石巻市議会 > 2016-09-21 >
09月21日-委員長報告・討論・採決-07号

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  1. 石巻市議会 2016-09-21
    09月21日-委員長報告・討論・採決-07号


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    最終取得日: 2021-08-20
    平成28年 第3回 定例会  平成28年石巻市議会第3回定例会会議録(第7号)                                           議事日程第7号  平成28年9月21日(水曜日)午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名                                第2 請願について                                    第3 認定第1号平成27年度石巻市一般会計及び各種特別会計決算認定について        第4 認定第2号平成27年度石巻市病院事業会計決算認定について              第5 第197号議案市長及び副市長の給与の特例に関する条例                第6 第198号議案石巻市水産総合振興センター条例                    第7 第199号議案石巻市魚町水産加工共同排水処理施設条例                第8 第200号議案石巻市北上観光物産交流センター条例                  第9 第201号議案石巻市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例  第10 第202号議案石巻市立学校設置条例の一部を改正する条例               第11 第203号議案石巻市立学校授業料等徴収条例の一部を改正する条例          第12 第204号議案石巻市被災市街地復興土地区画整理事業施行に関する条例の一部を改正する           条例                                 第13 第205号議案石巻市営住宅条例の一部を改正する条例                 第14 第206号議案平成28年度石巻市一般会計補正予算(第4号)             第15 第207号議案平成28年度石巻市土地取得特別会計補正予算(第2号)         第16 第208号議案平成28年度石巻市下水道事業特別会計補正予算(第3号)        第17 第209号議案平成28年度石巻市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)     第18 第210号議案平成28年度石巻市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)     第19 第211号議案平成28年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第3号)      第20 第212号議案平成28年度石巻市産業用地整備事業特別会計補正予算(第2号)     第21 第213号議案平成28年度石巻市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)     第22 第214号議案平成28年度石巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)      第23 第215号議案平成28年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)       第24 第216号議案指定管理者の指定について(石巻市老人福祉センター寿楽荘)       第25 第217号議案指定管理者の指定について(石巻市立釜保育所)             第26 第218号議案指定管理者の指定期間の変更について(石巻市老人福祉センター寿楽荘)  第27 第243号議案財産の取得について((仮称)石巻市営駅前北通り第二復興住宅)     第28 第244号議案財産の取得について((仮称)石巻市営大街道東第二復興住宅)      第29 第245号議案財産の取得について((仮称)石巻市営青葉西第二復興住宅)       第30 第246号議案財産の取得について((仮称)石巻市営新東前沼復興住宅)        第31 第247号議案財産の取得について(石巻市営新渡波東復興住宅(D地区))       第32 第248号議案財産の取得について((仮称)石巻市営船越復興住宅)          第33 第249号議案財産の取得について((仮称)石巻市営広渕復興住宅)          第34 第250号議案財産の取得について((仮称)石巻市営にっこり南復興住宅)       第35 第251号議案財産の取得の一部変更について(石巻市営にっこり北復興住宅)      第36 第252号議案財産の取得の一部変更について(石巻市営鮫浦第二復興住宅)       第37 第253号議案工事請負の契約締結について(23年災大須漁港ほか1漁港災害復旧(その           2)工事)                              第38 第254号議案工事請負の契約締結について(上釜南部地区土地区画整理事業地内汚水管渠           築造(その2)工事)                         第39 第255号議案工事請負の契約締結について(下釜南部地区土地区画整理事業地内汚水管渠           築造(その4)工事)                         第40 第256号議案工事請負契約の一部変更について(釜幹線用水路改修工事)        第41 第257号議案工事請負契約の一部変更について(七窪蛇田線橋梁下部工新設工事)    第42 第258号議案工事請負契約の一部変更について(23年災大須漁港ほか1漁港災害復旧工           事)                                 第43 第259号議案工事請負契約の一部変更について(23年災長渡漁港災害復旧(その2)工           事)                                 第44 第260号議案工事請負契約の一部変更について(新蛇田地区土地区画整理事業宅地造成(そ           の3)工事)                             第45 第261号議案工事請負契約の一部変更について(新蛇田南地区土地区画整理事業宅地造成           (その2)工事)                           第46 第262号議案工事請負契約の一部変更について(新蛇田南第二地区土地区画整理事業宅地           造成(その2)工事)                         第47 第263号議案平成28年度石巻市一般会計補正予算(第5号)             第48 委員会提出議案第3号次期介護保険制度改正における軽度者への福祉用具貸与及び住宅改修              に係る給付を継続することに関する意見書             閉 会                                          本日の会議に付した事件 議事日程のとおり                                          出席議員(27名)   1番  黒  須  光  男  議員    2番  髙  橋  憲  悦  議員   3番  楯  石  光  弘  議員    4番  首  藤  博  敏  議員   5番  千  葉  眞  良  議員    7番  奥  山  浩  幸  議員   8番  阿  部  利  基  議員    9番  阿  部  正  春  議員  10番  遠  藤  宏  昭  議員   11番  大  森  秀  一  議員  12番  櫻  田  誠  子  議員   13番  渡  辺  拓  朗  議員  14番  山  口  荘 一 郎  議員   15番  水  澤  冨 士 江  議員  17番  阿  部  正  敏  議員   18番  近  藤     孝  議員  19番  木  村  忠  良  議員   21番  安  倍  太  郎  議員  22番  阿  部  欽 一 郎  議員   23番  森  山  行  輝  議員  24番  伊  藤  啓  二  議員   25番  髙  橋  栄  一  議員  26番  青  山  久  栄  議員   27番  庄  司  慈  明  議員  28番  西  條  正  昭  議員   29番  後  藤  兼  位  議員  30番  千  田  直  人  議員欠席議員(2名)   6番  丹  野     清  議員   20番  阿  部  久  一  議員欠  員(1名)                                          説明のため出席した者  亀 山   紘  市     長        菅 原 秀 幸  副  市  長  佐 藤 茂 宗  復興担当審議監        阪 井 聡 至  復興担当審議監  境   直 彦  教  育  長        伊 勢 秀 雄  病 院 局 長  堀 内 賢 市  復 興 政策部長        和 泉 博 章  総 務 部 長  久 保 智 光  財 務 部 長        近 江 恵 一  復 興 事業部長  鈴 木 瑞 彦  河北総合支所長        佐々木 正 文  雄勝総合支所長  細 目 恵 寿  河南総合支所長        菅 原   満  桃生総合支所長  武 山 泰 徳  北上総合支所長        大 窪 信 宏  牡鹿総合支所長  今 野 昇 一  生 活 環境部長        畠 山 早 苗  健 康 部 長  庄 司 勝 彦  福 祉 部 長        斎 藤 一 夫  産 業 部 長  木 村 芳 夫  建 設 部 長        及 川 伸 一  会 計 管 理 者  阿 部 雅 幸  病院局事務部長        草 刈 敏 雄  教 育 委 員 会                                   事 務 局 長                                          事務局職員出席者  近 藤 順 一  事 務 局 長        菅 野 拓 弥  事 務 局 次 長  佐々木 直 樹  事 務 局長補佐        吉 田 秀 樹  主     幹  星   貴 幸  主     査        川 田 秀一郎  主     査  今 野 真 一  主 任 主 事 △午前10時開議 ○副議長(大森秀一議員) ただいまから本日の会議を開きます。欠席通告議員は、6番丹野清議員であります。 本日の議事は、日程第7号をもって進めます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○副議長(大森秀一議員) 日程第1会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員に28番西條正昭議員、29番後藤兼位議員、30番千田直人議員、以上3議員を指名いたします。 △日程第2 請願について ○副議長(大森秀一議員) 次に、日程第2請願についてを議題といたします。保健福祉委員長から請願審査について報告を求めます。保健福祉委員長。   〔保健福祉委員長阿部正春議員登壇〕 ◎保健福祉委員長(阿部正春議員) 当委員会に審査方付託になりました、平成28年請願第1号次期介護保険制度改正における軽度者への福祉用具貸与及び住宅改修に係る給付を継続することに関する意見書提出方請願について、審査の概要及び結果を御報告申し上げます。 その願意についてでありますが、公的介護保険は1997年に法制化され、介護を必要とする高齢者の介護にかかわる負担を社会全体で支援するための保険制度であり、市民にも定着が図られ、高齢者本人だけでなく、高齢者を抱える家族や地域の福祉にとって必要不可欠の公的な社会保険制度になっている。 このような中、平成27年6月30日に閣議決定された経済財政運営と改革の基本方針2015では、次期介護保険制度改正に向けて、軽度者に対する福祉用具貸与等の給付の見直しを検討する方針が出されている。 しかしながら、現行の介護保険制度による福祉用具貸与及び住宅改修のサービスは、高齢者自身の自立意欲を高め、介護者の負担軽減を図るという極めて重要な役割を果たしている。 そのため、仮に軽度者に対する福祉用具貸与、または住宅改修の利用が原則自己負担になれば、低所得者世帯等弱者の切り捨てになりかねず、またこれらのサービスの利用が抑制されることにより重度化が進展し、結果として介護保険給付の適正化という目的に反して高齢者の自立的な生活を阻害し、給付費が増大するおそれがある。 よって、次期介護保険制度改正における福祉用具貸与及び住宅改修に係る給付の見直しにおいては、高齢者の自立を支援し、利用者の重度化を防ぐといった介護保険の理念に沿って、介護が必要な方の生活を支える観点から検討を行うよう強く要望する意見書を国に対し提出を求めるというものであります。 行政当局からは、現行の介護保険制度は高齢者の自立の意欲を高め、介護者の負担軽減を図るという重要な役割を果たしていることから、見直しは慎重に行うべきであり、軽度者への福祉用具貸与及び住宅改修に係る給付を継続することに関する意見書の提出について、賛同する旨、意見がありました。 審査において、平成27年度の利用実績について質疑があり、福祉用具貸与で約3万1,000件、住宅改修で約520件であるが、そのうち要介護2以下の方の利用割合は福祉用具貸与で約6割、住宅改修で約8割である旨、答弁がありました。 また、打ち切りになった場合の影響等について質疑があり、費用額で見ると福祉用具貸与が平均8,400円、住宅改修が平均10万円から11万円であるが、多くの方がこの額の1割を負担することでサービスを利用できている状況にあることから、打ち切りになった場合は利用者の負担は相当大きくなる旨、答弁がありました。 採決の結果、本請願は願意を妥当と認め、採択すべきものと決した次第であります。 以上、御報告を申し上げます。 ○副議長(大森秀一議員) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本請願は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本請願は採択することに決しました。 △日程第3 認定第1号平成27年度石巻市一般会計及び各種特別会計決算認定について △日程第4 認定第2号平成27年度石巻市病院事業会計決算認定について ○副議長(大森秀一議員) 次に、日程第3認定第1号平成27年度石巻市一般会計及び各種特別会計決算認定について及び日程第4認定第2号平成27年度石巻市病院事業会計決算認定について、以上2件を一括議題といたします。