石巻市議会 > 2015-12-07 >
12月07日-議案説明・質疑・委員会付託-02号

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  1. 石巻市議会 2015-12-07
    12月07日-議案説明・質疑・委員会付託-02号


    取得元: 石巻市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-20
    平成27年 第4回 定例会  平成27年石巻市議会第4回定例会会議録(第2号)                                           議事日程第2号  平成27年12月7日(月曜日)午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 第292号議案石巻市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例        第3 第293号議案石巻市霊園条例                            第4 第294号議案被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する           法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例              第5 第295号議案原子力発電施設等立地地域の振興に関する特別措置法に基づく石巻市固定資           産税の不均一課税に関する条例及び石巻市過疎地域自立促進特別措置に係る           固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例         第6 第296号議案石巻市復興まちづくり情報交流館条例の一部を改正する条例        第7 第297号議案石巻市かもめ学園条例の一部を改正する条例               第8 第298号議案石巻市診療所条例の一部を改正する条例                 第9 第299号議案石巻市水産物地方卸売市場条例の一部を改正する条例           第10 第300号議案石巻市牡鹿製氷冷蔵庫条例の一部を改正する条例             第11 第301号議案石巻市地区計画区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する           条例                                 第12 第302号議案平成27年度石巻市一般会計補正予算(第6号)             第13 第303号議案平成27年度石巻市土地取得特別会計補正予算(第3号)         第14 第304号議案平成27年度石巻市水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算(第2号)  第15 第305号議案平成27年度石巻市下水道事業特別会計補正予算(第4号)        第16 第306号議案平成27年度石巻市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)     第17 第307号議案平成27年度石巻市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)     第18 第308号議案平成27年度石巻市浄化槽整備事業特別会計補正予算(第1号)      第19 第309号議案平成27年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第5号)      第20 第310号議案平成27年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)       第21 第311号議案平成27年度石巻市病院事業会計補正予算(第2号)           第22 第312号議案から議案第387号議案まで 指定管理者の指定について         第23 第388号議案工事委託に関する年度協定の一部を変更する協定の締結について(平成26           年度における石巻市公共下水道(雨水排水ポンプ場等)施設の災害復旧及び           復興事業に係る建設工事委託に関する基本協定の建設工事委託に関する年度           実施協定)                              第24 第389号議案財産の取得について(石巻市営原復興住宅)               第25 第390号議案工事請負の契約締結について(七窪蛇田線橋梁下部工新設工事)      第26 第391号議案工事請負の契約締結について(魚町水産加工共同排水処理施設災害復旧その           4工事)                               第27 第392号議案工事請負の契約締結について(23年災大泊漁港災害復旧工事)      第28 第393号議案工事請負の契約締結について(湊東地区土地区画整理事業地内雨水管渠築造           工事)                                第29 第394号議案工事請負契約の一部を変更する契約の締結について(魚町水産加工団地汚水           管(7工区)布設工事)                        第30 第395号議案工事請負契約の一部を変更する契約の締結について(産業用地既存施設解体           撤去工事)                              第31 第396号議案工事請負契約の一部変更について((仮称)石巻市庁舎第2駐車場整備工           事)                                 第32 第397号議案工事請負契約の一部変更について(23年災泊漁港ほか1漁港災害復旧工           事)                                 第33 第398号議案工事請負契約の一部変更について(23年災牧ノ浜漁港ほか3漁港災害復旧           工事)                                第34 第399号議案工事請負契約の一部変更について(屋敷浜猪落線道路改良工事)      第35 第400号議案工事請負契約の一部変更について(門脇中学校校舎耐震補強その他改修工           事)                                 第36 第401号議案工事請負契約の一部変更について(蛇田排水ポンプ場建設その1工事)   第37 第402号議案工事請負契約の一部変更について(石巻市内陸型産業用地造成工事)    第38 第403号議案工事請負契約の一部変更について(新渡波地区土地区画整理事業宅地造成           (その2)工事)                           第39 第404号議案工事請負契約の一部変更について(新渡波西地区土地区画整理事業宅地造成           工事)                                第40 第405号議案工事請負契約の一部変更について(あけぼの北地区土地区画整理事業宅地造           成(その2)工事)                          第41 第406号議案工事請負契約の一部変更について(新蛇田南地区土地区画整理事業宅地造成           (その2)工事)                           第42 第407号議案工事請負契約の一部変更について(新蛇田地区土地区画整理事業宅地造成           (その3)工事)                           第43 第408号議案石巻地方広域水道企業団の共同処理する事務の変更及び石巻地方広域水道企           業団規約の変更について                        第44 第409号議案公有水面埋立に関する意見について                   第45 第410号議案字の区域を新たに画することについて                  第46 第411号議案字の区域を変更することについて                    第47 第412号議案字の区域を変更することについて                    第48 第413号議案市道路線の認定について                        第49 第414号議案市道路線の廃止について                        第50 第415号議案市道路線の変更について                        散 会                                          本日の会議に付した事件 議事日程のとおり                                                                              出席議員(27名)   1番  黒  須  光  男  議員    3番  阿  部  利  基  議員   4番  髙  橋  憲  悦  議員    5番  楯  石  光  弘  議員   6番  安  倍  太  郎  議員    7番  阿  部  正  春  議員   8番  遠  藤  宏  昭  議員    9番  大  森  秀  一  議員  10番  木  村  忠  良  議員   11番  櫻  田  誠  子  議員  12番  渡  辺  拓  朗  議員   13番  首  藤  博  敏  議員  14番  山  口  荘 一 郎  議員   15番  水  澤  冨 士 江  議員  17番  阿  部  正  敏  議員   18番  近  藤     孝  議員  19番  阿  部  久  一  議員   20番  丹  野     清  議員  21番  森  山  行  輝  議員   22番  阿  部  欽 一 郎  議員  23番  伊  藤  啓  二  議員   24番  千  葉  眞  良  議員  25番  髙  橋  栄  一  議員   26番  青  山  久  栄  議員  28番  西  條  正  昭  議員   29番  後  藤  兼  位  議員  30番  千  田  直  人  議員                      欠席議員(2名)   2番  奥  山  浩  幸  議員   27番  庄  司  慈  明  議員欠  員(1名)                                          説明のため出席した者  亀 山   紘  市     長        菅 原 秀 幸  副  市  長  笹 野   健  副  市  長        境   直 彦  教  育  長  伊 勢 秀 雄  病 院 局 長        堀 内 賢 市  復 興 政策部長           兼 病 院 局           石巻市立病院長  和 泉 博 章  総 務 部 長        佐 藤 和 夫  財 務 部 長  近 江 恵 一  復 興 事業部長        鈴 木 瑞 彦  河北総合支所長  三 浦   裕  雄勝総合支所長        米 谷   忠  河南総合支所長  菅 原   満  桃生総合支所長        勝 亦 睦 男  北上総合支所長  木 村 富 雄  牡鹿総合支所長        今 野 昇 一  生 活 環境部長  山 下 和 良  健 康 部 長        庄 司 勝 彦  福 祉 部 長  続 橋   亮  産 業 部 長        大 澤 喜 雄  建 設 部 長  角 張 一 郎  会 計 管 理 者        阿 部 雅 幸  病院局事務部長  草 刈 敏 雄  教 育 委 員 会           事 務 局 長                                          事務局職員出席者  門 間 泰 則  事 務 局 長        菅 野 拓 弥  事 務 局 次 長  髙 橋 伸 明  事 務 局長補佐        佐々木 直 樹  主     幹  山 内 祐一郎  主     幹        星   貴 幸  主     査  川 田 秀一郎  主 任 主 事 △午前10時開議 ○議長(安倍太郎議員) ただいまから本日の会議を開きます。欠席通告議員は2番奥山浩幸議員、27番庄司慈明議員であります。 本日の議事は、日程第2号をもって進めます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(安倍太郎議員) 日程第1会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員に4番髙橋憲悦議員、5番楯石光弘議員、7番阿部正春議員、以上3議員を指名いたします。 △諸般の報告 ○議長(安倍太郎議員) この際、諸般の報告を行います。 請願審査付託について御報告いたします。請願は、お手元に配付の請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託しましたので、御報告いたします。 以上で諸般の報告を終わります。 △日程第2 第292号議案石巻市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例 ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第2第292号議案石巻市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第292号議案石巻市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例について御説明申し上げます。 本案は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆる番号法に基づき、個人番号の利用が来年1月1日から開始されることに伴い、法の規定により庁内で特定個人情報を利用する場合や市長部局と教育委員会といった他機関同士において特定個人情報を提供する場合など、特定個人情報を庁内で連携できるようにするために必要となる条例を制定しようとするものであります。 それでは、条文に従いまして御説明申し上げますので、表紙番号1の1ページから7ページまでをごらん願います。初めに、第1条は本条例の趣旨について規定しております。 第2条は定義について、第3条は市の責務について規定しております。 第4条は、個人番号の利用範囲について規定するものでありますが、法第9条第2項に基づき法に掲げる個人番号利用事務のうち、市が保有する特定個人情報を利用して行う事務を規定するほか、庁内の同一機関内で授受を行う特定個人情報のうち、法の別表に掲げるもの以外で必要とする特定個人情報を別表第1に規定しております。 第5条は、特定個人情報の提供について規定するものでありますが、法第19条第9号に基づき市長部局または教育委員会が保有する特定個人情報を利用して行う事務のうち、情報の授受を行うことができる事務及びその特定個人情報を別表第2に規定しております。 第6条は、規則への委任を規定しております。 次に、附則でありますが、本条例は平成28年1月1日から施行しようとするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。1番。 ◆1番(黒須光男議員) ただいま総務部長のほうから、石巻市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例を施行するというふうな御説明だったのですが、それに関連してどうなのだというふうなことなのですが、今まで石巻市の個人情報、つぶさに見てきたのですが、いつも真っ黒で出てくると。やっぱり真っ黒で出てくるのは、悪いことをしているのだという証拠なのです、我々の常識からして。ですから、今後こういう情報が大きく変化してきている時代の中で、市長は日本一の情報開示するというふうなことなのですが、さっぱりやらない。むしろ前の市長よりも、歴代の市長よりも一番後退している状況になっているというふうなことで、今ここのひな壇に並んでいる方々、しっかりこういう制度が変わる中で、現実を捉まえてそういうものに対応すると、黒塗りは一切やめると。あくまでも市の予算で、市が払うわけですから、何も公然とオープンにしていいわけですから、そういう認識を深めていただいて、ぜひ対処していただきたいというふうなことをお願いしたいのですが、総務部長の見解をお伺いします。 ◎和泉博章総務部長 個人情報、それから開示請求等につきましては、法令等を遵守した形でこれまでもとり行っておりますし、また今後につきましても十分その辺を遵守しながら事務を取り扱ってまいりたいというふうに考えております。 ◆1番(黒須光男議員) 法令を遵守するという答弁でございますが、ですが現実問題はこういう法令がそういうことになっているものですから、全部真っ黒ですから。私も議員の一人として、また市民の皆さんも納得できないのではないでしょうか。ですから、その辺の法令が果たして何が正しいのか、何が真実なのか、そういうものをしっかり表に出さないと、いっそ悪いことを裏でしているというふうに誤解されております。現実問題そうした流れになっているというふうなことは否めない事実でございますので、この際こういう制度が変わる以上、市として総力を挙げて全てオープンに向かった取り組みをぜひお願いしたいということで、意見として述べさせていただきたいと思います。 ◆15番(水澤冨士江議員) マイナンバー制度ということでございます。12月1日には、全国5つの地裁でマイナンバーは違憲だと、漏えいのおそれがある、プライバシー侵害をされるということで、提訴が行われる状況にあります。こういった中で、ただいま条例の中身は市の責務、個人番号の利用範囲、特定個人情報の提供などの条例の内容が今部長のほうから提起されました。それで、まず通知カードの届き状況、新聞などでも報道されていますが、今どのようになっているのか伺います。 ◎今野昇一生活環境部長 通知カードの配付状況ということでお答え申し上げます。 10月5日の法施行時点における石巻市におけるマイナンバーの通知カードの送付の対象世帯でございますけれども、6万1,041世帯ということになってございます。11月中にはほぼ全世帯のほうに通知カード配付されたわけでございますけれども、11月末現在で4,725通が石巻郵便局から市のほうに返戻となってございます。この戻ってきている通知カードのほうにつきましては、最新の住民票等をチェックした上で、わかったものについては再送してございますし、窓口に連絡が来たものについては本人確認の上、窓口のほうで交付をしてございます。 概要は以上でございます。 ◆15番(水澤冨士江議員) 通知カードについては、担当は総務部ではなくて生活環境部のほうだということなのですね。それで、来月1日からこれは施行されるということで、以前にも議会でもお聞きしましたけれども、準備が万端なのか。内容としては、個人のプライバシーに関することなわけです。準備が万端なのかどうか、これをお伺いしたいと思います。 マスコミ等でも騒がれていますけれども、このマイナンバー制度、個人情報を活用する側にとっては便利でありますけれども、プライバシーの侵害、なりすまし、詐欺などの犯罪の増大にもつながると言われています。御存じのとおり、ことし6月には日本年金機構の職員のパソコンから125万件の情報漏れがありました。去年通信教育会社ベネッセの顧客情報が1,000万件売却をされるという事件がありました。このマイナンバー制度についても、既にマイナンバー詐欺事件、厚生労働省役人による汚職事件が起きています。まさに制度の矛盾が噴出しているというふうに思います。 こういう中で、国会の審議の中でもマイナンバーの避けられないリスクとして、1つ目、100%情報漏えいを防ぐ完全なシステムの構築は不可能であると。2つ目、意図的に情報を盗み取る人間がいることなどが指摘されています。マスコミ、週刊ダイヤモンドなんかでも書かれていますが、セキュリティーに漏れはないのか、残念ながらないとは言えない。その漏れる主なものとして2カ所、地方自治体、民間企業だという認識があるということが報道されています。こういう中で、石巻市は準備万端なのかどうか伺います。 ◎和泉博章総務部長 お答えいたします。 マイナンバーが適切に管理されますように、番号制度におきましては制度面と、あとシステム面の両方から個人情報の保護措置などを講じているという状況でございます。本市におきましても、国からの通知等に基づきましてさまざまな保護措置を講じているところでございますが、先ほど議員から御指摘のありましたシステム面、セキュリティーの問題につきましても、具体的にマイナンバーから個人情報等の漏れはないように、今体制を組みまして種々課題をクリアするための体制をとっているところでございます。 ◆15番(水澤冨士江議員) この議案書の2ページ以降、個人番号の利用の範囲が書かれているわけです。具体的にどんな書類にこの記載が必要なのか、それを伺いたいと思います。 それで、自治体は御本人が番号の提供をしないといったときには、地方公共団体情報システム機構、ここから取得することができると。本人が番号を提供しなくても、ここから取得することができるという仕組みがあるといいますが、石巻市ではどんな場合にこれを利用するのか、2点伺います。 ◎和泉博章総務部長 お答えいたします。 本条例につきましては、庁内同一機関と情報連携ができるように番号法の規定に基づきまして、例えば福祉部門と税部門がマイナンバーで情報連携ができるようにといったものを整備するものと、あと同一機関外ということで、市長部局と教育委員会が当初マイナンバーで情報連携ができるようにという条例を定めようとするものでございます。それで、各種申請等が行われたり、現況届が提出されたりというようなときに、例えば税の証明が省略されたりというような部分が出てまいりますので、そういったところで各それぞれの職員のほうでその番号等を確認しながら書類の提出の必要がない旨を規定しているというところでございます。 それと、マイナンバーを記載されなかった場合というようなことがございましたが、マイナンバーの記載につきましては義務であるというようなことで、そういったお話をさせていただきまして、市民の方々の御理解をいただいて、マイナンバーについてのナンバーの記載をお願いするようになるというふうに考えております。
    ○議長(安倍太郎議員) 機構を利用する場合。 ◎和泉博章総務部長 大変申しわけございません。ちょっとその辺は確認をさせていただきまして、御答弁を申し上げたいと思います。 ◆4番(髙橋憲悦議員) 総務部長に伺います。 この第292号議案、これ一等最初の議案でして、この議案書等を見ますと、このページ番号が、普通は新しいページというのは1が右側に来るような、そういう議案のつくりをずっとこれまでやってきたのではないですか。余りこの議案とは関係ありませんし、この議案は我々のほうの委員会に付託される予定ですので、内容は質疑しませんが、この議案書のつくり方というのは、絶対目次来て、左側が白いページになって、そして右側の新しい紙に1ページ、奇数のページが来るというふうな議案のあつらえが全国共通の書物のつくり方と認識していますが、いかがでしょうか。 ◎和泉博章総務部長 お答えいたします。 確かに今回の議案書につきましては、1ページが左側に来ております。このページは、必ず奇数の1ページが右側に来るということのお話でございますが、私の認識としてはその辺なかったものですから、こういった形で出させていただいたということでございます。ちょっと確認をしながら、今後の議案の書類作成については検討してまいりたいと思います。 ◆4番(髙橋憲悦議員) これは、職員、そして全国ある程度書き方のルール化になっております。ちなみに、この表紙番号3見てください。ずっと目次ありまして、右のほうに1ページになっています。左が真っ白くなっています。これが普通の公文書、もしくはいろんな文書ありますけれども、特に議案書とか、そういう文書については絶対これを守れと口を酸っぱく各課に指導しているセクションがあると思うのです。それなのに、この一番大事な議案でこのようなものではいかがでしょうか。 ◎和泉博章総務部長 お答えいたします。 先ほども申しましたとおり、私の認識がちょっと不足しておりまして、今回はこういった議案を提出させていただきました。大変申しわけございません。 ○議長(安倍太郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第3 第293号議案石巻市霊園条例 ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第3第293号議案石巻市霊園条例を議題といたします。本案について生活環境部長から説明を求めます。生活環境部長。 ◎今野昇一生活環境部長 ただいま上程されました第293号議案石巻市霊園条例について御説明申し上げます。 震災後の墓地需要の高まりを受け、石巻市南境字大衡山地内において新たな霊園を建設しており、平成28年3月に完成し、同年4月から供用を開始する予定であります。また、新霊園については、その施設の維持管理のため新たに管理料を徴収することとしており、文言の整理などで現行の石巻市霊園条例の改正内容が条例全般に及ぶことから、現行条例を全部改正するものであります。 以下、条文ごとに御説明申し上げますので、表紙番号1の8ページをごらん願います。第1条は霊園の設置について、第2条は霊園の名称及び位置について規定したものであります。 第3条は、用語の定義について規定したものであります。 第4条は使用の許可について、第5条は使用者の資格について規定したものであります。 第6条は、墓所の型式及び種別について規定したものであり、墓所の型式及び種別は別表第1に定めております。 第7条は、使用の制限について規定したものであります。 第8条は、使用料について規定したものであり、使用料は別表第1に定めております。 第9条は、使用料の減免について規定したものであります。 第10条は、管理料について規定したものであり、管理料は別表第2に定めております。 第11条は管理料の還付について、第12条は使用墓所の変更措置について、第13条は使用の承継について規定したものであります。 第14条は使用許可の取り消しについて、第15条は使用墓所の返還について、第16条は無縁墓所の処置について規定したものであります。 第17条は行為の禁止について、第18条は罰則について規定したものであります。 第19条は、委任について規定したものであり、本条例の施行に関し必要な事項は規則で定めることとしたものであります。 次に、附則でありますが、第1項は本条例の施行期日を平成28年4月1日とするものであります。 第2項及び第3項は、本条例の許可行為等の継続性を確保するための経過措置でございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。1番。 ◆1番(黒須光男議員) せっかくの機会でございますので、この霊園の条例制定されるわけでありますが、公募をどのように考えておられるのか、また市民の関心度はどういうふうな状況になっているのか、その辺、ひとつお尋ねします。 ◎今野昇一生活環境部長 お答えいたします。 第二霊園の墓所の供給の計画ということでお答えさせていただきます。第二霊園の供給の期間というのは、計画で平成28年度から平成47年度までの20年間としてございます。今回整備をいたしました墓所でございますけれども、一般墓所が1,717基、個別集合墓所が363基ということで、合わせて2,080基ということでございます。今後の供給でございますけれども、20年の平均供給期間数ということで、それを20で単純に割り算をいたしますと、一般墓所が年間86基、個別集合墓所が年間18基、合わせて年間104基の供給となりますけれども、来年度から供用開始するわけでございまして、開始当初につきましては、ある程度今回の第二霊園の完成を待っている方もいらっしゃるというようなことで、その点は平均の使用墓所数には、柔軟にその辺は応募状況を見て対応したいというふうに考えているところでございます。 ○議長(安倍太郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、環境教育委員会に付託いたします。 △日程第4 第294号議案被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例 ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第4、第294号議案被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第294号議案被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例について御説明申し上げます。 