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09月08日-議案説明・質疑・委員会付託-02号

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  1. 石巻市議会 2017-09-08
    09月08日-議案説明・質疑・委員会付託-02号


    取得元: 石巻市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-20
    平成29年 第3回 定例会  平成29年石巻市議会第3回定例会会議録(第2号)                                           議事日程第2号  平成29年9月8日(金曜日)午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 認定第1号平成28年度石巻市一般会計及び各種特別会計決算認定について 第3 認定第2号平成28年度石巻市病院事業会計決算認定について 第4 第152号議案市長及び副市長の給与の特例に関する条例 第5 第153号議案石巻市指定文化財旧観慶丸商店条例 第6 第154号議案石巻市障害のある人もない人も共に安心して暮らせる福祉のまちづくり条例 第7 第155号議案石巻市大指ふれあい広場条例を廃止する条例 第8 第156号議案石巻市情報プラザ条例の一部を改正する条例 第9 第157号議案石巻市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例 第10 第158号議案石巻市市税条例の一部を改正する条例 第11 第159号議案石巻市都市計画税条例の一部を改正する条例 第12 第160号議案石巻市立学校授業料等徴収条例の一部を改正する条例 第13 第161号議案石巻市公民館条例の一部を改正する条例 第14 第162号議案石巻市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例 第15 第163号議案石巻市企業立地等促進条例の一部を改正する条例 第16 第164号議案石巻市営住宅条例の一部を改正する条例 第17 第165号議案平成29年度石巻市一般会計補正予算(第3号) 第18 第166号議案平成29年度石巻市水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号) 第19 第167号議案平成29年度石巻市下水道事業特別会計補正予算(第2号) 第20 第168号議案平成29年度石巻市浄化槽整備事業特別会計補正予算(第1号) 第21 第169号議案平成29年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第2号) 第22 第170号議案平成29年度石巻市産業用地整備事業特別会計補正予算(第1号) 第23 第171号議案平成29年度石巻市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号) 第24 第172号議案平成29年度石巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 第25 第173号議案平成29年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第2号) 第26 第174号議案指定管理者の指定について(石巻市学習等供用施設上釜会館) 第27 第175号議案財産の取得について((仮称)石巻市営二子復興住宅(その2)) 第28 第176号議案工事請負の契約締結について(石巻市清掃センター解体撤去工事) 第29 第177号議案工事請負の契約締結について(御所入湊線地下埋設物移設工事) 第30 第178号議案工事請負の契約締結について(石巻市総合運動公園整備(その6)工事) 第31 第179号議案工事請負の契約締結について(鹿又小学校屋内運動場建設工事) 第32 第180号議案工事請負の契約締結について(23年災長面漁港災害復旧(その2)工事) 第33 第181号議案工事請負の契約締結について(23年災長面漁港海岸保全施設災害復旧(そ           の5)工事) 第34 第182号議案工事請負の契約締結について((仮称)荻浜支所等複合施設災害復旧建築工           事) 第35 第183号議案工事請負の契約締結について(蛇田排水ポンプ場建設その2工事) 第36 第184号議案工事請負の契約締結について(西流下河南3号汚水管渠築造工事) 第37 第185号議案工事請負契約の一部変更について(金華山公園線道路改良(その2)工事) 第38 第186号議案工事請負契約の一部変更について(渡波稲井線道路新設工事) 第39 第187号議案工事請負契約の一部変更について(向陽小学校校舎老朽化対策工事) 第40 第188号議案工事請負契約の一部変更について(稲井中学校校舎老朽化対策工事) 第41 第189号議案工事請負契約の一部変更について(23年災大須漁港ほか1漁港災害復旧(そ           の2)工事) 第42 第190号議案工事請負契約の一部変更について(下釜第一地区土地区画整理事業宅地造成           道路築造工事) 第43 第191号議案訴えの提起について 第44 第192号議案町の区域を変更することについて 第45 第193号議案市道路線の認定について 第46 第194号議案市道路線の廃止について 第47 第195号議案市道路線の変更について 散 会                                          本日の会議に付した事件 議事日程のとおり                                          出席議員(30名)   1番  佐  藤  雄  一  議員    2番  髙  橋  憲  悦  議員   3番  楯  石  光  弘  議員    4番  首  藤  博  敏  議員   5番  千  葉  眞  良  議員    6番  丹  野     清  議員   7番  奥  山  浩  幸  議員    8番  阿  部  利  基  議員   9番  阿  部  正  春  議員   10番  遠  藤  宏  昭  議員  11番  大  森  秀  一  議員   12番  櫻  田  誠  子  議員  13番  渡  辺  拓  朗  議員   14番  山  口  荘 一 郎  議員  15番  水  澤  冨 士 江  議員   16番  阿  部  浩  章  議員  17番  阿  部  正  敏  議員   18番  近  藤     孝  議員  19番  木  村  忠  良  議員   20番  阿  部  久  一  議員  21番  安  倍  太  郎  議員   22番  阿  部  欽 一 郎  議員  23番  森  山  行  輝  議員   24番  伊  藤  啓  二  議員  25番  髙  橋  栄  一  議員   26番  青  山  久  栄  議員  27番  庄  司  慈  明  議員   28番  西  條  正  昭  議員  29番  後  藤  兼  位  議員   30番  千  田  直  人  議員欠席議員(なし)                                          説明のため出席した者  亀 山   紘  市     長        菅 原 秀 幸  副  市  長  佐 藤 茂 宗  副  市  長        阪 井 聡 至  復興担当審議監  堀 内 賢 市  代 表 監査委員        境   直 彦  教  育  長  椎 葉 健 一  病 院 局 長        久 保 智 光  復 興 政策部長  和 泉 博 章  総 務 部 長        大 塚 智 也  財 務 部 次 長  近 江 恵 一  復 興 事業部長        木 村 茂 徳  半島復興事業部長  日 野 清 司  河北総合支所長        佐々木 正 文  雄勝総合支所長  村 上 浩 則  河南総合支所長        菅 原   満  桃生総合支所長  武 山 泰 徳  北上総合支所長        勝 又   至  牡鹿総合支所長  福 田 寿 幸  生 活 環境部長        畠 山 早 苗  健 康 部 長  庄 司 勝 彦  福 祉 部 長        斎 藤 一 夫  産 業 部 長  木 村 芳 夫  建 設 部 長        及 川 伸 一  会 計 管 理 者  大 窪 信 宏  病院局事務部長        草 刈 敏 雄  教 育 委 員 会                                   事 務 局 長                                          事務局職員出席者  近 藤 順 一  事 務 局 長        菅 野 拓 弥  事 務 局 次 長  吉 田 秀 樹  事 務 局長補佐        吉 田 直 也  主     幹  星   貴 幸  主     査        川 田 秀一郎  主     査  今 野 真 一  主 任 主 事 △午前10時開議 ○議長(丹野清議員) ただいまから本日の会議を開きます。欠席通告議員はありません。 なお、狩野財務部長は所用のため本日欠席の申し出があり、所管の説明は大塚財務部次長が行うことといたします。 本日の議事は、日程第2号をもって進めます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(丹野清議員) 日程第1会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員に13番渡辺拓朗議員、14番山口荘一郎議員、15番水澤冨士江議員、以上3議員を指名いたします。 △日程第2 認定第1号平成28年度石巻市一般会計及び各種特別会計決算認定について ○議長(丹野清議員) 次に、日程第2認定第1号平成28年度石巻市一般会計及び各種特別会計決算認定についてを議題といたします。本案について財務部次長から説明を求めます。財務部次長。 ◎大塚智也財務部次長 ただいま上程されました認定第1号平成28年度石巻市一般会計及び各種特別会計決算認定について御説明申し上げます。 会計管理者から提出されました平成28年度石巻市一般会計及び各種特別会計決算について、去る6月30日に監査委員の審査に付しておりましたところ、先日21日に審査意見書が提出されましたので、地方自治法第233条第3項の規定に基づき、監査委員の意見を付し、市議会の認定に付するものでございます。 それでは、その概要について御説明申し上げますので、表紙番号2、歳入歳出決算書の4ページと5ページ、平成28年度各種会計歳入歳出決算総覧をごらん願います。 まず、一般会計についてでありますが、予算現額2,787億2,537万6,490円に対し、歳入決算額は2,496億8,967万3,382円、歳出決算額は2,036億5,321万8,790円で、差し引き残額は460億3,645万4,592円となっております。この差し引き残額につきましては、備考欄に記載しておりますように60億657万2,650円を財政調整基金に繰り入れし、400億2,988万1,942円を翌年度に繰り越ししておりますが、その内訳といたしましては、事業の繰り越しに係る財源340億2,988万1,942円及び決算剰余金60億円でございます。 次に、予算額と決算額の比較について御説明申し上げますので、5ページの右の欄をごらん願います。歳入は、予算額に対して290億3,570万3,108円下回り、収入率は89.6%となっております。一方、歳出では、750億7,215万7,700円の残額が生じ、執行率は73.1%となっております。 次に、一般会計と土地取得特別会計から介護保険事業特別会計までの11特別会計を含めた合計につきましては、予算現額3,911億7,866万8,636円に対し、歳入決算額は3,472億7,920万5,264円、歳出決算額は2,832億7,924万3,677円で、差し引き残額は639億9,996万1,587円となっております。 各種特別会計の差し引き残額の内訳につきましては、備考欄に記載しておりますが、このうち決算剰余金を除く事業の繰り越しに係る財源は全体で145億3,966万7,810円となっており、国民健康保険事業特別会計及び介護保険事業特別会計につきましては、翌年度繰越額を除く差し引き残額を財政調整基金に繰り入れをしております。 次に、予算額と決算額との比較について御説明申し上げますので、5ページの右下の欄をごらん願います。全会計の歳入は、予算額に対して438億9,946万3,372円下回り、収入率は88.8%となっております。一方、歳出では、1,078億9,942万4,959円の残額が生じ、執行率は72.4%となっております。 以上、平成28年度石巻市一般会計及び各種特別会計決算の概要について御説明申し上げましたが、詳細につきましては歳入歳出決算事項別明細書、主要な施策の成果等に関する説明書及び監査委員から提出されました審査意見書などの資料を御参照願います。 なお、継続費精算報告書及び健全化判断比率並びに資金不足比率につきましては、表紙番号9から11で報告しております。 以上でございます。よろしく御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) 次に、監査委員から決算審査意見書について説明を求めます。監査委員。 ◎堀内賢市代表監査委員 平成28年度石巻市一般会計及び各種特別会計決算並びに平成28年度石巻市基金運用状況などに関する審査の結果につきまして、監査委員を代表し、御説明申し上げます。 なお、本審査に当たりましては、審査意見書の冒頭に記述しましたとおり、地方自治法第199条の2の規定により、私が復興政策部長在職時の職務権限に属する事項につきましては、除斥により実施しておりますので、御了承賜りたいと存じます。 それでは、表紙番号4、審査意見書の1ページをごらん願います。市長から審査に付されました平成28年度各種会計決算及び決算附属書類について、6月30日から8月18日まで関係諸帳簿、証書類、その他関係書類により、決算の正確性、予算執行の的確性、収入支出の合法性、財政運営及び財産管理の実績などに主眼を置いて審査を実施いたしましたところ、いずれも関係法令に準拠して作成され、計数は正確であり、決算内容や予算執行状況は適正であると認めました。 それでは、審査意見書に基づき、その概要を御説明申し上げます。決算規模及び収支と予算の執行状況につきましては、審査意見書の2ページと3ページに記載のとおりでございますので、説明を省略させていただきます。 次に、収益事業会計を除く特別会計と一般会計とを合算、整理し、会計間の重複を控除した普通会計による決算分析について御説明申し上げますので、4ページをごらん願います。まず、決算収支の状況でございますが、5ページの表、決算収支の状況のとおり、歳入総額2,545億4,826万7,000円、歳出総額2,016億7,792万2,000円で、歳入歳出差引額は528億7,034万5,000円となっており、このうち翌年度へ繰り越すべき財源400億2,757万7,000円を差し引いた実質収支は128億4,276万8,000円の黒字となっております。また、単年度収支は22億6,189万1,000円の黒字となっており、積立金176万5,000円を加え、積立金取り崩し額44億円を差し引いた実質単年度収支は21億3,634万4,000円の赤字となっております。 次に、財政の構造について御説明申し上げます。まず、歳入の構成でございますが、6ページの表1、歳入決算額の財源別内訳のとおり、自主財源が58.8%、依存財源が41.2%となっております。 また、8ページの表2、歳入決算額の使途別内訳のとおり、歳入のうち一般財源が36.4%、特定財源が63.6%となっております。なお、より詳しい構成内訳は、7ページの図1、歳入決算額の財源別構成比較及び9ページの図2、歳入決算額の使途別構成比較のとおりでございます。 次に、歳出の構成でございますが、10ページの表3、歳出決算額の性質別内訳のとおり、各経費の構成比率は義務的経費で16.6%、投資的経費で46.2%、その他の経費で37.2%となっております。なお、より詳しい性質別構成は、11ページの図3、歳出決算額の性質別構成比較のとおりでございます。 次に、財政構造の弾力性等について御説明申し上げますので、12ページの表、普通会計決算の財政状況をごらん願います。財政力指数は0.51、経常収支比率は98.9%、実質公債費比率は13.4%となっております。 次に、13ページから209ページまでの一般会計及び各種特別会計についてでございますが、平成28年度の決算には東日本大震災の復旧、復興に要した膨大な経費と、これらに対する国・県などからの補助金などが含まれ、震災前の決算額をはるかに超えたものとなっておりますことから、前年度と同様に震災の影響が見られる歳入歳出科目につきましては、決算状況の内訳として、主に東日本大震災に関連する震災関係分と震災関係分を除いた通常分とに区分して前年度との比較を行うことにいたしました。これらのことを一般会計歳入では16ページの、歳出では72ページの、どちらも表2、款別決算状況にまとめております。また、特別会計につきましても、震災の影響が見られる会計につきましては特別会計ごとに表でまとめておりますが、平成28年度の各種会計歳入歳出決算も震災の影響を色濃く受けていることが理解できると思われます。なお、一般会計及び各種特別会計の決算収支や予算執行の状況及び業務実績などにつきましては説明を省略させていただきます。 次に、210ページをごらん願います。実質収支に関する調書が記載されておりますが、一般会計、特別会計を合わせた実質収支は154億3,041万2,000円の黒字となっております。 次に、基金の運用状況について御説明申し上げますので、217ページをごらん願います。市長から審査に付されました平成28年度石巻市基金運用状況報告書につきまして審査を実施いたしましたところ、計数は正確であり、いずれも適正に運用されていると認めました。 次に、平成28年度石巻市健全化判断比率について御説明申し上げますので、257ページをごらん願います。市長から審査に付されました平成28年度石巻市健全化判断比率につきまして審査を実施いたしましたところ、健全化判断比率の算定及びその算定の基礎となる書類の作成はいずれも適正に行われていると認めました。なお、平成28年度決算における健全化判断比率は、早期健全化基準を下回っていることから、石巻市の財政の健全性は保たれていると認めました。 次に、平成28年度石巻市資金不足比率について御説明申し上げますので、259ページをごらん願います。市長から審査に付されました平成28年度石巻市資金不足比率につきまして審査を実施いたしましたところ、資金不足比率の算定及びその算定の基礎となる書類の作成は、いずれも適正に行われていると認めました。なお、平成28年度決算において資金の不足額がある事業会計はございませんでした。 以上、平成28年度石巻市一般会計及び各種特別会計決算並びに平成28年度石巻市基金運用状況等の概要について御説明申し上げました。 次に、261ページの「むすび」をごらん願います。1の一般会計・特別会計決算の概況及び2の決算の分析については、記載のとおりでございますので、説明を省略させていただきます。 次に、264ページ、3の東日本大震災からの復興についてでございます。初めに、(1)の復興事業の進捗等でございますが、本市では復興創生期間がスタートした平成28年度において、集中復興期間に取り組んできたさまざまな事業が継続して進められてきたところでございます。 その内容について分野ごとに検証してみますと、まず最重要課題である住まいの再建につきましては、新市街地整備事業、防災集団移転促進事業復興公営住宅整備事業において、おおむね計画どおりの進捗となっており、本年7月末現在の整備率は80.6%となっております。 医療整備につきましては、9月に石巻市立病院、12月に夜間急患センター、1月には雄勝診療所が新たな施設で診療を開始されており、被災者支援におきましては被災者の自立再建への支援と仮設住宅団地の集約化が進められております。 産業振興におきましては、6月に須江地区、12月に不動町地区で産業団地の供用が開始されたほか、全ての市管理漁港で復旧工事が着手されております。 災害に強いまちづくりにおきましては、街路灯整備、防災公園整備、消防設備の整備や排水不良対策等に取り組まれており、絆と共鳴の社会づくりにつきましては、コミュニティーの再生への取り組みや、保育所整備を初めとした子育てしやすい環境づくりの事業が展開されております。 このように進展が見られた事業がある一方で、用地取得や関係機関協議等の影響による事業のおくれ、事業の進展に伴う新たな問題も惹起しているほか、求人する事業者と職を求める者とでのミスマッチが生じております。マンパワー不足の中であっても、多様化する行政需要への対応はさらに求められることが想定されます。復興事業の着実な推進のためには、限りある資源の有効な活用とあわせて民間活力の導入等を推進するための組織力の強化を望むものでございます。 次に、(2)の被災者自立支援についてでございます。被災された全ての方が一日も早く希望の持てる生活が送れるよう、平成28年6月に被災者自立再建促進プログラムが策定されております。その取り組みにつきましては、新市街地整備事業等の進捗による仮設住宅から恒久住宅への移転や、仮設住宅の集約化と連動して、丁寧な対応により計画どおり進展しております。 また、仮設住宅生活の長期化により懸念されました健康問題につきましても、復興公営住宅入居者を対象とした健康調査では改善されているとの結果でございました。住環境が仮設から恒久へと変わったことが要因として挙げられますが、仮設住宅入居時から継続して訪問調査や健康指導等の支援を関係機関と連携して展開してきた結果でもあると思われます。さらなる健康寿命の延伸を目的として、本年3月には第2次健康増進計画が策定されておりますが、今後その取り組みに期待するものでございます。 被災者の自立再建や健康改善等が図られている一方では、国民健康保険1人当たりの受診件数、介護保険認定者、生活保護の増加への対応や地域で支え合うためのコミュニティー形成等が課題として挙げられております。各部門でさまざまな計画を持って事業を展開しておりますが、市民の福祉の増進のためには部門ごとではなく、関連する計画との整合を図り、庁内連携を強化し、全庁的に取り組むことを望むものでございます。 次に、266ページの5、まとめでございます。初めに、(1)の自治体を取り巻く環境変化についてでございます。近年地方自治を取り巻く環境は、大きく動いております。