石巻市議会 > 2013-12-06 >
12月06日-議案説明・質疑-02号

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  1. 石巻市議会 2013-12-06
    12月06日-議案説明・質疑-02号


    取得元: 石巻市議会公式サイト
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    平成25年 第4回 定例会  平成25年石巻市議会第4回定例会会議録(第2号)                                           議事日程第2号  平成25年12月6日(金曜日)午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 第184号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて(平成25年度石巻市           一般会計補正予算)                          第3 第185号議案石巻市鮎川漁港漁船上架施設条例                    第4 第186号議案消費税及び地方消費税の税率の改定に伴う関係条例の整備に関する条例   第5 第187号議案石巻市市税条例の一部を改正する条例                  第6 第188号議案石巻市国民健康保険税条例の一部を改正する条例             第7 第189号議案石巻市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例  第8 第190号議案石巻市立学校設置条例の一部を改正する条例               第9 第191号議案石巻市診療所条例の一部を改正する条例                 第10 第192号議案石巻市駐車場条例の一部を改正する条例                 第11 第193号議案石巻市営住宅条例の一部を改正する条例                 第12 第194号議案平成25年度石巻市一般会計補正予算(第10号)            第13 第195号議案平成25年度石巻市水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算(第2号)  第14 第196号議案平成25年度石巻市下水道事業特別会計補正予算(第3号)        第15 第197号議案平成25年度石巻市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)     第16 第198号議案平成25年度石巻市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)     第17 第199号議案平成25年度石巻市浄化槽整備事業特別会計補正予算(第2号)      第18 第200号議案平成25年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第3号)      第19 第201号議案平成25年度石巻市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)     第20 第202号議案平成25年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)       第21 第203号議案平成25年度石巻市病院事業会計補正予算(第2号)           第22 第204号議案指定管理者の指定について(石巻市河北総合センター)          第23 第205号議案指定管理者の指定について(石巻市多目的ふれあい交流施設)       第24 第206号議案指定管理者の指定について(石巻市学習等供用施設釜会館)        第25 第207号議案指定管理者の指定について(石巻健康センター)             第26 第208号議案指定管理者の指定について(石巻市斎場)                第27 第209号議案財産の無償譲渡について                        第28 第210号議案財産の取得について                          第29 第211号議案財産の無償貸付けについて                       第30 第212号議案工事請負の契約締結について(23年災泊漁港ほか1漁港災害復旧工事)  第31 第213号議案工事請負の契約締結について(23年災北上漁港ほか1漁港災害復旧工事) 第32 第214号議案工事請負の契約締結について(23年災牧ノ浜漁港ほか3漁港災害復旧工           事)                                 第33 第215号議案工事請負の契約締結について(魚町水産加工共同排水処理施設災害復旧その           2建築工事)                             第34 第216号議案工事請負の契約締結について(あけぼの北地区土地区画整理事業宅地造成           (その2)工事)                           第35 第217号議案工事請負契約の一部を変更する契約の締結について(渡波小学校災害復旧そ           の他工事)                              第36 第218号議案工事請負契約の一部変更について(23年災給分漁港物揚場ほか災害復旧工           事)                                 第37 第219号議案工事請負契約の一部変更について(23年災水浜分浜漁港水浜北防波堤ほか           災害復旧工事)                            第38 第220号議案工事請負契約の一部変更について(23年災小網倉漁港物揚場ほか災害復旧           工事)                                第39 第221号議案工事請負契約の一部変更について(石巻小学校屋内運動場建設工事)    第40 第222号議案工事請負契約の一部変更について(湊小学校災害復旧その他工事)     第41 第223号議案工事請負契約の一部変更について(向陽小学校屋内運動場建設工事)    第42 第224号議案工事請負契約の一部変更について(万石浦小学校屋内運動場建設工事)   第43 第225号議案工事請負契約の一部変更について(湊中学校災害復旧その他工事)     第44 第226号議案工事請負契約の一部変更について(桜坂高等学校建設その他工事)     第45 第227号議案物損事故の和解及び損害賠償額の決定について              散 会                                          本日の会議に付した事件 議事日程のとおり                                                                              出席議員(33名)   1番  阿  部  利  基  議員    2番  阿  部  正  春  議員   3番  遠  藤  宏  昭  議員    4番  黒  須  光  男  議員   5番  髙  橋  左  文  議員    6番  山  口  荘 一 郎  議員   7番  首  藤  博  敏  議員    8番  阿  部  欽 一 郎  議員   9番  近  藤     孝  議員   10番  水  澤  冨 士 江  議員  11番  阿  部  久  一  議員   12番  安  倍  太  郎  議員  13番  大  森  秀  一  議員   14番  櫻  田  誠  子  議員  16番  千  葉  眞  良  議員   17番  阿  部  正  敏  議員  18番  青  山  久  栄  議員   19番  阿  部  純  孝  議員  20番  千  田  直  人  議員   21番  西  條  正  昭  議員  22番  庄  司  慈  明  議員   23番  石  森  市  雄  議員  24番  丹  野     清  議員   25番  森  山  行  輝  議員  26番  長  倉  利  一  議員   27番  伊  藤  啓  二  議員  28番  堀  川  禎  則  議員   29番  阿  部  政  昭  議員  30番  髙  橋  栄  一  議員   31番  阿  部  吉  治  議員  32番  後  藤  兼  位  議員   33番  髙  橋  誠  志  議員  34番  阿  部  仁  州  議員                      欠席議員(1名)  15番  渡  辺  拓  朗  議員                                          説明のため出席した者  亀 山   紘  市     長        笹 野   健  副  市  長  境   直 彦  教  育  長        伊 勢 秀 雄  病 院 局 長                                   兼 病 院 局                                   石巻市立病院長  星   雅 俊  復 興 政策部長        柳 田 正 人  総 務 部 長  阿 部 明 夫  財 務 部 長        阿 部 善 弘  復 興 事業部長  梶 原 敏 彦  河北総合支所長        相 澤 清 也  雄勝総合支所長  斎 藤 峰 好  河南総合支所長        石 川 文 彦  桃生総合支所長  新 藤 喜 悦  北上総合支所長        木 村 富 雄  牡鹿総合支所長  小 畑 孝 志  生 活 環境部長         水 野 正 昭  健 康 部 長  内 海 正 博  福 祉 部 長        阿 部 正 博  産 業 部 長  土 井   昇  建 設 部 長        水 沼 顯 徳  会 計 管 理 者  鷲 見 祐 一  病院局事務部長        佐 藤 和 夫  教 育 委 員 会           兼 病 院 局                 事 務 局 長           石 巻 市立病院           事務部門事務長                                          事務局職員出席者  日 野   智  事 務 局 長        佐々木 恭 弘  事 務 局 次 長  髙 橋 伸 明  事 務 局長補佐        佐 藤 真 一  主     幹  山 内 祐一郎  主     査        佐々木 直 樹  主     査  星   貴 幸  主     査        伊 藤 さやか  主     事 △午前10時開議 ○議長(阿部欽一郎議員) ただいまから本日の会議を開きます。欠席通告議員は15番渡辺拓朗議員であります。 本日の議事は、日程第2号をもって進めます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(阿部欽一郎議員) 日程第1会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員に9番近藤孝議員、10番水澤冨士江議員、11番阿部久一議員、以上3議員を指名いたします。 △諸般の報告 ○議長(阿部欽一郎議員) この際、諸般の報告を行います。 請願審査付託について御報告いたします。請願は、お手元に配付の請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託しましたので、御報告いたします。 以上で諸般の報告を終わります。 △日程第2 第184号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて(平成25年度石巻市一般会計補正予算) ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第2第184号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて(平成25年度石巻市一般会計補正予算)を議題といたします。本案について財務部長から説明を求めます。財務部長。 ◎阿部明夫財務部長 ただいま上程されました第184号議案専決処分の報告並びにその承認を求めることについて御説明申し上げます。 表紙番号2の平成25年度石巻市一般会計補正予算専決をごらん願います。今回の専決処分は、10月16日の台風被害に伴う災害復旧に要する経費を措置したものでございますが、市議会を招集し、その議決を得る時間的余裕がございませんでしたので、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分を行ったものでありまして、同条第3項の規定により御報告申し上げ、その承認を求めようとするものでございます。 それでは、5ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,920万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,696億6,416万2,000円とするものであります。 第2条は、地方債の補正でありまして、8ページの第2表、地方債補正にありますように、農業用施設災害復旧事業債(台風関係分)ほか3事業債を追加するものでございます。 次に、予算説明書により歳出から主なものについて御説明申し上げます。なお、説明の欄、事業名称に(台風関係分)と表示しておりますが、説明につきましては括弧部分を省略させていただきますことをあらかじめ御了承願います。 それでは、18ページをごらん願います。1目農業用施設災害復旧費に100万円を計上しておりますが、これは泥沢線の災害復旧工事に要する経費を措置したものでございます。 次に、4目林業施設災害復旧費に1,170万円を計上しておりますが、これは成沢線ほか9路線の災害復旧工事費や補修等に要する経費を措置したものでございます。 次に、20ページ、1目公共土木施設災害復旧費の1、道路橋梁災害復旧費に2,650万円を計上しておりますが、これは釜谷雄勝線ほか4路線ののり面崩落や路肩洗掘等の被害に遭った市道8カ所の災害復旧に要する経費を措置したものでございます。 次に、2、河川災害復旧費に1,000万円を計上しておりますが、これは小竹浜地内水路ほか6カ所の補修及び土砂撤去等に要する経費を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、16ページにお戻り願います。21款市債に4,470万円を計上しておりますが、これは予算の第2表、地方債補正で御説明申し上げましたとおりでございます。 次に、14ページにお戻りいただきまして、1目財政調整基金繰入金で450万円を増額しておりますが、これはただいま御説明申し上げました歳入歳出予算調整の結果、なお必要とする財源補填のため、財政調整基金繰入金を措置したものであります。 以上でございます。よろしく御承認を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は承認することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は承認することに決しました。 △日程第3 第185号議案石巻市鮎川漁港漁船上架施設条例 ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第3第185号議案石巻市鮎川漁港漁船上架施設条例を議題といたします。本案について牡鹿総合支所長から説明を求めます。牡鹿総合支所長。 ◎木村富雄牡鹿総合支所長 ただいま上程されました第185号議案石巻市鮎川漁港漁船上架施設条例について御説明申し上げます。 本条例は、漁業者の生産活動に関する環境条件を改善し、漁業経営の向上を図ることにより地域水産業の振興に寄与することを目的として、来年4月に設置予定の漁船上架施設の管理運営等について規定するため、制定しようとするものであります。 それでは、以下条文に従いまして御説明いたしますので、表紙番号1の1ページをごらん願います。初めに、第1条は、設置について規定したものであります。 第2条は、指定管理者による管理を規定したものであります。 第3条は、利用時間及び休業日を規定したものであります。 第4条は、利用の許可を規定したものであります。 第5条は、利用許可の制限を規定したものであります。 第6条は、目的外利用等の禁止を規定したものであります。 第7条は、利用許可の取り消し等を規定したものであります。 第8条は、利用料金を1期3日間とし、5トン未満は4万5,000円、5トン以上10トン未満は6万円、10トン以上15トン未満は7万5,000円、15トン以上は9万円、超過料金については1日につき利用料金の10%と規定したものであります。 第9条は、利用料金の不還付を規定したものであります。 第10条は、指定管理者による特別の設備の設置等を規定したものであります。 第11条は、損害賠償の義務を規定したものであります。 第12条は、指定管理者の指定の取り消し等に伴う使用料の徴収等について規定したものであります。 第13条は、規則への委任を規定したものであります。 次に、附則でありますが、本条例の施行期日を平成26年4月1日とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。6番。 ◆6番(山口荘一郎議員) では、第185号議案について御質疑させていただきたいと思います。 鮎川漁港漁船上架施設を公で設置することの意義というものは十分に認識しながら、この条例のあり方について御質疑させていただきたいと思います。この上架施設を地方自治法第244条の2に基づきまして公の施設の設置、管理を規定するという提案内容でありますが、この上架施設は今回震災で復旧をし、来年4月に新たに設置をされるとはいえ、旧施設自体は震災前から公の施設として管理をされていたものというふうに認識をしております。ということは、旧施設に対しては地方自治法第244条の2に基づく条例があるべきだったと思いますが、それがなかったのか確認をさせていただきたいと思いますし、もしその条例があったとすれば、そちらに記述されている住所等の改正で済むのではないかということを確認をさせていただきたいと思います。 また、もしそういった条例がなかったとすれば、その理由と、ほかにそういった条例の制定をされていない公の施設がないのかお伺いしたいと思います。 ◎木村富雄牡鹿総合支所長 条例があったのかないのかということですが、条例はありませんでした。旧町時代のことですので、例えばこのような漁業系の陸揚げ施設等、小さいものはあるのですが、そういうものについては旧牡鹿町時代にはなかったということで御回答させていただきます。 その理由といいますと、ちょっと詳細はわかりかねますが、どちらかというと漁業者が使う施設ということで、本来ですと確かに行政財産的なものはあると思うのですが、旧町時代はどちらかというと普通財産的な考えで、こういう類いのもの、条例を制定していないというようなものがあったと理解しております。
