石巻市議会 > 2016-12-05 >
12月05日-議案説明・質疑・委員会付託-02号

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  1. 石巻市議会 2016-12-05
    12月05日-議案説明・質疑・委員会付託-02号


    取得元: 石巻市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-20
    平成28年 第4回 定例会  平成28年石巻市議会第4回定例会会議録(第2号)                                           議事日程第2号  平成28年12月5日(月曜日)午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 第266号議案石巻市北上水辺センター条例を廃止する条例               第3 第267号議案石巻市公平委員会設置に関する条例の一部を改正する条例         第4 第268号議案石巻市個人情報保護条例等の一部を改正する条例             第5 第269号議案石巻市市税条例等の一部を改正する条例                 第6 第270号議案石巻市国民健康保険税条例の一部を改正する条例             第7 第271号議案石巻市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例            第8 第272号議案石巻市介護保険条例の一部を改正する条例                第9 第273号議案石巻市診療所条例の一部を改正する条例                 第10 第274号議案石巻市地区計画区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する           条例                                 第11 第275号議案平成28年度石巻市一般会計補正予算(第7号)             第12 第276号議案平成28年度石巻市下水道事業特別会計補正予算(第4号)        第13 第277号議案平成28年度石巻市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)     第14 第278号議案平成28年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第4号)      第15 第279号議案平成28年度石巻市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)     第16 第280号議案平成28年度石巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)      第17 第281号議案平成28年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)       第18 第282号議案指定管理者の指定について(石巻市水産総合振興センター)        第19 第283号議案指定管理者の指定について(石巻市魚町水産加工共同排水処理施設)    第20 第284号議案指定管理者の指定について(石巻市鮎川漁港漁船上架施設)        第21 第285号議案指定管理者の指定について(石巻市河南室内プール)           第22 第286号議案財産の無償譲渡について                        第23 第287号議案工事委託契約の一部変更について(二子地区排水樋門新設工事)      第24 第288号議案業務委託契約の一部変更について(石巻市新門脇地区被災市街地復興土地区           画整理事業)                             第25 第289号議案財産の取得について(渡波中学校庁用備品)               第26 第290号議案財産の取得について((仮称)石巻市営住吉町第二復興住宅)       第27 第291号議案財産の取得について((仮称)石巻市営南中里第二復興住宅)       第28 第292号議案財産の取得について((仮称)石巻市営佐須浜復興住宅)         第29 第293号議案財産の取得の一部変更について((仮称)石巻市営門脇復興住宅)     第30 第294号議案財産の取得の一部変更について((仮称)石巻市営船越復興住宅)     第31 第295号議案工事請負の契約締結について(中浦橋橋梁下部工拡幅工事)        第32 第296号議案工事請負の契約締結について(23年災鮫ノ浦漁港ほか1漁港災害復旧工事) 第33 第297号議案工事請負の契約締結について(釣石橋ほか1橋橋梁災害復旧工事)     第34 第298号議案工事請負の契約締結について(災復25―6号東2~3処理分区汚水管渠災           害復旧工事)                             第35 第299号議案工事請負契約の一部を変更する契約の締結について(石巻市指定文化財旧観           慶丸商店災害復旧工事)                        第36 第300号議案工事請負契約の一部変更について((仮称)石巻市水産倉庫建設工事)   第37 第301号議案工事請負契約の一部変更について(渡波稲井線道路整備工事)       第38 第302号議案工事請負契約の一部変更について(渡波中学校移転新築工事)       第39 第303号議案工事請負契約の一部変更について(渡波中学校移転新築電気設備工事)   第40 第304号議案工事請負契約の一部変更について(雄勝地区小・中学校統合移転新築工事) 第41 第305号議案工事請負契約の一部変更について(蛇田小学校屋内運動場建設工事)    第42 第306号議案工事請負契約の一部変更について(23年災北上漁港(3地区)ほか1漁港           災害復旧工事)                            第43 第307号議案工事請負契約の一部変更について(23年災谷川漁港海岸保全施設災害復旧           工事)                                第44 第308号議案工事請負契約の一部変更について(23年災十八成浜漁港海岸保全施設災害           復旧ほか整備工事)                          第45 第309号議案工事請負契約の一部変更について(23年災侍浜漁港海岸保全施設災害復旧           工事)                                第46 第310号議案工事請負契約の一部変更について(新蛇田南地区土地区画整理事業宅地造成           (その3)工事)                           第47 第311号議案町の区域を新たに画することについて                  第48 第312号議案市道路線の認定について                        第49 第313号議案市道路線の廃止について                        第50 第314号議案市道路線の変更について                        散 会                                          本日の会議に付した事件 議事日程のとおり                                          出席議員(28名)   1番  黒  須  光  男  議員    2番  髙  橋  憲  悦  議員   3番  楯  石  光  弘  議員    4番  首  藤  博  敏  議員   5番  千  葉  眞  良  議員    6番  丹  野     清  議員   7番  奥  山  浩  幸  議員    8番  阿  部  利  基  議員   9番  阿  部  正  春  議員   10番  遠  藤  宏  昭  議員  11番  大  森  秀  一  議員   12番  櫻  田  誠  子  議員  13番  渡  辺  拓  朗  議員   14番  山  口  荘 一 郎  議員  15番  水  澤  冨 士 江  議員   17番  阿  部  正  敏  議員  18番  近  藤     孝  議員   19番  木  村  忠  良  議員  20番  阿  部  久  一  議員   21番  安  倍  太  郎  議員  22番  阿  部  欽 一 郎  議員   23番  森  山  行  輝  議員  24番  伊  藤  啓  二  議員   25番  髙  橋  栄  一  議員  26番  青  山  久  栄  議員   28番  西  條  正  昭  議員  29番  後  藤  兼  位  議員   30番  千  田  直  人  議員欠席議員(1名)  27番  庄  司  慈  明  議員欠  員(1名)                                          説明のため出席した者  亀 山   紘  市     長        菅 原 秀 幸  副  市  長  佐 藤 茂 宗  復興担当審議監        阪 井 聡 至  復興担当審議監  境   直 彦  教  育  長        堀 内 賢 市  復 興 政策部長  和 泉 博 章  総 務 部 長        久 保 智 光  財 務 部 長  近 江 恵 一  復 興 事業部長        鈴 木 瑞 彦  河北総合支所長  佐々木 正 文  雄勝総合支所長        細 目 恵 寿  河南総合支所長  菅 原   満  桃生総合支所長        武 山 泰 徳  北上総合支所長  大 窪 信 宏  牡鹿総合支所長        今 野 昇 一  生 活 環境部長  畠 山 早 苗  健 康 部 長        庄 司 勝 彦  福 祉 部 長  斎 藤 一 夫  産 業 部 長        木 村 芳 夫  建 設 部 長  及 川 伸 一  会 計 管 理 者        阿 部 雅 幸  病院局事務部長  草 刈 敏 雄  教 育 委 員 会           事 務 局 長                                          事務局職員出席者  近 藤 順 一  事 務 局 長        菅 野 拓 弥  事 務 局 次 長  佐々木 直 樹  事 務 局長補佐        吉 田 秀 樹  主     幹  星   貴 幸  主     査        川 田 秀一郎  主     査  今 野 真 一  主 任 主 事 △午前10時開議 ○議長(丹野清議員) ただいまから本日の会議を開きます。欠席通告議員は27番庄司慈明議員であります。 本日の議事は、日程第2号をもって進めます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(丹野清議員) 日程第1会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員に9番阿部正春議員、10番遠藤宏昭議員、12番櫻田誠子議員、以上3議員を指名いたします。 △日程第2 第266号議案石巻市北上水辺センター条例を廃止する条例 ○議長(丹野清議員) 次に、日程第2第266号議案石巻市北上水辺センター条例を廃止する条例を議題といたします。本案について北上総合支所長から説明を求めます。北上総合支所長。 ◎武山泰徳北上総合支所長 ただいま上程されました第266号議案石巻市北上水辺センター条例を廃止する条例について御説明申し上げます。 それでは、表紙番号1の1ページをごらん願います。本案は、石巻市北上水辺センターについて、平成23年3月11日に発生した東日本大震災により被災し、翌年3月に解体撤去したことから、条例を廃止するものであります。 なお、石巻市北上水辺センターが有していた機能である休憩、展示機能等については、平成29年度内の供用開始に向け、環境省で整備が進められている川のビジターセンターと本市がビジターセンターに併設する石巻市北上観光物産交流センター、双方に機能を移行することとしております。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第3 第267号議案石巻市公平委員会設置に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(丹野清議員) 次に、日程第3第267号議案石巻市公平委員会設置に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第267号議案石巻市公平委員会設置に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、平成27年国勢調査の結果が官報により公示されましたが、平成27年10月1日現在の本市の人口は15万人未満であったことに伴い、本条例において引用する公平委員会設置に係る地方公務員法に規定された根拠条項を変更する必要があることから、本条例の一部を改正しようとするものでございます。 以下、改正内容について御説明いたしますので、表紙番号1の2ページ、あわせて表紙番号4、条例の一部改正新旧対照表の1ページをごらん願います。 初めに、第7条第2項を第7条第3項に改めるものであります。 次に、附則でありますが、本条例の施行期日を公布の日からとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。2番。 ◆2番(髙橋憲悦議員) 引用条項の改正ということで理解するものの、この公平委員会について、現在の、それからこれまでの概要についてお尋ねいたします。 この公平委員会というのは、4つの大きな役目がありまして、措置要求、それから職員の不利益処分、そして職員の苦情、相談、そして職員に関するもろもろの指導、そして相談とありますが、きょう現在で例えば去年1年間、特に職員の苦情等、いろいろあろうかと思いますが、どのような審議をなさっているか、その概要についてお尋ねします。 ◎和泉博章総務部長 お答えいたします。 まず、公平委員会の役割につきましては、ただいま髙橋議員がおっしゃったとおりでございます。 それで、ここ最近の公平委員会の案件についてでございますけれども、ちょっと過去をさかのぼりまして平成18年1月の懲戒免職処分に対する不服申し立て以降、不服申し立てや措置要求などの事案はございませんでしたが、平成27年11月に懲戒免職処分の取り消しを求める申し立てが1件ございました。しかし、当該不服申立人につきましては、地方公務員法に規定いたします単純な労務に雇用される職員でございましたことから、公平委員会に対して不服申し立てができる権限がなく、申し立ての要件に該当しないことから、不服申し立ては不適法として却下との判断がなされたところでございます。 それで、平成27年度の開催状況でございますけれども、平成27年度におきましては4回開催しておりますけれども、その1回目につきましては全国公平委員会の連合会の東北支部総会の研修会の開催内容についてということ、2回目につきましては委員長の選挙につきまして、3回目につきましては市職員の職員団体登録事項変更の登録について、それから4回目につきましては事務職員の任命や各関係する規則等の改正ということでの審議をしていただいたところでございまして、職員からの苦情等についての審議はございませんでした。 ◆2番(髙橋憲悦議員) この公平委員会というのは、市職員の方々の困ったときの最終決断といいますか、駆け込み寺的存在だと私は思うのです。ですから、本当に困ったときに公平委員会にかける要件でなくても、いろいろ人事課、当局に職員と親密に相談していただいて、逆に少し言葉は乱暴ですけれども、公平委員会に申し出できるような、こういうあなたの主張は公平委員会でも扱ってくれますよと、十分にこの条例の法律の中でも職員の相談とありますので、その活用についてどのように考えているか、その所見を伺います。 ◎和泉博章総務部長 公平委員会につきましては、地方公務員法等で定められている組織でございますので、あと職員からの相談、苦情等につきましては、当局である総務部人事課が当然対応いたしますが、それで解決できないようなのにつきましては公平委員会等の活用、それから市職員労働組合等との協議等、さまざまな形でこれまでも行わせていただいておりますけれども、公平委員会につきましては法に基づきました、先ほど議員がおっしゃいました4点につきましてを中心に、今後とも職員のための公平委員会になるように対応してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(丹野清議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。
    △日程第4 第268号議案石巻市個人情報保護条例等の一部を改正する条例 ○議長(丹野清議員) 次に、日程第4、第268号議案石巻市個人情報保護条例等の一部を改正する条例を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第268号議案石巻市個人情報保護条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、現行の個人情報保護条例において、通信回線により市以外の機関と電子計算機の結合を行う、いわゆるオンライン結合については、他自治体の条例よりも厳しい制限が課せられているため、みやぎ医療福祉情報ネットワークシステム、通称MMWINなどの公益性が高いシステムにおいて個人情報の利用に支障が生じることから、オンライン結合による個人情報の提供が可能となるよう見直しを行うものであります。 また、IT化の進展や個人情報に対する意識の高まりなどを踏まえ、罰則規定を制定するほか、情報公開条例との整合を図るなど、より適切な個人情報保護制度の運用を図るための全体的な見直しを行い、あわせて関係する条例の一部を改正しようとするものであります。 それでは、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の3ページから9ページまで、あわせて表紙番号4、条例の一部改正新旧対照表の2ページから18ページまでをごらん願います。 初めに、第1条の石巻市個人情報保護条例の一部改正についてでありますが、改正部分が多岐にわたるため、条文に従い、御説明申し上げます。まず、目次に第6章を加えるとともに、第2条は定義の見直しを、第4条及び第6条は文言の整理を行うものであります。 第7条の収集の禁止及び第9条の利用及び提供の制限の規定は、オンライン結合を制限する規定との整合を図るほか、文言の整理を行うものであります。 第9条の2は、文言の整理を、第9条の4及び第9条の5は、提供を受ける者に対する措置要求及び利用目的の明示について新たに規定するものであります。 第10条は、オンライン結合の制限を規定しておりますが、オンライン結合の定義を改めるほか、オンライン結合による個人情報の提供ができる場合の例外規定に本人の同意があるときなどの事由を加えるほか、審査会に諮問する場合を公益上の必要性があり、かつ個人の権利、利益を不当に侵害するおそれがないときなどに見直すものであります。 第12条は、派遣労働者の守秘義務を新たに規定するものであります。 第15条は、個人情報の開示義務を規定しておりますが、開示請求における不開示情報について、情報公開条例との整合を図りながら見直しを行うものであります。 第16条は文言の整理を、第17条の2及び第17条の3は裁量的開示及び個人情報の存否に関する情報を新たに規定するものであります。 第18条は開示決定後の手続について、第19条は第三者の意見聴取について、第29条は他の制度との調整等について見直しを行うものであります。 第6章の第34条から第39条までは、罰則規定でありますが、実施期間の職員、元職員、受託事業者などが正当な理由がなく個人情報が記録された公文書を提供した場合などに、懲役または罰金を科すなど、各義務に違反した場合の罰則について新たに設けるものであります。 次に、第2条の石巻市情報公開条例の一部改正についてでありますが、開示請求における不開示情報、開示決定後の手続、第三者の意見聴取の規定において、個人情報保護条例との整合を図るための改正を行うものであります。 次に、第3条の石巻市情報公開・個人情報保護審査会条例の一部改正についてでありますが、今回の改正により審査会の所掌事務における引用条項にずれが生じることから、改正を行うものであります。 次に、第4条の石巻市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例の一部改正についてでありますが、指定管理者が管理する施設の従事者、元従事者、指定管理者の代表者等に対する罰則について、個人情報保護条例を準用し、規定するものであります。 次に、第5条の行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の一部改正についてでありますが、昨年公布されております本条例第2条において、個人情報保護条例の定義に番号法に関連する定義が来年7月施行予定で加わることになっておりますが、今回新たな定義が加わることにより号ずれが生じるため、改正を行うものであります。 次に、附則についてでありますが、本条例は公布の日から施行するものであります。ただし、罰則規定につきましては、市民等への周知期間が必要となるため、平成29年4月1日から施行するものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第5 第269号議案石巻市市税条例等の一部を改正する条例 ○議長(丹野清議員) 次に、日程第5第269号議案石巻市市税条例等の一部を改正する条例を議題といたします。本案について財務部長から説明を求めます。財務部長。 ◎久保智光財務部長 ただいま上程されました第269号議案石巻市市税条例等の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 表紙番号1の10ページから20ページ、あわせて表紙番号4、条例の一部改正新旧対照表の19ページから46ページまでをごらん願います。 本議案は、自動車による環境負荷の低減を図るため、環境性能にすぐれた自動車の普及等を推進する税制上の仕組みを必要とする観点から、地方税法等の一部を改正する法律が平成28年3月31日に公布され、また新たな分離課税区分の創設に伴い、所得税法等の一部を改正する法律の一部の施行期日を定める政令が平成28年7月1日に公布されたことに伴い、石巻市市税条例の一部を改正するものであります。 主な改正内容は、自動車取得税の廃止により、自動車税及び軽自動車税の環境性能割を創設し、これに伴い、現行の軽自動車税を種別割に名称変更するもののほか、個人市民税の課税の特例を規定するものであります。 なお、自動車取得税の廃止及び環境性能割の導入、種別割への名称変更の時期は、消費税率10%段階の措置であり、さきの国会において導入時期延長の法案が可決されましたので、施行期日を延長する条例を改めて提案することといたしております。 それでは、条文に従いまして御説明申し上げます。初めに、第18条の3につきましては、納税証明事項について規定したものでありますが、法改正に伴い、軽自動車税を種別割に改めるものであります。 次に、第19条は、納期限後に納付し、または納入する税金、または納入金に係る延滞金について規定したものでありますが、環境性能割の申告納付についての条項を加え、引用しております条項を改め、あわせて条文の整理を行うものであります。 次に、第80条は、軽自動車税の納税義務者等について規定したものでありますが、環境性能割の創設及び種別割への名称変更に伴う文言の整理を行ったものであります。 次に、第81条は軽自動車税のみなし課税、第81条の2は日本赤十字社の所有する軽自動車等に対する軽自動車税の非課税の範囲、第81条の3は環境性能割の課税標準、第81条の4は環境性能割の税率、第81条の5は環境性能割の徴収の方法、第81条の6は環境性能割の申告納付、第81条の7は環境性能割に係る不申告等に関する過料、第81条の8は環境性能割の減免について規定したものでありますが、いずれも環境性能割の創設に伴い、条項を新設したものであります。 次に、第82条から第91条までの規定は、いずれも種別割への名称変更に伴い、引用しております条項を改め、条文の整理を行うものであります。 次に、附則第15条の2は軽自動車税の環境性能割の賦課徴収の特例、附則第15条の3は軽自動車税の環境性能割の減免の特例、附則第15条の4は軽自動車税の環境性能割の申告納付の特例、附則第15条の5は軽自動車税の環境性能割の徴収取り扱い費の交付、附則第15条の6は軽自動車税の環境性能割の税率の特例について規定しているものでありますが、いずれも環境性能割の創設に伴い、条項を新設したものであります。 