本2件の審査について、各常任委員長の報告を求めます。初めに、総務企画委員長の報告を求めます。19番。   〔総務企画委員長木村忠良議員登壇〕 ◎総務企画委員長(木村忠良議員) ただいま議題となりました2件中、当委員会に付託されました決算の審査経過及び結果について御報告申し上げます。 付託されました1決算は、去る9月5日の現地調査及び9月6日の書面審査の結果、お手元に配付の議案審査報告書のとおり、いずれも認定すべきものと決した次第であります。以下、主な質疑の概要を申し上げます。 初めに、平成27年度石巻市一般会計、歳出、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費では、公共施設等総合管理計画について、網地島に廃止されたまま残るごみ焼却炉のように、廃止されたが解体されず残っている公共施設もあるため、計画に組み込み、解体を起債でできるようにすべきではないかとの質疑があり、この計画のメリットは、今まで一般財源での対応しかできなかった焼却施設等に関して、起債を組めるようになっているということであるため、今後公共施設等総合管理計画の更新により適時対応していきたい旨、答弁がありました。 次に、2款1項8目離島振興費では、網地島ラインの新船建造計画変更の進捗状況について質疑があり、当初新船を建造するに当たり、100トンと50トン、2隻で検討していたが、観光客の増加や悪天候に備えるため、100トン2隻で建造する計画に変更し、8月末には国に変更計画の素案を出しており、今後国と検討中である旨、答弁がありました。 次に、2款1項16目情報プラザ運営費では、情報プラザの運営について指定管理にするなど、検討が必要ではないかとの質疑があり、これまでも検討をしており、現状をさらに検証し、鋭意検討する旨、答弁がありました。 次に、2款1項27目東日本大震災関係費では、低平地の整備における地域住民の要望と対応について質疑があり、地元との懇談会で集落道などの整備や、新たな広場の整備に関する要望があり、地元の意向を反映した形で進めており、予算の範囲内で整備の内容を検討して御理解をいただいている。 また、公園については、地域のコミュニティー公園ということで地元での管理を前提に整備している旨、答弁がありました。 次に、9款消防費、1項消防費、6目東日本大震災関係費では、自主防災組織機能強化事業の備蓄物の購入補助制度について、5年に1回の補助では自主防災組織の負担が大きいため、制度を見直すべきではないかとの質疑があり、毎年分割で購入できるようにしたり、災害公営住宅等により急激に人口がふえて数が足りなくなった場合は追加購入できるようにする、また防災訓練等で使用した場合、その分を補充できるようにするといった大きく3つのポイントで今月中に要綱を改正することを検討中である旨、答弁がありました。 また、災害用備蓄配備事業について、賞味期限切れなどの実態把握について質疑があり、4月の熊本地震時に備蓄品の一部を送っており、その機会に122カ所の備蓄施設を調査した際、市で備蓄した品物ではなかったが、期限切れの取り扱いの問い合わせを受けている。状況を全て把握しているわけではないので、再度備蓄品の状況を整理する旨、答弁がありました。 以上、報告申し上げます。 ○副議長(大森秀一議員) 次に、環境教育委員長の報告を求めます。12番。   〔環境教育委員長櫻田誠子議員登壇〕 ◎環境教育委員長(櫻田誠子議員) ただいま議題となりました2件中、当委員会に付託されました決算の審査経過及び結果について御報告申し上げます。 付託されました1決算は、去る9月6日の現地調査及び9月7日の書面審査の結果、お手元に配付の議案審査報告書のとおり、いずれも認定すべきものと決した次第であります。以下、主な質疑の概要を申し上げます。 初めに、平成27年度石巻市一般会計、歳出、4款衛生費、1項保健衛生費、3目環境衛生費では、北鰐山墓地無縁墳墓改葬事業の進捗状況について質疑があり、昭和47年当時2,289基であった墓碑数は平成27年度末で2,214基が移転しており、移転率は96.72%である。無縁墳墓につきましては、法律に基づく改葬公告の期間が終了する来年8月以降に改葬業務の実施を予定している旨、答弁がありました。 次に、4款2項清掃費、2目ごみ処理費では、ごみの減量化に向けた取り組みについて質疑があり、総ごみ量の5万7,800トンを10年間で4万6,500トンを目指し、減量に取り組んでいく。具体的には、雑紙収集の分別方法や、生ごみの水切り減量、さらに小型家電の収集も検討しており、資源化に向けて政策展開し、ごみの減量化を図っていきたい旨、答弁がありました。 次に、10款教育費、1項教育総務費、3目教育指導奨励費奨学金貸与事業では、平成27年度末の滞納状況について質疑があり、震災以降は償還率が下がり、年度当初の滞納者数は約190名で、年度末の滞納額は5,734万9,100円である旨、答弁がありました。 また、滞納整理への取り組み状況について質疑があり、督促状や電話催告をこれまでも実施しているが、今後も努力していかなければならないと考えている。 なお、本年10月以降には、納付者の利便性を考慮し、コンビニ等でも納付が可能となるシステムを構築するなど、償還率の向上にも努めていく旨、答弁がありました。 さらに、貸与額の増加は返済額の増加となり、将来的に負のスパイラルに陥る可能性が高いことから、貸与だけではなく、給付を併用した政策の考え方について質疑があり、奨学金の問題は石巻市に限らず、他の自治体や国においても議論されていることから、今後の動向について情報収集に努めながら検討していく旨、答弁がありました。 次に、10款1項7目東日本大震災関係費、学び支援コーディネーター等配置事業では、学習支援のあり方として教育委員会の事業に限らず、福祉部の困窮世帯等に対する学習支援との横断的な取り組みへの考え方について質疑があり、学校内のことではあるが、支援団体の情報共有に努め、できる限り教育委員会としても横断的な連携について検討していく旨、答弁がありました。 また、防災教育充実事業では、痛ましい災害を経験した石巻市であるからこそ、他の自治体に範を示すよう各学校に対し防災士を配置すべきではとの質疑があり、防災士の資格は必要であるが、資格は人についていくものであり、人事異動がある学校現場では難しい状況である。また、県費負担教職員に対し、市の教育委員会として資格の取得を言明することも大変難しいことである旨、答弁がありました。 次に、10款2項小学校費、2目教育振興費、就学援助・特別支援教育就学奨励事業では、ことばの教室の実施状況と通級している児童数について質疑があり、現在4つの小学校で開設しており、住吉小学校には32人、飯野川小学校には11人、鹿又小学校には14人、中津山第二小学校には6人がそれぞれ通級している旨、答弁がありました。 次に、10款7項保健体育費、3目学校給食費、学校給食センター運営事業では、学校給食費の滞納額増加と不納欠損処分した金額について質疑があり、基本的に現年度分の滞納額をふやさないよう指導をしてきたが、前年度と比較してふえており、また過年度分の平成11年度から平成26年度までの納入額も197万7,724円と、前年度を下回っていることから、結果として滞納額がふえている。 なお、学校給食費は、公債権ではなく私債権であることから、不納欠損処分をする場合には債務者からの時効の援用、あるいは債権者側での放棄として議会の議決が必要となるため、慎重に行うこととしているので、不納欠損処分は行っていない旨、答弁がありました。 以上、御報告を申し上げます。 ○副議長(大森秀一議員) 次に、保健福祉委員長の報告を求めます。9番。   〔保健福祉委員長阿部正春議員登壇〕 ◎保健福祉委員長(阿部正春議員) ただいま議題となりました2件中、当委員会に付託されました決算の審査経過及び結果について御報告申し上げます。 付託されました2決算は、去る9月7日の現地調査及び9月8日の書面審査の結果、お手元に配付の議案審査報告書のとおり、いずれも認定すべきものと決した次第であります。以下、主な質疑の概要を申し上げます。 初めに、平成27年度石巻市一般会計、歳出、3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費では、民生委員、児童委員の欠員について質疑があり、震災による転出等により人材不足が生じており、欠員となっている地域については自治会等の復興状況を見て推薦をお願いするとともに、公務員の推薦についても検討していきたい旨、答弁がありました。 なお、欠員が生じている地域への支援については、近隣の民生委員、児童委員や社会福祉協議会との連携などにより対応していく旨、答弁がありました。 次に、3款2項老人福祉費、2目在宅老人福祉費では、生きがいデイサービス事業の財源及び今後の事業内容について質疑があり、財源は長寿社会対策基金を充当し事業を進めているが、平成27年度末は約3億965万円となり、今後の基金残高の予測として平成30年度末には約300万円となることから、当該基金を充当している事業全般にわたり、財源の確保及び事業の見直しを検討していく旨、答弁がありました。 また、老人日常生活用具給付事業及びバリアフリー住宅普及促進事業の利用実績が低位で推移していることについて質疑があり、対象者は65歳以上で世帯全員が市民税の非課税世帯であること、用具によっては要介護認定の要件も加わることで対象者が絞られる面が大きいため、今後は利用者から状況の聞き取りやアンケートなど実施するとともに、制度の問題点等について把握し、事業を進めていく旨、答弁がありました。 さらに、ひとり暮らし老人緊急通報システム事業にかかわる緊急通報及び救急搬送された件数について質疑があり、非常ボタンの動作が165件、人感センサーの不動が128件、停電、電池切れ等、事故的なものが188件となっている。その結果としては、異常なしやボタンの押し間違い等が136件、救援要請が30件、介護依頼が5件、無断外泊等119件、停電や機器のコンセント抜け落ち等189件、そのほか2件となっており、救助要請があった30件のうち28件が病院へ搬送される旨、答弁がありました。 次に、3款3項児童福祉費、10目放課後児童クラブ費では、放課後児童クラブの待機児童数及び指導員不足数について質疑があり、8月1日現在で待機児童が63名、指導員が21名不足している旨、答弁がありました。 また、指導員不足の解消策と管理運営方法の見直しについて質疑があり、ハローワークや新聞広告等を活用し確保するとともに、管理運営については今後、業務委託も検討していきたい旨、答弁がありました。 さらに、指導員への通勤手当支給による優遇改善について質疑があり、パート、短時間労働者であるため、通勤費は賃金の中に含まれているが、処遇改善については今後人事課と協議をしていく旨、答弁がありました。 次に、平成27年度石巻市国民健康保険事業特別会計では、収納率の現年度分と滞納繰り越し分及び県内における本市の収納率の順位について質疑があり、収納率は現年度分が89.17%、滞納繰り越し分は18.81%、合わせて67.18%となっており、収納率の県内における順位については平成25年度は32位、平成26年度は34位、平成27年度は非公式であるが、最下位である旨、答弁がありました。 また、滞納対策について質疑があり、コンビニ収納の開始による納税環境整備のほか、資格証の交付を控えるとともに、滞納者個別の事情に配慮した徴収の方法を考えていきたい旨、答弁がありました。 なお、平成27年度は、宮城県地方税滞納整理機構へ60件ほど移管を行っている旨、答弁がありました。 次に、平成27年度石巻市病院事業会計では、未処理欠損金の対応策について質疑があり、旧石巻市立病院が被災し、特別損失を計上した結果、この部分が未処理欠損金の大部分を占めることとなった旨、答弁がありました。 また、旧石巻市立病院の起債償還については、平成39年度に償還が完了するため、そのタイミングで議会の議決を経て、資本の減資を行い、未処理欠損金の解消を進め、安定経営を確立していきたい旨、答弁がありました。 以上、御報告申し上げます。 ○副議長(大森秀一議員) 次に、産業建設委員長の報告を求めます。30番。   〔産業建設委員長千田直人議員登壇〕
    ◎産業建設委員長(千田直人議員) ただいま議題となりました2件中、当委員会に付託されました決算の審査経過及び結果について御報告申し上げます。 付託されました1決算は、去る9月8日の現地調査及び9月9日の書面審査の結果、お手元に配付の議案審査報告書のとおり、いずれも認定すべきものと決した次第であります。以下、主な質疑の概要を申し上げます。 初めに、平成27年度石巻市一般会計、歳出、6款農林水産業費、1項農業費、3目農業振興費では、農作物有害鳥獣捕獲事業において、鹿の生息数の減少策について質疑があり、現段階では猟友会による捕獲に頼らざるを得ない状況にあり、捕獲日数をふやしながら地道に捕獲していくしかないと考えている。また、専門家などからも情報を得ながらより効率のいい捕獲方法を検討していくことも必要であると考えている旨、答弁がありました。 次に、6款2項林業費、2目林業振興費では、松くい虫対策事業において、伐倒駆除後の植林対策について質疑があり、伐倒がまとまった本数であれば植林をしているが、数本単位で点在しているのであれば、自然に落下した種子から自然に生えるのに任せた対応となっている旨、答弁がありました。 次に、6款3項水産業費、5目東日本大震災関係費では、水産加工業高度化施設復興整備事業の関連で、生産量の回復及び雇用の回復における課題と今後の対応策について質疑があり、加工業は3つの課題があると考えており、その対応策として加工原料の不足については漁船誘致活動の強化、従業員の不足については従業員宿舎整備のための利用しやすい補助制度の運用、失った販路の回復については新たな販路の拡大のため加工業者による共同輸出事業が軌道に乗るような取り組みを行っている旨、答弁がありました。 また、水産物地方卸売市場石巻売り場建設事業においては、建物内の未使用エリアについて質疑があり、震災前の漁獲量に及んでいないこともあり、施設の一部に使用していないエリアもあるが、水産総合振興センターの完成に伴い、新たな漁船誘致を積極的に行い、漁獲量を上げていくことで余裕なスペースがないように有効活用していきたい旨、答弁がありました。 次に、7款商工費、1項商工費、2目商工業振興費では、消費者行政対策事業において、消費者講演会の対象者の拡大について質疑があり、今年度も桜坂高校の3年生を対象に計画中であるが、将来的には全学年に対象を拡大し、県立高校における講演会については各高校の実施状況を確認しながら検討していきたい旨、答弁がありました。 また、地域の宝研究開発事業においては、オリーブ栽培の将来展望について質疑があり、現在河北、雄勝、北上、網地島の4地区の法人を含めた農業者が試験栽培を行っている。今後は、研究会を組織し、その研究会を中心として北上地区を拠点に商業ベースの面積規模である5ヘクタールの適地を見つけ、事業展開していきたい旨、答弁がありました。 また、事業の成果があらわれるまでの市の対応について質疑があり、当該事業は地方創生の事業であり、復興庁の力添えがなければできない事業である。商業ベースになれば、行政は関与できなくなるが、それまでは復興庁とともに応援していきたい旨、答弁がありました。 