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02月26日-議案説明・質疑・委員会付託-06号

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  1. 石巻市議会 2016-02-26
    02月26日-議案説明・質疑・委員会付託-06号


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    最終取得日: 2021-08-20
    平成28年 第1回 定例会  平成28年石巻市議会第1回定例会会議録(第6号)                                           議事日程第6号  平成28年2月26日(金曜日)午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名                                第2 第66号議案石巻市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を          改正する条例                              第3 第67号議案石巻市手数料条例の一部を改正する条例                  第4 第68号議案石巻市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改          正する条例                               第5 第69号議案石巻市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一          部を改正する条例                            第6 第70号議案石巻市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定          める条例の一部を改正する条例                      第7 第71号議案平成27年度石巻市一般会計補正予算(第8号)              第8 第72号議案平成27年度石巻市水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算(第3号)   第9 第73号議案平成27年度石巻市下水道事業特別会計補正予算(第5号)         第10 第74号議案平成27年度石巻市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)      第11 第75号議案平成27年度石巻市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)      第12 第76号議案平成27年度石巻市浄化槽整備事業特別会計補正予算(第2号)       第13 第77号議案平成27年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第7号)       第14 第78号議案平成27年度石巻市産業用地整備事業特別会計補正予算(第2号)      第15 第79号議案平成27年度石巻市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)      第16 第80号議案平成27年度石巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)       第17 第81号議案平成27年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)        第18 第82号議案平成27年度石巻市病院事業会計補正予算(第3号)            散 会                                          本日の会議に付した事件 議事日程のとおり                                          出席議員(28名)   1番  黒  須  光  男  議員    2番  奥  山  浩  幸  議員   3番  阿  部  利  基  議員    4番  髙  橋  憲  悦  議員   5番  楯  石  光  弘  議員    6番  安  倍  太  郎  議員   7番  阿  部  正  春  議員    8番  遠  藤  宏  昭  議員   9番  大  森  秀  一  議員   10番  木  村  忠  良  議員  11番  櫻  田  誠  子  議員   12番  渡  辺  拓  朗  議員  13番  首  藤  博  敏  議員   14番  山  口  荘 一 郎  議員  15番  水  澤  冨 士 江  議員   17番  阿  部  正  敏  議員  18番  近  藤     孝  議員   19番  阿  部  久  一  議員  20番  丹  野     清  議員   21番  森  山  行  輝  議員  22番  阿  部  欽 一 郎  議員   23番  伊  藤  啓  二  議員  24番  千  葉  眞  良  議員   25番  髙  橋  栄  一  議員  26番  青  山  久  栄  議員   28番  西  條  正  昭  議員  29番  後  藤  兼  位  議員   30番  千  田  直  人  議員欠席議員(1名)  27番  庄  司  慈  明  議員欠  員(1名)                                          説明のため出席した者  亀 山   紘  市     長        菅 原 秀 幸  副  市  長  笹 野   健  副  市  長        境   直 彦  教  育  長  伊 勢 秀 雄  病 院 局 長        堀 内 賢 市  復 興 政策部長           兼 病 院 局           石巻市立病院長  和 泉 博 章  総 務 部 長        佐 藤 和 夫  財 務 部 長  近 江 恵 一  復 興 事業部長        鈴 木 瑞 彦  河北総合支所長  三 浦   裕  雄勝総合支所長        米 谷   忠  河南総合支所長  菅 原   満  桃生総合支所長        勝 亦 睦 男  北上総合支所長  木 村 富 雄  牡鹿総合支所長        今 野 昇 一  生 活 環境部長  山 下 和 良  健 康 部 長        庄 司 勝 彦  福 祉 部 長  続 橋   亮  産 業 部 長        大 澤 喜 雄  建 設 部 長  角 張 一 郎  会 計 管 理 者        阿 部 雅 幸  病院局事務部長  草 刈 敏 雄  教 育 委 員 会           事 務 局 長                                          事務局職員出席者  門 間 泰 則  事 務 局 長        菅 野 拓 弥  事 務 局 次 長  髙 橋 伸 明  事 務 局長補佐        佐々木 直 樹  主     幹  星   貴 幸  主     査        川 田 秀一郎  主 任 主 事 △午前10時開議 ○議長(安倍太郎議員) ただいまから本日の会議を開きます。欠席通告議員は27番庄司慈明議員であります。 本日の議事は、日程第6号をもって進めます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(安倍太郎議員) 日程第1会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員に12番渡辺拓朗議員、13番首藤博敏議員、14番山口荘一郎議員、以上3議員を指名いたします。 △日程第2 第66号議案石巻市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第2第66号議案石巻市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第66号議案石巻市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、労働者災害補償保険法による年金たる保険給付と同一の理由により厚生年金保険法による年金たる給付が支給される場合の労災年金に乗じる調整率が変更となり、地方公務員災害補償法施行令の一部改定が行われたことから、石巻市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例においても所要の改正を行うものであります。 以下、改正内容について御説明いたしますので、表紙番号10の1ページ、あわせて表紙番号13、条例の一部改正新旧対照表の1ページをごらん願います。初めに、附則第5条でありますが、他の法令による給付との調整について定める規定において、調整率を改正するものであります。 次に、附則でありますが、第1項は本条例を平成28年4月1日から施行しようとするものであります。 次に、第2項は、他の法令による給付との併給調整に係る施行期日前後の取り扱いについて規定するものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第3 第67号議案石巻市手数料条例の一部を改正する条例 ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第3第67号議案石巻市手数料条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎大澤喜雄建設部長 ただいま上程されました第67号議案石巻市手数料条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、長期優良住宅の普及の促進に関する法律の施行規則の一部が改正され、既存住宅における長期優良住宅の認定申請が可能となるとともに、新たに建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律が制定され、エネルギー消費性能向上計画の認定を受けることが可能となりますことから、これらの認定申請に係る手数料を徴するため、本条例の一部を改正しようとするものであります。 以下、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号10の2ページ、あわせて表紙番号13、条例の一部改正新旧対照表の2ページから23ページをごらん願います。初めに、第2条の2第1項に掲げる表でありますが、既存住宅の増築、改築時における認定手数料の額を追加するものであります。 次に、第2条の4でありますが、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律に基づく認定申請に係る手数料について規定するものであります。 第2条の4第1項に掲げる表でありますが、建築物エネルギー消費性能向上計画の認定手数料の額を定めるものであります。 第2項につきましては、認定にあわせて建築確認申請の申し出があった場合における手数料の徴収について定めるものであります。 第3項につきましては、建築物エネルギー消費性能向上計画の認定において、変更が生じた場合の手数料等を定めるものであります。 第4項につきましては、変更認定にあわせて建築確認変更申請の申し出があった場合における手数料の徴収について定めるものであります。 第5項に掲げる表につきましては、法第36条の規定による建築物エネルギー消費性能基準に適合している旨の認定手数料の額を定めるものであります。 次に、附則でありますが、本条例の施行期日を平成28年4月1日からとするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第4 第68号議案石巻市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第4第68号議案石巻市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について福祉部長から説明を求めます。福祉部長。 ◎庄司勝彦福祉部長 ただいま上程されました第68号議案石巻市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、厚生労働大臣が定める家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準において、待機児童を解消し、保育の受け皿拡大が一段落するまでの緊急的、時限的な対応策を特例として規定する改正が行われたことから、この改正に伴い本条例の一部を改正しようとするものであります。 以下、改正内容について御説明いたしますので、表紙番号10の12ページ、あわせて表紙番号13、条例の一部改正新旧対照表24ページをごらん願います。初めに、附則第6条は、小規模保育事業所A型及び保育所型事業所内保育事業所において、保育の受け皿の不足に鑑み、当分の間、一定の条件下で朝夕などの児童が少数である時間帯に限り、1人は保育士資格を有しない者も保育士とみなし、配置することを可能とする規定を追加しようとするものであります。 附則第7条は、当分の間、幼稚園教諭等の近接職種を保育士にかえて配置できることとする規定を追加しようとするものであります。 附則第8条は、当分の間、11時間開所、8時間労働としていることなどにより認可の際に最低基準上必要となる保育士数を上回って必要となる保育士数について、一定の条件下で保育士資格を有しない者を配置することを可能とする規定を追加しようとするものであります。 附則第9条は、附則第7条及び附則第8条の規定を適用するときにおいても、本来の基準で算定される保育士の数の3分の2以上は保育士登録を受けた者でなければならないとし、保育の質を落とさないよう留意しつつ、保育士の配置について要件を緩和する規定を追加しようとするものであります。 次に、附則でありますが、施行期日を平成28年4月1日とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。
    △日程第5 第69号議案石巻市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第5第69号議案石巻市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について福祉部長から説明を求めます。福祉部長。 ◎庄司勝彦福祉部長 ただいま上程されました第69号議案石巻市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴い、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準が改正されたことから、本条例の一部を改正するものでございます。 それでは、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号10の13ページ、あわせて表紙番号13、条例の一部改正新旧対照表の26ページをごらん願います。第10条第3項第4号中、中学校の次に義務教育学校を追加するものでございます。 次に、附則でございますが、本条例の施行期日を平成28年4月1日とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第6 第70号議案石巻市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第6第70号議案石巻市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎山下和良健康部長 ただいま上程されました第70号議案石巻市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令が今月5日に公布され、これまで県の指定であった小規模な通所介護事業所が本年4月より市が指定する地域密着型サービスへ移行されることに伴い、指定地域密着型通所介護指定療養通所介護について規定するため、本条例の一部を改正するものであります。 それでは、改正内容について御説明いたしますので、表紙番号10の14ページ、あわせて表紙番号13、条例の一部改正新旧対照表の27ページから28ページをごらん願います。初めに、第5条については、条文の整理を行うものであります。 次に、第8条は指定地域密着型通所介護の基本方針について、第9条は指定療養通所介護の基本方針について規定しようとするものであります。 次に、第10条から第16条につきましては、条文の整理を行うものであります。 次に、附則でありますが、本条例を平成28年4月1日から施行するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉画委員会に付託いたします。 △日程第7 第71号議案平成27年度石巻市一般会計補正予算(第8号) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第7第71号議案平成27年度石巻市一般会計補正予算(第8号)を議題といたします。本案について財務部長から説明を求めます。財務部長。 ◎佐藤和夫財務部長 ただいま上程されました第71号議案平成27年度石巻市一般会計補正予算(第8号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、離島航路の維持及び経営支援に要する経費のほか、路線バスの運行に対する補助金、私立認可保育所に対する運営委託料の増額、社会資本整備総合交付金の追加交付のありました七窪蛇田線街路整備事業の進捗を図るための増額などを主体に編成いたしました。また、各種事務事業の執行状況等による整理、各種特別会計への繰出金、給与改定に伴う人件費の整理及び国庫補助金等の確定に伴う歳入予算の整理などもあわせて行うものでございます。 