    ◆6番(山口荘一郎議員) 今の答弁の内容ですと、ちょっとわかりづらいのですけれども、ということはほかにも、牡鹿町以外にも旧町ではそのような施設、公の施設という位置づけながらも、この条例が制定されていないものがあるのかどうかということについては、やはり全市挙げて、この際ですから、一斉にお調べいただきたいと思います。これまでの経緯というのは、ちょっとなかなかわかりづらかったのですけれども、今回を機にこういった地方自治法第244条の2に基づいて条例を設置していくという、いわば適正化を図るという意味合いについては理解をしたいと思いますが、これまでそういった施設で条例がなかったという点については、この議案を提案する前の議会運営委員会などでその内容についても言及をして、議会に議案提示をすべきではなかったかというふうに思います。 また、今回条例を制定するということではありますけれども、あわせて指定管理者制度も新たに導入するという形の内容が盛り込まれています。これまでの公の施設の指定管理者制度への移行については、そのメリット、デメリットなども検討した上で、その制度へ移行する理由、そして意義というものも議会に対して説明をしてきたはずですから、そういったところの説明も不足しているのではないかというふうに思います。ですから、これで質疑を打ち切りたいと思いますけれども、総務部長には議会への今後の議案説明を丁寧に行うべきという観点での質疑に対する見解をお伺いしますとともに、今答弁いただきました牡鹿総合支所長には、これから委員会に付託されて詳細な審議に入るわけですので、その際にはその経緯、経過等々も十分に説明できるような準備を求めて、質疑を終えたいと思います。 ◎柳田正人総務部長 今回の第185号議案、議会運営委員会での説明、もう少し丁寧にということで、今回の経緯、経過の部分につきましては、確かに議会運営委員会の説明、それから資料のほうでの記述も含めてございませんでした。今後同様なといいますか、きちんと説明すべきものにつきましては、資料以外にも口頭の中できちんと説明をしていく必要があるのかなというふうに感じてございます。 ○議長(阿部欽一郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第4 第186号議案消費税及び地方消費税の税率の改定に伴う関係条例の整備に関する条例 ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第4第186号議案消費税及び地方消費税の税率の改定に伴う関係条例の整備に関する条例を議題といたします。本案について財務部長から説明を求めます。財務部長。 ◎阿部明夫財務部長 ただいま上程されました第186号議案消費税及び地方消費税の税率の改定に伴う関係条例の整備に関する条例について御説明申し上げます。 本案は、消費税及び地方消費税の税率が来年4月1日に5%から8%に引き上げられることに伴い、税負担の円滑かつ適正な転嫁を基本として対処するとの考え方を踏まえ、条例の条文中に5%の税率を規定しているものや税込みの使用料及び手数料を規定しているものについては、税率または金額を引き上げることとし、関係条例の一部を改正しようとするものであります。 それでは、条例の内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の4ページから11ページ、あわせて表紙番号5の条例等の一部改正新旧対照表の1ページから17ページをごらん願います。初めに、第1条は、石巻市手数料条例を一部改正し、条文中の「100分の105を乗じて得た」を「当該額に消費税の税率を乗じて得た額及びその額に地方消費税の税率を乗じて得た額を加算した」に改めるものであり、以下第2条は石巻市公共物管理条例、第3条は石巻市営運動場条例、第4条は石巻市浄化槽事業条例、第5条は石巻市農業集落排水処理施設条例をそれぞれ第1条と同様に一部改正するものであります。 次に、第6条は、石巻市水産物地方卸売市場条例を一部改正し、冷蔵施設使用料の金額を改めるほか、被災した食堂、売店、事務室及び会議室の使用料を別表から削るものであります。 次に、第7条は石巻市都市公園条例、第8条は石巻市下水道条例、第9条は石巻市漁業集落排水処理施設条例をそれぞれ第1条と同様に一部改正するものであります。 次に、第10条は、石巻市病院事業使用料及び手数料条例を一部改正し、別表中の使用料及び手数料の金額を改めるものであります。 次に、附則でありますが、本条例の施行期日を平成26年4月1日とし、施行日の前から継続して使用している浄化槽等の使用で施行日から平成26年4月30日までの間に使用料の支払いを受ける権利の確定する使用料については、なお従前の例によることとするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第5 第187号議案石巻市市税条例の一部を改正する条例 ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第5、第187号議案石巻市市税条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について財務部長から説明を求めます。財務部長。 ◎阿部明夫財務部長 ただいま上程されました第187号議案石巻市市税条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 表紙番号1の12ページから14ページ、あわせて表紙番号5の条例の一部改正新旧対照表18ページから41ページをごらん願います。本案は、納税環境の整備に関する改正を含む経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図るための地方税法及び地方法人特別税等に関する暫定措置法の一部を改正する法律が平成23年12月に、また地方税法施行令の一部を改正する政令及び地方税法施行規則の一部を改正する省令が本年の6月にそれぞれ交付されたことに伴い、石巻市市税条例の一部を改正するものであります。 主な改正内容は、市税に係る処分に対する理由付記を義務づけること、公的年金所得に係る納税義務者が他市町村に転出した場合も特別徴収を継続することや上場株式等に係る配当所得等の分離課税について、特例公社債の利子所得等が加えられたことなどの見直しを行うものであります。 それでは、改正内容について、条文に従い御説明申し上げます。初めに、第4条は、市税の賦課に係る処分または不利益処分に対する理由の提示について、本市行政手続条例の適用とすることについて規定するものであります。 次に、第47条の2は、納税義務者が賦課期日後に他の市町村に転出した場合においても、年金特別徴収を継続することを規定するものであります。 次に、第47条の5は、年金所得者に係る仮特別徴収税額を前年度分の個人市民税額の2分の1の額とすることを規定するものであります。 次に、附則第7条の4は、寄附金税額控除の対象に上場株式等に係る譲渡所得等を加えるものであります。 次に、附則第16条の3は、上場株式等に係る配当所得等の分離課税について、特定公社債等の利子所得額等を対象に加え、あわせて条文の整理を行うものであります。 次に、附則第19条は、株式等に係る譲渡所得等の分離課税を一般株式等に係る譲渡所得等の分離課税と上場株式等に係る譲渡所得等の分離課税とすることについて規定し、あわせて条文の整理を行うものであります。 次に、附則第19条の2は、法附則35条の2の2が上場株式等に係る譲渡所得等の分離課税として新設されたことに伴い、新たに条文を規定するものであります。 次に、旧附則第19条の2、第19条の3、第19条の4、第19条の5、第19条の6及び第20条は、地方税法に明記されており、条例に規定する必要がないため、条文を削除するものであります。 旧附則第20条の2は、条文の繰り上げにより附則第20条に改め、あわせて条文の整理を行うものであります。 次に、旧附則第20条の3は、地方税法に明記されていることから、条文を削除するものであります。 次に、旧附則第20条の4は、条文の繰り上げにより附則第20条の2に改めるとともに、条約適用配当等に係る分離課税について、特定公社債の利子所得等を対象に加え、あわせて条文の整理を行うものであります。 次に、旧附則第20条の5は、地方税法に明記されていることから、条文を削除するものであります。 次に、附則でありますが、第1条は施行期日を、第2条は経過措置を規定するものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第6 第188号議案石巻市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第6第188号議案石巻市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎水野正昭健康部長 ただいま上程されました第188号議案石巻市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、地方税法の一部を改正する法律、地方税法施行令の一部を改正する政令及び地方税法施行規則の一部を改正する省令が公布されたことに伴い、所得割の算定に用いる課税の特例について、特定公社債の利子等が対象に追加されたことなどにより改正するものでございます。 それでは、改正内容について、条文に従い御説明申し上げますので、表紙番号1の15ページ、あわせて表紙番号5の条例の一部新旧対照表42ページから46ページをごらん願います。初めに、附則第6項は、上場株式等に係る配当所得に係る保険税の課税の特例について規定したものでありますが、特定公社債の利子を対象に追加するものでございます。 次に、附則第9項は、株式等に係る譲渡所得に係る保険税の課税の特例について規定したものでありますが、一般株式等に係る譲渡所得等の分離課税と上場株式等に係る譲渡所得等の分離課税に区分されたことに伴い、第9項及び第10項の条文を整理するものでございます。 次に、附則第11項、第12項、第14項及び第19項は、課税標準の計算の細目を定めた規定であることから、国の通知に基づき削除するものでございます。 次に、附則第17項は、条約適用配当等に係る保険税の課税の特例について規定したものでありますが、特定公社債の利子等を対象に追加するものでございます。 次に、附則についてでございますが、本条例は平成29年1月1日から施行し、改正後の石巻市国民健康保険税条例の規定は、平成29年度以降の保険税について適用するもので、平成28年度分まではなお従前の例によるものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第7 第189号議案石巻市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第7第189号議案石巻市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎柳田正人総務部長 ただいま上程されました第189号議案石巻市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、防災集団移転促進事業において移転対象者への円滑な宅地供給を図るため、移転先宅地を無償または時価よりも低い価額で貸し付ける方針でありますが、現行の規定では当該案件を適用させることが困難なことから、適用可能となるようその範囲を広げる規定を追加しようとするものであります。 それでは、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の16ページ、あわせて表紙番号5、条例の一部改正新旧対照表の47ページをごらん願います。第4条は、普通財産の無償貸し付けまたは減額貸し付けの規定でありますが、現行の規定に第3号として、市が集団移転促進事業の用に供する目的を持って造成した住宅団地内の宅地を当該宅地に住宅を建築しようとする者に対して貸し付けるときを適用させようとするものです。 次に、附則でございますが、この条例を公布の日から施行しようとするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第8 第190号議案石巻市立学校設置条例の一部を改正する条例 ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第8第190号議案石巻市立学校設置条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について教育委員会事務局長から説明を求めます。教育委員会事務局長。 ◎佐藤和夫教育委員会事務局長 ただいま上程されました第190号議案石巻市立学校設置条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、今年度をもって統廃合を予定している石巻市立湊第二小学校に係る石巻市立学校設置条例の関係条文について一部改正を行おうとするものであります。 湊第二小学校につきましては、東日本大震災の津波により校舎が1階天井まで、体育館が床上まで浸水するなど大きな被害を受け、現在開北小学校の校庭に仮設校舎を建設し、授業を行っております。 こうした中、本教育委員会では、児童・生徒の教育環境を一日も早く正常な状態に整えるため、昨年3月に石巻市立学校施設災害復旧整備計画を取りまとめたところであり、この計画に基づき来年4月に湊小学校と湊第二小学校を統合するものでございます。 それでは、改正内容につきまして御説明いたしますので、表紙番号1の17ページ、あわせて表紙番号5の条例の一部改正新旧対照表48ページをごらん願います。初めに、本条例第3条につきましては、小学校の名称及び位置について規定したものでありますが、湊小学校と湊第二小学校を統合することに伴い、同条の表から湊第二小学校の項を削除するものであります。 次に、附則でありますが、本条例の施行期日を平成26年4月1日とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、環境教育委員会に付託いたします。 △日程第9 第191号議案石巻市診療所条例の一部を改正する条例 ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第9第191号議案石巻市診療所条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎水野正昭健康部長 ただいま上程されました第191号議案石巻市診療所条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、河北地区の河北歯科診療所を廃止するとともに、来年4月からの消費税率の引き上げに合わせ、使用料及び手数料に消費税額を加算するため、本条例の一部を改正しようとするものであります。 河北歯科診療所につきましては、昭和51年度に旧河北町が地域住民への安定的な歯科診療の提供を目的に設置したものであり、現施設は平成元年に建設したものでございます。同診療所は、開設時から現在まで歯科診療の提供に貢献してまいりましたが、民間歯科医院の新規開設等により公設診療所として設置した当初の目的は既に達成されたものと判断されることから、来年3月31日をもって廃止しようとするものであります。 また、あわせて来年4月1日からの消費税及び地方消費税率の引き上げに合わせ、使用料及び手数料に消費税及び地方消費税額を加算しようとするものであります。 それでは、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の18ページ、あわせて表紙番号5の条例の一部改正新旧対照表49ページから50ページをごらん願います。初めに、第1条第2項は診療所の名称及び位置を、第3条は診療所の事業を、第4条は診療所の診療科目をそれぞれ規定したものでありますが、これらの条文から河北歯科診療所を削除しようとするものであります。 次に、第5条第4項は、使用料を現に要した費用に100分の105を乗じて得た額から消費税及び地方消費税を乗じて得た額を加算した額へ、同条第5項は手数料の額を消費税及び地方消費税率の引き上げに合わせ、それぞれ消費税及び地方消費税額を加算した額に改正しようとするものであります。 次に、附則でありますが、施行期日を平成26年4月1日とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第10 第192号議案石巻市駐車場条例の一部を改正する条例 ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第10第192号議案石巻市駐車場条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎土井昇建設部長 ただいま上程されました第192号議案石巻市駐車場条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 牡鹿地区の鮎川南立体駐車場、鮎川観光桟橋駐車場及び鮎川海岸駐車場につきましては、東日本大震災により舗装路盤、料金システム等の機器類が壊滅的な被害を受け、さらには大規模な地盤沈下により駐車場周辺が常に冠水する状況となっており、現有施設の復旧は困難でありますことから、今回この3駐車場を廃止することとし、条例の一部を改正しようとするものであります。 それでは、改正内容について御説明いたしますので、表紙番号1の19ページ、あわせて表紙番号5の条例の一部改正新旧対照表51ページをごらん願います。第1条は、駐車場の設置について規定しておりますが、鮎川漁港旅客船発着所を削除するものであります。 第2条は、名称及び位置について規定しておりますが、表中から鮎川南立体駐車場、鮎川観光桟橋駐車場及び鮎川海岸駐車場を削除するものであります。 次に、駐車料金を規定している第5条関係の別表第1及び駐車回数券を規定している第6条関係の別表第2につきましても同様に削除するものであります。 次に、附則でございますが、この条例を公布の日から施行しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第11 第193号議案石巻市営住宅条例の一部を改正する条例 ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第11第193号議案石巻市営住宅条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎土井昇建設部長 ただいま上程されました第193号議案石巻市営住宅条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律の改正に伴い、本条例で引用する同法の名称を変更するとともに、来年2月に管理を開始する予定の復興公営住宅について、石巻市営住宅として規定するため、本条例の一部を改正しようとするものでございます。 それでは、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の20ページ、あわせて表紙番号5の条例の一部改正新旧対照表の53ページをごらん願います。まず、第6条の2第1項第5号につきましては、根拠法令の名称の変更に合わせて条文を改正するものでございます。 次に、別表第1の1、市営住宅の表でございますが、本表に新たに石巻市営沖六勺西復興住宅、石巻市営沖六勺東復興住宅及び石巻市営南中里1丁目復興住宅を加えようとするものでございます。 次に、附則でございますが、施行期日を平成26年2月1日とするとともに、入居者の選考等の準備行為は施行期日前においても行うことができることとするものでございます。 ただし、第6条の2第1項第5号の改正規定につきましては、平成26年1月3日から施行しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。4番。 ◆4番(黒須光男議員) この市営住宅の条例を変えるというものです。これは、復興住宅を市営住宅とみなしていくと、同等の扱いにするというふうなことなのでしょうけれども、今からその作業が、どんどん復興住宅が出てきますよね。そうした場合、やっぱり組織として、市役所として、相当大幅な運営費なり、人事体制なり、人事の配置なりというふうなもので、住宅管理課がもっともっと膨れ上がるという、そういうふうなことも当然考えられてくるわけです。それらも含めて、どのような試算なり展望を持っていらっしゃるのか。これ私も危惧しているのは、大変なお金が今後必要になってくるのではなかろうかというふうなことなのですが、それらも含めて十分に試算をされたり、相当こまいところまで土井部長を中心にやられているのかどうか、その辺を一つお尋ねしたいのですが、いかがですか。 ◎土井昇建設部長 お答えいたします。 今後復興住宅というふうなもので、予定では4,000戸つくっていくと。それから、私どもで現在管理しております市営住宅が1,400戸ほどございますので、トータル的には合わせて5,400戸ぐらいの件数になってくるということでございます。これが将来的には本市で維持管理というふうなものが出てくるわけでございますが、組織として人事、運営というふうなものも大変な組織になるというふうなことは、もう既に明白でございますので、管理につきましては現在外部への委託ができないかどうかというふうなことで検討を進めているところでございます。その時期はというふうなことになりますと、早目にというふうなもので、我々今調整しているところでございますが、26年度後半あるいは27年度からそういった委託管理ができるような体制を整えるように現在調整をしているということでございます。けさ方の新聞でも、東松島市のほうでも外部委託というふうなことでの記事が載っておりましたが、それらを十分参考とさせていただいて、なるべく予算のかからない状況で、あるいは職員の増を余り用いることなくやれる方法というふうなことで検討してまいりたいというふうに考えております。 ◆4番(黒須光男議員) それでよろしいかと思うのですが、東松島市でもこのように、きょう新聞発表のとおりですね、県の外郭団体に委託するという方針をいち早く出しておるところでして、私はやっぱりそういう前提として物事をもう少し切り込んでもらいたいのです。県は、なかなか県営住宅をつくらないのです。これは、やっぱり作戦だと思うのです、私は。市町村に全部つくらせて、自分たちは維持管理かかるのはやらないと。これではいけないと思うのです。ともに分かち合うように、県のほうにも応分にこれつくっていただくと。石巻市は、何も4,000戸つくる必要ないのですから、県のほうでやっていただければ。そういう取り組みも今後必要になってくるわけでして、これがいろいろ予算なんか伴ってきた場合、一般質問なんかちょうちょうはっししますけれども、やっぱり総体的な全体像を見ながらこれらに切り込んでいかなければ、石巻市はまさにパンク状態になってくると。例えば齋藤氏庭園だ、何だかんだいろいろありますよ、ずっと。そういう問題も、今維持管理費はギブアップですよ、もう。ですから、それらも含めて、そのようにならないように、この住宅は4,000戸ですから、実質5,400戸になるわけでしょう。そうすると、これが例えば10年後、20年後の維持管理費だけでない、補償費だとか、古くなったらどうするのだと。まさに将来の石巻市を危惧しなければならないようなことです。ですから、それらも含めて明確に我々にお出しをいただく、それが国の補助金なり県の補助金もいただくようなシステム化を、やっぱり早急にこれは行動しなければならないのではないかというふうなこともあわせて、前向きに色々な意味で御検討いただければありがたいと。いかがですか、土井部長、お願いします。 ◎土井昇建設部長 お答えいたします。 ただいま議員のほうからもいろいろと説明いただきました。