人口減少期に入り、平成26年にはまち・ひと・しごと創生法の施行、地方分権改革に関する提案募集方式の導入、新地方公会計制度導入の要請、最近では地方交付税の減額に関する国の経済財政諮問会議での議論や地方自治法の改正等があり、地域の実情に即応した創意工夫のある施策の展開が求められております。施策の展開には安定した財政運営が必要でございますが、平成28年12月に公表されました本市の財政収支見通しでは、平成29年度から31年度までの3年間で約85億円の財源不足が見込まれており、引き続き厳しい財政状況にございます。 財源の確保につきましては、市税等における収納率向上のためのコンビニ収納の導入や、ふるさと納税に取り組んでおり、特に市税や国民健康保険税では収入率が上昇するなど、その取り組みの成果がうかがえるものでございます。今後も保有資産の処分、活用、広告収入の拡充等のほか、各種補助制度を活用した施策立案による財源確保に向け、庁内職員のスキルアップや組織力の強化に努め、新たな発想による財源確保に向けた取り組みを積極的に推進することを望むものでございます。 また、震災前には職員数の削減や施設の維持管理の見直しにより一般財源の減少に対応してきたところでございますが、社会保障関係費の増加や職員の確保、復興事業の進展による新たな施設の維持管理の増加が見込まれるなど、今後の財政運営は一層厳しいことが想定されております。中期的視点や経済性、効率性の観点から、事業内容の見直しや重点化、施設の適切な維持管理を行うなど、歳出の削減に向けた不断の取り組みを進め、次世代に過大な負担を強いることのないよう、確固たる財政運営基盤の構築を望むものでございます。 次に、(2)の内部統制の仕組みづくりについてでございますが、複雑多様化する行政サービスの提供や、復興事業等への対応のために必要な事務処理上のリスクを回避するための内部統制の充実が必要となっております。昨年度におきましても散見されました改善すべき事務処理は、リスク管理の観点から、内部統制が機能することにより未然に防ぐことができた可能性が高いものでございます。市民からの信用失墜につながるミスは、大きな危機であります。現在庁内におきまして、事務処理ミスを防止するため、事例集の作成や研修に取り組んでおりますが、過去の事例からは本市が抱える潜在的な危機、将来の危機要因を掌握し、平常時、発生時、収束時の危機管理を全庁的に浸透させることが必要であります。 また、危機管理は、ミスの防止のみならず、職員が安心して仕事ができる体制を構築することでもあり、慎重の名のもとにやすきに流れたり、消極的な仕事をする者を擁護するものではなく、むしろチャレンジ精神を持って市民のために全力を尽くそうとする職員と組織を守るものでございます。組織的な人材育成の視点から、職員の基礎知識の習得と能力向上に努めることが求められており、市民からの信頼を得るための内部統制の必要性を組織全体で理解し、内部統制が機能するための仕組みづくりに取り組むことを強く求めるものでございます。 また、昭和40年代後半から整備された多くの公共施設の老朽化を初め、平成17年の合併による同種類施設の重複、さらには東日本大震災による被災施設の同時期復旧など、将来にわたり現在と同規模の公共施設等を維持し続けることは難しくなっており、これらの課題に対応するため、昨年3月に公共施設等総合管理計画が策定されております。施設の維持には財政状況が大きく影響するところでございますが、資産の保全という観点から、資産の取得、使用及び処分が正当な手続及び承認のもとに行われるとともに、一面ではなく多面的に市民の視点も踏まえ、庁内横断的に対応できる体制が内部統制の仕組みに組み込まれることを望むものでございます。 次に、3の復興モデル都市に向けてでございますが、平成29年度は震災復興基本計画に位置づけされた発展期につなげる再生期の最終年度でございます。住まいの再建等の復興事業の進展に伴い、被災された方々が新たな生活環境の中で希望を持った暮らしができるよう、一人一人に寄り添った支援の仕組みを継続するとともに、引き続き安心して暮らせるまちづくりのための災害力対応を強化する基盤整備、震災の教訓の発信や後世への継承等に取り組む必要がございます。 震災後は、市民だけではなく、市外からも多くの方が本市の持つ自然、歴史、文化等の魅力を引き出し、にぎわいだけではなく住みよいまちづくりを目指して活動しております。発展期における復興事業の着実な推進と将来を見据えたまちづくりのためには持続可能な財政基盤の確立が必要であり、効率の高い行政運営が求められております。今後も事業の必要性や効果について検証し、市民協働のもと、住みやすさの市民満足度の高いまちづくりを望むものでございます。 私からの説明は以上でございます。よろしく御理解賜りたいと存じます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。15番。 ◆15番(水澤冨士江議員) 平成28年度決算でございます。市税収入が震災前を上回るというような大変前向きな状況も出てきたことは喜ばしいことだと思います。一方で、歳入歳出差し引き639億円の黒字、実質収支は154億円の黒字、しかしその一方で普通会計での実質単年度収支は21億円の赤字だというふうに言われています。それで結局のところこの決算で財政調整基金、これは去年、平成28年12月に私ども議員に石巻市の財政収支見通しと今後の対応ということで、平成29年度から平成31年度の財政見通しが示されました。特に財政調整基金について触れられているわけですが、今回の決算では財政調整基金残高が107億円というふうになっております。その一方で基金の取り崩しがこの1年間で44億円、残った107億円から60億円を基金にさらに積み立てをするということでございます。 そして、先ほどの3年間の収支見通し、85億円今後不足をする見通しがあるという状況でございます。こういう中で、このときの見通しとしては、平成28年度の財政調整基金の残高は78.4億円が見通しの残高となっているわけでございます。この見通しと今回の取り崩し、積み立て等考えまして、これは見通しのとおりに推移をしているのかどうか、財務部長が緊急時で大変だと思いますが、よろしくお願いします。 ◎大塚智也財務部次長 お答えいたします。 昨年12月に策定いたしました財政収支見通し、この中では平成28年度末の財政調整基金残高は78.4億円と、実際の今回の決算ということで、財政調整基金の残高が107億円といったところでございますが、この財政収支見通し、ちょうどことしの分は今作成中というところでございますが、12月に公表し、そこから2月補正あるいは3月31日専決ということで、かなり復興事業を落としていると。さらに、今回かなりの不用額が出ているというところがありまして、9月補正のほうでも実際提案させていただいておりますが、そういった不用額の部分が今度もう一度基金に積み立て戻すといった今回提案をしているところでございます。 復興財源というのは、復興交付金の基金あるいは復興基金というところがありますが、それ以外に裏部分として震災復興特別交付税といったものがありまして、そちらの部分を戻すということよりは、それは基本的に返すと。要は前年度分と差し引き、調整しますので、そういった部分は毎年度最終調整で震災復興特別交付税を減額しているといった状況がずっと続いているという状況にあります。 それらも踏まえますと、実際財政収支見通しの中で平成29年度末の財政調整基金残高というのは72.7億円というふうにこちらで見込んでおりましたが、この決算を含めました財政調整基金の残高というのは今のところ74.7億円ということで、今年度については財政収支見通しでは72.7億円、今現在では74.7億円ということで、多少の誤差は生じているという状況にありますが、余り大きな影響はないといったところで考えております。 ◆15番(水澤冨士江議員) それでは、今後の平成29年度から3年間で85億円足りないという見通しについては、平成28年度の財政調整基金残高、大きな影響はないということですが、推移の目標は78.4億円に対して74.7億円、若干少なかったということでございます。 次に、監査委員にお伺いいたします。「むすび」のところで先ほど報告をしていただきましたが、庁内の連携を横断的に図るという言葉が2回にわたって出てくるのです。265ページの被災者自立支援のところの一番最後のところと267ページの一番下、ここにも庁内横断的に対応できる体制を望むものであるということで、2回出てくるといったところのこの思いと、今読んだ267ページの内部統制の仕組みをつくるということで、余り今までこういった言葉が出てこなかったのですが、その真ん中あたりに危機管理について先ほど触れられました。消極的な仕事をする者を援護するものではなく、むしろチャレンジ精神を持って市民のために全力を尽くそうとする職員と組織を守るものであるというようなことを触れられております。この2点について監査委員の思い、これをお示しいただきたいと思います。 ◎堀内賢市代表監査委員 それでは、ただいまの水澤議員の御質疑の前に、1点ちょっと先ほどの説明での誤りがございましたので、訂正させていただきたいと思います。 先ほどの説明中、被災者自立再建促進プログラムの策定時期、私「26年8月」と申し上げましたけれども、「28年6月」の誤りでございましたので、訂正とあわせておわび申し上げたいと思います。 それでは、御質疑の回答に入らせていただきます。初めに、庁内への連携でございます。これの思いといたしましては、これまで震災前でありますと経常業務としてそれぞれの部がそれぞれに行ってきたものを踏襲するというふうな部分でもう十分に市民の方の福祉増進にはつながるというふうなものがあったかと思いますが、震災後そういったものが壊れまして、一挙に新たなものでの構築が必要になったというふうなところが多いかと思います。市民の健康一つとっても、担当する所管部となれば健康部と組織的には位置づけられておりますが、それでは健康部が一手に市民の健康だけを考えていればいいのかとなると、例えば復興事業で公営住宅をつくる際にも実際に市民が暮らす視点での健康部との連携を持った上での進め方、そういった健康部内での課の連携というふうなものもございます。そういったものが必要ではないのかと。この事業でハード的なものがこれまでは中心に行われてきたというような部分があろうかと思います。今後は、ソフトのほうに移行しているというふうなのは周知のとおりでございますので、なおこういった連携が必要ではないかという思いでございます。 それから、後段にあります連携、施設維持のところで記載してございますけれども、例を申せば資産の保全というふうなことで、財政の運営のためにも不要な施設については当然廃止というふうな方向で考えるものでございますけれども、その部でこれまでの目的に沿った施設が廃止となっても、少し手を加えることによって実は市民の方にとっては、ほかの部の所管事項ではあるものの別な施設として福祉増進に寄与できる施設としてなり得るのではないか。そういったもののためにも、庁内連携というふうなものは必要であろうというふうな思いでございます。 それから、内部統制の仕組みづくりということでございますけれども、こちらにつきましては、統制という文字からしますと一方が一方をコントロールする、操るというふうな、管理下に置くとか、そういったイメージに思われがちかもしれませんが、そういったものではなく、詳しくありませんけれども、野球に例えますと、いいスピードボール持っている、いい変化球を持っていると。ただ、それはどこに行くかわからないではストライクというのはとれませんで、それをきちんとコントロールするスキルでしたり、そういったものを個々に持ち合わせることによって組織力としてもアップしてまいりますし、それが全体のいろんな意味でのミスを防ぐだけではなく、新たなものへの福祉増進にも寄与するものだというふうな考え方でございます。 この内部統制という言葉自体につきましては、民間のほうでは先に会社法でしたり、そういったもので取り入れられ、最近になって公共団体にもというふうなことから、この6月に地方自治法が改正されまして、県、政令市についてはその方針の策定が義務づけられ、市町村については努力義務というふうなものが今般の地方自治法の改正の中に盛り込まれたというものでございます。 ◆15番(水澤冨士江議員) 庁内横断的な対応をというのは、私自身もこれまで例えば復興住宅の入居について、復興事業部、建設部、福祉部の対応、また困窮世帯について、また納税の問題について、これは福祉の問題だけではないということで、行政の縦割りということについては私以外にもほかの議員からも何かにつけてこれは指摘をされていることでありますから、今回改めて監査委員から指摘をされているということで、復興の時期ということもあって業務大変な折ではありますけれども、ぜひ横断的な対応ということを改めて職員の皆さんは肝に銘じていただきたいというふうに思います。 最後なのですが、266ページにまとめ、自治体を取り巻く環境の変化ということで、大変厳しいと、次世代に過大な負担を強いることのないようということで書かれております。それで復興している中でいろいろな箱物、ハード、いろいろつくられております。議会の中でも今後の維持管理に対する心配の声もいっぱい出ております。 それで今現在具体的な問題として、先日の水道議会では水道の蛇田浄水場の跡地、これも国が出してくれなければ16億円の負担があるというようなことがございました。これは、直接市とは違うのですが、もう一つ駅裏にあります県の合同庁舎の跡地、これについては大変いい場所にあるし、県の所有地ですから、私などはただで石巻市がいただけるものだと思ったら、これは県が売るものだということを聞いて、それは利活用するべきと思いながらも、それを買うということはまた負担がふえるということで、いろいろ考えていらっしゃると思うのですが、私自身の考えを述べれば、あそこはもともと県の所有地でございますから、いろいろ報道等でも宮城県は施設も人も、何でも仙台一極集中ということでございます。これが指摘をされている中でございますから、ぜひ県の施設を石巻市につくっていただきたい。これは、何がいいかということは今具体的には思い浮かびませんので、当局のほうでも考えていただければと思います。教育でも福祉でも産業でも県の施設をつくっていただきたいということ。もしそれがかなわないのであれば、市が買い取ることなく、市の負担なく民間法人、社会法人等に買い取っていただいて、今保育園は78人、特別養護老人ホームは500人の待機者がいます。そういった施設に、法人で買い取っていただく。その際にはぜひ県にできるだけ安く譲渡していただくというようなことで活用をしていっていただきたいと。これについては、具体的なことでございますので、担当部長と市長の見解を伺いたいと思います。 ◎久保智光復興政策部長 お答えします。 昨年度も合同庁舎跡地の御議論をいただいた記憶がございます。ただ、県有地でございます。県の考え方とか、今後の予定というのもありますので、議員御提案の県の施設の誘致等も含めまして、まず県の考え方等を確認してまいりたいと思っております。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 合同庁舎跡地については、現在県とも協議を開始しようとしているところでございますので、今後あそこの跡地の有効利用というのは石巻市のまちづくりについても非常に重要な地域であるというふうに考えておりますので、県としっかりと意見交換させていただきたいと思っております。 ◆2番(髙橋憲悦議員) 審査意見書の12ページに、平成28年度の経常収支比率が記載されております。読みます。行政需要の変化に適切に対応するための財政構造、弾力性を判断する重要な指標だと。そして、通常は70%から80%が標準的であり、80%を超える場合は経常経費の抑制に留意する必要があるというふうな説明を受けております。 それで、数字見てびっくりするのですけれども、今回は当市の比率は98.9%、つまり残り1.1%しかないと。これは、今異常気象とか台風とか何かあった場合、すぐにでも対応しなければならない予算、それを弾力性を持たせるためにある指標だと思います。これですともうぎりぎり100%、裏を返せばないに等しいというふうな数値でありますが、これについての考え方を、特に他の自治体に出向の経験のある佐藤副市長と、それから財務を担当している財務部次長、そして市長の見解をお尋ねします。 ◎大塚智也財務部次長 お答えいたします。 議員御指摘のとおり、この経常収支比率というのは100に近づけば近づくほど実際弾力性がなくなるということで言われております。今回の数値の要因といった部分になりますけれども、計算の中で分母の部分、それと分子の部分といった計算がございまして、分母の部分につきましては、地方交付税が市税の増以上に減になったと、さらに地方交付税の交付金といったものも下がったといった要因等もございます。また、これは歳出の部分、扶助費、人件費といった部分もございますが、今回決算の中に出ているのですけれども、借換債といったものを借りないで実際返しているといった部分で7億数千万円ほどありまして、そういった部分で数字的にはどうしても今回悪い数値は出ますが、翌年度の公債費ではかなりよくなるといった部分もございます。実質公債費比率では実際下がっているといったところもありまして、来年度以降も恐らく実質公債費比率は下がっていくのかなというふうに感じております。ただ、どうしても収支比率といったものも注視して、できるだけ経常的な経費というものは削減していかなければならないというのは議員御指摘のとおりだと思います。
    ◎佐藤茂宗副市長 経常収支比率についてお答えします。 今回伸びた原因としましては、やはり扶助費の増加というのが非常に大きく起因しておりまして、昨年度108.8億円から今回は114億8,000万円という形で、結構大きく伸びていると。これほかの自治体でも同じ状況ではあるのですけれども、大体経常収支比率の大きな割合を占めるのが人件費と扶助費でございますので、ほかの自治体でどういうことをやっているかといったら、職員数を減らしながら人件費を削って、その分扶助費に充てているというのが大きな傾向でございますので、ただし今当市が直面しているのは、復興事業にマンパワーを充てなければいけない。マンパワーを確保して、何とか平成32年度までに間に合わせなければいけないというところで、人件費もわずかに平成27年度決算からは伸びているという状況もございますので、これはやむを得ない伸びではないかなというふうに分析しておりますので、ただし平成33年度を見据えて、もう一度扶助費の伸びをどうやってカバーしていくのかというところについては、行財政改革というような観点が必要ではないかというふうに考えております。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 経常収支比率については、石巻市は平成20年以降ずっと90%以上を推移しております。特に今回高い値を示しておりますけれども、議員御指摘のように財政構造の硬直化をもたらしているということで、非常に柔軟性が悪い状況となっておりますけれども、今の状況からして、人件費、扶助費を削減するということはなかなか難しい状況にありますが、しかし健全財政を確立して、そして経常収支比率も改善するように努力してまいりたいと考えております。 ◆2番(髙橋憲悦議員) それから、266ページ、先ほど水澤議員のほうからもありましたが、平成29年度から平成31年度までの3年間で約85億円の財源不足が見込まれると、引き続き厳しい財政状況だと思います。厳しいだけではなくて、そろそろ確固たる実行する施策等も厳選しながらどのように取り組まれるのか、その取り組みについて市長にお尋ねします。 ◎亀山紘市長 平成29年から平成31年までの財政収支見通しについては、議員御指摘のように85億円の基金不足があるということで、当面は財政調整基金を繰り入れて対応していきますけれども、財政調整基金はこれはやっぱり有限でございますので、何としても財政調整基金を確保しながら健全な財政に向けて取り組んでいきたいと。復旧、復興事業が落ちつく平成32年度以降を見据えて、人件費の削減、あるいは扶助費の削減というのはこれは難しいと思いますけれども、そのほか財源の有効率を上げていく、効率的な運営をしていくことが必要だということになっておりますので、具体的な施策についてはこれからしっかり取り組んでまいりたいと考えております。 ◆2番(髙橋憲悦議員) それから、266ページ、267ページにまとめとしてあります。先ほど水澤議員もおっしゃったように、庁内の内部統制、それから連携、これは絶対必要だと、私も全くそのとおりだと思っております。たまたま議員には庁議結果がコピーして来るのですけれども、何か堀内監査委員は前回復興政策部、つまり庁議の元締めをなさっていますので、庁議でかんかんがくがく練ってもらって、その庁議で持ち越しになってもう一回検討する。でなければ、提案された議題だけ審議しないで、全庁的な問題は何かないかとか、そういう庁議あるいは庁議幹事会をきちっと積極的に活発にやることによって、この内部統制なり連携が強まると思うのです。ですから、それらをぜひ監査のまとめのとおりやってもらうために、今般3月に退職されたときに新しい久保復興政策部長にどのような庁議のあり方というのを提言、もしあったらで結構ですから、なければ何も引き継ぎしなかったで結構です。庁議の捉え方について、どのような引き継ぎをなされたかお尋ねします。 ◎堀内賢市代表監査委員 お答えいたします。 引き継ぎというふうな観点でございます。庁議に関しましては、1つは議会のほうへ中断しておりました報告をすることになったというふうなことへの引き継ぎ。2点目といたしまして、私が在職時には庁議を含めて庁内の会議、そういったものの見直しも検討はしたものの、形としてはできなかったと。そういったものについては、庁議のみならず庁内全体のそういった意思決定の会議等の検討も必要ではないかというふうなことは口頭ではありますが、申し述べた記憶でございます。 ◆8番(阿部利基議員) 質疑させていただきます。 まず、264ページ、下のほうに民間活力の導入ということが監査委員から述べられておりますが、そこに関する思いを少し述べていただきたいのと、あと今ほど佐藤副市長おっしゃいました扶助費が全国的に増加していると、そのロジックについて少し解説願えませんでしょうか。 ◎堀内賢市代表監査委員 お答えいたします。 こちら民間活力の導入の件につきましては、御案内のとおり例えば父子手帳の作成でしたり、政策コンテストでしたり、庁内でもこれまでないような事業が民間との連携によって展開されております。そういったものを、職員は復興事業の収束とともに当然支援職員も減になりますし、職員自体の確保というのはこのままいくかとなると、今後将来を考えればなかなか職員個々に対するものというのは厳しいものが出てくるだろうと。そうすると、これをいかにして職員個々の力を発揮しながら守っていくかとなると、組織力を上げるしかないではないかと。