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03月20日-委員長報告・質疑・採決-12号

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  1. 石巻市議会 2014-03-20
    03月20日-委員長報告・質疑・採決-12号


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    最終取得日: 2021-08-20
    平成26年 第1回 定例会  平成26年石巻市議会第1回定例会会議録(第12号)                                           議事日程第12号  平成26年3月20日(木曜日)午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 閉会中の継続審査について 第3 第10号議案石巻市防災基本条例                           第4 第11号議案石巻市震災復興土地基金条例                       第5 第12号議案石巻市公共施設等整備基金条例                      第6 第13号議案石巻市駐車場条例を廃止する条例                     第7 第14号議案原子力発電施設等立地地域の振興に関する特別措置法に基づく石巻市固定資産          税の不均一課税に関する条例等の一部を改正する条例            第8 第15号議案石巻市職員定数条例の一部を改正する条例                 第9 第16号議案石巻市議会議員及び市長等の選挙における選挙長等の報酬及び費用弁償に関す          る条例の一部を改正する条例                       第10 第17号議案石巻市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例            第11 第18号議案石巻市行政財産の用途又は目的外使用に係る使用料に関する条例の一部を改正          する条例                                第12 第19号議案石巻市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例   第13 第20号議案石巻市立学校授業料等徴収条例の一部を改正する条例           第14 第21号議案石巻市視聴覚センター条例の一部を改正する条例              第15 第22号議案石巻市保育所条例の一部を改正する条例                  第16 第23号議案石巻市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例             第17 第24号議案石巻市老人憩の家条例の一部を改正する条例                第18 第25号議案石巻市いきいきふれあい交流センター条例の一部を改正する条例       第19 第26号議案石巻市墓地条例の一部を改正する条例                   第20 第27号議案石巻市生活改善施設等設置に関する条例の一部を改正する条例        第21 第28号議案石巻市おしか家族旅行村オートキャンプ場条例の一部を改正する条例     第22 第29号議案石巻市おしか御番所公園条例の一部を改正する条例             第23 第30号議案石巻市震災復興土地区画整理事業施行に関する条例の一部を改正する条例   第24 第31号議案平成26年度石巻市一般会計予算                     第25 第32号議案平成26年度石巻市土地取得特別会計予算                 第26 第33号議案平成26年度石巻市水産物地方卸売市場事業特別会計予算          第27 第34号議案平成26年度石巻市駐車場事業特別会計予算                第28 第35号議案平成26年度石巻市下水道事業特別会計予算                第29 第36号議案平成26年度石巻市漁業集落排水事業特別会計予算             第30 第37号議案平成26年度石巻市農業集落排水事業特別会計予算             第31 第38号議案平成26年度石巻市浄化槽整備事業特別会計予算              第32 第39号議案平成26年度石巻市市街地開発事業特別会計予算              第33 第40号議案平成26年度石巻市産業用地整備事業特別会計予算             第34 第41号議案平成26年度石巻市国民健康保険事業特別会計予算             第35 第42号議案平成26年度石巻市後期高齢者医療特別会計予算              第36 第43号議案平成26年度石巻市介護保険事業特別会計予算               第37 第44号議案平成26年度石巻市病院事業会計予算                   第38 第45号議案指定管理者の指定について(石巻市北上地区カントリーエレベーター)    第39 第46号議案指定管理者の指定について(石巻市鮎川漁港漁船上架施設)         第40 第47号議案財産の無償譲渡について                         第41 第48号議案財産の無償譲渡について                         第42 第49号議案財産の無償譲渡について                         第43 第53号議案就学支援金の支給に関する事務の受託について               第44 第60号議案平成25年度石巻市一般会計補正予算(第13号)             第45 第61号議案平成25年度石巻市土地取得特別会計補正予算(第1号)          第46 第62号議案平成25年度石巻市水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算(第3号)   第47 第63号議案平成25年度石巻市下水道事業特別会計補正予算(第4号)         第48 第64号議案平成25年度石巻市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)      第49 第65号議案平成25年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第4号)       第50 第66号議案平成25年度石巻市産業用地整備事業特別会計補正予算(第1号)      第51 第67号議案平成25年度石巻市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)      第52 第68号議案平成25年度石巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)       第53 第69号議案平成25年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)        第54 第70号議案平成25年度石巻市病院事業会計補正予算(第3号)            第55 委員会提出議案第1号第31号議案平成26年度石巻市一般会計予算に対する附帯決議   第56 第76号議案平成25年度石巻市一般会計補正予算(第14号)             第57 第77号議案平成26年度石巻市一般会計補正予算(第1号)              第58 第78号議案平成25年度石巻市病院事業会計資本剰余金の処分について         第59 第79号議案訴えの提起について                           第60 第80号議案財産の取得について                           第61 第81号議案財産の取得について                           第62 第82号議案財産の取得について                           第63 第83号議案工事請負の契約締結について((仮称)石巻第二霊園整備工事)        第64 第84号議案工事請負の契約締結について(23年災小竹漁港ほか2漁港災害復旧工事)  第65 第85号議案工事請負の契約締結について(23年災北上漁港(3地区)ほか1漁港災害復          旧工事)                                第66 第86号議案工事請負の契約締結について(狐崎浜1号線道路災害復旧工事)       第67 第87号議案工事請負の契約締結について(新蛇田南地区土地区画整理事業調整池築造工事) 第68 第88号議案工事請負契約の一部変更について(石巻(鹿立浜・竹浜)地区防災集団移転宅          地造成工事)                              第69 第89号議案工事請負契約の一部変更について(牡鹿(鮫浦・前網浜)地区防災集団移転宅          地造成工事)                              第70 第90号議案工事請負契約の一部変更について(雄勝(名振・大須)地区防災集団移転宅地          造成工事)                               第71 第91号議案工事請負契約の一部変更について(北上(小室・小指・釜谷崎)地区防災集団          移転宅地造成工事)                           第72 第92号議案平成25年度石巻市一般会計補正予算(第15号)             第73 第93号議案平成26年度石巻市一般会計補正予算(第2号)              第74 第94号議案平成26年度石巻市下水道事業特別会計補正予算(第1号)         第75 第95号議案平成26年度石巻市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)      第76 第96号議案平成26年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第1号)       第77 第97号議案工事請負の契約締結について(石巻市総合運動公園造成工事)        第78 第98号議案工事請負の契約締結について(23年災長渡漁港災害復旧ほか改良工事)   第79 第99号議案工事請負の契約締結について(魚町水産加工共同排水処理施設災害復旧その1          ―2建築工事)                             第80 第100号議案工事請負の契約締結について(魚町水産加工共同排水処理施設災害復旧その           2―2機械設備工事)                         第81 第101号議案工事請負契約の一部変更について(石巻市防災行政無線復旧デジタル化整備           工事)                                第82 第102号議案副市長を選任するにつき同意を求めることについて            第83 総合防災対策特別委員会中間報告                           第84 まちなか再生促進特別委員会中間報告                         第85 東日本大震災復興促進特別委員会中間報告                       閉 会                                          本日の会議に付した事件 議事日程のとおり                                                                              出席議員(34名)   1番  阿  部  利  基  議員    2番  阿  部  正  春  議員   3番  遠  藤  宏  昭  議員    4番  黒  須  光  男  議員   5番  髙  橋  左  文  議員    6番  山  口  荘 一 郎  議員   7番  首  藤  博  敏  議員    8番  阿  部  欽 一 郎  議員   9番  近  藤     孝  議員   10番  水  澤  冨 士 江  議員  11番  阿  部  久  一  議員   12番  安  倍  太  郎  議員  13番  大  森  秀  一  議員   14番  櫻  田  誠  子  議員  15番  渡  辺  拓  朗  議員   16番  千  葉  眞  良  議員  17番  阿  部  正  敏  議員   18番  青  山  久  栄  議員  19番  阿  部  純  孝  議員   20番  千  田  直  人  議員  21番  西  條  正  昭  議員   22番  庄  司  慈  明  議員  23番  石  森  市  雄  議員   24番  丹  野     清  議員  25番  森  山  行  輝  議員   26番  長  倉  利  一  議員  27番  伊  藤  啓  二  議員   28番  堀  川  禎  則  議員  29番  阿  部  政  昭  議員   30番  髙  橋  栄  一  議員  31番  阿  部  吉  治  議員   32番  後  藤  兼  位  議員  33番  髙  橋  誠  志  議員   34番  阿  部  仁  州  議員欠席議員(なし)                                          説明のため出席した者  亀 山   紘  市     長        笹 野   健  副  市  長  境   直 彦  教  育  長        伊 勢 秀 雄  病 院 局 長                                   兼 病 院 局                                   石巻市立病院長  星   雅 俊  復 興 政策部長        柳 田 正 人  総 務 部 長  阿 部 明 夫  財 務 部 長        阿 部 善 弘  復 興 事業部長  梶 原 敏 彦  河北総合支所長        相 澤 清 也  雄勝総合支所長  斎 藤 峰 好  河南総合支所長        石 川 文 彦  桃生総合支所長  新 藤 喜 悦  北上総合支所長        木 村 富 雄  牡鹿総合支所長  小 畑 孝 志  生 活 環境部長        水 野 正 昭  健 康 部 長  内 海 正 博  福 祉 部 長        阿 部 正 博  産 業 部 長  土 井   昇  建 設 部 長        水 沼 顯 徳  会 計 管 理 者  鷲 見 祐 一  病院局事務部長        佐 藤 和 夫  教 育 委 員 会                                   事 務 局 長                                          事務局職員出席者  日 野   智  事 務 局 長        佐々木 恭 弘  事 務 局 次 長  髙 橋 伸 明  事 務 局長補佐        佐 藤 真 一  主     幹  山 内 祐一郎  主     査        佐々木 直 樹  主     査  星   貴 幸  主     査 △午前10時開議 ○議長(阿部欽一郎議員) ただいまから本日の会議を開きます。欠席通告議員はありません。 本日の議事は、日程第12号をもって進めます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(阿部欽一郎議員) 日程第1会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員に9番近藤孝議員、10番水澤冨士江議員、11番阿部久一議員、以上3議員を指名いたします。 △諸般の報告 ○議長(阿部欽一郎議員) この際、諸般の報告を行います。 報告第14号専決処分の報告について及び報告第15号専決処分の報告について、2件の報告を配付いたしておりますので、御了承願います。 以上で諸般の報告を終わります。 △日程第2 閉会中の継続審査について ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第2閉会中の継続審査についてを議題といたします。                                    平成26年3月4日 石巻市議会議長 阿 部 欽一郎 殿                              総務企画委員会                              委員長 安 倍 太 郎   閉会中継続審査申出書 本委員会は、審査中の下記事件について、閉会中もなお継続審査を要するものと決定しましたので、会議規則第100条の規定により申し出ます。                      記 1 事 件                                       ┌─────┬─────┬───────────────────────────────┐│付託年月日│ 番  号 │          件         名          │├─────┼─────┼───────────────────────────────┤│平成26年│平成26年│石巻市議会に対し、議会として、「東北電力株式会社女川原子力発電││2月27日│請願第1号│所の再稼働に反対する趣旨の決議」の採択を求める請願      │└─────┴─────┴───────────────────────────────┘ 2 理 由  なお引き続き慎重に検討を要するため ○議長(阿部欽一郎議員) 総務企画委員長から委員会において審査中の事件につき、お手元に配付の申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。 これより討論に入りますが、討論の通告がありますので、これを許します。10番。   〔10番水澤冨士江議員登壇〕 ◆10番(水澤冨士江議員) 請願第1号石巻市議会に対し、議会として、「東北電力株式会社女川原子力発電所の再稼働に反対する趣旨の決議」の採択を求める請願の継続審査に反対する立場で発言をいたします。 既に女川原発30キロ圏内の東松島市、登米市、美里町、涌谷町では再稼働反対の決議が上がっています。また、一方でこの3月、福島県内原子力発電所全10基の廃炉を求める決議が県内59市町村全てで可決されました。双葉町の3町村が残っていましたが、3月定例議会に12日、葛尾村、14日、広野町と川内村で意見書を可決しました。 以下、反対の理由として、1つ目、原子力発電所再稼働の前提となる安全審査で原子力規制委員会は九州電力川内原子力発電所の審査を優先して進めることを決めました。この夏にも再稼働の可能性が出てくるなど、情勢が急変していることです。福島事故がなかったかのようななし崩し的な流れが起きています。自治体が苦労してもできない避難計画、放射能を出すことを前提としたフィルター付きベントの設置など、それでも世界の最高水準の規制基準だという新たな安全神話のもと、進められています。 2つ目として、総務企画委員会において議論が尽くされ、継続審査になったのではありません。委員会全体での議論が深まることなく、突然継続が出されました。本議会は、5月任期満了となり、解散となります。つまり継続審査とは廃案であります。地域住民の生命と財産を守るべき自治体議会として、責任ある対応が求められます。よって、継続審査には反対するものです。   〔4番黒須光男議員登壇〕 ◆4番(黒須光男議員) 今水澤議員から審査の結果、継続というふうなことに対しましての反対討論があったわけでして、今いろんな趣旨が述べられたわけでありますが、そういう意味で私は継続に賛成の意味でお話をさせていただきたいと、賛成討論させていただきたいというふうに思っております。 突然のことのですから、私も余り準備もしておりませんけれども、今のお話を聞きますと、やっぱり選挙前にぜひ結論を出してもらいたいというふうな話であります、趣旨は。いろいろ庄司議員と特に私も委員会でやり合っているのを聞きましたら、どうしてもいろんな資料も分析しますと政党色が強かったのです。共産党という資料、赤旗をつけたり、そういうものがあって、どうも違和感を禁じざるを得なかったわけですよ、私は。そういう意味では、私は当時総務部長の話も聞きましたら、やっぱり国の流れなり、女川町の行方も見ながら、これはひとつ早急でなくて、時間をちょっとかけて精査をしてまいりたいという市の当局の御意見もございましたので、私もまさにそういうことだなというふうなことで、その場におきましても庄司議員と相反する継続というふうなことでお話をさせていただきました。髙橋栄一議員もその継続というふうなことでもございました。 そういう意味では、委員会も含めて、廃案をするというふうなことでなしに、時間もまだありますので、十分に精査をする中で、我々総務企画委員会は委員長を中心として副委員長も頑張っておりますので、しっかり精査をして、時間は余りございませんけれども、この件につきましては何らかの形でやっぱりやるべきだろうというふうに思っております。それが我々の議会に与えられた責務だろうというふうに認識をいたしておるところでございます。 そういう意味では、今水澤議員が述べられましたことに対しては、やっぱり我々は納得できない面もありますので、この場に私も壇上に立たせていただきましたけれども、今後におきまして十分に私どももやっていく、議員として責務を果たしていかなければならないだろうというふうに思っておりますので、それらも踏まえて継続ということに賛成でございますので、皆さんの御理解を賜りますようにお願いを申し上げまして、壇上からおりたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(阿部欽一郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) なければ、これをもって討論を終わります。これより採決いたします。この採決は起立採決により行います。 平成26年請願第1号石巻市議会に対し、議会として、「東北電力株式会社女川原子力発電所の再稼働に反対する趣旨の決議」の採択を求める請願について、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 結構です。起立多数であります。よって、本請願は閉会中の継続審査とすることに決しました。 △日程第3 第10号議案石巻市防災基本条例 △日程第4 第11号議案石巻市震災復興土地基金条例 △日程第5 第12号議案石巻市公共施設等整備基金条例 △日程第6 第13号議案石巻市駐車場条例を廃止する条例
    △日程第7 第14号議案原子力発電施設等立地地域の振興に関する特別措置法に基づく石巻市固定資産税の不均一課税に関する条例等の一部を改正する条例 △日程第8 第15号議案石巻市職員定数条例の一部を改正する条例 △日程第9 第16号議案石巻市議会議員及び市長等の選挙における選挙長等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例 △日程第10 第17号議案石巻市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 △日程第11 第18号議案石巻市行政財産の用途又は目的外使用に係る使用料に関する条例の一部を改正する条例 △日程第12 第19号議案石巻市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例 △日程第13 第20号議案石巻市立学校授業料等徴収条例の一部を改正する条例 △日程第14 第21号議案石巻市視聴覚センター条例の一部を改正する条例 △日程第15 第22号議案石巻市保育所条例の一部を改正する条例 △日程第16 第23号議案石巻市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例 △日程第17 第24号議案石巻市老人憩の家条例の一部を改正する条例 △日程第18 第25号議案石巻市いきいきふれあい交流センター条例の一部を改正する条例 △日程第19 第26号議案石巻市墓地条例の一部を改正する条例 △日程第20 第27号議案石巻市生活改善施設等設置に関する条例の一部を改正する条例 △日程第21 第28号議案石巻市おしか家族旅行村オートキャンプ場条例の一部を改正する条例 △日程第22 第29号議案石巻市おしか御番所公園条例の一部を改正する条例 △日程第23 第30号議案石巻市震災復興土地区画整理事業施行に関する条例の一部を改正する条例 △日程第24 第31号議案平成26年度石巻市一般会計予算 △日程第25 第32号議案平成26年度石巻市土地取得特別会計予算 △日程第26 第33号議案平成26年度石巻市水産物地方卸売市場事業特別会計予算 △日程第27 第34号議案平成26年度石巻市駐車場事業特別会計予算 △日程第28 第35号議案平成26年度石巻市下水道事業特別会計予算 △日程第29 第36号議案平成26年度石巻市漁業集落排水事業特別会計予算 △日程第30 第37号議案平成26年度石巻市農業集落排水事業特別会計予算 △日程第31 第38号議案平成26年度石巻市浄化槽整備事業特別会計予算 △日程第32 第39号議案平成26年度石巻市市街地開発事業特別会計予算 △日程第33 第40号議案平成26年度石巻市産業用地整備事業特別会計予算 △日程第34 第41号議案平成26年度石巻市国民健康保険事業特別会計予算 △日程第35 第42号議案平成26年度石巻市後期高齢者医療特別会計予算 △日程第36 第43号議案平成26年度石巻市介護保険事業特別会計予算 △日程第37 第44号議案平成26年度石巻市病院事業会計予算 △日程第38 第45号議案指定管理者の指定について(石巻市北上地区カントリーエレベーター) △日程第39 第46号議案指定管理者の指定について(石巻市鮎川漁港漁船上架施設) △日程第40 第47号議案財産の無償譲渡について △日程第41 第48号議案財産の無償譲渡について △日程第42 第49号議案財産の無償譲渡について △日程第43 第53号議案就学支援金の支給に関する事務の受託について △日程第44 第60号議案平成25年度石巻市一般会計補正予算(第13号) △日程第45 第61号議案平成25年度石巻市土地取得特別会計補正予算(第1号) △日程第46 第62号議案平成25年度石巻市水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算(第3号) △日程第47 第63号議案平成25年度石巻市下水道事業特別会計補正予算(第4号) △日程第48 第64号議案平成25年度石巻市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号) △日程第49 第65号議案平成25年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第4号) △日程第50 第66号議案平成25年度石巻市産業用地整備事業特別会計補正予算(第1号) △日程第51 第67号議案平成25年度石巻市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号) △日程第52 第68号議案平成25年度石巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) △日程第53 第69号議案平成25年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第4号) △日程第54 第70号議案平成25年度石巻市病院事業会計補正予算(第3号) ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第3第10号議案石巻市防災基本条例から日程第54第70号議案平成25年度石巻市病院事業会計補正予算(第3号)まで、以上52議案を一括議題といたします。 本52議案の審査について、各常任委員長から報告を求めます。初めに、総務企画委員長の報告を求めます。総務企画委員長。   〔総務企画委員長安倍太郎議員登壇〕 ◎総務企画委員長(安倍太郎議員) ただいま議題となりました52議案中、当委員会に付託されました議案の審査経過並びに結果について御報告申し上げます。 付託されました13議案は、去る3月4日、委員会を開催し、慎重審査の結果、お手元に配付の議案審査報告書のとおり、いずれも原案を可決すべきものと決した次第であります。 以下、主な質疑の概要を申し上げます。 初めに、第10号議案石巻市防災基本条例では、災害時におけるボランティアの概念について質疑があり、基本的にボランティアとは自発性、無償性、利他性、先駆性に基づく活動とされているが、大震災からその範囲は拡大されており、営利を目的としないことを加えて、ボランティアを定義づけようと考えている旨、答弁がありました。 