全体件数として5,400戸、これは直接管理というのはもう絶対に無理というふうなものは、初めから大体想定つくわけでございますので、総体的な考え方として、できる限りの県あるいは国の補助をいただきながら、前向きにしっかりと検討してまいりたいというふうに考えております。 ◆32番(後藤兼位議員) 今建設部長答弁ありましたけれども、4,000戸、これは石巻市で復興住宅建てるということで今進んでいます。本来であれば、これは県が施工して、きちっと対応するというのが筋だと思うのです。各自治体に建設させて、その管理は県の関連団体が管理するなんて、これは虫のいい話であって、私はちょっと看過できない。ですから、これは一方においては物理的に5,400戸、石巻市がプロパー的に管理すると、これは物理的になかなか難しいというのはあります。ただ、1つは石巻市の民間の、あるいは不動産関係、組合とか云々で、そこで管理するという手法も、5,400戸全部そういう形とは言いませんが、やはり民間活力、地元のそういう不動産関係を活用していただくと、それも私は一つの方法ではないのかなと。ただ、法的には入居手続とかはなかなか不動産云々には委託できないといういろいろな法制度あります。ただ、やはりその後の管理とか、家賃管理とか、あるいは修繕とか、それも地元の企業活用というのを私は方向性としてきちっと考えるべきだと思いますが、そこら辺について担当部長の見解を伺いたいと思います。 ◎土井昇建設部長 お答えいたします。 民間の会社を使った管理というふうなものも必要ではないかと、確かにそのとおりでございます。我々もいろいろこれまでも検討してきておりますが、議員がお話しになったように、やはりいろいろな制約というふうなものもあるわけでございます。例えば家賃徴収というふうなものについては、民間業者はできないというふうなことがございます。そういったことを含めて、民間の業者が入ってきてどうかというふうなものも研究の一つとして加えて、これから検討させていただきたいというふうに考えております。 ◆32番(後藤兼位議員) これは、今後の復興を果たした段階で、復興住宅の管理というのは一事例だと思います。 あと、全体の行政改革の中で、例えば道路維持の関係とか、いろんな維持関係、メンテナンスの関係も含めて、石巻市として行財政改革の中でどう捉えていくかということを将来的にも見据えて、やっぱり民間委託、民間活用という部分を考えていく一つのテーマだと思います。ただ、今後4,000戸建てて、全部それを安易に県の外郭団体にただ委託するなんていうのは、何の知恵もない。本来は、県が責任を持って建設すべきことだったのです。そして、管理すべきものなのです。各自治体人材がいないといって押しつけてよこして、建てた後、安易に管理、全部うちのほうによこしてくださいと外郭団体、そんなことでは我々はちょっと看過できない。これは十分当局として今後精査して、行財政改革という一つの目標を踏まえて進んでいただきたいと思います。 ○議長(阿部欽一郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第12 第194号議案平成25年度石巻市一般会計補正予算(第10号) ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第12第194号議案平成25年度石巻市一般会計補正予算(第10号)を議題といたします。本案について財務部長から説明を求めます。財務部長。 ◎阿部明夫財務部長 ただいま上程されました第194号議案平成25年度石巻市一般会計補正予算(第10号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、中央1丁目14番、15番地区市街地再開発準備組合への市街地再開発事業費補助金のほか、ひとり親家庭等の経済的自立を目的としたITの活用による在宅就業支援の第3期生の募集に要する経費、被災したサケ人工ふ化場の早期再開に向けた水源等の調査、基本計画の策定に要する経費、かなんパークゴルフ場のコース及び駐車場の増設に要する経費や稲井公民館に併設して再建する稲井支所を含む災害復旧経費などを主体に編成いたしました。 また、石巻地区広域行政事務組合負担金及び人件費の整理につきましても計上いたしました。 それでは、表紙番号3、石巻市各種会計補正予算の1ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ68億3,723万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,765億140万円とするものでございます。 第2条は、継続費の補正でありまして、5ページの第2表、継続費補正にありますように、3カ年事業として実施いたします新墓地整備事業を追加するほか、6ページ、漁港施設機能強化事業ほか2事業の各年度の年割額の変更をするものでございます。 第3条は、繰越明許費の補正でありまして、7ページの第3表、繰越明許費補正にありますように、サケ人工ふ化場整備基本計画策定事業ほか22事業につきまして26億9,492万4,000円の追加を初め、8ページ、子ども・子育て支援事業計画策定事業ほか1事業の繰越額の変更をするものでございます。 第4条は、債務負担行為の補正でありまして、9ページの第4表、債務負担行為補正にありますように、釜会館管理運営業務ほか11事業の追加を初め、復興公営住宅整備事業(平成25年度分)の限度額を変更するものでございます。 第5条は、地方債の補正でありまして、10ページの第5表、地方債補正にありますように、道路新設改良事業債のほか1事業債につきまして、限度額を変更するものでございます。 次に、表紙番号4、補正予算説明書により歳出から主なものについて御説明申し上げます。なお、東日本大震災関係費につきましては目の名称を、またあわせまして石巻地区広域行政事務組合負担金、特別会計への繰出金、復旧、復興事業費や人件費の整理及び財源振替につきましても説明を省略させていただきますので、あらかじめ御了承賜りたいと存じます。 それでは、32ページをごらん願います。24目東日本大震災復興交付金基金費に3億3,580万8,000円を計上しておりますが、これは第7回目の復興交付金申請額をもとに東日本大震災復興交付金の同基金への積み立て見込み額を措置したものでございます。 次に、25目諸費の3、フィリピン台風災害義援費に1,000万円を計上しておりますが、これは先月8日に発生した台風30号により甚大な被害に見舞われましたフィリピン共和国に送る災害見舞金を措置したものでございます。 次に、26目の2、国県補助金等震災関係精算還付金に3億720万円を計上しておりますが、これは震災に係る災害救助費負担金等の精算に伴う国県支出金等の還付金を措置したものでございます。 次に、3、テレビ共聴施設整備事業震災関係費に6,072万円を計上しておりますが、これは防災集団移転団地の一部において地上デジタル放送が難視聴となる地域の自立共聴組合等に対する補助金等を措置したものでございます。 次に、48ページ、1目児童福祉総務費の2、私立認可保育所運営費に1,333万4,000円を計上しておりますが、これは待機児童の解消に向け、保育士の人材確保や処遇改善に取り組む私立保育所に対する補助金等を措置したものでございます。 次に、3、子ども・子育て支援事業計画策定費に4,000万円を計上しておりますが、これは子ども・子育て支援の新制度により幼保一体で教育保育サービスを希望する全ての児童を管理し、認定から給付までを行うためのシステム構築に要する経費を措置したものでございます。 次に、54ページ、8目の2、包括ケアセンター推進事業費に1,800万円を計上しておりますが、これは石巻市地域包括ケア推進協議会が実施する新しい東北先導モデル事業による次世代型地域包括ケアの推進事業を進めるために必要な負担金を措置したものでございます。 次に、60ページ、9目の1、農業復興対策費に1,000万円を計上しておりますが、これは震災により地盤沈下した北上地区の用排水施設を更新するために必要な実施計画の策定に要する経費を措置したものでございます。 次に、64ページ、5目の1、水産業復興対策費に2,420万円を計上しておりますが、これは被災した雄勝地区及び牡鹿地区のサケ人工ふ化場の早期再開に向けた水源等調査及び基本計画の策定に要する経費を措置したものでございます。 次に、2、漁港施設機能強化事業に4億200万円を、3、石巻漁港荷さばき所施設整備事業費に27億9,500万円をぞれぞれ計上しておりますが、これは継続費の年度割額の変更に伴う増額分を措置したものでございます。 次に、4、鮎川漁港荷さばき所施設整備事業費に1,900万円を、5、牡鹿製氷冷蔵庫、搬送砕氷塔整備事業費に6,900万円をそれぞれ計上しておりますが、これは資材等の高騰に伴い増額となりました工事費を追加措置したものでございます。 次に、6、漁業集落防災機能強化事業費に1億800万円を計上しておりますが、これは津波被害のあった漁業集落地区の道路や排水路の整備、沈下した地盤のかさ上げに係る測量調査等に要する経費を措置したものでございます。 次に、66ページ、4目の1、企業立地等促進事業費に5,378万2,000円を計上しておりますが、これは企業立地等促進条例に基づいて対象事業を実施した事業所に対して交付する助成金に不足が見込まれることから、その不足分を追加措置したものでございます。 次に、70ページ、4目道路新設改良費の1、道路新設改良事業費に8,300万円を計上しておりますが、これは北村保育所の移転新築に伴い、狭隘な市道の改良に要する経費を措置したものでございます。 次に、8目の1、市道管理震災関係費に2,110万円を計上しておりますが、これは雄勝地区の船越地内において市道のり面に崩落の危険があることから、測量調査を行うための経費を措置したものでございます。 次に、72ページ、3目に500万円を計上しておりますが、これは中央地区において国が整備する堤防、護岸を活用し、背後のまちづくりと水辺が一体となって空間整備を実施するに当たり、堤防、護岸の地盤に影響を及ぼさないか調査するための経費を措置したものでございます。 次に、76ページ、9目の1、基盤整備事業関係費に1億3,207万8,000円を計上しておりますが、これは(仮称)東内海橋の橋梁整備に伴う地質調査を実施するための経費などを措置したものでございます。 次に、2、被災市街地再開発事業費に1億108万1,000円を計上しておりますが、これは中央1丁目14番、15番地区市街地再開発準備組合が実施する再開発事業に対する補助金などを措置したものでございます。 次に、5、御所入湊線街路整備事業費に2,580万円を計上しておりますが、これは防災拠点を結ぶ第3次緊急輸送道路として高盛り土道路と国道398号を結ぶ区間の測量調査設計等に要する経費を措置したものでございます。 次に、6、優良建築物等整備事業費に1,800万円を計上しておりますが、これは中央2丁目地区の優良建築物等整備事業に係る建設組合への補助金を措置したものでございます。 次に、78ページ、2目の1、復興公営住宅整備事業費に1億8,775万8,000円を計上しておりますが、これは立町2丁目5番地区及び中央1丁目14番、15番地区において、民間事業者が公的賃貸住宅と高齢者生活支援施設を一体的に整備するための補助金などを計上したものでございます。 次に、80ページ、3目消防施設費に1,550万円を計上しておりますが、これは山下班消防ポンプ置き場の移転新築に要する経費を措置したものでございます。 次に、6目に2億1,560万円を計上しておりますが、これは改正災害対策基本法に基づき住民基本台帳、罹災証明書、健康情報などの情報を統合する被災者自立支援システムの構築に要する経費を措置したほか、石巻地区広域行政事務組合消防本部及び本市の防災行政無線のデジタル化に伴う消防団活動等に係る通信設備の整備に要する経費を措置したものでございます。 次に、84ページ、1目学校管理費の2、小学校管理費(学校管理課)に150万円を計上しておりますが、これは荻浜小学校の休校に伴い、学校備品の移動等に要する経費を措置したものでございます。 次に、86ページ、1目学校管理費の2、中学校管理費(学校管理課)に350万円を、3、中学校施設維持整備費に930万円をそれぞれ計上しておりますが、これは大須中学校の老朽化に伴い、生徒の安全確保を図るため、暫定的に大須小学校内に移転するために必要な経費を措置したものでございます。 次に、92ページ、11目遊楽館費に3,500万円を計上しておりますが、これは来年9月にパークゴルフ東北交流大会が開催されるかなんパークゴルフ場のコース及び駐車場を増設するための経費を措置したものでございます。 次に、13目の1、震災文化財等保護管理費に2,160万円を計上しておりますが、これは陶芸丸寿かんけい丸の寄附を受けたことから、保存活用に係る文化財調査、耐震診断等に要する経費を措置したものでございます。 次に、2、公民館震災関係費に3,700万円を計上しておりますが、これは102ページ、1目その他公用施設災害復旧費に2億2,700万円を計上して、震災により被災した稲井支所を稲井公民館に併設して再建することから、利用者の利便性の向上を図るため、入り口を一体整備するための経費を措置したものでございます。 次に、94ページ、8目に8,162万5,000円を計上しておりますが、これは新学校給食センターを建設するために必要な湊東地区市街地土地区画整理事業地内の用地取得及び実施設計に要する経費を措置したものでございます。 次に、96ページ、1項農林水産業施設災害復旧費に6,720万7,000円を計上しておりますが、これは農道、水産業施設等の災害復旧費に要する経費について措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、4ページにお戻り願います。まず、1目地方交付税の1、震災復興特別交付税で14億6,400万円を増額しておりますが、これは復興交付金事業や災害復旧事業等の歳出予算と連動した交付見込み額を措置したものでございます。 次に、6ページ、13款使用料及び手数料で1,620万円を計上しておりますが、これは構造計算適合性判定申請件数の増加に連動した手数料を措置したものでございます。 次に、8ページから10ページ、14款国庫支出金で22億6,777万1,000円、12ページから16ページ、15款県支出金で9,105万5,000円をそれぞれ計上しておりますが、これらは復興事業に対する東日本大震災復興交付金の追加交付見込み額を措置したほか、災害復旧事業及び各種事務事業などに対する国県支出金を措置したものでございます。 次に、20ページ、17款寄附金で3,997万7,000円を計上しておりますが、これはがんばる石巻応援寄附金のほか奨学資金費寄附金及び市民文化ホール建設費寄附金として申し出のありました寄附金を措置したものでございます。 次に、22ページ、7目震災復興基金繰入金で5億1,762万5,000円を、8目東日本大震災復興交付金基金繰入金で7億1,999万円をそれぞれ計上しておりますが、これらは歳出で御説明申し上げました各種復興事業に係る経費の一部として措置したものでございます。 次に、24ページから26ページ、20款諸収入で3,308万3,000円を計上しておりますが、これは本年4月から9月までに繰上償還されました災害援護資金貸付金を措置したほか、国有林分収金などを措置したものでございます。 次に、28ページ、21款市債で3,940万円を増額しておりますが、これは予算第5条の地方債の補正で御説明申し上げましたとおりでございます。 次に、もう一度22ページにお戻りいただきまして、1目財政調整基金繰入金で16億4,795万2,000円を増額しておりますが、これはただいま御説明申し上げました歳入歳出予算調整の結果、なお必要とする財源補填のため財政調整基金繰入金を措置したものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより質疑に入ります。前例に倣い、補正予算説明書について歳出から各款ごとに質疑を行います。1款議会費について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) なければ、2款総務費について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) なければ、3款民生費、あわせて予算案第3条、繰越明許費の補正及び予算案第4条、債務負担行為の補正について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) なければ、4款衛生費、あわせて予算案第2条、継続費の補正及び予算案第4条、債務負担行為の補正について質疑はありませんか。4番。 ◆4番(黒須光男議員) 55ページ、これ財務部長からもちょっと触れられたわけでありますが、包括ケアセンターの推進事業費として1,800万円の負担金。もう少し詳しく、協議会負担金というふうなことでこまい説明がなかったわけでして、これちょっと詳しく御説明いただいてからだな、もう少し詳しく説明していただきたいということです。 ◎水野正昭健康部長 地域包括ケアの関係ですので、私のほうから御説明申し上げます。 石巻市で地域包括ケアということで取り組んでおりまして、10月25日に石巻市地域包括ケア推進協議会というものを立ち上げました。これは民間の方々が協議会の委員になっていまして、会長には専修大学の芳賀先生、副会長には石巻市医師会の舛会長初め11名の委員で成っております。それで、これについては新しい東北の先導モデル事業ということで、復興庁のほうから認定を受けまして、この事業をやるということでございます。この復興庁からの入金が完成後といいますか、事業完成後に一括で入ってくるということで、その事業遂行に影響を及ぼす関係で、市のほうから協議会への負担金という形で支出していただくということになったものでございます。 ◆4番(黒須光男議員) ちょっと見えないのですが、一応この石巻市地域包括ケア推進協議会というのは市のほうがつくらせたと、今の部長の御説明ですと、市のほうが指導したと、つくらせたと。そして、ここに包括ケアのいろんな計画を立てたり、新たな計画をさせるということなのですが、この1,800万円というのは一般財源になっていますよね。ですから、これらが結果が出たり、方針が固まった時点で、国からみんなおりてくるのか、そういう御説明なのですか。その辺のことをもう少しわかるように。そして、内容はどういうことをやろうとしているのか。もう少し、せっかく議会で聞いているのだから、ばちっとわかるように一発で答弁してください。 ◎水野正昭健康部長 包括ケアにつきましては、まず本来であれば国のほうといいますか、厚生労働省のほうでは医療と介護と一体となった形で、地域社会でもって支え合う仕組みといいますか、今までの介護は施設に入って施設でという、ついの住みかみたいな形になったりしていますけれども、そうではなくてそういう人たちを地域社会に戻して、その地域の中で、コミュニティーの中でみんなで支え合っていこうというような仕組みをつくるということでございますが、まず石巻市の場合は震災の関係で被災された方々がいっぱいいらっしゃると。そういったことで、仮設住宅に住んでいる方の心のケアとか、そういったものを中心に、まず被災者から始めようということで、8月2日に開成に包括ケアセンターをつくって、そこでまず運営をしていくということをやったわけです。それに伴って、市としての本部会議といいますか、推進本部をつくったのが9月2日です。さらに、民間でもっても一緒になってやってもらわないと、市だけでやっていては進まないものなのです。つまり介護の方々だったり、お医者さんだったり、あるいはヘルパーだったりとか、保健師だったり、いろんな方々が、多職種の方々が一緒に連携になってやっていかないとこれは進まないということで、そのための先導モデル事業という形で、新しいところの先導モデル事業に手を挙げたわけです。それは、市としてやるのではなくて、協議会というものをつくって、民間の形でやってくださいということだったもので、そういった形で進めるということで認定を受けたのです。そのものでやるのですけれども、国からのお金がおりてくるのは、その事業が完成して初めてオーケーが出るのです。その間というのは、お金は事前にはくれないのです。要するに、市であれば、例えば集会所を建てれば途中で補助金を何回か分割してよこしたりしますけれども、国のほうでは完成してから一括だということなので、その間協議会を運営していくのにお金がどこからも出ないのでは大変なので、その間も市のほうで負担金という形で出してやっていただくということになったわけでございます。よろしく御理解いただきたいと思います。 ◆4番(黒須光男議員) 少しわかったのですが、要するに部長、私は思うのですが、この災害が来て、いろいろ民間団体を立ち上げて、伊藤秀樹さんが協議会の会長になったりして、いろんな補助金もそこに行くようなシステムだったり、いろんな弊害が出てきています。ですから、これはもう少し社会福祉協議会、今やっていますよ、こんなこと社会福祉協議会も一生懸命。ケアですね、仮設住宅ですとか、それらで一生懸命頑張っているのです。それらも入っているのですか。そして、そういう既存のものがやっぱり中心にならないと、なかなか民間活用とぽんぽんと来てすぐにやったって、効果というのは私は薄れるのではないかなという気がする。ですから、既存の今やっていらっしゃる社会福祉協議会の活用というふうなものがおろそかになったために、いろんな問題が今出たのですよ、給付金の問題ですとか。今からも、いろいろ明るみになってきますけれども。ですから、やっぱり既存の組織を大切にして、社会福祉協議会に十分に根回しをして、協力をもらってやっていくというのが筋だと私は思うのです。これらの連携どうですか。 ◎水野正昭健康部長 大変説明不足で申しわけありません。この委員会には、社会福祉協議会の会長も入ってもらっています。それからあと、地域包括ケアセンターといいますか、地域包括ケアのセンター12カ所ありますけれども、その代表の方にも入ってもらっています。そういった方々といいますか、ですからお医者さんとか、歯科医師会とか、薬剤師会、あと社会福祉協議会、それに地域包括支援センターの方、あと大学の方、それに自治会の連合会の会長、あと県のほうの方も入ってもらって、そういった方々、多職種の方々、その代表の方々にみんな入ってもらって、地域でもってみんなで支え合う仕組みをつくっていこうということでやっておりますので、説明不足で大変申しわけございませんでした。(4番黒須光男議員「社会福祉協議会も入っているのね」と呼ぶ)入っております。 ○議長(阿部欽一郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) なければ、5款労働費について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) なければ、6款農林水産業費、あわせて予算案第2条、継続費の補正及び予算案第3条、繰越明許費の補正並びに予算案第4条、債務負担行為の補正について質疑はありませんか。4番。 ◆4番(黒須光男議員) 先日議員10名ほどでしたか、県の地元の部長も入りまして、土地改良区の関係、ちょっといろいろ議論をしたのですが、その中で61ページ、農業者戸別所得補償制度推進事業費助成金というのが出てきますが、これがどういうものなのかちょっと御説明していただきたいのですが。 それとあわせて、産業部長、おたくの農林課長もそこに同席したのですが、今国は減反を打ち切ろうとしているわけです。その席でも議論になったのですが、なかなか確定していなかったのですが、その次の日に国のほうで確定したのですが、ここ四、五年で減反を廃止するというのですね。そうすると、農政の推進、農政と申しましょうか、もう本当に国の流れが大きく変わると。まさに休耕田がなくなるわけですから、土地改良区の役割もまた大きくなってくるわけでして、いろんな意味でそれらに付随して行政も大きく変わっていかなくてはならないという感じをいたしているところです。この減反に伴って、産業部長、どのようにこの後の農政の進展、戸別補償も含めて、どういうふうなお考え、持論をお持ちなのか、その辺ひとつ高邁な形でお示しいただけませんか。よろしくお願いします。 ◎阿部正博産業部長 お答えいたします。 まず初めに、今回戸別所得補償の予算計上させている内容でございますけれども、農家の経営につきましては集落営農で取り組んでいただくと。当然農家については、これまでは個々でやってきておりますけれども、やはり集団で集積をさせて営農していくという部分でございまして、集落営農を進めているという状況にございます。その中で、今回集落営農ということで法人化をするということが2団体ございましたので、これにつきましては補助金でございまして、この集落営農の組織をつくるに当たっては1団体40万円の支援金が出るということでございまして、今回2つの団体が集落営農に取り組んでいただく、法人化するということでございまして、その設立の準備として40万円掛ける2団体ということで、80万円の予算計上をさせていただいたという状況でございます。 それからあと、大きな農業という観点で、今まさしく国のほうでも減反等、大きな農業の方策を変えようとしております。今TPP等でございまして、グローバルな形で、いろんな面で農業が変わってきているということがございますので、やはり強い農業づくりをしていかなければならない、食べられる農業政策、これは農業だけではございませんので、水産業もそのとおりでございますけれども、強い農業をつくっていかなければならないという状況もございます。ただ、国のほうでも減反等の方策は示しておりますけれども、これから詳細についてどうしていくのだという、なかなかその施策がまだまだ私自身示されてきていないのかなという部分がございますので、そういった形で国の具体的な施策を見きわめながら、県等とも相談して対応してまいりたいというふうに考えているところでございます。 ◆4番(黒須光男議員) 笹野副市長にお尋ねしたいのですが、この減反問題、やっぱり農政というのは国の施策と申しましょうか、猫の目農政と言われているのですが、国に翻弄されてきたのですよ、ずっと。また今回こういうのが出てきたと。ただ、減反をなくすと、これは3割の休耕田がなくなるわけですから、全部田んぼ活用されるわけですから、まさにやり方によっては、私はかなり世界のためになると思うのです。だから、ちょっと副市長、総理に会って、例えば餓死者が今世界で何億人もいるわけですから、日本の米をただで上げるぐらいの施策をとれば、ノーベル賞をもらえますよというぐらいの笹野副市長であっていただきたいのです。ですから、これをチャンスと捉えて、石巻市からこれを発信すると、あなたが。あなたが頑張ると。そうすると、すぐ局長かな。副市長ならず、国で引っ張りだこですよ。ですから、それぐらいの大きな、大上段に構えた形で農政をやっていくチャンスがあるのではないかと。私は、本当におもしろい時代が来たなと思っているのです。いかがですか、笹野副市長。英断を持って、ひとつ国のほうの流れをおつくりいただければありがたいのですが、いかがですか。 ◎笹野健副市長 減反制度の廃止についての御質疑でございました。まず、現場の農家の方のお気持ちを考えたときに、これは国政の話ですので、これはどうしようもないわけですけれども、政権交代がこの5年の間に2回起こっておりますので、所得補償制度の導入があり、また自公政権になって、また逆にこれを縮小して、さらに今減反制度廃止という方向に、今度逆にかじを切ったと。まず、私ども市役所で行政をする者にとって意識しなければいけないのは、議員おっしゃるように制度が猫の目のように変わっておりますので、私どもの立場でもわかりやすく農家の方に精いっぱいの説明をし、御理解いただいていくということがまず大切なことの第一だろうと思っております。その上で、黒須議員おっしゃった減反制度廃止を一つの好機として生かしていくべきだという点については、まことにごもっともかと思っておりまして、あれは昨日ですか、和食が無形文化遺産になるというようなこともありましたので、特にまた石巻市はこれだけおいしいものがたくさんつくられるところでありますので、その強みを大いに生かしていくべきだと。これも市長を先頭にやっておりますし、また市長は各国の大使からそういうこともおっしゃっていただいて、震災復興の産業面の再生とあわせてそういうことを市役所一体となってやっていきたいと思います。私もその一助をしてまいりたいと考えております。 ◆20番(千田直人議員) 国政からずっと外れるのですが、同じページのその上のほうにあるのですけれども、農作物有害鳥獣駆除業務委託、これ155万1,000円減額補正になっていますけれども、この減額になった内容、内訳を聞きたいと思います。 ◎阿部正博産業部長 お答えいたします。 農作物有害鳥獣駆除業務委託料の減ということでございまして、これにつきましてはニホンジカ対策等をメーンに有害駆除をさせていただいております。今年の目標としましては、50日で700頭というような計画に基づいた目標を立てておりましたが、残念なことに駆除中の事故というものが発生いたしまして、途中休んだ期間がございましたものですから、それらの部分を減額して今回計上させていただいたという状況でございます。 ○議長(阿部欽一郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) なければ、7款商工費について質疑はありませんか。25番。 ◆25番(森山行輝議員) 7款商工費の予算に関連して、先月マスコミ報道によれば、宮城県は震災復興グループ補助金の不正受給があったとして、株式会社シンコーの交付決定を取り消し、返還を命じたと。そして、県はシンコーと丹野耕太郎社長を補助金の適正化法違反の疑いで石巻署に告訴したという、今復興に当たって大変ゆゆしき事例がマスコミ報道されたわけであります。まず、この件の詳細についてお伺いしたいと思います。 ◎阿部正博産業部長 お答えいたします。 中小企業グループ施設等復旧整備補助金の不正受給ということでございまして、このグループ化補助につきましては、各被災した企業の方々を石巻商工会議所が取りまとめ、それからあと直接ということで県に申請をいたしまして、4分の3の補助をいただいて復旧、復興に努めているという事業でございまして、今回起きた内容につきましては、私どものほうでも直接のものというのはどうしても新聞紙上等でしかつかんでおりませんけれども、この法人が登米市に設置した工場に係る補助対象施設について、県の調査の際に不正な契約関係書類を整備して事業費を支払ったと偽って補助金を不正受給したということでの今回の告訴というふうになったのかなというふうな認識をいたしているところでございます。 ◆25番(森山行輝議員) 今部長から説明をいただいたのですが、捜査に入ったということの影響かどうか、あるいは市がそれらのことに事業の内容に入っていないので、詳しくわからないというような説明だったのだけれども、部長、これは市がやはり発災から2年9カ月、全国、全世界からいろいろ温かい支援をいただいて、まして今回のこういう4分の3というすばらしい国のグループ化補助金をいただいている中でのこういう事件であります。きちんと精査をされて、そしてやはり信用失墜してしまったということは事実だと思うのです。これらのことを早く信用回復しながら、そしてこれまで受給された方が、また県の審査をもう一回受けるというような情報もありますし、それから今後このグループ化補助金を申請している人たちが、あるいは会社がこういうことで迷惑こうむると、そしてまた産業の振興に、あるいは産業の復興に影響があるというのは、やっぱりこれはまずいと思うのです。その辺を部長のほうでもいろいろ精査をされて、信用回復に努めるということが必要だと思いますが、いかがでしょうか。 ◎阿部正博産業部長 お答えいたします。 このグループ補助ならず、私どものほうの被災した企業につきましては、全国の皆様の血税といいますか、負担をいただいて支援をいただいているという状況がございますので、私どもとしても本当に今回の全国の皆様の信用を失墜するような、かかる事故が起きたということにつきましては、まことに遺憾でございますし、残念だというふうに思っているところでございます。 今後につきましては、県のほうでもいろいろ調査等の見直し、事実確認方法の見直し等の動きもあるということでございますし、またあと取りまとめの多くを石巻商工会議所でやっていただいたということでございますので、石巻商工会議所のほうでも代表者の皆様に集まっていただきまして、適正な事業の執行というところで指導をしているという状況がございます。私どもも先ほど申しましたとおり、どうしても県への直接の申請という部分がございますので、こまい内容まではなかなか企業の個人情報の部分もあるということで、把握し切れないものもございますけれども、今後グループ補助に限らず、企業の支援というものがございますので、その機会を捉え、皆様に適正な執行をお願いしたいと思いますし、逆にこれらを有効に使っていただいて、一日でも早く復興して、全国の皆様に恩返しをできたらというふうに思っておりますので、御理解を賜りたいと思います。 ◆25番(森山行輝議員) 県にお聞きしますと、3,499社が2,226億円を受け取り、あるいはまた申請段階ということで、復興に関しましてはすごい支援になっていると思うのです。市長にお伺いしますが、こういうことを引きずらないで、そしてこれまで我々が一生懸命、企業も一生懸命やっている、それらのものが、こういうことで引きずらないような形をとっていかなければならないと思うのだけれども、そういうことについてのこの件に関しての市長の所見をお伺いしたいと思います。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 株式会社シンコーの補助金の不正については、私も大変残念でならないと思っております。いろいろと御尽力いただいた関係者の方々には、私自身もしっかりおわびをしながら、関係機関に今いろいろと働きかけているところです。やはりまだまだこのグループ補助についてはどうしても必要な、産業の復活のためには必要なことですので、今後ともいろんな関係機関におわびと、それから引き続きのお願いをしっかりと努めていきたいというふうに考えております。 ○議長(阿部欽一郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) なければ、8款土木費、あわせて予算案第3条、繰越明許費の補正及び予算案第4条、債務負担行為の補正について質疑はありませんか。20番。 ◆20番(千田直人議員) 71ページの街路灯管理費なのですが、これは御案内のようにみやぎ環境交付金事業ということで、毎年度5カ年の限定で実施されてきているわけでございますが、LEDにかえる街路灯です。その工事に要する経費ということで、このたび230万円補正計上になっていますが、この時期といいますか、この中間での環境交付金の振替に伴う増額ということでございますが、増額ですので、この計画で見ると116万8,000円の本年度の予算の規模なのですが、ここで230万円の増額ということは、平成25年度分ではどのような内容になっているのか、その辺をお伺いしたいと思います。 また、一般会計の当初では400万円街路灯整備の予算計上されていますが、その辺との兼ね合いはどうなっているのか。いわゆる震災で壊れた街路灯の整備も同時進行で行われているのかなという思いもするわけですが、その辺のところをお聞かせいただきたいと思います。 ◎土井昇建設部長 お答えいたします。 街路灯の整備ということで、今回230万円計上というふうなことでございますが、基本的には中心市街地部を中心といたしまして、来年やる予定の部分というか、先食いをしながら交換というふうなものの作業に取りかかっているところでございまして、この230万円というふうなものにつきましては、羽黒町の1丁目と2丁目ぐらい、それから山下町の1丁目、穀町というように、いわゆる駅の南側、これを中心として交換をしていこうというような計画を持っております。 それから、前段で申し上げられました400万円のものというふうなものについては、一般の街路灯の設置というふうなもので要望があったところとか、そういったものについての対応で消化をしているというふうな状況でございます。 ◆20番(千田直人議員) 部長、今お聞きしたかったのは、振替に伴う増額ということで230万円補正で計上になっているのです。例えば庁舎のLEDの分なんかも、例えば当初で見た116万8,000円にプラスしたのかなと。それにしても、その230万円の数字が合わないものですから、ほかにどこから振りかえてきてこれにプラスしたのかなと。 また加えまして、震災復興で平成24年度では当初830万円ほどの街路灯の整備予算を計上してきて、決算もされているわけですが、壊れた街路灯の整備、今年度も予定しているというふうに報告ではなっているのですけれども、本年度壊れた街路灯、震災による被災した街路灯、それらの整備はどのような状況になっているのかなということもございます。 また、今言った振替というのは、どの辺からその予算が発生して230万円になったのか、その辺をお聞きしたいというふうに思います。 ◎土井昇建設部長 予算の関係のお話でございますので、ちょっと今手元にそういった詳しいデータございませんので、用意させていただいてから答弁をさせていただきたいというふうに考えております。 それから、復興に関連するやつにつきましても、今手元にございませんので、ちょっと時間をいただいて答弁させていただきたいというふうに考えております。 ◆20番(千田直人議員) では、それは後で結構ですけれども……。 ◎阿部明夫財務部長 財源振替のことですので、私のほうからお答えいたします。 まず、庁舎のLEDの工事終わりましたので、それの残額と、あと先ほど出ました有害鳥獣のほうの減の分、それをこちらのほうに振りかえしたということでございます。 ◆20番(千田直人議員) では、3回目ですから。 LEDに交換していくということを前提にされているようですが、当然被災した、新しくつくる街路灯についても、LEDで整備されているというふうに思います。合併後1万2,600灯の街路灯が市域にあるということで、これらを順次LEDの方向でかえていくというようなことでおられると思うのですが、そういう考え方、方針でよろしいのですか。それをお伺いしたいと思います。 ◎土井昇建設部長 お答えいたします。 市全域には1万2,000灯と、とてつもない街路等があるわけでございますが、時間というふうなものも当然かかってくるわけでございますが、基本的には今議員お話しのとおり、全部かえていきたいというふうな考えで取り組んでいるところでございます。 ○議長(阿部欽一郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) なければ、9款消防費、あわせて予算案第3条、繰越明許費の補正について質疑はありませんか。10番。 ◆10番(水澤冨士江議員) 81ページ、被災者自立支援システム構築業務委託料1億6,000万円、これについて、まず財源、一般財源ですが、後で国からの補填があるのかどうか。 2つ目は、このシステム、全国的に初めてのものなのかどうかということです。 それと3つ目に、新しいシステムですが、これまでの既存システムがどういったものだったのか、そして新システムはどういった内容のものなのかを伺います。 ◎柳田正人総務部長 被災者自立支援システムということで、今回1億6,000万円計上させていただいております。財源というお話でございますけれども、現在総務省の復興まちづくりICT基盤整備事業、ちょっと長いですけれども、総務省の補助メニューを今協議してございます。今回1億6,000万円ということで、一般財源ですが、震災復興特別交付税ということで、今回は財源的には手当てさせていただいていますが、補助の採択等の今後の見込みで3分の1の補助金がつきますので、つきましたら財源振替をさせていただくように考えてございます。 それから、全国的にどうかということでございます。こちらにつきましては、ことしの6月に平成24年度、平成25年度と連続して災害対策基本法が改正されました。その中で、被災者の保護対策を市町村はしていきましょうと。市町村は、被災者に関する支援状況の情報を一元化していく必要があるのだというようなことが改正基本法のほうに盛り込まれました。私どもとしましては、これを受けまして、一刻も早くこの辺は整備すべきということで、国のほうと協議をさせていただいておりますが、現在のところ多分石巻市が最大の被災地ということもありまして、先進的な取り組みになるのかなというふうに考えてございます。 それから、現行はどうなのかということでございますが、今回の被災でもそうなのですけれども、例えば罹災証明書とか、医療福祉の情報、それから生活の再建情報、そして例えば仮設住宅、復興公営住宅の情報、それぞれの所管部署で管理をされておりますが、今回のシステムを構築する中で、できれば被災者に係る情報を一元管理をしていきたいということで、今回この予算を提案させていただいているところでございます。 ◆10番(水澤冨士江議員) 現在ある既存のシステムでは、税務管理システム、住民基本台帳システム、災害援護資金貸付業務管理システムなどなどがあるわけです。これに被災者自立支援システム新規構築というのが、この被災者、住民のニーズ、見えない声の的確な把握、被災者への確実な支援制度の適用、こういったことが資料を見ますと書いてあります。これは大変重要なことだというふうに思いますが、これは被災者の方が以前どこに住んでいて、今度どこに住むかといったようなことも、いろんなことが可視化できるようにレポートにしたり、グラフにしたり、地図に落としたりということで、これは必要なことだというふうに思います。同時に、これと一緒に、先ほど申し上げた既存のシステムが同じデータになるということで、これは極めて大事な個人情報が一元化されるということでありますので、このデータの管理と活用についてどのように行っていくのか伺います。 ◎柳田正人総務部長 ただいま議員お話しのように、さまざまな個人情報が今回の被災の中で出てまいりまして、今それぞれのシステムの中で、ペーパーも含めて管理されているのかなと思います。今回につきましては、国のほうでもその辺の心配といいますか、懸念をしておりまして、厳格な個人情報の管理ということも含めて、市町村のほうに課しているというような状況でございます。私どもとしましては、現行のシステムは現行のシステムの中で、いろんな経過の中で今あるかと思いますけれども、その部分をぜひ一元管理したいということでありますので、最終的にこれからシステムを設計、構築していくわけですけれども、私どもとしましては議員の懸念、心配されるようなことのないように、体制も含めて整備をしていきたいというふうに考えております。 ◆10番(水澤冨士江議員) 今部長おっしゃっていただいた管理の面が大変重要だということと同時に、生かすという点ですよね。この生かすという点では、地域包括ケアシステムの面で、これが利用される場面も多々出てくるかというふうに思うのですが、これまでの既存システムは、いわば市の職員、市役所内部で管理されていたものがアウトリーチといいましょうか、もうどんどん出ていって、いろいろ相談に乗ったりとか、これまで旧来から保健師がやっていたような活動をいろんな見守り隊、こういうのは社会福祉協議会がやっていたりとか、いろいろあるわけです。また地域包括支援センター、介護保険のそういった外部の民間の方ですとか、そういう方にも活用といいましょうか、このデータが行くことがあるのかどうか、その心配と同時に、生かし方を懸念をしているわけでございますので、それについて考え方を伺います。 ◎柳田正人総務部長 個人情報ということで、当然厳格な管理、運用が求められております。今回の部分につきまして、これまでも災害時要援護者という部分では、本人の同意を得た中でさまざまなサポート体制の中で地域にも情報等はたしか提供されていたのかなと思いますけれども、今後も当然ケース・バイ・ケースの部分もあるかと思いますけれども、地域に情報提供可能なものについては、きちんとした手続も含めた中で、その辺は活用等をしていく必要があるのかなというふうに考えておりますが、今お話ししましたように、これから制度構築、そして国のほうの補助採択という中で、その辺の協議も含めてしていくようになるかと思いますので、この辺につきましてはもう少し時間をいただいた中で、よりよいものというふうにしていきたいというふうに考えております。