となると、手前どもだけでやるのではなく、連携できる方は、庁内の連携も必要ですけれども、市民の方との連携、市民協働と一般に言われておりますが、そのほかにも具体には活動されているNPOとかいろんな法人、そういったものとの連携、そういうふうなことをする、連携を強めることによって、例えば庁内で新たに市民ニーズを拾おうかとした場合には、実はそういったNPO団体が既に掌握していますよと。そうすると、そこからの情報提供をいただくことによって新たな労力を生まない、少ない労力で施策展開、検討もできるのではないかと、そういったものがここでの民間活力の導入等の推進というふうな思いでございます。 ◎佐藤茂宗副市長 扶助費の増加についてお答えします。 扶助費の大きな割合を占めるのは、少子・超高齢化対策に係る部分でございまして、高齢者の割合が当市は昨年度から30%超えているというところでございまして、まず高齢者に対する福祉の費用が増大しているというところと、あとは生活保護の関係でございますけれども、こちらも震災直後は生活保護の率、パーミルが低下したのですけれども、今また10パーミル程度でございますが、これも少し増加傾向になってきているということで、生活保護の予算がふえていると。また、障害者、障害児に対する予算、また子供対策に関する予算、こういったところについて手厚くやっていく必要があるため、そういったところが伸びているという現状でございますので、まずは少子化、超高齢化に伴う増大だということでございます。 ◆8番(阿部利基議員) 2点お伺いいたしました。264ページに書いてあるのが非常に私は響くところがありまして、現状有効求職者数が3,000人を超える状態が続いて、仕事がミスマッチであると。この3,000人の方というのは、恐らく仕事をしていなければ自分の貯金なりを食い潰しながら生活していらっしゃるわけです。そうすると、自動的とは言いませんが、ある意味生活保護に陥りやすくしまう状況にあると。ただ、現状市のほうで例えば仕事のミスマッチを解消するためにどう動いているかというと、私は余り見えてこないところがありまして、これは監査委員からも指摘あるとおり、早急に仕事のミスマッチを解消するような、ある意味で職業あっせんではないのですけれども、他市でやっているジョブカフェであるとか、そういった部分を少しやっていかないと、今ほど副市長おっしゃった扶助費の部分がケアできないままに来るのではないかなと思います。かつここに書いてあるとおり、看護、保育、介護分野では3倍を超える求人倍率があると。そちらのほうも仕事が回らなければ当然扶助のほうのサービスも低下するわけで、負のスパイラルに陥る可能性が十分あると思うのです。そのあたり市長がどうお考えになっているかお聞きしたいのがまず1点と。 今ほど堀内監査委員からありましたとおり、民間活力の導入という話が出ておりました。ちょっと水道の議会でも市長に同じようなことを言った覚えがあるのですが、職員のスキルを上昇させて、少ない人数をカバーするのが今後必要であるというのがここに書いてあるのだと思います。その部分で足りないコネクションであるとか、あるいはマンパワーの部分を民間活力に求めるというようなことをおっしゃりたいのだなと自分は思っております。そういったところを体系的に、何年先までこうやっていくというのを議会あるいは理事者の皆様とも共有していかないと、最終的な落としどころがないような気がするのです。特区期間、いわゆる平成33年度の落としどころという話がありました。そこまでに人件費をどう削るかというのを市長はどうお考えなのか、2点お聞かせ願えませんでしょうか。 ◎亀山紘市長 雇用のミスマッチについては、これは大変重要なことだというふうに思っております。なかなかミスマッチが解消されなくて、有効求人倍率が1.8以上と、2近い数字になっているという状況がありますので、これは雇用対策としてこれまでも進めてまいりましたけれども、今後ミスマッチについては特に現在水産加工業関係では大変憂慮すべき状況にあるというふうに理解しておりますけれども、手段が非常に厳しいと。どのようにするかということはなかなか難しい状況にありますけれども、今見守り隊といいますか、復興支援員の中で伴走型の復興支援ということで、要するにそういう今働いていない方々に対する、後ろからしっかり支えていきながら就業支援もしていくというようなことで、そういったことを着実に進めることによって扶助費を削減していくことが必要ではないかというふうに考えておりますので、いろんな団体と連携しながら進めていきたいというふうに考えております。 それから、もう一点の民間活力の導入については、これまでも保育所、幼稚園の民間活力の活用とか進めておりますので、今後も積極的に民間活用して、それで取り組んでいきたいというふうに考えております。 ◆8番(阿部利基議員) 聞きたかったのは、平成33年度に人件費をどういうふうに落としていくかということで、民間活用が先に来てしまったので、多分市長は勘違いされたのだと思うのですけれども、体系的に、あるいは戦略的に人件費の抑制というのをやっていかないと、恐らく書いてあるとおりマンパワー不足の中でも多様化する行政需要への対応はさらに求められる、これは私も同感ですし、やはり今後公に依存してくる気持ちが大きくなってくると思うのです。そこに対してマンパワーも当然ある程度つけなければならないだろうし、かといって今ほど人件費の抑制という話、全く真逆の話を2つマッチングさせなければならないというのが多分市長の仕事だと思うので、そこを今のうちからきちっと考えていかないと、それこそ人件費が一方的に上がり続ける、かつ市税は今回は上がったみたいですけれども、来年から減っていくというような、ちょっとおかしな状況になってしまう。石巻市が本当に夕張市一歩手前の状況になってしまうような気が私はしていますので、その部分ぜひ市長はしっかり考えていただきたいと思います。 そのハウの部分です。佐藤副市長にお伺いしたいのですけれども、どういうふうに人件費の抑制をしていくべきなのか、副市長と市長にまずお伺いしたいのと、今ほど市長は求人に関してのミスマッチをどうにかしなければならないとおっしゃいました。多分今行政に求められているというのは動の部分なのだ思います。水道議会でこれも同じことを言っているのですけれども、今ほど髙橋憲悦議員が共有という話、組織内の横断的連携について共有するという話がありました。水澤議員もおっしゃったとおり、市長は何回かこの横断的連携について前向きにやりたいということをおっしゃっているのですけれども、動の部分が全くないのです。それを我々にも示してもらいたいし、それを庁議なりあるいはどこかの庁内の会議の中で、こういうふうにやっていくのだぞというような事例を示していかないと多分誰も動かないし、できないのだと思います。その動の部分を私はちょっとミスマッチに関しては聞きたかったなという思いでいますが、打つ手がないというのも余りにもつらい話なので、ぜひそういったものを各部から上げていただきたいと思います。その人件費についてだけ、お二人からお伺いしたいと思います。 ◎佐藤茂宗副市長 人件費をどういう形で抑制していくかというところにつきましては、いろいろと検討しておりまして、まずは今各公共施設、体育施設やそういったものを直営で市の職員がかなり管理をしているという課題がございますので、そういったところの公の施設を何とかNPOや民間の団体に管理をしていただいて、その分の人材を本来の企画セクションや福祉のセクションに異動させていただいて、高まる行政ニーズに対応していくというのが一番考えているところでございますので、そういったところで、より動の部分に民間との連携であるとか、そういったところに手厚く人員を配置していければというふうに考えています。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 庁内で今人件費健全化対応ということで、総務部を中心として指示をしておりますので、早急に健全化に向けて取り組んでいきたいというふうに考えております。 ○議長(丹野清議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本決算認定のうち平成28年度石巻市一般会計については、お手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に分割付託することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。 次に、ただいま付託いたしました一般会計決算を除く11特別会計決算認定については、お手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 △日程第3 認定第2号平成28年度石巻市病院事業会計決算認定について ○議長(丹野清議員) 次に、日程第3認定第2号平成28年度石巻市病院事業会計決算認定についてを議題といたします。本案について病院局事務部長から説明を求めます。病院局事務部長。 ◎大窪信宏病院局事務部長 ただいま上程されました認定第2号平成28年度石巻市病院事業会計決算認定について御説明申し上げます。 平成28年度石巻市病院事業会計決算につきまして、監査委員の審査に付したところ、先月21日に監査委員から決算審査意見書が提出されましたので、地方公営企業法第30条第4項の規定により監査委員の意見を付し、市議会の認定に付するものでございます。 それでは、決算の概要につきまして御説明申し上げますので、表紙番号2、石巻市病院事業会計決算書の456ページをごらん願います。まず、医業活動における損益取引をあらわします収益的収入及び支出から御説明申し上げます。収益的収入につきましては、予算額46億864万5,000円に対し、決算額は44億6,480万4,185円となっております。収益的支出につきましては、予算額34億2,601万7,000円に対し、決算額は31億3,374万9,346円となっております。 次に、医業活動以外の施設改良などの資本取引をあらわします資本的収入及び支出について御説明申し上げますので、458ページをごらん願います。資本的収入につきましては、予算額61億3,740万4,000円に対し、決算額は61億3,740万2,667円となっております。資本的支出につきましては、予算額61億7,623万7,275円に対し、決算額は61億5,470万2,814円となっております。なお、資本的支出に不足する額につきましては、当年度の損益勘定資金等により補填しております。 次に、平成28年度の経営成績について御説明申し上げますので、461ページの平成28年度石巻市病院事業損益計算書をごらん願います。平成24年度から交付されました建設費に係る県補助金等を原資とする消費税見合い相当額について、収益への戻し入れの計理を行ったことなどから8億9,904万8,202円の当年度純利益を計上し、その結果、当年度未処理欠損金は64億2,468万1,196円となっております。なお、平成28年度石巻市病院事業剰余金計算書等その他の財務諸表につきましては、462ページから465ページまでに示しております。また、決算附属書類や病院別の決算書類につきましても468ページから503ページまでに添付いたしておりますので、あわせて御参照願います。 以上でございます。よろしく御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) 次に、監査委員から決算審査意見書について説明を求めます。監査委員。 ◎堀内賢市代表監査委員 平成28年度石巻市病院事業会計決算の審査の結果について、監査委員を代表し御説明申し上げます。 表紙番号4、審査意見書の223ページをごらん願います。初めに、病院事業会計につきましては、「審査に当たって」でも述べておりますように、東日本大震災の津波で壊滅した石巻市立病院がJR石巻駅前に再建され、平成28年9月1日から診療を再開し、通常診療を行っている牡鹿病院を加え、2病院体制となりますが、石巻市立病院は前年度まで診療に係る収支が全く発生しておらず、さらに平成28年度は各種データの基本となる診療日数が病院ごとに違うなど状況が異なっております。このため、病院事業全体として前年度との比較検討を行い、経営や財政状況を分析することには意味がないことから、前年度と同様、詳細な分析につきましてはそれぞれの病院ごとに対応することといたしました。 それでは、224ページをごらん願います。市長から審査に付されました平成28年度石巻市病院事業会計決算につきましては、5月31日から8月18日まで関係諸帳簿、証書類、その他関係書類により審査を実施いたしましたところ、決算諸表はいずれも関係法令に準拠して作成されており、それらの計数は正確であり、経営成績及び財政状態は適正に表示されていると認めました。 それでは、審査意見書に基づき、その概要を御説明申し上げます。初めに、業務実績は225ページの表、比較業務実績表のとおりでございます。 次に、予算の執行状況でございますが、226ページの収益的収入及び支出、227ページの資本的収入及び支出につきましては説明を省略させていただきます。 次に、228ページの予算に定められた限度条項等につきましては、いずれも議決された予算内で執行されております。 次に、経営成績でございます。初めに、経営収支の状況につきましては、229ページの比較損益計算書のとおり、収益総額44億6,127万7,269円に対し、費用総額35億6,222万9,067円で、差し引き8億9,904万8,202円の当年度純利益となっております。この結果、前年度未処理欠損金73億2,372万9,398円から当年度純利益を除いた平成28年度末未処理欠損金は64億2,468万1,196円となったところでございます。 次に、231ページの財政状態のうち、資産、負債及び資本の内容につきましては説明を省略させていただき、232ページの経営分析及び財政分析につきましては、冒頭で申し上げましたとおり後ほど病院別で御説明させていただきます。 次に、キャッシュフローの状況につきましては、232ページ及び233ページの比較キャッシュフロー計算書のとおりでございます。 次に、234ページからの病院別の経営状況につきまして御説明いたします。初めに、石巻市立病院についてでございます。経営分析につきましては、240ページの経営分析表のとおりでございます。 次に、財務分析では247ページの比較財務分析表のとおり、経常収支比率は95.8%、医業収支比率は37.8%となっており、経常収支比率につきましては平成27年度と比較して大幅に上昇しております。 次に、牡鹿病院についてでございます。経営分析につきましては、250ページの比較経営分析表のとおりでございます。 次に、財務分析につきましては、255ページの比較財務分析表のとおり、経常収支比率は100.9%、医業収支比率は60.6%となっており、平成27年度と比較して、いずれの数値も低下しております。 以上、平成28年度石巻市病院事業会計の決算の概要について御説明申し上げましたが、「むすび」のうち、265ページ、4の病院事業についてをごらん願います。平成28年度の病院事業会計決算につきましては、牡鹿病院は前年度に引き続き黒字であり、石巻市立病院におきましても黒字決算となりました結果、未処理欠損金は減少しております。しかし、石巻市立病院の内容を見てみますと、経営状況の代表的な指標とされる医業収支比率は37.8%、病床利用率は47.6%、外来入院患者比率は71.9%にとどまっております。 また、平成28年3月に策定されました石巻市立病院の事業収支見通しと比較いたしますと、療養病床を除く一般病床の利用率につきましては、平成29年3月分では想定を上回る結果となっておりますが、年延べ患者数では入院患者で約3割、外来患者では約5割の減となっており、約5年半の休診や震災後の医療圏の環境変化、診療科の減少などがその要因に挙げられると思われます。 石巻市立病院が再開して間もない本年3月に医療需要の変化への対応を求めた国のガイドラインに基づいて、石巻市新公立病院改革プランが策定されております。本プランにおきましては、地域医療構想での本医療圏の取り組みについての指摘を踏まえ、本市の2つの病院の果たすべき役割、経営の効率化に向けた取り組みのほか、病床数の見直し、医療局の設立等が掲げられております。市民が求める良質な医療を安定的に提供していくためには、本プランの着実な実行が必要であり、内部での点検、評価、見直しのほか、患者や家族からの意見、要望等に耳を傾け、患者の視点に立った誰もが使いやすい病院になるよう、サービスの向上と経営基盤の強化になお一層取り組んでいただくことを望むものでございます。 私からの説明は以上でございます。よろしく御理解賜りたいと存じます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。ここで代表監査委員の退席を認めます。 △日程第4 第152号議案市長及び副市長の給与の特例に関する条例 ○議長(丹野清議員) 次に、日程第4第152号議案市長及び副市長の給与の特例に関する条例を議題といたします。本案について市長から説明を求めます。市長。   〔亀山紘市長登壇〕 ◎亀山紘市長 ただいま上程されました第152号議案市長及び副市長の給与の特例に関する条例について御説明申し上げます。 本案は、私と総務部に関する事務を担当する副市長の給与の減額について定めるものであります。 条文について御説明申し上げますので、表紙番号1の1ページをごらん願います。このたびの飲酒運転による職員免職処分、平成29年第1回定例会で御報告申し上げました仮設夜間急患センターにおける診療報酬の請求漏れにつきまして、市長及び副市長としての管理監督責任を明らかにするため、飲酒運転の管理監督責任として3カ月、診療報酬請求漏れに関する管理監督責任として3カ月、計6カ月間、私の給料を10%、総務部に関する事務を担当する副市長の給料を5%減額するものでございます。 次に、附則でございますが、第1項は、この条例の施行期日を平成29年10月1日とするものであります。 第2項は、本条例の失効を平成30年3月31日とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようにお願いを申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。2番。 ◆2番(髙橋憲悦議員) この件につきましては、前回も年末に女性元職員が飲酒運転、事故ということで、市長のほうが10分の1、3カ月給与の減額ということにして、その際に疑問に思ったのは、処分する責任をとるという意味での給料条例ですので、できればタイムリーな時期がいいのではないかということで、ちょうど1年前、平成28年9月2日の第3回定例会で、阿部利基議員と私が飲酒運転事件からもう10カ月も過ぎて責任をとるのはちょっと市民感覚とは乖離しているよと、遅過ぎませんかというふうな質疑をさせていただきました。その時点で、ここで市長の答弁は、落ちついた時点で市長が管理監督責任をとるというふうな答えで第3回定例会で上程しました。その後、今回のこの事件あったわけなのですけれども、そのときには同じ質問をさせてもらいましたが、もう早くとったらいいのではないでしょうかと、そういうふうなお話をさせてもらったときに、市長の答弁は警察からの刑と同時に懲罰委員会を開催して、その結果に基づいて責任をとりますと。再度選挙もあるので、その後時期は検討したいと、そういうふうな答弁をされました。結局飲酒運転の場合、もう事件が解明している。それで刑の確定ではなくて、一緒にその時点で近いうちに責任をとると、そういうふうなタイムリーさがあっていいのではないかと思います。懲罰委員会、それから刑の確定は後からついてくるものですから、なるべく早目にされたほうがいいと。今回だってこの事件の7カ月後に、9月になっての上程になっております。それで議会運営委員会の資料を見させていただきますと、6カ月間としたのは飲酒運転問題事件が3カ月、そして仮設夜間急患センターの問題が3カ月、合わせて6カ月と説明を受けました。前回は飲酒運転事件だったので3カ月と、そういう基準につきまして市長はどのように考えているか。 私が言いたいのは、やはり早目に責任をとると、ましてや前回苦い経験がある飲酒運転をたび重なってまたやってしまったと。やられた職員はもう51歳の幹部職員だと、課長級だと、そういうふうな責任からしても、いろいろそういうのを加味して早目に結論を下すべきだと思いますが、市長の考えをお尋ねします。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 議員御指摘のように、たび重なる不祥事に対しては本当に市民に申しわけないというふうに思っております。責任の重大さを考えて、できるだけ早く私の監督責任を明らかにしていくということが必要だというふうに思っておりますので、これからはできるだけ早く対応してまいりたいと考えております。 ◆2番(髙橋憲悦議員) よろしくお願いします。 それから、この問題で一番気になるのは、この事件を起こした職員が病気のために休暇中だったということに私ちょっとひっかかるものがあるのです。やはり本人がいろいろ病気で病んでいるときに、本人のメンテナンスといますか、時々声をかけてやったり、様子はどうだと言ったり、もっと驚いたのは、行政報告ではこの事件の前にもとんでもないスピード違反をしているのです。ですから、もう大変な状態でなかったのかなと思います。特に心の病に関する職員の療養休暇中の対応等については、どのようなメンテナンスといいますか、心遣いをしているのか、総務部長にお尋ねします。 ◎和泉博章総務部長 お答えいたします。 病気休暇中の職員につきましては、なぜその病気が起きているのかということで、職務に関することなのか、私的なことなのかというような部分で、ちょっと対応もまた違ってくるのかなと思っております。それで、心の病の場合は、なかなか本人、職員と面談等をするのが難しい場合もありますけれども、人事課を中心に、私も含めましてそういった時宜を得て、診断書が出てきた、また再度出てきた場合ですとか、それ以外のときにも電話連絡や、もしくは面談でケアをするようには努めているところでございます。御理解いただきたいと思います。 ◆2番(髙橋憲悦議員) きのうの行政報告書によりますと、これらを解消するために職員が一丸と組織を挙げて頑張ると、そういうふうになったのですけれども、中でびっくりしたのは、平成29年、本年7月3日から4日の2日間にわたって文書主任研修を7年ぶりに実施したと。文書主任研修といいますと、文書主任というのは御存じのとおり職員が起案しますと、その文書がいいかどうかという文書主任の欄に押す大事な職種なのです。それ7年間もやっていないということは、本当に大切なことをちゃんとしていないために、いろいろなトラブルが起きるのではないかと。ですから、今回7年ぶりと強調されたのはもうびっくりしました。