本案は、年金の一元化を図ることを目的に、被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の一部が平成27年10月1日に施行され、あわせて地方公務員等共済組合法施行令等の一部を改正する等の政令及び非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令が同日に施行されたことに伴い、関係する条例の一部を改正しようとするものであります。 以下、改正内容について御説明いたしますので、表紙番号1の12ページ、あわせて表紙番号4、条例等の一部改正新旧対照表の1ページをごらん願います。初めに、第1条、石巻市職員の再任用に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。附則第2項は、特定警察職員等への適用期日を定める規定でありますが、被用者年金制度の一元化を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律が本年10月1日から施行され、年金が一元化されることに伴い、特定警察職員等への適用期日を定める規定を改正するものであります。 次に、第2条、石巻市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。附則第5条は、他の法令による給付との調整を定める規定でありますが、年金が一元化されることに伴い、旧共済組合期間を有する者が一元化法の施行日以降に新規裁定される場合は、原則として厚生年金が支給されることから、他の法令による給付との調整を定める規定を改正するものであります。 次に、第3条、石巻市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について御説明申し上げます。初めに、附則第5条第1項から第3項までの規定につきましては、本条例に基づき年金たる損害補償を受給する者が他の法律による遺族補償年金等を受給する場合の併給調整を規定するものでありますが、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の改正に伴い、同政令と同様に消防団員が本条例第18条の2に規定する火災の鎮圧、津波など異常な状態での特殊公務に従事した場合における加算額について新たに規定するため改正するものであります。 次に、同条第4項は、本条例に基づき年金たる損害補償を受給する者が国民年金法第30条の4に規定する障害基礎年金等を受給する場合の併給調整を規定するものでありますが、同政令の改正と同様に文言の整理を行うものであります。 次に、同条第5項は、本条例に基づく休業補償を受給する者が厚生年金保険法による障害厚生年金等の併給調整を規定するものでありますが、政令の改正と同様に所要の整理を行うものであります。 次に、同条第6項は、休業補償を受ける者が旧船員保険法等による障害年金を受ける場合の併給調整を規定するものでありますが、政令の改正と同様に所要の整理を行うものであります。 次に、附則でありますが、第1項は本条例を公布の日から施行しようとするものであります。 次に、第2項、第3項及び第4項は、石巻市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正に伴う経過措置を定めるもので、本条例を平成27年10月1日から適用するものとし、本条例及び改正前の条例に適用する年金たる損害補償等について規定するものであります。 次に、第5項及び第6項は、石巻市消防団員等公務災害補償条例の一部改正に伴う経過措置を定めるもので、本条例を平成27年10月1日から適用するものとし、本条例及び改正前の条例に適用する年金たる損害補償等について規定するものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △発言の訂正 ◎今野昇一生活環境部長 先ほどの石巻市霊園条例に関する私の発言中、第18条の見出しについて、過料と申し上げましたけれども、罰則の誤りでございましたので、訂正のお願いとあわせまして、おわびを申し上げたいと思います。よろしくお願いします。 △日程第5 第295号議案原子力発電施設等立地地域の振興に関する特別措置法に基づく石巻市固定資産税の不均一課税に関する条例及び石巻市過疎地域自立促進特別措置に係る固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第5第295号議案原子力発電施設等立地地域の振興に関する特別措置法に基づく石巻市固定資産税の不均一課税に関する条例及び石巻市過疎地域自立促進特別措置に係る固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について財務部長から説明を求めます。財務部長。 ◎佐藤和夫財務部長 ただいま上程されました第295号議案原子力発電施設等立地地域の振興に関する特別措置法に基づく石巻市固定資産税の不均一課税に関する条例及び石巻市過疎地域自立促進特別措置に係る固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、山村振興法第14条の地方税の不均一課税に伴う措置が適用される場合等を定める省令等の一部を改正する省令が本年3月31日に公布され、同年4月1日から施行されたことに伴い、原子力発電施設等立地地域の振興に関する特別措置法に基づく石巻市固定資産税の不均一課税に関する条例及び石巻市過疎地域自立促進特別措置に係る固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する必要が生じたものであります。 それでは、改正内容について条文に従いまして御説明いたしますので、表紙番号1の23ページ、あわせて表紙番号4、条例等の一部改正新旧対照表の25ページをごらん願います。初めに、第1条は原子力発電施設等立地地域の振興に関する特別措置法に基づく石巻市固定資産税の不均一課税に関する条例の一部改正についてでありますが、関係法令において不均一課税の適用期限が2年間延長されたことにより、本条例も同様に適用期限を平成29年3月31日までとするものであります。 次に、第2条は石巻市過疎地域自立促進特別措置に係る固定資産税の課税免除に関する条例の一部改正についてでありますが、関係法令において課税免除の適用期限が2年間延長されたことにより、本条例も同様に適用期限を平成29年3月31日までとするものであります。 次に、附則でございますが、本条例の施行期日を公布の日からとし、平成27年4月1日から適用するものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。1番。 ◆1番(黒須光男議員) ちょっと財務部長、私素人のような質疑で申しわけないと思うのですが、原子力の立地地区というふうなことで、今まで固定資産税がどのような形で入ってきていたのか、そしてこの条例によってどのような変わりが生じるのか、その辺まずお示しいただきたいと思いますが。 ◎佐藤和夫財務部長 原子力の立地地域としての固定資産というものは、女川町のような形で入ってくるというものはございません。今回の法改正におきまして、その本質部分というものは、いわゆる原子力立地市町村ということで、旧石巻市、旧河北町、旧雄勝町、旧牡鹿町の地域において、例えば製造業ですとか、道路貨物運送業ですとか、梱包業ですとか、卸売業といったある特定の業者について、雇用人員の増加がなされたものであるとか、あるいは一定の金額以上の新規の設備投資をしたといったようなところに対して不均一の課税をするという形で、その内容につきましてはそういった設備投資がなされてから3年間、ある一定額を段階的に不均一課税して優遇措置をとって、そういった地域の振興を図っていこうという内容でございます。 ◆1番(黒須光男議員) ちょっとわからなかったのです、この質疑をしないと。ですから、もう少し丁寧に、財務部長、不均一課税、これらはこういう形で直接のことでなしに、そういう関連する方々、業種とか、そういうものに対する課税の免除なのだというふうなことでお示しをいただかなければわからないのではないでしょうか。また、インターネットでもきょう随分見ていると思うのですが、そういう方々もわからないで終わってしまうのではないかというふうな感じがいたしますので、ひとつ御理解いただきたいと思います。今後も御説明は丁寧にしていただきたいなというふうなことです。 また、ちょっと部長の答弁にあったのですが、女川町には固定資産税入ってくるのですけれども、それとは違うのだという認識、そういう認識もひとつ皆さんにお示ししていただければありがたいなと。いかがですか。 ◎佐藤和夫財務部長 先ほどの御質疑で、固定資産税の入ってくる分というようなお話でしたので、この条例とは直接関係のないお話でしたので、私は女川町のようにはないというふうに申し上げましたのは、この条例自体はそういった先ほど申し上げましたある特定の業種に対する優遇措置をとることによって、そういった地域における振興策の一助にしようというのが狙いでございまして、これは税を取るというよりも、むしろそういった業種に対する税の優遇措置を図ることによって地域の振興に資するようにしようというのがもともとの法の趣旨であるというようなことでございます。 ○議長(安倍太郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第6 第296号議案石巻市復興まちづくり情報交流館条例の一部を改正する条例 ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第6第296号議案石巻市復興まちづくり情報交流館条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第296号議案石巻市復興まちづくり情報交流館条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 石巻市復興まちづくり情報交流館につきましては、本年3月に設置した中央館に続き、雄勝館、北上館、牡鹿館を設置する予定としておりますことから、本条例の一部を改正するものでございます。 それでは、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の24ページ、あわせて表紙番号4、条例等の一部改正新旧対照表の27ページをごらん願います。初めに、第2条に掲げる表でありますが、新たに追加する復興まちづくり情報交流館の名称及び位置を追加するものでございます。 次に、別表でありますが、各館の施設内容を追加するものでございます。 次に、附則でありますが、本条例の施行期日を規則に委任するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第7 第297号議案石巻市かもめ学園条例の一部を改正する条例 ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第7第297号議案石巻市かもめ学園条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について福祉部長から説明を求めます。福祉部長。 ◎庄司勝彦福祉部長 ただいま上程されました第297号議案石巻市かもめ学園条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、石巻市かもめ学園における指定管理業務を拡充し、利用者の利便性の向上を図ることを目的に本条例の一部を改正しようとするものであります。 それでは、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の25ページ、あわせて表紙番号4の条例等の一部改正新旧対照表28ページをごらん願います。初めに、第2条の改正は、指定管理業務に障害児相談支援及び特定相談支援事業を追加するものであり、あわせて児童福祉法の改正に伴う同法引用条項を改めるとともに、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律の略称を障害者総合支援法と規定するものであります。 次に、第4条の改正は、障害児相談支援及び特定相談支援事業の追加に伴い、当事業に係る利用者負担を規定するものでありますが、これらの事業に要する経費については全額法定の給付費で賄われることになり、利用者の利用料の負担は生じないこととなっております。 次に、附則でありますが、施行期日は規則で定める日としております。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。1番。 ◆1番(黒須光男議員) 福祉部長、お尋ねしたいのですが、かもめ学園、これかつては随意契約でずっとやっておったのですが、2年ほど前だったでしょうか、指定管理者制度を導入して、入札の結果、現在の管理体制になっておるところでございますが、これを見ますと障害者総合支援法が変わって、今の部長の御説明ですと、充実した形でなされるというふうに理解するわけでありますが、そうしますと今の指定管理の費用よりも大幅にアップしてくるというふうなことが想定されるわけでありますが、それらの現実はそういうふうなことで、金額的でも結構でございますので、内容をもう少し御説明いただければありがたいなと思うのですが、いかがでしょうか。 ◎庄司勝彦福祉部長 お答えいたします。 まず、かもめ学園につきましては、現在児童発達支援、さらには放課後デイサービス、障害児日中支援サービスという事業を提供してございます。今回充実するということにつきましては、提案理由で申し上げましたとおり、障害児相談支援、障害児特定支援事業を追加するものでございます。 また、指定管理につきましては平成18年度から指定管理を実施してございまして、平成18年から平成22年、平成23年から平成27年、今回平成28年から平成32年の5カ年の指定管理をするものでございます。 また、指定管理料につきましては、議員おっしゃるとおり当然業務を充実するということでございますので、それに係る人もふえてくるということでございますので、費用はふえてまいります。これにつきましては、障害児相談支援の人件費といたしまして年間四、五百万円程度高くなる見込みとなりますが、経費縮減ということもございますので、実際年度契約を結ぶ時点では、さらに事業者と詰めてまいりたいというふうに考えてございます。 ○議長(安倍太郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第8 第298号議案石巻市診療所条例の一部を改正する条例 ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第8第298号議案石巻市診療所条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について牡鹿総合支所長から説明を求めます。牡鹿総合支所長。 ◎木村富雄牡鹿総合支所長 ただいま上程されました第298号議案石巻市診療所条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、震災により被害を受けた寄磯診療所の移転新築に伴い、その位置を変更するため条例の一部を改正しようとするものであります。 それでは、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の26ページ、あわせて表紙番号4、条例等の一部改正新旧対照表の30ページをごらん願います。第1条第2項の表、石巻市寄磯診療所の項中、前網浜田鳥3番地7を寄磯浜赤島2番地1に改めるものであります。 次に、附則でございますが、施行期日を平成28年1月1日とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第9 第299号議案石巻市水産物地方卸売市場条例の一部を改正する条例 ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第9第299号議案石巻市水産物地方卸売市場条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について牡鹿総合支所長から説明を求めます。牡鹿総合支所長。 ◎木村富雄牡鹿総合支所長 ただいま上程されました第299号議案石巻市水産物地方卸売市場条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、復興交付金を活用し、再建しております石巻市水産物地方卸売市場牡鹿売り場の位置を変更するため、本条例の一部を改正しようとするものであります。 それでは、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の27ページ、あわせて表紙番号4、条例等の一部改正新旧対照表の31ページをごらん願います。初めに、第2条で規定しております石巻市水産物地方卸売市場牡鹿売り場の位置について、鮎川浜丁56番地から鮎川浜丁55番地に変更するものであります。 次に、附則でありますが、施行期日を平成28年4月1日とするものであります。 以上でございます。御審議賜りますようよろしくお願いします。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。1番。 ◆1番(黒須光男議員) 第299号議案、卸売市場の改正案が提案されたわけでありますが、先日の全員協議会で市長が、石ノ森萬画館の向かいの川岸に漁船をとめて、そこで魚を売ればいいのだと、にぎわうよというような御説明でございました。全員協議会での市長の話でございましたので、私も驚き、びっくりしたわけでありますが、果たしてああいう軽はずみな発言を、しかも全員協議会の中で行うと、実現性のないものではなかろうかと。むしろこの卸売市場に大きな影響を与える発言でございます。その辺、どういうふうに捉えておられるのか、市長に再度お伺いしたいと思うのですが、いかがですか。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 にぎわいを取り戻すいろいろな政策的なものがあると思いますけれども、私があそこで申し上げたのは、やはり前浜物で雑魚関係のものというのは、これは市場に納入してもなかなか高値がつかなくて、そういう意味ではやはりこれから前浜物をしっかり使っていくということも必要ではないかというふうに思っておりますので、雑魚ではあるけれども、本当に新鮮なおいしいお魚を提供する場も、そういった役割を持たせてはどうかということで、ふだん考えていることを述べさせていただいたということでございますので、御了解いただきたいと思います。 ◆1番(黒須光男議員) 産業部長にお尋ねしたいのですが、とれた魚を、漁船をそういう岸壁にとめて売りさばくことができるのかどうかとか、あるいはそういうことで先日の御説明の中では、市長は、余ったものとかというようなことではなしに、とれた魚を売りさばくというふうなことで述べているわけでございますが、今も若干加えたわけでありますが、そういうことができるのですか。そして、あそこに漁船を入れることができるのでしょうか。規定があるのではなかろうかと思うのですが、その辺の前後の整合性というものはどうなっているのかお示しください。 ◎続橋亮産業部長 お答えいたします。 一般的に流通をする場合、産地市場を通して卸売市場に行くという形になりますが、そこで業として卸売業を営むということである場合は、そういったものの開設の許可というものが必要だというふうに法律で定められております。一方で、直販みたいな形でやっていく場合においては、例えば過去にあったのが大手スーパーにおいて定置網を一網分全部買い取って、それで直接売るということで、法律上必ずしも産地市場を通すということが義務づけられているわけではございません。ほかの地域においても、そういったような雑魚みたいなものを何とか価値あるものにするという形で、直販であったり、商品開発をしているという例はございますので、我々としてももちろん市場を活用する分はそっちが基本となりますので、活用していただいた上で、市場ではなかなか流通のほうで値段がつかないようなものを直接消費者に価値を向上して売っていくという、そういった2つの取り組みが必要なのではないかというふうに考えております。 ◆1番(黒須光男議員) 私が言っているのは、船を直接入れて、選別機だとか、いろんな機械も入れなくてはなりませんよね、そうなってきますと。何のための市場なのか。市場を通さなくても、船をあそこに入れることが、係留できるのかどうか、それらも含めて質疑しているのです。その辺のことがしっかり答えになっていない。今度で3回目ですから、これ以上質疑できませんけれども、それらも含めて一般質問でもやっていきますけれども、そういう現実を誤解されるような説明の中では、やっぱり納得しないのではないですか。関係者の方はびっくりしています。私もこの間聞いて、胃が痛んだのです。ですから、そういうことでもっと答弁も実情に合った答弁をしていただいて、市長のこの間の答弁をあなたは聞いているわけでございますから、その辺の理解をして、きちっと御説明いただかなければ、私は納得できないというふうなことです。今後ひとつ御検討いただきたいというふうに思います。 ○議長(安倍太郎議員) ほかにありませんか。(何事か呼ぶ者あり)御静粛に願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第10 第300号議案石巻市牡鹿製氷冷蔵庫条例の一部を改正する条例 ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第10第300号議案石巻市牡鹿製氷冷蔵庫条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について牡鹿総合支所長から説明を求めます。牡鹿総合支所長。 ◎木村富雄牡鹿総合支所長 ただいま上程されました第300号議案石巻市牡鹿製氷冷蔵庫条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、復興交付金を活用し、再建しております石巻市牡鹿製氷冷蔵庫と石巻市水産物地方卸売市場牡鹿売り場を合築して整備することから、その位置を変更するため、本条例の一部を改正しようとするものであります。 それでは、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の28ページ、あわせて表紙番号4、条例等の一部改正新旧対照表の32ページをごらん願います。初めに、第1条で規定しております石巻市牡鹿製氷冷蔵庫の位置について、鮎川浜丁16番地から鮎川浜丁55番地に変更するものであります。 次に、附則でありますが、施行期日を平成28年4月1日とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。8番。 ◆8番(遠藤宏昭議員) 第300号議案ということで、第299号議案と関連しているのですが、水産物地方卸売牡鹿市場と合築して冷蔵庫を整備するのだということ、この合築して整備することによってどのようなメリットが出るのか。また、これまで離れていたものが一緒になるということで、不都合とかというのはないのかどうか、その確認でお伺いします。 ◎木村富雄牡鹿総合支所長 お答えします。 もともと市場は岸壁の前面にありまして、それから製氷冷蔵庫は50メートルぐらい離れたところにございました。今回震災でどちらも全壊しましたので、いろいろと漁業関係者並びに地元の組合と相談しまして、やはり一番ネックになっていたのは、製氷冷蔵庫がバックにありましたので、氷を船に積む場合、コンビナートみたいな形で船に積むまでに氷を流し込む区間が長かったのです。それが、今回前面に合築されますと、岸壁の突端に市場と製氷冷蔵庫が一体になりますので、船積みが容易になるということで、デメリットはないと思いますが、メリットはかなりありまして、漁業者のほうからは今回の合築は正解だということで、完成を待ち望む声が来ていますし、製氷冷蔵が5年間なかったものですから、必要なときに氷を出すことができなくて、できたものを買ってきて、小さいコンテナに入れてやっている状態ですので、そういう水産物の振興に、これが完成しますと地域にかなり貢献するものと。金華山周辺には定置網とかいっぱいございますので、そういうときにとれた魚を新鮮なうちに出せるということで、私はデメリットはないと思っています。メリットだけだと思っております。よろしくお願いします。 ◆8番(遠藤宏昭議員) 今支所長の御答弁を聞いて安心しました。作業効率が上がるということなのですね。ですから、それはよかったなと思います。 一方でというか、先日女川消防署牡鹿出張所、消防署新たなものができたということで、落成式典に出席させていただいて、その帰りに地元の木村議員のほうからお誘いを受けて、仮設商店街のほうへ寄らせていただいて昼食いただいてきました。私びっくりしたのは、震災から5年目を迎えても、今なおあのような空き地だとか、整備が進んでいないのだなということで、非常に残念にというか、思ったのです。だから、今現在牡鹿地区全体で見て、当初予定していた事業というのは予定どおり進んでいるのかどうか、またその進捗率というか、どれぐらいなのか、それも確認したいと思います。 ◎木村富雄牡鹿総合支所長 お答えします。 おかげさまで高台移転につきましては、全地域で今工事が、それでもう早く着工したところは宅地を引き渡しまして、高台移転については平成28年、この辺で大体めどがつくのかなと。一部若干、地区によって1カ所ぐらい残るところはあろうかと思いますが、ほぼ平成28年度に全地区で安心して暮らせる場所は確保できるのかなと。 それで、もう一つ、今議員がお話ししたように、仮設のれん街の低平地については、まだ手つかずの状態です。これも実は準備にかかっておりまして、各浜ごとに丁寧に説明して、ようやく実施設計が今年度中に全部の浜々で、全部地域の方々の最終合意を得まして確定する予定になっております。目に見えた形は平成28年度ということで工事に、設計の早い地区から、かさ上げやら、それから水路、道路、一体的に整備する予定になっておりますので、もう少し時間をいただきますと、今度浜に来るときは目に見えた復興状況を見ることができると思います。 ◆8番(遠藤宏昭議員) 市長にお伺いします。 私もそうなのですけれども、蛇田なんかに住んでいると、先日11月に新市街地のまち開きが行われたりして、どんどん家が建って、それこそ活気あふれる新たなまちができているというような現状が片方にあって、同じ石巻市内なのだけれども、牡鹿地区のように、あのように5年もたってまだあの状況というような、その差というか、見ると非常に残念に思ったのですが、今も市報で現在の事業の進捗状況等、写真入りで載せてもらっています。ああいうのは、やっぱり市民は安心するのです。だから、牡鹿地区なんかも進んでいるのですよということをぜひしっかり比較写真を載せて、市民に周知していただきたいなと思うのです。なかなか進んでいないのだけれども、震災直後の写真と今現在の写真を並べれば、やっぱり大分進んでいるというのがわかるのだと思うから、そうやって少しずつ市民の不安を取り除いていくということは必要なのだと思うのですが、市長の所見をお伺いします。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 議員御指摘のように、新蛇田団地を含め新市街地については造成工事が着実に進んでいまして、宅地の提供、あるいは公営住宅の入居がどんどん進んでおりますけれども、そういったものでは中心部の復興の様子は報道機関を通してかなり報道されているという状況にありますけれども、一方でやはり半島部の復興の様子が伝えられていない、また半島部の復旧、復興のおくれと同時に、中心部との格差が出てきているということは、やはり我々としてはしっかりその辺は考えて、半島部の復興をこれからどんどん加速していくことが必要だというふうに思います。そのPRについても、半島部は今こういうふうな高台移転が進んでいますということは、11月号の市報にも載せさせてもらいましたけれども、今後も積極的に現状を伝えていきたいというふうに考えております。 ○議長(安倍太郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければこれをもって質疑を終結いたします。