    ◆20番(千田直人議員) 同じく81ページの18区分の備品購入費の項目なのですが、消防救急用デジタル無線受令機購入費3,220万円、消防用簡易無線機購入費3,240万円という補正が計上になりましたけれども、私も一般質問等で御提言申し上げた経緯が、消防団全車両に統一した無線機の整備をという御提言を何度か申し上げてきましたが、前回の6月の定例議会にも一般質問で申し上げました。そのときの総務部長の答弁は、今防災行政無線のデジタル化を進めているので、次年度にはそれが完成すると。この必要性は認識するので、今どれだけかかるかという積算をということで指示したという御答弁をいただきましたが、これがそうなのかなというふうに思ったのですけれども、内容を、どのような整備なのかお伺いしたいというふうに思います。 ◎柳田正人総務部長 これまでも議員との質問等の中で、こちらの無線機については整備を進めていきたいというお話はさせていただきました。御案内のとおりに、消防本部の無線がデジタル化、こちらのほう進んでおります。これに合わせまして、消防団活動の中でも当然その情報というのは必要な、最高レベルの情報なのかなと思います。今回私どものほうで来年に向けてということで、かねて御案内、御説明はさせていただいていましたけれども、今回震災復興基金を活用させていただく中で、できるだけ早期の整備を図る必要があるのではないかというような内部の中で協議検討を含めまして、今回2つの項目になりますが、合わせて5,500万円ほど備品購入の中で、今回全消防団のほうに統一した機器をぜひ早期に整備したいということで予算計上させていただいたところでございます。 ◆20番(千田直人議員) 早速の対応で、大変消防団の皆さんも喜んでいただけるのではないかと。それ以上に、何度も申し上げてきましたが、震災のとき、あのマグニチュード9.0から、その同時に優先電話はもちろん、その後の津波によって防災行政無線もポールが倒れて、全部ではないのですが、一部供用できなかったということもございますし、携帯電話はその瞬間から通話は一切だめ、メールが三、四時間ぐらい対応できたようでありますが、もう連絡手段なしと、そういう状況がいつ発生するともわからないという中では、この消防団の無線機、簡易無線とはいうものの、対応は引き継ぎ、引き継ぎできるわけですから、途中中継しながら。これは、もう大変な効果だというふうに思います。 それで、ここで広域行政事務組合の無線のデジタル化というのを、私も広域議員少し務めさせてもらいましたので、当時から懸案事項だったのですけれども、広域行政デジタル無線と石巻市消防団の全体の無線との、その辺私素人なのですが、周波数というか、チャンネル合わせながら使えるのか、その辺はいかがなものですか。共通性はあるのでしょうか。 ◎柳田正人総務部長 正確な、例えばヘルツ数とかは、私ちょっと存じ上げませんけれども、担当のほうから聞いておりますところは、広域消防事務組合のほうで、例えば発災も含めて、火災の情報とかがあれば、消防団の無線のほうに受信はできるというようなことでございますので、例えばどこどこ地区でどういう状況なのかという部分が消防本部のほうでやりとりがあれば、その情報を聞くことはできるというようなことでございます。 ◆20番(千田直人議員) 聞くことができる、いわゆる受令機というのでしょうか、これはどの程度の人方まで、消防団のほうのこれから整備するのはどこらまで配備するのか。簡易無線機のほうは、全車両というふうに認識してよろしいのでしょうか、その辺、おしまいに伺います。 ◎柳田正人総務部長 ここに数量はありませんけれども、受令機といたしましては、現在あります消防団の車両152台ございます。それから、指揮車等が7台ございますが、こちらのほうに159台全てに配備をさせていただきたいと思います。 それから、簡易無線機ということでございますが、こちらも同様に車両のほうには全部積載させていただきたいと。それ以外にも、携帯型の無線機を40数台配備するということで、原則車両には1台、それから携帯型の無線機については、例えばですけれども、班長とか、幹部クラスの方が携帯できるのかなというふうに考えております。 ○議長(阿部欽一郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) なければ、10款教育費、あわせて予算案第3条、繰越明許費の補正及び予算案第4条、債務負担行為の補正について質疑はありませんか。3番。 ◆3番(遠藤宏昭議員) 83ページ、真ん中の特別支援教育事業費について伺います。286万3,000円ということで、特別支援教育のモデル事業の実践について使うのだということですが、こちらの具体的な事業内容と教用器具はどのような備品をそろえるのかお聞かせください。 ◎佐藤和夫教育委員会事務局長 これは、いわゆるインクルーシブ教育と言われるものでして、地域が一体となって特別支援学校を中心にしまして幾つかの複数の学校を取り込む中で、障害者に対する教育の均等を保障していくというようなものを実践でもって積み重ねて、それをやっていくという、いわば実験的なモデル事業として計画されているものでございます。 それで、教用器具等、どういったものというようなことでいきますと、例えば映像等を通して、その状況を理解したりしてもらうためのタブレット端末ですとか、そういったようなものを購入したりしまして、それであとは地域にいる人材を活用していろいろな講義をしていただくとか、そういった総合的な取り組みをする中で積み重ねていくというような事業でございます。 ◆3番(遠藤宏昭議員) インクルーシブ教育と言われましたけれども、それこそ包括的なという意味でよろしいのですか。 特別支援学校を中心にということは、その近隣の小中学校と子供たちが行ったり来たりするというような事業内容でよろしいのでしょうか。 ◎佐藤和夫教育委員会事務局長 現在予定しておりますのは、3つの中学校区におきましてそれぞれの中学校や小学校を単位としまして、2つから3つの学校が1つの輪になりまして、その中で先ほど申し上げましたような、いわゆるインクルーシブというのは日本語で言いますと含むということで、包容教育というふうに言われておりますけれども、そういった中で子供たちが障害者と、それから普通の子供たちとの交流等を通して、教育的な配慮を重ねていくというような授業を展開するというものでございます。 ◆3番(遠藤宏昭議員) 今モデル校が3中学校区であると言われましたけれども、それもう決まっているのであればお聞かせいただきたいのと、あとぼっぽりインクルーシブ教育なんて言われても、多分保護者の方もわからないと思うのです。そのまま直訳すれば、包括的とか、全てを含むとかいう意味になるのでしょうけれども、その語彙の意味もよくわからないので、情報提供という点から、それをやるに当たっては当然保護者なりに、また地域住民を巻き込んでということであれば、そちらの地域の方にも、これから石巻市の教育委員会ではこういうことをしますということをきちんと情報提供していただきたいと思いますが、それについてはどのようにお考えですか。 ◎佐藤和夫教育委員会事務局長 まず、中学校区それぞれでございますけれども、1つは蛇田中学校、蛇田小学校、向陽小学校の単位が1つ、それから青葉中学校と釜小学校の単位が1つ、それから門脇中学校と門脇小学校と大街道小学校の単位が1つということで、3つの単位を設定してやっていくということでございます。 それから、確かに私自身もインクルーシブというような、国のほうからおろされてきた言葉に対して、ちょっと最初どういうことなのかなというようなこともございましたので、そういった面につきましては、十分に学校のほうを通して御父兄の方々に対しての説明というのは図っていきたいというふうに考えております。 ◆17番(阿部正敏議員) それでは、92ページです。陶芸丸寿かんけい丸についてお伺いいたします。 現在関係者の御寄附をいただいて、スピーディーな形で保存に向けた取り組みがまさにスタートするのかなというふうな思いでございまして、そういった対応に大変感謝しております。また、今後の文化財指定に向けたスケジュール、あるいは今後の陶芸丸寿かんけい丸の建造物の活用方法、こういったものについて具体的に試案があればお聞かせいただきたいと思います。 ◎佐藤和夫教育委員会事務局長 陶芸丸寿かんけい丸につきましては、さまざまな経緯、経過がございましたけれども、結果といたしましては建物の無償の寄附、それから土地につきましては地上権の設定というようなことで、建物の継続的な使用が可能になるような形の権利をいただくというような形で、このほど11月の半ば過ぎだったと思いますけれども、契約を締結させていただきました。 今後ですけれども、まず今回の調査費用によりまして、建物自体の耐久性、それから内部のどういった形に直していくかといったような設計をさせていただきまして、それを受けて翌年度以降工事に着手して、その後同時並行的に国のほうに指定文化財としての指定をいただいて、文化財としての付加価値をつけた建物というような形で利用していきたいと考えておりますし、あの建物自体が石巻市にとりましては非常に歴史を、我々のルーツといいますか、アイデンティティーの確立にとっても非常に象徴的な建物でございますので、石巻市の歴史を感じさせられるような何か展示物、そういったようなものを今後将来的には複合文化施設のほうがメーンにはなりますけれども、サテライト的な施設としての利活用というような方向を考えていきたいというふうに考えております。 ◆17番(阿部正敏議員) 多分昭和4年の建築だろうというふうな推定はありますけれども、数々の震災を乗り越えて、比較的いい形で現在まで来ておりますので、ぜひその活用をお願いしたいと思います。 また、あわせてこういった歴史的建造物についての保存に向けた調査という形で、一方で関係者やられていると思いますけれども、そういった関係者から、こういった歴史的建造物の保存の要望がある件数というのはどの程度か把握していますでしょうか。 ◎佐藤和夫教育委員会事務局長 個人の持ち物について、市のほうに特別これを保存してくれといったようなお話というのは、現在は賜ってはおりません。公共施設等につきましては、さまざまな形で検討してきたことはございますけれども、それらについて今現在この建物以外ですと、例えば石巻ハリストス正教会のものですとか、そういったことはありますけれども、いわゆる議員が今おっしゃったような民間の建物での保存を市のほうにというようなことは、現在は把握はしておりません。 ◆17番(阿部正敏議員) いろいろ価値観の違いもありますけれども、かなり残してほしいというような思いの私的財産も含みますので、なかなか難しい部分あると思いますけれども、そういった一生懸命調査されている方々の御意見も拝聴しながら、今後の市の大きな財産としてそういった保存に向けた柔軟な対応をぜひお願いしたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆4番(黒須光男議員) 今の陶芸丸寿かんけい丸の活用方法ですとか、いろいろお聞きしておったのですが、私はこの陶芸丸寿かんけい丸をまさにただで貸していただくと、建物はもらうというふうなことなのでしょうけれども。かつてただより高いものはないと言われておりまして、庁舎もそのとおりです。ただだ、ただだと、40億円もかかって、みんな壊れてしまうと。本来ですと、この建物もどのように使うのだという明確なビジョンが示されて、初めて私はもらうということが可能だと思うのです。今から何だか展示物するのだか、活用方法を調査するとかなんとかという、これあり得ない話ではないでしょうか。何やっているのでしょうか。むしろこれだけのものであれば、こういう建物にして、例えば毛利コレクションをここへ入れますとか、そういう一つの明快なお示しをして議員を納得させてくださいよ。それどころではないでしょう、今。齋藤氏庭園なんかどうなったのですか。あなたたち頑張ってやっていたけれども、何億円もかけて。指摘した、私だめになりますよと言ったらそのとおりでしょう。ほおかぶりですか。ですから、私は今の話を聞いて大変残念なのです。ですから、明確にもらうなりするにしても、地上権の設定するにしても、こういうものをやるのだと、そしてこれだけの金額をかけて、こういうお金をかけてやるのだというようなことを示さないといけないのではないでしょうか。いかがですか、お答えいただきたい。 ◎佐藤和夫教育委員会事務局長 今回の震災によりまして、文化センターのほうに収蔵しておりました文化財関係のもの、例えば高橋英吉の彫刻ですとか、あるいは毛利コレクションでありますとか、そういったものが現在は他の場所、多賀城市の歴史博物館のほうに保存していただいていたりするものもございますし、その他あちこちに現在は散らばっているというような状況がございます。本来であるならば、複合文化施設のほうでそういったものを総合的に展示するのが本筋ではございますけれども、どうしても時間的な問題もございますので、我々といたしましては今回陶芸丸寿かんけい丸の寄附というようなことが、これは非常に大きなチャンスだなというようなことを考えておりましたので、どうしても建物の規模というような制約がございますので、サテライト的なものしか現時点では想定はできませんけれども、そういった石巻市の歴史を知ることのできる、感じることのできる文化財を展示していきたいという、そういう思いがあって、今回の調査費を計上させていただいたということでございますので、御理解を賜りたいと存じます。 ◆4番(黒須光男議員) 今の答弁聞いて、頑張っているのだなというふうには理解します。ですから、こういう大切なものは議会でもちょうちょうはっしさせてください。議会議員の考えなんかを聞くことによって、全員協議会とかいろいろやっているわけですから、そこにかけて議論をさせると、お互いにしていくというふうなことが必要なのではないでしょうか。私は思うのですが、すぐ上の文化ホール、これ50万円いただいたやつでしょう。これなんかも、逆にこっち側へ入れて文化ホールにしてもいいのではないですか。そういう議論を議会とやってください。そうすると、知恵が出ると思うのです。今まで、かつて全部失敗でしょう、教育委員会のほうの齋藤氏庭園ですとか。反省の上に立っていない。1人の、少数の意見かもしれませんけれども、そこに本質がある、正論があるのです。ですから、その辺をもう少し議論させてください。議員の意向も聞きながら、全員協議会に諮りながら、こういったものを文化ホールなり、どういうふうにスライドするのか、全体の石巻市の文化をどうするのだというようなことを示してください。ばらばら、ばらばら、これではいかぬではないでしょうか。教育長、いかがですか。もう少し丁寧に、今から文化ホールをどうするのか、あるいはこのいただいた陶芸丸寿かんけい丸のやつも含めて、どういうふうにスライドしながら、どういうふうに関連づけながら文化をつくっていくのか、施設をつくっていくのかというふうなことがやっぱり本当に必要だなと思いますよ、私は。ばらばらではいけない。いかがですか。 ◎境直彦教育長 お答えいたします。 石巻市の文化行政としての取り組みのあり方という御質疑だと思っております。今回の被災を受けて、やはりその被災状況から見て、市民の皆様の心の大切さというものは、これは十分認識していかなければならないし、それはやはり今回の復興という面を考えれば、大きな価値を持つものだというふうに思っております。そのためにも、きちんとした文化行政については進めていかなければならないという観点でございます。 ただし、被災の状況を見まして、さまざまな制約を受けていることは、議員皆様のほうが御存じのとおりですので、やはりその必要性というのは市民憲章にも示されているとおり、大切にしたいものがあるというふうな表現でありますように、それは当然あの中には心の豊かさというものも市民に求められているものでもございますし、その意味ではきちんとした上で、心の豊かさを感じてもらえる、そしてそれが石巻市からさらに発信できるような文化行政にしていかなければならないという強い気持ちでおりますので、今後ともさまざまな形でのポイントポイントはあるかもしれません。しかし、それは議員の皆様にも御意見をいただきながら、そしてさらにはその方向性が見えるような形で進めていかなければならないと。これは、震災復興計画の中にもきちんと明示しながら進めていかなければならないですし、そしてさらには市民の皆様に文化というものをきちっと感じていただけるような形に、将来のためにも残さなければならないものだというふうに考えているところでございますので、御理解を賜りたいと思います。 ◆4番(黒須光男議員) 3回目ですので、あれなのですが、教育長、この陶芸丸寿かんけい丸いただいて、相当な手を入れて、何億円かかかってつくりますよね。例えば設計費だけで2,100万円ですから、相当な建物になりますよね、億単位の。そうすると、当然今度は駐車場が必要になってきます。駐車場を買わなくてはなりませんよ。あれに駐車場をつけることできませんから。ですから、そういう全体の一つの枠をどうするかという、全体の考えが全然私には見えてこないのです。例えば庁舎の向かいに防災センターを建てる、ケアセンターを建てると。皆土地買わなければならないのですよ。ここの大地主私は絶対売らないと言っていました。だから、そういう根回しもしっかりしない、駐車場の根回しなんかしているのですか。もらえばいいものではないですよ。ただより高いものはないというのは、そこを言っているわけ。そして、町場へ全部集中させたら、もう大混乱ですから。それらも含めて、御答弁は要りませんけれども、教育長、ひとつよろしく、頑張っていただきたいと。大川小学校のほうに傾倒すること、それも必要なのですが、こういうこともしっかりやってください。お願いします。御答弁は要りません。 ○議長(阿部欽一郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) なければ、11款災害復旧費、あわせて予算案第2条、継続費の補正及び予算案第3条、繰越明許費の補正について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) なければ、12款公債費について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) なければ、以上で歳出の質疑を終わります。次に、歳入の質疑に入ります。歳入は全款について、あわせて予算案第5条、地方債の補正についても質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。本案については、お手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に分割付託することに御異議はありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。 暫時休憩します。   午後0時21分休憩                                             午後1時30分開議 ○議長(阿部欽一郎議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第13 第195号議案平成25年度石巻市水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算(第2号) ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第13第195号議案平成25年度石巻市水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。本案について産業部長から説明を求めます。産業部長。 ◎阿部正博産業部長 ただいま上程されました第195号議案平成25年度石巻市水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 表紙番号3、石巻市各種会計補正予算の11ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ83万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億6,521万3,000円とするものでございます。 それでは、表紙番号4、石巻市各種会計補正予算説明書により歳出から御説明申し上げますので、156ページをごらん願います。1目水産物地方卸売市場管理費で83万9,000円を減額しておりますが、これは水産物地方卸売市場管理職員人件費の予算整理に伴う減額でございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、154ページにお戻り願います。