そういうふうな研修も調整会議と同時にぜひ、震災だから忙しいではなくて、我々議員の議案もそうなのですけれども、とにかく文書について、いろんな研修についてというのをもっともっと震災とは別に、ふだんの市役所、役所職員というふうなための研修はどんどんやるべきだと思います。その件について総務部長と市長の考えをお尋ねします。 ◎和泉博章総務部長 お答えいたします。 行政報告で申し上げましたとおり、あと今議員がおっしゃいましたとおり、文書主任研修については7年ぶりに実施をしたということで、復旧、復興事業で大変忙しい状況であったというために、こういった状況になりましたけれども、これまでも研修につきましては、中期職員研修計画に基づきまして各種研修を行ってきておりますので、今後につきましてはその計画に基づきまして文書主任も含め強化をして、職員のスキルアップに努めてまいりたいというふうに思います。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 議員御指摘のように、文書主任研修が7年ぶりということに関しては、本当に申しわけないと思います。これは震災からの復旧、復興の事業が忙しい状況にはありますけれども、やはり大事な研修だというふうに思っておりますので、今後は積極的にこういった研修事業を進めていきたいというふうに考えております。特に今回の事務ミスについては、内部統制の整備をしっかりしていくということが必要だというふうに思っております。ですから、ルールとか、あるいは手続をしっかりマニュアルに明示して、そしてそれの運用をしっかり進めていくことが必要だというふうに思っておりますので、今後このような手続ミスのないような、そして市民に御迷惑をかけないように対応していきたいと考えております。 ○議長(丹野清議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第5 第153号議案石巻市指定文化財旧観慶丸商店条例 ○議長(丹野清議員) 次に、日程第5第153号議案石巻市指定文化財旧観慶丸商店条例を議題といたします。本案について教育委員会事務局長から説明を求めます。教育委員会事務局長。 ◎草刈敏雄教育委員会事務局長 ただいま上程されました第153号議案石巻市指定文化財旧観慶丸商店条例について御説明申し上げます。 本案は、石巻市指定文化財旧観慶丸商店の保護、保存を図るとともに、本市の歴史文化の展示施設及び中心市街地における市民の文化交流施設として活用していただく目的で、新たに条例を制定しようとするものでございます。 以下、条文に従いまして御説明いたしますので、表紙番号1の2ページから4ページまでをごらん願います。 第1条は、本条例の設置及び目的を定めたものであります。 第2条は、開館時間及び休館日について、第3条は観覧について、第4条から第9条までは旧観慶丸商店を使用する方にかかわる入館の制限、利用の許可及び制限、目的外利用等の禁止、特別設備等の設置、許可の取り消し等について定めたものであります。 第10条は、使用料について、第11条及び第12条は使用料の減免及び不還付について、第13条及び第14条は原状回復及び損害賠償の義務について、第15条は指定管理者による管理について、第16条は委任について定めたものであります。 次に、附則でありますが、本条例の施行期日を平成29年11月1日とするものであります。 以上であります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、環境教育委員会に付託いたします。 △日程第6 第154号議案石巻市障害のある人もない人も共に安心して暮らせる福祉のまちづくり条例 ○議長(丹野清議員) 次に、日程第6第154号議案石巻市障害のある人もない人も共に安心して暮らせる福祉のまちづくり条例を議題といたします。本案について福祉部長から説明を求めます。福祉部長。 ◎庄司勝彦福祉部長 ただいま上程されました第154号議案石巻市障害のある人もない人も共に安心して暮らせる福祉のまちづくり条例について御説明申し上げます。 本案は、障害者基本法並びに平成28年4月に施行された障害者差別解消法及び改正障害者雇用促進法の趣旨に沿って責務を明記し、必要な施策を総合的かつ計画的に進め、全ての市民が障害の有無によって分け隔てられることなく、ともに安心して暮らせる福祉のまちづくりを推進するため、新たに条例を制定しようとするものであります。 以下、条文に従いまして御説明いたしますので、表紙番号1の5ページから9ページまでをごらん願います。初めに、前文は、本条例の制定に際しての基本的な考え方として、障害を理由とする差別をなくし、共生社会の実現を目指すことを宣言したものであります。 第1章は、総則について規定したものであり、第1条は本条例の制定目的を、第2条は本条例で用いる用語の定義を定めております。 第2章は、基本理念及び責務について規定したものであり、第3条は障害を理由とする差別をなくす取り組みの基本となる理念を明らかにし、第4条は本条例の目的を達成するための市の責務を、第5条は事業者、第6条は市民が共生社会の実現に寄与すべき責務を、第7条は障害者の差別、虐待等の禁止について定めております。 第3章は、ともに安心して暮らせる福祉のまちづくりについて、第1節は基本目標と施策の推進について規定したものであり、第8条は障害者施策の実施に当たっての基本目標を、第9条は障害者施策を総合的かつ計画的に推進するため、障害者計画等の計画の策定を、第10条は障害者施策の推進体制として設置する石巻市障害福祉推進委員会についての基本事項を定めたもので、第11条は障害者施策の計画決定過程においての障害者の参画について定めております。 第2節は、ともに生きる意識の醸成及び共生社会の環境づくりについて規定したものであり、第12条から第16条までは障害者施策の基本方針について定めたものであります。 第3節は、障害者からの相談等について規定したものであり、第17条から第19条までは障害を理由とする差別に関する相談体制について定めております。 第4章、補則の第20条は、委任について定めております。 次に、附則でありますが、附則第1項において、本条例を平成30年4月1日から施行しようとするものであります。 附則第2項は、推進委員会の委員の報酬について、石巻市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例に規定するため、同条例を改正する旨を定めたものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。15番。 ◆15番(水澤冨士江議員) 石巻市障害のある人もない人も共に安心して暮らせる福祉のまちづくり条例、大変結構なことだと思います。このことにつきまして、今福祉部長が御説明になりましたけれども、この条例ができれば庁内全て、例えば市の施設、建設部であったり、教育施設であったり、こういったところ全部にこの考え方が徹底をされるというふうに、ハードの面ではそのように考えてよろしいのでしょうか。 ◎庄司勝彦福祉部長 お答えいたします。 これまでもバリアフリー等進めてまいりましたが、特にバリアフリーにあっては障害者であっても不自由を感じずに参加できるようにというような意識がございましたが、共生社会の障害のある方の暮らしにくさというものは社会の偏見、誤解、差別、障害のない人のためにつくられた制度、特に建物、物理的な障壁など、社会の中にあるバリアによるものであるとされておりますので、これら社会的障害、建物以外でも全て人のかかわり等も含めて取り除いて、それにより全ての人が尊厳を重んじられて、尊厳にふさわしい生活が保障されるということを目的としてございます。 特に建物に関しましては、これまでも進めておりますが、今後もこの趣旨に沿いまして、大変負担のかからない範囲でというふうにはなりますが、合理的配慮をしてまいるということにしてございます。 ◆15番(水澤冨士江議員) わかっているようでわかっていない。みんなそういう国の法律があるというのはわかっていても、具体的にどうするかということになると財政面で厳しいとかいうことでバリアフリーがなされないということがこれまでもありました。 るる細かく申し上げるつもりはありませんけれども、1点、今南境の石巻市斎場の外壁等を直しています。工事が入っています。高齢者が大変利用するわけですけれども、2階の控室、お年寄りは畳のところはなかなかきついということで、こちらの椅子のところに座っている方が多いということでありますから、そういった高齢者も多くの方が障害を持っているということを考えますと、やはり畳のところにも何か小さい椅子を置くとか、畳に上がるにも手すりがない、スロープがない、車椅子の人が上がれない、こういった声が利用者の方から寄せられています。こういった細かいところから、今工事中ですから、ぜひ同時に実現をしていただきたいと思いますが、担当部長の見解を伺います。 ◎福田寿幸生活環境部長 今議員御指摘のとおり、古い施設なものですから、なかなかバリアフリー化していないところもございます。御指摘の和室の座椅子につきましては、指定管理者と相談しながら設置していきたいというふうに考えておりますので、御理解いただきたいと思います。(15番水澤冨士江議員「手すりとスロープ」と呼ぶ)手すりとスロープにつきましても、今後ちょっと検討していきたいというふうに考えております。 ○議長(丹野清議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第7 第155号議案石巻市大指ふれあい広場条例を廃止する条例 ○議長(丹野清議員) 次に、日程第7第155号議案石巻市大指ふれあい広場条例を廃止する条例を議題といたします。本案について北上総合支所長から説明を求めます。北上総合支所長。 ◎武山泰徳北上総合支所長 ただいま上程されました第155号議案石巻市大指ふれあい広場条例を廃止する条例について御説明申し上げます。 それでは、表紙番号1の10ページをごらん願います。本案は、石巻市大指ふれあい広場が東日本大震災により被災し、当該地域が災害危険区域に指定され、今後の利用が見込めないことから、本条例を廃止するものであります。 なお、跡地につきましては、地域住民の要望に基づき、地域水産業の復旧、復興のため、水産関係用地として整備をすることとしております。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第8 第156号議案石巻市情報プラザ条例の一部を改正する条例 ○議長(丹野清議員) 次に、日程第8第156号議案石巻市情報プラザ条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第156号議案石巻市情報プラザ条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、国の地域情報通信基盤整備事業によりブロードバンドゼロ地域が解消され、市内のほぼ全域において民間通信事業者による光ファイバーサービスの提供を受けることが可能となり、民間による多様なインターネット接続サービスを利用することができる環境が整ったことに伴い、情報プラザのインターネットサービスプロバイダ業務を平成30年3月末に終了する予定としておりますことから、本条例の一部を改正しようとするものであります。 以下、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の11ページ、あわせて表紙番号7、条例の一部改正新旧対照表の2ページから3ページまでをごらん願います。初めに、第8条は、第2項のインターネット接続及びレンタルサーバーの利用に関する項を削り、第3項を第2項に繰り上げるものであります。 次に、別表は、インターネット接続の部及びレンタルサーバーの部を削除するものであります。 次に、附則でありますが、本条例の施行期日を平成30年4月1日とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第9 第157号議案石巻市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例 ○議長(丹野清議員) 次に、日程第9第157号議案石巻市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について北上総合支所長から説明を求めます。北上総合支所長。 ◎武山泰徳北上総合支所長 ただいま上程されました第157号議案石巻市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、東日本大震災の津波等により壊滅的な被害を受けた北上地域相川地区のコミュニティー活動の再生及び活性化を図るための拠点施設として本市が整備を進める(仮称)相川復興交流センターを石巻相川地区コミュニティセンターとして設置するため、石巻市コミュニティセンター条例の一部を改正するものであります。 以下、改正内容を御説明いたしますので、表紙番号1の12ページ、あわせて表紙番号7の条例の一部改正新旧対照表の4ページから5ページまでをごらん願います。初めに、第1条において、新たに設置する相川地区コミュニティセンターの名称及び位置を規定するとともに、別表に使用料を規定するものであります。 次に、附則でありますが、本条例の施行期日を平成30年4月1日とするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第10 第158号議案石巻市市税条例の一部を改正する条例 ○議長(丹野清議員) 次に、日程第10第158号議案石巻市市税条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について財務部次長から説明を求めます。財務部次長。 ◎大塚智也財務部次長 ただいま上程されました第158号議案石巻市市税条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本議案は、地方税法の一部を改正する法律が本年3月31日に公布、同年4月1日から施行され、さらに都市緑地法等の一部を改正する法律が本年5月12日に公布、同年6月15日から施行されたことに伴い、石巻市市税条例の一部を改正する必要が生じたものであります。 それでは、改正内容について御説明いたしますので、表紙番号1の13ページ、あわせて表紙番号7、条例の一部改正新旧対照表の6ページをごらん願います。 初めに、附則第10条の2は、市町村が地方税法で定める範囲内で固定資産税の課税標準等の特例措置を条例で定めることができる地域決定型地方税制特例措置、通称わがまち特例の対象に、民間事業者が設置、管理する市民緑地を新たに規定するものであります。 次に、附則でございますが、第1項は施行期日等を、第2項は固定資産税に関する経過措置を規定するものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第11 第159号議案石巻市都市計画税条例の一部を改正する条例 ○議長(丹野清議員) 次に、日程第11第159号議案石巻市都市計画税条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について財務部次長から説明を求めます。財務部次長。 ◎大塚智也財務部次長 ただいま上程されました第159号議案石巻市都市計画税条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本議案は、地方税法の一部を改正する法律が本年3月31日に公布、同年4月1日から施行され、さらに都市緑地法等の一部を改正する法律が本年5月12日に公布、同年6月15日から施行されたことに伴い、石巻市都市計画税条例の一部を改正する必要が生じたものであります。 それでは、改正内容について御説明いたしますので、表紙番号1の14ページ、あわせて表紙番号7、条例の一部改正新旧対照表の7ページから9ページまでをごらん願います。初めに、附則第7項は、市町村が地方税法で定める範囲内で固定資産税の課税標準等の特例措置を条例で定めることができる地域決定型地方税制特例措置、通称わがまち特例の対象に、民間事業者が設置、管理する市民緑地を新たに規定するものであります。 次に、附則第8項から第18項までは、前項にわがまち特例が新たに規定されますことから、項ずれ及び引用しております条項を改めるものであります。 次に、附則でございますが、第1項は施行期日等を、第2項は都市計画税に関する経過措置を規定するものであります。 以上でございます、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。2番。 ◆2番(髙橋憲悦議員) 都市計画税条例ですので、旧6町でこの都市計画区域に指定されています地区があるはずです。その地区と、都市計画税を徴収されているのかお尋ねします。 ◎大塚智也財務部次長 都市計画税につきましては、都市計画区域の中の市街化区域ということで課税をしておりまして、石巻市以外には河南の一部の地域に……(2番髙橋憲悦議員「旧」と呼ぶ)旧6町におきましては、旧河南町の一部の地域のみに課税されているというところでございます。 ◆2番(髙橋憲悦議員) その旧河南町の方からよく言われるのですけれども、旧河南町の一部だけ都市計画区域、そして課税もされていますが、河南町を全体的に見渡すと、計画してもらうのはいいのですけれども、都市計画税そのものは目的税ですので、都市計画に見合った税金をいただいた分を投下しなければならないはずなのです。ところが、その地区だけはほかの地区と全く同じで、なぜうちのほうだけ税負担と、目的税であれば都市計画事業がよその地区よりも資本投下されているはずですよねと。そういう地域間での苦情が大分ありまして、ちょっとその件について聞いてくれというお話がありました。 この問題につきましては、先ほどわがまち特例と言いますが、河南町の人から見ればわがまち特例なのですよ。なぜ我が町だけ都市計画税取られるのですかと。ですから、合併当時は区域には指定されていますが、そのバランスを考えて一時保留していた時期があるのです。それを今度全部取ることにしたと、その分地域には何かの恩恵があるはずですよねというふうな質疑なのですけれども、それについて財務部次長の所見を伺います。 ◎大塚智也財務部次長 お答えいたします。 実際に旧石巻市におきましても、この都市計画税というのは下水道事業、街路事業、区画整理事業、それらの事業をやった後の地方債の償還といったものがかなりあります。そういったもので実際使われているという状況にございます。実績としますと、都市計画税というのは平成27年で約8億円、平成28年度であれば約9億円近くの税金というところでございまして、ではそれに対応する事業費となりますと、大体60億円から70億円ぐらいの事業費をかけておりまして、実際には一般財源がほとんど、40億円から50億円近い部分は一般財源のほうで賄われているいったような状況にございます。 今例えば河南地域の場合ですと、下水道事業というのは多分終わっているかと思いますけれども、現実的には借金の償還というのも実際あるといったところであります。また、例えば旧石巻市において下水道がまだまだ通っていないという地域については、同じような意見ももしかすると言われるかもしれませんが、どうしてもこれは全体の計画の中で順次やっていっているといったところでございますので、御理解をいただければと思います。 ○議長(丹野清議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。暫時休憩いたします。   午前11時56分休憩                                             午後 1時00分開議 ○議長(丹野清議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第12 第160号議案石巻市立学校授業料等徴収条例の一部を改正する条例 ○議長(丹野清議員) 次に、日程第12第160号議案石巻市立学校授業料等徴収条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について教育委員会事務局長から説明を求めます。教育委員会事務局長。 ◎草刈敏雄教育委員会事務局長 ただいま上程されました第160号議案石巻市立学校授業料等徴収条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 石巻立高等学校の入学者選抜手数料等につきましては、東日本大震災により被害を受けた方について、平成29年度まで入学金・入学者選抜手数料を免除しておりますが、引き続き被災した生徒の就学の機会を確保するため、平成30年度分の入学者に係る入学金・入学者選抜手数料につきましても免除できるよう本条例の一部を改正しようとするものでございます。 以下、改正内容について御説明いたしますので、表紙番号1の15ページ、あわせて表紙番号7、条例の一部改正新旧対照表の10ページをごらん願います。 附則第4項中「平成28年度」を「平成29年度」に、「平成29年度分」を「平成30年度分」に改めるものでございます。 なお、入学者選抜手数料等の免除の取り扱いにつきましては、県内公立高等学校において統一を図る必要がありますことから、公立高等学校を設置している宮城県及び仙台市と同じ取り扱いとしております。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、環境教育委員会に付託いたします。 △日程第13 第161号議案石巻市公民館条例の一部を改正する条例 ○議長(丹野清議員) 次に、日程第13第161号議案石巻市公民館条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について教育委員会事務局長から説明を求めます。教育委員会事務局長。 ◎草刈敏雄教育委員会事務局長 ただいま上程されました第161号議案石巻市公民館条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、石巻市石巻中央公民館大ホールの空調設備を更新することに伴い、本条例の一部を改正しようとするものであります。 それでは、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の16ページ、あわせて表紙番号7、条例の一部改正新旧対照表の11ページをごらん願います。今回の改正は、別表第1の1、公民館使用料の表に石巻市石巻中央公民館大ホールの設備器具使用料について、これまで暖房のみの規定を冷暖房使用料に改めるほか、条文の整理を行うものであります。 次に、附則でありますが、施行期日を平成29年10月1日とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、環境教育委員会に付託いたします。 △日程第14 第162号議案石巻市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例 ○議長(丹野清議員) 次に、日程第14第162号議案石巻市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について福祉部長から説明を求めます。福祉部長。 ◎庄司勝彦福祉部長 ただいま上程されました第162号議案石巻市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、余裕教室2室で運用している渡波地区放課後児童クラブを第一、第二に分割し、待機児童の縮減を図るとともに、設置要望が高まってきている北上地区については、平成32年4月に、にっこり地区拠点整備の中で設置されるまでの臨時的な措置として、北上保健医療センター内に新たに放課後児童クラブを設置するため、本条例の一部を改正しようとするものであります。 以下、改正内容について御説明いたしますので、表紙番号1の17ページ、あわせて表紙番号7、条例の一部改正新旧対照表の12ページをごらん願います。 初めに、別表において、名称を「渡波地区放課後児童クラブ」から「渡波地区第一放課後児童クラブ」及び「渡波地区第二放課後児童クラブ」に改めるとともに、新たに設置する「北上地区放課後児童クラブ」の名称及び位置を規定するものであります。 次に、附則でありますが、施行期日を平成29年10月1日とし、別表に北上地区放課後児童クラブの項を加える改正規定は、平成30年4月1日とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第15 第163号議案石巻市企業立地等促進条例の一部を改正する条例 ○議長(丹野清議員) 次に、日程第15第163号議案石巻市企業立地等促進条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について産業部長から説明を求めます。産業部長。