次に、第15号議案石巻市職員定数条例の一部を改正する条例では、140名の市長部局の職員定数が増員になります。その内訳と増員目標達成時期について質疑があり、自治法派遣職員枠として70名、任期付き職員枠として70名を見ている。自治法派遣職員については、今年度より三十数名増員予定であり、任期付き職員については、平成26年5月1日に40名程度採用予定である。今後も自治体OBの任期付き職員の採用や各地方自治体に対する支援要請を継続する中で、復興事業におくれが出ないように最大限の努力を続けていきたい旨、答弁がありました。 次に、第19号議案石巻市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例では、指定企業に対する10年間の貸付契約期間について質疑があり、基本的に10年間と設定した最大の理由として、復興を加速する大前提であり、産業の促進、雇用の創出などに結びつけていく趣旨である旨、答弁がありました。 また、新規で契約する場合の対応について質疑があり、現段階ではあくまでも10年間を考えている、ただし復興の状況により今後の進捗状況がまだ不透明なところもあることから、その時点で改めて貸付期間について再検討したい旨、答弁がありました。 次に、第31号議案平成26年度石巻市一般会計予算では、歳出、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、総務管理職員人件費の関連で、医学部誘致に対する市の考え方について質疑があり、復興を考える上で医療体制の強化は大きなポイントを占めると思っている。担当職員を1名配置し、国・県に対し、情報収集を行っており、復興の基盤づくりとなることから、今後も努力していきたい旨、答弁がありました。 10目男女共同参画推進費では、各審議会の女性の登用率及び今後の女性登用の考え方について質疑があり、女性の登用率は現在24.3%であり、女性の視点をもっと大事にする部分を取り入れていく方法を考えながら、目標である40%を達成できるよう関係機関へ協力をお願いしている旨、答弁がありました。 11目国際交流費では、青少年海外研修事業の概要、時期、選定基準等について質疑があり、石巻市内、石巻管内の高校生を対象とし、夏休み期間中の8日間を目標に、姉妹都市であるイタリア・チビタベッキア市の訪問を中心に考えている。選考方法は、石巻市内、石巻管内の各学校長から1名を推薦していただき、10名程度を選考したい。カリキュラムについては、支倉常長の偉業を含めた中で検討していきたい旨、答弁がありました。 28目東日本大震災関係費、被災地域交通対策関係費では、仙石線・東北線接続線整備補助金の内容について質疑があり、直接的な本体工事については沿線自治体が負担することになっており、石巻市は平成26年度と平成27年度の2カ年で負担する予定である。乗り入れした場合の時間的な短縮は約10分程度見込まれる旨、答弁がありました。 また、地域自治システム関係費では、地域自治システムサポート事業委託料の事業内容等について質疑があり、事業は自立できる基礎力の充実、構築における住民組織の強化を目的としており、委託内容については、協議会の会議の進行補助、記録、協議会の活動に資する資料の作成等の自治運営サポート及び冊子やリーフレット作成、フォーラム等の開催、地区でのキーパーソンとなるような方を発掘するためのヒアリング調査などである。経費の執行段階においては、精査しながら執行していく旨、答弁がありました。 また、地域コミュニティ再生関係費では、コミュニティーづくり支援事業費補助金の内容及び各町内会への周知方法について質疑があり、各地域で行うコミュニケーションづくりのため、イベント等に交付するものであり、今年度は年間5万円を限度として交付していたが、次年度は1団体10万円に拡充する、周知方法については、市報で年2回周知しているほか、町内会連合会、区長会、行政委員会の総会で周知している旨、答弁がありました。 また、地域づくりコーディネート事業費補助金の内容と対象団体について質疑があり、大震災により世帯の減少が著しい地域や仮設住宅、新市街地等、地域活動が困難になっている地域において、NPO団体等の企画力、行動力を活用し、コミュニティーづくりを行うものである。対象団体は、NPO及び一般社団法人等であり、1団体500万円を限度として交付する。団体の選定方法については、各地域でいろいろな活動を行っており、地域との信頼関係のある団体等に企画提案をいただき、審査した上、選定を行いたいと答えている旨、答弁がありました。 2項徴税費では、納税貯蓄組合の基本的な考え方について質疑があり、納税貯蓄組合の収納率はほぼ100%であり、収納体制としては非常にすばらしい。しかし、高齢化等により組合の数が徐々に減ってきている、補助金を活用して、活発な活動を望む旨、答弁がありました。 歳入、第1款市税、6項都市計画税では、関連で都市計画区域の見直しについて質疑があり、宮城県では平成25年度と平成26年度の2カ年で都市計画の随時見直し作業を進めており、石巻市でもあわせて用途地域の指定等の見直し作業を進めている。また、定期の見直しは平成28年度から基礎調査を行い、平成30年度から平成31年度にかけて見直しを行う予定である旨、答弁がありました。 16款財産収入、1項財産運用収入、1目財産貸付収入では、庁舎1階の商業スペース分の管理に関する考え方について質疑があり、住民の生活に極めて重要な施設であることから、これまでの運営等について整理し、適正な運営を図れるよう努力していきたい旨、答弁がありました。 次に、第60号議案平成25年度石巻市一般会計補正予算(第13号)、歳出、9款消防費、1項消防費、6目東日本大震災関係費では、(仮称)石巻市消防署西分署の建設に伴い、周辺の道路環境整備について質疑があり、通学路の安全確保については、消防本部とともに小学校を含め、周辺住民の理解を得ながら、整備を進めていきたいと考えている。消防車両の出動動線についても消防本部と協議を重ねてきているが、今後も渋滞対策や出動方法等の再確認し、整備を進めていきたい旨、答弁がありました。 次に、歳入、1款市税では、財源確保に関する市の考え方について質疑があり、市税については震災前が170億円、現在は150億円程度であり、まだまだ市の自主財源である市税が伸びていない。市民の多くは被災している方々なので、生活状況等を把握しながら、財源の確保に努める旨、答弁がありました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、環境教育委員長の報告を求めます。環境教育委員長。   〔環境教育委員長大森秀一議員登壇〕 ◎環境教育委員長(大森秀一議員) ただいま議題となりました52議案中、当委員会に付託されました議案の審査経過並びに結果について御報告申し上げます。 付託されました6議案は、去る3月5日、委員会を開催し、慎重審査の結果、お手元に配付の議案審査報告書のとおり、いずれも原案を可決すべきものと決した次第であります。 以下、主な質疑の概要を申し上げます。議案審査の前に、大川小学校関係、飯野川第一小学校と飯野川第二小学校の統合に係る保護者説明会の開催結果、及び門脇地区の石巻市立学校施設災害復旧整備計画(案)に係る保護者等説明会の開催について、教育委員会より発言の申し出がありました。 初めに、その内容は、第1点目は大川小学校関係では、大川小学校事故検証委員会により検証が行われてきたが、3月1日に室崎委員長から市長に対して報告書が提出された。 報告書では、事前対応、当日の状況及び事後対応、さらに地域や学校の状況等の幅広い観点から事実関係の調査と事故要因の分析及び再発防止のための24項目の提言があり、教育委員会として、学校防災推進会議の組織強化を図り、提言に対する改善とその進行管理を行うことを考えており、石巻市学校防災基本方針の見直しと改善、学校防災マニュアルの点検及び指導、防災副読本や実効性のある避難訓練、教員研修等を実施し、防災教育の充実を図り、事故検証委員会の報告書の提言を着実に実行できるよう事業を推進していきたい旨、報告がありました。 次に、第2点目、飯野川第一小学校と飯野川第二小学校の統合に係る保護者説明会の開催結果では、平成26年1月31日付で石巻市立飯野川第一小学校父母教師会長及び石巻市立飯野川第二小学校父母教師会長の連名により、平成27年4月からの両校統合等を求める請願が提出されたことから、教育委員会の対応及び方針について、両校保護者及び同学区内住民の方々へ、2月21日、河北総合センターで説明会を開催した。 両校の児童数は、今後ともに増加に転ずることが難しく、請願どおり平成27年4月から両校を統合し、校舎は現在の飯野川第一小学校を使用し、校名は飯野川小学校に変更することなどの方針を説明した。出席者の方々からは特に異論もなく、了承いただけたことから、統合に向けた手続や作業を速やかに進めたい旨、報告がありました。 次に、第3点目、門脇地区の石巻市立学校施設災害復旧整備計画(案)に係る保護者等説明会の開催では、門脇小学校の整備計画について、平成23年度に開催した保護者懇談会や住民説明会において、その方向性に対し、多様な意見が寄せられ、復興公営住宅の整備や区画整理事業に伴う門脇地区の人口形成が見通せない状況にあり、最終的な確定には至っていなかった。このような中、復興公営住宅の事前登録が終了し、入居者希望世帯数の確定に伴う門脇地区の人口形成も一定程度把握できる段階となったことから、門脇小学校の今後の方向性に関するアンケート調査を実施し、調査結果及び将来的な人口形成を踏まえ、平成27年4月に石巻小学校の現校舎を使用し、門脇小学校を石巻小学校に統合することとする門脇小学校の災害復旧整備計画案を策定した。これに伴い、3月6日に門脇小学校保護者、同小学校区住民及び門脇復興公営住宅入居事前登録世帯の方々を対象に説明会を開催する予定である旨、報告がありました。 審査に入り、初めに第21号議案石巻市視聴覚センター条例の一部を改正する条例では、視聴覚センターの移転について質疑があり、視聴覚センターは河北総合センター内に事務室を置き、従来の視聴覚教材や機材の貸し出しを中心に事業を行っていたが、パソコンを使った研修等がふえたため、その都度情報プラザにあるパソコンスペースを借り、事業を実施してきた。事務室を情報プラザ内に移すことにより情報プラザ職員との連携や常にパソコンスペースを活用できることなど事業の相乗効果が期待される。今後は、情報教育研修等に力を入れていく旨、答弁がありました。 次に、第26号議案石巻市墓地条例の一部を改正する条例では、北鰐山墓地改葬後の跡地利用について質疑があり、北鰐山墓地に残された墳墓は150基程度あり、そのうち無縁墳墓が10基から20基程度であり、残りが有縁墳墓である。今後公用車駐車場としての利用が計画されているが、その間に跡地利用についての検討会議を立ち上げて、有縁の墳墓の集約あるいは新墓地移転等について検討したい旨、答弁がありました。 次に、第31号議案平成26年度石巻市一般会計予算、歳出、4款衛生費、1項保健衛生費、3目環境衛生費、斎場費では斎場の指定管理の体制について質疑があり、指定管理予定の企業はグループ企業の石巻市斎場管理グループであり、株式会社清月記、同和興業株式会社、富士建設工業株式会社の3社で構成している。運営に当たっては、代表者との打ち合わせを実施しており、3月7日には葬儀社を対象にした意見交換会を予定している。今後は、意見交換等を年に1回以上開催し、宗教界の方からも意見を伺いながら進めていきたい旨、答弁がありました。 次に、4目環境政策費、雨水利用タンク普及促進事業費補助金では、事業の目的等について質疑があり、同事業は雨水の有効利用を図り、水循環の促進を目的に個人と事業所を対象に容量80リットル以上の雨水タンクを設置した場合に補助金を交付するもので、300件を予算措置している。附帯効果として、冠水緩和や災害時の雑用水利用にも有効である旨、答弁がありました。また、雨水タンクの運用方法について質疑があり、雑用水として庭木の水やり、夏場の水打ちなど管理の仕方について事業を推進する中でPRしていきたい旨、答弁がありました。 次に、2項清掃費、1目清掃総務費、合併処理浄化槽設置補助事業費では、予算額の増加理由について質疑があり、浄化槽の設置補助については、例年70基弱程度を当初予算で計上しているが、平成25年度は申請の増加により補正対応し、現在117件の申請となっている。総合計画においても震災後徐々に増加する計画となっており、実績を踏まえ、平成26年度は120基を当初予算で計上した旨、答弁がありました。 また、仮設住宅から恒久住宅への移転増加への対応について質疑があり、集団移転団地造成に伴う申請の増加等に対応するため、復興交付金を活用した浄化槽設置補助を300基計上している旨、答弁がありました。また、清掃総務費に関して、資源ごみの持ち去りの現状と対策について質疑があり、ごみの持ち去りについて、通報件数は平成23年度が6件、平成24年は22件、平成25年度は1月末で31件と徐々に増加しており、市の廃棄物の減量化及び資源化並びに適正化処理に関する条例により、過去最高20万円の罰則を設けているが、未然防止のパトロールや持ち去り防止の啓発看板を設置するなど、現行犯については厳重注意し、悪質な場合は警察と協議して対応する旨、答弁がありました。 次に、10款教育費、1項教育総務費、3目教育指導奨励費、不登校児童生徒対策費では、仮設住宅における不登校の児童・生徒の増加について質疑があり、不登校の発生率は小学校では増加傾向で、中学校では横ばいの状況である。東日本大震災以降、単に被災したからだけではなく、家族環境の変化など、要因が複雑化しており、憂慮すべき状況となっている。不登校を生まない予防的取り組みや不登校の児童・生徒へは関係機関、スクールカウンセラー等と連携し、家庭訪問等を進めながら対応していく旨、答弁がありました。 また、就学前のことばの教室運営費では、事業内容について質疑があり、就学前の言語習得期に言語の障害を発見し、矯正していくことは非常に大切なことであり、小学校就学後の学校生活も非常によいものになっていくため、就学前の幼稚園を中心としたことばの教室を実施するもので、平成25年度は主として河北幼稚園で行っており、1月現在で28人が通っている旨、答弁がありました。 次に、7目東日本大震災関係費、震災心のサポート事業について質疑があり、東日本大震災で石巻市立学校等に在席し、亡くなった園児、児童、生徒の遺族について全て確認し、現状で138家族を把握している。遺族の中には、県外に移住された方や連絡もとれなくなっている方もいるため、今後も調査を継続し、状況把握に努め、相談医と臨床心理士によりそれぞれの遺族宅を訪問し、継続的に話を聞きながら、必要なサポートを行う予定である。また、庁舎内にも相談室を設け、遺族の希望に応じて、電話相談や来所相談にも対応できるよう環境整備を行う旨、答弁がありました。 次に、6項社会教育費、10目河北総合センター費では、かかる駐車場1台当たりの広さについて質疑があり、河北総合センターの駐車場は、現在約250台駐車可能であるが、平成6年の開館以来、駐車スペースを見直したことはなく、大きな行事を行うときは河川敷を借りて実施している。他の施設と比較すれば、1台当たりの駐車スペースは幾分狭く、白線も薄れているため、今後白線を引き直す際に検討して対応したい旨、答弁がありました。 次に、13目東日本大震災関係費では、文化財等の復興復旧事業補助金に関連し、支倉六右衛門造船地の石碑復旧とサン・ファン出帆400年事業について質疑があり、石碑は文化庁の補助事業で文化遺産を活かした地域活性化事業に復旧する予定となっているが、説明板の再建については、サンファン出帆400年事業に位置づけできるものかどうか検討したい旨、答弁がありました。 また、齋藤氏庭園修復整備事業費では、事業の進捗状況について質疑があり、広間とカヤぶき屋根の緊急修復分は12月までに終了しており、平成26年度は土蔵2棟の修復を予定している。その他修復が必要な部分は、木小屋、中門、倉庫、広間、米みそ蔵となっており、計画的に被災のあった部分から修復していく旨、答弁がありました。 さらに、公民館耐震補強事業費について質疑があり、公民館耐震補強工事は震災前に中央公民館を耐震診断した際に市で設定している耐震強度よりも下回っているため、耐震補強工事を行うもので、市街地では唯一の社会教育施設であり、利用者も多いため、内部改修等が行えるか検討したい旨、答弁がありました。 次に、7項保健体育費、3目学校給食費に関連し、給食の異物混入について質疑があり、2月12日、湊小学校で副食物から2センチ程度の金属製のねじが発見され、2月14日には河南東中学校で輪状の直径約1.5センチ程度の金属製の針金を発見したという2件の異物混入報告があった。それぞれ所管の給食センターで調理したものであるが、残食の調査、設備等の緊急点検でも異常はなく、給食センター内での異物混入の形跡は発見されなかった。さらに、食材納入業者と配送業者の点検でも異常はなかった。よって、給食センターでのチェックリストによる始業前設備機器の点検の徹底や各学校の配膳室の施錠管理、食材納入業者、配送業者への異物混入対策の周知等、異物混入事故の再発防止策を万全にし、2月21日から通常の給食を再開した旨、答弁がありました。 また、給食センターの集約等について質疑があり、今回整備を進めている(仮称)石巻東学校給食センターでは、およそ7,000食を供給する予定であり、石巻全域では現在1万2,500食を調理しているため、残りは5,500食ほどとなる。現在給食センターは5施設あるが、石巻西学校給食センターは東松島市から譲渡を受けている施設であるため、解体の上、土地については返還する予定である。牡鹿学校給食センターは、小規模施設で既に建設後28年が経過しているため、統廃合について今後検討し、西部地区の3施設については、住吉学校給食センターが建築後29年経過している状況であるが、河北学校給食センターと河南学校給食センターは比較的新しい施設であるため、2施設で5,500食をカバーできる可能性もあり、当分の間の供給は間に合う計画である。西部地区の統廃合については、児童・生徒数の動向を踏まえ、将来的には検討も必要である旨、答弁がありました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、保健福祉委員長の報告を求めます。保健福祉委員長。   〔保健福祉委員長堀川禎則議員登壇〕 ◎保健福祉委員長(堀川禎則議員) ただいま議題となりました52議案中、当委員会に付託されました議案の審査経過並びに結果について御報告申し上げます。 付託されました16議案は、去る3月6日、委員会を開催し、慎重審査の結果、お手元に配付の議案審査報告書のとおり、いずれも原案を可決すべきものと決した次第であります。以下、主な質疑の概要を申し上げます。 初めに、第23号議案石巻市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例では、平成26年度の放課後児童クラブの待機児童数について質疑があり、向陽地区で18名、中里地区1名、釜地区21名、蛇田地区32名、稲井地区16名、桃生第1地区8名、桃生第2地区3名の合計99名が待機となる見込みである旨、答弁がありました。 また、今後の児童数の増加が見込まれる蛇田地区等への方策について質疑があり、余裕教室の活用、敷地内での増設、または民有地の借り上げや公共施設の利活用などを検討し、待機児童の解消に努めていきたい旨、答弁がありました。 次に、第24号議案石巻市老人憩の家条例の一部を改正する条例では、無償譲渡の施設の維持管理について質疑があり、地域に移管された後の維持管理については、地域の団体で管理していただくことになるが、修繕を伴う大きな破損などは地域からの要望で今後関係課と協議して、対応していくことになるものと認識している旨、答弁がありました。 次に、第31号議案平成26年度石巻市一般会計予算、歳出、3款民生費、1項社会福祉費、災害時要援護者避難対策事業費の内容について質疑があり、学校避難所である小学校35校、中学校18校、一般避難所の高等学校及び支援学校の9校を対象として、希望する学校に車椅子の方が利用できる簡易スロープを2枚ほど設置したいと考えている旨、答弁がありました。 また、スロープを設置できない場所や階段の多い場所において、障害を持っている方や介護の必要な方が避難する際に、座った状態でも運べる担架を避難ビル、避難タワー及び各避難所に設置すべきとの質疑があり、避難所ではいろいろなことが想定されることからニーズを踏まえて導入を検討する旨、答弁がありました。 次に、国民健康保険事業対策費では、4月から実施される医療費の一部負担免除の対象者数と市負担について質疑があり、対象者はおおむね1万人程度と見込んでおり、市の負担として約11億円を予算措置している旨、答弁がありました。 また、対象者を大規模半壊以上の住民税非課税世帯に限定した理由について質疑があり、国からの追加財政支援は一部負担金免除に直接当たるものではなく、財政状況の厳しい部分への追加財政支援である。市町村では、その中から一部負担金免除を行うことになるため、苦しい財政の中から負担するためには範囲を絞り込む必要があった旨、答弁がありました。 次に、3款3項児童福祉費では、ひとり親家庭等在宅就業支援事業の研修内容と事業費の内訳について質疑があり、基礎研修として、eラーニングなどの情報技術を活用した学習と集合研修を5カ月間、その後にCADコース、DTPコース、デスクトップパブリッシングコースなど研修生の希望に応じたコースを応用研修として9カ月間実施する。事業費の内訳として、2期生分を例にすると総事業費が1億1,970万円となり、そのうち研修生への手当が2,375万円、講師等の人件費が約6,730万円、残りはIT関連のハード及びソフト分の経費である旨、答弁がありました。 また、この事業の財源である安心こども基金の視点から参加者に対する技術面での支援以外の就業面、子育て面及び精神面を含めた支援体制について質疑があり、子育ての合間に研修しやすい時間帯で研修できる体制を整えており、夜間でも対応できるようにヘルプデスクの担当者を配置して対応している。なお、卒業生には職のあっせんも行っているが、保健師や精神保健福祉士などの支援までは至っていない旨、答弁がありました。 さらに、卒業生の就職について、正規職員として採用されているかどうかについて質疑があり、採用状況については把握していないことから、今後は確認していく旨、答弁がありました。 次に、3款4項生活保護費では震災前と震災後の受給者数の変動について質疑があり、受給者数は平成23年3月が1,863人、平成24年3月が1,347人、平成25年3月が1,315人、平成26年1月が1,362人である。震災の影響により大きく減少したが、平成24年8月から微増で推移している旨、答弁がありました。 また、相談件数の変動とその理由について質疑があり、平成22年度は599件であるが、平成23年度が350件、平成24年度が493件である。減少した理由としては、有効求人倍率の上昇や被災者への各種支援施策が機能したものと考える。しかし、今後は相談件数の増加も見込まれることから必要な支援に取り組んでいく旨、答弁がありました。 次に、3款5項災害救助費では平成26年、平成27年と復興公営住宅への入居が本格化していく中で、仮設住宅の集約化の考え方について質疑があり、入居者が希望する復興公営住宅の建設地近辺に集約することで、新たな地域でのコミュニティーの素地ができるものと考えており、今後この点を踏まえ、関係各課と調整している旨、答弁がありました。 次に、第43号議案平成26年度石巻市介護保険事業特別会計予算では、国民健康保険と同様に行われる介護保険の一部免除の対象者数と金額について質疑があり、対象者見込み数は1,283人で、約2億4,000万円を見込んでいる旨、答弁がありました。 また、震災後の本市における要介護者の状況について質疑があり、平成23年2月末時点での65歳以上の認定者は7,328名であったが、平成26年1月末の認定者数は8,052名と増加している。要因としては、高齢者人口の増加と仮設住宅入居者が運動不足になりがちであることが考えられることから、今後は包括ケアシステム構築においても高齢者の予防対策が一番重要になると考えて取り組んでいく旨、答弁がありました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、産業建設委員長の報告を求めます。産業建設委員長。   〔産業建設委員長阿部純孝議員登壇〕 ◎産業建設委員長(阿部純孝議員) ただいま議題となりました52議案中、当委員会に付託されました決算の審査経過並びに結果について御報告を申し上げます。 付託されました23議案は、去る3月7日、委員会を開催し、慎重審査の結果、お手元に配付の議案審査報告書のとおり、いずれも原案を可決すべきものと決した次第であります。なお、第31号議案平成26年度石巻市一般会計予算の採決後、次の附帯決議が全会一致で付されました。その内容は、緊急雇用創出事業関連の業務委託において、賃金不正受給の疑いで逮捕者が出たほか、地元企業を代表者とするコンソーシアムが受注した事業では、多額の委託金額と随意契約の関係や構成する地元企業の業務内容を把握していないなど不透明な状況である。よって、本予算の執行に当たっては改めて透明性、競争性を持たせるよう、発注方法及び契約方法を確立することを強く求めるものであります。以下、議案審査における主な質疑の概要を申し上げます。 第13号議案石巻市駐車場条例を廃止する条例では、市立病院の建設中あるいはオープン後の駐車場配置計画について質疑があり、現在庁舎立体駐車場の駐車台数は261台で、病院建設中は公用車の一部を北鰐山墓地に移動させ、一般車両188台分を確保する予定である。 市立病院に新たに設置する立体駐車場は実施設計中ではあるが、駐車台数は260台前後で、公用車を除く一般車両分を114台確保することで、一般外来患者等の対応ができるものと見込んでいる旨、答弁がありました。 また、立体駐車場入り口が混雑している現状を踏まえ、病院建設中の渋滞緩和策について質疑があり、関係部署で十分に協議し、対応していきたい旨、答弁がありました。 次に、第28号議案石巻市おしか家族旅行村オートキャンプ場条例の一部を改正する条例では、今回の利用料金削除の理由について質疑があり、地震被害のあったオートキャンプ場は4月からフルオープンするが、料金徴収機械の費用対効果を考え、また利用料を無料にすることで一人でも多く来ていただきたいという思いである旨、答弁がありました。 次に、第31号議案平成26年度当初予算では、歳出、5款労働費、1項労働福祉費、2目東日本大震災関係費ではマスコミでも取り上げられた不祥事の内容について質疑があり、市が委託した震災被災者等就労支援事業において、派遣先企業と派遣している被災求職者が一緒になり、賃金を不正受給したという疑いで逮捕者が出た旨、答弁がありました。 また、緊急雇用創出事業全体でこれまで実施した事業数と新規雇用者数について質疑があり、平成23年度は14事業で1,415人を雇用し、平成24年度は25事業で1,679人、平成25年度は25事業で1,007人の雇用見込みで、3カ年の事業費合計は約68億円、新規雇用の合計人数は4,101人である旨、答弁がありました。 さらに、平成26年度においても20事業で約14億円計上されているが、これら事業のチェック体制について質疑があり、緊急雇用創出事業全般にわたり、受託業者が出勤簿等で出勤状況の確認をするとともに、就労支援事業では定期的に企業を訪問し、被災雇用者の勤務状況を聞き取りするなどしている。市では、受託業者から実績報告により事業内容の履行について確認している旨、答弁ありました。 また、石巻市ICT活用人材育成事業では、委託業者決定方法について質疑があり、本事業は競争入札参加資格承認簿に登録され、情報処理サービス業務の入札を希望した法人を対象としており、平成24年度に市内の企業優先という第1条件のもと、事業規模等を勘案し、連合体、いわゆるコンソーシアムによる参加も可能としたプロポーザルの公募を実施した。市内には参加資格のある事業者が10社ほどあるため、複数の参加申し込みを見込んでいたが、市内4業者を含むコンソーシアム1社のみが参加し、随意契約を締結した旨、答弁がありました。 また、随意契約の繰り返しでは競争性が発揮されないとの質疑があり、今回の緊急雇用創出事業は被雇用者の継続性が大重点のため、随意契約としている。平成26年度以降は、新事業となるため、入札を基本に実施していく旨、答弁がありました。 6款農林水産業費、2項林業費では、被災した地域の緑を取り戻す施策について質疑があり、牡鹿地区鮫ノ浦にある約0.3キロの防潮林は、国が復旧整備を進めることとしている。農林水産業全体で見ると、林業は比較的被害が少ないため、被災した地域に特化した森林整備の予算計上はないが、今後については検討していく旨、答弁がありました。 3項水産業費、2目水産業振興費、捕鯨普及事業費では、石巻地域の食文化を伝える施策について質疑があり、鯨肉の普及については、学校給食を通じて子供たちに伝えていくほか、超低温冷蔵庫や上品の郷で実施するイベントで頒布する計画がある旨、答弁がありました。 5目東日本大震災関係費、水産業復興対策費では地先漁業資源回復事業内容について質疑があり、北上追波漁業協同組合ではベッコウシジミをブランド化し、北上川へ放流したものを漁獲していたが、震災による地盤沈下等で上流まで海水が来ているため、新たな漁場開拓に向け、国・県・市の支援を受けながら実施している事業で、漁業権のある旧北上川にも放流し、漁場を検討している旨、答弁がありました。 