか、参考書なりを買って、配付して、学力テストをするというのは今までも当然やってきたわけで、それで学力が向上しないから、多分学力向上マネジメント支援事業ということで予算つけているのだと思うのですが、これまでとの違いというのをもう少し明確に御説明いただきたいのと、学力向上という観点から、学力向上を担う役割として学校司書というのがあると思うのですけれども、学校司書の業務内容というのはどのようなことか、確認になります。 あと、学校司書を配置するメリットというのはどのようにお考えか。また、今年度学校司書は何名配置されているのかというのをお聞かせください。 ◎境直彦教育長 お答えいたします。 今回の学力向上マネジメント支援事業というのは県の事業ということで、石巻市の学力向上、これまでも御答弁申し上げているとおり、指導力の向上から、志教育から、さまざまな取り組みを研修会を年14回開いて行ってきたわけですけれども、なかなか向上しないということで、県のほうもマネジメント支援事業として動いて、石巻市の教育委員会に支援をするという形で受けました。中学校区、4つの中学校区で13校を対象にして、PDCAに基づいた学力向上の授業を推進していくということで行っていくということでございます。当然そこには集中的に研修会等も持ってきますし、いろんな形での結果と過程等に対して、何がその結果から見えてきたことがあって、どういうふうにこれを進めていけばということをすぐ検証していくということで進めるという事業内容にしているところでございますので、今年度からその4つの中学校区を3年間継続してやるという事業で県は考えているところで、今年度の予算という形で3月の県議会で予算が通りましたので、今回の6月補正という形で計上したところでございますので、御理解をいただきたいというふうに思います。 学校司書というのは図書館司書のことでしょうか。図書館司書は、各学校の小中学校の図書館、図書室のほうの活動ということで、市の図書館のほうと連携をしまして、そこでの図書館司書の勉強もそうですけれども、各小中学校の図書館を運営するのに役立つような形で、非常勤ですけれども、曜日を決めて小中学校に行くと。当然小学校では読み聞かせのボランティアも行っておりますので、その方々との連携とかというふうな形で多くの機会をつくっていくと。今のところは、全校配置まではなかなか難しいところもありますので、学校規模に合わせたり、あるいは小学校に特化したりというふうな形で重点的に配置をして進めていって、現在まだまだ全部には配置しておりませんので、検証を進めながら、どのように展開していくかということを経年で継続しながら検討しているところでございますので、御理解いただきたいと思います。 ◆9番(遠藤宏昭議員) 今具体的に今年度何名配置されているかという数字は出てこなかったのですけれども、配置しているメリットというのはお感じになられているのかなというようなニュアンスで受け取りました。以前教育長の答弁で、学校司書、図書館司書は、読み聞かせや調べ学習をコーディネートするなどの学習支援も行っており、子供たちにとって親しみやすい存在として、児童・生徒の学校内での居場所づくりにも寄与しているというような御答弁をされています。だから、学力向上という点からいけば、今答弁の中でありましたが、全校へ可能な限り学校司書を配置すべきではないかなというような思いで質疑しています。今後、来年度以降、学校司書の増員の予定というのはあるのか。また、改めてになりますが、教育長は学校司書、図書館司書の役割について、どのようなお考えをお持ちか、所見をお聞かせください。 ◎境直彦教育長 お答えいたします。 小さいころから読書活動、本を読むということに触れることは大変重要なことでありますし、生育上にとっても大きなことだと思います。したがいまして、今市では3歳児健診とか、ブックスタートの事業を行っておりまして、お母さんと一緒に子供たちへの本の読み聞かせということに関しての啓発活動も行っているところであります。小学校、学校に入学する、幼稚園、保育所もそうですけれども、学校に入学してからの本との触れ合いの中で、学校の図書館の本の増冊の整備事業も行っておりますし、それを使う上での今度は図書館の司書というものの配置という形になっていきますし、地域の方々から御協力をいただいた小学生の読み聞かせの形になるだろうし、さらには高学年、中学生になると読書という形での朝読書の習慣化というふうな形で、やはり本に親しむということに関してはそういう流れの中で、今後ともきちんと位置づけて、継続的な取り組みをしていかなければならないと思っているところでありますので、今後とも年度ごとの検証を進めながら計画を進めていきたいというふうに思っているところでございますので、御理解をいただきたいと思います。 ◆8番(奥山浩幸議員) 私のほうから、小学校費、中学校費の関連でお伺いをしたいと思います。 昨年来話題となっている、また議会でも議論してきた小中学校のエアコン設置について、今現在どのような状況になっているのかお伺いをいたします。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 お答えいたします。 今現在の設置の進捗状況でございますが、平成31年3月に一般競争入札によりまして設計業者を決定したということはお知らせしているかと思いますが、その設計業務が5月に基本設計、それから9月までの間に実施設計を行うことになっております。9月で実施設計が終了する予定でございます。その後、11月に順次工事業者を決定いたしまして、順次工事を発注するという予定といたしております。現在についてはまだ設置されておりませんので、その代替措置といたしましては保健室に冷風扇を配置しようということにいたしておりまして、6月下旬から学校への搬入を行いまして、7月1日から稼働をしていきたいというふうに考えております。今現在そういう状況でございます。 ◆8番(奥山浩幸議員) 思っていたのとちょっと違って、今年度に何校か真夏の前に設置できるのかなということで、2年計画なのかなという思いだったのですけれども、今のお話ですとことしの夏には間に合わないということですよね。その辺が今びっくりしたところなのですけれども、ことしも5月に入ってから、本当に一足飛びに夏になったのではないかなというような暑さの連続でありまして、保護者の皆さんは本当に心配しております。ですから、その辺の計画、またことしどの地区が先行して工事に入るのか、そういったものも学校を通して保護者に通知すべきと思いますけれども、その辺の考えをお伺いいたします。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 お答えいたします。 設置の地域、どこから設置していくのかというようなお話、いろいろな方から御心配いただいております。内陸部からやるのかとか、いろんな状況のお話をいただいておりますけれども、とにかく幾らでも早く各学校には設置をしていきたいというふうに考えておりますので、各学校の年間温度というのでしょうか、夏の温度、どれくらい暑いものなのかということについては担当課のほうで今調べておりまして、大体どの地域がどれだけ暑いのかというようなことのデータどりもしておりますので、その結果によってということになるかもしれません。 それとあと、早くやるためには設計が終わったところから順番に工事の発注ロットを決めてやっていきたいと思っておりますので、場合によっては必ずしも調査結果のとおりにはならず、結果ではすごく暑く出たけれども、そういったところではなくて、発注準備ができたところから発注していくというような格好にもなるかもしれませんけれども、今そういった調査をしているのと同時に、いかにすれば早く発注できるかというようなことも担当者いろいろ考えておりますので、御理解いただきたいと思います。 ◆8番(奥山浩幸議員) なかなか明快な答えがなくて、まだこのような状況なのかというような思いをしているのは私だけではないというふうに思います。どこかが一番最初にやれば、どこかが一番最後になるという、そういった部分も必ずあると思いますけれども、その辺の大義名分をきちっと行政のほうが明確に打ち出して、そして学校のほうに連絡していかないと、そういったもめごとにもなりかねないという部分もありますので、ぜひその辺の、多分ブロックで、例えば東部地区とか、そういった形になろうかと思いますけれども、きちっとそういったものも早く精査して、また計画ができた時点で学校、そして家庭に連絡行き届くようにしていただきたいなというふうに思います。 また、このエアコン設置につきましては、電気工事組合とか、またあとスピードアップするいろんな面を踏まえますと、例えば電気のエアコンだったり、ガスのエアコン、いろいろな形の中でいろんな要望等あったと思います。その辺最終的にどのようにまとめて、地元の方々に発注できるようになるのか、その辺の今の検討した内容をお聞かせください。 ◎伊勢崎誠一建設部長 お答えいたします。エアコンにつきましては、現在建設部のほうで実施設計をやっているところですので、私のほうからお話をさせていただきたいと思います。 現在実施設計につきましては、市内52の小中学校を6ブロックに分けて業務をやっております。その中で、今お話しのありました電源、電気がいいのか、ガスがいいのかと、そういう効率的なものを、経済性を今まさにやっているところでございます。その中で、実施設計でそういったところが出てきたものから工事は発注してまいりたいというふうに思っております。 また、工事が発注されますと、学校側の協力というものも必要になってきます。例えば夜間とか土日しか工事ができないとなると工事が長くかかってしまうということもありますので、できるだけ児童・生徒に御迷惑のかからない中で御協力をいただくということであれば早く進むと、そういったこともありますので、実施設計が進んで発注というときには学校側への協力ですとか、そういうお話をしていかなくてはいけないのかなというふうに思いますので、その辺のところは教育委員会と協力しながら進めていきたいというふうに思います。(何事か呼ぶ者あり) 大変失礼しました。基本的には地元のほうの発注ということで考えてまいりたいというふうに思っております。 ◆23番(森山行輝議員) 今の奥山議員と関連してなのだけれども、私も心配しまして、いろいろエアコンのメーカーにも電話しました。そうしましたら、一応全国から今来ている状況で、もちろん在庫あるわけではないし、例えばうちのほうでそういう関係が決まって、業者が決まって、業者が発注しないとメーカーはつくらないのだそうです。だから、今の話聞いていると、非常に皆さんことしからということもあったのかもしれないけれども、ことしはだめ。では、来年いいのかなということなのだけれども、来年といってもすぐだから、そうすると今のお話だと実施設計して終わったところから発注していく。6ブロックに分けてやっていくということであるから、その都度できればやっていくのかもしれないのだけれども、早目にその辺は出してもらって、業者決まって、エアコンメーカーのほうに発注出さないと、来年も危ないというふうな懸念はないですか。というのは、学校でもいろいろあって、当然あれだけの電気量を使うとなれば、キュービクルをかえたりということも出てくるわけですよね。そうすると、単純にエアコン持ってきてつければいいという話でもないし、今建設部長おっしゃったように、学校だから授業しているときはつけられないし、いつつけるのかという時期的なことも心配としては素人的にはあるわけだから、その辺を勘案してもらわないと、来年のやつも危ないのかなと今、お話聞いていてそういう感じしたのけれども、その辺はいかがなのですか。建設部長のほうの見解を求めたいなと思います。 ◎伊勢崎誠一建設部長 お答えいたします。 議員御指摘のとおり、エアコンは全国的なものでございますので、発注するとメーカーが一斉につくり出すということで、その製造の期間でまた時間を要してしまうという懸念も確かにございます。そういったことが少しでもないような形で、現段階、実施設計の段階から、何かしらメーカーと協議をしながら進めていくと。できれば汎用品のあるようなものから、そういったものが使えるものであれば、そういったものを使いながらというような、そういう工夫はしていきたいと思います。 ◎境直彦教育長 先ほど遠藤議員から御質疑ございました学校司書の人数についてでございますが、現在12名の学校司書の方に各学校のほうに出かけていただいております。その配置校ですが、小学校は27校、今年度小学校は倍以上ふやしまして、小学校に重点的に回っていただくように、市長からもそういうふうな指示がありまして、そういうふうに行っておるところで、中学校は9校ということでございますので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(木村忠良議員) ほかにございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、11款災害復旧費、あわせて予算案第2条、継続費補正について質疑はありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、12款公債費について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入の質疑に入ります。歳入は、全款について、あわせて予算案第3条、地方債補正についても質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案については、お手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に分割付託することに御異議ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。 △日程第22 第112号議案工事委託に関する年度協定の締結について(市道門脇町三・四丁目1号線道路改良事業(仮称)鎮守大橋橋梁整備工事に関する平成31年度(令和元年度)協定) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第22第112号議案工事委託に関する年度協定の締結について(市道門脇町三・四丁目1号線道路改良事業(仮称)鎮守大橋橋梁整備工事に関する平成31年度(令和元年度)協定)を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎伊勢崎誠一建設部長 ただいま上程されました第112号議案工事委託に関する年度協定の締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の57ページをごらん願います。本案は、宮城県に工事を委託する市道門脇町三・四丁目1号線道路改良事業(仮称)鎮守大橋橋梁整備工事について、宮城県知事、村井嘉浩と平成31年度(令和元年度)における年度協定を締結することについて議決を求めようとするものでございます。 工事の概要といたしましては、門脇地区と湊地区を結ぶ(仮称)鎮守大橋の整備促進を図るため、門脇町4丁目地先、川口町2丁目地先及び旧北上川河川内において、橋梁の橋台1基及び橋脚4基、上部工として桁架設のほか、道路改良部の盛り土等を施工するものであり、年度協定額は21億9,000万円であります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
    ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第23 第113号議案工事請負の契約締結について(本庁舎照明設備改修工事) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第23第113号議案工事請負の契約締結について(本庁舎照明設備改修工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま上程されました第113号議案本庁舎照明設備改修工事の工事請負の契約締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の58ページをごらん願います。本案は、本庁舎照明設備改修工事に係る工事請負契約を締結することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事に係る工事請負契約につきましては、先月8日、参加申請のありました6者により総合評価方式による制限付き一般競争入札を行った結果、北上電設工業株式会社が1億4,300万円で落札いたしましたので、同社代表取締役、髙橋寛治と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、本庁舎の照明器具をLED照明に更新するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。9番。 ◆9番(遠藤宏昭議員) 工事概要を見ますと、本庁舎の照明器具をLED照明に更新するのだということですが、これは本庁舎1階から6階までの全てのフロアの照明器具を更新するという理解でよろしいのか。 また、工事期間というのでしょうか、仕事しているときは当然できないと思うので、夜間工事だとか土日の工事になるのか、その確認でお伺いします。 ◎伊勢崎誠一建設部長 お答えいたします。本庁舎のこの照明工事につきましては、建設部に委託されておりますので、私のほうから答えさせていただきます。 まず、箇所につきましてですが、全フロアで、全体では約4,100基ほどの交換というふうになります。 それから、作業時間でございますが、夜間と休日を予定しております。 ◆9番(遠藤宏昭議員) 今全フロアということでしたが、本庁舎1階部分はそういえばどこが入るとか、入らないとかというのがまだ私たちに説明もないのですけれども、そういった意向なんか伺わなくてもとりあえずかえてしまうというような理解なのでしょうか。またあと、1階部分どうなっているのでしょうという、そちらを聞かせてください。 ◎伊勢崎誠一建設部長 済みません。発言の訂正をお願いいたします。先ほど1階から5階全フロアと申しましたが、2階から5階でございました。訂正をさせていただきます。(何事か呼ぶ者あり) 6階は、もう既に災害復旧で整備済みということでございます。 ◎岡道夫総務部長 私のほうから、1階部分についての御説明をさせていただきたいと思います。1階部分につきましては、バックヤードを除く店舗エリアについてLED照明化が終わっているという状況にございます。また、バックヤード等は今現在テナントの誘致ということで動いておりまして、そういった中でどこまで整備するのか、そういった部分の細かい詰めを行いながらの決定、その上での対応になるかというふうに考えております。 ◆9番(遠藤宏昭議員) 1階のテナントも決まる、決まると言っていて、ずっと決まらないまま、もう入るかどうかすら忘れかけているような時期というかになっているのですが、本当にどうなっているのですか。これまでは多分物すごくナーバスな契約事だからというので、質問とか控えてきたつもりでいるのですが、本当に半年も過ぎてしまって、どうなっているのだというのは市民から本当に聞かれるのです。観光協会が入ったので、なおさらにあそこどうなっているのやと。本当にどうなっているのですかということをお聞かせください。 ◎岡道夫総務部長 1階テナントの業者の部分につきましては、本当に今詰めを行っているというところで、その協議をしている業者の方につきましても、実際に4月に具体の計画を練るため、スペースの確認のために工事担当者が来て、協議もさせていただいておりますし、今後も予定として協議を継続しているところでございますので、御理解いただきたいと思います。 ◆6番(黒須光男議員) 今の総務部長、業者と協議をしていると。その業者、もう既に他社の業者におめらで何ぼで入れるとかなんとかとやっているのよ、もう。だから、あなたたちも決まっているのだよ、業者は。全部そういう段取りですよ、今。余りこういうことで、もう少し速やかに、スピーディーに、決まったら決まったと率直に言ったほうが総務部長、またいたずらしているのかとなるから、ともかくしゃべっていることがみんなうそだから、はっきり私たちも業界の人たちから来ますから、あそこに決まったのだ、そこから来て、おらえで何ぼで入る、おめらで何ぼで入りたいのだと来られているのだと言うのだもの。だから、そういう情勢が流れている中で、決まっているなら決まっていると早く決めて、そして堂々と契約を結んで、そして明らかにしていく。遠藤議員なんか、ここに命をかけているのだから、どこにやるか。こういうのはいつまでもはぐらかさないで、ちゃんとお答えください。よろしくひとつ、その辺はいかがですか、決まっているなら決まっているともう一回はっきり言ってください。 ◎岡道夫総務部長 今交渉している相手方に関しましては、かなり前向きにということで今協議を継続しているというところでございます。企業誘致と同様、こちらに来ていただくとなりますと、その事業者側の皆さんにとっても自社の社内決定を含め、それから発表するという形にならざるを得ないという状況でございますので、そちらのほうもなるべく急いでいただきたいというお願いもしておりますので、もう少々お待ちいただきたいと思います。 ◆30番(水澤冨士江議員) この契約結果、今回も数件ありますが、そのうち4件が総合評価方式ということであります。改めて総合評価方式一般競争入札制度、このこれまでの流れ、これをまずお示しをいただきたいと思います。 ◎岡道夫総務部長 お答えいたします。 入札における総合評価方式でございます。これまでさまざま、入札不調であるとか、そういった部分も含めまして、さまざまな制度検討をしてまいりました。その中の一つとして、最終的に今総合評価方式の導入ということで、今現在試行している段階でございます。 内容につきましては、土木工事につきまして一式3,000万円以上、建築工事につきましては一式5,000万円以上の工事を対象に、価格、価格以外の技術力、施工能力、そういった部分を総合的に評価することがふさわしいと認める工事につきまして発注しているという状況でございます。 ◆30番(水澤冨士江議員) 今おっしゃったように、土木が3,000万円、建設一式工事が5,000万円以上ということであります。そして、私どもが議会運営委員会の資料としていただいた、総合評価結果一覧表が載っています。この中で、評価点ですね、評価点が5あって、1つが技術力(企業)、もう一つが技術力(技術者)、3つ目が労働福祉、4つ目が地域貢献、5つ目が不誠実な行為、これについて簡潔で結構ですので、それぞれの考え方、これをお示しいただきたいのと、プロポーザルでないので、委員会で判断をするというのではなくて、工事担当課長が判断をするというふうに聞いていますが、これは一人で今言ったような5つの点について判断をするのか、確認をしたいというふうに思います。 ◎岡道夫総務部長 今水澤議員から御指摘いただきました評価点につきましては、文字どおり技術力を確認するための工事責任者であったり、そういった部分を具体的に評価していくと。そうした中で、技術的以外の部分の考慮と、それから価格以外の考慮が必要な部分として、地域貢献、どのようなことをしていたのか、それから一般社会的において不誠実な行為がこれまでなかったのか、そういった部分を評価しようというものでございます。 なお、この評価につきましては、事業者からの申請に基づきまして確認をしながら、最終的に庁内におきまして競争入札の審査委員会をつくっております。その委員会の中で検討しながら決定しているという経過でございます。 ◆30番(水澤冨士江議員) 担当課長が一人で点数をつけるというのではないということを確認いたしました。 最後に伺いたいのが、議会でも再三取り上げられましたが、商工会議所工業部会から要望がありました。復興事業が終わった後、仕事がなくなるということで、地元業者への発注をぜひやってくれということでありますが、総合評価方式がその要望にかなう方式になっているのか、その点について伺いたいと思います。 ◎岡道夫総務部長 ただいまの地元優先という考え方につきましては、入札におきまして、その工事の種別、それから備品の購入も含めて、地元業者がふさわしいという部分であれば、地元業者を優先的に入札の対象者にしているという対応をとらせていただきます。技術的に高いものが必要な部分は一般競争入札という形になるかと思います。 なお、御指摘いただきました地域貢献という部分の総合評価方式における評価、これも一定程度、地元にどれだけの活動をしておられるのか、そういった部分も評価されるという意味では、完全に地元優先という部分を具体化したものではございませんが、地元優先的にそこも評価されるのではないかなというふうに考えております。 ◆24番(渡辺拓朗議員) 今前者の質疑と重なるのですが、この議案も総合評価方式で決まりました。過去に私、地域経済が一気に冷え込むので、復興事業がまだまだあるうちに、もともといる地元業者への発注の入札制度にシフトしていくべきだということで再三言ってきました。前回の代表質疑でも言わせていただきまして、そのときの答弁は、徐々に地元が優先されるように縛りをかけられる入札制度にしてまいるという答弁はいただきましたが、その当時から何も変わっておりません。県は、既に地域貢献度の中に、県の場合だと県内で10年以上の実績があるというふうに縛りをかけています。ですから、震災直後、全国からここに支店とか本店を置いた企業いっぱいあるのです。それでほとんどクリアするわけです、仕事とれる。先ほど話ありましたように、建設業協会の要望書もそこを言うわけです。もともといた石巻市の業者に仕事を落とさないと、一気に石巻市の地域経済は冷え込みますよと、ですから縛りをかけるような具体の制度にしなければ、幾ら評価方式にしたって意味がないわけです。その辺は実際私はこういうふうな認識で、その後の経過を認識しているのですが、これに間違いございませんか。 ◎岡道夫総務部長 地元の発注を徐々にふやすようなということで、県の制度も参考にはさせていただくという中で、今回総合評価方式を採用して、1年間の試行という形でやっております。入札制度検討委員会も庁内のほうでつくって、同時にそこをやっているということで、一定程度の期間を過ぎた中でどういった部分が改正すべきなのか。今おっしゃられたように、地元貢献度をどういうふうに盛り込むのか、そういった部分もあわせて検討して、本施行に持っていく必要があるかなというふうに考えております。 ◆24番(渡辺拓朗議員) なかなか地元の業者に一気に絞り込む制度にできない1つの理由に、復興庁の解体というお話も以前聞いたときあるのです。できるだけこの期間に復興事業を終わらせたいと。私は、今の段階では繰り越ししてでも、少しでも長く引っ張ることが地域経済の存続につながっていくのかなというふうに思いますので、そういうもし……皆さん理解しているわけですから、この復興需要が終わった後、一気に地域経済は冷え込むと。なぜできないかを明らかにしていかなければ、それができないのであれば、この方法をとりますというふうにつながっていくわけですから。 そういった意味で、市長にお伺いいたします。改めて復興事業、復興特需が終わった後、地域経済の懸念と地域業者へ評価制度の縛りをかける制度の変更を少しでも早くすべきだと思うのですが、いかがですか。県はなっています。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 復興期間終了後の地域経済を考えた場合に、地元発注というのは当然必要だというふうに思っておりますけれども、現在総合評価方式でも地元貢献度が8点ありますので、この8点というのはかなり大きいというふうに思っているのですけれども、まだ足りないということなのだと思いますけれども、そのほかにもう少し地域貢献度の考え方を拡大していくことは必要だというふうに思っております。 それから、地元の企業といっても、例えば昔から石巻市に支店がある事業者もございます。そういったところでは、地元の雇用にもつながっているというところもあって、全てがその条件を、要するに地元貢献というのをどういうふうに捉えるかというのは、もう少ししっかり考えた上で、地元が復興期間後になっても事業に対応できるような取り組みもしていかなければならないなというふうに思っております。そういう意味では、復興期間後の事業をどのように確保していくかということも必要だというふうに思っております。これは、恐らく老朽化対策、あるいはレジリエント対策というようなことも含めて考えていかなければならないのではないかなというふうに考えております。 ◆24番(渡辺拓朗議員) この件は、もう少し危機感を持って対応すべきだと思うのです。地域経済の冷え込みは間違いなく来ますから。 そこで、市長、地域貢献は8点あると言いますけれども、実際結論を見まして、きょうのこの議案書を見たって、震災後に来た全国からの業者は結構多くとっているのです。ですから、この8点は意味をなしていないのです。ですから、県の制度も参考にしていただきながら、地域の建設土木、1点程度、やっぱりやむを得なく下がるでしょう。そういうことも含めて、新たな雇用の創出に、今までの利益を転業とか異業種に挑戦できるような段取りがつく時間稼ぎをするためにも、ぜひ改善していただきたいと思います。 ◆6番(黒須光男議員) 総合評価方式、これは今議論されているのですが、今回の7つの入札で、5つが総合評価方式をとっていると。この総合評価というのは、私も勉強させていただいたのですが、これは談合の温床になりやすいのです。役所のコントロール下に置かれて業者が決まるというシステムだと言われているのです、口悪く言えば。だから、格好はいいのですが、実態はそのような方式なのです。という業者の意見でございます。しかも、石巻市の場合は、地元やらせろ、地元やらせろと言ったって、地元でも随分2次下請だ、1次下請やっています。全部許可ない、やったことない人たちがみんなとっているのだから、商工会議所の役員の人たちが。これでは誰も信用しませんよ、これ。天の声なのです、これ全部。総合評価なんていうのは、私からすれば全く絵に描いた餅で、本当に大変な談合の温床だと言わざるを得ないということが実態ではないでしょうか。 しかも、いろんな入札、私、何百と調べましたけれども、復興公営住宅だってみんな大手の業者でしょう。なぜ地元を絡ませないのですか。ここに来て総合評価なんてやる、地元対策だなんて。どこで点数つけるのですか、つけようがないではないですか。