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第11 第301号議案石巻市地区計画区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第11第301号議案石巻市地区計画区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎大澤喜雄建設部長 ただいま上程されました第301号議案石巻市地区計画区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、石巻市復興整備計画に基づき、東日本大震災で被災された方々の集団移転先として整備を進めている被災市街地復興土地区画整理事業及び一団地の津波防災拠点市街地形成施設事業地内において、健全な新市街地形成を推進し、秩序ある良好なまちづくりを進めるため、都市計画法の規定に基づく地区計画によって、当該区域内における建築物及び建築物の敷地に関する事項について制限を定めておりますが、今回その全体計画を確定するに当たり、新渡波地区、新渡波西地区整備計画区域内の建築物に関する用途制限を一部改正するものでございます。 それでは、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の29ページ、あわせて表紙番号4、条例等の一部改正新旧対照表の34ページをごらん願います。初めに、別表第2についてでありますが、新渡波地区整備計画区域内の低層住宅地区Aにおいて、建築できる建築物として公営住宅としての長屋、中学校、保育所を加え、中学校におきましては建築物の高さの最高限度の規制を除外するものでございます。 また、新渡波西地区整備計画区域内の沿道業務地区において、建築できる建築物として消防署を加えるものでございます。 次に、附則でありますが、本条例は公布の日から施行するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △答弁の保留 ◎和泉博章総務部長 先ほど第292号議案石巻市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の審議におきまして、水澤議員から御質疑をいただきました。答弁を保留しておりましたので、答弁をさせていただきます。 窓口で申請者が個人番号の記載を拒否していた場合、地方公共団体情報システム機構に個人番号を問い合わせる場合についてという御質疑でございましたが、先ほども申しましたとおり申請書などに個人番号を記載することが各制度における法的な義務であることを御説明し、記載していただくことになりますが、それでも記載を拒否された場合につきましては、番号法第14条第2項に基づきまして地方公共団体情報システム機構から個人番号を含む機構保存本人確認情報の提供を受けることができます。本市といたしましては、法令にのっとりまして、適切に対応してまいりたいと考えているところでございますので、御理解をいただきたいと思います。 △日程第12 第302号議案平成27年度石巻市一般会計補正予算(第6号) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第12第302号議案平成27年度石巻市一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。本案について財務部長から説明を求めます。財務部長。 ◎佐藤和夫財務部長 ただいま上程されました第302号議案平成27年度石巻市一般会計補正予算(第6号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、社会保障・税番号制度のカード交付等に要する経費を初め新蛇田地区の宅地供給を前倒しで実施することから、特別会計からの土地の買い戻しに要する経費、復興公営住宅の整備に要する経費などを主体に編成いたしました。また、石巻地区広域行政事務組合負担金及び人件費の整理につきましても計上いたしました。 それでは、表紙番号2、平成27年度石巻市各種会計補正予算の1ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ152億3,906万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,775億1,931万7,000円とするものでございます。 第2条は、継続費の補正でありまして、5ページの第2表、継続費補正にありますように、新墓地整備事業ほか3事業につきまして、総額及び各年度の年割額を変更するものでございます。 第3条は、債務負担行為の補正でありまして、7ページの第3表、債務負担行為補正にありますように、市報作成業務平成27年度分ほか31事業を追加するものでございます。 第4条は、地方債の補正でありまして、9ページの第4表、地方債補正にありますように、復興公営住宅整備事業債ほか1事業債につきまして限度額を変更するものでございます。 次に、表紙番号3、平成27年度石巻市各種会計補正予算説明書により、歳出から主なものについて御説明申し上げます。なお、東日本大震災関係費につきましては目の名称を、またあわせまして石巻地区広域行政事務組合負担金、特別会計への繰出金や人件費の整理及び財源振替につきましても説明を省略させていただきますので、あらかじめ御了承賜りたいと存じます。 それでは、34ページをごらん願います。1目一般管理費の2社会保障・税番号制度関係費に529万4,000円を計上しておりますが、これはマイナンバー制度の導入に当たり、通知カード等に係る窓口業務に対応するための事務機器の購入等に要する経費を措置したものでございます。 次に、7目地域振興費の1市民協働推進費に103万7,000円を計上しておりますが、これは地域の集会所の改修等に対する補助金を措置したものでございます。 次に、18目減債基金費に8万9,000円を、19目国際交流基金費に4,000円をそれぞれ計上しておりますが、これは利子収入をそれぞれの基金に積み立てするものでございます。 次に、22目がんばる石巻応援基金費に2,944万7,000円を計上しておりますが、これはがんばる石巻応援寄附として寄せられました寄附金及び利子収入を同基金に積み立てするものでございます。 次に、23目震災復興基金費に8億8,822万8,000円を計上しておりますが、これは災害復旧費寄附金として寄せられました寄附金のほか、市街地開発事業特別会計繰入金を同基金に積み立てするものでございます。 次に、26目諸費の1国県補助金等精算還付金に3億円を計上しておりますが、これは臨時福祉給付金給付事業費補助金等の精算に伴う国県支出金等の還付金を措置したものでございます。 次に、27目の2庁舎整備震災関係費で206万1,000円を減額しておりますが、これは防災集団移転促進事業の造成工事とのスケジュール調整により、荻浜支所の基本設計業務が来年度の実施となることから、平成28年度当初予算に計上し直すために減額するものでございます。 次に、42ページ、1目選挙管理委員会費の2選挙管理委員会費に650万円を計上しておりますが、これは公職選挙法の改正により選挙権年齢が18歳以上に引き下げられたことに伴う選挙人名簿システムの改修等に要する経費を措置したものでございます。 次に、52ページ、1目児童福祉総務費の2私立認可保育所運営費に6,803万1,000円を計上しておりますが、これは私立認可保育所の運営に係る委託料について、金額が確定したことに伴う増額分を措置したものでございます。 次に、58ページ、6目病院費の1病院事業運営費で405万5,000円を減額しておりますが、これは石巻市立病院職員の人件費の整理に伴う負担金の減額などでございます。 次に、8目の1新墓地整備事業費に1,300万円を計上しておりますが、これは来年度から供給を開始する石巻第二霊園の案内誘導看板の設置等に要する経費を措置したものでございます。 次に、3石巻市立病院開成仮診療所費に1,030万円を計上しておりますが、これは延べ患者数の増加などに伴う医薬材料費及び医療機器の借上料について措置したものでございます。 次に、62ページ、3目の1被災地域就労支援事業費に134万8,000円を計上しておりますが、これは昨年度から構築を行っておりました自宅や仮設住宅等においてインターネットなどを利用して就労を支援するテレワークシステムが完了したことに伴い、その運用の保守管理に要する経費を措置したものでございます。 次に、64ページ、5目農地費の1水利事業費に420万円を計上しておりますが、これは須江地区産業用地に隣接する農業用排水施設の排水不良対策に要する経費を措置したものでございます。 次に、9目の1農業復興推進費に28万2,000円を計上しておりますが、これは牡鹿地区谷川浜周辺で実施しております圃場整備事業について、宮城県から追加の交付があったことから、その増額分について措置したものでございます。 次に、68ページ、2目水産業振興費の1水産振興対策費に233万3,000円を計上しておりますが、これは漁船の安全操業に資する簡易自動船舶識別装置の整備に係る補助金を措置したものでございます。 次に、5目の1漁港施設機能強化事業費で4,500万円を減額しておりますが、これは事業費の見直しに伴う減額分を措置したものでございます。 次に、70ページ、3目観光費の1観光振興対策費に1,000万円を計上しておりますが、これは地方創生交付金を活用し、外国人観光客を誘致するための外国語パンフレットの作成に要する経費を措置したものでございます。 次に、4目の1企業立地等促進事業費に5,722万円を計上しておりますが、これは企業立地等促進条例に基づいて対象事業を実施した事業所に対して交付する助成金に不足が見込まれますことから、その不足分を追加措置したものでございます。 次に、2観光物産復興対策費に410万円を計上しておりますが、これは首都圏のホテルを会場に行われる石巻フェアの開催にあわせて実施する新商品の開発などに要する経費のほか、環境省が旧北上総合支所跡地周辺に整備を計画しているフィールドミュージアム事業のビジターセンターと一体で整備する本市の観光物産交流施設の設計業務に要する経費を措置したものでございます。 次に、74ページ、8目の1屋敷浜猪落線道路改良事業費に3,950万円を計上しておりますが、これは工事施工中の掘削地において硬岩が確認されたことに伴う工事費の増嵩分について措置したものでございます。 次に、76ページ、3目の1係留船舶集約施設整備事業費に7,000万円を計上しておりますが、これは防災マリーナ整備区域の進入航路となる河川内をしゅんせつするための経費を措置したものでございます。 次に、80ページ、7目の5低平地整備事業費に2億9,600万円を計上しておりますが、これは低平地から高台へ避難するための避難路及び地元管理を基本としたコミュニティー広場を整備するための実施設計に要する経費のほか、道路及び水路を整備するための用地購入に要する経費を措置したものでございます。 次に、82ページ、3目の1復興公営住宅整備事業費に2億8,250万4,000円を計上しておりますが、これは市街地の復興公営住宅の不足分を確保するため既存民間賃貸住宅を借り上げて供給するための経費のほか、新渡波地区に復興公営住宅を建設するための特別会計から土地を買い戻しする経費などを措置したものでございます。 次に、2防災集団移転促進事業費に22億2,721万円を計上しておりますが、これは半島部における防災集団移転事業の造成工事に係る実施設計業務に要する経費のほか、来年度に予定していた新蛇田地区の宅地供給を今年度に前倒しして実施するため、特別会計から土地を買い戻しする経費などを措置したものでございます。 次に、84ページ、6目の1(仮称)石巻東消防署建設事業費に2,207万円を計上しておりますが、これは消防署の建設工事にあわせ、署内で使用する庁用備品の購入に要する経費を災害復旧費から組み替えて措置するものでございます。 次に、2地域防災力向上対策費に512万円を計上しておりますが、これは防災ラジオの難聴区域解消のため、FM中継局の改修等に係る設計業務に要する経費を措置したものでございます。 次に、86ページ、3目教育指導奨励費の1教職員用コンピューター関係費に110万円を計上しておりますが、これは市立桜坂高校教職員のパソコンで、県立高校で使用している学校運営システムを利用するため、県の教育用ネットワークへの接続等に要する経費を措置したものでございます。 次に、6目奨学資金基金費に132万4,000円を計上しておりますが、これは震災孤児に対する奨学資金費寄附金として寄せられました寄附金を同基金に積み立てするものでございます。 次に、7目の1震災奨学金給付事業費に105万円を計上しておりますが、これは新たに奨学資金給付対象者と認定されました遺児の方に奨学金を給付するための経費を措置したものでございます。 次に、2防災教育充実事業費に240万円を計上しておりますが、これは平成28年度版として使用する防災教育副読本を改訂、追記し、発行するための経費を措置したものでございます。 次に、96ページ、11目遊楽館費に670万円を計上しておりますが、これは遊学館の雨漏り修繕に要する経費を措置したものでございます。 次に、12目(仮称)市民文化ホール建設基金費に15万9,000円を計上しておりますが、これは複合文化施設の建設のために寄せられました寄附金を同基金に積み立てするものでございます。 次に、13目の1公民館整備震災関係費で1,000万円を減額しておりますが、これは防災集団移転促進事業の造成工事とのスケジュール調整により、荻浜公民館の基本設計業務が来年度の実施となることから、平成28年度当初予算に計上し直すために減額するものでございます。 次に、98ページ、5目総合運動公園費に480万円を計上しておりますが、これは石巻フットボール場の観客席増設のための設計業務に要する経費を措置したものでございます。 次に、102ページ、1目公共土木施設災害復旧費の2河川災害復旧費で1億500万円を減額しておりますが、これは県工事等とのスケジュール調整により来年度の実施となることから、平成28年度当初予算に計上し直すために減額するものでございます。 次に、104ページ、1目その他公用施設災害復旧費で2,207万円を減額しておりますが、これは第9款6目の1(仮称)石巻東消防署建設事業費に組み替えするために減額するものでございます。 次に、106ページ、1目元金に5,595万9,000円を計上しておりますが、これは4月から9月までに繰上償還されました災害援護資金を宮城県に償還するための経費を措置したものでございます。 次に、108ページ、13款諸支出金の1目土地取得費に1,131万3,000円を計上しておりますが、これは震災復興土地基金で購入した土地のうち国の河川堤防用地、県の新内海橋橋脚用地として売却するため基金から買い戻しするための経費を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、4ページにお戻り願います。まず、10款地方交付税のうち震災復興特別交付税で44億8,400万円を減額しておりますが、これは復興交付金事業や災害復旧事業等の歳出予算と連動した交付見込み額を減額したものでございます。 次に、6ページ、13款使用料及び手数料で3,933万7,000円を計上しておりますが、これは石巻市立病院開成仮診療所の延べ患者数の増加による診療報酬の増収分を措置したものでございます。 次に、8ページから10ページ、14款国庫支出金で2,282万4,000円を減額し、12ページから16ページ、15款県支出金で1,922万2,000円を計上しておりますが、これらは各種事務事業及び災害復旧事業などに対する国県支出金を措置したものでございます。 次に、18ページ、1項財産運用収入で153万6,000円を計上しておりますが、これはテレワークシステムの貸付料のほか、各種基金の利子収入を措置したものでございます。 次に、20ページ、2項財産売払収入で33万8,000円を減額しておりますが、これは新渡波地区の宅地売払収入の減額及び国県事業用地への売払収入を措置したものでございます。 次に、22ページ、17款寄附金で3,811万4,000円を計上しておりますが、これはがんばる石巻応援寄附金、新駅整備費等寄附金、奨学資金費寄附金及び災害復旧費寄附金などとして申し出のありました寄附金を措置したものでございます。 次に、24ページ、4目地域づくり基金繰入金で103万7,000円を計上しておりますが、これらは歳出で御説明申し上げました各種事業に係る財源の一部として措置したものでございます。 次に、8目震災復興基金繰入金で1億1,009万4,000円を計上し、9目東日本大震災復興交付金基金繰入金で118億6,076万4,000円を減額しておりますが、これらは歳出で御説明申し上げました各種復興事業に係る財源の一部として措置したものでございます。 次に、11目奨学資金基金繰入金で105万円を計上しておりますが、これは歳出で御説明申し上げました新たな奨学資金給付対象者と認定された遺児の方への給付金の財源として措置したものでございます。 次に、26ページ、2項特別会計繰入金で8億8,546万円を計上しておりますが、これは市街地開発事業特別会計の土地売払収入のうち、事業費を上回る金額を基金に積み立てするために同特別会計から繰り入れするものでございます。 次に、28ページ、20款諸収入に5,595万9,000円を計上しておりますが、これは本年4月から9月までに繰上償還等されました災害援護資金貸付金を措置したものでございます。 次に、30ページ、21款市債で4,120万円を計上しておりますが、これは予算第4条の地方債の補正で御説明申し上げたとおりでございます。 次に、もう一度24ページにお戻りいただきまして、1目財政調整基金繰入金で6,415万1,000円を減額しておりますが、これはただいま御説明申し上げました歳入歳出予算調整の結果、財政調整基金に一部を戻し入れするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。前例に倣い、補正予算説明書について歳出から各款ごとに質疑を行います。1款議会費について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、2款総務費、あわせて予算案第3条、第3表、債務負担行為補正について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、3款民生費、あわせて予算案第3条、第3表、債務負担行為補正について質疑はありませんか。15番。 ◆15番(水澤冨士江議員) 49ページ、国民健康保険事業対策費に関連して1点お伺いします。 ずっと一般質問等で求めてきたものなのですが、先日の総合計画実施計画などでも示されましたが、子ども医療費助成事業であります。これの今後について、石巻圏内におきましても東松島市、女川町よりもおくれているという状況がありますけれども、今後の見通しについて明確に部長の答弁を求めます。 ◎山下和良健康部長 ただいま子ども医療費の拡充についてということで御質疑がありましたので、お答えいたします。 ただいまの子ども医療費については、通院が小学校6年生まで、それから入院につきましては中学校3年までというふうになってございまして、通院分の中学生までの拡大につきまして、現在平成28年度内に実施できるように予算、それから実施時期、内容等について検討中でございまして、それから実施計画の計画書のほうにございました入院分の一部負担の所得制限を撤廃という件につきましても平成28年度内に実施できればということで、現在制度の構築と、それから内容の精査について健康部内で協議中でございます。 ○議長(安倍太郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、4款衛生費、あわせて予算案第2条、第2表、継続費補正及び予算案第3条、第3表、債務負担行為補正について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、5款労働費、あわせて予算案第3条、第3表、債務負担行為補正について質疑はありませんか。14番。 ◆14番(山口荘一郎議員) 63ページ、被災地域就労支援事業費についてお伺いします。 テレワークシステムの保守管理業務ということでございますけれども、このテレワークシステムはどういったシステムなのかということをまず第1点に確認したいと思いますし、これらのニーズ、どのような方が使われて、現在何名ぐらいの方、事業者としては何事業者の方がこれらを利用する見込みなのかお伺いしたいと思います。 ◎続橋亮産業部長 お答えいたします。 こちらテレワークシステムでございますが、一般的にテレワークというのは、自宅やサテライトオフィスで時間とか場所にとらわれずに、パソコンとインターネットを使って仕事をするということで、簡単なものであったりするとデータ入力から、高度なものであればデザインとか、ホームページの構築とか、そういったものを個人でやって収入を得るといったような事業でございます。こちらは、国の補助を受けまして、テレワークによって就労する方、あとそういった業務を発注する方をマッチングするというようなシステムを市が構築を進めておりまして、今般これを事業者に委託という形で貸し出しますが、その中での予算措置をさせていただいたものです。こちら5年間通して運営をしていただくという形になっておりまして、初年度においては目標といたしましてテレワーカー登録として大体100名程度、5年目といたしましてはテレワーカーの登録で200名というような目標設定をしております。 今回事業者に対しましては、運営事業者に対してこのシステムを貸し出すということで、済みません、今どれぐらいの事業者が業務を発注するかということに関して、ちょっとデータを持ち合わせてはおりませんが、最終的に100名、200名なりに業務が行き渡るような形で、テレワークというのは石巻地域だけではなくて全国から業務を受託するという形になりますので、そういった形に見合うような事業者の利用というのも促進していきたいというふうに考えております。 ◆14番(山口荘一郎議員) 今部長から御答弁いただきまして、システムを開発して貸し出すのだということでございます。この業務の内容、どこかで聞いたことあるなと思ったら、以前ICT活用の人材育成事業でも同様のことをやっているのです。そのとき失敗しましたのは、仕事がないのです。仕事を出す企業がないということで、コンソーシアムの中で架空の仕事というか、バーチャルな仕事をつくり上げて訓練をするという事業に切りかわったわけです。今回このシステムをつくって、テレワークが進むというのは、今子育て中の女性なりの社会進出というか、就業が進むということで、非常に好ましいとは思うのですけれども、マッチングはうまくいくかというところが一番重要だと思っています。 まず1点目、以前ICT活用人材育成事業で参加された方がこのテレワークのほうに参加できる、継続してというか、再度チャレンジをできるというようなスキームは組まれるのかというのが1点。 もう一つは、部長、事業者の数は把握をしていないと。石巻市に限らず全国の事業者の仕事をネットワークを通じてやるのだという形になりましたけれども、全国が競争相手になりますと、石巻市で100名確保するというのはかなり厳しいのではないかなというふうに思っています。というようなことを考えますと、石巻市の事業者でテレワークの仕事をつくれる、もしくは現在の事業のうちテレワークに移行できるものを見つけていくという作業こそが必要ではないかというふうに考えますけれども、見解をお伺いします。 ◎続橋亮産業部長 お答えいたします。 まず1点目、今までの人材育成事業である程度スキルを身につけた方がこっちのほうにチャレンジできるのかということに関しましては、そういったものをもちろん想定してこの事業を組んでおります。ただ、それだけではなくて、この市が開発したシステムに関しましては、マッチング機能に加えてeラーニングシステムというのもございますので、今まで市の事業を活用してICTのスキルを身につけていただいた方、そしてさらにはこれからチャレンジしたいという方、そういった幅広いニーズというのを喚起していきたいというふうに考えております。 2点目に関しまして、全国だとハードルが高いということで、石巻市でそういったようなテレワークの業務量というのをふやしていくということが重要ではないかという点に関しましては、我々としてもそういったところも重要と考えておりまして、今後システムを運用する受託業者を募るという形になりますが、その受託業者としっかり連携をした上で、どんどん出せる業務に関しましてはテレワークみたいな形で進めていけるよう、我々としても支援していきたいというふうに考えております。 ◆14番(山口荘一郎議員) ただいまマッチングに加えて、eラーニングシステムをつけ加えているのがこの市のシステムの特徴だという話をおっしゃいましたけれども、ICT活用人材育成での失敗の一つは、eラーニングシステムのソフト構築なりに費用がかかったというようなこともございます。これから継続してこのシステムを活用するとなると、eラーニングのソフト自体を開発したりということで、継続した費用がかかってくるのではないかと思っておりますので、本来の趣旨、このマッチングということをうまくさせるためにどうするかというところに労力を割いていただきたいと思います。そのシステムは準備したけれども、家庭で働こうとしている方々、企業のマッチングができないのは、参加する人がいないのだというようなことに、逃げにならないように、その事業者探しに汗をかいていただきたいというのが1点。 もう一つは、テレワークそのものを本体として事業をされている企業というのが石巻市にはなかなかない中で、どういう仕事を見つけるかという観点は、市役所の中からもちょっと探してほしいなと思っています。ほかの自治体では、市役所の職員、産休、育休、もしくは子育ての女性の方々のために、市役所の業務の一部を家庭にいながらもテレワークでできる制度というものをつくって導入をしている自治体があるものですから、民間の事業者にやってくれる事業者いませんかと声をかけるだけではなくて、市役所の中の仕事で、市役所の職員が家庭で働けるような仕事をテレワークを使ってやれるものはないかというような探し方というものをぜひしていただきたいと思いますが、この点について市長からも見解をお伺いしたいと思います。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 テレワークシステム、これは総務省からの支援をいただきながら構築して、しかしシステムが構築されても、それを利用して、そして雇用を生み出す、あるいは家庭でスキルを磨いて、そしてその方々がある程度のなりわいを立てられるということは、震災後の今の状況からすると、大変重要な事業だというふうに思っておりますが、議員御指摘のようにこれが企業からの利用がない限り、あるいは全国とはいえ、やはり石巻市の企業にどのように活用していただくかということがこれから必要だというふうに思っております。 また、市の中でもそういったテレワークシステムを使って仕事を、私どももやっぱり仕事を提供できるようなことが必要ではないかというふうに考えております。石巻市の持っているビッグデータをいかに活用するかも含めて、これからしっかりと検討して、それで仕事づくりをしていくということが必要ではないかというふうに思っておりますので、市としても取り組んでまいりますので、またいろいろと御指導いただければと思います。 ◆3番(阿部利基議員) 今ほどの議論聞いていまして、なるほどもっともだなと思って聞いていたのですが、ちょっとせっかく踏み込んだ議論ですので、1点お伺いしたいのですけれども、全国を相手に事業者を公募する、募集するといった場合、どういう動線で事業者を募るのか、あるいは現状ウェブサイト等を用意して、そこにアクセスされてきた方、事業者を募集するのか、どういう形でやられるのか、御見解をお伺いしたいと思います。 ◎続橋亮産業部長 お答えいたします。 こちら、システムを管理運営する業者というのをまず市が募る形になりまして、議会において予算の承認が得られたらば、プロポーザルにおいて管理運営業者を選定すると。そこの管理運営業者が具体的にシステムを運営していく中で、みずから営業活動をして、そういったような業務を見つけてきたりだとか、あとはその運営の中でホームページを構築するとか、そういった可能性もあるとは思います。いずれにせよ市が直接システムを管理運営するというよりも、そういったのに秀でた業者がいらっしゃいますので、そういった方を募った上で積極的に案件を組成していくということを考えております。