次に、7款1項4目東日本大震災関係費では、まちなか観光推進事業において漫画事業を通じての観光客誘致によるまちの活性化について質疑があり、石ノ森萬画館の昨年度の来館者数は17万人程度であり、マンガアイランドの利用者は震災後徐々に増加している。漫画大賞は、事業として停滞している状況である。漫画を生かしたまちづくりという面では、いかに3つの事業を結びつけて地域を盛り上げていくかが大事である。また、本市が商工会議所、観光協会、そして街づくりまんぼうと進めているまちなか事業と石ノ森萬画館が一体になることで町なかのにぎわいが創出されると考えており、石ノ森萬画館、マンガアイランド及び漫画大賞についてもトータルで実施するための方策を原点に立ち返って関係者と協議していきたい旨、答弁がありました。 次に、8款土木費、2項道路橋梁費、7目東日本大震災関係費では、流留垂水避難路整備事業の進捗について質疑があり、用地買収の問題が解決できれば、工事自体はよほどかたい岩盤等に当たらない限り、1年半から2年程度で終わらせることが可能である。工程どおり進むように地元地権者と協議している旨、答弁がありました。 次に、8款5項都市計画費、7目東日本大震災関係費では、石巻駅周辺整備事業における道路用地取得の今後の見通しについて質疑があり、現在未取得である道路用地は1件である。地権者に対しては、これまでも丁寧な交渉に努めてきたが、今後交渉をしていく中で同意をいただけなければ、別の手法を用いての取得なども検討しなければならない旨、答弁がありました。 また、七窪蛇田線街路整備事業においては、用地取得率について質疑があり、清水町側の地権者数は全体で47人である。そのうち契約を承諾した地権者は17人で36%である旨、答弁がありました。 また、事業の見通しについて質疑があり、中里側では工事を行っているが、清水町側は用地取得の段階であることから、完成目標の平成30年度に向けて事業を行っている旨、答弁がありました。 次に、8款6項住宅費、3目東日本大震災関係費では、復興公営住宅整備事業において、最新の完成戸数及び完成率について質疑があり、平成28年7月末時点で2,659戸が完成し、完成率は約59%である旨、答弁がありました。また、関連して今後の方針が決まっていない仮設住宅に住む方への対応について質疑があり、復興公営住宅への入居を希望している方については福祉部から自立計画届出の情報提供をしてもらい、対象者の入居資格を確認している。なお、対象者は約2,500人で、回収できた自立計画届出書は約2,200人分、回収率は87%である。未回収分については福祉部の自立生活支援専門員等が戸別訪問を行い回収を進めている旨、答弁がありました。 以上、御報告を申し上げます。 ○副議長(大森秀一議員) 以上で各常任委員長の報告を終わります。ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。続いて、討論に入りますが、通告はありません。討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(大森秀一議員) 討論はなしと認めます。直ちに採決いたします。本2件に対する各常任委員長の報告は認定であります。委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本2件は認定することに決しました。 △日程第5 第197号議案市長及び副市長の給与の特例に関する条例 △日程第6 第198号議案石巻市水産総合振興センター条例 △日程第7 第199号議案石巻市魚町水産加工共同排水処理施設条例 △日程第8 第200号議案石巻市北上観光物産交流センター条例 △日程第9 第201号議案石巻市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例 △日程第10 第202号議案石巻市立学校設置条例の一部を改正する条例 △日程第11 第203号議案石巻市立学校授業料等徴収条例の一部を改正する条例 △日程第12 第204号議案石巻市被災市街地復興土地区画整理事業施行に関する条例の一部を改正する条例 △日程第13 第205号議案石巻市営住宅条例の一部を改正する条例 △日程第14 第206号議案平成28年度石巻市一般会計補正予算(第4号) △日程第15 第207号議案平成28年度石巻市土地取得特別会計補正予算(第2号) △日程第16 第208号議案平成28年度石巻市下水道事業特別会計補正予算(第3号) △日程第17 第209号議案平成28年度石巻市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) △日程第18 第210号議案平成28年度石巻市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) △日程第19 第211号議案平成28年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第3号) △日程第20 第212号議案平成28年度石巻市産業用地整備事業特別会計補正予算(第2号) △日程第21 第213号議案平成28年度石巻市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) △日程第22 第214号議案平成28年度石巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) △日程第23 第215号議案平成28年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第3号) △日程第24 第216号議案指定管理者の指定について(石巻市老人福祉センター寿楽荘) △日程第25 第217号議案指定管理者の指定について(石巻市立釜保育所) △日程第26 第218号議案指定管理者の指定期間の変更について(石巻市老人福祉センター寿楽荘) ○副議長(大森秀一議員) 次に、日程第5第197号議案市長及び副市長の給与の特例に関する条例から日程第26第218号議案指定管理者の指定期間の変更について(石巻市老人福祉センター寿楽荘)まで、以上22議案を一括議題といたします。本22議案の審査について、各常任委員長から報告を求めます。初めに、総務企画委員長の報告を求めます。19番。   〔総務企画委員長木村忠良議員登壇〕 ◎総務企画委員長(木村忠良議員) ただいま議題となりました22議案中、当委員会に付託されました議案の審査経過及び結果について御報告を申し上げます。 付託されました4議案は、去る9月6日に委員会を開催し、慎重審査の結果、お手元に配付の議案審査報告書のとおり、いずれも原案を可決すべきものと決した次第であります。以下、主な質疑の概要を申し上げます。 初めに、第197号議案市長及び副市長の給与の特例に関する条例では、昨年末からの職員の一連の不祥事に対する市長の責任ということでの議案上程であるが、本来個々の事案について市長が責任を明確にしてから上程すべきとの質疑があり、総務部長より時期的な問題については市長も遅かったということで反省の弁を申していた。今回市長が副市長も含めて削減条例の判断をされたことから、事務作業を進めているが、我々職員の飲酒運転から始まり、種々不祥事があったことから、監督者として責任を痛感し、大変反省している旨、答弁がありました。 また、業務上のミスの再発防止について質疑があり、今後ともいろいろな形で自己啓発、研修などを通じ、再発防止に努める旨、答弁がありました。 さらに、再発防止のため、どのような指示、取り組みがなされたのかについて質疑があり、全庁的な文書での通達、各所属長からの口頭での注意で再発防止を徹底しているが、なお改めて取り組んでいく旨、答弁がありました。 次に、第201号議案石巻市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例では、貸付利率の考え方について質疑があり、固定資産税相当額の1.4%を貸付利率と考えている旨、答弁がありました。さらに、10年間固定利率での貸し付けなのかとの質疑があり、今後検討していきたい旨、答弁がありました。 次に、第206号議案平成28年度石巻市一般会計補正予算(第4号)、歳出、2款総務費、1項総務管理費、23目がんばる石巻応援基金費では、がんばる石巻応援基金の飛躍的な伸びの理由について質疑があり、主要な理由は魅力ある特産品、インターネットからの申し込み、クレジットカード決済の導入による旨、答弁がありました。 次に、9款1項消防費、2目非常備消防費では、水害に対する対応について質疑があり、洪水ハザードマップを今後整備していく旨、答弁がありました。 あわせて、アルミ製のボートの整備について質疑があり、本庁舎においてはボートを用意しており、対応できるが、ほかについては今後検討する旨、答弁がありました。 また、急傾斜地立地世帯へのアンケート調査の必要性について質疑があり、市には傾斜地崩壊危険箇所774カ所、土石流危険箇所432カ所があり、そのうち県で対応しているのが75カ所、残りは今後7年間で調査を行うとのことで、アンケート調査の必要性はその結果を精査し、検討したい旨、答弁がありました。 以上、御報告申し上げます。 ○副議長(大森秀一議員) 次に、環境教育委員長の報告を求めます。12番。   〔環境教育委員長櫻田誠子議員登壇〕 ◎環境教育委員長(櫻田誠子議員) ただいま議題となりました22議案中、当委員会に付託されました議案の審査経過及び結果について御報告申し上げます。 付託されました3議案は、去る9月7日委員会を開催し、慎重審査の結果、お手元に配付の議案審査報告書のとおり、いずれも原案を可決すべきものと決した次第であります。以下、主な質疑の概要を申し上げます。 初めに、第206号議案平成28年度石巻市一般会計補正予算(第4号)、歳出、10款教育費、6項社会教育費、13目東日本大震災関係費、かんけい丸修復工事では修復内容と今後の施設の運用について質疑があり、修復内容は店舗部の屋根の雨漏り防止のためのシート防水施工と屋根部分の補修、それから店舗部及び居住部における腐朽木材の新材による補修等である。 今後の施設の運用については、3階まで改修は行っているが、木造のため建築基準法上の制限により一部開放できない部分も考えられる状況である。 なお、年度末に工事は完成するが、来年夏のリボーン・アート・フェスティバルの会場として使用したいとの話もあるので、本格的な運用はその後になる旨、答弁がありました。 以上、御報告申し上げます。 ○副議長(大森秀一議員) 次に、保健福祉委員長の報告を求めます。9番。   〔保健福祉委員長阿部正春議員登壇〕 ◎保健福祉委員長(阿部正春議員) ただいま議題となりました22議案中、当委員会に付託されました議案の審査経過及び結果について御報告申し上げます。 付託されました7議案は、去る9月8日委員会を開催し、慎重審査の結果、お手元に配付の議案審査報告書のとおり、いずれも原案を可決すべきものと決した次第であります。以下、主な質疑の概要を申し上げます。 初めに、第206号議案平成28年度石巻市一般会計補正予算(第4号)、歳出、3款民生費、2項老人福祉費、3目老人福祉施設高齢者福祉センター管理費では、寿楽荘の指定管理者となるコンソーシアムを形成する2社の会社概要及び実績等について質疑があり、事業者はサンアメニティと綜合警備保障であり、サンアメニティは昭和54年2月にビル管理会社として設立され、現在は指定管理者制度や業務委託制度を通じて、全国のさまざまな指定管理施設やスポーツ施設の運営管理を行っており、綜合警備保障についてはALSOKというブランドで全国で警備業務等を展開している会社である。 なお、同コンソーシアムは、現在女川町ゆぽっぽの指定管理を行っている旨、答弁がありました。 また、プロポーザル方式における選定結果について質疑があり、審査基準の採点合計は8項目160点としており、応募団体は1団体であり、同団体の採点は111.25点であった旨、答弁がありました。加えて、応募団体が1団体で採点合計の2分の1以上である80点以上となった場合は、適格とすると定めていたため、同団体を適格と認め、指定管理者として選定した旨、答弁がありました。 あわせて、売店設置や自主事業について質疑があり、選定時の事業計画書では、物品販売として入浴にかかわる消耗品の販売や飲料の自動販売機の設置を行うほか、自主事業として60歳以上の方を対象とした健康体操教室、フリーマーケット、健康ヨガ教室などを開催する予定である旨、答弁がありました。 さらに利用料について質疑があり、これまでの寿楽荘は無料であったが、新たな条例では利用料金を設定し、浴室利用料金の上限額は60歳以上の方は1回200円、60歳未満の方は500円と規定している。同団体の事業計画書では、60歳以上の方は1回100円、60歳未満の方は300円にする旨、提案がなされているが、最終的には市長と指定管理者との協議に基づいて料金を設定する旨、答弁がありました。 次に、3款5項災害救助費、2目東日本大震災関係費、応急仮設住宅等集約関係費では、プレハブ仮設集約時家賃助成と被災者自立再建促進プログラムの関連性について質疑があり、被災者自立再建促進プログラムの方針に基づき、プレハブ仮設住宅で集約、移転が必要になる方を対象とする旨、答弁がありました。 また、プレハブ仮設集約時家賃助成要件を確認するための所得情報など、個人情報の取得方法について質疑があり、現在自立計画届出書を提出していただいており、その中で市役所内部の個人情報の利用について同意をいただいた上で調査、支援を行う旨、答弁がありました。 さらに、補正予算額の内訳について質疑があり、単身世帯は1カ月当たり3万5,000円、2人以上の世帯は4万2,000円とし、それぞれ40世帯分について10月から3月までの6カ月分を、さらに入居時経費として家賃保証料や礼金、仲介手数料については80世帯分とし、実家賃額の上限3カ月分をそれぞれ予算措置している旨、答弁がありました。 以上、御報告申し上げます。 ○副議長(大森秀一議員) 次に、産業建設委員長の報告を求めます。30番。   〔産業建設委員長千田直人議員登壇〕 ◎産業建設委員長(千田直人議員) ただいま議題となりました22議案中、当委員会に付託されました議案の審査経過及び結果について御報告申し上げます。 付託されました11議案は、去る9月9日委員会を開催し、慎重審査の結果、お手元に配付の議案審査報告書のとおり、いずれも原案を可決すべきものと決した次第であります。以下、主な質疑の概要を申し上げます。 初めに、第198号議案石巻市水産総合振興センター条例では、センターに設ける飲食提供及び売店施設の形態について質疑があり、3つの施設がセンターの1階に入り、そのうちの2つは食堂である。イメージとしては、震災前の市場の管理棟内にあった斎太郎食堂のような店舗を考えている。また、売店施設については、震災前の形態をイメージした雑貨店と考えている旨、答弁がありました。 次に、第199号議案石巻市魚町水産加工共同排水処理施設条例では、施設の現在の利用状況について質疑があり、本年4月現在の契約口数は133件で、その内訳は工場関係が76件、その他店舗等が57件である旨、答弁がありました。また、条例第9条の使用料の減免に該当する事案について質疑があり、現在すぐに減免を適用する事案はないが、災害等非常事態が起きたときを想定したものである旨、答弁がありました。 また、現在の有収率について質疑があり、震災の影響により損傷した汚水管の入れかえが進み、震災前と同程度の95%という状況である旨、答弁がありました。 