地元貢献だなんて、勝手な話だ、こんなこと。県の仕事をいろいろ見ている方も、そういうふうなお話でございます。全く県庁の幹部のやりやすいようなのをやっているだけの話だというふうなことが耳に入ってきます。ですから、この辺はこういう議論をしっかりしてやっていくと。復興公営住宅なんかは、御案内のとおりでございます。実態がなっているわけでございます。これを明らかにしながら、不正を隠さず漏らさず出していくということが私たちに課せられた使命かなと私は思っていますので、やっていきたいと思っています。 以上、この総合評価についてはそういうことも念頭に置いていただいて対応していただきたいということでございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(木村忠良議員) ほかにございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。暫時休憩いたします。   午後3時11分休憩                                             午後3時30分開議 ○議長(木村忠良議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第24 第114号議案工事請負の契約締結について((仮称)防災マリーナ整備工事) ○議長(木村忠良議員) 日程第24第114号議案工事請負の契約締結について((仮称)防災マリーナ整備工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま上程されました第114号議案(仮称)防災マリーナ整備工事の工事請負の契約締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の59ページをごらん願います。本案は、(仮称)防災マリーナ整備工事に係る工事請負契約を締結することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事に係る工事請負契約につきましては、先月8日、参加申請のありました5者による制限付き一般競争入札を行った結果、遠藤興業株式会社が10億6,029万円で落札いたしましたので、同社代表取締役、遠藤正樹と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、南浜町1丁目地内において、防災マリーナに係る整備として、陸上部において基盤整備及び施設整備、水上部において水面係留施設、上下架施設、舗装及び防波堤の工事を施工しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。24番。 ◆24番(渡辺拓朗議員) いよいよこれまでの石巻市にはなかった防災マリーナ、待望の防災マリーナが業者も決まりました。そこで、建設部長と市長にお伺いします。震災復興祈念公園の隣、石巻市のシンボルの北上川の河口、牡鹿半島のつけ根、あと同時に今当市は豪華客船の客船誘致に力を入れております。そういう意味では最高の場所なわけですが、そういった意味で防災マリーナに対するこれからの観光事業を踏まえて、重要度、期待感、それをちょっとお聞かせいただけませんか。 ◎伊勢崎誠一建設部長 お答えいたします。 この防災マリーナについてでございますが、概要につきましては、現在旧北上川に係留されています小型船舶等が今回の震災で市街地に流出して、復旧、復興の支障となったというふうな背景がございます。その不法係留船の受け皿として防災マリーナを整備して、市街地の安全性の向上、秩序ある水面利用を目指すというものでございます。また、今お話にありました周辺の公園等、旧北上川の景観等、そういったものに配慮して、このマリーナを整備することで、中心市街地のにぎわいもあわせて目指そうというようなことでございます。 整備に当たりましては、これまで水面利用者協議会等と、それから学生とかの意見を取り入れながら、今回その整備を発注したというようなところでございます。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 防災マリーナについては、目的は不法係留船対策なのですけれども、やはりあの場所は今回南浜津波復興祈念公園の隣接地にマリーナがあると、そして河川堤防を歩いて町なかに通る動線として、非常に私は河口部が、マリーナがあることで、かなりそういう意味では景観がすばらしいものになるのではないかというふうに期待をいたしております。そのためには、マリーナを使ってもらうということが必要ですので、水面利用者協議会との話し合いもまだこれからありますけれども、それと同時に水辺の緑のプロムナード計画をしっかり進めることで、単に河川堤防を一部かわまちづくりとして使うだけではなくて、河川堤防を散策することによって石巻市の歴史を知ることができるような、それがそういうふうな全体を、河川堤防、それから石井閘門から北北上川を通って釜閘門、そして南浜につながると、そういった周遊コースを一つの、プロムナード構想というものがありますので、それをしっかり実現させていきたいというふうに考えております。 ◆24番(渡辺拓朗議員) 市長も、本当に全てのアイテムがそろって、非常に期待を寄せているというふうに感じました。全く私と同じです。 そういった中で、この入札工事、土木事業よりも、水面より上に出るつり上げ装置等がデザイン的にも、外からも海からも日和山からも見える非常に重要なホイストクレーン装置であります。マリーナを代表する機械装置であります。そういった中で、私の勝手な言い分かもしれませんが、なぜ分離発注しなかったのか、理由がよくわかりません。市のこういう期待感を込めている機械装置なわけですから、マリーナの象徴ともいう、そのホイストクレーン装置。それを市の思うようなものをつけていただくために、私は分離すべきだったのではないかなと思うのです。建設土木と、今は遠藤興業の権限の掌中にあります。今後も多少、発注者側の意見は全く通らないというわけではございませんが、まずは何でこういうものに対して分離発注しなかったのか、その理由をお聞かせください。 ◎伊勢崎誠一建設部長 お答えいたします。 今回のマリーナ整備につきましては、業者選定の上では土木のほかに海での仕事の経験もあるというところで業者を選定させていただきました。ただいま御質疑にありました上下架施設、クレーンでございますが、この構造につきましては設計に当たりましてクレーン協会が出している指針に基づいて整備しようとしたものでございます。 今この施設をなぜ分離発注しなかったのかということでございますが、マリーナ全体ということで、この上下架施設のほかに水上部においては水面係留施設、それから陸上部においては舗装等、駐車場がメーンになりますが、そういったものと一緒に発注をいたしました。その部分だけ、上下架施設だけを工事ができるかというと、水面係留施設、水辺のところ、その近くにあるそういった施設と関連性をなすものでございますから、その部分だけ発注してもなかなか、例えば別な業者が来てとなっても、同じ区域の中での工事のとり合いといったようなこともございますので、総合的に勘案しまして今回発注したということでございます。 分離発注とすれば、今後ある程度工事が進んだ上で発注予定なのですが、マリーナの中の修理棟ですとかクラブハウス、こういった建築物、これにつきましてはある程度進んでいった中で工事にかかることができるということで、その部分は分離して発注を予定しているというところでございます。 ◆24番(渡辺拓朗議員) 多分その後の維持管理、指定管理ということも踏まえてなのか、そういうのも見え隠れするわけですが、こういう市が積算根拠を出さない物件については、コンサルタントをお願いしなければならない、いろんな協会にお願いしなければならない、その先が不透明なところいっぱいあるのです、入札制度の中には。ですから、市の思いを反映させるには、これは分離発注するべき物件だと思っているのです。市が離れれば、民間同士のどのようなことが行われるか、それは我々が言うべきものでもないですから。いずれにしても、まだまだ市の意見が、発注者側の意見は当然反映されるべきでありますから、お金を、税金を出す側の立場として。ぜひいいものをつくっていただきますように努力していただきたいと思います。 ◆6番(黒須光男議員) 私は、別な角度から御質疑させていただきます。 新総務部長、あなたは真面目だと思っていたら、今までのこういう説明の資料にはどの業者が幾らとったか、幾ら入札したか出ているのです、皆。あなたになってから一切出てこない。入札のやつもみんな出ていたのです。これはどういうことなのか、隠す必要があるのでしょうか、その辺ひとつお尋ねしたいですが。 ◎岡道夫総務部長 入札の結果につきましては、結果の公表ということもしてございますし、今回議会運営委員会の説明資料の中でも提示させていただいております。 ◆6番(黒須光男議員) 今までですと、きちっとお出ししていただいて、なるほどなと、こういう仕組みで入札したのかなというの一目瞭然でわかっていたのですが、今後そういう努力を、議会運営委員会の資料だけでなしに、やっぱりこれは10億円を超す仕事ですから、きちっとお出しをいただいて、皆さんに評価をしていただくということを心がけていただきたいのですが、一応要望でございますので、お願いしたいと思います。 ◆8番(奥山浩幸議員) 本当にこれは待ちに待った施設であるというふうに私も思っているのですけれども、今回約10億円の工事でありますけれども、工期が来年3月31日となっています。来年度末でこの10億円というのは終わるのかなというふうに思っていますが、いかがでしょうか。 ◎伊勢崎誠一建設部長 この防災マリーナの供用については、来年4月を予定しております。令和2年4月の供用開始を目指しているということでございます。 ◆8番(奥山浩幸議員) 来年4月ということで了解しました。となると、供用開始はいつからなのか。 また、今渡辺拓朗議員から出ました指定管理という部分、あと利用料金についてはまだ明確なところが見えていない部分ありますけれども、来年4月にできるのであれば、そういったものも議論しなければいけないと思いますけれども、その辺いかがでしょうか。 ◎伊勢崎誠一建設部長 お答えいたします。 今御指摘のあったように、来年の供用開始に合わせて指定管理というものを考えておりまして、今後それに向けた事務手続を進めていくという予定でおります。 ○議長(木村忠良議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第25 第115号議案工事請負の契約締結について(釜大街道線橋梁下部工新設(その1)工事) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第25第115号議案工事請負の契約締結について(釜大街道線橋梁下部工新設(その1)工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま上程されました第115号議案釜大街道線橋梁下部工新設(その1)工事の工事請負の契約締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の60ページをごらん願います。本案は、釜大街道線橋梁下部工新設(その1)工事に係る工事請負契約を締結することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事に係る工事請負契約につきましては、先月8日、参加申請のありました1者により総合評価方式による制限付き一般競争入札を行った結果、東鉄工業株式会社東北支店が2億5,157万円で落札いたしましたので、同社執行役員支店長、酒井敏郎と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、大街道東2丁目地内において、橋梁下部工を施工するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第26 第116号議案工事請負の契約締結について(石巻市立牡鹿病院屋内退避施設改修工事) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第26第116号議案工事請負の契約締結について(石巻市立牡鹿病院屋内退避施設改修工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま上程されました第116号議案石巻市立牡鹿病院屋内退避施設改修工事の工事請負の契約締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の61ページをごらん願います。本案は、石巻市立牡鹿病院屋内退避施設改修工事に係る工事請負契約を締結することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事に係る工事請負契約につきましては、先月8日、参加申請のありました1者により総合評価方式による制限付き一般競争入札を行った結果、株式会社丸本組が5億3,790万円で落札いたしましたので、同社代表取締役、佐藤昌良と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、牡鹿病院において、原子力緊急事態に備え、既存施設に放射線防護機能を付加した一時的な避難施設の確保整備のための改修工事を施工するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第27 第117号議案工事請負の契約締結について(湊中学校講堂・武道場吊天井改修その他工事) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第27第117号議案工事請負の契約締結について(湊中学校講堂・武道場吊天井改修その他工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま上程されました第117号議案湊中学校講堂・武道場吊天井改修その他工事の工事請負の契約締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の62ページをごらん願います。本案は、湊中学校講堂・武道場吊天井改修その他工事に係る工事請負契約を締結することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事に係る工事請負契約につきましては、先月8日、参加申請のありました3者により総合評価方式による制限付き一般競争入札を行った結果、株式会社角張工務店が1億6,886万8,700円で落札いたしましたので、同社代表取締役、角張守と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、湊中学校の講堂及び武道場において、天井落下防止対策、便所洋式化、屋上防水等の改修工事を施工するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第28 第118号議案工事請負の契約締結について((仮称)石巻市複合文化施設建設展示工事) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第28第118号議案工事請負の契約締結について((仮称)石巻市複合文化施設建設展示工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま上程されました第118号議案(仮称)石巻市複合文化施設建設展示工事の工事請負の契約締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の63ページをごらん願います。