石巻市議会 > 2014-06-23 >
06月23日-議案説明・質疑・委員会付託-02号

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  1. 石巻市議会 2014-06-23
    06月23日-議案説明・質疑・委員会付託-02号


    取得元: 石巻市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-20
    平成26年 第2回 定例会  平成26年石巻市議会第2回定例会会議録(第2号)                                           議事日程第2号  平成26年6月23日(月曜日)午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名                                第2 第121号議案石巻市夜間急患センター運営審議会条例                 第3 第122号議案石巻市市税条例の一部を改正する条例                  第4 第123号議案東日本大震災に伴う石巻市国民健康保険税の減免に関する条例の一部を改正           する条例                               第5 第124号議案石巻市立学校設置条例の一部を改正する条例               第6 第125号議案東日本大震災に伴う石巻市介護保険料の減免に関する条例の一部を改正する           条例                                 第7 第126号議案石巻市営住宅条例の一部を改正する条例                 第8 第127号議案平成26年度石巻市一般会計補正予算(第4号)             第9 第128号議案平成26年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第2号)      第10 第129号議案平成26年度石巻市産業用地整備事業特別会計補正予算(第1号)     第11 第130号議案平成26年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)       第12 第131号議案土地改良事業の施行について                      第13 第132号議案訴えの提起について                          第14 第133号議案業務委託に関する協定の締結について                  第15 第134号議案財産の取得について                          第16 第135号議案財産の取得について                          第17 第136号議案財産の取得について                          第18 第137号議案財産の取得について                          第19 第138号議案財産の取得について                          第20 第139号議案財産の取得について                          第21 第140号議案財産の取得について                          第22 第141号議案財産の取得について                        第23 第142号議案工事請負の契約締結について((仮称)石巻消防署西分署建設工事)    第24 第143号議案工事請負の契約締結について(災復27―1号東4処理分区汚水管渠(1工           区)災害復旧工事)                          第25 第144号議案工事請負の契約締結について(災復27―2号東4処理分区汚水管渠(2工           区)災害復旧工事)                          第26 第145号議案工事請負の契約締結について(災復29―1号東9~15処理分区汚水管渠           (1工区)災害復旧工事)                       第27 第146号議案工事請負の契約締結について(災復36―1号中央第3処理分区汚水管渠災           害復旧工事)                             第28 第147号議案工事請負契約の一部変更について((仮称)石巻第二霊園整備工事)    第29 第148号議案工事請負契約の一部変更について(桜坂高等学校建設その他工事)     第30 第149号議案工事請負契約の一部変更について(桜坂高等学校建設その他機械設備工事) 散 会                                          本日の会議に付した事件 議事日程のとおり                                                                              出席議員(30名)   1番  黒  須  光  男  議員    2番  奥  山  浩  幸  議員   3番  阿  部  利  基  議員    4番  髙  橋  憲  悦  議員   5番  楯  石  光  弘  議員    6番  安  倍  太  郎  議員   7番  阿  部  正  春  議員    8番  遠  藤  宏  昭  議員   9番  大  森  秀  一  議員   10番  木  村  忠  良  議員  11番  櫻  田  誠  子  議員   12番  渡  辺  拓  朗  議員  13番  首  藤  博  敏  議員   14番  山  口  荘 一 郎  議員  15番  水  澤  冨 士 江  議員   16番  渡  邉  昌  明  議員  17番  阿  部  正  敏  議員   18番  近  藤     孝  議員  19番  阿  部  久  一  議員   20番  丹  野     清  議員  21番  森  山  行  輝  議員   22番  阿  部  欽 一 郎  議員  23番  伊  藤  啓  二  議員   24番  千  葉  眞  良  議員  25番  髙  橋  栄  一  議員   26番  青  山  久  栄  議員  27番  庄  司  慈  明  議員   28番  西  條  正  昭  議員  29番  後  藤  兼  位  議員   30番  千  田  直  人  議員欠席議員(なし)                                          説明のため出席した者  亀 山   紘  市     長        菅 原 秀 幸  副  市  長  笹 野   健  副  市  長        境   直 彦  教  育  長  星   雅 俊  復 興 政策部長        阿 部 明 夫  総 務 部 長  佐 藤 和 夫  財 務 部 長        堀 内 賢 市  復 興 事業部長  梶 原 敏 彦  河北総合支所長        千 葉   茂  雄勝総合支所長  米 谷   忠  河南総合支所長        飯 塚 千 文  桃生総合支所長  角 張 一 郎  北上総合支所長        木 村 富 雄  牡鹿総合支所長  小 畑 孝 志  生 活 環境部長        髙 橋 正 則  健 康 部 長  内 海 正 博  福 祉 部 長        木 村   伸  産 業 部 長  土 井   昇  建 設 部 長        渋 谷 仁 一  会 計 管 理 者  鷲 見 祐 一  病院局事務部長        木 村 和 雄  教 育 委 員 会                                   事 務 局 長                                          事務局職員出席者  門 間 泰 則  事 務 局 長        津 田 淳 一  事 務 局 次 長  髙 橋 伸 明  事 務 局長補佐        佐 藤 真 一  主     幹  佐々木 直 樹  主     幹        山 内 祐一郎  主     査  星   貴 幸  主     査 △午前10時開議 ○議長(安倍太郎議員) ただいまから本日の会議を開きます。欠席通告議員はありません。  本日の議事は、日程第2号をもって進めます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(安倍太郎議員) 日程第1会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員に8番遠藤宏昭議員、9番大森秀一議員、10番木村忠良議員、以上3議員を指名いたします。 △日程第2 第121号議案石巻市夜間急患センター運営審議会条例 ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第2第121号議案石巻市夜間急患センター運営審議会条例を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎髙橋正則健康部長 ただいま上程されました第121号議案石巻市夜間急患センター運営審議会条例について御説明申し上げます。 本案は、東日本大震災により被災した石巻市夜間急患センターの再建に当たり、その健全な運営を図るため、石巻市夜間急患センター運営審議会を設置しようとするものであります。 以下、条文に従いまして御説明いたしますので、表紙番号1の1ページをごらん願います。第1条は、設置とその目的について規定したものであり、第2条は所掌事項について規定したものであります。第3条は、組織について、委員を15名以内とし、学識経験を有する者などから市長が委嘱することを規定したものであり、第4条は委員の任期を2年と規定したものであります。第5条は、会長及び副会長の職務等について規定したものであり、第6条は会議の開催等について規定したものであります。第7条は、委任に関する規定であります。 次に、附則でありますが、第1項は本条例の施行期日を公布の日からとするもので、第2項は最初の会議の招集について規定するものであります。第3項は、委員の報酬及び費用弁償について、石巻市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正するものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。29番。 ◆29番(後藤兼位議員) 条例の第2条第3項、ここに夜間急患センターの健全な運営のために必要な事項に関する云々とあります。これも旧来の南浜町にあった急患センターにおいてもかなり赤字の傾向がありました。それは、石巻市で負担して、石巻市が設置して、地域医療を担ってきたのですけれども、三陸自動車道も4車線化云々の中で広域化してまいります。そういうとき、石巻赤十字病院に連動した形で今回設置するというのがあります。そういう中で、私はやはり負担金を各自治体から、かかった患者云々に対して、各自治体も相応の負担を私はすべきだと思うのですが、ここにおいてはこの健全な運営の中できちっと協議される場があるのかどうなのか、ちょっとこれを確認したいと思います。 ◎髙橋正則健康部長 お答え申し上げます。 今おっしゃいました負担金でございますが、実は先月に東松島市、女川町、それから登米市ですとか南三陸町、隣接の市町の担当課長に集まっていただきまして、現在の急患センターの建設に向かっての作業の進捗状況等を説明いたしました。その中で、今議員おっしゃいましたような負担金につきましても協議をさせていただきたいということで了解をいただいたところでございます。ただ、協議スタートの了解ということでございますので、具体的に負担金をいただくとか、その額というようなところはこれからでございますけれども、中には前向きに対応を検討したいというような市町村もございましたので、今後そのように進めてまいりたいと考えております。 ◆29番(後藤兼位議員) 仙南の地域では、この負担金でもめて、ちょっとごたごたしている地域もあります。ただ、やはり石巻市はこれまで1市9町の広域圏の中で、旧石巻市においては負担金はいただかないできました。ただ、その後かなり累積赤字ありましたので、今後は適正な負担金をいただくというのが私は必要だと思うのです。なおかつこの急患センターは、小児科が恐らく中心になると思うのです。そういう意味でも、石巻広域圏だけでなく気仙沼市、南三陸町、登米市、そこら辺も範疇に入ってくると思いますので、それは適正な負担金をいただくと、これはやはり協議をきちっと踏まえて、一番のスタートが私は大事だと思うのです。旧石巻市の急患センターにおいては、負担金の云々はなかったので、途中でそれを設けるというのはなかなか厳しい段階もありますので、この一番のスタートの中で負担金をいただくと、そして適正な地域医療を担っていくというのが私は重要なポイントだと思います。保育所の事例もありますので、例えば石巻市の子供が涌谷町の保育所に通っていれば、そこへそれなりの負担金をやっているわけですから、そういう一つの事例もございますので、やはりこれは地域を担う中でその負担金については適正に徴収をしていくという部分は、私は必要ではないのかなと。改めてここの協議、話し合いですので、ここは一つの基本事項を持って進めていかなければならないと思いますが、改めて健康部長の見解を伺います。 ◎髙橋正則健康部長 お答えいたします。 議員おっしゃるとおり、平成28年7月の開所を目指して現在再建の作業を進めているところでございますので、それまでには合意をいただきまして、負担金を利用者の数に応ずるとか、いろいろ出し方はあろうかと思いますけれども、その辺のところも詰めまして、適正な負担金をいただく方向で進めてまいりたいと思っております。 ◆4番(髙橋憲悦議員) この地方自治法第138条の4第3項、これは附属機関としての位置づけということで今回上程されたと思うのですけれども、現在の本市における附属機関、これ法律を調べますと、地方自治体が専門的な知識を導入、そして多種多様な行政需要を的確に把握するためにこの機関を設けて御意見を頂戴すると。その方々につきましては、条例等で報酬を幾らと決めるというのが今回のこの議案だと思いますが、総務部長にお伺いします。このような附属機関、そして昨日新聞に載りましたが、石巻市行政経営戦略会議と、これも有識者をメンバーとした委員会を開催しようとしますが、現在石巻市における条例で決める附属機関とそうでない附属機関の使い分け、その点についてお伺いします。 ◎阿部明夫総務部長 基本的には、報酬等費用弁償、そういうものを支払うというものにつきましては、条例で規定する諮問機関という形で考えておりますけれども、それ以外に諮問をするということではなくて、ただ単に意見を頂戴するというような機関につきましては、条例等で規定しないで、要綱等で規定して運用しているというような例もあるということで御理解いただきたいと思います。 ◆4番(髙橋憲悦議員) 条例に基づかない附属機関、それが運用でまかり通るのかどうか。なぜかといいますと、行政としてこの御意見を頂戴すると。逆に言えば、民間の方に、有識者の方に暇だれをかけて来てもらって、いい意見を頂戴すると。ですから、それに見合った対価の報酬等を払うと。これは、いろんな凡例が出ていまして、必ず附属機関は条例で設置事項と凡例がたくさん出ております。それをしないと、いろんな附属機関がぽんぽん、ぽんぽん出まして、それに報酬を払うというふうな無秩序なことになりますので、必ず条例でというものが、凡例が多く出ております。現在この条例は、最後の給料表を見ればどの委員に幾ら払っているかわかりますが、それ以外の今運用でやっている附属機関というのは何団体ぐらいあるのでしょうか。 ◎阿部明夫総務部長 その辺の詳しいデータは、今手持ちがないので、ちょっと取り寄せしまして、御返答したいと思います。 ◆4番(髙橋憲悦議員) 了解しました。 それでは、その運用が果たしていいのかどうか議会にかけまして、この案件についてこういう専門的な知識を頂戴したいと。ですから、条例でこのように丁寧に設置しまして成果品を見ると。そして、その参画いただいた委員の方にはこれこれの報酬を払いますと、そういう丁寧な組織づくりが地方自治法、そして条例でうたってあると思いますので、今後いろんな附属機関的なものをつくるときには、ぜひ運用ではなくて条例で議会のほうにも示していただいて、審議いただくようにお願いします。後ほどこの運用について何か基準ありましたら、総務部長にお伺いします。 ◎阿部明夫総務部長 運用方法につきましても、資料を取り寄せしてお答えしたいと思います。 ◆1番(黒須光男議員) 今の髙橋議員の質疑にもちょっと関連してくるわけでありますが、まず私不勉強なのでちょっと教えていただきたいのですが、今回このように条例が提出されました。これは、新しく初めてこの条例がなされたのかどうか、この辺が明確に部長の説明の中になかったので、これをまずしっかりとお伝えいただきたいと思います。 また、委員15名以内で組織するという内容になっているのです、第3条で。このセンターは、そもそも石巻赤十字病院のほうに随分委託すると申しましょうか、管理をお任せするような感じで伝わってきているのですが、その辺の内容もあわせてお伺いさせていただきたいのですが、いかがですか。