次に、第210号議案平成28年度石巻市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)では、汚水管渠管理費の内容について質疑があり、本町地区の農業集落排水施設の汚水管渠が沈下等により一部破損するなど、排水に支障が生じていることから、補修工事を実施し、原形復旧するものである旨、答弁がありました。 また、鹿又地区の農業集落排水処理施設の今後の考え方について質疑があり、鹿又地区には2つの処理施設がある。下水道法上の認可を取得した鹿又地区農業集落排水処理施設については、公共下水道に統合する。本町地区農業集落排水処理施設については、処理量の状況を見ながら将来的には公共下水道への接続を視野に入れている旨、答弁がありました。 次に、第212号議案平成28年度石巻市産業用地整備事業特別会計補正予算(第2号)では、事業進捗状況について質疑があり、須江産業用地については本年5月に工事が完了し、現在28区画中9区画について分譲等の契約が完了している。このうち6企業が工場建設等に着工しており、さらに近日中にもう一企業が着工の予定になっている。 また、不動町産業用地については、工期を本年10月末まで延長し、盛り土工事等を行っている状況である旨、答弁がありました。 以上、御報告を申し上げます。 ○副議長(大森秀一議員) 以上で各常任委員長の報告を終わります。ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本22議案に対する各常任委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本22議案は原案のとおり可決されました。 △日程第27 第243号議案財産の取得について((仮称)石巻市営駅前北通り第二復興住宅) △日程第28 第244号議案財産の取得について((仮称)石巻市営大街道東第二復興住宅) △日程第29 第245号議案財産の取得について((仮称)石巻市営青葉西第二復興住宅) △日程第30 第246号議案財産の取得について((仮称)石巻市営新東前沼復興住宅) △日程第31 第247号議案財産の取得について(石巻市営新渡波東復興住宅(D地区)) △日程第32 第248号議案財産の取得について((仮称)石巻市営船越復興住宅) △日程第33 第249号議案財産の取得について((仮称)石巻市営広渕復興住宅) △日程第34 第250号議案財産の取得について((仮称)石巻市営にっこり南復興住宅) ○副議長(大森秀一議員) 次に、日程第27第243号議案財産の取得について((仮称)石巻市営駅前北通り第二復興住宅)から日程第34第250号議案財産の取得について((仮称)石巻市営にっこり南復興住宅)まで、以上8議案を一括議題といたします。本8議案について復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。 ◎近江恵一復興事業部長 ただいま一括上程されました8議案について御説明申し上げます。 本8議案につきましては、復興公営住宅の整備に当たり、公募型買取市営住宅制度及び要請型買取市営住宅制度により建設した復興公営住宅を完成後に買い取りすることについて市議会の議決を得たく、御提案申し上げるものであります。 それでは、表紙番号13の1ページから16ページをごらん願います。第243号議案から第250号議案までの財産の取得につきましては、いずれも取得方法は売買によるものでございます。 初めに、第243号議案、第245号議案、第246号議案及び第249号議案の財産の取得の相手方につきましては、大和ハウス工業株式会社支配人、岡田恵吾であります。1ページの第243号議案につきましては、(仮称)石巻市営駅前北通り第二復興住宅の建物で、所在地につきましては議案に添付しております図面のとおりであり、鉄骨造3階建て共同住宅1棟26戸であります。延べ床面積は1,584.75平方メートルであり、住宅附属施設を含め、来年11月の完成を予定しており、取得価格は6億6,368万3,000円であります。 5ページの第245号議案につきましては、(仮称)石巻市営青葉西第二復興住宅の建物で、所在地につきましては議案に添付しております図面のとおりであり、鉄骨造3階建て共同住宅1棟29戸であります。延べ床面積は1,942.89平方メートルであり、住宅附属施設を含め、来年3月の完成を予定しており、取得価格は7億5,718万8,000円であります。 7ページの第246号議案につきましては、(仮称)石巻市営新東前沼復興住宅の建物で、所在地につきましては議案に添付しております図面のとおりであり、鉄骨造3階建て共同住宅1棟26戸であります。延べ床面積は1,588.39平方メートルであり、住宅附属施設を含め、来年11月の完成を予定しており、取得価格は6億6,693万1,000円であります。 13ページの第249号議案につきましては、(仮称)石巻市営広渕復興住宅の建物で、所在地につきましては議案に添付しております図面のとおりであり、鉄骨造3階建て共同住宅2棟36戸であります。延べ床面積は2,295.9平方メートルであり、住宅附属施設を含め、来年11月の完成を予定しており、取得価格は9億5,665万8,000円であります。 次に、3ページの第244号議案の財産の取得の相手方につきましては、株式会社丸本組代表取締役、佐藤昌良であります。取得財産は、(仮称)石巻市営大街道東第二復興住宅の建物で、所在地につきましては議案に添付しております図面のとおりであり、鉄筋コンクリート造4階建て及び5階建て共同住宅2棟44戸であります。延べ床面積は3,285.88平方メートルであり、住宅附属施設を含め、来年11月の完成を予定しており、取得価格は12億4,703万円であります。 次に、9ページ、247号議案の財産の取得の相手方につきましては、積水ハウス株式会社仙台北支店支店長、清水太郎であります。取得財産は、石巻市営新渡波東復興住宅D地区の建物で、所在地につきましては議案に添付しております図面のとおりであり、木造平家の長屋住宅44戸であります。延べ床面積は2,435平方メートルであり、住宅附属施設を含め、来年5月の完成を予定しており、取得価格は7億5,600万円であります。 次に、第248号議案及び第250号議案の財産の取得の相手方につきましては、石巻地元工務店協同組合代表理事組合長、日野節夫であります。11ページの第248号議案につきましては、(仮称)石巻市営船越復興住宅の建物で、所在地につきましては議案に添付しております図面のとおりであり、木造平家の戸建て住宅15戸であります。延べ床面積は980.35平方メートルであり、来年4月の完成を予定しており、取得価格は3億1,212万円であります。 15ページの第250号議案につきましては、(仮称)石巻市営にっこり南復興住宅の建物で、所在地につきましては議案に添付しております図面のとおりであり、木造平家の長屋住宅23戸であります。延べ床面積は1,298.27平方メートルであり、来年6月の完成を予定しており、取得価格は4億6,407万6,000円であります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○副議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。1番。 ◆1番(黒須光男議員) 今財産の取得について近江復興事業部長から8カ所提出されまして、これは本来ですと委員会にかけてしっかりやってもらう、議論をするというふうなことなのですが、今回また議会軽視というような形で、単に今の説明だけで通そうとする姿勢、私も議員の一人として、これは全く看過できない、重大な問題を抱えていると言わざるを得ないわけです。特に、これは私の町内会のほうにも実は第246号議案、東前沼の復興住宅、これは大和ハウスのやつなのですが、提案されていますけれども、こういうものが町内に来るというふうなことで、私の町内、いろいろ役員会で議論したのです。そうしましたところ、やっぱりこれはだめだと。こういう良質な住宅地には、個人が努力をして定住してもらうように個別の住宅をつくっていただいたほうがいいのではないか。何階建てのやつをやって、しかも何年後にみんな人口も減ってくるし、空き家は目に見えると。ですから、そういう観点から願い書をうちのほうで出したのです、会長名で亀山紘さん宛てにです。そうしたところ、完全無視です。全然聞き入れてくれなかった。どういう協議をなさって、この願い書に対しての答えになったのか。願い書のほう、どういう願い書だったか御説明いただいて、どういう答弁だったか、議員の皆さんに御説明していただくということをお願いしたいと思っております。これが第1点です。 第2点は、総額はこれ幾らぐらいだったのか。約55億円、今髙橋議員からちょっとはじいていただいて、約55億円をこれ議会でも審議をしないで出した、その理由です。これは明確に総額55億円のやつを一括、ただいまの御説明だけで通そうとする、そういう姿勢はどうしてなったのか、それをひとつ2点目でお答えください。 あとこれやっぱり大きな疑惑があって看過できないのです。私は、疑惑が払拭できないのです。大体大和ハウスなんていう石巻市にはなじみの薄い業者がこの8カ所のうち4カ所とっているのです。相当それに営業マンが政治介入とかなんとか、役所が営業手伝わないとできないのです。ささやかれているのは、ある県議会議員のSさんがやっていると言うのです。あと一部市議会議員もG議員が入っていると言うのだ。それで、近江復興事業部長も協力せざるを得ないのでないかという内々の話ですよ。あんた、いつもそういうことばかりやって、毎回だ、出てくるの。これ全くそうだ、この内部告発のとおりだ。これは、大変な利権があるのです。55億円、入札全て業者とるのだもの。この中には、組合も入っていますから、地元組合で2カ所入っています。これは、よろしいかと思うのですが、こういうものが、大手の企業が大和ハウスなり積水ハウス、こういうものがこれだけ、異常です。これは定かではないけれども、風聞言われているのは、この大和ハウスがある政治家のうちを今度建てるそうです、あっせんしている政治家の。そういうことも耳に聞こえてくると、私も地元ですから、余りにもひどいので、こういう実態は亀山市長の暗部なのです。やっていますから、亀山も。笑って聞こえるかもしれないけれども、こんなことできない。これは、本当に私は第2の疑惑だ、浅野以上の疑惑だ。金額も大きいし、倍だし。総額ですごい金額になりますから。こういう状態に、そういう声が届いているのかどうか。市長、もうこれは意見述べてくださいよ。こういう声が、あなたが入って利権をあさっているのだという声です。これは、この現実見ると、そういう声があるのです。3点お尋ねしますが、いかがですか。 ◎近江恵一復興事業部長 お答えいたします。 まず、第1点目の地元の反対ということで要望書が出されているということにつきましてお答えいたします。7月21日に願い書ということで蛇田の親和会の会長名で提出されまして、復興住宅には大きな問題視をしなければならない点があり、当町内会としては公営住宅の建設に反対ですということが書かれてございます。これに対しまして、復興事業部といたしましては、これを受けて部でまとめ、市長の決裁を得て、町内会長のほうに回答したところでございます。回答内容につきましては、石巻市としては、まず市民の、特に被災受けた方の暮らしの再生を重点施策と位置づけて、一日も早く復興住宅の整備に取り組むというふうなお話をさせていただきました。また、3点目につながりますが、回答文書の中には入札方式ではなく、今回公募型買取市営住宅制度という中での買い取り提案、提案というのは土地、建物、これらについて市が買い取る条件を付して、こういう条件ですという公募条件を出した上で、土地と建物をつくった上で買い取るというふうな形の公募型買取市営住宅で取り組んでいるというお話を改めてさせていただき、会長にはこういうことで御理解をいただきますようにということで回答差し上げたというものでございます。 次に、2つ目の追加の理由でございます。これにつきましては、公募型市営住宅ということで、これにつきましては今回御提案申し上げました公募の手続からお話しさせていただきますと、この8件につきましてはおおむねことしの1月、または2月に公募をいたしまして業者を選定いたしまして、その後業者のほうで、提案者のほうで所定の手続、それらを含めて、最終的には建築確認をとったのが8月末でございました。冒頭に提案すべき、当初提案すべき日付が8月4日までと決められていて、これを目標には進めていたのですが、周辺の同意とか建築確認をとるために努力した結果、8月末になってしまったということで、大変申しわけございませんが、9月5日締め切りの追加提案というふうになったものでございます。 次に、疑惑というところでございます。先ほどもお話しさせていただいたように、公募をして選定する際には、庁内の中で各課長のメンバーによります検討選定委員会において公正に、適正に選んでいただいて今回提案しているというものでございますので、御理解をいただきたいと思います。 また、3番目の疑惑の中で疑惑の声が届いているかということについては、私のところ、また復興事業部のところについては声は届いておりませんので、御理解いただきたいと思います。 ◎亀山紘市長 黒須議員にお答えいたします。 さも利権が絡んでいるような言い方をされるのは、非常に心外でございます。この公募買取型の公営住宅の建設に当たっては、私はそのようなのには一切かかわっておりませんし、またもしそういうふうにお考えであれば、しっかりとした証拠をお示しいただきたいと思います。 ◆1番(黒須光男議員) まず、近江復興事業部長、第1点の私の町内の意見書というのがあって、こういうものがあった以上、丁寧に、しかも私も会長なのですけれども、議員もやっているわけ。反対も来たということは、議員に対して十分に精査をする義務が生じてくるのです。しかも、私も常任委員会の委員ですから、あなたの、産業建設委員会の。議論もしないで今のやつでぱさっとやって通すといってもこれは無理でしょう。何だいつでもあんた御託並べていますけれども、大和ハウスだの積水ハウスだの、みんなでないか、これは。ある政治家のうち建てるのです、今度。そういうことでもう大騒ぎですから。そういうことで、本当に市長は利権と関係ないなんて言っていますけれども、誰考えてもそういうふうに思わないよ。やっていること全部だもの、これのみならず。これは、やっぱり第2の浅野ビルと同じような形になるのではないかな。要するに、市長は、今俺は知らないとか利権に関係していないと。8カ所のうち4カ所ですよ、大和ハウス、市長。相当役所と、あなたたちとの同意がなければ、内々の話がなければとれない。証拠出せと言うのなら。ふざけるな、この8カ所の4カ所。相当な役所の協力なり政治家が入っていなければとれませんよ、こんな8カ所も。大体大和ハウスなんてわからないでしょう、どこから来て、どこに土地あいてとか。これ見ると、大体わかるのだ、俺。どういう市議会議員がこれやったなとかわかるよ。大体入札もしないで55億円です。こういう悪辣きわまりない入札の仕方というのは、これは小池さんではないけれども、亀山なき後はきちっと全部洗いざらいにして、あなた立つとか立たないとかと言っていますけれども、立たないのだから、わかっているのだから、だからそういうことになりますから、全部調べますから、わかるよね。あなたいないのですから、そのときは。