それでは、表紙番号11、平成27年度石巻市各種会計補正予算の1ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ112億512万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3,201億7,404万1,000円とするものでございます。 第2条は、継続費の補正でありまして、5ページの第2表、継続費補正にありますように、寿楽荘移転新築事業ほか12事業の総額及び期間並びに各年度の年割額を変更するものでございます。 第3条は、繰越明許費の補正でありまして、10ページの第3表、繰越明許費補正にありますように、河北総合支所庁舎外壁タイル改修等事業ほか73事業、182億8,032万2,000円を追加するとともに、15ページ、観光施設等整備事業ほか3事業の繰越額を変更するものでございます。 第4条は、債務負担行為の補正でありまして、16ページの第4表、債務負担行為補正にありますように、復興まちづくり情報交流館雄勝館管理運営業務ほか2件を追加するとともに、放課後児童クラブ施設借上料(平成27年度分)の限度額を変更するほか、電話催告システム借上料ほか1件を廃止するものでございます。 第5条は、地方債の補正でありまして、17ページの第5表、地方債補正にありますように、観光施設整備事業債を追加するとともに、各事業費の確定に伴い庁舎施設整備事業債ほか11事業債の限度額を変更するほか、急傾斜地崩壊対策事業債を廃止するものであります。 次に、表紙番号12、平成27年度石巻市各種会計補正予算説明書により、歳出から主なものについて御説明申し上げます。なお、東日本大震災関係費につきましては目の名称を、またあわせまして執行残等の整理、特別会計への繰出金や人件費の整理及び財源振替につきましても説明を省略させていただきますので、あらかじめ御了承賜りたいと存じます。 それでは、60ページをごらん願います。1目一般管理費の6社会保障・税番号制度関係費に2,509万5,000円を計上しておりますが、これは地方公共団体情報システム機構への通知カード、個人番号カード関連事務委任負担金の確定によるものでございます。 次に、5目財産管理費の1庁舎管理費に839万7,000円を計上しておりますが、これは河北総合支所庁舎外壁タイル改修工事におきまして、屋根部分の改修に追加工事が発生したことに伴う増額及び事業費の確定に伴います整理によるものでございます。 次に、62ページ、8目離島振興費に2,090万円を計上しておりますが、これは田代島や網地島への海上交通を確保いたします離島航路維持費補助金離島航路事業者経営安定化補助金を措置したものでございます。 次に、9目地域交通費の1地域交通対策関係費に2,791万9,000円を計上しておりますが、これは地域住民の日常生活に必要なバス路線を維持するため、広域バス路線に対する補助金を措置したものでございます。 次に、17目財政調整基金費に2億5,135万8,000円を計上しておりますが、これは(仮称)北上地区共同乾燥調製貯蔵施設新築工事において、落札した業者の独占禁止法違反により本市工事請負契約約款の規定に基づき徴収した損害賠償金について、復興交付金を財源としているため、その取り扱いについて国に対し確認中であることから、その回答がなされるまでの間、財政調整基金に積み立てておくものでございます。 次に、22目がんばる石巻応援基金費に2億1,285万2,000円を計上しておりますが、これはがんばる石巻応援寄附として寄せられました寄附金を同基金に積み立てするものでございます。 次に、23目震災復興基金費に19億8,014万5,000円を計上しておりますが、これは災害復旧費寄附及び観光交流施設運営費寄附として寄せられました寄附金のほか、市街地開発事業特別会計繰入金等を同基金に積み立てするものでございます。 次に、26目諸費の1広域行政事務推進費に68万5,000円を計上しておりますが、これは給与改定に伴います石巻地区広域行政事務組合総務負担金の増額分を措置したものでございます。 次に、84ページ、1目児童福祉総務費の3私立認可保育所運営費に1,979万1,000円を計上しておりますが、これは国家公務員の給与改定に準拠した公定価格の改定に伴い、私立認可保育所運営業務委託料を増額するものでございます。 次に、86ページ、9目障害児通所給付費に1,908万円を計上しておりますが、これは通所事業のうち放課後等デイサービス事業の利用者が増加したことに伴い、給付費を増額するものでございます。 次に、96ページ、1目清掃総務費の2し尿処理対策費に79万3,000円を計上しておりますが、これは給与改定に伴います石巻地区広域行政事務組合し尿処理施設負担金の増額分を措置したものでございます。 次に、2目ごみ処理費の3ごみ処理対策費に44万3,000円を計上しておりますが、これは給与改定に伴います石巻地区広域行政事務組合ごみ焼却施設負担金の増額分を措置したものでございます。 次に、102ページ、2目農業総務費の2農業者年金事務費に4万8,000円を計上しておりますが、これは農業者年金業務等委託金の確定に伴い、消耗品費を増額するものでございます。 次に、108ページ、5目の1水産業復興対策費に490万円を計上しておりますが、これは水産加工団地共同排水処理施設における不明水対策のための負担金を措置するとともに、中小水産加工業者等が実施する従業員確保を目的とした宿舎整備を行うに当たり、宮城県と協調して補助するための経費を措置したほか、漁業活動ソーラー照明設置業務委託料の整理によるものでございます。 次に、116ページ、8目の7中埣橋石巻大橋伊原津一丁目線交差点改良事業費に2,373万3,000円を計上しておりますが、これは石巻バイパス清水町交差点の改良工事において、改良に必要な用地の購入等に要する経費を措置したほか、事業費確定に伴う整理を行ったものでございます。 次に、12急傾斜地崩壊対策事業費に600万円を計上しておりますが、これは牡鹿地区の前浜地域における急傾斜地崩壊対策工事の実施に伴う県営事業負担金を措置したものでございます。 次に、124ページ、7目の13七窪蛇田線街路整備事業費に2億1,172万4,000円を計上しておりますが、これは社会資本整備総合交付金の追加交付があったことにより、事業の進捗を図るため事業費を増額するものでございます。 次に、126ページ、2目市営住宅管理運営基金費に9,200万円を計上しておりますが、これは東日本大震災復興交付金の災害公営住宅家賃低廉化事業等を同基金に積み立てするため増額するものでございます。 次に、3目の2復興公営住宅整備事業費で27億8,481万4,000円を減額しておりますが、これは事業費確定に伴う整理を行ったものでございます。 次に、130ページ、1目消防総務費の2常備消防費に1,937万2,000円を計上しておりますが、これは給与改定に伴います石巻地区広域行政事務組合消防負担金の増額分を措置したものでございます。 次に、134ページ、6目奨学資金基金費に676万9,000円を計上しておりますが、これは震災孤児に対する奨学資金費寄附として寄せられました寄附金を同基金に積み立てするものでございます。 次に、148ページ、8目の1学校給食センター建設事業費に3,400万円を計上しておりますが、これは(仮称)石巻東学校給食センターで使用する備品等の購入について、不足分を増額措置したものでございます。 次に、150ページ、1目農業用施設災害復旧費に1,276万7,000円を計上しておりますが、これは被災した農地や施設等の復旧に係る県営事業負担金を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明を申し上げますので、4ページにお戻り願います。1項市民税の1目個人で3億6,906万8,000円を計上しておりますが、これは前年度に引き続き復興需要等により建設業を中心とした雇用や給与所得の増加に伴うもののほか、繰り越し雑損控除の減少により増収となったものでございます。 次に、2目法人で1億8,176万7,000円を計上しておりますが、これは建設業を中心とした企業収益の増収などに伴うものでございます。 次に、6ページ、1目固定資産税で2億7,016万5,000円を減額しておりますが、これは家屋における新増築棟数について、震災後大きく増加したものの、その後の着工数が伸び悩み、当初見込み数を下回ったことから減額となるものでございます。 次に、10ページ、4項市たばこ税で6,438万2,000円を減額しておりますが、これは決算見込みに伴うものでございます。 次に、14ページ、6項都市計画税で4,685万2,000円を減額しておりますが、これは固定資産税と連動した家屋の新増築棟数の見込み数の減によるものでございます。 次に、16ページ、10款地方交付税で29億6,548万円を減額しておりますが、これは普通交付税において調整分として減額されていた額が国の補正予算の成立に伴い追加交付されたことによる増額のほか、震災復興特別交付税については復旧、復興事業に係る歳出予算整理との連動により減額となるものでございます。 次に、18ページ、2目民生費負担金で2億7,869万4,000円を減額しておりますが、これは東日本大震災により被災し、基準を満たす保護者に対し、保育料を減免したことなどにより減額となるものでございます。 次に、24ページから30ページ、14款国庫支出金で合わせて9億8,319万2,000円を、32ページから38ページ、15款県支出金で合わせて9億5,061万7,000円をそれぞれ減額しておりますが、これらはいずれも各種事務事業の確定や補助内示等に伴い措置したものであります。 次に、44ページ、17款寄附金に2億7,601万3,000円を計上しておりますが、これは一般寄附金、がんばる石巻応援寄附金、奨学資金費寄附金及び観光交流施設運営費寄附金などとして申し出のありました寄附金を措置したものであります。 次に、46ページ、1項基金繰入金のうち6目電源立地促進対策交付金事業基金繰入金から10目長寿社会対策基金繰入金で合わせて63億7,721万7,000円を減額しておりますが、これは各種事業費の整理等に連動した繰入額の調整によるものでございます。 次に、13目市営住宅管理運営基金繰入金で3億2,577万5,000円を計上しておりますが、これは市営住宅等の管理に要する経費へ充当するため、同基金から繰り入れするものでございます。 次に、48ページ、2項特別会計繰入金で19億3,590万9,000円を計上しておりますが、これは市街地開発事業特別会計からの繰入金を措置したものでございます。 次に、54ページ、3目雑入で4億1,373万5,000円を計上しておりますが、これは後期高齢者医療広域連合医療給付費負担金の精算に伴う返還金を措置したほか、(仮称)北上地区共同乾燥調製貯蔵施設新築工事において、落札した業者の独占禁止法違反により本市工事請負契約約款の規定に基づき徴収した損害賠償金などを措置したものでございます。 次に、56ページ、21款市債で14億5,860万円を減額しておりますが、これは予算第5条の地方債の補正で御説明申し上げたとおりでございます。 次に、もう一度46ページにお戻りいただきまして、1目財政調整基金繰入金で13億2,616万円を減額しておりますが、これはただいま御説明申し上げました歳入歳出予算調整の結果、財政調整基金に一部を戻し入れしたものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。前例に倣い、補正予算説明書について歳出から各款ごとに質疑を行います。1款議会費について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、2款総務費、あわせて予算案第3条、繰越明許費補正及び予算案第4条、債務負担行為補正について質疑はありませんか。8番。 ◆8番(遠藤宏昭議員) 65ページ、7番の新駅整備関係費、財源振替ということについてお伺いいたします。 石巻あゆみ野駅整備に関連して、駅前に整備される駐輪場の関係だということなのですが、この駐輪場はどのような形式で、また何台ぐらい駐輪できるのかお伺いします。 ◎堀内賢市復興政策部長 お答えいたします。 まず、駐輪場の形式につきましては、線路を挟んで駅舎がございます。その前に、乗り入れするためのロータリーを設ける予定でございます。その北側に位置するところに駐輪場を設けることとしておりますけれども、台数につきましては、済みません、ちょっと今資料を持ち合わせてございませんでしたので、取り寄せてお答えさせていただきたいと思いますが、この台数のほかに整備内容といたしましては、屋根をつけるというふうなことで今計画しております。その屋根設置の財源につきましては、石巻西高校の期成同盟会のほうにございました新駅の期成同盟会のほうから寄附いただきました財源が、今回財源振替として計上させていただいておりますけれども、寄附金451万1,000円ほど、こちらのほうもその建設事業費の一部に充てるというふうなことで見込んでおります。 ◆8番(遠藤宏昭議員) 今部長からお答えいただきました。石巻西高校の(仮称)柳の目駅設置促進期成同盟会石巻西高等学校関係団体部会からの約450万円の寄附をその整備の一部に充てるということで、その寄附金を駐輪場に使うのだというのは非常にいい、ナイスセレクトだなというようなこと。多分石巻あゆみ野駅を利用するのは石巻西高校の生徒が主なのでしょうから、これは非常にいいことだなと思って、気配りしてくれたのだなということで、大変感謝しております。 この議場にも当然石巻西高校のOBですとか、石巻西高校の元PTAの方もいらっしゃるのでしょうけれども、柳の目駅設置するために集めていたお金、あのお金どうなったのだろうというのを非常に気にされているのです、OBの方たちが。だから、新聞にはもちろん石巻市に寄附しましたという記事が載りましたけれども、またその使用目的、このように石巻あゆみ野駅に駐輪場として整備しましたみたいなのを周知してもらえると、それこそ石巻西高校のOBの皆さんも納得されるのではないかなと思いますので、前々から言っていましたが、ぜひプレートなんかを駐輪場のどこかにつけてもらったりするとわかりやすいのかななんて思うのですが、そのような考えはあるのでしょうか。 ◎堀内賢市復興政策部長 お答えいたします。 そういった考え方で今取り組んで計画しております。と申しますのは、寄附いただきました際に、期成同盟会の及川会長のほうからも、多く利用するであろう石巻西高校生徒の利便を考えた施設整備に充てていただきたいというふうなこととあわせて、そういった寄附も充てられているというふうな周知といいますか、そういった工夫もしていただきたいという要望もございましたので、わかりやすいところに寄附の一部を使わせていただいたというふうなものをプレートで広く皆さんにも周知したいなというふうに考えておるところでございます。 △答弁の保留 ◎堀内賢市復興政策部長 先ほど保留にしておりました台数でございます。自転車が231台、バイク6台というふうな整備計画でおります。 ◆3番(阿部利基議員) 今ほどの遠藤議員の質疑、ぜひ私からもよろしくお願いしつつなのですが、同じく65ページの地域自治システム関係費、委託料で地域自治システムサポート事業委託料が減額されておりますが、この委託先と減額の理由をちょっと詳しくお知らせいただきたいなと思うのですけれども、可能でしょうか。 ◎堀内賢市復興政策部長 お答えいたします。 このシステムサポートにつきましては、今回桃生地区にサポートというようなことで入っていただいております。これ委託しております。受託しておりますのは、NPO団体でございますけれども、こちらのほうの事業が確定したというふうなことから、当初予定しておりましたのは520万円ほどでございましたけれども、実績というふうなことから、この金額が残というふうなことで今回補正計上させていただいたというところでございます。 ◆3番(阿部利基議員) 実績ということで、わかりました。 この自治システムに関しては、市長の肝いりでもありますし、包括的ケアともいろいろ絡んでくる内容かと思うのです。そうしたときに、自治システムの成功例であるとか、こういった地区ではこういった成功しているというのを、今も広報はされているのだと思うのですが、もっと広く広報してまちづくりに自治の目を充てていかないと、なかなか新しいまちづくりができていかないのではないかなと、ちょっと自分は危惧しているところがあります。やはりいろんな地区でこの自治をしていきたい、あるいは参加してみたいという方がいても、果たして自治という単語が何を指しているのかわかりづらい、あるいは手法がちょっとなかなか見えてこないというふうにして、行き詰まってしまうパターンが私の周りでも多いのです。そうしたとき、ぜひ市長のほうで成功例なり、ロードマップとしてガイドライン的なものを整備していく必要があるのではないかなと、ちょっと私は思うのですけれども、市長の御所見をお伺いいたします。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 地域自治システムは、地域包括ケアを、いわゆるどんな地域に住んでいても住み続けることのできる社会づくりということで進めておりますけれども、その中で地域自治システム、包括ケアを進めていく上でも、やはり地域自治システムというのは非常に必要だというふうに思っております。簡単に言えば、協働の地域づくり、まちづくりということになりますので、高齢者から若い方々まで、とにかく地域で支え合いながら、健全で明るい社会をつくっていくという考えでございますので、そういった中で私としてもいま一つ広がりが足りないというふうには思っております。今後議員御指摘のように、成功事例を伝えていくとともに、そういった今実施している自治体とともに、自治体間の交流を深めることによって自治システムを普及してまいりたいと考えております。 ◆3番(阿部利基議員) なるほど、わかりました。自治体間の動きであるとかも、今後重要になってくるのは、一つよくわかるのですけれども、果たして自治の成功例が何であるかといったときに、私はすごく定義が難しいのではないかと実は思っています。そもそも地方分権という単語が出たときに、同時に地方主権という言葉も出ました。