    ◎斎藤一夫産業部長 ただいま上程されました第163号議案石巻市企業立地等促進条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律の一部を改正する法律が本年6月2日に公布され、題名が地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律に改められるとともに、本年7月31日に施行されたことに伴い、本条例の一部を改正しようとするものであります。 以下、改正内容について御説明いたしますので、表紙番号1の18ページ、あわせて表紙番号7、条例の一部改正新旧対照表の13ページから14ページまでをごらん願います。初めに、第4条につきましては、助成対象企業者の指定を規定しておりますが、第2項において引用している法律の題名、条項及び基本計画の名称を改めるものであります。 次に、第6条、第9条、第14条、第18条及び第20条は、いずれも基本計画の名称変更に伴う文言の整理を行うものであります。 次に、附則でありますが、附則第1項は、本条例を公布の日から施行し、平成29年7月31日から適用するものであります。 附則第2項は、経過措置を規定したものであり、本法律の改正前の基本計画による場合は、なお従前の例とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第16 第164号議案石巻市営住宅条例の一部を改正する条例 ○議長(丹野清議員) 次に、日程第16第164号議案石巻市営住宅条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎木村芳夫建設部長 ただいま上程されました第164号議案石巻市営住宅条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、公営住宅法を含む地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の成立を受けて、改正点等の所要事項を定める公営住宅法施行令の一部改正と公営住宅法施行規則及び地域における多様な需要に応じた公的賃貸住宅等の整備等に関する特別措置法施行規則の一部を改正する省令が施行されたことにより、市営住宅条例の関係する条文を改正するものでございます。 また、平成29年度中に管理を開始する予定の復興公営住宅を石巻市営住宅として規定することと、用途廃止する市営住宅を関係する別表より追加、削除するため、本条例の一部を改正しようとするものでございます。 それでは、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の19ページ、あわせて表紙番号7の条例の一部改正新旧対照表の15ページから16ページまでをごらん願います。まず、同居の承認を規定する第11条第1項中の引用条項であります公営住宅法施行規則第10条を条ずれのため第11条に改め、第12条第1項中の省令第11条を第12条に改めるものでございます。 次に、収入の申告等を規定する第14条第2項中の引用条項である省令第8条について、条項整理のため第7条に改めるものでございます。 次に、市営住宅建替事業に係る家賃の特例を規定する第36条及び公営住宅の用途の廃止による普通市営住宅への入居の際の家賃の特例を規定する第37条の引用条項であります公営住宅法施行令第11条の条ずれのため、第12条に改めるものでございます。 次に、別表第1の1、市営住宅の表でございますが、新たに管理を開始する復興公営住宅を加え、用途廃止する市営住宅の項を削除するものでございます。 次に、附則でございますが、条例は公布の日から施行するものといたしますが、別表第1の1、市営住宅の表の改正規定は平成29年10月1日とするとともに、入居者の選考等の準備行為は施行期日前においても行うことができることとするものでございます。 さらに、この条例による改正後の第11条、第12条、第14条、第36条及び第37条の規定につきましては、平成29年7月26日から適用とするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △発言の訂正 ◎木村芳夫建設部長 失礼しました。私のただいまの提案理由の発言中、この条例の改正後の条項を「第14条」と申すべきところを「第13条」と発言いたしましたので、訂正とあわせておわびを申し上げます。 △日程第17 第165号議案平成29年度石巻市一般会計補正予算(第3号) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第17第165号議案平成29年度石巻市一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。本案について財務部次長から説明を求めます。財務部次長。 ◎大塚智也財務部次長 ただいま上程されました第165号議案平成29年度石巻市一般会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、応急仮設住宅入居者に対する自立支援の強化や、震災遺構の整備に係る設計のほか、訪日外国人旅行者向けの無線通信環境整備に要する経費などを主体に編成いたしました。 それでは、表紙番号5、平成29年度石巻市各種会計補正予算の1ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ80億7,062万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,134億2,431万1,000円とするものでございます。 第2条は、継続費の補正でありまして、4ページの第2表、継続費補正にありますように、鹿又小学校屋内運動場改築事業につきまして、期間及び年割額を変更するものでございます。 第3条は、繰越明許費の設定でありまして、4ページ、第3表、繰越明許費にありますように、さけ人工ふ化場整備事業ほか4事業につきまして、12億937万8,000円を繰り越ししようとするものであり、年度内に事業が完了しないことから、翌年度に繰り越しして使用することができる経費を定めようとするものでございます。 第4条は、債務負担行為の補正でありまして、5ページの第4表、債務負担行為補正にありますように、上釜会館管理運営業務ほか7業務を追加するとともに、ソフトウエアライセンス使用料の限度額を変更するものでございます。 第5条は、地方債の補正でありまして、6ページの第5表、地方債補正にありますように、庁舎施設整備事業債ほか7事業債につきまして限度額を変更するものでございます。 次に、表紙番号6、平成29年度石巻市各種会計補正予算説明書により、歳出から主なものにつきまして説明を申し上げます。なお、東日本大震災関係費につきましては、目の名称を、またあわせまして特別会計への繰出金や財源振替につきましても説明を省略させていただきますので、あらかじめ御了承賜りたいと存じます。 それでは、30ページをごらん願います。5目財産管理費に800万円を計上しておりますが、これは本庁舎1階の改修に係る設計費を措置したものでございます。 次に、6目企画費に340万円を計上しておりますが、これは訪日外国人観光客向けの無線通信環境の整備に要する経費を措置したものでございます。 次に、23目がんばる石巻応援基金費に1,506万3,000円を計上しておりますが、これはがんばる石巻応援寄附として寄せられました寄附金を同基金に積み立てするものでございます。 次に、24目震災復興基金費に5億2,525万8,000円を、25目東日本大震災復興交付金基金費に54億9,602万3,000円を計上しておりますが、これらは災害復旧費寄附金として寄せられました寄附金や当基金を財源とした繰り越し事業の決算に伴う不用額などを積み立てするものでございます。 次に、26目公共施設等整備基金費に10億円を計上しておりますが、これは公共施設等の老朽化に備え、同基金に積み立てするものでございます。 次に、27目諸費に2億4,015万円を計上しておりますが、これは補助金等の精算に伴う国県支出金等の還付金のほか、上釜会館の指定管理料を措置したものでございます。 次に、28目に2億7,318万3,000円を計上しておりますが、これは震災遺構の整備に係る設計のほか、雄勝及び北上地区における慰霊碑の設置に要する経費などを措置したものでございます。 次に、34ページ、9目国民年金費に339万7,000円を計上しておりますが、これは日本年金機構システムとの情報連携に係る改修費を措置したものでございます。 次に、36ページ、1目老人福祉総務費に31万円を計上しておりますが、これは11月に開催されます介護・福祉フェスティバルに係る負担金を措置したものでございます。 次に、38ページ、10目放課後児童クラブ費に970万円を計上しておりますが、これは専用教室の増設等に要する経費を措置したものでございます。 次に、40ページ、2目に2,500万円を計上しておりますが、これは応急仮設住宅入居者に対する自立支援の強化に要する経費を措置したものでございます。 次に、42ページ、1目保健衛生総務費に1,124万円を計上しておりますが、これは2次医療を必要とする障害児、障害者の歯科診療の実施に要する経費を措置したものでございます。 次に、8目に3,000万円を計上しておりますが、これは震災後、医療体制が脆弱な東部地区に民間病院等の誘致を図るため、土地取得費用に対する補助金を措置したものでございます。 次に、44ページの3目農業振興費に2,260万円を計上しておりますが、これは捕獲数が当初の見込みを上回る有害鳥獣の駆除に要する経費及び農業の後継者不足対策として担い手センターの運営に要する経費を措置したものでございます。 次に、46ページ、2目林業振興費に38万円を計上しておりますが、これは森林の保全管理活動の支援に要する経費を措置したものでございます。 次に、48ページ、6目の1水産業復興対策費に2,000万円を計上しておりますが、これは水産加工業における従業員確保のための宿舎整備に対する補助金を措置したものでございます。 次に、2漁港施設機能強化事業費に5,600万円を計上しておりますが、これは事業計画の修正に要する経費を措置したものでございます。 次に、3さけ人工ふ化場整備事業費に3,290万円を計上しておりますが、これは雄勝地区大原川における施設の本復旧に要する経費を措置したものでございます。 次に、50ページ、4目の1企業立地等促進事業費に1,143万円を計上しておりますが、これは企業誘致に係る国有地の取得に要する経費を措置したものでございます。 次に、2海水浴場等整備事業費に7,500万円を計上しておりますが、これは北上地区の白浜海水浴場の施設整備に要する経費を措置したものでございます。 次に、52ページ、2目道路維持費に4,600万円を計上しておりますが、これは秋山トンネルの電気設備更新に要する経費を措置したものでございます。 次に、8目の1低平地事業関連道路整備事業費に4,932万9,000円を計上しておりますが、これは狐崎浜地区における排水路布設工事に係る負担金を措置したものでございます。 次に、2内水排除対策費に1,750万円を計上しておりますが、これは内水排除用ポンプの増設に要する経費を措置したものでございます。 次に、54ページ、7目の1地域再生拠点エリア整備事業費に6,500万円を計上しておりますが、これは雄勝中心部地区の拠点エリア整備事業に係る電柱等の移転補償金を措置したものでございます。 次に、3石巻工業港運河線街路整備事業費に1,050万円を、4釜大街道線街路整備事業費に5,630万円を計上しておりますが、これらは関係機関との協議が調ったことにより、接続する国道の拡幅や橋梁の整備に要する経費を措置したものでございます。 次に、56ページ、3目消防施設費に360万円を、5目災害対策費に717万円を計上しておりますが、これらは水防倉庫の解体及び防災行政無線屋外子局の移設に要する経費を措置したものでございます。 次に、58ページ、2項小学校費の3目学校建設費で2億9,800万円を減額し、60ページ、3項中学校費の3目学校建設費に9,000万円を計上しておりますが、これらは予算第2条の継続費の補正で御説明申し上げました事業の年割額の変更のほか、追加工事費を措置したものでございます。 次に、62ページ、12目(仮称)市民文化ホール建設基金費に423万6,000円を計上しておりますが、これは複合文化施設の建設のために寄せられました寄附金を同基金に積み立てするものでございます。 次に、64ページ、1目公共土木施設災害復旧費に2,440万円を、66ページ、2目その他公共施設災害復旧費に4,900万円を計上しておりますが、これらは橋梁及び海水浴場の災害復旧に要する経費を措置したものでございます。 次に、70ページ、1目土地取得費に3,660万円を計上しておりますが、これは(仮称)ささえあいセンターの事業用地購入に当たり、地権者の代替用地として国有地を取得するための経費を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、4ページにお戻り願います。まず、9款地方特例交付金で882万1,000円を、6ページ、10款地方交付税のうち、普通交付税で1億5,613万2,000円を計上しておりますが、これらはいずれも交付額が確定したことに伴う補正でございます。 また、震災復興特別交付税で1億9,800万円を計上しておりますが、これは復興交付金事業などの歳出予算と連動した交付見込み額を措置したものでございます。 次に、8ページ、1項負担金で263万8,000円を計上しておりますが、これは障害児、障害者歯科診療対策事業に係る他市町からの負担金を措置したものでございます。 次に、10ページから12ページ、14款国庫支出金で7,509万5,000円を計上しておりますが、これは各種事務事業に対する負担金及び補助金を措置したものでございます。 次に、14ページ、1項財産運用収入で19万3,000円を計上しておりますが、これは基金の利子収入の増額分を措置したものでございます。 次に、16ページ、2項財産売払収入で6,269万5,000円を計上しておりますが、これは被災元地の売払収入などを措置したものでございます。 次に、18ページ、17款寄附金で2,263万2,000円を計上しておりますが、これはがんばる石巻応援寄附金などの寄附金を措置したものでございます。 次に、20ページ、2目減債基金繰入金で10億円を減額しておりますが、これは繰越金等との財源調整により、戻し入れするものでございます。 次に、8目震災復興基金繰入金で1,349万7,000円を、9目東日本大震災復興交付金基金繰入金で3億9,954万2,000円を計上しておりますが、これらは歳出で御説明申し上げました復興事業に係る財源の一部として措置したものでございます。 次に、22ページ、2項特別会計繰入金で31億5,110万8,000円を計上しておりますが、これは市街地開発事業特別会計などにおける前年度決算剰余金のうち、一般会計への繰入金を措置したものでございます。 次に、24ページ、19款繰越金に60億円を計上しておりますが、これは平成28年度決算剰余金の一部を措置したものでございます。 次に、26ページ、20款諸収入に766万2,000円を計上しておりますが、これは歳出で御説明申し上げました事業に係る物件移転補償金を措置したものでございます。 次に、28ページ、21款市債で2億1,382万円を減額しておりますが、これは予算第5条の地方債の補正で御説明申し上げたとおりでございます。 次に、もう一度20ページにお戻りいただきまして、1目財政調整基金繰入金で8億1,356万9,000円を減額しておりますが、これはただいま御説明申し上げました歳入歳出予算調整の結果、財政調整基金に一部を戻し入れするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。前例に倣い、補正予算説明書について歳出から各款ごとに質疑を行います。2款総務費、あわせて予算案第4条債務負担行為補正について質疑はありませんか。8番。 ◆8番(阿部利基議員) まず1点目、庁舎管理費についてでございますが、本庁舎1階の改修に要する経費ということで上程されておりますが、具体的にこれはどのような目的を持って改修されるのか、ちょっと詳しく教えていただきたいと思います。 もう一点、ICT関連事業推進費なのですが、こちらは議会運営委員会の説明だと1,000枚、SIMカードを発行するというような説明だったかと思いますが、その1,000枚の数字の根拠をちょっと教えていただきたいと思います。7月11日でしたか、多分市長がプレスリリースされていたかと思うのですけれども、たしかその際3,000枚から5,000枚とするようなお話でした。そうすると、来年以降の残数をSIMカードとして発行するのか、どのような意向になっているのか、ちょっとお聞かせください。 ◎和泉博章総務部長 まず私のほうから、庁舎管理費について御説明申し上げます。 庁舎1階の部分につきましては、この建物自体が平成8年に建設され、20年以上経過しております。それで市役所がこの建物に移ったときも1階部分には商業施設があるということで、2階以上の大規模改修は実施しておりません。そういうことから、設備機器等も経年劣化ということで老朽化しておりますので、今回は空調機器の更新や既存電気配線等の撤去等、あと分電盤等の更新等で、そういった設備の関係の調査をした上で設計に入りたいというふうなものでございます。 ◎久保智光復興政策部長 私のほうから、SIMカードの件に関してお答えいたします。 まず、予算計上しました枚数1,000枚の根拠でございます。外国人宿泊者数、年間分から3カ月間ということで推定いたしました。これは、推定値でございますが、136枚。あと外国人の日帰り観光客、日中滞在の方等を日本の国内旅行における日帰り者数と宿泊数の割合で推定値で800人程度、合計1,000枚というふうな形で推定させていただきました。宿泊者数の数に関しては、当市で持っているのですが、当然日帰りでいらっしゃる方もいらっしゃるということですので、それは推定値でございますが、1,000枚と想定して予算計上させていただきました。 あと今後につきましては、まず1月からSIMカードの配布という分で、当初でまた今後の枚数等を検討して、1年間分という形の予算計上をまた枚数を精査しながら検討してまいりたいというふうに考えております。 ◆8番(阿部利基議員) まず、庁舎管理費なのですけれども、1階の人から、1階のエスタが抜けた件でいろいろちょっと行政と話していると、何か出ていってほしいようなニュアンスで話しされるという相談を受けまして、てっきりそれの件なのかなと思ったので、聞いてみたのです。たな子も心配しているようだったので、本件と関連しての形になりますが、いい形で、今度新しい公募も始まるような話でしたので、たな子とも連携してやっていただきたいなという思いでございました。 ICT関連事業なのですけれども、1,000枚の根拠についてはわかりました。まず1点、7月11日に市長がプレスリリースした件なのですが、仮にこの議会でこの議案が通らなかった場合、先方の委託先はこの市の予算がなくても1,000枚無料配布をしてくれるような契約になっていないと、7月11日の時点でプレスリリースするのはいささか不自然だなと思った次第なのです。なので、前回の議会から議会軽視という話題もちょこちょこ出ていますので、そういったところを私は何となく話は伺っていたので、わかる部分はわかるということなのですが、しかしながら一回は話を通してもらわないと、私は不自然だなと思った次第です。せっかくいい事業なので、きちっとやっていただきたいと思います。 そうした中で1,000枚という枚数をどうやって渡すのかをちょっとお伺いしたいと思っていまして、というのも石巻市ですとJRで来られる方、あるいは車で来られる方、2通りいると思うのです。そうしたときにJRで来られた方はJRの入り口で渡すとか、あるいは市役所で渡すとかという方法もあるのでしょうが、車で来た方にはどういう周知をするのか。あるいは申請されて、こちらから手渡しなり郵送なりかけるのか。いずれにしてもSIMカードという物理的なカードを渡さないと通信はできないわけなので、そのあたりはどういうふうな話になっていて、かつそれはどなたがやるような話になっているのか、お聞かせ願いたいと思います。 もう一点、これポータルも兼用して、SIMカードを差し込んだとき恐らくブラウザか何か立ち上げると石巻市のサイトが表示されるというようなお話だったかと思いますが、そちらのポータルサイトの整備はどちらがやられるのか、ちょっとお聞かせください。 ◎久保智光復興政策部長 まず、事業の発端という部分で議論したとおり、議会等に御迷惑、報告がおくれたことに関してはおわび申し上げます。事業の性質上、どうしても事業者との連携という部分がございまして、こういった次第になっております。改めて今後こういった部分に関しては議会とも連携を図っていきたいと思います。 