    ◆3番(阿部利基議員) この手のテレワーク業務だと、例えば民間ではココナラとか、ウェブサイトが非常に格安で、時間当たりのコストをすごく安く提供できるのが今ネット業界の現状にあるわけで、そういった競争力といったところで、本当に特色を出す気であれば、やはり行政の全面的なバックアップがないとなかなか難しいのではないかなと、自分は聞いていて感じました。今の例だと、ココナラだと500円からで、最低5時間程度の労働をしていただけるのが現状です。 そうした中で、これがどういう想定をしているのかまだ聞いておりませんが、個人情報等を扱うような業務もエクセル入力だと入ってくると思いますので、そういった際、行政とうまく法律的な部分もクリアしながら、市のほうで例えばバナー広告を出してあげるとか、動線誘導までお手伝いしてあげないとなかなかちょっと、これやったはいいけれども、無駄でしたという、今ほど山口議員からの指摘があったような事業になりかねないと思いましたので、今の石巻市の状況ですと、委託業務が非常に多くてなかなか見えないという根本的な問題があるのかなとも思うのですけれども、ぜひ行政としてのバックアップもしていきながら、いい事業にしていただければと思います。 ◎続橋亮産業部長 お答えいたします。 具体的にどういう形で営業活動なり、その案件を組成していくかということもプロポーザルの中で御提案いただくことになると思いますが、我々としてもその管理運営者任せという形ではなくて、積極的にこうやったらどうかとか、そういう提案もした中で、一緒になって進めていきたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(安倍太郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、6款農林水産業費、あわせて予算案第2条、第2表、継続費補正及び予算案第3条、第3表、債務負担行為補正について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、7款商工費、あわせて予算案第3条、第3表、債務負担行為補正について質疑はありませんか。3番。 ◆3番(阿部利基議員) 71ページの観光振興対策費についてお伺いいたします。 今ほどの委託のお話があったかとは思うのですけれども、その上でちょっと3点お聞きしたいと思います。まず、今回外国語パンフレット作成業務委託料ということで、どの程度の言語を想定して、どの層に、そしてどういう場でこのパンフレットをお使いになる予定なのかお聞かせいただきたいのがまず1点。 そして、もう一点目、この委託料の中でデザイン料と、あるいは多分印刷も合算して発注しているのかと思うのですが、その際どういうような区分になっているのか、現状わかればで結構です、お教えください。 これは観光戦略全般に言えることなのですが、現状石巻市の観光産業というのは非常に難しい部分があるかと思います。要するに、松島からどう人を持ってくる戦略を立てているのか、部長の御見解をちょっとお伺いしたいのですが。 ◎続橋亮産業部長 お答えいたします。 石巻外国語版のパンフレット作成業務でございますが、こちらに関しましては現時点で想定しているのが英語版と中国語版、繁体字と簡体字、もちろんそのベースとなる日本語版という4種類を想定しております。大体32ページぐらい、ちょっとこれから詳細はまた詰めてまいりますが、現時点では32ページぐらいではないかと業者と話をしておりまして、その中で印刷費に関しましては、1つのパンフレットで大体150万円なので、450万円で、残りが企画であったりデザインとか、そういったような想定をしております。 松島からどうやって人を引っ張ってくるかというものは、まさしく石巻市の観光を進めていく上では一番重要なところだと考えております。その中で、我々といたしましては石巻観光協会とも連携をして、石巻圏という形で女川町、東松島市、そういったところと連携して、これから修学旅行の学生たちをどうやって連れてくるかとか、そういったような検討をしております。 また、インバウンドに関しましては宮城県とも連携をしまして、実際に石巻市のほうに海外の旅行会社の方々を招いて、ちょっとモニター的なものをやってみたりとか、そういったような取り組みもしておりますので、いきなりパンフレットができたから外国人が来るというのも想定できませんので、そういったものを海外の方々とかに見ていただいて、来ていただいて、その反応というのを民間と共有しながら、さらにブラッシュアップして外国人の受け入れ態勢を築いていきたいというふうに考えております。 ◆3番(阿部利基議員) ブラッシュアップしてということで、非常に前向きな答弁かと思うのですけれども、文化発信というと難しい部分があるかと思います。やはり仙台空港から車でおよそ1時間、列車で2本程度の乗りかえがある状況で、松島も同条件だと思うのですが、どうしても松島に吸収されてしまう部分が非常に強いのではないかなと思うのです。そうしたときに、何を発信していくかといったときに、これをきちっと市全体で、それは行政のみならず民間もなのでしょうが、巻き込んだ形で意見統一しておかないと、外国の方は恐らく来てくれないだろうと自分は考えております。額も額なので、この額のパンフレットを刷りました、あと部長おっしゃったとおりです。来ないのではないかと、自分は非常に危惧している状況にあります。なので、ぜひ民間も、これから企画ということなので、どうだかわからないのですけれども、巻き込んだ形でうまく外国の方を招いて、来ていただけるような環境、例えばタクシーの運転手の方に英語教育をするだとか、そういったところも一つおもてなし要素として非常に重要かと思うのです。やっていただきたいと思います。 ちょうどことしの初めぐらいに、産経新聞にコラムを寄せている河添恵子さんに来ていただいてお話ししたことがありまして、外国人観光客の誘致が石巻市は多いのだというお話をしたときに、非常に危惧されていた案件がございました。やはり爆買い等で中国マネーを期待して、外国の方を今招こうという市町村が多い中で、爆買いというのはやはり大量に買うから安く物を提供してくれという現状があります。実際北海道の事例で、行政を巻き込んで観光客誘致、中国の方を誘致した際、非常に単価を安くされて、最終的に市内の旅館のうち2軒が中国の方がオーナーになってしまったと、潰れてしまったという事例もありますので、そういったところはぜひちょっと危惧していただきながら、どのような距離感が正しいのかをきちっと理解した上で、この案件を進めていただければと思います。意見ですので、答弁は要りません。 ◆17番(阿部正敏議員) 70ページ、企業立地等促進事業費なのですけれども、今回対象事業者がふえるという中での助成制度、具体的にどういった助成制度なのか、その辺をあわせて、結構大きな金額が増額されておりますので、具体的な事業内容も含めてお示しいただきたいなというふうに思います。 ◎続橋亮産業部長 お答えいたします。 企業立地等促進事業費でございますが、こちら条例で定められております企業立地助成金というものがございまして、投下固定資産に係る固定資産税相当額を5年間交付すると。この制度に関しましては、固定資産税相当額というのが決まってから、その額と同等額の支援をするというものでございまして、新たに企業がふえたというわけではなくて、当初予算要求時に固定資産税額が確定していない状況ではございましたが、今回確定をいたしましたので、そこの部分の措置をしているということで、対象といたしましては18社、18件、当初予算が1億9,000万円で、執行見込み額が2億4,721万9,257円ということで、その不足額を今回補正をしているというところでございます。 ◆17番(阿部正敏議員) 御存じのとおり被災した企業も含めて、こういった再建に向かう企業、そういった中でのこういった助成措置なのかなというふうに思うのですが、一方で産業そのものの今後新たな、ほかの自治体との差別化という意味で、もっと目新しいいろんな企業が飛びつきそうな、そういった効果のある助成制度というのが必要になってくるのかなというふうに思うのですが、今回のこの事業の中身では、ほとんど従来石巻市に立地している企業に助成しているのか、新たに他自治体からの企業誘致というものは現状見られるのか、その辺ちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ◎続橋亮産業部長 お答えいたします。 企業立地の助成制度に関しましては、この企業立地助成金以外に新産業等創出促進助成金等で、全く新たに来た方に対して、新しい産業を起こすということで対象にしているような補助金もございます。新産業等創出促進助成金のほうですと、かなり新規、新設の割合が高い状況でございます。ただ、一方企業立地助成金に関して言いますと、新設も数件ございますが、どちらかというと既存の企業、増設も対象としておりますので、新たに拡張するために工場をつくるであったり、工場を拡張すると、そういった方々に助成しているという実績のほうがどちらかというと多いという状況でございます。 ◆17番(阿部正敏議員) 既存の企業の再建、そういった助成制度というような意味合いが強いのかなというふうに思うのですが、やはり今後企業の活性化という意味では、相当外部に、石巻市外の企業に向けて、もっと強いメッセージの企業誘致の効果のあるような助成制度というものが私は必要になってくるのかなというふうに思うのですが、具体的にそういった発信を今後、市長にお伺いしたいのですが、その辺の考え、そういったものについてお聞かせいただきたいと思います。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 企業誘致は、やはり新しい定住人口を拡大するためにも必要だというふうに思っております。若い人たちの働く場の確保ということで、これから企業誘致をしっかり進めていくことが必要ですが、なかなか現在では企業進出のための用地の確保ができていないということがありまして、仮設住宅の今後の動向を見ながら、仮設住宅の移転の状況を見ながら企業誘致を進めていくということが必要だというふうに思っております。今後若い方々が石巻市に住んで、そして働いていただくために必要な企業としては、さまざまな企業があると思いますので、私どももしっかり将来を見据えた上で企業誘致を進めていきたいと思っております。また、今石巻市に再建を果たした企業の皆さんとも、今後いろいろな意見交換をしながら、そういった企業との連携をする中で、新しい企業の誘致につなげていきたいというふうに考えております。 ◆8番(遠藤宏昭議員) 71ページ、観光物産復興対策費410万円についてお伺いします。 年明け2月に石巻市首都圏フェアが行われるのだということですが、こちらのほうの概要をお聞かせいただきたいのと、また資源エネルギー庁が開催するとなっておりますが、資源エネルギー庁にやってもらうことになった経緯というのもあわせてお聞かせください。 ◎続橋亮産業部長 お答えいたします。 石巻首都圏ホテルフェアの概要でございますが、期間は平成28年2月1日から3月31日の2カ月間といたしまして、東京ステーションホテルと横浜ホテルニューグランドで、ホテルのメニューに石巻市の食材を使ってもらって、特別メニューという形でお客様に提供していただくというようなフェアでございます。こちらは、資源エネルギー庁がやっております地域のじまんづくりプロジェクトの一環でございまして、こちらに関しましては全国の原子力発電所の立地自治体でございますが、20数カ所で同じような地域振興として、地域の自慢となるようなものをつくっていこうと。結構前から、今年度だけではなくて昨年度、その前からもやっているものでございますが、その中の石巻市での取り組みという形になります。 ◆8番(遠藤宏昭議員) せっかくこのように石巻市にスポットライトを当ててもらうようなフェアが開催されるわけなので、もっと予算を投入して、一生懸命やったほうがいいのではないかななんていう思いで質疑させていただいたのですが、オープニングセレモニーも行われるのだということ、これには市長は参加されるのでしょうか。 それとあと、新商品の開発ということもあるのですが、新商品というのは具体的にはどのようなものをイメージされているのか、その2点お聞きします。 ◎続橋亮産業部長 お答えいたします。 こちら首都圏ホテルフェアのほうで、地域のじまんづくりプロジェクト自体が予算200万円ということでこういうセレモニーをやるという中で、市といたしましても同じぐらいの規模でオープニングセレモニーや新商品の開発ということで、予算化させていただいたものでございます。 新商品に関しましては、今ホテルのほうで、このプロジェクトというか、このフェアだけではなくて継続的に卸してもらえるような、そういったような商品ニーズはどういうのがあるかということを今確認している途中でございますので、そういったようなホテルからのニーズを地元の事業者の方々にお伝えしてつくっていっていただくということで、ホテルのほうでは例えばハラール商品とか、そういうのも一つあるのではないかというような話を今受けております。 2月1日に市長が出席するかどうかということに関しましては、まだ先方のほうから最終的に正式な案内というのが来ていない状況でございまして、担当部局としてはこういった東京、横浜の由緒あるホテルでこういうフェアをやるというのは、やはり震災で全国各地からいただいた支援に対してのお礼という意味合いもあると思いますので、市長には出席いただきたいなと思っておりますが、最終的な依頼を待って、そちらのほうは日程調整をさせていただく予定でございます。 ◆8番(遠藤宏昭議員) 何度も言いますけれども、こういう機会は本当にチャンスなのだと思うのです。それこそ余り活躍していないのかな、いしぴょん、いしぴぃなんかも連れていって、市長にもはっぴを着てもらってみたいな、そういうイメージをしているわけなのです。せっかく行くのだから、何か足跡を残してほしいなと、そういう工夫というのはどのようなものを考えられているのかと。心配するのは、せっかくこうやって220万円もかけて行ったのだけれども、わいわいがやがややって、はい、終わりというのでは、何のために行っているのか。本当ににぎやかしに行っているのかというような感じなので、ぜひとも足跡を残していただきたいなと思います。その工夫というのはどのようなものをお考えか。 また、先日行われたふるさと納税のフェアも参加されたわけなのだけれども、その結果というのはどうだったのか、手応えというか、あったのでしょうか。それについて、また2点お伺いします。 ◎続橋亮産業部長 1点目の工夫という点でございますが、まさしくフェアをやっただけで終わらないようにという形で、ホテルとも組んで商品開発をできないかというような話を今させていただいているところでございます。一番重要なのは、フェアをやったということではなくて、まずは全国の方々に震災への支援に対してお礼をするというのが一つ、そして今の石巻市の復興の姿、これを全国に発信するというところが重要だと思いますので、今回は農林水産物という形なので、例えばではございますが、食材だけではなくて6次化等で開発された商品とか、ここまで復興したという一つのあかしにもなると思いますので、そういったものも積極的に発信するということも考えられるのではないかなというふうに考えております。 ◎堀内賢市復興政策部長 ふるさと納税のフェアについてでございますけれども、市といたしましては当方復興政策部と産業部、それから観光協会の方も参りまして参加してまいりました。2日間でございましたけれども、20数万人の方がブースにもいらしていただいたというようなことで、石巻市の状況と合わせて今後のPRもさせていただいたということで、かなりの好評を得たということで、出席担当からは報告をいただいているという状況でございます。 ○議長(安倍太郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、この際暫時休憩いたします。   午後0時10分休憩                                             午後1時10分開議 ○議長(安倍太郎議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。8款土木費、あわせて予算案第2条、第2表、継続費補正及び予算案第3条、第3表、債務負担行為補正について質疑はありませんか。7番。 ◆7番(阿部正春議員) 77ページ、係留船舶集約施設整備事業費、防災マリーナ整備にかかわる進入航路のしゅんせつ工事に要する経費7,000万円についてお尋ねいたします。 防災マリーナに入るプレジャーボートであればいいのですが、ヨット等の底の深い船が入るためのしゅんせつ工事だと思いますが、どのような工事なのかお知らせください。 ◎大澤喜雄建設部長 お答えいたします。 今回の7,000万円の事業についてでございますが、今船だまりがございますが、その部分は現在平均で約1メートル80センチぐらいの水深でございます。今回の事業につきましては、約3メートルほどの水深が必要でございますので、これらについては船舶のスペックといたしましては約20トンクラス、それからヨット、モーターボートについては約15メートルぐらいの長さの係留ということを考えますと、朔望平均干潮面から約3メートルの水深が必要ということでございますので、今回平均で約1.2メートルほどしゅんせついたしまして、それで3メートルの水深を確保するというような事業でございます。それで、面積的には約6,500平米ぐらいの面積でございます。しゅんせつの土量につきましては、約7,800立米というような状況の中で、事業費を要求するということでございます。 ◆7番(阿部正春議員) 1.8メートルの水深を3メートルに掘るのだと。サン・ファン・バウティスタパークがありまして、あの前もかなり水深が浅くて、サン・ファン・バウティスタ号をあそこに停泊するに当たり、かなりの経費をかけてしゅんせつをしたという経緯がございます。その後、やっぱり自然そのものなので、1カ月もしないうちにまた埋まってしまったと。今回工事するのは河川ということで、常に流れがあって、そういう3メートルがまた1メートル80センチに戻るといったことも多々考えられると。そうしますと、かなり長期的にランニングコストといいますか、かかるのかなと私思ったのですが、その点どのようにお考えでしょうか。 ◎大澤喜雄建設部長 お答えいたします。 旧北上川河口部のしゅんせつについてでございますけれども、これは国の河川事務所もそうでございますが、漁協のほうから要請がございまして、河川のしゅんせつについては毎年4月から6月に限って実施してほしいというような申し送りがございます。今回補正で要求させていただきましたものにつきましては、年度当初ですと、やはりその時期、4月、6月という実施ができませんので、今回12月補正で要求させていただきましたが、これが議決されましたら4月から6月の期間の中でしゅんせつを実施したいということでございます。 それから、このしゅんせつした土量につきましては、防災マリーナの用地、1.5ヘクタールあるのですが、そこに仮置きいたしまして、ある程度セメント改良を施し、それで盛り土材として使用するという計画になっております。 ◆7番(阿部正春議員) 工事時期については、4月から6月と。漁協との協議もあって、その時期だと。恐らく4月にはノリも終わりますし、9月までカキも始まらないので、この期間、休漁期の間に工事をやってくださいということだと思います。 それで、今私伺ったのは、3メートルに掘り下げても、これまた1.8メートルに戻る可能性はないのかというお話なのです。その都度その都度しゅんせつしなければならないのでは、それなりの工事というかやり方はあるのでしょうけれども、結構そういうコストがかかってくるおそれがあるのかなと。川の流れもありますので、そういうことの検討なんかもなされているのか、もう一度お尋ねいたします。 ◎大澤喜雄建設部長 お答えいたします。 今回しゅんせつする場所につきましては内港部でございますので、全く影響がないのかと言われますと、ないわけではございませんが、本流とは違いまして内港部でございますので、大丈夫だと思っております。 ◆17番(阿部正敏議員) 80ページの減額補正、下水道の関係なのですけれども、具体的な減額補正の中身と、現在下水道事業団への委託に沿った形での復興状況、進捗状況、そういった現状も含めてお示しいただきたいなというふうに思います。 ◎大澤喜雄建設部長 お答えいたします。 この後、特別会計のほうで下水道の案件もございますが、まず減額につきましては下水道事業団と平成26年度に年度協定を実施しております。この協定につきましては、平成26年度、平成27年度、平成28年度と、3カ年の協定でございます。それの平成27年度分の協定について、いろいろと堤防の調整や用地の購入、買収等に時間を要しまして減額をすると、協定の変更をするというようなことでございます。それから、平成27年度にも協定を結ばせていただきまして、平成27年度協定につきましては平成27年度から平成30年度までという協定を結ばせていただいておりますが、この平成27年度の協定につきましては、交付金で認められた金額を当初予算要求いたしまして、事業団との平成27年度協定について精査したところ、平成27年度に実施できるポンプ場等、設計等を加味した中で減額補正ということで、合わせましてこのような金額の減額になったという状況でございます。 ○議長(安倍太郎議員) 進捗状況。 ◎大澤喜雄建設部長 進捗状況でございますが、この予算の減額にもありますように、当初見込んでおりました進捗よりはおくれております。というのは、やはり先ほども申し上げましたように防潮堤工事、それから各関係機関との調整がございまして、なかなか放流渠の工事も実施できない状況でございますし、用地のほうは随時協議をさせていただいて、買収等に応じていただいて進んではおりますが、ポンプ場の建設に至るまでの用地購入までは、まだ至っていないというような状況でございます。 ◆17番(阿部正敏議員) 昨今温暖化のせいなのか、かなりの雨量、集中豪雨、それによっての災害というのが多発しております。そういった中で、総務部長にお尋ねしたいのですが、以前にも石巻市も豪雨による冠水という経緯がありました。その際、我々山下地域もそうですけれども、そういった冠水地域の対策というのは、抜本的なこういった形でしか解決方法はないのですが、そういった中で危機管理という観点から、こういった事業がしっかり施工されるのを祈るのですけれども、一方喫緊の課題として、市民の財産を守るという立場から、結構車の被害とか、そういったのが多発しております。以前にも浸水によって車がやられたというケースが結構寄せられているはずなのです。そういった部分では、具体的に一時的な避難場所も含めて、冠水地域においては行政としてしっかりとその辺の避難、そういった車両を避難できるような場所というのも対策を講じる必要が私はあると思うのですか、その辺どのようなお考えなのかお示しいただきたいと思います。 ◎和泉博章総務部長 お答えいたします。 冠水対策につきましては、建設部のほうと連携をとって、今後も早急に整備を進めたいと思いますし、あとそういった住民の方々の生命、財産を守る、車の財産を守るというような部分で、例えば一つの例といたしましては、北北上運河沿いの一部用地にそういった車両を一時的に置くことができないかというような御相談もありましたので、関係部署、あと県等と相談いたしまして、そういった対応した場合もありましたので、今後ともそういった住民の方々、地域のことをよくわかられているのはやっぱり住民の方々ですので、我々も随時パトロール等させていただきますけれども、そういった中で住民の方々といろいろ御相談をしながら、そういった財産等を守るための方策等も研究してまいりたいと考えております。 ◆17番(阿部正敏議員) 我々の地域も冠水地域に指定されまして、市民から車両の避難場所という提案があって、以前にもそういったお願いはしております。しかしながら、喫緊の課題と言いながら、なかなかその動きが見えていない部分がありますので、市民のそういった方々のニーズとして、我々市民そのものが動くのか、やはりそういったニーズを聞いてしっかりとそのニーズに応えた形で行政として動いていただくのが私は本当だろうというふうに思うので、市長、ぜひそういった以前の災害の被害状況も鑑みて、市としてしっかりと市民に対してそういった避難場所の提供も含めた対策のメッセージを出していただきたいというふうに思うのですが、いかがでしょうか。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 この冠水地域、特に清水町、それから駅前北通り付近は、地盤沈下によってゼロメートル地帯に近いというところで、大雨が降った場合の冠水というのが非常に大きな課題になっております。排水機場の整備を進めることで、ある程度の対策はとれるというふうに思っておりますけれども、ただ最近のゲリラ豪雨を見ますと、想定外の時間雨量100ミリを超えるような雨が発生しておりますので、そういう意味では冠水した場合の避難体制というのは、これから取り組んでいかなければならないと思っておりますので、問題は避難計画を立てるにしても、避難場所をしっかり確保するということが必要ですので、今後雨対策についても検討してまいりたいと考えております。 ◆21番(森山行輝議員) 83ページの復興公営住宅整備事業費についてお伺いしたいと思います。 今回2億8,250万4,000円計上されまして、既存の民間住宅の借り上げ、いわゆる復興住宅の代替としてというようなお話がありました。今回予算計上されていますのは、従来から復興住宅は4,000戸程度、500戸が足らないというようなことで、この500戸足らない部分のどれぐらいの数を民間の借り上げに予定されているのか、そしてまた今回の予算についてはそのうちの何棟ぐらいを目安にした予算計上となっているのかお示しをいただきたいと思います。 ◎近江恵一復興事業部長 お答えいたします。 現在基本計画では4,500戸、市街地では3,850戸、そのうち現在進めているのが3,250戸ということで、600戸を今計画、また用地取得に向けて動いているわけですけれども、その中で民間から借りるということにつきましては、これまでオーナーと打ち合わせをしてきまして、100戸程度というところで、今回まずここに予算として上げさせていただいたそれらに関する手数料ということで、290万円を計上させていただいているというところでございます。 ◆21番(森山行輝議員) 市街地の復興住宅の今足らない部分600戸で、そのうちの100戸ということで予算措置をされたという御説明がありました。私もこの制度を聞いたときに、私の友人、何人か賃貸業をしている者がおりまして、いい制度ではないかというお話をした際に、家賃の心配はないのだけれども、我々住宅に入居する希望者があった場合は、みんな一人一人面接をして、そしてそれなりのコンセプトを持った住宅に振り分けているのだと。ただ、市のほうのこの契約をしてしまうと、こことここあいていますよと。例えば学生たちが入っているエリア、あるいは新婚さんが入っているエリアに、そういう方でない年齢の人が市のほうから割り当てられると、協力はしたいのだけれども、それが非常にネックになっているのだというお話をよく聞くのです。 それで、この仮設住宅から復興住宅に早く移して、そしてついの住みかを早く決めてやるということがやっぱり復興の一番市民が身近に感じるものなので、早急にやる場合は今県でみなし仮設住宅がまだ続いています。こういうことで契約できればいいのだけれども、そういう不動産の言われているネックをどう調整しながらこの不足分を解消していくかということは、やっぱり市としても、当局としても考えなければならない部分ではないかなと思うのです。その辺の対応なり、今私がお話ししたようなことを部長として聞いていて、その辺の対応を考えているのかどうか、その辺も含めてお願いしたいなと思います。 ◎近江恵一復興事業部長 お答えいたします。 今森山議員がおっしゃっている民間はそういうふうな人をある程度選べるというふうな状況で貸し借りをしているというところなのですが、我々復興住宅は被災を受けた人というところで、今お話あった部分について色分けというのはできないものですから、ただ今回民間を借りるというところで何度か打ち合わせをさせていただいて、こういう人たちですということでもって協力をいただける方が100戸程度ということで御理解いただきたいと思います。 ◆14番(山口荘一郎議員) 同じく今のみなし公営住宅の件について質疑させていただきます。 今100戸ほどということで、協力いただける方100戸ほどということで答弁あったのですけれども、その100戸というのはこの制度が始まって、来年4月1日、もう既に空き室として100戸確保できるというのか、もう既にみなし仮設住宅として住んでいらっしゃる方がいて、その方があいたら協力するよということも含めての100戸なのか、すぐ入れる100戸なのか、将来的に100戸なのかお伺いしたいと思います。 ◎近江恵一復興事業部長 お答えいたします。 今考えている100戸というのは、4月1日時点であいている部屋、または新築されるという住宅、アパートをもって100戸ということでございまして、山口議員がおっしゃったみなしというのは、今特定延長なり一律延長されていますので、その動向を見ながら、次の段階で公営住宅化というものを考えていきたいというふうに考えてございます。 ◆14番(山口荘一郎議員) 4月から入れるような状況にある部屋が100戸ほどということで了解しました。 そうしますと、今現在仮設住宅扱いで入っていらっしゃる方の部屋というものも、オーナーには多分意向調査をしているのではないかなと思うのです、アンケートで。それらの部分で、現在入っている仮設住宅の方が、もし次のステージで引っ越されて空き部屋になったら、そこもみなし復興公営住宅として協力しますよという部屋がどのくらいあるかという数字は押さえていらっしゃるかというのを1点お伺いしたいというのと、民間の空き部屋を、あいた時点で協力いただける方の部屋はどんどん確保していかなければならないというふうに思っているのです。