本案は、(仮称)石巻市複合文化施設建設展示工事に係る工事請負契約を締結することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事に係る工事請負契約につきましては、先月8日、参加申請のありました2者による制限付き一般競争入札を行った結果、株式会社乃村工藝社が5億2,783万765円で落札いたしましたので、同社代表取締役社長、榎本修次と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、開成1番8において、複合文化施設の建設に係る展示造作工事、グラフィック工事、造形工事などの展示工事を施工しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第29 第119号議案工事請負の契約締結について(下釜南部地区土地区画整理事業宅地造成道路築造(その3)工事) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第29第119号議案工事請負の契約締結について(下釜南部地区土地区画整理事業宅地造成道路築造(その3)工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま上程されました第119号議案下釜南部地区土地区画整理事業宅地造成道路築造(その3)工事の工事請負の契約締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の64ページをごらん願います。本案は、下釜南部地区土地区画整理事業宅地造成道路築造(その3)工事に係る工事請負契約を締結することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事に係る工事請負契約につきましては、先月8日、参加申請のありました5者による制限付き一般競争入札を行った結果、新東総業株式会社が4億9,410万3,500円で落札いたしましたので、同社代表取締役社長、新田秀悦と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、大街道東2丁目ほか5字地内において、下釜南部地区土地区画整理事業に係る道路築造工、宅地造成工、上水道施設工、汚水管渠工等を施工しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第30 第120号議案工事請負契約の一部変更について((仮称)石巻市複合文化施設建設工事) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第30第120号議案工事請負契約の一部変更について((仮称)石巻市複合文化施設建設工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま上程されました第120号議案(仮称)石巻市複合文化施設建設工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の65ページをごらん願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事は、大成建設・丸本組特定建設工事共同企業体が請負金額66億7,634万4,000円で施工しているところでございますが、くいの支持地盤について、深度が当初設計と著しく異なる箇所があったことから、調整が必要となるくい基礎におけるくい長を変更するものでございます。 以上の理由により一部設計内容の変更を行いましたところ、4,796万2,200円の増額となり、契約金額を67億2,430万6,200円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。3番。 ◆3番(髙橋憲悦議員) 先ほど議決されました第118号議案、そして今回第120号議案と別々に発注なのですけれども、文化施設の最終的なオープンといいますか、オープニングセレモニーに、たしかこれまでですと東日本大震災10年目の追悼式をオープニングということでしたいと市長の力強い発言があったと思いますが、第120号議案を変更するに当たって、元請のこの会社がやるもので、市としては最終的に使えるといいますか、オープンして皆さんに見ていただける時期をどのように考えているのかお尋ねします。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 お答えいたします。 現在のところ、オープンにつきましては、令和3年3月というところにつきまして変更はないというところでございます。そのオープンといいますのは、あくまでも文化芸術ホールのほうのオープンにつきましては令和3年3月ということでございます。 ◆3番(髙橋憲悦議員) ちょっと聞き方が悪いので、もう一回改めて聞きます。3月11日の追悼式、10年目の。それをまず初めにすると、それを目標ですよというふうな我々説明を受けていました。これから条例等できまして、4月1日供用開始で、その1年前の来年からは貸し付けの予約等が始まると思いますが、市としての考え、4月1日というのはわかるのです、令和3年4月1日からやると。ただし、それを前倒しして、こけら落としといいますか、内覧会といいますか、市民の皆さんに追悼式をしながら博物館機能を見てもらったり、そういうふうな段取りでいるのか、それをお尋ねします。3月11日か、それとも31日なのか、それを確認したいと思います。 ◎及川伸一教育委員会事務局長 お答えいたします。 今髙橋議員おっしゃったような内覧会といったようなところにつきましては、今まだ計画といいますか、そういった予定はございません。先ほど申しましたとおり、文化芸術ホールのほうが先に完成いたしますわけですが、博物館のほうにつきましては3月31日、がっちりかかる予定でございますので、開館につきましては4月以降になるということでございます。 ◆3番(髙橋憲悦議員) 市長にお尋ねします。今までのやりとりを聞いていまして、市長のイメージどおりなのか、それとももう少し考える余地があるのか、市長の率直な所見をお伺いします。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 この複合文化施設については、復興完成に向けて、令和3年3月11日の東日本大震災の慰霊祭に合わせて、そこで慰霊祭を行いたいという気持ちがございます。今ある復興は多くの犠牲者のもとに私どもが生かされているのだというふうな考えがありますので、それを何とかして実現したいというふうに考えておりますので、今後進行状況を見ながら、それが可能かどうかということがあると思いますけれども、私としてはとにかくそれを目標にこれまで進めてきたというところでございます。御理解いただきたいと思います。