そもそも主権が分権できるのかという議論も巻き起こった中で、果たして自治というのを自治会単位、あるいは区単位でできるのか、あるいは現状行われているものが果たして成功例なのかというと、それは非常に精査する必要が自分はあるのではないかなと思います。やはり地域自治システムを運用している地区にあっても、これは果たして動いているのだろうかと首をかしげている住民の方もいますので、そのあたり何を成功例として市長が考えていらっしゃるのか、もし現状のモデルケース等があればお聞かせいただけないでしょうか。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 現在地域自治システムを普及させるということで目標設定をしておりますけれども、中身についての目標設定は本当に大事だというふうに思っております。自治システムというかたいイメージを持たれていて、なかなか普及しないところもありまして、地域の課題をみんなで解決して、そしてつくっていきましょうという、そういった基本がありますので、そういった中で成功事例をいろいろ出していくことで、やはり自治システムを熟成させていくということが必要ではないかというふうに思っておりますので、今中身についてどの目標といいますか、その地域で行政と連携しながら地域づくり、まちづくりができて、そしてやはり地域包括ケアの目標でもあります健康寿命をいかに長くしていくかということがこれからの目標設定になるのではないかというふうに考えております。 ◆29番(後藤兼位議員) 総務費の総務管理費、社会保障・税番号制度関係費2,509万5,000円計上されております。地方公共団体情報システム機構への通知カード、そして個人番号カードの関連事務委託、その負担金の確定ということなのですけれども、いわゆるマイナンバー、現在市民には通知が行きまして、書留とかで行っているのですが、ただそれを受け取りされていない方が、市の窓口で取り扱っている部分、預かっている部分とかがあると思います。その進捗状況とか、なおかつ実際手続して、写真とか、そういう部分でカードが実際交付されますと、市の窓口のほうで受け取りになる形になると思います。そういう状況の中で、スタートはしたのですが、現時点で石巻市としてどういう状況下にあるのか、これについてまず御説明をいただきたいと思います。 ◎今野昇一生活環境部長 お答えいたします。 マイナンバーカードの交付の状況ということでお答えいたします。まず、通知カードのほうなのですけれども、10月5日法施行日の時点での対象世帯ということで、本市においては6万1,041世帯ございました。それが送付されておりますけれども、1月末現在で本市に戻ってきている封書が5,030通ございます。その内容としては、宛てどころなしとか、郵便局での1週間の保管期間が経過をしたとか、そういう状況のものが5,030通でございました。その5,030通のうち、住所等、居所等の情報を新たに入力をしたりして、再発送してございます。それから、窓口で交付した分もございまして、それについては約3,000通ぐらい処理をしてございまして、今本庁の市民課のほうの窓口といいますか、市のほうで預かっている通知カード約2,000弱、1月末現在で1,883通という状況でございます。今後についても、これについては再発送と、あとは窓口交付等の手続を進めて、市民全体に行き渡るように手続を進めてまいりたいというふうに考えてございます。 それから、個人番号カード申請をした方ですけれども、1月25日現在ですが、6,521件J―LISのほうに申請を出されているようでございます。 それから、J―LISのほうで、それに基づいて個人番号カードを作成して市のほうに送り返してもらったところが4,383枚、これは1月末現在ですけれども、受領してございます。本市のほうでは、2月2日から順次交付の通知を差し上げてございまして、2月19日、先週金曜日現在で189枚の個人番号カードを交付しているというような状況でございます。 ◆29番(後藤兼位議員) 1,883通がまだ残っているというような状況でございます。今後この処理といいますか、どのような形で処理をされるのか。ここまではある程度来たと思うのですけれども、この残った1,883通、この処理の仕方といいますか、個人にきちっと伝わるすべはどうするのか。 あと、今後このマイナンバーカードが、これは一つの入り口としては社会保障と税番号という形にはなるのですけれども、石巻市として、自治体として、今後市民に対するサービスの一環の中で、印鑑証明とか、そういう諸手続、交付、それを例えばコンビニとか、あるいはそういうところでの発行とか、そういう手続もあると思いますが、今後市民サービスに向けて、このマイナンバーのカードを付加価値としての利用という方法、一方においては個人の情報とか、いろんな問題、あるいは情報管理の問題もありますけれども、一つの市民に対するサービスの視点から、どのようなことを今後考えているのか、これについて御説明をいただきたいと思います。 ◎今野昇一生活環境部長 それでは、私のほうから、残った通知カードの今後の対応の仕方ということでお答えいたします。 残ったものについては、まず居所不明とか、宛てどころについて不明なところということで、それからあと郵便局の1週間の保管期間が過ぎたというようなことでの差し戻しというようなことが主なところでございます。これらについては、新たな居所等を調べまして、再発送するという手続を今後とも進めてまいりたいというふうに考えてございます。 ◎和泉博章総務部長 お答えいたします。 今後のマイナンバーの市民サービスの点からのお答えでございますが、現在庁内で推進本部を立ち上げまして、さまざまな検討をしております。これまでも関係条例を幾つか出させていただいております。また、今後本年第2回定例会のほうには、個人番号の独自利用の事務に係る条例等の提案も予定しておりまして、そういった意味で市民サービスを向上させていきたいということは考えておりますし、あとは国のほうにおきましても個人番号カードの利活用ということで、先ほどお話がありました証明、戸籍事務等の証明とか、そういった部分も考えているようでございますので、そういったものもあわせまして検討してまいりたいというふうに考えております。 ◆15番(水澤冨士江議員) ただいまのマイナンバー制度に関連をいたしまして、お伺いいたします。 この61ページにございます地方公共団体情報システム機構、負担金ということでございますが、この機構と市との関係はどういう関係なのでしょうか、伺います。 ◎和泉博章総務部長 お答えいたします。 地方公共団体情報システム機構につきましては、通知カード、それから個人番号カードといった関連事務の中で全国的なカードの発行に際しての窓口ということで、市と関連がある団体ということでございます。 ◆15番(水澤冨士江議員) 前にも伺いましたけれども、今後窓口でマイナンバーを提示されなかった場合、されない市民がいた場合、石巻市としては、ここの機構からその番号を取り寄せることができるのかどうかということを改めて確認をしたいと思います。 それで、ことしからこのマイナンバー適用されるということで、私ども議員のほうにもその資料の提出が求められました。それで、マイナンバーカードを作成していない場合、通知カードと運転免許証のコピーを提出するということでございます。大変大事な個人情報でありますから、正直余り出したいと思わないものでございます。それで、これはもちろん私ども議員、そして職員の方にもこれを求めていると思います。その管理はどうされているのか。そして、この市の職員だけに限らず、例えば町内会の衛生推進員ですとか行政委員、民生委員、保健推進員、報酬を払う方々、そういった方、広くこの提出を求めていると思います。これが各課にわたって、例えば総合支所などでもこういった市民から今提出を求めていると思いますけれども、その管理が具体的にどのようになされているのか伺いたいと思います。 ◎今野昇一生活環境部長 私のほうから、市民課窓口での情報管理ということでお答えいたします。 個人番号通知カード、個人番号カード、それぞれ取り扱っている市民課の窓口では、特定の職員が操作というか、取り扱いをしているということで、その辺の個人情報の漏えい等については厳しく対応しているというような状況でございます。 ◎和泉博章総務部長 市役所内部におきましても、職員の個人番号を収集しております。そういった場合は、人事課のほうで取り扱っておりますが、取扱責任者ですとか、事務取扱責任者を明確にいたしまして、担当者以外がそういった取り扱いをしないようにといったことなどを徹底しておりますし、あと物理的、技術的にもそういったファイル等についての管理も徹底しているというところでございます。 ◆15番(水澤冨士江議員) 後でも結構ですけれども、最初の質疑、この地方公共団体情報システム機構に市としてマイナンバーの取り寄せができるのかということをお答えいただきたいと思います。 それで、重ねて伺いますが、職員の関係だけではなくて、市民の方々、いろんな課にまたがって、さっきも言いました町内会関係の方の通知カードのコピー、運転免許証のコピーなどが担当課に送られてきているはずです。その管理がどうなっているのか、それについて具体的に、これは総務のほうでやっていれば一元化されているのだけれども、各担当課に行っていると思うのです。それがどのように管理されているのか、ちょっと明確にお答えをいただきたいと思うのですが。 ◎和泉博章総務部長 お答えいたします。 大変申しわけございません。全庁的な行政委員等のマイナンバーをお預かりしたときの管理等についての御説明、保留をさせていただいて、確認をさせていただきたいと思います。 ◆12番(渡辺拓朗議員) 新駅についてお尋ねします。 きのうも若干話に出ましたが、新駅へのアクセス道路についてちょっとお尋ねします。私も3週間ほど前に、このアクセス道らしきものが完成するかということで通ってみたら、なかなか見当つかなかったのです。まず1点目、防災集団移転のための新駅でありますから、北側からのアクセス道は開業とともにオープンするのか、まず1点確認します。 ◎近江恵一復興事業部長 お答えいたします。 蛇田南地区ということで区画整理を進めておりまして、矢本蛇田線、現在の道路から駅前までの幹線道路につきましては、駅開業までに間に合うように整備を進めているというところでございます。 ◆12番(渡辺拓朗議員) わかりました。あと、この駅が有効に地域に活用されるという点で、そのために新しい踏切は設けないわけなのですが、そう簡単に設けるべきでもありませんが、ただ南側の住民からすれば、歩行者のみの小さな遮断機つきの踏切があってもいいのかなという声も聞きますし、あとまた今復興事業部長が言った路線を通って、石巻西高校とかにも多分行くようになると思うのですけれども、例えば南側の踏切が無理だとすれば、小さな踏切が無理だとすれば、南側の住民がこの駅に来るためには、まさか石巻みづほ幼稚園のところまで行くわけにはいきませんので、そうすると西側の運転免許センターの踏切を通過せざるを得ないと。その場合に、仙石線のすぐ北側に側道をつけることも必要になってくるのかなというふうにつくづく思うのですが、こういった御予定は今後検討されるのかどうか確認したいと思います。 ◎堀内賢市復興政策部長 私のほうからお答えさせていただきます。 路線名は、ちょっと正確な名称を覚えていませんけれども、まず線路の南側の整備につきましては、線路に沿いまして現在あります市道を拡幅整備するというふうなことで、こちらのほうにつきましては車も乗り入れできるような形での整備を行うと。それから、縦方向に新駅予定地から数十メートル行ったところに東道下踏切というふうな名称だったでしょうか、踏切がございます。ただ、その踏切は車とかは通れませんで、いわゆる軽二輪といいますか、もちろん人は大丈夫ですけれども、そういったものしか通れないような踏切になっておると。その踏切に国道45号、大街道のほうから今道路がございますので、こちらのほうも拡幅整備するというふうなことで、計画はしております。そうしますと、例えば石巻西高校の生徒が行くというふうなところにつきましては、新市街地の蛇田南の区画整理事業で行っておりまして、東松島市との行政区境の道路もその区画整理事業の中でも整備いたしますので、いわばその踏切だけがちょっと狭いというふうなことになりますので、その踏切の拡幅につきましては、市としてJRのほうに今後協議要望は行っていきたいというふうに考えておるというところでございます。 ◆8番(遠藤宏昭議員) 63ページ、一番上の離島振興対策費2,090万円についてお伺いいたします。 離島振興ということで、今猫ブームというのでしょうか、田代島がスポットライト当たっているのだということ。その猫ブームにうまく乗っかるべきというか、利用すべきなのではないかなというような思いで、市長に考え方をお伺いします。それこそ今回の2,090万円は、民間事業者が運航する離島航路の維持及び経営支援に要する経費なのだということなので、よくバスだとか電車なんかにラッピングなんかしますよね。ですから、猫のラッピングをするだとか、船着き場というのでしょうか、発着するところに、石巻のガイドブックはもちろんなのですが、猫グッズの販売と、そういうものというのは街づくりまんぼうのほうに当然お願いするのでしょうけれども、そういうようなことをやってみるのも一つなのではないかなと、離島振興対策費というところで考え方をお伺いします。 田代島と今言いましたけれども、我が会派の会長は網地島出身ですから、網地島の観光大使任命してもらえれば一生懸命やると思いますので、そちらのほうもあわせて考え方お聞かせください。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 離島振興については、今さまざまな観点から検討いたしておりますけれども、1つはなりわいとしての振興ということもありますし、またその中で交流人口を拡大するための観光事業を進めるということもございます。やはり離島に住んでいる方々が仕事を持って、生計を立てていけるような対策というのは必要だというふうに思っております。 また、観光事業については、離島に住んでいる住民の方々とも話し合いをしながら進めていきたいというふうに考えております。議員御指摘のように、空前の猫ブームですので、そういう意味ではかなり田代島にも今観光客が入っているという状況があります。その中で、私どもとして一番最初に今進めなければならないのは、田代島内の案内表示板とか、さまざま老朽化したままになっておりますので、その辺を早急に整備して、訪れる方々の便宜をしっかり果たしていくということが必要だというふうに思っております。そういう意味では、今猫ブームにあやかってというか、以前から田代島は猫の島ということで多くの観光客が来ておりましたけれども、それをやはりもっと進めるように、財源の確保も含めて取り組んでまいりたいと考えております。 ◆1番(黒須光男議員) 63ページお開きください。財政調整基金積立金2億5,135万8,000円、説明によりますと、これは北上地区のカントリーエレベーター、公正取引委員会での談合が認定されまして、今回は積立金として措置をするという内容ですが、ちょっと何点かこれでお尋ねしたいのですが、まず1点目は、この2億数千万円の予算化、積立金に予算化されたのですが、これまでこの農業団体予算で計上されてきたと思うのですが、これちょっと私ど忘れしたかどうかわかりませんので、教えていただきたいのですが、これは農業団体のほうからこの予算が削られると、もう既に削られておったのか、削減されておったのか、今回はどの辺で、もしあれでしたら削減の予算が計上されたのか、その辺まず1点。 また、この談合、大変これ繰り返されてきておりまして、農業団体はもちろんのこと、全国の舗装ですとか、あるいはいろんな団体で公正取引委員会が入って、東京地方検察庁とも捜査入っているというふうなことが大変多くなってきたわけでありますが、その中で業界の話ですが、業界の一部からの話漏れ伝わってまいりますと、業界で勝手にチャンピオンを決めるのではないのだと。業界だけで、あなた、今度私が行くから下がれとかというのではなく、これはその業界の中で誰が情報を一番持っていたか、あるいは営業に対して、例えば市が発注するなら市のほうにどういう働きをしたのか、そういうことで評価されて、業界のチャンピオンになれると。そして、市に影響のある方が指さしをする、そして決まる、そういうシステムなのですよと。隣の奥山議員なんかはわかっているのです、これ。この際、市長、この指さしが今回もなされたのかどうか。市長はやっていないと思うのですが、誰かがそういううわさですとか、誰がやったのではないかなんて、あっさり市長もちょっと推定してわかっているのかなと、そういううわさとかなんとかなかったですか。その辺、ひとつ確認したいのですが、この2点でございます。 ◎佐藤和夫財務部長 まず、予算のことについてお話し申し上げます。 先ほど議員から、予算をどういうふうに削ったのだというようなお話でしたけれども、歳出予算を削ったわけではなくて、これはあくまでも相手方からの賠償金としていただきましたので、55ページの歳入のほうにその歳入がございます。それを財源として、財政調整基金のほうに積み立てるということで、8月20日にそのお金については入っておりますので、それを積み立てたという形でございます。 あと、2点目については…… ◎続橋亮産業部長 お答えいたします。 そのようなうわさについては、私どもは把握しておりません。 ◆1番(黒須光男議員) 財務部長、これは入ってきたやつ、今まで予算化されていたのですよね。そして、支払っているわけですから。その予算化そのものも減らさなくてはならないのかなと、私素人なものですから、その辺のお答えをいただきたいということです。 あともう一つ、産業部長、全然わからないと。霞が関へ行くとそういうのわからないのですか。政治と金、いろいろ大臣も絡んで、今首になったりしています。あなたももうすぐ戻るわけですから、国会答弁なんかやらなければならないわけです。ですから、こういうのが常識だと言われているのです。今、このライスセンターでは。あるいは、農業施設でも。こう言われている。この辺は、かわる前にもう一度調べてください。 そしてもう一つ、農業施設、これライスセンターが払われると、歳入として入ってくると。農業施設約20億円、蛇田、須江、あと大川ですか、これらも談合ということで今調べられています。市のほうにも来たと。11月に来たということですよね、御答弁聞きますと。