    髙橋正則健康部長 お答えいたします。 まず、この条例でございますが、今回新たに制定するものでございます。これまで南浜町にございました震災前の昭和62年に建設されました急患センターにつきましては、こういう条例に基づきます審議会なりは設置しておりませんでした。スタートが救急医療事業団というか、そういう形でスタートいたしまして、途中から市のほうに移ったというようなこともございまして、こういう附属機関、審議会等は設置していなかったということでございますが、今回新たに石巻赤十字病院の敷地内に再建するに当たりまして、今後の運営をきちっと協議、審議していただく場、機関が必要だということで設置するものでございます。 それから、この新急患センターの管理の点でございますが、これはあくまで市の施設ということで、市が運営する形でございます。石巻赤十字病院の敷地はお借りしますし、あといらした患者が重篤な場合などは石巻赤十字病院のほうにも患者を見てもらうというようなことで連携はいたしますが、運営はあくまで市が行うというものでございます。 ◆1番(黒須光男議員) ですから、こういう条例を新たに設置した場合、これまではなかったわけですから、きちっとその対応を説明して新たになるのだと。そして、今まではこういう形でなかったと。そういう不合理があったためにこういうふうにやるのだと、ちゃんと説明してくださいよ、部長。それでないとわかりませんよ。この辺、ちょっとお答えください。 もう一つ、今石巻赤十字病院とは連携するけれども、このセンターについてはあくまでも市でやるということなのです。ただ、私たちは新聞報道なんかを見ますと、石巻赤十字病院の敷地内に設けて、そしていろいろ、相当密なる連携というふうなものがこれまで以上に求められているというふうな実態になってくるのではなかろうかというふうに推測されるわけです。そうしますと、この委員の中にもそれなりの石巻赤十字病院の関係者を入れるとか、そういう形で持っていかないと、やっぱりスムースな形でのセンター運営というのはできないのではないかと危惧するのです。この辺、2点いかがですか。 ◎髙橋正則健康部長 まず、説明不足の点につきましては申しわけございませんでした。以後気をつけるようにいたします。 それから、2点目の委員の構成でございますが、議員おっしゃりますように石巻赤十字病院の敷地内で連携を密にする、さらに一層密にする必要があるということで、今度の委員の候補者といたしまして、石巻赤十字病院のほうにも入っていただくことで病院には内々に御連絡を申し上げまして、内諾をいただいているところでございます。 ◆1番(黒須光男議員) さすが石巻赤十字病院のほうにもちゃんと手当てをしているというふうなことで、安心をさせていただきましたけれども、やっぱり石巻赤十字病院を核とした形でセンターが運営されていくと思うのです、私は。石巻市立病院はまだできてないわけですから。なぜ救急病院も石巻赤十字病院の敷地内に置くのかと。いろいろ市の当局では利便性、効率性、やっぱり蛇田に建てたほうがセンターの機能を発揮すると市長も言っているのです。いかんせん石巻市立病院については、まだ変更もしないで、いまだこの町場につくると。多額な借金をすると。そして、交通量も大変危惧されると。そういう意味からいたしますと、やっぱり市がやっている行政というのはちぐはぐですよ、全く。みんな言っていますよ、何考えているのだと。ですから、部長、健康部かな、これは。福祉のほうに石巻市立病院は行くからお答えできないと思うのですが、そういうことをしっかり福祉部長とも連絡をとって、密にしていただいて、利便性はまさに蛇田ですから、流れはそうなっていると。ですから、石巻市立病院についても機会があれば、あなたが意見を述べるのであれば、ぜひ一つそういうことも踏まえながら対応していただきたい。今後の石巻市立病院の建設につきましても一考を要しながら、みずからの意見、そしてまた福祉部長とも連絡を密にしながら、市長、副市長に提言をする機会があればいいなと私は思っているのです。そういうことで期待をしておりますので、頑張っていただきたい。以上、これは答弁要りません。よろしくお願いします。 ○議長(安倍太郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第3 第122号議案石巻市市税条例の一部を改正する条例 ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第3第122号議案石巻市市税条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について財務部長から説明を求めます。財務部長。 ◎佐藤和夫財務部長 ただいま上程されました第122号議案石巻市市税条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 表紙番号1の3ページから7ページ、あわせて表紙番号4、条例の一部改正新旧対照表の1ページから15ページをごらん願います。本議案は、現下の経済情勢等を踏まえ、デフレ脱却、経済再生に向け、民間投資と消費の拡充、地域経済の活性化等のための税制上の措置を図るため、地方税法等の一部を改正する法律が平成26年3月31日に公布されたことに伴い、石巻市市税条例の一部を改正するものであります。 主な改正内容は、法人市民税の法人税割及び軽自動車税の税率の見直しや固定資産税の課税標準の特例措置に公害防止用設備等を規定するものであります。 それでは、改正内容について、条文に従いまして御説明申し上げます。初めに、第23条につきましては、市民税の納税義務者等の範囲に外国法人の課税所得範囲に係る恒久的施設の定義を新たに規定するものであります。 次に、第33条は、個人市民税の所得割の課税標準に特定株式等譲渡対価等の定義が規定されたことに伴い、引用しております条項の条番号ずれを改めるものであります。 次に、第34条の4は、法人住民税法人税割の税率について定めたものでありますが、法改正により法人住民税法人税割の一部を国税化の上、地方交付税原資化することに伴い、法人市民税法人税割の税率を13.7%から11.1%に改めるものであります。 次に、第48条は、外国法人に係る恒久的施設の定義規定に合わせ、外国税額控除制度が規定されたことに伴い、引用しております条項を改め、あわせて文言の整理を行うものであります。 次に、第52条は、恒久的施設を有する外国法人の確定申告義務が新たに規定されたことに伴い、引用しております条項を改めるものであります。 次に、第57条及び第59条につきましては、固定資産税の非課税の範囲に子ども・子育て支援新制度に係る小規模保育事業及び認定こども園が追加されたことに伴い、引用しております条項の号番号ずれを改めるものであります。 次に、第82条は、軽自動車税の税率の見直しに伴い、2輪車等については税率を1.5倍に引き上げた上で2,000円未満のものを2,000円に、小型特殊自動車については農耕用を1.5倍、その他のものを1.25倍に引き上げるものであります。さらに、平成27年度以降新たに取得する自家用4輪車の税率を1.5倍に、その他の区分については1.25倍に引き上げるとともに、専ら雪上を走行するものについては、降雪量の多い地域以外での課税がないことから削除するものであります。 次に、附則第4条の2は、非課税承認を受けた財産等を有する公益法人等が合併等により他の公益法人等に資産を移転した場合の非課税の特例を規定したことに伴い、引用している条項を改め、あわせて文言の整理を行うものであります。 次に、附則第7条の4は、市町村等に対する寄附金に係る特定中小会社が発行した株式に係る譲渡損失の繰り越し控除及び譲渡所得等の課税の特例について引用しております条項の条ずれを改めるものであります。 次に、附則第10条の2は、市町村が地方税法の定める範囲内で固定資産税の課税標準の特例措置を条例で定めることができる地方決定型地方税制特例措置、通称わがまち特例の対象に浸水防止設備などを新たに規定するものであります。 次に、附則第16条の2は、新規検査から13年経過した3輪以上の軽自動車に重課課税を適用することについて規定するものであります。 次に、附則第16条の2の2は、前条規定の新設に伴い、条項を改めるものであります。 次に、附則第19条及び第19条の2は、株式等に係る譲渡所得等の課税の特例等の対象となる株式等の範囲の規定の明確化に伴い、引用しております条項を改め、あわせて文言の整理を行うものであります。 次に、第19条の3は、非課税口座内上場株式等を取得した者から、相続、遺贈または贈与により非課税口座内上場株式等であった上場株式等を取得した相続人、受遺者または受贈者の特例等について文言の整理を行うものであります。 次に、附則第24条、第24条の2、第25条につきましては、東日本大震災に係る特例について定めたものでありますが、地方税法に規定されていることから、条項を削除するものであります。 次に、附則第24条、第25条は、前条項の削除に伴い、条項の条ずれを改めるものであります。 次に、附則でございますが、第1条は施行期日を、第2条は市民税に関する経過措置を、第3条は固定資産税に関する経過措置を、第4条、第5条、第6条は軽自動車税に関する経過措置を規定するものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。1番。 ◆1番(黒須光男議員) 今財務部長のほうから条例の一部改正というふうなことでありました。まず、固定資産税のほうも触れられましたので、ちょっとお尋ねしたいのですが、固定資産税については平成22年の総額が幾らだったのか、平成25年、昨年度の固定資産税の総額、総収入は幾らだったのか、この辺一つお示しいただけませんか。 ◎佐藤和夫財務部長 お答え申し上げます。 平成22年度につきましては、収入済額80億4,300万円、平成25年度というのはまだちょっと数字が確定しておりませんので、平成24年度で申し上げますけれども、平成24年度は45億700万円でございます。 ◆1番(黒須光男議員) 災害前と比べますと、約半分に落ちたと。これはまさに看過できない状況です。ですから、財務部長は新たに職務がふえまして、総務部から独立して財務部というのが設けられたわけですから、今固定資産税を上げるためにどういう努力をなさっているのか、その辺お聞かせください。 もう一つ、私は思うのですが、駅前が今一番固定資産税は高いと思うのです。駅前周辺から、この辺からかなり収入が上がっていると。例えば向かいの大きなビル、ここにはスパゲティー屋が入ったり、接骨屋が入ったり、パーマ屋が入ったり、あの面積ですから、相当な金額が入っています。しかも、隣には駐車場もあります。石巻市で一番高い土地です。ですから、固定資産税もこの辺はかなり上がっていると。財務部長、戦略的にこういう高い土地を今度市が買うわけでしょう、買うと言っているのです。きょうの審議にもなるわけですが、土地鑑定やって、ここを買い上げると。ですから、私はその戦略がどうなっているのかと。ちぐはぐではないか。高い土地は、やっぱり民間で維持していただいて収入に充てると、これが当たり前の発想ですよ、起業家であれば。そういう発想が見られないのです。だらだら、だらだらと、何でも買う、買うと。収入がある場所です。そういうことで、財務を預かる人間として将来の石巻市の財務状況を鑑み、このように半額になっているというふうなことからいたしましても、まさに試練ではないかと、考えどきではないかというふうに思うのですが、あわせてお伺いしたいと思うのですが、いかがですか。 ◎佐藤和夫財務部長 お答え申し上げます。 震災後固定資産税が大変落ち込んでおりますのは、これは要は課税を免除している地域が広範囲に広がっております。被災した企業等ございますので、そういった面での非課税という措置で大変落ち込んでおります。その分につきましては、地方交付税の措置が当然ございます。そういった形で、現在の状況が生まれているということがございます。 それから、地価が高くて固定資産税が大変上がっている駅前というようなお話でございますけれども、これは税制上の問題として、そういうような形で税を上げるということでの判断というよりは、むしろ市全体の政策を通して市全域がどういった形で地価が上がっていって、それなりの固定資産が生まれるのかといったようなことで考えるべきかなというふうに思っております。 ◆1番(黒須光男議員) 非課税になったから収入がないのだと、それは見返りがあるのだという話なのですが、そういう説明だけではいかぬですね。半額になったという現実を捉えなくてはならない。そして、どれぐらい交付金で来ているのか、その辺きちっと答弁してください、まず。あと、あわせて全体を把握してやるのなら、一部のことは、財務部長としての答弁が必要ないみたいな話なのですが、やっぱり何でも積み上げ方式でしょう、世の中は。一つ一つ丁寧にやって、固定資産税を確保していくと。そういうものが、この丁寧さが財務を預かる部長としてなくてはならないのではないかと私は思うのです。何でもいいのだ、全体グローバルにするという話では、やっぱり何のためにこういう議場があって、我々が議会で説明できるのか。もう少し丁寧に、我々よりは頭いいのですから、説明してください。こんな説明では納得できませんので、もう一度お願いします。 ◎佐藤和夫財務部長 どれぐらい補填があるかというようなことでございますけれども、制度上にのっとった形での非課税というような措置をしてございますので、地方交付税の算定上の基準財政収入額の中でそれらが低く算定されるという形で、基準財政需要額との差の分がその分ふえるというような形で補填されているということで、現時点におきましてその数字が幾らなのかというようなことはちょっと申し上げられませんけれども、理論的には補填されているということでございます。 それからあと、駅前の考え方ということでございますけれども、これはさまざまな市が行う行政の政策の中で判断される形でもってそういうものがあるわけでして、固定資産というようなものを一つの優先的な考え方というような中で行うということは、余り政策判断という形ではないのかなというふうに私は思っております。 ○議長(安倍太郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第4 第123号議案東日本大震災に伴う石巻市国民健康保険税の減免に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第4第123号議案東日本大震災に伴う石巻市国民健康保険税の減免に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎髙橋正則健康部長 ただいま上程されました第123号議案東日本大震災に伴う石巻市国民健康保険税の減免に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、東日本大震災により被災した東京電力福島第一原子力発電所事故による避難対象者の国民健康保険税の減免について、国の全額財政支援により平成27年3月分までその期間を延長するものでございます。 なお、既に指定が解除された地域の上位所得層の被保険者については、本年9月分までとするものでございます。 それでは、条例の改正内容について、条文に従いまして御説明申し上げますので、表紙番号1の8ページ、あわせて表紙番号4、条例の一部改正新旧対照表の16ページをごらん願います。初めに、第2条は、保険税の減免基準を規定したものでありますが、第4号は避難指示区域等及び既に指定が解除された地域の上位所得層以外について、第5号は既に指定が解除された地域の上位所得層について規定し、第2項は上位所得層について定義したものでございます。 次に、第4条第2項は、減免の適用期間について規定したものであり、減免期間の延長に伴い条文の整理を行うものでございます。 次に、附則でございますが、本条例は公布の日から施行し、改正後の東日本大震災に伴う石巻市国民健康保険税の減免に関する条例の規定は本年4月1日から適用するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第5 第124号議案石巻市立学校設置条例の一部を改正する条例 ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第5第124号議案石巻市立学校設置条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について教育委員会事務局長から説明を求めます。教育委員会事務局長。 ◎木村和雄教育委員会事務局長 ただいま上程されました第124号議案石巻市立学校設置条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、今年度をもって統廃合を予定している門脇小学校、飯野川第一小学校及び飯野川第二小学校に係る石巻市立学校設置条例の関係条文の一部を改正しようとするものであります。 門脇小学校につきましては、東日本大震災の津波により校舎が1階床上2メートル、体育館は床上まで浸水したほか、津波で流された車両からの出火により校舎が延焼するなどの大きな被害を受けたことから、現在は門脇中学校の校舎を間借りして授業を行っております。こうした中、児童・生徒の教育環境を一日でも早く正常な状態に整えるため、本年3月に門脇地区の石巻市立学校施設災害復旧整備計画を取りまとめ、来年4月に門脇小学校を石巻小学校に統合することとしたものであります。 また、飯野川第一小学校と飯野川第二小学校につきましては、本年1月に両校の父母教師会会長の連名により、PTA臨時総会や地区懇談会を経てまとめられた来年4月からの両校の統廃合を求める請願があり、検討の結果、豊かな人間関係の構築や多様な集団の形成が図られやすい学校規模等を考慮し、適正配置を進めることとした平成21年度策定の石巻市立小・中学校の適正規模・適正配置に関する基本方針に基づく対応が求められる状況にありましたことから、地域の意見を尊重し、来年7月に飯野川第二小学校を飯野川第一小学校に統合し、統合後の校名を飯野川小学校に改めることとしたものであります。 それでは、改正内容について御説明いたしますので、表紙番号1の10ページ、あわせて表紙番号4、条例の一部改正新旧対照表の20ページをごらん願います。初めに、第3条につきましては、小学校の名称及び位置について規定したものでありますが、石巻小学校と門脇小学校を統合することに伴い、同条の表から門脇小学校の項を削除するものであります。 また、飯野川第一小学校と飯野川第二小学校を統合することに伴い、同表から飯野川第一小学校と飯野川第二小学校の各項を削除し、飯野川小学校の項を追加するものであります。 次に、附則でありますが、本条の施行期日を平成27年4月1日とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、環境教育委員会に付託いたします。 △日程第6 第125号議案東日本大震災に伴う石巻市介護保険料の減免に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第6第125号議案東日本大震災に伴う石巻市介護保険料の減免に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎髙橋正則健康部長 ただいま上程されました第125号議案東日本大震災に伴う石巻市介護保険料の減免に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、東日本大震災により被災した東京電力福島第一原子力発電所事故による避難対象者の介護保険料の減免について、国の全額財政支援により、平成27年3月分までその期間を延長するものでございます。 なお、既に指定が解除された地域の上位所得層の被保険者については、本年9月分までとするものでございます。 それでは、条例の改正内容について、条文に従いまして御説明申し上げますので、表紙番号1の11ページ、あわせて表紙番号4、条例の一部改正新旧対照表の21ページをごらん願います。初めに、第2条は、保険料の減免基準を規定したものでありますが、第5号は避難指示区域等及び既に指定が解除された地域の上位所得層以外について、第6号は既に指定が解除された地域の上位所得層について規定し、第2項は上位所得層について定義したものでございます。 次に、第4条第3項は、減免の適用期間について規定したものであり、減免期間の延長に伴い条文の整理を行うものでございます。 次に、附則でございますが、本条例は公布の日から施行し、改正後の東日本大震災に伴う石巻市介護保険料の減免に関する条例の規定は本年4月1日から適用するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第7 第126号議案石巻市営住宅条例の一部を改正する条例 ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第7第126号議案石巻市営住宅条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎土井昇建設部長 ただいま上程されました第126号議案石巻市営住宅条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、本年9月より管理を開始する予定の復興公営住宅について、石巻市営住宅として規定するため本条例の一部を改正しようとするものでございます。 それでは、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の13ページ、あわせて表紙番号4、条例の一部改正新旧対照表の24ページをごらん願います。別表1の1、市営住宅の表でございますが、本表に新たに石巻市営大須復興住宅及び石巻市営桑浜復興住宅を加えようとするものでございます。 