この制度を聞くと、2月ぐらいからですか、募集をされると。今100戸ほどは既に事前の協議なり、打ち合わせで100戸という話がありましたけれども、事前に打ち合わせしていない方でも、オーナーが協力していただけるということで、募集で手を挙げるパターンがもしかしたらあるかもしれないと。その点については、どのように考えているのかお伺いしたいと思います。 ◎近江恵一復興事業部長 お答えします。 まず1点目のどのぐらいあくかということですが、今回オーナーというよりも、それを委託している業者、委託を受けている業者の不動産屋のほうに、まずこういうシステムがあります、こういうふうなことを市がやりますということでお話をさせていただいて、大体ですけれども、見込まれるというものが100戸程度というところでございまして、あと2月から募集をかけるということで、一般公募かけますので、そのときにこれまで聞いていた人以外でも、全体として市内の方で応募できる人には応募していただくということにしておりますので、市全体という、今回地区割りはしてございます。大街道、蛇田、中央というところの地区割りはしてございますが、その人たちから応募が来るというふうなことでございますので、御理解いただきたいと思います。 ◆14番(山口荘一郎議員) 一般からの公募も受け付けるということで了解しました。 2月から何月何日までということで、恐らく募集の期間があるのだと思うのです。その段階では、まだ入居者がいるので手は挙げられないのだけれども、将来3カ月後、4カ月後、半年後にあきになったら手挙げたいなというオーナーがもしいらっしゃる場合は、この期限が過ぎていると申し込みはできないわけですね。随時募集というような形のことも将来的には検討していく必要があるのではないかというふうに思いますが、その件についてもし検討されているのであれば、何らかの見解をお伺いしたいと思います。 ◎近江恵一復興事業部長 現在は、4月1日にあけるということで、あいている部屋ということで公募をかけさせていただいて、まずこの状況を見ながら、今山口議員がおっしゃったような年度の後半であるとか中盤あたりからも、我々としても今は状況をまず1回目やって、この制度を動かしてみて、その状況から判断したいというふうに考えてございます。 ◆3番(阿部利基議員) 先ほどの議論聞いていまして、なるほどなと思った次第なのですが、機会の平等性として、今石巻市の賃貸物件というのは、出向されてきた方とか、あるいは出張されてきた方で結構満室といううわさをいろいろ聞いています。もちろん場所によって違うのでしょうけれども、そうしたときに4月という区切りを持ってしまった場合、やはり今復興でそうやって外部の方に住宅を提供して、幾らでも復興を前に進めたいという思いを持っていらっしゃるオーナーが多分ほとんどなのではないかなと思います。私の知人も、借金してでも直して、何とか市に貢献したいということをおっしゃっている方がいらっしゃいまして、そういう方がいる一方で、4月という線引きをしてしまっては、では私たちは何のために協力したのかというお話になりかねないと思うのです。特に住宅問題は、今後市で抱える公営の財産としても、あるいは負債としてもいろいろ左右してくるものですので、適切な住宅数といったときに、やはり民間にも協力いただくのは、一つすばらしい手法かなと思います。 今ほどもう一歩踏み込んだ議論をしてみたいのですけれども、1回目やってみたからではなくて、その先、今論じたとおりどういう形で住宅の提供リスクを民間にかぶってもらえるのか、その上で行政がどういうような支援をできるのかというのを、もうこれからの段階で考えていかないと、まだ600戸足りないということなのですが、600足りないではなくて、多分石巻市が抱えることになる公営住宅はもっと多いのだと思うのです、適正な数よりも。その部分も含めて、部長、どうお考えですか。この600戸ではなくて、もっと民間に押しつけるというか、背負ってもらう必要があるのではないかと自分は思うのですが。 ◎近江恵一復興事業部長 お答えいたします。 我々も民間の力をかりて、全て600戸もやりたいくらいの大きさなのですが、これまで積み重ねてきた意見交換というところで100戸というところまで来ましたので、あとは今後民間の協力が得られるのであれば、得られるだけ公営住宅化したいというふうに考えてございます。 ◆3番(阿部利基議員) 力強い御答弁ありがとうございます。やはりリスクの部分が私は非常に重要だと思っていまして、私も民間のオーナーに聞いたところ、そうやって出張してきた方、あるいは市でいろいろ外から来て仕事をされている方が撤収したときのリスクというのは、非常に民間は心配されていて、実際私の目の前で首をつりたいと言った方もいるような現状です。そのところを市としても考えていますよという姿勢のアピールに、私はなるのではないかと思いますので、今ほど山口議員の答弁の中で、これからではなく、これ1回目のローリングではなくて、今後のことも含めて私たちはこれだけ、600戸以上にお願いしたいのですというのをもっと積極的に発信してもいいのではないかと自分は思うのです。その辺、いかがでしょうか。強く発信していただけないかと。 ◎近江恵一復興事業部長 先ほどもお答えさせていただいたのですけれども、建設するよりは将来の持ち分ということで、住宅を大きく持たなくても済むということと、民間のお力をおかりするということで、私も100戸と固定したわけではなくて、まず今回お返事いただいて、協力できる100戸というところで、まずこれを動かすということで、今後民間からのいろいろな提案、また我々が積極的に募集すると、これをうまくかみ合わせて進めていきたいというふうに思います。 △発言の訂正 ◎大澤喜雄建設部長 先ほど下水道事業団の協定に関する質疑で、平成27年度の協定の内容につきまして、私平成27年度から平成29年度と申し上げましたが、平成27年度の協定につきましては平成27年度から平成30年度までの協定の締結でございます。誤りでありましたので、訂正とおわびを申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) 1番。 ◆1番(黒須光男議員) 81ページ、市街地開発事業特別会計繰出金、近江部長、ちゃんと聞いてくださいよ。これ、まずちょっとどういう内容だか御説明いただきたい。 ◎近江恵一復興事業部長 申しわけございません。ちょっと資料を取り寄せますので、時間をいただきたいと思います。 お答えいたします。繰出金1,500万円につきましては、既存の区画整理事業において従前に公共用地分であるとか、換地調整用地として市として支度した分について今回見直しをかけて、というのはその価格の見直しをしたことによって差が生じたものですから、それを民間にお支払いするという繰出金でございます。 ◆1番(黒須光男議員) 価格の見直しといいますと、これ単価が変わったということですか、それちょっと御説明いただきたいということと、あわせて私は白紙になった立町一丁目4番、5番、市街地再開発事業、こういうことで果たして市が獲得する、確保する復興公営住宅がどこで全部相互コントロールされているのだろう、誰が決めるのだろうかということです。要するに、ここは中止になったわけですね、浅野さんの商工会議所が持っている土地です。たしか47億円で建てて、全戸数を市が買い上げるという計画だったわけです。ところが、今の浅野ビルは3分の2を買い上げる、あと別な立町の浅野さんのところは3分の1を買い上げる、あとテラスのほうはゼロであると。この計画されて中断になったところは、全戸数買うと。誰が果たしてこういうものをコントロールしているのだろうか。市長と浅野さん2人で決めているのかどうか。うわさ伝わってきているのです。それで、あなたたちが振り回されているだけだと。だから、こういうことでさっぱりまとまらない。復興公営住宅が右へ行ったり、左へ行ったり。地権者がだめになれば、すぐに六十何戸がだめになると。こういうことで果たしていいのでしょうか。議会にも全部説明しておいて、地権者が1人、2人反対になったからやめてしまうと。それだけもろいものなのですか。なぜここは都市デザインが入っていなかったのですか。ここも入っているのですか、準備の段階で。本来準備段階で入っているなら、準備段階で経費出ているわけです。だから、準備段階でやめた分、浅野さん、商工会議所の分、ここ15億円払ってくれたのかなと思ったのです。準備段階でだめになったら、経費がそれでもかかっているのであれば。 そういうもろもろの市街地再開発の事業には疑惑がいっぱい、疑惑だらけなのですよ。1つ調べてみると、全部黒い霧だもの。誰が決めて、勝手なことやって。そして、1人、2人反対になると誰がやめて、その分はどこで今度確保するのか。その準備段階で、みんなほかのところは、浅野さんのビルは準備段階でみんな予算発注しているでしょう。この4、5番は、発注したのかどうか。準備段階で中止になれば。そういう疑惑と申しましょうか、問題が出て、私はこのごろ見ると頭がおかしくなってきたのです。何だって、つべこべ言っている人いるけれども、もらっているかもしれない、その人たちは。ですから、これは大変な、解明しなければならない問題がいっぱいありますよ。 これは2回目の質疑ですから、それを含めて、私本当はその金かなと思ったのです。準備段階のやつ、組合払ってあげたのかなと思ったら違うと言うから。だめですよ、そっちでは準備の段階でどんどん発注させて、こっちはどうのこうの、潰れてしまったらその準備段階の発注はなくなったのかどうか。それも含めて御答弁ください。 ◎近江恵一復興事業部長 今何点かお話あったうちのまず1つ目、価格というところでございます。既存の区画整理事業において換地作業を行う場合、新しくできた道路、そこに囲まれた街区というのは幾つかできて、従前の土地をそこに割り込んでいくという作業をしていますが、整備前と整備後の総価格が同じになるように、新しいところで面積調整をいたします。その換地調整、宅地の割り込みをする際に、そういうふうなちょっと難しい作業をするというのと、地権者との話し合いの中で、減歩された分をもとに戻したいと、その分用地を求めたいですとか、今回の区画整理に合わせて宅地を少し増したいと、拡大したいというところについて、そういう御要望に応えられるように、調整用地として市があらかじめ道路ですとか公園用地分と合わせて取得いたしまして、つけ換地という形で本体の脇につけて、70坪であれば減って65坪、5坪分を脇にくっつけるというのが換地調整用地として今回先行取得しておりました。その価格について見直しをかけたと。見直しをかけた理由というのは、先ほど言ったように当初の70坪になるように、5坪足して全体として評価をさせていただいたのですが、つけ換地はつけ換地で独立した形で評価するということで、小さな土地になりますので、その点少し価格が減少して、その分を今回計上させていただいたということでございます。 次に、再開発における住宅の数というところをどうやって決めたのかというお話を受けました。今回、まず基本計画において地区割りしてございます。蛇田、大街道、湊、渡波という、その地区割りをした中で、必要な戸数をいろいろな発注方法で発注してございます。県委託であったり、URであったり、民間の買い取りであったり。その中で再開発について、中央地区では再開発が行われますので、そのときにこれだけの戸数という決定したのは、庁内に住宅制度委員会というのを設けております。各部局から成る、次長、課長方で構成する委員会でございます。その中で、この住宅というもののあり方について検討していただいて、採用するということでございます。また、事業部内におきましては、再開発をする組合との交渉の中で、住宅だけではだめですと。みずから売る分譲と組み合わせること、まるきり住宅ではだめというふうなお話をさせていただいて、その上で協議をして、住宅制度委員会に諮ったというところでございます。 次に、立町一丁目4番、5番のほうで発注したのかというところ、業務ですね、これにつきましては、まず立町一丁目4番、5番につきましては、まだまだ地区の100%の合意に達していなかったということもあって、組合に向けた発注業務というのは発注してございません。そのような状況でございます。 ◆1番(黒須光男議員) 部長の話聞いていますと、まず1点目、住宅の戸数の問題。庁内においていろんな会議を開いて、大体蛇田は、渡波は、中央はと決めていくという話なのですけれども、これの土台になるものは、私は市長の大きなアドバイスと申しましょうか、指示があると思うのです。特に中央の場合は。ですから、こういう準備段階で組合が100%になっていないからと。100%になったら組合できますよ、すぐ。100%にならぬから、浅野さんのビルも準備段階だったのでしょう。準備組合だったのでしょう。その時点で、あっちのほう発注しているのです。片っ方は、準備組合の段階でどんどん基本設計も発注ですよ。業務推進費も発注ですよ、これも約5,000万円発注していますから。あと資金計画、これも3,000万円発注しているのです。約1億円以上発注しているのです、準備の段階で。だから、潰れることもあるのですよ、これは。しかも、調べてみると、事業推進費や、あるいは資金の契約したなんていうのは必要ないのだもの、私から見れば。ですから、差別以外何物もないのです、これは。騒がれたからやらなかったのではないか。本当なら、黙っていれば、こちらも準備段階でどんどん契約していったのではないか。だから、やっぱりあなたたちの仕事を見ると、私はよく怖くなくやるものだなと、チェックもしないで。これ以上進めると、一般質問のおもしろさなくなるからやりませんけれども、これは本当に大変なことですよ。 ○議長(安倍太郎議員) 黒須議員、質疑をお願いします。 ◆1番(黒須光男議員) だから、質疑、こいつ聞かせなければわからないから。ですから、今の答弁では納得できないし、疑惑と申しましょうか、ますますわからなくなってきているのです。ですから、そういう説明でなく、もっときちっとした……誰だ、あくびしているのは。だから、だらけているのだ。ですから、そういうことでしっかりもっと精査をしていただきたい。そして、議員が納得するような説明、今の説明では全然わからないではないですか。差別をして。その辺もひとつよろしくお願いしたいと思います。 議員の私が質疑したり、あくびかいたり、あるいはやめろと言う人もおりますけれども、一番大切なことですからね、これは。議員は、今各地区で議会の説明会をやっていますけれども、全部この問題が出ているのです。何しているのだと。議員、何しているのだという声です。ですから、しっかり我々は頑張りますので、当局におかれましてもしっかりとした説明をして、市民の皆さんが納得するような、なるほどなと言われるような答弁をしていただきたいと思うのですが、いかがですか。3回目ですから、もうしませんけれども。 ◎近江恵一復興事業部長 お答えいたします。 今議員が市民、または議員が納得する説明と、これまでもそれを心がけてやってきましたので……(1番黒須光男議員「していないから言っているんだよ」と呼ぶ)これからもそういうふうに心がけてやっていきたいと思います。 ○議長(安倍太郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、9款消防費について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、10款教育費、あわせて予算案第3条、第3表、債務負担行為補正について質疑はありませんか。21番。 ◆21番(森山行輝議員) 87ページの震災奨学金給付事業費の件でお伺いしたいなと思います。 今回こういう上程がありまして、私ども大変喜んでいる次第なのですが、今回の2011年の大震災で、この震災奨学金を受ける対象となった児童は何名いたのか、そして今回この制度に充当される子供たちの数は何名なのかお伺いしたいなと思います。 ◎草刈敏雄教育委員会事務局長 お答えいたします。 今年度該当児童・生徒につきましては、年度当初24名でございました。今回の提案は3名ということで、震災関連死認定を新たに受けたことが判明いたしましたので、今回提案させていただいております。 ◆21番(森山行輝議員) 私も震災時、うちの地域の公民館におりまして、渡波から逃げてきて、当時小学1年生ですから6歳ですか、6歳で両親も、それから兄弟も全部亡くなって、親戚のおばさんと逃げてきた子供がいました。仮設住宅に行くまで、ずっと注意しながら見守っていたのですが、日中は普通の子供なのですけれども、毎日添い寝しているおばさんに聞きますと、毎晩泣くのだそうです。夜に寝ながら、毎晩泣いているということを聞きますと、本当に我々もどう対処していいかわからなくて、この子供たちの将来について非常に案じられていたわけなのですけれども、こういう奨学金制度ができて、いろいろ上の学校を目指す子供たちには朗報かと思います。それで、この制度はある程度ここで被災して身寄りがない子供たちが市外に行った場合の適用というのはどうなのでしょうか、その辺をお伺いしたいなと思います。 ◎草刈敏雄教育委員会事務局長 お答えいたします。 親御さんを亡くされたお子さんについては、例えば大学とか、そういうことで市外に転出される場合も考えられますが、該当した児童・生徒が高校を卒業するまで、住所にはかかわらず給付をすることといたしております。 ◆21番(森山行輝議員) そこまで配慮していただければ、本当に被災を受けた子供たちの大変な希望であり、そしてまたかかわりのある皆さん方にも朗報だなという思いがします。特に受けた年齢が何歳であれ、私はやっぱりずっとその子供たちが背負っていく大きな荷物だと思っているのです。ですから、行政にしても、こういういろんな関係で側面から支援できる制度も含め、今後この子たちが本当にそういうハンディを背負いながらも一人の大人になって、この石巻市、あるいはこの日本をいろんな形で支えていく、そういう人間に育つように、教育委員会としてもこれから見守り続けながら、いろいろ側面からの支援ということで、御支援をお願いしながら、質疑を終わりたいと思います。 ○議長(安倍太郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、11款災害復旧費について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、12款公債費について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、13款諸支出金について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、以上で歳出の質疑を終わります。次に、歳入の質疑に入ります。歳入は全款について、あわせて補正予算案第4条、第4表、地方債補正についても質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案についてはお手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に分割付託することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。 △日程第13 第303号議案平成27年度石巻市土地取得特別会計補正予算(第3号) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第13第303号議案平成27年度石巻市土地取得特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。本案について復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。 ◎近江恵一復興事業部長 ただいま上程されました第303号議案平成27年度石巻市土地取得特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 表紙番号2、平成27年度石巻市各種会計補正予算の11ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6億218万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ44億2,555万1,000円とするものでございます。 次に、歳出から御説明申し上げますので、表紙番号3、平成27年度石巻市各種会計補正予算説明書の142ページをごらん願います。1目元金に5億9,924万3,000円を計上しておりますが、これは公共用地先行取得等事業債の繰上償還額を増額するものでございます。 次に、2目利子に293万7,000円を計上しておりますが、これは公共用地先行取得等事業債の利子償還額を増額するものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、戻りまして140ページをごらん願います。1款財産収入に6億218万円を計上しておりますが、これは新蛇田地区における造成工事早期完了に伴う土地売払収入見込み額等を増額措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第14 第304号議案平成27年度石巻市水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算(第2号) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第14第304号議案平成27年度石巻市水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。本案について産業部長から説明を求めます。産業部長。 ◎続橋亮産業部長 ただいま上程されました第304号議案平成27年度石巻市水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 それでは、表紙番号2、平成27年度石巻市各種会計補正予算の15ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ478万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6億34万3,000円とするものでございます。 次に、内容について歳出から御説明申し上げますので、表紙番号3、平成27年度石巻市各種会計補正予算説明書の150ページをごらん願います。1目水産物地方卸売市場管理費で478万9,000円を減額いたしておりますが、これは水産物地方卸売市場職員人件費を整理したものです。 次に、歳入について御説明申し上げますので、149ページにお戻り願います。1目管理費繰入金で478万9,000円を減額しておりますが、これは水産物地方卸売市場管理職員人件費の減額に伴う一般会計からの管理費繰入金を減額したものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第15 第305号議案平成27年度石巻市下水道事業特別会計補正予算(第4号) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第15第305号議案平成27年度石巻市下水道事業特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎大澤喜雄建設部長 ただいま上程されました第305号議案平成27年度石巻市下水道事業特別会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。 表紙番号2、石巻市各種会計補正予算の19ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ226億2,665万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ384億2,156万5,000円といたすものであります。 第2条は、継続費の補正でありまして、22ページの第2表、継続費補正にありますように、蛇田排水ポンプ場整備事業ほか6事業の各年度の年割額を変更するものでございます。 第3条は、地方債の補正でありまして、24ページの第3表、地方債補正にありますように、公共下水道建設事業債の限度額を変更するものであります。 次に、表紙番号3、各種会計補正予算説明書により歳出から御説明申し上げますが、人件費の整理につきましては説明を省略させていただきますので、あらかじめ御了承賜りたいと存じます。 それでは、176ページをごらん願います。2目汚水管渠費の2汚水管渠管理費に1,300万円を計上しておりますが、これは青木橋橋梁かけかえ事業に伴う汚水管移設工事の変更工事費を措置したものであります。 次に、178ページ、1目公共下水道建設費で1億1,700万円を減額しておりますが、これは蛇田排水ポンプ場整備事業の継続費の年度割額の変更に伴う減額分を措置したものでございます。 3目東日本大震災関係費で191億5,793万円を減額しておりますが、これは日本下水道事業団との工事委託協定の変更によるもののほか、被災市街地及び震災復興土地区画整理事業に係る下水道整備事業費を計上したものであり、継続費の年度割額の変更に伴う減額分を措置したものでございます。 次に、180ページ、1目下水道施設災害復旧費の13委託料で33億2,000万円を減額しておりますが、これは日本下水道事業団との工事委託協定の変更に伴う継続費の年度割額の変更分を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、164ページにお戻り願います。1項国庫補助金で33億7,850万円を減額しておりますが、これは公共下水道建設事業費と下水道施設災害復旧事業費の減額によるものでございます。 次に、168ページ、第2項雑入に1,300万円を計上しておりますが、これは汚水管渠管理費の増額に伴い措置したものでございます。 次に、170ページ、1項下水道事業債で7,130万円を減額しておりますが、これは予算第3条の地方債の補正で御説明申し上げたとおりであります。 次に、166ページにお戻りいただきまして、1項一般会計繰入金は以上のような歳入歳出予算の調整の結果、191億8,985万8,000円を減額するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第16 第306号議案平成27年度石巻市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第2号) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第16第306号議案平成27年度石巻市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎大澤喜雄建設部長 ただいま上程されました第306号議案平成27年度石巻市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 表紙番号2、石巻市各種会計補正予算の25ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ203万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3,768万1,000円とするものでございます。 次に、歳出から御説明申し上げますので、表紙番号3、各種会計補正予算説明書の204ページをごらん願います。1目漁業集落排水事業総務費の1漁業集落排水事業一般管理職員人件費に203万9,000円を措置しておりますが、これは職員人件費を整理したものであります。 次に、歳入について御説明申し上げますので、202ページにお戻り願います。1項一般会計繰入金に203万9,000円を措置しておりますが、これは歳出で御説明申し上げました職員人件費の増額に対応する一般会計からの繰入金を措置したものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第17 第307号議案平成27年度石巻市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第17第307号議案平成27年度石巻市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。