それらは、今の段階でどうなっているのか、状況をちょっとお知らせください。これもいろいろ調べてみますと、やっぱり用地をまとめた方々ですとか、須江の用地をまとめた方は、ちゃんと別なことで優遇されているのです。ポストを与えられている、一生懸命やったやつは。どこだかの福祉施設で役員になったり、あるいは蛇田のほうもですよ。お金が飛んでいるのではないかということでいろいろ問題になって、その人が辞表を出したり、ある肩書きがなくなったり、そんなことになっているのです。その辺は、あなたも耳に入っているでしょう。ですから、一つ一つ調べてみますと、全部手が入っているということですよ、この談合には。入っていますからね、これは。この間なんて、私ら市議会議員が危ない目に遭ったのだ、7人だか8人。飲ませられて、公正取引委員会でやられるところでした。それも大きな……危なかったのですよ。市役所の職員も、県の職員も首になるところでした。だから、そういうことで大きな陰謀が渦巻いているのです。その辺は耳に入っていますか。そして、それに対してどういうふうに対処しますか。霞が関に行く前にちょっとお願いしたいのですが、いかがですか。 ◎佐藤和夫財務部長 施設の建設引き渡し等につきましては、契約に基づいてそれが履行されたということで、支出はもちろんされておりますが、その契約約款の中にそういった賠償の事項がありまして、それに基づいてこの金額が後々支払われたという予算措置をしてございます。 ◎和泉博章総務部長 お答えいたします。 園芸施設整備工事に関する談合の疑いがあるとしての調査でございます。先ほど議員がお話しされましたとおり、昨年11月に公正取引委員会の調査を市として受けております。それで、全面的に我々としては公正取引委員会の調査には協力するということで、現在も対応しているところでございます。 ◎続橋亮産業部長 お答えいたします。 済みません、私も農林水産省を離れてもう7年ぐらい外に出ておりますので、農業施設云々という話もございましたが、そういった観点からではなく、3年間市職員として勤めさせていただきまして、そういった談合等に関してというのは、公正取引委員会に協力しているというところはございますが、それ以外のところでそのような話をお伺いしたことはございません。土地改良区の懇親会に関しましては、いろいろと話があったというようなことはお伺いしておりますが、今後土地改良区のほうで余り誤解を招かないような形で懇親会等も進めていくというふうにお伺いしています。 ◆1番(黒須光男議員) 今部長からいろいろ流れと申しましょうか、問題の流れを把握されているような御答弁でしたので、それでよしとしますけれども、やっぱり政治の世界ですから、いろいろ見てみますと、たかが市議会議員、されど市議会議員として、これらを調べてみますと、やっぱり大きな陰謀が渦巻いているのです。黙っていたら、大変なことになったのです。私も警察にも聞いたのです。これこのままやったらどうですかと。逮捕です、間違いなくと。ですから、これらも含めてしっかり、飲み食いのほうも、産業部長、土地改良区等、特に議員なんか入る場合はしっかりしなさいよ、議会でも問題になりましたので、しっかりやってくださいというふうなことでお伝えいただきながら、これから遺漏のないように進めていただきたいと思うのですが、改めてお伺いします。いかがですか。 ◎続橋亮産業部長 お答えいたします。 黒須議員のほうから、霞が関に戻るという話もございましたが、私は市職員として退職辞令はいただいておりますが、国のほうで採用いただくという辞令はまだいただいておりませんので、現在まだ戻るかどうかわからないという状況でございますが、そのような疑念を抱かれるようなことをもし私がやってしまった場合、戻る先もなくなるようなことも考えられますので、そういった疑念が生じないような形で、公正中立な行政運営を心がけてまいりたいというふうに考えております。 ◆11番(櫻田誠子議員) 先ほどの63ページ、離島振興対策費に関連いたしまして、御質疑させていただきます。 先ほども猫ブームということで、田代島、あとまた網地島の件がお話ありました。震災後、観光入り数といいますか、推移について伺いたいと思います。 ◎堀内賢市復興政策部長 お答えいたします。 田代島、それから網地島、こちらのほうの離島振興につきましては、実は先ほど遠藤議員のほうからも御質疑ございました。その中で、市長のほうの答弁がありましたとおり、市としても震災後、実は田代地区の方々、区長方との意見交換会というふうなものも震災前行っておりましたが、震災後は一旦途切れておりました。これを昨年からですけれども、再開いたしまして、今年度については2回ですけれども、区長方にそういった離島での現状、課題から始まりまして、まだその2回につきましては現状、課題、それから喫緊の整備の必要性のあるものというふうなことをお聞きする、対応するというふうなところにとどまっておりますけれども、新年度からの予定につきましては、観光振興というふうな人口交流、マンガアイランドというようなことでロッジ等のようなものも、今は夏場だけですけれども、ございます。網地島のほうについても、島の楽校というふうなものもございます。そういったのは、現在はその地区の方の多くの利用というようなこともありますが、今後他から入っていただいた交流人口をふやした中で活用できるもの、そういったものにつきましても、一番はこちらのほうで計画して、こういったものを持ってきて投入しますというようなことではなくて、まずはお住まいの方々がどういうふうな形を望んでいるかというふうなものが大切なポイントかなというふうな思いから、そういった意見交換会を今年度再開したというふうなところですので、今後まずは地区の方々との話し合いも進めながら、市としても対応していきたいなというふうに考えているところでございます。 ◆11番(櫻田誠子議員) 区長会のほうも、また再開されたということでお聞きいたしました。かなり離島ということですと、なかなか行政の手も入りにくいということもありまして、道路の整備も大変おくれておりました。山の木も随分覆いかぶさってきて、通行の支障もあったりというようなことを言っても、なかなか改善されないというような意見もございましたので、これから大事な網地島であったり、田代島であったり、観光客を受け入れるにしても、あとまた地元の方の生活の面から見ましても、いろいろ整備が必要だと思いますので、これからまた新たに区長会も開いていくということですが、ぜひいろいろ対応していただきたいと思います。 あと1つ、確認なのですが、新たに震災後海水浴場ができたところもあると思いますが、田代島でも以前ポケットビーチだったでしょうか、ありましたが、こういうことも地元の方たちの要望に応えながら、御意見聞きながら、まず再開されるようになるのでしょうけれども、今現在はまだ再開ということではなかったと思うのですが、確認したいと思います。 ◎堀内賢市復興政策部長 お答えいたします。 田代島のポケットビーチにつきましては、御案内のとおり震災前から休止状態と申しますのは、砂を入れてそういったビーチをこしらえてはみたものの、やはりどうしても堤防等の関係で、波で砂が持っていかれると。幾ら整備しても、砂が持っていかれてしまうふうな現状から、休止になって久しくなっておりまして、現在のところ市といたしましても再整備というふうな計画、その点につきましては島の方々からもそういった要望というふうなことはございませんけれども、島の交流人口といいますか、そういったものの拡大につきましては、今年度待合所等の整備は、第一弾に田代島のほう、仁斗田ですけれども、行います。そういったものも含めまして、先ほども申しましたが、地区の島民の方々とのお話し合いをしながら進めていきたいというふうに思います。 ○議長(安倍太郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 △答弁の保留 ◎和泉博章総務部長 先ほど水澤議員のマイナンバーに関する質疑に対して答弁を保留しておりましたので、お答えを申し上げたいと思います。 まず、行政委員等の報酬等の支払いに関係しましてマイナンバーを集めた場合ということに関しましては、マイナンバーを各行政委員等から提供書ということで記載していただいて、そういった用紙を提出していただいています。それで、各課においてそういった個人番号の処理記録簿といったものを記載いたしまして、あと最終的には会計課内の金庫にて保管しているというふうになってございます。 それから、窓口等でマイナンバーを個人が申し出がなかった、拒否した場合に確認できるのかという部分でございますが、各申請書などに個人番号を記載することが各制度において法的な義務であることを御説明させていただきまして、記載していただくようにお願いしておりますが、それでもマイナンバーの記載されないような場合につきましては、地方公共団体情報システム機構から個人番号を含む機構保存本人確認情報の提供を受けることができるというふうなことになっております。 ○議長(安倍太郎議員) なければ、3款民生費、あわせて予算案第2条、継続費補正及び予算案第3条、繰越明許費補正並びに予算案第4条、債務負担行為補正について、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、4款衛生費、あわせて予算案第2条、継続費補正について、質疑はありませんか。17番。 ◆17番(阿部正敏議員) 95ページなのですけれども、太陽光発電普及促進事業費の補助金として、5,500万円の減額になっているのですけれども、かなり大きい数字だと思うのですが、これは多分太陽光パネルの設置の補助の減額だと思うのですが、内容的なものをちょっとお示しいただけませんでしょうか。 ◎今野昇一生活環境部長 お答えいたします。 この減額補正につきましては、議員おっしゃるとおり太陽光の発電設備の減額でございます。当初予算で7,500万円とってございましたけれども、この7,500万円の内訳ですけれども、個人の分として933件、事業所2件ということで、合わせて935件で7,500万円というような予算をとっていたところでございます。それで、今年度の実績でございますけれども、先週金曜日の時点で228件ございました。今年度の最終的な見込みといたしましては、250件で約2,000万円というふうに見込んでいるところでございます。そういったわけで、7,500万円から2,000万円を引いた5,500万円を減額補正ということで要求したものでございます。 ◆17番(阿部正敏議員) ここに来て、やはり買い取り価格が非常に安くなっているという部分と、一定程度の住宅の普及も進んできたということだろうと思うのですが、そこでこういった状況を見ると、一定程度の役割はこれで果たしているのかなというふうには思いますけれども、これにかわる設備として、やはりこれから蓄電という部分にある程度普及をシフトしていくというふうなことも非常に大事だろうと思うのです。発電だけですと、日中の緊急の使用しかできませんので、そういった意味では蓄電ということになると日中の電気を蓄電して、緊急時に夜間であっても電気の供給ができると。きょうの新聞でも、東北電力が昼間の電気を蓄電して、それを事業に反映しているという大きなプロジェクトも進んでおりますので、今後こういった蓄電に対する普及活動という部分を取り入れてはどうなのかなというふうに思うのですが、いかがでしょうか。 ◎今野昇一生活環境部長 お答えいたします。 議員おっしゃるとおり、これから蓄電とか、それからエネルギーの管理システム、HEMS等の普及を促進すべく、来年度から補助枠の拡大をしてございます。現行蓄電についてはキロワット2万円で上限が8万円ということでございますけれども、平成28年度からキロワット当たり2万5,000円で上限10万円、それからHEMSについては2万円から3万円というようなことで補助枠の拡大を行いまして、普及に努めてまいりたいというふうに考えているところでございます。 ◆17番(阿部正敏議員) ぜひその部分での普及活動に尽力していただければというふうに思うのですが、一方で現在公共施設の設備の緊急時対応ということで、発電と、そして蓄電というところがセットで多分整備になっているのかなというふうに思うのですが、その辺の普及状況、この間代表質問でもある一定程度の普及は見られてきたということなのですけれども、蓄電に関しての普及も太陽光と一体的にやっているという理解でよろしいのかお聞かせいただきたいと思います。 ◎今野昇一生活環境部長 お答えいたします。 公共施設における再生可能エネルギーということで、太陽光とあわせて蓄電池のほうも設置に努めているところでございます。 ○議長(安倍太郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、5款労働費について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、6款農林水産業費、あわせて予算案第2条、継続費補正及び予算案第3条、繰越明許費補正について、質疑はありませんか。17番。 ◆17番(阿部正敏議員) 109ページなのですけれども、水産加工従業員宿舎整備事業、これまでどの程度の宿舎の整備が進んできているのか、それでどの程度、現在そういった施設に外国人の方々が来ていただいているのか、その辺の状況についてお聞かせいただきたいと思います。 ◎続橋亮産業部長 お答えいたします。 水産加工業従業員宿舎整備事業費補助金でございますが、こちらは県のほうで、従業員確保のための宿舎整備を行う中小水産加工業者等に対して支援をするというような制度がございまして、その県の補助額を除いた額の2分の1を、補助上限1,000万円でございますが、市としてかさ上げ補助をするというものでございます。こちら、今年度1次交付、2次交付をしておりまして、今回の予算は2次交付分でございますが、1次交付について6社、2次交付に関して5社の計11社で、入居定員に関しましては1次、2次合わせまして178名というふうに伺っております。 ◆17番(阿部正敏議員) 現在加工業の従業員確保というのは非常に喫緊の課題でして、この辺の外国人労働者の拡充枠、いわゆる1社が働いてやれる制限が、今回18人までに拡大されるというようなお話もありますけれども、こういった従業員確保に向けた外国人労働者の確保、市としても今後加工だけでなくて、幅広くいろんな分野にそういった労働力が必要になってくるのかなというふうに思うのですが、そういった外国人労働者の確保、この辺の施策について具体的に市として取り組んでいるのかどうか、その辺をお聞かせいただきたいと思います。 ◎続橋亮産業部長 お答えいたします。 外国人技能実習生、漁業に関しましては、市と相手方の自治体で協定を結んでいるというような実情がございまして、それに基づき漁協を通じて乗組員として外国人の技能実習生を受け入れているという状況はございます。一方で、水産加工業に関しましては、こういった受け入れを調整する組合のほうで直接受け入れも行いまして、国に対しても申請をするという状況でございますので、直接何か市がかかわっているというものではございませんが、そういった申請をする際に必要な技術的支援とか、そういったことに関しまして市としても一体で取り組んでいるところでございます。 ◆17番(阿部正敏議員) 以前私どもの会派で東川町というところに視察に行った際に、ここでは福祉関係の学校を開設しまして、民間の学校ですけれども、外国人、東南アジアの方々、若い学生を募って、人事交流も含めて、そういった教育の交流、そしてまたそれを観光につなげているという実態も紹介させていただきました。そういった中で、今後福祉分野も含めて、幅広くこういった人材確保というところで、今現在やっていらっしゃるのがこういった水産加工業、あと水産関係にシフトしているのですけれども、こういった分野を今後幅広く人事交流をしながら、そういった国々との国際交流をして、観光資源あるいは販路拡大等、いろんな分野で、経済面でつながりを深めていく手段にもなるので、市長として、人材確保も含めたその辺の積極的な取り組みについて、できれば御見解いただきたいというふうに思います。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 現在西ジャワ州と市との協定によって、そういった派遣研修生を受け入れておりますけれども、そのほかに関しては民間の事業者が主体となって今取り組んでいただいていると。本市しても、人材育成、あるいは海外からのそういった人材を呼び込むための人材育成というのは、必要性は今後出てくるというふうには判断しておりますけれども、やはり受け入れ先の産業界がどのように考えるかということになりますので、まずは行政が主体としてやるという以前に、産業界の人材育成について、特に海外からの人材の提供について、やはり意見交換をした中で方向性を探っていきたいというふうに考えております。 ◆7番(阿部正春議員) 今の質疑と関連いたしまして、海外からの労働人口、石巻管内、漁船員も含めて総勢何人ぐらいか把握していればお知らせください。 ◎続橋亮産業部長 申しわけございません。海外からどれぐらい来ているかということ、今ちょっと手元に数値持ち合わせてございませんので、確認して答弁させていただきます。 ◆7番(阿部正春議員) 今人数のほうは、補助金出しているほうで178名と、補助金、宿舎等、それは178名海外から来ていると。ただ、全体的な人数はまだ今わからないということでございましたが、この人数をきちっと把握していただきたいなと。いろんな業者を通じて、いろんなところから入ってくるとは思うのです。ただ、基本的な労働力というのは、やっぱり地元労働力、この震災で、いろいろとこれから復興住宅等、結構お金がかかってくると。そうしたときに、我々はやっぱりなりわいをきちっとしなければならないなということでありましたけれども、しかしながら結果的にはマンパワー不足ということで、このような状態になっておりますけれども、また震災から5年でございますので、そういう人数をきちっと把握した上で、その調整も将来的には図っていかなければならないのかなと思っておりますので、きちんとした把握はしておいていただきたいなと、そのように思います。 ◎続橋亮産業部長 お答えいたします。 宿舎の定員に関しましては178名でございますが、こちらは必ずしも外国人実習生に限るものではなくて、中小の水産加工業者が雇い入れた方全てを対象としております。