7款1項商工費、2目商工業振興費では、消費生活相談員の業務内容について質疑があり、一般の商取引に伴う相談を行っているもので、範囲は広く、多重債務等の金融・保険問題、最近では不当請求メールの問題、賃貸借や工事に係る問題など、例年約1,000件の相談が寄せられている旨、答弁がありました。 また、今後被災者と業者のトラブルが増加することが予想されることからPR活動の拡大について質疑があり、定期的に地元ラジオ放送局や地元新聞紙を活用し、啓発を行っているが、今後は消費者教育や被害の多い高齢者を対象とした集会にも積極的に出向き、啓発活動に力を入れていく旨、答弁がありました。 11款災害復旧費、3項1目公共土木施設災害復旧費、道路橋梁災害復旧費では、架けかえを予定している箇所について質疑があり、新明治橋、真野大橋、相川橋、釣石橋等を予定しており、平成26年度に事業着手したい旨、答弁がありました。 次に、第35号議案平成26年度石巻市下水道事業特別会計予算では、平成26年度に実施するポンプ場の整備計画について質疑があり、復興交付金事業では11カ所の新設ポンプ場を50億6,000万円で、また災害復旧事業では6カ所の既設ポンプ場を29億4,000万円で、合わせて17カ所整備する計画で予算措置している旨、答弁がありました。 また、委託先となる下水道事業団からの地元発注に対する考え方について質疑があり、下水道事業団の入札に参加するためには事業団への業者登録が必要となることから、市のホームページにも掲載し、登録をお願いしている。下水道事業団に対しても地元業者の活用について協議している段階で、復興工事の事業量が多い中、地元業者が少ない人材で対応するのは厳しい部分もあるが、地元業者が参加できる体制づくりを進めていきたい旨、答弁がありました。 次に、第37号議案平成26年度石巻市農業集落排水事業特別会計予算では、震災で新築ラッシュとなっている鹿又地区の下水道処理の現状と今後の対応策について質疑があり、農業集落排水事業は開設当時に事業計画を立て、処理能力を定めているため、容易に追加住宅分を処理することはできない。現在は、鹿又地区の処理場が満杯状態であるため、平成25年度から新規分の接続を凍結し、合併浄化槽の設置補助で対応している。処理場の増設を国・県と打ち合わせをしているが、できれば鹿又地区は流域下水道に接続する方向性で協議している旨、答弁がありました。 次に、第60号議案平成25年度石巻市一般会計補正予算(第13号)、6款農林水産業費、1項農業費、9目東日本大震災関連費では、釜幹線用水路改修事業の繰り越し理由について質疑があり、県東部土木事務所が計画している水路の復旧事業との兼ね合いや流入断面を大きくするための設計変更により、復興庁との協議に時間を要している。3月中に実施設計が完了するので、復興庁に再申請し、採択後に着工する予定である旨、答弁がありました。 また、他事業との連携について質疑があり、昨年県が貞山運河の復興再生計画を策定し、手始めに桜の植樹事業を実施すると聞いている。本市の水辺の緑のプロムナード計画との協議も必要となるが、地域の声を聞きながら、県も含めて協議を進めていきたい旨、答弁がありました。 以上、御報告を申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) 以上で各常任委員長の報告を終わります。ただいまの各委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本52議案に対する各常任委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本52議案は原案のとおり可決されました。 △日程第55 委員会提出議案第1号第31号議案平成26年度石巻市一般会計予算に対する附帯決議 ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第55第委員会提出議案第1号第31号議案平成26年度石巻市一般会計予算に対する附帯決議を議題といたします。本案について、産業建設委員長から説明を求めます。産業建設委員長。   〔産業建設委員長阿部純孝議員登壇〕 ◎産業建設委員長(阿部純孝議員) ただいま上程されました委員会提出議案第1号第31号議案平成26年度石巻市一般会計予算に対する附帯決議について、提案理由を申し上げます。 ただいま第31号議案平成26年度石巻市一般会計予算が可決となりましたが、産業建設委員会における審査では、歳出、5款労働費、1項労働福祉費、2目東日本大震災関係費に予算計上された緊急雇用創出事業の目的は、東日本大震災によって職を失った方々等を対象に就労研修等を通じて、正規雇用に結びつけるというもので、事業の必要性や重要性は認識するものであります。 しかしながら、本事業においては、賃金の不正受給容疑で逮捕者が出たほか、地元企業を代表者とするコンソーシアムが受注した事業においては、数億円という委託金額にもかかわらず随意契約が行われている上、その構成する地元企業の業務内容を把握していないなど、不透明な契約内容と言わざるを得ない状況となっております。 つきましては、本予算の執行に当たり、改めて透明性、競争性を持たせるよう、発注方法及び契約方法を確立することを石巻市議会として附帯決議されるよう、産業建設委員会として提案するものであります。 以上、議案各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。                                    平成26年3月20日 石巻市議会議長 阿部 欽一郎 殿                         提出者 産業建設委員会                             委員長 阿 部 純 孝   委員会提出議案第1号 第31号議案平成26年度石巻市一般会計予算に対する附帯決議 標記の議案を別紙のとおり石巻市議会会議規則第14条第2項の規定により提出します。委員会提出議案第1号   第31号議案平成26年度石巻市一般会計予算に対する附帯決議 平成26年度石巻市一般会計予算歳出中、5款労働費、1項労働福祉費、2目東日本大震災関係費において、震災等緊急雇用対応事業費にかかる支出として、震災被災者等就労支援業務委託料12億3,723万6,000円をはじめ緊急雇用創出事業関連の予算が計上された。これらの事業は、東日本大震災によって職を失った方々等を対象に、就労研修等を通じて正規雇用に結び付けることを目的に実施されているものであり、必要性や重要性は認識するものである。 しかしながら、本事業において契約締結した委託会社が派遣した被災求職者と派遣先企業が共同で賃金を不正受給したという疑いで逮捕者が出たほか、地元企業を代表者とする複数企業で構成された団体が受注した事業においては、数億円という委託金額にもかかわらず随意契約が行われている上、その構成する地元企業の業務内容を把握していないなど、不透明な契約内容と言わざるを得ない状況となっている。 よって、本予算の執行にあたり、下記について万全を期すように求めるものである。                      記1 緊急雇用創出事業関連にかかる契約については、改めて透明性、競争性を持たせるよう発注方法及び契約方法を確立すること。 以上、決議する。  平成26年3月20日                                   石 巻 市 議 会 ○議長(阿部欽一郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。本案は、石巻市議会会議規則第36第2項の規定により委員会付託を省略いたします。 続いて、討論に入りますが、通告はありません。討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) なければ、これをもって討論を終結いたします。これより採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第56 第76号議案平成25年度石巻市一般会計補正予算(第14号) ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第56第76号議案平成25年度石巻市一般会計補正予算(第14号)を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎土井昇建設部長 ただいま上程されました第76号議案平成25年度石巻市一般会計補正予算(第14号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、国の経済対策による平成25年度補正予算に伴い、追加の補助内示のありました石巻工業港曽波神線街路整備事業及び総合運動公園整備事業に要する経費を措置したものでございます。 それでは、表紙番号12の平成25年度石巻市一般会計補正予算の1ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億7,940万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,172億8,632万7,000円とするものでございます。 第2条は、繰越明許費の補正でありまして、4ページの第2表、繰越明許費補正にありますように、石巻工業港曽波神線街路整備事業ほか1事業、12億1,734万円を追加するものでございます。 第3条は、地方債の補正でありまして、4ページの第3表、地方債補正にありますように、街路整備事業債の限度額を変更するものでございます。 次に、表紙番号13、平成25年度石巻市一般会計補正予算説明書により歳出から御説明申し上げます。 それでは、12ページをごらん願います。3目街路整備事業費の1石巻工業港曽波神線街路整備事業に1億540万円を、9目東日本大震災関係費の1総合運動公園整備事業費に2億7,400円をそれぞれ計上しておりますが、これは国の経済対策に伴いまして、追加の補助内示がありましたことからその所要額を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、4ページにお戻り願います。10款地方交付税で1億3,700万円を計上いたしておりますが、これは歳出予算と連動して交付が見込まれます震災復興特別交付税を措置したものでございます。 次に、6ページ、14款国庫支出金で1億9,497万円を計上しておりますが、これは石巻工業港曽波神線街路整備事業及び総合運動公園整備事業に対する国庫補助金を措置したものでございます。 次に、10ページ、21款市債で4,740万円を計上しておりますが、予算第3条の地方債の補正で御説明申し上げましたとおりでございます。 次に、もう一度8ページにお戻りいただきまして、1目財政調整基金繰入金で3万円を増額いたしておりますが、これはただいま御説明申し上げました歳入歳出予算調整の結果、なお必要とする財源補填のため、財政調整基金繰入金を措置したものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。32番。 ◆32番(後藤兼位議員) 工業港曽波神線整備事業が前進するわけです。平成26年中に4車線化になるという方向性があります。そういう中で、今後これは工業港と蛇田地区を結ぶ大きな避難路としてもやっぱり重要な位置づけになると思います。そういう中で、今後交通量もふえるだろうということが大いに予想されますし、国道45号との接点、中浦橋の右折、左折等々の交差点改良並びに国道398号のところのカガク興商本社がありますが、ここら辺の交差点改良、右折、左折ラインの、これも完成時までに、対応するような交差点改良をきちっとするという方向性を示さないと、いざ完成しますとやはり交通量あるいは渋滞がいざというときの避難路としての機能も発揮されないということが危惧されますので、ここら辺についての対応も早急にすべきだと思いますが、建設部長の見解を伺います。 ◎土井昇建設部長 お答え申し上げます。 工業港曽波神線がおかげさまをもちまして、平成26年中に年内完成というふうな運びになったわけでございます。それとあわせまして、今議員御指摘がありました中浦橋の交差点あるいはその手前側の国道398号との交差点の改良というふうなものも当然我々ぜひ必要であるというふうに考えております。ただ、時期的な問題といたしまして、完成時というふうなものまでに何とかというふうなお話がございましたが、それにできるだけ近い形で交差点改良を進めるような取り組みを今後進めてまいりたいというふうに考えておるところでございます。 ◆32番(後藤兼位議員) 今後取り組むというような御説明でございますが、平成26年度中に今部長が答弁したように完成、4車線は工業曽波神線、JRの跨線橋も完成します。ただ、やはりなかなか物理的に平成26年度中まで、例えば今の2カ所の交差点改良というのはなかなか難しいのは理解するのですが、それに対応した計画というものを今の段階から持っておかないと、先手を打っておかないと、本来の工業港曽波神線という長い工事の経過がありますよ、費用と。そして、これまでの歴史的な部分が何十年とかかっているのですから、これ。昭和の時代からかかってきているのです。ですから、その部分の交差点改良というのを新年度というか、やはり今の段階から打っておかないと、一切今の段階で内部でも協議されていないのでしょうか。これからなのでしょうか。改めて今の段階を説明いただきたいと思います。 ◎土井昇建設部長 お答え申し上げます。 内部での調整というふうなことでございますが、以前から交差点の改良というふうなことでの調査のほうについての業務をスタートするようにということで指示はしておるところでございます。ただ、その成果というふうなものがまだ上がってはきておりませんので、その成果に基づいて早い時期に改良工事を進め、完成にこぎつけたい、そういった考えでいるところでございます。 ◆32番(後藤兼位議員) 指示していると、それでは指示されたほうはいつまで上がってくるのだと、それを待っていてはいつまでも本来の工業曽波神線の機能が発揮されない。なおかつ避難路としての、大震災のときはカガク興商のあの辺はカメラのキタムラがありました。多くの車両とか瓦れきがあそこまで流れてきたのです。ですから、そういう意味では交差点改良していれば、やはり多くの人が助かったという部分も一方にはあるのです。例えば渡波稲井線とか工業港運河線、この復興予算の中で避難路的に新たに認められている今後の予算も措置されております。ただ、一方においてはこれまでの都市計画道路の本来の機能を発揮させる手法といいますか、それに対してもっと迅速に対応する、早急に対応する、そういう姿勢が私は求められていると思うのです。例えば社会資本整備事業費とか、予算を使いながらとか、いろんな手法というものがあるのではないのかなと。建設部長がいろいろ部下の人たちにお願いしていろいろやっているとは思いますが、ただそれを待っているのではなく、トップダウン的な形で誰が見てもここら辺の交差点改良というのが必要なのは建設部長、専門家ですから、わかると思うのです。早い段階といいますか、もう早急にこれは対応すべき、そう思いますが、市長のそういう避難路的な部分、発想、今建設部長がいろいろ答弁されておりますが、それも踏まえて市長の見解を伺いたいと思います。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 避難路としての中浦橋、それから国道45号、それから国道398号ですか、この交差点改良というのは非常に重要だというふうに私も考えております。今現在東日本大震災で大渋滞を起こしたシミュレーションを今東北大学と連携して進めておりますけれども、やはりここの交差点改良も今後の防災対策上一つの重要な交差点だというふうに考えております。これは、復興事業を進める上でも課題としてしっかり捉えて、取り組んでまいりたいと考えております。 ○議長(阿部欽一郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第57 第77号議案平成26年度石巻市一般会計補正予算(第1号) ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第57第77号議案平成26年度石巻市一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。本案について財務部長から説明を求めます。財務部長。 ◎阿部明夫財務部長 ただいま上程されました第77号議案平成26年度石巻市一般会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、消費税及び地方消費税率の引き上げに伴う臨時的な給付措置である臨時福祉給付金及び子育て世帯臨時特例給付金の給付に必要な経費などを措置したものでございます。 それでは、表紙番号14、平成26年度石巻市一般会計補正予算の1ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9億7,400万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,277億4,400万円とするものでございます。 次に、表紙番号15、平成26年度石巻市一般会計補正予算説明書により歳出から御説明申し上げますので、8ページをごらん願います。15目臨時福祉給付金給付事業費に7億9,100万円を計上しておりますが、これは消費税及び地方消費税率の引き上げに伴う低所得者に対する臨時的な措置として臨時福祉給付金、いわゆる簡素な給付措置の給付に必要な経費について措置したものでございます。 次に、10ページ、15目子育て世代臨時特例給付金給付事業費に1億7,500万円を計上しておりますが、これは臨時福祉給付金と同様、子育て世代に対する臨時的な措置として、子育て世帯臨時特例給付金を給付するために必要な経費について措置したものでございます。 次に、12ページ、1目その他公用施設災害復旧費の1庁舎災害復旧費に800万円を計上しておりますが、これは牡鹿総合支所庁舎駐車場の擁壁に震災の影響による亀裂が生じ、崩落の危険性がありますことから、災害復旧工事を実施するために必要な経費を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、4ページにお戻り願います。まず、10款地方交付税で800万円を計上しておりますが、これは災害復旧費と連動して、交付が見込まれます震災復興特別交付税を措置したものでございます。 次に、6ページ、14款国庫支出金で9億6,600万円を計上しておりますが、これは臨時福祉給付金及び子育て世帯臨時特例給付金の給付事業に対する国庫補助金を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第58 第78号議案平成25年度石巻市病院事業会計資本剰余金の処分について ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第58第78号議案平成25年度石巻市病院事業会計資本剰余金の処分についてを議題といたします。本案について病院局事務部長から説明を求めます。病院局事務部長。 ◎鷲見祐一病院局事務部長 ただいま上程されました第78号議案平成25年度石巻市病院事業会計資本剰余金の処分について御説明申し上げます。 表紙番号11の1ページをごらん願います。公営企業において、補助金等をもって取得した資産が滅失し、または撤去し、もしくは廃棄した場合などにおいて、損失が生じたときは従前の地方公営企業法及び同法施行令の規定では資本剰余金を取り崩して、当該損失を埋めることができるとされておりましたが、平成24年4月1日に施行されました地方公営企業法の一部改正に伴う資本制度の見直しにより、資本剰余金の処分につきましては、条例の定めるところにより、または議会の議決を経て行わなければならないこととされました。このことにより平成25年度において、補助金により取得した牡鹿病院の医療機器の除却に伴い発生する損失について、資本剰余金1億2,964万9,035円を補填することについて、地方公営企業法第32条第3項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。なお、資本剰余金の処分に係る対象資産の内訳につきましては、2ページに記載のとおりであります。また、本年度に取得した医療機器の一部について、納入時期の調整に時間を要したことから今回の提案となったことにつきまして、御理解を賜りますようお願い申し上げます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第59 第79号議案訴えの提起について ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第59第79号議案訴えの提起についてを議題といたします。本案について教育委員会事務局長から説明を求めます。教育委員会事務局長。 ◎佐藤和夫教育委員会事務局長 ただいま上程されました第79号議案訴えの提起について御説明申し上げます。 表紙番号11の3ページをごらん願います。本案は、学校給食費の高額滞納者に対し、先月10日に石巻簡易裁判所へ支払い督促の申し立てを行ったところ、相手方から分割納付したい旨の異議申し立てがあり、民事訴訟法第395条の規定により、支払い督促申し立ての際に本市が訴えの提起を行ったものとみなされ、訴訟手続に移行するに当たり、地方自治法第96条第1項第12号の規定により議決の議決を求めるものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。3番。 ◆3番(遠藤宏昭議員) 私の一般質問でも給食費未納対策ということでお話しさせていただきました。今回の訴えの提起では、保護者4名に対してということなのですが、この滞納している給食費が一番多い方で60万円を超えていると、あと30万円、30万円、20万円以上と、これというのはもう義務教育、小学1年生に入学してから終わるまでの9年間ずっと払っていないとか、あとまた兄弟そろって全員払っていないとかいうことなのでしょうか。まず、その確認したいのと、今回この4件で済んでいますけれども、この予備軍というのはどれぐらいあるものなのですか、お聞かせください。 ◎佐藤和夫教育委員会事務局長 お答え申し上げます。 ほとんどが複数の子供のものでございます。それから予備軍ということですが、この予備軍という考え方もいろいろあろうかとは思いますけれども、一つの例といたしまして、今年度に入りまして、いわゆる催告の通知というのを3回ほど出しております。1回目に出した際に全く無反応、要するに通知は出したのですけれども、例えばこんなふうに分割納付したいですとか、あるいはどうしたらいいでしょうかといったような反応がある場合はそれなりに対応はいたしますけれども、全く無反応というような方が第1回目では38%、第2回目では42%、第3回目では51%、人数にしまして大体100名弱ぐらいの方が全くの無反応ということでございました。それから、その後年末から年始にかけて2回ほど100軒ほど自宅訪問でいろいろと相談に乗ろうというようなことでの訪問というものをさせていただいていますけれども、留守だったりとか、あるいは不在のために連絡下さいというような不在票みたいなものをポストに入れてもその後全く連絡がないというような方がございまして、そういった方々を予備軍と言うべきかどうかはちょっとわかりませんけれども、そういった状況でございます。
    ◆3番(遠藤宏昭議員) 60万円を超えるなんていうのは本当に給食費、大多数の保護者が支払いしているという中で、こうやってきっと払わなくてもそのまま逃げ切れるというような意識があるから、こういうような金額になるのだと思うのです。こういうふうに訴えの提起ということで、石巻市が訴えるような形になると大ごとにもなるし、払っている保護者はやっぱり不公平感というのは物すごく感ずると思うのです。ですから、この前の段階で対応すべきだと思います。 一般質問の中でも言いましたけれども、児童手当からの天引きとか、そういうようなあらゆる策を、対策を講じていただいて対応すべきだと、その際事務局長の答弁の中でいろいろシステムを導入するとお金がかかるから、そういうのも考えなければいけないというお答えでしたけれども、訴訟をすればその訴訟費用がかかってしまうわけだから、この段階に行く前にやはりきちんとした対応をしていただかないと、本当に保護者の間でのそういう不公平感というのはなかなかなくならないと思いますが、今後に向けての方向性、対応策をお聞かせください。 ◎佐藤和夫教育委員会事務局長 訴訟費用につきましては、今回のケースにおいては、1件につき大体3,000円から5,000円程度の訴訟費用がかかります。それについては、当然相手方の負担とさせていただくという方向での事務手続をとっております。 それから、先ほど児童手当から天引き云々というようなお話がございまして、前回の答弁でも申し上げましたけれども、いわゆる扶助費からの天引きというものは本人同意がない限りはできないという性格のものですので、こういった本人同意というものがとれるものであるならば、それはそういった天引き手続以前に納得して納めていただけるというようなこともございましたので、いわゆるシステムの改修にお金がかかるというのはそれから次の段階でのお話ということで、システム改修にお金がかかるから、それをしないということではなくて、先ほど申し上げた扶助費の性格上の問題ということで御説明させていただいたということでございます。 ◆3番(遠藤宏昭議員) これこれこういう理由だからできないのだというような意見を聞きたかったわけではなくて、だから実際こういうふうに60万円を超えている保護者が払っていないのだというような、こういうような例が出ていて、実際この訴えまで起こしているわけだから、こういうふうになる前にきちんとした話し合いをして対応すべきではないかということなのです。だから、お金のほうも考えなければいけないとかというよりも、これだから、未納しているのは悪いわけだから、それをまず改善しなければいけないでしょうというようなお話なので、それに対してのお答えが欲しかったわけなのです。 ◎佐藤和夫教育委員会事務局長 言葉足らずで申しわけございませんでした。いわゆる学校におきまして、その都度その都度の親御さんに対する説明あるいは促すというような行為は十分にとっているところでございますし、それから先ほども申し上げましたように、たび重なる督促というような形、あるいはいわゆる納付相談といいますか、そういった相談も受け付けておりますし、そういった制度もあるのだというようなことは十分にお話しさせていただいているわけでございますけれども、こういったようなことを言うのはちょっとあれかとは思うのですが、確信的に何か納めないといったようなことを口にされる方もいらっしゃるのも、これは事実としてあるということもございます。我々としては、精いっぱいの督促に関しても説明はさせていただいているつもりでありますし、今後ともそういったような対応は現場のみならず教育委員会としてもとっていきたいというふうに思っております。 ○議長(阿部欽一郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第60 第80号議案財産の取得について ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第60第80号議案財産の取得についてを議題といたします。本案について復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。 ◎阿部善弘復興事業部長 ただいま上程されました第80号議案財産の取得について御説明申し上げます。 本案は、復興公営住宅の整備に当たり、マンパワー不足を補う一つの方策として、公募型買い取り市営住宅制度により民間事業者から提案を受けた復興公営住宅を完成後に買い取りすることについて、石巻市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、市議会の議決を得たく御提案申し上げるものであります。 それでは、表紙番号11の5ページをごらん願います。財産取得でありますが、(仮称)石巻市営しらさぎ台1丁目復興公営住宅の建物であります。所在地につきましては、議案に添付しております図面のとおり、石巻市須江字しらさぎ台1丁目7番2ほかであります。構造は、鉄骨づくり2階建て、一部平家建て、長屋住宅8棟24戸の延べ床面積1,624.64平方メートルであり、今年12月の完成を予定しております。取得方法は売買で、取得金額は4億4,107万4,135円であります。取得の相手方は、トヨタホーム株式会社宮城営業所所長、野中修であります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます ○議長(阿部欽一郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。6番。 ◆6番(山口荘一郎議員) 復興公営住宅の取得について質問させていただきます。 80号議案、81号議案、82号議案、それぞれで復興公営住宅の関係を提案されておりますけれども、合計で4棟63戸で約12億円という金額でございます。