    ◎大澤喜雄建設部長 ただいま上程されました第307号議案平成27年度石巻市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 表紙番号2、石巻市各種会計補正予算の29ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ326万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億1,474万9,000円とするものでございます。 次に、歳出から御説明申し上げますので、表紙番号3、各種会計補正予算説明書の216ページをごらん願います。1目農業集落排水事業総務費の1農業集落排水事業一般管理職員人件費を173万6,000円減額しておりますが、これは職員人件費を整理したものであります。 次に、218ページ、1目農業集落排水施設費の1農業集落排水施設管理費に500万円を措置しておりますが、これは排水施設電気料の不足分及び排水施設汚泥引き抜き手数料の不足分を措置したものであります。 次に、歳入について御説明申し上げますので、214ページにお戻り願います。1項一般会計繰入金に326万4,000円を措置しておりますが、これは歳出で御説明申し上げました排水施設電気料等の増額に対応する一般会計からの繰入金を措置したものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第18 第308号議案平成27年度石巻市浄化槽整備事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第18第308号議案平成27年度石巻市浄化槽整備事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎大澤喜雄建設部長 ただいま上程されました第308号議案平成27年度石巻市浄化槽整備事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 表紙番号2、石巻市各種会計補正予算の33ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ14万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億8,680万8,000円とするものでございます。 次に、歳出から御説明申し上げますので、表紙番号3、各種会計補正予算説明書の230ページをごらん願います。1目浄化槽事業総務費の1浄化槽一般管理職員人件費を14万7,000円減額しておりますが、これは職員人件費を整理したものであります。 次に、歳入について御説明申し上げますので、228ページにお戻り願います。1項一般会計繰入金を14万7,000円減額しておりますが、これは歳出で御説明申し上げました職員人件費の減額に対応する一般会計からの繰入金を措置したものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第19 第309号議案平成27年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第5号) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第19第309号議案平成27年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第5号)を議題といたします。本案について復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。 ◎近江恵一復興事業部長 ただいま上程されました第309号議案平成27年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第5号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、新市街地の保留地売払収入及び既成市街地の換地調整用地清算金並びに人事異動等に伴う人件費の整理について補正しようとするものでありますが、人件費の整理については説明を省略させていただきますので、あらかじめ御了承賜りたいと存じます。 それでは、表紙番号2、平成27年度石巻市各種会計補正予算の37ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9億77万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ252億4,604万5,000円とするものでございます。 次に、歳出から御説明申し上げますので、表紙番号3、平成27年度石巻市各種会計補正予算説明書の248ページをごらん願います。1目一般会計繰出金に8億8,546万円を計上しておりますが、これは震災復興土地区画整理事業の新蛇田地区、新渡波地区及び新渡波西地区の財産収入を震災復興基金に積み立てるため、一般会計繰出金として措置したものでございます。 次に、250ページ、1目換地調整用地清算金について1,793万5,000円を計上しておりますが、これは被災市街地復興土地区画整理事業の換地調整用地について、売り払い処分に係る土地の評価方法を見直したことによる清算金を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、戻りまして240ページをごらん願います。2款財産収入に8億8,546万円を計上しておりますが、これは保留地売払収入の増に伴うものでございます。 次に、242ページ、3款繰入金に1,531万5,000円を計上しておりますが、これは歳出で御説明申し上げました換地調整用地清算金等の補正に伴い一般会計からの繰入金を増額するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。1番。 ◆1番(黒須光男議員) 246ページ、あとその前のページもですが、事務費で職員の給料が削減されていますよね。これは他県から来ている人たちとか、そういう人たちの給料ではなかろうかと拝察するのですが、途中でこのような職員がやめられるというか、異動なりをしたという左証なのではないでしょうか。そういうのではないですか、違うのですか。 ◎近江恵一復興事業部長 お答えいたします。 これにつきましては、事業部のほうから建設部のほうに異動した方がおりまして、その分の事業部としての減ということでございます。(1番黒須光男議員「市役所の職員」と呼ぶ)はい。 ◆1番(黒須光男議員) 私もこの市街地の再開発ビル、浅野ビル、ずっと調べているのですが、やっぱり職員の組織的な隠蔽というか、それがかいま見られるのです。ですから、職員がこのように途中でかわったりしますと、疑念を深めると申しましょうか、どうなのだろうなという気持ちになるのです。ここの総額見ますと、今174億円ですよね、この事業費、歳出の市街地再開発事業というのは。多額な金ですよ、これ。ですから、こういう部署をしっかり管理、監督するということがやっぱり必要なのです。途中でこのように人件費が変わったりしますと、何でだという素朴な疑問を持つのです。大体私が疑問を持って調べていくと、みんな当たりますから。誰か絡んでいますから。ですから、こういうことなのです。答弁は要りませんけれども、部長、要するにこの170数億円の総額の市街地再開発事業の事業費です。私と近江部長なり、市長なりやりとりしても、なかなか納得できる答弁がないものですから、ずっと消化不良になってきているのです。私も胃が痛くなったり。ですから、ぜひ今後におかれましては明確に、単刀直入に、これがあるのかないのか、そういうただし方をしますので、終わってから正しいのだとか、真面目にやっていますとか、公平ですなんていうのは、そういうのは聞きたくないから。ないわけですから、そんなことは。おかしいから、私が追及しているわけですから、ぜひひとつ議長におかれましても単刀直入にお答えできるような議事進行並びに当局の答弁を求めたいということでございます。 ○議長(安倍太郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第20 第310号議案平成27年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第3号) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第20第310号議案平成27年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎山下和良健康部長 ただいま上程されました第310号議案平成27年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 表紙番号2、平成27年度石巻市各種会計補正予算の41ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,350万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ129億8,813万3,000円とするものでございます。 それでは、補正予算の主な内容について歳出から御説明申し上げますので、表紙番号3、平成27年度石巻市各種会計補正予算説明書の274ページをごらん願います。3項介護認定審査会費で50万円を減額しておりますが、これは石巻地区広域行政事務組合への介護保険負担金について、今後の支出見込み額により措置したものでございます。 次に、276ページ、1項介護サービス等諸費に3億6,000万円、278ページ、2項介護予防サービス等諸費に2,500万円、280ページ、3項その他諸費に100万円をそれぞれ計上しておりますが、これらは今後の給付見込み額を精査したところ、不足が見込まれますことから措置したものでございます。 次に、282ページ、4項高額介護サービス等費で5,000万円を減額しておりますが、これは今後の給付見込み額により措置したものでございます。 次に、284ページ、6項特定入所者介護サービス等費に4,800万円を計上しておりますが、これは今後の給付見込み額を精査したところ、不足が見込まれますことから措置したものでございます。 次に、286ページ、1項介護予防生活支援サービス事業費で3億5,000万円を減額しておりますが、これは今後の事業費見込み額により措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、260ページにお戻り願います。1項国庫負担金に8,340万円を計上しておりますが、これは歳出で御説明申し上げました保険給付費の補正に対応する追加交付額を措置したものでございます。 次に、262ページ、2項国庫補助金で6,250万円を減額しておりますが、これは歳出で御説明申し上げました保険給付費及び地域支援事業費の補正に対応する減額交付額を措置したものでございます。 次に、264ページ、1項支払基金交付金に952万円を計上しておりますが、これは歳出で御説明申し上げました保険給付費及び地域支援事業費の補正に対応する各交付金を措置したものでございます。 次に、266ページ、1項県負担金に4,140万円を計上しておりますが、これは歳出で御説明申し上げました保険給付費の補正に対応する追加交付額を措置したものでございます。 次に、268ページ、2項県補助金で4,375万円を減額しておりますが、これは歳出で御説明申し上げました地域支援事業費の補正に対応する減額交付額を措置したものでございます。 次に、270ページ、1項一般会計繰入金に375万円を計上しておりますが、これは歳出で御説明申し上げました保険給付費及び地域支援事業費の補正に対応する一般会計からの繰入金を措置したものでございます。 次に、272ページ、2項基金繰入金に168万円を計上しておりますが、これはただいま御説明申し上げました歳入歳出予算の調整の結果、なお必要とする財源補填のため財政調整基金からの繰入金を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第21 第311号議案平成27年度石巻市病院事業会計補正予算(第2号) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第21第311号議案平成27年度石巻市病院事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。本案について病院局事務部長から説明を求めます。病院局事務部長。 ◎阿部雅幸病院局事務部長 ただいま上程されました第311号議案平成27年度石巻市病院事業会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 表紙番号2、石巻市各種会計補正予算の45ページをごらん願います。今回の補正は、職員の異動等に伴う給与費の補正を行うものであります。第2条は、収益的収入及び支出の補正でありますが、予算第3条で定めた収益的収入及び支出の予定額について、病院事業収益を405万5,000円減額し、21億2,365万円とするほか、病院事業費用を4,748万3,000円減額し、16億5,896万4,000円とするものであります。 第3条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正でありますが、予算第8条で定めた経費のうち、職員給与費を6,626万5,000円増額し、10億541万2,000円に改めるものであります。 第4条は、他会計からの補助金の補正でありますが、予算第9条で定めた一般会計からの補助金を4万円増額し、13億2,682万7,000円に改めるものであります。 次に、第2条の主な補正内容について、収入から御説明申し上げますので、表紙番号3、石巻市各種会計補正予算説明書の290ページから301ページをごらん願います。2項医業外収益で405万5,000円を減額いたしておりますが、これは退職手当組合負担金に係る一般会計負担金の減額と児童手当に係る一般会計補助金の増額によるものであります。 次に、支出についてでありますが、1項医業費用、1目給与費で4,748万3,000円を減額いたしておりますが、これは給料、手当、法定福利費、退職手当組合負担金及び賞与引当金繰入額の減額によるものであります。 以上であります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。8番。 ◆8番(遠藤宏昭議員) 病院事業会計、人件費の整理ということなのですが、建物は今多分順調に進んでいるのでしょう、形がきちっと見えてまいりました。その中身の部分、医師、また各技術者、そして看護師等、そういう職員の充足率というか、きちんと数は確保されているのかどうか、計画どおりに進んでいるのかどうかについて伺います。 ◎阿部雅幸病院局事務部長 お答えいたします。 まず、医療職の開院時までの予定でございますけれども、医師につきましては20名を想定しております。そのうち現在12名確保しているという状況でございます。看護師につきましては、開院年度で108名を想定しておりますが、先日採用試験を実施いたしまして、募集人員30名に対しまして受験申し込みが60名ございまして、今現在40名に採用の通知を出しております。現在応諾を待っているというような状況になっております。それぞれ医師を除いて看護師、薬剤師、診療放射線技師等、コメディカルの総数なのですけれども、今回46名を募集いたしまして、55名に採用通知を出したという状況でございます。1名ちょっとお断りというか、そういったことがございましたけれども、今現在ちょっと応諾を待っているというような状況でございます。総数としましては、開院年度で合計、事務職も含めて当初179名を予定しております。これからの採用というところもございますけれども、今のところ順調にいっているのかなというふうな思いでおります。 ◆8番(遠藤宏昭議員) 過去の一般質問等でもさまざまな議論なされた病院ですから、それこそオープンのときにはきちんとした、しっかりとした体制でスタートしてほしいということから質疑しているわけなのですが、やっぱりいまだに市民の声は、駅前建設どうだったのだというようなことをかなりの確率でお話しされます。そのたびに説明はするのですが、やはり関心度というのは高いわけなので、ずっとずっと、それこそこれまでつまずき通しだった病院ですから、スタートのときにはきちんとした体制を整えてスタートしてもらいたいと、繰り返しになりますけれども。ですから、それに向けて、病院というとやっぱり医者なのだと思うのですが、20名必要なところ、今12名しか確保されていないと、20名に対して12名なのだと。だから、もうあと7カ月、8カ月しかないのに、あと8名大丈夫なのだろうかというような心配が今思ったところなのです。だから、そういうようなもろもろの不安を一つ一つ打ち消してもらわなければいけないのですが、病院局長のほうではどのようにお考えか、またスタート時、オープン時にきちんとした体制で船出できるのかどうかというか、その辺の御所見をお聞かせください。 ◎伊勢秀雄病院局長兼病院局石巻市立病院長 予定する医療職全体数というふうなことでは、大体予定のところを行っているだろうと。今の御質疑で、医師というふうなことに関しましては、現時点12名ということでありますけれども、内諾を得ている医師というのがそのほかにございまして、現時点は採用しておりませんけれども、来年度の開院前の時点で相当数来るだろうというふうなことで、大学の教授とはお話をしております。 それで、当初20名というふうなことでの必要数というよりは、こちら側でそれくらいの医師がいればいいなというふうなことで想定した数でございますけれども、今回の病院は急性期もいたしますけれども、そうではない、以前の病院とはちょっと性質が変わるというふうなことで、私が院長になったのは2004年でしたけれども、その時点では医師が17名に減った、21名から17名に減って始めたというふうな状況で、その17名というふうな医師の数というのは、今回はベッド数が少なく、なおかつ急性期だけではない、慢性あるいは回復、それらを担う病院というふうなことで、2004年の時点の数では出発できるだろうというふうには思っております。残った今からの日、可及的により多くの医師を集めるというふうな努力は、継続してまいりたいというふうに思っています。 ○議長(安倍太郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第22 第312号議案から第387号議案まで 指定管理者の指定について ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第22第312号議案から第387号議案まで指定管理者の指定について、76議案を一括議題といたします。本76議案について財務部長から説明を求めます。財務部長。 ◎佐藤和夫財務部長 ただいま一括上程されました76議案について御説明申し上げます。 本案は、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、指定管理者に管理運営を行わせようとする公の施設の指定管理者の指定について議決を求めようとするものでございます。 今回御提案申し上げております76施設の内訳につきましては、平成28年3月31日に指定期間が満了することから、引き続き指定管理者を指定しようとする施設が74施設、また平成28年4月1日から新たに指定管理者制度を導入しようとする施設が石巻市営水押住宅等の市営住宅及び石巻市おしか家族旅行村オートキャンプ場の2施設であります。 また、石巻市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例第2条の規定に基づき、公募により指定管理の候補者を選定した施設は、石巻市かもめ学園及び石巻市おしか家族旅行村オートキャンプ場の2施設であり、同条ただし書きに基づき、施設の性格、規模、機能及びこれまでの管理運営実績などから、今後も安定したサービスの提供が期待できるものと判断し、公募は行わず、指定管理の候補者を選定した施設が74施設となっております。 それでは、指定管理の候補者の選定理由について御説明申し上げます。なお、議案番号につきましては、指定管理料の有無などにより整理をいたしておりますことから、説明におきましてページが前後いたしますので、御了承願います。 それでは、表紙番号1の30ページをごらん願います。第312号議案石巻市NPO支援オフィスから69ページの第387号議案石巻市牡鹿製氷冷蔵庫までのうち、新たに指定管理制度を導入しようとする石巻市おしか家族旅行村オートキャンプ場及び石巻市営水押住宅等の市営住宅の2施設を除いた74施設につきましては、これまでの管理運営実績とあわせて、現在の指定管理者である公共的団体などの設立経緯、あるいは管理運営に当たる人材やノウハウが十分に蓄積されていることなどを考慮し、現在の指定管理者であります各法人や老人クラブなどの地域住民団体を引き続き指定管理者として指定しようとするものであります。 指定期間につきましては、基本的に平成33年3月31日までの5年間とするものでありますが、36ページの第324号議案石巻市老人福祉センター寿楽荘につきましては、現在移転新築工事を行っておりますことから、新寿楽荘の開館予定期間である平成30年3月31日までの2年間とするものであります。 また、42ページの第336号議案石巻市サン・ファン・バウティスタパークにつきましては、県施設の宮城県慶長使節船ミュージアムと一体管理を行うことで効率的な運営を行っていることから、県の指定管理期間と合わせ、平成31年3月31日までの3年間とするものであります。 32ページの第316号議案石巻市かもめ学園につきましては、石巻市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例第2条の規定に基づき、公募により指定管理候補者を選定したところであります。この選定に当たりましては、指定管理者募集要項を定め、本年7月22日から8月12日まで募集したところ、市内に事務所を有する1法人から申請書の提出がありました。このため、石巻市かもめ学園指定管理者選定委員会を設置し、本年8月17日開催の選定委員会におきまして、石巻市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例第4条に基づき、法人から提出された事業計画書等について書類審査を行い、適正と認められたことから、社会福祉法人石巻祥心会を候補者として選定し、指定管理者として指定しようとするものであります。 以上、74施設が引き続き指定管理者を指定しようとする施設でございます。 続きまして、平成28年4月1日から新たに指定管理者制度を導入しようとする2施設について御説明申し上げます。40ページの第333号議案石巻市おしか家族旅行村オートキャンプ場につきましては、多様化する住民ニーズにより効果的、効率的に対応するため、民間事業者の有するノウハウを活用することとし、新たに指定管理者制度を導入するものであります。指定管理者の候補者選定に当たりましては、石巻市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例第2条の規定に基づき、公募により指定管理候補者を選定することとし、指定管理者募集要項を定め、本年7月21日から7月31日まで募集したところ、4団体から申請書の提出がありました。このため、石巻市おしか家族旅行村オートキャンプ場指定管理者選定委員会を設置し、本年9月7日開催の選定委員会におきまして、石巻市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例第4条に基づき、4団体から提出された事業計画書等について採点方式により書類審査を行い、最も点数の高かった太平ビルサービス株式会社を第1順位の候補者として選定し、指定管理者として指定しようとするものであります。指定管理期間につきましては、平成33年3月31日までの5年間とするものであります。 次に、42ページ、第337号議案石巻市営水押住宅等の市営住宅につきましては、市営住宅の一部について、公営住宅法に基づき既に管理代行制度により宮城県住宅供給公社へ管理委託しておりますが、公営住宅法によらず建設された改良市営住宅等について、新たに指定管理者制度を導入するものであります。指定管理者の候補者選定に当たりましては、現在管理しております公営住宅と一体的な管理が図られることから、宮城県住宅供給公社を石巻市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例第2条ただし書きの規定に基づき、候補者として選定したものであります。指定管理期間につきましては、公営住宅の管理委託と同じ期間とし、平成31年3月31日までの3年間とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。1番。 ◆1番(黒須光男議員) 先ほど第297号議案でかもめ学園の条例改正があったわけでございまして、それに関連して今回は第316号議案でかもめ学園を石巻祥心会がとられたということです。今部長の説明、明快にお答えいただいたわけでありますが、公募でやったというふうなことでございます。この場合、ちょっと私もわからないので教えていただきたいのですが、これ予算は繰越明許費でとんととってその都度やるのか、ひとつその辺のやり方、手法、財務部長であればおわかりだと思いますので、お答えいただきたいと思います。これが1つ。 あともう一つは、これよりもむしろ石ノ森萬画館の指定管理、これちょっと説明なかったのですが、相当な金額だと思うのです。これがどういう形で指定管理が選定されたのか、これはなかなかくすぶり続けてきた問題でもございますので、今回はどのような形でなさるのかお答えいただきたいと思いますが。 ◎庄司勝彦福祉部長 お答えいたします。 まず、かもめ学園の予算につきましては、来年度当初予算に上げまして、また今回124ページに債務負担行為がございまして、そちらで5年間の債務負担行為を措置してございます。 ◎続橋亮産業部長 お答えいたします。 石ノ森萬画館の指定管理に関しましては、これまでの期間と同様、街づくりまんぼうに指定管理の受託者として選定しております。 なお、指定管理料につきましては、平成28年度でございますが、平成27年度と同様の予算設定としております。 ◆1番(黒須光男議員) 庄司部長のお答えで結構なのですが、東京大学出の産業部長、私の質疑に答えていないのです。これは、要するに街づくりまんぼうに決まったと。これはどういう、かもめ学園なんかは公募です。ですから、この件も公募でなさったのかどうかということの、そういう質疑だと受けとめていただいてお答えいただきたいのです。わかりますか。お答えください。 ◎続橋亮産業部長 お答えいたします。 街づくりまんぼうに関しましては、公募はいたしておりません。 ◆1番(黒須光男議員) これだけの大きな金額で、多分一、二を争うくらいの金額だと思うのです、石ノ森萬画館は。ですから、この辺の透明性というのを高めるためにもやっぱり公募にして、誰も手を挙げなければ、これはこれで結構なのですが、どうもそういうことで産業部もいろいろ調べてみますと、いろんな意味でもう少し透明性のあるものにしていただきたい。いろんなあれがありますから、不透明さがますます募ってきているのです。ですから、質疑したのです。ですから、これも福祉のほうと同じような形で、やっぱり歩む時期があるのではないかと。唐突に、こうやって公募もしません、何もしません、税金でやりますといっても、なかなか問題があるのかなと。これも一つ研究しますから、私は。きっちり調べますけれども、そういうことでございますので、今後御検討いただければありがたいなということです。答弁は要りません。 ○議長(安倍太郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本76議案はお手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 △日程第23 第388号議案工事委託に関する年度協定の一部を変更する協定の締結について(平成26年度における石巻市公共下水道(雨水排水ポンプ場等)施設の災害復旧及び復興事業に係る建設工事委託に関する基本協定の建設工事委託に関する年度実施協定) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第23第388号議案工事委託に関する年度協定の一部を変更する協定の締結について(平成26年度における石巻市公共下水道(雨水排水ポンプ場等)施設の災害復旧及び復興事業に係る建設工事委託に関する基本協定の建設工事委託に関する年度実施協定)を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎大澤喜雄建設部長 ただいま上程されました第388号議案工事委託に関する年度協定の一部を変更する協定の締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の70ページをごらん願います。本案は、既に議決されました工事委託に関する年度協定の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 本協定は、日本下水道事業団と協定金額140億円で折立第一排水区ほか9カ所の雨水排水ポンプ場の建設工事の委託について協定を締結しているところでございますが、そのうち流留第一排水区、渡波排水区、石巻中央排水区及び石巻港排水区の計4カ所のポンプ場建設工事について、他の復興事業との調整や用地取得に時間を要しており、いまだ工事発注に至っておりません。 