次に、附則でございますが、施行期日を平成26年9月1日とするとともに、入居者の選考等の準備行為は施行期日前においても行うことができることとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第8 第127号議案平成26年度石巻市一般会計補正予算(第4号) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第8第127号議案平成26年度石巻市一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。本案について財務部長から説明を求めます。財務部長。 ◎佐藤和夫財務部長 ただいま上程されました第127号議案平成26年度石巻市一般会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、雄勝、北上、牡鹿地域の拠点整備に係る庁舎、観光施設等の公共施設基本計画策定に要する経費のほか、新たな市街地の形成などに対応した総合的かつ戦略的な公共交通施策の策定に要する経費、石巻漁港荷さばき所関連施設用地及び(仮称)水産総合振興センター用地の購入に要する経費、漁港背後地の災害危険区域における漁業集落防災機能強化事業に要する経費及び中瀬公園の災害復旧経費などを主体に編成いたしました。 それでは、表紙番号2、石巻市各種会計補正予算の1ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ26億7,950万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,401億6,338万3,000円とするものでございます。 第2条は、継続費の設定でありまして、4ページの第2表、継続費にありますように、2カ年事業として実施いたします二俣小学校耐震補強事業につきまして、総額及び各年度の年割額を定めようとするものでございます。 第3条は、繰越明許費の設定でありまして、4ページの第3表、繰越明許費にありますように、民間保育所建設助成事業につきまして1億3,275万3,000円を繰り越ししようとするものであり、本事業は事業実施のスケジュール上年度内に事業が完了しないことから、翌年度に繰り越しして使用することができる経費を定めようとするものでございます。 第4条は、債務負担行為の補正でありまして、4ページの第4表、債務負担行為補正にありますように、夜間急患センター関連施設整備事業の追加を初め、復興公営住宅整備事業ほか1事業の限度額等を変更するものでございます。 第5条は、地方債の補正でありまして、5ページの第5表、地方債補正にありますように、児童福祉施設整備事業債の追加を初め、小学校施設整備事業債ほか1事業債の限度額を変更するものでございます。 次に、表紙番号3、石巻市各種会計補正予算説明書により、歳出から主なものについて御説明申し上げます。なお、東日本大震災関係費につきましては目の名称を、またあわせまして特別会計への繰出金及び予算の組み替えにつきましても説明を省略させていただきますので、あらかじめ御了承賜りたいと存じます。 それでは、26ページをごらん願います。6目企画費の1復興政策課共通事務費に5,500万円を計上しておりますが、これは本市のふるさと納税、がんばる石巻応援寄附の寄附者に対する特産品の発送を再開するための取扱業務委託料などを措置したものでございます。 次に、28目、1震災広報関係費に1,080万円を計上しておりますが、これは本市の震災記録、復興状況、将来の姿などの情報を発信する場として、(仮称)復興まちづくり情報交流館の整備に係る基本計画策定業務委託料について措置したものでございます。 次に、2震災復興計画推進関係費に6,490万円を計上しておりますが、これは雄勝、北上及び牡鹿地域の拠点整備に係る公共施設基本計画の策定に要する経費を措置したものでございます。 次に、3被災地域交通対策関係費に2,022万円を計上しておりますが、これは新たな市街地の形成などに対応した総合的かつ戦略的な公共交通施策の策定に要する経費を措置したものでございます。 次に、4地域コミュニティー再生関係費に6,937万円を計上しておりますが、これは町内会等が実施する被災集会所の新築、改修等に対する補助金のほか、各種交流活動を行う拠点施設の整備に対する補助金を措置したものでございます。 次に、5テレビ共聴施設復旧事業関係費に43万2,000円を計上しておりますが、これは東日本大震災により被災したテレビ共同受信施設組合が実施する共聴設備の復旧に要する経費を措置したものでございます。 次に、28ページ、1目戸籍住民基本台帳費の1窓口証明関係費に1,150万円を計上しておりますが、新住民情報システムに対応するための自動交付機の改修に要する経費を措置したものでございます。 次に、30ページ、3目老人福祉施設費の1介護施設等整備事業費に6,600万円を、2介護施設開設準備助成特別対策事業費に774万2,000円をそれぞれ計上しておりますが、これらは民間が設置する小規模特別老人ホーム等の整備及び開設準備に対する補助金を措置したものでございます。 次に、3介護基盤緊急整備等特別対策事業費に344万7,000円を計上しておりますが、これは民間が設置する認知症高齢者グループホームのスプリンクラー設置に対する補助金を措置したものでございます。 次に、32ページ、1目児童福祉総務費の1民間保育所助成費に1億7,685万8,000円を計上しておりますが、これは民間保育所の新増築に対する補助金を措置したものでございます。 次に、14目の1渡波地区保育所建設事業費に1億494万6,000円を、2雄勝地区保育所建設事業費に670万円をそれぞれ計上しておりますが、これらは保育所を再建するための基本計画策定業務、地質調査業務及び用地購入費などに要する経費を措置したものでございます。 次に、36ページ、2目の1災害救助費に1,600万円を計上しておりますが、これは仮設大原団地住宅及び仮設城内団地住宅のカビ発生に伴う修繕に要する経費を措置したものでございます。 次に、2応急仮設住宅管理費に80万円を計上しておりますが、これは仮設大森第3団地の地盤沈下による入居者の引っ越し費用に要する経費を措置したものでございます。 次に、38ページ、7目診療所費の1、夜間急患センター費に47万7,000円を計上しておりますが、これは夜間急患センターの運営に関する事項を審議するための審議会の設置に要する経費を措置したものでございます。 次に、8目の1各種検診等震災関係費に1,130万円を計上しておりますが、これは被災地域を対象とした県の補助事業が継続されたことから、特定健診の対象外であります18歳以上39歳以下の方に対する特定健診の実施に要する経費を措置したものでございます。 次に、2夜間急患センター震災関係費に3,400万円を、3雄勝診療所建設事業費に3,150万円をそれぞれ計上しておりますが、これらは各施設の建設に向けた実施設計等に要する経費を措置したものでございます。 次に、4地域包括ケア推進事業費に1,535万3,000円を計上しておりますが、これは石巻市地域包括ケア推進協議会が実施する新しい東北先導モデル事業による次世代型地域包括ケアの推進事業を進めるために必要な負担金を措置したものでございます。 次に、42ページ、3目農業振興費の1農業振興対策費に1億8,049万3,000円を計上しておりますが、これは本年2月の豪雪により被災した農業生産施設の復旧等に要する営農者への補助金を措置したものでございます。 次に、5目農地費の1水利事業費に445万円を計上しておりますが、これは農業水路の除草に要する経費を措置したものでございます。 次に、2土地改良事業関係助成費に2,173万円を計上しておりますが、これは農業の多面的機能の維持、発揮のための地域活動等に対する補助金を措置したものでございます。 次に、9目の1農業復興対策費に1億4,451万8,000円を計上しておりますが、これは牡鹿地区の県営圃場整備事業に要する経費のほか、北上地区の上田地区への排水施設設置に要する経費などを措置したものでございます。 次に、44ページ、5目の1石巻漁港荷さばき所施設整備事業費に1億9,634万4,000円を計上しておりますが、これは石巻漁港荷さばき所関連施設用地の購入に要する経費のほか、荷さばき所で使用する事業用備品の購入に要する経費を措置したものでございます。 次に、2漁業集落防災機能強化事業費に2億600万円を計上しておりますが、これは漁港背後地の災害危険区域における漁業集落防災機能強化事業の実施設計に要する経費を措置したものでございます。 次に、3、(仮称)水産総合振興センター整備事業費に4,101万円を計上しておりますが、これは同センターの用地購入に要する経費を措置したものでございます。 次に、46ページ、2目商工業振興費の1商工業振興対策費に1,984万円を措置しておりますが、これは立町アーケードの撤去及び街路灯の設置に係る事業者への補助金を措置したものでございます。 次に、4目の1企業立地等促進事業費に1,535万円を計上しておりますが、これは国の次世代施設園芸導入加速化支援事業の決定を受けた北上地区に所在のコンソーシアムが実施する施設園芸拠点の整備等に対する補助金を措置したものでございます。 次に、48ページ、1目道路橋梁総務費の1私道舗装等助成費に300万円を計上しておりますが、これは私道の舗装等に対する助成金を増額措置したものでございます。 次に、4目道路新設改良費の1道路新設改良事業費に900万円を計上しておりますが、これは大瓜水沼真野線の歩道設置に要する経費を措置したものでございます。 次に、8目の1日和が丘2丁目地区道路改良事業費に1,000万円を計上しておりますが、これは桜坂高校の開設に向けた進入路の整備に要する経費を増額措置したものでございます。 次に、50ページ、9目の2津波復興拠点整備事業費に2,680万円を計上しておりますが、これは津波復興拠点整備事業で整備する(仮称)ささえあいセンター及び(仮称)防災センターの用地取得に向けた補償調査等に要する経費を措置したものでございます。 次に、10目石巻駅周辺整備費の1石巻駅周辺整備事業費に3,940万円を計上しておりますが、これは石巻駅周辺の交通渋滞緩和対策のための道路改良等に係る測量設計業務等に要する経費を措置したものでございます。 次に、52ページ、5目災害対策費の2防災行政無線通信施設管理費に1億1,933万円を計上しておりますが、これは防災行政無線のデジタル化に伴う戸別受信機の更新及び関連機器の改修等に要する経費を措置したものでございます。 次に、6目の1地域防災力向上対策費に490万円を計上しておりますが、これは総合防災訓練の参加者のほか、参加できなかった方についてもその動向のアンケート調査等を実施する経費を措置したものでございます。 次に、54ページ、3目教育指導奨励費の2防災教育推進協力校事業費に25万円を計上しておりますが、これはみやぎ防災教育副読本を活用した防災教育の授業実践に要する経費を措置したものでございます。 次に、56ページ、1目学校管理費の1小学校統合関係費に702万円を計上しておりますが、これは小学校統合に伴う校名変更、校旗作成、閉校記念碑の設置等に要する経費を措置したものでございます。 次に、3目学校建設費の1蛇田小学校屋内運動場改築事業費に4,700万円を計上しておりますが、これは蛇田小学校屋内運動場の改築に向けた実施設計等に要する経費を措置したものでございます。 次に、4目の1雄勝地区小学校統合移転新築事業費に210万円を計上しておりますが、これは雄勝地区小学校統合に向けた水道管布設に係る測量設計に要する経費を措置したものでございます。 次に、2二俣小学校耐震補強事業費に2億1,346万8,000円を計上しておりますが、これは二俣小学校の耐震補強、大規模改造工事に要する経費を措置したものでございます。 次に、58ページ、3目学校建設費の1特別支援教育共同実習所建設事業費に4,923万8,000円を計上しておりますが、これは特別支援教育共同実習所の整備に要する経費を措置したものでございます。 次に、4目の1雄勝地区中学校統合移転新築事業費に210万円を計上しておりますが、これは雄勝地区中学校統合に向けた水道管布設に係る測量設計に要する経費を措置したものでございます。 次に、60ページ、3目公民館費の1公民館管理費に9,700万円を計上しておりますが、これは中央公民館の改修工事に要する経費を措置したものでございます。 次に、62ページ、1目民生施設災害復旧費の1保育所災害復旧費に1,450万円を計上しておりますが、これは雄勝地区保育所の災害復旧に要する経費を措置したものでございます。 次に、64ページ、2目水産業施設災害復旧費に2,500万円を計上しておりますが、これは魚町水産加工団地既設マンホール等の修繕に要する経費を措置したものでございます。 次に、3目農業用施設災害復旧費の1農道災害復旧費に700万円を計上しておりますが、これは北上地区の大指地区農道の災害復旧に要する経費を増額するものでございます。 次に、4目林業施設災害復旧費に1,800万円を計上しておりますが、これは雄勝地区の船戸水門の災害復旧に要する経費を措置したものでございます。 次に、66ページ、2目都市計画施設災害復旧費の1公園災害復旧費に2億1,700万円を計上しておりますが、これは中瀬公園の災害復旧に要する経費を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、4ページにお戻り願います。まず、1目地方交付税の1震災復興特別交付税で2億6,900万円を増額しておりますが、これは復興交付金事業や災害復旧事業等の歳出予算と連動した交付見込み額を措置したものでございます。 次に、6ページから10ページ、14款国庫支出金で3億6,402万円、12ページから16ページ、15款県支出金で5億6,992万9,000円をそれぞれ計上しておりますが、これらは各種事務事業などに対する国県支出金を措置したものでございます。 次に、18ページ、17款寄附金で4,018万8,000円を計上しておりますが、これは観光費寄附金のほか奨学資金費寄附金及び災害復旧費寄附金等として申し出のありました寄附金を措置したものでございます。 次に、20ページ、7目震災復興基金繰入金で2,238万1,000円を減額、8目東日本大震災復興交付金基金繰入金で1億3,456万1,000円を、10目21世紀の田園文化総合基金繰入金で2,700万円をそれぞれ計上しておりますが、これらは歳出で御説明申し上げました各種復興事業に係る経費として措置したものでございます。 次に、22ページ、20款諸収入で1,120万円を計上しておりますが、これは町内会や自主防災組織の活動に必要な備品の購入等に対する助成金を措置したものでございます。 次に、24ページ、21款市債で2億5,990万円を計上しておりますが、これは補正予算第5条の地方債の補正で御説明申し上げたとおりでございます。 次に、もう一度20ページにお戻りいただきまして、1目財政調整基金繰入金で10億2,608万5,000円を計上しておりますが、これはただいま御説明申し上げました歳入歳出予算調整の結果、なお必要とする財源補填のため財政調整基金繰入金を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。前例に倣い、補正予算説明書について歳出から各款ごとに質疑を行います。2款総務費について質疑ありませんか。8番。 ◆8番(遠藤宏昭議員) 27ページです。総務費、総務管理費の一番上、復興政策課共通事務費5,500万円について伺います。 ふるさと納税、がんばる石巻応援寄附を再開するに当たって、その寄附者に対する特産品を発送するのだということなのですが、こちら何件分くらいの、何人への特産品発送を見込んでの予算なのか、また先ほども出ましたけれども、平成22年度に寄附金どれぐらいで、平成25年度はどれぐらいだったのかというのをまずお聞かせください。 ◎星雅俊復興政策部長 お答えいたします。 何件ぐらい見ているのかということでございますが、ここの謝礼金の中に特産品の金額が入っていまして、3,700万円程度でございまして、1万円の寄附額に対し大体平均で3,000円から4,000円程度の特産品と想定しておりますので、おおむね約1万件程度と見込んでおりまして、それから平成25年度の実績としましては、産品はまだございませんでしたので、このときには227件、金額は2,500万円程度でございました。平成22年度は、このときは165件の930万円程度でございました。 ◆8番(遠藤宏昭議員) 先ほども同僚議員のほうから税金が減っているのだから、何とか対策を打たなければいけないのではないかというお話ありましたが、このがんばる石巻応援寄附も金額が多い少ないというのは関係なく、ふるさとを思ってお金を寄附してくれるという、その思いをきちんと大切にしなければいけないのではないかということで、私自身も以前一般質問したことがあるのですが、なぜこういうことを言うかというと、静岡県に現在住んでいる友人から、ふるさと納税してみたいのだけれども、どうしたらいいのと聞かれたのです。石巻市に住んでいる私自身詳しい手続がわからなくて、大ざっぱにしか回答できなかったというような経緯があるので、ぜひこれを再開するに当たっては、PRをわかりやすく大々的にやると、物すごく反応があるのではないかなと思うのですが、それについての対応策等あればお聞かせください。 ◎星雅俊復興政策部長 お答えいたします。 今回予算措置関係提案しておりますので、それを認めていただければ、開始につきましては9月ごろから開始したいと考えていますので、7月、8月、2カ月間十分周知できるように広報紙、またはインターネット等で広報してまいりたいと思います。 ◆8番(遠藤宏昭議員) このふるさと納税については、マスコミなんかででも取り上げられていて、多分首都圏の住人に対しての周知なのでしょうけれども、特産品を選んで、ここは余り関連ないのだけれども、ぜひとも応援して寄附したいというような奥様方というのでしょうか、そういう方たちが多いのだというようなマスコミ報道もあるので、これはPR物すごく大事になってくると思うのです。ですから、各地区の石巻圏人会等に市長初め副市長、市職員幹部の皆さん行った際には、ぜひとも恥ずかしがらずにこのふるさと納税をどんどんPRしていただきたいと思います。それによって、市長の発信力も問われると思うのですが、市長のお考えをお聞かせください。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 ふるさと納税によって少しでも財政を確保していきたいという思いでおります。それと同時に、特産品を提供することによって、生産者の販路拡大にもつながっていくというふうに考えておりますので、私も含めて積極的にPRをしてまいりたいと考えております。 ◆13番(首藤博敏議員) 関連して、今のふるさと納税、特産品の関係でお伺いしたいのですけれども、平成22年度に165件、それから平成25年度に227件という実績に対して、今回1万件ということでございますけれども、その積算根拠をちょっとお聞かせいただければと。 ◎星雅俊復興政策部長 お答えいたします。 今回のふるさと納税につきましては、インターネット申し込みを受け付けしたいと考えていまして、インターネット申し込み、それからクレジットカードの決済、そういった機能ができますので、ネットからすぐ申し込めるといったことでございまして、現在ふるさと納税のポータルサイトを活用したいと考えています。そこのアクセス件数が非常に多くて、数十万件ございますので、その辺から割り戻して収入を、今回予算措置していませんけれども、見込みまして、その中の収入額の大体3割程度を返したいと考えていますので、おおむね3,000万円程度の金額になるといったものでございます。 ◆13番(首藤博敏議員) それから、13節の委託料で1,000万円措置されておりますけれども、これ多分今回初めて取扱業務を委託されると思うのですけれども、どちらのほうに委託されるのか、ちょっとお伺いいたします。 ◎星雅俊復興政策部長 お答えします。 この取扱業務の中身でございますが、産品の組み合わせの企画提案とか、それからサイトの更新とか、それから発注、発送の調整とか、そういったものでございまして、現在石巻市観光協会を通じまして協議中でございます。 ○議長(安倍太郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、3款民生費、あわせて予算案第3条、第3表、繰越明許費について質疑ありませんか。15番。 ◆15番(水澤冨士江議員) 37ページ、災害救助費1,600万円、これは仮設大原団地住宅、仮設城内団地住宅にカビが発生したと、その対処ということでありますけれども、この対象戸数と修繕内容、改めて応急仮設住宅の耐用年数も伺います。そして、狭い仮設住宅の中でカビが大量に発生した場合、大変健康が心配されるわけなのですが、健康調査は行われているのかどうか、まず伺います。 ◎内海正博福祉部長 お答えいたします。 今回のカビの対応につきましては、1カ所が大原団地住宅と、あともう一つが城内団地住宅でございます。大原団地住宅につきましては、今回は特にカビの発生がひどい1戸につきまして修繕を行います。主に天井、壁、畳等の修繕でございます。あと、城内団地住宅につきましては、今40戸を予定してございます。これにつきましても同じように天井、あるいは壁、畳等にカビが発生しておりますので、その辺の修繕あるいは取りかえということで考えてございます。 あと、仮設住宅の耐用年数でございますが、耐用年数につきましては、やはり当初2年ということで考えてございましたが、それを今3年が経過してきてございます。地盤の状況とか、あるいは建物の環境、立地の条件とかもさまざまございますけれども、何とか私のほうでもこういうふうな対応をしながら公営住宅ができるまでの間使っていかなければならないわけでございますので、今実際には何年というものはちょっと明確には答えられませんが、修繕とか環境整備しながら、最低でも4年から5年は使っていかなければならないだろうというふうに考えてございます。 あと、健康調査につきましては、今回以前からいろいろ御協力いただいています国立医薬品食品衛生研究所の御協力で健康調査やらせていただいております。あと、カビの発生につきましては、今後も訪問支援員、あるいは我々職員もこの辺の衛生面につきましては注意を払いながら対応してまいりたいと思いますが、あともう一つは、訪問支援員等々、あるいは入居者の方からの情報で、健康調査につきましてはこのような研究所の協力をいただきながら、そういう情報があった場合には速やかに対応していきたいということでございます。全部の健康調査をやろうということの予定は、今のところはしてございません。 ◆15番(水澤冨士江議員) 応急仮設住宅、2年ということが当初目標といいましょうか、決められてつくられた仕様でございます。それで、部長もよく御存じのように、カビが生えている等の問題はここだけではありません。今回城内団地住宅の場合なんかは、住宅メーカーのつくったところなので、気密性が高いために、かえってこういう事態になったのだけれども、ここ以外のところでもあちこちでそういう話は聞きます。いわば、自治会がしっかりしているようなところが声を上げたということではないかなというふうに思うのです。そうではないところもいっぱいあるわけです。そういう点では、声が上がったところだけ対処というのではなくて、やはり市が調査をしなければいけないというふうに思います。 それで、先日私ども日本共産党宮城県議団と沿岸の市議団で中央政府要請をしてまいりました。それで、担当課のほうでもこういった仮設住宅の問題については、実施は地元自治体でやってもらうのだけれども、国がお金を出すという明確な答弁ももらいました。そういう点で、現実として4年目を迎える今、2年しか住まない予定だった仮設住宅にまだ住み続けている、これからもすぐに恒久住宅に移れる状況にはないといったこの時点で、やはり全面的な施設の調査をすることと、健康の調査をするべきだと思いますが、もう一度この点について伺います。 ◎内海正博福祉部長 お答えいたします。 まず、カビ対策につきましては、これまでも先ほど挙げました国立医薬品食品衛生研究所よりの御協力で平成24年度にカビ対策の講習会を開いて、5会場でございましたけれども、それも開いておりますし、あとカビの発生を抑制するためのチラシというものも全戸配布をしたりして、まずカビの予防啓発を実施してきております。ただ、やはり議員御指摘のとおり機密性が高くなればなるほど、その中でのカビの発生というのは防げないということで、抜本的な解決ではないので、その辺の喚起というものはこれからもやっていかなければならないだろうし、もう一度私のほうでもそのような働きかけはさせていただきたいと。 あと、健康調査でございますが、これにつきましては費用は言っていられませんけれども、その辺も含めて、ちょっと前向きには検討させていただきたいと。何か方法、方策について考えさせていただきたいと。まず、梅雨どきを迎えますので、この辺のカビの予防ということには、まず直ちに取り組んでまいりたいというふうに考えております。 ◆15番(水澤冨士江議員) 関連して伺いますが、今仮設住宅には見守り隊、社会福祉協議会に委託して行っています。それで、まだ大勢の被災者のうちわずか150戸ぐらいですけれども、復興住宅に今移りつつあります。復興住宅に移った方からお話を聞きますと、大変復興住宅に入れてよかったという喜びの声と同時に、周りに知っている人が誰もいないという、仮設住宅に入ったときと同じような声が起きています。新たなコミュニティーをつくらなくてはいけない、人間関係をつくらなくてはいけないということは、特に高齢者にとって大変なことだと思います。こういう点で、まだ少ない人数でありますけれども、早くこの復興住宅に入った方についても見守り隊ですとかという手を打つべきと考えますが、部長の見解を伺います。 ◎内海正博福祉部長 お答えいたします。 議員御指摘のとおり非常に復興住宅の中での見守りというのは、仮設住宅以上に、部屋がどうしても個室的になってまいりますので、必要だというふうに考えてございます。市としましても、今年度から平成26年度予算で公営住宅のほうの見守りも行うということで計上してございますが、委託は社会福祉協議会の見守りの延長ということで行ってございます。ただ、その方法等々、今準備段階でございますので、早ければ7月ごろから見守り活動、今149戸のうちの支援が必要と思われる方、あと仮設住宅からそういう支援が必要な方がお移りになった方をまず優先して、その継続で見守りは行っていきたいと考えております。ですから、これはあと徐々に公営住宅がふえてきた中では、その辺も充実させていきたいというふうに考えてございます。 ◆12番(渡辺拓朗議員) 31ページの介護施設等の整備事業費に関連して、県、そして市、いろんな補助金を出して介護の施設は建設されていくわけなのですが、以前から特に震災以降ヘルパーの人材不足が非常に慢性化になっているのかなというふうに感じます。小さい事業所ほどヘルパー不足で、仕事を断らざるを得ないというようなことも聞いております。そういったことで、健康部長、この認識についてどのような変化があるのかお尋ねします。 ◎髙橋正則健康部長 お答えいたします。 介護系施設のスタッフといいますか、ヘルパーも含めましてスタッフ不足という状況につきましては、全国的な傾向にあるということではございますが、特に被災地域につきましては深刻であると、石巻市もそのような状況でございます。そうしまして、施設整備等も介護保険事業計画に基づきまして進んでおりまして、そういうスタッフの需要というのも増加している中でございますので、一朝一夕に解決できる方策というのはなかなかないわけでございますけれども、その辺のスタッフの皆様の待遇といいますか、改善に向けてこれまでも国等に市長会等を通じて要望をしてきているところでございますけれども、今後もさらに一層強力に申し入れ等、要望等を行いたいと考えているところでございます。 ◆12番(渡辺拓朗議員) 市長にお伺いしますが、今も何件かこういう関連の被災者の今後の健康問題に関する質疑が出ております。復興のおくれは、やっぱりやむを得ない部分がありまして、そういう意味では被災者のみならず、一般市民の健康の維持ということが非常に大切でありますし、それが復興への大切な財産にもなっていくということであります。そういった背景の中で、地域ケアシステムですか、石巻市はモデル地域になりながら、今新たな挑戦をしているところですが、地域でこういった健康増進、そしてまた介護、医療、そういう方たちを面倒見ていこうというふうになるわけなのですが、やはり人材ですよね、保健師とか、特に介護福祉士は、例えば勤務時間だけでなくて、帰宅後もこういう地域ケアシステムを今後構築する上で非常に大きな力が存在する人材だと思うのです。そういった意味で、この慢性的な問題、ある意味では、いろんな省庁に我々も要望していますが、何か独自のモーションを起こさないと被災者の健康の維持、ましてや今後ますます高齢化が進展しておりますから、これに太刀打ちできないのではないかなと、非常に強い不安を覚えるのですが、市長、この辺どのようにお感じですか。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 震災から3年3カ月がたちまして、さまざまな課題が出てまいります。1つは、カビの発生による健康被害調査も開成第3団地で21、22日にやっていただきました。私も小一時間ほどですが、参加させていただきましたけれども、やはり仮設団地にお住まいの方々が健康に対してかなり不安を抱いているという状況にございます。そういった中で、地域包括ケア、いわゆる365日、24時間在宅医療体制を整備していくというのが石巻市の地域包括ケアの体制づくりですので、そういった中で今議員御指摘のように介護福祉士、保健師、もちろん医者の確保もそうなのですが、やはり人材の確保というのは大きな課題だというふうに思っております。今後さまざまな機関に要望していくと同時に、市独自で人材育成というはどういったふうに考えられるか、その辺も研究していきたいというふうに考えておりますので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(安倍太郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 △発言の訂正 ◎星雅俊復興政策部長 先ほどのふるさと納税に関する私の答弁中、1件当たりの寄附額につきまして3,000円から4,000円と申し上げましたが、1件当たり1万円の寄付額に対して3,000円から4,000円の産品を送るの誤りでございましたので、訂正のお願いとあわせましておわび申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) なければ、4款衛生費、予算案第4条第4表、債務負担行為補正について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、5款労働費について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、6款農林水産業費について質疑はありませんか。1番。 ◆1番(黒須光男議員) 43ページお開きください。土地改良事業の関係助成費2,173万円計上されておりますが、これは議会のほうに議員連盟もできまして、議長もお入りになっていただいているのですが、土地改良区あるいは県も入って、市の課長も入っていただいていろいろ協議をしたり、将来の進むべき方向づけというのをいろいろ協議をしてまいりました。今回予算を獲得、交付金というふうな形お出しをいただくというふうなことに相なったわけでありますが、それはそれといたしまして、土地改良区の根本的な目標と申しましょうか、今合併問題をずっと市長も中心になってやっていただいているというのは御理解していただいているのですが、これは今どのようになっているのか。ちょっと時間がかかり過ぎなのかなという感じもしますので、今の現状と見通しについて御説明いただけませんか。 ◎木村伸産業部長 それでは、私のほうからお答えいたします。 現在土地改良区の統合につきましては、県、それから市、当然土地改良区の理事、事務局含めまして、協議をいたしているところであります。現状につきましては、今年度中に方向性を決めて実施するということで、今協議中でございます。 ◆1番(黒須光男議員) 明確に産業部長のほうから今年度中に方向づけというふうなことになるわけでありますが、絵に描いた餅にならないように、やっぱりこれはスピード化、石巻市立病院はどんどん進んでいますので、負けぬと追い抜くように、ひとつ合併問題も早くやってください。どうでしょうか、その骨子がことし出て、どれぐらいの目標になっているのか、設定しているのか。その辺、詰めの段階でちょっと明らかにしていただければありがたいのですが。 ◎木村伸産業部長 それでは、お答えいたします。 これにつきましては、各土地改良区のほうの理事長のほうでは統合の方向性ということは出ているのですが、その後の事務局での実際の事務手続等について今協議をしております。ただ、年次につきましては目標というのは多少あるのですが、まだうちのほうからお示しできる期日はちょっとないということで御理解をいただきたいと思います。 ◆1番(黒須光男議員) 先ほども触れましたけれども、内々の話では早期にというふうなことで議員連盟の立ち上げにもなったわけでございまして、これはやっぱり目標を早く設定してスピード化を図ると。そして、農家の現状、今蛇田土地改良区なんかは、もう御案内のとおり全部土地提供していますので、実質耕す耕地がないということになってきておりますので、その辺はスピード化を図ってやるというのが近々の課題だと思うのです。ぜひ一つ今年度中に何年度というふうなことをお示ししていただくように御努力いただければありがたいと思うのですが、いかがでしょうか。 ◎木村伸産業部長 今議員お申し出のとおり、各改良区については急いでいるというところもあります。ただ、これにつきましては土地改良区が最終的には決定という形になりますので、市としましても今後新たな圃場整備等もありますので、できるだけ早く統合に向けて進みますように、サイドからの支援という形になりますけれども、実施してまいりたいと思いますので、御理解を賜りたいと存じます。 ◆17番(阿部正敏議員) 44ページなのですけれども、水産総合振興センターの事業、用地買収についての予算なのですけれども、部長、そもそもの用地の規模というものは、当初から目的の用地の規模、それが十分確保できて、関係者の理解が十分進んだというような理解でよろしいのか、その辺、規模と用地のそういった関係者との協議についてお聞かせください。 ◎木村伸産業部長 それでは、お答えいたします。 今回整備事業で出しております用地につきましては、駐車場、倉庫等の整備用地でございます。これにつきましては4,333.58平米という形になっておりまして、水産振興センターの土地と合わせまして地権者の方たちとの話し合いはある程度進んでおりまして、ほぼ理解をいただいていると。面積につきましても、計画の区域の中で換地も含めまして御理解をいただいているというところでございます。 ◆17番(阿部正敏議員) この水産総合振興センターなのですけれども、漁船が入った場合の関連施設の中で、こういったところが充実してきますと、やはり漁船誘致にも拍車がかかるだろうということで、非常に重要な施策の一つだと思うのですけれども、このセンターができた場合の運営、これはどういった形でされるのか、またセンターに入る施設というのはどういった内容なのか、それをお聞かせいただきたいと思います。 ◎木村伸産業部長 それでは、水産センターの配置につきましては、貸し事務所、会議室、それから入ってきました漁船員の方々の入浴するための浴室というような形で配置することとなっております。 ◆17番(阿部正敏議員) 運営については。 ◎木村伸産業部長 運営につきましては、直営での実施を含め検討しております。 ◆17番(阿部正敏議員) 直営といいますと、市が直営ということになりますか。その辺、ちょっと確認しておきたいと思います。 ◎木村伸産業部長 市の直営という形で実施をすることとしております。 ◆9番(大森秀一議員) 農地費の土地改良事業関係助成費に関連するわけですけれども、農業用水の用排水路の管理責任、改良区と市の責任はどのようになっておりますか。 ◎木村伸産業部長 土地改良区の区域内につきましての排水路につきましては、土地改良区の管理という形となっております。 ◆9番(大森秀一議員) 聞いたのは、例えば学校へ登校するときに、近くに用排水路があった場合に、そのフェンス等が、転落防止のフェンス等が設置されているわけですけれども、それもかなり傷んできている箇所があるという、その管理は、例えば通学路に面しているところであれば市でやるべきではないかなということも言われているわけですけれども、どのように対応できますか。 ◎木村伸産業部長 原則的には、先ほど言いましたように土地改良区の区域内の水路については土地改良区となりますけれども、一応その場所、それから今おっしゃったような安全対策というものにつきましては、土地改良区と協議の上、対応してまいりたいと考えております。 ○議長(安倍太郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、7款商工費について質疑はありませんか。8番。 ◆8番(遠藤宏昭議員) 47ページの商工業振興費、1商工業振興対策費についてお伺いいたします。 こちら、立町アーケードの撤去及び街路灯設置に係る補助金だということなのですが、このアーケード撤去に係る総額費用等、何%の補助額なのか、また街路灯の設置について具体的にお聞かせください。 ◎木村伸産業部長 この立町商店街アーケード撤去に係る全体の事業費につきましては、1億368万円と、これにつきましては撤去及び街路灯の設置合わせての事業費になります。これにつきましては、国からの補助が3分の2となりまして6,400万円、その残りの3分の1の2分の1を市が補助するものであります。残りの全体の6分の1につきましては、自己負担という形で実施することとなっております。これにつきましては、全て街路灯も含んだ事業費ということになります。 ◆8番(遠藤宏昭議員) というのも、商店街まちづくりに対する補助金なので、今後のまちづくりがきちんとビジョンとしてあるのかどうかということ。だから、街路灯を設置するというのは、それこそ普通にある街路灯はそのとおり低価格で設置されるのかどうかということ、またせっかく商店街に新たに設置するわけだから、何らかの工夫があるのかなというようなことをお聞きしたかったのですが、そのようなビジョンはどのようになっているのでしょうか。 ◎木村伸産業部長 この事業につきましては、事業主体が立町大通商店街振興組合の中での事業実施というふうになりますので、詳しくはその振興組合の中でとなりますが、当然町なかの景観等もありますので、これにつきましては市としても協議に入りながら実施を進めてまいりたいと考えております。 ◆8番(遠藤宏昭議員) 商工業を振興するための補助金だと、まちづくりに対する補助金なので、もっと具体的にきちんとした構想みたいなのがあるのかなと思ってお聞きしたのですが、約2,000万円もつぎ込んで撤去しました、それで終わりというのでは、なかなか大きい金額だから理解しがたいのかなというような思いでお聞きしましたが、商店街のほうにお任せしているというのは、ちょっと無責任なように聞こえたのですけれども、市として子どもセンターを中心にとか、あと石ノ森萬画館までのマンガロードをきちんと整備するのだというような方向性とかは多分あるのだと思うのですが、それをお聞かせください。 ◎木村伸産業部長 これにつきましては、当然町なかで石ノ森萬画館への誘導ということがありますが、今回のこのアーケード撤去、それから街路灯の設置につきましては、一番の原因は現在立町振興組合の財産でありますアーケード自体に危険性がありまして、まずは撤去が必要だと、早急に必要だということで、今回の中小企業庁の商店街まちづくり事業のまちづくり補助金という形を活用させて実施という形になります。ただ、立町振興組合ともお話をした中で、今後については外しただけではなくて、今後のアーケード云々というお話もあるのですけれども、現在この立町振興会の中で半分ぐらいの方がまだお戻りになっていないという中で、今後の維持管理費等も含めて、今回はまず撤去、撤去に伴いまして、当然町なかの安全等のための街路灯という形での設置という形になりますので、その後の計画につきましては、当然町なかの商店街の活用という形で、地元の組合とも協議を進めてまいりたいと考えております。 ◎星雅俊復興政策部長 町なかの全体ビジョンということでございますので、当部で扱っております石巻市中心市街地活性化基本計画というのがございまして、その中には今回提案しました商店街まちづくり事業補助金も位置づけておりますし、その中で定住人口、交流人口を目指していくわけですが、マンガロードの再整備とか、それから歴史が薫る川辺のまちづくりということで、各種事業については全体構想の中で位置づけております。 △発言の訂正 ◎木村伸産業部長 それでは、先ほど阿部正敏議員の振興センターの管理運営方法という形での御質疑に対して、私のほうから直営ということで回答いたしましたが、直営も含めて今後指定管理も視野に入れながら検討していくということで、まだ直営が決まったわけではないということですので、訂正とおわびをさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 ◆4番(髙橋憲悦議員) 同じく47ページのトリコローレ音楽祭補助金とありますが、この内容についてお尋ねいたします。