まず、配布場所ですが、どうやって配布するか、当然現地にいろんな施設がございます。そういった場所での配布、あとは大型客船の来年就航がございます。そういったゲートウエー的なところで配布するようなこと。また、場合によっては空港等とか、要は入り口の部分で事前告知のサイト等でそういう周知を今後関係部とも連携しながら、関係機関と連携しながら、具体的には考えていきたいと思っております。 あとそういう場所に関しても、そういった形を御協力いただけるのか、配布の場所、人という部分に関しても具体に詰めていきたいと思っております。 あともう一点がサイトですね。今回事業者側からの提案という形で、当市の経費負担とすれば、簡単に申し上げればSIMカードの購入経費だけでございます。日本でこういった事業をやっているところが少ないところでございますが、企業側のほうで全てそういった開発から運営という部分を請け負ってやるという、将来的に企業としても非常に企業収益が期待できるということでございますので、当市は一般に事業者が国内で売っているSIMカードを購入して、市の事業としてタイアップして配布していくというふうな形でございます。よろしくお願いいたします。 ◆8番(阿部利基議員) ポータルの整備なのですけれども、多分観光情報であるとか、グルメ情報とか、さまざまなインフォメーション載せるのだと思うのですけれども、その際先ほど午前中に出たような庁内の横断的連携で、それこそDMOなり産業部なりと連携して情報提供してあげないと、多分いいものができ上がらないのではないかなとちょっと自分は危機感を覚えています。よくこういう事業であるのが、ある意味課のひとりよがりな部分が出てしまって、力の入っているものしか紹介できない、あるいはコンテンツとしてプレゼンできないという形にしまうと、せっかくいい事業なのにもったいないなという思いでいましたので、ぜひその辺、午前中の議論も踏まえて積極的な意見交換と連携を図っていただきたいなと思った次第でした。 これをきっかけに恐らく石巻市のインバウンドというのが活性化していくのだと思いますけれども、最後は市長にインバウンドにかける思いであるとか、ICT含めて今後外国人の誘致をどんどん図っていくというようなときに、市長なりにどの部分に、今回は通信というジャンルですけれども、あるいはインフラであるとか、イベントであるとか、さまざま今回事業も上程されています。またやってきました。それにかける思いみたいなのを少しお話しいただけないかなと思います。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 SIMカードに取り組むというきっかけは、来年「ダイヤモンド・プリンセス」が3回入港するということで、かなりの外国人が来年以降入ってくる可能性が高いと。さらに、大型外国客船の誘致も今動いておりますので、来年が石巻市にとってはインバウンドの幕あけだというふうに考えております。もちろん今までも田代島には、我々は余り把握していないのですけれども、結構外国人が入っているという状況がありますので、その辺の把握もしながら、やはり外国人の方々の石巻市に入った後の行動をしっかり調査することが必要だというふうに思っておりますので、このSIMカードのいいところはそれをつかむことができるということで、このSIMカードに我々が取り組む重要なポイントはそこにあるというふうに思っておりますので、来年1年かけて外国人の方が本市に来た場合にどのような行動をとるのか、その辺の分析をした上で、さらにインバウンドの政策をしっかりしたものに仕上げていくという考えでおります。 ◆20番(阿部久一議員) 同じく総務管理費の東日本大震災関係、28目について、慰霊碑の整備事業委託料の3,400万円について、この慰霊碑の雄勝地区の予算はどれぐらいなのか。あと設置場所等についてちょっと伺いたいと思います。 ◎久保智光復興政策部長 慰霊碑整備事業委託料ということで3,400万円計上させていただいております。本予算に関しては、北上地区、雄勝地区の慰霊碑モニュメントの整備を行う予算ということで、それぞれ1,700万円の計上とさせていただいております。よろしくお願いいたします。 あと設置場所に関して、雄勝に関しては旧雄勝の病院の跡地というところで想定しております。 ◆20番(阿部久一議員) 現在設置されている病院関係者の慰霊碑の移動はどのように考えているのか伺います。また、完成予定の時期はいつごろになるのか、その辺も伺います。 ◎佐々木正文雄勝総合支所長 それでは、雄勝のことでございますので、私のほうからお答えさせていただきます。 まず、病院関係の慰霊碑をどのように考えているかということでございますが、雄勝で犠牲になった方236名ほどおられるわけですが、その方々に慰霊碑の整備の計画が確定次第、慰霊碑に名前を刻むかという御案内を差し上げる予定でございますが、その際に病院関係者の方々にも御案内差し上げますので、その段階でもし今ある慰霊碑を移設したい、あるいは別個に整備したいというような御相談を直接しまして、そしてその意向に沿った形で場所を提供したいというふうに考えてございます。 ◎久保智光復興政策部長 整備時期につきましては、雄勝の慰霊碑に関して碑文の寄附等がございますので、その日程の兼ね合いで来年の夏ごろの完成を目指しております。 ◆20番(阿部久一議員) 来年の夏ごろということでありますが、もう既にあと二、三日で6年半にもなろうとしております。早急に慰霊碑を設置するようにスピーディーにしていただきたいなと思います。終わります。 ◆15番(水澤冨士江議員) 総務費ということで、今回計上されているものを見ましても、幾つか業務委託料というのがございます。手法としては業務委託をするという場合と、場合によっては正職員、常勤職員でできない場合は非常勤であるとか、嘱託職員であるとかにやってもらうということがあるかと思うのです。改めてちょっと確認をいたしますが、石巻市にそういった常勤職員以外の職員はどのぐらいいるのか。それを何と呼ぶのか、嘱託であるのか、非常勤であるのか、そのあたりについてまず伺います。 ◎和泉博章総務部長 お答えいたします。 現在人事課でまとめております職員数調べにおきましては、総計、市長部局とか教育委員会、市立病院等含めまして現在2,142人というのが、これは今年度6月1日現在でございます。そのうち行政職、労務職を含めた一般職、正規職員でございますが、1,942人でございます。失礼しました。そのうち任期付職員ですとか、自治体OB、それから民間からの派遣等も含んでおります。あとそれ以外ですと非常勤嘱託職員ですとか臨時職員、そういった方々もいらっしゃいます。 ◆15番(水澤冨士江議員) 非常勤職員等、後で正確な数字がわかりましたら教えていただきたいのですが、これは8月29日、いろんな新聞等で報道がされました。今持っているのは毎日新聞でございますが、北九州市でパワハラで自殺、非常勤職員の遺族が提訴という記事が載っておりました。北九州市の条例では、非常勤職員本人や遺族による公務災害の認定請求について規定しておらず、遺族は常勤職員は請求できるのに、非常勤だからと門前払いする条例はおかしいということで訴えを起こしているということです。 地方公務員の公務災害をめぐっては、常勤職員は地方公務員災害補償法に基づき、本人や遺族は第三者機関の基金に認定申請できるが、非常勤職員は適用外になっている。このため各自治体が条例で非常勤職員の補償手続を定めており、本人や遺族からの申請を認めている自治体もあるという記事でございますが、石巻市ではこういった非常勤職員が死亡してしまったといった場合に常勤職員と同じような扱いができるのかどうかというような条例があるのかどうかについて端的にお答えいただきたいと思います。 ◎和泉博章総務部長 お答えいたします。 地方公務員の災害補償制度におきましては、常勤職員につきましては地方公務員災害補償法の適用がございます。非常勤職員につきましては、ただいま議員がおっしゃいましたとおり各地方公共団体が条例を設置いたしまして対応しているということで、本市におきましては石巻市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例を制定しておりますので、これに基づきまして対応することになるのかなというふうに思っております。運用の中では、やはりそれぞれのケースごと、どういった状況なのかを調査した上で、この条例に基づく審査会がございますので、その審査会を開催し、審議するというふうになると思います。 ◆15番(水澤冨士江議員) 石巻市は、石巻市議会議員が冒頭に来ていますけれども、その他の非常勤の職員、非常勤というのはどこまで含まれているのかという問題がありますけれども、こういった場合は問題のない条例があるというふうに考えてよろしいのですね。 非常勤について、再任用ですとか嘱託だとかいろんな名前ありますが、これがどこまで含まれるのかを後でも結構ですから、お示しをいただきたいと思います。これは、例えば保育士なんかでは、パートですとか、あと短期間、1年ごとの更新だとか、いろいろな身分の人がいると思うのですが、それが全部この非常勤の中に当てはまるのかどうかについて、今出なければ後でも結構ですので、お答えいただきたいと思います。 ◎和泉博章総務部長 明確な定義等につきまして、資料を取り寄せまして御説明させていただきたいと思います。 ○議長(丹野清議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) なければ、3款民生費について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) なければ、4款衛生費、あわせて予算案第4条、債務負担行為補正について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) なければ、6款農林水産業費、あわせて予算案第3条、繰越明許費について質疑はありませんか。16番。 ◆16番(阿部浩章議員) 49ページ、さけ人工ふ化場整備事業費について質疑いたします。 雄勝地区大原川さけ人工ふ化場の本復旧に要する経費と聞いておりますが、水源等調査、建物等の調査結果によると思いますが、本復旧までのスケジュールについてお伺いします。 ◎佐々木正文雄勝総合支所長 それでは、お答えいたします。 今議員がおっしゃったように、今回の委託料についてはふ化場の調査設計予算でございますが、3,200万円ほど計上させていただいていますが、これは大きく分けますと2つのものをやりたいというふうに考えておるわけでございますが、1つは現在のふ化場は平成23年、震災で被災を受けてからすぐ応急復旧で使えるようにということで仮復旧をやったわけです。それで施設を運用してきているわけでございますが、一番大きいのは地下水を利用しているものですから、その地下水の水量が震災前は毎分3トンほどの水量を使っていたという状況でございましたが、現在は仮復旧で井戸を掘ったものですから、毎分1.6トンほどしか上がっていないということで、雄勝の大原川のサケのふ化放流については300万尾以上ということで実績がございまして、その放流数に戻すために、まずは地下水を毎分3トンまで戻したいということで、それをやるための調査設計が、調査が水源等のという3段目の2,250万円、3カ所ほどボーリングをやりまして、揚水試験とか何かを全てやって場所を決めたいということが1点です。 それから、その場所が確定しましたら、ふ化場は漁協の湾支部のほうと協議いたしまして、現在の場所で現地再建するということにしましたので、その地下水を確定したところから今の場所まで地下水を送水してくるという作業がございまして、その設計を800万円ほどでやりたいということでございます。それは、今年度に調査と設計を確定しまして、来年度の秋のふ化が始まる前に決めたいということで、来年度予算のほうに今回この設計をお願いしているわけでございますが、工事予算については来年度にお願いしたいというふうに考えてございます。 あともう一つの2行目の建物調査240万円というやつがございまして、これは現地再建でいくということにしましたのですが、応急的に作業スペースなんかも仮設でつくっておりますので、それを今の施設をどの部分が修繕必要で、どの部分が改修が必要なのか、あるいは設備の取りかえとか、それから備品の更新とかというものを今年度に調査をかけて、それをもとにしまして来年度建物等については設計をできるようにして、建物等は再来年度以降ということで年次計画に実施計画に掲載したいというふうな、ちょっと長くなりましたが、計画でございます。 ○議長(丹野清議員) 当局に申し上げます。ここは委員会ではございません。質疑者に対する答弁は簡潔明瞭にお願いいたします。 ◆16番(阿部浩章議員) 今答弁いただきました。震災前は、大体雄勝で300万尾の放流をしていました。震災後150万尾ぐらいでずっと推移しているのですけれども、まずは再来年の本復旧でもいいのですけれども、まず毎分3トンの井戸水は来年の9月までに何とか復旧していただければ、震災前の300万尾の放流ができると思いますので、ぜひ井戸水のほうを早急にお願いしたいと思います。 ○議長(丹野清議員) 質疑者にお願いしますが、3回ありますので、できるだけ答弁を求めてください。よろしくお願いします。 ◆9番(阿部正春議員) 45ページの農作物有害鳥獣駆除業務委託料、議会運営委員会の資料を見ますと捕獲頭数が当初の見込みを上回る有害鳥獣の駆除に要する経費620万円と。当初これは河北町の猟友会、また石巻猟友会の皆様に委託をして、頭数は石巻市は700頭でしたか、これを目指して一応委託していると。この頭数が当初の見込みを上回ったと、そのために経費が620万円かかるのだよというこの意味をちょっとお尋ねいたします。 ◎斎藤一夫産業部長 お答えいたします。 今回の有害鳥獣の駆除業務委託料の増額ということでございますけれども、まず有害鳥獣の捕獲につきましては、猟友会の石巻支部と河北支部に依頼しているわけでございますけれども、石巻支部分として当初捕獲頭数550頭、これを217頭をふやしまして767頭ということで、この分の増額。それから、埋設処理費、これも当初150頭分、これに59頭分を増額した合計209頭、こういった増額を行うものでございます。これが捕獲業務の部分の増額ということになります。 ◆9番(阿部正春議員) それでは、これまで設定してきた捕獲頭数は変わらないということで理解していいのですか。 ◎斎藤一夫産業部長 当初の捕獲頭数にプラス、先ほど申し上げたとおり石巻支部は当初550頭の目標でした。これに217頭をプラスした767頭にするということで、今回の補正はこの217頭分の捕獲分を上乗せするということになります。あわせまして先ほど申し上げましたとおり埋設もプラスするということでございます。 ◆9番(阿部正春議員) この捕獲頭数に当たっては、私は余りとり過ぎてもいけないといいますか、結局適正個体数というのがあると思うのです。過去に一般質問でもやりましたが、幾らこの地域に分布して、幾らとれば適正個体になっていくかということで、きちっと計算した中で1年間の捕獲量といいますか、それを決めていると思うのです。そうすると、全体的な捕獲量、これでは変わっているのは、全体的にふやしたのだか何だかわからないのだけれども、ふやすためのその根拠です。幾らとってもとっても減らないので、全体的な頭数をふやしたのか、そのためにこの予算をつけて、今言ったように二百何頭を500頭にしていただいたということなのか、きちっとそういうところがないと。また、あと幾らとったか、当初お話聞いた中では、猟友会の皆様から一応申告なのだと。申告していただいて、きちっと写真も撮っていただくということで確認をとっていると。猟友会の方々を信用しないわけではないのですが、そういうことで幾ら分布して幾らとれば減っていくのだよということをきちっとするためには、そういうとった個体数も含めてはっきりとしなければならないと思うのです。だから、いろいろ夜歩いてみて、個体数がまだいるようだねとか、そういう検知的なものもやっているようですけれども、きちっとしたデータの中でやらないと、なかなか個体数は減っていかないのかなと、そのように思いますけれども、どのようにお考えでしょうか、所感をお願いいたします。 ◎斎藤一夫産業部長 お答えいたします。 何せ生き物ということでございまして、これまで捕獲数等についてもエリアを決めて、そこに何頭いるか、それによって予測する推定値でございます。そういうことで、なかなか明確な生息数というのは押さえにくいのでございますけれども、しかしながら議員御指摘のとおり、やはり全体頭数に対して幾らとるのだというふうな計画がなければ、当然今後の調整なりできていかないということもございます。我々ともに鹿に対する対策として連携しているニホンジカ対策協議会、それから県といったところと連携しながら、どれだけ正確かはあれですけれども、より正確な生息数の調査、それに基づく捕獲数、そういったものを今後検討、協議してまいりたいというふうに考えてございます。 ○議長(丹野清議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) なければ、7款商工費、あわせて予算案第3条、繰越明許費について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) なければ、8款土木費、あわせて予算案第3条、繰越明許費について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) なければ、9款消防費について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) なければ、10款教育費、あわせて予算案第2条、継続費補正及び予算案第4条、債務負担行為補正について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) なければ、11款災害復旧費、あわせて予算案第3条、繰越明許費について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) なければ、12款公債費について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) なければ、13款諸支出金について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) なければ、以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入の質疑に入ります。歳入は、全款について、あわせて予算案第5条、地方債補正についても質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案については、お手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に分割付託することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。 △答弁の保留 ◎和泉博章総務部長 先ほど水澤議員の御質疑に対しまして答弁を保留しておりましたことについてお答え申し上げます。 常勤職員以外ということで、嘱託職員、臨時職員、パート職員がおりまして、合計で972人、そのうち嘱託職員が182人で、この嘱託職員の方々が先ほど申しました条例の適用になる方々でございます。それ以外の臨時職員等につきましては、社会保険の労働災害対応ということで、そちらの適用になるというふうに制度上なっております。 △日程第18 第166号議案平成29年度石巻市水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第18第166号議案平成29年度石巻市水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。本案について産業部長から説明を求めます。産業部長。 ◎斎藤一夫産業部長 ただいま上程されました第166号議案平成29年度石巻市水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 表紙番号5、石巻市各種会計補正予算の7ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ308万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億5,701万7,000円とするものでございます。 それでは、事項別説明書により歳出から御説明申し上げますので、表紙番号6、石巻市各種会計補正予算説明書の92ページをごらん願います。1目一般会計繰出金に308万4,000円を計上いたしておりますが、これは前年度繰越金に係る一般会計繰出金を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、90ページにお戻り願います。1目繰越金に308万4,000円を計上いたしておりますが、これは平成28年度決算剰余金の処分に伴う前年度繰越金を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(丹野清議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第19 第167号議案平成29年度石巻市下水道事業特別会計補正予算(第2号) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第19第167号議案平成29年度石巻市下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎木村芳夫建設部長 ただいま上程されました第167号議案平成29年度石巻市下水道事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 表紙番号5、平成29年度石巻市各種会計補正予算の11ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ26億3,096万4,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ403億5,612万9,000円とするものでございます。 第2条は、地方債の補正でありまして、14ページの第2表、地方債補正にありますように、事業費の増額に伴い借り入れ限度額を変更するものでございます。 次に、表紙番号6、平成29年度石巻市各種会計補正予算説明書により、歳出から御説明申し上げます。それでは、108ページをごらん願います。1目公共下水道建設費に4,884万8,000円を計上しておりますが、これは内海橋かけかえに伴う管渠の移設等の実施設計業務委託料などを措置したものでございます。 次に、110ページ、2目下水道施設災害復旧費に5億円を計上しておりますが、これは釜1号幹線災害復旧工事の工事請負費を措置したものでございます。 