以上の理由により、これら4カ所の工事を平成26年度協定から除外し、次年度以降の協定に改めて盛り込むこととしたところ、70億円の減額となり、協定金額を70億円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第24 第389号議案財産の取得について(石巻市営原復興住宅) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第24第389号議案財産の取得について(石巻市営原復興住宅)を議題といたします。本案について復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。 ◎近江恵一復興事業部長 ただいま上程されました第389号議案財産の取得について御説明申し上げます。 本案は、復興公営住宅の整備に当たり、要請型買取市営住宅制度により建設した復興公営住宅を完成後に買い取りすることについて、市議会の議決を得たく御提案申し上げるものであります。 表紙番号1の71ページをごらん願います。取得財産は、石巻市営原復興住宅の建物であります。所在地につきましては、議案に添付しております図面のとおりであり、取得する建物は木造平家の戸建て住宅10戸であります。延べ床面積は635.92平方メートルで、来年3月の完成を予定しております。取得方法は売買で、取得価格は1億9,558万8,000円であります。取得の相手方は、石巻地元工務店協同組合代表理事組合長、日野節夫であります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第25 第390号議案工事請負の契約締結について(七窪蛇田線橋梁下部工新設工事) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第25第390号議案工事請負の契約締結について(七窪蛇田線橋梁下部工新設工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第390号議案七窪蛇田線橋梁下部工新設工事の工事請負の契約締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の73ページをごらん願います。本案は、七窪蛇田線橋梁下部工新設工事に係る工事請負契約を締結することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事に係る工事請負契約につきましては、先月11日、参加申請のありました1者による制限付き一般競争入札を行った結果、株式会社瀬崎組が2億771万9,640円で落札いたしましたので、同社代表取締役、瀨﨑和雄と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、石巻市中心部の国道398号と中里地区の石巻バイパスを南北方向に連絡する都市計画道路七窪蛇田線の整備促進を図るため、南中里四丁目地内においての橋台躯体工として橋台1基及びくい工8本、橋脚躯体工として橋脚1基及びくい工15本の橋梁下部工を施工しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。8番。 ◆8番(遠藤宏昭議員) 第390号議案七窪蛇田線の橋梁下部工、いよいよ着工なのかなということで、この点は安心しております。工事場所が南中里ということは、今もう家とか建っているところではなくて、ゲートボール場だったようなところを工事するのだということで、線路をまたいで清水町、田道町のほうにおりてくるわけなのだけれども、清水町の方に、「あれ、この道路ってやめたんでしょう」と聞かれたのです。私びっくりして、そんなことないですと、この道路なければ石巻市立病院、駅前に建てたとかという話も、全然もうどこに行ってしまうかわからないわけだから、そういうあれはないですよと言ったのですが、市民の認識、そういうような方もいらっしゃるのです。ですから、清水町、田道町のほうの土地の取得とかというのは順調に進んでいるのでしょうか、今の現状をお聞かせください。 ◎大澤喜雄建設部長 お答えいたします。 説明会ももう10数回行っておりまして、地権者の方々にも今説明に回っております。説明というよりも、用地の交渉に当たっております。それで、清水町の全体の説明というのは数多くはしておりませんが、まず地権者の方々には説明はしておりまして、おおむね御理解をいただいております。今のお話ですと、清水町の方からそういうお話があったということで、恐らく地権者ではない方なのかなと想像されますが、全体的な説明会も行っておりますので、今後また工事の説明会等もする予定にしておりますので、ぜひ御案内を差し上げますので、説明会等に御出席していただければ、概要等もおわかりになるのかなと思っております。我々といたしましては、丁寧な説明をしておりますし、地権者の方々、それからビルもございますので、ビルの中に入っている方々もおおむね了解していただきまして、今粛々と用地買収を進めているというところでございます。 それで、工事につきましては、南中里につきましては、用地は昭和の後半の時代からもう用地取得しておりましたので、まさしくゲートボール場がある路線でございます。今回はそのところに橋脚を2基ということで工事をさせていただきまして、できれば年明けの1月か2月ごろには安全祈願祭という形で進めていきたいというような考えでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◆8番(遠藤宏昭議員) 今の建設部長のお答えだと、順調に進んでいるのかなと受け取れたのですけれども、それで大丈夫なのですよね。説明会を10数回も開くということは、難航しているような意味合いにもとれたのですが、大丈夫なのですね、おおむねということは。というのは、今1回目の質疑でもお話ししたように、石巻市立病院の駅前建設に係る交通渋滞対策のために、この七窪蛇田線というのは都市計画道路としてつくるのだと。これができることによって、交通渋滞は解消されるでしょうという前提のもとにお話進んでいるから、これは非常に大切な道路なのです。私たち説明する際にも、七窪蛇田線が建設されるというのを前提に市民への説明をしているので、これ間違いがあってはならない道路だからというので、再度確認しますが、大丈夫なのですか。 ◎大澤喜雄建設部長 お答えいたします。 先ほど申し上げましたように、地権者の説明会、数が多いから大丈夫かというのではなく、きめ細かなルートの説明やら、この七窪蛇田線の最初の基本計画は、橋梁型ではございませんでした。いわゆる擁壁型で、分断されるような道路の計画でありました。そうしますと、やはり清水町側の方々も壁ができて、それで七窪蛇田線ができることによって往来ができなくなると。そして、かなり圧迫感があるというような、当初の説明会からそういうお話がございまして、それで大幅に見直しした中で、橋梁形式ということで、地元の皆様の御意見を伺った経緯がございます。そういったものも含めまして10数回ということになっておりますので、皆様方には今もいろいろと用地交渉等させていただいておりますが、本当に皆さん都市計画道路で線引きされていたところなので、いよいよ始まるのかというような御回答のほうが多いということを伺っております。ですから、絶対反対だという方は、今のところ私は聞いておりません。 ◆1番(黒須光男議員) 今2人のやりとり聞いていました。石巻市立病院もやっぱりこのようにごたごた、今議会の説明会なりすると、必ず反対、各会場出ています。そして、跨線橋の問題。跨線橋やる、やるというから、議会承認したのでしょうと。だめになったらどうするのということで、なかなか答弁に四苦八苦しているということでございます。果たしてこの七窪蛇田線、これをやって、大澤部長、中里からどこに人を持っていこうとしているのですか。直接石巻市立病院へは行かないわけですね。今大街道の交通渋滞はすごいですから。もうほとんど動きませんから、夕方5時半ころになりましたら。釜方面へ行ってはだめなのです。だから、あの道路をつくることによって、あの前後、私は大澤部長が言っているほど生易しい状況ではないのではないかと。石巻市立病院をつくるのと同じぐらいの交通渋滞を招くおそれが、私素人だけれども、そう思うのだ。今の市役所の技術屋、わからないけれども、私は。ことしでやめるから、大澤部長もいいのだなんてやっているかどうかわからないけれども、でもこの前後、とんでもないことになってしまうのではないかと思うのだよ。そういうのを想定しないで、何十年前からの都市計画決定したからやるのだなんていうのは、もう時代変わっているのです。とうとうと流れているのです。私は、これは石巻市立病院と同じような結末を迎えるのではないかと思っているのだ。だから、とにかくもう少しもったらもう一回見直すとか、やめるとか、石巻市立病院ももう一回、もう少しもったらやめるとか。不正出てきているから、石巻市立病院も、私調べたら。そういうものが出ればアウトですから。だから、真面目にやって、正しいことをやっていれば、何もいいのです。石巻市立病院も、市街地再開発も、みんな不正が出てきたらどうするのですかということです。全部ストップですよ、事業は。そういうことではなかろうかというふうなことで、あえて忠告をしておきたいということでございます。 ○議長(安倍太郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。この際、暫時休憩いたします。   午後3時11分休憩                                             午後3時30分開議 ○議長(安倍太郎議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第26 第391号議案工事請負の契約締結について(魚町水産加工共同排水処理施設災害復旧その4工事) ○議長(安倍太郎議員) 日程第26第391号議案工事請負の契約締結について(魚町水産加工共同排水処理施設災害復旧その4工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第391号議案魚町水産加工共同排水処理施設災害復旧その4工事の工事請負の契約締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の74ページをごらん願います。本案は、魚町水産加工共同排水処理施設災害復旧その4工事に係る工事請負契約を締結することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事に係る工事請負契約につきましては、先月11日、参加申請のありました5者による制限付き一般競争入札を行った結果、若生工業株式会社が3億5,548万9,236円で落札いたしましたので、同社代表取締役、若生保彦と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、魚町水産加工共同排水処理施設の製品倉庫、鉄骨造平家建て、延べ面積800平方メートル、汚泥天日乾燥設備棟、鉄骨造平家建て、延べ面積564平方メートル、資機材保管庫、鉄骨造平家建て、延べ面積128平方メートルの建設工事、電気、機械の設備工事一式のほか旧施設管理棟の解体工事を施工しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第27 第392号議案工事請負の契約締結について(23年災大泊漁港災害復旧工事) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第27第392号議案工事請負の契約締結について(23年災大泊漁港災害復旧工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第392号議案23年災大泊漁港災害復旧工事の工事請負の契約締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の75ページをごらん願います。本案は、23年災大泊漁港災害復旧工事に係る工事請負契約を締結することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事に係る工事請負契約につきましては、先月11日、参加申請のありました1者による制限付き一般競争入札を行った結果、スリーテック株式会社が4億1,124万9,960円で落札いたしましたので、同社代表取締役、原清一と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、被災した大泊漁港の防波堤及び護岸等の復旧延長678.9メートルの復旧工事を実施するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。22番。 ◆22番(阿部欽一郎議員) 1点だけ確認させていただきます。 現在大泊港は、ライン等定期船の離発着する岸壁と、防波堤に続くその後ろのあれと、護岸堤でいいのかな、あるのですが、以前3分の2ぐらいは護岸工事がされていて、あと3分の1ぐらいが残ったままになっていて、あと船着き場の岸壁につながっているという状況になっているのですけれども、今回の工事概要でちょっと私わからないものですから、それを含めての復旧延長678メートルというふうな理解でよろしいのでしょうか。 ◎続橋亮産業部長 申しわけございません。細かい資料のほうが今手元にございませんので、ちょっと確認をさせていただいて答弁させていただきます。 ○議長(安倍太郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第28 第393号議案工事請負の契約締結について(湊東地区土地区画整理事業地内雨水管渠築造工事) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第28第393号議案工事請負の契約締結について(湊東地区土地区画整理事業地内雨水管渠築造工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第393号議案湊東地区土地区画整理事業地内雨水管渠築造工事の工事請負の契約締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の76ページをごらん願います。本案は、湊東地区土地区画整理事業地内雨水管渠築造工事に係る工事請負契約を締結することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事に係る工事請負契約につきましては、先月11日、新東総業株式会社と随意契約により3億4,700万4,000円で決定いたしましたので、同社代表取締役、新田實と工事請負契約を締結いたしたく御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、大門町四丁目ほか7字地内において、現在造成工事を施工中であります湊東地区土地区画整理事業に係る雨水管渠築造工事、施工延長553.63メートルの管渠工及びマンホール工等を施工するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第29 第394号議案工事請負契約の一部を変更する契約の締結について(魚町水産加工団地汚水管(7工区)布設工事) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第29第394号議案工事請負契約の一部を変更する契約の締結について(魚町水産加工団地汚水管(7工区)布設工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第394号議案魚町水産加工団地汚水管(7工区)布設工事の工事請負契約の一部を変更する契約の締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の77ページをごらん願います。本案は、当初議決を要する金額未満であった工事請負契約を一部変更することにより、契約金額が石巻市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条で規定する1億5,000万円以上となることから、今回変更する契約の締結について議決を求めようとするものでございます。 本工事は、新東総業株式会社が請負金額1億1,890万440円で魚町水産加工団地の汚水管布設工事を施工しているところでございますが、本工事の施工区域内に隣接する県発注の道路かさ上げ工事及び高盛道路工事の進捗状況を勘案し、汚水管復旧工事の進捗を図るため施工延長299.3メートルを増工するものであります。 また、試験掘りにより地下埋設物が集中している箇所が確認された6路線について、開削工法から推進工法に変更しようとするものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、3,991万2,480円の増額となり、契約金額を1億5,881万2,920円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第30 第395号議案工事請負契約の一部を変更する契約の締結について(産業用地既存施設解体撤去工事) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第30第395号議案工事請負契約の一部を変更する契約の締結について(産業用地既存施設解体撤去工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第395号議案産業用地既存施設解体撤去工事の工事請負契約の一部を変更する契約の締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の78ページをごらん願います。本案は、当初議決を要する金額未満であった工事請負契約を一部変更することにより、契約金額が石巻市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条で規定する1億5,000万円以上となることから、今回変更する契約の締結について議決を求めようとするものでございます。 本工事は、遠藤興業株式会社が請負金額1億4,580万円で市民会館管理棟と明友館の解体工事及びくい撤去工事を施工しているところでございますが、明友館の煙突部内の断熱材にアスベストが含有していることが判明したため、アスベストの撤去工法に必要となる変更を行うものでございます。 また、汚水ます等の撤去につきまして、地下水位が想定以上に高く、安全を確保して施工することができないため、ウェルポイント工法による水かえを追加するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、1,003万3,200円の増額となり、契約金額を1億5,583万3,200円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第31 第396号議案工事請負契約の一部変更について((仮称)石巻市庁舎第2駐車場整備工事) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第31第396号議案工事請負契約の一部変更について((仮称)石巻市庁舎第2駐車場整備工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第396号議案(仮称)石巻市庁舎第2駐車場整備工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の79ページをごらん願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事は、株式会社内藤ハウス仙台営業所が請負金額6億7,942万8,000円で施工しているところでございますが、請負業者において試験ボーリングを実施したところ、計画していた摩擦くいでは建物を支持できない地層であることが判明したため、中間支持くいに変更するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、6,579万5,760円の増額となり、契約金額を7億4,522万3,760円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。12番。 ◆12番(渡辺拓朗議員) この議案の前にも予算の変更が何件かありました。若干確認したいのですが、例えば今回の第396号議案で、その変更理由がこれまでの地層ではなかったと。そのために、中間支持くいに変更すると。そのための増額ということなのですが、これを認めて、今この議案を提出しているわけですが、例えばどのようなデータを建設部が確認して、それとも現場で確認するのか。例えばこの間のように、旭化成建材のボーリング調査、支持層のデータの使い回しの問題が今世の中を騒がせていますけれども、どのようなことの説明を業者から受けて、この変更の承諾をしているのか、まずちょっと教えてください。 ◎和泉博章総務部長 お答えいたします。 今回の契約につきましては、プロポーザル選定における指名の際に提案業者に対しましてボーリング柱状図の地質調査データを提供しておりましたが、請負業者の事前調査といたしまして試験ボーリングを実施いたしましたところ、計画していた摩擦くいでは建物を支持できない地層であることが判明したため、支持くいに変更する必要が出たということでございます。それで、提示した地質調査データにつきましては、隣接する病院建設工事の地質調査ボーリング柱状図のみでありましたことから、請負者の判断によりまして改めて調査を実施したということでございます。今回提供いたしました柱状図からは、想定できなかった地層であることが判明したということで、やむを得ないものと判断し、くい工法を変更いたしたところでございます。 ◆12番(渡辺拓朗議員) 私が聞いているのは、例えば予算が復興交付金だから、市の財布痛まないからというようなことで、意外とこの時期になると、ずっと多いです、最近。変更、変更、変更と。その変更が、もしかしたら業者さんの勝手な判断もあるのかなということも疑う必要もあるのかなという思いがするのです。特にああいう旭化成建材の問題なんかが出てくると。だから、その変更理由を何で確認しているのかということを聞いているのです。例えば地質のサンプルを見せてもらっているのか、それともデータ、ボーリング調査のときのくいを回して入っていくときの抵抗値とか、いろんな方法あると思うのですけれども、ただ説明を受けて、はい、そうですかというわけでは、私はまずいと思っているのです。ですから、その確認はどのように慎重に行っているのかということを聞いているのです。 ◎大澤喜雄建設部長 お答えいたします。 設計変更になりますと、契約上甲乙協議ということでの設計変更になると思います。その中で、今回のこの件につきましては、先ほど総務部長が説明したように、柱状図のデータを、1カ所でしたけれども、提供しております。それに基づいて計画を立てるのですが、やはりボーリングデータというのは1カ所では足らないということで、2カ所ぐらい業者のほうでチェックボーリングをしたと。そうしたところ、やっぱり土質が摩擦くいではもたないという層があって、約10メートルぐらいに中間支持層、N値20以上の層があるというところで、そこまで中間支持層のくいを打たないと建物に対して十分な基礎がならないという結果が出ました。それは、業者のほうでの調査でございます。それをもとに、我々建築のほうでそのデータを全部調べまして、それで間違いなくチェックボーリングの土質では摩擦くいでは建築物の支持はできないということを確認した上で、それで設計変更に至ったということでございますので、業者から来たから全部そのまま、はい、わかりましたということでは全くございません。 今回の工事だけではなく、ほとんどの設計変更、これまでも設計変更で議案として上げさせていただいておりますが、やはりこういった案件が、不測のことがあるということで、業者のほうから協議書というものをいただきます。その協議書が実際にあるかどうか、当然甲乙協議、確認いたしまして、それであと金額についてもボリュームがどれぐらいあるのか、それによって発注者側で積算して、それで変更の協議を出し、甲乙協議の上、設計変更に至るというような内容でございます。 ◆12番(渡辺拓朗議員) 要望になるのですが、今スタッフが少ない中で、忙しい中で、建設部も復興事業部も、やはりどうしても余り時間をかけないで次に進みたいという思いがあると思うので、ぜひ念には念を入れて、しっかりデータも確認しながら、特に見えないところですから、建設土木関係は。その辺は、しっかり鋭い目で見て対応していただきたいと思います。よろしくお願いします。 ◎大澤喜雄建設部長 ただいま議員御指摘のとおり、まさしくそのように今やっております。まして会計検査もございますし、来年度早々会計検査が来るという情報も入っております。その辺については、きちっとしたデータなり基礎をきちっとした中で根拠づけないと、やはり会計検査を受ける事業がほとんどでございますので、その辺は十分に注意を払って、設計変更の対応をしているということでございますので、御理解願いたいと思います。 ○議長(安倍太郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第32 第397号議案工事請負契約の一部変更について(23年災泊漁港ほか1漁港災害復旧工事) △日程第33 第398号議案工事請負契約の一部変更について(23年災牧ノ浜漁港ほか3漁港災害復旧工事) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第32第397号議案工事請負契約の一部変更について(23年災泊漁港ほか1漁港災害復旧工事)及び日程第33第398号議案工事請負契約の一部変更について(23年災牧ノ浜漁港ほか3漁港災害復旧工事)、以上2議案を一括議題といたします。本2議案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま一括上程されました2議案について御説明申し上げます。 本2議案につきましては、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 初めに、表紙番号1の80ページをごらん願います。第397号議案23年災泊漁港ほか1漁港災害復旧工事に係る工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は新東総業株式会社が請負金額23億4,628万560円で施工しているところでございますが、災害査定時の概算数量による設計としていた施設について、詳細設計において変更が生じたことから、マイナス3.0メートル岸壁は直立消波ブロックの製作数量を増工し、西船揚げ場はかさ上げによる先端部と海底地盤の段差解消のため被覆ブロックを設置する費用を追加するものでございます。 また、復旧工事にあわせて背後用地の盛り土工を追加するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、1億9,857万2,040円の増額となり、契約金額を25億4,485万2,600円に変更しようとするものでございます。 次に、81ページをごらん願います。第398号議案23年災牧ノ浜漁港ほか3漁港災害復旧工事に係る工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は株式会社吉田組東北支店が請負金額6億9,249万6,000円で施工しているところでございますが、地元漁業関係者と協議し、現地を精査した結果、牧ノ浜漁港においては防波堤取りつけ護岸の上部工のかさ上げをすることで構造上安定することが判明したため、腹づけ工の減工及び桟橋の復旧高を変更するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、3,040万6,320円の減額となり、契約金額を6億6,208万9,680円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。7番。 ◆7番(阿部正春議員) 各漁港の災害復旧工事ということですが、震災後すぐ災害復旧した護岸、船着き場、物揚げ場を含めて、地盤沈下の戻りがあって、かなり護岸が高くなったと。その後、またその対応策として、多分護岸を低く設定しながら護岸の整備等に当たってきていると思いますが、下げてきているのでしょうけれども、どういう基準の中でどの程度下げて、これまで地盤の戻りがあって高いですよとなった以降、工事をなされているのかお尋ねいたします。 ◎続橋亮産業部長 お答えいたします。 護岸に関しましては、議員御指摘のとおり早期に復旧が完了した部分について、沈下した部分が若干上昇しているということもございましたので、そういったところ、間に合うところについては低く工事を進めております。