1戸当たり2,000万円弱かかるというその数字の多寡については、いろいろ議案があるとは思いますけれども、私なりには恒久的な住宅が整備をされているというところには一定の理解をしたいと思いながら、2点ほど質問させていただきたいと思います。 今回一般質問の中で、それぞれ復興公営住宅に対する議論がかなり多くあったように記憶しております。その中を振り返ってみますと、住まいのアンケートで復興公営住宅の希望者がふえたと、4,000戸を超える復興公営住宅をどのように確保するかという議論であったり、将来的には空き家となる物件が多くなるのではないかと、であれば払い下げできるような仕様がどうかという議論もございました。また、民間賃貸住宅の活用を促すなど、今後の復興公営住宅政策全般のあり方についての議論が多くあったように記憶しております。 そこで質問ですけれども、2月末で今後の住まいに関するアンケート未回答者が2,100世帯程度であり、この年度が明けても追跡調査を続けていくという答弁がこの一般質問の中でございましたけれども、この調査、その年度を明けてもずっと提案に未回答者ゼロになるまで続けていくというつもりなのか、またはその方々が年度を明けても途中で復興公営住宅を希望されたら、その分追加で復興公営住宅を整備していくという基本的な方針なのかというのが1点でございます。 もう一点は、既に申し込まれている方、事前登録をされている方は間もなく復興公営住宅の抽せんが始まるわけですけれども、例えば第1希望で希望の集中しています蛇田なり、向陽地区の復興公営住宅に希望しましたと、そこで抽せんが外れて、違う地区の復興公営住宅に行かなければならないというときに、その方はその第2希望、違う地区の復興公営住宅を希望に沿わないので、保留しますということが可能になってしまうのか、まずそこまで2点お伺いしたいと思います。 ◎阿部善弘復興事業部長 未回答者の追跡をずっとやるのかということでありますが、これにつきましては、未回答者の調査というのは始まったばかりです。ですから、年度末までは何とかめどをつけたいということで、今電話とか聞き取り、それから郵送による回答を得ようとしております。ただ、住所の不明な方とか、なかなか連絡のつかない方もおります。そういった方については、できるだけ連絡をとりたいということで、近隣の方に様子を伺ったりして、何とかその方の希望がどうなのかを確認したいということで努力しております。ただ、住宅4,000戸という目標もあります。ですので、平成26年度の初め、9月ごろまで何とか追跡はしますが、その後につきましては新しい住宅の建設のほうに向けて取り組みたいと、そのように思っております。 それから、事前登録の第1希望者が蛇田でだめだったら、では第2希望のほうなのかと、保留された場合ということなのですが、その辺につきましては、個人の希望ということですので、第1希望でもし抽せんで外れたということになれば第2希望、たしか第3希望までとってあると思います。そういうことなので、そこで保留ということになれば、当然また別な希望というか、新たな登録をしていただくというようなことになると思います。 あとさらに追加整備するのかということでありますけれども、これは復興公営住宅に入りたいという方がおれば、その方を入れないというわけにいきませんので、復興公営住宅を建設した者に入っていただくか、それから民間の住宅、そういったものを借り上げてやるのか、その辺は現在検討しているという状況であります。 ◆6番(山口荘一郎議員) 追跡調査が9月ぐらいをめどにということでお話ありました。あと第2、第3希望の話もいただきましたけれども、例えばこの未回答でずっと保留をされている方がずっといらっしゃいますと、さらに最初は蛇田を希望したけれども、外れて、結局は違う地域の復興公営住宅、不本意ながら入らなければならなくなって、そちらに住まわれたと、その後に例えば未回答の方がやっぱり復興公営住宅に入りたいのですと申し込みが来て、新しく土地を求めていったら、蛇田に復興公営住宅が建ってしまったとなると、ごねていたほうが得だというような形になってしまいまして、また早く申し込んだほうが損したのではないかというような、そういった形になりかねないので、その辺もちょっと頭の片隅に置きながら、今後の復興公営住宅の建設については慎重に検討していただきたいというふうに思います。 また、次の質問に移るのですけれども、復興公営住宅希望者は既に4,000戸を超す希望があるということでございます。この希望には応えていかなければならないということは、私も同感の思いでございますけれども、この復興公営住宅の希望者を減らす取り組みというか、いわゆる民間の賃貸住宅の市場のほうに誘導する取り組みということが必要なのではないかというふうに考えています。復興公営住宅入居に当たりましては、収入要件がなくて、罹災判定での入居になりますけれども、例えば政令月収が15万8,000円以上の方については、3年目以降、3年目を経過をしましたら家賃がどんどん上がっていくわけですし、3年を超えたら、基本的には明け渡しをしてくださいと要請を受けるような形になるというふうに思います。そうしますと、既に月例の政令月収がその部分を超えている世帯の方が今復興公営住宅を申し込んでいれば3年をめどでもし明け渡して、出ていってくださいという要求をされたら、ではアパートを借りようかというような選択肢を持っている方ももしかしたらいらっしゃると思うのです。それであれば、その3年間のために復興公営住宅を市の税金を使って建てるのではなくて、最初から民間の住宅に誘導していく施策というのは必要だと思うのです。そのためにはその3年間に対して、例えば仮設住宅で宮城県がやっていますように3者契約をしてその家賃分、復興公営住宅と同じぐらいの手出しになるような補助制度というようなものを検討していくべきではないかというふうに思いますけれども、見解をお伺いしたいと思います。 ◎阿部善弘復興事業部長 議員の提案がありました件と含めまして、復興公営住宅関係のワーキングでいろんなお話を今やっております。そういう案も一応今後検討させていただきたいと思っております。 ◆6番(山口荘一郎議員) 具体的な制度というか、そういったところに対する取り組みとして、笹野副市長にお伺いしたいというふうに思います。復興交付金、いわゆる5省40事業、基幹事業の中身を見ますと、住宅供給に関する補助制度というのは公営住宅の建設なりに対する制度であったり、民間であっても民間優良賃貸住宅の建設に関する補助でありまして、結局は建設する側への補助になっています。ユーザーである入居者に対する家賃補助というのは全くなかったわけでございまして、もしあるとしたら復興公営住宅に入る場合が東日本大震災特別家賃低減事業と災害公営住宅家賃低廉化事業、この2つになるわけでございます。今私が提案しました民間賃貸住宅への家賃の補助というのは、復興交付金のメニュー上はないわけでございますから、新たな制度として国に要求していく必要があるというふうに考えています。ただ、これまでの国の姿勢を見ますと、5省40事業ももっと使い勝手のいいように省庁を拡大してほしいという要望したけれども、結局最初から最後まで同じ5省40事業でしたし、効果促進事業もその基幹事業が使い勝手が悪いから、つけてもらったにもかかわらず、効果促進事業として認められるために理屈なり、そういったものをつけて、国を納得させるような理屈をつけるために市役所の職員の方は苦労されているのだというふうに思っています。 ですから、全く新しい事業として、民間賃貸への家賃補助というものを国に具体的に提案していただきたいというふうに思いますし、国の財源とか、そういった問題ではなくて、この家賃、民間住宅の家賃補助があれば、当然民間の住宅関係、民間の市場活用ですから、民間活力、活用にもつながります。事業の家賃、さっき1戸当たり2,000万円という話をしましたけれども、事業の予算も家賃の補助ですから、相当圧縮されるというふうに思います。 また、将来の行政財産の過剰保有の抑制にもつながりますし、被災者みずからが市が、行政側から言われた場所に住まざるを得ないのではなくて、自分が住みたい場所を見つけてくるというような自立の尊重にもつながるというふうに思っています。被災地みずからがこういった具体的な要求を国にしていくということが重要だというふうに考えますけれども、副市長の見解を最後にお伺いしたいと思います。 ◎笹野健副市長 お答え申し上げます。 議員の御意見、本当に大変重要な御指摘だと思っております。議員おっしゃられた御提案も含めて、ことしの夏までというのは非常に大事な時期だと思っておりまして、議員の御指摘も含めた形でいろんなことを国に提案していかなければいけないと思っております。と申しますのは、夏にかけて平成27年度の国家予算の要望がございます。御案内のとおり、復興交付金を初めとする復興財源は全て平成27年度で、今期限が切れることになっております。 国家予算を編成する立場から、恐らく彼らが考えていることを私なりに理解してお話ししますと、平成28年度以降どうするのかということをある程度めどをつけて、平成27年度予算を組むと思っております。ですので、平成28年度以降の財源の議論、この議会でも多々ございましたが、その勝負はことしの夏までにあらかた決まってしまうので、それまでに我々としてどういうものが必要なのか、復興のステージが変わってきておりまして、山口議員おっしゃるような問題とか、あるいは残念ですけれども、仮設住宅からなかなか移っていただけない方に対してどうするかとか移転の費用、引っ越し費用、それから包括ケアも含めたコミュニティーづくりみたいなことも含めた復興のステージの変化に伴って生じてくるありとあらゆる財源、そして財務部長からるる答弁がありました、これから増嵩するメンテナンスの費用、こういった議論をこの夏にかけていろいろと企画、立案をし、国に訴える段階に来るだろうなと思っております。山口議員がおっしゃったものは、例えば新潟県では県が持っていた復興基金で対応したものもあるように思いますけれども、今回取り崩し方基金でございますので、そういう枠組みが今回ありません。ですので、今のところはないわけですけれども、そういったステージが変わっていくことに伴う財源の確保をどうするのかということを全体、鳥瞰した上できちんと整理をし、市長以下、今後の財源確保に向けて、いろいろと動いていきたいと思っておりますので、御理解を賜りたいと存じます。 ◎阿部善弘復興事業部長 先ほど山口議員の御質問にお答えした中で、第2希望のキャンセルということがありましたことについて訂正させていただきます。 防災集団移転団地の宅地への希望等につきましては、第1、第2、第3希望ということでありますけれども、復興公営住宅につきましては、第1希望までということになっております。抽せんに外れた場合は再登録をしていただくということになりますので、大変申しわけありませんでした。 ◆23番(石森市雄議員) 復興公営住宅について、1点だけ確認しておきたいと思います。 沿岸部で被災しまして、今、旧市内のみなし仮設住宅に入居されておる方々がございますけれども、以前は旧市内の復興公営住宅は旧市内の被災者が優先されるというお話でした。今沿岸部の方もこっちのみなし仮設住宅におりまして、大変生活に便利なのかどうかわかりませんけれども、医療の問題もありますし、買い物の問題もありますけれども、旧市内の復興公営住宅で生活したいという方がかなりふえております。この方たちの入居、これまでどおりに旧市内の方が優先されるのか、そうなりますとなかなか沿岸部から来て、復興公営住宅に入れないのかなという思いもありますけれども、その辺はどうなっているのか、伺いたいと思います。 ◎阿部善弘復興事業部長 旧市内の住宅に半島部から来て入りたいということで、それにつきましては、半島部につきましても復興公営住宅をつくりますということで、各総合支所のほうを通じて、調整等をしていただきました。ただ、そこから半島部のほうには住まなくて、旧市内の復興公営住宅に入りたいということですが、旧市内の方を最優先に抽せん等を行います。その後に半島部の方の抽せんということになります。済みません。土地についてはそのようになってますけれども、住宅については登録、それは旧市内も半島部の方も事前登録していただいていいということになっていたと思います。確認させていただきます。申しわけございません。どうも済みませんでした。旧市、半島部も市街地と同じ扱いということで、後で私がしゃべったのと同じです。それで、抽せんの場合は地元コミュニティーを優遇するというような状況です。 ◆23番(石森市雄議員) そうすると、沿岸から来ても旧市内のハンデはないということでいいのですね。はい、わかりました。 ◆32番(後藤兼位議員) 先ほど山口議員の視点というのは大変重要な視点で捉えていると思うのです。それに対して、笹野副市長も現状とこの復興のステージのこれからの部分も含めて答弁しておりました。我々、前に会派で新潟県柏崎市の復興公営住宅を見てきたとき、笹野副市長がさっき言ったように新潟県として、復興基金の部分をやはり家賃を安く低廉化して入っていただいているというふうな政策もありました。今回は復興基金の部分でちょっと違う部分があって、なかなか難しい問題もあると思うのですが、やはりここにきて、実際今この案件、財産の取得を見ましても24戸、80号議案でも単純にやっても1戸当たり1,800万円なのです、1部屋といいますか。あるいは81号議案、82号議案でもやっぱり2,200万円とか1,500万円です、一つの1戸の部分。そうしますと、本来の場合、今のここの石巻市の状況などは建て売りです。例えば一戸建ての建て売りを買った場合、やはりこの金額でも建てることもできるような状況です。ですから、一方においてはなかなか個人に、例えば被災した人に、全壊流出して被災した人に2,000万円と1,000万円、1,500万円とか、やられない状況は確かにあります。ただ、今やはり悩んでいるのはどうしても復興公営住宅に入りたいという部分で悩んでいる、持ち家を持ちたいと本当はあるのですけれども、なかなか資金的に、あるいは年齢の問題とか、こういう部分がやっぱり足かせがあって、踏み込めない。そして、どうしても今度は復興公営住宅に入る。ただ、さっき山口議員も指摘しましたけれども、だんだん、だんだん、今度年収の部分あるいは月収の部分がふえていった場合、出ていかなければならないとか、いろんな矛盾もあります。そうしますと、仮に今4,000戸復興公営住宅を整備し、あるいはプラス1,000戸とか、管理もひどいし、市としても建設もひどい、一方においては、今度復興のステージが進めば進むほど、今度出ていかなければいけない人もいるというような、相矛盾する部分があります。やはりこれはことしの夏まで、笹野副市長は勝負の年だと、勝負の時期だと。ですから、やはりこの復興のステージが進めば石巻市の現状というものが新たな制度というか、政策も含めていかなければならないのかなと、今鋭意考えているという部分があります。ここら辺について、笹野副市長の国との、あるいは今度市の4月1日から人事異動もあります。これも含めて、やはり鋭意政策的に進める部分を考えていただきたいと思うのですが、改めて副市長の見解を伺っておきたいと思います。 ◎笹野健副市長 お答え申し上げます。 議員おっしゃるとおりでございまして、今回被災規模が全然違いますので、雲仙、阪神、新潟とありました復興基金でやるべきことを初期的といいましょうか、当面5年に関しては復興交付金と効果促進事業である程度のことができるようにしてくれた。そして、復興基金のほうは取り崩し型で一定程度国としては前例のない財源を市町村のほうに、また県のほうに出してきたということであろうと思います。ただ、今回の場合は津波被害ということで、どこかに新たなまちをつくって、まちそのものを本当なら20年、30年かけてやることを3年、4年でやって、大改造するという中で出てくる課題というのは、これまでの災害でなかった話でございますので、そういったことをもう一回総括して、4、5、6と何ができるのか、何を訴えるのか、そのあたり私自身も1人、本当に係長みたいなことをやりながら知恵を出し、汗をかいてまいりたいと思いますので、御指導いただきたいというふうに考えております。 ◆32番(後藤兼位議員) これは石巻市だけの悩みではないと思うのです。被災した3県、そして例えば石巻、ここの周辺、5市町とかここら辺も含めて、いろんなこれまでの生活支援の中でもこれまでない突破口をやっぱり開いていきましょう、亀山市長、そして笹野副市長中心になって。ですから、今後日本が抱える震災というか、今予想されるのは南海トラフとか、いろんな形の中で津波被害が中国地方あるいは四国地方とか、広い圏域で今懸念されている部分があります。ですから、今制度的にはなかなか対応されていない部分も確かに今矛盾もあります。 阪神・淡路大震災のとき、生活支援法云々がその後改正され、例えば現物に全壊して100万円とか、あるいはうちを建てれば200万円プラスで300万円のお金が入るという部分もその震災を経験しながら一歩一歩、日本というのは対応というのは整ってはきていると思うのですが、それでもやはり今回石巻市の今の財産の取得のここを見ましてもいろんな悩みがあるし、その被災者は現状としてうちを建てるか、あるいは復興公営住宅に入るか、石森議員も言うように、半島の人はどうするのだとか、入れんのか、入れないとか、市内に。いろんな悩みが交錯して、複雑な連立方程式になっていると思うのです。これをいかに今この現状を踏まえて、石巻市だけでなく、やはり県内の被災部分を含めて、石巻市が先頭になって、リーダーとなって県、そして国を動かして、新しい制度的なものを訴えていくというのが石巻市の今の時点のステージではないのかなと私は考えますが、これからの行動も含めて、市長の見解を伺いたいと思います。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 これまでも政府に対して、復興庁に対して、さまざまな制度の課題について取り組んできました。個人資産にかかわるという問題で住宅再建支援を勝ち取ったということもあります。今後さまざまな復興の事業に対して、取り組むべき課題は特にありますけれども、ただみなし仮設住宅にお住まいの方、いわゆる賃貸住宅に入っている方、そういう意味では石巻がやはり圧倒的に多いわけです。ですから、石巻市の抱えている課題を共有する形で沿岸5市町と一緒に取り組んでいくということは必要だというふうに思っておりますけれども、私ども石巻市が最大の被災地でありますので、石巻市がとにかく復興庁に課題、今言われたようにみなし仮設住宅に入っている方々を、その住宅を、アパートをみなし公営住宅にできないのかとか、新たな視点から制度の改革を、改善を図っていただくということは必要だというふうに思っておりますので、私も、それから副市長と一緒にこれからも笹野副市長は8月までが勝負というふうなことでしたけれども、私もそういうふうに考えておりますので、今後やはり復興庁に対して、あるいは政府に対して、しっかりと要望をしていきたいというふうに考えております。 ◆31番(阿部吉治議員) 復興公営住宅については、特に興味を持っているわけでございますけれども、6番の関連にもなりますけれども、先ほど申し込み方法で1、2、3と申し込むというお話が部長のほうからも説明がありました。確かに3カ所申し込みができます。統計学なんかもそうだと思うのですけれども、仮に私が1番の土地に1と申し込んだ、次、4のところを2番で申し込んだ、8の土地に3番で申し込んだとしますよね。そうすると、1のところにも申し込んだのですが、外れてしまいました。すると、4のところに1番で申し込んだ方がいます、1、2、3にいるか、4にいるかわかりませんけれども。そうすると4のところでは私は2番手になるものですから、権限はございませんよね。1の人たちが第1権限になりますから、私は2ですから、4にいたときは。そうすると、4のところで抽せんが外れた人も2のところに移ります。私は、2のところに権限がないから、3の8番に行きますよね、3番の申し込みとして。そうすると、3番のところにも1の人がおります。そうすると、1の人だけがそこで抽せんするでしょう。私が3番を申し込んだところに1の方がいたとすれば、私が3番でそこへ来て、抽せんを一緒にするわけではないですよね。1の人がやりますよね。そうすると、私は1、4、8と申し込むのですけれども、ここにみんな1の方がいますよ。そうすると、私はどうなるのでしょう。どうぞ。 ◎阿部善弘復興事業部長 第1希望ということで、そこで一緒にダブっている方がおれば、当然そこで抽せんということになります。また、第2希望で行った場合にもそこにまた何人かの方が申し込んでいれば、そこでも抽せんということになります。それを繰り返すということになります。 ◆31番(阿部吉治議員) 1番の人が優先だから、俺が1で外れたらば4番に来て、そこで私は抽せんには入れないのです。そこは、1の申し込みの人が最初抽せんしてしまうのです。それで、私が3番で申し込んだ、8番に来たときは8番にも1の人がいるので、1が複数いますから、その方々が抽せんするのです。だから、私が仮に1番、4番、8番と、1、2、3と申し込んでも私には回ってこないのです。そしたら、何で3番まで申し込んでも、さあ、どうしましょう。これは、見たときから不思議に思ってはいたのですけれども、結局戸数が34戸あって、申込者が15人しかいなかったというときは今言ったところで外れるからもう一度選んでくださいと言うと南側ではなくて、一歩下がった宅地を選ぶことかできるとは思うのです。ただ、オーバーになっているところは1、2、3で申し込んでもそこには来ないということになるのです。だから、土地を示されたときから、これ何を考えたのかなということと、もしかしたら役所の方々は1,000名を集めて、シミュレーションをとっていただいて、それにうまく張りついたのかなと思ったりもしたのですけれども、今の理屈からすると、なかなか難しいのかなと思っているのです。だから、本来であれば、今年度はこの地区、次は蛇田とすれば、この地区、この地区となっていたら、そこに申込者が入っていただいて、そこで1の1、1の2という人が入っていただいて、そこで5人でも10人でもいたら、そこで抽せんしていただくということと、それからどれぐらいの数かわかりませんけれども、34戸あるのであれば、34戸に一堂に会して、そうすると多分あくところもあると思うのです。そして、ことしではなくて、来年でもいいという人もいるし、平成29年でもいいという人もいると思うのです、財布の関係で。そしたら、平成29年の人は平成29年に分譲するところに申し込めばいいことであって、今回のここですと決められたあの場所、さあ、どういう計算になっているのか、実態をお知らせいただければいいと思います。 ◎阿部善弘復興事業部長 蛇田のところで申し込みの実態ということでしたので、その辺については申し込みの状況の内容はまだ見ておりませんので、その資料をちょっと取り寄せますので、よろしいでしょうか。 ◆31番(阿部吉治議員) 休憩かけませんから。まあ、そういうことで、とにかくこの計算方式を実際に役所側で5人でも10人でも人を集めてみて、議員は三十云名いるから、今みたいなシリアスにやってもらうと申しわけないけれども、やってみて、果たしてうまくいくのかどうなのか、実態をやってみるといいのかなという気がいたします。 それで、今さっき統計学という話をいたしましたけれども、なかなか難しい手法かなと思っております。今言った実際にやってみて、1、2、3と選んでもらって、それでうまくいったということであればいいのですけれども、なかなか大変な手法なのかなと思っております。いずれにいたしましても3カ所申し込みました。また、いろいろな申し込み方法があったと思います。グループについてもあったと思いますし、いかにそれをうまくやっていただいて、何回も申し上げました。一日も早く、1時間でも早く新しい生活をさせていただきたいと思います。 また、最後のほうになりますけれども、できるだけ経費がかからない、無償で提供していただく。それから、今32番後藤兼位議員が申し上げましたとおり、復興公営住宅についてもこの間も申し上げました。大街道につくっている復興公営住宅、坪単価200万円ですからね。名前言いたくないな、あそこ。というようなことをこの手法としてやっていいのかどうなのかもあわせてお伺いしたい。 それで、今32番後藤兼位議員も申し上げました。工事をやっているところにはグループ補助がついています。だったら、この被災された方々にもグループ補助の案はないのでしょうか。これについて、今2点、3点か、お伺いして、あと私は質疑を終わります。 ◎阿部善弘復興事業部長 宅地の申し込みの状況についてということで、登録につきましては今回160件ありました。抽せんにならないで登録者が決まる件数が50件ということです。残りの110件あるのですけれども、その110件の方々には3月16日までの間に別な宅地でどうでしょうかという変更登録の受け付けをいたしました。第2、それから第3希望も含め、宅地登録の変更を受け付けしたということで、重複の抽せんをできるだけ回避するというようなことで、そういう申込者がダブっている場合はできるだけ別なところを選んでいただけないですかというような対応はしております。 グループ補助ということですが、これについては今のところございません。それから、今坪単価で200万円というようなお話がありましたけれども、復興公営住宅につきましては一時避難とか、それから集会所、それから駐車場、そういったものも含めて、そういった単価になっております。ただ、民間の場合は駐車場とか1階に設けないとか、それから集会所がないということで単価が安くなっているというような状況であります。 ○議長(阿部欽一郎議員) ほかにありませんか。 済みません。31番阿部吉治議員、もう一回グループの件、これはカウントしませんので、ちょっと質問を繰り返しお願いします。 ◆31番(阿部吉治議員) ないのではなくて、つくれないかということ。 ◎阿部善弘復興事業部長 グループ補助をつくれないかということですが、今のところそういう制度はつくれないということであります。 ◆10番(水澤冨士江議員) 簡単に1件、笹野副市長に国への要望ということで申し上げます。 先ほど後藤議員の発言に関連してでございますが、復興公営住宅の建設コストの矛盾、これと自立再建の後押しという点で、確かに阪神・淡路大震災のころになかった生活再建支援金上限300万円、この個人財産の形成に係るものについては、当初国は認めなかったというのが大震災で300万円まで認められるようになりました。この300万円の上限を500万円ですね、さらに引き上げるといったことがいろんな矛盾の解決の一助にもなるかというふうに思います。ぜひこの観点を国のほうに要望していただきたいと思いますが、所見を伺います。 ◎笹野健副市長 お答えいたします。 今首都直下、東海、東南海、南海という地震対策を国家として取り組んでいるので、それらに要望することは国策としてどうするかということで一考することはあると思います。ただ、現実問題として、難しいのは制度が国費による公助ということではなくて、共助するのだと、その共助に対して、国が一定程度半分支援するのだということになっていますので、ちょっと石巻市民の皆様方を前にして申し上げるのもあれですが、制度論として今回の震災にそれを遡及して適用する形で500万円に引き上げてくれという議論をするのはなかなか難しいと思います。ですので、そういうことも含めて、どういう訴え方をするのか悩ましいところですが、検討はいたしたいと思います。 ○議長(阿部欽一郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。暫時休憩します。   午後0時24分休憩                                             午後1時30分開議 ○議長(阿部欽一郎議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第61 第81号議案財産の取得について ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第61第81号議案財産の取得についてを議題といたします。本案について復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。 ◎阿部善弘復興事業部長 ただいま上程されました第81号議案財産の取得について、御説明申し上げます。 本案は、復興公営住宅の整備に当たり、マンパワー不足を補う一つの方策として、公募型買い取り市営住宅制度により民間事業者から提案を受けた復興公営住宅を完成後に買い取りすることについて、石巻市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき市議会の議決を得たく、御提案申し上げるものであります。 それでは、表紙番号11の7ページをごらん願います。取得財産でありますが、(仮称)石巻市営大街道西1丁目復興住宅の建物であります。所在地につきましては、議案に添付しております図面のとおり、石巻市大街道西1丁目1番387であります。構造は、鉄筋コンクリートづくり3階建て、共同住宅1棟21戸の延べ床面積1,396.50平方メートルであり、平成27年3月の完成を予定しております。買い取り方法は売買で、取得金額は4億6,375万2,000円であります。取得の相手方は久我建設株式会社代表取締役、久我文敏であります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第62 第82号議案財産の取得について ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第62第82号議案財産の取得についてを議題といたします。