    ◎木村伸産業部長 このトリコローレ音楽祭につきましては、以前も実施していたものでありまして、今回株式会社ソリッドボックス寄附金という形で、こういう文化振興に対しての寄附金をいただいたことから、市で補助金を出しまして、この音楽祭を盛り上げていこうというものでございます。 ◆4番(髙橋憲悦議員) 普通ですと、このような音楽祭、そしてイベント等については、ほとんど当初予算でこういうイベントにはこれくらい補助しますよと、そして大体ばふっと30万円、40万円、50万円と、その財政規模、そして運営規模に見合った補助金を出していますが、今回は9,000円という、1,000円単位まできめ細かな補助を出していますが、それについてちょっとお尋ねします。 ◎木村伸産業部長 本事業は、本来であれば当初予定でありましたが、実は先ほど申し上げました株式会社ソリッドボックスからの観光事業に使用してほしいという申し出がありまして、これに伴いまして実行委員会があるわけなのですが、この実行委員会の計画が当初予算要求時には未提出であったために、この全体の事業計画が見えなかったということで、今回この実行委員会のほうから内容が出されましたので、今回の6月補正ということで提出をさせていただいております。 ◆4番(髙橋憲悦議員) 了解しました。 それでは、こういう団体の中で、こういうイベント、震災復興に関連するイベント、音楽祭、それをしたいという民間の方々がたくさんおります。それで、以前元職で私いろいろ当局にも相談に上がりましたが、ほとんどの新しいイベントについての補助金は、この時世ですから見合わせているのだと。ですから、新しい事業についてはちょっと認めがたいと、皆さんの民間の力で頑張ってくださいというコメントだったのですけれども、今後もそのような考えでよろしいかどうか。今いっぱい石巻市で、例えば遊楽館でこういう震災事業、イベントしたいと、実行委員会も組むという案がありますが、ほとんど補助金が出ないような状態です。ですから、出せる基準と出せない基準、それをお尋ねしたいと思います。 ◎木村伸産業部長 明確な出せる基準、出せない基準という形には、なかなか今申し上げはできないのですけれども、当然趣旨、それから範囲、それから今回につきましては特に文化事業に対してという形での寄附申し出者の要望もあったことから実施しております。これにつきましても、一つ一つ精査した中で対応してまいりたいと思いますので、御理解を賜りたいと存じます。 ○議長(安倍太郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、8款土木費、あわせて予算案第4条、第4表、債務負担行為補正について質疑はありませんか。1番。 ◆1番(黒須光男議員) 51ページをお開きいただきたい。これは繰出金ですか、津波復興拠点整備事業2,680万円、また下の委託料として石巻駅周辺整備事業費3,940万円というふうなことなのですが、これ説明を求めるに当たりまして、私実は議員の皆さんにお配りをいただきたい資料があるわけでありまして、議長、ちょっとこれ見ていただいて、差し支えなければお配りをいただきたいのですが。   〔資料配付〕 ◆1番(黒須光男議員) 大手のマスコミの報道、6月21日の報道でございます。それに沿いまして、若干何点かお尋ねしたいと思っております。 まず、その見出しでございます。ちょっとお配りの最中ですが。 ○議長(安倍太郎議員) もうちょっと、今配っています。 ◆1番(黒須光男議員) はい。配られたようですので、ちょっと進めたいと思うのですが、まず見出しが石巻駅周辺整備前のめりと。財源、土地めどなく市見切り発車ということでございました。内容につきましては、さっと目を通していただきたいのですが、とにかく石巻市立病院、あるいは防災センター、地域包括ケアセンター、ささえあいセンター等、皆つくると。それに対する道路の整備というふうなこともありまして、今回はその実施設計ですとか、不動産鑑定ですとか、地質の調査ですとかというふうなことの内容になっているのですが、この事業全体をいたしますと135億円というふうなことが想定されるわけです。それに七窪蛇田線なんか入りますから、35億円でございまして、この駅前に特化しますと、そういう金がかかってくるというふうなことをこの新聞社は指摘をしておるところであります。 それに関連してお尋ねしたいのですが、まず津波復興拠点整備事業費2,600万円、この内訳を明確にしていただきたいということ。そして、この事業費の大体の内訳。また、石巻駅周辺整備事業費の委託料、この内容、ちょっとしっかりした詳細にわたった説明をしていただいて、この事業費が幾らぐらいになるのか。補助率も含めて、多分駅前周辺整備事業は50億円ぐらいかかるとすると、大体2分の1ぐらいの補助というふうなことが漏れ伝わってきておるところでありまして、それらも含めてわかりやすく、この新聞も指摘しておりますので、御説明いただけませんか。 ◎土井昇建設部長 お答え申し上げます。 今回予算計上させていただきました津波復興拠点整備事業のまず委託料2,680万円、これの内訳というふうなことでございますが、まず1点目といたしましては、実施設計の業務の委託というふうなことで、これにつきましては駐輪場の詳細設計業務という形で、規模といたしましては自転車大体600台分、それからバイクが60台分の規模を予定しておりますが、これで490万円。 それから、不動産鑑定業務委託料の150万円でございますが、これにつきましてはささえあいセンター及び防災センターの用地に係ります不動産の鑑定依頼、鑑定調査を行うということでございます。 それから、補償調査等の業務委託料の2,040万円でございますが、これは前段の不動産鑑定でも同じ場所の建物の調査ということで2,040万円の予定をしているところでございます。 それで、事業費というふうなものの質疑がございました。平成25年10月に全員協議会でお示しした資料がございますが、その中での事業費というふうなことで限定してちょっとお話しさせていただきたいと思うのですが、まず立体駐輪場につきましては、事業費としては約1億円、駐輪場でございます。 それから、ささえあいセンター、それから防災センターの建設費というふうなことになりますと、全員協議会の資料におきますと大体13億円程度の施設というような形になるものでございます。これらにつきましては、津波復興拠点というふうなことでの国からの補助が全て認められるものというふうな……(1番黒須光男議員「ささえあいと防災で13億円で済むの、別々じゃない。間違っていますよ」と呼ぶ)ささえあいセンター、防災センターは大体13億円ずつでございます。これは津波拠点ということで、100%国からの補助がいただけるものと。 それから、下の駅周辺の整備事業ということで、まず実施設計業務委託料として1,240万円を計上しておりますが、これにつきましては石巻駅の東側におけます道路拡幅を今後予定するというふうな整備に伴います交差点が発生してまいります。交差点の詳細設計というふうなものを今回実施していきたいということで、これが1,240万円と。 それから、測量業務委託料として1,620万円計上させていただいておりますが、これにつきましては鋳銭場から、それから踏切にかけましての細い道路を拡幅改良するための路線測量及び用地測量の委託業務ということになります。延長で大体600メートルぐらいということになります。 それから、最後の基本設計業務の委託料というふうなものにつきましては、これは石巻駅の北側、そして南側の駅前広場、これを最終的に整備しなくてはいけないということになりますと、この2カ所の基本設計ということで1,080万円というふうな数字を計上させていただいたわけでございます。 そして、それぞれの事業というふうなことになりますが、これも全員協議会でお示しした内容ということで、まず道路の拡幅改良整備、交差点も含む話になりますが、28億円ほど予定していると。それから、石巻駅の北側、南側の整備というふうなことにつきましては、合わせまして大体30億円程度ということになります。この事業費合計しますと、大体60億円ぐらいになるのかなということでございまして、これにつきましては社会資本整備総合交付金というふうなものを予定するということで、大体これが半分程度が国費というふうな状況で今試算しているところでございます。 ◆1番(黒須光男議員) 全体像をお示しをしていただいたのですが、やっぱり部長、これ無理があるよね。大手新聞も指摘しているとおり、例えば社会資本整備総合交付金だって2分の1しか出せないのでしょう、60億円のうち。30億円市民の税金ですよ、これは。ですから、あなたたちがやっていることは少しならず、私も議員としてちょっと残念なのですが、本当に実現性があるのかどうか、ここに尽きます。そして、どうして町場をこういうふうにやるのでしょうか。大体私の知っているささえあいセンターの土地の所有者、あるいは防災センターの土地の所有者は反対ですから。しっかり反対している人もおりますから。その人の理解もらわなければできないのですよ。できもしないのに、こうやって予算、鑑定出していいのでしょうか。例えば防災センターの土地、建物を持っている人は、月何百万円と入っていますから、今十分に生活しています。これがもし、補償とかなんとかもあるかと思いますけれども、これらがどこに行ってくださいと言ったって、市のほうで手当てをしてくれないのですと言っています。もちろんその人希望どおりなんかは土地は確保できないでしょうし。ですから、土井部長、あなたも政治センスのある人です。私も高く評価している。ただ、あと10カ月だからいいだろうという、そういう認識ではいかぬですよ。もう少し担当部長であれば、やっぱりだめはだめで、もっとやらなくてはならないのではないかと私は思うのです。この新聞を見て感想を、建設部長、あと病院局事務部長、あと復興政策部長、こういう指摘もされている、私も全く同感だ。今まで書かなかった新聞社がおかしい。何を考えているのだか、マスコミも悪い。職員も悪い。議員も悪かった、我々も。ですから、その辺を踏まえた感想をしっかりお聞かせください、部長。もう一回やれるかどうかも含めて。これはやったら大変ですよ。あなたの時代はいいかもしれません、10カ月は。あと2年、3年したら、将来禍根を残して職員がほとんど給料をもらえない状態、退職金をもらえない状態も踏まえて、財務部長は何だかいいことばかり語っているけれども、そんな話なんかどこにもない。どうですか、3人の部長の見解をお伺いします。 ◎土井昇建設部長 お答えいたします。 今議員から御指摘あったように、いろいろと思うところというふうなものは私もあります。ただ、10カ月でちゃらんぽらんということは一切ございませんので、一生懸命やっていきたいというふうには考えておるところでございます。確かに駅前拠点というふうなことで、先ほど申し上げましたとおりの予算というふうなものは非常に大きなものがあるというふうなことは、我々も認識しております。国からの助成というふうなものは、やはりしっかりいただくと、これが基本的に我々実現できる道ではないのかなというふうに思っております。したがいまして、何度も繰り返しの話になりますが、国に対しては何度も足を運んで、予算獲得というふうなものについてもしっかりとやらなくてはならないだろうし、それから地元地権者の皆様に対しても、我々建設部としましては、やはりしっかりと丁寧な説明というふうなものを繰り返しお願いすることで明かりも見えてくることもあるというふうに私は信じておりますので、一生懸命今後も頑張って整備というふうなものについて対応してまいるというふうな考え方を持っているところでございます。 ◎鷲見祐一病院局事務部長 お答えいたします。 今黒須議員のほうからあったように、ここの新聞にあるように、病院は確かに今予算は足りません。これは事実だと思います。今建設部長が申し上げましたとおり、予算獲得するためには、県あるいは国のほうに今お願いしている最中でございますけれども、なお一層努力しながら、予算獲得するために努力していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。 ◎星雅俊復興政策部長 お答えします。 復興政策部といたしましては、財源状況だんだん厳しくなってきている折、市の財政見通しと整合性を図りながら、年1回ですが、復興基本計画の実施計画といった3年ローリングの中で駅前については位置づけております。今後につきましても、財政状況変化があると思いますが、そういった関係機関、それから財源見通し、そういったものを踏まえながら、大型事業につきましてはローリングの中で位置づけて、熟度が高まり次第実施していきたいというふうに考えています。 ◆1番(黒須光男議員) 3人からお答えいただきました。ありがとうございました。土井部長、平成25年10月に、例えばですよ、社会資本整備総合交付金でやる分、60億円のほうは出たのだと。これを考えながらやっていくという話なのですが、これは1年前にやった計画ですから、倍ぐらいになるのではないですか、石巻市立病院と同じで。ですから、その辺の戦略の見通しが全然見えてこないのです、私は。1年前につくった、あなたがいないから私言うわけではないので、あなたがいなかったから、これは別な人が立てた計画でしょうから、それはあなたに突っ込んでも仕方ないのですが、ただそういう甘い考えを踏襲するというのはいかぬですよ。やっぱりだめはだめだという、行政マンとしてやっていただかないと説得力がない。石巻市立病院のようにまたなりますよ。そういうことなのです。その辺いかがですか。 あと、鷲見部長、そっちのほう見ているけれども、財政見通し厳しい、厳しいと、これはつきっこないですよ。私も県なんかに聞きましたら、みんな怒っているのです。ですから、その辺の状況を把握して、石巻市立病院はやっぱり大きな転換をしなければならない。場所も含めて。それ以外できない、私の知る限りでは。ですから、もっと真摯に県の本音を本当に理解しながらやっていただきたいのです。いかがですか。今度も議会と一緒に陳情するということになっていますけれども、それはそれで結構だと思うのですが、どこにくさび打ち込まなければならないのか。やっていませんから、しっかりやってくださいよ。その辺のお答えください。 あと、星部長、財政見通しを立てながらというのは、こんなの最初からわかっているはずではないですか。大体あなたが言っていたのは、地権者が協力しないとやめますと言っていましたでしょう、ずっと。ここに来て協力しないのです、地権者は。あなた言ってきた、やめなければならないでしょう、全部。交通渋滞、しかも向かい側の駐車場も今度買うのでしょう。そこには50台とまっているから、その50台分は今度はどこへ行くのですか、車。民間でやっている駐車場もなくなるのですよ。もうはちゃめちゃではないですか。こんな計画で実施して、もちろん実施できないと思うけれども、私は。予算がつかないから。どうですか、今の心境。もう一度、さっきみたいな財政の見通しなんて言っている悠長な状態ではないのではないですか。3部長にもう一回お尋ねします。 ◎土井昇建設部長 お答えいたします。 社会資本整備総合交付金の部分の事業というふうなものについてでございます。私どもといたしましても、改めてまたしっかりと精査をし直しまして、そして判断すべき時期におきまして、財政とも十分協議を進めながらしっかりと対応して進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。 ◎鷲見祐一病院局事務部長 病院局といたしましても、今議員が県のほうでは出さないというふうな話でございますけれども、我々も県へのくさびの刺し方が、ちょっと私もわからない部分ありますので、議員方のお力をおかりしながら、県のほうにその予算をいただくようになお努力していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。 ◎星雅俊復興政策部長 お答えします。 大型事業の進捗管理という面から、当部が担っておりますのでお答えいたしますが、大型事業に関しましては用地買収等、さまざまな事業がございまして、関係者、もしくは関係機関の協力がなければなかなか進まないといったことでございます。我々としましても、担当部等含めましていろんな方々の御支援、協力をいただけるように説明申し上げまして、事業の熟度が高まりましたら実施していきたいというふうに考えております。 ○議長(安倍太郎議員) この際暫時休憩いたします。   午後0時16分休憩                                             午後1時15分開議 ○議長(安倍太郎議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。8款土木費について、ほかに質疑はありませんか。4番。 ◆4番(髙橋憲悦議員) 先ほどの黒須議員の質疑に関連して、先ほど頂戴いたしました資料の中に建設部の課長のコメントが載っております。そのコメントにつきまして、上司である建設部長の感想をお伺いします。 ◎土井昇建設部長 お答えいたします。 予算の確保というふうなものが完全ではないというふうな意味合いの話をしておったようでございます。とにかく国の予算を引っ張ってこないとなかなかでき得ない事業ということで我々認識しているわけでございますので、100%とれるように足を運んで対応してまいりたいというふうには考えておるところでございます。 ◆4番(髙橋憲悦議員) このコメントを聞いて、大変安心いたしました。この課長のコメントは、石巻市政の行方を案じるがゆえに、予算どうなっているのだろうと、そういう率直な意見だと思うのです。それがこの課長だけでなく、市民、職員、そして我々も心配な点でありますので、どうぞ言った、言わないと、そういう意見ではなくて、この争点となった見通しはどうなのかと、そういうのを大事にして今後議論していただきたいと思いますが、改めまして市長のお考えをお尋ねします。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 この津波復興拠点事業もそうなのですが、今回の震災からの復旧、復興事業、これはやはり計画、基本設計、実施設計という積み上げた中で国からの財源確保が図られるということで、最初から財源が確保されているものではなくて、やはり積み上げしていく段階でさまざまな課題をクリアしながら国からの財源を引き出すということになります。そういう意味では、議員の皆様にも本当に財源の確保が果たせるのかという御心配をいただいておりますが、何としても必要な事業については私どももしっかりと財源の確保を目指して取り組んでまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。 ◆11番(櫻田誠子議員) 49ページの8東日本大震災関係費でお聞きいたします。 日和が丘2丁目の地区道路改良事業費について伺いたいと思います。先ほどの御説明でございますと、桜坂高校に伴う通路ということでございますが、この事業の内容について確認したいと思います。 ◎土井昇建設部長 お答え申し上げます。 この計上した予算でございますが、今議員からお話あったように桜坂高校が来年、平成27年4月開学するというふうなことで、それに合わせまして通学生徒、あるいは進入してくる車両、そういったものの安全性の確保、走行性の確保というふうなものを行うために拡幅改良工事を行うというふうなことで、今年度に実施する計画としておりました。当初の計画では、道路構造令に準拠した形で歩道と車道の整備、これを行う予定でございましたが、実際現地に墨をおろしてみますと、桜の木が非常に支障になってしまうというふうなことがございました。石巻さくらの会の会長とか、それから役員の方々と数度協議を持たせていただきまして、極力木を切らない方向で工事を進めようというふうな要請もございました。それを受けまして、我々も法線の一部を変えたり、歩道を一部公園の園路を使ったりというふうな形での変更を行いまして、当初伐採だけでも桜の木が18本ぐらい切らなくてはならなかったというふうなこともございました。それを見直ししまして、極力切らない方向でと。ただ、どうしても5本伐採をしないと工事ができないということもございましたので、この辺については十分な説明をさせていただきまして、さくらの会でも御理解をいただいて、この変更計画で進むというふうなことになりましたものですから、そのルートの見直しに要する費用、それから桜の木、あるいはそれ以外の木もございますが、切るだけではなくて、ひっかかった部分についての移植、そういったものも全部やっていこうというふうな取り組みをしまして、まずはその予算を、急いでやらなくてはならないということで、現予算から流用させていただいてやっておるところでございますので、工事費として不足する分の予算を今回改めて計上させていただいたということでございます。延長が大体236メートルで、幅員が7メートルから9.5メートル、こういった形での道路の拡幅改良工事をしていくという計画でございます。 ◆11番(櫻田誠子議員) 御説明ですと、伐採の本数もとにかく限ってということでお聞きいたしました。なお、さくらの会の方々も、やはり長年手塩にかけて育ててきた木が伐採されるのは大変忍びないということで、移植のほうもしっかり、桜の木と、あと周辺にドウダンツツジの木があったでしょうか、いろいろな木々が、皆さん一生懸命育ててきたということで愛着持っていますので、移植も今から進められるということですので、しっかりとそこを見きわめていただいて、あとまた校名が桜坂高校にもなりますので、桜の名所、日和山ですので、今後また公園整備のほうの植樹だとか、そういうこともさくらの会とともに守っていただくような努力していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎土井昇建設部長 お答えいたします。 今議員お話しのとおり、やはり桜坂高校があって桜がないのは非常にお粗末な話になりますので、名実ともに立派な桜が見える道路というふうな形での整備に誠心誠意取り組んでまいりたいと思います。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、9款消防費について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、10款教育費、あわせて予算案第2条第2表、継続費及び予算案第4条第4表、債務負担行為について質疑はありませんか。11番。 ◆11番(櫻田誠子議員) 61ページ、公民館費でお聞きいたします。 今回中央公民館の改修工事一式ということで入っておりました。以前より耐震化の問題、またエアコン等、ホールについて要望させていただいていた件がございますが、こちらの改修工事一式についてお聞きしたいと思います。 ◎木村和雄教育委員会事務局長 お答えいたします。 改修工事の内訳でございますけれども、まず各階のトイレの内装の改修、床、壁、天井、衛生器具、照明等でございます。それから、大ホールの内装の改修、これは床、壁、天井、建具、それから照明となっております。それから、各階の廊下、階段の内装の改修、照明も含みます。それから、メーンエントランス、これ2階になりますけれども、現在建具、サッシでございますけれども、それからあと外部の塗装等を計画しております。それから、設備関係では現在トイレ和式でございますけれども、これを洋式へ改修をすると。それから、大ホールの照明、これをLEDに改修したいというふうに考えております。 ◆11番(櫻田誠子議員) 大規模に改修されるということで今お聞きしましたけれども、トイレの改修も和式から洋式にということで今お聞きしました。洋式にしても、ある程度の一つ一つの個室のスペースもとっていただけるようにしていただきたいと思いますし、あとまたこれ耐震化も入るのだったのでしょうか、確認します。 ◎木村和雄教育委員会事務局長 今回の改修につきましては、耐震化の補強工事とあわせまして実施をするということでございますので、よろしくお願いいたします。 ◆11番(櫻田誠子議員) この公民館、結構な年数たっておりますが、またこれからも耐震化を図りながら、耐震補強をしながら長年使っていくということでお聞きしましたけれども、その中で1つ、やはりバリアフリーの問題があるかと思います。大ホールに上がるには、どうしても表側の長い階段や脇からの階段も若干上らないと2階には上がれないのかなと思うのですけれども、例えば一部スロープにしていただくとか、以前行事があった際に車椅子ごと運ばれている方がいらっしゃいました。ある程度車椅子でも乗り入れできるような、あとまたあの階段、正面ですと結構歩数もありますので、できればそういったことも今後これにあわせて必要ではないかと思いますが、いかがでしょうか、お聞きいたします。 ◎木村和雄教育委員会事務局長 お答えいたします。 確かに議員おっしゃるように、現在スロープはございません。今回計画させていただいたものにつきましては、主に建物の内装、それからトイレ等の改修でございまして、今回スロープの部分につきましては計画に入っておりませんので、今後の検討課題とさせていただきたいと思います。 ○議長(安倍太郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、11款災害復旧費について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、以上で歳出の質疑を終わります。次に、歳入の質疑に入ります。歳入は全款について、あわせて予算案第5条第5表、地方債の補正についてまで質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。本案については、お手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に分割付託することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。 ◎阿部明夫総務部長 先ほど附属機関の答弁において保留させていただいていた件について回答させていただきます。 まず、附属機関の数についてでございますが、平成22年のデータになりますけれども、条例に基づく附属機関については33、懇談会等の意見を聴取する機関については26の合計58の機関となっております。 また、機関の設置、運営につきましては、平成17年4月1日に定めました石巻市附属機関等の設置及び運営に関する指針に基づき設置運営を行っております。その指針の中では、附属機関とはということで、2つ挙げております。まず、附属機関ということで、地方自治法第138条の4第3項の規定に基づき法律または条例の定めるところにより本市が設置する機関、あと2つ目としまして懇談会等ということで、有識者の意見を聴取し、市行政に反映させることを主な目的として附属機関等に準じて要綱等により本市が設置するものということで、この指針に基づき設置、運営をしているということで御理解をいただきたいと思います。 △日程第9 第128号議案平成26年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第2号) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第9第128号議案平成26年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。本案について復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。 ◎堀内賢市復興事業部長 ただいま上程されました第128号議案平成26年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算の主な内容は、既成市街地の土地区画整理事業計画の変更が県から認可されたことに伴い、事業費を補正しようとするものでございます。 それでは、表紙番号2、平成26年度石巻市各種会計補正予算の7ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億1,370万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ175億2,291万5,000円とするものでございます。 第2条は、継続費の補正でありまして、10ページの第2表にありますように、被災市街地復興土地区画整理事業として整備しております新門脇地区事業の各年度の年割額と湊東地区事業ほか2事業の総額及び各年度の年割額をそれぞれ変更しようとするものでございます。 次に、歳出から御説明申し上げますので、表紙番号3、平成26年度石巻市各種会計補正予算説明書の88ページをごらん願います。2目新門脇地区事業費で2億1,150万円を減額いたしておりますが、これは被災市街地復興土地区画整理事業業務委託料、電力柱等移設費負担金をそれぞれ減額するとともに、用地購入費、物件移転補償金をそれぞれ増額するものでございます。 続いて、3目湊東地区事業費に3,930万円を計上いたしておりますが、これは宅地造成等工事を減額するとともに、換地設計等業務委託料、用地購入費をそれぞれ増額するものでございます。 続いて、4目湊北地区事業費に1,210万円を計上いたしておりますが、これは換地設計等業務委託料を減額するとともに、宅地造成等工事を増額するものでございます。 続いて、5目下釜第一地区事業費に4,640万円を計上いたしておりますが、これは宅地造成等工事を減額するとともに、換地設計等業務委託料、用地購入費、物件移転補償金をそれぞれ増額するものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、戻りまして84ページをごらん願います。1款分担金及び負担金で700万円を計上しておりますが、これは湊北地区土地区画整理事業にかかわる公共施設管理者負担金の収入見込み額を増額措置したものでございます。 次に、86ページ、3款繰入金でございますが、以上のような歳入歳出予算の調整の結果、1億2,070万円を減額いたすものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第10 第129号議案平成26年度石巻市産業用地整備事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第10第129号議案平成26年度石巻市産業用地整備事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。本案について産業部長から説明を求めます。産業部長。 ◎木村伸産業部長 ただいま上程されました第129号議案平成26年度石巻市産業用地整備事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 表紙番号2、平成26年度石巻市各種会計補正予算の13ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億3,863万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ21億7,954万8,000円とするものでございます。 次に、歳出から御説明申し上げますので、表紙番号3、平成26年度石巻市各種会計補正予算説明書の104ページをごらん願います。2款公債費に1億3,863万6,000円を計上いたしておりますが、これは須江地区産業用地整備事業に係る市債の返還元金を措置したものでございます。 続いて、歳入について御説明申し上げますので、戻りまして102ページをごらん願います。1款繰入金に1億3,863万6,000円を計上いたしておりますが、これは歳出予算追加に伴う一般会計繰入金を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第11 第130号議案平成26年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第11第130号議案平成26年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎髙橋正則健康部長 ただいま上程されました第130号議案平成26年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 表紙番号2、平成26年度石巻市各種会計補正予算の17ページをごらん願います。今回の補正は、第1条にありますように、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億4,000万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ123億1,978万9,000円といたすものでございます。 次に、予算の主な内容について歳出から御説明申し上げますので、表紙番号3、平成26年度石巻市各種会計補正予算説明書の124ページをごらん願います。1項介護サービス等諸費に2億500万円、126ページ、2項介護予防サービス等諸費に1,800万円、128ページ、4項高額介護サービス等費に300万円、130ページ、6項特定入所者介護サービス等費に1,400万円をそれぞれ計上いたしておりますが、これらは本年4月から実施しております東日本大震災により被災された介護保険被保険者に係る利用者負担額の免除に要する費用を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、112ページにお戻り願います。1項国庫負担金に4,290万円、114ページ、2項国庫補助金に5,323万2,000円、116ページ、1項支払基金交付金に6,960万円、118ページ、1項県負担金に3,510万円、120ページ、1項一般会計繰入金に3,000万円をそれぞれ計上いたしておりますが、これらは歳出で御説明申し上げました介護保険利用者負担額の免除費用に対する社会保険診療報酬支払基金、県の交付見込み額及び一般会計繰入金を措置したものでございます。 次に、122ページ、2項基金繰入金に916万8,000円を計上いたしておりますが、これはただいま御説明申し上げました歳入歳出予算調整の結果、なお必要とする財源補填のため財政調整基金繰入金を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第12 第131号議案土地改良事業の施行について ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第12第131号議案土地改良事業の施行についてを議題といたします。本案について産業部長から説明を求めます。産業部長。 ◎木村伸産業部長 ただいま上程されました第131号議案土地改良事業の施行について御説明申し上げます。 表紙番号1の14ページをごらん願います。本案は、本市が土地改良事業を行うに当たり、土地改良事業計画を定める必要があることから、その事業計画の概要について土地改良法第96条の2第2項の規定に基づき議決を求めようとするものであります。 本案の事業区域であります北上町上田地区は、東日本大震災の影響により圃場及び排水施設が沈下し、自然排水が機能しない状況にあることから、水稲への悪影響が生じております。このような状況を解消するため、排水ポンプの設置を主な目的とする土地改良事業を施行するものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第13 第132号議案訴えの提起について ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第13第132号議案訴えの提起についてを議題といたします。本案について教育委員会事務局長から説明を求めます。教育委員会事務局長。 ◎木村和雄教育委員会事務局長 ただいま上程されました第132号議案訴えの提起について御説明申し上げます。 表紙番号1の20ページをごらん願います。本案は、学校給食費の高額滞納者に対し本年2月10日に石巻簡易裁判所へ支払い督促の申し立てを行い、さらに3月24日に強制執行の手続として仮執行宣言支払い督促の申し立てを行いましたところ、異議申し立て期間内に当事者から分割納付したい旨の異議申し立てがありました。 民事訴訟法第395条の規定により、異議の申し立てがあった場合は、仮執行宣言申し立ての際に本市が訴えの提起を行ったものとみなされることから、訴訟手続に移行するに当たり、地方自治法第96条第1項第12号の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第14 第133号議案業務委託に関する協定の締結について ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第14第133号業務委託に関する協定の締結についてを議題といたします。本案について復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。 ◎堀内賢市復興事業部長 ただいま上程されました第133号議案業務委託に関する協定の締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の21ページをごらん願います。本案は、石巻市新蛇田南(A街区)地区災害公営住宅整備事業の施行を宮城県に委託して行うに当たり、宮城県と業務委託に関する協定を締結することについて、石巻市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、市議会の議決を得たく御提案申し上げるものであります。 工事の概要といたしましては、本市が取得いたしました石巻市新蛇田南地区被災市街地復興土地区画整理事業地内のA―1街区及びA―2街区の約2万2,300平方メートルの土地に鉄筋コンクリートづくり5階建て6棟、延べ床面積約1万3,410平方メートル、総戸数207戸の共同住宅を建設しようとするもので、業務委託費は62億7,210万円であり、来年12月末の完成を予定しております。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第15 第134号議案財産の取得について ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第15第134号議案財産の取得についてを議題といたします。本案について復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。 ◎堀内賢市復興事業部長 ただいま上程されました第134号議案財産の取得について御説明申し上げます。 本案は、復興公営住宅の整備に当たり、公募型買い取り市営住宅制度により民間事業者から提案を受けました復興公営住宅を完成後に買い取りすることについて、石巻市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、市議会の議決を得たく御提案申し上げるものでございます。 それでは、表紙番号1の23ページをごらん願います。取得財産でありますが、(仮称)石巻市営青葉東復興住宅の建物であり、所在地につきましては議案に添付しております図面のとおりでございます。 構造は、鉄骨づくり3階建て、延べ床面積1,265.19平方メートルの共同住宅1棟18戸であり、その他住宅附属施設を含め来年3月の完成を予定しております。 取得方法は売買で、取得金額は4億554万円であります。 取得の相手方は、大和ハウス工業株式会社支配人、岡田恵吾であります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第16 第135号議案財産の取得について ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第16第135号議案財産の取得についてを議題といたします。本案について復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。 ◎堀内賢市復興事業部長 ただいま上程されました第135号議案財産の取得について御説明申し上げます。 本案は、第134号議案と同様に石巻市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、市議会の議決を得たく御提案申し上げるものでございます。 それでは、表紙番号1の25ページをごらん願います。財産取得でありますが、(仮称)石巻市営六本木畑復興住宅の土地及び建物であり、所在地につきましては議案に添付しております図面のとおりでございます。 本市が復興公営住宅用地として取得する土地は8,550.94平方メートルであり、取得する建物の構造は鉄骨づくり平家及び2階建て、延べ床面積1,635.04平方メートルの長屋住宅3棟25戸であり、その他住宅附属施設を含め来年3月の完成を予定しております。 取得方法は売買で、取得金額は土地6,421万7,559円、建物5億8,331万8,800円であります。 取得の相手方は、大和ハウス工業株式会社支配人、岡田恵吾であります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第17 第136号議案財産の取得について ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第17第136号議案財産の取得についてを議題といたします。本案について復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。 ◎堀内賢市復興事業部長 ただいま上程されました第136号議案財産の取得について御説明申し上げます。 本案は、第135号議案と同様に石巻市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づきまして、市議会の議決を得たく御提案申し上げるものでございます。 それでは、表紙番号1の27ページをごらん願います。財産取得でありますが、(仮称)石巻市営今泉前復興住宅の建物であり、所在地につきましては議案に添付しております図面のとおりであります。 建物の構造は、鉄骨づくり2階及び3階建て、延べ床面積1,553.12平方メートルの共同住宅2棟21戸であり、その他住宅附属施設を含め来年3月の完成を予定しております。 取得方法は売買で、取得金額は5億1,323万7,600円であります。 取得の相手方は、大和ハウス工業株式会社支配人、岡田恵吾であります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
    △日程第18 第137号議案財産の取得について ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第18第137号議案財産の取得についてを議題といたします。本案について復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。 ◎堀内賢市復興事業部長 ただいま上程されました第137号議案財産の取得について御説明申し上げます。 本案は、第136号議案と同様に石巻市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、市議会の議決を得たく御提案申し上げるものであります。 それでは、表紙番号1の29ページをごらん願います。財産取得でありますが、(仮称)石巻市営青葉西復興住宅の建物であり、所在地につきましては議案に添付しております図面のとおりであります。 建物の構造は、鉄骨づくり2階建て、延べ床面積1,763.88平方メートルの共同住宅3棟24戸であります。その他住宅附属施設を含め来年1月の完成を予定しております。 取得方法は売買で、取得金額は3億9,104万3,067円であります。 取得の相手方は、積水ハウス株式会社仙台シャーメゾン支店支店長、川村英史であります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第19 第138号議案財産の取得について ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第19第138号議案財産の取得についてを議題といたします。本案について復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。 ◎堀内賢市復興事業部長 ただいま上程されました第138号議案財産の取得について御説明申し上げます。 本案は、第137号議案と同様に石巻市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、市議会の議決を得たく御提案申し上げるものであります。 それでは、表紙番号1の31ページをごらん願います。財産取得でありますが、(仮称)石巻市営新蛇田E復興住宅の建物であります。所在地につきましては、議案に添付しております図面のとおりで、新蛇田地区被災市街地復興土地区画整理事業地内であります。 建物の構造は、鉄骨づくり平家及び3階建て、延べ床面積1万2,533.29平方メートルの長屋住宅及び共同住宅12棟182戸であり、その他住宅附属施設を含め来年3月の完成を予定しております。 取得方法は売買で、取得金額は47億2,512万9,600円であります。 取得の相手方は、大和ハウス工業株式会社支配人、岡田恵吾であります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。1番。 ◆1番(黒須光男議員) 地元なものですから、ちょっとお尋ねしたいのですが、これは取得金額47億2,512万9,600円、堀内部長、47億円で買うと。これちょっと私もうかつでわからないのですけれども、これは最初に委託しておりましたよね。入札とか、そういう手法はどういう内容だったのでしょうか、ちょっと教えてください。 ◎堀内賢市復興事業部長 お答えいたします。 復興公営住宅の取得方法の一つでございまして、公募型の建物提案型、建物について、いわゆる土地は市のものでございまして、その土地に建物を、どういった復興公営住宅を建設するかというふうなことで公募いたしまして、プロポーザルによりましてこの大和ハウス工業を選定しております。その選定につきましては、市の職員も3名ほど入っておりますけれども、外部の方が5名、全体では8名の選定委員会、このプロポーザルの際には委員長に復興大学の建築の教授についていただきまして、選定委員会を開催いたしまして、決定したというふうな経緯でございます。 ◆1番(黒須光男議員) プロポーザルの内容等がわかりませんのであれですが、ハウスメーカーが全部とっているのですね。これは、既存のでき上がったものを足していくような建物の仕方なのですか、ハウスの内容が。それとも、基礎を建てて、建設屋が建てていくのと同じような形式なのでしょうか、建てる内容ですね。 ◎堀内賢市復興事業部長 建築につきましては、これからということになります。 工法ということで、勘違いいたしました。大変失礼いたしました。工法につきましては、具体にどういった部分での御質疑か、もう一度お話しいただいた後に回答差し上げたいと思いますが、よろしくお願いいたします。(何事か呼ぶ者あり) ちょっと技術的な部分で、勘違いいたしました。失礼いたしました。建設につきましては、特にメーカーの工場で枠組みして組み立てたものを、現地で組み立て工法というのでしょうか、PC工法とかいうそうですけれども、そういった建築、この建物につきましては、そういったものではなく行う予定でございます。 ◆1番(黒須光男議員) 私の意を伝えたいわけでありますが、要するにこれはハウスメーカーなのです。ハウスメーカーがやった場合は、そういうでき上がったものをぺたぺた張りつけてやるような建物の内容なのかどうかというふうなこと。そうでなければ、こういうものは例えば大手の建設業界、建築屋専門の業者のほうに一緒に公募型で出しているのかどうか、参入できるようにしているのかどうか。今3回目ですから。だから、これだけどんと出てきて、しかもハウスメーカー、ずっとなのです。大和ハウスですとか、積水ですとか、そういう業者でなければできないのかどうか。例えば第139号議案で出てきて、32億円のやつ、これは橋本店とか、そういうことで出てきます、建築屋が。だから、これはちょっと発注の仕方が、どうもそういったような形で理解しにくいプロポーザルの内容になっているのか、そうしか見えないのです。ですから、明確にその辺は基準がどういう形で発注して、こういう業者、ハウスメーカーがとったのだとか、あるいは普通の建設会社も参入しているとか、そういう一つの内訳を説明していただきたかったのです。その辺は、もう少し丁寧な形で取得についてお出しをいただければ、どういう業者が参入して、どういう入札だったのかとか、そういうこともお出しをいただければありがたいのではないですか、堀内部長、いかがですか。 ◎堀内賢市復興事業部長 持っている引き出しの中で、丁寧に説明させていただきたいと思います。 まず、メーカーが今回はというふうなことでございますけれども、どうしても一番に今求められておるものがスピードというふうなものがございます。御案内のとおり、今全体4施工というふうなことで進んでおる中で、土地区画整理事業地内に土地は確保したと。土地利用、高層階にしますと、それなりの住宅戸数が確保できるわけですから、それなりの規模の住宅を決まった期間内にというふうになると、どうしてもそういったメーカーというふうなものにならざるを得ないのかなということかと思います。具体には、このプロポーザルには公募した際に3社ほど応募していただいております。いずれもメーカー、トヨタホーム、積水ハウス、大和ハウスでございました。そうしますと、ほかの事業者、工務店がどういった形でというふうな、いわゆる参入、全てがそういったメーカーだけになるのかというふうな御指摘なのかなというふうにも思いますが、その点につきましてはこの後の議案に出てきております地元工務店で結成していただきました組合、それから既に昨年度に住宅供給しております149戸につきましては、復興住宅の取得の一つであります借り上げ型と、いわゆる財産そのものは民間の方ですけれども、20年間公営住宅として市が借り上げてお住まいいただくというふうなところで、今もう入居していただいていますが、そちらのほうにつきましては同じように提案、公募いたしたわけですけれども、地元の業者に建築いただいたところと契約いたしまして、借り上げしているというふうなところもございますので、決してすべからく高層の大きな復興住宅だけではございませんので、この後もどうしても事業者が限られてしまうのではないかというふうなところについてはクリアできるのかなというところで、そういったあらゆるランクというのでしょうか、規模の事業者も交えた上で加速化を図っていきたいというふうに考えております。 ○議長(安倍太郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第20 第139号議案財産の取得について ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第20第139号議案財産の取得についてを議題といたします。本案について復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。 ◎堀内賢市復興事業部長 ただいま上程されました第139号議案財産の取得について御説明申し上げます。 本案は、第138号議案と同様に石巻市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、市議会の議決を得たく御提案申し上げるものであります。 それでは、表紙番号1の33ページをごらん願います。財産取得でありますが、(仮称)石巻市営あけぼの北復興住宅の建物であります。所在地につきましては、議案に添付しております図面のとおりで、あけぼの北地区被災市街地復興土地区画整理事業地内であります。 建物の構造は、鉄骨づくり3階建て、延べ床面積1万2,654.28平方メートルの共同住宅8棟162戸であり、その他住宅附属施設を含め来年3月の完成を予定しております。 取得方法は売買で、取得金額は32億4,000万円であります。 取得の相手方は、橋本店、関・空間設計、橋本不動産共同企業体代表企業、株式会社橋本不動産代表取締役、佐々木宏明であります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。1番。 ◆1番(黒須光男議員) ですから、部長、大体先ほどの質疑で把握をさせていただいたのですが、これを見ましても、相手側が橋本店、関と、全部仙台勢ですよね。さっきのメーカーが47億円ものやつが大和ハウス1社なのです。やっぱりこれは軽々過ぎるのではないかと。といいますのは、地元企業も一緒に入れてジョイント組ませてやるとか、そうしますと利益の配分も相当出てくると思うのです。これは、私が言っている税金対策なのです。地元にも潤わすと。これ相当もうかりますから、聞くところによると。大体坪単価調べていただきましたか。坪単価、前の47億円のやつとか、今度のやつは32億円の大きいものですから、坪単価幾らですか。まず、それを質疑させてください。坪幾らになりますか、お願いします。 ◎堀内賢市復興事業部長 お答えします。 単価につきましては、その土地の土壌改良といいますか、そういったものに要する費用等々で変わってくるかと思いますが、こちらあけぼの北につきましては、坪にいたしますと79万6,000円ほどとなっております。 ◆1番(黒須光男議員) ちょっと積算がわからなかったものですから、急遽お願いして79万6,000円、まあまあ妥当なあれかな。今度の石巻市立病院は、坪240万円ですから。それと比べましても、常識の線で出しているのかなという感じはします。79万6,000円、これ坪ですね。そういうことですので、これらも含めて、チェック体制を厳重にしてもらって、今後は地元の企業も必ず入れると、ジョイント参加させると、共同企業体に組ませてやるということでないと、技術も伸びませんし、これだけの大きなプロジェクト、あとほとんどなくなりますから。ですから、地元を潤わす、地元にも一つのチャンスを与えるというふうなことでは、ぜひ市の姿勢として、私も市議会議員の一人として、そういう要求をするなり、お願いをするのは当たり前の話だと思うのです。復興事業部長、今後ひとつ御検討していただきたいと思いますし、ぜひ総務部長も契約の責任者としてお願いしたいのですが、お二人の意見を伺いたいと思います。また、石巻市立病院は坪240万円ですから、それ十分頭に入れてください。お願いします。 ◎堀内賢市復興事業部長 まず、こういった復興住宅の確保に地元企業の参入をというふうなお話かなと思います。 その点につきましては、御案内のとおり私のほうでも例えば区画整理事業というもの、今造成工事も一生懸命やっておりますが、そういったものにつきましては地元企業というふうなところで進めておるところでございまして、建築のほうにつきましてもそういった可能なものについては取り入れて、これまでも検討はしてきましたけれども、議員の御指摘もございまして、できるだけそういった参入できるような手法があるのかどうか、その辺もちょっと検討して、総務部とあわせて検討したいと思います。 この後に出てきますけれども、先ほどちょっと触れました地元工務店のほうとも、実はいろいろとこういった取得方法を進めるに当たりましては協議させていただいておるところでございまして、当然先ほども触れましたけれども、そのスピード、期間というふうなものが大変重要になってきておりますので、地元の工務店のほうとの話し合いの中では、一定期間にこれだけの計画で、そういったものがこちらで需要としてあっても、供給として可能かどうか、そういったところを中心に協議させていただいて、今進めておるというふうなところについては御理解いただきたいなというふうに思います。 ◎阿部明夫総務部長 今復興事業部長がお答えしたとおりでございますけれども、総務部といたしましても今後どのような方法があるのか、復興事業部とあわせて検討していきたいというふうに考えております。 ○議長(安倍太郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第21 第140号議案財産の取得について ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第21第140号議案財産の取得についてを議題といたします。本案について復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。 ◎堀内賢市復興事業部長 ただいま上程されました第140号議案財産の取得について御説明申し上げます。 本案は、第139号議案と同様に石巻市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、市議会の議決を得たく御提案申し上げるものであります。 それでは、表紙番号1の35ページをごらん願います。財産取得でありますが、(仮称)石巻市営新渡波A復興住宅の建物であります。所在地につきましては、議案に添付しております図面のとおりで、新渡波地区被災市街地復興土地区画整理事業地内であります。 建物の構造は、木造平家建て、延べ床面積2,379.6平方メートルの戸建て住宅34戸であり、その他住宅附属施設を含め来年3月の完成を予定しております。 取得方法は売買で、取得金額は8億3,769万120円であります。 取得の相手方は、大和ハウス工業株式会社支配人、岡田恵吾であります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。1番。 ◆1番(黒須光男議員) わからない私なのですが、だんだんわかってきまして、要するにまた大和ハウスが出てきました。ですから、私が言っているのは、40億円とか、30億円とか、この8億円の中に地元が全然入っていないというのはやっぱりおかしいということです。 そして、先ほど部長がおっしゃった土地造成については地元優先でやっているのだとお話しになりました。造成工事は地元でやらせているのだと。ところが、私はこれもやっぱりちょっと疑念を持っているのです。といいますのは、渡波の鉄道が通ってくる鉄建建設、あと石巻の開発、南側の開発、これも仙建工業。だから、必ず鉄道が横断するとかなんとかなってくると、鉄道会社、JRと強い結びつきのあるところしか出ないのです。だから、その工事も全部そういうことなのです。私危惧しているのは、石巻市立病院もそういう方向に持っていくのだろうなということです。土井部長も50億円の道路をつくるといったって、みんな鉄道をまたがなければならないのですから。だから、どこかに糸が結びついているのではないかと勘ぐられても仕方ないでしょう。今堀内部長が言うように、地元でやらせているといっても、現実鉄建建設とか仙建工業ですよ、全部鉄道あるところは。ほかのところは、みんな手挙げられないのですから。高架事業だ、何だ、橋つくるというのは、全部そういう業者でなければできなくなっているのです。だから、高くなっているのです。そういうからくりがわかると、やっぱり嘆かわしい。だから、今部長が言っていることはちょっと違うのではないかと私は指摘せざるを得ない。ですから、そういうところでは仙建工業なら仙建工業1社でなく、地元ともちゃんと組ませてやるとかというようなことをやれば納得できます。現実は違うではないですか。どうですか。 ◎堀内賢市復興事業部長 お答えいたします。 まず、先ほどの答弁の中で、土地造成等については地元優先というふうなことで今議員のほうからお話ございましたけれども、地元事業所も参加できるようなシステム、いわゆる単体、公募する際も指名する際も単体、もしくは地元を取り入れた復興JVとか、そういったもので手を挙げてくださいというふうな入札形態をとっているというふうなことでございます。 それから、どうしても線路沿いが独占的になるのではないかというふうなお話かと思いますけれども、線路沿いというふうなことで申しますと、ちょっと議案からは外れますけれども、先日安全祈願祭が行われました蛇田南のその2工事につきましては、確かに1社しか手が挙がらなかったのですけれども、線路沿いとかの工事、いわゆる特定事業所というふうな扱いで行われるのは、県内ですと5社ほどあるというふうに聞いておりますので、決して1社だけのものではないと、1社ではないというふうに確認しております。 ◆1番(黒須光男議員) 私たち素人なのですが、この業界の決まった方々の名前なんか見ますと、あなたがくわ入れやっていたところの仙建工業でしょう、仙建工業がなさっていると。だから、そういう意味では、いろいろ調べたら1社しか応募していないのです。だから、そういう資格のあるところは、裏でどうも決まっている感じがします、最初から。あそこはあんたやれと。そうでなければ、そういう資格なければやれないのですもの。だから、駅の近くでやるときの工事というのは、そういうふうに唾がついていると見ざるを得ないのです、私も。ですから、これは慎重に、しかも1社でなく、仙建工業なら仙建工業1社でなく、やっぱり地元も入れてやられたほうがいいのではないですか。仙建工業がいろいろ砕石をどこから持ってくるとか、大変でしょう。ですから、地元が入ればそういうのがもっとスムーズに行って、公明正大な形で工事ができるのではないだろうかと、私はささいな感じがするのです。あなたも将来性のある人だから、ひとつそこら辺も含めて、今後微に入り細に入り地元育成というのも含めてお願いしたいなと思っているのです。お願いします。 ◎堀内賢市復興事業部長 御質疑ございましたので、議案また外れますけれども、先ほどの蛇田の例でございますが、確かに仙建工業ですけれども、単体ではなくて地元の高康建設とのJVでございます。 ○議長(安倍太郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第22 第141号議案財産の取得について ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第22第141号議案財産の取得についてを議題といたします。本案について復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。 ◎堀内賢市復興事業部長 ただいま上程されました第141号議案財産の取得について御説明申し上げます。 本案は、第140号議案と同様に石巻市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、市議会の議決を得たく御提案申し上げるものであります。 それでは、表紙番号1の37ページをごらん願います。財産取得でありますが、(仮称)石巻市営新渡波B復興住宅の建物であります。所在地につきましては、議案に添付しております図面のとおりで、新渡波地区被災市街地復興土地区画整理事業地内であります。 建物の構造は、木造平家建て、延べ床面積939.59平方メートルの長屋住宅3棟17戸であり、その他住宅附属施設を含め来年3月の完成を予定しております。 取得方法は売買で、取得金額は4億1,850万円であります。 取得の相手方は、石巻地元工務店協同組合代表理事組合長、日野節夫であります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。4番。 ◆4番(髙橋憲悦議員) 財産の取得についての最後の議案ですので、総括して部長にお尋ねします。 議会運営委員会の資料を拝見させていただきますと、この取得方法はマンパワー不足を補う一つの方策としてと、必ず枕言葉のように全部ついております。ですから、マンパワーが不足しなければ、先ほど黒須議員がおっしゃったように地元の業者も参画できたのか。確かに震災で事業も多いし、職員、マンパワーが不足ですというのはもう十分理解しておりますが、答弁の端々で全てある一定の業者がとるということは余りいい傾向ではないと、つまり職員が不足のためにこれはやむを得ないのだというふうな解釈でいいかどうかお尋ねします。 ◎堀内賢市復興事業部長 お答えいたします。 先ほど復興住宅の確保の一つで公募型で行ったというふうな回答を申し上げました。種類といたしましては、直営から始まりまして借り上げ、それからこういった買い取り、それから県への委託、代行でございます。それから、相手方は違いますけれども、URへの委託、そういったものが5通りほどございますけれども、それらにつきましては受注する業者がどの相手になるかというふうなことと、職員のマンパワー不足というふうなことにつきましては、直接というふうなものはないのかなというふうに考えております。そういったことで、議会運営委員会の資料等にはそういった明記がされておったかと思いますが、先ほどの一番初めの第134号議案の提案の際には、マンパワー不足というふうなことについてはあえて触れなかったというのはそういう点でございます。 ◆4番(髙橋憲悦議員) 先ほど別な案件でありました仮設住宅のカビの問題等、大和ハウスが大分仮設住宅をおつくりになったようなのですけれども、カビの生えた仮設住宅も同じ業者でしょうか。 ◎内海正博福祉部長 今確認できている中では、桃生の仮設城内団地住宅につきましては大和ハウスということでございます。 ○議長(安倍太郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第23 第142号議案工事請負の契約締結について((仮称)石巻消防署西分署建設工事) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第23第142号議案工事請負の契約締結について((仮称)石巻消防署西分署建設工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎阿部明夫総務部長 ただいま上程されました第142号議案(仮称)石巻消防署西分署建設工事の工事請負の契約締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の39ページをごらん願います。本案は、(仮称)石巻消防署西分署建設工事に係る工事請負契約を締結することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事に係る工事請負契約につきましては、先月30日、参加申請のありました2者による制限付き一般競争入札を行った結果、株式会社丸本組が3億6,709万2,000円で落札いたしましたので、同社代表取締役、佐藤昌良と工事請負契約を締結いたしたく御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、石巻市向陽町5丁目地内に新築する消防署庁舎、鉄筋コンクリートづくり2階建て、延べ床面積890.62平方メートルの建設工事のほか、自転車置き場及び外構工事を施工しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第24 第143号議案工事請負の契約締結について(災復27―1号東4処理分区汚水管渠(1工区)災害復旧工事) △日程第25 第144号議案工事請負の契約締結について(災復27―2号東4処理分区汚水管渠(2工区)災害復旧工事) △日程第26 第145号議案工事請負の契約締結について(災復29―1号東9~15処理分区汚水管渠(1工区)災害復旧工事) △日程第27 第146号議案工事請負の契約締結について(災復36―1号中央第3処理分区汚水管渠災害復旧工事) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第24第143号議案工事請負の契約締結について(災復27―1号東4処理分区汚水管渠(1工区)災害復旧工事)から日程第27第146号議案工事請負の契約締結について(災復36―1号中央第3処理分区汚水管渠災害復旧工事)まで、以上4議案を一括議題といたします。4議案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎阿部明夫総務部長 ただいま一括上程されました4議案について御説明申し上げます。 本4議案につきましては、震災により甚大なる被害を受けました下水道汚水管渠の災害復旧工事に係る工事請負契約を締結することについて議決を求めようとするものでございます。 初めに、表紙番号1の40ページをごらん願います。第143号議案災復27―1号東4処理分区汚水管渠(1工区)災害復旧工事についてでありますが、本工事に係る工事請負契約につきましては、先月30日、参加申請のありました3者による制限付き一般競争入札を行った結果、株式会社大盛工業東北支店が1億8,338万4,000円で落札いたしましたので、同支店長、星泰二と工事請負契約を締結いたしたく御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、渡波字新沼ほか地内において復旧延長1,625.3メートルの管渠工事及びマンホール復旧補修工事等を施工するものでございます。 次に、41ページをごらん願います。第144号議案災復27―2号東4処理分区汚水管渠(2工区)災害復旧工事についてでありますが、本工事に係る工事請負契約につきましては、先月30日、参加申請のありました3者による制限付き一般競争入札を行った結果、日本ハイウエイ・サービス株式会社仙台支店が2億2,192万9,200円で落札いたしましたので、同支店長清水強と工事請負契約を締結いたしたく御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、渡波町1丁目ほか地内において復旧延長2,378.7メートルの管渠工事及びマンホールの復旧補修工事等を施工するものでございます。 次に、42ページをごらん願います。第145号議案災復29―1号東9~15処理分区汚水管渠(1工区)災害復旧工事についてでありますが、本工事に係る工事請負契約につきましては、先月30日、参加申請のありました5者による制限付き一般競争入札を行った結果、株式会社ケーユーケー石巻営業所が2億565万3,600円で落札いたしましたので、同所長、越智亙と工事請負契約を締結いたしたく御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、浜松町ほか地内において復旧延長1,560.3メートルの管渠工事及びマンホール復旧補修工事等を施工するものでございます。 次に、43ページをごらん願います。第146号議案災復36―1号中央第3処理分区汚水管渠災害復旧工事についてでありますが、本工事に係る工事請負契約につきましては、先月30日、参加申請のありました1者による制限付き一般競争入札を行った結果、株式会社大盛工業東北支店が2億774万1,240円で落札いたしましたので、同支店長、星泰二と工事請負契約を締結いたしたく御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、中央1丁目ほか地内において復旧延長1,908.1メートルの管渠工事及びマンホールの復旧補修工事等を施工するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本4議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本4議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本4議案は原案のとおり可決されました。 △日程第28 第147号議案工事請負契約の一部変更について((仮称)石巻第二霊園整備工事) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第28第147号議案工事請負契約の一部変更について((仮称)石巻第二霊園整備工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎阿部明夫総務部長 ただいま上程されました第147号議案(仮称)石巻第二霊園整備工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の44ページをごらん願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事は、久我建設株式会社が請負金額12億528万円で施工しているところでございますが、施工条件に基づき工事請負日を基準とした設計単価の変更と東日本大震災の復旧、復興事業等における積算方法の変更に伴い、共通仮設費率及び現場管理費率の補正を行うものございます。 以上の理由により一部設計内の変更を行いましたところ、9,438万120円の増額となり、契約金額を12億9,966万120円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第29 第148号議案工事請負契約の一部変更について(桜坂高等学校建設その他工事) △日程第30 第149号議案工事請負契約の一部変更について(桜坂高等学校建設その他機械設備工事) ○議長(安倍太郎議員) 次に、日程第29第148号議案工事請負契約の一部変更について(桜坂高等学校建設その他工事)及び日程第30、第149号議案工事請負契約の一部変更について(桜坂高等学校建設その他機械設備工事)、以上2議案を一括議題といたします。本2議案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎阿部明夫総務部長 ただいま一括上程されました2議案について御説明申し上げます。 本2議案につきましては、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて、議決を求めようとするものでございます。 初めに、表紙番号1の45ページをごらん願います。第148号議案桜坂高等学校建設その他工事に係る工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は豊和建設・山大特定建設工事共同企業体代表者豊和建設株式会社が請負金額15億2,533万5,000円で施工しているところでございますが、既存校舎において一部の柱にコンクリートの剥離が確認されたため、追加補修工事を行うものです。 また、同屋上において防水下地の保護コンクリートが凍害によるひび割れを受けていたため、撤去、新設工事の追加工事を行うものでございます。 以上の理由により一部設計内容の変更を行いましたところ、8,856万円の増額となり、契約金額を16億1,389万5,000円に変更しようとするものでございます。 次に、46ページをごらん願います。第149号議案桜坂高等学校建設その他機械設備工事に係る工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は山下設備・宮城プラント特定建設工事共同企業体代表者山下設備工業株式会社が請負金額3億2,790万5,550円で施工しているところでございますが、解体工事及び受水槽位置変更に伴う給水配管等工事の追加を行うものでございます。 以上の理由により一部設計内容の変更を行いましたところ、545万2,920円の増額となり、契約金額を3億3,335万8,470円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(安倍太郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本2議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本2議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安倍太郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本2議案は原案のとおり可決されました。 △散会 ○議長(安倍太郎議員) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。明日から30日まで休会とし、7月1日本会議を再開いたします。なお、25日及び26日は各常任委員会を開催し、付託案件の審査をお願いいたします。本日はこれにて散会いたします。   午後2時48分散会...