基本的には、災害復旧でございますので、震災前と同じ高さに戻すということですので、沈下が戻った分、それも加味しまして、震災前と同じような形で使えるような高さに設定して工事を進めているという状況でございます。 ◆7番(阿部正春議員) それで、当初地盤沈下の戻りで高くなった漁港、護岸についてですが、当初ははしごをつくってくれとか、いろいろな対応策を考えなければならないということがございましたけれども、今現在その対応はなされているのでしょうか、まだなされていないでしょうか。方法として、今はしごの話をしましたけれども、どのような方法が考えられますでしょうか。多分かなり護岸が高くなりまして、船の乗りおりもかなり危険な状態なのです。漁業者も高齢化が進んでいるということもありますが、そういうことで早急になされていなければ、対応しなければならないのかなと、そのように思っておりましたので、お尋ねいたします。 ◎続橋亮産業部長 お答えいたします。 まだ高くなった部分について、全て対応が終わっているわけではございませんが、地元の漁業者の方々と相談をさせていただきまして、避難タラップみたいな形で、そういった作業に危険がないように、一定間隔ではしごを設置するということで対応を進めております。 ◆7番(阿部正春議員) その漁港によって、組合で船をつけるといいますか、いろいろ使い方があると思うのです、要望といいますか。その中で、ただはしごをつければいいとかということではなくて、やっぱり地域の漁民の方々といろいろと意見交換していただいて、漁業者が使い勝手のいいような方法でやっていただければと思います。一応要望です。 ○議長(安倍太郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本2議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本2議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本2議案は原案のとおり可決されました。 △答弁の保留 ◎続橋亮産業部長 先ほど答弁を保留させていただきました第392号議案23年災大泊漁港災害復旧工事でございますが、大泊漁港の災害復旧工事につきましては、第1期工事において大泊岸壁91.7メートルのうち、暫定施工で56.8メートルを施工した、3分の2の部分でございます。現状では、まだ残りの3分の1というのが残っておりまして、漁業者の方々が使用できる状況ではありませんでしたので、今回の契約において残りの部分も含めて大泊漁港災害復旧工事の全てを発注することとしております。 △日程第34 第399号議案工事請負契約の一部変更について(屋敷浜猪落線道路改良工事) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第34第399号議案工事請負契約の一部変更について(屋敷浜猪落線道路改良工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第399号議案屋敷浜猪落線道路改良工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の82ページをごらん願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事は、雁部建設株式会社が請負金額1億6,002万3,600円で施工しているところでございますが、掘削工において、当初の地質調査では土質を軟岩と想定していたところ、工事の施工中において土質の一部に硬岩が含まれることが判明し、硬岩破砕工法による工事が必要となったため、本工事費用等を追加するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、1,751万9,760円の増額となり、契約金額を1億7,754万3,360円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第35 第400号議案工事請負契約の一部変更について(門脇中学校校舎耐震補強その他改修工事) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第35第400号議案工事請負契約の一部変更について(門脇中学校校舎耐震補強その他改修工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第400号議案門脇中学校校舎耐震補強その他改修工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の83ページをごらん願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事は、株式会社角張工務店が請負金額2億1,848万4,000円で施工しているところでございますが、工事施工中において、教室の床の一部段差解消及び生徒用トイレの安全対策として壁面タイル改修工事が必要となったため本工事費用を追加し、あわせて外壁のクラック改修数量の確定に伴い改修費用を追加するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、2,953万8,000円の増額となり、契約金額を2億4,802万2,000円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第36 第401号議案工事請負契約の一部変更について(蛇田排水ポンプ場建設その1工事) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第36第401号議案工事請負契約の一部変更について(蛇田排水ポンプ場建設その1工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第401号議案蛇田排水ポンプ場建設その1工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の84ページをごらん願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事は、株式会社齋藤工務店が請負金額2億8,231万2,000円で施工しているところでございますが、施工箇所の近隣地域に配慮し、騒音及び粉じんの被害を未然に防ぐため、万能塀、高さ3メートル、施工延長167メートルの設置に伴う費用を追加するものでございます。 また、止水性の確保を図るため、地中連続壁工における掘削工法を建設発生汚泥の少ない発生汚泥低減型工法に変更し、工事の進捗を図るため施工延長38.12メートルの増工をするものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、8,612万7,840円の増額となり、契約金額を3億6,843万9,840円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第37 第402号議案工事請負契約の一部変更について(石巻市内陸型産業用地造成工事) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第37第402号議案工事請負契約の一部変更について(石巻市内陸型産業用地造成工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第402号議案石巻市内陸型産業用地造成工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の85ページをごらん願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事は、菱中建設・佐々木興業特定建設工事共同企業体が請負金額15億9,631万8,840円で施工しているところでございますが、施工箇所の近隣地域に配慮し、造成した宅地の飛砂、粉じん対策のため粉じん対策工15万6,690平方メートルを増工するものでございます。 また、宅地造成の盛り土材に転用を計画していた掘削土について、盛り土材に適さないことが判明したため、2万4,880立方メートルの残土処理し、不足土を購入土とするよう変更するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、5億6,030万1,840円の増額となり、契約金額を21億5,662万680円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第38 第403号議案工事請負契約の一部変更について(新渡波地区土地区画整理事業宅地造成(その2)工事) △日程第39 第404号議案工事請負契約の一部変更について(新渡波西地区土地区画整理事業宅地造成工事) △日程第40 第405号議案工事請負契約の一部変更について(あけぼの北地区土地区画整理事業宅地造成(その2)工事) △日程第41 第406号議案工事請負契約の一部変更について(新蛇田南地区土地区画整理事業宅地造成(その2)工事) △日程第42 第407号議案工事請負契約の一部変更について(新蛇田地区土地区画整理事業宅地造成(その3)工事) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第38第403号議案工事請負契約の一部変更について(新渡波地区土地区画整理事業宅地造成(その2)工事)から日程第42第407号議案工事請負契約の一部変更について(新蛇田地区土地区画整理事業宅地造成(その3)工事)まで、以上5議案を一括議題といたします。本5議案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま一括上程されました5議案について御説明申し上げます。 本5議案につきましては、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 初めに、表紙番号1の86ページをごらん願います。第403号議案新渡波地区土地区画整理事業宅地造成(その2)工事に係る工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は仙建工業・豊和建設・木村工業特定建設工事共同企業体が請負金額21億3,388万2,840円で施工しているところでございますが、施工箇所の近隣地域に配慮し、造成した宅地の飛砂、粉じん対策のため粉じん対策工6万970平方メートルを増工するものでございます。 また、宇田川掘排水路ののり面の洗掘防止を図るため、のり面整形工から擬木土どめ柵、施工延長805メートルに変更するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、4億2,127万9,920円の増額となり、契約金額を25億5,516万2,760円に変更しようとするものでございます。 次に、87ページをごらん願います。第404号議案新渡波西地区土地区画整理事業宅地造成工事に係る工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は東鉄・久我・佐々木特定建設工事共同企業体が請負金額13億4,695万2,600円で施工しているところでございますが、施工箇所の近隣地域に配慮し、造成した宅地の飛砂、粉じん対策のため粉じん対策工2万6,360平方メートルを増工し、宇田川掘排水路改修について、のり面の洗掘防止を図るためのり面整形工から擬木土どめ柵、延長768メートルを増工するものでございます。 また、宅地造成の盛り土材に転用を計画していた掘削土について、盛り土材に適さないことが判明したため、1万7,000立方メートルを残土処理するよう変更するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、3億6,578万1,120円の増額となり、契約金額を17億1,273万3,720円に変更しようとするものでございます。 次に、88ページをごらん願います。第405号議案あけぼの北地区土地区画整理事業宅地造成(その2)工事に係る工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は角張・狩野緑化・ヤマヨシ髙橋組特定建設工事共同企業体が請負金額9億4,420万1,880円で施工しているところでございますが、工事施工中において発生した掘削及び余盛り土を他の復興事業へ有効利用を図るため、発生土処理の運搬距離を変更するものでございます。 また、道路管理者と再協議し、現地を精査した結果、工事の進捗に合わせて石巻工業港曽波神線に係る道路整備工1,692平方メートルを増工するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、1億4,614万5,600円の増額となり、契約金額を10億9,034万7,480円に変更しようとするものでございます。 次に、89ページをごらん願います。第406号議案新蛇田南地区土地区画整理事業宅地造成(その2)工事に係る工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は仙建工業・髙康建設特定建設工事共同企業体が請負金額18億7,488万円で施工しているところでございますが、石巻あゆみ野駅の整備と合わせて駅前広場を一体的に効率的な整備を図る必要があることから、駅前広場整備工2,600平方メートルを増工するものでございます。 また、良好な宅地供給を図るため、宅地造成工における盛り土工を増工し、あわせて請負者からの工事請負契約約款第25条第6項インフレスライド条項の請求によりスライド額を精算し、変更するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、5億5,825万9,560円の増額となり、契約金額を24億3,313万9,560円に変更しようとするものでございます。 次に、90ページをごらん願います。第407号議案新蛇田地区土地区画整理事業宅地造成(その3)工事に係る工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は遠藤興業・日本製紙石巻テクノ特定建設工事共同企業体が請負金額15億7,680万円で施工しているところでございますが、工事施工中において発生した掘削及び余盛り土を他の復興事業へ有効利用を図るため、発生土処理の運搬距離を変更するものでございます。 また、施工箇所の近隣地域に配慮し、造成した宅地の飛砂、粉じん対策のため粉じん対策工21万8,600平方メートルを増工し、雨水排水を効率的に行うためボックスカルバート工を340.4メートル増工するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、3億5,476万2,720円の増額となり、契約金額を19億3,156万2,720円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。30番。 ◆30番(千田直人議員) 5議案上程されましたが、復興事業の中でも大変重要な事業でございます。決して水を差すわけではございませんが、中でも第403号議案なのですが、見ますと第4回目の変更契約ということで、金額が4億2,100万円と。その前段にも4億円という膨大な変更契約が続くわけですが、前段は前段としても、今回の工事の内容、どういうような工事内容でこの4億2,000万円という変更内容になったのかお伺いしたいというふうに思います。 ◎近江恵一復興事業部長 お答えいたします。 先ほど総務部長の説明にあったように、まず宅地に盛り土した土が風によってかなり近隣の住宅に飛んでいくということで、粉じん対策工を行っております。また、新渡波地区の中央部に宇田川水路というのが流れておりまして、割と大きな水路でございまして、この水路は当初素掘りであったものですが、これを洗掘防止を図るために水路工のほうは下を底版にして、ある一定の高さまで両サイド壁をつくると。これが自然に配慮した擬木土どめ柵で水路のコンクリートをすると。その上をのり面とすると。当初全面素掘りであったものを、こういうふうな形で構造物で防護すると、流れをよくするというふうなところをしたことにより、この2つで増工額4億2,000万円ほどとなったということでございます。 ◆30番(千田直人議員) この5議案で追加、今回の変更だけで約20億円に匹敵しますが、飛砂防止、粉じん対策工6万平米増工すると。それから、前段第402号議案もそうなのですが、須江の産業団地も15万6,000平米飛砂防止すると。粉じんというのは、当初から予想されたのではないのかと私は思うのです。というのは、春先なんかは須江のやつも新聞に掲載されましたが、学校の校庭ですらも粉じんが舞い散って、そして何年に1回か盛り土をして整備しているのですが、あれだけの面積に盛り土するわけですから、風によって土砂が吹き飛ぶということは、もう当初から予定の中に入っているのではないのかなというふうに私は思うのですが、この粉じんを今度とめるという、4億円かけて、須江のほうも追加が約5億6,000万円の予算見ていますが、どういうふうにして粉じんをとめるのでしょうか、抑えるのでしょうか。 ◎近江恵一復興事業部長 お答えいたします。 薬剤を水で溶いて、それをまくと。その薬剤が粉じんをまき散らさないよう抑え込むというもので、その薬剤も自然に配慮した形で、人体に無害のものを採用して、環境に対応した形での薬剤を、それをまいて抑え込むというものでございます。 ◆30番(千田直人議員) 薬剤をまいて粉じんを抑えると。それで、6万平米の面積に薬剤をまくというのと、土どめ柵800メートルの変更するということで、4億2,000万円という増工なのですが、先ほど同僚議員のほうからも心配されて出ていましたが、もちろん現場は十分調査されて、把握された上で変更をお認めになるのでしょうが、こういうので4億円というのは、私ももちろん素人ですから、そこから先は入れない部分ですけれども、ちょっと不思議ですよね。その薬剤、もちろん人体に影響のない薬でしょうが、それをまいて粉じんどめするということであれば、それに4億2,100万円という数字、何かかなり大がかり、大きい金額なのですが、当初の基本設計がどういうふうな中から積算されていたのかというようなところまでさかのぼって検討しなければならないのではないのかなと私は思うのですが、いま一度お答えいただきたいと思います。 ◎近江恵一復興事業部長 設計変更に当たっては、積算要領に基づき、また単価についても、公表されている単価で十分チェックしながらやってございます。特に今回宇田川地区の延長も800メートルと、長い延長がございます。そして、幅もございまして、その辺の排水路ののり面防止、この辺もやっていきますと、かなりの金額になったというところでございます。 ○議長(安倍太郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本5議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本5議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本5議案は原案のとおり可決されました。 △日程第43 第408号議案石巻地方広域水道企業団の共同処理する事務の変更及び石巻地方広域水道企業団規約の変更について ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第43第408号議案石巻地方広域水道企業団の共同処理する事務の変更及び石巻地方広域水道企業団規約の変更についてを議題といたします。本案について生活環境部長から説明を求めます。生活環境部長。 ◎今野昇一生活環境部長 ただいま上程されました第408号議案石巻地方広域水道企業団の共同処理する事務の変更及び石巻地方広域水道企業団規約の変更について御説明申し上げます。 本案は、石巻地方広域水道企業団において共同処理する簡易水道事業を上水道事業に統合整備することで地域住民に対するサービス水準の向上、財務、技術基盤の強化及び事務の効率化を図るため、共同処理する事務を変更するとともに、同企業団規約の一部を変更しようとするものであり、地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。 以下、内容について御説明いたしますので、表紙番号1の91ページ、あわせて表紙番号4、条例等の一部改正新旧対照表38ページをごらん願います。第3条第1号中、及び簡易水道事業を削除するものであります。 次に、附則でございますが、本規約の施行期日を平成28年4月1日とするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第44 第409号議案公有水面埋立に関する意見について ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第44第409号議案公有水面埋立に関する意見についてを議題といたします。本案について産業部長から説明を求めます。産業部長。 ◎続橋亮産業部長 ただいま上程されました第409号議案公有水面埋立に関する意見について御説明申し上げます。 本議案は、公有水面埋立法第3条第1項の規定に基づき、宮城県知事から意見聴取があり、これに異議がない旨の答申をするに当たり、同条第4項の規定に基づき市議会の議決を求めるものであります。 表紙番号1の93ページをごらん願います。本議案は、宮城県が水産基盤整備事業の漁港施設機能強化事業で施設整備を進めております寄磯漁港区域内において、石巻市寄磯浜前浜113番及び116番に隣接する公有水面842.30平方メートルの埋め立てを行い、物揚げ突堤を70.00メートル整備しようとするものであります。 なお、埋め立て工事期間につきましては、埋め立てに関する工事に着手した日から1年間となっております。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
    △日程第45 第410号議案字の区域を新たに画することについて ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第45第410号議案字の区域を新たに画することについてを議題といたします。本案について河北総合支所長から説明を求めます。河北総合支所長。 ◎鈴木瑞彦河北総合支所長 ただいま上程されました第410号議案字の区域を新たに画することについて御説明申し上げます。 表紙番号1の103ページをごらん願います。本案は、議案に添付しております図面のとおり、石巻市三輪田地区で施行されました県営圃場整備事業三輪田地区の工事完了に伴い、事業区域内の石巻市三輪田字土居上ほか40の字の一部、三輪田字赤柴下ほか1つの字の全部の区域につきまして、工事完了後の形状に合わせて三輪田字上区前ほか3つの字の区域を新たに画するものであり、地方自治法第260条第1項の規定により議決を得ようとするものであります。 なお、変更内容の詳細につきましては、議案に添付しております変更調書をごらん願います。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第46 第411号議案字の区域を変更することについて ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第46第411号議案字の区域を変更することについてを議題といたします。本案について河南総合支所長から説明を求めます。河南総合支所長。 ◎米谷忠河南総合支所長 ただいま上程されました第411号議案字の区域を変更することについて御説明申し上げます。 表紙番号1の115ページをごらん願います。本案は、議案に添付しております図面のとおり、石巻市須江地区で施行されました農村地域復興再生基盤総合整備事業河南4期地区において、施工した土地の形状に合わせて、施行前の石巻市須江字午蒡土手、須江字山森、須江字池袋、須江字舘山根、須江字正太郎、鹿又字御蔵田のそれぞれの一部の区域を石巻市須江字山森、須江字梶田、須江字塩下前、須江字正太郎、須江字茄子川前の字の区域に変更しようとするものであり、地方自治法第260条第1項の規定により議決を得ようとするものであります。 なお、変更内容の詳細につきましては、議案に添付しております変更調書をごらん願います。 以上でございます。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第47 第412号議案字の区域を変更することについて ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第47第412号議案字の区域を変更することについてを議題といたします。本案について復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。 ◎近江恵一復興事業部長 ただいま上程されました第412号議案字の区域を変更することについて御説明申し上げます。 表紙番号1の119ページをごらん願います。本案は、議案に添付しております図面のとおり、防災集団移転促進事業の事業区域であります石巻市渡波字袖ノ浜ほか11の字の一部の区域について変更しようとするものでございます。 防災集団移転促進事業による半島部の宅地造成は、全ての地区が着手し、既に半数近くの地区において工事が終了し、宅地の供給を行っておりますが、移転団地の多くが字界をまたいでおり、1つの宅地に複数の字があるため合筆に支障を来している、あるいは団地としての一体感の醸成が進まないなど不都合が生じていることから、団地内の字を統一すべく、事業区域内の字の一部を変更するものでございます。 変更内容といたしましては、別紙変更調書のとおり、石巻市渡波字袖ノ浜の一部を渡波字佐須に編入するほか、11の字においてそれぞれ字の一部を編入するものであり、地方自治法第260条第1項の規定により議決を得ようとするものであります。 なお、区域の変更に伴う字の名称の変更はございません。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第48 第413号議案市道路線の認定について △日程第49 第414号議案市道路線の廃止について △日程第50 第415号議案市道路線の変更について ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第48第413号議案市道路線の認定についてから日程第50第415号議案市道路線の変更についてまで、以上3議案を一括議題といたします。本3議案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎大澤喜雄建設部長 ただいま一括上程されました3議案について御説明申し上げます。 表紙番号1の133ページから137ページと各路線の位置等につきましては、表紙番号5、市道路線の認定、廃止及び変更関係資料をごらん願います。 初めに、第413号議案市道路線の認定についてでありますが、今回認定を求める路線は33路線で、延長約6,785メートルであります。内容につきましては、不動町地区産業用地の整備によるものが5路線で、延長約545メートル、都市計画道路整備事業により整備する道路が1路線で、延長約2,140メートル、被災市街地復興土地区画整理事業により整備する道路が8路線で、延長約863メートル、開発許可により新設された道路が1路線で、延長約118メートル、防災集団移転事業により整備する道路が16路線で、延長約2,583メートル、三陸自動車道の側道の移管によるものが2路線で、延長約533メートルであります。 次に、第414号議案市道路線の廃止についてでありますが、今回廃止する路線は2路線で、延長約592メートルの減となります。内容につきましては、環境省の月浜園地ビジターセンター整備に伴い廃止するものが1路線で、延長約151メートルの減、国土交通省の北上川河口部災害復旧事業により廃止するものが1路線で、延長約441メートルの減となります。 次に、第415号議案市道路線の変更についてでありますが、今回変更する路線は1路線で、延長約62メートルの減となります。内容につきましては、被災市街地復興土地区画整理事業に伴い、既存市道の終点を変更するものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本3議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本3議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本3議案は原案のとおり可決されました。 △散会 ○議長(安倍太郎議員) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。明日から14日までは休会とし、15日に本会議を再開いたします。なお、9日及び10日は各常任委員会を開催し、付託案件の審査をお願いいたします。本日はこれにて散会いたします。   午後4時41分散会...