調べますよ、もう。あなたの天の声でやっていけるわけではない。ですから、こういうことですので、ひとつ……答弁するといっても、私悪かったとか反省しますとかと言えないから、これだけの説明、質疑でとりますけれども、反対討論させていただきますけれども、やっぱり議員をなめている、わからないと思って。俺からすれば、全く亀山紘というのはひどい男だ。改めて、ひとつそういうことで質疑を閉じますけれども、これは反対討論で私なりの意見を述べさせていただきますので、よろしくひとつお願いしたいと思います。 ○副議長(大森秀一議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(大森秀一議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本8議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。これより分離して討論、採決を行います。議題のうち、初めに第246号議案財産の取得について((仮称)石巻市営新東前沼復興住宅)について、討論に入ります。討論の通告がありますので、発言を許します。1番。   〔1番黒須光男議員登壇〕 ◆1番(黒須光男議員) 第246号議案財産の取得について((仮称)石巻市営新東前沼復興住宅)に反対の立場から討論をさせていただきたいと思います。 監査委員によりますと、平成27年審査意見書では、全国都市監査委員の研修会で総務省の公営企業課長が講演をして、財務の健全性が確保できない公営企業に関しては、ア、事業の廃止、イ、民営化、民間移譲、ウ、独立行政法人化等々の事業手法を導入するよう強く求めていると。 以上のように、石巻市立病院新病棟での診療再開という、本来ならお祝いをしなければならない時期に、見たくも聞きたくもない話をしなければならないのは、最もつらいことであるが、全国的にこうした流れにあるとの意見の内容でした。私は、新石巻市立病院の開設からの患者数が9月1日37人、9月2日73人、9月5日83人、9月6日74人、9月7日53人、9月8日57人、9月9日59人、9月12日66人、9月13日61人、9月14日41人、9月15日78人、9月16日76人、平均63人なのです。しかも、入院の部屋数は180床あるわけです、入院のベッド数は。それが今入っておるのが54床、入院患者でして、3分の1しか入っていないのです。通常1人当たりの先生、病院でも…… ○副議長(大森秀一議員) 黒須議員に申し上げます。 ◆1番(黒須光男議員) 関連しますから、これ。 ○副議長(大森秀一議員) 黒須議員に申し上げます。 ◆1番(黒須光男議員) 関連しますから、黙って聞いてください。1人の先生でも1日の患者数は150人ぐらいあるのです。きょうも私の秘書が調べたところ、立体駐車場には1階から3階まで5台しか入っていません。病院の1階の駐車場は10台でした。一般財源で建てた6億円の駐車場や民間が期待してつくった近所の駐車場も閑古鳥が鳴いているのです。また、きょう、けさ市民から私のところに電話がありまして、議会事務局長のところにあったのです。昨日自宅でけがをし、救急車を呼び、石巻市立病院と告げたのですが、CTがないと受け付けてもらえなかったとの怒りの声でした。市民の目も厳しい石巻市立病院の運営に大きな注目を集めています。 このことから考えますとき、本題に入りますから、私は現在市が進めている復興住宅についても大きな危惧の念を禁じ得ません。復興住宅も病院同様に閑古鳥が鳴き、空き家がふえることは目に見えています。復興住宅建設を裏側から見てみますと、まさに利権まみれです。地権者と業者が政治家のあっせんで手を組んで市に申請する。入札もなく、55億円の工事が決まるのです。すんなり業者が決まってしまう。そういう仕組みなのです。これに黙っていられますか。浅野ビルと同様の疑惑です。しかも、今回の蛇田字新東前沼の建物予定地は私の地域であり、町内会から反対の旨の意見が出されているにもかかわらず、強引に決定され、今回予算計上となったものであります。この予算は、委員会にも付託されず、最終日に提出するという形でありますことから、議会軽視である。全く悪質な状況でございまして、全く同意できません。 また、今後においても蛇田地区ではこのような形で復興住宅建設が推進されるところが2カ所予定されている。これも政治家の陰だ。近くの住民は異口同音に反対で、S県議のあっせんだとの内部告発もあるのです。まさに亀山市政の悪政ぶりが目に余ります。将来の石巻市の財政に赤信号がともる危険な状況がますます深まる事態でありますことから、反対いたします。 東京では、築地から豊洲への市場移転が次から次へと疑惑が噴出し、当時の石原都政への不信が募るばかりです。自民党都議会議員の立ち位置も相当悪くなってきております。当然第246号議案がすんなり通れば、石巻市議会への風当たりも強まることが考えられますことから、議員の皆さんの御賛同をお願いしたいのであります。 以上をもちまして反対討論をさせていただきたいと思います。よろしくひとつ、市民の目線に立って、利権を断ち切る議員の皆さんの正義感に期待しまして反対討論をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○副議長(大森秀一議員) ほかに討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(大森秀一議員) なければ、これをもって討論を終結いたします。これより採決いたします。この採決は起立により行います。本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○副議長(大森秀一議員) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、ただいま議決されました1議案を除く7議案については討論なしと認め、直ちに採決いたします。本7議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本7議案は原案のとおり可決されました。 △日程第35 第251号議案財産の取得の一部変更について(石巻市営にっこり北復興住宅) △日程第36 第252号議案財産の取得の一部変更について(石巻市営鮫浦第二復興住宅) ○副議長(大森秀一議員) 次に、日程第35第251号議案財産の取得の一部変更について(石巻市営にっこり北復興住宅)及び日程第36第252号議案財産の取得の一部変更について(石巻市営鮫浦第二復興住宅)、以上2議案を一括議題といたします。本2議案について復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。 ◎近江恵一復興事業部長 ただいま一括上程されました2議案について御説明申し上げます。 本2議案につきましては、復興公営住宅の整備に当たり、石巻地元工務店協同組合へ建設を要請し、完成後に買い取りすることで既に議決されております財産の取得の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 初めに、表紙番号13の17ページをごらん願います。第251号議案でありますが、本財産は石巻市営にっこり北復興住宅であり、完成後に5億5,922万4,000円で買い取りすることで議決を得ておりますが、復興公営住宅事前登録世帯のうち1世帯から登録取り消しの届け出により整備戸数を29戸から28戸に変更することと、入居者予定の要望により1LDK1棟、2LDK2棟において間取り等に変更が生じたことから、取得価格の見直しを行ったところ、961万2,000円の減額となりましたことから、取得価格を5億4,961万2,000円に変更しようとするものでございます。 次に、18ページをごらん願います。第252号議案でありますが、本財産は石巻市営鮫浦第二復興住宅であり、完成後に8,035万2,000円で買い取りすることで議決を得ておりますが、復興公営住宅事前登録世帯のうち1世帯から登録取り消しの届け出があったため、整備戸数を4戸から3戸に変更し取得価格の見直しを行ったところ、1,717万2,000円の減額となりましたことから、取得価格を6,318万円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○副議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本2議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本2議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本2議案は原案のとおり可決されました。 △日程第37 第253号議案工事請負の契約締結について(23年災大須漁港ほか1漁港災害復旧(その2)工事) ○副議長(大森秀一議員) 次に、日程第37第253号議案工事請負の契約締結について(23年災大須漁港ほか1漁港災害復旧(その2)工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第253号議案23年災大須漁港ほか1漁港災害復旧(その2)工事の工事請負の契約締結について御説明申し上げます。 表紙番号13の19ページをごらん願います。本案は、23年災大須漁港ほか1漁港災害復旧(その2)工事に係る工事請負契約を締結することについて議決を求めようとするものでございます。本工事に係る工事請負契約につきましては、先月31日、参加申請のありました5者による制限付き一般競争入札を行った結果、宇佐美工業株式会社東北営業所が10億7,114万4,000円で落札いたしましたので、同所所長、石川大と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要についてでありますが、大須漁港につきましては、防波堤、護岸及び船揚げ場の復旧延長326.5メートルの復旧工事を、宇島漁港につきましては防波堤及び船揚げ場の復旧延長59.3メートルの復旧工事を施工しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○副議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第38 第254号議案工事請負の契約締結について(上釜南部地区土地区画整理事業地内汚水管渠築造(その2)工事) △日程第39 第255号議案工事請負の契約締結について(下釜南部地区土地区画整理事業地内汚水管渠築造(その4)工事) ○副議長(大森秀一議員) 次に、日程第38第254号議案工事請負の契約締結について(上釜南部地区土地区画整理事業地内汚水管渠築造(その2)工事)及び日程第39第255号議案工事請負の契約締結について(下釜南部地区土地区画整理事業地内汚水管渠築造(その4)工事)、以上2議案を一括議題といたします。本2議案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま一括上程されました2議案について御説明申し上げます。 初めに、表紙番号13の20ページをごらん願います。第254号議案上釜南部地区土地区画整理事業地内汚水管渠築造(その2)工事に係る工事請負契約を締結することについて議決を求めようとするものでございます。本工事に係る工事請負契約につきましては、先月31日、日本国土開発・日本製紙石巻テクノ特定建設工事共同企業体と随意契約により5億3,298万円で決定いたしましたので、同共同企業体代表者、日本国土開発株式会社東北支店執行役員支店長、福間和修と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、新館二丁目ほか7字地内において現在造成工事を施工中であります上釜南部地区土地区画整理事業に係る汚水管渠築造工事、施工延長5,382.5メートルの管渠工及びマンホール工等を施工するものでございます。 次に、21ページをごらん願います。第255号議案下釜南部地区土地区画整理事業地内汚水管渠築造(その4)工事に係る工事請負契約を締結することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事に係る工事請負契約につきましては、先月31日、新東総業株式会社と随意契約により3億564万円で決定いたしましたので、同社代表取締役、新田實と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、大街道南三丁目ほか6字地内において現在造成工事を施工中であります下釜南部地区土地区画整理事業に係る汚水管渠築造工事、施工延長3,864.8メートルの管渠工及びマンホール工等を施工するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○副議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。7番。 ◆7番(奥山浩幸議員) 質問をさせていただきます。 この上釜、下釜、これまで随意契約ということで、今定例会の初回でも第228号議案として上釜が4億7,500万円ほどで上程されております。上釜だけでも10億円の随意契約ということになりますし、下釜もトータルすると4億円くらいの随意契約というふうになって、トータルで14億円くらいがこの工事に関して随意契約となっております。 そこで、今回この定例会で2回に分けて上程された理由、またこれまでこれ随意契約にしなければいけない理由を詳細に教えていただきたいと思います。 ◎近江恵一復興事業部長 お答えいたします。 まず初めに、随意契約の理由でございますが、上釜、下釜につきましては、当初発注しております、宅地造成道路築造工事、これが上釜南部でございます。下釜南部につきましても同じように宅地造成道路築造工事と、これにつきましては両方とも平成28年6月に発注してございます。区画整理を行う上で、宅地造成、道路工事、これと今回の汚水管、地下埋設物は密接に関係ありますし、仮換地の指定、その他宅地を利用するに当たっても仮設置できますので、一体的に効率よく進めるために宅地造成側との随意契約をさせていただいたというところでございます。 それで、今回追加になったということにつきましては、設計の固まり次第、発注手続をとらせていただいて、審査会で決定していただいたものについて、その都度直近の議会に提案させていただいているというものでございますので、御理解をいただきたいと思います。 ◆7番(奥山浩幸議員) 効率よく進めるためということでした。事業を円滑に進めていくということは、非常に大切だと思います。早く宅地を求めて、きょう求めたいという方はたくさんいるというのも理解しておりますけれども、ただ効率よくということだけでトータルで14億円のものが随意契約というのは、入札の公平性、また競争性からいってちょっと私は疑問を持っております。例えばやってみていろんな問題があったのだということで随意契約ということならば考えられますけれども、このように5億円だの何億円だのというとどんどん、どんどん追加の随意契約ということであれば、その辺ちょっと疑問を生じているのですけれども、その辺、復興事業部長の答弁求めます。 ◎近江恵一復興事業部長 お答えいたします。 