全体の外国人実習生の数に関しましては、申しわけございません、現時点で把握しておりませんので、きちっと確認をして答弁させていただきたいと思います。 ○議長(安倍太郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、7款商工費、あわせて予算案第3条、繰越明許費補正について、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、8款土木費、あわせて予算案第2条、継続費補正及び予算案第3条、繰越明許費補正について、質疑はありませんか。12番。 ◆12番(渡辺拓朗議員) 117ページの中埣橋交差点改良事業費でちょっと確認したいのですが、これ長年我々も要望してきました課題であった右折レーンの確保によって、渋滞緩和策のための土地の買収ということでよろしいですか。 ◎大澤喜雄建設部長 そのとおりでございます。 ◆12番(渡辺拓朗議員) そうすると、この交差点の渡波大橋側はいつもすかすかにすいているのだけれども、この交差点まではぎっちり渋滞していて、石巻でも今までもかなりネックな交差点でしたが、緩和することになるので、大変うれしく思います。そして、その場合供用開始はいつころになるのか確認します。 ◎大澤喜雄建設部長 お答えいたします。 まず、バイパスの交差点でございますけれども、蛇田のほうから来まして、右折と直進が一緒ということで、かなり渋滞していました。それで、これは前から懸案の事項だったものでございましたけれども、今回南側に1車線を設けるということで、シフトするというようなことで、今用地交渉等を重ねてきております。ある程度用地のほうも進みまして、若干1名ほどまだ契約に至っていないところがございますけれども、ほぼ了解をいただきまして、いわゆる南側に1車線をとるということになると、角に丹勝という会社がありまして、その部分の歩道がございます。その部分の歩道を車道にすると、そして歩道を回すというような状況になります。今平成28年度では工事ということで実施しますので、平成29年度までには完成させたいなとに思っております。ただ、用地の関係で若干1名の方と今交渉中でございまして、前向きな回答を得ておりますので、決まり次第実施したいなと思っております。 ◆8番(遠藤宏昭議員) 117ページの8番、青葉西地区道路改良事業費についてお伺いします。 きのうもお伺いしましたが、石巻あゆみ野駅南側の未舗装部分を道路改良するのだということなのですが、これ市長にお伺いしたいのですけれども、石巻あゆみ野駅は本市の請願駅なわけだから、駅前周辺整備ということに関しては注力してというか、継続的に行っていかなければいけないと思うのですが、市長のイメージされる駅前周辺整備というのはどのようなものなのかお聞かせください。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 石巻あゆみ野駅については、これは石巻の請願駅でございますので、新蛇田団地、それから新蛇田南第二団地、それから石巻あゆみ野駅を利用される方は、南部地域、青葉、それから釜地域もございますので、そういう意味では、やはり石巻あゆみ野駅を中心としたまちづくりが将来かなり進展するのではないかというふうに考えております。そのために、新蛇田南地区については、まずは駅の広場を確保すること、それから業務系の用地を確保するということで、将来駅を中心としたにぎわいを取り戻す、にぎわいを創造していくという考えでおります。また、青葉地区あるいは釜、下釜も入ってくると思いますけれども、石巻あゆみ野駅を利用される方は多くなってくると思いますので、できるだけ今の段階から用地の確保を進めることで、将来に備えていこうという考えで進めております。 ◆8番(遠藤宏昭議員) ぜひそのように進めていただきたいと。せっかくそれこそ請願してお金を出してつくってもらった駅ですから、仙石線のイメージですけれども、これまで本市にあった陸前山下駅も、蛇田駅も、駅前は何か閑散としているのです。だから、やっぱりあれはきちんとした計画があってどうこうということではなかったからなのかなと。大体車だって、それこそタクシー二、三台とめてしまうと、もうどうにもとめられないというような感じになっているので、今回の駅というのは、やっぱり今後に向けて新たにつくった駅だから、駅前周辺整備というのは非常に重要になってくると思いますので、道路が狭隘だとか、そういうのはもう当然なくて、きちっとした区画整理を行ってというような整備を行っていただきたいのですが、もう一度市長の見解をお聞かせください。 ◎亀山紘市長 石巻あゆみ野駅の団地側については、要するに北側については広場、それから業務系の用地の確保ということで、駅を中心としたにぎわいをつくっていこうというふうに考えております。 一方、南側については、どうしても南側の場合には西側に踏切がございます。そこを通って駅に来るということになります。跨線橋という取り組みというのもあるのですけれども、これはなかなか、跨線橋ということになると、今後JRとの交渉をせざるを得ないという状況でございます。また、南側については市街地調整区域になっている地域もございますので、その辺はやはり将来の課題だと思っておりますけれども、今はわずかですけれども、南側からも駅に入れるように、ある程度の整備はしていこうという考えでおります。 ◆1番(黒須光男議員) 石巻あゆみ野駅の関連で質疑したいのですが、ちょっと確認、地元のうわさですよ、これ。黒須、ちょっと調べてくれ、質疑してくれと。石巻あゆみ野駅の真向かいに葬儀社が来るのだと。葬儀社が土地を確保したと、そういうことになっているわけです。しかも、減歩率なく丸々用地が確保されているのではないかなと、これはおかしいなと。そして、あそこに今建っているのは不法建築だったものですから、市街化調整区域に建てるものですから、違法な建物だったと。それに対する補償とか、いろいろうわさが飛び交っているです。それは一体どうなっているのか、その辺お答えください。 ◎近江恵一復興事業部長 お答えいたします。 まず、区画整理、蛇田南地区にあります。駅前というよりも、地区の中ほどに今おっしゃっている会社がございます。その辺について、今回整備に当たりまして、公共の道路にかかるということで、地区内の移転をお願いしているというところでございまして、まだこの交渉を継続中でございます。(1番黒須光男議員「答弁になっていない。どこさ確保するか」と呼ぶ) 失礼いたしました。我々としては、中ほどにあるものですから、西端のほうに、地区内の矢本の境のほうに御案内を申し上げているのですが、まだ協議が継続中というところでございます。(1番黒須光男議員「減歩率」と呼ぶ)減歩率について、御確認させていただきたいと思いますので、ちょっとお待ちください。 ○議長(安倍太郎議員) 黒須議員、質疑は。(何事か呼ぶ者あり)すぐ出るのですか。(1番黒須光男議員「わかっているんだから」と呼ぶ)少々お待ちください。(1番黒須光男議員「市長もわかっている」と呼ぶ) 時間がかかるそうですので、質疑は。質疑できないのですか。(何事か呼ぶ者あり)黒須議員はこの答弁がないと質疑ができないということでございますので、この際暫時休憩いたします。   午前11時56分休憩                                             午後 1時00分開議 ○議長(安倍太郎議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ◎近江恵一復興事業部長 お答えいたします。 先ほど保留しておりました減歩率ということにつきまして、まず新市街地ということで、移転者の団地をつくる上で、蛇田の皆様方に御協力を得て用地を確保して整備を進めている団地でございまして、その中には蛇田南につきましては多くの方が住宅を構えていたということがございます。そして、協力を得るために協議として、家が建っている宅地につきましては保全するというふうな方向のもとで、できるだけ減歩を防ぐという形で進めさせていただきました。その中で、どうしても道路上の線形、または隅切りにおいて減歩をしなければならないということが出てきまして、家が建っているところについてはそういうふうな方針で進めてきまして、結果的には平均0.5%という形で進めさせていただいたところでございます。 なお、先ほど議員のほうから、そこにある会社が違法建築であるというふうなお話をいただきましたけれども、先ほど建築指導課のほうで調べたところ、違法ではなくなって改善されているということの報告がありましたので、あわせて御報告させていただきます。よろしくお願いいたします。 ◆1番(黒須光男議員) 減歩率、今いろいろお話がありましたけれども、これは詳細に調べなくてはわかりません。今の答弁だけではわかりません。ですから、私が指摘したところの方がどういう減歩率なのか、それらはすぐわかるのでしょう。それは示してください。 しかも、今私も確認しましたら、今度の購入、振りかえになる土地は駅の向かいというよりも、合同庁舎の向かいだそうです。もちろんもっといい土地なのですね。そこへ来るというのです。だから、皆さん不思議がっているのです。しかも、建物に対する補償額、あなたは今あれは改善されてなくなったと。20年ぐらい前に不法建築として崩しなさいよということで、県から再三にわたって指摘されてきた建物ですから、あれは。アパレルという服の工場だったのです。それが葬儀社になったわけですから。あそこは、そういうアパレルなんか建てられる調整区域ではなかったということです。改めて調べてごらんなさい、あなた。しかも、この補償費に対して、ほかのところは何ぼ言っても値上がりなかったのが、この分だけ建物に対する補償費が上がっているのです。上げているのです。ということで、地元の人たちは、俺たちは何ぼも上がらないのに、どうしてあいつだけ上がるのだとということで、苦情が私に来ているのです。声なき声です。だから、特別扱いするのにもいいかげんにしてくださいよということを私は言いたい。蛇田支所が来るかもしれない真向かいに葬儀社が来たり、補償費だけが、そのアパレルやった、たかが建物ではないやつを、そこに補償費がどんと上積みされている、何回かの交渉で。そういう実態があるのです。 だから、みんな批判、地元の人たちは皆わかっているのです。亀山さん、何だべね、あの人と仲よくなければできないのかという声です。あなたもつらいでしょうから、市長に上から言われれば、政治家が入ってくれば、いろいろやっぱりやらざるを得ない点がある。ただ、そこに浅野ビルの問題なんかが出てきたのですよ、あなたがやっている。関連してくるのです。ですから、まずしっかり私もこれは精査しますから、補償費が何ぼ上積みされたとか、建物が果たして合同庁舎の向かいだったのかどうか。あるいは、今言ったように減歩率がどうだったのか。しっかり精査して、もう一回私やりますから、これ。だから、今騒がれているあなたのいろんな問題は、補償費、写真があったかないか、ずっとあなたはなかった、なかったと言っていた。ところが、あったのです。だから、最初からきちっと答弁を真面目にしないと、後で尾を引きますよ、これ。今回も、これの答弁求めませんけれども、しっかり私も精査して、改めてあなたにお尋ねしたいということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◎亀山紘市長 議員にお答えいたしますが、新蛇田南団地について、宅地造成に関して私が便宜を図るとか、あるいは減歩率をどうこうすると、これは一切ございませんので、間違った情報をつかんで、そういった判断をしていただいては、私としては大変心外です。
    ◎近江恵一復興事業部長 お答えさせていただきます。 補償費のつり上げというふうなお話がありましたが、我々公共補償の基準にのっとりやっております。そこで、なかなか難しい協議を進めている中で、協議においてつり上げていけば合意に達するわけです。そういうことのないように、基本我々の積算を前提として話し合いを進めているというところで御理解いただきたいと思います。 ◆1番(黒須光男議員) 私は答弁要らないと言ったのですが、市長の答弁、あるいは復興事業部長の答弁がありましたので、私も聞いたところはこうなのだから、今後よく精査してもう一回質問しますと言っているわけ。市長、私も決めつけているわけではないのです。こういううわさがあるので、私も今後やりますから、やるということです。ですから、そういうことであればそれで結構なのです。ただ、私も調べますから。だから、そういうことでお互いすり合わせをすると。いろいろ聞こえてきておりますので、その辺はしっかり私も精査して、照査して、質問させていただきたいというふうに思いますので、よろしくひとつお願いしたいと思います。 ◆8番(遠藤宏昭議員) 119ページの2番、係留船舶集約施設整備事業費790万円の減額についてお伺いします。 委託料ということで、防災マリーナ活用計画策定業務委託料が減額されたと。この防災マリーナなのですが、計画どおり進んでいるのでしょうか。いろいろな市民からの声があって、どうなっているのだというようなことを言われるのですが、私もちょっと答えかねているので、今進捗状況、今後に向けたきちんと展望開けているのかということをお伺いいたします。 ◎大澤喜雄建設部長 まず、お答えいたします。 計画どおり進んでおります。それから、790万円の残につきましては、平成27年度に防災マリーナの活用計画策定業務ということで、いわゆる指定管理と、それからPFI等も考慮した総体的な策定業務ということで現在発注中でございます。これは3月末までの業務でございまして、この790万円につきましては執行残でございますので、補正で減額するという内容でございます。 ○議長(安倍太郎議員) 現在の進捗状況。 ◎大澤喜雄建設部長 現在の進捗状況は、今コンサルタント委託しております防災マリーナの基本的な考え方、100隻ということで、陸に揚げるというのは基本的には決まっているのですが、その関係によりまして、周辺の用地もございますので、その辺のことも鑑みながら策定しているということでございます。 ○議長(安倍太郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 △答弁の保留 ◎続橋亮産業部長 先ほど阿部正春議員の質問で、答弁を保留させていただきました外国人技能実習生の数でございますが、本日現在でございまして、漁船漁業に関しましては79名、水産加工業に関しましては91名、あと一部養殖業で2名ということで、計172名を受け入れているところでございます。 ○議長(安倍太郎議員) 9款消防費、あわせて予算案第3条、繰越明許費補正について、質疑はありませんか。 ◆17番(阿部正敏議員) 133ページです。防災士養成研修講座委託料、減額補正になっていますけれども、この間代表質問のときには、受講数については一応御答弁いただきました。それで、本来この防災士の役割というか、期待している役割、あるいは防災士という資格、こういった資格取得をどういうふうに市として考えているのか、その辺についてまずお尋ねしたいと思います。 ◎和泉博章総務部長 お答えいたします。 防災士につきましては、地域で地域防災の向上力ということで、自主防災組織やら町内会等、そういった方々と一緒になりまして防災士の養成講座等を受けた、そういった知識等を生かしていただいて、地域の防災力の向上のリーダーとして努めていただけるような立場で、役割で養成をしているということでございます。 ◆17番(阿部正敏議員) 地域の防災士としてのリーダー的な役割を期待しているということでございますけれども、実際防災士という資格取得の講座を2日間みっちりとやるのですけれども、その内容については非常に勉強になる側面がありまして、私も実際受けてみて本当に改めて防災に対する備えがいかに大事なのかという部分もそうですけれども、災害の発災時の対応、それから今回東日本大震災のこういった防災経営についての復興を目指す、そういった復興に対するある一定の所見という取りまとめの中でも書いてあるという、非常に多面的な角度から災害に対する知識を得たということで、非常に私自身役に立ったなというふうな思いがあるのですけれども、それでこれを地域に広めていくということも大事なのでしょうけれども、防災士としての役割を考えると、やはり企業に対しても相当役割として、震災ですから、いつ起こるとも限らない中で、各企業にあってこういった防災士という、ある意味資格を持った方が企業において防災に対するリーダー的な役割を果たすということは非常に大事になってくるのかなというふうに思うのです。そういったところで、今普及に取り組んでいる市の職員の方々で、実際防災士の資格を持っている方がどの程度いらっしゃるのかお聞かせいただきたいと思います。 ◎和泉博章総務部長 お答えいたします。 防災士の資格を持っております市職員につきまして、任期付きや嘱託を含めまして、現在のところ9名おります。 ◆17番(阿部正敏議員) この防災士に係る受講料というのが結構高くて、4万円何がしですよね、1人当たり。かなりの金額が、それを市に負担していただいて、平成27年度には59名ほどの受講者がいたということで、平成26年度が50名程度というようなお話だったのかなというふうに思うのですが、そういった意味では市の職員の理解というのがもう一つ進んでいないのかなと。実際委託先の職員も含めて9名ということですから、全庁的にこの辺の普及は全く進んでいないというような捉え方をしたほうがいいのかなというふうに思います。市長、この辺、実際いろんなテキストを見ても、非常に参考になる事例がありますし、これまでの日本の災害のかなり昔からの歴史も記されておりまして、その辺の対応も含めて、今後やはり職員の中、あるいは企業に対して、相当この辺の意識を持っていただくという意味でも、働きかけをしていってはどうなのかなというふうに思うのですが、いかがお考えかお示しいただきたいと思います。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 防災士の役割というのは、非常に大きいと思います。これからの地域防災力を高める上で、各地域に防災士がいることで、今後大災害に遭っても大きな役割を果たしていただけるのではないかというふうに思っております。 災害時の初期対応ということでは、今回の災害でも職員の体制についても課題はございます。