次に、112ページ、1目一般会計繰出金に20億8,211万6,000円を計上しておりますが、これは前年度繰り越し事業の決算に伴う剰余金処分として、一般会計繰出金を予算措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、戻りまして100ページをごらん願います。2目下水道施設災害復旧費国庫補助金に5億円を計上しておりますが、これは歳出で御説明申し上げました釜1号幹線災害復旧工事に伴う国庫補助金を措置したものでございます。 次に、104ページ、1項下水道事業債に4,880万円を計上しておりますが、予算第2条の地方債の補正で御説明申し上げましたとおりでございます。 次に、102ページにお戻りいただきまして、1項一般会計繰入金は、以上のような歳入歳出予算の調整の結果4万8,000円を増額するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。15番。 ◆15番(水澤冨士江議員) 1点だけ申し上げます。雨水排水管渠等、この下水道工事、スピードを上げて進めていただけるのは大変結構なことでございます。中央にあります石巻小学校の裏に八ツ沢公園というのがありまして、中央にとっては大事な緑といいましょうか、樹木の林だったのですが、ある日突然、ばさばさばさと木が切られまして、両端二、三本残っただけということがあって大変驚いたのですけれども、これはその工事のために仕方がなかったのだということで了解はいたしますけれども、あのままに将来的にもしておくのかどうか。こういったことは、まちの中で一方では苗から大事に大事に育てていくというのと、八ツ沢公園のように立派な木になったのをばさっばさっと切ってしまうということについて、当局の考え方、今後の対策について伺います。 ◎木村芳夫建設部長 お答えいたします。 ただいまの八ツ沢緑地の工事につきましては、現在下水道事業団に委託しております海門寺幹線の発進立て坑ということで、山側の向かいに行く幹線と、下流側、北上川のほうに、門脇町1丁目のほうが放流先になりますが、その工事の発進立て坑ということで、推進ということで穴の下を掘るということで、どうしても立て坑のスペースが必要だという中で、道路、そういう公共用地というところの選定の中で、やむを得ず八ツ沢緑地を発進の場所として選定させていただいておりますが、当然やみくもにそのまま切るということではなくて、計画の中でも樹木をなるべく残したいということで、二、三本というところが限界でございまして、大きいやつは何とか残したと。工事完了いたしましたら、当然緑地としてまたもとに戻しますので、その形ではまたよりよい緑地スペースをなるべく早く住民の皆様に戻せるように、今後工事を鋭意進めていきたいというふうに考えてございます。 ○議長(丹野清議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第20 第168号議案平成29年度石巻市浄化槽整備事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第20第168号議案平成29年度石巻市浄化槽整備事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎木村芳夫建設部長 ただいま上程されました第168号議案平成29年度石巻市浄化槽整備事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 表紙番号5、平成29年度石巻市各種会計補正予算の15ページをごらん願います。第1条は、歳入予算の補正でありまして、16ページの第1表にありますように、款項の区分ごとの金額を変更するものでございます。 それでは、予算の主な内容について御説明申し上げますが、歳出につきましては財源振替のみであることから説明を省略させていただきますので、あらかじめ御了承賜りたいと存じます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、表紙番号6、平成29年度石巻市各種会計補正予算説明書の122ページをごらん願います。1目循環型社会形成推進交付金で295万6,000円を減額しておりますが、これは前年度繰越金充当分による財源整理として措置したものでございます。 次に、124ページ、1目繰越金に295万6,000円を計上しておりますが、これは前年度循環型社会形成推進交付金の未充当額を今年度へ繰り越したことにより増額するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第21 第169号議案平成29年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第2号) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第21第169号議案平成29年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。本案について復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。 ◎近江恵一復興事業部長 ただいま上程されました第169号議案平成29年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 それでは、表紙番号5、平成29年度石巻市各種会計補正予算の17ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ11億4,761万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ114億2,873万6,000円とするものでございます。 次に、歳出から御説明申し上げますので、表紙番号6、平成29年度石巻市各種会計補正予算説明書の138ページをごらん願います。1項震災復興土地区画整理事業費は、財源振替でございます。 次に、140ページ、5目下釜第一地区事業費に3,441万2,000円を、9目下釜南部地区事業費に5,200万円を計上しておりますが、これらは物件移転補償金及び電力柱等移設費負担金を措置したものでございます。 次に、142ページ、2項繰出金に10億6,120万3,000円を計上しておりますが、これは震災復興土地区画整理事業及び被災市街地復興土地区画整理事業の前年度決算剰余金の一部を一般会計繰出金として措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、戻りまして134ページをごらん願います。2項一般会計繰入金で4,990万9,000円を計上しておりますが、これは歳入歳出予算の増減に伴い、一般会計からの繰入金の増減を震災復興土地区画整理事業、被災市街地復興土地区画整理事業それぞれ措置したものでございます。 次に、136ページ、1項繰越金で10億9,770万6,000円を計上しておりますが、これは前年度決算剰余金の一部を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第22 第170号議案平成29年度石巻市産業用地整備事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第22第170号議案平成29年度石巻市産業用地整備事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。本案について産業部長から説明を求めます。産業部長。 ◎斎藤一夫産業部長 ただいま上程されました第170号議案平成29年度石巻市産業用地整備事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 表紙番号5、平成29年度石巻市各種会計補正予算の21ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ470万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億1,848万5,000円とするものでございます。 次に、歳出から御説明申し上げますので、表紙番号6、平成29年度石巻市各種会計補正予算説明書の152ページをごらん願います。3款諸支出金に470万5,000円を計上いたしておりますが、これは平成28年度の決算剰余金について一般会計へ繰り出しするものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、150ページにお戻り願います。2款繰越金に470万5,000円を計上いたしておりますが、これは平成28年度の決算剰余金を前年度繰越金として措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第23 第171号議案平成29年度石巻市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第23第171号議案平成29年度石巻市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎畠山早苗健康部長 ただいま上程されました第171号議案平成29年度石巻市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 それでは、表紙番号5、石巻市各種会計補正予算の25ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8,986万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ208億9,195万5,000円とするものでございます。 それでは、補正予算の主な内容につきまして表紙番号6、石巻市各種会計補正予算説明書により、歳出から御説明申し上げますので、162ページをごらん願います。1項償還金及び還付加算金に8,986万円を計上しておりますが、これは前年度の療養給付費等負担金並びに退職者医療療養給付費等交付金について、超過交付分の返還金を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、160ページにお戻り願います。2項基金繰入金に8,986万円を計上しておりますが、これはただいま御説明いたしました返還金に伴う財源を財政調整基金から繰り入れ措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第24 第172号議案平成29年度石巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第24第172号議案平成29年度石巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎畠山早苗健康部長 ただいま上程されました第172号議案平成29年度石巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 それでは、表紙番号5、石巻市各種会計補正予算の29ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,218万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ18億4,735万5,000円とするものでございます。 それでは、補正予算の主な内容につきまして、表紙番号6、石巻市各種会計補正予算説明書により、歳出から御説明申し上げますので、174ページをごらん願います。1項後期高齢者医療広域連合納付金に1,198万円を計上しておりますが、これは前年度繰越金に係る後期高齢者医療広域連合保険料負担金を措置したものでございます。 次に、176ページ、1項償還金及び還付加算金に20万円を計上しておりますが、これは過年度分の後期高齢者医療保険料還付に係る加算金に不足が見込まれることから措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、170ページにお戻り願います。1項繰越金に1,198万円を計上しておりますが、これは平成28年度決算剰余金の処分に伴う前年度繰越金を措置したものでございます。 次に、172ページ、2項雑入に20万円を計上しておりますが、これは歳出で御説明申し上げました還付加算金の財源を宮城県後期高齢者医療広域連合から雑入として措置するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第25 第173号議案平成29年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)
    ○議長(丹野清議員) 次に、日程第25第173号議案平成29年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎畠山早苗健康部長 ただいま上程されました第173号議案平成29年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 それでは、表紙番号5、平成29年度石巻市各種会計補正予算の33ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億9,368万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ135億6,436万7,000円とするものでございます。 第2条は、債務負担行為の補正でありまして、36ページの第2表、債務負担行為補正にありますように、納入通知書作成等業務及び督促状作成等業務について、期間及び限度額を変更するものでございます。 それでは、予算の主な内容につきまして、歳出から御説明申し上げますので、表紙番号6、平成29年度石巻市各種会計補正予算説明書の188ページをごらん願います。1項償還金及び還付加算金に1億9,368万7,000円を計上しておりますが、これは平成28年度介護給付費負担金等について、国・県及び社会保険診療報酬支払基金に対する超過交付分の返還金を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、184ページにお戻り願います。1項支払基金交付金に386万8,000円を計上しておりますが、これは平成28年度地域支援事業費支援交付金について、社会保険診療報酬支払基金からの追加交付金を措置したものでございます。 次に、186ページ、2項基金繰入金に1億8,981万9,000円を計上しておりますが、これはただいま御説明申し上げました歳入歳出予算の調整の結果、財政調整基金からの繰入金を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第26 第174号議案指定管理者の指定について(石巻市学習等供用施設上釜会館) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第26第174号議案指定管理者の指定について(石巻市学習等供用施設上釜会館)を議題といたします。本案について生活環境部長から説明を求めます。生活環境部長。 ◎福田寿幸生活環境部長 ただいま上程されました第174号議案指定管理者の指定について御説明申し上げます。 表紙番号1の20ページをごらん願います。本案は、石巻市学習等供用施設上釜会館に係る指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議決を求めようとするものであります。 石巻市学習等供用施設上釜会館は、平成18年度から平成22年度まで上釜町内会で組織する石巻市学習等供用施設上釜会館管理運営委員会が指定管理者として良好な管理運営を行っており、平成23年度からも引き続き指定管理者となることが議決されておりましたが、東日本大震災により同施設が被災し、再建のめどが立たないことから、平成24年5月10日をもって指定管理者の指定取り消しを行ったものであります。同施設は、本年12月に移転新築工事が完了し、平成30年1月から供用を開始する予定でありますことから、良好な管理実績があり、防衛施設周辺地域住民のコミュニティーの再生にも資することが期待される上釜町内会を非公募で選定し、指定管理者として指定しようとするものであります。 なお、指定期間につきましては、平成30年1月1日から平成33年3月31日までの3年3カ月とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、環境教育委員会に付託いたします。 △日程第27 第175号議案財産の取得について((仮称)石巻市営二子復興住宅(その2)) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第27第175号議案財産の取得について((仮称)石巻市営二子復興住宅(その2))を議題といたします。本案について復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。 ◎近江恵一復興事業部長 ただいま上程されました第175号議案財産の取得について御説明申し上げます。 本案につきましては、復興公営住宅の整備に当たり、要請型買取市営住宅制度により建設した復興住宅を完成後に買い取りすることについて、市議会の議決を得たく、御提案申し上げるものであります。 それでは、表紙番号1の21ページから22ページまでをごらん願います。取得財産は、(仮称)石巻市営二子復興住宅(その2)の建物であります。所在地につきましては、議案に添付しております図面のとおりであり、取得する建物は木造平家の戸建て住宅39戸であります。延べ床面積は2,440.17平方メートルであり、来年6月の完成を予定しております。取得方法は売買で、取得価格は7億2,835万2,000円であります。取得の相手方は、石巻地元工務店協同組合代表理事組合長、日野節夫であります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第28 第176号議案工事請負の契約締結について(石巻市清掃センター解体撤去工事) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第28第176号議案工事請負の契約締結について(石巻市清掃センター解体撤去工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第176号議案石巻市清掃センター解体撤去工事の工事請負の契約締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の23ページをごらん願います。本案は、石巻市清掃センター解体撤去工事に係る工事請負契約を締結することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事に係る工事請負契約につきましては、先月8日、参加申請のありました2者による制限付き一般競争入札を行った結果、東洋建設株式会社東北支店が3億291万840円で落札いたしましたので、同社執行役員支店長、田中啓之と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、沢田字平形日影山11番3にある石巻市清掃センター、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造、地下1階、地上4階建て、延べ面積3,262平方メートルの解体撤去工事を施工しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第29 第177号議案工事請負の契約締結について(御所入湊線地下埋設物移設工事) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第29第177号議案工事請負の契約締結について(御所入湊線地下埋設物移設工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第177号議案御所入湊線地下埋設物移設工事の工事請負の契約締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の24ページをごらん願います。本案は、御所入湊線地下埋設物移設工事に係る工事請負契約を締結することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事に係る工事請負契約につきましては、先月3日、参加申請のありました3者による制限付き一般競争入札を行った結果、株式会社ヤマゼン雁部組が2億1,130万2,000円で落札いたしましたので、同社代表取締役、雁部善一と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、湊町3丁目ほか1字地内において、御所入湊線が高盛り土道路湊中央線へ接続する予定でありますが、現道へ埋設されている埋設物が高盛り土道路下に埋設することになり、維持管理上支障を来すため、今後整備予定の側道に施工延長182.4メートルの雨水管渠工等の埋設物移設工事を施工するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第30 第178号議案工事請負の契約締結について(石巻市総合運動公園整備(その6)工事) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第30第178号議案工事請負の契約締結について(石巻市総合運動公園整備(その6)工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第178号議案石巻市総合運動公園整備(その6)工事の工事請負の契約締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の25ページをごらん願います。本案は、石巻市総合運動公園整備(その6)工事に係る工事請負契約を締結することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事に係る工事請負契約につきましては、先月3日、参加申請のありました1者による制限付き一般競争入札を行った結果、遠藤興業株式会社が6億9,876万円で落札いたしましたので、同社代表取締役、遠藤正樹と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、南境字大埣ほか2字地内において建設しております石巻市総合運動公園に係る施設整備として、植栽工、園路舗装工、遊戯施設整備工、歩道橋整備工等の各種施設整備工事を実施するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第31 第179号議案工事請負の契約締結について(鹿又小学校屋内運動場建設工事) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第31第179号議案工事請負の契約締結について(鹿又小学校屋内運動場建設工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第179号議案鹿又小学校屋内運動場建設工事の工事請負の契約締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の26ページをごらん願います。