例えば下水道だけとか宅地造成だけというところではなくて、区画整理の場合、地権者の仮換地という土地の使い方、それと早期再建、または土地利用の地権者の意向というものを踏まえながらライフラインの整備もしなければならない。例えば取りつけ管、水道、下水道、ガス、その辺については本体側の宅地造成とかなり密接な関係があり、また工事調整、それと安全管理、この辺について細部にわたる調整が必要ということでこういう形をとらせていただきました。御理解いただきたいと思います。 ◆7番(奥山浩幸議員) 造成工事やっている道路は一番知っていますし、人も入れているというのは重々理解もしております。であるならば、これ随意契約ということではなくて、一つの工事、ベースとなる工事をとっているわけですから、追加工事にして業者にお願いするといったほうが効率的にはいいと思いますし、金額的にもいいのかなというふうに思っています。当初の工事、2業者ですけれども、予定価格の90%でとっております。これ通常追加工事だと、その落札率によって追加工事が発注されているというふうに私は理解しているのですけれども、そうであればまた随意契約だとその業者しかやらないわけですから、なぜわざわざ別工事として発注して、要は1者随意契約となると99.何%、約100%です、全部。やはりそういったものは、全くもって市民のためになっていないというふうに私は思っています。その辺、御一考していただきたいと思いますけれども、復興事業部長、どうでしょうか。 ◎近江恵一復興事業部長 まず、事業促進、そして早期の完成を目指すということで先ほど御案内差し上げていただきました。今回議員からの御提案ということで、単独でもう一度改めて執行するということですけれども、これにつきましても部内でいろいろと調整させて、今回の提案になったところでございますが、改めてその辺については再度検証して、随意契約なのか、改めての発注なのかということにつきましては検証させていただきたいと思います。 ◆1番(黒須光男議員) 業界に明るい奥山議員、鋭いところ突いています。私は、単純なのですが、部長、あなたの答弁聞いていますと、これはちょっと腑に落ちないのだ。すなわちこの工事というのは、最初から下水は入るわけでしょう。だったら、最初から下水入れた設計でやったらいいではないですか。下水が入った形で成果品というのは上がってきているのですから、設計から。だから、入れた形で最初からやれば、一発で決まってしまうのではないですか。なぜこういう複雑な手法をとるか。あなたの好きな手法です、いつも。今議員が言っている入札の仕組みやっていましたけれども、あなたがやっている浅野ビルは不落随契ですから、不落随契。100%やっているのですから。いろんな手法、あなたはわかっているのだ。さっき市長もわからないふりしていたけれども、わかっていますから、これは。最初から皆業者が決まっているのだ。だったら、最初からもうこの設計に盛り込まれている下水の工事も入れた形で一発で決めたほうがよかったのです。だから、議論を聞いていてもやっぱりあなたの問題が浮き彫りになってくるのだ。ある市議会議員の選車隊長やっているところの日本製紙石巻テクノ、浅野ビルは不落随契で100%だ。すごいこと、おまえたち教えているのだ、やり方を。ですから、これは大変な疑惑、これも含めてだ、奥山議員の指摘されたところも含めて、総合的にこれは全部やっていかなければならない。どうしてこんなことやったのや。市長、近江復興事業部長だって1人でやっているわけでない、誰かにこういうふうにやれと言われて、指導されてやられているのだろうから、だからそういうことで看過できない入札の仕組みが続いている。これは、本当地権者、こればかりでない、だから浅野ビルだけでないですよ。市長がさっき証拠出せと俺に言ったけれども、証拠を出すなら、証拠出しなさい、市長、ほらすぐ。 ○副議長(大森秀一議員) 黒須議員、質疑はちゃんとまとめて短く。 ◆1番(黒須光男議員) まとめてと、これがいろいろ絡んでいるのだ。あんたも聞け。 ですから、市長、全部つながってくるのではないですか、だからそういう意味では。単に下水道の今の入札の仕組みだけでなく、浅野ビルでも何でも全部かかわってくる。証拠出せって、あんたのほうが証拠出せ、写真出せ。ということで、そういう議論をしっかりしたいなと私は思っていますので、復興事業部長、生半可な考え方でなしに、わかる人はわかっているから、あんたのこのやり方、手法。ぜひ議員に余り白い目で見られないような形で、しっかりまず基本からやっていかないと、これはだめだということなのです、私が言うのは。いかがですか。その辺だけ、私の指摘に対して率直にお答えください。 ◎近江恵一復興事業部長 事業の発注方法、また取り組み方につきましては、今後も、これからも、これまでもルールにのっとりやってきましたので、精いっぱいやりたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◆1番(黒須光男議員) これまでどおりルールに乗ってやっていたと、やっていないから言っているの。何だ、誰見てもこれおかしいよ、あんた。やっていないから、あんた、言われているの。無礼千万だ。そういうことで、しっかり検討して、課長たちはみんな真面目だから、あんた以外は。今後課長たちの意見も聞きながら、白い目で見られないような復興事業部であってほしいということを申し添えたいと思います。 ◆8番(阿部利基議員) 済みません。私もちょっと確認なのですけれども、今ほど奥山議員がおっしゃったようなこういった事例は、ほかの工事の事例であるでしょうか。例えば蛇田なんか分離しているように私は感じているのですが、復興事業部長の見解をお伺いいたします。 ◎近江恵一復興事業部長 お答えいたします。 今全体の資料は持ち合わせていないのですが、このような形で本体との密接な関係のある部分については、随意契約という形でやってきております。 ◆8番(阿部利基議員) わかりました。資料等は、後ほどわかりやすいの持ってきていただければと思うのですけれども、追加工事というところの工事の発注の考え方なのですが、今ほど奥山議員の質疑を聞いていて、トータルの額というのが後になってわかってくるのです。追加追加でこう出されてくると、トータルが見えてこない。監査委員からもたしかそういうような指摘があったかと思いますので、この見える仕組みをつくっていかないと、どの程度の事業費が動いているのか、議員側でもわかりづらいし、市民にも当然わかりづらいと思います。そういったところを工夫しながらいかないと、非常に財政の面ではまずいというふうになってくるのではないかなと思いますが、ここは、では市長の考え方をちょっと伺ってみたいと思います。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 工事請負については、透明性を図るということが必要だというふうに思いますので、それと今回のような場合に、そういう意味で競争性が果たしているということは、今後ともやはり競争性と透明性をしっかりと進めていかなければいけないというふうに考えております。
    ○副議長(大森秀一議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(大森秀一議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本2議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本2議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本2議案は原案のとおり可決されました。 △日程第40 第256号議案工事請負契約の一部変更について(釜幹線用水路改修工事) ○副議長(大森秀一議員) 次に、日程第40第256号議案工事請負契約の一部変更について(釜幹線用水路改修工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第256号議案釜幹線用水路改修工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号13の22ページをごらん願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事は、新東総業株式会社が請負金額4億7,257万7,760円で施工しているところでございますが、側溝布設工において交通渋滞を考慮し、水路内で作業を行えるように大型土のうの設置を追加するものであります。 また、しゅんせつ工において、当初の想定より汚泥の処分量が多いことから、処分費を追加するものであります。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、2,633万2,560円の増額となり、契約金額を4億9,891万320円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○副議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第41 第257号議案工事請負契約の一部変更について(七窪蛇田線橋梁下部工新設工事) ○副議長(大森秀一議員) 次に、日程第41第257号議案工事請負契約の一部変更について(七窪蛇田線橋梁下部工新設工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第257号議案七窪蛇田線橋梁下部工新設工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号13の23ページをごらん願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事は、株式会社瀬崎組が請負金額2億628万7,560円で施工しているところでございますが、橋脚の仮設工において地下水位が想定以上に高く、所定の掘削深まで掘削することが不可能と判断したため、ウェルポイント工法を追加するものであります。 また、橋脚及び橋台の仮設工において、当初設計では鋼矢板を全長引き抜きとしておりましたが、軟弱地盤への影響を考慮し、鋼矢板の上部を切断、撤去することとしたので、弁償費及びスクラップ処分費を追加するものであります。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ5,921万6,400円の増額となり、契約金額を2億6,550万3,960円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○副議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。1番。 ◆1番(黒須光男議員) まず、この金額なのですが、2億円ほどの工事が5,900万円高どまりになった、高くなったということなのです。これは、いろいろ軟弱だとかなんとかと言っていますけれども、しっかり設計しているわけですから、これは最初から軟弱なんてわかっていると思うのです。約2億円に対して6,000万円高くなっているの。こういうものがどんどん、どんどんやられていく。復興担当審議監2人にお聞きしたいのですが、国の査定なんかもあると思うのですが、こういう形で大幅な約2割とか3割ぐらい上がっているわけ。黙っているといつまでもやられますから、やりますから、これをどう思うかと、もっと厳正に当初からきちっと設計を促すとかやるような形でやっていかないと、どんどん、どんどん、追加追加。聞きたくないのです、私。またやっているのかと。しかも、さっき私言っていました、これも私復興担当審議監の御意見も伺いたいな、石巻市立病院。お客さん来ないもの、こういうような道路要らなくなってくるのだ、逆に。そういう議論とかなんとかというのをいろんな角度からやっぱり政治家、我々市議会議員はやらなければならないのです。それを一夜漬けで出してくるわけでしょう、議会で議論もしないで。だから、これはだめ。だって、国の通達でも出させないと、いつまでも寝ぼけているから、議員をなめているから、議員すっかりなめられているのだから、我々。なにどうせやっても前の日出せば、最後出せば、あと終わりと。私は、委員会にかかったら、この委員会が本当に、私も委員ですから、大所高所からいろいろ議論しますよ。こういうものは一切出さなければならない、やらなければならないということです。議員、人柄いいから、皆さんはいはいとやっていますから、俺は人悪いからだめなのだ。ですから、手法はどちらが正しいのか。こういう手法ばかり用いて、委員会にもかけないでやる手法がどんどん続いていったらどうなるのですか。ちゃんと本庁に報告していただきたいな、私は。そして、厳重に会計検査なんかでしっかりやりなさい。俺はそう思う。御意見を賜りたいと思います。 ◎佐藤茂宗復興担当審議監 請負契約につきましては、やはり競争性と透明性、これは最も大事でございまして、地方自治法においても規定されているわけでございますので、地方自治法に基づいて一般競争入札をする、もしくは先ほどのような随意契約をするようなケース、これは単に一体的に効率的だからといって本当にそれでいいのかという議論はあると思いまして、それによって工事自体が割安になるとか、著しく同じ業者にやっていただくことがコストの面からも最少の経費で済むのだというような話があれば、これは同じ業者にやっていただくということは可能になってくるのかなと、随意契約の理由の一つとしては成り立つというふうに地方自治法の観点からは考えられるところでございまして、今回の予算、契約変更についても当初想定できなかったことが出てきた場合に、どこまでも状況の変化として、今回場合2億円に対してたしか6,000万円、これ割合的には非常に高い、大きいです。こういうような大きいケースがあると、やはり請負契約として本当にこれでいいのかというのは十分に自治体においては審査をする、請負契約審査会のような形で審査をしていただいて、これはもうどうしてもやむを得ないもの、6,000万円の増額というのはやむを得ないものだということが十分に議論された上で契約変更するのだということで、各自治体において、この石巻市においても十分に議論した上で、今回やむを得ないものとして計上しているわけですので、そういったところを御理解いただきたいということと、あとは病院のことに関してもそうですし、確かに総務省の公営企業課長が言っているように、今は民営化を基本とするとか、公営企業は企業ですので、企業として経営努力をきちっとしていただくというような観点から、独立行政法人化を促すとか、企業の経営改革を促すような形でいろいろと病院についてもコメントはあるのですけれども、まずは私もやっぱり議会軽視となるようなことは本当によくない、議会と一緒になって常に議論をして何事も進んでいくことが必要だと思いますので、いろんな議論をこれからもしていきたいというふうに考えております。 ◆1番(黒須光男議員) 別な復興担当審議監からも聞きたかったのですが、今まともな、大変非の打ちどころのない御答弁でしたので、私も満足しますけれども、1つは、今あなたも議論されたのですが、議会にかけるのがルールですから、全部大体もうほら、全部ですから、かけないのです。これ誰かが歯どめをかけないとこれはずっと続きますから、市長かわらない限り。そうやって隠しているのだから。そういう不埒な職員、不埒な市長ですから、しっかり我々は精査していかないと、これはこのとおりの進め方されてはかなわないと、改めて私は思うのです。