1目管理費繰入金で83万9,000円を減額しておりますが、これは歳出で御説明いたしました職員人件費の減額に伴い、一般会計からの管理費繰入金を減額するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第14 第196号議案平成25年度石巻市下水道事業特別会計補正予算(第3号) ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第14第196号議案平成25年度石巻市下水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎土井昇建設部長 ただいま上程されました第196号議案平成25年度石巻市下水道事業特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 表紙番号3、石巻市各種会計補正予算の15ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ4億5,210万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ195億5,899万3,000円とするものでございます。 第2条は、継続費の補正でありまして、18ページの第2表、継続費補正の追加でありますが、公共下水道整備事業としてあけぼの北地区、新渡波西地区事業を追加いたすものであり、19ページの変更につきましては新蛇田地区、新渡波地区事業の事業費を変更するものでございます。 第3条は、地方債の補正でありまして、19ページの第3表、地方債補正にありますように、公共下水道建設事業債の限度額を変更するものでございます。 次に、表紙番号4、石巻市各種会計補正予算説明書により歳出から御説明申し上げますが、人件費の整理につきましては説明を省略させていただきますので、あらかじめ御了承賜りたいと存じます。 それでは、170ページをごらん願います。2目賦課徴収費の1、使用料賦課徴収費に801万7,000円を増額いたしておりますが、これは水道企業団に支払う同時徴収負担金を計上したもので、徴収件数の増加により措置したものでございます。 次に、172ページ、1目雨水排水ポンプ場費の2、雨水排水ポンプ場管理費に351万2,000円を増額いたしておりますが、これは蛇田土地改良区維持費負担金を計上したもので、宮城県補助事業、豊かなふるさと保全整備事業の負担金の額確定により措置したものでございます。 次に、174ページ、1目処理場費の1、処理場管理費に1,000万円を増額いたしておりますが、これは飯野川浄化センター汚泥しゅんせつ運搬及び処理業務委託料等を措置したものでございます。 次に、176ページ、3目東日本大震災関係費の1、公共下水道復興建設事業費で4億6,200万円を減額いたしておりますが、これは被災市街地復興土地区画整理事業に係る汚水整備事業費を計上したものであり、土地区画整理事業の進捗に合わせた予算を措置するものであります。 次に、180ページ、1項公債費で1,233万2,000円を減額いたしておりますが、これは特定被災市町村借換債の発行による元金及び低利率になった利子を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、168ページにお戻り願います。1項下水道事業債で6億2,220万円を減額いたしておりますが、これは予算第3条の地方債の補正で御説明申し上げましたとおりでございます。 次に、166ページにお戻りいただきまして、1項一般会計繰入金は以上のような歳入歳出予算の調整の結果、1億7,009万2,000円を増額するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。3番。 ◆3番(遠藤宏昭議員) 173ページの雨水排水ポンプ場管理費351万2,000円についてお伺いいたします。 蛇田土地改良区排水ポンプ場の維持管理費ということですが、どちらのポンプ場なのか。維持管理という点から、今燃料費が非常に高騰していて電気代もかかるというような、そういうような高騰する、負担がふえているというようなこと、維持管理費のこちらのほうには加味されているのかどうかお伺いします。 ◎土井昇建設部長 お答え申し上げます。 蛇田土地改良区の排水ポンプ場というふうな形での負担でございまして、通常例年でございますと当初予算には見積もり困難という形で計上させていただいております。今時期というふうなことで、額が確定する時期が7月、8月という時期なものでございますので、今回の計上をさせていただいたというふうなことでございますので、当然その時点で経費がかかった分というふうなものの請求がなされるわけでございますので、燃油等で上がった分については、それも含まれているというふうな形になっております。 以上でございます。(3番遠藤宏昭議員「どちらのですか」と呼ぶ) 蛇田土地改良区の排水ポンプ場というふうなことで、何カ所かございまして、大新筒排水ポンプ場とか、そういったものを全部含めて負担金を払っているというようなことでございます。 ◆3番(遠藤宏昭議員) 今大新筒のポンプ場だということでした。土地改良区が管理しているということは、どうしても農業用水だとか田んぼの関係の揚水機場だというような感じですが、今それこそゲリラ豪雨なんか降ったり、あと市街地から、住宅地から流れ込む生活雑排水なんかも当然そちらの用水路だとか揚水機場を使って排水してもらっているということですので、土地改良区と市当局との協議を綿密に行ってもらって、それこそ大雨降る前からポンプ場稼働してもらうとかいうような話し合いを進めていただきたいのですけれども、そちらのほうなんかは今はどのようになっているのでしょうか。 ◎土井昇建設部長 お答えいたします。 これは、以前にもちょっと出た話でございますので、私どもといたしましても改良区と常に協議を持たせていただきまして、通常ですと降雨が予想されるというふうな状態になりますと、我々は一旦水位を下げたりというような準備をするわけでございますので、そういった形で改良区ともいろいろと協議を今させていただいている最中でございますので、通常降雨あるいはゲリラ豪雨に対応した排水の対応をしっかりと考えていきたいというふうに考えております。 ○議長(阿部欽一郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第15 第197号議案平成25年度石巻市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第15第197号議案平成25年度石巻市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎土井昇建設部長 ただいま上程されました第197号議案平成25年度石巻市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 表紙番号3、石巻市各種会計補正予算の21ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ400万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,417万円とするものでございます。 次に、表紙番号4、石巻市各種会計補正予算説明書により歳出から御説明申し上げますので、200ページをごらん願います。2目東日本大震災関係費の1、汚水管渠震災関係費に400万円を増額いたしておりますが、汚泥くみ取り手数料を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、198ページにお戻り願います。1項一般会計繰入金は、歳出で御説明申し上げました汚泥くみ取り手数料増額分を繰り入れ措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第16 第198号議案平成25年度石巻市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号) ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第16第198号議案平成25年度石巻市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎土井昇建設部長 ただいま上程されました第198号議案平成25年度石巻市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 表紙番号3、石巻市各種会計補正予算の25ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,293万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7億9,439万2,000円とするものでございます。 次に、表紙番号4、石巻市各種会計補正予算説明書により歳出から御説明申し上げますが、人件費の整理及び財源振替につきましては説明を省略させていただきますので、あらかじめ御了承賜りたいと存じます。 それでは、212ページをごらん願います。1目農業集落排水施設費の1、農業集落排水施設管理費に250万円を増額いたしておりますが、これは排水施設の汚泥引き抜き手数料を措置したものでございます。 3目東日本大震災関係費の1、汚水管渠震災関係費に1,500万円を増額いたしておりますが、これは管渠の汚泥くみ取り手数料を措置したものでございます。 次に、214ページ、1項公債費で115万6,000円を減額いたしておりますが、これは特定被災市町村借換債の発行による元金及び低利率になった利子を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、208ページにお戻り願います。1項一般会計繰入金は、以上のような歳入歳出予算の調整の結果、1,293万4,000円を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第17 第199号議案平成25年度石巻市浄化槽整備事業特別会計補正予算(第2号) ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第17第199号議案平成25年度石巻市浄化槽整備事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。本案について北上総合支所長から説明を求めます。北上総合支所長。 ◎新藤喜悦北上総合支所長 ただいま上程されました第199号議案平成25年度石巻市浄化槽整備事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 表紙番号3、石巻市各種会計補正予算の29ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ4,136万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5,874万円とするものでございます。 第2条は、地方債の補正でありまして、32ページの第2表、地方債補正にありますように、浄化槽整備事業債の限度額を変更するものでございます。 次に、表紙番号4、石巻市各種会計補正予算説明書により歳出から御説明申し上げますが、人件費の整理につきましては説明を省略させていただきますので、あらかじめ御了承賜りたいと存じます。 それでは、230ページをごらん願います。2目東日本大震災関係費で4,157万円を減額いたしておりますが、これは住宅再建者等の浄化槽設置状況から工事費を減額したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、226ページにお戻り願います。1項浄化槽整備事業債で390万円を減額いたしておりますが、これは予算第2条の地方債の補正で御説明申し上げましたとおりでございます。 次に、224ページにお戻り願いまして、1項一般会計繰入金は以上のような歳入歳出予算の調整の結果、3,746万4,000円を減額するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第18 第200号議案平成25年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第3号) ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第18第200号議案平成25年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。本案について復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。 ◎阿部善弘復興事業部長 ただいま上程されました第200号議案平成25年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、既成市街地の新門脇地区、湊東地区、湊北地区、下釜第一地区の4地区で換地調整用地として先行取得する用地購入費と中央地区での土地区画整理事業に係る調査設計等業務委託料及び震災復興土地区画整理事業に係る人件費となっておりますが、人件費の整理につきましては説明を省略させていただきますので、あらかじめ御了承賜りたいと存じます。 それでは、表紙番号3、石巻市各種会計補正予算33ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億3,027万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ135億1,684万5,000円とするものでございます。 次に、歳出から主な点について御説明申し上げますので、表紙番号4、石巻市各種会計補正予算説明書の246ページをごらん願います。1目新門脇地区事業費に330万円を、2目湊東地区事業費に2億220万円を、3目湊北地区事業費に3,960万円を、4目下釜第一地区事業費に5,240万円をそれぞれ計上いたしておりますが、これは既成市街地の土地区画整理事業を進めるに当たり、換地調整用地として先行取得する用地購入費について予算措置するものでございます。 続きまして、5目中央地区事業費に3,300万円を計上いたしておりますが、これは土地区画整理事業に係る調査設計業務等委託料として措置したものでございます。 続いて、歳入について御説明申し上げますので、戻りまして242ページをごらん願います。1項一般会計繰入金に3億3,027万7,000円を計上いたしておりますが、これは歳出予算に対する歳入不足を補うための一般会計繰入金を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第19 第201号議案平成25年度石巻市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第19第201号議案平成25年度石巻市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎水野正昭健康部長 ただいま上程されました第201号議案平成25年度石巻市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 それでは、表紙番号3、石巻市各種会計補正予算の37ページをごらん願います。今回の補正は、第1条にありますように、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5億2,309万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ213億3,209万4,000円とするものでございます。 次に、補正予算の主な内容について、表紙番号4、石巻市各種会計補正予算説明書により歳出から御説明申し上げます。初めに、268ページをごらん願います。1項療養諸費に4億7,218万9,000円を、270ページ、2項高額療養費に1,893万3,000円を計上しておりますが、これは本年9月までの支払い実績をもとに今後の給付費の見込み額を措置したものでございます。 次に、272ページ、1項償還金及び還付加算金に3,197万5,000円を計上しておりますが、これは平成23年度災害臨時特例補助金の返還金を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、256ページにお戻り願います。1項国民健康保険税に2億1,665万7,000円を計上しておりますが、これは本年度の賦課見込み額に基づき措置したものでございます。 次に、258ページ、1項国庫負担金に3,997万6,000円を、260ページ、2項国庫補助金に1,124万3,000円を、262ページ、1項療養給付費等交付金に1億4,024万6,000円を、264ページ、2項県補助金に999万4,000円を計上しておりますが、これらは歳出で御説明いたしました療養諸費、高額療養費の見込み額に基づき措置したものでございます。 次に、266ページ、2項基金繰入金に1億498万1,000円を計上しておりますが、これはただいま申し上げました歳入歳出予算の調整の結果、財政調整基金からの繰入金を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第20 第202号議案平成25年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第2号) ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第20第202号議案平成25年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎水野正昭健康部長 ただいま上程されました第202号議案平成25年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算の主なものは、保険給付費において本年10月分までの給付実績から今後の給付見込み額を精査したところ、不足が見込まれますことから補正しようとするものでございます。 それでは、表紙番号3、石巻市各種会計補正予算の41ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6億9,111万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ119億4,868万9,000円とするものでございます。 次に、表紙番号4、石巻市各種会計補正予算説明書により歳出から御説明申し上げますので、292ページをごらん願います。3項介護認定審査会費で238万6,000円を減額いたしておりますが、これは2市1町で共同設置している介護認定審査会の経費に不用額が見込まれますことから、石巻地区広域行政事務組合に対する負担金を減額したものでございます。 次に、294ページ、1項介護サービス等諸費に5億1,310万円、296ページ、2項介護予防サービス等諸費に9,760万円、298ページ、4項高額介護サービス等費に5,400万円、300ページ、5項高額医療合算介護サービス等費に310万円、302ページ、6項特定入所者介護サービス等費に2,570万円をそれぞれ計上いたしておりますが、これらは本年10月分までの給付実績から今後の給付見込み額を精査したところ、不足が見込まれますことから措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、280ページにお戻り願います。1項国庫負担金で1億2,465万5,000円、282ページ、2項国庫補助金で5,020万9,000円、284ページ、1項支払基金交付金で2億111万5,000円、286ページ、1項県負担金で1億73万3,000円をそれぞれ増額いたしておりますが、これらは歳出予算の2款保険給付費と連動した交付見込み額を措置したものでございます。 次に、288ページ、1項一般会計繰入金で8,430万1,000円を計上いたしておりますが、これは歳出で御説明申し上げました1款総務費及び2款保険給付費に対する一般会計からの繰入金を措置したものでございます。 次に、290ページ、2項基金繰入金で1億3,010万1,000円を計上いたしておりますが、これはただいま御説明申し上げました歳入歳出予算調整の結果、なお必要とする財源補填のため財政調整基金繰入金を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第21 第203号議案平成25年度石巻市病院事業会計補正予算(第2号) ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第21第203号議案平成25年度石巻市病院事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。本案について病院局事務部長から説明を求めます。病院局事務部長。 ◎鷲見祐一病院局事務部長兼病院局石巻市立病院事務部門事務長 ただいま上程されました第203号議案平成25年度石巻市病院事業会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 表紙番号3、石巻市各種会計補正予算の45ページをごらん願います。今回の補正は、職員の異動等に伴う給与費等の補正を行うものであります。第2条は、収益的収入及び支出の補正でありますが、病院事業収益を481万2,000円減額し、18億8,516万5,000円とするほか、病院事業費用を4,506万2,000円減額し、17億7,158万6,000円とするものであります。 