次に、附則第16条は、軽自動車税の種別割の税率の特例について規定しているものでありますが、種別割への名称変更に伴い、引用しております条項を改め、条文の整理を行うものであります。 次に、附則第20条の2は、特例適用利子等及び特例適用配当等に係る個人の市民税の課税の特例について規定しているものでありますが、新たな分離課税区分の創設に伴い、条項を新設したものであります。 附則第20条の3は、条例適用利子等及び条例適用配当等に係る個人の市民税の課税の特例について規定しているものでありますが、前条規定の新設に伴い、条項を改めるものであります。 なお、2条、3条関係については、引用しております条項を改め、条文の整理を行うものであります。 次に、附則でありますが、第1条は施行期日を、第2条は市民税に関する経過措置を、第3条は軽自動車税に関する経過措置を規定するものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。15番。 ◆15番(水澤冨士江議員) この条例案につきましては、理解をするものでございます。 それで、今回の条例のもととなります地方税法等の一部を改正する法律、これが平成28年3月31日に公布されたということで、平成28年第1回の定例会におきましてもこれに関する条例が出ました。それは、納税の緩和制度として換価の猶予というようなものでございました。今年度で石巻市、被災地においても震災における雑損控除も終了するということで、来年度から被災者の人にとって税負担、既になっている方もいらっしゃいますが、重くなると思われます。今後納税相談の機会をふやして、最終的には納税率の向上につながると思われます猶予制度、これを市民の方から、自営業者等から猶予制度というものが全然市民に伝わっていないと、もっと納税課の窓口等にこういうものを知らせるものを置いていただきたいということを言われました。 それで、伺います。納税の緩和制度として猶予制度があると思うのですが、この制度について、まず伺います。 ◎久保智光財務部長 お答えいたします。 今回の改正において、引用する条項の部分に関して、本年3月の市税条例の改正の分で該当があったようでございます。 なお、その段階で出された市税条例の猶予制度の見直し、市税条例の一部改正が確かに議員おっしゃるとおりございました。趣旨を申しますと、納税者の負担軽減を図るとともに、早期かつ的確な納税の履行を確保する観点から、国税のほうで猶予制度の見直しが行われております。これを受けて、地方税の猶予制度についても所要の見直しが行われることになり、平成27年の税制改正において地方税法が改正されたことから、本年4月1日施行の市税条例の改正を行ったものでございます。 地方税法の改正については、納税者の申告による換価制度の猶予制度が創設されております。猶予制度とは、概略的に申し上げれば、さまざまな理由により納付することができないときは、申請することにより1年間の期間に限り徴収の猶予が認められる場合、あと今申し上げました換価の猶予でございますが、納税について誠実な意思を有するのですが、一時的に納税することが事業の継続及び生活の維持を困難にするおそれがあるなど、一定の要件が該当するときに1年以内の期間に限り、滞納処分による財産の換価の猶予が認められるような、そういうふうな制度でございます。 ◆15番(水澤冨士江議員) 改めまして、その制度、猶予制度、緩和制度、これ市民に周知がされているのかどうかを伺います。税金とか国民健康保険税、納付期限内に納付できないような場合でも納税者の事情によって差し押さえ等の徴収手続を緩和する手続があるのだということをぜひ知らせていっていただきたいと思います。御存じのとおり、社会、経済情勢、状況は悪化しているわけでございますから、できるだけこういった制度を国が決めているわけです。それによる条例改正でございますから、ぜひ今後これを知らせる、周知していただくことを要望するものですが、いかがでしょうか。 ◎久保智光財務部長 議員おっしゃるとおり、当市は今復興中でございます。被災者の負担軽減というのは、これまでもさまざまな形で税負担の減免、または法制度によっている軽減措置がされている状況かと思います。震災5年を含めまして、震災前のいわゆる債権に関しては時効を迎えているような状況でございます。議員おっしゃるとおり、納税相談を丁寧にやることが一番大事かなというふうに思っております。換価の猶予、またはいわゆる猶予の形に関しては、さまざまな一定の要件等ございますので、まずは早目早目の納税相談が大事かなというふうに思っております。現在催告のほか、年6回、いわゆる納税のお願いの通知を種別ごとにしております。その中で、市報等でもそういうふうな制度の周知は図っていきたいと思いますが、一律に換価の猶予とか、そういうふうなのができるという状況ではございませんので、納税相談の中で一人一人の状況に合わせて、あとは一定の要件をはめた中で対応するような案件かと思っておりますので、御理解賜りたいと思います。 ○議長(丹野清議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託します。 △日程第6 第270号議案石巻市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 ○議長(丹野清議員) 次に、日程第6第270号議案石巻市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎畠山早苗健康部長 ただいま上程されました第270号議案石巻市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、所得税法等の一部を改正する法律等の公布により、市民税において特例適用利子等の額及び特例適用配当等の額が分離課税されることから、これらの所得につきましては国民健康保険税の所得割の算定及び軽減判定に用いる総所得金額に含めることとされたため、石巻市国民健康保険税条例の一部を改正するものでございます。 それでは、改正内容について、条文に従い御説明申し上げますので、表紙番号1の21ページから22ページまで、あわせて表紙番号4、条例の一部改正新旧対照表の47ページから49ページまでをごらん願います。 初めに、附則第13項に特例適用利子等の係る保険税の課税の特例を、附則第14項に特例適用配当等に係る保険税の課税の特例を規定するものでございます。 次に、附則でありますが、本条例の施行期日を平成29年1月1日とし、改正後の石巻市国民健康保険税条例の規定は、平成29年1月1日以後に支払いを受ける特例適用利子等及び特例適用配当等について適用するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第7 第271号議案石巻市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例 ○議長(丹野清議員) 次に、日程第7第271号議案石巻市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について福祉部長から説明を求めます。福祉部長。 ◎庄司勝彦福祉部長 ただいま上程されました第271号議案石巻市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、子ども・子育て新制度の施行により、受け入れ対象児童を拡大した放課後児童クラブの待機児童解消のため、鹿妻小学校敷地内に新たに専用教室を開設するとともに、これまで須江農村定住センターで運用していた須江地区放課後児童クラブを須江小学校敷地内に新たに整備する2階建ての専用教室で運用するため、本条例の一部を改正しようとするものであります。 以下、改正内容について御説明いたしますので、表紙番号1の23ページ、あわせて表紙番号4、条例の一部改正新旧対照表50ページをごらん願います。 初めに、別表において新たに設置する鹿妻地区第三放課後児童クラブの名称及び位置を規定するとともに、須江地区放課後児童クラブを須江地区第一放課後児童クラブ及び須江地区第二放課後児童クラブに名称を改め、あわせて位置を改めるものであります。 次に、附則でありますが、施行期日を平成29年3月1日とし、別表、須江地区放課後児童クラブの項の改正規定は平成29年4月1日とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第8 第272号議案石巻市介護保険条例の一部を改正する条例 ○議長(丹野清議員) 次に、日程第8第272号議案石巻市介護保険条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎畠山早苗健康部長 ただいま上程されました第272号議案石巻市介護保険条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、本年9月に介護保険法施行令の一部が改正され、平成30年4月から介護保険第1号被保険者の保険料段階の判定において、現行の合計所得金額から長期譲渡所得、または短期譲渡所得に係る特別控除額を控除して得た額を用いることとなりましたが、市町村が条例で定めることにより、特例的に平成29年度から実施できるものとされました。 本市といたしましては、防災集団移転等が進んでいることを踏まえ、平成29年度から当該所得指標を用いるため、本条例の一部を改正しようとするものでございます。 以下、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の24ページ、あわせまして表紙番号4、条例の一部改正新旧対照表の51ページをごらん願います。 初めに、附則第11項は、平成29年度における保険料率の特例について、新たに規定しようとするものでございます。 次に、附則でありますが、附則第1項は本条例の施行期日を平成29年4月1日とするものでございます。 附則第2項は、適用区分を規定したものであり、平成28年度分までの保険料については、なお従前の例とするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第9 第273号議案石巻市診療所条例の一部を改正する条例 ○議長(丹野清議員) 次に、日程第9第273号議案石巻市診療所条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について雄勝総合支所長から説明を求めます。雄勝総合支所長。 ◎佐々木正文雄勝総合支所長 ただいま上程されました第273号議案石巻市診療所条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、震災により全壊し、仮設診療所で診療を行っている雄勝診療所及び雄勝歯科診療所の新築移転に伴い、その位置を変更するため、石巻市診療所条例の一部を改正するものであります。 それでは、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の25ページ、あわせて表紙番号4、条例の一部改正新旧対照表の52ページをごらん願います。 まず、第1条第2項は、名称及び位置を規定したものでありますが、石巻市雄勝診療所及び歯科診療所の項中大浜字小滝浜9番地16を小島字和田123番地に改めるものであります。 次に、附則でございますが、本条例の施行期日を平成29年1月1日からとするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第10 第274号議案石巻市地区計画区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(丹野清議員) 次に、日程第10第274号議案石巻市地区計画区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎木村芳夫建設部長 ただいま上程されました第274号議案石巻市地区計画区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、防災集団移転促進事業の一つである河北団地地区におきまして、平成29年3月から宅地供給の開始を予定しておりますことから、健全な新市街地形成を推進し、秩序ある良好なまちづくりを進めるため、都市計画法第19条第1項の規定に基づき、新たに地区計画が決定された当該区域を建築物及び建築物の敷地に関する事項について規制誘導を行う区域として追加しようとするものでございます。 それでは、改正内容につきまして御説明申し上げますので、表紙番号1の26ページから36ページまで、あわせて表紙番号4、条例の一部改正新旧対照表の54ページから87ページまでをごらん願います。 初めに、第7条の改正についてでありますが、このたび新たに追加する河北団地地区整備計画区域におきまして、建築物の日照、採光、通風及び防火、避難路等の空間を十分に確保するため、建築物の建蔽率の最高限度を定めるものでございます。 また、新たな条項として加えたことにより、次条から1条ずつ条項を繰り下げ、それぞれの条項を整理するものでございます。 次に、別表第1についてでありますが、区域の名称の欄に河北団地地区整備計画区域、区域の欄に都市計画法第20条第1項の規定により告示された河北団地地区地区計画のうち、地区整備計画が定められた区域を追加するものでございます。 次に、別表第2についてでありますが、地区整備計画区域の名称の欄に河北団地地区整備計画区域、地区の名称の欄に低層住宅地区を追加し、建築物の用途の制限、敷地面積の最低限度、壁面の位置の制限、高さの最高限度を定めるものでございます。 また、都市計画決定により新たに区域区分、用途地域を指定した地区におきましては、建築基準法と重複する規制内容及び字句等の整理を行っております。 次に、別表第3についてでありますが、地区整備計画区域の名称の欄に、河北団地地区整備計画区域を追加し、建築物の容積率の最高限度を定めるものでございます。 また、別表第2と同様に、用途地域指定による建築基準法との字句等の整理を行っております。 次に、別表第4についてでありますが、河北団地地区整備計画区域におきまして、建築物の建蔽率の最高限度を定めるものでございます。 次に、附則でありますが、本条例は公布の日から施行するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第11 第275号議案平成28年度石巻市一般会計補正予算(第7号) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第11第275号議案平成28年度石巻市一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。本案について財務部長から説明を求めます。財務部長。 ◎久保智光財務部長 ただいま上程されました第275号議案平成28年度石巻市一般会計補正予算(第7号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、第16回目の東日本大震災復興交付金を基金に積み立てする経費を初め、(仮称)南浜地区復興祈念公園整備事業に要する経費や優良建築物等整備事業に対する補助金のほか、臨時福祉給付金の給付に要する経費などを主体に編成いたしました。 それでは、表紙番号2、平成28年度石巻市各種会計補正予算の1ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ125億2,627万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,706億5,545万2,000円とするものでございます。 第2条は、継続費の補正でありまして、4ページの第2表、継続費補正にありますように、防災センター建設事業ほか1事業の追加を初め、漁業集落防災機能強化事業ほか4事業の総額、期間及び年割額を変更し、小学校施設老朽化対策事業ほか2事業を廃止するものでございます。 第3条は、繰越明許費の設定でありまして、8ページの第3表、繰越明許費にありますように、普通財産等解体撤去事業ほか3事業につきまして、3億1,514万円を繰り越ししようとするものであり、年度内に事業が完了しないことから、翌年度に繰り越しして使用することができる経費を定めようとするものでございます。 第4条は、債務負担行為の補正でありまして、9ページの第4表、債務負担行為補正にありますように、市報作成業務ほか11事業を追加するものでございます。 第5条は、地方債の補正でありまして、10ページの第5表、地方債補正にありますように、復興公営住宅整備事業債ほか4事業債につきまして限度額を変更するものでございます。 次に、表紙番号3、平成28年度石巻市各種会計補正予算説明書により、歳出から主なものについて御説明申し上げます。なお、東日本大震災関係費につきましては目の名称を、また特別会計への繰出金につきましても説明を省略させていただきますので、あらかじめ御了承賜りたいと存じます。 それでは、28ページをごらん願います。6目企画費に1,930万円を計上しておりますが、これは災害復旧事業に伴う光ファイバーケーブルの移設に要する経費を措置したものでございます。 次に、11目国際交流費に400万円を計上しておりますが、これは青少年海外研修事業の事前協議に要する経費を措置したものでございます。 次に、23目がんばる石巻応援基金費に2,507万円を計上しておりますが、これはがんばる石巻応援寄附として寄せられた寄附金を同基金に積み立てするものでございます。 次に、24目震災復興基金費に166万6,000円を計上しておりますが、これは災害復旧費寄附金として寄せられました寄附金を同基金に積み立てするものでございます。 次に、25目の1東日本大震災復興交付金基金費に142億2,612万7,000円を計上しておりますが、これは第16回目の東日本大震災復興交付金を同基金に積み立てするものでございます。 次に、30ページ、1目社会福祉総務費に237万6,000円を計上しておりますが、これは現在の施設の解体に伴う社会福祉協議会の臨時事務所借上料を措置したものでございます。 次に、15目臨時福祉給付金給付事業費に5億8,140万円を計上しておりますが、これは支給要領が国から通知されたことにより、臨時福祉給付金の給付に必要な経費を措置したものでございます。 次に、32ページ、8目後期高齢者事業対策費に1,636万8,000円を計上しておりますが、これは後期高齢者医療広域連合に対する負担金を措置したものでございます。 次に、34ページ、1目児童福祉総務費の1私立認可保育所運営費に1,465万7,000円を、2地域型保育事業運営費に3,221万4,000円を計上しておりますが、これらは見込み額の増額分をそれぞれ措置したものでございます。 次に、9目障害児通所給付費に3,051万7,000円を計上しておりますが、これは利用者の増加に伴う増額分を措置したものでございます。 次に、36ページ、3目農業振興費に6億336万2,000円を計上しておりますが、これは共同利用するカントリーエレベーターの整備に対する補助金を措置したものでございます。 次に、4目畜産費に2,829万1,000円を計上しておりますが、これは畜産施設の整備に対する補助金を措置したものでございます。 次に、38ページ、5目の1漁業集落防災機能強化事業費で18億6,262万7,000円を減額しておりますが、これは翌年度以降に計上するための減額でございます。 次に、40ページ、2目道路維持費で3,172万2,000円を計上しておりますが、これは老朽化した橋梁等の点検に要する経費を措置したものでございます。 次に、42ページ、4目公園管理費に1,100万円を計上しておりますが、これは寄附金による北上公園の整備に要する経費を措置したものでございます。 次に、7目の1低平地整備事業費で41億9,353万8,000円を、3渡波稲井線街路整備事業費で4億8,500万円を減額しておりますが、これらは翌年度以降に計上するための減額などでございます。 次に、5(仮称)南浜地区復興祈念公園整備事業費に1億8,630万円を計上しておりますが、これは公園整備に要する経費を措置したものでございます。 次に、6優良建築物等整備事業費に6,144万円を計上しておりますが、これは中央二丁目4番南地区における事業に対する補助金を措置したものでございます。 次に、44ページ、2目市営住宅管理運営基金費に4,547万1,000円を計上しておりますが、これは復興交付金で措置されました災害公営住宅家賃低廉化事業及び東日本大震災特別家賃低減事業に係る交付額を今後の公営住宅の管理に充てるため、同基金に積み立てするものでございます。 次に、3目の1復興公営住宅管理費に16万6,000円を、2復興公営住宅整備事業費に2億3,300万円を計上しておりますが、これらは復興公営住宅に係る土地借上料及び用地購入費を措置したものでございます。 次に、46ページ、2項小学校費の鹿又小学校屋内運動場改築事業費ほか3事業で13億9,005万円を、48ページ、3項中学校費の湊中学校水泳プール改築事業費ほか2事業で10億6,078万5,000円を、50ページ、5項幼稚園費で5,005万円を計上しておりますが、これらは国庫補助金の内示により、施設整備に要する経費を措置したものでございます。 次に、52ページ、12目(仮称)市民文化ホール建設基金費に6,599万円を計上しておりますが、これは複合文化施設の建設のために寄せられました寄附金を同基金に積み立てするものでございます。 次に、54ページ、1漁港施設災害復旧費に7,000万円を計上しておりますが、これは羽坂漁港の災害復旧に要する経費を措置したものでございます。 次に、3目林業施設災害復旧費に2億5,700万円を計上しておりますが、これは船戸水門の災害復旧に要する経費を措置したものでございます。 次に、56ページ、1目その他公共施設災害復旧費に540万円を計上しておりますが、これは牡鹿地区市民バス車庫の災害復旧に要する経費を措置したものでございます。 次に、58ページ、1目元金に5,469万4,000円を計上しておりますが、これは本年4月から9月までに繰上償還されました災害援護資金を宮城県に償還するための経費を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、4ページにお戻り願います。まず、10款地方交付税のうち震災復興特別交付税で12億7,000万円を減額しておりますが、これは復興交付金事業等の歳出予算と連動した交付見込み額を減額したものでございます。 次に、6ページ、12款分担金及び負担金で1,957万6,000円を減額しておりますが、これは制度改正による児童福祉費負担金の見込み額を減額したものでございます。 次に、8ページから10ページ、14款国庫支出金で154億2,447万9,000円を、12ページから16ページ、15款県支出金で8億9,234万4,000円を計上しておりますが、これらは第16回目の東日本大震災復興交付金のほか、各種事務事業及び災害復旧事業などに対する国県支出金を措置したものでございます。 次に、18ページ、17款寄附金で1億172万6,000円を計上しておりますが、これらはがんばる石巻応援寄附金などの寄附金を措置したものでございます。 次に、20ページ、3目国際交流基金繰入金で400万円を計上し、6目震災復興基金繰入金で1億2,000万円を、7目東日本大震災復興基金繰入金で47億7,108万6,000円を減額、10目市営住宅管理運営基金繰入金で16万6,000円を計上しておりますが、これらは歳出で御説明申し上げました各種事業に係る財源の一部として調整したものでございます。 次に、22ページから24ページ、20款諸収入について7,399万4,000円を計上しておりますが、これは本年4月から9月までに繰上償還等されました災害援護資金貸付金などを措置したものでございます。 次に、26ページ、21款市債で20億4,090万円を計上しておりますが、これは予算第5条の地方債の補正で御説明申し上げたとおりでございます。 次に、もう一度20ページにお戻りいただきまして、1目財政調整基金繰入金で1億6,933万2,000円を計上しておりますが、これはただいま御説明申し上げました歳入歳出予算の調整の結果、なお必要とする財源補填のため、財政調整基金繰入金を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。前例に倣い、補正予算説明書について歳出から各款ごとに質疑を行います。2款総務費、あわせて予算案第3条、繰越明許費及び予算案第4条、債務負担行為について質疑はありませんか。8番。 ◆8番(阿部利基議員) 済みません。6の企画費、地域情報化推進関係費ですが、この光ファイバーケーブル移設に必要な背景を教えていただきたいのと、あと国際交流費でございます。こちら青少年海外研修事業の事前協議に関する経費ということで、こちらその委託先と具体の協議内容、どのような形になるのかお教えください。 ◎和泉博章総務部長 お答えいたします。 まず、6企画費の地域情報化推進関係費でございます。この物件移転に伴います需用費でございますけれども、宮城県が実施いたします各種道路等の災害復旧工事に伴いまして、現在敷設しております地域イントラネットIRU用光ファイバーケーブルが支障となりますので、移設依頼に基づきまして、支障移転修繕工事を実施するものに係る移転費用の補償金ということでございます。