本案について復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。 ◎阿部善弘復興事業部長 ただいま上程されました第82号議案財産の取得について御説明申し上げます。 本案は、復興公営住宅の整備に当たり、マンパワー不足を補う一つの方策として、公募型買い取り市営住宅制度により民間事業者から提案を受けた復興公営住宅を完成後に買い取りすることについて、石巻市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき市議会の議決を得たく、御提案申し上げるものであります。 それでは、表紙番号11の9ページをごらん願います。財産の取得でありますが、(仮称)石巻市営新西境谷地復興住宅の建物であります。所在地につきましては、議案に添付しております図面のとおり、石巻市蛇田字新西境谷地126番1ほかであります。構造は、鉄骨づくり2階建て、共同住宅2棟18戸の延べ床面積1,289.92平方メートルであり、平成27年2月の完成を予定しております。取得方法は売買で、取得金額は2億8,134万621円であります。取得の相手方は、積水ハウス株式会社仙台シャーメゾン支店支店長、川村英史であります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第63 第83号議案工事請負の契約締結について((仮称)石巻第二霊園整備工事) ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第63第83号議案工事請負の契約締結について((仮称)石巻第二霊園整備工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎柳田正人総務部長 ただいま上程されました第83号議案(仮称)石巻第二霊園整備工事の工事請負の契約締結について御説明申し上げます。 表紙番号11の11ページをごらん願います。本案は、(仮称)石巻第二霊園整備工事に係る工事請負契約を締結することについて、議決を求めようとするものでございます。 本工事に係る工事請負契約につきましては、先月19日、参加申請のありました4者による制限付き一般競争入札を行った結果、久我建設株式会社が12億528万円で落札いたしましたので、同社代表取締役、久我文敏と工事請負契約を締結いたしたく御提案申し上げるものでございます。 工事の概要についてでありますが、南境字大衡山ほか1字地内に整備する(仮称)石巻第二霊園において、墓地造成工3万9,059平方メートルのほか、墓地区画数1,717基、個別集合墓地363基の整備工事を施工しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第64 第84号議案工事請負の契約締結について(23年災小竹漁港ほか2漁港災害復旧工事) △日程第65 第85号議案工事請負の契約締結について(23年災北上漁港(3地区)ほか1漁港災害復旧工事) ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第64第84号議案工事請負の契約締結について(23年災小竹漁港ほか2漁港災害復旧工事)及び日程第65第85号議案工事請負の契約締結について(23年災北上漁港(3地区)ほか1漁港災害復旧工事)、以上2議案を一括議題といたします。本2議案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎柳田正人総務部長 ただいま一括上程されました2議案について御説明申し上げます。 本2議案につきましては、23年災小竹漁港ほか2漁港災害復旧工事及び23年災北上漁港(3地区)ほか1漁港災害復旧工事に係る工事請負契約を締結することについて議決を求めようとするものでございます。 初めに、表紙番号11の12ページをごらん願います。第84号23年災小竹漁港ほか2漁港災害復旧工事についてでありますが、本工事に係る工事請負契約につきましては、先月19日、参加申請がありました2者による制限付き一般競争入札を行った結果、スリーテック株式会社が8億881万2,000円で落札いたしましたので、同社代表取締役、原清一と工事請負契約を締結いたしたく御提案申し上げるものでございます。 工事の概要についてでありますが、小竹漁港につきましては、防波堤、護岸、船揚場など、復旧延長667.3メートルの復旧工事を、折ノ浜漁港につきましては、防波堤、物揚場など、復旧延長294.4メートルの復旧工事を、蛤浜漁港につきましては、防波堤、護岸、物揚場など、復旧延長631.4メートルの復旧工事を施工しようとするものでございます。 次に、13ページをごらん願います。第85号議案23年災北上漁港(3地区)ほか1漁港災害復旧工事についてでありますが、本工事に係る工事請負契約につきましては、先月19日、参加申請がありました1者による制限付き一般競争入札を行った結果、株式会社アルファー建設東北支店が11億8,800万円で落札いたしましたので、同支店長、猪田直基と工事請負契約を締結いたしたく御提案申し上げるものでございます。 工事の概要についてでありますが、北上漁港のうち、小滝地区につきましては、マイナス2.0メートル物揚場、船揚場などの復旧延長278.7メートルの復旧工事を、同漁港大指地区につきましては、南防波堤、南護岸など、復旧延長310.1メートルの復旧工事を、同漁港小指地区につきましては、防波堤、護岸などの復旧延長255.3メートルの復旧工事を施工しようとするものでございます。また、長面漁港につきましては、東防波堤、西護岸など、復旧延長1,827.9メートルの復旧工事を施工しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本2議案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本2議案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本2議案は原案のとおり可決されました。 △日程第66 第86号議案工事請負の契約締結について(狐崎浜1号線道路災害復旧工事) ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第66第86号議案工事請負の契約締結について(狐崎浜1号線道路災害復旧工事)を議題といたします。本案について、総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎柳田正人総務部長 ただいま上程されました第86号議案狐崎浜1号線道路災害復旧工事の工事請負の契約締結について御説明申し上げます。 表紙番号11の14ページをごらん願います。本案は、狐崎浜1号線道路災害復旧工事に係る工事請負契約を締結することについて、議決を求めようとするものでございます。本工事に係る工事請負契約につきましては、先月19日、参加申請のありました1者による制限付き一般競争入札を行った結果、株式会社堀内建設が2億3,205万円で落札いたしましたので、同社代表取締役、堀内徹と工事請負契約を締結いたしたく御提案申し上げるものでございます。 工事の概要についてでありますが、震災などの影響により、被災した市道の災害復旧工事であり、狐崎浜字鎌房山ほか1字地内において、施工延長548.1メートル、舗装工、排水構造物工、その他関連工事を施工するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第67 第87号議案工事請負の契約締結について(新蛇田南地区土地区画整理事業調整池築造工事) ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第67第87号議案工事請負の契約締結について(新蛇田南地区土地区画整理事業調整池築造工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎柳田正人総務部長 ただいま上程されました第87号議案(新蛇田南地区土地区画整理事業調整池築造工事)の工事請負の契約締結について御説明申し上げます。 表紙番号11の15ページをごらん願います。本案は、新蛇田南地区土地区画整理事業調整池築造工事に係る工事請負契約を締結することについて議決を求めようとするものでございます。本工事に係る工事請負契約につきましては、先月19日、参加申請がありました1者による制限付き一般競争入札を行った結果、遠藤興業・日本製紙石巻テクノ・オイカワ建設特定建設工事共同企業体が6億5,556万円で落札いたしましたので、同共同企業体代表者遠藤興業株式会社代表取締役、遠藤正樹と工事請負契約を締結いたしたく御提案申し上げるものでございます。 工事の概要についてでありますが、石巻市蛇田字新沼田地内において、新蛇田南地区土地区画整理事業に必要とする面積分の調整池を設置しようとするものであり、調整池本体工及び附帯工等の工事一式を施工するものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第68 第88号議案工事請負契約の一部変更について(石巻(鹿立浜・竹浜)地区防災集団移転宅地造成工事) △日程第69 第89号議案工事請負契約の一部変更について(牡鹿(鮫浦・前網浜)地区防災集団移転宅地造成工事) △日程第70 第90号議案工事請負契約の一部変更について(雄勝(名振・大須)地区防災集団移転宅地造成工事) △日程第71 第91号議案工事請負契約の一部変更について(北上(小室・小指・釜谷崎)地区防災集団移転宅地造成工事) ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第68第88号議案工事請負契約の一部変更について(石巻(鹿立浜・竹浜)地区防災集団移転宅地造成工事)から日程第71第91号議案工事請負契約の一部変更について(北上(小室・小指・釜谷崎)地区防災集団移転宅地造成工事)まで、以上4議案を一括議題といたします。本4議案について、総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎柳田正人総務部長 ただいま一括上程されました4議案について御説明申し上げます。 本4議案につきましては、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて、議決を求めようとするものでございます。 初めに、表紙番号11の16ページをごらん願います。第88号議案石巻(鹿立浜・竹浜)地区防災集団移転宅地造成工事に係る工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は雁部建設・三井住建道路復旧・復興建設工事共同企業体が請負金額3億7,800万円で施工しているところでございますが、当初の地質調査において、土質を礫質と想定しておりましたが、工事の施工中に土質の一部が軟岩及び中硬岩であることが判明したことから掘削工の一部を変更するものでございます。また、発生する残土については、集団移転用地近隣の低平地において処理する計画でありましたが、各関係機関との調整の結果、残土処理地の変更が必要となり、残土処理工の一部を変更するものでございます。以上の理由により一部設計内容の変更を行いましたところ、2億2,923万7,050円の増額となり、契約金額を6億723万7,050円に変更しようとするものでございます。 次に、17ページをごらん願います。第89号議案牡鹿(鮫浦・前網浜)地区防災集団移転宅地造成工事に係る工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は株式会社マルテックが請負金額3億8,430万円で施工しているところでございますが、発生する残土について、集団移転用地近隣の低平地において処理する計画でありましたが、各関係機関との調整の結果、残土処理地の変更が必要となり、残土処理工の一部を変更するものでございます。以上の理由により一部設計内容の変更を行いましたところ、9,068万2,200円の増額となり、契約金額を4億7,498万2,200円に変更しようとするものでございます。 次に、18ページをごらん願います。第90号議案雄勝(名振・大須)地区防災集団移転宅地造成工事に係る工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は佐藤建設株式会社が請負金額3億6,540万円で施工しているところでございますが、当初の地質調査において、土質を土砂と想定しておりましたが、工事施工中に土質の一部が軟岩であることが判明したことから掘削工の一部を変更するものでございます。また、発生する残土については、集団移転用地近隣の低平地において処理する計画でありましたが、各機関との調整の結果、残土処理地の変更が必要となり、残土処理工の一部を変更するものでございます。以上の理由により一部設計内容の変更を行いましたところ、1億5,779万2,950万円の増額となり、契約金額を5億2,319万2,950円に変更しようとするものでございます。 次に、19ページをごらん願います。第91号議案北上(小室・小指・釜谷崎)地区防災集団移転宅地造成工事に係る工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は株式会社山内組が請負金額6億7,830万円で施工しているところでございますが、当初の地質調査において、土質を土砂及び軟岩として想定しておりましたが、工事施工中に土質の一部が中硬岩であることが判明したことから掘削工の一部を変更するものでございます。また、発生する残土については、集団移転用地近隣の低平地において処理する計画でありましたが、各関係機関との調整の結果、残土処理地の変更が必要となり、残土処理工の一部を変更するものでございます。以上の理由により一部設計内容の変更を行いましたところ、4億548万7,950円の増額となり、契約金額を10億8,378万7,950円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本4議案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本4議案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本4議案は原案のとおり可決されました。 △日程第72 第92号議案平成25年度石巻市一般会計補正予算(第15号) ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第72第92号議案平成25年度石巻市一般会計補正予算(第15号)を議題といたします。本案について、復興政策部長から説明を求めます。復興政策部長。 ◎星雅俊復興政策部長 ただいま上程されました第92号議案平成25年度石巻市一般会計補正予算(第15号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、第8回目の交付可能額通知がありました東日本大震災復興交付金を基金へ積み立てするための経費を措置したものでございます。 それでは、表紙番号18、平成25年度石巻市一般会計補正予算の1ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ294億7,181万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,467億5,814万6,000円とするものでございます。 次に、表紙番号19、平成25年度石巻市一般会計補正予算説明書により歳出から御説明申し上げますので、6ページをごらん願います。24目東日本大震災復興交付金基金費に294億7,181万9,000円を計上しておりますが、これは第8回目の交付可能額通知がありました東日本大震災復興交付金を同基金に積み立てするものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、4ページにお戻り願います。14款国庫支出金に294億7,181万9,000円を計上しておりますが、これは歳出で御説明申し上げました東日本大震災復興交付金を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第73 第93号議案平成26年度石巻市一般会計補正予算(第2号) ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第73第93号議案平成26年度石巻市一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。本案について、財務部長から説明を求めます。財務部長。 ◎阿部明夫財務部長 ただいま上程されました第93号議案平成26年度石巻市一般会計補正予算(第2号)について、御説明申し上げます。 今回の補正予算は、第8回目の東日本大震災復興交付金により新たに事業化する釜大街道線、渡波稲井線、石巻工業港運河線の各街路整備事業のほか、市街地再開発組合等への補助金、内水排除に係る排水ポンプ等を設置するための経費及び石巻漁港荷さばき所後背地に整備する(仮称)水産総合振興センターの設計業務等、新年度において速やかに事業に着手する必要がありますことから今回措置したものでございます。 それでは、表紙番号20、平成26年度石巻市各種会計補正予算の1ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ82億5,795万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,360億195万8,000円とするものでございます。 次に、表紙番号21、平成26年度石巻市各種会計補正予算説明書により歳出から御説明申し上げます。なお、東日本大震災関係費につきましては目の名称を、またあわせまして、特別会計への繰出金につきましても説明を省略させていただきますので、あらかじめ御了承賜りたいと存じます。 それでは、8ページをごらん願います。9目の1農業復興対策費に3,803万9,000円を計上しておりますが、これは宮城県が真野大谷地地区、三輪田地区、牡鹿地区で実施する圃場整備事業への県営事業負担金について措置したものでございます。 次に、10ページ、5目の1漁業集落防災機能強化事業費に8,060万円を計上しておりますが、これは漁港背後地の漁業集落防災機能強化事業を実施するに当たり、集落道、排水路等の測量調査業務を措置したほか、工事等に係る発注者支援業務に要する経費について措置したものでございます。 次に、2(仮称)水産総合振興センター整備事業費に1億4,072万円を計上しておりますが、これは石巻漁港荷さばき所後背地に整備いたします(仮称)水産総合振興センターの実施設計等に要する経費を措置したものでございます。 次に、12ページ、8目の1内水対策事業費に2億4,240万円を計上しておりますが、これは地盤沈下により自然排水が困難な祝田地区及び梨木畑地区におきまして、内水排除のための排水ポンプを設置する経費などを措置したものでございます。 次に、14ページ、9目の1被災市街地再開発事業費に7億6,732万2,000円を計上しておりますが、これは中央3丁目1番地区ほか4地区の市街地再開発組合及び市街地再開発準備組合が実施いたします市街地再開発事業への補助金を措置したものでございます。 次に、2復興街路整備関係費に237万1,000円を計上しておりますが、これは石巻工業港運河線街路整備事業ほか2街路整備事業の用地購入に係る土地売買契約に必要な印紙購入費用及び地権者への説明会開催に係る通信運搬費などの事務費を計上したものでございます。 次に、5被災市街地復興土地区画整理事業費に2億600万円を計上しておりますが、これは釜大街道地区におきまして、都市再生事業計画案の作成に要する経費などを措置したものでございます。 次に、6優良建築物等整備事業費に2,793万6,000円を計上しておりますが、これは中央2丁目地区の優良建築物等整備事業に係る松川横丁地区への補助金を措置したものでございます。 次に、7石巻工業港運河線街路整備事業費に9億7,800万円を計上しておりますが、これは釜・大街道地区の南北避難道となる石巻工業港から国道398号までの都市計画道路の整備に要する経費を措置したものでございます。 次に、8渡波稲井線街路整備事業費に21億3,000万円を計上しておりますが、これは渡波地区の南北避難道としてトンネル化により稲井地区まで整備いたします都市計画道路を整備するために必要な経費を措置したものでございます。 次に、9釜大街道線街路整備事業費に24億9,500万円を計上しておりますが、これは釜・大街道地区の南北幹線道路への接続道となる東西避難道の整備に要する経費を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、4ページにお戻り願います。まず、10款地方交付税で19億円を計上しておりますが、これは歳出と連動して交付が見込まれます震災復興特別交付税を措置したものでございます。 次に、6ページ、8目東日本大震災復興交付金基金繰入金で63億2,207万円を計上しておりますが、これは歳出で御説明申し上げました復興事業に係る経費相当分の繰入金を措置したものでございます。 次に、1目財政調整基金繰入金で3,588万8,000円を計上しておりますが、これはただいま御説明申し上げました歳入歳出予算調整の結果、なお必要とする財源補填のため、財政調整基金繰入金を措置したものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第74 第94号議案平成26年度石巻市下水道事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第74第94号議案平成26年度石巻市下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。本案について、建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎土井昇建設部長 ただいま上程されました第94号議案平成26年度石巻市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 表紙番号20の平成26年度石巻市各種会計補正予算の5ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億300万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ263億5,399万円といたすものでございます。 第2条は、継続費の補正でありまして、8ページの第2表、継続費補正にありますように、第2款建設費の公共下水道建設費について、新門脇地区及び中央1丁目地区被災市街地復興土地区画整理公共下水道整備事業を追加し、その総額及び各年度の年割額を定めようとするものでございます。 第3条は、地方債の補正でありまして、8ページの第3表、地方債補正にありますように、継続費事業として新たに実施する公共下水道建設事業費の追加に伴い、借り入れ限度額の変更をいたすものでございます。 次に、表紙番号21、平成26年度石巻市各種会計補正予算説明書により歳出から御説明申し上げますので、26ページをごらん願います。3目東日本大震災関係費に4億300万円を計上いたしておりますが、継続費補正でも申し上げましたとおり、復興交付金事業として新たに実施する新門脇地区及び中央1丁目地区土地区画整理事業内における下水道施設整備に要する工事請負経費を措置したものでございます。 次に、歳入の主な内容について御説明申し上げますので、戻りまして24ページをごらん願います。1項下水道事業債に2,450万円を計上いたしておりますが、これは予算第3条の地方債の補正で御説明申し上げましたとおりでございます。 次に、22ページにお戻りいただきまして、1項一般会計繰入金に3億7,850万円を計上いたしておりますが、これは歳入歳出予算の調整の結果、不足分を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第75 第95号議案平成26年度石巻市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第75第95号議案平成26年度石巻市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。本案について、建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎土井昇建設部長 ただいま上程されました第95号議案平成26年度石巻市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 表紙番号20、平成26年度石巻市各種会計補正予算の9ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億537万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億3,623万3,000円とするものでございます。 第2条は、地方債を設定するものでありまして、12ページの第2表、地方債にありますように、漁業集落排水処理施設の整備事業実施に伴う起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法について定めようとするものであります。 次に、表紙番号21、平成26年度石巻市各種会計補正予算説明書により歳出から御説明申し上げますので、42ページをごらん願います。1目東日本大震災関係費に1億537万円を計上いたしておりますが、復興交付金事業として実施する月浦・侍浜地区の漁業集落排水処理施設の建設工事などに要する経費を措置したものでございます。 次に、歳入の主な内容について御説明申し上げますので、戻りまして、40ページをごらん願います。1項漁業集落排水事業債に790万円を計上いたしておりますが、これは予算第3条の地方債の補正で御説明申し上げましたとおりでございます。 次に、38ページに戻りまして、1項一般会計繰入金に9,747万円を計上いたしておりますが、これは歳入歳出予算の調整の結果、不足分を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第76 第96号議案平成26年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第76第96号議案平成26年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。本案について、復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。 ◎阿部善弘復興事業部長 ただいま上程されました第96号議案平成26年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 それでは、表紙番号20、平成26年度石巻市各種会計補正予算の13ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ13億8,120万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ176億3,661万5,000円とするものでございます。 第2条は継続費の補正でありまして、16ページの第2表にありますように、震災復興土地区画整理事業として整備しております新蛇田南第2地区事業の総額及び各年度の年割額を追加し、被災市街地復興土地区画整理事業として整備しております湊西地区事業の総額及び各年度の年割額等を変更しようとするものであります。 第3条は、地方債の補正でありまして、17ページの第3表にありますように、震災復興土地区画整理事業に充当するための地方債の限度額について変更しようとするものでございます。 次に、歳出から御説明申し上げますので、表紙番号21、平成26年度石巻市各種会計補正予算説明書の56ページをごらん願います。4目新渡波西地区事業費に2,000万円を計上しておりますが、これは区画整理地内の物件移転に係る補償金を増額するものでございます。 続いて、7目新蛇田南第2地区事業費に10億1,600万円を計上しておりますが、これは事業を施工する経費として、土地区画整理審議会委員報酬、換地設計等業務委託料、各種整備等工事費、電力柱等移設費負担金などを措置したものでございます。 次に、58ページ、7目湊西地区事業費に3億4,520万円を計上しておりますが、これは各種整備等工事費、電力柱等移設費負担金、物件移転補償金をそれぞれ増額するものでございます。 続きまして、歳入について御説明申し上げますので、戻りまして、54ページをごらん願います。4款市債に7億760万円を計上しておりますが、これは歳出予算に計上いたしました各地区土地区画整理事業に係る起債見込み額を増額措置したものでございます。 