第3条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正でありますが、職員給与費を4,538万7,000円減額し、11億1,386万3,000円とするものであります。 第4条は、他会計からの補助金の補正でありますが、予算第8条で定めた一般会計からの補助金を32万5,000円増額し、5億406万円とするものであります。 次に、第2条の主な内容について収入から御説明申し上げますので、表紙番号4、石巻市各種会計補正予算説明書の306ページをごらん願います。2項医業外収益で481万2,000円を減額しておりますが、これは退職手当組合負担金に係る一般会計負担金の減額と児童手当に係る一般会計補助金の増額によるものであります。 次に、支出についてでありますが、1項医業費用、1目給与費で4,506万2,000円を減額しておりますが、これは給料、手当、法定福利費及び退職手当組合負担金について、それぞれ減額するものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第22 第204号議案指定管理者の指定について(石巻市河北総合センター) ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第22第204号議案指定管理者の指定について(石巻市河北総合センター)を議題といたします。本案について教育委員会事務局長から説明を求めます。教育委員会事務局長。 ◎佐藤和夫教育委員会事務局長 ただいま上程されました第204号議案指定管理者の指定(石巻市河北総合センター)について御説明申し上げます。 表紙番号1の21ページをごらん願います。本案は、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、石巻市河北総合センターに係る指定管理者の指定について議決を求めようとするものであります。 石巻市河北総合センターにつきましては、地域に密着した文化芸術体育施設として市民に親しまれているところでありますが、民間のノウハウを生かしたより弾力的かつ効率的な施設運営を図るため、石巻市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例第2条の規定に基づき、平成26年4月1日から平成31年3月31日までの5年間を指定期間として指定管理者の指定を行おうとするものでございます。 指定管理者の選定に当たりましては、当施設の性格上、営利を目的とした運営はなじまないと考えられますことから非公募とし、公益財団法人石巻市芸術文化振興財団を候補者として決定したものでございます。 公益財団法人石巻市芸術文化振興財団は、採算をとることが難しい文化芸術事業を市民へ提供することや単年度予算に縛られない事業の実施を目的として設立され、既に四半世紀にわたり文化芸術事業の実施と施設の運営に関するノウハウを蓄積しており、弾力的かつ効率的な施設運営と市民の芸術文化の向上に資することが見込めることから、同財団を指定管理者として指定しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、環境教育委員会に付託いたします。 △日程第23 第205号議案指定管理者の指定について(石巻市多目的ふれあい交流施設) ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第23第205号議案指定管理者の指定について(石巻市多目的ふれあい交流施設)を議題といたします。本案について教育委員会事務局長から説明を求めます。教育委員会事務局長。 ◎佐藤和夫教育委員会事務局長 ただいま上程されました第205号議案指定管理者の指定(石巻市多目的ふれあい交流施設)について御説明申し上げます。 表紙番号1の22ページをごらん願います。本案は、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、石巻市多目的ふれあい交流施設に係る指定管理者の指定について議決を求めようとするものであります。 石巻市多目的ふれあい交流施設につきましては、地域に密着した文化芸術体育施設として市民に親しまれているところでありますが、民間のノウハウを生かしたより弾力的かつ効率的な施設運営を図るため、石巻市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例第2条の規定に基づき、平成26年4月1日から平成31年3月31日までの5年間を指定期間として指定管理者の指定を行おうとするものでございます。 指定管理者の選定に当たりましては、当施設の性格上、営利を目的とした運営はなじまないと考えられますことから非公募とし、公益財団法人石巻市芸術文化振興財団を候補者として決定したものでございます。 公益財団法人石巻市芸術文化振興財団は、採算をとることが難しい文化芸術事業を市民へ提供することや単年度予算に縛られない事業の実施を目的として設立され、既に四半世紀にわたり文化芸術事業の実施と施設運営に関するノウハウを蓄積しており、弾力的かつ効率的な施設運営と市民の芸術文化の向上に資することが見込めることから、同財団を指定管理者として指定しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、環境教育委員会に付託いたします。 △日程第24 第206号議案指定管理者の指定について(石巻市学習等供用施設釜会館) ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第24第206号議案指定管理者の指定について(石巻市学習等供用施設釜会館)を議題といたします。本案について生活環境部長から説明を求めます。生活環境部長。 ◎小畑孝志生活環境部長 ただいま上程されました第206号議案指定管理者の指定(石巻市学習等供用施設釜会館)について御説明申し上げます。 23ページをごらん願います。本案は、地方自治法第244条の2第6項の規定により、石巻市学習等供用施設釜会館に係る指定管理者を指定するに当たり、指定管理者に管理運営を行わせようとする公の施設の名称及び所在地並びに管理者となる団体の名称、指定期間について議決を求めようとするものでございます。 石巻市学習等供用施設釜会館の管理運営につきましては、平成18年度から地元下釜地区の5つの町内会で組織します石巻市学習等供用施設釜会館管理運営委員会が指定管理者として良好な運営を行ってまいりましたが、東日本大震災により同施設が被災し、使用不能となりましたことから、昨年5月10日をもって指定管理者の指定の取り消しを行ったところでございます。 現在被災した施設の復旧作業を進めており、来年2月の完了を予定しておりますことから、これまでの運営実績を勘案し、従前のとおり地元の町内会で組織します石巻市学習等供用施設釜会館管理運営委員会を候補者として決定したものでございます。 なお、指定期間につきましては、平成26年4月1日から平成31年3月31日までの5年間とするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、環境教育委員会に付託いたします。 △日程第25 第207号議案指定管理者の指定について(石巻健康センター) ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第25第207号議案指定管理者の指定について(石巻健康センター)を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎水野正昭健康部長 ただいま上程されました第207号議案指定管理者の指定(石巻健康センター)について御説明申し上げます。 表紙番号1の24ページをごらん願います。本案は、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、石巻健康センターに係る指定管理者の指定について議決を求めようとするものであります。 石巻健康センターにつきましては、平成21年4月から指定管理者による管理運営を行ってまいりましたが、平成26年3月31日をもって指定期間が終了することから、次期指定管理者について、石巻市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例第2条の規定に基づき、公募により指定管理者の候補者を選定し、平成26年4月1日から平成31年3月31日までの5年間を指定期間として指定管理者の指定を行おうとするものでございます。 指定管理者の選定に当たりましては、石巻健康センター指定管理者募集要項を定め、本年9月から10月まで公募を行ったところ、現指定管理者1団体からの申請があったので、石巻健康センター指定管理者選定委員会を設置し、これまでの実績と利用者へのサービス向上、効率的な維持管理や安定的な経営などについて委員8人による厳正なる審査の結果、フクシ・ビルワーク共同事業体を候補者とすることに決定しましたので、引き続き指定管理者として指定しようとするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。6番。
    ◆6番(山口荘一郎議員) 本議会で指定管理者の指定が5件あるうち、4件が私の所属する環境教育委員会なものですから、残る1つの指定管理者の指定ということで、石巻健康センターのほうに御質疑を代表してしたいと思います。 石巻健康センターは、市内で指定避難所とはなっていないはずだというふうに思います。これは、市内の中で町なかにある建物のうち、堅牢で、そして津波の災害発生時、すぐに垂直避難が可能な公の施設としては、この町なかには有数の施設だというふうに思っていますけれども、災害発生時における住民への安全確保への協力について、契約なり協定書のほうにしっかりと盛り込んでいく必要があるのではないかというふうに思っています。指定避難所ではないので、避難者は受け入れないよというような対応はしないとは思いますけれども、そういったことがないようにしっかりと細心の注意を払って、協定書、契約書に盛り込んでいくべきと考えますが、見解をお伺いしたいと思います。 ◎水野正昭健康部長 ただいま議員おっしゃったように、通称あいプラザですけれども、健康センターは指定避難所にはなっておりません。ただ、今回の東日本大震災のときにも、指定避難所にはなっていないものの、被災者を受け入れて、約1カ月間くらいそういった形でスタッフの方々が本当によく面倒見てくれたといいますか、そういったこともございますので、今後防災のほうなんかとも協議しながら、どういった形をとれるか検討していきたいと思います。 ○議長(阿部欽一郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第26 第208号議案指定管理者の指定について(石巻市斎場) ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第26第208号議案指定管理者の指定について(石巻市斎場)を議題といたします。本案について生活環境部長から説明を求めます。生活環境部長。 ◎小畑孝志生活環境部長 ただいま上程されました第208号議案指定管理者の指定(石巻市斎場)について御説明を申し上げます。 25ページをごらん願います。本案は、地方自治法第244条の2第6項の規定により、石巻市斎場に係る指定管理者を指定するに当たり、指定管理者に管理運営を行わせようとする公の施設の名称、所在地及び指定管理者となる団体の名称、指定期間について議決を求めようとするものでございます。 石巻斎場、雄勝斎場及び牡鹿斎場につきましては、これまで直営で管理運営してまいりましたが、民間の手法を取り入れることにより、予約の受け付けから祭事、火葬等の管理運営をより効果的、効率的に行い、かつ利用者へ質の高い安定したサービスを提供し、さらには持続可能な行財政運営を目指しました公から民への施策転換を図るため、石巻市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例第2条の規定に基づき、本施設の指定管理について本年8月から9月まで公募を行ったところでございます。 この公募に対しまして、3団体から申請があり、大学教授を初めとする委員7人による石巻市斎場指定管理者選定委員会を設置し、各団体のプレゼンテーションやヒアリングを実施するなど厳正なる審査を行ったところでございます。その結果、株式会社清月記、同和興業株式会社及び富士建設工業株式会社の3者による石巻市斎場管理グループを候補者として選定したものでございます。 指定期間につきましては、平成26年4月1日から平成31年3月31日までの5年間とするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、環境教育委員会に付託いたします。 △日程第27 第209号議案財産の無償譲渡について ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第27第209号議案財産の無償譲渡についてを議題といたします。本案について産業部長から説明を求めます。産業部長。 ◎阿部正博産業部長 ただいま上程されました第209号議案財産の無償譲渡について御説明申し上げます。 表紙番号1の26ページから28ページをごらん願います。本案は、株式会社小松製作所から本市に寄贈されたユニットハウスを宮城県漁業協同組合雄勝町雄勝湾支所水浜支部ほか13支部に無償譲渡するため、地方自治法第96条第1項第6号の規定に基づき、市議会の議決を得たく御提案申し上げるものでございます。 無償譲渡する物品は、ユニットハウス83棟で、株式会社小松製作所から雄勝地区及び荻浜地区の被災漁業者支援として、市を介して2年間無償貸与され、漁具倉庫、作業場等の代替施設として利用されてきたものであります。今回貸与期間の満了に伴い、これまで支援を受けていた漁業者及び漁業協同組合各支部から引き続き使用できるよう要望があったことから、本市が寄附を受け、漁業生産関連施設として無償譲渡しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第28 第210号議案財産の取得について ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第28第210号議案財産の取得についてを議題といたします。本案について産業部長から説明を求めます。産業部長。 ◎阿部正博産業部長 ただいま上程されました第210号議案財産の取得について御説明申し上げます。 本案は、石巻トゥモロービジネスタウンに係る事業の承継により建設されている応急仮設住宅の機能を維持するとともに、仮設住宅撤去後の企業誘致による産業の活性化及び雇用の創出を図るための用地を取得することについて、石巻市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、市議会の議決を得たく御提案申し上げるものであります。 それでは、表紙番号1の29ページから30ページをごらん願います。取得財産でありますが、石巻トゥモロービジネスタウン内の未分譲地22区画と賃貸地2区画の計24区画、26筆であります。 位置につきましては、石巻市開成地内で、議案の30ページに添付しております図面のとおりであります。 登記地目は雑種地であり、現況はほとんどの場所に応急仮設住宅が建設されており、面積は13万7,984.85平方メートルであります。 取得方法は売買であり、取得価格は1億7,840万円であります。 取得の相手方は、独立行政法人中小企業基盤整備機構、理事長、高田坦史であります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第29 第211号議案財産の無償貸付けについて ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第29第211号議案財産の無償貸付けについてを議題といたします。本案について河北総合支所長から説明を求めます。河北総合支所長。 ◎梶原敏彦河北総合支所長 ただいま上程されました第211号議案財産の無償貸付けについて御説明申し上げます。 表紙番号1の31ページをごらん願います。無償貸し付けする財産は、敷地面積340.94平方メートル、木造平家建て、建物面積130.7平方メートルで、平成元年度に建設した石巻市河北歯科診療所でございます。 本施設につきましては、公設から民間への施策転換を図る中で平成26年3月31日をもって廃止することとなりますが、現歯科医師から独力で診療所を継続し、診療を通して地域に貢献したいとの要望がありますことから、当該施設を無償で貸し付けることについて議決を得ようとするものであります。 貸付期間につきましては、平成26年4月1日から平成31年3月31日までの5年間としております。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第30 第212号議案工事請負の契約締結について(23年災泊漁港ほか1漁港災害復旧工事) △日程第31 第213号議案工事請負の契約締結について(23年災北上漁港ほか1漁港災害復旧工事) △日程第32 第214号議案工事請負の契約締結について(23年災牧ノ浜漁港ほか3漁港災害復旧工事) ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第30第212号議案工事請負の契約締結について(23年災泊漁港ほか1漁港災害復旧工事)から日程第32第214号議案工事請負の契約締結について(23年災牧ノ浜漁港ほか3漁港災害復旧工事)まで、以上3議案を一括議題といたします。本3議案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎柳田正人総務部長 ただいま一括上程されました3議案について御説明申し上げます。 本3議案につきましては、23年災泊漁港ほか1漁港災害復旧工事、23年災北上漁港ほか1漁港災害復旧工事及び23年災牧ノ浜漁港ほか3漁港災害復旧工事に係る工事請負契約を締結することについて議決を求めようとするものでございます。 初めに、表紙番号1の32ページをごらん願います。第212号議案23年災泊漁港ほか1漁港災害復旧工事についてでありますが、本工事に係る工事請負契約につきましては、先月13日、参加申請のありました1者による制限付き一般競争入札を行った結果、新東総業株式会社が20億9,944万4,400円で落札いたしましたので、同社代表取締役、新田實と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要についてでありますが、泊漁港の防波堤、護岸、物揚げ場など復旧延長1,327.4メートルの復旧工事を、また新山漁協につきましては東防波堤など復旧延長192.5平方メートルの復旧工事を施工しようとするものでございます。 次に、33ページをごらん願います。第213号議案23年災北上漁港ほか1漁港災害復旧工事についてでありますが、本工事に係る工事請負契約につきましては、先月13日、参加申請のありました1者による制限付き一般競争入札を行った結果、津田海運株式会社が14億6,099万8,080円で落札いたしましたので、同社代表取締役、津田真栄美と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要についてでありますが、北上漁港のうち相川地区につきましては、東防波堤、東護岸、マイナス2.0メートル物揚げ場、船揚げ場などの復旧延長1,102.2メートルの復旧工事を、同漁港の大室地区につきましては沖防波堤、東防波堤、東護岸、物揚げ場など復旧延長1,258.4メートルの復旧工事を施工しようとするものでございます。また、白浜漁港につきましては、防波堤、マイナス2.0メートル物揚げ場、防波護岸などの復旧延長744.0メートルの復旧工事を施工しようとするものでございます。 次に、34ページをごらん願います。第214号議案23年災牧ノ浜漁港ほか3漁港災害復旧工事についてでありますが、本工事に係る工事請負契約につきましては、先月13日、参加申請のありました1者による制限付き一般競争入札を行った結果、株式会社吉田組東北支店が6億9,249万6,000円で落札いたしましたので、同社支店長、井上洋祐と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要についてでありますが、竹ノ浜漁港につきましては、防波堤、取りつけ護岸など復旧延長178.3メートルの復旧工事を、牧ノ浜漁港につきましては防波堤、取りつけ護岸など復旧延長274.2メートルの復旧工事を、侍浜漁港につきましては防波堤、道路護岸などの復旧延長361.8メートルの復旧工事を、月浦漁港につきましては防波堤、船揚げ場などの復旧延長106.3メートルの復旧工事を施工しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本3議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本3議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本3議案は原案のとおり可決されました。 △日程第33 第215号議案工事請負の契約締結について(魚町水産加工共同排水処理施設災害復旧その2建築工事) ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第33第215号議案工事請負の契約締結について(魚町水産加工共同排水処理施設災害復旧その2建築工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎柳田正人総務部長 ただいま上程されました第215号議案魚町水産加工共同排水処理施設災害復旧その2建築工事の工事請負の契約締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の35ページをごらん願います。本案は、魚町水産加工共同排水処理施設災害復旧その2建築工事に係る工事請負契約を締結することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事に係る工事請負契約につきましては、先月13日、参加申請のありました1者による制限付き一般競争入札を行った結果、第一建設工業株式会社石巻営業所が2億2,345万2,000円で落札いたしましたので、同社営業所所長、小島斎と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、魚町水産加工共同排水処理施設の施設管理棟、鉄筋コンクリートづくり4階建て、延べ床面積776.66平方メートルの建設工事、既存施設の解体工事及び内部改修工事を施工しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第34 第216号議案工事請負の契約締結について(あけぼの北地区土地区画整理事業宅地造成(その2)工事) ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第34第216号議案工事請負の契約締結について(あけぼの北地区土地区画整理事業宅地造成(その2)工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎柳田正人総務部長 ただいま上程されました第216号議案あけぼの北地区土地区画整理事業宅地造成(その2)工事の工事請負の契約締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の36ページをごらん願います。本案は、あけぼの北地区土地区画整理事業宅地造成(その2)工事に係る工事請負契約を締結することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事に係る工事請負契約につきましては、先月13日、参加申請のありました1者による制限付き一般競争入札を行った結果、角張・狩野緑化・ヤマヨシ髙橋組特定建設工事共同企業体が9億2,556万円で落札いたしましたので、同共同企業体代表者、株式会社角張工務店、代表取締役、角張守と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、蛇田字西道下ほか1字地内において、震災により被災された市民の移転先となる住宅団地5.6ヘクタールの宅地造成工を施工するものであり、宅地造成工、区画・特殊道路工、調整池工等の築造工事一式を施工しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。31番。 ◆31番(阿部吉治議員) どうしても震災というと一言、この工期はいつからいつまでですか。 ◎柳田正人総務部長 私のほうで持っている資料でございますけれども、工期は議会で議決された日の翌日から平成28年3月31日までとなってございます。 ◆31番(阿部吉治議員) ここにも記載してありますけれども、これもっと早くならないのですか。どうも工期を決めると、延び延びとばかり工期があるような。これぐらいの埋め立てならば、40トンダンプで50台も運べばいっぱいになるのではないですか。8トンダンプだの4トンダンプで運ぶからそんなに時間がかかるのであって、もっと工期を詰める方法を考えながら、何度も言っていますけれども、一日も早く、いっときも早く、とにかく住宅が建てられて、新しい正月を迎えられるような準備をしていただきたいと思います。どうですか、この工期の短縮というのはあるのですか、ないのですか。 ◎阿部善弘復興事業部長 ただいま平成28年3月31日までということで工期を契約上定めておりますが、土地のほうの造成につきましては平成27年度の中旬には大体終わるということで、今作業を進めているというような状況です。また、保留地ということで、土地の販売、そういったものについても平成27年度の中ほどにはそういった業務のほうに入りますので、土地のほうはこの平成28年3月31日までかからないうちにでき上がるというような状況です。 ◆31番(阿部吉治議員) ありがとうございます。 それで、この埋め立てをする費用、これは復興予算から来ているのですよね。市でこれを負担するということではないですよね。ということであれば、国から土地を造成するお金が来ていますよ、一般的に見ると。それをなぜ被災者に無償ではなくて、売らなければならないのですか。ということをお答え願います。わかりますか。国から復興予算として来ているのでしょう。それで造成工事をやるのでしょう。市で費用として出していませんよね。なぜ被災者に販売して、お金を取るのですか。当然国策でございますから、無償でもいいのではないですかということなのです。 では、続けます。その売った金をどうするのですか。市の財政として蓄えるのですか。どうなのですか。残念だな、3回目だな。おわかりですか。お答えをお願いします。 ◎星雅俊復興政策部長 私からお答えします。 国からの復興交付金につきましては、用地取得とか造成工事としてもらうお金でございまして、それは個人の資産形成となるために国からもらっているお金ではございませんので、無償でお上げするということは、制度上あり得ないと思っています。 済みません、1つ漏れてしまいました。防災集団移転事業で危険区域にいた方が新市街地に行くと、そういったことで行きますが、そもそも制度上は土地を貸す、分譲すればそれは処分に当たりますので、そこに入ってくる復興交付金につきましては、基本的には国のほうに返還ということでございます。 ○議長(阿部欽一郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第35 第217号議案工事請負契約の一部を変更する契約の締結について(渡波小学校災害復旧その他工事) ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第35第217号議案工事請負契約の一部を変更する契約の締結について(渡波小学校災害復旧その他工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎柳田正人総務部長 ただいま上程されました第217号議案渡波小学校災害復旧その他工事の工事請負契約の一部を変更する契約の締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の37ページをごらん願います。本案は、当初議決を要する金額未満であった工事請負契約を一部変更することにより、契約金額が石巻市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条で規定する1億5,000万円以上となることから、今回工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事は、株式会社マルテックが請負金額1億4,841万7,500円で渡波小学校の災害復旧工事を施工しているところでございますが、契約日を基準日として設計単価の設計変更を行うとともに、工事着手後に新たな被災箇所が発見されたことなどにより、工事の追加をしようとするものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、1億1,036万5,500円の増額となり、契約金額を2億5,878万3,000円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。6番。 ◆6番(山口荘一郎議員) 1点、工期についてだけ質疑いたします。 工期は、1月15日までだったのが2月28日までということで、1カ月延びるわけです。渡波小学校の仮設の校舎から児童がここに戻ってこられる日がこれによっておくれてしまうことはないのかというところが1点、そして年度末までまだ1カ月、2月28日でも1カ月ありますから、被災した子供たちは仮設の校舎でなくて、本来の校舎で卒業式を挙げられるような体制に持ってこられるのか。その辺は、児童本人や親御さんたちがどういう思いを持っているのか、私聞いていないので、どちらのほうがニーズが高いのかわかりませんけれども、この期間の変更に伴う児童の戻ってこられる日の関係、そして卒業式の関係をお伺いしたいと思います。 ◎佐藤和夫教育委員会事務局長 まず、工期が2月28日までということで、その後備品等の準備、内部の準備整えまして、それで子供たちを戻すということになりますけれども、卒業式につきましては現時点で3月19日あたりを予定しておりまして、それには間に合うというようなことで想定してございます。 ○議長(阿部欽一郎議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第36 第218号議案工事請負契約の一部変更について(23年災給分漁港物揚場ほか災害復旧工事) △日程第37 第219号議案工事請負契約の一部変更について(23年災水浜分浜漁港水浜北防波堤ほか災害復旧工事) △日程第38 第220号議案工事請負契約の一部変更について(23年災小網倉漁港物揚場ほか災害復旧工事) ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第36第218号議案工事請負契約の一部変更について(23年災給分漁港物揚場ほか災害復旧工事)から日程第38第220号議案工事請負契約の一部変更について(23年災小網倉漁港物揚場ほか災害復旧工事)まで、以上3議案を一括議題といたします。本3議案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎柳田正人総務部長 ただいま一括上程されました3議案について御説明申し上げます。 本3議案につきましては、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 初めに、表紙番号1の38ページをごらん願います。第218号議案23年災給分漁港物揚場ほか災害復旧工事に係る工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は新東総業株式会社が請負金額3億9,993万6,600円で給分漁港及び小渕漁港の災害復旧工事を施工しているところでございますが、事業の進捗を図るため、給分漁港の護岸の復旧工事延長57.4メートルを追加するものであり、また本工事はインフレスライド対象工事であることから、本年4月1日以降の残工事を対象に物価高騰による賃金等の変動に対するインフレに関する補正を行うものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、4,158万6,300円の増額となり、契約金額を4億4,152万2,900円に変更しようとするものでございます。 次に、39ページをごらん願います。第219号議案23年災水浜分浜漁港水浜北防波堤ほか災害復旧工事に係る工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は株式会社吉田組東北支店が請負金額3億2,823万円で施工しているところでございますが、実施に当たり復旧工事箇所の背後に隣接する海岸防潮堤の復旧断面及び法線により影響を受ける漁港施設について、復旧範囲を精査した結果、物揚げ場72.2メートルを増工するものであり、またインフレスライド対象工事であることから、本年4月1日以降の残工事を対象に物価高騰による賃金等の変動に対するインフレに関する補正を行い、加えて労働者確保に関する間接費の補正を行うものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、3,676万500円の増額となり、契約金額を3億6,499万500円に変更しようとするものでございます。 次に、40ページをごらん願います。第220号議案23年災小網倉漁港物揚場ほか災害復旧工事に係る工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は株式会社吉田組東北支店が請負金額4億1,001万4,500円で施工しているところでございますが、実施に当たり復旧工事箇所の背後に隣接する海岸防潮堤の復旧断面及び法線により影響を受ける漁港施設について、復旧範囲を精査した結果、護岸工及び用地整備工の一部を減工するものであり、またインフレスライド対象工事であることから、本年4月1日以降の残工事を対象に物価高騰による賃金等の変動に対するインフレに関する補正を行うものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、3,442万8,450円の減額となり、契約金額を3億7,558万6,050円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本3議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本3議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本3議案は原案のとおり可決されました。 △日程第39 第221号議案工事請負契約の一部変更について(石巻小学校屋内運動場建設工事) △日程第40 第222号議案工事請負契約の一部変更について(湊小学校災害復旧その他工事) △日程第41 第223号議案工事請負契約の一部変更について(向陽小学校屋内運動場建設工事) △日程第42 第224号議案工事請負契約の一部変更について(万石浦小学校屋内運動場建設工事) △日程第43 第225号議案工事請負契約の一部変更について(湊中学校災害復旧その他工事) △日程第44 第226号議案工事請負契約の一部変更について(桜坂高等学校建設その他工事) ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第39第221号議案工事請負契約の一部変更について(石巻小学校屋内運動場建設工事)から日程第44第226号議案工事請負契約の一部変更について(桜坂高等学校建設その他工事)以上6議案を議題といたします。本6議案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎柳田正人総務部長 ただいま一括上程されました6議案について御説明申し上げます。 本6議案につきましては、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 初めに、表紙番号1の41ページをごらん願います。第221号議案石巻小学校屋内運動場建設工事に係る工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は遠藤興業株式会社が請負金額3億6,120万円で石巻小学校屋内運動場の建設工事を施工しているところでございますが、石巻市工事請負契約締結後における設計単価変動の運用にのっとり、当初工事請負契約締結後において契約日を基準日として設計単価の設計変更を行うとともに、基礎工事に支障となる松ぐいを撤去するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、5,836万7,400円の増額となり、契約金額を4億1,956万7,400円に変更しようとするものでございます。 次に、42ページをごらん願います。第222号議案湊小学校災害復旧その他工事に係る工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は石巻テクノ・平野組復旧・復興建設工事共同企業体、代表者、日本製紙石巻テクノ株式会社が請負金額3億867万9,000円で湊小学校の災害復旧を施工しているところでございますが、契約日を基準日として設計単価の設計変更を行うとともに、追加の地質調査や工事着手後に新たな被災箇所が発見されたことなどにより、工事の追加をしようとするものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、5,030万250円の増額となり、契約金額を3億5,897万9,250円に変更しようとするものでございます。 次に、43ページをごらん願います。第223号議案向陽小学校屋内運動場建設工事に係る工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は日本製紙石巻テクノ株式会社が請負金額4億2,422万1,000円で向陽小学校屋内運動場の建設工事を施工しているところでございますが、基礎工事において発生した汚泥等の廃棄物処分費用や周辺建物の沈下を防ぐための山どめ工等を追加するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、5,326万6,500円の増額となり、契約金額を4億7,748万7,500円に変更しようとするものでございます。 次に、44ページをごらん願います。第224号議案万石浦小学校屋内運動場建設工事に係る工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は豊和建設・仙建工業復旧・復興建設工事共同企業体、代表者、豊和建設株式会社が請負金額4億4,939万8,950円で万石浦小学校屋内運動場の建設工事を施工しているところでございますが、基礎工事に伴う廃棄物の分別、撤去、処分の工事を追加しようとするものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、2,626万7,850円の増額となり、契約金額を4億7,566万6,800円に変更しようとするものでございます。 次に、45ページをごらん願います。第225号議案湊中学校災害復旧その他工事に係る工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は久我・アルバライフ復旧・復興建設工事共同企業体、代表者、久我建設株式会社が請負金額4億1,895万円で湊中学校の災害復旧工事を施工しているところでございますが、契約日を基準日として設計単価の設計変更を行うとともに、工事着手後に新たな被災箇所が発見されたことなどにより、工事を追加しようとするものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、1億3,086万3,600円の増額となり、契約金額を5億4,981万3,600円に変更しようとするものでございます。 次に、46ページをごらん願います。第226号議案桜坂高等学校建設その他工事に係る工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は豊和建設・山大特定建設工事共同企業体、代表者、豊和建設株式会社が請負金額14億4,112万5,000円で桜坂高等学校の建設工事を施工しているところでございますが、契約日を基準日として設計単価の設計変更を行うものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、8,421万円の増額となり、契約金額を15億2,533万5,000円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本6議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本6議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本6議案は原案のとおり可決されました。 △日程第45 第227号議案物損事故の和解及び損害賠償額の決定について ○議長(阿部欽一郎議員) 次に、日程第45第227号議案物損事故の和解及び損害賠償額の決定についてを議題といたします。本案について牡鹿総合支所長から説明を求めます。牡鹿総合支所長。 ◎木村富雄牡鹿総合支所長 ただいま上程されました第227号議案物損事故の和解及び損害賠償額の決定について御説明申し上げます。 表紙番号1の47ページをごらん願います。本案は、本年8月上旬に東日本大震災により被災した石巻市牡鹿表浜センターの解体に伴い、同施設に併設されていた民間事業者所有の海水取水施設を誤って解体したものであり、国家賠償法に基づき、今回賠償金として147万円を本市が支払うことで相手方との協議が調いましたことから、その和解及び損害賠償額の決定について、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定に基づき議決を求めるものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部欽一郎議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部欽一郎議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △散会 ○議長(阿部欽一郎議員) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。明日から15日まで休会とし、16日本会議を再開いたします。なお、10日及び11日は各常任委員会を開催し、付託案件の審査をお願いいたします。本日はこれにて散会いたします。   午後3時06分散会...