件数といたしましては、10カ所ほどの内容になっております。 ◎堀内賢市復興政策部長 国際交流推進費についてお答えいたします。 1点目の委託先については、これは今後ということで現在事業者も決まっているわけではございません。 2点目の協議内容についてでございますけれども、昨年市長も訪問しまして、いろいろ協議しました。今後の交流というようなことでは、特に相手方からも青少年の交流のほうを積極的に推進したいというふうなお話がございまして、平成29年度、そういったものが計画できないかというふうなことで今事務的に進めておりまして、そういった青少年交流、石巻市のほうからチビタベッキア市を訪問する交流事業の協議ということになっております。 ◆8番(阿部利基議員) 交流事業のほう、わかりました。平成29年度中に行かれるということなのでしょうから、その際市職員の同行というのはされるのでしょうか。 また、市長等も同行されるのか、お聞かせください。 ◎堀内賢市復興政策部長 お答えいたします。 職員の同行はなろうかと思います。その際、市長というふうなものについては、まだ決定はしておりませんが、職員についてはただ単に事業者のほうに委託して、一切をお願いするというようなことにはならないというふうに考えております。 ◆8番(阿部利基議員) 青少年と交流するということですので、委託ということで自分はひっかかった部分がありまして、せっかく市同士で交流しようというときに委託先に丸投げ、ある意味民間と先方の市との交流になってしまわないかなというのが自分は心配でした。その際、市職員が同行されるということであれば、それなりにきっかけづくりになるのでしょうけれども、その際、経済的な部分ででもぜひ交流していただきたいと思いますので、現状決まっていないのだと思いますけれども、もし決まっているのだったらどの課か、どの部から出られるかとか、お聞かせください。 ◎堀内賢市復興政策部長 お答えいたします。 先ほど申し上げましたとおり、今回考えておりますのは、青少年の交流ということで、そちらのほうに絞った形で、実際派遣するのは高校生というふうに考えております。昨年お話あったときには、そういった経済的なものも拡大してというふうなお話はございましたけれども、経済関係までというふうなのを一挙に広めるというのはなかなか難しいというようなこともございまして、まず平成29年度については高校生をというふうなことで考えておるということでございます。 ◆28番(西條正昭議員) 29ページの東日本大震災復興交付金142億2,612万7,000円について伺います。 これは、第16回目の交付金の申請の配分額ということで、交付率が95.64%、その残に対する予算の獲得というのはこれからどのように進めていくのかが1点。 もう一点は、全員協議会で示されました災害公営住宅4,500戸では間に合わないということで200戸の追加、このように新たな事業がこれからどんどんふえてくると思います。復興政策部長として、この2点をどのように考えているのか、伺います。 ◎堀内賢市復興政策部長 お答えいたします。 今回の142億円の主なものといたしましては、道路関係、渡波稲井線とか、それから公営住宅の家賃低廉化、そういったものがこの主なものというふうなことで交付を受けております。御質疑にありました、今後こういった交付金だけでも不足する分というふうなことでの財源確保、この点につきましては交付金につきましても当然に被災して、それを復旧したい、復興させたいというふうな思いがありましてもなかなかやっぱりルールでありまして、それが復興交付金になじむかというふうなことで、いろいろ復興庁ともやりとりしている中でございます。そういった中で、交付金では手だてはできないものの、社会資本総合整備交付金、そちらのほうの復興枠、もしくは一般枠のほうでというふうな形での財源を獲得して進めておる事業もありますので、一般財源投入はできるだけ抑える形で、そういったあらゆる補助等も確保した形で進めたいというふうに考えておるというところでございます。 2点目の公営住宅の、先日公表いたしました200戸追加分につきましての交付金獲得、これは基幹事業のルールには乗っておりますけれども、その200戸分の確保につきましては今後復興庁と協議と。全くゼロからかというふうなことではなく、事前に復興庁のほうとも今の4,500戸で足りるのかというふうなのは事務的には協議を進めておる中での今回の市の方針でございますので、こちらのほうにつきましては復興庁サイドからも認めていただけるものというふうに考えております。 ◆28番(西條正昭議員) 市長に伺います。 今堀内復興政策部長からいろいろ答弁ありました。これまでの継続事業、そして新たな新規事業など、問題はかなり山積しております。そして、亀山市長は、任期8年の中で6年は復旧復興の事業に全力で取り組んできました。そして、今回一般会計の主な内容として、16回目の、ただいま申しました東日本大震災復興交付金の交付、それから南浜地区の祈念公園、防災センターなど、いろいろ問題があります。 そこで、この定例会、この諸問題解決すれば、すぐに平成29年度、新たな新年度予算の枠組みが編成をされます。しかしながら、市長は、これまでなかなか自分の意思表明、出馬表明に対する考えは、多くの皆さんに質問されておりますが、まだ白紙の状態であると言われております。今ここに来て、白紙を言っている場合ではございません。市長は、この6年間という災害復旧に対する努力、それが大きな財産となって国や県、そして多くのところに人脈もあります。私は、やはりここではっきりして、3選に向け出馬の意思表示をするべきではないかと思います。継続することにより復興は進みます。今まちでは再生ということでいろんな建物が建ち、石巻市立病院の開院、そして12月1日には夜間急患センターの開所式、道路では工業港のほうの中道路の開通式、またあゆみ野駅の開業など、復興はおくれておりますが、しかしながら着実に進んでおります。これは、旧市の地域内でございまして、我々の住んでいる地域は、まだまだ復興はおくれております。市長には、その復興を再生させる責任があります。その責任感、そして男として男気を持って、世界に誇れる復興モデル都市石巻というキャッチフレーズを掲げております。きょうは、暦の上では大安となっております。多くの市民は、市長のその意思決定を望んでおりますし、新しい新年度予算を組むに当たっても市長がはっきりしない中で新しい予算組んでも無意味ではないのかなとも思っておりますが、市長のその思いをお聞きしたいと思います。 ◎亀山紘市長 西條議員にお答えいたします。 今石巻市の財政収支見通し、先日全員協議会でお話しさせていただきましたけれども、非常に厳しい状況にございます。平成29年から平成31年までで収支差額が84.8億円ということで、その後の平成32年以降のいわゆる震災復興期間が終わった後の財政状況というのは非常に厳しいというふうに認識しております。そういった健全な、あるいは持続可能な財政運営をしていくためには、来年以降、やはりこの財政についてもしっかりと取り組んでいくことが必要だというふうに思っております。 また、議員御指摘のように、震災からの復興はまだまだ道半ばというところにございます。道路整備、橋梁の整備、防波堤の整備、さまざまな社会整備についてはまだまだこれからという状況にもありますし、また何よりも私が今後不退転の決意で取り組まなければならない事業としては、やはり半島部、北上、雄勝、鮎川浜の拠点整備を精力的に進めていかなければならないというふうに思っております。 こういうふうなさまざまな事業が山積している、課題が山積している中では、私としても来年度の市長選には三度挑戦させていただきたいというふうに考えております。これまでの私の震災復興あるいは政治姿勢に対して、市民の皆様の審判を受けようというふうに考えておりますので、今後の復興を目指して、私も先ほど言いましたように、不退転の決意で取り組む覚悟でおりますので、御理解を賜りたいと存じます。 ◆28番(西條正昭議員) ただいま復興に対する市長の強い思いをお聞きいたしました。来年は、再生期から発展期に向け、非常に大事な時期となっております。市長を中心に、当局の皆さんが一丸となって、仮設住宅から早く一般恒久住宅に移れるように全力で取り組んでいただきたいと思いますし、私たち議会も一丸となって応援し、また震災前の明るいあの石巻市に戻れるように頑張っていただきたいと思います。 ○議長(丹野清議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) なければ、3款民生費、あわせて予算案第4条、債務負担行為補正について質疑はありませんか。23番。 ◆23番(森山行輝議員) 社会福祉関係助成費で今回237万6,000円計上されました。これは、議会運営委員会での説明を聞きますと、社会福祉協議会が現在のところから移るということなのですが、一応移る場所は決まっているのでしょうか。 ◎庄司勝彦福祉部長 お答えいたします。 まず、現在社会福祉協議会の本所の職員数から必要面積を割り出しまして、それに合致する物件を探してございました。なかなか適当な物件が見当たらないということもありまして、一部の部署を旧みなと荘のほうにも移転するということを視野にいたしまして、現在南中里の物件を想定して今回提案させていただいたところでございます。この予算案を議決いただいた後に決定いたしまして、その契約を進めさせていただきたいというふうに考えてございます。 ◆23番(森山行輝議員) それで、社会福祉協議会のほうなのですが、ささえあいセンターのほうに最終的には移るというようなお話もございました。それで、ささえあいセンターの現況、まだ建物残っているようなのだけれども、その辺のいわゆる交渉状況と、いつごろまでこのささえあいセンターが建設できる予定ということで担当部のほうで進んでおられるのか、その辺をお聞きしたいなと思います。 ◎庄司勝彦福祉部長 お答えいたします。 現時点におきまして、7物件中4件の用地交渉を完了しておりまして、残り3件につきましても現在月1回程度の頻度で交渉を進めているところでございますが、なかなか妥協点を見出せないというような状況でございます。具体的な交渉内容につきましては、相手もあることなので、差し控えさせていただきますが、医療、介護、福祉の多職種の連携を強化、包括ケアを進めることにより、年齢を重ねても住みなれた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けていけるような仕組みづくりの拠点ということの重要性を説いてまいりたいというふうに考えてございます。 今後の見通しについてでございますが、平成28年10月末に基本設計、実施設計が完了しておりまして、来年6月までに用地交渉を行い、7月に着工、平成30年10月の完成を目指して事務を進めているところでございます。 ◆17番(阿部正敏議員) 民生費の35ページなのですけれども、現在市立、そしてまた私立含めて、待機児童数というのはある程度把握していると思うのですけれども、それと保育士の確保について、現在どのような状況になっているのか。十分足りているのかという部分で、非常に私もお話いろいろ聞くケースがあるのですけれども、そういった中で保育士の確保がなかなか難しいという民間からのお話はよく聞くのですけれども、そういった中で十分受け皿になり切れていないと、定員に満たない形での募集がよく出ているのではないかというふうに思うのですが、その辺の現状についてちょっと御説明いただきたいと思います。 ◎庄司勝彦福祉部長 お答えいたします。 現時点の待機児童数につきましては、11月1日現在で94名というふうになってございます。 あと保育士の確保でございますが、公立保育所に関しましては採用試験を実施いたしまして、予定数を採用できる見込みとなってございます。 また、私立保育所につきましては、議員おっしゃられますとおり、処遇の改善を進めてもなり手がなかなか少ないという現状は打開できてはいない状況であります。しかしながら、国のほうでも毎年処遇の改善に取り組んでおりますし、本市といたしましても幾らかでも働きやすい環境を私立保育所でも創出できるような取り組みを今後も進めてまいりたいというふうに考えてございます。 ◆17番(阿部正敏議員) そういった中で、保育士の負担は一方で大きくなるのですけれども、定員の枠をある程度ふやせるような法律なり条例の改正という部分についての、そういった議論というのはなされているのか。今後民間としてこの保育事業が成り立っていくという部分については、保育士のなり手がこのような状況では非常に難しいのではないか。 一方で、前回の議会で承認されました民間委託の保育士の確保も非常に厳しい状況で、その事業、来年開所すると思うのですけれども、そういった民間のお話も含めて、そのような見通しも含めて、ちょっとお話しいただきたいというふうに思います。 ◎庄司勝彦福祉部長 定員の枠というのは、保育所の受け皿ということでよろしいですか。(17番阿部正敏議員「はい」と呼ぶ)来年度につきましては、まず渡波保育所につきましては保育の定員を60名から70名に、また公立の保育所といたしまして雄勝保育所が定員20名、釜保育所につきましては60名、さらには民間保育所、認可保育所でございますが、99名定員と60名定員が来年から開所する予定になってございます。また、小規模保育事業につきましても3カ所ということで、合計8カ所で306人の定員枠を確保してございます。また、一方で廃止する施設もございますので、差し引きますと6施設増の267名ということになってございます。 また、条例等でも御提案させていただきましたが、朝夕の保育児童数が少ない時間帯につきましては、保育士資格を持っていない方でも保育に従事できるということと、また日中におきましても小学校教諭等で対応できるというふうなこともありまして、また保育システムのシステム補助、あるいは監視カメラ等の設置の補助等によりまして、負担軽減ということを進めているところでございます。 また、来年4月に開所いたします釜保育所の現状でございますが、まず現状につきましては園長1人、主任保育士1人、保育士6名、栄養士1名、調理員1名、計10名の職員の採用をされておりまして、今後さらに6名の採用が必要だということになってございます。今後のスケジュールにつきましては、保育備品の購入、保育開始に向けたいろいろな準備等を進めるに当たりまして、私どものほうでも開設準備の協力をさせていただいているところでございます。 ◆17番(阿部正敏議員) 民間委託の事業所については、現状保育士の確保が6名という、今後この辺ある程度埋めていくのだろうというふうに思いますけれども、一番根底にあるのが市立保育所と民間保育所の労働賃金の格差という部分が非常に大きいのだろうというふうに思うのです。そういった中で、どうしても保育士になられる方は市立のほうを向いているような感じですので、いろいろな経営状況を考えていくと、なかなか市立と民間という形で分けて、こういった形で事業を進めていくというのは非常に厳しい状況になってきているのではないかなというふうに思うので、そういった意味で民営化という部分は今後議論を十分していく必要があるのかなというふうに思うのですが、その辺の方向性について市長にお伺いしたいと思います。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 私立保育所と市立保育所との待遇の格差というのがありますので、私立保育所に保育士がなかなか集まらないという、保育士不足というのが発生しておりますけれども、待遇改善については今後どのように対応するか、今検討しているところなのですけれども、なかなか難しい面もございます。 これからの方向としては、確かにこれまで本市におきましては市立の保育所で対応してまいりましたけれども、今後は民間活力、民間に移行するというのも一つの方向性だというふうに認識しております。民間保育所における課題については、今後民間の方々とも積極的に話し合いをしながらどのような改善策がとれるか検討してまいりたいと考えております。 ◆5番(千葉眞良議員) 今の阿部議員と福祉部長のお話を聞いていて、ちょっと確認したいことが出ましたので、釜保育所は来年4月開設で定員60名ぐらいで開所スタートでいいのですか。何か3歳児までの入所でスタートするというふうに聞いていたのですけれども、その辺ちょっと確認したいのですけれども。 ◎庄司勝彦福祉部長 定員につきましては、60名ということで変更ございませんが、初年度、4歳児、5歳児につきましてはどうしても継続児が多うございまして、募集をかけても集まらないという現状がございますので、ゼロ歳から3歳までの、まず来年度につきましては36人、再来年度につきましては4歳児がふえまして12人プラスの48名、その次の年度から60名フルで稼働するというふうに考えてございます。 ◆5番(千葉眞良議員) 今のことについてはわかりました。 ただ、先ほどの待機児童の数の問題からいうと、今回の釜保育所の開設で待機児童解消とはならないというふうに踏んでいらっしゃるのかどうか、お伺いしたいのですけれども。 ◎庄司勝彦福祉部長 現在入所の申し込みを受け付けまして、今保育の必要性に関する点数つけをしているところでございます。それで、先ほど申し上げましたとおり、受け皿は267名がふえるのですけれども、低年齢児の受け皿が劇的にふえるというわけではございませんが、極力調整をいたしまして、待機の出ないような調整を図ってまいりたいというふうに考えてございます。 ○議長(丹野清議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) なければ、6款農林水産業費、あわせて予算案第2条、継続費補正及び予算案第4条、債務負担行為補正について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) なければ、8款土木費、あわせて予算案第2条、継続費補正及び予算案第3条、繰越明許費について質疑はありませんか。15番。 ◆15番(水澤冨士江議員) 41ページ、道路ストック長寿命化事業費、これ委託をするということでございますので、委託先と、この予算で全体の何割ぐらいが点検できるのか、その見通しについて、またこれを点検をした後、今後補修の見通し等、今後について伺います。 ◎木村芳夫建設部長 お答えいたします。 今回提案させていただきました橋梁点検業務委託料の追加ということで、これにつきましてはさきの笹子トンネルの事故ということで、高速道路のトンネルの天井が落下して、多くの被害が出たということを受けまして、国土交通省のほうで平成26年7月に省令を改正いたしまして、全ての橋梁、トンネル、それから大型の車が通るカルバート、橋の下になりますが、それと歩道橋等を5年に1回目視点検するということで、まず平成26年度から平成30年度までを1サイクルということで調査をする予定となってございます。 現在の進捗につきましては、平成26年度から実施してございますが、全体で、まず橋でございますが、市内に2メートル以上の橋梁ということで、現在1,037橋ございまして、平成26年度に62橋、平成27年度で37橋、今回補正で追加して183橋ほど一応実施するということで、一千何がしというところが全体でございますので、まだちょっと1割ということで、今後その辺、今回も国のほうで補正を認めていただきまして、まずはこの点検を全て実施する。その後の補修等につきましては、現在も、その前から道路の長寿命化事業ということで取り組んではおりますが、現在のところ近々にすぐ危ないというところはございませんというふうな状況でございますので、これらの点検をまず見ながら、その次のストック長寿命化ということで取り組んでいきたいというふうに一応考えてございます。 ◆15番(水澤冨士江議員) 笹子トンネルの事故があってからこういったことが行われるわけですけれども、1割ということでスピードアップ、これはできないものか。それに対する財源問題もあると思うのですが、今後スピードアップについて伺いたいと思います。事故があってからでは遅いということであります。まず、ではそこを伺います。 ◎木村芳夫建設部長 5年間ということで、スピードアップについてということでございますが、これはほかの自治体でも全国一律この5年で全部1サイクル調査ということで、莫大な予算がかかるというふうなことと、調査に関する業務をやる人の手配等もありますので、今回そういったことでまず手始めに平成28年度、3年目になりますが、こういった形で国のほうに補正の要望等を今後も行っていきまして、あと来年度につきましても点検に特化して、補修部門もあるのですが、点検のほうに予算をシフトして、5年部分というのが国の社会資本整備総合交付金の防災枠で補助事業になってございますので、それを完結するように関係機関への働きかけを行いながら、何とか平成29年度、平成30年度で達成していきたいというふうに考えてございます。 ◆15番(水澤冨士江議員) 3回目に、道路ということで、関連で伺います。 以前にも伺いましたが、旧市役所と中央公民館の間の日和山公園に向かう道路であります。前は、これ桜坂高校、小学生の通学路であるというところから、両側とも歩道が途中で切れるわけです。それで、これ改善を図るべきだということを申し上げてまいりましたが、何もなされていません。 今度寿楽荘が坂の下のほうにできたわけです。高齢者が利用するということで、もともと中央公民館ではここにもつくも大学等で高齢者が利用しています。先日寿楽荘、早速高齢者の方、利用していただきまして、その方々から高齢者が坂の下のほうで上からスピードを出した車が来たところで横断をしようとしているということで、非常に危ない状況があるという声をいただきました。先ほどの歩道もあわせて、あの坂について改良をしていただきたいということをまず伺います。 それと、もう一点は、先日の地震の際、津波警報が出されて、これも以前と変わらず、結局日和山が大変渋滞、混雑、混乱をいたしました。この改善策について、今後どのように考えているのか、2点伺います。 ◎木村芳夫建設部長 お答えいたします。 私のほうから桜坂高校への通学路の歩道の設置ということで、前にも水澤議員からいろいろ要望、提言ということでいただいておりましたが、現状横断するような形になるということで、今近々にというのはなかなかあれなのですけれども、現在あそこの土地の関係で、海門寺公園の借地をしているのですが、そこの土地の方との道路の土地の境界ということで、協議もさせていただいた中で、道路の拡幅ができるかどうかということを、今後その辺を相談をしていきたいというふうに思っておりますので、御理解を願いたいと思います。 ◎和泉博章総務部長 日和山への津波警報が出たときの車の避難の関係ですけれども、原則的には避難については歩いてということでお願いをしているところでございますが、高齢者等の方がいらっしゃる家族等については車を使うということも考えられます。そういった中で、日和山等、山に逃げるということは正解だと思いますけれども、駐車場の確保ということは現在の日和山公園周辺は観光時期についてもかなりの渋滞等がかかっております。そういった中で、確保については非常に厳しいものがございます。 ただ、石巻市として公共施設ということで石巻中学校とか門脇中学校、そういった学校施設の校庭を駐車場ということで、今回も津波避難ということで、ちょっとうろ覚えなのですが、約150台ぐらいだったかなと思いますけれども、そういった台数の方々が各学校施設のほうに避難していたということがございますので、今後ともそういった避難の際の道路の関係、駐車場の関係については検討してまいりたいというふうに考えております。 ◆17番(阿部正敏議員) 先ほど水澤議員と同じ、41ページの橋梁点検業務についてお伺いしたいと思います。 それで、先ほどるる説明ありました。点検の数も含めて、進捗状況を説明いただきました。そういった中で、今回地震によって相当橋梁が傷んで、それによる復旧事業という部分と、改めて老朽化に伴う点検業務ないし、点検業務が終われば、そういった整備業務というふうになると思うのですけれども、その辺の仕分けという部分ではどのようにされているのか。既に、うちの町内で申しわけないのですけれども、新橋という歴史的な橋があるのですけれども、いよいよかけかえの話がありまして、住民説明会がありました。そういったこともありますので、その辺、ちょっと御説明いただければ、お願いします。 ◎木村芳夫建設部長 お答えいたします。 まず、先ほど申し上げました、点検は国のほうの5年に1回ということで進めていくと。 それから、震災によっていろいろ傷んだ箇所等の整備につきましては、まず石巻バイパスの中埣橋の橋梁が耐震化工事ということで、そちらのほうにつきましては今年度で耐震化については完了をしてございます。 そのほか、今現在取り組んでおりますのが石巻大橋の、あそこは鋼管ぐいで基礎ぐいになっているのですけれども、それらの電食の防止ということで、それらの改良事業ということで取り組んでおりまして、そのほかにつきましては近々にすぐ震災による影響でどうのこうのということはございませんので、今後の年次計画でその辺の補修等を行っていきたいというふうに考えております。 