その辺もひとつ復興担当審議監には御指導いただきたいということです。 また、時代の流れの中で、石巻市立病院にだんだんほとんどお客さんが来ないのです。今国のほうでも民間委託いいのでないかと言ってきている。監査委員がそれ指摘している。そうなりますと、こういう事業までいろいろの今計画立てている事業、こういう七窪線だ、石巻市立病院が建つから困るのだ、あるいは小川町の踏切も広げるのだとかやっていますけれども、これ全てに絡んでくる。今後の石巻市の施策に。だから、その辺は、単に前から計画あるからいいのだということでなしに、十分に、復興担当審議監、これやっていかないとだめなのでないかなと私は思うのです。ですから、きのうなんかも堀内復興政策部長が区画整理、また新しい区画整理を認めてくれる前向きなことやっていますけれども、果たしてそれやったからといってどんどん、どんどん区画整理がふえて、あと土地余ってどうするのだという、そういう議論をまずもう少しあなたたちもやってください。含めて、堀内復興政策部長一人に任せないでやっていかないと、ほら、阪井復興担当審議監、これはきのうの答弁なんかも含めて、もう少ししっかりしていかないと大変なことになりますから、阪井復興担当審議監、その辺についてもお答えいただきたいと思います。 ◎阪井聡至復興担当審議監 御質問ありがとうございます。率直に申し上げて、復興事業といいますか、市の負担ではないという見方もあろうかと思いますけれども、私からするといずれにしても全ては税金で工面をされているものであると。それは、市民という形の市税からの財源ではないかもしれませんが、それは全国民が税金を支払って、それを石巻市に投じてくれているという、国が投じているというわけではなく、国民全体がそれを負担しているのだという認識、その中に当然石巻市民も含まれているのだという認識で復興工事のあり方であったりとか、建てるもの、あるいは内容、適正な規模かどうかということは判断すべきだと私は思っています。 そういう意味で、今の新石巻市にとって将来的に負担になるかどうか、それが石巻市単独でしっかり面倒が見切れるのかどうか、場合によってはそれが県や国にも、あるいは周辺の自治体にも何か負担をかける可能性があるのではないかといったことも総合的に考えて、これから進めていく事業については、あるいは今行われている事業についての見直し等についてもしっかり考えていくべきものだと考えております。 ○副議長(大森秀一議員) ほかにございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(大森秀一議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第42 第258号議案工事請負契約の一部変更について(23年災大須漁港ほか1漁港災害復旧工事) △日程第43 第259号議案工事請負契約の一部変更について(23年災長渡漁港災害復旧(その2)工事) ○副議長(大森秀一議員) 次に、日程第42第258号議案工事請負契約の一部変更について(23年災大須漁港ほか1漁港災害復旧工事)及び日程第43第259号議案工事請負契約の一部変更について(23年災長渡漁港災害復旧(その2)工事)、以上2議案を一括議題といたします。この2議案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま一括上程されました2議案について御説明申し上げます。 本2議案につきましては、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 初めに、表紙番号13の24ページをごらん願います。第258号議案23年災大須漁港ほか1漁港災害復旧工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は株式会社不動テトラ東北支店が請負金額4億1,956万9,200円で施工しているところでございますが、大須漁港のマイナス2.0メートル物揚げ場と隣接する北防波堤の未発注箇所とのとり合い部において施工後に段差が生じ、漁業活動に支障が出るため、北防波堤の上部工を102.1メートル増工するものであります。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、5,675万7,240円の増額となり、契約金額を4億7,632万6,440円に変更しようとするものでございます。 次に、25ページをごらん願います。第259号議案23年災長渡漁港災害復旧(その2)工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は株式会社丸本組が請負金額4億3,307万2,440円で施工しているところでございますが、当初コンクリートの打設方法について逼迫する生コンクリートの供給状況及び現場条件を考慮し、コンクリートミキサー船による混合、打設としていましたが、生コンクリートプラントからの供給が可能となったため、コンクリートの海上運搬、打設へ施工方法の変更を行うものであります。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、1億1,220万3,360円の減額となり、契約金額を3億2,086万9,080円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○副議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本2議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本2議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本2議案は原案のとおり可決されました。 △日程第44 第260号議案工事請負契約の一部変更について(新蛇田地区土地区画整理事業宅地造成(その3)工事) △日程第45 第261号議案工事請負契約の一部変更について(新蛇田南地区土地区画整理事業宅地造成(その2)工事) △日程第46 第262号議案工事請負契約の一部変更について(新蛇田南第二地区土地区画整理事業宅地造成(その2)工事) ○副議長(大森秀一議員) 次に、日程第44第260号議案工事請負契約の一部変更について(新蛇田地区土地区画整理事業宅地造成(その3)工事)から日程第46第262号議案工事請負契約の一部変更について(新蛇田南第二地区土地区画整理事業宅地造成(その2)工事)まで、以上3議案を一括議題といたします。本3議案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま一括上程されました3議案について御説明申し上げます。 本3議案につきましては、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 初めに、表紙番号13の26ページをごらん願います。第260号議案新蛇田地区土地区画整理事業宅地造成(その3)工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は遠藤興業・日本製紙石巻テクノ特定建設工事共同企業体が請負金額19億3,156万2,720円で施工しているところでございますが、歩行者専用道路について周辺の宅地供給までに施工を完了する必要があり、迅速かつ効率的に一体的な施工を図るため、延長148メートル、幅員6メートルの歩行者専用道路工を追加するものであります。 また、調整池天端部について、当初張芝の緑化施工で計画しておりましたが、今後の維持管理等を考慮した結果、調整池本体との整合を図り、天端コンクリートでの施工に変更するものであります。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、1億2,500万2,440円の増額となり、契約金額を20億5,656万5,160円に変更しようとするものでございます。 次に、27ページをごらん願います。第261号議案新蛇田南地区土地区画整理事業宅地造成(その2)工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は仙建工業・髙康建設特定建設工事共同企業体が請負金額24億6,086万2,080円で施工しているところでございますが、当該地区において一部宅地供給が始まっており、強風による区域内の既存住宅及び地区周辺への飛砂、粉じんの防止対策として防じん対策工を5万9,950平方メートル増工するものであります。 また、残土処理について、場内での宅盤での流用を予定しておりましたが、他の復興事業への流用による有効利用とするため、場外への運搬工を2万3,300立方メートル増工するものであります。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、1億6,089万7,320円の増額となり、契約金額を26億2,175万9,400円に変更しようとするものでございます。 次に、28ページをごらん願います。第262号議案新蛇田南第二地区土地区画整理事業宅地造成(その2)工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は遠藤興業・日本製紙石巻テクノ特定建設工事共同企業体が請負金額9億5,320万8,000円で施工しているところでございますが、事業進捗に伴う早期宅地供給及び矢本蛇田線道路築造工事との調整のため、宅地造成工2,400平方メートルを増工するものであります。 また、宅地造成工において表土掘削の結果、地耐力が脆弱な粘性土の表土層が当初想定よりも厚かったため、掘削深さを40センチメートルから75センチメートルと深くし、表土掘削工を1万1,520立方メートル増工するものであります。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、2億5,904万6,640円の増額となり、契約金額を12億1,225万4,640円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○副議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。1番。 ◆1番(黒須光男議員) これも追加工事、一部変更です。3カ所。これも1億円だの2億円だの皆上げるのだな。だから、当局は、こういう一部変更なんていうのは、議会もかけないで、これちょこっと説明すればいいのだという認識を持っているのだ、最初から。全部これは一部変更、皆どっと。すごいあれでしょう。ただ、やっぱりこれらもわかっているなら、早く、やむなしと言うばかもいるけれども、これやむなしでないのだ、これ。ちゃんと事前からわかっているのだから、こんなこと。だったら、議会にかけて、委員会にかけて、ちゃんと議論させなさい。 しかも、例えば日本製紙石巻テクノ、昔の中村工業、これ出たから、私言うけれども、張芝からコンクリートのほうに変わったから高くなったとか、これ何でそういうふうになったの。張芝からコンクリートに変えたというのは。そういう説明とか何か、やっぱりきちんと委員会でかけなければならないのです。やむなしでだめなのだ。議論もしないでやむなし、やむなし。これ議員要らないだろう、何も。自分の立場危うくしているのだ、市議会議員が、そんなこと言うなら。要らないよ、市議会議員なんか。ですから、こういうのをきちっと芝からコンクリートに変わったのは、コンクリートのほうが高いのでしょう。どうしてそういうふうに高いのにやったの、今度。そういう説明なんかもきちんとしないと、我々納得できないではないですか、市議会議員。総務部長、いかがですか、その辺は。 ◎和泉博章総務部長 お答えします。 工事内容につきましては、担当部のほうでお答えさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。(1番黒須光男議員「工事内容でねえ」と呼ぶ)追加議案になりましたことにつきましては、これまでも当初冒頭から工事請負契約、それから他の財産取得等については出すようにということで庁内等に周知を図ってまいりましたが、どうしても、先ほど復興事業部長が答えました、建築確認ですとか、いろいろさまざまの理由がございまして、追加議案にならざるを得ない部分がございます。その辺につきましては、十分に今後とも御説明を申し上げまして、御理解をいただけるように対応してまいりたいと考えております。よろしくお願いします。 ◆1番(黒須光男議員) 今後とも御説明できるというのだったら、こういう手法ではできないのです。だから、私言っているの。追加追加でこうやって、委員会にもかけないのだもの。本来から、昔からの役所というのは、議会があるのだから、その前でとにかくこれは議会にかけなければならないのだからということで一生懸命一心不乱にやるのです、努力を。それをしないから、おかしいのでないかと私は言っているのです。これは、完全な議会軽視なのです。議会要らないのです、こんなことばかりやっていたら。そうではないですかと私は言っているの。反省の色が足りないのではないですか、総務部長、いかがですか。この辺は、あんたでないと。あと工事の内容は近江復興事業部長か。 ◎和泉博章総務部長 十分に御説明をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。(1番黒須光男議員「そうでねえでしょう。議会さかけてやりなさいと説明してください」と呼ぶ)冒頭議案ということで提案できるように、今後事務を進めさせていただくようにいたします。 ◎近江恵一復興事業部長 先ほど御指摘のありました、張芝から天端コンクリートに変わったというところについての御説明ということで、提案の理由にもありますように、維持管理を考慮したというところでございますが、具体的に申しますと、当初張芝としたところにつきましては、皆さん、緑豊かな環境のいいところというところで張芝とさせていただいたところでございますが、事業を進めるに当たって、建設部との協議を踏まえて、今後の維持管理をできるだけ小さくしようというところの中で、天端コンクリートで管理したほうが安いということで、今回天端コンクリートに変更させていただいたというところでございます。 ◆1番(黒須光男議員) 部長、私も素人ですから、余り深くは入れないのですが、今のように維持管理が安い、一方的には。ところが、それを私なんかはへそ曲がっていますから、いろんな臆測してしまうのです。何で工事は安いのに高いほうにやったのと、コンクリートやったのと。コンクリート製造している業者が請け負ったから、そこにやったのかなとか、いろんなそういう邪推を持たれるのだ、邪念を持たれるのだ、あなたたちそう思っていなくても。何でこれ高上がりのほうにやってくるの、市議会議員の選車隊長だからかとか、そういう感覚で見るのです、世の中というのは、我々は、政治の世界というのは。ですから、これは、そういう邪推というか、払拭するような今後の発注の仕方。利権にまみれた石巻市政ですから、特にあなた方なんかもう利権だらけだから、気をつけなさいよ。だから、そういうことで今後はちゃんとあなたも努力をして、今総務部長が言ったのですから、議会にかけるように努力します。やってください。あといるかいないかわからないけれども、そうでないですか、どうですか。 ◎近江恵一復興事業部長 議会のほうには、丁寧に今後も説明してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。(1番黒須光男議員「そうでねえ、議会さかけるように」と呼ぶ)提案も含めて、お願いいたしたいと思います。 ○副議長(大森秀一議員) ほかにございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(大森秀一議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本3議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本3議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本3議案は原案のとおり可決されました。 △日程第47 第263号議案平成28年度石巻市一般会計補正予算(第5号) ○副議長(大森秀一議員) 次に、日程第47第263号議案平成28年度石巻市一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。本案について財務部長から説明を求めます。財務部長。 ◎久保智光財務部長 ただいま上程されました第263号議案平成28年度石巻市一般会計補正予算(第5号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、8月30日の台風10号及び9月8日の低気圧被害による災害復旧費を編成いたしました。 それでは、表紙番号15、石巻市議会第3回定例議会議案(追加)の1ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,100万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,581億2,317万3,000円とするものでございます。 第2条は、地方債の補正でありまして、4ページの第2表、地方債補正にありますように、漁港施設災害復旧事業債(台風関係分)及び道路橋梁災害復旧費事業債(低気圧関係分)を追加するものでございます。 次に、表紙番号16、平成28年度石巻市一般会計補正予算説明書により、歳出から御説明申し上げます。 それでは、8ページをごらん願います。1目漁港施設災害復旧費に2,400万円を計上しておりますが、これは羽坂漁港ほか9漁港における漂着物の撤去や災害復旧工事に要する経費等を措置したものでございます。 次に、10ページ、1目公共土木施設災害復旧費に700万円を計上しておりますが、これは祝田小竹浜線のほか3路線において側溝へ流入した土砂の撤去に要する経費を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、6ページにお戻り願います。まず、21款市債で1,870万円を計上しておりますが、これは予算第2条の地方債の補正で御説明申し上げたとおりでございます。 次に、4ページにお戻りいただきまして、1目財政調整基金繰入金で1,230万円を増額しておりますが、これはただいま御説明申し上げました、歳入歳出予算調整の結果、財政調整基金繰入金を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○副議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。前例に倣い、補正予算説明書について歳出から質疑を行います。11款災害復旧費について質疑はありませんか。9番。 ◆9番(阿部正春議員) 公共土木施設災害復旧費700万円、これは祝田小竹浜線ほか3路線の災害復旧に要する経費ということでございます。これに関連して質問いたしたいと思います。 祝田地区なのですが、排水ポンプ、当初3カ所に設置するということでありましたが、なかなか山からの水に対応し切れないということで、2カ所については自然排水、1カ所、低平地にたまったものは排水ポンプでかくのですよということで大分前に排水ポンプの工事が始まりました。大変お粗末な結果なのですが、県で整備いたしました防波堤がその工事で少し倒れてきて、工事を中断しております、今。そして、埋め戻して、今そのままになっている状態ですが、この工事いつごろから始まるのか。これは、進まないと、こういうふうにいろんな問題が起きてくると思うのです、早くやってもらわないと。それで、この工事に際して、近くの民家の方、何か工事の影響で住宅のほうに損傷を得たということも聞いておりますけれども、そういった対応をどのようにしたのか、お伺いいたします。 ◎木村芳夫建設部長 お答えいたします。 ただいまの祝田地区の浸水のためのポンプの設置ということで、建設部のほうで浸水被害対策ということでやってございますが、議員お話しのとおり、護岸の工事が終わった後にポンプのピットを掘削作業中でございましたが、その際に護岸の付近の部分の掘削を始めたところ、護岸のほうに、下が矢板なのですが、そこに変異が見られてきたというふうなところで、一時工事を中止させまして、原因を究明いたしました。その結果、工事の矢板の計算、仮説の計算というのも行って工事を行うのですが、その際の設計の段階の条件設定でミスがあったというふうなことが判明いたしまして、再度設計の修正を行って、現在修正した設計の内容に基づいて、県の漁港、一応東部地方振興事務所の漁港のほうとも協議をさせていただいて、復旧方法を今確認して、そちらのまず復旧ということを急いでおります。それが一応完了した時点で再度ポンプのほうの工事に入るというふうな形になっております。よろしくお願いいたします。 済みません。あともう一点が住宅のほうの被害ということで、当初矢板の打設の前に家屋調査等も実施しておりますが、施工の途中で若干建物にちょっと影響があるのではないかというふうな申し入れをいただいてございます。ただ、これに関しましては、現在施工中ということなものですから、最終的な事後調査というふうなことで、工事が完了した時点でその辺の調査をさせていただいて、補償についてのその辺の協議ということでお話をさせていただきたいということでお話をさせていただいている状況でございます。 ◆9番(阿部正春議員) それでは、今の答弁ですと、県の防潮堤を整備してから排水ポンプの整備にかかるという理解でいいのかと思います。県のあれだけの矢板打って、あれだけの堤防を構築したので、かなりの時間を要するのではないかということなのです。それで、山のほうから流れてくる水、かなりの量、この間の台風10号でもほとんど近くの民家の人たちは庭まで冠水いたしました。というのは、今まで冠水しなかったのです。御存じのとおり、前の区長、祝田地区に建てた復興公営住宅、あちらのほうから流れてくる水が今の建築している佐藤造船所のほうに真っすぐ流れていたのです。それを造船所のほうで埋めてしまった。そこは、県のほうの土地だということで県とも話、漁港部とも話なされているようでしたけれども、そちらのほうは県のほうでいいですよと。ただ、市の道路課のほうで佐藤造船所のほうでそれなりのものをきちっと設置してくださいということの話、それでこの間10号でかなり冠水したのです。あふれてきたのです、もう道路伝って。そして、道路課のほうにも連絡したのですが、どういう状況になっているか状況を全然把握していないのです。それで、水引いた後に見たら水道管みたいな管1本入っていました。それで、何とかいろいろとその後も佐藤造船所、また県、当局ともいろいろ話ししたのですが、何か責任のなすりつけ合いみたいな感じでどこでこれを直すのだか、きちっとするのだか、全然わからない状態で、佐藤造船所も前あそこに市道あって、市道の件でいろいろ大森地区ともめた経緯があります。それで、そういう市民に信用のないことしていたのでは、あそこで仕事できないというお話もしたら、きのう600の管きちっと入れていただいたのです、実は。でも、それすらそう言わないと、市のほうでもそっちのほうですよ、県のほうでもそっちのほうですよと、全然わからないのです。現にそのまんまきのう、おとといまで何もしないでポンプを入れたままになっているのです。だから、できれば県の施設、またポンプ場の工事始まるまでこれから時間かかると思うのです、事前に排水路の整備とか、現に新しく新築した住宅の前なんか新しく側溝入れてもらっているのです。だから、そういう事前に排水路とかの整備はできないものなのか。あそこは、2線堤できるわけです、今度。そういう兼ね合いもあってできないのか、ましてや今言った山から流れてくる水は強制排水するよと、どういうやり方で強制排水になるのだかわかりませんけれども、そういうものも事前にできないものか、お伺いいたします。 ◎木村芳夫建設部長 お答えいたします。 ただいまの台風10号の際も、大変地元の方々に御迷惑をおかけしたということで、あそこの場所につきましては議員お話しのように、県のほうと市と、あと民間の造船業と、市の中でも産業部もいろいろ低平地というかかさ上げ、2線堤の関係とかでも絡んでおりますので、その辺の責任の所在がということなものですから、再度市の内部でその辺の情報の共有、それから県のほう、あと民間、あと第一に浸水被害、その辺につきましては建設部が道路排水の担当でございますので、主体者ということで、その辺をもう一度再度心がけさせていただきまして、今後対応を考えさせていただきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆9番(阿部正春議員) 事あるたび、やっぱりきちっと対応はしていただいているのです。今回も道路のほうかなり陥没いたしまして、道路そのものに雨水がたまるようになってしまって、それも何とかお願いしますということであって、きょうからちょっと対応していただいているのです。そういうことで、事あるたびお願いして、心配したほかにいろいろと経費がかさんでくると思うのです。だから、早急にできること、山から来る水のこともなのですが、早急にそういうところから手をかけていて、排水ポンプできたときにすぐ排水できるような体制というか、そういうものも、今言ったように2線堤の兼ね合いもあると思いますけれども、できないのかなと。 あとは、今県のほうで矢板打つときに住宅、みんな調べたと思うのです。そういう工事によって被害を受けないようにということで。今回前の県のほうの工事やるときにも多分住宅みんな調べていると思うのです。今回雨水ポンプ場を建設するに当たって損害を得たということで苦情が来ているようですけれども、そういったことで前のそういうデータのほうから調べていろいろ話しすることできないでしょうか。今後気をつけてもらいたいと思いますけれども。 ◎木村芳夫建設部長 お答えいたします。 ただいまの議員の御指摘も踏まえまして、より住民の方とか、疑惑というか、その辺親切丁寧な説明をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○副議長(大森秀一議員) ほかにございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(大森秀一議員) なければ、以上で歳出の質疑は終わります。次に、歳入の質疑に入ります。歳入は全款について、あわせて予算案第2条、地方債補正についても質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第48 委員会提出議案第3号次期介護保険制度改正における軽度者への福祉用具貸与及び住宅改修に係る給付を継続することに関する意見書 ○副議長(大森秀一議員) 次に、日程第48委員会提出議案第3号次期介護保険制度改正における軽度者への福祉用具貸与及び住宅改修に係る給付を継続することに関する意見書を議題といたします。本案は、先ほどの保健福祉委員長の報告のとおり、意見書の提出に関する請願が採択されたことに伴い、意見書を提出しようとするものであります。その内容は、お手元に配付してあるとおりでございますので、石巻市議会会議規則第36条第3項の規定により、提案理由の説明を省略することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は提案理由の説明を省略することに決しました。                                    平成28年9月8日 石巻市議会議長 丹 野   清  殿                         提出者 保健福祉委員会                             委員長 阿 部 正 春   委員会提出議案第3号 次期介護保険制度改正における軽度者への福祉用具貸与及び住宅改修に係る給付を継続することに関する意見書 標記の議案を別紙のとおり石巻市議会会議規則第14条第2項の規定により提出します。委員会提出議案第3号   次期介護保険制度改正における軽度者への福祉用具貸与及び住宅改修に係る給付を継続することに関する意見書 平成27年6月30日に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2015」の中で、次期介護保険制度改正に向けて、軽度者に対する福祉用具貸与等の給付の見直しを検討することが盛り込まれた。現行の介護保険制度による福祉用具貸与、住宅改修のサービスは、高齢者自身の自立意欲を高め、介護者の負担軽減を図るという極めて重要な役割を果たしている。 例えば、手すりや歩行器などの軽度者向け福祉用具は、転倒、骨折予防や自立した生活の継続を実現し、重度化を防ぎ遅らせることに役立っており、安全な外出機会を保障することによって、特に一人暮らしの高齢者のとじこもりを防ぎ、社会生活の維持につながっている。 仮に軽度者に対する福祉用具貸与、住宅改修の利用が原則自己負担になれば、特に低所得世帯等弱者の切り捨てになりかねず、これらのサービスの利用が抑制され重度化が進展し、結果として介護保険給付の適正化という目的に反して高齢者の自律的な生活を阻害し給付費が増大するおそれがある。 以上の理由から、高齢者の自立を支援し、介護の重度化を防ぐといった介護保険の理念に沿い、介護が必要な方の生活を支える観点から、次期介護保険制度改正における軽度者への福祉用具貸与及び住宅改修に係る給付を継続することを強く求める。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。                                     平成28年9月21日 衆 議 院議長 殿 参 議 院議長 殿 内閣総理大臣 殿 財 務 大 臣 殿 厚生労働大臣 殿 社会保障・税一体改革担当大臣 殿                               宮城県石巻市議会                               議 長  丹 野   清 ○副議長(大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(大森秀一議員) 質疑なしと認めます。本案は、石巻市議会会議規則第36条第2項の規定により委員会付託を省略いたします。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △閉会 ○副議長(大森秀一議員) 以上で今期議会に付議されました事件は全て議了いたしました。 これにて平成28年石巻市議会第3回定例会を閉会いたします。 △午後0時33分閉会...