次に、52ページに戻りまして、3款繰入金に6億7,360万円を計上しておりますが、これは歳入歳出予算の調整の結果、不足分を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第77 第97号議案工事請負の契約締結について(石巻市総合運動公園造成工事) ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第77第97号議案工事請負の契約締結について(石巻市総合運動公園造成工事)を議題といたします。本案について、総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎柳田正人総務部長 ただいま上程されました第97号議案石巻市総合運動公園造成工事の工事請負の契約締結について御説明申し上げます。 表紙番号17の1ページをごらん願います。本案は、石巻市総合運動公園造成工事に係る工事請負契約を締結することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事に係る工事請負契約につきましては、今月7日、参加申請のありました8者による制限付き一般競争入札を行った結果、南光運輸株式会社が2億6,988万6,361円で落札いたしましたので、同社代表取締役社長、川原雅紀と工事請負契約を締結いたしたく御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、南境字大埣ほか2字地内に整備する石巻市総合運動公園の敷地造成工として、盛り土工6万200立方メートルのほか、地盤改良工を施工しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第78 第98号議案工事請負の契約締結について(23年災長渡漁港災害復旧ほか改良工事) ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第78第98号議案工事請負の契約締結について(23年災長渡漁港災害復旧ほか改良工事)を議題といたします。本案について、総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎柳田正人総務部長 ただいま上程されました第98号議案23年災長渡漁港災害復旧ほか改良工事の工事請負の契約締結について御説明申し上げます。 表紙番号17の2ページをごらん願います。本案は、23年災長渡漁港災害復旧ほか改良工事に係る工事請負契約を締結することについて、議決を求めようとするものでございます。 本工事に係る工事請負契約につきましては、今月7日、参加申請がありました1者による制限付き一般競争入札を行った結果、株式会社丸本組が5億5,146万7,440円で落札いたしましたので、同社代表取締役、佐藤昌良と工事請負契約を締結いたしたく御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、長渡漁港の防波堤及び護岸に係る復旧延長304.3メートルの復旧工事と、震災により一時中断していた防波堤60.5メートルの改良工事を合わせて施工しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。31番。 ◆31番(阿部吉治議員) このところは我がふるさとでございまして、島の玄関とも言われております。今回震災で大分不便いたしましたところでございますけれども、合併のときここに浮き桟橋というお話もあったのでございますが、今回の復旧、復興には入っていないし、これらはどのようになっているか、お答えを願います。 ◎木村富雄牡鹿総合支所長 お答え申し上げます。 今回の漁港の関係は災害復旧工事ということで、この計画には入っておりません。浮き桟橋については、私が聞いている範囲では県漁港であります網地漁港のほうにということで、島の中に1カ所ということで聞いておりますので、御理解を賜りたいと思います。 ◆31番(阿部吉治議員) 合併のときなのだけれども、島民の方より医療の確保、それからこの漁港、港湾関係の確保ということで、それをできなかったら、島は合併しなくたっていいんだぞなんて言われたのが記憶にございます。今網地漁港だけということでございますけれども、折を見て、長渡漁港、網地漁港、もちろん鮎川、田代、石巻といった利便性のある浮きドックの設置をお願いしたいと思います。 要望で結構です。議長、以上です。 ○議長(阿部欽一郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第79 第99号議案工事請負の契約締結について(魚町水産加工共同排水処理施設災害復旧その1―2建築工事) △日程第80 第100号議案工事請負の契約締結について(魚町水産加工共同排水処理施設災害復旧その2―2機械設備工事) ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第79第99号議案工事請負の契約締結について(魚町水産加工共同排水処理施設災害復旧その1―2建築工事)及び日程第80第100号議案工事請負の契約締結について(魚町水産加工共同排水処理施設災害復旧その2―2機械設備工事)、以上2議案を一括議題といたします。本2議案について、総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎柳田正人総務部長 ただいま一括上程されました2議案について御説明申し上げます。 本2議案につきましては、魚町水産加工共同排水処理施設災害復旧その1―2建築工事及び魚町水産加工共同排水処理施設災害復旧その2―2機械設備工事に係る工事請負契約を締結することについて議決を求めようとするものでございます。 初めに、表紙番号17の3ページをごらん願います。第99号議案魚町水産加工共同排水処理施設災害復旧その1―2建築工事についてでありますが、本工事に係る工事請負契約につきましては、今月7日、第一建設工業株式会社石巻営業所と随意契約により3億9,182万4,000円で決定いたしましたので、所長、小島斎と工事請負契約を締結いたしたく御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、魚町水産加工共同排水処理施設の給水、薬品、汚泥脱水設備棟、鉄骨づくり2階建て、延べ面積1,318.51平方メートル及び汚泥乾燥設備棟、鉄骨づくり平家建て、延べ面積1,480平方メートルなどの建設工事を施工しようとするものでございます。 次に、4ページをごらん願います。第100号議案魚町水産加工共同排水処理施設災害復旧その2―2機械設備工事についてでありますが、本工事に係る工事請負契約につきましては、今月7日、森永エンジニアリング株式会社と随意契約により3億4,560万円で決定いたしましたので、代表取締役、小野寺優と工事請負契約を締結いたしたく御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、魚町水産加工共同排水処理施設の建設に附随するスカム汚泥脱水設備及び供給薬品、供給設備等の各種機械設備工事を施工しようするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本2議案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本2議案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本2議案は原案のとおり可決されました。 △日程第81 第101号議案工事請負契約の一部変更について(石巻市防災行政無線復旧デジタル化整備工事) ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第81第101号議案工事請負契約の一部変更について(石巻市防災行政無線復旧デジタル化整備工事)を議題といたします。本案について、総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎柳田正人総務部長 ただいま上程されました第101号議案(石巻市防災行政無線復旧デジタル化整備工事)の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号17の5ページをごらん願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするでございます。本工事は、株式会社富士通ゼネラル東北情報通信ネットワーク営業部が請負金額23億1,042万円で施工しているところでございますが、戸別受信機を設置する世帯数の減少に合わせて戸数を調整するものでございます。また、硯上山中継局に施すアースの施工位置の変更や各中継局ののり面保護のためのり面緑化工事を追加するものでございます。以上の理由により一部設計内容の変更を行いましたところ、1,344万円の増額となり、請負金額を23億2,386万円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第82 第102号議案副市長を選任するにつき同意を求めることについて ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第82第102号議案副市長を選任するにつき同意を求めることについてを議題といたします。本案について、市長から説明を求めます。市長。   〔亀山紘市長登壇〕 ◎亀山紘市長 ただいま上程されました第102号議案副市長を選任するにつき同意を求めることについて御説明申し上げます。 昨年9月末で退任いたしました北村副市長の後任につきまして、これまで空席としておりましたが、その人選につきまして、慎重に選考してまいりましたところ、長年石巻市職員として勤務し、行政経験が豊かで、人格が高潔で、識見も高く、地方自治に熱意を有する菅原秀幸さんを適任者と認め、選任いたしたく、地方自治法第162条の規定により議会の同意を求めるものでございます。 よろしく御賛同のほどお願いを申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。4番。 ◆4番(黒須光男議員) 昨日私も副市長人事につきましては、北村副市長の御推薦を申し上げたわけでありますが、今回菅原氏に対して、同意を求めることの提案でございました。昨日も考えさせてくれというふうなことだったのですが、一晩考えてお出しをいただいたというふうに思っておるわけでありますが、それはそれとして、一つの問題提起と申しますか、問題点なのですが、ひとつきのうの市長との私の議論の中でもすり合わせもしたのですが、まず県とのパイプ、これは私も危惧しておりました中でも議論もしましたけれども、医学部、これがどうなっているのだというふうなことでありました。市長は、それなりの御答弁をしたわけでありますが、けさの新聞を見ていただいたと思うのですが、自民党の会長であります池田さんを中心といたしました県北部の議員の皆さんがやっぱり栗原市にぜひというふうなことで知事に陳情したというふうなことでして、私もあれを見まして、すぐ池田さんに連絡をとったのです。そしたらやっぱり   問題はつながりますから、待ってください。やっぱり市のほうでは全然話にならないそうですよ、石巻市は。県のほうでも全然相手にしていないという話です。全くもって私も論外だと思っているな、きょうの話ですよ、私の電話での、彼との。知事も石巻のイの字も全然わからないということだそうです。 ですから、さような点で石巻は大変厳しい政治局面を迎えている。四面楚歌の漂う石巻になっているのではなかろうかというふうに私は理解しているわけです。そういう中で、今市長のほうから菅原さんのことに触れられましたけれども、これは人格も能力も高く評価しております。そういう意味でよろしいのですが、あえてこの石巻の現状、火中の栗を拾うつもりでいらっしゃるのかどうか、その辺は十分にお話をされたのかどうか、その中で本人が御承諾をされたのかどうかというふうなこともお聞きしたいというふうなことでいかがでしょうか。お話しください。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 副市長人事を進める上に当たって、そう軽々しく簡単に決めるわけではございません。ですから、副市長人事を進めるに当たっては前任者の退任後、すぐに人選を図りました。そういった中で、やはり今議員が御指摘のように、大変復旧、復興事業が課題を抱えている中で、あえて副市長に就任していただくということに当たっては、私も時間をかけて、丁寧に説明をしてお願いしてまいりました。菅原さんは、ぜひ石巻の復旧、復興を担っていきたいという力強い同意をいただいたものですから、きょう提出させていただきました。どうぞ御理解を賜りたいと存じます。 ○議長(阿部欽一郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案は人事案件でありますので、前例に倣い、委員会付託を省略し、討論を用いず決したいと存じます。これより採決いたします。本案は、これに同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認めます。よって、同意することに決しました。 次に、ただいま同意いただきました菅原秀幸氏を市長から紹介願います。 ◎亀山紘市長 それでは、菅原秀幸氏を御紹介いたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、菅原秀幸氏より発言の申し出があります。よって、これを許します。   〔菅原秀幸氏登壇〕 ◎菅原秀幸氏 菅原でございます。ただいまは、副市長選任の同意を賜りまして、大変ありがとうございました。あの震災の際には議員の皆様方には昼夜問わず寝食を忘れて、地域住民の方々のために御支援賜りましたこと、この場をおかりいたしまして、改めて感謝申し上げます。 あの震災の当時、私は総務部長として勤務しておりました。まさに混乱のきわみでございました。あれから3年が経過したわけでございますけれども、復興はまだまだでございます。このような時期に副市長を拝命されましたのは、その責任の重さを今ずっしりと感じております。これから復興を加速させなければなりませんが、押しなべてこの沿岸市町村は人口が減少しております。人口が減少しますと、自治体の力が弱まってまいります。この人口を何とかふやしていく方向に持っていかなければならないというふうに思うわけでございますが、震災復興事業を進めるとともに何とかこの人口流出をとめなければならないというふうに考えております。そのためにはやはり産業の振興が重要でございます。やはりこの産業の振興がその地域を支えているわけでございますので、これからそういった方向で頑張っていきたいというふうに思います。地場産業の復興はもちろんのことでございますが、やはりこれから新しい産業の創出、若者が定住できるまち、そして若いカップルが安心して子育てができるまちづくりを考えていかなければならないというふうにも思っております。市民の皆さんがこの石巻市に住んでよかったというふうに思えるまちづくりも進めていかなければならないというふうに思っております。微力ではございますが、笹野副市長ともども亀山市長を補助し、これから石巻市の復興と発展のために尽力してまいりたいというふうに思います。 本日は、議員の皆様方の賛同を得まして、これから石巻市の発展、復興のために御協力を賜りますことを切にお願いを申し上げ、簡単ではございますが、挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手) △日程第83 総合防災対策特別委員会中間報告 △日程第84 まちなか再生促進特別委員会中間報告 △日程第85 東日本大震災復興促進特別委員会中間報告 ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第83総合防災対策特別委員会中間報告から日程第85東日本大震災復興促進特別委員会中間報告まで、以上3件を一括議題といたします。 各特別委員会から石巻市議会会議規則第43条第2項の規定により中間報告を行いたいとの申し出がありますので、この際これを許します。 初めに、総合防災対策特別委員会からの報告を求めます。総合防災対策特別委員長。   〔総合防災対策特別委員長石森市雄議員登壇〕 ◎総合防災対策特別委員長(石森市雄議員) それでは、総合防災対策特別委員会のこれまでの活動経過について、中間報告を申し上げます。 当委員会は、東日本大震災の教訓から今後も発生が予想される宮城県沖地震や津波などによる災害への対策及び東北電力女川原子力発電所の安全対策や今後の原子力行政に関する諸問題について、必要な調査、検討を行い、市民が安心、安全に暮らせる生活環境の確保を図ることを目的に鋭意努力してきたところであります。 平成24年6月11日の本会議において、当委員会が設置されて以来、今日までの活動経過につきましては、お手元に配付しております資料のとおりでありますが、主なものにつきまして御報告いたします。 まず、平成24年6月27日の委員会では、東日本大震災における庁内各部署や関係機関の対応についてヒアリングを実施し、東北大学大学院工学研究科の助言により作成した災害検証、あわせてこの災害検証を踏まえて作成した職員の初動態勢等に重要な石巻市災害対応マニュアル(暫定版)について説明がありました。 委員からは、検証結果は市民への公開を考えているのかとの質疑があり、市民が自由に閲覧できるように市ホームページに掲載する旨、答弁がありました。 また、災害弱者と呼ばれる要援護者の方々をいかに避難させるのかとの質疑があり、限られた時間内に全員を救うことが理想ではあるが、今回の震災を受け、理想と現実がはるかに離れているという実体験をもとに非常に大きな課題ではあるが、福祉部門と協議しながら、よい方法を探っていきたい旨、答弁がありました。 次に、平成24年8月27日の委員会では、当局及び東北電力から女川原子力発電所の被害状況の概要と安全性の向上に向けた取り組みについて説明がありました。 委員からは、原子力発電所の安全神話が崩れた現状をどのように考えているかとの質疑があり、福島第一原子力発電所の事故に鑑み、真摯に反省しなければならないと考えており、事故後に計画した緊急安全対策を超える災害が起きたら、どう対応するかについてもしっかり検討し、さらなる安全対策を進めていきたい旨、答弁がありました。 また、再稼働に向けては地域の理解が一番必要であるが、東北電力ではどのような取り組みを行うのかとの質疑があり、一挙に信頼を回復するのは難しいが、再稼働に向け、今考えられる限りでの対策を講ずることを前提に、住民の方々への情報提供やマスコミを通じた公表を行い、一つ一つ実績を積み重ねながら信頼回復に向け、取り組んでいく旨、答弁がありました。 次に、平成24年10月29日の委員会では、津波対策等の現状として、防災無線デジタル化統合事業、避難ビル・避難タワー関係について説明がありました。 防災無線関連では、屋外マストや戸別受信機が震災前の数まで復旧していないことについて質疑があり、屋外マストは津波で倒されたものであり、現在非居住区域のため復旧を見合わせているが、今後産業ゾーンとなり、企業の進出状況を見極めながら対応していきたい。戸別受信機も津波による被害であり、津波被害に遭われた世帯の方は高台の仮設住宅等に移転し、戸別受信機が不要になった方もいるために数が減っている旨、答弁がありました。 また、避難ビル・避難タワー関連では今後の整備方針について質疑があり、避難ビルや避難タワーを周辺の住民や事業所従業員の避難先とするわけではなく、基本的には徒歩や自動車避難で8割以上の方が浸水区域外に避難していただくことを想定している。工場の責任者や観光客など、避難がおくれた方の最後のとりでとして、大規模ではなく、きめ細かにいろいろな場所に設置していきたい旨、答弁がありました。 次に、平成25年2月15日の委員会では、石巻市地域防災計画の改定について説明があり、津波災害対策編では桃生総合支所や河南総合支所の果たす役割を具体的に示す必要があるのではないかとの質疑があり、今後進める庁内議論の中で各総合支所と意見交換をするが、これまでも現実的には各総合支所の中で判断して行動している部分もあり、具体的な判断基準を明確に規定することについては検討したい旨、答弁がありました。 また、原子力災害対策編の修正では、住民の避難基準や安定ヨウ素剤の配布基準等について質疑があったが、今回の修正は福島第一原子力発電所事故の教訓を踏まえ、原子力災害対策指針に基づき、宮城県が修正した防災計画との整合性を図るものである。しかしながら、肝心の避難基準や安定ヨウ素剤の配布基準が規制委員会から示されていない段階であり、報告期限の関係上、現在示されている内容での修正となるため、基準等が示された段階で今後も段階的に修正を重ねていく旨、答弁がありました。 次に、平成26年1月23日の委員会では、平成25年10月6日に実施した総合防災訓練の検証結果について説明がありました。委員からは、住民参加率が8.4%という状況について、どのように考えているのかとの質疑があり、平成24年度の参加率10%台から見ても下がっており、同じような訓練ではなく、避難訓練を柱として地域ごとやケースごとの想定も組み入れていく必要性があると感じている。町内会や自主防災組織あるいは企業の参加を促し、早目に周知活動を行いながら今後も防災訓練を継続していく旨、答弁がありました。 また、導入したORANGEの周知方法について質疑があり、防災訓練で職員約500人が避難場所に行き、タブレットを持って説明をしたが、余り興味を示していただけない部分もあった。現在イベント等においても説明する場を設けているが、今後は町内会や自主防災会に対し、訓練の協議をしながら活用方法について説明していきたい旨、答弁がありました。 さらに、震災や訓練の検証をする中で、徒歩避難が第一義的ではあるが、車での避難もやむを得ないといった新聞報道等への見解について質疑があり、今後も徒歩避難を原則にしていくが、地域の実情によっては車での避難も検討する必要が出てくるものと考えている。しかし、現在震災時の自動車避難の実態をシミュレーションしているが、旧市内のほとんどが一、二時間では解消しない渋滞が出ているのも事実である旨、答弁がありました。 以上、これまでの活動概要について報告いたしましたが、東日本大震災以降、東北電力が講じた女川原子力発電所の安全対策については、これまでの委員会において説明を受け、また現地調査をし、随時資料等の提示もいただきました。 東北電力では、昨年末、原子力規制委員会に対し、女川原子力発電所2号機における新規制基準への適合性審査申請を行っておりますが、仮に申請が許可されたとしても東京電力福島第一原子力発電所事故がいまだ収束しておらず、原子力発電所の安全神話が崩れた現在、住民の信頼回復を得るには苦慮するものと思われます。 今後女川原子力発電所の再稼働に向けた議論が必要とされますが、女川原子力発電所の対策状況をさらに注視し、また当市における当面の災害対策についても検討し、住民の安全、安心が確保されるよう求めていきます。 石巻市民の生命と財産を守り、市民が安心して暮らす地域社会実現のために当局のより一層の研さんと御努力を期待し、当委員会の中間報告といたします。               総合防災対策特別委員会活動経過                ┌──┬───────┬───────┬────────────────────────┐│回次│年 月 日  │場   所  │活  動  内  容              │├──┼───────┼───────┼────────────────────────┤│ 1 │ 平成24.6.11 │正 副 議 長 室│委員長、副委員長の互選等            │├──┼───────┼───────┼────────────────────────┤│  │       │市民活動ルーム│1 東日本大震災災害検証について        ││ 2 │ 平成24.6.27 │       │                        ││  │       │   C   │2 石巻市災害対応マニュアル(暫定版)について │├──┼───────┼───────┼────────────────────────┤│  │       │市民活動ルーム│ 女川原子力発電所の被害状況の概要と安全性向上 ││ 3 │ 平成24.8.27 │       │                        ││  │       │   C   │に向けた取り組みについて            │├──┼───────┼───────┼────────────────────────┤│  │       │       │1 (仮称)石巻消防署西分署・女川消防署牡鹿出 ││  │       │市民活動ルーム│                        ││ 4 │ 平成24.10.29 │       │ 張所整備計画(案)について          ││  │       │   C   │                        ││  │       │       │2 津波対策等の現状について          │├──┼───────┼───────┼────────────────────────┤│  │       │市民活動ルーム│1 石巻市地域防災計画の改訂について      ││ 5 │ 平成25.2.15 │       │                        ││  │       │  A・B  │2 (仮称)石巻東消防署整備計画(案)について │├──┼───────┼───────┼────────────────────────┤│  │       │市民活動ルーム│1 平成25年度石巻市総合防災訓練の検証について ││  │       │       │                        ││  │       │  A・B  │                        ││ 6 │ 平成26.1.23 │       │2 女川原子力発電所の安全対策の現状について  ││  │       │女 川 原 子 力│                        ││  │       │       │                        ││  │       │発  電  所│ (現地調査)                 │├──┼───────┼───────┼────────────────────────┤│  │       │議 会 第 1│                        ││ 7 │ 平成26.3.17 │       │中間報告について                ││  │       │委 員 会 室│                        │└──┴───────┴───────┴────────────────────────┘ ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、まちなか再生促進特別委員会からの報告を求めます。まちなか再生促進特別委員長。   〔まちなか再生促進特別委員長千葉眞良議員登壇〕 ◎まちなか再生促進特別委員長(千葉眞良議員) それでは、まちなか再生促進特別委員会のこれまでの活動経過について、中間報告を申し上げます。 本委員会は、東日本大震災により甚大な被害を受けた市内中心部における商店街の活性化や新たな産業・雇用の創出、また道路・交通体系や医療機関のあり方など中心市街地の再生と新たなまちづくりに向けた諸問題について必要な調査、検討を行うことを目的に鋭意努力してきたところであります。 平成24年6月11日の本会議において、本委員会が設置されて以来、今日までの活動経過につきましては、お手元に配付しております資料のとおりでありますが、主なものについて御報告いたします。 初めに、平成24年7月13日に開催した委員会では今後の委員会活動に向けて、現状と諸課題について確認する必要があることから、「中心市街地の再生と新たなまちづくり」、「市内中心部における商店街の活性化」、「新たな産業・雇用の創出」、「道路・交通体系や医療機関のあり方(駅前周辺の状況)」の4項目について当局から説明をいただきました。 この中で、震災により変更を余儀なくされた中心市街地活性化基本計画の見直しも含めて、にぎわいのある中心市街地を再生するため、安全、安心、かつ歩いて暮らせるまちなかの居住促進、北上川周辺のロケーション、新鮮で豊富な食材を活用した中心市街地の魅力の向上を目指し、官民一体となって多様な都市機能を集積し、高齢化社会に対応した歩いて暮らせるコンパクトなまちづくりの実現に向けて取り組む必要があることを認識したところであります。 また、石巻駅周辺地域の整備については、本市の都市区画拠点であり、かつ津波災害からの復興拠点となることから行政機能の維持、市民生活の復旧支援などを迅速かつ確実にするための重要な拠点として捉え、必要な公共施設の配置、JR石巻駅舎や駅前広場の再構築を行い、中心市街地と連動したコンパクトなまちづくりを目指していく旨の説明がありました。 なお、委員からは、交通量の増加に伴う渋滞への懸念、中瀬公園を市が主体となって整備する必要性、中心市街地における駐車場問題について多くの意見が出されました。 次に、中心市街地活性化やまちなか再生には官民一体となった取り組みが不可欠であり、民間が抱えている現状と今後の課題について把握する必要があることから、平成24年8月22日に石巻商工会議所との意見交換を実施しました。