そういう意味では、やはり市の職員の防災力を高めるということは、今後の災害に備えて大変重要なことだというふうに思っておりますので、市の職員の防災士の取り組みもしっかりしていくことが必要ではないかというふうに考えております。何よりも市の職員の皆さんが災害に備えて日ごろから防災力を高めていくということが必要だというふうに思っております。 また、企業につきましては、恐らく企業の方々、かなりそういう意味では防災に対して強い意識を持っているというふうには考えておりますけれども、なお防災士の取り組みを拡大するためにも、企業側とも意見交換をさせていただいて、取り組みを強化してまいりたいと考えております。 ◎和泉博章総務部長 お答えいたします。 市の職員の防災士の関係ですと、人事課で予算もとっておりますので、今後とも防災士の養成を図ってまいりたいと考えております。 ◆30番(千田直人議員) ちょっと理解できないものですから、お伺いしたいのですが、同じ133ページの4のハザードマップ作成業務委託料2,130万円が減額になっていますけれども、この議会運営委員会の資料を見ますと、宮城県の津波浸水想定が公表されなかったことから作成できなかったため減額するというように記載されていますが、県のハザードマップが作成できないと、本市のハザードマップが作成できないというのは、ちょっとその辺私理解できないのですが、石巻市は石巻市の津波のハザードマップの作成ができるのではないのですか。県とどういう兼ね合いになっているのですか、その辺を伺いたいと思います。 ◎和泉博章総務部長 お答えいたします。 震災対策機能強化費委託料の件でございますが、今議員おっしゃいましたとおり、県のほうの津波浸水想定が未公表と、発表されていないということで、今年度につきましてもこのハザードマップの作成ができないということでの減額になっております。 なお、東日本大震災の津波によります地域でのハザードマップ、そういったものについては市としては作成をしておりますけれども、改めて県のほうの津波浸水想定が発表されましたら、このハザードマップ作成を行いたいというふうに考えているところでございます。 ◆30番(千田直人議員) ということは、県のハザードマップが出たのを参考にしてというか、それに合わせながら本市のハザードマップは作成ということになるというならば、この2,130万円なんて、これほど予算がかかるものなのかどうか、私その辺、内容的なことは存じませんが、ちょっとそれとはまた別でないのかなというふうに思うのですが、どうでしょうか、その辺。 ◎和泉博章総務部長 お答えいたします。 県のほうの津波浸水想定が発表されていないために、ハザードマップの作成ができないということでございまして、確かにこの作成業務委託料につきましては2,130万円がかかるのかという部分でございますけれども、想定といいますか、策定委託料については参考見積もり等をとりまして、予算措置させていただいておりましたので、実際これだけの金額がかかるかどうかにつきましては、そういった委託契約をした時点での変動になると思います。 ◆30番(千田直人議員) では、県のほうはいつごろ、例えばその予定、何か連絡が入っていることだと思われますが、今後の日程的にはどのような調整になっていますか。 ◎和泉博章総務部長 お答えいたします。 県のほうで公表する時期というものについては、明らかにされておりませんので、まだいつ作成できるものかというふうに思っております。 ○議長(安倍太郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、10款教育費、あわせて予算案第2条、継続費補正及び予算案第3条、繰越明許費補正並びに予算案第4条、債務負担行為補正について、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、11款災害復旧費、あわせて予算案第2条、継続費補正及び予算案第3条、繰越明許費補正について、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、以上で歳出の質疑を終わります。次に、歳入の質疑に入ります。歳入は全款について、あわせて予算案第5条、地方債補正についても質疑を行います。質疑はありませんか。1番。 ◆1番(黒須光男議員) 今議会、施政方針からずっと見てきたのですが、やっぱりこの災害によって、例えば600億円の通常の予算が災害後3,000億円とか、5倍、6倍という大きな収入が、国からの補助金が来まして、事業を一つ一つ丹念に見てみますと、忙しいのは十分承知をしているのですが、やっぱり議員がチェック機能を果たすというふうな観点からしましては、どうも雑だなという、収入を最初から当てにして、ただだから、市の負担がないからどんどんやっていくという傾向にあるのではなかろうかということです。 1つの問題は、例えば復興事業部でどんどん復興住宅を建てています。ところが、それが今入っている人数、あと5年、10年後のシミュレーションをした入る人数、人口、そういうものを把握しないでやっているのかなというような感じがします。ですから、このままいくと、建物は建てた、あるいは今後もう入ってこないのですから、補助金。建てた後の維持管理なんていうのは、自分たちで出すと。そうなりますと、やっぱり大変な時代が、私は近々に5年ぐらい後にもう訪れるのではなかろうかという感じがします。 そこで、特に復興事業部長、あなたは全件をやっているのですから、さっきも補償なんかのやつもやっていましたけれども、もう少し丁寧にやっていくと。そして、議会の答弁に、なるほど、わかりましたと言われるぐらい、1回で引き下がるぐらいの答弁をしていかないと、これはまず復興の黒い部分が残ってしまう、もうずっと尾を引くと。これは、私も浅野さんのビルなんかからずっと来まして、ここ1年ぐらいで終わらないでしょう、これ。ずっと続きますよ、この問題は。ですから、しっかり、この収入は収入でいいわけですけれども、それに応えるような、議会を説得するようなしっかりしたものをお出しいただくというふうなことでなければならないなという感じがするわけですが、復興政策部長と復興事業部長にお尋ねしておきます。お願いします。 ◎近江恵一復興事業部長 議員が言われたとおりだと思います。住民、そして議会の皆さんにきちっと説明して、事業を進めたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◎堀内賢市復興政策部長 議員御指摘、今2つの視点があったのかなというふうに聞いておりました。1つ目は、自治体として市の財政運営、後年度に負担を残さないような形での運営が必要だというふうな視点、大変重要なポイントであろうかなというふうなこと、今復興事業に一生懸命取り組んでいる中でも、御案内のとおり公共施設の20%減を目標にというふうなことも先日市として打ち出したところでございます。そういった点、御指摘いただいた点も踏まえて、これからも市として取り組んでいかなければならないというふうには思います。 2つ目といたしまして、議会議員の皆様を初め市民の方々へのこういった予算、それから市の行政情報、そういったものの説明の仕方、そういったものについては、よりわかりやすくというふうなことでの工夫は常々心がけてしていかなければならないというふうなことを改めて思った次第でございます。 ◆1番(黒須光男議員) 今のお二人の部長の御答弁聞きまして、よしとするところでございます。 石巻市立病院ですとか、あるいは産業部の魚市場の問題、特に産業部はライスセンターですとか、農業施設ですとか、さまざまな問題があって、一つ一つ点検しますと、やっぱり大きな疑念を持たれることが多いですよ。我々が議会で質問したものが今議会の文書となって、新聞となって全戸に配布されるのです。ですから、かなり高まっている。きょう水道企業団にちょっと寄ってみたら、水道企業団の人たちもこの議会中継、全部インターネットで見ています。水道の考え方が、やっぱり市の考え方とあわせてやっていかないと水道企業団運営もできないというようなことで、みんな見ていますよ、今。課長たちがインターネットで。議会を皆真剣になって見ている。市民もそうです。ですから、石巻市立病院の問題なんかは、私は看過できない問題、一般質問でやりますけれども、そういう問題も含めて、しっかりやっていただきたい。補助金が出るからいいのだと、ざぶざぶ使えばいいのだと、ごまかしてもいいのだというようなことにならぬように、今のお二方の答弁を十分に踏まえながら、病院局長なり、あるいは産業部長も、また総務部長も、建設部長もね、よろしくひとつお働きをいただきたいということを申し添えたいと思います。 ○議長(安倍太郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本案については、お手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に分割付託することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。 △日程第8 第72号議案平成27年度石巻市水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算(第3号) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第8第72号議案平成27年度石巻市水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。本案について産業部長から説明を求めます。産業部長。 ◎続橋亮産業部長 ただいま上程されました第72号議案平成27年度石巻市水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 それでは、表紙番号11、平成27年度石巻市各種会計補正予算の19ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億1,560万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億8,474万3,000円とするものでございます。 第1条の2は、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額についての説明でございます。 第2条は、繰越明許費の追加補正でございます。 次に、歳出から主な点について御説明申し上げますので、表紙番号12、平成27年度石巻市各種会計補正予算説明書の248ページをごらん願います。1目水産物地方卸売市場管理費で1億1,060万円を減額いたしておりますが、これは市場施設の光熱水費の不用額及び施設維持管理委託料等の不用額を減額措置したものでございます。 次に、250ページ、1目元金で170万円を減額いたしておりますが、これは繰上償還により減額措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、お戻り願いまして、240ページをごらん願います。1目地方卸売市場使用料で1,300万円を増額いたしておりますが、これは石巻売場への水揚げ金額が増加したことに伴い、水産物売り上げ使用料を増額措置したものでございます。 次に、242ページ、1目市場施設管理費委託金で170万円を減額いたしておりますが、これは漁港関連道路照明施設管理委託金を整理したことに伴い、減額措置したものでございます。 次に、244ページ、1目管理費繰入金で9,190万円、3目公債費繰入金で500万円を減額いたしておりますが、これは各種事務事業の整理に伴う繰入金の調整により減額したものでございます。 次に、246ページ、1目雑入で3,000万円を減額いたしておりますが、これは各種事務事業の整理に伴い、減額措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。なお、各種特別会計予算につきましては、歳入歳出予算一括して質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第9 第73号議案平成27年度石巻市下水道事業特別会計補正予算(第5号) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第9第73号議案平成27年度石巻市下水道事業特別会計補正予算(第5号)を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎大澤喜雄建設部長 ただいま上程されました第73号議案平成27年度石巻市下水道事業特別会計補正予算(第5号)について御説明申し上げます。 表紙番号11、平成27年度石巻市各種会計補正予算の23ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ13億2,295万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ370億9,860万6,000円といたすものであります。 第2条は、継続費の補正でありまして、26ページの第2表、継続費補正にありますように、湊西地区被災市街地復興土地区画整理公共下水道整備事業及び石巻中央排水区雨水管渠整備事業について事業費を精査し、その総額及び各年度の年割額を変更しようとするものでございます。 第3条は、繰越明許費の設定でありまして、27ページの第3表、繰越明許費にありますように、第1款管理費の汚水管渠移設事業、第2款建設費の公共下水道建設事業、公共下水道復興建設事業及び第3款災害復旧費の下水道施設災害復旧事業について、年度内に完了しないため繰り越しをいたすものでございます。 第4条は、債務負担行為の補正でありまして、27ページの第4表、債務負担行為補正にありますように、督促状作成等業務について限度額を変更しようとするものでございます。 第5条は、地方債の補正でありまして、27ページの第5表、地方債補正にありますように、事業費の確定に伴い借り入れ限度額の変更をいたすものでございます。 次に、表紙番号12、平成27年度石巻市各種会計補正予算説明書により歳出から御説明申し上げますが、人件費及び財源振替につきましては説明を省略させていただきますので、あらかじめ御了承賜りたいと存じます。 それでは、276ページをごらん願います。2目賦課徴収費で736万円を減額しておりますが、これは下水道使用料と水道料金の同時徴収経費負担金の確定によるものでございます。 次に、280ページ、3目流域下水道費で1億3,771万2,000円を減額しておりますが、これは流域下水道維持管理負担金の確定によるものでございます。 次に、282ページ、1目公共下水道建設費で4億500万円、2目特定環境保全公共下水道建設費で4,200万円を減額しておりますが、これは社会資本整備総合交付金の減額に伴いまして、事業内容の調整を行ったことによるものでございます。 次に、3目東日本大震災関係費で7億3,700万円を減額しておりますが、これは石巻中央排水区雨水管渠整備事業の継続費の年度割額の変更に伴う減額分を措置したものでございます。 次に、284ページ、1目下水道施設災害復旧費の13委託料で5億円を計上しておりますが、これは新門脇地区土地区画整理事業地内の雨水管渠災害復旧工事を独立行政法人都市再生機構に委託するため、15工事請負費から予算の組み替えを行い、措置するものでございます。 次に、歳入の主な内容について御説明申し上げますので、戻りまして262ページをごらん願います。1目分担金で62万8,000円を増額、次に264ページ、1目受益者負担金で948万4,000円を増額、次に266ページ、1目公共下水道使用料で1億2,245万円を増額、2目行政財産目的外使用料で83万3,000円を増額いたしておりますが、いずれも収入見込み額を精査したことや事業費の確定により措置したものでございます。 次に、268ページ、1目公共下水道建設事業費国庫補助金で2億3,470万円を減額いたしておりますが、これは社会資本整備総合交付金の交付決定によるものでございます。 次に、272ページ、1目雑入で3,589万1,000円を減額いたしておりますが、これは原子力立地給付金、物件移転補償金及び下水道工事前払い金返還金の確定によるものでございます。 次に、274ページ、1項下水道事業債で2億2,120万円を減額いたしておりますが、これは予算第5条の地方債の補正で御説明申し上げたとおりでございます。 次に、270ページにお戻りいただきまして、1項一般会計繰入金は以上のような歳入歳出予算の調整の結果、9億6,330万7,000円を減額いたすものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。17番。 ◆17番(阿部正敏議員) 今回減額補正ということで、かなり工期がずれ込んでいるような印象を受けるのですけれども、震災後も特に山下地域については北北上運河左岸地域に入るのですけれども、この地域について雨水の対策というのは、非常に住民の皆さんの切なる最優先課題でございまして、そういった意味での中央排水区の管渠整備、この辺の進捗状況が具体的にどう進んでいるのかよく見えない部分があるのですけれども、ここでも減額補正がなされておりますので、供用開始、完成まで相当時間がかかるのかなということを想定した感じを受けますけれども、そういった意味で今具体的にこの管渠整備、どういったところから始まっているのかお示しいただきたいと思います。 ◎大澤喜雄建設部長 お答えいたします。 まず、雨水計画を見直しいたしまして、雨水の排水ポンプ場を新たに建設するということで、下水道事業団の協力を得て今進めておるところでございますが、まず東部地区の前にも御紹介いたしました折立第一、第二、第三のポンプ場、これが建設、着工ということで、機械、電気のポンプ関係につきましては昨年中に業者が決まり、土木関係につきましては3月中に決まるというようなことでございます。 それから、順次基本設計や実施設計を進めてきております。その中で、議員御指摘の中央排水区、ここにつきましては石巻でも最大の排水区域の面積を誇ります。ポンプ場につきましては、今新門脇の区画整理をしております鎮守大橋付近のところにポンプ場ができるということで、そこまで持っていく、新橋地区もそこのエリアに入る中央排水区という膨大なエリアになります。