あと蛇田新橋につきましては、今のところ強度的にはあそこ重量等の規制もありますので、現在のところは大丈夫なのですが、あれを拡幅してということで社会資本整備総合交付金事業で取り組んでおりますが、ちょっと今の段階で用地の関係でなかなか事業の進捗が見えないというところで、若干進みぐあいが滞っておりますけれども、その件につきましても丁寧な説明をして、また関係機関として河川、あそこが北上運河ということで県の管理、あと水道の水管橋等もありまして、それら関係機関と協議しながら何とか早い時期に着手に入りたいというふうに考えてございます。 ◆17番(阿部正敏議員) 先ほど新橋のお話出ましたけれども、橋の単なるかけかえということになると、市民にとっても非常にうれしいですし、またそこを通る、通勤に通っている皆さんにとってもありがたい話ですけれども、実は今の規格と以前の橋の規格が全く異なってきていまして、ある程度高さをとらないとなかなか新しい橋のかけかえというのは難しいと。そうすると、今まで道路に普通に出ていたその周辺の方々が1メートルないし2メートルぐらい今度高くなるわけです。そうすると、道路に接している皆さんはどこか迂回して、そこを目の前に壁ができるようなもので、今まで使えていたものが全く機能しなくなるというふうな状況になって、相当住民理解をもらうというのは私が感じている状況ではもうほとんど難しいのではないかと。特に新橋周辺は、御存じのとおり、道路沿い、空き地も何もないですから、すぐ家屋が建っているような状況で、当然そこから立ち退きという形にならざるを得ない。しかし、それもなかなか現実的ではないような感じもしますし、そういった意味で橋のかけかえが非常に難しいという事業になっているわけなのです。こういったところを理解していただいて協力いただくというのは、現実的になかなか難しいというふうに思うのです。そういった意味でも業務点検という部分を相当急ピッチにやって、早い段階でそういった老朽化に伴うかけかえの橋、今後出てくるようであれば、またさらに問題がいろいろ山積していくような状況になりますので、その辺の地権者ないし今までいた近所の近隣の方々の理解を求められるような手法のやり方というのは現実的にないものなのかどうか、その辺の御説明、お願いします。 ◎木村芳夫建設部長 お答えいたします。 議員御指摘のとおりのような状況でございまして、それで高さにつきましては今回の震災で地盤沈下ということで、北上運河のほうもそれに伴って沈下しているということで、その沈下の戻し等ありまして、河川の計画高、改修する場合は原則的にその高さをもって改修をするというふうな一応河川管理者との約束がございまして、その案に基づいてちょっと絵を描かせていただいたのですが、ただいま阿部議員おっしゃるとおり、近隣のすりつけ部分のうちの方々との高低差も出てくるというふうな状況が出ておりまして、その辺でやっぱりなかなか皆さんの合意が得られないというところで、我々としては今沈下はある程度若干戻りもあるというところで、今後河川管理者のほうともその辺のある程度の沈下の戻りの部分等も勘案した対策、代替案というものをちょっと協議をさせていただく必要があるのかなというふうに一応考えておりますので、今後またその辺を調整した上で、ある程度の対案ができれば、住民の皆様と御相談をさせていただければというふうに考えております。 ◆17番(阿部正敏議員) 全体的な予算規模も含めて、住民の理解をいただくという部分では関連する県なり国の法律等あると思うのですけれども、現実的に今後こういった橋のかけかえについては相当今言ったような手法、ある程度各行政機関のいわゆる柔軟な対応という部分を求めていくような方法しか私はないと思うのです。特にあそこの場所があえて高くなる。それによって、規格の問題だと思うのですけれども、今の状態で何の不便もないわけですので、むしろ現実的なそういったお話を、柔軟な対応を求めていく。その上で、住民にもう一度その辺のお話をしていく。そのためにもある程度安心してあそこを使えるのだという、いわゆる今現在の老朽、かけかえと決めたのですけれども、しかしながら、ではすぐにそこが通れなくなるのかという心配も一方であるわけでございますので、その辺の安心してそこは通れますよという部分も一方で理解を求めていく必要があるので、部長、その辺の強度の問題、その辺の安心して、まだまだ議論重ねながら、期間、十分そこは使用できるものなのかどうかも含めてのお話をもう一度お聞かせください。 ◎木村芳夫建設部長 お答えいたします。 ただいま現在の橋梁の強度につきましては、手元にそこでの何年というのがないので、現在なかなか答弁できづらいところなのですけれども、先ほどの河川との関係ということで、道路も必要なのですが、当然災害時、洪水時の河川の必要性ということもございますので、なかなか簡単にははい、そうですかということにはいかぬとは思いますが、我々としてはその辺の住民との利用と、それからどの辺が落としどころなのかというところをちょっと丁寧に協議、相談をさせていただきたいというふうに思っておりますので、一応御理解を願えればと思います。 ◆8番(阿部利基議員) 43ページ、公園管理費でございます。北上公園ということで、何度かお骨折りいただいたかと思いますが、県とのちょっと話し合い等もあるようなニュアンスでお話聞いていました。県のほうは、三浦県議がいろいろ動いたようでございますけれども、具体でどういうような整備かかるようになったのか、お聞かせください。 ◎木村芳夫建設部長 お答えいたします。 今回の公園管理費の予算につきましては、北上公園、今まで仮設のグループホームというか、そういう福祉的な施設で使われておった場所なのでございますが、そこの場所を撤去された部分もありますことから、今回民間のほうからそういう公園、子供たちのためにということで公園の整備にということで寄附をいただきまして、まずは北上公園のその場所に、対象としまして幼児用の遊具、就学前の子供たちが今現在なかなか遊ぶところもないというふうなところで、そういったものを、幼児用の遊具を整備をしていきたいということで今回予算を上げさせていただいたところでございます。 ◆8番(阿部利基議員) 地元要望でいろいろあったかと思います。その中でも中里地区、ちょっと盆踊りが今までできていない状況もあったので、その辺の整備もぜひ早く急いでほしいなと思っていたのですが、そのあたりの進捗ってどうなっていましたでしょう。特にアスファルト部分です。そこを撤去する、しないという話があったと思います。やはり盆踊りするに当たって、地盤の整備等ございまして、その辺県の持ち帰りになったかと思うのですけれども、協議しているのであれば、お聞かせください。 ◎木村芳夫建設部長 お答えいたします。 ただいま仮設に使用する際に、公園をアスファルト、砂利敷きしたということで、それらの撤去ということで、設置した際は公園の使用許可ということで、それらの原形復旧ということで許可を出させていただいております。ただ、県の事業等で整備しておりますので、全体的な話もございますので、現在いろいろその辺は福祉部を通して協議中でございます。 ◆1番(黒須光男議員) 市長、先ほど3選出馬、おめでとうございます。私もゆうべ市長が3選出馬するというふうなことが漏れ伝わってまいりまして、きょうはどういうところで出馬表明するのかなと大変興味を持っていたわけでありますが、先ほど西條議員の質問に答えたというふうなことでございます。しっかり頑張っていただきたいというふうに思います。 ただ、西條議員からの中にあったのですが、市議会が一丸となって応援するというような話でしたから、そういうことは考えられませんので、その辺はひとつ市長も十分に理解していただきたいというふうに思うところでございます。 それで、この公園の整備、建設部長、阿部議員にお答えしたのですが、実はおかげさまで私の町内も公園何カ所かありまして、都市計画の管理として使われている。大変皆さんから喜ばれているというようなことなのですが、その中で道路課のほうでも力を入れていただきまして、石巻工業港曽波神線の下を公園化したのです。子供たちが大変連日来まして、歓喜の声と申しましょうか、子供たちの声が絶えない。ですから、今の答弁聞きますと、単に遊具をつけるというふうなものよりも、かえって私のほうの町内のように、バスケットボールのスポーツ施設を導入する、あるいはサッカーですとかテニスもやれるように、橋脚にそういうような絵を描いてそこでやれるという、そういう形で、これは全市で進めていけば、大変にぎわいと申しましょうか、今までの遊具のように滑り台ですとか、その他のあるよりも実際子供たちが一丸となってやれる、そういうことが私は大変いいのではないかなというふうに思っているのです。この現実はどういうふうに、担当部長ですから、十分御理解いただいていると思いますけれども、その辺はひとつどういう認識を持って、今後今の阿部利基議員の質問とも関連するのですが、これはスポーツができる、そういう施設にしていくというふうなことによって、今の体力不足ですとか、体力が落ちているとか、いろんなことで緩和できるのかなと、そんな感じを深めているところでありますので、ぜひひとつ御答弁お願いしたいと思います。 ◎木村芳夫建設部長 お答えいたします。 ただいまの公園の整備のあり方ということで御質問を受けました。先ほど阿部利基議員にお答えいたしました北上公園については、遊具といいましてもゼロ歳児から5歳児ということに特化して、幼児の皆様がなかなか、今子育て支援ということでいろいろ市でも施策打ってございますが、そういった中で小さい子供が遊べる場所がないというふうな意見も踏まえまして、まずは北上公園、車で来られる方もいらっしゃるものですから、そういった形で第1弾。その後、年代別ということで、ただいま議員御指摘のように、バスケットボールのコートとかというところは教育委員会のほうともその辺のすみ分けというところをいろいろ協議をさせていただきまして、全体的な整備を図っていく必要があるのかなというふうに一応考えているところでございます。 ◆1番(黒須光男議員) まず、お願いしたいのですが、私お話ししておりますのは、石巻工業港曽波神線の一部、仙石線を挟んで北側のほうは整備されたのですが、これは南側にも整備しますと相当な、例えばテニスコートも3つぐらいできるのです。だから、そういう空き地利用を真剣に考えていただきたい。親子で、先ほど幼児、ゼロ歳から5歳までというような遊び場のことをお話しになったのですが、そういう施設ですと今は4歳、5歳の方々とお父さん、お母さんが来て遊んでくれているのです。ですから、多極的に使われる施設、スポーツ施設というふうなものが大変不足しておりますので、その辺もひとつ御認識いただきたいということと、もう一つは七窪蛇田線今手がけているのですが、そうなりますと陸橋の下もあくわけです。そこを公園にすれば、雨の日も使えるという利便性のある施設になるかと私は思うのです。ですから、その辺もひとつ御検討いただければありがたいなと思うのですが、いかがですか。お願いします。 ◎木村芳夫建設部長 ただいま議員から御指摘いただきました、七窪蛇田線の桁下空間の有効利用ということで、こちらにつきましては石巻工業港曽波神線の経緯も踏まえまして、地元の清水町、田道町、または南中里の町内会とコミュニティーとしての有効な利用のあり方につきましてはるる相談をさせていただいて、その辺は対応を今後させていただきたいというふうに考えております。 ○議長(丹野清議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) なければ、9款消防費、予算案第2条、継続費について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) なければ、10款教育費、あわせて予算案第2条、継続費補正及び予算案第4条、債務負担行為補正について質疑はありませんか。14番。 ◆14番(山口荘一郎議員) 48ページ、49ページの中学校防災機能強化事業費についてお伺いします。 河南東中学校と河南西中学校のつり天井の落下防止対策ということでいただいておりますけれども、この工事の具体的な施工内容をまず1つお伺いしたいというのが1点。 さらには、石巻市は校舎などの耐震化は進めてきましたが、こういった耐震化率、市立学校においては現在何%なのか、さらにはつり天井とか壁といった非構造部材のほうの耐震化率がどのくらいなのか、お伺いしたいと思います。
    ◎草刈敏雄教育委員会事務局長 お答えいたします。 議員お話しのとおり、この予算については河南東中学校、西中学校の体育館、武道場ということでございます。防災機能強化でございますので、東日本大震災以降につり天井の部分が落ちて使えないということが発生した事例が多かったものですから、現在の体育館、ほとんどの体育館は天井というのがついていないほうが多いのですが、例えば空調の関係でついているところがございますので、そこら辺については天井の部分を撤去をするという工事でございます。武道場も以上でございます。 耐震化の部分につきましては、昨年二俣小学校の耐震工事が終わりまして、市内の学校については耐震工事は全て完了をしております。また、防災機能強化につきましても現在計画的に進めておりまして、平成31年までで全て完了する予定でございます。先ほど申しましたように、ほとんどの体育館は天井がついていないということなので、全部の学校ということではなくて、あと平成30年度には3つの中学校、平成31年度には2つの中学校ということで終了という予定でございます。 ◆14番(山口荘一郎議員) 校舎の耐震化は、ほぼ100%だというような話をいただきました。11月に文部科学大臣から全教育委員会に要請があったと思うのですけれども、熊本地震の際に、熊本県内の避難所となっている公立学校の3分の1の学校が避難所として体育館を使えなかったということになっているのです。それがまた非構造部材の耐震化が進んでいなかったので、安全性を確認できないために避難所として使えなかったということで、緊急に要請があったのだろうというふうに思っています。 先ほどの答弁では、つり天井自体が少ないので、平成30年度3つ、平成31年度2つの中学校をやると全て終了するという答弁でした。今回この工事の内容も先ほど聞いたのですけれども、つり天井がある場所というのは、今先ほどおっしゃったように、空調とか配管がその裏に隠れていると思うのです。東日本大震災のときは、確かにつり天井も落ちてきたのだけれども、そういった配管とか、さらにその上にある壁が落下してお亡くなりになったという実証もあったものですから、天井を取っ払うだけではなく、配管の耐震性というか、強化ということも進めるべきだということを考えていますので、このあたりの工事はどのようになるのか、1件、お伺いしたいと思います。 あと改めて、つり天井自体はないのだけれども、体育館には照明がぶら下がっていたり、あとは中学校なんかではガラガラガラと下げるバスケットゴールとかがつり下がっていると思うのです。これらの耐震性はどうなのか、お伺いしたいと思います。 ◎草刈敏雄教育委員会事務局長 お答えいたします。 まず、防災機能強化で工事する学校については、配管等の安全性等については当然考慮されておると思います。ただ、今議員からお話がありました照明とか、そこら辺の部分についても、済みません、現在資料は持っておりませんが、ただ防災機能強化はやはり児童・生徒の安全のための事業でございまして、その事業の範疇に入っていないという現状もございますので、おおむねというか、大丈夫なのだろうというふうに私は認識はしておるところでございますが、その辺については改めて確認をしてからお答えをさせていただきたいと思います。 ◆14番(山口荘一郎議員) 範疇に入っていないということなので、改めて後で答弁いただきたいと思います。 範疇に入っていないという答弁あったのですけれども、教育委員会の管理する体育施設の中で、例えば山下の屋内運動場とか、桃生の勤労者体育館というのは耐震化の診断すらまだしていないのです。その理由を聞くと、耐震化の診断をする、義務づけられている広さでないので、耐震診断していないという答えだったのです。 一方で、校舎の耐震化終わりました。さらには、もっと安全にするように非構造部材の耐震化まで積極的に進めますという事業はありながら、その別のところでは工事が必要かどうか、診断すらしていないという状況があります。私は、公の施設として市が管理する施設であれば、工事をするかどうかは別として、診断はまずするべきだというふうに思いますが、考えをお伺いしたいと思います。 ◎草刈敏雄教育委員会事務局長 耐震診断ということで、済みません、その耐震診断の実施基準という部分について、私今承知しておりませんので、これも確認をさせていただきたいと思います。 ◆30番(千田直人議員) 私も1点お伺いしたいのですが、同じ49ページのその上段、中学校施設老朽化対策事業費ということで3億8,600万円置いていますが、工事費としては老朽化対策工事一式として3億6,400万円見込んでいます。議会運営委員会の資料によりますと、稲井中学校と桃生中学校ということでございますが、それぞれのどのような部分を、老朽化ですから、最初に思い浮かぶのは屋根の改修かなと、あるいは排水、水回りかなというようなこともありますが、その工事の内容とそれぞれの予算の内容を伺いたいと思います。 ◎草刈敏雄教育委員会事務局長 お答えいたします。 中学校の老朽化対策事業ということでございます。小学校の老朽化対策事業も同様でございますが、老朽化対策事業としましては屋上防水と、あとは外壁の修繕、またあとはトイレの洋式化という部分がテーマで実施する予定でございます。 ◆30番(千田直人議員) トイレも洋式化されるということで、大変子供たちも喜ぶのでないのかなと。何か聞きますと、うちと学校の違いが随分問題になってきているようですが、これから順次洋式化されていくことでしょうから、それはそれとして進めていくべきだというふうに思いますが、桃生中学校で以前からPTAの皆さんで何とかならないものかというふうに言われてあったのですが、校庭なのです、校庭。老朽化というのには及びませんが、校庭が粘土質で、昨今雨も多いものですから、運動会で前日あるいは当日雨なんか降られたらもう目も当てられない状況、どろどろ状態になって、これ何とか土の入れかえをお願いしなければならない。毎年度とにかくそういう状況なものですから、さらには中学生ですので、校庭を走り回る、いわゆる屋外でのスポーツも盛んに行われなければならない状況の中で、雨ちょっと降ればもう全然だめだというような状況で、これは困るなというふうに以前からそういう指摘がされてあったのですが、学校サイドからそういう要望があるのかないのかわかりませんが、校庭の整備、いかがでございましょうか。確認していただきたいのですが。 ◎草刈敏雄教育委員会事務局長 お答えいたします。 校庭につきましては、そういう水はけの悪いというような場所、または近隣に校庭の砂が飛んでというようなことで、課題がある学校があることについては承知しております。そこら辺については、順次学校と協議をさせていただいて対応をしてまいりたいと思いますので、御理解をいただきたいと思います。 ◆30番(千田直人議員) 事務局長から順次対応してまいりたいという御答弁でございますから、それはそれでぜひお願いしたいのですが、桃生に小学校3校と中学校1校あるわけですが、中学校ももう築40年になるかと思われますけれども、運動会の状況、今校庭の状況なのですが、2校は雨上がっても、すぐと言うと変だけれども、ちょっと水をかえると運動会、すぐできるのですけれども、あと桃生小学校と桃生中学校はどうも粘土質が多くて大変、1時間、2時間とか待ちながら実施している状況なものですから、その辺、今調査されるということでございますので、よろしく調査されて、土の入れかえがいいのか、それとも何か暗渠排水が、いろいろ技術的な分野もありましょうが、その辺で解決できるものなら解決していただきたいというようにお願いしたいのですが、いま一度事務局長、お願いします。 ◎草刈敏雄教育委員会事務局長 お答えします。 先ほど申し上げましたように、石巻市の小中学校合わせて現在55校ございますので、そこら辺については順次課題等を調査して対応してまいりたいと思います。よろしくお願いします。 ◆13番(渡辺拓朗議員) 53ページの市民文化ホール建設基金費に関連して、ちょっとお聞きします。 だんだん具体的に建設に向けて進捗していまして大変喜ばしい限りでありますが、それで駐車場、やはりこれまでの市民会館も駐車場も非常に問題になってきました。そういう意味で、建設地も運動公園に隣接しているのかなと思いますが、予定地内の駐車場と、あと近隣の運動公園の駐車場、どのくらいの比率で利用するのか、お聞きしたいと思います。 ◎草刈敏雄教育委員会事務局長 お答えします。 (仮称)複合文化施設でございます。基本計画の段階で、駐車場については常時400台を確保するということで基本計画をしております。また、緊急時については、500台まで入れたいというふうには思っております。 ただ、先ほど議員がおっしゃられましたように、運動公園の駐車場もすぐ道路向かいにございます。また、第3工区、現在工事しております野球場の南側ですか、そこについても200台以上の駐車場がございます。そこら辺については、各施設、事業等がバッティングしなければ有効に利用ができるのかなと思いますが、そこら辺についても行事等がやっぱり重なった場合は利用の調整等は必要なのかなというふうには思っておりますが、ただホール規模等からいって、400台程度ということであれば通常は大丈夫だということで計画をいたしておりますので、御理解をいただきたいと思います。 ◆13番(渡辺拓朗議員) そうしますと、その400台というのは、今建設予定地内に確保できるということでよろしいわけですよね。わかりました。そうすると、十分だという話なのですが、この間コンペで大ホールと中ホールというような形で、こういう客席数全て活用した場合でも400台くらいで十分可能ということでよろしいのでしょうか。 ◎草刈敏雄教育委員会事務局長 基本構想、基本計画策定時において、やはり駐車場の台数というのは結構議論の中心にもなりました。ただ、今議員がおっしゃいましたように、ほぼ大丈夫だということで計画をいたしたところでございます。 ◆13番(渡辺拓朗議員) 400台の出入り口の数、これも非常に重要に思います。台数は確保できても出入りの場所がどのようになるかによって、どれだけ早くイベント、コンサートに早く来たらいいのか、また渋滞の問題にもつながりますし、そういう意味では出入り口の数等も十分に検討していただきたいと思いますし、さらに今間に合うというお話でございましたが、対面側にかなりの大きい駐車場があります。バッティングしなければ、この運動場の駐車場も利活用する範囲に自然になると思うのです。当然出入り口の数にも限界ありますから、そうすると運動場にとめて歩いてホールに入るかというふうな利用客もいるわけです。その場合に、必ずそのような状況があると私は仮定しているのですけれども、高齢社会の中であの太い道路をそういうこれからも楽しみにしているコンサートがあって、気持ち的に焦っている中で、横断歩道はそれなりの押しボタンなり、一番いいのはエレベーターで上を通れれば一番いいのでしょうけれども、そのような工夫も今のうちから多少考えて、安全にスタートできる文化ホールであればなというふうに思うのですが、この辺、どのように考えますか。 ◎草刈敏雄教育委員会事務局長 お答えします。 確かに駐車場と建物の関係で、どのように出入り口を設けてやったら車がスムーズに整理できるのかというのは、今後基本設計を進める中で当然考慮する必要があると思います。 あと、また運動公園の駐車場を利用した場合の横断ということでございますが、あの道路には現在横断歩道はたしかなかったのかなとは思います。横断歩道は公安委員会の管轄でございますので、現在進めている施設の駐車場配置、出入り口の配置等が決まりましたら、そこら辺は道路管理者、あとは交通管理者と今後協議を進めていきたいというふうに思います。横断歩道の安全対策については、先ほど例えば押しボタン式というような信号機という提案もございましたが、それが不可能であったとしましても、その場合は安全確保は事業の主催者側で確保するように指導等をしていく必要があるのかなというふうに考えております。 ○議長(丹野清議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 暫時休憩いたします。   午後0時14分休憩                                             午後1時15分開議 ○議長(丹野清議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △発言の訂正 ◎庄司勝彦福祉部長 先ほどの補正予算審議中、阿部正敏議員の保育児童の定員増に関する私の発言の中で、定員増加数を「360」と申し上げましたが、「306人」の誤りでしたので、訂正のお願いとおわびを申し上げます。 ○議長(丹野清議員) それでは、11款災害復旧費、あわせて予算案第2条、継続費補正及び第3条、繰越明許費について質疑はありませんか。17番。 ◆17番(阿部正敏議員) 55ページなのですけれども、船戸水門の災害復旧事業、単年度予算なのだと思うのですけれども、この事業内容と、場所、雄勝地区ということなのですけれども、漁港区域に入るのかどうか、その辺も含めてちょっと状況をお示しいただきたいと思います。 また、災害復旧費で7,000万円という予算計上になっていますけれども、関連して、この間津波の被害状況について、漁業者の被害について、既に把握しているかどうか、その辺も含めてお答えいただきたいというふうに思います。 ◎斎藤一夫産業部長 お答えいたします。 まず、船戸水門でございますけれども、船戸水門につきましては東日本大震災によりまして壊滅した林地荒廃防止施設を復旧させるということで、合併以前、旧雄勝町時代に管理を宮城県から石巻市のほうに引き継いで現在に至っているという状況ございますので、それらも加味しまして、国庫補助で水門を改修するという内容です。 その内容でございますけれども、復旧延長15.3メートル、これは県が年明けの議会で防潮堤を修繕する、この工事を発注する予定でございます。その工事と連動する内容になりますので、あわせまして行うという状況でございます。石巻市の分につきましては、先ほど申し上げたように、復旧延長15.3メートルという内容になります。 それから、先日の津波被害ということでございますけれども、養殖のカキ棚等に被害がございまして、いまだ調査中でございまして、まだまとまっていないという状況でございますので、まとまり次第、皆様に御報告申し上げたいというふうに考えてございます。 ◆17番(阿部正敏議員) 関連しますけれども、先ほど補正予算が125億円の補正ですけれども、あわせて減額補正が低平地整備については41億9,300万円、そしてまた漁港のほうの整備、漁業集落排水の整備が20億円、合わせて60億円くらいが減額補正になっているのです。そしてまた、船戸水門ということで防潮堤の絡みもあるのですけれども、こういった事業全体として相当減額補正出るという、裏を返せば進捗状況が非常におくれているのかなというふうな捉え方するのですけれども、その辺の当局としての認識、どういった認識をお持ちなのか、お聞かせいただきたいと思います。 また、もしおくれているという認識があるとすれば、どういった原因があるのか、その辺、改めてお示しいただきたいというふうに思います。 ◎斎藤一夫産業部長 お答えいたします。 低平地、漁業集落排水の事業がおくれているという御指摘でございますけれども、そのおくれにつきましては否めない事実でございます。今回低平地と漁業集落排水についての減額でございますけれども、平成26年から平成28年度で市内の70地区を整備するという計画で進めてございましたが、例えば防災集団移転事業、あるいは国道、復興県道、市道、そういった道路整備、あるいは河川堤防、防潮堤、そういった関連する事業との調整を踏まえまして、平成28年度中の完成が見込めないということで、今回その分を平成29年、平成30年にそれぞれ延伸して今般減額するという状況ございます。 今後の対応でございますけれども、その地区ごと、浜ごとに集中して物を決めて、要するにこれまでは全体計画としてさまざま協議は進めてきたという状況でございますけれども、そうではなくて1地区ごとにきちっと議論を深めて、一つ一つ決着つけていかないとなかなか進まないのかなということで、早速施工を委託している施工CMRもある、それから管理CMRもある、それから市、それから先ほど申し上げた各関連事業、こういった方々で協議するという方向で現在進めているところでございます。何とか産業部としても低平地、それから漁業集落排水事業、一日も早く完成を目指して進めたいというふうに思っておりますので、御理解を賜りたいと存じます。 ◆17番(阿部正敏議員) そうなのです。本当に地域地域で復旧のおくれというのは、地域ごとに課題があります。そういったところは、丁寧に対応していく必要があると思いますし、早急に解決できる問題もありますので、特に県の事業と重複する事業がどうしてもあるものですから、その辺市当局としても県は県、市は市というような対応ではなくて、県にもある程度柔軟な対応を求めていくということは市としてやっていく必要があるのだろうというふうに思うのです。 それで、市長に改めて、被災地、沿岸部の復旧事業のおくれというのは、5年9カ月になりますけれども、市民にボディーブローのように精神的に相当参ってきている部分もありまして、私のふるさとであります大原地区でもどうも県道整備についても協力したいのだけれども、どうしても県の整備事業ありきという部分で、自分たちの描いた法線、あるいはそういった施工方法、それを変えたくない状況があって、その辺もうちょっと柔軟に対応していただいてもいいのかなというふうな思いを私は客観的に何回も思う機会があったものですから、市としても市の事業もおくれますし、全体的な整備がそもそもおくれてきますので、ここは市長として県のほうに相当そういう対応も含めて柔軟な対応を求めていく必要が私はあると思いますので、その辺、市長、先ほど3選に向けた意思表示されましたので、その中でも特に沿岸部の再興には相当力を入れていくような趣旨の御発言もありました。そういったことも含めて、市長のそういった問題に対する取り組み、そしてまたおくれている沿岸部の再生に向けた、その辺のお気持ちを改めてお聞かせいただきたいというふうに思います。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 沿岸部のおくれについては、私も大変憂慮しております。特に今御指摘のように、県の防波堤の整備あるいは道路の整備と一体として拠点整備事業についても進めていかなければならないというふうに思っておりますので、私もできるだけ調整役というか、県にとにかく復旧復興事業を加速していただくように、これからきめの細かい対応をしていく考えでおります。本当に拠点整備事業、それから漁業集落排水や低平地整備事業につきましてもおくれていることに対しては大変申しわけないと思っておりますし、また沿岸部の方々からとると、6年たとうとしているのに、まだこれだけかというふうな、そういったお叱りも非常に受けておりますので、私としても何とか県と一緒になって柔軟に対応していきたいというふうに考えておりますので、今後は私自身もしっかり動いて復興を加速してまいりたいと考えております。 ○議長(丹野清議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) なければ、12款公債費について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) なければ、以上で歳出の質疑を終わります。次に、歳入の質疑に入ります。歳入は全款について、あわせて予算案第5条、地方債補正についても質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案についてはお手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に分割付託することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。 △日程第12 第276号議案平成28年度石巻市下水道事業特別会計補正予算(第4号) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第12第276号議案平成28年度石巻市下水道事業特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎木村芳夫建設部長 ただいま上程されました第276号議案平成28年度石巻市下水道事業特別会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。 表紙番号2、平成28年度石巻市各種会計補正予算の11ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3億8,770万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ243億2,461万6,000円とするものでございます。 第2条は、継続費の補正でありまして、14ページの第2表、継続費補正にありますように、新蛇田南地区震災復興土地区画整理公共下水道整備事業ほか3事業について、各年度の年割額を変更するものでございます。 第3条は、地方債の補正でありまして、16ページの第3表、地方債補正にありますように、事業費の変更に伴い、公共下水道建設事業債の限度額を変更するものでございます。 次に、歳出から御説明申し上げますので、表紙番号3、平成28年度石巻市各種会計補正予算説明書の88ページをごらん願います。3目東日本大震災関係費で3億8,770万8,000円を減額しておりますが、これは復興交付金事業として実施している新市街地及び被災市街地復興土地区画整理事業の下水道整備事業について、継続費の年割額を調整したことによる減額でございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、86ページにお戻り願います。1項下水道事業債で3,420万円を減額しておりますが、これは予算第3条の地方債の補正で御説明申し上げましたとおりでございます。 次に、84ページにお戻りいただきまして、1項一般会計繰入金は以下のような歳入歳出予算の調整の結果、3億5,350万8,000円を減額するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第13 第277号議案平成28年度石巻市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第13第277号議案平成28年度石巻市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎木村芳夫建設部長 ただいま上程されました第277号議案平成28年度石巻市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 表紙番号2、平成28年度石巻市各種会計補正予算の17ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ350万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億9,739万3,000円とするものでございます。 次に、歳出から御説明申し上げますので、表紙番号3、平成28年度各種会計補正予算説明書の104ページをごらん願います。1目農業集落排水施設費に350万円を計上しておりますが、これは排水施設汚泥引き抜き手数料の不足分を措置したものであります。 次に、歳入について御説明申し上げますので、102ページにお戻り願います。1目農業集落排水施設使用料に350万円を計上しておりますが、これは歳出で御説明申し上げました排水施設汚泥引き抜き手数料の不足分に対応する農業集落排水施設使用料の決算見込み額の増額分を措置したものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第14 第278号議案平成28年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第4号) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第14第278号議案平成28年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。本案について復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。 ◎近江恵一復興事業部長 ただいま上程されました第278号議案平成28年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。 それでは、表紙番号2、平成28年度石巻市各種会計補正予算の21ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億1,170万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ183億7,056万7,000円とするものでございます。 第2条は、継続費の補正でありまして、24ページの第2表、継続費補正にありますように、震災復興土地区画整理事業費の新蛇田南地区事業及び被災市街地復興土地区画整理事業費の新門脇地区事業、湊東地区事業、湊北地区事業、下釜第一地区事業、上釜南部地区事業、下釜南部地区事業について、総額並びに各年度の年割額をそれぞれ変更するものでございます。 次に、歳出から御説明申し上げますので、表紙番号3、平成28年度石巻市各種会計補正予算説明書の114ページをごらん願います。2目新門脇地区事業費に1億3,400万円を計上しておりますが、これは被災市街地復興土地区画整理事業業務委託料及び換地調整用地売却に係る業務委託料を増額するものでございます。 次に、3目湊東地区事業に50万円を、4目湊北地区事業費に130万円を計上しておりますが、これらは換地調整用地売却に係る業務委託料を増額するものでございます。 次に、5目下釜第一地区事業費に5,680万円を計上しておりますが、これは換地設計等に係る業務、換地調整用地売却に係る業務委託料及び宅地造成等に係る工事経費を増額するものでございます。 次に、8目上釜南部地区事業費に450万円を、9目下釜南部地区事業費に340万円を計上しておりますが、これらは換地調整用地売却に係る業務委託料を措置したものでございます。 次に、10目中央二丁目地区事業費に1,120万円を計上しておりますが、これは宅地造成等に係る工事経費を増額するものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、戻りまして112ページをごらん願います。1目建設費繰入金に2億1,170万円を増額しておりますが、これは歳出予算の補正に伴い、一般会計からの建設費繰入金を増額するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第15 第279号議案平成28年度石巻市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第15第279号議案平成28年度石巻市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。 △発言の訂正 ○議長(丹野清議員) 前のやつですね。訂正ですか。復興事業部長。 ◎近江恵一復興事業部長 先ほどの説明中、9目のところで、本来なら「下釜南部地区」のところを「上釜南部地区」というふうに説明しました。改めて、御訂正のほうをよろしくお願いいたします。 ○議長(丹野清議員) それでは、健康部長、説明をお願いします。 ◎畠山早苗健康部長 ただいま上程されました第279号議案平成28年度石巻市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 それでは、表紙番号2、平成28年度石巻市各種会計補正予算の29ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8,383万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ219億8,074万2,000円とするものでございます。 第2条は、債務負担行為でありまして、32ページの第2表、債務負担行為にありますように、国民健康保険システム改修業務等につきまして、期間及び限度額を設定するものでございます。 それでは、補正予算の主な内容について、表紙番号3、平成28年度石巻市各種会計補正予算説明書により歳出から御説明申し上げますので、142ページをごらん願います。1項総務管理費に375万9,000円を計上しておりますが、これは国民健康保険運営の都道府県化に伴い、宮城県国民健康保険団体連合会とデータ連係するためのシステム改修費用を措置したものでございます。 次に、146ページ、2項高額療養費に8,100万円を計上しておりますが、これは年間の支出見込み額を措置したものでございます。 次に、148ページ、1項後期高齢者支援金等に18万5,000円を、150ページ、1項前期高齢者納付金等に45万9,000円を計上し、152ページ、1項介護納付金で157万円を減額しておりますが、これらは額の確定に伴う整理を行ったものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、130ページにお戻り願います。1項国庫負担金に2,489万6,000円を、132ページ、2項国庫補助金に1,076万1,000円を、134ページ、1項療養給付費等交付金に95万3,000円を、136ページ、1項前期高齢者交付金に131万円を、138ページ、2項県補助金に466万8,000円をそれぞれ計上しておりますが、これらは歳出で御説明いたしました後期高齢者支援金等、前期高齢者納付金等、介護納付金の額の確定及び高額療養費の年間支出見込みに伴う整理、並びにシステム改修に伴う国庫補助金を措置したものでございます。 次に、140ページ、2項基金繰入金に4,124万5,000円を計上しておりますが、これはただいま御説明いたしました歳入歳出予算の調整の結果、財政調整基金からの繰入金を措置したものでございます。 次に、154ページから155ページ、債務負担行為の内容について御説明申し上げます。初めに、国民健康保険システム改修業務でありますが、これは国民健康保険運営の都道府県化に伴い、宮城県国民健康保険団体連合会と連携するためのシステム改修に係る平成29年度分について債務負担行為を設定するものでございます。 次に、納税通知書作成等業務、督促状作成等業務及び口座振替関係通知書作成等業務についてでありますが、これらは翌年度当初直ちに作成しなければならない業務であることから、本年度中に契約を締結する必要があるため、債務負担行為を設定するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。15番。 ◆15番(水澤冨士江議員) 国民健康保険ということで伺います。 被災者の医療費の免除制度の継続について伺いたいと思います。まず、今年度も規模を縮小して石巻市、行ったわけでございます。宮城県内では9自治体、これも最大の被災地石巻市がリーダーシップをとって被災をされた方にこの制度を続けていたということがございます。今現在担当課に確認しましたところ、仮設住宅で暮らしていらっしゃる方、最高時の39%、4割です。特にプレハブ仮設住宅に暮らしている方はまだ6,100人いらっしゃいます。 こういう状況の中で、先日岩手県知事は多くの被災者が仮設住宅で不自由な生活を送っているということで、医療費用などを受ける機会を確保する必要があるということで、来年度もこの制度を継続することを表明をいたしました。ぜひ石巻市でもそのようにしていただきたいという思いで質問いたしますが、まず今年度どういう財源割合ですとか、あと対象者等、どのぐらいなのか、現状について伺いたいと思います。 ◎畠山早苗健康部長 国民健康保険の被災者に対する医療費の一部負担免除についてでございますけれども、財源につきましては宮城県のほうが当初2割ほどを負担していただいての実施だったのですけれども、なかなか財源が厳しいということで8割が国のほうから特別調整交付金として交付されますが、残りにつきましては市のほうが全て負担する形となっております。宮城県の負担の後に、国のほうが被災3県に対して追加財政支援というものがございましたが、これも平成27年度で終了しておりますので、平成28年度は全て2割分につきましては石巻市の国民健康保険会計のほうで負担してという形になっております。 それから、平成28年度の免除対象者についてでございますけれども、10月の時点ですが、免除者が6,660人ほどとなっております。 ◆15番(水澤冨士江議員) この前にも介護の条例改正案も出ましたので、関連して伺います。 宮城県では、残念ながら75歳以上、非課税世帯という、最も有病率が高くて生活に困窮している世帯、後期高齢の方がこの対象ではなくなってしまいましたが、石巻市では医療費と介護サービス料の免除制度を行いました。 来年度につきまして、考え方です。まず、部長に県内の状況と来年度の考え方、また市長については来年度の医療、介護の制度の継続について伺います。 ◎畠山早苗健康部長 宮城県内の状況についてでございますが、先ほどお話ししましたように、財源の確保という点で各市町村においてその状況が、それぞれ事情が異なっておりますので、それぞれの市町村が今検討している段階であると伺っております。いずれもまだ実施するといったところがあるとは伺ってはおりません。 来年度の石巻市の見通しについてですが、本市におきましても平成30年度の都道府県化を控えまして、その財政運営とあわせた形での検討が必要であると考えておりまして、ただいま検討中でございます。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 国民健康保険の一部負担免除については、平成28年度は実施することができましたけれども、なかなか平成29年度もということは厳しい状況にございます。介護保険料についてもそうなのですが、現在も仮設住宅に多くの方々が入居しているということは私も承知しておりますけれども、財源の確保については非常に厳しい状況がありますので、今即答するということはできませんけれども、これからもほかの自治体の動向も見据えながら石巻市として何ができるかということをしっかり検討させていただきたいと思っております。 ◆15番(水澤冨士江議員) 平成28年度も全壊、大規模半壊で非課税世帯ということで大きく絞り込んだわけです。こういうことも考えますと、せめてこの範囲で継続をしていただきたいということを強く申し上げて、終わります。 ○議長(丹野清議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第16 第280号議案平成28年度石巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第16第280号議案平成28年度石巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎畠山早苗健康部長 ただいま上程されました第280号議案平成28年度石巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 それでは、表紙番号2、平成28年度石巻市各種会計補正予算の33ページをごらん願います。第1条は、債務負担行為の補正でありまして、34ページの第1表、債務負担行為補正にありますように、納入通知書作成等の業務につきまして、期間及び限度額を設定するものでございます。 それでは、内容について御説明申し上げます。納入通知書作成等業務及び督促状作成等業務についてでありますが、これらは翌年度当初直ちに作成しなければならない業務であることから、本年度中に契約を締結する必要があるため、債務負担行為を設定するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより第1条、債務負担行為補正について、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第17 第281号議案平成28年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第4号) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第17第281号議案平成28年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎畠山早苗健康部長 ただいま上程されました第281号議案平成28年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。 表紙番号2、平成28年度石巻市各種会計補正予算の35ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7億7,925万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ142億7,481万4,000円とするものでございます。 第2条は、債務負担行為の補正でありまして、38ページの第2表、債務負担行為補正にありますように、納入通知書作成等の業務につきまして、期間及び限度額を設定するものでございます。 それでは、補正予算の主な内容について歳出から御説明申し上げますので、表紙番号3、平成28年度石巻市各種会計補正予算説明書の180ページをごらん願います。1項総務管理費に917万円を計上しておりますが、これは平成29年度からの介護保険料の算定に合計所得額から譲渡所得に係る特別控除の額を控除して得た額を用いることに対応するためのシステム改修費用を措置したものでございます。 次に、182ページ、1項介護サービス等諸費に7億5,000万円、184ページ、6項特定入所者介護サービス等費に2,000万円をそれぞれ計上しておりますが、これは今後の給付見込み額を精査したところ、不足が見込まれますことから措置したものでございます。 次に、186ページ、1項基金積立金に8万円を計上しておりますが、これは介護保険事業財政調整基金の運用に伴う預金利子の積立金増額分を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、166ページにお戻り願います。