本案は、鹿又小学校屋内運動場建設工事に係る工事請負契約を締結することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事に係る工事請負契約につきましては、先月3日、参加申請のありました8者による制限付き一般競争入札を行った結果、菱中建設株式会社石巻支店が5億679万円で落札いたしましたので、同社執行役員支店長、加藤恭裕と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、鹿又字矢袋屋敷合31番に新築する鹿又小学校屋内運動場、鉄骨造平家建て、延べ面積1,085.57平方メートルの建築工事ほか、既存屋内運動場、鉄骨造平家建て、延べ面積523.68平方メートルの解体工事を施工しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第32 第180号議案工事請負の契約締結について(23年災長面漁港災害復旧(その2)工事) △日程第33 第181号議案工事請負の契約締結について(23年災長面漁港海岸保全施設災害復旧(その5)工事) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第32第180号議案工事請負の契約締結について(23年災長面漁港災害復旧(その2)工事)及び日程第33第181号議案工事請負の契約締結について(23年災長面漁港海岸保全施設災害復旧(その5)工事)、以上2議案を一括議題といたします。本2議案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま一括上程されました2議案について御説明申し上げます。 初めに、表紙番号1の27ページをごらん願います。第180号議案23年災長面漁港災害復旧(その2)工事についてでありますが、本工事に係る工事請負契約につきましては、先月3日、参加申請のありました3者による制限付き一般競争入札を行った結果、東北・ケーユーケー復旧・復興建設工事共同企業体が2億1,412万584円で落札いたしましたので、同共同企業体代表者、株式会社東北建設代表取締役、沓掛吉德と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、被災した長面漁港の物揚げ場、護岸及び臨港道路、復旧延長917.6メートルの工事を施工しようとするものでございます。 次に、28ページをごらん願います。第181号議案23年災長面漁港海岸保全施設災害復旧(その5)工事についてでありますが、本工事に係る工事請負契約につきましては、先月3日、参加申請のありました6者による制限付き一般競争入札を行った結果、東洋・佐藤・久本特定建設工事共同企業体が17億7,548万1,120円で落札いたしましたので、同共同企業体代表者、東洋建設株式会社東北支店執行役員支店長、田中啓之と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、被災した長面漁港海岸の護岸及び陸閘等、復旧延長600.2メートルの工事を施工しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本2議案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本2議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本2議案は原案のとおり可決されました。 △日程第34 第182号議案工事請負の契約締結について((仮称)荻浜支所等複合施設災害復旧建築工事) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第34第182号議案工事請負の契約締結について((仮称)荻浜支所等複合施設災害復旧建築工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第182号議案(仮称)荻浜支所等複合施設災害復旧建築工事の工事請負の契約締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の29ページをごらん願います。本案は、(仮称)荻浜支所等複合施設災害復旧建築工事に係る工事請負契約を締結することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事に係る工事請負契約につきましては、先月3日、参加申請のありました4者による制限付き一般競争入札を行った結果、株式会社マルテックが2億8,620万円で落札いたしましたので、同社代表取締役、馬上良生と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、荻浜字白浜山7番に新築する荻浜支所及び荻浜公民館の複合施設、鉄筋コンクリート造平家建て、延べ面積863平方メートルの建築工事のほか、外構工事を施工しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第35 第183号議案工事請負の契約締結について(蛇田排水ポンプ場建設その2工事) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第35第183号議案工事請負の契約締結について(蛇田排水ポンプ場建設その2工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第183号議案蛇田排水ポンプ場建設その2工事の工事請負の契約締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の30ページをごらん願います。本案は、蛇田排水ポンプ場建設その2工事に係る工事請負契約を締結することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事に係る工事請負契約につきましては、先月3日、参加申請のありました7者による制限付き一般競争入札を行った結果、株式会社グリーンシェルター石巻支店が9億1,738万4,400円で落札いたしましたので、同社支店長、中島弘志と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、門脇字二番谷地地内において建設中の蛇田排水ポンプ場に係る地下躯体のポンプ井、沈砂池及び吐出槽等のポンプ施設工を施工しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第36 第184号議案工事請負の契約締結について(西流下河南3号汚水管渠築造工事) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第36第184号議案工事請負の契約締結について(西流下河南3号汚水管渠築造工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第184号議案西流下河南3号汚水管渠築造工事の工事請負の契約締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の31ページをごらん願います。本案は、西流下河南3号汚水管渠築造工事に係る工事請負契約を締結することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事に係る工事請負契約につきましては、先月3日、参加申請のありました2者による制限付き一般競争入札を行った結果、株式会社東北建設が1億4,678万8,956円で落札いたしましたので、同社代表取締役、沓掛吉徳と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、鹿又字新高田ほか地内において、施工延長1,731.5メートルの管渠工及び水管橋工等を施工しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第37 第185号議案工事請負契約の一部変更について(金華山公園線道路改良(その2)工事) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第37第185号議案工事請負契約の一部変更について(金華山公園線道路改良(その2)工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第185号議案金華山公園線道路改良(その2)工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の32ページをごらん願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事は、株式会社丸本組が請負金額3億1,853万6,280円で施工しているところでございますが、施工に当たり施工方法及び必要な資機材等の海上輸送計画について検討した結果、生コン車の拘束日数や運搬船の作業日数が増加したため、海上運搬に係る費用が増額するものであります。また、海象条件及び海上輸送計画の検討に日数を要したことから、工期を延期するものであります。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ3,037万1,760円の増額となり、契約金額を3億4,890万8,040円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第38 第186号議案工事請負契約の一部変更について(渡波稲井線道路新設工事) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第38第186号議案工事請負契約の一部変更について(渡波稲井線道路新設工事)を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎木村芳夫建設部長 ただいま上程されました第186号議案渡波稲井線道路新設工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の33ページをごらん願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事は、鴻池組・丸本組・西武建設渡波稲井線道路新設工事共同企業体が請負金額53億4,600万円で施工しているところでございますが、施工条件に基づき工事請負契約日を基準とした設計単価の変更を行うものでございます。これにより設計内容の変更を行いましたところ5,220万7,200円の増額となり、契約金額を53億9,820万7,200円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第39 第187号議案工事請負契約の一部変更について(向陽小学校校舎老朽化対策工事) △日程第40 第188号議案工事請負契約の一部変更について(稲井中学校校舎老朽化対策工事) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第39第187号議案工事請負契約の一部変更について(向陽小学校校舎老朽化対策工事)及び日程第40第188号議案工事請負契約の一部変更について(稲井中学校校舎老朽化対策工事)、以上2議案を一括議題といたします。本2議案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま一括上程されました2議案について御説明申し上げます。 本2議案につきましては、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 初めに、表紙番号1の34ページをごらん願います。第187号議案向陽小学校校舎老朽化対策工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は株式会社ジュウハンが請負金額2億1,759万3,000円で施工しているところでございますが、外壁面の詳細調査の結果、ひび割れ、欠損、爆裂等の補修箇所が当初の設計数量から増加したため、外壁吹付下地補修の変更を行うものであります。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ2,305万1,520円の増額となり、契約金額を2億4,064万4,520円に変更しようとするものでございます。 次に、35ページをごらん願います。第188号議案稲井中学校校舎老朽化対策工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は久我建設株式会社が請負金額1億5,093万円で施工しているところでございますが、外壁面の詳細調査の結果、ひび割れ、欠損、爆裂等の補修箇所が当初の設計数量から増加したため、外壁吹付下地補修の変更を行うものであります。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ846万7,200円の増額となり、契約金額を1億5,939万7,200円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本2議案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本2議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本2議案は原案のとおり可決されました。 △日程第41 第189号議案工事請負契約の一部変更について(23年災大須漁港ほか1漁港災害復旧(その2)工事) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第41第189号議案工事請負契約の一部変更について(23年災大須漁港ほか1漁港災害復旧(その2)工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第189号議案23年災大須漁港ほか1漁港災害復旧(その2)工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の36ページをごらん願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事は、宇佐美工業株式会社東北営業所が請負金額10億7,114万4,000円で施工しているところでございますが、平成28年度発生の台風10号により被災した大須漁港黒磯第2防波堤について、早期に復旧する必要があることから、隣接する施設を施工中である本工事にて増工し、施工するものでございます。また、特記仕様書に基づき、工事請負契約日を基準とした設計単価の変更を行うものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ7,056万5,040円の増額となり、契約金額を11億4,170万9,040円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第42 第190号議案工事請負契約の一部変更について(下釜第一地区土地区画整理事業宅地造成道路築造工事) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第42第190号議案工事請負契約の一部変更について(下釜第一地区土地区画整理事業宅地造成道路築造工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第190号議案下釜第一地区土地区画整理事業宅地造成道路築造工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の37ページをごらん願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事は、遠藤興業株式会社が請負金額9億5,456万1,240円で施工しているところでございますが、公園整備に当たり、地元との協議により、防災機能を兼ね備えた公園を整備することとしたため、防災施設及び給排水施設等を増工するものであります。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ3,012万5,520円の増額となり、契約金額を9億8,468万6,760円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第43 第191号議案訴えの提起について ○議長(丹野清議員) 次に、日程第43第191号議案訴えの提起についてを議題といたします。本案について教育委員会事務局長から説明を求めます。教育委員会事務局長。 ◎草刈敏雄教育委員会事務局長 ただいま上程されました第191号議案訴えの提起について御説明申し上げます。 表紙番号1の38ページから39ページまでをごらん願います。本案は、旧門脇小学校用地の一部である石巻市門脇町4丁目8番11の土地につきましては、不動産登記簿上、本市が所有者として記載されていないことから、本件土地の名義を本市へ変更するため、所有権を有することの確認を求める訴訟を提起するものであります。 旧門脇小学校につきましては、明治35年に現在地へ移転新築されて以来、東日本大震災により使用不能となる平成23年3月まで継続して現在地に設置されておりました。同校は平成27年3月に閉校となったものの、本市は同校校舎を震災遺構として保存し、隣接する石巻市南浜地区復興祈念公園と一体的な整備を進めております。 本件土地につきましては、法務局が所管する旧土地台帳等の資料を調査したところ、明治35年の旧門脇小学校校舎新築に先立って、旧石巻町が学校用地として取得したと思われますが、旧石巻町や本市への所有権移転登記はなされておりませんでした。 本件土地の名義を本市へ変更するためには、不動産登記簿に記載されている所有者のうち、氏名が判明している個人の法定相続人を相手に、本市が本件土地の所有権を有することの確認を求める訴訟を提起する以外に方法がないことから、同訴訟を提起するものであります。 このことから、訴訟手続に移行するに当たり、地方自治法第96条第1項第12号の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第44 第192号議案町の区域を変更することについて ○議長(丹野清議員) 次に、日程第44第192号議案町の区域を変更することについてを議題といたします。本案について復興政策部長から説明を求めます。復興政策部長。 ◎久保智光復興政策部長 ただいま上程されました第192号議案町の区域を変更することについて御説明申し上げます。 表紙番号1の40ページから43ページをごらん願います。本案は、議案に添付しております図面のとおり、本市が施行しております下釜第一地区被災市街地復興土地区画整理事業に伴い、施行後の住居表示の変更を行うため、三ツ股二丁目、三ツ股三丁目、三ツ股四丁目及び築山四丁目の区域を変更しようとするものであります。 区域を変更する町名として、「三ツ股三丁目」及び「三ツ股四丁目」のそれぞれ一部を「三ツ股二丁目」に、「三ツ股四丁目」及び「築山四丁目」のそれぞれ一部を「三ツ股三丁目」に、「三ツ股三丁目」の一部を「三ツ股四丁目」に、「三ツ股三丁目」の一部を「築山四丁目」に編入するものであり、地方自治法第260条第1項の規定により、議会の議決を得ようとするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第45 第193号議案市道路線の認定について △日程第46 第194号議案市道路線の廃止について △日程第47 第195号議案市道路線の変更について ○議長(丹野清議員) 次に、日程第45第193号議案市道路線の認定についてから日程第47第195号議案市道路線の変更についてまで、以上3議案を一括議題といたします。本3議案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎木村芳夫建設部長 ただいま一括上程されました3議案について御説明申し上げます。 表紙番号1の44ページから48ページまでと、各路線の位置等につきましては表紙番号8、市道路線の認定、廃止及び変更関係資料をごらん願います。 初めに、第193号議案市道路線の認定についてでありますが、今回認定を求める路線は40路線で、延長約6,212メートルであります。 内容につきましては、被災市街地復興土地区画整理事業により整備するものが30路線で、延長約3,637メートル、道路改良事業により整備するものが1路線で、延長約254メートル、防災集団移転促進事業により整備するものが9路線で、延長約2,321メートルであります。 次に、第194号議案市道路線の廃止についてでありますが、今回廃止する路線は1路線で、延長約227メートルの減であります。 内容につきましては、農林水産省の農業水利事業に関連し、路線を廃止するものであります。 次に、第195号議案市道路線の変更についてでありますが、今回変更する路線は6路線で、延長約562メートルの減であります。 内容につきましては、道路改良事業により終点を変更するものが3路線で、延長約486メートルの増、農林水産省の農業水利事業により起点及び終点を変更するものが3路線で、延長約1,048メートルの減であります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本3議案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本3議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本3議案は原案のとおり可決されました。 △散会 ○議長(丹野清議員) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。明日から20日までは休会とし、21日に本会議を再開いたします。なお、11日から15日までは各常任委員会を開催し、付託案件の審査をお願いいたします。本日はこれにて散会いたします。 △午後3時10分散会...