今後基本設計、詳細設計を進めていくわけでございますが、貞山地区につきましても、従来からの浸水ということでかなり被害を受けているというような実態もございますので、まずは今既存の横堤排水ポンプ場がございます。これは毎秒1トンでございますが、そちらのほうにある程度周辺の雨水が集められないかというふうな設計を今しております。そういった中で、暫定的なポンプ場に接続するという工事も平成28年度に整備して、浸水の解消に努めていきたいと考えております。 中央排水区につきましては、4,000ミリ以上のシールド工事で約3キロ、4キロ、5キロというような形の延長になりますから、完成までにはかなり時間がかかるということで、まずそういった対応をさせていただきたいなと考えております。 ◆17番(阿部正敏議員) そういった状況というのは、ある程度想定はしておりますけれども、実際特にあの地域は豪雨災害でもかなり影響を受けまして、震災直後の9月にもあそこは浸水して、清水、田道、新橋も含めて貞山5丁目周辺もかなり被害を受けました。そういった意味では、日和山からの雨水も含めて、今横堤ポンプ場の排水はあるのですけれども、そこまでの雨水路がどうも整備が進んでいない。ポンプ場そのものの能力は非常に高くて、稼働するとすぐ排水はするのですけれども、そこまでの雨水路の整備が進んでいないために、結果的にその水が到達するまでの時間、かなり被害が大きくなっている。この間も貞山5丁目の方々からも、以前も総務部のほうに相談したのですけれども、最近ハイブリッド車というのがふえまして、エンジン部分を昔のハイブリッドでない車であれば高いところに載せて、傾斜を使ってやるのですけれども、最近後ろ側に電池を積んでいるものですから、後ろでも前でも、ちょっとした水の影響を受けてしまうというような状況がありまして、その整備するまでの間、一時的な保管場所も含めて、災害のときにそういった車を保管する場所がないのかということの訴えがありまして、いろいろ地域の企業等も歩いて、その辺の収容の要請をしているところでございますけれども、たまたま横堤ポンプ場の近くに三角の県の所有地がありまして、そこが相当高い位置にありまして、一時的な避難はそういったところに近隣の方々の避難はできないのかということで調整等を行って、その後まだリアクションはないのですけれども、総務部のほうで一旦そういったものを受けて折衝していると思うのですけれども、その辺の進捗状況についてお示しいただきたいと思います。 ◎和泉博章総務部長 お答えいたします。 今議員お話の件につきましては承知しておりまして、現在県のほうと交渉というか、相談をしているところで、その結論についてはまだちょっと聞いておりませんので、大変申しわけございません。 ◆17番(阿部正敏議員) 最近あそこの釜幹線用水路の埋め立て工事が年度内に終了するような状況でもございまして、たまたまその関係でちょくちょくあそこを見に行くと、相当量の土を盛って、まさに避難場所としてはうってつけの場所になりつつあるような雰囲気も受けるので、そういった我々の要望が聞き入れられて、早々に整備なさっているのかなというふうな嫌いもありますので、ここはひとつ喫緊の課題として、そういった抜本的な雨水対策されるまでの間、どういった対応が必要なのかという部分を、やはり詳細に住民要望を受けて、県のほうとも調整しながらそういった対策をしていただきたいというふうに思いますが、部長、改めてその辺の確認、そしてまた我々の要望をもう一度県のほうとの調整お願いしたいと思います。 ◎和泉博章総務部長 お答えいたします。 今の議員御提案の話につきましては、県と十分協議してまいりたいと思います。 ○議長(安倍太郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第10 第74号議案平成27年度石巻市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第3号) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第10第74号議案平成27年度石巻市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎大澤喜雄建設部長 ただいま上程されました第74号議案平成27年度石巻市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 表紙番号11、平成27年度石巻市各種会計補正予算の29ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ487万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3,280万9,000円といたすものでございます。 次に、表紙番号12、平成27年度石巻市各種会計補正予算説明書により歳出から御説明申し上げますが、人件費につきましては説明を省略させていただきますので、あらかじめ御了承賜りたいと存じます。 それでは、310ページをごらん願います。1目漁業集落排水施設費で100万円を減額いたしておりますが、これは施設維持管理委託料に執行残が見込まれるための減額措置でございます。 次に、2目汚水管渠費で100万円を減額しておりますが、下水道台帳更新業務委託料に執行残が見込まれたための減額措置でございます。 次に、3目東日本大震災関係費で300万円を減額いたしておりますが、汚泥くみ取り手数料に執行残が見込まれるための減額措置でございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、306ページにお戻り願います。1項一般会計繰入金に487万2,000円を減額いたしておりますが、これは歳出で御説明申し上げました施設管理費等の減額に対応する一般会計からの繰入金を減額措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第11 第75号議案平成27年度石巻市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第11第75号議案平成27年度石巻市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎大澤喜雄建設部長 ただいま上程されました第75号議案平成27年度石巻市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 表紙番号11、平成27年度石巻市各種会計補正予算の33ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ645万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億829万円といたすものでございます。 第2条は、債務負担行為の設定でありまして、36ページの第2表、債務負担行為補正にありますように、第1款総務管理費の督促状作成等業務について、限度額を変更するものでございます。 次に、表紙番号12、平成27年度石巻市各種会計補正予算説明書により歳出から御説明申し上げますが、人件費及び財源振替につきましては説明を省略させていただきますので、あらかじめ御了承賜りたいと存じます。 それでは、326ページをごらん願います。1目農業集落排水事業総務費で593万4,000円を減額いたしておりますが、これは消費税の確定等によるものでございます。 次に、2目賦課徴収費で52万5,000円を減額いたしておりますが、これは下水道等使用料と水道料金の同時徴収経費負担金の確定によるものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、318ページにお戻り願います。1目分担金で34万2,000円を増額、次に320ページ、1目農業集落排水施設使用料で608万円を増額いたしておりますが、いずれも収入見込み額を精査し措置したものでございます。 次に、324ページ、2目雑入で510万4,000円を増額いたしておりますが、これは消費税還付金の確定によるものでございます。 次に、322ページに戻りまして、1項一般会計繰入金は、以上のような歳入歳出予算の調整の結果、1,798万5,000円を減額いたすものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第12 第76号議案平成27年度石巻市浄化槽整備事業特別会計補正予算(第2号) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第12第76号議案平成27年度石巻市浄化槽整備事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎大澤喜雄建設部長 ただいま上程されました第76号議案平成27年度石巻市浄化槽整備事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 表紙番号11、平成27年度石巻市各種会計補正予算の37ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ269万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億8,411万8,000円といたすものでございます。 第2条は、債務負担行為の補正でありまして、40ページの第2表、債務負担行為補正にありますように、第1款総務管理費の督促状作成等業務について、限度額を変更するものでございます。 第3条は、地方債の補正でありまして、40ページの第3表、地方債補正にありますように、事業費の確定に伴い借り入れ限度額の変更をいたすものでございます。 次に、表紙番号12、平成27年度石巻市各種会計補正予算説明書により歳出から御説明申し上げますが、人件費及び財源振替につきましては説明を省略させていただきますので、あらかじめ御了承賜りたいと存じます。 それでは、352ページをごらん願います。1目浄化槽管理費で300万円を減額しておりますが、これは浄化槽保守点検業務委託料で、執行残が見込まれるための減額措置でございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、342ページにお戻り願います。1目分担金で25万5,000円を減額、次に344ページ、1目浄化槽使用料で80万円を増額しておりますが、いずれも収入見込み額を精査し、措置したものでございます。 次に、348ページ、1項浄化槽整備事業債で30万円を増額いたしておりますが、これは予算第3条の地方債の補正で御説明申し上げましたとおりでございます。 次に、346ページにお戻りいただきまして、第1項一般会計繰入金は、以上のような歳入歳出予算の調整の結果、353万5,000円を減額いたすものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第13 第77号議案平成27年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第7号) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第13第77号議案平成27年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第7号)を議題といたします。本案について復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。 ◎近江恵一復興事業部長 ただいま上程されました第77号議案平成27年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第7号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、新市街地及び既成市街地土地区画整理事業の出来高に応じた事業費の整理並びに給与改定に伴う人件費の整理等について補正しようとするものでありますが、人件費の整理につきましては説明を省略させていただきますので、あらかじめ御了承賜りたいと存じます。 それでは、表紙番号11、平成27年度石巻市各種会計補正予算の41ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ27億5,328万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ230億4,956万1,000円とするものでございます。 第2条は、継続費の補正でありまして、44ページの第2表にありますように、震災復興土地区画整理事業として整備しております新蛇田地区ほか5事業及び被災市街地復興土地区画整理事業として整備しております湊東地区ほか6事業の総額及び各年度の年割額をそれぞれ変更しようとするものであります。 第3条は、繰越明許費の設定でありまして、51ページの第3表にありますように、震災復興土地区画整理事業として整備しております新蛇田南地区事業及び被災市街地復興土地区画整理事業として整備しております新門脇地区ほか7事業について、事業実施スケジュール上、年度内に事業が完了しないことから、翌年度に繰り越して使用することができる経費をそれぞれ定めようとするものでございます。 次に、歳出から御説明申し上げますので、表紙番号12、平成27年度石巻市各種会計補正予算説明書の378ページをごらん願います。1項震災復興土地区画整理事業費において、2目新蛇田地区事業費1億4,000万円を、3目新渡波地区事業費1億1,000万円を、4目新渡波西地区事業費1億4,893万2,000円をそれぞれ減額、5目あけぼの北地区事業費442万9,000円を計上、6目新蛇田南地区事業費872万7,000円を、7目新蛇田南第二地区事業費1億9,420万円をそれぞれ減額しておりますが、これらは事業費の出来高と翌年度以降の予算との調整のため、業務委託料及び工事請負費を整理するものでございます。 次に、380ページ、2項被災市街地復興土地区画整理事業費において、2目新門脇地区事業費5億5,000万円を減額しておりますが、これは物件移転補償金について旧北上川河川堤防事業との調整の結果、国土交通省が補償することとなったため減額するものでございます。 次に、3目湊東地区事業費5億6,984万1,000円を、4目湊北地区事業費4億968万2,000円を、5目下釜第一地区事業費1億60万円をそれぞれ減額しておりますが、これらは事業費の出来高と翌年度以降の予算の調整のため、工事請負費、工事負担金及び物件移転補償金について整理するものでございます。 次に、7目湊西地区事業費5億5,326万1,000円を減額しておりますが、これは事業費の出来高と翌年度以降の予算との調整のため、工事請負費及び物件移転補償金について整理するほか、工事負担金について不要となった分を減額するものでございます。 次に、8目上釜南部地区事業費2,000万円を、続きまして382ページ、9目下釜南部地区事業費1億4,900万円をそれぞれ減額しておりますが、これらは事業費の出来高と翌年度以降の予算との調整のため、業務委託料について整理するものでございます。 次に、384ページ、1項公債費18億3,905万3,000円を減額しておりますが、これは震災復興土地区画整理事業における市債元金及び利子の減額でございます。 次に、386ページ、1項基金積立金9,461万9,000円を計上しておりますが、これは被災市街地復興土地区画整理事業清算金基金への積立金を措置したものでございます。 次に、388ページ、2項繰出金に19億3,590万9,000円を計上しておりますが、これは震災復興土地区画整理事業の新蛇田地区、新渡波地区、新渡波西地区、新蛇田南地区及び新蛇田南第二地区の歳出予算の減額に伴う歳入超過額を震災復興基金に積み立てるため、並びに被災市街地復興土地区画整理事業の新門脇地区、湊東地区、湊北地区、下釜第一地区、中央一丁目地区の土地売払収入、公共施設管理者負担金収入の精算及び震災復興基金への積み立てのため一般会計繰出金として措置したものでございます。 続いて、歳入について御説明申し上げますので、戻りまして368ページをごらん願います。1款分担金及び負担金で907万9,000円を計上しておりますが、これは湊東地区及び湊北地区の公共施設管理者負担金を措置したものでございます。 次に、370ページ、1項財産売払収入4,916万6,000円を計上しておりますが、これは換地調整用地売払収入を措置したものでございます。 次に、372ページ、2項財産運用収入2,000円を計上しておりますが、これは被災市街地復興土地区画整理事業清算金基金の利子収入でございます。 次に、374ページ、3款繰入金29億614万8,000円を減額しておりますが、これは歳出予算の減額に伴い、一般会計からの繰入金を減額するものでございます。 次に、376ページ、5款清算金9,461万7,000円を計上しておりますが、これは湊西地区及び中央一丁目地区の仮清算徴収金を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第14 第78号議案平成27年度石巻市産業用地整備事業特別会計補正予算(第2号) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第14第78号議案平成27年度石巻市産業用地整備事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。本案について産業部長から説明を求めます。産業部長。 ◎続橋亮産業部長 ただいま上程されました第78号議案平成27年度石巻市産業用地整備事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 表紙番号11、平成27年度石巻市各種会計補正予算の53ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ900万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ19億5,138万5,000円とするものでございます。 第2条は、繰越明許費の設定でありまして、56ページの第2表にございますように、1款産業用地整備事業費について、不動町地区の年度内の完了が見込めないため繰り越しをいたすものでございます。 