1項国庫負担金に1億4,250万円、168ページ、2項国庫補助金に5,540万4,000円、170ページ、1項支払基金交付金に2億1,560万円、172ページ、1項県負担金に1億775万円をそれぞれ計上しておりますが、これらは歳出で御説明申し上げました保険給付費及びシステム改修費用の補正に対応する追加交付金を措置したものでございます。 次に、174ページ、1項財産運用収入に8万円を計上しておりますが、これは介護保険事業財政調整基金の運用に伴う預金利子収入の増額分を措置したものでございます。 次に、176ページ、1項一般会計繰入金に1億83万6,000円を計上しておりますが、これは歳出で御説明申し上げました保険給付費及びシステム改修費用の補正に対応する一般会計からの繰入金を措置したものでございます。 次に、178ページ、2項基金繰入金に1億5,708万円を計上しておりますが、これはただいま御説明申し上げました歳入歳出予算の調整の結果、なお必要とする財源補填のため財政調整基金からの繰入金を措置したものでございます。 次に、188ページ、債務負担行為の内容について御説明申し上げます。納入通知書作成等業務及び督促状作成等業務についてでありますが、これらは翌年度当初直ちに作成しなければならない業務であることから、本年度中に契約を締結する必要があるため、債務負担行為を設定するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第18 第282号議案指定管理者の指定について(石巻市水産総合振興センター) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第18第282号議案指定管理者の指定について(石巻市水産総合振興センター)を議題といたします。本案について産業部長から説明を求めます。産業部長。 ◎斎藤一夫産業部長 ただいま上程されました第282号議案指定管理者の指定について御説明申し上げます。 表紙番号1の37ページをごらん願います。本案は、石巻市水産総合振興センターに係る指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき議決を求めようとするものであります。 当該施設は、東日本大震災で被災した旧水産物地方卸売市場管理棟及び水産物流通加工総合管理センターの機能を有した複合施設として、新石巻魚市場の背後地に新たに整備した施設であり、平成18年度から震災前までの間、水産物流通加工総合管理センターの指定管理者として良好に管理運営を行っていた石巻魚市場買受人協同組合を、当該施設においても水産関連事業者のニーズに即したサービスの提供やノウハウの活用が期待できることから、公募は行わず、当該施設の指定管理者として指定しようとするものであります。 なお、指定期間につきましては、平成29年4月1日から平成33年3月31日までとするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第19 第283号議案指定管理者の指定について(石巻市魚町水産加工共同排水処理施設) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第19第283号議案指定管理者の指定について(石巻市魚町水産加工共同排水処理施設)を議題といたします。本案について産業部長から説明を求めます。産業部長。 ◎斎藤一夫産業部長 ただいま上程されました第283号議案指定管理者の指定について御説明申し上げます。 表紙番号1の38ページをごらん願います。本案は、石巻市魚町水産加工共同排水処理施設に係る指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき議決を求めようとするものであります。 当該施設は、東日本大震災で被災し、復旧整備中の施設であり、昭和50年に魚町水産加工団地内の排水処理施設の管理運営を目的として設立されて以来、継続的に運営を行ってきた公益社団法人石巻市水産加工排水処理公社を、当団体の能力やノウハウを活用することで運営経費の縮減が期待できることから、公募は行わず、当該施設の指定管理者として指定しようとするものであります。 なお、指定期間につきましては、平成29年4月1日から平成33年3月31日までとするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第20 第284号議案指定管理者の指定について(石巻市鮎川漁港漁船上架施設) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第20第284号議案指定管理者の指定について(石巻市鮎川漁港漁船上架施設)を議題といたします。本案について牡鹿総合支所長から説明を求めます。牡鹿総合支所長。 ◎大窪信宏牡鹿総合支所長 ただいま上程されました第284号議案指定管理者の指定について御説明申し上げます。 表紙番号1の39ページをごらん願います。本案は、石巻市鮎川漁港漁船上架施設に係る指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき議決を求めようとするものであります。 石巻市鮎川漁港漁船上架施設は、平成26年度から牡鹿漁業協同組合を指定管理者として管理運営を行っておりますが、指定期間が平成29年3月31日をもって満了することから、引き続き非公募で選定した牡鹿漁業協同組合を指定管理者として指定するものであります。 なお、指定の期間につきましては、平成29年4月1日から平成34年3月31日までとするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第21 第285号議案指定管理者の指定について(石巻市河南室内プール) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第21第285号議案指定管理者の指定について(石巻市河南室内プール)を議題といたします。本案について教育委員会事務局長から説明を求めます。教育委員会事務局長。 ◎草刈敏雄教育委員会事務局長 ただいま上程されました第285号議案指定管理者の指定について御説明申し上げます。 表紙番号1の40ページをごらん願います。本案は、石巻市河南市内プールに係る指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき議決を求めようとするものであります。 石巻市河南室内プールにつきましては、東日本大震災で被災し、修繕を終えた平成24年度から指定管理者制度を再開し、石巻市体育協会・ミズノグループを指定管理者として指定しておりますが、当該指定期間が平成29年3月31日で終了することから、石巻市公の施設の指定管理者の指定手続等に関する条例第2条の規定に基づき、公募により選定し、新たに平成29年4月1日から平成34年3月31日までの5年間を指定期間として指定管理者の指定を行おうとするものでございます。 指定管理者の選定に当たりましては、指定管理者募集要項を定め、平成28年9月26日から同年10月24日まで募集したところ、県内に事務所を有する1団体から申請がありましたので、石巻市河南室内プール指定管理者選定委員会を設置し、利用者へのサービス向上、効率的な維持管理や安定的な経営などについて、委員6名による審査を行った結果、石巻市体育協会・ミズノグループを候補者として選定し、指定管理者として指定しようとするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、環境教育委員会に付託いたします。 △日程第22 第286号議案財産の無償譲渡について ○議長(丹野清議員) 次に、日程第22第286号議案財産の無償譲渡についてを議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎畠山早苗健康部長 ただいま上程されました第286号議案財産の無償譲渡について御説明申し上げます。 本案は、今月1日に石巻赤十字病院敷地内に開設した夜間急患センター建設に当たって設置したひさしについて石巻赤十字病院に無償譲渡するため、地方自治法第96条第1項第6号の規定に基づき、議会の議決を求めようとするものであります。 それでは、表紙番号1の41ページをごらん願います。夜間急患センターの建設工事に当たり、石巻赤十字病院の旧救命救急センターのひさしが支障となるため、石巻赤十字病院へ委託し、撤去していただきました。その後、夜間急患センター建設工事の一環として、石巻赤十字病院本棟ひさしに接続し、夜間急患センター前から新救命救急センターへ続くひさしを本市において設置いたしましたが、一体的な管理が必要であることから、石巻赤十字病院へ無償譲渡しようとするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。
    △日程第23 第287号議案工事委託契約の一部変更について(二子地区排水樋門新設工事) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第23第287号議案工事委託契約の一部変更について(二子地区排水樋門新設工事)を議題といたします。本案について復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。 ◎近江恵一復興事業部長 ただいま上程されました第287号議案二子地区排水樋門新設工事の委託契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の42ページをごらん願います。本案は、既に議決されました工事委託契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事は、国土交通省東北地方整備局と4億2,508万6,920円で委託契約を結び、施工しているところでございます。当初既存堤防の掘削及び仮設堤防機能を有する迂回路撤収時に発生する土砂を現場付近で処分することとしておりましたが、処分する予定の土砂を他事業で使用することとしたことから、運搬距離を増工するものでございます。 また、河川管理者から堤外部の素掘り水路端部について、河川水位の変動に伴い、川岸崩落が発生し、河川敷の生態系への悪影響を及ぼす懸念があることから、その措置を求められたため、大型ブロック積み工1,200平方メートルの増工等を行うものでございます。 以上により、一部設計内容の変更を行いましたところ、1億3,869万4,680円の増額となり、委託契約額を5億6,378万1,600円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第24 第288号議案業務委託契約の一部変更について(石巻市新門脇地区被災市街地復興土地区画整理事業) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第24第288号議案業務委託契約の一部変更について(石巻市新門脇地区被災市街地復興土地区画整理事業)を議題といたします。本案について復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。 ◎近江恵一復興事業部長 ただいま上程されました第288号議案石巻市新門脇地区被災市街地復興土地区画整理事業の業務委託契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の43ページをごらん願います。本案は、既に議決されました業務委託契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 本業務は、平成25年3月に独立行政法人都市再生機構と締結した東日本大震災に係る石巻市復興整備事業の推進に関する協力協定に基づき、独立行政法人都市再生機構に委託費概算額86億7,437万3,000円で業務委託しているところでございますが、瓦れき撤去後の埋め戻し及び区画道路、公園等の造成盛り土について、実施設計により精査した結果、整地費を増額するほか、地区内外への交通アクセスを確保する仮設道路の整備、切りかえ工事を行うための工事雑費を増額するものでございます。 以上の理由により、事業内容の変更を行いましたところ、4億7,845万1,000円の増額となり、委託費概算額を91億5,282万4,000円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおりに決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第25 第289号議案財産の取得について(渡波中学校庁用備品) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第25第289号議案財産の取得について(渡波中学校庁用備品)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第289号議案財産の取得について御説明申し上げます。 表紙番号1の44ページをごらん願います。本物品の購入に当たりましては、先月9日、株式会社大河原光学ほか10者による指名競争入札を行った結果、2,948万4,000円で株式会社ナリサワに決定いたしましたので、同社代表取締役、成澤英治と購入契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 購入物品の概要といたしましては、平成29年4月に新渡波地区被災市街地復興土地区画整理事業地内に新築移転する渡波中学校の学校運営に必要な庁用備品を整備するものであり、片袖机32脚等、全48種1,498品を購入しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおりに決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第26 第290号議案財産の取得について((仮称)石巻市営住吉町第二復興住宅) △日程第27 第291号議案財産の取得について((仮称)石巻市営南中里第二復興住宅) △日程第28 第292号議案財産の取得について((仮称)石巻市営佐須浜復興住宅) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第26第290号議案財産の取得について((仮称)石巻市営住吉町第二復興住宅)から日程第28第292号議案財産の取得について((仮称)石巻市営佐須浜復興住宅)まで、以上3議案を一括議題といたします。本3議案について復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。 ◎近江恵一復興事業部長 ただいま一括上程されました3議案について御説明申し上げます。 本3議案につきましては、復興公営住宅の整備に当たり、公募型買取市営住宅制度及び要請型買取市営住宅制度により建設した復興公営住宅を完成後に買い取りすることについて市議会の議決を得たく、御提案申し上げるものであります。 初めに、第290号議案及び第291号議案の財産の取得につきましては、いずれも取得方法は売買で、取得の相手方は大和ハウス工業株式会社支配人、岡田恵吾であります。 それでは、表紙番号1の45ページ、46ページをごらん願います。第290号議案でありますが、取得財産は(仮称)石巻市営住吉町第二復興住宅の建物であります。所在地につきましては、議案に添付しております図面のとおりであり、取得する建物は鉄骨造3階建て共同住宅1棟14戸であります。延べ床面積は965.31平方メートルであり、その他住宅附属施設を含め、来年11月の完成を予定しております。取得価格は3億8,387万5,000円であります。 次に、47ページ、48ページをごらん願います。第291号議案でありますが、取得財産は(仮称)石巻市営南中里第二復興住宅の建物であります。所在地につきましては、議案に添付しております図面のとおりであり、取得する建物は鉄骨造3階建て共同住宅1棟17戸であります。延べ床面積は1,145.81平方メートルであり、来年11月の完成を予定しております。取得価格は4億5,923万2,000円であります。 次に、49ページ、50ページをごらん願います。第292号議案でありますが、取得財産は(仮称)石巻市営佐須浜復興住宅の建物であります。所在地につきましては、議案に添付しております図面のとおりであり、取得する建物は木造平家戸建て住宅4戸であります。延べ床面積は268.28平方メートルであり、来年7月の完成を予定しております。取得方法は売買で、取得価格は8,478万円であります。取得の相手方は、石巻地元工務店協同組合代表理事組合長、日野節夫であります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。17番。 ◆17番(阿部正敏議員) 45ページ、財産取得も含めて、復興住宅の沿岸部も含めて、戸建て、集合住宅も含めて、現在の入居状況です。例えば蛇田地区は相当入居率は高くなってきて、そういった一部で比較的余裕があるという、そういう地区が出ているのかなというふうに思うのですが、その辺の入居の状況をお示しいただきたいと思います。 ◎近江恵一復興事業部長 入居の状況について御説明いたします。 市街地の10月末現在の入居状況でございますが、蛇田地区につきましては1,042戸の供給をしてございまして、入居率が98%でございます。釜・大街道地区につきましては、供給済みが209戸で、現在整備中で入居予定の公募を行っている地区でございますが、480戸、合わせて689戸というところになっていまして、供給済みについては99.5%、整備中のものにつきましては76%となってございます。中心部につきましては、供給済みが492戸で98%の入居率でございます。門脇地区につきましては、新門脇に西棟と東棟がございまして、供用済みの東棟につきましては61戸で75%の入居率、西側の90戸、まだ整備中でございますが、これについては91%の入居申し込み率と言ったほうがいいでしょうか、91%になってございます。湊につきましては、供給済みが391戸、これにつきましては入居率が88%、現在整備中の37戸につきましては62%の希望となってございます。渡波につきましては、供給済みが535戸、これに対して98%の入居率ということで、現在整備中が44戸で、これにつきましては89%ということになってございまして、河南、河北というところで、しらさぎ、河北の今泉前等につきましては70戸の供給済みとなっておりまして、入居率が91%。 ◆17番(阿部正敏議員) 過日市長のほうから復興住宅の戸数の増設ということでありました。そういった中で、12月に一部復興住宅の入居の規定の緩和という部分があって、相当入居者の動向が気にはなるのですけれども、先ほどの御説明いただくと、旧市内は比較的80%を超えるような入居率になっている状況もありますので、そういった部分については比較的順調に推移しているのかなというふうな捉え方はできるのかなというふうに思うのですが、今後こういった万が一、一方でかなり競争率が高くなって、一方で低くなると、いわゆる西高東低の現象が出てくるのかなというふうな思いは強く持っているのですけれども、そういった入居の緩和もそうですけれども、そのほかにそういった、余り地域に偏らないための入居者に対する市としての説明の手法、そういった働きかけというのはバランスよく入居できるように、せっかく整備した一方で空き室があって、一方で過剰な状況になるというような形にならないためにも、そういった入居の働きかけについてのある程度手法というのはどういうふうにされているのか、お示しいただきたいと思います。 ◎近江恵一復興事業部長 お答えいたします。 公営住宅につきましては、まず全体の数、それと先ほど私お話しした蛇田から順に渡波まで、地区別にバランスよく地区内で再建される、地元に再建してほしいという意味も込めて、そういう地区的なバランスで整備戸数を決めておりました。さらに、事前登録戸数であるとか、整備の進捗に伴って公表させていただいて、これらの地区にこのような規模でこのような住宅が建ちますよということで御案内を差し上げていただいた中で決めていただく。確かに西高東低の傾向はございますが、全体計画につきましてはこのような地区別ごとにやっているということでの御案内を差し上げているところでございます。そういうふうな形の中で選んで、地元を選ぶとか新市街地を選ぶという方がこれまでなっていたと思います。 今後につきましても、このような形で事前に公表したものについて登録申し込みをしていただくというふうなことで、人気のあるところがまた来るのではないかではなくて、全体像を明らかにした中で整備されるというところを皆さん認知していただいた中で進めていきたいなというふうに考えてございます。 ◆17番(阿部正敏議員) そういった指導されているということですけれども、一方でどうしても希望する地域にこだわるがために、なかなか入居が進まなくていると。いろんな問題は抱えるにしても、そういった優先順位で入居をためらっている方もいらっしゃるのです。そういった時間も多少必要かとは思いますけれども、既にある程度の入居が進んで、復興住宅の入居状況が進まないと、仮設住宅のいわゆる集約というのも一方で滞ってしまうというような形にもなりますので、今後そういったところを順次進めていくという、最優先で被災している方に入っていただくというふうなことも当然大事なのですけれども、一方で一般に被災していない方で復興住宅というか、市営住宅に入居をしたいという、そういうふうな方がいらっしゃる場合、例えば石巻市に住んでみたいとか、移住で来られる方、あるいは今現在そういった市営住宅の入居の皆さんもいらっしゃるわけですから、そういった方々に対する復興住宅への入居の緩和という部分はどのようにされているのか、その辺、お示しいただきたいと思います。 ◎近江恵一復興事業部長 一般の方への開放ということになりますが、まず復興住宅として、先ほどの話のちょっと続きになるかもしれませんが、まだ未決定の方が五、六百人いたと思いますが、その人たちに、先日もなのですが、早く決めていただきたいということでまず御案内を差し上げています。それらの方々が今回別の意味で要件緩和あってふえるかもしれないというところで、今見込み数字をやらせていただきましたが、その人たちが一旦落ちつかないと、今おっしゃっている一般の方々というのは、復興住宅にもともと入れませんので、復興住宅をおさめていった中で、次の段階に入って、市営住宅として管理したときに、市営住宅として公募、その条件に合った場合、入居できるというところでございます。こういうことで、整理も早くしたいなと。また、建設部と連携しながらこの辺について進めていきたいというふうに考えてございます。 ○議長(丹野清議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本3議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本3議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本3議案は原案のとおり可決されました。 △日程第29 第293号議案財産の取得の一部変更について((仮称)石巻市営門脇復興住宅) △日程第30 第294号議案財産の取得の一部変更について((仮称)石巻市営船越復興住宅) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第29第293号議案財産の取得の一部変更について((仮称)石巻市営門脇復興住宅)及び日程第30第294号議案財産の取得の一部変更について((仮称)石巻市営船越復興住宅)、以上2議案を一括議題といたします。本2議案について復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。 ◎近江恵一復興事業部長 ただいま一括上程されました2議案について御説明申し上げます。 本2議案は、復興公営住宅の整備に当たり、独立行政法人都市再生機構法第14条第3項の規定に基づく建設要請及び要請型買取市営住宅制度により、完成後に買い取りすることで既に議決を得ております財産の取得の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 それでは、表紙番号1の51ページをごらん願います。初めに、第293号議案でありますが、完成後に56億5,541万2,440円で独立行政法人都市再生機構宮城・福島震災復興支援本部から買い取りすることで議決を得ております、(仮称)石巻市営門脇復興住宅について、工事完了に伴い、工事費が2億1,773万5,560円の減額となりましたことから、取得価格を54億3,767万6,880円に変更しようとするものでございます。 次に、52ページをごらん願います。