意見交換では、まちづくりに対する考え方など多くの意見が交わされました。その中でも堤防築堤、道路整備、架橋、旧庁舎跡地の利活用、駅前グランドデザインについては、まちなか再生に向けて非常に大事なことであるが、現時点では市としてのビジョンが描かれていないことに触れ、議会としても再認識すべきであるとの厳しい意見も出されましたが、有意義な意見交換を行うことができたことを実感いたしました。 次に、平成24年11月28日の委員会では、震災で変更を余儀なくされた中心市街地活性化基本計画の改定作業の状況、新内海橋建設に伴う周辺整備の計画や駅前周辺整備事業の今後の取り組み、石巻商工会議所との意見交換で出されていた市への要望事項に対する対応について当局から説明をいただきました。 委員からは、新内海橋計画に関連した中瀬公園へのアクセス、石ノ森萬画館の大型バス専用駐車場の代替地、旧丸光跡地の利用計画、中心部と中里方面を結ぶ道路改良など、全ての事業を網羅した全体のグランドデザインが見えないことについて意見が出されました。 また、石巻商工会議所からの要望事項への対応については、震災復興基本計画や改定作業を進める中心市街地活性化基本計画に基づき、各事業との整合性を図りながら、官民一体で取り組んでいく旨の説明がありました。 次に、平成25年6月5日の委員会では中心市街地などを取り囲む堤防などの高さについて、その高さを決定づけた根拠を理解しておく必要があるため、宮城県を含む沿岸3県が堤防高の決定に用いた津波シミュレーション東北大学モデルバージョン1について、東北大学災害科学国際研究所助教、今井健太郎氏から説明をいただきました。なお、この委員会では初めて示される津波シミュレーションを多くの方々に学んでいただきたいと考え、委員外議員及び関係部以外の当局に対し、御案内をさせていただき、さらに委員外議員からの質疑に対しても対応する内容で進行させていただきました。 今井健太郎助教からは、青森県沿岸から千葉県沿岸に至る広域かつ巨大な1,000年に1度と言われる今次津波の発生のメカニズムを初め、津波シミュレーションによる津波襲来時の中心市街地へ遡上していく津波の動きなど事細かに説明がなされました。今井健太郎助教の説明を受け、今次津波による被害形態は今後の津波対策の高度化にかかわる重要な示唆を多く含んでいる。自然の驚異に畏怖の念を持ち、避けられない自然災害との共存を考えた復興を実現することがこれからの1,000年に向けた重要な課題であり、この被害の教訓を未来へ伝えていくことが未曽有の津波被害を経験した私たちの責任であると改めて痛感をいたしました。 次に、平成25年6月27日の委員会では中心市街地の復興整備について、時代に対応した持続可能な石巻らしい景観、歴史、文化の薫るまちづくりを目的として設立されているコンパクトシティいしのまき・街なか創生協議会の幹事長、尾形和昭氏から同協議会で提案されている中心市街地活性化ビジョンについて説明をいただきました。 説明において、同協議会では街並みデザインを担当する街並み部会、事業手法を担当する事業推進部会、産業創造を担当するライフスタイルブランド化部会と役割を分担し、各地区の地権者代表や商店街関係者などとともに多くの方々の声を聞き、安全、安心を確保し、石巻らしい魅力あふれる持続可能なコンパクトなまちを目指しています。このために最も必要なことは、定住人口と交流人口の増加を図ることであるとし、この点に着目して、同協議会は街なか復興ビジョンの実現に向けて、石巻市を初め、商工会議所や観光協会、商店街組織などさまざまな担い手が参加するオープンな検討体制を整え、情報交換に取り組んでいるとのことでありました。このスタイルにこそ官民協働に相応しているものであると考えております。 次に、平成25年11月21日の委員会では、東日本大震災の影響により中心市街地を取り巻く環境が大幅に変化したことで、改めて石巻市中心市街地活性化基本計画の見直しが必要となることから、その策定状況について説明をいただきました。 新たな計画には5年間で実現可能な未来に向けた将来像を示す斬新な事業を盛り込むこととしています。観光面では、生鮮マーケット、復興祈念公園や石ノ森萬画館を有機的にどのように結びつけるか、生鮮マーケットを拠点に石巻駅前までどのようにつないでいくかなど、課題も残されているものと考えます。さらに、委員からは定住人口や交流人口をふやすためには若年層を中心市街地に呼び込む必要性があることから、まちと人を結びつける支援策について検討すべきであるとの意見がありました。 次に、平成26年2月14日の委員会では石巻市中心市街地活性化基本計画の見直し案に、石巻市中心市街地活性化検討市民会議などでの検討内容を踏まえた現時点での改定案の概要について、目指すまちの姿を従来の「彩り豊かな食と萬画のまち」から「“彩り豊かな食”と“歴史が薫る”川辺のまち(市民と協働による中心市街地の復興)」へ改める旨の説明をいただきました。 新たな3つの基本方針の捉え方としては、東日本大震災の影響などにより中心市街地の定住人口は減少傾向に拍車がかかっており、さらに少子高齢化の進展によって医療、介護、福祉の重要性が高まっている。また、防災、減災への関心が高いことを踏まえ、「安全・安心な住環境づくりによる定住人口の確保」を念頭に、「心が通い、安心して暮らせるまちづくり」を基本方針1としている。 次に、歴史ある川湊・石巻としての重要性を再評価し、漫画を活用した地域のにぎわいの創出となる施策強化を図り、食の魅力、地域資源の積極的な発信を目指すことから食と萬画を活用した新たなにぎわい創出を念頭に、「水辺に親しみ、食と萬画で賑わうまちづくり」を基本方針2としている。 次に、商業空間の減少と商業活力の停滞を打開し、中心市街地へのアクセス性の向上と利用しやすい駐車場の確保、中心市街地を回遊させる仕組みづくりを目指すことから新たな中心市街地の魅力を構築し、アクセス性と回遊性を向上させることを念頭に、「歩いて発見、楽しく回遊できるまちづくり」を基本方針3としている。 この3つの基本方針に基づき、中心市街地における定住人口及び交流人口の増加を目標とし、住宅の供給及び居住環境の向上、市街地の整備改善や商業の活性化に取り組んでいくとのことでありました。 委員からは駅前周辺の整備事業を初め、立町大通り整備事業、マンガロード整備事業、新内海橋整備事業など、本年7月の総理大臣認定に向けてまだまだ肉づけが必要な点もあることから、よりよい石巻市中心市街地活性化基本計画となるように努めていただきたいとの意見がありました。 以上、これまでの活動概要について報告をいたしました。本市の中心市街地活性化基本計画は、東日本大震災により大きく趣を変化させられましたが、復興の要素を兼ね備えた中心市街地活性化基本計画の改定は中心市街地におけるまちなか再生の新たなまちづくりの第一歩となる大変重要なものであります。しかし、中心市街地ににぎわいを取り戻すという視点で捉えるならば、震災から3年がたちましたが、やっとスタートラインに立つことができたものであり、これからが正念場であります。 復旧期から再生期への移り変わりにおいて、これからのまちなか再生にとって必要なものは行政とあらゆる市民が相互に連携し、主体的にまちづくりに寄与していくことこそが協働の本義であると考えます。よって、1歩ずつ着実に震災からの脱却を目指し、中心市街地の活性化に官民協働で取り組んでいただくことを期待し、当委員会の中間報告といたします。           まちなか再生促進特別委員会活動経過                 ┌──┬───────┬───────┬────────────────────────┐│回次│年 月 日  │場   所  │活  動  内  容              │├──┼───────┼───────┼────────────────────────┤│ 1 │ 平成24.6.11 │ 501会議室 │委員長、副委員長の互選等            │├──┼───────┼───────┼────────────────────────┤│  │       │       │1 中心市街地の再生と新たなまちづくりに向けて ││  │       │       │①中心市街地の再生と新たなまちづくり      ││  │       │市民活動ルーム│②市内中心部における商店街の活性化       ││ 2 │ 平成24.7.13 │       │                        ││  │       │  A・B  │③新たな産業・雇用の創出            ││  │       │       │④駅周辺地域整備の検討状況について       ││  │       │       │2 今後の活動方針について           │├──┼───────┼───────┼────────────────────────┤│  │       │       │石巻商工会議所と意見交換            ││ 3 │ 平成24.8.22 │石巻商工会議所│                        ││  │       │       │ 中心市街地再生に向けての現状と今後について  │├──┼───────┼───────┼────────────────────────┤│  │       │       │1 まちなか再生特区              ││  │       │       │①中心市街地活性化基本計画策定業務について   ││  │       │       │②「新・内海橋」建設に伴う周辺整備の計画に   ││  │       │市民活動ルーム│                        ││ 4 │ 平成24.11.28 │       │ついて                     ││  │       │  A・B  │                        ││  │       │       │③駅前周辺整備事業の今後の取り組みについて   ││  │       │       │2 石巻商工会議所との意見交換会で要望された事項││  │       │       │3 今後の委員会活動について          │├──┼───────┼───────┼────────────────────────┤│  │       │市民活動ルーム│1 津波シミュレーションについて        ││ 5 │ 平成25.6.5 │       │                        ││  │       │  A・B  │2 今後の委員会活動について          │├──┼───────┼───────┼────────────────────────┤│  │       │市民活動ルーム│1 中心市街地活性化ビジョンについて      ││ 6 │ 平成25.6.27 │       │                        ││  │       │  A・B  │2 今後の委員会活動について          │└──┴───────┴───────┴────────────────────────┘┌──┬───────┬───────┬────────────────────────┐│回次│年 月 日  │場   所  │活  動  内  容              │├──┼───────┼───────┼────────────────────────┤│  │       │       │1 石巻市中心市街地活性化基本計画の策定状況につ││  │       │市民活動ルーム│                        ││ 7 │ 平成25.11.21 │       │いて                      ││  │       │  A・B  │                        ││  │       │       │2 今後の委員会活動について          │├──┼───────┼───────┼────────────────────────┤│  │       │       │1 石巻市中心市街地活性化基本計画の策定状況につ││  │       │議会第1・第2│                        ││ 8 │ 平成26.2.14 │       │いて                      ││  │       │委 員 会 室│                        ││  │       │       │2 今後の委員会活動について          │├──┼───────┼───────┼────────────────────────┤│  │       │議 会 第 3│                        ││ 9 │ 平成26.3.17 │       │中間報告について                ││  │       │委 員 会 室│                        │└──┴───────┴───────┴────────────────────────┘ ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、東日本大震災復興促進特別委員会からの報告を求めます。東日本大震災復興促進特別委員長。   〔東日本大震災復興促進特別委員長青山久栄議員登壇〕 ◎東日本大震災復興促進特別委員長(青山久栄議員) それでは、東日本大震災復興促進特別委員会のこれまでの活動経過について、中間報告を申し上げます。 当委員会は、平成23年3月11日に発生した東日本大震災による甚大な災害等に対し、市民生活の一日も早い安定と市民の災害復旧、復興対策等に寄与することを目的に平成23年5月23日、東日本大震災対策特別委員会として設置されたものであります。また、平成23年12月22日に石巻市震災復興基本計画が議会で可決されたことを受け、名称を東日本大震災復興促進特別委員会に変更しております。当委員会が設置されてから今日までの活動経過につきましては、お手元に配付しております資料のとおりでありますが、主なものについて御報告をいたします。 初めに、当委員会の活動方針は東日本大震災による本市の震災復旧、復興対策について、調査、検討を行うものでありますが、平成23年6月9日に開催した委員会では、全員が情報を共有するとともに共通した理解と認識を深めるため、当局から市の震災復旧、復興対策等について、9項目にわたり説明がありました。 その主な内容は、震災に対応する市の組織機構として、復興対策室、災害廃棄物対策課、生活再建支援室、避難所運営対策室等を設置したこと。災害対策本部及び震災復興推進本部のあり方について、災害対策本部は市、国、県の関係機関、消防、警察、自衛隊、ライフライン各関係機関から成る組織であり、震災復興推進本部は本部長、副本部長を市長、副市長とし、本部員を各部長級で編成した組織であること。また、被害を受けた施設の機能回復や将来的なビジョンを明確にした新たな資本整備など、速やかな基本方針及び復興計画を作成し、復興事業を推進するための組織として位置づけていることなどの説明がありました。 被災者、被災地域の生活再建では、応急仮設住宅の供給状況、避難所運営の状況、義援金、弔慰金等の支給状況、電気、ガス、上下水道、道路等のライフラインの復旧状況及び冠水状況とその対策等についてそれぞれ説明がありました。 委員からは、応急仮設住宅の必要戸数や避難所運営での暑さ対策、防虫対策、食中毒対策、災害廃棄物の撤去等、さまざまな質疑、意見等が出され、情報共有及び共通認識が図られた次第であります。 次に、平成23年9月5日には宮城県議会大震災対策調査特別委員会と意見交換会を実施し、復旧、復興に係る財源の確保、地域産業の復旧、復興及び被災者生活再建について、それぞれ意見交換を行いました。 次に、10月2日には地元選出県議会議員との意見交換会を実施し、県施設の復旧や市の震災復興計画、各地区における漁港の復旧、復興についてなど7項目について意見交換を行いました。その中で、市議からは宮城県震災復興基金について、第1次産業の復旧、復興に対し、基金からの予算化や瓦れきの処理について早急な対応を要望し、県議からは基金について、国の補助制度で救済できない部分をかさ上げして支援し、使い勝手のよいものにしていきたい。瓦れき処理については、国の指針によりおおむね3年以内に処理を終了することを目途に県議会として早急に対応したい旨、回答がありました。 次に、平成23年11月15日及び21日に開催した委員会では、石巻市災害廃棄物破砕・選別処理業務委託に係る件について、業者選定の際のプロポーザル審査会で一部偏った採点内容があったことに対して指摘するとともに契約の公平性、透明性及び客観性が必要であることから、市議会として平成23年12月27日、市に対し、プロポーザル方式の実施に関するガイドラインの策定を提言しました。その後平成24年2月29日開催の委員会において、石巻市プロポーザル方式実施に関するガイドラインの策定等について、当局より説明がありました。 次に、平成23年12月19日の委員会では、石巻市震災復興基本計画(案)について当局より説明があり、同月22日、第4回定例会において、石巻市震災復興基本計画が可決されたことを受け、当委員会の目的に震災復興基本計画の促進等に寄与することが加わり、震災復興基本計画に基づき、より一層の早期復旧、復興へ向け、一丸となって取り組むため、同日東日本大震災対策特別委員会は東日本大震災復興促進特別委員会へと名称変更いたしました。 次に、平成24年4月17日開催の委員会では、一般社団法人石巻災害復興支援協議会の前会長が復興支援により日本財団から無償貸与された特殊車両により、自身が経営する建設会社の災害廃棄物処理業務に使用し、車両経費について市へ請求していた問題について審議し、係る資料の提出を求めました。このことから同協議会が受託していた他業務についても実態究明へ向けて、百条委員会で調査をすることとなったものであります。 次に、平成24年8月7日開催の委員会では、石巻市震災復興基本計画重点プロジェクトの状況等についてを議題とし、当局からは本計画中における優先的かつ重点的に取り組む事業等である7つのプロジェクトの状況や関連する情報等について説明がありました。 また、未来の伝承プロジェクトに盛り込まれた津波襲来を後世に伝えるための震災記録展示施設整備事業では、国立震災博物館としての整備を国へ要望しており、国営祈念公園に関しては基本構想、基本計画策定をまとめ、平成26年度中に実施計画を作成する旨、説明がありました。 次に、平成24年10月4日開催の委員会では、災害廃棄物の処理状況について、及び港湾の現状と今後の復興について、石巻工業港地区の災害廃棄物処理場及び港湾施設等の現地調査をしております。 次に、各地区の復旧、復興状況について現地調査を実施しており、平成24年11月28日、地域の産業復興、漁港の復興状況等として、北上地区で共同乾燥貯蔵施設整備予定地、にっこりサンパーク地内の防災集団移転予定地、吉浜地区内の災害危険区域指定地及び相川漁港復旧工事現場を現地調査しております。また、平成25年2月18日には河北地区の状況として、釜谷地区、長面地区及び間垣地区の現状を調査し、同日雄勝地区では名振防災集団移転候補地、名振漁港及び仮設店舗等を現地調査しております。また、5月20日には牡鹿地区の鮎川漁港周辺の状況やホエールランド跡、仮設商店街、金華山の復旧状況及び藻類培養施設を現地調査しております。 次に、平成25年1月29日には宮城県議会大震災復旧・復興対策調査特別委員会との意見交換会を行い、石巻市の復旧、復興状況等について意見交換を行いました。また、平成26年1月26日には石巻市の復旧、復興の進捗状況等を議題とし、同調査特別委員会と再度意見交換会を行い、前回から1年を経過して見えてきた問題点や課題などについて意見交換を行いました。その中で、復興交付金の弾力的運用と適用期間の延長、仮設住宅集約に係る移転費用の支援、産業の再生支援策の充実及び県営災害公営住宅の早期整備等について要望いたしました。 次に、平成25年10月4日、石巻地域の水産業界の現状と今後について、石巻市水産復興会議執行部との意見交換会を行い、執行部からはこれまでの取り組みや現状等についてそれぞれ報告があり、水産業界として漁船誘致あるいはインフラ整備を早急に進めてほしいといった要望がありました。また、福島第一原子力発電所事故による風評被害を払拭し、消費者の安全、安心を確保するため、毎日放射性物質の検査を実施しており、汚染がないことなどの報告がありました。 以上、これまでの活動概要について報告いたしましたが、東日本大震災から3年が経過し、石巻市震災復旧基本計画では、平成26年度からは復旧期から再生期へと向かう年度であり、復旧されたインフラと市民の力をもとに震災に見舞われる以前の活力を回復し、地域の価値を高める期間と位置づけられております。さらに、災害に強いまちづくり、産業、経済の再生、絆と協働の共鳴社会づくりの3つを基本理念に掲げ、復旧、再生を乗り越え、新たな産業創出や減災のまちづくりなどを推進しながら、快適で住みやすく、市民の夢や希望を実現する新しい石巻市の創造を目指すとうたわれております。 当委員会の目的であります市民生活の一日も早い安定と市民の災害復旧、復興対策及び震災復興基本計画の促進等に寄与することが一日も早く達成できますよう、また新しい石巻市の創造、躍進に今後も鋭意努力を重ねてまいりたいと考える次第であります。 以上で中間報告といたします。          東日本大震災復興促進特別委員会活動経過          ・東日本大震災対策特別委員会(平成23年5月23日~)          ・東日本大震災復興促進特別委員会(平成23年12月22日名称変更)┌─────┬─────┬──────────────────────────────┐│開催月日 │場所   │会  議  内  容                    │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│     │     │1 委員長の互選について                  ││平成23年 │     │                              ││     │庁 議 室│2 副委員長の互選について                 ││ 5月23日│     │                              ││     │     │3 次回委員会について                   │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│     │     │1 委員会の活動方針について                ││     │     │2 市の震災復旧・復興対策等について            ││     │     │①市の組織体制について                   ││     │     │②死者、行方不明者、り災証明書発行等の状況について     ││     │     │③被災者、被災地域の生活再建について            ││ 6月9日│庁 議 室│④災害等廃棄物の撤去、処理について             ││     │     │⑤産業と雇用対策について                  ││     │     │⑥市立病院の再建及び地域医療の整備等について        ││     │     │⑦震災復興基本計画について                 ││     │     │⑧都市基盤復興(災害に強いまちづくり)について       ││     │     │⑨その他                          │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│ 6月24日│庁 議 室│1 石巻市都市基盤復興構想(案)について          │└─────┴─────┴──────────────────────────────┘┌─────┬─────┬──────────────────────────────┐│開催月日 │場所   │会  議  内  容                    │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│     │     │1 市の震災復旧・復興対策について             ││     │     │①大震災に対する市長の政治姿勢について           ││     │     │②震災復興基本計画について                 ││     │     │③防災集団移転について                   ││     │     │④高台居住について                     ││     │     │⑤避難者(所)等について                  ││     │     │⑥被災者生活再建支援制度について              ││     │     │⑦応急仮設住宅について                   ││ 7月20日│庁 議 室│⑧住宅の応急修理支援策について               ││     │     │⑨瓦礫等の対策について                   ││     │     │⑩放射線対策について                    ││     │     │⑪産業と雇用対策について                  ││     │     │⑫各漁港の応急復旧対策について               ││     │     │⑬都市基盤復興について                   ││     │     │⑭教育施設について                     ││     │     │⑮県議選について                      ││     │     │⑯議会棟について                      │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│ 7月21日│庁 議 室│1 市の震災復旧・復興対策について             │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│     │     │1 石巻市震災復興基本計画(骨子)について         ││ 8月22日│庁 議 室│                              ││     │     │2 市立病院の再建の方向性について             │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│     │     │宮城県議会大震災対策調査特別委員会等との意見交換会     ││     │     │[テーマ]復旧復興対策等の実現に向けた連携について     ││     │市民活動 │                              ││ 9月5日│     │(1)復旧復興に係る財源の確保               ││     │ルーム  │                              ││     │     │(2)地域基幹産業の復旧・復興               ││     │     │(3)被災者生活再建等                   │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│     │     │東日本大震災対策特別委員会理事会              ││     │市民活動 │                              ││     │     │(1)理事及び理事会について                ││     │ルーム  │                              ││ 9月8日│     │                              ││     │     │(2)今後の委員会活動について               ││     ├─────┼──────────────────────────────┤│     │市民活動 │                              ││     │     │1 理事の選任について                   ││     │ルーム  │                              │└─────┴─────┴──────────────────────────────┘┌─────┬─────┬──────────────────────────────┐│開催月日 │場所   │会  議  内  容                    │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│     │     │東日本大震災対策特別委員会理事会              ││     │     │(1)今後の委員会活動について               ││     │市民活動 │                              ││ 9月20日│     │(2)地元選出県議会議員との意見交換会の開催について    ││     │ルーム  │                              ││     │     │(3)今後の議題について                  ││     │     │(4)その他                        │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│     │市民活動 │東日本大震災対策特別委員会理事会              ││ 9月27日│     │                              ││     │ルーム  │(1)地元選出県議会議員と石巻市議会の意見交換会について  │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│     │市民活動 │                              ││ 9月28日│     │地元選出県議会議員と石巻市議会との意見交換会の開催について ││     │ルーム  │                              │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│     │     │地元選出県議会議員と石巻市議会との意見交換会        ││     │     │[テーマ]東日本大震災の復旧復興について          ││     │     │①県施設の復旧について                   ││     │     │②市の震災復興計画に係る事業について            ││ 10月2日│庁議室  │③宮城県震災復興基金について                ││     │     │④ガレキの2次処理について                 ││     │     │⑤仮設住宅について                     ││     │     │⑥原発に対する考えについて                 ││     │     │⑦各地区における漁港復旧復興について等           │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│     │市民活動 │1 副委員長の辞任について                 ││ 10月17日│     │                              ││     │ルーム  │2 副委員長の互選                     │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│     │     │東日本大震災対策特別委員会理事会              ││     │市民活動 │                              ││ 11月4日│     │1 石巻市震災復興計画(素案)について           ││     │ルーム  │                              ││     │     │2 今後の課題について                   │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│     │市民活動 │                              ││ 11月7日│     │1 石巻市震災復興基本計画(素案)について         ││     │ルーム  │                              │└─────┴─────┴──────────────────────────────┘┌─────┬─────┬──────────────────────────────┐│開催月日 │場所   │会  議  内  容                    │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│     │     │東日本大震災対策特別委員会理事会              ││     │     │(1)今後の議題と対応について               ││     │     │①集合住宅にかかるり災認定基準のあり方について       ││     │     │②長期避難区域の指定について                ││ 11月10日│庁議室  │                              ││     │     │③石巻市災害廃棄物破砕・選別処理業務委託(その1)及び同(そ││     │     │の2)の業者選定について                  ││     │     │④仮設住宅の冬期対策について                ││     │     │⑤その他                          │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│     │     │1 石巻市災害廃棄物破砕・選別処理業務委託(その1)及び(そ││     │     │の2)にかかる業者選定について               ││     │市民活動 │                              ││ 11月15日│     │2 仮設住宅の冬期対策等について              ││     │ルーム  ├──────────────────────────────┤│     │     │東日本大震災対策特別委員会理事会              ││     │     │1 11月21日開催の委員会運営について            │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│     │     │1 石巻市災害廃棄物破砕・選別処理業務委託にかかる業者選定に││     │     │ついて                           ││     │市民活動 │2 長期避難区域の指定及び集合住宅にかかるり災認定基準のあり││ 11月21日│     │                              ││     │ルーム  │方について                         ││     │     ├──────────────────────────────┤│     │     │東日本大震災対策特別委員会理事会              ││     │     │1 今後の委員会対応について                │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│     │     │1 石巻市震災復興基本計画(案)について          ││     │     ├──────────────────────────────┤│     │市民活動 │東日本大震災対策特別委員会理事会              ││ 12月19日│     │                              ││     │ルーム  │1 石巻市震災復興基本計画(案)の審査方法について     ││     │     │2 特別委員会の名称等の変更について            │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│     │市民活動 │                              ││ 12月22日│     │第160号議案 石巻市震災復興基本計画について(原案可決)   ││     │ルーム  │                              │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│     │     │東日本大震災復興促進特別委員会理事会            ││     │     │1 全体会の運営について                  ││     │市民活動 │①市立病院建設候補地について                ││ 12月27日│     │                              ││     │ルーム  │②環境教育委員会の所管事務調査報告             ││     │     ├──────────────────────────────┤│     │     │1 市立病院建設候補地について               ││     │     │2 環境教育委員会の所管事務調査報告            │└─────┴─────┴──────────────────────────────┘┌─────┬─────┬──────────────────────────────┐│開催月日 │場所   │会  議  内  容                    │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│     │     │東日本大震災復興促進特別委員会理事会            ││     │     │1 市立病院建設候補地における最終選定結果について     ││平成24年 │市民活動 │2 復興特区計画の進捗状況について             ││ 1月27日│     ├──────────────────────────────┤│     │ルーム  │1 市立病院建設候補地における最終選定結果について     ││     │     │2 復興特区計画の進捗状況について             ││     │     │3 仮設住宅の冬期の現状と対策について           │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│     │     │東日本大震災復興促進特別委員会理事会            ││     │     │1 全体会の運営について                  ││     │市民活動 │2 今後の委員会活動について                ││ 2月29日│     ├──────────────────────────────┤│     │ルーム  │1 東日本大震災からの復興を誓う決議(案)について     ││     │     │2 復興推進計画について                  ││     │     │3 石巻市プロポーザル方式の実施に関するガイドラインについて│├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│     │     │東日本大震災復興促進特別委員会理事会            ││     │市民活動 │                              ││ 3月8日│     │1 地元選出県議会議員との意見交換会のテーマについて    ││     │ルーム  │                              ││     │     │2 復興交付金に関する緊急要望について           │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│     │     │地元選出県議会議員と石巻市議会との意見交換会        ││     │     │[テーマ]石巻圏域における東日本大震災からの復旧復興対策等に││     │     │ついて                           ││     │     │①交通物流体系の確立について                ││     │     │②県出先機関の移転について                 ││ 3月17日│庁議室  │                              ││     │     │③魚市場加工団地の盛土と県管理漁港の早期着工について    ││     │     │④堤防(防潮堤)、高盛土道路について            ││     │     │⑤宮城県東日本大震災復興対策事業について          ││     │     │⑥復興交付金配分について                  ││     │     │⑦がれきの広域処理について 等               │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│     │     │東日本大震災復興促進特別委員会理事会            ││     │市民活動 │今後の委員会対応について                  ││ 4月11日│     │                              ││     │ルーム  │①災害廃棄物処理業務等について               ││     │     │②その他                          │└─────┴─────┴──────────────────────────────┘┌─────┬─────┬──────────────────────────────┐│開催月日 │場所   │会  議  内  容                    │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│     │     │東日本大震災復興促進特別委員会理事会            ││     │市民活動 │1 本日午後の委員会運営について              ││ 4月17日│     ├──────────────────────────────┤│     │ルーム  │1 災害廃棄物処理業務等について              ││     │     │2 石巻災害復興支援協議会に係る業務について        │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│     │     │東日本大震災復興促進特別委員会理事会            ││     │     │1 4月17日の特別委員会議題に係る今後の対応及び全体会での懸││     │市民活動 │                              ││ 4月27日│     │案事項について                       ││     │ルーム  │                              ││     │     │2 特別委員会対応となった全協申し入れ事項の取り扱いについて││     │     │3 仮設住宅における現状について              │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│     │     │1 特別委員会対応事項について               ││     │     │①石巻市立学校施設災害復旧整備計画について         ││     │     │②被災者の住まい再建検討のための参考値について       ││     │市民活動 │③石巻市立病院復興基本計画について             ││ 5月14日│     │                              ││     │ルーム  │2 仮設住宅における現状について              ││     │     │3 4月17日の特別委員会全体会における懸案事項について   ││     │     ├──────────────────────────────┤│     │     │東日本大震災復興促進特別委員会理事会            ││     │     │1 本日の委員会全体会議題③に係る今後の方針について    │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│     │     │東日本大震災復興促進特別委員会理事会            ││     │市民活動 │                              ││ 5月21日│     │1 5月14日の特別委員会全体会議題③における再調査事項等につ││     │ルーム  │                              ││     │     │いて                            │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│     │市民活動 │1 5月14日の特別委員会全体会議題③に係る再調査・再精査事項││ 5月31日│     │                              ││     │ルーム  │等について                         │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│     │市民活動 │                              ││ 6月11日│     │1 委員会の構成等について                 ││     │ルーム  │                              │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│     │市民活動 │                              ││ 8月7目│     │1 石巻震災復興基本計画 重点プロジェクトの状況等について ││     │ルーム  │                              │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│     │     │現地調査                          ││     │市民活動 │                              ││ 10月4日│     │・「災害廃棄物の処理状況等について」            ││     │ルーム  │                              ││     │     │・「港湾の現状と今後の復興について」            │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│     │市民活動 │                              ││ 11月2日│     │1 副委員長の互選                     ││     │ルーム  │                              │└─────┴─────┴──────────────────────────────┘┌─────┬─────┬──────────────────────────────┐│開催月日 │場所   │会  議  内  容                    │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│     │     │現地調査                          ││     │市民活動 │                              ││ 11月28日│     │・各地区の復旧・復興状況について(北上地区)        ││     │ルーム  │                              ││     │     │ ~地域の産業復興・漁港の復興状況等~           │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│平成25年 │市民活動 │宮城県議会大震災復旧・復興対策調査特別委員会との意見交換会 ││ 1月29日│ルーム  │[議 題]石巻市の復旧・復興の状況等について        │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│     │     │現地調査                          ││     │     │・地域の状況について(河北地区)              ││     │市民活動 │                              ││ 2月18日│     │ ~地域の現状等~                     ││     │ルーム  │                              ││     │     │・各地区の復旧・復興状況について(雄勝地区)        ││     │     │ ~地域の産業復興・漁港の復興状況等~           │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│     │     │現地調査                          ││     │市民活動 │                              ││ 5月20日│     │・各地区の復旧・復興状況について(牡鹿地区)        ││     │ルーム  │                              ││     │     │ ~地域の産業復興・漁港の復興状況等~           │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│     │市民活動 │                              ││ 9月20日│     │1 今後の委員会運営について                ││     │ルーム  │                              │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│     │石巻魚市場│                              ││     │     │石巻市水産復興会議執行部との意見交換会           ││     │     │                              ││ 10月4日│仮設事務所│                              ││     │     │                              ││     │     │[テーマ]石巻地域の水産業界の現状と今後について      ││     │会議室  │                              │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│平成26年 │市民活動 │宮城県議会大震災復旧・復興対策調査特別委員会との意見交換会 ││ 1月23日│ルーム  │[議題]石巻市の復旧・復興の進捗状況等について       │├─────┼─────┼──────────────────────────────┤│     │議会第4 │                              ││ 3月17日│     │1 中間報告について                    ││     │委員会室 │                              │└─────┴─────┴──────────────────────────────┘ ○議長(阿部欽一郎議員) 以上で各特別委員会の報告を終わります。ただいまの中間報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。以上で各特別委員会の中間報告を終わります。 ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、3月18日、19番阿部純孝議員より、自身の一般質問における緊急雇用創出事業関係における当局の答弁において、当該契約について、一部契約内容に違反する部分があると思われるので、法制の面からももう一度精査して報告をいただきたい旨の議事進行がありました。 本件については、議長において、当局に精査を要請したところ、当局より、精査の結果、契約違反はないとのことでありましたので、御報告いたします。 △諸般の報告 ○議長(阿部欽一郎議員) この際、諸般の報告を行います。 2月26日、3番遠藤宏昭議員から、13番大森秀一議員の施政方針に対する質疑における市長の発言が不適切と認められることから、議長において内容を精査の上、発言の訂正及び削除を求める議事進行があり、2月27日の本会議において、議長として市長の発言の一部を会議録から削除する旨の報告をいたしました。この報告に対し、複数の議員から再精査、再確認を求める議事進行があり、その後議長において再精査、再確認をいたしましたので、その結果について報告いたします。 まず、2月27日の議長報告において、前日26日の市長発言の一部を会議録から削除する旨の報告をいたしましたが、これは議長としては、市民の代表である議員が行った質疑や質問に対し、執行機関は真摯に答弁を行うべきであり、このことは答えるのに値しない質問であるといった市長の答弁は誠実さに欠けるとともに、会議における議員に対する発言としては不適切なものと判断したためであります。 しかしながら、過去において、市長等執行機関の発言については、地方自治法第129条の議長の議事整理権が及ばないことを理由とし、不適切と思われる市長発言についてもそのまま会議録に掲載した事例があったことから、議長としてはこのたびの市長発言についても前例に倣い、削除しないことと判断いたしましたので、議員各位には御理解をいただきたいと存じます。 この際、市長初め行政当局に申し上げます。議会は言論の府であることから、市民のため、実りある議論を展開するためにも今後は議員の質疑、質問に対しては誠意を持って真摯に答弁を行われるよう、強く要請いたします。 以上で諸般の報告を終わります。 △閉会 ○議長(阿部欽一郎議員) 以上で今期議会に付議されました事件は全て議了いたしました。 ここで小職から一言発言させていただきます。本日は、私たち議員の任期満了を迎える定例議会の最終日に当たりますので、閉会宣言前に皆様に一言御挨拶を申し上げます。 私どもは、去る平成22年5月、市民の負託を受け、市政に参画してから間もなく4年の任期を迎えようとしております。顧みますと、4年間のうちこの3年間は東日本大震災からの復旧、復興に向け、寝食を忘れ、全力で取り組んでまいりました。しかし、復興への道のりは長く、今後より一層の努力と不断の覚悟が必要であると考えております。特に被災市民が一日も早くもとの暮らしに戻れるよう、住まいとなりわいの確保に全力を傾注していくことが最も肝要であると思料いたしております。また、平成26年度からは復旧期から再生期へとステージが変わりますが、世界の復興モデル都市石巻の実現に向け、当局と議会が一体となり、より一層復興を推し進めることが大切であると認識いたしております。 私は、平成25年3月、議長に就任以来、その重責を果たすべく全力を挙げて取り組んでまいりましたが、無事に本日を迎えることができましたことは各会派の代表者の皆様方を初めとし、議員の皆様方の温かい御支援と御協力のたまものであり、ここに長倉副議長ともども衷心より厚く感謝を申し上げる次第であります。 さて、私たちは5月27日をもって任期が満了し、5月25日に市議会議員一般選挙が行われますが、とりわけ今期をもって御勇退されます議員の皆様におかれましては、長年の市政に対する御尽力と御功績に対して、深甚なる敬意と感謝の意を表しますとともに今後とも健康に御留意の上、これまで培われた豊かな経験、知識を生かされ、本市発展のためにお力添えを賜りますようお願いを申し上げる次第であります。 また、再度立候補を予定されておられる議員の皆様におかれましては、みずからの信ずるところを堂々と訴え、ぜひ当選の栄誉に浴され、全員が再び本会議場に相まみえますことを衷心より念願する次第であります。 さらに、本年度3月末で勇退されます理事者の皆様におかれましては、復旧、復興のため、昼夜を分かたず公務に精励されたことに対し、深甚なる敬意と感謝を申し上げるものであります。退職後におかれましては、御自愛専一でお暮らしいただきますよう祈念いたしますとともに、側面から石巻の再生と発展のため、今後とも御尽力を頂戴いたしますよう切にお願いを申し上げるものであります。 結びになりますが、本市の一日も早い復興と皆様方のますますの御健勝と御多幸、そして御健闘をお祈り申し上げ、私からの挨拶といたします。長い間、大変ありがとうございました。 これにて平成26年石巻市議会第1回定例会を閉会いたします。 △午後3時34分閉会...