    ○議長(木村忠良議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第31 第121号議案工事請負契約の一部変更について(23年災長面漁港海岸保全施設災害復旧(その5)工事) △日程第32 第122号議案工事請負契約の一部変更について(23年災水浜分浜漁港災害復旧工事) △日程第33 第123号議案工事請負契約の一部変更について(23年災鮫ノ浦漁港災害復旧工事) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第31第121号議案工事請負契約の一部変更について(23年災長面漁港海岸保全施設災害復旧(その5)工事)から日程第33第123号議案工事請負契約の一部変更について(23年災鮫ノ浦漁港災害復旧工事)まで、以上3議案を一括議題といたします。本3議案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま一括上程されました3議案について御説明申し上げます。 本3議案につきましては、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 初めに、表紙番号1の66ページをごらん願います。第121号議案23年災長面漁港海岸保全施設災害復旧(その5)工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は東洋・佐藤・久本特定建設工事共同企業体が請負金額20億5,365万9,960円で施工しているところでございますが、他事業で実施する予定の護岸及び船揚げ場の復旧整備工事において、本工事に隣接する一部重複する施工区域について事業間調整が必要となることから、工期の短縮、工事の安全、円滑かつ適切な施工を確保するため、本工事において施工することとし、追加変更するものでございます。 以上の理由により一部設計内容の変更を行いましたところ、1億6,550万5,740円の増額となり、契約金額を22億1,916万5,700円に変更しようとするものでございます。 次に、67ページをごらん願います。第122号議案23年災水浜分浜漁港災害復旧工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は宇佐美工業株式会社東北営業所が請負金額5億8,953万7,440円で施工しているところでございますが、水浜水門付近の遠隔操作電線管路については市道の復旧工事とあわせて施工する必要があり、その復旧工事が施工されることから追加施工をするものでございます。 以上の理由により一部設計内容の変更を行いましたところ、3,115万8,000円の増額となり、契約金額を6億2,069万5,440円に変更しようとするものでございます。 次に、68ページをごらん願います。第123号議案23年災鮫ノ浦漁港災害復旧工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は東北・ケーユーケー復旧・復興建設工事共同企業体が請負金額2億7,054万1,080円で施工しているところでございますが、漁業道路の舗装工、排水構造物工等及び漁港用地の盛り土工、舗装工等の関連工種について、数量変更または追加をするものでございます。 以上の理由により一部設計内容の変更を行いましたところ、218万1,600円の増額となり、契約金額を2億7,272万2,680円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本3議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本3議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本3議案は原案のとおり可決されました。 △日程第34 第124号議案工事請負契約の一部変更について(災復3809―3号釜1号幹線災害復旧工事) ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第34第124号議案工事請負契約の一部変更について(災復3809―3号釜1号幹線災害復旧工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎岡道夫総務部長 ただいま上程されました第124号議案災復3809―3号釜1号幹線災害復旧工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の69ページをごらん願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事は、株式会社森本組東北支店が請負金額4億2,371万6,400円で施工しているところでございますが、区画整理事業地内の交差点において、電柱、架空線が支障となり、鋼矢板打設による土どめ工が行えないことから、高圧噴射攪拌工法へ変更するものでございます。 以上の理由により一部設計内容の変更を行いましたところ、7,455万4,560円の増額となり、契約金額を4億9,827万960円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第35 第125号議案市道路線の認定について △日程第36 第126号議案市道路線の廃止について △日程第37 第127号議案市道路線の変更について ○議長(木村忠良議員) 次に、日程第35第125号議案市道路線の認定についてから日程第37第127号議案市道路線の変更についてまで、以上3議案を一括議題といたします。本3議案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎伊勢崎誠一建設部長 ただいま一括上程されました3議案について御説明申し上げます。 表紙番号1の70ページから72ページまでと各路線の位置等につきましては、表紙番号6、市道路線の認定、廃止及び変更関係資料をごらん願います。 初めに、第125議案市道路線の認定についてでありますが、今回認定を求める路線は2路線で、延長約120メートルであります。内容につきましては、国土交通省の天王橋かけかえ工事に伴い整備するものが1路線で、延長約50メートル、民間の宅地造成により整備するものが1路線で、延長約70メートルであります。 次に、第126号議案市道路線の廃止についてでありますが、今回廃止する路線は1路線で、延長約86メートルの減であります。内容につきましては、国土交通省の旧北上川堤防築堤工事に関連し、路線を廃止するものであります。 次に、第127号議案市道路線の変更についてでありますが、今回変更する路線は1路線で、延長約24メートルの増であります。内容につきましては、国土交通省の旧北上川堤防築堤工事に関連し、路線の終点を変更するものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村忠良議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本3議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本3議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木村忠良議員) 御異議なしと認めます。よって、本3議案は原案のとおり可決されました。 △散会 ○議長(木村忠良議員) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。あすから18日までは休会とし、19日に本会議を再開いたします。なお、12日及び13日は各常任委員会を開催し、付託案件の審査をお願いいたします。本日はこれにて散会いたします。   午後4時16分散会...