第294号議案でありますが、完成後に3億1,212万円で石巻地元工務店協同組合から買い取りすることで議決を得ております、(仮称)石巻市営船越復興住宅について、復興公営住宅事前登録者のうち1世帯から登録取り消しの届け出があったため、整備戸数を15戸から14戸に変更し、延べ床面積及び取得価格の見直しを行ったところ、延べ床面積については79.49平方メートルの減、取得価格については2,224万8,000円の減額となりましたことから、取得する財産の延べ床面積を900.86平方メートル、取得価格を2億8,987万2,000円にそれぞれ変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本2議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本2議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本2議案は原案のとおり可決されました。 △日程第31 第295号議案工事請負の契約締結について(中浦橋橋梁下部工拡幅工事) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第31第295号議案工事請負の契約締結について(中浦橋橋梁下部工拡幅工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第295号議案中浦橋橋梁下部工拡幅工事の工事請負の契約締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の53ページをごらん願います。本案は、中浦橋橋梁下部工拡幅工事に係る工事請負契約を締結することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事に係る工事請負契約につきましては、先月16日、参加申請のありました1者による制限付き一般競争入札を行った結果、株式会社福永建設工業東北支店が1億9,137万6,000円で落札いたしましたので、同支店支店長、石田正夫と工事請負契約を締結いたしたく御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、釜・大街道地区の渋滞緩和に向け、中浦橋を拡幅するため、橋台2基及び橋脚1基の橋梁下部工を施工しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第32 第296号議案工事請負の契約締結について(23年災鮫ノ浦漁港ほか1漁港災害復旧工事) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第32第296号議案工事請負の契約締結について(23年災鮫ノ浦漁港ほか1漁港災害復旧工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第296号議案23年災鮫ノ浦漁港ほか1漁港災害復旧工事の工事請負の契約締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の54ページをごらん願います。本案は、23年災鮫ノ浦漁港ほか1漁港災害復旧工事に係る工事請負契約を締結することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事に係る工事請負契約につきましては、先月16日、参加申請のありました4者による制限付き一般競争入札を行った結果、株式会社丸本組が2億386万800円で落札いたしましたので、同社代表取締役、佐藤昌良と工事請負契約を締結いたしたく御提案申し上げるものでございます。 工事の概要についてでありますが、鮫ノ浦漁港につきましては防波堤、護岸及び物揚げ場等の復旧延長308メートルの復旧工事を、谷川漁港祝浜地区につきましては護岸及び物揚げ場の復旧延長47.3メートルの復旧工事を施工しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第33 第297号議案工事請負の契約締結について(釣石橋ほか1橋橋梁災害復旧工事) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第33第297号議案工事請負の契約締結について(釣石橋ほか1橋橋梁災害復旧工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第297号議案釣石橋ほか1橋橋梁災害復旧工事の工事請負の契約締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の55ページをごらん願います。本案は、釣石橋ほか1橋橋梁災害復旧工事に係る工事請負契約を締結することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事に係る工事請負契約につきましては、先月16日、参加申請のありました1者による制限付き一般競争入札を行った結果、遠藤興業株式会社が1億6,538万400円で落札いたしましたので、同社代表取締役、遠藤正樹と工事請負契約を締結いたしたく御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、林道橋の既設橋台撤去工、釣石橋の既設橋台撤去工、のり覆い護岸工及び橋台工等を施工しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第34 第298号議案工事請負の契約締結について(災復25―6号東2~3処理分区汚水管渠災害復旧工事) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第34第298号議案工事請負の契約締結について(災復25―6号東2~3処理分区汚水管渠災害復旧工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第298号議案災復25―6号東2~3処理分区汚水管渠災害復旧工事の工事請負の契約締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の56ページをごらん願います。本案は、災復25―6号東2~3処理分区汚水管渠災害復旧工事に係る工事請負契約を締結することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事に係る工事請負契約につきましては、先月16日、参加申請のありました8者による制限付き一般競争入札を行った結果、でんでん建設工業株式会社石巻支店が1億6,214万6,880円で落札いたしましたので、同支店支店長、田尻悦子と工事請負契約を締結いたしたく御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、渡波字鳥ノ巣ほか地内において、復旧延長585.8メートルの汚水管渠に係る管渠工、マンホール工及び取りつけ管工等を施工しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第35 第299号議案工事請負契約の一部を変更する契約の締結について(石巻市指定文化財旧観慶丸商店災害復旧工事) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第35第299号議案工事請負契約の一部を変更する契約の締結について(石巻市指定文化財旧観慶丸商店災害復旧工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第299号議案石巻市指定文化財旧観慶丸商店災害復旧工事の工事請負契約の一部を変更する契約の締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の57ページをごらん願います。本案は、当初議決を要する金額未満であった工事請負契約を一部変更することにより、契約金額が石巻市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条で規定する1億5,000万円以上となることから、今回変更する契約の締結について議決を求めようとするものでございます。 本工事は、株式会社たくみ仙台営業所が請負金額1億4,981万2,200円で、石巻市指定文化財旧観慶丸商店の災害復旧工事を施工しているところでございますが、建物内部について、調査時よりも想定以上に腐朽が進んでいることから、店舗部及び居住部の腐朽木材を新材により補修するものであります。 また、店舗屋根部について、雨漏り防止のため、シート防水施工及び屋根部分の補修を追加するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、1,522万7,844円の増額となり、契約金額を1億6,504万44円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第36 第300号議案工事請負契約の一部変更について((仮称)石巻市水産倉庫建設工事) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第36第300号議案工事請負契約の一部変更について((仮称)石巻市水産倉庫建設工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第300号議案(仮称)石巻市水産倉庫建設工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の58ページをごらん願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事は、若生工業株式会社が請負金額1億4,015万1,600円で施工しているところでございますが、外構工事において、一部仕様を見直し、コンクリート舗装面積を増工するとともに、門扉及びシャッターについて追加工事を行うものであります。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、2,355万9,120円の増額となり、契約金額を1億6,371万720円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第37 第301号議案工事請負契約の一部変更について(渡波稲井線道路整備工事) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第37第301号議案工事請負契約の一部変更について(渡波稲井線道路整備工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第301号議案渡波稲井線道路整備工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の59ページをごらん願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事は、株式会社堀内建設が請負金額1億9,854万7,200円で施工しているところでございますが、現地調査の結果、地下埋設物である下水道取りつけ管の布設がえが必要になったことから、増工するものであります。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、1,331万5,320円の増額となり、契約金額を2億1,186万2,520円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第38 第302号議案工事請負契約の一部変更について(渡波中学校移転新築工事) △日程第39 第303号議案工事請負契約の一部変更について(渡波中学校移転新築電気設備工事) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第38第302号議案工事請負契約の一部変更について(渡波中学校移転新築工事)及び日程第39第303号議案工事請負契約の一部変更について(渡波中学校移転新築電気設備工事)、以上2議案を一括議題といたします。本2議案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま一括上程されました2議案について御説明申し上げます。 本2議案につきましては、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 初めに、表紙番号1の60ページをごらん願います。第302号議案渡波中学校移転新築工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は遠藤興業・角張工務店特定建設工事共同企業体が請負金額28億1,318万4,000円で施工しているところでございますが、外部バルコニーに設置する手すりの安全性の向上を図るため、手すり及び支持金物の取りつけ方法を変更するものであります。 また、校舎中央部に設置するカーテンウオールの複層ガラスが工場での製作過程においてひずみが生じるおそれがあることが判明したため、製作精度を確保するため、ガラスの厚さを厚く変更するものであります。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、2,754万円の増額となり、契約金額を28億4,072万4,000円に変更しようとするものでございます。 次に、61ページをごらん願います。第303号議案渡波中学校移転新築電気設備工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は有限会社東和電設が請負金額2億9,075万7,600円で施工しているところでございます。災害時の避難場所として武道場を利用できるように、武道場に非常用照明器具及び非常用コンセントを追加するものであります。 また、校舎北側外部階段が避難通路となるため、夜間時避難を考慮して非常用照明器具をあわせて追加するものであります。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、2,779万8,120円の増額となり、契約金額を3億1,855万5,720円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本2議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本2議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本2議案は原案のとおり可決されました。 △日程第40 第304号議案工事請負契約の一部変更について(雄勝地区小・中学校統合移転新築工事) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第40第304号議案工事請負契約の一部変更について(雄勝地区小・中学校統合移転新築工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第304号議案雄勝地区小・中学校統合移転新築工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の62ページをごらん願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事は、豊和建設・山大特定建設工事共同企業体が請負金額19億3,933万4,400円で施工しているところでございますが、屋内運動場アリーナにおいてボールの衝撃対応強度及び吸音材の付着性の向上を図るため、下地の仕様を変更するものであります。 また、木造校舎等2階床の遮音性能の確保と耐久性を向上させるため、左官工を追加するものであります。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、5,561万7,840円の増額となり、契約金額を19億9,495万2,240円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。20番。 ◆20番(阿部久一議員) この雄勝地区小中学校統合移転のただいまの変更理由について伺いますが、この屋内運動場アリーナにおいてボールの衝撃対応強度及び吸音材の付着性の向上を図るとか、あと下地の仕様を変更する、木造校舎2階、こういった感じのものは、本来設計段階で入ってくるものではないのでしょうか。なぜ今ごろになってこういったことが出てくるのか、ちょっとよくわからないのが1点と、それから変更の第1回目、前回、平成28年5月18日の既存擁壁に隣接して基礎工事を施工するに当たり、安全確保のため土どめを設置するものとして、工事の増額が、829万4,400円というものが当時は承認されているわけなのですけれども、どうしてこういうふうに出てきたのか、ちょっとその辺詳しい内容をまずもって伺いたいと思います。 ◎木村芳夫建設部長 工事に関することでございますので、私のほうから答弁させていただきます。 まず、1点目の今回の変更の内容ということで、運動場のアリーナの下地ですとか、あと2階の仕様ということで、設計段階で当初標準ということで、当然そういう形で設計をしている中で、標準の中にもある程度幅を持った設計の内容ということもあって、現地の進めていく中でより子供たちにというか、そういう使いやすいというふうな形で、今回そういった軽微な変更をさせていただいたというふうなことでございます。 あとそれから、もう一点の造成工事のほうの変更が前にあった件だと思いますが、既存の擁壁の変更ということで、それにつきましてはまずここの場所の前提から申しますと、雄勝の大浜地区ということで、山林、海に面した区域ということで、当然設計時点でボーリング調査、何カ所か行いまして、また建築の工事でも追加ボーリングということで万全を期してやっていたところではございますが、既存の擁壁というのが一番南側の海側のところということで、なかなか調査が若干足りなかった部分があったということで、土木業者が追加のボーリングと地質の調査、現地での試掘を行ったところ、当初の設計の擁壁の構造ではなかなか難しいということで、その辺を現地の土質に合うような形の擁壁工法に変更させていただいたということで、どうしても平場のところの、渡波中学校と比べて申しわけないのですけれども、そういう造成されたところと、あくまでも最初から山林というところで不確定要素が多々出てまいりまして、そういった変更になってきているというふうな状況でございます。 ◆20番(阿部久一議員) ですが、今回雄勝地区の小中学校の統合についての移転が事実上は2学期からということになってしまったという事実があるわけなのです。そして、そういう以前において、こういった経緯の中で既存の擁壁に隣接して基礎工事を施工するに当たりとか、そういう部分をここでもう予算をとっているわけなのですから、例えばそれらに伴って移転工事がおくれたのかどうか。 それから、教育委員会のほうにもお尋ねしたいのですけれども、今回に関連して、小中学校の移転についての1学期おくれる理由というものを明確に建設部のほうとの話し合いがあったのかどうか、その辺も一緒に伺います。 ◎草刈敏雄教育委員会事務局長 お答えいたします。 雄勝の統合小中学校の開校については、来年の4月統合学校を開校したいということで、建設部のほうでもその工事等を頑張っていただきました。その中で、工事が若干おくれるというお話もいただきました。そういう面で、教育委員会としては、何とか4月に工事100%造成というか、校庭から外構まで100%でなくても、例えば校舎等で開校できないのかということで建設部とも調整を図ってまいりました。その中で、やはり安全等を考えると、4月に部分供用もできないという判断が最終的に出ましたので、今回それを受けて地元への説明等をいたしたというところでございます。 ◎木村芳夫建設部長 工事の調整の関係ということで、私のほうから。ここは、まず造成工事ということで土木工事が入りまして、前提条件としては、まず最初は造成工事が平成26年12月から平成27年9月末ということで、それで小中学校と診療所、保育所の用地造成工事ということで一体で発注しております。診療所、保育所のほうがそこを切り土をしまして、小中学校のほうに埋め戻しをしてということで、その辺の土量の配分等も考えて発注をして、9月までというふうな予定で、建築工事につきましてはそのときの調整の段階で9月までには一応終わるというふうなことを見越しまして、平成27年9月に建築工事を発注をして、その辺での調整は行ってはきてございました。 ところが、先ほど言いました擁壁工事ということで、やむなく造成工事が終わってからの建築工事では間に合わないということで、土木と建築の業者でそれぞれ業者間調整を現場の中で行いながら来年4月の開校に向けていろいろ調整をしてまいりました。先ほど教育委員会のほうから申しました部分開校とかということでいろいろ調整はさせていただきましたが、現段階におきまして、建物につきましては山側のほうから順次完成はしておりますが、いかんせん電気と給排水設備、それがないと当然児童のそういう安全の確保とかというふうなところで、部分開校ということではいろいろ支障を来すというふうなこともございまして、何とか2学期から使えるような形で今鋭意努力させていただいておりますので、大変子供たちには迷惑をかけてございますが、今後その辺、それ以上おくれることのないように万全を期して工程調整をさせていただきたいと思っております。 ◆20番(阿部久一議員) いや、事が学校なのです。義務教育の場所がこういう中途半端になってしまうというものは、非常に残念でならないのです。 実は、経緯を申し上げますと、震災当時、当然大須地区に小中学校がありました。ですが、雄勝地区が壊滅状態になって、一人でも多くの子供たちを雄勝に、あるいは雄勝地区に子供だけではなく、保護者のほうも住んでもらうと、そういう大きな目的を持って、実は大須小中学区の皆さんが協力して、今の部分で皆さんが望むのであれば、まちづくりのためにもやはり学校というものは必要なのだということで、新たな場所に1校にしようと涙をのんで、本当に断腸の思いでこれは1校にしたのです。そういう経緯というのがありながら、なぜここに来ておくれるということは、本当に私たち心外です。よく大須地区の保護者の方々は、でもいろいろ話をお聞きしますと、雄勝地区の身になれば大変なのではないのかと。大須まで通わせるということが非常に時間も要する。そういった部分を私も聞いたわけなのです。 それで、今ここだけで申し上げるのは、ちょっと時間のいろんな都合もありますので、後でまた建設の部分ではお聞きいたしますが、一番大事なこととして保護者の皆さん、あるいは児童・生徒の皆さんが1学期の期間、大須小学校のほうに通学に快く了解していただいたのかどうか。 それから、第2点目が通学に対するスクールバスのあり方、今までと全く違う方向で、部活もある、あるいはそういう朝の時間帯とか、そういったものも非常にいろいろ準備しなければならないと思うのですが、その辺についても了解していただいたのかどうか、その辺が一番心配なもので、ひとつその辺の回答をお願いします。 ◎草刈敏雄教育委員会事務局長 今議員がおっしゃられましたように、来年の1学期については現在の大須小学校で統合をするということで、先月の14日、15日、2日間にわたって雄勝地区の方々、保護者、あとは地域の方々のほうに説明をしました。 また、その後、PTAの役員の方々とも話をしております。議員から快く了解をいただいたのかという問いでございますが、最終的には私のほうの考えを御理解をいただいたというところでございますが、ただ通学距離、本来の大浜地区の学校から大須の学校までですと7.5キロメートルぐらいですか、時間について約20分弱余計かかるというような状況でございますので、やはり保護者の皆様からは通学支援のあり方、あとはバスの柔軟な運行等の要望が出ております。バスの利用等についての調査等は、これからするというところでございますが、丁寧に保護者の方のお話を聞きながら計画を立ててまいりたいと思います。 また、雄勝総合支所で運行しています住民バスの部分についても雄勝総合支所と協力をいただきながら大須の学校での1学期、なるべく負担をかけないようにしていきたいと考えております。 ◆14番(山口荘一郎議員) 今事務局長が保護者の理解が快くではないかもしれないけれども、おおむね理解いただいたという話です。保護者の方におおむね理解いただいたのであれば、即決で契約して、一日でも早く学校を再開して新しく開始してあげたいなというふうに思うのですけれども、何点かひっかかる点がありましたので、確認をしたいと思います。 この保護者説明会も1回目は市側の説明が上から目線で、かなり保護者の反感を買って紛糾をしてしまったと、そういうようなことから、また改めて説明をせざるを得ない状況になったというような話も一部で聞いています。 私議会への対応で1つ目聞きたいのは、9月議会の段階で学校の設置条例が出ていたわけです。今建設部の答弁なり事務局長の答弁を聞くと、造成工事の段階からいろいろ課題があったのだというようなお話を聞いていました。前回9月議会があった段階でもその点の判断はできたのではないかというふうに思っていますけれども、9月時点では教育委員会並びに建設部はどういう判断をして、その時点では3月、4月の開校に間に合うと判断したのか、お伺いしたいと思います。 ◎草刈敏雄教育委員会事務局長 お答えいたします。 9月の定例会では、雄勝の学校、また渡波中学校について設置条例を可決していただきました。