次に、歳出から御説明申し上げますので、表紙番号12、平成27年度石巻市各種会計補正予算説明書の428ページをごらん願います。1款産業用地整備事業費に900万円を計上いたしておりますが、これは不動町地区の造成工事に伴い発生する防災行政無線移設工事費及び電柱移設負担金を措置したものでございます。 続いて、歳入について御説明申し上げますので、戻りまして424ページをごらん願います。1款財産収入で1億7,666万円を減額いたしておりますが、これは不動町地区の事業完了が平成28年度となることに伴い、分譲収入見込み額を減額措置したものございます。 次に、426ページ、2款繰入金は、以上のような歳入歳出予算の財源調整の結果、1億8,566万円を措置するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △発言の訂正 ◎近江恵一復興事業部長 先ほど378ページの6目新蛇田南地区事業費において、872万7,000円のところを872万8,000円というふうに御説明させていただきましたが、訂正し、おわび申し上げます。よろしくお願いいたします。 △日程第15 第79号議案平成27年度石巻市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第15第79号議案平成27年度石巻市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎山下和良健康部長 ただいま上程されました第79号議案平成27年度石巻市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 それでは、表紙番号11、平成27年度石巻市各種会計補正予算の57ページをごらん願います。今回の補正は、第1条にありますように、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ903万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ232億1,804万6,000円とするものでございます。 第2条は、債務負担行為の補正でありまして、60ページの第2表、債務負担行為補正にありますように、電話催告システム借上料を廃止するものでございます。 次に、補正予算の主な内容について、表紙番号12、平成27年度石巻市各種会計補正予算説明書により歳出から御説明申し上げますので、448ページをごらん願います。2項徴税費で915万9,000円を減額いたしておりますが、これは電話催告業務委託の廃止及び新住民情報システムと滞納整理システムの連携に要する委託料の確定により減額したものでございます。 次に、460ページ、1項償還金及び還付加算金に12万2,000円を計上いたしておりますが、これは過年度の国の特別調整交付金の精算に係る過大交付分の返還に要する費用を計上したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、438ページにお戻り願います。1項国庫負担金で3,994万5,000円を、440ページ、2項国庫補助金で7,872万1,000円を、442ページ、2項県補助金で990万6,000円をそれぞれ減額いたしておりますが、これらは国県支出金の確定通知並びに収入見込み額に基づき整理したものでございます。 次に、444ページ、1項一般会計繰入金に3億2,365万円を計上いたしておりますが、これは保険基盤安定負担金及び財政安定化支援事業費等の確定に伴い整理したものでございます。 次に、446ページ、2項基金繰入金で2億411万5,000円を減額いたしておりますが、これはただいま御説明申し上げました歳入歳出予算の調整の結果、財政調整基金からの繰入金を減額措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第16 第80号議案平成27年度石巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第16第80号議案平成27年度石巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎山下和良健康部長 ただいま上程されました第80号議案平成27年度石巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 それでは、表紙番号11、平成27年度石巻市各種会計補正予算の61ページをごらん願います。今回の補正は、第1条にありますように、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2,258万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ16億7,838万6,000円とするものでございます。 次に、補正予算の主な内容について、表紙番号12、平成27年度石巻市各種会計補正予算説明書により歳出から御説明申し上げますので、470ページをごらん願います。1項後期高齢者医療広域連合納付金で2,258万6,000円を減額いたしておりますが、これは保険基盤安定負担金の確定に伴い、宮城県後期高齢者医療広域連合へ納付する負担金を減額したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、468ページにお戻り願います。1項一般会計繰入金で2,258万6,000円を減額いたしておりますが、これは保険基盤安定負担金の確定に伴い措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第17 第81号議案平成27年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第4号) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第17第81号議案平成27年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎山下和良健康部長 ただいま上程されました第81号議案平成27年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。 表紙番号11、平成27年度石巻市各種会計補正予算の65ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8,679万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ130億7,492万5,000円とするものでございます。 次に、表紙番号12、平成27年度石巻市各種会計補正予算説明書により、歳出から主なものについて御説明申し上げます。なお、執行残等の整理及び財源振替につきましては、説明を省略させていただきますので、あらかじめ御了承賜りたいと存じます。 それでは、498ページをごらん願います。3項介護認定審査会費で671万5,000円を減額しておりますが、このうち2目認定審査会共同設置負担金の28万5,000円の追加につきましては、職員の給与改定により石巻地区広域行政事務組合介護保険負担金に不足が見込まれますことから措置したものでございます。 次に、500ページ、1項介護サービス等諸費に1億400万円、502ページ、2項介護予防サービス等諸費に1億6,000万円、510ページ、6項特定入所者介護サービス等費に1,700万円をそれぞれ計上しておりますが、これらは12月分までの給付実績から今後の給付見込み額を精査したところ、不足が見込まれますことから措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、478ページにお戻り願います。1項介護保険料に7,321万円を計上しておりますが、これは収納実績等に基づき保険料収納額を見込んだものでございます。 次に、480ページ、1項国庫負担金に4,659万1,000円を計上しておりますが、これは国から今年度の交付見込み額が示されたことにより措置したものでございます。 次に、482ページ、2項国庫補助金で5,099万5,000円を減額しておりますが、これは今年度の交付見込み額により措置したものでございます。 次に、484ページ、1項支払基金交付金に2,345万5,000円、486ページ、1項県負担金に3,495万2,000円をそれぞれ計上しておりますが、これらは今年度の交付見込み額によりそれぞれ措置したものでございます。 次に、488ページ、2項県補助金で2,427万7,000円を減額しておりますが、これは今年度の交付見込み額により措置したものでございます。 次に、490ページ、1項一般会計繰入金で91万5,000円を減額しておりますが、これは歳出で御説明申し上げました介護認定審査会費、保険給付費等の補正に対応する一般会計からの繰入金を措置したものでございます。 次に、492ページ、2項基金繰入金で1,522万9,000円を減額しておりますが、これはただいま御説明申し上げました歳入歳出予算の調整の結果、財政調整基金からの繰入金を戻し入れるものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第18 第82号議案平成27年度石巻市病院事業会計補正予算(第3号) ○議長(安倍太郎議員) 日程第18第82号議案平成27年度石巻市病院事業会計補正予算(第3号)を議題といたします。本案について病院局事務部長から説明を求めます。病院局事務部長。 ◎阿部雅幸病院局事務部長 ただいま上程されました第82号議案平成27年度石巻市病院事業会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 表紙番号11、平成27年度石巻市各種会計補正予算の69ページをごらん願います。第2条は、業務の予定量の補正でありますが、年間入院外来患者数の入院を1,189人減の2,105人に、また1日平均入院外来患者数の入院を3.2人減の5.8人とするほか、主要な建設改良事業における機械装置購入費を214万8,000円減額し、1,365万2,000円とするものであります。 第3条は、収益的収入及び支出の補正でありますが、病院事業収益を2,676万8,000円減額し、20億9,688万2,000円に、また病院事業費用を4,921万円減額し、16億975万4,000円とするものであります。 なお、東日本大震災による収入の減少等に伴い、建設改良費等以外の財源に充てるため借り入れる震災減収対策企業債については1億4,000万円減額し、1億2,000万円に改めるものであります。 第4条は、資本的収入及び支出の補正でありますが、資本的収入及び支出をそれぞれ258万4,000円減額し、資本的収入を90億8,670万7,000円に、資本的支出を97億9,670万7,000円にするものであります。 次に、70ページをごらん願います。第5条は、企業債の補正でありますが、予算第6条に定めた起債の限度額を医療機器等整備事業債で220万円減額し、1,360万円とするとともに、震災減収対策企業債で1億4,000万円減額し、1億2,000万円とするものであります。 第6条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正でありますが、予算第8条で定めた経費のうち、職員給与費を1,461万1,000円増額し、10億2,002万3,000円に改めるものであります。 第7条は、他会計からの補助金の補正でありますが、予算第9条で定めた一般会計からの補助金を415万4,000円減額し、13億2,267万3,000円に改めるものであります。 第8条は、重要な資産の取得の補正でありますが、予算第11条で定めた重要な資産の取得は2,000万円以上で取得する資産として見込んでおりましたが、超音波洗浄装置及び無影灯については、契約金額が2,000万円を下回ったことなどから削除するものであります。 次に、主な内容について御説明申し上げますので、表紙番号12、平成27年度石巻市各種会計補正予算説明書の520ページをごらん願います。収益的収入及び支出について、収入から御説明申し上げます。1項医業収益、1目入院収益で2,254万9,000円、3目その他医業収益で49万円をそれぞれ減額しております。 次に、2項医業外収益、2目他会計負担金で33万5,000円を増額しておりますが、これは給与改定等に伴う一般会計からの退職手当組合負担金を増額する一方、企業債利息の整理に伴う一般会計負担金を減額したことによるものであります。 次に、3目他会計補助金で415万4,000円を減額しておりますが、これは給与改定等に伴う一般会計からの基礎年金拠出金に係る補助金を増額し、共済の追加費用に係る補助金を減額したほか、震災減収対策企業債利息の整理に伴う一般会計補助金を減額したことによるものであります。 次に、4目県補助金で9万円を増額しておりますが、これは看護師確保緊急対策事業補助金を措置したものであります。 次に、支出について御説明申し上げますので、522ページをごらん願います。1項医業費用で216万8,000円を増額し、2項医業外費用で5,137万8,000円を減額しておりますが、これはいずれも執行状況を精査し、支出を整理する一方、医業費用において給与改定等に伴う給与費を増額したものであります。 次に、524ページ、資本的収入及び支出でありますが、支出から御説明申し上げます。1項建設改良費における牡鹿病院の医療機器購入費及び2項企業債償還金については、それぞれ執行残が見込まれますことから支出を整理したものであります。 次に、収入について御説明申し上げます。収入につきましては、建設改良費と企業債償還金の整理に伴い、企業債及び他会計出資金をそれぞれ減額したほか、他会計負担金を増額したものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。2番。 ◆2番(奥山浩幸議員) ちょっと関連で質疑したいと思います。 9月、新石巻市立病院が開業するわけですけれども、その中には売店というかコンビニ、そういったものの予定がどうなっているのかお聞きしたいと思います。 ◎阿部雅幸病院局事務部長 お答えいたします。 石巻市立病院内に入る売店につきましては、現在プロポーザルで公募をしております。今現在ちょっと2社から申請というか、申し込みがあるというような現状であります。 ◆2番(奥山浩幸議員) 2社ということで、その中で普通は賃料といいますか、そういったものでいただく場合と、あとは売り上げの一部ロイヤリティーという部分もあると思いますけれども、その辺がどうなっているのか、またその辺の収入というのは医業外収益のほうに記載になってくるということでいいのかどうか、確認です。
    ◎阿部雅幸病院局事務部長 お答えいたします。 使用料をいただく形になるのですが、ちょっと今手元に数字ございませんので、後でお答えさせていただきます。 ◆2番(奥山浩幸議員) あと、給食のほうは委託すると思いますけれども、どのような手法で計画しているのかお聞かせください。 ◎阿部雅幸病院局事務部長 お答えいたします。 給食につきましては、今年度プロポーザル方式を行いまして、今1社のほうと契約すべく準備を進めているところでございます。 ◆1番(黒須光男議員) 今の話を聞いていまして、プロポーザル1社で今度決まって、そことやるというのですが、この給食のやつ、何社でプロポーザルなさったのですか。 ◎阿部雅幸病院局事務部長 2社でございます。 ◆1番(黒須光男議員) 事務部長、プロポーザルというのはかなり問題があると、皆入札の方式で問題があるのだと、ずっと私も勉強してきたのですが、プロポーザルは大体点数が誰つけたとか、さかのぼって調べないとわからないのです、これ。魚市場と同じなのです。魚市場も7人で、市役所の職員2人入っていたのですよ。ここに座っている人、1人入っていますけれども、やっぱり鹿島に一番入れている、点数。そういうことで、プロポーザルくらい不透明な入札の方式ないのです。プロポーザルに病院局の職員何人入っているのですか。入っていたのですか、誰か。メンバーを教えてください。 ◎阿部雅幸病院局事務部長 お答えいたします。 プロポーザルの選定委員は、病院局の職員で実施しております。ちょっとメンバーは、7名程度だったと思います。 ◆1番(黒須光男議員) ですから、やっぱりそこに根っこがあるのです。ずっと調べていきますと、やっぱり別な第三者でなければだめなのです。職員が7人で決めたら、全部職員なら、天の声で決まるではないですか。これが石巻の姿だということを改めて理解しましたので、病院のやり方。例えば設計を請け負った久米設計が浅野ビルのところへも入って、そして入札やっているのですよ、99.何ぼで。ですから、石巻の発注形態を全部調べてみると、全部そういうことです。なぜ第三者を入れないのかということです。せめて第三者を入れてやると。全く腑に落ちないというか、私はでたらめにしか聞こえないな、そういう意味では。改めてひとつ問いただしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 △答弁の保留 ◎阿部雅幸病院局事務部長 先ほど奥山議員の御質問に対しまして答弁を保留しておりました貸し付け基準の算出額でございますけれども、算出額として月額22万5,000円を基準額としておりましたが、1回目の際にちょっと募集の手が挙がらなかったということもございまして、より多くの事業者の参加希望を促すということで、基準額を引き下げまして、平成28年度、開院初年度につきましては5万円、平成29年度は10万円、それから平成30年度以降は20万円とするということにいたしております。 ○議長(安倍太郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △散会 ○議長(安倍太郎議員) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。明日から3月8日まで休会とし、3月9日に本会議を再開いたします。なお、3月1日から4日までは各常任委員会を開催し、各付託案件の審査をお願いいたします。本日はこれにて散会いたします。 △午後2時33分散会...