当時の状況ですと、私のほう、教育委員会としましては平成29年4月、大浜地区で開校できるというふうに信じておりました。そういう状況で議案を提出をさせていただいたところでございます。 ◎木村芳夫建設部長 お答えいたします。 9月議会の段階での状況でございますが、工事の進捗につきましては、随時教育委員会のほうと情報の提供なり協議ということでさせていただいておりまして、先ほども申し上げましたが、前提条件として全部地盤が終わらない中で建築工事が入るということは、その辺で工程のリスクはあるとはいうものの、その辺を業者と、あと市とで何とか埋めながらやっていこうというふうな状況で、9月の時点では一応進んでいたというふうな状況でございますが、いかんせんやっぱり100%の自分の工程をするためには、建築と土木ということでお互いに譲り合う部分がどうしても出てくるといったところで、資材の調達とか、あと工事の場所について、当初設定していた条件で、その時期は建築がやるので土木に譲ったりというふうなところで、それがちょっとだんだん9月以降もなかなか調整がつかない。それで、それを取り戻すための人的な増員もいろいろ検討を業者にもお願いはしていきましたが、なかなかその辺もうまく回らなかったということで現在の状況になってきているというふうなことでございます。 ◆14番(山口荘一郎議員) 今いろいろ答弁いただいたのですけれども、今の答弁がおかしいのです。総務部長に聞きますけれども、先ほど提案いただいた変更理由が、この屋内運動場アリーナにおいてボールの衝撃対応の強度と吸音材の付着性の向上を図るため、もしくは学校の校舎側の遮音性の確保と耐久性を向上させるためということが変更の理由なのです。今答弁あったのは、延び延びになってきた理由はこの2点ではないのです。先ほど一番最初に阿部久一議員の答弁の中で、建設部長はこのアリーナと校舎の変更については軽微だということで答弁されているのです。これ変更理由、このためだけに変更しているわけではないのです。造成のおくれと工事の調整に不足があっておくれたという理由が私は最大の理由だと思うのだけれども、この議案の提案の理由として別の理由を私は持ってきているようにしかちょっと受けとめられないのですけれども、もしこの変更理由をそのまま受けとめるのであれば、どちらも吸音材の付着の向上であるとか、耐久性の向上ですから、一定水準をクリアしているのであれば、もうこの水準クリア、向上の工事は要らないから、当初の設計どおり2月28日で終わらせてくれと。追加するのは、工期が1カ月ですから、これはでは7月、8月の夏休みに、分離して別な時期にやるという考えは、この提案ですとそういう受けとめもしてしまいますが、このあたりの変更理由の考え方についてお伺いしたいと思います。 ◎和泉博章総務部長 お答えいたします。 変更理由につきましては、実際事業をやっております建設部等からの変更理由ということでの御提示があって、それをもとに今回なども議案等をつくらせていただいております。今質疑を聞いておりますと、確かに造成工事の部分が関係しているというようなことでの工期の1カ月の延長、それはあったのかなというふうに思います。 それで、変更理由について、さらにそういった部分も加えたほうがよかったのかということかと思いますけれども、その部分についてはそういった詳細について、今回建設部等からの聞き取りというようなことの不足があったかなというふうに考えておりますが、今後につきましてはこういった部分でしっかり変更理由についても取り扱いをしていきたいと思っております。 ◆14番(山口荘一郎議員) 変更理由は、この議会運営委員会の説明資料に載っているとおり、そのまましか、普通はこのまま受けとめるのは我々議員としては通常だと思います。先日教育委員会のほうから先ほどの造成の話であるとか、工事間の調整の話であるとか、そういったところを聞いていましたから、議案書が出てきたときにちょっとびっくりしたというのが私の思いです。いろいろ答弁聞いているのですけれども、学校の子供たちに一番負担を抱える案件で、理由がここの議案書、議会運営委員会の資料に書いてある理由とは別の本当の理由が存在をしているのに、どこで根詰まりをしているのか、どこに原因があって、こういうような工期延長は再発防止、違う案件でできないのかというような、そういった次の将来に向けた対策というのは、この議案の提案の仕方ですと全く伝わってこないので、これを再発防止するためにどういうふうな検討体制をとっていくかというのは1つ聞きたいと思います。 もう一つ、こういうように変更理由が実はここの議案書、議会運営委員会の資料以外の変更理由があるのに、別な変更理由を書いてきているものがほかに、ないと思いますが、そういう見方を今後せざるを得ない状況になります。そういったことを踏まえると、震災以降、契約の軽微な変更については、契約の時期もありますし、工事も急がなければならないので、議会としては専決案件で、軽微な変更については専決処分でやっていただいていましたけれども、こういったところまで議案として審査しなければならないというようなことがどんどん出てくると思うのです。そういった信頼関係を変更理由のこの一文だけで失いかねない重要な案件だと私は思うのですけれども、その点について市長の考えをお伺いしたいと思います。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 実際にこの工事に関しては、工事請負契約というのがあるわけですから、本来は契約を守るのが契約だというふうに私は思っております。ですから、今回の造成工事のおくれ、あるいは土木、建設の工事間調整のおくれということを私も聞いておりましたけれども、これが本当にこのところそういう工事契約の一部変更ということで、工事におくれがかなり出ております。そういう意味で、もう少しこれはしっかりとした対応をしていただかないと、ずるずると復興事業がおくれてしまうというふうな懸念がありますので、私としては工事請負契約を結んだ場合にはできるだけそれを励行してもらうということが基本ではないかなというふうに思っております。 今回のような大幅なおくれというのは、これは本当に子供たちに大変申しわけないというふうに思っております。この管理を進める、監督する上で、しっかりとした対応をしてもらうように関係部署に私から申し上げたいというふうに思っております。 ○議長(丹野清議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第41 第305号議案工事請負契約の一部変更について(蛇田小学校屋内運動場建設工事) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第41第305号議案工事請負契約の一部変更について(蛇田小学校屋内運動場建設工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第305号議案蛇田小学校屋内運動場建設工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の63ページをごらん願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事は、日本製紙石巻テクノ株式会社が請負金額7億6,446万7,200円で施工しているところでございますが、グラウンドでの競技によるボール等の飛散防止のため、北側及び西側に防球ネットの設置を追加するものであります。 また、屋外球技等によるガラス飛散による危険性の防止のため、屋内運動場グラウンド側開口部へ飛散防止フィルム張りの追加を行うものであります。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、3,930万1,200円の増額となり、契約金額を8億376万8,400円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。10番。 ◆10番(遠藤宏昭議員) 第305号議案、蛇田小学校屋内運動場建設工事についてお伺いします。 前の議案からの引き続きみたいになるのですが、変更理由がグラウンドでの競技によるボール等の飛散防止のために防球ネットを設置するのだと。これって本体工事に余り関係ないようなことなのではないかなということと、あと飛散防止フィルムを張るということ、これもそんなに大がかりな工事なのかななんても思うのですけれども、工期が約50日も延長されているということ、これについて内容を少し詳しくお聞かせください。 ◎木村芳夫建設部長 お答えいたします。 蛇田小学校屋内運動場の工期の関係と変更内容ということで御質問でございましたので、まず変更、工事の概要の今の提案理由の中につきましては、この契約の議決をいただくときと実際の工事の時期とは若干相違がございます。というのは、当然最終的にはお金で変更するのですが、工事の中で業者との指示協議というところで、こういったところをこういった形に変更、指示協議了解という中で工事を進めないと、お金が決まってからやるということになると、全部またあと先送りということでおくれるあれがありますので、そういった形で工事のほうは一応進めさせていただいているというところを御理解をいただきたいというふうに思います。 ですから、今回の工事の変更につきましても当然議会案件ですので、議会のときに一応議決をいただくというところでこの12月議会になったというふうなちょっと状況になっておりまして、現場としては当然グラウンドの防球ネットとかということは必要だねというところで業者と市との、教育委員会との協議の中で、指示協議という中で一応進めさせていただいているということでございます。 それと、あと工期につきましては、それとは別に本体工事の中の進捗の状況等を加味しまして、今回前から言っております、1月末でしたが、当然資材とか人の関係とかということで、現在の工程を加味させていただいて、工期を3月20日までというふうな形で変更させていただきたいということでございますので、よろしくお願いいたします。 ◆10番(遠藤宏昭議員) だから、今同僚議員が前の議案で言っていたのってそういうことだと思うのです。実は、本体の工事がおくれているのだということがメーンというか、主な理由なのではないかなと思うのです。だから、そういうことを書いてくれということです。この延長されるというのは、教育委員会のほうから事前に教えていただいたりしていたから、質疑しないかなと思ったのだけれども、それこそ前の議案で、いや、実は本当の理由はこっちにあってなんていうことだったから、あれっと、そう言えばそうだなというので、私も今質疑したところなのです。やっぱり本当の理由を書いてもらえば、それで納得するわけなので、おくれていると、こういう理由でおくれているのだということをきちんと教えてもらったほうがすっきりするわけなのです。こんな、だってフィルム張るのに50日もかかるのですか。そうしたら、私下請やりますよというようなお話になるぐらいですから、だからそういうことではなくてきちんとしたものを変更理由に載せていただきたい。 何で工期にこだわったかというと、3月20日というと小学校の卒業式なんかがちょうど当たるところです。毎年それこそ3月16、17、18、19日ぐらいの日程でどこでも卒業式をやる。工期3月20日までだったら、卒業式間に合わないのではないかというようなお話になる。工事始まるときに、せっかく新しい体育館できたのだから、卒業式ぐらいはこの新しいところで6年生巣立たせてあげようというようなことで工事始まっているわけだから、そういうところって非常に重要なのだと思うのです。市民に対する、保護者に対する説明もそこは大丈夫、何とかここは間に合うようにはしますからということで説明しているわけなので、ぽっとこういうふうに出されてしまうと、今まで何だったのだと、説明していた私がうそついているようなことになるので、その辺はきちんと変更理由、書いていただきたいなと思いますが、今の話について、部長のほうから何かお話があれば、お聞かせください。 ◎木村芳夫建設部長 お答えいたします。 ただいま変更の中には、金額の変更と工期の変更ということで、理由の中では確かに金額の変更については今回の変更の内容が含まれておりますが、工期の中には全体の工期の変更というところもあるので、ちょっとその辺の説明の仕方については今後注意をさせていただいて、丁寧な説明をさせていただきたいというふうに思ってございます。 あと卒業式の使用につきましては、工期は3月20日ということで、当然検査もございますが、今回の屋内体育館につきましては、議員も御承知のとおり、教室から2階を渡って、下におりないで体育館に入るということで、渡り廊下を使って使用するということで、外で若干外構の部分での片づけとかがございますが、卒業式にはその辺の調整は大丈夫だということで、教育委員会のほうとも一応協議をさせていただいている状況でございます。 ○議長(丹野清議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第42 第306号議案工事請負契約の一部変更について(23年災北上漁港(3地区)ほか1漁港災害復旧工事) △日程第43 第307号議案工事請負契約の一部変更について(23年災谷川漁港海岸保全施設災害復旧工事) △日程第44 第308号議案工事請負契約の一部変更について(23年災十八成浜漁港海岸保全施設災害復旧ほか整備工事) △日程第45 第309号議案工事請負契約の一部変更について(23年災侍浜漁港海岸保全施設災害復旧工事) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第42第306号議案工事請負契約の一部変更について(23年災北上漁港(3地区)ほか1漁港災害復旧工事)から日程第45第309号議案工事請負契約の一部変更について(23年災侍浜漁港海岸保全施設災害復旧工事)まで、以上4議案を一括議題といたします。本4議案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま一括上程されました4議案について御説明申し上げます。 本4議案につきましては、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 初めに、表紙番号1の64ページをごらん願います。第306号議案23年災北上漁港(3地区)ほか1漁港災害復旧工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は株式会社アルファー建設が請負金額13億2,731万8,920円で施工しているところでございますが、長面漁港の災害復旧について漁港護岸背後にある市道尾の崎海岸線の復旧ルートが地元からの要望を受け、関係機関と協議した結果、現道ではなく、内陸側の山越えルートに変更することとなりました。これに伴い、護岸の一部区間延長465メートルについて復旧が不要となるほか、市道の山越えルートが開通されるまで長面漁港への作業通路確保が不可となることから、施工可能な西防波堤及び西護岸の消波ブロックの製作を除いた東防波堤や物揚げ場など、全ての工種について減工するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、6億8,561万8,560円の減額となり、契約金額を6億4,170万360円に変更しようとするものでございます。 次に、65ページをごらん願います。第307号議案23年災谷川漁港海岸保全施設災害復旧工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は株式会社森本組東北支店が請負金額13億3,142万4,000円で施工しているところでございますが、本工事の進捗により、本工事施工箇所と隣接し、施工調整のため未施工となっていた護岸や船揚げ場等について、施工可能となったことから、増工するものでございます。 また、本工事は、牡鹿地区生コンクリート仮設プラント対象工事であり、平成28年4月1日を基準日として単価が改正されたので、積算単価の変更を行うものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、1億1,932万3,800円の増額となり、契約金額を14億5,074万7,800円に変更しようとするものでございます。 次に、66ページをごらん願います。第308号議案23年災十八成浜漁港海岸保全施設災害復旧ほか整備工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は株式会社堀内建設が請負金額4億3,038万円で施工しているところであり、本工事で使用する土砂については他事業で発生する残土を流用することとしておりましたが、工事着手後、再度関係先と調整を行った結果、残土が発生しないことが確認されたため、購入土に変更するものでございます。 また、本工事は、牡鹿地区生コンクリート仮設プラント対象工事であり、平成28年4月1日を基準日として単価が改正されたので、積算単価の変更を行うものであります。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、5,678万9,640円の増額となり、契約金額を4億8,716万9,640円に変更しようとするものでございます。 次に、67ページをごらん願います。第309号議案23年災侍浜漁港海岸保全施設災害復旧工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は重吉興業株式会社が請負金額2億1,448万8,000円で施工しているところでございますが、現地調査の結果、既設排水管について陸閘の躯体に干渉しないことから、現況に合わせた排水管に変更することとし、減工するものでございます。 また、陸閘ゲートについて、開閉装置の供給電力の変更に伴い、電気ケーブル等の材料及び据えつけ費用について減工するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、2,102万1,120円の減額となり、契約金額を1億9,346万6,880円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本4議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本4議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本4議案は原案のとおり可決されました。 △日程第46 第310号議案工事請負契約の一部変更について(新蛇田南地区土地区画整理事業宅地造成(その3)工事) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第46第310号議案工事請負契約の一部変更について(新蛇田南地区土地区画整理事業宅地造成(その3)工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第310号議案新蛇田南地区土地区画整理事業宅地造成(その3)工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の68ページをごらん願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事は、東鉄・久我特定建設工事共同企業体が請負金額13億9,463万1,000円で施工しているところでございますが、宅地造成工において既存盛り土部を調査及び試掘を行った結果、1,580立方メートルについて盛り土材には適さないことが判明したため、適切に処理、運搬を行う必要があることから、その費用を追加するものであります。 また、水路改修において、当初開水路を計画していた歩行者専用道路と沿道業務地に挟まれている区間について、安全性や有効利用の観点から暗渠化とし、ボックスカルバート工延長90メートルを追加するものであります。 さらに、強風による既存宅地及び地区周辺への飛砂、粉じんの防止対策として、防じん対策工5万5,800平方メートルを追加するものであります。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、2億7,285万1,200円の増額となり、契約金額を16億6,748万2,200円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第47 第311号議案町の区域を新たに画することについて ○議長(丹野清議員) 次に、日程第47第311号議案町の区域を新たに画することについてを議題といたします。本案について復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。 ◎近江恵一復興事業部長 ただいま上程されました第311号議案町の区域を新たに画することについて御説明申し上げます。 表紙番号1の69ページから72ページまでをごらん願います。本案は、議案に添付しております図面のとおり、防災集団移転促進事業の事業区域であります河北団地地区について、新たな町名に変更しようとするものでございます。河北団地地区は、河北、雄勝及び北上の3つの総合支所地域の約400世帯の被災住民の移転先として整備しており、団地内の一体感の醸成と住まわれる方々の新たなコミュニティーの創出のため、関係住民等の要望を受け、事業地内に町の区域を新たに画する形で団地内を二子に統一した上で、幹線道路により一丁目から三丁目までに区切りするものでございます。 変更内容といたしましては、別紙変更調書のとおり、小船越字二子畑ほか1字の一部を二子一丁目、二子二丁目、二子三丁目の新たな町名とするものであり、地方自治法第260条第1項の規定により議決を得ようとするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第48 第312号議案市道路線の認定について △日程第49 第313号議案市道路線の廃止について △日程第50 第314号議案市道路線の変更について ○議長(丹野清議員) 次に、日程第48第312号議案市道路線の認定についてから日程第50第314号議案市道路線の変更についてまで、以上3議案を一括議題といたします。本3議案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎木村芳夫建設部長 ただいま一括上程されました3議案について御説明を申し上げます。 表紙番号1の73ページから77ページまでと各路線の位置等につきましては、表紙番号5、市道路線の認定、廃止及び変更関係資料をごらん願います。 初めに、第312号議案市道路線の認定についてでありますが、今回認定を求める路線は38路線で、延長約4,343メートルであります。内容につきましては、被災市街地復興土地区画整理事業により整備するものが17路線で、延長約1,504メートル、上釜地区避難路等整備工事により整備するものが3路線で、延長約443メートル、漁業集落防災機能強化事業により整備するものが3路線で、延長約351メートル、防災集団移転促進事業により整備するものが15路線で、延長約2,045メートルであります。 次に、第313号議案市道路線の廃止についてでありますが、今回廃止する路線は4路線で、延長約272メートルの減であります。内容につきましては、漁業集落防災機能強化事業に伴い、既存路線を廃止するものであります。 次に、第314号議案市道路線の変更についてでありますが、今回変更する路線は1路線で、延長約66メートルの増であります。内容につきましては、上釜地区避難路等整備事業により終点を変更するものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本3議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本3議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本3議案は原案のとおり可決されました。 △答弁の保留 ◎草刈敏雄教育委員会事務局長 一般会計補正予算の審議の中で、山口議員から質疑がありました件について、答弁を保留しておったものについて答弁したいと思います。 まず、防災機能強化事業をやっていない体育館等の照明等についての安全性ということでございますが、震災後、それらの学校については全て点検等を1度しております。一定程度の安全性は確保されているというふうに考えております。 ただ、もう経年劣化ということも考えられますので、今後順次点検等については留意していきたいというふうに考えております。 また、耐震診断の必要か、必要でないかという基準でございますが、体育館の場合ですと1,000平米未満の建物については耐震診断をやる必要はないということになっております。例えば山下の屋内運動場ですと500平米程度でございますので、現在のところ耐震診断等を行う予定にはなっておりません。 △散会 ○議長(丹野清議員) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。明日から12日までは休会とし、13日に本会議を再開いたします。なお、7日及び8日は各常任委員会を開催し、付託案件の審査をお願いいたします。本日はこれにて散会いたします。   午後3時38分散会...